扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ (長谷川光)
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プロローグ
特命捜査班


 扇矢萩子は元々決まった艦隊・鎮守府に所属せずにフリーランスで各地の鎮守府を助けて回る艦娘であった。意図的に混乱させた情報を作り、逆に混乱している情報をまとめあげて本質を見抜くことに長けている彼女は、財政難や物資不足で立ち行かなくなった鎮守府の建て直しを影から支援してきた。

 

 その原動となっていたのは違う世界で遂ぞ守りきれなかった一隻の戦艦(一人の少女)への贖罪の意味も含んでいたことを、彼女以外は知らなかったけれど。

 

 彼女は完璧だった。一切非合法と判定される操作を行わずに金脈を手に入れ、物的援助も取り付けてきていたのだ。維新以来の大財閥とのツテ、商社との交渉経験から培った金融感覚は多くの鎮守府を救うことに寄与してきた。彼女の地味な活躍は誰の目にも明確に気づかれはなかったけれど、彼女は確かに役目を果たしていた。

 

 ただ一人、過去に一度彼女と任務を共にした一人の男を除いては。

 

 その男の名は海軍大佐。大河内春樹。かつて中佐だった彼は当時まだ艦娘として活動していた扇矢萩子と手を組んで贈収賄事件を解決に導いていた。彼の海軍の健全なるを願う志高い人柄は現在の軍務局長、井上少将にも認められ海軍リベラル派の一翼を担う人物として目されている。

 そんな彼に海軍上層部は大命を下した。

「大臣官房扱いの特殊班を軍務局に設置し、その班長に就任せよ」

その班の名前こそ【特命調査班】、略称トクサだ。それは海軍内部での悪質な不正・服務違反に厳正に対処するために設置されたリベラル派による肝煎りのチームである。

 

 余りの優秀さから疎んじられ軍令部から出向させられた半沢中佐、法務局で腐っていたのを引き抜かれた巽大尉を初めとする経歴を異にする少数精鋭の班員。そして班の手綱を握る現職海軍大臣である座長の采配によって、トクサは既に数百万円(平成だと十数億円)もの不正資金の差し押さえに成功していた。

 

 そこへ更に、大河内は艦娘であった彼女(扇矢萩子)を少佐として自らの班に招いた。扇矢少佐が合流したトクサは大河内の判断の下、更なる活動を開始する。彼らの矛先は海軍が技術支援金を出している新興財閥「大東亜重工」に属する七曜研究所に向けられた。七曜研究所の内偵調査こそが彼女(扇矢萩子)の最初の任務である。

 

 扇矢少佐の入念な調査と内部からの匿名によるリーク情報の結果、表沙汰にされている以上の金額が研究費を初めとした諸費用に使われている疑いが浮上してきた。しかし、巧妙に行われている実体を掴ませない資金操作は萩子の手を持ってしても解明できず、闇資金の出所は五族犇めく魔都「上海」から供給されているとしか判明しなかった。

 

 更に、旧南洋諸島に設立された新たな鎮守府(クロギリ鎮守府)が事態に関与している可能性まで浮上する。

 大河内大佐と扇矢少佐は激動の時代へと立ち向かうのであった。

 



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本文に先だって ~用語説明~

本文に先立って

 某所で私は打ち合わせのために友人Y氏と会っていた。第二部の第二回のシナリオ作成中、ようやく鈍い私は気が付いた、いや彼から気付かされたのである。

 ーそもそもTRPGというゲームはマイナーゲームであり、その用語が多用されるこの文章は時に難解なものに陥っているという事実に!!ー

 ここではまず、TRPGとはそもそも何であるのかから説明しようと思います。TRPGの経験あるし、用語もだいたい分かるぞ!という皆さんはここをかっ飛ばして頂いても大丈夫です。


 まず「TRPG」というのはテーブル(table)を囲いながら談話形式(talk)で、ある人物を演技する(Role-Playing)遊び(Game)です。なのでTRPG(テーブルトークRPG)と呼ばれており、本来「RPG」はこの種のゲームを指す言葉でした。

 これをコンピュータ相手に1人でもプレイ可能にした物が、現在主流となっているコンピュータゲームのRPGです。(ドラクエとかテイルズとか)

 そしてこの小説はオンライン上で参加者が集まって遊んでいる様子の記録(チャットログ)を小説形式に書き直した、リプレイです。

 元々の文章がチャットログであるため、本文中では次のような書き方多用されます。

 

ケース1 (キャラの名前):「<キャラクターの台詞>」

     例)出雲:「…私は出雲、遣支艦隊の旗艦を拝命している。」

ケース2 (キャラの名前):<メタ的な視点での、キャラの演じ手(プレイヤー)の言葉>

     例)清霜:とっさだったから回避補正あるの忘れてた(

ケース3 (キャラの名前):『[キャラの台詞]』 /日本語以外の言葉で喋っていることを表現している。

     例)海鴎:『あたしは海鴎 所属は中華民国!これでいいんでしょ!』

*第六話以降から徹底されています。

 

次に、このリプレイ内で頻出する用語をあげます。

 

GM:ゲームマスターのことです。TRPGに於けるゲームのシナリオ作成から司会進行役、またゲームの審判役までを務める参加者。本リプレイでは投稿者がこの役目を務めています。

 

PL:プレイヤーのこと。TRPGのGM以外の参加者で、各自一人のキャラクターを作成してゲームに参加しています。

 

PC:プレイヤーキャラクターの略。シナリオ上でのPLの操作キャラ。第三話以降では「清霜@」の用に@マークがキャラの名前に付けられているのが目印。艦これに登場するキャラ(オリジナルの艦娘は除く)はだいたいPC。

 

NPC:ノンプレイヤーキャラクターの略。PC以外のキャラを指します。「出雲」の用に@マークが付かないのが特徴。艦これに登場する艦娘以外のキャラはだいたいNPC。

 

ダイス:サイコロの事。艦これRPGでは六面体ダイスを複数使用します。

 

セッション:TRPGの参加者が集まり、解散するまでの一回のゲームプレイをさします。つまり章のような単位

サイクル:PCが一回ずつシーンを行うことを示す単位。

シーン:PCが行動を行うシナリオでの最小単位。「判定」という行動を行うことでシーンの成功の是非を占う。

*カレンダーに於ける「月」がセッション、「週」をサイクル、「日」をシーンとすると分かりやすいか。

 

nD6(nd6とも):n個の六面体サイコロを振ることを意味する。 例えば3d6とは三個のダイスを振ることである。

>=:≧の簡略化したもので、「~以上」を意味する。

 

ダイス判定:ゲーム中で、成功するかどうか分からない出来事が起きた際にサイコロを振って、出た目の和。 若しくは出た目の結果、判定が成功したかどうかを示す場合もある。(判定については下記参照)

オンライン上での遊びなので、仮想空間上でオープンダイスを降って成功するかどうかを判断することで、その結果のこと。

「システム:」と書かれている場合もある。

 

 例)2d6>=5 ダイス判定:2d6=[3,4]=3+4=7>=5 成功 の様に書かれているがこの意味は以下の通り。

二個のさいころを振って出た目の和が5以上の場合、この行動は成功する。ダイスを振ったところ、二個のさいころの出目はそれぞれ3と4。その和は7であり5以上なので、この行為は成功したとする。

 

 

個性判定:単に判定とも呼ぶ。 PCは6×11個ある個性の中から六個まで個性を拾得することが出き、判定ではGMが指定した個性に対して拾得している個性から、GMが指定した個性までの距離を基準値5に足し算した数を目標値として、判定する。 という、TRPGに無縁の方に説明するにはやたら難しいシステム。

 

無個性判定:上記での個性を判定に使わない判定。補正として技能のレベル分を判定の達成値に+補正することが出来る。

第一部第二回「上海文化競進会」から使われている用語で、GMは <無個性判定*/技能補正:**> のようにしてプレイヤーに条件を提示している。

再判定:判定行動を再度行うこと、その際に行動力を1d6の結果分だけ減らすことが必要。(行動力については下記参照

 

これら二つの判定は次のようにリプレイでは書かれています。

 

 個性判定の例

飛龍@:恋愛で代用して……目標値9か。だがしょうがない。

ダイス判定: (2D6>=9) → 4[1,3] → 4 → 失敗

 

 

 無個性判定の例

GM:<無個性の判定です。目標値9でお願いします> 直感ボーナスつきでーす

響@:2d6+4>=9 難易度高いな

ダイス判定 : (2D6+4>=9) → 7[2,5]+4 → 11 → 成功

 

目標値:判定の際に成功の条件となる値

達成値:判定の際に、実際に二個のダイスを振って出した目の和に技能レベルなどの修正値を足したり引いたりした最終的な値。この値が目標値以上の時、「判定に成功した」としています。

 

スペシャル:2d6を振った結果6と6(六ゾロ)が出たときのことを指す。あらゆる判定が成功したとして扱われ、場面によっては行動力の回復や攻撃火力の増加などが起きる。

ファンブル:2d6を振った結果1と1(一ゾロ)が出たときのことを指す。あらゆる判定が失敗したとして扱われる。艦これRPGではアクシデント(本文中ではactなどで表記される)がランダムで発生する。

 

技能:GMのセッションに於ける独自のパラメータ。セッション毎にPCたちが獲得する経験点を支払うことで獲得することが出きる。

CQCやshoot、cookなどなど

 

行動力:PCのテンションやモチベーション、士気などを表す数値で本家艦これでのコンディション値のようなもの。

資材:燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイトの四種類で、行動力を回復したり装備開発を行ったり際に消費する。 特に行動力を回復するためにPCが消費する際には「食べる」という表現がしばしば使われる。

 

感情値:相手を思う気持ちを数値化したもので、セッション中に上昇することがある。

声援:感情値を持っている相手に対して行うことが出来る支援行為。達成値を感情値分上昇させたり、攻撃した際のダメージ算出に使うダイスの個数を感情値個増やすことが出来る。 基本的に一度しか使えないが、感情値が上昇することで再度使用することが出来る。

任務:シナリオで決められた目的。PCたちはこれを達成するために行動を行う。

 

 

最後に、このリプレイは大日本帝国憲法下の昭和日本を舞台にしています。

海軍からは井上成美や長谷川清(第一回)など、陸軍からは石原莞爾や辻政信、海外からは蒋介石などの著明人の姿や影がちらほらと登場しています。また当時の軍内部の派閥抗争や世界情勢を反映させています。

「このような事態は起こり得ない」ということがしばしば起きていますが、そこら辺も含めて楽しんでいただければと思っています。

 

 




それでは、お待たせしました。

扇矢萩子の捜査録、スタートです!


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扇矢萩子の捜査録 第一回『上海事変』
海軍少尉、山部元親


ここでは、小説形式から徐々にリプレイの形へと文章構成を変化させていきます。


 扇矢がまだ内地に居た頃、新米少尉である山部元親は連絡係として一足先に遣支艦隊司令部のある上海にやってきていた。

司令部の前までやってきた彼は、思わずその庁舎を仰ぐ。

「何故、小官なのでしょうか…」

震えた心許ない声音が喉から漏れてしまう。長方形の旅行鞄の中に納められている、正直あまり触りたくない書類のことを考えると、冷や汗が浮き上がってくる。

 彼に任された任務は遣支艦隊の司令長官、長谷川中将に特命捜査班への協力を求める座長からの文書を直に手渡すことであった。特命捜査班の存在は軍内部でも知るものは少ない。そして彼らが取り扱う情報は国家機密。そんな枢密機関である部署に、恐れ多くもハンモックナンバー中の上な自分が何を間違ってこの班に配属されてしまったのか。

(…自分は海上勤務に憧れて海軍に入ったのに)

 思わず現実逃避をしていた彼だったが、見知らぬ気配が近づくのを感じて慌てて姿勢を正した。

その僅かな後に庁舎の入り口に現れたのは、彼が指導を受けたことのある艦娘と似た顔立ちをしたショートカットの女性

??:「貴様が山部少尉か」

山部少尉@:「は、はい。お初目にかかります、遣支艦隊司令部に連絡係として参りました山部元親少尉であります。」(磐手さんに似ている…ということはやっぱり?)

*『キャラ名:「<キャラのセリフ>」』の形式

出雲:「…私は出雲、遣支艦隊の旗艦を拝命している。」

山部少尉@:「はっ、宜しくお願いいたします。」

出雲:「挨拶は結構、それより長官がお待ちだ。ぐだぐだ云わずについてこい。」

 

出雲と名乗った艦娘の後を彼は黙々と進む。

 

出雲:「ここが長官の執務室だ。くれぐれも失礼の無いように」

山部少尉@:「はっ、はいぃ」

 

及び腰になっている新人少尉を、心の底まで凍えよと云わんばかりの冷ややかな視線がさらなる追い打ちをかける。

舌打ちしそうになる気持ちを抑えながら彼女(出雲)は執務室の扉を二度ノックした。内側から「入れ」と短い返事が帰ってくると、もう一度少尉の方を振り返り、目で合図を送ると躊躇い無く開いた。

 

出雲:「長官、内地からの連絡役をお連れした。」

長谷川中将:「出迎えなどさせて申し訳なかったな、出雲。」

出雲:「いえ、構いません。」

長谷川中将:「さて…山部少尉、中央から君が来ることは聞いている。早速書類を提出してくれ。」

山部少尉@:「はっ」(鞄に入っていた黒表紙の付いた書類を取り出す)

長谷川中将:「ご苦労…」(ぱらり)

出雲:「長官、内地からは何と?」

長谷川中将:「……、佐鎮との合同演習について…そうだな、少尉。」

山部少尉@:「はっはい!」(えっ?)

出雲:「……ちっ」(戸惑いの表情を出すな)

長谷川中将:「大臣からの要請は確かに受け取った。我々も君たちに協力することを約束する。人選については追って沙汰する。いいな?」

山部少尉@:「ご協力を快諾していただき、ありがとうございます。長官のお考えが定まるまで、こちらに滞在するように…という指示なのですが…よろしいでしょうか…?」

長谷川中将:「…そうだな、出雲君 こいつを預かってやれ。」

出雲:「承知しました」

山部少尉@:「はっ、ありがとうございます」(えぇええ!?)

長谷川中将:「では、少尉。遠路はるばるご苦労、下がれ」

山部少尉@:「失礼します!」

一刻も早く、無礼をはたらく前に退散したい少尉は、長官の言葉に素直に従い退出した。

 

出雲:「…はぁ、大丈夫なのか。彼奴は」

長谷川中将:「何、あれぐらい素直なのが可愛いってことさ。」

出雲:「今はまだ問題になってはいないからな。それより用件は結局何だったんだ?」

長谷川中将:「佐鎮との演習ってのも嘘じゃないんだが…出雲、他言は無用なんだが…実はだな…」

出雲:「………なるほど、了解した。その人選に私も噛ませてくれないか?」

長谷川中将:「噛んで欲しいから話した訳だ。お前に面倒を見させるついでだ。独断で決めてくれても構わないが。」

出雲:「分かった、適当に見繕っておくとしよう。」

 

??:「あれっ?見かけない顔だけど、どうかしたの?私たちに何かご用?」

山部少尉@:「えっと、はい。小官は本日付けで内地から参上しました、山部と申します。」

清霜@:「ふーん、あっ、清霜だよ。時間あるならちょっと手伝ってよ」

山部少尉@:「小官は構わないのですが…何をするのでしょう。」

清霜@:「出雲が書類の作り方の練習をしとけって渡してきた宿題…」

山部少尉@:「書類づくりなら小官、得意な方ですよ。」

清霜@:「ホント!?やった!」

 

そこから始まる書類との攻防、清霜は早々に降参。少尉一人による怒濤の進撃によって圧倒的物量で精神力を二人からメキメキ奪っていた書類の山はいつしか全て済みの箱に移されていた。

 

清霜@:「はああぁぁ…き、消えた~」

山部少尉@:「ははは…あまり専門性のない書類ばかりでしたけど、量が酷かったですね」

清霜@:「ありがと、助かったよ。」

山部少尉@:「お役に立てたなら何よりです。」

清霜@:「そだそだ、人間の士官ってやっぱり嚮導役の艦娘()からの実習があったりするの?やっぱり鹿島からとか?」

山部少尉@:「そうですね。小官が外洋航海の実習を行った時は磐手さんに嚮導を務めて頂いたものですが…」

清霜@:「へぇー」

山部少尉@:「はい… 我々士官候補生に根気よく教授して頂いたものです。その話を上官に披露する機会があったのですが、とても懐かしそうにしていらっしゃいました。」

清霜@:「ほうほう。良い先生だったんだねー」

山部少尉@:「はい… ある意味、初めてが磐手さんなのは幸運でした」

清霜@:「何事も最初が大事、とは言うよね。うんうん」

 

出雲:「ほう… 連絡将校の山部少尉殿。これはこれはお暇そうで」

山部少尉@:「ひぃ!?」(ぞくぅ!

出雲:「なんだ、清霜。お前も暇なのか?」

清霜@:「そんなわけないよー、コミュニケーションだって立派なお仕事だよ?」

出雲:「モノは良いようだな… まぁ、好きにしろ。私に貴様らを咎める気は毛頭ない…が。少尉殿、司令から部屋に再度上がれと言付かった。 さっさと行け」

山部少尉@:「は…はいぃぃ! 失礼しましたあぁ!」脱兎

清霜@:「あらら、またねー」

出雲:「ったく、最近の海兵上がりはこれだから困るんだ」

清霜@:「???」首を傾げて、良く分からないなー、的な

出雲:「江田島で何を学んだというのかさっぱりわからん」

清霜@:「大変だねー」

出雲:「…我々は政治に不干渉を貫くからこそ、士官たちには、例え少尉であっても立派で有ってほしいものだというのに…」

清霜@:「人間だもの、しょうがないよー」

出雲:「まぁ、いい。それより清霜」

清霜@:「…ん?なぁに?」

出雲:「近々我が遣支艦隊に正規空母艦娘が配属されるらしい…貴様、対空戦闘は得意な方だったか?」

清霜@:「おおー、空母かぁ。私的には戦艦さんが来てくれた方が…えーと、うん、一応対空は出来るよ?」

出雲:「なんだその歯切れの悪い返事は」

清霜@:「だって、得意かと言われたらそうじゃないし。苦手でもないけどねー」  ぶっちゃけ装備次第(ぁ

出雲:「…正直が過ぎるぞ、貴様」

清霜@:「嘘言って皆が困ったら困るもん」

出雲:「…貴様の言葉にも一理ある。」

清霜@:「そりゃあ『こんなこともあろうかと~』とか言ってみたいけどね?まだそこまで艦隊戦慣れしてるって訳じゃないし。もー少し対空戦闘の訓練したいかなー、とは思ってる、かな」

出雲:「…成程な、ならば今からでも行おうではないか」

清霜@:「了解!のぞむところだよ!」

出雲:「では、参ろうぞ!」

清霜@:「ウェーイ!清霜、しゅっつげきー!」

 

とか何とかの売り言葉に買い言葉で対空演習が始まろうとしていたが…既に演習海域には先客がいたのであった

 

清霜@:「あれ?」

能代:「……ふぅ、今日はこんなところかな……って、清霜?あなたも訓練?」

清霜@:「そうそう、そんなところー」

出雲:「能代、貴様が先に来ていたのか」

能代:「出雲さんまで。どうかされたのですか?」

出雲:「対空演習をするという話になってな、貴様もやるか?」

能代:「なるほど。はい、私で良ければご一緒しましょう」

清霜@:「能代さんよろしくねー!」

能代:「うん、よろしく。」

出雲:「とは言え、訓練が重なるようなら断ってくれても構わないが」

能代:「ああいえ、そういうわけではありませんよ!」

出雲:「ふふ、悪いな。では、早速始めるぞ。目標、右舷前方30°敵戦爆連合8機!」

清霜@:「っとぉ!」連装機銃で対空っ

能代:「了解です…っと。」高角砲構え

清霜@:3D6 25mm連装機銃でズガガガッ

ダイス判定: → 10

*三個のダイスを振った結果、その出目の合計が10である。ということを示す。 以降同様

能代:2d6【8cm高角砲】 「準備よしっ…。どうかしら?」

ダイス判定: → 8

出雲:2d6 13mm単装機銃「てぇ!!」

ダイス判定: → 7

出雲:「…戦爆連合撃破。やはり対空戦闘はお前たちの方が得意だな」

清霜@:「わあ、私が一番っ」

能代:「ふふん、お褒めに与り光栄ね」

出雲:「私も新式の機銃が欲しいところだが…」(手元の初期に作られた機銃を撫でながら)

清霜@:「あはは…まあ、うん、装備に依存って言うのかな?してる所がない、訳じゃないと思うけどー…」

能代:「無いのですか?支給等は…」

出雲:「…私のような旧型艦は、後は沈むだけだからな。」(ぼそっ

清霜@:「そそそ、そんな事ないよー!?」

出雲:「まぁ、装備の悪質は私自身の練度で補える。故に旧式で構わない。対しての貴様ら新人なぞ装備を固めてようやく一人前なのだからな」

清霜@:「むー、否定できないなー」

能代:「耳の痛いお言葉です」冗談交じりに

 

能代:「ですが…ふふっ、そう余裕ぶっちゃってるとすぐに追いついちゃいますからね? そうよね、清霜?」あくまでも冗談めかして

清霜@:「そうだねー、やっぱり心に46cm砲を持ってれば、何とかなっちゃうよ!」

出雲:「ははは! 貴様らの今後の活躍に期待している。我ら先達が道、実力で奪って見せよ。」

能代:「ええ、望むところです。」

清霜@:「ウェイ!頑張っちゃうよー!」

 

GM:因みに、出雲のレベルは10

清霜@:強い(確信)

GM:但し、旧型艦につき…艦の能力自体は、たぶん金剛から差っ引いた能力値に成る予定

清霜@:ほむほむ

 

出雲:「…なにやら寒気がしたが…」

清霜@:「?気のせいじゃない?」

出雲:「まだ体が温まっていないということか… 悪いが、私は演習を続けさてもらうぞ」

清霜@:「無理はしないでねー」

能代:「身体に気をつけてくださいね」

出雲:「注言は聞いておこう…が、退ける。自分の身体のことは自分が一番よく分かっているからな」

清霜@:(自覚症状がない病気とかあるから、不安だなぁ)「ちょっと心配だけど、そう言うなら信じるよー」

出雲:「信用が無いな、私も」

清霜@:「信頼はしてるよ!」

能代:「あら、信用してますよ?」

能代:「心配してるだけ、よね?清霜?」おどけて

清霜@:「もちろんだよ!」

出雲:「…貴様ら、どうせなら砲戦の回避演習もしていけ。心配するな、実弾は5つに1つだ」

清霜@:「うわーん!藪蛇だった?!!」

能代:「…それ知ってます!最初に引き当てちゃうやつでしょう!?」

出雲:「何、演習用の奴と違って少しばかり爆発するだけだ」(ちゃき)

清霜@:「目!目が笑ってないよー!?」わたわた

出雲:「まぁ、演習用のやつも痛いだろうがな…」

能代:「はぁ…お付き合いしますけど。手加減してくださいね?」

出雲:「無論だ、どこぞの水雷の若鬼とは違って…な!!」 

GM:達成値7で回避判定をどうぞ! (個性なしです)

清霜@:2D6>=7 「わわわ、当たったら大変!」

ダイス判定: : (2D6>=7) → 10[4,6] → 10 → 成功

清霜@:とっさだったから回避補正あるの忘れてた(

GM:仕方ないです(笑)

能代:2d6>=7 「よっ…とぉ!?」

ダイス判定:: (2D6>=7) → 8[2,6] → 8 → 成功

出雲:「ふふふ…」

能代:「ふぅ…危ない…」

出雲:「貴様ら、そろそろ上がるぞ」

清霜@:「りょうかーい」逃げまくって息があがってる、かな

能代:「はぁ、はぁ…了解、です」

出雲:「時間があるなら私の部屋にこい。茶ぐらいは振る舞ってやる」

清霜@:「わ、わーい、うれしいなー」

能代:「あ…ありがとうございます」

 

出雲の茶会で何があったのか、それはまた機会があれば語られることだろう。

 

 

響@:少尉殿すみません、響を間違えて待合室に閉じ込めてしまったので助けていただきたいです

*注 待合室とはどどんとふの機能の一つ。

 

飛龍:響を閉じ込める(意味深

出雲:「少尉、行ってこい」

山部少尉@:「はっ、はい ただいま参ります!えっと、響… さんで、いいですよね?」

響@:「……む、ありがとう。助かったよ」

清霜@:「あ、おかえりー」

山部少尉@:「い、いえ。小官は言われた仕事をしただけですので…」

響@:「Привет。貴見のとおり、私が駆逐艦、響だ。私はあなたの指揮下に入るのかな。どうぞよろしく」

山部少尉@:「は…はい、小官は… あぁっと、特務についております山部元親と申します。小官が皆さんの指揮を執る!? そ、そんな 恐れ多いこと出来るわけないじゃないですか… 」(ぶるぶる)

響@:まぁ「艦」一隻に準ずるとしたら尉官が指揮するってのはないわな…

山部少尉@:「小官は一介の書記官でありますし… 階級的にも無理な話であります」

 

GM:因みに少尉もPCと一緒に成長…  するのかなぁ…

響@:艦娘たちは佐官待遇になるのかしら

GM:そうですね 大尉~中佐ぐらいの給料もらっていますね

響@:陸での行動時は運転手と護衛数人がついてもおかしくない身の上ってことになるのかなぁ…よーし他のPCは皆優しそうだから少尉にドンドン無茶振りしよう

山部少尉@:!?

飛龍:優……しい……?(飛龍の設定見て

GM:こ… これは新手のハラスメント!?

響@:よく見たらスッゴイ重たい設定ある!

飛龍:そこら辺の飛龍と一緒にしてもらっちゃあ困るぜ!(悪い意味で

出雲:「いい機会だな、少尉。響に鍛えて貰えばいいだろ」廊下の向こう側からやってきた。恐らく長官公室へ向かうと思われる)

山部少尉@:「え”」

出雲:「返事は?」

山部少尉@:「は、ひ…ひびきさんさへよろしければごしどうおねがいします」(かたこと)

響@:「大丈夫だよ。私のは未経験者にも優しいシベリア式だから」

飛龍:「……どうだか」

響@:「心配はいらない。すぐに泣いたり怒ったりしなくても済むようになる」

山部少尉@:「は… はい、よろしくお願いいたします!『座長、ロシア語でムリですごめんなさいってなんていうんですかぁ!!』」 (心の叫び)

響@:(素直で分かりやすい人だなぁ……)

出雲:「… まぁ、いい。私は時間がない。ではな… (響、こいつを壊すことだけはするなよ (ボソっと))」コツコツコツ

 

響@:出雲さん旗艦の貫禄あるねぇ

GM:バカみたく日露戦争から前線に立ち続けているわけじゃないって感じでしょうか(笑)

山部少尉@:「何であんなに磐手さんと違うのでしょう…」

響@:「随伴艦としては頼もしいな……」

山部少尉@:「… あの人、あれで装甲巡洋艦だそうですよ? 戦艦ではないんですよ?正直な話…あの威圧感は戦艦級だと思うんですけれど」

響@:「先の戦争の前線経験は伊達じゃないということだね」

山部少尉@:「…はい。歴戦の方で、人格も優れてはいると思うのですが… 鉄拳さえなければ」

響@:「やっぱり拳で分からせるタイプの人なのか。私も殴られないように気をつけよう……」

山部少尉@:「で、では…小官はここらへんで失礼しますね…」

響@:「……ん。偉い人のいないところでは、お互いのびのびやろう。それじゃ」

山部少尉@:「はい、お疲れ様です」

 

 

出雲:「…長官、私だ」

長谷川中将:「入れ、出雲」

出雲:「例の件の人選だが、清霜と響の二人にしようと思うのだが… どうだろうか」

長谷川中将:「お前に任せたのだから口出しする気は余りないのだが…敢えて言わせて貰おう。清霜に任せて大丈夫なのか?」

出雲:「あれぐらい行動力がある方がいいだろう。それに折角少尉と上手くやっているのだ、タッグなら不安だがチームとしてなら申し分は無いだろう。」

長谷川中将:「……ならば構わない。戦果に期待している」

出雲:「期待以上の魚を釣り上げてもいいのか?」

長谷川中将:「…その時はその時だろ、我々の勝利と彼らの勝利は同じだろうから面倒事は向こうに投げればいい」

 

 

 

長官室の窓下(そうか)に見えるのはシャンリクの訓練風景と、日本人租界地での日本人たちの賑わい。

そして、大勢の中国の人々。

「如何に歪だろうとも、我々の守るべきものはこれだ。」

そう噛みしめるように呟かれた長官の言葉に、出雲は頷いて。




19CG年6月下旬
捜査を開始しようとする上海では、奇しくも一騒動が起ころうとしていた。
西洋の陰影と東洋の陽光が歪に交錯する上海で生み出される闇
それに遣支艦隊と特命捜査班はどの様に対処するのか。
それは幕を開けるまで作者でさえ知らなかった。

全ては上海を縦横に駆け巡るPCたちが決めること。

今回登場するPC(主人公)たちを紹介しよう。

一人は、憧憬の先を歩む小戦艦

一人は、抜け目なきアイドル探偵

一人は、平行世界を記憶する不死鳥

一人は、今を守る理想に燃える者

一人は、心に深い傷を負った龍


いざ、開幕せん。
魔都と呼ばれし上海を舞台に奔走した五人によって綴られた冒険譚(セッション)を!

****

扇矢萩子の捜査録「上海事変」
参加人数:5名
締め切り:某日まで
サイクル数:変則1サイクル
開催場所:某鯖第一〇室
pass : detective
<ストーリー>
海軍省には特殊な班が存在する。その名は「特命捜査班」。
海軍内部での悪質な不正・服務違反に厳正に対処するために設置されたチームである。
「特命捜査班」に籍を置くこととなった扇矢萩子に下された最初の命令は、海軍が技術支援金を出している研究機関の内偵調査であった。
入念な調査の結果、表沙汰にされている以上の金額が研究費を初めとした費用に使われている疑いを扇矢は発見した。しかし、巧妙に隠された闇資金の出所は五族犇めく魔都「上海」から獲得しているとしか判明しない。
鉄底海峡に設立されているクロギリ鎮守府がグルになっている可能性まで浮上する中、扇矢は遣支艦隊に応援を要請するのであった。


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プロローグ 鎮守府フェイズ前篇 ~世界設定~

GM:点呼開始!
清霜@:準備完了!
那珂@:準備完了!
響@:準備完了!
野分@:準備完了!
飛龍@:準備完了!
全員の準備完了しました!
GM:ほむほむ「世界滅びろぉぉ」と念じていたのですが… 滅びなかったのでセッションを開始します。
*この*欄ではGMの心の声、また補足事項や、果てはどうでもいい事が飛び交う予定です。

GM:扇矢萩子の捜査録 第一回「上海事変」始めさせていただきます。皆さん、宜しくお願いします!
一同:よろしくお願いしますー!
GM:では… このセッションは二つの地域から物語が始まるので、先に自己紹介をお願いしますね
響@:経験点順?
飛龍@:えっ
野分@:どうぞどうぞ
GM:そうですね… 今のイニシアチブ表上からとかでしょうかね
*このとき表は、飛龍ちゃん→清霜ちゃん→那珂ちゃん→響ちゃん→野分ちゃんの順を示していた
飛龍@:ほいほい了解っと
「……航空母艦、飛龍よ。改二? ……えぇ、一応ね。一応、対空装備はそろえてるから航空戦はできるけど期待しないで。……するだけ、無駄だから。……あんまり近寄らないで。どうせ、私は……いや、何でもない」
……というわけで以上。心相当えぐられてます(汗
*TRPG部で行われた他卓さんでの影響です
清霜@:あはは…
GM:わ… ワーォ。ある意味、物語のキーになりそうな女の子 ということで うん
響@:やさぐれてる女の子、かわいい
那珂@:(鉢巻かぁ、アイドルの応援隊みたい)とかアホなこと考えてます
清霜@:んと、次は私かな
GM:ですね、清霜ちゃん どうぞ
清霜@:
「夕雲型駆逐艦の末っ子、清霜だよ!え?戦艦?うーん…まあ、憧れてはいるけれど…大丈夫!!なんたって、清霜は心に46cm砲を装備してるからね!…っと、カンペカンペ。」
 「えーっと、レギュレーションで経験点を400点貰ってレベル3、戦術は独断専行と虎視眈々。フリー長所の自由奔放を弱点化して名誉点を+1点してる、ってさ 一体何の事だろうね?……あ、そうそう、すごく個人的な話だけど、固有アビリティで【旗艦の栄誉】あたりを取ろうかな、って思ってるよー 改めて、よろしくね!」
と、以上ですー、よろしくお願いしますー!
GM:「心に46cm砲」の名言ですでに物語に出てきていた清霜ちゃんがまま参戦。宜しくお願いします。 では、次は那っ珂ちゃ~ん!
那珂@:「はーい、川内型3番艦の那珂ちゃんが3番目に登場だよー!これって運命感じるよね!やっぱ那珂ちゃんはアイドルになるために生まれてきたんだなぁ、うんうん。あっ、アイドル活動以外に戦闘もちゃんとやるよ!歌って踊れて戦えるアイドル、プロ意識高いのが那珂ちゃんなのです。」
 「っていうか飛龍さんトップバッターなんておいしい位置なのに暗すぎるよー!清霜ちゃんが立て直したからいいけど、ライブ本番だったらお客さん下げ下げで帰っちゃうよ!!そもそもプロ意識とか(以下略)…ぷんぷん!」 とまくし立ててウインクして終わります
野分@:「四水戦 殴り込み上等 那珂命」とか書いてあった横断幕を持ち上げて那珂さんを応援する野分
那珂@:「野分ちゃんいつもありがとー!キャハッ☆」
飛龍@:なんだここ……w
GM:え… えっとですね ありがとうございました?艦隊のアイドル参戦によりセッションの行方は複雑怪奇な予感!
那珂@:「えー、アンコールとかないのー?」
野分@:「えっ、あっはい!あんこーる!あんこーる!」
清霜@:なんだこれ(白目
GM:ひ… ひえ~
飛龍@:「……やってらんない」
響@:少尉が胃痛で倒れる未来が見える
少尉@:響ちゃん!お願いします!  那珂ちゃんとのわっちはちょっと静かに!
響@:「……Привет、特Ⅲ型駆逐艦、響だ。心にはいつもウォッカの瓶を装備している。……というのは冗談として、ひょんなことから33号電探を装備している。脅威度の高い目標には1人で突っ込める。この“不死鳥”が艦隊の盾を張るからには安心して欲しい。護衛は任せてくれ、と…こんなことろかな。みんな、どうぞよろしく」
那珂@:「よろしくねー。護衛かぁ…つまりバックダンサーだね!」
GM:あれ… 思ったほど赤くないんですね… ってだから那珂ちゃん!(泣き)
那珂@:えへへ、と舌を出して自分の位置に戻ります
GM:ウォッカに魂を売る三秒前… 不死鳥の通り名を持つ駆逐艦、響ちゃんですね
響@:他の子の面子があまりに濃いので赤い設定はギャグ仕様になった。よろしくお願いしまする
那珂@:駆逐艦が良心な時点で嫌な予感しかしない
GM:本当にお願いします(笑) さて… 最後に成りましたが… 野分ちゃん!自己紹介お願いします
野分@:「陽炎型駆逐艦、野分。参上しました。野分は至って普通の駆逐艦なんですが、守りたい人のためならどんなことであっても逃げないつもりでいる、です。えっ?那珂さんがまたそんなことあんなことを押し付けてきた?うぅっ…まだまだ、大丈夫、です!こんな頼りのない駆逐艦ですが、これからは一緒に頑張りましょ!」
那珂@:「んもぅ、野分ちゃんも固すぎるよー。可愛いんだから那珂ちゃんみたいにフレンドリーに行ったほうが絶対良いのにぃ…」
野分@:「はぁ…具体的にどうでしょう?」メモを取り出して
那珂@:「そうだねぇ、まずは笑顔かな!」
野分@:「笑顔か…分かりました、笑顔でいきましょ!」爽やか笑顔
飛龍@:「……うるさい。少し静かにしてて」
GM:え~っとね、ほら 皆さん仲良く! それから那珂ちゃん そういうのは後で!
飛龍@:とにかくやめてくれ、飛龍に負担かかるから(滝汗
*PCとPLが一致しない人格なのはよくあること。大抵ダイス神がPCのキャラの性格を大きく左右するためでもある。
那珂@:「女の子にとって大事なことだと思うんだけどなぁ…」とぼやきつつも引っ込みます
清霜@:導入すら始まっていないのにこのRPである…
GM:あ… あははは
野分@:ちゃちゃっと進めましょうか
那珂@:巻きで行こうって奴だね☆
清霜@:ちょっと巻きって、TRPG部の巻きじゃないよ!?
*巻く(TRPG部)≒伸ばす。 詳しくはTRPG部wiki aの用語集を参考!
GM:艦隊の常識人 一転那珂ちゃんの付き人。駆逐艦野分ちゃんの参戦です! さて一応、GMはシステムアナウンス的な部分しか触らないつもりなのですが、私の分身も一応ご挨拶をば
少尉@:「はっ、自分は山部元親と申します。提督ではなく一介の少尉ではあります…が、皆さんのサポートを精一杯させて頂きます。任務の間お世話になります」(敬礼)
清霜@:「よろしくねー」
響@:「……ん。よろしく、少尉殿」
那珂@:「なるほど…つまりADさん兼プロデューサーだね!」と勝手にうんうん頷いています
野分@:「よろしくおねがいします、司令」
飛龍@:「……」
少尉@:「(… 司令… って呼ばれた 感激であります)」
野分@:しれぃ!(笑)

GM:では、面々の顔合わせがおわりましたが… 皆さん、同じ場所に居る訳ではアリマセン!
那珂@:な、なんだってー
清霜@:な、なんだってー!?(AA略
野分@:(つまり直接脳内に…!)
飛龍@:な、なんだってー
*電波系なアレである
GM:滅茶苦茶デース((笑))
那珂@:(ファミチキください)
飛龍@:(ローソン行ってこい)
*セッションが行われたのはローソンでは阿賀野型四姉妹がプリントされたクリアファイルが殆ど売れつくされた頃。しかし、比叡は探さなくてもそこそこ残っているぐらいの日頃でした。

響@:各人の現在位置はマップそのままでいいのかな
GM:はい、我々現場にいる人間にはわかるのですが 目の前には東シナ海を中心としたマップが置かれています。
清霜@:今話題の東シナ海ですなぁ
*東には日本の九州・中央には東シナ海と朝鮮半島・西には中国大陸が表示されていた。
GM;そして、此処から合流してもらうまでが、ある意味GMが確実に顛末を知っているシナリオストーリです! 
清霜@:うぇーい
GM:この後の展開は知りません(いや、本当にどうなるのかな~)
*事実、GMが予想できていたのはそこまでであった件について。
響@:まかせろ。艦娘と深海棲艦がいればシナリオになる
那珂@:ん?ということは、那珂ちゃんは野分と飛龍にしか自己紹介してない感じ?それとも自己紹介は合流してからした感じ?
GM:今の状況はまだ上海組と佐世保組はお互い知りませんね
清霜@:ほむー
GM:合流後の自己紹介がこんな感じだった~って感じでしょうか
那珂@:あ、合流後設定なのね。良かった
GM:(同じ作業を二度もしたくないというのがある意味本音だったり)
野分@:わかりました 那珂@:まそ 清霜@:あはは…
GM:ではでは、上海組に焦点を与える前に状況説明的な前振りから
響@&清霜@:はーい
GM:前振りが終わったら上海組スタートです!




*****

 深海棲艦の発生により列強各国の海軍力を制限してきた二つの軍縮条約は加盟国による会議にて全会一致で放棄された。

条約を放棄したものの列強は互いへの協調路線を歩みながらも対深海棲艦の戦いを遂行することになる。

 しかし世界を赤く塗りつぶそうとするソ連を中心とするコミンテルン勢力と、国際社会の覇者たらんとするドイツ・イタリア枢軸勢力の台頭に国際社会は有効な手を打てないでいた。

 先の大戦以来、人類の国家同士での戦争に対して厭戦的な国民感情がある英・仏は独・伊とソ連の勢いに対して軍事的解決に持ち込める状況になかった。米国もまた過剰な孤立主義に戻り、両海岸とハワイ周辺で深海棲艦への防備を固めるのみで欧州事情に関わろうとする気配すら見せない。

 そんな世界状況の中、朝鮮半島・満州国、中国の何カ所かに点在する租界地、そして南洋の国連委任統治領を支配する大日本帝国の官僚と海軍は列強諸国と足並みを揃え、対深海棲艦戦を遂行していた。

 しかし陸軍中堅層では「列強がアジアに残した植民地を自ら占領し、軍需物資と新たな領土を獲得すべし」という思想が発生。その思想が陸軍全体に蔓延するまでさほど時間は必要なかった。

 だが、実際問題として欧米が残した植民地の守備部隊は深海棲艦の進行に対して踏みとどまり、また十分にその植民地支配を実行しているため空白地を占領するのと同義でない。

 そのため陸軍は英・仏と反目する枢軸勢力の雄、技術大国のドイツと同盟を組むことで英米仏をアジアから駆逐し、帝国単独での太平洋支配の実現を目論み始める。

 陸軍の考えに対して、さらなる兵器消費によって巨利が得られると算盤を叩いた新興財閥は陸軍に全面賛同を表明。

 日本神国論を盛り上げ、国民を全面戦争に駆り立てるマスメディアでは「帝国こそが深海棲艦(うごめ)く太平洋の解放者たらしむべきであり、枢軸国として欧米の卑劣なる支配化にあるアジア諸国家を解放し、大東亜共栄圏を創設すべし」というスローガンを一面に踊らせる始末。

 これに対して、深海棲艦を駆逐することにかかる費用、それに対するリターン、欧米諸国から確実にくるだろう反発などの点から枢軸国との同盟意義の根底から反対する海軍は締結を阻止せんと省部一体となって奮闘。

 しかし、それでも陸軍に共鳴する一部の若手将校にとって「枢軸国に参加」する事は魅力的であるのか、上層部へ反抗する兆しさえある。

 

まさに帝国にとって内憂外患の状況下で、本セッションは開始されるのだった。

 

 




響@:うわぁ……史実の戦前より尚ひどい感じ……
清霜@:色々とややこしくなってますのう。海軍としては陸軍の提案に反対である。
野分@:このスパロボ的な内ゲバ感
響@:響にオープニングで「万国の労働者よ!」とか言わせないでよかった(真顔)
少尉@:ちょっとだけソ連と仲は良いですよ(汗)一応、ドイツの仲介なしでも、手段と利益の提示さえできれば同盟組める程度に
飛龍@:ちょっとだけかいな(驚愕
清霜@:まあ、隣国とちょっと仲がいいのは良い事じゃないかな
響@:そうだな満州と租界を維持しつつロシアとも仲良く出来てるなら戦争する必要はないな。問題は現場である中国だ……
GM:にやり


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プロローグ 鎮守府フェイズ中篇 ~別任務へ~

[上海、遣支艦隊司令部 19CG年 6月26日]

少尉が座長から託されていた手紙、それは遣支艦隊長官である長谷川中将に当てた佐世保鎮守府と遣支艦隊の保有する艦隊による東シナ海での軍事演習を行うように指示する公式文章であった。

遣支艦隊は軽巡洋艦能代を旗艦にした水雷戦隊と空母龍驤を基幹とする遣支艦隊第一航空戦隊を用意している。上海に配属されている響、清霜の二人もまた能代の指揮下でこの演習に参加することが伝えられていた

 

響@:「……ふむふむ。佐世保の艦隊と演習か」

清霜@:「へー、面白そうだねー」

GM:しかし… 演習前日 二人は出雲から私室に来るように指示されたのであった…

響@:楽しみにしてられる状況じゃない予感……!

清霜@:HAHAHA

響@:じゃー出雲さんの私室に清霜ちゃんと2人で向かうところからでいいのかしら

GM:おねがいしますね

清霜@:「えーっと、清霜、ええと、出所?出頭?なんか違うか、ともかく清霜です」部屋のドアをノックノック

出雲:「入れ」

響@:「面倒事でなければいいが……。失礼します」

清霜@:「失礼しまーす!」ぱたぱた

GM:するとですね、中には出雲以外にも二人います。二人とも面識ある人物で、それぞれ山部少尉と遣支艦隊長官の二人です。

出雲:「清霜、部屋に入る時はもう少し丁寧にしろ」

清霜@:「え、あ、うん。ごめんなさい…」しょぼーん

響@:能代さんはいない?

少尉@:同じ部屋には居ません

響@:これは脂汗だな……

別所の野分@:「もう演習する必要がないからさ」ズバーン!

響@:(どう見ても面倒事の空気だ……!)

長谷川長官:「そこまで落ち込む必要もあるまい… なぁ少尉?」

少尉@:「は…どうでしょう…」

出雲:「こほん… 清霜、響。貴様らは演習から外れろ」

清霜@:「え?どーして?…ですか?」

響@:「…………」清霜が訊いてくれたので黙っている

出雲:「…今回の演習はな、上海に滞在している各国の武官連中も観戦することになっている。ある意味、世界から認められる機会を捨てろと言っていることは、私も承知している…が。貴様ら列強連中が東シナ海に目を向けて喜ぶ奴は分かるか?」

清霜@:「??????」首をかしげております

響@:「本来、私たちの砲は東シナ海域よりも大陸を睨むもの……ということ…租界や満州で動きがあるのか?」

出雲:「そういうことだ、響。中国の連中が我らの頭上を勝手に飛び回って久しいが…同時に、嘆かわしいが日本租界地で不鮮明なカネが動いている。イタリア、イギリス、アメリカ、フランスの旧連合軍租界地の動きも怪しい。」

清霜@:「ええと…そのせいで、演習を見せる訳にはいかなくなった、ってこと?」

長谷川長官:「いいや、むしろ撒き餌だ」

清霜@:「あれ?そうなの?」

長谷川長官:「あぁ、そこな少尉が上海に来たのも一足先に現地入りすることが目的なのだからな」

少尉:(びく)

長谷川長官:「軍事演習は予定通り行う… だが、足元もおろそかにしないのが海軍の方針だ」

響@:「私や清霜は常駐戦力として上海に留まる、と」

出雲:「端的に言えばそうなる」

長谷川長官:「今回、諸君へ与える任務は決して華々しいものではない。だが、堅く命じる。少尉の所属する班の手伝いをしてやってくれ」

清霜@:「……な、なるほどなー」理解してない

響@:「その言い方だと、『何事もないことを祈る仕事』以外にも役割が」

長谷川長官:「…そうだな」

出雲:「クロギリ鎮守府から、ここ上海に輸送船団が到着するまであと二日だな」(ぼそ)

響@:「輸送船団。演習の翌日に?」

清霜@:「わわ、大変そうだ」

長谷川長官:「演習はほぼ一週間かけて完了する。どうも、中央は空母機動部隊の威力の実証を行う心づもりもあるらしい」

響@:「幾分か戦力が出払っている上、さらに庇護下に船団を抱えることになるのか」

長谷川長官:「あぁ…船団の件については問題ない。輸送船団には勿論護衛が付いてくる。連絡によると、駆逐艦雪風・浜風・初霜の三名が護衛としてついているらしい」

響@:エリートだ!

清霜@:わーお

響@:「……ふむ。その面子なら心配は無用かな」

清霜@:「わー、すごいなぁ…」

長谷川長官:「指揮官も将来有望な冨塚中佐が取っていると、南木提督から聞いている。俺は東シナ海に行くが… 留守中は出雲と共に頼んだぞ、響 清霜」

響@:「Да。響、任務了解しました」

清霜@:「りょうかーい!」

少尉@:「清霜さん、響さん。小官の良く知る方と一緒に仕事ができるのは嬉しく思います。今回はご協力お願いします」

響@:「……ん。正直、不慣れな話だけど少尉の手伝いなら頑張るよ。よろしく」

清霜@:「大丈夫!心に46cm砲を持っているなら何事も上手くいくって!よろしくねー!」

少尉@:「はっ、はい!」

GM:という感じで、二人は上海残留が決定したのであった。ごめんなさい、お待たせしました… 佐世保組、ここからスタートです!

野分@:あいよ 飛龍@:ほーい

[佐世保鎮守府、中央庁舎]

 

GM:ところ変わって佐世保鎮守府。鎮守府庁舎では那珂ちゃんがほぼ連日ライブを開いているかおs… ごほんごほん

野分@:ここではバックダンサーを務めていたかな…

飛龍@:なんで乗るん!?

野分@:このウェーブに乗るしか無いじゃない!

飛龍@:おうがんばれ(ひでぇ

GM:やはり、佐世保鎮守府でも遣支艦隊との演習の話が艦娘同士の間でも会話の種になっていた。そして、やはり演習の前日に三人の軍関係者が佐世保鎮守府に現れる。

 

大佐:「久しぶりだな、佐世保に来るのは」

女性:「…なんだか、戻って来たなという感じがします」

少将:「ふむ。全く違う景色に見えるのかと考えていたのだが… やはり、感情は計算できないものだな…」

 

響@:お、萩子さん登場

*タイトルから出てますので、PLの皆さんもその存在を知っている。

清霜@:おおー

野分@:ところで艦娘にとって萩子さんは普通の人間に見えるですか?それとも面識ありますか?

少尉@:う~ん皆さんとは知り合ってないと思います

野分@:ただのエロい姉さんですか

響@:「矢矧ちゃん何でそんなエロいスーツ着てるの?」とはならない訳だな

*立ち絵がスーツを着こなしたOL風の姿だったため。

少尉@:一応、やはぎっぽい?とか思う人もいるかもしれない

野分@:そういうことですか、わかりました

響@:「は、はじめまして萩子さん……」(矢矧さんだー?!)というリアクションも可ということか。史実じゃ響は坊ノ岬直前に矢矧の旗下にいたことあるから、艦娘としての面識はある方向で空気を読んでいこう。

 

 

艦娘としての制服でもなく、軍服姿の女性の話は直ぐに鎮守府中に広まった。

男二人は長官室へ、女性はとある艦娘に割り当てられた部屋へと士官に案内されながら向かうのであった。

 

少尉A:「こちらが、少佐殿のお探しの方の部屋です。では、自分はこれで」

女性:「案内、ありがとう。…さて、どうしようかしら」

GM:部屋のネームプレートには 「飛龍」の文字が

女性:「失礼するわ、飛龍さんはいるかしら?」

飛龍@:「……いるけど、誰?」

女性:「…そうね、 欲しい才能は手に入れられなかった女、とでも言おうかしら」

飛龍@:「……」

 

響@:おいィ仕事の都合でエロい格好してるだけかと思ったら萩子さん重い設定がある予感?!

 

女性:「飛龍さん、単刀直入に言わせてもらえば私の目的は貴女を上海まで連れて行くこと。」

飛龍@:「……」

女性:「貴女が、どれほど傷ついているのかは知らないわ。 けれどね、自分の存在証明はしたくないかしら」

飛龍@:「……別に興味ない」

女性:「…そう、強情なのね」

飛龍@:「……」

女性:「はいそうですか、と頷いてくれるとも思っていなかったのだけれど…」

 

飛龍@:ずっとだんまりだけどちゃんと話は聞いてるからね(汗

響@:無口ロールって難しいのよね

野分@:身体言語をすればいい!

 

女性:「…はあぁ、…飛龍さん。貴女は明日からの東シナ海で行われる軍事演習で機動部隊の旗艦を任されていたわよね」(少しすまなさそうに)

飛龍@:「……なんでそれを」

女性:「その大任は、遣支艦隊から参加する空母龍驤が引き継ぎます」

飛龍@:「……そう」

女性:「えぇ、翔鶴さんの嚮導役もしばらくは彼女が代打となってくれるそうです」

飛龍@:「……それで?」

女性:「貴女の所属は一時的に佐世保鎮守府から軍務局直属のとなるわ」

飛龍@:「……どういうことよ、一体」

女性:「聞いているわよ、貴女は任務に忠実な艦娘だってことは」

飛龍@:「……」

女性:「なら、貴女のなけなしの名誉を守るためにも私とともに来てくれるわよね?」

飛龍@:「…………普段の私だったら、行ってたかもしれない。けど……」

女性:「…何かしら?」

飛龍@:「……もう自信がない。私が行っただけで……ただ、居るだけの存在になる。……だから、今回も……」

女性:「知っているかしら、古代ギリシャの医者はこんなことを言ったのよ。『経験は裏切られるためにある』と」

飛龍@:「……」

女性:「貴女には、まだ私たちの目的は明かせない、けれどこれだけは言えるわ。 貴女が、大陸に嵐を呼ぶの」

飛龍@:「目的……ね」

女性→扇矢少佐:「名乗ってなかったわね。私は軍務局内でも機密扱いになっているセクション、特命捜査班に所属する少佐。扇矢萩子よ。」

飛龍@:「……そんな特命捜査班が、私に……?」

扇矢萩子:「私と一緒に来てもらえるかしら、飛龍さん」

飛龍@:「………分かった。……期待は、できるだけ応えるけど」

扇矢萩子:「そう、なら私たちの護衛が最初の任務よ。簡単でしょ?」

飛龍@:「……了解よ」

扇矢萩子:「なら、長官室に来てもらえるかしら。挨拶しないといけないだろうから」

飛龍@:「……ええ」

扇矢萩子:「私は先に行っているわ。すぐに来て」

 

 




扇矢少佐の靴音が遠ざかっていく。
そして静寂が場を暫くの間支配したが、それはかちゃりという金属の擦れる音によって崩されるのであった。



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プロローグ 鎮守府フェイズ後篇 ~上海へ~

GM:ここまでのダイジェスト!
上海に何か事件起きそう っということで上海待機の清霜・響ペア。
一方、佐世保鎮守府にやってきた萩子は飛龍ちゃんを部屋から叩きだすことに成功という感じでした
那珂@:叩きだすというか焚きつけるというか…w
GM:ふふふ、では残りのお二人 那珂ちゃんとのわっちの導入からスタートです!



*************

GM:一方の水雷戦隊の旗艦を担う軽巡洋艦那珂、そして彼女の指揮下に佐世保第一航空戦隊から移籍してきた野分。二人は佐世保鎮守府の長官、塩沢中将に呼び出された。

それは三人組の軍関係者が鎮守府にたどり着くほんの数分前のことだった。

那珂@:「うーん、私たち二人に急な呼び出し…なんだろうね」

野分@:「そうですね…でも那珂さんと私のことですから、きっと大丈夫と思います!」

那珂@:「うん、私たち二人ならなんとかなるよね!根拠のない自信はアイドルの特権! あ、もしかしてもうすぐ偉い人達が来るって言ってたから出迎え役とかかな!那珂ちゃんと野分ちゃん可愛いし!」

野分@:「そう、ですか…でも接待役なんで艦隊的にどうなんでしょう…」

那珂@:「ま、まぁ那珂ちゃんの予想だから実際は違うかもだし…とにかく行ってみよ!」…と、呼び出しに応じます

野分@:那珂の後に付いてきた野分、これからの経験にして那珂の笑顔と裏腹に不安な予感が増えてきた

 

引きこもりの飛龍:(本気で飛龍の負担がマッハとなるな……w)

 

野分@:「そうですね…行ってまいりましょ!」

GM:では出すね、鎮守府の二階に長官公室へどうぞ

那珂@:では早速そこにのわっちと向かいます。そしてドアを(本人的にはアイドルっぽく)ノック

塩沢長官:「入りなさい」

那珂@:「失礼します、那珂ちゃんと野分ちゃん、ただいま参りました」

野分@:「野分、ただいま参りました!」

塩沢長官:「……ふむ、二人を呼んだのは他でもない。」

 

那珂@:養命酒のCMに抜擢されるも、もっと若者向けのドリンクとかが良かったと思う那珂ちゃんが幻視

上海の清霜:www

上海の響:諸君には上海で養命酒のPRをしてもらう……

上海の少尉:長官の実家が大儲かりしそう(笑

上海の清霜:そんな事しとる場合かーっ!とか言われそう

那珂@:飲んどる場合かー! [養命酒(中速修復材)]

上海の清霜:(養命酒を)飲んどる場合かー!

 

塩沢長官:「軽巡那珂君、駆逐艦野分君。二人は明日の演習には参加せずに別任務に就いて欲しいのだよ」

野分@:ここまで演習のための練習を発揮する舞台がなくして心なしかちょっとしょんぼりした野分

那珂@:「別の任務ですか…。もしかして、もうすぐ到着されるお偉方と何か関係あったり…?」若干ワクワクしながら身を乗り出します

 

GM:どうせなら出そっと (養命酒)

上海の清霜:出すのかw

引きこもりの飛龍:出すんかいw

GM:イエス!

上海の響:アダ名へのリアクションを部下に求めていくスタイル

 

塩沢長官:「うん、でも建前は空母飛龍の護衛としてだけどね」そこで琥珀色の液体が入ったガラスのコップをくいっと飲む

 

野分:(ここは…那珂さんがつっこむ番ですね、出番を取っちゃいけない)

那珂:正直キャラ的に那珂ちゃんってボケだからちょっと辛い

 

那珂@:「飛龍ちゃ、さんと…」

野分@:「空母の護衛でありますか」突然重任が任されて目がキラキラしていた

塩沢長官:「あくまで建前だ。上海に向けて、大臣やら山本やらが作った調査班を送り込むことになった。二人にはこの班に随行、上海で起こるあらゆる事態に備えて欲しい。」

野分@:「しかも上海に行くのですか!」

那珂@:「那珂ちゃん上海デビュー編ですね!」

塩沢長官:「あぁ、そうだ。今回の演習自体、彼らへの支援で計画されたのだが… このことは口外するなよ、一応軍機なんだからな」

那珂@:「はーい、那珂ちゃんお口チャックしまーす」

野分@:「はい!」

那珂@:「それはそうと長官、まだお昼なのにお酒飲んじゃって…」

塩沢長官:「むっ… 酒では、無いと自分は思うんだが…」(実は養命酒)

野分@:「明らかにお酒と思うですけど…」(養命酒だから)

 

上海の清霜:唐突に飲酒をぶっこむスタイル

野分:さすが那珂さん、そこがしびれるあこがれるぅ!!

 

那珂@:「まぁ、長官ならご自制されてると信じてますけどねー。どうせ酔うなら那珂ちゃんの煌きに酔う方が健全ですよ!(ドヤァ」

野分@:「えっ」

那珂@:「えっ」

野分@:「な、那珂さん、ここはつっこみどころなんですか!?」

中尉B:「失礼します、軍務局長井上少将と同局の大河内大佐をご案内しました!」

那珂@:カオスすぎんよー

野分@:謎です

塩沢長官:「…(目配せ)」

那珂@:「……!で、では那珂ちゃんはこの辺で失礼しますね。また来週ー!」

軍務局長:「失礼する…ほぉ、那珂君か。久しいな。」

那珂@:「あっ…はい、そのぉ、ご無沙汰しております…」

大佐:「失礼します」

上海の響:ペースを乱されてタジタジになる那珂ちゃんかわいい……

軍務局長:「…こっちに着任してからというもの、戦闘訓練よりも踊りにかまけていた…なんてことはないよな?」

那珂@:「そそそそんな訳ないじゃないですか!バリバリやってますよバリバリ!神通姉さんもたじたじな勢いで…」

野分@:「えっと、こほん、軍務局長どの、那珂さんと私はこれから任務ですので…」

軍務局長:「あぁ、なるほど。長官、彼女たちがですかね」

塩沢長官:「今、説明をしていたところだ。」

那珂@:「ふぇ?あ、もしかして局長も…」

軍務局長:「あぁ、今回の件は自分が責任者だな」

那珂@:「な、なんと…」(これ失敗できないパティーンのお仕事だよ!那珂ちゃんピンチかも)

野分@:「(だいじょうぶですよ!たぶん、だいじょうぶ!)」

軍務局長:「いつもは大河内君が精緻に進めてくれるから、自分が噛む必要がなかったという意味だぞ」(那珂の何かを裏で考えている様子に一言)

野分@:「ということは、今回はもしかしていつもの状況と違うからでしょうか…」

女性:「失礼します…(ごにょごにょごよ)」

上海の響:飛龍さん説得完了の耳打ちか

大佐:「(よし)…長官 予定通りに事は進めさせていただきます。呉々もよろしくお願いします」

 

那珂@:これ、萩ちゃんが説得する前から飛龍達を出すって話は決まってた感じなんですね。飛龍が断ってたらいきなり頓挫やな…

GM:その時はシナリオ変えてますよ (笑

上海の清霜:HAHAHA

 

塩沢長官:「そうか…そうか。那珂君、野分君 くれぐれもしくじらないようにな」(と云いながら那珂ちゃんに握手を求めます

那珂@:「アッハイ」(カチコチになりつつもアイドルのサガで笑顔で握手に応じてしまう

塩沢長官:(握りこんだ紙をそっと渡して、何事もなかったよう野分にも手を

 

那珂:メモ…?養命酒2本買って来い…?

上海の響:規定量1日20mlの養命酒を2本もだと……

 

野分@:「はい、からなず任務を完遂させます!」

那珂@:(………?) 怪訝な顔を一瞬しつつもメモを手袋の中に隠します

塩沢長官:「諸君の働きに期待する。私と井上君は少し話があるから下がっていなさい」

那珂@:「はーい!那珂ちゃん現場行ってきまーす」

野分@:「はい」

那珂@:部屋を出た後、人気のない所で野分とメモを確認します

GM:ではですね 塩沢『海軍省の寝業師、扇矢萩子にだけは気を許すな。それが長官としての助言だ。』 と書いてあります

那珂@:「扇矢萩子ってあのピルイーター大佐に耳打ちしてた女の人だよね」

野分@:「扇矢萩子さん…さっきの女性なんですね」

那珂@:「寝業師ってなんだろ、寝相悪いのかな…」

野分@:「それは寝違いだと思います。とにかく…扇矢さんのことは、もう少し用心したほうがいいですね?」

 

上海の響:寝業師やはぎん……ゴクリ……!

GM:うん、そっち系の意味の蔑称もこみこみ

上海の響:那珂ちゃん純情乙女で笑う

上海の清霜:ふむ、寝業師は裏工作が得意な人、という意味もあるそうで

GM:表はそっちですね。

 

GM:では、そのメモを見ている二人の下に先ほど長官公室にいた大佐と女性が近づいてきます。

那珂@:足音に反応してメモを握りつぶして隠します

大河内大佐:「…私は大河内春樹。特命捜査班の班長を任されている。今回はよろしく頼む」

那珂@:「よろしくお願いします☆」と笑顔で応じます

野分@:「野分です、今回はよろしくお願いします」

扇矢萩子:「私は扇矢萩子、少佐の位階をもらっているわ。二人の協力、頼みにしてるわよ」

那珂@:「よろしくお願いします☆」

野分@:「よろしくお願いします!」

 

GM:

この後、飛龍を含めた面々で会議をした後、直ぐに旧型巡洋艦「吉野号」で少佐と大佐は東シナ海を一直線に上海に向けて移動。

飛龍ちゃん、那珂ちゃん、野分ちゃんはこの船の護衛をこなしながら、道中何事もなく上海:港に到着します。

一方の佐世保・上海のそれぞれの艦隊ですが、佐世保を出港する翔鶴が旗艦の艦隊は朝鮮半島の鎮海を、上海を出港した龍驤と能代を中核にした艦隊は青島(チンタオ)を経由して関東州旅順港で合流。そこから舵を一転させて南下、東シナ海の離島を拠点とする地上型棲姫に対する攻撃を想定した軍事演習を行う予定です。

 

そして、上海に駐在していた響、清霜は少尉の案内で上海からの五人に合流するのでした。

清霜@:「わーい」

響@:「利欲と策謀の渦巻く魔都上海へようこそ。歓迎する」

野分@:「ここが、上海…!」

清霜@:「えっと、なんかすごい上海へよーこそー!」

那珂@:「対照的な子達だねぇ。ユニット組ませたら面白いかも!」

飛龍@:「……」

 

那珂@:ピルイーター、やはぎん、この5人の計7人PTか

少尉@:小官もいます!

那珂@:あ、いたの?(酷

少尉@:いました(泣)

響@:上海じゃ出雲と少尉も同行だね

GM:出雲さんは上海基地に留まりますよ~

 

飛龍@:さて、旗艦はどうしようかなぁ!

清霜@:んー、旗艦の栄誉は今回はいらないけど旗艦はやりたい。経験点で追いつく為にも欲しいかな。

那珂@:那珂ちゃん、やりたがりそうだけど旗艦にならないほうがポジション的に美味しいので他の人がやってくれた方が動きやすいかも

響@:キャリアを考えると旗艦は飛龍さんが順当だけど……メタ的に言うなら経験点は前借り組に融通してあげたかったり

那珂@:「那珂ちゃんはアイドル的にはセンターだけど、戦闘だとバックアップ向きだからね!」

響@:響ですが旗艦は他に譲ります……他薦なら唯一の大型艦ということで飛龍さんに一票

那珂@:那珂ちゃんは誰かが言い出さなかったら自分がやろうと思ってます

少尉@:うずうず

清霜@:うずうず(固有)

飛龍@:あえて手を挙げてやろうかなとは思ってる。誰かがいるならそっちでもええけど

清霜@:んーまあ、飛龍さんがやりたいならお譲りするの。経験点取って強くなってほしい+自信持って!的な意味合いも込めて

飛龍@:さて、野分っちはどうするのかなぁ!(他人に振る)

野分@:那珂さんがやるなら那珂さんと思うが、そうじゃないだと飛龍さんがいいと思う

 

響@:旗艦については、飛龍さんのキャラ付けが突き放す系だから、旗艦にすると強制的に周りと関わり持てていいはず

清霜@:ただし胃に穴が開く可能性

那珂@:那珂ちゃんは仕事はちゃんとするから…多分

飛龍@:なってもならなくても現在進行形で(変な意味で)負担かかってます

響@:那珂ちゃん旗艦でもみんなを強引に巻き込んでいけるから上手く回りそうだね

飛龍@:せやね

清霜@:まあその辺は旗艦になった人が頑張ればOKではないかと

那珂@:旗艦だと存分にぼけられないので…(小声

清霜@:(旗艦でも平然とボケに走る私

響@:形としては、長官や出雲の一声で任ぜられた形になるのかな

那珂@:やはぎんが直々に説得しにいったのもあるしねぇ

扇矢萩子:「ふふふ…」 (含み笑い)

飛龍@:……自分で言い出してなんだが、いいのけ?(旗艦

 

飛龍以外のPC一同:ええんやで

飛龍@:しょうがないなぁ……じゃあやります!

那珂@:どうぞどうぞ

飛龍@:やったね飛龍! さらに負担がかかるよ!(無情

扇矢萩子:「よろしく頼むわね、旗艦さん」

那珂@:「センターは譲らないけど、旗艦はお任せしちゃうよ!」

清霜@:「よろしくねー!」

響@:「よろしく。頼りにしてるよ」

野分@:「しっかり飛龍さんをサポート、護衛します!」

飛龍@:「……わかったわ。できるだけ……やってみせる」(実は改二になってるけど、旗艦経験はこれが初めてだったりする

那珂@:「できる分だけでいいんだよー。でないと那珂ちゃんの出番減っちゃうじゃん!」

清霜@:「大丈夫大丈夫、心に46cm砲を装備すれば何事も大丈夫だって。あ、空母だから…震電とか?」

出雲:「…烈風の改造機が強いと聞くがな」

清霜@:「良いの!ロマンだから!って、あっそうだ!この艦隊の名前って決まってる?」

*震電は未完成に終わった旧海軍の戦闘機

那珂@:「ユニット名は大事だよ!お客様のハートをわしづかみにしなくちゃ!」

野分@:「敵を鷲掴みにして…撃破するのです!」

出雲:「…あっても記録には残らないだろうがな。」

清霜@:「記録より記憶に残りたいかな」

那珂@:「おっ清霜ちゃんそのフレーズいいね!新曲の歌詞にいいかも…メモメモ」

出雲:「夢は見るな、成果が全てだ。少なくとも、私はそれを信じる」

清霜@:「夢はね、見るものじゃないんだよ、叶えるものなんだよ?」

 

那珂@:「那珂ちゃんは人に夢を見せるのが夢なんだよー」

清霜@:「出雲さんもね、見た夢があるなら、それを叶える為に突き進むべきじゃないかなーって、私は思うよ」

野分@:「清霜は…かっこいいですね、私も見習うよ」

出雲:「夢か、沈まぬ艦でありたいとは思うのだがな」(苦笑)

清霜@:「不沈艦!」

響@:「ふっ、安々と沈ませはしないさ」

出雲:「金剛め… あの魔改造は反則だろうよ。 なぁ…」

清霜@:「大丈夫大丈夫!出雲さんも心に46cm砲を持っていれば、絶対に沈まないから!」

出雲:「戦場を支配するのは運だ、私が今ここにいるのも運ゆえ」

清霜@:「運も実力のうち、だよー」

出雲:「必勝を期するはいいことだ、しかしな。勝つことを当然としないことだ」

清霜@:「負けを素直に認める事も大事、って事かな…」

響@:「無理して立ち続けるよりも、上手に転んだほうが傷が少なかったりするものさ」

清霜@:「うーん…大変だけれど、きっと大丈夫だよ」

那珂@:(皆難しい話してるなぁ…サインの練習でもしてよ)

清霜@:「心の46cm砲があれば、強い心があれば、負けのその先にある未来に行けるって!」

飛龍@:(いろんな意味で不安なお前らが言うなw)

 

清霜:HAHAHA

野分@:(今のうちに舞風や皆にどんなおみやげにするか考えよう)

清霜@:「…あ!それでね。艦隊の名前だけどさ、風雲上海組とかどう?どう?」

響@:「風雲……なるほど。いいんじゃないか」

那珂@:「ふーうんしゃんはいぐみ、かぁ…うん、いいかも!」

出雲:「私からは何もいう気はない。そもそも諸君の任務に私は力をかしても公にはかかわっていないことになっている」

那珂@:「海上で戦ってる私たちを表してる良い名前なんじゃないかなっ」

出雲:「お前たちの好きにすればいい」

清霜@:「えへへー」

 

GM:えっと、艦隊名決定しましたので鎮守府フェイズはここで切らせてもらいます

那珂@:はーい

 

 



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1サイクル目前篇 ~上海捜索開始~

[シーンプレイヤー飛龍:お茶の時間]

飛龍@:自分からかな

清霜@:行動力順だとそうなるね

那珂@:行動力順かねぇ

少尉@:それにしても空母で12って高いよなぁ…

飛龍@:一応レベル5やしね

 

飛龍@:こいつだ。ドロー!

システム:『任務・茶』

ETMT

システム: 任務イベント表(8) → 資源の再利用:《マジメ/性格5》で判定。(建造弐p138)

少尉@:… おう

飛龍@:お茶っぱの再利用かな(名推理

少尉@:な… 何に使うんですか それ

飛龍@:知らん(割とガチで

清霜@:それ出涸らしちゃうんかと(

那珂@:お茶っ葉とか珈琲は三角コーンとかゴミ箱に入れておくと防臭や殺菌になる

飛龍@:じゃあそいつにしてしまおうか

清霜@:ほう

飛龍@:サクサク行こうぜ。ポテチ感覚でなぁ!

那珂@:ワイ、コンソメ味で

飛龍:TRPG部史上すっごい早く判定もらうからね(

 

飛龍@:「……あれ…そういえば……」(作戦室にて今さっき使ったポットに目をむけて 判定よろ(早すぎる

響@:なんという神速

那珂@:思い…出した!

少尉@:は… はい!

GM:飛龍ちゃんは出がらしを見て何かを思い出すのか?衛生で判定お願いします

那珂@:「うーん、美味しいお茶だねぇ」

飛龍@:恋愛で代用して……目標値9か。だがしょうがない。

システム: (2D6>=9) → 4[1,3] → 4 → 失敗

 

この後振り直し判定からの再判定で飛龍は再度失敗する。

そして、二回目の振り直し判定と三回目の思い出しチャレンジを行うが…

 

飛龍@:何やってんの(白目)

*三回目も失敗してしまった為に。

飛龍@:あー……もういいや。やめた。もうやめる。振るのはやめて失敗にする

GM:わ… わかりました

那珂@:那珂ちゃんの固有使いますね、1d6振って飛龍を回復します。思い出せなかった飛龍を笑顔で励ます那珂ちゃん

 

 

ポットを前に数秒停止していた飛龍が気になった那珂は声を掛けてみた。

「飛龍ちゃんどうしたの?」

「…別に、なにもない」

飛龍の、少しいつも以上に尖った声音と、表情に那珂は一歩足を踏み入れる。

「うーん、飛龍ちゃん。何か諦めちゃったみたいな顔してるけど何かあったの?」

「…何も、ない。ほっといて」

つれない返事ばかりを返す飛龍は部屋から立ち去ろうとする。

「う、うん…でも…あれ?お茶の出涸らし?」

「……」

「あれっ?これって何かに使えたんだよね、確か……あれぇ?」

思わず自分が思いだそうとしたことを言われるとは思わなかった飛龍は足を止めて、独り言のようにつぶやく。「……知らないわね」

「えっと、何に使えるんだっけ?えっとぉ…」

飛龍:「……」

那珂@:「まぁ。思い出せないなら仕方ないか、うんうん。それより美味しかったからお代わりしよ!」

 

******

那珂@:1d6

システム : (1D6) → 5

飛龍@:全快かよ (二度の再判定での消費行動力が実は計5点)

 

飛龍@:……というわけでハイ失敗。(というか逆にイラっとして減ってそうなんですが>行動力  で、失敗したんで……鋼材没収かな

那珂@:「思い出せないなら仕方ないよ、うんうん。それより美味しかったからお代わりしよ!」的な感じで回復したんじゃないかと妄想

******

 

少尉@:「た、大佐!こ、鋼材が全部なくなりました!」(悲鳴)

*このイベントの失敗効果が鋼材5を消費、そして鎮守府を新たに作ったというデータ管理下に於いて、これは全損効果を意味する。

那珂@:これにはさすがの大佐もラムネガリガリですわ

大河内大佐:「(がりっがりっ…)」

響@:「艦隊行動の初動経費だ。仕方がない」

 

[シーンプレイヤー那珂:英国領事館にて]

飛龍@:次は那珂ちゃんかな?

少尉@:軽巡ですからね

那珂@:よし、那珂ちゃんのターン!

システム:『任務・共同租界地』

那珂@:ふむ。租界ってのは外人の駐留地みたいなところでしたかな

少尉@:そうですね…

響@:私たちの今いるここが、上海共同租界の日本人居留区(虹口地区)……であってたっけ?

少尉@:はい、そうですね。

那珂@:共同ってのは複数の国で管理的な意味合いなのかな

少尉@:日本を始めとした列強が中国に持っている自国の領土。正確に言えばただ借りしているのですが。またの名を不法占拠とも云ったりします。

清霜@:ひぇぇ

少尉@:そうですね オレンジの人型を参照してください

*英・米・仏・伊共同租界地警備隊 を表すマーカーとしてオレンジの人型を置いていました。

説明文:租界地に存在する各国の総領事館を各々警備している。米軍2800人、英国軍2600人、仏軍2050人、伊軍770人とそれぞれ配備されてる。

 

飛龍@:……ところで振らなくていいのけ>イベント表

GM:…そですね

那珂@:せやった

システム: 任務イベント表(7) → 緊急空輸:提督が選んだ(キーワード)に対応した指定個性で判定。思いつかない場合は《航空戦/戦闘4》で判定。(建造弐p138)

GM:あぁ… 難しいなぁ (シチュエーションが)

那珂@:空輸かー

清霜@:空輸かぁ

少尉@:那珂ちゃん的に、仲良くしたい国はありますか?

那珂@:うーん、那珂ちゃん的には特にないんですよね。GMが動かしやすい国があればそれでいいですよ

少尉@:うーん ではドイツorイギリス なら?

那珂@:イギリスかなぁ(なんとなく

GM:(… ほっとしたようなほっとしてないような)

*実はシナリオ開始前にはアメリカ・フランス・イタリアの各ルートも用意していた。

那珂@:???「デース!」

響@:なんかカネの動きっぽいシーンだな

GM:出雲さんもイギリス生まれなんですけれどね。

清霜@:ほむ

GM:ではイギリスの上海領事館から頼まれたという設定… なのかな

響@:英国の居留区が物資援助を要請してきたなら応えてやるのは外交上の利になるかも

那珂@:そうか、共同租界地だからどこから頼まれても一応おかしくはないのか…

少尉@:むしろ日本は今のところ引け目しかない(国連脱退 満州国建国)

那珂@:割と世界の鼻つまみ者に近い

響@:結局、満州国が建国されているということは第一次事変後かつ第二次事変前ってことでいいのよね。あくまで史実に当てはめて考えた場合、だけれど……

GM:あくまでも19CG年です (笑)

那珂@:この世界だと深海棲艦の存在があるからまだマシなのかね…

清霜@:深海棲艦が暴れてるからなぁ…マシ、といえばマシなのでしょうけれど、それでもヤバい

那珂@:ともかく、背景的に後ろ暗い日本が英国から頼み事をされた、と。イギリス「鋼材下さい」だったら詰むけど。

GM:イギリスから物資の援助を依頼されて領事館に届けにいくみたいな状況でどうでしょう

那珂@:いいんじゃないでしょうか。那珂ちゃんが代表で届けに行くって感じでしょうか?

GM:ですです

野分@:雲の上の約束、つまり空輸なんだ!

那珂@:では那珂ちゃん、租界地を通って領事館に向かいます

「ほえー…いろんな人がいるなぁ。外国のアイドルとかも一回見てみたい…っと今はお仕事に集中集中」と、目移りしつつも領事館に到着します。

英国領事:「ようこそ、東洋の艦娘さん。このたびはご足労ありがとうございます」

那珂@:「いえいえ、このくらいお安い御用です☆ 困った時は助け合いの精神ですよ」

英国領事:「そうですね、その精神をこれからも持っていきたいものですね」

那珂@:「……はい、そうでなければ、深海棲艦とは渡り合えませんしね」

英国領事:「ユーラシア大陸を挟み込むように浮かぶ海洋国家、それに使えるもの同士、これから先もうまく付き合って生きたいものです…が」

那珂@:「が…?」

英国領事:「…ファシズムの流れに飲み込まれているような気がしましてね」(にこぉ)

那珂@:「えっとぉ…」

英国領事:「英仏は、日本のドイツとの同盟締結に危機感を持っています 責任ある方にお話くださるとありがたいものです。」

響@:いま上海に駐留している海軍のお偉方は条約派だ、那珂ちゃん安心したまへ 

*(大河内大佐や出雲のバックである遣支艦隊長官)

那珂@:「ご意見、しっかりと拝聴しました。那珂ty…は責任をもって上司に伝えておきますね。」

野分:このエゲレス人艦娘の前に何を言ってんだ

那珂@「とはいえ、今回の物資補給のように仲良くやっていきたいという考えがしっかりあることも覚えておいてくださいね☆」(責任を持つのは「直属の上司に伝える」オンリーだけどね)

英国領事:「あなたに聞かせるような話ではないとは分かっているのですが…フランス領事がうるさくて、意見を申し上げる機会がなかったのですよ」にこにこ

響:まーたフランスか(ビキビキ)

清霜:フランスェ

*ご存じの通り英仏は尋常無く仲が悪い。

那珂@:「いえいえ、立場もあるでしょうし、お察しします」(ニコニコ」

英国領事:「今なき日英同盟のよき時代を思い返したいものですね」

 

GM:情報11:英仏両国は、日本の三国同盟締結への動きに対して自重を求める。また外交折衝で、両国は力を合わせて解決に当たることになっている。

飛龍@:……ところで判定どうするの

那珂@:物資輸送自体は成功してるっぽいから、情報収集とか相手に与えた印象とかそっちかな?

少尉@:英国領事への印象でしょうか

那珂@:丁寧、でどうかな

GM:分かりました 丁寧でお願いします

那珂@:では芸能で代用します。基本7にかぶり補正で目標値8

 

ここで那珂ちゃんは判定を一度やり直し、見事成功させる。

 

響@:グッド!

飛龍@:おぉ

少尉@:セーフ!

那珂@:せふせふ

GM:では、領事からお土産がもらえるようです

那珂@:(わくわく)

少尉@:アイテム表(itt)ふっちゃってくださいな

那珂@:はーい itt

システム: アイテム表(6) → 思い出の品(P241)

響@:切り札きた

少尉@:…何の形だろう…

那珂@:ティーセットとかかな

清霜@:おー

那珂@:あの辺はお茶のイメージですね

響@:当時の上海:は五族ひしめくアジア最大の都だから何でもあるぞ

*五族:つまりたくさんの人種が居るということ。

少尉@:西洋と東洋の入り混じるハイブリッドな空間

那珂@:シルクロード感

 

英国領事:「私たちの古くなったものですけれど、よかったらお持ち帰りください」

那珂@:「とってもおしゃれですね、ありがとうございます!」(アンティークっていうのかな?帰りに紅茶でも買って皆で飲もうっと)

英国領事:「いえいえ、気に入っていただけたなら幸いです。」

那珂@:こんな感じで〆かな?

GM:ですかね…

 

響@:とりあえず英仏は日本の枢軸寄りな動きに対しては明確に敵対すると

那珂@:イギリスからの情報でしたが、フランスもか…

GM:そんな感じですね。東洋でこれ以上面倒ごと起こさないでっていうのが本音でしょうが。

那珂@:うーん、となると今回の件には絡んでないのかな…

GM:後で、自由行動の際にもう一度訪れたら… 新しい情報 得られる かも

那珂@:ほぅほぅ

響@:む、そうか自由行動として宣言すれば聞き込みを行うことができるのか

GM:できますよ

那珂@:今回で言えば那珂ちゃん以外はできたのか

GM:そうでもしないとシーンではきつ過ぎる… て、自由行動とシーンの関係を参照…

那珂@:ほいほい(読み中

野分@:つまり…宣言すればいいかな!

GM:YES

野分@:SENGEN!

清霜@:がんばれ!

GM:やりたいことを言ってもらえれば 大丈夫です

野分@:では 街歩き お土産屋回るついでに街での聞き込み

GM:了解しました …では、町に出てきた野分ちゃんですね。

 

[Free Rol1:Don't make girls cry]

野分@:「これは可愛い…あっでも嵐が受けそうにないよね」おみやげを選んでいた野分 (聴きこみはもはやついでのついでに)

??:「あれ…は」

野分@:声の方向に振り向く

浜風:「野分さん…ですよね?自分は浜風といいます。クロギリ海域から輸送船団の護衛で来ました。…今日はオフなので、どうせなら繁華街を回ろうかと思いまして」

野分@:「浜風…さんですね、あなたもおみやげを買いに来たんですか」

浜風:「はい、上海に来てない娘に買ってあげようと思いまして…」

 

****

別所にて

那珂@:同じ銀髪なのに胸囲の格差社会

野分@:言ってやるなよ…

響@:いつも浜風ちゃんの発言の後に(ぶるんっ)を脳内補完しています

飛龍@:おまえらな……w

野分@:おい、お前も人事じゃないぞ

*飛龍も十分にきょぬー

響@:そういえば響も銀髪だったな……

*何故かもの悲しげに

 

****

 

野分@:「ふふ…私も同じです」小さく微笑んで

那珂@:ふふ…私も同じです(胸は違いますけど)

浜風:「本当は来たくなかったんですけれど… 来てしまったものは仕方がないので、楽しんでます」 (苦笑

野分@:「ちなみに、浜風さんこれからの予定は?」

浜風:「えっ… そうですね 少しなら、時間はありますけれど…」

野分@:「そうですか、うん…じゃあせっかくですからそこの店にお茶でもしようか?浜風のこともっと聞きたいです」

浜風:「… はい、それぐらいの時間は何とかして見せます」(ぎゅっ)

野分@:「浜風ってしっかり者なんですね、ふふ…じゃあ行こうか」浜風の手をつないで茶店に入った

GM:浜風は少しすまなさそうな表情をしていますよ

野分@:「どうしたのですか?もしかして輸送護衛艦隊の皆さんを気にしていたですか?」そんな浜風を心配して聞いてみた

浜風:「は…はは。少し悩み事があってですね…」

野分@:「そうですか…もしよかったら、私に聞かせてもらいますか?」

浜風:「すみません… そのですね。私たちの指揮官は、南木提督という、老いてまだ前線におたちになる方なのですが…ここのところ、一部の業務を冨塚という中佐に任せているようになったんです。」

野分@:「ふむふむ」

浜風:「中佐は…その、有能な方で… 南木提督が安心してお休みを取れる程に万能タイプの将校で…私としては、南木提督あってのクロギリ鎮守府なので、きちんと休息を取って頂けている事には感謝しているんです。富塚中佐に」

野分@:「しかし…何かが気になっているですか?」

浜風:「はい…ですが、私たちの分掌する業務が明らかに南木提督がおやりになられていた量よりも多くなっていて…」

野分@:「これは、おかしいですね」

浜風:「正直、休む暇がないんです……ある意味中佐がいるから、南木提督はお休みすることができるとは分かっていますし…その分には、私も奉公する気ではいますけれど…本当に…ごめんなさい、愚痴ばかりの話で…」

野分@:「いえいえ、私に話してくれてほんとうに嬉しいよ!だけど……その増えた業務ですけど…中佐には何かの説明をしていますか?」

浜風:「…そうですね、クロギリ海域は内地から離れているのだから、いざというときは近辺の資材を使えるようにしなければならない…その為の周辺の海域での深海棲艦の掃討と海上護衛部隊の設立は急務だ…と。中佐の理論は正しいですし、南木提督のチェックも入っていますから文句は言えないんです。」

 

浜風:「ただ… 中佐、来月には大佐に昇格することが内定しているんです。つまり、もう南木提督の指示を仰がなくても、彼自身の判断で私たちを動かす権限を手に入れられるようになるんです。今でこそ…南木提督のために、皆でがんばっているのに… それが、中佐のためになんて…私、これ以上は…」(ぐす)

野分@:「大丈夫」そんな浜風を慰めよう指でその涙を拭いとって

浜風:「…ごめんなさい、初対面なのに…」

野分@:「きっと、大丈夫です。浜風たちはもうしばらく南木提督の帰還を待ってればいい、きっと…浜風たちの心意気が報われる、です」

浜風:「ありがとうございます… ほんとにありがとう…」

那珂@:隣のおっさんA(キマシタワー)

響@:カフェの給仕さん(タマリマセンワー)

野分@:「さ、おみやげを選んで帰りましょ、きっといいおみやげを持ち帰れますよ!」となって、終りますか

浜風:「そう…ですね はい!」

 

響:のわっちのジゴロオーラ

野分:「ち、違うです!私は舞風へのおみやげを買う途中で、『たまたま』浜風とあったのです!」

響:偶然を装って言葉巧みに浜風をカフェに引き込むのわっち……

清霜:女たらしの女…あれ? 

 

GM:情報を投下しておきます

 情報4:クロギリ鎮守府からの船団の護衛艦隊責任者は富塚中佐であり、彼は来月には大佐に昇格することが内定している。

 情報16:富塚は南木提督から重宝されている。要港の資金のやりくりも任されているらしい。

 情報18:「南木提督が不在の間、冨塚中佐が鎮守府の業務を遂行しているが以前よりも仕事量が多くなっている」

 

GM:です…そして、浜風が現れたこととは、どうも輸送船団が上海に入港している模様

那珂@:聞き込み先かな

清霜@:かなー

響@:冨塚中佐がボスだとしたら輸送船団は敵の本拠地だね

 

響:犯人にしろそうでないにしろ冨塚中佐の行動は裏を取る必要がありそう?

清霜:ですねぇ、怪しい

那珂:現時点で可能性がある、ってだけでも怪しいしね

響:輸送船団の積み荷も注意しなきゃ……いつ出港するんだろう

 




GM:それにしてもなんだか、やりすぎた感が…(浜風のリアクション)
*実は、ここからGMの予測していないシナリオが本格的にスタートしたのでした。
清霜:ちと長くなってしまいましたの
響:のわっち、女泣かせ
那珂:よし、この中佐コロコロしよう。もうこいつ犯人でいいじゃろ☆
GM:おいいぃぃぃ!
清霜:ハズれてたら悲惨な事になるぞw
那珂:外れても浜風は救われる、それでいいんや。(割とガチで情報足りなかったらこいつコロコロでいいかなーと5割くらい思ってる)
響:女の子を助けずしてどうする、のわっち!
清霜:w
GM:あぁ…なんだか冨塚中佐が無罪でも死体で発見されそうな気がする。
響:罪状[浜風を泣かせた]
清霜:有罪(ギルティ)
野分:有罪
飛龍:有罪
那珂:有罪
*GM心の声:うん、これは死刑確定ですわ…… 富塚中佐と接触するイベントは取り消しですね。


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1サイクル中編 ~少女は地獄の夢を見るか~

[シーンプレイヤー野分:守るべきもの]

野分@:適度にドロー

ダイス判定 任務「事件は鎮守府で起きているんじゃない!」

飛龍@:oh

清霜@:やっぱ任務被るかーw

野分@:etmt

システム: 任務イベント表(6) → 現場の融通:《人脈/背景2》で判定。(建造弐p138)

少尉@:現場だ!

野分@:事件は現場で起きてるんだ!

響@:いいイベントだな

野分@:して、どんな事件が起きてるんだ

GM:うーん、ではそうですね。 少し前まで五日置きに遣支艦隊本部の上空を国民軍の飛行機が低空飛行をしていたのですが、ここのところなくなっていました。それが久しぶりにやって来た という事件はどうでしょう

野分@:ほうほう。わかりました

 

 

 長官公室の副官席にて書類決裁を行っていた出雲の元に陸戦隊の隊長がやってきたのは正午を大きく過ぎたころだった。

陸戦隊隊長:「国民軍の航空機が飛来してきます!航路を変えず直進した場合、本部上空を通過する見込みです。」

出雲:「…久しぶりだな、対処はどうなっている?」

陸戦隊隊長:「はっ、長谷川長官の残されていった指示通り専守防衛を厳命しています!」

出雲:「ご苦労… こちらからは機銃の一発も打ち上げるな。」

陸戦隊隊長:「は、心得ています。」

 

本部を守る機銃・火砲の元に兵士たちが訓練通りに配置されていくのを、出雲は長官公室に設けられた窓から見下ろす。

本部にたった今帰ってきた野分が玄関の前で何があったのかと兵たちの姿に目を凝らしているのが目についた。どこかで買い物をした帰りなのか、手には紙袋を持っている。土産物を買いに行きたいと野分が云っていたのを聞いていた出雲は、恐らく佐世保くんだりの友人の為に買ってきたのだろうと見当をつけた。

執務の

玄関口に楽な姿で現れた出雲に、野分は本部の外側と内側の温度差を感じずにはいられなかった。

出雲:「野分…少しいいか?」

野分@:「はい、何でしょう?」

手招きをされた野分がついていった先は出雲の私室であった。

広めの角部屋のため窓が二方向に設けられ、そのため室内は明るい。シンプルに纏められた家具がどこか、要らないものは持たぬという彼女の武人らしさを表しているようだ。

野分が出雲の後ろから部屋に入り、部屋の戸を閉じた時。がちゃりと普段なら部屋に響きわたる金属の擦れ合う音は、遠くから聞こえるレシプロ機特有の爆音によって上書きされた。

 しかし、応戦するための銃声は一発として起こらない。ただエンジンの爆音が屋根の上から本部に威圧を書けるように轟く。

出雲:「我々の手で守るものは何か…と聞かれたらどう答える?」 

飛び去っていく飛行機を見ながら、出雲は静かに野分に問いかけた。

出雲の唐突な質問に、野分は少し考えたが、質問の答えを返す。

野分@:「…我々の手で守るべきもの、それは『今』と、考えています。」

出雲:「…そうか、『今』 あるものをといったところか…」

窓から小高い丘陵と、その上を突っ切っていく航空機を眺めながら出雲はゆっくりと答える。

野分@:「はい、過去は変えられない、未来は知るすべがない。」

そんな出雲の背に、野分は自分の考えをはっきりと並べていく。

野分@「野分は一人の陽炎型駆逐艦としていったい何ができるかと考えると…『今』であるものを守る力しか持ち合わせていないからです。」

出雲:「身の程を弁えた、一つの正解だな。」

野分@:「一つの正解…ですか」

出雲の返答に半ば困惑し、半ば不満に思う野分は問い返す。

野分@:「僭越ですが、出雲さんは…どう考えますか?」

その言葉に出雲は苦笑した。

出雲:「何かで耳にしたが『真実は一つしかない』というのに同じだ。結局、我々のイデオロギーが一つに纏まることなどないだろう。過去も、現在も、未来も」

素直に答える必要も無いだろうと、用意していた捻くれた言葉を返したが、やはり野分は納得していないのだろう。無言ながらも、我が背に突き刺さる視線から感じ取っていた。

 

小さく、また出雲は苦笑した。

 

出雲:「野分、貴様、国民軍の砲艦艦娘を知っているか?」

野分@:「国民軍の艦娘ですか…野分はここに来てまだ時間が浅いから知りませんでした。その子がどうしたのですか?」

まぁ、そうだろう。心の中で小さく呟きながら出雲は引き出しの中から小さな地図を取り出すと、印をペンで書き入れた。

出雲:「…貴様ら、現場を見て来い。『今』この上海:がどうなっているのか。」

野分がメモを見ると、この本部からそれほど遠くないところに丸が打ってある。

野分@:「わかりました、会いに行きます!」

出雲:「貴様らの捜査の役に立てろ 以上だ」

野分は敬礼して出雲の部屋を出た。

そして、後に他の艦娘たちと共に現場に向かった。

 

***

このシーンの判定は真面目で行われた。

野分は真面目を発見するも弱点で拾得、しかし既に任務の三被り目であるためアクシデント表込みで、真面目による判定を行った

野分@:act

システム: アクシデント表(3) → えーん。大失態。このキャラクターに対して【感情値】を持っているキャラクター全員の声援欄にチェックが入る。

野分@:傷が浅い

清霜@:グワーッ

那珂@:那珂ちゃんだけかな…ん、清霜もか

清霜@:んや、那珂ちゃんだけだね(グワーッ言いたかっただけ

響@:ま、まだじゃ……きっと交流イベントや遊びイベントが残ってるんじゃ……

*真実は読み進めれば明らかになります!(笑)

 

一投目は失敗、振り直し判定で野分は1d6で 6を引き当ててしまう。

しかし、続く二投目にて

ダイス判定 →成功

響@:のわっちのわっち!

少尉@:勝利!

那珂@:のわっちやべえな…

成功効果はアイテムor任意資源3個消費して任意のアイテムゲット。

アイテムを持っていないのでボーキサイトを消費することでアイスを手に入れることにした。

 

GM:了解しました 野分ちゃんはボーキサイトでお買い物っと

野分@:そして即平らげ

清霜@:アイスおいしいよね

野分@:1d6 上海:の味がするのう

システム : (1D6) → 2

野分@:(あかん

響@:収支マイナスじゃ……

清霜@:嫌いな味だったか

那珂@:いや、ぼーき3個で駆逐の行動力2だから必ずしもマイナスではない

少尉@:現代上海:のアイスだ…

響@:これもみんな大東亜重工ってやつが悪いんや……

GM:工業排水ですね、わかります

 

****

PL間での会話。

響@:『その子が』という表現に野分の優しさが凝縮されている気がした

那珂@:のわっちエキス100パーセント

響@:きっと甘いんだろうな……

演習中の能代:言い値で買おう

少尉@:けんぺーい!

清霜@:憲兵さんこっちです

 

清霜@:しかしNPCがほぼ全員疑わしいなっ!(

少尉@:容疑者多数なシナリオ作った底意地悪いやつが悪いんだ

一同:(爆笑)

*注意 少尉@=GM

 

 

 

少尉@:ここまでのまとめ  「女を泣かすは人に非ず!」

清霜@:だって艦娘だもの(

響@:浜風を泣かす奴は火炙りに処される

野分@:艦娘差別だー!

*軽い嫉妬である

GM:はははh…(やばいやばいやばい) こ、こほん。のわっちのシーンが終わったので、自由行動からでしょうか

清霜@:かな

 

那珂@:現時点での聞き込み先としては次だよね。

・輸送船団(クロギリ)鎮守府

・イギリス領事館(情報がもらえる…かも)

・味方サイド(出雲さんとか)

少尉@:・大東亜重工上海支社 からも聞き込みしようと思えば可能だと申し上げて起きます

響@:敵の前線基地や

那珂@:む、じゃあその4つかな

 

響@:とりあえず皆で情報を共有して、出雲さんがくれたメモの丸印に向かう……って感じかしら

那珂@:せやね

野分@:おk

響@:「かくかくしかじか」

清霜@:「まるまるうまうま」

野分@:「かゆかゆうまうま」

少尉:なるほど、浜風の餅が美味しかったと

野分:「ええ、大変ふくらんで感触がたまらなかったです…って違う!」

飛龍@:「……きちんと日本語をしゃべりなさいよ。」 (ここは中国だけどな!)

野分@:アル!

清霜@:「ネ」

 

清霜:中国人のテンプレイメージだと、なんでアルとかネーとか言うんだろう?

響:「協和語」でググると少し分かるかも?

清霜:ほうほう

 

 

[Free Role Part2 : The worst day]

響@:ちなみに、地図の丸印に何がある場所かって見て分かるんでしょうか

GM:そうですね… 遣支艦隊の司令部近辺で よくよく思い出せば旧連合軍の砲艦がたむろってる場所ですね

那珂@:ふむ

清霜@:ほむむ

GM:なお艦娘ではなく艦艇も停泊しています。それから… 輸送船団に属していたクロギリ海域から来た輸送船も数隻停泊していますよ

響@:他国の主要施設とかでないならそのままみんなでぞろぞろ向かいますか

那珂@:出雲はんも全員でいけ的なこと言ってたしね

清霜@:RPが捗りますねっ

響@:では進めてしまおう

少尉@:皆さんにお任せですね

清霜@:はーい。

響@:「ふむ、例の輸送船団の一部もここにいるのか……。さて出雲の言う『今』とは何なのやら」

清霜@:「さー、なんだろうねー?実際に見てみないと分からないよ」

少尉@:「小官も同行させていただきます。どうも…大佐も少佐も姿が見えないので…」

響@:何事もなく到着……でいいのかしら

少尉@:いいですよ

[上海港 港湾機能部]

GM:イギリス、アメリカをはじめとした超大国、果てはスペインのような経済強者の国に属する砲艦が停泊している。出雲が丸を付けた地点の近辺に来て直ぐに、少し小高くなっている丘の頂上をさしていると分かった

野分@:「ここは何度も来たはずなのにそんな子が居たなんで…」見回すね

那珂@:「立派なお舟が多いねぇー…」

少尉@:「あれでも、皆さんが使っている砲より小さなモノしか装備できないのですよ?」

清霜@:「え?そうなの?」

少尉@:「…そもそも、あそこに停泊している船は外洋を航行する能力も劣りますよ。皆さんが、少々強すぎるだけかと思います」

響@:「世界を震撼させた特型駆逐艦……か」

GM:皆さん 何処から調べますか?

響@:丘の上から辺りを見渡して何かが分かったりするのでしょうか

GM:GMとして提供できる選択肢は

1輸送船団に属していたという船を見に行く。 2そのまま丘の上へ でしょうか 3その他のPCからの提案全て  ではありますが

那珂@:上から見渡すなら2かな

清霜@:ほむ

飛龍@:別れて行動するというては……え、なし?

GM:ホム… そうですね…丘の上には全員で行ってほしいですけれど、それ以外ならばばらけて大丈夫ですよ

那珂@:んじゃまず全員で丘上いこうか

響@:うむ、とりあえず全員で丘の上、個別の聞きこみはそれからかな

野分@:賛成

飛龍@:おk。それでいこう

那珂@:「なんだかピクニックみたいだね!はいほー、はいほー♪」

清霜@:いえーい「しごーとがすきー♪」

GM:盛大に声出していきますか、では…(手元の台本を見ながら)

清霜@:え゛

那珂@:奇襲か!?

響@:やましい事はしていない、大丈夫だ

GM:皆さんの存在に気がついたのか、丘の上に先に居たチャイナ服をまとった少女が驚きのあまり飛び上がるのが見えますよ

清霜@:飛び上がる…!?それは物理的に飛び上がるのか、びっくりして~的な比喩表現的なサムシングなのか

GM:うん アニメ的に

那珂@:打ち落とすか

野分@:御用だー!

清霜@:鹵獲じゃー(ぇ

少尉@:え”

那珂@:ジョーク、イッツジョーク!

 

**:『わわわ!!逃げなきゃ、逃げなきゃ!』

清霜@:「させないよっ!」ラグビー的なタックルで逃亡阻止…出来るかな?

**:『ひげっ…』(ばたり)

飛龍@:止めたー!?w

那珂@:清霜で阻止できるって相当非力やな…

清霜@:「ひげなんて生えてないよー!失礼な子だねっ!」ふにふにふにふに

**:『やめて!訴えるわよ!!国際法に照らして訴えるわよ!』(尚 中国語でわめいている)

野分@:「待って!あなたは…あなたも、艦娘なんですか?」

響@:「やれやれ、逃げられると立場上どうしても追わなきゃならないってのは面倒だ。清霜、よくやった」

清霜@:「??????」分からない(

飛龍@:「……ごめん、言葉わからないから誰か任せた」

野分@:やっぱり身体言語でいくしかない!

清霜@:「しょーりの、ぶいっ!」

響@:「少尉、通訳を頼むよ。危害を加えるつもりがないことを伝えてくれ」

**:『日本は嫌いなのよ!あっちいってよ!』

少尉@:「エ”…小官ですか…」

清霜@:「えーと…あー、きゃんゆーすぴーく、いんぐりっしゅ?」

少尉@:「あ…えっと『自分たちは 貴女の 敵 でない 』…?」(清霜とほぼ同時に)

清霜@:おっと

響@:大丈夫大丈夫

清霜@:英語話せるのかなとか思ったけど、通訳あるなら良いか(

少尉@:わぉ

響@:彼も海軍士官だ、英語と北京語と広東語くらいできるだろう。私たちは艦娘だからな!

清霜@:ww

少尉@:「ちょっと広東語は無理ですね… 北京語は出雲さんと長谷川長官に三日漬け込まれましたから…」

響@:「充分だ。よし任せた」

少尉@:「はは…中国語って薩摩弁よりかは分かりやすいですから…」

 

**:『……どの口がそんなこと言ってるの!』

清霜@:「こちょこちょ」

**:『へぇっきゃあぁぁ!』

清霜@:「こちょこちょこちょー」楽しくなってきた(

野分@:「やめなさいって!んもう…」

**:『きゃはって きゃはは こほっ こほこほ』

清霜@:「こういうのは一度疲れて落ち着いた方が良いって、朝霜が言ってたっけなー」

響@:「ほら少尉、早く」

少尉@:「その前に、清霜さんを止めた方が…」

飛龍@:「はいはい。……清霜、それ以上はやめときなさい」

野分@:「そういうものなんですか…やっぱり清霜はかっこいいな」

 

清霜@:のわっちの感性が分からなくなってきた(

那珂@:清霜が無自覚に拷問を…

少尉@:恐ろしい子…

清霜@:くすぐり拷問って意外と効果あるんですよ…

 

清霜@:「ちぇー…」

**:『こほ、こほっ… 酷い目にあった…』

少尉@:「はは…『私は帝国海軍少尉 山部元親です。貴女の 名前・所属を 教えていただけますか?』」

那珂@:「大丈夫?それにしてもチャイナドレス可愛いね!こういう路線もありかも…」

野分@:「わ、私は那珂さんこのままでも十分かわいいと思っています!!!」(阻止しないと私までそんな服を着ちゃう…!)

**:『…答えたくない』

清霜@:「……こちょこちょこちょー」

**:『えっ!? きゃはは… やめて!やめて!云うから、云いますから!!』

清霜@:「んー、大丈夫そうかなー?」

野分@:「凄く効果てきめん…」

少尉@:「…ご協力感謝します」

海鸥:『あたしは海鸥(ハイオウ) 所属は中華民国!これでいいんでしょ!』

那珂@:なんか刃牙とかにいそう

少尉@:「ですね。えっと確か、彼女の名前を日本語訳するとミズナギドリっていう意味になったはずですよ」

野分@:「ありがとうございます!ミズナギドリさん!」

那珂@:「少尉さん物知りー …でもこの子なんか睨んでるね。敵意むき出し?」

少尉@:「ありがとうございます… って、あのぉ…ある意味敵視されて当然と言えば当然ですが…」

飛龍@:「ま……普通そうなんじゃないの?」

清霜@:「ぷるぷる、わたしわるいかんむすじゃないよ」さっきまでの仕打ちをしておいてこのセリフである

那珂@:「うーん、個人としては仲良くしたいんだけどなぁ…そうだ!ここは那珂ちゃんが歌って警戒を解くしかないね!」

飛龍@:「しなくていいから」

*即答であった

那珂@:「えー…」

響@:「赤と青の旗袍をみるにつけても、敵対関係やむなしってところか」

*旗袍(チーパオ)とはワンピース形式の中国服。早い話がチャイナドレスアルヨ!

GM:因みにハイオウの手元には束になった紙切れを持っています

響@:あー……かわいそうに……

飛龍@:よく吹っ飛ばなかったな(驚愕

GM:しかしながら清霜ちゃんのくすぐり攻撃によって数枚飛び散ってます(うん)

清霜@:「あ、なにそれ?見せて見せて!」駆逐艦スピードでしゅばーっ

海鸥:『だ…だれが見せ…ひぃ!?』(全部手元から消えてしまった)

響@:「頼りになる行動力だ」

海鸥:『か…返してよ!は、早く!』

那珂@:「清霜ちゃん、困ってるみたいだし返してあげて」

清霜@:「やましいことしてないなら、見たっていいじゃん」

野分@:「っと、危ないところでしたね…はい」素早く飛び散った資料を集めてはいおうにわたそう

清霜@:「逆にそうやって慌てるってことは、やましいことしてるんでしょー」

飛龍@:「……」

野分@:ながら、手がはなしていない

海鸥:『あ… うぅぅ』 (受け取ろうとした手を引っ込める)

清霜@:まあ、清霜が見たって多分分からないでしょう(

飛龍@:「貸して。私が返す」

清霜@:「はい」ぺろっと飛龍にバトンタッチ

那珂@:「うーん、メジャーデビューの第一歩として中国語で歌えるようになるのもいいかも…」

飛龍@:「……」 でもすぐに返すとは一言も言っておらず、内容を見る

野分@:「少尉さん、伝えてくれないでしょうか、私達はあなたの味方になりたいっで」

少尉@:「はっ… 『自分たちは 貴女の 味方に成りたい』」

 

GM:では、飛龍ちゃんは各国のアルファベットの頭文字の後ろに数字がずらっと並んでいるのが分かります

那珂@:J(日本)…13 とかそんな感じでしょうか

響@:手書き? 港に停泊している各国の艦艇数を数えていたのかな

GM:ソウデスネ… J-L4-H3 的な感じで並んでいます。そしてJの欄の新しい記録の要注意事項としてA1 LC1 D3が書かれ、赤で囲まれてます

響@:空母1、軽巡1、駆逐3、私たちか

那珂@:かな

清霜@:ですねー

飛龍@:うむ。んー、だったらなんで注意事項に書かれているん

 

海鸥:『…ううぅ 知ってるのよ!そうやって信頼させといて裏切るんでしょ!!』 (ぐぐぐ)

野分@:「ね?」微笑んで続けてみた

清霜@:手だけくすぐりモードにして、見せてみよう(

飛龍@:「響(ボソリと耳打ちしてメモらせる)」

那珂@:でもそれだと何枚もあるのがおかしい気もする(停泊数

響@:「ん……」(小さくうなずいて野帳に写しをとっておく)ん……?それより、そもそもなんでここに来てるのわかってるんだ?

清霜@:どこからか情報がリークされてるんでしょう

少尉@:「出雲さんから地図をもらったのですよね?」

那珂@:「んー、よく分かんないけど出雲ちゃんはこの子のこと知ってたのかな」

 

響@:港の様子と海鸥のメモは概ね矛盾ない感じなのかな

GM:ないですね

清霜@:ほうほう

GM:…ただし今日の分に見えるものはまだ書きかけの様です

響@:書きかけ、というのは今ここでその作業をしていたという証左でもあるから、その事実がつかめればOKだな

飛龍@:頭いいなー

那珂@:今日の分、ってことは毎日この子この作業してるんかなぁ

清霜@:なるほどね

那珂@:ぶっちゃけスペック低いとはいえ艦娘にやらせることじゃないゾ

清霜@:船の出港入港は毎日あるでしょうし、毎日やってたんでしょうねー…。貴重な艦娘の無駄遣いである

 

GM:一番新しい紙には来回 という単語が最後に走り書きされています わりと大きな文字で。周辺にはアルファベットと中国語を組み合わせた字がびっしり

那珂@:往復?

*中国語で「来回」は日本語訳すると往復という意味になる

野分@:だね

響@:私たちが「何やらそこいらを行ったり来たりしている」ことをメモ書きしたのかも

GM:少尉にも分からない… 少なくとも英語と中国語で単に書かれているわけではないようだ

那珂@:暗号か?

飛龍@:まぁ暗号かもね

清霜@:でしょうねぇ…

 

那珂:ちょっと気になってるのが、はいおーちゃんのメモなんですが

GM:はいはい

那珂:複数枚あるってのは数日分あるって感じですか?

GM:そうですね、皆さんには同じ場所で観測した船の履歴に見える感じですね

那珂:それは全部同じ字というか、同じ筆跡ですか?

GM:全てハイオウの手書きです ただし、ところどころ他人の筆が入っている模様

野分:そういえば…まぁ、そうなるな

那珂:んー…なんで今日以外の分があるんだろ

清霜:他人の筆が入っている…か

那珂:持ち歩く意味はないような…

清霜:持ち歩く理由がある、のだろうけれど。何だろう

那珂:まぁ捕まる予定なんてなかっただろうし、保管場所がなかっただけか

響:彼女がそれなりの立場で任務としてコレをやってるなら。提出の道すがら/上に目を通してもらって返却した帰り途中かもしれない。彼女が主任なら持ち歩く理由はいくらでもある……とは思う

飛龍:まぁ自分の目につくところがハイリスクハイリターンだと思うけどね

響:あとは事態を分かりやすくするためのシナリオ上のつgggggggg

*それをいっちゃあオシマイだよ…というか、刑事ものって大体そうじゃない(笑)なぜか犯人の身元が特定されてしまうような特殊な靴跡だとか、目にしたこともない打撲痕だとか。

那珂:後、来回周辺の入り混じった文字群ははいおーちゃんの字ですか?

少尉:一応、メインの筆跡と同じですね

那珂:んー、じゃあ暗号ではないか

*いえいえ、暗号です。とは言いにくいGM

 

飛龍@:「……」 この短時間でほかに読み取れることはあるのかね?

GM:皆さんでは無理ですね…

飛龍@:じゃあ素直に返そう、そうしよう。イイネ?

響@:異論なし

那珂@:むしろまだ返してなかったのかレベル

清霜@:まあ簡単にメモも取れてるなら良いんじゃないかな

海鸥:『…うぅぅっ どうしたら…どうしたら』(顔が青い)

飛龍@:よし、じゃあ返そう。

響@:我々が停泊している事実については共同租界の工部局に書類手続きはしてあるだろうから

GM:はい、上海に足を踏み入れたという記録は残っていますね

飛龍@:「……ほら、返す。そんなに大事なら鞄にでも詰めとくべきね」(読んでないとは一言もry

野分@:「なにか、困ったことでもあるのですか?」少尉に介してもらってはいおうにきいてみる

響@:となると、彼女が国民党軍の正式な艦艇なら、日本の遣支艦隊が動きを掴んでいる事自体は不自然じゃないね

 

海鸥:『…怒られる、絶対捨てられた やばい、どうしよう…』 (メモはパシッとうけとる)

少尉@:「…一応伝えますけれど… 『我々が力に成れることは?』」

海鸥:『ある訳ないじゃない! 早く、どっかに行ってよ!!』(涙目)

清霜@:「こちょこちょ」

海鸥:『きゃああぁぁ!』

飛龍@:素直に帰……りませんよね(笑

響@:キヨシー……

飛龍@:「……はぁ」 清霜にチョップ

清霜@:「あいたーっ!?良かれと思ってやったのにーっ!!」涙ぐんでます

那珂@:清霜ちゃん悪い子

野分@:「同じ艦娘として、私達を信じて欲しい」 少尉さん!

少尉@:「…え… う うん。『彼女が言うには~』」

海鸥:『絶対、許さない!誰が許すか!』

飛龍@:「……懸命な判断ね。だったら、もういいんじゃないの」 すでに次へ行く気満々

海鸥:『何で?何であんたたちが信じられるの!?』

野分@:「一緒に、この海を守ろう!だから、信じてください、あなたの悩み、聞かせて!」はいおうの手を握り締めて、強く感情を伝えてみた

少尉@:もはや野分の隣で同時通訳をやっている

清霜@:『だって、私達個人と貴方はお互いの事を殆ど知らないじゃない。信じられない理由にもならないでしょ』

少尉@:通訳処理の負担が頂点に

響@:野分と清霜が頑張っている隣で、響は苦い顔をしながら辺りをぐるりと見渡しておこう

海鸥:『何によ!? 何なのよ!その偽善面が… 一番腹が立つのよ!』(激怒)

清霜@:『やらない善より、やる偽善!心に46cm砲があれば仲良くなれるよ!』

野分@:「偽善でもいい、あなたの話し相手になれるならね…私は…守りたいものを守れるなら、偽善者でもなってみせる…あなたは、守りたいもの、ありますか?」

海鸥:『守りたいものなんて… そんなもの、持っている人間のセリフよ!私…は、もう捨てられる訳にはいかないの!!』

飛龍@:「……捨てられる、って誰にさ」

清霜@:『じゃあ私達が守ってあげるから、代わりに守ってよ!』

海鸥:『うっ……』 (顔真っ青)

飛龍@:「……どうやら相当非道な奴みたいね。ま、関係ないけど」

海鸥:『ひ… 非道はアンタたちでしょ!』

飛龍@:「……少なくてもアンタよりかはひどくはない」

野分@:「どうしてですか?もしかして何があったのでしょうか?」

那珂@:「どこの国にもいい人も悪い人もいるのにね」

海鸥:『私は…  私は…』

飛龍@:「あーもういいわ。さっさと見捨てられて楽になればいいと思うし。ここにはもう用事はない……じゃあね」 (言ってることはかなりひどいが、顔は結構悲しそう

 

響@:海鸥ちゃんのメンタルをタコ殴りにしていくスタイル

清霜@:フルボッコである

響@:響ならもう魚雷ぶっ放している

*戦ったら死ぬしかないのが分かっているため、したくても出来ないのが事実。

飛龍@:そして私のひどい発言である

清霜@:聞いておきながら突き放す外道スタイル。

 

那珂@:「ちょっと飛龍ちゃん、そういう言い方は…(と言いかけて、飛龍の表情を見て黙り込む」

飛龍:実際飛龍は見捨てられるかもしれない衝動に駆られていると思うからね……

海鸥:『… 私は、また捨てられるのかな』 (目が空ろ)

清霜@:『大丈夫!』

野分@:「そう、きっと、大丈夫!」

清霜@:『私が、清霜が絶対に助けるから!拾ってあげるから!』

野分@:「あなたは自分を捨てないのなら、私は何度も、あなたの話し相手になる!」

清霜@:『何が起きても、必ず!心の46cm砲に誓って!!』

海鸥:『…絶対に、許さない。アンタたちを…私は…』

 

響:故郷を滅ぼされた勇者に魔王が「大丈夫! 仲良くしよう!」と微笑みかける地獄絵図

清霜:言われてみれば、確かに…>勇者に魔王が~

飛龍:そうとは限らないがそうとしか言えへんな>勇者に~

 

海鸥:「ツァイチェン!!」

野分@:「あっまって!」

少尉@:「野分さん…」

響@:「……少尉、通訳ありがとう」

少尉@:「はっ」

清霜@:「むー…」

野分@:「ミズナギドリさん…」

清霜@:「でも、うん、手ごたえはあったかも?また会えるかもしれないから、その時に、ね?」

****

野分@:ちぃ、攻略できなかった

飛龍@:せんでええわ(真顔

GM:野分のギャルゲに成りつつある(つか、ころっと行きたかった)

清霜@:www しても説得?フェイズだったとはいえ、RPに力入り過ぎた

GM:補正はきっちりいれますよ(笑)

清霜@:ほうほう(梟)

 

飛龍@:「……」

少尉@:「…はい、我々の捜査に関係あるのかは分かりませんが… 皆さんのおかげで対中国諜報という観点からも有益な情報断片が手に入ったと考えられます。大佐に後でそのメモを渡してください。 暗号の解析作業を始めて頂けると思いますので」

清霜@:「そういえば、所属は中華民国って言ってたけど…嘘の可能性ってあるのかなー」

少尉@:「…いえ、小官の記憶が確かならば、彼女は間違いなく国民政府の艦娘です。…ハイオウという名乗りが嘘でなければでありますが」

清霜@:「へー。うーん、良く分かんないや…」

那珂@:「出雲さんは、どこまで知っていて私たちにここを教えたのかな…」

野分@:「きっとまた会えるから…きっと、大丈夫!」

少尉@:「…もともと、彼女は大英帝国の砲艦艦娘だと聞いています…ですが…その… 」

清霜@:「……もしかして」

少尉@:「…えっと、大英帝国の東洋への予算シフトが変わったために、身売りされたとか、されていないとか…」

野分@:「だから守るものがないって…そんな」

響@:「大きくなる外交的緊張、日進月歩の軍事技術、そして陳腐化して段々と役を追われる旧式の砲艦たち……」

清霜@:「……」

響@:「出雲は、あの子と同じ哀しみを胸に秘めているかもしれないね」

那珂@:「どうしてみんなで仲良くできないのかな…」

野分@:「本当に、どうして…だろうね」

清霜@:「うーん……ねえ、出雲さんは何でハイオウさんがここにいるって知ってたのかな」

野分@:「たぶん…知ってたのでしょう」

清霜@:「んー…一回かえろっか」

響@:「……そうだな」

少尉@:「あの…船団の方は、よろしいのですか?」

清霜@:「………わ、忘れてたー」

那珂@:少なくともはいおーちゃんにメモされてたから立ち位置的には敵じゃなさそうなんだよな(船団

那珂@:情報は得られるかもだけど

清霜@:うむー

飛龍@:「……いくらなんでも不確定すぎる。それに、アイツに接触したことはこっちにとってもデメリットよ?」

響@:はいおーちゃんは実働役で金勘定に関しては上から情報を与えられていない可能性

清霜@:ふむ

那珂@:いずれにしても現時点だとまず出雲さんを問い詰めるのが先かな

響@:「あの子が戻って事の次第を報告した後、国民党軍がどう動いてくるかわからないね」

清霜@:出雲さんが先かなー 色々聞きたい

那珂@:「あの子、大丈夫かな…」

清霜@:「大丈夫だよ!大丈夫って信じてあげないと、誰がはいおーさんを信じるの!」

響@:「とりあえず、大急ぎで報告に戻ってメモを大佐に渡そう。ついでに冨塚という中佐のことを相談してもいいし」

那珂@:「だね。ほうれん草はお仕事の基本」

少尉@:「…つまり、いったん司令部に戻って態勢を立て直すと…?」

響@:「私は、ふた手に分かれてもいいと思うが……」

飛龍@:「……いや、まとまったほうがいい。どうなるか分からない」

少尉@:「小官としてはどちらでも大丈夫ではありますが…」

GM:ではでは多数決にしましょう

那珂@:シークレットダイスかな

GM:そうですね シークレット使いマショウ

飛龍@:シークレットダイス

清霜@:シークレットダイス

那珂@:シークレットダイス

野分@:シークレットダイス

響@:シークレットダイス

GM:出そろいました… では開票のカウント下ろしますよ …どうぞ!

 

響@: 旗艦に従う。全員で戻るに1票

那珂@: 二手に分かれる

飛龍@: 分かれる(飛龍はまとまって動くことを提案してるけど、無視)

清霜@: 分かれる。多少危険は伴うけど、情報は欲しい

野分@:分れる

 

GM:分かれる事に決定。では、どう別れるか、ですが?

那珂@:船団と本部に戻って報告、のどっちに行くかか

飛龍@:2:3で、2には少尉込で

少尉@:「了解です」

響@:出雲や大佐と直接話がしたい人とそうでない人で分かれても良いのでは

那珂@:少尉は船団の方がいいかな(通訳スキルこみで

飛龍@:あー、そっか。んじゃ護衛的な意味でも飛龍は少尉につくべきか?(多分違うけど

那珂@:のわっちは出雲さんの方がいい気もする。元々のわっちが聞いてきた情報だし

野分@:野分は出雲マンの方がいいよね

*とある軽空母の姿が脳裏をよぎる

少尉@:シナリオ的にはそうですが…野分ちゃんはどうでしょうか?

清霜@:個人的に出雲さんと話はしたいが…のわっちに任せよう

少尉@:清霜ちゃんも行って大丈夫ですよ?

清霜@:おうっ?

野分@:一緒に行こう!

清霜@:おうっ!

少尉@:響ちゃんはどうでしょうか?

響@:どちらでもいいと思う。人数比的に、那珂ちゃんが行かない方についてく。那珂ちゃんどっちがいい?

那珂@:のわっちが心配なのでそっちかな。ただ清霜とのわっち二人相手だと那珂ちゃん止められんかも…

響@:あー……性格の配分があるか

那珂@:ぶっちゃけ配分的にボケキャラ大杉やねん。のわっちがボケキャラなのが誤算だったYO

*スゴくファンキーな言い方であった。

野分@:野分はちゃんとつっこみキャラとしてやっていたのに…

響@:駆逐艦3人で戻るのも変な感じだけど、メモ取った手前、響は清霜のわっちといっしょに本部へ戻ろう

少尉@:…では 那珂ちゃん 清霜ちゃん 響ちゃんが司令部に戻りでしょうか?

響@:で、飛龍さん、那珂ちゃん、少尉の3人に船団を探ってもらうということで

那珂@:んじゃ那珂ちゃんは飛龍と少尉と聞き込みかな

少尉@:了解しました。

 




*注
海鸥という名の砲艦は実在しません。



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捜査フェイズ ~トラブルメイカーズ~

GM:ここまでのお話 ×萩ちゃんの捜査録→ ◎とある駆逐艦の攻略録
清霜@:HAHAHA
野分@:何のことかわかりましぇん(目逸らす
GM:前回二手に分かれることに成りましたが… さてどちらが先に動きますか?[港湾部調査組or司令部帰還組]
清霜@:ふーむ
那珂@:駆逐組か飛龍&那珂ちゃんか、ですね
響@:時系列的でいうなら先に船団組?
那珂@:ですかねぇ
飛龍@:かもー
GM:因みに、丘から司令部までぎりぎり徒歩圏内ですよ。描写がありませんでしたね… 申し訳ありません。
清霜@:ふむ。港湾部先の方が良いかなぁ
飛龍@:んじゃ任せるわさ
響@:Yes、飛龍さん那珂ちゃん&少尉からで
那珂@:先に人数少ない方から処理しちゃいますか!
GM:ではでは


[Free Role Part3 Put on a skirt!!]

少尉@:「皆さん… 港湾部と一口に申しあげましてもかなり場所がありますよ?」

マップを指さしながら大体50kmに渡ると少尉は二人に伝える。

飛龍@:「……輸送船団の場所はわかるの?」 一応念のため聞いてみる

少尉@:「クロギリ海域からの船団ですよね?確か宝山区付近に停泊しています。対して一番、各国の砲艦が停泊している場所は港湾機能部のマーカーが入っている場所です。」

飛龍@:となると……少し遠目でorリスク覚悟で接触、かな

少尉@:「そして、丹念に調べた方がいいと皆さんが考えるなら中州の上端部分までいかれた方がいいかと…」

 

那珂@:ちなみに、輸送船団もはいおーちゃんのメモに書いてる?

GM:メモに入ってますね

那珂@:ふむ

飛龍@:とにかく、調べられるところを調べつくしてみるか(なるべく早く

那珂@:じゃあ輸送船団にぶっこみます?

飛龍@:よしきた

少尉@:了解しました

 

GM:丘から宝山区に直行した三人は、やはり道中何事もなく無事到着する。クロギリ海鸥:域からの輸送船団は陸に横付けされているが、船員たちはまだ船上に残っている。現在甲板の上に、目立つようなコンテナの類はない模様

 

那珂@:周りには艦娘もちらほら見えたりする感じですか?

GM:そうですね… なんか一人スカート履いてない子とか

別所の響@:?!

飛龍@:……は?

別所の響@:あぁ雪風か……ドキッとしてしまった……

飛龍@:え、ぜかきゆ……、んなばかな

那珂@:ふむ、そのスカート履いてない子が艦娘ってのは見て分かりますか?

GM:…彼女単品では分からないかも?

那珂@:艤装つけてない感じ?

GM:完全にオフ仕様であります

那珂@:ふむ、じゃあその子に声を掛けます

飛龍@:(え、大丈夫なのか那珂ちゃんが声かけて……

少尉@:「…ま、任せましょうよ」

那珂@:「ごめん、ちょっといいかな?」と話しかけます

飛龍@:(でも飛龍だとさらにひどいことになる……人選ミスったなこれ(笑

雪風:「はいっ、雪風に何か御用ですか?」

飛龍@:やっぱゆきかぜかいなw

那珂@:「間違ってたらごめんなんだけど、もしかしてあなた艦娘かな?」これは輸送船団の雰囲気にそぐわない恰好の子なのでアタリを付けてしゃべったということで…

雪風:「そうです、雪風も艦娘ですよ!クロギリ海域から護衛の任務で来ました!」

 

飛龍@:ほかに誰かいるみたいやな

GM:… 正解(笑)

*結局、この場面では最後まで第二のクロギリ海域の艦娘は出て来なかった。

 

那珂@:「へぇー、クロギリ海域かぁ…実は私も護衛任務で来たんだ。仲間だね!」

*建前上は空母飛龍の護衛で着ているため、必ずしも嘘ではない

雪風:「…ってことは、貴女も艦娘さんなんですね! 初めまして!」

那珂@:「初めまして、私は川内型3番艦の那珂、那珂ちゃんって呼んでね!」

雪風:「那珂ちゃんですね!わっかりました!」

那珂@:「私は上海にきたばっかりであんまり慣れてないんだけど、雪風ちゃんは上海に来てどれくらいになるの?」

雪風:「えっと、そうですね~。確か一昨日の夜ぐらいに着きましたよ! お宿を探すのが大変でした!」

那珂@:「それは大変だったね…雪風ちゃんも来たばっかりなんだ」

雪風:「えっ?那珂ちゃんも最近来たんですか? 一緒ですね!」

那珂@:「うん、一緒だね!」

 

しばらく、近況の交換をすることになる那珂ちゃんと雪風。

それを一歩引いたところから成り行きを見守る飛龍と少尉。

那珂@:「…ところでそっちの鎮守府に、浜風ちゃんって子がいたりするかな?」

雪風:「えっと、浜風ちゃんですか? はい、同じ鎮守府のお友達ですよ!」

那珂@:「私の友達の野分ちゃんって子がね、あっ、その子も駆逐艦なんだけど…浜風ちゃんと最近知り合って、何だか忙しくて大変そうって言ってたんだ。だから普段どんな仕事してるのかなーとか気になっちゃって…」

雪風:「…浜風ちゃんが大変そう…ですか。冨塚中佐のことが嫌いみたいなんですよ…でも、中佐は浜風ちゃんの事を気に入っているみたいだから、そういうので大変ってことでしょうか…?」

那珂@:「冨塚中佐…って、そっちの鎮守府の偉い人?」

雪風:「あっ、中佐は… うぅん、雪風にはムズカシイことはよく分からないんですけど」

那珂@:「うん、中佐さんは…?」

雪風:「クロギリ海域ほっぽうようこうそうしれいかんだいり だったっけ?」

那珂@:「うーん、那珂ちゃんも難しいことは分からないけど…司令官の代理で今一番鎮守府で偉い人、でいいのかな」

雪風:「えっと、二番目に偉い人だったら… もしかしたら影の薄い参謀さんかも…?」

那珂@:「中佐さん以外に、参謀さんもいるんだ。なんてお名前?」

雪風:「えっと… 杉山参謀? 影山参謀だったっけ? とにかく少将さんです!」

別所の響@:新たなNPC!

那珂@:新キャラ登場

飛龍@:えっ、階位高くね?

別所の響@:少将は厄介だな 別所の清霜@:少将かよ…

雪風:「でも、南木提督はもっと偉いんですよ! 陛下からげんすいをかしなされようとしたのをご辞退したんですよ!」

別所の清霜@:辞退してるのか…

那珂@:「元帥!それはすごいねえ……って、あれ?少将さんがいるんなら、中佐さんよりもその人が代理になるんじゃあ…?」

雪風:「えっと、参謀さんと提督は… いつからか仲が悪くなっちゃったって聞きました!でも、提督は凄く優しい人なんです!」

 

別所の野分@:どうでもいいけど雪風の画像、お尻いい…

*著作権の都合上、up出来ません

別所の響@:

南木提督「杉山君、あの新配属の雪風という子を見たまえ。素直で無垢で何と可愛らしいことか。たまらんな」

杉山参謀「お言葉ですが提督、雪風は私にはガキにしか見えません。私は浜風の規格外おっぱいこそ至高かと存じます」

南木「……は?」

杉山「……お?」

那珂@:優しいってそういう…でもそれだと中佐は節操なしってことに…

別所の清霜@:酷いw

 

那珂@:「ふむふむ、それでいっこ飛ばしで中佐さんが代理になったのかな」

雪風:「うーん、雪風には冨塚中佐が偉いかどうかは分からないですけど… 南木提督が信頼するだけの人だと思いますよ!」

那珂@:「雪風ちゃんを見てると提督さんが優しい人だなって伝わってくるよ」

雪風:「はい、提督のすごさ 分かってくれますか!?」

那珂@:「うんうん、優しい提督でうらやましいよー。こっちは厳しいし養命酒飲んでるし…」

別所の清霜@:養命酒w

 

那珂@:「…って、話が逸れちゃった。そういえばさっき浜風ちゃんが中佐に気に入られてるって話だったけど…具体的に、どう気に入られてるのかな?特別な仕事を任されているとか…?」

雪風:「…ようめいしゅ? (何だろ?でも、那珂ちゃんを見ているとあんまりおいしくないんだろうなぁ)」

雪風:「えっと、たぶん浜風ちゃんが雪風たち駆逐艦の中で一番護衛任務に就く回数が多かったと思います」

那珂@:「その護衛任務っていうのは、今みたいに上海:までなのかな」

雪風:「うぅーん、トラックとかタウイタウイとかまでですよ?普段は。上海への護衛はそんなになかったと思いますけど…」

那珂@:「そうなんだ…浜風ちゃんすっごく大変そうだって聞いてたから、てっきり毎回上海:まで護衛させられてるのかなーって勘違いしちゃってた。ごめんね」

雪風:「い…いえいえ。雪風の落ち度ですって!あの…それで、浜風ちゃんのことどれぐらい聞いてますか?」

那珂@:「うーん…とにかく業務内容が増えて大変で、もうすぐ中佐が大佐になるともっと大変になる…って聞いてるけど」

雪風:「そ… そう、ですか…」

那珂@:「そういえば、雪風ちゃんは大丈夫?ちゃんとお休みとってる?」

雪風:「雪風ですか? 護衛の時にはいつも何故か楽しいことがあるのでそういうことは考えてませんでした…。この前もイルカさんと護衛任務でお友達になったりしましたし…」

那珂@:「へぇー、楽しそう!気分転換は大事だよね、うんうん。ってあっ!ごめんね、長い間引き留めちゃって」

雪風:「いえいえ、雪風は大丈夫です!あっ、もし、クロギリ鎮守府によることがあったらイルカさんを紹介しますね!」

那珂@:「うん、楽しみにしてるね☆あっ、それと、もし浜風ちゃんがまた元気なさそうにしてたら、励ましてあげてほしいんだ。できたらでいいんだけど…頼めるかな?」

雪風:「…それは、もちろんです。だって、浜風ちゃんは、雪風の大事な、大事なお友達なんですから!」

那珂@:「ありがとー!雪風ちゃんは本当にいい子だねぇ…(ナデナデ」

雪風:「えへへへ~」

 

飛龍@:「……」

少尉@:「……凄い」

 

那珂@:「こっちの鎮守府に来る機会があったら、那珂ちゃんのライブに招待してあげるね!」

雪風:「はい、雪風 楽しみにしてますね!ではっ!」

那珂@:「じゃあねー(ふりふり」

雪風:「はい!さよならです!」

別所の響@:とりあえず那珂ちゃんグッジョブだ

少尉@:「小官、那珂さんのコミュニケーション能力の高さに驚きの一言であります」

那珂@:「那珂ちゃんは親しみ系アイドルだからね!雪風ちゃんが良い子で良かったよー」

少尉@:「…積極性は、小官も見習った方がいいのでしょうか」(苦笑)

飛龍@:「さぁね」

那珂@:「んー、無理に変わらなくてもいいんじゃないかな?個人的には、飛龍ちゃんにはもうちょっと笑ってほしいけど☆」

少尉@:「…ぅ」(そ、それ触りますか!?)

別所の響@:流石四水戦、度胸が違う

飛龍@:「…」(どこ吹く風)

 

飛龍@:まぁとにかく、調べられるのはこれだけかな?

那珂@:ですかね、飛龍さんが特にないなら駆逐組に移しますか

清霜@:お、出番か

少尉@:「他は回らなくてもよろしいのですか?」 上流 と 下流

飛龍@:「犯人に感づかれたら大変だしね……」

少尉@:「では、本部に車を回しますね」

那珂@:「はーい」

 

 

[Free Role Part4:The Truth of Shanghai]

響@:では駆逐艦ちゃん達のシーンだ!

* 響自身も駆逐艦であるのだが

野分@:はーい

GM:分かりました… では三人は司令部の近くまで戻ってきました

清霜@:「疲れたー!たっだいまー!」

GM:すると、司令部の玄関からカーキ色の軍服が…

響@:「さて……おや」

陸軍大佐:「… 誰だ。こいつら」

陸軍兵C:「はっ… 艦娘達だと思われます!」

響@:階級章を確認!( 何だ陸軍か、ペッ)

清霜@:ひっでぇw

野分@:陸のひとか…

清霜@:あきつ丸持ってこいよオラァン

*揚陸艦という名のルート固定を起こさない軽空母として重用される。

響@:軍の常識には疎いけど、本来は直立敬礼して所属氏名を告げるべき、なのよね?

GM:うん。

野分@:「艦娘の野分、響、および清霜です、よろしくお願いします!」一応大佐に敬礼して

響@:む、のわっちが敬礼してくれたなら響も無言でそれに習う。海軍式の敬礼でな!

野分@:もちのろん!

清霜@:わたわたしつつ敬礼だっ

GM:はははh…

桧垣大佐:「ふん…私は関東軍参謀、桧垣だ」 陸軍式で返礼

 

*陸軍式・海軍式の敬礼って実際は無かったという話も聞きますが、敢えて仲の悪さを強調するPLとGM

 

陸軍准尉C:「桧垣参謀、彼女が清霜だと思います」

桧垣大佐:「ほぉ、君が清霜、君かね」

清霜@:「へ?…う、うん、清霜だけど」

野分@:「…参謀どの、うちの清霜がどうかしましたか?」清霜の前に出て、相手に聞いてみた

桧垣大佐:「ふっ…何、身構える必要はない。むしろ、私は彼女を評価しているのだよ」

清霜@:「……ほぇー」どう反応すればいいか分からない様子

大佐:「君の言葉、心に46cm砲だったか なかなかの名言じゃないか。はっはっは!」

清霜@:「え…あ、はい!ありがとうございます!」

響@:清霜ちゃん……

野分@:「よかったですね!」ホッとして身を引いた

清霜@:……あれ?何でこの人ら、それ知ってるの?

桧垣大佐:「我ら、帝国陸海軍の精神こそ至高!海軍がそれをようやく知ったのは僥倖である!出雲殿にはくれぐれも、よろしくお伝えくだされ!ではな、艦娘諸君!!」

野分@:「は、はい!」

清霜@:「はい!」

響@:口癖みたいに言ってるから、「からっとした前向きの、ハツラツな駆逐艦がいる」と評判になっててもおかしくない。…あ、響は終始黙ってた

清霜@:遠回しにバカにされたような気がする

響@:されてるし曲解されてる

 

GM:では…なにもPCからしかけないようなので二人は車で帰っていきます

清霜@:どう反応すればいいのか分からないのよ!!

*至極正論です 

 

GM:さて。

出雲:「総員、配置に着け!!」

GM:という出雲さんの絶叫なのか怒号なのかが司令部周辺に響き渡ります。なお、拡声器を使わずにです。

響@:「……む!」

野分@:「うわわ、はい!」

清霜@:「わひっ!?」

GM:そして陸戦隊隊員たちが司令部をぐるっと囲みます

響@:私達に向けられたものではない、と

清霜@:……え?

響@:「出雲、相当怒ってるな……」

野分@:とりあえず状況を見てみましょうか

GM:下士官たちの手には白い粉末が…

清霜@:白い粉末…?

響@:塩だよ、塩!

野分@:きっと塩だよ!

清霜@:(阿片かと思った

野分@:ヘロインかもしれないぞ!  いや時代的にないか

別所の那珂@:ペロ…これは青酸カリ!

 

出雲:「やああああああぁぁぁぁ!!」

GM:という出雲の掛け声(怒号)に続いて全下士官と兵たちが粉末を投げます!

野分@:塩だー!

清霜@:全力で塩撒きwww

響@:響の表情がキャラアイコンとシンクロしてる

*(汗を流して困惑している響ちゃんの顔であった。)

陸戦隊隊長:「各員、通常配置に切り替え!」

陸戦隊員s:「はっ!!」

清霜@:どんだけ陸嫌いやねん!あきつ丸とまるゆが可哀そうやろ!!

*まるゆ:遠征に使える旧陸軍の潜水艦がモチーフの艦娘

響@:まぁ関東軍のせいで上海は滅茶苦茶になったようなもんだしな……史実だと

 

陸戦隊員D:「にしても…いきなり塩持って来いって言われたからどういうことかと思ったよ、俺」

陸戦隊員E:「だよな~ 今日、折角の半日休みだったのにさぁ」

陸戦隊員F:「まったくだよなぁ~」

清霜@:「…」ぼーぜんとしてます

野分@:おそるおそる司令部に進もうか

響@:「やれやれ。みんな、ご苦労様……」

陸戦隊員s:「え… あっはい、アリガトウゴザイマス」(艦娘に話しかけられ緊張)

清霜@:「え、ええと、大変だね…」

響@:はいな、隊員さんたちに会釈しつつ司令部に向かいましょう

GM:では…司令部内でも、長官公室か出雲の私室か どちらに行きますか?

響@:出雲の私室に直行でOK?

野分@:出雲私室に一票

清霜@:私室で

GM:分かりました…

 

響@:っとその前にGMに宣言

GM:はいはい

響@:響は海鸥の書類を書き取ったメモ作成しましたが……ここまでの道すがら、それをさらに複写しておきます。出雲にメモを渡してしまってもこっそり自分の手元に残るように

GM:… なるほど 解りました

*出雲、徹底的に疑われてるよ… と心底思った瞬間。

 

響@:ではコンコンっとノックを

出雲:「…誰だ」(底冷えした静かな声)

野分@:「う…駆逐艦の野分、響、清霜が参りました!」

響@:律儀に皆の分も名乗ってくれるのわっち、優しい

出雲:「…すまない、長官公室で話そう。」

清霜@:およ

出雲:「直ぐに私も向かう」(静かな声)

響@:「……ふむ」

野分@:「はい、わかりました。  …その、頑張りますから、大丈夫、です!」

 

響@:ヒャア、大ボス部屋か……複写しといてよかったぜ

別所の那珂@:これ、部屋で自殺するとかないよな…

響@:そういう心配はいらない……と思うが……

清霜@:恐ろしい世の中よ

GM:な… 何だろう… 皆さん、私を見る目が怖いデスよ?

清霜@:HAHAHA

 

GM:では3人は出雲に先んじて長官公室へ

清霜@:「何か様子が変だったよねー」

響@:「あの陸軍野郎とどんな話をしたのやら……」

GM:三人の後から左手を包帯でぐるぐる巻きにした出雲さんが遅れてやってきます。

響@:やられたのは壁か? ベッドか? タンスが真っ二つになってないだろうな?

野分@:「あわわっわわ…」

出雲:「…見苦しいのは申し訳ない。自室の床は私自身で何とかする」

響@:床か……

清霜@:「わわ、大丈夫かな…」

響@:「……ハラショー」

野分@:「は、はい、わかりました…」

出雲:「こいつで、ぶさっとやったらな。割と血が出てな…」(右手で刀を振って見せながら)

野分@:目がくるくる

響@:モノに八つ当たりじゃなくて自分に八つ当たりしてた!

清霜@:「じ、自分は大切にしてよぉ…!」

出雲:「つい、我を忘れてな…」

 

響@:「っと、そうだ。野分、これを……」自分の野帳から海鸥のメモをピリピリと切り取って渡す

野分@:「あ、そうです。その…さきほど、『あの子』と接触しました、これは集めた資料です。」響から受け取ったメモを出雲に渡す

出雲:「そうか、早々に行ったのか。貴様ら…」そういって、資料を受け取ります。

野分@:「はい、でもやっぱりうまくいきませんでした」

出雲:「…うまくいくとは、どういうことだ?」(表情が厳しくなる)

 

野分@:地雷を踏んちゃった!

 

響@:「…………」少し目が険しくなる

野分@:「…かなり、拒絶されています」

清霜@:「……」

出雲:「…私は云ったはずだがな、『今』を現場で見てこいと」

響@:響がそわそわしている……が、出雲が言葉を続けてくれるなら黙ってよう

別所の那珂@:トイレに行きたいのかな(すっとぼけ

GM:どうぞどうぞ(乗る)

響@:や、ここは「黙って野分と出雲の遣り取りを傾聴する」というロールで

清霜@:どうしよう

野分@:「あの子は…私にとっての『今』だと思います」返事してみた

出雲:「…貴様が何を思ったかは分からん。あれが上海だ、解ったかといったところでな……懐柔できる相手ではなかろうてな」

(資料には友好的に接触しようとするも、強い警戒心のために失敗と書かれていた)

野分@:「…そんなんじゃ、同じじゃないですか……」

出雲:「『今』を守りたい、と貴様は云っていたが… 雲行きはあまりよくない」 (ため息交じりに)

清霜@:「そういえば、何であんなことしてるんだろう?」

出雲:「…攻め込まれる前に攻め込め、それがさっきの関東軍のバカ犬どもの御口上だ」

野分@:「それじゃ、本当に『今』も『昔』も同じじゃないですか…!」

清霜@:「……んー」

響@:「…………」響はじっと黙ってる。佳境は済んだからソワソワはしてない

出雲:「上海の日本租界地の治安維持、それが私の役割だ。攻めることは職務ではない」

野分@:「じゃあ…!」

出雲:「『今』を守ること。何、私の手の及ぶ範囲は貸してやる。」

野分@:「…はい!ありがとうございます!野分、一生懸命頑張ります!」

清霜@:「ねえ、今を変えるのはダメなのかな。今のままじゃ嫌われ続けるって事になると思うんだけど」

野分@:「えっ…」

出雲:「……ふっ」(長官公室の壁に飾られている磁器を取り外す) 

 

野分@:出雲「これは良いものだ」

別所の那珂@:出雲「良い音色だろう?」

*落として割れたときに起こる音色。

 

清霜@:「私は嫌われ続けるのは嫌です、だから今を変えて未来を守りたい」

野分@:「それは…私も、嫌です。『今』を守りたいけど、その『今』が変えないと…きっとまた『昔』みたいに、何もできなくなる…」出雲へ目を配る

出雲:「これはな、現代の技術じゃ作ることのできない過去の名作だ」

響@:「…………」若干ほっとした様子で傾聴中

清霜@:「?」

出雲:「技術は伝わっていない、作り方を知っているものは皆技術の漏洩を恐れた時の権力者によって殺された。」

野分@:「…」しょんぼり

出雲:「遠い、遠い時代。この技術は滅んだ。が… 再現の試みも行われている。今のところすべて頓挫しているがな」

清霜@:「……」

出雲:「全ての手段を尽くしても、それでもまだ方策は無いか、奴らは考えているらしいぞ。中国の人間は」

野分@:「…凄い職人たち、ですね」

清霜@:「ほぇー」

出雲:「こいつと同じだ。今までの手段では和解は無理だ。やるのは、困難だぞ」

清霜@:「……大丈夫です。どんなに困難な道だろうとも、突き進みます。道がないのなら、切り拓いてみせます。私に心の46cm砲がある限り!!」

野分@:「…出雲さん、その磁器、ちょっと貸してもらえます?」

出雲:「あぁ… 壊すなよ」

 

野分@:「ちぃ」

少尉@:おいぃぃ

清霜@:割るつもりだったのかw 那珂@:翌日、質屋からほくほく顔で出てくる野分のすがたが!

清霜@:ひっでぇ

少尉@:成程…軍資金化させるのか 那珂@:失望しました、那珂ちゃんのファン辞めます!

*那珂ちゃん自身で言ってどうする、そのネタを!

 

野分@:「…本当に、きれいな焼き物なんです」磁器を手にして、そして手放し、落ちた。

清霜@:ちょおおおおおおおおおおお!?

響@:陶器ちゃん:「死亡フラグ、回避したと思ったのに……」

 

TO BE CONTINUED!!

 




裏にて、このような会話がありました。
響@:次回、のわっちが手放した皿を清霜と響がすんでのところで受け止めるところから……になるかな……?
野分@:それでもいい、というよりそのほうがいいかもしれない!
那珂@:次回、陶器死す!デュエルスタンバイ!
野分@:本当に壊したら絶対に怒られるよね…
響@:怒られるというか、決定的に見限られるというか……この陶器は「米英仏&国民政府が取り戻そうとしている平和」の象徴ですゆえ今ここで割れるのはマズい
野分@:まぁ同時に「変えられない歴史の壁」とも見えますけどね
清霜@:どうにかしないとなぁ
響@:大抵の場合、こういうアイテムってそういうニュアンスで破壊されるけど、今回は前後の会話の文脈的に、どう取り繕っても出雲はそうは解釈しちゃくれぬ……
清霜@:過去を、今を破壊して未来を再構築…とか?
野分@:今の最中を維持しながら、違う方向に修正する…できりゃね
那珂@:形あるものはいつか壊れる
清霜@:要するに、ハイオウは昨日GMが言っていた「上海の日本に対する総意」の集合体みたいな存在で、「今」の上海は日本を無茶苦茶嫌ってる、ってことかねー
響@:ざっくり言うと彼女の親兄弟を殺して田畑を焼いて故郷を滅ぼしたのは我々ですゆえ……
清霜@:まあそりゃあなぁ…
野分@:まそ
少尉@:正確に言えば、あの子自身はイギリス生まれですが…結局、自分の親みたいな存在や慕ってくれる存在を踏みにじられた…って思いがありますからね
清霜@:でしょうね。
野分@:まあ
清霜@:しかし、そうなると「捨てられる」発言が気になってくる


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磁器と出雲と嫌な情報

GM:ここまでのあらすじ 「磁器の生死や如何!?」

野分@:さて磁器を割ろうか(まて
清霜@:どうせなら粉微塵にしようぜ(
飛龍@:旗艦が許可する、割れ!
少尉@:この人たちに良心はかけらも無いのか(唖然)
那珂@:欠片になるのは陶器なんやなって
野分@:ちなみに磁器を受け取ってもいいです(チラ
清霜@:しょうがないなぁ、受け止めてやるか!
響@:フハハ、響はロールでは真っ青に豹変して阻止しようとするぞぉ!
清霜@:おおっと、響がエントリー!!
那珂@:では、受け止められたか幸運でロールを(ry
少尉@:どっちを阻止するんですか!? (止める方だったら爆笑)
野分@:やってやらあうじゃないか!
清霜@:さて、最終的にどうなればいいかな!
GM:あたしゃしらんがやき
清霜@:HAHAHA 割るか(ぉ
響@:のわっちが手を放すなら、響は決死の形相で受け止めようとするよ
清霜@:では、同じようにびっくりしつつも受け止めようとして……響に激突しよう(
野分@:やってしまったことはしかたない、来なさい
響@:その展開はグッドだ
那珂@:あーもうめちゃくちゃだよ
飛龍@:HAHAHA
少尉@:ケイぉス! (発音良くカオスと言ってみた
響@:OK,では響としては『懸命に受け止めようとする』のでせめて判定をしたい



[Free Role Part 4’: The Truth of Shanghai]

 

GM:ほむ… では既に落下しちゃっていますから判定はむずかしめで

響@:いいぞ……目標値や指定個性はアナウンスに従います

GM:無個性になります… うん次回以降を考えて…(行けるのかしら)

無個性、2d6で目標値は8でどうでしょう?

那珂@:清霜も受け止めようとしてるんなら二人で1d6ずつ振ってはどうか

清霜@:ほう

響@:そいつは素敵だ……!

那珂@:(れんたいせきにん!)

GM:いいですね、声援も送っていいですよ!(どうせなら)

野分@:この方が美味しいですね

GM:では、二人の1d6の合計8以上ならセーフ 未満ならぱりーん!

清霜@:はーい

響@:了解、いきます!

清霜@:1D6 「わわわ、危ない!!」

システム: (1D6) → 3

響@:1d6 「……ッ!!」声にならない悲鳴を上げつつ!

システム: (1D6) → 5

那珂@:おお

GM:お見事!

野分@:びったり!

清霜@:いったぁぁぁ!

飛龍@:おおー。         チッ……

清霜@:舌打ちww

GM:おいいいいぃぃぃ! (笑)

一同:(爆笑)

那珂@:飛龍ちゃん悪い子

出雲:「……ふむ」

響@:何とか受け止めたか……磁器は、向い合って床に這いつくばった二人の手に何とか収まると

清霜@:「よ、よかったぁぁぁぁぁ……」

響@:「……、ァ……」青い顔をして目を白黒……

出雲:「それなりの覚悟はある…と」

野分@:「…申し訳ございませんでした、しかし出雲さん、私の言葉を聞いてくれませんか」

出雲:「…ほぉ、何か?」

野分@:「ついさっきこの陶器を割ろうとしたのは私です。確かに今は響と清霜に止めてくれましたけど… 次は那珂さんかもしれないし、山城さんかもしれない、仕舞に桧垣参謀殿だったかもしれないし、あのハイオウさんかもしれない、そして」

出雲:「……」(副官席に腰掛け、目を閉じて続きを待つ)

野分@:「…最後の最後に、この磁器を割るのは、出雲さんかもしれない、です。」

出雲:「……だから、何だと?」

野分@:「出雲さん、私は…私は『今』の上海を守りたい、だけど…ただ『今』を守る事が、これが本当の守ることになるのですか?」

 

野分@:「職人さんたちは今でも昔の工法を見つからなかった。それでも手探りで探し続けるしか無いんです。

 見つからなければ、今例え形が残っているものでさえ、きっといつか消えてなくなってしまうから…

だから、工法をもう一度再現しようと、…絶対に、見つけ出そうと努力しているんです!出雲さん、『今』を守れるなら、野分は絶対に絶対に頑張って、頑張りますから!

 ですから……出雲さんも、一緒に、本当に、この『今』を、守ってほしい……!…このことは私一人勝手なことをしたからです、罰は…私一人に与えてください

そういって、野分は深くお辞儀をした。

出雲:「………」(目を閉じて熟慮中)

響@:出雲が! 言葉を! 続けないのなら!響が勢い良く立ち上がって、のわっちの胸ぐらを掴み上げようとします!!

 

****

野分@:これは…πタッチですね!

響@:ふにゅん

少尉@:ぷるぷr

響@:のわっちが可愛すぎてつらい

清霜@:表はシリアスなのに…w

****

 

出雲:「……素直なのはいいことだ。なら、貴様に問おうか……響、手は控えろ」(低い声で)

清霜@:(陶器受け止めた姿勢のまま、ぼけーっ

響@:「……ッ!」さっきまで青かった顔が今は涙目で真っ赤になって震えている。 あ、ゆっくり手を離します

出雲:「『今』を守れと貴様は言うが、私が何をした? ハイオウを見殺しにしているとでも言いたいのか?それとも、まさか私が関東軍の奴らに頭を下げているだけとでも?」

野分@:「それは、分りません…分りませんが、『今』を変えられるなら、『今』を変えるしかない、と思うのです」

 

飛龍@:あーこれ、止めに入ったほうがよさそうな気がする(というか面白そう←

那珂@:あらそえ…もっとあらそえ…

少尉@:こわい、この人たち

響@:ああああ響じゃなかったらのわっち抱きしめてるのにいい!!!!

 

出雲:「…はぁ、どいつもこいつも私の事を廃艦一歩手前扱いしやがって」

野分@:「うぅ…もうしわけ、ございません」

出雲:「扉の後ろで聞き見立ててる奴、貴様も私に変な案件を処理させるな。」

響@:お、事態が動く

別所の飛龍@:なにぃ! 第三者だと!

野分@:出会え出会え!!

清霜@:「???」

**:「ふふ…これはこれは御見それいたしました。出雲遣支艦隊司令長官代理殿」 (ぎぃぃ)

野分@:「あなたは…!」

扇矢萩子:「扇矢少佐、只今帰投しました… なんて、ね」

響@:おっと……萩子さんに泣き顔を見せるのは純粋に乙女心として恥ずかしいので背を向けてぐしぐしと目元を拭おう

出雲:「貴様からの書類、きちんと決済させていただいた。貸し一つだからな」

扇矢萩子:「あらあら、それはそれは恐れ多いことを…」

野分@:「あっあ…」まさか聞き耳立てされると思わなかった野分はおろおろします

清霜@:「……へ?え??どういうこと????」

響@:「そちらでも何か進展があったのかな」やや声が上ずってるが平静を装いつつ

扇矢萩子:「では、出雲さん。お借りした分は今すぐ御支払いしましょう。いつまでも借りていたら高くついてしまいますから。響ちゃん、まずは謎解きからよ。」

 

那珂@:割れたから偽物ですね(ドヤァ

 

野分@:「ああああの、その、さっきのは、その…うぅう」

扇矢萩子:「三人とも、出雲さんの左手をご覧くださいな。」(特に皆さんの慌てた様子に一言も触れず、普通に三人を扱います)

響@:例の海鸥のメモかな? 包帯かな? 目を向ける

清霜@:言われるままに見てみよう、首を真横になるくらい傾げてるけど

野分@:「えっはい!」出雲さんの方向へ振り向く

 

那珂@:指輪…

響@:そ の 発 想 は な か っ た

GM:わあああ!?(錯乱)

 

扇矢萩子:「彼女の、ぶさっと刀で手を刺した… という発言、覚えてるわよね?」

響@:(あ、そこから聞いてたんだ……)

清霜@:「え?そんな事言ってたの?」忘れてる

響@:最初からじゃねーか!

扇矢萩子:「ふふ… なら、考えてみなさいよ。そんな重度なけがを負っている人が、本当に高価な磁器何て持とうとするかしら?幾ら出雲さんが数多戦場を駆けてきたといっても、手足の神経まで図太くなるものかしら?」

響@:「……おい、それはつまり」

野分@:「……言われてみれば!?」萩子と出雲二人の顔を往復みて、目がぐるぐる

扇矢萩子:「仮に、出雲さんの言うとおりに高価な作品だとすれば…出雲さんほどの方が、どうしてそんな軽はずみなことが出来るのかしら?」

清霜@:「え?心の46cm砲で我慢してたんじゃないの?」

扇矢萩子:「……なるほど、気合を入れば何とかなるかもしれないわね。なら次にいきましょうか」

野分@:「うぅ……まだ、よくわからないけど……もう、恥ずかしい、です」手が顔を覆い、耳が赤くなった

扇矢萩子:「陶磁器の類は些細なことで価値が下がるわ。小さなひび割れ、風化… そして、汚れ」

清霜@:「……」続けて、出雲さんをぢっと見て

扇矢萩子:「清霜。もう一度思い出しなさい。出雲さんは包帯を巻いているとはいえ、血はとくとくと包帯に染み込んで行っているはずよ。それこそ『今』現在も、ね」

清霜@:……萩さんをぢっと見て「えい」ぽいっと出雲さんに陶器パース

扇矢萩子:「青磁器、その価値は曇りなき白と青色の美しさにあるわ。そんなところに、赤い斑点何てついてみなさい。価値はダダ下がりよ」

出雲:「… 降参だ」(両手でキャッチするが… 少し顔をしかめる)

 

出雲:「…もう一つ、付け加えるならば。長官公室とはいえ泥棒が入ら無いわけではないのだから本物をこんなところに保存できない。といったところだな」

清霜@:「むふー」

出雲:「野分、安心しろ。こいつも本物と同じ人物によって作られたもの。ただし、出来は雲泥の差…だがな」

野分@:「はい…」

出雲:「…これはその初期の作品。私の好みで置いていたものだ。」

野分@:「そう…ですか」

出雲:「悪いが、本物は私と長官の二人だけが場所を知っている…」

清霜@:「ねえ出雲さん、性格悪いって言われない?」

出雲:「なに、これも戦場を生き抜く術だ。貴様らもいずれ覚える。」

清霜@:「でも、普通の反応だと思うよ?」

響@:「なんだそれは……私がばかみたいじゃないか……」さっきとは違う感じで可愛らしくプルプルしつつ

別所の那珂@:きみはじつにばかだな

扇矢萩子:「本物の値段がおかしすぎるだけなんだけれどね…」

清霜@:「確かに、言われてみれば違和感あったかなぁ…とは思うけど」

野分@:「もういっそ殴って下さい…穴があれば入りたい気分です」

響@:「私が野分に最初から殴りかかっていたらどうするつもりだったんだっ」出雲を涙目の上目遣いでキッ睨みつけつつ

出雲:「響、済まない。しかし、私個人としては嬉しかったのだよ。私は、これが気に入っていたからな… さすがに世間からの価値が、本物と比べて低いとはいえ割られるのは癪に障る」

野分@:びくっとした

 

清霜@:要するに、度胸試しされたってことでいいのかね

響@:本気で怒った響の茶番っぷりが最高すぎてヨダレでそう。本人はまたプルプルし始めてるけど

清霜@:かわいい

野分@:かわいい

飛龍@:かわいい

響@:この瞬間たまんねぇ……

清霜@:涙目で上目使いとか、ね。こう、クるものがあるよ、ね

那珂@:涙目響にポカポカ殴られたい

 

 

響@:「そうだ、野分も野分だ! 何も壊そうとすることないだろう!」

清霜@:「で、結局さ、こんなことさせて何がしたかったのー?」

出雲:「…清霜、貴様の[こんなことさせて]がどれに該当するのか分からないが… こいつの話だろうな…」(磁器を撫でながら)

扇矢萩子:「因みに、本物の値段は聞きたいかしら?」

野分@:「…謹んで、遠慮します」

清霜@:「やめてー。というか、そもそもさ。こういう流れになるって見越して最初から嘘付いてたの?」(左手の件についても)

扇矢萩子:「良い判断ね、それから清霜?一応出雲さんの持っているそれも、ゼロ戦と同じ値段よ?」

清霜@:「ゼロ戦……えーと、いくらだろう?」分からない(

*ゼロ戦:当時の価格で3万円ほど。これは現在の日本円では3000万円以上。海軍的には高すぎない逸品だが、市井感覚だとバカほど高い。

野分@:「今となった私もばかみたいになるから…私に聞かないで」しょんぼりした野分

響@:「まったく……」すごすごと引き下がる

出雲:「…左手は冗談抜きで痛覚がないんだがな…」

野分@:「それ、まずいじゃないですか…」

清霜@:「……ふぇぇぇ」わたわた

出雲:「…正直、今は座っているのと陸軍のバカどものお陰で血圧が上がっているからか意識は鮮明であり、貴様がフリスビーのごとく投げてよこした皿も受け取れたわけだが… 少佐、肩をかせ。それでチャラにしてやる。」

扇矢萩子:「ふふ…了解しました。 ちょっと待っててね、三人とも」

 

響@:どうあれ、出雲はもうあまり無理できない身体なのか

清霜@:ぽいぽい

那珂@:じゃあ出雲の砲もらうか(ゲス顔

少尉@:…出雲の装備は見てもらって分かる通りしょぼいデスよ?

那珂@:20.3㎝砲があるではないか!

*その時の那珂ちゃんの目には猛禽類的な鋭さがあった

 

響@:「…………ふんっ」まだヘソ曲げ中

清霜@:「響さーん、こちょこちょしちゃうぞー?」

響@:「いいさ、やってみろ。私は海鸥みたいに我慢強くもないし、冷静でもないぞ。私、清霜にだってホントは少し怒ってるんだからな」

清霜@:「じゃあやらない」

別所の少尉@:す…素直なのかな…?

響@:「…………ふぅ」肩の力を抜いて、いつもの調子になり

 

GM:出雲に肩を貸して医務室に放り込んできた扇矢少佐が戻ってくる

扇矢萩子:「さて… 三人とも、色々とごめんなさいね。」

清霜@:「良く分からないけど、大丈夫」

響@:「色々と腑に落ちないけど、もう大丈夫」

野分@:「無事でしたら、いいです…」

扇矢萩子:「出雲さん、聞いたけれど過労からの反動みたいよ。」

清霜@:「……うわー、大人って大変」

扇矢萩子:「ここ数日、厄介な件…まぁ陸軍との調整に心血を注いでいたの…分かってあげて頂戴」

野分@:「…私、やっぱりもう一度ちゃんと出雲さんに謝らないと」

扇矢萩子:「それが、まぁ… 色々あって…ね」

清霜@:「……」

響@:「ここに来た何とか大佐とやらの顔は見たけど、確かにあんなのが上海にいたんじゃ困る。また自作自演の爆破事件でも起こしかねないぞ。どうするんだ」

*自作自演の爆発事件(張作霖爆殺事件しかり、柳条湖事件しかり)

扇矢萩子:「ふふ、むしろああいう自尊心の塊みたいな方が真面目にお付き合いせずに済むから私の仕事は捗るのだけれど。」

 

 

扇矢萩子:「さて、色々と情報を持ち帰って来たけれど、三つあるわ。いい知らせが一つと、中途半端に危険な知らせが一つと、とんでもなく最悪な知らせが一つあるのだけれど。どれから聞きたいかしら?」

清霜@:「悪い方からで」

扇矢萩子:「なら、国民軍がね。陸上兵力を配備したわ。その数二万以上」

野分@:「…もう最悪じゃないか」

扇矢萩子:「上海租界地を包囲する形で進軍中… らしいわね」

清霜@:「うわぁ…」

扇矢萩子:「でも、一つだけ救いはあるわよ。まだ、火砲の弾薬を用意していないらしい…つまり、この軍はまだ張子の虎」

清霜@:「ふむふむ」

扇矢萩子:「ドイツ軍の演習をみっちり受けた部隊が主力なのに変わりは無いけれど… まだ、本気半ばってことよ。」

野分@:「『まだ』って…要注意ですね」

扇矢萩子:「そうね、少なくとも現時点では向こう側に宣戦布告は出来ないわね…」

響@:「……あと2つの知らせは」

扇矢萩子:「中途半端に危険なものと、いい知らせ。次はどっち?」

響@:「とにかく悪い方から頼む。次は中途半端に危険な知らせとやらで」

扇矢萩子:「そう、なら関東軍の一部でね、日独同盟は海軍の賛成で結ばれるのも時間の問題だ、って確信的に述べている人間が現れて来たわ」

清霜@:「……??」

扇矢萩子:「今のところ、海軍省(うち)も軍令部の意向も反同盟一色… どこからその自信が来るのかはもう一つの知らせを用意するために裏どりできなかったのだけれど」

響@:「いつもの戯言だろう」

扇矢萩子:「いいえ、信頼できる筋なので注意が必要よ。」

響@:「……そうか、戯言を無理やり歪な形で現実にする算段があるのかもしれないと」

清霜@:「良く分からないけど、大変だっていうのは分かった」

扇矢萩子:「えぇ。それが彼らの常套手段…さて最後にいい知らせね」

 

 

那珂@:萩子「実は今度、結婚するの…///」

清霜@:おいこら

響@:お父さんそんなこと聞いてないぞ!

野分@:おめでとう!して相手は!?

飛龍@:何言ってるんだこいつ(白目

少尉@:んなわけあるかあああああああああああ!(絶叫)

飛龍@:と、とにかく……中の人同士の会話は置いといてっと

 

 

扇矢萩子:「明日、油槽船が到着するわ。メタな表現を使えば燃料10を積んでいるわね。」

那珂@:ほう…って鋼材はないのか(絶望

扇矢萩子:「飛龍護衛部隊宛、で到着するから楽しみにしていなさい。これは私からの先行投資よ」

*実はこの費用、佐世保鎮守府の会計に混ぜられていたのだった。

野分@:「それは…よかったですね、最近の消耗が激しく…」

響@:「そいつは地味だが……実に嬉しい知らせだ。」

清霜@:「おおー…」

響@:「さて……今あるパーツだけを、無理やり線で繋いでみると、本当の本当に最悪の形が見えてくるな」

扇矢萩子:「…何かつかんだようね?」

響@:「なに、国民党軍の軍備が、トチ狂って大東亜重工から提供されるなんてことになったらひとたまりもないと思っただけさ。陸軍や艦隊派も、そこまで狂っちゃいないだろう」

扇矢萩子:「…そうね、たしかに大東亜重工は新興財閥だからその基盤は満州と朝鮮半島。内地には仮の東京本社があるだけ。国内から売国奴とよばれても大陸と南洋諸島に主要機関があるから…ってごめんなさい。悪乗りが過ぎたわね」

響@:「……今のは一旦忘れよう。さて、こちらからも共有しておきたい情報がある。野分が、クロギリ鎮守府内部の怪しい動きを引っ掴んできた」

扇矢萩子:「何かしら…ってあぁ、クロギリ鎮守府……また頭の痛いところが」

野分@:「クロギリ鎮守府なんですけど…しかじかかくかく」

扇矢萩子:「何が何やらといったところね…」

野分@:「まだ推測の域に出てないですけど、かなり怪しいと思いますね」

清霜@:「?????」

扇矢萩子:「確か…大東亜重工の何処だったかしら、あぁ…そうね木曜研究所が置かれていたはずよ…しかも、南木提督って艦隊派の重鎮よ。影の薄い参謀こと茂山少将は艦隊派から転向したってきいたけれど…。あの提督だけは本当に敵に回したくないわね…」

清霜@:「ええと、すごく大変ってこと…?」

扇矢萩子:「…生神様よ…南木提督の存在は海軍内ではね」

響@:「その辺りは改めて裏付けが欲しいところだ。……何より重要なのは、現に提督代理をやってる冨塚中佐の真意と実務権限か」

扇矢萩子:「…って、そもそも冨塚ってだれよ?」(真顔)

響@:のわっちが浜風から聞いた話を伝えたんだから、かくかくしかじかの中にあったのでは……?

野分@:「今、その富塚中佐が鎮守府の業務を遂行していますけど?」

扇矢萩子:「そうじゃないのよ、冨塚何て中佐…クロギリ鎮守府でそんなに働いているなら、私の許に連絡の一本もあるはずよ」

清霜@:やっぱり怪しかったー!!

扇矢萩子:「…まさか、ここ最近の南木提督名義の活動は全てその富塚って中佐の偽電? まさか…」

野分@:「いま南木提督は休暇ととっているようですね」

扇矢萩子:「…くっ、神様が動いたら誰もが遠慮してしまうとは聞いていたけれど、本当なのね…」

響@:「まずいな。上海に入港した輸送船団は誰の指示で動いてる?」

扇矢萩子:「輸送船団、ね。名義はやはり南木提督になっているわ」

響@:「……扇矢少佐、すまないが通信関係の裏取りはそちらに任せる。野分、清霜。戻って飛龍たちに合流しよう!」

清霜@:「えーと、冨塚中佐を処せばいいの?」

扇矢萩子:「ダメよ、まだ怪しいだけ。」

清霜@:「じゃあ、裏どりすればいいのかな」

扇矢萩子:「物的証拠が一つもないし、証言も嘘の可能性がある。」

那珂@:「ただいまー!那珂ちゃん華麗に参上☆」

扇矢萩子:「……ごめんなさい、私また外回りをするわ…ってお帰りなさい、軽巡那珂」

響@:「! 3人とも、無事か! 輸送船団はどうだった?!」

那珂@:「んー、浜風ちゃんの知り合いの雪風って子とお話ししてきたよ。かくかくしかじか~って感じかな」

少尉@:「しょ… 少佐!?今までどちらに?」

扇矢萩子:「そんなの後よ、いつもの連絡手段でことの顛末を報告。私は出かけるわ」

少尉@:「はっ!」

GM:では、那珂ちゃんから皆さんが状況報告を受けているのを横耳にききながら、萩ちゃんはまた外に出ていきました

 

 

 




実はお話に出てきた磁器ですが景徳鎮で焼かれた影青ものという設定でした。
お値段は…かなり高いです。現代に残っていたら台湾に目の色変えて連れて行かれるレベルの代物。


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1サイクル後編 ~吉野お姉さん~

次のシーンプレイヤーは清霜か響かという時

清霜@:んじゃ私が行こうかな
GM:では清霜ちゃんGO!
清霜@:そろそろ判定したいです(
響@:せやな……
清霜@:1d2 1なら左
システム : (1D2) → 2
清霜@:いくぞー
システム:外出・歌
清霜@:外出だ!
那珂@:これは那珂ちゃんライブだな(確信
野分@:まだまだ分らんぞ
GM:イベント表もお願いしますね
清霜@:ETGT 何が出るかな
システム : 外出イベント表(8) → 迷子:《面倒見/性格4》で判定。(建造弐p136)
GM:ま… 迷子だと
野分@:これは、ジャイアンの予感
那珂@:(むしろ清霜って迷う方だよね)
清霜@:迷子って誰だー!?
響@:裏路地の暗がりから着衣の乱れた初霜がよろよろと出てきて…?!
少尉@:あかん
那珂@:冨塚中佐「ふえぇ…道に迷っちゃったよぉ」
響@:殺せ
清霜@:処す?処す?
野分@:そのまま行方不明になるしかない
那珂@:面倒見(介錯)
GM:はーい、皆さん殺っちゃだめですよ~えっと… 迷子、でしたけれど 清霜ちゃんor他人?
清霜@:私です(きりっ
GM:お…おう
清霜@:あ、もうRPしちゃっても?
GM:全然大丈夫です(主に、私が即決されるとは思わなかった)



[シーンプレイヤー清霜:迷子]

 

清霜@:「…………どーしよう!道に迷った!!」上海のどこかで歌を歌いながら散歩してたら、見事に道に迷ってしまったのでした。

清霜@:「こういう時は、心の46cm砲の言うとおりに!(その辺の枝を拾ってきた彼女は…)……(枝がパタンと倒れる)……こっちだね!!」

GM:運任せに歩いている清霜ちゃん… そんな清霜ちゃんの前に地図を片手にきょろきょろしている一人の女性が現れます

**:「えっと、ここは…どこ?」

清霜@:「……あれ?おねーさん?おねーさんも迷子ー?」誰だろう、日本語?

GM:流暢な日本語です

**:「えっ…?あっそうなんです。私、ちょっとあんまり方向感覚がよくなくって」

清霜@:「(旅行なのかなぁ…)あはは、私も迷子なんだよねー!…って、地図持ってるんだね、だったら大丈夫だよ。多分読めるから!」

GM:大正時代のお嬢様、みたいな服装をしてヒールをはいてます。萩子の後ろに絞った髪をほどいて、赤茶色になった感じの姿。

清霜@:んおぉぉ…誰だ…?

響@:吉野お姉さん、大正時代のお嬢様風ってことは、矢絣の着物に袴姿なのかな(短絡なテンプレイメージ)

GM:そこまで日本日本はしていないかも(ヒール履いてるし)

 

**:「ごめんなさいね、はい。どうぞ」(屈んで清霜ちゃんに見せてあげます)

清霜@:「ふむふむ…えーっと、おねーさんはどこに行きたいのかな?」

**:「えっとですね、東路って旅館なの…日本人租界地にあるお店なんですけれど…わかりませんか?」

清霜@:「んーとね…」ふむ…判定良いですかね。地図をきちんと読めるか、で海図が良いかなーと思いますが

GM:了解しました、では海図の判定をどうぞ

清霜@:わーい、その前に発見を。海図…ではなく、指揮を発見しておきたいです

しかし、弱点で指揮を獲得してしまう清霜ちゃん。

清霜@:ぐへぇ、弱点か

響@:ダイス神ちょっと鬼畜すぎひん……

GM:本卓は特にあらぶってますね…

清霜@:では、改めて…海図を指揮で代用して判定、目標値6.アクシデント行きますー

システム : アクシデント表(2) → 意外な手応え。その判定に使った個性の属性(【長所】と【弱点】)が反対になる。自分が判定を行うとき以外はこの効果は無視する。

清霜@:!?

那珂@:いいねぇ

GM:大勝利!

清霜@:変なデレが来たなぁ…では、判定行きます!

野分@:いいね

響@:ダイス神ツンデレすぎひん……

清霜@:2D6>=6 「ここがこうで、アレがああなって、私が君で君が私で」

システム : (2D6>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功

清霜@:イチタリター!

響@:ばっちりだぜ

**:「えっと、どうなっちゃうのかしら。君が私になると」(微笑)

清霜@:「あ、それ何となく。うん、ここからだとこの角を左に曲がって、それから3番目の十字路を曲がると左手に見えてくる、ハズだよ!」

**:「ありがとう、助かったわ」

清霜@:「あ、そうだ!おねーさん、なんて名前?私はね、清霜だよ!」

**:「えっと、私の名前ですか?」

清霜@:「うんうん」

**:「……ふふ、じゃあ吉野さん、でお願い」

清霜@:「むー、じゃあ、ってことは嘘の名前じゃないの?……言えない理由があるのかな」ぼそっ

吉野お姉さん:「吉野お姉さん、それじゃあ…ダメなの?」(少し悲しげに)

清霜@:「……うん、大丈夫だよ!」

吉野お姉さん:「…むぅ、お姉さん。疑われているみたいだぞ?」

清霜@:「んー…じゃあ信じるね」じゃあ、で名乗られたなら、じゃあ、で信じるしかないじゃない

*至極正論であります(笑)

吉野お姉さん:「ありがとね、清霜ちゃん」(ふんわりと笑っている)

清霜@:「『またね』吉野おねーさん!」手をぶんぶん振って、地図で見た帰り道を行こう

吉野お姉さん:「ちょっと待ってよ、清霜ちゃん」

清霜@:「……ほぇ?」ぴたっ

吉野お姉さん:「はい、地図をあげるわ。清霜ちゃんはこれを見ていったらいいと思うわ」

清霜@:「え、でもこれ吉野おねーさんのでしょ?」

那珂@:そこには世界地図の姿が!

吉野お姉さん:「ううん、吉野にとって地図は役に立たないもののようですから…」

清霜@:「……じゃあ、貰っとく。そのかわり、また吉野おねーさんに会えたら返すよ?」

吉野お姉さん:「別にいいんですよ?とにかく、今は地図を信じるよりも、清霜ちゃんを信じた方がいいみたいだから、ね?」

清霜@:「え、あ、えへへー」

吉野お姉さん:「この角を左に曲がって、それから3番目の十字路を曲がると左手に見えてくる、ですよね?吉野、覚えてるでしょ?」

清霜@:「う、うん、大丈夫!」

吉野お姉さん:「では、吉野は行きますね?『また』何処かで逢えたらいいですね」

清霜@:「うん、またね!」

GM:不思議な雰囲気の『吉野』の姿は、そのまま上海の道の中に消えていきます

吉野お姉さん:「ふふ… あの子が清霜ちゃん、か」

清霜@:「ほぇぇぇ…」なんだか不思議な人だったなー、とか考えつつ、地図を頼りに司令部の方に戻ろう。歌いながら……

吉野お姉さん:「キエロ アセル エル アモール コンティーゴ… 届くかしら?」

那珂@:吉野「消えろ」

少尉@:あかん

清霜@:「とーどけーとーどけーおーもいーよとーどけー」

 

那珂@:ほのぼのホラー好き 子供っぽい清霜というのもグッド

 

清霜@:ジパングじゃねーかwww(吉野の台詞について)

GM:おや、ばれてしまいました

那珂@:エクアドルで使うつもりだったのか…

清霜@:スペイン語で「君を抱きたい」という意味だそうで

響@:とうとつなキマシ展開

GM:ではでは… 吉野の意味深な言葉が何を挿すのでしょうか?(笑)

清霜@:さて、きよしーもが無事に到着できたかは…

那珂@:…その後。清霜をみたものはいなかった…

響@:FIN....

少尉@:消えたあぁぁ!?

清霜@:2D6>=6

システム : (2D6>=6) → 3[1,2] → 3 → 失敗

清霜@:もう一度道に迷ったようです(

少尉@:やっぱり、き…きえたあぁぁ

響@:清霜の受難の旅は続く……!

 

響@:きょとんと顔を傾げながらも両手を広げてハグ待ちしてくれる清霜ちゃんください

那珂@:非売品です

GM:先着0名様限定!

清霜@:0名www

飛龍@:ならば旗艦権限で5人にしよう。異論は認めない

響@:いっちばーん!

少尉@:小官も!

那珂@:心の那珂にあるから買わなくていいかな…

清霜@:……もしかしてもしかしてもしかして 吉野さんって…防護巡洋艦の吉野さん!?

GM:さて、どうでしょうか?(ニコニコ)

那珂@:でっていう「わしじゃよ」

響@:時代を鑑みるとそうは考えづらい……が、IF戦記だしな

清霜@:時代を考えると無茶苦茶古い軍艦なんだな…(除籍ですら1905年

那珂@:あー、春日と衝突した艦だっけか

清霜@:ですね。さてさて、吉野さんから感情を頂けるわけだ

飛龍@:清霜はみんなの心の中に……

清霜@:しかも2点、意外と大きいぞこれ

那珂@:感情というか、加護ですな

GM:先行ネタバレ(滅茶苦茶嬉しいイベントでした たぶん後で解りますよ~)

清霜@:ほうほう

響@:GMが楽しんでらっしゃる

GM:きゃっきゃっ

那珂@:猿かな?

GM:わおーん!こ…こほん ともかく清霜ちゃんのシーンが終わったので捜査タイム!

清霜@:はーい!

響@:シーンに登場しないことには自由行動もできない……といった辺りは見逃していただけると

GM:GM権限で全然OK!

清霜@:おおー

響@:ああ、そもそもGMが一連のシーンとして扱えば、普通に途中から出てきたよって感じになるだけか。どうしよう? そうは言っても清霜ちゃんが合流してからにする?

GM:っとその前に

少尉@:「皆さん、昨夜少佐から皆さんに渡すように連絡を受けましたので、こちらを」

響@:無事に合流出来たようだ

少尉@:そ…そこからしますか(笑)

響@:や、清霜がはぐれている間にも時間は進むからどうなるかな、というだけ

清霜@:そこからだと長くなるから、なんとか合流でw

響@:何事も無く合流出来たならそれに越したことはないであります!

GM:ははは…まぁ朝早くのお散歩で迷ったということにしましょうよ。

昼間に迷子になっていたらそれは任務をさぼってたことになるじゃないですか

清霜@:ww

 

扇矢萩子のメモ

6/26 佐世鎮着

6/27 佐世発、巡洋艦「吉野号」にて上海へ。

   両演習艦隊定刻出航。

6/28 早朝上海到着。任務再説明。

   同日、クロギリ海域より輸送船団が日没後到着。

   18:00 演習艦隊旅順で合流、各国観戦武官の集まり上々。

6/29 英国領事館より物資援助の依頼あり。

6/30 09:00 演習艦隊対地演習開始。

7/1  油槽船上海:到着予定日

7/4 演習艦隊の演習終了予定日

7/5  昼頃、クロギリ海域からの輸送船団出港予定日。

   夕方頃、各演習艦隊参加の艦娘・並び艦艇拠点に帰投完了予定

 

響@:む、こいつはありがたい

少尉@:「こちらに書かれていることは我々で裏付けの取っている確実な情報であります。ぜひお役に立ててください」

清霜@:「ほむほむ」

少尉@:「そして、一応ではありますが本日は7/1であります。黒龍江からの石油を運んできた油槽船もそろそろ到着するかと存じます。班長は本日の夕方ごろにお戻りになるとの話も聞きましたが…皆さん、これからの行動はいかがしますか?」

響@:「とりあえず、国民党軍の臨戦配備に対して各方がどうリアクションしたのか気になるな……」

少尉@:「はっ… 旧連合軍、今回でいいますと英仏の二大国は真っ先に遺憾の念を表明。我が国の領事館もこれに続きました。その他で気になったことと言えば…イタリアは日和見を決め込んだようです。それ以外の情報はありません」

清霜@:「ふむふむ……わからない!」

那珂@:「んー、とはいっても那珂ちゃんたちにはどうしようもないよねぇ…」

少尉@:「えっと、簡単に言いますと皆で中国やめて!って叫んでいる中でイタリアさんだけ昼寝してるって感じでしょうか…?それから、まだ内密にではありますが… 座長は今回の件で陸軍には貸しを作りたくないとお考えのようだ、とだけ申し上げます。それ以上は小官からは、なんとも…」

清霜@:「ああ…それは、うん、分かる…」

少尉@:「詳しくは、大佐からの正式な指示があると思います… けれど、それまでの動きは小官ではなく皆さんに決定権があります。」

 

那珂@:とりあえず、方針と行動を決めよう!

響@:そうだな……租界の権益を手放すというのは外交上の判断になるから長官レベルの話だな。我々が気を揉んでも仕方ない

那珂@:個人的には、まだ捜査してない所だと大東亜重工が気になる

響@:今、租界は緊張のピークにあって、不意な1発の銃声がどんなパニックに発展してもおかしくない。で、そんな中で当局の目を逃れて軍需品をプールしている疑惑のある大東亜重工はマジで文字通りの火薬庫

 

響@:どう切り込むか具体策を考えないと駄目ね……

那珂@:アポ必須だから、何か材料が必要っぽいですよね。前回手に入った情報で動くんなら浜風に冨塚中佐について聞きこむ感じかなぁ。雪風よりは色々知ってそうではある

少尉@:まだ、日本人租界の日本人は内地に引き上げてませんよ 一応念のために。現在、上海港で帰国のチケット買い求める各国人たちが大勢いますが

響@:せやろな……とりあえず明確なほころびがあるとしたら、その冨塚中佐だから

清霜@:ですねー

響@:そこ突いてみるしかないかな……

清霜@:かなー

響@:港に向かえば海鸥とも再度接触できるかもしれないし、前回は中途半端で終わった輸送船団の偵察に行きますか

那珂@:浜風は呼び出し可能っぽいから、野分とかにはそっちに行ってもらうってのはどうか

飛龍@:また別れるパティーンか

野分@:できれば私も補給しよう

GM:GM権限発動、というか次回以降の先取り的に…

清霜@:ほむ

響@:GMがよいというのであれば

GM:自由行動中の回復は司令部の近くor明らかに資材のある近辺ならいつでも可能 シーンに関わらず

響@:OK,これで少しは首が回るようになる

那珂@:コキャ

響@:さて分かれるか分かれないか難しいところ

野分@:もう一度浜風を呼んでもいいが、他にやりたいことある人ありませんか

GM:尚、時間的には油がまだ皆さんの下に届いていないので2-2-0-2のままです

野分@:そうですね!

清霜@:ほむむ

飛龍@:まぁとにかく今後の行動まとめよう。そうしないと……ねぇ

響@:どちらにせよ使わない資源は無いのと同じだ……現に行動値が減っているなら使わない理由はない、たんと食え

GM:さて、まず質問。誰が、どこに、誰を尋ねに行くのか。

響@:今後の行動は 1.全員で輸送船団へ 2.ふた手に分かれて一方は浜風と個別に接触、もう一方が輸送船団へ 3.全員で浜風を囲む 4.その他

少尉@:浜風が、囲まれるって…

飛龍@:そんなことはしないぞ!?(中の人はしたいけど!

清霜@:浜風の胃がピンチや!

一同:(爆笑)

那珂@:ちょっとシークレットダイスで多数決とってみますか

清霜@:まず別れるかどうかで

那珂@:4の意見見てから変更、とかはありって感じで

野分@:2は効率的ですが、時間的に1や3の方も捨てがたいね。まず別れかどうか決めるほうがいいと思います

那珂@:個人的には別れた方がいいかなぁ

響@:シークレットダイスで ①分かれるor分かれない ②浜風か輸送船団(あるいはその他)どちらへ行きたいか 書いちゃえばいいか

清霜@:ほむ

那珂@:そうすっぺか

GM:では、シークレットのご用意を

野分@:あいわかった

清霜@:はーい

響@・飛龍@・清霜@・野分@・那珂@:シークレットダイス

GM:出そろいましたね…ではカウント下ろしますよ。3…2…1…開票!

響@: ①分かれる ②輸送船団へ行きたい

清霜@: ①別れない ②浜風

那珂@: ①別れる(効率的に+誰かが必要になっても最悪次の自由行動がある) ②浜風(雪風から話を聞いた当事者的に)

飛龍@: 1「分かれない」 2「輸送船団」

野分@: 別れよう、浜風を口説く

那珂@:のわっち、その書き方だと浮気してるみたいだよ…

 

GM:多数決の結果 分かれる多数

響@:「分かれる」を採用なら行き先の希望としては…響と飛龍で上海港、のわっち那珂ちゃん清霜で浜風 になるかな?

GM:でしょうか、そのまま皆さんのご意見を回収しますと

那珂@:真面目組が港で聞き込み、と

少尉@:私はどちらにいきましょうか(笑)

那珂@:飛龍さんがそっちにいってくれると案内とかいらない感じで那珂ちゃん的にはすごく助かる。少尉は港じゃないかな(通訳とか…)

飛龍/清霜@:せやな

少尉@:「了解いたしました、小官が車を回します」

飛龍@:(ってか三人で暴走されると少尉じゃ手に負えない)

響@:少尉がどうしても浜風のおっぱい見たいというなら行かせてやってもいいで

清霜@:www

少尉@:(え”っ)

野分@:みたいのか…

飛龍@:(それならいっそのことガチで三人に行かせて思う存分ツッコミ不在の恐怖を……!)

少尉@:(確かに聞きしに勝るといいますから… きょ、興味ないわけないじゃないですかあぁ!)

野分@:萩子さんのでも見ろや

少尉@:(…無茶云わないでくださいよ。どう見たってあの人は大河内班長にベッタリじゃないですか…)

響@:扇矢少佐のおっぱいには背徳感が足りないって言ってたって伝えとくね

清霜@:ひでぇ

少尉@:「そ…それだけは勘弁くださいよお!!」

 

那珂@:まぁでも、実際扇矢さん来た方が中佐関連の調査には良かったかもしれない

*そこはある意味GMが意図したことでもありました…

 

 




響@:情報を見返していて、マップの所に張られている国民党軍のコマに兵力が20万って書いてあるが、2万の誤りよね……?
GM:あっ…誤りであります、2万です
清霜@:oh
響@:目ん玉飛び出そうになったであります……
清霜@:20万は多すぎるw
GM:さすがに20万は ははh… ごめんなさい
野分@:まぁ水増やしの可能も少なくないよね
響@:信頼できるソース(ということになっている)の萩子が2万というからとりあえず2万を想定して動くが……
清霜@:ですね
響@:そもそもだけど、港に停泊している艦艇、特に艦娘の兵装って対地兵力に数えられてるのよね
那珂@:ちょっとピンと来てないんだけど、2万の兵力ってのは攻めるのに十分な数なのかな
少尉@:対地攻撃可能圏では対地攻撃力になりますね。…ただし、基本的に日本の戦力は陸戦隊2200だと考えてください。共同租界地の警備兵と連合軍を仮に同盟軍を組めたとしても一万と少し
響@:日本だけだとお話にならない、火砲が配備されたらむべもなく全面降伏せざるを得ない状況
那珂@:ふむ、単純に倍近い戦力か
清霜@:ですねぇ…
少尉@:尚、遣支艦隊の空母航空戦力は龍驤のみでした。
響@:ああ、今は飛龍がいるのか
少尉@:です、そのために長谷川長官は龍驤を送り出せ、また彼自身も出撃できました。
清霜@:なるる
那珂@:さて、軍隊相手にどうするか。目的をなくすか、梯子を外すか
響@:飛龍に爆戦隊と艦攻隊がいるから対地攻撃力自体は結構あるね
清霜@:ですねぇ
飛龍@:え、なんでとおまわしにぷれっしゃーかけてるの
響@:遠回しどころか、戦力的には飛龍の存在(一方的に対地攻撃可能な航空戦力の存在)がこちらの切り札よ
清霜@:梯子を外すにしても、その代わりの物を持ってこられちゃダメだしな。目的をどうにかしないといけないかと
那珂@:今回の場合目的が上海そのものだから梯子外すしかない気もする…攻めきれないと思わせるか、向こうが当てにしている何かをダメにするか
清霜@:fm



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捜査フェイズ(証人喚問)

GM:では…まず恒例ではありますが…港湾組と浜風組 どちらから動きますか?
那珂@:飛龍さんとのわっちで1d100おおきい方が先でどうじゃろ
飛龍@:いいぞ
野分@:あいよ
GM:では、お願いしますね
野分@:1d100
システム : (1D100) → 57
飛龍@:1d100 後攻
システム : (1D100) → 37
飛龍@:やっぱり出目が走らない/(^o^)\
GM:では、浜風をかこ… ごふんごふん
那珂@:まずは浜風ちゃんですね
GM:ですね!
清霜@:ですねぇ
野分@:会いたかった!浜風!
那珂@:舞風「浜風…(ギリッ」
清霜@:舞風ェ
少尉@:舞風「正妻の座は…」
響@:キマシ……キマシ……
飛龍@:舞風「……私の隣に」


[Free Role Part 5: Girls talked at the French Coffee Shop]

 

GM:浜風に野分ちゃんが話せないか、と連絡をとったのかな?

野分@:あいよ

那珂@:アイタイ イマカラ タカラハ イラナイ

 

GM:では、浜風から

浜風:『**というお店で、落ち合えないでしょうか』

那珂@:喫茶店とかかな

GM:という返事がきます。上海の共同租界地にある喫茶店というイメージです。

野分@:『分かりました、楽しみです』

那珂@:租界地なら喫茶店って文化も普通に浸透してそうだなぁ

GM:共同租界地の隣はフランス租界ですから(笑) では… 指定されたところに皆さんで行きますか?それともノワッチ一人で?

那珂@:せっかく別れたんだし那珂ちゃんと清霜も一緒が個人的にはイイデス。(隠れてのわ浜劇場を眺めるのも捨てがたいですが)

野分@:大切な用事ですからみんなで行こうか。だからデートでも逢引きでもないですっで!

GM:… では、待ち合わせ場所には浜風ともう一人いますよ

清霜@:ほむほむ

 

野分@:舞風「来ちゃった///」

響@:浮気相手といっしょに本妻が待ってるとかソロモン海も真っ青の修羅場やで

野分@:同型艦はノーカン!

*因みに舞風も同型艦ではあるのだが、果たしてどのような基準なんだろうか。

 

GM:その子は、浜風のことを心配そうに見ていますが、一方の浜風は冷静に見えます。

那珂@:ぜかゆきか、別の子か

野分@:まさか陽炎型のあの子…!?

清霜@:ハツシモフでは?

GM:皆さんとは初の顔合わせですね

響@:はつしもふもふ

浜風:「野分さん…」

野分@:「ごめん、まった?…そしてこの子は? あっ、こちらは同じく艦娘の清霜と那珂さんなんです」

那珂@:「那珂ちゃんでーす、よっろしくぅ!」

清霜@:「清霜だよー」

飛龍@:本気で大丈夫かこの二人で……w

浜風:「いえ、わざわざご足労頂きありがとうございます…」

初霜:「あっ… えっと、私は初霜…と云います。先だっては、うちの浜風がお世話になりました」

野分@:はつしもふもふ!

清霜@:もふりたい

別所の少尉@:もふりたい…

浜風:「その…ごめんなさい。色々と…あまり他の艦隊の方に云うようなことをぺらぺらとしゃべってしまって…本当に、申し訳ありません」(直角に腰を曲げる)

野分@:「あっいいえ、私が聞きたいっでいいてしまったから、きにしないで!」(お辞儀返す

響@:噛み噛みなのわっちかわいい……

清霜@:ぺこりん

初霜:「えっと… えっと…(わたわた)私は、良くは聞いていないのだけれど… 野分さんと話してから、少し浜風の顔が明るくなって…本当に、本当にありがとうございます!」(ぺこりぃ)

野分@:「そんな、私は別に何もしていなかったから、むしろ力になれて本当によかったです…!」慌てて礼を返す野分

別所の響@:浜風と初霜とのわっちだと真面目娘のジェットストリームアタックになるから、那珂ちゃんと清霜ちゃん一緒で正解だったな

野分@:そろそろだれか本題に戻ってー…ww

清霜@:「んー、まあ、悩みとか吐き出せたって事なのかなぁ?」

那珂@:「いやー、流石は野分ちゃんだね。那珂ちゃんも鼻が高いようんうん」

野分@:「那珂さんまで…!」

浜風:「その…野分さんに言われたことを信じてみようと思っていたら… 力が、出てきて」(少し顔が赤い)

清霜@:「で、本題なんだっけ…?」

野分@:清霜グッド!

浜風:「あ、ごめんなさい。ええっと…浜風に何か聞きたいことがあるとお聞きしました。野分さんの、お力に慣れればいいのですが…」

 

野分@:まず何を聞くか?

少尉@:お付き合いしている方はいますか?

那珂@:ブラのサイズは…

響@:初めてのキスの相手は

那珂@:このDIOだぁーっ!

野分@:舞風が深海化しそうからやめとこ

 

ここから、気を取り直してまじめな作戦会議が繰り広げられる。

響@:とりあえず冨塚中佐の人となりを掘り下げるのが最重要

那珂@:冨塚さんのこと前より詳しく聞きたいって感じかなー

清霜@:ですね

那珂@:いつ頃から鎮守府に来たとか、仕事任されるようになった切っ掛けとかないかとか

響@:あと、これまでの話だと冨塚中佐は南木提督の肝入りっぽいが

那珂@:南木提督は雪風の話とか周りの評判的に白っぽいんだよねぇ

清霜@:ですねー

響@:ただ扇矢少佐の話だと南木提督は艦隊派で茂山参謀は艦隊派から転向した条約派っぽい。あくまで余裕があったらでいいけどできれば軽くジャブ打っておきたいところ

那珂@:艦隊派ってのはよくわかってないんだけど軍縮反対、国際化反対的なノリでいいのかな

響@:その認識でいいかと

GM:簡単にいいますと。

艦隊派:どこと戦争やっても勝てるぜ ぶいぶい

条約派:さすがに日本一国で多数の国家と戦争とか勘弁

那珂@:武力派って感じか

響@:ざっくりと言えば、だけどね

飛龍@:えーっと、とりあえず重要なことってなんだろ

響@:

① クロギリ鎮守府の実権を握っているとされる冨塚中佐が悪人かどうか、戦争やりたがってるかどうか

② 悪人(あるいは強硬な艦隊派)の場合、本件の疑惑への関与が濃厚だが怪しい行動がないかどうか

③ 冨塚中佐が黒だった場合、クロギリ鎮守府内に我々の味方になってくれる人物はいるか、だね

那珂@:1に関しては、艦隊派かどうかずばっと聞いて、輸送任務多いらしいけど他はどう?とか聞く感じかなぁ

野分@:まぁどこまで行けるか分らんがゆっくり情報を聞き出そう

清霜@:ふーむ…

飛龍@:やっぱり考えることは苦手だわ自分←

那珂@:3は難しくない?いたとしても少数だし、実権握られてる状態だと厳しいような…

飛龍@:3は今でもポイしてもよさそうやね

響@:うむ、③は難しい

清霜@:頭がフットーしそうだよぉっ(棒) 3は無理くさい

飛龍@:とにかく戦争を起こさないように事件の真相をめぐる……これかな

清霜@:ですね、それが一番。

 

 

野分@:「そうですね…その…ちょっと嫌なことかもしれませんが、富塚中佐についてもっと知りたいんです。そもそも一中佐の彼がどうして鎮守府全般の業務を任されるでしょう?例えば…中佐さんは鎮守府で長年お務めしていたからですか?」

浜風:「いえ… あの人が、天才だから…というのが答えです。艦隊指揮の勝率は云うまでもなく…事務作業、新技術を先取りする時代感覚… すべてに優れているからかと…」

野分@:「そんな人間がいたなんで…」

浜風:「はい… だからこそ、南木提督から信頼されています。」

那珂@:「んー、でも天才って割にあんまり目立ってないよね。那珂ちゃんも南木提督の話は聞いたことあるけど…」

野分@:「でも浜風の話のわりにあまり知名されていないですね…」

清霜@:「ふむー?」

浜風:「その…どうも、中佐が海軍に入った理由は南木提督の名参謀になりたかった…とか言っていますから」

那珂@:ホモか…

*艦これRPGでは女子同士の絡みしかないため、こういう反応になりやすい

浜風:「ほら、東郷平八郎元帥に秋山真之参謀がいたように…」

野分@:「ふむ…南木提督が直々に中佐を海軍に招いたのですか?」

浜風:「それは…分からないです、ね。来られた時には少佐だったと覚えていますが…」

野分@:「浜風たちが来た前に富塚さんがいたのですか?」と言って初霜に確認を求める

清霜@:「……????」

那珂@:「すいませーん、アイス一つくださーい」

フランス人店員H:「わっかったぜ!可愛いお嬢ちゃん!」

初霜:「えっと…まず、クロギリ海域っていうのは大本営がつけた公式の仮称名称でして…その、深海棲艦は特に南方で活動しています。」

那珂@:「うんうん」

初霜:「旧南洋諸島の地形は…深海棲艦の活発な活動によって海図を1から書き直ししなければならないぐらい変わってしまいました。もともと土地に住んでいらっしゃった方たちの殆どは帝国の南洋委任統治領に避難。私たちに奪還を依頼なさったんです… 結果として、多くの方々が傷つき、何度か轟沈しかけながらも奪還には成功…でも…結果から言えば、私たちは、あの方たちの故郷を…守ることは出来ませんでした。」

野分@:「…それでも、よりいい『今』であるために、何とかするしか無いのは、私達、艦娘なんですね」

初霜:「はい……。えっと、それでですね。深海棲艦の脅威がまだあるかもしれない。そう判断した上層部は内地で指揮を執っていた南木提督を前線に送り込むことになったんです。その際に富塚中佐は一緒に来られたと記憶しています」

野分@:「そうなんですか…」

那珂@:「鎮守府に来た時から一緒だったんだね」

野分@:「富塚中佐はどのような方なんでしょうか?」

浜風:「読めない人です」

フランス人店員H:「お嬢ちゃんたち、可愛いからこれは俺のおごりだぜ!」(五人分のアイスが…)

清霜@:誰だこいつ!?

*急にフランス人の立ち絵が表示されたために

那珂@:「ありがとー!お礼の那珂ちゃんスマイル☆」

清霜@:「わわ、ありがとうございます!」

初霜:「ちょっと…浜風ちゃん! って、ありがとうございます!」

野分@:「この前の話だとなんだか功に焦るようなお人なんですけど…初霜さんの話だとまた富塚さんのもう一つ面相をきいたみたいです」

初霜:「えっと…、面相って言われましても…」(汗)

野分@:「ありがとう、しらないおじさん!」

フランス人店員H:「お…おじさん、か (とほほ)」

清霜@:「あはは、ありがと、おにーさん」

那珂@:「んー、ちょっと気になったんだけど…冨塚中佐が権限を握ってから浜風ちゃん達は忙しくなったんだよね?」

初霜:「確かに、作戦第一…ですが、とても論理的な方ですよ?っていうか…浜風ちゃん。そんなこと言ってたの!?」

浜風:「本当のことですよ…嘘は言ってません。」

那珂@:「初霜ちゃんはそうでもないんだ?」

初霜:「た…確かに、増えました。ですが、あくまでも論理的に私たちに説明してくださいましたから…」

那珂@:「ほうほう。ちなみに、どういう説明だったのかな?」

清霜@:「論理的論理的って言ってるけど…どう論理的なの?」

那珂@:「あ、簡単にね!那珂ちゃん難しいこと分からないから!」

初霜:「そうですね、解りました…簡単に説明してみますね。例えば、これまで以上に海上護衛を任されるようになりました… これは事実です。ですが…最近、深海棲艦の出没率が上がっているのです。これは、統計的にも、私たち現場も知っていることです。」

那珂@:「ふむふむ」

野分@:「そうか…しかし、海上護衛か…一つお聞きしてよろしいのでしょうか」

初霜:「はい、何でしょう?」

清霜@:「んー…」

那珂@:キラ付けはちゃんとしているのでしょうか

GM:そ…それはドウでしょう(汗

*赤疲労出撃もやむなしな気がします、この時代なら。海の男は艦隊勤務、月月火水木金金 ですからね…

野分@:「海上護衛はもちろん深海棲艦からの護衛なんでしょうけど、その…この上海では、富塚中佐は周囲ほかの国家勢力との連携はどうとっているのでしょうか?」

初霜:「国家、ですか?そう言われても…私達に知っていることなんて…」

初霜:「ここで、私たちに上位命令として発令できる立場は…今のところ出雲さんになります。それで出雲さんは、あっと、皆さんが…どのような立場なのかは軍機だと伺っているのであくまでも推測ではありますが…ここでは、皆さんと同じように動いていますよ。」

那珂@:「特に仲良くしてる特定の国はないってことじゃない?」

野分@:「この前、私は他の国の艦娘と出会ったのですが、その雰囲気があまりいいと言えないので…初霜たちは外国の艦娘とよく連携をとれるのでしょうか?」と同時に浜風に確認を求める

初霜:「他の国の艦娘さんと…ですか。港湾警備の方とはよくしていますよ? けれど、それ以外の子達とは面識はちょっと…ねぇ?」

浜風:「はい、基本的に連合軍の方とはよくしています。確かに、それ以外の方とは…面識有りませんね」

野分@:「それは、富塚中佐の指揮下もですか?初霜から聞いた話だと南木提督と富塚中佐の理念は概ね近いはずですね」

浜風:「え?…そうですね… 少なくとも私たちの海域には邦人以外にもたくさんのアジア系の方が住んでいますから…他国の方とそれなりに仲はいいですけれど」

那珂@:「清霜ちゃん、ほっぺにアイスついてるよ(フキフキ」

清霜@:「ふぇ?あ、うん、ありがとー」

初霜:「一応、ここでも。私たちはウェークってアメリカの子とはそこそこ顔見知りだったりしますよ?」

那珂@:「アメリカの子かぁ…」

 

清霜@:ウェーク、第二次大戦で唯一降伏したアメリカ海軍の艦船か。降伏の際に関わった日本の艦船の一つが出雲さんだね

GM:YES! 

清霜@:なお、史実ではウェークは41年12月に日本海軍籍になってる、名前は多々良

GM:この世界では…どうなるんでしょうね (遠い目

清霜@:それは出雲さんの出方次第でしょうねぇ

 

浜風:「今朝もお話しましたが… 何やら艦隊行動の疑似演習をするとかって張り切ってましたね」

初霜:「うんうん、揚子江流域の警備態勢を整えるために! って」(微笑む)

清霜@:「ん?んんん?んんんん?」

野分@:「うん?」

初霜:「えぇっ!?皆さん…出雲さんの指揮下で動いているんじゃないんですか!?」

那珂@:「うーん、なんて言ったらいいのかな…出雲ちゃんは戦友と書いて友と呼ぶ仲かなっ」

初霜:「そ…そうなんですか」(やっちゃった…って顔)

清霜@:「それ、伝わってないよね」

那珂@:「直接の指揮下って訳じゃないんだけど、この海を守りたいって気持ちは一緒だよ」

野分@:「あまり喋ってはよくないけど、出雲さんからの秘密任務みたいなものです」

浜風:「…秘密任務、ですか」

初霜:「…秘密任務、なんですね」

清霜@:「ね、カッコイイでしょ!」

浜風:「…はい、とても」(ニッコリ)

那珂@:(喋っちゃった時点で秘密にならないような…)

清霜@:(詳しくは言ってないから良いんじゃない?)

那珂@:(突然呼び出して根掘り葉掘り聞いて秘密任務、じゃ余計怪しいよぉ!)

 

別所の響@:むしろ、ちょっと深い話をしちゃったから、口止めをしておく必要がある。船団に戻ってから「遣支艦隊の旗下の子たちに色々聞かれてお喋りしてきました」と報告されたらアブナイから

 

野分@:「あっ…」

清霜@:「???」

野分@:「そういえば、雪風からも話をきいていましたけど、南木提督の下にまたひとりの心腹がありますけど、その人はどんな人なんでしょう?」

初霜:「えっと…確か…えっとおぉ」

響@:名前を覚えられていない参謀かわいそす

浜風:「茂平少将だったっけ…それとも茂山少将でしたっけ?」

飛龍@:ひっでぇ

初霜:「あっ…茂山少将ですね…そうですね。勝率は冨塚中佐より低かったと記憶してます」

野分@:「え…とにかくその人で、普通なら提督代理は権力関係的にこの方のはずなんですけど…もしかして、ここまで影薄いからですか?」

初霜:「…うーん、やっぱり冨塚中佐が優秀すぎるから…意識しなくなっていったというか…今、あの人…どこにいるんだっけ?」

浜風:「トモシビ海域だったと思うけれど… あっ、トモシビ海域って言うのはクロギリ海域の更に南方の海域のことです」

 

那珂@:んー、これまさか、トモシビがまともに機能してないからその分の深海棲艦がクロギリに行ってるとかないよな…

 

野分@:「もしかして、富塚さんが提督代理の期間をまったく顔が出ていないですか?」

初霜:「えっと、はい。でも冨塚中佐ご自身、普段はクロギリ海域の北方に位置する要港で指揮を執っていますから…私も、中佐とお会いしたのは今回の護衛が決まって任務に抜擢されてからですので。あっ…えっと、最近って意味ですよ。勿論」

野分@:「そうですか…」

初霜:「それを考えたら…確かに浜風ちゃんが行ったり来たりしているよね?」

浜風:「確かに…私は中佐の下でも働いていますから。」

初霜:「どうしても仕事が増えちゃうんだよね…」

那珂@:「御宮仕えはお互い辛いね…」

清霜@:「ぼけー」

 

飛龍@:ツッコミ不在の恐怖

響@:既出の情報だと「影の薄い参謀」「元艦隊派だが転向して今は条約派」……いずれも扇矢少佐からの情報

野分@:そもそも情報元がどこまで信頼できるかもな

響@:佐世保を立つ前に「やはぎんの超絶籠絡テクに注意(意訳)」と言われているからね

清霜@:誰もがどこからどこまで嘘か本当かが分からない…

那珂@:やはぎんは現時点では信用していい気もするんですよね

響@:そもそも、我々は命令を受けて行動しているので、立場上、出雲と扇矢少佐の言動を疑うことは許されない

那珂@:ここで軍の暴走を放置して条約派傾向の特命捜査班が得するビジョンがみえない

清霜@:ですね

響@:うむ、当面の利害も一致しているし、よーっぽどの理由がない限りは扇矢少佐を味方と思って行動していいはず

 

初霜:「那珂さんも…聞きましたよ?今の軍務局長から横須賀・東京間をどれだけ最速で移動できるか研究しろ、だとか?」

那珂@:「い、いやー…あれは局長なりの冗談だとオモウヨ。…ご、ごほん!とにかく!…ちょっと話が戻っちゃうんだけど、浜風ちゃんのお仕事についてもう少しいいかな?」

 

浜風:「あっ、はい。何でしょうか。」

那珂@:「まず浜風ちゃんの仕事量が増えた。その理由は、深海棲艦が増えてきたから。ここまではあってるかな?」

浜風:「……はい」

那珂@:「ということは、深海棲艦が増えてきた時期も冨塚中佐が権限を持ったのと同じくらいの時かな?」

浜風:「…どうでしょう、何分、私は初霜にも指摘されましたが中佐の下での仕事と、鎮守府での仕事が二重にかかっていますので」(少し身構えて)

那珂@:「そっか…初霜ちゃんはどうかな?」

初霜:「私は…そうですね。はっきりと増えているって認識したのは南木提督が大東亜重工さんに土地を提供するって話がまとまったころですね。南木提督、一つの無人島を貸すからって… あれ以来気づいたら今の分量になったような気が…しますね、はい」

 

野分@:大東亜重工!!!!

清霜@:まーた大東亜重工か

響@:南木提督は艦隊派、とハギーも言っていたから、大東亜重工との癒着が南木提督のときからなら話は早い

少尉@:なんですか…まぎーみたいな(少しムすっとした声であった)

飛龍@:お、おう

 

那珂@:「そっか…でも島一つ貸すなんて太っ腹だねぇ」

初霜:「はい…あの作業に較べたら… 今はマシですよ。」(ちょっと苦笑い)

那珂@:「実際に見てない那珂ちゃんがいうのもなんだけど、大変だったねぇ…」

初霜:「工場の生産設備の基部を大陸だとか、内地からとかもってきたので… 差し詰め、お引越し屋さん状態でしたよ?」(思い出してにがーい顔になる)

那珂@:「ちなみにその島って、ここから結構遠いのかな」

初霜:「ここから…そうですね。クロギリ海域の真ん中ですから… 遠い、でしょうか」

那珂@:「………そっか、よかったー。この辺まで深海棲艦がたくさん来たらどうしよう、とか思っちゃったよー」

初霜:「はは…さすがに大丈夫だと思いますよ? むしろ、違う深海棲艦の艦隊がくるんじゃないでしょうか?」

那珂@:「ははっ、じゃあ今も大東亜さんにはその無人島貸してるんだね」

初霜:「えっと、そうですね。そうなります」

那珂@:「そっかぁ。島一つ使って何やってるんだろう。那珂ちゃんならファンの皆のためにライブ会場作るんだけどなぁ」

野分@:「那珂さん、それだとファンの交通手段が厳しいです」

初霜:「うーん、でも。この前大東亜重工さんから依頼を受けたって榛名さんが来たことがありましたね…何を頼まれて、何をしてかえったのかは私もわからないんですけれど…」

那珂@:「んー、無人島貸してもらってるのに追加でお願いかぁ…この前ってのはどれくらい前?」

初霜:「えっと… どうでしょう。二か月ほど前だったような…」

那珂@:「結構前だねぇ」

 

清霜@:キャラ的に何も考えなくて済む(酷

野分@:富塚が悪人と決まらない以上色々と難航したな…

響@:港で何か物証が出てくることを祈ろう

 

GM:えぇ…では、二人から聞けた有益な情報はこれぐらいでした。この後は殆ど雑談、仕事であんなことが~とかみたいな会話でした

浜風:「では…失礼しますね」

那珂@:「今日はありがとうね。お仕事大変なのに時間割いてもらっちゃって…」

初霜:「今日は楽しい時間をありがとうございます!」

野分@:「はい、また一緒にお話をできたらいいなと思います!」

浜風:「また、逢えた時にはよろしくお願いします」

那珂@:「あ、今日のことは…互いに口外しないってことでいいかな。その、軍機とか内部情報も色々あったし…」

初霜:「分かっています。では、これにて」

清霜@:「………」(頭から煙をだしているような表情)

野分@:「清霜、どうしたのですか?」

清霜@:「はっ!? あ、話終わった?」

野分@:「そうですよ。うん、そうね、清霜はまた何が食べたい?またどこかに行こうか?」

那珂@:(………あの二人は良い子だったけど、クロギリ鎮守府…那珂ちゃんセンサーにビンビン来てるよ!)

清霜@:「あ、じゃあ杏仁豆腐食べたいかな!」

野分@:「じゃあ行こうか!」

那珂@:「甘いもの連続は太っちゃうよぉ!アイドル活動がぁー!」

 

GM:…クロギリ鎮守府、果たして何が黒なのか、白なのか? 混迷をさらに深める情報ばかりが二人からはもたらされたのであった…

では、杏仁豆腐をぷるぷる食べる清霜ちゃんの姿で シーン終了!

那珂@:END

清霜@:はーい

 

 




野分@:もう面倒だ、富塚を処すしかない
清霜@:処した結果シロだった時が一番恐ろしいのですよ…現状まだ確定クロではないので、まだやめときましょう…
響@:なんかMAPで冨塚中佐が美少女トライアングルに囲まれている。むかつくなあ……やっぱこいつでいいか
*美少女トライアングルを構成していたのは浜風・雪風・初霜である。
少尉@:だめ!
響@:うふふ
清霜@:ひでぇw
飛龍@:むしろそこ変わってほしいや←
一同:(爆笑)
響@:陸軍としては海軍の意見に賛成である


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最後の捜査フェイズ ~まさかの展開~

GM:さて、前回皆さんが捜査で得た重要情報項目は以下の二つでした
 情報9:大東亜重工の研究所の一つ、木曜研究所はクロギリ海域の中央の元無人島にある。艦娘が派遣されてくることもあるような重要機関であるらしい。
 情報14:艦隊派であり、海軍の重鎮である南木提督は大東亜重工に対して、鎮守府の近くの島を整備して引き渡すなど援助を行っている。

GM:兎に角、港湾部組の捜査からです!
響@:はーい!
清霜@:がんばー
飛龍@:よし、任せた!
響/飛龍@:えっ(同時に)
那珂@:おい旗艦…w
少尉@:わーお
飛龍@:(´・ω・`)
那珂@:ヒューヒュー


響@:と、とにかく私の頭の中にある案では海鸥や国民党軍の姿がないか気にしつつ輸送船団の物資の搬入出の様子を探る……できれば管理所か何かで目録に目が通せればと

 

 国民軍の動きを受けて、揚子江上では警備に就いていたアメリカ・イギリス・日本の艦娘たちが急遽仮の連合軍を組んだときの為に、現場判断による非公式な艦隊運動の擦り合わせ演習を行われています。一時休止が旗艦役から発令されたのか、目の前で三々五々にバラケていきます。響ちゃんは演習に参加している艦娘の中に知っている顔、伏見を見つけます。

 一方、クロギリ海域からきた輸送船団の方に目を向けますと帰りの積み荷の用意が始められ、一部の荷物は船内に運び込まれていくのが直ぐに分かります。その労働者たちを眺めていた少尉が「え”っ…」と声を漏らします。

 艦娘たちの方に気を取られると少尉にうまいこと誤魔化されてしまいますが、一方少尉を問いつめて行動すればその間に艦娘達の休憩時間が終わってしまいそう。

 

飛龍@:よし! やっぱり響任せた!

清霜@:くぉらwww

野分@:労働者決起の時だあぁ!!!

響@:真紅の巨旗を掲げよ!

GM:それしちゃダメ!

飛龍@:つまり道は二つに一つか。

響@:揚子江遠州の艦娘達へのインタビューか、輸送船団の物資かの二者択一を迫られるなら輸送船団かなと思うが……

飛龍@:これ当事者に突撃したほうがいいよな

GM:艦娘達にも質問をしてもいいですよ 勿論

飛龍@:艦娘じゃ大した情報にならなそう

響@:どちらに行くかはとりあえず少尉が何に気づいたのか吐かせてから判断

那珂@:すごいメタな読みをすると、響がいないパターンもあった訳だから労働者の方が確実に情報はもってそう(小声

飛龍@:まぁ、そりゃそうだな

*少尉自身の身の振り方もPC次第だったと言えばそうなのですが(笑)

飛龍@:(というかそろそろ艦娘にインタビューはマンネリしてるからさっと物資行ったほうがよさそうな

GM:了解しました。

 

[Free Role Part 6: Sub-lieutenant Katsumi Kisaragi]

少尉@:「え”っ…いや…うん?あれっ…って。」

響@:「少尉、何かに気付いたのなら、とりあえず話してくれないか?」

少尉@:「…い、いえ。何でもないですよ… はい」

飛龍@:「ならいいけど」

GM:少尉は、結構目を泳がせますね

飛龍@:「……いや、アンタ何見たのさ」(少尉ルートに突撃するぞおおおおお

少尉@:「…その、如月中尉のことをお話ししたのは覚えているでしょうか。その中尉が、その…あそこに」 (と、船の方を)

飛龍@:あーそんな話してたような……?

響@:陸戦隊に放たれてて音信不通になってた人か

飛龍@:「……行こう」

GM:労働者の方に目線を向けると、一人の労働者がすっと皆さんの方に近づいてくる。

如月中尉?:「ここは目立ちすぎる。場所を変えろ」

GM:ということです

那珂@:(那珂ちゃんと清霜いなくてよかった)

飛龍@:じゃあ適当にどっかいくか

響@:何か話してくれる様子なら大人しく場所を変えるぞ

GM:では、変えた場所に再び男は現れます。

如月中尉:「海軍中尉、如月克美。今は上海陸戦隊付きだ。」

GM:と云った後に、以下の情報をまず提供してくれます。

 

 情報2:定期的にやってくるこの船団が輸送してきている積み荷は銅鉱石とゴムが主要品目。海域に輸入しているのは軍需物資がメイン。

しかし、気になる荷物を発見したという情報提供者が殺されたために自分が潜入捜査を行っていた。結果として船底に黒色の石が目測で1t程入れられていたのを見つける。これは船備付書類には記述の無かった荷物。用途は不明… ただし

 

那珂@:黒い石か…

響@:黒色……なんだろうな

那珂@:※ただしものすごく臭い

*ど、どうなんでしょうか

飛龍@:鉱石……とかありそうやな

 

 情報8:七曜研究所が借りているスペイン船籍のヌニョ・ロドリゲス号が上海:から揚子江の中州、崇明(チャンミン)島の上端付近に停泊している。この船に発動艇で小分けにして往復移送を行っている

 情報15:夜の揚子江を眺めていたら大きな黒い固まりが水しぶきとともに飛び出してきたとの情報もあるが、こちらは把握できていない。

GM:以上に成ります

清霜@:ふむぅ

飛龍@:よし終わりだな!

響@:「行方不明」じゃなくて「殺された」ってのは気になる。明らかに他殺と分かる状況で死体が上がったのかな

清霜@:うーむ…

如月中尉:「提供者の死体が見つかった。上海なら死体が見つかった程度は最早日常の一部だから目立った行為でもない。」

飛龍@:「フーン」とにかく聞き出せるのはこれぐらいかね?

響@:国籍にもよるが労働者の死体じゃあな……

如月中尉:「死体の身元は大陸の食い扶持浪人、国籍は恐らく日本だったのだろうな」

響@:スペイン船籍の船とのやりとりは租界工部局や我ら遣支艦隊にも通達してある内容なのかしら

如月中尉:「全てを公式記録が把握できているわけもない、そういうものだ。現にあれもそうだ」

GM:と、たった今入港してきた油槽船に顎をしゃくります

 

響@:「あ、持ちだされる軍需品は大東亜重工のものだろうけど、念のため確認しておきたい」

如月中尉:「なんだろうか」

響@:「や、その大東亜重工の軍需品を持ち出しているかどうかだ」今のとこ推測でしかないから

那珂@:要するに、 →上海 なのが黒い石で 上海→ なのが軍需物資かな

如月中尉:「大東亜重工の製品は勿論、他財閥からのものも正規の手続きを経てクロギリ海域に輸送している。そもそも、大東亜重工の製品の一部は既に艦娘の装備にも使われている。今更小骨を指摘しても無意味だろう」

響@:中尉の口ぶりだと、不自然に大東亜重工名目の軍需品が多いわけではないのが分かるな。なら疑惑の中心は黒い鉱石と謎の潜水艦らしきもの? の目撃情報かな。たぶん、中尉から聞けるのはここまで

飛龍@:じゃあここまでにしとくか

響@:あとひとつ

飛龍@:まだあったんかΣ(・□・;)

響@:「すまんな……中尉が音信不通だったのは単にきわめて危険が伴う(と思われる)偵察をしていたからなのか、陸戦隊のほうはどうなったのか」

如月中尉:「…陸戦隊付きというのは単に上海に滞在する理由。そもそも少尉と同じ班に居る訳でもない。陸戦隊の情報はむしろ大河内大佐の方が把握しているはずだ」

響@:そこで大河内大佐の名前がちゃんと出るなら如月中尉は信用しよう。響からはここまで。飛龍さんもOK?

飛龍@:特にないし、OK

如月中尉:「大河内大佐に伝えてくれ『矢は3本でも折れる』と」

響@:「確かに伝えよう。情報提供ありがとう、如月中尉……気をつけて」

GM:如月中尉はそういって再び労働者の波に消えていく

響@:労働者の波に消えてしまう前に伝えられたかアレだが。国民党軍の海鴎の情報と、もし見かけたら何となく気にはかけてみてくれと言っておく。そんな余裕ないだろうと思うけど、一応ね

GM:了解です

響@:では合流して大河内大佐に支持を仰ぎましょう!

飛龍@:おうよ

GM:では、休憩していた艦娘たちの方も演習に戻っています…が、飛鳥は帰還した模様

少尉@:「分かりました…本部に回しますね」

GM:あっ! 飛龍さん2d6をふってください!!

飛龍@:ん システム:(2D6) → 10[4,6] → 10

響@:いい出目だ!

飛龍@:(艦隊戦だめかもしれない

那珂@:良い出目出してもネガティブなのか(困惑

GM:わーお、では一番いい状態の情報が得られます。飛龍にははっきりと、遠くに立っていた日本人とドイツ人の軍人二人組が自分のことをじっと見ていたとわかります。そして、二人は親しげに挨拶をしたあと、それぞれ車でたち去っていくのが見える。

清霜@:ほうほう

那珂@:ホモか

響@:まーた陸軍か、ペッペッ

清霜@:ひでぇw

飛龍@:んー?

響@:飛龍は面識ないかもだけど、外見的特徴からして例の陸の大河内大佐だったりしたらオモロイな

GM:陸の大河内大佐ではないですね

響@:見覚えのない顔なら考えるだけ無駄だから大河内大佐かハギーに報告だな

GM:では、最後のシーンに入りましょうか。響さん、お願いします

響@:発見、補給はいいかな?

GM:そうですね、それから油槽船が到着したので油10追加ですね

清霜@:ようやくだぜ

響@:あ、外出だし補給はできないか

GM:いや、もう存分に飲み食いしていいですよ

響@:おう、ではカードをめくる前に必要な人はサブで宣言していただいて……カードオープン!

システム:外出:上海料理

響@:etgt

システム : 外出イベント表(10) → 暴れ○○だ!:提督が選んだ(キーワード)に対応した指定個性で判定。思いつかない場合は《生き物/趣味4》で判定。(建造弐p136)

飛龍@:ぶっwww

清霜@:暴れ上海料理…!?www

GM:暴れ上海料理とはなにか?

那珂@:踊り食い的な?

響@:ハラのなかで暴れるとな?

那珂@:イ級の活け造りとか…

GM:では… 響ちゃん。大河内大佐に報告した後にふらっと上海料理食べにいったとかでしょうか?

響@:報告して、かつ指示を仰ぐのが重要だから1人で杭に出たりはしないだろうか

清霜@:まあ、こんな状況ですし、飯食ってストレス解消しないとやってられませんよ

響@:よし、司令部に戻ったらまだ大河内大佐が戻ってきてなかったことにしてもらって

GM:了解しました。

響@:で、時間調整も兼ねて皆で腹ごなし、と

 

[シーンプレイヤー響:上海での夕飯]

 

清霜@:「うぉなかすいたー!!」

響@:全力で《食べ物》による判定を狙っていく

那珂@:飛龍は渋い顔してそうだ

飛龍@:呆れてるな、おそらく

清霜@:それでも癒しになれば清霜は嬉しいかな、って

響@:「さっと食べてさっと戻ろう」

GM:では… 食事に行った先の店の奥に萩ちゃんが居ます。誰か女性と食べてます。

響@:あら、真面目そうな雰囲気? それともキマシ的な?

GM:判定お願いしてもいいですか?食べ物、で判定をお願いします。

響@:では満を持して、清霜ちゃんチョイスのキーワードに深い感謝を捧げつつ……

*食べ物をすでに響は個性として拾得していたのだった。

那珂@:かぶり判定で目標6かな

響@:2d-1>=5 食べ物、直上、かぶり判定1、どうだ!

システム: (2D6-1>=5) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功

GM:では、おっと…直上成功!

響@:ハラショー

那珂@:OK!

清霜@:Хорошо

那珂@:すぱしーば

響@:報酬は火力で、と先に宣言しておきますね

GM:了解です。では… 響さん、声かけるorかけない?

響@:遠目に何となく気にしつつご飯食べるけど、こちらから声はかけない。あっちいけ、とか他人のフリよ的きな目配せがあったら素直にそれに従う感じで

GM:では…萩子はわりと楽そうにしゃべっていたが、響の顔を見て少し顔色が悪くなります。

扇矢萩子:「…そういう訳だから、呉々も頼んだわよ。」

**:「暗い顔してちゃダメ。お姉ちゃん、怒っちゃいますよ?」

扇矢萩子:「……はい、では」

GM:と、いう会話が漏れてきた後に、萩子自身は裏口から消えていきます

 

響@:お姉ちゃんとな……

那珂@:阿賀野ねぇか

響@:そもそも君たち、まるで扇矢少佐が当然に軽巡矢矧だと思っているようだが……私も勿論そう思っている

那珂@:b

*(サムズアップ)

清霜@:でしょうねーw

那珂@:まぁとりあえず、やはぎんを見かけて美味しくごはんをたべましたまる、と

響@:相手の女性に声はかけません。目があったら会釈はするけどね。何事もなければ上海料理を胃袋に流し込んで司令部に戻りまする

GM:わかりました…では、相手の女性もいつの間にか消えていたということでこのシーンは終わります。

 

GM:さて、任務リプの判定タイムでしょうか?

響@:任務リプレイの前に響のシーンの自由行動ということで出雲や大河内大佐の指示を仰ぎたい

清霜@:ほむ

GM:分かりました… では 一人だけ選んでください。

響@:現状でかなりの情報量があるし、ボスである彼らの持ってる知識とほっつき合わせたらもう答えが出る部分がいくつもあるかも

GM:出雲or大河内大佐

響@:究極の選択なわけだが……如月中尉から伝言預かっちゃったので、大河内大佐で……

GM:了解しました、では大河内大佐が任務期間中に本部で間借りしている部屋に報告に行くということで

響@:情報の共有を済ませて、皆で向かう、かな

GM:そうですね、港湾組 浜風組に分かれていた二組が再合流…報告に上がってくるというところでしょうか。

響@:では港湾組と浜風組の情報共有はカクカクシカジカで済ませました、と多分、旗艦の飛龍が説明をしてくれたはずだ。

 

[Free Role Part7: Moving]

 

大河内大佐:「私が不在の間に多くの情報を手に入れてくれたようだ。協力に感謝する」

響@:「……ああ、そうだ。最後に如月中尉から、大河内大佐宛てに伝言を預かっている」

大河内大佐:「何か」

那珂@:那珂ちゃんは神妙な顔で新曲の歌詞を考えています

響@:「『矢は3本でも折れる』……そう伝えてくれと言っていた」

清霜@:「ぼへー」

大河内大佐:「そう…か。伝言、確かに受け取った」

響@:で、改めて指示を乞うかな

大河内大佐:「事態は悪化する一方だ…それは何も大陸の空気だけではない。我が班そのものの立場もだ。しかし、どうあれ諸君の情報蒐集のおかげで、自分の首の皮はつながった。先に礼を述べる。 助かった」

響@:「ふむ……?」

清霜@:「ほぇ…?」

飛龍@:「……」

大河内大佐:「我々の仕事は終わっていないが、次官の指示によって諸君にはこれより別任務に就いてもらう。現時刻を以て遣支艦隊に移籍、その直参となれ。」

那珂@:な、なんだってー

清霜@:「?????」

 

飛龍@:つまりどういうことだってばよ

響@:これまでは、「カタチの上では遣支艦隊所属(出雲の部下)だけど実務は大佐率いる特命班」だったのが一旦、特命班を離れて正式に出雲の艦隊の一員として行動することになる

飛龍@:へー

野分@:ボスが出雲になる

*英語だとボスにはそれほど悪い意味合いはない。

那珂@:特命としての仕事は一区切りで、このあたりで艦娘の本来の仕事しろって感じかな

 

大河内大佐:「抗州湾、および上海港、並びに上海市街の防衛が主な任務だ。なお、本件への関与は他言無用。」

野分@:「そうなんですか…」

大河内大佐:「飛龍・那珂・野分の三人。佐世保の塩沢長官からも本件への理解を得いている」

飛龍@:「……あっそ」

那珂@:「海外移籍…本格的に中国語で歌う練習しないと…」

野分@:「バックダンサーでよかった」

響@:「Понятно。……出雲の旗下に加わる、か」

清霜@:「なる…ほどー?」

大河内大佐:「私と少佐は一時呉に帰投する。少尉の身元は再び出雲の預かりに成る。早い話が、諸君が捜査をしていた時と変わるのは我々の存在だけだ。」

響@:「クロギリ鎮守府の疑惑は、大河内大佐たちが引き続きそちらで追いかけるのか?」

大河内大佐:「……そうなることを、祈っている。」

飛龍@:「……そう」

大河内大佐:「飛龍、一言君に付け加えておこう。ドイツに気を付けろ。分かったな」

那珂@:ビスマルクめ…

響@:これだからプリンツオイゲンは……

*どちらもドイツ海軍がモチーフのレア艦。

飛龍@:「……了解したわ」

清霜@:「大変だねー」

響@:「無事を祈るよ。扇矢少佐にも、どうかよろしく」

大河内大佐:「あぁ… 少佐に伝えておこう」

響@:「! ……そうだ、大河内大佐。最後にひとつ」

大河内大佐:「…何か?」

響@:「扇矢少佐に、これを」えー野帳から海鸥の例の複写メモを切り離して大河内大佐に渡す。

響@:「また上海に来たら、今度は一緒にご飯を食べようと、ついでに伝えておいてくれ」 メモ、出雲と情報共有していていらない可能性あるがな……

清霜@:まあ保険

大河内大佐:「……伝言とともに預かっておく」(胸のポケットにしまう)

 

響@:あのメモには、「A1、LC1、D3」という表示に赤マルが付いているわけで、きっと見るたびに私たちのことを思い出してくれるだろう

清霜@:うわぁw

那珂@:お守り代わりになるといいのぅ

飛龍@:響本当に細かいところみてるなぁ

 

飛龍@:「……」

大河内大佐:「…我々は明朝上海を発つ。」

那珂@:「ずいぶん急ですね」

大河内大佐:「あぁ…局長から目玉をくらった」

響@:「軍務局長……」

那珂@:「局長ェ…」

大河内大佐:「陸軍の石頭を粉砕する強力な言論力が必要だ!と叫ばれては仕方もあるまい。しかも、この手の工作は少佐の得意とするところ」

野分@:「その…仕方、ないですね…」

大河内大佐:「諸君、国を守るための戦場はここで違える。諸君の戦場はここ上海。我々の戦場は大本営陸海軍部だ」

飛龍@:「……アンタだったらできる。ここは任せておいてよ」

響@:「……私たちはここで、戦禍の火蓋を少しでも引き繋ぐ」

清霜@:「私達の戦場は、多分ここだからね」

那珂@:「那珂ちゃんたちも、上海に大分慣れてきたしねー」

野分@:「『今』は、これでいいのか…」出雲との会話を噛み締め

大河内大佐:「…ありがたい。陛下の為に戦えとは自分は云わない。ただ、諸君の『守りたいもの』の為に戦え。」

野分@:「…絶対、大丈夫ですから」

響@:「私の守るべきもの、か……」

大河内大佐:「私は、自分の理念を貫くために軍政の世界で戦う。」

清霜@:「んー…なら、私は心の46cm砲のあるままに」

那珂@:「那珂ちゃんはファンの皆のために戦うよー!」

飛龍@:「…さぁ、ね。私はそういうの興味ない……ただ。」

飛龍@:「……もし何かのため……だったら、こいつらを護りたい。見てるだけじゃなく、旗艦としても頼れるぐらいに」(小さく力強い声で)

大河内大佐:「…以上が自分からの、諸君に対する最初で最後の訓示だ。」

清霜@:「ありがとうございます!」

那珂@:「…心に刻みました(敬礼」

野分@:「…頑張ります」

響@:「Да。遣支艦隊所属、駆逐艦響、謹んで訓を受け取った」

飛龍@:「了解……」

 

GM:五人の特命捜査班への調査協力は誠に中途半端な所で頓挫してしまった。上海での事件はまだ起きたばかり。五族鳴動するこの大陸に強力に打ち付ける嵐は、これから吹きすさぶのである。

 



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決戦フェイズ ~海鸥~

GM:では… まず任務りぷから… ですけれど、皆さんどれを選びますか?
響@:8の資源の再利用でのわっちの行動力を1d6回復に1票かなっ
GM:どれを選んでも、恐らく判定だけになってしまうと思います
飛龍@:せやね。
那珂@:せやな
清霜@:再利用で良いと思う
GM:では、資材再利用にしましょう。 …判定は、誰がしますか?
響@:失敗しても那珂ちゃんスマイルで回復できるように、のわっち?
清霜@:ですかねー
那珂@:(鏡の前で笑顔の練習)
GM:では、野分ちゃん、判定のさいころを振っちゃってください。
野分@:はいな
清霜@:被り補正入ったっけ…
GM:…補正は無しの方向で行きましょう。
野分@:えっと、判定する個性は?
GM:えっと、飛龍ちゃんが判定に使った 衛生 で判定しましょう
野分@:ふむ…対潜が×だけど、やるしかないな
響@:成功しても失敗しても1d6回復できるから、アクシデント表回避で遠い個性で代用するのも手よ
那珂@:機動なら目標値8か
清霜@:スマイル効果強し
野分@:そういや機動があった、では機動からいきませう
那珂@:GoGo
野分@:2d6>=8 整理整頓でも速さでカバーできよう!
システム: (2D6>=8) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM:勝利!
響@:ヒュー、流石のわっちだ
清霜@:無駄にデカい数字が!
野分@:速さが足りた…こうなれば支援を求めるしか無い!(NC脳
那珂@:(これは肝心の1d6で奮わないパターン)
少尉@:それ、フラグじゃ…
那珂@:逆フラグというやつよ…
響@:即再利用行きの開発資材さんかわいそかわいそなのです
那珂@:使われるだけいいともいう
清霜@:な゛の゛て゛す゛
野分@:では、1d6いってきます
GM:どうぞどうぞ!
野分@:うおお
飛龍@:アイスでもよさそうな(ボソリ
清霜@:それは言わない(
那珂@:一緒やし…
GM:… ははは
野分@:好きな資材っで、どっちもスカスカやんけ…
響@:すぐのわっちのご飯になるからええんやで
野分@:とりあえず弾薬か。では、リサイクルいきますよ  カーンカーンカーン
システム: (1D6) → 6
那珂@:やったぜ
清霜@:やったぜ。
響@:美 味 い
GM:大勝利
野分@:(ドヤァ…
飛龍@:強い(確信
那珂@:逆フラグのかいあったな!
GM:ですね!
野分@:では、頂きますかな
GM:はい、どうぞ。飛龍ちゃんも回復して大丈夫ですよ
響@:のわっち行動力12まで復帰かしら
GM:右から左へ資材が流れていきまーす
野分@:飛竜さんもどうですか?
飛龍@:ボーキ1消費で1回復ー。あえて一個残すPLの鏡←
野分@:では6全部注ぎ込む
GM:了解しました、では資材の残りは0-0-0-1
飛龍@:ガブガブ。さぁ決戦だ!(キラキラ
GM:皆さん、決戦フェイズに突入していいですか!?
響@:響はOKです!
那珂@:いいともー
清霜@:OK!
飛龍@:いいですとも!
野分@:ごー!
GM:では、決戦フェイズに突入です!


GM:皆さんは、大河内班長から出雲の下への移籍を命じられました。しかし、その日がまだ終わらぬうちに出雲から夜遅くに呼び出されます

[7/1 22:00]

那珂@:歓迎会かな!

清霜@:ひぇぇ

GM:…えっと、扉の向こうからはこんな声が聞こえてきます

**:「姐姐、需要休息一会儿!」

出雲:「我驳回提案的事」

**:「出雲姐姐!!」

出雲:「省省吧!」

飛龍@:日本語でよろ!

GM:マジで、中国語で怒鳴りあってます

清霜@:うーむ、なんとな~くだが分かるような

響@:おねえちゃん! 少しくらい休んでってば! そういうわけにはいかん、やらんきゃならんことがあるんだ…的な?

那珂@:出雲姉さん、ちょっとやすみなよー的な?

清霜@:多分そんなんだと思う

GM:はい、出雲に対して相手は休めと叫んで、それを却下する図

飛龍@:まー扉蹴破って(!?)中に入ろうか

野分@:どうぞどうぞ

響@:中国語で怒鳴り合ってるんじゃ何事かと思うしな

清霜@:「おじゃましまーっす!」どーん

飛龍@:お前が蹴るんかーいw

**:「!?」

出雲:「清霜、ドアは静かに開けろと言っているよな」

清霜@:「そんなの、静かにしてない出雲さんが悪いよー」しれっ

飛鳥:「あっ、失礼したネ!」

那珂@:[検閲済]&アスカさんじゃないですか!

少尉@:それアカン

GM:部屋の中には、飛鳥と出雲の二人だけですね。

響@:上海組は飛鳥とは一応面識あるんだっけな

出雲:「…飛鳥、貴様は帰れ。」

飛鳥:「オケオケ、失礼したネ!」

出雲:「さて、五人とも…こんな夜更けに呼び出して済まない。貴様等、ヌニョ・ロドリゲス号を知っているよな?」

清霜@:「え?うん、一応知ってるけど」

響@:「例の、クロギリの船団から怪しいやり取りをしてる船だな」

出雲:「所有者は大東亜重工、確かに怪しい。だかそんな船でも、もし沈めば…我が国の損失になるとは思わないか?」

 

出雲:「…貴様等に下命する。ヌニョ・ロドリゲス号の視察に行く。ついてこい」

清霜@:「仕方ないね、了解ー!」

飛龍@:「……了解。大したことがなければいいけどね」

響@:「ほう……こいつは頼もしい。Понятно、同行しよう」

野分@:「分かりました」

那珂@:「視察かぁ…見つからないようにしないとね。ニンニン☆」

GM:では、移動しますよ

 

[7/1 23:00 ヌニョ・ロドリゲス号停泊ポイント]

 あまり明るくない月明かりの下、皆さんは念のため装備を整えて真夜中の揚子江をさかのぼってきました。さて、皆さんの到着とほぼ同時に、目標の船で唐突に爆発が起こります。

清霜@:「……えぇー」

飛龍@:「……っ」

警備兵I:「おい! 女を殺したか!! まだか!?」

野分@:「そんな…!」

那珂@:「やだ、なにこれドッキリ!?」

出雲:「……」

響@:「……あの子かな」

警備兵J:「まだです!う”… (ばたり)」

野分@:「なにやら物騒です!現場に向かえますか出雲さん!」

出雲:「あぁ、勿論だ」

清霜@:「了解!急ごう!」

野分@:「野分、参ります!」承諾を得て現場へ急ぐ野分

出雲:「ヌニョ・ロドリゲス号に告ぐ、私は遣支艦隊旗艦出雲。そしてその旗下のものだ。我ら帝国海軍は、貴船のトラブルに対処したい。」

警備兵s:「え”」

出雲:「…皆、聞け。こいつは私が港湾部まで曳航する。護衛は任せたぞ」

響@:「Да。……船員各位も下手に動くなよ。みな我々が責任持って“保護”させてもらう」

警備兵s:「ひぃい!?」

GM:予定していたことのように、出雲はさっさと曳航ロープを船の舳先に括りつけ、曳航の用意にかかります。

那珂@:「出雲さん一人で重くないかな…」

出雲:「…大丈夫だ、だが攻撃支援は要求するな。そいつは無理だ」

飛龍@:「……了解」

清霜@:「出雲さん頑張ってね!」

GM:では、暫く船を曳航する出雲を護衛していたのですが… 皆さんの背後から眩しい光が当てられます。皆さんと同じく江上からその光は投射されています。しかし、その光はめちゃくちゃに江上を動いています。

那珂@:うおっまぶしっ

**:「あ…あんたたち!わ、私を忘れてないでしょうね!!」(かなりたどたどしい日本語)

飛龍@:「……」

海鸥:「わ、わた…私の元に秘密裏に漢奸が日本に協力してる拠点があるとのし、知らせりゅみみ、密告があったから、あんたたちは臨検しゃれなさい!」

響@:かわいい……

清霜@:かわいい

那珂@:「あっ、久しぶりー!えっと、てんほーちゃんだっけ?」

飛龍@:分からないよ!

*皆の妹?! ちーほーちゃーん!!

海鸥:「り…臨検を、きょ、拒絶すすするなら…ぼっ没収よ!国際法無視してでも逃げるなら…」

飛龍@:「うっさい」

海鸥:「……撃つわよ!」(那珂ちゃんの言葉は理解できていない模様)

飛龍@:「……いいけど」

清霜@:「んー、無理やり言わされてるとか?カンペどこだろう」

那珂@:「言葉の壁は厚かったよ…」

 

GM:臨検とは早い話、皆さんが護衛している曳航されているヌニョ・ロドリゲス号への立ち入りと、身元・積み荷を明らかにする書類見せろということ。

抵抗した後に捕縛された場合は中華民国の法典に沿って裁判、間違いなく没収が実行される。

響@:「出雲、彼女がこうすると分かっていたのか?」

出雲:「……烈女に聞け」

海鸥:「あ… あっあぁぁ」(がたがた)

飛龍@:「……あっきれた。そんな覚悟がないのにここまで来るなんてね」

響@:ドンパチになったら彼女に勝ち目はないからな……

GM:更に、混乱の種は撒かれます

**:『ふふ…困ったさんには愛を込めて、お仕置きをしないと…ね?』

GM:どこからともなく発射された照明弾が海鸥の頭上で炸裂します。

響@:さっすがお姉ちゃん、いや、この色は吉野さんか?

*文字の色でキャラの識別をしているのですが、二人と同じ色を使われていた為に。

海鸥:『ひっ…ひいぃ!や、やっぱり!?』

GM:ハイオウのガタガタ震えている姿がハッキリと夜中の江上に映し出されますね。

野分@:「!…はいおうさん下がって!攻撃行動を取ったのは誰だ!」発砲位置を警戒する

清霜@:「お、おおー?」理解が追いついてない

那珂@:「スポットライトにしてはちょっと悪趣味すぎるね」

GM:そして、留めとばかりに海中に潜伏していた小型の深海棲艦が出現します 全部で5隻がハイオウの前方と後方にバザアッと出てきます

響@:海鸥と深海棲艦は連携取れてる感じ?

GM:取れていません

野分@:守るようにはいおうの前に出る

海鸥:『やっぱり、こう、なるんだ… そんな…』

GM:海鸥は皆さんを阻止しようと後方から近づいてきましたので、近接はしていません。なので野分ちゃんの行動はハイオウの周辺に現れた深海棲艦に阻まれます。因みに深海棲艦は海鸥を攻撃しようとはしません深海棲艦どうしは連携取れています、[Flotilla leader]という個体が指揮をとっているようです。

清霜@:「良く分かんないけど、深海棲艦は倒さなきゃ!!」

野分@:「…何のつもり?これは」

清霜@:「何って、『そういうこと』じゃないのかなぁ…!」

海鸥:『私は、ここで…』(ぶるぶる)

清霜@:「とにもかくにも、何とかしないと!」

那珂@:(てんほーちゃんを狙ってる訳じゃない…?というか、統制が取れてる…?)

響@:「いや、こいつはチャンスだ。飛龍、指示を!」ガシャコ、と発砲の用意をしつつ

飛龍@:「……ぶっ飛ばすだけよ。交戦許可するわ!」

清霜@:「了解!清霜の心の46cm砲が火を噴くよー!!」

野分@:「そうですね…やることは一つだけ」

那珂@:「よーし、ぶっ飛ばしちゃうよー!

響@:「……Да。駆逐艦響、深海棲艦に包囲された国民党軍艦娘『海鸥』の救援に向かう」

 

GM:では、ルールをご説明します

響@:わくわく

GM:ラウンドは勝敗条件を満たすまでの無制限。戦場は同航戦

勝利条件:深海棲艦の全滅(念のために、海鸥は深海棲艦としてカウントしない)

敗北条件:PCの全滅or撤退

清霜@:わお

 

GM:揚子江補正が特別に入ります。

慣れない浅瀬での戦闘になるため、外洋航行さえ可能な艦娘にとって動きづらい環境です。そのため、全員に猫がまとわりついているのと同様の効果が発生。[つまり行動判定に-1の効果]

・夜間戦闘ですが、照明弾と探照灯によって周囲は十分に明るく照らされています。そのため、ルールは昼間砲撃戦で行います。

(早い話が夜というのはフレーバー)

・前述の理由で艦載機アビリティ自由に使えます。

那珂@:全員に猫はきついな…

清霜@:地味に辛いっすな

響@:フィーバータイムだ! ……地獄のペナルティが付いているが

飛龍@:はっ……上等だ!

GM:そして、揚子江は流域の幅が広いとはいえ上海市街地に面していますので…命中しなかった攻撃は上海市街に影響を与えるかもしれません。

敵艦に命中しなかった場合はSBというコマンドを振ってください。

*SBとはStray bullet(流弾)の頭文字

清霜@:わぁ…

飛龍@:ためしに振ってみていーい?

GM:大丈夫ですよ

飛龍@:SB

システム :流弾市街地被害表(3[3]) → 水煙が立ち上る (セーフ)

響@:これは、敵がこちらに砲撃してきた時も振られるのかしら?

GM:

・連撃を行って失敗した場合、SB表をそこまでの[攻撃判定回数]回振ることになります。

・またSB表は深海棲艦の攻撃が外れた際にも適用されます。

野分@:これは…怖い

清霜@:ひぇぇぇぇ

野分@:自分の力が怖いという

飛龍@:まぁオマケ程度だと思って戦えばへーきへーき

那珂@:まぁSBは無視していいんじゃないかな。ただでさえ猫できついんだし…

飛龍@:んじゃ、やるぞぉぉぉぉぉぉ

野分@:おおおおお

清霜@:やるっきゃないね

GM:では、プロットの用意の前に…まず、ハイオウちゃんが固有アビリティ、阻滞を宣言します。

固有アビリティ:阻滞 *自らのプロットする航行序列を宣言する代わりに、敵味方双方が同序列にプロットできないようにする

敵艦隊:海鸥は4番航路に配置します

清霜@:なら4番プロットがダメになるのか

敵艦隊:封鎖した地点に居座る感じですね

那珂@:ふむ、4番にATフィールド張って引きこもった感じか

GM:云ってみればそうです

野分@:引きこもりハイオウちゃん

響@:市街に弾が落ちないことを祈ろう

那珂@:一発だけなら誤射かもしれない

野分@:もう町ごと燃やすしか無い…!

少尉@:実際問題、こういうのってよく市街地が燃えるんですよね…

 

GM・PL双方のプロットが定まり…

 

響@:さて、偵察からかな?

飛龍@:あぁ、偵察あったな(忘れてた

GM:はい、偵察どうぞ

 

飛龍、響がそれぞれ砲艦type2-2とtypeⅢ-Flotilla leader を偵察。

それぞれ第三航行序列、第一航行序列に居ることを突き止めた。

そして再プロットをした後、ついに互いの場所が明らかにされた。

 

航行序列  PC艦隊    敵艦隊

6            typeⅢ

5    飛龍@ 清霜@

4            海鸥

3      野分@    typeⅡ-2

2    那珂@ 響@   typeⅡ-1 ・typeⅠ

1            typeⅢ-Flotilla leader

 

響@:よっしゃ、那珂ちゃんと被った

飛龍@:誰もいねぇ!

清霜@:逆に考えるんだ、フリーだから誰でも狙えると考えるんだ

響@:那珂ちゃん、序列3の敵に釘付けいいっすか。そのあと響が那珂ちゃんを3に誘導する

那珂@:んー、那珂ちゃんは猫合わせると成功率低い(目標値9)からねぇ… まぁとりあえずやってみようか

響@:む、じゃあ序列1のフロチラリーダーを2にしてくれたほうがいいかも

那珂@:じゃあそっちで 序列1のリーダー相手に「釘付け」使います

GM:分かりました

那珂@:笑顔をアイドルで代用、目標値8に補正入れて目標値9

響@:いっけー!

那珂@:2d6>=9

システム → 成功

響@:すばらっ

GM:釣られた… ではお引越しします

那珂@:那珂ちゃんの不思議な踊りでリーダーをうねうねと引き寄せます。

 

2 那珂@ 響@  typeⅡ-1 ・typeⅠ・typeⅢ-Flotilla leader

1            

響@:では響が那珂ちゃんを……序列3と1、どっちがいい?

那珂@:待ち伏せあるから1かなぁ

響@:では響が《誘導》で那珂ちゃんを2→1   2d-1>=5 《退却》直上、猫-1

システム: (2D6-1>=5) → 8[3,5]-1 → 7 → 成功

那珂@:くねくねしてる那珂ちゃんを掴んで水平移動させる響

2  響@  typeⅡ-1 ・typeⅠ・typeⅢ-Flotilla leader

1 那珂@

 

 

響@:さらに序列3の砲艦を《釘付け》で3→2へ   2d-1>=5 《いじわる》直上、猫-1

システム: (2D6-1>=5) → 5[1,4]-1 → 4 → 失敗

響@:んー……一度だけ振り直し

システム : (1D6) → 3

響@:2d-1>=5 再判定

システム: (2D6-1>=5) → 3[1,2]-1 → 2 → 失敗

野分@:うおお…

響@:げっ……のわっち任せた!猫、つよい

野分@:任された

那珂@:んじゃこれで砲撃開始かねー

響@:響はこれで終了。敵のフリー射撃からだな(ぐるぐる)

GM:では… 皆さん、6番航路の深海棲艦の攻撃です

 

ダイスを投げて判定したところ、攻撃は那珂に向けて放たれ…

 

敵艦隊:では… 那珂ちゃん 生き物で回避判定してください

響@:あ……響、那珂ちゃんスマイルで1d6回復忘れてる

那珂@:せやった、今1d6していいかな?GM

GM:でしたね… ではOKですよ

響@:あ、ありがとー……

那珂@:1d6  2525

システム : (1D6) → 5

響@:16まで復帰、那珂ちゃんサイコー!

那珂@:で、回避判定っすね 暗号で代用、猫入れて目標値9!

システム: (2D6>=9) → 7[3,4] → 7 → 失敗

那珂@:フリーだし避けたいけど9だしなぁ… 1回だけ振り直すか

響@:那珂ちゃんに回避が回ってくるのあと海鸥からのくらいだしここが正念場

那珂@:1d6

システム: (1D6) → 1

響@:いいぞ!

那珂@:2d6>=9

システム: (2D6>=9) → 7[2,5] → 7 → 失敗

響@:声援少ないのがキツイな……

敵艦隊:命中判定が入って、その2が消えてしまいます…

那珂@:振り直しで

清霜@:じわじわくるなぁ

那珂@:1d6            システム: (1D6) → 6

GM:ごっそり…

響@:敵は軽巡駆逐だけだけど、かなり厳しい戦いになるな

那珂@:2d6>=9          システム: (2D6>=9) → 9[4,5] → 9 → 成功

GM:お見事です!

響@:よぉーし!

那珂@:(つーか回避力使うの忘れてた)

*よくある事故ではあるが、PLとしては非常に損した気分(実際行動力を消費している)

響@:かわいい……

野分@:これでいい

那珂@:代償痛いけどなんとかなったか

響@:問題は流れ弾

*この後、こんな事件が起こるなんて…

 

敵艦隊:SB

システム:流弾市街地被害表(4[4]) → harm表適用。上海被害表(5[5]) → 海鸥に損傷!

清霜@:ひぇぇぇ

野分@:ぎゃああ

海鸥:『きゃああああ』

那珂@:「あっ…ご、ごめんてんほーちゃん!」

飛龍@:ははは

那珂@:これには深海棲艦も苦笑い

飛龍@:さぁてとぉ! 攻撃と行こうかぁ!

type3:「マジスンマセン」

清霜@:シャベッタァァァァ

GM:ははは… では航路2番の深海棲艦に移りますよ

響@:中射程もう一人おったな……

清霜@:うむ、忘れてた(

GM:那珂ちゃんが1番に移ったので、深海棲艦が先に動きます。

響@:かかってこいよ! メイン盾の根性見したるで!

GM:では響ちゃん 優しい弾丸をよけてください

響@:よかったクールの隣だ … 避けろ!

システム:→ 成功

響@:「……大丈夫だよ、私は一人でも」

那珂@:「響ちゃんカッコいいー!」

type3-fl:妨害判定は…なし! SB

システム:流弾市街地被害表(4[4]) → harm表適用。上海被害表(2[2]) → [kuni]国砲艦撃沈! kuni を振る。システム:列強(1[1]) → 大英帝国

那珂@:(アカン)

響@:これだからジョンブルは

GM:どうも、深海棲艦は大英帝国所属の艦艇を沈めたようです

清霜@:えげれすはん…

野分@:那珂さんを差し出すしか無い…!

響@:いやあ、深海棲艦は悪いやつらだなあ

通りすがりの英国領事:「さて、賠償として何をいただけるのでしょうか?」 (にこにこ

那珂@:「歌います!」

飛龍@:やめなさい(真顔

響@:我々が応戦しなかったら危うく大惨事だったな

GM:さて…深海棲艦の変な所への命中率が高いという異様な状況です。では、那珂ちゃんのターンですね

*実際に被害表は25%で出るように設定していた。

那珂@:野分の前の駆逐艦狙うかなぁ。フリーの子を増やす

響@:うむ

那珂@:行動力足りないし連撃やめて15.2cmで確実にいくか…

響@:何より猫がコワイ

那珂@:15.2㎝砲で野分の前のType2-2を狙います

GM:分かりました、どうぞ

那珂@:命中2装備補正1猫-1で目標値3かな

那珂@:2d6>=3 芸能で判定

システム: (2D6>=3) → 6[1,5] → 6 → 成功

typeⅡ-2:妨害判定は… なし!

那珂@:総合火力2に待ち伏せで+5

那珂@:2d6+5

システム: (2D6+5) → 7[1,6]+5 → 12

那珂@:大破か中破かな?

typeⅡ-2:装甲値は…4! 大破しました!

那珂@:足りた

響@:幸先いいぞ

GM:声援はどうしますか?

響@:那珂ちゃんに飛ばせる人いたっけな

那珂@:そもそも那珂ちゃんへの感情なかったような

GM:思いでの品を使ってプラスはしますか?

那珂@:どうせだし使うか!

清霜@:うむ

那珂@:飛龍ちゃんに思い出の品を使います

飛龍@:お、おう

那珂@:このお茶で那珂ちゃんにメロメロって寸法よ

少尉@:ワーオ 腹黒い

飛龍@:しないな

那珂@:サーッ

清霜@:(あかん

飛龍@:「チッ……気を抜いている暇あるの?」

那珂@:「うう…いつになったら飛龍ちゃんの笑顔が見られるのかな…」

那珂@:装甲4ってことは2分の1で倒せるか。声援オナシャス!

響@:五分の賭けだな

那珂@:あ、今してもらったのか。じゃあ1d6

*声援にしては舌打ちがあったために

システム: (1D6) → 3

那珂@:スカッ

飛龍@:ハッハッハ

響@:まあしゃーない

那珂@:「し…失敗する那珂ちゃんも可愛い☆」(また飛龍ちゃんに怒られるよー)

響@:気を取り直してこちらのフィーバータイムだ!

typeⅡ-2:「…フウィ、これで次のライブに行けるぜい!」

飛龍@:しゃべった!?

GM:ではでは、短距離フェイズ。5番航路に移ります!

飛龍@:どっちから行こうか?

響@:んー……駆逐に飛龍さんは過剰火力だから序列6の軽巡でいいんじゃないかな

清霜@:ひりゅさんにフロチラリーダー殴ってもらって、それ次第で動こうとか考えてますが

飛龍@:じゃあ清霜の案を採用してぶっとばすか

那珂@:清霜の火力も大概だけどね!

GM:了解しました、エリート属性なので-1かかりますよ!

*このとき、まだGMはこいつの装甲が7だから大破で済むだろうと思っていた。

飛龍@:フロチラにアタックで、62型。目標値5のもろもろ込で7

システム: (2D6-2>=5) → 8[2,6]-2 → 6 → 成功

響@:容易く叩いた

typeⅢ-FL:妨害できず!

飛龍@:連撃するか

GM:ど…どうぞぉお?!

飛龍@:んー……やろう。友永艦攻でアタックの目標値5、補正はもろもろ込で-3

那珂@:GoGo!

飛龍@:2d6-3>=5

システム: (2D6-3>=5) → 7[1,6]-3 → 4 → 失敗

那珂@:1足りない

響@:声援?

飛龍@:振りなおすのはもったいないな……清霜ー。

清霜@:声援しましょうか

飛龍@:頼むわさ

清霜@:「飛龍さん!砲撃で誘導しますよっ!」どーんどーん+1

野分@:これは戦艦ですな

GM:ははは…命中!

飛龍@:あ……集中攻撃忘れてた(テヘ)でもいいや。火力1+62型4+友永艦攻4の9ダメ

飛龍@:まぁ……沈むから一体巴戦は様子見でGO

飛龍@:9d6 「……助かる」

システム: (9D6) → 29[1,2,2,2,3,3,5,5,6] → 29

響@:爆戦って火力4もあったのか……吹き飛ぶな……

清霜@:吹っ飛んだな

typeⅢ-FL:装甲は……7  落ちたあああああ!(GM絶叫)

那珂@:足りた

飛龍@:初めて試したよこの火力(ガチで

響@:「Хорошо……。我らが旗艦恐るべし」

清霜@:「すごいすごーい!」

那珂@:「ひえー…ってそれ違う人のネタ!」

飛龍@:それは黙ってるお約束

*気合い、入れて、黙ります!

飛龍@:「……次はどいつ? さっさと来なさい」

那珂@:次はドイツ?

*結局全員から流されてしまった…

 

響@:さぁ次は可愛い戦艦のターンだ

清霜@:ふむ…序列6殴ろうかな?

響@:頼んだ、そいつを倒せば後は消化試合

清霜@:「よーし、それじゃあ清霜の心の46cm砲の出番だね!」良し、それじゃあ攻撃をするときに…【猛射】を使用します!

清霜@:「霧島さん、技を借ります!はあああぁぁぁぁっ!!」ドドドドド

野分@:まずはメガネをどうぞ

飛龍@:ペルソナか!(すっとぼけ

那珂@:「な…なんだか清霜ちゃんが大きく見えるよ!普段ちっちゃいから余計に!」

響@:「……こいつは力を感じる」

清霜@:狂戦士状態になりますが、回復するまでは命中+1、火力+2、装甲+1されます!

清霜@:そして!【独断専行】を発動!判定は突撃直上、補正は-1

清霜@:2D6-1>=5 「やります、やってみせます!」

システム: (2D6-1>=5) → 9[4,5]-1 → 8 → 成功

響@:心の46cm砲が熱くなってくるな……

清霜@:では今度こそ攻撃!小口径主砲で序列6の砲艦タイプ3に攻撃だ!判定はばか直上、補正は諸々で+1…かな?あ、猛射で+2ですね補正

響@:GoGo!

清霜@:2D6+2>=5 「お前に相応しい一撃は決まった!」

システム: → 成功

typeⅢ:回避は…できません!

清霜@:では、火力2+独断2+猛射2で6D6ですね

那珂@:火力やばいな、そろ戦1もあるで

清霜@:6D6 「いっけぇぇぇぇ!!」

システム: (6D6) → 27[2,4,4,5,6,6] → 27

那珂@:ソロ戦は1点か

響@:ミンチか……

野分@:怖いなおい

typeⅢ:装甲は5… 損傷5!轟沈です

那珂@:ひえー

飛龍@:ははは

野分@:これは…戦艦!

清霜@:「どうだ!これが清霜の大艦巨砲主義だ!!」

飛龍@:「……上出来」

響@:「……さて、こちらも負けていられないな」

那珂@:「ひょええ…」

GM:はは…では序列が移って 海鸥ちゃんの攻撃ターンですね

野分@:えっ

響@:そういや忘れてた

那珂@:「てんほーちゃん!大破してる駆逐艦を狙って!」

海鸥:『は… くっ… ああぁぁぁあ?!』(恐慌状態)

システム:流弾市街地被害表(1[1]) → 水煙が立ち上る (セーフ)

響@:恐っ

那珂@:SAN値足りてなさそう

野分@:「はいおうさん!落ち着いて下さい!」

飛龍@:「……アイツのことはほっといて、さっさと片づけるわよ」>全員に

響@:「Да。とっとと片付けて黙らせないと面倒なことになりそうだ」

清霜@:「そうだねー…早くしないと、被害もどんどん広がっちゃう」

GM:ではでは… 海鸥ちゃんは大パニック状態ですので 野分ちゃんに攻撃ターンは回ります

野分@:まぁ、ターゲットは前の砲艦。独断はまぁ使おうか    2d6-1>=5

システム: (2D6-1>=5) → 4[2,2]-1 → 3 → 失敗

野分@:いい、流す

響@:2dあれば沈むやろ……

GM:分かりました

野分@:主砲で  2d6+2-1>=5 「じっとしてて…すぐ終わらせるから」

システム:→ 成功

野分@:このまま算出

野分@:2d6 「沈みなさい!」

システム: (2D6) → 6[1,5] → 6

響@:よしよし

typeⅡ-2:轟沈です!

那珂@:「野分ちゃんフォローありがとー!」

GM:ではでは…響ちゃんのターンですね

響@:では敵の砲艦TypeⅡに主砲→魚雷の順で連撃を敢行します

響の攻撃は全て命中、そして総合火力6という火力で攻撃を敢行する。

システム: (2D6+2D6+1D6+1D6) → 10[5,5]+4[1,3]+2[2]+1[1] → 17

響@:出目があ……ギリギリかな

typeⅡ:装甲は4 轟沈です!

響@:「……ふう、これで何とか」

清霜@:「いいねいいね、響さんにも心の46cm砲があるね!」

飛龍@:ははは

GM:ここで、生き残り君が最後の抵抗をしますよ… 市街地に行かないかしら…(ぼそ) では、響ちゃん 食べ物 砲の回避です

響@:直上ですが回避しません、火力どうぞ

typeⅠ:4d6

システム: (4D6) → 17[3,4,4,6] → 17

野分@:うおお

GM:あわわわ…

響@:では不死鳥で6点消費、損傷1で受けます

那珂@:体を張って市街地を守るひびきん

響@:砲の火力2と書いてあるから油断した。結局、敵の主砲火力は4なのね?

typeⅠ:いえ、自身の火力値が2点で 計4でした

響@:oh……駆逐艦のくせにやりおるわ……

那珂@:「響ちゃん、大丈夫!?」

響@:「く……思ったよりやる」

GM:では…第二ラウンドです 航行序列5番へ

飛龍@:じゃあトドメはいただきますねー

那珂@:頼んだ旗艦!

清霜@:ふむ…行動力に余裕がある私が殴ろう…かと、思ったけど旗艦に任せよう(

飛龍@:62型……の前に「集中攻撃」を宣言。マジメで判定の負けず嫌いで代用して目標値6の補正-1

飛龍@:2d6-1>=6 「……」

システム: (2D6-1>=6) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功

typeⅠ:回避できず! 命中です

飛龍@:これでよし。で、62型で攻撃。目標値5のもろもろ込-1

飛龍@:2d6-1>=5

システム: (2D6-1>=5) → 11[5,6]-1 → 10 → 成功

響@:スペシャル!

飛龍@:おっし、これで自動スペシャル。さらに「どぉよ!」を宣言する!

那珂@:勝ったな

飛龍@:行動力6点回復の総合火力+1!

清霜@:勝ったな(慢心

GM:あはは…

響@:出目オール1でもええんやで(優しい目)

飛龍@:あと、ごめんね。ちょっと慢心して連撃するわw

響@:行動値あるしいけるいける

清霜@:慢心w

*恐いファンブルになる確率は3%弱、まぁ慢心しますよね(笑)

この後、飛龍の艦攻での攻撃は再判定を一度経て成功する。結局、トンでもない攻撃が炸裂することになる…

飛龍@:えーっと、火力1、62型4、艦攻4、スペシャル2、どぉよ1の……12だ

*因みに、この時点で一が奇跡的に並んでも死ぬことが確定しているtype1氏

飛龍@:12d6 「よく見ておきなさい……これが…みんなが繋いだ力よ」

システム: (12D6) → 43[1,1,2,3,3,3,3,4,5,6,6,6] → 43

響@:惨いことをしなさる

那珂@:期待値付近か

typeⅠ:装甲値3! 損傷14?!ってぎゃああ

清霜@:わお…

那珂@:ミンチよりひでぇy

飛龍@:あとごめんな。わざと「巴戦」宣言してダメージ9入れるねw これで52(ヤリタカッタダケー

typeⅠ:損傷値17ですよ…

清霜@:これもう欠片ものこらねぇな

那珂@:損傷17、4回死ねるね(ニッコリ

清霜@:17www

野分@:いじめだー

響@:市街地の真ん中に巨大な爆炎が立ち上る感じ

*主な爆発要因は飛龍の攻撃隊が投下した魚雷と爆弾。

 

GM:戦闘終了… 勝利S!

響@:完全勝利ならずか……すまんな。特殊戦果表はみすみす逃したがだが後悔はしていない(キリッ)

清霜@:まあ、上手くいったから良しとしましょう

 

飛龍@:「……敵は、もういなさそうね」

響@:「ひとり、残っているようだが」

那珂@:「え!?那珂ちゃんは敵じゃないよ!?」

飛龍@:「あぁ……そうだったわね。……あとは各員に任せるわ」(要は自分じゃ話しても埒があかないのでお前ら説得して来いという

清霜@:「ぷしゅー…」こちらオーバーヒートしております(

海鸥:『は… あわわ』

*ロリ軍師ではない

野分@:はいおうに向かって抱きしめるわ

海鸥:『近寄らないで!?』

野分@:ちぃ

響@:そらそうなる

野分@:「はいおうさん、もう怖がなくていいです」はいおうから距離をとる

海鸥:『わ…わたしは… 沈まなきゃ…沈まなきゃ?!』

野分@:「今のあなたを傷付け様なことは、ないです」

海鸥:『わ、私は… 』 (歯がガチガチ鳴っている)

野分@:「あなたを、沈ませない!!」大きな声で叫んだ

海鸥:『ち、近づかないで… お願い… しますから、だから?!』(頭に主砲の口先を)

飛龍@:「……」(ただ静かに、でも内心ビクビクしながら仲間を信じて見守ってる

海鸥:『永翔…中山 …永建…』 (手が震えている)

野分@:「馬鹿なことはよせ!あなたはこれから…もっともっと、『昔』と全然違う『今』を体験するのです!!」

海鸥:『…日本の艦娘さん。…それ以上、やめてください…そんなに必死にならないでください!!』 

野分@:「『昔』を忘れろと言わないです!でも…はいおうさんにはもっと大切な『今』があるはずなんです!」

海鸥:『私、なんかの、為に…』

野分@:「国がどうであろうと、あなたが守るべきのは、ここに生きた人間じゃないですか!」揚子江の河岸を指差し

海鸥:『私は… 死ぬんです。ここで、死んで… この地を奪還する尖兵になるんです……だから、だから…これ以上、心を… 揺らさせないで!!』

飛龍@:「……で、それで死んで、なんのためになるの?」

海鸥:『…私たちの、上海を…上海を、もう一度私たちの手にするの!!』

 

那珂@:(中国語設定なんてなかった)

飛龍@:(大丈夫、心で伝えてる)

響@:ほら、モビルスーツに乗っている人同士も会話っぽいことしてるし……

那珂@:ニュータイプめ…

 

野分@:「これ以上戦って戦って、『昔』と同じじゃないですか!もっとたくさんたくさんの命…失うじゃないですか!  あなたが…新しい『未来』を見れなくなるじゃないですか!!!」

海鸥:『私は… その、為に… そのために死ななきゃならないんです!!』 (号泣… 手は水面にぱたりと)

那珂@:「こんな手段で上海を手に入れて、それで満足なの?本当に、それでいいの…?」

飛龍@:「死んで……何になるっていうのよ……」

野分@:「じゃあ…あなたは、なんで泣くのですか?」

響@:こいつら……

*地獄絵図第二幕ともいう(勇者に魔王が~)

清霜@:「ぼへー」

響@:響は苦々しげに顔を歪めて出雲の方に寄って行こう……特に喋ったりはしない……

海鸥:『ううう… わぁああああ!! 死にたくない、死にたくないんです』

野分@:「…はいおうさん、帰りましょう。もっといっぱいいっぱい話し合って、分かり合おう」

那珂@:相手の様子を見て、野分と近づいて主砲を下ろさせます

海鸥:『……あっ』(…ごめんなさい、蒋様。わ、わたしは…)

野分@:「もっともっと、『今』を守って、『未来』を見よう」

海鸥:『…』(死ねません… こんなに、優しくされちゃうと… もう、無理です…) 

那珂@:落ちたな(確信

飛龍@:のわっち攻略王(確信

海鸥:『…』(未来なんて、しらない。 でも… もし、もし…もうちょっとだけでも、この人たちと…)

野分@:「…」武器を置き、ゆっくり海鸥へ歩き出す

海鸥:『……』(私なんかに、優しくしてくれる時間が ほんのちょっとでもあったら…)

海鸥:『……』(それ以上に、幸せなことは… ない)

野分@:ゆっくり、海鸥の前に立て、彼女の涙を拭いてあげる

海鸥:「あっ…」

響@:かわいい……

那珂@:(野分にはいおーを預けてそっと離れる

野分@:「にーはう」どこかぎこちなく中国語のあいさつを言ってみた

海鸥:「に… にーはお」(ぎこちなく返す)

野分@:「?…にーはう!」ちょっと相手の反応に戸惑っていたが、なんか通じたようで、笑顔で返せた

海鸥:『…』(ぎこちない笑みを返す)

飛龍@:(一応周囲を警戒

GM:さて… そんな感じで深海棲艦+海鸥ちゃんが攻略されちゃいました。わー

*シナリオ作ったときには考えていなかった展開

 

**:「ふふ… 素直が一番。ね? ハ・イ・オ・ウちゃん?」

飛龍@:「……っ!」

GM:さて、ハイオウを連れて上海港に皆さんは帰還します… もちろん、妨害なしに

飛龍@:「……気のせい……か……?」

響@:海鸥ちゃんツボキャラすぎてつらい

GM:そして、激戦を潜り抜けた皆さんは上海港に到着します到着した時、旧型巡洋艦である吉野号が出向合図の汽笛を鳴らします。その甲板には特命捜査班の二人の姿が

響@:お、扇矢少佐達が乗ってる船だな

清霜@:おお

飛龍@:ほほう

GM:皆さんからも甲板の二人は見えます。

清霜@:「お、やっほー」手をブンブン

扇矢萩子:「?…ふふ」(手を振りかえす)

大河内大佐:「…あぁ」(敬礼)

響@:「…………」ぴしっと敬礼

飛龍@:(ただじっと見てる

 

GM:全ては、まだ始まったばかり。

ハイオウを連れ帰った影響は果たして上海にどう影響を与えるのか。

全ては、

しかし一方でヌニョ・ロドリゲス号を接収したことによって大東亜重工という企業の謎も解けるだろうという期待もある。不安と、希望の中… ただ一つだけ言えること

それは飛龍・清霜・野分・響・那珂の5人は海鸥の命を救ったということだ。

 

 

GM:今回の物語はここで幕引きです。一週間ちょい、と超過しまくりました…本当に、ごめんなさい。お付き合いいただき本当にありがとうございました!

参加者さん@:お疲れ様でしたー!

 

 

 




全てを終えて…
さて、MVPは誰だのお時間です!
GM:開票!
清霜@:「 野分さん:のわっちがギャルゲーの主人公だ!こういうRP大好きですよ、ええ!」
響@:「那珂ちゃん:おどけた言動と裏腹な鋭い洞察力の美少女アイドル探偵に
飛龍@:「響:物語全体を達観してくれたおかげでいろいろお世話になりました。この響もイイネ」
野分@:「清霜さん:心の46cm砲もはや哲学だわ…可愛いそして強い、わが艦隊の戦艦なんです」
那珂@:MVPは響ちゃん

少尉@: MVP
飛龍ちゃん:口数は少ないものの、言葉を発するときの重さに圧倒されました。最後の決戦で見せた格好よさに惚れ惚れしました!
清霜ちゃん:プレから数えますと三週間ほどのお付き合いでした。清霜ちゃんの存在はGMには焦臭い上海の清涼剤!めちゃ可愛かったです!
那珂ちゃん:那珂ちゃんのコミュ力最強説。歴としたアイドル探偵ぶりでした!那珂ちゃん、本日にて撮影は終了、クランクアップです!
野分ちゃん:攻略不可能キャラのハイオウに優しく(攻略)された時は絶叫でした。攻略録次話に期待すること大です!
響ちゃん :GMの不勉強なところをサラっと補って頂きました。磁器のシーンのぷるぷる響ちゃんに乾杯!ウォッカはどれだけも貢ぎます!


**あの感情の行方は?**
清霜@:んー、感情1は出雲さんにしよう「出雲さんは私の心の46cm砲で守りますからね!」
響@:私はのわっちに「私は何も言えない」で+1
野分@:フレーバーとして、海鸥に「一緒にいよう」
飛龍@:感情は清霜に「うっさいな……」(ひでぇ
清霜@:ひりゅさんがいじめるー(
一同:(爆笑)


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海鴎の暗号書/情報交換

海鴎の暗号書
前回セッションで清霜が海鴎からスリとった船舶の入出港記録に似せた暗号書は以下のような背景を持ち、シナリオに影響を及ぼしていた。

セッション中では明らかにされていなかったが、特命捜査班には日中和平の可能性を探るという密命も与えられていた。
しかし、国民軍が上海包囲に向けた軍事行動を起こしたことから任務失敗と上層部は判断、通達した。
だが海鴎の暗号書を萩子達が解読したところ、次のような事が推論されていた。
・海鴎に対して、国民海軍は日本が過剰反応を示すだろう目標船を見繕わせている
・日中間の緊張増幅の為に、日本の政財軍が関連する船舶を海鴎の責任で撃沈させる。失敗または不可能である場合、海鴎を撃沈された体で自沈させる。
・海鴎が見つけた船に対して、彼女の上司があれこれ文句を付けている
・上記の事を踏まえて海鴎は動いているのか、上司からの文句の量は最近の記録に近づくほど減少。
・最後の記録は、大東亜重工がチャーターしている『ヌニョ・ロドリゲス号』が適合すると結論づけられ、その際に遣支艦隊に妨害される恐れが… という内容が記されている。
これに元同僚の飛鳥が、資料を暗号書を見られたことで焦った海鴎が、その日中に行動すると予測。
これを受けて特命捜査班は遣支艦隊を動かすよう出雲に持ちかけた。
前日の午後に手を刀でぶっさした為に貧血を起こしていた出雲であったが、事態を重く視たため病み上がりの体を押して風雲上海組と共に海鴎の計画阻止のために動いたのだった。
結果として、夜襲をかけようとした海鴎を逆に保護することに成功。
海鴎の身柄と引き替えに国民軍の撤退を確約できた政府は、特命捜査班と遣支艦隊を評価したのだった。


 

**その後日談**

傷を負っていた海鴎は遣支艦隊本部の医療施設で治療と同時に事情聴取が行われた。

事情聴取の際に出された殆ど全ての質問に対して海鴎は返答しなかった。

しかし、病室に事ある毎に顔を見せた野分から中国語を教えて欲しいという要望には応えていた。

海鴎が中国側に返還されるまでの僅か四日間、その間に野分は日常会話に差し支えのない程度にまで中国語を拾得していた。

返還される日の朝、海鴎がこう呟いていたのを耳にした者がいた。

『私にはもう、誰を信じればいいのか…判らない』

十字を切る姿を眼前にしたその人物は彼女に掛けるべき言葉を持っていなかった。

(信じていいのは究極的には自分だけ…なんて、悲しい結論は出さないで…[小鸥])

ただそうやって、願うことしか出来なかった。

 

====

 

それは風雲上海組の五人が上海で合流した翌日の話。

6月29日 深夜23:30 満州国旅順

「なるほど…了解しました、その方針で手配します。」

男の静かな声が光の灯されていないトンネルの中で響く。

「頼んだわよ…で、そっちの動向は?」

女の声が真っ暗な穴の向こう側から返される。

「それがですね、海軍は直近で同盟に賛同の意を表明するだろうというおかしな風潮が出てきたんですよ。」

同盟と言ってこの時勢で指し示すのはただ一つ、ドイツとの攻守同盟だ。

コミンテルン勢力に対する日独防共協定が昨年結ばれて以来、陸軍が盛んに押し進めようとしているこの同盟案。

右翼で国粋主義者と呼ばれる人々が挙ってこれに賛成を示しているが、一方で外務省と海軍がこの進展に対して歯止めを掛けている真っ最中である。

最初は同盟に乗り気であった軍令部も反対の立場を明確にしている今、何をひっくり返せば海軍が賛同するというのか。

あり得ない、そう喉まで出かけた言葉に女は自問した。

本当にあり得ないことか?

その時、最悪な光景が彼女の脳内を横切る。

 

ーあの、南木大将が賛成を表明したならばどうか

 

「……海軍が?どういう事よ。」

努めて冷静な声で聞き返した女に、男は飄々と答える。

「上層部の喜び様は凄まじいですよ。最も外面の都合とこの話の真偽を確かめる意味も併せて、桧垣大佐が上海の様子を見に行くようです。」

「桧垣って……また自作自演じゃないでしょうね?っていうか仮にそれが正しい情報だって云うなら、その意見って奴はどこから流れているのよ」

「それがですね、上海を経由して持ち込まれたようです」

「また、なの……って、遣支艦隊の人間が発生源ではないのよね?」

上海から流れてきた情報だと聞き更なる痛みを頭に感じながらも、女は男の言葉に引っかかりを感じた。

「良いところに気がついてくれますね。えぇ、そうです。陸軍が上海に放っている情報士官の元へ、労働者を装った海軍少佐がメッセンジャーとなって接触してきたと聞いてはいます。ですが、その少佐が誰からの使いなのか、それとも独断で動いているのか全く掴めていません。」

「やっぱり若手グループの幹部…なのかしら。」

「恐らくそうだと思います…しかし、断言できません。悔しい話なので

すが、最近の動きは以前ほど杜撰でなくなっているのが現状です。この情報は彼らを利する事になりますが、だからと云って聴取を行うわけにもいかないのが現状であります。」

アジアでの覇権を確固たるものにし、また対英米抑止力の増加を狙ってドイツと同盟を結ぶ。

陸軍と右翼団体が声高に叫んでいるそれを、海軍の若手将校の一部でも受け入れ推進しようとしているのは軍人や政治家のみならず暴走したマスコミの手によって日本中に報道され、誰もが知っている事だ。

頻発するテロで政党政治家を脅迫することで政治を操っていた彼らが昨年起こしたクーデター未遂は、陸軍中堅の政治への発言力を極大にすることに成功。もはや、政治方針の決定に陸軍の意向を無視することは出来ない。

「仮に…だけれど。南木提督がそっちサイドにつくことを表明したら、どうなるのかしら?」

女の言葉に、男は頷いた。

「まず間違いなく、日英戦争の為の出師準備が行われます。そうなると…」

「ドイツとの友好関係の重要度が増していくって算段ね…」

 

南木提督、元帥への昇任を辞退した現役の老将軍であり生粋の艦隊派。

つまり、大日本帝国がアジアを深海棲艦の驚異から解放するのだという建前の下で他国の植民地の横取りを画策している輩、その急先鋒であり更には政界への影響力を強く持つ狸爺(たぬきじじい)

それが女にとっての認識であり、彼女自身化かされた経験を持っている為この食えない老人への痛烈な印象だった。

 

「…とは云え、南木大将がどの程度本件に関わっているのかは未知数。ブレイカーの男の独断である可能性も零ではありません。」

「……そう、ありがとう。報酬を渡したいけれど、要らないんだっけ?」

「少佐さんもお仲間の海軍、それも艦娘さんにバレたら背中から刺されるような事をしているじゃないですか。俺だって、こっちを良くするためなら無報酬で何だってしますよ。」

ため息混じりに愚痴を吐く男に女が茶々をいれる。

「ホント、良い飼い主が現れるといいわね」

「そうですね。いっそどうせなら美人で後ろ盾ある人に拾って欲しいですよ」

「拾って欲しいだなんて、敢闘精神が脆弱ね。」

「日本人の美徳、謙虚さを全面に出していこうかと。」

あくまでも冗談めかして男が続けるのを、女はクスクスと笑いながら応じる。

「男なら股を開け!ぐらいでもいいんじゃないかしら?」

「俺、まだ死ぬのはゴメンですから。エロ少将が心臓麻痺で死んだり、セクハラ大佐が風呂で頭を打って死んだり、ねぇ?」

「何を言いたいのかさっぱりね」

ワザトらしくさも動揺したような声で嘯く女に腹を抱えて爆笑する男、それに釣られて女も声を立てて笑い始める。

「では、俺はそろそろ戻ります。黒龍江からの荷物は『心の46cm砲』で手配しますので。」

「引き続き頼んだわよ、犬助さん」

「大助でお願いしますって、少佐殿」

軽口を叩き会う二人は、そのまま直接顔を付き合わせることなく別々の方向へと去っていくのであった。

 

 

その後、関東軍の資金で徴用された油送船が上海で活動中の風雲上海組の下に届けられたのだった。

しかしその背後(関東軍)を知るものは少ないだろう、遣支艦隊旗艦でさえ。



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扇矢萩子の捜査録 第二回『マスカレード』~ヤマトホテル・イブ~
騒乱再び


前回の物語から約一か月後が過ぎた時間からセッションは再会する。
遣支艦隊に所属する風雲上海組の五人の艦娘たちが中国艦娘『海鴎』の保護を行ったことは大きな波紋となってこの世界に影響を及ぼした。

上海事変そして、その直後に発生した七・七事件(盧溝橋事件)への政府方針の決定のために五相会議が召集された。
この時、板垣陸軍大臣による中国政府への「威力の顕示」による「支那側の謝罪及保障確保」を題目として内地から三個師団を派遣する提案が決議されようとしていた。
これに対して米内海軍大臣は上海で遣支艦隊が矢面になっていることを踏まえて、中国側の陳謝と撤兵のみで十分であることを主張。
広田外務大臣が海相に同意したことで、陸軍の派兵は瀬戸際で止められたのだった。
五相会議の結論が出るよりも前から、駐華スウェーデン大使が日中の調停の仲人の役を行っており、この交渉には列強のオブザーバーが参加。
そしてその場で何をどう間違えたのか、各国の文化・技術を競う大会、上海文化競進会が行われることが決定した、してしまった。

上海市と共同租界を用いた会場エリアを警備するのに有志連合軍を結成する事が決定され、その会場警備軍の総司令官には、仏・伊そして特に英国からの強い推薦により遣支艦隊、旗艦艦娘である出雲が就任することになった。

******

今回の物語は、新たに遣支艦隊に着任することになる一人の艦娘を紹介から始めよう。

家庭的な無邪気な小龍。
新しい少女の登場は、物語をどう動かしていくのか。




龍鳳は以前の鎮守府にまだ居る状態から始まります。そこの鎮守府の提督から呼び出されます。

某提督:「龍鳳、君が力を貸してくれたことに本当に感謝している。ありがとう」

龍鳳@:「いえ、少しでも提督のお役に立てたのなら…//」

某提督:「…本当に、言葉では言い表せないほど感謝している。それで、君の力を見込んで頼みたいことがあるのだよ。これから君が行くことになる大陸のことでもあるのだけれども」

龍鳳@:「大陸…ですか?」

某提督:「あぁ、君には大陸。第三艦隊への移動が決まったんだ」

龍鳳@:「えー本当ですか?光栄です。」

某提督:「はは…今わが帝国の中でも一番やっかいな場所だぞ」

龍鳳@:「でも、私なんかがあの第三艦隊へ参加してもよろしいのですか?」

某提督:「君の力を信じて、俺は君を送り出すつもりだよ。」

龍鳳@:「ありがとうございます。この潜水母艦改装軽空母龍鳳、提督の任務謹んでお受けいたします」ぺこり

某提督:「……それでだな、頼み事というのは俺の私情なんだがな…一人の女性少佐が今大陸にいるんだが…」

龍鳳@:誰だろう?w

*もう、読者の皆さんも想像がつくかと。

 

龍鳳@:「私情ですか…?」少し小声に

某提督:「遣支艦隊の人間って訳でもないんだが…彼女の名前は扇矢萩子。

俺は…一度彼女に助けられたことがある。もし、彼女が居なかったら提督としての立場に居続けられなかっただろう」

龍鳳@:「そんなすごい方なのですね」

某提督:「あぁ…だが、優秀なんだがな…何かと苛烈な女性でなぁ」(遠い目

龍鳳@:「苛烈というと以前ご一緒した事のある足柄さんよりも苛烈なんですか?」ちらっ

某提督:「…あぁ、君から聞いた話の中の足柄さん以上だろう。なんて言っても、人を…完封することに躊躇ないからな」

 

******

野分@:「萩子さん、苛烈だって」

響@:「……上司や同僚としてなら頼りになるけど、部下に持ちたくないタイプの人だな」

龍鳳@:褒め言葉…?

別所の扇矢少佐:『…くしゃん、何だろう風邪かしら』

少尉@:「ひぃっ… 寒気が」

******

龍鳳@:「その扇矢さんが移動先での指揮官ということですね?」

某提督:「…いいや、彼女ではない。だが…もし彼女に会ったら敵対だけはするな。約束してくれ」(真剣な顔

龍鳳@:「わかりました。では、もし会ったら仲良くしますね^^」

某提督:「頼むぞ… それから、着任先の責任者は長谷川清という提督だ。彼も信頼できる人間だぞ。正確に言えば、提督というよりも上海の日本の顔とでも行ったほうがいいのかもしれないが」

龍鳳@:「わかりました」扇矢萩子→遭遇したら危険。敵に回すな。 長谷川長官→信頼できる人

 

GM:そんな風に言われたことを、時々思い出しながら龍鳳ちゃんは遣支艦隊の本部、上海虹口区に到着します。道案内に、本部から一人の少尉が使わされます。

少尉@:「初めまして。小官は海軍少尉山部元親であります。お迎えに上がりました。」

龍鳳@:「はじめまして。龍鳳といいます。お勤めご苦労様です^^」

響@:少尉、上海生活を初めて以来、はじめて癒し系ほんわか美少女(ばいんばいん)に遭遇するの巻

少尉@:「はっ、龍鳳さんは遠方から来られたと聞いております。こちらから部屋に至るまで案内をします。その後、長旅の疲れを癒してから長官室においでください」

GM:龍鳳ちゃんの点数を稼ぐにはどうすればいいかな~とか、内心ドキドキしながら部屋まで案内します。その姿は、もはやベルボーイっぽい(笑)

龍鳳@:「あら、よくご存じですね。山部少尉もかなり優秀なお方だと聞いていますよ。英語だけでなく北京語・フランス語・ドイツ語も堪能だとか^^」話しながら部屋まで移動している

少尉@:「え”…」 (絶句

龍鳳@:「何か私の顔についてますか?」きょとん

少尉@:「はっ、はは、はて…」(思い出せ!扇矢少佐に弄られ倒されたあの日々を!!) 

龍鳳@:「あ、山部少尉、質問があります」

少尉@:「はい、何でしょうか」 (仕事モード

龍鳳@:「扇矢少佐という方はご存じですか?」思い出させる!

少尉@:「…ご存じもなにも、小官の本来の上司ですが」(gkbr)

龍鳳@:「では、こちらにいらっしゃるのですね?」

少尉@:「…軍機ですので、ご容赦願います。」

龍鳳@:「そうですか、すみません。変な質問をしてしまって」

少尉@:「いえいえ、しかし…少佐、貴女はどんだけやらかしているのですか…」 (遠い目

龍鳳@:「案内ありがとうございました。こちらにはしばらく任務でいる予定です。山部少尉には色々とお世話になるかもしれません。」

少尉@:「はい、よろしくお願いします。後ほどまたお伺いしますね。では、失礼いたしました。」

龍鳳@:「これ、つまらないものですが、私が作ったクッキーです。もしよかったら後で食べてくださいね」小さな包みを手渡す

少尉@:「…!? あ、ありがとうございます!」 (めちゃ嬉しそう

龍鳳@:「それでは、また後で^^」

少尉@:「は…はい」 (敬礼ピシ

龍鳳@:(敬礼返し

 

GM:さて…龍鳳は旅の疲れを癒し終え、長官室に向かうことに。龍鳳が部屋の扉の前に行くと、内側からは複数人の女性の声が聞こえてきます。

龍鳳@:「失礼します」(コンコン

**:「はいはい、どなたでしょうカ?」

GM:談笑がいったん途絶え、そう中から答えが返ってきます

龍鳳@:「この度、こちらに出向することになりました潜水母艦改装軽空母の龍鳳です。失礼します」

**:「あぁ!龍鳳さんネ。どぞどぞ、遠慮なく入ってくださいヨ!」

龍鳳@:では扉を開きます

GM:では、龍鳳ちゃんの目には四人の女性と壮年の男性一人の姿をみつけますよ

野分@:ちょっとしたお茶会の様子かね

GM:イメージとしてはそんな感じでしょうか?(笑)

響@:くつろいでいよう

野分@:響の隣で立っていた、手には磁器のカップでお茶をすする

龍鳳@:長谷川長官ということはわかっていいですか?

GM:年齢と、場所的にわかりますよ。

野分@:磁器ですが、今回は割らない

少尉@:お、おう

*前回はこれが大きな節目でした。

GM:目の前にぴょんと出てくる緑のチャイナドレスの女の子

**:「どーもども、私は飛鳥っていうカラ、よろしくお願いするヨ」

龍鳳@:「!!」

飛鳥:「んー、お姉さまが私のこと公にしてないから、知らないのも当然なんだケド、その反応は寂しいネ」 (龍鳳の様子を伺いながら

野分@:「私も今日がはじめてです。飛鳥さんを知ってはいましたけど」

龍鳳@:飛鳥さんや他の艦娘さんの階級は見たらわかります?勲章とかで

GM:一番強そうなのは長官の奥で、静かに紅茶をすすっている大人な女性。彼女が軒並みだってのはわかります

**:「ここでも一部の人間しか知らなかっただろうしな、仕方あるまい。」

龍鳳@:「お茶会中に失礼しました」

**:「構わない、貴様も立っていないで掛けたらどうだ」

龍鳳@:「はい、ではお言葉に甘えて…」序列を気にしながら適当な場所に座る

響@:「はい、どうぞ」とカップをすすめつつ

龍鳳@:「ありがとうございます。私、龍鳳といいます」

響@:「どういたしまして。……特Ⅲ型駆逐艦、響だ。上海へようこそ。歓迎する」

野分@:「さっきも龍鳳さんの話をしていました、はるばるからここに来てお疲れ様でしょう、どうぞくつろいでください!」

龍鳳@:「すみません」

野分@:「あっ、私、陽炎型駆逐艦の野分です、これからもよろしくお願いします!」

長谷川長官:「女性だらけの茶会に、男一人ってのは寂しいもんだが…特権だと思って我慢しようじゃないか」

**:「長官…他にいうことがあるのでは?」

長谷川長官:「云う事と云ってもな、俺はここの長官。長谷川だ、これから頼むぞ。」(頭を掻きながら

龍鳳@:「響さんに野分さんですね。どうぞよろしくお願いします。長谷川長官。提督からお話は伺っております」ぺこり

長谷川長官:「彼から嘆かれてしまったよ、君みたいな美人を手放すなんて…とな」

**:「長官、色々と改竄したことを云わないでいただきたい」

長谷川長官:「善処しよう」

龍鳳@:「美人なんて…提督がそんなことを//」聞いてなかったw

出雲:「…はあ、ったく。私は旗艦の出雲、よろしく」

龍鳳@:「出雲さん、旗艦なのですね。全力でサポートさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。」

出雲:「何、サポートなどいらん。が、好意は頂戴しよう」

龍鳳@:「はい^^」

野分@:「サポートくらいさせてくださいよ…前にあんなことになったじゃないですか」

龍鳳@:「あんなこと?」

出雲:「…(しら)」

*手をぐさっとやって貧血で倒れるという。

GM:基本的に出雲はツンです、デレはどっかに家出してます(数十年単位で

龍鳳@:w

響@:「…………」ズズズ(澄まし顔でお茶をすすっている

飛鳥:「もっと云ってやってくださいヨ、ノワッチ!この人、ほんとダメなんですカラ!」

野分@:「無理し過ぎると萩子さんを呼んできますよ」

出雲:「…余計なことはするな、いいな?」 (苦虫をかみつぶした顔

野分@:「はい、わかりました」とびっきりの笑顔で

龍鳳@:「萩子さんってひょっとして扇矢少佐のことですか?」

野分@:「萩子さんのこと知ってたんですか?」

龍鳳@:「噂だけは…」

飛鳥:「クックック…お姉さまのその苦虫を噛んだような顔がそそりりっりませんからあぁー!」

出雲:無言でウメボシを飛鳥に食らわせる

龍鳳@:「くすっ、でも出雲さんと飛鳥さんはほんと仲良しなんですね」微笑ましい様子を見つつ

飛鳥:「いやー、私なんてお姉さまには一目惚れだったんですヨ」

龍鳳@:「一目惚れですか?^^」

飛鳥:「その時にはこんなに暴力的な人だなんて今も夢にも思ってませんんんーーー!」(側頭部をぐりぐりされる

響@:「…………」ズズズ

出雲:手に力がどんどんかけていく

響@:「ジャスミン茶も、美味いな……」しみじみ

龍鳳@:「こういうお茶会はよくされるのですか?響さん」

飛鳥:「それは私も聞きたいネ、どうなんですカ?」

響@:「いや、普段は割と仕事で忙しい。今日は長官も飛鳥もいるし、新しい人員も来るという話だったから」

龍鳳@:「そうだったんですね。では、またお茶会をやる時があったらお菓子とか作ってきますね」

野分@:ポットを手にして順序良く全員のカップにお茶を注ぐ

龍鳳@:「野分さん、ありがとうございます」

野分@:「お菓子か…楽しみにしてます!」

龍鳳@:「何か好きなお菓子とかあります?」

飛鳥:「んー、私はドーナツとか好きネ。」

野分@:「そんな、気を遣わないで下さい、龍鳳さんの手作りお菓子ならきっと皆美味しいと思う…です!」

響@:響やのわっちは無論のこと、扇矢少佐も出雲も家庭料理なんてこれっぽっちもできなさそうな感じだから龍鳳マジ救世主

龍鳳@:良かった

GM:少佐に料理は求めちゃだめですよ… 絶対乾パンを渡されますって(笑)

龍鳳@:「ドーナツですね。わかりました。ありがとうございます。野分さんも、そう言っていただけると嬉しいです。出雲さんは何かお好きなお菓子などあります?」

出雲:「…私か、そうだな…スターゲイジーパイ、とかだろうか」 (ボソッと

響@:「ぶっ」

飛鳥:「お姉さま…」 (ジト目

長谷川長官:「……(くっくっ)」 (声を抑えて笑っている

野分@:「スターゲイジー…詩的な料理みたいですね!」(英国面

少尉@:スターっていうのは、パイから飛び出す魚を星マークの角に見立てたもの デス!

野分@:うなぎゼリーもあるゾ!

響@:スターゲイザーで星を見上げるって意味なのかと思ってた

*実はこっちが正解である。

龍鳳@:「スターゲイジー・パイですか…確かサーディンを卵やジャガイモとともにパイ生地に包んで焼いたイギリス・コーンウォールの名物料理でしたね。作ったことはないですが、出雲さんの為にレシピ研究してきますね!」

 

龍鳳メモ:パイ生地から魚の頭部が突き出していて星型をしていることが料理の名前の由来だったはずです。

 

出雲:「…すまないな」

龍鳳@:「ただ…お菓子というよりは主食ですよ?あっひょっとして出雲さんは、甘いの苦手ですか?」

野分@:「なにそのゲテモノみたいな料理…あっ、いいえ、出雲さんの好きな料理ですよね」

飛鳥:「だよネ、だよネ!」 >野分

響@:「Хорошо、こいつは頼りになりそうだ……。もっと早く上海に龍鳳が来てくれていれば……」

龍鳳@:「てっきりここでは上海料理をみんな食べているのかと^^;」>響さん

飛鳥:「むぅ…私だって家庭料理(中華)は得意ですヨ!」(ぷんすか!

龍鳳@:「中華もいいですね」

飛鳥:「ただ…私はお姉さまの為にあんなことやこんなことやってるから、料理を振る舞う時間がないのヨネ」

響@:「確かに東亜随一の都だけあって、上海の料理は美味い。が、たまには麦飯に味噌汁と焼き魚なんて定番が恋しくなる……」

出雲:「…そうだな」

龍鳳@:「ああ、それでしたら日本から材料や調味料を色々持ってきましたので和食などを作って差し上げますよ。 私、特に駆逐艦の子にたくさん食べてもらえるような料理を作りたいと思っています」

出雲:「遣欧時代に、部下が和食を恋しがってな……米を取り寄せたはいいが、ジャポニカ米でなくてな…」(口端を小さく釣り上げる

龍鳳@:「あっでもそんなに沢山は持ってきてないですよΣ」

長谷川長官:「継続して食えなくていいんだ、龍鳳。一回食えただけで士気はあがるもんさ」

龍鳳@:「長官…いいことをおっしゃられますね」

野分@:「カレーでも毎日食べるものじゃないですね」

龍鳳@:「以前、所属していた艦隊では必ず金曜日にカレーを作っていました。潜水艦の子も多かったので」

響@:「生まれ故郷の味というのは、特別なものだからな。……長く離れると、どうしても恋しさが募る」

飛鳥:「そういうものなんですカ?私は国外に… あ、イエ…日本にはいったことありますけれど…研修だったカラ…」

響@:「生まれ故郷」というワードでしれっと地雷を突っつく響……フフフ、この子、鬱屈していて可愛い

龍鳳@:「それでは、そろそろ明日の朝食の仕込みがありますので、お先に失礼します!」敬礼

GM:んな感じで龍鳳ちゃんは着任しました!

龍鳳@:はーい

 

***裏側トーク***

響@:また上海を舞台に暴れまわれると思うとドキドキワクワクですわ

GM:新番のサブタイトルが、~ヤマトホテル・イブ~ いや、もう怪しさしかないよね

響@:財閥と軍部の癒着とか黄幇(青幇?)とかナチとか不穏な言葉が並んでて素敵だけど、果たして他の参加者の皆さんは説明なしでも大丈夫なのだろうか…

GM:黄幇はフレーバーですね 突っ込まれたら説明はしますが…

野分@:なに?サタスペやるのか おなじサイフィからコラボしてもええやで!

GM:二サイクルやる気だった時には、この卓で色々結論付けるつもりだったんですけれど… 一サイクルには限度がありますから…

響@:この劇中の上海は列強各国の利害がモロに対立してるからサタスペより修羅場といえる。誰だよ文化競進会とか馬鹿なこと言い出した奴は……と各国の外交官の皆さんは思っているに違いない

某国特使:「ぱすたー!」

GM:たぶんおそらく、ドイツかフランス辺りが喧嘩買ったんでしょうね… で、訳わからんうちに炎上していくという…

野分@:「私の歌を聞け!」そしてこうですね

GM:そうそう(笑)

国民党軍:「デカルチャー!」

蒋介石:「飼い慣らされやがって……!!」

野分@:ここは毛さんだな

毛澤東:「飼い慣らされやがって……もう決裂だ!」

響@:アカン……いや……国民党と共産党で仲違いしてくれる分には(倫理的にはともかく日本の対中戦略としては)いいんだが……

GM:第二次国共合作はもろく崩れ去った

響@:こうして内ゲバを煽って中国を弱体化させた日本及び列強各国は、罪なき中国人民の人権を蹂躙しつつ、栄華を満喫するのでした ……めでたしめでたし! なんだ、解決しそうじゃないか!

GM:いやいや、むりむりむり

野分@:内ゲバ…

 

「このドルヲタが!」

「はあ響ちゃんの可愛さが知らないとかまじはあああああ」

「いやいや、龍鳳ママのパイ乙かいでーがラストアンサーじゃろーーが!」

「そんなことよりさ? 護衛艦隊の出雲さんにちょっかい出しに行くべ? すっげー冷たい目で追い払って貰えるべ?」

響@:文化競進会……平和そのものじゃないか……

GM:平和だ…

野分@:これは世界を救う艦娘ですわ

 

「あぁ、忘れちゃいけねーやつをお前ら何忘れてやがんだ。海鴎たんをイジメて泣かしてみたくはないのか…同志諸君よ!」

 

響@:海鴎ちゃん前回と見比べてなんか胸が大きくなってるっぽいんだよなぁ……

GM:…(シラー

野分@:あれだ、精神がちょっと成長したから身体も成長したという

GM:ハイオウたんのお胸むねむね

 

****************

 

GM:点呼開始!

響@:準備完了!(1/4)

清霜@:準備完了!(2/4)

龍鳳@:準備完了!(3/4)

野分@:準備完了!(4/4)

全員準備完了しましたっ!

GM:よっしゃ、RPすんぞーーーー!!

清霜@:よろしくお願いしますー

響@:わーぱちぱちぱち

野分@:よろしくお願いします!

龍鳳@:ぱちぱち

GM:HAHAHA テンション高くて申し訳ありません。そんなわけで、扇矢萩子の捜査禄第二話、マスカレードのお時間です。今回はいの一番に、艦隊名を決めていただけますでしょうか?

清霜@:ほいほい、旗艦はどうしましょ

GM:…ぴゃん! そですね、旗艦やりたい人!

清霜@:んー

響@:響は辞退しとく

清霜@:一応、そろそろ戦艦で栄誉は取りに行けるがそれよりは霧島ネキのを取りたいから、旗艦は誰かにお任せしよう

龍鳳@:ノワッキー、どうします?

野分@:えっ

龍鳳@:き・か・ん

野分@:龍鳳さんはどうします?

龍鳳@:誰もやりたい人がいなければやりますが!

野分@:どうぞ!

清霜@:どぞどぞー

*ダチョウクラブスタイルである。

龍鳳@:では、ご指名を受けたので旗艦やります

GM:では、龍鳳ちゃん お願いします!

響@:おねがいしまーす!

清霜@:よろしゅー

龍鳳@:「私なんかでいいんですか?」

清霜@:「いやいや、こういう時は龍鳳さんみたいな人が旗艦をやるべきだよ、うんうん」

長谷川長官:「かわいい子が先陣を切るのいいことだと思うぞ」

響@:「対外的にも妥当なところだ」

龍鳳@:「清霜さんがそう言ってくださるなら頑張ります!出雲さんのような旗艦ができるように^^」前回サポートなしで大活躍したといういい印象しかない出雲さん

野分@:「艦隊のおk…お姉さんみたいなんですね」

龍鳳@:「野分さん、今何か言いかけました…?」ちらっ

野分@:「うぅ」

龍鳳@:「ふふっ嘘です。私のことはなんとでも呼んでください^^」

長谷川長官:「さて、四人はさくっと配置に戻れよ。俺が出雲に怒鳴られる。お前たちの今の立場は出雲が総司令官をつとめている会場警備軍の配下なんだからな」

*[つとめている]に意味が掛けられすぎている。

龍鳳@:「はい!」

清霜@:「はーい」

野分@:「警備…ですか」(実状を知っているため胡乱げ

GM:日本・アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・スペインの六カ国と上海市警によって会場警備軍は編成されています。

遣支艦隊所属の艦娘もこれに組み込まれており、皆さんは会場警備軍の一部隊、**として編成されました。

龍鳳@:大連合だ

GM:っというわけで、この**を埋めなければならないのであります

龍鳳@:艦隊名?

清霜@:かな

GM:艦隊名、プリーズ!

龍鳳@:KANTAI これかな

ダイス判定 :艦隊名決定表(7[2,5]) → 地名表(chimei)+勇猛表(yumou)+チーム表(team)

響@:地名には上海が自動で入るのかしら

GM:地名は上海です

龍鳳@:旗艦から振らせてもらいました。次どうぞー

響@:よーし、では勇猛表いっくよー。yumou そーれ!

ダイス判定 :勇猛表(25[2,5]) → 沈黙

響@:うむ、響っぽい

GM:サイレント!

龍鳳@:「上海沈黙…」どきどき

野分@:次はわたしからいきますかね。team

ダイス判定 :チーム表(22[2,2]) → 師団

野分@:上海沈黙師団

龍鳳@:沈黙の戦艦みたいな…

*本家艦これではこの映画の主役となったミズーリの姉艦、アイオワが登場している。

GM:カッコいい!

響@:あとはきよしーが振り直し権

清霜@:なんか振り直したい?

野分@:お好きにどうぞ!

清霜@:んじゃチーム振るか。team

ダイス判定 :チーム表(36[3,6]) → 天女

清霜@:わぁ

響@:沈黙師団/沈黙天女

少尉@:一気にレディースに…

野分@:アネキ!

龍鳳@:どっちがいいでしょう?

野分@:投票しようか?

少尉@:お好きにどうぞ! であります。

清霜@:んじゃ投票で、個人的に天女(面白そう

龍鳳@:師団!

少尉@:投票…すると偶数になりますが…

野分@:師団のほうがかっこいい

清霜@:GMも投票しようず

龍鳳@:ひびっきーは?

響@:天女のネタっぽさも捨てがたいが……師団にしておこう

少尉@:え” … 先に皆さんでって 響ちゃんで師団決定でしょうか

清霜@:ですね

野分@:ですね

GM:では改めまして。

遣支艦隊所属の艦娘もこれに組み込まれており、皆さんは会場警備軍の一部隊、上海沈黙師団として編成されました。警備軍の総司令官には欧州各国からの推挙によって出雲が就いており、彼女が皆さんに指示を与えることになります。

出雲が抜けているため、遣支艦隊本部の守備は空母飛龍を旗艦とした部隊が当たっています。

前回のセッションで突如として上海を包囲した国民軍は蘇州などへ撤退、現在は息を潜めています。

今回のセッション期間中は前面的にアメリカ・イギリス・フランスが出てきているため、日本租界等へちょっかいはかけられないでしょう。

しかし、ちょっかいをかけられない状況とはいえ、国民軍が攻めてきたのは僅か一ヶ月前の話。騒動の種を持ち込んできた中国に対して、警備軍全体としてはあまりいい感情を持っていません。

さてさて皆さんが割り当てられた警備地区に戻ると、そこには一人の陸軍兵が待っています。

伝令兵:「上海沈黙師団の皆さん、出雲司令よりお連れするように申しつけられました。」

龍鳳@:「ご苦労様です」

清霜@:「お疲れ様ー」

伝令兵:「はっ、司令は11:00きっかりに来るように とのことですが、もう行かれますでしょうか?」

GM:現在時刻10:40 今から移動すれば10:50につきますよ

龍鳳@:「5分前行動と言いますし、早めに行きましょうか^^」

野分@:「11:00ですか、そろそろ行きましょう」

響@:「では、案内を頼むよ」」

清霜@:「そうだねー、急ごっか」

伝令兵:「了解しました、車にお乗りください」

龍鳳@:では、先に行って車の扉を開こう「ささ、どうぞー」

*伝令兵を超恐縮させる龍鳳ちゃん、一種のパワハラである。

GM:伝令兵に付いて行くと、港に隣接しているビルまで案内されます。

ビル自体の周りには軽機関銃やバリケードが巡らされ、出入り口には歩哨が待機しており鉄壁の要塞と化しています。

現在ビルの守備に就いているのは日本海軍の上海陸戦隊とフランス陸軍の仏印軍、皆さんの姿を見たものから順に敬礼してきます。

(現在時刻10:50

響@:「……ちょっと落ち着かないな」

清霜@:「うわー、うわー…」はしゃいでる(

龍鳳@:「緊張します…」

野分@:軽く敬礼を返し、周囲を見回す

GM:伝令兵にビルの四階、大会議室前まで案内されるとそこには無表情な山部少尉と困り顔の能代の二人が居ます。

龍鳳@:「龍鳳以下3名只今到着しました」(あれ?この間の山部さんがいます)

少尉@:「……」

龍鳳@:「どうかされましたか?」

野分@:「…なんか、穏やかじゃないですね」

少尉@:「原田一等兵、ご苦労だった。ここからは自分が案内する。」

伝令兵:「はっ失礼しました」 (敬礼

少尉@:「…ふう、威厳の一つもあればいいのだけれど…」

清霜@:「……」

野分@:「…さっきの仏頂面は威厳を張るつもりなんですか」

能代:「半分ぐらいは正解でしょうね」

少尉@:「そうですね、もう半分もそうであってほしかったですよ…」 (遠い目

清霜@:「威厳って、そういうので出てくるわけじゃないと思うけどー」

少尉@:「ぐっ…清霜さん、真実って時にウソより残酷なのですよ?」

清霜@:「残酷でも、言わないといけない時はあるよ?」

*まさに正論。

龍鳳@:「私はこの間のような自然体の山部少尉が好きですよ?」

野分@:「もう半分とは…どういうことなんですか」能代に敬礼して問いかける

能代:「あぁっと…まぁ、知らないほうがいいわよ」 (言葉を濁す

野分@:「そう?」頭を傾ける

響@:「……出雲はまだのようだね」きょろきょろ

龍鳳@:「そういえば、お姿が見当たりませんね」

清霜@:「そういえばそうだねー」

能代:「まぁ、この先の部屋に出雲はいるわ。」

少尉@:「能代さんは伏見さんへの口止めをお願いします。なので…」

能代:「…そうね。任せなさい少尉。こっちはこっちで何とかするから」

少尉@:「頼みます。では…皆さんこちらについてきてください。」

(現在時刻10:57

響@:てくてく

龍鳳@:付いていきます。細かい時間管理が気になる

清霜@:てこてこ

野分@:てくてく

GM:大会議室と書かれたあまりでかくない部屋から通じる通路を歩いていると…

**:「You………!」

**:「……,But……?」

**:「……,so……」

GM:っと、なんか英語で聞こえてきます

響@:出雲の声が混じってる気がする

GM:英語が漏れ聞こえてきますが、少尉の自動翻訳は作動しません!

龍鳳@:「英語ですか…?」

清霜@:「ふむふむ、なるほど!」

野分@:「なんか分かったですか?」

龍鳳@:「ひょっとして清霜さん、英語わかるんですか?」

清霜@:「わかりません!」(即答)

GM:現在時刻10:58

響@:言い争ってる様子なら少し待ってみようか……

出雲:「Do you……what……?」

**:「……sorry…」

龍鳳@:「そうですね、邪魔しちゃ悪いですし…」

出雲:「So wh…」

清霜@:「まあ、出雲さんの声なのは分かるよね」

野分@:「でもそろそろ時間なんですね…」

**:「Stop,Stooop,SIS! If she came to us,we didn't,no,couldn't believe her saying,DID YOU!」

出雲:「Don't………」

**:「Aargh,sorry.」

GM:少尉は特に気にせず、歩いています

響@:少尉が気に留めない様子ならついていこう

GM:現在時刻 10:59

GM:で、がっつり施錠されている部屋の前に来るんですが

清霜@:よっしゃ、ドーンといこうや

龍鳳@:おー

野分@:やろう!

*そういえばこういう子たちだったと、再認識したGM

出雲:「Time is over.Withdraw from here.」

**:「Yeah.C'mon! I'll give you something to eat.」

**:「…AH?」

響@:出雲が11時ぴったりをわざわざ指定したのは、厄介な客が来ているところに、我々に乱入して話を断ち切って欲しかったからかも?

清霜@:なるほど

GM:了解しました(笑)

龍鳳@:「それでは、清霜さん、時間になったので景気よくお願いします」

清霜@:「どーん!!」 と思いっきり扉をぶち破りましょう(修理費?知らん

出雲:「…清霜、ドアは静かに開けろと何度言えば理解できるのだ」

野分@:「こちら、上海沈黙師団です!」四水戦のポーズ!

出雲:「…はあああああ」(苦悶の表情

響@:「…………やれやれ」

清霜@:「ドアは思いっきり蹴破るものだって、朝霜が言ってたよ!!」

龍鳳@:「お待たせしました。ちょうど11時に、ということでしたので」

GM:因みに、出雲以外の人の痕跡はありません。

龍鳳@:電話ですね

GM:んー、と。この状態に皆さんは違和感を覚えますか?>部屋に誰もいない状況を

響@:漏れ聞こえてくる会話からすると、いかにも立ち話をしていた風だったけど……響はきょろきょろするかも

龍鳳@:最新の無線的なサムシングだと思うので、特に気にしないかなー

清霜@:首を傾げて同じく見回そうかな?

野分@:「えっ、さっき出雲さんは誰かと話をしている最中なんじゃあ…」きょろきょろ

清霜@:「あれ?さっきの話してた人はどこ?」

野分@:そもそも電話なら普通外では電話相手の声を聞こえるでしょうか

GM:一応、電話機は数台あります。 警備軍の本部なので。では…新システム・技能の説明を兼ねてまいります。判定をお願いするときにこういうことを時々言います

GM:<<無個性で目標値*をお願いします>>

野分@:では

清霜@:ほむ…

野分@:2d6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

清霜@:2D6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

響@:とりあえず振ればいいのかな?

龍鳳@:全員判定します?なにせ違和感を感じてないからな(ガクブル

GM:えっと、龍鳳ちゃんもせっかくなので

響@:2d6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

龍鳳@:2d6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗

GM:各自の値に、技能の中でも今回ならIntuit(直感 かSearch(調査 を修得している場合、この修得レベルを加算してください

野分@:直感あります!

響@:直感習得のつもりだけど、宣言してないのでとりあえず今回はボーナス無し

龍鳳@:「最新無線の何かですか?やはり内陸の技術は海より進んでいるんですね」ぽつり

GM:えっと、ノワッチがたぶん最高ですね。

野分@:9+2の11

GM:本来ならば*のところに8とか9とかが入ってきます。今回は9だったという体で行きます。

GM:ノワッチは出雲の席の後ろにある避難口から、つい今まで部屋にいた他の二人は出て行ったんだと悟ります。

こんな感じで、技能を習得して頂いていると ちょいちょい尋常なく高い目標値相手に対抗することができます

龍鳳@:便利ですn

GM:あと、普段の個性判定にも+していいですよ。ただし、ファンブルはあきらめてください(笑)

野分@:「…出雲さんは、さっき誰かと話し合ったんですか」

出雲:「…目ざといな、野分」

野分@:「いいえ、出すぎた真似をして申し訳ありません…です」

清霜@:「のわっち凄いね!」

出雲:「確かに、先ほどまで厄介な客が来ていた。願わくば、詮索はしれくれるな。いいな」

野分@:「出雲さんがそうおっしゃるなら…」龍鳳を伺う

響@:直感は目星判定だからな……

清霜@:「なるほど、分かった」

龍鳳@:「何か訳アリのようですね」

出雲:「長く任務に就けば色々とあるが…今回の件は一級で面倒だ。落ち着いたら話してやる」

*こういう落ち着いたら、というのは大概が死亡フラグだという。

龍鳳@:「わかりました。野分さん、とりあえず今はそういうことにしておきましょう^^」

野分@:「そうですね」

清霜@:「むー…了解だよー」

出雲:「こほん…さて、貴様らを呼んだのは先客の話がしたい訳でも無駄話がしたい訳でもない。」

野分@:「ではご用件は?」

龍鳳@:「今回の警備任務について、と考えていましたが…」

響@:あ、響は普通に黙って聞いてるよ!

出雲:「今回の警備の打ち合わせと云えば、陳腐だがそんなところだ」

龍鳳@:「詳しく聞かせてもらえますか?」

出雲:「龍鳳は知らないだろうが、今から一か月ほど前までクロギリ海域からの輸送船団が来ていたんだが…それに伴ってさらに黒い金が徘回るようになったのだ」

響@:「あー……」

清霜@:「なんだかなぁ」

出雲:「…流出元は、上海の裏社会を取り仕切っている秘密結社『黄幇』、ナチスドイツの国策会社ラーベ&アウグスト社という事までは判明しているんだがな」

野分@:「裏社会ですか…」

出雲:「他にもフランス租界から租界地全域に馬鹿ほどアヘンが流出したりだな…」

龍鳳@:(なんだか難しい話になってます…でもきっとみんなは知ってるんですよね…)

出雲:「説明するまでもないかもしれないが、今回の会場は全部で四エリアに分かれている。」

龍鳳@:「はい、さっき地図で確認しました」

出雲:「あぁ、地図に書いてある通りだ。この四エリアのうち、確実に治安がいいと断言できるのは運営本部、つまりこのビル一帯だけだ。」

*四エリア:運営本部・官業企画街・露店街・企画ホールの事。

響@:今更だけど競進会って、万博みたいに各国ブースを設けて、さらに特設ステージか何かあって持ち回りでイベントとか披露したりって感じでいいのよね

少尉@:はい、官業企画街と企画ホールはそんな感じです。ただし、露店街は半分くらい不法出店ですが、出雲もさすがに見逃しています

響@:水清ければ魚棲まず……ある程度はやむなしか

出雲:「それ以外の場所も各軍にローテーションで警戒させているのだが…正直に云ってしまえば、他国からの報告に信頼がおけない。貴様らからの、詳細な報告を求める。見たもの、感じたもの、特に日本人と他国人のトラブルはないか。全てのエリアで見て回ってほしい。」

響@:「この体のイベントが贈収賄の舞台として使われるのは珍しい事じゃないが……そういえば、今回の警備の責任者は出雲をはじめとする私たちだったな」

出雲:「貴様の首が飛んでだれが喜ぶ、響。遣支艦隊でやってくれていることをやってくれればいい」

野分@:「つまり…この前の通りやればいいでしょうか」

龍鳳@:「野分さんの先ほどの気づき、頼りにしていますね。私、直観力は全然なので。」

清霜@:「荒事は得意だよ!」ふんす

龍鳳@:「清霜さんと響さんも頼りにしてますよ^^」

野分@:「…はい!龍鳳さんの期待に裏切らないように頑張ります!」

出雲:「そうだ、貴様らなりに動けばいい。」

野分@:「つまり女を口説けばいいですね」

出雲:「…好きにしろ」

清霜@:またギャルゲーになるのか…

出雲:「これといった指図はするつもりはない。敢えて言うなら、運営本部以外のエリアを回れくらいだろう。それから、山部少尉は貴様ら付きになる。顔の知っている者同士、やりやすかろう」

響@:「ほう」

響@:なんだか響が少尉に懐いてて悔しい

少尉@:おいいいww

清霜@:www

龍鳳@:「出雲司令、お心遣い感謝します」

野分@:ぱしり山部さん

*それいっちゃダメ

少尉@:「…小官としては」

出雲:「黙れ」

少尉@:「はっ… 承ります」

龍鳳@:「山部少尉、よろしくお願いします^^」

清霜@:「…まーいいか、よろしくねー!」べちべち

少尉@:「……不肖ながら、頑張らせていただきます」

響@:「頼りにしてるよ、少尉」

野分@:「ふぁ、ふぁいと、ですよ!少尉!」

少尉@:「はっ」 (少し顔が固い

龍鳳@:少尉をいじって楽しむー

GM:あんまし、やりすぎないで下さいよ。 襲い掛かりますよ(笑)

龍鳳@:ひぃ

GM:その度胸がなさそうなんですけれどね・・(遠い目

龍鳳@:出雲さんに言いつけちゃう(’’

GM:揚子江に流される未来しか見えない

龍鳳@:扇矢さんに言いつけると…?

 

~扇矢萩子少佐。特命捜査班の才媛、『海軍省の寝業師』のあだ名で知られる海軍省のOLであり目的の為には手段を選ばず、血塗れた策謀をも躊躇わない~

 

GM:と、書いてあるからな… (さらに遠い目

龍鳳@:まだ会っていないけど、恐ろしい子というイメージだけは拭えない

GM:イベント表次第では、可愛い姿も見れる ハズ

響@:クソッ、山部のやつ綺麗どころを幾人も引き連れて歩きやがって……

GM:ひきつれる、というか 引きずられる が正解かと…(震え声

龍鳳@:「またクッキー焼いてきたので後で差し上げますね」小声で>少尉

清霜@:がんばれしょーいー

少尉@:「ひっ!?りゅ龍鳳さん!?」

響@:と、そうだ。先ほど出雲と言い合ってたと思しき相手だけど、一人は男で一人は女でいいんだよね

GM:…どうでしょう?一人は明らかに女性 ただし、もう一人は声が小さすぎて判別不能ってところですね

響@:ふむ、てっきり男だと思っていたが……まぁこれからか

出雲:「…要件は以上だ。頭に叩き込んだなら行け」

龍鳳@:「はい、上海沈黙師団旗艦。任務に参ります」敬礼

響@:「Да。前回よりは肩の力を抜いてあたれそうだが……」

龍鳳@:「あっ、旗艦はいらなかったかな」(ぼそり

出雲:「旗艦なのは間違いなかろう、自覚が成長を促すのだ」(嘯く

龍鳳@:「す、すみません…」

清霜@:「ともあれ、がんばりまっしょい!」

龍鳳@:ということで出発かなー

男:『司令、わが軍の報告書を持ってまいりました』 (英語

出雲:「頼んだぞ、四人とも」 『入れ』(英語

GM:っという感じで、導入は終了です

龍鳳@:了解です

GM:各自、感情点を一点とってくださいな!

野分@:はいな

清霜@:ほいほい

龍鳳@:清霜さんに1点取ります

野分@:それと、感情は前回から引き続きよろしいのでしょうか

GM:感情はひきずっちゃってください

GM:因みに前回参加していただいた方へは、飛鳥・ハイオウ・出雲が少しづつ感情を成長させています

響@:では龍鳳さんに「待ってました大和撫子」で1点ー

清霜@:そんじゃ、のわっちに+1「期待してるよー!」

野分@:響さんに【格好いい】

龍鳳@:清霜さんに荒事は任せたよーで1点

 

 




龍鳳@:えっと、感情管理はいつもどうしてます?
GM:えっと、龍鳳さんは資材管理と感情管理だとどちらのほうがマシですか?
龍鳳@:はーいって、旗艦だと両方やらないのかと思いました(笑)
GM:HAHAHA 片っ方は私が管理します
龍鳳@:じゃあリソースを…
GM:了解しました、こちらが感情を管理しますね
響@:と、技能の宣言ですが響は直感4(500点)で残り160点は保持で
清霜@:こちらはCQCに500点振って、残りは保持(Lv4
野分@:直感Lv2(100)応急手当Lv1(100) 踊手Lv1(50) 踊手Lv2(100) 歌手Lv1(50)
龍鳳@:A.応急手当Lv2(200)B.料理Lv3(250),学者(栄養学)Lv1(50)
GM:因みに、この卓の冠の彼女はこんな状態です
扇矢少佐:技能:Analyze-5 Chase-3 Control-2(NPC専用A表) CQC-2 Rider-1
響@:あら、飛び抜けて優秀というわけではなかった。勿論、PCの経験点帯からすると雲の上ではあるが……
GM:とびぬけて優秀、にすると元のレベルとの兼ね合いを考えるとこうなります。実質的に、『分析』が上級職的な位置づけにしてはいますが…はい
龍鳳@:ふむ
響@:立場上、情報の分析や高度な判断は扇矢少佐や出雲の判断だから私たちは前回同様、とりあえず足を使ってパーツを拾い集めてくるのが仕事になりそう
GM:HAHAHA、そうですね。後、今回エリア移動はPCのシーンの最初に動いていただきます
清霜@:ほむほむ
GM:つまり、シーン担当の方がどこに行きたいか で決めちゃってください

今回はシーン内容をランダムシーン表を用いて進行させています。
ランダムシーン表は1d5 で判定を行いますが SEV とコマンドを入力しても判定されます
【イベントの被り】が起きた場合は出撃の書のルールにのっとりまして、1d5の結果から1引いたものがそのシーンになります
また、シーン1番を早々にだぶらせた場合は5番のイベントに移ります。そして、シーンイベントのほかに、エリアに入ったときにおこるエリアイベントを用意しています

GM:あと、シーン内の場所とエリアが一致しないという手抜きで発生するバグには目をつぶってください。
清霜@:ほむほむ
響@:なぁに、いずれひとつのイベント会場だから移動時間なんてあってないようなもんよ

龍鳳@:GM、質問なんですが
GM:はい、何でしょうか
龍鳳@:ランダムイベントではシーンプレイヤーが判定を必ず行うんですか?
GM:メインでやってもらう事になりますね、他の登場PCにもやっていただけもしますが。
龍鳳@:それなら行動力が少ない龍鳳からシーンプレイヤーやらせてもらえるとありがたいなというお話です
清霜@:ですね、GOGO
GM:了解しました、どうぞです!
龍鳳@:はーい、では場所は露天街にします。シーンは?SEV
ダイス判定 :上海ランダムイベント表(5[5]) → 射的屋
龍鳳@:おお、それっぽいのが出た!
GM:っと、射的屋 か、これは使うか…さて、明日は露店街のイベントが発生したのち 射的屋イベントが起こります
龍鳳@:わかりました。
清霜@:あ、そうだ
GM:はいはい、なんでしょうか
清霜@:一応宣言しておきます。霧島改二の猛射をコピーしますね
システム:清霜@の行動力を-5(1d6->5)した
響@:ゴリィ……
GM:わりっとがつっときましたね…


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第一サイクル上章

GM:さてさて、まずはエリアイベントからなんですがね…
龍鳳@:露店に行ったわけですが…



[Phase1 露店街の探索 8/1 現在時刻13:00]

GM:もう雑多に出展されています、怪しい精力増強の漢方スープとか 意味不明なものがあっちこっちに

龍鳳@:「すごいすごい!私、スッポン、初めて見ました」

響@:「少尉、店のお兄さんが買ってほしそうに少尉を見てるよ」

少尉@:「買っても、どうせ小官に食べて意味ある場面などありませんので…」

響@:「なんて覇気のない……。しかし」

野分@:「そんなこと…えっと、ダメ元で萩子さんにアタックしてみては?」

少尉@:「野分さん、小官に死ねと仰りたいのですか…」

野分@:「あはは…」

龍鳳@:「今晩の夕食は鍋かなぁ…でも私こういうの捌けないし…」あちこち物色

清霜@:「美味しければそれでいいんじゃないかなー」

龍鳳@:「じゃあ、清霜さんにあとで捌いてもらいましょう^^」

スッポン:(びくっ)

響@:「……騙されて買った客が文句をいいそうな品物は多々あるけど、ざっと見た感じじゃ大きな異状はなさそうだね」

GM:そうですね、よくわからん掛け軸が王義之によって書かれたとかって売られてたリするぐらいです(笑

清霜@:「ん?大丈夫?清霜の料理だよ?」某攻略本のノリ

*ゲーマーには不人気な攻略本の目印でもある。

龍鳳@:「ふふ、私も手伝いますから」

GM:さて、それなりに進んだところで こんな声が

**:『美味しいパオズはどうですカ?具は肉、海老、餡、カスタードって一杯あるヨ』 (フランス語)

龍鳳@:「見た所トラブルとかはなさそうですね…少尉、翻訳していただけますか?」

少尉@:「あぁっと、パオズの売り子さんみたいですね ~って云ってますね」

響@:「パオズとカスタードだけ分かった。点心屋さんだな」

**:『美味しいパオズはどうですカ?』 (中国語)

龍鳳@:「響さんも言葉わかるんですね」

**:『具は肉、海老、餡、カスタードって一杯あるヨ』(中国語)

響@:「もう上海も長いから。イエスノーと食べ物に関する言葉は何となく覚えたよ」 食べ物○だからねっ

龍鳳@:「へぇーやっぱり慣れるんですね」

響@:「ものは試しだ。1個買ってみよう。カスタードしるぶぷれ?」

龍鳳@:「じゃあ、私はこれとこれとこれ、しるぶぷれー」肉、海老、餡を指さし

少尉@:「んっ…って、この声は」

飛鳥:「美味しいパオズはどうですカ~ って少尉、に皆モ?」

清霜@:「おおー?」

飛鳥:「是非是非買っていくアル、そして売り上げに貢献するネ」

龍鳳@:「ってあれ、飛鳥さんじゃないですか!」

野分@:「…って、飛鳥さんじゃないか!」

龍鳳@:「先日はお茶会楽しかったです、謝謝」ぺこり

永建(飛鳥):「あぁあああっと、今の私は永建って呼ぶネ」

龍鳳@:「えいけん…」

野分@:「それはかまわないけど…」

龍鳳@:「ああ、げんじ名ってやつですね!わかりました」

*源氏名というのをパッと出てきた龍鳳ちゃん、恐い子!

永建(飛鳥):「そうじゃないと一緒に店やってる子が不機嫌っていうか既に怯えてるヨ」

清霜@:「あー、なるほどー」

野分@:「あっそうか…えっと、你好?」ちょっと飛鳥と一緒に店をやってる子に挨拶を

響@:「景気の方はどうだい。おかしな客や店や品物について見たり聞いたりしてないか」

永建(飛鳥):「景気はいわゆるあれネ。ソーソーOKヨ。怪しい物品なんて私は見てないケド… 海鴎、你不知道吗?」

清霜@:「にこにこ」

海鴎:「……ひぃっ」わりと可愛そうなぐらいビクビクしてます

野分@:「って、海鴎ちゃんじゃないですか」寄り添ってはいおうちゃんの手を握った

海鴎:『わ、わた… わたしは!?』 (当然中国語

響@:野分ちゃんアタックモード! Go!

清霜@:のわっちのギャルゲー、はっじまっるよー

龍鳳@:わくわく

響@:なお響は海鴎が犠牲になることを容認しようとしていたフシがあるため上手に話しかけられない模様

海鴎:『あ、あんたのことなんて、しっしらない!』 (すっごい早口で目を背ける。ただし、手は振りほどけない。

GM:皆さんとの交流で聞いているでしょう、はい

響@:龍鳳さんも、これまでの概況的な情報としては海鴎について知らされていたってことでいいんですよね

響@:会うのは勿論、ここが初めてだろうけど

野分@:『えっ…ど、どうしたのですか?確かここ最近は警備のこととかであってなかったけど…』

GM:ほぼ全員にいえますが、彼女と再会するのは一ヶ月ぶりぐらいです

龍鳳@:複雑な事情なことは聞いているのでノワッキーの様子を見守っている

 

清霜@:その辺で買ったサソリの唐揚げでも喰ってよう(

龍鳳@:さそりの毒が…。

野分@:『でもこうして偶然にまた会えて、運命みたいで嬉しいよ』笑ってみた

海鴎:『だ…だから、知ってちゃ…だめ、なんです…よ』

野分@:『どうしてなのですか?海鴎ちゃんが教えてくれないと…私、手を離しません、です!』

海鴎:『へ…あう、うぅぅ…」

響@:「大丈夫だ。後で胃袋をアルコール消毒すればいい」

清霜@:「それに、良く見ればこのサソリ、尻尾が細いからだいじょーぶだいじょーぶ」

龍鳳@:「無理しないでくださいね…」心配そうに

清霜@:尻尾が太いサソリは毒持ちらしいですよ

少尉@:わ…わー

清霜@:のわっちが口説いている間、暇な我々は飯食ってるのだった(

野分@:同じ場でこの温度差…

響@:こ、これは検品であってだな……

少尉@:いやー、シュール

響@:響も話を小耳には入れつつ、清霜と一緒にゲテモノに挑戦してよう

永建(飛鳥):「お酒なら、そっちの店の白酒をお勧めするネ」(割とあっさりしている

響@:「ほう。いい香りだ。よし、これは出品物の検品であって決して嗜好目的ではない。……ぐびぐび」

少尉@:「響さん、任務に支障ない程度でお願いしますよ」

野分@:『何か困ったことがあったら、一緒に悩んで解決しよう』

海鴎:『…その、えっと… だから… 知ってちゃ、駄目なんです。じゃないと、駄目なんです…』

野分@:『そうですか…わかった、これ以上海鴎ちゃんを困らせちゃ本末転倒ですね』

海鴎:『あっ…』

響@:「なぁに少しなら大丈夫……と思ったが……意外に強い。ここまでにしておこう……」

清霜@:「響…」

永建(飛鳥):「そんな時には香辣血ネ、通にはお勧めナ一品ヨ」

*香辣血、つまりアヒルの血を使った料理だ!

野分@:『でも約束して、もしいつか私、私達を信頼できる時が来たら…絶対に私達と相談して下さい』

海鴎:『……私、は…知らない…  だ、だけど』

野分@:はいおうの言葉を静かに待つ

響@:「ふむ、レバー炒めに見えたけど…これ豆腐だ……」もぐもぐ

清霜@:「ひびきー、きよしもにもちょーだーい」

海鴎:「い、いつか… お、思い出す から…」 (はっきりと日本語!

野分@:「…はい、私はいつでも待ってるよ」ちょっとほっとした笑顔をして、ゆっくり海鴎の手を離した

響@:「ん。清霜も検品、検品」

永建(飛鳥):「響のしていることは検品じゃないネ。潜入捜査ヨ!」

清霜@:「きにしなーいきにしなーい」もぐもぐんまーい

響@:「じゃあそれだ。さて、後はスープっぽいものがあれば……」

通行人A:「ヘイ、キュートなガールが食べてるイカレテルやつ、案外うまいんじゃねーか?」

通行人B:「確かに…」

龍鳳@:「あの…お話中すみません。海鴎ちゃんですよね?初めまして、私、龍鳳って言います。どうぞよろしくお願いします」笑顔で握手を求める>海鴎ちゃん

海鴎:「………」 (絶対零度の瞳

龍鳳@:「…^^」目線を合わせて微笑む

永建(飛鳥):「どうせなら上海らしく、渡り蟹のスープでも買うといいヨ」

野分@:『海鴎ちゃん…大丈夫だから、ね?』

永建(飛鳥):「中身スカスカだけど、そこそこ美味アルヨ」

GM:でーは、信頼を得られるか? ふっつうに個性の判定をお願いします

龍鳳@:GM、ここはCOOK技能持ち同士、技能は使えませんか?

GM:グッド、では食べ物の話題を振ってみてっていう判定でいきましょうか

龍鳳@:では、先ほど飛鳥ちゃんから買った包子を半分こして差し出します。1つは自分で食べる

龍鳳@:2d6<=5

ダイス判定 : (2D6<=5) → 8[2,6] → 8 → 成功

 

響@:「甲殻類はいいダシが出る。なるほど……」ズズズ (食べながら、龍鳳と海鴎のやりとりを横目でチラチラ見てよう……

龍鳳@:観察されてる!

清霜@:「ヒトデんまーい」チラッチラッチラチラッ

龍鳳@:きよっしーもか><

少尉@:「どうせですから、永建さん 肉パオズひとつお願いします」 (ちらっと

海鴎:『……すぐ忘れるけど、始めまして』

龍鳳@:「はい、よろしくお願いします。野分ちゃんのお友達に悪い子はいないですしね」

野分@:「そうです!海鴎はすごくいい子ですよ!」

海鴎:「……妲己」 (小さい声でぼそっと

*妲己とは伝説上の悪女。

清霜@:「……」手をわきわき

響@:「清霜、ストップ」

海鴎:「ひぃっ!?」

*拷問三秒前である

響@:きよしーにストップかけたところを見ると、響もすこーし進歩したらしい

龍鳳@:一体何をやろうとしたんだろうか…

清霜@:こちょこちょ

龍鳳@:やめてぇ

GM:HAHAHAHA

清霜@:(ハイオウにトラウマを植え付ける程度のこちょこちょ

GM:あれは、強かった… (固い心をいとも容易くこじ開ける程度に

龍鳳@:「海鴎ちゃんは中華料理得意なんですよね?私も料理が好きなので是非教えてください。例えばこれとか…」スッポンを片手に持ち

スッポン:「ギャー!」

龍鳳@:「痛い痛いよ」爪で引っかかれ

海鴎:『首を切ればいいの、首を』

龍鳳@:「首を?」

清霜@:「えー」

スッポン:「(´・ω・`)」懇願の眼差し

海鴎:『血も使えるから、医食同源は中華料理の根本』 (手早くパオズを作りながら

龍鳳@:「ふむふむ…漢方の材料になるんですね」パオズを作る見事な手さばきを観察しながら

GM:蒸し器の間で黙々と新しい包子を作る海鴎と、完成したものをディスプレイに並べ、それを通行人に売りつけていく永建。 息ぴったりです

龍鳳@:「野分ちゃん、この二人とても息が合ってるね^^」

野分@:「はい、海鴎も友だちがいてよかったです」

少尉@:「皆さん、時間を割りと消費してしまいましたので…そろそろ移動しましょう」

龍鳳@:「うんうん…あっそうですね」>少尉

清霜@:「え、もうそんな時間?」

少尉@:「えぇ… 飲み食いしますと時間の経過をわすれてしまいますよね…」

龍鳳@:「永健ちゃん、海鴎ちゃん、また来るね」手を振り

永建(飛鳥):「またのご来店をおまちしておりマース!」 (笑顔

龍鳳@:「パオズとても好吃でしたよ」微笑み返す

響@:「ごちそうさま。……何か変わったことがあったら、私たちか本部の出雲に伝えてくれ」

永建(飛鳥):「ははは、流石に心得てるヨ!」

清霜@:「ん、おいしかったよー」

野分@:「じゃあね、また来るから!」

海鴎:「…感谢您」

 

*******

龍鳳@:絶対零度の目線は少し変化があったのだろうか…

GM:日本人相手(絶対零度)>>遣支艦隊の皆さん(龍鳳ちゃんを含む)>野分 って感じかな?

龍鳳@:ふむふむ

海鴎:野分>>飛鳥>>>>>国民海軍の仲間

龍鳳@:国民海軍w

清霜@:ww

響@:こちらの差し伸べる優しさは一応理解してもらえているが、それを素直に受け取るには、両国間に横たわる遺恨が大きすぎる

野分@:なに、そんなことどうでもいいぐらいにしてやればいいだろう(えっ

*******

龍鳳@:「二人ともすごい食欲でしたね。夕食食べれます?」

清霜@:「大丈夫!清霜の心はいつだって戦艦だからね!!」なお体重計

響@:「腹六分目ってところかな。動いていればまた腹は空いてくる」

龍鳳@:「成長期ですもんね」

少尉@:「さて… 微妙なところを回れとの指示を、伝令が伝えてきたのですが…皆さん、拳銃の扱いなどは得意ですか?」

龍鳳@:「全然です…。機銃なら得意ですけど…」

清霜@:「CQCなら!」

野分@:「一応人並み使えるけど」

少尉@:「清霜さん… あの、拳銃ですって」(汗

清霜@:「???…CQCはCQCだよ?」

龍鳳@:話が噛みあってない感

野分@:CQCと思ったならCQCだから大丈夫さ

清霜@:宇宙CQCならぬ艦娘CQC

響@:「艤装の主砲なら自信はあるが、拳銃はからきしだな」

龍鳳@:「少尉、それがどうかしたんですか?」

少尉@:「基本皆さんが使わないものですよね…拳銃なんて。まぁ、イギリスの警備班から盗品をネタにした射的屋があるとかなんとかで…一応、巡回してくれとのことです」

GM:大英博物館は*****だなんていっちゃ駄目だよ!

響@:響が言うところだったが飲み込んでおこう

龍鳳@:「なるほど…では、必要な時は人並みに使える野分ちゃんにお願いしてもいいかな?」

清霜@:「のわっちが頑張ればいいね」

少尉@:「一応、制圧する訳ではなく…見回り、ですので身構えなくてよいかと」

野分@:「私ですか、はい、頑張ってみます!」

響@:「とりあえず行ってみようか」

清霜@:「そうだねー」

 

響@:今更だけど、私たちは艦娘としての制服姿なのか、潜入用の私服なのか……

GM:そこらへんは、ご随意に!少尉は私服の黒っぽい服を着てます

響@:おーけー、少尉に合わせてたってことにしよう……

龍鳳@:黒服に統一?

野分@:そうね…choice[黒服,ボーイッシュな短パンなど,女の子をしていたワンピース]

ダイス判定 : → 女の子をしていたワンピース

*結局この話はここで立切れになるが…果たして?

 

 

Phase2 射的屋で男を見せろ 8/1 現在時刻 14:45

GM:射的屋の場所まで少尉が案内します、胡散臭い雰囲気がもうぷんぷんしております

店主:『らっしゃい、うちのゲームの噂を聞いてきてくれたのかね』 (上海訛りの中国語)

GM:しわっくちゃの、お爺ちゃんが店番をやっています。話している言葉は、海鴎や出雲の使う北京語からすれば割と難解。

少尉@:『色々とお値打ちなものが手に入るってやつですか?』

店主:『ほう、うれしいことをいってくれるの、お若いの。連れがみな美人ばかりと羨ましいがの、ホッホッホッホ』

GM:少尉は店主が言ってきていることは正直に通訳しています。

龍鳳@:「まあ、店主さん、お上手ですね」

響@:カウンターの向こうに並んだ景品をじーろじろ。そもそも、こういう景品って穴が空くほど見つめるもんだから、じっくり観察しても怪しまれないのがいいね

GM:景品にはですね、出雲が持っていた磁器っぽい皿などの食器の類から、意味不明な薬(おそらく漢方薬) あとは女性向けの装飾品等々

清霜@:「ほうほうー」

GM:で、その装飾品の中の一品ですが… 皆さん さいころの用意を

野分@:おうよ!

GM:<<無個性の判定です。目標値9でお願いします>> 直感ボーナスつきでーす

龍鳳@:2d6>=9

ダイス判定 : (2D6>=9) → 6[2,4] → 6 → 失敗

響@:2d6+4>=9 難易度高いな

ダイス判定 : (2D6+4>=9) → 7[2,5]+4 → 11 → 成功

野分@:2d6+2>=9

ダイス判定 : (2D6+2>=9) → 8[4,4]+2 → 10 → 成功

清霜@:2d6>=9

ダイス判定 : (2D6>=9) → 9[4,5] → 9 → 成功

清霜@:すげぇ、素で成功したぞきよしー

龍鳳@:みんなすごい

野分@:素で成功した清霜まじ大戦艦

GM:き、きよしー恐るべし

響@:Goodだ

GM:では、清霜ちゃんと野分ちゃんはその装飾品がマジモンですごい一品だと知ります

龍鳳@:「このお皿可愛いです」お皿に目がいってて気づかない

GM:響ちゃんは、出雲から『明代の皇帝に使えていた宝石商が、上海近辺に若いころ住んでいた』という話を聞かされたことをおまけで思い出します

響@:盗品だとしたらマジに面倒臭い品やんけ!

清霜@:「ひそひそひそひそ」(ねえねえのわっち、あの装飾品…あれ、ヤバイよ!なんでここにあるの?ってくらいだよ!…どうしよう!!)

野分@:「そうですね…上品な感じがしてきます」(何として取り戻すしかないですね…)

響@:弾が命中しても落ちない仕様になってるか、撃ち落としてもイチャモンつけられるパターン

龍鳳@:ですね

響@:どうするかな……黙って立ち去って当局に通報するのがいい気もする

清霜@:ですねー

響@:これで的確に高価値のものを退けたとしたら、店主自身が目利きのできる人物だから……

清霜@:ね

響@:景品が安易に放出される危険性は低い&店主をしょっ引いたときのリターンが大きいと見積もれる……ハズ。そもそも何かの細工をして落ちない仕様になってるなら、どかさないことも充分あり得るけどね

 

店主:『一回十元で、弾丸3発じゃ。やってみないかの?』

*約一回一万円弱とお考えくださいませ。

響@:「げっ、高い」

野分@:『ぼったくりじゃないですか…』

龍鳳@:「何か怪しいね、やめておきます?」装飾品の価値など知らず

響@:挑戦する値段がまからないか通訳を頼む体で龍鳳と少尉にかくかくしかじかしておこう

龍鳳@:ありがとー

少尉@:「…成るほど、確かにそれは面倒ですね…」

響@:「高い品物をどけてもらって、半値で挑戦できないか頼んでみて」

少尉@:『あぁっと、ご店主。値段が高すぎはしないかと思ったのでありまして。』

店主:『価値あるもんしか出しとらんから適正じゃよ。』

少尉@:『はい、えとぉそれはわかるのですが…どうでしょう、そこそこの価値のものだけを狙いたいのですが、他の物を移動させては頂けませんか?』

店主:『なんじゃい、若もん。そうまでして、女の子にプレゼントを贈りたいのかね?』

龍鳳@:山部さんがついに本気に

少尉@:目が泳いでいる、割と本気で

清霜@:「わくわく」

少尉@:『くっ…偶には、こんなんでも役に立つって見せたいですから』 (色々な感情の綯交ぜになった声

龍鳳@:「少尉、がんばってくださいね」

響@:少尉、萌えキャラだな……挑戦の結果は重要ではないから、そんな感じで本部に伝令を走らせましたで〆にした方がいいかな

清霜@:かなー

店主:『そうかそうか、お前さんは正直じゃの。この爺も手伝いしてやろうかのぉ ホッホッホッホ』 (といいながら片付け始めます。装飾品と磁器はいの一番に片付けられます… が、それ以外のものは割りと適当にしまわれます

清霜@:「ひそひそ」(うん、やっぱりそうなるかー)

店主:『これで、どうじゃの?』

響@:「よし。値切りに応じてもらった以上、挑戦しよう」

店主:『おぉ、お嬢ちゃんがやるのかの。どこぞの女々しい男以上じゃな』

少尉@:「うぐぐぐ…」

響@:「む、私が挑戦するわけじゃないぞ。大丈夫、彼が大物を……大物はどけちゃったから、そこそこのものを仕留めてくれる」

少尉@:「!?」

響@:果たして彼が無事に景品を獲得できたかは別の話に譲るとして

清霜@:ひどいw

GM:HAHAHA

響@:頃合いを見て場を離れて、本部に急ぎの伝令を出しておこう

 

少尉@:2d6+1

ダイス判定 : (2D6+1) → 10[4,6]+1 → 11

響@:お、いけたんじゃないか?

少尉@:choice[皿,装飾品,薬]

ダイス判定 : (CHOICE[皿,装飾品,薬]) → 装飾品

野分@:やるときはやる男!

少尉@:「はあぁぁぁ…」(心の中では喜びの雄たけびを上げている)

 

GM:さて、少尉は女性用の装飾品を当てちゃいました。

少尉@:「あっ、あの… 龍鳳さん、これ…いりませんか?」

龍鳳@:「え?」

少尉@:「そ、その…クッキーのお、お返しになればと…」

龍鳳@:「ありがとうございます。嬉しいです^^」受け取る

店主:『おぉおぉ、男気じゃのぉ』 にまにま

龍鳳@:どんなものなのかな?

GM:まったく考えてましぇーん

龍鳳@:じゃあ、イヤリングということで! 耳に着ける

少尉@:「…に、似合いますよ。はい」

龍鳳@:「似合いますか…?」

少尉@:「…小官、お世辞とかは その、苦手ですので」

龍鳳@:「つまり、本音ということですね?素敵ものをありがとうございます」

GM:とりあえず、射撃屋シーンを(少尉が)クリアしちゃいましたが、思い出の品のイヤリングをまずプレゼント

龍鳳@:はーい

GM:次に、一つ前のシーンのハイオウのシーンから各人1d6の行動力回復が可能です

 

ここで、PCの四人は回復と個性判定を行ったのであった。

 

 

GM:次のシーンに行きましょう、さくさくっと!

響@:響はおーけー!

龍鳳@:OK

野分@:おk

清霜@:OK

GM:では、次はだーれだ?

龍鳳@:じゃ、響ちゃん指名!

響@:旗艦のご指名とあらば! 行動力に余裕のあるうちに企画ホール行っておこう。イベント表ふるよー

少尉@:れっつごー

響@:SEV シーンプレイヤー響、企画ホールへ

ダイス判定 :上海ランダムイベント表(2[2]) → スリ

響@:エリアイベントからかな

少尉@:ですです

響@:どんなところだろ……わくわく

*********

 

[Phase3 ヒトラーユーゲント 現在時刻 16:00]

GM:警備の一環として企画ホールに顔を出すことにした上海沈黙師団の皆さん。皆さんがホールに着くと、ユニオンジャックと警備軍の二つの旗下に構えられている警備軍の本営が正面に見えます。そして、テロやら軽犯罪やらへの警戒を行っているインド人達がすぐに目に入ります。英印軍(Royal Indian army)です。

本営、といっても警備拠点みたいな感じですが。

響@:プレハブの現場事務所にテントいくつかってところか

GM:ですです。皆さんは、偶然ではありますが、彼らとシャンリク(上海陸戦隊のこと)との交代時間と同じタイミングでついてしまいます

英印軍兵C:「中佐!交代要員が来ましたよ!」

英印軍兵D:「おぉ、やっと警備場所の交代ですね。ありがたい!」

英印軍兵C:「これで実質休憩だよな、このまま行けるってのは役得だよな!」

GM:英印軍の兵たちは沸き上がっています。本当に待ち望んでいた様子です。

清霜@:おー

龍鳳@:「どうやら歓迎されているようです」

GM:パンフレット的なものから推察するに、これから始まる『ヒトラーユーゲントによる合唱・吹奏楽』というのを楽しみにしているようです

響@:ワルキューレの騎行だ!

GM:やめて、先読みしないで!

*解説 ヒトラーは大のオペラファンであり ワグナーの戯曲が特に好きです。『ワルキューレ』はワグナーの書いたオペラの中でももっとも有名なもののひとつです

清霜@:ヒトラーさんそういうの大好きっぽいよね。ドイツがピンチになった時12人の凄い奴が出てくるとか考えるくらいだし

響@:「ご苦労様です。後は我々が引き継ぐ……。さて」

英印軍中佐:「ムリして早く来てくれなくとも良かったのだがな」

英印軍の中佐は一方のイギリス人将校は無表情に引継の手続きをすませると、そういって去っていきます。

響@:「陸戦隊が担当なら情報共有もしやすい。様子を教えてもらってから見まわるとしよう」かくかくしかじかできそう?

GM:できますよー

陸戦隊隊長:「これは、皆さん。巡回お疲れ様です」 (敬礼

龍鳳@:「皆さんもご苦労様です」敬礼

陸戦隊隊長:「こちらのホールに、何かありましたでしょうか?」

響@:「それをこれから見て回るところかな。英印軍からの引き継ぎに留意事項があれば私たちにも教えてほしい」

陸戦隊隊長:「了解しました、さっそく資料を当たらせます。」

英印軍兵D:「いやぁ、楽しみだったよなぁ。役得だよなぁ!

GM:いよいよヒトラーユーゲントの公演となり、会場はさらなる熱気に包まれます。

清霜@:「うわーうわー」

GM:しかし熱狂がそのまま混乱に代わりつつある状態になりそうなので、少し威圧をかけてください(通常の判定をお願いします。)

GM:<<成功で燃料とボーキを1d6/失敗で全員の行動力が-2 です>>

響@:リターンが大きい……目標値にもよるが再挑戦していこう

響@:通常の判定ということは個性の指定がアリ?

GM:はい、個性指定の目標値は5 個性代理によって判定値があがる形式です

響@:ちなみに指定される個性は……

GM:規律がGMからのお題です。

響@:いい場所だ……規律は索敵から代用1、そのままいかせてもらおう

響@:2d6>=6 規律 索敵から代用1

ダイス判定 : (2D6>=6) → 7[1,6] → 7 → 成功

GM:お見事! 成功です。

響@:よしよし……

GM:響が睨みを利かせた為、熱狂のラインで止まりました。白人と有色人種の殴り合いまでは発展せずに済みます。そうこうしている内に、公演の時間が来ます。

龍鳳@:「響ちゃんどこ行ってたんですか?そろそろ公演始まっちゃいますよ」ひそひそ

響@:「ちょっと観客たちの様子を見て回ってきたよ。間が間だからね」

龍鳳@:「そうだったんだ。お疲れ様^^」

清霜@:「うわー」夢中で聞いてない

響@:「ん。誰にとっても耳触りのいい音楽ばかりが演奏されるわけではないのが“競進会”ってところだな……」

GM:なんとメンバーの何人かが二胡や阮咸といった中国の古典楽器を持って登場、中国人が集まっている一体から歓声とドイツコールが始まります。それに対してユーゲントの面々からも手が振り返されたり、二胡の弓を上に突き上げたりして観客に答えます。

清霜@:ドイツ!ドイツ!ドイツドイツ!!\じゃーまん!/

響@:「へえ、こいつは面白い趣向だ」

GM:そして、ついに演奏が始まります。オペラから「ワルキューレの騎行」や軍楽の「パンツァーリート」、歌劇「フィガロの結婚」から序曲などを次々と演奏していきます

響@:「どっかで聴いたことある曲も、楽器構成が変われば随分と新鮮に思える……こんな会場だし、東洋の伝統楽器を器用する案を出した奴は、かなり冴えてるな」

野分@:「地元の文化を受け入れる懐の深さが必要ですね」

響@:「うん……。いまの日本の軍部に決定的に欠けていることの一つだ」

清霜@:「?????」

龍鳳@:「???響ちゃん、時々難しいことを言います……」

少尉@:「…まぁ、そうですよね…」

GM:そして、フィガロの結婚の演奏が終わり退場しようとする彼らに

中国の皆さん:「安可!安可!安可!」

 

響@:「……いいさ。聞かなかったことにしておいてくれ。さ、アンコールが出てくる」

青年代表:『リクエストにお答えしまして、もう一曲やらせていただきます。有名な曲なので、よければご一緒に』 (英語で

青年代表:『ベートーベン交響曲第九番二短調第四楽章から合唱です』

GM:あの超有名な部分だけを切り取って演奏します

 

【おお、友よ、このような調べではない。もっと心地よくて、さらに歓びに満ちた調べをともに歌おう!】

バリトンの声が会場に響き、そして…

 

『歓びよ、美しい神々の火花よ、エリジオン(楽園)の娘よ

われらは熱き感動に酔いしれて 天上の、御身の聖殿に踏み入ろう!』

 

GM:そんな感じのやつを最後に歌って盛り上げ、ユンカート一団は発表を終えました。

響@:「……無事に終わったみたい」

清霜@:「うわーうわー…」さっきからこれしか言ってない

響@:「みんないい表情をしている。けど、悪人がつけ込むのはこういうときだ」

野分@:「仕事抜きでもう一度こういうコンサート行ってみたいですね、純粋に楽しめなかった…」

響@:「観客の入れ替えにともなってスリや置き引きが起きないように、手分けしてさっと見回りをしようか」

龍鳳@:「いい演奏でしたね」

少尉@:「しかし…その、なんと言いますか 中国の方がこんなにドイツ好きだっていうのを、これほどまざまざと知るなんて…」

響@:ほんとに仕事さえなければなあ……

清霜@:ははは

響@:「そういえば、中独は軍事的に協力関係にあるようなことを言っていたっけ」

少尉@:「…そこらへんは、上層部もきちんと把握できていません、ので…」

響@:「こないだ上海を取り囲んだ部隊は、ドイツの息がかかった精鋭だって、誰かが…………確か、扇矢少佐だったかな」

少尉@:「…余計なことを言ってしまいました。後ほど、報告書にまとめて出雲さんに提出しますのでお気になさらずに」

響@:「ん。とりあえず本来の任務に戻ろう」

GM:とな感じで、まず企画ホールのシナリオを一回切ります

清霜@:ほいほい

響@:ボーキと鋼材が1d6! 各1回ずつ振るのかな?

GM:サブで、燃料とボーキの1d6をふっといてくださいね!

響@:燃料か、了解

GM:表は進めます、けど ええっと…スリですよね?

響@:スリでした

少尉@:よし、きよしーが活躍するはずですよ!

響@:取り押さえろー!

清霜@:よっしゃまかせろ!

龍鳳@:荒事は任せたー

GM:HAHAHA、ではでは

*************

 

GM:さて、日にちが変わりました。

[Phase 4 スリ男 8/2 10:00]

GM:皆さんは露店街の警備の真っ最中です。 昨日みなさんが食べていた屋台に人が集中しています。どーも、可愛い女の子たちが美味い美味いと食べていたと、誰かが噂を流した模様。

響@:「ちょっと昨日の宣伝効果が大きすぎたようだ……」

清霜@:「うーん…」

龍鳳@:「逆に迷惑をかけてしまったのかな…」

GM:露店が道に沿って出展されているんですが、その店を覗く客たちの様子はまるで人種の坩堝。

この道には裏通りに通じる細い脇道がいくつもあるのですけれど、問題はその中の一つの道からやってきます。

**:『どけっどけ!』 (中国語

GM;何か長方形の箱型のものが包まれているのだろう桜色の風呂敷を小脇に抱え、走ってくる男が突如として出現します。

清霜@:「!」

GM:皆さんには分かりますが、中国人だと断言できます。彼は左右をぱっと確認すると、人混みをかき分けながら皆さんの前を通り過ぎていきます。

**:「その荷物、返してください!!」

GM:その後ろから東洋人にしては背の高めの女性が高めの声を上げながら男を追って走ってきます。

清霜@:んではそこに条件反射でシャイニングウィザードをキメようか

GM:せっかくですので、ダイスどうぞ

清霜@:難易度はおいくつかな…

GM:<<無個性の判定です。目標値10でお願いします>> CQCの補正を込みこみでどうぞ

響@:2d6>=10 駄目元でも振る!

ダイス判定 : (2D6>=10) → 7[3,4] → 7 → 失敗

野分@:2d6>=10

ダイス判定 : (2D6>=10) → 8[3,5] → 8 → 失敗

清霜@:2D6+4>=10

ダイス判定 : (2D6+4>=10) → 5[1,4]+4 → 9 → 失敗

清霜@:うそん、振り直しはアリでしたっけ

龍鳳@:2d6>=10

ダイス判定 : (2D6>=10) → 10[5,5] → 10 → 成功

響@:まさかの龍鳳さん!

GM:えええええぇぇぇ!? (笑

*大金星とはまさにこれ

清霜@:じゃあアレだ。きよしーはシャイニングウィザードかましたら外れてどんがらがっしゃーん

龍鳳@:では、振り向いた時に偶然手がスリにぶつかる

スリ男:『くっ、邪魔だアマ!』

龍鳳@:「あっごめんなさいごめんなさい」ラリアット

スリ男:『ぐはっ』

龍鳳@:「だ、大丈夫ですか?」駆け寄る

清霜@:「りゅ、龍鳳さん…世界を狙える…よ……」ばたんきゅ

龍鳳@:「え?なんで清霜さんまで倒れてるんですか?!」

野分@:「龍鳳さんを怒らせてはいけない…」

**:「その人を、捕まえてくださぁい!」

龍鳳@:捕まえた!

響@:「無事確保と。清霜、大丈夫か……?」抱え起こしつつ

清霜@:「きゅ~」気絶しております

**:「はあはあ… あの、ありがとうございます。荷物を盗られてしまって…」

龍鳳@:「あーそうだったのですね…はい、これ」荷物返す

**:「ありがとうございます!」

スリ男:「っく…畜生があ!」 (脱兎

GM:えっとね、響ちゃん 2d6ふってください

響@:2d6 むむ?

ダイス判定 : (2D6) → 5[1,4] → 5

GM:じゃあ、響ちゃんは相手の存在を覚えてます。前回セッションで萩子とご飯食べてた相手です

清霜@:おー

響@:ああ、例の「お姉ちゃん」か

GM:きよしーが倒れてるからややこしいことになってるんだけどね!

龍鳳@:きよしーに応急手当するー

GM:<<無個性判定です。目標値7でお願いします>> 応急手当込み込みです

響@:ここは技能持ちに任せよう

龍鳳@:2d6+2>=7

ダイス判定 : (2D6+2>=7) → 6[1,5]+2 → 8 → 成功

龍鳳@:「はい、これでよしっと」

GM:では、きよしーおきてください! でもって2d6ふって!

清霜@:はいはーい 2d6

ダイス判定 : (2D6) → 3[1,2] → 3

GM:では、きよしーはこの女性とどっかで逢った気がします。ただし、どこであったのかは覚えてません

清霜@:ほうほう 「……うーん…あれ?」

お姉ちゃん:「あっ、清霜ちゃん。大丈夫ですか?」

龍鳳@:「清霜ちゃんのお知り合いですか?」

響@:おや、という顔で成り行きを見守っていよう

清霜@:「えーと、あー…うん、大丈夫だよ!」

吉野お姉さん:「えっと、その…ごめんなさい? ほら、吉野です」

清霜@:「あ、うん、憶えてるよ!清霜の心は大戦艦なんだから!!」(あせあせ

龍鳳@:(戦艦は関係ないような気がします…清霜ちゃん…)

**:「くっ…年は、取りたくないものだな…」

GM:吉野たちが走ってきたほうから、痩身の日本人男性が走り出てきたのですが、体力切れを起こしています。

吉野お姉さん:「せ…先生、巻き込んでしまい申し訳ありません」 (汗々

**:「それより、吉野君。君の荷物は無事だったのかね?」

響@:「とりあえず一件落着か。さて、問題はこの男……」

吉野お姉さん:「はい、この方たちに取り押さえていただいたのです」

響@:お姉さんたちの話を聞き流しつつスリの男を連行しやすいよう後ろ手に拘束しておこう

**:「そうか、それはよかったな。君たち、スリを捕まえてくれてありがとう」

響@:「龍鳳の手柄だ」

龍鳳@:「いえ、これも清霜さんが気を引いてくれたからです!」

**:「…すまないが、龍鳳とはどちら方のことだろうか?」 

龍鳳@:「初めまして、上海沈黙師団の龍鳳と申します」ぺこり

**:「…女性に名乗られては、私も名乗らなくてはな。」

響@:偉い人の予感……

龍鳳@:いよいよ…

八意時宗:「私は八意(やごころ)時宗、しがない二児のオヤジだ。」

龍鳳@:「八意様ですね。よろしくお願いします」

少尉@:「や、やや八意先生… こ、今回はりょ、旅行かなにかでしょうか!?」 (びし

八意時宗:「ん?君は… あぁ、知っているのか。そう硬くならなくていい。今はただのオヤジなのだから」

少尉@:「はっ…」

吉野お姉さん:「荷物を取り戻して頂き、本当に感謝です。お礼が出来ればいいのですけれど… もしお時間があれば『東路』っていう旅館にまで足を運んでください。精一杯、お礼させていただきますから。では、私たちはこれで失礼します」

清霜@:「またねー」

龍鳳@:「はい」

響@:(どういう人だったのか後で少尉に聞くとしよう……)

 




GM:スリの成功報酬なのですが、吉野お姉さんからアイテムをお礼に渡された体でいきます。響ちゃん itt をどうぞ
響@:itt 何が出るかなっ
ダイス判定 : アイテム表(6) → 思い出の品(P241)
GM:おぉ… 思い出の品祭りだよ
清霜@:いいねー
龍鳳@:おー
響@:切り札きた。ではそうだな……旅館の案内パンフかビラでも貰ったことにしておこう。何かの拍子に清霜の持ってる地図とほっつき合わせたらRPが発生する時限式の仕掛けだ
響@:今は大事にしまっておく
清霜@:ほうほう


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第一サイクル 上章-2

GM:では… 次はどなた?
響@:きよしーかのわっち。もっかい企画ホールを選んだりしないかぎりは補給できるしどちらが先でも大丈夫っちゃ大丈夫だね
龍鳳@:ですね
清霜@:ふむ…のわっちにお願いしたい
野分@:あいよ
龍鳳@:よろしくー
野分@:露店か運営かどっちにしようか
GM:運営は無理して回らなくていいよ! (いや、任務的な意味ですよ はい
野分@:じゃあ官業にしますか。官業のロールはなんでしょう
GM:官業はですね……『大東亜重工・プレゼンショー』 デース
野分@:すごく黒幕臭い!
GM:ついでに、先イベントも振っていただけませんか?
野分@:はい、えっと、ロールはなんでしょう
GM: SVE です
野分@:おk sev そこに沈黙の師団を待ち受けるのは…!
ダイス判定 :上海ランダムイベント表(2[2]) → スリ
野分@:治安悪すぎぃ!
少尉@:ダブったから1番へ ですね スピーチです
清霜@:ほうほう
響@:スピーチ……ヒゲの伍長が演説ぶつんじゃねえだろうな……
少尉@:いや、皆さんにとっては一番ましな人物です
響@:出雲か? 出雲なのか? やったぁ出雲だ! 出雲ちゃーん! こっち向いて?! キャー!
出雲:2d6+9 「黙れ」
ダイス判定 : (2D6+9) → 9[3,6]+9 → 18
清霜@:無情なCQC
響@:脳挫傷かな……



[Phase5 大東亜重工プレゼンショー]

GM:官業店街に入ってきた皆さん、あちらこちらに各国のブースが立ち並び、お国自慢の主戦場です。イギリスとフランスが向かい合うようにブースが立っていたりして、ちょいちょい面白いですよ~

響@:英仏はブレねぇなぁ…

*因みに37年のパリ万博ではドイツ館とソ連館が正対しており、それはそれは面白い雰囲気だったとか。

GM:表立ってドイツ館はないんですが、なぜかプロイセンとして出展していたりします。

さてさて、皆さんのところに一人の女性が近づいてきます。女性は龍鳳以外全員顔を知っている人ですよ。

野分@:誰でしょう

響@:英仏には平和に睨み合っていてもらおう……さて、我らがハギーの登場と見た

清霜@:かもね

龍鳳@:私だけ知らないなんて…

*これだけは仕方がない。

扇矢少佐:「少尉、仕事の進み具合はどうかしら? それから、皆も元気にしていたかしら?」

野分@:「はい、おかげさまで元気にしています!扇矢さん。」敬礼し

響@:「おや、また上海で会えるとは……。龍鳳、彼女が時たま話に上がる扇矢少佐その人だ」

扇矢少佐:「どんな話がされているのか是非聞いてみたいものね、響? …って、悪いわね。私は海軍少佐、扇矢萩子。よろしくね、龍鳳」

龍鳳@:「はっ扇矢少佐、お会いできて光栄であります!私、上海沈黙師団旗艦の龍鳳であります!」いつも以上に緊張しつつ敬礼

扇矢少佐:「あそこの提督から、やけに遠回りで話は聞かされたわ。それだけ優秀な子なんでしょうね」

(龍鳳の提督→軍務局長→萩子 の順であったという)

龍鳳@:「いえ、響さんを始め師団の皆さんや少尉に支えられてるからであります!」(はぅぅ…こんなキャラじゃないのに…)人形の様にまる

扇矢少佐:「そう、うちの山部がしっかり役に立っているのは驚きね」

少尉@:「しょ、少佐…あまりにもあんまりなお言葉ではないかと小官は愚考するわけで、はい」

響@:「いやいや、少尉には助かってるよ。通訳もできるし、射的も上手だしね。」

野分@:「少尉だって格好いい時くらいありますよ、普段はちょっと頼りないけどたまには格好良いです!」

扇矢少佐:「…へぇ、そこまで言われるほどだなんて知らなかったわね。」

響@:「扇矢少佐は、また別命を受けてこの競進会へ?」

扇矢少佐:「そうね、今は出雲さんと共同戦線ってところかしら」

龍鳳@:(こうして話していると普通の人に見えるけど…)ちらっ

 

*****

野分@:「苛烈な女性と、龍鳳さんがおっしゃった!」ずざずざと後退

龍鳳@:やめてー5体満足で本国に帰りたいの

扇矢少佐:「そう、なら適度に満足にあれば…いいでしょ?」

清霜@:www

*****

 

野分@:「できればこれからも仲間で居てくださいです…」

扇矢少佐:「ふふっ…私もそう願っているわ。」(愛嬌のある笑顔、むしろ怖い

野分@:「あはは…」

清霜@:「zzz…」

扇矢少佐:「話は全然変わるんだけれど…貴女たち、『潜入捜査』なんて面白いと思わないかしら?」

響@:「おや、早速面白そうなカードが。詳しく聞こうか」

龍鳳@:(清霜ちゃん、起きてください)ゆさゆさ

清霜@:「むにゃむにゃ…にゅ?」

扇矢少佐:「やっぱり響ちゃんはノリがいいわね」(少し嬉しそう

野分@:「うぅ…なんで、この話題を振っておられるでしょう…」全力拒否したいのに興味にくすぐられてそわそわした野分

龍鳳@:「少佐の前ですよ」ひそひそ

清霜@:「大丈夫だよー、扇矢さん優しいからー」

龍鳳@:「そうなの…?」ひそひそ

扇矢少佐:「清霜はやる時はやってくれるって、理解しているからいいのよ。期待はずれの働きなんて、してくれる訳ないものね?」(笑顔

清霜@:「あっはー、だいじょうぶだよー」

*ほのぼのとした怖い雰囲気であった。

龍鳳@:「とりあえず、話だけ聞かせてもらいます…」

扇矢少佐:「もう、ノリが悪いんだから…まぁ、仕方ないっか。釘をさされていちゃ、ね?」 (ウィンク

龍鳳@:びくっ

 

扇矢少佐:「ふふ、さーて説明するわ。潜入任務って何をするか、ね」

響@:何が出てくるやら

野分@:萩子「これを君達にやろう」っダンボール

響@:これは各国のエリート工作員が好んで使うという、由緒正しき迷彩装備……!

 

扇矢少佐:「改めて私の今の仕事を説明するけれど、大東亜重工自体には七つの研究所があるの。」

 

――私はその中の一つ、木曜研究所の不正資金を追っているわ。一方で火曜研究所っていうのもあるんだけど、そっちはドイツから盛んに技術を取り入れていることで業界ではわりと有名な研究機関なのよ。

私が追ってきた木曜研究所、ドイツと密接な関係を持つ火曜研究所。面白いことに今日、同じ場所(上海)でプレゼンするって掴んだ訳。それも、どっちも新しいディメンジョンを切り開くなんて大言しているときたら…どんなものなのか気になるじゃない。

そんな訳で、特命捜査班としての活動を休止させられていた時間の間に、知り合いに掛け合って今日のプレゼンの企業用の聴講券を収得した…けれど、一緒にどうかしらってことよ。

 

響@:「戦争おっ始めたい連中が、ことさらに肩を組んで何かやろうとしているって状況か……」

清霜@:「うわぁ…」

龍鳳@:「なにやら大変なことになっているようです」

野分@:「それならたぶん問題ありませんけど…プレゼンを聞くだけじゃないでしょう」

扇矢少佐:「さて、どうかしら?」

野分@:「あはは…しかし、大東亜重工のこれからの動きを掌握するにはそのプレゼンに入り込まないといけないですね…はい、よろこんで潜入調査やらせていただきます!」

少尉@:「一応、安心して頂きたいのですが… 少佐が大事にしない、といったら大事にはなにませんので。はい。」(噛む)

龍鳳@:「少尉、噛んでますよ?」不安そうな表情

少尉@:「…ははは」(乾いた笑い

龍鳳@:「扇矢少佐、私は工作任務とかやったことないのですが、大丈夫でしょうか?」

扇矢少佐:「えっ?そこら辺は気にしなくていいのよ?もしやってるならもう事後だし」

龍鳳@:「変装もしたことないですし、盗聴器や爆弾も仕掛けたこともありません…!」

*ダンボールにはいったことも…。

扇矢少佐:「やってないなら、何も起こらないけれど…って、ちょっと龍鳳。貴女はスパイ小説の読みすぎよ」

龍鳳@:「すみません、潜入調査というとそういうイメージが//」

清霜@:「スパイとは一体…うごごごご…」

扇矢少佐:「優秀なスパイは、私みたいなのが注目を浴びているうちに任務を済ませてしまうものよ」

龍鳳@:「ああ、そういうものなのですね…」

野分@:(注目される自覚があるんだ)

響@:「別に工作というほどのものでもないさ。私たちはプレゼンを聞いて、内容に問題があったら他国に先んじてツッコミを入れる……」

扇矢少佐:「気楽に構えなさいよ、響ちゃんの云っている通りにしかどうせ動かないだろうし」

響@:文化の祭典に軍需企業が出張ってきている事実、日本の枢軸よりの言動を注視してる諸外国からしたら心象悪いだろうし……自浄作用として機能しうる(少なくとも周りからはそう見える)私たちの存在をそれとなく対外的にアピールできたら大金星

龍鳳@:「そういうことでしたら、不肖この上海沈黙師団旗艦、その潜入調査、謹んでお受けいたします^^」ここだけ旗艦

扇矢少佐:「じゃっ、巽大尉、如月中尉!」

GM:萩子が呼ぶと、近くで待機していた男が近づいてきます

扇矢少佐:「さすがに、女だけで動くと即刻貴女たちが艦娘だってばれるから適当に三組に分かれて入場してちょうだい」

巽大尉:「初めまして。特命捜査班の司法を担当している、巽昌樹といいます。きれいな方々をエスコートできると聞いて来たのですが…皆さんお美しいですね」

清霜@:「褒めても何も出ないよー、出るとしたら砲弾くらいだよ!」

響@:響は喜んでみせるべきか微妙な顔をしていたり

龍鳳@:「清霜ちゃんったら(笑)」

巽大尉:「はっはっは、これは手厳しいですね。流石、音に聞こえた小戦艦さんですね?」

野分@:「清霜がすっかり有名人になったね」

清霜@:「え、あ、うん、えへへへへ」

龍鳳@:「戦艦になる日も近いね^^」

巽大尉:「機動に優れ、さらに砲戦も得意な美少女 って聞いたら、印象に残らないわけがありませんよ」

響@:冷静に戦力評価しても清霜はガチビルドだからな……

 

GM:因みに、如月中尉は少し離れたところで黙っています。

少尉@:「中尉、能代さんからは?」

如月中尉:「落ち着いたと聞いた…気にする必要はもうないとのことだ」

野分@:「巽大尉本当にお話し上手です!…こちらは如月中尉ですね」

如月中尉:「…初めまして、特務士官の如月だ。」

龍鳳@:「旗艦の龍鳳です、よろしくお願いします」

響@:「どうも……」と如月中尉には会釈を返そう

如月中尉:「…」 (会釈返し

清霜@:(ぺこり

GM:この後、企業用聴講券を萩子は皆さんに配り 適当に分かれて映画館っぽい会場に入ります

清霜@:ほいほいー

龍鳳@:はい、入ろう

響@:特に制約がなければ響は如月中尉と一緒に入ったことにしよう

GM:会場の中は、結構いろんな種類の人間がいます。軍人・エンジニア・政治家といった、まぁいるわなって人種から普通にその愛人やらマフィアっぽいお兄さんだったり

響@:よっぽどのことをしないかぎり目立つことはなさそうだな

GM:ではでは、プレゼンがはじまりますよ。

響@:これで大東亜重工がプレゼンするのが「蒸気で動くロボットでーす♪」だったら平和なんだがな……

清霜@:蒸気王(ガタッ

野分@:なんだ光武か

総合プレゼンター:『本日は大東亜重工のプレゼンテーションにご参加下さり誠にありがとうございます。』

総合プレゼンター:『わが社は人類の未来に新たなる要素(New Dimension)を加えることを企業理念としております。』

総合プレゼンター:『この理念を、大きく前進させるであろう二つの研究成果を本日はご紹介いたしましょう。まずは、我が社の最大火力を誇る火曜研究所の発表です!』

 

火曜プレゼンター:『我が研究所は本日、いかなる兵科にも配備可能な、従来の兵器を圧倒する一つの新兵器を発表します。こちらの映像をご覧ください』

 

スクリーンには航空撮影したのだと思われる映像が流れ、画面下側には巫女っぽい服装の艦娘が登場します。

主砲の大きさから戦艦だとすぐさま分かるのですが、明らかに武装配置が不自然です。

火曜プレゼンター:『彼女は日本帝国が誇る高速戦艦娘の一人、榛名です。』

彼女の前に現れるのは南方棲戦鬼を中核とした深海棲艦水上打撃艦隊

火曜プレゼンター:『我が研究所は、いかに一人の兵士が多数の敵を倒せるかという事に的を絞りました。その結果、行き着いた答えがこちらです。』

砲撃を開始する敵艦隊に向けて榛名は真っ向から突撃。

相対距離を十分に縮めると何かを手に構え、深海棲艦にぶちかましていく…

深海棲艦の駆逐艦、軽巡洋艦が次々と炎上。重巡洋艦クラスでも大破せざるを得ない状況に追い込まれ… 深海棲艦の艦隊はその戦闘能力をあっという間に榛名単艦によって喪失させられたのだった…

火曜プレゼンター:『我が研究所はアイデアの素を提供してくださりましたラーベ博士に敬意を表すために、博士の研究中の間に着けていらっしゃいましたコード『ティガー』に合わせてこの新兵器の愛称を“虎の拳”と決定しました。この新たなる兵器が、深海棲艦の居ない平和な世界を取り戻してくれものだと我々は信じております。』

野分@:つまりネコの肉球を装備する榛名

GM:か… 可愛い!!!

響@:榛名「にゃぁーん♪」ドゴーン!!!

 

 

木曜プレゼンター:『続きまして、我が木曜研究所からです。今日の発表は深海棲艦が占領していた地域から発見された遺物より精製した物質をご紹介します。』

GM:そういいながら二丁の拳銃を取り出して見せます。

木曜プレゼンター:『こちらの拳銃には従来までの素材で作られた弾丸が、もう一方のこちらには新素材で作りました弾丸がそれぞれ一発込められています。』

木曜プレゼンター:choice[ki,hi,ryu,no] → NO

響@:のわっち……!

木曜プレゼンター:『そちらのお嬢さん、壇上にあがっていただけませんか?』 >野分ちゃんを指名!

龍鳳@:「野分ちゃん、ご指名のようですよ」ひそひそ

野分@:「えっ、わ、私ですか?」萩子さんにヘルプの合図を!

扇矢少佐:「……」 (知らぬ顔

*ヒドい

野分@:「…はい、今行きます」諦観で壇上に移動

清霜@:「がんばって!」

龍鳳@:(ファイトです)ぎゅっと手を合わせ

響@:「…………」そわそわ

木曜プレゼンター:『壇上に来ていただき、ありがとうございます。まずはこの的に、何の仕掛けがないことをご確認ください。』

野分@:「はい」的を叩いてたり触ったり確認する

GM:鉛板にゴム板が張られた的で、まったく仕掛けとかありません

木曜プレゼンター:『折角ですので、撃っていかれませんか?』

GM:といって、従来の素材で作られた銃弾が入っているという拳銃を見せられます

野分@:「いいんですか?では言葉に甘えて撃たせてもらいますよ」

木曜プレゼンター:『はい、どうぞ。的に狙いよくお願いしますね』

野分@:拳銃の構造を速やかに確認して、覚えます。そして銃を的に向けて、トリガーを引く。

響@:そういや面子の中でのわっちだけは拳銃の扱いについて基本的な心得があったな。choice神、恐るべし

清霜@:ですね

響@:ちょうどシーンプレイヤーだしな……choice神も粋な計らいをしよる

野分@:Choice神「もっとわしを褒めてもいいじゃよ」

響@:これが響だったら「人殺しの道具に触るのは怖いから別の人に頼んで」とか言って場を凍りつかせた模様

GM:放たれた従来版の弾丸はゴム板で衝撃を吸収されて突き刺さるだけです。

木曜プレゼンター:『ありがとうございます、ではこちらもどうぞ』

GM:と、新素材で作られたらしい銃弾の拳銃を渡されます

野分@:「はい、では…」的に向けて撃つ

GM:弾丸は的に当たった次の瞬間、超高熱を放って的を破壊します。

響@:手を伸ばせる範囲に破片が転がってきたりしたら拾っとく

野分@:「うわ…こほん、まぁ、なんということでしょう」

木曜プレゼンター:『ご協力、ありがとうございます。新製品のこちらを粗品ながらお渡しさせて頂きますね』

響@:もらえた! ヒュー、太っ腹! さっすが大東亜重工さんだ!

龍鳳@:「すごい破壊力」

響@:おっとぉ、響は難しい顔をして黙ってます

野分@:「えっ…あ、あら、ではいただきますわ」

木曜プレゼンター:『ご協力してくださったお嬢さんに、盛大な拍手をお願いします!」

龍鳳@:パチパチ

会場:パチパチパチ

響@:ぱちぱちぱちー

清霜@:ぱちぱちあぱっちぱちぱち

木曜プレゼンター:『この遺物は内部に高純度な熱エネルギーを擁していると考えられ、このように一定以上の衝撃を加えるとそれが発散されます。』

木曜プレゼンター:『このエネルギーを用いて、我が研究所は傘下である南海金属のアルミ生産量をそれまでの三倍にまで引き上げることに成功しました。』

木曜プレゼンター:『我が研究所はこの技術を平和的に利用、生産支援をする準備があります。ご一考いただけると幸いに思います。以上です』

GM:その後軽いトークが入って、このプレゼン会は何事もなく終わりました。

扇矢少佐:「さて、終わったけれど 四人は今日のプレゼンをどう思ったかしら?」

清霜@:「ええと…すごいね!」

龍鳳@:「説得力はありました…銃の心得がある野分ちゃんを選んだのは引っかかりますが…」

響@:「他国からの懸念の声が怖いところだ……」

龍鳳@:「うん、ほんとだね…」

野分@:「技術の向上はいいけど、上海みたいに列強勢力お互い競い合い所に発表していいものなんでしょうか」

扇矢少佐:「ここでの宣伝効果はかなり高いと思うのよ…その分、あの二つの目玉発表が行われたんでしょうけれど…一番気になるのは木曜研究所がほざいた『平和利用』よ…ったく、何が平和よ」

清霜@:「平和って何だろうね」

響@:「…………」

野分@:「本当に、どうしたものか」

響@:「……とにかく、貰った粗品は一旦こちらで預かるよ。必要があれば出雲の判断でトクサに回すだろう」

野分@:「じゃあ響ちゃんに渡すね」粗品を響に渡す

響@:「え、あ、ああ……」どぎまぎしながら受け取ろう

龍鳳@:「響ちゃん、無くさないようにお願いね」

響@:「了解した。……そうだな。急ぎ、例の何たらゲス号の積み荷と突き合わせてみないと」

*[究極のゲス]号ではない。

野分@:「まだ色々言い切れないだけど…この技術の目玉は銃弾じゃなくて、本当は他の軍事運用の可能かどうかでしょう」

扇矢少佐:「頭が痛いわ…本当に、科学者は『使い手が悪い』って寝言を云うけれど、じゃあ作ったあんた達はどうなのよ ってね」

野分@:「『使い手が悪い』か…(じゃあ、艦娘はどうなんだろう)」

 

*「そう、意思のない力は悪用させられるから、意思のある力である私達を全ての武力を手にするしか無いのです!」

 

扇矢少佐:「どちらにしろ、面白いものが見れたのは間違いなかったでしょ。」

龍鳳@:「少佐、収穫はあったのは良かったですね^^」

扇矢少佐:「えぇ、本当に。無駄足にはならないってのは分かっていたのだけれど、とんだ粗品が貰えたものよ」

巽大尉:「ま、今日の収穫はキレイどころとの交流ですかね」

清霜@:「……すやぁ」

扇矢少佐:「じゃ、私達はそろそろ撤収するわ。また、会いましょう」

龍鳳@:「清霜ちゃんも今日はお疲れみたい」肩を貸してあげる

響@:「ありがとう、扇矢少佐。如月中尉も。……では、またいずれ」

龍鳳@:「はい、またどこかで」

野分@:「今回は本当にありがとうございました」

如月中尉:「……次の任務で」 (すっと人ごみに消える

GM:特命捜査班の三人はそれぞればらばらに上海の街へと消えていきましたとさ

龍鳳@:「さて、私達も一度本部に戻ろうか?」

響@:「……うん。予想外に大きな収穫もあったことだし」

野分@:「ですね」

龍鳳@:というわけで引き揚げます

GM:了解です、では運営本部に戻った皆さん。その四階に警備軍の本部があるのですが…

大東亜重工からたまたま手にした戦利品を手に部屋に入ると、警備軍の参謀格がせかせか忙しくしているところです。忙しくしている人間に出雲も当然といえば当然のごとく巻き込まれています

GM:現在時刻15:48  出雲が講演会をやることが決まっている時間は16:20

野分@:時間的にまだ余裕が有るね

*移動時間を差し引いて20分ほど。

龍鳳@:「只今戻りました」

出雲:「あぁ…帰ってきたのか。大事は無いか?」

野分@:「問題といえる状況はありませんでしたけど…」プレゼンのことを旗艦とともに報告します

響@:あと闇射的屋の盗品の件についても伝令やったっきりだから、顔合わせた以上はどうなったか確認しときたいね

出雲:「……予想の範囲内か、ならよかろう」

野分@:「いいんですか」

出雲:「元から問題が起こることしか想定していないからな。むしろ、問題が起こらなかったときの方が異常だとは、ここにいる全員の考えだ」 (と部屋の将官たちを示す

野分@:「ですよね…これから私達はどうしましょうか」

龍鳳@:「何かお手伝いすることがあれば、なんでもお申し付けください」

響@:「…あと、そうだ。現場の判断で扇矢少佐に少し借りを作った。野分の報告にあった粗品が、これだ」件の新製品を手渡そう

出雲:「…貴様らからの報告書は、仕事の合間に読ませてもらった。特に闇射的屋の一軒は大捕り物になったぞ。それで…これが噂の新素材か?…ったく、ここにきて我が帝国の問題まで…」

響@:「例の何とか号の黒い鉱石との関連性までは調べてない。偶然指名されたモニターにひょいと渡すくらいだから、既に『貴重な試作品』ではないことは確かだろう」

出雲:「ヌニョ・ロドリゲス号については、既に私と扇矢で個人的に調べている。もはや科学者の魔窟状態だったがな」

清霜@:「あははー…」

出雲:「…それ以上に、私にとって問題なのは暫定『戦艦榛名』が大々的に公開されたところなのだがな…」

野分@:「あっ…」

龍鳳@:「問題が山積みですね…」

出雲:「これ以上、重点的な護衛が必要な艦娘を増やさないでくれ…」

清霜@:「でも、しょーがないでしょー」

響@:「……私たちとしては、遥か南洋で起きてる事件に、我らが遣支艦隊旗艦が頭を貸さなきゃならない状況のほうが問題だ」

出雲:「今の私は遣支艦隊の旗艦であっても、旗艦として行動できないのだよ。そういう風にイギリスに仕向けられているのだから。ったく、ロイヤルネイビーも今は昔か…」

野分@:「イギリスですか」

出雲:「私の存在は、安く日英友好をアピールする存在だからな。日本の艦娘を司令に祭り上げるなど、正気かと疑ったが…」

GM:と、出雲の愚痴に付き合っていると 時間がどんどんヤバいことに

野分@:「あの…出雲さん、時間的にそろそろ」

飛鳥:「お、お姉さま!そろそろ会場に移動してくださいナ!!」

龍鳳@:「飛鳥さん、こんにちは」

出雲:「あぁ…済まないが、この書類を飛鳥の指示に従ってまとめといてくれ…行かねばならん」

龍鳳@:「わかりました!」

飛鳥:「そうネ、お姉さまはとっとと行くネ!」

龍鳳@:ここの仕事は私達が食い止める

*キリっ

GM:さて、飛鳥の指示に従っててきぱきとまとめられるでしょうか?

響@:かかってこーい

 

GM:通常判定で参ります、GM指定の個性は 丁寧orまじめ です。

清霜@:ほむ

野分@:あいよ

GM:合計8個書類の束があります。皆さんで協力して片づけてください!

少尉@:因みに、少尉は周りの参謀たちの通訳を求められているので皆さんの近くにいながら違う仕事をしているという。

 

野分@:まじめ直上急降下!

龍鳳@:面倒見で代用判定かな

GM:一人の一回の挑戦=5分 全員が一発でクリアーすると10分で完成します

清霜@:ほうほう

野分@:2d6>=5 「秘書艦じゃないけど…頑張ります!」

ダイス判定 : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功

GM:現座時刻16:00!

響@:あ、各自で判定するのか……丁寧はいじわるの隣で目標値6だ

龍鳳@:2d6>=6 飛鳥ちゃんの面倒を見れるのか

ダイス判定 : (2D6>=6) → 9[4,5] → 9 → 成功

響@:2d6>=6 丁寧 いじわるで代用 響に机上での書類整理が出来るとは思えないが……

ダイス判定 : (2D6>=6) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)

清霜@:あっ

野分@:あっ

少尉@:あっ

龍鳳@:あっ

響@:act ばっちこーい!

ダイス判定 : アクシデント表(1) → よかったぁ。何もなし。

少尉@:セーフ

清霜@:よかったぁ

清霜はここで一度判定に失敗するも、再判定で成功する。

清霜@:よしっ

GM:では、残り5束!

響@:ここで1人だけ失敗するのはRP上美味しいのではないかとすら

龍鳳@:「響ちゃん書類、散らかしちゃだめですよ?」一緒に片づけてあげよう

響@:「むむむ、こっちがホチキス留め、こっちが糊付け……」

野分@:「響、落ち着いて」

響@:「うむ……足を引っ張ってすまない。こういうのはどうにも」

響@:「……時間はかかってしまったが、こんなところか」

野分@:「次はうまくいきますよ」

飛鳥:「んー、やっぱり初めてでテンパるとこうなるヨネ。ドンマイドンマイ」

龍鳳@:「大丈夫です、だんだんと慣れていけば^^」

野分@:では続きましょうか

GM:はい、残り五束です

響@:あぁ、8束ってそういうことか……続けて同じ個性を使ってもいいのね?

龍鳳@:2d6>=6 響ちゃんの面倒見つつサポートする

ダイス判定 : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗

GM:OKです

龍鳳@:きゃー

響@:2d6>=6 では再び丁寧をいじわるから代用

ダイス判定 : (2D6>=6) → 4[2,2] → 4 → 失敗

響@:ポンコツめ……響は余裕あるので振り直し

響@:響@の行動力を-6(1d6->6)した

野分@:2d6>=5 真面目

ダイス判定 : (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

響@:2d6>=6 ごっそり削れた

ダイス判定 : (2D6>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功

少尉@:がりぃ…

清霜@:いじわるで丁寧を代用

清霜@:2d6>=6

ダイス判定 : (2D6>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功

清霜@:ふふふ

野分@:「龍鳳さん…こっちの資料が合わないだけど」

龍鳳@:「すみません、自分のことが疎かになって…」汗

飛鳥:「キヨシーうまいネ! なんでこんなにできるノヨ?」

清霜@:「ノリだよ!ノリノリだと調子も良くなるって事?」

飛鳥:「成程ねー、キヨシーは天才肌だからそうなるですかカネー」

響@:「ちっ、身体を動かしている方が性に合ってるのに……」あと2束かな

龍鳳@:「こ、ここから挽回です!」

GM:残り二束、だれがトライしますか?

野分@:では行くとしよう

野分@:2d6>=5 マジメに仕事を淡々する野分

ダイス判定 : (2D6>=5) → 4[2,2] → 4 → 失敗

野分@:ばかな…!

GM:おぉっと、減りませんでした。

響@:残り資源を考えると声援のがいいかな

野分@:ではお願いしますかね

響@:「む、野分。ごめん、1枚こっちに混じってたみたい」+1

野分@:「ありがとう、これでこっちは完了しました!」

GM:ラストの一束だれが処理する?

龍鳳@:じゃあ、〆は清霜さん!

清霜@:んじゃ丁寧をいじわるで以下略 2d6>=6→ 6 → 成功

清霜@:ふふん

龍鳳@:おー

野分@:安定したな

清霜@:「どやぁ!」

飛鳥:「完璧、ネ。」

響@:「頼りになるなぁ……」

GM:現在時刻 16:15!

清霜@:「ふー、つかれたよー」

飛鳥:「そうね…15分で済んだのはお手柄ヨ」

龍鳳@:「清霜ちゃん、ノーミスでしたね^^」肩もみもみ

清霜@:「あははー、ありがとー」

飛鳥:「って、みんな急ぐネ!お姉さまの晴れ舞台に遅れるヨ!」

清霜@:「そうだね、急ごう!」

龍鳳@:では、移動ー

 




GM:企画ホール 現在時刻16:25
響@:「……もう喋り始めてる。まぁいいか。どうせ最初はお偉方への定形の挨拶だし」
GM:はは… まーそうなんですが
響@:出雲が壇上に上がった時の観客のリアクションが見られなかったのは極めて残念である※響のせいです
清霜@:まあ、ファンブルはしゃーない
*まさにその通りである。ファンブルは仕方がないのだ。

GM:後ろの方のドアから入ると、壇上には出雲が一人の軍人として立っていることが分かります。所謂、勲章じゃらじゃら状態
出雲:『…共通敵を満足に打ち破るには国家間の信頼が絶対に必要不可欠なのです。』
出雲:『我が遣支艦隊はこれからも各国海軍との合同演習などを通じて親交を温めるなど、多くの友人を得る為の努力を惜しみません。』
GM:と、全て流ちょうな英語で出雲はしゃべり続けるんですが…
**:「Shut up!You're just Emperor's killing machine!!」
GM:という、とんでもなくタドタドシイ英語がどこからか叫ばれます
響@:「…………むっ」
野分@:声の方向に顔を向ける
清霜@:「むむ…!」
龍鳳@:「!」


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出雲の演説

GM:企画ホール 現在時刻16:25
響@:「……もう喋り始めてる。まぁいいか。どうせ最初はお偉方への定形の挨拶だし」
GM:はは… まーそうなんですが
響@:出雲が壇上に上がった時の観客のリアクションが見られなかったのは極めて残念である※響のせいです
清霜@:まあ、ファンブルはしゃーない
*まさにその通りである。ファンブルは仕方がないのだ。



GM:後ろの方のドアから入ると、壇上には出雲が一人の軍人として立っていることが分かります。所謂、勲章じゃらじゃら状態

出雲:『…共通敵を満足に打ち破るには国家間の信頼が絶対に必要不可欠なのです。』

出雲:『我が遣支艦隊はこれからも各国海軍との合同演習などを通じて親交を温めるなど、多くの友人を得る為の努力を惜しみません。』

GM:と、全て流ちょうな英語で出雲はしゃべり続けるんですが…

**:「Shut up!You're just Emperor's killing machine!!」

GM:という、とんでもなくタドタドシイ英語がどこからか叫ばれます

響@:「…………むっ」

野分@:声の方向に顔を向ける

清霜@:「むむ…!」

龍鳳@:「!」

イタリア兵:『君、この場を乱すとはどういうことだ!! きたまえ!』

出雲:「……」

龍鳳@:「この声…どこかで」

スリ男:『やめろ、俺は本当のことをいっただけじゃねーかよ! 何がわりぃーんだ!!』

イタリア兵:『貴様、誰に向かってものを云ってるかわかっているのか!』

スリ男:『解ってやがるよ、このパスタ男!殺人マシンに殺人マシンといってなにがわりぃか説明しろよ!あぁ!?』

イタリア兵:『くっそ、こいつイカレテやがる!』

清霜@:よし、CQCで黙らせに行こう(

GM:<<無個性で目標値9をお願いします>> CQC補正込々でどうぞ!

清霜@:はーい

清霜@:2D6+4>=9

ダイス判定 : (2D6+4>=9) → 10[5,5]+4 → 14 → 成功

清霜@:よし

龍鳳@:おー

響@:おっと、清霜がイタリア兵じゃなくてスリ男の方に向かおうとするなら響が止めに入るぞ

野分@:では私も響とともに清霜を止めようか

龍鳳@:「あれ…清霜ちゃんが消えました?」

スリ男:『くそおおお!何がわりいんだよ、この人殺しがああ!』

清霜@:では、その叫んでいる人に向かって、飛び上がって、くるくると回転して超人パワーをチャージしつつ…フライングクロスチョップを二人の間にぶちかます! 要するに地面に激★突です

GM:HAHAHA

響@:きよしーが二人の間にぶちかましたなら、響はスリ男の方を助け起こしに行こうか……

清霜@:「…ふう!」むくり

スリ男:『くっ…なんだよ、何なんだよおおお!!!』

響@:「とりあえず、よくやった清霜……」

清霜@:「ねえ、自分達を守る兵隊さんを殺人鬼だって言うの?」

スリ男:『俺たちを守るだと!? いつ守ったんだと?お前らは力に任せて奪う典型例だろうがくっそお!』

野分@:相手は中国語かな?

龍鳳@:じゃあ、こっちはわからなさそう…。

GM:完全に中国語の上海訛りです

清霜@:じゃあ…きよしーはフィーリングで話してます(

GM:そのフィーリングを少尉が伝えているという体です。毎度ながら

清霜@:「じゃあ、キミから清霜たちは何を奪ったの?バカな清霜に教えてよ」

響@:極大の地雷を容赦なく踏み抜きに行くという

野分@:「…」何も言わず、で居た

龍鳳@:「清霜ちゃんの行動力ってすごい…」

スリ男:『あぁあぁ、教えてやんよ!貴様らが何をしたのかなあぁ!!』

清霜@:「国だのなんだの、そんなのはいいよ。キミ個人から何を奪ったの?」

響@:とりあえず響はスリ男を周りから庇える位置で黙って立ってる!

スリ男:『そんなら、そんならもっと単純だ!土地だよ土地。俺の青々としていた畑だよ。端た金で買い叩きやがって…商売する金もなければ、その場の食いもんを賄う金もねえ』

清霜@:「……そっか」

スリ男:『どこに行っても職はねえ!糊口を凌ぐためには嫌でも盗まなきゃいけねえ。楽しみなんざ薬を舐めるぐらいで、ほかには何にもねえ』

清霜@:「そっか…そうなんだね…」

スリ男:『何にも、なんにもねえんだよ!! お前らが、先祖から代々守ってきた土地を奪いやがって…俺には…俺にはなあああ!』

清霜@:「うんうん、そこで『死んでやる』とかにならない…強いんだね、キミは」

スリ男:『死んだら負けだろぉが!俺は、お前等を絶対に許さねえって決めてんだ!』

野分@:目を開けて清霜を見つめた

清霜@:「清霜は、そんなキミの心の戦艦を…心の46cm砲を尊敬するよ」

少尉@:「き、清霜さん…」

龍鳳@:「言葉がわからなくても通じることはあるかも」

野分@:『負けるのが嫌いなら、勝てばいい…ううん、勝てねばならないでしょう』

清霜@:「君は、ただその強さを向ける方向を、少しだけ間違えたんじゃないかな」

野分@:『あなたの悲しみや恨みは、私達じゃあ謝れないし、謝ったとしても君のそれが消えることはないでしょう』

スリ男:『ちくしょおおおお!ちくしょおおおおおおおおおお!!!!』膝をがっくりと地面につけます

清霜@:ぎゅっと抱きしめ…られるかな?

響@:それは響が立ちはだかる

清霜@:ほむ

GM:おぉおぉ…

*ザ・カオス☆

響@:「御託を抜かす前に返すんだ」

響@:「尊敬だの、強さだのと口にする前に、彼に、彼の故郷を返せ」

清霜@:「どうやって返せばいいの?」

野分@:「…返せない、そもそも返して済むものじゃないでしょう!」

清霜@:「返すにしても、開拓とかして、開発とかして、滅茶苦茶になってるよ?」

清霜@:「そこに人が住んでたら、今度はその人達がこの人と同じになる…」

響@:「黙れ! 奪ったのは私たちだろう!!!」

野分@:「わかってる!だけど、だからこそ…話し合うしか無い」

 

野分@:『でも…あなたは負けるのが嫌いなら、勝ち取る事もできる』

野分@:『あなたが『今』を嘆くなら止めないけど、『今』を勝ち取りたいなら、きっといつか私達は、ようやく話しあうことが出来るだろうから』

 

響@:「……故郷を奪われた人間の怒りを、それは間違っていますと断じるのが“話し合い”とは聞いて呆れる」

野分@:「間違ってないでしょう」

清霜@:「響は何かあるの?返してあげる方法」

野分@:「でもそれが間違ってないとしても嘆き、暴れるだけの相手に私達ができることなんて、一つもない」

響@:「あるとも。私は、最もしかるべき方法を一つ知っている。鉄風雷火を以て、侵略者をかつての故郷から駆逐することだ。ありもしない相互妥結の結論なんてものを模索しようとしているなら、自体はそこまで突き進むぞ」

清霜@:「……でも、それって奪って奪われての繰り返しになるよ?」

響@:「これから、奪って奪われての繰り返しになるんじゃない……もう、とっくの昔に始まっているんだよ。彼らの中の“戦争”は」

龍鳳@:「……」黙って聞いている

野分@:「だから、話し合うしか無い。戦争に勝てる様にするためにも、戦争を止めるためにも」

清霜@:「……ふと思ったけど、深海棲艦どうするの?」ぼそっと

*超正論、どうしようかとこのときGMは痛切に思った(GMの答えは第三回セッションへ)

野分@:『あなた、負け戦は好きですか?』男に聞く

スリ男:『あぁ?好きなやつがどこにいると!?』

野分@:『ならば勝てる戦を出来るように頑張って欲しい、私はあなたの勝利に祈ります。もう…嘆くだけの負け戦、体験するのは一回だけでいいから」

スリ男:『…たりめえだ!俺が一生かかってお前らをぶち倒せなくとも、俺の、俺たちの子孫がお前たちをぶちかましてやる!』

野分@:『そう…ですか』寂しい笑顔をして、野分は現場を離れる。

スリ男:『お前らが、お前らの子孫が俺たちの子孫にへいこらするようになるまで、俺の心は晴れねえんだよおお!』

出雲:「響・野分・清霜、貴様らには追って沙汰を言い渡すが…」

清霜@:「あ」忘れてた、って顔

出雲:『私が…私の仲間たちが殺戮機械だと?私たちは力と責任、そして誇りを持った一人の女だ。あんたと同じ血を通わせた人間だ。』

 

――だから云ってやる。貴様の根性は認めてやる、だが道徳性のない行為は断じて認められない。新時代は、旧時代の法に従って切り開かれねばならない。そのための一つの方法として、国家間の戦争は考えられる。本公演の最初にも申し上げたが、我々人類は先の大戦で現代戦の凄惨さを知った。私も、その凄惨さを知る人間の一人だ。故に、私は戦争を避けるべく努めている。

我が艦隊、延いて我が大日本帝国は特殊国家だけとの交流を望むものではない。全ての国家勢力との対等で平和な交流を望んでいる。私は、そのために必要な信頼を得るために身を粉にして働く所存だ。

だが、あくまでもそれは…守るべきものを守るための手段としてだ。私の背後にいる数千万の同胞を脅かすものには、屹然とした態度をとるだろう。

 

出雲:『本来の講演とは違ったテーマになったこと。部下の醜態をお目に掛けたことを最後に謝罪して終わる、以上。』

響@:響は帽子の唾を目深に引き下げて立ち尽くしていよう……

 

GM:この状況で、出雲の発言はこれでよかったのだろうか…

清霜@:それは誰にも分かりませぬ…

 

飛鳥:「お姉さま!なんてことを仰ったんですか!?」

出雲:「……」

飛鳥:「これじゃぁ…こんなんじゃ関東軍との折半は何のためにしてきたんですか!お姉さまの、お姉さまの…努力は!!」

出雲:「…飛鳥、今すぐに準備を整えて参謀本部の石原の元へ行け」

飛鳥:「なっ!?」

出雲:「…頼む、お前なら…解ってくれるだろ?」

飛鳥:「……はい、お姉さま…」

GM:騒然とした雰囲気の中、出雲の講演は幕を閉じるのであった。仁義なき世界に、希望をともすのはなんであるのか。陸軍か、海軍か?政治家か?

フランスか?英国か?日本か?コミンテルンか?米国か?

一人一人さえ、感情は異なるというのに だれが、それを決められるのか。

数多の感情交錯する摩都の一日は、こうして終わる

 

**************

GM:ってなわけで、ヒャッハーやっちまったぜ!

清霜@:やっちまったぜ(頭抱え

GM:延長戦に突入… むぐぐ、申し訳ありません

響@:今回は自分も引き伸ばし要員だったので何とも……いやはや

清霜@:ま、まあ色々と盛り上がってきたので良しとしましょう

GM:すまぬすまぬ…

野分@:私もだ

響@:だが楽しかった……今日のところは、ひとまずお疲れ様でしたー!

GM:あっと、その前に明日のシーンをお願いします!

清霜@:はーい

GM:これ次第で、私の明日のセッション練練りが変わるんで!

響@:最後キヨシーか

清霜@:さて、どうしようか

清霜@:本部に行った方がいいかな?

GM:因みに、このタイミングで起こってほしいイベントは4番のブロマイド屋 うん

清霜@:ww

GM:3番が起こったほうが、龍鳳ちゃん的には楽だけど…うん。4番がいいな

清霜@:場所は官業企画街、イメージ的には企画ホールでの出来事の後って感じか

清霜@:SEV

ダイス判定 :上海ランダムイベント表(3[3]) → U.Sバーガー

響@:バーガー!

清霜@:ばーがーくおうぜ

GM:あーあー、やっちった

清霜@:えっ

GM:いや、何でもないんです はい

清霜@:えっ えっ

GM:萩ちゃんの評価が二分される仕掛けなんで (ふふ

清霜@:大丈夫。皆が「これも清霜って奴の仕業なんだ」って言えば大丈夫

********

野分@:石原…石原莞爾ですかー!

響@:次回、冷静になった響が自身のあまりの失言っぷりに真っ青になって塞ぎこむ様子が見られると思うと二度美味しい

清霜@:PLがドSだw

GM:次回のセッションの伏線をはっちった>石原参謀部長

清霜@:なんと

GM:いや、予定していたんですけれど…

響@:そもそも任務続行できるのかな……響は艦娘籍剥奪で特別高等警察行きでもおかしくないんじゃ……

清霜@:どうだろうね・・・

GM:そこは… うん

響@:次回、響が清霜にごめんと謝り倒すところからスタートと予告させてもらおう!

清霜@:www

少尉@:というか、小官がもはや影も形も(しくしく

清霜@:あはは…

*********

 




響@:響が言ったことの要旨って「日本がやってるのは侵略戦争」「今すぐ中国に満州を返せ」だからハル長官もビックリな問題発言だぜフィッヒヒーこれは軍法会議ですな
GM:いや、一応リットン調査団も似たことは云っています>侵略戦争
ただし、リットン卿は満州での日本の特殊権益を認めましたからね…
そもそも、この問題は1920年代の国会で審議され続けて、満州事変まで答えの出せなかった問題ですからたった数日で結論が出ないのも当然かと。
GM:>満蒙問題 って呼ばれるそうです
清霜@:へー
響@:うむ……その国際社会でも当時の国会でも扱いが揺れるモノを、響は完全に中国側に偏った発言をしたという事実……やっちまったなぁ響ちゃんグヘヘヘヘ
GM:しかも、この当時の実際にあった調査によるとアメリカ人の70%が中国に同情するとのデータががが
響@:おとなしく列強と一緒に中国を食い物にしていればよかったものをのう……愚かな娘よ……
GM:響ちゃん、まじでやらかしたなー
清霜@:ほうほう…



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デートではありません。(By少尉)

GM:では、延長戦になってしまいましたが…どうか、本日もお願いいたします
響@:よろしくお願いしまーす!
野分@:よろしくお願いします!
清霜@:よろしくおねがいしますー
龍鳳@:よろしくお願いします
GM:お願いしますね、表はゆっくり進ませます
清霜@:ほいほい…さてと
GM:えっとですね、前回の講演会の結果、内地ではすっごいこと右翼化しております
清霜@:ですよねぇ!!
GM:横暴な中国人に誇りある日本人が汚された! 的なノリ
*当時のキャッチフレーズとして『暴支膺懲』が有名である。
GM:一方の大陸では…フランスとイタリアは日本に同情的。対してイギリスが、ね…ものっ凄いイライラしとります
野分@:ほう




GM:さて、昨日の事故の明くる日 現在時刻10:00

清霜@:「……」

響@:「…………」ずーん……

野分@:「あ、あの、浜風からいい店があるって聞いてたんだけど、ちょっと気分転換に言ってみないか?」励まそうとした野分

少尉@:「…そ、その…清霜さん、野分さん、響さん。遣支艦隊の方に…すみませんが出頭願えないでしょうか…」

清霜@:「ん…わかったよ。」

野分@:「あはは…やっぱりですね。うん、わかった…響、大丈夫?」

龍鳳@:「少尉、私はいいんですか…?」

響@:「だ大丈夫。とりあえず発言の責任は取りに行かなければ……背負いきれるかは別として……」

野分@:「…大丈夫さ」

少尉@:「…龍鳳さんは、構わないです。」

龍鳳@:「そうですか…」

巽大尉:「…こんな、綺麗な女性に嫌われるような役割をしなければならない自分が恨めしいよ。そう思わないか、少尉?」

GM:っと、昨日現れた巽大尉がひょいっと出てきます。

少尉@:「い、いや…そこは、もう。法務士官としての仕事なんですから…」

巽大尉:「ははっ、堅いな少尉は。野分さんと清霜さんのお二方には軽くお話を聞くだけですから。響さんからはそれなりに時間を取ってしまうと思いますが…」

野分@:「…そんなの、おかしい」

響@:「清霜、野分も、ごめん……。あんな酷い言い方をするつもりはなかったんだ……」

清霜@:「んー、気にしないで」

野分@:「違う、響は絶対に間違ったことを言ってるんじゃない…と思うです」

巽大尉:「おかしい、ですか?それは、何がでしょうか?」 (きりっとした笑みなのに目が笑っていない

響@:「龍鳳と少尉にも、申し訳ない。気遣ってもらってばかりなのに、こんな迷惑を……」

龍鳳@:「ん…私はその…難しいことはよくわかりませんが、響ちゃんが何かを伝えたかったのだけはわかったよ」

野分@:「場を乱す責任なら私も響も同じようなことをしたんじゃないですか。なんで響ちゃんが違う扱いを受けないといけないですか…思想主義が違うからとでも言うのですか…!」

巽大尉:「…貴女は、どこまでも我々リベラル派を困らせたいようですね。簡単な話です、艦娘を三人も処分せねばならない日本海軍。それと、一人の狂信的な人間の暴走に共鳴した異端者の処分。どちらの方がましかお分かりでしょう」

清霜@:「???他に選択肢はないの?」

少尉@:無言で首をふる

野分@:「…私は、響の言葉は絶対誰かの心に響くと思うのです、私の考え方では至らない所に、そんな人間に響くと思うのです」

巽大尉:「それは偽善です。それとも、皆さんは会場警備軍の職務に対する執行妨害で弾劾されますか?我が帝国の評判は地獄にまで落ちるでしょうね。」

野分@:「…」

響@:「そ、そこまで! とにかく! ……三人で呼ばれているんだ。大人しく出雲たちのところへ行こう」

巽大尉:「……」(云いたいことを呑みこんで、案内)

野分@:「そう、ですね…すみません、巽さん、職務を邪魔しちゃって…」

龍鳳@:「み、みんな…」

清霜@:「まあ、やっちゃったものは仕方ないよー」

野分@:「心配しないで、きっと、大丈夫…大丈夫」

清霜@:「いざと言う時は、清霜の心の46cm砲が火を噴くんだからね」

巽大尉:「ところで清霜さん、その『心の46cm砲』ってやつ、なかなか関係各所じゃ流行っていますよ?」

清霜@:「え、そうなの?」

龍鳳@:「私、夜は美味しいご飯作っておくからね。響ちゃん、必ず戻ってくるんだよ…」

少尉@:「龍鳳さん、あの…こんな時分でなんですが…警備に行きましょう。我々は…我々、だけでも」

龍鳳@:「少尉、わかっています」

 

***************

 

少尉@:「そ… その、龍鳳さん。大丈夫、ですか?」

龍鳳@:「はい!大丈夫ですよ、みんなが喜んでくれるような夕食メニューを考えないと」明るく振る舞う

少尉@:「…そうですね、えぇ。そうです、ね」 (ちょっと面目ない顔

龍鳳@:「少尉、もし帰りにお時間があれば、ちょっと市場で買い物に付き合っていただけますか?^^」

少尉@:「は、はい。小官で良ければ、喜んで」

龍鳳@:「ありがとうございます。少尉はお優しいのですね」

少尉@:「いえ…その、小官に出来ることは、あまりないので…」 (照れ隠し

GM:市場の巡回をしながら、現在事情聴収を受けている三人の為に買い物をしていた感じですね。

野分@:「少尉、私達が作った機会なんです…頑張ってください」

響@:「私たちが時間を稼ぐ。少しでも龍鳳との仲を進めるんだ。少尉ならできる」

清霜@:(無言のサムズアップ

GM:鬼ねー

龍鳳@:というか早くシーンプレイヤー戻ってこいw

清霜@:えっ

龍鳳@:えっ

*お互いの顔面をマジマジと見つめる(なお、ディスプレー越しに)

 

龍鳳@:「市場は安くて新鮮な材料が手に入るのはいいのですが…1個丸ままとか大きいサイズになってしまうのが悩みの種です」

GM:時刻12:30 そこそこお昼にはちょうど良い時間帯になります

龍鳳@:「少尉、すみません。こんなに沢山持って頂いて」

少尉@:「いえ、小官としては…その…楽しんでおります。はい」

龍鳳@:「ああ、ちょうど良い時間です。お昼にしましょう!お代は私が出しますから^^」適当な屋台を見つけて昼食を。

少尉@:「あっ、ちょっと待ってください!」

GM:ここにはお国自慢のノリで各国の屋台が出ています。例えば日本だと焼き鳥、イギリスからはフィッシュ&チップスと云った感じです。

龍鳳@:おー、グローバル

GM:その中でもアメリカンなママンとパパンが切り盛りしている屋台に客が結構並んでいます。

龍鳳@:「じゃあ、少尉はここで荷物番をお願いしますね。私、適当に何か買ってきますから。」

龍鳳@:「もし希望などあれば承りますよ?」

少尉@:「えっ」 (ドキッ

龍鳳@:「そんな遠慮しないでください?買い物に付き合っていただいたお礼ですから^^」

少尉@:「…しょ、小官としては、後学の為に是非色々と食してみたいと思うのですが…龍鳳さんは如何でしょうか?」

龍鳳@:「そうですね、せっかく上海に来たのですから、点心などはいかがでしょうか?」

 

********

その頃、軍法会議にて。

GM:巽大尉に案内されて通されたのは遣支艦隊本部の一室。

普通の裁判なら判事が座っている席に、長谷川遣支艦隊長官・参謀長・能代の三人が座っています。

長谷川長官:「あー、なんだ。お前ら…やっちゃったな」

清霜@:「てへぺろ」

響@:「…………」黙して直立不動

野分@:「…申し訳ございません」

GM:そして、検察役として巽大尉が立ちます

*本来ならば判事側であるのだが。

巽大尉:「本法廷は昨日行われました、企画ホールでのイベントにて三人方が政治的な発言をした事に対する事情聴収です。嘘・偽り・誤魔化しは最悪の場合、虚偽罪として扱われますのでご注意ください。」

清霜@:「はーい。」

巽大尉:「まずは、夕雲型の19番艦『清霜』 貴女は、企画ホールにて何をしたのか。正直にお話し下さい。」

清霜@:「んと、何かバタバタしてたからフライングクロスチョップでどーん!ってやって、不時着してー」

清霜@:「何かものすごく言いたいことを言いたそうだったから、落ち着けるまで言わせてあげてー」

清霜@:「後は、清霜の心の46cm砲の導くままに…?」首をかしげる(

巽大尉:「……」(長官に、雑把過ぎるのですがどうしましょうと問いかける目

長谷川長官:「…清霜、君は…誰に対してチョップをしようとしたんだ?」

清霜@:「とりあえず、少し騒動が止められたらいいかなって思ってたから、特に誰を狙ったとかはないよ!!」

長谷川長官:「……ふむ、他に何かあるか。参謀長、能代?」

参謀長:「…いえ、私には」

能代:「…いえ、彼女的にはそれが正直でしょうから」

長谷川長官:「なら…」 (大尉に合図

巽大尉:「はっ、清霜さん。貴女からの聴収は以上です」

清霜@:「わーい!……わーい………わーい?えーと、もう戻っていいの?」

巽大尉:「えぇ。清霜さんはどうぞ、ご自由に」

清霜@:「ええとええと、じゃあまたね!」響の横を通り過ぎる時に「ごめんね、頑張って」と囁いて、ドアをどーん!して行こう(

 

*********

龍鳳@:テーブルに並べられる各国の料理

龍鳳@:「つい…美味しそうだったので沢山買ってきてしまいました。これ2人でちょっと食べきれないですよね…^^;」

少尉@:「そ…そうですね…調子にのりすぎちゃったかもしれませんね」

龍鳳@:「こんな時、あの子達がいればあっという間に無くなるんですが…」市場の忙しなく働く人たちを眺めながら

清霜@:さて、聴収が終わったきよしーはというと「わ、わ、すごい。でぇとしてる…!」絶賛デバガメっておりました。

龍鳳@:話しかけてきた、でいいですか?w

清霜@:いいよw

龍鳳@:「あっ清霜ちゃん!こっちです」手を振る

少尉@:「え…あっあの、清霜さん!?」 (ちょっと声が上ずる

龍鳳@:「良かった。戻って来れたんですね…」

清霜@:「やっほー!」手をぶんぶん振りながら駆け寄ろう「ねえねえ、これってデート?デート!?」

龍鳳@:「デ、デート…?いえ、少尉は私の買い物に付き合ってくれただけですよ//」

少尉@:「いや…小官に、女性とそのようなことは出来ませんので…」 (少し悲しそうな声で

清霜@:「えー、少尉ももうちょっと度胸出せばいいんだよー」

龍鳳@:「それよりよかったら、清霜ちゃんも一緒に食べません?まだお昼食べてないよね?小籠包に水餃子、桃マンもあるよ^^」

清霜@:「おおおー!凄い!」

龍鳳@:「はい、アーン」小籠包を清霜ちゃんの口元へ!

清霜@:「はむっ」もぐもぐもぐもぐ「んまーい!」

龍鳳@:「ふふっ」

少尉@:「……」 (龍鳳さんって、本当にお優しい方なんですね~ とか和んでる

龍鳳@:「少尉?大丈夫ですか?」

清霜@:「じー」少尉をじっと見てる

少尉@:「えっ… いえ、何でもないです。はい」 

龍鳳@:「少尉も色々、気苦労が多いのではないですか?」

少尉@:「…お気遣い頂き、ありがとうございます。しかし…それが下級士官というものですので」 (苦笑

清霜@:「んー、大変なんだねー じゃあ、清霜はお邪魔だったかな?」

龍鳳@:「そんなことないです、清霜ちゃんがいると場がとても和やかになるし」全力で引き留めるスタイル

少尉@:「そうですね、小官も…清霜さんがいた方が、良いと思います」

扇矢少佐:「あら…少尉、両手に花とは良いご身分ね?」

龍鳳@:来たー

少尉@:「しょ…少佐!?」 (声がひっくり返っている

龍鳳@:「少佐、ご無沙汰しております」

清霜@:「あ、やっほー」

扇矢少佐:「そうね、『昨日』ぶりかしら?」

龍鳳@:「響ちゃん、いえ響さん達は大丈夫でしょうか?」

扇矢少佐:「…知らないわね、私の管轄外よ。」

龍鳳@:「そうですか…すみません」

扇矢少佐:「まっ、所詮身内の裁判だから極刑にはならないでしょ」

龍鳳@:「ほっ…それを聞いて少し安心しました」

扇矢少佐:「私も何か買ってこようかしら…」

清霜@:「あ、じゃあじゃあ、美味しいの!」

扇矢少佐:「清霜…なんで私に追加注文を頼むのかしら。まっ、いいわ。適当に見繕ってくるわね」

清霜@:「わーい!」

龍鳳@:「清霜ちゃんも少佐に付いていって好きな物を買ってくるといいよ^^」お小遣いを渡す

扇矢少佐:「あら…」萩ちゃんは、アレを見つけます あれを

響@:USバーガー!

扇矢少佐:「The one put a meet between two breads,please.」(肉はさみパン一つお願い)

アメリカンパパ:「Hey,Miss!This is“Hamburger”.Don't call strange name!!」(ちょっとお嬢ちゃん、これはハンバーガーって云うんだぜ。ケッタイな名前で呼んでくれるなよ!)

扇矢少佐:『へぇ、そうなの。ところでチーズを三枚にして貰えないのかしら』

清霜@:「お、おー?」

アメリカンパパ:『出来ないでもないが、10は貰うぞ?』 とニヤり

扇矢少佐:『どんなチーズを使えばそんな法外な値段になるのよ』

アメリカンパパ:『フランス直輸入の最高級な奴を使ってるからな!』

扇矢少佐:『…阿漕な商売やってくれるじゃない』

アメリカンパパ:『HAHAHA、味も最高級だと保証するぜ』 (ごそごそ

扇矢少佐:『…いいわ、お金よ』 (折った紙幣を渡す

アメリカンパパ:『OKOK、商談成立だ。グッラック、また来いよ!』

扇矢少佐:『味も最高級なら、ね』 (ウィンク

扇矢少佐:「はぁ…やっちゃった。清霜、あなたは何を買うつもりなのかしら?」

清霜@:「え?美味しいのだけど」

扇矢少佐:「そ、そうだったわね…」適当に、所謂おいしそうなものを見繕ってきて買ってくる

清霜@:「おおお…ありがとー!」抱き着こうとします

扇矢少佐はちょっと、戸惑いますが。受け入れます

龍鳳@:「少佐、すみません。優秀な部下である少尉を付き合わせてすみません」

扇矢少佐:「そう、部下が評価されるのは嬉しいわね。」

龍鳳@:「でも、おかげで助かってます。何分、不案内な土地での任務ですから」

少尉@:「……」 (無言で頭を下げる

清霜@:「はむはふはふっ、はふはふっはふっ」もぐもぐもぐもぐ

龍鳳@:「清霜ちゃん、落ち着いて。水、水」背中をさすりつつ

清霜@:「ごくごく…ん、ありがとー」さて、判定どこに入るんだ…(

GM:こっからです(にっこり

龍鳳@:「それにしても少佐の食されているサンドイッチは美味しそうですね。そのチーズ、私の見立てではフランス産のミモレットでしょうか^^」

扇矢少佐:「ん?あー、肉はさみ…じゃないハンバーガーっていうらしいわよ」チーズについては答えない。

龍鳳@:「そんな名前があるのですね(感心)」

清霜@:「へー」もぐもぐ

扇矢少佐:「結構いけるわよ。機会があったら貴女も挑戦してみたらどうかしら?」

龍鳳@:「そうしたいのはやまやまなのですが…先ほど点心を食べて過ぎてしまって^^;」

扇矢少佐:「そう」

龍鳳@:「また今度の機会にさせていただきますね」

扇矢少佐:「ん…チっ、ネズミか……ごめんなさい、ちょっと失礼するわ。」

龍鳳@:「はい」少尉に視線を向ける

少尉@:「小官も、少々失礼いたします…」

清霜@:「ありゃりゃ?」

GM:で、少佐たちが消えて数分後

**:「あーと、お嬢ちゃん。こんな人みーひんかったか?」 (と、片手に少佐の顔写真を…

GM:てな、訳できよしー 頑張って、ごまかしてください。

龍鳳@:誰?w

清霜@:男性?女性?

GM:男ですね

龍鳳@:何語?

GM:ザ・ジャパニーズ

*英文法的にはおかしいが気にしてはいけない。

龍鳳@:んーまあ、きよしーに聞いてるならとりあえず様子見

**:「ワテか? ワテはここらで商売しとるもんや」

清霜@:「へー、そうなんだー」

**:「うちん会社はこん人と、まぁ商売つながりがあんねんやけど。こっちの金を踏み倒してよってこまってんのよさかい」

清霜@:「……ありゃ、それは大変だね」一瞬目を細めて

GM:個性判定です いじわるorおしゃべり で判定お願いします

清霜@:ほいさー

判定に一度失敗するも振り直し消費は運良く1点で済み、再判定ではさくっと成功する。

響@:きよしーの安定感よ

GM:関西弁は、なぜか胡散臭い人間のテンプレに使いやすいよなぁ…

野分@:??「なんでや!うち関西生まれやないけど別にそんなことないやろ!」

 

**:「さっきまで、お嬢ちゃんと一緒におったように…ワテは思えてんやけどどない?」

清霜@:「んーとね、その人ならさっき、ちょっと【お話】したけど…確かね…」地図を取り出して

**:「ほほぉ!そかそか、どこいったかしらんか?」

清霜@:「えーとえーと…そうだ、確かここに行くって言ってたよ」と、清霜は行ったことのない、少佐が立ち去った方向だけど割とテキトーな場所を指差します

**:「ほお…なるほど、確かにあのアマならそこいくかもしぃひんなぁ…」 (小声で

清霜@:「ええと、お役に立てたかな?」

**:「ありがとな嬢ちゃん、あんじょうな。助かったわぁ。んじゃ、さいならな。また縁があればあいましょーや」

清霜@:「じゃあねー」手をぶんぶん

GM:で、そこそこ時間がたったところに萩子と少尉が戻ってきます

扇矢少佐:「悪いわね、清霜。助かったわ」

清霜@:「いやー、それほどでもー」

扇矢少佐:「ところで、あの男…自分のことはなんて名乗ってたかしら?」

清霜@:「かくかくしかじか、まるかいてちょん…って言ってたよ」名前は特に名乗らず、商売を始めるつもりだ、少佐が借金踏み倒したとか言ってた事を伝えよう

扇矢少佐:「…はあああ、やり手ね。そいつ」

清霜@:「ごめんね、もうちょっと踏み込めば良かったかも」

扇矢少佐:「ごめんなさい、こっちもきちんと説明してあげればよかったわね…兎に角、助かったわ。私の居場所がばれたのはちょっと不味いから移動するわ。」

清霜@:「了解だよー、またね!」

GM:少佐は、いつものように人波に消えていきます。

 

GM:シーン成功報酬ですが、鋼材を1d6どうぞ!

清霜@:はーい

清霜@:1d6

ダイス判定 : (1D6) → 1

清霜@:ちょーん…

GM:ちょーん

龍鳳@:反映

GM:さーて、全イベントが終わりました… はい、本来ならば決戦フェイズなんですけれど…

清霜@:ほいほい

GM:もうしらーん! 当初の予定通り、『ライブフェイズ』 としてやらせていただきます、こんちきしょーー!(笑

龍鳳@:ちなみにライブフェイズというのは、通常の決戦フェイズとは違うのですか?

GM:えっとね、単純にいいますと… 敵は攻撃してきません。改めて説明させていただくつもりだのですが…上海の盛り上げに一役かってくれという、軍上層部の意向と どこぞのアイドルの上司の悪乗りが乗じたイメージです

*誰とは名指ししたくないGMであった。

清霜@:ほむほむ

 

*******

再び軍法会議にて

巽大尉:「次に、陽炎型15番艦『野分』 貴女の話を聞かせてください」

野分@:「はい」前に出る

巽大尉:「貴女は中国語をたった四日でかなりの上達を見せた、とお聞きしています。その事実を私はかなり注目していますが…、貴女が昨日、ホールで何をしたのかお話し下さい。」

野分@:「話し合いました。」

巽大尉:「…?それは、異なことを」

野分@:「昨日、自分の主張を少々過激した男が居たので私は出来る限り彼と話し合いました」

巽大尉:「……報告に寄ると、男と貴女の言葉は平行線だったと聞きましたが。」

野分@:「…だから、私は響に頼んで、男の主張を理解し…結論までも至らなかったけど、結果的に話し合いました。」

響@:「…………っ」

巽大尉:「『理解』…したのですか?」

GM:場が一気にこわーいムードになるぞ!

巽大尉:「正確な言葉でお答え願いします。」

野分@:「…理解しようとしました、それが本当に理解に至るかどうか、わかりません。巽さん、皆さん、私から一つことをお聞きしたいですがよろしいのですか」

巽大尉:「…質問に質問で返しなさりますか。いいでしょう、どうぞ。」

野分@:「皆さんは他人を理解することで、自分の信念を曲げられますか?自分の信念は、他人の信念とぶつけ合った所で砕け散らされるのですか?…私は……ない」

巽大尉:「…成るほど、つまり貴女は云ってみれば暴徒の主張のする内容を、意味的に知った。ということでしょうか?」

野分@:「そうなります」

巽大尉:「貴女の主張、私は解りました。では、もう一点。貴女は彼ら、中国に同情しますか?」

野分@:「…私は、中国の人間に同情していますし、中国のことも同情しています。」息を吐いて、答えた

長谷川長官:「君は海鴎と仲良くしていたよな…仮にだが、彼女が今度こそ君を撃沈せんと突撃してきたら…どうする?かなり、君にはキツイ問題だとは思う。答えられなければ、答えられないでもいいぞ。」

野分@:「私は…させない、絶対にそんなことさせないし、私も彼女も誰も…沈ませない!」歯ぎしりしたあと、はっきりと答えた

長谷川長官:「…そうか」

野分@:「そんなことになったら…話し合った所で何の意味もなかったら…私を考えることの出来ない鉄の銃砲にして!」

長谷川長官:「…この場に、出雲が居ないことが残念だな。」>参謀長と能代に

能代:「…そうですね。私からは何もないです」

参謀長:「犠牲を前提とした戦略家などはいらない…というのに、通じるかと。」>大尉に合図を送る

巽大尉:「…こほん、我々の狡い質問にお付き合いいただきありがとうございます。これにて、貴女への聴収は以上です。」

野分@:「…ま、まって、響は、響は…」あっけなさに気取られながらも、何が言いたげそうに響と他の人を慌てて見回す

巽大尉:「『貴女』への聴収は以上です。どうぞ、ご自由に」 (凄みのある笑顔

響@:「大丈夫だよ、野分。ありがとう」

野分@:「分かりました…響、待ってるから…」退場

響@:それに、黙って微笑みを返す

*ちなみに、セッション開始以来、響が誰かに笑顔を向けるのはこれが初めて

 

 

GM:さて、野分の去った臨時軍法会議。一気に緊張感が高まります

響@:「…………」

巽大尉:「…では、最後になりましたね。暁型 2番艦『響』 貴女の番です。」

響@:「……ん。企画ホールで私が何をしたか、だね。かなり、私の主観に基づいた話になると前置きするけど…」

 

そう前置きして、彼女は出来る限り冷静にポツポツと語り始めたのだった。

 

 清霜が、中国人と思しき男と警邏の間に割って入ったのは、清霜の話のとおりだ。

私は、清霜と言い争う男の中国語から断片的な言葉を――。祖先、土地、おまえを許さない、そう言ったと思う。

私はそれを聞いて、男が、日本が満州で行っている土地収用について極めて強い不満を持っているものだと判断した。

清霜が、男の反骨精神に対して『キミは強いね』と言って、男に近付いて……。抱きしめようとした、んだと思う。

男は憎々しげに絶叫して膝をついた。私は清霜を制すために、清霜に『御託を述べる前に彼に故郷を返せ』と言った。

清霜は、それは現実的な方法ではないと私に指摘した。野分も同じようなことを言っていた。

それに私は、さらに反論した。『黙れ。奪ったのは私たちだ』と、大声を張り上げた。

清霜と野分は、それでも円満な解決のためには『話し合い』が必要不可欠だと繰り返し――

対して私は、それこそ現実的ではなく、彼らにとっては武力蜂起こそが最も妥当な解決策だと反論した。

男は、そこから更に私の隣で喚いていたと思うが、内容までは分からない。傾聴する余裕はなかった。

そこで出雲が演台の上から割って入って……。私は、その後ずっと黙って立っていた……以上だ。

 

長谷川長官を初めとした彼らは、彼女の言葉を静かに聞いていた。

咳払い一つ発せられない厳かな雰囲気の中、堅い声色で巽は問うた。

 

巽大尉:「…成るほど、被告人…いや、響さん。質問しましょう、『武力蜂起こそが解決策』とはどういうことでしょうか?まさか、溥傑様と浩様が今年、目出度くご祝儀を上げたことをご存じないわけありませんよね?」

響@:「新聞で報じられる内容なら理解しているつもりだ。」

*溥傑様とはラストエンペラーの弟です。 浩様は日本から日満親善のために嫁いだ妃さま。流転の王妃・最後の皇弟 っていうドラマがありましたので、ご興味があればどうぞです

 

巽大尉:「これを踏まえて重ねて質問します、『武力蜂起が最適解』とは何ですか?」

響@:「彼らは、満州国からすればただの暴徒だ。不服申立てを行おうとしたところで、行政が彼らにとって都合よく機能する見込みは薄い。『武力蜂起が最適解』というのは、彼らの目線だ。現状、国民党は我々のアプローチに一定の譲歩は見せていると思うが……組織だった軍事活動を今も続けている」

巽大尉:「あなたの言葉は、かなり彼らに寄り過ぎている発言だったと報告が上がっています。更に、警備班・上海沈黙師団内の同僚である清霜・野分とも言い争いをして見せたとか。其のうえ、警備軍による暴徒捕縛をもかなりの時間阻止していたとか…貴女は、いったい、どの立場でモノを仰っているのですか?」

響@:「出雲率いる遣支艦隊、麾下の随伴艦としての立場で発言した。出雲や私たちを殺人マシンと形容するのは不当だ。出雲が反駁した言葉に私は同意する。」

響@:「同時に、彼らの怒りと嘆きは至極当然のもので、あらゆる対中政策は、それを念頭に置いて行われるべきと私は思う」

巽大尉:「……」

響@:「……ただ」

響@:「私はそう思って、そう動いたというだけだ。それが本当に正しいか、判断するのは私ではなく、出雲であり、貴方達だ」

響@:「あの場での私の言動が、極めて不適切であったことは重々承知している」

巽大尉:「残念ながら、我々は貴女を裁かなければならない。それは、誠に申し訳ありませんが確定事項です」

響@:こっくりと頷く

長谷川長官:「…響、 君は満州の大地に実際に行ったことはあるかな?」

響@:「いや、一度もない」

長谷川長官:「…そうか、ならついでに見分を深めてくるといい。君には、この上海文化競進会が終わり次第、満州国軍の教官になってもらう」

響@:「……ん」こくりと頷く

長谷川長官:「なに、向こうの砲艦娘を扱くだけの簡単な仕事だ。ここでずっとピリピリしているよりはましだろうよ」

響@:「……清霜と野分はどうなる?」

長谷川長官:「…遣支艦隊(ここ)に残る公算が高いな」

響@:「そうか。ならいいんだ」

能代:「…本当に、ごめんなさい。」

響@:「あ、いや……。謝らないで」(おろおろ

能代:「本当は…私たちも、責任を取るべきだっていうのは、解ってる、から」 (俯いている

響@:「そ、それは、違う!本当は、あの場にいた人は、みんな分かってたんだ。そりゃ、土地を追われたあの人はひどく辛いだろうけど……けれど、あの人だけが辛いわけじゃない。出雲だって、長官だって、海鴎だって、みんな我慢をして、頑張って口に出さないようにしていたのに……」

響@:「私が、私一人、その加減が効かなかったばっかりに…………本当に、ごめん」

能代:「くっ……悔しい、悔しいよ…響。云っちゃいけないタブーだらけの、こんな…こんな…」

響@:「…………」くいっと、帽子の鍔で自分の目元を庇う……

長谷川長官:「お前たちに、平和な世界を譲れなかったのは… 究極的には、俺たちの責任だよ」

響@:「…………」黙って聞いている

長谷川長官:「お前たちに、つらいだとか不自由だとかを思わせたくないんだがなぁ… 時代が、いや、俺や出雲だな。やっぱ…」

巽大尉:「…響さん、これにて聴収を終えます。大変…ありがとう、ございました。」 (最敬礼

響@:「……あっ」ぎくしゃくと敬礼を返して

響@:「ま、待って! 最後に……ひとつだけ」

巽大尉:「…何でしょう」

 

 

響@:「出雲は……私や、清霜や野分の様子を、一番よく分かる位置から見ていたんだ。」

 

ーー出雲が、ずっと頑張って作り上げてきたものを、私たちが台無しにしてしまったかもしれないのに…出雲は、私たちを仲間だと言った。力と責任と誇りを持った人間だと… だから……ありがとうって伝えてくれ」

長谷川長官:「馬鹿なやつだな…響」

響@:「い、以上……」

能代:「そうですね…響、その申し出は拒否します」

響@:「……ん」

長谷川長官:「…なに、彼奴は八つ当たりする時は自分の手をグサッとするやつだからな。まぁ…飛鳥がしばらく怖いだろうがな」

 

巽大尉:「当法廷は以上にて閉廷を宣言します。以上、解散。」

響@:「寛大な処置に感謝する。……それでは」型の通りの敬礼をして辞去するとしましょう……

 

 



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ライブフェイズ

GM:さて、ライブフェイズについての説明です。

まず、戦場は同航戦。

前回セッションでは航空フェイズなしでしたが今回もなしです。

勝利条件は審査委員から120点以上の評価を得ることです。

評価とは各審査委員が持っている評価点を削り取ったか。ということです

各審査員の評価(HP)を、皆さんが本来艦隊戦フェイズで深海棲艦相手に叩き出す*d6点で削っていきます。

今回は、ライブフェイズを謳っていますので芸人・歌手・踊手の技能レベルを総合火力にプラスしてください。

最終的により120点以上の評価が得られれば皆さんの勝ちです。(A勝利)

全審査員の評価(HP)を得た場合をS勝利とします。

清霜@:ふむ…まあ火力出せば問題ないってことだな!!

GM:そーいうことですね

GM:HPは現在、持ち点として表記されています (といって、GMは駒を示した

響@:軽巡の装甲が7*4で、駆逐が4*4とか5*4とかって考えると割と行けそうな感じ……かな……?

清霜@:かなー

響@:ふふふ、どいつから殴ろうか……!

 

GM:さらに、上海での皆さんの活動によって次のような補正がかかります。

審査委員長(スウェーデン)とイギリスにアピールする時、命中補正に-1中国と出雲にアピールをする場合は-2の修正が付きます

龍鳳@:出雲強敵

野分@:エゲレスめ

響@:イギリスと中国は心証補正、出雲は日本慣れ補正か

野分@:野分は譚さんにしますか……

清霜@:ふむぅ

野分@:いえ、中国と出雲さんだけが女みたいで

GM:…あれ、どうだっけ… あれ?

清霜@:大丈夫?w

GM:上海副市長だから… 男、の名前で作ったはずなんやけど あっれぇ…? 中国のデザイナー特集を見ながら名前を作ったもんで… んー

野分@:じゃあ男の娘っでことで(違

清霜@:www

野分@:まぁ問題ないでしょう

響@:艦隊戦の流れを準用するなら、まずは偵察&プロットすることになるけど……

GM:偵察の必要はないです。 上に並んでいる順にいます。(ってか、座ってます

龍鳳@:審査員は6人?

GM:スウェーデン人からイングランド人までの7人です

*スウェーデン大使、アクセル・パロメが審査委員長を務めている。

清霜@:7人か

GM:あっと、それから。NPCから皆さんへの感情値についてなんですが

現状出雲・飛鳥から皆さんへ声援を送ることはありません。

しかし海鴎から野分に声援を1、吉野から清霜へ2送ることは可能です。

清霜@:ほむほむ

響@:おお……清霜が委員長を一発で仕留められたら後は鼻ほじりながらでも行けるな

清霜@:こらw まあ、頑張って吹っ飛ばそう

響@:キミの心の46cm砲が頼りだ!

清霜@:ファンブったらごめんね!

GM:実はですね、野分ちゃんもそこそこ火力高いんですよ。芸人・歌手・踊手の技能レベルを総合火力にプラス ですので (笑)

響@:ああ、ダンサー2シンガー1で+3dになるのか……勝ったな

龍鳳@:料理人はだめなの?(/ω・\)チラッ

GM:料理人で、どうやってライブを演出しますか?

龍鳳@:もちろん、ライブクッキングですよ。目の前で日本食を作って振る舞うぜ

響@:お茶と三色団子出そう

GM:むむむ……んー。ライブクッキングは面白いので、そっちの路線でお願いします

龍鳳@:わかりましたー

野分@:それぞれのアピールをしていればいいか

響@:龍鳳さんの絶品家庭料理スキルが超絶頼もしい火力に!

清霜@:料理とは…爆発だ…!

GM:だめ! 時代を先取りしちゃだめ!

清霜@:HAHAHA

*元ネタはもちろん、太陽の塔で有名な太郎氏の言葉。GMの知人には太郎氏が沢山居るのだが、それは別の話である。

響@:響はいつも通りダメージ調整役だ

清霜@:清霜はいつも通りの清霜だ

*つまり小戦艦

GM:そろそろ、大丈夫ですか? あっ、今回は全員短距離さんなので、好きな順に好きな審査員を殴っていいですよ!

*我ながら物騒な発言である。

野分@:野分はいつも通りの野分だ  いやこの場合、乙女ゲーの主人公か

清霜@:w あ、一応序列1扱いで

龍鳳@:よくわからないのが…国ごとに保持評価ポイントが違うのかな?

GM:えっとですね、審査委員長だけ30点です。それ以外の人は全員20点です

響@:全員序列1だなOK

龍鳳@:じゃあ、分散したほうがいいんですね

響@:砲撃戦の順番を相手の残りHPに応じて逐次変更することを考えると同じ序列がいい

清霜@:だね

響@:まぁ、120点は稼がなきゃならないから、とりあえずオーバーキルで数を減らすよりも各自好きな相手を1発ずつ殴ってみよう

清霜@:んじゃまあ、審査委員長をぶっ飛ばせばいいかな?

響@:頼んだぜ大戦艦!

GM:HAHAHA、では。ライブフェイズ スタートデース!

清霜@:でーす!

 

*****

 

GM:ここで読者の皆様に今回の審査員の七名をご紹介させていただきます。

まずは、審査委員長を務めるのは日中停戦に尽力した駐華スウェーデン大使、アクセル=パロメ。(あれやこれやで文化競進会を開くことになった現状に頭を抱えている人間その1

次に会場設営に尽力してくださった上海市副市長譚氏。(ただし裏の顔は夜の街を取り仕切る黄幇のお偉いさんだZE☆。)

そして、全米での売り上げトップファイブに入るD.C.ポストの上海支社長、ヘンリー=ボールドウィン。(なお好物はバターフライだそうです)

巨大軍需企業であるラーベ&アウグスト社、その上海支社長を務めるジョン=シンドラー。(なおこの会社、純アーリア人だけで運営しているそうです。)

上海英領事であるジョージ=アダムズ。世界大戦では義勇兵を率いて西部戦線を戦ったという老紳士であります。

今大会のスポンサーでもあります、フレンチ&バロア銀行五代総裁シャルル=バロア。(息子を出雲旗下の日本遣欧艦隊に救助されて以来の、出雲ファン)

最後に、会場警備総司令を任されている日本海軍遣支艦隊旗艦『出雲』。

欧州陣からは世界大戦の時に欧州戦線に参加した、遣欧艦隊の旗艦としても知られている。前日の講演会でやらかしてしまった為に、内心頭を抱えている人間その2

 

 

~Live Phase ダイス神は不機嫌な模様~

 

清霜@:では…そうだな。CQCを武踊っぽくしてアピール…かな?目標は審査委員長

清霜@:で、命中判定すればいいかな?

野分@:CQCとは一体…うごご

GM:もはや、一種の哲学と化しているよ…

響@:回避1を持ってるんじゃなくて、命中判定に-1が常時つく、でいいんだよね

GM:それで大丈夫です

清霜@:ほいほい。ではいじわる主砲で、目標値5の修正合計+1かな?

清霜@:2D6+1>=5

ダイス判定 : (2D6+1>=5) → 5[1,4]+1 → 6 → 成功

響@:ぴたり!

GM:あれ、猛射はしないんですか? っと、すみません。ひとまず命中です。

清霜@:何故か焦って使うのを忘れてたとか言えない

響@:連撃のときも「命中判定」だから、2発目の直前に宣言すればOK……とGMに上目遣いをしてみる

清霜@:使っても大丈夫であれば使いに行きます…

GM:…と、特別に許してあげても いいんだからね!

*なぜかツンデレ

清霜@:GMの寛大な措置に感謝! まずは【猛射】!【狂戦士】の暴走状態になりますが、暴走中はステータスが向上!

清霜@:そして【独断専行】判定は突撃直上で2D6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

清霜@:火力+2、回避ー2 で、指揮主砲行きます、指揮直上で修正はプラスマイナス0で

清霜@:2D6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

GM:おぉおぉ…

清霜@:えーと、小口径×2、猛射、独断、素の火力で9D6かな

響@:SENKAN……

GM:ひえー

清霜@:9D6 (精一杯のドヤ顔を決めます

ダイス判定 : (9D6) → 25[1,1,2,2,2,3,4,5,5] → 25

清霜@:そして出目が腐る。いや、ここは虎視眈々だ!

響@:行動力どうせダダ余りするし思いっきり行こう

清霜@:2D6>=5 クール直上で行くぜ

ダイス判定 : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

GM:おぉぉ、やべー やべー

清霜@:出目1を6に変更して、ピッタリ30だな

パロメ委員長:『いいですね…』

龍鳳@:「清霜ちゃん、すごい!」

響@:「よし、間に合った……と思ったら、何だこれは……」

*さっきまで軍法会議に掛けられていたための言動

GM:パロメ氏、満点を早々に手元のスコア表に書き入れる

清霜@:「やったね!」どやややや

響@:「会場全体がいきなり清霜ムードになっている……」

野分@:「あはは…清霜やっぱりかっこいいです」

観客:『あの子カワイー!』

『艦娘だよな? どこの国だ? たまんねぇ……』

『ニッポンだよ。あの子が来てるの、ニッポンのシャーマンの伝統衣装だ。俺は詳しいんだ』

『シャーマン!?なんと、怪しからんぞ、けしからん!』 (鼻息荒い

清霜@:「みんな、ありがとー!!」手を振って声援に応えようw

GM:さーて、お次はだれ!?

野分@:そこに前に出た野分!

GM:わーお! だーれにアピッちゃう?

野分@:対象は譚

GM:命中に-2の補正が付きますよ

野分@:おうよ

野分@:2d6+2-2>=5

ダイス判定 : (2D6+2-2>=5) → 6[1,5]+2-2 → 6 → 成功

GM:ひとまず、命中。点数よろしくお願いします

響@:連撃は期待値での勝負……

野分@:そして連撃か…しようではないか

野分@:2d6-2>=5

ダイス判定 : (2D6-2>=5) → 10[5,5]-2 → 8 → 成功

響@:のわっちのわっち!

野分@:これで算出、装備2+2+ダンサー2+シンガー1

野分@:7d6 「請聽我唱歌吧(私の歌、聞いて下さい)」

ダイス判定 : (7D6) → 15[1,1,2,2,3,3,3] → 15

野分@:ダイスが死ぬううううう

観客:『アレ、男の子?』

『バカお前、このスウィートボイス、あの子は……乙女だよ』

野分@:ええい、支援を頼む!

譚応芬副市長:『ふむぅ…』 (難しい顔

清霜@:よっしゃまかせろ!

清霜@:「のわっち!例のアレだよ!アレ!」+1

野分@:おっしゃ 1d6+15

ダイス判定 : (1D6+15) → 2[2]+15 → 17

野分@:なんじゃこりゃあああああ

譚応芬副市長:『まぁ…評価には値しますね』 

GM:なんだろう、ダイス神様 よくわかってるような、解ってないような…

*中国・日本の感情の行き違いを大変よく現してはいるのだが。

野分@:海鴎!

GM:おぅ!

海鴎:『え…えと…そ、その、の、野分ちゃん!』 +1

野分@:1d6+17

ダイス判定 : (1D6+17) → 1[1]+17 → 18

野分@:ちょっっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

響@:海鴎ちゃんが初めて野分の名前を呼んでくれたというのに……!

野分@:こんなのってないよ…\

*ダイス神は無情である。

譚応芬副市長:『…しかし、やはり所詮は』 (18点 さらり)

龍鳳@:どや顔>譚応芬

清霜@:ダイス神め…

 

GM:どうぞ、お願いします

龍鳳@:んー対象は出雲司令かな

GM:命中補正に-2つきますよ!

龍鳳@:誰かがやらねばなるまい!(意訳)いざというときは声援よろしく

響@:響は命中3と行動力いっぱい持ってるから出雲は任せて欲しい

龍鳳@:中国も-2だし、どうしよう?

響@:龍鳳さんはその圧倒的大和撫子パワーを欧米人に見せてやるべき

龍鳳@:はーい。では、ジョージさん!

龍鳳@:艦上攻撃機+料理でいきます → 成功

響@:よぉし、和服美人の魅力に吹き飛ぶがいい

龍鳳@:丁寧に材料を切って、手際よく和食膳を完成させます!

龍鳳@:ダメージは……3d+3dでいいです?

GM:OKですよ

龍鳳@:6d6 「日本料理は、目で楽しむといいまして^^」

ダイス判定 : (6D6) → 20[1,2,3,3,5,6] → 20

響@:イギリス、陥落

龍鳳@:「いかがでしょうか…?」上目遣い

アダムズ英領事:『…ほぉ、色鮮やかですね。ありがとう』

龍鳳@:「ありがとうございます^^」にっこり

野分@:9d6とは一体…

*期待値は31,5 20は6d6の期待値近辺である事を考慮すると…ごくりっ

清霜@:ま、まあダイス神だから…

観客:『お前、あの龍鳳さんっての人が出してるやつ、もう食った?』『……食った』『やべぇよな?』『……やべぇ』

アダムズ英領事:『…ふむ、美味しいですね』 (にこり

観客:『『あれは惚れるわ……』』

龍鳳@:「言葉がわかりませんが…視線を感じます」

少尉@:因みに、このアダムズさん。前回セッションでちらっと出ております

龍鳳@:ほほう

響@:物資届けに行ったときにニコニコ出迎えてくれた人だな

清霜@:あの人か

響@:あと深海棲艦の流れ弾がイギリス商船を沈めたときもニコニコしながらピキピキしてた

少尉@:前回セッションでは那珂ちゃんにアンティークなティーセットを渡したり、砲艦を沈められたり HAHAHA

清霜@:胃薬あげなきゃ(使命感

響@:商船じゃなくて砲艦だったか……

GM:砲艦を沈められたことに対して『深海棲艦が悪いのですよね。わかっています、ですからこの上海文化競進会の警備軍の指揮、頼みましたよ?』 って出雲に警備軍の司令を放り投げる筋書きを描いた一人だったり。

 

龍鳳@:思い出の品をキヨシーに使うことはできる?

GM:いま使いますか? これ以上は点数を入れられませんが

龍鳳@:はい、感情増やしておこうかなと!

清霜@:私から龍鳳さんに感情を取るって事なら出来る>思い出

龍鳳@:あれ?こっちからキヨシーに対してでは?

GM:…いいでしょ、 ちょっと、小話をふってくださいな。因みに 使用すると 清霜→龍鳳 が+1ですよ

清霜@:思い出の品とはそういうものなのです…

龍鳳@:ああ、じゃあせっかくなのでそれでお願いします!

龍鳳@:「清霜ちゃん、このイヤリング、少尉からもらったものなのですが」

響@:お、おい、まさか……

龍鳳@:「可愛いと思いません?」

別所の少尉:『ごはっ…』

野分@:少尉の胃が砕け散る

響@:「清霜ちゃんにあげます」という展開が一瞬でも頭によぎった私は裁かれるべき

龍鳳@:次案でした

清霜@:「え、うん、可愛いよね!」

龍鳳@:「あの…それでもしよかったら…お返しの品を差し上げようと思うのですが、後で付き合っていただけませんか?ほら、一緒に昼食を食べた市場で可愛い雑貨屋さんを見つけたんですよ」

清霜@:「ん、清霜で良かったら良いよ!」

龍鳳@:「ほんとですか?!ありがとうございます」嬉しそう

響@:「……さて、皆がんばっているな」

龍鳳@:ということで思い出の品使いました

GM:了解です

 

龍鳳@:人からもらった思い出の品、難しい…

響@:意外にロールに結びつけるのが大変

龍鳳@:モノによっては公開処刑になりかねない…

清霜@:はははー

GM:いや、本当に… 勝手に話されてるわけですからね

龍鳳@:実際、少尉の胃がw

少尉@:けはっ(吐血

龍鳳@:介抱してほしいの?

少尉@:「……」(ぶんぶんぶん) [意味、そんなめっそうな!?]

龍鳳@:「少尉、今日はなんだか変です…?」

少尉@:「い、いえ…小官は、通常どおりです…か?」

龍鳳@:「それなら、いいんですけどね」

 

響@:「舞台上に出てパフォーマンスをするのも大事だが……その念頭に置くべきは、ゲストに快い時間を提供することだ。というわけで私は、私にできることをやる」

響@:目標は遣支艦隊旗艦、出雲!

出雲:「…………」 

響@:食べ物砲→クール魚雷の順で連撃します

響@:2d6+3-2>=5 「……お手元のゴミお預かりいたしまーす」

ダイス判定 : (2D6+3-2>=5) → 7[2,5]+3-2 → 8 → 成功

響@:2d6+3-2-2>=5 「こちら、新しいおしぼりとお飲み物でーす」

ダイス判定 : (2D6+3-2-2>=5) → 6[1,5]+3-2-2 → 5 → 成功

響@:よし

GM:セーフ、ではダメージロールどうぞ

響@:1d+2d+2d 火力算出

ダイス判定 : (1D6+2D6+2D6) → 2[2]+8[4,4]+4[2,2] → 14

出雲:「……」 (ふむぅ…

響@:ごめん、2回出た……14だな というわけで支援要請だ!

まず龍鳳さんに思い出の品を使って1点もらおう

龍鳳@:はーい

響@:(そういえば、あの扇矢少佐の“お姉ちゃん”の旅館。多分、私は行けないだろう……。パンフレットは龍鳳に渡さなきゃ……流石に、少し、寂しい)

龍鳳@:「それは絶対、響ちゃんが行くべきです!」では、声援を送ります。

響@:「あっ、え、私、しゃ、喋ってたか?」さっと振り向き

龍鳳@:「ふふっこれだけ一緒にいるとなんとなくわかっちゃいました」

響@:「ぅ、お、お見通しだな……そ、そうだな。能代にも、それは自分でやれと言われたっけ……」

龍鳳@:「はい^^」

響@:14+1d と、何かを思い出すように出雲の方を見つめる!

ダイス判定 : (14+1D6) → 14+4[4] → 18

響@:のわっち、頼んだ!

野分@:おし

出雲:「…、……」 (14に線をいれて18に書き換え…

野分@:「私…待ってるから、だから、あきらめないで!」+1

響@:18+1d ……かっこ良くRPしたいところだが結果が怖いので先に火力算出!

ダイス判定 : (18+1D6) → 18+4[4] → 22

響@:よし届いた!

響@:野分にこっくりと頷きを返し

出雲:「…」(書き換えようとした手が止まる

響@:「出雲、その……色々と、本当にごめん。そして……ありがとう。同志よ」

出雲:「………私情は、後だ。」(手で追い払う

響@:ぺこっと頭を下げて走り去る……この響、逃げながら帽子で顔を隠しているけど、耳が真っ赤になっているのが丸わかりである

出雲:「この…馬鹿者が」

 

響@:よし、強敵をやっつけた!

清霜@:やったぜ

GM:HAHAHA では二巡目どうぞ!

清霜@:よっしゃ…さて、どうしたもんか

響@:中国は魚雷で沈む

清霜@:そうか、それでいいか。ならナチかアメかフランスか

GM:あ、扱いが…

清霜@:しかたないじゃんハーケンクロイツだし

*この時の駒の表示がハーケンクロイツだったための発言。

響@:中国以外は全部命中補正なしの同条件なんで、好きな奴(嫌いな奴?)から火力順に叩いてOKのはず?

龍鳳@:じゃあ、アメリカ行きます

清霜@:んじゃせっかくだ、ドイツにアプローチしよう。まずは独断専行だ

龍鳳@:ごー

清霜@:2D6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

清霜@:そのままいじわる主砲。直上で補正コミコミで+3かな(猛射

清霜@:2D6+3>=5

ダイス判定 : (2D6+3>=5) → 10[4,6]+3 → 13 → 成功

清霜@:出目たっか

龍鳳@:スペシャル!?

清霜@:いえ、出目自体は10なのでスペじゃないですね。

龍鳳@:残念

清霜@:続けて指揮主砲 2D6+1>=5

ダイス判定 : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功

GM:命中… あぁ、死ぬ気しかしねぇ

清霜@:これでまた9D6だ

清霜@:9D6 「さあさあ、清霜のカレーな舞をおみせしましょう!」

ダイス判定 : (9D6) → 26[1,1,1,2,2,3,5,5,6] → 26

清霜@:そして腐る出目 ただまあ、アピール自体は成功か

GM:えぇ… 全損ですね はい

観客:『あー、アタシもうダメ……キュン死する』『可愛すぎだろあの生き物』『おっ、おっ、お持ち帰りいぃぃぃぃ……』

GM:そもそもがオーバースペックな清霜ちゃんである

響@:ヒゲの伍長の演説力もスーパー可愛い清霜ちゃんの魅力の前には無力である

龍鳳@:では、次行きます

龍鳳@:目標はヘンリー!

野分@:ごーごおー

龍鳳@:「先日、貴国の料理、ハンブルガーを食させていただきましたが、とても美味しかったです。これを日本流にアレンジしてみましたので、もし良ければお召し上がりください^^」というわけで、ライスバーガーを<面倒見>での<料理>を作り<艦上爆撃機>で炙って丁寧に仕上げます。

*<艦上爆撃機>で炙るとは一体 などと、突っ込んではダメだZE☆

龍鳳@:2d6+1>=5

ダイス判定 : (2D6+1>=5) → 5[2,3]+1 → 6 → 成功

龍鳳@:修正ないよね?汗

GM:ないない(笑)

響@:ばっちりだ

龍鳳@:6d6 爆撃!

ダイス判定 : (6D6) → 27[3,3,5,5,5,6] → 27

龍鳳@:てりやき味でしっかりと味を染み込ませた肉を備長炭でじっくり火を通し…持参した最高級のコシヒカリを土鍋で炊き上げたライスで挟む

ボールドウィン:『ライスバーガー…これは、新しい境地じゃないか!君、すごいな。今度こいつの特集組ませてくれよ!』

龍鳳@:「サンキュー」ウィンク

 

響@:無慈悲なメシテロ

少尉@:普段から固形油脂を食っている人間には、もったいなすぎる

清霜@:www

少尉@:バターフライってどんだけ油なんだよ! (笑)

龍鳳@:w揚げバターですね

清霜@:そもそも、バターをフライにするって発想がクレイジー

響@:いかんな……龍鳳さんのライスバーガーが夜中の胃袋を直撃した

清霜@:あははw

龍鳳@:ふふ

響@:塩気のものが柿ピーしかねぇ

少尉@:手元におにぎりせんべいが(笑)

響@:大丈夫、柿の種だって米菓だから龍鳳さんの顔を見ながら食えば土鍋で炊いた高級コシヒカリの味がするはず

野分@:せんべいはいかん、夜食にして塩気が多い…でも食べる

 

*収録、というか開催時間が真夜中なため、上のような事故が発生している。

なお、リアル世界ではこの頃少尉(GM)はバリバリ食べておりました。

 

龍鳳@:1d6 船団護衛で響への感情チェック消す

ダイス判定 : (1D6) → 5

響@:よぉし復活……! ありがとです

龍鳳@:対空戦がないので行動値沢山余ってるので。。

GM:さぁ、どんどん行きましょう!

龍鳳@:どうぞー

響@:どう殴っても雷撃戦で確殺コースだな……のわっち、どうしたい?

野分@:お先にしてもいいですよ

響@:では先に中国に引導を渡しに行こう……食べ物砲素殴りで

響@:2d+3-2>=5 「……過日は不快なものをお見せしてすまない」

ダイス判定 : (2D6+3-2>=5) → 8[4,4]+3-2 → 9 → 成功

響@:1d+2d 火力

ダイス判定 : (1D6+2D6) → 1[1]+4[1,3] → 5

響@:ひっく!

清霜@:凄い出目だ…

*期待値の半分。

譚応芬副市長:『……公正でなければなりませんね。』 (さらり

龍鳳@:「……」

GM:最後ですね、野分ちゃん!

野分@:ですね。仏蘭西人に 2d6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

野分@:連撃だ

響@:GoGo!

野分@:2d6-2>=5

ダイス判定 : (2D6-2>=5) → 4[1,3]-2 → 2 → 失敗

野分@:1d6

ダイス判定 : (1D6) → 4

野分@:2d6-2>=5

ダイス判定 : (2D6-2>=5) → 9[4,5]-2 → 7 → 成功

野分@:では

野分@:7d6 野分は譚だけでなく、会場全部の観客をめがけて、何の言語でもなく、ただただ声だけの歌声と静かなステップで歌い続けます。

ダイス判定 : (7D6) → 27[1,3,4,4,4,5,6] → 27

龍鳳@:おー

響@:お見事!

野分@:さすがにまた腐ってしまうと凹むわー

*ここまでの戦闘において凹みっぱなしの上海沈黙師団一行である。

龍鳳@:「野分ちゃん、いい締めを飾ってくれましたね」

シャルル:『これは芸術的といっていいだろう。うん、さすが出雲の部下だね』

出雲:『……ありがたい評価だな』

GM:さーて、皆さんへの評価がでました!

清霜@:お疲れ様!

GM:150点満点、おめでとー!(笑)

響@:ヒャッホー、みんなよくやったぜ!

野分@:よっしゃ!

龍鳳@:ぱちぱち

清霜@:やったぜー

GM:完全勝利S! さらに、個人企画では優勝という感じです。戦果についてはPL間でやってしまいしょう

清霜@:ほーい

 



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送別の宴

勸酒
    于武陵
君に(すす)む 金屈卮(きんくつし)
滿酌(まんしゃく) 辭するを(もち)ゐず。
花 (ひら)けば 風雨多く
人生 別離に()



~エピローグ~

 

GM:さて、皆さんがステージから戻ってくると、ここしばらく沈鬱気味な状態の少尉が迎えます。

少尉@:「皆さん、お疲れ様でした。とても素晴らしいものだと思いますよ」

野分@:「顔と言葉が矛盾していますけど…」(ぽそり

龍鳳@:「少尉、お出迎えありがとうございます!」手を握り

少尉@:「龍鳳さん…えぇ、どういたしまして」

龍鳳@:「少尉から頂いたイヤリングのおかげで勇気が湧いたんです^^」

少尉@:「…そう、ですか。それは、嬉しいです。」

GM:龍鳳ちゃんの言葉のおかげで苦笑めいた笑みを浮かべた山部だが、まじめな顔に戻る。

少尉@:「皆さん、警備司令がとある場所にてお待ちしております。どうぞ、小官についてきてください。」

清霜@:「………?」

響@:「……ふむ」

龍鳳@:「はい…」

野分@:「どうしたのですか?」

少尉@:「それはお楽しみというやつですよ。」(ようやくにやりと笑う)

GM:さて、少尉が車で皆さんを送り届けた先はかなり立派な旅館、というよりホテル!

龍鳳@:「立派な旅館ですね…」

吉野お姉さん:「いらっしゃいませ、こちらヤマトホテル『東路』に御座います♪」

龍鳳@:「あっこの間の?龍鳳です。こんにちはー」

吉野お姉さん:「龍鳳さま。お待ちしておりました~どうぞ、お寛ぎ下さいませ」

龍鳳@:ラリアットで強盗を気絶させたのは懐かしい思い出

響@:「…………」興味深げに館内をきょろきょろ

吉野お姉さん:「ささっ皆様…細やかにではありますが、ご祝宴の用意をさせて頂いております~ いらしてくださいませ」

野分@:「そんな大げさな…いいんですか」

清霜@:きょろきょろぱたぱた

龍鳳@:てくてく

響@:とことこ

吉野お姉さん:「五名様をおとーししますがよろしいでしょうかー?」

出雲:「……入れ」

吉野お姉さん:「お先客さまのご了承も得られましたことですし、どうぞお入りください」

響@:「!」びくっ

野分@:「出雲さん!」

清霜@:「あ、やっほー!」

GM:では、部屋の中に入りますと割とそうそうたる面々が集まっています

長谷川長官:「大手柄だったな、お前ら」

扇矢少佐:「優勝、おめでとう。上海沈黙師団の四人さん?」

龍鳳@:(うう…なんだか緊張します…)少尉の陰に隠れ

少尉@:「へぇっ!?」

響@:むにゅっ

野分@:「出雲さんや扇矢さん、そして皆さんのおかげなんです。」

出雲:「………ふっ、そうか」

清霜@:「うんうん、本当だよー」

八意時宗:「上海に来たかいがあったよ。いや、年いってからも新発見とはあるものだな」

少尉@:(びくっ)

出雲:「ごほん…皆の活躍を、心から感謝する。各自、飲み物を手に取れ」

響@:「…………」おずおずとグラスを手に取り

龍鳳@:「……」おずおずとオレンジジュースのグラスを手に取り

清霜@:(そっと手に取って

野分@:ゆっくり手に取った

出雲:「この祝杯を、我が戦友たちに贈る。乾杯」

龍鳳@:「乾杯」

響@:「………かんぱいっ」

野分@:「乾杯!」

清霜@:「かんぱーい!」

扇矢少佐:「…ふふ」 (小さくガラスを上げる

吉野お姉さん:「ささ、お好きなだけ飲み食いしてください。吉野も頑張って料理の腕を振るいますので~」

龍鳳@:「あっ吉野お姉さま、私も手伝いたいです」

吉野お姉さん:「え?いえいえ、お客様を働かせるなんて、そんな滅相もありません!」

響@:「…………」ちびちび

清霜@:はむはむはふはふっはふっがぶがぶっ

龍鳳@:「いえいえ、是非お姉様のお手伝いがしたいんです!」皿とか用意しつつ

吉野お姉さん:「龍鳳様は吉野の恩人なのですから、ごゆっくりくださいませ…あぁ、りゅうほーさまぁー」

響@:貫禄の「世話焼き(面倒見)○」である

野分@:「…」ガラスを手にしたまま、考え事に耽けた

龍鳳@:「吉野お姉様、揚げ物は大皿の方がいいですよね^^」テキパキと<面倒見><食べ物>で働く

吉野お姉さん:「あぁ…はいぃぃ。それでよろしゅうございますうぅ…」

龍鳳@:「お姉様、もう3品も完成ですか?さすがです!」尊敬のまなざし

扇矢少佐:「くっくっく…」 (吉野の姿を見て笑っている

龍鳳@:「清霜ちゃん、おかわり持ってきましたよー」大盛りの唐揚げっ

響@:響は頭の中がごちゃごちゃして言葉が出せそうにないな……

清霜@:「まぐまぐ、ありがとー!もぐもぐもぐもぐ」

龍鳳@:「響ちゃんと野分ちゃんは食べない?」

響@:「食べる。ありがとう……」もぐもぐ……

野分@:「あっ、そう…ですね、すみません、ぼうっとしました」

龍鳳@:「うんうん、遠慮しないでね。」

吉野お姉さん:「えっとぉ…コンソメスープはまだあるけど…卵料理がもうすぐきれちゃう…からぁ」

八意時宗:「******」>出雲

出雲:「**********」>八意

野分@:「私も清霜や響に負けないよ!」もぐもぐはむはむ

龍鳳@:「はーい、買い出しいってきますー」

吉野お姉さん:「あぁ!りゅーほーさまぁああ」 (半泣き

龍鳳@:「お姉様?」よしよし(吉野お姉さん可愛いw

響@:おっとり&しっかりかと思ったらおっとり&かわいい系だった

吉野お姉さん:「吉野の、仕事を取らないでくださいませ!」

龍鳳@:「ご、ごめんなさい」シュン 素直に謝る

吉野お姉さん:「え!?いえ、あの…その、龍鳳様には…」(あたふた

長谷川長官:「******」>出雲

出雲:「……あぁ、行くさ」

龍鳳@:「少しでもお役に立ちたかったので」ちらっ

吉野お姉さん:「えっと、その…吉野にも、ホテルクラークとしての意地と申しますか…その、えっと、あの…」

扇矢少佐:「……」(感心した風に龍鳳との様子を遠くから観察していっる

龍鳳@:「お姉様、お一人で調理と給仕を両方やるのは難しいですよ?」

吉野お姉さん:「で、ですが…龍鳳様の手を煩わせるなど…」

出雲:「…響」

響@:「……ん」

龍鳳@:「ここは素直に甘えてくださいまし♪少尉もそう思いますよね?」

少尉@:「へっ!?しょ…小官でありますか?」

清霜@:まぐまぐまぐまぐ

出雲:「……少し、歯を食いしばれ」

響@:「…………」ぎゅっと目を瞑る

野分@:「ごぐん!…」二人をじっと見る

龍鳳@:「ほら、お姉様。清霜ちゃんの前の料理が無くなりかけてますよ!?」あれだけあった唐揚げの山が見る影もなく…

吉野お姉さん:「あぁああ!今すぐ準備しますから!!」

出雲:「……この、馬鹿者!」 (ウメボシを食らわせます。しかも、最初からとんでもなく力を込めてる

響@:「……んっ?!」

龍鳳@:「すぐ運びますから!」艦載機で会場内を索敵しつつ的確に給仕を行なう

野分@:野分は口の周りは食べかすとソースまみれながら、ぼうっと出雲の暴拳を始終見た

響@:ちょっと龍鳳さんと吉野の掛け合い可愛すぎ

龍鳳@:同じ場所とは思えないほど空気が違うのです

吉野お姉さん:「えっとぉ、からあげ揚げて。点心蒸して…ああぁ、スープが切れかけぇ!?」

響@:「痛゛ッだだだ……! げ、拳骨じゃないのか! あっががが」

清霜@:そんなことはつゆ知らず、とにかく食いまくり

出雲:「この場で、貴様を殴り飛ばしたいのはやまやまだがな…手加減が出来そうにないのでな」

響@:「ご、ご親切痛み入るぅっぐぐぐぐぐ……」

出雲:「ふうぅ…」 力を緩める

響@:「…………」プシュー…… 口から白い幽霊的な何かが出たり引っ込んだりしてるアノ状態

野分@:「既に手加減がまるでないとみえたんけど…あはは」

 

龍鳳@:「お姉様、こちらお肉を切ったものです。点心も種類ごとに並べておきました。こちらのスープの具材も先ほどのものを見て均等に切っておきました^^」

吉野お姉さん:「あ、ありがとうございます、龍鳳様。」

龍鳳@:清霜ちゃんの食欲が半端ないw

清霜@:おなかすいてたんだよ!

龍鳳@:「いえいえ、うちの艦隊もはいつも腹ペコの駆逐艦の子達ばかりですから、慣れてしまいました(笑)」

清霜@:「ぷへー、おいしかったー!」

龍鳳@:「でも、お姉様の料理の手際の良さは見事です…。私も見習いたいものです。」〆のおにぎりなどを作りつつ

吉野お姉さん:「いえ…これも大きなホテルで働いてますと、ついてしまうのです。やっぱり、料理を作るとき一番時間がかかるのは準備じゃないですか。ですので、こうして吉野に取ってやりやすいように、予め幾つか仕込みをしているのです」

龍鳳@:「確かにそうですね。清霜ちゃん、もうお腹いっぱい?」デザートのアイスを運ぶ

清霜@:「でざーと!たべるたべる!」

龍鳳@:「では、一緒に食べましょう^^」

出雲:2d6+7+1+1 「おい…おきろ、響」

ダイス判定 : (2D6+7+1+1) → 8[2,6]+7+1+1 → 17

響@:いかん避けようと思ったが出目11でも当たる

GM:いやいや、治療判定ですから。応急手当7 と医学1薬学1 という廃スペックさんですので

響@:こいつ衛生兵もこなすのか……

吉野お姉さん:「やっぱり、アイスはバニラだと…吉野は思うのです。」

龍鳳@:「お姉様のバニラアイス美味しいです」もぐもぐ

吉野お姉さん:「本当ですか!ありがとうございます、龍鳳様」

清霜@:「もぐもぐ、あまーい」

響@:「わっ……あ、大丈夫、だ。起きてるよ」すぅっと目を開けて

吉野お姉さん:「清霜ちゃんは、もう大丈夫ですか?ラムネとかご入用ならば申し付けくださいませ」

清霜@:「ふへー、今は大丈夫ー」

吉野お姉さん:「そうですか。では、吉野は少し下がらせて頂きますね」

 

*****

扇矢少佐:「……」 (ワインを一人で飲んでいる

吉野お姉さん:「萩ちゃんはいいの、食べなくても?」

扇矢少佐:「…吉野、私が小食なのは知っているでしょ」

吉野お姉さん:「…ん、だけどワインのつツマになるものが足りてないんでしょ?ごめんね、すぐ用意するから。」

早足でキッチンへと向かっていく吉野の背中を眺めながら、少佐はぽつりと漏らす。

扇矢少佐:「……いつまで、こうしていられるのかしら……ね、お姉ちゃん?」(囁くように)

*****

 

響@:「……これからのことを、少し考えていたんだ」

出雲:「…響。よく聞け」

響@:「うん」

出雲:「私は云った。『貴様の首が飛んでだれが喜ぶか』と」

響@:「あぁ……たしか、今回の任務の説明を受けていたときだ」

出雲:「…私の傲慢だった。許せ」

響@:「それは出雲が謝ることじゃない……長官の前では大層なことを行ってしまったけれど……。あのとき、私を駆り立てた怒りは、私個人のものだ……」

(まぁ長官そこにいるんですけどね

*気にせずにGO!(笑)

野分@:「……」

響@:「本当は、出雲も、清霜も、中国も日本も関係なくて……喚き散らすあの人を見たとき……二度と、愛する故郷の土を踏めない痛みは、一体どれほどだろうと、ふと思って。それで、それで…………」

*響、改二になると旧ソ連の駆逐艦としての艦名、ベールヌイに変更されることで有名(意味深

野分@:「……!」そんな響の言葉を聞いて、野分は響に近付いて抱きしめた

出雲:「別に何物でもいい。…貴様に『遣支艦隊でやっていることをしろ』と命じたのも私なのだから。」(二人を眺めながら

響@:「……うぎゅ」

野分@:「…ごめん、私はもう…何も言ってあげられないから…だから、これしか…できない、です。」

響@:抱き着いてくる野分を、甘えるように抱き返しつつ…

出雲:「貴様等は好き勝手してくれる。海鴎を連れ帰ってきたのもそうだろうが…なあ、野分?」

野分@:「そう…ですね」

響@:「いいんだ、野分。それでいい……野分の優しさは、きっと、多くの人を救うから……」

清霜@:「zzzz…」

 

GM:きよしーがねっちゃたあああ!

清霜@:きよしーに難しい話をしないであげて!w

 

バカほど食べ、そのまま眠りに落ちた清霜に自らの外套を毛布の代わりにかけてやる為に出雲は野分達から離れた。「お前にも…苦労を掛けたな、済まない。」

眠っている彼女に一声かけながら、その灰色の髪を梳く。

 

野分@:「あの時、私が、私が響を止めれば、或いはもっと気の利いたことをすればいいのに…」

響@:「不器用でもいい。全て理解しなくてもいい。相手に差し出す手が、たとえ相手の返り血で汚れていようとも…それで、いいんだ。野分、優しくしてくれて、ありがとう」

野分@:「なのに!…私はあの場のことしか考えてられなくて…もう、悔しい、ですよ…!」

 

感情をぶつけ合う二人の少女たち、その想いに出雲は唯黙って耳を傾けていた。

すこしばかりの後、響は出雲の方を振り返り、呼びかけた。

 

響@:「……出雲」

出雲:「…何だ?」

響@:「出雲も、改めてありがとう。出雲が、私のちっぽけな怒りも、その大きな旗の下に庇ってくれて……それで、『守れなくてすまない』と、『許せ』と私に言ってくれるのであれば…私は、出雲を許すよ。はは、酷いな。『許す』だなんて……。呪いの言葉だ。ふふふっ」

出雲:「この馬鹿者が…」

野分@:「本当に…響の、馬鹿」

響@:「えへへ……。ごめんよ」そう言って、響はにっこりと笑った

清霜@:「むにゃむにゃ…」

出雲:「…ここに、明日より私の元を巣立つものがいる。巣立つ、といいながらもその実は私が切り捨てたも同然ではあるが…な」

 

小さくシニカルに笑いながら、出雲は間を取り周囲を見回した。

 

「ただ一言、言葉を贈る」

 

彼女は決然とした思いを込めて、こう続ける。

 

『君死に給ふ、事なかれ』

 

 

響@:「……お言葉、謹んで頂戴する……」

 

響は静かに目を閉じてゆっくり頷くと、そのまま野分にずいー……と体重を預け安らかな小さな寝息を立て始めましたとさ

 

GM:というわけで、お疲れ様でした!

響@:お疲れ様でしたー!

野分@:お疲れ様でした!

清霜@:お疲れ様でしたー!

 

 




~あるPLたちの呟き。~
A:わりと考えてた、もしあの時野分は響を殴ってても止めを入ったらどうなるのかとか
B:難しいな……戦後の国際社会の価値観から話をするなら、日支事変は侵略戦争だから、あの場で一番正しいのは実はあのスリの男
A:TRPGの醍醐味は選択の意味と誰かが言ってた
B:TRPGにおけるPLの選択の観点から話をするなら、野分が響を殴るタイミングは、響が「黙れ!」と叫んだ後になるから、大筋の展開は変わらない
A:つまり早めに腹パンして気絶させたらいいか!

GM:出雲は日露戦争の“武勲艦” なのに、日露戦争に反対の意を込めた詩の一節を贈るという…
A:歴史ままならないよな



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写真屋

山部少尉が悩みがちだったものとは


表通りから路地へと一本入ったところに、その写真屋はあった。

上海の「大世界」にある劇場の女優や、現在上海に滞在している各国の艦娘の写真が展示、販売されている。

しかし店主が従軍していたのか、売場面積の半分が英領マルタ島に関わりのある写真が多い。

 

かつて世界をその美貌と破壊力で震撼させたボッキュンボンな英国艦娘『ドレッドノート』

飛行機を前にして、顎に手を当て何事かを考えている士官等々の写真が店内に陳列されている。

続々と集結してくる連合軍の艦艇を眺め下ろすように写したもの。

自信満々、来るなら来いといった挑戦的な顔で勢揃いする英仏の艦娘たちとその指揮官。

勇ましく出撃してゆく連合軍とそれを帽子を振って見送る基地要員。

遅れて参戦した明石号を始めとした日本海軍の艦艇を迎え入れる軍人たち。

既に入店していた一人の壮年の男は、それらをじっと眺めていた。

**:「…エル二号、か。 …私は、私には… 資格はあるのだろうか?」

そのようなことを彼は呟きながら、展示されている写真の中の一つに焦点を合わせていた。

山部少尉@:「…八意、先生。こちらに小官をお呼びになったのは、何か訳があってのことなのですか?」

八意時宗:「いや…少しオヤジの昔話に付き合ってくれというだけだ…」

第二特務艦隊の司令部と艦娘たちが並ぶ写真を示しながら、彼は何事でもないように呟く。

山部少尉@:「え…? なんで、出雲さんが二人も?」

写真中央には苦笑いを浮かべて司令官の隣に腰掛ける出雲、そしてその後ろには幼いながらも出雲に顔立ちのよく似た、いや余りにも似ている少女の姿があった。

その写真の隣には、幼げな出雲ともう一人の少女が盛大に表彰されている写真。

さらに、その隣には彼のよく知る出雲と幼い出雲の二人のツーショットが飾られていた。

八意時宗:「一個の人間として生きるためには、科学者の命というべき研究生活を…かえって放棄することこそ正しい科学者の道である場合が時にはある…と昔の学者は云ったそうだが、な」

 

八意時宗:「君は知っておくべきだろう。海軍が、私が犯してしまった生命への冒涜を」

山部少尉@:「…何故、小官なのですか?」

八意時宗:「……君は、出雲女史から信頼されているのだろ?」

山部少尉@:「ど…どうなのでしょう。何時も叱られてばかり居ますので…」

八意時宗:「君は年若いからまだ分からないだろうが、叱るというのはそれなりに気力の要ることなのだよ。だから、君にそれだけの気力を掛けてやる価値はあると思われていると云う事だ。」

 

そう云われた少尉はふと思い出した。

『姉貴の奴がさ、現役時代のアタシを褒めてくれたのは両手の手で足りるぐらいだったよ… 姉貴はあの強面のくせしてシャイだってのを地で行っているからなぁ』

江田島での授業を担当していた教官(磐手)が、そう大笑いしながら雑談代わりに思い出を自分たち士官候補生に語っていたのを。

 

 

「さて、前置きが長くなってしまったな… 私が学生時代から構想していたあるアイデアは、海軍にエル号計画として呼ばれる大掛かりなものとして進行した。エル号計画というのはな……」

 

そこで語られたのは出雲の過去、そして旧世代となってしまった艦艇群・艦娘たちが辿った闇の歴史。



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第三回セッション前日譚
『新天地』


上海文化競進会で行われた遣支艦隊旗艦をつとめる『出雲』の講演は注目度の高いイベントであった。
講演会の最中、突如として発生したトラブルに際しての発言を問題視された響は満洲国軍事教官として左遷されることになった。
これは彼女が教官として着任してからの三ヶ月弱の出来事を辿るものである。


 

上海から大連まで海路で移動し、そして大連から満洲鉄道によって一路北上した彼女()は新しく赴任する地に到着した。

満洲第二の都市であり一大軍事拠点、ハルビンである。

駅のプラットホームから改札口へと出てきた響の元に、陸軍っぽいカーキ色の上着を着た少女が近づいてくる。

**:『長旅お疲れさま、ようこそハルビンへ。』(中国語)

響@:「Привет。出迎えありがとう……。あなたは?」

海威:『私は海威、これでも北洋水師の旗艦ですよ。出雲先生から貴女の事は聞いています、響ちゃん。車を用意しているから色々と案内しますね』

響@:「あぁ、旗艦自らご足労いただいたとは……」

海威:『いえいえ、人手が全く足りないんですよ。』 (と、云いながら車に案内する

響@:「……少しでも力になれればと思うよ。改めて、特Ⅲ型駆逐艦、響だ。命により貴艦隊に身を寄せる。よろしく頼む」

海威:『特三型…かぁ、時代は進むね…ほんとうに、よろしく頼むね。』

海威:「さて…」(急に日本語

海威:「ごめんね、いきなり中国語でばってしゃべって。日本語を使っているところはあまり人には見せたくないのです。」

響@:「こちらこそすまない。私も配慮すべきなんだろうが、上海にいた頃も邦人居留区だったから、実はまだあまり……」

海威:「響ちゃんは英語ならしゃべれますか?」

響@:「ごく基本的な内容なら……」

海威:「なら大丈夫です、私の指示で水師内での公式文書だとか、命令だとかは英語で行うようにしています」

響@:「なるほど。急いで勉強しなおすとするよ」

海威:「お願いします、第二言語という形で中国語、第三言語に日本語を採用しているのでなんとかやりくりは出来るとは思うよ。…英語なんてしゃべれるか!って叫ぶ子もいるのだけれど…今の時世、好きであれ嫌いであれ一流・二流の区別なく海軍関係者は英語をしゃべれなきゃいけませんから」

響@:「確かに。私たちは艦娘だけれど、通常の海軍士官なら必須教養だったっけ。いかな形であれ、私も肩書がついてしまった以上は甘えていられないな」

海威:「ごめんね… 最初の頃は制限を掛けてなかったんだけれど、あまりにも日本人が日本語で威張るし、中国人が中国語でひがむものだから…」

響@:「心中お察しするよ。上海でも、そんな場面が少なからずあったからね……」

海威:「はは…ありがとう。こほん…兎に角、私は普段は中国語を第二言語で喋ってるってことです。話を続けるね、ここハルビンは重要な軍事拠点である上に資源的にも豊富なんです。」

響@:「ふむふむ」

海威:「東方には大炭田が広がる一方で、西方では数年前に大慶油田が発見されたんです。つまり、対日輸出の主要品目である重油を産出するここは…松岡満鉄総裁のいうところの日本の生命線なのです」

響@:「重油……?」

海威:「はい、重油です。作ろうと思えば軽油も」

響@:「そうか。……ふむ、話を続けてくれ」

海威:「はい、その石油の一部はハルビン北方を流れる松花(ソンホワ)江を利用して満州国内の化学企業の各工場、各軍の燃料庫に届けられます。なので、松花江の治安維持が北洋水師の最重要な任務となっています。今車で向かっているのは、私たちの松花江での警備拠点。ハルビン水師営です」

響@:「ふむ。しかし、河川防衛のための艦隊か。改めて大陸の大きさに驚くな……」

海威:「河川防衛…そうですね。遣支艦隊は揚子江と東シナ海ですから専用ではありませんからね。…そろそろ着きます。英語を話せる態勢になってくださいね」

響@:「ぱ、Понятно。……じゃなかった。アイシー」

海威:『その意気ですよ、響ちゃん』(英語)

GM:水師営と呼ばれる建物は、遣支艦隊の本部よりも小さいが赤レンガ造りの堂々としたものです。遣支艦隊本部と明らかに違うのは松花江に直接面して立地している点。江上では三人の艦娘と数隻の警備艇が演習しているのが見えます。

響@:『……見慣れない艤装だな。海と川の違いか』

海威:『うちの軍は、日本の陸軍と海軍のお古のハイブリッド状態ですから』(苦笑

響@:『なるほど。海防と比べて、河川の治安維持が後回しにされるのは仕方がないが……』

守備兵:『海威さん、ご苦労様です』

海威:『えぇ、今のところ深海棲艦の脅威も余りありませんから。 お疲れ様、あの子たちを招集してちょうだい』

響@:守備兵さんにはぺこりとお辞儀だけしておこう

守備兵:『了解です』 (響の方はじろっとみる

海威:『さて…響ちゃんには教官として来てもらってるから、それなりの部屋を用意しています。私としては、部屋に先に荷物を置いてから顔合わせをしたほうがスムーズかなっと思うのだけれど』

響@:『……Спасибо。そうさせてもらおう』

海威:『じゃあ、荷物を置いたら作戦室に来てください。提督もお呼びしなきゃいけないので』

響@:さっと荷物を置いて……響としては『それなりの部屋』がどのくらいなのか気になるけど

GM:将官クラスに与えるには少し狭い程度の、一般艦娘からしたら結構デカい部屋ですね

響@:とりあえずは作戦室に向かいます

GM:作戦室内には、海威を含めた四人の艦娘と一人の壮年男性が

響@:壮年男性は初対面だけど官報や新聞なんかでお馴染みの顔と思われる……!

尹提督:『君が響君か。私は尹祚乾。事務全般をつかさどっている』

響@:『特Ⅲ型駆逐艦、響です。このたび教官の任を拝命、貴艦隊所属となります』

尹提督:『わが軍は再編されたばかり…個としての練度はまだしも全体としての練度は足りていない。そこら辺を補ってもらえると助かる』

響@:『了解しました。艦隊型の艤装ゆえ、一部的外れな言もあろうがご容赦いただきたい。私も勉強するところから始めます』

尹提督:『そうか、頼むぞ。具体的な目標だが、来月の建国記念日に観艦式が行われる予定になっている、それまでに彼女らを恥ずかしくない程度にまで錬成してもらいたい。』

響@:『鋭意励行しましょう』

尹提督:『では…私からは以上だな。後は諸君らで話すといい。』 (後ろにいる海威に声をかけて出ていく

海威:『畏まりました。改めまして、私が海威。お揃いの服装をしている二人の内背の高い方が順天、もう一人は妹さんの養民。それから彼女が海王…これが、北洋水師が保有する全艦娘です』

海王:『アタシは海王、海威が来るまでは旗艦をやってたんだけれど…あんまり実力は無いからよろしく』

順天:『……初めまして、養民の姉の順天です。こっちでは変なことはしないでくださいね』

養民:『えっと?養民、です。よろしくです』

響@:『言葉遣いには気を付けるよ。……響です。改めて、よろしく。共に頑張りましょう』

海威:「さてと…響。さっき軽く言ったけれど石油の運搬を襲ってくる悪党どもを追い払う事が具体的な案件なんです。つまり、私たちの任務は匪賊追討、簡単に云えば満洲国内で略奪・殺人・強盗をする賊を取り締まることが主です。」

響@:「まるきり治安警察だな……」(日本語でぼそり)

海威:『うん。だから今まで以上に、砲を人間に向けることが多くなると思う…覚悟してて、味方面して急に襲い掛かってくる連中だとかもいる。その時はなるべく警察的に振る舞って』

響@:『わかった。実務的なノウハウは私が皆に教えてもらうことになりそうだな……』

海威:『そうなるかな。取りあえず今のところ伝えなければいけないことはこれぐらい。分からないことがあったら、私か順天に聞いてくれたらいいよ』

響@:『ふむ……とりあえず皆の警邏の仕事や演習に連れ回してもらうとしよう』

海威:『では…順天。案内して差し上げて』

順天:『…了解です、こちらへどうぞ』 (すっごい仏頂面

GM:順天に連れまわされること、数百キロ単位。 ソ満国境から、工場への搬入口等々

順天:『これらの水域を、私たち艦娘と警備艇を組み合わせて巡回…警護に当たっています』

響@:『人員数と比べて管轄区域が膨大だな……』

順天:『場合によっては、関東軍の騎兵部隊と合同で警護をすることもありますが…今のところそれは少ないです』

響@:『……ああ。関東軍の厄介にならないに越したことはない』

順天:『はい、私は絶対に借りたくありませんが…旗艦の命令なのでしかたなく』

響@:『……そういえば。海ではさんざ戦ってきたけど、こういった内陸の河川にも深海棲艦は頻繁に出没するのか』

順天:『はい、数年前までは頻繁に出没しました… しかし、ソ連による大規模征討の後は散発的に出現するほどです。ソ連アムール川軍団、もともとはこっちを監視するための小規模な部隊だったのが…それ以来陸海統合したウザい勢力として配置されています』

響@:『……ソ連、か。そうだ。大慶の油田の発見以来、ソ連側に変わった動きはないか?』

順天:『…露骨な南下主義者が軍団の司令官に就任したと聞いています。確か、プガチョーフという男で、関東軍は危機感を持っているようです』

響@:『……情報収集が必要だな』

順天:『…情報収集をする時間がないんです。察してくださいよ』(冷ややかな視線)

順天:『関東軍の奴ら、ハルビンに特務機関ってのを置いてるんですが…諜報をやってんだか、謀略をやってんだかよくわからない連中です。お題目は満州防衛のための情報蒐集らしいですが』

響@:「Чёрт。こんなときに彼らがいれば……」(日本語)

順天:「…?」

響@:『いや、すまない。上海にいた頃、私達のそばにそういうのが得意な人達がいたんだ』

順天:『そ…そうですか』

響@:『とりあえず、私たちに陰謀術数を弄している余裕がないのは理解した。観艦式よりもっと先を見据えた、本格的な練度を身に着ける必要があるな……』

順天:『…今の、練度に私自身も満足は出来てませんが……ここに居るなら頭はあんまり使う必要ないですよ、大抵は旗艦が勝手に進めますから』

響@:『ふむ……』

順天:『あの人、関東軍と結びついてるんです。人畜無害を装って、五族協和を謳うふりをしてるだけですよ…』

響@:『……そんなこと、私に話してしまっていいのか』

順天:『誰もが知ってることですし、何より…困ったことが起こる前に備えるのがここの流儀ですから。教官殿も、ご注意くださいな』

響@:『……肝に銘じておくよ』

順天:『…では、残りの巡回行程をこなして帰還します』

響@:『Понятно。よろしく頼む』

GM:そうして、着任初っ端からの巡回視察は終わる

 

ソ連も深海棲艦も特に怪しい動きを見せないまま、月日は経ていき九月十五日。

約一か月間での訓練・演習の結果、なんとか艦隊行動もさまになって来た北洋水師であるが… その日新人艦娘たちの顔は明るくは無かった

尹提督:『今日までの訓練の成果を見せる時が来た、いざ胸をはって…と、言ってやりたいところだが、大丈夫なのか?』 (顔色の余りの悪さに

海威:『響教官のおかげで、形にはなっています。後は胆力の問題だと思いますが…これまで衆目の目に曝されることは如何せん少なかったので…』

響@:『練度は充分です。陣形の切り替えも、艦砲射撃も問題なくこなせます。彼女たちなら』

尹提督:『これが、北洋水師として最初のお披露目だ。失敗は許されない…』

海威:『提督…そんなことは云わないで下さい。なんとか取り繕えたらそれでいいんですから』

順天/養民:『………』(ズーン

海王:『いや…旗艦殿、それはあんまりにも明け透け過ぎやしませんかね』

海威:『それぐらいでいいんですって、固いことは考えないで良いんですよ』

響@:『……これからのことを思えば、観艦式なんて通過点の一つに過ぎない。けど、私個人の都合としては、皆の披露が上手くいくのが、仕事の一区切りになるわけで……』

 

響@:『まぁその、頑張ってほしい。私のためにも。上手くいったら、ぱーっと美味しいもの奢るから』

養民:『ほ…ほんとですか!やったぁ!』

順天:『こら養民、はしゃがないの!』

養民:『ご、ごめんなさいお姉ちゃん…』(しょぼん

順天:『ま…その…教官の期待にはなるべくこたえますよ』

海王:『養民には甘いからなぁ…順天は。まぁ、そこそこ期待していてくださいよ』(肩を竦めながら

響@:『皆なら大丈夫。“満州は松花江に北洋水師あり”と、山河を越えて海の向こうまで轟砲を響かせてやるといい』

順天:『えぇ…いつまでも、舐められたくはないですから』

海威:『教官殿、いいお言葉ありがとうございます。』(時計ちらり)

 

海威:『観艦式まで猶予が無くなって来ました… 響教官。行ってまいります』(敬礼

響@:『…………』ビシッ

北洋水師:「…」(ビシッ

GM:そして、観艦式本番。上級官人から皇帝その人までを含めた滿洲国の権力者、関東軍の高級将校が見守る中北洋水師の訓練展示が行われる

警備艇が陣形移動をする間、高い機動力を持つ艦娘が攻撃態勢を取り威嚇射撃を行う

響@:(よしよし、見栄え良くやれてる……!)

砲艦・警備艇の砲撃が続き、再び四人が陣形を単横陣に切り替え対空射撃を始める。降ってくる対空射撃の的を海威・順天・海王の順にクリアしていくのだが…

養民:『え!?あれ、うそ!』

GM:一人、焦りのあまり射撃をミスりまくる養民

海威:『陣形変更…輪形陣! 輪形中心は養民、対空射撃…始めええ!』

響@:「…………!」

GM:的が養民の頭をこっつんするギリギリで三人の対空射撃が最後の的を破壊する。その後養民がぎこちないながらも、なんとかすべての訓練展示を北洋水師は完遂したのだった

響@:「Хорошо……よくやった、みんな……」

海威:『えぇ…何とか終わりました』

海王:『いやぁ…一時はどうなるかと思いましたが、なんとかなるもんですね』

順天:『…………』

養民:『うっ…あぐ、そのぉ…ごめんなさいぃ!』

響@:『……一から十まで完璧じゃなかったのは事実だ』

養民:『あぅ……』

響@:『けど、皆が助けてくれた。養民、反省点は自分で抽出できているね?』

養民:『はっ…はい!』

順天:『教官、それは甘くはないですか』

響@:『養民は今、「はい」と答えたから、厳しいことは明日言う。訓練も明日から増やす』

海王:『…マジですか』

響@:『けど、とりあえず呑みに行こう』

海威:『ですね、まずは今日の打ち上げをしませんとね』

順天:『二人とも…まぁ、養民の絞り方については追々話しましょう』

響@:『経験から、前もって言わせてもらうが……失敗を頭にチラつかせながら呑む酒は、もの凄く不味い』

海王:『はは…教官殿はよく分かっていらっしゃる』

響@:『けれど、その不味い酒を一緒に呑んでくれる仲間がいるというのは、いいものだよ』

養民:『えっと…結局、どっちがいいの?』

響@:『不味い酒もまた良し、ということさ』

海威:『養民、私たちは仲間なんです。考え方、信じるもの、そもそもの生まれ育ちも違うけれど…今は北洋水師として一緒に戦う仲間』

海威:『仲間、友人…表し方は色々あるかもしれないけれど近くにいる誰かを頼り頼られる。その一つが飲みに行くって形だと思うんです。』

養民:『よくわかんないけれど…楽しそう?』

順天:『はぁ…この子は全く…さて教官殿、どこに連れて行って下さるおつもりで?』(養民の頭を撫でながら

響@:『地元民のお眼鏡に叶うかは自信がないけれど、ハルビン市内に“紅蘭”ってお店がある』

海威:『あぁ、紅蘭ですか。見つけるのが早いですね』

響@:『……その様子だと大丈夫のようだ。ちょっと多国籍な、珍しい料理とお酒があるらしくて気になっていたんだ』

順天:『…紅蘭?多国籍…珍しい料理に酒?』

響@:『小さな五族協和を垣間見に行こう。朝鮮の料理やロシアの酒もあるらしい』

養民:『朝鮮の料理?美味しいのかなぁ…どんなのかなぁ』(わくわく

海王:『まぁ、行って好きなだけ頼めばいいだろ?なんせ、教官殿のおごりだそうですしね』

響@:『今日くらい甲斐性を見せてやるとも……!』

海威:『一応、私が最年長なんですから…半分は持ちますよ』

響@:『それには及ばない……と自信を持って言えないのが何とも』

順天:『旗艦、教官に恥をかかせたいの?貴女が今度驕ればいいだけじゃない』

海威:『そうなんだけれどね…海王が絶対呑み過ぎるのが今から見えているから…』

海王:『信用が無いですねぇ、旗艦殿』

響@:『……ふふっ。芸者をあげて大騒ぎするわけじゃないし、私一人で大丈夫だよ』

海威:『そうですか、解りました。今日の財布は任せますね』

GM:満州国建国を祝う北洋水師による観艦式は、なんとか成功裏に終わった

響@:『……では、北洋水師、ひととき錨を下ろしに行くとしよう』

GM:生まれも育ちも異なる彼女達、紅蘭に向かう時の姿は”仲間”としてのつながりがそこにはあった。

養民:『よぉ~し、何食べようかな~!』

順天:『こら養民、はしゃぎすぎないで!』

海王:『今日は飲むぞぉ!』

海威:『ふふっ…よかった』

 

 




とは云えども全員が互いに気を許したわけでも、互いの抱える一物を見せたわけでもないのだろう

海威:『これでご満足いただけましたか、石原閣下?』
まだ、歯車は動き始めたばかり

『新天地』 fin


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養民

満洲とソ連の国境線となっている黒龍江(ロシア語名称ではアムール川)では領土紛争が絶えない。

その領土紛争の渦中となっている一つ、済北島周辺において満洲国川は川の中央が境界線だと主張し、ソ連は全流域がソ連領土だと主張。グレーゾーンと化して現在にまで至っていた。

十月六日、アムール川軍団はこの済北島を突如として軍事占拠・陣地の構築を始めたのだった。

翌日、日本は駐ソ大使を通してクレムリンに正式抗議をするもソ連はこれを拒絶。対ソ戦の前哨戦と位置づけた関東軍はハルビンに駐留させていた部隊を急派した。

十月九日、この日の未明に大規模戦闘が勃発。関東軍は機械化部隊により甚大なる被害を被る。

紛争開始以来、北洋水師は後方支援として関東軍の兵站の安全確保に当たっていた。とは言え、艦娘が矢面に立つ事はなく、あくまでも警備の一角を担うばかりだったはずであった。

 

一本の急報がもたらされるまでは

 

それは、深海棲艦砲艦部隊が結氷時期間近による水深低下を物ともせずに済北島を砲撃、包囲を開始したという報せ。

北洋水師所属の艦娘四人と、その教官役の響は前線に駆り出されることになる。

 

十月十日夕方、済北島西方の満洲国軍陣営

海威:『…関東軍増派部隊は壊滅。あまりに大きな被害の為に撤退することが決まりました。』

響@:「…………」

海威:『現在私たち北洋水師の艦娘、そして対岸監視用の偵察部隊が満州の全防衛力となります』

順天:『…旗艦。済北島周辺の深海棲艦の戦力詳細が届きました。』

海威:『読み上げてください、順天』

順天:『はい、まず島西側の五隻はタイプβ、喫水の浅い所まで侵入してくる軽装のウザい奴です。』

順天:『北側はタイプαが二隻、標準的な装甲と火器を持った半端な奴です。そして東側にタイプγ二隻、重火力武装をした一番腹立たしい畜生ども。以上となります』

響@:『……九隻か。多いな』

海威:『南側には流石のタイプβでも侵入できなかったのですね…奴らは南側(滿洲側)へは攻撃をしていないのですね?』

順天:『…はい、してません』

海威:『なら…待機で十分でしょう。下手に手を出して痛い目には逢いたくないですから。我が北洋水師は、弱体化した方にお帰り頂く方針でいきます。異論は?』

響@:『私からは特にない』

海王:『アタシもないな』

順天:『…異論有りません』

海威:『ありがとう…養民は?』

養民:『…え!?えっとい、異論、有りません』

海威:『なら、警戒を怠らないまま対岸監視を続けます。各自、持ち場に戻ってください』

海王:『了解です』

養民:『……』

響@:『了解……』

順天:『ほら、養民…しっかりなさい』

養民:『う、うん… 失礼、しました』

 

GM:待機命令に次ぐ待機命令、その間にも済北島への深海棲艦からの砲火は絶えることはなかった。

応戦する砲数が時間と伴に弱まっていくのが見て取れる。最早済北島は生地獄と化していた。

関東軍は沿岸地域からの全部隊の撤退を決定、残されたのは五人の艦娘とそれを支える北洋水師の軍人ばかり。

響@:「…………」

海威:『響ちゃん、ちょっといいですか?』

響@:『ん……何だい』

海威:『…ソ連軍、もってあと五日程度みたいです。元から短期決戦を意図していたみたいで、兵站を重視していなかったのが効いているようです』

響@:『そうか。……確かに。あの様子じゃ、確かに防戦は想定の範囲外だろうな』

海威:『深海棲艦側の被害ですが、退路確保の為に北側に集中攻撃を行った成果でα型二隻が撃破されました。更に西側のタイプβ一隻が轟沈された模様です。西側、つまり私たちへの圧を諦めたのか北側に二隻のタイプβが移動。あくまでも包囲を解く気は無いようです』

響@:『……私たちが深海棲艦に殴りかかる目が見えてきたな』

海威:『…まだ、ですけれどね』

響@:『待つしかないか』

海威:『うん、私は大切な部下を失う訳にはいかないから。…っと、そうそう。養民のことなんだけれど』

響@:『あぁ。彼女は大丈夫かい?』

海威:『順天が見てくれているんだけれど、ちょっと気になって。響ちゃん、もし時間があれば様子を見てきてあげてください。私は今からハルビンの司令本部に経過報告に行かないといけないから』

響@:『……分かった』

海威:『お願いしたよ、響ちゃん』

響@:頷きだけ返して、なるべく早いとこ時間を作って養民のところへ行こう

順天:『ほら…泣かないで、ね?』(汗々

養民:『うぐ……ぅぅ…あぅ…』(ぐすん

響@:『養民……』

順天:『ね、ね?だから…あなたが気にかける必要はないの』

養民:『でも…でも……』

順天:『お義母さんだって…私たちを怒らない、怒らないから…』

養民:『えぐっ……えぐっ』

響@:おろおろ……

順天:『…あ、そうだ…養民、ちょっと』(立ち上がろうとして、響を発見してしまう

響@:「あ……」ここに着任以来、初めて見るくらいのバツの悪い表情してるかも

順天:『あ……こほん、教官。何か…その、ご用でしょうか』(目泳ぎ

響@:『いや、その……養民につらい思いをさせているだろうなと、思って、様子を……』(目泳ぎ)

養民:『あぅ…あぁ、ご、ご心配、おかけ、して…その』

響@:『いや、それは……その。こちらこそ、つらい作戦ですまない……こほん。えっと』

順天:『…ごほん、はい、なんでしょう』養民を庇うように響に向かう

響@:『……このままだと、5日と保たずソ連側の隊は壊滅する』

養民:『!?』

響@:『私たちは、最後までそれを黙って見ていることは決してしないが……今すぐ助けに入ることもできない』

順天:『…ですね、分かっています』

響@:『……私たちは、今しばし、彼らを見殺しにし続ける』

養民:『あの…あのっ!』

響@:『なんだい』響もちょっと弱々しい声

養民:『…その、助けられないんですか…私たちは、このまま…』

順天:『教官、私から養民言って聞かせますから…下がって頂いて結構です。養民!』

響@:『いや、順天……いい。言わせてくれ……』

順天:『…差し出がましいことをしました。』

養民:『そ、その…教官。わたし、半分はロシア人なんです!』

響@:「……なんだって?」

養民:『だから、その…あの、ですから!』(パニック)

養民:『…私の、お母さんは…お姉ちゃんのお母さんと違う人で、えっと』

響@:『……わ、分かった。養民。それ以上は言わなくてもいい』

養民:『あの…だから、私…私…』

順天:『…御見苦しいところを…ごめんなさい』(養民を撫でながら

響@:『……養民。きみがどんなに優しかろうと、きみの中に流れる血が泣こうとも……私は伝えなければならないし、きみは聞かなければならない。私たちは戦争をしている。撃った以上、彼らは私たちの敵であって、どちらかが負けるまでは……私たちも、“敵”なんだ。今、彼らに手を差し伸べることはできない』

養民:『…ひぐっ…あぐ』

順天:『実は教官… 所詮は敵の謀略か、苦し紛れの一手だと思うのですが…養民の叔父を名乗る人物から密書が来ました』

響@:『それは、私が見ても大丈夫か?』

順天:『はい、こちらです』

**:『私はアムール川軍団の副司令官、ミハイル・ラージン。君のお母さんの兄にあたるものだ』(英語)

ラージン:『これは、軍団の降伏を打診する物である。上官に届けられたし』

ラージン:『追記、母に忠恕を尽くすこと』

順天:『…お義母さん、死んでるのに…酷い叔父ですよ』

響@:『……ラージンという将軍は、実在するのか?』

順天:『お義母さんからは、ソ連極東方面軍で軍人をやっている親戚が居るとは聞いていましたが…何も』

響@:『そうか……もう白旗を躊躇している猶予はないだろうに。Чёрт……』

順天:『…軍司令プガチョーフ、奴は自分の更迭の巻き添えに守備軍団を滅ぼすつもりみたいですね。どいつもこいつも…自分勝手。ここは…私たちの』(口を押える)

響@:『…………っ』

響@:『今、海威が司令本部へ状況報告に行っている。この密書は、私から一筆添えて、本部に速達しよう』

養民:『…ぐすっ、ありがとうございます…教官』

響@:『……力がなくてすまない。私には、文字通りこれを上官に届けるだけで精一杯だ』

順天:『いえ…それだけで、十分です。それだけで…』

 

GM:響の手によって、本部に届けられた密書。 これを巡って司令部内は大波乱が起こった。しかし、一人の少将の鶴の一声によって鎮圧される。

**:「彼には長生きしてほしいものだな」

海威:「……長生き、ですか」

GM:初戦の敗戦の責任を激しく追及され、権力的な真空状態をついたその男の手により、事態は動く。

海威:『ただいま戻りました…大変な事態になってしまいましたよ。』

響@:『……一蹴して終わり、ではなかったのか?』

海威:『えぇ、捕らえた鴨の羽根は詰め物につかい、肉は喰らい、骨は肥料にする程度に利用するつもりです。』

響@:『どうあれ使い道が多そうな品だからな……。現場とすれば、ひとまず目の前の惨状に介入できるならそれでいい』

海威:『危険を冒す必要はないとのお墨付きは貰っていますので、深入りはしません。現在、深海棲艦の残存は東側のタイプγ二隻と西側及び北側のタイプβの四隻です。西側及び北側の包囲を破ること、それが私たちの任務として課されています』

響@:『無理のない範囲でアムール川軍団の撤収を支援、と』

海威:『はい。私たちの動きと同時に特務機関も動くようですが…とにかく、損害の出ないように支援を行います』

海威:『かって、清朝の北洋水師は日本軍のヒットアンドアウェイに破れましたが…これの練習を兼ねようと思います』

響@:『Понятно。……こちらは準備できてる』

海威:『ありがとう、響教官。あくまでも、落ち着いて、冷静に対処しましょう。さぁ行きますよ… 北洋水師、出撃です』

響@:「アイアイ、サー」

GM:済北島西方、ピケットを張っているタイプβ その遥か向こうに二隻の同型の深海棲艦が響の電探に反応する

 

海威:『キューマル式一号水偵、東方のγ二隻に接触。誘導を開始…今です。突撃します』

順天:『…撃ち方、始めます。養民、私から離れたら承知しませんからね!』

響@:『響、砲雷撃戦を開始する、タイプβに突貫……。2隻までは私が引き付ける……水上での敵艦の誘導は任せろ』

養民:『私、も、私も!』

海王:『引き付けてもらわないでも…アタシらもやりますからね、教官?』

順天:『北方の二隻もこっちに気が付きました…備えます』

響@:『ふ、そうか……。そうだな。訓練の成果を見せてもらうとしよう。海威がタイプγを引き付けている内が勝負だ。行くぞ!』

養民:『はい!』

GM:順調に、一隻一隻を戦闘不能に追い込んでいく北洋水師。当初の予定通り、西方・北方のタイプβを損害なしで撃破する

順天:『このまま帰還でいいのですか、旗艦?』

海威:『……うっ、時間を掛けすぎたか?』

GM:東側で水偵の挑発を受けこれを追いかけていたタイプγ二隻、はたと我に返ったのか済北島に向きをかえ…

響@:「Чёрт! 大人しく退かせてはもらえないか……!」

海威:『順天、養民、海王…引きなさい!ここは、私と響の二人で対処する!』

GM:一隻が北洋水師に突撃、もう一隻は済北島に艦砲射撃を開始する…

順天:『は…はい!』

海王:『くっ…了解です』

養民:『あ…あぁ、あぁあああ!?』

海威:『ちょ…養民、引きなさい、引きなさい!』

養民:『や、やだ…やだぁ、死んじゃう…殺さないでええ!』

GM:水柱が黒龍江にいくつも立ち上る

響@:『……行くしかない! 海威、私が養民と共に向こうをやる!』

海威:『くっ…頼みました。直ぐに加勢しますから!』

海王:『ならアタシ達も…!』

順天:『足手まといは、養民一人だけで十分よ!!私たちは撤退、撤退です、戦場から離れます!』(海王の腕掴んで退却

養民:『やだ、やだよ… しなないで、しなせないで!』(乱射

響@:『養民、落ち着くんだ。私が彼らとの斜線に入ってタイプγを牽制する。きみは横合いから敵艦を撃ってくれ』

養民:『え…あっ教官…ご、ごめんなさい。ありがとうございます』

響@:『私が防戦を演じれば、敵の砲はきみに向くだろうが……今度は、大丈夫だろう?』

養民:『や…やります、やってみせます!』

響@:『よし。決して足を止めるなよ……砲撃戦開始!』

養民:『はい…はい!』

海威:『…悲しい歯車さん、貴女のロールはここでおしまいです!容赦など、ありません』

養民:『撃てええええ!』

響@:「Урааа!!」

GM:海威がタイプγ相手に圧倒的レベル差を見せつける一方、響に援護されながら養民が奮闘する

結果、海威小破 養民中破 /敵砲艦全滅 という戦果を成し遂げる。

養民:『はぁ…はぁ、やった、やれたんだ…私、勝った。勝った!』

海威:『あぁ…もう、腕が鈍ってます…先生が居たら叱られますよ…』

響@:「何とか、なったか……」

海威:『はぁ…えぇ、まさか…全艦を倒すことになるとは…』

響@:『ははは、損害は最小限と言われていたのに……怒られるかな』

海威:『えぇ…まぁ、なんとかします』

養民:『……恐かった』 (ぺたん

響@:『急ぎ撤退しよう。済北島は……関東軍に任せていいのか?』

海威:『…はい、彼らが都合よく処理する手はずになっています。養民、行きますよ』

養民:『は、はい…』

*********

10月14日 関東軍とソ連軍の間で今回の領土紛争での停戦協定が結ばれた

アムール川軍団の司令官、プガチョーフは即刻更迭。戦犯としてシベリア送りとなるらしい。

同軍団は済北島周辺での、満州側の国境線の要求を呑むことになった。

副司令官のラージンは司令官に昇格するも、軍団再編成のため一時ハバロフスクに撤退することになった。

北洋水師に細やかな平穏の日々が戻ってきたころ、養民の元に一通の手紙来た。

養民:『あの、教官。叔父から手紙が来たんですが…その』

響@:『個人的な手紙なら、私に見せる必要はないけれど……』と言いつつも見せてくれるなら覗き込む

ラージン:『姪が厄介になっているようだ。今回の件を含めて感謝する、君は…姪の言葉でもあるけれど本当に』

ラージン:『信頼【Верный】できる人物だ。次は戦場だろう、その時は敬意をもって君を倒す。アムール川軍団司令ミカエル・ラージン少将』

響@「Верный……」

養民:『あの、倒すとかって書いてありますが…けっして教官の事を…』(わたわた

響@:『あぁ、大丈夫だよ。言わんとすることは何となく分かる……』

養民:『そ、そうなんですか?』

響@:『何となく、だけどね。会ったこともない人に、“信頼”だなんて、不思議な気分だ……』

養民:「???」

響@:「いや、もしかしたら、いつか会ったことがあるのかもしれないな」

養民:『会った、met? 教官?』

響@:『なんでもないよ。……ところで、養民』

養民:『は、はい教官』

響@:『その、密書の件の前の、きみが泣いてたときのことだけど…』

 

響@:『……ひどいことを言って、ごめんね』

養民:『い、いえ…私も、分かってたのに…わがまま言ってごめんなさい、教官』

響@:『本当はね、養民の方が正しいんだよ』

養民:『えっ…』

響@:『目の前に傷付いて倒れそうな人がいて、養民は、それを助けたいと思っていたんじゃないか』

響@:『何も間違ってなんかないだろう? ……すまない。今のは忘れてくれ』

養民:『う、うん…』

響@:『駄目だ。喋っていて自分でもよく分からなくなってきた……』

響@:「信頼……Верныйか……」

養民:『私は、お姉ちゃんは…お父さんがこの国に託した…私たちの大地を守ってるつもりです。』

響@:『……うん』

養民:『だけど判らなかった…、ソ連軍が攻めてきて、お父さんの大地が…取られるのに、私は……我儘を言いました』

響@:「…………」

養民:『その…あの、言葉にできないのですが、私は……私は、教官を信じようと思いました…』

養民:『お姉ちゃんや、旗艦さんより……あの時、あの観艦式の失敗を…許してくれたから。』

響@:『それは、その。光栄だけど……えっと』

響@:『私も、誰かに何かを指導するなんてことは初めてで……』

響@:『正直、もっと叱ったほうが良かったんじゃないかと悩むこともあったし、その逆もあったり……』

養民:『もっと、叱る…』(びくっ)

響@:『あぁ、その、待って……海威はベテランだし、海王も、順天も養民も、私が言うと偉そうに聞こえるかもしれないけれど……皆、すごくよくやってるよ』

響@:『ただ、取り返しのつかない失敗というものは、あるからね。私は、私にも皆にも、それをさせまいと必死なんだ』

養民:『……』

響@:『ひとに何かを指図するのは、正直、性に合わないけれど……。それでも、皆が信頼してくれるなら、私は応えるよ』

響@:『いつもありがとう、養民。私の言うことを聞いてくれて』

養民:『ううん、教官… 話してくれて、嬉しいです。私は…教官を信頼します。教官を…』(もじもじ)

響@:『そ、そんなに言われると照れるよ……』

養民:『…ち、違うんです。その、教官を…』

順天:『養民!そろそろ警備のローテが始まる頃よ、準備なさい!』 (遠くから

養民:『はぅっ!?』

響@:『……仕事に戻るとするか』

養民:『はっ、はい!戻ります!!』

 

 




北洋水師とアムール川軍団、深海棲艦の三つ巴の戦いは終わった。
結果として、痛み分けに終わっただけの出来事に見えるかもしれない。
北洋水師が得た痛み、それは何時か彼女たちの強さと成るだろう。そしてその強さが、いつ来るのかわからない平和への道を切り開く力となることを
ただ祈るばかりである
GM:Fin


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足満姉妹

 

小笠原諸島沖に突如出没した大規模な深海棲艦の艦隊、この迎撃のために帝国海軍の中核である連合艦隊が出動した。

連合艦隊には深海棲艦の侵攻から設営途中である航空基地の死守及び、敵戦力の撃滅が命じられた。艦娘を含めた全将兵の獅子奮迅の働きにより、敵艦隊を潰走させることに成功。

しかし味方側の損耗も激しく、特に損傷の激しかった艦娘たちは内地への帰還を命ぜられることとなったのだった…

足柄&満潮@:帰還

大淀:「皆さん、作戦お疲れ様でした。」

足柄@:「んー、まあ撃ってりゃいいだけで楽だったヨ。」

満潮@:「早く直さねば…はやく修理を終わらせて戦場に戻りたい」

大淀:「心強い言葉ですね…現在、西太平洋での深海棲艦の動きは緩慢となり、緊張状態は薄れました」

足柄@:「しばらく安心?」

大淀:「はい。作戦前と同じく、海上優勢の維持を保つのは比較的容易であると軍令部は睨んでいるようです」

満潮@:「つまり、私達修理を終わり次第他の所に転任なの?」

足柄@:「それとも哨戒?」

大淀:「…艤装修復と同時に、皆さんの更なる近代化改修を行う準備を艦政本部が行っています」

満潮@:「…そう、近代化改修をするのね」

足柄@:「へー。」すっげぇ興味なさそうな声で。

大淀:「この艤装改装期間中の間、お二方には少し休暇を取って貰いたいのです」

足柄@:「休暇。どうしようかナ。」

満潮@:「はぁ?休暇?そんなことをする暇なんで…いいえ、その… 艤装がなくても、私達にやれることがあるはず」

足柄@:「男引っかけてもいいけどナー」

満潮@:「足柄さんは緩すぎ…」

足柄@:「満潮はちょっと堅すぎると思うけド。」

満潮@:「私は…このくらいちょうどいいと思うの」

大淀:「こほん…上層部の意向として、艦娘に見分を広めてもらうため大陸での休暇などはどうかとの打診があります」

足柄@:「大陸?(大陸の)どこ?」

満潮@:「大陸じゃあ休暇にならないではないの?」

足柄@:「今なんかあったっケ?」

大淀:「大陸の玄関口、大連です」

満潮@:「大連、港…満州国ね」

大淀:「はい。大連は満州国の一大港湾都市で、欧亜連絡鉄道の最東端の駅町でもあります。東西の文化が混じる場所ですし、十分に楽しめると思いますよ。」

足柄@:「あー。あそこ。ああいう場所良いよネ。」

満潮@:「少なくとも上海とかより穏やかに過ごせるそうね」

大淀:「えぇ…上海くんだりは旗艦の艦娘が倒れたために…、いえ。それにホテルの宿泊代や往復の料金は全額海軍持ちです」

足柄@:「タダ?」

満潮@:「いきなり不穏な言葉を聞いたようけどいいわ」

大淀:「…ホテルと往復の費用は支払いますよ。そのほかの食事等は別途一定額まで出させてもらいます」

足柄@:「あーい。」

満潮@:「ちなみに交通手段は?」

大淀:「はい、横須賀からは鉄道で佐世保まで。佐世保からは釜山経由の連絡船になりますが…なにか、希望がありますか?」

満潮@:「そうよね、艤装が取り上げられてしまったもんね…いいえ、ご手配感謝するわ。」

足柄@:「海の上歩いて行く訳にも行かないしネ。他に乗客ハ?」

大淀:「その、貸切ではありません。」

足柄@:「ふーン。まあ、いいヨ。出発は何時?」

大淀:「はい、明日十月三十日の午前十時発の特急に乗ってください」

足柄@:「急…って言っても荷物も無いから余裕ネ。満潮は?」

満潮@:「もともと荷物なものはない、問題ないわ」

大淀:「艤装改装がありますので、向こうで5泊出来るようになっています。向こうを発つ予定は十一月五日となります」

足柄@:「了解ー」

満潮@:「了解」

大淀:「…もっとも、満潮さんに至っては有給休暇がたまっているので、もう少し消費してほしいのですが」(ぼそり)

足柄@:「なに、使ってないノ?」

満潮@:「使う暇もないだけ、平和になったらたんと有給を使って税金泥棒になるわ」

大淀:「平和…ですか。大陸の嵐は満州国の北洋水師が抑えてくれていますし、連合艦隊・クロギリ鎮守府…各方面は現在小康状態です。長続きはしないかもしれませんが、休めるうちに休んでくださいね」

足柄@:「アイヨー。」

満潮@:「…そうなのね、じゃあありがたく休ませてもらうわ」

足柄@:「そういえば満潮のプライベートって見たこと無かったナ」

満潮@:「前向き検討するわ」

足柄@:「つれないナー」

満潮@:「はぁ…本当に考えとくからいいでしょう?」

足柄@:「うんうん。」

満潮@:「もう…指令がこれで終わったら私達も出るわよ?」大淀に聞く

大淀:「……」

足柄@:「ン?」<黙ってる大淀

大淀:「とある機関より報告が上がっています。各国が滿洲の様子を睨んでいるとのこと…はしゃぎ過ぎて、火事を起こさないようにだけは気を付けてください。」

足柄@:「大丈夫大丈夫。」手を振って

満潮@:「期待するわ」

大淀:「私からは…以上です。どうか、休暇を楽しんできてください」

足柄@:「おっけ。行こっカ。」>満潮

満潮@:「有益な休暇だといいね」軽く会釈して足柄について行く

足柄@:「楽しくなりそでワクワクするネ。」

満潮@:「そうね…ワクワクし過ぎで列車を乗り遅れないように足柄さんを見守るわ」

足柄@:「えー。」<見守る

足柄@:「なになに?ベッドまで見守るノ?」

満潮@:「やっぱり放っておくか」

足柄@:「心配しなくても間に合うから大丈夫ヨ」

満潮@:「心配なんかしてないわ…ま、信じてますね。」

 

 

 

 




****同日、横須賀鎮守府長官執務室
大淀:「失礼します、大淀です」
**:「入れ」
大淀:「……百武提督、報告します。次官・軍務局長からの打診されていた件についてですが、足柄・満潮両名に任せることを独断で決定しました」
百武提督:「彼女達か…面白い組み合わせじゃないか。異論はないが…どう動くかな」
大淀:「正直、予測不可能です。しかし…大陸に、彼女たちの風を吹かせるでしょう。少なくとも、満潮は…それを望んでいるように見えますので」
百武提督:「風は吹かなくともいい… 折角の休暇なのだ、彼女たちなりに楽しんでもらえれば…それでいいだろう」

大連へと向かうことになった二人は、満州国で最も有名なあのホテルに宿泊することになる。今セッションは、このホテルから全てが始まる


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扇矢萩子の捜査録 第三回 『ヤマトホテル』
チーフクラーク、眞斗


GM:八月、上海文化競進会で起きたあの事件は中国での反日運動を一時期大いに高めたのであった。
清霜@:ですよねー
響@:ですよねー
GM:その一つに、八月下旬に通州事件起こった通州事件があげられる。
これらの鎮火の矢面に立ったのは遣支艦隊長官の長谷川提督、そして旗艦艦娘たる出雲であった。
清霜@:ノリと勢いで行動した結果がこれだよ…(震え声
響@:といっても、あの男が叫んだ時点で、後は響や清霜がどう行動しようとも、大局はこう動く
清霜@:まあ、確かにそうだったか
*関係者一同、諦めの境地である。
GM:更に翌々月、ソ満国境紛争とその直後の深海棲艦来襲、後世に済北島事件と呼ばれるそれは、長江下流に利権を持つ列強諸国に長江の安全性に疑念を抱かせることになった。
列国間では連合軍による掃討作戦が浮上。しかし、これに対してどの国がどれだけの兵力を出すかで炎上、結局は日本の遣支艦隊と英国の東洋艦隊を軸とした江上艦隊が編成されたのであった。
この江上艦隊には那珂・龍鳳・野分らが参加している。
これ以外にも、日中外交の円滑化などの為に奔走していた出雲はついに十月二十八日の午後、過労によって倒れたのだった
清霜@:出雲さぁぁん!?
響@:まぁ抱え込むタイプだしな……
GM:明けて十月二十九日、出雲の私室に清霜は呼び出された
清霜@:「どーん!出雲さん、呼んだー?」い つ も の
響@:ダイナミック入室
出雲:「清霜…何度同じことを言わせる気だ」(椅子に座っている
清霜@:「私らしくやってるだけだよー?」小首傾げ
出雲:「…あぁ、そうだな。」
清霜@:「で、何か用?お仕事?」
出雲:「…何、私宛ではあったが実質的に貴様宛の手紙が来ていたから呼んだのだ」 (横の机に並べられている書類の中から一つの封筒を渡す
清霜@:「あ、そうなんだ(受け取って)……えーっと?」読み読み
GM:送り主は吉野お姉さんと書かれています。 そして、要点はこんな感じです
吉野お姉さん:『もし長期の休暇をお取りになれる御機会がございましたら、是非是非私の本来の勤務先である大連ヤマトホテルにご宿泊くださいまし。無期限に使えます御招待券を同封しています。ご都合が付きました時に思い出して頂けますと幸いです。』
清霜@:「ぉぉぉ…す、すごい!わーい、やったー!」はしゃぐ
出雲:「私はしばらく療養する。貴様もこの際だ、羽根を伸ばしたらどうだ」
清霜@:「え、いいの!?」目がキラキラしてる
出雲:「あぁ、行ってこい。粗相のないようにな」
清霜@:「はーい!」
出雲:「あぁ、そうだ…何か私に用があるなら巡洋艦出雲号に電報を打て。」
清霜@:「おおっと!了解だよ!」

GM:こんな感じで、清霜ちゃんは大連に行く事に成りました
清霜@:はーい



GM:点呼開始!

満潮@:準備完了!(1/5)

清霜@:準備完了!(2/5)

響@:準備完了!(3/5)

古鷹@:準備完了!(4/5)

足柄@:準備完了!(5/5)

全員準備完了しましたっ!

 

 

GM:さてさて、始まりました。扇矢萩子の捜査録『ヤマトホテル』のお時間です。今日からのセッション、お願いします!

満潮@:おねがいします!

清霜@:よろしくおねがいしますー

響@:よろしくお願いしまーす!

古鷹@:よろー

足柄@:よろん

GM:さてさて、裏で事前に色々決めましたのでいきなり導入からはじめます

 

サイコロによって次のことがきまったのでした。

旗艦は足柄さん 艦隊名は神聖大連姉妹

鎮守府名はGM用意のヤマトホテルF6号室を使用

 

 

GM:古鷹ちゃんは足柄・満潮コンビと同じく連合艦隊指揮下で小笠原沖海戦で活躍していました。休暇を取るように云われたタイミングは異なりましたが、内地から大陸への道中は一緒に移動してきました。

そして今、漸く目的地にたどり着きました。

19CG年10月31日、午前十一時。大連埠頭

古鷹・足柄・満潮の三人が待っているように指示された場所に到着してまもなく、一台の大きめの車がやってきます。

古鷹@:ハイエースかな

足柄@:ダンケダンケ

満潮@:ハイエースだとしても重巡の二人に通じないだろう…

GM:運転席から出てきたのは背が高めの従業員の制服をきた少女です。

**:「あの、皆様をお迎えに参上したのですが…お待たせしてしまったでしょうか?」

足柄@:「やー。大丈夫ヨ。」

古鷹@:「いえいえ、お迎えありがとうございます。」(いい声で)

満潮@:「いいえ、ちょうどよかったわ」

ちかこ:「はあぁ、そうでしたか。…アタシは宗内…ち、ちかこです。先客様を乗せていますがどうぞ、お乗りください」

足柄@:「あいあい。」乗り込む

古鷹@:「先客?じゃぁおじゃましま~す」

GM:車の中にはちかこの云うところの先客様がいます、別所でピックアップされた清霜ちゃんです。

満潮@:「先客って、同じ艦娘なんだ」簡単な会釈

足柄@:「おじゃまー。」きよしーの隣にでも座ろう

満潮@:続いて足柄のそばに座った

清霜@:「やっほー」

足柄@:「そっちも休暇?」

清霜@:「そんな感じ、よろしくねー?」

古鷹@:「よろしくおねがいします。」にこ

足柄@:「よろしくネー」

満潮@:「よろしく。」

GM:埠頭から大連市内中央にあるホテルまで、すぐにつきます

ちかこ:「到着しました、どうぞ…中へ」

清霜@:「わー、おおきいー」きょろきょろ

足柄@:「豪華豪華。」中へー

GM:はい、大きいです。 当時のホテルの中でも断トツにデカいです

満潮@:「贅沢しすぎよ、普通の宿でいいのに…」

古鷹@:「たまの贅沢もいいんじゃないかな~?」

足柄@:「いいじゃん。贅沢してなんぼヨ。」

吉野お姉さん:「お待ちしておりました、清霜ちゃん。そして内地からいらっしゃった皆様も。ようこそ大陸は大連へ。」

清霜@:「あ、おねーさん!やっほー!」

吉野お姉さん:「はい、吉野です。吉野ですが… その、ごめんなさい清霜ちゃん」

清霜@:「え?」

眞斗:「ホントはね、ホントの私の名前は違うの。私は当ホテルのチーフクラーク…扇矢眞斗、です。 ごめんね、ずっと騙していて」

清霜@:「ん?良いよ良いよ!事情があったんでしょ?なら仕方ないよ!許してあげる!」にこにこ

満潮@:扇矢だとおおおお

響@:節々でお姉ちゃんと自称してたしな……

*第三回にしてようやく明らかになった名前である。

眞斗:「…そういってもらえて…本当にありがとうございます。改めてだけれど、よろしくね」

清霜@:「うん、よろしく!」

満潮@:「こちらこそ、短い間よろしく。」

足柄@:「よろしく」

古鷹@:「よろしく。」

ちかこ:「…こほん、チーフ。アタシはこれでしつr…」

眞斗:「ちかこを皆様付きとしますので、扱き使ってあげてくださいね」(ほえほえ)

古鷹@:ニガサンw

ちかこ:「…う、そ…ですよね、チーフ」

清霜@:かわいい

響@:大陸の女はしたたかなのだ

眞斗:「皆様、少々頼りにはなりませんが何事にも経験ですので…おそばに置いといていただけませんか」

満潮@:「彼女が嫌がってるようだけどいいの?」

眞斗:「こういう子には、これぐらいでいいのです」(ニコニコ

足柄@:「ちかちゃんよろしくネー」

清霜@:「あははー」

古鷹@:「ちかさんよろしく」にこ

ちかこ:「あはは…ははっ…はは」(ちからなく笑う

ちかこは一瞬だけ清霜の方を窺いますが、諦めたように返事をします 「よろしく、お願いします」

清霜@:「???」わかってなかった

眞斗:「あっ…そうでした。皆様、個別の部屋で宜しかったでしょうか?」

古鷹@:「相部屋じゃないの?」きょとん

足柄@:「うん、おっけ。」

清霜@:「私はどっちでもOKだよ!」

満潮@:「構いませんよ」

眞斗:「了解しました、では…」(鍵を四本ちかこに渡す)

眞斗:「チェック等は既に行っております。ちかこに案内してもらって下さいね。最後にではありますが、どうか当ホテルご宿泊の間はどうぞごゆるりとお寛ぎ下さいませぇ」(ホワホワ

清霜@:「はーい!」

古鷹@:「それじゃぁまたね~チーフさん」

足柄@:「はいはーい。」自分の部屋に行って荷物おいてー

眞斗:「はい、いつでもお呼びいただけましたら駆けつけますね~」

GM:皆さんの部屋はホテルの三階にあります

宿泊組四人@:ほむほむ

GM:三階の廊下を、ちかこの先導に従って歩いていると向こうから二人の女の子たちが

足柄@:画面をタッチすると挨拶するんですね判ります

*艦これアーケードである。

**:「それでね、キョーコせんせい。これまでのじょうきょうから、どうしてもつぎのあたまがあやしいって」

**:「表向きに私たちに何も知らせないのは、やはり気を使っているつもりなのか。って……」

古鷹@:「どうも~」いい声で軽く挨拶しながら道を譲る

足柄@:「ふぅん?」特に気にせず

 

****

足柄@:あ、この辺って賭場とかあったりするんですかね

少尉@:…ありそうですが

足柄@:了解了解。

少尉@:どうなんだろう、闇賭博ならあっちこっちにありそうだけれど…

足柄@:わりとカジノとかありそうなイメージだけどそうでもないのか

少尉@:大連は… うーん、日本がきっちり支配してますからね… ハルビンとか新京だとありそうですが…どうなんだろう

古鷹@:ちなみに日本の将棋とかと同じ位の感覚でマージャンはそこらへんでやってる

少尉@:中国最大の功績は麻雀の開発である とは、私の恩師の言葉

響@:否定できないな……

****

 

**→響@:「……清霜?」

清霜@:「あ!」

**:「…?せんせい?」

清霜@:「わーわー!元気してたー?」

満潮@:「清霜さんの知り合い、多いね…」

響@:「大連に来ていたのか! 私は大事ないよ。清霜も……見るからに元気そうでよかった」

清霜@:「あははー、よかったよかった!私は休暇貰ってね、こっち来てるんだー」

響@:「そうか、ゆっくりしていってくれ。何かあったら私に……というわけにはいかないんだった」

清霜@:「あ、こっちのお仕事があるってことだね。それは仕方ないよー」

**:「???」(首傾げ~

響@:「すまないな。オーリャ、彼女は上海にいた頃の私の仲間だよ。清霜というんだ」

**→オリガ:「あっ、そうなんですか。はじめまして、です、きよしもさん。オリガです。 オーリャってよんでください!」

清霜@:「ん、よろしくね、オーリャ!…で、先生って聞こえたけど、どういうこと?」響に耳打ちひそひそ

響@:「上海みたいに、ちょっとナイショの仕事で偽名を使ってるんだ。私はキョーコと名乗ってる」ヒソヒソ

清霜@:「おっけおっけ、了解だよ、キョーコせんせー?」

オリガ:「せんせ?きよしもさん?」

清霜@:「うん、気にしないで!」

響@:「ん。……申し遅れました。キョーコです。清霜とは上海にいたときの友達で……どうぞよろしく」と、他の3人に

満潮@:「勤務中のようで手短く挨拶するわ。」

足柄@:「ん、アー…足柄ヨ。よろしくネ。」

★☆★

満潮@:「私は満潮、彼女は足柄、同じ職種みたいから何か手伝うことがあったら遠慮なく言ってね。」

古鷹@:「古鷹です。」

オリガ:「あしがらさんに、みちしおさん…えと、ふるたかさん…ですね。はい、おぼえました」

響@:「ありがとう、助かるよ。私もいつまで滞在するか分からないけど、お互い様だ。何か困ったことがあれば声をかけてくれ」

オリガ:「ふつつつつかものですが、よろしくおねがいします」(ぺこりぃ

清霜@:「噛んでる噛んでる」

オリガ:「あはは… にほんごむずかしいです。」

足柄@:「ほんとネ」<にほんごむずかしい

古鷹@:「そっちだって、馬・母・麻とか聞き分けれませんよ。」愛想笑い

****

響@:タテマエ上、無難に挨拶したけど、出雲が倒れた矢先でヤマトホテルで清霜と合うなんて、どう考えても偶然ではないと分かるな

響@:ピンイン懐かしい

古鷹@:ちな まぁ↑ だったり まぁ↓ まぁr(巻き舌)だったり

響@:マーマーマーマーマー? って大学でやったやった

古鷹@:殺意わいたね

少尉@:それやから(中国語を)取りたくなかった そして、いま苦しんでいる(ぐはっ

*少尉の中の人(=GM)は中国語の資料が読めなくて苦しんでいたのだ

 

オリガ:「うーん、チャイニーズはまだいいとおもうけどなぁ…」

足柄@:「んー、聞くのはそこまででもないかナー」

清霜@:「まあ、母国語以外の言語は分かりにくいよね!」

ちかこ:「……あの、皆様。喫茶室に案内しましょうか?」(おずおず

清霜@:「おっと、そうだネー」

足柄@:「あ、それいいネ。時間あル?」>響、オリガ

満潮@:「いいわ、ちょっと待ってて」と言って、自室に簡単な荷物を置いてから出て行く

古鷹@:「それじゃぁ私も…」自室に荷物おいて

足柄@:荷物をシュートしてからってところかな

響@:「あぁ。時間は私も大丈夫だ。中座してしまうかもしれないけれど」

オリガ:(こくこく

ちかこ:「では、こちらです」

清霜@:荷物置いて、ついてくー

GM:そんな感じでちかこに喫茶室に案内された六人、短い時間ではありましたが談笑はかなり盛り上がりました。

さてさて…ここで清霜ちゃんと響ちゃん いきなりですが、判定を一応振ってください

GM:<無個性判定 目標値11/技能補正は直感です>

清霜@:2d6>=11 いきなりか!

KanColle : (2D6>=11) → 8[4,4] → 8 → 失敗

清霜@:まそ

響@:2d+5>=11 まぁ偶然じゃあないわな……

KanColle : (2D6+5>=11) → 6[3,3]+5 → 11 → 成功

清霜@:ぎりっぎりw

GM:…お、ぅ やっぱ響ちゃんには察せられたか…

響@:目星ビルドだ、許せ

GM:響ちゃん、 なんとなく雰囲気というか態度から『ちかこ』はアナタの知っている人物だと分かります

響@:ほっほう、だーれかさんの変装かね……気を見計らってジャブを打っていこう

満潮@:まさかと思うが…

響@:これで少尉だったらびっくらこくけどね?

満潮@:もしかして:男の娘?

清霜@:いやいやw

GM:さてさて、これで導入は終了です

*どんな態度をGMがとってもばれるのだ…

 

GM:各自感情値を一点取ってください

清霜@:ほいほいー

足柄@:満潮に頼りにしてるで1

清霜@:びっきーに「お久しぶり!」で+1

響@:古鷹さんに「第一印象は澄んだ声」で+1

満潮@:清霜に「人気者」

古鷹@:足柄さんに1きになる

 

清霜@:戦闘がほぼない、らしいけど「そろそろ戦艦」で「猛射」を取るよー

清霜@:清霜@の行動力を-3(1d6->3)した(行動力:19->16)

清霜@:「霧島さん、インストォォォォォル!!」謎のポーズ

響@:我が艦隊の主砲が完成した

古鷹@:わぁい

響@:そういえば、導入ここまでだけど具体的な任務が与えられていないな。よし、休暇を満喫しよう

古鷹@:キニスルナ(CV:魔王

*だって休暇なんだもん(響とオリガは仕事であるのだが…)

清霜@:感情表は誰が弄ります?

響@:感情値参照するアビあることだし私が努めましょう

清霜@:おおう、お願いしますー

GM:ありがとうございます、お願いしますね。

 

 

GM:では、最初のシーンプレイヤーはだーれだ

足柄@:えーと、古鷹さんかな

古鷹@:ふっちゃっていいかにゅあ

響@:どおぞー

GM:ごーごー

古鷹@:SEV

KanColle :ランダムイベント表(1[1]) → チーフクラーク/平常

古鷹@:チーフ!

響@:どういうシーンになるやら

眞斗:わたしですかぁ?

GM:では、皆さんが喫茶室で談笑しているのを見つけた感じですね

 

眞斗:「皆様、如何でしょうか?お寛ぎいただけそうでしょうか?」

古鷹@:「あら、チーフもご一緒します?」にこ

眞斗:「お受けしたいのは山々ではあるのですがまだ仕事中ですので…お誘いいただき、ありがたいのですけれど」(苦笑い

清霜@:「あはは、頑張ってねー」

古鷹@:「せっかくですから、1杯だけでもどうです?」すっとさしだす

眞斗:「ふふっ、ありがとうございます。ではお言葉に甘えて、少しだけ頂きますね」

古鷹@:ぐい飲みサイズだからな

眞斗:「…っと、凄いクイーンズ訛りの強い方がいらっしゃったのだけれど、ちかこ…いけるよね?」

ちかこ:「分かりました… 少々離れます」

古鷹@:「クイーンズ訛り?」

響@:「英語、か……?」

足柄@:「いってらっしゃイ」←どこか良く判らない訛り

眞斗:「はい、アメリカ英語でないのは確かで…どうもイギリス英語なのですが…ロンドンでもありませんので…」

古鷹@:「なるほどー」

ちかこ:『~~~~~』

響@:気付いてしまった手前、ちかこの様子を注視してしまうな……

宿泊客:『~~~~~』

 

****

宿泊客の画像事件

どどんとふ内では、発言とともにキャラ画像が画面に現れるのだが…

古鷹@:ガタ

足柄@:なんだこの痴女(酷

*胸元がすかすかに見える画像が画面にバンっと上がったため。

古鷹@:みえ

響@:すげえおっぱいだ

満潮@:おっぱい!おっぱい!

清霜@:注目するのそこかい!(凝視

GM:よし… 変えた 変えたぞ !

*硬派な画像に変更するも…

古鷹@:スッ (座る

清霜@:スッ...(座る

満潮@:スッ...(座る

響@:いや、硬派な格好もなかなか……

GM:諸君、俳句を読め!

響@:おっぱいに 大小あれど 貴賎なし

*大変よくできました

 

****

 

清霜@:「??????」

ちかこ:『~~~~~~』

宿泊客:『~~~~~~』

足柄@:どんな話してるかは判らない?

GM:内容はいたって事務的ですね… って、これぐらいは入れてよかったですね

宿泊客:『予約していたエリザベス・テューダーというものだ』

GM:っていうのははっきり聞こえますが、後は訛りとスピードがとんでもなく速い。

 

眞斗:「やっぱり、頼りになりますねぇ。こんな時は特にですよぉ」

満潮@:「何言ってるのがわかんないけど」ティーをすする満潮

足柄@:「あんま面白い話じゃ無いネー。」

清霜@:「そうなの?」

古鷹@:「見てる分にはチェックイン手続きしてるだけのような?」

満潮@:「足柄わかるの?」

足柄@:「多少はネ。」ずずー。

古鷹@:「でも、すごいですね。チカコさん」

眞斗:「ここの所、西洋のお客様が多いので彼女には大助かりです。 滿洲の方も、日本からの方が少々足を遠のかれていますので…」

足柄@:「ふーン」

響@:「勉強し直したつもりだが、所々が拾える程度しかわからない……」

清霜@:←まっっっっったく分からないアホの子

満潮@:「…と、彼女を私達に紹介しにきたの?扇矢さん」

眞斗:「うーん、そうなるのでしょうか」(少し苦い顔

満潮@:「…ふーん、そう。」ずずー。

ちかこ:「~~~~~~」 (ほかのクラークに案内やらなんやらの引き継ぎやってから戻ってくる

 

古鷹@:「おかえり~」

ちかこ:「あっ… はい。もどり、ました」

眞斗:「ここの所、滿洲全体が物騒でして… この前も平和ホテルさんで…」

ちかこ:「ち、チーフ…さすがにそれは控えた方がよろしいのでは…」

古鷹@:「ん~?」覗き込む

響@:「…………」興味津々

眞斗:「あっ… うーん、でも…」(周りの顔を眺める

足柄@:「ん……」ぴく。<物騒

清霜@:「ほえほえ?」

GM:ってなわけで、ここで判定挟みます。眞斗に、しゃべってもよさげだな と、思わせてあげてください。GMからの判定候補はおしゃべり・大胆 です

満潮@:「……」カップをテーブルに置き、興味津々の様子

古鷹@:判定からしよう 大胆で

古鷹@:2D6>=7 (判定:派手)

KanColle : (2D6>=7) → 10[4,6] → 10 → 成功

響@:ハラショー

清霜@:いいね

眞斗:「他言は無用でお願いするのですが…実はですね」

古鷹@:ぴかぴかっと目が派手?に光って聞き入る

眞斗:「平和ホテルのフロントホールのシャンデリアが急に落ちたせいで、ご宿泊なさっていた方が全身打撲で緊急搬送されたのです…」

足柄@:「最近多いノ?」

眞斗:「多い、訳ではないと思いますが…体感といいますか、土地の風が物騒でして…」

ちかこ:「…幸いにも、負傷した方の命は損なわれませんでしたが…現在も入院、治療中だとか…」

古鷹@:「で、”あくまで”噂だとシャンデリアに細工されたとかなんとかってところじゃない?」

響@:ブッソウダナー(棒)

清霜@:「ほえー」

響@:「……だとしたら恐ろしい話だな」

眞斗:「ちなみに…実際平和ホテルのシャンデリアを吊り下げていた鎖の、そのうちの一つが腐っていたようで…いつ落ちるかわからない状態だったそうです」

足柄@:「幽霊の仕業だったりするかもネ。」

清霜@:「ゆーれーかー、面白そうだなー」

オリガ:「せ…せんせい」(少し顔が蒼い

響@:「……大丈夫。噂は噂さ」と言いつつちゃんとオーリャとアイコンタクト取っておこう

古鷹@:「ふ~ん…チーフ、もしかして私達に頼みたいことあるんじゃないの、その件で」耳元でささやく

眞斗:「うぅ… いえ…ですが…」(目が泳ぐ

満潮@:「本当に幽霊だったらそれはそれで楽よ」

古鷹@:「だめでもともとだからさ…ねぇ」あまい囁き<チーフ

GM:古鷹、お前もか お前もお姉ちゃんを惑わす気か!(笑)

*もちろん前例は前回セッションでの龍鳳ちゃんである。

清霜@:www

古鷹@:しーらぬいw

響@:駆け引き上手な魔性の古鷹……これはいい

古鷹@:だ、大丈夫みみにふー とか

眞斗:「…そ、その…ですね?」(目がぐるぐる

古鷹@:「独り言でもいいんですよ?」<ささやき

眞斗:「その…た、ただの呟き、とか何か…なのですが…」(ぐるぐる

古鷹@:耳にふー はアカンな(ぐるぐる目

足柄@:洗脳では無いだろうか

満潮@:この古鷹、大天使に見えて実に小悪魔である    かわいい

眞斗:「ちかこも、ですが眞斗自身もそれなりの武術の嗜みはあります。それに、オーナーに許可を頂いて隈なくホテルの保安性を高めるように努力はしているのです。ですが…その、それだけでは心細く… もう少し、監視の目を増やしたいなぁ…と ですね」(目が宙を動く

響@:まぁ古鷹ちゃんにお耳ふぅ~されたら堕ちますわ

少尉@:ちなみに、これがのちのちはぎこのみにふりかかるってしってた?>お耳ふぅ

古鷹@:しーらぬいw

響@:誰ですか吉野お姉ちゃんに悪いコト教えた人は……

古鷹@:ワタシジャナイ

清霜@:www

ちかこ:「……チーフ、全部言っちゃってますよね」(側頭部を抑えながら

響@:ちょろかわいい

足柄@:ちょろいん

古鷹@:「なるほど、あ り が と う♪」

眞斗:「ひゃうん!?」

響@:「見かけによらず、やるな……」

古鷹@:ワタシ囁いてるダケダヨー なにも悪くないよー

ちかこ:「……はぁ」 (オリガの近くでため息

オリガ:「え?えっ?」(オーリャは混乱しているようだ

古鷹@:ちかこ だったらやっていたかも…お耳ふぅ~

GM:やめれぇ~ww

清霜@:「え?なに?どったの?」

オリガ:「わかんない…です」

清霜@:「うん、大丈夫大丈夫 私もサッパリ分からない!!!!」

足柄@:なんか起きてるなら巻き込まれないようにしたいなー、って思ってる顔

GM:と言う訳で、任務発生。

<ヤマトホテル1:ここから大連で発生するイベントを二つ以上成功させよ>

足柄@:ほむほむ。

 

古鷹@:派手のうえの個性大きな声で言ってごらん

響@:OoO!!!!!!!!

清霜@:(ぴー)!!!!

古鷹@:なんで規制がw

清霜@:きよしー補正です(

オリガ:えっちぃとは…なんですか、せんせい?(アドケナイ顔

古鷹@:シラナクテイインダヨ

 

満潮@:「いいわ。」カップを手にして一気飲みした。

響@:休暇を楽しんでこいと言われているが(響は違うけど)……頼まれちゃあ仕方ないな!

古鷹@:そうだね、困っているならしかたないよね

満潮@:「休暇と言ってもこれでたるんだら困るわ、散歩のついでにでもいいでしょう、足柄?」

足柄@:「ぇー。」

清霜@:「ええと、困ってる人がいたら助けなきゃ!」

古鷹@:「そうですね、ついででいいんならやってもいいじゃない?」足柄に

足柄@:「じゃ、気になることがあったら教えるヨ。」

眞斗:「…そ、その…すみません、せっかくのお時間を頂いてしまって…」

響@:「ふむ……私たちも少し気にして見てみよう」

オリガ:「あれ…えっ?」(手元とちかこの方を見比べる

ちかこ:「……申し訳ございません」

眞斗:「私も、皆様のサポートを出来る限りやらせていただきます… お願いしますね」

満潮@:「いいのよ、これくらい。」

足柄@:「適当にやるだけだしネー」

満潮@:「もう…」

響@:「……何も見つからなければ、それでよし」

眞斗:「申し訳ございません、長居しすぎたようです。私からの”お願い”は頭の片隅に置いて頂ければそれで十分ですので…失礼しました」

古鷹@:「またね~」

GM:とな感じで眞斗は去っていきました。第一シーンはここで終了

 




GM:次のシーンプレイヤーは誰だ?
足柄@:えーと、まだ弱点なんだよなー。みちしーあたり?
*物資調達を使うことを前提にした発言
満潮@:いいよ
GM:ほむ…では満潮ちゃん。 ふってください
満潮@:あいよ sev
KanColle :ランダムイベント表(1[1]) → チーフクラーク/平常
満潮@:ぐはwwwww
響@:5にスライド……非平常か
GM:くりあがって五番…上海の陰影/非平常 ですね
満潮@:ほう…えっ、上海?
GM:うん、上海。
満潮@:ほう
足柄@:上海。
古鷹@:シャンハーイ


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上海の陰影

GM:満潮ちゃんのシーンから参ります。

 

眞斗からの[お願い]に刺激され、なかなか眠れなかった満潮ちゃん。

一人ホテルの庭園を散歩と洒落こんで不審者の姿を探しています。

雲量の多めな月夜で、明るいのだか暗いのだかよくわからない夜です。

そんな中、建物の通用口から人影が一つ出てきたかと思うと、満潮ちゃんからは遠ざかる方向に走っていくのを見つけます。

足柄@:コナンの犯人っぽい!

満潮@:静かに尾行してくる

GM:追いかけると裏庭の端のエリアに出てきます。そこで、さっき通用口から出てきた人影ともう一人が中国語で何かを話しています。

**:『~~~~~~』(中国語

**:『~~~~~~』(同じく中国語

GM:雲に隠れていた月が出てきて二人を照らします、一人は"ちかこ"だとわかりますが。もう一人は黒尽くめな服装で目深く帽子をかぶっています。

満潮@:ここからだと人の姿を…見えますね

GM:見えます、はい

満潮@:choice[まだだ,まだ様子を見るべき,ここは威力偵察で勝負に出よう!]

ダイス判定: (CHOICE[まだだ,まだ様子を見るべき,ここは威力偵察で勝負に出よう!]) → まだ様子を見るべき

満潮@:もう少し様子を見よう、二人の表情や口ぶりはどうだった?

ちかこ:『うっ……~~~~』(緊迫

**:『~~~~~』(鼻で笑う

足柄@:仲よさそうではないね

ちかこ:『……』(一歩後ろに下がって腰に手を伸ばそうとする

満潮@:埒が明かない、行動に出る

**:「使えない暴力ほど… 愚かしいとは思わないカナ?」

満潮@:「じゃあ試してみればいいって話しよ」ここで二人もしくちかこを制圧するつもりで、判定を願おうか?

**:「…はは、使えるならどうゾ?」(満潮に日本語で

GM:ほむ、では… 個性判定で突撃/負けず嫌いをどうぞ

満潮@:突撃のみ! CQCは入りますか?

GM:せっかくなので入れましょう

満潮@:吉北 2d6+3>=5 使える暴力とやらを見せてやる

ダイス判定: (2D6+3>=5) → 8[2,6]+3 → 11 → 成功

響@:危なげなく

GM:ちなみにNPC二人の防御の判定は?

ちかこ:2d6+1

ダイス判定: (2D6+1) → 7[3,4]+1 → 8

**:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 2[1,1]+4 → 6

響@:ファンブル!

足柄@:ひでぇw

GM:…まさかファンブったか

**:『くっそ!』

満潮@:「観念しなさい!」

ちかこ:『うぅ…っつ…』

**:「これで敗北は二人目ネ… まっ、退散しマスよ ではでは、サヨナラ、ちかこちゃん」

満潮@:追えるか?

GM:追いますか?では<無個性判定目標値10/技能補正 追跡>

響@:逃げ足速いな……

満潮@:choice[まずちかこを問い詰める,ここで逃げられたら駆逐艦の名が廃る!]

ダイス判定: (CHOICE[まずちかこを問い詰める,ここで逃げられたら駆逐艦の名が廃る!]) → まずちかこを問い詰める

GM:…そうなるんだ

足柄@:ちかこは後からでもといつめられるから、追った方が良くない?

満潮@:それはそうだけど、判定が難しい

響@:物音に気づいた他のPCたちがこのタイミングで登場してもいいのよ?

満潮@:「逃げ足速いね…それはともかく、あんた、何を企んでいる?」ちかこを馬乗りにして動かないようする

足柄@:まあ私も判定厳しいけど!

響@:出目で10勝負は1/6……まぁねぇ……

ちかこ:「……企む、ですか」

満潮@:「企みじゃなかったら何こそこそしてんのよ」

ちかこ:「…アタシの、知り合いなんですよ。さっきの人。しばらく、音信が絶えていたのに…急に手紙が来て、誰にもいわずにここに来いって」

満潮@:「普通の知り合いなら普通に会えるでしょう、なんでわざわざ裏庭に?」

ちかこ:「…まぁ、やばい話だってことです。」(口を濁す

満潮@:「ふーん…あんた、さっき何かを持ち出すつもりよね?出しなさい。」

ちかこ:「…… はい」 (九十四式拳銃であった

満潮@:「知り合いに会うのにこれが必要なんだ?」

ちかこ:「…知り合いと云え、友人でもありませんでしたし… アタシだって、死にたくありませんので。」

****

響@:おかしいなーただのホテルクラークさんがどうして軍用拳銃なんて持ってるんだろー(棒)

足柄@:拳銃用意して会いに行くような相手なのね、ってのもw

古鷹@:ご、護身用だし(ふるえ

清霜@:ご時世的に護身で持っててもおかしくないとかそんなんなのか?

響@:ちかこさん怪しいなあ(棒)

GM:そもそも、この当時の満州の銃刀法ってどうなんだろう…あっちこっちでドイツ・ソ連・日本・アメリカの軽機関銃ぐらいは売ってそうなのですが…

響@:フトコロに余裕のある人間が手に入れようと思えば難しくはないでしょうねぇ

清霜@:でしょうね、多分ですが むしろ、サタスペのオオサカのごとく、その辺の法律がガバガバだったりするのだろうか

****

ちかこ:「アタシが危ないと、もし判断なさるならチーフにその旨をお伝えください。」

満潮@:「…私の一存であんたをどうこうできない、とりあえず今はあんたを拘束させもらうわ、いいね」

ちかこ:「…どうぞ」

満潮@:服のリポンを解いてちかこの手を縛り、連れて帰る

響@:響や清霜がちかこさんの密会相手と会わずに済んでよかった気がする

GM・清霜@:(笑)

GM:では、ちかこの身柄はホテル警備員の詰所のさらに奥にある部屋に監禁されることになります

警備員:「不審者の摘発、ありがとうございました」(びしっ

満潮@:「…まだ決まったわけじゃないわ、後で尋問するから」これだけを残して、部屋に戻るわ

ちかこ:「…どう、動くのか… あの子は…」(壁にもたれながら呟く

GM:はたして、ちかこの密会相手とは… そして、ちかこの身はどうなるのでしょう…どうなるのでしょう!

満潮@:次巻に続く!

足柄@:後編に続く!

響@:もちっとだけ続くんじゃ

清霜@:こうはんへーつづく(キートン風

足柄@:成功効果は!

GM:HAHAHA ではでは、成功報酬として弾薬1d6と思い出の品(九十四式拳銃)をどうぞ

満潮@:思い出の品(武器)

清霜@:物騒な思い出の品だ

足柄@:じゃあ次行きますねー

GM:では、sevどうぞ~

響@:おねがいしまーす

足柄@:sev

ダイス判定:ランダムイベント表(1[1]) → チーフクラーク/平常

響@:繰り下がって繰り下がって……4かな

足柄@:1しかでないぞこのダイスw

満潮@:どうせみんな1になる

清霜@:わーおw

GM:宿泊客/平常 ですか… このタイミングで…

響@:翌朝?

GM:さて… 日にちが立ちますね

足柄@:あ、取りあえず。物資調達。

GM:どぞどぞ

足柄@:2d6>=5 買い物 ボーキを使う

ダイス判定: (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

足柄@:消費 1d6

ダイス判定: (1D6) → 6

GM:ごりぃ

古鷹@:ごりごり

足柄@:ITT

ダイス判定: アイテム表(3) → 開発資材(P241)

足柄@:うーん。

響@:砲類行こう砲類

古鷹@:まぁいいんじゃない?

足柄@:朝帰りして開発資材持ってきた様子。ナニやってたんだろうね

満潮@:ガタッ

清霜@:こらこらw

響@:大連は満州事変が作ったパンドラの箱。質を問わなきゃ何でもある。

★☆★

GM:十一月一日 11:00

足柄@:起きた頃かw

GM:なるほど、ではその足で食事会場になっている部屋に向かったというていで行きましょう

響@:誰からともなく、みんなその部屋に集まってるという感じでOK?

GM:Okですよ。でもって昨日、ちかこがチェックを手伝っていた二人のイギリス人がくつろいでます。どうもカントリーイングリッシュ過ぎて、従業員一同汗々しながら要望に応えています

足柄@:1d100 酒残ってる度

ダイス判定: (1D100) → 73

足柄@:ふむふむ。 二日酔い入ってますね!w

響@:それなりに残っている

満潮@:だめこりゃあ

響@:「ヤマトホテルは広いな……。昨晩、少し歩き回ったけれど、特に怪しいヒトやモノは見当たらなかった」

満潮@:ちかこの事まだ皆に知らせてないっぽい?

古鷹@:「そうですね、響さん。」

足柄@:「頭いたーイ……」

清霜@:「迷っちゃうよー」

ベス:『で、どうだったんだギル?』

ギル:『それがだな、ベス。大損だよ、大損…もうちょいいい線行くと思ったんだがなぁ~』

ベス:『ほぉ… やはりギル、貴様死ぬまで商人だな』

満潮@:「はむはむごくんごくん」一心不乱に食事中

ギル:『足りめぇだよ、10の儲けが1しかないんだ… こりゃまだまだかかるぞ?』

響@:「賭け事の話……か? 商談か? ネイティブの英語を相手にするのは大変そうだな……」

ベス:『わざわざ極東まできたのだ… [和]の精神だかで頑張ろうじゃないか』

清霜@:「どったの?」

足柄@:「賭場、結構沢山あったしネ……」

響@:「ん。ちかこがいないから従業員が苦労してるなと思って」きょろきょろ

清霜@:「あ、そういえばそうだね。どうしたんだろう?」

古鷹@:「そういえば、朝からみてませんね」きょろきょろ

足柄@:「見てないナー」

ギル:『おーい、嬢ちゃん。』

眞斗:『は、はい!』

ベス:『済まんが、紅茶の代わりを頼む』

眞斗:『か、畏まりましたぁ!』

満潮@:「ごくん…ちかこは、扇矢さんに聞くといいのよ」箸休め

足柄@:「眞斗ちゃんも忙しそうだシ」ぐでーん

ギル:『ん~ 大和撫子っつうんだっけか?ああいうの』

ベス:『…さぁな、聞くな』

響@:「そういえば、彼女も扇矢か。ちかこも忙しいんだろう。色々と……」

清霜@:「かもねー」

ギル:『まぁ、紅茶がうまくて…ビスケットも上等ときている。この役目は当たりだったよな』

ベス:『そうだな…我が国も再びフランス人を雇えばいいんじゃないのか?』

足柄@:英国はまず自国の料理をですね

ギル:『なるほど、ナチと組んでフランスを二分割でもするってか?』(爆笑

響@:っとぉ、イギリス人の口からナチだのフランスだのという言葉が出たなら耳をそばだてておこう……聞き取れているかが問題だけど

古鷹改@:単語は聞き取れるが内容はむりそうだ…

ベス:『ナチの株は買い時だからな… しかし、買わんぞ』

足柄@:単語と内容は聞き取れるがそれどころではない感

ギル:『ほー、ならフミマロ・コノエは買うのか?』

満潮@:なんかいまいちね…

清霜@:←さっぱりわかってない子

ベス:『…頭が痛いな』(紅茶ずず

眞斗:『お待たせしました、お注ぎしましょうか?』

ギル:『連れのやつからいれてくれ』

足柄@:そういや、オリガちゃんは?

GM:響のいるところに基本はいるぞ!(今もいますね

響@:響も一人じゃ心細いから積極的に連れ回しているつもり

満潮@:英語なんでわからんしそれより昼飯の状態

響@:英語に関しちゃ響よりオーリャのほうがずっとできるだろうけどネイティブ相手はどうだろうな

ギル:『そういや嬢ちゃん、昨日の賢いクラークはどうしんだ? まさか首になったわけじゃあるまい』

オリガ:「えっと、ちかこさんのこと聞いてます。男のひとが」(響の袖引っ張りながら

眞斗:『あはは…きゅ、急病です』(顔引きつり

足柄@:「ちかちゃんなんかあったみたいネー」ちらっと見つつ

満潮@:「…」お茶をすする

ギル:『はーん、きゅうびょーならしかたねーな』

響@:「……病気、と言ったか?」オーリャと眞斗さんを交互に見つつ

オリガ:(うんうん

足柄@:「凄く嘘っぽいけどネ」ぐでーん

清霜@:「病気?流行病とかじゃないよね?ね?」

足柄@:「みっちーなんか知らないー?」

満潮@:「…そうね、知ってるけど、できれば扇矢さんから聞くほうがいいわ」

足柄@:「ぇえー。」ぐてん。

ベス:『ギル、お前…こっちの手札を勝手に切ったんじゃないだろうな』(側頭部抑えながら

ギル:『共有財産だろ、夫婦間は』

ベス:『個人財産もあるのだよ、歴とな』

ギル:『なら慰謝料に好きなカードを一枚進呈しましょうか、女王陛下?』

古鷹@:ちらっと様子見

ベス:『バカ言え… 何とでもやりようはあるだろう…なぁ、国王陛下?』

眞斗:「……」

清霜@:良く分からないので机があるならそれに突っ伏してぼんやり

響@:「まぁ、見るからに訳ありのようだったしな……。向こうの話が終わったら呼び止めさせてもらおう」

GM:ギルとベスのやたら早い会話は、紅茶とビスケットの消費とともに終わります

足柄@:「眞斗ちゃん眞斗ちゃんー。」おいでおいで

眞斗:「えっ…あっはーい、ただいま!」

足柄@:「二日酔いに効くお薬とちかちゃんだしてー。」

眞斗:「わかりましたぁ、しばしお待ちくださいませぇ」

足柄@:「ちかちゃんもってくるっテ。」

満潮@:「いや待て、そうじゃないでしょう!」

足柄@:これ、眞斗ちゃん忙しいから反射的の答えたよなw

GM:応えましたね はい

*お目々ぐるぐるじょうたいである

響@:「難儀な性分だな、かれ……彼女も」

眞斗:「こちらで宜しかったでしょうか?」(お薬

足柄@:「あれ、ちかちゃんは?」お薬受け取りつつ

眞斗:「へ?」(小首を傾げる

足柄@:「ちかちゃんもだしテーって。」おみずおみず。

満潮@:おみずとってきた

足柄@:うけとった。

眞斗:「ちか、ちゃん…ですか」

満潮@:「…扇矢さん、私が皆に説明していいよね?」

眞斗:「えっと…そう、ですね。ごめんなさい…」

満潮@:では、かくかくしかじか

足柄@:かくかくしかじか。

響@:「えぇ……」あからさまに困惑

古鷹@:きょとん

眞斗:「その…」

足柄@:「はーン。」

眞斗:「上級職員一同、困惑しておりまして… 憲兵隊に差し出すのも憚られ…かといってこのまま放置するわけにもいかず…」

響@:というか、眞斗さんからしても、協力の代償として貸し出したちかこちゃんが急に拘束されちゃって訳わからん状態だよね多分

足柄@:「持てあまし気味。」

 

****

足柄@:さてどうするかな。何があれってここから動く方法がいくつかあるんだよなw

GM:そもそも拘束される予定なんてなかったんだよ…

満潮@:どうしてこうなった!

足柄@:だれのせいだろね(すっとぼけ

満潮@:…私のせいだ\(^o^)/

GM:たぶん、**がファンぶったせいだろうねぇ

清霜@:ww

響@:ダイス神はGMいじめがお好き

****

★☆★

眞斗:「…実際のところ、そうですね…如何せん有能な子でしたので…できるならば雇い続けたい訳で…」

響@:「…………」

眞斗:「それに、彼女の身元は海軍様からお墨付きをいただいておりましたので… さらに対処の仕様がなく…」

足柄@:むしろ海軍にどうなってんの?って問い合わせる事態だよね

響@:「しょ、正直に話してもらうしかないんじゃないか……?」あせあせと眞斗さんの方を見つつ

眞斗:「…最終的には、妹を呼べば何とかなりそうな気はするのですが…」

清霜@:ぷしゅー(理解を放棄

満潮@:「まずちかこから詳しく話してもらわないと判断できない…と思うわ」

足柄@:「……事情聞いてないノ?」

満潮@:「あんな急に話なんで出来ないでしょう。この後で尋問する予定なのよ」

足柄@:「ふーン。」ちょっと復活してきた。

従業員:「チーフ… 新京から、海軍の特務少尉を名乗る方がいらっしゃったのですが… どうなさりますか」(耳打ち

響@:……聞き耳! する?

清霜@:ほむ

眞斗:「…少々、おまちくださいませ」(礼をして従業員と部屋から出ていく

 

GM:さて…ここでですが、どうしますは? この後の判断とその結果に対しての判定をお願いします

足柄@:ん、どういう?

GM:まずGMからの選択肢ですが…

①扇矢たちの後を追って状況をチラ見しに行く

②この隙にちかこのところへ行く

③その他

足柄@:さっきの提案は③になりそう?

GM:かなっと思います

*足柄さんから「なんかこの件に関連した思い当たる情報とか昨日裏近辺を遊び歩いてる間に聞かなかったか、とかいけます?」というアプローチをいただいていた。

清霜@:ほむ

足柄@:2と3かなぁ。

足柄@:3はおしゃべりでの判定を望むけど

響@:海軍の特務少尉が……と耳打ち部分は皆普通に聞き取れたでいいのかな

GM:耳打ち部分は聞こえたで大丈夫です では、おしゃべりの判定をお願いします

足柄@:買い物から1 2d6>=6

ダイス判定: (2D6>=6) → 7[1,6] → 7 → 成功

響@:グッドだ

足柄@:よしよし。で、この情報と整合させてちかこに話しに行くのがいいかなと。簡単に言うと、多少事情を知らないと話してくれなさそう!w

こっそり会いに行くのは……場所ってみっちーしってるのかな? <拘束

GM:みっちーがしってますね

足柄@:……これみっちーが尋問でございって顔で行けば、すんなりあえるんじゃ

満潮@:ですよね

GM:まぁ、捕まえた張本人ですしね

足柄@:「じゃ、今のうちにちかちゃんにあいに行コ」こうなるよなw

GM:ですねぇ~ では、満潮の手引きで警備員さんのところに行きますが、先客がいます

足柄@:ほうほう。

満潮@:誰だ!

響@:誰だろうなぁー

**:「情に棹させば流される…とは、よく言ったものだな」

ちかこ:「…いや、情もなにも基礎力が違うと思うのですが」

満潮@:これはしかたなく、飛びかかるわ

足柄@:まあまとうかw

GM:判定なしで殴り飛ばされるぞー

足柄@:じゃあみっちーの襟首掴んで引き留めるかなw

一同:爆笑

足柄@:普通に考えると判らん人にいきなり飛びかかるとか止めるわ!w

**:「…お前の周りはいつも賑やかだな」

響@:コソコソとナイショ話してるわけじゃなくて、警備員が彼をちかこのところに通して話をさせてる状態ってことでいいのよね?

GM:ですね、いわゆる取調状態

満潮@:「…あんた、拘束されてたはずなんだけど」足柄の手を解いて、ちかことしゃべっている謎の人の前に来た

足柄@:「ドナタ様?」>??

如月中尉:「こいつの身柄は、我々海軍が引き取ることになった。ご迷惑をかけたことを陳謝する」

響@:げえっ如月中尉

足柄@:「ふーン。海軍。」

如月中尉:「自分は海軍中尉、如月克己。よろしく」

足柄@:さっき海軍の特務少尉さん来てたよね

GM:きてますねぇ~

満潮@:「…そう、それなら仕方ないけど。」

清霜@:「……?」

足柄@:そうですねえ、さっさと立ち去りたい雰囲気でてます?<如月中尉

GM:出してますね、どうせ眞斗たちは手放さなければならないってことをわかってます

響@:「…………」如月中尉にぺこっとお辞儀しとく

足柄@:「何処の所属さン?」適当に世間話をして反応みるか

如月中尉:「…今は大臣直轄の機関だが、これも一時だろう」

足柄@:「あー、うんうん。そう言うこト。」

満潮@:「一つだけ聞いてもらえるか?中尉」

如月中尉:「なにか」

満潮@:「あいつ…ちかこと会った人、中尉と同じ海軍の人ですか?」

如月中尉:「海軍とは限らない、あらゆる可能性が考慮される」

足柄@:「中尉さン、ちかちゃんもいっしょにお茶のみ話する時間あル?どっか秘密のお店☆でサ。」

満潮@:「そう、じゃあ…やっぱり、ちかこはあなたに引き渡せない」

オリガ:「???なんで???」

如月中尉:「話ならば、このホテルの会議室の一室でも借りればよいだろう」

足柄@:「みっちーも抑えて抑えテー。つんけんしてるのは可愛いけド。」

響@:「…………」同情の目線でちかこを見やる

ちかこ:「……」

オリガ:「おなじかいぐんが、信じ、られない?うーん…」

足柄@:「オーリャちゃんにはまだ早いかナー。」

★☆★

GM:ではでは変わって会議室

足柄@:ちかちゃんから事情を聞くのとー。中尉が居るならさっき集めた情報を突き合わせかな。

満潮@:「ちかこの身分は中尉そして海軍で証明できるとしても、その不審者が不明瞭である以上、ホテルの安全のためにちかこは私達の保護下であるべき…と思うわ」 会議室に入るなり発言した満潮

如月中尉:「この地は関東軍が全権を握っている。我々海軍としては、奴らの手札になりうる存在となってしまった彼女を、内地に戻す必要があると考える」

足柄@:「なんデなんデ?」<手札になりうる

満潮@:「…ここは、ちかこさんの意向を聞きたいけどいい?」

ちかこ:「え、あ…アタシですか…」

満潮@:「あんた…あなたを疑って、ごめんね」

満潮@:「今あなたは中尉に引き渡ることになるかもしれないけど、できればあなたの意向を聞きたい。」

如月中尉:「……ちかこ、お前の口から理由を述べろ」

ちかこ:「え……ありがとうございます、満潮さん。 承知しました、中尉。…アタシが海軍の関係者だということを断っておきますが… 満州はいま、権力闘争の真っただ中です」

清霜@:「……」

足柄@:「それデ?」巻たばこくるくる

 

足柄@:これ、引き渡しちゃって大丈夫そう?

響@:基本的に、私たちのレベル帯の艦娘は佐官相当だから、彼に上から目線でモノを言うことはできるにはできる

足柄@:でもこの中尉って額面通りの中尉じゃ無い気がするんだけど

響@:我々が跳ね除けたからといって敵に回る、という立場の人間ではないので、ホテル預りではなく、私たちがちかこを預かるといえば引き下がるとは思う

足柄@:取りあえず、預けて大丈夫な人間でいいのかな。

響@:預けても大丈夫。便利NPCのちかこはなるべく手元に置いておきたいが……PCの判断かな

足柄@:今のところこっちが預かる理由が無いからね…!

 

 

ちかこ:「関東軍の内部はおおむね二つに分かれてしまったようで… その…」(響とオーリャをちらっとみて

ちかこ:「現在進行形で、当ホテルの四階ではその権力を誰が手にすべきかで紛糾中なのです」

響@:「石原派と、そうでない者達と、かな」

ちかこ:「はい、より正確に申し上げますと多数派の統制派と少数派ですが力を伸ばし始めている満州派、いわゆる石原派なのですが…その二つですね」

足柄@:「生意気な若造と今まで牛耳ってた年寄ネ。」

満潮@:「事実でも言ってはだめよ」

ちかこ:「アタシの役割の一つは…この推移を守ることでした。ですが、現在…ホテルの警備に穴をあけるような真似をしてしまい、実はその身元が海軍だったと知られた暁には…」

足柄@:「ちかちゃん、どっち派?アー、どっち派って見られてる?」

ちかこ:「…あ、アタシですか? その、アタシは政治嫌いだと周囲から知られていますので…その、完全な中立とみられているはずですが、ただ…」

満潮@:「ただ?」

響@:「……ちかこに指示を出してるのは海軍条約派だ。今、上で会議をやってる連中とは真っ向対立してる」

足柄@:「なるほどネー。」

清霜@:「ほむーん?」

ちかこ:「…はい、そうなります。アタシは、ついでにリベラル派の系統でもあります… なので、統制派からは満州派よりだとみられるかもしれません」

足柄@:「満州派から見たラ?」

ちかこ:「満州派からは…やはり、敵と思われたいですが…敵の敵は味方の理論を用いられるかもしれません。」

満潮@:「少なくても統制派には見えないでしょう」

足柄@:現状、多少のこじつけは必要だけどちかこが自分の敵対する派閥だと強弁するだけの材料はある感じか。

満潮@:「そして…ちかこの知り合いのあいつの立場はどっちですか?」

足柄@:「もうこれさっさとオープンしたラ?」

ちかこ:「……たぶん、満州派寄りです」

響@:「一番の問題は……その人物が、ここのところ満州で吹いている不穏な風の渦中の人物かどうかだ」

ちかこ:「しかし、これだけは断っておきます。彼女は大日本帝国海軍の人間ではありません。」

満潮@:「もしかして、日本の人間ですらない?」

足柄@:あ。女だったのかw

ちかこ:「彼女は…昔の中国の言葉を使うところの…食客です。見定めた主のために戦います… 彼女が、日本人であろうと、中国人であろうと…もはや関係ありませんよね」(疲れた笑い

足柄@:「はーン。良く居るタイプネ。」

満潮@:「そういうのは一番面倒なんだけどね」

清霜@:「心に46cm砲を持ってるんだね、その人」

足柄@:「相手にするから面倒なのヨ。で、どこの誰子ちゃんなノ?」

ちかこ:「それは… 流石に…」

足柄@:口を割らせる判定かなー

満潮@:もう判定が済んだでは?

清霜@:確かに。

古鷹@:すんでるな

満潮@:「いいえ、言わないとだめなのよ」

ちかこ:「……」

足柄@:「じゃあ言っちゃうヨ?」煙草ぷかー

ちかこ:「え…」

足柄@:「『上海の陰影』でショ?それ。」

ちかこ:「…な、なんで…それを」

満潮@:「足柄…あんた何を知ってるの?」

足柄@:「なんにモー。ただ、復活した、その所為で偉いサンぴりぴりしてる。昨日そう言う噂は何回か聞いたもン。だからこれかナー、って思っただケ。」

響@:「上海。見定めたる主。日本人であろうと中国人であろうと……」

満潮@:「ふーん…しかし、上海の陰影と言っても、上海のことなんて行ったこともないしわかるはずもないわ」

ちかこ:「彼女は、陰影です… 上海の巨大利権の輝きが作り出した存在なのです。なので…これが、アタシが拳銃を隠し持っていた答えでした… ごめんなさい」(満潮に頭を下げる

満潮@:「そう…あなたはそういうやつと対面したのね。ここに上海のことに詳しい人がいればいいけど、どうしたものか…」

足柄@:「中尉さンもこの件できてたんじゃないノ?」

如月中尉:「……それの回答を、私は持っていない」

響@:なかなか口を割らないな

清霜@:むー

★☆★

響@:「……埒が明かない。単刀直入に聞こう。ちかこ、会っていたのは飛鳥で合ってるな?」

ちかこ:「うぐっ…はい。そうです」(響に問われ観念した顔

響@:「なぜ飛鳥が出雲のそばを離れて大連にいる? どうして接触してきた?」

足柄@:「お知り合イ?」<飛鳥

満潮@:「随分と日本的な名前じゃない」

ちかこ:「彼女の最大の望み…それは、日中の融和です」

足柄@:「へー。」すっげぇ気のない返事。

満潮@:「融和ねぇ…」

清霜@:「んー」

ちかこ:「彼女が見定めた主、出雲は…この前の件で急速に陸海への影響力を失いました。それを補完する相手として…対ソ戦のためとはいえ、国民政府を尊重しようと動き始めた石原莞爾に目星をつけました」

足柄@:「ああ、『生意気な若造』ネ」

満潮@:「とは言え比較的に穏便になる方みたいだけどね、その『生意気な若造』ってのは」

ちかこ:「彼の有能さは通州事件での対応で発揮されました…もし、二人が手を組んでいなければ日中戦争に突入していましたから。」

響@:「つまり、飛鳥は出雲の指示で満州に来ているんだな?」

ちかこ:「アタシには…そう云っていました。でも、今の活動は彼女の意思だそうです」

足柄@:「ふーン、『自分の意思』。ふーン。」

清霜@:「なるほどなー」

響@:オーリャはスーパー置いてけぼり状態だな……すまねぇ……

オリガ:「???」

響@:ちゃんと後で説明するから待っててねオーリャちゃん……

古鷹@:「わかりました」

満潮@:「響は飛鳥のこと知ってるよね、彼女はどんな人なの?」

足柄@:「単刀直入に聞くヨ。その飛鳥って、出雲のためなら何でもやル?」>響

響@:「出雲のためなら何でもするだろうが……。無謀な判断をする人では決してない、と思う」

満潮@:「出雲が無力化された今、彼女は無謀か有謀かどっちにしろ同じよ」

足柄@:「あ、ちかちゃんもっかい確認するけド。その子、満州に来てるのは『出雲の意思』で、活動してるのが『自分の意思』なのネ?」

ちかこ:「はい… そう聞いています」

足柄@:「どっちだろうナー。」

響@:「飛鳥なら、問題を起こして統制派を勢い付かせるリスクも、自分の危うい立場も承知しているはずだ」

足柄@:「そりゃ普段ならネ。心酔って怖いのヨ」

響@:「……足柄の言うとおり。出雲が倒れた今、飛鳥が、私のいる飛鳥のままでいるのかどうか確証はない」

足柄@:「心酔してる奴って主の意思くみ取るの下手くそだからネー。」

満潮@:「中尉、海軍の、海軍の条約派の意向はもう一度聞いてもいいでしょうね」

如月中尉:「…私に応えられる範囲は応えよう」

満潮@:「そう…なら、まず海軍の飛鳥の行動をどう判断したの?」

如月中尉:「一級の監視対象者とみなしている」

満潮@:「それで今、海軍は飛鳥の動向を掴めるの?」

如月中尉:「大まかには掴めている…だが、向こうも手練れだ、100%はありえない」

満潮@:「大まかにね…それは、ちかこがまだこのホテルにいたからでしょう」

如月中尉:「…つまり、あなたはこう言いたいわけか。こいつ(ちかこ)は、ホテルに置いて行けと」

満潮@:「そうよ」

如月中尉:「……なら条件はただ一つだろうな…」

満潮@:「言ってみなさい」

古鷹@:「えぇ?ちかこさんを一人にしないことですか?」

如月中尉:「諸君の休暇を一時凍結の上で我々、特命捜査班の指揮下に入ること」

足柄@:「ぇー。」 <休暇凍結

満潮@:「この言葉、待っていたわ。」ここに来たから多分一番キラキラした笑顔で返事した

清霜@:「すやぁ」何か自分は何考えてもわかんないから、うとうとしてたら寝てたの図

オリガ:「うにゅにゅ」 (清霜の隣ですやすや

響@:「やれやれ、またトクサか」

古鷹@:「あぁ~休暇中でしたね、そういえば」

如月中尉:「本案件には… 北洋水師に対して正式に調査協力を願うものである」>響・オーリャ

響@:「……こうなっては仕方がない。満州国海軍北洋水師、旗艦代理響。協力依頼、確かに承った」

足柄@:「凍結解除したらまた休暇貰えル?」

如月中尉:「凍結だからな…もらえるだろう」

足柄@:「特別手当ハ?」<トクサ

如月中尉:「私に応える権限はないが。取り計らいはしよう」

足柄@:「じゃあやル。」

古鷹@:「なんなのでいいのかなぁ?」

満潮@:「現実的な足柄は好きよ。」

足柄@:1d100-50 実は昨日の成果

ダイス判定: (1D100-50) → 46[46]-50 → -4

響@:ちょい負け……

足柄@:「昨日賭場でちょっとスッちゃったしネ。」

オリガ:「…えっと、あれ…あれ?」(目が覚めた

響@:「オーリャ、仕事だ」

オリガ:「は、はい!」(ぴょん

響@:「私たちは不本意ながら、帝国海軍と一時共闘して不穏分子を追討し、当ホテルで行われている会合を無事に終わらせる」

オリガ:「はい、せんせい!」

****

響@:オーリャちゃんの頭を撫でてあげたいけど、外見年齢からしたらオーリャちゃんのほうが明らかに上という悲しさ

足柄@:外見年齢を上げるって言うてもあるんやで

響@:ヴェールヌイの画像探すか

足柄@:と言うか響はわりと書かれる年齢幅広いから18ぐらいなら言い張れる(言い張ってる)

響@:フフフ……いかなる不都合を生じようとも私の響の外見年齢は最大15くらいにしておく

****

古鷹@:「清霜さんも起きてください。お仕事ですよ~」おめざめボイス

清霜@:「ハッ!?響!そこから先は大人の階段だよ!のぼっちゃったら戦艦になっちゃう!!……あれ?」ババッと飛び起きて…首傾げ

清霜@:「あれ?あれれ?響が駆逐艦のままだ、あれ?」

響@:「一体、どういう夢を見てたんだ……」

清霜@:「え、響が巡洋艦になって、不死鳥だから空母になるんだーって言いながら空母の階段じゃなくて戦艦の階段を上ろうとしてた夢?」

古鷹@:「清霜さんおきてますか~?」お目覚めボイス

清霜@:「おきてるよぅおきてるよぉー、でももうちょっと寝たいかも。よくわかんない話が長かったし。あたまいたい」

足柄@:「めんどくさいしぱっぱと終らせヨ。」

清霜@:「よくわかんないけど、よくわかんない奴をぶっ飛ばせばいいんだよね?それは理解したよ! 清霜の心の46cm砲が吼えるよ!」

満潮@:「そういうことで私達に最初の命令を、中尉」

如月中尉:「海軍は、満州での次の犯罪を抑止する。難しい局面だが、我々に力を貸してくれ」

足柄@:「アイヨー」

満潮@:「了解。」

清霜@:「おっけー!」12.7cm砲をブンブン

古鷹@:「はぁい。」

響@:「いいだろう。北洋水師は満州の治安のために戦う。……たとえ犯人の標的が、五族協和の理想に反目する者達であったとしても」

足柄@:「ぶっ殺せばオッケーなのは深海どもだけだしネ。」

 




飛鳥の名前が露わになったことは、満州に休暇に来ていた彼女たちに大波乱をもたらした
飛鳥の思惑、そして倒れた出雲の意思。テューダ夫妻の賭け事と、そして陸海軍の野望全てがカオスに、しかし絡み合って存在しているのが満州国である
特命捜査班指揮下に加わった彼女たちが、どう大局を動かすのか


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陸軍の奇人 登場

清霜@:黒幕が飛鳥に「こうする事は出雲の為になる」とか言ったら、飛鳥はやりそうだとか、そんな事は考えてたけど
足柄@:
・出雲が「飛鳥ならこうする」と読んで満州に派遣した
・完全に飛鳥の独断
・実は無関係or関係するまえに別のことが起きてる
清霜@:色々考えられるなー、まあ残りの情報公開次第かな
足柄@:なので出雲としての意向は確認取りたいのよなぁ
響@:成功効果もらったら、次は響のシーンかな
清霜@:出雲に確認取りに行くならこっちが先の方が良いかもしれんが、どうなんざんしょ
*なんて感じの相談がありまして。
GM:さて…と、次のシーンプレイヤーはどうしますか?
響@:行動力からだと響、シナリオとして出雲に先にコンタクト取ることを考えると清霜?
足柄@:響個性大丈夫?
清霜@:おっけおっけ、了解
足柄@:うん、清霜からにしようか
響@:うむ、響は後回しでもOKだと思います
GM:それから…シーン表のコマンドが変わります
清霜@:ん、やっぱ変わったか
GM:ここからはHEVでお願いします。なお1d5の判定です
清霜@:HEV
ダイス判定:第二ランダムイベント表(4[4]) → 見届ける者/平常
足柄@:ほう。 清霜@:おむ、 満潮@:ほう 響@:平常だ
GM:…この人が、出るのは運命だったか…
清霜@:誰だろう
響@:タイトルからして面倒臭い人物が出てくるのだけは確かだ
GM:さてと… 清霜ちゃん。
清霜@:ほい


[十一月一日 午後4時 大連ヤマトホテル]

GM:特命捜査班の指揮下に入ることが決まってから少しだけ時間が経ちました。元々は連絡要員であった如月中尉が上官の下に引き返し、少し余裕が出てきたころです

清霜@:ほむほむ

GM:まず質問…出雲に、連絡取ります?

清霜@:まあ、その為に先にシーンプレイヤーやってるしね。響とかから経緯を聞いて、確認の為に出雲に連絡するよ

GM:では、晴れて放免されたちかこの案内で、ホテルの電信室に案内されます

清霜@:はいな 「えーっと、出雲さんに連絡…っと」案内されなかったら迷子になってたな

GM:成りますでしょうね…(過去のあれこれ

清霜@:連絡取れるかなー?

GM:形としてはメールみたいな感じですね

響@:電報だっけ

清霜@:電報形式か

GM:電報ですからね…

足柄@:ワレアオバ

清霜@:内容は「出雲さんの部下の飛鳥って人が、なんか大連で色々やらかしてるっぽいけど、なんか知ってる?」※超意訳 こんな感じかな?

GM:おkですよ~わりと直ぐに返電が帰ってきます

出雲:「飛鳥は我が指示で滿洲に在り。具体的な行動は委任。不祥事が起こりしか」「詳細送られたし」

満潮@:ここは直球で

響@:詳細か……

清霜@:マジで知らないっぽいな、電報の限りでは

足柄@:まあそうね。

清霜@:「えーとえーと」

足柄@:どんな指示で送ったか聞いてみて(電波)>清霜

清霜@:「どんな風に指示を出したの?こっちは現在、石原なんとか(読めない)と手を組んで、大連での事件(ここで事件に飛鳥が関わってるっぽい事等の詳細も報告)の調査をしてるよ」※超意訳

清霜@:「あ、それとキョーコって人と仲良くなったよ!出雲さんも知ってるはずだよ!」

****

GM:出雲「…[キョーコって人と仲良くなったよ!]とは、何だ…」

響@:高度な暗号文かもしれないぞ

清霜@:いやね、響は元気にしてるよ、って言いたかったんだが、検閲的なものがあると思うと、ね?

足柄@:わかんねーよ!?

*なお、当時この手の信号は防諜目的で軍に勝手に盗聴されていました。(今でもかもネ!)

****

出雲:「飛鳥が石原少将と組み、助けしむは我が指示なり。其を超えしは我関知せず。」「追記が要領不明、何事ぞ」

響@:直接会うとしたら出雲からの口添えを貰うのが一番かな

足柄@:突いてみて反応見るのは有りね。

響@:正直、できうる限り会いたくないが……

満潮@:ドッキリ大作戦!

清霜@:「キョーコは、清霜と出雲さんと皆を繋ぐ、心の46cm砲が響き合う音だよ!」多分分からない

清霜@:「あ、じゃあ石原なんとかさんがやろうとしてることって分かる?」

清霜@:「直接会った方がいいなら、出雲さんの方から紹介状的なモノが欲しいな。もしくは、連絡をしてもらえればいいかも?」※ここまで全部意訳

満潮@:清霜有能

出雲:「石原少将の件宜候、口利きせん。彼が志しは王道楽土、去れど日本人には到底無理な理想に候」「追記、音色に唯伝えよ、汝が近況は樫より知る。」

清霜@:あ、伝わったw

響@:おお、伝わった伝わった

満潮@:これは逆にドッキリされるパターンだ…

足柄@:うーん。

響@:ホテルを離れて会いに行くことになるとしたらそれは難しいから

足柄@:外堀から埋めるべきか迷うね

響@:つーか4階の会議メンバーに副参謀長もいるんじゃないかな

足柄@:しかし、シャンデリアはいまいち繋がらんな

満潮@:むー

清霜@:「えーっと、王道楽土は確か『公平で思いやりのある政治が行われる、平和で楽しい所』…うん、確かに現状だと無理に等しいのかー」

****

響@:「日本人には到底無理な理想」とバッサリやってるのが地味に草

清霜@:出雲さん、バッサリ言う時は言う人だと思うから、うん

満潮@:まぁ、な

*満潮の中の人は以前までのセッションで違うPCとして参戦していた

足柄@:公平で思いやりのある平和な場所とかあしがらさんしんでしまいます

GM:出雲が前回やらかしたのはバッサリ戦争肯定したからなんですよね…

足柄@:建前って大事

清霜@:HAHAHA

響@:演説が、横槍を経た結果「協調のための努力は惜しまないが、敵対するものは容赦なく打ち砕くぞ(意訳)」になってしまったからなぁ

足柄@:控え目に言ってヤクザなだけマシじゃないですかねw

??:「話し合いさえすれば王道楽土とかでもきっと、大丈夫!」

足柄@:のわきんそんな感じなのネw

満潮@:なんでこんな話し合い厨になってしもうたのかうちの子…

GM:なんででしょうねぇ…

****

清霜@:「『了解しました、感謝致します』…っと…………王道楽土を目指す人が変な事するのって、どうなんだろう?妖しいねー」

 うん、とりあえず石原さんへのアポは取れたっぽいし、電信室でやることは他にない、と思いたい

GM:さて、帰ろうとする清霜ちゃん… 近くにメモが一枚

ちかこ:『申し訳ありません、チーフからの呼び出しを受けたため先に失礼しました。裏に地図を書いておきましたのでお役立てください』

清霜@:「……………………もしかして、逃げた?」とりあえず地図は見てみよう

GM:急いで書いたのだろうが、そこそこ特徴を抑えて書いてあります。

では… 清霜ちゃん  その地図を頼りに歩いていたのですがよくわからないの所に出てきます

清霜@:「あれ、また迷子になっちゃった!?」きょろきょろ

GM:で、なんだか女性の声が聞こえます

**:「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」(日本語

清霜@:男性?女性?

GM:女声が聞こえます。

清霜@:じゃあ、そうですね

**:「淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」

清霜@:辞世の句に聞こえます(

GM:HAHAHA

清霜@:ので、「もしかして、自決しようとしてる?だ、ダメだよ早まっちゃダメー!!」と、その声の持ち主に突撃★

ベス:「ん? 何、この身は自決などしない」 (清霜を受け止める

清霜@:「…………あれ?」うけとめられー

****

響@:人目を離れた場所でひとり方丈記を朗じるとかアブない女だな

満潮@:変質者かもね… あ、おっぱいの人だ

GM:どういう感覚してんの!?

****

清霜@:「あ、違うの?よかったー、清霜、てっきり辞世の句を読んでるのかと思っちゃった。あ、日本語お上手ですね!」

ベス:「古めかしい口調らしいが…そう云ってもらえるのはありがたい」

****

響@:おお、やはり例の英国人夫妻、日本語も喋れたか……二人の前で余計なこと喋らないでいてよかった

満潮@:日本語でしゃべるとなんと雅な女性に転身…言語ってすごい

足柄@:そりゃまあ、漏れ聞こえる会話からして『商人』の類なんだし。満州で主に使用される言語使えないってこたないよねw

*一応満洲語というのが公用語としてあるが、日本語も第二言語的に使われていた。

****

清霜@:「あ、そういえば…実は道に迷っちゃいまして、ここってどこですか?」

ベス:「…周りを見ればよかろう、ここから正面に見えるのが本館。ここは別館の二階だ」

清霜@:「???あ、うん、まあいっか。おねーさんのお名前は?私は清霜って言います!」

ベス:「…この身はエリザベス・テューダーという。ベスと呼んでくれるとありがたい」

清霜@:「じゃあべっさんね!よろしく!」超失礼

ベス:「……」(ぐさっ

満潮@:べっさん! 親しみを感じる

GM:それはえべっさんゆうねん!

清霜@:「……あれ?」

ベス:「さすがにべっさんは止めて欲しい、ベスで頼む」

清霜@:「ん、分かったよベスさん!」

ベス:「…あの先生の部下に、いるとは聞いていたが…まさかこれほどとは」

清霜@:「???先生って、誰?」

足柄@:どういう意味だw<これほどとは

響@:ベスに出雲が日本語教えたとかそういう話かな

ベス:「この身がまだ…半人前の頃の話だ、気にするな」

清霜@:「あ、うん。で、ベスさんはここで何してたの?」

ベス:「眺めていたのだ…この国を」

清霜@:言葉に釣られて、風景を見てみる

GM:大連の港湾部の栄えているのが見えますね

清霜@:「うーん…清霜には良く分からないや。分かるのは、今が大変だってことくらい」

ベス:「それでいい。この身は…博打師だ。今の一寸先を未来といい、昨日までの時間は過去になる。それら時流を見届け、賭る者だ」

清霜@:「……見届けるだけでいいの?」

ベス:「何、この身は強くないのでな。見届け、その為に見定めるぐらいしか出来ぬ」

清霜@:「ん、そうなんだ。じゃあ、清霜が戦うよ」

ベス:「…ほぉ」

清霜@:「清霜は、見届ける事も、見定める事も良く出来ない、戦う事しか出来ないから。この心の46cm砲が、清霜にある限り、絶対に負けないから…ベスさん、いや、エリザベスさん。清霜を見定めて、見届けて、見守ってほしい……なんて、ね」

ベス:「…眩しいな、君は。君を、見定めさせてもらおう。」(ニコっ

清霜@:「ふっふっふ、言ったねー?清霜に惚れるなよー?」

ベス:「くくっ…よし、なら先行投資だ。本館まで案内仕ろう」

清霜@:「わーい、ありがと!」

GM:ではでは、ベスに連れられ本館に戻ってきました

響@:「あ、いた。清霜」

清霜@:「あ、ひび…キョーコだー」一応ね

満潮@:「上海との連絡は済んだね。」隣の外人を見て簡単に会釈する

古鷹@:「あら?そちらにいらしてたんですね」

足柄@:「探したヨ。」

ベス:「では…これにて」(軽く会釈だけして去っていく

清霜@:「うん、またね!」手を振って見送りー

満潮@:「…日本語喋れるじゃないか。」

ベス:『何をいっているかさっぱりだな』(肩をすくめて立ち去る、やはりカントリーイングリッシュ

清霜@:「???」

満潮@:「まぁいい、連絡の結果はどう?」

清霜@:「バッチリ!」とかくかくしかじかしかくいきゅーぶ、で出雲さんとの電信の内容を教えるよ

響@:エリザベス女史が立ち去った後でいいんだよね……?

満潮@:…だろうね

足柄@:そりゃなw

響@:「わ、私のことはよかったのに……」

清霜@:「え?いやだってほら、息災はちゃんと伝えたほうが安心するかな、って」よかれと思って

響@:「まぁ、気にかけてもらえているようで、嬉しいよ」

満潮@:「素直に受け取ってもいいじゃない、後はあなたの出番なんだから。」

*若干メタイ発言である。

清霜@:……判定どこいったw

満潮@:判定は死んだ!

GM:…死んだ… 死んじまったよぉ

響@:この後なにか残してあるんじゃなかったのか……

清霜@:マジで死んだのか。

足柄@:うっかり通しちゃったからな……なんか判定…w

足柄@:ちゃんと届くか幸運?w

響@:石原莞爾が我々にどのくらいビビってくれるか「名声」でもええんやで

GM:いまさらですが、電報の判定をお願いできませんか(戦々恐々

清霜@:OK.

GM:暗号と幸運がGMからの御題です

足柄@:っ通信

清霜@:暗号通信どっちも遠いよぉw 幸運だな

GM:ですね、通信もどうぞ~っておぉ

清霜@:秘密兵器で代用。難易度7だ 2d6>=7

ダイス判定: (2D6>=7) → 8[3,5] → 8 → 成功

響@:素晴らしい

古鷹@:せふ

満潮@:普通に成功しちゃったよ…

足柄@:よすよす。

清霜@:これでファンブったら大惨事だったわ

*つまりは誰かが出雲を語って返答していたと言うことで…

GM:ではでは、ベスからキヨシーに感情点1点上昇しました。って、あれ…このパターン でじゃぶ…

清霜@:吉野おねーさんもとい、眞斗さんからも貰ってるからなぁ

響@:NPCに好かれまくる清霜ちゃん。可愛いからね仕方ないね

足柄@:まぶしいからね。

ベス:ー>清霜 見定めるとしよう +1

清霜@:シーンは終了かな?

****

満潮@:そういや、艦隊派の方々は今回出てこなかったな

響@:そもそも満州だと艦隊派だろうが条約派だろうが海軍は肩身が狭いしな……ホテル4階にいるかもしれないが

足柄@:陸軍が実効支配してるんだっけ

満潮@:そうか、満州だから海軍はあまり身動きは出来んね

GM:逆に、上海は海軍が抑えているので陸軍はなかなか動けませんよ

満潮@:つまり出雲の力をより殺げれば陸軍は上海で動きやすくなる?

GM:出雲は、いわゆる日本軍黎明期から重責を担ってきた海軍重鎮であるため、今でも陸海両軍に影響力を持っている特殊な人です。

…その分、それを嫌う人物は多数派ですがね

響@:影響力を持っているということは邪魔ということだから……

満潮@:つまり、まぁ、相手は不明確だが出雲のこと快く思ってない人は日本軍にはかなりいる

足柄@:めんどくさーい。

****

 

足柄@:次はひびっきーかな

響@:この響のシーンが最後の鎮守府フェイズになるわけだが……はたして私たちは真相に近づけているのだろうか

足柄@:近づく状況は整ったかナー

清霜@:まあ、整ってはいるが、トドメがな

響@:ではHEV振りますよー HEV そーれ☆

ダイス判定:第二ランダムイベント表(1[1]) → 江雪/非平常

足柄@:江雪?

響@:うむ、補給しといて正解

清霜@:あっぶねぇ

GM:なんでよりによって出してほしいなぁっと思ったやつを出してくれるんですか(ぷんぷん

清霜@:www

響@:(強制的)ドラマメーカー響の名は伊達じゃない

満潮@:さて、どうなるのやら…

GM:ではでは響ちゃん、貴女はいったんハルビン水師営までこれまでの途中経過の報告を欲しいとの連絡が、北洋水師旗艦、海威の名義で届けられます

清霜@:ほむ

GM:大連からハルビンまで向かうのに最も早いのはやはり鉄路、と言う訳で満鉄を使うことに成ります。皆さんはどうしますか? 夜行列車ですが

足柄@:うーん。

満潮@:心は共にあり…とか?

足柄@:RP的には皆で、って言いたいんだけど。

響@:今ここでホテルを離れるよりは、「現場に留まれ」との指示を見越して、電報を送りたいが

足柄@:これ足柄さんはこっちに残るなw

GM:尚、特別特急となり… 発車時刻は午後十時です

満潮@:じゃあ誰を派遣する?

響@:報告まで含めて戻ってこられるのは何時間後くらい?

GM:合計24時間見てください

満潮@:ほう

GM:現在、十一月の一日。 帰還は翌二日午後十時の予定です

響@:うむ、まずは電報でジャブだな……それでなお報告に戻れという指示があれば戻るとしよう

GM:では、海威から返信

海威:「唯時間を浪費するのみに非ず。」

響@:そう返信があったならすっ飛んで戻らざるをえない

GM:という状況ですが… ほかの方はどうしますか?

足柄@:いてらっしゃーい、ってなるなぁ 2.3に別けるのが無難だと思うけど、どう別れる?

響@:「……北洋水師としてトクサに協力すると言った手前だが、本部から一度戻れとの通達だ。すまない」

満潮@:「そういうことなら仕方ない、はやく戻るといいね。」

清霜@:んじゃ響と同じ艦隊だったし、私が……いくと、アレかね?石原さんへのアポがダメになりそうか

満潮@:割りと事務的な別れ

響@:出雲とのパイプを残す必要がある以上、清霜は動けないね……

*この流れを見ていてGMは更なる情報公開に踏み切ったのだった。

 

GM:遅れて四文字が追加送付されますよ

足柄@:ボスケテ?

海威:「石原莞爾」

清霜@:!?

響@:「っと……続きの電報だ」

足柄@:ほうほう。

満潮@:これは…皆で行くしかなさそう

足柄@:そうなんだけど24時間あるなら情報収集出来そうだからなぁ、現地で。

響@:あー、それは確かに

足柄@:ゲーム的にはともかくRP的には足柄さん残るんだよな。

響@:「…………」

満潮@:「…どうなってんのこれ」

清霜@:「……えーっと?」

響@:「我ら北洋水師の旗艦こそ、出雲が用意した『口利き』その人ということだ」

足柄@:「あっちにいたりするんじゃないノ?」

満潮@:「あちらから先手が打ったみたいけどね…これはあなた一人に行かせないわ」

★☆★

満潮@:「皆で行くか要員を連れて行くかあなたが決めなさい。」

響@:「荒事が得意な……足柄や満潮は大連に残ってほしい」

足柄@:←じつはあらごととくいじゃない

響@:またまたご冗談を

*足柄のCQCLvが1である為の発言だった。

響@:「清霜と古鷹には同行を頼みたい。トクサから北洋水師への監視の意味も込めて」

満潮@:「私一人にすると同じよ、もう……今晩はちゃんと働くのよ、足柄。」

古鷹@:「わかりました。」

満潮@:「酒一本をうった」

足柄@:「はーイ。」

GM:ではでは…

十一月一日午後十時 大連駅プラットホーム

眞斗:「清霜ちゃん、響ちゃん、古鷹さん。お勤めがんばってくださいませ」

古鷹@:「お土産はきたいしないでくださいね~。」

眞斗:「まさか、そんな訳ありませんし、気遣わなくて結構ですございますよぉ」(ニコニコ

足柄@:「適当にお酒お願いネー」

響@:「なるべく早く戻るから。大連は任せたよ」

満潮@:「任された」

駅員:「間もなくハルビン行、特別急行が発車しまああす」

清霜@:「頑張るよ!」

眞斗:「ご武運を、行ってらっしゃいまし」(ホェホェ

響@:「時間だ。兎に角、私の手元の情報だと、狙われているのは統制派の要人達だ。事件の被害者の名前を並べれば多分、そうなるはず」

清霜@:「ほむほむー」

オリガ:『…夜行急行…、普通は動かないのに…』(ぼそっと中国語

清霜@:「……何か言った?」

オリガ:「ううん、なんにもないです」

響@:「希望も含むけど、飛鳥は個人的にはシロだと思う。別の首魁がいる可能性も考えて動いてほしい。あとは……」

足柄@:「あイさ。シャンデリアあたりを取っかかりに見てみるヨ。」

響@:「あとは、ちかこによろしく。協力感謝すると。……それじゃ」

響@:オーリャと一緒と清霜と古鷹と一緒に満鉄にぴょーん!

オリガ:「わーい」

清霜@:GOGO

古鷹@:「ではでは~」ぴょん

GM:ではでは… 動き始ます

響@:がたんごとん……

満潮@:ドナドナドーナードーナー

清霜@:こうしをのーせーてー

GM:電車はよく鉄道の路線が爆破されることで有名な奉天に一度だけ停車、その後がたごとと北上します

GM:現在時刻午前八時ようやくハルビンに到着しました

響@:本部に直行! ……出迎えが来てるかな?

順天:「お迎えに参上しました。教官… そして、日本の皆様」

響@:「順天! 出迎えご苦労。ただいま」

清霜@:「やっほー」

順天:『はい、うちのバカ妹がご迷惑をお掛けしているようで…』(オーリャを睨む

響@:今更だけど、人前で教官って呼ばれるのくっそ恥ずかしいな

オリガ:『お、おねえちゃん… そ、その…何も迷惑かけてないから… たぶん』

古鷹@:「そですよ~、何の問題もありませんよ~」

順天:「ならいいのですが…どうぞ、水師営まで送ります」

GM:で、順天か運転する車で松花江に面する建物まで皆さんを送りマス

清霜@:「はーい」

順天:「旗艦は考え事をすると云って、釣り竿とバケツを持ってお出かけになりました。が、皆様には川の方まで歩いて来てくれと言付かっています」

響@:「……ああ。大人しく皆で歩いて行こう」

古鷹@:「川釣りですかぁ…」てくてく歩く

順天:「私と…オリガは待たせていただきますので…どうぞ、いってきてください」

響@:「わかった。二人とも、ありがとう。また後で」てくてく……

清霜@:「いってきまーす」

GM:水師営から少し上ったぐらいの場所から、二人の人物が川釣りをしているのが見えます。現在、気温は氷点下です。松花江はかっちんかっちんに凍っており、川の上で釣り糸を垂らしています。

二人の内の女性の方が、朗々と吟じあげる声が周りに染み渡ります。

 

千山鳥飛絶

 萬徑人蹤滅

  孤舟蓑笠翁

   獨釣寒江雪

 

****

千山 鳥飛ぶこと絶え(せんざん とりとぶことたえ)

萬徑 人しょう 滅す (ばんけい じんしょうめっす[じんしょう=足跡])

孤舟 蓑笠の翁 (こしゅう さりゅうのおう)

獨り 寒江の雪に釣る(ひとり かんこうのゆきにつる)

****

 

響@:『響、ただ今帰還した。……改めて報告が必要だろうか』

海威:『お帰りなさい、響ちゃん。』(英語

古鷹と清霜の二人に向き直って微笑む

海威:「私は海威、北洋水師の旗艦です。」(日本語

清霜@:「あ、はい、響がお世話になってます」ふかぶか~

古鷹@:「清霜さん、ちょっとちがうんじゃないかな~?」たはは

海威:「あはは… 面白い方ですね。」

響@:「ご厄介になってるのは、まぁ、間違いじゃないけれど……」

海威:「さて…報告を聞きましょうか。」

響@:「了解。さて、何から話したものか……」ちらっと、もう一人の人物を見やりつつ……

**:のんびりと構えている。

響@:えー、かくかくしかじかします。

飛鳥が合理的に疑いを被る立ち位置にいる点、個人的には飛鳥はシロだと思っている点まで含めて

ちかこが何者であるかについては「海軍条約派がホテルクラークとして大連に送り込んだ人物」程度に説明

響@:「とりあえず、報告は以上」

海威:「ふむ…」

**:「バカだな…本当に。人は生かしたまま使わなければ生産性がなかろうて…」

響@:よし、響はいつもの黙って聞いてるモード突入

清霜@:きょろきょろ

海威:「閣下…やはり閣下がこちらに残られたのは間違いだったのでは…」

古鷹@:ぴくっ

**:「猿まねをした奴らの泥を、被らされるとは… 全く損な役目だとは思うが」

清霜@:**の発言はこちらは聞こえてるのかな

古鷹@:かな?

GM:聞こえてますよ

足柄@:すげぇ、閣下と海威の会話が大魔王と腹心みたいだw

??:「響、なんかスルーされてかわいそうだから声をかけようよ。」

響@:「すまない。NPCに主体的に構っていくためのMPは、前回のスリ男と今回の養民とちかこで使い果たしてしまったんだ」

満潮@:石原と猿真似と言ったら、武藤さんを思い浮かぶわ

*史実では中国戦線の不拡大の訓辞に来た石原莞爾に正面から、「我々は閣下のやったことを真似たのです」といった人物。

 

**:「で…諸君は、反石原派を暗殺したのは飛鳥君で、その指図をしたのは石原莞爾だと?」

古鷹@:「第一の線はそういうふうになっていますね」

清霜@:「誰?」

響@:清霜ぶれないな……

満潮@:流石戦艦

石原少将:「その悪の親玉、石原莞爾その人かね」

清霜@:「あ、もしかしておじさんが石原なんとかさんなんだ!私は清霜だよ、よろしくお願いします!」

*名乗らせておいて、なんとかさん呼ばわりである。

満潮@:うわ…伝説を見た

響@:さすがの響も少し冷や汗

古鷹@:「おげんきそうでなによりです」ぺこ

響@:「清霜はブレないな……」

石原少将:「出雲女史が送り込んでくる奴はみな変わっているな。ともかく…飛鳥君は確かにいま大連に居るのは認めよう。だがそれは、済北島の処理が終わってからの話だ」

響@:「飛鳥が満州に来たのはつい最近なのか」

清霜@:「???」

石原少将:「いいや、八月の中旬からわしの下で働いてくれている」

響@:「むむ、なら、やはり面倒な位置にいるな……」

石原少将:「おかげで中国戦線は徐々に規模が縮小することが出来た…のだが、その分バカどもが暇を持て余しているようだな」

響@:ちょっと統制派の皆さん大陸に海外に敵が多すぎんよ

*一同思わず爆笑

響@:「そのバカどもが、どこから湧いたバカどもなのか……現場は今、想像の域を脱することができないでいる」

石原少将:「わしがいっても治まらん。むしろ悪化するだろう…冗談抜きで刺されそうな雰囲気だからの」

響@:「ごもっとも……。だから、黙って網を張るしかないと思った矢先に、たまたまそれを踏んでしまったのが飛鳥なんだ」

石原少将:「…そう云えば、中共についた義妹が居たとか聞いたことがあったな」

響@:「……む、それは初耳」

清霜@:「ほむほむ?」

石原少将:「そうか…飛鳥君の元の名前は永建だってのは知っているか?」

響@:「それは勿論。出雲の下へ来るまでの来歴が今回、飛鳥の立ち位置を難しくしてる理由……と思っていたけど」

石原少将:「…まぁ、わしも聞きかじった程度だが、その永建には準同型でもあり、二人の血縁的にも近しい者たちがいるらしい。」

石原少将:「一人は永翔、もう一人は永豊。永豊の方が途中で名前を中山に変えたんだが… この中山も苦労人らしい。政治的な争いに巻き込まれ、永建に亡命したいと泣きついたとか」

響@:「…………」難しい顔して黙って聞いてる

石原少将:「その際、永建が頼ったのが出雲女史だ。一方の中山自身はそのまま行方知らずになって、何時の間にやら中共に付くと封書が来たと云っておったな。」

****

満潮@:え、ここに来て共産党?

清霜@:ひええ

響@:飛鳥の妹が、中共に『引き渡された』のか『出奔した』のかで面倒臭さが変わってくる

満潮@:つまり…得した人間は、ロシアや共産党に居たかもしれないわけ?

響@:大前提として、統制派は帝国日本の領土的野心そのものなわけだからを持ってる

足柄@:当然ですね

響@:ごめん……そのものなわけだから、中共やソ連からしたら統制派の人間は死ねば死ぬほど得する

満潮@:あー、見落としたな…

 

響@:「……少将の方で、ちゃんと飛鳥を匿える……よね?」

石原少将:「匿うもなにも…そのまま部下にしたいのだが、あれほど有能な秘書はいないぞ?」

響@:「うん……。飛鳥を大事に思ってくれてるなら、それでいい」

石原少将:「惜しむべきは、飛鳥君が忠を尽くしているのは出雲個人だということぐらいだろうな。さて…飛鳥君が大連に居る理由だがワシの指示ではない。」

響@:「……む。今の話を聞いて、私たちと足並み揃えて一緒に動いてもらったほうがいいような気がしていたけど、それも難しい?」

石原少将:「わしはもうしばらくハルビンの戦力再編に傾注するつもりだ、手は回せぬが頭は回そう。…一つ、本件の犯人は飛鳥君を北洋水師の手で捕縛させたがっていた」

響@:「…………」黙って聞いてる

清霜@:「…」

石原少将:「一つ、飛鳥君が怒り狂うほどの事を、犯人は意図してかせずしてかやらかしている。それも、先月の下旬に彼女は飛び出していったことを考えると、それまではしていなかったことなのだろうな」

石原少将:「わしの元には資料が少ないから分からぬが、例えば十月まで犯人がしていなくて…十月から始めたことが分かれば…」

響@:「犯人の行動の何が飛鳥に火をつけたのか、犯人が当初から飛鳥の存在を念頭に動いていたか否か……それが分かるかも」

響@:よぉし判定できそうだな(目ぐるぐる)

石原少将:「そういうことだ…」

響@:「よし。やることは決まった。とりあえずハルビンにある記録に目を通そう。海威、いい?」

海威:「えぇ、どうぞ。私も手伝います」

GM:では…ハルビンに戻ってきた皆さん。手当たり次第資料にあたります

響@:えっと、飛鳥と犯人に迫れたか判定でよろしいのかしら?

GM:はい、そうですね。判定は、索敵or読書でおねがいします

響@:読書で……食べ物から代用1で目標6

響@:2d6>=6 どうだ

ダイス判定: (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功

足柄@:やったぜ

響@:ふぅ危ない危ない

GM:おみごと…では

清霜@:ぎりぎりだー

GM:最初の頃の”不慮の事故”は、目標となった相手が自然死に見える状態で死んでいます

響@:ふむふむ

GM:それが中期、九月ごろには乗馬中の事故や、自動車事故のような匆々はないけれどまったくないわけではない事故

十月にはいると、平和ホテルのシャンデリア落下のような、目標となったのだろう人物も死んでいるが周りの人間も重軽症を引き起こしています

足柄@:だんだん雑になってるw

古鷹@:うむ

GM:それと、最後から二件目なのですが

響@:飛鳥が単身大連に向かった時期かな?

足柄@:ぽい!

GM:はい、こいつ… 不慮の事故一覧にしては珍しく、被害者が軍人でも財閥系の人間でも無いです

足柄@:近くに軍人や財閥系の人間はいた?

GM:新聞の記事によると、その気配は全くなし。

足柄@:なんだろう?

満潮@:被害者は?

GM:中国人ですね、そこそこ裕福な暮らしをしていたようです

足柄@:なんだろうこれ。

GM:していたようです、といってもどこぞから移住してきたらしいのですが

響@:その人のプロフィールから犯人の動機や飛鳥に繋がる点はあるのかしら。じゃないな……時期の一致が見られる以上、何かしら繋がる点があるんだろうけど、それが分かったかな

足柄@:中共視点で死んで得になる人物なんかな?

清霜@:流石響ー

GM:中共視点では、ただの男が死んだ という扱いになると思います

足柄@:うーん?

響@:その被害者と、飛鳥や犯人を結びつける要素が具体的に何なのかはまでは分からない?

満潮@:犯人を統制派の敵と中国人の敵に結びつけようとしている線は?

足柄@:あ、そいつの死に方って、雑?自然に見える?

GM:死に方は泥酔の末に、何かに躓いたらしく階段から落ちて頚椎骨折

満潮@:普通に見えるんだけど…

足柄@:運が悪かったね、って感じよね。

清霜@:ほむー

GM:周囲曰く、あいつ…そんなに泥酔するほど飲んだっけ?的な感じだそうです

古鷹@:盛られた

響@:その人の死が、飛鳥たちにとってどういう意味のある死だったかまでは分からないけど とりあえず、飛鳥が極めて個人的な動機から行動を起こした可能性は高いな

軍関係者じゃない以上、犯人が飛鳥を念頭に置いて動いていた可能性も高い

足柄@:あ、ちなみに最後の1件の死に方は?

響@:前回は平和ホテルでのシャンデリア事件っぽい

足柄@:だとすると本格的に浮いてるなぁ

響@:とりあえず、かくかくしかじか大連に電報を打っとく……

満潮@:ちかこに聞いてみようかな?

足柄@:最後の一件がシャンデリアだとするとそこまで犯人は生きてるしなぁ

響@:あと成功効果をもらおう

GM:では、アイスをどうぞ。

響@:おお、ありがたい……ご馳走様です

古鷹@:アイスだぁ

清霜@:いいねぇ

足柄@:うーん、飛鳥に対する符丁とか聞いておけば良かったなぁ

響@:ということで、海威の方から何もなければ大連に戻ろうか

海威:「…一言だけ、響ちゃんに注意しなければなりません。出雲先生に連絡の一本ぐらいはしてくださいよ?」

響@:「うぐ……。分かった。片付いたら手紙でも書くよ……」

清霜@:「にやにや」

響@:ちなみに養民はまた一緒に連れて行っていいものなんでしょーか

GM:いいですよ~ っていうか、養民は連れて行ってほしそうな顔をしている

響@:おーよかった……一緒に行こうっと

オリガ:「はい、せんせい!」

響@:「ん、どうした。オーリャ」

オリガ:「またいくんだったら、おともさせてください!」

響@:ここハルビンなのに養民(=オリガ)が日本語で話しかけてくれるのめっちゃ嬉しいんだけど? 可愛すぎない?

足柄@:しらんがな

満潮@:子犬的なの可愛さを感じる

足柄@:ちょっと弟子馬鹿っぽくなってんよー

響@:「願ってもない。心強いよ、一緒に行こう」

順天:『…英語で喋りなさい、英語で!』 (しぱこーん

清霜@:「楽しそうだなぁ」

順天:『教官も…これ以上妹を甘やかさないでください…宜しいでしょうか』(ごごご

響@:『わ、わかった。善処する。ちゃんと厳しくします……』

清霜@:「にやにや」

響@:「やれやれ……」と言いつつ響もふっと笑うのであります。これでハルビンでのシーンは〆だナ

 

 

満潮@:響から得た情報をちかこに伝えようか? もしかしたら何か知ってるかも

足柄@:いや、飛鳥のげきおこポイントは多分これだなってのがあるんだけど さっきの不審死と繋がらないんだよねぇ

響@:一度、響はちかこに「なぜ飛鳥が出雲のそばを離れて大連にいる? どうして接触してきた?」とド直球な質問をしているけど。

出雲の指示で石原少将の下にいる、でも大連にいるのは自分の意志のようだ、とまでしか言ってなかった

まぁ、ここまでの情報を改めて伝えたら何か思い出すかもしれないね

満潮@:そうね、少しでもいいから何か新しい情報がほしい

 

響からの電文を受け取ったあと、満潮はちかこに伝えに行く。

ちかこ:「……そういえば」

足柄@:「んー。ああ、これ怒るネ。」

ちかこ:「…いや…でも…」

足柄@:「どしたン?」>ちかちゃん

満潮@:「なにか思い出したら言いなさい。それを判断するのは後でも遅くないから」

ちかこ:「いえ…あの時、飛鳥がいつも以上に焦っていたように感じて…」

足柄@:「昨日聞いた話だけど『上海の陰影』ってサ。無駄な人死にもださないかなりスマートな殺し方してたらしいのヨ。で、この月に入ってからすわ『上海の陰影』の復活って裏は大騒ぎヨ?」

満潮@:「…今まで聞いてなかったけど、あなたは飛鳥と何を話しているの?」

足柄@:「あー、そこ気になル」<何を話してたか>ちかちゃん

満潮@:「響は飛鳥の無実を信じていたようから、私も信じてみたい、だからできれば飛鳥のためにも私達に話して。」

ちかこ:「…はい、でも…それほど話したわけではないのですが」

満潮@:「何でもいいの」

ちかこ:「アタシは飛鳥が犯人だと思ってました…」

足柄@:「この一連の不審死の、よネ。」

ちかこ:「はい…ホテルで働いていたのは…ここの所の犯行傾向から大手ホテルで、殺しをやるのではという話になったからです」

足柄@:「もしかしテ、焦ったのって問い詰めてかラ?」

ちかこ:「…はい、アタシも聞き方を間違えてしまったのかもしれませんが…飛鳥に直接、なんでこんなことやったんだ…と」

足柄@:「あー、なるほド。『ちかちゃんも』そう思っちゃったって事だもんネ。」

満潮@:「…ちなみに、どんな原因で飛鳥を犯人だと思っていたの?」

ちかこ:「飛鳥は…その、ワイヤートラップが得意なんです。これまでの”不慮の事故”、その初期段階から3件がこれの疑いがありました…」

足柄@:「意図的に真似たって事なのかナ」

ちかこ:「そう信じたいです…ですが、もう一つありまして…」

満潮@:「もう一つ?」

ちかこ:「飛鳥自身、バリエーションを多く持っていたんです。その手の技を…」

 

足柄@:だんだん雑になってるのはなんだろうな

満潮@:聞きそびれだがもしかしてちかこはこの「泥酔で階段からの転落死」から、ワイヤートラップだと確信してた?

足柄@:初期段階で、だからそれより前から確信してたんじゃ無いかな

満潮@:あー

響@:後半雑になりつつあるけど、飛鳥を知る人が見れば、殺し方がそもそも飛鳥っぽい=意図して真似ているとしたら 例の軍閥でも財閥でもない、例の中国人本人や、その遺族が、「飛鳥に殺された」と思い込んでいる現状があるのかもしれないね

足柄@:というかまさにちかこが思い込んでたわけじゃん

響@:そうそう……私たちは疑いを向けたで止まったのに、より事情に通じてるちかこが「これは飛鳥だ」と思い込んだってのはキーポイントだよね

 

足柄@:「この、雑な後半の数件だけどサ。ワイヤーでやルとしたら難度高いものだったりするノ?」シャンデリアとかどうなんだろうなw

ちかこ:「…はい、結構な難易度になると思います」

足柄@:「なるほドネー。うん、そりゃ焦ル。」

ちかこ:「実際、アタシもピアノ線で何度悪戯されたことか…」

足柄@:「その飛鳥って芸術家気質な部分、というか腕に誇りを持ってるあったりしなイ?」

ちかこ:「…よく、分かりますね… はい、もう徹底的にトラップづくりには拘っています…」

足柄@:「それヨ。」指を鳴らして

 

響@:足柄さんがピンときたのは「殺しの美学」ってやつか

足柄@:まあちょっと違うけど いやあってるのか?

響@:犯人が飛鳥を強く意識しているなら、飛鳥の方でも犯人に少なからぬ心当たりはあるはずだから……飛鳥、どこにいるのかな……

足柄@:だんだん雑になったのはあれか 「失敗しちゃった☆」なのか

響@:意図的に飛鳥を演じて陥れようとしているなら、わざと飛鳥のワザマエを毀損しているのかも

足柄@:いや、難度の高いのを失敗してるからほんと、腕に関しては飛鳥に及んでないんじゃ無いかなぁ…

>石原少将:「一つ、飛鳥君が怒り狂うほどの事を、犯人は意図してかせずしてかやらかしている」 て訳だし。

響@:うむ、そっちの線だといいねぇ。意図してやらかしてて飛鳥を挑発してるんだとしたら、飛鳥は現状それに乗っかりかかってるわけだから、そうでないことを祈る

 

足柄@:「『粗悪品』が自分の名前で売られたラ、作者は怒るわナ」

満潮@:「いや、話によると飛鳥は出雲のために日中の関係を修復したいでしょう。」

足柄@:「いんや、みっちー。殺し自体は9月から始まってるのヨ。」

満潮@:「でもここまで殺したのは中国人にとって嫌な日本人でしょ」

足柄@:「雑になったのが10月かラ。飛鳥ってのが飛び出したのも10月かラ。で、『上海の陰影』の噂が本格的になったのも10月ヨ。」

足柄@:「もし飛鳥ってのが通り名に誇りを持ってたラ?」

ちかこ:「…飛鳥の危ない言葉を思い出してしまいました…」

満潮@:「ふーん…いい、その危ない言葉とは?」

ちかこ:「トラップづくりのコツは、恋愛を成就させるみたいにターゲットをどれだけ愛せるか…だとか」

足柄@:「わーォ。」

満潮@:「…いいわ、足柄の言葉通りみたいね」

ちかこ:「(その後に続いたのが…だから殺せなかった出雲お姉さまに私はずっと片思いのゾッコンきゃああ~ とかだったんだよね…)」

足柄@:わりとアカン人じゃ無いですかね……w

満潮@:「…何か寒気が感じるけど、気のせいだわ」

足柄@:「他にも何カあるかもだけどネー?まー、ナンデか知らないけどサ。殺しやってる奴にそこそこ多いのヨ。自分の腕、拘り持ってるノ。」

満潮@:「そういう趣味ないわ私。」

足柄@:「みっちーはまっすぐだもんネー」あっはっはと。

ちかこ:(裏稼業…あの人も?)

足柄@:「飛鳥の立ち寄りそうな場所、見当つク?」

ちかこ:「飛鳥の立ち寄りそうな場所ですか… 残念ながら、皆目です…」

足柄@:「そっかー。みっちー、響への電報よろしくネ。」

満潮@:「そうするわ。」

満潮@:「情報、礼を言うわ」

ちかこ:「いえ…お力になれず…申し訳ございません」

満潮@:「そんなことない。」

足柄@:「あー、なんか3日分ぐらい頭使った気分ー。お酒飲んでいイー?」

満潮@:「響からも言ってたわ、あなたの協力に感謝する、よろしくってね。」

ちかこ:「そうですか…ありがとうございます」

満潮@:会釈して電報を通達した

ちかこ:「……協力、感謝ですか」(目を通して少し苦ーい顔になる



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交錯する影

GM:え~まず、GMから謝罪する必要があるかもしれない件について…

足柄@:なんじゃね

GM:ここまでの部分で、あれっおかしいな~ と、思っていたのにいっていなかったことがありまして

清霜@:おおう

GM:ここの部分です。

GM:それと、最後から二件目なのですが

響@:飛鳥が単身大連に向かった時期かな?

足柄@:ぽい!

GM:はい、こいつ… 不慮の事故一覧にしては珍しく、被害者が軍人でも・財閥系の人間でも無いデス

 

足柄@:はいはい。

響@:ふむふむ?

満潮@:ふむ

GM:こちらとしては、飛鳥が単身向かった時期というので時間を抑えているからいいかなと思って何もいってなかったのですが…皆さんのRPより前に、伝えるべきでした。これ、飛鳥が大連に入ったと推定される時期のすぐ後です

足柄@:この事件の後にシャンデリアでいいのよね?

GM:はい、それは合ってます

足柄@:最後から二件目は引っかかるんだよなぁ。

響@:時系列認識としては、こうということだね

無関係っぽい中国人の事故死→飛鳥が飛び出す→→→→シャンデリア事件 ではなくて

飛鳥が飛び出す→無関係っぽい中国人の事故死→→→→シャンデリア事件

GM:ですです

清霜@:うーむ

足柄@:シャンデリア事件って、ワイヤー使われた形跡あるの?

ちかこ:「…ごめんなさい、現場検証はできていないのです。憲兵隊が直接踏み込んだせいで…アタシは手が出せませんでした」

足柄@:「ま、事故だとしても憲兵案件だもんネ。」

清霜@:「?」

足柄@:最後から二件目の中国人の背景はさらってみたいけど…

 

GM:誰か、hevふりませんか? それか、まま自由行動で動きますか?

満潮@:自由行動か…、ちょっと考えさせて

響@:代表者一人をシーンプレイヤーに追加フェイズ発生、という処理はルール上ちゃんと存在するからGMがそう進行することは問題ないデスネ

足柄@:じゃあ振ります。アビリティの関係でシーンプレイヤーになった方が良いのだ…!

清霜@:ふむー

満潮@:ちなみに、これは合流後?

響@:ご、合流後でお願いします!

*興味津々という戦術は

足柄@:はいはい。

GM:了解しました。では、時間が経ちます

[十一月三日 大連ヤマトホテル午前九時]

響@:やってきました明治節……

足柄@:1d100 おしゃけ

ダイス判定: (1D100) → 76

足柄@:こいつ昨日と同じだぞ!?w

満潮@:結構…いやかなり呑んだな!!

古鷹@:お土産いらんのか

足柄@:それは後で飲む。

響@:休暇凍結中とは何だったのか……

清霜@:www

満潮@:あれだ、約束の一本ということで

古鷹@:まぁいいだろうフレーバーアイテムだしなぁ

足柄@:どっから手をつけるか。それこそイベントやってみて流れで、ってのもありだし

響@:とりあえずGMから提案があった以上、HEV振ってからでいいでしょう

足柄@:じゃあいきまーす。

満潮@:ふってみよう!

足柄@:物資調達で使う予定なので。取りあえずイベントー hev

ダイス判定:第二ランダムイベント表(3[3]) → 萩子/平常

足柄@:ほう。

響@:待ってましたぁー!

古鷹@:わぁい

満潮@:萩子さんきたあああああ

*GMとしては萩ちゃん登場を喜ばれるのはありがたい限りである。

足柄@:物資調達を宣言。消費1d6

ダイス判定: (1D6) → 1

響@:軽い

足柄@:判定

GM:やっすーい

足柄@:2d6>=5

ダイス判定: (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

足柄@:ITT

ダイス判定: アイテム表(3) → 開発資材(P241)

足柄@:開発資材だけあってもなぁw

清霜@:わお

GM:開発資材好きやな!

古鷹改@:ww

足柄@:どんな感じででてくるんだろ

響@:ちかこ、このままバレずに一件が片付くと思ってたけど、ここで萩子さん登場とか冷や汗だな…… そこまでイジワルじゃないか、多分

清霜@:HAHAHA

GM:ではでは…大連ヤマトホテルにかの人がきちゃいました

足柄@:時間的に朝食時かな

GM:朝食時ですね

清霜@:「ごっはんーごっはんー」

響@:「うーん、飛鳥の足取りが掴めればな……」モグモグ

GM:で、食堂に行くと奥の方の席に眞斗ともう一人が食事しています

満潮@:大盛りの朝食をはむはむもぐもぐと

古鷹@:ちらちら…もぐもぐ

足柄@:「うー……」だらーん

**:「…まっ、平和ホテルの件はこっちから手を回すけど…まさかアレが捕まるなんてね」

満潮@:頬に米つぶをつけたまま箸を置いて声の方向に向ける

眞斗:「むぅ… 萩ちゃんの推薦だったから、こんなことにはなるかもって、思わないこともなかったけど…」

響@:「…………」聞き覚えのある声に反応

足柄@:ぐでーん……

満潮@:話の相手はどんな人?   いやまぁ知ってるけど

GM:スーツを着て、後ろで髪を一本に束ねた女性だぞ

満潮@:だれなんだろうー(棒

**:「一番の驚きは…捕まったにもかかわらずお許しをもらったって点なんだけれど」

古鷹@:みんなに食後の黒ウーロン茶を淹れつつちらちら

響@:「……ちかこがクラークとしてここにいるのは、やっぱり彼女の差し金だったのか」ボソボソ

眞斗:「ふふっ…皆さんいい子ですから~」

満潮@:残りをご飯をごくんと食べて食事を終わらせた。

**:「で、いい子の皆さんは人の会話を盗み聞きするのが趣味なのかしら?」(振り向く

足柄@:「だれー?」みっちーのごはんつぶとりつつ

清霜@:「ごめんなさーい!悪気はなかったんですー!」ひしっと抱き着き

扇矢少佐:「清霜ちゃん、久しぶり。響ちゃんも元気にしていたかしら?」

清霜@:「久しぶり、清霜も響も元気だよ!」

足柄@:「……」響いた<清霜の声

*キーン(酔っているほど辛い

響@:「……元気だよ、久しぶり。上海では迷惑をかけた。代わりに、ちかこを助けてから許してほしい」

満潮@:「あんたが、ちかこの上司なの?」視線を逸さずに聞いてみた

扇矢少佐:「ふふっ…そうなるのかしら。始めまして、海軍少佐、扇矢萩子っていうわ。」

足柄@:「アー、足柄、ヨ」

満潮@:「っ…満潮よ。」

古鷹改@:「どうも、古鷹です」

扇矢少佐:「それから、私は迷惑なんて被ってないわよ…響。」

響@:「おや、そうなのか。私の失態でトクサの仕事も増やしちゃったと思ったけど……まぁそれは置いておいて。ちかこがいる以上、扇矢少佐も満州のどこかにいるとは思っていたんだ。丁度いいところで会えてよかった」

扇矢少佐:「そう?もっとも私は別件からこっちに引き抜かれたんだけれどね」

清霜@:「そうなのかー」

足柄@:「どちら(の所属)さン?」<はぎやん

満潮@:「水かけるわよ、こののんべぇ。」

扇矢少佐:「私は特命捜査班に所属しているの。つまり、貴女たちへの指揮権は私が預かっているわ」

足柄@:「せめて濡れタオルー」ウーロン茶飲みつつ>みっちー

眞斗:「こちらで宜しいでしょうかぁ?」(濡れタオル

足柄@:「あー。後お薬おねがイー」

眞斗:「はい、ただいま」(微笑み

満潮@:「そう、じゃあここに来たのはもう十分事情を掴めたからのね?」

満潮@:「もう、やっぱり任務が終わってからあげるべきだった?」>足柄

*飲酒許可を渡された模様。

足柄@:「上司さン……」多少しゃっきりしてきた

清霜@:「むふー」フンス

扇矢少佐:「……」(穏やかな表情

足柄@:「で、その上司さンが何か御用デ?」

扇矢少佐:「…貴方たちには、上海の陰影を消してもらおうと思ってね」

古鷹@:「はい?」きょとん

満潮@:「まず上海の陰影を言うものの正体を教えてもらえるかしら?」

扇矢少佐:「正体?あんなものは元から実態も何にもない、ただの噂」

清霜@:「……?」

満潮@:「ただの噂が人を殺せるわけ?」

足柄@:「殺せるヨ?」きょとんとした顔で。

満潮@:「知ってるのよ!」

扇矢少佐:「過去に、確かに上海を震撼させた存在は居たのだろうけれど、そんな旧時代の亡霊にはご退場戴くのが近代国家のあるべき姿じゃないかしら?

清霜@:「??????」首傾げ

足柄@:「正体見たり、…枯れ尾花?」とちゅうがおもいだせなかったかお

満潮@:「言ってることはわかるけど、具体的に何をすればいい?」

扇矢少佐:「法の光でその正体を照らすのよ」(ふふっ

満潮@:「拝み屋に頼めば?」

足柄@:「とっ捕まえロ?」

扇矢少佐:「そういうこと、これまでの事件については…私たちが憲兵隊を動かして現場検証を再度してみるわ。その間に、あなた達はこの馬鹿騒ぎを起こしている彼女を捕縛なさい。手段は問わないわ」

満潮@:「こほん…彼女とは、誰のこと?」

扇矢少佐:「ふふっ…慎重なのね、では正確に云いましょうか。これまで”不慮の事故”とされてきた事件の犯人。」

古鷹@:ごくり

響@:「…………」お茶ズズズ

満潮@:答えを待つ

足柄@:「そりゃネ。」<これまで~

清霜@:「どきどき」

響@:登場したNPCにありったけの情報を吐かせようとする、シティアドのお手本のようなPC一同

古鷹@:しーらぬい

GM:HAHAHA

扇矢少佐:「彼女の名前は永豊、またの名を中山。この者です」(顔写真すっ

古鷹@:のぞきこむ

満潮@:よかったな…

清霜@:おむぅ

満潮@:もし永建と答えたらされはそれで命令として本気で飛鳥とやりあう満潮なんです

響@:犯人が永豊で確定なら、飛鳥は多分ガチで永豊を自分の手で殺そうと動いてるから、飛鳥も敵だけどね……

扇矢少佐:「急ぎなさい?彼女を”生かして”捕まえなさい」

清霜@:「了解!清霜の心の46cm砲で捕まえればいいんだね!」

満潮@:「命令を了承致した…けど、彼女が何処に隠れていたかわかんないわよ?」

**:「少佐、矢吹少尉の根回しもあって、憲兵隊からの許可がおりました!」(駆け込んでくる

扇矢少佐:「報告ありがとう、山部少尉。因みに…矢吹少尉からアッチはどうだったと?」

響@:「…………む?」と、響は山部少尉の名を訊いてそっちを振り返らざるをえない

足柄@:「うン?」

山部少尉@:「はい…残念ながら空振りだったようです」

扇矢少佐:「数日前まで中山が使っていたらしい部屋にね…踏み込んだはいいけれど、立つ鳥後濁さずの精神を持っていたのか、塵一つ残さず綺麗に逃げられてね… まんまといっぱい食らわされたって訳。」

足柄@:「マ、その手の奴ならセーフハウス複数持ってるでショ。」

満潮@:「まさかこれで行方掴めないまま私達に捕まえろって言ってるじゃないよね?」

扇矢少佐:「正確な場所は確かにわからないわ。でも、大連郊外のねぐらは虱潰しにしたから…市内のどこかに居るはず」

満潮@:「む…わかったわ」

足柄@:「市内ねェ。」

扇矢少佐:「市内のねぐらには意図的に手を出していないから、確率はかなり高いはずよ」

響@:「……網を張って待つ側と、そこへ追い立てる側の二手に分かれるのが現実的かな」

足柄@:「あれ、逃げたのも市外の話?」さっきの踏み込んだの

山部少尉@:「はい、昨夜…といっても今朝でもあるのですが…星が浦の部屋に踏み込みました」

足柄@:「逃げ込むとしたら今夜って言うか今朝?」

清霜@:スヤァ

山部少尉@:「はい…その可能性が高いと思われます」

足柄@:「ふーン……」

足柄@:んー、この二日間夜に遊び歩いて、それなりに顔を繋いでる訳ですが。今朝から知らない顔(見てない)来てないか聞いてみる、で判定していい?

GM:わ。わーお。どぞどぞ やってみましょう

足柄@:判定なんだろうw

GM:<無個性判定7/技能補正 礼儀 >で

足柄@:ふむ、誘惑は?

GM:つけてもいいぞ~

足柄@:じゃあつけるー。

足柄@:2d6+1+2>=7

ダイス判定: (2D6+1+2>=7) → 4[1,3]+1+2 → 7 → 成功

足柄@:補正値有り難う!w

響@:ぴったり!

満潮@:さすがだ…

清霜@:ぎりぎりw

古鷹@:わぁお

 

足柄@:「ンー……昼に一旦戻ルー。」頭かきつつふらふら外に出て行く。

満潮@:「そんな状態で一人で大丈夫?」

足柄@:「大丈夫大丈夫。付いてきちゃダメヨ。ほんと二。」手をひらひら振る

満潮@:「そう、じゃあ待ってるわ。」

清霜@:「気を付けてねー」

響@:「ふむ……」

古鷹@:「いってらしゃい~」

眞斗:「いってらっしゃいませ~」

足柄@:という感じで聞き込みして絞り込んでして戻ってきました?

GM:ですね~

足柄@:2d3 (最低3)時間後

ダイス判定: (2D3) → 5[2,3] → 5

足柄@:2時頃。ぎりっぎり昼ですね!w

満潮@:おま、また呑んでるんじゃ…

古鷹@:や、やだなぁ

足柄@:下手すると軍属とすら認識されてないぞ、夜の足柄……w

清霜@:www

満潮@:のんべぇの日本人姉ちゃん!

足柄@:酔っ払った声で「今は軍人さンなのよぉー」(ぐでー)

満潮@:絞り(意味深)

足柄@:…これポーラだ

*2016年の春イベで実装されたイタリア艦娘、アル重のあだ名で有名。

酒場の男:「あの姉ちゃん、今日も来るかなァ……いっつも男と一緒に消えるんだよな……ゴクリ」

清霜@:やべぇ

響@:だ、大丈夫、飲めば飲むほど強くなるから……

足柄@:choice[飲んでない,潰した] どうなの?

満潮@:はぁ!?

ダイス判定: (CHOICE[飲んでない,潰した]) → 飲んでない

足柄@:おお。

響@:ちゃんとお仕事モード

足柄@:口八丁で上手く交わしてたもよう。よかった、相手を酔いつぶして強引に聞き出した足柄さんはいなかったんだ。

一同:HAHAHA

GM:ではでは、裏社会の皆さんいわく大連市内の東と南が騒がしいと聞きました。

 

[十一月三日 午後二時 大連ヤマトホテル]

足柄@:「ただいまー。お腹減ったー。東か南っぽイ。」

満潮@:「お疲れ様…(くんくん)、お疲れ様ね。」

清霜@:「お疲れ様ー!」

足柄@:「今日になってからその辺が騒がしいってサ。」

眞斗:「おにぎりでもご用意しましょうか?」

響@:「……本当に首尾よく場所を絞り込んで戻ってくるとは……恐れ入った」

古鷹改@:「おにぎり…いいですねぇ」

足柄@:「ん、お願イ。」ぐでーん>まとちゃん

眞斗:「古鷹さんも必要ですか~?」

満潮@:「仕事をちゃんとしている時は働くものよ、足柄はね。」なにげに嬉しい

古鷹改@:「おねがいします」

足柄@:ちゃんと……?

清霜@:ちゃんと(意味深

響@:ちゃんと(誘惑Lv2)

眞斗:「少々お待ちくださいませ~」

足柄@:「さっさと終らせて休暇はいりたイー。もしくはドンパチに戻りたイー。」

響@:「扇矢少佐達は現場検証に出なきゃならないのかな」

扇矢少佐:「えぇ、そうね。」

足柄@:「これ、片方は飛鳥じゃ無いかナ。」

響@:「このホテルと、東の埠頭と南の湾口部。二手に分かれるとしても一ヶ所は手薄になる」

如月中尉:「念のためだが、このホテルは市内南東エリアである中山区にある。」

足柄@:「じゃ、ここが中心になりそネ」

清霜@:「……」頭から煙ぷしゅー

古鷹@:「う~ん…私はここでまちましょうか?」

足柄@:「そっちどのぐらい動かせるノ?」>如月中尉

如月中尉:「我々は兵を持たない」

足柄@:「手が足りないナー」

満潮@:「兵と呼べるものは私達しかないね」

如月中尉:「いまこちら側でも動けるのは、私と山部少尉、扇矢少佐の三人だけだ」

足柄@:「このホテル周辺に網張るしか無いんじゃなイ?」

 

足柄@:そういや、騒がしい、としてその内容というか詳細は不明?

GM:まずは東側

~酒屋で一人やもめで飲んでいた小柄な[黒尽くめ]をからかった大男が[黒尽くめ]に投げ飛ばされたらしい~

足柄@:ふーむ。

清霜@:ほうほう

GM:次に南側

~同じく酒屋で[黒尽くめ]が飲んでいたようなのですが、高級な酒を次々と飲み干していったとか~

足柄@:ほうほう。どっちも見ない顔だったって事ね。

GM:ですね

足柄@:多分南が中山?

満潮@:と思います

足柄@:飛鳥も確保か足止めしないとなんだよな

響@:中山を先に拘束できれば、後は飛鳥は放っておいても……

満潮@:ですね

満潮@:では全員南でいいかな?

古鷹@:カクホー

響@:うーん、決め手にかけるというか……

足柄@:それな<決め手に欠ける

響@:南が死を覚悟したヤケ酒なら中山っぽいけど、体格でいえば「小柄」なのも中山なのよね

清霜@:ふむー

足柄@:あ、南の方は普通の体格なのねこれ。

GM:伝聞系のため、聞けなかったということで

足柄@:了解ー。

満潮@:思うだけど今の飛鳥かなり余裕がないと思う、焦っていた状態で誰かともめた可能性無くはない

響@:どうとでも考えられすぎて判断材料になり得ない

GM:だって、達成値が低かったんだもの(ぼそ

響@:そういやぁ目標値ピッタンコだったあ

足柄@:達成値で結果変動するならそう言って欲しかった!w

古鷹@:じゃぁ動かないかな…

GM:いや… ごめんなさい…

足柄@:リソースの突っ込み具合変わるからね…感情値全部ぶっ込んで達成値上げるともうちょい情報でます?

GM:10になりますから… でますよ

足柄@:じゃあそれでー。

満潮@:やってみるか

響@:「私も満州に来てかれこれ3ヶ月になる。このヤマトホテル近在、特に大連港の辺りはかくかくしかじかだが……聞き込み内容と合わせて、どうだ?」+1

足柄@:持ってるのはあとはみっちーと古鷹さんかな

満潮@:「響からの情報と聞き込みの内容を整理すると…たぶんかゆかゆうまうまなんじゃない?」+1

古鷹@:「そうですよ。こっちの情報と照合してみましょう。」+1

GM:では、それぞれの情報追加です。

東側の情報追加です。殴り飛ばしたことから乱闘騒ぎになったものの、何故か結局大酒宴になったとか。

南側の情報追加です。酒飲みながら叫んでいたようです。「困難あり、便法あり、希望あり。」と

満潮@:これは南だな

響@:決まりですねぇ

足柄@:東は放置でいいかな?というか飛鳥なにしてん

満潮@:というか東何してんだよ

*姉妹揃っての突っ込みであった。

足柄@:「じゃあ、私が東行くから、他の人は南ってどうかナ」

響@:「はい連行」

古鷹@:むんず

満潮@:「はいはい南行くね」がしっ

古鷹@:ずりずりずりずりずりー

足柄@:「ほら、誰か足止めとか必要だし、充分働いたと思わなイ?」ずるずる引きずられていった

GM:ではでは成功報酬は鋼材1d6と 吉野からの差し入れのおにぎり(アイスと同効果 で

足柄@:報酬

足柄@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 6

響@:モリィ

清霜@:もりもり

足柄@:やったぜ。どっかから貰ってきたんだろ。

満潮@:ダイス神やっぱり6が好き

響@:もっかい発見できるな……みっちーどうぞ

足柄@:アイスはそのまま貰ってていいかな?

満潮@:いや私は今のでいいと思うんで響さんお先に

響@:了解デス

GM:でーは、実質的な決戦フェイズに進みマスか

古鷹改@:みんな丸太はもったな?

響@:どんどん行こー!

満潮@:いくぞー!

清霜@:いぇーい

足柄@:いぇー

足柄@:あ、思い出の品だれかもってなかったっけ

古鷹改@:拳銃だな

響@:渡してなけりゃみっちーのはず

足柄@:さっき声援使っちゃったから借りていいかな。大丈夫!二倍にして返すから!

満潮@:では渡すよ

足柄@:わーい。

満潮@:「艦娘に拳銃をつかう場面なんでないと思うけど…あんたに保管してもらうよ。」

足柄@:「お、ありがト。使うと騒ぎになるし、出番ないと…いやでもそろそろ撃ちたいナ。」

満潮@:「いつトリガーハッピーになったの?まぁ使う時を見極めてね」

響@:「……使わずに済めばいいが、本当に」

清霜@:「だねー」

足柄@:「あんま上手くないしネ」問題発言が飛び出す。

古鷹@:「えぇ~」困り

響@:狙撃スキル持ってるのは満潮だけか……拳銃で狙撃ってのも変だけど

足柄@:まあどっちかっていうと普通に個性判定の領域よねw

響@:クソ意地汚いダイス神のせいで五&六はオール弱点だファッキンシット

清霜@:突撃ならまかせろー

足柄@:もう声援は優先的に切っちゃおうぜ…w<5.6弱点

響@:ま、よくあることだし艦隊戦に突入してから考えりゃいい話

清霜@:アクシデント怖い

GM:はは、ではでは開幕開幕

 

★☆★

[決戦フェイズ VS上海の陰影]

GM:皆さん確認です、大連市内南側エリアに行くってことで宜しいでしょうか?

足柄@:はいはい

満潮@:あいよ

古鷹@:ずりずりずり

響@:ごーごー

清霜@:OK

GM:皆さんには扇矢少佐から、南側エリアでのねぐらと目されている場所をチェックされている地図を渡されています。五人にオリガを含めた六人で出向くことに成りますが…

足柄@:(あ、アイテム枠無くなったから開発資材を適当にアイテムあいてる人にパスするね)

満潮@:(じゃあみっちと交換か)

GM:皆さん、突撃してしまいます?それとも外堀を埋めます?

響@:かわされてホテル直行されたらアウトだから外堀埋めから?

清霜@:かなー

足柄@:かねぇ。 一斉に突撃するには人数多いしな…w

満潮@:そうしましょ

古鷹@:うめうめ

GM:具体的に…どないします?

足柄@:ねぐらの出入り口幾つあります?

GM:見える限り二つ

満潮@:A入り口に陽動をかけて、B入り口の周囲で包囲網を作るとか

古鷹@:みんなに耳栓をするようにして私はA入り口にいこうかな

響@:訓練を受けた中共の工作員なら3つ目の出入り口を用意してそうなもんだが……

足柄@:無理すればここから出れそうだな、ってのはある?<見える限り

GM:窓ですね、ガラスが張ってある

満潮@:窓か…じゃあAとBに陽動をかけて以下略

清霜@:ほむぅ…

古鷹@:「はい、耳栓どうぞ~」皆に渡す

満潮@:「?」素直に耳を塞ぐ

清霜@:「????」受け取って耳塞ぎ

響@:「む……?」

オリガ:(首を傾げながら響の表情を伺う

足柄@:「なにこレ?」

響@:同じように耳栓

足柄@:みみせんー

古鷹@:「ちょっと大きな声で合図したら陽動組は突入の合図です。」カンペ

満潮@:陽動組誰がいい? AとBが陽動なら二人が必要か

満潮@:ノ

足柄@:ノ

清霜@:お任せー

満潮@:じゃあオッケー

響@:まかせたよー

足柄@:というか非常に気が進まないけどCQC持ってる三人になるからなw

古鷹@:CQCないけど突入するよ

響@:「オーリャ、準備はいいか?」耳栓してるから身振り手振りだけど

オリガ:(こくこく

響@:ではオーケーサインを送ろうか

古鷹@:すぅ……っと大きく息を吸い込み 「あ!!!!」大気が揺れる(びりびりびり

**:「!」

**:「ぎゃああ!?」

満潮@:足柄に合図 「動くな!」A地点の門を突き破り

足柄@:「御用だ御用ダ!」ばーん、とBの入り口を開ける

**:『…始まったか』

古鷹@:「ーーーーー」高周波を発声中

オリガ:「うにゅううう」(耳押さえ

清霜@:「……ハッ、一瞬気絶してた!」

響@:「……こんな特技を隠し持っていたとは」キーン……

**:「くっ…ぐぅ!?」

響@:さーて、踏み入った現場に中山がうずくまって倒れてればサクッとハッピーエンドだが

**:『くっそぉ!』窓から脱出を図ります

足柄@:「逃がすカー」追い立てるよー

古鷹@:「窓から逃げる人がいます!」カンペ高周波だしつつ

響@:窓をガシャンした正面には、響と清霜とオーリャの3人が待ち構えてるわけで……

清霜@:CQCで取り押さえようか

響@:「……私たちは清霜のサポートだ」

**:『やっぱりな!』 (散涙ガスブシャア

清霜@:「チェストォォォォォッッッ!!」催涙ガス?頑張って耐える!

★☆★

**:『あがぁッ!?」 (左腕がやられる

古鷹@:「ーーぁー」高周波おわり

響@:戦いは数ですねぇ……

清霜@:そのまま押し倒してキャメルクラッチ(できたらいいなぁ

満潮@:「足柄!もう一仕事なのよ!」窓から出てきて追い掛ける

GM:では、CQCの達成値をどうぞ!

清霜@:はーい

足柄@:はーい

清霜@:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 9[4,5]+4 → 13

清霜@:ちょ

足柄@:たかーい。

古鷹@:ごきゅ

満潮@:これは46cm連装砲だな

*三連装ではない

響@:対決だとしたら相手もボーナス持ってるから分からんぞ

足柄@:いちおうふるだけふる。 2d6+1

ダイス判定: (2D6+1) → 10[4,6]+1 → 11

足柄@:がんばった。

満潮@:2d6+3

ダイス判定: (2D6+3) → 11[5,6]+3 → 14

古鷹@:こきゃ

響@:君たち本気出しすぎ…。。。。

古鷹@:ぼき

GM:ははは… どうなるんだろうな

**:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 8[2,6]+4 → 12

清霜@:あっぶねぇ!?w*13点

足柄@:いや、1LVにしちゃ頑張ったと思うんだw*11点

古鷹@:ははw

満潮@:二人の幼女に抑えられる美少女…*14点

響@:今更だけど……飛鳥ではない、よね? ちゃんと中山と思しき女だよね?

GM:飛鳥ではないですね はい

満潮@:かったと!

清霜@:ほう

足柄@:「もらイ!」おって窓から飛び降りたところを避けられて。

響@:「…………」辺りを警戒

**:(…絶対的な力で押さえつける、なるほど… 道理ではあるな)

中山(?):『くっそ、なんなんだよ!』

古鷹改@:息を整えつつ合流

清霜@:何言ってるか分からないけど、とりあえずキャメルクラッチの上から12.7cm連装砲をチャキリ

中山(?):『ぐぐぐ… 』

足柄@:どういう体勢だw

清霜@:「えーっと、これで良いんだよね?」

満潮@:「今からあんたの身分を確かめるわ、元永字級の中山なのね?」馬乗りにした

響@:日本語が通じるか……工作員なら日常会話は問題ないかな

中山(?):「…中山、だけどなんだよいきなり…!」

響@:『養民、彼女の言葉を聞き逃さないように頼む』英語

オリガ:『はい、教官』(英語

満潮@:「そう、日本帝国陸軍将官および民間人の殺害もあんたの仕業ね?」

古鷹@:「えーっと、アナタの逮捕状がでております。」<中山?に

中山:『ちきしょう…なんだってんだ、なんだって』(中国語

足柄@:「何か言いたいことあれば聞くけド」

響@:「尋問は後だ。彼女の武装を解いて、急いでホテルに戻るぞ」

満潮@:「これだけは先に聞くべきだわ」

中山:「ぐっ…!?」>逮捕状

足柄@:「あいあイ。」中山は肩に担ぐか。

清霜@:「むふー」活躍できて満足

中山:「離せ、はなせってんだ!!」 (じたばた

古鷹改@:「おとなしくしてくださいね。」中山にささやき

足柄@:ベルトなり衣服なりで拘束してお持ち帰りー

満潮@:「言う気はないのね…まぁいいでしょう、連れて帰るわ」

清霜@:「当身しとく?」

響@:「駄目だ。容疑者といえ、必要以上の暴行は許されない」

清霜@:「りょーかーい」

足柄@:「あ、ひびきん、周囲の警戒よろしくネ」

響@:「Понятно」

オリガ:響に着いていく(とててて

響@:かわいい……

GM:では、ここまでの移動に使っていた車なのですが…皆さんの目の前で爆発するZO☆

古鷹@:どかーん

満潮@:わぁい…

足柄@:付近に車使ってる人居ますか?

GM:HAHAHA いるってことでいいぞ!

足柄@:徴収出来るかなw

清霜@:ひでぇw

古鷹@:なんてことを

満潮@:我々は軍だぞ、やってよし

GM:いや… それにはあんまり応じないだろうな… (強制権はあるだろうが、主に古鷹さんに!

古鷹@:え、あ…はい

GM:さぁ、古鷹さん… 徴収の強権、発動する?しない?

古鷹@:する

不幸な男:『やめてくれ!それはようやく買った中古車なんだ!』

満潮@:なんてことを…でもそれも大義のために仕方なかったんだ…!

古鷹@:「あのぅ~、車かしてくださらない?」エンジャルボイス

GM:レッツゴーダイス 技能歌手を補正にどうぞ

古鷹@:「ねぇ~いいでしょう?い ろ お と こ」囁き

響@:小悪魔……!

満潮@:震えてきた

古鷹@:2d6+7

ダイス判定: (2D6+7) → 10[5,5]+7 → 17

響@:たかーい

古鷹@:しーらぬい

満潮@:骨の髄まで融かされそう

不幸(?)な男:『ひゃ… ひゃい… ど、どうぞ』(ふにゃら

清霜@:「わぁすごい」

響@:『……すまない。必要な補償は北洋水師がする。これを』と響の名前で一筆渡しておく

不幸(?)な男:『ひゃ…ひゃい… はりはほうほざいはふ…」

オリガ:「ふるたかさん、なにしたんですか?」

古鷹@:「ないしょです☆」

オリガ:「???」(はてぇ?

古鷹@:おれはわるくぬい

響@:大丈夫、同意の上でなら補償さえ行えば手続き上も何ら問題はない

足柄@:「はい、行くヨー」

満潮@:とりあえず乗車かな

清霜@:同じくー

響@:さ、護送の道中、こいつを飛鳥から守りきれるかな

足柄@:それよなw

GM:ははは

清霜@:だよなぁwww

足柄@:うーん…荷物が大きすぎて誤魔化す手段が無いな

響@:我々は正規軍。体外的な誤魔化しは必要ないはず

足柄@:いや飛鳥に対する。

響@:それは腹くくるしかねぇマジで……車をBON☆された時点で後手に回ってる

足柄@:もっと荷物小さければ車数台徴収して別方向にって出来たんだけどね。人じゃどうしようもない

響@:無事にコイツを飛鳥から守り切っても、北洋水師が裁くか関東軍が裁くか海軍が裁くかでまた戦いが始まる……頭がいたーい

足柄@:それはもう話しついてるきもするなぁ

古鷹@:それは管轄外だからマルナゲが一番じゃね?

響@:正直、私が中山だったら、こうなっちまった以上、日本軍の方で裁かれるよりも飛鳥に殺されたい

 

満潮@:僅か1だけどここはライダーの私が操縦するか

足柄@:他は誰も持ってないからなw

響@:ドライバーではなくてライダーなのが気になるけど併用できるでいいのよね

GM:大丈夫です。満潮ちゃん、ライダーこみの達成値をお願いします

満潮@:2d6+1>=5

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 6[1,5]+1 → 7 → 成功

足柄@:うーん。

満潮@:それなりに問題なく操縦できた

響@:一般人レベルの普通の安全運転

GM:では続いて、響ちゃん。 直感補正で達成値プリーズ

響@:まかせろ2d6+5 けーかいちゅー!

ダイス判定: (2D6+5) → 11[5,6]+5 → 16

**:2d6+7 (Snipe)

ダイス判定: (2D6+7) → 7[3,4]+7 → 14

満潮@:「うっ…やっぱりなれない車の勝手が違うのね。」慣れにはもうちょっと時間かかりそう

**:『ちっ…』

響@:「……あそこだ!」

満潮@:「…ちょっと荒いけど避けるわよ!」

飛鳥(?):「…さぁーて、愛を込めたんだカラ… 受け取ってヨネ? ふふっ」

****

足柄@:あれ、姉だっけ妹だっけ。<中山

響@:姉妹、としか。永豊が永建に泣きついた、ってあるから勝手に妹だと思ってたけど

GM:義理の妹(従姉妹)です 飛鳥>中山(妹) の形ですね

****

響@:飛鳥の猛攻から逃れるためには中山の口を割らねばならない

満潮@:古鷹か足柄に任せるわ

GM:ダーレが尋問しちゃいます?やっちゃいます?

満潮@:落とすすればいいんだよ

GM:蠱毒の海に、たーっぷりと

古鷹@:尋問なんてやだなぁ(ちらちら

足柄@:誘惑って効くのかねぇw何を聞けば良いんだろうこれ

響@:とりあえず飛鳥だったらどう次の手を打ってくるか、私たちより一万倍よくわかってるはず。中山だったら、飛鳥がどう次の手を打ってくるか、だネ

清霜@:だの

響@:響は電探フル稼働で飛鳥とチュータイプ的ガチバトルしてるから、足柄さん任せたよ

足柄@:響さンの足柄への評価はどうなってんだw

響@:響は誰にでもデレデレだからな、足柄さんのこともだいぶ「この人ならやってくれる」と無責任に思ってるぞ

満潮@:足柄なら…!

清霜@:足柄ならきっとやってくれる…!

満潮@:「こっちに入ってそして右にまわるよね?」響と確認しながら運転していく

響@:「カン頼みで行くしかない。右、右、左で行こう。深く考えても無駄だ」

満潮@:「そうする…しかないか」

足柄@:「で、愛しのお姉さんを怒らせちゃってる訳だけどサ。」>中山

中山:「うぐぐぐ」

足柄@:「どすんノ?手の内が判ればまだ逃げよう在るんだけどナー」

中山:「手の内曝す…なんて… く、屈辱な…」

足柄@:「迷ってる暇は無いと思うけどネ。こっちはそっちの生死は問わず、なのヨ。生きりゃその方が良いけどネー ま、あの怒り方だと素直に死ねるかも怪しいけどネ。」

GM:ではでは、誘惑と礼儀できっつーく絞ってくださいな

足柄@:はいはーい。2d6+2+1

ダイス判定: (2D6+2+1) → 9[3,6]+2+1 → 12

足柄@:これ以上は無理だな!w

GM:たっかーい

*出目の暴力という奴である。

中山:「…ぐぐ」

足柄@:「はい、あと10秒、9,8…7,5,3……」

中山:「アイツなら… 自分のトラップに最後引っかけてくる。引っ掛からせるために追いまくってくる」

足柄@:「ふぅん?本命に追い立てるって事ネ。」

中山:「…そうだと、思う」

足柄@:「だってサー。」>響、みっちー

 

足柄@:思ったよりポンコツだったって思ったけど、よく考えるとお姉ちゃんの真似をして高難度トラップに失敗して雑になったあたり、最初からポンコツだなこいつ

 

響@:「いずれ、中山もホテルに向かうはずだった。飛鳥が私たちの動きをどこまで読んでいるかわからないが……」

満潮@:「決着はたぶん…ホテルでね」

清霜@:「だねぇ」

 

GM:では、道中の飛鳥からの襲撃がどうだったのか…

ここでは、2/5でアスカが襲ってくる表をひとり一回ずつ振って頂きます。

足柄@:酷い名前の表だなw

古鷹@:ww

GM:コマンド名はabデース

満潮@:怖えよ

響@:さぁ勝負だ飛鳥ぁ!

足柄@:勝って良いのかなあこれ

清霜@:勝っても負けても地獄がありそう

GM:誰から判定に挑戦しますか?

響@:期待値では2回、襲撃を受ける……ガクブル

清霜@:(震え

古鷹@:こわい

足柄@:じゃあいきまーす ab

ダイス判定:飛鳥の襲撃(1[1]) → 襲撃なし (セーフ)

足柄@:セーフ。2と4がアウトかな

*裏で何回か試していたPL一同。

満潮@:よしよし

響@:艦隊名決めた時と一緒で右から順でいいか

満潮@:となると次は響ね

響@:ab 「2/5でアスカが襲ってくる表」の名前が素晴らしい

ダイス判定:飛鳥の襲撃(1[1]) → 襲撃なし (セーフ)

満潮@:ab さて

ダイス判定:飛鳥の襲撃(4[4]) → 設置型トラップ (2d6)

満潮@:グワー!

GM:では目標値はですね…

飛鳥:2d6 (トラップ発動

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

満潮@:うふふ…

足柄@:結構高いぞ!がっかりしろ!

満潮@:riderのせていいっすね

GM:と言う訳で。判定値は九、載せてOKです

清霜@:きついのう

響@:振り直しあるからなんとかなるなる!

満潮@:2d6+1>=9 「えっ、そんな、地雷!?うっそ!?」

ダイス判定: (2D6+1>=9) → 6[2,4]+1 → 7 → 失敗

満潮@:ふりなおしま

GM:どうぞ

満潮@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 1

響@:安い!

満潮@:2d6+1>=9 実際安い

ダイス判定: (2D6+1>=9) → 11[5,6]+1 → 12 → 成功

清霜@:わーお

足柄@:素でも成功してるな

響@:ハラショー

GM:ワーオw

満潮@:地雷の爆風よって車は大空に飛んで、そして奇跡的に路面に落ちて走り続けた

飛鳥:「くくっ… 面白いネ~」

響@:さ、カードはあと2枚

清霜@:ab イクゾー

ダイス判定:飛鳥の襲撃(3[3]) → 襲撃なし (セーフ)

古鷹改@:ab

ダイス判定:飛鳥の襲撃(3[3]) → 襲撃なし (セーフ)

足柄@:やったぜ

響@:ダイス神様ありがとう!

古鷹改@:わぁい

満潮@:成し遂げたぜ

GM:ぐっど~ では、何とかヤマトホテル近辺まできました

満潮@:「もうすぐで着くわ、でもこれからよ。」

響@:「私たちが盾になるしかないな」

足柄@:「ボス、中にいるかナー?」

清霜@:「つかれたー」

古鷹改@:「もう一仕事ですよ~」

オリガ:「うぅ… こわいです」

響@:オーリャは癒し

中山:「……」(無言で引きずられる

響@:車を降りてロビーまで移動、トクサがそこにいりゃあトクサに預けて……

足柄@:さあここからどうなる

響@:トクサがいなけりゃちかこがいるはずだから、チーフとちかこに任せるしかない。そこまで辿り着けるかなっ

足柄@:取りあえず窓から入った方が良くないですかねw

響@:とりあえずいつでも直感振れるように警戒は怠らないと宣言しときます

GM:了解です、では

飛鳥:「くくっ… お見事お見事、イヤー私は驚いたヨ。どもども、飛鳥っていうから宜シくヨ。」

足柄@:「ドーモ、飛鳥=さン。足柄デス。」

*どこぞのスレイヤーさんではない。

響@:「……お久しぶり」とーっても渋い顔

満潮@:「あんたがあの日の人よね。」周囲を警戒しながら

清霜@:「……」

古鷹@:「古鷹です。」ずりずり

響@:当たり前だけど中山ちゃんを真ん中にした輪形陣だよ! よ!

飛鳥:「そんな怖い顔しないデヨ、私の目的は分かってるデショ?過去の始末は私に付けさせてほしいナァ?」

足柄@:「あー、やっぱ雑だったのが致命的?」

飛鳥:「イイんや、んなことよくあったシ。私自身もネ」

足柄@:「じゃ、真似した方?」

飛鳥:「んー、ハッキリいって全部パクリだもんネぇ~ それも一つ」

足柄@:「パクリは良くないもノねー。も一つハ?」

飛鳥:「他人様を巻き込み過ぎた…そのバカはネ」

足柄@:「不必要なぐらい二。」

満潮@:「…あなたの言い分は理解できる、でもそれは無理の話よ。」

飛鳥:「無理?まぁ、形勢不利だしネ」

足柄@:ザッと罠無いか調べまーす 目測になるから期待はするな!w

満潮@:「中山は特命捜査班の命令で身を確保せねばいけない、それに文句をいうなら、扇矢少佐と直接談判でもしろっでの。」

GM:<無個性判定 目標値10/技能補正 調査>

足柄@:んんー。 2d6+2>=10

ダイス判定: (2D6+2>=10) → 5[2,3]+2 → 7 → 失敗

足柄@:ふりなおしー

足柄@:足柄@の行動力を-1(1D6->1)の減少

響@:安い

清霜@:やっすいのう

少尉@4-321:やっすーい

足柄@:2d6+2>=10

ダイス判定: (2D6+2>=10) → 3[1,2]+2 → 5 → 失敗

足柄@:行動力を-5(1D6->5)の減少(行動力:11->6)

足柄@:2d6+2>=10

ダイス判定: (2D6+2>=10) → 8[2,6]+2 → 10 → 成功

足柄@:よしよし。

満潮@:ごっそり逝ったな…でも成功

GM:では、足柄さんは 飛鳥が隠しているトラップを見つけます

足柄@:「そことそこと、後そこかナ。」

飛鳥:「ありゃありゃ、キッツいナぁ…」(ちっ、バレたっぽいネ

響@:ここがホテルの目の前であり、かつ飛鳥が自分から出てきた以上、トラップ自体は非殺傷性のスマートな奴なんだろうなぁ

足柄@:あとまあ、仕掛ける時間も無かったとかその辺在りそうよね

 

足柄@:「面子が大事って言うのも判るけどサー。退いてくれなイ?」

飛鳥:「メンツもあるけどサ、取りあえずそのバカを地獄に落ちる程度に叱らせて欲しい訳ヨ」

足柄@:「3/4殺しぐらイ?」

飛鳥:「話分かるネぇ。でも、もうチョイやらせてヨ」

古鷹@:「う~ん、それなら今じゃなくて、後じゃだめ?」

足柄@:「え、じゃあ5/6……まア、流石に立ち会いは入れるけどネ?」

清霜@:「ねえねえ、とりあえずぶっ飛ばしていい?」腕ぐるぐる

飛鳥:「キヨシー、私は会議室のドアじゃ無いネ」

清霜@:「えっ」

飛鳥:「お姉さまも、諦めテルというか…なんとかみたいだったけドネぇ」

満潮@:「扇矢少佐ならあんたの要望を答えてくれると思うけどどうなの?」萩子に対して響や清霜の反応を思い出しながら

飛鳥:「ん~、今すぐがいいと思うンだヨ」

清霜@:「アレ、結構手加減してるんだけど!こっちも気を使ってるんだよ!?」

飛鳥:「知ら無いネ!」

響@:「……毎回、蝶番のネジが吹っ飛んでいた気がするんだが」

足柄@:「『抵抗したので』『無力化のために』かナ」(……生きて引き渡せとしか言ってないよね。

飛鳥:「デサ、こうやって出てきたのはこっちノ誠意何だケド?」

足柄@:「うン、私が立ち会って、100%になりそうなら止めル。これでどウ?」

飛鳥:「ん~てか、正直そのまま棒立ちしてくれてるダケでいいヨ?」

足柄@:「なるほド。そう言うことになったヨ。」>振り返って

満潮@:「それはあんたの勝手でしょう、気が済まないなら他でいくらでも付き合ってあげるけど、命令を取り消すことも出来ないなら邪魔しないでよね。」

飛鳥:「あ~大丈夫ダイジョウブ、殺さない殺さない…これでオーケー?」

足柄@:「おっケ。」

満潮@:「(五体満足は無理か…べつにどうでもいいけど)」

清霜@:「ん?結局ぶっ飛ばしていいの?ダメなの?どっち?」

足柄@:「ダメー。」

清霜@:「ちぇー」

飛鳥:「ままっ、後で一手ご指導願うカラ、よろしく頼ムネ?」

響@:「待て待て。飛鳥がそこから一歩でも動くなら、私とオーリャで中山を連れて行くぞ」

足柄@:「ぇー。」

オリガ:「はい!いたいのはだめです!!」

足柄@:「言っとくけド、飛鳥すっげぇ譲歩してるわヨ?」

中山:「……」

響@:「暴力を前に譲歩も何もない。残念ながら今の私は北洋水師所属だ。いかに借りのある飛鳥の言といえど融通はできない」

満潮@:「…そうね、そのほうがいいわ」

足柄@:「響んお堅イー」

満潮@:「私達は私達の命令を完遂すべきよ」

清霜@:「ふぁ~」

飛鳥:「あ~、モーメンドクサイナぁ…」(頭かきかき

古鷹@:「?」

清霜@:「……」ガシャリ

飛鳥:『小豊! 覚悟出来てんだろ!!』

満潮@:「自分のすべきことを忘れた奴が嫌いだわ私は…あんたのようねな。」飛鳥を拒絶する

中山:「……」(俯き震える

飛鳥:「はぁ… 仕方ないネ、加減してアゲルヨ」

満潮@:「聞けばあんたはもともと出雲の命令で石原を補佐すべきだったね、それが今あんたは何油を売ってんのかしら。」

飛鳥:「はいはい、帰ルヨ… 変えるカラ… ここまで警戒されチャー、上海の陰影さんモ手出しできませんヨー」

満潮@:「まて、あんた何を知ってんの?」

飛鳥:「てな訳で、私だって無理な時は無理ヨ… まだまだ精進しないとネ」

清霜@:「???」

飛鳥:『小豊、応援はしないよ』(中国語

清霜@:「よくわかんないけど、変な事してるの見つけたらぶっ飛ばすからね!」

飛鳥:「普段は人畜無害な飛鳥さんになんてコトヲ!?」

足柄@:「あいあイ、悪いネ、お姉ちゃン。」色んな意味で、と言外に>飛鳥

清霜@:「人畜無害な人は自分を人畜無害とは言わないと思うよー?あと普段は、って。普段じゃない時は害悪ってことだよね!」

古鷹@:「そうなりますね

飛鳥:「くくくっ… そのトーリね~」

清霜@:「うんうん、やっぱりこれは変な事してなくても、ぶっ飛ばさないといけないね!」

飛鳥:「じゃっ…」

響@:まだ何か手を残してるとしたら、このタイミング……最大限警戒! 杞憂で終わればそれでいい

飛鳥:「バーン♪」 (指で作った拳銃で中山に向けながら

中山:「ぎゃっ!?」

満潮@:このへたれ

清霜@:条件反射で庇おう…と思ったのだが

響@:大丈夫、データ的な損失を伴うなら判定が発生する

GM:倒れた中山の頭に赤い汁が着いています

足柄@:中山はエキストラかも知れない!…生きてます?

GM:気絶してます

足柄@:あいあい。

満潮@:赤い汁は何処から? てか、血?

足柄@:血糊じゃないかな?

GM:よくよく見ると、トマトの残骸が…

清霜@:「!」

満潮@:「ちっ、こんなイタズラをしてたのしいわけ?」

響@:「……足柄の看破がなかったら、首が飛んでいたな」

足柄@:「まあまア、このぐらいは許したげないト。」

古鷹@:ふきふき

清霜@:「……」

飛鳥:「まぁまぁ、後で伝えてヨ。このアイデア、中山の応用だっテネ」

清霜@:「ねえ、この振りかぶった拳はどうしよう?」ぼそぼそ

足柄@:「そこにぶつけたラ?」中山を指指しつつ

響@:「ビンタ一発なら付き合いで受けてもらえるんじゃないか」

清霜@:「ふむ!」 (裏で賽子ごろごろ)39点のビンタ…?

響@:それ死ぬゥ!

満潮@:頭が吹き飛ぶじゃあ…

清霜@:HAHAHA

満潮@:「…とにかく、一応協力してくれて、どうも」

清霜@:「……えーい」飛鳥さんをぽかっ

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

GM:飛鳥の装甲値は6点 小破しました

清霜@:「よくわかんないけど、今日はこれで許してあげる!」

響@:結構容赦のないパンチだった……ああっ、マップアイコンにも小破マーカーが!

飛鳥:「き…キヨシー痛いヨ」

響@:「ビンタ一発って言ったのに……飛鳥、大丈夫か」

飛鳥:「ははは… 基本は裏方だカラね。痛いことには慣れてないネ」満潮@:「扇矢少佐にはあんたの要望を応えるように言ってあげるから、もう持ち場に戻れば?」

足柄@:「じゃ、こっちもこれ(中山)を運んでおくヨ。」

古鷹改@:足柄に中山を渡す

響@:「また、借りができたな。……今の私には何もない。また取り立てに来てくれ」

満潮@:*ハルビンに

飛鳥:「くくっ 高く払ってもらうカラ、覚悟するネ? それから、私はもうそのバカがどうなっても興味ないカラ。私に構わず焼くなり煮るなり好きにするネ」

満潮@:「…これでいいんだ? いや、いい、これで済むなら」

足柄@:「あっ」階段の方からこんな声となにかが転げ落ちる音が。

響@:「彼女の身柄をトクサが持って行くつもりなら、扇矢少佐相手に軽くゴネないと……なぁっ?!」落っこちる中山を庇おうとして響も一緒にがらがっしゃーん

清霜@:「わわ、面白そう!清霜も混ぜてー☆」響が落ちるのを見て、それに続くようにぴょーんどんがらがっしゃーん

足柄@:「アー、響、ごめんネ。ちょっとうっかり手がすべった!」妙に大きな声が聞こえる

飛鳥:「…大丈夫なのカネ、アレ?」

満潮@:「うっかりなら仕方ないね」

古鷹@:「えっと…」苦笑い

満潮@:「二度と会えないといいね、飛鳥さん。」飛鳥に敬礼して、ホテルに戻った

飛鳥:「…みっちーには、もちょっとダケ遊びに付き合っても貰うカナ?」(にやっ

響@:「足柄……Чёрт! 飛鳥、ツケの半分は足柄に払わせるから請求先を2つにするんだぞ!」

満潮@:「…と言うと?」びっと足を止めた

飛鳥:「くくっお部屋に戻ってからの、お た の し み ネ」

響@:「痛たたた……」

満潮@:「はぁ…どういうことか知らないけど、また直ぐあんたに会えそうな気がしたわ。」

飛鳥:「おーそれはどうもドウも~」

清霜@:「……ふぅ!」どんがらがっしゃんして大満足

足柄@:「ごめんネー」響も一緒に運んだ様子

古鷹@:「ぁ、だいじょうぶですか?」転んだ組にマキ●ンてきな物を持って駆け寄る

清霜@:「大丈夫ー」

 

飛鳥:「ごめんね、小豊。私は…だめだめネ」(寂しげな顔でトラップの無効化をして立ち去る

 

GM:飛鳥から中山を守り切ったことで、メイン任務2 永豊(中山)の捕縛をクリアしました。

 

 

 




響@:いずれ、有用な情報を数多く持ってるであろう中山ちゃんは手酷い拷問を受けた挙句に表向きは死刑だろうけどね……
満潮@:まぁ艦娘はたぶんどの国にとっても貴重だよね。利用できれば越したことはない


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ヤマトホテルの後日談

GM:十一月三日 午後7時 大連ヤマトホテルフロント

飛鳥を退け、漸くホテルに戻ってこれました。フロントでは一人の海軍少尉が皆さんを待っています。

足柄@:「あい、お届け物ヨ。」

山部少尉@:「ご苦労様です。小官は山部元親…扇矢少佐の直属の部下に当たります」

満潮@:簡単に会釈

古鷹@:にこ

清霜@:「あ、やっほー」

響@:一応、今朝、萩子さんと話したときに皆会ってるね

少尉@:「今朝は忙しく、挨拶できなくて申し訳ありません…清霜さん」

清霜@:「いやいや、大丈夫だよー?」

響@:「今回ばかりは死ぬかと……。少尉もお疲れ様。本当に」

山部少尉@:「はは…えぇ、ありがとうございます響さん。小官も少佐の所為でひどい目にあいましたが…それはともかく…」(中山を眺めながら

清霜@:「あははー」

足柄@:「ちょっと痛んでるけど気にしないでネ。」

少尉@:「…死んではいませんよね、中山さんは」(同情の眼差し

古鷹@:「えぇ、大丈夫です。起こしましょうか?」

足柄@:「死んでは無いヨ。」

少尉@:「いえ…起こさなくて大丈夫です。こちらへ… 少佐がお待ちしております」と、フロント奥の部屋に案内します

足柄@:あんないされまーす

響@:大人しくついていきまーす

清霜@:ついてくぜー

古鷹@:てくてく

満潮@:付いて行く

扇矢少佐:「まずは任務ご苦労様、休暇中の仕事なんて悪かったわね」

足柄@:「後からたっぷり貰うかラ良いヨー」

扇矢少佐:「ふふっ…期待してなさい。」

清霜@:「大丈夫だよー」

響@:「……中山の身柄はどうなるんだ?」

扇矢少佐:「実はね…私としたことが、ちょっとした手違いをしてね」(響の言葉にニヤッと笑う

足柄@:「手違イ?」

清霜@:「???」

扇矢少佐:「そうそう…貴女たちに犯人は中山だ、といったのは良かったんだけどね。捜査をしたら違う真実が湧いてきた…ってことになったの」

清霜@:「……と、言う事は。え、何?人違い?」

満潮@:「謎掛けは苦手だわ。」

古鷹@:「そうですね~」

扇矢少佐:「簡単に云えばね、中山の処刑は免れたってことね」

清霜@:「へー、よかったじゃん!」

扇矢少佐:「まっ、不法入国の罪で国外退去は免れないだろうけどね」

足柄@:「じゃ、これどうするノ?」

満潮@:「管轄下に置くかと思うけど、違うの?」

扇矢少佐:「まぁ… 生き地獄を味わってもらうことにはなるわね。」

満潮@:「そう…」

清霜@:「お手柔らかにねー?」

足柄@:「なんにせよ引き渡すヨ。」よっこいしょ。

扇矢少佐:「確かに身柄はもらったわ」

響@:「……北洋水師の現場責任者として念のため訊いておくが、海威もそれで良しと言っているんだな?」

扇矢少佐:「勿論、万事抜かりはないつもりよ」

古鷹@:「なら、よかったです。」

清霜@:「ほっ」

満潮@:「軍の将官を何人も殺した、どんな目にあっても自業自得よ。」

響@:「ん。それならいい『……任務完了だ』」

オリガ:「完成任務!」

清霜@:「?」

古鷹@:「仕事も終わったことですし。この後どうしましょうか?」

扇矢少佐:「そうそう、心配性の誰かさんが旅順港に入港するらしいわよ? 時間があるなら会いに行ったらどうかしら」

満潮@:「全てが終わった訳じゃないよね、上海の陰影に法の光を照らすじゃないの?」

足柄@:「そっちはそのうち大本営発表でも在るんじゃないノ?」

扇矢少佐:「それは私の仕事、貴女たちの任務はこれまでよ。」

清霜@:「ほうほうー」

満潮@:「そう…じゃあ次の任務が来るまでまた休暇ってことね。」

古鷹@:「港かぁ」

足柄@:「あと何日のこってたっケ」

扇矢少佐:「流石にもう任務はないだろうし、私もとっとと元の案件に戻るわ」

満潮@:「そう?じゃあ邪魔しないよう出るわ。」

扇矢少佐:「確か4泊分は残っているわね、延泊料は私たちが支払ってあげるからゆっくりなさいな」

清霜@:「わーい!」

響@:「やれやれ、呑気なものだな。……満州で、ゆっくりしていくといい」

足柄@:「やっター。」

満潮@:「そうさせてもらうわ」

古鷹@:「えぇ、そうさせていただきますね。」

足柄@:「どうしよっかナー」

扇矢少佐:「響、貴女は会いに行った方がいいと忠告しておくわ」

響@:「行くさ。来てるというなら向かわないと。あと少しのホテルの警備は任せたよ」

扇矢少佐:「えぇ、それぐらいはサービスさせて頂くわ…教官殿?」

響@:「ふんっ。私を訓練教官に仕立てたのが、長谷川長官なのか出雲なのか、それとも扇矢少佐なのか分からないが…………少しだけ、感謝しとくよ」

扇矢少佐:「あらあら… 素直にその感謝は受け取っておくわ」

足柄@:「みっちー、どうすル?」

満潮@:「部屋に戻ってこのまま爆睡してもいいけど…足柄は?」

足柄@:「部屋戻ってちょっと人捜しかナー」

満潮@:「人捜し?」

足柄@:「中山の事、気にしてそうなのがいるからネ。」

満潮@:「そう、じゃあ付き合ってあげるわ」

足柄@:「ん。良いノ?」

満潮@:「そうね…このままじゃ気が済まないわ。」

足柄@:「決着つけるとカ。みっちー過激ー。」

満潮@:「もう茶化さないの、各自の部屋に戻って休憩をとったから行くわよ。」

足柄@:「あい、じゃまた朝ネ。」退室しーの

清霜@:「どーん!」勢い付けてドーンと退室…かな?

響@:「私も行かないと。また会おう、特命捜査班。……До свидания」

足柄@:部屋になにか仕掛けられてそう(こなみかん

オリガ:「おせわさまになりました!」 (響についてく

扇矢少佐:「いえいえ… お疲れ様、六人とも」

古鷹@:「あ、私もついていきます~」てくてくオリガと響のあとに

 

扇矢少佐:「ふふっ… ふふふ…」

少尉@:「しょ…少佐、恐いです…恐いですから」

扇矢少佐:「追及してくれなかったのは助かったわ…説明が大変なのだもの。中山のこれからも、ちかこちゃんのこれからも…ね?」

 

足柄@:細かい事気にしないからな…!w

響@:何とか助かったな少尉……

 

GM:でーは、最後のお楽しみに参りましょう!今回のセッションでMVPはだ~れだ?

古鷹@:おーぷん?

満潮@:おーぷん!

MVP

足柄さん 物語の起点を作った「上海の陰影」RPに from響

足柄:有能な酔っ払いって怖いなってことで from清霜

満潮 RP面で絡みやすくて助かった感。やる機会無かったけど酔っ払ったままいい子いい子してみたかった from足柄

キヨシモ トビラドーンはほどほどに from古鷹

足柄:自由のままに動いて様々の状況に助けになった、絶妙な加減で魅力的なキャラです! from満潮

 

少尉@:MVP

足柄さん:大連の裏社会を渡り歩いちゃうオトナなお姉さん。飲み過ぎだけは勘弁な!

古鷹さん:まさかの小悪魔系女子…惑わされたNPC多数でアリマス!

満潮ちゃん:ツンツンワーカーホリックな少女,突っ込み役ありがとう!

響ちゃん:GMが放置しがちなオーリャを気に掛けて頂き感謝です教官!

清霜ちゃん:今回も真っ直ぐなキヨシーでありがとう!胡散臭いセッションの清涼剤であります!

 

GM:GMからももらってくだされ

清霜@:やたー

足柄@:ヤター。

古鷹@:わ、わぁい

響@:わーい、基礎点+艦種+GMからのMVPで響は140点!

足柄@:えーと。170……170?

GM:駆逐艦並ですね…

満潮@:150です

清霜@:ん、150点かな?

古鷹@:140かな…

足柄@:あ、名誉点は1でしたっけ

清霜@:かな?

GM:名誉点1点獲得してください!

*忘れていた

 

GM:十一月三日 午後七時四十分 大連ヤマトホテル:満潮の部屋

部屋にいったん戻ってきた満潮、その部屋の前には意味ありげにメモが張られていた

**:『ドアはゆっくり開けた方がいいと思うヨ』

満潮@:普通にゆっくり開けた

GM:たらいが脳天に振ってきます

足柄@:なん…だと……

満潮@:直感で避ける! 

GM:交わした先に、バケツが…

響@:奥ゆかしい伝統を感じるトラップだ

満潮@:2d6+0+0+0+0+0+0>=5

ダイス判定: (2D6+0+0+0+0+0+0>=5) → 6[3,3]+0+0+0+0+0+0 → 6 → 成功

満潮@:「ふーん」ちょっとドヤ顔

足柄@:その+0がなんだw

満潮@:直感などいろいろ

GM:バケツの中にメモが入っています

満潮@:そのメモを拾う

飛鳥:[ゆっくり開けなかったら、クロスボーが発射されたヨ!]

清霜@:うわぁ

足柄@:ゆっくりしていってね!

満潮@:「まぁ…ことごとく避けてたから別にいいわ」

満潮@:んで、机か他の所に何かないか探してみる

GM:部屋の中には特になりもありません

満潮@:ないんか

GM:ないですね。で、予測がついているかもしれませんが…部屋を出る時にもう一度、判定イキマショウ 修正に+2して目標値10をお願いします

満潮@:腑に落ちないながらも集合の時間まで休憩をとって、普通に部屋を出る

満潮@:2d6+2>=10

ダイス判定: (2D6+2>=10) → 8[3,5]+2 → 10 → 成功

足柄@:やったぜ

満潮@:ちょっと残念だがね

清霜@:おむぅ

飛鳥:『二人の仲は、後でじっくり深めヨネ~』 (矢文がぶすっと

満潮@:射る方向に振り向く

GM:ボーガンが無機質に鎮座しているだけですね

満潮@:足柄の部屋へ走る

足柄@:こっちは無事なんだろうかねw

GM:大丈夫ですって、たらい一つですから~

満潮@:何この差は

足柄@:みっちーはぶじにたどりついたの?<がらさんのへや

GM:た、たぶん大丈夫ですよ

足柄@:ノックするかい?>みっちー

満潮@:そうするね

足柄@:「はやくなイ?」がちゃ。

満潮@:「足柄?まだいるの?大丈夫?」

足柄@:choice[華麗に対処した,頭に漫画みたいなこぶが]

ダイス判定: (CHOICE[華麗に対処した,頭に漫画みたいなこぶが]) → 華麗に対処した

足柄@:ほうほう。「なんかタライが落ちてきたぐらいだヨ?」

満潮@:「たらいだけ?もうぬるいわ…いや、何もない。そんなことよりそろそろ行くわよ、もだもだしないの」

足柄@:「あいあイ。なんかやる気ネ。」

満潮@:「私はいつもこうなの」

足柄@:よく考えたら探すまでもなく近くにいる気もするけど!w

 

GM:十一月三日 午後九時 大連市東区

以前情報収集の際に、飛鳥が大男を殴り飛ばしたことから大酒宴が始まったという酒場にやってきた満潮・足柄コンビ。

満潮@:「いい?呑むなよ?絶対呑むなよ?」入る前に何度も何度もぐどぐどと

足柄@:「え?」片手に酒瓶。

満潮@:「…うん、知ってたのよ」

足柄@:みっちーの失敗は屋台で売ってる可能性を失念したところですね…!

足柄@:「まあ、大丈夫大丈夫。入るヨ」中にゴー

ロシア人:「ウラアアアア!」

黒尽くめ:「ハイヤアア!」 (放り投げる

響@:地獄か

満潮@:「な、何なんのこれ…」さすがに呆れた

足柄@:「おー、盛り上がってるネ。」

ロシア人:『ん?お前も投げられてみるか? 最初の奴曰く世界が回って見えるらしいぞ?』

足柄@:「昨日振り。イワンも飽きないネ」>ロシア人

満潮@:「もう盛り上がるってどころじゃないでしょう!うっ…酒臭い!」

イワン:「オウ、嬢ちゃん! 飲み比べと洒落こもうぜ、オイ!」(出来上がっている

足柄@:「今日は用事があるからそれ済ませたらネ。これお土産。皆で別けると良いヨ。」イワンに酒瓶一つ渡して飛鳥に近づこう

満潮@:人を避けながらついてくる

飛鳥:「ん?ワォ… お元気そうで何ヨリネ」(ちらっと、顔見せながら

足柄@:「やっほ。ご機嫌みたいネ」

満潮@:「あんな仕掛けをしといてよく言うね…」

飛鳥:「くくくっ… 人生は楽しまなきゃ損だと思うンダ?」(おどけて

満潮@:「生憎私そういうのないわ」

足柄@:「えぇー」<楽しまなきゃ損

飛鳥:「へぇ…デ、何?飲みに付き合ってクレとかなら大歓迎ヨ?」

足柄@:「お、良いネ。ここお勧めなにかナ?」

満潮@:「もう…いいわ、たまにも付き合ってあげるわ。」

飛鳥:「私的にはウォッカがお勧めネ」

満潮@:「やめなさい」

響@:Vodkaはいいぞ

飛鳥:「どこぞから密貿易で良物が沢山入ってきててネぇ~ 今だけダヨ?」

足柄@:「へー。いいわネ。」

満潮@:まぁ水に割ってりゃいけなくもないか

満潮@:「人を酔い潰すのが趣味のかあんた…」水割りにした

足柄@:「じゃあソレー。あとつまみモー」

店主:「アイヨー」

飛鳥:「それはガーラの領分ネ」>酔い潰す

足柄@:「そんなに酔いつぶさないヨ?」

満潮@:「程々にしなさいな」

飛鳥:「ん~?にシテは随分と有名ジャン」

足柄@:「ただ、一緒に飲んでたら相手が先に潰れるだけだシ?」

満潮@:「より悪質じゃない…」

飛鳥:「ま、チマチマしたことは酒が不味くなるからドウでも良いんだけドネ~」

足柄@:「あ、そーそー。知ってるかもだけど国外追放だっテ。」主語は省く。

飛鳥:「…いい気味ネ…ハハ、ザマ見やガレ」

満潮@:「…厳しいだろうけど、貴重な戦力に悪いようにはしないと思うわ」

足柄@:「ま、今日は飲むヨ。生きてりゃ良い事もあるヨ。」

飛鳥:「独り言だけどサ」

足柄@:「うン」

飛鳥:「中国人が死んだってあったでしょ。最後から二番目のアレ」

満潮@:「…」

飛鳥:「アイツね、実は私がイケイケの頃にバックアップやってくれた奴アル」

足柄@:ほむほむ。暗殺関係のなんかだとは思ってたけど、飛鳥絡みだったか。

飛鳥:「シャンデリア、あれもサ。その頃に考えて、結局ボツにした黒歴史ネ。」

足柄@:「……」無言で酒をつぐ

飛鳥:「イヤー、昔の自分が怖いネ」

足柄@:昔の飛鳥はわりとやんちゃやなw

足柄@:「ま、でも昔は昔ヨ。」

飛鳥:「ホントさ、研究はいいケド止めて欲しい物もあるんダヨ…」

満潮@:「…」ガラスを口についたまま

足柄@:「だからこっち来たのネ。」

飛鳥:「くくっ、独り言できるのはこんな所ネ」

足柄@:「ま、生きてりゃ色々あるネ。飲も飲モ。」

満潮@:「私が言うのもなんだけど、あまり自分をこじらせないでね。」

飛鳥:「果て?どーいう意味カナ?」

満潮@:「はぁ…飲み過ぎると明日が仕事にならないことよ。」ガラスにあった酒を飲み干す

足柄@:「みっちーは優しよネ。」いい子いい子

飛鳥:「ふーん、みっちーはそんな子か… 次はこう攻めてみるカナ」

満潮@:「はぁ?わけわからないわ」

 

満潮@:さてそろそろかな…choice[この程度で酔う女じゃないわ,うるしゃいあたしは酔ってにゃいわよおお!]

ダイス判定: (CHOICE[この程度で酔う女じゃないわ,うるしゃいあたしは酔ってにゃいわよおお!]) → うるしゃいあたしは酔ってにゃいわよおお!

足柄@:「あら、みっちー限界みたいネ。」

飛鳥:「まぁまぁみっちー不倫相手位ニハナってよ、義妹と生き別れて傷心中なんだカラネぇ」

満潮@:「はぁ?わけ、わからない、あたしまだまだ、いける…いける口なんだから!」酒を注ぎ見せつけるようにまた飲み干す

足柄@:「ま、そのうちなんとかなるでショ。ん、この揚げ物のいけるネ。」折を見てみっちーは度の低いお酒にすり替えとこw

飛鳥:「くくっ… 証拠作りは後々のお楽しみヨ~」(きゅぴっ

GM:そんなこんなで、大連の酒盛りはもう少しだけ続くのであった…

 

満潮@:ゆうべは

足柄@:お楽しみでしたねと。

足柄@:1d100 で、どのぐらい飲んだの?

ダイス判定: (1D100) → 92

響@:これは飲んだなぁ……

古鷹@:ww

飛鳥:1d100 どんだけのんだカナ?

ダイス判定: (1D100) → 36

満潮@:1d100 さて

ダイス判定: (1D100) → 56

満潮@:choice[酒乱騒ぎ,いっぱい甘えた,そのまま爆睡した,おたのしみでしたね]

ダイス判定: (CHOICE[酒乱騒ぎ,いっぱい甘えた,そのまま爆睡した,おたのしみでしたね]) → おたのしみでしたね

足柄@:でしたね!

清霜@:あらぁ

飛鳥:くくくっ

満潮@:もっともやばいのが出たじゃないか…

足柄@:……これ、足柄さんの部屋で下着姿か何かになってる状態で目が覚めたんじゃね…?w

飛鳥:「ごめんガーラ、これ頼めナイ?」

足柄@:「んー。いいヨー。」結構できあがってる

満潮@:べたべた足柄になついた感か…

足柄@:「ほらみっちーそろそろ帰るヨ。」朝方である。

満潮@:「うひひ…かえるの♪、足柄と、一緒にかえるの♪」

足柄@:「じゃ、また飲もネ」みっちーを小脇に抱えつつホテルに戻るのであった。

足柄@:そしてみっちーを脱がせてベットに寝かしたあたりで自分もちから尽きて隣で就寝である。

満潮@:酔った間の記憶は… choice[全くない,パッチリだぜ]

ダイス判定: (CHOICE[全くない,パッチリだぜ]) → パッチリだぜ

GM:……ワーオ

満潮@:これは死にたい

清霜@:うわぁ

足柄@:これはもうねww

響@:忘れられたら楽だったものを

満潮@:これは部屋に引きこもるわ

足柄@:大丈夫!誰にも言わないから!w

GM:では、満潮が引きこもっていたころのお話を

 

十一月四日 午前九時 旅順軍港

北洋水師傘下の警備艇・海防艦が多く停泊しているこの軍港。古鷹・清霜・響・オリガはここに来ていました

清霜@:「わーい!」

それでですね、清霜にとっては見慣れ、そして響にとっては久しぶりに眺める軍艦が埠頭の最奥に横付けしています。

古鷹@:きょろきょろ

清霜@:きゃっきゃっ

響@:「……しまった。私は何を思い違いしていたんだ。順天が旅順に『入港』するわけが……」

オリガ:「せんせい、あんなおっきな船…ありましたっけ?」

響@:「いや、普段はいない。いつもは、あれは上海にいる船で……」

**:「……諸君 Guten tag」

響@:「え、あれ?」声の方向に振り向く

清霜@:「あ!」

**:「出雲 待ってる…来て」(四人の肩をぽんと叩いて、船の方に向かおうとする

清霜@:「はーい」

響@:「……あの、あなたは?」

**:「…あっ」(ゆっくりと響の方に振り返る

 

八雲:「八雲…出雲の友達」

響@:「そ、そうか。……ようこそ満州へ」

オリガ:「? よーこそ、満州へ」

響@:出鼻を挫かれた響のしどろもどろっぷりが半端ない

古鷹@:「えっと、古鷹です。よろしく?」

清霜@:「清霜だよー、よろしくー?」

八雲:「ありがと…行くよ 早く」

GM:で、八雲に連れられて軍艦のところまでたどり着きます。フツーの軍艦なら乗組員がそれなりに居るはずなのに ほとんど見えません

八雲:「装甲巡洋艦、出雲号… 出雲と繋がってる 丁寧に」

清霜@:「はーい!」

響@:通信か

古鷹@:「は、はい」きょろきょろ

八雲:「艦体、殴ったら殴る。ついてきて」

清霜@:「だ、大丈夫大丈夫、殴ったりしないよ、うん!」と言いながら付いて行く

響@:もしかしたら実は出雲号の中を案内されるのは初めてだったりするのかしら

GM:初めてかも? かんなり言葉足らずな八雲に連れてこられたのは出雲号の倉庫の一つ。

八雲:「連れてきた イズー」

出雲:「ありがとう、八重… 入ってくれ」

響@:「き、清霜、古鷹、先にどうぞ」

清霜@:「え?響も一緒に入ろうよ!」響どーん

古鷹@:「しつれいします」同じタイミングでドアがちゃ

響@:「うわっ、っちょ……あたっ?!」ドアに手をつこうとしてスカって、部屋の中で尻もち

GM:入った先にはえらいマッドな空間が広がっています。出雲は車いすっぽいのに座っています

古鷹@:「大丈夫ですか?」響をおこしながら

響@:「だ、大丈夫……Спасибо」

出雲:「貴様が古鷹か… 清霜と、響が世話になった。感謝する」

古鷹@:「えっと、いえいえこちらこそ」出雲にぺこぺこ

清霜@:「出雲さんおひさー!」ドアバーンは出来ない、残念!

出雲:「…まだ数日だろ、清霜」

清霜@:「それでも久しぶりだから久しぶり!」

出雲:「そうだな… して、初めましてでもない…ホントに久しいやつが何故縮こまる」

響@:「いや……その。久しぶり、出雲」出雲の言うとおり、やや所在なさ気

響@:「倒れたと、聞いたけど。大丈夫なのか?」

出雲:「…大丈夫だ、と云いたいが…あまり良くないらしい」

古鷹@:「それでも、ここに来る理由ができてしまった…と」

清霜@:「無理はしちゃダメだよー?」

出雲:「…年末までが山場らしい」

響@:「……山場、って」

出雲:「それまでに、見るべきものは総て見ようと思った…残すべきものを残すためにも。勿論古鷹…貴様がどんな奴かというのも含めてな」

清霜@:「……」

古鷹@:「はい?私?私は普通の重巡ですよ~?」

出雲:「今の時世、貴様のように高練度な奴は少ない」

古鷹@:「場数は踏んでますが、護衛艦ですから~」

出雲:「……それは謙遜か、それとも本心か?」(目がすっ

古鷹@:「カラオケでもご披露しましょうか?」すっとぼけ

出雲:「残念ながらどんちゃんできるような装備など、ここにはない」

古鷹@:「アカペラでもかまいませんよ?」

出雲:「…ほぉ。歌は止めろ、体を壊されては堪らぬ…昨日の犯人一味のようにな」

清霜@:「??」

響@:「…………」

古鷹@:「昨日のは攻撃用ですからって…昨日近くにいたんですか?」

出雲:「いや、何人かから事件推移の報告を受けただけだ」

古鷹@:「そ、そうですか~。ここで歌うのは癒しの歌ですよ」にこ

出雲:「高周波は出すな。間違いなく年始からの復帰に間に合わなくなる」

古鷹@:こくりとうなずいて、すーっと息を吸い込む

古鷹@:Hail Holy Queen

出雲:「……」

古鷹@:歌い終える

出雲:「祝福、か…」

響@:「…………」うっとり

オリガ:「……」(オワァー)

清霜@:「すやぁ」

八雲:「…イズー?」

古鷹@:「私にはコレくらいしかできませんから」ぺこ

出雲:「…そうか。今日の所は…その歌に免じて追及はせん」

古鷹@:「ありがとうございます。」清霜をおこす

清霜@:「むにゃ…ん?あれ、寝ちゃってた?」

出雲:「だが、覚悟はしておけ。何の護衛艦たるか…な」

古鷹@:「えぇ…そうですね」

出雲:「響、貴様はもう暫くそっちで働け。私がどうなろうとな」

八雲:「イズー 重過ぎ」

響@:「役目は全うする」

出雲:「清霜は、もう少し遊んで来い。戻ったら仕事を回す」

清霜@:「ん、わかったー」

出雲:「…最後になったが皆。飛鳥が世話になった」

響@:「……構わないよ。お互い様だ」

出雲:「…こほっこほ… 済まない、疲れてしまったようだ」

古鷹@:「う~んだめかぁ…」

出雲:「興味があるなら艦内を八雲に案内してもらえばいい。興味なければそのまま帰ればいい。私は、少し…休ませて……もらう」

八雲:「イズー…」

響@:「…………」

八雲:「ごめん 出て。休んで イズー 貴女は、江田島で教官 やる」

響@:「…………」ぴしっ、っと敬礼して踵を返す

オリガ:「……」(えとえと

八雲:「この偏屈 陛下 必要 休ませる」(オリガを見つめて

オリガ:「う、うん…」

出雲:「私が偏屈なら…貴様は頑固だろ、が」

八雲:「黙れ病人 とく治す …案内する?帰る?」>四人

古鷹@:「八雲さん、案内してもらえるかしら」

響@:古鷹に続くように頷く

清霜@:「私はもうちょっと色々遊んでくるー」

オリガ:「きよしもちゃんと、いっしょにいってもいい?」>響

響@:「いいよ。すまないな、オーリャ。後で色々話すよ」

オリガ:「やった!きよしもちゃん、いい?」

清霜@:「ん、いいよー!」

八雲:「帰り方 覚えてる?」

オリガ:「はい!」

八雲:「ん… じゃ、古鷹 響 ついてくる」

響@:「……ああ。頼む」

古鷹@:「えぇ、よろしくおねがいします」

GM:その後しばらく皆さんは出雲号を見て回りました…

 

八雲:「イズーから言伝 平和に歩み寄れ これ 私たちの願い」

 

 

GM:大連ヤマトホテルでの休暇は、途中で凍結されるもなんとか無傷で終わりました。

皆さんは、それぞれ自分の持ち場へと戻っていくことになります。

大陸を震撼させる事件がこれから起こるとは誰もまだ知らない…

 

★☆★

十一月五日 午前九時 旅順軍港

黙々と黒煙を噴き上げているその軍艦は周りの小型艦艇を威圧しているように見えた。アイドリング状態のまま、厳然と鎮座するそれは装甲巡洋艦『出雲号』だった

この出雲号を巡って、北洋水師旅順水師営の前ではちょっとした騒ぎが起きていた

水師営司令:『誠に、誠に申し訳ありませんでした!!』

**:『謝罪より 銃弾 必要』

足柄@:「んン?」見舞いの品もってどう入ろうかな、と言うところで騒ぎに気がつく

**:『後、石炭』

水師営司令:『はい、はい!直ぐに用意させますから!?』

足柄@:「なんだロ」近くに人が居るならなにもめてるん?って聞いてみる

野次馬:「ん?なんだお前さんもあの船の関係者か?」

足柄@:「ンー。用事がある感じかナ」

野次馬:「用事があるなら大変な時に来たな…」

足柄@:「手違イ的な話?」

野次馬:「なんでもさ、見慣れない軍艦が停泊してるからって沿岸警備から戻ってきた警備艇が慌てて砲塔を向けたらしい」

足柄@:「あやヤ。」

野次馬:「で、なんかいろいろあったらしいが、結局あのデカブツの機銃と艦娘が警備艇を捕縛したらしい」

足柄@:「それでもめてるのネ」

野次馬:「もめてる…というか、警備側が平で謝り倒している感じだな」

足柄@:「ふーン。ありがと。」じゃあち…八雲に声かけに行くよー

**:『……』

水師営司令:『……ごくり』

足柄@:「やホー、アポ取ったえー。足柄ヨ。」>八雲

八雲:「ん、暫し 待って」

八雲:『警備演習、意気軒昂、可なり… で、どう?』

水師営司令:『ありがとうございます!二度とこのようなことの無いよう…細心の注意と相互の云々』

八雲:『物資は宜しく』

足柄@:「終ったかナ。」

八雲:「…ごめん、待たせた?」

足柄@:「ん、問題ないヨ。」

八雲:「…ついてきて」(埠頭に泊めてある内火艇の方へ

足柄@:ついていくー

GM:で、八雲が操船する内火艇で洋上の出雲号へ

足柄@:いどういどうー

GM:艦首甲板に立っている出雲と思われる女性が、二人を迎えます。

八雲:「うろちょろするな、病人」

出雲:「…貴様の来艦を歓迎する」(八雲はがん無視

足柄@:「はい、旗艦さン初めまして。」あいてしたげようよ!w

足柄@:「これお見舞いの品ヨ。」A4ぐらいのノートっぽい物を差し出す

出雲:「何か?」(受け取る

足柄@:「塗り絵ヨ。」

*色が入ってないだけでちゃんとした絵が入ってる大人でも楽しめる塗り絵(以上売り文句)である。

出雲:「……意外なものを」(ぱらぱらと中を見る

足柄@:「一般的な物は貰ってそうだしネ。」

出雲:「骨董が好きなのをしってか、陶器類をそれなりに送られたりもしたが… こういうのも悪くない」

足柄@:そういや元気そうなのか無理してそうなのかどっちだろ<外にいる出雲

GM:イメージしていた以上に元気そうですね… 昨日来た皆から聞いた話以上に。

足柄@:「ン、今日は調子いいみたいネ。」

出雲:「これの機関を動かしたからな… 私の調子もいい」艦橋の壁面をなでながら

足柄@:「ふーン。そう言うものなノ?」

出雲:「…私はな、こいつと一心同体なのだよ」

足柄@:「一心同体?」

出雲:「あぁ、私自身が動けなくとも… こいつが元気なら誤魔化しが効く」

足柄@:「誤魔化してるだけだったりしなイ?」

出雲:「私に言えるのは、今日は気分がいいということだけだ」

足柄@:「うン?」<気分がいい!何も怖くない!

八雲:「イズーは特別 詮索 無駄」

足柄@:「マ、いいや。あんまり響とか清霜とか飛鳥に心配かけちゃダメヨ。」

出雲:「御高説ありがたく賜ろう。 して…貴様、休暇が解けた後は内地に戻るのか?」

足柄@:「今のところそうかナー?」あんまりかんがえてないかおである!

出雲:「貴様、飛鳥と気が合うと聞いた。無理にとは言わないが上海に来ないか?」

足柄@:「上海?面白イ?」

出雲:「酒、賭博、麻薬を始めとした…人間の快楽を刺激する物はなんでも揃っている」

足柄@:「ふーン、何やらせたいのかナ。」

出雲:「何、貴様は楽しめばいい…それなりの事は頼みたいがな」

足柄@:「ふんふん、ある程度フリーハンド。いい条件ネ。調べタ?」

出雲:「…飛鳥がな」

足柄@:「うン。そこは気にしないけどネ。それでちょうどいいぐらいヨ。あー、そうね。みっちーにも声かけて貰っていいかナ」

出雲:「それは貴様に任せる… 我が遣支艦隊は、如何なる人材でも受け入れる…優秀でさえあればな」

足柄@:「じゃ、問題ないかナー。」

出雲:「そうか…ならば、休暇開け直ぐに我が艦隊本部に来い。仕事はあるのだ…バカ程な」

足柄@:「あいあイ。楽しい物があるといいナー ン、休暇開けたら旗艦さンがボスって事になるのネ」

出雲:「あぁ…私の旗下に入れ」

足柄@:「了解、ボス。」敬礼一つ。

出雲:「期待している」(にやりと笑いながら答礼

足柄@:「じゃ、準備に帰るネ。調子いいって言っても養生しないとだめヨー。」

出雲:「分かっている。」

八雲:「イズーの部下集め 復活…」

出雲:「…人聞きの悪いことを言うな、八重」

足柄@:「人誑しだったりするのかナ ……だったりするネ。」何人か思い浮かべつつ

八雲:「アーコの先買い以来 伝統」

出雲:「…貴様ら、云いたい放題だな」

足柄@:「率直な意見ヨ、ボス」

出雲:「褒め言葉として受け取っておく…」

足柄@:「みっちーに手続きのし方聞いておかないとナー」

 

その後、やたらと手慣れた出雲の手回しによって足柄と満潮は後は本人たちの判をつくだけでいい状態にまでお膳を整えられるのであった。

読み書きに少し不安を持っている足柄は、煩わしい諸手続きからの解放に喜んだという。

************

十一月三日 深夜 大連ヤマトホテル フロント奥従業員休憩室

一組の男女が、そこで打合せをしていた。

山部少尉@:「それで少佐、小官は大河内班長と合流すればいいのでしょうか?」

扇矢少佐:「…あら、少尉。私そんなことを云ったかしら」

山部少尉@:「い、いえ。そうなるのではないかと…考えまして」

扇矢少佐:「へぇ~少尉、本気でそんなこと云ってるんじゃないでしょうね?」

山部少尉@:「ほ…本気でそう思いたいなと考えまして、はい」

扇矢少佐:「班長の補佐は巽大尉だけで今は十分よ。だから少尉、あなたは安心して潜入任務に専念なさい、分かったわね?」

山部少尉@:「…し、しかし」

扇矢少佐:「何かしら?」

山部少尉@:「はっきり申し上げます。少佐、こんなの無茶です!」

扇矢少佐:「異議あり。こんなに実績を作ってるのにまだそんなことを云うのかしら?経過報告によれば響ちゃんと飛鳥さんの二人だけじゃないの。」

山部少尉@:「……うぐっ そ、それは運がよかっただけで…」

扇矢少佐:「認めなさいよ少尉。あなたには**っていう特殊技能があることを」

山部少尉@:「………あれ、おかしいな。この部屋…雨漏りしてませんか」

扇矢少佐:「漏れてるかもしれないわね。まっ、お互い仕事に戻りましょ…もと"ちか"くん?」

山部少尉@:「ごはっ」(チーン)

GM:しばらくの後、机に突っ伏し一人涙を流すホテル従業員(ベルガール)の姿がそこにはあった。

 

*******

十一月五日 午前十一時 大連ヤマトホテル

自分の休憩時間中に、清霜を見つけることが出来た眞斗であった。

清霜@:「あ、やっほー」手をぶんぶん。こちらも発見した模様

眞斗:「清霜ちゃん、お暇じゃないですか?」

清霜@:「んー(メモ帳ぺらぺら)ん、大丈夫だよ。今日見て回るところは観終わったから!」観光の途中だった模様

眞斗:「そうでしたか、よかった… 少し微妙な時間ですがお茶にしませんか?」

清霜@:「ん、良いよー!」

GM:眞斗がお勧めするとのシックな喫茶店に案内されます。

清霜@:「わー、綺麗だなー」

眞斗:「喜んで頂けて光栄です、(満鉄とは)系列違いですがお気に入りの店なんです」

清霜@:「なるほどー?あ、オススメのメニューってなぁに?」

眞斗:「私はここのモンブランが大好きなのですよぉ」

清霜@:「モンブラン……あー、あの甘いアレだね!」

眞斗:「ここのモンブラン、なんと丸い型で作られててショートケーキみたいな形で出されるんです。」

清霜@:「ほうほう!」

眞斗:「なんと言いますか…以来、私は勤め先でお出しするモンブランを見るたびになんだかちが… いえ、変えられたらなぁ、と思うのですが」

清霜@:「ん、普通に提案するだけじゃダメなの?」

眞斗:「…その、試作品を作って見せようとするのですが…ついつい、理性が…」(アハハ…)

清霜@:「じとー…つまり、試作品を作っても、つまみ食いしちゃうんだね」

眞斗:「が、我慢はしようとするのですよ!ホントです!!」

清霜@:「じとじとー」

眞斗:「は、恥ずかしながら…妹からも、食い意地をそんなに張るなといつも注意されるんです…」(ショボーン

清霜@:「じゃあ、ガマンできるように、清霜が見張ってあげる!」

眞斗:「へ?」

清霜@:「だから、ちゃんと試作品を出せるように、見ててあげる、って言ってるのー」

眞斗:「あ、ありがとうございます…ってあれ?あれれ?」

清霜@:「ん?どしたの?」

眞斗:「うぅ… きちんとお姉さんっぽいことしようと思った矢先に…」

清霜@:「大丈夫!清霜の中ではいつでもお姉さんだよ!」

眞斗:「き、清霜ちゃん…」

清霜@:「でもでも、お姉さんでも頼るときは頼って良いんだからね!」

眞斗:「はい、清霜ちゃんは頼りになりますから」

清霜@:「えへん!」胸張りー

眞斗:「よし…今日こそ、料理長に食べさせましょう… そのためにも英気を養うためにも、研究のためにも!モンブランをたくさん食べましょう!」

清霜@:「……ねえねえ、ふと思ったんだけど」

眞斗:「へ?」

清霜@:「持ち帰りじゃ、ダメなの?」

眞斗:「……それが、試したこともあるんですが…不思議なことに、帰った時にはひとつ残らず消えているのです」(目逸らし

清霜@:「じとー」

眞斗:「あのあの… で、ですから~そのぉ…なんと言いますか」(わたわた

清霜@:「??」

眞斗:「み、見張っててください…」(ショボーン

清霜@:「ん、任された!」

眞斗:「お願いします! じゃっ…すみませぇん、モンブランワンホールお願いします!」

店員:「は、はーい只今!」(久しぶりに来たよあの客…

清霜@:「わくわく、わくわく」

GM:切れ目だけが入った状態のホールのモンブランが二人の間にどんっと置かれます

清霜@:「わぁ……」これ、1人で気付いたら全部食べてたの?って目で眞斗を見てます(

眞斗:「ふふっ…至福、至福です~」 (ワンカット目を既に頬張っている

清霜@:「って、早い早い!?」

清霜@:店員さんに「一切れ持ち帰りお願いしますー」と、眞斗に見えないように頼もう(

店員:「りょかいです」

眞斗:「はむはむはむ…」 (気が付かない

清霜@:「もぐもぐ、あんまーい」楽しみつつ、眞斗に気付かれないように持ち帰りのを受け取ったりして…と

眞斗:「あれ…今日は少なかったような…」

清霜@:「清霜も一緒に食べたからね。いつも1人で食べてるのを2人で食べてるなら、少なく感じるでしょー」すっとぼけ

眞斗:「そ、そうですよね…あ、あれ?もしかしなくても、残って…ない!?」

清霜@:店員さんに「内緒だよ?」とアイコンタクト

店員:(コクコクコク

清霜@:「ご、ごめんね!清霜も、美味しかったからつい、ね?だから、お姉さんが悪いわけじゃないから!」

眞斗:「わーん!?また全部食べてしまいましたああ!」

清霜@:「ね?止められなくてごめんね?気を落とさないでね!?」

眞斗:「ぐすん… も、申し訳ございません…と、取り乱して…しまいました」(しゅん

清霜@:「料理長さんにも、お店を紹介すれば大丈夫だって、ね?」

眞斗:「…料理長、拘りが強くて… 前も、誘ったんです…けど…ってそんなことより、と取りあえずですね!」

清霜@:「ん!」

眞斗:「清霜ちゃん、どう…でしたか?」(上目づかい

清霜@:「凄く甘くて、美味しかったよ!夢中で食べちゃうだけはあるなーって思うよー?」

眞斗:「…よかった、そう言って頂けて…嬉しいです」

清霜@:「また来たいねー」

眞斗:「ケーキを清霜ちゃんと食べれただけで…大きな目的は果たせました… 付き合ってくれて、ありがとうね」

清霜@:「んー、いいのいいの。こっちこそ、ありがとねー」

眞斗:「いえいえ」

ちょいちょい気落ちした態度をのぞかせる眞斗と共に、清霜はホテルまで戻ってきました

ちかこ:「チーフ…清霜さん、お帰りなさいませ…」

清霜@:「たっだいまー!」

眞斗:「はは…お出迎えありがとね」

ちかこ:「…チーフ、何かあったのでしょうか?」

清霜@:「かくかくしかじかー」

ちかこ:「あぁ… 幻のモンブランですね。」

清霜@:「でね?お願いがあるんだー」

ちかこ:「何でしょうか…アタシが役に立てるなら… 仰って下さい」

清霜@:と、料理長にプレゼントがあるという事を伝えよう

ちかこ:「…そうでしたか、解りました… 料理長を呼んで参ります」

GM:で、料理長が呼ばれてきます。

料理長:「俺にプレゼントがあるって聞いたんだが… 何だ?」

清霜@:「眞斗お姉さんがね、料理長にプレゼントだって!」持ちかえったモンブラン入りの箱を渡すよー

眞斗:「へ?」

料理長:「こ…これは、チーフがよく話している奴か?」

清霜@:「そうそう!でね、これを研究してメニューに載せたいんだって!」

料理長:「んむぅ……」 (眞斗と清霜の顔を交互に見る

清霜@:(きらきらとした、純粋な目ー

料理長:「むぐぐぅ…」

眞斗:「お願いします、お願いします!」

清霜@:「清霜からもお願い!」

料理長:「はぁ…そんなに期待されたら…俺の負けだ。」

清霜@:「わーい!」

料理長:「…あむ、…栗の比率は~ ホイップは~云々」(ぶつくさ言いながら食べる

清霜@:(にこにこ

料理長:「今日の晩にこれを出してやる、ちかこ…お前、厨房の護衛を手伝ってくれ」

ちかこ:「承知しました」

清霜@:「わーいわーい!」

眞斗:「ありがとうございます、料理長!」

GM:その日の晩のデセールには、丸いモンブランが出されましたとさ…

清霜@:やりました。

眞斗:食べました

清霜@:ん、こんな感じで終了かなー

 

 

中山に対して扇矢少佐の取った行動から一つの結論を導き出した足柄。

露骨に利用されるならばともかく黙って利用されるのは癪に障ると、一人飲みしている少佐のところに文句を言いに来たのであった。

しかし、少佐からの言葉は予想通りのモノそのままで。

扇矢少佐:「あら…?なんのことかさっぱりね」

足柄@:「言うと思っタ。ま、文句言いにきただけだからいいけド。」

扇矢少佐:「そう、またすぐに会う予感がするのだけれどね」

足柄@:「次は手土産の一つぐらい貰うヨ」

扇矢少佐:「何が欲しいのかしら、お酒でもいいのかしら?」

足柄@:山崎50年物……(某漫画ネタ)

足柄@:「そっちの情報網の使用権1。」これでお互い様でショ、と言外に

扇矢少佐:「情報網、ねぇ…」(ワイングラス眺めながら

足柄@:(実際あるんですかね?

GM:網は無いかも…?

足柄@:と言うか頼むなら口利き(コネ)かな?

GM:ですかな…

足柄@:「口利きでも良いヨ。」どうせ各方面にコネあるでしょ、と。

扇矢少佐:「…軽く同意は出来ないのよねぇ でも…まっ、今回の件で一つだけ約束してあげるわ」

足柄@:「何々?」

扇矢少佐:「もし、貴女に…銃口を向けることがあったら。一回だけは撤退してあげるわ」

足柄@:「ふーン。悪くないネ。」じゃあそれで、と言う雰囲気。

扇矢少佐:「一ついいかしら」

足柄@:「ン?」

扇矢少佐:「貴女は恋をしたことがあるかしら?」 (ニヤリと

足柄@:「ンー。なかなか良い出会い無くてネ。一途な方だとは思うんだけどナ。」

扇矢少佐:「ふふっ… そう、気が合うわね。私も、一途な方よ」

足柄@:「へー。」

扇矢少佐:「一途な乙女に…乾杯なんてね?」(グラスを軽く持ち上げて見せる

足柄@:「ン。かんぱーイ。」かん、と軽くグラスをうち合わせる

扇矢少佐:「出雲さんは長生きさせてあげるのよ」

足柄@:「あの抱え込み癖治ればネ。」

扇矢少佐:「まっ、それは無理な相談なのでしょうけれどね」

足柄@:「まーネー 倒れて大人しくなりゃ良いんだけどそんなタマじゃ無さそうだしネ」

扇矢少佐:「…あの人も戦争の被害者らしもの。しかたないわよね…」

足柄@:「そう言うものかネ。今、楽しくやれれば良いと思うんだけどナ」

扇矢少佐:「あら…知らないの? 出雲さんに娘さんが居たって噂」

足柄@:「初耳。」

扇矢少佐:「噂だとこの前の世界大戦で戦死したらしいわよ」

足柄@:「ふーン。」くっそ興味ない口調

扇矢少佐:「もっとも、確かな情報筋なんてものはないから…所詮は根無し草な件よ」

足柄@:「死人は死人だと思うだけどナー。」

扇矢少佐:「…まっ、死人が再起しようとしたのがこの前の件だったってことだけれどね」(苦笑

足柄@:「そういやそうネ。  戦争、戦争かー。」

扇矢少佐:「…貴女、国家間戦争を起こしたいだなんて考えてないでしょうね」

足柄@:「そこまでおっきくなるのは一寸かナ… 適度にドンパチやりゃ良いと思うんだけどネ」

扇矢少佐:「ハードボイルドな探偵小説なら、銃と女は付き物…っていうけれど。貴女の場合は喧嘩と酒かしらね」

足柄@:「ドンパチも好きヨ。そう言う意味じゃあそこ(上海)はいい所ネ。」足柄さん的に喧嘩=素手ゴロ ドンパチ=銃撃戦である

扇矢少佐:「楽しんでらっしゃいな…」

足柄@:「ン、そうするヨ。」

扇矢少佐:「…そろそろ、明日に備えて引き上げようかしら」(時計ちらっ

足柄@:「ンー…みっちーが怒るから今日は普通に帰るかナ。」時計確認しつつ

足柄@:「マ、あからさまに利用するのはいいからサ。黙って利用するのはこれっきりにしてネ。」

扇矢少佐:「単に、貴女が追及しなかっただけでしょ」

足柄@:返答せずに手をひらひらさせて店から立ち去る。と、こんな所かな!



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扇矢萩子の捜査録 第四回 『偐紫』 ~ニセモノの守り方~
海威の覚悟・出雲の復帰


19CH年 1/19 ハルビン 陸軍病院

北洋水師の教官である響は、体調を崩してしまっていた。

 

養民:『教官… 入っても、いいですか?』(コンコンコン

響@:『養民か? どうぞ、空いているよ』

養民:『はい!失礼します』 (ととと

養民:『…お加減は、どうですか?』

響@:『そう心配には及ばないよ。まだ微熱だけは続いているが、すぐに治まるだろう』

養民:『本当に… 本当に、ですか?』(少し涙目)

響@:『大丈夫。』

養民:『教官が居ないから…旗艦さんは大変そうだし、お姉ちゃんもピリピリしてるし…私も…』

響@:『……そ、そんなにか?』

養民:『…お姉ちゃん、海王さんとも…口論するし…』

響@:『海王とも、というのは珍しいな。無理をさせてしまっているか……』

養民:『海王さん、苦笑いしてた…』

響@:『これは早いとこ復帰して、順天にチクチク皮肉られる必要がありそうだ』

養民:『うん… 早く、戻ってきて』

 

神妙な空気になっている所に、誰かの足音が病室へと近づいてくる。

 

響@:『すぐに治すよ。倒れた私が言うのも変だけれど……。海威にしろ順天にしろ、頑張りすぎる性分……おや?』

海威:『響ちゃん、海威です。 今、大丈夫ですか?』(部屋の外

養民:『旗艦さん…?』

響@:『ふむ。……空いているよ。どうぞ』

海威:『失礼するね… あっ養民ちゃん、来ていたんですね』 (カバンを片手に入ってくる)

海威:『ごめんなさい、お菓子ぐらいしか持ってこれなかったんだけど…』

響@:『気を使わせてしまって申し訳ないな……。ありがとう 養民、せっかくだしお菓子をいただこう。お茶を淹れてもらっていいかな』

養民:『は、はい!』 (とたたた…

海威:『…響ちゃん、病床の貴女にお話しすべきことではないのだけれど…』(申し訳なさげに

響@:『いいよ。こんなときに何も知らないでいる方が後から気に病みそうだから』

海威:『ありがとう…関東軍の事だけれど、華北を怒濤の勢いで国民党軍を撃破しています。このことについては、出雲先生には悪いのだけれど関東軍のガス抜きの為には…必要経費だと私は思っています。ただ…』

響@:『……ただ?』

海威:『彼らが、下手な欲をかいて…たとえばこのまま華北占領何てしてしまえば… 否応なく戦争です』

響@:『ああ、そこは同意見だ。駐留邦人を守る名目を越えて、これ以上、国境線を侵すようなことがあれば……』

海威:『私たち、北洋水師の唯一でも何か利点があるとすれば…それは軍拡のための予算拡充なのですが…正直な話、それはソ連を徒に刺激することに成ります。結局、私たちが矢面になるのが早まるばかり…』(ため息)

響@:『……どうしたものかな。本来であれば、中国の各都市に列強の駐留軍が置かれる事自体がおかしなことのはずなんだが』

海威:『そうですね…』

養民:『旗艦さん、教官。お茶、持ってきました』

響@:『ありがとう、養民……』

海威:『養民ちゃん、ありがとう。戦争まで後一年以上は欲しいけれど…半年は死守したいものです。それまでに、満州国軍を…強くしなければなりません。』

響@:『半年と言わず、1年と言わず、私としては何としても全面戦争は避けたい……。私には、その権限も知恵もないけれど』

海威:『…そうですね。私は大戦争の悲惨さを…良く分かっているつもりです。だからこそ、可能な限り回避には動いてはいるのですが』

響@:『仮に満州国軍が戦うことになったとして……誰が誰と戦うんだろうな。五族協和を掲げる、この国では』

海威:『…響ちゃん、この世界に絶対敵何てものは居ないんです。だから北洋水師は…少なくとも私が旗艦を務める北洋水師は、任務を完璧に遂行できるということを目指したいのです』

響@:『……そうだな。その通りだ。敵が何なのか、そんなものが本当にいるのか否か、定かではないけれど でも、守るべきものは……確かにそこにある』

響@:ふっと養民の方を見ちゃうんだろうなぁ、これ……

養民:『????』(響に助けを求める目線

海威:『私は、私自身が居なくともこの水師が機能できるよう…これからも鍛えていくつもりです。』(養民をちらっとみる

響@:『あぁ。私もできうる限り協力しよう』

海威:『…ふふ …その言葉が、聞きたかったのです、響ちゃん。』(安心した顔)

響@:『な、何だ。私は最初からちゃんと協力するつもりだぞ』

海威:『…響ちゃんが、いるうちに成し遂げたいものですね。もっともある軍人なんかは帰化をしてまでも、その国の教官として活躍を続けていますが…ね』(苦笑)

響@:『……今の私は、いずれ必要なくなる立場の身だけど…必要がある内は、ずっとそこにいる。その人も、きっとそうに違いない』

海威:『響ちゃん、よく聞いてください』

響@:『…………?』神妙な顔になって

海威:『私はあなたを必要とはします、歯車として、ね…』(ニヒルな表情)

響@:『ふっ。任せろ。同じところをぐるぐる回り続けるのは得意なんだ』小さく肩をすくめて、軽くおどけたふうに笑ってみせる

海威:『…そう、期待していますよ。使い古されて、捨てられても…文句は聞きますが受け入れませんので…』(瞼を閉じながら)

養民:『き、旗艦さん…』(オロオロ)

海威:『…何ですか、養民ちゃん』

養民:『私たち、捨てられるの?』(こわごわ)

海威:『ふふっ…捨てるだなんて勿体ないこと、私にはできませんよ。死ぬまで馬車馬のようにこき使ってあげますよ』(意地悪い笑み

響@:『はは。参ったね養民。私たちの旗艦は、満州が平和になるまでとことんやるつもりらしいぞ』

養民:『…へ?えっ?えっ!?』 (養民は混乱している!)

響@:『……さて、そうは言っても今の私の仕事は療養することだから、そろそろお茶とお菓子をいただこう』

海威:『そうですね、ごめんなさい。つい話込んでしまいましたね』

養民:『あっ…お茶、お代わり持ってきます』(逃げるように走っていく

 

海威:『じゃっ、養民ちゃんが帰ってくる前に失礼させてもらうね。響ちゃん、くれぐれもお大事に』(カバンを手に帰り支度)

響@:『Спасибо。熱さえ下がれば、早くて明後日くらいには水師営に復帰できると思う。……順天と海王にもよろしく』

海威:『わかりました…伝えておきますね。』(にこりと微笑むと、病室から出ていく)

養民:『し…失礼します、戻ってきました』(か細い声)

響@:『おかえり。忙しいみたいで、海威は帰ってしまったよ。座って一服しよう』

養民:「え…あっ……は、はい…」(青かった顔がほっとした表情になり、一転赤くなる

響@:『……貰ったお菓子だけど、よかったら、こっそり順天たちの分を持って帰ってやってくれ。海威に悪いから、内緒でね。……海威のことだから、それを見越しての量の気もするけど』ズズズ、とお茶をすすりつつ

養民:『わかった…お姉ちゃんたちに帰ったら渡します』

養民:『お姉ちゃん…元気になるかな』(小声)

響@:『少しの時間でも、一息つければ……。こんな風に、お茶を淹れてあげるといい。きっと、楽になるよ』

養民:『…うん、そうですよね。やってみます、教官』

響@:『私もすぐに水師営に戻る。少しの間、皆のことを頼んだよ、養民』

養民:『! は、はい…私、頼まれました!』

 

 一月二十一日、響は退院すると同時に、任務へと直接向かうことを指示されることになる。

 

**:『…これは、どういうつもりですか?』

 

歯車は、軋みながらただ慈悲もなく回っていくのだ…

 

★☆★

**********

19CH年 1月18日 上海

 

 昨年の終わりごろに、遣支艦隊に移籍した足柄と満潮。

特に足柄は出雲から『遊んでこい』という命令の下で、上海の裏事情の様子見をさせていたため、遣支艦隊内部では顔を知らない人間はそれなりの数が居た。

足柄@:非実在移籍艦娘

 その足柄に命令を下したとうの張本人、出雲はこの日正午に内地での近代化改修を終えて上海へと戻ってくることが決まっていた。

報告を直接聞きたいという出雲の考えを伝えられた足柄は、一度虹口区の艦隊本部に戻ってくることになった。

足柄@:ふむん。じゃあ久々に軍服をきて出頭ですかね

GM:ではでは、執務室にいったん顔を見せるだけ見せに行った足柄さん

足柄@:多分軍服じゃない状態で何人かとあってるきもする…w

*夜の足柄さんはすごいんだぞ☆

足柄@:執務室をノックするかな

能代:「はーい、どちらさまですか!」

足柄@:「足柄さんヨー。」

能代:「どうぞ、入ってください」

足柄@:がちゃっと入ります

GM:では、執務室の中には能代と長谷川長官 そして、もう一人柿色の道着を着た女性がいます

足柄@:「あい、アーネ……足柄、帰還しましたヨ。」>のっしーと長官と飛龍さん

能代:「お疲れ様です。えっと飛龍さんとは足柄さん初対面だっけ?」

飛龍@:「……」(とりあえず顔見るだけ見ておく

足柄@:「多分。」<初対面?

飛龍@:「……覚えがないからそうなるわね」>能代

能代:「ですよね、ごほん、こちらは飛龍さん。遣支艦隊の航空戦力の一翼を担ってもらっています。それから…こちらが足柄さん。出雲さんが連れてきた…情報要員です」

足柄@:「ドンパチもやるヨ?」

飛龍@:「情報要員…… (こいつもまた面倒そうな奴ね……一応は仲間なんだろうけど)」

足柄@:「ん、で出雲は?」居なさそうなのできょろきょろ

能代:「…あれ、今日の正午にここへ戻ってくると伝えたはずですが?」

足柄@:今の時間は?w

GM:午前十一時

飛龍@:まだ一時間もあるじゃないか!

足柄@:「ちょっと早く来すぎちゃったかナ。」

長谷川長官:「…あぁ、そうだ。足柄、お前に頼みたい仕事があるんだよ。時間もあることだし先に聞いていけ」(何か思い出した風に

足柄@:「なになに?」(ちなみに、見て判るレベルで軍人らしくない。<足柄

飛龍@:そんな(性格の)艦娘、飛龍は今まで見てきましたよっと

長谷川長官:「何、お前向きでな。陸戦隊と協力してある男を捕まえてほしいんだよ」

足柄@:「ほーン?なにやったの?」

長谷川長官:「何をやったか、というよりも『何かをやる前に』捕縛してくれ、ということだろうな。」

足柄@:「また難しネー」<やる前に

長谷川長官:「その説明の前にだ、飛龍。」

飛龍@:「……?」

長谷川長官:「お前、去年の7月頭の件を覚えてるか?」

飛龍@:「……もちろんよ」

長谷川長官:「大東亜重工、それと組んで何か企もうとしている冨塚とかいう中佐、今は大佐だったか… 決定的なものがつかめないまま終わってしまったのだが…」

飛龍@:「……そう、ね」

足柄@:「なんかやらかそうとしてル?」

飛龍@:「それだけで済む問題だと思う?」>足柄に

長谷川長官:「結論からいえばそうなる…そうなるのだが、厄介でな」

足柄@:「規模が多くてもやらかしはやらかしヨ…っテ?」<厄介

長谷川長官:「大東亜重工の株主の一人が、捕縛してほしい男…菅原菊之丞というんだが、この男が所属している団体の後援者でもあるのがわかってな」

足柄@:「……それ最悪、大東亜重工全部が絡んでなイ?」

飛龍@:「……何よそれ。 確かにそれはまずいことになる……最悪なんてものじゃない……」独り言のようにぶつぶつと

長谷川長官:「…わからん。極右結社、『刃桜会』 …あの、関東軍でさえマークするような奴らなのだが…対して大東亜重工の方は、表向きは新興財閥として急成長している優良企業… 関係があるとすれば正直頭が痛い」

足柄@:「ウへー」<極右結社。極右にいい思い出はない。

足柄@:「てゆーか、急成長の裏っテ。」

能代:「足柄さんからの途中報告も、考慮しても…まだまだ関係は解明できていないのです…」(釘を刺す

飛龍@:「……下手に出れば最悪な方向に展開される……そんな感じみたいね……」

足柄@:「ンー。調べた感じ、かなり手が込んでるみたいだしネ。」

長谷川長官:「あの特命捜査班の連中でさえ手こずってんだ…お前はよくやってくれてるよ」

足柄@:「まあそだけど。実際根が深そうヨ?これ。」

長谷川長官:「そうだろうな。ごほん、それでだ。この菅原ってのは関東軍からの連絡だと結構幹部クラスなんだとか。」

飛龍@:「なっ……!?」

長谷川長官:「こいつを陸戦隊の連中とともに確実に逮捕してくれ。何か取っ掛かりになるに違いない。関東軍の反応から察するにナ」

足柄@:「ま、がんばってみるネ」<逮捕しちゃうぞ

長谷川長官:「と、まぁ…俺からはこんなところか」

足柄@:「あーい。」

飛龍@:「一筋縄じゃいかなさそうなことをよく簡単に言ってくれるわね……」(若干呆れてるけど、事態の重さは察している

足柄@:「あいあい。給料分のお仕事はするヨ。」

飛龍@:「……相手が抵抗することを考えると『今の』装備だと厳しいわよ? そこも考えているんでしょうね?」>対象はいないけど、ふと思ったこと

飛龍@:「……いや、考えすぎか……なんでもないわ」

足柄@:「(黄幇も目障りに思ってるみたいだしそれとなーく繋ぎ取って…まあいけるかな?)」

能代:「っと…はぁ。長官、事務処理はいったんここまでで宜しかったでしょうか?」

長谷川長官:「ん?あぁ、そこまでやってくれたら十分だ。判つくだけなんだろ。行ってきたらいい」

能代:「はい、ありがとうございます。では…出雲さんを出迎えに行ってきます。二人とも、時間があるなら来ませんか?」>足柄・飛龍

足柄@:「いいヨ。いこいこ」

飛龍@:「了解よ」

能代:「ふふっ… 出雲さんも喜びますよ、顔には絶対に出しませんが、ね」

 

GM:ノシロンと共に上海港湾部にやってきたみなさん。一隻の大きな軍艦がタグボート無しで入港してきます

足柄@:出雲ま…出雲号だっけ?

*出雲丸は客船である。

GM:黙々と黒煙を吐きながらゆっくりと進むその艦は、『出雲号』 遣支艦隊の艦艇が群がる埠頭に接岸します。このとき甲板にはてきぱきと入港用意をこなしていく水兵たちの姿が見えます

水兵A:「モヤイ良し!」

水兵B:「こちらも同じく良し!」

足柄@:「おー」のんびり眺めてる

能代:「…さて、お邪魔させてもらいましょうか」(手には何かを包んだ風呂敷

足柄@:「ボス、まだ本調子じゃないんだっケ」

能代:「うーん、私の目からは調子がいいのだと思うのだけれど」

飛龍@:「……さぁね」

能代:「私は旗艦代行、能代です! 出雲さんに会いに来ました」

水兵B:「能代さん、それに飛龍さんも! えと、それから…あれ?そちらの、方は…」(汗)

飛龍@:「……仲間よ」

足柄@:「足柄ヨ。最近入ってきたノ。」

水兵B:「足柄さんですか、わかりました…案内させていただきます。出雲女史は戦闘艦橋にいらっしゃいます。こちらへどうぞ」

GM:で、廊下を歩きラッタルを上り、水密隔壁を通った先に

足柄@:案内されてー

水兵B:「失礼します、能代さん以下艦娘の方々をお連れしました」

出雲:「入れ!」

飛龍@:「……分かった」(入る。

足柄@:「入るヨー」

GM:出雲さんは機関士官やらと話し合っているところです。出雲の様子は足柄さんをスカウトした時よりも、活力に満ちた感じです。

能代:「失礼します。出雲さん、お体の具合は大丈夫なのですか?」

足柄@:「前より元気そネ。」

出雲:「能代…貴様、よっぽど私のことを廃艦扱いしたいのだな。 まぁいい…久しいな、足柄、飛龍も」

飛龍@:「えぇ……久しぶりね」

足柄@:「久しぶりネー」

出雲:「…まぁ、廃艦一歩手前だったらしいのだがな。 ヌニョ・ロドリゲス号の曳航を艦娘の体で行った所為でガタが来ていたらしい。無理をするものではないな」

足柄@:「あー、それで調子悪かっタ?」

飛龍@:「……あれか……」

出雲:「私自身、この艦からある程度力を得ているからと余裕ぶっていたのだが…想像以上の無茶だったらしい。お陰で、呉工廠の奴らから大目玉を食らった… 艤装を大切にしろとな」

足柄@:「そりゃ大目玉も無理ないネ。」

飛龍@:「ま、そのおかげでこっちは戦闘に専念できたけどね」(肩すくめて

能代:「…はぁ」(額に手を当てている

出雲:「何にせよ、私の近代化改修の予定が繰り上がったのだから…最終的にはよかったとしておけばよかろう」

能代:「ですがね…艦隊旗艦が二か月も不在ってどういうことですか!」(ふんすっ)

飛龍@:「装備が遅れていた……程度の話にはならなそうね」

足柄@:「のしろん苦労してたもんネー」

出雲:「…悪いことをした、すまぬ」

能代:「『すまぬ』ですみません!」

出雲:「…そこまでだ、能代。貴様の愚痴は後で書類作業の片手間で聞かせてもらう。それよりもだ、足柄。呉工廠から貴様の改二用の艤装も運んできた、受領してくれ」

足柄@:「ああ、そ言えば改装してるって…改二?」改だと思ってた

出雲:「あぁ、20.3cm連想砲の改造版だとかをはじめとした艤装等々だな」

足柄@:「おおー。うん、受け取ったヨ。」艤装をぺたぺた触って確認してる

出雲:「私は対空強化が中心だったが、貴様は見事に攻撃特化だな」 (足柄の武装を眺めながら

足柄@:「敵はぶっ殺すものだからネ。」

飛龍@:「……そうね」>足柄

出雲:「…敵には容赦は必要ない、が…敵で無くなったものには慈善の心で対すべきだと考える」

足柄@:「慈善……」初めて食べる食べ物を聞いたような顔をした!w

飛龍@:「あー……いたわねそういうやつ」(苦笑を浮かべている

出雲:「…貴様、ジュネーブ条約は理解しているだろうな」

足柄@:「酷い事すると酷い目にあるから我慢しましょう?」<ジュネーブ条約

出雲:「…違う、捕虜を殺すなということだ。貴様の理論は、敵兵の降伏を認めないことにならぬか」

足柄@:「すなおに降参したら敵じゃないヨ?」きょとん。

飛龍@:「……」(一瞬にして考え込むような表情になる

出雲:「ならいい、素直に降らん兵には慈悲は要らぬからな、だがな、どれだけ彼我の損耗を防ぐか考えるのも考えろ。まぁ…貴様は兵の身で居たいんだろうがな」

足柄@:「痛いのはやだもんネ。」<損耗を防ぐ

飛龍@:「……死んだほうがマシって考えのやつもいるけどね」

能代:「…あの、足柄さん。それって…うーん」

足柄@:「ン?」<それって

能代:「…若干、荒っぽくはないですかね」

足柄@:「でもそんなもんじゃなイ?」

出雲:「…どう動かすかを考えるのは我らの仕事だ、ということにしておけ…能代」

能代:「うぅ… 事務官僚型の人間、あの少尉並みにはできなくていいから…なんとか人を…」

出雲:「諦めろ、能代。ともあれ、足柄…菅原とかいう奴はとっ捕まえろ。ただし、尋問するためにも生け捕りにしてくれ」

飛龍@:「……ところで、用事はこれだけってこと?」(足柄の装備を指さしながら

足柄@:「あーい。ちょっとめんどくさいナ。」<生け捕り

出雲:「私は貴様等を呼び立ててはいないのだが…飛龍、お前にはこれを渡しておく」 (と、何やら黒表紙のものを手渡す

飛龍@:「……これは?」(受け取りながら

出雲:「まず前半は上海の航空戦力再編計画、その概要。それから後半は貴様用の艦載機モジュールのカタログだな」

飛龍@:「……」(目を通しながら

出雲:「当然ながらどちらも軍機だ、早い段階で焼却しておくことだな」

飛龍@:「……なるほどね…………つまり、こっちに専念してもらいたい……ってことかしら?」(パタンと閉じて

出雲:「そうだ…貴様なら出来るだろ?」

飛龍@:「……やってみせる」

出雲:「信頼している」

飛龍@:「……」(小さくうなずく

出雲:「…それでいい、足柄、飛龍。貴様らは先に本部に戻れ 私は能代と先に詰めることがある」

飛龍@:「……了解よ」

足柄@:「あいヨー。忙しくなりそネ。」

能代:「えぇ… 今年は、いえ今年も忙しくなりそうですよ…」

 

 出雲の帰還と足柄の改二改装 さらに、飛龍を中核にした航空戦力再編 多くのことが行われ始めるなか、暗躍する極右グループ。そして大東亜重工との関係の疑惑。果たして、遣支艦隊の面々に迫られる選択とは?

 



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大陸の|蒼穹《そら》

GM:点呼開始!
足柄@:準備完了!(1/4)
満潮@:準備完了!(2/4)
清霜@:準備完了!(3/4)
響@:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!
GM:えーGMが色々と不手際をのっけからやっております。一先ず、深呼吸して…はい
満潮@:すー、はー
響@:ひっひっふー
*呼吸方が違う!
GM:今日より扇矢萩子の捜査録第四回『偐紫』を始めさせていただきます! よろしくお願いします!
一同:よろしくお願いします!
GM:まずは旗艦等々決定を!
足柄@:旗艦! …誰?
満潮@・響@:どうぞどうぞ 清霜@:GOGO
*ダチョウクラブスタイルである。
足柄@:よし!ダイスだな!
清霜@:あっはっは
GM:レッツゴーだーいす!
響@:しいての希望がないなら仕方がないな(チャラッ)
*ダイスを構える面々
響@:1d100 それーっ!  ダイス判定: (1D100) → 10
清霜@:1d100      ダイス判定: (1D100) → 53
足柄@:1d100      ダイス判定: (1D100) → 56
満潮@:1d100      ダイス判定: (1D100) → 78
清霜@:響のこのやる気のなさよ
足柄@:みっちー!
満潮@:私みたい
響@:教官業で手一杯だからな……みっちー頼んだぜ!
満潮@:もうしかたないだから!
GM:でーは、足満姉妹の妹が今回は旗艦です!
満潮@:やるだけやります
足柄@:いつのまにか改二になってた
GM:ではでは、次に艦隊名!
満潮@:前回の艦隊名続投に一票
響@:お、それでもいいな
GM:…あれ、前回の艦隊名ってなんだっけ
清霜@:なんだっけ(震え声
*素であった。
足柄@:よし、決め直そう!w あ、神聖大連姉妹だった様子。
響@:……今回の物語の舞台は大連でいいのか?
GM:今回のメイン舞台はですね。滿洲国の首都、新京でございます
清霜@:ほいほい 足柄@:ほうほう。
響@:となると大連はアレだから、旗艦満潮→アイコン置いてる序列順で清霜→響→足柄でさっと振ってしまいますか
足柄@:旗艦を左に移動ー
満潮@:はいよ kantai
ダイス判定:艦隊名決定表(6[3,3]) → 枕詞表(makura)+地名表(chimei)+チーム表(team)
清霜@:チッ特殊ないのかよぉ!
*特殊には男の子が好きな、ある言葉があるのです!
響@:地名は満州/新京どちらかかな
足柄@:まあきよしーからじゅん?
響@:Yes
清霜@:ですかね makura
ダイス判定:枕詞表(22[2,2]) → 魁(さきがけ)
満潮@:魁!
響@:team では地名表は飛ばして……
ダイス判定:チーム表(11[1,1]) → 艦隊
響@:振り直し権、足柄さん
清霜@:すごい!普通だ!
満潮@:魁!満州/新京艦隊!
足柄@:まくらだな makura
ダイス判定:枕詞表(12[1,2]) → 最強
足柄@:いいですね最強!
満潮@:さいきょうまん州かん隊!
GM:さーて、どーすんの皆さん!
響@:組み合わせに迷うところだ……ここがギャグ卓なら間違いなく最強満州艦隊なんだけど
GM:くっくく… シリアス史実卓だぜ(キリっ
足柄@:まあ魁でいいか。男塾っぽい
満潮@:魁!
清霜@:だの
GM:では、艦隊名もきまった所で… さぁ、物語を始めていきますよ!
響@:どんどんぱふぱふー 足柄@:やっふー


 

 19CH年 一月二十日 滿洲国 某所

二人の女性が言い争っていた

**:『…これは、どういうつもりですか?』

**:『それは私が聞きたいことですよ。ここに書かれていることは本当ですか』

**:『……何処で集めたのですか?感心しませんよ。』

**:『答える義理はありませんね。それに否定もなさらないようですが』

**:『貴女にはまだ早い、まだ貴女の手に負える問題ではないのです』

**:『ありがたいご忠告はそれが最後です。これまでのご指導ご鞭撻、心から感謝しています。なのでとっとと消え去って頂けますか』

**:『はぁ…ねえ、一つだけ教えて。どうしてなのですか?』

**:『大それたことを…企みながらいけしゃあしゃあと!『どうして』だって!?聞きたければ何度でも云ってやる!私は、私たちは…アンタたち日本人の人形に成り下がる気は毛頭ない!!』

**:『…人形?……もしかして、まさか!?待ちなさい!貴女は何を吹き込まれたのですか!』

**:『吹き込まれた?云うに事欠いて、そんな言葉で誤魔化せるとでも思ったか!?』(ガンッ)

**:『うっ………』(ドサっ)

**:『(はぁはぁ…)私は、私は守ってみせる…これ以上、奪われてたまるものか!』

 

++++++

足柄@:あっ、これはいけません。サスペンスドラマです。

響@:響ィー! 寝こけてる場合じゃないぞォーッ! 順天を止めろぉー!

見学の飛龍@:えっ、ここサスペンスドラマ卓じゃないのか!?

足柄@:多分崖の上で対峙することになりますね!w

*ライヘンバッハなんて云ってはいけません

++++++

 

 19CH年 1月21日 上海遣支艦隊本部 10:00

 

 遣支艦隊長官、長谷川中将の召集によって呼び出された満潮・清霜・足柄の三人

執務室には徒ならぬ雰囲気で三人を待つ長官、参謀長そして見慣れない海軍中佐。更に出雲と能代の姿があった。

足柄@:「入るヨ?」コンコンがちゃ

出雲:「…入れ」

満潮@:「…魁満州艦隊、十時二分に到着したわ。」

清霜@:「あっ」(くっそドアバーンし損ねた!

出雲:「…清霜、何故残念そうな顔をしている」

満潮@:大丈夫、次のドアが待ってるわ

清霜@:「え?だってほら、私と言えば…ほら!」

響@:蝶番ちゃん「も、もう勘弁して!」

GM:蝶番ちゃん「もう私のHP1しかないの!」

能代:「…こほん、出雲さん。」

出雲:「何、分かっている。足柄、貴様が捕縛に成功したあの男…尋常ない危険思想の持ち主であることが尋問の末に判明した」

足柄@:「ふーン?」

清霜@:「?」

出雲:「…裏付けるように、既に身体検査の末にやっかいな密書が出てきたうえに、自供まで得てしまったという訳だ」

長谷川長官:「密書は仏印における民族独立運動の指導者に宛てられたものだった。それで内容を大まかに述べれば、刃桜会がこの運動家に対して我が帝国が開発中だという新型『砲艦』の譲渡を確約する内容だ。だが、艦政本部に問い合わした所…該当しうる『砲艦』は現在存在しないのだよ」

満潮@:「刃桜会、たしか…」

参謀長:「…あぁ、極右結社で大アジア主義を掲げている連中だな」

足柄@:「空手形ならいいけド。」

清霜@:「???」

長谷川長官:「つまりだ、清霜。過激な奴らに軍艦を渡そうとする極度の阿呆な奴らがいるんだが、その引き渡される予定の軍艦自体が公式の記録には存在しないという事だ。もっとも、軍艦では無く、艦娘を直接引き渡すと云っているのかもしれないのだが」

足柄@:「軍艦ってほいほい秘密にできたっケ?」

満潮@:「刃桜会が相手を誑かすだけの可能性は?穏便に済ませるなら越したことないわ」

長谷川長官:「まず足柄。軍艦の建造はほぼ無理だろう。外部に隠し立てすることなどな。次に満潮、刃桜会が相手に対して嘘を着く可能性は極めて低い。デメリットしかないからな」

足柄@:「つまり一番可能性高いのは艦娘。」

長谷川長官:「…そうなるな」

清霜@:「え?何?つまり殴りあい?」

見慣れぬ中佐:「…殴り合い、になるかもな」

足柄@:「でも、新型ってドユこと?」

長谷川長官:「…俺にもわからん、艦政本部は軍艦建造に注力しているはずだ。新型、それが例え艤装の話であっても納得がいかない」

足柄@:「軍は良く判んないけど、新しいのなんてホイホイ横に流せないよネ?」

長谷川長官:「あぁ…そこでこの特命捜査班の彼の話になるのだが」

見慣れぬ中佐→半沢中佐:「遅れながらで申し訳ありません…特命捜査班、次長の半沢直樹です。先に結論を言えば大東亜重工は現在、軍艦建造請負事業を得ようと必死になっています。その、ワンランク下である艦娘の艤装開発は既に行っているため… 新型砲艦とはこの艤装をなんらの形で流用されているのではないかと考えています」

足柄@:「設計図だけとカ?」

半沢中佐:「えぇ…それも考えられますがこの密書ではハッキリと『砲艦』と書かれていますので、設計図以上のものを覚悟する必要があるでしょう」

長谷川長官:「…ともかく、君たち三人には新京に向かってもらいたい。諸君はこの『砲艦』が何を示すのか、それの手がかりを掴むこと。そして、『刃桜会』が何を企んでいるのかを暴き、可能であればこれを挫け。」

足柄@:「あいあい。」

長谷川長官:「それから、暫くは特命捜査班の指揮下に入れ。」

足柄@:「あそこと協力するのネ。」

満潮@:「随分と大まかな指令なんだけど…詳しくの状況とかは現地での判断を任せるの?」

長谷川長官:「あぁ…現地の判断を優先させてくれ。 満州国に対して、俺たちは援護射撃がなかなかできないからな…現地でよく分かっている奴らの指示に従うべきだろう」

満潮@:「じゃあ私達の勝手にさせてもらうわ」

清霜@:「スヤァ」

長谷川長官:「勝手…というよりも、トクサの指示はある程度仰げよ。 さて、今回は空路で滿洲入りしてもらう。新配備された96陸攻で移動すれば昼過ぎにはつくだろう」

足柄@:「おお、飛行機。」

長谷川長官:「向こうの時間で16:00、滿洲側のメンツと合流することになるだろう」

満潮@:「陸路でもいいはずなんだけど…よほど重要視しているだね、今回のこと」

長谷川長官:「下手をすれば、海軍が吹っ飛ぶからな。お前たち、ここはひとつ正念場だと思ってやってきてくれ」

満潮@:「そうならないよう、指令を遂行するわ」手をあげて敬礼(ビシッと

足柄@:「あいよー」適当に手を振る

GM:長官たちに見送られ、三人は満州へと飛びたっていくことに成ります。

 

 19CH年 1月21日 滿洲国ハルビン陸軍病院 11:00

 響ちゃんが退院する日、あの女性が響ちゃんの元に現れます

響@:ど、どの女性かしら……?

扇矢萩子:「まずは御退院おめでとう、と言うべきかしら?」

響@:萩子さんだった!

満潮@:よかったね響ちゃん!

響@:いやー、弱ってるとこは見られたくねぇ相手だなぁ……

*落ちている小銭(脅迫ネタ)をめざとく拾うキャラである。

響@:「おや、思わぬ人に……。お見舞いありがとう、かな。お蔭様で体調は戻ったよ」

扇矢少佐:「そう、ならいいのだけれど。またよろしく頼むわよ」

GM:と、萩ちゃんはあたかも話が決まっているかのようにしゃべっています

響@:「よろしく頼む、って……。まぁいい。聞こうか」

扇矢少佐:「えっ…?」(少し訝る

扇矢少佐:「海威さんから聞いてないのかしら、また協力してもらうことになるって話を」

響@:「いや、初耳だ。海威とは一昨日会ったけど、そんな話はしてなかったよ」

扇矢少佐:「あら… あの人にしては珍しいわね。 もう一度、説明させてもらうわ」

響@:「…………」とりあえず素直に聞く姿勢

GM:と、切り出して 大東亜重工がくさいということ、遣支艦隊から三人が来るから、面識ある響を貸して欲しいと海威に頼んでいたことを告げます

扇矢少佐:「…て、話だったのだけれど。 大丈夫よね?」

響@:「そこで『大丈夫よね?』と訊かれると不安になるな。ホシが大東亜重工で、面子がこの間の1件と同じなら、人選は妥当だと思うけれど…一応、海威に会って直接指示を貰うことにするよ。じきに水師営から迎えが来るだろうから」

扇矢少佐:「それがね… 新京で三人と落ち合うことになってるのよ。16:00に。それまでに、連絡が来ないとはいえ見切りで連れて行きたいのだけれど」

響@:「新京か。ゆっくりしている時間はないな。少佐の方で間違いなく北洋水師に話を付けてくれてるなら、無論、私としては構わないよ」

扇矢少佐:「えぇ、話は通しているわ。それに、貴女を連れて行くことは石原少将も織り込み済み。 責任取らされそうになっても、もみ消してもらえるはずよ。さて… と、そろそろ汽車が来るころよ。行くわよ。 貴女の艤装は眞斗姉さんの所に送ってもらう手はずになっているから」

響@:「やれやれ。懐かしの松花江を眺める暇もなしか。分かった、行こう」

GM:そんな感じで、新京に向かった二人は途中でヤマトホテルに一旦立ち寄り、16:00 上海から来る三人を迎えに行くことに

足柄@:合流ですね

GM:えぇ、合流です。双発飛行機が飛行場に颯爽と着陸すると、寝ている少女+二人が降りてきます

足柄@:「やほー。おひサ。」>響(きよしーは抱えてよう

響@:「Привет。久しぶり。……清霜はブレないな……」

満潮@:清霜を足柄に任せて荷物を持ってた満潮

扇矢少佐:「空の旅はどうだったかしら?」(ニコニコ

満潮@:「寝かせておいて、起きたらまた騒がしくなっちゃうわ」

足柄@:「面白かったけど味気ないかナ」

満潮@:choice[普通,緊張,生きる心地がしない,興奮,げろろろろ] 「まぁ…」

ダイス判定: (CHOICE[普通,緊張,生きる心地がしない,興奮,げろろろろ]) → 興奮

満潮@:「ちょっと面白かった、うん、それだけ。」

響@:かなりハードな選択肢が入ってやがる

扇矢少佐:「そう…それだけっか」(満潮の様子に喉で笑っている

足柄@:「?」

満潮@:「…こほん、少佐はここでのトクサ長官ですか?」

扇矢少佐:「長官、というか班長は私ではないけれど… まっ、貴女たちの直接の指揮を担当することになるわね。今回もよろしく頼むわ」

足柄@:「あいあい。」<直接指揮担当

満潮@:「では…魁満州艦隊ただいま到着したわ。」敬礼

扇矢少佐:「丁寧にありがとう、旗艦満潮。」 答礼

満潮@:ふんすっ

響@:両手が塞がっていて敬礼できない者一名、寝こけている者一名、楽な姿勢で突っ立ってる者一名

足柄@:だいじょうぶ。 両手ふさがって無くても敬礼しないだろうから!w

響@:「……さて。道中、扇矢少佐から話は聞いた。刃桜会と新型砲艦、それと大東亜重工」

足柄@:「まあどれも繋がってると楽で良いけどネ」

扇矢少佐:「これで、イタチごっこは最後にしたいものよ」

響@:「その刃桜会という結社、関東軍とも繋がりがあれば石原少将が何か知っていそうなものだけど……」

扇矢少佐:「急いではダメよ、響。慎重に…進めていくわよ、**を叩き潰すためにね(低い声でぼそりと)」

足柄@:「ンー。調べること多いナ。」面倒くさいって顔で

満潮@:「あるいは刃桜会と接触した独立運動団体から炙り出すのもいいと思うけど…少佐に何か考えがあるの?」

扇矢少佐:「こほん 新京ヤマトホテルでね、大東亜重工の役員会議と刃桜会のメンバーの会合がバラバラの日で行われるの。日程はばらけているのに宿泊期間が一部重なっていることまで分かっているわ」

足柄@:あからさまなw

扇矢少佐:「まっ表向きは違うのだけれどね。眞斗姉さんが裏から引っ張ってくれたのよ。偽名宿泊、別団体での宴会予約… しかも、今は春節直前だからホテルに人が集まるのは不自然じゃない… ったく。冗談じゃないわよ」(吐き捨てる

足柄@:「ふーン。参加者の名簿押さえてるよネ」

扇矢少佐:「今回の分は偶々よ」

足柄@:前のとの照合は無理か…!w

GM:前のといいますと?

足柄@:同じように偽名宿泊してたことがあれば参加者照合すれば絞れるかなーと

GM:ヤマトホテルグループ内なら可能ですね。ただ、平和ホテルやらの他のホテルとの連携はこの時代あんまりされていないので…

*実際に、迷惑な客の情報は現代ではホテル間の横のつながりで共有されていたりする。

響@:「場所の選びを間違えたのが運の尽きだったな。……と、ヤマトホテルということは、もしかして」

満潮@:「それさえ知っていれば会合の時に捜査で突っ込めば多分出来るじゃない?…まぁそう簡単に行かないでしょう。」

足柄@:「……確認なんだけド。」

扇矢少佐:「何かしら」

足柄@:「『刃桜の会』に所属してる事自体はなんも問題ないのよネ?」

扇矢少佐:「…そうね、今のところ”まだ”なのだろうけれど…問題はないわね」

足柄@:「厄介だナー。」

 

足柄@:つまり、刃桜の会のメンバーであることは怪しいけど法律上問題は無いってことだからなぁ

響@:思想信条、結社の自由は当時の憲法でも謳われてましたからね

 

満潮@:「でも軍に関わるのに、トクサに指令することは、私たちもあまり強く出られないよね。」

扇矢少佐:「勿論、貴女たちが核心に迫れるなら…私も危ない橋を渡るつもりよ。例えば…そう、憲兵隊を動かすとか」

足柄@:

・刃桜の会の違法行為をなんでも良いから見つける

・『新型艦』のからくりを暴く(大東亜重工ルート?)

                       大まかにこの二つ?

満潮@:そしてそれを挫け はサブミッション、もしくわエクストラミッションか

響@:新型艦のからくりを暴いてからでないと、刃桜会を攻めても尻尾切りにあって終わりそうかも

満潮@:そうね…例えば一時的に会合現場を突入して全員逮捕が出来ても、なんも掴めないじゃあ意味が無いよね

足柄@:んー 尻尾切れる程浅い関係かねぇ、とは思うけど

響@:実際ズブズブではあろうけど、こちらはリベラル派であり満州派であり、立場の弱い少数派だから……

足柄@:まあ、『新型艦』が計画の要っぽいからまずはそこからあたるか。

響@:ひとつの可能性として、既存の艦娘の艤装を大幅に近代化改修することを『新型』と称してるんじゃないかなーと思ったり

満潮@:「しかし…単純な武力行使で済ませないこの状況に、単純な武力として扱われる艦娘の私たちに何をしろというの?」

扇矢少佐:「今、この大陸は大波乱を迎えているわ… 並の軍人では”もしも”の時に対応できない。」

足柄@:「そりゃ武力以外でなんとかするってことでショ。」

扇矢少佐:「具体的な政治交渉、諜報活動、それはこっちに投げてもらっても構わないわ。大事なのは、自由な思考で考えて欲しいということ。軍人を使ってはシガラミが多すぎて膠着な答えしかだせないの」

満潮@:「ただの兵器として扱われたいわね…とりえずに今の所は高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変にするわ」

扇矢少佐:「頼んだわよ」

足柄@:「ただの兵隊の方が楽だもんネー。」

響@:「折しも今、関東軍と国民党軍が戦闘状態に入っている。連中にとっても目が回る状況。どこかでボロを出しているだろう」

足柄@:そういえば、例の密書は「引き渡す」って事だけ書いてあって場所とか時間の指定は無いんだよね?

GM:春節の準備の騒乱に紛れて引き渡すつもりだが、そちら側の都合に合わせる 的な感じ(そちら側=仏印の独立指導者)

足柄@:ふむー

 

足柄@:「そいえば、大東亜重工?のおっきな工場とか研究所って何処にあるの?」

扇矢少佐:「…そうね、まず本社はここ新京にあるわ。それから満洲国内ならハルビン、奉天に研究所…後は旅順にも小さめの研究所があったかしら」

足柄@:「ムー。物の流れからは無理がありソかな?」

響@:「あたる必要はあると思う」

扇矢少佐:「この国の物流は鉄道輸送が主で、それは満鉄が独占している。いざと成れば松岡総裁に直談判してもいいわよ」

足柄@:あ、この卓の設定として艦娘の艤装を作る、てどのぐらい大がかりです?

GM:そうですね…一からなら必要な機材込々で小型の貨物船一隻分ぐらいは荷物が必要かも。

とは云えまず、艦娘の艤装を作ることが出来る技術を確保するのが最初の課題です。ある意味この技術確保が一番の問題です。

大手の企業で、しかも技術者がきちんと揃っている場合は貨車数台ですみそう。

 

足柄@:ふむ、大東亜重工は今までの実績からしてそれは持ってそう?

響@:大東亜重工は艦娘の艤装に関しちゃシェアも技術もかなり優位に立ってる

GM:第一話で、さくっと出したのですが響ちゃんに覚えて頂いていたようです。

足柄@:なるほどなー。

GM:大東亜重工自体が、艦娘の艤装を作っていることは然程怪しいことではないです。

足柄@:ん、だとすると逆にちょっと気になるな。シェアも技術もかなり優位に立ってるならこの危ない橋渡ってる理由ってなんだろう

響@:通常の艦艇(軍艦)の方は上から事業を受けてないから、そっち狙いかしら

足柄@:大東亜重工全体の方針かどうか、ってのも探る必要あるかな?

GM:もっとも、やはり国内での艦娘艤装生産の最大手は横須賀・呉の工廠であったり、帝国重工こと三菱重工だったり。艦娘の艤装についてだと、たぶん国内生産の5~6位です

足柄@:ほむほむ。

響@:「……上海の競進会でプレゼンをしていたのは、木曜研だったっけ」

扇矢少佐:「そうね。あとは火曜研究所よ」

足柄@:「うーン。全部繋がってるとするとサ。大東亜重工→刃桜会→仏印こういうルートだよネ?」<新型の受け渡し

扇矢少佐:「そうなるわね、大東亜重工が作り、刃桜会が仲介して仏印の人間に渡される…という図式ね」

足柄@:「この場合、大東亜重工の得って何かナ?」

扇矢少佐:「そうね…市場開拓、かしら」

足柄@:「刃桜会が軍に口利きをして…って事よネ?」

響@:「……『新型』が、大東亜重工が独占的に握っている革新技術を注ぎ込んだものだったとしたら、大東亜重工は死の商人として思うままに殿様商売ができるようになる」

扇矢少佐:「新興財閥は何処も一緒よ、戦争したくて仕方がないの。そうじゃないと利益があがらないものね」

足柄@:「シェア5~6位、まあトップじゃないけど会社が潰れる程じゃなイ。そんな会社が組織全部賭けるほどの事なのかナ?」

足柄@:つまり:大東亜重工のなかで意見の一致取られてるのかな?

扇矢少佐:「先に云っておくけれど、私は木曜研究所をここ半年以上内偵しているの」

足柄@:「ふむふム。」

扇矢少佐:「木曜研究所は、純粋な商売だけでは…現在に至るまで赤字続きなのよ。それを誰かが補填している…上海という真っ暗闇からね」

足柄@:「ふーン。……なるほどネ」

扇矢少佐:「だから私はむしろ、刃桜会の方針に従わされているのではないかとも考えているのだけれど… 残念ながら、これも仮説段階よ」

足柄@:仮説としてスポンサーが刃桜会である、ってことか。

響@:刃桜会が、実は政治的影響力のある人物ばかりで構成されたガチの黒幕組織だったらその可能性もあるナ

満潮@:で、その刃桜会の実態は?

響@:今から調べる

足柄@:それが判ったら苦労してないと思うよ!

響@:「刃桜会の影響力の見定め。大東亜重工、木曜研の動き。砲艦の絵姿。後は…………駄目だ。上手く言葉にならない。何かが欠けているような気がするんだが」

扇矢少佐:「…まだ始まったばかりよ、ここから…きちんと、私も一緒に一から積み上げていくわ」

足柄@:「やっぱクスリとかと一緒で流れを追うのが一番かナ。」

満潮@:「…まずは今に出来ることをするわ」

扇矢少佐:「皆…これは戦争よ。All is fairと思って頂戴」

GM:扇矢少佐は闘志をたぎらせながら、四人を見回すのだった…

足柄@:「あいよー」変わらずの調子で

響@:「…………」黙って考え込む顔

 



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木曜研究所へのアプローチ

GM:ではでは、まずはセッション前の宣言から… きよしーやったって!

清霜@:おう、そろそろ戦艦の事なら、やはり【猛射】一択ですかねー

清霜@:清霜@の行動力を-3(1d6->3)した(行動力:21->18)

清霜@:んあ、行動力21…?

響@:改造してなければ21かも?

清霜@:ああ、OKOK。私が駆逐艦慣れしてないので20以上とか初めて見たわ

GM:HAHAHA いや、行動力たっかーい!

響@:あと感情の取得か……だーれにしようかな

GM:ですね、導入が終わったので感情を獲得してくださいな!

足柄@:みっちーに1 内容はシンプルに「身内」かなw

満潮@:響に+1

清霜@:はーい そうさなぁ… 1d2 1:ミッチ、2:アッシ

ダイス判定 : (1D2) → 2

清霜@:サンキューアッシ 夜遊びは程々に!(

足柄@:(でも夜遊びの意味判ってないよね?w)

満潮@:何のことかわからないなー

GM:夜遅くまで出歩くこと=夜遊び  なんら間違っていない!

響@:おっけー、では私は清霜に“上海の旧友”1点で

清霜@:この清霜は心の46cm砲のおかげで分かっているのです。夜にお酒飲み歩いてるのくらいは

清霜@:そろそろ心の試製51cm砲になりそう(

満潮@:もう沈んちゃう

清霜@:ぶくぶくぶく

 

この後、前回の艦隊戦の報酬であった感情値についてなどの話で一旦停止するもなんとか調整を終える。

 

GM:さーて、みっちー! EVAを振ってあげてしまいなさい!

満潮@:はいよ eva

ダイス判定 :ランダムイベント表(1[1]) → エリートの憂鬱

満潮@:エリート艦の憂鬱:ザコ扱い

*フラッグシップやら改やらが上にいるのだ。

GM:HAHAHA… まぁ、進めていきましょうか

満潮@:はーい

 

 19CH年 1月21日 18:00 新京

GM:皆さんが今回、新京で拠点とする宿に北洋水師から一人が訪ねてきます

満潮@:誰でしょう

海王:「あっと、ここか。響教官がここに泊まる筈なんだけど… うーん。どう切り出すべきか… ねぇ…」(悩み中

響@:わー、北洋水師で何かあったのかなー(棒)

満潮@:choice[夜風に当ててに出てきた,どっかから帰ってきた,そもそも部屋に篭ってた]

ダイス判定 : (CHOICE[夜風に当ててに出てきた,どっかから帰ってきた,そもそも部屋に篭ってた]) → そもそも部屋に篭ってた

足柄@:ほうほう。

満潮@:困ったな、これじゃあ満潮一人じゃあ進めないじゃないかー、どうしましょうかー(チラチラ

清霜@:仕方ないなぁ、遊びに行こうか

響@:ふむ、今まで部屋で作戦会議やら準備やらしてたのが一段落ついて、みんなで夕食をとりにホテル1階に降りてきたことにしますか

足柄@:しかたないなぁwじゃあ夕食の誘いでノックするかw

満潮@:渋々ながらも了承して皆で降りてきたということで

清霜@:あっはっは

響@:(病み上がりだし、食べ過ぎないようにしないとな……)てくてく

海王:「…ん?」 と、四人が下りてきたのに気が付く

足柄@:手をひらひら振って挨拶>海王

海王:「お疲れ様です」 ラフ目な敬礼

満潮@:「何?知り合い?…響の知り合いか」足柄の挨拶で海王を気付いた

響@:「海王じゃないか。水師営から私に伝令か?」

海王:「はは…まっ、そんなもんですね。 皆さん、食事は済ませてますか?ないんでしたら、食べながらでもちょいと話を聞いてもらえないですかね」

足柄@:「ンー。」なんとも言えない返事=好きにしていいよ

満潮@:「それが私たち帝国海軍の艦娘が居てもいい話?そっちが構わないならいいけど。」

清霜@:はむっはふはふっはふっ…(もぐもぐもぐ)

海王:「アタシは困りませんよ… って、えっと…何を食べているので?」

清霜@:なんだろう?(

響@:choice[和鴨のコンフィ,ローストビーフの手まり寿司,フルーツババロア]

ダイス判定 : (CHOICE[和鴨のコンフィ,ローストビーフの手まり寿司,フルーツババロア]) → ローストビーフの手まり寿司

足柄@:屋台で買ってきた饅頭とか?w

GM:えらいもん食っとるな!

清霜@:あらやだ豪華

響@:さすがヤマトホテル!

海王:「あー、どうしましょう。」 (響に苦笑いを浮かべながら

響@:「もう始めているようだし、満潮がいいというなら海王も一緒に食べよう」

清霜@:はふまふまふはふはふはむ(がつがつがつ

満潮@:「せっかくだしよろしくね」

足柄@:「今日は何かナー」

海王:「ははは、ではお言葉に甘えて」 (少しほっとした顔

響@:choice[ぶりと大根の照り焼き,パンチェッタとアスパラのサラダ,カボチャのポタージュ]

ダイス判定 : (CHOICE[ぶりと大根の照り焼き,パンチェッタとアスパラのサラダ,カボチャのポタージュ]) → ぶりと大根の照り焼き

清霜@:想像するだけでお腹減ってくるんですが

満潮@:これはまた家庭的な

足柄@:あ、バイキングじゃないんだw

響@:ビュッフェ形式にしても、シェフが一皿ずつ作ったのをテーブルに持ってくイメージ(裕福層への偏見)

ちかこ:「はぁ… チーフのつまみ食いを止めるのが一番大変ですよ…」

響@:ちかちゃんやっぱりいた!

満潮@:ちかこだー

眞斗:「えっ…!?」(と言いながら手がフライパンへ伸びている…

清霜@:「あ!おねーさんだ!やっほー!」

足柄@:「ん、おひさしぶリ」

満潮@:「久しぶりなわけでもないでしょう」

眞斗:「あっ、はい。清霜ちゃん、足柄さん こんばんは」

満潮@:会釈する

眞斗:「満潮さんに響ちゃんもこんばんは~ ようこそ、新京ヤマトホテルへ」(ホェホェ

響@:「……またお世話になるよ。よろしくね」

清霜@:「んふー、よろしくねぇ」

眞斗:「えぇ、今回は付きっ切りにはなれませんが… なるべくお目にはかかりたいですねぇ~ あっはーい!ただいまお伺いしまぁす!では、これにてぇ」

響@:「さて。早速だけど海王、水師営からは何て?」

足柄@:「んー、美味し」

海王:「…まっ建前としては、響教官にはしばらく特命捜査班に協力せよっていう味気ない内容ですね。で…アタシが来た本題ですがね…」

満潮@:箸を置いた満潮、ちなみに皿は綺麗さっぱり

海王:「教官、海威さんが辞表を残して消えました」

響@:「……はい?」

足柄@:「ふーン?」

海王:「消えた、というのは不適切ですが… ね」

満潮@:「ということは?」

足柄@:「いくえふめい?」<不適切

海王:「そんなところですね、一応旗艦の権限はアタシが固辞したので順天に移ったことも伝えておきますよ」

響@:「あの海威が辞意を持つとは思えない。私がいない間に何があったんだ……?」

海王:「予算の問題ですね、一言でいえば」

足柄@:「お金?」

満潮@:ちかこにデザートを注文した

海王:「昨年の済北島での戦闘で、我が満州陸軍は相当な被害を受けました。被害を被ったのは北洋水師とて同じことなのですが、結局こちらの予算の四割程度が向こうにとられたみたいです」

満潮@:choice[もなかアイス,カステラ,中華黒ゴマあんまんじゅう]

ダイス判定 : (CHOICE[もなかアイス,カステラ,中華黒ゴマあんまんじゅう]) → もなかアイス

足柄@:つまり:陸海で予算の取り合いがあって陸軍がよさんがっつりもらった?

響@:「…………」

海王:「で、その抗議に行った海威さんが帰ってこない。という状況ですね」

清霜@:はふはふはふはふはふ(がつがつ

足柄@:「その海威さン、何処に抗議に行ったノ?」

海王:「……」

響@:「海威が陸軍……関東軍に談判しに行くなら石原少将のところだ。乱暴な判断をするとは思えない」

海王:「あ、いや…まぁ、確かに…陸軍は関東軍と同視されますがね… 満州国内での予算も、関東軍が動かしているから強ち間違いでも…」(小さくぼそぼそ

足柄@:「ふーン。じゃあそこら辺でなんか騒ぎハ?」

海王:「こほん、いや 特に騒ぎはないですね」

足柄@:「……ン? 辞表出しテ、抗議に行ったノ?」

ちかこ:「失礼します、デザートをお持ちしました」(一礼して素早く立ち去る

響@:「ちかこ、関東軍と満州陸軍の間に何かあったとか聞いていないか」ガッ、とちかこの腕をつかもう

ちかこ:「…響さん、少々お待ちください」(再び礼をして、速足で立ち去る

海王:「…状況的に、そう読めますね」 >足柄

足柄@:「どんな抗議しに言ったのヨ。鉄砲玉じゃン?」

海王:「…さぁ、アタシは海威さんじゃないからわかりませんよ」

響@:「海威が玉砕覚悟の抗議なんてするものか。今の満州から海威がいなくなったらどうなるか、本人が一番よく分かっているはずだ」

足柄@:「……」珍しくすっごい難しい顔してる

満潮@:「…一つ聞くけど、あなたは北洋水師の意思で響に伝えに来たの?それとも個人の意志でここに来たの?」言い終えたあともなかアイスをばくばくと平らげた

海王:「そーですね、どっちもですかね」

足柄@:「誰かが伝えに行けって言われて志願しタ?」

海王:「まぁ、うちの提督から頼まれて来たのは事実ですよ」

足柄@:「ん、辞表って誰が何時確認したノ?」

海王:「昨日ですね、姿がないってことで海威さんの部屋に行ったら机の上に置いてあったそうで」

足柄@:「ちゃんとした辞表?」サインとかまで入ってる

海王:「実に確かに、見慣れた旗艦本人の字でしたよ」

足柄@:「ンー。」

満潮@:「それで、その海威が抗議へ行ったのは誰から知らせた?」

海王:「…アタシですね」

響@:「…………」難しい顔

海王:「まぁ、何ですか。教官はそっちに専念していてください、アタシらで何とかしますんで」

響@:「……今の旗艦は、順天なんだな」

海王:「そうなりますね」

満潮@:「その順天っで子、どんな人?」

海王:「まぁ、いい奴ですよ。ちょっと毒舌で、皮肉屋で、シスコンなだけですよ」

満潮@:「ふーん…、そう?」響に聞いてみる

響@:「いい奴だよ。責任感が強くて、自制心があって、状況判断もできて、使命に誇りを持っている」 ※本人の前じゃ一度もしたことがないベタ褒め

海王:「………」(響の言葉を聞いて渋い顔になる

響@:「ただ、順天の矜持は……関東軍にとっては邪魔になるかもしれない」

足柄@:「そーなノ?<順天の~」

清霜@:(スヤァ

眞斗:「ご注文のフルーツサンド持ってきましたよ~」

GM:と、皆さんが頼んでいないものを眞斗が持ってきます

足柄@:「ん、ありがト。」

海王:「あたしも、そこらへんはちょっとわかるんですけどね…」

響@:「順天は生粋の満州族……。元東北軍閥の一族出身なんだ」

満潮@:「注文した覚えはないけど…フルーツサンド貰っとくわ」

眞斗:ニコニコしながら去っていきます

GM:さーて、満潮ちゃん。判定です

満潮@:フルーツサンドを!?

清霜@:そこで判定…w

GM:<無個性判定 目標値8/技能補正 直観>

満潮@:直感なんてないよ!

満潮@:2d6>=5 フルーツサンドをばくばく

ダイス判定 : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

響@:ハラショー

清霜@:うまし

GM:いけるじゃないの~ では、皿に載ったフルーツサンドの下に布いてある懐紙がわざと折られていることに目がいきます

足柄@:ほうほう

GM:何となく気になって手に取ると、裏側には小さな文字で次のようなことが書かれています

 

・関東軍主力は現在中国戦線に投入されているため、満州国内の治安が一気に悪くなっている。

・度々流れる噂ではあるが、満州国軍が反乱を起こすのではというのが流れているため、関東軍もピリピリしている

 ちかこより。

満潮@:これ、気付かなかったらフルーツサンドごとぱくぱくってしまうじゃないか

GM:食うんだ!?

 

足柄@:簡単に言うと上の抑えが外れかけてて、これを機に満州国軍がクーデーター起こす「かも」って噂が流れてると。問題はこの「かも」ってのが状況から発生した噂か、それとも誰かが流しているか、なんらかの兆候を感じ取ってるのか どれかってことだな。

満潮@:「…響、あなたにも食べてね、今のあなたには『必要』かもしれないわ」フルーツサンドを響に手渡した。

響@:2d+5

ダイス判定 : (2D6+5) → 7[1,6]+5 → 12

響@:うむ、ぴくりと反応して、フルーツサンドには目もくれず懐紙を手に取ろう

海王:「まっ、こんなところですかね。 勘定は教官に任せます、ご馳走様です」

響@:「…………海王。順天に伝えてくれ……」

海王:「…はい? 何かありましたか」(席から立とうとして、もう一度座る

響@:「君死に給うことなかれ、と」

海王:「わかった、伝えておきます」 (顔は少し動揺している

清霜@:ぐでーん

GM:海王は頭を下げると、足早に去っていきました…

満潮@:「ほら、そろそろ起きるわよ」清霜を揺らして残りのフルーツサンドを目の前に置いた

清霜@:「ハッ!?……あれ?ミッチが駆逐艦だ!潜水艦になったんじゃ…ああ、夢かー」

GM:さて、まずシーン報酬。 北洋水師から、物資支援といいうことで燃料・弾薬それぞれ3個補充です

足柄@:やったぜ!

響@:資源は嬉しい!

清霜@:資源の補給は嬉しいですな

GM:そして、補助行動どないしますか!

足柄@:えーと

満潮@:ふむ

足柄@:何発見するかなぁ

満潮@:choice[入浴,恋愛]

ダイス判定 : (CHOICE[入浴,恋愛]) → 恋愛

満潮@:恋愛を発見します

足柄@:じゃあ、えっちはっけん

清霜@:燃料弾薬鋼材1ずつ貰えれば、補給して終了かな、こっちは

足柄@:足柄@の行動力を-6(1D6->6)の減少(行動力:6->0)

満潮@:しかたないじゃない!

足柄@:弱点ー

満潮@:1d6

ダイス判定 : (1D6) → 6

足柄@:後行動値おかしいからなおしとくね!

満潮@:ぐは

響@:おう、こりゃ響は発見見送りで

GM:ごりごりぃ…

清霜@:清霜@の行動力を+3した(行動力:18->21)

GM:キヨシーの消費反映しました

足柄@:次誰行く?

響@:とりあえずフルーツサンドの懐紙のメモは足柄さんや清霜ちゃんにもちゃんと見せておくね

GM:アクティブ、起こしますか? 起こしませんか?

足柄@:あ、それもあったな。

清霜@:ほいほい>メモ

足柄@:と言っても現状だと得に…かなぁ?

足柄@:燃料弾薬から3ずつ補給しまーす

GM:反映

足柄@:足柄@の行動力を+6回復(行動力:6->12)

足柄@:アクティブは様子見でいいかな?シーンプレイヤーじゃ無くてもいけそうだし

清霜@:ほむ

満潮@:いってみよう!

足柄@:じゃあ次は私でー

GM:了解、ではEVAを振ってください

足柄@:eva

ダイス判定 :ランダムイベント表(5[5]) → ちかこの活躍(自失寸前)

足柄@:やったねちかちゃん!大活躍だよ!

清霜@:何があったw

満潮@:どういうことなの…

響@:おお、まさに今、一番出て欲しいと思っていた目が!

GM:…接続的にめちゃやりやすいな おい!w

清霜@:ww

GM:あー、では。時間がたちまして

足柄@:はいw

 

 一月二十一日 22:00 新京ヤマトホテル 最上階バー

満潮@:もしかして:足柄無双?

GM:足柄さん、このバーにふらっと現れたのですが…

足柄@:最上階!バー!飲むしか無い!ってのは置いといて

飲み客C:「いやー、にしても…マサハルの奴め、うまい思いをしやがって…」

飲み客D:「紫ちゃんだっけ? いいよな~俺も欲しいもんだよ」

ちかこ:「あの、その… こちらに」

足柄@:「んン?」<ゆかりん

飲み客C:「あぁん?こっちに来いよ!」

足柄@:ちかちゃん困ってるっぽいかな?

飲み客D:「ほら、来いよ!」

ちかこ:「うわっ!?」

足柄@:それなら後ろっからちかちゃんに抱きつくかなー。

飲み客C:「ふふふ… よいではないか…あいつがよくて、俺が悪いわけが~」(明らかに酔っている

足柄@:「ちかちゃん捕まえたー」がしっ

ちかこ:「ひいいい!」

飲み客D:「あぁん、なんだぁああ?お前さんはよおぉ」 (こっちも酔ってる

足柄@:「一人じゃ寂しくてネー。ちかちゃんと飲もうと思ってたのヨ」片手にグラス持ってる

ちかこ:「あ、あの… こ、困ります!」(汗々

足柄@:「私のちかちゃん取っちゃやヨー」酔っ払い風に>のみ客CD

飲み客C:「んあ? それ、お前のもんなのかぁ、ええ?」

満潮@:「ったく、酔っぱらいは嫌いだわ、困った女性に何をしようっで言うの?」飲み客の前に現れて足柄とちかこをかばう形に

足柄@:「そうヨー。あげなーイ。」ぐいーと抱きしめて確保つつ

ちかこ:「あの、足柄さん…あ、アタシ…まだ仕事中…」

 

足柄@:方針的にこの酔っ払いから情報引き出そう、でいいのかなw

満潮@:そういう状況を作るわ

 

飲み客D:「んあ? 何だ、お前らが相手してくれんのかあ…えぇ?俺はそれでもいいんだけどねぇ」

飲み客C:「ソーだぞ、美少女くれなきゃやらんぞぉ」

足柄@:「あ、相手してくれるんダ。そっちのおごりネー」ちかちゃんはみっちーにパスって飲み客の方へ

ちかこ:「きゃああ!」 (放り投げられる

足柄@:「じゃあ充分にお相手して貰おっかナ」

飲み客C:「まぁまぁ飲め飲め!」

満潮@:「もう大丈夫だわ、ちかこさん」胸に受け取って慰める

ちかこ:「もう、色々と…ボロボロです、泣きそう」

足柄@:このまま上手く相手をおだてつつ「上手い思い」あたりとこいつらの素性とか引きだそうでいいのかな?

満潮@:「怖かったよね、はいはい」なでなで

足柄@:「わーイ。お兄さん達のいい所も見てみたいナ。」

ちかこ:「なんで、なんで… 尻を撫でまわすかなぁ… 」(ほろり

飲み客D:「良いトコロォ? 理系のわりに筋肉あるぐらいしかないな!」 (泣き笑い

足柄@:ほう、理系。

飲み客C:「脳みそまで筋肉のくせして、何が理系だバカ野郎!」

足柄@:「理系。いいナー。頭の良いしいいとこに務めてたりするんでショ?」しなだれかかりつつ

飲み客D:「おうよ、おれたちゃ普段は大東亜重工でお仕事してんだぜ姉さんよぉ」

足柄@:「ワオ、大企業!」

満潮@:「本当に最悪よね…これでも飲んで落ち着いて。」ウェイターに軽いカクテルをオーダーしてちかこに飲ませる

足柄@:まあ、酔っ払いどもから色々聞き出せるか判定かな?

飲み客C:「はん!窓際部署の癖に生意気言うな!原田よぉ」

GM:では、そうですね。 おしゃべりで判定しますか

足柄@:ふーむ、誘惑でボーナス貰えます?

GM:OK 承認です

足柄@:では弱点なのでー act

ダイス判定 : アクシデント表(1) → よかったぁ。何もなし。

響@:せーふ

足柄@:2d6+3>=6

ダイス判定 : (2D6+3>=6) → 8[4,4]+3 → 11 → 成功

足柄@:よしよし。

GM:では、得られた情報をまとめますとですね

 

足柄@:~~~~数時間後~~~~って感じだろうかw

そこには酒瓶の山とぐでんぐでんに酔っ払った客二人と物足りなさそうな足柄さんが!w

響@:「……何だ、この状況」2人を迎えに遅れてやってきた

ちかこ:(何事も無かったかのように働いているが、目が死んでいる

 

GM:まず、飲み客は二人とも大東亜重工の技術者だそうです。

・飲み客Cの方は大東亜重工水曜研究所で、化学繊維の開発を行っているようです。

・Dは木曜研究所の人間で、割といつ首を切られるかわからない状況の模様。

足柄@:ほうほう。違う部署の人なのね

GM:二人がちらっと喋っていたマサハルというのはC・Dと同世代ながら木曜研究所の主任研究員をしている、冷泉優華(れいせんまさはる)のことだそうで、紫という美少女を彼女にしているそうです。

足柄@:ほー。

響@:ほう、意外なところでタイトル回収

足柄@:ふむふむ。いつ頃から付き合ってんだろ

飲み客(原田):「それが教えてくんねえんだよぉ~」 (真っ赤

足柄@:ん、こいつらが冷泉と紫と付き合ってるってことに気がついたのは最近?

飲み客C:「前から女の気配があったんだがなぁ~ まっさか、あいつほんとにいやがったとはな!」(口が回らなくなりつつある

足柄@:(どう見てもハニトラ対策です本当に有り難うございました。) 後確認したいのは…いつ首切られるか判らない、って部分かなぁ。木曜研ってわりとぶいぶい言わせてるイメージがあるけどって言う。

飲み客(原田):「俺はなああ!パクってなんかないんだよ! えぇええ?(痛飲)」

GM:てな感じで、技術のパクり疑惑で睨まれてる感じですね

足柄@:あー。どっかの研究と被った的な。慰めつつパクりに関しては探り入れる感じですかねー

飲み客(原田):「火曜研のやつらが、俺の案をパクったんだ! それが何だ、ドイツから聞きました? バカ言うんじゃねえってんだ!」

GM:てな感じで、以降泣きながら飲んでました

足柄@:なるほど。火曜研と被ったって、砲技術関連でいいのかな?

GM:ですね

足柄@:話を総合すると、恐らく木曜研は巨砲関連の開発を行っていると。そして、それは専門機関であるはずの火曜研を通さずに行われてる、ってところかな。

GM:対深海棲艦用の 砲の技術発展のさきに同じような物ができてしまったんですね。 木曜研と火曜研。ただし、それがどの程度の規模なのかは具体的にはわかりません。

足柄@:なるなる。偶然かどうかも判らないと。了解デース

GM:えー、では。 シーン報酬。 感情点1点獲得してください。 序にお酒(羊羹相当)もプレゼント

足柄@:わーい。 じゃあみっちーに1点。

GM:では、補助行動に移ります。回復及び個性判定はどうしますか?

足柄@:えーと、それじゃ暗い過去発見。

足柄@:足柄@の行動力を-3(1D6->3)の減少(行動力:12->9)

足柄@:よし。

清霜@:良いねー

GM:勝利!

響@:では響も優しいを発見

足柄@:で、ボーキ6で回復かな。考えてみたらボーキ食べれるの私だけだw

響@:響@の行動力を-1(1d6->1)した

響@:グッドだ!

GM:やっすーい

足柄@:おっとっと、戦闘あるか判らないけど。

足柄@:カードを伏せてイメトレを宣言!

満潮@:もう一回がんばれようか 1d6 この胸のざわめきは

ダイス判定 : (1D6) → 2

満潮@:食べ過ぎで胸焼であった

GM:HAHAHA

足柄@:さて

足柄@:アクティブがあるとするとこの件についてもっと突っこんで調べる、になるんだよな

満潮@:もしよろしければ燃料1鋼材3をいただきたい

GM:了解、反映しました

足柄@:そうなると指定するNPCって木曜研になります?

GM:…おっ、木曜研に乗り込むつもりならそうなりますね

響@:敵の本拠地だな……もうちっと外堀埋めたいかも

足柄@:……どう思う?w 現状でロックされるのもあんまり好ましくないんだよなぁ。紫について調べ上げるって方向もあるけど、これもこれで外れたときが。一回探りを入れるってのも有りだから困るよなー。あ、確認事項ー、

GM:はいな

足柄@:「木曜研」「冷泉」あたりは扱的にあんま変わりない感じですかね?<木曜研を調べたい場合

GM:ソーですね 木曜研≒冷泉 ≠ 紫 かな

足柄@:なるほど、紫は別ってことですね。賭けだなー。紫について調べるか木曜研について調べるか。どっちでもイベントが起きそうだしうむむ。では、木曜研について調べましょう。

GM:ほむ… わかりました

 

 一月二十二日 午前十時

響@:一夜明けて……

GM:ちかこが人知れず涙を流した夜を超え…

足柄@:ちかちゃん……wそういえば抱きついても気がつかなかったのな、足柄さんw

GM:よし、それ判定しますか(笑)

足柄@:なにで判定だろう…w

GM:<無個性判定 目標値13/技能補正 Search>

足柄@:ふむふむ。

響@:目標値高ッ

足柄@:2d6+2>=13

ダイス判定 : (2D6+2>=13) → 4[1,3]+2 → 6 → 失敗

足柄@:まあ流石に判らなかった。変装凄いですね!w

GM:なお、判別難易度で上昇した理由はメイドをレベル二にしてしまったからなんですがね。

響@:前回セッションと比べて技術が向上しているのか……

足柄@:やるなちかちゃん…!w

GM:さて、いよいよ末期に入りつつあるちかこは一旦置いておいてですね

足柄@:はい。

扇矢少佐:「…ねぇ、少しいいかしら」

GM:と、こっちはこっちで過労気味な萩子がやってきます

足柄@:「なニー?」

扇矢少佐:「木曜研の技術者、冷泉について調べてたんだけれど…最近、出社率が異常に低くなっているわ」

足柄@:「ふーン?最後にでたのって何時?」

扇矢少佐:「最後に姿を見せたのは二日前、昼頃にいきなり雲隠れしたみたい」

響@:海威が消えたタイミングと大体同じか

足柄@:「いきなりってのも妙な話ネ。」

扇矢少佐:「ちかこが体を張って集めてくれた情報によれば、ユカリが!って、叫んで走り去ったそうよ」

足柄@:「あー、あのハニトラ対策だかハニトラ要員……何かあったって事かナ。」

扇矢少佐:「えぇ… で、名前なんだけどね…結構気になるのよ」

足柄@:「ふン?」<気になる

扇矢少佐:「冷泉研究員が進めていた一つの研究がね、ロジック・オブ・パープルとかいう奴でね…」

足柄@:「紫論理?」

扇矢少佐:「…研究データは全くの不明、だけれどこれにかなりの情熱を注いでいるらしいわ」

足柄@:「不明って、組織の研究じゃないノ?」

足柄@:あ、一応確認しますけど研究員達が話してた「紫」は目撃してるんですよね?w

GM:目撃してるぞ!

足柄@:よかった!非実在紫さんに入れあげる研究フェチは居なかったんだ!w

扇矢少佐:「組織としての研究は『N号』って呼ばれているのだけれど…」

足柄@:「だけド?」

扇矢少佐:「この紫理論ってのにも、結構な研究資金が流されているの。優秀さゆえの特権かと私は思っていたのだけれど… 違うのかもしれないわね」

足柄@:「なんだか怪しいよネ。……入れあげてどっかいったのも含めテ。突飛な想像だけどサ。」

扇矢少佐:「…何かしら」

足柄@:「例の密書だけど、あの新型艦が「艦娘」だとするじゃなイ?本物の艦は無理がありそうだシ。」

扇矢少佐:「…続けて」

足柄@:「で、火曜研と被ったって言ってたから『新型砲』の開発はしてテ。その紫と紫理論が『娘』の部分だったりしなイ?」

扇矢少佐:「…つまり、紫が”核”ってことかしらね」

足柄@:「想像だけどネー。その紫を早急に艦娘にする理由が冷泉にあったりしたらどうかなっテ」 例えば艦娘になればある程度病気その他に強くなるとか

扇矢少佐:「……なるほど、ね。どちらにせよ、冷泉研究員のマークは必要ね。こっちで動いておくわ」

足柄@:「お願いネー。あとそのユカリ?も。」

扇矢少佐:「勿論よ… 任せなさい」

足柄@:「こっちも当ってみるわネ。」 って事で冷泉研究員の足跡をたどることになるのかな?

GM:それは皆さんの選択ですね(ニコニコ

足柄@:んー、冷泉か紫かかナこれw

GM:さて、まずは

Q:アクティブを続行しますか?

足柄@:続行するとどうなります?

GM:行動力が回復しないまま次の場面に入るぞ!

足柄@:ふむふむ。あ、このまま足柄さんのアクティブシーンで良いのかな

GM:一応、『木曜研』で現在発生させられる穏便なイベントはこれだけですね。

足柄@:なるほど。これ以上突っこむとリスクが発生するって感じかな。

響@:冷泉に迫らずに紫について情報を得るビジョンが浮かばない

GM:まぁ、リスクはたっかーいになることだけは断っておきます

足柄@:わーお……w冷泉や紫に移る場合は一旦アクティブシーン切ることになるかな

GM:切ることになりますよ。 というか、木曜研のままで進めてもいいんだよ?(にやり) その代わり。何が起きても驚かないでね♪

足柄@:うーむ……w ハイリスクハイリターンって感じですかね

GM:うむ、どっちも保証するぞ! >ハイリスクハイリターン

足柄@:足柄さん的には突っこむんだけど、どうかなぁ…w

GM:まぁ、皆さん次第です。えぇ… 止めませんし、嗾けもしませんが

足柄@:あ、突っこんだ場合のハイリスクって足柄さんだけじゃなくて全員かな?

響@:全員というか、 東亜全体?

GM:…そーですね、少なくとも足柄さん一人の責任ではすみませんね

足柄@:忍び込み案件っぽいなこれ…w そーねぇ。PLはやめときたいけどPCは突っこみそうだから響とか満潮あたりが止めてくれるといいかなw

響@:と言っても、ここ足柄さんの部屋だっけ

GM:ご都合主義で登場してもええんやで

足柄@:ところで、突っこむ展開だとどういう行動取る感じでした?<ここで撃ちきり決定で。

GM:えー、実はですね、なんやかんやで飲み客を使って木曜研に潜入… 果たしてその顛末は!? というノリになりましたね

足柄@:やっぱ潜入か!w潜入系は弱いから避けて正解だったかなぁ…w

 

足柄@:何回判定ありましたかね(小声

GM:四回は覚悟してほしいな

足柄@:止めて正解だった(確信

 

足柄@:んじゃ、そうだなー。響、ちょっと軽いRPします?

響@:部屋に入ってしまっていいのかしら?

足柄@:そうね、こっちが部屋から出たところでばったりでどうだろ。

響@:では響は都合よく廊下を歩いている!

足柄@:「あ、響。ちょっと出てくルー。戻らなかったら適当に処理しといテ。」

響@:「あぁ、行ってらっしゃ……ん? 戻らない?」

足柄@:「そそ。木曜研いてくル。」

響@:「せめて何をどうするために木曜研に行くのか教えてくれ」

足柄@:「昨日酔いつぶしたの居るでショ?」

響@:「あぁ、技術者の男か」

足柄@:「それ利用してちょいちょいと潜り込むのヨ」

響@:「一人でか? そりゃ、叩けば叩くだけホコリは出るだろうけど……それを無事に持ち帰る勝算はあるのか」

足柄@:「さア?」

響@:「『さぁ』って……」

足柄@:1d70+10 現実はともかく足柄さんどんぐらいの勝算見込んでるのよ

ダイス判定 : (1D70+10) → 1[1]+10 → 11

響@:神ダイス

GM:…自覚ありすぎでしょ

足柄@:「ま、帰ってこれたらめっけものかナ。それ材料にすれば色々動くでショ。」

響@:「下手に突いてこちらが丸焦げになったら元も子もないぞ」

足柄@:「だから先に言っておくのヨ。」切り捨てる言い訳込みで考えとけと

響@:「……大東亜重工に踏むこむのは、刃桜会の密書との繋がりが確証になったときか、そうでなければ不正な研究開発の現場を確実に押さえられる状態になったときだけだ」

足柄@:「ぇー。」(・3・)こんな顔した

響@:「……気持ちは分かるが、どうか堪えてくれ。私たちがしくじったら戦争を止める人がいなくなる」

足柄@:「成功したら総取りなんだけどナー」

響@:「もう少し準備してからにしよう。せめて刃桜会を覗き見てからだね」

足柄@:「ちぇー。」(・3・)こんな顔しつつしぶしぶやめることにした。

 

 大東亜重工、木曜研究所の主任研究員冷泉、そしてそれにまつわる『紫』という影。暗雲立ち込める満州国で、果たして何が企まれているのか

 



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陸軍の奇人とその銀箭

足柄@:あらすじ:足柄さんが無茶しようとしてステイってされた

GM:HAHAHA さて、まず確認。今発生中の『木曜研』はいったんストップで良いとして。ここで個性拾得する人居ますか!

足柄@:えーと…choice[食べ物,えっち]

ダイス判定 : (CHOICE[食べ物,えっち]) → えっち

足柄@:えっち再発見 ダイスの結果、足柄さんの行動力は-5減少 

足柄@:よしよし。

満潮@:えっちな足柄だ

*今更ながらではあるが、個性判定のダイス判定で奇数を出すと長所、偶数を出すと短所として修得するのである。

響@:えっちは大事

足柄@:補給は…一旦様子見にしておきましょう

足柄@:羊羹もあるしね。

GM:まぁ、非平常ですしね いま

足柄@:そういやそうだw

響@:みっちーどうする?

GM:他個性拾得しますか~ というのと、さらにアクティブを発生させますか~?

足柄@:じゃあ羊羹食べちゃって良いかな、もう一回発見あるだろうし。

満潮@:今はなし

清霜@:こっちは個性発見なし。

足柄@:羊羹(酒)食べるー

足柄@:1d6 ダイス判定 : (1D6) → 6

響@:みっちーの×は1個だよね……偵察を再発見しよう

響@:響@の行動力を-6(1d6->6)した

足柄@:6ゾロぉw

響@:あがっ

足柄@:足柄@の行動力を+5回復(行動力:7->12)

GM:たっかーい

清霜@:判定なら行動力回復なのにw

響@:弾、弾薬、鋼材2ずつで18までリカバリします……

GM:さて、アクティブを続けるか、ランダムに戻るか! どーちっだ!

清霜@:じゃあランダムに戻る感じで

響@:じゃ私でいいかな

GM:了解です EVAをふっちゃってくださいな

清霜@:どうぞどうぞー

 

響@:eva 鬼と出るか蛇と出るか

ダイス判定 :ランダムイベント表(2[2]) → 石原少将の権謀

足柄@:お、これはこれで。

満潮@:石原が出た

GM:取りあえず、鬼っぽいかな(笑)

響@:うーむ、発見の以外はいい目が出るんだけどな……石原少将か

足柄@:こっちの動向も知りたかったからちょうど良いとも言えるw

響@:関東軍の拠点自体は新京にあるんだっけ?

GM:関東軍の軍政機関は新京にあります。 なので、市内の移動に成りますね

足柄@:遠出じゃないならみんなでいくか。

響@:そだよね、石原少将に合うのであれば、地理的にはすぐ足が伸ばせる位置。アポが取れるのであれば皆で石原少将に会っておきたいが……

GM:アポは取れますよ

響@:海軍艦隊派と大東亜重工には癒着があるけど、関東軍と大東亜重工の間に何かあるって話は出てたっけ

足柄@:刃桜会…は満州軍の一部だっけ?

GM:関東軍と大東亜重工の間は“まだ”白です。この先は分かりませんが。刃桜会は大アジア主義を取っている団体であって、満州国軍ではありません。満州国軍は関東軍の完全なる支配下にあります。

足柄@:ふむ。

響@:刃桜会は大アジア主義の極右団体だけど、アブなすぎて関東軍からもマークされてる、だったな

足柄@:となると、関東軍に刃桜会がどのぐらい食い込んでるのか、も確認する必要ありそうだな。へたすりゃ隠れシンパ居てもおかしくないぞ

響@:よし、刃桜会について石原少将に情報を求めに行くのを建前に海威について知ってることを聞き出す!

足柄@:まあそっちもへたすれば繋がってるもんねうんうん。

GM:さて…方針は決まりましたかね。

響@:うむ、みんなで石原少将に会いに行こう

足柄@:ごーごー

満潮@:おお

清霜@:いこういこう

響@:うーん、ランダムイベント表の中に、まさに「刃桜の会」があるから、アクティブでNPCとして刃桜会を指定しても、多分中身は一緒ってことなのかな

足柄@:かもねぇ。当てれば一手浮くってぐらいで

GM:では時間は少し進んで

 

 1月22日 13:00 新京 関東軍司令本部

響@:「……もう半年近く満州にいるけど、ここに直接足を運ぶのは初めてだな」

 響が石原少将から事情を聴きたいというアポを求めると、すんなりと許可が下りたのであった

清霜@:ほう

GM:さて、関東軍本部と云うだけあって右にも左にもカーキー色の軍服だらけ

響@:ふぇぇ……敵の本拠地だよぉ……

GM:しかも何故艦娘がこんなところに来たんだ とっとと帰れ という、容赦ない目線が皆さんに突き刺さります

足柄@:何処吹く風です

清霜@:「わー、かっこいいねー」

足柄@:「おー、立派立派。」

GM:神経質っぽい中将が顎をしゃくったのを見て、ひとりの大佐が皆さんの前までずかずかやってきます

響@:ちっ、あいつか。塩を持ってくるんだったな

満潮@:あいつか

清霜@:「???」

足柄@:誰じゃろ?

桧垣大佐:「貴様ら! ここは女子供が入ってよい場所ではない! 誰の許可をえて来たのか!」

足柄@:石原少将だよね……?w

清霜@:だよねぇ

響@:うむ、許可したのは石原少将

満潮@:「石原少将の許可を得て来たわ、至急な要件なんだから邪魔立てするなら誰だろうと容赦しないわ」

**:「ソウソウ。そりゃ決まってるジャン、石原さんだヨ?」

清霜@:お

足柄@:お。

GM:と、男の首筋をペシペシ扇子で叩きながらあの人がやってきます。

足柄@:「ほらみっちーそんなにかりかりしちゃダメヨー」

桧垣大佐:「ちっ…」 (すっごい腹立たしそうな顔で戻っていく

飛鳥:「サテと、ドーモ遥々新京へ ついてくルネ」

満潮@:「そういえばあんたも居たわね…」声の主に向けて

響@:「助かる。案内を頼むよ、飛鳥」

足柄@:「案内よろしくネー」

飛鳥:「何でそんな嫌そうな顔をするカ?ミッチーちゃん まっ、そんな所もいいんだけど、今はチャキチャキ歩くネ」

満潮@:「もともとこんな顔なのよ」

GM:で、連れてかれたのは少将の部屋の前

飛鳥:「まっ、私は此処で一旦失礼するカラまた後ネ~」 (ひらひら手を振って消えてい…

清霜@:「むぅ」シャドーボクシング

飛鳥:「キヨシー、私何かしたアルカ!?」

清霜@:「え、なんとなく?」

飛鳥:「キヨシー恐ろしい子!」 (オドケて見せる

清霜@:「私の閃光の膝は出ないから大丈夫だよ!」

石原少将:「くっくっく… 面白い子だの…清霜君は」

響@:扉の前でガヤガヤしてたから向こうから開けて出てきた感じかコレは

石原少将:「部屋で待つのが暇に成程だな、はっはっは」

足柄@:「ン、少将さン?」前回会ってなかったなw

響@:「……そうか、出雲もこうやって自分で扉を開ければ蝶番を取り替えなくて済むんだな」

石原少将:「足柄君に満潮君だな。まぁ、部屋に入れ。 廊下で立ち話もなんだろ?」

足柄@:「あいあい。お邪魔しマスー」

響@:そそくさと皆で部屋にお邪魔する

清霜@:「失礼しまーす」

石原少将:「さて、君らはこのワシに何を聞きに来たのか?」 (椅子に座りながら

響@:「どこから話したものか……。上海で一人の男が捕まったんだが、元は関東軍の憲兵隊からの協力依頼によるものだったと聞いている」

足柄@:←捕まえた人

石原少将:「あぁ、刃桜会のことか。 あれは、上等兵が彼奴にうまく逃げられたのが発端だの。」

響@:「その男の取り調べ結果について、もう報告は受けたか?」

石原少将:「報告書は勿論読んでいる」

響@:「なら話は早い……単刀直入にお願いする。私たちは男が忍ばせていた密書の裏付け捜査をしている。知恵を貸して欲しい」

石原少将:「……ふむ、一手遅れたか」

足柄@:「ふむン?」<一手遅れた

石原少将:「我が軍の主力は中国軍と戦っている… その隙をついて、お調子者がバカどもをたきつけた…という図式だの。」

清霜@:「???」

足柄@:「ン?じゃあお調子者って勝てると思ってンの?」

石原少将:「…足柄君、戦略的な勝利のためには負けてもいいのだろうよ。」

満潮@:「いや、このままじゃあ誰もが敗者になるわ」

石原少将:「でだ…ワシが力を貸せるとすれば次のことかな」

満潮@:「是非教授いただきたい」

石原少将:「一つこの国の治安維持、これは既に手を打っている。 二つ、関東軍はわしが抑える。この軍も大東亜重工とはそれなりの関係にある。 少々骨は折れるが、なんとか手は打ってみよう…だが、今回は君らからも見返りが必要だ。」

満潮@:「どうぞ何なり言って下さい。」

石原少将:響をちらっと見てから満潮の方に向かっていう

響@:「…………」

石原少将:「くれぐれも、北洋水師が傷物に成らないように見てやってほしいのだよ」

満潮@:「それは、私たちいま北洋水師のことに専念してもいいということ…ですか?」響をちら見して、石原に問い返した

石原少将:「君らが勝手に、片付けてくれるならそれに越したことはない。君らが相応の働きをするなら、それにわしも応えることは確約してやろう」

響@:「……二日前、海威が辞表を残して消えた」

石原少将:「ほぉ… それは残念だな」

満潮@:響が言い出したと見て満潮は身を引いた

響@:「周りには予算削減への抗議に行くと告げていたそうだ。海威はここには来ていないんだな?」

石原少将:「……ふむ、”来ていない”な」

響@:「……何か知っているのか」

石原少将:「千山鳥飛ぶこと絶え 万径人蹤滅す…」

清霜@:「?????」

石原少将:「知ってるのは、海威がこの漢詩を作ったやつとは違って、精力的な奴だという事だな」

足柄@:「ン……予算ってそういえば誰が動かせるノ?」

石原少将:「そうだな… 高級参謀以上になれば動かせるな」

足柄@:「その中で心理的にその海威って人が怒鳴り込みやすそうなのハ?」

石原少将:「………すまんな、知らぬ」(目を閉じて

足柄@:「うーン。この線はダメかナ」

満潮@:「そうですか、分かりました。」

足柄@:と言うかこれは響の方が知ってそうなのかなぁ

響@:響の頭に浮かぶのも石原少将くらいで、その石原少将が来てないっつんだから響の中では、もう海威は何らかの個人的事情に巻き込まれたとしか

足柄@:うーん、ちょっと整理して考えよう。

 

まず、海威が予算のことについて知る。海威げきおこぷんぷん。

→抗議に行く、このときに海王とばったり(?)出くわす

足柄@:こういう流れで良いのかな?

満潮@:おkかな?

響@:海王の証言を信じるという前提がつくけど、それであってるあってる

足柄@:で、そのあと海威が何処に抗議に行ったかは判らなくて……こっからが判らないんだよね。辞表発見のことを考えると「何か遭ったあと海威が誰にも見つからずに帰って辞表置いて姿を消した」ってなるんだよ

満潮@:それがおかしい

足柄@:「ンー……そもそもサ。辞表置いて抗議に行く、ってことあるノ?」

響@:「ないとは言えないが、海威がそれをするかというと、絶対にしない」

石原少将:「そうさな、辞職願を胸襟に隠して意見しに来るやつは多いがな」

足柄@:「この願いを聞き入れないなラ~って奴よネ。じゃあ辞表って何処から沸いたノ?って。」

満潮@:「彼女がやめて関東軍が困る前提が必要なんでしょう、それ」

響@:「…………」

石原少将:「海威を嫌う連中も居るからなぁ… ここには」

足柄@:「でも、海王はサイン入ってたって言ってたヨネ。」

満潮@:「だったら尚更辞表を出すわけがないでしょう」

足柄@:これ実物の確保必要じゃない?w

満潮@:「…まず、その辞表を調べる必要があるわ」

清霜@:「……」

足柄@:「いちお確認するけどサ。ここのだけの話、偽造ってどうなノ?」 サインを手に入れる隙はいくらでもあるよね。海威なんて書類にサイン書くのがお仕事だし

石原少将:「偽造か… まぁ、数か月前にソ連が滿洲での旅券を完璧に偽造していたことはあるが、そうそう公的書類の偽造は無いだろう」

足柄@:「簡単にできちゃったら機能麻痺するレベルじゃないもんネ」

満潮@:「そもそも、北洋水師は部外者に私室まで入らせる所じゃないよね」

満潮@:「その辞表が偽造っていうのは、それ以上の大事になる…響、あなたはどう思うの?」

足柄@:「……あ。 違う違ウ。『辞職願を胸襟に隠して意見しに来るやつは多い』 本物、あるじゃン。」

響@:「……海威は、出雲に師事してるだけあって強かな奴だ。万一辞表を書くとしたら、脅しの見せ物として使う目的以外は考えられない」

足柄@:「でも、その辞表は本物じゃなイと意味ないヨネ?」

満潮@:「…しかし現に、辞表は彼女の私室に発見されたという。」

響@:「考えないようにしていたことだが…… 仮に足柄の推測が当たっていて、もし誰かが海威を無力化して、その懐から辞表を奪い、水師営の司令室に置いたのだとしたら…………どうすればいいだろう、私は」

満潮@:「…これ以上あなたが言うべきじゃないわ。私は、北洋水師の人間が怪しいと思うわ。」

足柄@:「司令室に怪しまれずには入れる人、よネ。」

石原少将:「…さて、と。君たちに飛鳥君の仕事を紹介しよう」 (空気を敢えて読まずに

足柄@:「うン?」

石原少将:「ちょっとぐらいは興味があるだろ?」

足柄@:「そうネー」

満潮@:「まぁ、そうですね…」

清霜@:「……」ねむそう

GM:半分ぐらい、否応なしに連れてこられた部屋には飛鳥と憲兵隊が居ます

響@:「…………?」

足柄@:「オや?」

飛鳥:「私はここから敵の首を刎ねる…で、後はアンタたちが来るまでこう動く」

陸軍兵E:「…なるほど、そうすれば…完全な奇襲ですね」

陸軍兵F:「しかし…これ、いくらアンタでも無理では?」

足柄@:「暗殺の実演?」

満潮@:「いきなりひどいな」

響@:初心者にも優しい! キレイなおねーさんと一緒に体験しながら覚えちゃおう! 飛鳥の 暗 殺 者 養 成 講 座

飛鳥:「…ま、これぐらい出来なきゃまず死ぬね。ってなわけで、満軍第三十五軍は壊滅って勘定さ

陸軍兵F:「…了解です」

飛鳥:「まっ。わざとらしーくやるつもりだから、アンタたちはそれを助長すれば一丁上がりってね」

陸軍兵E:「…これで合計10ですよ、この国どうなってるんですか。本当に」

足柄@:一流暗殺者の壊滅講座かw

飛鳥:「さて…と、響!」(割とイライラした目で

響@:「……私? 何だ、飛鳥」

清霜@:「……」

飛鳥:「私の仕事を十一に増やさないヨウニ、精々頑張レヨ」

足柄@:訳:ぐずぐずしないでとっとと捕まえろ でいいんだろうかw

響@:「……ちっ。仕方がない。今さっき北洋水師を傷物にするなと言われてしまったからな」

飛鳥:「この前みたいな前戯はない… かっつりヤラセテ貰う」

響@:「彼女たちは私のものだ。飛鳥には渡さない ……満潮、任務途中で悪いけど寄り道させてもらうよ」

満潮@:「いいよ、少将の指示もあるから」

清霜@:「スヤァ」

飛鳥:「…図上演習をやる、一から作戦を見直すぞ」

陸軍兵's:「「はっ!」」

足柄@:「ン、がんばってネー。」>飛鳥

飛鳥:(手をひらひら

GM:果たして、PC達の下す決断は…いったい?

 

 

 




(シーン処理)
GM:…判定さんを復活させます
響@:良かった、これで資源が手に入るんだね(希望的観測)
清霜@:希望は生きてるか?
*裏にて、RPで完全に判定のタイミングを逃した、という話をしていたのを受けている。
GM:響ちゃん、達成値で変わる判定のコーナーでございます GMから指定個性は 負けず嫌いor暗い過去 で 飛鳥に対して覚悟をしめしてくださいな
判定失敗→最悪 通常成功→ニュートラル 達成値12以上で大成功 とします
響@:どちらも目標値7か……優しいから代用
清霜@:がんばー
足柄@:やさしい(いみしん)
響@:ふむ、大成功は感情ぶっぱが前提になるな
響@:2d6>=7 それ!
ダイス判定: (2D6>=7) → 4[1,3] → 4 → 失敗
響@:振り直し
響@:響@の行動力を-5(1d6->5)した
響@:2d6>=7
ダイス判定: (2D6>=7) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)
足柄@:あっ
清霜@:ちょおま
響@:こんなことだろうと……
満潮@:ぎゃあああああ
響@:act
ダイス判定: アクシデント表(4) → 奇妙な猫がまとわりつく。サイクルの終了時、もしくは、艦隊戦の終了時まで、自分の行う行為判定にマイナス1の修正がつく(この効果は、マイナス2まで累積する)。
足柄@:ねこーねこー 代理で判定は?w
GM:…どーしよw
響@:艦隊戦中に出なかっただけよしとしよう…… とりあえず、「私のものだ」と飛鳥に啖呵は切ってみせたけど、内心は「やだー! 順天たちと喧嘩したくないー!」と思ってることが飛鳥にはバレバレの状態
足柄@:子供か!?w
GM:あっ、足柄さんが感情値もってるか… それを消費するなら、代行可能としましょうか
足柄@:ここは使いどころだろう。消費します。
足柄@:暗い過去直上
足柄@:2d6>=5
ダイス判定: (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
足柄@:欲張る場面じゃないよねw
響@:足柄さん重巡だしリスクが高すぎるね
足柄@:多分子の後幾つか判定あるだろうし
足柄@:成功~11は結果は同じよね?
GM:まぁ、同じですね
足柄@:じゃあ突っこむ部分じゃ無いな。大成功はちょっときつい
清霜@:温情に感謝
飛鳥:「…ハン」
足柄@:「まあまあ、いざとなったら始末つけるヨ。」って取りなした感じか。
GM:ですかね さてと、報酬ですが。 石原さんが燃料を融通してくれます 2d6でどうぞ
響@:……足柄さん2d6ドウゾ
足柄@:2d6
ダイス判定: (2D6) → 8[2,6] → 8
足柄@:まあまあ。
満潮@:わるくないね
響@:よしよし きっと《優しい》から代用したのがいけなかったんや……
清霜@:ははは
響@:しかし、この後アクティブシーンに突入するが響の判定には-1がつくんだよな……これが試練か……
足柄@:この一件終ったら飲みに誘おう…w
GM:えー、では個性判定と補給でござい
足柄@:燃料回復ー 響、発見する?
響@:うーむ、どうせ再発見だし今しとくか
響@:索敵を再発見
響@:響@の行動力を-1(1d6->1)した(行動力:13->12)
足柄@:やったぜ
GM:勝利
響@:反転!
清霜@:女神がほほ笑んだ
足柄@:補給ー、どこまでやる?
響@:再挑戦の目がかなりあるから、頂いた燃料から7個食べて全回復します
響@:響@の行動力を+7した(行動力:12->19)
GM:反映
満潮@:そういうことでしたら私は燃料2弾薬1鋼材1根こそぎ頂くとしよう
清霜@:こっちはOK
足柄@:じゃあ発見どうするかなー
GM:はんえーい
足柄@:食べ物再発見
足柄@:足柄@の行動力を-4(1D6->4)の減少(行動力:12->8)
足柄@:弱点のままか。ボーキ8つ溜めて回復します
足柄@:足柄@の行動力を+4回復(行動力:8->12)
満潮@:ダメでした・・・
足柄@:まあ他全部長所になってるからまだまし
清霜@:うむうむ


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憎悪の殻 <前>

GM:さて… まず質問 ここからアクティブに移りますが…どーする?

足柄@:移るとしてこれ、順天?ダウト?

響@:うーむ、告発するのであればダウトですねぇ

GM:『海威』 ≠『順天』=『北洋水師』 ≒ 『海王』 ≒ 『養民』  (指名の場合

響@:おや、この状況、どの子を指定するとしても同じだと思ったけど「海威」だと別の何かが起こるのか

足柄@:海威は生死不明だしね。順天を告発するか、海威の生死を確認するか、って感じなんじゃ無いの?生死確認というか行方確認というか。

響@:順天にダウトかける前に海威の現状にアクセスする手段があるなら、先に海威にアクティブ切るのがセオリーだけど そーすると刃桜会に切れる自由なカードが1枚しか残らないんだよなぁ

満潮@:まず海威のゆくえ、居場所を確認する必要があるな…

足柄@:海威が復帰できればその後は海威に任せるって選択も考えられるけどね。復帰出来れば。

GM:… 一応、萩ちゃんの手番ということでアクティブを追加してもいいですよ

足柄@:まあ個人的には海威を優先したい。順天が逃げに入ったら現状だと逃げ切られると思うし

満潮@:同じく

響@:萩ちゃんPC扱いでアクティブ打てるんか!

足柄@:人数1人少ないからだね!w

清霜@:あくまで、してもいい。だからなぁ

響@:OK、他PCの皆さんが良いようなら、海威の捜索を清霜かみっちー、アクティブおねがいしまする

満潮@:まぁ満潮としては刃桜会は一旦石原にまかしてもいいし、その石原の指令で北洋水師をどうにかするのが先決かと

足柄@:足柄の意見もだいたい一緒だな。折角石原と取引したんだしまず北洋水師が優先

清霜@:ういうい

満潮@:じゃあ私がアクティブに入りましょうか?

清霜@:大丈夫?

満潮@:絶対、大丈夫! たぶん!

GM:…ふらぐ!

響@:リソース的には、ランダムイベント残してる清霜に自由なアクティブ残ったほうがいいかも

満潮@:じゃあ、みっちー決定?

清霜@:かな?

満潮@:ではいきます

GM:了解です

満潮@:海威を指名していいかな?

GM:はいな… アクティブで『海威』を発生させますね

 

 1月22日 13:00 新京

GM:昼過ぎの新京、四人は一旦ホテルに戻ってこれからのことを相談しています

清霜@:ほむ

響@:「……水師営に戻って真偽を確かめるにしても、海威が今どうなっているかについて目測はつけないとならない」啖呵を切っておきながら、この及び腰!

足柄@:もうねww 「生きてるなら話は早いよネ」

満潮@:「海威の安否が心配だ、これ以上の状況を分かるには水師營への情報捜査が必要だわ。」

GM:話し合う中、何かの拍子で部屋の窓から外に目をやった満潮

満潮@:「…そんなもたもたするうちに、事情が好転するわけが…ん?」

GM:封筒を持った、一人の女性が満潮を見つめいていることに気が付く

響@:「海威はバイタルもメンタルも強い。命を奪われてないなら、あらゆる手段を講じて周りにサインを送ろうとするはずだ……」

足柄@:「まー、生きてるにしてモ死んでるにしてモ、人一人の痕跡って簡単に消せないしネ」

満潮@:「ちょっと待ってて」席から外して女性のところへ行く

満潮@:choice[窓辺で,外へ出る]

ダイス判定: (CHOICE[窓辺で,外へ出る]) → 窓辺で

満潮@:「あんた誰?もしかして私たちになんの用があったの?」

響@:満潮の声につられて窓の外に目をやる

**:「…」

足柄@:「んン」窓辺から周囲を確認しておく

**:「………何れ消え去る砂上の楼閣 …傀儡の守護者」

満潮@:「…はぁ?」

足柄@:「??」

響@:「……我々の事情を知っている」

**:「貴女方は、何を選択しますか?」

清霜@:「………?」

**:「私は動けない、ただ出来るのは… 貴女方に選択肢を見せるだけ」 (すっと封筒を満潮に手渡す

満潮@:「…選ぶというの?」その封筒を受け取り、彼女の目の前で開けて内容を確認する。

GM:中身は鉄道と川、そして倉庫が書かれた地図です

足柄@:倉庫かー

GM:…ちなみに、女はそれを渡すと意識をついてふっと消えました

満潮@:「ー響、あんたが連れてって」その地図を速やかに響に見せる

響@:「あぁ。この場所は……」(どこですかGM!

GM:ふっふっふ… ずばり、ハルビン!

足柄@:倉庫Cじゃなかったのかw

GM:おぉ、あたりですね。

清霜@:ほう

*実は廃倉庫-Oだと後に判明するのだが。

GM:一応、説明しておくと松花江の水運を利用して石油が運ばれています

足柄@:ふむふむ。

GM:で、所謂臨海工業地帯のノリで、松花江流域には化学工場が林立しています。その中でも、地図があらわしているのは施設老朽化のために放棄された工場の倉庫群、その中の一つを示しています

響@:「かくかくしかじか……にある倉庫のひとつだ。罠かもしれないが、どうする?」

満潮@:「…響、今回のことであんたにとって辛い思いをさせるなら、私があんたのかわりに帝国海軍として決断するまでだ。」

響@:と言いつつ響は腰を上げる

満潮@:「あんたがそれでいいなら、私はむしろ都合がいいけど、どうする?」

清霜@:「ん?殴り込み?」

響@:「すまない、お願いする。……人形に、まだ一人で舞台に立つ力はない。今ここで糸を切るわけにはいかないんだ」

足柄@:「罠になら食い破れば良いだけヨ」

満潮@:「そこは北洋水師指導艦の意見をしっかり仰ぎたいわ」

響@:「一帯は工業地帯だ。大掛かりな仕掛けが待ち受けていてもおかしくない」

清霜@:「つまり、気を付けて殴り込み?」

響@:「その通りだ。準備は入念にしていこう」

足柄@:「殴り込みネ。」

満潮@:「そう、よかったわ」

清霜@:「了解だよ!」むふー

満潮@:「これがあなたの選択、そして私の選択、これで、誰でも文句はないでしょう」

GM:…では、まず確認 『海威』 続行しますか?

足柄@:続行で良いと思うけど

清霜@:おむ

満潮@:ごーごー

GM:よっしゃ、GMは覚悟を決めた! (笑)

響@:拠点制圧用の装備を一式準備したら突っ込むし、GoGo!

清霜@:がちゃがちゃがきーん

 

 1月22日 17:30 ハルビン 元満州繊維廃倉庫群

足柄@:なんか見張りとかいますかね!

GM:見張りは居ません、えぇ…いませんが

北洋水師兵G:『こっちには居ないぞ!おい、お前!そっちはどうだ!』(中国語

足柄@:(あ、自力で脱出したかこれ

北洋水師兵H:『はっ!まだ、遠くには行っていないはずなのですが!』(同じく中国語

GM:という声が聞こえます

足柄@:「……」思わず顔を見合わせる

北洋水師兵G:『馬鹿者!これでは、お嬢様が!!』

北洋水師兵H:『はいっ! 至急探し出してみせます』

満潮@:「…早く来てよかったわ」囁いた

足柄@:「お嬢様?」誰?と>響

清霜@:「???」

GM:そんな喧騒の中を… 皆さん どう動く?

響@:「……断定はできない。北洋水師の艦娘は、みんなイイトコ出の『お嬢様』だ ……艦娘以外に、心当たりはない」

満潮@:「…少なくても、海威の味方じゃなさそうな」

足柄@:「さっさと海威を探ス。」

満潮@:お嬢様呼ばわりから北洋水師の上下関係を察する

足柄@:信号弾とか持ってきてるのかね我々w

響@:「拠点制圧用の装備一式」と宣言しておいてよかった

足柄@:取りあえずどうやって探すかになるかな

北洋水師兵H:『おい、そこ!…なっ、お前ら!どっからここに来た』

足柄@:距離は?

北洋水師兵G:『どうした… なっ!?』

満潮@:「もう考える時間もないか」

GM:そーですね 70mぐらい

足柄@:流石に距離がありすぎるな。逃げるか。近けりゃ清霜ゴーって案件だったんだけどw

北洋水師兵G:『侵入者だ! とっ捕まえろ!』

響@:よろしい、響が囮になろう

清霜@:ほむぅ…

満潮@:そうね…帝国海軍の我々より、今は北洋水師教導艦の響のほうが咎めようがない

足柄@:んー、ちなみに。艦娘と一般兵の戦力バランスってどんなもん?

GM:単純な殴り合いだと、たぶんいい勝負になるのでは

響@:艤装背負ってない人間部分じゃそう変わらないってことだね

GM:これにCQCやらが加算されて、最終的な殴り合いの勝敗は決まるぞ

響@:『やれやれ、問答無用だな。私の教えの通りだ。頼もしい……』

足柄@:逃げつつ各個撃破が出来れば1番らくなんだけど

清霜@:だの

足柄@:その辺どうなんですかね響さんw

響@:響が北洋水師の兵士相手に発砲できると思うかね……?

GM:ちなみに、ここに展開している人数は一個小隊30人ぐらいだぞ☆

足柄@:よし、さっさと海威見つけて逃げよう!wまともに相手してられる人数じゃないw

満潮@:判定かな!

響@:ま、目標値を聞いてから判断でもいいね

GM:あー、なに。 30人が一気に襲い掛かってくるわけじゃないですよ

GM:10+1d20

ダイス判定: (10+1D20) → 10+1[1] → 11

響@:なんという神ダイス

GM:…泣き

*ダイス神はGMに辛く当たるものである。

満潮@:ふむ…

GM:よかったね、11人なぎ倒せば勝ちだそうで。 で、この場合だとね

響@:残り19人は海威の捜索を優先しているという意味でもあるが……

清霜@:ほう

満潮@:じゃあこうする

足柄@:場合だと?

GM:判定3回 目標値は11の無個性判定 で 技能補正に shoot CQC 守人 を認めます

清霜@:ほうほう

満潮@:「響、あんたとこの人なんだけど、邪魔になるからボコにしていい?」

足柄@:ふむふむ。

清霜@:「え!今日はお代わり自由なの!?」何

足柄@:なにげに満潮がほぼ楽勝w判定するのは三回とも別の人?

GM:えっとですね、同じ人が三回やってもいいですが、同じ人の場合一回ごとに-2が次の判定でつきます

満潮@:そうね…

足柄@:…それでも満潮と清霜に任せた方が良いな

清霜@:連続攻撃的な感じか

GM:三連チャンやる場合 最後の判定は15ですね

足柄@:二人とも+6つくから

響@:暫定、満潮2回、清霜1回で行こう

足柄@:分担すれば5.5.7でいける

満潮@:出来なくはない

響@:「……こうなっては仕方ない。頼む、私も覚悟を決めた 『……これより、突発演習を開始する!』英語で」

清霜@:「ふんす」

足柄@:「みっちーお願いネ。」

満潮@:「演習なら…仕方ないよね!!!」響が発令した途端、人群れに突っ込んだ満潮。

北洋水師兵G:『…教官殿もか…ちっ!』

満潮@:一回目 2d6+5>=11

ダイス判定: (2D6+5>=11) → 7[3,4]+5 → 12 → 成功

響@:すばらっ

清霜@:うむ

北洋水師兵H:『ぐわあああ』 (ふっとばされる

満潮@:「どうしたの?こっちは生身のか弱い女の子なのよ?もう少し根性を見せてよ!この意気地なしども!」

満潮@:二回目

満潮@:2d6+5>=13

ダイス判定: (2D6+5>=13) → 8[4,4]+5 → 13 → 成功

響@:キャー満潮サーン!!

北洋水師兵I:『ちっくしょぉ…』 (ばた

北洋水師兵G:『ちっ… どいつもこいつも腑抜けばかりか!』

清霜@:「………!ねえねえ響ー、ドーンってやって良い?」

響@:「なるべく怪我をさせないように頼む。が、状況の突破が優先だ。責任は、私が取る!」

足柄@:「んー……」倉庫のコンテナの上に昇って周囲を確認

清霜@:「あいさー、がってん!」

清霜@:では三回目の判定はこちらで

清霜@:2d6+5>=11 「ハァァァァ…フッ!」震脚

ダイス判定: (2D6+5>=11) → 4[2,2]+5 → 9 → 失敗

清霜@:あ、振り直しって出来たっけ?

響@:「判定」なので、できるよー

GM:出来まーす

北洋水師兵G:『なんだ?もう疲れっちまったか!』 (反撃

清霜@:清霜@の行動力を-3(1d6->3)した(行動力:21->18)

清霜@:2d6+5>=11 ダイス判定: (2D6+5>=11) → 7[3,4]+5 → 成功

響@:ヒュー、大戦艦だぜ

清霜@:「何言ってるの?震脚はただの足止め…本命は! てつ!ざん!こぉぉぉぉぉっ!!」\ちゅどーん/

北洋水師兵G:『くっ… そぉ… 申訳、ありません…お嬢様』 (がくっ

響@:戦場を俯瞰しつつ、響と足柄は捜索に回るかな

清霜@:「ふぅ!」大満足

響@:「どこだ、海威……。私の声に気付いていてくれ……!」直感&電探ふるぱわー!

足柄@:兵士の一人を尋問してみるてのもあるけど、時間が惜しいな

響@:さて、満潮と清霜の大活躍で無事3回の判定をクリアしたわけですが……どんな感じでしょう?

GM:えーまずは、一回撃破ごとに全資材2をプレゼント

GM:なので全資材を6個ずつお渡しします

清霜@:ほほう

満潮@:うおお

響@:ありがてえ……ありがてえ……!!

GM:次に、倒したはいいのですが。少なくとも周辺には海威は居ません

足柄@:ふむ。捜索範囲を広げる必要があるか

清霜@:ほう

満潮@:仕方ない、兵士に拷問をかける

清霜@:とに拷!

響@:待った、倒した兵士を拷問しても情報は出てこない

GM:ちなみに、貰った地図は一つの場所を指しています

足柄@:ほう。

満潮@:おっと?

清霜@:おおう

足柄@:うん。兵士が知ってりゃ探してないよ!w

清霜@:まあそうだよな

GM:…では、水師兵の残りは捜索範囲を広げているのかは分かりませんが、近くに立っている姿はありません。肝心の地図がさしていた場所は倉庫群の中の一つ 倉庫-Cです

足柄@:じゃあそこに向いますか。

響@:急行!

GM:… ちゃう、廃倉庫はOやった

足柄@:あ、そっちか。

清霜@:ほむ

満潮@:いくとしようか

 季節は折しも真冬でございます。昨夜のうちに雪が降ったのか結構積もっています。さて、地図に従ってその場所に行くと

足柄@:そういばふゆだった!

GM:倉庫の扉が半開きになっています

満潮@:扉ドン

清霜@:(ごくり

GM:中に入ってみますと、わりと酷い惨状

清霜@:じゃあ入るときにとりあえずドアバーン

満潮@:と言うと?

足柄@:倉庫のちょうつがいは丈夫だよ!

GM:まず、倉庫の中央に血溜まりができています。 その周りにはレーションの缶が綺麗に重ねられておいてあります。倉庫の扉まで血溜まりからつなぐように血が点々と落ちており、雪の影響でそこまでで途切れている

清霜@:ほうほう

足柄@:うーん、閉じ込めてたてことか。雪で途切れてるってなら結構前に逃げ出したってことかなぁ

響@:だねぇ

足柄@:となると、身体を温めようとしてるから…やっぱ屋内か?

響@:血の乾燥具合がどうかしら

GM:っと、途切れているといっても 方角は推定できるのですが。日光で溶かされた雪とまざってぐちゃぐちゃになってる感じですね

響@:でも追えるだけ追うしかないな

GM:血の乾燥具合からは、6~8時間ぐらい前のものだとわかります

足柄@:ふむ。

GM:よくよく調べれば、それ以上前のものも落ちていたりします

足柄@:方角推定出来るなら調べるしか無いなー

清霜@:それ以上前…暴行されてたとか?

足柄@:かもしれない。

GM:えっと、で。方角を調べるなら <無個性判定目標値8/技能補正 サーチ> ですよ~

足柄@:あいあい。ここは私だな。

足柄@:2d6+2>=8

ダイス判定: (2D6+2>=8) → 4[1,3]+2 → 6 → 失敗

満潮@:あいよ

足柄@:足柄@の行動力を-5(1D6->5)の減少(行動力:12->7)

足柄@:2d6+2>=8

ダイス判定: (2D6+2>=8) → 11[5,6]+2 → 13 → 成功

GM:…では、方向は推測できますね。 直線を引けばハルビン駅にぶち当たる方向です

足柄@:「ん、駅の方向ネ。」

足柄@:ガチで自力で帰るつもりか…!?

響@:水師営に戻るなら、駅の方角へは向かわないだろうけど……

響@:や、方角としては一緒なのか?

足柄@:電車を使うつもりか、駅施設使うつもりか。

足柄@:どっちにしても急ぎますか。

GM:そうっすね、 水師営は駅から東北東にずれますよ

満潮@:跡を追いましょう

GM:では…

GM:1月22日 19:00 ハルビン駅

GM:満潮のもとに、萩子から連絡が行きます。 ハルビン駅に向かえという内容です

足柄@:ちょうど付いたあたり?

響@:無駄足だったか……いや、連絡受けてからじゃ間に合わなかっただろうな

GM:そんな感じですね。

満潮@:まず見まわって、それで何もなかったら人を分けて捜査しよう

足柄@:ちょうどそこだよー、となるわけだけど。連絡って無線とかかしら

GM:無線ですね

足柄@:「今そこだヨー」とみっちーのとなりから。

満潮@:「ちょうど着いたわ、要件は?」

扇矢少佐:「…ちょっとね、駅長さんが四人に”感謝”したいってね。分からなかったら駅長室に行って、石原少将の名前を出しなさい。切るわよ」

満潮@:「感謝されるようなことをした覚えはないけどね」行こうか

響@:「…………」

足柄@:いこいこ。

GM:さてと、皆さんが駅長室に行きますと

駅長K:「本当に…もう、大丈夫なのですか?」

海威:「えぇ…時間が惜しいので」

足柄@:絶対大丈夫じゃ無いぞ!w

響@:えっと、傍目から見て無事そう? 脱出のために片手を切り落としてるとかないよね?

足柄@:切り落としてたら倉庫に手がおちてるんじゃ無いかな……w

GM:肉が削れている程度です

満潮@:「…こっちだって時間が惜しいなんだからもうこれ以上無駄足させないでよ」彼女を呼び止めた

響@:出雲の眷属としては想定の範囲内か

海威:「…あれっ? 貴女は…確か、満潮さんでしたっけ?少佐からの応援って貴女のことかな?」

満潮@:「帝国海軍の魁満州艦隊旗艦、満潮だわ。あんたに会いたがっている人が居たのよ」響を押した

響@:「ぅわっと……」

海威:「…響ちゃん、どうして…ここに?」

足柄@:「はイ、海威さン。お届け物。」響ちゃんをさらに押す

響@:「……助けに来たよ。完全に無駄足だったようだけど」

海威:「……そう、ごめんね。」

響@:「無事ならいいんだ。ただ、さっき海威がいた倉庫周辺で一悶着起こしてしまった。水師営がどうなっているか分からない」

海威:「…何も起こってませんよ、何も」 (露骨な嘘を付く

海威:「起こってはいけないのです。 起こったら、起こってしまったら、そこで…終わってしまうから」

響@:「大丈夫、今ならまだ間に合うはずだ。望みは……細いが」

足柄@:あ、駅長って席外してる?

GM:剣呑な雰囲気なので退出してますね

足柄@:「表向きは良いかラ、何あったノ?」

海威:「ふふふ、海王ちゃんが誤魔化し切れなきれていないのは、皆さんが来たことで分かっていますよ」(微笑む

響@:目に見えて動揺してたもんねぇ……

足柄@:言ってることがちょっとねw

満潮@:「あまり口挟みのが嫌なんだけど、ここに来たからそれなりの覚悟もしたつもりよ」

海威:「簡単に言ってしまえば、謀反 かな?」

足柄@:「それはみれば判ル。切っ掛けヨ。」

清霜@:「……」

海威:「…お恥ずかしながら、私の独断が招いたわけです」

響@:「全部聞かせてもらおうか」

海威:「満州国軍は、北洋水師だけで構成されているわけではありません。だからね、済北島以来建て直し途上の陸軍に、私が勝手に予算を譲ったわけです。陸主海従であっても構わない。一兵士から練度の高い軍として育成する方が北洋水師にとっては益だと計算したのですが」

足柄@:「水師さン達は自分を軽く見られたって思っタ?」

海威:「順天ちゃんにとっては、家族同然の兵を守る金を、勝手に私がどぶに捨てたように見えたのでしょうね」

足柄@:「そりゃネー。説明無しにやられたラ」

海威:「だから、私に責任があるんです。」 (穏やかな表情

足柄@:「でも反乱して良い理由にならないよネ。」現実。

響@:「…………」

海威:「えぇ、勿論」

足柄@:「もっと言うと『なかったことに』ならないよネ。」

海威:「…閣下は、貴女たちを取ったみたいですね」

足柄@:「みっちー、少将さンの協力条件なンだっけ。」

満潮@:「はぁ…あんたら北洋水師が傷物になってしまうと、こっちが困るけど」

満潮@:「あんた、もとは出雲さんの部下なんでしょう」

海威:「……一応はそうですね。」

満潮@:「北洋水師が傷物になると、私たちトクサの任務も失敗になって、そしてめぐりにめぐって出雲の立場も悪くなる。このまま夢を見てもあんたの自由なんだけど、ただね あんたが北洋水師、響に、出雲に…裏切ることになったことだけは、覚えときなさい」

 

海威:「(夢は見てませんよ…でもね。『夢』だった、として処理できなければ北洋水師はつぶれてしまうのです。だけれど、それは私と閣下さえ知っていればいい話。甘んじて、満潮ちゃんの言葉は受け入れましょう…皆を、騙したこと…騙そうとしていることは、紛れもない本当の事なのだから)」

 

響@:「え、いや、私は別に、裏切られたとは……」

清霜@:(びっきーぽかっ

響@:「ぁ痛ッ……!」

満潮@:「響は優しいけど黙るつもりならいまさら口挟まないでよ、本来あんたが何とか言うべきでしょう」

響@:「わ、わかった。後は私が喋ろう」

清霜@:「大丈夫? 心の46cm砲はしっかり装弾してる?」

響@:「……どうだろうな。とりあえず、疲れてる海威には悪いけど、今後の動きについて話し合わないとならない。海王の言ったとおり、提督が海威の辞表を受理して、旗艦が順天に引き継がれたなら、今からそれをひっくり返すのは無理がある。石原少将が言うように、北洋水師では『何も起きていない』ことにするなら、順天に旗艦を勤め続けてもらうしかない」

足柄@:※あ、そこ確認してないな?海王はそう言ってたけど。

響@:「だが、北洋水師が今後も機能を全うするには、海威の持っていた上海や関東軍へのパイプの引き継ぎは不可欠だ。海威と順天、どちらが欠けても『夢』は破綻する。私は、今から順天にその覚悟を問いに行こうと思っているところだ」

足柄@:(あれ、提督さンにも話し通さなくって良いのかなって言う顔。)

海威:「…響ちゃん」

響@:順天を攻略してからじゃないと提督に話ししても意味ないノデ……

海威:「…ある程度、兵を用意しようと思っていましたが…艦娘が五人もいれば大丈夫でしょうかね?」

足柄@:「マー、なんにせよサ。海威さンが順天と和解しないと始まらないよネ。素直に話し聞くまで殴るかもだけド。」

海威:「あはは… それはちょっと必要そうかも」

響@:「順天をテーブルに引きずり上げるのは私たちで何とでもなる。そこから先は、海威の戦場だ」

海威:「…ごめんね、私は…その戦場すら作れなかった。」

清霜@:「そこはごめんね、じゃないと思う」

海威:「…そうですね。……申し訳ありません。響教官、皆さんも…私の独断で…こんなことに巻き込んでしまって」

清霜@:「むー」

満潮@:「はぁ…ここに来た時、こっちは扇矢さんに感謝されてこいっで言われたんだけど」

清霜@:「清霜たちは、謝ってもらうためにここまで来てるわけじゃないんだからさ!」

満潮@:「別に感謝されたいわけじゃないけど、謝罪はないでしょう?今は」

海威:「あはは… ごめんなさい。」(苦笑

清霜@:「ほらすぐあやまるー」

響@:「ま、全てが上手くいくと決まったわけじゃない」

清霜@:「そりゃあまだ決まってないけどー」

満潮@:「それでもやるのは、私たちだわ。」

清霜@:「そう!心の46cm砲があれば絶対上手くいくって!」

満潮@:「お、おう…」さすがにちょっと恥ずかしいもよう

足柄@:「まあ、やるだけやろっかナ。」

海威:「提督には私から連絡を付けておきます… 彼女たちの頭を、冷やしてください。勿論、私も色々と処理したら皆さんを追いかけますので」

足柄@:「じゃあそれまでに済ませてるネ。」

響@:「……じゃ、仕事してくるよ。また後で、海威」

海威:(頷く

響@:はい、水師営に直行!

GM:夜ですよ?

清霜@:夜襲かな?

GM:直行すると1/22/19:00  真っ暗ですよ?

足柄@:えっ、夜戦スタート?

GM:かな、夜戦でずっと行く感じかしら

足柄@:でも直行するしかないよね?

響@:順天のメンタルを思うと翌朝まで待ってらんない

清霜@:まあのう

足柄@:どう暴発するか判ったもんじゃ無いしね

響@:というわけで、はい、水師営に直行!

GM:よっしゃ、観念しろよ!

 

 1月22日 19:00 ハルビン水師営

GM:皆さんが水師営までやってくると、北洋水師の兵に止められます

北洋水師兵L:『止まれ! こんな時間に何ようだ!』

満潮@:「どういう了見?」兵士に睨みつけ

北洋水師兵M:『いや、お嬢様が言っていただろ』

響@:『すまない、急ぎで旗艦に報告しなきゃならないことが山程ある。提督か順天を呼んでくれ』

北洋水師兵L:『くぅっ…』

北洋水師兵M:『いえ、私が案内します』

GM:で、一人の兵に連れられやってきました執務室

足柄@:ほいほい

尹提督:『…響、それから君らのことも海威から聞いている』

足柄@:そりゃ無線での連絡の方がはやいかw

尹提督:『で…だ、俺としては騒ぎは小さくしたいんだが… こんな夜中に演習をするのか?』 (苦笑

足柄@:『ンー。そっちが『大丈夫』なら朝でもいいけド。』

尹提督:『さぁ… どうかな』

響@:『私としては、順天への諸々の報告が済んだらサッと任務に戻りたいと思ってる』

GM:遅れて三人分の足音が近づいてくる

順天:『…響教官、まだ任務中の筈ですが。なんのつもりですか?』

養民:『う…  あの、その…』

響@:『……時間を取らせて悪いね。まずは、旗艦就任おめでとう、順天』

海王:(申し訳なさそうな顔をして黙っている)

順天:『へぇ、祝ってくれるんですか。教官が』

響@:『いずれそうなる予定だったと思うから。海威の我が儘で早まったみたいだけど』

順天:『……』 (拳プルプル

響@:『……君たちは、この北洋水師主力艦隊の正当なる後任者だ。順天、その意味が分かるな?』

順天:『えぇ、ずっと望んでいました。ずっと…私の、私たちの元に力が還されることを! でも、こんな形にしたくなかった! でも、しなければ…動かなければならなかった!』

響@:『……私も同感だ。ここは満州の海軍。ゆくゆくは満州出身の人間が率いるのが筋というものだ。だが、状況は上手くない。何故、今この時期に、と、正直思っている』

順天:『あの女が悪いんだ! あの女が、私たちを…』

響@:『今、海威がここへ向かっている。私が呼びつけた』

順天:『勝手なことをするなよ!』

響@:『私は海王から、『海威は辞表を残して消えた』と聞いた』

海王:『あっ… あぁ、言った。確かに、言いました…』

順天:『アイツは自分の身をもって知るべきなんだ! 人形の苦しみを!』

響@:『だとしたら、それは海威の落ち度だ。我々に黙って消えるなんて筋じゃない。とっ捕まえてみれば、旗艦の仕事の引き継ぎも済んでないと言うじゃないか』

順天:『……』

響@:『以前、海威は私に、『自分は満州の理想のために擦りきれて潰れるまで働く』だとか何とか言っていた。その言葉が本当なのか嘘なのか、本人に訊かなきゃわからない』

順天:『満州の理想!? そんなものはあんた達、日本人が勝手に作り出した紛い物だ!仮にそれが本当なのだとすれば、奴は日本のために満州を理想化するんだ!!その時、私らはどうなる!』

足柄@:「どうなるノ?」

響@:『このまま日本人の蛮行を許したらどうなるか』

満潮@:「響に任せて」足柄の手を握って囁いた

響@:『実はね、順天。私は一度、それについて国際社会の前で見解を述べたことがあるんだ。知っているかい』

足柄@:「はーイ」大人しくなった。

順天:『…えぇ、少しは知っているつもりですが』

響@:『私の個人的見解は今も変わらない。そうなった時、満州の人達がするべきことは、「鉄風雷火を以て、侵略者をかつての故郷から駆逐すること」だ……順天は、今がその時だと思うか?』

順天:『…くっ』(顔を背ける

響@:『これから先、帝国の野心が、どこまで大陸に住む人を虐げるかは分からない』

順天:『…分かっていますよ、教官。でも…今やらなければ…ならないのです。私はどうなったっていい、土の味はもう知っている。 でも…皆を…養民を…犠牲にする様な… 案を通させるわけにはいかない!』

響@:『予算の問題、と海王が言っていたな』

海王:『…はい、言いましたね』

響@:『順天、大幅に削られた北洋水師の予算について、海威は何と言っていた?』

順天:『あの女は、何も言わない。私らには、結論しか教えない。今回だってそうだ、何も教えてくれないかった』

響@:『そうだと思った。だから、私はここに来た。順天の前で、北洋水師の前で、海威には全て喋ってもらう』

順天:『…何を考えてるのか、もう調べてる』

響@:『……そうなのか?』

順天:『あの女にとって、予算は減らしても全然痛手にならないんだ。艦艇要員を、大幅に削ることができる腹案を持っていたんだアイツは!』

響@:『ふむ……。そいつは私も初耳だ』

順天:『通ったら私らは文字通り『人形』だ! そんな馬鹿なことがあってたまるか!』

響@:『そんな乱暴な話が……。いやでも、4割。4割削減か……』

養民:『……お姉ちゃん、教官』 (祈るような面立ち

足柄@:『それ、誰から聞いたノ?』<通ったら~

順天:『…友人からだ』

足柄@:『ほーん。軍事機密に詳しいご友人デ。』

響@:「お、おい。足柄……」

足柄@:『そのご友人様、どのぐらいの付合いなのかなっテ。』

順天:『…父さんとずっと戦っていた男の息子、小さい時から知ってる』

足柄@:『直接聞いたノ?まさか、文通じゃなイよネ。』

順天:『今、満州国軍で働いている。 実在するし、直接会っている」

足柄@:『その子が調べてきたノ?水師の腹案とかいう『機密』。』

順天:『…そうです、昔の仲間が大変なことになるからと知らせてくれたんです』

足柄@:『ふーン。知らせて。聞いたらすぐに答えてくれたノ?それともその子が持ってきてくれタ?』

順天:『…私が、調べてるときに持ってきてくれた』

足柄@:『へー、凄く良いタイミングネ。』

順天:『それで、実際…予算はごっそりと減らされていた』

足柄@:『そこは海威も認めてたもんネ。』

順天:『…やっぱり!』

足柄@:『だから腹案も本当だと思っタ?』

順天:『…なっ!? 嘘だとでも!』

響@:『…………』むむむ、という顔

足柄@:『ガキの頃近所に住んでた詐欺師が言ってたけド、全てを嘘で塗り固めるのは三流。』

足柄@:『ちょっと頭が回るなら本当と嘘を混ぜるってネ。あ、一流は『騙された奴が詐欺師に感謝する』らしいヨ。関係ないけド。』ほんとに関係ない。

響@:萩子さんのことかな?

*第三回の中山への取りなしをふまえて。

順天:『なっ!? わた、わた…わたしが、騙されてるとでも!?』

響@:「すとっぷ。そこまで、そこまでだ」

足柄@:『その友人に吹き込んだ奴でも居るんじゃないノ?『君の友達が困ってるみたいだヨ、この情報が助けになル』ってネ。』

順天:『…そんな、趙が 全部…茶番…?そ、んな…まさか!?』

響@:『待つんだ順天。私たちに唆されたからといって、その友達を疑う必要はない。ただ、今、この場では、誰の目にも明らかな真実が欠けている、というだけだ』

順天:『……くっ』 (壁を殴る

響@:『私たちだって、海威にあることないこと吹き込まれて、知らずの内に順天を騙そうとしているのかもしれない。だから、本人をここへ呼んだ。もうじき来る。 最初の試練だ順天。君が戦わなければならない。海威にも、順天と戦う準備をしろと告げてきた』

順天:『…分かりました。…私は、あの女と話さなければならないんですね』

響@:『……この件に関しちゃ、ずっと逃げ回っていたのは海威の方だ。捕まえた、と思えばいいよ』

順天:『えぇ…そうですね』

 

 北洋水師の正門に、一人の女性が到着する

海威:『…よしっ』

戦場入りするような面差しで、彼女は兵に案内されるのであった…



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憎悪の殻<後>

GM:えー、アラスジ。 順天正気に返る(?)
響@:がんばれ、順天……!
清霜@:GOGO
足柄:正気に返るというかブレーキ掛かったというか
GM:てなわけで、水師営に海威が遅れてやってきます。



海威:『…さてと、何から話しましょうか…順天。』

順天:『アンタ… 海威さんは…その…』(うまく言葉がでない)

満潮@:『あんたの番じゃないわ』簡単な英単語で順天を止める

海威:『順天… まず、ハッキリさせましょうか。予算案を、どうして減らせたか…ですよね』

順天:『…』(コクリ

海威:『そもそもね、北洋水師の予算は…というよりも、去年頭に再編成された時に初めて作られた予算はね、どんぶり勘定だったの』

 

海上警備隊と江防艦隊に分けていた予算をそのまま合算して渡された上に、関東軍からも幾らか融通されたからあれだけ潤沢に使えたんです。だからね、今年も同じだけ要求するのは元から無理なのよ… 済北島の件がなくたってね。

その上、合算して付けたせいで二つの組織で同じモノにバラバラで支出していた無駄な部分も多々あったから省けるでしょ… で、あれよこれよと三割ぐらい減らせた訳です

 

足柄@:それを!説明!しとけよ!(心の叫び)

 

海威:『…確かに、四割カットしたのは陸への見栄です。でも、その対価として…水師への恩は売れたはず。買われなくとも、義理はもらったつもりです 順天には…昨年の三割にした案を引き継ぎで渡そうと思っていたのだけれど……ごめんなさい。』

順天:『…そんな、そんな下らない理由?』

海威:『…海軍は、この水師だって結局はお役所仕事なの。貴女に、中途半端に仕事を手伝わせていたことが…仇になってしまったのかもしれませんね。』

順天:『……』

海威:『あと半年、半年かけて引き継ぎを終えようと思っていましたが… それから…貴女のもう一つの懸念事項であろうことについてです。『マリオネット』計画は二十年前に計画凍結になっているはずですよ』

順天:『違う! そんな名称じゃなかった!』

響@:『…………!』ぴくりと反応しつつ、不安げに二人を見守ってる

海威:『えっ?……え!?』

順天:『…知らない振りをしているだけなんじゃないですか!』

海威:『ち、違います! じゃあ、いったい…』

足柄@:『N計画とか紫計画とか紫理論とカ?』

順天:『そうです、エヌ号です!っては!?』(口を押える

海威:『…順天、足柄さん。いったい、それは…?』

足柄@:『名前ぐらいだかラ、内容は順天の方が知ってるんじゃないノ?大東亜重工に網張ったらそんな計画が引っかかってたノ。』

海威:『むぅ……』

足柄@:『何する計画か知らないけどサ。3割…4割?予算削減出来る効果のある計画なんでしょそレ。』

順天:『……うっ』

海威:『順天、説明して…貴女は何をしっているの?』

順天:『……私が、聞いた話だと。艦艇に艦娘を核にして無人艦を作るって …核の適合検査は、前の健康診断に紛れ込まされていて… それで、海王さんと…養民が…』

足柄@:『へぇ。』<無人艦を作る

清霜@:「……」

満潮@:「艦娘を…艦艇に」

海威:『…いや、確かに…この前の診断の時は何時もよりも調べたけど…』

足柄@:『前半は本当、後半は焚付けかナ?』

響@:「…………」

順天:『……海威さんは断言できるんですか、そんなものないって』

足柄@:『順天ちゃン。そレ聞き方違うヨ。』

順天:『えっ…』

足柄@:『海威さン、そんな計画にこの子達参加させる気あるノ?』

海威:『……有りませんよ、そんなの道理…ありませんよ!』(叫

足柄@:『そゆこト。計画があろうが無かろうガ、参加させる気無いってサ。』>順天

順天:『うっ…』

足柄@:『順天ちゃン聞きたかったのはそう言うことでショ。』

海威:『仮に、私の下に…そんな打診が来ても…絶対に通しはしません』

順天:『…そんな言葉、信じられませんよ… なんで、なんでアンタなんかを…』

海威:『順天、貴女が思っている以上に…私は貴女の恐怖は分かるつもりです。私も……いえ、詮無きこと。 足柄さん、貴女はそれを…どういう過程でしったんですか?』

足柄@:『えっト……』喋って良いのかなってかお>みっちー(旗艦)

満潮@:「この期に及んで何を…」

足柄@:みっちーから説明よろしくの方が良いかなw

満潮@:『情報は共有しても構わないけど、かわりとしてせめてしばらく北洋水師の体裁を保てよね』

足柄@:台詞で説明するの面倒くさいからかくかくしかじかでフルオープンで良いかな!w

海威:『…えぇ、新旗艦を盛り立てて行くつもりです。』

GM:HAHAHA OK

響@:かくかくしかじかー?

足柄@:PLが伝え忘れる可能性もあるし。

海威:『…冷泉研究員?』

足柄@:『…そそ。それがN号の主任らしいのヨ。』

響@:あ、でも石原少将のとこに行って飛鳥の仕事の様子を見せられたことだけは黙っとく

海威:『……八意教授の弟子だった人ですよね、それ…』

GM:はーい

響@:『会ったことがあるぞ。八意……八意先生。上海で出雲たちと一緒だった』

海威:『そうですか、出雲さんと一緒…に、なれる程度にはなったのですね。…あの人は、まだ紳士でしたからね』

足柄@:「ンー……じゃあ紫ってのハ?」

海威:『…ごめんなさい、私にはちょっと分からないです。というか…分かりたくないです』

響@:『艦娘を核とした無人操舵の艦艇。それ自体が既知の技術だということは我々の共通の知人が証明している』

海威:『…あの人は、特別ですよ。偶々…適合率が尋常なく高かったらしいですよ』

響@:『……順天。この技術の概要は、北洋水師の予算なんかとは比べ物にならない機密事項だ』

海威:『えぇ… 対象者が監禁される程度の重要機密です』

足柄@:『それを特別じゃなくす技術、とカ?』<N号

響@:『それを面白おかしく誇張して、順天の旧友に吹き込んだ奴がいる』

清霜@:「?????」

海威:『つまりね、清霜ちゃん 軍艦ってたくさんの人で動かすでしょ? そのたくさんの人間がやることを、一人の人間に全てを取り仕切らせるっていう技術』

清霜@:『なるほどー…でも、それやったら頭パンクしそうだよね』

海威:『そして、その一人の人間ってのが…普段から多くの艤装を使うことに成れている…私たち艦娘』

海威:『だから、普通の軍人じゃなくて艦娘にやらせようとしたのです』 >頭パンク

清霜@:『いやいや、私達でも多分難しいんじゃない? そもそも、軍艦と私達ってサイズ違うし、私達は艤装だけだけど、軍艦となるとそれ以外にもたくさんの機関を扱うわけだし』

満潮@:「だからの新技術でしょう」

清霜@:『へー でも、そんなのやっても弱そうで嫌だなー』

満潮@:「…弱いわけ無いでしょう、つまり艦艇まるごとの武装が艦娘の艤装として扱われるよ」

海威:『そう、あまり成果はでなかったんです。二十年前、戦艦河内が爆沈した際に…あの計画は終わったはずなんです』

清霜@:『だってそんなのに心の46cm砲があるわけないじゃん』

足柄@:『じゃ、そのN号って。その計画の焼き直シ?』

海威:『…冷泉研究員がいるということは、そうだと思います』

足柄@:『……』うろうろし始めた

海威:『大きなメリットに対しての、多大なるリスク。それを…もしかしたら、軽減させる技術が見つかったのかもしれません』

清霜@:『…………ああもう!よくわかんない!とりあえずソイツぶっ飛ばせば良いんじゃないの?』

足柄@:『暫定刃桜会が、その技術を新型艦と一緒に他所に引き渡そうとしてル。研究自体は大東亜重工で行われてル。順天にそれを吹き込んだのハ?』

順天:『趙君… 満州国軍で、憲兵みたいな仕事をしてます』

満潮@:『…この技術の是か非かは置いて、他国に流用したら面倒なことになるに違いない。』

足柄@:『陸軍も情報掴んだのか、あるいハ……うーン。』

海威:『…そうですね』 (難しい顔 >他国流用

足柄@:『面倒くさいかラ、大東亜重工にねじ込みにいかなイ?』

響@:『最低限、その趙君に、誰からどういう状況で得た情報なのかは教えてもらうべきだろう』

満潮@:『今直ぐ彼をここに連行したら?』

順天:『今すぐ、ですか?』(顔を引きつらせて時計を示す 23:06

響@:『彼は北洋水師への善意の協力者だ。順天が友誼の礼を以って改めて話をする』

響@:私たちは

足柄@:『順天ちゃンが『今すぐ来て欲しいの……』って言ったらきそうだけド?』にやにや

満潮@:23時なんでまだ早いじゃないかー!

響@:『私たちは、その内容を電報で伝えてもらうだけでいい……』

清霜@:『夜襲かな?』

順天:『なっ…ちがっ、私と彼はそんな関係はっ!』

満潮@:ほう

足柄@:ほう。

響@:彼氏か 彼氏なのかああああああああああ!!!!!!

足柄@:お父さん落ち着いてww

*北洋水師のお艦『海威』とお父さんの『響』の間の三人娘

満潮@:もう拷問ですね

清霜@:こらw

足柄@::『どんな関係かはおいとくけド、ちょっと時間無さそうなのヨ。お願イ。』>順天

清霜@:『……』

順天:『…うぅ、解りました。 呼びます、呼びますよ!』(顔真っ赤

順天:『そもそも、彼が悪いのよ…こんな、こんな目に合わせて…』(涙目

足柄@::(すごいほっこりしたかお)

GM:と言う訳で、気になる幼馴染なあの娘からの突然の深夜の御呼出しに飢えたお(ry  ごふん、趙君が遣ってきます

満潮@:歓迎する、盛大にな!

響@:初めまして趙くん、娘はやらんぞ!

清霜@:あっはっは

清霜@:落ち付け(ゴシャァ

響@:ゴフッ……

GM:因みに、北洋水師の将兵一同殺気を放っております

北洋水師兵:「(こいつが…俺達のお嬢を誑かした野郎が…!)」

北洋水師兵:『(俺たちの…俺たちのお嬢様を…よくも…)』 (ごごご

響@:『……えっと、私たちは外そうか』

順天:『いえ…結構です!』

趙君:『な、なぁ…天依 これ、どういう事なんだい?』

順天:『ご、ごほん… 趙君、この前、教えてくれたよね』

趙君:『っと…あれか? N号の…こと、か?』

順天:『そう、それよ! それ!どこで聞いてきたのよ!!』

趙君:『あっ… あぁ、云う…云うからさ…その構えた主砲をまず下ろしてくれ!』(引き攣り

順天:『あっ… うん。ごめん…ほっほら、降ろしたでしょ、早く!』

満潮@:「(いちゃいちゃを直視して辛い)」

趙君:『…うん、色々突っ込みたいけど捨てておいてだけど。』

趙君:『僕が知ったのは君から予算云々を聞いた直ぐ後ぐらいだよ』

趙君:『で、情報元だけど… 何度か俺らの所に最近タレこみし始めていた男だったよ』

足柄@:ほうほう。

趙君:『で、今までソイツが云っていた件は全部ビンゴだった…』

趙君:『だから、天。君の妹さんの為にもと思って…』

響@:うーん、後から電報じゃなくて、呼びつけて正解だったな

順天:『その…お節介の御蔭で、私は…トンデモナイことを』(プルプル

足柄@:『今までいってたのっテ、どんなこト?』

趙君:『そ、そうですね… あぁ… 一つ、例を挙げるとすればソ連からのスパイ、まぁ…共産主義者なのですが、その潜入先のリークとかですね』

足柄@:「ン、んー。じゃあさ。紫って名前に聞き覚えなイ?」

趙君:『…紫、ですか…』

順天:『ど、どうなの』

趙君:『…済みません、正直云いまして、初耳です』

足柄@::『そっカ。』

響@:『有用な情報をもたらす人物だったようだが……。その男がどこの誰で、普段は何をしているのかを知る機会はなかったか?』

趙君:『すまない…俺は知らないんだ…』

響@:『なら分析してみるしかないか……。その男の人相や特徴、過去に持ち込んだ情報をできるかぎり聞かせて欲しい。陸軍の情報収集のやり方にケチを付けるつもりはない。覚えている範囲、喋れる部分だけでいいから』

趙君:『そ、そうですね…我が隊も左右翼を睨んでいるのですが…男が持ってくる情報は左翼八割、右翼二割というところでしょうか…』

清霜@:ぼけー

響@:あっ、分かりやすく右翼っぽくなった

足柄@:ふむー。

趙君:『それから…あくまでも内密にしてほしいのですが…』

足柄@:『うン。』

趙君:主に、順天の顔色を窺いながら

趙君:『企業と、右翼団体の繋がりを調べようとするたびに… その、妨害を受けましたね。その男が妨害をしているとは断定できなのですが、貰った情報から芋づる式に動こうとするとですね…』

足柄@:『その企業って、大東亜重工?』

趙君:『そうとも限りませんが……済みません、ここら辺はまだ軍機が多くてですね…』

足柄@:『ン、じゃあモ一つ。『二割』の右翼の情報ってどんな感じだっタ?』具体的には極右方面なのかはたまたその逆か

趙君:『…む、そうですね。右翼…その中でも、日本での国粋主義者…についてですね』

足柄@:つまり、右翼、でも刃桜の会とは別…かな?

響@:いや、刃桜会が掲げるのは大アジア主義だから

足柄@:ああ、そっか。逆なんだ。

響@:うむ、「日本での国粋主義」とは足並みの揃わない連中

足柄@:そうなると新技術情報を流した意味がわからないな……ある程度嘘を交えてる?もしくはそれを使ってでも水師の足止めをしたかったか。

我々の介入が無かったら、間違いなく水師は機能不全に陥る。あ、いや違う。実質謀反が明るみにでる可能性は高いわけだからこれが刺激になる?

響@:少なくとも、順天と、それを担ぎ上げる旧軍閥の者達によって勢い付いた北洋水師は粛清を受けることになる

足柄@:それって満州の人間にどう映るか?

響@:満州の人達から見れば、日本は侵略者という位置づけがいよいよ不動になる。多くの民族から構成されてた満州国軍はバラバラになって、多くの者が国民党軍やソ連に奔るようになる

満潮@:まぁー関東軍としては面白くない展開になってこの後はどう転ぶか

足柄@:あ、いや、狙いは逆じゃないか?満州の人間が暴発すれば関東軍が鎮圧するよね?

響@:満州を完全に統制する叩き潰す口実を欲しがっていた関東軍にとっては悪くない話

足柄@:そうそう。

清霜@:なるほど

足柄@:『ん……こレ。機密情報流す価値あった、って見た方が良いかナ。』

響@:『そうだな。順天を思い通りに動かすには必要だったんだろう。……養民の名を使って脅すことが』

趙君:『順天を、思い通りに…』

足柄@:『最悪、関東のアレな方が満州握るよネ。』石原少将にもダメージ入るし

響@:『誇りを、仲間への想いを……。北洋水師の、順天の、信頼につけ入って……家族の……虚仮にしやがって……」

響@:「絶っ対に許さない……」

満潮@:「やる気出てきたのはいいけど、血を頭にのぼらないで頂戴ね」

清霜@:「ひびきー」ほっぺたむにぃ

足柄@:「で…どうしヨ。あと趙くンがそれいうとちょっとえろいネ」<順天を思い通りに

響@:「うぐにゅ……。わ、分かってるよ。冷静さを失っちゃ元も子もない」

順天:『ちょっと…!?』

清霜@:「ならよし!」たーてたーてよーこよーこまーるかいてちょーん

響@:「全く。いつだってこの調子なんだから。清霜は頼もしいよ、本当に……」

満潮@:「堅苦しい奴ばっかりだと、効率が悪いでしょう」

清霜@:「ふっふふーん、清霜には心の46cm砲があるからね!」

足柄@:『あっと、そうそう順天ちゃーン。』

順天:『何ですか?』

満潮@:「できれば今直ぐ司令本部に戻りたいけど時間的に無理ね。」

足柄@:『今日はここで一泊じゃないかナ』交通手段が無さそう

順天:『部屋ですか? なら、済みませんが兵舎なら空いてますが』

足柄@:『海威ちゃンに色々あるっぽいシ。順天ちゃンもめんどいの背負ってるかもだけド。良い上司さンなんだから素直になった方が良いヨ。』

満潮@:『それでいいわ、感謝する。』

順天:『……貴重なご意見、ありがとうございます』

趙君:『…じゃ、じゃぁ、俺はこれで帰るよ』

足柄@:『国とかの前二、人なんだしネー。』

満潮@:「…足柄は、その、本性に素直になりすぎ。」

足柄@:『上げル。』順天ちゃんを趙君のほうにぽいー

順天:「きゃっ!?」

趙君:『なっ!?』(何とか受け止める

海王:『あー、何だ… 足柄さん、グッド』

足柄@:『機密以外のとこを親しい子に愚痴るってのも良いノヨ』>順天

響@:「……やれやれ。我らの旗艦を好き勝手してくれる」

順天:『なんで、私が…こ、こんなのに!』

清霜@:「ふはぁ~」

満潮@:『もう…このくらい、素直になりなさいな』

足柄@:『そうだヨ、みっちー。』<素直になりなさいな

満潮@:「ふん…何のことかわからないけど借りる部屋に行くわ…足柄も人の恋路を邪魔しないで一緒に宿泊の準備をするわよ」

足柄@:「はいはーイ。」

響@:「満潮。すまないが、私は私の個室に戻らせてもらう。清霜を頼んだよ」

清霜@:「スヤァ」

海威:『清霜さんは、ここで泊って行かれますか?』

清霜@:「……ハッ!…あ、あれ?大魔王ヒビキングはどこ!?……あ、夢、か」

趙君:『そ、そうか…こんなのっか… そうだよな、悪いことしてしまったみたいだしね…』

満潮@:「そういうことになるわ。」

響@:「また夢で人を勝手に……」

足柄@:『順天ちゃーン?』ちょっとせめるような口調で

清霜@:「よかったー、響が駆逐艦だぁ、よかったよぉー」

順天:『うっくぅ…』

満潮@:「寝るならちゃんと布団で寝なさいよ」

清霜@:「ん、そーするー」

海威:『では、案内しますね。こっちですよ』

満潮@:『頼むわ。』

清霜@:「そうだよね、ちゃんとお布団で寝ないから雷撃と砲撃と航空攻撃をする響の夢見るんだよね、うんうん」とかなんとか言いながら、案内されて退場かな

海威:『ふふ……』

順天:『夜道で、匪賊に襲われて死んだりしたら…お父さんたちに顔向けできないから…と、止まっていきなさいよ…今日ぐらい…』

趙君:『そうか…はは…ありがとう、天』

満潮@:宿泊の準備を済ませると電報で水師營で起こった事と得た情報を石原少将に送る

GM:了解です 

 




GM:えー、では突貫アクティブをここでいったん切りまして
GM:第四シーン キヨシーのランダムです
清霜@:EVA ダイス判定 :ランダムイベント表(4[4]) → 扇矢姉妹(蜂蜜注意報)
清霜@:またぁ?
満潮@:ほう
足柄@:きよしー、眞斗さんに縁あるよねw
GM:…この場面で…かぁ。 ちょいアレンジが


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冷泉研究員

 1月23日 13:30 新京ヤマトホテル

GM:ひとまず拠点と成っている新京ヤマトホテルに戻ってきた一行

清霜@:ほむー…

GM:で、慌てた様子で一人の男が皆さんの所にやってきます

満潮@:知っている男か

山部少尉@:「み、皆さん!お待ちしていました…少佐が、お話しがあると!」

清霜@:「ん?急用?」

満潮@:「とりあえず行こうか」

山部少尉@:「はい急用です。 少々、無理をして帰って来たので少々目のやる場所が無くて困っているのですが…」

足柄@:「んン?」

響@:「こちらもまとめて報告したいことがあったから丁度いいな」と言いつつ、この姿の少尉に会うのは久しぶりだから、じーっと全身上から下まで目をやってしまう

山部少尉@:「そうでしたか、こちらは刃桜の会と大東亜重工についての……あ、あの…ひ、響さん?」

足柄@:「ン、ちょうどよさそ。」

満潮@:「どうした?」

響@:「あぁ、いや……何でもない。急ごう」

清霜@:「???」

山部少尉@:「…こちらです」(色々と言葉を呑みこんだ顔

GM:さて、少尉に案内されるのはVIP専用の館の方です

足柄@:豪華!

清霜@:すげぇ

GM:もっとも、そのVIPの御方々をお世話するための従業員室に通されるのですが… で、中から聞こえるみょーに色っぽい声

清霜@:「…」

眞斗:「…ふふっ。萩ちゃんって感じやすいもんねぇ」

扇矢少佐:「か、感じやすいって…あぁっ…」

清霜@:「ていっ」ドアバーン

満潮@:「…な、何ヤってんのよ!清霜!」何故か赤面した

響@:「あっ! ……勿体ないことを」

GM:えー、部屋の中には傷を負った背中を見せている萩子と、それに薬やら包帯やらで治療をしている眞斗の姿が

眞斗:「あら、皆様。 お帰りなさいませぇ」(ホエホエ

満潮@:「……」

足柄@:「ボス(現地)どしたノ?」<治療

扇矢少佐:「…シクジッタダケヨ」(片言で睨みつける

清霜@:「ぷくぅ~」

GM:何発か弾丸が掠ったのが分かりますね。見るだけでも

満潮@:「そう?真斗さん、治療を続けて下さい。」

眞斗:「ごめんなさいね、御見苦しいところをお見せしてしまって」(笑顔で手を動かす

響@:「大分危険な橋を渡ったみたいだな。全く、どいつもこいつも無茶ばかりして……」

扇矢少佐:「ちょ…あんっ、やめて… 姉さん…」

眞斗:「えぇ…お姉ちゃんはとっても怒っているんです」(頬を膨らませて見せる

清霜@:「ぷっぷくぷぅ~?」

足柄@:「で、何処で何してたノ?」

扇矢少佐:「…怪我したのは、市内…よっ 大東亜重工の…あっ 上層部連中と…刃桜会が絡んでたから ひゃっ!」

清霜@:「??」

扇矢少佐:「ね、姉さん。一旦手を止めて!」

眞斗:「これはお仕置きですから~無茶した自分を恨むことですよぉ」

響@:「……このヤマトホテルに宿泊してる連中の、秘密裏の会合に偵察に行ったのか」

足柄@:「鉄砲玉でもきタ?」

扇矢少佐:「そう、ね。ガードがアン外、固かっ… あぁ!もう、お仕置きって…私の仕事が進まないでしょうが!」

眞斗:「きゃあっ」

扇矢少佐:「はぁ…はぁ…」

満潮@:「私たちに命令すればいいのに…」

扇矢少佐:「貴女たちは、石原少将と取引していたでしょ?」(服装をちゃちゃっと整えながら

清霜@:「……?」

足柄@:「そネ。」<取引

満潮@:「まぁ、そうだけど」残念そう

満潮@:「で、何か分かったの?」

扇矢少佐:「結構収穫があったわ…えぇ、怪我相応以上のものは回収しているわよ。まず、だけれど…昨日の時点で、ではあるのだけれど刃桜会は焦っているみたいね。どうも…満州での反応が不発続きって話らしい。」

清霜@:「ふむふむ…?」

足柄@:「ほー。」

満潮@:「響が頑張ったおかげだわ」

響@:「……ふむ。石原少将のところへ早々に出向いたのは大正解だったらしい」

扇矢少佐:「だからかは分からないけれど、彼らの欲している『新型砲艦』の引き渡しを前倒しにしてくれってのが刃桜会の主張。これに対して、大東亜重工側の返答は『用意はできているが、責任者が渋っているから遅れている』 というものだったわ」

満潮@:そういえば昨夜扇矢さんに電報打ってなかったな…

GM:なので不発が何かは正確には分かっていませんね

*あくまでも正確には である。

足柄@:ここまでがっつり絡んでるとは思わなかったしなぁw

満潮@:今のうち簡単に伝えようか?

足柄@:だね。不発「続き」だからあの一件だけが全てでは無いんだろうけど

満潮@:「少佐、それに関しては、かくかくしかじか」

扇矢少佐:「…海威さん、はぁ…」(頭を抱える

足柄@:「責任者テ、多分例の冷泉だよネ。」

扇矢少佐:「そうね、たぶん冷泉研究員でしょうね」

清霜@:「…えーと?」

扇矢少佐:「…海威さん、あの人は灯台だったということね…ったく…まず、私が今持っている情報を整理してみましょうか。

 

 まず大東亜重工、その上層機関を日曜研究所って云うらしいのだけれど、とにかく上層部は刃桜会と取引をしている。

刃桜会は、仏印の指導者に『新型砲艦』を渡そうとする一方で、満州国内の不穏分子を揺すっていた。

で、肝心の『新型砲艦』は責任者が渋っている。その責任者は冷泉研究員の可能性が大

 

響@:「…………」

足柄@:ふむふむ。

清霜@:「うん!わからん!砲艦と責任者をぶっ飛ばせば良いの?」

扇矢少佐:「冷泉研究員は海軍が放棄した計画の焼き直し、N号計画の主任で、それは何らかのルートで順天のもとに…って… そうね、少なくとも砲艦を『鹵獲』、最悪破壊して欲しいわ」

足柄@:「ああ、存在しないものネ。」<砲艦

扇矢少佐:「冷泉研究員は…出来る限り好意的に身柄を確保して頂戴」

清霜@:「え!ぶっ飛ばしちゃダメなの!?」

扇矢少佐:「ごめんね、彼は研究主任…つまり、大東亜重工のブラックマネーの動きをどの程度かは分からないけれど知っているはずなの」

清霜@:「なるほどー?」

満潮@:「そうね…清霜語でいうなら、彼女の心の46cm砲を呼び覚ますのよ」

清霜@:「なるほど!良く分かった!」>46cm砲

足柄@:「ン、んー……取り合えズ、冷泉研究員を捕まえるの先かナ?」

響@:「いや、砲艦を何とかするのが先だ」

山部少尉@:「…一応、まだ木曜研の施設に顔を出していないみたいです。冷泉研究員」

響@:「『責任者が渋ってる』なんて状況は、上位権者の判断で何とでもなる。ましてや本人は不在の状況……」

扇矢少佐:「えぇ…だから、明らかに時間稼ぎをしたいのでしょうね…」

足柄@:「ン、多分だけどサ。冷泉とやら、なんか持ち出してるんじゃないノ? やろうと思えば『渋ってる』なんてどーにでもなるのヨ。それを理由にするって言うことハ……」

扇矢少佐:「そういうこと。最悪…だけれど、冷泉研究員は高跳びするかもしれないわね」

足柄@:「何処まで餌つけれル?」<冷泉主任

扇矢少佐:「…まずは、最低限の生活の保障。次に、司法取引的にはなるけれど私たちへの協力次第では研究の続行も。まぁ、二番目の札は…あんまり切りたくないんだけれどね」

足柄@:「OK。多分だけド、1番効くのがそれヨ。」<研究続行

足柄@:「組織がつけた名前と別の名前付けるぐらいだもノ。」

響@:「よっぽど思い入れがあるんだろう……。とばっちりを受けた身としては腹に据えかねるが」

扇矢少佐:「…私も、休憩したら手を貸すわ。 今私の持つ手札は預けるから…有効に使って頂戴」

眞斗:「あっ、そうそう。満鉄の方には、私から”お願い”をしていますので、もし冷泉という方が鉄路で動けば直ぐに分かりますが… 現在、その様子はないようですよ?」

扇矢少佐:「…姉さん、そこまで手を回していたの?」

眞斗:「ふふ…頑張る女の子の味方ですよ」(ニコニコ

清霜@:「凄いね!」

足柄@:「じゃ、海か空?」 ……海じゃね?勘だけど。

響@:「空は軍でもない限り使えない。陸路でなければ海路だ。……それもリスクは高いが」

足柄@:「完成度合いによるけどサ。海ならN号研究?つかって船作ってドーン、って行けなイ?」

扇矢少佐:「海路、というか…江路というか…」

響@:「ここは新京。いずれ、海へ逃げるには大掛かりな移動が必要になる」

響@:「……まだ、その研究員は市内にいる。今ならな」

満潮@:「おろそろ先手を取りたいわ。」

扇矢少佐:「えぇ…もし、捕まえられたら…一気に有利になるわ。これから、何をするにしろね」

足柄@:「そうネー。」

清霜@:「がんばる!」ふむー

満潮@:「皆、今から市内の水路を押させるわ、目標は新型艦艇の取り押さえ、そして冷泉研究員の保護よ!」

足柄@:「そいつの特徴とかあル?」<冷泉>萩子

扇矢少佐:「そうね…聞いた話じゃ小柄で白髪、サスペンダーを愛用…と、こんな所かしら」

足柄@:ふむ、そのままだとわりと目立つ方だな。若白髪だろうし

GM:ですね、まだバーで女がいねー って叫ぶ男と同世代ですからねw

足柄@:んー…小柄とサスペンダーあたりを中心に当たるか?難しいなこれ。

足柄@:「じゃあまあ、当たってみますかネ。」

響@:「大東亜重工に先んじて、か。時間との戦いになりそうだ」

扇矢少佐:「…直ぐに合流するわ。」

足柄@:あれ?判定さンは?

満潮@:これからは清霜のターンだ

清霜@:よし、CQCだな?(

満潮@:捜査は足で稼げ(震脚)

清霜@:さて、どうしたもんか(

足柄@:企業側への妨害もありだからこまるw

清霜@:つまり、そういうことか…

GM:…む、よし。達成値で変わる判定を行います

GM:失敗:何も分からず 成功:情報獲得 大成功(達成値12以上):詳細獲得

足柄@:ふむふむ。

GM:<無個性判定 目標値6/技能補正 なし >

GM:違う 技能補正は サーチ ですが、キヨシー持ってないので実質なし

清霜@:ほいほい

響@:感情砲よーい!

清霜@:今感情向けられてるのは4か

足柄@:まあファンブルしない限り獲得はで来そうだな

清霜@:では…

清霜@:2d6>=6 せんりのみちもいっぽから!

ダイス判定: (2D6>=6) → 9[3,6] → 9 → 成功

足柄@:お、12いけるな。

満潮@:感情砲、ついてこれるか!

足柄@:こっちから1点投げよう。裏社会の聞き込みのコツとかおしえた演出。

満潮@:人をボコしてから情報を得やすいっと…

響@:では2点投げましょう。半年の満州暮らしの蓄積を見せてやる

足柄@:間違ってるけど間違ってないから困るw<人を~

GM:HAHAHA

GM:では… キヨシーは情報をたくさん獲得したようです

清霜@:やったぜ

GM:まず、刃桜会。 こいつはやっぱり関東軍にシンパを持っていました。

足柄@:しってた。

GM:金里有歳 という高級参謀を抱え込んでおり、これが冷泉研究員の捜索のために憲兵隊を動かしていた模様。で、その高級参謀が怒鳴られていた、というのを耳にします。

足柄@:怒鳴られてたのはだれに?

GM:身柄のよさそうな人間で、暫定刃桜会の人間ですね

響@:総体としては、関東軍の高級参謀に指図して怒鳴りつけるだけの力を持った集団ってことか

足柄@:はよせいはよせい。って感じか。

清霜@:うへー

足柄@:まあ、その高級参謀の弱み握ってるのかも知れんけど。

GM:更に追加で冷泉研究員についての詳細を得ます。冷泉研究員、どうも身元が固いらしく夜遊びとかはしない人間らしい。かなり研究一筋な人間で、マッドサイエンティスト染みた面が濃かったらしい

足柄@:蘇るのだこの電撃でー!

響@:無料で生き返る……ダメコン妖精さんかな?

*AC版ではサルベージ料が発生するのだ。

清霜@:ふと冷静になると、マッドサイエンティストの定義ってなんじゃろね?

響@:一般的には、社会規範より自らの研究に優位性を置く人間のこと、かな

満潮@:自分がマッドサイエンティストと思えば(ry

*ワシがかの有名なマッドサイエンティストじゃ。

GM:そうですね、自分の研究第一主義 って感じですね。その為なら社会モラルも普通にぶっぱする人

足柄@:ふむふむ。

清霜@:まあ、社会的人道的にイっちゃってる人かね

GM:本人が逝っちゃってるかどうは、まだわかりませんが。マッドサイエンティストっぽいといわれていると知ります

満潮@:まぁ研究が素晴らしいからとりあえず保護しておこう

足柄@:うむ。そういうことにしておだて上げて保護しよう。

響@:断じて許せん。不穏な言動をしたら殴って黙らせてや……そうだね、保護してあげなくちゃね

足柄@:居場所までは掴めなかった感じ?

清霜@:そんな事言ったら、清霜ジャーマンスープレックスが火を噴くぞ!(何

GM:っと、まず新京、ただしく言えば『新京特別市』 から外には出ていないのではないかと思われます

満潮@:どういうところだろう

清霜@:ほうほう

GM:高級参謀は、憲兵隊をつかって市から出る道を全て検閲を掛けたらしいのですが、引っ掛からなかった らしい。

足柄@:ふむ。 満潮@:ほう

足柄@:まああからさまに検問賭けてたらそうなるなw

清霜@:だろうなw

GM:で、そんな所に皆さんが水師の鎮静化を行っている間に石原少将の牽制が強くなってきて、市内を彼の一存で憲兵でローリングが出来ない状況らしい

足柄@:んー、とは言え、研究一筋の人間が逃がし屋とかそういうのに接触出来るとも思えないから…やっぱ潜伏中か

満潮@:石原少将さまさまだな

響@:どこにいるやら……八意先生あたりに行動分析頼んだほうがいい気がしてきた

足柄@:新京で電気製品とかそう言うの売ってるのって何処だろ。特に専門的な奴。

GM:…ヒエー どっかにその資料ある! けど分からん!!

足柄@:まあ、取り合えずきよしーのアクティブで冷泉追撃かな?

清霜@:かなぁー

足柄@:(ぶっちゃけ倉庫Cがあやしいけど)

足柄@:その前に発見があるネ!w

GM:…それから成功報酬!

清霜@:おお!

GM:アイテム表一回と、好きな資材1d6あげます!

足柄@:資材はまあ、燃料かなぁ。皆使えるし

清霜@:おおおー 資材は燃料で行きましょう

清霜@:1d6 ダイス判定: (1D6) → 4

清霜@:ぬるり

清霜@:itt

ダイス判定: アイテム表(2) → 羊羹(P241)

響@:……その気になれば開発ができるな

清霜@:ようかんは、よー噛んで食べろよ

響@:【審議中】

満潮@:お、おう…

足柄@:お、ありがたい。

GM:資材は反映しました

足柄@:発見!やりたいけど切羽詰まってる人からどうぞ!w

満潮@:そうね、恋愛を

満潮@:1d6  ダイス判定: (1D6) → 6

満潮@:こんなに苦しいのなら、愛など…いらぬ!

足柄@:響はどうする?

響@:索敵○を反映し忘れてたから、残るは退却×のみなんで、足柄さん先にどうぞ

足柄@:じゃあ食べ物再発見

足柄@:足柄@の行動力を-1(1D6->1)の減少(行動力:7->6)

 足柄@:よしよし。 清霜@:やっすーい 満潮@:おめでとう! GM:勝利!

足柄@:で、んー。

響@:OK、足柄さん安く済んだし私も退却に挑戦しよう

響@:響@の行動力を-5(1d6->5)した(行動力:19->14)

足柄@:やったぜ

満潮@:重いが成功!

響@:高いが、これで完成だ……ありがとありがと

足柄@:えー、6点回復したいから……

満潮@:そして補給ですが、燃料6を頂くか

響@:羊羹使ってもらって開発でもいいのよ!

足柄@:通常開発ぐらいかなぁw<開発

足柄@:あ、羊羹使って良い?

清霜@:どぞどぞ

足柄@:羊羹使用 1d6 ダイス判定: (1D6) → 3

足柄@:ボーキから2点貰って燃料から1貰います

足柄@:ボーキ消費4で燃料消費1ね。

GM:3/6/6/3 で、大丈夫デスか

足柄@:ですね。

清霜@:おおー

足柄@:足柄@の行動力を+3回復(行動力:9->12)

響@:ほ、砲類……砲類開発表……(ぐるぐる)

清霜@:おちつけw

足柄@:砲類開発出来るけど……w

*砲類開発はロマンと呼ばれる。

響@:やめておくか……

足柄@:せやな。

響@:……補給します。弾3鋼2食べてMAX

 

 

GM:では…アクティブに映っていいですか? 本当に普通開発しないでいいんですね?w

足柄@:ゴミの山なので……w

清霜@:良いよw

足柄@:あ、二号砲をいじわるから暗い過去に変更

GM:了解です。 でーは、キヨシー アクティブの宣言をば

響@:あっぶね! 響も主砲を優しい、魚雷を秘密兵器に変更!

清霜@:NPC指定「冷泉研究員」かな

GM:了解です。 では、時間が動きまして

 

************

 

 1月23日 17:00 新京

GM:未だ、冷泉研究員発見の知らせはどこからも届きません。

足柄@:ほむん。

GM:そんななか、辞職を受理されたことで実質フリーになっている海威が、昨日と同じく包帯マキマキ状態ながら訪ねてきます。

足柄@:むちゃすんなやw

 

足柄@:「どしたノー?」<海威

海威:「あはは、暇なので…というのは冗談ですが、お役にたちたいと思いまして」

満潮@:「というと?」

響@:「……身体は大丈夫なんだろうな」

海威:「はは、気力はあるから大丈夫ですよ。さて先ず、出雲先生に冷泉研究員について問い合わせてみました」

清霜@:「ふむー」

足柄@:「どだっタ?」

海威:「はい。先生は良くご存じで…というのも、ユカリっていうのが…その」

足柄@:「?」

海威:「冷泉研究員の、昔の恋人で…面倒なことながら…私の友人の本名だったりしたそうで、ですね…」

清霜@:「……」

海威:「……その、先生の『娘』さんで…地中海で、今は眠っている…『榊』のことらしいのです」

足柄@:「ン?ちょっとまっテ。目撃されてるのハ?」

海威:「…それが、私も気になって…で、先生が云っていたのですが、どれほどか前に『ユカリが生き返ったんだ』と連絡を受けたらしい…んだけれど。先生は一蹴したらしいです。所詮は男の妄言だって」

清霜@:「…」

足柄@:「まーね、デ。 その『ユカリ』て外見、出雲に似てるノ?」

海威:「たぶん、そうなのだと思います。如何せん、全く情報が無くって…」

満潮@:「実際に確認しておく他ないか」

足柄@:駆逐艦に砲を乗せたら砲艦の完成ってなるの?

清霜@:ふーむ

GM:一般的に、砲艦って駆逐艦の下位互換です。

響@:規模が違うしねぇ

足柄@:じゃあ、狙いはそう言うことか。

足柄@:「違う可能性もあるけド…研究員の女連れ、ならもっと網が狭まるかナ?」

海威:「えぇ…そう思います。関東軍への関与は、私が閣下と受け持ちます。ですが…そう長くは止めておけないと思います。」

清霜@:「……?」

足柄@:「その女が出雲似なら間違い無シ。それじゃお仕事しますかネー。」珍しくやる気

響@:「いずれ一度、巡洋艦出雲号とその関連技術については講釈を受ける必要がありそうだな……」

満潮@:「…そうね。ともかく今の私たちにそんなの考えだってしょうがない」

海威:「技術というか、簡単な能力程度ならば…必要ならば、私が教えられる範囲で今度教えますが… ともかく、冷泉研究員の暴走を止めてください。…それから、よければですが。ユカリと逢わせてください」

足柄@:「あいあイ。出来ればネ。」

清霜@:「……?」

海威:「…つまりね、清霜ちゃん。研究者と紫を殴ってもいいけれど、なるべく殺さないでねってことです」

足柄@:「殴ってもいいけド全力はダメヨ?」

清霜@:「なるほどー」

 

足柄@:判定さンは……

響@:判定ちゃん「うっ、見逃してくれてもいいのに……」

 

海威:「あと、先生からの言伝です。冷泉は臆病者だから、慣れた場所からむしろ動かないだろう。との事です」

足柄@:ふむふむ。

満潮@:「臆病者ね」

海威:「私としては、暴君としてのイメージがあったのですが…」

満潮@:「ふーん…やっぱりあってみないとわからない」

足柄@:「臆病者で暴君。わりと居るタイプだけどネ。」

響@:「慣れた場所、か。このヒトもモノも出入りの激しい新京市で……」

清霜@:「なんだかなー」

足柄@:まあ絞り込んで探索になるのかな?

 

GM:本人は臆病で暴君らしいが、慣れた場所に居るはず。海威に対して、響が機密度合が高いことを示した時の返答は 『対象者を監禁するほど』

足柄@:そういえばそのレベルで高かったな

響@:自宅住まいなら、自費で巧妙な隠れ地下室でも作ってそうなもんだけどな……

満潮@:無駄にこじらせしおって…

清霜@:あっはっは

足柄@:あー、その可能性もあるなw

響@:現在約17時、午後一杯かけて基本的な場所は潰した後が今の状態だろうから

響@:ここまで既に調べたものの中に、見返してみると怪しい場所があるかもしれない。案外、研究主任だから研究棟内に誰も知らない秘密の区画を持ってたりして

足柄@:プライベートの研究施設を構えてる方が納得出来るかなぁ

扇矢少佐:「…冷泉研究員の行きそうな場所、ね」

足柄@:「隠れそうな場所、っていえるけド。」

扇矢少佐:「…自宅と、研究所の往復生活だったらしいけれど研究所の近くに会社名義で貸し倉庫を借りていた、みたいね」

響@:「まだ誰の手も入っていないなら、そういうところから足を運んでみようか」

足柄@:「ンー。いかにもネ。」

清霜@:「まあ、いくしかないよね!」

扇矢少佐:「…因みに、使用目的は大規模機材の保存及び実験試料の保管。だそうよ」

足柄@:つまり倉庫Cですねわかります。

GM:そう言うことですね、はい。

満潮@:ということでそろそろ突貫しようか

足柄@:絶対隠し部屋とかあるんだろうな!w

GM:因みに、ここで起こるはずだったイベントの残滓として。この倉庫、大東亜重工の人間が一度来たらしいのですがその時、幽霊が出たとか聞けますよ。

足柄@:めっちゃあやしいじゃないですか!w

GM:で、明るいうちにおっかなびっくり探したんですが、結局何も見つからず。そそくさと出て行ったという背景を持っております

満潮@:もう行くしかないな!

清霜@:GOGO

足柄@:隅々まで調べるぞー。

GM:では、皆さん。ダイスの準備を いわくつきの倉庫を調べましょう

響@:隠し区画があることを念頭に調べるぞー

GM:<無個性判定 目標値12/技能補正 サーチ 直感>を要求

清霜@:うっへぇ

足柄@:10以上か。

満潮@:高い高い

GM:この判定は、全員振っていいですよ

清霜@:2d6>=12 ダイス判定: (2D6>=12) → 4[2,2] → 4 → 失敗

響@:2d6+5-1>=12 にゃーん! ダイス判定: (2D6+5-1>=12) → 9[4,5]+5-1 → 成功

足柄@:2d6+2>=12 ダイス判定: (2D6+2>=12) → 8[2,6]+2 → 10 → 失敗

満潮@:2d6=12 ダイス判定: (2D6=12) → 10[5,5] → 10 → 失敗

足柄@:惜しい。まあ響が成功したから良いか。

満潮@:さすひび

清霜@:だの

GM:では、隠し扉に気が付きます。

響@:技能持ち以外はクリティカル前提の難易度……憲兵隊が見逃すわけだ

 

響@:「……ここだ」

足柄@:「ンー……多分ここら辺だと思うんだけど見つからないナー」とか歩測してうろうろしてたんだろ。

足柄@:「どれどれ。」罠発見と聞き耳と鍵開けですね!w

GM:それSW!

*ソードワールドというTRPGのこと。

満潮@:「何気付いたの」近付く

清霜@:「どったの?」

扇矢少佐:「…ここね、隠し通路は」

*達成値15だった少佐。

足柄@:「手が込んでるネ」

扇矢少佐:「…えぇ、それだけ凄い物がこの先にあるということよね」

響@:「このバルブ、引っ張れるようになってる。ほら」ガコン

満潮@:「…響、そういうのに詳しいね、意外にも」

清霜@:「すごいね!」

響@:「いや、これは完全にカン。このバルブだけ何となく仲間はずれな気がして」

扇矢少佐:「それに気が付いたって云うのは貴女にそれだけ観察眼があるってことよ、響」

足柄@:「さって、なに居るかナ」

満潮@:「まぁ、機関を一つ破って済ませる気がしないわ」

清霜@:「とりあえずぶっ壊すー?」

扇矢少佐:「なるべく峰打ちでね」

清霜@:「おーけーおーけー」

 

果たして、倉庫の奥の隠し部屋でPCたちを待ち構えるものとは。

 



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VSユカリ 

隠し通路を見つけた一行は、警戒しながら奥へと進んでいく。通路にトラップ等の仕掛けは無いものの、奥に行けばいくほどオイル臭いにおいが漂っている

足柄@:「ン…整備でもしてるのかナ」

清霜@:「なんだか臭いなぁ」

満潮@:「段々近付いたね…」

響@:「…………」

扇矢少佐:「…そうみたいね」

GM:最後の隔壁、そこから光が漏れている。 奥からは人の気配もする

清霜@:「そわそわ」ドアバーンしたい

足柄@:やっちゃって良いと思うw

清霜@:よし

満潮@:「清霜、やっちゃって!」

清霜@:「どーん!!」恒例のドアバーン、ただし砲撃付きだ

満潮@:これは吹っ飛ぶな

GM:… 砲撃しますか

満潮@:(ドアが

GM:では、ドアに大穴があきまして。

足柄@:ドーン!

**:「な、何だ!いったい何のバカ騒ぎだ!」

扇矢少佐:「…冷泉博士でいらっしゃいますか?」

足柄@:「御用だ御用ダー。」

清霜@:「わーい!ごようだごようだー!」

響@:「……御用じゃないよ。保護だよ。一応」

満潮@:「確保させてもらうわよ」

冷泉:「お前らは一体何者だ!関東軍の手のものか、クソ御上どもからか?ええ!?」

足柄@:「ボス、どーぞ。」<何物だ>おぎやん

響@:とりあえず他の人が話をしてる内に注意深く部屋の中を見回してみる

扇矢少佐:「私たちは帝国海軍に所属するセクション、特命捜査班の人間です… 冷泉博士、貴方を保護しに来ました」

冷泉:「なんだ?お前も目当てはユカリか、ユカリなんだな!彼奴は絶対に渡さない、渡さないぞ!あれは僕のものなんだ!そうだとも、僕が丹誠込めて作ったんだ。この世にもう一度蘇らせた女だあああ!」

清霜@:「この人何言ってるの?」足柄に耳打ち(

足柄@:「自分の世界に入っちゃってるネ。ヤクやってる奴あんな感じヨ。」

清霜@:「なるほどー?」

足柄@:ユカリさンらしきのっているかな?

満潮@:そうね、見回しましょうか

清霜@:嫌な予感しかしないが、同じく

GM:えー、冷泉研究員の横に、13歳ぐらいの女の子が居ます

満潮@:「その子が、ユカリって言うの?ふーん…」生気とかあったりして?

足柄@:「ンん?若くなイ?」

GM:第一印象は出雲が幼くなった感じ、ですがちゃんとみれば色々と違う。顕著なのは出雲が絶対に見せないような怯えて強ばった表情をしているところ等々。

オイルの臭いの発生源は艦娘用装備の、戦艦クラスが装備するような巨大な主砲。排気のために通路へと空気を放出していたのが原因の模様。

 

満潮@:「…怯えたんじゃない」

*砲撃した側の台詞ではない。

清霜@:「……」

ユカリ(?):「……」

冷泉:「出ていけ!僕の視界から消えろ!世界から失せろ、僕の邪魔をすんじゃない!!帰れ、帰れえええ!」 

響@:「……参ったな。鎮静剤は持ってきてないぞ」

清霜@:「ねえねえ」

足柄@:「ンー。ゆかりちゃーン?」反応あるか手を振ってみる

ユカリ(?):「……」(体を竦める

清霜@:「清霜、心の46cmが折れ曲がってる人って嫌いなんだよ…ねっ!」近くの壁をどんっ

清霜@:3d6

ダイス判定: (3D6) → 10[3,3,4] → 10

ユカリ(?):「ひぃっ…」

響@:とりあえずいっぱしの自我は持っている様子……なのかな

足柄@:かなぁ。記憶まであるか微妙だけど

満潮@:「ユカリ?…出雲?」呼びかけてみる

冷泉:「僕を、脅すのか! そうなんだなっ!」

清霜@:「別に?嫌いって宣言してるだけだよ あとはモヤモヤしてるから八つ当たり?」

ユカリ:「…恐い…敵?たぶん…敵」(満潮の声は聞こえていない

冷泉:「あはははは、はははっはは!」

足柄@:「あ、これ話ならない奴ダ。」

響@:「……どうする、扇矢少佐。無理やり彼を確保するか」

足柄@:「どっちも話通じないと思うヨ」

冷泉:「僕も嫌いだ…アンタたちが…嫌いだ!」(手にはなにかのボタン

満潮@:「待て、敵じゃないわ!もうこのくそじじ…!」

扇矢少佐:「……そうね、もう少し時間を稼いで頂戴」(時計を見ながら

清霜@:「無駄じゃないかな、こういう人って 心の46cm砲が曲がってる限り、どうしようもないよ」

足柄@:「稼ぐって言ってもナ。」

響@:「ふむ。……冷泉博士、その子は何者なんだ? 艦娘の榊は先の大戦で亡くなったと聞いている」

冷泉:「これはユカリだ、それ以外の何物でもない!」

清霜@:「……」

足柄@:「若くなイ?」

清霜@:「あ…分かっちゃった。この人、心に46cm砲がないんだ」

満潮@:「…とんだ買いかぶりよ」

冷泉:「僕はユカリを取り戻したんだ、お前たちに渡して先に逝かせるようなマネはしない!」

清霜@:「46cm砲がないなら、ぶっ飛ばしても良いよね」

扇矢少佐:「…そう、解ったわ。 倉庫周辺の封鎖完了よ」

足柄@:「ワーオ過激。」<ぶっ飛ばしても良いよね

扇矢少佐:「えぇ…ぶっとばしていいわ。何が起こっても、もみ消すから大丈夫よ。」

満潮@:「あんた…貴様、いい加減現実を…みなさい」どこか落胆したのか、耐えかねた満潮が冷泉に近付いて殴りおった

**:「……!マサハルさんを…」

満潮@:「黙れ、ただ耳を塞いで人形気取りのあんたに用はないわ。」

足柄@:「みっちーも言うネ。」砲撃準備ー。

響@:「辛辣だな……」

清霜@:「事実だもんね」

**:「……人形、なんで人形じゃダメなの」

清霜@:「心に46cm砲がないから。例えあっても、それは捻じ曲がってたり、折れ曲がってたりして、不良品だから」

**:「…分からない。何それ」

満潮@:「…人形のつもりなら、心まで捨てなさい、ただの器にしなさい」

清霜@:「分からないならいいよ、感じ取ってみたら?」

**:「……主砲、フルオートからマニュアルに」

足柄@:「お人形遊びなんてガキで卒業しないとネ。」

清霜@:「きなよ、ド三流。」

満潮@:「あんた、心がないなら、ただの人形なら、なんでこんなんでいちいち反応するの?」冷泉を殴りながら問い投げてくる

足柄@:押さえて押さえて!一応生け捕り!w<殴られ続けてる冷泉さン

清霜@:「格の違いを。本当の心の46cm砲を魅せてあげる」

冷泉:「正成の奴に、貰ったやつが…早々に役に立つとはなああ!」(ボタンかちっと押す

響@:「……さて、やりますか」

清霜@:ふんす

満潮@:「っ、貴様何をするの!」右ストレート

冷泉:「ぶふぁっ…」

足柄@:「あ、みっちー。気持ちわかるけど殺しちゃめーヨ。」

GM:えー、では。四匹の砲艦が出現します。

満潮@:「…そんなの、わかったのよ」

GM:響ちゃんと清霜ちゃんは見覚えがあるかもしれない砲艦が四隻にユカリを加えた五隻が相手に成ります。

響@:ちょっと待った……響と清霜は見覚えがあるって、4隻の砲艦は見た目も深海棲艦?

清霜@:ほうほう

GM:四隻の砲艦は上海に出てきた奴に似ていたり、済北島の一件で出てきた奴とうり二つだったり

足柄@:ふむ。

GM:で、ユカリに関してだけですが『鹵獲』することが可能

足柄@:轟沈させたときに宣言とかそんな感じ?

GM:「鹵獲」ムーブ扱いで、フリー(同航行序列に敵艦がいない)なPCがユカリを対象にして行うことが可能。目標値は次のように変化する。

通常:12 小破:10 中破:8 大破:6 轟沈:[不可能]

足柄@:上手く大破に押さえろとw

GM:因みに、轟沈させてもミッションはクリアです

清霜@:ミッションは、ね

足柄@:事前に装甲わからないのがこわいw

GM:っと、では。 ユカリの装甲は10です。

足柄@:ふむふむ。感情でダメージ減らすって出来ます?w

満潮@:ほう、面白そう

GM:…感情でダメージ減らし…うーん。

足柄@:(うっかり走ったとき対策)

GM:5とか、ずば抜けたものが無いのでOKとしましょう。感情値1点でダメージ1減少で。

足柄@:了解ー

響@:「深海棲艦……。鬼が出るか蛇が出るかと高を括っていたが、両方だったな」

清霜@:「だったら問題ないね。両方とも、心の46cm砲でぶっ飛ばす!」

満潮@:「深海棲艦を流用するまで墜ちてこんなん馬鹿なものしかないなんて、ほんとに、がっかりだわ。」

冷泉:「あははは!勘違いしないで欲しいな、僕はN号の主任。この子たちはZ号、桂木の研究成果だ」

足柄@:「ま、目標以外ぶっ殺せばいいよネ。」

響@:「よし、Z号に桂木だな。しっかり覚えておくとしよう」

清霜@:「どっちでもいいよ、どっちもぶっ飛ばすから」

満潮@:「ちゃんと話せるじゃん…後で口答えが出来ないくらい殴ってやる。」

**:「……やる、主砲…撃ち方用意…」

 

 艦隊戦のプロットがGM・PL双方終了して

GM:さて、まずは偵察から。響ちゃん、かもーん

響@:ではもちろん新型砲艦ちゃんを33号電探で偵察

響@:2d6>=5 索敵

ダイス判定: (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

響@:妨害されないって素晴らしい

GM:えー、新型砲艦は…抵抗できるかああ! 序列5番です

足柄@:ほむんほむん 清霜@:ほう

GM:えー。PC側の偵察は以上かしら?

響@:電探1枚なので以上ですねー

足柄@:ねー。

GM:choice[A,H,K,M]

ダイス判定: (CHOICE[A,H,K,M]) → K

GM:では、こちらは小戦艦を偵察します

清霜@:ほう、こっちに来るか

響@:ああっうちの主砲が掴まった

清霜@:良いだろう、清霜はここだ!

GM:では、覗き見させていただきます …あっはい

清霜@:ふふり

GM:では…序列変更するひと居ますか?

足柄@:できない!w

響@:はーい変更しまーす

響@:OK

GM:では………開票!

GM:

新型砲艦 序列5

砲艦α1 序列2

   2 序列6

砲艦β  序列2

砲艦γ  序列3

清霜@:序列5!

響@:同じく序列5

足柄@:序列ごー

清霜@:序列5ぎゅうぎゅうだなぁw

*満潮は序列2

足柄@:まあ誘導あるし。

足柄@:問題はどう振り分けるかだな

GM:もしかして、読まれていた!?

清霜@:あ、確認

GM:はいな

清霜@:鹵獲した場合、鹵獲された子は戦闘領域から離脱よね?

GM:はい、離脱扱いに成ります。

清霜@:OK

GM:後、フリーと書きましたが、同航行序列でも可能ですよ はい。

 

その後、しばらくどのような順番で戦術アビリティを発揮していくかなどの作戦会議がPLたちは行い……

 

響@:では回避は任せた……響が釘付けを宣言、序列6のタイプαを序列5に

響@:2d6>=5 いじわる直上

ダイス判定: (2D6>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

響@:あっぶね

GM:では、砲艦αが6→5に移動

足柄@:で、誘導できよしーは6に居た方が何かと便利よね?

清霜@:そうねー

響@:一応、虎視眈々があったりするけど……フリーで6にいてもらうのが一番だな

足柄@:理想はきよしーが大破させて響が捕まえる、だとおもう。

響@:足柄さんは4でOK?

足柄@:おk

響@:では誘導を宣言、足柄と清霜を指定

響@:2d6>=5 退却

ダイス判定: (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

響@:清霜を6へ足柄を4へ

足柄@:で、その短距離砲艦はまかせちゃって良い?

足柄@:γだけ何故か中射程なんだ…w

響@:うむ、避けきるつもりでいるから任せろ

響@:「……大丈夫だよ。私は一人でも」

清霜@:轟沈したら後できよしーパンチね

足柄@:「任せたヨ。」あっさり。

清霜@:「信じてるよ!」

 

足柄@:γを目標に釘付け

足柄@:2d6>=5 いじわる

ダイス判定: (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

足柄@:で、イメトレ。足柄の攻撃時装甲と回避を-5する!

響@:先手必勝! ……これアレかな、序列5の砲艦αをどかしてからじゃないと新型砲艦ちゃんハグできない感じかな

足柄@:公開時はこれで終わりかな

GM:…そうですね。 αが妨害しますよ >鹵獲

足柄@:まあ、2R目で捕まえれば良いか。

GM:では…最後にchoice[同,反]

ダイス判定: (CHOICE[同,反]) → 同

足柄@:よしよし。

GM:同航戦じゃ!

響@:よし、流石choice神だ信じてたぜ

GM:では…超遠距離攻撃、新型砲艦ことユカリから動きます

ユカリ:bt11 ダイス判定:指定個性⑪(5[5]) → 5-11 《衛生》

ユカリ:試製18inch砲 での攻撃。 判定は衛生です

響@:完璧な狙いだ……退却から代用、目標値9

響@:2d6+2>=9 頼む!

ダイス判定: (2D6+2>=9) → 5[2,3]+2 → 7 → 失敗

足柄@:だめみたいですね

清霜@:あらら

ユカリ:「……喧嘩を売っておいて」

 

その後二度回避判定を行うが、ユカリの執念によってか響は回避に失敗する。

 

再判定二回目:2d6+2>=9

ダイス判定: (2D6+2>=9) → 5[1,4]+2 →7

足柄@:ここは感情使って避けた方が良いな

響@:低迷だなぁ……うむ、感情2もらおう

足柄@:きよしーかみっちーかな

清霜@:んじゃこっちから振っとくか

清霜@:「言ったそばからすぐ油断してる!」砲撃をパンチで吹っ飛ばそう+2

GM:回避成功!

清霜@:イメージ?そりゃあ艦これアニメの金剛さんリスペクトじゃろ

ユカリ:「……ちっ」

響@:「よく似ている。……君は一体、何者なんだ」

ユカリ:「私は私、ただそれだけ」

GM:と言う訳で…超遠終了、長なしの中距離フェイズ。ガラさん、γの順で動きます

足柄@:「さて、邪魔者はお片付ケ!」

足柄@:2号砲(寝る)>γ

足柄@:2d6+2>=5

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 4[1,3]+2 → 6 → 成功

足柄@:回避幾つです?

GM:回避4… 命中!

足柄@:あ、6じゃない限り0になります!w

GM:…わーお(白目

*イメトレによるデバフ効果である、恐るべし

 

足柄@:んー、連撃。

 

連撃判定にも順調に成功する足柄

GM:カモーン!

足柄@:7d6

ダイス判定: (7D6) → 27[1,3,3,4,4,6,6] → 27

足柄@:27点で装甲-5計算。

響@:さよなら……

GM:装甲が3に下がって… 損傷9!爆散四散

足柄@:案外装甲あったな

満潮@:汚い花火だな…

清霜@:たーまやー

*元の装甲値なら耐えられたのに(しくしく)

響@:「Хорошо、頼りになる」

清霜@:「流石だねー」

GM:では…短距離フェイズに移動。キヨシー>響>α>2の敵>満潮 の順で動きます

足柄@:「だいたいイメージ通りだたネ。」

清霜@:「よーっし!」

清霜@:「魅せてあげる!…戦艦霧島、インストォォォォォル!!」

清霜@:まずは命中前に独断専攻!

清霜@:2d6>=5

ダイス判定: (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

GM:成功

清霜@:続けて猛射を使用!狂戦士状態になるよ!

清霜@:これで命中+1、火力+4!小口径主砲で新型砲艦を攻撃!

響@:つよい

 

二度の連撃判定をこれまたすんなりと成功させた清霜ちゃん。

GMは内心ヒヤリとした。ユカリはもしかしたらヤバいかもしれないと思った。

 

清霜@:「さあ…行くよ!」

ユカリ:「……闘志?」

清霜@:9d6 「これが、清霜の!心の46cm…だぁぁぁぁぁっ!!」主砲のエネルギーを利用して一気に近付き、震脚で回避を封じた後、全力の鉄山靠!!

ダイス判定: (9D6) → 18[1,1,1,1,2,2,2,2,6] → 18

清霜@:うっそだろおまえ

ユカリ:「…へぇ…ただの見せかけ、か」(小破

清霜@:みっち、ヘイ声援お願い

足柄@:hikku?w

満潮@:おk

足柄@:せめて中破にはしたいねw

清霜@:流石にこれは予想外だわ

満潮@:「見せかけっで言われてるよ!清霜!」+1

清霜@:あ、ごめんそろそろ戦艦の+1点ダメージもあった

足柄@:あったなそういえばw

清霜@:18+1+1d6 「見ただけで心の46cm砲を理解出来るとでも?」

ダイス判定: (18+1+1D6) → 18+1+4[4] → 23

ユカリ:「……くぅ、中破…か」

清霜@:「心の46cm砲はね!ただ傷付ける為のものじゃあない!」

ユカリ:「…抽象すぎる」

響@:「……ごもっとも」

足柄@:「的確ネ」

清霜@:「自分が自分である為に、自分を貫き通す意志!」

ユカリ:「…それを私に、押し付ける?」

清霜@:「別に? 理解はしてもらおうとは思ったけど、そこから先は君の自由でしょ?」

ユカリ:「そうか」

清霜@:「さっき『私は私』とか言ってたけど、そう思ってるんだったら。貫き通して魅せてよ。そうすれば分かりやすいでしょ?」

ユカリ:「『偐紫』じゃないって云ってもらった、それだけで十分。私は私…貴女は貴女」

清霜@:「ならよし!」(満足げに終了

GM:HAHAHA では…びっきー!

響@:おっけー、タイプαに連撃いきまーす!

足柄@:がんばー

響@:2d6+2+1>=5 優しい砲

ダイス判定: (2D6+2+1>=5) → 8[3,5]+2+1 → 11 → 成功

GM:あたるわこんちきしょー!

響@:2d6+2+1-2>=5 秘密兵器魚雷

ダイス判定: (2D6+2+1-2>=5) → 9[3,6]+2+1-2 → 10 → 成功

GM:えーい命中!w

響@:「この砲艦、済北島で見たものと同じか? あれが仕組まれたものだったとしたら……」

響@:5d6 火力

ダイス判定: (5D6) → 16[1,2,4,4,5] → 16

GM:装甲5… 大破しました!

足柄@:あと4か。

清霜@:感情3点あるが、

響@:じゃ、感情2点もらいましょう。みっちープリーズ!

満潮@:あいよ「何を考えたか知らないけど、照準がちょっとずれたわよ!」+2

響@:16+2d6 声援込み火力

ダイス判定: (16+2D6) → 16+8[3,5] → 24

GM:…轟沈です

響@:「助かる……!ちっ、余計なことを考えるのは後だ……!」

 

響@:新型砲艦に照準を向け直してターンエンドだ!

ユカリ:「……」

GM:序列は2番へ 砲艦αの攻撃 mht

ダイス判定: 目標表(2) → 敵艦の中で、もっとも損傷の多いPC

足柄@:ランダムですね

GM:choice[A,K,M,H]

ダイス判定: (CHOICE[A,K,M,H]) → K

足柄@:きよしー!

清霜@:はっはー、こっちか!

GM:キヨシーに砲撃 食べ物砲を交わしてください

清霜@:読書から目標6だな

清霜@:まず狂戦士の為行動力消費

清霜@:清霜@の行動力を-3(1d6->3)した(行動力:21->18)

足柄@:おやすーい

清霜@:2d6>=6 「清霜が当たると思って?」

ダイス判定: (2D6>=6) → 5[2,3] → 5 → 失敗

清霜@:清霜@の行動力を-2(1d6->2)した(行動力:18->16)

清霜@:2d6>=6 もっかい

ダイス判定: (2D6>=6) → 9[3,6] → 9 → 成功

響@:よしよし

足柄@:あれ+2は?

GM:命中2ですので、ふつーに回避成功!

清霜@:独断専行でマイナス2よ

足柄@:おお。そういや使ってた。

GM:ではβに移ります mht

ダイス判定: 目標表(4) → 敵艦の中で、もっとも【回避力】の低いPC

響@:ガラさんか

GM:ガラさんだ

清霜@:あ、今回避マイナス2されてる私はどうなんだろう。修正だからいいのか

GM:そですね。 対空戦闘で回避を

足柄@:対空戦闘かー 突撃から1だった。

足柄@:2d6+1>=6 突撃

ダイス判定: (2D6+1>=6) → 8[4,4]+1 → 9 → 成功

GM:…くっ 回避成功です

足柄@:「甘いネー。」ひょいひょい。

GM:序列1へ みっちーです

満潮@:さてこっちの番だが

響@:熱烈ハグを食らわせてやれ、みっちー!

清霜@:GOGO

満潮@:鹵獲に移りたいなわけだが

満潮@:choice[人形じゃないから人形なんてなろうとするな,人形の成り損ないは私の気持ち分かるはずがない]

ダイス判定: (CHOICE[人形じゃないから人形なんてなろうとするな,人形の成り損ないは私の気持ち分かるはずがない]) → 人形じゃないから人形なんてなろうとするな

満潮@:ふむ、これは…よかったね

ユカリ:「……」

満潮@:「あんた、ここに心がちゃんとあるでしょう?もう、諦めた…だから、諦めるのよ!」自分の胸を叩いて大きく叫んだ

満潮@:鹵獲行動に展開しよう 成功値は8だな

GM:ですです

ユカリ:「…動物は、静物じゃない。だから…人形にはなれない」

満潮@:2d6>=8 「…分かったんじゃない、ったく」

ダイス判定: (2D6>=8) → 6[2,4] → 6 → 失敗

ユカリ:「……だけど、それでも」(逃げ回る

満潮@:振り直しもいいけど…足柄の声援をお願いできるでしょうか

足柄@:あいあい。じゃあ声援2点。希望の演出あります?

清霜@:無難に

満潮@:すきにやっていいじゃよ!

足柄@:「みっちーからそんな台詞でると感激だナー。」とか言いつつ地味に退路を断つムーブ

ユカリ:「…逃げ場、が」

足柄@:「降伏すル?」

ユカリ:「……マサハルさんに、手を…出さないなら」

足柄@:まさはるさんいまなにしてるん?w

清霜@:(既に手を出してるような

GM:みっちーに殴られまくって気絶

響@:マサハルさん、ごめんよ……

清霜@:これ以上手を出すなって事だと思うが

満潮@:「…あいつ次第だけど、正規な手順を保証しよう、これならあいつも安全でしょう」

足柄@:「まあ捕まえろって事だしネ。揃って出頭てことデ。」

響@:「殴ったのが清霜でなくてよかったな」

満潮@:こほん

ユカリ:「…私は、売られてもいいから」(ボソッ

満潮@:「…自分を大切にしてよ」そんなこと言いながら、ユカリを拘束した

ユカリ:(為されるがまま

響@:「……さて、急いで残りを片付けるぞ」

清霜@:「りょーかい!」

 

GM:では…二ラウンド目に移ります。

足柄@:はーい。後は雑魚二体と

満潮@:消化試合になったんが

響@:ヒャッハー! また清霜の火力の出番だ!

清霜@:choice[あるふぁ,べーた]

ダイス判定: (CHOICE[あるふぁ,べーた]) → あるふぁ

清霜@:あるふぁにきよしもパンチをおみまいするぞ!まずは独断専行

 

独断専行の判定に成功した清霜は二連撃にも成功。

そして、装甲値5の敵に9d6のダメージがぶち込まれる。

 

清霜@:「清霜は清霜を信じる皆を信じる!もちろん、清霜も信じるてるから!」

ダイス判定: (9D6) → 29[1,1,3,3,3,4,4,4,6] → 29

満潮@:人それを暴力という

GM:装甲5… ちゅどーん

響@:南無……

清霜@:「だから!これが!心の46cm砲なんだから!!」全力パンチ!!

響@:「私たちは勘違いをしていたわけだ」

ユカリ:「……」

響@:「ここでは惨たらしい実験が行われていて、そこには憐れで悲しい被害者がいると半ば思い込んでいた」

響@:殴るよー!タイプβに連撃!

 

響は順調に砲撃を成功させていった。

 

響@:5d6 火力

ダイス判定: (5D6) → 24[1,5,6,6,6] → 24

響@:「だがそれは間違いだった。君の名は……ユカリというんだな」

足柄@:(そんなはなしだったっけっていうかお)

GM:…装甲3 損傷8! 戦闘終了… 完全勝利S

足柄@:「気絶してる間にもってっちゃオ。」<研究員

ユカリ:「……私は、成功品。 だから、生きている」

清霜@:「成功品だとか失敗だとか、そんなのどうでも良いよね」

響@:「…………」

扇矢少佐:「………腐ってる」(書類パラパラ

足柄@:「どだったー?」>おぎやん

扇矢少佐:「……想像以上に最悪。ここでの話、海威さんが捕まったことまで繋がったわよ」

響@:「む、引っ込みかけた矛を取り出して良さそうだな」

足柄@:「ンー。健康診断とかガチだっタ?」

清霜@:「え、なに?ここぶっ飛ばしていいの?」

扇矢少佐:「簡単に云ってしまえば…そうね」

満潮@:「…ぞくっとするわ」

扇矢少佐:「…大東亜重工は、どうしても『新型砲艦』を納品したい。けれど冷泉研究員はユカリを手放したくない」

足柄@:「だから消えたもんネ。」

扇矢少佐:「そもそも、『新型砲艦』の技術は未だ不安定。だからこの男は身代わりをよこせと」

足柄@:「身代わり?」

響@:「……扇矢少佐。そこまででいい」

清霜@:「……」

扇矢少佐:「えぇ…そうね。私も、これ以上はしゃべりたくないわ」

満潮@:「…最悪だわ、本当に。」

清霜@:「えーい」色々な所にぱんちぱんち

扇矢少佐:「如月中尉、山部少尉、矢吹少尉の三人が皆が戦っているうちに最低限の証拠品は差し押さえたわ。因みに…『新型砲艦』の『砲弾』は一昨日納品された見たいよ」

清霜@:どがーんどごーん

*あっちこっち殴っているらしい

足柄@:「ま、ここまで証拠押さえれば、大東亜にも切り込めるかナ?」

扇矢少佐:「そうね、首根っこは抑えられたはずよね」

足柄@:「じゃあ撤収かナ」

清霜@:「えー」(どごんどごん

扇矢少佐:「えぇ… とっとと退散するわよ。そこの…少女を連れてね」

響@:「…………」

清霜@:「んー。まあいっか!」

ユカリ:「……」

GM:さて、新京ヤマトホテルに一旦引き上げます

足柄@:ほいほい

扇矢少佐:「まずはお疲れ様。貴女たちのおかげで、大東亜重工に対して刃桜会が何を求めていたのか、そして他に何をしていたのか…幾つか資料が手に入ったわ」

清霜@:「???」

扇矢少佐:「清霜ちゃん的に言えば…そうね、敵をぶっとばす46cm砲の準備は万端…ってところかしらね」

足柄@:「ふーン」

清霜@:「なるほど!」

響@:「……北洋水師絡みの部分と、もしあるなら、済北島の一件についても、そいつを纏め終わったところで早めに私の方にも分けてくれ」

扇矢少佐:「いいわよ。けれど…残念ながら、済北島についての資料はざっと見たところだけど無いわね。」

満潮@:「Z計画ね…」

足柄@:「なんだろね、アレ」

響@:「ないなら仕方ない、か。……トクサで桂木という研究員を追うことがあるなら、そのときは喜んで手を貸すよ」

清霜@:「……」よくわかってない(いつもの事

満潮@:「じゃあ早速調査を始めようか」

扇矢少佐:「今回の貴女たちに協力を要請した分は…さっきので完遂してくれたわ」(満潮を引き留める

足柄@:「これで刃桜会とやらも潰せるノ?」

満潮@:「潰せなくとも、ここ当分おとなしくなるでしょう」

扇矢少佐:「……現時点では、グレーかしらね。」

清霜@:「ほうほうー?」わかってない

扇矢少佐:「武器を手に入れたのは確かだけれどね、告訴しても…握りつぶされかねないのが現状かしら」

足柄@:「ふーン。」

響@:「真実は闇から闇へ、か」

扇矢少佐:「……ただ。この男を保護出来たことは、私たちのアドバンテージにはなるでしょうね。私たちが、何を示すかは貴女たち一人一人にお任せするけれど」

足柄@:「ま、だからってダメージが無いわけじゃないでショ?」少なくとも約束は反故にせざるを得ないだろうし

清霜@:「ほむー」

扇矢少佐:「…この状態を整理するためにも、今回の捜査は一旦中止させます」

足柄@:「あーイ。」

扇矢少佐:「あまりにも、大陸情勢が変わりすぎた。私たちの予想以上にね」

足柄@:「そーなノ?」

満潮@:「そう…」

扇矢少佐:「関東軍内部でも人事が大移動するみたいだし… 響ちゃんの水師もそうでしょ」

響@:「……あぁ。今回のことも踏まえて、北洋水師は身の振りようを考え直さなければならない」

足柄@:「どこもかしこも大混乱なのネ。」

扇矢少佐:「さて、今回の皆へのお礼として、さっきの倉庫での戦い分のリソースといつも通りの開発権利を支払うわ」

清霜@:「わーい!」

足柄@:つまり戦果表ですね!

GM:ですよ!

響@:やったね!

GM:さて… まず敵数5 特殊変換可能は2!

響@:特殊2通常3

足柄@:かな? 清霜@:かな

足柄@:まあまず通常3を振ってみて考えても良いと思う

満潮@:だな

足柄@:旗艦どうぞ!

満潮@:3d6

KanColle : (3D6) → 13[3,4,6] → 13

足柄@:鉄ボーキ感情

GM:燃料/弾薬なし ですね…

清霜@:それなりに良し

足柄@:うーんw

満潮@:まぁ感情があってうれしいかな

足柄@:後は特殊変換する?

満潮@:変換します?

響@:とりあえず鉄とボーキの数を出してみよう

満潮@:はーい 1d6+5 鋼

KanColle : (1D6+5) → 1[1]+5 → 6

満潮@:… 1d6+5 ぼ

KanColle : (1D6+5) → 6[6]+5 → 11

GM:ふ、二つ合わせて平均だし!

満潮@:何なんの…

足柄@:ボーキ多いな!?w

満潮@:良かったね足柄さん!

足柄@:燃料のほうがいいですw

響@:3/3/10/14かな

満潮@:そうね じゃあまとめて2つとも変換しようかいいですか?

響@:いいでしょう

清霜@:かなー

満潮@:2d6

KanColle : (2D6) → 11[5,6] → 11

響@:おっけーおっけー

満潮@:いいね!任意は燃料 1d6+5

KanColle : (1D6+5) → 2[2]+5 → 7

足柄@:まあまあ 感情2点はありがたいな

 

*10/3/10/14

 

満潮@:絶対値は裏切らない

GM:では… 感情をどうぞ

足柄@:キヨシー響に一点ずつ……うーん。NPCにとるかどうするか。

満潮@:きよしと足柄に+1

響@:めっちゃ順天に感情取りたいけど、満潮と足柄に各+1で

足柄@:まあ順当にきよしー響に1ずつか

清霜@:びっきーに1点、ユカリに1点にしようかな

響@:感情反映

GM:後は、萩ちゃんからの開発権利を使って下さいな~

響@:好きな開発表振っていいんでしたっけ……砲類? 特殊?

足柄@:砲類じゃないかな

GM:どれでも、無資源で振っちゃってくださいな!

足柄@:じゃあ砲類行きまーす

響@:どぞー

満潮@:足柄GO!

足柄@:wpcn

KanColle :砲開発表(燃料3/弾薬6/鋼材6/ボーキ3)(14[2,2,5,5]) → 中口径主砲(着任p249)

足柄@:ぽいっ 響@:まそ 満潮@:はい GM:ていやー!

GM:さて…処理も終わりましたので

足柄@:で!

響@:経験点と名誉点だ!

GM:OK 名誉点は何時ものごとく1点です。

足柄@:はいはい。

清霜@:やっふぅー!

GM:さて、経験点なのですが

メイン任務

①刃桜会の思惑を暴け→扇矢少佐が冷泉研究員の隠れ研究室にて資料を差し押さえた。

②『砲艦』の正体を突き止めろ→ユカリという少女を核とした無人艦艇の建造を企んでいた模様。

サブ任務

①刃桜会の思惑を挫け→北洋水師の反乱による混乱の迅速な収束。

と言う訳で、素で150点をまず差し上げます。

響@:でかい 清霜@:大量大量 足柄@:大漁大漁! 満潮@:わお…

GM:次に、艦種ボーナス。 響・清霜・満潮は20 足柄は10 の旗艦ボーナスで満潮は更に10点

清霜@:艦隊戦の1回入れてさらに+10点かな?

GM:はい、そうです。 艦隊戦勝利の+10も入ります。では…残すところはお待ちかね、今回のMVPはだーれだ!

 

*思い思いに名前を伏せていくPLさん方*

 

GM:では、出揃いましたのでカウント下ろします………開票!

足柄@:「きよしー」 心の46cm砲という言葉の意味はさっぱり判らないが凄い言霊 素敵でした。

清霜@:「ひびき」毎回色々と輝いてる響にぷれぜんとふぉーゆー

響@:「満潮」 責任ある立場を凛として務め上げた旗艦へ

満潮@:「響」 水師營での対応がかっこよくて、色んな場面で的確な行動をしてくれる、と言うか今回の主人公ポジ、あとヘタレな所が可愛いです!

GM:MVPは?

清霜ちゃん:ユカリとの真剣RP…燃えました! カッコいいキヨシーもいいね!

満潮ちゃん:外道(冷泉)に対する心からの怒り… 兵器じゃないぜ!

響ちゃん:北洋水師ルートがここまで大団円になるとは… 「せんせい、凄い」(ポッ

足柄さん:ちかちゃんを庇っていただきありがとうございます…食べないでね?(笑)

GM:…さて。毎回ながらGMからももらてくだされ。こちらからの基礎点は170です

足柄@:180かな?

清霜@:200点

響@:響 基礎点170 艦種20 MVP20 計210 有り難く頂戴いたします

清霜@:レベル6かぁ

足柄@:ちょうど1000点とかいう()

満潮@:210か…怖い

GM:今回は、まぁ次回のための軍資金だと思って頂ければ

清霜@:ほむほむ

GM:さてと、〆らしい言葉を

 

未来を覗くモノ

未来を変えようとするモノ

そして、時の流れのまま委ねようとするモノ

それぞれの思惑と願いが交錯しつつ、物語は一つの終点に向かう

だが、揺れ動く昭和という時代はまだ幕を開いたに過ぎない

 

次回、扇矢萩子の捜査録最終回

『せめて希望の欠片を』

 

 

GM:と言う訳で… 第四回を終了します。ここまで、ありがとうございました!

響@:ありがとうございましたー!

満潮@:ありがとうございました!

足柄@:お疲れ様でしたー……あれ

清霜@:お疲れ様ー!

足柄@:けっきょくゆかりんはなにものだったんだろうw

 

 




**A:「……」(ぱたり
**B:「…お疲れ、だな。」
**A:「…そうデスね。踏込過ぎました」(ははっと笑う
**B:「清霜たちは…上手くやってくれるだろうか?」
**A:「……ご自分の目で、見られては?」
**B:「そうだったな…そうだな。…では、この身はこれで失礼を… 御健勝であらせられよ」
**A:「…私は、動けない。だから…貴女の選択が、最良であることを…お祈りしています」


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第四回セッションの後日談
水師営の反応


 一月二十三日  01:12

海王:『…旗艦、居るか?』

海威:『旗艦は居ませんよ、海王ちゃん』

海王:『…あぁ、そうだな。そうだった』

海威:『どうぞ入って、熱いお茶でも入れるから…今夜は冷えそうですからね』

海王:『…なぁ、海威さん。アンタ…本当にどうすんだよ?』

海威:『どうしろというんですか、海王ちゃんは』(急須を持ってきて

海王:『いやさ、アタシに聞かれても困んだよ… アタシにとっちゃ、アンタがずっと旗艦なんだからさ…その…あーめんどくさい』

海威:『行けませんね…もう、順天ちゃんが旗艦なんですよ。きちんとしてもらわないと』

海王:『…すまない』

海威:『結局、渡してないんでしょ、コレ?』

海王:『”旗艦のお仕事”なんて舐めたタイトルにしてるからですよ… 順天に渡したらアタシが殺されっちまう』

海威:『そうですかね?これぐらいの方が可愛げがあると思うんですよ』

海王:『…海威さんよ、聞いた話じゃアンタって元々…』

海威:『海王ちゃん、本人の前で口に出そうとするなんて中々に勇気がありますね』

海王:『まーなんですか、勇気というか根性は結局海威さんには負けますよ。鎮海で燻ってたアタシを一人で来てここまで連れてきたんだからなぁ』

海威:『…恩を売られたとは思わないんですか? 私、結構打算的に動いていたつもりなのですが』

海王:『アンタ、いい人だからな…端々に本音が見えてさ…憎むに憎めなかったんだよ』

海威:『……背中がむず痒いですね』

飛鳥:『コンコンコン。失礼すルヨ、もと旗艦サン。銀箭さんガお見舞いに来たアルネ』

海王:『……!?』(身構える)

海威:『これはどうも、ご親切に…飛鳥ちゃん』(海王を手で制しながら

飛鳥:『ソソ、殺るっていうならモウやってルカラネ~警戒するだけ無駄無駄』

海威:『それで…閣下から?』

飛鳥:『アー覚悟決めないデ、早まらないデネ!後で各方面から私が恨まれノハ勘弁ヨ!』

海王:『なら…なんで貴女がわざわざ?』

飛鳥:『ん、響のドアホーが何してくれるのカナっテ思っテサ。色々と手を回した訳ヨ… 流石に、19人も意識を刈り取るのは疲れたケドネ』

海威:『…意識を刈り取る?何の話でしょうか』

飛鳥:『ありゃりゃ、元旗艦は知らないのも当然ネ。アンタが自力で逃げ出すから、その捜索をやってた間抜けどもをガスっとやったカラネ。大丈夫、ノーキル・ノーアラートヨ』

 

海威:『…私、順天ちゃんに…そこまで、徹底的に嫌われていたんですね…』

飛鳥:『インや、違うヨ… 逆々、死なれたら困るカラ兵を付け、探してもいタノヨ』

海威:『…経験者は語りますね』

飛鳥:『経験者、になりたいネ。ハァ…ヤッパ小豊のバカたれはぶっ殺した方ガ良いのカネェ…』

海威:『そんなこと言う割には…響ちゃんのことを世話焼いてくれたりするよね』

飛鳥:『…元旗艦、アンタは勘違いシテルヨ。これ以上騒ぎ起こされタラ、私のお姉さまとのラブラブ密月[ 検閲済み ]がオジャンになるノヨ!!』

海威:『…は、はぁ。先生が、元気になったからって…その、ハードなことはしない方がいいと思いますよ』

飛鳥:『…ハードなことをしてくるのは、実は』

海威:『やめてください!えぇ、叩き出しますよ!』

飛鳥:『…アンタがカッツリまとめ上げないから私までこんなことになってルノヨ!ソコ、分かって欲しいナ!』(ビシッ

海威:『それは…もう満潮さんに釘を刺されていますしね…閣下がお認め下されば、と申し上げましょう』

飛鳥:『あぁ、ミッチーも居たカラネ。石原さんはお認めしてるからさ、それは兎も角、粛軍は此れから済ますカラ安心シテ良いヨ』

海威:『…そう、ですか』

飛鳥:『んじゃ、私は此れからデートの時間ダカラ、二度目は起こすなヨってことでサヨーナラー』

 

海王:『あの人、アタシは苦手です…』

海威:『そっか… まぁ、あの子はちょっと極端ですからね』

海王:『そもそも…お調子者モードと、殺し屋モードの境目が分からないって…あれどうなってるんですか?』

海威:『…先生曰く、敵対心持ってませんよ というサインがあの微妙に訛って見せる口調だそうだけれど。それでも、殺るときは殺るんだとか』

海王:『それ、いよいよどうしろと』

海威:『まぁ、あの訛った口調の時に殺しにかかってくるのはかなりレアなようですし…あの子の前では、変に気を張らずにおしゃべりするのが一番ということですかね』

海王:『そっすね…気を張らずに駄弁るなんてアタシには無理そうですが。まっ、しばらくはアンタがしてくれるんだろ?』

海威:『…そうですね、ですが海王ちゃんにもしっかりしてもらわなければいけませんよ。』

海王:『それは分かってる、無理せず吸収するつもりさ…』

海威:『…そうですね、ではその無理せず吸収するためにも今度一緒に関東軍本部に行きませんか?』

海王:『わー海威さんってお美しいですね、ほんっと痺れる憧れるー』

海威:『その時の報告書は順天とまとめてくださいね』

海王:『あー聞こえてないっす、アタシがアンタの後釜なんてそんなの無茶っす』

海威:『その理由が、飛鳥さんに会いたくないからっていうなら… 慣れてください、としか言えませんよ』

海王:『…いや、それだけじゃなくってさ。なんで、アンタは満映とかまで手を伸ばしてるんですか』

海威:『あっちゃぁあ…海王ちゃんにはそこまでバレてましたか』

海王:『…あー良いです。アタシ、何にも見てない。聞いてない』

海威:『よかったー、仕事に興味を持ってくれてたんですね。これは教えがいがありますね』(ニコニコ

海王:『せ、せめて…お手柔らかに頼みます…』(ガクリ

 

***************

 

 一月二十三日 明朝 ハルビン水師営 執務室

順天:『……』(何かを認めている

響@:『……順天、いるかい?』コンコン、とノックを

順天:『…教官、ですか? どうぞ、お入りください』

響@:『失礼するよ』

順天:『朝早くから何ですか? 教官には特に何事もお願いしていないのですが』(手元の書類を慌てて隠しながら

響@:『えーっとね、書類仕事を増やして申し訳ないんだけど……。一応、昨日の午後の一悶着について纏めておいたから』ぴらっ、と数枚組の書類を取り出しつつ

響@:『もっと穏便にやるつもりだったが、かなり手荒く彼らをぶちのめしてしまった。私の給金を削った分で、お見舞いを出してやってほしい』

順天:『……ご丁寧に』 (複雑な表情で受け取る

順天:『一個小隊、壊滅の件…ですか。もっとも、教官方に止められていなければ…同志全員がこの世に居なかったと思いますので、軽微なものですがね』

響@:『ん? 小隊が壊滅……? 負傷者人数のところは鉛筆書きにしておいたから、弄ってもらって構わないけれど……そこまでやったっけな』

順天:『…私が海威さんの様子見に派遣したのがそれだけで、見事にその隊の全員が伸ばされたようですからね』

響@:『……私たちが相手にしたのは10人程だ。残りは別の場所への捜索に行ったものだと思っていたが……そうか。誰かがテコ入れしたらしい』

順天:『……どちらにせよ、教官にはご迷惑をお掛けしました。遅ればせながら謝罪申しあげます』

響@:『骨は折れたけど……それが迷惑だとは思ってないよ。元は日本人が撒いた種だ。どうか謝らないでほしい』

順天:『…いいえ、いいえ。止めて頂かなければ…私は、海威さんを殺していました。』

響@:『…………』黙って耳を傾けてる

順天:『日本人が、いきなり襲ってきたように…私も、あの人に襲い掛かってしまった。 同じことは、絶対にしたくないと…決めていたというのに……』

響@:『……私が、順天は生粋の満州族だと知ったのは、いつだったかな。養民のお母さんについて聞いたときもそうだったけど……ちょっと言葉が出なかったのを覚えてる』

順天:『…我が家は、清朝の代に漢民族と混じり…一色単になった家です。他者に寛容であれというのが我が家風です。』

 

 だから、お父さんはお義母さんと結婚もしましたし…その結果として大切な妹が出来ました。だけど…狡賢く、小利口な日本人だけは嫌い、到底許せたもんじゃない

……どれだけの、同胞が…あの騒乱の中で…声ならぬ呪詛を吐きながら死んでいったか

 

響@:『…………』

 

 …だから、私は憎んだ。無法に振る舞う…残虐非道な日本人たちを  だけれど、憎んだからって…日本人と同じことはしたくなかった。私は、マジメに努力したと思う。江防艦隊の旗艦艦娘にまで短い時間でなった。 だけど、その努力して得た地位さえ…壊された。

 あの女、海威さんの…所為で

ここに来てから、海威さんは何時も云った。まだ貴女には早い。それは急ぎ過ぎだ。私がやるから大丈夫。 一体、何だって!!

 

響@:『……海威は、その振る舞いの理由まではずっと話さずにいたんだな』

順天:『あの人は…私を、子供扱いしているのでしょうね。何も知らない、何もできない…ただの、無力なお飾り』

響@:『確かに、決して子供扱いしていない……とまでは言えない……そこのところ、今なら問い糺してみてもいいのかもしれないな』

順天:『……』

響@:『……ただ、ひとつだけ言えることがある。もう、順天はお飾りなんかじゃない。これからの北洋水師は君が率いる』

順天:『……えぇ、そうです。私が、今度こそ』

響@:『これまで軽んじられてきたんだ。見返してやればいい。海威も、関東軍も、日本人も』

順天:『……教官』

響@:『……なんだい』

順天:『いえ、響さん。その口ぶり、ご自分の事は除外なさっているつもりで?』(少しニヤッとする

響@:『……ほう? それとこれとは話が別だぞ。砲戦の手管に関しちゃ、私から言わせれば順天はまーだまだヒヨッコだ』

順天:『あはっ… えぇ、そうでしょうが。しかし、響さんも日本人…私が憎く思い、見返したいと思う相手ですよ』

響@:『大いに結構。と言っても、私を見返すには満州国が……いや、押し付けられた借り物ではなく、君たちが認める、君たち自身の手で掲げられた旗が天にひるがえるとこまでやってもらわないと』

順天:『旗、ですか…日本では云うそうですね、錦の御旗を奉じると。私は、この大地に生まれたものとして…何を奉じるべきなのでしょうね。』

響@:『ふむ……故郷に奉じるべきもの、か。私は大陸の生まれじゃないようだから、多分、その問いに本当の答えは出せないだろうけど……いつも順天のすぐ側に、その答えをくれる人がいるんじゃないか?』

順天:『…オーリャですか?』

響@:『……う。き、訊き返されるとあれだな。別に誰がと言ったわけではないけれど……。まぁ、養民とか……趙君とか』

順天:『うっ……で、ですから、彼は無関係です!』

響@:『ま、まぁ、そういうことにしておこう。とにかく、順天の後ろには大勢の仲間がついてくるんだから。迷ったら相談すればいい』

順天:『…仲間、か。……私は、少なくともどう扱えばいいのか分からない人が二人います。一人は…教官です。これから、どう呼べばいいのでしょう』

響@:『海威と同じように「響ちゃん」と呼んでくれても構わないが……』

順天:『…本気で仰っていますか、響ちゃん?』

響@:『ごほん。冗談は置いといて……。でも、本当に好きに呼んでくれればいいよ。新しい辞令が出ない限りは訓練教官でい続けるつもりだから』

順天:『そうですか、では…これまで通り教官と呼ばせて貰います。後、あの女…私は、どう扱えばいいのでしょうか』

響@:『……それは、私にも何とも言えない。私のように雇われ顧問として、北洋水師での肩書を改めて得ることになるか……』

響@:『あるいは、関東軍の飛鳥のように提督や順天の私兵として飛び回ることになるか。はたまた全く別のところへ異動になるか』

響@:『……どうなるにしても、接し方は難しいな』

順天:『…今朝この部屋に入ると、“手引き”とだけ書かれた引き継ぎの資料が置かれていました。』

響@:『……随分投げやりだな。中身はちゃんとしてるのか?』

順天:『中身は何時もの海威さんらしからぬ…丁寧な内容でしたよ…昨日云っていた、新しい予算案も乗せてありました。』

響@:『ふむ。目を通すと事項別明細が一応あるだろう。納得できそう?』

順天:『余りにも詳細が書いてあって、どうしてこうなっているのか問い詰めたくなるほどですよ』

響@:『題字は必要最低限、中身はギッシリなんて……いつもの海威だな』

順天:『どうすればいいのでしょう…本当にあの女は』

響@:『丁寧に注釈があるとはいえ、予算執行に間違いがあっちゃ大変だ。……当面は質問攻めでいいさ。これまで説明してこなかったツケを払ってもらおう』

順天:『…そうですね、捨てる訳にはいきませんしね。だんだん腹が立ってきました… 今から海威の部屋に問い詰めに行きます』

響@:『その意気だ。海威が生意気なこと言ったら私にチクっていいよ。すぐに出雲に電報打ってやる』

順天:『はん…あの女の泣きっ面が今から楽しみで仕方ありませんね。では…相談に乗って頂きありがとうございます』(席を立つ

響@:『こんな相談でよければいつでも乗るよ。……といっても、私は今からまた少し水師営を離れるけれど』

順天:『分かっています、必要ならば兵を出せるように整えておきます。』

響@:『……あぁ、頼んだ。何が出てくるか分かったもんじゃないけど……連中に勘定は払わせる。絶対にだ』

順天:『…お願いします。』 (苦しい面持ちで頭を下げる

響@:「...Yes, Ma'am. My FlagShip.」ぴしりと敬礼して……踵を返して出ていく!

養民:「わっ…」(後ろ手に尻もちをつく

響@:「っと! ……ごめん!」助け起こす

養民:『…あの、あの…その…』

響@:『……私か? 順天に会いにきたか?』

養民:『…そ、その。起きたら…お姉ちゃんが居なくって、それで…ここに来たら教官と、お話してたから』

響@:『あぁ、すまない。待たせていたか。私の話は終わったから。……順天を頼んだよ』

養民:『う、うん……』(ちょっとさびしげな顔

響@:『すぐに片付けて戻ってくる。お茶菓子でも買って帰るよ。……それじゃ』

養民:「…せ、せんせい!」

響@:「……な、なんだい」

養民:「かえって、きてください。 そ、それだけです」

順天:『養民…教官はまた任務に戻るだけ。そんな顔する必要はないよ』 (養民を後ろから抱きしめながら

響@:「……あぁ、心配いらない。必ず帰ってくるさ。信じて待っていてくれ」

養民:『うん… お待ち、しています』

響@:こっくりと頷きだけ返して、満潮たちのところへ向かいます

順天:『養民、呆けている暇はない …水師を、私たちの手に取り返したのだから…だから、オーリャも教官に対して責任があると思う。』

養民:『…どういうこと、お姉ちゃん?』

順天:『…私たちが、教官を雇っているの。だから、教官にきちんと戻ってくる場所を用意すること… オーリャ、できるでしょ?』

養民:『…うん、うん!』

 

 

『教官のために私が』と気焔を立ち上らせる妹を、順天は既に手遅れに感じていた。 



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足柄の見聞

 1月のある日 ハルビン水師営食堂

足柄@:「ふんふーン♪」中華な朝食をお盆にのせて空いてる席を探す

順天:『ったくあの女は…(ぶつぶつぶつ)…』

養民:『お姉ちゃん…仕事しながら、ご飯食べるのはダメ』

順天:『えっ?仕事は、してないよ。してないから』

足柄@:『ここあいてるかナ』>順天&養民

養民:『…えと、空いて、ます』

足柄@:『じゃあちょと一緒させて貰うネ』お盆を置いて座る。

養民:『どうぞ、です』

順天:『あれ…あそこはどうなって?』 (冊子状のモノを捲り始める

足柄@:『順天ちゃンお行儀悪いヨ。』

順天:『行儀よりも…今は知識です』

足柄@:『消化に良くないヨー。』

順天:『しかし…』

足柄@:『オリガちゃンも心配してるシ?』ひょいっと取っちゃおう

養民:『お姉ちゃん、体は大切にしてよ…』

順天:『…はぁ、解りました。』

足柄@:『ンー……』よもうとしてむつかしいかおをする。さっぱりだ!って顔をしてよごさないようにわきにのけた。

養民:『…』(仲間なのかなぁ?

足柄@:『いただきまース。そういえば、昨夜はお楽しみでしたネ?』

順天:『ぶはっ』

養民:「・・・?」

順天:『ごほっごほっ…あのですねぇ、私はこの子と居たんですよ!』

足柄@:『なーんだ。残念。』

養民:『うん、お姉ちゃんと…寝た』

足柄@:『へー。ほー。』<寝た

順天:『養民!?言葉づかいってものがあるでしょ!』

養民:『でも、寝たよ?』(小首かしげ~

足柄@:『寝たんダ。』

順天:『えぇ…寝ましたよ。 二人で、久しぶりに…』(諦め顔

足柄@:『仲良いのネ。』

養民:『うん、お姉ちゃん…優しくて好き』

足柄@:『いいお姉ちゃんなのネ。素直じゃないけド。』

養民:『ホントはね、お姉ちゃんはとっても優しいの。それにね、綺麗だし、恰好いいし、頭いい』

足柄@:『…』順天の方を見る。

順天:『……もう、勘弁して頂戴…』(ぷしゅー

足柄@:『愛されてるネー。』

順天:『もう、煮るなり焼くなり好きにして…』

足柄@:『煮てモ焼いてモ喰えなイ?』

順天:『私には…そんなに褒められる言われ何てないのに』

足柄@:『でも、旗艦続けるんでショ?』

順天:『勿論ですよ。旗艦は、私の責務です。』

足柄@:『立派じゃン?』

順天:『私の、同胞たちへの責務は果たしますよ。それが…私の望みだから。でも…ちょっと、養民からの期待は…姉として荷が重いですよ』(苦笑

足柄@:『良い妹さンじゃなイ。』

順天:『可愛いんですよ、この子が。だから、養民に誇れる姉でありたいと思う。だけれど…』

足柄@:『期待が上を行クかナ?』

順天:『…そう感じてしまいますね。』

足柄@:『苦労してるネー』くっそ他人事

順天:『…足柄さん、想像してみて下さい』(少し苛っとした目

足柄@:『うン。』

順天:『満潮さんに望まれていた事を、仕損じたりしてやってあげられなかったら…どんな気持ちになりますか?』

足柄@:『みっちーごめんねー。ってなル?』

順天:『…そうですか』

足柄@:『ま、抱え込みすぎない方が良いヨ?ボスになったんだからなおさラ。』

順天:『………』

足柄@:『ちょうど良くない例も見たしネ。』

順天:『抱え込み過ぎ…か。あの女は、まだ私たちに隠れて何かをしようとしているようですよ。 あれと、同じ、か…』

足柄@:『まあ、あっちは性分だろうけどネ。コミュ障っぽいからこっちから踏み込んであげないとダメかモ?』

順天:『コミュ障… こっちとしても、あの女に何を話せばいいのか……追々、考えておきます。』

足柄@:『最初から伝えりゃこんなややこしい事になら無かったのにネ』

順天:『…真正面から、まともに取り合わなかった私も悪いのでしょうけれどね』

足柄@:『そネ。』あっさり

順天:『あの女を、私は避けたし…向こうも、私を認めてはくれなかった』

足柄@:『や、あれ誰に対してもあんなんだと思うけド』

順天:『…そうですか』

足柄@:『うん。必要最低限しか言わないタイプヨ。ちゃんと言えって言うのネー。』

順天:『私は、旗艦として…あれを反面教師として勤めていきますよ』

足柄@:『がんばがんバ。』

順天:『いつか…教官の手からも、独立できるように』(養民の頭を撫でながら

養民:『えっ…?』

足柄@:『そーネ。まあ響はしばらくこっちっぽいけどネー』

順天:『しばらく、ならば教官で良い… でも、もし…』

足柄@:『居着いちゃったラ?』

順天:『……日本人じゃなくなって欲しい、と思うのはわがままですかね』(頷きながら

足柄@:『?』きょとんとした<日本人じゃ~

順天:『…忘れて下さい。 それよりも…養民が喜ぶでしょうから』

足柄@:「何人でも響は響だと思うけどナ。」

順天:『日本人は、日本人の利益を考える。私たちの利益何て考えない』

足柄@:「そりゃネ。ロシアだって中国だって英国だっテ。」

順天:『そうです、だから…祖国ではなく…私たちに力を貸してくれると、示してほしいのです』

足柄@:『ンー。でも響は響だよネ。間違いなくそっちの味方するヨ。 少なくともオリガの頼みは絶対に断れない気がするナー。上目遣いとか涙目でお願いとか言われた日にハ。』

順天:『……』

養民:『……お姉ちゃん』

順天:『…何?』

養民:『教官は…その、必要。だから…私、やってみる』(目が猛禽類のそれ

足柄@:『…オリガは響のこと大好きよネ。』

養民:『うん…大好き』 (少し恥ずかしげ

順天:『……』(側頭部に手を当てる

足柄@:『順天ちゃンも海威のこと大好きよネ。』

順天:『はっ!?…あんな女、どうだっていいですよ!』

足柄@:『どうでも良いわりに『あの女』の話ばっかヨ。』

順天:『そ…そんなことありません!どうしてそんな話になるんですか!』

足柄@:『言って良いノ?』<どうして~

順天:『何をですか!』

足柄@:『だって順天ちゃン、めっちゃ『あの女』に認めたがられてるじゃン?』

順天:『そんな訳…そんな訳、ないじゃないですか! 私たちを、良いように利用していた…あのおん…アイツを』

足柄@:『えー。あるヨー。めっちゃあるヨー』

順天:『私を、侮辱しているんですか!』

足柄@:『必要最低限なのを性分じゃ無くて認めてないって思う当たりとカ?』

順天:『なっ!?』

足柄@:『追いつけてない、追いつきたいって感じないとそんな感想にならないしネ。』

順天:『そんな筈がない!そんな、あの女に…追いつきたい、だなんて』(尻すぼみ

足柄@:『別に悪いことじゃないと思うけどナ。』

順天:『…どうして』

足柄@:『尊敬出来る奴が居るとかって良いことだと思うヨ。』

順天:『……』

足柄@:「素直になっちゃえとは言わないけどサ。人種?だけで認めないのも勿体ないと思うヨ。」

順天:『ぐっ……』(両手を握りしめ震わせる

養民:『…お姉ちゃん  足柄さん、お姉ちゃん…海威さんとお話ししようとはしてるの』

足柄@:『ふーン。』

養民:『だから、お姉ちゃん。分かってる』

足柄@:『ちょっといじめちゃったかナ。』

順天:『…オーリャぁああ!余計な事を』

養民:『?…ごめんなさい、お姉ちゃん』(よしよし

足柄@:『そユ事なら口出すことも無いかナ。頑張ってネ。』朝食食べ終わったらしい。席を立つ。

順天:『……』

養民:『は、はい。‟色々と”ありがとうございます』

*主に響関係 主に響関係

足柄@:『じゃ、またこんどネ』ひらひらと手を振って立ち去る

養民:『はい!』 (足柄さん、いい人です!

順天:『え、えぇ…そうですね』

 

 それは、人気のない食堂の隅での一幕であった…

 

 *********

 1月24日 満州国 某所

扇矢少佐:「…こっちが面会の部屋よ。終わったら声をかけて頂戴」

足柄@:「あいあーい。」

ユカリ:「……」

足柄@:「元気してタ?」>ゆかりん

ユカリ:「……はい」

足柄@:「あら、素直。ちょっと聞きたいことあるけど良いかナ。」

ユカリ:「……マサハルさんの、不利益にならないなければ」

足柄@:「その辺良くわからなイけど。ゆかりん結局なんなのかなっテ。」

ユカリ:「…私は、私です」

足柄@:「そりゃそだけド。アー。なんだろ。冷泉とはどんな関係なノ?」

ユカリ:「…私たちの創造主、です」

足柄@:「たち?」

ユカリ:「生きているのは、私だけですが」

足柄@:「姉妹さン?」

ユカリ:「姉妹、と称するならば…姉妹です。同じ、物質をベースにしていますから。…恐らく、血縁もあるのでしょうけれど…私には、私たちだったと云う他ありません」

足柄@:「?? ンー。よくわからないけド。冷泉が父親な感ジ?」

ユカリ:「…そう理解して頂いて、問題ないです。何かの異常を持つ私は間引かれ、欠陥があった私は淘汰されました」

足柄@:「ふーン。ボ…出雲に似てるノもその物質のベースとかなノ?」

ユカリ:「出雲さん…そうですね、そうです」

足柄@:「えー(思い出しつつ)娘さん…と関係ガある感ジ?」

ユカリ:「私たちは…紫さん、つまり艦娘『榊』であり、出雲さんの娘だった女性をオリジナルにして作られました」

足柄@:「うーン。つまり、ユカリンは紫の妹か娘さンみたいな?」

ユカリ:「そこは、私たちも分かりません。…オリジナルから生み出されたレプリカか、それともコピーだと云って頂いても構いません」

足柄@:「でも、ユカリンはユカリン。よく似た他人か生き別れの双子みたいナ?」

ユカリ:「…その、私…紫さんの姿は見たことがないんです。出雲さんのことは…夢の中で見たような気がするのですが…」

足柄@:「そなノ?」<みたことない

ユカリ:「紫さんがどんな人だったのか…マサハルさんからは聞くのですが。写真などは…一度も」

足柄@:おいこらまさはるぅ!?w

足柄@:「はーン。まあ良いんじゃないノ?聞いた感じ似てるだけっぽいシ?」

ユカリ:「…夢に見るんです。戦う夢を」

足柄@:「?」首をかしげた。<戦う夢

ユカリ:「…昨日、皆さんと戦ったのが…私の初めての実践でした」

足柄@:「ありゃ、悪い事したかナ。」主に一方的だった的な意味で。

ユカリ:「なのに…18inchの砲は別ですが…5inchの砲をどう使えばいいのか。体が知っていたんです」

足柄@:「へー。不思議なこともあるもんだネ。」

ユカリ:「……はい」

足柄@:「まー、たまにあるから気にしなくて良いんじゃ無イ?」

ユカリ:「そうなのでしょうか…」

足柄@:「そうそウ。なんかあってもユカリんがユカリんなのは変わらないんだシ。」

ユカリ:「…そう云って頂けるのは…その、ありがたいです」

足柄@:「お礼言われるほどじゃないとおもうけド。まあうけとっとク。」

ユカリ:「私は私たちの一人でもあるけれど、私が私たちでもある…だけれど、私は私」

足柄@:「?」またむつかしいこといっている、っていうかお。

ユカリ:「…私は、私。そうとしか…定義できない」

足柄@:「ンー。取り合えズ、ゆかりん平常運転ぽくて安心したかナ。」

ユカリ:「そうでしょうか…私には、分からないです」

足柄@:「定義とか難しいことはわかんないけド、生きてるんだから好きにやれば良いと思うナ。」

ユカリ:「…私が、好きにやる…」

足柄@:「そうそウ。」

ユカリ:「…それでも、変わらないと思います。私は…マサハルさんの意思に従います」 (俯き加減に

足柄@:「ぇー。もったいなーい。」

ユカリ:「…それ以外、私は…知りませんから」

足柄@:「じゃあ知ろうヨー。」

ユカリ:「意味がありません…私には……」

足柄@:「意味なんかどうでも良いじゃンー楽しいヨ?」

ユカリ:「私の喜びは、マサハルさんの喜び。ただ…それだけです」

足柄@:「ぶーぶー。自分で決めちゃうのは良くないと思うナー。ナー。」

ユカリ:「……」(ふるふる

足柄@:「……怖いとカ?」

ユカリ:「…今まで、不満に思ったことはあります。けれど…今は満足していますから」

足柄@:「前はおもってたんダ。」

ユカリ:「…私たちは、不満でした。けれど…今は、ユカリとして見てくれるから」

足柄@:「ふーン?」<今は

ユカリ:「ただただ、それだけで…私は満足なのです」

足柄@:「不満だナー。時間あル?」

ユカリ:「えっ…時間は、ありますが…その、どういうことですか?」

足柄@:「扇矢ん。扇矢んー。」よぶ。

扇矢少佐:「…あのね、足柄。私をそんなけったいな名前で呼ばないで欲しいわね」

足柄@:「ユカリん連れて満州観光して良イ?」

扇矢少佐:「良い訳ないでしょ」

足柄@:「ぇー。なんとかならなイ?」

扇矢少佐:「……あのねぇ、刃桜会の連中やら、大東亜重工の連中やらにその子を拉致されたらどう責任を取ってくれるのかしら」

足柄@:「むう、厳しイ。じゃあ差し入れはおk?」

扇矢少佐:「…貴女に限って毒入り饅頭なんてマネはしないだろうから、まぁ許可はするけれど…」

足柄@:「じゃあその辺かナー。こんど色々持ってくるネ」>ゆかりん

ユカリ:「……そうですか」

足柄@:「楽しみにしてると良いヨー。」

扇矢少佐:「はぁ…危険性の有無だけは確認はさせてもらうわよ」

足柄@:「冷めなきゃ良いヨ。」

扇矢少佐:「そう、なら問題ないわね」

ユカリ:「………」

足柄@:「次ぎ来るときは楽しみにしてると良いヨ」びし>ゆかりん

ユカリ:「……そうですか」(複雑な表情

足柄@:「じゃ、また来るネー」おぎやんと一緒に外にかナ

扇矢少佐:「何か、あの子の事でわかったことでもあるかしら」(出て行きながら

足柄@:「ンー……なんか昔は一杯居たらしいヨ?」

扇矢少佐:「……クローンとかいう奴なのかしら、けれど…まだ理論段階のはずだし、実証段階にある他の技術があるとでも?」

足柄@:「構成要素同じとかオリジナル?が居るとかなんかそんなこと言ってタ。」

扇矢少佐:「構成要素、ねぇ……冷泉博士が素直にしゃべってくれるといいのだけれど」

足柄@:「あれ、会話になる気はしないけどナー。」

扇矢少佐:「鎮静剤を打ち込んだはいいのだけれど、まだ覚醒もしていないのよ…どんな反応するのか楽しみじゃないわ」

足柄@:「ンー。まともに話せるようになれば進展…あるのかナ?」

扇矢少佐:「少なくとも…研究資金のカラクリぐらいは吐いて貰わないと採算に合わないわね。最も、ユカリさんがいる限り彼に裏切る勇気はないでしょけれど…ね」

足柄@:「それもそーネ。ぞっこんっぽいシ。なにおくろっかなー。」

扇矢少佐:「…高級志向の逆を狙うのはどうかしら」

足柄@:「逆?」

扇矢少佐:「博士は、どうも…ユカリさんに出来る範囲での贅沢をさせようとしていたみたいなのよ」

足柄@:「へー。」

扇矢少佐:「最終的には、あなたのチョイスを信用するけれど…よかったら参考にして頂戴」

足柄@:「はーい。手遊びの小道具とか良さそうかナー。」

扇矢少佐:「なるほどね…」

足柄@:「ま、冷泉は任せるヨ。」

扇矢少佐:「ふふ、任せなさない」

足柄@:「じゃ、街にでも繰り出してくるネー。」

扇矢少佐:「…そう、行ってらっしゃい。楽しみなさいな」

足柄@:「そうするヨ。」ひらひら振って外へー。

 

 

足柄@:ちなみに、万華鏡とか折り紙(+折り紙の本)とか持ってきたらしい。

GM:ふむふむ、おおよそ冷泉が与えそうにないものですね!

足柄@:ちょっと子供っぽいかナーとか思いつつw

GM:それら、一般人の知るような玩具を、不思議そうな顔で眺めるユカリであったという

 *************

 

 春節まであと数日という上海、お祭りムードが漂うなか足柄は一時出雲の元へ途中経過を報告しに来たのだった

足柄@:「はいるヨー」ノック

能代:「はーい、お入りください」

足柄@:「あいあい。」ガチャッとはいる

GM:入ると参謀長と能代が書類の山と格闘中 ただし、長官と出雲は居ません

足柄@:「あれ、ボスは?」

能代:「長官と出雲さんで、中国側当局と折衝している所だと思うのだけれど……たぶん、もう直ぐ帰ってくると思いますよ」

足柄@:「ふーン。あっち一段落付いたから報告しようとおももったんだけド。」

能代:「そうですよね………不躾な事で悪いのですけれど…樫、じゃなかった、海威さんと響ちゃんは元気でしたか?」

足柄@:「海威がちょっと死にかけてたぐらいで元気だったヨ。」

能代:「それはよ…くないですよ!死にかけって何があったんですか!?」

足柄@:「出雲にも説明するけド、なんかクーデター騒ぎがあったぐらイ。」

能代:「……そ、そうですか」(冷汗

足柄@:「そっちはわりと良い感じに落ち着いたから大丈夫ヨ。」

能代:「………それはよかったです」(頭を抱える

足柄@:「響はうン。相変わらずだったヨ。」

能代:「今度彼女が何かをやらかしたら…どこに流されるのですかね…本当に」

足柄@:「あの世じゃないと良いけどネ。」

出雲:「足柄、シャレに成らないこと言ってくれるな」(入ってくる

足柄@:「あ、ボスおかえリー。」

能代:「お疲れさまです、出雲さん」

出雲:「…あぁ、早速だが貴様の報告を聞こうか」

足柄@:「えート。」セッション中にあったことをかくかくしかじかと話すよ!

足柄@:「…て感じで、多分取引はおじゃんネ。根元まで切り込め無かったのはちょと残念だけド。」

出雲:「…なるほど。根本まで決定的なダメージを与えるには刃桜会と関係を持っている限り、もう一つくらい決定打が必要だろうな」

足柄@:「あと、ゆかりんはゆかりんだったヨ。」

出雲:「………(難しい顔)…その、ユカリとやらの処遇は結局?」

足柄@:「内地に送る…だったかナ?いまは満州だけド。」

出雲:「…そうか」

足柄@:「ボスが気に病むこと無いと思うナ」

出雲:「……何、嫌な感じがしてな」

足柄@:「?」<嫌な感じ

出雲:「……」

足柄@:「どゆこト?」

出雲:「……少し待っていろ」

GM:部屋を一旦退出し、再び戻ってきた出雲は一枚の古い写真を見せる

出雲:「…こいつに似ていたか?」 (ユカリにそっくりの少女と出雲が写った写真

足柄@:「へー。似てる似てル。そっくり。」

出雲:「………」(一層渋い顔

足柄@:「そういえばオリジナル?がどうとかって。」

出雲:「……オリジナル、か… その表現を信じるならばこいつの存在に対して適当なのだろう」

足柄@:「とゆート?」

出雲:「この写真の少女は駆逐艦娘『榊』 先の欧州大戦で唯一戦死した艦娘だ」

足柄@:「ふむふム。」

出雲:「私の旗下であったモノであり… 同じ処置を受けた、云わば実験動物同士といったところか」

足柄@:「あー。あれが蘇らせた言ってた子かナ?」

出雲:「…その意味で、オリジナルというならば…な」

足柄@:「そっカー。でも、ゆかりんはゆかりんだって言ってたかラ。その子とは違うんじゃないノかな。」

出雲:「そうだろう。こいつは…マルタで静かに眠っているだろうからな …なんらの手段で、人工的に似た人間を生み出した。と考えるのが筋か」

足柄@:「双子みたいナ奴?」

出雲:「さぁ…分からん。 少なくとも、あまりほめられた手段は用いていないだろう」

足柄@:「だろネー。でもまあ、だからゆかりんがどって言うわけじゃないシ。ゆかりんいい子だしネ。ちょと世間知らずだけド。」

出雲:「彼女には…このまま内地で平穏に暮らして欲しいものだが…果たしてどうなる事やら」

足柄@:「内地が、って言うか。パワーバランス崩れたみたいだからちょっと危ないヨね」

出雲:「飛鳥から…だいぶ前に連絡がきてな。曰く、手加減は必要? だとか云いやがったのだが…開けてみれば、東條参謀長が内地に栄転という形で送り返されるようだしな」

足柄@:「代わりは誰か来るノ?」<送り返される

出雲:「石原が繰りあがるようだ」

足柄@:「大出世?」

出雲:「本人に出世する気は皆無らしいのだがな」

足柄@:「対抗勢力?は面白く無さそな話ネ。」

出雲:「面白くないで済めばいいのだがな…なんせ、前科があれだからな」

*統制派からの嫌がらせに対して、皇道派が暗殺でやり返す等々

足柄@:「一番やなパターンはさ。そいつらが変な仕掛けして仕掛け人共々予想外の方向に事態が転がる事よネ」

出雲:「やつら、何をやるか分かったものではないからな」

足柄@:「仕掛けた奴がコントロール出来るなら良いんだけどネ。」

出雲:「コントロール出来ると粋がっている馬鹿者ほど、飼い犬に手を噛まれるというが…出来ようと出来まいと周りが大迷惑だ」

足柄@:「あー、あるあル。」<コントール出来ると~

 

足柄@:「マ、しばらく様子見らしいヨ。あっち。」

出雲:「向こうが様子見といえど貴様はこっちの仕事をやらねばならないのだから、貴様に休暇などない」

足柄@:「人使い荒いネ。あ、そうそう。響はしばらくあっちでやってくってサ。」

出雲:「…そうか、それは兆重」

足柄@:「このままあっちに居着いちゃうんじゃないノ?」

出雲:「このまま居ついてくれても、私としては構わないのだがな」

足柄@:「まあ、お嫁さんもいるみたいだしネ。いいナー。」

出雲:「……待て、足柄。『お嫁さん』…だと?」

足柄@:「?」何か不思議なことでもあるのか?という顔で首をかしげた

出雲:「響は女子だ、ならば…番は『旦那』ではないのか?」

足柄@:「オーリャは女の子だシ。間違ってないヨ?」

出雲:「…響が、愛する少女を守るために…満州に残る、か」

足柄@:「イイハナシダナー」

出雲:「…海威から、養民やらが響に懐いているとは聞いていたが…まさか、そのレベルまでだったとは…」

足柄@:「わりとべったりだしネ。」

出雲:「………私から、言いつけておくべきなのだろうか。『お嫁さん』を悲しませるような輩は、人間失格であるとでもな」

足柄@:「言わなくても判るとおもうけド。良いんじゃ無いかナ。」

出雲:「響は誰かが背中を殴らぬ限り…いつまででも二の足を踏むだろうと思ったのだが… まぁ、節介過ぎるか」

足柄@:「あー、判る判る。」<誰かが~

出雲:「私は日本人で、所詮は満州国のお客様なんだ。などと甘ったれた事は抜かしているのだろう…どちらにせよ雷の一つは落とすべきだろうがな」

足柄@:「あー、いかにも悩んでそうだし、言うと良いと思うヨ」

出雲:「数日もしないうちに貴様らは特命捜査班の連中と再び合流することになるだろう。その時にでも、手紙を託すのが速そうだな」

足柄@:「あいヨ。次に会ったら渡すヨ」

出雲:「頼んだ。さて…貴様に仕事を与える、こいつらの背後を攫え。時間はあまりないぞ。いつも通り『遊びながら』で結構。戦果に期待している…以上だ」

足柄@:「あいあーい。お祭り楽しむついでに調べてくるヨ。」

 



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それぞれの起因 《1 》

 19CH年1月27日 ハルビン水師営

前任旗艦である海威、そして紆余曲折の末に旗艦の座を手にした順天。

傍目から見れば、二人はゆっくりと互いに近づき合おうとしているように見えた。

海威が担っていた交渉の役目を引き継ぎつつある海王は関東軍司令本部たる新京へ挨拶に向かっている頃の話である

 

午前十時

響の元に慌てた様子の養民がパタパタとやってくる。

養民:『きょ…教官! 海威さんを、知りませんか?』

響@:『ん……? 私のところには来ていないよ。どうした?』

養民:『お姉ちゃんが… 海威さんを探してて…』

響@:『海王のところにいないか。水師営に姿がないなら、急な用事で新京にでも出かけたかな』

養民:『海王さんが、朝一に新京に行くって云ってたけれど…』

順天:『教官!はぁ…はぁ…あの女!どこに逃げたか知りませんか!?』(肩で息をしている

響@:『私のところには来ていない。海王が新京に行ったらしいし、一緒に行ったんじゃないか。全く、物騒なんだから外出するときは誰かに伝えてからにすればいいものを……』

 

GM:さて、響ちゃんはふと思い出します

海威:『千山鳥飛絶』(川釣りを石原参謀としている姿

響@:飛鳥と中山の一件を追ってる途中、呼び戻されたときのやつか

順天:『あぁ…もう…何で私が!?』(頭がしがし

響@:『私に分かることなら相談に乗るけど……』

渋い顔をしながら、順天はおずおずと答える。

順天:『…………昨夜、聞いてみたんですよ。どうして、私たちに予算だとかを触らせてくれなかったのか』

響@:『…………』頷いて続きを促す

順天:『…その途中、あの女…急に青ざめて、一晩考えさせろと打ち切って来たんですよ。確かに、私は過度に責めるような云い方をしたとは思いますが…だからって…まだ姿を現さないだなんて…』

養民:『…あの……お姉ちゃんは海威さんのこと、心配してて… 教官、何か…知っていませんか?」

響@:『ふむ……。一晩、と言ったからには列車に飛び乗ったわけではないのかな』と、川釣りしていたときの姿を思い出したのもあるので、窓を開けて川べりの様子を遠目に眺めてみるが……

GM:なーんか、遠くの方に誰かが居るような気が…(海軍軍人がギリギリ目視でとらえられる距離

響@:「…………」いそいそと双眼鏡を取り出して見てみる

GM:では。明らかに海威です。 釣竿とバケツを折りたたみ椅子の横に置いて、本人は河の向こう側をぼんやりと見ている

響@:考え事してる様子か……

海威:『****』(唇が微妙に動いているが、読み取ることは無理そう

響@:『……いた。けど』

養民:『えっ?』

響@:『まだもう少し考えさせてほしい、って様子だよ』手にした双眼鏡を二人に差し出しつつ

順天:『貸してください』 (ずいと見る

養民:『……海威さん、寒くないのかな』

響@:『……うん、あの調子でずっと外にいたら風邪を引いてしまうな』

 

響@:「今さら何に悩んでいるやら。声を掛けてくるか……」

 

順天:『……何で、どうして…』

響@:『……順天?』

順天:『あんな女…こっちから、願い下げですよ!!』(だかだかと出ていく

養民:『お、お姉ちゃん? えと、えと』(順天が去って行った方と、響の顔を見比べる

響@:響も少ししょんぼりした顔してるかなぁ……

養民:『お姉ちゃん、海威さんのこと…心配してたのに…どうして』

響@:『海威の身に何かあったら……と思っていたんだろう。ところが、本人は呑気に釣りなんてしてたわけで。私も私で海威に用があるから、連れ戻しに行ってくるよ。順天にそう伝えておいてくれ』

養民:『う、うん…分かった』(ぺこりと頭を下げて、順天の後を追う

響@:「……難しいな。こういうとき、野分なら上手くやるんだろうか」(養民の後ろ姿を見送って、海威のところに行きます

GM:では… 海威へと近づくけば近づくほど、だんだんとしっかりと聞こえてきます。

それは、彼女が好んで吟じるあの詩(うた)

 

 千山鳥飛絶

 万径人蹤滅

 孤舟蓑笠翁

 独釣寒江雪

 

響@:『……その詩、この間やっと意味を知ったよ』

釣り具は横に置き、何かをずっと考えている様相だった海威は、響の方に顔を少しだけ向け、薄く微笑む。

海威:『……響ちゃん、ですか。そっか…何か、発見でもありましたか?』(ゆっくりと尋ねる

響@:『私には漢詩の教養はないから……。おじいさんが一人で川釣りをしています、と言われても何が何やら』

海威:『そっか…』

響@:『……私は、出雲や長谷川長官に言われるまま満洲に来た。来てよかったと思ってる。海威や順天たちと出会えて』

海威:『……私はともかくとしても……えぇ。順天も海王も、養民も…皆いい子ですからね』

響@:『……石原少将がね、江雪の詩を作った奴と違って、海威は精力的な奴だって言ってた。けど、今は何だか……』

海威:『……そんなこと無いよ。私はね、臆病なんですよ。私が全部やらなきゃって…思ってた。誰にも見限られたくない、自分をよく見せたいって思って動いただけ』

響@:『…………』

海威:『どうしてそんな風に思ったのか、それは順天たちを守りたいと思ったから。』

響@:『……うん』

海威:『じゃあ…何故私は彼女たちを守ろうと思ったのか。私はずっと、それは旗艦の責任で、自分が旗艦になったのだから受け持つはずの義務だと信じ込もうとしていた』

響@:『…………』

海威:『…答えにくい質問だとは思うのだけれど、響ちゃんから見て私はいくつ位かな』(云いにくそうに

響@:『……え?』

海威:『順天からの指摘は、たぶん…それを考えてくれたら、解ると思うの』

響@:『……そういう、ことか』

海威:『……順天にね、云われちゃったんだ。[私はアンタの娘じゃない]ってね。初めて、気が付いたの…皆の事を、そうやって扱って…自己満足していたって、ね』(あはは、と力なく笑う

響@:『……自己満足なんかじゃないよ。身勝手じゃない。悪いことじゃ決してない。それでも順天たちを守ろうとしてくれたんだろう?』

海威:『……本当は、自分のことを守るために…彼女たちを利用していたのかもしれない』(自嘲を強める

響@:『……順天は、心配していたよ』

海威:『…順天が?』

響@:『……さっき、息を切らして私の部屋に駆け込んできたんだよ。口では、あの女がどこに逃げたか知りませんか、なんて言ってたけどね。そうやって走り回って、海威のことを、探してた』

海威:『…あの子ったら (はっ)こほん、嬉しいのではあるけれど…もう、十分に自立できるでしょうに…後見には石原閣下がいらっしゃり、ある程度の荒仕事は飛鳥さんが補ってくれる…それに』

響@:『……それに?』

海威:『何より、私よりも彼女たちに近しい響教官が居る。』

響@:『……私も海威と同じだよ。彼女たちの大地、彼女たちの北洋水師……。私も歯車として回り続けて、いつかは擦り切れて消えてなくなる。それでも、いつか、私の思いだけは託すつもりでいる……。みんなのことを、私は……』

海威:『響ちゃん』

響@:『……なんだい?』

海威:『…貴女のことを掛け替えもなく、大切に想う人がいたならば。その想いに、答えてあげて欲しいな』

響@:『……心当たりが、ないわけではないけど』

海威:『そっか… なら私が心配しなくともいいのかな』(口に手をあて笑う

響@:『むぅ……。海威、やっと自然に笑ったな?』

海威:『ふふふ… 響教官に聞いてもらえて、胸に突っ掛かっていたものが取れたからでしょうか?』

響@:『胸の痞えが取れたなら……ちゃんと話して伝えられるな? 順天に』

海威:『……えぇ、例え納得してくれなくとも…それが、私の真実なのだから……』(河の向こうを見つめる

 

 

しばらくしてから、海威は響の方に向き直った

海威:『さて響ちゃん、いくつか伝えたいことと尋ねたいことがあります』

響@:『……っと、そうだ。私も私で海威にちゃんと用があるんだった。そっちから先にどうぞ』

海威:『そうでしたか…なら要点だけ。まず江雪の漢詩について。私も、どういう境地なのか分かってないんです。唯々、良人が気に入って吟じていて…』

響@:『そ、そうだったのか? 解釈に孤独と無力感の詩だってあった気がするんだが……』

海威:『それだけ…なのかな? 少なくとも、あの人はもっと深いものを見ていたように思うの…そして、私も…何となく感じているのだけれど』

響@:『うーん。私もそのうち分かるようになるかな……』

海威:『きっと響ちゃんなら分かると思うよ。それからもう一つ』

響@:『尋ねたいこと、だったな』

海威:『うん、あの…響ちゃんには。私は何歳に見えているの?[そういうことか] って、直ぐに納得していたけれど』

響@:『えぇ……?』あからさまに困った顔

海威:『…やっぱり、皆からみればいい年の小母さんなのかな…』

響@:『いや、普段はそんなこと思わないよ。私は。こんな話になったから、遣欧時代の出雲の部下だったなって思い出しただけで……』

海威:『…出雲先生、ずっと若いよね……』

響@:『……んん? 計算すると、海威も歳の割にはだいぶ若くて……出雲は当時から旗艦、責任ある立場で……一体いくつなんだ……?』

海威:『……出雲さんは、たぶん…私よりも15以上は上ですから…えっと…』

響@:『……N号だかの素体になると加齢が止まるってカラクリじゃないだろうな』

海威:『ど…どうなんでしょう。あの頃は軍歴15年以上の方々と何人か、私みたいな新米が実験対象でしたから…』

響@:『まぁそれはいい。私からの海威への用というのが、それ絡みだ。冷泉博士のとこで見聞きしたものについて話しておこうと思って』

海威:『…そうでしたね。私の知る限り…伝えますね』

響@:『まずユカリについてだけど……。海威の知る紫、つまり駆逐艦榊とは別人だった』

海威:『…そうでしたか。そうですよね」

響@:『ただ、姿形は出雲を若くした感じによく似ていて……。ユカリは「私は成功品だから生きている」と言っていた』

海威:『完成品…ですか…嫌な響きですね。あ…いえ…わざとではなくて… ごほん。 出雲さんとよく似ていた…ということは血縁者なのでしょうか、そのユカリさんというのは』

響@:『素直に考えれば、そうなるけど……冷泉博士は、「丹誠込めて作った」「この世にもう一度蘇らせた」と言っていた。そんな技術がもしかしたらあるのかも』

海威:『……本当に、蘇らせることができるのでしょうか…』(思い悩む

響@:『文字通りに、死んだ人間を生き返らせるというのは無理だろう』

海威:『そう、ですよね…』

響@:『海威や出雲が知る“マリオネット”という技術は、ユカリ個人に関わる部分とは全くの別物みたいだな』

海威:『そう…なりますね。けれど駆逐艦「榊」が、マリオネット計画に深くかかわっているのは事実なのです』

響@:『その辺りのこと、話せる限りを全て聞かせてほしい。……できれば順天たちにも一緒に』

海威:『……そうですね。伝えれるなら、伝えておかないと…ね』

 

***********

遣支艦隊は急転する中国情勢に、より即応可能となるために戦力が増強されてきた。その拡充した戦力はついには連合艦隊に追いつつきかねないほどだ。

連合艦隊長官に並ぶ権限を譲渡された長谷川長官・旗艦艦娘出雲の二人は艦隊を二分することに決定。

一つは上海に、そしてもう一つは既に基地として利用していた青島に本格的に派遣することを決議。

青島に派遣された艦隊は、もともと遣支艦隊が第三艦隊として編成されたのを受けて第四艦隊と呼ばれることになる

この第四艦隊に所属する艦娘の一人が清霜であり、また能代であった

 

 19CH年1月30日

清霜@:「ふー」

GM:艦隊の筆頭書記官になってしまった能代から清霜は呼び出されますよ

清霜@:じゃあ指定された部屋へ行きましょうか…ドアバーン?やるよ

GM:どうぞ!

能代:「仕事が… やってもやっても減らない…はぁああ」(頭抱え込み中

清霜@:「能代さーん!こんにちわー!!」ばっこーん!!

能代:「清霜…ドアが壊れるからやめてって!」

清霜@:「え?……それより今日はどんな話?」

能代:「あぁ…んと、ごほん。この前清霜が満州に向かった時の話の延長的なものだと思ってほしんだけれど」

清霜@:「ふむふむ」

能代:「清霜はトンブリ級海防戦艦っていう船をしっていますか?」

清霜@:「どんぶり級…今夜は牛丼食べたいな…っとと、ええと、タイの沿岸防御のだっけ?」

能代:「ボケはともかく、ビンゴ…そう、その軍艦のことです。本艦は我が帝国海軍が設計したものを民間造船所が起工。その後タイに引き渡されました」

清霜@:「うんうん…もしかして、何か問題があったの?」

能代:「っと、トンブリ級の話はあまり関係なくて… 問題なのは、我が国が他国に軍艦を提供したことがあるという事実です」

清霜@:「あ、そっちか…まあ、問題あるだろうねー…」

能代:「今現在、刃桜会が仏印に『艦』を提供しようとしている。私たちはてっきり艦娘を提供すると思って動いていましたから、清霜と会ったというユカリという少女ではないかと半ば断定していましたが…もしかしたら違うかもしれない という話です」

清霜@:「うんうん」

能代:「なので、再び清霜にはトクサに合流してもらい…」

 

GM:能代の言葉を遮るように艦隊本部に警報が鳴り響く。近海の日本国籍船がSOSの信号を出しているのをキャッチしたようだ

清霜@:「!」

能代:「…話は後で続けましょう、清霜。出撃準備に入りなさい」

清霜@:「りょーかい!清霜、抜錨します!」

能代:「第十五駆逐隊、第一小隊に告ぐ。 清霜とともに、SOS信号発信座標へ急行せよ!」

萩・藤:「はっ!」 (電話越し

GM:さて、SOSの発信座標にたどり着くと…そこには。海面を覆う薄黒い油膜、衣類の切れ端のようなものや何かの欠片のようなものが浮かんでいる

清霜@:「……これって…」

藤:「くっさ…というか、ちくしょぉ… 手遅れだったか?」

萩:「それにしては…信号発信から、沈没までのスピードが速すぎる…一体どうして」

清霜@:「…これは、一波乱ありそうだね…!心の46cm砲が唸るよ…」

藤:「あぁ…そうだな、清霜。ともかく、人の気配を探るぞ」

清霜@:「おっけー」

GM:さて… 清霜ちゃん。 初ダイスをお願いします <無個性判定 目標9>

清霜@:ほいほい

清霜@:2d6>=9 なにがでるかな

ダイス判定: (2D6>=9) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)

清霜@:!?

萩:「き、清霜さん!大丈夫ですか?」

清霜@:多分捜索中に転ぶんだろう  べちゃー

藤:「おいおい…油まみれになってるじゃねえかよ」

清霜@:act

ダイス判定: アクシデント表(4) → 奇妙な猫がまとわりつく。サイクルの終了時、もしくは、艦隊戦の終了時まで、自分の行う行為判定にマイナス1の修正がつく(この効果は、マイナス2まで累積する)。

清霜@:「む、むむむ…」あぶらねとーり

萩:「って、この子…いつから清霜さんに纏わりついていたの?」(猫をはぎ取る

藤:「んにしても…冷静になってみれば、なんかちと変じゃねえか?」

萩:「…そうね、何か不自然な気がする… どうしてだろう…」

清霜@:「……」

藤:「俺たちゃSOSがあってすっ飛んできたんだ…にも関わらず、それなりの距離があったとはいえ…こんな何もかも事後でしたっていうのは…」

清霜@:「何かものすごい敵がいたってこと?」

萩:「…かもしれない。 何だろう、この…歯に何かが引っ掛かった感じ…」

清霜@:「とりあえず、一通り探索して、報告しないとね」

藤:「あっあぁ…そうだな。探索を続けるか」

 

GM:その後、三人は探索を続けるも生存者ばかりか溺死者さえも見つけることはできなかった

清霜@:じゃあ帰投したら、その折を報告しよう 「まるまるうまうま、だったよー」

能代:「……むぅ、どういうことなのだろう… うーん」(部屋をウロウロ

藤:「なんて言ったらいいか分からねえんだけどさ、なんかこう……酷く恣意的なものを感じたような気がしたことを付け加えておく」

能代:「現場に駆けつけてみれば、既にSOS信号を発信した船は沈没、生存者・溺死者ともに不明……握りつぶしたい…握りつぶしたいよぉ」(側頭部を押さえながら

清霜@:「あはは…」

能代:「絶対上から怒られるよ…お前らの姿勢と、船舶会社への指導が云々…あーあぁー私が悪ぅございましたあああああ」

萩:「ちょっと!? 能代さん、しっかりしてください!」

清霜@:「……」

藤:「あっちゃー ついに爆発したか…」

清霜@:「……のしろさーん。」

能代:「指導してます、でも実践してくれるとは…それならお前の対応が悪い…はい、仰る通りですよ! …こほん 何でしょう」

清霜@:「人が出ないってことは、浚われたりしたんじゃないかなーって思ったんだけど…」

能代:「はい。その方向も考える予定です!…ごほん。浚われたとすれば…じゃあ、何処に?誰が誰を?何のために?  これらの疑問が当然出てくるわけで…」

清霜@:「それを捜査すればいいのかな?」

能代:「『申し訳ありません、報告が遅れました! 以後気をつけます!』と上には言っておきますので… うん、そういうこと。清霜、第四艦隊の書記官として命じます。本件の事実関係を明らかにしなさい。」

清霜@:「了解だよ! じゃあ行ってきまーす!!」(ばっこーん!!)

藤:「気をつけな」

能代:「もし、万全を期しても私に非があったか、それとも明らかにならないなら… 職を辞させてもらいましょう。えぇ…はははは」(机に突っ伏す

萩:「能代さん?能代さん!能代さーん!?」

 

 **********

一方で同日の旧遣支艦隊こと第三艦隊には、出雲の教え子の一人が艦隊本部の門下を潜ろうとしていた

**:「…出雲さん、元気にしているかしらね。」

慣れた道を歩くように、彼女は一つの部屋を迷うことなく目指す。

途中、廊下で出会った士官・兵の中には懐かしそうに敬礼するものがいる。どうやら彼女と顔見知りの人間も居るようだ

虹口区、支那方面艦隊・第三艦隊司令本部大会議室。 ノックした彼女を部屋の主の一人が間髪入れることなく招く。そこに並ぶのは、出雲・長谷川長官のツートップの下で航空部隊の運用を論議する面々

GM:純然たる空母戦力である飛龍・龍鳳なども参加している会議である

加賀:「……随分とした歓迎ね、いいのだけれど」

出雲:「貴様の肩書は、一航戦の旗艦で十分だと言い張るならな。相応の歓迎をしたまでだ」

飛龍@:「……ん、あれ……?」

出雲:「飛龍、紹介する。こいつは…」

加賀:「第一航空戦隊旗艦艦娘、加賀よ。そして貴女の前任者でもある…よろしく」

飛龍@:「あぁ……えぇ。よろしく」

加賀:「此の度、東シナ海に遊弋することになったとあいさつに来たのだけれど、まさか貴女が上海に居るとは思わなかったわ」

飛龍@:「……何か悪いかしら?」

加賀:「いいえ、ただ…そうね。『引き籠り』には、荷が重すぎると思っただけよ」

飛龍@:「……文句を言いに来ただけならさっさと帰って。正直、今はこっちで手一杯だから」

加賀:「まさか、そんな無駄なことに貴重な燃料は使わないわ。(長官の方に向き直り)長谷川長官、例の輸送作戦の件についてなのですが……対象船がロストしたまま行方しれずのままだと、どういうことでしょうか」

長谷川長官:「………」

 

GM:と、話を切り出すがその船については飛龍はもちろん知っています

飛龍@:もう共有してるのね。はやいはやい

GM:っと。いやいや、違います。現在、航空屋まで集められているのは大連・神戸間を往復する帝国廻船の貨物船から定時連絡が途切れたということで、航空偵察を含めたあらゆる手段で見つけ出そうとしている最中です

飛龍@:あ、そっちか

GM:あらゆる、とは言え。海域的に完全に中国or満州の領海であるため、日本海軍はなかなか手を出せずに歯がゆい思いをしているところですね

長谷川長官:「残念ながらまだ調査中だ。 今、この段階で我が国の巡視船など乗り入れてみろ、航空機を大量に投入してみろ、中国との和解を砕け散るぞ」

飛龍@:「……はぁ。こうして話してるのも埒があかない。長官、ロストした場所に行ってみてもいいかしら?」

長谷川長官:「………そうだな。海路で直接は許可できないが、陸からの接近は認めよう」

飛龍@:「了解よ。……それと、私一人でやる。こういうことは少人数の方があまり大事にならずに済むわ」

長谷川長官:「…そうか、足柄もまだ帰ってきていない上にお前も知っての通り俺たちも動けない。すまないが頼んだ」

飛龍@:「まぁ、任せてといて。……場合によっては、航空隊から離れる可能性もあるけど」

出雲:「…飛龍、まずは出港地である大連を目指せ。青島の監視所から黙視されていないようだからな。」

飛龍@:「大連ね……分かったわ」

出雲:「航空隊の指揮はこちらで担おう。時間は掛けられない、迅速な行動を要請する」

飛龍@:「……そうね。ただでさえこっちが危険なときにこんな状況……偶然とは言いにくい」

加賀:「……長官、出雲さん。我が部隊及び空母加賀号麾下は黄海に遊弋し警戒態勢を取ります。万が一の事態があれば、それに臨機応変に対応しましょう」

出雲:「配慮に感謝する」

加賀:「では… お先に失礼します。(一礼して飛龍の横を通って呟く) どれだけのことができるか、見ものね」

飛龍@:「……もう、あの頃の私に戻らないから」(横を通る加賀にボソリと

出雲:「……飛龍、悪かったな。」

飛龍@:「……別に」

出雲:「……臥龍は雲を得て天に昇るという。飛んで見せて黙らせろ、アレ(加賀)にはそう教えた故にな」

飛龍@:「……元より、そのつもり」

出雲:「なれば問答無用、支度次第疾く行け」

飛龍@:「……」(コクリと頷いて部屋をでる

長谷川長官:「……さて、続けるか。」

出雲:「あぁ、そうだな」

 **********

GM:足柄が出雲からマークするように指示されていたのは大東亜重工・上海支社長である。昨年の上海文化競進会前後から金回りが良くなった男であり、トクサ側からの情報によればクロギリ海域からの輸送船団との取引の便宜を図っている張本人だという。

足柄@:ほうほう、じゃあ周辺情報を集めたりしてたのかな?

GM:ですね。出雲があらかじめ持っている情報(飛鳥がすでに調べていたもの+トクサからの提供)を合わせて探っている感じですね

足柄@:出雲としてはどんな証拠としてはどんなのが欲しいんだろ?

GM:報告を受けた後ならば、基本的に大東亜重工の今後の方針に影響しそうな対外交渉

足柄@:なるほど。証拠集めってよりは情報収集なのね

GM:はい、あとは軍艦建造の可能性かな

足柄@:となると、特に金や資材の流れをあたることになるな。

GM:では… 判定の準備を<無個性判定 目標12/補正技能 誘惑・調査>

足柄@:誘惑3の調査2で7か。2d6+5>=12

ダイス判定: (2D6+5>=12) →11 → 失敗

足柄@:おおっと。振り直すかな。声援貰える人居ます?

GM:うーん、もし使うなら飛鳥の資料を引き継いでるから飛鳥からの分かしら

足柄@:じゃあ飛鳥の分を使って成功にしますか。

GM:Ok では、クロギリ海域から上海に流れた金が、支社長の指示の下でロンダリングされて大東亜重工に流されていくのを、お兄さんがたから足柄は知ります

足柄@:「ふむふム。ンー。まあこれ出雲に流せば何かいいかんじにつかうかナ。」という事で報告ゴー!かな?他にも何か得られたら別だけど

GM:あーどうしよう…大東亜重工の対外交渉に関するうわさもついでに流れてきたという体でこんな情報が回ってきます

足柄@:ほうほう

GM:大東亜重工、火曜研究所が完成させた96式超重榴弾砲、開発コード[山津波]を関東軍が導入を決定。導入を決めた人間の中には石原莞爾も居るとのこと

足柄@:了解了解。確か、前回で似たようなもの作って盗用疑われたって愚痴ってた人の盗用(じゃないけど)元の砲かな?

GM:ですね。その火曜研側が作った、野戦砲隊がギリギリ運用できる巨砲です

足柄@:なるほど、こっちとの因縁も多少あるし覚えておいて一緒に報告しましょう

GM:では早朝に艦隊本部に戻ってきた足柄さんを、出雲が迎えます

足柄@:「ただいま戻ったヨー。」

出雲:「……貴様か、足柄」

GM:足柄さん判定用意を<無個性判定 目標12/補正技能 心理学>

足柄@:2d6+3>=12 厳しいな

ダイス判定: → 失敗

足柄@:1回だけ振り直すか。

二度目の判定で見事足柄さんは成功させた。

GM:…おおぉあーでは、足柄さん。 出雲が待っていたのは自分ではないことに気が付きます

足柄@:「お目当ての子じゃなくてごめんネー?」

出雲:「……っ。くくっ……貴様には隠せぬか」 (少しバツの悪そうな顔で苦笑する

足柄@:「まー、いつ帰るか判らないシ?暇つぶしに報告聞ク?」

出雲:「あぁ、頼む」

足柄@:という事でロンダリングとか火砲とかをかくかくしかじか!

出雲:「……榴弾砲か、しかし…そんなものが深海棲艦に有効だと木曜研は思っているのか?」

足柄@:「どうだろネ?深海に向けるとは限らないシ。」

出雲:「対空火器か?ならば巨砲にする必要もあるまい」

足柄@:「どっかの陣地にドーン、とカ。ああ言うのって動かないもの狙うんじゃないノ?」

出雲:「あぁそうだ、基本的には面を平均的に痛めつける兵器だと私は思うのだが。まぁいい…今はまだまだ情報が足りなさすぎる故にな」

足柄@:「どっかの陣地なり要塞なりを狙う予定は…まあ、あるよネ。どこかはともかく。」

出雲:「…ウラジオか」

足柄@:「『何時』かはともかく『何時か』はやるだろうしネー。ロシア方面はちょっとやな思い出あル?」

出雲:「私の半生以上をロシアと敵対して過ごしているのだ。よく思いたくとも、中々難しいだろう」

足柄@:「そんなもんなのネ。ところでさ。誰待ってたノ?」

出雲:「……貴様、私が素直に言うとでも?」

足柄@:「……自覚あるんダ。」

出雲:「何年私が私の役をやっていると思うのだ」

足柄@:「まーそうだけどサ。じゃあこっちが当てるのはあリ?」

出雲:「好きにしろ」

足柄@:「飛鳥でショ?この時間に他に報告に来そうな奴って言うト。」

出雲:「………」

足柄@:「……」

出雲:「……独り言なのだが。貴様は私の羞恥を煽りたいのか…それとも冷やかしたいだけなのか」

足柄@:「そこは想像にお任せするヨ。あ、ボス次の指令あル?無いなら一眠りして遊びいくけド。」

出雲:「…………はぁ。貴様、飛龍を知っているだろ。」

足柄@:「あ、うン。」

出雲:「アイツが大連まで、突如消息の途絶えた輸送船の捜索をしに行った。それも一人でな。この手は貴様の領分だろう、バックアップについてやれ。」

足柄@:「あいあい。それにしても、輸送船、ネ。」

出雲:「奴が断固として拒否したならば、私から副次的に頼むことを主目的にしてほしい」

足柄@:「副次的?」

出雲:「……これを見ろ」(と、新聞の号外を足柄に渡す

記事には満鉄線の爆破について報道されている

足柄@:「ふーン?」新聞の号外を受け取る、「……爆破?」なんか時間かかった。

出雲:「私からの頼み事は大きく分けて二つ」

足柄@:「うン。」

出雲:「一つ目、これは飛龍の件に殆ど同じであるが輸送船が運んでた『積み荷』の行方だ」

足柄@:「あ、うン。そこ気になってタ。何だったノ?」

出雲:「…『積み荷』はな ~~~~。 これらの存在は、我らの重大機密である」

足柄@:「……偶然、には思えないネ。」

出雲:「そして二つ目、それは…」(少し言いよどむ

足柄@:「も一つハ?」

出雲:「…飛鳥についてだ。」

足柄@:「ふぅン?」

出雲:「……貴様を私情で動かすのは望むところではないが、動かれてくれ」

足柄@:「うンうン。ボスの頼みとあらバ?」

出雲:「爆破は、飛鳥が上海に戻ってくるのに使うはずだったダイヤの汽車を狙ったものだ。」

足柄@:「拙く無イ?」

出雲:「見れば分かるように死人も出ているらしい…最悪、奴の死亡報告を上げてくれればいい」(苦い顔)

足柄@:「そっちじゃなくテ。いやそっちもまずいんだけド。」

出雲:「…済まない。何もかもが非常にまずい。更に悪い知らせであるのだが」

足柄@:「うン。」

出雲:「私は、海軍左派に肩入れしている。現在の海軍大臣は左派の人間なのだが、この所…辞職を迫るような怪文書騒ぎが海軍省で起こっているという」

足柄@:「ふーン?怪文書?」

出雲:「ここで確認ではあるが、特命捜査班は大臣のお膝元に作られている。」

足柄@:「大臣が辞職したらオじゃン?」

出雲:「…分かるな、『積み荷』の扱い一つで大臣の首が飛ぶぞ」

足柄@:「そうだけド。むしろ……誰だかしらないけド、完全に『ここ』に的絞ってなイ?」

出雲:「……ならば狙いは何だ。」

足柄@:「ンー。さっき、大臣の首が飛ブって言ってるじゃン?それを1番防ぎそうな場所が『ここ(と、特命科)』と見てるんじゃ無いかナとか。」

出雲:「…差し詰め、外堀ということか。私たちは」

足柄@:「ま、そユわけで頼みは受けるけどサ。ボス達も注意した方が良いと思うヨ。」

出雲:「……聞くだけは聞いておこう」

足柄@:「そゆ事ネ。ここまで派手に動くって事は結構本気だと思うヨ。……(少し考える。)あと、石原さンとこと響のとこ。この辺が危ないと思ウ。」

出雲:「石原には私から伝えておこう…あれはあれで聞き入れいるタイプではないがな」

足柄@:「面倒くさいの多いよネー。」おまいう。

出雲:「油断しないに越したことはない、ただ…今度は備えあれど憂いありの状況なのがつらいな」

足柄@:「ちょと派手に動きすぎたんじゃないノ?まあ……誰だかしらないけド、お礼ぐらいはしておきたいネ」にやっと

出雲:「えらく生き生きとしているな、貴様」

足柄@:「そりゃ、人生は楽しまないとネー。まーネ。とにかく、『積み荷』を確保するとこからかナ。」

出雲:「可能ならば飛龍のバックアップもしてくれよ」

足柄@:「あ、はいヨー。」<バックアップ

足柄@:「じゃ、飛龍のとこ行ってくるネー」ひらひらと手を振って退室

出雲:「あぁ、行ってこい………」(椅子にもたれ掛かる

 



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それぞれの起因 《2 》

 19CH年 1月27日 大連、特命捜査班 臨時拠点

前回、特命捜査班の指揮下に加わった艦娘の殆どが、各々の部隊に戻った。しかし、満潮は特命捜査班の元に残るように命じられた

満潮に対しても秘匿されているのだが、特命捜査班が力を入れている『何か』を成し遂げるために、口の最も堅そうな艦娘を選んだように感じている

臨時拠点には、しばしば見かけた山部少尉、扇矢少佐の二人。

彼らの上に立つのは以前遣支艦隊に来ていた海軍中佐、半沢直樹であった。

忙しそうにしている三人から、満潮は一通の封印を押された手紙をあずかることになる。

半沢中佐:「満潮君、君には今からハルビンまで行き、これを届けてほしい」

満潮@:「ハルビン…響に届けばいい?」

半沢中佐:「いや、響ではない。…が、もし可能ならば口添えしてもらいたい。 届ける相手は北洋水師の提督、尹祚乾だ。とは言え、実質的には現在の旗艦艦娘、順天相手に送ってほしいのだがね」

満潮@:「そうね、実際あのお嬢が仕切るようなもの…響が手伝ってくれれば旗艦の順天だけに届けるでしょうけど、いい?」

半沢中佐:「あぁ。頼む」

満潮@:手紙を掌に乗せる だいたいの重さはどのくらい?

GM:そうですね… ちょいと判定してみてクダサイ

満潮@:はいな

GM:<無個性 目標値6>

満潮@:2d6>=6

ダイス判定: (2D6>=6) → 6[3,3] → 6 → 成功

GM:ではでは、満潮は分かります。 固い表紙が着いているのだろう『書類』ですね。ただし、書類は正式な書類にしては薄いように感じますよ

満潮@:「…だいたいこんなもんよね、で、何時発の列車なの?」時間を確認する

半沢中佐:「11時台の汽車に乗ってくれ。向こうには16時過ぎにはつくだろう」

満潮@:今は何時?

GM:何時でもいいのですが… そうですね。9:30ぐらいにしましょうか

満潮@:「わかった、じゃあ時間も時間だから、他にないなら出るわ。」

半沢中佐:「こちらからはこれ以上はない。吉報を待つが、断られたら断られたで速やかに連絡を願う」

満潮@:「そうするわ」ハルビンへ行こう!

GM:ではでは…ガタゴトと列車に揺られてハルビン駅に付き、そして前にも来た水師営へと向かいます

満潮@:まず響を探すわ

GM:わお、響を一番に探しますか… では

水師兵A:『…こちらの部屋に居ると思います』(と、会議室に連れて来られる

満潮@:会議室?

GM:会議室

満潮@:『今会議中なの?響以外誰がいるかしら』(聞いてみた

水師兵A:『それがお嬢さ…ごほん、順天さんや養民さんもいるかと』

満潮@:『呼び出ししてもらえるかしら?』

水師兵A:『はっ… 少々お待ちください …失礼します、響さん。お客人が来られております。満潮さんだそうです』

響@:この場にいるのは順天、海威、養民、響……かな? 提督もいる?

GM:提督たちは呼ばれてなさそう。 というのも、順天と海威の間で筆舌に尽くしがたい重たい空気が流れているからです はい

響@:そうだよなぁ……二人の間に養民ひとりを残して出て行くわけには……

 

響@:『満潮が私に……? すまない、急ぎの用でなければ待ってもらってくれ。私の部屋に通してくれていい』

海威:『いえ… それよりも、いったんお話はここまでにしませんか?正直、今日明日で片の付く話でもありませんし…ね、順天?』

順天:『……えぇ、そうですね』 (ピリッとした声

響@:『むむ……2人がそう言うなら』

海威:『では…私はお先に部屋に戻りますね』 (会議室から出る

響@:「……うーん」海威を見送った後、ちょっと唸ったり

順天:『………』

海威:(満潮に会釈して自室に戻っていく

満潮@:軽く会釈する

響@:満潮が扉の外にいるなら、順天がいる内に招き入れよう

水師兵A:(様子を見て、場を離れる

響@:『ちょうど一区切りついたよ。満潮、私に用って?』扉を開けつつ

満潮@:「トクサからの文書よ、どうするか君次第。」響の耳にささやく

響@:文書自体の宛名は尹提督になってる……のよね?

GM:なってますよ

響@:「ん……。扇矢少佐からの追加情報かな。ありがとう」

響@:『といっても、宛名は提督名になってる。……順天』と封筒を差し出しつつ

満潮@:「手取り早く本人に届けるのよ」

響@:『そうは言うが、形式も大事だ。機密文書の封切りは責任者がやる』

順天:『…なんですか』 (受け取る

順天:『……送り主は特命捜査班次長、中佐:半沢。…扇矢少佐の上官?(ぶつぶつ)……とにかく宛先は提督なのですから、お渡ししてきます。』(席を立つ

響@:『任せた。……順天、ちょっと後で時間があったら、少し話を』(特に引き止めたりはしない

満潮@:『待て』

順天:『……何でしょうか』 (満潮の方を無感情に見る

満潮@:『一応言っておく、宛先は尹提督なのだけど、内容はおそらく君に大きく関わることかもしれないわ。少なくとも差出人は、先に君に読んで欲しいと思う。』

順天:『……それは、送り主の考えですか。それとも、貴女のですか』

満潮@:『私はなんともいえない、君がその手紙をどうしようが、君に届いた時点で私の任務はもう終わったのだからね。でも、差出人の思惑、一応伝わらなければね』

順天:『……そうですか、ならば見てみましょう』

順天が取り出したのは、満潮が感じたとおり背表紙のついた枚数の少ない書類

順天:『……』(読んでいるうちに眉が動く

響@:『トクサから順天に……?』と小さく呟く

順天:『……ふふっ ふふふ…』

養民:『お、お姉ちゃん? どうしたの?』

響@:『……嫌な予感がする』

満潮@:「トクサからの書類だよ?良い予感があるわけ無いでしょう」

順天:『満潮さんの云う通り、私が読むことになったでしょう。そして、私が判断を下すことになったでしょう。満潮さん、送り主に伝えてください。 是非とも、協力させてください…とね』

響@:「…………」ちょっとビックリした顔

満潮@:『内容は敢えて聞かないけど良い返事ね』

順天:『余計なお節介ではありますが…まぁ、好都合です。』

響@:『強情っ張りの順天に二つ返事で協力を取り付けるとは……流石だな』

順天:『この状況でもなければ突っ返してますが…偶然にしては出来過ぎている感がして癪ですがね』(と云いながらも少し声が弾んでいる

響@:見てもいい? って感じで書類を貸してジェスチャーをしてみる

順天:(少し眉を顰める

響@:嫌そうなら素直に諦めよう

養民:あわわ… と、姉と教官を見比べる

響@:『まぁ、美味い話を持ってきてくれたようでよかった。内容は気になるけど……おいおい嫌でも知ることになるだろうしな』

順天:『そうですね、直ぐに教官も知るところとなるでしょうね。では、私は提督に報告と手続きを行いますので。 満潮さんはご自由に』

響@:『なら、私がお茶でも出そう。せっかく来たんだ、少し腰を下ろしていってくれ』

養民:『あっ… お茶なら私がだします』

満潮@:この時代電話あるよね

GM:ありますよ

満潮@:「そうね…その前に電話を貸してもらえたら嬉しいけど」

響@:『では養民の言葉に甘えよう。お茶は任せた。満潮、電話はこっちだ』

満潮@:「助かるわ」 では電話、えっと、トクサは大和ホテルが拠点なんすか?

GM:あーそうですね。今回使っているのは大連近郊の貸し家屋を使ってますよ 

*流石に高級ホテルを拠点にできないが、あの女性たちならやりかねない。

満潮@:じゃあそこに掛けてみる

GM:では何度かコールの後に

扇矢少佐:「そちらは誰かしら」

満潮@:「私よ私」

扇矢少佐:「新手の詐欺かしら」(苦笑

響@:響は相手の声が聞こえない程度に近くで待ってる

満潮@:「詐欺でもたまに真実を言うのよ、君が望んだ事、頷きを得たわ。」

扇矢少佐:「あらあら…そう、朗報ね。私たちからの提案なんて、聞き受けないと思っていのだけれど…何かあったのかしら?」

満潮@:「わがままぶる余裕もないだろう、ここのお嬢は で、詐欺の主犯はこちらになにか伝えることあるの?」

扇矢少佐:「ふふふ…詐欺の主犯だなんて結構なご挨拶だこと。伝えることは…そうね。今日はそっちで過ごして明日の朝一にこっちに戻って来なさい」

響@:満潮が電話口で詐欺詐欺言うってことは相手は扇矢少佐だな……と思いつつ黙っている

扇矢少佐:「私はそっちに向かうけれど、満潮は中佐の護衛につきなさい。」

満潮@:「わかった。で、最後にもう一つ」

扇矢少佐:「何かしら」

満潮@:「響に伝える事ないの?」

響@:(ぴくっ)

扇矢少佐:「そうね…“Zは不明”って伝えておいて頂戴。どうせ、明日には逢うだろうけれど…一番気にしていることだろうから」

満潮@:「そう…伝えておく。それからあの書類、最後まで私おろか響まで見せてもらえないわよ。」

扇矢少佐:「…あら、そっちの話」

満潮@:「他に無いなら切りわ、じゃあ」

扇矢少佐:「今私たちが企んでいることに、水師を巻き込んだ形かしらね。じゃっ」

満潮@:「…私は構わないけど、相変わらず最悪ね」(切る

満潮@:「響、扇矢少佐からの伝言だわ…『Zは不明』って」そして響に向けて伝える

響@:「了解。まぁ、そんな首尾よく全ては明らかにならないか。私たちは養民のところへ戻ろう。……本当に一服つかなきゃならないのは、順天なんだがな」

満潮@:「そうね…これからまた忙しくなるわ。」

響@:ティータイムだ!

養民:「せんせ みちしおさん。おちゃ、できてますよ」

満潮@:メイドみたいで可愛いな

響@:うむ

響@:「……いつもありがとう。いただこうか」

養民:「はい!」

満潮@:「ありがとう、いただくわ」

養民:『…あっ、お姉ちゃんたちにも淹れてあげた方がよかったかなぁ…』(中国語

響@:『そうだね……。そうしてあげてほしい。きっと、私にはできないことだ』

養民:『うん… お茶煎れて、様子見たらすぐに戻ってくる』

満潮@:「…前から思ったんだけど、なつかれるよね」

養民:「…? なつかれる…なつく、えと…どんないみ?」

響@:「…………」ズズズ 無言で目を逸らす

満潮@:「…響と、仲がいいみたいってことよ。」

養民:「なかがいい…うん。せんせ、やさしいからすき」

響@:「……オーリャは素直すぎるな」(と言いつつ決して嫌そうではない

満潮@:「私は人のこと言えないけど、あなたはもっと素直になったら?」

響@:「自覚はしてるよ。善処はする……するから」

養民:「すなお…になると、どうなるの?」

満潮@:「…自分と、他人と、真正面に向き合えるのよ ………忘れて、養民さんはこのままでいいっでことよ」

養民:「…?」

満潮@:「きっとそれで救われる人もいるから」

養民:「…えと、おねえちゃんがきになるからちょっとだけせきをはず……はず?はずさせていただきます」(ぺこりぃ

響@:「いってらっしゃい。急がなくても大丈夫だよ」

養民:(とたたた… と、順天の部屋に向かう

響@:「……満潮」

満潮@:お茶をすする

響@:「くれぐれも、足柄や出雲に余計なことを言わないでくれよ」(もう手遅れになってるけど

満潮@:「何のことか分からないけど言わないし、多分私が言うまでもないわ」

響@:「……そうだな。満潮は口が堅いし無用な心配……か。ちなみに、満潮はこの後すぐここを発つのか? それともハルビンに幾日か滞在するよう言われてる?」

満潮@:「明日発よ」

響@:「一晩か。なら前と同じように、兵舎の一室が使えるよう手配しておく。順天がやってるかもしれないけど」

満潮@:「…そういえば、響は清霜と同じく遣支艦隊の人だったよね」

響@:「……うん、清霜とは上海で一緒だった」

満潮@:「最近同じ上海遣支艦隊の子と編隊されたわ、確か…野分って子」

響@:「野分か。懐かしい名前だ。野分もトクサ絡みで一緒に仕事をしたことがある。……元気でやっているか?」

満潮@:「そうね、鬱陶しいくらいのお人好しかな?」

響@:「そうか。……安心した。変わってないみたいだな」(心底ほっとしたような感じで言う

満潮@:「人は簡単に変わらないと思うよ…あなた、本当に養民の言うとおり、あまあまでやさしいわ」

響@:「……野分には色々と迷惑をかけたからな。傷になっていないか心配だった」

満潮@:「たぶん、そんなことないわ、何かあったっか知らないけど、彼女は『またいつかお会いして、沢山お喋りをしたい』って言ってたわ。」

響@:「……そうか。それは……私も同じ気持ちだ」

満潮@:「皆、あなたの優し所、ちゃんと分かってたと思うわ。」

響@:「私の優しさなんて中途半端なものなんだよ。弱さと切り離せない、しかも無責任の裏返しで、肝心なときに役に立ちやしない……けど、野分なら多分、それでも私のことを……って、喋りすぎたな」

満潮@:「…そうね、明日も早いから、私もそろそろ借りた部屋に戻らせてもらうわ」

響@:「あぁ。前回と同じところを使ってくれ。……上海に寄る機会が会ったら、野分にもよろしく」

養民:(…教官がお話しているから、入っちだめだけど…でも)悪いことをしていると自覚しながら、恐る恐る中の様子を伺っている

響@:部屋を出る満潮を見送りに、扉を開けようとして鉢合わせになる……かな?

満潮@:深刻な顔をしているか

養民:「きゃっ」

響@:「っと……!」慌てて支える

養民:「せ、せんせぇ…」

満潮@:「ごめんね、せんせいを返すわ」

響@:「遠慮して待っててくれたのか。悪いことをした」

養民:「えと!だいじょうぶです、まってない、です!」

響@:「ならよかった。順天たちはどうだった?」

養民:「おねえちゃんはていとくさんとおはなししてた。海威さんは…なにか、かいてた」

響@:「ふむ……。私も後で、順天に海威のことで話がある。お姉さんを少し借りるよ」

養民:「えと、はい」

響@:「満潮。部屋に行く前に少し渡すものがある。済北島での一件の資料をトクサに届けたい」

満潮@:「わかった」

響@:「ん。じゃ一旦、私の部屋へ。……すぐ戻ってくるから」

満潮@:頷いて響に付いて行く

響@:と、オーリャにひと声かけてから、満潮を連れていく……

 

 

 



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野分と海鴎

 海鴎、それは第二次上海事変の最中、日中間に決定的な亀裂を走らせる工作を命じられた、実質的に軍上層部から死ぬことを命じられた少女。

そして、野分は必死の説得によって日中の(わだかま)り、いわんや言語のカベを突き抜けて、彼女の死を阻止した

上海事変から半年の月日が経った。

海鴎に対して、出雲が飛鳥を通して情報統制をしていたのだが、飛鳥が石原の元へ向かった後は野分に、海鴎を気に掛けるように出雲は命じていた。

1月25日。 特命捜査班から回ってきた資料に目を通していた出雲は、野分を通して海鴎から事情を聞き出そうと試みる。

 

野分は出雲から海鴎についてのことで話があるとして執務室に呼ばれた

野分@:「野分です」ドアをノックして

出雲:「入れ」

野分@:「失礼します…出雲さん、今日はなんの用なのでしょうか」

出雲:「…貴様に腹の探り合いを頼みはしない、と先に断っていく。それを踏まえ、貴様には海鴎からある事を聞き出してほしいのだ」

野分@:「…お言葉ですが、それは腹の探り合いにはなりませんか?」

出雲:「ならば問うが、貴様は腹の探り合いは出来るのか」

野分@:「できない。できないし、できない。だから、私のできない芸当にならないように、もっと詳しく説明してもらえませんか?」

出雲:「あぁ。貴様が海鴎を助けた日、奴は深海棲艦と共に我らを妨害せんと動いたのは覚えているだろう。奴らは海鴎を守るように動いていた…ように見えた。まるで何等統制下にあるようにな。本件のみならば特殊な事例として処理する原積もりだった。が、同じような現象が昨年の十月、済北島で起きた。」

野分@:「そんなこと、他のところにもあったのですか!?」

出雲:「報告によれば突如とし現れた深海棲艦がソ連軍に対しては猛威を振るったにも関わらず、関東軍には攻撃をしかけなかったようだ。もっとも、ソ連軍の援護に動いた北洋水師の艦娘の部隊には攻撃を行ったようだが。さて…本件について、貴様も知る特命捜査班が大東亜重工の研究員からの事情聴収で該当しそうな話が聞けたようだ」

野分@:「北洋水師って……分かった、出来る限り海鴎に聞いてみる」

出雲:「奴が我々にしゃべって見せたのは、貴様に中国語を教えるためのモノばかりであった。しかるに、奴がそう簡単にしゃべるとも思わない、が可能な範囲での努力を行え」

野分@:「大丈夫です、私は…私は信じてますから。」では他に無いなら執務室を出て海鴎を探そうか

GM:ではでは、判定を<無個性判定 目標値8>

野分@:直感込みでいいっすか

GM:…あっ。のわっちは直感をもってましたね。 はい、加算OKです

野分@:2d6+2>=8

ダイス判定: (2D6+2>=8) → 4[1,3]+2 → 6 → 失敗

野分@:ばかな…

GM:愛が足りなかったか…

野分@:振り直すは可能でしょうか

GM:可能ですよ

*野分は二度目の判定では楽々と目標値を越えたのだった。

GM:では、ここかなっと思った場所には居なかったもの、ならばあっちかと検討を付けたところに居た感じかしらむ。海鴎の姿は休憩の折に時々来るという露店街の一角の店先にいたということにしますか。

野分@:む

海鴎:(……疲れた顔)

野分@:「…海鴎」横から隣の席に座り込んで、耳元に海鴎の名をささやく   至って普通のスキンシップなのである

海鴎:「ひゃっ!?」(文字通り飛び上がる

野分@:「びっくりしちゃった?ごめんごめん」合掌して謝るの仕草をしてみた

海鴎:「なな何ですか!? (辺りをきょろきょろと窺う)……わ、私に、何の…よう、ですか」(声を潜めて

野分@:「ちょっとは元気出た?」上半身を俯いて海鴎の顔を窺う

海鴎:「……元気何て…」

野分@:「さっきはなんか疲れたみたいだけど…やっぱり飛鳥が居ないから寂しい…?」

海鴎:「…っ! …その話はしないで!!」(思わず叫ぶ

野分@:「えっ」

海鴎:「ご…ごめんなさい」(ハっとなる

野分@:「…ね、海鴎。」真剣な顔持ちをして、

海鴎:「……何ですか」(低い声

野分@:「何か、悩みことが…あったの?」

海鴎:「…………」

野分@:「ね、海鴎。私は実に出雲さんからあなたに何かを聞き出すの指令を受けていた。でも、そんなの関係ない。何かに悩んでいる海鴎の姿が…見たくない、海鴎の笑顔が見たい。そのために、私はあなたの力になりたい。私と一緒に、話し合えない?」

海鴎:「…いつか、云いましたよね。野分さん、貴女には…守るものがある。私には…一つもない。主君も、大切な友人も、父母も…そして、国も。どれも……私には………ない。  貴女には、出雲がいる。清霜っていう子がいる。きっと親兄弟もいるんでしょう…そして、日本がある。貴女は…私とは違う。 貴女には…何も私のことなんて分からない」

野分@:「…私はね、誰かに教わりました。こんな私でも、結局あなたと同じ立場に立つことはない、こんな私は、傲慢で、わがままかもしれない。でも…それでも、こんなわがままの私でも、海鴎、あなたはあの時、私を信じてくれてた。私は私で、海鴎は海鴎で、膝を付き合わせて話し合ったところで、私が海鴎になれるわけでもない…でも私、野分は…ううん、たった一人の女の子である私は、君といる世界を見たい。だから私は話し合い続ける、それが傲慢でも何でもいい、私は私だから私はこの方法しか知らない、私は私だから…あなたが欲しい。」

海鴎:「……っ …それは、どういう…こと、ですか」

野分@:「私は思ったんだ、私は『今』を守りたい、でも…『今』は何?それは多分遠い過去の近い未来じゃない。そんな過去な未来で、私は…ううん、過去の私は物言わぬ艦艇でしかなかったけれど、でも『今』の野分はそうじゃない。『今』を守れるなら、『あなた』を守れれるなら、私は何だって変えられる。海鴎、あなたは守るべきもの何一つもないっで言ってた。じゃあ、はじめに『私』をあなたの守るべきものの中においてくれない?」

海鴎:「…野分、ちゃんを?」

野分@:「そうです! 海鴎ちゃん、海鴎ちゃんは私を守ってくれますか?」

海鴎:「こんな私に…野分ちゃんを?……わた、私は、私は……野分ちゃんに、助けられた。だから…少しは、ほんの少しでも、野分ちゃんの役に立ちたい…」

野分@:「…ありがとう、海鴎のお陰で、私は勇気をつけた。私は明日、出雲さんに満州国への転属具申を提出したいと思うの。」

海鴎:「…えっ? え”!?」

野分@:まず簡単に出雲から聞いた済北島の事を伝えた

海鴎:「……」(顔がこわばる

野分@:「何かが起きている、『今』は誰かに変えられようとしている、それなのに、私は怖がっていた…私の傲慢で、私のわがままで、実は何も変えられないじゃないか、実は何も守れないじゃないかって…… でも、海鴎はそんな『私』を守れるなら、私は、それでも、それでも大丈夫、どうにかなる気がし始めた。」

海鴎:「…ま、守れるなんて云って…ない…云ってない、けど……野分ちゃんが…そう、決意したんだったら…私は貴女を…応援…するよ」

野分@:「…ありがとう、じゃあ、行ってきます。」海鴎の両手を強く握って、しばしの別れを告ぐ

海鴎:「……っ」(顔を背けてしまう

 

海鴎:「(あの人も…こうやって、別れを告げて。そのまま、あっちに行ってしまった。あの人が、幸せそうだから…私なんかと…過ごすよりも楽しそうにしているから、私は何にも云えない。野分ちゃんも…向こうで、幸せになるのかな)……再見」

 

泣き笑いの顔でそう野分に告げると、走り去っていこうとする

 

野分@:「…海鴎!」

海鴎:(聞こえないふりをして、走る

野分@:choice[立ち尽くす,追いかけるぜ,追いかけるぜ,だから追いかけろ!]

ダイス判定: (CHOICE[立ち尽くす,追いかけるぜ,追いかけるぜ,だから追いかけろ!]) → 追いかけるぜ

野分@:追いかけて、後ろから海鴎を抱きしめる

海鴎:「…離して、ください」

野分@:「不是再見。この事件が終わった後、私はきっと戻るから。その時、またお話ししようね」

海鴎:「……無理しなくて、いいから……私のことなんて…忘れて、いいから… 野分ちゃん …很高?(幸せになって)」

野分@:「これをあげる」(ネクタイを解いて、海鴎の手首に結んだ

海鴎:「えっ…?」

野分@:「私は絶対に取りに来るから。じゃあ…またね。」

海鴎:足を棒立ちにさせて、茫然としている

野分@:司令部に帰るわ

 

 

出雲は野分の様子から大体の様子を察しながらも野分に尋ねる。

出雲:「…して、どうなったのか」

野分@:「はい、海鴎ちゃんから何一つ情報を聞き出せなかったから、私は満州国へ調査しに行きたいたいと思います。」

出雲:「…そうか……(目を閉じる) 貴様…調査と軽々しく口を吐いたが、そうは簡単にいかぬぞ。そもそも、貴様は満州に行くとしても何処をどう動こうと考えているのだ。トクサに合流するのか? それとも水師の響を頼るのか? 将又、飛鳥に頼み込むか。まさか貴様一人で解決できるとは思っていまいだろ」

野分@:「以前にも話した通り、私はたった一人の駆逐艦艦娘でしかない、自分一人で何かできようと思わないです。詳しいことは知りませんが、これから事件調査のトクサがより動く安いように、私みたいなトクサとして動いた経験をした艦娘が、あちらに合流したほうが一番手取り早いと思います、例えば清霜ちゃんみたいに」

出雲:「満州での二件には、結果論的には確かに清霜が動いていた……貴様は、私に端からトクサに自分を送り込めと売り込むか」

野分@:「そのつもりはなかった…あれ以来、私はただの傲慢で人を巻き込んでしまうじゃないかと反省しました。しかし反省した結果、私は傲慢で人を巻き込んでしまってもいいと、思います。…元から言うと、これはただのわがままなんですけど…出雲さんが納得させるよう、必ずいい結果を持ち帰ります。」

出雲:「…………(今の段階で、部下を満州に送り込んでもいいのだろうか。例の『積荷』について、まさかこいつが探り当てるとは思わない)…(滿洲の趨勢は愈々不鮮明。その状況下で、更に私が滿洲に腕を伸ばすことは過度ではないか)…(しかし、どうであれ野分に此処まで云わせた責任は私にある。) ……野分」

野分@:「はい」

出雲:「満州へ何故行く必要がある、報告書ならば私の手元にある、徒に動くは得策ではないと私は考える。」

野分@:「…私はこの事件についで、上海はあくまで末端でしか無いと思う」

出雲:「ほぉ…云ってくれる。成程、上海での一件は確かに元から切り捨てを前提にしていたのだろうからな」

野分@:「上海はただ敏感なだけで満州よりはやく事が露見されただけ、実際その研究のラボは上海にいませんでした」

出雲:「あぁそうだ。ハルビンにあったと聞いている。……貴様を滿洲、トクサの元に送り込んでやることは吝かではない。ことによっては許可しよう」

野分@:「っ、ありがとうございます!」

出雲:「しかしな、貴様は土産を見繕ってから行け」

野分@:「えっ」

出雲:「トクサトクサと貴様は繰り返すが、艦娘野分は私の部下だ」

野分@:「うぅ…す、すみません 私だって、扇矢さんより出雲さん…いいえなんでもありません」

出雲:「私の手元にある資料を貸してやる。上海の支流から、大河を見つけ出してから動け。分かったな。何、貴様にこの手の事が得意な兵をつけてやる。そいつらを使って成果を見せろ

野分@:「というと…?」

出雲:「…いつも奴らに頼ってばかりでは、いい加減なさけないだろうが」(にやりと

野分@:「だ、大丈夫です!トクサと言えど実際は私たちが動くなんですから!」

出雲:「だからだ… 奴らもまだ動いても居ないだろうこの一件、貴様が真っ先に動け。貴様が私の手元の資料、そして集めた情報から判断したうえで滿洲に本流があるとするならば。私はもろ手を振って送るだろう」

野分@:「頑張ります!」

野分@:資料…要するにログか

GM:まぁ…ログには上がってない、闇へと葬られた設定とかも書いてあると思いますよ

野分@:しかし今回の今まで野分が集めた情報というと海鴎がかわいだけという

*海鴎はとてもかわいい。それじゃダメなんですか!

出雲:「念のために、ではあるが。貴様が調べた結果、何も上がってこなければ大人しく調べ続けろ。調べた結果、満州以外が怪しいというならばそこへ行く便宜は取り計らう」

野分@:「それは…分かってます。」

出雲:「断っておかなければ、貴様ならば勝手に満州へ乗り込みかねないからな」

野分@:「大丈夫です!出雲さんの名に恥じないよう、全力で満州国が怪しいようにあら探しをします!」

出雲:「…一つ云っておいてやる。日露戦争において、我らが何故勝てたのか。 それは情報を重視したからだ。断じて、今のように自らの作戦に都合の良い情報を取り揃えて上官からの許可を得るような真似をしたからではない。冷静に分析しろ。感情は完璧に排せ…とは貴様には云わんが、今のように満州が怪しいのだという先入観を捨てろ。」

野分@:「…はい、ちょっと舞い上がりすぎていました。出雲さんの名に恥じないよう、必ず元を辿り着けよう…それが何処であろうと、きっと正しい『今』へ繋がれるから。」

出雲:「分かればいい。 資料を渡す、ついてこい」

野分@:出雲に付いて行ってシーン終了

 

 

 



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L号とM号の正体

19CH/1/27 ハルビン水師営

海威は順天と養民を呼んだ。その傍らには響がオブザーバーとして居た。

海威は自身が取ってきた態度について二人に謝るため、そしてN号と呼ばれる計画の前段階となった二つの計画について、響を含めた三人に説明するために会議室に居た。

順天:『………』(険しい表情

養民:『…そ、それで…えと…えと…」

順天:『……で、何を知っていると』

海威:『…う、うん。私の知っている限りを話すよ』

海威:『…冷泉研究員が関わっていたN号っていうのは、たぶん…海軍が進めようとしていた二つの計画がベースになっていると思うの』

海威:『それぞれ、リンケイジ・マリオネットっていう風に研究員たちは呼んでいましたけれど…正式名称はそれぞれエル号、エム号っていいました。

 

 エル号計画っていうのはね、八意教授がそもそも考えていた案で、軍艦と艦娘を相互に好影響を及ぼし合わせようとした計画です。ペーパープランの段階である当初、実戦を度外視した実験計画だったようですがね。そして艦同士のエネルギー回路の無線化・遠距離化させて実戦投入を視野に入れたのがエル二号計画でした。

 その一方でマリオネット計画って私はいったけれど、エム号計画っていうエル号から派生して生まれたモノは冷泉研究員が主導した計画でした。こちらはずばり、エネルギー回路の素子の一つとして、艦娘を軍艦設計の段階から組み込むというものです。

 エル二号計画ではエネルギー送受信の効率が、軍艦からの距離の二乗に反比例し、また個々人が持つ適合率によって大きく変動するため汎用性に乏しいという大きな制約がありました。そこで艦と素子の艦娘の距離を限りなくゼロに近づけることで、エネルギー効率を適合率が悪くとも極大にすることが可能なエム号は有り余ったエネルギーでの思考加速による軍艦の単一意志による制御が目標とされました。

 今、遣支艦隊の旗艦をなさっている出雲さんという方は、この適合率が正直にいって噸でもなく高い歩合だったために、エル二号計画の結果莫大な力を得た成功例です。もう一人例を挙げますと、榊という私の先輩の方は、一方で適合率が実験に参加した私たちの中では断トツで低くかった為にエム号の処置を受け、先輩は駆逐艦『榊号』の頭脳として模擬戦闘では無二の強さを誇りました。

 二人の、それぞれの計画での成功した方を上げましたが…結局エル二号は実用に耐えうる適合者の少なさから、エム号は何よりも運用上の危険性から。そしてどちらも費用対効果の疑問から計画凍結された、そう私は聞いています。

 何故、どちらも知っているかと云いますと…私の適合率が中途半端に高かったために二つの計画のスペアとして扱われたからです。最終的に私はエル号としての処置を受けたのですが… 実戦に投入されたのは一年と少しぐらいでした。……それで、たぶんN号っていうのはエム号側の発展版なのだと思います。具体的に、どこがどう改善されたのか…私には分からないのだけれど、順天に届いた資料を見る限りだと…エム号の所為で神経回路が焼き切れるっていう事態があったりしたのだけれど、そういうことが無いように調整を掛けた感じ…なのだと思う。

 

海威:『これ以上の詳しい事は…私も、流石に被験者って云うだけだから分からないのだけれど、ね』

順天:『………』

養民:『…し、神経焼き切れるって…どういうこと?』

海威:『………え、えと…ね。普通に生きていたら…経験しないような悪い状態…かな』

順天:『………』

海威:『……』

養民:『……』(わたわた)

順天:『…仮に、N号がそのマリオネットとかいう計画の発展版だとすれば。…水師の兵は、減らせるのですか』

海威:『………怒らないで、聞いてほしいのだけれど。 答えは…艦上勤務要員を、通常時の4割で済ませられる…かな。技師を含めて、それぐらいだと思う』

順天:『半分…以下………………』

海威:『……順天、ちゃん…』(近づこうとする

順天:『……近づかないで』

海威:『そ、そう。ごめんね…』

養民:『お、お姉ちゃん…そんないい方しなくても…』

水師兵A:(こんこんこん)『…失礼します、響さん。お客人が来られております。満潮さんだそうです』

響@:『満潮が私に……? すまない、急ぎの用でなければ待ってもらってくれ。私の部屋に通してくれていい』

海威:『いえ… それよりも、いったんお話はここまでにしませんか?』

海威:『正直、今日明日で片の付く話でもありませんし…ね、順天?』

順天:『……えぇ、そうですね』 (ピリッとした声

 

*********



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扇矢萩子の捜査録 第五回 『せめて希望の欠片を』
希望の欠片たち



南樓望        盧僎

「 去國三巴遠
  登樓萬里春
  傷心江上客
  不是故郷人 」

*以下は作者のこじつけ訳です*
国を去って遠く三つ巴の地までやってきた
楼に登ると万里に春景色が広がっている
川辺の旅人(余所者)は心が痛む
この地の人間でなきがゆえに


実際には『三巴』とは現在の四川省にあたる地域の名称であり、また客は旅人と読みます。



GM:点呼開始!

響@:準備完了!(1/5)

足柄@:準備完了!(2/5)

飛龍@:準備完了!(3/5)

清霜@:準備完了!(4/5)

満潮@:準備完了!(5/5)

全員準備完了しましたっ!

GM:よっしゃいくぞ!

清霜@:Ja!

飛龍@:いーち、にー、さん、だー

満潮@:のりこめー^^

GM:扇矢萩子の捜査録 第五回『せめて希望のかけらを』 はじめるぞ!!!!

響@:もう満鉄を爆破なんてさせない!

飛龍@:真実をつかんで見せる

響@:わーいどんどんぱふー! はい、よろしくお願いします

足柄@:よろしゅう

満潮@:よろしくお願いします!

飛龍@:よろしくっすー

GM:まーずは。事前収録お疲れ様でした。 ここからは、更なるハイテンション&濃いRPを期待しておりますぞ!ってなわけで。さてはてまずは旗艦はだーれだ!

足柄@:飛龍さん

清霜@:(目逸らし

響@:まぁ飛龍さんでしょうなぁ……

飛龍@:えっw

満潮@:決まりだな…

飛龍@:いやまぁ、別にやってもええねんけどな。いいだろう、旗艦は飛龍がやるぜ!(それに唯一の大型艦だから一人だけ艦種経験値もらえないし

*正規空母と戦艦は艦種ボーナスという経験値が一点も貰えないのである。

清霜@:第一部ラストを華々しく飾ろう

GM:よっしゃ、飛龍さん。やったれ!ではつぎー チーム名を登録してね♪

飛龍@:じゃあダイスでええかな

清霜@:だの

 

結局、上海哨戒天女というよくわからないチーム名になったが、これを使う場面など一カ所でもあればいいマシなのだ。

*一般論ではなくGMが主催するセッションでの話。

 

GM:さてと… 一先ず事前準備として…感情値。今取って頂けるとありがたいです。

飛龍@:んじゃここは足柄でいいか……1回目以外で絡んだのが足柄程度だし……

足柄@:飛龍さんに1だな

響@:同じく飛龍さんに(まだ合流してないけど)「天地玄黄」で+1

清霜@:ふむ、じゃあこっちもひりゅさんに+1「心の友永隊は元気ー?」

飛龍@:飛龍がハーレム状態だと……(すっとぼけ

清霜@:あ、じゃあついでにここでそろそろ戦艦の消費しておこう。おなじみ猛射だよ

清霜@:ダイス判定: (1D6) → 5

響@:ゴリィ

GM:ろ…6じゃないもん!っとまぁ、では誰から動きますか?

*少しばかりの会話の後*

響@:じゃ響が先行しましょう

飛龍@:ん、了解

清霜@:がんばー

響@:EVA オラァ!出てこいや石原莞爾ィ!

ダイス判定:ランダムイベント表(3[3]) → [関東軍紛糾(新京)]

足柄@:やったねw

響@:でてきた

満潮@:出たよ…

GM:…ははは

足柄@:まあちょうど良いかな?

GM:しかも初手からかよ!(笑)

清霜@:あっはっは

満潮@:ダイス神本当に気まぐれなお方

GM:では、石原閣下のお出ましから参りましょう。

 

***********

 

 19CH年一月三十日 ハルビン水師営 執務室

順天:『…………』(黙々と裁断した書類に判をつく

海王:『順天! 聞いているのか!』

順天:『……』(手を止め、海王を睨む

海王:『せめて何かあるだろ!』

順天:『……運が悪かった、とでもいえばいいの?』

海王:『………ちっ、響教官を呼んでくる』

順天:『どうぞご自由に』

GM:とな感じで、響を海王が探し始める

響@:響は自分の部屋にいるから、迷わず見つかるハズ

海王:『…教官、一大事です』

響@:『ん……どうした?』分厚い深海棲艦関連の記録簿に栞をはさみつつ

海王:『…失礼します(部屋に素早く入る)まず一つ目、目に見えて危険な事態なのですが、奉天・ハルビン間の路線が爆破されたようです』

響@:『……満鉄がか? 被害の規模と首謀者は?』険しい顔で立ち上がる

海王:『はい… 今回は汽車を巻き込んだため民間人にも被害が出ているようで死傷者は83名よりも増える見込みです。首謀者に関して…関東軍は中国側の暗躍として処理するようです』

響@:『…………二つ目の報せは』

海王:『…石原閣下から、直接伝えられた…かなりの機密情報だと先に断っておきますが……関東軍の一個大隊が突如として消えたと聞きました。 ……率いていたのは、関東軍の金里高級参謀だとか。念のために、水師営の防衛強化を旗艦には進言しています』

響@:『順天はどうするって?』

海王:『……そうか、の一言で採用してくれましたよ』

響@:『分かった。防衛強化に関しては私も同意見だ。金里が消えたということは刃桜会が動いてる』

海王:『アタシもそう思います…そして、奴が動いた以上は…大東亜重工とかいうところも、連動するかと』

響@:『あぁ。大規模な軍事的衝突が起きかねない……。なんて真似を……大連にいるトクサの連中はもう動き始めてるだろう。必要があれば打診があるはずだ。我々は防衛に……いや』

海王:『…海威さんが居ないからって…あいつが腑抜けているときに…』

響@:『それだ。海威は今、どこにいる?』

 

海王:(真顔になって吟じる

 

「 去國三巴遠

  登樓萬里春

  傷心江上客

  不是故郷人 」

 

海王:『と、アタシの部屋に毛筆で書置きがありましたので…内地に戻ろうとしているのでは。とも、思ったのですが……そこらへんが気になるならば、教官から順天を問い詰めてください。アタシに話すと怒らせる内容だというのが、どうも御自覚あるようなので』

響@:『……ことは急を要する。執務室へ行こう』

 

場面は執務室へ。そこでは相も変わらず無表情で仕事を続ける順天の姿が

響@:『順天。奉天の事件のことは海王から聞いたな?』

順天:『…えぇ、聞きましたが』(何か? という無表情な睨み

響@:つらい…… 『これに同調して刃桜会と大東亜重工も動いてる。海威がここを離れて、どういう日程でどこへ向かったか分かるか?』

順天:『……海威は、二十八日の船に乗りましたよ。今頃あなたたちのいう〝内地”ではないですかね』

響@:『そうか。既に大陸を発っているならそれでいい。だが……念のためだ。旅順の水師営に伝達して、駆逐艦海威号の様子を注視させたほうがいい』

順天:『……いいでしょう、海王。お願いできるか?』

海王:『……文面は?』

順天:『旅順での警備体制の強化と、海威号を初めとした艦艇のチェックの命令』

海王:『…あい分かった』

順天:『これで、いいですか』

響@:『ありがとう。もの凄く嫌な予感が……する。海威の所在の確認が取れないまま、もし万が一、海威号に異常な機動が見られたときは……迅速な無力化が必要になる』

順天:『……(一瞬だけ顔をゆがめる) ……これは独り言ですが…海威の休暇には、教官が懇意にしている日本海軍の少佐がかかわっています。これ以上は知りません…知りたくもない』

響@:『……順天』

順天:『……気になるならば、ご勝手にどうぞ。私は止めませんので』

響@:『海威が直接順天に話すまで黙っていようと思ったけど……一応、伝えておく。海威は、“私はあんたの娘じゃない”と順天に言われてすこぶるショックだったらしい』

順天:『…だから、なんだというのですか。事実じゃないですか』

響@:『“それが自分の役目だと疑いもしなまま、自分はずっと、あの子たちを自己満足の道具にしていたんだ”と、酷く自分を責めていたよ。そのことを……順天に謝ろうとしていた』

順天:『くっ……だから、どう、だと! 私は、あんな女の個人の事情など…知ったことじゃない。もういいですよね、教官、とっとと…出て行ってもらえませんかね』

響@:『……了解。ちょっと出かけてくるよ』ピッ、と敬礼してスタコラサッサだ!

GM:まぁ… こんな感じで、本来ならば新京で得られるはずの情報を響ちゃんは獲得しました

足柄@:そうだったのかw

GM:ははは… NPCについてですが、現状養民・海王のどっちかを連れていけますがどーします

響@:全員残ってもらう! ここはお前らに任せて、俺は先に行く!

足柄@:えっ

響@:すまんな、これ以上満ソ国境の防衛力に穴を開けるわけにはいかんのだ……

GM:ではでは…まず。大連にたどり着くかという判定をやってもらいますかW

響@:し、指定個性は……

GM:途中で線路が爆破されているので、[大胆]に移動したのか それとも[突撃]したか

響@:いずれ目標値7……いじわるから代用 2d6>=7 期待値こい!

ダイス判定: (2D6>=7) → 9[3,6] → 9 → 成功

響@:おっけー

清霜@:やったぜ

GM:では車か何かだしてもらったのかしら。大連に響は到着しました~

 

GM:さてと…響ちゃんが大連に到着したあと、一行はどう動きマスか?

足柄@:うーん。

響@:扇矢少佐と海威を探さなきゃ……駄目でも少尉だけは確保しなきゃ……

足柄@:取り合えずイベント進めてみるのもあリだけど

飛龍@:個人的に偶然みんなが合流したシーンを演出したい

響@:いいですとも!

飛龍@:(これはもう足柄→飛龍以外は全員偶然だもん

足柄@:あれ。そういえば海威号てまだ壊れたりはしてないんだよね?

GM:海威号は現在旅順港に停泊中、海威とセットで今なら10年間貸与! みたいなノリ

響@:いい買い物だったな

飛龍@:誰が買ったんだ、響か

GM:まぁ。満州国が買ったという扱いですね。はい

響@:出雲が順天たちに押し売りした感じ

*出雲ではないのだけれど(苦笑

飛龍@:とまぁ、冗談はほっといてサクサクっとシーンを演出しておこう………

響@:響は扇矢少佐の消息が頼りだから、トクサの臨時拠点に向かうよ

GM:おー なら、響はみっちーと最初に逢う感じかな

清霜@:清霜は多分迷子の末に見つかる(ぇ

満潮@:買い物でか…

足柄@:こっちは飛龍さんと一緒だなw

飛龍@:じゃあ飛龍はそんな迷子の清霜と偶然合流するか(え

清霜@:おk

GM:では、一番無難(何)な足柄飛龍の合流から

足柄@:ぶなんってなんだろう

清霜@:さぁ…

飛龍@:武南?(すっとぼけ

足柄@:合流というか一方的に見つける形だよね

GM:さて…飛龍さん。 加賀さんにあてつけられてきたのですが…実際問題飛龍さんに手札なんてなく。 という状況で足柄に見つけられる感じかなっと

 

 19CH年 大連 1月31日 13:30

飛龍@:「……(実際指示通りに来てみたものの……何か理由があってなんでここに……?)」

*あくまでも加賀さんへのイライラから飛び出したためである。

響@:とりあえず、積み下ろし含む出港時の記録は大連にあるから、情報追うならそっからだな

足柄@:「飛龍見つけター」ばっくすたぶ

飛龍@:「っ」(有無言わさず背後に肘内

足柄@:「きゃー、痛いな、もウ。」ガードはしたらしい

飛龍@:「……あぁ、悪かったわね(とはいえ、今の動きは相当慣れてないとできないはず……)」

足柄@:「出雲がなんか手伝えってサ。拒否権あるけどどーすル?」

飛龍@:「……ついてきちゃったものはしょうがないから、勝手にして。ただ、変な真似はしないでよ」

足柄@:「(足柄基準で)変なことはしないヨー?」

飛龍@:「あっそ。……まぁいいわ。とりあえず港まで行って状況を確かめる。いいわね?」

足柄@:「あいあイ。」そういうことになった。

飛龍@:じゃあ二人は仲良く(?)港へ行くことに。

飛龍@:一方そのころって感じで他の人どうぞ

響@:すっ飛ばしていこう……トクサの拠点にガチャリとやるところから

響@:「……扇矢少佐はいるか?」ガチャリ

半沢中佐:「…少佐ならいない。貴女は?」

響@:「む、失礼した……。満洲国北洋水師所属、特Ⅲ型駆逐艦の響だ。知人が出てくるものとばかり」(どうせ少尉か満潮、悪くて如月中尉だからいいやと思って適当な訪問の仕方をした所存である

半沢中佐:「…あぁ、北洋水師の教官殿か。私は扇矢の上司、半沢という」

響@:満潮も今ここにいる、でいいんだよね?

GM:…だと、思います。はい

満潮@:では半沢の隣にいるということで 

 

尚、このときの特命捜査班での護衛・被護衛の関係は以下

山部少尉→扇矢少佐

満潮  →半沢中佐

如月中尉:単独行動

 

半沢中佐:「何か彼女に用事があったのだろうか、悪いが我々も手が足りない状況でな」

響@:「緊急事態なのは重々承知だ。実は、うちの海威が内地へ戻る予定だったんだが」

半沢中佐:「……奥にこい」(席を変える

響@:「……」こくりと頷いて後を追う……

満潮@:響に簡単に会釈して中佐の後に付く

半沢中佐:「…海威さんは、我々の船に便乗してもらうことになっていた」

響@:「……あぁ。扇矢少佐と同行するような手筈だったと聞いている」

半沢中佐:「が…現在、その船はロスト状態にあり…未だ発見されていない」

響@:「…………悪い予感ほど当たるものだな(軽く頭を抱える)トクサも知らされているかもしれないが……奉天の爆破事件に同期して、関東軍から一個中隊が出奔している」

半沢中佐:「…あぁ。関東軍は今てんやわんやになっているようだな。我々の最大の欠陥は、兵を持たないことだとは思っていたが…現在活動のあちらこちらに掣肘を食らっている」

響@:「山部少尉や如月中尉は今どこに?」

半沢中佐:「少尉と少佐は海威さんと同じく船上だ。中尉は今、大連市内にいる」

響@:「そうか……。分かった。北洋水師は駆逐艦海威号が脅威として転用されることを危惧し、私がここへ来た。短期的な目的は完全に同じだ。私をいいように使ってくれ」(と言いながら満潮の方も見る!

満潮@:「…この言葉を待って言うようなものだわ、中佐は」

半沢中佐:「ありがたい、ならば港湾部へ行ってくれ。出入の記録を返しておいてほしい、満潮、君は彼女とともに行け」

満潮@:「わかった、直ぐに戻れるといいわね。けど、中佐まで失踪したらトクサは壊滅よ」

半沢中佐:「分かっている」

響@:「旅順には、海威号を見張るようハルビンから正式に伝達済みだ。ロストの旨を両水師営へ伝えてもらえると助かる。……行こう、満潮」

満潮@:「響、来てくれて嬉しいけど、とりあえず行くわ。」

響@:「あぁ。……失わせてなるものか」(ということで湾港へGo!

 

* 港湾部 *

 

GM:ここで飛龍・足柄組と響・満潮組が鉢合わせになる…のかな

清霜@:かなー

飛龍@:せやねー

足柄@:ですね

飛龍@:「……まずは港の様子を見るべきか」そう言って辺りを見渡そう

響@:「……18時30分に神戸丸が出港したのは間違いない」中佐から預かった記録をペラペラめくりつつ

飛龍@:ところで港の様子はどんな感じ?

GM:基本的に欧米人もいればアジア人もいる、いつもの活気ある港町

足柄@:こっちは外で見回してるけど響とみっちーはどうしてる?

GM:とはいえ、まぁ…注意深く立ち話しているのを聞いていれば、SOS信号を出したにも関わらず、海軍が駆けつけるまでに沈没した船があるらしいって噂は聞けますよ

飛龍@:ふむふむ

響@:響は歩きながら資料に目を通してるノデ……若干ふらふらしながら前方の飛龍さんたちに気付いてない状態

飛龍@:危ないよ響……って前方!?

清霜@:ながら歩き注意

飛龍@:「(SOS信号……私たちの探してる船ではなさそうね。となると、やっぱり迂闊には動けない……か?)」

 

清霜@:……(にやり、と変なことを思い付いた顔

足柄@:どうぞどうぞ。

響@:どんどんやれ

飛龍@:かまわん、やれ

満潮@:行くんだ!

清霜@:じゃあ二人がたぶん衝突するだろうし、そのあとかな

 

飛龍@:それじゃ……飛龍は後方から迫ってくる、ながら歩きしてくる響に気づけるか判定するか(え  とんでもなく意味ない判定? その方が面白いだろ(

響@:判定じゃなくても、サイコロ振った出た目をRPに反映するのは常に自由なんやで どんどんやれ

飛龍@:目標値10だな ダイス判定: (2D6>=10)→ 8 → 失敗

響@:ではごっつんこ、資料がばささっ

飛龍@:まぁ振りなおさず……ドスン

清霜@:あっはっは

響@:「! すまない、つい余所見を……って」

飛龍@:「いたっ!? ……ったく、気をつけなさい……って」

清霜@:では、そこに「……ゎぁぁぁぁぁあああああ!?ちょっとどいてぇぇぇぇぇぇ!!」と 「空」から声がします

飛龍@:えええええ!!!??

響@:「?!」

飛龍@:「は……!?」

清霜@:1d3 1、ひびき 2、ひりゅ 3、じめん ダイス判定: (1D3) → 2

飛龍@:4d6 ダメージ ダイス判定: (4D6) → 6[1,1,2,2] → 6

清霜@:そして飛龍のところに着弾!!

飛龍@:よかった、軽傷だ

清霜@:\ちゅどーん/

満潮@:俺自身が徹甲弾になることだ…

清霜@:「あいたたたー…あ、飛龍さんだ!響もいる!どしたの?」

飛龍@:「いっつ……って、どうなってるのこれ……!」

響@:「『どしたの?』はこっちの台詞だ。どうやって空から降ってきたんだ……?」

足柄@:「…大ジョブ?」>飛龍、響、きよしー//「あ、みっちー。」手を振る>満潮

清霜@:「えっとね、道に迷ったから…砲撃で飛んでたの」

飛龍@:「……アンタ、バカなの……?」

満潮@:「どう道を迷ってこうなるんだよ…」

清霜@:「バカで何が悪い!!」むねはり

満潮@:「胸を張れる様のことじゃないでしょう!」張れる胸も(ry

 

飛龍@:「(そういや、こいつ(満潮)とは会ったことないはず。響と一緒ならまぁ仲間のはず……)……アンタ、名前は?」>満潮に

満潮@:「駆逐艦の満潮よ、扇矢少佐と半沢中佐からあんたのこと聞いてたわ、飛龍。」

飛龍@:「だったら、話すことはないわね。」

 

満潮@:「…で、足柄たちはどうしてここに?」

響@:「……出雲のほうでも動いてるのか」記録簿を拾い上げつつ

足柄@:「(かくかくしかじか)って事なのヨ」>みっちー

飛龍@:「(とりあえず清霜をどけて)……まぁ、そういうことね。で、響たちは?」

清霜@:「むきゅ」

飛龍@:「……清霜はただ飛んできたってわけじゃないんでしょ? 何か理由があるのかしら」

響@:足柄のかくかくしかじかに『積み荷』の件は含まれている?

足柄@:んー。ひびきとみっちーだし全オープンだな。

清霜@:「ふむふむ?」

響@:「……私たちは、28日付で大連を出港してから行方の掴めない輸送船神戸丸を追っている。扇矢少佐、山部少尉、それから北洋水師の元旗艦海威が乗船していた」

足柄@:「ああ、なんか沈んだあレ。」

飛龍@:あれ、輸送船は飛龍が探してるもの=響たちが調査してるもの、であってるっけ

響@:うむ、飛龍が探してる輸送船と響が探してる輸送船は同じ神戸丸

満潮@:「行方不明よ」足柄の足を蹴る

飛龍@:「……神戸丸は、私たちも探してるわ。ただ、対象がどうしてロストしたのか、状況すらも不明。……目的は偶然にも一緒みたいね」

 

清霜@:「んーと。こっちはたぶん違うと思うけど、行方不明になったのを探してるよ」

響@:「ふむ……?」

満潮@:「何を?」

清霜@:「SOSを受けて、そこに行ったらもういなかったからねー、なんだったのかさーっぱり!」

飛龍@:「……やれやれ。偶然にも同じものを探してるみたいね」

響@:「……関東軍から一個大隊が出奔したと、石原莞爾が伝えてきた」  結局、出雲の言ってた機密の積み荷って何ですの

足柄@:「あ、忘れてた。運んでたのはゆかりんヨ。」

響@:「……金里参謀が率いている連中だそうだ。厄介なことになった」足柄の言葉を受けて一層険しい顔

清霜@:「……えーっと、それって一大事?」

飛龍@:「……早く原因、および輸送船の確保をしない限り、最悪でもなんでもなく戦争勃発するはずよ」>清霜に

足柄@:「その金里とやらが怪文書の主だとするト、一発逆転でもねらってるのかもネ」

清霜@:「!!!!……つまり、心の46cm砲の出番だね!!」

響@:「そうだ。爆破事件だけでも特大の事件なのに……。ユカリと海威が連中の手に落ちたら何が起きるかわからない」

飛龍@:「……出雲、あの人はまさかこの出会いを見透かして……って、それはないか(息でもつくようにポツリと」

響@:「……協力して行動できると考えていいのか?」飛龍の顔を見上げつつ

飛龍@:「……目的は同じみたいだし、ね。……本当は一人でやるつもりだったけど」と言いながら笑みを浮かべよう

 






足柄@:まあ、アクティブ残ってるけど取り合えず、きよしーイベント引いちゃう?
響@:だねー
飛龍@:せやな
清霜@:んじゃいきましょか
響@:ごーごー!
清霜@:EVA どっかーん
ダイス判定:ランダムイベント表(2[2]) → [帝国廻船(大連)]
響@:ぴったりだな
飛龍@:ダイス神が良い意味で?荒らぶってます
足柄@:ちょうど良いな。
GM:また扉バーンするんだな
清霜@:何故わかった>扉バーン

清霜@:とりあえずこれで悩まないといけないなぁ…



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帝国廻船 / 中山再び


響@:して、帝国廻船とは……神戸丸のことでいいのかなぁ
GM:ですね。では…五人が合流した後、[神戸丸]の元々の持ち主、帝国廻船に向かうことに
響@:\事情聴取だ/
飛龍@:\ハイジョスル!/
GM:排除したらダメえええ



帝国廻船:「お待たせしました、何か我が社にご用でしょうか」

飛龍@:……一応中国だから中国語っすよね?

足柄@:「神戸丸の事、聞きたいんだけド。」

GM:当たり前ですが日本語です

*だって日本の会社だからね!

飛龍@:知ってた

響@:公社なのかな? 民間事業者じゃないよね

GM:公社扱いです、はい。

清霜@:ほむ

帝国廻船:「…神戸丸についてですか…軍機軍機と云われているのですが」

飛龍@:「あぁ、自分たちが教えられる範囲までならいいけど、場合によってはこっちから質問することがあるわ。そのときは素直に答えて」

帝国廻船:「…分かりました。神戸丸ですが、八千トン級タンカーです。徴用前は大連・神戸間を往復していました、が…これ以上は何とも…」

足柄@:「じゃ。私たちの他にだれか神戸丸について聞きに来タ?」

帝国廻船:「…何とも言えません」

足柄@:いちいち記録とってない、ってことかなぁ

響@:「……青島基地の哨戒にかからず、当局への定時連絡も途絶えたと聞いている」

清霜@:「ぼへー」

帝国廻船:「………」

飛龍@:「……何か他に、知ってることでもあるんじゃないの?どんな些細なことでもいい。アンタが何か知っていること、不安に思ってることを話して」

帝国廻船:「…我が社は、お国に奉公することを厭うことはありません。」

足柄@:「ふぅん。」

飛龍@:「……船がどんなことに使われるか、不安じゃないの」

帝国廻船:「軍に対して協力し、その為に軍機を守ることは当然です。」

清霜@:(じー

足柄@:きよしー の じゅんすいなひとみ!

GM:ははは… まぁ、では清霜ちゃん。判定をお願いデキマスカ

清霜@:はーい

GM:<無個性判定 目標値11/技能補正 直感>

響@:目標値11ェ……

足柄@:直観はきついなー

足柄@:まあ感情ぶっこみも考えようw

清霜@:直感かー 2d6>=11 てーい

ダイス判定: (2D6>=11) → 5[2,3] → 5 → 失敗

 

*この後二回再判定を行うが失敗が続く。*

 

清霜@:泣いていい?

満潮@:大丈夫?

清霜@:もういい、感情全部もらう。

満潮@:えっと、目標までは5

足柄@:「なにか知ってないかしラ。」ちらっちらと流し目。 声援+2

飛龍@:「……何かあるっていうの?」+1

GM:残り二点!

満潮@:「見上げた愛国心だ、しかしそれがいいわけにならない、私たちだって帝国海軍としてここにきたわ」+2

GM:でーは、社長には揺らぎがあることが何となく分かります。

清霜@:(じろじろ

足柄@:ほうほう。

帝国廻船:「……」

足柄@:きよしー、もうひと押し!w

清霜@:「ねえ」

清霜@:「それって、心の46cm砲に誓って言えてる?」

帝国廻船:「…………はぁ。御国が第一、されど…社を作るのは社員たち、そして…船です」

清霜@:「うんうん」

帝国廻船:「……私は、国も社も捨てられない。それは…私の矜持だ。だが…だからこそ、[利]を見せられて片側につくのは心苦しい」

足柄@:「ふむふむ?」

清霜@:「じゃあ 貴方の心の46cm砲にどうすればいいか聞けばいいんだよ。心の46cm砲はいつだって答えてくれるから」

帝国廻船:「…私は国に社を以て奉じる。故に…済まないが君らに話せることはない、私は…海軍も、そして陸軍も裏切れぬ」

飛龍@:「……どうする? 彼にも意地があるみたいだし」>清霜

清霜@:「ん、話したくないならそれでいいと思うよ?無理に聞くのも嫌だし ただ…本当にそれでいいのかなって。どっちつかずの中途半端で大丈夫なのかな、とは思うけどね」

飛龍@:「……自分や仲間の身を最優先、というのは別に人としては恥ずかしくないことだけどね」

満潮@:「あんたはあくまでそのつもりならあんたの自由だけど、私たちも今回のこと報告しないといけないわ。あんたは『社』と『利』を本当に重んじるなら、どうすればいいか本当は分かるじゃないの?」

帝国廻船:「守るべき軍機を明かすこと、それは即ち信頼を破る事でもある。信頼を破ることは、我が社の不利益だ」

響@:「……信頼」

足柄@:「つまり、なんかの利をちらつかせて来たのネ?陸の…金里ガ。」>しゃっちょさん

帝国廻船:「軍機なので“云えません”」

足柄@:「なるほどネ。」

清霜@:じゃあそうだな、無言でメモ用紙的なのを渡してみるか。ついでにペンも

満潮@:とんだ一休だ

足柄@:あれ、ちょっと聞きたいけど。神戸丸って途中でロストってのは無線通信がなくなったのと…出航したのは誰か見てたっけ

飛龍@:それなんだよなぁ……自身の管理ならある程度は知っていてもおかしくないのに

響@:出港したか否ってとこまでは疑ってないけど、そこすら怪しいってんなら半沢中佐が何か言ってくるはず

足柄@:ふむふむ。

GM:…響ちゃん正解。 えぇ、出航は半沢が認めています

足柄@:あ、そっかそういうことか。

飛龍@:……さすがにグルってことはないよな……?

足柄@:グルじゃないけど監視の可能性はあるわ、盗聴器ってこの時代あるっけ?

飛龍@:そんな回りくどいことするかなって思う。うん、今はね……

GM:あると思いますよ>盗聴器

清霜@:まあ、艦娘がいるんだし、あってもおかしくはない(タブン

足柄@:うーん、社長さんの反応的にそういうのがありそう、ってわかるかなぁ

GM:あー。まぁ、では皆さん判定を<無個性判定 目標値10/技能補正 サーチ・直感 >

響@:2d6+6>=10 オラァ!

ダイス判定: (2D6+6>=10) → 5[1,4]+6 → 11 → 成功

清霜@:2d6>=10 しぬぅ

ダイス判定: (2D6>=10) → 10[4,6] → 10 → 成功

足柄@:はーい。2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 7[2,5]+2 → 9

満潮@:2d6>=10

ダイス判定: (2D6>=10) → 3[1,2] → 3 → 失敗

響@:きよしーが成功したの嬉しい

足柄@:心理学使えないかと思ったけど、響が成功してるからいいやw

飛龍@:2d6>=10 一応振る

ダイス判定: (2D6>=10) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(判定成功。【行動力】が1D6点回復)

響@:?!

GM:取りあえず、現段階で響ちゃん・清霜ちゃんはこの部屋に盗聴系の機器はないと…ふぁっ!?>ひりゅさん

飛龍@:……え

足柄@:やったぜw

清霜@:はっはっは

飛龍@:……えーっと、これは行動力回復できるのだろうか(満タンだけどさぁ……ww)

GM:まぁ、後で個性拾得の時の回復に回していいですよ 折角なのでw

足柄@:特別な何かはないかな。

飛龍@:えっ、自分はないよ

足柄@:いや、スペシャルw

GM:…わーお では、記念にどうぞ

飛龍@:(退却は×だけど、○にする理由ないし)

GM:…あー、では。

飛龍@:ま、まぁ続けてどうぞ……はいw

 

足柄@:「金里にが手に入れたのは『神戸丸の航路』かしらネ。」

帝国廻船:「……………社員は変えられない……」

足柄@:他に聞きたいことある?

飛龍@:「………無理に聞き出すことはしたくないけど、これぐらいは質問させて」

足柄@:あ、質問、こっちって神戸丸の航路は判ってるのかな?

飛龍@:「……私たちは、信用できる?」

GM:半沢中佐or出雲に聞けば、予定していた航路は分かります。

足柄@:OK。じゃあこっちは聞くことなし。

帝国廻船:「……本件と話を別にすれば、是非に」

飛龍@:「……ありがと。それだけ聞ければ私は十分」

足柄@:何を手に入れようとしたかなんだよなぁ、航路だけとして、やっぱ積み荷を奪おうとしてた、でいいのかなこれ。<金里の行動

飛龍@:というわけで他に誰か何かしら聞きたい事ある?

足柄@:とりあえずこっちはないよー。

飛龍@:となると、「積み荷奪うでござる→あれ、そうなると待ち伏せはマズイネ!→だったら対象をロストさせる。よかった、これで解決ですね」……かな>積み荷

飛龍@:ただ二つ目と三つ目の間が気になるけどな……まぁ聞き出したい事なければさっと退散しよう。

足柄@:そういえば成功効果は?

GM:アイテム表を一回どうぞ~

清霜@:やったぜ

清霜@:ITT

ダイス判定: アイテム表(2) → 羊羹(P241)

清霜@:ようかんは、ようかんで食べろよ

*前回に続いて二回目!

飛龍@:清霜、出された羊羹を奪ったな(すっとぼけ

足柄@:まあ、とりあえず金里が帝国廻船に対してなんか要求してて口止めしてるのは間違いないかな?

飛龍@:まぁもし使わんなら飛龍に渡してくれるとありがたいんだが

GM:…羊羹ってムーブ扱いですよ

飛龍@:げ

清霜@:うむ、アイスとは違ってねー…

足柄@:使うなら戦闘以外だねw

飛龍@:まぁだとしても棒立ちになりにくいからな飛龍は……(超対空&阻塞があるから防衛にも回れる

清霜@:まあ、ようかんプレゼント

飛龍@:おぅ、どもっすー

 

個性再判定+行動値回復をするPC一同。

 

清霜@:うーん、回復したいが

飛龍@:あ、じゃあ羊羹つかう?(もらってアレだけど

清霜@:んー、良いかな?申し訳ないけど

飛龍@:ええよ。ソサイは緊急用だし

*ソサイ:空中阻塞の略 対空装備を二度使うことが出来るようになる

清霜@:すまぬ…すまぬ… 1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

飛龍@:ビンゴっ!

清霜@:うまい!(てーれってれー

GM:キヨシーの大好きな味だった模様

清霜@:おしるこ味

飛龍@:どんなのだよ 

清霜@:そりゃあもう、殺甘よ

 

 

飛龍@:とまぁ……あと三人か。行く人いる?

足柄@:じゃあそろそろ行くかな。

飛龍@:ん、大丈夫け?

足柄@:あっと、その前に奉天の夢あたりいく?どうする?

飛龍@:何か気になることでも?

足柄@:気になるって程じゃないけど、飛鳥絡みこっちかなぁと

飛龍@:そういうのは飛龍以外に任せた(だって絡んでないんだもん

足柄@:EVA

ダイス判定:ランダムイベント表(2[2]) → [帝国廻船(大連)]

足柄@:上にずれて奉天の夢?

GM:ですねぇ~ では…奉天の事件現場へ

足柄@:ほいほい。

響@:欲しかった札が引けたな

 

 

鉄道は復旧されており、何とか運行することが出来ている今日この頃

足柄@:ほうほう

現在夕暮れ時です。爆破された場所の近くには、花が手向けられています。

響@:「…………」ひとまず手を合わせて黙祷

清霜@:なむなむ

足柄@:「うーン。」

飛龍@:「……考えてみれば、何でここを爆撃されたのか……」

GM:えー そんな皆さんの後ろから、草を踏み分ける音が

足柄@:「ン?」そっちをみる

中山:(はっとした表情、片手には白い花が

響@:頼りになるNPCが!!

足柄@:「あらお久?」

清霜@:おー

響@:「……中山」と言いつつ献花への道を開ける

中山:(響に頭をちょいと下げると、静かに歩く『従姉さん…僕、やったよ』

足柄@:なにをやったのだw

飛龍@:「(……何か、あったの……?)」

足柄@:「なにを?」<やった

中山:『……従姉さん…従姉さん……』(腰の拳銃を抜き取り、口の中に銃口を押し込める)

響@:清霜ォー!

満潮@:取り押さえる!

清霜@:よーし

飛龍@:押さえろー!!

清霜@:おいちゃん取り押さえるぞー

GM:達成値対抗じゃぼけえ!

足柄@:はーいw

清霜@:CQC行くぞオラァ!!

満潮@:守人もいけるよね!?

GM:守人は不許可!

満潮@:まぁいいわ!達成値は?!

響@:対決だから、こっちの達成値→相手の達成値の順

足柄@:CQCでいいの?

満潮@:おk

GM:CQCデース

足柄@:はーい。じゃあふるよー 2d6

ダイス判定: (2D6) → 8[4,4] → 8

響@:2d6 CQCは清霜が頼りだ……

ダイス判定: (2D6) → 8[2,6] → 8

清霜@:2d6+6

ダイス判定: (2D6+6) → 5[2,3]+6 → 11

満潮@:2d6+2 「この…仕事増やさないっでの!」

ダイス判定: (2D6+2) → 5[1,4]+2 → 7

飛龍@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 6[3,3] → 6

足柄@:いまいちだの。

中山:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 7[3,4]+2 → 9

飛龍@:あ、一番低い!?

足柄@:なかやまちゃんもいまいちだったw

*ちゅうざんってよんだげて!

響@:中山もドン底やろしなぁ……

清霜@:流石固定値

GM:やっぱキヨシーつえええ

満潮@:きよしー!心の46cm連装砲を見舞え!

中山:「あごごごぉ!」

清霜@:「そりゃー!」

中山:「うがあああがががああがが」

清霜@:タックルで取り押さえて、拳銃を奪う!

足柄@:せやなw

清霜@:そのまま可能ならマウントポジション取ってべちべち

中山:「こっはぁ…」

飛龍@:拳銃から弾倉ぬくことも忘れずにな!(ぇ

足柄@:あれ、弾倉抜いても一発のこるんじゃないっけ

清霜@:「そんなことしたらダメでしょ!心の46cm砲が泣くよ!!」べちーんべちーん

足柄@:まあ拳銃は確保!

中山:「うぐぅぁあ…」

清霜@:3d6

ダイス判定: (3D6) → 12[1,5,6] → 12

清霜@:おいこら

GM:えー中山 中破しました

響@:「清霜、そこまで! そこまでだ!」

飛龍@:そんなもん地面に撃ち込んで無くせばいい(適当>銃弾

清霜@:「えー」

足柄@:中山よわっ?!「とりあえず、喋れないようにされちゃ困るんだけどネ。生きてルー?」>中山

満潮@:束縛してやる

飛龍@:「ったく……人がいるところでそんなことやって何になるのよ。……話は聞かせてもらうけど、場所を変えよう。ここじゃきつい」

中山:「……」

響@:そ、束縛はしない! 逃げたり抵抗しようとしないかぎりはだけど……とりあえず助け起こすよ

飛龍@:「……もし無駄に抵抗するなら、攻撃を開始するから」(もちろん脅し。本人にそんなことするつもりはない)

清霜@:「むふー」

足柄@:「中山ちゃんどうしちゃったノ?」

中山:『殺せぇ…殺せぇ!!』(一瞬顔が輝き、飛龍を襲う

飛龍@:『頭を……冷やせ!!』(胸元に肘内

飛龍@:4d6-6 通常火力ー手加減

ダイス判定: (4D6-6) → 13[1,3,4,5]-6 → 7

響@:ちょっとぉ?!

中山:『ぐはぁっ……殺せぇ…ころ、せぇ』

GM:はい、中山 大破です

足柄@:このままだと死にますね!w え、なにこれ落ち着かせる判定?

飛龍@:『もし死ぬんだったら、本当に亡くなったか確かめてからにすることね……正直、次やったら容赦しない』

響@:「……誰かに、“飛鳥は死んだ”と言われたのか」中山を支えつつ

満潮@:「あんた、あんな奴がこのくらいで死ぬタネとでも思ったのか」

中山:『この位だと…僕がやったんだ… 僕が、僕が!』

足柄@:「あ、そうなんダ。じゃあそのぐらい死ぬわけないじゃン。ていうかだれに頼まれたノそれ」

満潮@:「…逃げてんじゃないわよ、あんた」中山の襟を掴んでほっぺに軽く叩いた

中山:『知らない…僕は…僕は』

飛龍@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 6

GM:ひりゅさん、確認 そのロールは、なに

飛龍@:あ、ただの暴発っす。すいません

足柄@:「なにヨ。」<知らない

中山:『ただ…僕を……』(がくり

足柄@:どうすんだこれw

GM:知らんがな!(笑)

飛龍@:病院じゃないかな

響@:「……っと!」倒れこまないようしっかり抱きとめる

中山:(昏睡)

響@:「皆やりすぎだ、ばかっ……!」

清霜@:「そう?」

飛龍@:「……知るか。抵抗してきたソイツが悪い」(そんなのはいいんだよべつに!

満潮@:「やりすぎいよ、これじゃあ私も手加減しないといけないじゃないの」

飛龍@:「まぁとにかく……一旦ここを離れるしかない。こんな騒ぎじゃ足止め喰らうわ」

足柄@:「それはそれとしていつまでも寝させるわけにもいかないと思うんだけド。」起こすかw

響@:「……手当して、目が覚めるのを待つ間に現場の調査をしよう」

足柄@:応急手当でどうにかするか判定? してなかったきがするんですけどぉ!w

満潮@:はい、手当あるわ!

GM:あーでは。応急手当の判定ですが

足柄@:はいはい。

飛龍@:嫌な予感がする…

中山:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 3[1,2]+4 → 7

満潮@:2d6+1>=7

ダイス判定: (2D6+1>=7) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功

飛龍@:何やってんの(白目

GM:。。。みっちーの優しさが。。。周りに広がっていく! 

響@:とりあえず屋根のあるところへ……よいしょっと

足柄@:まあその辺に小屋でもあったんだろう

飛龍@:その間何かしら手がかりを探すっと

GM:あるだろね… 農村が

飛龍@:ここも何かしらの判定あるかな?

響@:そもそも中山を殴らなきゃ発生しない判定だしな、こっからがシーンの判定だな

GM:そっちに判定は無いですね

響@:お、ないのか

*鉄道近辺の現場検証については

足柄@:手掛かりはもうないでしょう。

GM:イグザクトリー

足柄@:中山ちゃんから何か聞く方が大事

響@:復旧しちまってるしなぁ

足柄@:そうそう。<復旧しちゃってる

飛龍@:……なんか、すまんの(肘内で大ダメージ

GM:しかも、たぶん運航停止分フルで動いてますからね… えーでは。現場であった場所の様子ですが

足柄@:はいはい。

響@:きょろきょろふむふむ

GM:爆破された部分は綺麗に舗装されなおされています。

清霜@:ほむほむ

飛龍@:はえーな……

GM:とは言え、古い部分と見分けられては困るので同じように見せるように小細工されているという。鉄道周辺にはいくつか除去されていない木片・金属片が散らばっており、爆発の威力がそれなりにあったことを雄弁に語って居ます

足柄@:ほうほう。

響@:何人くらい亡くなったんだろう3、4両は吹っ飛んで、残りは脱線横転って感じだろうし……

GM:異様な復旧スピードに関しては、ですが

飛龍@:それそれ。気になる

GM:奉天は元から大陸のハブ駅だったため、いつこの手の事故が起きてもいいように準備がなされていたのがまず一つ。

飛龍@:……うわぁ

GM:次に周辺の市から、救援物資が迅速にもたらされたことが要因です。さて、被害ですが機関車含めた七両編成のうち、最前の機関車は脱線、二両目郵便車も損壊しながら脱線、3~5の車両と食堂車全損 6・7破損しながら横転

響@:張作霖のときとは比べ物にならんガチの大惨事や……

飛龍@:となると……爆発規模はかなり大きかったっぽい?

GM:正直いいまして。三度目になるとどうすればいいのかのノウハウが確立されており、更に十分な準備がなされていたおかげで、半日運休にしてどうにかなった規模。

足柄@:なるほどなぁ この場合規模ってよりタイミングじゃないの?ある程度以上の規模もあったんだろうけど

響@:あと場所だねぇ……3度目だし。真偽がどうあれ、国際社会は日本の自作自演だと思わざるを得ない。一定の要人を狙った線も当然考えられるけど、それは中山から聞くのがはやいだろう

飛龍@:まぁ、理由がないまま爆発させるわけがないしな……

中山:「うぐぅ…あっ うぅ」

響@:「……大丈夫か?」

足柄@:「あら、おめざメ?」

中山:『…また、だ』

清霜@:「てい」ぺち

足柄@:「なにがヨ」<また

響@:死に損なって目を覚ましてしまったのが、かなぁ……つらい……

中山:『何ど…いい加減…殺して…』

足柄@:『甘ったれんナ。』

飛龍@:『……話聞かせてくれたら対応はする』

響@:「…………」

満潮@:「死にたい?ええ、殺してやってもいいよ?」

清霜@:「……」

足柄@:『なんか知らないけど、やらかしといテ死んでハイさよならはさせないヨ。』

中山:『なら…殺して、お願い』

満潮@:「でもあんたが知った、あんたがした全てを私たちに伝えるからにしろ」

満潮@:「逃げてんじゃないわよ、この半端者」

飛龍@:『……せめて知ってること全部話して楽になってから死ね』

清霜@:「スヤァ」

中山:『……分かった、僕の知っていること全部話してあげる。その後で死んでやる』

飛龍@:『えぇその方が賢明ね』

清霜@:「らくにしねるとおもうなよー…むにゃ」

足柄@:『聞いてから判断するヨ』

響@:「……私は、死のうとするのも殺そうとするのも止めるからな」

中山:『僕は、捨てられた。君たちに二か月前に妨害されたことが直接の契機となってね』

足柄@:『まあそりゃそうよネ。』

飛龍@:「……そっちもそっちで大変だったみたいね」>仲間に。 (懐から水筒を取り出す

満潮@:「…で?」

中山:『当てもなく彷徨っていたら情報を僕に握らせる奴が居てね』

足柄@:「ほうほウ。」

中山:『一もニもなく僕は食いついた、従姉さんについてのことだったからね」

飛龍@:『……』(黙って話を聞いてる

足柄@:「で、どんな情報?」

響@:話を聞きつつ、飛龍に飛鳥と中山の一件をかくかくしかじかしておこう

清霜@:すやすや

中山:『従姉さんが必要とされる仕事だとか、新京に居る間の時間だとかね。そして、一月三十日。従姉さんが一番気を抜いている日に決行した。』

足柄@:『で、成功した、と思ったンだ。』

中山:『成功しかないよ、姉さんも関わってるんだ』

響@:「……どういうことだ?」

中山:『国共合作さ…日本についた従姉さんが姉さんは嫌いなんだよ』

足柄@:『へー。 で、死体は?』

中山:『…焼け焦げた髪ならある。従姉さんの…焦げた白い…髪が』

足柄@:『それで安心してるノ?』

飛龍@:『……』話聞きながらも、カップに水筒の中身を入れる

中山:『…なら、黒々と炭化した体か?』

足柄@:『あったノ?』<黒々と~

中山:『…顔の判別できるものの中に、従姉さんは居なかった』

清霜@:「……むにゃ」

足柄@:『ふぅん。それこそ飛鳥に言われると思うけどネ。それで殺したつもりになってるなら詰めが甘いっテ。』

満潮@:「聞くけど、あんたの中にあいつはこれで死ねると確定できるな奴なの?」

中山:『…なら、何をもって確認するっていうんだ』

清霜@:「こころのよんじゅーろくせんちほーぅ!…むにゃ」

満潮@:「何って、確認出来るはずないでしょうが」

飛龍@:『……私だったら、そいつの衣服とかね。焦げてるとはいえ、本気で全部が真っ黒焦げになるなんてそうそうない』

満潮@:「結局何?自分の驕りで死にたがるのピエロじゃないかあんたは。これでも良くあいつの妹でいられるよね、恥ずかしく無いの?」

中山:『………うるさい!うるさいうるさい!』

足柄@:『ほらそうやってすぐ考えるのやめルー。』

飛龍@:『……満潮。迂闊な挑発はやめたほうがいい』 カップには一切手を付けず

響@:響はこいつらなんて容赦のない連中だ……と思いながら苦い顔をしてよう

足柄@:『実際問題さ、「生きてるかも」って前提で調べたノ?』

中山:『ここの辺りは一時包囲、封鎖されていた…その網にかかってない』

足柄@:『その場合、飛鳥ならどうすると思ウ?』

中山:『……』

足柄@:『まあ、多少はケガしてル、とは思う。たぶん。いくらあれでモ。』

中山:『…捜査の網を交わし切る…』

足柄@:『そのためにはおそらく潜伏するよネ。どこ二?』

響@:「…………」成り行きを見守り中

中山:『………奉天の関東軍司令部が距離的には近いか…それとも、大連のホテルの女と仲が良さげだったから…そこと連絡を取るか?いや…それはない…』

足柄@:『あっちは読まれてる可能性大きいシ?』<大連ホテル

中山:『何処に……僕が、読めない場所。僕が…』

響@:僕っ子かわいい!

*浮気なのだろうか?(笑)

足柄@:『中山ちゃンが普通じゃ思いつかない場所、よネ。』

中山:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 12[6,6]+2 → 14

響@:?!

足柄@:すげぇw

飛龍@:スペシャルじゃねーか!?

GM:…スペった …これが、愛のなし得る技か

一同:爆笑

中山:『ま、まさか…… そんな…でも……そうすれば… 姉さんが…従姉さんに協力していたら…?』

足柄@:『じゃ、その方向で考えてみヨ。』

響@:「……永翔か」

中山:『行先は……馬家商家』

足柄@:『よし、確認ネ。』

満潮@:「…確か、あいつの実家だっけ でもいいよねあんた、あいつにもう少し近づいてきたんじゃないかしら?」

中山:『……』

足柄@:『どしタノ?』>中山

満潮@:「さて…知っていたことも、していたことも喋ってくれたし、そろそろ死んでもらおうじゃないかしら」

響@:「馬鹿を言うな。これから中山も連れて行く」

中山:『…従姉さんに近いって云われたの、初めてだから…感慨に浸ってただけ』

満潮@:「そうはいかない、けじめを付けさせてもらうわ」ナイフを取り出して

中山:『……いいよ、僕はもう疲れた…』

響@:「…………」

満潮@:「いいよね」中山の襟を掴んで、ナイフ手に取りー

中山:『…手を煩わせないよ』(自ら体を突き出す

満潮@:そのおさげを切った

中山:『なっ…』

満潮@:「確か…髪さえあれば死亡を確認できるじゃないの?さっきも」

中山:『……お前、くぅっ…!』

飛龍@:『……死んだら、何も見返すことができない』

中山:『お前ら…お前ら!?』

飛龍@:『それでいいなら別にそこにあるカップの飲み物に口付けてもいいけど。少しは楽になる』

飛龍@:『入ってるのは……薬よ』

足柄@:睡眠薬ですね判ります。

飛龍@:いや。そんなぬるいもんじゃないぞ

清霜@:ほう

満潮@:「もうあんたなんで知らない、重用参考人として私たちに保護させてもらうわ」

飛龍@:『でももう少し考えるべきね。私はソイツに会ったことなんてないけど、死んだら他の方法を探すことができなくなる。そいつに全部見せつけてやってから、死ぬなら私は止めない。……寧ろ私が今それをやろうとしてる』

満潮@:「…これから、どう生きるかもう一度考えみたら?あいつ自分の生きる道を選んだ。もう少しあいつに近づきたいなら、考えなさい」

中山:『僕は…僕は……』

飛龍@:『ま、他人が他人であるように、もう口出しする予定はないけどね。勝手にコレに口付けたってかまわない』

足柄@:『ていうか中山ちゃん、そのちょろい癖どうにかした方がいいと思うヨ。』

中山:『ちょ…ちょろいってどういうことだ!』

響@:「……足柄、それは今はいい。とにかく出発しよう」

足柄@:『そういうとこロ。』出発しましょうか!

飛龍@:「……それもそうね。聞き出すことは全部聞いたし」>響に。 カップは置かずに中身をその辺に捨てる

満潮@:「その前にこいつをどっかに保護してね、また何があったらもう面倒なんだからね」おさげを懐にしまって、響に任せた

響@:というわけで、GM! 中山をNPCとして同行させたいです!

GM:あーうん。許可するよ>中山の同行

足柄@:馬家は一緒のシーン?別のシーン?

GM:別シーンデショウネ

*片言になるGMである

足柄@:じゃあ私のアクティブ使ってこのまま追撃でいいかな?

響@:賛成です 満潮@:だな 飛龍@:了解っす

GM:では…はい。成功報酬

響@:感情かなっ感情かなっ

GM:中山から感情点2点 +思い出の品をどうぞ

足柄@:はーい。これ誰の成功報酬だ?w

GM:誰が持ってもいいぞ!

清霜@:好きな人が持てばいいよ!

GM:取りあえず…ガラさんに感情はとります

足柄@:はーい。前回からそこそこ絡んでるしね。

響@:思い出の品はみっちーに持っていてもらおう……中山の“遺髪”を

満潮@:飛鳥に見せて貰う予定

中山:「従姉さんに似た人」 で+2

足柄@:はーい。<感情

GM:…というか、時間考えればキヨシーって寝ている時間かも 現在19CH/1/31 真夜中 もう直ぐ、年が明ける…(旧暦

満潮@:まそ

 

GM:えーまず。

足柄@:はーい

GM:アクティブを打つかダイスをふるか!

足柄@:アクティブで中山ちゃんの話し聞いて飛鳥を探しに行こう。手分けって手もあるけどどうする?

飛龍@:一緒に行動したほうが負担減る(主にPLとGMの

清霜@:うむぅ

満潮@:手分けとして別働隊は行く先あるのですか

足柄@:輸送船関連がまだ調査進んでないからねぇ まあ、取り合えず皆で飛鳥の所行きますか!

響@:飛鳥&中山&関東軍チームと、タンカー捜索チームだねぇ 中山の案内してくれる「馬家商家」がどこになるのかで変わってくるかも

GM:あぁ… それなんですが。

足柄@:はいはい。<それですが

満潮@:明確の方針があれば手分けをして効率よくヤってもいいと思いますね

GM:…実はね。馬家商家って天津を想定していたんですよねぇ…(白目

満潮@:私飛鳥チーム ほう、いい風ね!

*天津です!天津風じゃない!!(笑)

清霜@:ほむ 足柄@:ほうほう。

響@:旅順から黄海を横断して……か……?

GM:あぁ、いえ。爆破されたのは新京・奉天間の線路です。なので、奉天・天津間は難なく稼働しています

響@:流石に鉄路のほうが早いか

満潮@:しかし天津まで行くと合流には時間掛かりそうだが

GM:えーGMからの提案。

足柄@:その間、こっちを開けちゃうんだよねぇ。はいはい。

GM:取りあえず、ダイスを振ってみてはどうでしょうか

清霜@:ほむ

GM:それの結果+港湾組で動くというのでどうでしょう

足柄@:んー。天津行く組みとイベント組みって認識?

清霜@:ほむむ

GM:いえ、輸送船について情報を聞くにしても港湾にはいく必要があると思うので…(目泳ぎ

響@:いずれ我々が満州を離れて天津まで出向くには、トクサか関東軍に一報を入れてからにしたい

足柄@:あ、天津ももしかして海路?<行く手段

満潮@:鉄路みたい

響@:海路でもいいかもしれないね、我々は艦娘だし……

GM:…えと、要請してもらえれば陸海空どれでも可能ですが

足柄@:どれが1番速い?

GM:以下の通りですね

 

・港湾施設にいる状態ならば、自然海路

・現在の奉天駅から移動するなら鉄路

 

GM:それ以外の地点から動くならば96陸攻を支援要請すべき、かな?

足柄@:直接行くか港湾で輸送船の情報を仕入れつつ移動するか、かな。

飛龍@:個人的には前者かなぁ。後者もアリだとは思うが

響@:大連で周りと情報共有したら、天津への手土産が何かもらえるとも限らないし。大連→天津ルートにしましょう

足柄@:関東軍云々も情報入れないと行かんしね、じゃあ、連絡も兼ねて一旦大連に戻って

足柄@:それから海路かな?

響@:私もそれに一票

飛龍@:そうするか……時間はかかるけど、真実見つけるためだからしゃーない

響@:では行動しましょう! 中山を連れて大連へ! ……到着は真夜中かな?

GM:えー現在奉天の真夜中でしたから…

響@:明け方か……

GM:移動しまして旧暦の新年です! あけおめ!

足柄@:あけおめ!

清霜@:あけおめ!

響@:あけおめー!

飛龍@:あけおめー

*何故こうなったのか(戦々恐々

 

 19CH/2/1 明朝 大連

GM:色々と時間が切羽詰まっているので まずは判定からお願いします

GM:<無個性 目標値10 / 技能補正 誘惑>

満潮@:誘惑だと…

飛龍@:何があった

GM:ちなみに、かける対象は旅順水師営の責任者ね

飛龍@:こういうのは足柄さんに任せるわ←

足柄@:はいはいー。

GM:状況としては、トクサの臨時拠点にお呼ばれされちゃった♪という水師営の司令官相手ね。

足柄@:2d6+3>=10 誘惑ー

ダイス判定: (2D6+3>=10) → 8[3,5]+3 → 11 → 成功

足柄@:成功。

響@:グッドだ

飛龍@:さすがだ

GM:では情報ですが…

清霜@:いいね

満潮@:さすがだ…

旅順水師営 司令官:①確かに神戸丸の出航は確認したこと

 足柄@:ふむ。 清霜@:ほほう

旅順水師営 司令官:②通行予定になかったスクラップ船が海域を東から西に通過した。 関東軍に問い合わせたが黙っておけと云われたけどしゃべっちゃう

響@:さっすが北洋水師、話がわかる

足柄@:関東軍にわりといらっときてるなw

旅順水師営 司令官:③お願いだから、帝国海軍に敵対する気はないことを知ってほしい

GM:彼は前々回、出雲号に砲を向けた事件の最終的な責任者さんである

響@:そういやそんなこともあったな!

清霜@:そういえばそうだな

足柄@:あれかw その辺突いた感じかなぁ、足柄さんあの場にいたしw

 

足柄@:まあ、そのスクラップ船が露骨に怪しい感じだな。あと、全体的に関東軍が圧力かけてる。

響@:ハルビンに伝えたらまた順天がプンスカしちゃう……とりあえず、輸送船を追うにしても飛鳥を追うにしても目的地は西岸、と

足柄@:具体的には関東軍の圧力に対抗出来そうな「お墨付き」が欲しい。

GM:…ふむ

清霜@:ふむー

足柄@:この感じだと、多分あっちこっちに圧力かけて情報封鎖してるから、こっちの後ろ盾がないのはちょっと厳しいかなと。

半沢中佐:「ならば…」

足柄@:「なんかあル?」

半沢中佐:「我が班の持つ特権があるにはあるが…」

飛龍@:「……それ相応の見返りがほしいってこと?」

響@:下手に使うと偉い人の首が飛ぶリスクがある、かな

半沢中佐:「見返りは諸君の働きでいいのだ… いいのだが…」

響@:「…………」

足柄@:「だが?」(ぶっちゃけ、今の状態は偉い人の首が飛びかけてるわけでなw

半沢中佐:「…座長が…なぁ…」

響@:怪文書ゆんゆん来てるしなぁ

GM:怪文章は海軍省の華!

満潮@:ええ… 清霜@:あははは

*わりとマジである。

半沢中佐:「……はぁ。仕方がない」

足柄@:「じゃあ、いける?」

半沢中佐:「…まずは、我が班が持つ法務省から認められている強制捜査の権利。それと、軍相手には海軍省と陸の石原に直結することをチラつかせてもいい。…最も、後者は一度でも墓穴を掘ると一味同心で腹切りものだがな」

足柄@:「後者はほんとに切り札って感じネ。」

半沢中佐:「前者は前者であれなのがだがな…」

足柄@:「後ハ……金里の件。これは使えル?」つまり、金里の出奔(仮)の捜査のためという口実を何処まで使るか。

半沢中佐:「…ギリギリまで使うな。と言いたいが、既に状況が切羽詰まっている」

清霜@:「……」うとうと

足柄@:「了解。ま、上手く使うヨ。」

半沢中佐:「反石原連合には効果はないだろうが、石原派には効果は抜群だろうな」

足柄@:「あいあイ。」

半沢中佐:「現状、石原の基盤は彼の熱烈な信者だけだ。盤石ではない」

足柄@:「砂のお城って奴ネ」砂上の楼閣と言いたいらしい

半沢中佐:「それを固めにかかっているのが現状だ」

響@:「……石原中将は爆破事件の一報を待っているはずだ。彼が周りを出し抜けるよう、上手く情報を回してやってほしい」(と、半沢中佐と中山の顔を交互に見つつ

半沢中佐:「…分かった。手を回す…それで、彼女はどうするつもりだ」>中山に目をやりながら

満潮@:「…あれだけの事をして、艦娘であろうと私たちでは受け入れられないだろう」

飛龍@:……えーっと、一応連れて行くんだよね

足柄@:うン。少なくとも馬家までは。

響@:うむ、飛鳥への手掛かりだし、永翔には和平交渉阻止以外の目的がある可能性あるからね

GM:…つまり、ここで中山をポイするか 連れていくか。 ポイした場合は、トクサと関東軍がおいしくいただきます

満潮@:響ぃ!

響@:最終的には、関東軍に美味しく頂いてもらうのが筋だけど、天津での調査が上手く行けばもうちょっと油を乗せられる

飛龍@:まぁ連れて行ってから考えてもあるしな

響@:「……天津へは連れて行く。彼女の姉である国民党軍の艦娘、永翔の真意を探る必要が出てきた」

足柄@:「道案内欲しいしネー」

飛龍@:「こいつは有益な情報源よ。悪いけど、今のままだとあんたたちに預けることはできない」

響@:意訳:海老で鯛を釣ってくるからもうちょっと待っててね♪

飛龍@:意訳:情報無くなったらどうでもいい

足柄@:意訳:わりとどうでもいい!

満潮@:みんなキツい!

*愛されているというか何というか…

半沢中佐:「確認をしたまでだ」

足柄@:じゃあ一旦シーンを切って馬家に移動、かなぁ。

GM:あーその前に >馬家に移動

清霜@:すやぁ

満潮@:すやしも…

響@:清霜ちゃん……

足柄@:あ、報酬は?

GM:報酬は如月中尉連れていけるようになったこと 次に弾薬2d6

足柄@:ほうほう。じゃあ弾薬振りまーす 2d6

ダイス判定: (2D6) → 6[1,5] → 6

足柄@:まあまあ。

響@:如月中尉とか何という大戦力!

GM:その後、ちゃらっとあるNPCを登場させてから 馬家に行くならどうぞ~という乗り

足柄@:イクゾー

響@:旅順水師営の責任者さんにも深々と頭を下げて拠点を出ようか

旅順水師営 司令官:(慌てたように深々頭をさげる

清霜@:起こされて慌ててぺこりんだっしゅ

響@:如月中尉のCQCレベルいくつなんだろ

GM:調整のためLv5となっております

清霜@:うっへぇ

響@:思ってたほどじゃないけどこれは強い

GM:(調整入れなきゃ7ぐらいかな とも思いましたが…そこらへんは後々上がっていくということで まぁまぁ… 置いといて

足柄@:で、天津へ移動(ザッザッザ

GM:いえ、強制イベントです

響@:かかってこい!

満潮@:なんだと

清霜@:ほう



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如月中尉が齎したもの

GM:皆さんの下に如月中尉がすっと現れます。

響@:「……おや」軽く会釈

満潮@:会釈する

如月中尉:「……中佐からここにいると聞いてきた。朗報と凶報がある。どちらから聞きたいか」

響@:「……凶報から」

飛龍@:「どっちでもいい。さっさとして」

如月中尉:「分かった。まず扇矢少佐、及び……」(ちらっと響を見る

響@:「…………」

如月中尉:「元、北洋水師旗艦。海威は敵方に捕らえられているようだ」

足柄@:「ふぅん。捕らえられた」

如月中尉:「逆に、ユカリと冷泉研究員の二人は山部少尉の奮戦により逃亡に成功した」

足柄@:「そっちが朗報の方かナ?」

如月中尉:(頷く

響@:山部少尉大金星じゃねぇか……!

足柄@:面倒くさいけど良くやったw 「逃亡先わかル?」

如月中尉:「…朝鮮に今は潜伏しているらしい。こちらから既に迎えは出している。半日もすればこちらにつくだろう」

響@:「……山部少尉、頑張ったんだな」

飛龍@:「……(状況がよくわかってないが、とりあえず黙って聞いてる)」

如月中尉:「…因みに、この連絡をやってきたのは冷泉だ」

足柄@:「へぇ。」

清霜@:「ほむほむ」

響@:「扇矢少佐たちはどこで捕らわれているんだ?」

如月中尉:「擬装船に乗せられていると聞いているが…」

満潮@:たぶんあのスクラップ船だね

飛龍@:「……それがどこにあるかわかる?」

足柄@:だろうね。拠点にしてるのかな? 

飛龍@:かも

足柄@:うーん。潜入となるとそれこそ飛鳥の手を借りたいが……

響@:飛鳥、如月中尉、中山の3人が欲しい

飛龍@:多いなぁ……

如月中尉:「…それがな(珍しく苦虫を噛み潰した表情)…冷泉の解釈によると、大陸のフランス租界の何処か…らしいが、どこまで信用できるか」

足柄@:「ふーン?その辺は直接聞けばもうちょっと判るかもネ。こっちは飛鳥を拾いにいク、そっちは冷泉とゆかりんを拾いに行ク、合流して後のこと考える、かナ?」

響@:「……フランスの租借地は、天津にもあったな」

如月中尉:「あぁ…どこで合流するか」

足柄@:「ンー。天津の方が良いのかナ。拠点になりそうな場所あル?」

如月中尉:「…ふむ。ならば天津の英国租界にセーフティハウスがある。そこにしよう」

足柄@:「了解。で、山部少尉ハ?」

如月中尉:「……青島に送還するつもりだが」

響@:能代のところだな

足柄@:「はいはイ。」

如月中尉:「…手違いが起きたら申し訳ないと感じるだろう」

響@:「…………」

清霜@:「ほむほむ…?」

響@:「山部少尉を天津に連れていくことはできないだろうか」

如月中尉:「やめておく事を勧める」

響@:「難しいか……?」

飛龍@:「……許可できない」

足柄@:「そもそも動けるノ?」

如月中尉:「…動かしている方が無難だという説もある」

飛龍@:「今でさえこっちが急いでいるのにわざわざ合流させて行動を一緒にはできない」

満潮@:「…曖昧な返答だな、もっと詳しく説明してくれないのかしら」

如月中尉:「少佐を守れなかったと云って興奮状態にあったとか。ビタミン剤と偽って、鎮静剤を打ち込むことで何とかしたと聞いている」

響@:「……そうか。分かった。今回も彼の力を借りられれば心強いと思ったが、そうではないな」

足柄@:「あ、そりゃ連れてくと不味いネ。」

満潮@:「もっとも飛龍の言うとおりなんでも構うひまがないわ」

響@:「山部少尉に伝えてくれ。いつもありがとう、今度は私たちが皆を助けると」

如月中尉:「…伝えよう」

飛龍@:「私たちは私たちのやるべきことをやるだけ。後に一度合流してからでも良いと思う」

満潮@:頷く

如月中尉:「…天津で合流でいいな」

飛龍@:「いいわ。最も、こっちにも予定があるから時間はかかるけど」

足柄@:「うん、そゆ事デ。」

響@:「また後で会おう。……如月中尉と飛鳥がいれば、あるいは」

如月中尉:「互いの連絡は大連の拠点を仲介させればいい。では…先に失礼する」 (現れた時と同じくすっと消える

満潮@:ニンジャーだった…

清霜@:アイエエエ

飛龍@:ニンジャナンデ!?

足柄@:さて、まずは馬家ですね!

GM:ですね!

飛龍@:了解。じゃあそっち行こう

響@:出発!

満潮@:行こう!

GM:天津への船旅デース

響@:中山の体調を気にかけつつ船に揺られること……何時間くらいかかるだろう

GM:大連に明朝つき、旅順水師営の方+半沢中佐と面会 如月中尉の報告がありましたので大体昼頃。そっから移動するので…

 

 

 19CH年二月一日 19:38 天津

GM:ここで、イベント表を交換します

響@:後半表おーぷん!

GM:イベント表を使うか、それとも馬家商家に乗り込むか…

足柄@:馬家商会使った方が良さそうね

響@:うむ、飛鳥の合流は早ければ早いほどいい

GM:りょーかいです。共有メモも更新しました

響@:ランダムイベント残ってる人のアクティブから切ったほうがいいから、みっちーか飛龍さん……

GM:では、中山が虚ろな目になりながら商家に向かっていきます。

 

響@:「……中山は大丈夫だろうか」くっそ不安げな顔で呟く

満潮@:「大丈夫も何も、彼女自分次第だわ」

飛龍@:「……割とどうでもいいけどね」

中山:『……僕から逃げるなら…ここが、一番安全だ』

足柄@:「ふムー。」

中山:『干渉できるのは、蒋介石の浙江財閥ぐらい…』

足柄@:「じゃあ行ってみよカ」

客:『今回はいい取引でした、また是非是非お願いします』(英語)

中山っぽい女性:『いえいえ、お互い様ですよ』(ニコニコ)

響@:『……ごめんください』英語で

中山っぽい女性:『はい、何でしょう、響さん?』(笑顔)

満潮@:よしボコるか

響@:その心の準備だけはしといてもらおう

飛龍@:よしきた

中山っぽい女性:『私見ての通り非力なんで、皆さんには逆らえませんよ?』

響@:『私としても荒っぽいことはしなくない。座っていいか?』

中山っぽい女性:『店先で話すことではないと僭越ながら考えるのですが……奥でお茶でも飲んでいってくださいませ』

足柄@:『あいあい。美味しいのだしてよネ』

響@:警戒は解かないが、案内されるままに続く……中山の様子にも注意しつつ

中山っぽい女性:『えぇえぇ、商談は喫茶から始めましょう』

中山:『………』

満潮@:「…そしてゆくゆく相手を自分のペースに巻き込むよね」

中山っぽい女性:『いえいえ…そんな、とんでもないことを。』

足柄@:で、中に案内されたのかな。

GM:ですね

響@:護衛艦が発動できるように、中山の隣に座るよ!

飛龍@:チッ

清霜@:ふふふw

中山っぽい女性:『さて…と。大陸に滞在されている日本の方々に、中国茶を出すのも芸がありませんのでセイロンを用意させていただいております。では、失礼して毒見を…』(と、口をつける)

満潮@:「そんなことしなくていい、元々お茶を飲みに来たわけじゃないし」相手の段取りを壊す

中山っぽい女性:『…あらあら、左様でございますか』(相変わらず笑顔)

響@:ここまで永翔(仮)が中山に一瞥もくれてないのが何ともはや……

中山っぽい女性:『して…私共に、何か御用でしょうか?』

飛龍@:……えーっと、何の用事で来たんだっけ(ぇ

響@:ここへきた目的は奉天で起きた鉄道爆破事件の収拾……手元の情報だと、中山と永翔が首謀者だから、しょっぴいて終わり

中山っぽい女性:『日本の海軍様に買い付けをお願いされましたら、それはもう、お勉強させていただこうとは考えますが』

満潮@:「そうね…あんたはの品揃い次第じゃないの?」

中山っぽい女性:『あらあら、これはお手厳しい』

足柄@:ひとまずみっちーに任せようって顔でお茶すすってる

響@:ただ、永翔が何らかの理由があって、中山の裏をかいて飛鳥を匿っているとしたら、真意を聞いておくべき

満潮@:ちなみに出したお茶は一度も口にしない

中山っぽい女性:『ではでは、満潮様は私に何をお求めでしょうか?それとも買取を希望でしょうか?』

満潮@:「私は回りくどいこと苦手だし出来ないから単刀直入させてもらうわ。飛鳥を出せ。」

響@:よしいいぞ!

中山っぽい女性:『さてさて…どうしましょうか』(ニコニコ)

飛龍@:「……面倒な奴」ボソリと

中山っぽい女性:『満潮様、お出しするのは構いませんが…何をお支払いいただけますか?』

飛龍@:「……支払うなら、金とでも言いたいのか」

足柄@:『お茶請けなんかなイー?』

響@:「…………」ズズズ

中山っぽい女性:『これはこれは…失礼しました。(手を二度叩く)お客様に、お茶請けを』

清霜@:。○(くつろいでるヒマあるのかなぁ…

??:『ハーイ、ただいまただいまネ!』

響@:出てきた出てきた

飛鳥:『お客様、お茶請けにクッキーなんてどうヨ?』

足柄@:『ん、良いわネー』

満潮@:「…もうめちゃくちゃだわ」

清霜@:(無言のシャドーボクシング開始

中山:『従姉…さん』

響@:「ほら、生きていただろう?」

中山っぽい女性:『そちらが流れを壊すのでしたら、私は私でやらせて頂きとうございます』

満潮@:「私の私物は多くないから、これしか出せないわ」飛鳥と永翔の前に、おさげを机に置いた。

足柄@:思い出の品ですね!

中山っぽい女性:『あらあら…あらあらあら』

飛龍@:「……(態度に余裕ありすぎる。何を企んでいる……?)」>女の行動を見て

飛鳥:『それからキヨシー、なんで私が来るとシャドーボクシングが始まるアルカ?』

清霜@:『…義務教育?』

満潮@:「その顔ボコりたいからじゃない?」

足柄@:『義務教育じゃあ仕方ないネ。』

飛鳥:『いやー二人とも酷いネ…ってガーラもアルカ!?』

清霜@:『あははー』

飛鳥:『みっちー、二人で過ごしたあの夜は何だったカ?』

中山:『…二人、過ごした…夜?』(目がぎろん

飛龍@:「(何をしているのよ二人とも!?)」

満潮@:「…後で、じっくり話し合わないとね」それはもう天使のような笑顔

足柄@:「へー。ほー。」

飛鳥:『話し合うも何も、みっちーと私で飲みにいったジャン。その後ナニをしたって云えないけどネェ』

響@:「ごほん! ……飛鳥、出雲に無事は知らせたのか?」

飛鳥:『まだ、知らせられない状況カナ?』

足柄@:「まあいいヤ。そもそもそっちどーゆー立場なノ?」

飛鳥:『私は見ての通り、此奴に拉致されてる訳ダシ?』

満潮@:「見て分かるものかこの愉快犯!」

清霜@:「やれやれだねー」

飛鳥:「あっはっはっはっは」

足柄@:『拉致(笑)はいいけド。そうネー。ちょと手を借りたい。』

中山っぽい女性:『はいはい、何でしょう』

清霜@:9d6 しゅっしゅっしゅっ、しゃどーしゃどー

ダイス判定: (9D6) → 33[1,2,3,4,4,4,5,5,5] → 33

足柄@:『でもその前に立場を明確にしたイ。取引相手の素性知らないと価値をつけられないからネ。』

中山っぽい女性→馬鈴玉:『…ふふ。…では、今の立場で自己紹介させて頂きます。私は馬家商家の副頭、馬鈴玉と申します。以後お見知り置きを』

足柄@:『知ってるとおもうけド、足柄ヨ。』

馬鈴玉:『えぇえぇ…是非に懇意にさせていただきたく。』

響@:『……我々の目的は、飛鳥を無事に保護すること、奉天での鉄道爆破事件の収拾をすることの2つだ』

馬鈴玉:『響様』

響@:『……ん』

馬鈴玉:『まず飛鳥の身柄ですが、お引き渡しすることは吝かではございません。そして、奉天での事件収拾に関しましては…そこのお馬鹿さんを買い取らせて頂ければ万事解決すると僭越ながら考えます。……さて満潮様は私の品揃えを御聞きなさいましたが、今回わたくしが皆様方にお売りするのは、まずは飛鳥の身柄。そして…中日の友好でございます』

足柄@:『ふぅん?』<日中の友好

満潮@:『聞こえはいいけど、どうだか』

馬鈴玉:『お支払いですが以下の事を要求いたします。一つ、そちらの騒動を宥めて頂くこと。二つ、そのおバカさんの引き渡し。三つ、本件に我が中華民国は不介入であることの証明。』

足柄@:何処まで本心か判定出来るかなぁ

響@:『……その言い分は、中山の証言と一部食い違う。奉天では大勢が死んでいる。誰かを裁かなければならない』

GM:では、心理学でまとめて判定をどうぞ

足柄@:ほいほい。目標値は?

GM:2-5:失敗 6-11:成功 12--大成功 技能補正は心理学

清霜@:ほむー

飛龍@:難しいな……

響@:ガラさんに感情ぶっぱだね

足柄@:了解ー。 2d6+3 心理学

ダイス判定: (2D6+3) → 8[3,5]+3 → 11

飛龍@:投げるわ

清霜@:後1点だな…

足柄@:飛龍さんおねがい。

飛龍@:「……(こういうの、アンタ得意そうでしょ?)」目で目を見て +1

足柄@:達成値12です。

GM:はいな。 特に三つ目についてでは。 かなりガチです。

足柄@:ほうほう。他も基本的に本心って事ね。

満潮@:ほうほう…

響@:中山の話だと、永翔も飛鳥を殺すために手を加えた、って話だったが本心は真逆ってわけだ

GM:で、大成功を起こしたので情報を出しますと

足柄@:はーい。

GM:中華民国は石原が内地の参謀本部で働いている頃から和平工作を始めていました

足柄@:ほう。

GM:民国ー>日本 の形で始まったわけです

足柄@:ふむふむ。戦争になるのは中国にとっても損だからか

響@:盧溝橋の直前まで継続的に試みは続いていたのですが日中間の緊張からバッタリと交渉が断絶しました。しかし、日中戦争不拡大を方針とする石原が今回関東軍のTOPに立ったので、混乱で止まっていた交渉を再開させたいという考えですね。

足柄@:なーる。石原が上に立ってるのは中国にとっては好都合で、引きずり下ろそうとしてる今の動きは不都合なのか。

GM:一派が、海鴎に第二次上海事変を演出させたりもしたんですけれどね。そうです。中華民国としては石原莞爾によって関東軍が中国戦線を取り下げたのを評価しています

満潮@:しかし矛盾してない?じゃあ中山は誰に踊らされたの?

足柄@:今までの流れだと、金里派になるんだけど。

満潮@:で、この情報はいま足柄しか知らせていないよね

GM:皆さんは、石原が中国戦線の撤回等々はしっていると思いますよ

足柄@:「ん、結構本気みたいネ。」

満潮@:「…そう」

足柄@:「飛鳥飛鳥ー。どうやって回避したノ?わりと凄い爆発だったみたいだけド。」

飛鳥「ん? ソレなんだけどサ…この状態で察して欲しいカナ?」

響@:「そもそも乗っていなかったんだろう。永翔が中山に協力するふりをして飛鳥を助けたわけだから」

足柄@:「あ、やっぱそーなんだ。」

飛龍@:「……こいつ(中山)は手の中で踊らされたアホってことね」

馬鈴玉:『……左様にございます』(笑顔)

満潮@:「…アホはアホでも、今は私たちの保護下だわ。仮にあんたらの言い分を信じるとしよう」

清霜@:ぼへー

馬鈴玉:『そうしますと、どうなりますでしょうか?』

満潮@:『今回の事件、実行犯を在るべき制裁を受けてもらわないと、事を宥めるなんで無理よ。この事件はあんたらに言わなくても私たちはこの事件を突き止め、そして宥めるし。そうすればあんたら中華民国が介入していないことも明らかになるでしょう。でもね、こいつはおいそれと渡せない。』

響@:「…………」中山を横目で見やりつつ

馬鈴玉:『それを是非とも曲げて、日中の…いえ、東亜の安寧と勝利のために』

飛龍@:「……それができないって言ってるだろ。どんな形であれ、爆発させた張本人だ。しかも無人の山とかではなく有人の列車で。この罪人はつぐなわきゃいけない」

馬鈴玉:『必ず皆様の納得のいく処罰を与えることを確約しましょう』

飛龍@:「この場で死ぬか、それともアンタら以外のやつに引き渡すかのどっちかだけだ」

馬鈴玉:『…ほう、飛鳥』

飛鳥:『…はあぁ』

足柄@:「あ、ワタシは関東軍より『高く』買ってくれるなら文句ないヨ。」

満潮@:「…満州国を代表して、響はどう思う?」

響@:「……私も、足柄と似た意見だ」

満潮@:「ほう。具体的には、どういうことなの?」

響@:「……中山を下手人として引き渡せば、中共の仕業として関東軍はケリを付けるだろう。下手人はホンモノだ。説得力もある。それ以上の上手い口裏合わせを保証できるなら……保証できると我々に示せるなら、私としても異論はない」

馬鈴玉:『…高くとは申しますが、お客様のご要望に応えたく存じます。果たして何をお望みで? これほどの逸材、精一杯頑張らせて頂きとうございます』

飛龍@:「……アンタらはコイツにどんな罰を下すんだ」

清霜@:「……?????」

馬鈴玉:『日中融和の機会を永遠に放棄しようとした愚か者、東亜の国々で私達が死んだのちにも語り継がれる平和への冒涜者として語らせませんか?』

飛龍@:「……(それで、私は許すのか……?)」

馬鈴玉:『我々日中が、清朝と日本の戦役で互いに作った古傷を直そうという…半世紀近くの歩み寄りの努力を、たった一回の爆破によってぶち壊そうとした破壊者。それが中山という艦娘と、その背後にいた中国共産党。…どうでしょう。これを、我が国がいち早く喧伝いたしましょう』

飛龍@:「……くそっ!!」湯呑に裏拳で壁にガチャーン

満潮@:「私たちをあんたらの内争に巻き込む気?やめてよね」

馬鈴玉:『これは我が国の内戦についてばかりではないのですよ』

響@:「いや、満潮……。中華民国が自ら、“爆破事件は共産党の仕業だ”と騒いでくれる分には、大いにありがたい」

飛龍@:「……悪い。アンタらで話を進めて。黙ってるから」

足柄@:「ひりゅっちおちつテ。このクッキー絶品ヨ」>飛龍

馬鈴玉:『えぇえぇ、そうです。我が国は爆発事故を止めようとした、しかし起きてしまった。一人の狂人によって、ね』

満潮@:「…あんたらと響の言い分、理にかなっている。でもそれだけじゃ違う気がするわ。」

響@:「……満潮の胸に引っ掛かっているものの正体、私には分かる」

満潮@:「中山、いや、永豐。」

中山:「……っ」(びくっ

馬鈴玉:『何が違うのでしょう?それとも…そこのおバカさんに情が移りましたか?買取の品がしゃべっても意味がないと思うのですが?』

満潮@:「あんたは前回の暗殺事件だけじゃなく、今回の線路爆破事件もやらかした。あんた自身、なんとも思わないのか?あんたはこれから何をしようっていうのか?今ここではっきりしなさい!」

中山:『……僕は… 従姉さんみたいになりたかった…けど………もう、いいよ。』

馬鈴玉:『…さて、どうしましょうか。』

飛龍@:「っざけるな!!!」

馬鈴玉:『ふざけてなどいない!』

飛龍@:「アンタに言ってるんじゃない!!アンタの一族の馬鹿に言ってるのよ!!」有無を言わさず中山に殴りかかる

足柄@:「はいはいそこまデー」それは間に入るぞ

満潮@:「やめなさい」中山をかばって、その拳を受ける

中山:『………』

足柄@:ぎゅうぎゅう(ちょっと嬉しい)

響@:「……乱暴な客で申し訳ない」

馬鈴玉:『いえ、こちらこそ…取り乱してしまい申し訳ありません』

満潮@:「あんた、ちゃんと頭を使えばここまでこいつに近づけるじゃないか?それが今何?また思考放棄なわけ!?」

飛龍@:「……誰かになりたい? 誰にもなれない? じゃあ何! そうやって全部閉じ込めるわけ!? 何考えてるんだよアンタは!!」

中山:『……くっ』

飛龍@:「罪を償うのはアンタだ……罪を償いながらどうするのか考えるのは実行したアンタだけだ!! 考えるの全部放棄してなるようになれ!? ふざけるのもいい加減にして!!!」

満潮@:「償え、あんたは償わねばだめなんだ!あんたは頭を使って償わねばだめなんだ!あんた兵器じゃなくて、人形じゃなくて、人間なんでしょう!!」

足柄@:『すっげぇ単純化すると。面子と利益のために関東軍より自分らで裁きたいって事でいいのよネ。』<中山>馬鈴玉

中山:『………』(こぶしを握り締め、歯ぎしり)

馬鈴玉:『……何と申し上げますか、痛い点を御突きになられますね』

清霜@:「なんだかんだ言って、みんな心の46cm砲を持ってるよね!」

飛龍@:「チッ……もういい。先に外出てる。目的はここじゃないから」

響@:「……中華民国の面子を立てることそのものが、石原派にとっては大きな利益だ。商売上手だよ」

馬鈴玉:「お褒めいただき、重畳にございます」(日本語で答える)

満潮@:「…もう一度聞くわ、あんたこれからどうしようっで言うの?」

中山:『…僕に、僕にどうしろっていうのさ!!僕はもう…償いようがない!従姉さんを殺せずに、無関係な人を殺した…僕に…何ができるのさ!』

満潮@:「あんたが碌に頭を使わないからでしょう!」

足柄@:『や、飛鳥殺れたら良かったってもんでもないと思うナー』

飛鳥:『…はぁ。』(深くため息をつく)

馬鈴玉:『飛鳥さんには傷がいかないように、ストーリーは作っていますので、ご安心ください』

飛鳥:『お気遣い、痛み入るネ』

足柄@:『マ、そういう訳でワタシは渡すのやぶさかじゃないヨ。オマケがあれば良いナってぐらい。』

馬鈴玉:『…おまけ、ですか』

足柄@:んー…人手借りれないかなぁって思ってるんだけどさすがに無理かな。

響@:このまま飛鳥は借りられそう

馬鈴玉:『飛鳥の身柄以外に必要なものがあるでしたら、言ってくだされば考えましょう』

足柄@:『飛鳥を借りたいのと……この辺の海に詳しいノ、いない?』

馬鈴玉:『……私、でしょうか?』

足柄@:冷泉が場所を伝えてくるだろうから、その特定の手助けになる人員居ないかナと

足柄@:『ある程度情報あったら特定できソ?無線当たりで連絡するとおもうけド。』

馬鈴玉:『可能かと、その程度で宜しければ是非ともお力添えさせて頂きたく存じます』

 

*馬鈴玉と足柄・響の商談が進む中、満潮は中山に最後の怒鳴りをあげる。

満潮@:「何が出来るって…あんたが私達をここまで連れてきたんじゃないか …頭を使え、でないとあんたは所詮このままで終わる人形だわ。」これっきりでもう中山に構わない。

中山:『……』(項垂れる)

 

響@:「……借りられるなら、飛鳥にはすこぶる真面目な相談がある」

飛鳥:『どの程度(真面目)カナ?』

響@:「海威と扇矢少佐が刃桜会の一派の手に落ちた。場所を特定したら救出を敢行するつもりでいる……」

飛鳥:『ワーオ、それは笑いごとじゃないネ』

満潮@:『だから真面目の話なんでしょう』

飛鳥:『ミッチーは固すぎると思うネ で、飛鳥さんの力が必要って分けカ?』

足柄@:『うん、そーゆー話。全部終わったら酒でも奢るヨ。』

響@:「我々は任務としてやることだが……飛鳥はそうじゃない。これはお願いだ。命がけになる。だが、それでも、飛鳥の力を貸してくれ」

飛鳥:「まっ、響並みにアホーな海威を助けるのはアレだけどネ、まま、飛鳥さんを助けてくれたんダカラ従うヨ』

響@:「……恩に着る」

満潮@:「感謝するわ」

飛鳥:「報酬は酒とみっちーでイイね…………ジョーダンよ?」

満潮@:「あんた…」

足柄@:『じゃ、あっちも合流してるみたいだしもどろカ。』

清霜@:ぼー(たぶんあたまからけむりでてる

響@:「そうだな。一刻も早く場所を特定しないと。……馬鈴玉、中山のことを頼んだよ」

馬鈴玉:『はてさて、何のことやら。皆様、よい取引でございました。これからも、我が商家と我が国を…是非ともご贔屓に』

満潮@:「もう疲れるわ。」さり気なくおさげを回収してやった。

響@:そうだな、中山本人を置いてくならおさげはこっちのもんだな!

清霜@:うむ

足柄@:持ってくならおさげはおいてったのかというぎもんw

馬鈴玉:『ご公務、お気をつけて』(深々と頭を下げる

飛鳥:『…はぁ』(大きく溜め息

 

飛龍@:「……終わった?」>全員に

満潮@:「ええ、話は付けたわ」

足柄@:「オワタよー。」色んな意味で。

清霜@:「……ハッ!びっきーが月でお餅ぺったんぺったん!?!?」めざめた

飛龍@:「……ならいい。さっさと合流するわよ」

飛鳥:「ごめんごめーん、遅くなったネ」

足柄@:という事で合流しにもどるかんじかな

GM:えーでは。英国租界に移動してトクサのセーフティハウスに

足柄@:はーい。

 

 

GM:で、セーフティハウスに向かうと…

如月中尉:「まぁ…入ってくれ」

足柄@:「あいヨ。」

響@:「……心強い味方を連れてきたよ」

清霜@:「はーい…」ドーン出来なくてしょんぼり

足柄@:あ、イメトレ宣言しと来ます

GM:OK>イメトレ

飛鳥:「ドモドーモ、飛鳥さんいうケド、中尉サンは私の事知ってるヨネ?」

如月中尉:「…心強いな、確かに。さて…手違いが起こった。申し訳ない」

響@:「……ふむ?」

足柄@:「とユーと?」

山部少尉@:「…皆さん、お久しぶりです。状況は理解しております、是非ともご一緒させてください」

響@:「……少尉!」

満潮@:「あんた…無理をしていないか?」

飛龍@:「……何でアンタを同行させなくちゃいけない」

山部少尉@:「…海軍の危機です、寝ていては金食い虫でしょう。それに…小官は少佐の護衛です。護衛として…少佐を守らなければならない。それが…小官の責務です」

足柄@:「まあ、無茶しなきゃいいけド。」

満潮@:「…遊びじゃないわよ、万全の状態じゃあかえって邪魔よ」

飛龍@:「………フォローはできない。それでもいいなら勝手にして」

如月中尉:「……」(黙っている)

清霜@:「心の46cm砲だってきちんと整備しないとダメだよー?」

山部少尉@:「戦場で死ぬは誉れだと、海軍を志願した時から覚悟しております。」

満潮@:「はぁ…」

山部少尉@:「是非とも…小官を…!」(頭をばっと下げる

清霜@:(こっそりシャドー開始

足柄@:「勝手な事したらそれこそ少佐が危ないからネ?」

山部少尉@:「はい…わかっております」

響@:「…………」やれやれ、って感じだが少し嬉しそうな顔

足柄@:「私は良いと思うヨ。」

飛龍@:「……もういいわ。勝手に動いて死ぬならただのバカよ。ただ、こいつはそこまでのバカではない……私はそう思う」

この時点での飛龍さんの本音:一人でも却下するなら連れて行かない。全員許可したらちゃんとフォローする

満潮@:「中尉、あなたの見込みは?正直言って」(如月中尉に聞いてみる

返答が良くないなら却下

如月中尉:「………」

冷泉研究員:「よせ! お前の体力は全く回復していないだろ!」

清霜@:「?」

冷泉研究員:「俺は見たくないんだよ!俺がいなきゃ死んでただろ!お前は!」

響@:「……詳しく聞く必要がありそうだな」

冷泉研究員:「せっかく生き返した人間が、死にに行くなど僕は許可しないぞ!」

清霜@:「……」

足柄@:この電撃でー。

響@:新鮮な死体……

足柄@:ちなみに、置いてったらやばそうな感じ?精神的な意味で。<山部少尉>GM

GM:あーどうだろ。本人はとっても行く気満々です

*わりと棒読みのGMである。

飛龍@:「………今この場での判断でいい。全員、アイツを連れていくことに賛成するの?」>仲間に

足柄@:「たぶん、これ、連れて行かなかったら死ぬと思うんだけド。」

満潮@:「連れて行っても死ぬでしょうが」

清霜@:なんつーか、死に場所探してるような感じ 「心の46cm砲がそう決めてるなら、私は何も言わないよ」

満潮@:choice[やるか,まぁ慌てるな]

ダイス判定: (CHOICE[やるか,まぁ慌てるな]) → まぁ慌てるな

山部少尉@:「冷泉さん…確かに、小官は癒え切ってません。しかし…小官にも、意地があります!!」

冷泉研究員:「僕は自分を医者として定義するつもりは毛頭ない!だけどな、君に処置をしたのは僕だ。だから治療者として止める!」

満潮@:「意地で戦いに勝てるなら武装も訓練もいらないでしょうが」

足柄@:「それでも行きたいのが男の子ってもんヨ。」>みっちー

響@:「…………」

冷泉研究員:「今のお前は、僕が処方を続けることで何とか持ってるようなもんだろ!」

飛龍@:「……本当に覚悟あるの?」(少尉に

山部少尉@:「あります」(即答

飛龍@:「……」(黙って水筒を取り出す

満潮@:少尉の後ろに回って普通成年男子の力で少尉の背中を叩いた。で、少尉はよろめくかどうか確認したい

山部少尉@:よろめきそうなのを耐える!耐えたけど、反動で…「くぅっ…」(足が少し動く

響@:「……満身創痍、だな」

冷泉研究員:「お、おい!だから云わんこっちゃないだろうが!!」

山部少尉@:「大丈夫です…小官は」

飛龍@:「……」そのまま中身を自分で飲む

清霜@:「……かんせつちゅー?」(ぼそ

飛龍@:「……ゲホッゲホッ!!」まぁ塩が大量混入したお茶なのでしょっぱいので若干吐き出しかける、が飲む

響@:「ひ、飛龍?!」

飛龍@:「……最悪。これが塩が大量混入しているやつだったの忘れてた」

*中山の場面で出てきたあのお茶である。

満潮@:choice[見上げた精神力だ,だが無意味だ]

ダイス判定: (CHOICE[見上げた精神力だ,だが無意味だ]) → だが無意味だ

満潮@:「…響、もういいよね?」拳に握り締めて、問いかける

飛龍@:choice[ちゃんと全員の同意,一人でもフォローする]

ダイス判定: (CHOICE[ちゃんと全員の同意,一人でもフォローする]) → 一人でもフォローする

響@:「……満潮。私は少尉と一緒に行くつもりだ」

飛龍@:「……全員が拒否しても構わない。私が少尉をフォローさせてもらう」中身をカップに注ぎながら

清霜@:「ねえねえ、それ飲んでいい?」

満潮@:「…ばっかじゃないの」

飛龍@:「ただ……ほんの少しだけ覚悟を見させて。これ飲むだけでいい」カップを少尉に突き出そう

満潮@:「それ、私も一口ちょうだいな」飛龍に

飛龍@:「正直つらいからこいつは。でも、戦場に出ればこれ以上の辛さがある。……今の私みたいにね」

飛龍@:「勝手にして」>満潮に水筒パス

足柄@:「中尉中尉。多分、あいつ(山部少尉)行かないと死にそうだからお願い出来ル?」>如月中尉

如月中尉:「君らがいいならば、構わない」

満潮@:ぐっと一気 2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 10[4,6]+2 → 12

満潮@:2d6>=12

ダイス判定: (2D6>=12) → 7[1,6] → 7 → 失敗

満潮@:涙目になった

清霜@:じゃあ私もみっちーのパクって飲んでみよう

清霜@:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 9[3,6]+2 → 11

清霜@:2d6>=11

ダイス判定: (2D6>=11) → 6[1,5] → 6 → 失敗

清霜@:choice[吹き出す,ぶっ倒れる,気絶,ぱんち!,きっく!,心の46cm砲]

ダイス判定: (CHOICE[吹き出す,ぶっ倒れる,気絶,ぱんち!,きっく!,心の46CM砲]) → 気絶

清霜@:ばたーん!!

足柄@:「まあ、そういう訳なのヨ。」<行かないと死にそう>冷泉

山部少尉@:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 8[2,6]+2 → 10

山部少尉@:2d6>=10

ダイス判定: (2D6>=10) → 10[4,6] → 10 → 成功

山部少尉@:「くっ…」

満潮@:うおおおおお…!!!

山部少尉@:「美味しい、ですね…」(顔を少しゆがめて笑う

満潮@:「…もう、勝手にしたら?」

響@:「き、清霜……しっかり」助け起こして気付けしつつ

飛龍@:「……冗談はよして」割とガチ目に嫌がってる顔

冷泉研究員:「お前…ら」

清霜@:「……ハッ!?びっきーがハイエースでダンケダンケ!?!?」

飛龍@:「まぁいい……私が少尉をちゃんと死なせないようにして全員でまたここへ帰る。それで全員納得できる?」

満潮@:「でもいいか、あんたが付いてきた以上…一人欠かさずに連れ戻す以外私が絶対に認めないわよ」

響@:「いっつもいっつも、どういう夢を見てるんだ、一体」

清霜@:「なんだろうね」

冷泉研究員:「…こいつを連れていくなら、僕もいくぞ。こいつに勝手に死なれたら困るんだ!」

足柄@:「いいけど、ゆかりんはだいじょぶなの?」

ユカリ:「あの…優華(マサハル)さんには、私が居ますから…」

足柄@:「ならいっかな。よろしくネ。」>ゆかりん

響@:「……大所帯になったな」

清霜@:「楽しそうだね」

ユカリ:「は…はい。不束者ですがお願いします」

満潮@:「全員馬鹿なだけでしょう…」

清霜@:(バカと言われてむふー

如月中尉:「…各員、今日は休むことを勧める」

響@:「……もう、こんな時間か」

足柄@:「はーい。あちこち移動したもんネ。」

如月中尉:「少尉、なるべく体力を回復させておけ …以上、散会」

清霜@:「はーい」



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敵は何処に?

GM:ここまでのあらすじ。 中山、散る
清霜@:いやいやいやいやw
満潮@:デュエルスタンバイ!
響@:仕方がなかったんや……すまんな中山ちゃん……
飛龍@:中山?知らない子ですね(大嘘
GM:笑い事ではなく、うん。マジで。 テストにでるよ!
*この世界の教科書では赤い太字でかかれると思われる。

GM:さて…2/1の真夜中に何があったのか。それらは総て、後日有志による平日RPにぶん投げるとして 日にちは変わります



 19CH/2/2

足柄@:はーい。

響@:新しい朝だが

清霜@:きぼうのあさかなー?

GM:シーンPCはダーレ&どう動く?

飛龍@:じゃあ自分で そんじゃ……突撃するか

響@:といっても、まだ場所の特定ができていないはず? ……脱出してきた冷泉博士なら目星をつけられるのかな

足柄@:何か目星つけてたはずよ。

冷泉研究員:「僕は奴らのしゃべっている内容から推測しただけだ」

響@:「フランス租界。上海だったら出雲たちに手を回してもらう他ない」

山部少尉@:「出雲…さんか。懐かしい名前ですね…」(遠い目)

清霜@:「たはー」

足柄@:「具体的には?」<喋ってる内容から

冷泉研究員:「僕のユカリを見て、まだ渡す気にならないのかとか云いやがったんだ。あいつらは!」

山部少尉@:「ご…ごほん」

足柄@:「もうちょっと巻き戻しテ。推測の部分ヨ。」

清霜@:「……??」

響@:「……ここ天津にも、列強の租借地が多く存在する」

山部少尉@:「皆さん、既に知っていらっしゃるとは思うのですが、小官たちが乗った船、神戸丸は内地に戻ることが出来ませんでした。」

響@:「青島基地の哨戒には引っかからず、同時に、旅順水師営はスクラップ船が東西に横切ったと」

山部少尉@:「…スクラップ船…ですか? …まさか」

足柄@:「心当たりあるノ?」

山部少尉@:「…いえ。まずこちらの経緯を簡略に説明します。神戸丸に小官たちは乗りましたが、帝国廻船側が用意していたクルーを総て敵側の用意したクルーに入れ替えられていたのです」

足柄@:ああ、航路じゃなくて全部すり替えてたか。

清霜@:「…」ぷすぷす

山部少尉@:「その結果、神戸丸はまんまと乗っ取られたのですが…」

足柄@:「うン。」

山部少尉@:「その際に、ユカリさんを見た軍人がさっさと寄越せというようなことを、研究員にいいまして…」

足柄@:「わざわざ虎の尻尾踏まなくてモ。」

山部少尉@:「最初は向こうも本気半ばといった体で…その…研究員の反応を楽しんでいたのですが…」

飛龍@:「楽しんでいた……?」

響@:こんなキ○ガイサイエンティストをオモチャにして遊ぶとか敵も怖いもの知らずだなぁ……

山部少尉@:(おちょくっていたとか、絶対言えない!)

足柄@:まったくだw<こんな~

清霜@:「……むー」

山部少尉@:「その…色々とあったんですが」(口ごもる

足柄@:「冷泉かゆかりんが切れタ?」

山部少尉@:「……逃げられるうちに逃げよう、ということで我々五人の考えが一致しまして…」

足柄@:「なるほド。」

山部少尉@:「逃がす対象は冷泉研究員、ユカリさん。小官と海威さんが殿となって決起したのですが…」(声が低く、掠れていく)

響@:「…………」

飛龍@:「……」

山部少尉@:「結局、少佐が捕まり…ユカリさんの身代わりに海威さんが投降し…」

満潮@:「……」

山部少尉@:「小官が…お二人と……朝鮮と滿洲の国境あたりの漁村まで逃げた…逃げました」

足柄@:「相手の計画の要はこっちが持った。充分お手柄ヨ。」

満潮@:「そうよ、よくやったわ」

山部少尉@:「……ありがとうございます、それから……申し訳ありませんでした! 海威さんに犠牲のしわ寄せがいってしまい…本来ならば…小官が…」>響に腰を直角で頭下げる

響@:「……構わない。海威は決して少尉を責めないだろう。頭を上げてくれ」

山部少尉@:「…はっ」

足柄@:「さて……そういえば、金里派、でいいのよネ?ゆかりんと冷泉狙ってたノ。」

山部少尉@:「はい。我々もそのように結論付けています」

足柄@:「なんか連絡あっタ?」<金里派から>如月中尉

如月中尉:「少尉がうまく巻いてくれたおかげで、まだ天津に居ることは向こうには察知されていないとしかいえない」

足柄@:「そりゃ大助かり。あっちが捜索に出向いてる隙がチャンスかナ。そレで、あっちの場所についてハ?」

如月中尉:「大グループと幾つか小グループに分かれて動いているようだ。大グループは大連を中心に、ユカリを捜索しているようだ。小グループについては、新京・奉天等に潜伏しているものや、天津・上海・安東に向かったものがあるらしい」

響@:「……時間が経てば経つほど身動きが取れなくなるな」

清霜@:「じゃあ、急がないと…」

飛龍@:「……手分けして協力するしかない……?」

山部少尉@:「待ってください」

清霜@:「あっれー?」すってーん!

山部少尉@:「スクラップ船…とは?」

響@:「……それが気になる。旅順水師営は前もって神戸丸のロストについて問い合わせを受けていた」

飛龍@:「それが神戸丸とはまだ限ってないけど……航路からしてありえない話ではない」

足柄@:「無視しとけ、喋るナ、って言われてた奴だよネ。」

響@:「……いくら擬装を施そうが多少スクラップだろうが、タンカーはタンカーだろう。旅順水師営は何を見たんだ?」

如月中尉:「…排水量から見て八千トンクラスの船だったと聞いている」

清霜@:「んー…」

如月中尉:「だが…タンカーには見えなかったとレポートに書かれている」

足柄@:「見られちゃ不味い物、のはずよネ?金里派の動きからしテ。」

飛龍@:「八千トン……確か。神戸丸もそれぐらいだったわよね?」

山部少尉@:「はい…神戸丸は基準排水量8000t、実用では8700tだと聞いています」

響@:「……胸のつかえが取れないな。青島基地が受信したSOSも説明がつかない。少尉たちが神戸丸で決起したのはいつだ?」

足柄@:「…それもそーネ。SOS信号は打った覚えあル?」>山部

山部少尉@:「…先月の29日。17:00に決行しました。そしてSOS信号ですか…いえ、我々が打てるはずは有りません…」

足柄@:「一日ずれてル。」

響@:「…………」うーん、と考え込む

足柄@:「どっかから横やり入ったとカ?」

飛龍@:「にしては……どうして回りくどいことを……?」>SOS信号

ユカリ:(優華の袖を引っ張る

足柄@:「呼んでるヨ。」<ゆかりん

冷泉研究員:「…ん?どうした、ユカリ?」

清霜@:「う、うーん?」

ユカリ:「直線的すぎるけれど…こうじゃないかと思う」(と云って、地図を出す。

響@:「……ふむ?」

ユカリ:安東から南に線を引き、青島から北東に引っ張った線の二線の交点がちょうど、清霜がSOSを受けた後に向かった海域上の地点。

ユカリ:「通常…こんなことはありえない。対潜水艦運動だとかを行わなければならないことを、元から加味して考えるはず」

足柄@:「潜水艦は居ない、決め打ちしテ、急いで移動すれば、かナ?」

清霜@:「うーん……」

ユカリ:「…この場所に存在させたことは、確信的…だと思う」

足柄@:「……急いでこっそり運ぶ物ではあるのよネ。」

如月中尉:「………帝国廻船の社長の口を、半沢中佐殿が割ってくれた。帝国廻船への、金里派の見返りは船だ」

響@:「……船」

足柄@:「船?」

如月中尉:「神戸丸の代船とでもいうべきか」

足柄@:「ああ、持ってくかラ。……それがスクラップ船?」

如月中尉:「いや…それとは違う。」

飛龍@:「……何か、戦争を仕掛けるためのものを運ぶための船……としか考えられない」>スクラップ船

冷泉研究員:「…まさか、な」

如月中尉:「社員の安全と、神戸丸の代船を帝国廻船に金里派は渡すことで黙らせていたようだ」

足柄@:「うーン。そりゃ、下手な金積むより魅力かもだけド。その船どから引っ張ってきたノ?」  輸送船にしても、船って基本的に記録残るよね?

GM:残りますね

足柄@:「……似たような事例あるけどサ。」冷泉を見つつ

如月中尉:「船の出所は、恐らく大東亜重工だろうとのことだ」

冷泉研究員:「…アイツら、本気なのか」

足柄@:「ゆかりん以外。あの計画って試作品かなんかあっタ?」>冷泉

冷泉研究員:「ユカリは試作品なんかじゃない! あっぁ、搭載予定の砲塔が二門、弾薬100発…だな」

飛龍@:「……」

冷泉研究員:「砲塔は内地で前ド級の松島型戦艦が搭載していた30cm砲の流用だが、弾薬…それも弾頭は、我が社が開発したものだ」

足柄@:「うーン。思い当たったことハ?」

響@:「あの、とんでもない破壊力のやつか」

冷泉研究員:「奴ら…大陸で、僕がやらされていた…N号を完成させる気だ」

飛龍@:「……なんだって?」

響@:「この際だから教えてくれ。冷泉博士、N号とは何なんだ。このままだと海威はどうなる?」

足柄@:「……神戸丸を素体にする気?」

清霜@:「……」

冷泉研究員:「…分からない。もしかしたら、神戸丸を改造するのかもしれないし、新しく海軍に断りなく竣工した軍艦かもしれない」

満潮@:「嫌な予感がするわ…」

足柄@:「えっト。ゆかりんの代りに海威。強引に神戸丸を使ウ?」

冷泉研究員:「…N号、別にL・Mと続いたからではないけれど…このNが意味しているのはNULL、つまり…無だ。」

満潮@:「どういう意味だ」

飛龍@:「………すべてを、消失させる気なのあいつらは……!」

冷泉研究員:「ある判断を人間が行う時、人間の精神は少なからず動揺が起き、それは脳神経の微弱電流によってそれは観測される。」

足柄@:「揺らぎをなくすって事?」

冷泉研究員:「そういうことだ。僕の見つけ出した結論…それは、揺らぎを零にすればM号の被処置者への戦闘による損傷以外による危険性は根本的解決を見ることだ。そして…そのために最も簡単なのは、人間としての感情を消すことだった」

足柄@:「簡単なノ?それ。」

清霜@:「……」

冷泉研究員:「…感情を揺らぎを消すことは実験結果から言えば可能だった。が…」

満潮@:「実際、洗脳や自白剤みたいなものしか聞こえないけど、格段が違うなの?」

足柄@:「それ、廃人じゃン?」

冷泉研究員:「……揺らぎを取り戻すことは理論上のみ可能」

足柄@:「理論上?」

冷泉研究員:「成功例は無い」

足柄@:「理論的にハ?」

冷泉研究員:「可能だ」

清霜@:「……」

満潮@:「理論上なんかそんなことはどうでもいい、この際、成功でも失敗でも、海威の人格は破壊されるでしょう」

足柄@:「適性はあルって事ネ。」

冷泉研究員:「……あぁ、あるだろう だが、僕が上に出したモノには揺らぎを零にする方法は書いていない。僕の望んだ答えじゃないからな」

足柄@:「引き継いでるのがいるのかも、って事ネ。」

清霜@:「……」

冷泉研究員:「そういうことだ」

足柄@:「そうなると時間無いネ。あいつら良そうな場所って何処?」確かまだ話してないはずw

飛龍@:「……兵器になりきることは、絶対にしてはいけないこと」ポツリと

清霜@:「分かった、お前は最後にしてやる」

ユカリ:慌てた表情で冷泉と清霜の間に立ちふさがる

満潮@:「…清霜、やめなさい」

響@:「……冷泉博士が敵のクルーたちの会話から察した限りでは、敵がいるのはフランス租界だ」

冷泉研究員:「朝鮮側に造船関連の設備はあったはずだが…」

足柄@:「じゃあ、そこかナ?」

清霜@:「今はやらないよ、全部終わってスッキリしたら、最後に軽く一発殴るくらいだから」

足柄@:軽く(清霜基準)

清霜@:「もう二度と、心の46cm砲をなくそうだなんて思う事がないように、ね」

冷泉研究員:「しかし…仮にスクラップ船が仏印の奴らだとかに引き渡す物だとすれば」

響@:「そのスクラップは擬装、中身は最新の弾頭に対応した重巡クラスの艦艇ということだな」

山部少尉@:「旅順から見て西、しかもフランス租界といえば…ここ天津ですね」

足柄@:4だなw

*四番シーンはずばり、天津フランス租界であった。

 




足柄@:という事でアクティブで4を開こう!
清霜@:いぇあー!
GM:では。フランス租界へ移動
飛龍@:シーン宣言、アクティブで4!
GM:はいな!
響@:ほんとーに全員で行く感じか
GM:そこはPCの判断でーす

一同:(時間ないし)行きます!


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突入

19CH年 二月一日23:39 飛鳥は中山の最期を看取ったのだった。

足柄から33号電探の貸し出しをお願いされた響。
響@:その代わり、中山の拳銃に込められてた銃弾を一発もらおう……足柄さんが持ってたらだけど。あ、予備リソースに普通の電探があるからそっち積むよ
足柄@:銃は渡さなくて良いの?<銃弾一発貰う
響@:んと、「それ、飛鳥に返してもいいか?」って足柄に訊いて銃ごとヒョイッと渡されるなら銃ごと預かる 「このまま使いたいナー」あるいは「アタシから返しとくヨ」って足柄さんが言ったら、「じゃ弾だけ一発もらっていい?」って感じ
足柄@:それだとこのまま使うって言うネw という事で弾だけあげよう
響@:おっけー、では響は「私が弾一発くすねたこと、飛鳥には内緒だよ」と言って、それきり執着しない



 19CH 2月 2日 13:00

GM:天津のフランス租界に走るPC一同

響@:とんでもない船が停泊したりしてないかしら?

GM:ぱっと聞ける情報は次の感じ

足柄@:ほいほい。

GM:①見かけないスクラップ船が入港したような気がする

  ②インドシナ系の人間がここ数日フランス租界で増えた感じがする

足柄@:事情を知ったあとだと怪しすぎるwww

GM:③見慣れない軍船をみたものがいるらしいが、特務船が寄港していたとか。

飛龍@:特務船……?

響@:間宮とか明石さんとか

清霜@:ほむほむ

GM:まぁ、特殊な任務に就く船ということですね

足柄@:……そっから深海操る電波だすんじゃなかろうな

GM:それいいね(笑顔のサムズアップ

清霜@:やめなされw

響@:まずは海軍省に正式な登録がある艦艇かどうか確認だな。山部少尉、早速出番だぞ!

山部少尉@:「はっ」

 **しばらくお待ちください**

山部少尉@:「…現在、天津に我が海軍が進出させている特務艦はありません!」

清霜@:ほう

足柄@:「つまりミンチにしていいのネ」

山部少尉@:「次官のお墨付きなので間違いないかと」

響@:「……いや、仮にフランス船籍だったらロクに手出しはできない。どこの御国の紋所を掲げているやら……」

山部少尉@:「…確かに…フランスが我が国に正直に回答するとは…思えません」

足柄@:「どこにいるかナーっと。」

清霜@:「むぅ…」

飛龍@:「とりあえず探してみるしかない……かも」

響@:「……フランスとて、植民地に艦艇が渡っては欲しくないはずだろうに。肩を組めたら楽なんだが」

足柄@:「そーネ。せめて監禁されてる場所でも判ればいいんだけド。」

足柄@:判定かな?

清霜@:かも

GM:そーね。飛龍さん判定を 幸運or海図の判定です

響@:幸運がいい位置だ……!

飛龍@:了解。口ぐせで代用して目標値6 2d6>=6 幸運あったら不幸になるのがうちの飛龍

ダイス判定: (2D6>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗

響@:感情1……響から投げよう

飛龍@:……こんな安いのに感情はもったいない。振りなおす

飛龍は再判定で何とか成功させた、ギリギリでも成功は成功である。

響@:おっけーおっけー

足柄@:よしよし。

清霜@:まあまだなんとかなるなる

飛龍@:前のとき連続で判定してずっと失敗してたんだよな……w

GM:ですねぇ… (第一回参照!

飛龍@:ってか、一回で行動値を半分まで持ってかれた……後で回復しよう

GM:では、飛龍さんの元に不幸なのか幸運なのか天敵から連絡が

加賀:「「飛龍、貴女は今どこにいるのかしら」」

飛龍@:「……天津よ。何か用でも?」

加賀:「「なら好都合ね…切るわ」」

GM:そして、殆ど時間を置かずに出雲から入電しこう伝えられます

出雲:「「即刻青島基地に戻り、出撃用意を整えられたし」」

清霜@:ぴこーん(特に意味はない

飛龍@:「「……了解よ」」

響@:こりゃ一も二もなくすっ飛んで帰りますわ

足柄@:なんだろなーとかえります

清霜@:出雲さんが呼ぶなら帰らざるを得ない

GM:えー帰りますと、加賀が出雲に底冷えした声で作戦具申をしている場面にかち合います。…が、詳細はカット!

飛龍@:続きは製品版で!

足柄@:わっふるわっふる

清霜@:BD版に期待!

*結局、GMも書き足せませんでした…すまぬぅ

GM:ではでは、出雲が口を開きます

出雲:「…これより、我々は不審艦の武装解除を遂行する」

足柄@:「武装解除。」

出雲:「飛龍以下は出雲号に乗れ」

清霜@:「はーい!最終決戦だね!!」

響@:「……“武装解除”だな。了解した」

出雲:「私が不審艦に接舷戦闘を仕掛ける」

満潮@:「武装解除、か。」

出雲:「貴様らは不審艦に乗り込め、アボルダージュである」

加賀:「その前後で第一航空戦隊(私たち)は不審艦の無力化を行うために航空攻撃を敢行する。」

飛龍@:「……」

足柄@:「いいネ、ワクワクするヨ。」

満潮@:「待て、あなたはもしかして出雲号に乗り込む気?」

出雲:「そうだ、本作戦は私以上の適役は居ない」

響@:「…………」

加賀:「…出雲さんの意思は固い」

満潮@:「待ってよ、無力化から乗り込んでもいいじゃない」

飛龍@:「あんまり時間はかけられない。そうでしょ」

出雲:「本海域で奴を止める」

足柄@:「ボス、前みたいな無茶はメーヨ。」>出雲

出雲:「無理はしない。唯全力を尽くすのみだ」(正面から睨み返す)

清霜@:「……ほんとに?」

加賀:「現在、第四艦隊が不審艦を領域侵犯として牽制を行っているものの、停船の気配なし。これ以上時間を掛けては、逃げられる公算が高い」

足柄@:「何隻?」<不審艦

出雲:「一隻、8000tクラスだ。加賀、もう一度説明を」

加賀:「はっ…」

清霜@:「……」

加賀:「敵艦の主砲は30cm連装砲を前後に二塔搭載。さらに魚雷発射管、機銃、12cmの副砲で武装している。石油タービンを用いているようで、巡航速度は約14節です。」

満潮@:「それって…」

響@:「……よく積めたな」

出雲:「敵艦は新型重巡洋艦であると断定する。更に現在、一航戦に参加している加古号では打ち負ける公算が高い」

足柄@:「ふーン。」

清霜@:「ふむふむ…」

足柄@:「だからまともにやり合わずに占拠する?」

清霜@:「とりあえず。それをぶっ飛ばせば良いのかな!」

出雲:「あぁ、貴様らで艦の要所を制圧せよ」

飛龍@:「………覚悟はできてる」

出雲:「なお、扇矢少佐は本艦に囚われていると考えられる」

清霜@:「オッケー!任せて!」

足柄@:きよしーがたよりだなw 「まー、良いヨ。」

響@:如月中尉と飛鳥もいるぞ!

清霜@:ジークンドーすたいる

加賀:「なお…私が敵艦を攻撃する際、唯の威嚇だと思われぬように全力で攻撃する。沈んだら…そうね、駆逐艦で拾ってあげるわ」

足柄@:「あいあイ。その前に全部終らせるヨ。」

飛龍@:「……ふん。その手は借りないわよ、全員、必ず帰還させるから」

出雲:「…作戦を開始する」

 

 

 *****

 

加賀号から第一次攻撃隊が次々に発艦されていく。

狙いはたった一隻の重巡洋艦であるが、パイロットたちの目は猛禽のそれと何ら違わなかった。

 

GM:えーでは。現在の状況を説明します。現在、出雲が敵巡洋艦に接舷する前の航空攻撃を一航戦は敢行しました。攻撃結果、敵艦の艦首・艦橋に攻撃成功といったところで。艦橋が炎上しています

足柄@:ふむ。良い感じ。艦橋に人質置くほど馬鹿じゃあるまいw

GM:で、航空攻撃の結果。 敵重巡の艦のもつHPが60->41に減少

足柄@:ほむ。

GM:現在、小破です。で、色々とやりたかったんですが… 旗艦飛龍さん

飛龍@:ほい

GM:少佐の救出と、艦の制圧、どちらを優先しますか

飛龍@:……これは難しいな

足柄@:両方って言うとどうなる?w

GM:両方やって貰います(真顔

足柄@:ふむ。ちなみに選ばなかった方はNPCに任せる感じになる?<どっちか選んだ場合

GM:まぁ、そうなりますね

足柄@:なるほど。

飛龍@:……決めた。

響@:潜入と救出は飛鳥たちに任せるつもりでいたし、当初の枠割分担のとおりにかな

飛龍@:制圧を開始する! 各員攻撃準備!

GM:アイサー

響@:「……さて、やりますか」ガシャコン

足柄@:我々が派手に暴れて気を引く形になるな

如月中尉:「少佐は我々に任せてくれ」

足柄@:「いっちょやるかナ。」

飛龍@:「……各員、尽力をつくせ。なお、死亡および轟沈は……誰一人として認めない!!」

清霜@:「ほいほいっと!」すてっぷすてっぷ、しゃどーしゃどー

GM:では、艦の制圧を順調に進める飛龍たち。冷泉は皆さんに伝えていました

冷泉研究員:「コアは機関部に設置されるだろう」

GM:で、その言葉の通り道中の敵を退け機関部に行ってみると

足柄@:うむ、と言うか制圧するなら冷泉さんこっちチームじゃねw

海威:「ラーランラーラララー」(双眸に輝きはない)

響@:「…………」

清霜@:「……」

足柄@:「なにあレ。」

満潮@:「…歌、だけど、なんで?」

飛龍@:「……あいつは、一体……?」

海威:「ラーランラーラララーララーラー」

清霜@:「分らないけど、なんか不気味だね」

海威:(コアとしてケーブルが絡みつけられた状態で機関の近くの席に虚ろな焦点の定まらない目のまま座り、歌っている

足柄@:「あれ、海威じゃないノ?」

響@:「……海威だよ。見た目と声はね」

清霜@:「でも、心の46cm砲を感じられないね」

満潮@:「…海威だけど、海威じゃないわ。こいつは、敵よ」

足柄@:んー。海威に感情ある人。

響@:ないよ!

飛龍@:あるわけないだろ!

清霜@:そんなものはない

足柄@:思い出の品が鍵か。

GM:さて…どうしますか?

響@:コアへの突入ってことは、冷泉博士が側にいるんだよね

GM:…皆さんが連れてきていれば?

清霜@:ふむ

GM:尚、連れてきていれば冷泉を守りながらの戦いになるので判定に常時-1の補正が入ります

足柄@:全員?

GM:全員ですね

足柄@:私は問題ないけど。

満潮@:いいよ

飛龍@:特に問題ないはず

清霜@:おk

響@:では冷泉博士を庇いつつコアを制圧!

足柄@:だから解説はよw

GM:HAHAHA

響@:「尋常ならざる様子だが、椅子から引き剥がして拘束していいのか?」

冷泉研究員:「…無理やり圧迫している感じがするが… いや…不可能だろう」>引っぺがす

足柄@:「やっぱマズい?」

冷泉研究員:「そもそも護衛の奴らがいるように見えるのだが…」

GM:てなわけで、護衛の深海棲艦がわらわら出て来るZO☆

清霜@:けっせーん

 

冷泉研究員:「…僕は完璧主義者だ。だから、やるなら徹底するか元からやらないかだ」

足柄@:「やる。」

満潮@:「やる。」

飛龍@:「やる。」

清霜@:「絶対にやる」

ユカリ:(はっとなって冷泉を庇う

冷泉研究員:「…だから、こんな状態は初めてなのだが…恐らく、中途半端に感情の波を抑えているのだろう」

響@:「……つまり、まだNullではないと」

冷泉研究員:「……あぁ、そうだ」

足柄@:「で、どーすりゃいいノ?」

冷泉研究員:「……まず、一つ言えることは彼女にかかっている枷を外す、精神ブロックを破壊するというべきか。時間的な観念からショック療法が一番簡単で、成功率も高いだろう」

足柄@:「ぶっ壊せば良いのネ。」

清霜@:「ふむふむ」

冷泉研究員:「…ぶっ壊すと、コアとしての個人もまた死ぬ…生かさず殺さずとは云わないが、そうだな…半殺し程度の衝撃を与えてくれ」

響@:「……分かった」

冷泉研究員:「歌うということを、彼女の命題とさせている」

飛龍@:「……」

清霜@:「ふむふむ…?」

満潮@:「…歌は苦手だわ。もっと簡単に言って」

冷泉研究員:「歌の音程の上下がすなわち、彼女の感情の揺れだと…僕は考える」

足柄@:ゲーム的にはこの前のゆかりんと同じ感じ?<半殺し

GM:あー今回は鹵獲できません、戦闘終了はそちらの好きなタイミングでどうぞ

響@:殴るなら最後でいいってことか

冷泉研究員:「あぁ、それから。紫が、最期に示してくれたことだが艦の耐久力がなくなった場合コアの命も失われる」

GM:と言う訳で、悠長に何ラウンドもしていますと、加賀さんが沈めてしまいますよ。

足柄@:はいはい。

GM:で。今回はコアである海威は第三航行序列にプロットされます。装備は無しです。

響@:装甲は……見た目は生身の体だけど

GM:装甲は8として扱います

足柄@:なぐるとなんかいいことある?

GM:殴らないよりまし、殴りすぎると死亡

清霜@:私は殴らんぞ

響@:つまり敵というよりは脱出ボタンだな

足柄@:なるほど。余裕があればって感じだな

GM: 戦場は同航戦。

勝利条件は取り巻きの5隻を排除すること

戦闘終了条件は敗北するorPCの戦闘終了宣言。

敗北の条件は、加賀が重巡を沈める。 味方艦隊の全滅 のどちらかが発生した時点

響@:おっけー

足柄@:了解

満潮@:わかった

清霜@:ほいほい

GM:では、プロットをカードでお願いシャス

 

*互いにどこに配置するかが決まり…*

 

足柄@:さて、偵察対象どうかなぁγが厄介だった記憶があるが

響@:うむ、基本的にアルファベットが大きい方が強い

GM:ば…ばれてやがる!?

*艦これ的には正解である(笑)

足柄@:偵察うつってよろし?

GM:撃ってよろしー

足柄@:では、δを偵察 2d6-1>=5 偵察

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 5[1,4]-1 → 4 → 失敗

足柄@:おおっと。 んー。このままで良い?

響@:任せる

足柄@:じゃあこのままで。

響@:では響も同じくδ1へ 2d6-1>=5 索敵直上

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 7[1,6]-1 → 6 → 成功

GM:δ1は3番です

響@:次、友永隊?

足柄@:面倒くさいなーw<3番

響@:釘付け持ちが2人いる安心したまえ

GM:げげぇ…(うんざりした顔

飛龍@:δ2に飛ばす 2d6-1>=5 ポイ

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 5[2,3]-1 → 4 → 失敗

飛龍@:知ってた。無視

GM:OKOK、ではこっちは二回偵察やらせていただきます

清霜@:ほむー

GM:(まぁ、コアが元々旗艦やってたんでね

清霜@:あ、

満潮@:ほう

飛龍@:そゆこと

響@:攻撃はしてこないがflagship属性は持っている……ん? flagship? mht ダイス判定: 目標表(6) → 敵艦の中から完全にランダムに決定

GM:choice[k,hiry,a,hibi,m] ダイス判定: → K

 

GM:キヨシーに偵察9!

飛龍@:悪い、うけろ!

清霜@:かまへんかまへん

GM:はい、キヨシーをよこからちら見しました

清霜@:いやんえっちー

足柄@:二つ目は?

GM:次に。もう一機偵察機が飛びます mhtダイス判定: 目標表(3) → 敵艦の中で、もっとも【装甲力】の低いPC

響@:清霜だな!

足柄@:みっちー?

飛龍@:駆逐艦zだな

足柄@:つーか、響もヴェルヌイ(のデータ)だから装甲6やな

GM:びっきーorみっちー?

満潮@:仕方ないか

清霜@:ほむ

響@:うむ、器用貧乏の火力構成ですゆえ1/2だね こっちにくるなよ……?

GM:choice[M,H]

ダイス判定: (CHOICE[M,H]) → H

響@:ちっ、すまん飛龍さん頼む

飛龍@:分かったよ ところで偵察値どんぐらい?

GM:偵察9です

響@:こっちも長10砲あるから52型の3dでいいよ

飛龍@:じゃあ……52型で妨害させてもらうわ 3d6 飛龍の本領発揮(ただし行動値

ダイス判定: (3D6) → 13[4,4,5] → 13

足柄@:いえー

飛龍@:はいお疲れー

響@:愛してるぜ

GM:むぅ…では偵察フェイズは終了。 場所交換する人!

足柄@:変えれません!

響@:はい! 変えます!

システム:「響@」がメッセージカードを変更しています。

システム:「響@」がメッセージカードを変更しました

響@:変えました!

飛龍@:このままで

GM:開票しますよー! 開票!!

*:タイプβ 6タイプγ 6タイプδ1 3タイプδ2 1タイプδ3 4

響@:響は序列4

足柄@:響、δの釘付けよろしく

響@:そのつもりですとも

飛龍@:飛龍は6

 

GM:では、そちらのアビリティをどうぞ

足柄@:釘付け。

足柄@:対象はδ3

飛龍@:もうひといきじゃ! パワーを釘付けに!

足柄@:2d6-1>=5 いじわる

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 11[5,6]-1 → 10 → 成功

響@:グッド

響@:こちらもδ1に釘付け

GM:あらがえないのぉ!

響@:2d6-1>=5 いじわる直上

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 4[2,2]-1 → 3 → 失敗

足柄@:おいw

響@:1回だけ振り直し

響@:響@の行動力を-5(1d6->5)した(行動力:19->14)

GM:ごそぉっ

響@:2d6-1>=5 再

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 10[4,6]-1 → 9 → 成功

響@:おっけー

GM:では…海威の前に居た見張りが響の方に釣られていきます

  さぁ…航空戦だ 飛龍さんどうぞ!

飛龍@:よしいいだろう 爆戦、仕事しろぉ!!1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

足柄@:よし、しごとしたな!w

響@:優秀

GM:ダイスどうぞ!

飛龍@:2d6 「……こいつは開幕の狼煙よ」

ダイス判定: (2D6) → 7[2,5] → 7

GM:こーん

清霜@:2D6だから期待値期待値

GM:無傷です

足柄@:装甲は? 飛龍@:装甲ー

GM:装甲は9

足柄@:ほう。了解。 飛龍@:ふむ、普通にぶち抜けるな

満潮@:高いぞ!? 清霜@:地味に硬くてツライな

飛龍@:むしろそれぐらいじゃないとな

響@:連撃のハードルめっちゃ上がってるから結構厳しいぞ

GM:さぁさぁ、ニ撃目こいや!

飛龍@:じゃあ友永隊、お前たちの勇姿を見せてこい 1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

響@:ヒュー!

飛龍@:4d6 「道を空けろ。龍の前に障害はいらない」

ダイス判定: (4D6) → 15[3,3,4,5] → 15

GM:対空砲火、始め!

足柄@:デスヨネー

GM:3d6

ダイス判定: (3D6) → 7[1,2,4] → 7

飛龍@:甘いわー

足柄@:あ、対空要らない、超対空か。その行動力残しといて。

飛龍@:ん、せやね

 

GM:OK、ではδ3は顕然です

飛龍@:「……ふぅん。立派に妨害してくるってことね。まぁいいわ」……じゃあそいつのことは任せるぜ足柄さん

響@:どうせ装甲4相当だし足柄さんならミンチだ、大丈夫

GM:やめれぇええ

*既に足柄さんのアビリティ、イメトレはGMの恐怖の対象

GM:では航空戦終了

足柄@:γは確か装甲8あったんだよなー

GM:開幕雷撃なし

足柄@:あったらこまるわw

GM:HAHAHA

飛龍@:半壊しかけるからな(震え

GM:超遠距離は…今回はお休み(ゆかりん居ないし

GM:長距離なしの…中距離、第六航行序列タイプγの攻撃からです

足柄@:中距離!

飛龍@:きやがれ!

響@:げっ侮ったか

清霜@:ほう

GM:γ>ガラさん>δ3>δ1>δ2

 

GM:まずガンマの判定は…bt4

ダイス判定:指定個性④(6[6]) → 6-4 《航空戦》

GM:じゃい! ってうそーん!

足柄@:あっ

飛龍@:……じょ、冗談だろ……! 直上。目標値5

響@:ダイス神、愛してる!!!

飛龍@:で補正-1

満潮@:優しいな…

飛龍@:「アンタじゃ、私を止めることできない」 2d6-1>=5

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 10[4,6]-1 → 9 → 成功

γ:「きしゃあああ!」

GM:はい、γお疲れさん。ガラさんの攻撃です(震え

足柄@:「ひゃっはー!」三号砲。

足柄@:2d6+1-1>=5

ダイス判定: (2D6+1-1>=5) → 5[2,3]+1-1 → 5 → 成功

響@:もってけ33号!

足柄@:回避-5でどうぞ。

*回避6でもあたるという恐怖である

足柄@:6d6

ダイス判定: (6D6) → 21[1,1,3,5,5,6] → 21

響@:死

足柄@:「はい終わリ。次はどれかナー」

GM:チーン

GM:で、では…ちきしょお 響!覚悟せぇ!

GM:bt10

ダイス判定:指定個性⑩(4[4]) → 4-10 《おしゃれ》

GM:で判定じゃけぇ!

響@:いじわるから目標7だな

響@:2d6+2-1>=7 厳しい勝負

ダイス判定: (2D6+2-1>=7) → 10[5,5]+2-1 → 11 → 成功

飛龍@:さすが

清霜@:いいねー

GM:くむむ では。。。最後だ!フリーなδたんをなめるな!

GM:bt10

ダイス判定:指定個性⑩(2[2]) → 2-10 《面白い》

GM:mht

ダイス判定: 目標表(2) → 敵艦の中で、もっとも損傷の多いPC

響@:完全ランダムか

飛龍@:さぁだれかな

GM:choice[A,M,HIRYU,HIBI,K]

ダイス判定: (CHOICE[A,M,HIRYU,HIBI,K]) → M

足柄@:みっちー

満潮@:来なさい

GM:みっちー!よけてみよ!

響@:また直上やんけ

清霜@:ははは

満潮@:2d6+2-1>=5 「これで当てると思うの?面白いね!」

ダイス判定: (2D6+2-1>=5) → 8[2,6]+2-1 → 9 → 成功

GM:がびーん

飛龍@:まそ

GM:むぎぎg では短距離へ移動します

響@:\待ってました!/

飛龍@:\ハイジョスル!/

清霜@:いぇあー

GM:飛龍>β>キヨシー>響>みっちー

飛龍@:βに攻撃をぶっこむ……前に集中攻撃を宣言!

飛龍@:2d6-1>=5 「……」(ルートを目をつぶって確認

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功

飛龍@:これでよし。62型でβを対象、目標値5の補正-1

飛龍@:2d6-1>=5 「ルート確認。後はそのように画を書くだけ」

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 3[1,2]-1 → 2 → 失敗

飛龍@:あっぶねぇ

飛龍@:振りなおす

飛龍@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 1

響@:安い!

清霜@:良い感じ

足柄@:βって装甲幾つだったっけ

飛龍@:2d6-1>=5 「加賀さんより……もっと上へと飛ぶために」

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 2[1,1]-1 → 1 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)

飛龍@:げ……焦りすぎたか

GM:……

足柄@:あっ

飛龍@:act

ダイス判定: アクシデント表(2) → 意外な手応え。その判定に使った個性の属性(【長所】と【弱点】)が反対になる。自分が判定を行うとき以外はこの効果は無視する。

響@:こればかりはしゃーなしだな……

満潮@:仕方ないか…

飛龍@:負けず嫌いが死んだ

GM:βの攻撃です

GM:bt5

ダイス判定:指定個性⑤(3[3]) → 3-5 《マジメ》

響@:反転したところ的確に打ってきやがった

飛龍@:チッ……反転した負けず嫌いを使う

GM:ひりゅさん、回避判定をお願いします

清霜@:うげー

飛龍@:act 「くそ……」

ダイス判定: アクシデント表(5) → いててて。損傷が一つ発生する。もしも艦隊戦中なら、自分と同じ航行序列にいる味方艦にも損傷が一つ発生する。

飛龍@:目標6、-1

響@:期待値……!

飛龍@:2d6-1>=6 「全員……生きて帰らす。そこには私だって……!!」

ダイス判定: (2D6-1>=6) → 6[2,4]-1 → 5 → 失敗

飛龍@:調子悪すぎるだろ

足柄@:こっちから感情1なげるよー

GM:ひりゅさん…呪われてるって…

飛龍@:さすがに分が悪い。足柄さんパス!!

足柄@:牽制射撃で狙いをそらしました、と。

飛龍@:「……くそっ……! 失敗した……!」

飛龍@:まぁ避けるんすけどね

GM:HAHAHA

飛龍@:悪い、何とかしてくれ

GM:では…キヨシーやったって!

響@:「落ち着け、飛龍。……まだ大丈夫だ。必ず守り切る」

清霜@:ほーい

足柄@:えーと…響のδがいいかな。

響@:うむ、そうしてもらおう

清霜@:ういうい ちょっとまってね

足柄@:そういえばδって回避幾つです?

GM:ちょいまっち、2です

清霜@:ほいほい

足柄@:了解ー。重巡っぽい感じね

清霜@:そんじゃ序列4のδを攻撃しよう。まずは猛射でリミッター開放! 続けて、独断専行を使用します

 

清霜@:2d6>=5 「さて…やりますかねー!」パキポキ

ダイス判定: (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

清霜@:マイナス1だけど成功 そして小口径主砲で攻撃!指揮直上でいくよー

響@:がんばれがんばれ……!

清霜@:2D6+2+1-1>=5 「すぅぅ…ふぅぅ…」

ダイス判定: (2D6+2+1-1>=5) → 8[4,4]+2+1-1 → 10 → 成功

清霜@:続けてB型改二で連撃、その時に集中攻撃を使用するよ

清霜@:2D6-1>=5

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 11[5,6]-1 → 10 → 成功

清霜@:その出目、命中判定で出てほしいなぁ…さて、命中判定

清霜@:2D6+2+1+1-1-2>=5

ダイス判定: (2D6+2+1+1-1-2>=5) → 8[2,6]+2+1+1-1-2 → 9 → 成功

足柄@:修正値が忙しいねw

清霜@:うむ

響@:無事に最大火力か

清霜@:えーと、これで2+2+1+1+2+2の10D6だな

GM:ヒエー

響@:塵も積もれば46砲

清霜@:10D6

ダイス判定: (10D6) → 33[1,1,1,1,4,4,4,5,6,6] → 33

足柄@:ちょっと足らんな。響の声援つかうか。

響@:感情2でほぼ確殺だが……

清霜@:声援貰おう、ここでつぶしたい

足柄@:殺せるうちに殺した方が良いね

足柄@:響がフリーになれるし

清霜@:「びっきー!」

響@:「清霜!」+1

清霜@:+2だな。よし、いくぜ

清霜@:33+2d6 「いざ!」

ダイス判定: (33+2D6) → 33+10[4,6] → 43

足柄@:よし

δ:「ぐがあああああ」

清霜@:「鉄!拳!制!裁!」

響@:「……さて、続くとしよう」対象迷うなぁ……βに小パン入れたいけど

足柄@:連撃で4Dだっけ

響@:素の火力で5D

足柄@:じゃあ、感情込みでδ殺しに行こう

響@:13D砲ぶっぱするかー

 

響@:うむ、響は生き残ってる必要ないしいっちまおう。残るδに連撃

響@:2d6+2-1>=5 優しい砲 33号ないのがこわい

ダイス判定: (2D6+2-1>=5) → 6[3,3]+2-1 → 7 → 成功

響@:回避2だったな

足柄@:だの。

清霜@:うむ

響@:2d6+2-1-2>=5 秘密兵器魚雷

ダイス判定: (2D6+2-1-2>=5) → 9[4,5]+2-1-2 → 8 → 成功

足柄@:よしよし。

響@:5d6 「……沈め」

ダイス判定: (5D6) → 18[2,2,4,5,5] → 18

GM:…中破!

響@:まずみっちーからください

足柄@:まず、こっちから3Dだすよ

響@:おっけー

足柄@:ごめん2Dだった!みっちーからのほうがいいや!w

満潮@:じゃあこっちからいくよー?

響@:たのんまっせ!

清霜@:GOGO

満潮@:「殺意がまだ足りない、こっちから足していくわ」+3

響@:18+3d6 「まだだ……沈め!」

ダイス判定: (18+3D6) → 18+9[1,3,5] → 27

響@:3dかな……清霜!

GM:あと9点!

清霜@:よっしゃ

清霜@:「びっきー!ガツンといっちゃって!」+3

響@:27+3d6 「沈め、沈め、沈め!!!」

ダイス判定: (27+3D6) → 27+10[1,4,5] → 37

響@:よぉし!

足柄@:よしよし。

GM:…δ2 爆死

満潮@:サヨナラ!

満潮@:こっちは…どうするかな

響@:「……Спасибо! 満潮、清霜! よし、残るは……!」

足柄@:γかな。

満潮@:そうね

GM:ガンマとβ!

足柄@:独断あるから行けるだろう

満潮@:γをやろ

飛龍@:おう、頼むわ

清霜@:GOGO

満潮@:2d6>=5 「構う暇がないのにね、邪魔。」 ゆっくりと目標に歩く 独断

ダイス判定: (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

満潮@:-1だけど成功!

GM:成功です

満潮@:では行ってみましょうか

満潮@:まず魚雷

満潮@:2d6+2-1>=5

ダイス判定: (2D6+2-1>=5) → 12[6,6]+2-1 → 13 → スペシャル(判定成功。【行動力】が1D6点回復)

足柄@:わーお。

満潮@:おk

飛龍@:エグイ

清霜@:いいねー

響@:勝利の女神だなぁ

足柄@:いま、何D出る?

響@:素1スペ2独断2かな

足柄@:ちょっと足らんな

響@:連撃なし7d

満潮@:そういや脚が床につくね、今回の戦闘

足柄@:せやな。

GM:(実は足場がユカじゃなかったのって、第一回だけという

響@:艦娘とは一体……

満潮@:相手の装甲はもう一度聞いてみてもいいかな?

GM:今回は6でいいです

清霜@:おむ

満潮@:そうか、じゃあまずこれで行こうか

満潮@:ファンブッたらせっかくのスペシャルが台無し

足柄@:全門あるしね

満潮@:7d6 「邪魔だから動かないで殺られろ」砲門を敵に向けて歩き、動きを封じながら撃ち続ける

ダイス判定: (7D6) → 32[1,2,5,6,6,6,6] → 32

響@:素晴らしい

足柄@:色々使う必要の無い出目であった

満潮@:装甲8でも瞬殺…!

γ:「ぐおおおおお」 (死亡

GM:では。裏では加賀さんが海威に対して第二次攻撃を始めますので飛龍さんどうぞ

飛龍@:了解。……集中攻撃を宣言。クールで判定して目標値5のー1

清霜@:がんばれー

飛龍@:2d6-1>=5 「……あの頃の私には戻らないって、決めた」(もう一度目を瞑って神経統一

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 5[1,4]-1 → 4 → 失敗

飛龍@:振りなおそう。超対空ももう出番ないはずだし

足柄@:そこは失敗しても良いなw

飛龍@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 3

足柄@:いや、必要ないよー

飛龍@:いやだ。もう進んだし、勝手で悪いけど、これが飛龍の物語だ

飛龍@:2d6-1>=5

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 8[3,5]-1 → 7 → 成功

満潮@:成功だ!

清霜@:うむうむ、良いね

飛龍@:友永艦攻で攻撃する! 判定直上の目標値5補正ー1

飛龍@:2d6-1>=5 「……絶対倒す」

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 9[3,6]-1 → 8 → 成功

足柄@:よしよし。

飛龍@:1足りないが……仕方ない。このままだめ計算して5d6決める

飛龍@:最悪感情つぎ込む

足柄@:巴戦あるから行けるでしょう。

清霜@:まあなんとかなるなる

飛龍@:5d6 「悪いけど……全力じゃない。けど……こいつで十分だ……!!!」

ダイス判定: (5D6) → 21[3,3,3,6,6] → 21

飛龍@:装甲は!

足柄@:4らしいよ

GM:4! 損傷5 爆死です!!

清霜@:あっはっは

飛龍@:またか……

足柄@:じゃあ、海威を回収に行くよー

響@:さて、裏がどうなるか……

飛龍@:「……はは。情けない」(自嘲するかのように笑う

GM:では…回収だ

響@:念のための確認だけど、残り海威1人だから殴って調整がどうとかはいいんだよね?

海威:「らーらんらーらららーらららーらーらんらーらら」

足柄@:その辺は冷泉がなんとかしてくれそうだな、邪魔者はいないし

GM:まぁ、取りあえず殴ってくれなきゃ海威が戻ってくる可能性は〇よ?

足柄@:あ、そうなんだ。響、やれ

響@:よかろう 大破でいいんだよね?

足柄@:装甲8だっけ?

清霜@:GOGO

GM:装甲6です

*8だったという。

満潮@:「もう私たちの出番は終りか、誰か彼女をその痛ましい歌から起こしてくれればいいけど」響を見て。

足柄@:6かーw

清霜@:18~23かぁ…

足柄@:響頼んだw

足柄@:3Dで殴って

GM:…さぁ、どうする。PCたち

足柄@:感情で微調整かければ行けるはず

響@:感情2Dと1D残ってるのは奇跡か

飛龍@:「……私はこれ(暴発した62型)の応急処置しなくちゃいけないし、誰かに任せる」

足柄@:と言うか響以外だとやり過ぎるw

響@:「……海威、しっかり!」

清霜@:うむ

足柄@:←最低5D

清霜@:←現在最低6D

飛龍@:←最低5dオマケ9

響@:命中判定も必要か

響@:2d6+2-1>=5 優しい砲

ダイス判定: (2D6+2-1>=5) → 7[3,4]+2-1 → 8 → 成功

響@:3d 火力

ダイス判定: (3D6) → 8[2,2,4] → 8

響@:足柄さんオーライ

足柄@:感情投げるよー

足柄@:2d6 やさしく。

ダイス判定: (2D6) → 4[1,3] → 4

清霜@:どきどき

足柄@:あ、足らない可能性あるな。

響@:最後に飛龍さん

飛龍@:了解

GM:あ ちょとまって

足柄@:ん。

響@:はい

清霜@:ん?

足柄@:中破でも良ければここでストップだけど。

GM:まず、響が殴ったところでの

飛龍@:まぁせやね

足柄@:(大破させると暴走しませんかね?w)

海威:「らーららー……らーらー」

GM:で、

GM:足柄さんの時点で

清霜@:あ、RPが入るのねw

海威:「らーらら?……らーらんらーらら…ら、らら? ら…ら…?」

響@:「……出雲が迎えに来てくれたぞ」

海威:(目が少し動く

冷泉研究員:「……更に衝撃を与えてくれてもいいが」

足柄@:「このまま行けるならこのままが良さソ?」

冷泉研究員:「…あぁ。分離処置を試みることが可能だろう」

響@:「……後のことは任せていいか」

飛龍@:……まぁこれ以上は必要なさそうだよね?

冷泉研究員:「任せてくれるなら、な」

ユカリ:「…海威、さん」

響@:「では頼んだ」といって響は甲板上へ一目散だよ!

冷泉研究員:「ユカリ、アンプルを…それから三番を」

ユカリ:「は…はい、只今」

足柄@:「じゃ、こっちは見張ってるヨ。」なんかこないともかぎらんしね

満潮@:「…」コアの装置を眺めるだけ

飛龍@:「……」応急処置ながらも修復を終えた62型をしまって周囲の警戒

足柄@:「みっちーもてつだってヨー」(・3・)

清霜@:「……もしかして、終わり?」しゅっしゅっしゅっ

冷泉研究員:「…済まない」(アンプルを吸い取った注射器で海威の首筋を刺す

ユカリ:(ハラハラと見守りながら、冷泉の手伝いをする

海威:「ら…らーら……ら、らーーーー」

満潮@:「こういうの苦手なんでね」

冷泉研究員:「……」

海威:「らぁ……………」

冷泉研究員:「……艦との接続、ダウン」

海威:「…………」

 

*******

響@:というわけで響は甲板上で「護衛艦」の発動準備完了であります

満潮@:熱いな

 

加賀:「加古号へ攻撃指示を!」

士官B:「攻撃隊より打電!」

加賀:「こんな時に…何か」

士官B:「はっ 敵重巡洋艦、推進器が止まりました、これで…我々の目的は、達成されました!」

加賀:「……くっ…」(加賀号の甲板の向こうに見える異形の重巡を睨みつつ、深呼吸をする

 

加賀:「……合戦止め」(安堵の溜息を吐く

 

********

 

海威:「…………」

冷泉研究員:「……現在僕に可能な診察の上での結果だが、身体機能は正常に戻った。」

響@:やったぜ……

清霜@:よかったよかった

冷泉研究員:「……しかし、記憶についてだが」

足柄@:「記憶?」

清霜@:「え?そんなの殴れば戻るんじゃないの?」←

冷泉研究員:「残っていると断言できるのは…31.7%程度」

満潮@:「…響を呼んでくる」

足柄@:「細かいネ。」

冷泉研究員:「僕は完璧主義だからね」

清霜@:「それ関係あるの?」

冷泉研究員:「僕の能力で答えられるならそれに、全力を以て答える。それが僕の信条だ」

満潮@:というわけで響と交代しようか

飛龍@:「……正直、興味ない」

冷泉研究員:「僕も君には興味がない」

響@:「……海威の記憶がどうって、満潮が」タタタッ

 

響@:「表も静かになった。……もう海威を運び出しても大丈夫なのか? 」

足柄@:「戻ろっカ。」平気そうなら海威をよいしょっと

海威:「…………」

清霜@:「つかれたー」のびー

飛龍@:「……うん、戻ろう。別動隊も救出しているはず」力なく

響@:「こっちだ。一部、足場が危険なところがある。注意してついてきて」

GM:では、甲板に出ますと

如月中尉:「よくやった。こちらも終わった」

飛鳥:「マー飛鳥さんの機嫌が悪い時にあたってカワイソ~ネェ」

足柄@:「こっちも終ったヨ。金里は居タ?」

響@:「みんな無事か。扇矢少佐は……」

如月中尉:「…いいや、日本陸軍の関係者は居なかった」

清霜@:「ねむーい」

扇矢少佐:「…私は、無事よ」 (ただし、ポニーがばっさり切られており、更に顔には痣とやけどが

清霜@:「……誰?」ぽにーで判断してた

響@:おいたわしや……

山部少尉@:「少佐……」

足柄@:きよしーw

飛龍@:癒される(ぉぃ

足柄@:「ンー。逃げたかナ?」

響@:「よかった。飛鳥も、山部少尉も……」

扇矢少佐:「…引っ込んで、いいなら引っ込むわよ」(消える

響@:逃げたというよりあれかな、乗員はみんな仏印の連中かな?

如月中尉:「あぁ…仏印への回航要員だけだ」

足柄@:どっちかというと捜索側か。<金里

足柄@:「飛鳥ー。ちょっと残業する気あル?」つまり、狩りに行こうぜ!

響@:まぁ時間の問題でしょう……黄海に出てからドンパチやったから、フランス当局とも肩が組める

飛鳥:「ん?ガーラもヤルのカ?」

足柄@:「ここまで上等くれたからにはお礼しないといけないよネ。」

飛鳥:「私一人でジューブンだと思うネ~」(目が笑っていない

足柄@:「独り占めはダメヨ。」笑顔とは本来(ry

響@:「……ひとまず戻ろう。出雲号に。心配症な誰かさんが待ってる」

清霜@:「ねね、お腹すいたから早く戻ろうよ!」

飛龍@:「……」

 

出雲号:接舷態勢に入り、両艦が接舷する。出雲号の艦体には幾らかの砲撃による傷跡が痛々しく残っている。

 

響@:「……海威、海威」

海威:「…………(薄く、目を開け)『……あれ…ここは?…貴女は、なんの…先生?』(中国語 」

響@:『……おはよう。きみの先生は、あっちだよ』(英語で返す)といって出雲号の方を指差す

海威:(緩慢に首を動かす

足柄@:「(あれ?これ適当吹き込んだら悪さ出来るんじゃネ)」アイコンタクト>飛鳥

飛鳥:「ガーラ、ちょっとは自重スルネ …ってか!何で私がガーラを止めてるカ!?」

清霜@:「…義務教育?」

足柄@:「たまには良いじゃなイ。」

満潮@:「たまに、じゃないでしょう」

出雲:『…貴様、私が誰だかわかるか』(英語) (響と目が合ってやってくる

海威:『…ヒルダ先生?』

出雲:「…確かに、これは私が悪いな。なら…貴様は誰だ』

海威:『……私は、私は… 私は……海威(ハイウェイ)

響@:「……!」

海威:『…ヒルダ先生に、教えてもらった。戦い方を…』

出雲:『…海威、貴様に注意せねばならんことがある』

海威:『なんでしょう、か』

出雲:『私は、I・ZU・MO、だ』

海威:『…出雲、先生。』

出雲:「…響、後は頼んだ。殺されては堪らないからな」

清霜@:「……」

飛鳥:「お姉さまお姉さまおねーさまあああ!」(がばっ

響@:「分かった。一旦、旅順の……」飛鳥の様子に言葉を遮られて

飛鳥:「お姉さまの汗のニオイ…ヌフフ」(出雲の首を羽交い締めにしながら

出雲:「貴様…そうか… それほど、私を殺したいか!」

足柄@:「あ、禁断症状でてるネ」

飛龍@:「……クスッ」(思わず言葉に反応して笑う

清霜@:「良かったね!これも心の46cm砲のおかげだね!」

出雲:「…悪かったな、飛鳥」

飛鳥:「お姉さまだぁ…お姉さまぁぁあ…」

出雲:(飛鳥のロックを外しながら)「********」(飛鳥の耳元で囁く

飛鳥:「…!? お姉さまっ!大好き!! ガーラ!ガーラ!後の始末ダケドさ!」

足柄@:「うン。ごゆっくり?」

飛鳥:「ノーノー!これ、コレヨ!」

足柄@:「ン?」どれだろ、と。

響@:「…………」(穏やかな顔で皆を眺めてます

清霜@:「……」

飛鳥:(どうも、出雲から金里派の潜伏先を教えられた模様

足柄@:ああw

響@:さ ぁ 狩 り の 時 間 だ

足柄@:「何時いク?」

飛鳥:「A S A Pヨ」

飛龍@:女は怖い

清霜@:「ねえねえ、何しに行くの?」

足柄@:「お礼参りかナ。」<何しに

清霜@:「…………………成程!」(わかってない

響@:「一緒にいきたいところだけど……。私の分も、思う存分やってきてくれ」

飛鳥:「日本で云うでショ?倍返しだ!ッテネ」

満潮@:「それはうちの中佐の口癖なんだけどな」

飛鳥:「ニャッハッハ、ソーイやそうダッタネ」

飛龍@:「……私は目的を果たしたし、アンタ(足柄)は自由行動で、もういいわ」

清霜@:「付いて行っていいかな!」

足柄@:「んー。きよしーはまだ早いかナ。」

清霜@:「えー!!」

飛鳥:「ソーネ、もうちょっと待て、カナ?」

清霜@:「むぅ…ならしかたないなー」

足柄@:「海威についてあげてくれないかナ」>きよしー

清霜@:「任せて!私の心の46cm砲なら大丈夫!」

響@:『……海威、身体は大丈夫か? 手足は動くか?』(英語)

海威:『…は、はい…ちょっと、全身が痺れていて…ごめんなさい』

響@:『大丈夫。私が海威を駆逐艦海威号のところへ連れて行く。今は少し休んでていいよ』

海威:『…先生、ありが、とう…』(すぅと目を閉じ、眠る

飛龍@:「………龍があの大空へ飛ぶにはまだ早い……かな」(一同の様子を見て

 

 

飛龍@:「……全部が全部終わってないけどさ。アンタたちはこれからどうする? どうやって……護っていく?」

足柄@:「ボスんとこでみっちーとテキトーにやるヨ。」

清霜@:「私の心の46cm砲が導くままに…なんてね!」

響@:「……海威次第かな。課題が山積みだ。私のところは」北東の空を望みつつ

満潮@:「これからは…別になんともないわ、ただ艦娘としての責任を果たせばいいでしょ…」

飛龍@:「……そっか。……私は……とにかくあの空を翔るぐらいに強くなりたい……かな」大空を見上げて

山部少尉@:「皆さん…ありがとうございました。皆さんには、幾度となく助けられました」(五人の元にやってくる。

響@:「……こちらこそ」

清霜@:「めでたしめでたし?」

山部少尉@:「…それが……いいえ(首を振る)… はい、本件により大東亜重工には更なるメスが入る事でしょう。そしてそれが可能になったのは、皆さんからお力を借りられたおかげです。 ……皆さんに、小官に出来る最大の敬意を払います。ありがとうございました」 (脱帽し頭を下げる

足柄@:「ん、良いヨ良いヨ。お礼は全部おわってからデ。」

飛龍@:「……少しでも、力になれたら幸い……です」

清霜@:「むふー」

満潮@:「…少尉も本当に頑張ったから、もういいよ」

響@:『……作戦、終了』

山部少尉@:「…………」(帽子を被りなおして敬礼

 

 

*********

それぞれの思惑と願いは交錯し、物語は一つの終点にたどり着いた

だが、揺れ動く昭和という時代はまだ幕を開いたに過ぎない

そして、まだ誰も知らない

深い後悔と、復讐心に蝕まれたある人物が次の騒乱を招きよせることになることを

 

*********

第一部、扇矢萩子の捜査禄。 『完』

 

 

 

 TO BE CONTINUED

 

第二部、扇矢萩子の山鹿想禄。現在収録中




響@:MVPはsダイスでいいかしら
清霜@:かな
GM:はい、お願いします
響@:くっそ迷う
清霜@:あはは 清霜@:シークレットダイス
飛龍@:シークレットダイス
足柄@:シークレットダイス
響@:シークレットダイス
満潮@:シークレットダイス
GM:ちょ、ちょいたんま!
清霜@:おっと
響@:ぜんぶ手打ちだもんな……GMには先にありがとうと言っておく
清霜@:ですねぇ…お疲れさまです…!
GM:あぁ…最終回なんだなぁと、凄いしみじみ感じております
清霜@:あはは…
飛龍@:まぁ第一部はね……
*それをいっちゃーしまいだぜw
GM:シークレットダイス

GM:ではでは開票するぞ?………開票!

足柄@:響 キャンペ通して色々動いてお疲れ!NPCぽいとはいってたけど主役だったと思うよ!
清霜@:びっきー:主人公。情報の整理とかもとても助かりました
響@:飛龍さん:久しぶりの参加ながら我々を率いてくれた旗艦に感謝と栄誉を
飛龍@:満潮:意外と気が合うなぁ……と。
満潮@:響:今回の主人公的なポジション、RPについて本当に良かったと思う
GM:
清霜:かるーくデルタをひねりつぶされました。流石艦隊の小戦艦!
響:歴史・文学面でのサポートありがとうございます。海威の救出本当におめでとう!
飛龍:加賀さんに煽られるなど、冷たく見えて熱いやつ。我らが旗艦に栄誉あれ!
満潮:馬家三姉妹とのRP、お疲れ様です。何だかんだで世話焼きですね!
足柄:イメトレ怖い,イメトレ怖い!割り切り女子の猛追怖い!w


響@:相棒ロールしてくれた清霜とか、フリで敵対してくれた満潮とか、足柄の中山への誘導尋問とか褒めちぎりたいところが山程あるんだが…ともかく、謹んで有り難く頂戴いたします
GM:あー終わっちまいましたよ!同志PL諸君及び、PC諸姉妹!
足柄@:おつかれー。
響@:いや、お疲れ様ですマジで……ほんとのほんとに楽しかった
飛龍@:おつかれっすー。
満潮@:本当にお疲れ様でした
清霜@:うむうむ:第二部か…もうこのきよしーはこの卓専用にしようかな
飛龍@:PLとしては今度は他の子をこの卓へ参加させたい……時間に余裕あるときとか
響@:うむ、響もPCとして使うのは今回が最後だな
GM:既に参戦しているキャラ以外ならウェルカムだぜ!
足柄@:まあ状況見てからかな!



 *最後に*
ここまでお付き合い下さったPLの皆様方、そして途中から私に首根っこを捕まえられて本卓に置ける時代考証・物語展開の相談に巻き込まれた友人Y氏。
また、TRPG?なんだよ、こんな読みにくい文章上げやがって。と思いながらもここまで読み進んでくださったハーメルンの読者の皆様。

心からの謝辞を送らせてください。『お付き合いいただきありがとうございました!』

物語はPC(つまりメイン登場人物)・舞台がガラリと変わります。

舞台は日露戦争に備えて建設され、日本海の守護を任されたあの鎮守府。


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第五回セッション後日談
清霜の『なかなおり作戦』 / 復讐はご計画的に


 19CH年 2月5日 大連

GM:清霜の元に、チーフクラーク・扇矢眞斗から手紙が届く

清霜@:「ふむふむ…ええっと」読み読み

眞斗:「「清霜様へ、先だっては妹が大変お世話に成りました。つきましては、私から細やかながらお礼をさせて頂きたく存じます」」

清霜@:「わぁ、お礼だって…どんなのだろう!」ワクワクしながらヤマトホテルに行くよー 無論、途中で迷子になるけどなんとか到着だよ…

GM:HAHAHA では、まぁ『ちかこ』が清霜を保護したという事でw

清霜@:あっはっは

ちかこ:「…清霜さん、どうして毎回毎回予想外な所に居るのですか…」(少しげんなりしている顔

清霜@:「え? ……国民の義務?」(きよしもおうこく

ちかこ:「………」(なにをいってるのこの娘、という顔

清霜@:「あっはっはー」

ちかこ:「こ、こほん…チーフがお待ちしておりますので…はい、どうぞこちらに…」(清霜を車に乗せる

清霜@:「わーい、ありがとー!」

ちかこ:(何だってホテルの真反対の場所に居たんでしょう…

 

GM:と、ちかこにホテルまで連れて行かれまして…

 

眞斗:「清霜ちゃん!お待ちしておりましたよぉ~」

清霜@:「眞斗さん!やっほー!」

眞斗:「清霜ちゃんの好みに合いそうなもの、色々とご用意してみました。今宵のお料理、楽しみにしていてくださいねぇ」

清霜@:「わ、わ、期待してるね!」

眞斗:「はい~ 以前入らした時にお気に召されたご様子のお食事から推測してみたものなので、お口に合わなければ直ぐに変えさせますので~」

清霜@:ほうほう 「どきどき」

眞斗:「ふふ…期待していてください」

清霜@:「わくわく」

眞斗:「清霜ちゃんには、感謝できないほど感謝しているのですから」

清霜@:「え、そういわれるとなんだか恥ずかしいなぁ。私はただ心の46cm砲を証明してるだけだったんだけど…」

眞斗:「そうだとしても…うちの萩ちゃんを助けて頂いて…眞斗は…」(うるる

ちかこ:「ち…チーフ、ひ…人目を、ですね…」

清霜@:「あはは… ま、まあ、また何かあったら清霜に言ってね」

 

*食事後*

 

眞斗:「…そ、その…清霜ちゃん」

清霜@:「ん?」

眞斗:「実は……一つ、眞斗からお願いしたいことがあるのです…」

清霜@:「うん」

眞斗:「今回の事件…萩ちゃんの落ち度は…たぶん、眞斗が作ってしまったのです…」

清霜@:「……え?」

眞斗:「…ここの所、当ホテルに過度な悪戯…いえ、嫌がらせがありまして…」

ちかこ:「…チーフ、初耳ですが?」

清霜@:「じとー」

眞斗:「そ…その、えっと…最初から説明させてください」(少し涙目

清霜@:「はい!」

眞斗:「たぶん…一連の最初は、私の仕事へのクレームから始まったんです。それが…段々とお客様への対応の妨害になって…最終的にはスタッフの仮眠所が荒らされることになりまして…」

清霜@:「ふむふむ…」

ちかこ:「…チーフ、そんなことありましたか?」

眞斗:「…ちかちゃん…うん、そうなの。…他の子が居ない時に、そんなことされちゃって… 誰か呼ぼうとしたらもう相手がいなくなってて… 怖くなって、萩ちゃんに相談したんです」

清霜@:「……ほむほむ」

眞斗:「その時…萩ちゃんは忙しかったみたいなのに…私に時間を使ってくれたみたいで… その所為で、たぶん…萩ちゃんの本来のお仕事の妨げになったんだと…思うの。萩ちゃん…眞斗の事になりますと…少し過敏になってしまう子だから…」

清霜@:「あらら…」

眞斗:「…だから、萩ちゃんに…謝りたいのです……清霜ちゃん。眞斗を手伝って、貰えないでしょうか?」

清霜@:「良いよ!」

眞斗:「ありがとうございます!そ、それで…なのですが」

清霜@:「うんうん」

眞斗:「……萩ちゃんは、ワインが好きなんです なので…その、不躾ながら…本当に、申し訳ないことなのですが」

清霜@:「うんうんうん」

眞斗:「清霜ちゃんには…その…上海のお知り合いに連絡を取って頂けないでしょうか、それで……ワインの調達、お願いできませんか?」

清霜@:「ん、いいよー」

眞斗:「ほ、本当ですか!?」

清霜@:「だいじょーぶだいじょーぶ、清霜に任せて!」

眞斗:「で、では…お頼みしますね」

清霜@:「うん!」

眞斗:「ずけずけと、申し訳ないのですが…可能でしたらシャトー・マルゴーをお願いします」

清霜@:「わぁ高級品。頑張るね!」

眞斗:「お、御題は眞斗がなんとか工面しますので…本当に、お願いします」(ぺこり

清霜@:「あはは」

 

清霜@:まあそんな感じで、頼み事か…

GM:です… さて、キヨシーはどう動きますか?

清霜@:どーしよっかなー… 上海に今いるのは誰かな

GM:出雲・長谷川長官・野分 かな?

飛龍@:HAHAHA

GM:飛龍さんが分からない… うん、加賀さんと殴り合っている可能性があるからね

 GM・清霜@・飛龍@:爆笑

飛龍@:うん、殴り合ってるな

清霜@:んじゃまあ無難に出雲さんからかな

 

清霜@:「ぴぽぱ、もしもしもしもしー、とらとらとらーわれきしゅうにせいこうせりー」

出雲:「……切るぞ」(底冷えした声)

清霜@:「やめて!」

飛龍@:何をしてるんだw

出雲:「…何用か」

清霜@:「えっとね、眞斗さんって分かる?眞斗さんがね、荻子さんに色々あって謝りたいんだって」

出雲:「…眞斗だと? …詳しくは知らんがあの少佐の関係者か。謝罪の話など私には関係ない話だが。一先ず聞こうか」

清霜@:「うん、まずはね…」と、眞斗さんからの話を大まかに説明しよう

 

清霜@:「…ってわけなんだー」

出雲:「……眞斗とやらについては了解した。して?」

清霜@:「あとね、ワインちょーだい!できたらしゃとー・まるごーってやつ!」

出雲:「……話が見えん。それから貴様、頂戴一言で済ませられる代物じゃないぞ。」

清霜@:「え、そうなの? そうなんだー…勉強になったよ!ありがとー!」

出雲:「…貴様、切るぞ」

清霜@:「やめてー!」

出雲:「話が進んでいないのだが」

清霜@:「えっとね、萩子さんがワイン好きなんだって!だから仲直りの時に一緒に飲めば良さそうって感じ!」

出雲:「…そもそもだな、貴様の給料何か月分だと思っているのか」

清霜@:「お給料…」多分食べ歩きで大体使ってる気がする

出雲:「少なくとも貴様の特別手当(ボーナス)はチャラになると思え」

清霜@:「いいよ。眞斗さんの為になるなら、お金なんていくらでも出せるよ。それが清霜の心の46cm砲だから!」

出雲:「……そうか。相、分かった。貴様が頑として云うならば、送ってやる。云っておくが上物だ」

清霜@:「取扱注意、だね」

出雲:「代えは無いぞ」

清霜@:「了解! 清霜、全力で『なかなおり作戦』開始します!」

出雲:「……作戦成功を祈る。して、何処に送ればいいのか、ホテルに直接送るか、それとも人を介して送ろうか」

清霜@:「えっとね、直接はちょっと怖いから、人を介してもらった方が良いかも」

 

清霜@:眞斗さんが味見で飲み干しそう的な意味で

眞斗:(は、萩ちゃんに出すのに、腐ってちゃだめだから一口…後一口だけ…

清霜@:ワインがそうそう腐るか!wいや、腐るというかダメになりやすいか

眞斗:(こ、これはテイスティング、そうテイスティングなの!

清霜@:これは見張りが必要ですね…

 

 

出雲:「ならば、飛鳥に持たせる。一日でそっちに届けさせる」

清霜@:まあ、ちかこさん経由にすれば問題はなさそうかな

GM:どことなく、出雲の声の更に後ろから飛鳥の断末魔が聞こえる

飛鳥:「まだお姉さまと一緒に居たいのにぃいいいい!」

清霜@:あははw

清霜@:「了解!」

 

清霜@:出雲→飛鳥→ちかこ→(当日に)眞斗&萩子かな

GM:キヨシーは触らないんですねw

清霜@:自分が触ったら壊しかねないのは承知してますしw

GM:あはは… では、翌日。

 

GM:飛鳥が新京に戻る途上、大連に立ち寄ったところでちかこにワインを渡しました

清霜@:「替えが効かないから、なるべく眞斗さんに見つからないようにね!」とちかこさんに耳打ち

ちかこ:「よく…出雲さんが、これを渡す気になりましたね…」(価値にびびっている

清霜@:「あははー」

ちかこ:「いえ…本当に。しょ…こほん、アタシなんて一生お目にかかれないぐらいのものですよ…とにかく…職に代えてでもお守りします…はい」

清霜@:「お願いね、後で何か埋め合わせ出来ればするから…」

ちかこ:「いえいえ、とんでも無いです。チーフの無茶を聞いてくださって、アタシも感謝してるんですから」

清霜@:「そう?」

ちかこ:「むしろ、アタシからお礼をさせて欲しいぐらいですから」(少し苦笑い

清霜@:「まあ、後はしっかり仲良くなってもらうのを期待しようね」

ちかこ:「はい… そうですね。その通りです」

清霜@:とりあえずそんな感じで仲直り当日?

GM:ですね。はい。

 

眞斗:「えとぉ…場所よし、お料理よし、ワインよし…えとえとぉ…お花は、大丈夫。うん…全然大丈夫!」(おろおろ

清霜@:(心配

清霜@:「大丈夫だから、落ち着いて深呼吸だよ」

眞斗:「…萩ちゃん、そもそも…来てくれるのかな」(シュン

清霜@:「眞斗さんの心の46cm砲を信じれば大丈夫だってば」

眞斗:「……はい、そうですね。眞斗は…萩ちゃんが来ると…心の46cm砲に掛けて、信じて…います」(気丈に

ちかこ:「…チーフ、扇矢萩子様がいらっしゃいました」

清霜@:「ほら、ね?」

眞斗:「お、お通してくださいませっ!」(若干声が上ずる

清霜@:「私は…うん、影からこっそり応援してるね!」

眞斗:「は…はい。ありがとうございます…清霜ちゃん」

清霜@:「もし、眞斗さんの心の46cm砲が信じられないなら、眞斗さんの心の46cm砲を信じる私を信じて…ね!」

眞斗:「…清霜ちゃん。はい!」

GM:眞斗によって設えられた部屋に、萩子が入ってくる

清霜@:てててと様子が見える所に隠れる。すにーきんぐ

GM:腰まで伸びていた髪は敵に捕縛された際にばっさりと切り捨てられてしまった為に、ショートに纏められている。また女性としては適当ではないがフォーマルな格好としてスーツで身を固めている。その表情は少し硬いように思われた。

ちかこ:「…では、アタシはこれで。」(一礼をして下がる

清霜@:(もしかして、緊張してるのかなぁ>はぎー

眞斗:「あ、あのね!」

扇矢少佐:「……な、何かしら」

眞斗:「…いつも、萩ちゃんにお世話になってるから…その、一席…貴女に献じさせて頂けないでしょうか」(恐々

扇矢少佐:「や、やめてよ姉さん!そんな、改まらなくたって…」

眞斗:「…そ、そうですよね… こ、こほん、そうですね! 貴女が飲みたいってこの前云ってたワイン、用意したからそれに合わせて色々と用意していますよ」

扇矢少佐:「…あら、何の事だったかしら?」

清霜@:はらはら

扇矢少佐:「飲みたいワインについて、相当数喋ってしまったから…どれの事だか楽しみね」

眞斗:「あはは… ちょっと待ってね」(手際よくワインの栓を抜き、グラスに注ぐ

扇矢少佐:「…姉さん、それ…どこで手に入れたのよ」

清霜@:(ないしょ!ないしょ!のジェスチャー

眞斗:(うん うん)「えっと…その…萩ちゃんが心配しなくても大丈夫! 私の、責任で、調達しました!」

扇矢少佐:「……」(眞斗の顔をじっと見つめ、諦めたように香りを確かめてから、口を付ける。

扇矢少佐:「………美味しいわね ……ありがとう、姉さん」

眞斗:「あの…萩ちゃん、どうして…泣いてるの?」

扇矢少佐:「…ごめんなさい、本当に…ごめんなさい」

眞斗:「……ど、どうしたの?」

扇矢少佐:「姉さん…これ、“シャトーマルゴー”よね?」

眞斗:「う、うん…どうしたの? な、何か眞斗は…手違いでも…?」

扇矢少佐:「…姉さん、どこまで理解(わかっ)てるの?」

眞斗:「な、何の事?」

扇矢少佐:「………」

眞斗:「………」

清霜@:「……」

扇矢少佐:「…ごめんなさい、場を白けさせてしまったわね」

眞斗:「い、いえいえ!」

扇矢少佐:「フランスから遙々運ばれてきた高級ワインを、姉さんの手料理と一緒に頂ける機会。姉さん、早く出しなさいよ。客にワインだけだしてアテもなしだなんて酷いじゃない」

眞斗:「…そうですね、はいはい只今」(少し奥に引っ込む

扇矢少佐:「…まさか、ね」(呟く

 

 

 

眞斗:「萩ちゃんの好きなもの、色々用意していますよ~」

扇矢少佐:「前菜からチーズを出してくれるなんて…気が利くじゃない、チーフ?」

眞斗:「いえいえ、常連のお客様の好みを把握するのも仕事ですからぁ」

扇矢少佐:「…そう、ありがとう。姉さん」

眞斗:「………」(ありがとうございます、と清霜にちょっと会釈する

清霜@:「!」 さむずあっぷだぜ

 

眞斗:(何かと萩子の世話を焼く

扇矢少佐:(苦笑いをしながらそれを受け入れる

清霜@:(うんうん、と頷いてる

GM:仲睦まじく談笑する二人の姿がしばらくそこにはあったという…

 

扇矢少佐:「……隠れていたアナタ、云っておくけれど今日の事は他言無用よ」(そう呟いて退出

清霜@:「…………」

清霜@:「流石、眞斗さんのおねーさん…」

眞斗:「……はぁ、終わったぁぁぁ…」(床にぺったん

清霜@:「ね、うまくいったでしょ?」

眞斗:「ありがとぉ、清霜ちゃん」

清霜@:「どういたしまして!」

眞斗:「清霜ちゃんには、感謝してもしきれませんねぇ…」

清霜@:「いやいや、眞斗さんがしっかりとしてるからだよ」

眞斗:「そ、そっかなぁ?(少し嬉しそう)お礼…と、云ってはなんですが今度あの喫茶店に行きませんか? 新作が出たんですよ!勿論、お姉さんが奢りますから」

清霜@:「おお!期待しちゃうよ!」

眞斗:「はいっ、是非ともご期待ください!」(笑顔

 

その後、清霜と二人で行った喫茶店にて、前回と変わらずワンホール丸々注文する眞斗が見られたのは云うにも及ばない…

 

*********

 

出雲から金里一派の隠れ家を教えられた飛鳥は足柄を誘い、二人でサクッと報復を行うことになった

 

金里有蔵:「ちくしょう…折角の贈り物を台無しにしやがって…絶対にゆるさんからな!」(がんっ

 計画の失敗の報告を受けていらつく金里、アジトに転がるように戻ると直ぐに拠点を移すべく準備をしていたところ いきなり出入り口が爆破された

**:「あーん?何を許さないって?」(全身黒づくめの性別不明)

金里有蔵:「っは?!貴様、何者だ!」

**:「ったく、質問に質問で返すなド阿呆がぁ!」(バンッ

金里有蔵:「ちっ!総員撤退だ!即刻引き払えぇぇ! 迎撃よりも、まずは生存が優先だあ!」

**:「逃がすと思うか!」

金里有蔵:「はんっ…貴様、少し頭が回るからって調子に乗んじゃねえぞ」

**:「んだとぉ?!」

金里有蔵:(港の方へ撤退していく…

**:「お前がそっちに逃げることなんざ、想定済みだ!」

GM:黒づくめの宣言した通り、何か所かに即死系ブービートラップがしかけられている。二割方がそれに引っかかり、ばたばたと倒れていく中、港に停泊してある一隻の船に逃げ込む金里一派

金里有蔵:「とっとと船を出せ!」

**:「くっそ、船を直ぐに出せるようにしていただと!ちきしょおお」

金里有蔵:「お前が俺を出し抜くなんざ無理なんだよ!」

**:「くぅ……」(顔を埠頭のコンクリートに打ちつけ悔しさを示す

 

**:「……くっくっくっく」

 

金里有蔵:「…ちっ、なんて執念深い奴だ。しっかし…海に出ちまえば、もう俺らの勝ちだ はん、ざまーみやがれっての」

足柄@:「ンー、どうかナー?」銃を構えつつ

金里有蔵:「な、何者だ!」

足柄@:「どっちにしよっかナ。ま、いいや。アーネチカ・A・足立ヨー。」金里に狙いをつけている

金里有蔵:(腰に手を伸ばそうとする

足柄@:「おっと、動くと撃つヨ。それとも早撃ち勝負すル?」

金里有蔵:「ちっ…お前、奴の仲間か」

足柄@:「そーネ。色々とやってくれたからお礼をしにきたってわけヨ。」

金里有蔵:「くっ おい!侵入者だ、とっとと捕まえやがれ!」

 金里に呼ばれ、クルーが二人を取り囲むように現れる

足柄@:「あらら。」

金里有蔵:「さぁ、やれぇ!!俺たちに逆らえば、どうなるか…このバカな女に教えてやれぇ! はっはっはっは!」

足柄@:「お仕事終わっタ?終わったら先かえって良いヨ。」>クルー達

クルー一同:「はっ」(撤退…

足柄@:「で、逆らうとどうなるんだっケ。」笑顔とは(ry

金里有蔵:「なっ…おい!お前ら、何やってやがんだ!?」

足柄@:「ほんとの乗員は船降りて貰ってるヨ。今頃引き渡されてるんじゃ無いかナ。」

金里有蔵:「な…んだと…じゃぁ…さっき、俺と逃げてきたやつらは!」

足柄@:「今頃どうなってるだろうネー。さて、ト。」<逃げ来た奴は

足柄@:「わざわざ出向いたのは、上等くれタお礼もあるんだけド。」銃を構え直す。

金里有蔵:「なんだぁ…」

足柄@:「……これ、誰と考えタ?」>金里

金里有蔵:「……俺だ、俺が指示を出したっ!」

足柄@:「……ふぅン」これ、何か隠してるっぽいですかね?

GM:んじゃ、判定どうぞ~

GM:<無個性判定 目標値13/技能補正 直観・心理学>

足柄@:ふーむ、厳しいなぁ。声援は使えるかな?w

足柄@:2d6+3>=13

ダイス判定: (2D6+3>=13) → 6[2,4]+3 → 9 → 失敗

GM:飛鳥からの分を飛ばせますよ~

足柄@:まあちょとふりなおしてみようw

GM:あははは…

清霜@:ごっそり減ったなぁw

足柄@:2d6+3>=13

ダイス判定: (2D6+3>=13) → 7[2,5]+3 → 10 → 失敗

足柄@:まあ諦めよう!

GM:あははは…

足柄@:ここで行動不能は締まらないしねw

GM:まぁまぁ、何か隠していることだけは感じ取るも、何のことかわからないといったところですかね

足柄@:そんなかんじですね。

 

足柄@:「何か隠してるでショ。」

金里有蔵:「はん、あっても教えるか!」

足柄@:「あっソ。そりゃ残念。」と言って引き金を引く……と。弾は発射されずに小さな爆発音が響く。

金里有蔵:「……何をした、貴様ぁっ!」

足柄@:「素直に教えりゃぶっ殺したんだけどネ。いうまでもないけどサ。このアーネチカさんお怒りなのヨ。」船の縁を歩きつつ

金里有蔵:「お前…いったい何をする気だ!」(銃を構える

足柄@:「人の縄張りに手を出すわ(一方的な)友達を傷つけるワ……飛鳥が言ったみたいにあっさり爆弾で吹っ飛ばす程度じゃ気が晴れないわケ。」

金里有蔵:「何のことかだ!」

足柄@:「だから……酒だけは残してやったかラ。水もなく舵の効かないこの船でせいぜい苦しんで死ネ。」と言って縁から身を投げる。

金里有蔵:「なんだと…」(足柄の姿を追って船の縁へ

**:「ガーラ、こっちヨ!」

足柄@:「あいあイ」泳いで飛鳥の元に そして笑顔で金里に手を振る

金里有蔵:「舐めくさりがりやがって!!」

飛鳥:「にゃははは!いい気味アルナァッ!」

足柄@:「鈴玉にも感謝しないト。あれで沖に流されるしネ。」

飛鳥:「あーだから、鈴玉に話聞いてタカ」

足柄@:「そそ。じゃ、帰るかナー。」

飛鳥:「ソーねー、とっと撤収するヨ」

足柄@:「じゃ、よろしくネー。」捕まりつつ

飛鳥:「まっかされたネ~」

足柄@:「それにしても、あと一歩で逃がしちゃったナ。」わざとらしく。『そういうことにする』らしい。

飛鳥:「ソーヨソーヨ、私たち、後一歩及ばなかったアルヨ」

足柄@:「残念だナー」

飛鳥:「残念ネー このまま逃げられタラドーなるカネ」

 

足柄@:とやいのやいの言いつつ帰還することになりそうです。

GM:あははは…

 



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北洋水師 ~Do not disturb~

*********

海威の救出に成功した響、彼女は一路『海威』のあるべき場所へと連れ帰るべく船を使い、ハルビンを目指す。

その途上である大連には、海王が何時になく緊張した面持ちで二人のことを待っていた

響@:「海王! ……迎えに来てくれたのか」やや沈痛な面持ち

海王:『英語で、ですよ』(笑ってみせるが、どこか苦し気

響@:『……大騒動だった。どこまで聞いてる?』

海王:『アタシが聞いているのは、海威さんが関与しているところだけですかね。その…誘拐されてしまい、逃走しようとして失敗、そして捕まってしまったと』

響@:『あぁ。トクサの扇矢少佐と一緒に、他の人質を逃がすため踏み止まったんだ。上海の艦隊の力なんかも借りて、このとおり救出には一応成功した。……命に別条はない』

海王:『…それは、良かった…』(少しほっとするが、海威の雰囲気にそれだけではないことを悟る

響@:「…………」海威と海王を交互に見て様子をうかがってみる

海威:『…あの、えと……貴女は、確か…』

海王:「……」

海威:『…海上警備隊の、海王?』

海王:『…あ、あぁ。アタシは海王だ、海威さん』

響@:「…………」

海王:『だが…ちと、組織の名前、違うんじゃないか?』

海威:『違う、組織? ……』

海王:『…海威さんが創った組織 だけどさぁ…覚えてないか?』

海威:『私が、創った? 私は…私は……何をしたの?』

響@:『ふたりがいた海上警備隊は、残された江防艦隊を取り込んで再編成され……今は“北洋水師”と』

海威:『北洋、水師?』

海王:『何か…ないか?』

海威:『北洋水師… 海上警備隊が、ない? 江防艦隊を取り込む、 私が創った……』

響@:『……ゆっくりでいい。焦ることはないから、ね』

海威:『は…はい ごめんなさい、先生』

海王:『…………謝るこったぁない、なぁ響さん』

響@:『っ……。あぁ、海威が何かを気に病むことことはないよ。……とりあえず、海威号で機関を動かそう』

海威:『わ、分かりました…』

海王:『こちらへ… 』(案内する

もと帝国海軍駆逐艦『樫号』 そして、現在は満州国で最大の軍艦である『海威号』は旅順の埠頭に係留されていた

朝鮮・内地から満州へ来た北洋水師の兵たちがこの艦の管理をしている。海威にとっては半身のような存在であるこの艦を、嬉しそうに眺めている

響@:『……ここの人員に頼んで、艦のボイラーに火を入れてもらう。それで少しは身体の調子も上向くはずだ』

海威:『は、はい。ありがとうございます』

 

海威号機関兵:『ボイラーに火を入れる…ですか』

海威号機関科士官:『それが、海威さんの為になるのでしたら…始末書一枚どうってことないですよ』(闊達に笑う)

響@:『私の指示で、動力系統の確認を行ったことにしてくれ。後から書類が必要なら私がいくらでも書く』

海威号科士官:『…ありがとうございます(頭を下げ)タービンを回せ!』

機関科兵の協力により海威号の心臓である機関が動き始める

海威:『あぁ…あぁっ…』

響@:『……大丈夫か?』

海威:『あんっ…はぁ…はぁん だ、だいじょ…はんっ』(上気したような表情

海王:『……流石に、こんな海威さんは初めて見ますよ』

響@:『ほ、本当に大丈夫か? 様子がおかしいと感じたら一旦止めるから、言ってくれていいからな』

海威:『全ぜんっだ、だいじょう ぶっ はんっ 体の…痺れが ん、と、とれて…』

響@:『……ゆっくり、ゆっくりでいいからな』機関兵と海威にどちらともなく声をかけつつ

海威:『体が…熱で、熱が はしる』

海威号機関兵:「…回転上昇率下げぇー」

海威:『体が…動く…艦が、体が…あぁっ はぁっ…はぁ、響先生…艦を、制御…できました あんっ いつでも、動かせます…よ』

響@:『エネルギー回路の接続は大丈夫みたいだな。……頭に妙な負荷がかかってる感じがあったりは?』若干ほっとして見守りつつ

海威号機関兵:『……』(海威の様子をチラ見してしまう

海威:『頭… 分かんないです… 体が、熱くて… はぅ…はっあ…すみません、先生…動かないと…動かないと…私、馬鹿になるっ!』(機関部から飛び出す

響@:『そういうものなのか……! すまない、少しずつピッチを下げて置いてくれ』と機関兵に頼みつつ後を追おう

海威号機関兵:『了! ピッチ漸次サゲー』

海威:『あああ!?』(艦娘として艤装の機関ピッチを一杯にさせて、港内を独楽鼠のようにぐるぐると海面を動き回る)

 

海威:『はぁはぁ……』

響@:『ご、ごめん! 無理させたみたいで……。今は海威の身体が最優先だ。海威の言うとおりに調整するから』

海威:『い、いえ…大丈夫、です…気にしないで、先生。もとから、これは…私が動くことを念頭にしたものだったのですから』

響@:『……気を失ってる間、海威は、この艦じゃない他の艦に無理やり繋がれて……それで神経に大きな負荷がかかったんだ』

海威:『……えっ? そう、なのですか?』

響@:『あぁ。出雲たちが助けてくれたけど……。海威の記憶に混濁があるとしたら、多分、その負荷のせいだ』

海威:『記憶に違和感があるのは…その所為?』

響@:『……うん。だから、不安に思うことや、思い出せない部分があったら、私たちがサポートする』

海威:『何から何まで…ご迷惑をおかけしています…』

響@:『迷惑だなんて。私もね、海威にはこれまでさんざん助けられたんだよ』

海威:『……そう、なのでしょうか?』

海王:『…あぁ、海威さん。もっと、自信をもっていいんだぞ?』

響@:『……少しずつ整理していこう。“樫”という艦娘になったころのこと、出雲との遣欧艦隊時代のこと、そして“海威”になってからのことも』

海威:『……私は、ヨーロッパへこの艦と共に行きました。任務が終わった後、ヒルダ…出雲先生に、色んなもの見せてもらって… それで……えと、何かあって、満州にきて…海王さんと海上警備隊として働いて… 北洋水師? に、今は所属しているのでしょうか? 」

響@:『満州に来てからのことは、海王が詳しいかな……?』

海王:『あ、あぁ… まぁ、色々海威さんから聞いたからなぁ… 海威さん、アンタは海上警備隊に日系軍人として参加した。これを海軍業務を一番よく知るアンタが仕切り始めて、アタシも誘われてこれに合流したんだが…アンタは、満州国内の水上組織が二つあることに疑念を抱いた。そして、それを関東軍に打診した。結果、海威さんは関東軍の石原閣下と北洋水師の創設を企図した。それには、江防艦隊の…(海威の顔をうかがいながら)順天と、養民の二人が合流して、名前も改めた北洋水師に参加することになった』

響@:『…………』同じく顔色を窺いつつ

海威:『………それで、どうなったのでしょうか?』

海王:『…こほん、彼女ら二人を含めた四人が北洋水師に所属する艦娘の全部だ。それで、海威さんは彼女らに戦い方の教授をしたり、政務をとったり、満州内の他の勢力と交渉したりと八面六臂で頑張っていたんだが……アタシが、見かねて進言したんだよ。可能ならば、戦闘訓練のために誰か寄越してもらったほうがいいのじゃないかってな』(響を見る

響@:『そして、出雲のところから出向でやってきたのが私、響だ。……説明が遅くなってすまない。私は、本当は海威の部下だったんだ』

海威:『響先生が、私の…部下?』

響@:『……そう。私が訓練教官として海威たちのところに来たのは半年前。私が一番の新参だ』

海威:『…そう、だったのですか』

海王:『まっ… 新参といってもそれほど変わり映えしないと思いますがね』

響@:『私が来てからも、北洋水師では色々あったけど……。ここまでの話はどう? おおむね納得できそうか?』

海威:『は、はい…特に、疑問はないです』

響@:『……私のことはいいとして、順天や養民のこと、何となく思い出せそう?』

海威:『…順天、順天…… 養民…養民……ごめんなさい…あまり、覚えて…いません』

響@:『そうか……。まぁ、無理もない。……えっと、ここ半年でも色々あった』

海威:『……はい』

響@:『満州の建国祝典で北洋水師の観艦式を何とか無事に成功させたり、済北島へ攻め入ってきたアムール川軍団を食い止めたり。冀東で起きた民間人殺傷事件を機に関東軍と国民党軍の戦闘が始まったり、順天が海威を監禁して旗艦の座を乗っ取ったり……自力で脱出した海威が、水師営に戻って順天と誤解を解きあったり……いろいろ』

海威:『…順天……誰なんだろう』

響@:『……会ってみるか?』

海威:『その…順天さんに、ご迷惑でなければ…』

響@:『……分かった。私から順天に話をしておく』

海威:『お願いします』

海王:『………』

 響に頭を下げる海威を、やはり記憶を失っても海威は海威なのだと感じる海王であった…

 

***********

 海威号の機関を動かしたことによって体の痺れが取れた海威、彼女はハルビンの後方拠点にして首都、新京に逗留することになった。

海王は海威の不便がないように、その傍に残る傍ら関東軍との調整を始める。

一方で響はハルビン水師営で帰りを待つ、順天の元に向かうのだった。

順天:「…………」

養民:『お姉ちゃん…ちょっとは休んでよぉ…』

響@:『……』コンコン、とノックを

養民:『はっ、はい!誰ですか』

響@:『響、ただいま帰投した。……色々と報告を』

養民:『せ…響教官 どうぞ、入って』(とたたと、走ってきてドアを開ける

響@:『失礼する。……順天。早速だけど、一報は伝えたとおり海威の身柄は何とか救出した』

順天:『………』(ペンがぴたりと止まる

響@:『ただ……。っ……』順天の顔を見て、ほんの少しだけ涙ぐむ

順天:『……ただ?』

響@:『N号の影響下にあった海威は、脳神経に負荷を受けて……ここ数年の記憶に曖昧なところが、かなり……ある』

順天:『………』(がたん

響@:『私のことは覚えていなかった。順天や、養民のこと、も、覚えていない……っ、かも……』

養民:『…………ほ、ほんと…なんですか?』

響@:『……海王の顔と名前は一致した。けど、海上警備隊としての記憶だったみたいで……北洋水師のこと、順天と養民のこと、説明したんだ。説明したけど……っ……』

順天:『………っ(顔を伏せる)……嘘、ですよね……そんな、そんなの……』

響@:『倉庫に閉じ込めたときのことも話した。その後、水師営に戻ってきて順天と言い合ったときのことも話した……! でも、まだ……ピンときてないって感じだった……』(帽子……を被ってたときの癖で、前髪あたりに手をやって俯く……

順天:『……そ…んなっ……私は…まだ…(唇を噛む)……わたし、は……』

響@:『……今、海威は、海王についていてもらって……新京にいる』

養民:『教官… お姉ちゃん…』

順天:『そう、ですか………』

響@:『順天に会ってみるかって、海威に言ったら、会いたいって言ってた。迷惑じゃなければって……私は駄目でも、順天や養民なら……。顔を直接合わせたら、二人なら、もしかしたらって、でも……』

順天:『…………』

養民:『…全然、迷惑じゃないです………お姉ちゃん…も、ね?』

響@:『……どんな返事でも、私が伝える、から』やや涙目で順天を見つめつつ

順天:『……体を、治せって伝えてください…… 手を出して、しまいそう…だから』

響@:『……わかった』こっくり頷く

養民:『お姉ちゃん…いいの?本当に…いいの?』

順天:『……………すみません、気分が…悪くて…失礼、します……』(青ざめた表情)

響@:『……ごめん、順天。本当に……ごめんね』

養民:『……お姉ちゃん、海威さんに会いたいはずなのに…』

響@:『……会っても、会わなくても、凄くつらいと思う。思うけど……それがどのくらいつらいのか……私には……』

養民:『…ぐすん……やだよ…お姉ちゃん……苦しんでるのに…』

響@:『すまない、養民。私、順天を酷い目に遭わせてばかりで……』

養民:『ううん……謝らないで、教官……それより、海威さんに…お姉ちゃんの言葉、伝えるの?』(涙をため込んだ瞳で上目遣いがちに

響@:『そのつもりで、いる。けど……』若干たじろぐ

養民:『…お姉ちゃんは、海威さんに認められたかったって…云ってた…』

響@:『……そう、言ってたのか。順天が……自分の言葉で』

養民:『…やりたいことを、全部やってしまうから憎らしかったって、だから手伝いたいのに年も経験も足りないからって断った海威さんが嫌いだって』

響@:『…………』

養民:『なのに、満洲人になりきろうとしてくれる海威さんが… って』

響@:『……なら、今度こそ伝えないとな。それを』

養民:『…うん』

響@:『……分かった。順天は身体を治せって言ってたが……海威の身体はもう問題ないはずだ』

養民:『……』(期待する目)

響@:『順天の言葉は、ありのまま伝える。一緒に……私の言葉も伝えさせてもらう』

養民:『……うん!』

響@:『よし、それじゃ作戦開始だ。私は新京と連絡を取る。養民は順天の傍にいてあげてくれ』

養民:『………それだけ?』

響@:『それだけ……。いや、よければ私から順天への伝言も頼まれてほしい』

養民:『…うん、頼まれる』

響@:『……“いつも勝手なことばかりしてごめん。私のことぶん殴っていいから”って、そう伝えといて もっと思うことは色々あるけど……。あんまり大切な言葉は、他人に預けられないからね。養民といえど』

養民:『!?……………うん……分かった、先生』(信頼している目

響@:『……ん。いつもありがとう、養民。頼んだよ』

養民:『…はい!』

 

響@:というわけで、先ほどの順天の言葉をそのまま海王と海威に伝えつつ……続けて『体調は悪くないだろうし、順天は私たちが何とかするからハルビンに来てくれ』と打電だナ

 

 海王から了承の返電が響の元に戻ってくるまで、さほど時間は必要なかった。海王にエスコートされながらハルビンに帰ってきた彼女は、松花江に面して立てられた水師営の建物をぼんやりと眺める

海王:『着いたぞ、海威さん』

海威:『…ここが、哈爾浜水師営…ですか』

海王:『何か…思い出しませんかね?』

海威:『…何となく、帰って来たという感じがします』

海王:『海威さんが本拠に決めた場所なんだ…当然だろ?』(苦笑

海威:『………本拠……本拠』

海王:『まっ、入りましょうよ』

海威:『…はい』

 海王に連れられて、海威は部屋に通される

海威:『…ここは?』

海王:『海威さんの部屋だな』

海威:『私の…部屋……ここは、どことなく覚えている……かな』

海王:『……』

海威:『……海王と二人で、お茶をしたんだっけ…仕事が終わってから』

海王:『はは…確かに、アタシが呼ばれていたのは違いない』

海威:『………ねぇ』

海王:『どうかしたか?』

海威:『…私が順天さんと、養民さんを招いたことはないの?』

海王:『……アタシが関知している限りだと…ないと思う』

海威:『そ、そっか…』

海王:『…他の所にも行きますかね?』

海威:『うん、お願いするね』

海王:『…っ、次は当たり障りなく食堂でも行きましょっかね』(扉を開く

響@:『っと、戻ってたか。……おかえり、海威、海王』

海王:『おっと、響さん。海王、ただいま帰還しましたっと』

海威:『え…と、只今戻りました…』

響@:『うん……。順天に……と言いたいところだけど、今は少し休んでる。夕食の前にでも、執務室にきてくれ』

海威:『は…はい』

響@:『どうか堅くならないで……と言っても難しいか。……えと、書類上は、海威は休暇中だから水師営をぶらついてもいいし、……松花江で釣りをしていてもいいし』

海威:『…釣り は、はい…海王に案内してもらいます』

響@:『……ん。また、夕方にね』

海威:『はい、分かりました』

響@:海王にも、お願いね、と目配せをして響は執務室に戻る……

海王:(任せて下さい、と目配せして海威を連れて回る)

響@:海威も海王も響も出払ってて、順天の仕事量は半端なかっただろうから片付けられそうな書類は片付けて、付箋をつけたりして要点をまとめて、なるべく決済印だけで済ませられるよう格闘しつつ……頃合いになったら順天のところを訪ねよう

養民:(甲斐甲斐しく順天の手伝いをしている)『あ…教官』

響@:『おつかれ、養民。……順天は大丈夫か?』

順天:『……大丈夫、ですよ』(若干疲れた顔

響@:『あんまり無理はさせたくないけど……。執務室で、話をしよう』

順天:『……分かりました』

養民:『えと…私は、どうしたら』

響@:『養民も、一緒に』

養民:『うん』

響@:『順天、その……。察しはついていると思うけど……私のこと、ぶん殴ってくれてもいいから』

順天:『………』

響@:『行こう。……海威が待ってる』

順天:『…………』

 

********

 

響@:『……響だ。入るよ』執務室にコンコンがちゃり

海威:『えと…どうぞ』

響@:『さて……このとおり、順天と養民に来てもらった』と2人を示しつつ

響@:『直接顔を見て、話をすれば……少しは何か思い出せたりしないかな』順天と養民を見つつ

海威:『……順天さん、養民さん。ですよね』

順天:『…………』(カタカタと震えている)

養民:『……海威さん』

響@:『……順天』他人には聞こえないような小さな声で祈るように呟く

海威:『その…ごめんなさい。私…記憶が無くって……だから…二人に、どう云えばいいのか分からなくて…』

響@:『……海威と順天は……海威が休暇でここを離れたときは、ざっくり言えば、仲違いをしていたんだ どちらが悪者というわけじゃない。2人はつらい誤解を乗り越えようとしていて……』

順天:『記憶がない……ですって』(カタカタカタ)

響@:『私は海威から、順天への言葉を少しだけ預かっていて……。順天は……』と順天の様子を祈るように見守る

順天:『………うぅ…………くっ!』(ヨロメきながら海威に近づく

響@:『……!』さっと順天の……拳? 拳に割り込む!

順天:『邪魔するな!』

響@:『……順天ひとりを悪者にはしない。私も……順天の味方だ』

順天:(海威に掴みかかろうとして、響に止められる。

響@:『だから……私からも海威にお願いする。このまま順天に殴られてくれ』

海威:『……はい』

響@:響は引っ込む……もう順天を止めない

順天:(海威の胸倉を掴み)『何で、覚えてないって嘘だろ!? 何で、何で!』

海威:『…………』(されるがまま

順天:『何で……どうして…』

響@:『…………』

順天:『…返せ…戻ってこい……戻ってきてよ、帰ってこいよ! 何で…何で…』

 

 私は認められたかった、アンタに認められたかった!

私は…私も出来るってことを証明したかった。ずっとずっとずっと…独りで、アンタは勝手に決めつけて!!……漸く、私が力を手に入れたときにはアンタは勝手に腑抜けていて……悔しかった、悔しかったんだよ! だから、アンタを日本に送り返そうとした…その様がこれだ!アンタは独りで、今度は何処に行ったんだよ!私を認めてくれないまま、どこに行ったんだよ!!

 

順天:『…帰ってきて…帰って、きてくれ…』(床にへなりと崩れ落ちる

響@:『順天……』

海威:『………(しゃがみ込んで、順天に目を合わせる)…ごめんね、ごめんね…私…貴女に…何も云ってあげられない…何も、資格がないのだから。 そんな私が…云っても、貴女は納得してくれないだろう事は百も承知だけれど…それでも、云わせてください。順天さんは、頑張ってる。 私は順天さんを認めるし、尊敬するよ』

響@:『…………』

順天:『…ひく……ひっく』

海威:(順天の頭を慈しむ様に撫でる)

順天:『………』

響@:『順天。私も……私もね、順天の味方だから。ずっと前に、心に決めたんだよ。済北島で順天が、“ここは私たちの大地だ”って言おうとして、口をつぐんだときから。ここに暮らす人たちのため、順天がいずれ掲げる旗のために戦おうって……。海威も、きっと……』

海威:『……順天さん。私は、海威です [樫]って呼ばれたころもあったそうだけれど、私は…海威です。私は…貴女たちと最後まで一緒に居るよ…だから、身勝手で、独断だって怒られるかもしれないけれど… 私を、使ってください…順天さん。 記憶のない、私だけれど…貴女の傍に居させてください』

順天:『響教官… 海威…』

響@:『前に一度伝えた言葉だけど。……あのときも、決して嘘じゃなかったけど もう一度、ちゃんと言うね。今更だけど……本当の、本当に心から、旗艦就任、おめでとう……順天』(しゃがみ込んで向かい合う2人を、横からギュッと抱き締める!

順天:『……!?』

海王:『そうだな…確かに まっ、交渉面は任せてくださいよ…旗艦殿?』

海威:『順天さん、響さん……半端モノですが、よろしくお願いしますね』(順天を抱きしめる

養民:(わたわた…

海王:『あはは…教官、順天。養民が焼きもち焼いてますよ』

養民:『うぅ……』

響@:『なっ……!』ばっ、と顔を上げて……そそくさと順天と海威から離れる。うん、離れよう

養民:『……お姉ちゃん、羨ましい…』

順天:『よ…養民、ち…違うの』

養民:『………』(ジト目

響@:『いや、違うもなにも……ええと ……こ、こう?』と養民に向けて両手を広げてみせる

養民:『……うん!』(目がキラキラ) (とたたた…ぼす っと、響の腕の中に飛び込む。

響@:ぎゅっとして、ついでに頭も撫でてあげよう

養民:『えへへ…』

響@:『……養民も、よく頑張った。順天のこと、私たちのこと、いつも傍で支えてくれて……ありがとう』

養民:『うん…どういたしまして』

響@:「よしよし……」なでなで

養民:「せんせぇ……」(トロンとした目で

 

養民:「大好き」

 

響@:「……うん。私もオーリャのこと、大好き、だよ」

養民:「!!」(満面の笑み

養民:「せんせ、ありがとう 大好きです」

響@:こっくり頷いて、もう一度、養民をギュッ……として、離れる

響@:『さて……夕食にしようか。丁度、みんな揃っていることだし』

海王:『そーですねー これ以上胸焼けするシーンは見たくないですからねェー 海威さんも、いつまで順天を撫でているつもりですかー』

順天:(びくっとして海威から離れる)

海威:『ご、ごめんなさい…海王』

響@:『うぐ。……言っておくけど、私は海王のことも大好きだからな。もちろん、順天や海威のことも』

海王:『…そりゃどうも、アタシも教官の事を憎からず思ってますよ。まっ、何はともあれ飯の用意はアタシにお任せを。皆様方々は、もう暫くいちゃいちゃしておいでに成られませ』

響@:『いや待て、私も手伝う。手伝うってば……!』

 

海王:『……海威さんを助けた英雄殿を働かせるなど、それはそれは末恐ろしく。また…養民からの目線に命の危機を…とはまぁ、冗談として。アタシがやりたいからやるんですよ、なので響教官はお構いなく』

響@:『……わかった。任せよう』

海王:『あはは…これでも、料理は得意な方のつもりなんですよ』(手をひらひらしながら食堂の方に向かっていく

響@:『やれやれ……』と言いつつ他3人の顔を見回す

海威:『……いちゃいちゃと、云いましても…ね?』(困った感じで順天を見る

順天:『………』(他人に指摘されて赤面中

養民:(響の片腕に身を寄せる

響@:「ひぅ……」びくりとしつつ振り払わない

響@:『……ま、真に受けなくてもいいんだぞ。それにほら、やることは山程あるし』

海威:『やること、ですか?』

響@:『……北洋水師は課題が山積みだ。関東軍のこと、国民党のこと、ソ連のこと。そこの机に、さしあたっての書類も溜まってるし……ね』

海威:『私…戦う事しかできないのですが…可能な範囲で、手伝わせてもらいます』

順天:『そ…そう。頼みます。関東軍との連絡は海王にやらせていますが…ソ連…ですよね』

響@:『……あぁ。このまま日本と国民党の和平が成立したら、共産党やソ連とは本格的な敵対関係になる』

養民:『…戦争、なの?』

響@:『もしかしたら、そうなる。いや……戦争にならないように、あらゆる手を尽くしていかなきゃ』

順天:『油断できる状況では、全くないですね』

響@:『私も……できることなら何だって、力を貸すからね。順天』

順天:『勿論…こき使ってやりますよ、教官』

 

海威をちらりと見やりながら、彼女はそう不敵に響の言葉に呟き返す。

しかし少しばかり思案した順天はにやりと笑ってこう続けた。

 

順天:『……妹と結婚して、この国の人間になってくれたら…少しは手加減できるかもしれませんが、ね』(ぼそりと

響@:『……え゛っ』

 

 



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出雲の告白

支那方面艦隊、旗艦艦娘出雲

彼女の元には今回の事件に関連する大量の決済すべき書類が届けられている。

沖合で見つかった餓死死体を乗せた船について、意見を聞きたいという名目で足柄は出雲に呼び出される

足柄@:「来たヨー」ドアノックノックがちゃ。

出雲:「……来たか。 貴様…沖合で餓死死体を乗せ、舵の破壊された船が発見された。本件について貴様の意見を聞きたいのだが」(淡々と

足柄@:「あー、逃がしタと思ったんだけど。舵こわれてたんダ、じゃダメ?」

出雲:「……………貴様、私の仕事を増やすな」

足柄@:「はーイ。舵と浄水器と浄水タンクぶっ壊して流しただけヨ。」

出雲:「それが甘いと云っている」

足柄@:「?」首かしげ

出雲:「やるならば徹底しろ、偶然でも行きがかった他の船舶に救援を求められたならば厄介なことになっただろうが」

足柄@:「いちお、あの時間の潮の流れと他の船の航路は確認しといたけどネ。無線も持ち去っておいて貰ってたし……ま、そこまでやって助かったらあいつに運があったって事よネ。」

出雲:「……成程な。どちらにせよ助かることはなかった、何故なら各国の船舶に対して、当該海域での潜水艦型深海棲艦の影が噂されていたからな」

足柄@:「あー、警戒のため。ボスもわりとおこだっタ?」

出雲:「さぁな… 旧正月を潰された怒りがまだ治まらなかったなどではない」

足柄@:「他にも理由ありそだけドね。ワタシは溜飲下がったかナー」

出雲:「そうか… まぁ良い。この件については以上だ」

足柄@:「はーイ。」

出雲:「…して、貴様。」

足柄@:「?」さっきと逆方向にかしげた

出雲:「年寄りの無駄話に、付き合う気は有るか」

足柄@:「良いヨー。お茶持ってくル?」

出雲:「…そうだな、頼もう」

足柄@:(略)自分と出雲の二人分持ってきて机を挟んで出雲の前に座る。

 

出雲:「………話の付き合いだと思って答えろ、貴様は何故本名を度々口にする。」

足柄@:「本名だからだヨ?」

出雲:「そうか……私の本名は二つある、しかし…私が私を定義する際、最も私らしい名前だと思っているのは『出雲』だ」

足柄@:「うン。」もう一つはあのヒルダなんだろうなーっていうかお。

足柄@:「そーネ。足柄はーンー。お仕事の名前?」

出雲:「私もそう考えている…ここは間違っても軍の施設であり、ここは我が職務に応じて与えられた部屋だ。故に、私が貴様に私の本名をここでぶちまける訳にはいかない」

足柄@:「うン。」

出雲:「話が逸れたか……私は、二つの名を持つが故に両国から信頼と共に疑念を常に抱かれている。」

足柄@:「ふむふム。」ずずー。

出雲:「私の忠は明治大帝に捧げた。故に、大帝が愛したこの国に、貴様の云うところのお仕事の名前を我が名として、身を奉じている。二つの本名を殺すことでな」

足柄@:「…」とてもむつかしいことをいってる、というかお

出雲:「…それでいい (苦笑)… 私は『出雲』であり、それ以外の何物でもない。もっとも使えるならば、本名は札として使うがね。」

(唇を湿らせるように茶を口に含む。)

 

出雲:「貴様の顔に書いてあるように、私は難儀だ。」

足柄@:「そーネ。」

出雲:「その所為で、私は自らの娘を己の手で育てることを放棄した」

足柄@:「この前の写真の子。」

出雲:「……あぁ、そうだ。児玉紫、彼女の本名だ」

足柄@:「ああ、だからゆかりんなのネ。」

出雲:「……正直、ユカリに逢った時はゾッとした。瓜二つだったからな」>ゆかりん

足柄@:「ンー。ゆかりんがその辺なんか言ってたよーナ?」<うり二つ

出雲:「そうか」

足柄@:「ただ、ゆかりんはゆかりんらしいヨ。」ずずー。

出雲:「紫が死んだのは14、奴の齢は13。まさか同一視できるものではない」

足柄@:「確かに合わないネ。」

出雲:「ともかく、紫と私は海軍の中で初めて互いの面を見た…最も向こうは私の事を知っていたのだが」

足柄@:「有名だしネ。」

出雲:「……彼女の父親は私が母親だと紫に告げなかったようだが、私の顔を見て悟ってしまったらしい」

足柄@:「へー。」出雲の言葉から垣間見える出雲家の闇。でもまあよくあるよくある。

出雲:「そうとは云え彼女が私にそれを追求する事もなく、私は彼女の教官として振る舞い…貴様も知るところとなったL号・M号の被験対象に私たちは選ばれた」

足柄@:「ああ、あれネ。」

出雲:「その最中、欧州大戦が発生した。私たちはそこで実験的な実戦投入の為に第二特務艦隊、通称遣欧艦隊として地中海に放り込まれ……マルタ島で私たちは作戦の合間を過ごした。そのある一日に、私は紫に呼び出された」

足柄@:「ふむふム。」

出雲:「『教官が母上なのですか』とな」

足柄@:「なんて答えたノ?」

出雲:「『是』と答えた。まぁ…あまりにもあっさりと私が答えるから、面食らわれたがな」

足柄@:「もうちょっととぼけると思ったのかナ」

出雲:「何分父親が私の名を伏せ、私も彼女に名乗り出はしなかったからな。故に尋ねたとて、私が黙秘する…または否定すると思ったのだろう」

足柄@:「ボス、こう言うのは正面から答えるのにネ」

出雲:「嘘も成るべくは作りたくない故にな」

足柄@:「それでそれデ?」

出雲:「母娘の会話というべきか、兎も角二人でその後も数回ほど話す機会があった」

足柄@:「色気無さそな…でもないのかナ?」冷泉思い浮かべつつ

出雲:「……冷泉の事を憎からず思っていると、私に相談してきたが…如何せん私に恋愛の相談など無理な話だ。しかもよりにもよって自らを死地に追い込んだ奴らの一人に恋慕するなど、好きモノにも程があるだろうと思ったものだ」

足柄@:「わりと良くあると思うけどナー。」

出雲:「…彼女は、従姉と共にトランスシルバニア号が沈没した際、その乗員の殆どを救助し、連合国から賞賛を浴びた。昔の伝手から、直接私を通して英国議会からの感謝状が届くほどだった」

足柄@:「凄いじゃなイ」

出雲:「だが僅か一か月ほど後、彼女は敵潜水艦の魚雷によって死んだ」

足柄@:「……」なーむー。ってかお。

出雲:「艦体の方は長期間の入渠によって戦力に戻すことは可能だった。しかし、M号計画による処置を受けていた彼女は艦にかかった負荷をその身に受け…即死だった」

足柄@:「なるほド。」海威の間に合わなかったバージョンと把握した

出雲:「死は平等に敵味方に降り注ぐ、戦友が倒れることもこれが初めてではない」

足柄@:「そーネ。いい奴もやな奴も死ぬときは死ぬしネ。」

出雲:「しかし私以外の面子にとっては初めての戦場だ、動揺するなという方が無理な話。部下を叱咤しながら、私は任務をやり遂げた」

足柄@:「ま、ボスまで動揺してたら全部オじゃンだし。」

出雲:「あぁ、崩壊していただろうな。さて…欧州大戦が終わった世界では、既に私は旧世代の艦娘であり、半身である出雲号も世界水準から言えば過去の遺物となっていた。私の任は、後進の育成ばかりとなり…断じてしまえば暇が多かった」

足柄@:「今までドンパチやってたわけだしネ。」

出雲:「余りにも暇でな…色々と手を出したわけだ」

足柄@:「色々。」

出雲:「時間的な余裕があり、後進を見ている内に、娘の事ばかりが頭を占めていった。何もなくとも彼女の事が頭に浮かぶ…私はな、それが苦しかったのだよ。だから、時間つぶしを…な」

足柄@:「良くあるらしいネ。」

出雲:「娘を自らの我儘で捨て、あげく彼女を忘れようとした。斯様な私がどうして親を名乗れるか?」

足柄@:「え。誰だってやな事忘れたいって思うことあるじゃン?聞かれて名乗ったんだシ、ちょっとでも会話もしたんでショ。」

出雲:「…そう貴様は考えるかしらんが、私は私を許せないのだよ。」

足柄@:「そゆ性分なの知ってる。でもサ。たぶん、そのこ……紫はそうして欲しくないと思うヨ?」

出雲:「…彼女もそう思うだろうが、これは私の戒めだ。そう簡単には揺らがん」(苦笑

足柄@:「ボスも頑固だからネー。でも、いつかは許さないとだと思うヨ。」

出雲:「…さぁな、墓まで持っていくやもしれんが… 貴様に見放されぬようにはするさ」

足柄@:「ボスは良い上司だしネー。そうそう見放さないヨ。ところでサ。純粋な疑問なんだけド。」

出雲:「…何だ」

足柄@:「これ、ワタシが聞いちゃっても良い話だったノ?」

出雲:「…貴様はどう思う」

足柄@:「判ったら聞いてないヨ。」扱いづらい部下であると言う自覚はあるという顔

出雲:「老人の妄言だとでも思えばよかろう」

足柄@:「ボスって妄言とか吐かないと思うシ。」

出雲:「……私の、貴様の生まれてから今に至るぐらいの時間の話をした訳だが」

足柄@:「うン。」

出雲:「ついでだ、貴様の話を聞かせてくれ」

足柄@:「ンー。そんなおもしろイ話でも無いと思うけどナー。そーネ。ひとまず生まれは内地なんだけド。親の顔とかは良く知らないのよネ。物心ついたときから近所の爺さんとかに育てられて来てたかラ。」

出雲:「…ほぉ」

足柄@:「なんか、捨てられてたらしいんだけどまあ、そこはどうでも良いかナ。運が良かったと思うヨ。爺さんやおっさん達は職業的にはともかく、子供を食い物にするような奴らじゃなかったシ。そんな爺さん達に育てられて独り立ちしたんだけど。あるときちょっとヘマして捕まっテ。で、ムショに居たんだけどなんか適性があるとかデ、恩赦と引き替えで軍に入った感じかナー。」

出雲:「…希有だな、貴様の経歴も」

足柄@:「そーネ。同じの見たこと無いナ。」

出雲:「………」

足柄@:「ま、そういう訳でボスの期待に沿えないかもしれないけド、軍にもそこまで忠義とかはないのヨ。」

出雲:「…貴様に、忠は求めていない。国へも、軍にもだ。もっとも貴様に限った話でもないが、な」

足柄@:「ふン?じゃ、なに求めるノ?」

出雲:「貴様は自らに忠を尽くせばよい、私が貴様に求めるのはその能力、そして結果だ」

足柄@:「わお、殺し文句。ま、忠義はないけどネ。ボスに対する義理はあるからその間は結果出せるように努力するヨ。」

出雲:「石原曰く、戦争の本質たる決戦戦争を阻害する要因の一つに傭兵の使用があるという」

足柄@:「……」

出雲:「私は貴様を国に雇われた傭兵として捉えている」

足柄@:「うン。国やら軍やらよりも判りやすくていいネ。」

出雲:「傭兵への扱いは契約の正確な履行だ、故に貴様への俸給云々を保証しているし、これからもこれは揺らぎはしない」

足柄@:「わりとお給料良いヨネ。」

出雲:「満足してもらっているようでなによりだ。 さて本件、および前件から貴様の才覚・機転は共に想定以上であった。正面から云おう、私は貴様が欲しい。」

足柄@:「飛鳥が聞いたらその場で飛びつきそうな台詞ネ。」

出雲:「だろうな」

足柄@:「で、どゆ意味?」

出雲:「私の“下”に付く気はないか」

足柄@:「今でもそうヨ?」形式上は。

出雲:「露骨に云えば、貴様を私の私兵としたい」

足柄@:「まあ、そーネ。みっちーにも声かけルなら、かナ。」

出雲:「相、分かった。 それだけか」

足柄@:「ワタシは上に余所行けって言われたら(軍を)抜けるしね。あんま変わんないヤ。」

出雲:「そうか、感謝する」

足柄@:「あ、あと細かい処理は良く判んないからお任せするヨ。」

出雲:「…貴様の心ばかりだったからな」

足柄@:「それじゃ、お茶もう一杯飲ム?煎れてくるけド。」

出雲:「…あぁ、淹れてこい」

足柄@:「あいあイー」と言って部屋から給湯室へ

出雲:「………」

 




 隣国との融和とは、地方連邦の前段階だ。そして地方連邦という地域統合はやがて世界的連合体の前段階に成りうるだろう。その果てに人類が一つになったとき……戦災によって親に先立つ子供も、子に先立たれる親も無くなるだろう。それが…私の野望だ

目を閉じイスに凭れ掛かる彼女は、娘が困ったように『母上ですから』と笑いかけてくる姿を瞼の裏に幻視した。

 私は、まだ逝けぬ。

亡き娘に向けて呟かれたその言葉は、壁一枚隔てたところで控える出雲の影(陰影)にのみ届いていた。


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萩子と足柄 磐手と出雲

 扇矢萩子、彼女が神戸丸事件に際して犯したミスは、上層部から不問に付されることとなっていた。しかし、彼女自身はこの事件以降身に纏う雰囲気が若干変わっていた。

 事件の礼に託けて上海へと来た萩子は、足柄の元に単身交渉を持ちかける

扇矢少佐:「足柄… 出雲さんに関することなのだけれど、いいかしらね?」

足柄@:「なーに?」どこだろう。酒場だなw

GM:酒場でしょうねェ…

扇矢少佐:「貴女、本格的に軍を抜けて傭兵になるみたいだけれど、居場所を定めたってことかしら?」

足柄@:「ンー。どうかナ。しばらくはボスに付合うだろうけどネ。」

扇矢少佐:「そっ… 本当は私も声を掛けたかったのだけれど…粉を掛ける前に振られちゃったわね」

足柄@:「残念だったネー」

扇矢少佐:「まぁ、私としてはこれまでと変わらない関係を維持したいのだけれど、ね?」

足柄@:「その方が楽だしネ。」

扇矢少佐:「ふふふ… じゃぁ、今まで通りの関係に乗っ取って、貴女に話があるのよ」

足柄@:「何?」

扇矢少佐:「出雲さんが海軍左派に肩入れしている事、それから今回の騒ぎに乗じて海軍省内で怪文書が撒き散らされた事は知っているわよね?」

足柄@:「うンうン。」

扇矢少佐:「さて質問、怪文書を撒いたのは誰かしらね?」

足柄@:「金里派じゃないノ?」

扇矢少佐:「まぁ、大枠で云えばそうなのだけれどね」

足柄@:「じゃあ、その後ろ(?)の何か?」

扇矢少佐:(少しだけ眉が動く

足柄@:「大物?」

扇矢少佐:「まぁ…そうなるかしら。(>大物) 答えはね、海軍右派の一部。海軍省勤めの人間がやらかしてくれたのよ」

足柄@:「右と左ならやらかしても不思議じゃ無いんじゃなイの?」

扇矢少佐:「そうね…互いの主張は全然異なるのだから、不思議がないといえばないのだけれど。それでもね、左右両派がともに認めることが唯一つあるのよ」

足柄@:「なんだろ?」

扇矢少佐:「今の帝国海軍を建設した一人に、出雲さんを認めていることよ」

足柄@:「ン、でも今回のっテ…」明らかに出雲を引きずり下ろす動きだった

扇矢少佐:「そうよ、右派の一部…つまり出雲という『異分子』を認めない一派も海軍には居るの。彼らが動いていたのよ」

足柄@:「ふーン。大変ネ…って言いたいんだけどサ。そいつらって少数派じゃないノ?」

扇矢少佐:「実はね… 影響力が無視できない程度に根深いの」 

足柄@:「どゆ事?」

扇矢少佐:「海軍のトップは海軍大臣なのだけれど、軍務面で大きな発言を持っているのは三個の艦隊長官、つまり連合艦隊(GF)司令長官。次にここ、支那方面艦隊司令長官。最後に、南方方面艦隊司令長官。この内南方方面艦隊の長官は明らかな反出雲派、さらにね…GF長官も…裏でこの一派の影響を受けている恐れがあるの。」

足柄@:「ふむふム。 なるほど。金里の反応も頷けるネ。」

扇矢少佐:「私はね、この一派の動きが気に食わないの」

足柄@:「わかる。」

扇矢少佐:「出雲さんがこの手の派閥争いが嫌いなのは知っているのだけれど、彼女自身も狙われている」

足柄@:「とゆーか、派閥争い嫌うのを判ってるから、こーゆー手にでてる感じネ。」

扇矢少佐:「……どうかしら、この件。私と貴女は協力できると思うのだけれど」

足柄@:「ンー。具体的にどするノ?」

扇矢少佐:「私が燻し出すから、貴女に出てきた相手を絞めて欲しいのだけれど」

足柄@:「良いヨー。出雲には内緒?」

扇矢少佐:「彼女、いい顔しないでしょ?」

足柄@:「うン。しないヨ。『嫌う奴にはそうしとけ』とかいいそウ。」

扇矢少佐:「ふふっ …なら、共闘関係は成立ね」

足柄@:「そーなるネ。」

扇矢少佐:「後で話を詰めるとして…私も何か飲もうかしら」

足柄@:「このお酒お勧めヨ。」

 

足柄@:勧めた酒の強さ 1d100 : (1D100) → 23

あんまり強くないようだ。

扇矢少佐:「…そこそこ、ね」

足柄@:「うン、口当たり良くていくらでも飲めるのヨ。」

扇矢少佐:「まぁ…幾らでも飲めるほど私も怖いものしらずじゃないのだけれどね」

足柄@:「ぇー。」

扇矢少佐:「この前、高いお酒を飲んだばかりだしね…」

足柄@:「ふーン?」

扇矢少佐:「…まっ、全然別物として…これもいけるわね」

足柄@:「でショ。つまみも良いしネ。」

扇矢少佐:「店で食べるにしては、上物よね」

足柄@:「店主の腕が良いのヨ。」

扇矢少佐:「気ままな貴女が立ち寄るだけの事はあるってことかしらね」

足柄@:「そゆ事。」

扇矢少佐:「……(一段階目は…そう悪くないって所かしらね)」

GM:足柄と萩子の飲み会は、しばらく続くのだった…

 

**********

 

 19CH年2月8日

GM:件の新型重巡洋艦の迎撃を行った第一航空戦隊は艦艇群の修理の為に内地へ帰投した

加賀:「…まだまだね、飛龍」

GM:という言葉だけを呟き加賀も内地へ帰投した。同じように現在の大陸情勢を報告するために出雲が足柄を連れて帰朝準備を進めているころ、飛龍は出雲の留守の間についての打合せとして、出雲の私室へ呼ばれた

飛龍@:ドアバーン? バカ野郎、それは清霜の特権だ(言い出したのは自分だけど

GM:キヨシーw  (第一回参照 確かに、ひりゅさんが言いだしっぺではあるw

飛龍@:まぁ普通にノックして入ろう……

出雲?:「あぁ、入れ!」

飛龍@:「……失礼する」

GM:えーでは、飛龍さん。判定を

飛龍@:げ

GM:<無個性判定 目標値7/技能補正 なし >

飛龍@:2d6>=7 ぽい

ダイス判定: (2D6>=7) → 8[2,6] → 8 → 成功

GM:おー、成功ですね。はい、目の前の人物というか返事をした人は出雲っぽいというか殆ど出雲。但し、出雲と云えば目が碧いのですが…この出雲、目が黒いし みょーにテンションが高い気が…

飛龍@:なんだそりゃ……

出雲?:「さてと、飛龍。私の居ない間の話をしないといけないんだがな」

GM:因みに、座高やら着ているものやらは同じに見えるよ

飛龍@:「……」

出雲?:「中国の奴らとの交渉、列強からの干渉やらやら、色々あると思うのだよ」

飛龍@:「……(何のつもりかしら)」

出雲?:「この艦隊じゃ、私に次ぐ経験を持つのが貴様ぐらいだから、留守を任せるつもりなのだが」(ちらっと手元の紙を見る

飛龍@:「(ま、適当に付き合うか……)……何か問題でも?」

出雲?:「…むしろ、問題があってはアタシが困るのだが… 飛龍から見てどうか?」

飛龍@:「………勝手にしたら。私はアンタの行動に興味ないから」

出雲?:「……はぁ… だよなぁ…(どかりと椅子に座りなおす。 まっ、それを素で馬鹿姉貴に云うようなら、アタシはアンタを容赦出来ないんだけどな」

飛龍@:「アンタが何者かは知らないから。仲間だったらそれなりの対応はするけど」

つまり→誰だよお前。信用できねぇ

出雲?:「はっはっは! 正直で宜しい!」(人懐っこい笑顔

飛龍@:「……」

出雲?→磐手:「初めまして、になるな。アタシは磐手、出雲のハトコだがヤヤコイから妹だと思ってくれ」

出雲:「…ったく、この愚妹が」 (隣の部屋から出てくる

飛龍@:「……何のつもり?」

出雲:「見ての通りだが」

飛龍@:「……で、本題は?」

出雲:「このアホが暫く私の代わりを務める、ということだな。しゃべらなければ、私とそれなりに似ているのだが残念ながら此奴の脳味噌は筋肉と化しているのかこの様でな」

磐手:「おいこら姉貴、酷い云いようだな。そもそもアタシに姉貴の役をやらせたのはアンタだろうが」

飛龍@:「……変わり身、ってことか」

出雲:「あぁ、そうだ。一か月以上ここを開けることになるかもしれん。私が大陸から遠のいているという前科があるとはいえ、現状はこいつがここに居ることは、誰も居ないよりは遥かにマシだ」

飛龍@:「……それ、逆に混乱を招きかねない気がする」

出雲:「私が直接顔を合わせている奴らには伝えるつもりだが」

磐手:「…アタシも…まぁ、飛龍に賛意を表明したいんだがな…時流が時流なだけになぁ…」

飛龍@:「……ま、下手にいないよりは騒がれないからまだマシ……か」

磐手:「……マシと云ってくれるなよ、アタシが逆立ちしたところで、姉貴に及ばないのは知ってんだからさ」 (頭掻きながら

飛龍@:「……そういうの、あんまりよくわかんない」(ちゃんとした姉妹艦がいないから

磐手:「まー気にするこったねぇ、一か月ぐらいアタシは難しい顔をしてここに居座るって話さ。飛龍、航空隊の一件については深く関わってるて聞いてるぞ? 頼んだからな」

飛龍@:「……了解よ」

磐手:「よし…っと、そういや…姉貴。試作機の件はどうなったんだ?」

出雲:「飛龍の艤装か」

磐手:「J7W1だったか?」

出雲:「そうだな、どうせなら話しておこう。新鋭戦闘機の試作機、これを大陸に投入するという話が出ている。試験データを詳細に送るならばと云ってきているが、どうする」

飛龍@:「………私でいいなら、やらないことはない」

出雲:「…はっきりしろ」

飛龍@:「やる」

出雲:「意気や良し。」

磐手:「はは… ったく、馬鹿姉貴がよ…飛龍、これも馬鹿姉貴なりの気遣いだって分かってやってくれよ?」

飛龍@:「……分かってるわ。そんなこと」(口元に笑みを浮かべながら

出雲:(舌を鳴らす

磐手:「整備課の連中にもう渡している、後で取りに行ってくれ」(出雲は無視

飛龍@:「分かった」

磐手:「まーなんだ、最初のあれは兎も角だな。楽しくやってこうや、演習にもつきあってやるし」

飛龍@:「……楽しく、ねぇ……」

磐手:「アタシは戦の空気だけは読めるんだけどさ、戦争の匂いは遠ざかったみたいだからな。緊張のしっぱなしはフツーは無理だわな。だから、戦間期の今は肩の力を抜いとけばいい」

飛龍@:「……ま、それも……そうね」

出雲:「顔合わせはこんなところか、先の台詞で旗艦が云々と出たが任は愚妹が引き継ぐ。私の帰還まで事無きようにしろ」

飛龍@:「……了解」

出雲:「私からの要件は以上だ」

磐手:「まっそうだな。じゃっ、アタシはお暇しますっか。じゃぁな、飛龍。また後でなっ」

飛龍@:「……え、えぇ」

出雲:「……はぁ、任せたぞ」 (磐手がさっきまで座っていた席に腰かけながら

飛龍@:「……大変なことになりそうね(ボソリと」

出雲:「他人事ではないぞ」

飛龍@:「……分かってる。それに、まだ目標には未だ届いていない」

出雲:「先の艦内での戦闘についてか」

飛龍@:「………」

出雲:「加賀の干渉が、それほど気に食わなかったのか」

飛龍@:「……加賀さんは関係ない……招いたのは全部自分の責任」

出雲:「戦果への自責か」

飛龍@:「……かといって、それでまた引き籠るわけにはいかない。あの時支えてくれた仲間がいた……だから、その借りは必ず返したい。それも目標のひとつだから」

出雲:「ほぉ、随分と成長したな。 来たばかりの頃とは違うか」

飛龍@:「……どうでもいいでしょ、そんなこと」(ぶっちゃけ恥ずかしい

出雲:「……」(目を閉じる

飛龍@:「他に用がないなら、席を外すけど」(話題を反らすように

出雲:「…貴様に一言送ろう」

飛龍@:「……」

出雲:「貴様の夢を失くして、生きてゆけるかどうかで考えろ。」

飛龍@:「………(黙ったままコクリと頷いて)じゃあ、失礼する。……出雲も、気を付けて」

出雲:「…あぁ」

 

飛龍@:「……(私の……夢、か……)」そう思いながら部屋を後にしよう

 

*********

 

出雲:「………(何事か上質な紙に万年筆で書いていく)……むっ」

足柄@:「ボス、呼んだー?」ノックノック

出雲:「……貴様か、入れ」

足柄@:「はーイ。」入ってくる

出雲:「貴様の見聞を改めて聞いておこうと思ってな。特に、滿洲については貴様が詳しかろう」

足柄@:「んー、満州ネー。えーと。」かくかくしかじかと色々伝えたよ!

出雲:「………先ずは波一つ凌いだところか」

足柄@:「次の波はありそだけドねー。」

出雲:「共産党は特に黙っては無かろう、ソ連がそれに乗じたならば尋常な事となるだろうが… 将来の分析は、まだよかろう」

足柄@:「分析……」むつかしいかおをした!

 

足柄@:「まー、分析とかしらないけド。今回の一件根深そうヨ?」

出雲:「………其れについては、まだ奏上すべきではなかろう」

足柄@:「そーネ。」天皇とかよくしらないけど。

足柄@:「ただ、ボスもなんだろナー、もうちょっと愛想を良ク?うーン。」

出雲:「…愛想だと? 社交辞令など、不愉快なだけだろうが」

足柄@:「ンー。そーユーの大事なのも居るのヨ。」

出雲:「軍人としての最低限の礼だけで結構だ」

足柄@:「ボスはそうなんだろシ、それで良いとおもうけド。その礼を言う範囲はもっと広げた方が良いと思うナ。」

出雲:「…同じ組織に属す我らは礼に始まり、ただそれで終わるべきだ」

足柄@:「でも、ボスの「礼」って高くつくヨ?それが最低限じゃなければモットだけド。」

出雲:「…さぁな。考えたことすらない」

足柄@:「知ってル。まあ、ボスはボスの思う以上に影響大きいヨ、って話ネ。」

出雲:「……(眉を一瞬しかめる)………まぁ、大臣のもとには行かねばな」

足柄@:「いくんダ。」

出雲:「トクサの元締めは彼だからな、拗れる前に相互の考えをすり合わせる必要がある。それ以上に海軍のトップだ。組織の長の面を拝みに行くだけだ」

足柄@:「その辺の引きずり落としっぽいのもあったしネ。」

出雲:「………金里派とつるんでいた奴らがやらかしたのだろ。好きに騒がせておけ」

足柄@:「『金里派』なら良いんだけどネ。」

出雲:「……何が云いたい、貴様」

足柄@:「金里に聞いたのよネー。誰と企んだか、っテ。」

出雲:「…ほぉ」

足柄@:「返答は一拍置いて「俺だ、俺が指示を出したっ!」ヨ。『何の話だ』とも言わなかったのヨ、あいつ。」

出雲:「…………」 (机を指でこんこん

足柄@:「まあ、ほんとに一人で考えた反応じゃないシ。絶対誰かを庇ったヨあれ。しかも反応からしテ、大物。」

出雲:「………」

足柄@:「まあ、そゆ事。ボスももうちょっと身辺気をつけ…うーン。これだとちょっと違うナー。 味方増やして良いと思うヨ?」首かしげつつ

出雲:「貴様に問う。味方とはなんだ?」

足柄@:「困ったとき助けてくれる奴。別に困って無くても良いのかナ。」

出雲:「………貴様がそう定義するならば、私には既に味方がいる」

足柄@:「知ってル。」

出雲:「何が問題だ」

足柄@:「あんま増やそうとして無いとこと。」

出雲:「真実に味方たりうるのは、私の把握できる者たちで十分だ」

足柄@:「そーネ。でも、頭数無いと辛いことあるヨ。」

出雲:「人間一人で出来る仕事量は限られている、だが果たして十人いれば十人が。百人いれば百人分の働きをするのか。否だ」

足柄@:「ンー。」

出雲:「なればこそ…」

磐手:「おーい、姉貴!」(ドアだんだか叩いて入ってくる

足柄@:「やホ。」>磐手

磐手:「っと、話し中だったか 悪い悪い」

出雲:「………磐手、何用か」

磐手:「ん? 何だ、アタシらの仲だろ?」

出雲:「なら帰れ」

足柄@:「仲なんダ。」

磐手:「んーつか、なんだろな?」(出雲は無視

出雲:「正確に言えばハトコだがな」(ため息混じり)

足柄@:「あら、そうなんダ」<ハトコ

磐手:「にしては似てんだろ?」(にやり

出雲:「……外側ばかりだがな」

足柄@:「性格は似てないネ。」

磐手:「そりゃさ、こんな堅っ苦しいのはあたしにゃ無理無理」

出雲:「…品が悪いぞ、愚妹。これでも、こいつの娘はまともなのだがなぁ…」

足柄@:「いるんダ。」<娘さん

磐手:「あ… あー そか、そーか…」(一瞬感慨深い目になる)まっ、もう大人で嫁入りしてるしなぁ…(>娘)」

足柄@:「それでも妹呼びはするのネ」<わりとツケンしてるけど>出雲

磐手:「愚妹愚妹と煩い馬鹿姉貴なんだがな」(はっはっは)

出雲:「……」(はぁ

足柄@:「楽しそうネ。」

磐手:「そりゃそうよ、姉貴が久しぶりに食指を動かした奴ってアンタなんだろ? アタシに娘の話を振るってことは、そういうことさ」

足柄@:「久しぶりなんダ。」いがいそうなかお

磐手:「そーだな、無理やり他の所から自分の所に持ってくるなんて、一年と少しぐらいぶりじゃね?」

足柄@:「へー。」

磐手:「個々の処、姉貴が自分の下に入れてたやつって、大概はアタシが目星付けてこっちに放り投げた奴とか、姉貴が自分で見込んだ部下とかだったからなぁ…」

足柄@:「ほうほウ。」

出雲:「……飛鳥の優秀さに座していたのは認める。だがな、これと云って無理してでもという奴を見つけられなかったのも事実だ」

磐手:「で、その飛鳥以来に娘の話が解禁されたって理由さ」

足柄@:「へー。 わりと買われてたんダ。」

出雲:「でなければ私兵に、などとは云わん。引き抜きで事足りた」

足柄@:「ボスはその辺説明しない癖あるよネー」

出雲:「云ってどうなる?貴様が断れども、私は貴様を動かすだろうからな。」

足柄@:「嬉しくなル。」<言うと

出雲:「そうか、貴様が欲しいと云ったはずなのだがな」

足柄@:「やー、まさか飛鳥レベルとハ。」

出雲:「……」(目が少し泳ぐ

足柄@:「?」<目が泳いだ

出雲:「……信頼はしている」

足柄@:「うン。」

出雲:「飛鳥に預けるのと同じモノだ」(若干ゆっくりと

足柄@:「ホー。それハそれハ。ホー。」

出雲:「…何か?」

足柄@:「いやいや。ボス選んで良かったナ、とかそういう話ヨ。」

出雲:「そうか」

磐手:「ほんと…姉貴が私兵にしたいって云いだす時はこれだからなぁ…」(頭がりがり)

足柄@:「で、磐手はなんか用あるんじゃないノ?」邪魔なら席外すけど的な

磐手:「んー、アタシは特に?あるとすればアンタらと喋りたいってところだな、はっはっは! アタシがアンタらに会えるのって今ぐらいだろうしな。次何時なのか、そもそもありうるのかさえ分からんからな」

足柄@:「ここ…じゃないとボスが捕まんないしネ。」

磐手:「東京じゃこえー顔してるからなぁ… 新聞嫌いなのは分からんでもないけどさ…」

足柄@:「そもそも愛想良くするとか嫌いだろシ。愛想良くされるのも嫌だろシ。そりゃ恐い顔になるよネー」

磐手:「まーそんな連中とはアタシもあんま関わり合いたくないけどなー」

足柄@:「偏屈だしネー」

磐手:「もう、死んでもなおらんだろ?」

出雲:「云いたい放題云ってくれるな、貴様ら」

足柄@:「事実だシ。」

磐手:「率直な感想っつうやつだな」

出雲:「………」

足柄@:「本人自覚があるからよりたち悪いきがすル。」

出雲:「他人の愛想を振りまくという行為を否定しない。それを受け入れるか、または私が行うかは別問題だ」

足柄@:「そういうとこが偏屈だと思ウ。」

磐手:(たははは…)「馬鹿姉貴じゃねえが、色々とな…あんだよ。まっ、姉貴の信頼には応えてやってくれや。アタシら老兵のためにもさ」

足柄@:「ま、努力はするヨ。」

磐手:「でもって楽させてくれるとありがてぇ、なっ?馬鹿姉貴」

出雲:「横着するな、愚妹が」(ぴしゃり

 



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第二部 扇矢萩子の山鹿想録
新たな出会い


山部中尉@:「今日か……少佐が来られるとのこと…失礼だけは絶対に…うん」 (独り言

 

 …しかし、今回は既に人選を小官がしっているというのが大きな違いなのですよね… 果たして、橋渡しの役目…出来るものやら… 

 

山部中尉@:「…ん? あれ…ここ、駆逐艦の皆さんの寮の近くか」

 

 風に乗って笛の音が聞こえてくる。軍楽隊が練習しているのだろうかと中尉は思った。

山部中尉@:「軍楽隊…そう云えば局長がよく手を回していらっしゃったなぁ」(笛の音がするほうへ足を向ける

岸壁に腰掛けてフルートを吹いている少女がいることに気づく。

山部中尉@:「あれは…」

曲の練習中という様子の彼女は、何度も同じフレーズを繰り返している。しかし、腕がいいのかその音色は澄んで聞こえた。

山部中尉@:「………(声は掛けずらいですね…)」

三日月@:さらーによく見ると、特徴的な髪の毛がつむじからくるんと巻いて出ているのもわかるかもです。

山部中尉@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 3[1,2] → 3

GM:中尉は、うっすらと顔を覚えているだけのようだ…っておい!中尉!!

*素で突っ込むGM。

三日月@:スカートが汚れないように、おしりには藁の敷物を敷いています。

山部中尉@:choice[声を掛ける,通り過ぎようとする]

ダイス判定: (CHOICE[声を掛ける,通り過ぎようとする]) → 声を掛ける

山部中尉@:「あ、あの…練習中ですか?」

三日月@:「ひゃうっ!?」ばたばた スカートを押さえて、おしりを重心にくるんと向き直って体育座りです!

山部中尉@:「ご、ごめんなさい! だ…大丈夫ですか?」(少し目線はそらす

三日月@:「あ、あの…。あ、ご、ごめんなさい、フルート、うるさかったですか?」

山部中尉@:「い、いえいえ…とんでもない」

三日月@:「私、三日月です。今度また任務だってことで、西舞鶴からこっちに呼ばれてきたんです。」

山部中尉@:「三日月さん、ですね」

三日月@:すっくと立ち上がります。ぱらぱらスカートを払います。「えーっと…。(階級章を見ます。)中尉さんも、この鎮守府に新しく?」

山部中尉@:「小官は山部元親と申します、階級はこの春中尉になったばかりですね。ここにはそれと同時に着任したので半年ほどになるでしょうか」

三日月@:「山部中尉ですね。よろしくお願いしますね!」ぺこりん

山部中尉@:「こちらこそ、よろしくお願いします」

三日月@:「鎮守府の管理ならおまかせです!お掃除もお洗濯も得意だけど、なんといってもお料理には自信があります!」

山部中尉@:「料理、ですか。いいですね…」

三日月@:「そうなんですよー!お芋の皮をできるだけうすーく剥いたりとか、得意なんです!」(えっへん。自信ありげです。

山部中尉@:「小官の周りに、料理の得意な方が少なくて…」

三日月@:「そうなんですか。中尉はお料理するんですか?」

山部中尉@:「小芋の煮っ転がしとかいいですよね」

三日月@:「陸軍の方とか、げんちちょうたつーだなんて言って、けっこう得意な方多いんですよ!」

山部中尉@:「小官の場合は、一人やもめな者なんで…それなりに料理は得意だと、思います」(若干目が泳ぐ

三日月@:「それはすごいです!えらいえらいですー!」尊敬の眼差し

山部中尉@:「そ、そう云って頂けるとありがたいものです。っと…三日月さんの今度の任務では小官もご一緒させていただくことになります。そのときはまた、よろしくお願いしますね」

三日月@:「あれ、そうなんですか!じゃあ、一緒の仲間のところにも、ご案内します!舞風ちゃんって言って、とっても踊りが得意なんですよー!」

山部中尉@:2d6 ダイス判定: (2D6) → 7[2,5] → 7

GM:舞風については名前と顔が一致する程度かな

三日月@:と、敷物とフルートにサンドイッチの袋を持って、舞風さんの所に行きます。

山部中尉@:「って、待ってくださいよ」(と、追いかけていく

舞風@:今が自由時間なら、舞風は……酒保? 購買? の辺りをうろついてるかな

 

三日月@:「長月、舞風見なかった?睦月ー、舞風知らないー?あ、ゲンゾーさん、舞風ちゃん、見ませんでした?」

 

*………しばらくお待ちください*

三日月@:「いました、あれが舞風ちゃんです!」

山部中尉@:「そうみたいですね」

三日月@:「舞風ちゃーん、ヤマベ中尉さんがいらっしゃいましたよー。」と購買に並びながらー

舞風@:「お? あ、みかちー! やほやほー」と振り返って手を振ろう

三日月@:「こちらが中尉さんです!」じゃーん

舞風@:「どーも、陽炎型駆逐艦の舞風です! いぇー」ハイタッチを待つ姿勢

山部中尉@:「山部元親といいます、中尉です」(若干笑顔が引きつっている

舞風@:「いぇーい……。えと、舞風にご用事?」しょんぼりと手を下ろしつつ

山部中尉@:「いえ、用事といいますか。今日からの任務でご一緒することになるので、事前に顔合わせしたく思いまして」

舞風@:「あっ、そうなんだ。それはそれは……よろしくお願いします!」ぴっと敬礼

三日月@:購買でカルピス買ってます。

*なんと、カルピスは昭和初期に発売された歴史ある飲み物なのです!

山部中尉@:「はい、こちらこそよろしくお願いしますね」(答礼

舞風@:「えへへ。詳細まだ知らされてないんだけど、頑張ろうね」そういって、いくつか手に持ってた金平糖の小包の一つを中尉に差し上げる

山部中尉@:「これは…すみません、お返しできるものが手元にないのですが…」(恐縮しながら受け取る

青葉@:「あれ、舞風ちゃんと三日月ちゃんに山部中尉じゃないですか。珍しい取り合わせですね。」フィルム買いに来た様子。

山部中尉@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

GM:青葉さんについて軽く調べたことがある模様…

三日月@:「はっ。あ、青葉さんだ…。」

山部中尉@:「あ、青葉さん。写真ですか?」

三日月@:「青葉さんちょうど良い所にいらっしゃいました…。え、えーと、こちら、ヤマベ中尉さんです。」

舞風@:「青葉さん、こんにちわ! ……ヤマベ中尉さんです!」三日月ちゃんに倣いつつ

山部中尉@:「い、一応この鎮守府に半年はいたんですけれど…」(苦笑

青葉@:「知ってるよー。上海帰りの人だよ。」>三日月、舞風

三日月@:「上海、あの物騒な上海ですか…!」おののき

山部中尉@:「いきなり突撃してきましたからね…殆ど、お答えできるものはなかったのですけれど」

三日月@:「なんでも上海では、牙が10本もある怪物が、現地の人を奴隷のようにこき使いながら生魚をむしゃらむしゃらと食べるといいます…! それに、自動車だって走っているらしいですよ!」(ぷるぷる

青葉@:「自動車はこっちでも走ってると思うな。」

舞風@:「いけない薬と怪しいお酒と、素敵な音楽がいっぱいあるって聞いてるよ!」

三日月@:「い、いけない薬だなんて、いけない!!」ぶるぶる

 

青葉@:「うーん、中尉は真面目ですし、あまりネタがないんですよねぇ。青葉的には何かある気がしたんですけど。」

山部中尉@:「いけない薬ですか…怪物については、否定できますけれど薬については、たとえばこちら。この漢方、小官には効用があるのですが、ほかの方が口に含むと毒になるようですよ?」(丸薬を取り出し)

舞風@:「男の人には効能があって……キャー! 中尉さんのえっちぃ!」

三日月@:「なんだか、すごいです!」

山部中尉@:「あっ…」(表現ミスったか!?

青葉@:「へー、ほー。」

山部中尉@:「い、いえ。例えば、長官殿が飲まれても毒になりますし。そもそもそういった薬は、小官縁遠いものですし…」 (しゅん

三日月@:よくわからないのでカルピスを頂いています!

青葉@:「彼女なし」(メモメモ)

舞風@:「あ、あれ。なんだがごめんね……? ホントはどういうお薬……ううん、やっぱり聞くのやめとこ!」

山部中尉@:「ごほん…これはですね、風邪薬でしょうか。よく分からない病気でも、症状が軽ければ任務に即刻復帰できるようにするための薬、ですね」

青葉@:「怪しい雰囲気しかしませんね。」ひろうがぽんと……?

山部中尉@:(彼女なしといわれて、青葉さんのほうを見ることが出来ない

三日月@:「あ、もしかして…ニンニク、ニンニクですか!」

舞風@:「で、ではお恐れながら一つ失敬して……」しめしめと手を伸ばす

山部中尉@:「っと…(手を引く)…一日中、吐きますよ?友人が口にしたのですが、一日中ひどい目にあっていましたから… それでもよければ、どうぞ(再び手を差し出す)」

舞風@:「わぁい! やめとく……」

青葉@:「専用の調合なんですかね?」

山部中尉@:「そうですね… 小官の体に合うように調合していただいていますね」

三日月@:「しゃ、上海は危険がいっぱいです…。」

山部中尉@:「危険といいますか… 刺激的といいますか…(あはは、と笑う)漢方、もしよければ内地の調剤薬局でもなかなかのものを作っていただけると思いますよ」

三日月@:「弥生がかぜひいちゃったとき、小青竜湯用意してもらったな?。」

青葉@:「へー。」メモメモ。

舞風@:「鼻風邪引いたときはナントカ石膏と葛根湯!」

山部中尉@:「…そうですね。八意教授というかたがいるのですが、ご実家が平安の時代からの宮廷医だそうで、この国では最高峰の漢方知識を持つ方だと小官は思いますよ」

*八意時宗 元海軍軍医総監、現在は京大の教授をやっている。

三日月@:「はぇー、平安からー。八意先生って、そんなご出身だったんですね!」

山部中尉@:「あはは…そうみたいですよ」

青葉@:「ああ、あの。」<八意教授

兵A:「中尉、長官がお呼びです」

山部中尉@:「ありがとう、直ぐに伺う。皆さん、長官室へきてください。今回の任務について、説明させていただきます」

舞風@:「おっと、お仕事だね! りょーかいです!」

三日月@:「そろそろですか?」

山部中尉@:「はい…」(少し緊張した面持ち

青葉@:「はーい。」ぞろぞろ



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扇矢萩子の山鹿想録 第一回 『宇治の橋姫』
舞鶴鎮守府からのスタート


GM:では、はじめたいと思います
扇矢萩子の山鹿想録、第一回「宇治の橋姫」 よろしくお願いします
三日月@:はーいよろしくおねがいしまーす。
舞風@:よろしくおねがいしまーす!
青葉@:おねがいしまーす

*今回の旗艦は青葉さん。そしてチーム名は幻の百合旅団に決定。



GM:はいな、お願いしますね ではでは、中尉に連れられて長官室へ

山部中尉@:「失礼します、山部中尉。参上しました」

長官:「はいれ。手早く話をすませよう」(髪の長い女にあごでしゃくってみせる

舞風@:「失礼しまーす……」(ちょっとおっかなそうな感じ……!)

三日月@:「三日月です。どうぞお手柔らかにお願いします。」

青葉@:「青葉です。よろしくお願いさいますねー。」

扇矢少佐:「はじめまして、私は海軍少佐、扇矢萩子。軍務局第一課に属しているわ。今度のあなたたちにやってもらう任務は、一言で言ってみれば私たちとの共同捜査といったところかしら。現在、京都・大阪で、どちらかと云えば京都を中心に右翼の連中が跋扈しているのは知っているかしら?」

三日月@:「はい、すっっごくうるさいです!」

青葉@:「あ、次はそれ調べようと思ってたんですよね!」

舞風@:「し、知ってるような知らないような……」あせあせ

三日月@:「この前も三池さんのお家の猫さんがフギャーッてなってました。」

扇矢少佐:「こほん、その中でも私として注意すべき相手は刃桜会と呼ばれる結社なのだけれど、。これ以外にも結構な団体が流入してきていてね…とてもじゃないけれど私たちだけでは手に負えないわけ」

三日月@:「街宣では見かけてないですが…なんか、舞妓さんがそんな話をしてたような…?」

青葉@:「派手に暴れてないから怪しいんですよ。」<街宣で見かけてない>三日月

扇矢少佐:「……ともかく、私からあなた達にお願いするのは、京都での対右翼の調査協力よ」

舞風@:「えっと……ヒミツ結社的な?」

三日月@:「ひ、ヒミツ結社…!」

 

GM:メイン任務①シーンを2回以上成功させる

 

扇矢少佐:「秘密なんてつける必要はないわね、過去には堂々と暗殺やら何やらやってくれているのだものね」

三日月@:「あ、暗殺…!!!あわわわ、そんなのシャーロック・ホームズでしか読んだことないです…。」

舞風@:「ガチで危ない人たちだった!」

青葉@:「そこまでして隠したいなにかがあるんですね?」<暗殺

扇矢少佐:「血盟団とか、しらないかしら?」 >暗殺

三日月@:「よくわかんないです!」(元気いっぱいに答えます

扇矢少佐:「そう、変わった子ね。まぁ、いいわ。」

青葉@:「ああ、テロで政治が変わるとか考えてたあれですね!」

扇矢少佐:「京都での私たちの協力者として京都帝大の八意教授、それとそこの客員教授の冷泉の二人がいるわ。特に、冷泉は一度右翼の連中から狙われたことがあるから注意してあげて」

三日月@:「…帝大に協力が必要なんですか。えーと、科学捜査ですか…?」

舞風@:「なんだかすっごい専門的なアレコレの香り……!」

三日月@:「エスコートですか、でしたらおまかせ下さい!」

扇矢少佐:「期待しているわ」

青葉@:「はーい。あ、調査ってどこまで調査すればいいんですか?」

扇矢少佐:「そうね…基本的に命を狙われないで済む程度まで、かしら」

三日月@:「あとあとー、調査結果は記事にしてもいいですかー?」青葉さんにウインクします

扇矢少佐:「記事はだめね」(ぴしゃり

三日月@:「そ、そんなぁ…。」

扇矢少佐:「書きたいなら。報告書に書いて頂戴」

舞風@:「残念、真実は闇に葬られるのでしたっ」

扇矢少佐:「その分、調査について私は干渉しないわ」

三日月@:「鎮守府壁新聞、面白いのになぁ…。」

扇矢少佐:「結果を挙げてくれれば、私はそれでいいの」

青葉@:「はーい」<調査については

舞風@:「き、期待がシンプルに重い……。でも頑張らなくっちゃ!」

山部中尉@:「…少佐、出雲さんの実力主義を真似られましたか?」

扇矢少佐:「どうかしらね」(冷たい

山部中尉@:「…申し訳ありません」 (頭下げ

三日月@:じー…。

舞風@:(……訳ありの二人だ!)

扇矢少佐:「とにかく、京都には少なくとも右翼の巨頭がいらっしゃるわ。刺激しすぎないようになさい、と忠告はしておくわね」

青葉@:「はーい、青葉判ってますよー。」

三日月@:「つまりは、ステルス、ですね。鼠輸送だってできるんです。この街の中で目立たないようにするなんて、おへそでぶんぶく茶釜です!」

舞風@:「夜戦は駆逐艦の十八番! 忍び寄って一気にケリをつけるよ!」(舞風も陽炎型の十八番……って言いたけど言える空気じゃない!)

扇矢少佐:「さぁ、仕事に行きましょうか」

三日月@:「三日月、用心してまいります!」

舞風@:「おっけー。華麗に舞うわよー

 

 

青葉@:感情はー。

GM:はい、導入一点の習得をお願いします

青葉@:choice[三日月,舞風]

ダイス判定: (CHOICE[三日月,舞風]) → 三日月

青葉@:かわいい、でとっとく

三日月@:舞風さんに+1 イケイケ!

舞風@:では私は青葉さんに+1ですネ

 

GM:よっしゃ、ではシーンへ入っていきましょう。初手だーれだ

青葉@:じゃあしょていきますかー

三日月@:青葉さんどうぞー!

舞風@:おねがいしまっす!

青葉@:ev ダイス判定:ランダムイベント表(3[3]) → デッドセル

GM:(初手からそれいきますか… えぇ…>デッドセル)

 

青葉@:物資調達!

GM:どうぞ

青葉@:2d6>=6 芸能から買い物

ダイス判定: (2D6>=6) → 7[2,5] → 7 → 成功

青葉@:ボーキ消費して

青葉@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

三日月@:さすがや

青葉@:ITT

ダイス判定: アイテム表(4) → 高速修復剤(P241)

青葉@:いちばんいらないのがでた!w

三日月@:はずれであった

舞風@:無念である

*これが直ぐに役に立つとはだれもが思ってもみなかった。

 

GM:でーは。八意教授に挨拶した皆さんは、冷泉が暮らしているという宇治の家を紹介されます。宇治、かつては紫式部の源氏物語で歌われるように、世を捨てた人たちがひっそりとくらす片田舎である

三日月@:「ここがあの女のハウスですね!」

山部中尉@:「い、いえ。冷泉研究員は男の方ですよ。確かに、女性も暮らしてますが…」

青葉@:「なんでもロリっ子としっぽりしてるとか?」

三日月@:「ふぇ?」

舞風@:「ひぇっ」

山部中尉@:「…いきましょうか」(否定しない

GM:冷泉とロリっ子が住むという家がもう目の前、周りには他の家もないわび住まい

三日月@:クルマとかもないですかー

青葉@:「うーん、いかにもな場所ですねぇ」

舞風@:「いかにも隠居さんって感じのお住まいだねぇ……」

GM:一切ないですね>車

三日月@:おおー

GM:しかし、そんなほのぼのとした田舎風景に似付かぬ音が聞こえ始める。で、直ぐに声が皆さんのところに聞こえる

**:「ユカリぃいいいいいいいいいいいい?!」

山部中尉@:「…や、やばい」

青葉@:「ん?なんか(痴話)事件の香りですね!」

山部中尉@:「い、いえ… 真剣に事件ですよ…」

舞風@:「ええっ。こ、心の準備が……!」

**:「帰ってください!」 (砲声

舞風@:砲声って……ドゴーン?

GM:YES

**:「優華さんに、手は出させません!!」

青葉@:「なになに?なんですかー?」音の方に向かうよ

三日月@:「あわわわわ…。」玄関前で立ち止まってます。

山部中尉@:「冷泉さん!」

舞風@:「これアカンやつやぁ! 青葉さぁん!」慌てて追いかける

GM:では、青葉さんの目の前に広がる光景は伸びた陸軍の兵士さん何人か、そして、圧倒的劣勢なロリっ子と、そのロリっ子と殆ど顔かたちが変わらない少女が殴り合いを演じているところ

**:「守られて、お前だけは助けられ!」(殴る殴る

青葉@:「んー、何やら混沌としてますねぇ」

**:「ちっ、艦娘だと! 形勢不利…ちっ撤退してやる、次は覚えてろ」 (撤退

青葉@:とりあえず写真撮っとくか

ロリっ子:「はぁはぁ…」

舞風@:「お、追っかけなきゃダメかな……?」

山部中尉@:「冷泉さん!ユカリさん!大丈夫ですか!?」

青葉@:取れます?<逃げるロリっ子

GM:うむぅ…取れることはとれますよ

青葉@:じゃあ撮りまーす使えるかどうかは知らない。判定必要よね?

GM:一応目標値5でよろしくおねがいします

青葉@:はーい。 2d6+2>=5

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 8[4,4]+2 → 10 → 成功

青葉@:まあふつーに条件反射で逃げるのを撮りました。

 

青葉@:「大丈夫ですかー?」<ロリっ子

ロリっ子:「私…よりも…優、華さんを…」

舞風@:「みかちー! そっちに行ったかもー?!」

三日月@:「玄関前には誰もいません、が、クルマは無いからー…。」

冷泉研究員:「ユカリ!ユカリ!!」

ロリっ子→ユカリ:「優華さん…ご無事で、なによりです…」

舞風@:「え、えっと……。どうすればいいんだろ」倒れてる陸軍の皆さんと満身創痍のユカリさんを見比べつつ

冷泉研究員:「ユカリ…ユカリ…」(抱きしめる

青葉@:ちなみにロリっ子の怪我は?

GM:大破相当

青葉@:……(手元にバケツがあることに気が付く)「どもー、これ差し入れです。お話聞かせてもらえますかー?」バケツ持ちつつ

ユカリ:「え?……えっ。その、ありがとう…ございます」(受け取る

 

GM:ユカリ損傷 大破ー>無傷

青葉@:ざばー

*まさかの一瞬の出来事でびっくりのGM

 

ユカリ:「あ、あの…それで、皆さまは何か私たちに御用なのでしょうか…」(おそるおそる、背中に冷泉が引っ付いた状態のまま

青葉@:「ええと…なんでしたっけ?」>中尉

山部中尉@:「元々は顔合わせのはずだったんですけれど…」(陸の皆さんの様子を見ながら

青葉@:「青葉的にはさっきの人達も気になるんですけど!ですけど!」

舞風@:(家主との応対は中尉と青葉さんに任せて陸軍の皆さんを救護中)

三日月@:(逃げてった??を追っかけ中)

 

青葉@:「なにやらあったみたいですねぇ。まあ紹介がてらその辺を詳しく。」

ユカリ:「はい…私は、ユカリといいます。それで、こちらが優華さん…冷泉優華さんといいます」

青葉@:「青葉です。よろしくお願いしますね!」名刺渡しつつ

ユカリ:「ご、ご丁寧に…(ぺこり)それで、そちらの方々は私たちの…守護していただいていた…?」

青葉@:「どうなんですかね?」>山部中尉

冷泉研究員:「違う!こいつ等は僕たちを見張っていた唯の役立たずの糞野郎どもだ!」

山部中尉@:「小官の見識からいえば…冷泉さんの言葉に同意したいところですが…建前上は、お二人を保護のために京都師団が派遣した方々。のようです」

青葉@:「ふむふむ。政治的な駆け引きってやつですね!そんなものぽいです!」

ユカリ:「え、えと…それで…さっきの方は…」

青葉@:「そうそう、それですよ!事件のにおいがします!」<さっきの方

ユカリ:「『デッドセル』って…名乗って、急に暴れ始めて…」

青葉@:「ふむふむ。急に。あそこで伸びてるのはどっち側ですか?」<陸軍s

ユカリ:「その、『デッドセル』に伸されてしまって…」

舞風@:「だいじょうぶー? 折れてはないみたいだよ。無理しないで、ゆっくり起き上がってね?」行ったり来たり

警護兵s:「…すまない…」

青葉@:「なるほどなるほど。どうも、あなた関係っぽい感じなんですけどねぇ。めっちゃ似てましたし。」

ユカリ:「…………」

冷泉研究員:「何故…死んだはずのあれが…何故…」

ユカリ:「私……ほんとは、私は私たちなんです…」

青葉@:「うん?」<私=私たち

ユカリ:「私以外、居ない筈なのに… 死んだ一人が、生き返っただなんて」

青葉@:「うーん、死亡が誤認じゃなく?生き返った?」

ユカリ:「分からない…です。死んだことにして、捨てられたって…でも、私は死んだと思ってて」

青葉@:「それで境遇の違いで喧嘩になったんですね!」

ユカリ:「………」(頷く

青葉@:「うーん……なんでしょうね?何か引っかかりますねー。」うろうろ

冷泉研究員:「ユカリはユカリなんだ…ユカリは…僕のユカリは…」

 

GM:まぁ…冷泉からの聞き出しということで判定お願いしましょう

青葉@:はいはーい

GM:<無個性判定 目標値8/技能補正 折衝>

青葉@:はーい。

青葉@:2d6+2>=8

ダイス判定: (2D6+2>=8) → 6[3,3]+2 → 8 → 成功

三日月@:おおおー

冷泉研究員:「八人、八人だ」

青葉@:「八人?」

冷泉研究員:「それが、最初の段階で四人になった」

青葉@:「ふむふむ。」

冷泉研究員:「それを、検体毎に分けた」

青葉@:「残った方を、ですか?」

舞風@:(なんかすっごい話をしている気がする……!)

冷泉研究員:「あぁ、そうだ。 赤・黄・緑・紫の四つだ」

青葉@:「それで、そこのユカリさんが紫と。他の方は?」

冷泉研究員:「緑は早々に死んだ、次に衰弱したのが黄、次に赤だった。」

青葉@:「そうなると、『死んだことにして捨てられた』ここですね。」>冷泉

冷泉研究員:「奴の正体がそれらだとして、可能性があるとすれば、黄か…?確かに、僕だけがかかわっていただけじゃないし…」

青葉@:「関わってそうなのってどこですかね。」

冷泉研究員:「………大東亜重工か、それとも別のところか……僕は、知らない。」

 

冷泉研究員:「有望株はもとから赤・黄・紫の三種だったのは周りはしってた……赤が失敗したのは僕が弄りすぎたからだけれど……いったい」

青葉@:「ふむ。問題はあれですよ。真っ先に出てきたっていうことは大東亜っていうのが主導ですよね?」

冷泉研究員:「…僕はそう思う」

青葉@:「そうですね、二番目、三番目に資金や技術出してきていたのは?」

冷泉研究員:「正直、そこらへんのことはそこの少尉に喋ったんだが」

山部中尉@:「あ、あのですね…一応、昇任したんですが…」

青葉@:「どうなんです?(>中尉) どーかんがえても、どっかが実験結果を独り占めにしようとして仕組んだようにしか見えないんですよねー、あれ。」

山部中尉@:「ごほん。小官も引継ぎしたとこまでしかしらないのですが…」

青葉@:「どぞどぞ」<引継ぎ

山部中尉@:「先ずは、大東亜重工に金を流していたのは海軍艦隊派の一部ですね。これには海軍の予算が流入していたという最悪の事案でした」

青葉@:「なんて面白そうな。」

山部中尉@:「お願いしますから黙っていてくださいよ。そしてついで満州国内の公社からの寄付を経由したりして、完全にブラックな資金が上海から流入してました」

青葉@:「わりとずぶずぶだったんですね!」

山部中尉@:「えぇ…そして、その上海についての資金へのメスを入れるときに、小官は舞鶴に移動となりました。申し訳ないですが…第一位が海軍だったとしか…申し上げれません」

 * *

大河内班長:『お前はまだ純粋すぎる、これ以上は我々に任せたまえ』

山部中尉@:「………」

 * *

青葉@:「ふーむ……」艦隊派って右?左?

GM:どちらかといえば右

青葉@:ふむ。 「ん、んー。…ちょっと整理してみましょう。なんかわからないけどユカリ計画?なんかそんなかんじの計画があった。で、なんやかやあってその公式の唯一の成功?例がそこのユカリさんと。あ、ユカリさんはなぜこの立場に?お金出してた人にわたってないですよねこれ。」

舞風@:「…………」お目々ぐるぐる中

ユカリ:「え、えと…どういう、ことでしょう?」

三日月@:「ぜはー、ぜはー…。」(戻ってきた

青葉@:「えーっと、さっきの話だと大東亜重工が主導してたんですよね?普通に考えればそこが持って行きますよね?」

三日月@:「目標、取り逃がしました?…。ぐにゅぅ。」ぺたりと床に倒れてます。

山部中尉@:「み、三日月さん!」

三日月@:「もっと……頑張らないと、ですね。」

舞風@:「……よしよし。お疲れ様、みかちー」

ユカリ:「その…優華さんや、艦娘の方々に守っていただいて…」

青葉@:「それがこの隠れ住んでるような場所にいる。何かありましたよね?」>中尉

山部中尉@:「ユカリさんは、小官や扇矢少佐を含む数名で内地まで身柄を輸送しました。すべては、冷泉研究員から大東亜重工の内部について知るための代価でした。冷泉研究委員はN号と呼ばれる計画でユカリさんを使うことを拒絶。N号計画での実験艦として作成した艦を、刃桜会という右翼連中が仏印にもっていこうとする動きもありました。小官や、扇矢少佐はこれと二度対峙しました。結果は、ご覧のとおり…我々の勝利だったのですが」

三日月@:「な、なんだかいっぱい人が出てきて…。」ぐるぐる目

青葉@:「ふむ。冷泉さんや艦娘の方々が居なかったら大東亜だか刃桜だかに持って行かれてた、であってますか?」

山部中尉@:「はい、間違いないかと」

三日月@:じー…と、冷泉研究員のユカリさんへの態度を見てます。

冷泉研究員:(ユカリの髪を撫でたり、抱きついたり忙しない

ユカリ:(そんな冷泉を受け入れている

青葉@:「じゃあ、デセルちゃん持って行ったのはそこじゃないですね。」

山部中尉@:「………! なるほど…」

青葉@:「そうですねー。その黄を捨てたときに不自然に手を引き始めたところとかあったらすっごく怪しくてわくわくするんですけど。」

山部中尉@:「…無理ですね(悔しそう) 現状、小官の腕が届くことは限りなく難しいかと…」

青葉@:「あと、その計画に関わってて最近何かを探して騒ぎ始めたところとか。そういうのがあったらつつきたいですね!ですね!」

山部中尉@:「元気ですね…」(飲まれる

青葉@:「だって、あのデセルちゃんめっちゃ個人的理由で来てたじゃないですか。しかも単独ですよ単独。逃げてきたってのもありえます。事件の香りしかしませんよ!」

山部中尉@:「そのようですね… 憎いだとか、なんだとか…」

ユカリ:「あの……私たちは、どうしたら…いいでしょう……中尉さん」

山部中尉@:「……一先ずは、普段どおりの生活を続けてください。出来る限りで、警備強化などさせていただきますので…」

青葉@:「うーん、大丈夫ですか?」

山部中尉@:「艦娘を常駐させるわけにもいきませんし…」

青葉@:「そうですねえ。何かあったらすぐ連絡できる仕組みだけは整えた方がいいと思いますよ。」

山部中尉@:「無線機を持ってこさせましょう…それぐらいはやらせてもらいます」

青葉@:「いやー、まだまだもう何波乱かありそうですね!」わくわく

ユカリ:「……はい、優華さんを…お願いします」

 

GM:では、ちょっと変わってみかっちさん

三日月@:はい

GM:<無個性判定 目標値12 /技能補正 目星>

三日月@:「駆逐艦の中では低速な私ですが…持久力なら負けません!」だだだー

三日月@:2d6>=12 はーい

ダイス判定: (2D6>=12) → 10[4,6] → 10 → 失敗

GM:では…うむ。

舞風@:割と善戦した

GM:まず、デッドセルは当然のごとくつかまりません

三日月@:「は、速い!なんてスピードなの!」

青葉@:はっやーい

GM:しかし、向こうは入念に下調べしていたかのごとく、脱兎の勢いで逃げいていきます

三日月@:「………ちょっとあんたー!!どうしてあそこにいるって知ってたのッ!」と大声で聞きます。

デッドセル:「……」

三日月@:「人を殴っちゃいけないんだよ!」と委員長風味です!

GM:では、二人の横を通り過ぎた車が少し遠くで止まり、車のドアが開かれて、デッドセルは回収されます

三日月@:「はっ、く、クルマだー!!ひぇえええー!10本の牙で食べられちゃう?!!た、助けてぇー!」脱兎の勢いで逃げていきます

青葉@:車をなんだと思ってるんだw

三日月@:スシを食べる怪物!上海の海兵さんから聞いた!

GM:まぁ…いいかな。情報は十分に渡しましたからこのシーンはいったん終了!

三日月@:イエース 次行きましょ次ー!

舞風@:バケツも出してやったことだし冷泉を揺すって報酬をがっぽりいただこう

GM:ユカリからおにぎり(アイス相当)の差し入れ + 鋼材をプレゼント

舞風@:よっしゃ!

三日月@:おおー

 

GM:では、アクティブうつか。パッシブいくか?

三日月@:まだパッシブで情報収集でいいと思います。

青葉@:まだはっきりしませんしパッシブでいいかな次の人どうぞ

舞風@:では次は私

GM:どうぞー

舞風@:ev

ダイス判定:ランダムイベント表(1[1]) → 宇治の橋姫

三日月@:宇治でしたー

山部中尉@:おぉ…一番無難なものを…

舞風@:舞風ちゃんは日常パート娘として頑張っていく

GM:では、同じく宇治を舞台にした話

舞風@:とりあえず帰り道かな

GM:では、帰り道にしましょうか。中尉が運転する車に乗って皆さん京都市内へ戻ってくるところです。

青葉@:わーい。

舞風@:「口挟まないほうがいいかなって思って黙ってたけど……なんていうか、海軍も……なんていうかだね」

三日月@:「わぁー!」車の窓から外を眺めてます

青葉@:「え、よくありますよー。」<海軍も

山部中尉@:「あはは… 海軍も、お役所ですゆえ…」(苦笑

三日月@:「あ、でねでね、デセルちゃんってすっごく足が早かったし、ルートも事前に決めてた感じだったのー。でも最後は、牙が10本ある車に乗って行っちゃった。」

山部中尉@:「で、デセルちゃん…ですか」

三日月@:「青葉さんからはそう説明聞いたよ?」

舞風@:「甘くて美味しそうな名前だね!」

 

山部中尉@:「あぁ…そういえばあの橋、伝説といいますか、言い伝えが多くありましてね」

三日月@:「伝説!」

舞風@:「おっ、舞風も知ってるよー。お能になってるよね!」

山部中尉@:「宇治の橋姫伝説、ですね」

青葉@:「橋姫の中でも一番有名ですね。」

三日月@:「はぇー。橋姫伝説!」

山部中尉@:「宇治の橋姫、それは女性の守り神でもあり恋の女神でもあり、巫女として奉られることもあるそうですね」

三日月@:「こ、恋の女神!!!」目を輝かせます

青葉@:「一方で嫉妬深いことでも有名ですよ。」

山部中尉@:「神様にはいろいろな面がありますからね」

三日月@:「恋する女の子は嫉妬深いの。 如月ちゃんもよく言ってるよー。」

青葉@:「同時に縁切りの神としても有名ですね。」

GM:と、のんきに交通量の殆どない道を通っていたのですが

舞風@:「こわいねー。山部中尉も気をつけてね!」

山部中尉@:「いえいえ、小官に恋の話など…あれ?(がちゃがちゃ)すみません、車の整備がなっていなかったようです」 (といって車を止める

舞風@:「うん……? いったん降りたほうがいい?」

青葉@:「うーん、どこか壊れちゃいましたか。」

三日月@:「お魚が足りないのかしら…。」

山部中尉@:「うむ…申し訳ありません、少々調べますので…」(降りる

 

GM:舞風さんへ判定を <無個性判定 目標値6/技能補正 なし> 

舞風@:橋姫を引いたからには芸能で個性判定ができると思ったが世の中そんな甘くはなかった

 

舞風は失敗してしまうが、三日月からの声援で成功させた。

 

三日月@:「あれ?この車…。なんか最初乗ったときと違う感じが…?」

GM:HAHAHA…

山部中尉@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 10[4,6] → 10

山部中尉@:「…おかしいですね、どこも不具合はなさそうなのですが…」

舞風@:「とりあえず叩いてみるとか! それワン・ツー!」ぺしぺし

GM:車には何も変化は起きませんが、

青葉@:「燃料とか大丈夫ですか?」

山部中尉@:「えぇ、排気系統にも問題はなさですし…」

青葉@:ガスかー(違

GM:いやな予感ではなく、どことなく澄んだ空気が周りに立ち込めているような気がしますよ

舞風@:ぴーんと肌が張るような感じ!「…………?」きょろきょろ

GM:どこかで、『しゃん』と鈴が鳴ったような気がします

三日月@:「?」

舞風@:「……今の、みんな聞こえた?」

青葉@:「鈴の音ぽいですね。」

 

**:『虚によって彩られた平穏を維持せんとする鬼火を前にして、貴方方は何を選択しますか?』

舞風@:どこからかナゾの声が!

三日月@:「あわわわわわわわ…。」泡吹いてます

GM:では、前触れもなく車から5m離れた場所に女性の姿が

青葉@:「真実!」

**:『私は動けない、ただ出来るのは… 貴方方に選択肢を見せるだけ』

舞風@:「貴様何奴……」芝居がかった口調で人影相手に刀に手をかけるポーズ

山部中尉@:「……貴女は、いったい…」

青葉@:「なんでしょうね?」

三日月@:「あわわわわわわわ…。」

**:『……宇治の橋姫、とでも』(ニッコリ

青葉@:「橋姫さんですか。」

**→橋姫:『…そちらの方』>中尉

青葉@:「中尉、目をつけられてますよ。」

舞風@:すっと中尉の背中を押そう……と思ったけどやめて、庇うように前に立ってあげよう

山部中尉@:「え、えぇ…」(びびってる

橋姫:『…貴方は、想いと責務に板ばさみとなるでしょう』

舞風@:「幽玄より、この新しき世に惹かれ迷うて出たか」腰の刀を抜く(※ポーズだけ)

三日月@:「お…お………。」

橋姫:(礼をすると、車のヘッドランプが光る

舞風@:あっ、ヘッドランプのせいで舞風の茶番に後光が挿す

山部中尉@:「なっ…」(車のほうに振り向く

三日月@:「おばけだぁあ~~~~!!たすけて菊ちゃーん!!」ぷるぷる

青葉@:「大丈夫大丈夫。何かあるとしても中尉さんだからねー」>三日月よしよし

山部中尉@:「しょ、小官なのですか」

三日月@:「そ、そうなんですかー…。」ぷるぷるしながら青葉さんにしがみついてます

舞風@:「やっぱり中尉さん、女の子を泣かせてたり?」素に戻って振り向きつつ

橋姫:『良き、選択を…』(すっと消える

三日月@:「っき、消えたぁあーー!!ゆーれいだーーーー!!」(慌てふためきじたばたします。

青葉@:「……写真撮り忘れたぁー!? 青葉一生の不覚です……」三日月抱きしめつつ

 

GM:因みに、何となく[がんっ] という音と『いたいっ』って声が聞こえる

舞風@:かわいい……

GM:そして、その後は特になんともなく、橋姫さんは完全に消えた模様です。

青葉@:ふむふむ。 「よく分からないけどすごかったねー! みかちー、大丈夫?」目をキラキラさせてる

三日月@:「はにゃぁああああ!」大騒ぎしてます

青葉@:「なんだったんでしょうねあれ。」

三日月@:「うぅ…怖かったです………。」

山部中尉@:「想いと責務…」

舞風@:「本物のユーレイだったら、中尉さんが危ない予感?」三日月ちゃんをナデナデしつつ

山部中尉@:「え…えぇ…」(引き気味)

舞風@:「明かり点いたけど、車、直ったのかな」

山部中尉@:「…動かせますね」(一通り確認して)

青葉@:「うう……次はシャッターチャンスを逃さないようにしないと……」

山部中尉@:「ひとまず、市内まで戻りましょうか」

舞風@:「はーい。……摩訶不思議なり宇治の橋姫。時間があったらまた来てみようっと!」

 

*中尉の走らせる車は、この後何事もなく市内にたどり着くのであった…

GM:まず、成功報酬

GM:舞風は誰かに感情を+1できます

舞風@:わーい! 三日月ちゃんに+1!

三日月@:わーい

GM:あとは…特になしかな(時間的にも

三日月@:はーい

GM:とりあえず、次回は何から始めましょうか?

青葉@:私が打ちますかね。京都大学かなぁ

GM:okです。

舞風@:かなー

三日月@:どうぞー

GM:では次回は京都帝国大学で、八意教授やら冷泉やらがでてくるぞー

 



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呉鎮守府 ~呉鎮守府司令代理:磐手~

比叡@:「おばあさんは陸で私たちの活躍を見ていればいいですよ!これが!新時代の!巡洋戦艦の力よ!(ドヤァ!)」 尚後は

磐手:「はっはっは、お前と年は10しか離れてないからな、おい!」

瑞鶴@:「あー、なんだか楽しそうで何より」

磐手:「ズイズイー、アンタから見たらアタシらって年変わらないだろ?」 (比叡の頭がしがししながら)

比叡@:「いやちゃんと見なさい、肌のハリ具合(塗装の意味で)は全然違うでしょう!あと私たち金剛シスターズの方が可愛いよ!」

磐手:「アタシと姉貴が可愛い顔も性格もしてないのは万人が認めるところだがよ~」

比叡@:「そんなの数年も経たないうちに私が焼き討ちにして名を天下に布…とりあえずすごいことになるよ!」

磐手:「なぁ、ヒィちゃんよ。ヒィちゃんは高速戦艦だが、アタシは練習巡洋艦だ つまりだ、アンタがアタシよりも名前がしれてない事態の方がおかしいんだっつーに!」(はっはっはっは)

瑞鶴@:「……うわぁ」

比叡@:「それもそうよね!まぁ…とりあえず私が練習艦に落ちこぼれて人知れずに消えていくことは絶対無いですもんね!」 尚

瑞鶴@:「確かに比叡がそんなことあるとは思えないけどね(いや普通にありえそう……ってか、その調子じゃ必ずなりそうね)」

磐手:「まっ、アタシにとっちゃ海兵の教官は案外性に合ったんだがさっ」

比叡@:「そうでしょうそうでしょう、まぁ、私たちは未来の戦いに備えて生まれた存在なんですから、たとえ何があっても沈む可能がないわ!」ドヤァアア

磐手:「ズイズイと一緒に、アタシをとっとと酒飲んで、喋り捲るだけの楽隠居生活をさせてくれや、な?」

瑞鶴@:「はーいはい。引き受けましたっと」

磐手:「ズイズイー、アタシに冷たくないか?」

瑞鶴@:「いえいえ。そんなことないわよ?」

比叡@:「ええ、この比叡の名に掛けて、決しておばあさんたちに安穏な老後生活をさせてやるわ!」

瑞鶴@:「(わけわかんない)」>比叡

磐手:「はっはっはっは」

比叡@:「瑞鶴さんは私よりちょっぴり若いから、そこんとこ頼むわ!  あ、でも私よりちょっぴり若いからっで調子を乗らないでね!」

磐手:「ま、何さ。ヒィちゃんもズイズイも、今日は酒でも飲みに行こうや。ちょいと厄介なことをアンタらに頼みたいから、迷惑料込々で奢ってやるからさ」

比叡@:「お、お酒はちょっと…」お酒は甘酒までよ!

 

比叡@:何だこのキャラ…ちょっとポンコツで可愛いと思ったら何これ…ちょっと修正が必要か  尚子供舌は決定

GM:まさかの甘酒…

 

瑞鶴@:「あー、仕事前にソレはパス」

磐手:「だからさー、お前ら、酒ってのは言葉の綾だって何度もいってんだろ?飲みに行くって云っても、お前らフツーに飯食って終わりじゃねぇか」

GM:*なお、磐手は底なしである

瑞鶴@:なんだそりゃw

磐手:「無理やり飲ませたことないだろ? 特にヒィちゃんよぉ」

比叡@:「うっ、ちょっと何を言ったかわかりませんよね…」

磐手:「いつだったかさ、ラムネを飲ませてから、「ごめん、それビールだった」って(から)かっただけで顔真っ赤になったじゃねぇか」

瑞鶴@:そんなことがあったのか(笑

比叡@:「あー!あー!聞こえない!」

GM:おそらく、今の『子供のビール』的なものじゃないかな?w

磐手:「そんなところが、ヒィちゃんは『可愛い』とアタシは思うぞ?」(はっはっは)

瑞鶴@:「そーそー。かわいいよー?」

比叡@:1d100 炭酸は… これを振るためにログインした

ダイス判定: (1D100) → 24

比叡@:あっ GM:苦手だな

瑞鶴@:なん……だと……

比叡@:だめだこいつ、バーに入ってミルクを注文するタイプだ

GM:バーでミルクか…(笑)

比叡@:「あ、あれは…不意打ちよ不意打ち!今度こそ私が完璧に一気飲みよ!」  炭酸をな

瑞鶴@:「無理はよくないですのことよ?(クスクス」

比叡@:なんで言うか…比叡の皮を被った暁じゃないか…・

磐手:「ズイズイー なんかその言葉遣い似合わんぞ~」

瑞鶴@:「わざとに決まってるでしょ?」

磐手:「そうそう、それでこそズイズイってやつよ!」(満足気

比叡@:「くっ…無理なんであるわけ無いでしょう!今に見てなさいよ!」

磐手:「ズイズイはツンケンしてないとな?」(はっはっは

瑞鶴@:「はいはーい。頑張ってねー(無理はよくないけど、まぁ自分のことじゃないし)」

磐手:「おいおい、ズイズイも強制参加だからな?」(食べに行くの

瑞鶴@:「んー……まぁ、しゃーないか(逃げたら何されんのか、わかんないし。いつも通り適当に付き合うか……)」

磐手:「ったく、ズイズイはもーちょっと砕けてくれると嬉しいんだがなぁ まっ、しゃーないか?」(顔を覗き込む

瑞鶴@:「へ? 何が?」

磐手:(がしがしっと瑞鶴の頭を撫でる)

瑞鶴@:「ちょっとー?」

比叡@:(がしがしっと瑞鶴の頭を撫でる、むふん)

磐手:「まっま、いざ行かん。腹いっぱい食えばいいからなっ」

瑞鶴@「はいはい了解ー」(手をぷらぷらさせて

比叡:「そうよね、ではこの比叡の後に続きなさい!」

GM:奇妙な三人組は、夕方の呉の居酒屋街へと繰り出していくのであった…

GM: * * *

比叡@:choice[普通の食堂,間宮,居酒屋,居酒屋鳳翔,迷ってしまった] ちなみに先頭は比叡だが…

ダイス判定 : (CHOICE[普通の食堂,間宮,居酒屋,居酒屋鳳翔,迷ってしまった]) → 迷ってしまった

比叡@:これでも迷ってしまうなんて、もうわからん

瑞鶴@:だめじゃねぇか!!w

GM:よくわかってらっしゃるよ、ダイス神w

瑞鶴@:choice[慣れた,任せなきゃよかった,はよ帰ろう,それ以外(?)]

ダイス判定: (CHOICE[慣れた,任せなきゃよかった,はよ帰ろう,それ以外(?)]) → 慣れた

瑞鶴@:どうやら慣れてるらしい

磐手:choice[最後まで飲んだ,途中で抑えた,一升瓶開けて次の奴の半分で寝た]

ダイス判定: (CHOICE[最後まで飲んだ,途中で抑えた,一升瓶開けて次の奴の半分で寝た]) → 最後まで飲んだ

磐手:最後まで飲んだらしい

比叡@:もうやだこの連中!(瑞鶴をダメーズに引きずる模様)

瑞鶴@:瑞鶴はもうあれだ、生きるために安全策を取りながらもたまに無謀なことやるやつだ

GM:ずいずい、たぶん磐手にあっちこっち引きずり回されたんだろうな(文字通り

比叡@:だから慣れてまで比叡を先頭にしたよね…

GM:…確かに、嫌なら止めるからな。ふつうは…

比叡@:チャレンジャー…

 

19CH年 8/3 09:30 呉鎮守府 第二会議室

前日に磐手に連れられ飲み食いした二人を、最後まで酒を飲んでいたはずの磐手は何食わぬ顔で迎える

比叡@:「…」さすがに空気を読んだ比叡は、唇を噛んで状況を窺う

磐手:「おうっ!早いな、お前等」

瑞鶴@:「んー……何の用事?」

磐手:「オウよ、昨日言ってただろ?頼みたいってことあるって」

比叡@:「そんなこと言ってったの?いいや、何の頼みですか?」

磐手:「…なぁズイズイ、ヒィちゃん。お前らが深海棲艦の艦載機っつって思い浮かぶカラーリングってなんだ?」

瑞鶴@:「黒、もしくは灰色」

比叡@:「ですよね」

磐手:「だろっ?あたしもだいたい同意見なんだけどさ、アーコいるだろ?」

*アーコ:装甲巡洋艦「浅間」のこと

瑞鶴@:「……まさか、別の色の艦載機が飛んできた、って話じゃないわよね?」

磐手:「いんや、そうじゃない…いや、そうなのか?」

比叡@:「ふーん、あんこが何か?」そもそもそんな愛称知らないはず!

瑞鶴@:「……え、まさかちゃんと聞いてないの?」

磐手:「まっいいや、アーコの奴がさ、表向きは…いや、裏もなんだけどさ、ドジやらかして入院中ってことになってんだが…あたしら教官連中で縄張りを夜やってた時に見たらしいんだよ」

*縄張り=翌日の訓練海域の確認等々

瑞鶴@:「艦載機を?」

比叡@:「ふーん」

磐手:「あぁ、そうらしい。で、その艦載機。明らかに艦娘のモジュールに見えたというわけだ」

瑞鶴@:「話はまだ確定してないけど……ソレにやられたってわけ?」

磐手:「まぁ……なんだ。戦爆連合を一人で狩りつくしたらしい」

比叡@:「わざわざあんこをつぶしてなんて…艦娘でも許せないよね!」

磐手:「で、あたしらに報告する段になって階段でこけるっていう…まぁいつものことなんだがさ」

瑞鶴@:「あー……はいはい。で、その話は……本題と何の関係性が?」

磐手:「そうそう。それでだ」

比叡@:「わかった、つまり探偵ごっこをして犯人を探すよね!」

磐手:「まっ、そういこったな!」(ははっ

 

磐手:「こほん。実はな、姉貴から上海を出航したある船を見張るよう頼まれてたんだ」

比叡@:「そいつが犯人?」

磐手:「分からん」

瑞鶴@:「護衛?」

磐手:「っていうと何だ?」

瑞鶴@:「いや、ただ、ここ数か月はいろんなところが警戒心強くなってる気がするだけ。今回の『依頼』も、その一つなのかも、って思っただけよ」

磐手:「取りあえず違う。っつーか、どっかなぁ…こっちはまだ、そこまでだろな」

比叡@:「このまま乗り込んで捜査するんじゃないの?」

磐手:「まぁ、話聞け。まず、アンタらへの任務を明らかにしておくとだな。この艦載機ってのがなんなのか、これを明らかにしてほしいわけよ」

瑞鶴@:「ん、りょーかい」

比叡@:「りょーかい!」

磐手:「んで、一応関係あんのか分からないが、これの前後で上海から「怪しい船」っつうのがあった。これにも注意してくれ」

瑞鶴@:「はーいはい。引き受けましたっと」

磐手:「確か、しばらく神戸港に停泊しているらしいからこっちは後回しでもいいぞ」

比叡@:「怪しい船ね…」

磐手:「繰り返しだけど、一番あたしらにとって困ってるのは艦載機の件だ。こいつが一体どっから降ってわいたかわからん上に、そもそも姿を見たのがアーコ一人って状態だからいよいよ正体不明だ。こいつで広島か大阪・神戸でも焼かれてみろ? 呉鎮守府はムダ金をつかってやがると喚かれるだろうからなぁ」

瑞鶴@:「うわぁ……それは確かに危険ね(別にココがどうなってもいいけど……一応『生きるため』だけにいるようなもんだし)」

比叡@:「うっ…そうね、そうするよ」

瑞鶴@:「あ、そうそう。一応聞くけど、場所の目星とかついてる? なかったらこっちで探すしかないけどさ」

磐手:「まぁ、目星っつか…半分賭けなんだがさ」

比叡@:「それでも無いよりマシよね、教えてくれる?」

磐手:「先に話した不審船あったろ?あれの積荷が京都に運ばれるらしいだよ」

瑞鶴@:「……どういうこと? 『不審船』があるのに『その積み荷』って……?」

磐手:「あーわりぃ」

比叡@:「輸送船ってこと?」

磐手:「不審船ってのは輸送船なんだよ。で、そいつが上海を出航した際のデータは持ってるってわけだな」

比叡@:「それじゃあ不審じゃなくなるじゃない?」

磐手:「当局に出している積荷についての情報が、嘘で固められていたら…どうだ?」

瑞鶴@:「で、実態は分からない……と」

磐手:「あぁ、そういうこったな。少なくとも、資料で『穀物』って書いてるやつは嘘らしいからな」

比叡@:「そうね…でもその積荷は京都へ行くなら舞鶴の人も巻き込んでよー」

磐手:「そうなんだよなー 京都は舞鶴の奴らの管轄だからなぁ」

瑞鶴@:「まぁいいわ……情報どうもっと。とりあえず成功したら報酬いただくからね?」

磐手:「ん? 何が欲しい?」

瑞鶴@:「普通、『依頼』をするのも『報酬』をあげるのも『お金』だと思わない? 地獄の沙汰も金次第って言うじゃない。まぁ私はそこまで金の亡者になりたくないけど」

磐手:「なぁ、ずいずい。そんなの当たり前だろ?それ以外に何か欲しくないか?って聞いてんだが」

比叡@:「瑞鶴さんはお金で何を買うの?買えられる物なら直接それがほしいって言えばいいと思うわ」

瑞鶴@:「特にないわ(ぶっちゃけ、生きるのにいろんなの必要であってほとんどが不必要だし)」

比叡@:「ふーん…おかしい瑞鶴さん」

瑞鶴@:「はいはい。おかしいのは自覚してますっと(昔も今も……そして未来も『おかしい』のが私だし)」>比叡

磐手:「まっ…なら『いつも通り金』ってことだな。ヒィちゃんはラムネでよかっただろ?」

比叡@:「うっ…そうよ、私の大好物、ラムネを頂くわよ!」

磐手:「おいおい、冗談だって」

比叡@:「もう、からかわないでよ!」

瑞鶴@:「……クックク……」(笑ってる

磐手:「はいはい、何かパフェでも奢るからさ」

比叡@:大変喜んだ模様

磐手:「そういや、彼奴はいま舞鶴だったか」

瑞鶴@:「……うん?」

比叡@:「誰?」

磐手:「お前ら、一応アタシの教え子が向こうにいるからさ。案内させるから」

比叡@:「磐手さんの教え子…楽しみにしているわ!」

瑞鶴@:「あー、はい。了解っと」

磐手:「山部元親って奴でな、いやー結構中性的な顔立ちしててなぁ…(くっくっく)」

比叡@:ちかこさん!

磐手:「まー、そいつに回収してもらったり案内してもらえ」

瑞鶴@:「ふーん……協力者ってところね。分かった。その人に会いに行ってみるわ」

磐手:「そういうこった、ま。アタシからは以上かな。」

瑞鶴@:「私も特になし。報酬くれればそれなりの成果はやってみせるから」

磐手:「無事に帰ってこいよー」

比叡@:「当然よ!高速戦艦に乗ってると思って安心しなさい!」(無言で親指を立ってる(ドヤァ…

 

瑞鶴@:「はーいはいりょーかーい」>無事に

磐手:「ずいずい、もうちょい心込めてくれてもいいんじゃないかねぇー」

瑞鶴@:「じゃあ…… 無事に、帰ってきますわよ?」

磐手:「ったくもー」(ずいずいとヒィちゃんをハグ)

瑞鶴@:「うわった……!?」

比叡@:「な、何よ…」

磐手:「なんつーか、お前らのこと気にってんだーかーらーなー」(がしがしっと二人の頭をなでる)

 

磐手:「ごほん」(真剣な顔になる)

 

磐手:「呉鎮守府司令の名代として下令する。艦娘瑞鶴、及び比叡はこれより『特務』につき、帝国防衛のための有益なる情報を獲得すべく行動すべし。以上」

比叡@:「はい!」

瑞鶴@:「了解」

磐手:「ってことで、行ってこい」(にやりとしながら敬礼

 



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冷泉誘拐事件

記号・用語説明

[名前]:「[キャラの台詞]」 or [名前]:[メタ的視点の台詞] として書かれています。


GM:ゲームマスターのこと。TRPGに於けるゲームの司会進行役で、またゲームの審判役を務める参加者。投稿者はこの役目を務めている。
セッション:参加者が集まり、解散するまでの一回のゲームプレイをさす。
ダイス判定:サイコロを振ってランダムで物事を決めたことを示す。
パッシブ・アクティブ:プレイヤー達に受動的に起きるイベントと、能動的に起こすイベントの事。
任務:セッション内でプレイヤーがこなすべき課題。
nd6:六面体のサイコロをn個振ることを意味する。


GM:さて。全員合流?したということで。始めていきましょう

 

19CH年 8/4 09:30

呉組との合流やらなんやらで一日を費やしたのち、京大にやってきます。

三日月@:「はわぁー、おっきな艦娘の方がお二人もです。お世話とトンボ取りはお任せください!」てばぁ

青葉@:「どもー。よろしくおねがいします!」名刺を渡す

舞風@:「これはもう主力艦隊だね! お二人ともよっろしくー!」

瑞鶴@:「んー……まぁ、適当によろしくね」

比叡@:「あ、あなたたちも艦娘?」ちょっと瑞鶴の後に隠れた形で

青葉@:「はい!副業で艦娘やってます!」

山部中尉@:「副業なんですか…」

瑞鶴@:「副業……ねぇ」

比叡@:「副業?じゃあ本業は何ですか?」

青葉@:「記者ですよ記者!」

三日月@:「青葉さんの新聞はとっても面白いんですよ!菊月もよく読んでます!」

瑞鶴@:「そうなんだ……?(こりゃ、あんまし関わりたくない職業だ……)」

三日月@:「私たちが知りたいことが書いてありますし、黒塗りとかもないですし。」

*なぜすみ塗りについて三日月が知っているかは不明。

三日月@:「なにより、漢字にふりがながあって読みやすいです!!」

比叡@:「記者!ジャーナリストですね!でも記者が艦娘をやっているなんで本当に珍しいよね!」

舞風@:「後でみんなで集合写真取ろうねっ」

瑞鶴@:「えぇ!? 必要ないでしょ!?」

 

GM:ワイワイがやがやと京大に来ますと、所謂イカキョウが大量にいますがとりま放置

青葉@:「ここが京大!噂通りですね!」

学生A:「………静とは、なんであるのか」(コップに注いだ水とご対面中

三日月@:「はぁー、落ち着いた雰囲気のいいところですー。」

舞風@:「なんだか、いるだけで頭が良くなりそうな感じ……!」

学生B:「今こそ、女性にも大学は開かれるべきなのだ!」

三日月@:「サフラゲットさんなんですか!私も応援してます!」to 学生B  ぶんぶんと青い靴下をふん回します。

学生C:「で、お前立命館での講義受けに行くん?」

GM:みたいな感じで学生がワイワイとしゃべっているこの頃。

比叡@:「? ここの人なんだか変にカッコつけていない?」

青葉@:「京大ですからね!」

GM:ちょうど現在、冷泉の講義が開かれています。

青葉@:ほうほう。

舞風@:ちゃんと公人としての仕事が冷泉博士に務まるのかな……

青葉@:スイッチ入らなきゃ大丈夫でしょう

三日月@:「講義!…のぉとのぉとー!」近くの文房具屋さんでノートとペンを買っときます。

瑞鶴@:「あーもーこらー。はしゃがないー」

三日月@:「わふん。」瑞鶴さんに押さえられてます

GM:社会科見学的な感じで五人を、八意教授が気晴らしかねてあっちこっち案内してくれます。

八意教授:「知的好奇心、大いに結構。」

三日月@:「や、ややや八意せんせー!」

八意教授:「私から言わせてもらえば、人間の脳は男女で働きはだいぶ異なる」

舞風@:「そういえば、男の人の艦娘っていないね?」

青葉@:「ふむふむ。」<メモメモ

八意教授:「あぁ、それはだな。 富国強兵というスローガンがあっただろ」

比叡@:「そうだけど?」

八意教授:「その時点から男女の住み分けが政府の手によって図られたわけだが~(云々)」

三日月@:「ふむふむ。」かきかき

GM:と、まぁ概略を語られながら見回る。 で、一つの講堂に到着する

八意教授:「まっ、私の案内はここまでだな」(時計チラリ

舞風@:「お忙しいところ、ありがとうございましたっ」ぺこり

八意教授:「何かあったら云ってみてくれたなら考慮しよう、私は研究に戻らせてもらう」

青葉@:「ありがとうございました!」礼

瑞鶴@:「まぁ、何かあったらね」

GM:で、その講堂では冷泉が講義しているわけですが。

冷泉研究員:「故に試料A・Bとの反応及びEから類推されるのは交換神経上において、本物質が対象組織に対して云々」

GM:と、纏めに入ってる感じ。

三日月@:「ぽかーん」口半開きで聞いてます。

ユカリ:(冷泉の講義内容をノートに記録しているが、男しかいない講堂の中で美少女一人という状況のためもの凄く目立っている。

舞風@:「お、おーぅ。いっつあかでみー」ボソボソ

三日月@:「あかでみー!!」ボソボソ

青葉@:参加してるのかよ!w

舞風@:ユカリが目立つってことは私たちも目立ってるな

三日月@:たぶん教室の後ろの方で立って待ってます。

GM:後ろなら目立たないでしょうね

青葉@:まあ、この時代だとそもそも女性そんなに居ないですしね

GM:そもそも、大学に女子はほとんどいけない。

瑞鶴@:せやな

学生D:「おい…今日はどうするさ」

学生F:「この数ヶ月の連敗、今日こそ止めてみせる」

学生E:「馬鹿野郎、お前ら…単位落とされるぞ、マジで」

学生D:「今日こそ、一緒にお食事でも…」

学生E:「…アカン、こいつらアカン…」(頭抱え

舞風@:おお、健全な男子諸君……頑張れ……

三日月@:若いエナジー

青葉@:まあダメだろうけどなw

冷泉研究員:「また、実験事実として説明できるのは試薬の滴定量から許容可能な電子モルは云々  以上を踏まえ、諸君のレポートを書き直してくれたまえ。本日の授業はこれでしまいだ。」

 

GM:チャイムがなり、冷泉とユカリが連れ合って廊下に出る。一方生徒たちはがやがやと騒がしくなり、皆さんの存在に気が付く

学生D:「…もしかして、ユカリさんはだめでも…彼女たちなら…?」

瑞鶴@:お前らは何を考えているんだ(

学生E:「誰だ…こんな飢えた野獣どもの前に美少女をならべやがったのは…?!」

瑞鶴@:「あ、なんか噂されてる?(うざい)」

三日月@:「あの…私たち、冷泉先生に会いに来てて…。」おろおろ

青葉@:「お、注目されてますね!」

学生D・F:「(女の子が一杯だぁ…)」

舞風@:「美少女だって。なんだか照れちゃうね?」ボソボソ

三日月@:「はわぁー、化粧してないのにぃー。」

学生E(榎木):「はぁ… えっと、何かお嬢さんがたは御用で?」

三日月@:「えぇーっと…。私たち、艦娘なんです。」

学生E(榎木):「何もないなら、こんな危険地域はとっとと抜け出ることをお勧めしますよ」

三日月@:「それで、八意先生と冷泉先生に会いに来たんですけど…。授業してたから待ってました…。」

学生E(榎木):「あー、そうでしたか。」

青葉@:「あとは真実の探求ですかね!」

学生E(榎木):「お二方も、医学部棟の三階で研究なされると思いますよ。もっとも、冷泉客員教授は…あの女の子の件があっていらっしゃらないかもしれませんが…」(ちらっと後ろを見る

三日月@:「あの女の子って?」首をかしげます

学生D・F:「ユカリちゃんのことだな!」

三日月@:「はぅっ!」

学生E(榎木):「お前ら…落ち着け!」(びしっ

舞風@:「ユカリちゃん、こんな大っぴらに連れ回して大丈夫なのかなぁ……」ボソボソ

青葉@:「むしろ大っぴらに連れ回した方が安全ということもありますね。」

学生E(榎木):「…まぁ、終始こんなもんでして。今年の春に着任なさって以来の、我々医学生の目の保養ではありますが…」

三日月@:「『着任』なんですか?」

舞風@:「なるほど……注目を集めてれば迂闊に手出しもできないってやつだね」ボソボソ

学生D・F:「「お前は黙れ!この彼女持ちがああああ!」」(絶叫

学生E(榎木):「うっせえぞおお、こんちきしょ! ごほん、まぁ…なんといいますか。八意教授が招いた形だそうですよ」

瑞鶴@:「……特にないなら、どっちかに行くしかないよね(正直、コイツらウザイし)」

青葉@:「ほうほう。講義なども受け持っているようですが、どうですか?」<招いた

三日月@:「客員研究員、って感じなんですか。へぇー。」

比叡@:「お兄さんたち、子供っぽいな…」

学生E(榎木):「まぁ、授業は中々に辛辣ですがね…」(苦笑い

青葉@:「きびしめと。」めもめも

学生E(榎木):「今日の授業なんて、実験データの観測法とか舐めたこと言っといて、結局神経学の講義というブツでしたから…」

三日月@:「うーん…。理論も実験もできる両手利きさんなんですねぇー。 ねぇね?」と学生Dさんに近づきます。

学生D:「お、おう!」(にまり

三日月@:「冷泉先生と、ユカリちゃん、どっちのほうが、この大学に来てみんなに気にされてる感じなんですか?」

学生D:「そりゃユカリちゃんにきまってんだろ? そりゃ、あんなもやし男が好きな野郎がいるかもしれんがさ」

三日月@:「はぇー、大人気さんです!」(このままほっとくと三日月さんは次の授業まで学生さんと話し込んじゃいます!

青葉@:がんばれ!w 瑞鶴@:頑張るんダッー!

*GMとしては迷走を煽っているようにしか見えなかったが…うむ。

山部中尉@:「…ユカリさんの注目度が高いことはありがたいことですね…」

瑞鶴@:「まぁどうでもいいけど、そろそろ本題に目を向けたら?」

三日月@:「本題って、なんでしたっけ!榎木さんの彼女さんの話のことしか考えてませんでした!」

学生E(榎木):「いやー、美智香っていってさー」(デレデレ

三日月@:「どんなお洋服着てるの?」

舞風@:「忙しいみたいだけど、研究棟にお邪魔しても大丈夫かなー?」ボソボソ

三日月@:「この頃はやりのアヴァンギャルドな感じかなぁ?」

学生E(榎木):「瀟洒な洋服来ててさ、ほんっときれいでさぁ」

学生's:(殺気立った目線をぶつける

三日月@:「へぇー、お上品そうだねー。音楽やってたりするのかなあ?私、フルートが好きなんだー。」

学生E(榎木):「お琴が上手でさ」

三日月@:「すごいすごい!あれって難しいらしいんだよぉー。 その子、おんなじ大学生なのかな?」

学生E(榎木):「……それが違うんだなぁ…ぜひ聞かせてやりたいなー、もう…それは天の妙なるともでさっ」

三日月@:「はわぁー、お嬢様なんですねー!」

GM:ってな訳で三日月と榎木君のコイバナが続いている中、事態が動きます

青葉@:惚気話だこれ!w 瑞鶴@:興味ないね

*興味ないなら止めろよ!

GM:榎木君は次の講義があるからと去っていきます。道中で男仲間にどやされていますが、まぁ気にしない。で、棟から出て、どう動くかで話していると遠くにあんまりよろしくなさげな光景が。ユカリが一人で地面に散乱したプリントを拾っています。若干、服がぼろっと成っています

瑞鶴@:いじめられたか

舞風@:男どもが「お嬢さん、こちらを!」「僕も拾いました、はい!」「どうぞ! これで全部ですか?」的な具合に群がってきたりしてないかな。してないなら助けてあげなきゃ

GM:あー、周りに人影はありません。

青葉@:じゃあダッシュで向かいましょう! 比叡@:じゃあ助けに行くか

ユカリ:「………」(目が虚ろ

山部中尉@:「…ゆ、ユカリさん! ど、どうしたのですか?」

比叡@:「う…ねぇ、何があったの?大丈夫?」

瑞鶴@:「どしたのよこんなとこで」(拾いながら

三日月@:「はわわわわ、ユカリちゃんだいじょうぶですか、モンスターでも出ましたか!?」

舞風@:「………いそいそ」皆が駆け寄ってくれたのでプリント拾う方へ

GM:あー、一応皆さん判定よろしくお願いします。個性判定「読書」です 複写のレベルをボーナスでどうぞ

ユカリ:「……まさはるさんが…まさはるさんが…」

 

比叡@: 成功 三日月@: 成功 青葉@:成功 瑞鶴@:失敗 舞風@:失敗

GM:ではでは、成功した皆さんは拾っているテキストの中身がわかります。 明らかにさっきの授業内容について筆記された文書と、専門的内容でよくわかりませんが冷泉の研究内容っぽいもののレポートですね

舞風@:判定には失敗したから内容自体はちんぷんかんぷんだ

瑞鶴@:←そもそも興味なさそうだし

舞風@:「マサハルさん? 冷泉博士がどうかしたの?」

ユカリ:「……消えちゃった…」(呆然と

三日月@:「え、えぇえええー!」

青葉@:「消えた?冷泉博士がです?」

ユカリ:「…デッドセル、彼女…かつみが…また襲ってきて…」

青葉@:「ふむふむ。」

瑞鶴@:「また……って、どういうことよ」

三日月@:「なんか、お家にも来たみたいなんです!」

ユカリ:「優華さんに、逃げてもらって…」

青葉@:「どうぞ!」青葉メモを渡す(ログ参照)>瑞鶴

ユカリ:「棟で合流しよって…いったのに…」

舞風@:「……もしかしなくても物凄くマズい状況?」

青葉@:「なるほど。消えたというのは?」

瑞鶴@:←そもそもその時いないし……(震え

*諸事情故である。

ユカリ:「わたし…わたし……どうしたら…いいの…」

青葉@:「探しましょう!」

瑞鶴@:「即答!?(やっぱこうなるか……)」

山部中尉@:「冷泉研究員を…早く見つけなければ…」

三日月@:「あわわわ、けーさつに相談をー。」

青葉@:「聞き込みですよ聞き込み!」

山部中尉@:「…警察は、小官が動かしましょう。皆さんは…とにかくユカリさんをお願いします!」

舞風@:「了解しましたっ」

瑞鶴@:「はいはいー。追加分はきっちりもらうからね」

青葉@:「了解しました!一緒に探しましょう!」>ゆかりん

三日月@:はーい

青葉@:と言うかユカリンが涙ながらにお願い、っていったら偉い勢いの学生が動くんじゃ

GM:…それ、やったらもう…トループ扱いの学生軍団が…w

瑞鶴@:授業中だからそんな暇ありません

青葉@:そ言うわけで手がかり探しますよ!ますよ!

GM:では…まず合流組の感情獲得は…双方でしたっけ?

青葉@:その認識でーす

GM:では、双方で獲得お願いします。

瑞鶴@:はいよー

GM:ここでシーン表を交換し、任務を更新します。メイン任務:下手人の捕縛 サブ任務:ユカリのケア

青葉@:はーい

GM:呉組メイン任務 謎の艦載機についての探り

比叡@:浅間を攻撃した艦載機のことね

青葉@:さて、誰行きますかね

GM:後半戦ですが…さて、皆さんどう動く?

青葉@:まずは手がかりを探しますよ!ますよ!

GM:どうぞ!

舞風@:大学にしろ警察にしろ協力を仰ぐにはなんと説明すればよいやら……

青葉@:聞き込み調査です。デッセルと冷泉と両方かなぁ

三日月@:おおー

青葉@:人を攫うにしても目立ちますしデセルはそっちはそっちで目立ちますし。この場合アクティブだと思いますが 指定はどうすれば良いんだろうw

GM:指定できなきゃ…まぁ、あきらめろ ってところやね。

舞風@:デッドセルを擁する勢力について今のところ何の情報もないからねぇ

青葉@:うーん。

GM:一応、陸軍の4or16師団 とか 萩子 とか 舞鎮司令 とか 手はなくもない

青葉@:もしくはユカリンのケアを優先するか? 日和るならパッシブですけど。

GM:GMからの提案、e2をふってみないか?

青葉@:その場合はパッシブ残ってる人どうぞ

三日月@:私がパッシブします e2

ダイス判定:ランダムイベント表:後半(5[5]) → 仇し野 那須鹿子

青葉@:なんだろこれ。

GM:京都には平安からの墓場がありまして。仇し野はその有名な墓場の片割れです。まぁ…進めよっか。

三日月@:どうぞどうぞー

 

冷泉が消失したって事態やら、呉組との合同捜査やらでテンヤワンヤ状態のチーム。山部中尉のSOSに応じるかのように、扇矢少佐が様子を見に来る

青葉@:ほむほむ。 あ、そうそう。消えたって言うのは合流場所に来なかったって意味で良いのよね?

GM:そうですね

青葉@:りょうかーい

GM:あと、事態的に失踪なのか、それとも、誘拐なのか(ユカリン的には明らかだが) って思われてますね

三日月@:えーと、私はどうすればいいんでしょうー?

扇矢少佐:「で…冷泉研究員は暫定誘拐として、呉の二人はいったい何を探してるのかしら。」

瑞鶴@:「ん、あ、えーっと……(以下省略」

比叡@:「まずは謎の艦載機よね?」瑞鶴に確認する

瑞鶴@:「まぁそんな感じ」と、こんな風に会話広げつつ

扇矢少佐:「…はぁ…なんだか、嫌な予感しかしないのだけれど」

青葉@:「ほうほう。謎の艦載機!」

舞風@:「それに秘密の積み荷……」

比叡@:「舞鶴もなんだか変な雰囲気になったみたいけど、出来ればこっちも手伝ってよね、多分私たち呉だけのことじゃないし。私たちも舞鶴のこと手伝うよ?」

青葉@:「いいですね。謎が謎を呼ぶ展開です!」

瑞鶴@:「(ったく……タダ働きは嫌なんだけど)」

青葉@:「こっちは冷泉さんを探しますね!」

扇矢少佐:「はぁ…そうね。兎に角…船に関してはこっちも調べてみるわ。で、その代わり呉の二人もこっちに協力する。それでいいでしょ?」

瑞鶴@:「それでいいけど、きっちりやってちょーだい。あと報酬もよろしく」

扇矢少佐:「支払いは呉から貰いなさい」

三日月@:「お茶ができましたよー。宇治のおいしい緑茶ですよー。」とお盆にお茶を載せて登場です。

舞風@:「ね、ねぇ。デッドセルって、冷泉博士が上海で研究してたやつのその……あれだよね」

扇矢少佐:「あれっていうと、何かしら」

三日月@:「はい、お茶菓子には金平糖です!扇矢さん、遠路はるばるありがとうございますー。」

扇矢少佐:「遠路って程でもないのだけれどね… 私も京都で動いてるのだから」

青葉@:「しかし、なんで今なんでしょうねぇ。」

三日月@:「え、どういうことですか?青葉さんがいう『なんで今』っていうのは、冷泉研究員さんは前からいたのに、なにが引き金になったのかー、ってこと?」

舞風@:「上手く言葉にならないんだけど……怪しい積み荷を載せた輸送船が神戸についたのって、いつかなって」

三日月@:ずずー「怪しい積荷…。」

青葉@:「そう言うことですよ。」<何が~

三日月@:「青葉さんは頭が良いです!それって大切なことって気がします!」

瑞鶴@:「……関連性は、ないとは言えないわね」

青葉@:「デセルちゃんにしろ、冷泉さん誘拐にしろ、今、動いた理由って何でしょうね。」

扇矢少佐:「……」(考える仕草

三日月@:「ドミノ倒しみたいに…。偶然、最初の事件が起きて。まーったく関係ないことがそれで誘発されて。それまで、なにか事件が起きそう、だけど起きない、ってエネルギーが溜まってたところがいくつもあって、それらが連鎖爆発しちゃったみたいな…。」

比叡@:「積荷はたぶん…あなた達が捜査していた事件に関連するなんじゃない?」お茶を呑んで一瞬顰めて金平糖をかりかり

三日月@:比叡さんをちらっと見ます。(………むむ。)

青葉@:「うーん…そういえば、冷泉さんやゆかりちゃんも元はあっちにいたんでしたっけ。」

三日月@:「あっち?」

扇矢少佐:「そうね… もともと彼らは大陸、満州にいたわね。」

三日月@:「へぇー、満州って大学あったけど、そこにいたの?」

比叡@:「…話がいきなり大きくなってわけわかんないわ」

青葉@:「つまりデセルちゃんも向こうにいたんですよね。」

三日月@:「こんな便利な京都を離れてあんな寒い所にいくなんて、なんでなのかなぁ。」

 

扇矢少佐:「そうね、単純化しましょう。まず、私は右翼について知りたい。舞鶴の子たちにはこの件で依頼をしたはずよね。一方で、呉の二人は謎の艦載機について知りたい。ここまでいいわよね」

青葉@:「そうですね。」

比叡@:うなずく

扇矢少佐:「で、何が理由なのかはわからないけど冷泉研究員が、恐らく浚われた」

三日月@:「しかも、ツーアテンプトです、ツーアテンプト! なおかつ、わざわざデセルちゃんを使っています。」びしっ

扇矢少佐:「冷たい云いようにはなるのだけれど、正直な話、冷泉研究員の捜索は二の次でいいんじゃないかしら」

三日月@:「え、なんでですか! あんなにゆかりちゃん困っちゃってるのに!」

青葉@:「うーん、確かにすぐにどうこうされる気はしないんですけどね。」

舞風@:「…………」(思案顔でうーんうーんと唸り中)

三日月@:「でも、デセルちゃん、なにやるかわかんないです。あの子、他の女の子を殴るんですよ!?あぶないです!」

扇矢少佐:「あなたは殴られたのかしら?」

三日月@:「ううん、私は殴られてないよ。」

瑞鶴@:「(偽善者ぶりやがって)」>三日月に思ったこと

青葉@:「青葉的にはそのデセルちゃんに必要だから攫ったと思うんですよ。」

扇矢少佐:「…ふむ」

三日月@:「冷泉さん、なんでさらわれちゃったんでしょう…。」

青葉@:「まず、冷泉さんそのものが必要じゃないと誘拐とか面倒くさい手段取りませんよね?」

瑞鶴@:「まぁいいわ。とにかくこっちはこっちで協力させつつされられつつ、私はこいつらのサポートさせてもらうわ」

比叡@:「ふーん…これはあれよね?ツンデレっていうやつ!」

扇矢少佐:「頼むわ」(時計を気にする)

三日月@:「………あ。」

青葉@:「それで、たぶんですけど、ユカリさんとえー、同族?のデセルちゃんを向こうは握ってます。必然的にデセルちゃんに1番詳しいのも冷泉さんという事じゃないでしょうか。」

三日月@:「えーっと、ちょっと聞いていいですか?ユカリさんが使う艤装って、私たちのと似てる?あの謎の艦載機って、誰の艦載機なのかなあ? 瑞鶴さんが使うような艦載機と、ヲ級が使うような艦載機とどう違うの?」

瑞鶴@:「それが出来たらこんな苦労はしてないわよ。少なくても『誰かの』であって私のじゃないし」>艦載機

比叡@:「分からないから謎の艦載機よ!」

三日月@:「デセルちゃんって、艦載機出せるのかなあ。 あるいは、緑の人とか赤の人とか?」

舞風@:ユカリちゃんの艦娘としての規格は、旧式の駆逐艦でいいんですよね?

*応えられなかったものの、規格は重巡洋艦である。

三日月@:「世の中には、本物の艦載機と、艦娘の艦載機と、深海棲艦の艦載機しかありません!なのに、そのどれでもない艦載機が出ています。」

青葉@:「まあ、あれですよ。デセルちゃんを確保してここまで独自研究進めてきたけど行き詰まったから」

青葉@:「よっしゃいっちょ研究者かっ攫ってくるかとかそんなノリだったのでは?」

三日月@:「なおかつ今、生まれながらの人間と、艦娘と、深海棲艦しかいないはずなのに、ユカリちゃんデセルちゃんが生まれてます。」

瑞鶴@:「……それを『分からない』って言ってるでしょ。全く……」>三つの艦載機

三日月@:「むぅー、瑞鶴さんがわからないなら、わからないのかなー?」

扇矢少佐:「待ちなさい」

三日月@:「青葉さんが言うことが正しいなら…、デセルちゃんをたまたま捕まえちゃった人たちがいて。」

青葉@:「なんでしょう?」<待ちなさい

扇矢少佐:「ユカリは少なくとも、それらで分類するならば一応は人間よ?」

三日月@:「あぇ、そうなんですか。じゃあ、私たちとおんなじなのかな?」

扇矢少佐:「証言を聞いている限りだと、デッドセルはユカリと同じ、つまりそういうこと」

青葉@:「輸送船と艦載機とデセルちゃんが繋がるようで繋がらないんですよねぇ」

 

 

青葉@:クローン人間ではあるけどカテゴリとしては人間(艦娘)ってことよね。クローンとか一般的じゃないからPCは知らんだろうけどw

*イグザクトリー

 

三日月@:「ユカリちゃんが使ってる艦載機って、艦娘のとは違うの?」と扇矢さんに

扇矢少佐:「そうね…大東亜重工の独自産物ってだけで普通に、他の艦娘でも運用は可能なはずよ?」

三日月@:「大東亜重工製だと見た目が違ったり、それ以上に、性能が違ったりするんですか?」

扇矢少佐:「もっとも冷泉がワンオブ化とかしてそうだから個性が強そうだけれどね」

三日月@:「謎の艦載機さんって、1機ですごく強かったんですよね?」

扇矢少佐:「聞く話じゃ、巡洋艦艦娘で十分迎撃しているみたいなのだけれどね」

*むしろスゴく強いのは迎撃した艦娘である。

三日月@:「そんなに強いわけでもなかったんですか。」

瑞鶴@:「というかあれ、怪我してるけど結構マヌケな理由だから気にしない方がいいわ」

三日月@:「あ、そうなんですか…。じゃあ…いまのとこ、正直、どうでもいいかなあ…。」

青葉@:「どっかそんな感じのコンセプトの研究したりしてます?」

扇矢少佐:「そうね…どこの研究所でもやろうとはしてそうなのが怖いところなのだけれどね…」

青葉@:……あれ?夜?

GM:夜間ですね >来襲

三日月@:「艦載機さんについては、2度目の空襲がありそうです。ただ迎撃ができてるんなら、脅威度は低いです。から…。」

青葉@:「比叡さん、瑞鶴さん先ほど(説明された導入)の話なのですけど。」

瑞鶴@:……ん、ちょっとまった

青葉@:「『夜』ですか?艦載機飛んでたの。」

瑞鶴@:あれ、艦載機って普通夜間じゃとばなくね?

三日月@:たしかに

青葉@:夜間飛行持ってたら飛ぶけどね?w

*戦術アビリティ:夜間飛行である。 本家でもACでも本来は飛ばない

扇矢少佐:「そう書いてあるからそうじゃないのかしら」

三日月@:「そういえばそうですが、陸上機なら普通に飛ばしてる妖精さんも多いです。」

瑞鶴@:「それ、今の話を聞いてて今更ながら気づいたけど」>艦載機

比叡@:「そういえばそうですね…」

三日月@:「どうやってどこに着陸したんでしょう…。」

青葉@:「可能性1。『そういう』研究だった。」ぴっと指を伸ばして

三日月@:「そうです、夜に着艦なんて、聞いたことないです!」

瑞鶴@:「相手が『その可能性』を持った何か、って考えることができる」

比叡@:「夜に飛ばせる艦載機は別に不可能じゃないですけど…」

扇矢少佐:「可能性2は艦載機ってのがそもそもの間違えとかかしらね」

青葉@:「そうですね、似て非なる何か、という事もあり得ます。」

三日月@:「えーっと、私、まったくよくわかんないんですけど…。その艦載機って、何のために来たんですか?」

扇矢少佐:「浅間さんを攻撃したってことは、敵性だと判断するしかないのだけれど。」

三日月@:「けっきょく効力がなかった、ということが気になります。」

扇矢少佐:「そもそも、夜間での奇襲だったから方角不明。全機撃墜だから、帰還しただろう方面も不明」

瑞鶴@:「……攻撃したってことは『その海域の索敵』のこともあるから一概にそうとは言えない」

三日月@:「何がしたかったんでしょう?」

青葉@:「そもそも、攻撃したものとそのあと確認されたものも同一個体とは限りませんよね?」

三日月@:「むぅー、こんがらがってきました…。」ぷしゅー

青葉@:「……実験、っぽいんですよねぇ。」

比叡@:「艦載機が犯人じゃないなの…?」

青葉@:「しかも、やっぱり艦載機とデセルちゃんは繋がらないんですよね。」時期が同じぐらい、かなぁ共通点。

舞風@:「謎の艦載機、謎の輸送船、謎の誘拐……うーん」

三日月@:「で、謎の右翼、です!」

青葉@:「謎ばかりですね!」

扇矢少佐:「まずは戦力の集中投下ってところかしら」

三日月@:「そうです、まずは冷泉研究員を探しましょう!」

扇矢少佐:「一番私として困るのは、この誘拐に右翼が加担していることなのだけれど」

三日月@:「その有無も、犯人を捕まえちゃえばわかっちゃいます。」

青葉@:「……えっ?違うんですか?」

扇矢少佐:「まずは、関連性の是非。次に冷泉研究員の身柄の順で探ってもらえるかしら」

三日月@:「…えっ。」

扇矢少佐:「…私的には、そうとしか思えないのだけれどね」

三日月@:「え、ええぇええぇえええーーー!!! そ、それはびっくりです…!! では、右翼の方々を追っかければ、冷泉さんを見つけられるんですね! よぉーし、がんばるぞー。」

青葉@:「青葉もそう思いますよ。これで無関係だったらちょっと極右を見損ないますね!」

扇矢少佐:「次に、そっちの件だけど (>呉組二人)上海からの輸送船に関しては、私も興味があるわ。そっちが右翼について動いてくれるなら私が探っておくけれどどうかしら」

三日月@:「青葉さん、どうですか?」

青葉@:「ネタとしては中々独自性があって良いですね。」

瑞鶴@:「そう……ね」

瑞鶴@:「今じゃあんまり時間ないし、そっちの方は調査などで済みそうだから不審船の件については任せるけど?」

扇矢少佐:「じゃぁ、そう言うことで頼んだわ」>瑞鶴

瑞鶴@:「それに、本来の目的と不審船『だけに』関連性があったとは思ったけど……その右翼ってのも気になるし」

三日月@:「では、それで行きましょう! 話がまとまって良かったです。扇矢さん、すっごく期待してます!よろしくお願いしますね」

扇矢少佐:「期待に応えられるといいのだけれどね」(肩をすくめて見せる

 

扇矢少佐:「……墓参りの時間もないってところね」(ぼそり

三日月@:「お墓、ですか?…すみません、お邪魔しちゃったんでしょうか…。」しょぼん

扇矢少佐:「…はぁ まぁ、いいわ。」

瑞鶴@:「ただ、こっちから報酬は『払わない』ことだけは言っておくからね。」

扇矢少佐:「えぇ。それが普通よ。じゃっ、私はこれで失礼するわ。五人とも、くれぐれも頼んだわよ」

三日月@:「ここは三日月に任せて。駆逐艦の誇り、お見せします!」

青葉@:「お任せください!」

舞風@:「よし、何はともあれ行動開始だねっ!」

GM:というわけで、萩子は神戸港へ向かいます。

 



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冷泉邸再び

記号・用語説明

[名前]:「 [キャラの台詞] 」 or [名前]:[メタ的視点の台詞] として書かれています。


GM:ゲームマスターのこと。TRPGに於けるゲームの司会進行役で、またゲームの審判役を務める参加者。投稿者はこの役目を務めている。
セッション:参加者が集まり、解散するまでの一回のゲームプレイをさす。
nd6:六面体のサイコロをn個振ることを意味する。
2d6>=N:二個ダイスを振って出た目の和がN以上かどうかを判定する。という意味。
ダイス判定:電子サイコロを振ってランダムで物事を決めたことを示す。
パッシブ・アクティブ:プレイヤー達に受動的に起きるイベントと、能動的に起こすイベントの事。



GM:では、次のシーンどうぞ

青葉@:んー、アクティブで右翼の動きっていけます?

GM:okとしましょう

青葉@:じゃあそれで

三日月@:これは期待できそう

GM:では、青葉さん。 判定を(冒頭)

青葉@:判定? えーと、その前に買い物しますね!

青葉@:物資調達ー

GM:はいな。どうぞー

青葉さんの物資調達によって出てきたのは、また高速修復剤。損傷を受けている艦娘を一気に無傷にする優れもの!(損傷している艦娘がいればねっ!!

青葉@:だからさぁw

三日月@:またや

 

GM:では改めて。<無個性判定10/技能補正 目星>

青葉@:で、目星。 2d6+1>=10

ダイス判定: (2D6+2>=10) → 7[3,4]+1 → 8 → 失敗

青葉@:ふりなおしま!

ここから四回再判定を行ったが、悉く達成値が8以下で止まってしまう。

青葉@:ところでGM。聞き込みなら折衝つかえません?

GM:…うーん。よし、許可です

青葉@:2d6+1+2>=10

ダイス判定: (2D6+1+2>=10) → 6[1,5]+1+2 → 9 → 失敗

青葉@:声援くださいー

舞風@:はーい、青葉さんがんば! +1

青葉@:やったぜ

 

GM:では、右翼の動静については以下のことが判明します。

①巨頭といわれる人物が現在京都市内で暗躍している模様。

②刃桜会と思わしき面々が京都から大阪に移動したという情報

ここまでが、基部として+きちんと成功なさったので。

③陸軍皇道派と右翼が再び連携を強化しつつあるかもしれない。

青葉@:ほう。つまり右翼が手を組んでなんかやろうとしてて……刃桜会が京都から大阪に移動っていうのは右翼から距離取ってる?

GM:②について、ですね。

青葉@:②ですね。刃桜会と右翼の関係性ってどうでしたっけ?

GM:刃桜会=大アジア主義者の連合体 つまり、右翼

三日月@:なるほどー

GM:③について、 皇道派旧首領の真崎さんが、刃桜会のバックに立っているらしいよ?*実権の有無は不明

舞風@:内ゲバか 青葉@:なの?<内ゲバ

GM:特に抗争があったわけではなさげ

舞風@:巨頭と言われる人物……偉い人なら知ってるかな

GM:①、どうも真崎さんはその巨頭って言われる人の指示で刃桜に関与している。「頭山」という翁ですね>巨頭

舞風@:なるほど、PCには見えないがPLにはいくつかのキーワードが見えている状態

青葉@:ふむ。あとはどれだけ関与があるか、を調べれば良い感じかな?

GM:そうですね、それぞれが実際問題何をやっているのかの詳細はまだわかってない感じです故

舞風@:今回の事件を抜きにして、現状の勢力図を把握しましたってところか

青葉@:あと、右翼の誰が積極的に関与させてるかも知ることが出来たと。

GM:…うん、もう一度判定願おう。<無個性判定 目標値6/折衝>

青葉@:はーい。 2d6+2>=6

ダイス判定: (2D6+2>=6) → 6[2,4]+2 → 8 → 成功

青葉@:成功です。

三日月@:おみごとー

GM:OK

舞風@:よきかなよきかな

GM:では、刃桜会自体が大阪から京都に動いたのは8/5

青葉@:ふむ。

GM:ただし、何人かが8/4の午後の段階で大阪に動いたことを知ります

青葉@:「うーん。これ、運んでませんか?」<何人かが~

三日月@:「青葉さん、ありがとうございます!これは、大阪の調査が必要ですね!」

山部中尉@:「そうですね…」

青葉@:「そうですね。今のところ状況証拠ですが…冷泉さんが大坂から見つかれば確定でしょう。」

山部中尉@:「…うーん、しかし…今の第四師団長って…皇道派ですよ…」

三日月@:「山下さんですか。」

舞風@:「陸軍と事を構えるのは嫌だなぁ……」

三日月@:「あの人、とぉっても頭が良いし、兵卒たちからも信頼されてるみたいです。」

山部中尉@:「話を聞きに行くにしても…相応の覚悟が必要そうですよ…」(びびってる

三日月@:「話せばわかる人かもしれません。協力をお願いしてみましょう?」

青葉@:「話せば判ります!」

三日月@:「そうです、話せばわかります。」

青葉@:んんー。三日月のアクティブ使うのが良いかなぁ予想できる判定的な意味で。

三日月@:私はアクティブでユカリさん慰撫しに行こうとしてましたが、それを誰かにお願いできるならばー。

GM:取りあえず、青葉さんのアクティブは終了。

 

ここでPCは今後のユカリの処遇で話し合いがもたれ、結果としてユカリはPCたちに連れ歩かれることになった。

 

ユカリ:「………お願い、します…」

GM:というわけでシーン終了。

三日月@:はーい

GM:で、次のシーンはどうしますか、ということです

青葉@:えーと、舞風さんかな?

三日月@:舞風さんだと思います

舞風@:では次はユカリちゃんの心に寄り添うシーン……アクティブで1番の宇治川を宣言でいいのかな

GM:OK、了解です。さてと、ユカリを面々に加えることになった皆さん。

ユカリ:「あの…一旦、家に戻っても…いいでしょうか」

比叡@:「いいよ?送ってあげるわよ?」

青葉@:「準備もありますしね」

ユカリ:「ありがとうございます…色々、片付けてないので…」

舞風@:「宇治だね。おっけーれっつごー!」

瑞鶴@:「はいよー。りょーかい(ったく……面倒を増やさないでほしい)」

GM:というわけで、いったん舞台は宇治、冷泉邸へ

 

 19CH 8月6日 12:30

 

舞風@:「えっと……何かお手伝いできること、ある?」

ユカリ:「地下は、優華さんの実験室なので…そこには、触らないで下さると…」

青葉@:「ふむふむ。」

舞風@:「分かったっ。男子厨房に入らず、だね!」

青葉@:地下に誰か立ち入った形跡がないかから調べましょうか

ユカリ:「はい… 色々と危険なものがありますので…」

三日月@:「じゃあ、そこはユカリちゃんにおまかせして、私は厨房に入ってますね。」腕まくりします

三日月@:特に荒らされた形跡とかはないわけですよねー

ユカリ:「あ… 済みません…お願いします」

舞風@:ぱたぱたとお片付けだ!

GM:えっとですね、家の状態を説明します

瑞鶴@:「じゃ、私は何かないか捜すから」

三日月@:はーい 青葉@:ハーイ(AA略)

GM:先ず、冷泉邸は上下三階構造

比叡@:ふむ

GM:地下:実験室、一階:リビング(和風造り) 二階:書斎やら二人の部屋やら。この内、一階は皆さんがじっくり見ても荒らされた形跡はありません。

瑞鶴@:一階はって……

比叡@:いっしょに地下室の整理をしよう!

青葉@:うろうろ。

GM:ユカリは暫く地下を整理すると云っていますが… まず、舞風さん。二階上がる?

舞風@:引き止められないなら上がるかなー、リビングは三日月ちゃんが効率よくやってくれそうだし

三日月@:地下室は入るなと言われたので入らないほうが…。

青葉@:青葉はまず庭に出てますね!

GM:あ、地下に来るならCQC判定宜しくね?

比叡@:じゃあやめとく!

瑞鶴@:地下いこうぜ(無情

GM:では、達成値どうぞ。

三日月@:地下行くのはユカリさんがいない時間にです!!←結局行く

瑞鶴@:いや、その間に散らかった形跡まで片づけられるとこっちが困るんよ(あった前提の話

三日月@:最低限、ユカリさんにバレないように入るのはマストです。

青葉@:←建物の中にいたら地下に行きそうなので外で誰か侵入した形跡とか無いか調べることにした

三日月@:あと、散らかってたらユカリさんに聞けばいいです!

瑞鶴@:ただ、『一階は荒らされてなかった』と表現されていたから地下も(上の階よりは)何もなかった可能性もある

舞風@:異状があったらユカリちゃんが報告してくれるはず

山部中尉@:ユカリがそもそも皆さんに隠し立てする必要が、現状あまりない気がするのですが…

舞風@:うむ、今は協力体制だしね

青葉@:せやで。<隠し立てする必要

瑞鶴@:因みにこの気持ちは一応言っておくと瑞鶴個人だったらの話。 PLは流石に女性の秘密を覗くほどバカではない(大汗

青葉@:何のために青葉が自重するために庭に居ると思うんですか!w

瑞鶴@:GMさーん。外観はどんな感じだったスか?

GM:外観って云うと、建物の外からの様子ですよね

瑞鶴@:そうですね

GM:基本的には前回訪れた(舞鶴組)時と変わらない感じ

瑞鶴@:……やっぱり地下になんかありそうだよ……!

青葉@:事件と関係ない範囲でなんかありそうでもあるからなw

 

GM:さてと…お待たせしました。二階の探索です。

瑞鶴@:(すでに裏でひえーがお菓子を探索してるころだな

GM:<無個性判定 目標値7/技能補正目星・探索>

舞風@:「はっ、よく考えたらここって二人の愛の巣……! キャー!」2d>=7 プラスできそうな技能は、ない!

ダイス判定: (2D6>=7) → 6[1,5] → 6 → 失敗

舞風@:誰かから声援貰えればOKか

青葉@:7なら振り直しても行けそうだけど

比叡@:じゃあ私から行くか?

舞風@:個性の発見進めたいから比叡さん感情プリーズ!

比叡@:ではおやつ探しのついでに手伝う形で+1

舞風@:というわけで達成値7でごぜえます

GM:ははは…では。まぁ…二人の愛の巣の方に関してはGMは何もいいません。

青葉@:「足跡とかありませんかねぇ」うろうろうろ

GM:で、肝心の書斎なのですが。

舞風@:ほいほい

GM:机の上は林立する資料の山となっているのですが、不自然に机の上にB4程度の隙間が空いています。

舞風@:ほう

GM:後、本棚ですが。 『LoP』として区切りの仕切りが立てられていた部分の、後1/3がごそっとない。

青葉@:LoP…?

舞風@:「むむ……これは勝手に片付けてしまわないで、ユカリちゃんに見てもらったほうがいいかも」

GM:…ユカリの地下の整理を待つでOK?

舞風@:Yes, とりあえず現場は保存する

GM:では地下のあれこれを、冷泉が困らぬように処分してきたユカリが来たという事で。

ユカリ:「…あの、何か… ありましたか…?」

舞風@:「えっとね、書斎の様子が……。見てもらったほうがいいかなって」

ユカリ:「…えっ」

舞風@:「荒らされてるわけじゃないんだけど、どうにも隙間があるような感じ?」

ユカリ:「……確かに…ここ、何が置いてあったのだろ… あと、こっちは…[Logic of Purple(LoP)]の部分が…欠けてる?」

青葉@:紫理論ですか。

*理論はTheory。ここでは原理を意味する。

舞風@:「ろじっく……何かの研究理論、かな?」

ユカリ:「人工生命の創造、それが優華さんの一大テーマ…それ関連…です」

舞風@:「うう、やっぱり持ち去られた可能性を考えなきゃ駄目かも……! ユカリちゃん、地下室は大丈夫? 派手に荒らされたりしてなかった?」

ユカリ:「地下は荒らされてませんでした…ただ…私の、私への贈り物だけが残ってて…」

舞風@:「……!」

ユカリ:「……優華さん、どこ…に…」(崩れ落ちる

舞風@:「ユカリちゃん! 大丈夫、守ってあげられなかったけど……あたし達が絶対、探し出すからね! 」

ユカリ:「……うぅ…ごめん、なさい… まきこんじゃって… 私たちには…関わらない、ほうがいいのに……」(ぐすん

舞風@:「気にしないで。そりゃ研究のこととか、偉い人達の思惑とか色々あるかもだけど……あたしたち、友達だもん。困ったときはお互い様!」

比叡@:「何言ってんの?そんなの気にしていたら最初から引き受けなかったよね?」

ユカリ:「……そういってくれるだけで、いいですから…」

比叡@:「その代わりに、もうめそめそしないで、そして私たちのことも手伝ってよ」

ユカリ:「…出来る限り、私の知ってることは…お話します。だから…」

比叡@:「それでいいの」ドヤァ

ユカリ:「(あまり、関わらないで)」

舞風@:その意向は恐らくガン無視されるであろうな……

 

舞風@:「よぉし。それじゃ気合い入れ直すために、ちょっと腹拵えしよっか」

ユカリ:「…えっ、ご飯ですか?」

舞風@:「あ! あたし寝室は覗いてないから、いちおう確認してきてね!」

三日月@:「みなさーん、スープができましたよー!」と大きな声を出します

ユカリ:「……(ぼんっ)」 (真っ赤にした顔を隠しながら、寝室にダッシュ

舞風@:ユカリちゃんには笑顔で手を振って、みかちーの配膳の手伝いに加わろう

三日月@:「こしょうが効いた、スープですよー。ビタミンたっぷりです!」

 

青葉@:ちなみに、庭とかは特に不審な足跡とかなかったです?

GM:そうっすねぇ…庭には特にないかな。

青葉@:まあ庭って言うか家の周囲ですね(うろうろしてた)  聞き込みしようかと思ったけど確か民家無かったはず…w

GM:あーでは、せやな。青葉さんは舞鶴組何で、前回の陸軍の護衛兵が伸された件知ってますよね

青葉@:ありましたね。

GM:うん、その際に詰所を教えられていたのですが。そのプレハブの詰所、今見に行ったら人気なし

青葉@:おやあ?あらされた跡もなし。ふむ。陸軍。 書き置きの類もないですか。

GM:なし。

三日月@:おおー

青葉@:確認ですね。これは正式な『命令』で居なくなった予感がします。

GM:さらに、全員に対しての判定を行います。

三日月@:にゅおっ

GM:<無個性判定 目標値12/技能補正 目星 探索>

舞風@:クリティカルか……運が良ければ何かが出てくる

三日月@:2d6 探索とかは苦手です!

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

舞風@:2d>=12 何が出るかなっ

ダイス判定: (2D6>=12) → 10[4,6] → 10 → 失敗

青葉@:2d6+1

ダイス判定: (2D6+1) → 6[3,3]+1 → 7

青葉@:舞風惜しいなぁw

三日月@:全員振ってだめだったら舞風さんに声援します?

青葉@:それでも追っつかないはず

瑞鶴@:2d6+1 無理

ダイス判定: (2D6+1) → 7[2,5]+1 → 8

比叡@:2d6>=12

ダイス判定: (2D6>=12) → 8[2,6] → 8 → 失敗

舞風@:さっき比叡さんからの声援使っちゃったから足りないのだ……

三日月@:なるほどなー

山部中尉@:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 6[2,4]+2 → 8

GM:中尉、お前もか…

青葉@:目があるのはむしろ比叡さんですねぇ(10以上)

ユカリ:2d6+1

ダイス判定: (2D6+1) → 11[5,6]+1 → 12

青葉@:ユカリんwww 舞風@:これが愛の力か 三日月@:さすがや

ユカリ:「あれ…み…皆さん!」(寝室の窓から何かを見つける

青葉@:窓に!窓に!

舞風@:「! な、何でしょうかっ」バタバタッとすっ飛んでくる

ユカリ:「あ、あれ… 誰も、飛行機をあげてません…よね…?」(と云いながら、指さす

三日月@:「ふぇ?」

青葉@:「なんですかなんですか?」指指した方にカメラを向ける

舞風@:指差した方向を注視! 向かってくるのか横切っていくのか……はてさて

GM:指さした先には、うん、飛行機が。 しかも、艦娘が使う艦載機モジュール並みのサイズです。宇治川を遡行するように低空で飛んでいきます

比叡@:「あれは…謎の艦載機!」

三日月@:「瑞鶴さん!!」

瑞鶴@:「んー……どったの?(今更ながらやってくる」

三日月@:「未確認機多数、宇治川上空、迎撃準備!」

GM:…あれ…

三日月@:10cm連装高角砲を自慢げに展開します!

GM:いえ、遡行なので

青葉@:写真撮りまーす

三日月@:低空なのかー!?

GM:むしろ、飛び去っていきます…よ?

三日月@:あれ、行っちゃうんですか

舞風@:琵琶湖方面に向かってるってことか

瑞鶴@:「あーちょっと落ち着きなさい。あれどっからどう見ても飛び去ってるわよ(……なんでここまで飛んできた?)」

三日月@:てっきり襲ってくるもんとばかり

GM:あ、それから。写真を撮るには今回は

三日月@:「え、ええー!」

青葉@:2d6+2

ダイス判定: (2D6+2) → 6[3,3]+2 → 8

青葉@:普通……!

比叡@:で、目標値はどうだった?

GM:…9のつもりでしたが、まぁ成功ってことで

舞風@:「こっちから飛び立ったのかな。それとも役目を終えて帰る途中……?」

瑞鶴@:「まぁ一応、艦載機使える身だからどうやって飛んでくるのかぐらいはある程度は分かるわよ」

三日月@:「はぇー、すごいですねー!」

比叡@:「もしかして私たちのことを偵察しに来たかもね」

三日月@:「一緒に野菜スープ食べればいいのに。」むすー

青葉@:今って夜です?

瑞鶴@:「ただ、何のために『ここまで飛んできたか』までは読み取れないけど……」

舞風@:ここに到着したのが正午……14時くらい?

青葉@:となると、別に夜を選んで飛んでるわけじゃないのねこれ。

GM:14時ぐらいかな

比叡@:「ふん、あれよね… つまりこれは私たちへの宣戦布告でしょう!」

三日月@:「せ、宣戦布告…!?た、たたたた大変ですー!」

比叡@:「こんなにわざと私たちの前に出てきたなんで、どう考えでも挑発でしょう!」

青葉@:あ、見た目はもろに艦載機でした?

ユカリ:「あれは…いえ… たぶん……陸上の、飛行機…かと」

青葉@:「陸上の?」

ユカリ:「はい…たぶん『艦載』機、ではなく…地上から発艦させるタイプではないかと…」

三日月@:「だ、だから夜間飛行してたのね…? でも、艦娘モジュールで陸上機なんて、聞いたことないです。」

青葉@:「なるほど。理屈の上では出来るかも知れないですね」

舞風@:機種は分かったりする? 偵察機なのか爆撃機なのか

ユカリ:「ぱっと見た限りでは単座、戦闘機じゃないでしょうか…」

三日月@:「すごい、すごい!ユカリちゃん、そこまでわかるんだー!」

青葉@:「私達の前に出てきた…んですかね?」

ユカリ:「私、一応…優華さんと一緒にいました、から…」(悲しい声

三日月@:「へぇー、すごいすごいー!」

瑞鶴@:「あーはいはい。感傷に浸るなら黙っててちょうだい。今ちょっと調整中」(弓矢構え

舞風@:「どこまで飛んでく気だろう。他の拠点でも捕捉できてたらいいけど……」(弓を構える瑞鶴さんを頼もしげに見つつ

瑞鶴@:で、判定するけど、どんなのでいいんスか?

GM:えっとね、仮にゼロ戦52とばしてもスピード的に追いつけない可能性が現実的には大ですが、航空戦の判定値に+2した値を目標値とします

瑞鶴@:ふーむ。目標値8か。ギリで行けるか行けないかぐらいかな。まぁ9よりは現実的かつ難しくないな ってわけで航空打撃戦で代用して目標値6+2の8

舞風@:振る価値は充分にある目標値

青葉@:ふむ。いけなかないね

瑞鶴@:2d6>=8 「とはいえ、相手もなかなかの手練れ……行けるとは全く思ってませんよ……っと!」

ダイス判定: (2D6>=8) → 10[5,5] → 10 → 成功

舞風@:ヒュー!

三日月@:「わー、ひこーき、ひこーきですよ!」と舞風さんの手を取ります。

舞風@:「緊張の一瞬だね……!」三日月ちゃんの手をぶんぶんしつつ

GM:わお…追いつかれた…

三日月@:「陸上機相手ですけど…捕捉できたみたい?」

GM:では、瑞鶴の航空隊は所属不明機と戦闘に突入する訳です

比叡@:「凄いでしょ、瑞鶴さんは」何故か自分のことのようにドヤ顔をした比叡

GM:2d6+3でそちらの達成値きめてくださーい

瑞鶴@:お、おう 2d6+3

ダイス判定: (2D6+3) → 8[3,5]+3 → 11

瑞鶴@:ふむ、そこそこ

青葉@:ドッグファイト!

所属不明機:2d6+3

ダイス判定: (2D6+3) → 5[2,3]+3 → 8

青葉@:見えるならパシャパシャ写真撮ろう

所属不明機:ちゅどーん

瑞鶴@:勝った(ムフー

三日月@:「あ、すごい、爆発しましたよ爆発!」ぴょんこぴょんこ

舞風@:「市街地に落ちないよね……?!」

GM:はい、低空での性能はよかったのに、それ以外はダメダメという事がもろバレしました

瑞鶴@:「敵機撃破確認っと……さて、落下予測地点は……」艦載機見ながら

所属不明機:ふらーん…

三日月@:「さっすが瑞鶴さんです!」

所属不明機:がん、どがーん(宇治川周辺に破片散乱

比叡@:そして破片は民家へ直撃…することはないよね(汗

GM:ないない

瑞鶴@:「あの方向……確か川の方角……騒ぎを起こされるとまずいからちゃっちゃと行きましょ?(あんまり目立たせる行動は控えるべきだったか……)」

GM:あっ、落ちる時は三三五五な感じで墜落しました。回収には時間がかかる可能性大。

青葉@:艦載機サイズならラジコンぐらいのものだしなぁ

比叡@:とりあえず回収しに行こうか

青葉@:破片改修するのは骨かも。

三日月@:ちょっと回収できればOK 素材等さまざまわかります

舞風@:とりあえず現場に急行して状況を確保しつつ、中尉に回収班を呼んでもらう感じかな?

青葉@:かなぁ。 時間かかりそうなら写真現像しますね!

三日月@:「ユカリちゃん、すごいねー。よく見つけたねー!」すごいすごい

ユカリ:「お役にたてたのなら…」

GM:では、山部中尉が通報相手に悩みながらも第十六師団に連絡を入れます。ちゃっちゃと回収され、解析結果は追々知らされる模様

舞風@:回収がてら青葉さんに接写もしておいてもらおう

青葉@:記録記録。<写真

GM:シーンの成功報酬ですが、まず萩子から追加物資が送り付けられます 燃料弾薬、各1d6(別ダイスでどうぞ

三日月@:おおー

舞風@:2d6 燃料to弾薬

ダイス判定: (2D6) → 7[3,4] → 7

舞風@:燃料3弾薬4

GM:反映

比叡@:期待値だな… 舞風@:上々ね! 青葉@:ありがたいありがたい 三日月@:わーい

青葉@:次は誰かのパッシブ行きたいですね、補給的な意味で!w

GM:それから、以降本格的にユカリがチームに参入します

三日月@:おおーー

舞風@:本人の意向をちゃんと確認した上で、のつもりだけど 一緒に来てくれるなら大変ありがたい

ユカリ:「ここに居たら……もう、どこにもいけなくなるから…」

三日月@:「…ユカリちゃん、せっかくだし、いろいろ周ってみようよ。」

舞風@:「しゃるうぃーだんす、だね!」

三日月@:「大阪ってね、すっごく面白いところがいっぱいなんだよ! お料理とか覚えて、冷泉さんをビックリさせちゃおうよ!」

ユカリ:「そう、ですね…」

瑞鶴@:「はーいはい。そんなところで感傷に浸ってないで、前向いて進みなさい」

三日月@:「冷泉さん、お野菜ちゃんと摂らなきゃだめですよ!私、お台所を見るだけでその人の食生活もわかるんです。あんな不健康な暮らししてちゃ、だめです!!」ぶぶん

ユカリ:「…そう、ですね…」>不健康(苦笑い

GM:という感じで、ユカリんがパーティに加わった (♪~)

舞風@:テッテレー

GM:と言う訳で、舞風の手番終了。次のシーンを決めましょう

瑞鶴@:オレが、パッシブだ!(

比叡@:やっぱりすげぇよ瑞鶴は…

瑞鶴@:やたらFFネタを仕込みたがる自分がいる

ランダムイベント表:後半(4[4]) → 関西毎朝新聞 佐藤勝郎

青葉@:ほう! 比叡@:ほう 瑞鶴@:ほむ

GM:いいタイミングやね

青葉@:ちょうど提供できる材料も幾つかありますからね。して良いかは置いといて。

GM:取りあえず、次回は関西毎朝新聞の人が何かしてくれるらしい。

舞風@:新聞社が相手となると身構えてしまうなぁ

 




山部中尉@:「…警護兵を出しても無駄ではないか、ですか… 確かに、ユカリさんでさえ一方的に押されてましたから…よっぽど強い人間を投下する必要があるでしょうから。陸軍側が渋るのも、わからないでもないですが… うーん」
青葉@:「おやおや?何かお悩みで?」
山部中尉@:「あぁ…青葉さん。いえ、あの陸軍が出していた警護兵が撤収していた件について抗議をしたのですが」
青葉@:「あれですね!」
山部中尉@:「監視員を増やせば周りから重要機密があると思われる、これは不本意である」
瑞鶴@:「そっか……だからあの家に行ったときに妙な違和感があったわけね」
山部中尉@:「また、そもそもそれなりの練度の警護兵が倒されたのだから意味がないと判断した、とかなんとか」
青葉@:「一理ありますね。同時になんだか用意された言い訳にも思えますね。」
山部中尉@:「前提として我々から頼んだ事案なので…もとから高飛車に出られかねない懸案だったのですが…」
青葉@:「まさかぶっちするとは思いませんでしたね!」
山部中尉@:「強く出られないとわかっていての、カヴァーストーリーだとすれば…これは厄介ですよ」
青葉@:「陸軍の一部と右翼がお近づきになってますからねぇ。その一環の可能性は大きいと思いますよ。元々乗り気でないならなおさらです。」
山部中尉@:「それにしても…ユカリさんの身柄は…今後どうすべきか…」
瑞鶴@:「もし連れ去られた報告をされたらそりゃまぁ、やる気なくなるのはある意味当たり前じゃない?(全員グルは……いや、さすがに考えすぎか)」
青葉@:「冷泉さん次第じゃないんですか?」
山部中尉@:「…小官としては、冷泉さんと静かに暮らして頂きたいのですが…」
瑞鶴@:「んー、そういうのあんまり関心しないなぁ」>冷泉さん次第~
山部中尉@:「…と、いいますと?」
瑞鶴@:「あ、あぁいやなんでもない。今のは独り言だから」
山部中尉@:「…冷泉さんが、見つからなかった場合……どう、彼女の処遇を決めるべきか…」
青葉@:「それもふくめてですよ?」<見つからなかった場合
山部中尉@:「…自分のやったことを、無駄にするようなので個人的には複雑ではありますが」
瑞鶴@:「……ユカリ、って子、なんかやらかしたの?(そういった考え嫌いなんだよ……)」
山部中尉@:「…っと。彼女は…そうですね、冷泉さんに作られた…人造人間、でしょうか」
瑞鶴@:「へぇ……何のために?」
山部中尉@:「死んだ大切な女性を蘇らせるために」
青葉@:「復活ですか。」
瑞鶴@:「そりゃ……気の毒ね。どっちも」
山部中尉@:「本人は復元とも、修復とも、再現とも表現なさっていましたが…」
青葉@:「ああ、複製人間的な?」
山部中尉@:「そう…なのでしょうか?」(聞きなれない言葉
青葉@:「なんでも細胞からその人間と同じ人間を複製するとか。そう言う物を題材にした架空科学小説があるんですよ。」
山部中尉@:「なるほど…まさにそんな感じみたいでしたね…」
瑞鶴@:「完全再現、ってところかしらね。でもあの態度は何処か違う気がする……」
青葉@:「だいたいあいつが私で私があいつでみたいな葛藤とかがネタになってますね!」
山部中尉@:「何と言いますか、同じ環境下で培養しているにもかかわらず、それでも尚個性は現出するとか」
青葉@:「ほうほう。」
山部中尉@:「結局、人格のコピーなどというのは無理だ。というのが、冷泉さんの結論だそうです」
青葉@:「双子みたいなものですか。」
山部中尉@:「そうなのでしょうね…」
瑞鶴@:「流石に、完全に同じ奴がいたら私だったらそいつ半殺しにしてるかも?」(ケラケラ
青葉@:「定番のネタですね!全殺しがデフォですが!」<半殺し
山部中尉@:「…全殺しがデフォですか…」
瑞鶴@:「そりゃ恐ろしいったらありゃしないわね(……ま、本当はブッ殺すまでなんだけど、言ったら面倒になりそうだし、黙っておくか)」
青葉@:「自分が自分である存在意義とかそんなかんじですかね。」
山部中尉@:「ともかく…もし、冷泉さんが発見できなかった場合は上海のある方に引き取ってもらうべきでしょうね…」
瑞鶴@:「あぁ、宛がないわけじゃないのね」
青葉@:「発見できなかったらその方が良さそうですね。」
山部中尉@:「…拒否される可能性が、小官としては高いのですがね…」
青葉@:「むしろ、無事戻ってきた場合です。どうしましょう?」
山部中尉@:「…孤島に流すか、それとも海軍で囲うか…そんなこと、したくありませんが… 今度のことで、お二人とも狙われていることになりますから…」
瑞鶴@:「大人しく隠居でもしてもらった方が早いんじゃないの?」
山部中尉@:「…隠居するには、惜しい人材ですから…」
青葉@:「根が深そうですからね!」
山部中尉@:「はぁ…どうしましょう そもそも…小官にはよくわからないのですが」
青葉@:「なんでしょう?」
山部中尉@:「空想科学小説に書いてあることなど、殆どが実現するはずもないような事柄じゃないですか」
青葉@:「そうですね。」
山部中尉@:「それを、わずか七年で基礎を作り、20年でユカリさんを十三歳まで育てたのですよ?」
青葉@:「天才ですね!」
瑞鶴@:「あー、うん」
山部中尉@:「そのような人材が、隠居することは国家の一大損失です 一方で…二人の安全を保障すべき軍・警察は頼りないどころか…むしろ狙っている可能性もあり…」
青葉@:「大変ですねぇ。」
山部中尉@:「…内地の方が、安全だと小官たちは判断したのですが…まさか、このようなことになるとは…」
瑞鶴@:「ま、こんなご時世に安全な場所なんて存在しないのよ。もし安全と呼ばれていたとしても、それは一時だけ。つまり二人がどう生きたいのか、意見を尊重するべきだと思う ……そんなこと、お前らに考える頭があるとは思えないけどな」(最後の方は小さく独り言
山部中尉@:「………」
青葉@:「囲んでしまうてのはいっそ手だと思いますよ。聞く限り、派閥のあれこれが噴出してますから。海軍が信用できるなら、ですけどね!」
山部中尉@:「…(がふっ) 小官も、重々思っているわけですよ。それは…それでも…できれば真正面からいうのはやめて頂けると… はい」
青葉@:「実際、争奪戦になるのは目に見えてるじゃないですか。宝の取り合いで自滅したら喜劇にしかならないですよ。ネタになるから大歓迎ですけど。」
山部中尉@:「……十分な護衛兵力が確保でき、尚且つ二人の面倒が見れなければならない」
瑞鶴@:「まるで牢屋ね」(しれっと
山部中尉@:「政治的圧力をはねのけられる、信頼に足る人物…か」
青葉@:「居るんですか?」
瑞鶴@:「そんなこと言うからには誰かしらいるんでしょうけど」
山部中尉@:「……結局、小官たちは無駄な事を悪戯にしただけなのでしょうか…」(悩む
青葉@:「良いじゃないですか、行動することが大事ですよ!ですよ!」
山部中尉@:「…… 一先ず、ご貴重な意見。ありがとうございます、お二人とも」
瑞鶴@:「んー、まぁ確かに行動しないよりはマシなんじゃないかな」(そうは言ってるけど、感情がこもってない
山部中尉@:「具体的方策は、古巣にこちらから打診してみますので」
青葉@:「まあそうやって打診したりすること自体は無駄じゃないですしね!」
山部中尉@:「結局、小官は何もすることはできないのですがね」(苦笑
瑞鶴@:「ま、そんな気を落とさずに。世の中そういうもんよ(結局何一つ変えられない辺り、上のやつらほど見下してるからな)」
青葉@:「やってるじゃないですかー。やってみてダメだったからって落ち込んじゃダメですよ!」
山部中尉@:「せめて、小官自身の権力は…使いこなせるようになりたいものです…ね」
瑞鶴@:「あーもう……しっかりしろよ……そんなんだから世の中の格差が広がってくるのよ? 前だけ見て、進むしかないでしょ」
青葉@:「頑張ってくださいね!」
山部中尉@:「あはは…申し訳ないです。とにかく…今はまだ考えるべきことは他にありますから… そちらに注力せねばなりませんね」(笑って見せる
青葉@:「そうですね。まず冷泉さんを救出しないことに始まりませんから。」
山部中尉@:「………」(頷く


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記者バトル (VS佐藤勝郎)

GM:さてと… 取りあえず、関西毎朝新聞がパッシブで発生します。

舞風@:大阪支社……でいいんだよね

GM:……(汗)

舞風@:ちゃうんかーい! パッシブのままならないところだな……

GM:い、いいえ。うん、大阪支社ってことで行きましょう。

青葉@:大坂に行くタイミングがほらね…w

瑞鶴@:だよな……

GM:まぁ… 大阪に向かったという刃桜会の面々を追っかけるついでに、新聞社の人間に情報をもってないか問い合わせる感じ…でいいでしょうか?

青葉@:おkデース。

舞風@:つっても、突撃インタビューって訳にはいかない気もする

GM:…そういや、日にちを経過させていなかったような。 8/7に成りました

 

青葉@:あ、そうそう。青葉の撮った写真って取引材料にしていい? to山部中尉

山部中尉@:「…一体、何を民間に提供する気でおいでなのですか…?」

青葉@:「あったじゃないですか。謎の飛行物体。」

舞風@:「ぐ、軍の機密とか大丈夫なの……?」

三日月@:「なぞの…飛行物体…。」

青葉@:ぶっちゃけ白昼堂々飛行させてるじてんで撮られてても不思議じゃないんですけどあれw

三日月@:「そうか…フー・ファイターね…?!」

山部中尉@:「…あー そのまま提出するのは勘弁です…ね」

青葉@:「ではそうですね。ピンボケてるのもありますからそれでどうでしょう!」

山部中尉@:「…なるべく、ぼやかしてください。はい」

青葉@:「大丈夫です!あとは新聞社が勝手にストーリー作ってくれますよ!」

山部中尉@:「あ、あはは…」(乾いた笑い声

瑞鶴@:「いや、任せるの!?(出たよ偽造新聞……)」

比叡@:「お話しまで作らないといけないなんて大変だね…」

三日月@:「舞鶴鎮守府から来た写真ってことは、ニュースワージーですよ!」

青葉@:「いえ、これマジメな話なんですけど。撃墜騒ぎ起きましたからね。適当にストーリー作った方が良いと思いますよ?」

三日月@:「目撃者だって、いるでしょ、いるでしょー。」

瑞鶴@:「あぁー……そりゃ悪かったわね……」

 

GM:となわけで、青葉さんの写真について、新聞社内では「特ダネ、来たコレ!」って感じで湧いていますが…

佐藤記者:「………」(腕組みしながら、机の上の写真を見下ろす)

GM:約一名、というより皆さんの応接を買って出た男は警戒しています

佐藤記者:「…市民相手に、茶を濁すのは妥当だろうが…アンタら…これを見たのか?」

青葉@:「おっ、どういう意味ですか?心当たりでも?」

佐藤記者:「い、いや…心当たりなどないが、アンタらが実際に見たのかと聞いている」

三日月@:じー…。

舞風@:「ちゃんとこの目で見たよ! こちらの方が撃墜しました」と瑞鶴さんを示しつつ

青葉@:「私はカメラ越しですけどね!」

瑞鶴@:「心当たりは全くないわ(しれっと)なんかいつの間にかそんな騒動になっていたみたいだし、そもそもこれ私知らないし」

佐藤記者:「そうか、なら、無かったってことでいいだろ?」

比叡@:無言で出されたジュースを呑むだけ

佐藤記者:「俺も知らない、アンタらも知らない。OK?」

瑞鶴@:「いや、私が全くないだけで、他の人が知ってるんじゃない?」

三日月@:(………?『俺も知らない』?)

佐藤記者:「下らん。飯のタネにもならん話ならここまでだ」

瑞鶴@:「ってか、そんだけ『何かを知ってるらしい』なら別に情報ぐらいは出したってかまわなそうだけどねぇ」(表情はいつも通り変えずにしれっと

佐藤記者:(席を立とうとして、腰を再び下ろす)「何が言いたい」

瑞鶴@:「まぁ変な行動に移ったら何かあるってことで尋問とかがあるんじゃないかな、ってだけよ」

舞風@:「そ、そういう言い方はやめようよぉ……」

佐藤記者:「ほぉ、罪もない一般人を軍が拷問か」

三日月@:「んー………。」佐藤記者の反応を見ます。 おそらく困惑しているでしょうが

佐藤記者:「それはそれは、いいネタだなぁ。アンタら海軍も所詮は陸軍と変わらねえってことだな」

瑞鶴@:「あぁ、それ以前に『知っちゃったこと』を話したら死ぬかもしんないからね。まぁ、今の態度からしてもどうやらその様子はなさそうだし?」(後半はわざと強調して

佐藤記者:「はんっ 云ってろ」

瑞鶴@:「(ボロが出たな……いや、あえて言及はやめるか)はは、ごもっともね」

佐藤記者:「まぁ、拷問するなり撤退するなりとっととしやがれ」

瑞鶴@:「あぁ、んじゃ、『私とアンタ以外』全員撤退してちょうだいっと」アンタ=佐藤記者な

三日月@:「うぇ?あ、わかりましたー。」しゅたっ

青葉@:「えー。」

舞風@:「え、えぇー……」不安げに佐藤記者を見つつ

佐藤記者:「面白れぇじゃねぇか」

瑞鶴@:「んで、ついでにこの紙誰かもってなさいっと」(いつの間にか持っていた紙を渡して

佐藤記者:(不遜な様子

瑞鶴@:choice[比叡,三日月,舞風,青葉,中尉]

KanColle : (CHOICE[比叡,三日月,舞風,青葉,中尉]) → 中尉

舞風@:さっすが中尉! 頼りになる!

山部中尉@:「はっ」(紙を受け取る

瑞鶴@:(紙には『聞こえる位置に身を隠すように』とだけ書いている

青葉@:←言われなくても聞く気満々

山部中尉@:「……はぁ…」

比叡@:「…そう、わかったわ、ジュースありがとうね。」コップを机に置いてた

舞風@:「ら、乱暴されたら大きな声で呼んでね? 瑞鶴さんも酷いことしちゃ駄目だからねっ」 (佐藤記者と瑞鶴さん両者に声をかけつつ舞風は離席

*壁一枚離れてPC一同+ユカリン+中尉 / そして瑞鶴+佐藤の部屋の中チーム

青葉@:コップを扉につけています

瑞鶴@:「……さて……と(ま、いつも通りでいいか)……で、今の態度からして、何かあるのか?」

佐藤記者:「はん、何があると?」

瑞鶴@:「バレバレだな。まず、何一つ『陸軍』のことを言ってないのに陸軍のことが出たか、ぐらいか」

佐藤記者:「……」

瑞鶴@:「その言い方だと、陸軍と何かしらの接触はあるみたいだが……時間も時間だ。それに、アンタの立場だと『知っている情報』を口止めされてる可能性も、見ればないわけだ」

瑞鶴@:「もちろん、答えはアンタにあるが……そしてもう一つだな。他にこの情報を誰か知っている」

瑞鶴@:「早い話が、別にこの写真の件に関してアンタに尋ねる必要は全くない。知っている奴から聞けばいいけど、生憎知らないことが多すぎる」

瑞鶴@:「……警戒区域に知らず踏み込んだか、それともただの好奇心、もしくは情報集め……可能性が高いのはこの三点だな」

佐藤記者:「…調べりゃ分かる話だがな、俺は陸士を追われたんだ、しばらくは、ある方に匿ってもらえたが……」

 

佐藤記者:「……辻という男がいてな いや…忘れろ」

青葉@:つじーん

瑞鶴@:「……忘れられない、と言ったら?」

佐藤記者:「俺の邪魔をしなければ何をしてくれてもいい」

瑞鶴@:「具体的には、どんな邪魔をしなければいい?」(下手にかかわって敵対するよりかはマシだから

佐藤記者:「分からないのか」

瑞鶴@:「一応分かってるつもりだけど?」

佐藤記者:「気のねェ話を吹っかけんな」

瑞鶴@:「……あぁ、善処するよ。あぁ、そういえばこの写真の後、撃墜したって噂があったな」

佐藤記者:「…あぁ、そうだな」

瑞鶴@:「今頃はどっかしらが動いて回収されてる時間帯かもな……けど、その話は公には出ることはないだろ、出るとしたら『撃墜させた本人の周りとその本人』ぐらいか」

佐藤記者:「はん、出ないで結構だ」

瑞鶴@:「まぁこんな話、普通は『知らない奴が飛びついても』おかしくはないと思うんだけどな。となると……アンタは『これにかかわる何か』を知っていてその何かは陸士にかかわりがある……ぐらいか」

佐藤記者:「ご勝手に、想像なされていろ」

瑞鶴@:「……そっちが知りたいことは何もないか?」

佐藤記者:「そうだな、特にないな」

瑞鶴@:「例えば、この写真の艦載機とか……あぁ、悪い、知りたくないんだっけな」(表情を探るように話しかけよう

佐藤記者:「あぁ…質問ならある。いつ、ここから出て行ってくれるつもりなのか?」(怒気を含ませた声

瑞鶴@:「……今出ていくつもりだった。情報どうもありがとうございました、どうか、死なないようにご健康で」(わざとらしく

 

GM:さてと…瑞鶴さん、判定をお願いします

<無個性判定 目標値9/技能補正 目星・調査 >

瑞鶴@:ふむ、目標値は……どっちも1で獲得してるから7だな

瑞鶴@:2d6+1+1>=9

ダイス判定: (2D6+1+1>=9) → 10[4,6]+1+1 → 12 → 成功

舞風@:いい出目だ!

瑞鶴@:流石放浪の何でも屋だ……

*中のPLさんがびっくり

GM:あはは、では瑞鶴さんの得た感覚ですが

まず、佐藤記者は陸軍の「辻」という人物をかなり憎んでいます。

次に、所属不明機について関わっている可能性が大きく

更に、彼自身は何等の事態に手を貸している。または進行形で行っていることを確信します

GM:取りあえず、情報は以上です。

 

瑞鶴@:彼自身=佐藤記者、ってことでいいんだよね?

GM:っと、YES 彼=佐藤

瑞鶴@:ふむ、了解

 

 

 

三日月@:瑞鶴さんと青葉さんがむずかしい話をしている間、三日月は新聞社の事務員さんのところに行きます! たぶん事務員さんと世間話してます!

舞風@:三日月ちゃんのそばでそわそわしてます!

事務員G:「それにしても…佐藤さん。このところ走り回ってるからなぁ… 何か、でけぇ事でもしてんのかと思ったんだがなぁ…」

舞風@:「……!」ぴく

三日月@:「なになに?もしかして、たからくじでも当たったの?」

事務員G:「はっはっは、流石にそんなんならこんな安月給で働かんだろよ~」

青葉@:「どういうことですか?」コップに耳当てつつ

三日月@:「佐藤記者さんって、ナイスミドルな感じでカッコいいですよねぇ~。 でも確かに、お洋服がくしゃくしゃでした…ちゃんとアイロンかけないといけませんね。」

事務員G:「なんか、先月下旬からばたばたとし続けててよ」

舞風@:「先月下旬……。やっぱり、あたしたちと同じものを追っかけてるのかな。目的は違うかもだけど」

事務員G:「今月に入れば治まるかと思えば、更にだから…これは、一挙スクープ獲得かと思ってたんだよなぁ…」

三日月@:「お1人で取材してらっしゃるんですか。すごいですー。」

青葉@:「ほうほう。」<スクープ

事務員G:「あれは三日と四日だったか? 完全に遠出してたからさぁ」

青葉@:「どちらへ、とかは聞いてませんかね?」

舞風@:「行き先、京都だったりして」

事務員G:「どうだったかなぁ… おい!経理!! 領収書なかったか!」

経理H:「あーちょいまってや!(がさがさ)これやな」(事務員Gに手渡す

事務員G:「えー何々、京都市内かぁ…」

舞風@:「わぉ! 写真の話してる場合じゃないかもっ……!」

事務員G:「ん?なんか問題あるんか?」

三日月@:「京都かぁ。私たち、実は舞鶴から来たんですよぉー。」

舞風@:「その三日と四日ってね、実は京都市内でヒミツの大事件が起きてて……」

三日月@:「わー、舞風ちゃん、しーっ、しーっ! そ、あ、あの件は、マズいって!新聞に出たらたたたたいへーん!」(わちゃわちゃ

舞風@:「ででででもっ、佐藤さん何か見てるかも……!」わちゃわちゃ

三日月@:「はっ!たいへんたいへん!」わちゃわちゃ

事務員G・経理H:「「(……佐藤さん、関わってんのかなぁ…?)」」

瑞鶴@:「はいはーい。公の場で騒がないー」(さっきの態度はどこへやら、いつもの調子に戻ってる

三日月@:「ふおわぁ!瑞鶴さん、お話終わったんですか!」

舞風@:「ちゃ、ちゃんと仲直りできた……?」

瑞鶴@:「もちろん『仲直り』してきたので安心しといてちょーだい」

比叡@:「仲直りできたらいいけど…なんか怪しいよね…」

三日月@:「けんかはよくないです!」

舞風@:「仲直りできたならよかった……。京都でのこと、佐藤さんに相談してみなきゃ」

青葉@:「あ、青葉やり忘れたことがありました!」

三日月@:「おゆ?」

* * * *

青葉@:「どもー!」入れ違いで入ってくる

佐藤記者:「ちっ」(舌打ち

青葉@:「さっきちょっと忘れてたことがありまして。こちらどうぞ。」名刺を渡す>佐藤記者

佐藤記者:「何がだ」

青葉@:「名刺ですよ名刺!」

佐藤記者:「……」(興味なさげに受け取る

 

佐藤記者:「で、何だ」

青葉@:「そうですね、先ほどの反応で一つ気になることが。私達が直接見たか?と言う意味が一次情報が欲しい、という事にしては食いつきが悪いですよね。」

佐藤記者:「どうだかな」

青葉@:「そう、それですよ!記者なら何かを聞いてきます。でも佐藤さんは何も聞いてきません。」

佐藤記者:「……」

青葉@:「では、何のために訪ねたのですか?お互い知らないことにするならそもそも『尋ねる必要がない』ですよね?」

佐藤記者:「ぐっ………」

青葉@:「おお、この写真は凄い。特ダネだー。これが『何も知らない記者』の態度ですよ。」

佐藤記者:「……アンタ、何がいいてぇんだ」

青葉@:「つまり、何を知ってるんですか?って事ですよ。」

佐藤記者:「帰れ!」 (ダンっと立ち上がりながら、叫ぶ

青葉@:「そう言われて素直に帰る記者はいません!」

佐藤記者:「あぁっ?」

青葉@:「こちらも特ダネ調べてる真っ最中なんですよ!手がかりがあれば食いつきますよ!」

佐藤記者:「ならアンタにいう事はただ一つだな!俺の邪魔をすんな!」

青葉@:「教えてくれたら邪魔しませんよ!第一邪魔ってなんですか邪魔って!目撃したことが邪魔になるんですか!?」

 

 * * * *

瑞鶴@:「ふむ、じゃあみんなで行こうか。ちょうど帰ろうと思ったところだし」(隣の騒ぎを聞きながら

瑞鶴@:「(……まぁ、これ以上騒ぎを大きくしたらまずいか)」

舞風@:「な、なんか隣室が喧々囂々な感じに……」びくびく

三日月@:「はわわわ…。」わちゃわちゃ

瑞鶴@:「あぁ、大丈夫。聞いてる話だと『どっちが上の記者なのか』を話してるみたいだけだし」

比叡@:「取材バトルでしょう」

三日月@:「お、お茶を、お茶を淹れましょう…。お、落ち着くようなやつ。凍頂烏龍とか…。」(お台所にちょっとお金を置いて、お茶を入れ始めます!

舞風@:「みかちー、これも持ってって! 甘いの大事!」金平糖の小袋をポケットから差し出す

三日月@:「あ、ありがとー!」(お湯をことこと

比叡@:「あら、気が利くじゃない…ありがとうよ!」

 

* * * *

佐藤記者:「ちっ……(こいつ…退きやガラねェ)確かにな、俺の邪魔にはならねえが…アンタらと遊んでる暇なんざねえんだよ! 記者ってのが、今の俺の仕事なんだよ!」

青葉@:「青葉の仕事も遊びじゃないんですよ!こっちは写真を提供しました。そちらはだんまりで受け取るのが記者の流儀ですか!」

佐藤記者:「………………(親の敵を睨みつけるが如き凄い形相)……ちっ………陸軍がな」

青葉@:「はい。」

佐藤記者:「…滋賀方面に軍を展開している。これでチャラだ、いいな」

青葉@:「ふむふむ。艦載機が向かっていた方向と一緒ですね。」

佐藤記者:「これでもういいだろ」(低い声

三日月@:「お茶が入りましたー!」ぽてぽて

青葉@:「ありがとうございます!それではっ!」しゅたっと挨拶して部屋を出ます。

三日月@:「お熱いので気をつけてくださいねー!それではっ!」しゅたっ

佐藤記者:「………………ちくしょおが… あの、アマ!」 (がんっ

瑞鶴@:「はいそこ騒がない。そしたら『何かある』ことがバレるでしょ?」>記者に

舞風@:「わーっ。瑞鶴さんダメっ……!」引っ張って連れ出す

瑞鶴@:(抵抗しつつ)「まぁ結局『私たちは知らない』し、彼女もそのまま『特ダネだから持ち去る』と思うけどね」

舞風@:「瑞鶴さぁん!」涙目でぐいぐい引っ張る

瑞鶴@:「じゃあそういうことでー」(逃げるようにその場を退こう

 

GM:と言う訳で、シーン終了

青葉@:はーい。次どうします?

瑞鶴@:ぶっちゃけ、比叡以外に関わりあるのって青葉ぐらいだし(

青葉@:……あれ? GMGM、アクティブで「冷泉」ってできます?

三日月@:おっとー

GM:…ふっふっふ…『不可能』

瑞鶴@:で、ですよねっ!? 舞風@:居場所が判明してからかな 三日月@:居所を探ろう

瑞鶴@:艦載機と関連はしてないはずなんだよな……今のところは「関わりないんじゃね」ぐらいしか言えない

三日月@:パッシブ誰行きます?

比叡@:私か。問題がなければ私が振りましょうか?

舞風@:おねがいしまーす!

三日月@:どうぞー

比叡@:ランダムイベント表:後半(1[1]) → 宇治川 ユカリ

青葉@:ずれて神戸港?

GM:えっと神戸やと思うんですよ

 

大阪城に拠点を構える第四師団。

師団長の山下に面会を申し込むも、暫し待て、と言われました。そんな中、上海から来た輸送船について調べていた萩子から連絡がくる。

青葉@:ほうほう。

扇矢少佐:「そっちの進展はどうかしら」

三日月@:「はい、宇治のおうちの台所事情がわかりました!調味料もお肉もお魚も足りませんし、お野菜もビタミンが少ないやつばっかりでした。」

舞風@:「ついでに、例の不明機が宇治川を遡上してくのをユカリちゃんが偶然見つけて……」

三日月@:「ああと、お茶の葉も茶器も必要だと思いますし、あと…。」指折り

瑞鶴@:「いや三日月アンタは別方向に飛んでるって」

三日月@:「うえぇ?」

青葉@:「色々ありました!」謎の艦載機が琵琶湖方面に向かってたことと、陸軍が展開してることとか、冷泉が大坂に運ばれたっぽいこととか

扇矢少佐:「その所属不明機についてなんだけれど、どうにもやはり、不審船の積荷の一つだった可能性が高いわね」

瑞鶴@:「まぁ、その可能性はないわけではなかったからある意味当たり前ね」

扇矢少佐:「もっとも、今回の船でなくてそれ以前の船で運ばれたって可能性もなくはないけれど」

三日月@:「えーっと、つまり…。」

舞風@:「その積み荷の偽装をした人達が、デッドセルを匿っている人達……ってことでいいのかな」

扇矢少佐:「……そうね、可能性的にはそれが高いと思うわよ」(>偽装=デッドセル派

三日月@:「所属不明機を持つ勢力は、満州にフットプリントがある。」

青葉@:「謎の艦載機のための拠点を展開するための材料も運ばれてたという事ですかね。」

扇矢少佐:「そうだと思うわ」 

青葉@:「ふむふむ。ところで、運び込むための船ですけど、運び出すことも出来ますよね?」

扇矢少佐:「えぇ、十分可能よ」

三日月@:「あれ。」

扇矢少佐:「この船について、上海の艦隊に再度問い合わせて調べてもらったのだけれどね。元々クロギリ海域から何かを運んできたらしいわ」

三日月@:「満州と、南洋諸島と、それに滋賀県の陸軍展開地まで拠点があるのね?」

青葉@:「クロギリ海域から、ですかー。海も絡んでるんですかね?」

扇矢少佐:「そうね、しかも今回の運送の責任者は海軍大佐冨塚巨戸。乗り込んでみたら、そんなことが分かった感じよ」

比叡@:「海軍の人よね…会ってみようかな?」

青葉@:「つまり、陸と海でも手を組んでる部分があるって事ですよね!ですよね!」

三日月@:「そこは…どうだろ…。呉の鎮守府を空襲してるもの。」

舞風@:「空襲……だったのかなぁ。けど爆撃機だもんねぇ」

扇矢少佐:「まぁ…なくはないかしら」

青葉@:「軍に横たわる大規模な陰謀とかかと思ったんですけどねー。」<気乗りしない台詞聞いて

青葉@:「ところで、その船で冷泉さんが本土から外に運ばれる可能性はありそうですかね?」

扇矢少佐:「…私としては零かしら」

青葉@:「ほうほう。理由をお聞きしても?」

扇矢少佐:「もし、相手がクロギリ海域と手を結んでいたとするのだけれど。私が犯人なら冷泉をクロギリ海域まで空輸することを選択するわ」

比叡@:「どうして?」

青葉@:「空輸ですか……」

扇矢少佐:「まず一つ目、船は遅いし途中で寄港するから他者の目に触れる機会が多くなる。二つ目、単純に速度の問題」

瑞鶴@:「普通、海より空の方が安全だけどね」

扇矢少佐:「三つ目、今回の敵の動きが的確過ぎる」

青葉@:「三つ目は気になりますね。」

瑞鶴@:「……確かに、言われてみればそんな気がするわね」>三つ目

三日月@:「それに、わざわざ本土まではるばる物資を輸送したのに、いまさら研究者だけ別のところに連れ出す理由がありません!」

舞風@:「そもそも、ユカリちゃん達が宇治に身を寄せてたことって、限られた人しか知らないはずだっけ」

扇矢少佐:「そうね、私たちトクサとそこにいる中尉を除けば、真相を知っていったのは指の手で数える程度だったのじゃないかしらね」

比叡@:「わかった!じゃあ犯人はユカリちゃんの行方を知っている人の中にいるね!」

扇矢少佐:「…まぁ、犯人を計画に加担した人物ってすればね」

瑞鶴@:「……行動を知っていて尚且つ加担してる人物か……そいつら全員キナ臭いけど……」

扇矢少佐:「ただ単に、情報を犯人にしゃべっただけ。それを知って彼が暴走するなんてしりませんでしたとか言われた暁には無罪放免でしょうからね」

青葉@:「トカゲの尻尾切りですね!」

瑞鶴@:「もしくは、どっかから情報が漏れだしたぐらいか。……まぁ後者は恐らく『ない』と言えるけどね」

舞風@:「うーんうーん……」お目々ぐるぐる

扇矢少佐:「で…あなたたち、この後、山下中将の処にいくつもり、だったかしら?」

青葉@:「その予定でしたね。」

瑞鶴@:「まぁ、予定では『宛がない』から行くつもりだけど」

扇矢少佐:「切り札を一枚あげるわ」

三日月@:「えっ!」

舞風@:「切り札?」

比叡@:「何それ」

扇矢少佐:「『呑龍が飛んでいた』」

青葉@:「ほうほう!」

三日月@:「……???」

扇矢少佐:「まぁ、キリキリ締め上げなさい」

瑞鶴@:「はいりょーかいっと」

舞風@:「『飛んでいた』って……。それが飛行機の名前?」

扇矢少佐:「何か、私に他に聞いておくことはあるかしら」

青葉@:「ふむ。一つだけ。写真を見せつつ行った方が効果的ですかね?」<飛んでいた>扇矢

扇矢少佐:「そうねぇ… 聞く限り、その写真って戦闘機なんでしょ?」

三日月@:「あれ?呉に空襲に来た機体って、全部撃墜されたんですよね?」

青葉@:「となると、話の流れで出すか決めるのが効果的ですね。」

扇矢少佐:「個人的には効果がむしろ半減するか、倍加するかの博打になりそうだと思っているのだけれど」

三日月@:「その中に、呑龍が入っていたってことですか?」

青葉@:「いえ、この写真の機体はその呑龍の護衛機なんじゃないですかね?」

扇矢少佐:「そうでしょうね」

三日月@:「はぇー、陸軍機が呉に空爆!た、たいへんですー!!!」あわわわわ

扇矢少佐:「…取りあえず、言えることは。私がその写真をまず、確認していないから正確なことを言えないということね」

 

青葉@:特徴伝えれば判るかなぁ

三日月@:艦娘ですし実際判別はつけられそうです。萩子さんに見せずともー というか中尉がんばれ?

GM:鬼だ…w

山部中尉@:2d6+2 (軍人補正

ダイス判定: (2D6+2) → 4[2,2]+2 → 6

青葉@:中尉ー!?w 三日月@:中尉………。

扇矢少佐:「…全然わからないわね」

三日月@:「だめでしたかー…。」

山部中尉@:「え、えぇ… も、申し訳ありません…」

扇矢少佐:「…って。そもそもね、呑龍って陸軍飛行隊が試験中の重爆の愛称なのよ?」

三日月@:「じ、重爆…!? はわわわ、それってすっごいいっぱい爆弾を積んでる危ないやつじゃないですか!?」

瑞鶴@:「そりゃまた大変……どころの話じゃないわね」

三日月@:「ひえぇえー、おたすけー!!」

青葉@:「うん、戦闘機とは物が違いますね。」

扇矢少佐:「聞いてる限り、艦娘の艦載機モジュールと同程度の大きさのその戦闘機とは、そもそも大きさ自体から違うわよ。とりあえず、中尉からの話を聞いて私が判断つくのはその程度ね」

三日月@:「じゃあ…。あの戦闘機は迎撃機だったのかなあ…?」

青葉@:「青葉が判らないのは白昼堂々…堂々?かはともかく。目撃されても問題ない風で飛んでたことですかね。」

三日月@:「トラックかなにかで運べばいいじゃない。どうして飛ばしたんだろ…? 宇治の近くを。」

舞風@:「試験飛行の最終段階とか? うーん、それでも海を飛ばすよね」

扇矢少佐:「そこらは、山下中将か誰か知っている人に聞きなさい」

三日月@:「山下中将さんに聞けば、わかるのね?」

扇矢少佐:「さぁ、どうかしら」

三日月@:「じゃあ、ちょっと聞いてみます。」

扇矢少佐:「私に対しての質問がないなら切るわよ」

青葉@:「はーい。」

GM:というわけで、萩子とのコンタクトは終了で… さてと、一つ判定を

三日月@:おおー

GM:萩子から、というより皆さんへの物資支援

 達成値 ~4(失敗) 5~11(成功) 12~(大成功

で、無個性の判定をお願いします 技能補正はなし

比叡@:はいよ 2d6  (2D6) → 6[3,3] → 6

青葉@:おk 12は無理だw

GM:HAHAHA OK、それでも全資源を+3だ

三日月@:わーい  比叡@:わーい 瑞鶴@:わーい 青葉@:わーい



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山下奉文登場

青葉@:じゃあ次はこれアクティブで山下かな

GM:ほむ、どんとこい

三日月@:山下中将に面会をお願いします!さらに…佐藤記者をお連れすることは可能でしょうか?

GM:無理っす>連れていく

三日月@:だめかー

舞風@:塩撒かれるな!

三日月@:真崎さんはだめですかー?

GM:そもそも、面識ないでしょ?>真崎

三日月@:山下中将にもないです。

舞風@:圧倒的コネ不足 

GM:っていうかさ。山下中将に会いに行くのはコネをつなぐためでしょ? そこにさらにコネが必要な人物をつれていけるか!w

青葉@:まあ我々だけで行くのが良いと思うよw

三日月@:ざんねん

★☆★

舞風@:山下中将自身がそれ(正体不明の艦娘のモジュールやら)を知ってる可能性はまずないと思うけど……ね

三日月@:遅い時間に、大阪の料亭でお食事します。席ですが…。私と山下中将がお隣。対面に青葉さん。舞風さん、比叡さん、瑞鶴さん、それに中尉は別の席に。

 

三日月@:「はい、どうぞー。」とくとくと日本酒をお注ぎします。

山下中将:「おっ、ありがたい」

三日月@:「山下さんって、すっごくお忙しいのに、来てくれて本当にありがとうございます。」

舞風@:みかちーと青葉さんを横目で応援しつつお料理をぱくぱくしてよう

青葉@:わくわく。わくわく。

三日月@:青葉さんとも歓談しながらまずはお食事を楽しむ感じです。

*尚、お料理は九州料理と鍋の模様。

山下中将:「で、以前も師団本部に来ていたようだが。」 (酒杯を置き

瑞鶴@:(一切口を付けずに様子を見よう

山下中将:「俺に何をさせる気なんだ、君たちは?」

三日月@:「はい。私たちは、白昼堂々京都大学から誘拐された、ある研究員の行方を追っています。」

山下中将:「ほう…」

三日月@:「このため、研究員を監禁している刃桜会の居場所を教えてほしいです。もしくは、刃桜会に渡りをつけて、交渉をさせてください。」

山下中将:「………」(雰囲気が一気にこわばる

三日月@:すっと身体を近づけ、足を崩し、手元の梅酒ソーダをくぴーと飲みます!

舞風@:(がんばれ、みかちー……!)

山下中将:「……」

三日月@:「私たちは舞鶴の艦娘です。舞鶴の艦娘は、艦娘と深海棲艦に関わることにしか興味はありません。正直なところ、今回の誘拐事件について、私たちはまだほとんど何もわかっていないんです…。」と目を伏せがちにして陸上機の件、クロギリ海域から上海、大阪に来た輸送船。さらに、デッドセルを名乗る「改造艦娘」が活動していることも説明します!!

GM:質問

三日月@:はーい

GM:陸上機って、どれを指す?

三日月@:まず、呉の鎮守府を空襲したのが呑龍と護衛機だった旨を説明します。続けて、滋賀の陸軍展開地に向けて、写真の迎撃機が低空飛行したことを説明します。

*盛大に鎌をかけにいくパターン

三日月@:「これらが、実際に目撃された事実のあらましですが…。」

山下中将:「なに!?」(呑龍が呉鎮守府を襲撃について

三日月@:「山下さんが受けていた説明と、恐らく異なる部分があるはずです。」

山下中将:「それは…本当なのかっ!!」

三日月@:「なんだったら、襲撃で怪我した艦娘に渡りをつけることもできます。夜間空襲なんて、ムチャをして…。それに…全機撃墜しましたから機体は呉にあります!こちらについては、十全な証拠を、【海軍が】持っています。」

山下中将:「ん?撃墜、だと?…ならそれは別件だ」

三日月@:クールに流します。

青葉@:「ふむふむ。」<別件

 

三日月@:「滋賀の件については、正直な所情報は持っていません。というか…これ、ちょっと複雑なんですけど。」と枝豆をもひります。

山下中将:「滋賀については単純だ、我が陸軍で新兵器の実験をおこなっている」

三日月@:「山下さんが思い浮かべたその件ですが、目撃者がいます。ただし、その目撃者の証言を私たちが聞いてしまうと、私たちは彼を捕縛しなければならなくなるでしょう。だから、詳しい話は聞かないことにしちゃいました。でも、もうしばらくすれば、新聞に写真つきで載っちゃうと思います。」

山下中将:「…それは、困るか…」(新聞に写真付き)

舞風@:(そわそわドキドキ……!)

三日月@:「私が知りたいのは、さらわれた冷泉研究員の居場所、これだけです!陸軍の【新兵器】に、南洋諸島の例の鉱石が使われていることもわかっています。」

山下中将:「………そもそもだな」

三日月@:「それにその研究は、冷泉研究員がいれば大きくはずむことでしょう…!」

山下中将:「聞けっ!」

三日月@:「はい。」 くぴーとソーダを飲みます。

山下中将:「俺は何も知らん」

舞風@:そらそうやな……

山下中将:「知っているのはさっきから言ってるだろうが。我が陸軍が新規採用しようとしている【新兵器】を滋賀で実験中であるということ。それに、例の鉱石だかなんだかってのは知らん」

三日月@:「…ええっ!じゃあ、あの人たち、…上に報告しないでやってるの!?」

山下中将:「聞くが、お前らの使っている石油が満洲産だからって、それには何か意味があるのか?」

瑞鶴@:「……」

山下中将:「……何を、しっているのだ?」(不信感ゲージあげあげ

三日月@:「うーんと…。」ユカリさんにちょいちょい手を振ります

ユカリ:(頭下げながら入ってくる)

三日月@:「紹介します。さっき話した改造艦娘のユカリちゃんです。」

ユカリ:「えっ…?」>改造艦娘

三日月@:「ウーロン茶でいい?オレンジジュースにする?」

ユカリ:「…あ、いえ… 御水でいいです…」

三日月@:「おひや、お願いしまーす!」

山下中将:「改造艦娘、か…」(ユカリを見つめる

青葉@:「ここ、お茶美味しいですよ。」

舞風@:(ユカリちゃん、ふぁいと……!)隣席から熱い視線

三日月@:「えっとね。山下さん。あなたの指揮下のひとたちの一部に、おいたをしちゃってる人たちがいるみたいなんです。」

山下中将:「…具体的に、何をしている…と? 我が部下への侮辱ならば…その命、もらい受けるぞ」(ひっくーい声

三日月@:「…刃桜会みたいな連中と関わるのは、既においたなんです。私たちも、あなたの部下がどこまで関わっているかは知りません。もしかしたら、彼らもただ騙されているだけなのかも。【新兵器】について、あなたが報告を受けていないことがいっぱいあります。今話したとおり。「彼らは、刃桜会もしくはおそらく、彼らの上部にいるある企業に協力して隠れ家を提供しています。その隠れ家で行われている研究があなたの言った【新兵器】です。」

 

そこで一息つくと、三日月は言葉を継ぐ。

 

三日月@:「彼らの行動により、今目の前にいるユカリちゃんはとっても苦しんでいます…。冷泉研究員とすっごく仲が良くって、なのに冷泉研究員がさらわれてしまって……あなたの部下に、私たちは嫌疑をかけています。その嫌疑を払拭するために…。冷泉研究員が捕まっている場所、新兵器の開発施設に、私たちを入れて下さい!【新兵器】開発のために、日本の国民を誘拐して、こんな小さな子から引き離して!そんな犯罪行為は、国体にもとります!」

山下中将:「……先に言っておくが、我が陸軍に信念がないという言い方は許しがたい」

三日月@:「そんなこと言ってないもん!」

山下中将:「騙された、といっただろ」

三日月@:「そうよ、騙されてる!誘拐魔に、あなたが守りたい信念なんてないでしょう。わが国のことを誰よりも大切に思っているのが、あなたたち陸軍だと、信じています。」

山下中将:「誘拐の詳細も何もしらんものは知らん」

青葉@:「信念があるからこそ騙される……と言うか、乗せられるということもありますからね。」

三日月@:「なのに、その日本の人間をかどわかして、閉じ込めるなんて!」

舞風@:(あわわわわ……)

山下中将:「新兵器については、俺よりも辻の野郎の方が詳しい」

三日月@:「…『辻の野郎』…(通った!)はぁー、はぁー…。」

山下中将:「……ほぉ」(眉が動く

三日月@:「ごめんなさい、興奮しちゃって…。注文お願いしまーす。」

山下中将:「よし、話してやろう」

三日月@:「…恩に着ます…。」

山下中将:「今回の兵器の導入試験は滋賀で行われている。本兵器は、前線へ艦娘の艦載機モジュールのようなものを手軽におくりこめるとかいうコンセプトらしい。で、これの提供元は大東亜重工だ」

三日月@:静かにききながら、鍋をよそってます。

山下中将:「我が陸軍、いや、関東軍は対ソ戦備のために[山津波]という兵器の導入を決定したのだが」

三日月@:「はい。」と鍋を山下さん、ユカリちゃん、青葉さん、私の順に配ります。

山下中将:「その際に、合わせて辻の奴が抱き合わせ商法的に持ってきたと聞いている」

三日月@:(『辻の奴』。やった…。 これなら、山下さんは十分な理由と報道があれば、辻一派を切り捨てる!)

 

三日月@:「艦娘モジュールの重爆撃機ですか。それに…近接航空支援機を掩護する低空戦闘機…。」とつぶやきます

*ここで初めてGMは呑龍を通常の重爆撃機と考えていたにも関わらず、PLには艦娘モジュールとして捉えられていることを読み返して知ったのだった。しかし、セッション中それには気がつかないというヘマをやらかしている。

 

山下中将:「が」

青葉@:「ふむ、それだけでは終わらないと。」

山下中将:「本件はあくまでも導入試験途上。しかも、向こうも技術的不安定が云々といっている」

青葉@:「技術的不安定…ですか?」

山下中将:「さぁな、詳しくは知らん。向こうから来た技術者がぼそっと言っていたのが聞えただけだ」

三日月@:「向こうって、大東亜重工ですか…。」

山下中将:「だろうな」

三日月@:「ごめんなさい、どうも私の見立てがちょっと間違っていたみたいです。刃桜会じゃない。今回の件、大東亜重工は第一容疑者なんです。」

青葉@:「……ふむふむ、おそらく技術者の質が、不足していると。」

山下中将:「今回の件というと、京大の先生が誘拐された件か?」

三日月@:「はい。その件について、京大の先生が隠れ住んでいた家が襲撃され、家探しされていますが… その家の存在を知っているのは、刃桜会ではなく、大東亜重工です。」

山下中将:「………」

三日月@:「刃桜会はなんで話に上がってきたのかわからないですが…。誘拐なんてするような人たちじゃない、ですよね…。」

*あまりの手のひら替えしに、山下中将もビックリ。

三日月@:「あんまり、軍隊の人間が一企業のことを悪く言うものじゃないから、糾弾したくなかったけれど。彼らは日本の国益より、自分たちの利益を第一に考えている。満州の一件から、そう感じています…。」さくっと肉を切る!

山下中将:「お前は何も知らないな。満州は日露戦争以来の我が領土なのだよ。」

舞風@:よし順天! 怒っていいぞ!

*順天:元々ハルビン周辺で独立勢力を築いていた首領の娘で、舞風の中の人は第一部で別のキャラを使っていた。

山下中将:「…まぁ、いい」

三日月@:「そうです。大東亜重工の領土じゃないです。」うんうんとうなずきます。

山下中将:「少なくとも、一企業の思惑には動かされん。海軍とて同じだろうが」

青葉@:「三日月さんは企業が軍の一部を私物化しようとしてるのではないか、と問題にしているわけですね?」

三日月@:「そうです。クロギリ海域なんて、まさにそうです。…お恥ずかしい話ですけど。海軍の方は、一企業の思惑に、動かされちゃう人がいるんです…。」(ぺたーと謝ります。

山下中将:「…そうやって貴様は媚びを売るか。とにかく、我が第四師団はその件を知らぬ。それが聞きたかったのだろ?」

三日月@:「…聞きたかったんです。」

山下中将:「ならば、帰らせてもらおう」

三日月@:「ありがとうございました。あ、でも…。デザートの杏仁豆腐、持ち帰りにしますか?」

 

三日月@:と、お土産に杏仁豆腐を包んでもらって、完了です!

GM:では、シーンの効果を振り返ります

三日月@:はいー

GM:まず、以降山下に関連するイベントはすべてマイナス補正がかかります (陸軍やら、PCの知らない情報に関しても

舞風@:えらい人を敵に回してしまったな

GM:*もっとも、陸軍のすべてがマイナスになるわけではない

青葉@:山下の派閥に関することは、ってことかな?

三日月@:がーん

GM:まーなに。山下につながっている人全員に、元からマイナス感情を植え付けました

三日月@:真崎さんかー

GM:後で影響するかもしれないので先に言っておくと、石原には影響しません。

比叡@:目先の状況が解決できればそれでいいや…

舞風@:も、もともと海軍条約派と陸軍皇道派って水と油だからね! 仕方ないね!

GM:あっ 今回のセッションおんりーじゃないからね!

*永続効果だぞ☆

舞風@:そ、そのうち申し開きの角も立つと信じよう

三日月@:というか正直何に怒っているのかもわからないねん

青葉@:齟齬がでてるんじゃないかなぁ<誘拐犯

*正解である。

GM:成功効果というか、アイス補充を考えていましたが。 杏仁豆腐(アイス相当)でお願いシャス

三日月@:あんにん!

青葉@:お持ち帰り可能!

 



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新兵器=深海棲艦

GM:皆さん。所属不明機がどうも陸軍が関係しているらしいと知りましたが…萩子からの続報が届きます

三日月@:おおー 青葉@:はいはい。

扇矢少佐:「下から入ってきた話なのだけれど」

舞風@:「ふんふん」

扇矢少佐:「結論だけ述べるわ。一つ、第四師団で実用試験中の呑龍がやはり駐機されていない」

青葉@:「んん?どこかに飛んでってるって事ですか?」

扇矢少佐:「(先に云ってしまおうとする) 一つ、山下さんの所に中野という頭山の側近が接触していた。一つ、冨塚大佐が頭山に挨拶に行った。そして、私からあなたたちに云わなければならないことがある」

舞風@:「はいっ」

比叡@:「何でしょう?」

扇矢少佐:「輸送船が運んできたのは、新兵器の本体…まぁ、核というべきかどうかは分からないのだけれど」

青葉@:「うーん、艦娘とも別なんですか?」<核

扇矢少佐:「まず、デッドセルではないと断言できるわね。それ以上は現状判断がつかないけれども。艦載機モジュール的なものを使っているということだから、艦娘の類似型とも考えられそうね」

青葉@:「艦娘であってそうでないもの、ですか…」

扇矢少佐:「なんせ、陸上機なのでしょ?」

青葉@:「陸娘?」

扇矢少佐:「艦娘が陸上機なんて使えるのかしら…」

三日月@:「うーん…。改造すれば…。」

瑞鶴@:「……敵が、『私たちの敵を』作ってるとでもいいたいの?」

比叡@:「艦娘でも陸娘でも空娘でもいいわよ、要は倒せばいいでしょう?」

青葉@:「艦娘の陸バージョン、ぐらいは居そうと思った方が良さそうですか。」

扇矢少佐:「ともかく、海軍としては『浅間襲撃』の件があるから強硬に出られるのだけれど」

舞風@:「偽装されて運び込まれた新兵器、滋賀で行われる試験、呉への襲撃……。結びつけちゃって、いいの?」

扇矢少佐:「私の考えとしては、陸軍の責任はなんらの形であると思うのよ」

三日月@:「じゃあ、滋賀の施設、行っちゃっていいんですか? 冷泉さんを助け出しに…。」

扇矢少佐:「まず、こちらの要求を明示するけれど」

青葉@:「ふむふむ。」

扇矢少佐:「現状の最優先課題は陸軍のこの新兵器なのか艦娘なのかはこの際置いておいて、これの私たち海軍への、引いては日本への脅威度の査定。次に、仮に脅威度があると判断した場合はこの鹵獲または完全なる破壊」

青葉@:「危ないかどうか調べて、危ないなら壊すか持ち出すか、ってことですね。」

扇矢少佐:「えぇ、そいうこと。脅威度がなくなってから、冷泉の身柄の捜索。かしらね」

三日月@:「わかりましたー」

瑞鶴@:「はーいはいりょーかい」

青葉@:「危なくなかったらぽいですか?」

扇矢少佐:「そう判断して頂戴」

舞風@:「うぅ、かなり荒っぽいことになる予感……!」

扇矢少佐:「あぁ…そういえば」

青葉@:「なんでしょうか?」

扇矢少佐:「浅間さんがそっちに向かっているみたいよ」

青葉@:「あれ、もう大丈夫なんですか?」怪我したって話だったような

比叡@:「えっ、もう大丈夫なの?」

扇矢少佐:「数少ない目撃者で、しかも自分の証言のあやふやさから迷惑をかけてしまったと、ひどく恐縮なさっていたわね」

瑞鶴@:「うん、確かに面倒だったわ……」

三日月@:「だ、だいじょぶですよ。」

比叡@:「もう、気にしなくていいのに…わかったわ、出会ったら拾ってやるわよ」

扇矢少佐:「もし、新兵器の使用する航空機が浅間さんの覚えているシルエットと同じであるならば、遠慮なくやっちゃいなさい。私はもうしばらく神戸で粘るつもりよ、滋賀の件については引き続き任せるわ」

GM:と、萩子は云って早々に切ります

舞風@:「ら、らじゃー!」

三日月@:「お疲れ様です、扇矢さん。」

山部中尉@:(見えない萩子に頭を下げる

青葉@:「はーい。」

 

GM:ではでは…時間は少し経ち。

西側から琵琶湖にアプローチをかけることになった皆さん、そんなチームに二人の人物が合流します

舞風@:二人!

青葉@:一人は浅間だよね

GM:一人は装甲巡洋艦『浅間』 もう一人は海軍大臣の下で働く諜報要員『如月克己』特務中尉です。

三日月@:「三日月です。どうぞお手柔らかにお願いします。」

舞風@:「舞風ですー! よろしくお願いしまーす!」

比叡@:「あなたは浅間よね?大丈夫、私に任せなさい!…そしてこちらの方は誰ですの?」

浅間:「私は浅間と申します、この度は宜しくお願いしますね」>舞風・三日月

GM:で、如月は山部を呼び出し何事かを伝えます。すると、山部の顔がみるみる蒼白になっていく

青葉@:「どうしましたか?」>山部

山部中尉@:「…いえ、私的な話です」(顔面蒼白

如月中尉:話を終えて戻ってくる。

舞風@:「な、なんだか大丈夫じゃなさそうだけど……」

如月中尉:「自分は如月という、よろしく」

三日月@:「き、如月さん!」

瑞鶴@:「あーはいはい、よろしくっと」

舞風@:「よ、よろしくお願いします!」

三日月@:(同姓同名さんだ!)

*同姓が正しい。

青葉@:「よろしくおねがいします!」

如月中尉:「あくまでもバックアップだ。期待するな」

青葉@:「それでもありがたいですよ!」

浅間:「とにかく、陸さんとはあまり喧嘩したくはないですが… ともあれ、行きましょうか」

三日月@:「さぁー、誘拐犯をとっちめてやりますよ!ユカリちゃん、やっちゃおうねー。」

ユカリ:「…はいっ」(悲壮感

瑞鶴@:「(……やれやれ、ご苦労なことで)」

舞風@:「かっ、覚悟を決めなきゃ……!」

比叡@:わくわく

GM:と、云うわけで。やってきました、鳰の海!

青葉@:来ました!

舞風@:琵琶湖だ! 久しぶりの水上戦闘だ!

*マジでスンマセン(笑)

GM:なんとなんとー 琵琶湖の上にー いやーな予感がするものが何体かみえるぞー

青葉@:ナンダロナー

山部中尉@:「えぇ… あれって、深海棲艦…?」

青葉@:「ここ湖ですけどね!」パシャパシャ

三日月@:「ふぇえええええ!?ってことは…ってことは…。ここで作ったってこと?【新兵器】が深海棲艦!?」

兵曹H:「ぐぎゃあああ」

舞風@:「よ、よく分かんないけど深海棲艦ならぶっ飛ばしていいね!」

浅間:「…あれは」(辺りを乱舞する航空機を見つめて

比叡@:「本当に、頭がどうかしてたわ…」

浅間:「私の、見たものそのものです!」

三日月@:「深海棲艦を作って呉の海軍鎮守府を襲撃したってこと…。」

比叡@:「やっぱりそうね。ちょっと飛ばしてくるわ、皆さん!」

三日月@:「そんな…そんな…なんってことを!!」

実験班I:「規定値を大幅に超えているぞ! 何とか、減少させる方法はないのか?」

青葉@:「これ、あれですね!」

舞風@:「暴走ってやつだね!」

青葉@:「深海を制御しようとして暴走してるあれです!」パシャパシャ

舞風@:いいぞ! 写真だ! もっと写真を撮れ!

三日月@:「対空戦闘用意ー、敵速、計測!!」

GM:さてと。

山部中尉@:「新兵器とは…察するにあれでは…」

GM:といって、指差すのは湖畔に胡坐するように存在する、航空基地っぽい深海棲艦

青葉@:「そうですね。危険ですね!破壊しましょう!」(陸上型やん。陸上型やん。

山部中尉@:「あれは…やばいですよ…」

青葉@:「そうですね。」

舞風@:「脅威度の見定めがどうとか行ってる場合じゃないねっ。深海棲艦だし!」

三日月@:「私たちは、艦娘ですっ!深海棲艦を叩きます!」

青葉@:パシャパシャ。

比叡@:「破壊するしか無いよね」

浅間:「陸軍の対応は私がするよっ!」

三日月@:「そうね、避難させないと!」

瑞鶴@:「これも仕事のうちかぁ……まぁしゃーないと」

浅間:「皆は兎に角あの深海棲艦をお願い!」 (ダッシュ

 

浅間:choice[コケる,こけない]

青葉@:やるのかそれw

ダイス判定: (CHOICE[コケる,こけない]) →こけない

舞風@:よかった、ちゃんと走ってった

浅間:(コケかけるものの、陸軍の皆さんの所へ行きます

舞風@:「りょーかいです! ……青葉さん!」(というわけで砲構え……旗艦の号令待ち!

ユカリ:「私も…お手伝いします」(18inchの砲を構える

三日月@:「浅間さん、冷泉研究員の保護、お願いー!」

青葉@:「さあ、皆行きますよー、特ダネはすぐそこです!」

舞風@:冷泉の保護は如月中尉と山部中尉が動いてるかな?

GM:YES。しかし、先にばらします。冷泉は見つかりません。

三日月@:な、なんだってー!!

瑞鶴@:そりゃそーだよ

 

GM:というわけで、敵艦隊を撃滅してください。

*どう云うわけだよ。

GM:choice[同,反]

ダイス判定: (CHOICE[同,反]) → 反

GM:戦場は反航戦です。そしてまず勝利条件の提示

青葉@:はーい。

GM:『前線航空戦鬼(調整体)』の撃破 (固有アビリティとして調整体という、ラウンドごとに損傷を1得るという欠陥を持っている)

青葉@:えーと。夜戦終了までに1損傷あたえてれば自滅するのか。

青葉@:倒せるなら早めに倒せた方が良いけど

比叡@:ですよね

GM:敗北条件:『ユカリの轟沈』

舞風@:ユカリの轟沈でアウトか

GM:なお、ユカリはアビリティを持っていません。戦闘のダイス判定はGMが行いますが、攻撃等々は旗艦が指示してくださーい

三日月@:プロットはどうしますかー?

GM:プロットは青葉さんに、別で作ってもらいます

青葉@:はーい

GM:というわけで…敵は四艦!プロットお願いします!

 

**GM・PL一同のプロットが完了し…**

 

GM:出揃ったな! 偵察フェイズじゃこんにゃろー

三日月@:にゃー

青葉@:私は一つあるけど弱点ですね。あとゆかりんもあります。

瑞鶴@:偵察は……ちょっと厳しいな

舞風@:なんだと

瑞鶴@:目標値8なんよ

比叡@:出来る時は出来る

舞風@:充分目がある!

青葉@:まあやるだけやりましょう

ユカリ:目標7です

三日月@:リーダーだけ偵察できればいい気も

青葉@:じゃあユカリさん、基地にお願いします!

舞風@:超対空を切らせたいね

ユカリ:2d6>=7

ダイス判定: (2D6>=7) → 5[2,3] → 5 → 失敗

青葉@:むむむ(なにが

舞風@:ユカリちゃんに声援投げられないのが痛い

ユカリ:ふりなおす?

青葉@:行動最大幾つですっけ?

ユカリ:14

青葉@:じゃあ振り直しましょう。

ユカリ:1d6

ダイス判定: (1D6) → 2

ユカリ:2d6>=7

ダイス判定: (2D6>=7) → 7[3,4] → 7 → 成功

三日月@:おおー

舞風@:いいぞ!

青葉@:よしよし。

比叡@:いいねぇ

ユカリ:[戦鬼は、航行序列2番です]

舞風@:よし、通ったか

青葉@:これは青葉は振らなくて良いですかね?

比叡@:いいと思います

舞風@:actだしとりあえず見送りましょう

青葉@:では、あとは瑞鶴さんお願いします!

瑞鶴@:りょーかい

GM:っと、Ok

瑞鶴@:γ偵察するか……一回限りで目標値8

GM:1or2?

瑞鶴@:2d6>=8

ダイス判定: (2D6>=8) → 4[2,2] → 4 → 失敗

瑞鶴@:1のつもりだった

瑞鶴@:やめよう。下手に行動値減らすのは避けたい

舞風@:うむ、通ったら儲けものって感じなので、これでOKですネ

GM:了解、そちら側は以上やね?敵さんの目標は…choice[A,Ma,MI,Z,H]

ダイス判定: (CHOICE[A,MA,MI,Z,H]) → MA

舞風@:おっとぉ? 機銃でスパーンできるんじゃないか?

GM:っつー分けで、舞風ちゃん。 偵察8だー

舞風@:連装機銃で対空! 行動値-2して…… 3d6 ばばばばば!

ダイス判定: (3D6) → 13[2,5,6] → 13

比叡@:高い高い

GM:ひえー

舞風@:「遅い遅いー! こっちだよー!」

GM:ってなわけで、偵察終了

ユカリ:「……」

GM:プロット変更どうぞー

一同:プロット変更しまーす!

GM:全員移ったの? 大丈夫?なの? 

*GM大慌て

 

GM:了解。ではプロット公開行くぞー  公開!

 

序列六:           ・β

序列五:青葉@        ・γ1

序列四:ユカリ        ・γ2

序列三:三日月@

序列二:舞風@ 比叡@ 瑞鶴@ ・ 前線航空戦鬼

 

GM:お前ら…殺気たけぇよ…

舞風@:相手短距離だからねぇ、速攻っすよ

比叡@:HAHAHA

瑞鶴@:いや、瑞鶴には【五航戦】があったから嫌々行ったんですよ……

青葉@:五抗戦ってどちだっけ、超対空が死ぬ奴?

瑞鶴@:さらに言うと『同じ序列にいる敵』だけだから

青葉@:相手の鬼の超対空が死ぬと。

GM:…うそだろ…ムスタングううううううう

瑞鶴@:うん。だから2

舞風@:ムスタング? 知らんなぁ!

三日月@:哀れな

舞風@:さぁ焼き尽くせー

GM:GMは絶望した!

 

*ここから、航空戦フェイズが開始する。

瑞鶴@:報酬分は働くぞーぃ 艦攻で攻撃っと  1d6 ダイス判定: (1D6) → 3

GM:ぽちゃん

瑞鶴@:知ってた 比叡@:しかたないよね

 

瑞鶴@:天山 1d6  ダイス判定: (1D6) → 5

舞風@:グッド! 三日月@:おおー 比叡@:行った

GM:…ガンマに命中

瑞鶴@:とりあえず攻撃 3d6

ダイス判定: (3D6) → 8[1,2,5] → 8

青葉@:装甲どのぐらいかなぁ

GM:損傷Ⅰ 小破!

舞風@:1点は通したか

青葉@:装甲は?

GM:装甲8

三日月@:高め! 青葉@:ふーむ。2Rかかりますねぇ。

GM:取りあえず、ユカリの封じ込めには成功だなぁ… では、敵の陸上機が攻撃するぞ!

青葉@:はーい 舞風@:かかってこーい! 比叡@:おうかかってこいや

GM:1d6 ミッチェル

ダイス判定: (1D6) → 4

GM:ユカリンへ

舞風@:あっ

GM:4d6

ダイス判定: (4D6) → 19[2,5,6,6] → 19

青葉@:たかーい。 舞風@:高い! 比叡@:おまっ 三日月@:Zero!!!! 舞風@:ずいずーい!!!

青葉@:超対空お願いします。

瑞鶴@:りょーかい

ユカリ:装甲11です!

舞風@:ゆかりん強かった

瑞鶴@:超対空3

GM:レッツ対空!

瑞鶴@:3d6 「別にどうにでもなってもいいけど……」

ダイス判定: (3D6) → 14[3,5,6] → 14

舞風@:完璧だ

GM:…うそでしょ…

比叡@:いいぞ

三日月@:ナイスナイス

瑞鶴@:「ま、あとで追加分はもらっておくわ」撃墜させながら

三日月@:「すごい、瑞鶴さん、すごいです!」

ユカリ:「あ、ありがとう…」

比叡@:「さすが瑞鶴だ!」

青葉@:さすずい!

GM:いちいちお金を請求するずいずいは放置で

GM:1d6 マローダ!かかれえええ

ダイス判定: (1D6) → 6

舞風@/GM:ぽちゃん

比叡@:はいはい 三日月@:終わった…。

舞風@:「さー、反撃開始!」

青葉@:ゆかりんからだな。

ユカリ:「優華さん…」

 

PC一同による作戦会議が行われ、方針が決まる。

比叡@:では発動しますか まずは五里霧中

GM:判定お願いします!

比叡@:2d6-2>=5 煙幕とともになぜか水面からも霧を起こしたり

ダイス判定: (2D6-2>=5) → 3[1,2]-2 → 1 → 失敗

比叡@:そんなことなかったよ!

舞風@:ひぇっ 比叡@:ひえー! GM:ひえー

瑞鶴@:さっきっから比叡の出目が振るわないな……

比叡@:では…一回だけ振り直そう 1d6

ダイス判定: (1D6) → 4

比叡@:2d6-2>=5 「あれ…調子が悪いのかな?」艤装を叩いてみた

ダイス判定: (2D6-2>=5) → 9[3,6]-2 → 7 → 成功

比叡@:okok 舞風@:よぉし

GM:壊れ物は叩けば治る! では超遠は終了

比叡@:「ふん、これに限るよね!」

GM:次に、長距離!

舞風@:いないはず! や、ここでユカリが動いてもいいのか

GM:いや、ユカリンだね

青葉@:だね。さきほどのはんていでー

ユカリ:分かりました…2d6>=5 18inch ダイス判定: (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

ユカリ:連撃いきます って、あ… 命中補正を忘れてました… 2d6+1>=7  → 成功

青葉@:よしよし。

ユカリ:もう一回連撃ですか?

青葉@:合計で8dですかね。火力込みで。

青葉@:やめましょうw<もう1回 感情無しで8以上は流石に。

ユカリ:いまで総合火力8ですね では…

舞風@:GoGo!

ユカリ:8d6 「優華さんを……返して!!」

ダイス判定: (8D6) → 27[1,2,2,3,4,4,5,6] → 27

舞風@:つよい 青葉@:よしよし。

GM:装甲8 大破です

青葉@:三日月、トドメよろしくねー。

三日月@:はいー

GM:では、中距離へ移ります

舞風@:「し、新兵器の脅威度がどうとか言ってたけど、ユカリちゃんもすっごいなぁ……」

青葉@:「よーし、青葉頑張っちゃいますよー」

三日月@:「押し切れます!対空戦闘続けー。」

青葉@:中距離砲でγ1狙います。

青葉@:2d6+1>=5 秘密兵器

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 9[4,5]+1 → 10 → 成功

GM:OK

青葉@:連撃!

舞風@:ヒーホー!

青葉@:2d6+1-2>=5 自由奔放

ダイス判定: (2D6+1-2>=5) → 4[2,2]+1-2 → 3 → 失敗

三日月@:むぅー

青葉@:振り直し! 青葉@の行動力を-3(1D6->3)の減少(行動力:12->9)

青葉@:2d6+1-2>=5  (2D6+1-2>=5) → 6[1,5]+1-2 → 5 → 成功

GM:よし、成功!

青葉@:回避1ですかね?

舞風@:五里霧中が生きたかな?

GM:あ、ちょいまっち

青葉@:2から1か1から0か。

比叡@:いや、0にならない

GM:3から2へ

青葉@:じゃあ当たってますね。

三日月@:3だったのかー!

舞風@:γさんは強い子

青葉@:5d6

ダイス判定: (5D6) → 23[2,4,5,6,6] → 23

舞風@:お

青葉@:んん? 瑞鶴さん声援お願いします。

GM:一足りない 大破!

*装甲8の為、このままでは大破止まり。

青葉@:ここは仕留めに行く

三日月@:OKー

GM:えー 少しぐらいは砲をうたせてよー

*ごねるGM

瑞鶴@:ほい声援 +2

青葉@:「おっ、援護ですね!有り難うございます!」 2d6+23

ダイス判定: (2D6+23) → 8[3,5]+23 → 31

青葉@:まあたおすw

GM:たっかーい 轟沈ー

青葉@:でも無傷だと1たらなかったw

舞風@:「さっすが!」

GM:ではでは、γ2の攻撃です 《優しい》で攻撃指定を行うのだが。

青葉@:やさしい。

三日月@:直上であった

GM:直上…

ユカリ:2d6+1>=5

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功

ユカリ:「…出来損ないが… 私の邪魔をしないで!!」

三日月@:(『できそこない』?)

舞風@:余裕で避けた

GM:というわけで…短距離だぞー

三日月@:βどうぞ!

GM:6番のβ、三日月 瑞鶴 戦鬼で動きます

 

GM:比叡さんにおしとやか砲で攻撃!

比叡@:おっと 負けず嫌いから3だ!

青葉@:がんば!

比叡@:2d6+1-3>=5 「こんな攻撃私に当たるわけがないわっ(ドヤァ!!)」

ダイス判定: (2D6+1-3>=5) → 6[2,4]+1-3 → 4 → 失敗

舞風@:如何せん遠いな……!

GM:艤装、叩けばわんちゃん…?

青葉@:うーんw

比叡@:ドヤ顔で受けてやるわ

青葉@:フリーで火力+2とはいえ…6dぐらいかなあ

瑞鶴@:ん、ちょっとまて 声援渡す?

舞風@:βは素火力2もなかったはず

瑞鶴@:じゃあこのまんまでいいか……

GM:素で1 フリーもろもろで火力5

比叡@:受けてみる

青葉@:軽巡相当ぐらいかな

比叡@:まぁせいぜい小破止めか(慢心 舞風@:22は出ないやろ(慢心)

*フラグという奴である。

瑞鶴@:ついでにアビも期待できるしな

GM:敵艦のこうげきふりまーす 5d6

ダイス判定: (5D6) → 18[2,3,3,4,6] → 18

*思わず舌打ちする悪いGMが居たとか居なかったとか。

青葉@:危なかったw 舞風@:せーふせーふ!

比叡@:「うっ…全然、痛くないしー!」 尚ちょっと涙目

GM:ではでは。参りましょう みかちー!

三日月@:γ_2を攻撃! 「負けたくはありません…!戦いなんですから!」

三日月は連撃を難なく成功させる、途中で判定妨害にあうが比叡のアビリティ:五里霧中によって判定妨害を無効化させた。

三日月@:比叡さーん!!ありがとうー!

三日月@:4d6+2 【戦術共有】 「比叡さん、ありがとうございます!」

ダイス判定: (4D6+2) → 20[2,6,6,6]+2 → 22

比叡@:「えっ、…当然よ!」

GM:げは…

三日月@:撃沈なり

舞風@:高い!

三日月@:「ユカリちゃんや青葉さんにはかなわないけど…私だって!」

ユカリ:「…ありがとうございます」

瑞鶴@:ふむ、楽勝だな……

三日月@:さあ、メイン戦闘舞台の序列2ですね!

舞風@:私が先でいいかしら?

瑞鶴@:ええよ

青葉@:どぞどぞ。

舞風@:では起死回生を宣言 2d>=5 【起死回生】 《芸能》

ダイス判定: (2D6>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功

青葉@:今後の予定としては次のRで私がβ攻撃するのでダメージ与えてくれると嬉しいですね!

舞風@:序列6を攻撃目標に指定、さらに一緒に踊る? を使用

この判定に一度失敗するも、再判定で成功させる。

舞風@:おっけー、追加で目の前の姫を攻撃目標にします。主砲と魚雷で連撃!

舞風@:2d+2>=5 小口径主砲《アイドル》

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 10[4,6]+2 → 12 → 成功

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 10[5,5]+2-2 → 10 → 成功

舞風@:ドヤァ

三日月@:なんだこのダイス!!

舞風@:2d+2d+2 戦術共有込み

ダイス判定: (2D6+2D6+2) → 9[4,5]+6[2,4]+2 → 17

GM:ひえー

比叡@:これは正しいドヤ顔…

舞風@:「いっくよー! それ、ワン、ツー!」

GM:装甲は、なんと! 16! うそだああああああ、駆逐艦に傷を負わせられるなんてえええ!?

三日月@:たけえ

瑞鶴@:うん……

青葉@:これも一応範囲攻撃なんだよねw

舞風@:βの装甲いくつだろ

瑞鶴@:4か5

GM:え…よ、ヨンだよ(震え声

三日月@:わお

青葉@:死んだ! 三日月@:すげえ

GM:…え、え…嘘だああああああ

*二度目の絶叫

舞風@:「よぉし! さぁ、ラストダンスだよ!」

GM:しーゆーβ では…ラスト! ずいずい!

瑞鶴@:はいよ、攻撃機で攻撃 2d6>=5

ダイス判定: (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

GM:むり

瑞鶴@:天山で連撃 2d6-2+1>=5

ダイス判定: (2D6-2+1>=5) → 5[2,3]-2+1 → 4 → 失敗

舞風@:惜しい!

三日月@:ぐぬぬ

瑞鶴@:うん。振りなおそう 1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

比叡@:高い

GM:回避は2が1に低下中

瑞鶴@:2d6+1-2>=5

ダイス判定: (2D6+1-2>=5) → 11[5,6]+1-2 → 10 → 成功

舞風@:いい出目だ!

GM:はい、成功

瑞鶴@:火力は合計6dか……まぁ期待せずに打ち込もう

瑞鶴@:6d6 「じゃ、とっとと消えてちょーだいっと」

ダイス判定: (6D6) → 18[1,2,2,4,4,5] → 18

瑞鶴@:「(流石にこいつじゃ威力不足か……)」

舞風@:よしよし!夜戦まで行かずともヤツは沈む

GM:中破になりました!

比叡@:まぁ悪くないか

GM:さぁ、反撃の時間じゃぼけぇ mht

ダイス判定: 目標表(6) → 敵艦の中から完全にランダムに決定

舞風@:かかってこいよ!

青葉@:さあ誰だ!

GM:choice[Z,M,H]

ダイス判定: (CHOICE[Z,M,H]) → M

青葉@:まいかぜー 比叡@:舞風ええええ!!!

GM:舞風ぇえ 覚悟ぉお!

舞風@:ふ、当たらんわ!

GM:恋するミッチェルを交わしやがれ!

*もはや意味不明な事を宣い始めたGM

舞風@:恋愛から代用、目標8

三日月@:【援護射撃】 toward 舞風

比叡@:いえけるはず

舞風@:サンキューみかちー愛してる!

三日月@:「そこは…キルゾーンです!」

舞風@:2d+2+1>=8 回避!

ダイス判定: (2D6+2+1>=8) → 3[1,2]+2+1 → 6 → 失敗

舞風@:あっ振り直し

舞風@:舞風@の行動力を-6(1d6->6)した(行動力:8->2)

GM:命中、4!

舞風@:命中4?!

GM:さぁさぁ、交わしやがれ!

舞風@:2d+2+1>=8 回避その2!

ダイス判定: (2D6+2+1>=8) → 9[4,5]+2+1 → 12 → 成功

青葉@:消えても回避してるなw

舞風@:差っ引いても避けた!

三日月@:つえええええええ

比叡@:命中がなんだって?

GM:…ちくしょー 援護射撃で負けた… 無ければ当たってたのに…

舞風@:五里霧中といい援護射撃といい噛み合ってるな

三日月@:行動力わずか1で撃てる良アビリティ

舞風@:「さー、華麗に舞うわよー!」

GM:敵はアビリティ:調整体の効果で損傷を1受けて大破へ!

舞風@:ではユカリちゃんお願いします

GM:超遠距離からもー1回!

ユカリ:私でいいんですか?

舞風@:トドメ刺したい人ー?

比叡@:やっちゃいなさい、冷泉さんのかたきをとるのです…!

青葉@:ですね。

GM:まだしんでなーい!w

青葉@:さっきと同じ判定でー

ユカリ:わかりました 2d6+1 (18inch

ダイス判定: (2D6+1) → 4[1,3]+1 → 5

比叡@:これは慢心

三日月@:当たればええのよ

ユカリ:えと…五里霧中展開って継続?

比叡@:継続です

ユカリ:継続してたら、回避2>1で外れます… 再度判定行います:1d6

ダイス判定: (1D6) → 1

舞風@:がんばれ!

ユカリ:12->11

比叡@:いいぞぉ

ユカリ:2d6+1>=5

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功

ユカリ:連撃、魚雷を打ちます

ユカリ:2d6+1>=7

ダイス判定: (2D6+1>=7) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功

ユカリ:総合火力8です

ユカリ:8d6 「…優華さん……優華さん!!」

ダイス判定: (8D6) → 28[2,2,2,3,3,4,6,6] → 28

青葉@:まあいけるだろw

GM:てなわけで、敵艦隊壊滅 完全勝利S!

三日月@:やふー 「敵艦隊、完全に沈黙!さあ、冷泉さんを助けに行きましょう!」

比叡@:我々の勝利である

*ルーズベルト大統領が交渉の席に着く日は近い

 

舞風@:「ここからが本番だね!」

青葉@:「そうですね!」 破片とか落ちてますかね?

山部中尉@:「…皆さん」

青葉@:「なんでしょう?」

山部中尉@:「冷泉さんの姿は…見当たりません」

三日月@:「えっ………。」

舞風@:「むむっ……!」

三日月@:「えぇー!! だって、そこに深海棲艦いたよ!?」

比叡@:「どういうことなの…」

三日月@:「あんなことできるの、冷泉さんくらいです!」

*八意教授が完全に忘れられている件について。

瑞鶴@:「いるからって、いるとは限らないじゃない」

青葉@:「むむ、別の所に運ばれましたかね?」

三日月@:「一足遅かったですか…。」orzのポーズ

瑞鶴@:「第一、巻き込まれたらどうすんのよ。それはそれで大騒ぎよ」

三日月@:ユカリさんの方を見ます

ユカリ:「そんな… 優華さん……が、いない…」(ふらり

舞風@:「ユカリちゃん……!」(さっと受け止めよう

三日月@:「ゆ、ユカリちゃーん!」抱きとめに行きます!

ユカリ:「まさはる、さん…… まさはるさん…」

舞風@:二人が差し出した腕の間にぽすっと

青葉@:「逆に、連れ込まれた形跡等はありましたか?」>山部

三日月@:(ずっと気になってたけど…。『まさはるさん』?)

山部中尉@:「如月さん…ありましたか?」

如月中尉:(首を振る

三日月@:「…じゃあ、宇治の家から持ち出された資料類は…?」

瑞鶴@:「……あの形跡からして、グルの可能性もあるわね」(しれっと

舞風@:おっと、この瑞鶴さんの指摘は鋭い

山部中尉@:「それに関しては、浅間さんから聞いた方がよさそうだと…」

青葉@:「ふーむ。別口の可能性もありますが…こちらに連れてこられた訳ではない、という事ですかね?」

浅間:「何時からあなた方は新兵器というものに拘るようになったんでしょうね!!」 (陸軍側と舌戦中

陸軍側:「貴女が知るように、我が帝国陸軍は日露戦争以来新兵器の取り入れを不断に行っている。それが児玉大将の教えだ!」

浅間:「こんなことやっているアンタが、児玉さんの名前を出すな!」

舞風@:「大阪、なのかな。だとしたら、もう今はどこに移動してるか……」

山部中尉@:「……」(相変わらず顔色が若干悪い

瑞鶴@:「第一、人質がエラい頭脳持ってるのにこんな危険区域に連れてくるほど、軍のやつはバカではない、寧ろ利口ね」

舞風@:「中尉さんも、辛そうだけど大丈夫……?」

山部中尉@:「…すみません、お気遣い頂いて………そんなことが、あっては…ならない…」

青葉@:「報告を聞いてからですよね?」

如月中尉:(われ関せず

青葉@:「何があったんですか?」

山部中尉@:「報道には時期がある、って以前仰っていたじゃないですか。まだ、話す時期では……ないです」(といって、浅間の下に向かう

舞風@:「心配だな……」後ろ姿を見送りつつ

瑞鶴@:「……とりあえずここは離れたほうがいいわね。何しろ、他のやつが見ている可能性もあるわけだ」

如月中尉:「自分もそう考える」

舞風@:ユカリちゃんを抱っこしてるから追いかけられないのだ

青葉@:「では、移動しましょうか。」

如月中尉:「…浅間さんが整い次第、だな」>示す

浅間:「どれだけ、お嘆きになることでしょうねぇ…?」(怖い笑顔で弾劾中

青葉@:「浅間さん、撤収ですよー?」

浅間:「あっ、先に戻っててください!まだ、お話しなきゃいけませんので!!」(ニッコリ

浅間のそれは、最早驚き呆れるほど清々しい笑顔だったという



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佐藤勝郎の遺志

GM:まずは…はい。琵琶湖から撤退して、ユカリの好意から冷泉邸に戻って参りました。

青葉@:はーい。善後策を練る部分でもありますね

GM:本人は精神的ショックが大きくて、ふらついていますが…

青葉@:そこは気を遣うでしょう、舞風とかが。

舞風@:かける言葉が見当たらない……そわそわ

三日月@:「どどどどど、どどどどうしましょう!冷泉さん、いなかったです!」とユカリさんの手を握ってあわあわしてます。

ユカリ:「まさはる…さん… 私、どうしたら…」

三日月@:買い込んで持ってきた調味料やらお野菜やらベーコンやらも台所前に放っといてあわあわしてます!

舞風@:「……冷泉先生も、きっとユカリちゃんのところへ戻るために戦ってるはずだから」

三日月@:「ううー、いったい誰がどこに軟禁してるんでしょう…。」困り顔で一緒に困ってます。

瑞鶴@:「まぁ、最悪でも兵に飼われてるぐらいでしょ。命を奪われることは早々ないわね」

舞風@:「あたしたちも、連れ返すために手を尽くさなきゃ、ね!」

三日月@:「でも、でも…。ああ、ちゃんとごはん食べてるでしょうか…ちゃんと寝られてるでしょうか…。心配です…。」とユカリさんの手を握ってます。

瑞鶴@:「ただ、用事が済んだらすぐに捨てられる可能性もあるけど……まぁ私の知ったことではないわね」

三日月@:「そ、そんな!ひどすぎます!!」

青葉@:「冷泉さんも頭は回るでしょうから、引き延ばしはするでしょう。」

比叡@:「しばらくは命の危険がないってことよね、とりあえずは」

瑞鶴@:「仕事よ仕事。生憎そういう性分でね。こっちとしては本来の目的の原因すらも掴めてないし」

三日月@:三日月的には、ユカリさんが冷泉さんを心配している様子がないのをかなり気にしています。(『私、どうしたら』………あなたは、まさはるさんを心配するんですよ、女の子なら………。)

ユカリ:「私は… 私は…まさはるさん…どうしたら…」

瑞鶴@:「(やれやれ、くだらない正義ごっこだな)」

三日月@:「ううー、どうしましょう、ユカリちゃん………。どうしたらいいんでしょう………。」

比叡@:「うん…瑞鶴さん、これからどうしよう?一応浅間を攻撃した奴はもう片付けたけど…」

瑞鶴@:「こっちの本来の目的に移りましょ。まだ確定的ではないし」>比叡に

比叡@:「本来の目的…」

 

GM:山部と如月の両中尉は部屋の外に居ます

舞風@:ほう……三日月ちゃんがユカリの様子を気にかけてくれているみたいだから、舞風は山部中尉を心配して、外の二人に扉(?)越しに耳をそばだててよう

山部中尉@:「……確定した話なのですか」

如月中尉:「確定したとはいってない」

山部中尉@:「しかし!」

如月中尉:「そういう事なのだ」

山部中尉@:「………」

青葉@:聞こえる?<山部と如月のやりとり

瑞鶴@:舞風が聞いてくれてる

GM:ぼそぼそっと聞こえる感じ

青葉@:「どうしたんですか?」じゃあ突撃します

山部中尉@:「……!?」

舞風@:青葉さんが2人に話しかけるなら、舞風は、ひゃっ、っと小さな声を上げてその場を離れよう

如月中尉:「…話は以上だ。自分は任を全うするのみ」

青葉@:「なにか異変でも?」>山部中尉

山部中尉@:「………」(苦悩の表情

GM:というところで、神戸からこっちに戻ってきた少佐が登場

三日月@:おおー

扇矢少佐:「…で、道中幾らか報告を随時受けていたのだけれど。今はどういう状態なのかしら?」

山部中尉@:「……」(びくっ)

青葉@:「えっとですね。」かくかくしかじかと

青葉@:「あと、山部中尉が何か報告受けてたみたいです!」

扇矢少佐:「そう…呉組の任務は遂行された感じなのね」

舞風@:「ごめんなさい。右翼結社の活動の詳細の方は……」 しょんぼりと目を伏せてうなだれる

扇矢少佐:「まぁ…仕方ないわね…」(肩をすくめる

青葉@:「今一歩確信が持てないんですよねぇ。」

扇矢少佐:「何が、かしら」

青葉@:「いえ、うごいてる組織が幾つなのか、ですね。」

扇矢少佐:「そうねぇ… 実質的に動いているのは一つだったと思うのだけれど、陸軍を含めれば二つかしら。まっ…確かに、東方会の総裁が動いてもいたらしいのだけれど…ね。ともかく、仕方がないとしかいいようがないわ。いったい誰が、犯人かなのかさえ分かればよかったのだけれど…」

青葉@:「そこですねぇ…」

山部中尉@:「……」

青葉@:「で、山部中尉の方は?」

山部中尉@:「少佐…少々、お話が…」

扇矢少佐:「何かしら」

山部中尉@:(暗い表情のまま、家の外に萩子を連れだす

舞風@:「……!」ぴく

青葉@:素知らぬ顔をして後ろをついて行く

三日月@:ついてくんかーい

舞風@:よし、青葉の袖を引っ張って止めよう

扇矢少佐:(黙ってついていく

青葉@:ぇー。

GM:扇矢少佐は誰かついてくるなら止めますよ

青葉@:ですよねー。じゃあ止まります。

瑞鶴@:←興味ない人

舞風@:舞風ちゃんも空気を察した

山部中尉@:「少佐……」(剣呑な雰囲気

GM:何事かが小さな声で交換される

青葉@:扉ぴたー。

舞風@:だめー! ぱぱらっちは舞風がやらせないぞ

扇矢少佐:2d6+3 「………」

ダイス判定: (2D6+3) → 10[5,5]+3 → 13

山部中尉@:「…ぐはっ…」

扇矢少佐:「……決めなさい、いいわね」(扉を開ける

青葉@:ささっ

扇矢少佐:「残念ながら、今回の私から舞鶴の三人に渡した任務は失敗よ。呉の二人の任務は成功でしょうね、詳しく知りたければ後で浅間さんと話すといいわ」

舞風@:「ご期待に添えず申し訳ないです……」しゅん

青葉@:「うーん、詰めきらなかったですね。」

比叡@:「まぁ…運が良かっただけよ。」

扇矢少佐:「それから、山部中尉の提案を元に、もう一度ユカリさんを上海に移すことになったのだけれど。それまで出来ればでいいのだけれど、舞鶴の三人で様子を見てあげてくれないかしら」

青葉@:「構いませんよ!」<様子を

舞風@:「それって……舞風たちも一緒に上海へ、ってこと?」

扇矢少佐:「あぁ…誤解させてしまったかしら。上海の…まぁ、友人がね。ふらりと宇治まで彼女を尋ねにくることがあって。彼女に託して、ユカリさんの親戚に送り届けるつもりなの」

青葉@:「それまでの護衛も兼ねてる感じですかね?」

扇矢少佐:「彼女が来るまで少なくとも数日、長くて数か月を過ごしてあげられないかしら?それを改めて、貴女たち三人に依頼するわ」

舞風@:「りょ、りょーかいです!」

扇矢少佐:「そう、なら… 今回は色々と走り回って貰ってありがとう、“また”仕事が出来たらいいわね」(手をひらひらとさせて去っていく

青葉@:「はーい。こちらも楽しみにしています!」

舞風@:ぺこっと頭を下げて見送ろう

 

 * * 数日後 * *

大阪市内にて陸軍がどたばたとしているのが一先ず落ち着いた

事情をしるPCの皆さんは、新兵器の一件をもみ消すために躍起になっていたのではないかと程度の差はあれ感じています

青葉@:あれはもみ消さないといろいろ吹っ飛ぶしね

三日月@:日本の国際社会での立場が吹っ飛びます

GM:そして、実際問題陸軍はこれのもみ消しに成功したのだと思われます

舞風@:今回はヤバかったね

GM:さて、萩子からの報告によれば完全に外部から先の戦闘で戦った深海棲艦は持ち込まれたのだと知らされています

三日月@:たぶん宇治川で運んだんですね。

GM:そして、真実を知るのが萩子を始めとした特命捜査班と、技術実験を行っていた陸軍の少数の人間だけ。

青葉@:ふーむ。

GM:それらは、基本的に大声で喋らないのですが… しゃべりたい、しゃべらなければならない人間が約一名。しかし、彼の存在はある日消えました。

青葉@:ほむ?

GM:日本のマジックだねw

舞風@:ほう……!

三日月@:えらいぞ山下さん

青葉@:マジックなのか?w

GM:大丈夫、アメリカの魔法よりはましだからww

青葉@:中国が1番やばくないですかね……

*恐らくそれは仙術である。

GM:そして、青葉の元にオドロオドロシイ手紙が届きます

青葉@:おどろおどろ?

GM:まぁ、雰囲気が並大抵でない感じのブツ

青葉@:ふむ。これは一人で見ることにしますね。

 

**:『こうなってはもう、お前しかいない』

**:『俺は、漸く掴めたんだ…辻の野郎を、追い落とすための格好のネタが!!』

**:『それだというのに!俺は…これを発表できなかった!』

**:しばらく恨み事の羅列が続き

青葉@:そこは読み飛ばします

**:『俺は、このネタの代価としてある事をした』

**:『右翼の連中の運び屋だ』

**:『車で京都大阪を行ったり来たりするだけのバカでも出来る仕事だった』

**:『つまり、やばいブツだったんだろうよ』

**:『だが…俺はそれでも……仕事の請負をやった…』

**:『全ては…自分たちの立場惜しさに、無実の人間に罪科をなす繰りつけやがる…あの陸軍の糞共に復讐するために!!』

青葉@:「ふむふむ。」

**:『俺は…もう助からない』

**:『事情を知らない友人にこの手紙を渡すことに決めている』

**:『頼む』

**:『陸軍を糾弾してくれとは云わない、お前は関係ねぇからな』

**:『だかな…もし、俺のやった仕事に関しての情報が役立ったなら』

**:『頼む…記者として……曲がりなりにも、真実を伝えようとした』

**:『俺を……俺の憎しみを…覚えていてくれ』

青葉@:あ、ちなみに、ネタの内容とかは書いてあります?

GM:もう一枚の方に、最初は読みやすさをこころがけていたのだろう大きな字で書き始められていたのが、それがだんだんと小さくなり、最後はギリギリ判読ができる程度のマメのような字でびっしりと

青葉@:ほむ。

GM:具体的に云えば、自分に接触してきた人間の名前やら、車をどうしろと指示されたやら

青葉@:ふむ。流石に中身は見て無さそうかな?

GM:そうやな… まぁ、動物かもしれんてきなことは書いてそう

青葉@:…もしかして大きさはイ級ぐらいだったりします?

GM:わからん!イ級の大きさが分からん!

GM:あぁ…では

青葉@:あー。

 

 

GM:京都市内のある場所に駐車されていた車を、大阪の陸軍関係施設の所までもっていったと書いています

青葉@:まあ見当として。あの深海もどきかなぁと。

三日月@:いえ、これが冷泉研究員っぽいですね。もしくは最高でもデッドセルさん。

青葉@:いや、いったりきたり、だから 何往復かしてるっぽいんですよ

三日月@:じゃあ…デッドセルさんかなあ? 宇治の車も運転手は彼だったかも!

舞風@:刃桜会のメンバーかもしれないし?その運ぶ荷物がね

三日月@:たしかにーー

青葉@:「ふーむ…どうしたものですかね、これは。」

GM:一応、判定扱いしようか

青葉@:うん?

GM:<無個性判定 目標値7/技能補正 目星 >

青葉@:2d6+1>=7

ダイス判定: (2D6+1>=7) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功

青葉@:成功。

GM:じゃぁ、人物名が書いてあるって云いましたが。それらの人物、右翼を調べた際に聞き覚えがあります。恐らく、刃桜会の人物だと思われる

青葉@:ほうほうほう。

GM:つまりね。青葉さんが分かるのは次の図式。刃桜会=>佐藤記者(あの方という人物に匿われたことあり) で仕事を渡され実行

青葉@:ああ、そこに恩があったのね。確かに匿われたっていてってた!

GM:さて…

青葉@:手紙はやはり少佐に渡すことにしましょうか。訂正。手紙の写しを少佐に渡すことにしましょうか。

GM:おぉ…w

青葉@:まず、青葉に握りつぶされずに公表する手段がない。というかどこにもないw

青葉@:で、この手の情報の扱いに青葉の知る限りで1番得意そうなのは少佐になるんですよねぇ。

青葉@:で、握ったままで居ると『事情を知らない友人』の身が危ないと判断するわけで

青葉@:なので握りつぶすことなく使えそうな少佐になるんですよねぇ。

青葉@:その辺のRPしていいですか!w

GM:ウェルカム!

青葉@:そうなると何度かゆかりんの様子見に来たときになりますかね?

GM:まぁ…そうだねぇ…

GM:PCたちに見てもらうように頼んどいて、自分はしらんふり。とはいきませんからね

青葉@:どのぐらいの間隔かは知らないけど様子を見には来るでしょうからね

青葉@:じゃあそう言う方向で!<RP

GM:まぁ…少佐的には週一かなぁ…

青葉@:まあそのぐらいなら問題ないでしょう。

青葉@:ないですよね?

GM:ないよー

青葉@:じゃあそうですねー。少佐の帰りがけに声かけますかね。

GM:ほむ

 

************

青葉@:「少佐、ちょっとご相談があるんですよ!」ゆかりんの様子を見に来て帰りがけの扇矢に声を掛ける

扇矢少佐:「あら、何かしら」

青葉@:「うーん、そうですね。ここでって言うのもなんなので。二人っきりになれるところが良いですね!」

青葉@:「もしくは喫茶店とか!奢ってくれても良いですよ!ですよ!」

扇矢少佐:「そう、何を食べたいのかしらね?」(苦笑

青葉@:「うーん。」

青葉@:choice[あんみつ,パフェ]

ダイス判定: (CHOICE[あんみつ,パフェ]) → パフェ

青葉@:「パフェなんか良いですね!」

青葉@:「近く人気のお店があるんですよ!」

扇矢少佐:「あぁ…そうね」

扇矢少佐:「平等院の方はその手の店が多いらしいからね」

青葉@:「決まりですね!お気に入りの所があるので行きましょう!」

 

青葉@:……という事で移動しまして席に座りました(省略)

扇矢少佐:(コーヒーを頼む

青葉@:(パフェを頼む

 

青葉@:「それででですね。相談なんですけど。」

扇矢少佐:「何かしらね」

青葉@:「えーとですね、これをどうぞ。」手紙(を取った写真)を渡します。

扇矢少佐:「……預かるわね」(受け取り、素早く情報を読み取る

青葉@:「青葉もいろいろ考えたんですけどね。これを彼の望み通りに使えそうなのが少佐なんですよ。」

扇矢少佐:「……そうねぇ」

青葉@:「青葉がずっと握ってる、って言うのも考えたんですけどねぇ。青葉までのラインは早々繋がらないと思うんですけど『事情を知らない友人』がですね。」

扇矢少佐:「狙われそうね、文面的に」

青葉@:「そういうことなんで。さっさと『使って』漏れた経路なんか意味をなくしちゃうのが1番って判断しました。青葉が公表するって方向は無理ですね。どっかで握りつぶされるか『勘違い』になりますから。」

扇矢少佐:「そうねぇ…下手をすると、あなた…満州国に飛ばされるわよ?」

青葉@:「それは別にどうでも良いんですけど。間違いなく記事が消えますからね。」

舞風@:誰のことを言ってるのかナー

扇矢少佐:「ふふ…そうね。 まぁ、予想が簡単につくわね」

青葉@:「そういうわけで。せめて彼の思うように陸軍への意趣返しに使って欲しいなって言うところです。」

扇矢少佐:「確かに、少佐の肩書はある程度の物事をごり押しすることができるのだけれどね ……そもそも、私は確かに右翼を探れって言ったわ」

青葉@:「そうでしたね。」

扇矢少佐:「けれど、だからって実際にこれを書いた人間が消された事態が起きている。正直、とんでもなくリスクが高い資料だと判断せざるを得ないわ」

青葉@:「そうですよ?」にこにこ

扇矢少佐:「それでも、私にこれを見せた。理由を教えてもらえるかしら?」

青葉@:「さっき言ったとおりですよ。青葉の知る中で少佐が1番『使える』からです。」

扇矢少佐:「そう」(にっこり

青葉@:「これを知らんぷりする選択も無いですよ。」

扇矢少佐:「貴女は私がこれを知ってしまったことを知っている。そういいたいのでしょ?」

青葉@:「それが写真って言う時点で察してください。あとですね。青葉は記者なんですよ。」

扇矢少佐:「探偵ではない、と?」

青葉@:「いえ、記者がですね、他の記者に託された情報を死蔵するなんてあり得ないってことです。この事実をぽいっと公表して青葉が消されるだけならそれは『信憑性を増す』ことになるからいいんですけどね。ず間違いなく隠蔽されちゃいますからね。」

扇矢少佐:「有効な使い方は、私をこれで動かす…か。大した度胸ね」

青葉@:「啖呵切った以上、このぐらいやらないと彼に申し訳が立たないですよ。」

扇矢少佐:「………」(コーヒーをくいっと飲む

扇矢少佐:「…そうね、考えてみるわ」

青葉@:「お願いします。」ぺこっと。

扇矢少佐:「……保証は悪いけれど出来ないけれどね」(肩をすくめる

青葉@:「その時は青葉の目が曇ってただけですから。」

扇矢少佐:「随分ないいようね」

青葉@:「青葉も出来る限り協力はしますからね。」スルーして

扇矢少佐:「…期待しているわ、記者さん」

青葉@:「いえいえ、こちらも期待していますよ。」

扇矢少佐:「今回の件では”世話”になったのだもの、頑張らせてもらおうかしらね」

青葉@:「じゃ、そろそろ出ましょうか。込んでますしね!」パフェは既に完食

扇矢少佐:「そうね」(伝票を持つ

青葉@:「ごちそうさまです!」

 

GM:最後に、MVPはだーれ!

一同が決め終えるのを見計らって

GM:では…公開!

 

三日月@:「青葉さん」 記者RP、徹底!実質的にたった1人で捜査を進めていただいて、大変ありがとうございました。大活躍でした。

舞風@:「瑞鶴さん!」 佐藤記者との舌戦お見事。あと個人的に、「状況的に冷泉もグルでは?」の台詞は、非常に深い、必要な視点だと思いました

瑞鶴@:「青葉」 たったワンシーンのみですが、瑞鶴と比較して『陽と陰』のような関係が見えてきたので。

青葉@:「舞風」 細かいフォロー感謝。ゆかりんとか あと戦闘での同時撃破もたすかりました。

比叡@:「三日月」 可愛いRPをしつつちゃんとシナリオを進んで、山下との交渉は圧巻でした

GM:MVPは?

三日月:マスコットでありながら鋭く物事をとらえるチームの癒し!

舞風:芸術大好きな心優しい,戦鬼に損傷を与えるほどの舞踏家!

比叡:のんびりとした雰囲気をまとった長身の少女,無垢ですね!

青葉:各方面の情報を発掘する姿,見ちゃいました!

瑞鶴:ひねた感じで佐藤さんを突く描写,すっごいよかったっす!

 

 

GM:取りあえず、山鹿想録の第一回はここで終わりです。お疲れ様でした!

一同:お疲れさまでしたー!



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不審な言動

GM:扇矢少佐にフィルムを預けてから僅か数日後、青葉の元に少佐から呼び出しがかかる。

青葉@:向かいますよ!

扇矢少佐:「あら、早かったじゃない」 (以前の喫茶店の、同じ席でコーヒーを啜ってる

青葉@:「そりゃもう!なにかご用でしょうか!」

扇矢少佐:「前に、これを貰ったじゃない」(写真をひらひらとさせる

青葉@:「そうですね。あ、ネガですか?」

扇矢少佐:「現物は貴女が保持するつもりでしょ?」

青葉@:「ええ、なのでどうぞ。」渡す。

扇矢少佐:「後で良いのだけれどもう一セット作って頂戴。保険の為にもね」

青葉@:「そうですねぇ。そうしておきましょう。」

扇矢少佐:「ありがとう。」

青葉@:「保険のワンセットはどうしておきます?」

扇矢少佐:「そうね…また直ぐにここに来ることに成るから。その時に直接回収するわ」

青葉@:「了解しました!」

扇矢少佐:「それから…そうね。貴女は冷泉のことをどう思っているのか聞かせてほしいのだけれど」

青葉@:「うーん、どう、といいますと。人柄とかですか?」

扇矢少佐:「人柄、ユカリさんとの関係の客観視、それから…以前の任務での誘拐騒ぎについて」

青葉@:「人柄ですけど、悪い人では無さそうですね。『彼の職務・研究の範囲内で』と言う但し書きが付きますけど。」

扇矢少佐:「………えぇ、否定はしないわ」

青葉@:「あの手の研究者としては良く居るタイプ、と思いますよ。ユカリさんとの関係は…うーん。なんでしょうね?一見すると恋人同士に見えるんですけど。何か違う感じもしますねぇ……なんというかですね、冷泉さんがユカリさんを大事にしている、ユカリさんが冷泉さんを大事にしている。ここはまず間違いないと思うんですよ。」

扇矢少佐:「そうね」

青葉@:「問題はその感情ですね。特にユカリさん→冷泉さんはただの恋人とかそう言う物では無いと思いますね。うーん。これはただの当て勘なのですけど、ユカリさんにとっての冷泉さんって、世界なんじゃないですかね?」

扇矢少佐:「世界、ねぇ…」

青葉@:「ええ、世界です。彼女の世界は恐らく彼を中心に構成されています、もしくはいました。」

扇矢少佐:「私に云わせてみれば…ユカリさんって、園芸種なのよね」

青葉@:「ふむ。」

扇矢少佐:「冷泉が求めるモノの為に交配を繰り返された… 自然界では現れることはなく、生き延びることも出来ない存在」

青葉@:「そうですね。冷泉さんが決定的に失われたとき、彼女の世界は崩壊するでしょう。」

扇矢少佐:「……そうなのよね…」(何かを考える仕草

青葉@:「問題は冷泉さんのユカリさんに対する感情です。」

扇矢少佐:「………」

青葉@:「幾つか候補はあるんですけどね。家族とか恋人とかそう言う感情ならよいんですけど。……『研究者』であるなら、『唯一無二の研究成果』って大事に愛でる理由になりそうなんですよね。」

扇矢少佐:「どうかしら。そもそものコンセプトが恋人の再現、なのだけれど…」

青葉@:「二人以上が成功した場合のことを考えていたんですかね、あの人。」

扇矢少佐:「中尉が書いた調書によれば間引くつもりだったのじゃないかしら。有望株だった赤は、紫の為の実験体として扱っていたそうよ」

青葉@:「うーん、そうだとしても現実としてもう一人出てきましたよね。」

扇矢少佐:「…そうね、黄。カツミ、だったかしら……冷泉は廃棄されたと思っていたのだから、完全に想定外だったのじゃないかしらね」

青葉@:「冷泉さんの感情がどう振れるか、正直予想が付かないんですよね。」むー、と。

扇矢少佐:「まぁ…カツミって、聞く限りユカリさんと性格が違うみたいだから… もし顔だけ、体だけなら狂喜するでしょうね。一方で性格とか、ユカリさんとの関係を大切にするつもりなら靡く要素は無いんじゃないかしらね」

青葉@:「付き合いも長いですしね。 ええ、付き合いの長い恋人や家族、そう言った感情なら靡く要素はないですね。ええ。最初に言いましたけど、彼は『研究者』なんですよ。靡くかどうかは置いといて、彼は本当にユカリさんを『人』としてみてるんですかねぇ。」

扇矢少佐:「中尉が云っていたのだけれど、冷泉はユカリさんを失敗だと面と向かって痛罵したこともあるらしいのよね…はぁ……一先ず、冷泉の考えを探るのは脇に置きましょう」

青葉@:「それで誘拐事件ですけど、ここと絡むんですよね。誘拐する理由はまあ、冷泉さんの頭脳ですよね。」

扇矢少佐:「そうね、何よりも実績がありすぎるモノね」

青葉@:「それでですね。そのわりにユカリさんは手付かずなんですよ。いえ、確保が難しいのは判りますよ?それでも不可能じゃないはずなんですよ。」

扇矢少佐:「………」

青葉@:「感情の理由はともかくお互いはお互いを大事に思っています。ならば…人質、と言う手は通用する、したはずなんですよ。少なくとも試す価値はあります。なんででしょうね?その方が冷泉さんをコントロールしやすいはずなのに。」

扇矢少佐:「私は貴女に、ユカリさんを上海に連れて行くと云ったからそういえるのじゃないかしら」

青葉@:「でも、お二人は一緒に住んでますよね?」<冷泉とユカリ

青葉@:「冷泉さんだけ攫って、どうコントロールする気なのだろう、って言う話でして。一応、脅すって言う手段はありますけど。」

扇矢少佐:「考えてみなさいよ、日本に居ることは…ユカリさんをいつでも傷つけることが出来る状況だってことじゃないかしら」

青葉@:「うーん。そうすると誘拐犯は私達が動いてることをあんまり認識してない、という事になりませんか? もしくは、その気になれば私達を蹴散らすだけの手札があるか。」

扇矢少佐:「後者は…この前の琵琶湖の件があるから否定できないのよね…」

青葉@:「ああ、確かにあれが相手の手中にあれば不可能じゃないんですよねぇ…あとは可能性が少なくとも可能性がある時点で脅しとしては成立するか、ですかね。」

扇矢少佐:「……というと?」

青葉@:「えーとですね、ユカリさんが青葉達に守られてるとしても、それを抜いてユカリさんを傷つけることは出来る『かもしれない』わけですよね。冷泉さんがそれの『かもしれない』を試す気になるか、という事です。」

扇矢少佐:「試さざるを得ない状況か、そもそも、四の五の云えず、頷かざるを得ない状況なのかしら」

青葉@:「冷泉さんが飛びつきたくなる餌を用意する、と言うコースもありますね。まあ方法はともかく、冷泉さんを使ってなんらかの研究を進める、と言うのはほぼ間違いないと思うんですけど…何の研究なんでしょうね?」

扇矢少佐:「…推論はいいのだけれどね、そもそも…貴女はこれにどういうスタンスで関わるつもりなのかしら?貴女が関わることはほぼ確定しているわ。後は呉の二人も舞鶴で事情聴収を受けて残っているから、もしかしたら彼女らも『冷泉の行方』を追う案件に合流するかもしれないけれど」

青葉@:「まあ、事件を追いますよ。だって事件ですから。」

扇矢少佐:「そこに事件があるからって所かしらね?」

青葉@:「先ほどの陸軍の一件とも繋がってる可能性はありますしね。」

扇矢少佐:「……そうね」

青葉@:「そういうわけで関われるならむしろ大歓迎です!」

扇矢少佐:「何より、佐藤記者が運んだものが冷泉である可能性も高いみたいだものね」

青葉@:「何か動いてたみたいですしね。」

扇矢少佐:「ともあれ、意見ありがとう。参考にさせて頂くわ」

青葉@:「参考になれば幸いです!」

扇矢少佐:(立ち上がり席を離れようとして、立ち止まる)

青葉@:「どうしました?」<立ち止まる

扇矢少佐:「そうね…… 貴方は、カツミが誘拐犯の陣営じゃないって思っているみたいね?私が指示を出していた貴女たち、そして誘拐犯、さらに第三勢力としてカツミの背後。 という事かしら」

青葉@:「そうですね…というよりは。誘拐犯と第三勢力のラインが不確定、と言うところですか。」

扇矢少佐:「……それがより正確ね。ありがとう」

青葉@:「手を組んでる可能性はありそうなんですけどね。そのわりにはカツミさんの使い方が雑だなぁ、と。」

扇矢少佐:「そうね、鉄砲玉もいいところよね …それ以下、かもしれないけれど、ね」

青葉@:「正直な話をしますとね。三日月さんがカツミさんを回収した車を見ていなければカツミさん単独行動説すら浮かぶレベルですよ。」

扇矢少佐:「案外、それが正しいのかもしれないわね」

青葉@:「ふむ、カツミさんは良いように使われるだけ、ですか?」

扇矢少佐:「何時だったか、大陸で姉妹喧嘩の違うシチュエーションを見ているのよ…」

扇矢少佐:「姉を殺すために、良いように使われる妹って状況。 似てるって思ってね。因みに、結局妹は姉の手で始末を付けられたのだけれど」

青葉@:「ほうほう。良くある話なんですね。」

扇矢少佐:「まっ…本案件とは明らかに違うってのは分かってるのだけれど」

青葉@:「そちらの事件も気になりますがまずは目の前の事件です!」

扇矢少佐:「余りにも、カツミの動きがあらゆる面で褒められたものじゃないって点が特にね…」

青葉@:「一度インタビューをしてみたいところですね。」

扇矢少佐:「関係ないことを喋ってごめんなさいね。今日は此処で、また会いましょ」

青葉@:「はい、お疲れ様でした!」

 

 

__琵琶湖での騒動の直後、瑞鶴と比叡の二人は舞鶴鎮守府に補給を受けるために立ち寄っていた。一息入れようとしていた二人を、同じく呉からやってきていた浅間が呼び出す

 

浅間:「まずは今回の任務、お疲れ様です」(ニコリ

比叡@:「そんなの当然よ、でも体はもう大丈夫?」

浅間:「あ、あはは… 体だけは丈夫なんですよ…ほんと、年だからってみんな過剰なんですから」

瑞鶴@:「まーこれぐらいはいつものことだし、そんなでもないけどねー」

浅間:「瑞鶴にはもの足りなかったのかな? 私もひと暴れしたかったのだけれどなぁ」

瑞鶴@:「そんで、要件って何?」

比叡@:「まぁ…結局もやもやの所がそのまま放置しちゃったからね…」

浅間:「うんうん、要件は幾つかあってね。まずね、この舞鶴鎮守府って基本的に主戦力となる艦娘・艦艇が配備されてないのは知ってるでしょ?だから二人には、しばらく此処に留まっていてほしいんだ」

比叡@:「そう…まぁ仕方ないよね、こんな可愛い私なんだもん、期待されても仕方ないわよね!」

瑞鶴@:「ふーん……まぁりょーかいっと」

浅間:「次に盤ちゃん…ごほん、磐手からの命令なのだけれど。冷泉捜索で舞鶴が動くなら協力しろってことらしいよ」

瑞鶴@:「え、あ……マジ?」

浅間:「真剣とかいてマジ、ですよ?」

瑞鶴@:「やれやれ……まぁ、『依頼』とあっちゃしょうがないか」

比叡@:「やってあげようじゃないの。ここまで期待されるとちゃんと応えなきゃカッコ悪いもの、瑞鶴さんも一緒に頑張ろうね!」

瑞鶴@:「はーいはいっと……」>比叡

浅間:「あっと、そうそう、瑞鶴。磐手から忠告が」

瑞鶴@:「え、何?」

浅間:「知らない人に大金を渡されても、変な仕事は請け負うなよ。との事です」(ニッコリ

瑞鶴@:「……あー、はい。りょーかいしましたよー。って言っといて」

比叡@:「?」

浅間:「如何報告したらいいかに困るのだけれど… 貴女の良心を信じさせてもらいますので」

瑞鶴@:「……そんなものあると思う?」(ニッコリと

浅間:「そう…」(目を伏せる

比叡@:「心配することはないわ、私がちゃんと瑞鶴さんのこと観ておきますからね」

瑞鶴@:「はいはーい。監視よろしくーっと。まぁこんな感じだからヘーキよ?」

浅間:「……ほんと、盤ちゃんはどうして貴女を拾ったんでしょうね… もっとも、私がどうこう云うべき問題じゃないってのはわかってます。私からの要件は以上二つ、お願いしますね」

比叡@:頷く

瑞鶴@:「りょーかいっとー」

浅間:「では、後日。」(立ち上がる

浅間:choice[机の上のモノを落とす,こける,セーフ]

ダイス判定: (CHOICE[机の上のモノを落とす,こける,セーフ]) → 机の上のモノを落とす

GM:どんがらがっちゃん!

浅間:「あぁあああっ!で、ではねっ!」(わっちゃわっちゃと急いで拾い上げると、逃げるように退散

瑞鶴@:「……ちょっと待ってくれないかな?」

浅間:「な…何かな」

瑞鶴@:「んー、私からも二つ。そんな裏切る真似はしないことは言っておくよ」

浅間:「それは私たちを? それとも『磐手』を、でしょうか」

瑞鶴@:「どっちでもいいよー。貴女のお好きなように」

浅間:「…それから?」(先を促す

瑞鶴@:「んでもう一つ。『それ』を落としてから急に雰囲気変わったけど……どったの?」

浅間:「そ…それは、ですね……」(目をそらす

瑞鶴@:「本当はあんまし関わりたくないけど……『それ』が今回、ひいては次また会っちゃったときに、私たちに必要になるんじゃないかなと思うけどなー?」

浅間:「……はぁ、そうですね。」

比叡@:「…よくわかんないけど、私、面倒なことはきらいじゃないけど、出来れば簡単に済ませたいよね」

浅間:「私の多面性の一つだって思ってもらえると嬉しいんだけれど」

比叡@:「そんなミステリアスなセリフ、私にだけふさわしいと思うけどね…まぁいいでしょ、こっちはこっちでやれることをやるわ。」

浅間:「それに、こうしてあなたたちと話す『わたし』以外なんて、知りたくないでしょ?」

瑞鶴@:「まぁ、それでいいか(無駄に問い詰めるのは……今はやめるべきか)」

浅間:「瑞鶴の態度と変わらないと思うのだけれど…ね」(苦笑

瑞鶴@:「……ふーん。今のは聞かなかったことにしたげるわ」

浅間:「別に、覚えていてくれてもいいのだけれど」

比叡@:「ひとまずこれでいいでしょう、浅間さん、瑞鶴さん」

瑞鶴@:「ほら、なんか用事があるんでしょ? さっさと行ったらどうかしら?」

浅間:「では、御言葉に甘えて退散させてもらいます。二人とも、御励みなさい」(微笑みを浮かべながら去っていく

比叡@:「…ふぅ」

瑞鶴@:「なーに息をついてるのよ比叡。あんなの特にどうってことないでしょ?」

比叡@:「そ、そうよ、ね…やることは変わらないけどややこしいのが嫌よね」

瑞鶴@:「そうでもないけど……まぁ少しだけ気になったわ。えぇ、少しだけ」

比叡@:「そうよね!少しだけだから…気にしないでおこう!」

瑞鶴@:「はーいはい分かりましたっと(……いや、まさか……まぁ、疑うだけのアクションではあるか……)」

比叡@:「そうと決めると今のうちに観光していくわよ!ね、舞鶴の名物って何なんでしょうね?」気にしないと決めると全然気にしないスタイル

瑞鶴@:「んー、あいつらに聞けば何かしら分かるんじゃないの? 流石にそこまでの情報は持ち合わせていませんよっと」

比叡@:「じゃあ聞いてみるしか無いわ、こんな辛気臭い所に居てないではやくいくわよ!」

瑞鶴@:「頑張れー」(興味なし

 

比叡は瑞鶴の手を引っ張って舞鶴組を探すのであった。

 



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呉鎮守府 ~気の置けない友~

「磐ちゃん、帰ってきましたよ」

呉鎮守府に戻ってきた浅間は磐手の私室を訪ねていた。

「おぅ!戻ってたのか、座ってくれ!」

人懐っこい笑みを浮かべた顔をひょいと覗かせて返事する親友の言葉に頷くと、いつもの席に腰掛けた。

京都土産に買ってきていた八橋の菓子折りを机の上に置きながら、呉にいるはずのもう一人の共通の古馴染みの消息を尋ねる。

「八重ちゃんにも渡そうと思ったのだけれど、何かあったの?」

「あー、今度のドイツからの客への接待の手が足りんとかで応援に行くことが急にきまってさ」

部屋の奥で何かを引っかき回しているらしい部屋の主はそう答えると、やがてテーブルに何やら封筒を持って戻ってくる。

「そっか…磐ちゃんだけか」

「おいおい、何気に酷ぇな。おい」

残念ですと声ならぬ声で主張する浅間はワザトらしくごねてみせる。

「そりゃそうですよ、イズー(出雲)は仕方ないけれど…三人でゆっくりできると胸膨らませて戻ってきたというのに…」

 

 八重こと装甲巡洋艦艦娘、八雲は磐手や浅間と同じく呉鎮守府に所属しながら海軍兵学校で士官候補生や新米艦娘を相手に教鞭を執る日露戦争以来の古参だ。

三人とも同じ鎮守府でそれぞれの職務に就いてはいるのだが、全員が得意とする技能が異なっているために、公人として会議で顔をあわせる機会はあるものの、三人が私的に集まれる機会は極めて少ない。

「…そりゃ悪かったな、アタシだけで」

そんな背景があるために、浅間の感情が想像できる磐手もまたワザとふてくされたポーズを取る。

 

 言葉の交わされることの無い、ピリピリとした静けさが二人の間に漂い始める。

磐手がちらりと浅間の方を睨みつけると、同じように彼女の方からの目線とぶつかった。

視線が絡み合った時、態と作った重苦しい雰囲気の馬鹿馬鹿しさに、どちらからともなく二人は笑い始める。

「ふふっ…でも、磐ちゃんにこうやってお土産が手渡せるのはいいものですよ。」

「はははっ!ったく、最初っからそう云いやがれよ!」

手を口に当て上品に笑って見せる浅間、快活に明るく笑い飛ばす磐手。

 

 

 

 浅間は貧乏貴族の娘、磐手は薩摩隼人の娘と生まれ故郷も違えば身分も異なる。本来ならば浅間は華族であり、磐手は平民だった。

明治維新に伴って建設された近代海軍、その水上兵士(艦娘)として志願した二人は、当時英国から軍事教官としてやってきたヒルダ・V・ネルソン(後の艦娘、出雲)の下で鍛えられ、その中でバディを組むようになった。

以来、今に至るまで近くにあっては酒を酌み交わし、遠くにあっては便りを交わしつづけた仲だ。

 

 磐手が何かに悩まされているというのを、浅間は汲み取っていたのだ。

 

「最近の若い連中は、という言葉の始め方は耄碌したやつのしゃべり方だが…」

「授業の話?」

磐手や浅間が最前線に立って戦った頃と、今では戦い方が根本から異なっている。磐手に限ってそのような話ではないと分かりきっていながらも、そう聞き返す。

「あー授業の件っつーか、そうだな…確かに下手するとアタシらの教育に話が及ぶかもしれんなあ…」

磐手のあやふやな言葉から、自分たちがここで教えた士官か艦娘のどちらかが何かしらの危険思想に走ったなどの事件の兆候が見つかったのだろうと浅間は感じた。だから短く続きを促した。

「何があったの?」

怒気混じりの声で磐手が応える。

「三年前のアレだ」

短く返された言葉に浅間は図らずも絶句していた。

三年前、つまり19CE年。表向きには深海棲艦による侵略を受けていた旧南洋諸島(クロギリ海域)を、陸軍と協力した大規模な作戦を展開した海軍は深海棲艦から海域の奪還に成功した年だ。

その際の海軍側の総責任者、南木平吾郎大将は大功を得たために元帥への昇格を認められたがこれを辞去。そのため、国民の間では謙虚な英雄として幅広く知られている。

 

 それが『表の歴史』だった。

しかし二人は共に、歴史の裏を知る立場にあった。

だから、浅間は半ば脅えたように返した。

「まだ何かあったの?」

 

 

   低く、抑揚を抑えた声で、淡々と自分の把握したことを磐手は浅間に伝えた。

 

 

「なぁ、アーコ」

所在なげな表情になる磐手に、浅間は頷きを返す。

「頼む」

「勿論」

阿吽の呼吸で最低限の言葉を返した旧友の肩をぽんと叩くと、まるで先ほどまでの陰鬱な雰囲気は無かったかのように陽気に振る舞う。

 

「お堅ぇ話は以上だ。茶だったな、持ってくるから」

「頼むね」

「応よっ」

短く言葉を交わす二人の間には先ほどまでの緊迫した雰囲気はなく。

 

「おっ 美味い」

「でしょ?」

 

ただただ、気の置けない友との時間が過ぎていくのであった。

 



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クエスト
出雲と満潮 ~登用試験~


19CH年 2月5日

満潮は出雲の部屋に呼び出される。

満潮@:「満潮到着した、長官。」敬礼

出雲:「……席に掛けたまえ」

満潮@:「そうさせてもらいます。」

出雲:「満潮、貴様とは任務以上の話をしたことが無かった。故に、このような状況を作った。貴様がここに来てからの言動をもう一度調べさせてもらった。それを踏まえて貴様に問う」

満潮@:「…」

出雲:「貴様は何故戦う」

満潮@:「お国のために…などを聞くために私を呼んだわけじゃないですね。」

出雲:「………」(真っ直ぐに満潮を見つめる

満潮@:「私に戦う理由なんて、無いわ。そもそも『兵器』に戦うための理由なんてあってもおかしいでしょう。(息を吸って。)……私はただの兵器に戻りたかった、私はそんな理由のために戦ってた。…でも、私は私だった、兵器じゃない、人間でもない、私だったわ。 私は戦い続けるだけ、ただそれだけ。」

出雲:「……戦うために戦うか?戦うことが貴様の自己同一性だと云うか?」

満潮@:「そこまで戦に飢えてないわ。ただ、そうね…私は多分どこかで欠けていた、戦うことしか出来ない、空っぽな何かでしかなかった。だから私は戦い続けるしか無い、戦うことで私に欠けた何かを探すしか無い。 …こんな欠陥品だけど、あなたの眼鏡に適うどうか、さっさと決めてよ」

出雲:「ほぉ、もう一つ聞かせろ。貴様は私を信じるか」

満潮@:「信じるも何も、私はあなたのこと分かんない、たった今ようやく会話みたいな何かを交わしたばっかりじゃない。」

出雲:「会話なら、後でいくらでも出来よう。故に…私が貴様に問うは唯一つ」

満潮@:「………」

出雲:「貴様は私に忠を尽くせるか?」

満潮@:「…簡単で、分かりやすくていいわ」

出雲:「私は貴様の能力を評価している、貴様はどうか」

満潮@:「あなたの下になら、多分退屈にならないでしょう。いいんじゃない?ちゃんと私に戦わせてね。」

出雲:「勿論だ。早速だが、貴様にある任務を命ず。滿洲に潜入していた国民党政府のスパイが、先日上海へ逃げ込んできた。アーネチカの手によって捕らえたのだが、こいつを関東軍憲兵隊に引き渡すのが貴様の任務だ」

満潮@:「…(足柄か)」

出雲:「男は満州国軍治安部軍政課陸軍少校。部内防諜責任者兼機密文書管理者、リュウピン。」

満潮@:「分かった、今そいつはどこに勾留されてるの?」

出雲:「この地下だ」

満潮@:「何時そちらに引き渡すの?」

出雲:「貴様の用意が整い次第すぐだ」

満潮@:「とりあえず顔を見ておこうか、問題がないなら直ぐにも出るわ。」

出雲:「貴様の好きなようにしろ」

満潮@:「じゃあそうさせてもらうわ。」

出雲:「ただし」

満潮@:「?」

出雲:「この男を甘く見ない方がいい。憲兵隊の捜査を二度振り切っているという実績がある」

満潮@:「…注意するわ」

出雲:「私からは以上だ。先の件はこの件の後で続きの話をしよう」

満潮@:「分かった」

 

満潮@:地下へGO!

GM:では地下に行くとですね。リュウピンという中国人がフツーに捕まっています

満潮@:起きていますか

GM:足音に気が付いて満潮の方をちらっと見ている感じ。なお、満潮の近くには看取役がいるので下手なまねはできない

満潮@:そういえば運送方法は?

GM:滿洲と中国の国境線まで運ぶことに成ります。その際に揚子江をまず渡し船で超えて、そこからは船で一路北上する予定です。長城線である、山海関までの移送かと

満潮@:身体の状況は?ちゃんと拘束されますよね?

GM:Yes

満潮@:「…あんたはリュウピンか」

リュウピン:「……」(疲れた目

満潮@:『リュウピン、これから私はあんたをしかるべき所に引き渡すわ。』簡単な中国語で用件を伝える。

リュウピン:「………」(肩をすくめて見せる

満潮@:「…こいつはいつもこんな調子なの?」牢番に聞いてみる

牢番:「はっ… ここで拘束してからというもの、この調子であります」

満潮@:「ふーん…」おかしなところがないか見てみよ

リュウピン:「………」

牢番:「食事はとっていますし、自殺を図っても居ないので…我々としては楽なの囚人なのですが」

満潮@:「不気味だけど仕事だ、私は30分後こいつを連れて行くから準備して。」

牢番:「はっ」

満潮@:そういや艤装はどうします?武装したまま行くのか

GM:どちらでもいいですよーとの事

満潮@:ふむ

GM:もっとも、電車に乗りますから武装は拳銃とかになるでしょうが

満潮@:移送した後はそのまま満州に留まるか、それとも戻るのか

GM:移送後、満潮は速やかに帰投せよ。という事です

満潮@:じゃあ艤装は無用とのこと…わかった

 

★☆★

GM:ではきっかり30分後、牢番側も満潮への引き渡しの為の手続きを全て完了させています

満潮@:武装は拳銃、それ以外最低限の身分証明などを持ってる、着替えとかはない

牢番:「くれぐれも、よろしくお願いします」

満潮@:『ほら行きますよ。』(基本的付きっきり、どこまでもな

リュウピン:「……」(指示には従う

GM:さてと…支那方面艦隊本部からそのまま北に上がって渡し船に乗ることに。捕縄をかけられたままのリュウピンと共に船に乗り込むわけですが

リュウピン:「………っ!」 (急に暴れ出す

満潮@:「やったな!好きにさせないわよ!」マウントを取ろう

リュウピン:「うおおおおっ!」(船の舷の方を目指すべく暴れている

★☆★

GM:てなわけで、目標値を決めましょう

満潮@:あいよ

GM:2d6+3 せーい

ダイス判定: (2D6+3) → 8[4,4]+3 → 11

満潮@:えっ…

GM:CQCを判定に加味していいよ!(笑顔

満潮@:格闘と守人は入れます?

GM:今回は捕縛なのでCQCのみです

満潮@:ああ…やばいよやばいよ…

満潮@:2d6+2>=11

ダイス判定: (2D6+2>=11) → 5[2,3]+2 → 7 → 失敗

満潮@:無理だった!!1

GM:因みに、再判定はOK

満潮@:再判定してやるわ!

GM:ただし、失敗したら彼は揚子江の濁流にドボンします

 

満潮は何度も判定を繰り返したものの、成功には一歩及ばなかった…

 

リュウピン:「らあああああっ!」(川に飛び込む

満潮@:「なんてこと…!!!」力及ばず逃してしまった

船頭:「ど、どうしましたかっ!?」

満潮@:川に飛び込むしか無いか!

GM:…おっ?

満潮@:飛び込めるなら飛び込もう!

船頭:「だ…ダメです!揚子江の濁流に身を投げて、助かったものは一人も居ないという言い伝えがっ! それに、奴は捕縄を掛けられていたんですよ! 助かる訳が!?」

満潮@:「人間ならね…! 可能性があるというのに諦めるのは…嫌いだわ!」飛び込む

GM:では、川はかなり濁っています。リュウピンが飛び込んだ地点には彼の姿は見えません。流された可能性が大きそうです

満潮@:ここは、一発勝負と行こうか…

GM:CQCが逆に使えないので、守人を判定に込で 目標値は9

満潮@:2d6+1

ダイス判定: (2D6+1) → 5[2,3]+1 → 6

満潮@:はい

GM:発見できません。

満潮@:さすがに諦めるか…行動力はさっきので上限を超えたはず

船頭:『至急近隣の日本軍に捜索の依頼を出しましょう! もう、これ以上は無理ですよっ!』

満潮@:「けほ、けほけほ…なんで、情けない…!」甲板にどうにか戻った。

 

満潮は上海に事情説明のために帰還する。

出雲:「………移送に失敗したか」

満潮@:「…いかなる処分も覚悟している。」

出雲:「ほぉ…?」

満潮@:「その前に、当時の状況を報告させてもらう」

出雲:「詳しくな」

満潮@:船であったことを隠すこと無く詳細に報告する

満潮@:「…以上だ。」

出雲:「…………」

満潮@:「……」

出雲:「……貴様一人に任せた為とも取れる。が、貴様にも処分を受けてもらう」

満潮@:「……」

出雲:「近接戦闘の習熟訓練30時間、いいな」

満潮@:「分かりました、処分を受けいれます。」(敬礼して退出する

 

GM:部屋から出てきた満潮に誰かが飛びかかってくる。

**:「みっちー!!」

その熱烈な歓迎を満潮は避ける。

飛鳥:「もぉ…みっちーはつれないネェ…」(不満げ

満潮@:「気のせいのよ。 で、何?」

飛鳥:「ニャハッ!やっぱりみっちぃーはイイヨ!」(うんうんと納得したように一人頷く

満潮@:「もう…わかんないのよ、ったく」

飛鳥:「任務の失敗、気にすることは無いヨッテ云いに来ただけだカラネェ~ わかんなくって良いヨッ!」

満潮@:「…はぁ!?そんなの、ぜんぜん、気にしてないんだから! …まぁ、励ましてくれて、その……どうも、ありがとう」

飛鳥:「ウンウン素直が一番ヨ、みっちー。でネ、みっちー お姉さまについてどう思ってるのカナ?」(抱きつき、満潮の首筋を撫でながら

満潮@:「…まぁ、無駄話しが少ないし性が合うかもね」

飛鳥:「お姉さま、態度には見せてないケド、悪いことしたって思ってルヨ。ソーイウ訳だから飛鳥さんもみっちーの失敗、許してるネ」

満潮@:「別にそんなこと抱き込まなくてもっ…そうね、本当に、気にしたってどうしょうもないわ」

飛鳥:「ソソ、でもそれがお姉さまの良いところヨ。」

満潮@:「まぁ、これからはもっと注意するしか無いわ。…で、せっかく来たんだから、戦闘訓練30時間ぶっつけも、当然付き合うよね?」抱きついてきた飛鳥の手をがっしりと掴んてくる

飛鳥:「ン?飛鳥さんは格闘戦は不得手ネ。夜は別だケドネッ!」

満潮@:「一人じゃ味気ないでしょう?相手が飛鳥ならこっちもやる気が出るわ。」

飛鳥:「待つネ、やる気じゃなくっテ殺気を感じルヨ!?」

満潮@:「まさか、私は決してこの前無理やり私に飲ませた事とか、その後あんたが部屋に連れ込んで何をしたとか全然気にしてないのよ?」笑顔

飛鳥:「…や、そ…ソレはぁー あーえと…ホ、ホラッ!みっちーと飛鳥さんの仲だから当然…ヨ?」

満潮@:「じゃあそんな仲だから付き合うのも当然、よね?」

飛鳥:「ニャァ 仕方ないネ。付き合うヨ……」

 

飛鳥:「…ゼッタイ後で、ヒィヒィ云わせてやる」(小声でぼそりと)

 

満潮@:「なんか言った?」

飛鳥:「ナーンにもッ?」

満潮@:「ふーん、まぁいいわ、後できゃふんって言わせてあげる!」 尚

飛鳥:「ハー(みっちーとの夜を楽しみに)飛鳥さん頑張ルヨッ!」

 

* * * *

 




出雲から満潮に課せられた「30時間訓練」は、出雲の帰朝の当日までの三日間の内に消化された。
因みに、一日の訓練の後に満潮と飛鳥の間で何があったのか、それは知る人ぞ知るのであった。


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反出雲派

GM:満潮・足柄の二人は、出雲の護衛を兼ねて内地へ戻ることになった。出雲の陰には飛鳥が、巡洋艦出雲号の要所には賢木(サカキ)に属している兵の姿が見える。出雲号を横須賀に停泊させた出雲は横須賀で一夜を過ごした後、帝都(東京)へと向かうのだった。

 

 19CH年 2月10日 東京、赤レンガ(海軍省)

出雲:「貴様ら、ここからは私一人で行く」

足柄@:まあ、偉いさんの所だし普通?<ここからは~

出雲:「夕方までにはカタを付ける。それまでは好きにしろ」

足柄@:「あいあイ。」<夕方までに

満潮@:「好きにしろって…いいかげんな」

出雲:(特に気にした素振りを見せずに海軍省の建物の中に消えていく)

足柄@:「いつもの事じゃなイ。」

扇矢少佐:「あら、二人とも。一週間ぶりかしらね?」(髪をバッサリと切られてしまった為にショートヘアに纏めている。)

満潮@:「…扇矢少佐」会釈する

足柄@:「やほ。」

扇矢少佐:「貴女たち、暇?よかったら手伝ってほしいことがあるのだけれど」(と、足柄の方をちらりと見て

満潮@:「ま、さっさと済ませられるならいいわ」

足柄@:「なになに?」

扇矢少佐:「ここじゃ何だから、うちの班の部屋に来なさい」

満潮@:頷いて付いてくる

足柄@:「良いヨー」班の部屋とか初登場なんじゃ

GM:そもそも東京が初めてですねw

 

萩子に連れられて海軍省の軍務局が設けられているフロアに案内される二人、このフロアの一角を占めている部屋。特命捜査班の班室に招かれます

足柄@:ふむふむ。

GM:現在、班員は留守を守っていた巽大尉以外全員出払っています

扇矢少佐:「大尉、悪いけれど席を外してもらえないかしら」

巽大尉:「っと了解しました少佐。では俺はこれで失礼を、綺麗なお嬢様がた」(と、キザっぽく足柄と満潮にウインクして出ていく

扇矢少佐:「さてと」

足柄@:「何なに?」

扇矢少佐:「何時だったか足柄には云ったけれど、海軍には反出雲派の連中がいてね。それは私にとっても勢力を削ぎたいのが本音なの」

満潮@:「ふーん…で、私たちにヒットマンをやらせるわけ?」

扇矢少佐:「で、今日出雲さんが出席する海軍左派の会合に迎合するように、この連中も集まるという情報を掴んだ訳」(満潮の言葉に笑みを浮かべながら

足柄@:「そう単純だとよいんだけどネー」

扇矢少佐:「彼らの集まる名目は『同胞解放のための研修』 らしいわよ」

足柄@:「へー。……解放?」

満潮@:「何そのふざけた研修」

扇矢少佐:「欧米諸国に抑圧されたアジア資源を開放するのが目的じゃないかしらね」(肩をすくめる

満潮@:「文句なら列強に言いなさいよ…」

扇矢少佐:「だから出雲さんにいってるんじゃない」

満潮@:「まぁ…ただ文句をいうだけなら別にいいのだろうけれど、出雲は」

足柄@:「とゆーかなに研修するのかナ」

満潮@:「私たちを呼ぶほどのことだから、何やらやばい匂いをしているんじゃない?」

扇矢少佐:「さぁね。私が掴んでる情報は今日、艦隊派の中でも出雲さんを敬遠している、若しくは貶めるような発言を行ったことがある連中。彼らが集まるってことだけよ。こんな不確かな情報、私一人じゃ手に負えない。で、偶々貴女たちがこっちに来るって聞いたのだけれど?」

満潮@:「そういうことなら…場所はもう掴んだ?」

足柄@:「ふーン。でも、ただカチコミ掛けても勢いづくだけだよネ」

扇矢少佐:「場所はとあるシナ料理店。そして、足柄の云うように今の所リターンよりもリスクの方が大きい。だから、そうね…貴女たちに頼みたいのは次のどっちか。一つ目、この研修に参加する人物の内一人以上をこちら側に寝返らせる」

足柄@:「ふんふん。」

扇矢少佐:「もう一つは、逆にこの研修を取り仕切っている幹部連中を傷物にする。予備役送りにできるなら、何してくれても構わないわ」

満潮@:「…まぁ、今の状況ははっきりわかんないから、様子見てから決めさせてもらうわ」

足柄@:「まずは情報集めないとネー」

扇矢少佐:「そうね…今手元にある情報なら教えられるけれど?」

満潮@:「じゃあ教えて頂戴な」

扇矢少佐:「そうね…まずはシナ料理の店に来るのは、今朝の段階で20名程度。で、最初の案を行う場合。今回の研修に初めてつるむ人間も居るという風に聞いているのだけれど、誰なのかは特定化できてないからそこは貴女たちに任せることに成るわ」

足柄@:「ああ、日の浅いのを引っ張るのネ。」

扇矢少佐:「逆に、二番目の案を行うならば。幹部の数名の名前と職責はここに控えてるわ」(と、黒表紙のファイルを取り出す)

足柄@:「みっちー。」読み物は苦手!w

満潮@:「はいはい読めばいいでしょう」ファイルの内容を確認しよう

GM:五人ほど名前が書かれていて、それぞれ中佐~大尉クラスの将官です

満潮@:「効果的に二番目の方がいいと思うけど…どう?」内容を足柄に伝えておく

足柄@:「そうネー。その方が混乱するかナ。」

扇矢少佐:「そう、じゃぁこれは預けるわね。どうやって傷物にしてくれるのか、楽しみにしているわ」

 

足柄@:「まず誰に絞るかナー。」名前とか(シナリオ的に)決まってる?

GM:決まってないよー 一応、何にもナシなら財前とか 剣崎とかでいくよー

足柄@:えーと、じゃあ調べるときは基本的に5人いっぺんに調べると思って良いのかナ?

GM:まぁ、基本的には5人の行動をいっぺんに開示します。独りに絞ります!って云われた場合はこちらで1d5振って、該当するナンバーの情報を開示します

足柄@:りょうかーい。

GM:と言う訳で…5人調べて、攻略しやすいやつを探すか。 それとも一人に注力するか。ですが?

GM:どちらも次の判定です <無個性判定 10 /技能補正:誘惑・礼儀>

足柄@:ほいほい。まずは攻略しやすい奴を探す事になるかな。

満潮@:だな…

足柄@:2d6+3+2 攻略しやすそうな奴…ていうか5人のスキャンダル探しだな

ダイス判定: (2D6+3+2) → 8[2,6]+3+2 → 13

満潮@:おお

 

GM:よいしょと、五人の基礎データですが

1:中佐/出世の為にライバルを蹴倒してきたため、恨みを一番買っている。

2:少佐1/女癖が悪く、夜の街をにぎわしている。

3:少佐2/少佐1と同期で、彼に誘われた模様。

4:大尉1/職責の割に金回りが良い。

5:大尉2/1の中佐の腰ぎんちゃく

GM:こんな感じの五人です。

満潮@:女癖悪いのだな

足柄@:2-3が落としやすそうで吹く。とりあえず、2-3の情報を集めてみるか…w

GM:少佐1? それとも少佐2?

足柄@:んー、主犯の1の方だな。

GM:少佐1っすね。了解です

GM:<無個性判定12/技能補正:誘惑・礼儀>でお願いします

足柄@:むーん、あがってるな

足柄@:2d6+3+2

ダイス判定: (2D6+3+2) → 3[1,2]+3+2 → 8

足柄@:あらん。振り直しー

GM:個人特定+相手が少佐ですからね…

 

何度かサイコロを振りなおし、ついに二人は成功させた。

 

GM:では少佐1.ここから彼を財前と呼びますが… 財前少佐の行動を集めた皆さん、なんと彼…三股しています!

足柄@:多いなww

GM:で、彼の行動から読めてきたのは同じ女に二日連続で通って5日空けるようです。

足柄@:パターンが決まってるのね。

GM:AABBCC休 という繰り返しで三人の女をとっかえひっかえしている模様

足柄@:被らせてないってことは三股にしてるのは秘密か。

GM:君だけを愛している ×3 の模様

満潮@:へぇ… あれだ、色沙汰で愛人に刺されようにいきますか

足柄@:まあ、鉢合わせればいいんじゃないかねこれw

GM:さて、どうやって?

足柄@:んー。普通に鉢合わせさせるってどういうはんていになるんだろ

GM:そうやねぇ… 女に事情を話すか、それとも女を誘導させるかで変わりそう

足柄@:それぞれどんな判定になりそう?

GM:まずは女に事情を話す場合は、まずヒステリックにならない女を選んで話をするってことで目星。女の誘導は心理学的な誘導と、会話だから折衝的な感じかなっと

足柄@:ふむ。

GM:あ、女を選ぶってことで調査を使っていいよ!

足柄@:目標値は?

GM:想定は、まず事情を話す方は目標値10 女を誘導は目標値9

足柄@:誘導の方かな。心理学と調査でー

足柄@:2d6+2+3

ダイス判定: (2D6+2+3) → 8[2,6]+2+3 → 13

GM:よしよし、成功

 

GM:どんな感じでたきつける?男を慕わしく思わせて後を付けさせる感じ? それとも、浮気してるかもよ?ってな感じかしらむ

足柄@:ん、偶然あわせる感じかな。「なによその女!」的な感じに出来れば良い

GM:では、この日財前がデートしていた女Bの様子を、女Aがみちゃった☆

芸子A:「ざ、財前さん… そ、その女は誰なのですか?」

小料理屋の娘B:「はぁ?アンタこそ誰なんよ! うちの財前さんに色目つかうな!」

足柄@:手を出してる範囲広いな!

芸子A:「な、何ですって!? 財前さん、今すぐその女から離れてください!」

小料理屋の娘B:「はんっ! アンタみたいな薄汚い女より、うちの方が財前さんにはぴったりやろが! それにな、うちは財前さんからプロポーズまでされてるんや!アンタが入る隙間なんかあらへん!」

芸子A:「な!! 何ですって!? 財前さん、ホントなんですっ?!私を愛してるって云って下さったのはうそだったんですか!?」

小料理屋の娘B:「はぁ!?なんやそれは!! 財前はん、どういうことや!」

芸子A:「わ、私… 貴方が真剣に付き合ってくれてるって思ってたのに!」

小料理屋の娘B:「アホだれぇ!アンタはちっと黙っとけや!」

芸子A:「な、何ですって!? 謝りなさい!」

小料理屋の娘B:「何が謝れや!」

GM:と、まぁ… 小火が起きた感じですね…

GM:煽り方次第では大火事に成りうるかも?

足柄@:小火……? 争え…もっと争え……w

足柄@:まあ、まずはジャブって感じですね

GM:と言う訳で…煽るなら煽っていいよ。

足柄@:ふむう、

GM:出雲の「夕方までには」発言を無視して次の人を狙いに行ってもいいよ!

満潮@:Cさんね

GM:[煽るor煽らない]→[帰るor帰らない]

足柄@:じゃあ、ちょっと通りすがって「あら、少佐さン、今日はあの子(C)と一緒じゃないのネ」とか煽ってみますかw

財前少佐:「なっ!?!?」(ハトが豆鉄砲を云々

芸子A:「な…なな」

小料理屋の娘B:「なんやて!?」

芸子A:「何ですって!?」

足柄@:「贔屓してた子が居たじゃない。隅に置けないナー。」このこの、って感じで。

満潮@:「あー、モテル男辛いなー」(棒

財前少佐:「qwかうtsけつ!」(くちぱくぱく

芸子A:「……」(がたがた

小料理屋の娘B:「う、うそやろ…」

芸子A:「そ、そそ…そんなぁぁ…」

GM:こうかはばつぐんだ!

足柄@:やったぜ!

満潮@:やったぜ

 

財前少佐は倒れた

足柄の魅力が上がった

満潮の魅力が上がった

萩子から賞金として金一封を貰った

*なぜかドラクエ風のシステムアナウンスが流れるという。

 

足柄@:くるくるキック!

 

財前少佐:「そんな、馬鹿な…」

GM:財前少佐に、自宅待機命令が下った 『追って沙汰を待て!』とのこと。

足柄@:女で身を滅ぼすから……

 

扇矢少佐:「と言う訳で、中々面白いことをしてくれたじゃない」 (夕陽を背にして

足柄@:「甲斐性がない男ってやーネー。」

扇矢少佐:「そうよね…」(遠い目

扇矢少佐:「ごほん、貴女たちがまだ暇にしているって云うならまた付き合って頂戴」

満潮@:「まぁ、また暇があったらな。」

足柄@:「あいヨー。」

扇矢少佐:「期待しているわ」

 




出雲が出席した会議では、陸海外の三省による対支評議会の開催が決定されていた。出雲は一か月以上本州に足止めされるようだ。
それはつまり、足柄と満潮にもそれだけの時間内地での活動猶予が与えられることを意味していた。

反出雲派として扇矢少佐に名指しされた面々が、如何なる事態に遭遇したのかは推して知るべし。


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From Russia with Love ~扇矢萩子の捜査録:番外~
水師の新たなトラブル


19CH年 3月1日 09:30 ハルビン水師営 執務室

 

 満州国は北洋水師の戦力増強のために新年度から新たな艦娘の着任を予定していた。

しかし、ソ連での粛清の嵐が収まろうとしているのを察知した関東軍からの“助言”により、砲艦二隻の吉林への配備、及び艦娘『親仁』の着任を一か月前倒しにするのであった

 尹提督からは親仁を丁寧に迎えるよう順天たちに言付けられたのみ。親仁の迎えには海王が赴き、時間通り水師営に連れてきたのだった。

 

海王:『旗艦殿、新しいやつを連れてきたぞー』

親仁:(興味深げにあちらこちらを眼だけを動かして見まわしている)

順天:『…お疲れさまです、海王。』

響@:「…………」静かに同席中

順天:『ようこそ。満州国軍北洋水師へ。私が旗艦艦娘、順天です。親仁さん、これからどうぞよろしく』

親仁:『これはご丁寧に、旗艦様。お初目にかかります、親仁です。これからどうぞ、宜しくお引き回しの程を』(にっこり

順天:『……聞いているだろうけど、貴女を迎えに行ったのが海王。』

海王:(くいっと、頭を下げる

順天:『それからこの子が養民』

養民:『えと、養民です。よろしくおねがいします』 (響と順天の間に座っている

順天:『それから、こちらが日本海軍から出向中で私たちの指導艦。響さん』

響@:『響だ。これからよろしく』会釈

順天:『…以上がここの艦娘戦力です』

親仁:『海王さんに、養民さん。そして響さんですね…よろしくお願いします』(三人を見回しながら)

順天:『何か質問はありますか?』

親仁:『…不躾ながら、私はここの戦力として艦娘は響さんを含めて五人だと伺っていたのですが…?』

順天:『……確かに…非常時の戦力は五人です。が、常時は私たちだけだと考えて下さい』

親仁:『出過ぎた真似を、申し訳ありません』(頭を下げる

順天:『………』

養民:『…おねえちゃん』

順天:『…貴女は今日から水師の戦力です。直ぐにでも職に慣れてもらう必要があります。養民、響さん。日常業務と、訓練内容等々を教えてやってください』

響@:『了解』

養民:『わかった』

順天:『何かあれば連絡を、私はここにいますから』(手で、私からは話す事はないと示す

響@:水師営を歩き回りながら色々と案内かな

* * * *

親仁:『重ねてになりますが、北のほうの不調法ものですがよろしくお願いしますね』(と、響と養民に声をかける

養民:『ぶちょーほーもの?』(困った目で響に尋ねる

響@:『地元の人間ではないということさ。私と同じだ』

養民:『共感と一緒?』(首傾げ

響@:養民の言葉には頷きを返しつつ……

親仁:『ふふ…』

響@:『もとより満州国軍には寄せ集め人員が多い。まぁ気楽にやろう』

親仁:『中国の提督に、日本の響さん、満州の養民さん、朝鮮の海王さん、そしてロシアの私。五族協和の体現したようなところですね?』(冗談めかして

響@:『へえ。聞かされてなかったが、親仁の生国はロシアなのか』

親仁:『ついこの間、捨てたところですけれど』(にこやかに

養民:『えっ…?』

親仁:『住みづらくなったから、こっちに引っ越ししたんです』(養民に目を合わせて)

響@:『……住みづらく、か』

養民:『お引越ししたの?』(少しの疑問の気持ちを込めて)

親仁:『人間に必要なのは衣食住、それの基盤を満州国に変えたということです』

響@:『まぁ、その辺の事情は追い追いでいい。さ、まずはここが……』

親仁:『えぇえぇ…』

養民:『……』

響@:なんて感じで、何事もなければ水師営の共同スペースや親仁に割り当てられた部屋なんかを一通り案内しまする

 

親仁:『ところで… このように質問するのは気が引けるのですが。もう一人の方、確か…海威さんという方はどちらに?是非とも、挨拶がしたいのですが…』

響@:『あぁ、海威か……』

 

響@:んー、海威が普通に水師営で仕事してるなら会わせに連れてっちゃうけど

GM:雑務はやってます。政務関連には順天が触らせていませんが

響@:おっけー、では海威のところに顔を出す……道すがらで海威の事情について簡単な説明をしつつね

親仁:『……』(事情説明にぎょっとする

響@:っと、それなりに端折って話すよ。元旗艦だったけど、奉天の爆破事件に絡んで、神経や記憶にダメージを受けて、雑務をこなしながらリハビリ中ってとこだな

親仁:『………』(思案顔)

GM:海威のところに行きますと、一休みしているところです

海威:『響ちゃん。オーリャも…私に何か御用?』

響@:『お疲れ、海威。新人を顔見せに来たよ』

海威:『あぁ…そう云えば…今日でしたか』

親仁:『あ、あの……』

海威:『? あぁっと…私は海威。 今は寮母さん?みたいな仕事をしてるのだけれど。お名前は?』

親仁:『親仁と云います、よろしく願いします』

海威:『親仁さん、ね。 水師の子はみんないい子だから…直ぐに居心地よくなると思うよ』

親仁:『…お気遣い、ありがとうございます』

海威:『何かあったら、響ちゃんか順天ちゃんに相談したらいいよ。もちろん、私でもいいけれど…きっと、私なんかよりキチンとしてるから…ね?』(響に微笑みかける)

響@:『私の見立てじゃ、その内、海威だから話せるというようなことが色々と出てくる』(割とあっけらかんと言ってみたり

海威:『…そうですね、同世代に云えないこともあるかもしれませんからね』

親仁:『……』

海威:『…どうかしましたか、親仁さん?』

親仁:『いえ… ただ…(目を泳がせる)同世代に見えていたもので…』

響@:「……ぶっ」軽く噴き出す

海威:『えっ? えっ?』(響の方に困った顔を向ける

響@:『ごほんっ。……まぁ、あれだ。海威の若さは北洋水師の不思議のひとつだ』

養民:『うん、海威さん。とっても若い』

親仁:『あ、あはは… そうなんですか』(苦笑いを浮かべる)

響@:『……海威にとっても、記憶喪失以前のあれこれを抜きの“はじめまして”で仲間入りしたのは親仁が第1号になる』

海威:『…うん、そうなのかな 親仁さんが、“今の私”に最初に出来た仲間なのかな…』

親仁:『そ、それはそれは…光栄なことですね』(何とか微笑む

海威:『あ… つい私ったら皆を引き留めちゃって… 他のところ、案内してあげて。順天ちゃんの事だから、明日から彼女をローテーションに入れると思うから』

響@:『そうだな。次は……凍結してなければ松花江を下ってくのが一番楽なんだが……』

海威:『親仁ちゃんが大丈夫なら、馬で回ってはどうですか?』

響@:『それがよさそうだな。じゃ、次は厩舎だ』

親仁:『分かりました』

GM:という感じで、一日を費やして新入りの親仁を案内して回りました!

響@:初日から北洋水師の闇の深さを思い切り叩き付けていくスタイル

 

***********

 

 19CH年 3月12日

GM:海威が釣りをしている姿を、望遠鏡越しに見つけた順天がおろおろしているのを響は見つけます

響@:かわいい……

順天:『あぁ…もう!なんで釣りなんかしてるんだよあの女は!?』(うろうろ

響@:『どうした順天。……あぁ、海威か』

順天:『ひ…響教官』(若干声が上ずる

響@:「(前もこんなことがあったな……)」

順天:『話があるのに、あの女!釣りしてるんですよ!』

響@:『……えと、呼びに行けばいいんじゃないか?』

順天:『そ、それは… それは…あの女の休みをか、勝手に奪うなんて野蛮なこと、出来ないからですよ!! いつもいつもいつも、いっつも! どうして!!』

響@:『話をするだけなら、休憩中にちょっとお邪魔するくらいいいんじゃないか。行って来たらどうだい』

順天:『…………(フリーズ) わ、私はまだ仕事中だし! そ、そ…それに』(目が宙を彷徨う)

響@:『よし、じゃ少しの間だけ執務室を預かろう。順天も少し休憩。ほら行った行った』

順天:『   』(口パクパク

海王:『…しっかし どーっすっかなぁ』(頭がしがししながら執務室に顔を出すべく、水師営に帰還してきた)

響@:『……海王?』(声の方に振り向きつつ

海王:『あーと、響さんに旗艦殿?』

順天:『お、おきゃえりなちゃい』(取り繕うとして事ごく仕損じる

響@:『おかえり。何かあったか』順天のテンパリ具合を横目に見ながら

海王:『そっすねー 下手したら、アタシの首が吹っ飛ぶような事態っすかね。響さんや旗艦殿にご説明したいのは山々なのですが、ちょいとばかし参ってましてね』(順天の手の中の望遠鏡と、態度からなんとなく察する)

響@:『ふむ?』

海王:『どーでしょ、説明をまとめるためにも半日程度、猶予っつーもの貰えませんかね?』 (今の順天に話を聞かせても面倒なので、取りあえず問題解決してもらえませんかね?) と、目で訴える

響@:『半日後だってさ、順天』脇腹を突っつく

順天:『……は、はい』(恥辱で顔を俯けている

響@:『よし、じゃあ海王には少しの間、まとめるがてらにここの留守居を頼もう』

海王:『アイサー 教官』(緩い敬礼

響@:『というわけだから、行こうか順天』

順天:『…ちょ…!』(形ばかりの抵抗をして、付いていく)

海王:『飯の時間までに戻ってきてもらえれば大丈夫っすから』

 

* * * *

 

海威:「獨釣寒江雪~」 (丸く切り取った氷の穴に釣り糸を垂らしている

響@:釣りは兎も角、江雪の詩は旦那さんがよく諳んじてたって響は聞かされたことがあったり……

順天:『……』

響@:『お邪魔するよ』

海威:『…響ちゃん? それに、順天ちゃんも? 珍しいね』

順天:『……お邪魔します』(珍しいという言葉に肩をぴくりと反応させ、ぼそぼそと声に出す)

響@:『で、結局何の話だっけ』

海威:『順天ちゃんが私に? うん、何かな?』

響@:頷いて、すっと順天を海威の方に差し出したり

順天:『……そ、その………た、大したことじゃないです!』

響@:まぁ座ろうか……と言おうとしたけど地べたに座ると腹を冷やすなぁ。床几と、水筒にお茶を持ってきたことにしよう

海威:『えっと…?』

響@:『……まぁ座ろうか』

順天:『………』(頷く)

海威:『それで……どうしたの?』

響@:というわけで、自分と順天の折り畳み椅子を並べて、水筒から温かいお茶を配ってあげよう

順天:『……拾ってくれて、ありがと』(小さい声でぼそぼそっと

響@:キュン……

海威:『……? あっ、オーリャとお揃いのペンのことね。掃除してた時に偶々見つけただけですよ』(微笑む

順天:『………そ、それだけです (顔真っ赤でお茶に口をつける)あつっ!』

響@:『もう少し蒸らしてからだったな……』フーフー

*順天のお茶を冷ましているのではないぞ!

海威:『……』(お茶の熱で暖を取る

順天:『………』

海威:『温かいね』

響@:「…………」ズズズ

海威:『…ごめんね。私、順天ちゃんに優しくしたいんだけど… 方法がわからなくって。だけど…そんなの順天ちゃんに聞けないから、こうやって釣りに逃げちゃうのかな…私は。』

順天:『…そ…そ……』(何かを切り出そうとして、口を動かすが言葉にならない

海威:『ごめんね…ごめんね』

順天:『違う!!! そんな言葉私は聞きたくない!』

海威:『順天ちゃん…』

順天:『あんたはいっつもそうだ! 自分を悪役にしたてて、私が悪くないって主張してくれて!だから…だから!』

響@:『…………』各々の手元にお茶のお代わりを注いどこう

順天:『…お願いだから、そんな生気の無い顔をしないでよ』

海威:『……まだ三月だから、冷えてるだけですよ。』

順天:『…………』(スカートをぎゅっと握りしめる

響@:『……例えば、ここで私が海威が記憶を失ったのは私の力不足せいだ……なんて言い出したら、二人とも、とんでもなくバツの悪い思いをするだろう。そういうのがどうして聞いていて辛いかって、最近やっと分かってきた気がするんだ』

海威:『………』(苦しげな顔

響@:『世の中、一人だけが悪者になることなんてできないようになってる。海威が悪いなら、順天だって私だって、みんな悪いんだ。ただ、自分も悪者になってしまうから辛いのかっていうと、本当はそうじゃない』

順天:『………』(言いたいことを飲み込んで、じゃあなんだと目で問う

響@:『自分が悪者になるから辛いんじゃない。自分のために誰かが傷付いてくれていると分かるから辛いんだ』

順天:『……』

海威:『響ちゃん…』

響@:『これが片想いなら、自分が傷付くだけで済むんだろうけど、ね。でも仕方ないよ。相手だって、私のことが好きなんだからさ』

海威:『私もね…水師の皆が好きだよ。でもね…私はわからない。私の知っているみんなとの過去は、お話しにしか感じられないから……何で…皆私に優しいの? 私は、そんな優しさを受ける権利なんて持ち合わせてないのに!!』

順天:『あるよ! だって…私は、アンタの事を…た、大切に思ってるんだから!!私の気持ちはっ アンタに関係ない!! アンタが否定しようと!記憶がなかろうと!私はアンタが大切なんだ! 悪いか!!』(海威の胸倉をつかむ

 

順天:『勝手に、偽悪面を被るのはもうやめてよ!!』

海威:『順天ちゃん…』(呆然とした表情

順天:『教官も、海威さんも… 私の、家族同然なんだから…』

響@:『まぁ、こういうわけさ』

海威:『……ごめんね』(胸元の順天を抱きしめながら、震える声で告げる)

順天:『ぐすっ…えぐっ……許さない、アンタを…許さない…ぐすっ』

海威:『……』(順天の背を撫でる

 

海威:『響ちゃんも、ごめんね』

響@:『……私のほうこそ』

 

ずっと考えてた

あの川の向こうに、私はいるべきなんじゃないかって

本当の、海王(金鳳環)ちゃんが話してくれた私の魂はもうあの川の向こうにいて。残滓の『私』がここに居るだけなんじゃないかって

けれど、そんな私を、好きって云ってくれる人が居る。家族だって、云ってくれる子が…

 

海威:(家族?)

順天:『…そ、そろそろ戻ります。海王を待たせているので』

海威:(家族? 誰、誰、誰?)

響@:『そういやそうだった。口振りはあれだが、内容は真面目に大事の様子だったな』

海威:(私は…海威。 海威じゃない、海威でしかない! 違う、私は…留守っていうって…海王ちゃんが言ってて…でも)

順天:『…海威さん、そろそろ食事に戻られたらどうですか?』

海威:(留守には…ご主人と娘が居て、けれど流行り病で死んだって…海王ちゃんが)

順天:『聞いてますか、海威さん』

響@:『……少し様子が』海威の身体を支えられるように構えつつ

 

海威:「何で! 何で!私は軍なんかに入ったの!?」

順天:『海威さん!?』

海威:「何で…」(ふらっ)

響@:「……っ!」ちゃんと抱き留める

海威:「私を、一人にしないで… おいて、かないで…」(虚空に手を伸ばす)

響@:choice[両手で支えてる,片手を伸ばす余裕がある]

ダイス判定: (CHOICE[両手で支えてる,片手を伸ばす余裕がある]) → 片手を伸ばす余裕がある

響@:肩とか腰とか使って支えられてるようだ……というわけで、その手を握ろうと……

響@:えっと、握れた? それとも順天が握ってくれた?

海威:「……どうして、待ってくれなかったの?」(焦点定まらぬ目で、握り返された手の先の響を見つめる

順天:『…な、なにを言ってるの!?』

響@:「たとえ、きみが辛い思いをすることになっても……生きて。どうか生きてほしいと、そう、思ったから……」ちゃんと握り返しておく

海威:「………」(意識を失い、閉じた瞼の際から、涙が伝う

響@:はい! 響は両手が塞がってるので涙を拭ってやることまではできません!

順天:(海威の涙の後を指でなぞる

響@:響の手を握った海威の手から力が抜けてるなら、海威は順天に背負わせて響は道具類を持って帰る

海威:力なくだらんと手が落ちた感じですね

響@:ではそれで……呼吸と脈拍は正常だよね?

GM:若干過呼吸になっていただけです

響@:とりあえず医務室にぶち込む他ないな……

海王:『いったい何があったんですか!?』

響@:『……分からない。一瞬ぼーっとした後、うわ言のように叫んで……何か思い出しかけていたのかも』

海王:『…くっ』(ガンっと、壁を殴りつける

順天:『………』(目が真っ赤に充血している

海王:『(深呼吸して) わりぃ…な。取り乱した』

響@:『とりあえず安静にさせよう。目を覚ましたとき、誰か傍にいたほうがいい気もするが……』

響@:流石に昏睡した人間をどうこうできないので軍医さんに丸投げ

海王:『それなら…旗艦、アンタが居てやったらどうかと意見具申するが』

順天:『…旗艦だし、今は家長だから…私が適役 それを、採用します』

海王:『…はぁ…』

響@:『それじゃ任せた。海王の話はとりあえず私が聞いておこう』

海王:『そっすね…』

 

ため息を吐くと、少し悄然とした様子になった海王は、響を小会議室に招く。

 

 

海王:『ってな訳で。アタシの首で済ませたい話が舞い込んできましてねー』

響@:『首はともかく、一体何があったんだ』

海王:『……まぁ、色々と突っ込まないで欲しいんですが…大英帝国の外務卿閣下と知り合ってしまいましてー』 (顔はひきつっており、目も笑ってない

響@:『英国とはまた思いもよらないところだな……。知り合ってしまったってのは?』

海王:『いやー チョイとばかし政治的圧力を吹っかけられましてねぇ…』(目が遠い

響@:『あぁ、そういうこと……。なんつー面倒な連中だ……』同じような顔になる

響@:上海でも英国と何やかんやあったなあと思い出す

海王:『独りで寂しく、食事してたのを捕まえられたというか、少しでも童話的物語を展開したアタシがバカでしたよ…』(目が空ろ

響@:『それで、その王子様はウチにどうしろって?』

海王:『アタシのコネを使って、滿洲の『有力者』を出してくれってね…』

響@:『ちっ。とんだ強盗もあったもんだ。北洋水師の艦娘海王を見込んでの話なら有力者といえば順天だろうけど、順天くらいなら元々そう遠回しな手を使わずとも引っ張り出せる……。あちらさんが欲しいのは関東軍か』

海王:『ですね… 恐らく、石原莞爾かと。軍司令の梅津って線も無いことは無いんですが… アタシに接触したってことは、そういうことではないかと』

響@:『私たちが口利きしたところで人物評を揺らがすような男ではないと分かりそうなもんだが……。ちなみに、その外務卿の名は?』

海王:『ギルバート・F・テューダ卿、と』

響@:『テューダ……? どこかで聞いたような……』

海王:『えぇえぇ、爵位持ちの中々鋭いワイルドな感じの男でしたよ えぇ、もう…』(目が遠い

響@:『それはその……かくかくしかじかな御仁だったか?』と、ヤマトホテルで見かけた英国人夫妻(仮)の旦那さんの人相を伝えつつ

海王:『え…妻帯者なんですか……つか…いや、そんな…嘘だろ…おい…』(がくっ

響@:『しかし珍しいな。海王がそんな……まぁともかくそいつと人相が一致しているとしたら、その男が外務卿ってのも恐らく嘘ではなさそうだ。そして多分、そう悪い人物でもない』

海王:『……えぇ、カントリーイングリッシュな男といい、人相と云い…はぁ…』

響@:『あの時は、ナチがどうとか近衛文麿がどうとか言っていたのを覚えてる。彼らは商人か何かで、戦争の機運に利を見出そうとしているのだと思ったが……』

海王:『……いや。彼は外交が経済に与える影響をよく理解していらっしゃる。それもむしろ、経済の立場から』

響@:『もっと大きな視座から、帝国主義の利用価値を見定めようとしていたというわけだな』

海王:『満州の貿易からソ連・中国との密貿易を除外すれば、そのほとんどの貿易額を日本と結んでますからね… 恐らく、香港やら上海やらでの売れ残りをここで売りさばく魂胆じゃないっすかね』

響@:『ここ満洲と欧米資本を結びつけることは必要と感じるが、ダシにされちゃあ叶わない……私個人の直感としては、そのテューダ卿とやら、石原莞爾であれば引き合わせてもいいような気はする。が、やはり直感の域を出ないな』

海王:『……その、アタシの首がどうこうなるのはいいんですが…インパクトがデカすぎてですね…どうしたら、いいでしょう…?』

響@:『うーむ……。先方には、石原莞爾から一本取る算段が既にあるはずだ。誰か専門家に相談したいところだが……』

海王:『専門家って…そんなの…いましたかねェ…』

響@:『私に経済に明るい友人はいないからな……。話だけなら聞いてもらえそうって段になれば、浙江財閥の一派に馬鈴玉という人が』

海王:『馬鈴玉…?』

響@:『天津に馬家という貿易商がいてね。かくかくしかじかで関わり合いになった。あの飛鳥を輩出した一族だよ』

海王:『…中華民国を味方にすると? 国以前に…彼女がアタシ達側に立って動く公算はあるんですか?』

響@:『いや。正直なところ、あまりない。今のまま話を持っていったところで、何も見えてなさすぎるからな』

海王:『……済みません』(しょ気る

響@:『……今後、北洋水師が対ソ対共のため戦備を拡大することがあれば、その時は浙江財閥からもモノを仕入れよう、なんてことはずっと思っていたんだが…今がその時といえばその時。だが、そこまでは私の一存で決めることじゃないからな』

海王:『現実問題、浙江財閥から用意してもらえるモノと云えば、食料ぐらいな気がしないでもないですが…国民政府側との調整がそれで一押しできるのでしたら… 我々にとって、有益なのは違いないです』

響@:『ダメ元で馬家に話を持ち込むにしても、先だって少し調べてみるとしようか。そのテューダ卿と英国が、どこまで考えを巡らせているのか』

海王:『…是非とも、やらせてください…はい』

響@:というわけで、後で順天たちともかくかくしかじかで情報は共有しつつ。なにぶん相手について情報がなさすぎるんで、いろいろと調べたり考えたりしてみます。ここいらで改めて英仏あたりの資本を楔として満洲に打ち込んどくのも上手い話の気がするし  英国のことだから、後は野となれ山となれのトンデモない商売をやろうとしてる気もするし

海王:『回答期限は一週間だそうなんで… えぇ…馬鈴玉を引っ張り出せないかという方面も…ちょっとやってみます』

響@:『一週間か……。馬家が、これを商機と我々を利用してくれるくらいの気になってくれたら御の字だ。テューダ卿については私も漁れるところから情報を漁ってみることにするよ』

海王:『頼んます……旗艦殿には…まぁ、アレですので……アタシが性の悪い男に粉を掛けられたってことで…お願いします』

響@:『まだ分からないよ。私の直感は、これは決して悪い出会いじゃないと言っている。前向きに行こう』

海王:『そっすね…決めつけは良くないですからね はぁ…ディナーのお誘いは処刑の日だった、か…』

響@:『海王……』

海王:『ままっ 自分でまいた種っすからねー 責任は取りますよ。』

響@:『繰り返し言うけど、あまり気負うなよ。本当に悪い男だったら私がとっちめてやるから』

海王:『……ホント、済みません』(手をひらひらとさせながら去っていく、心持肩が下がっている)

響@:うむ……海王にもこんな一面があったんだなーと新鮮に思いつつ、テューダ卿に貸し1をカウントしておこう

GM:尚、ディナーはハルビンヤマトホテルでの模様

響@:眞斗さんに頼んで、ヤマトホテルの記録からテューダ卿の動向を探るところからかなぁ……

 

 



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嵐の前の静けさ

海威が倒れたその日、3月12日。
欧州では一大事件が起こっていた。
ナチス・ドイツはオーストリア併合のために軍を動かしたのである。
その翌日には併合宣言、アンシュルスが世界に向けて発せられることとなる。
英仏両国は、ナチス・ドイツをソ連への防壁とするためにこの動きを黙認せざるを得なかった



19CH年 3月13日 00:32 ハルビン水師営 指導艦私室

養民:『…教官、夜遅くだけど…いい?』

響@:『養民? どうぞ』

養民:『うん… おじゃまします』(何か悩み事がある感じで、少しうつむき加減)

響@:『まぁ座って……』と言葉を促す

養民:『あのね……親仁さんのことなの』

響@:『あぁ……。ロシア出身と言っていたっけ』

養民:『…ロシアって、住みにくいの?』

響@:『む……。自然環境は、ここよりロシアのほうが厳しい。それは間違いないが……親仁が言っていたのは、もっと政治的な部分についてだろうから……。肌に合うか合わないかは人次第、ということだろう』

養民:『政治…? お姉ちゃんが云ってた。自分のために頑張るのがシホンシュギで、頑張ったものを皆で分けるのがキョウサンシュギだって』(難しそうな顔で)

響@:『あぁ、その通りだ。満洲や中華民国は資本主義で、ソ連は共産主義を掲げている』

養民:『私ね、よくわからないけど…… 親仁さんには、それが合わなかったの?』

響@:『多分ね。ただ、もっと個人的な事情が親仁にはあったのかもしれないし、決めつけることはできないけど』

養民:『……キョウサンシュギは、ダメなの? …私は、ロシアの兵隊さんを……救って、よかったの…?』

響@:『うーむ……。共産主義の是非は難しい問題だけど、私たちが済北島で彼らを助けたのは正しい行動だったと私は信じてるよ』

養民:(少し安心した表情になる)

響@:『とはいえ、ソ連と私たち……共産主義と資本主義が根本的に敵同士なのは、紛れもない事実』

養民:『…敵…』

**:足音がする

養民:『………』

響@:『……“政在養民”という言葉があるんだ』

養民:『……うん』

響@:『政治とは、そこに暮らす人を養うため……。みんなの幸せのためにあるもの。これは、2千年以上も前から言われていることだけど』

**:(養民と響さん? ……今入るのも何だしな)

養民:『……』

響@:『でも、世界に暮らす全ての人にとっての正しい政治というのは、一度も実現できた試しがない』

**:(響さんの政治論か…謹んで拝聴させて頂きましょう)

響@:『人間はその答えを求めて長い歴史の中で戦い続けてきた……。そして今、最後に残ったのが資本主義と共産主義の対立というわけ』

養民:『…だけど、どっちも皆にとって正しくない…ってこと?』

響@:『それは分からない。もしかしたらどちらかが正しくて、人間が紡いできた大きな歴史の流れに終止符が打たれるかもしれない。今は両陣営とも自分たちこそが正しいと信じていて……そして私たちは、資本主義の側にいる』

養民:『……私。陣営なんて、考えたことなかった……お姉ちゃんのためにって、思ってたから。でも…あの時、助けなきゃって思った… なんでだろう…』

親仁:『ごほんっ…教官殿? 夜分遅くで大変申し訳ないのですが、少しよろしいでしょうか?』

響@:『それは……っと。どうぞ。開いているよ』

親仁:『失礼します…あら、養民さんも?』

養民:『……むぅ』(少し不満げ)

響@:『まぁ座って。お茶でも淹れよう』

親仁:『お手を煩わせて申し訳ありません…』

*養民はお客様ではなく身内であるため、お茶を淹れていなかった。

親仁:『聞いていて気分を害されないお話がよろしいでしょうか、それとも単刀直入なお話の方がお好みでしょうか?』

響@:『む……何だか穏やかじゃないな。単刀直入に言ってくれたほうがありがたいよ』

親仁:『…ふぅ。柔らかく優しい香りですね』

響@:いつものようにジャスミン茶を出しつつ

親仁:『まるでこの北洋水師そのもの。 少しでも湯加減を間違えれば破綻するところまでも…』

響@:『公私含め北洋水師に問題が山積みなのは否定しないが……何か気付いたことが?』

親仁:『…はっきり申し上げて、このままではアムール川軍団に簡単に滅ぼされてしまいますよ。』

響@:『そっちか……。そうだな。今、向こうがやる気になれば鎧袖一触だ。関東軍はともかく我々は助からない』

親仁:『残念ながら、個人について指摘しましたら… 海王さんのガードを固くすることを進言しますわ。仮に、私がソ連のスパイだとして、ここを潰す為に誰か一人を殺すなら彼女でしょうから』(コロコロと笑う)

響@:『ぐ……。その辺は海王自身がしっかりしてると思ったが、今回のことがあるだけに何ともだな。諫言ありがたく頂戴しよう』

親仁:『聞き入れていただけて、恐悦至極に存じます』

養民:『………えっ?』(少し身構えてた)

響@:『だからといって私がすぐに何ができるというわけではないのが申し訳ないところだが……。親仁が案外こういう話をしてくれると分かったのはありがたい』

親仁:『ふふふ… お役に立てたようで何よりです。では…私はこれにて。美味しいお茶、ご馳走様でした』

響@:「あぁ。その内、対ソの方針について親仁の見聞を頼りにすることも出てくるかもしれない。そのときも忌憚のない意見を頼むよ」

親仁:『もちろん、ソ連のことは私が最も知っていると自負しておりますので…頼りにしていただければと。それでは…夜分に、それも『お二人の時間』をお邪魔して申し訳ございませんでした。 失礼しますね』

響@:『……おやすみ、また明日』

親仁:(ゆっくりと一礼して、去っていく)

養民:『……お休みなさいませ、です』

響@:『……ふむ』親仁を見送った後で少し思案しつつ

養民:「……せんせ?』(首傾げ

響@:『いや。親仁が北洋水師で何を為そうとしているのかと改めて思ってね……』

養民:『…何かを、なす… ……ここが住みにくくなったら、親仁さんはまたどこに行くのかなぁ… ふぁっ』(欠伸

響@:『……親仁は、私とも順天たちとも違う目的を持ってこの軍にいる。ここが彼女にとっても住みよい場所であるよう、私たちも頑張ろう』

養民:『うん……』 (頷く

響@:『……さ、もう遅いし今夜は解散にしようか』響も身体をほぐすように伸びをしつつ

養民:『ねぇ…ここで一緒に寝てもいい?』

響@:『……それは色々とまずいんじゃ』

養民:『なんで…?』(悲し気な声

響@:『い、いやその、ここは狭いし、養民が戻らなかったら順天も心配するだろう?』

養民:『お姉ちゃん、海威さんの所にいるから…戻っても私一人』

響@:『そうだったな……。なら仕方ない……いや仕方ないのか……?』

*現在海威の意識の回復を待つべく順天はその傍に控えている。

養民:『ダメ?』

響@:『駄目というわけでは……分かった。そうしようか』

養民:(ぱああああ、と、喜色満面に)

響@:後で順天に何を言われるか分かったもんじゃないけど別に他意はない訳だしセーフセーフ!

養民:「せんせぇ、大好き」(抱き着く

響@:「私が床で寝る……って訳にはいかないんだろうなぁ、これは……」と抱き着いてくる養民の頭を撫でつつ

養民:「せんせ…あったかい…」(すぅすぅ…)

 

* * * * *

 

19CH年 3月13日 16:43

 親仁がハルビン水師営の面々の輪に溶け込むべく、あちらこちらに自主的に顔を出すなどしている一方で、海王は馬鈴玉へのコネクトを構築するべく、(様々なことを忘れるべく)仕事に没入し始めていた。

 

GM:各人が動くなか、響は業務を淡々と片づけていた順天に呼び出されます。

響@:はーい。あ、昨日の夜に親仁に言われたこと、順天には世間話の延長の形だけど内容自体はちゃんと伝えておくよ  言ってる事自体は正しいし、「彼女なりに思ってることを伝えてくれた」的なニュアンスで

順天:『……親仁についてですが』

響@:『何か思うところがあったり?』

順天:『思うところしかありませんがね…彼女の処遇に関しては、教官に任せます。』

響@:『了解。努力するとしよう』

順天:『……海威さんについてなのですが』(躊躇うように)

響@:『聞かせてくれ』

順天:『譫言のような寝言をつぶやくだけで…意識はまだ…』(暗い顔)

響@:『……そうか』

順天:『あの人の真意を、私は知ろうともしなかった…いいや。今でさえ、本気であの人の云うことを聞く気が私にはあるのか…』(自嘲じみた笑みを浮かべる

響@:『…………』

順天:『ともかく、あの人について考えるとき…どうしてもある人の存在が看過できずにありました』

響@:『……ある人?』

順天:『ヒルダ・ヴィクトリー・ネルソン。或いは艦娘[出雲]』

響@:『あぁ、出雲か……。海威は出雲を師と仰いでいたしな』

順天:『そして教官を送り込んできたのもその人。 一体、彼女は何者なのですか?』

響@:『うーん……まぁ、殊勲艦であることは確かだな』

順天:『松花江で私たちが行っている油槽船護衛、それさえも出雲が欧州大戦で使ったやり方のアレンジだとか。そこまで出雲は戦略・思想に影響を与えるものなのですか?』

響@:『そう言われると、出雲個人に感化されてる奴もそれなりにいる気がするが……』

順天:『想像で云うしかできませんからね、私は』(肩を竦める

響@:『帝国海軍左派の重鎮の一人ってのは知っての通りだろうし、後はそうだなぁ……骨董が好きってくらいか。私が知ってるのは』

順天:『…へぇ』

飛鳥:『ナニナニ? 姉さまの話が聞きたいアルカ?』(ぴょこん

響@:「げっ、飛鳥」

順天:『何者!』

飛鳥:『ドーモ、響のアホタレに新旗艦サン 飛鳥サン参・上☆』

順天:『……一体なんの御用で?』(低い声

響@:(また管内の警備体制の見直しだな……)

飛鳥:『お姉さまがあと二、三日でここに来るからサ。それの前触れカナ?』

響@:「…………は?」

順天:『お姉さまとは?』

飛鳥:『左派の重鎮で、骨董が好きな人ヨ!』

順天:『……はい?』

飛鳥:『ダーカーラ、出雲お姉さまアル!』

響@:『そんな暇人じゃないだろう。出雲がここへ何しに来るんだ』

飛鳥:『視察カナッ?』

響@:「…………」本気で面倒くさそうな顔

順天:「……ちっ」(舌打ち)

飛鳥:『先云っとくケド、あんた等がシッカリしてたら姉さま来る必要ないっての分かってルカ?』

響@:『それでこっちに加賀か飛龍でもくれるってなら喜んでやってもいいが……』

飛鳥:『カガヤンは日本第一主義者だから薦めないヨ?』

響@:『……いやそれよりも……。視察ってことは、支那方面艦隊旗艦としての正式な来訪ってことでいいんだよな?』

飛鳥:『ソ~ねぇ… 色々かっ飛ばして云えバそういうことネ』

響@:『ふむ、そうか……』(口元に手を当てて一人で納得してよう)

飛鳥:『ままっ 伝えたカラ 後は好きにすれバいいヨ!』

順天:『……分かりました。用意はしておきましょう。会って話すことなどありませんがね』

響@:『まぁ順天がよいと言うなら仕方ない。準備はしてやろう』

飛鳥:『アホ響、水師が大切なら口調に気を付けるとイイヨ、鈴玉にあることないこと喋るゾォ?それとも海王を保護しよッカ?』(からから)

響@:『分かった分かった。相変わらず耳聡いこと……馬鈴玉に会うなら、「馬家として駄目ならば、馬鈴玉個人にコンサルタントとして仕事を依頼したい」と伝えといてくれ』

飛鳥:『中華民国の為になるならアレは動くってのは保証するケドネェ』(思案顔)

響@:『どちらにしても、彼女とはいずれ直接会って話がしたいものだ。飛鳥のいないところで……』

飛鳥:『飛鳥さんが暇人みたにいうナッ!ハァ…アホ響がお偉くならレテ、飛鳥さんは嬉しいヨ。 とまー 飛鳥さんはテッシュー! じゃ~ナァ~』(執務室のドアから出ていく

響@:『そりゃ、少しでも偉くならなきゃ飛鳥に義理が立たないからな……』と後ろ姿に向かって呟いておく……

順天:『………舐めた口をききやがって』(ぼそっ

響@:『……あれも出雲に多大な影響を受けた人物のひとり……いや、その第一人者だな』

順天:『つまり、生きる災害だと。迷惑な…』

響@:『まぁ、会って自分の目で確かめてみるといい。私からあれこれ言うのはやめておこう』

順天:『…………はぁ』

響@:『しかし、出雲が来るのが数日後、テューダ卿への回答期限が来週……。しばらくは目が回りそうだな』

順天:『…態々ご苦労なことをしてくれる日本と、この『国』成立の際には日和見した国が…なんだって… 気に食わない…』

響@:『出雲はまぁいいにしろ、英国の方は本当に意図を計りかねる……。調べれば何か出てくるだろうか』

順天:『何であれ、拒めるほどの力がないのが…ただ悔しい………』

響@:『……強くならないとな。私たちも』

順天:『…教官』

響@:『何だい、順天』

順天:『……海威さんから学んだことが一つあります』

響@:『……ふむ?』

順天:『……教官は、頼りにならないけど… 頼りにしてます。…そう、伝える必要があると…学びました』

響@:『……そうか』

 

響@:返事はそっけない感じになったけど、表情はふっと笑みを浮かべて嬉しそう

 

* * * *

19CH年 3月14日

 響は石原莞爾が待つ新京へ向かう列車の中に居た。その理由とは遡ること約半日前。

海王:『…その、教官。石原閣下に説明しなければならないのですが…アタシ、今回ばっかりは……無理っす…』

響@:『気持ちは分かる……。私がひとりでのんびり行ってこよう。ここは任せたよ』

海王:『ほんと…すんません。出雲女史への対応は、アタシが整えますんで…』

響@:『私もすぐに戻ってくるよ。……いつも海王には周りの尻拭いばっかりしてもらってるから。たまにはこういうのも、ね』

海王:『あはは…頼んます』(苦笑

 

というわけで新京に響はやってきたのだ!

 

 10:32 新京 関東軍司令本部

GM:関東軍の将校たちが慌ただしく動いています。響がやってきたことにケチを付けられないほど忙しい模様

響@:欧州の動きのせいかなぁ……

 

響@:そういえば奉天での爆破事件のときは石原莞爾のとこには顔出さなかったんだっけな

GM:そーいえばそうっすね

響@:響が石原と会うのはクーデターのとき以来か

響@:ことあるごとにわしを頼りおって……と言われなきゃいいが

GM:どうだろう、そこら辺は響次第やな

響@:んー、顔を出す機会があったとしたら、青島沖のドンパチが終わって、水師営で一息ついた直後かなぁ

GM:さて、石原が神がかり的な予見能力によって響の来訪を予知していたのか、響が来た途端に作戦会議が終了します。

響@:ははは さすが石原閣下だなぁ

 

石原参謀長:「以上、散会」

将校's:「はっ」(それぞれの担当部署に戻る)

響@:「…………」邪魔にならないように立ってる

石原参謀長:「さて…響君。ワシに話とは何か?」(自らの執務室に向かいながら

響@:「忙しいところにすまない……。ちょっと大連と電報のやり取りをしたくてね。その内容でこっちを混乱させたくないから前もって釈明に来た」

石原参謀長:「大連か…何のために?」(後ろ手に戸を閉め)

響@:「みっともない話で申し訳ないが……。英国外相が満洲の有力者と話がしたいと我々のところへ吹っ掛けてきてね」

石原参謀長:「イギリスが、か?」

響@:「そう。その英外相テューダ卿は、以前も満洲に来たことがある。その記録を大連のヤマトホテルから拝借できればと思って」

石原参謀長:「…なるほど、分かった。それで、響君はそれを手に入れてどうする気なのか?相手の狙いは『滿洲の有力者』なのだろう、君らを相手は対象としているのではなかろう」

響@:「察しのとおり、ここからが肝心の話で……。我々がテューダ卿に満洲の有力者として誰かを立てるとしたら、石原中将、貴方なんだ」

石原参謀長:「それを予測しているにも関わらず、何某かの情報を得たい。君のことだ、あらかた北洋水師の誰かがその外務卿と知り合いなのではないか?  ふむ……成程、そうきたか」(一人納得する)

響@:「この話を受けたのは海王だ。出回り先で、テューダー卿その人と知らずに声を掛けられたらしい。相手は我々のことも、海王とここ新京の繋がりのことも把握している。このまま一杯食わされちゃ敵わないと、必死に情報収集をしてるというわけ……」

石原参謀長:「………ふむ、で…挽回しようという理由か。響君、昨日ドイツがオーストリアを併合したのは聞いているかね?」

響@:「聞いてる。全貌まで正確に把握しているわけではないけれど」

石原参謀長:「これについての分析で陸軍は揺れておる…つまり満州の隣国、ソ連の存在があるからな」

響@:「ドイツがこの先どこまで行くか……。行く行くはソ連を欧州に釘付けにするかもしれない、とか、そういったところか?」

石原参謀長:「いま世界は幾つかの勢力に分けることが出来る」

響@:「ふむふむ」

石原参謀長:「つまりソ連邦・ドイツ=イタリア枢軸・英仏同盟・アメリカ大陸・そして東亜諸国だ」

響@:「…………」大人しく傾聴してる

石原参謀長:「そして陸軍の大勢は欧州同盟とソ連邦の戦争を主張しており、その際に我々はソ連の東を征討することを考えている。が、ワシはそうは思わん。果たしてベルサイユ体制の克服を旗印にする総統ヒトラーが、特にフランスと結ぶだろうか?」

響@:「どうだろう。無学な私の直感としては……今のドイツが英仏と足並みをそろえる未来は想像できない」

石原参謀長:「英国がそれを感じていたとすればどうか?我が国はソ連に対抗するため枢軸勢力と防共協定を締結している。また中国にはドイツが軍事顧問団を送り込んでいるらしい。これら東亜諸国の枢軸勢力への取り込みを行うドイツに楔を打ち込むための動き、それがテューダ卿の狙いではないかとワシは分析する」

響@:「なるほど……。思えば、今回の中華民国との交渉にもドイツが噛んでいたっけ」

石原参謀長:「トラウトマン大使のことだな」

響@:「日中が互いに睨み合っている状況は、欧州どの国から見ても都合のいいものではなかった。それが解消されつつある今、どこも次の手を打とうとしている。その1つ目が今回の英国の動きというわけか」

石原参謀長:「……さて、どうするかの」

響@:「……実は、テューダ卿からの話を海王が持ち帰ったとき、私は、これは私たちだけでは頭を回しきれないと判断して、浙江財閥の知人のひとりにブレーン役をしてもらおうと考えついた」

石原参謀長:「ほぉ、誰か?」

響@:「馬家商家の馬鈴玉。奉天での爆破事件の首魁である艦娘中山を、私たちが直接会って引き渡した相手だ」

石原参謀長:「あやつか。つまり、国民政府中央に流すべきだと?」

響@:「そうまでは考えていなかった。馬鈴玉個人の商才が、テューダ卿を前にしてなお信用に値するのと、そのまま英国にカモにされるくらいなら、国民政府に中抜されてトントンで抑えたほうがマシ、くらいのつもりだったんだが……」

石原参謀長:「馬松儀、外交に口出しする際の彼女の名前だ」

響@:「なるほど。奉天の事件の後処理には、その名前で出てきたんだな……」

石原参謀長:「実の妹を政治の駒に出来るあたり、一種の怪物ではあろうの」

響@:「中将がテューダ卿との会談に応じてくれるなら、北洋水師からの詫びも込めての助太刀として彼女を同席、というつもりでいたんだが、どうだろうか」

石原参謀長:「向こうの意向次第ではあるが、ワシは避けるべきだと考えるが。国民政府の利益を損ねる場合、彼女は全力でテューダ卿の提案を潰しにかかると予測できる。」

響@:「分かった。主賓がそう言うなら避けておこう。すぐ海王に電報を打つとして……。他に中将の方から我々に用意させたいものはないか。尽力させてもらう」

石原参謀長:「そうだの。今の所、云えるのは一つだろうな」

響@:「ふむ?」

石原参謀長:「対ソ戦へのあらゆる努力」

響@:「あぁ……親仁を寄越してくれたことにも、まだ礼を言えていなかったな。ありがとう石原参謀長殿。お言葉、確かに承知仕った」

石原参謀長:「………ワシの考えだが」

響@:「…………」黙って聞く姿勢

石原参謀長:「人には器がある。響君の好きな“彼女”が大成してくれれば、海威君も喜んだだろう」

響@:「私は……。いや、続けてくれ」

石原参謀長:「海威君の彼女への意志は、ワシのこの国への意志へと等しい。あれからまだ二か月、されど二か月。猶予はないぞ? 急がねば手遅れになる」

響@:「そう……だな。その通りだ……」(このままでは守れない。それだけは確かだ。順天も、私も……)

 

響@:石原との話はこんなところだろうか……とりあえず、海王には大急ぎで、石原がテューダ卿との会談を承諾したこと、馬家への協力依頼は白紙に戻すことを打電しとく。あと大連の眞斗さんには帳簿の横流しを頼むのは流石にやめにして、石原莞爾と英外相テューダ卿の会談を行う予定があるから、その際に是非コンシェルジュを頼みたい、後日正式な依頼と打ち合わせに……的に送っとく

GM:眞斗から響宛に電報が返されます

眞斗:『今月の十九日、哈爾浜に私用でおりますのでその際に詳しくお聞かせくださいませぇ~』

響@:ディナーの日じゃねぇか!

眞斗:『追記、ちかちゃんが出世しちゃったよぉ… 嬉しいような、寂しいような…』

響@:出世て……この時分だと、冷泉博士と一緒に内地か

GM:二月に中尉に補されまして、舞鶴に四月から着任するのが内定している感じです。今現在は、トクサの資料を東京で最後の整理をしています。

響@:丁寧な感謝の言葉と、ちかこに会えたら眞斗さんのことも伝えとくね的な感じで返電、かな

 

 



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順天VS出雲

 19CH年3月15日

親仁の教育に若干の監視の意味合いを含め、響は彼女とバディを暫く組むことになった。養民は順天の側で、響と親仁が組むことに不満げな顔をしながら二人を見送った。

松花江での哨戒を何事もなく終えて水師営に戻る段になり、親仁は響に甘えるように強請る。

 

親仁:『その、私…きちんとハルビン市内に出かけたことがないんです。だから…その、私とデートしていただけませんか?』

響@:『……余計な名目無しでなら、市内を案内することは一向に構わないが』

親仁:『それはそれは…申し訳なく。デートの部分は撤回しますわ。案内、願えないでしょうか?』

響@:『いいとも。では、どこからにするかな……』

 

響@:えと……普通に主要施設の案内できました、でいのかなっ

GM:ふふ…主要施設を響が案内した後、暫く親仁の我が儘で逆に響が連れ回されます。

 

親仁:『我が儘を聞いていただけて…その、ありがとうございます。』

響@:『私も普段、割と好き勝手に順天や海王を振り回しているからね……。気にすることはない』

親仁:『そうなのですか……っと、すみません。少々お花を摘みにいってもよろしいでしょうか?』

響@:『分かった。ここで待ってるよ』

 

響@:すぐ近くにあったということで

GM:では、響ちゃん判定を(にっこり) <無個性判定12/技能補正:直観>

響@:ええ…… 2d+7>=12 直感

ダイス判定: (2D6+7>=12) → 8[3,5]+7 → 15 → 成功

GM:では親仁の様子が、主に振り回され始めたころからおかしいんじゃないのかと響は思っていました。手洗いの方に様子を見に行きますが人気はありません。外の方から嫌な雰囲気が流れ込んできます。

 

**:『ぐ……ぐぅ』

響@:『……?』呻き声の方に振り向く

親仁:『……死にますわよ?』(男の腹部に拳をめり込ませている親仁の姿)

**:『うぅ……うぐ…』

響@:(つけられていた……のだろうか)

親仁:『……食い詰めがっ』(止めをさす

 

響@:あっ、何、半殺しじゃなくてマジに止めを刺した?

GM:Yes

響@:まぁ殺っちまったものはしゃーない……

 

親仁:『とんだお目汚しを……どうか、ご容赦願えないでしょうか』(左手の手袋に血がべっとり

親仁:(素早く手袋を裏返し、上着の内ポケットに入れていた替えの手袋をはめる)

響@:替えの手袋はあるか、と聞くまでもなかった

 

響@:『……いや、私の落ち度だ。すまない』

親仁:『あら… 私のこと、軽蔑なさらないのですか?』(意外そうな表情)

響@:『私も人のことを言えたもんじゃないからな。……彼はただのゴロツキか?』

親仁:『はした金欲しさに命を売る、ただの愚か者ですわ』

響@:『そうか。脅して追い払うでは不足と親仁が判断したのならそれまでだ。……早いとこ戻ろう』

親仁:『…イケずなのですから』(肩を竦める

 

親仁:(養民が特別なのは、別にいいのですけれど…ね。 少しぐらい、私を見てくれたっていいのではないですか。 教官殿?)

 

 * * * *

ハルビン市内、打って変わってヤマトホテル

 

眞斗:『初物を使ったご馳走と、新作ケーキを用意してお待ちしております♪』

 

GM:という、手紙がキヨシーモの元に届いたものの、第四艦隊に所属する全艦娘が南方での深海棲艦との戦いの援軍として派遣されることがきまっていた。で、それを飛龍さんにトースした結果。なぜか飛龍は哈爾浜ヤマトホテルで休みを取っていた

飛龍@:「……(なんだってこんなことになったのよ……)」

眞斗:「あの…どうかなさいましたか?」(飛龍の様子に不安げな表情になる)

飛龍@:「……いや、何でもないから」

眞斗:「何かご所望がございましたら、どうぞ私にお申し付けくださいませ~」(ほんわりと笑う)

飛龍@:「……ん、分かった」

眞斗:「ここはお仕事の場ではございませんから、お疲れが取れますようごゆっくりお過ごしください。まずは前菜から。初物でご用意しました、八寸です。右手から~」(一つ一つ料理を紹介する)

 

眞斗と料理長のつくる試作品という名のご馳走が順に出されていく。

一通り飛龍が食べ終えると、眞斗が感想を尋ねる。

 

眞斗:「その、いかがでしたでしょうか?少々、物足りなかったでしょうか…?」(飛龍の様子を見て)

飛龍@:「ううん、別にそんなことないわよ」

眞斗:「左様でしたか」(ニッコリ)

飛龍@:「……ただ、ちょっと息抜きの仕方とかあんまり分かんないだけだから、気にしないで」

眞斗:「息抜きの仕方……ですか。なるほど、いつもはどのようにお過ごしなのですか?」

飛龍@:「……言いたくない」

眞斗:「申し訳ありません…失礼いたしました」

飛龍@:「(何か落ち着かないな……)」

眞斗:「…そう云えば。海軍様からご宿泊のお話をまだ幾らかいただいているのですが、ご存知でしょうか?」

飛龍@:「……いや、知らないけど」

眞斗:「内地から承ったのですが、確か…出雲様がこちらにいらっしゃることになると聞いております」

飛龍@:「………へ?」

眞斗:「妹が海軍士官だとはいえ、これほどまでご贔屓にしていただけて…私としては喜ばしいことです」

飛龍@:「あ、うん……そうなんだ……」

眞斗:「自慢の妹なのですよ…」(恥ずかしそうに笑う)

飛龍@:「……そうなんだ」

眞斗:「こほん、それでは…お食事は以上となります。最後までお召し上がりいただけて、とてもうれしゅうございます。私はこれにて。扇矢眞斗が担当させていただきました」

飛龍@:「……ん、どもね」

眞斗:(丁寧にお辞儀をして去る)

GM:さてと、だいたい4時間ぐらいたった後、ヤマトホテルに出雲たちの姿が現れます

飛鳥:「うへへ… お姉さまだけじゃなくッテ。みっちーもいるだなンて…来てルヨ来てルヨ! っとそういや、ガーラがどっか消えたケド、みっちーは知ってるカ?」

満潮@:「なんで私に聞くのよ…長官に聞かれたらどうだ?」

飛鳥:「姉さまはソーイウのあんまり気にしないノヨ」

満潮@:「じゃあ私に聞いても無駄よ。」

飛鳥:「へーそうアルカー」

満潮@:「もう、だって教えてくれなかったのよ!うるさいな!」

飛鳥:「かわいいなー みっちーハもう!」(満潮の頬ふにふに)

満潮@:「だから口出したくないのよ!こっちくんな!」

 

飛龍@:「……あれ、あの3人……」

 

飛鳥:「にゃははっ かっわいいノォ!」

満潮@:仕方なく飛鳥に遊ばれる満潮であった

出雲:「貴様ら、大概にしろ」

満潮@:「早くこいつを止めてよ長官…」

出雲:「飛鳥」

飛鳥:「姉さま、どうしたカ?」

出雲:「しばらく大人しくしたらどうだ」

飛鳥:「みっちーが可愛いのが悪いノヨ!」

出雲:「…済まんな」(無表情に)

満潮@:「そこであきらめないでよ!?」

出雲:「何れ慣れる、諦めろ」

満潮@:「うぅ…」

飛鳥:「ソーソ、慣れるヨ!」

満潮@:「あんたが言うな!!」

飛鳥:「寧ろ、求めてくれテモ良いヨ?」(しれっと

満潮@:「はっ、はぁあああ!?あんたばかぁ!?」

飛鳥:「素直になった方が良いゾ~?」

満潮@:「…ふん、変なこと言わないでよ、今仕事中でしょう」

飛鳥:「ほぉ…?仕事中ジャなきゃいいノカ?」(目がキラーン

満潮@:「いや、仕事以外でもやめてよね…」

飛鳥:「またまたぁ? 今夜、飛鳥さんとイイコトしよっカ?」(耳元で囁く

満潮@:choice[無言で無視,無言で鉄拳制裁,無言で頷く] 「……」

ダイス判定: (CHOICE[無言で無視,無言で鉄拳制裁,無言で頷く]) → 無言で無視

飛鳥:「くくっ… 無視するトハ、いい度胸アルなァ~?」

*この後滅茶苦茶可愛がった。

 

出雲:「…飛龍。馬鹿どもが騒がしくて悪いな」

飛龍@:「……いや、慣れてるから平気」

出雲:「貴様の休暇について私がとやかく言う気は毛頭ない、戦時になれば別だがな」

飛龍@:「……で、3人は何でここに?」

出雲:「差し詰め視察という名の満州観光だ。中央が無駄金を使っていなかったら、私はここに来る必要性がなかったのだがな」

飛龍@:「……どういうこと?」>出雲

出雲:「数日前まで私はとある会議に出席していた。中国問題を一元化する為の調整を謳っていたが結局何ら決まらんでな。誰かを満州に送り込めとなったのだが、その誰かが私になったということだ」

飛龍@:「……それはまた厄介そうなモノね」

出雲:「一体私に何をしろとな…いや、何しろってのは分かっているのだがな」(肩を竦める

満潮@:「厄介払いの意味もあるでしょう、まぁ嫌がらせでしょうね。」

出雲:「貴様は包み隠すべき事を隠さんな、満潮」

満潮@:「口が過ぎました。」

眞斗:「お部屋のご準備が出来ましたよ~」

出雲:「相、分かった。ではな」

飛龍@:「えぇ。じゃあね」

 

 

* * * *

 

 19CH年 3月16日 09:55 北洋水師哈爾浜水師営 正面

北洋水師への視察という名目の下で、出雲は北洋水師の現戦力の調査という役回りを担わされていた。自らの護衛として満潮と足柄の二人だけを連れて、出雲は水師営に正面から乗り込む。

響@:「…………」落ち着かない感じの表情

順天:「ようこそ、お越しくださいま…」(日本語で対応しようとする)

出雲:(片手で順天の言葉を制し)『郷に入っては郷に従えという。貴官らの仕来りに従おう』(流暢なクイーンズイングリッシュ)

足柄@:「……」後ろで無言で立ってる

出雲:『私は大日本帝国海軍支那方面艦隊総旗艦。艦名<出雲> 貴官が知るように、これがアーネチカ・A・足立。そして満潮だ』

満潮@:「…」軽く会釈

出雲:『我ら三名を迎えて頂き、感謝する』

順天:『……え、えぇ…』

響@:順天、緊張してるのかなぁ

順天:『私が…北洋水師旗艦、艦名<順天> こちらから順に海王、養民…チ、親仁、そして響です』

足柄@:「…」目で頑張れって応援してる

響@:響も軽く会釈だけ。順天がアガってるから逆に肩の力が抜けてきた気がする

順天:『…す、すみません。どうぞお掛け下さい』

出雲:『……貴艦隊の状況は石原中将よりいくらか聞いている。まず、海威の件であるが』(席にかけながら)

順天:『………なんでしょうか』(肩が揺れる)

出雲:『貴官は彼女を退役させるつもりか、それとも戦力化を図るのか。答えてもらいたい』

順天:『うっ』

出雲:『私の意見ではあるが、海威は退役させるべきだろう』

順天:『…理由を聞いても、宜しいでしょうか』

出雲:『一つ目、私が云うべきではないが彼女の世代の艦娘は既に全員が退役している。二つ目、そもそも彼女は記憶喪失を起こしており心身への疲労の摩耗が目立つ』

順天:『……………』(握った拳を震わす)

出雲:『三つ目、二か月前の貴官の前科。四つ目、海威と貴官の関係が客観的に見て害悪になっていると考える為である』

順天:『なっ………く…』

出雲:『戦争における1+1は2にも3にも10にもなりうるが、1に成りうることもある。確かに、海威の持つ能力は戦力に乏しい貴艦隊にとって無視せざるを得ないものだろうが、彼女の存在は貴官らの癌になっているのではないか』

響@:「…………」順天の後ろでふむふむと感心してる顔 つっても会談の場で不謹慎にならない程度にだけどね

順天:『…わ……わ、我々は…では彼女を手放した場合どうしろと仰るので? 親仁が補充されたと仰られますか…』(声が震えている

出雲:『艦娘単独の力ではなく、むしろ水師としての力を強化してはどうか。江上艦艇の数・質を向上させればよい』

順天:『し、しかし…導入するとなれば、初期費用が…』

出雲:『場合によれば、日本側でそれを拠出しよう』

順天:『………』(顔面蒼白

足柄@:『ボス、あんまりいじめちゃダメヨ?』(小声

出雲:『…アーニャ、分かっている』(小声で返す)

 

出雲:『以上を私は認知した上で、海威を除籍すべきだと貴官に勧告する』

順天:『それは……そ、それは…』

満潮@:「…」響に促すように睨む

響@:「…………」満潮の目線に向けてはほんの微かに笑みを返す

順天:『それは……日本の意向なのですか…?』

出雲:『全て私の意見である』

順天:『私は……私の意見では彼女は、已然必要だと…考えます』(膝が揺れる)

出雲:『何ゆえか、簡潔に答えよ』

順天:『…今の戦力状況が……』

出雲:『戦力の増強案を石原に通しておこう』

順天:『…な……』

出雲:『それでいいか、旗艦殿』(淡々と)

順天:『……あ、そ…な…ちがう…ちがう…』

満潮@:「……」いらいら

出雲:『何が異であるか?』

順天:『違う! あの女がいなきゃいけないんだ!』

出雲:『戦力の為に必要なのだろ?』

順天:『違う違う違う!』

出雲:『違うことなどなかろう?貴官は戦力欲しさに彼女を留めている、それにすぎん』

順天:『なっ…?!』

出雲:『足柄からの報告によれば、貴官は自らの郎党が路頭に迷うことを恐れていると。良かったではないか、新たな艦艇を導入したならば…彼らの必要性は今までの類でなくなる。彼らを路頭に迷わせず、戦力を拡充する。まさに貴様の望みではないか』

順天:『わ…わた…私は…』

出雲:『なぁ順天。何を云う必要があるのか? 貴官も同じ論議を聞きたくなかろう。貴官らの戦力への危機意識、私から各所へ伝えよう。 海威は私が内地に戻る際に連れて行く』(席を立つ)

順天:『勝手に話を進めるな!』

満潮@:「……」

順天:『彼女は…まだ私の指揮下です 勝手な真似は絶対にさせるものか!』

出雲:『指揮下だから? だからどうした』

順天:『違う、指揮下だからとかじゃない!』

出雲:『もう一度問う、何故か』

順天:『海威さんは、私の家族なんだ! 勝手に処遇を決めるなああ!!アンタが…アンタが! アンタが海威さんを否定するな!アンタが海威さんを教えたんだろ!何で、否定するんだよ! アンタがあああ』

満潮@:「…60点でいいでしょう、もう」小声

出雲:(手で制して)「これで満足か、響」

響@:「……悪辣にすぎるぞ。満潮がいなかったらぶん殴ってる」

出雲:「貴様の教育がなっていないのを棚上げするか」

満潮@:「最初から胸を張って長官を殴っていたらいいでしょうに。」やれやれと

出雲:「満潮…それはなかなかに難しかろうて……が」

順天:「…………」(親の仇を睨むような目で出雲を見る)

出雲:『順天、甘ったれるのも大概にしろ』

順天:『なっ……』

出雲:『海威を否定するな、だと? これらを読んでまだ同じセリフが云えたなら謝罪してやる』(何通かの手紙を順天に手渡す)

順天:『何を……ぐっ…』(手紙が海威から出雲に宛てられたものと知り、声を失う)

出雲:『貴官らと冷静な話を行うことは極限的に難しくなったと私は判断する。日を改めて話を続けるべきだと考えるが…どうか、海王』

海王:『は、はい。調整はあた…ごほん。自分がさせて頂きます』

足柄@:「……」めっちゃにこにこしてみてる

出雲:『結構、では…我々はいったん戻る』

満潮@:「響、これで私に勝ち誇るにはまだまだはやいのよ。」

響@:「ふふ、出雲は意地悪だぞ。満潮も気をつけなよ」

出雲:「響」

響@:「はい」 流石に姿勢を直して

出雲:「貴様への説教はまた今度だ」

響@:「抜かりないな……。分かった、覚悟しておこう」

出雲:「アーニャ、満潮。撤退だ」

響@:『ほら順天、見送り』

足柄@:「あいヨー」

順天:『あ……あっ…そ、その』(恐縮)

満潮@:「はっ、息災でな、響」

順天:『……その、申し訳ありませんでした。』

出雲:『…後日、もう一度問う。それまでに整理しておくことだ』

順天:『はい…』

 

順天が渡されたのは、海威が出雲に宛てた何通かの手紙。それを握る手が震えているのを、誰も指摘はしなかった

 

 * * * * * *

 

19CH年 3月16日 17:28 哈爾浜水師営

出雲からの説教が身に応えたのか、順天は仕事に没頭すべく奮戦してた

順天:「…………」(かりかりかり

足柄@:『居ルー?』ノックノック

順天:『……何方で』(低い声で応じる)

足柄@:『足柄ヨー。』

順天:『…どうぞ、開いてますから』

足柄@:『はぁい。』がちゃこん。入ってくる。

順天:『…話し合いは延期になったと、思っているのですが』

足柄@:『そーヨ。お仕事できたわけじゃなイし。』

順天:『では何の用ですか』

足柄@:『そろそろお仕事終わるでショ?良い店見つけたんだけどいかなイ?』

順天:『………本当に、何の用なんですか』

足柄@:『え、本当にこの用だけド?』

順天:『……その為だけに、態々ここに?』

足柄@:『そーヨ?』

順天:『…済みません、私。そんな余裕ないんです』

足柄@:「ぇー。」

順天:『他をあたってください』

足柄@:『順天ちゃんと飲みに行きたいんだけどナー』

順天:『お断りします』

足柄@:『余裕がないかラ?』

順天:『…何ですか』(眉がぴくりと動く)

足柄@:『色々と?根詰めすぎは良くないと思うヨ。』

順天:『……貴女には、関係ありません』

足柄@:『あるヨー。』

順天:『何が!』

足柄@:『順天ちゃんが心配。』

順天:『なっ……ほっといてください!』

足柄@:『ほっとけないのヨー。』

海王:『ん? あぁ…足柄さんか 何の騒ぎで?』

足柄@:『順天ちゃんがつれなイー』>海王

海王:『はぁ……んじゃ、副官としても上申しましょうか。旗艦、アンタ休め』

順天:『ぐっ……』

足柄@:『そうヨー。やすもやすも。』

順天:『海王…貴女に云われたくないのだけれど』

海王:『そこは互いってことでどうっすかね? ってことで、足柄さん、うちの旗艦を頼んます』

足柄@:『お任せー。』引っ張っていこう

順天:『……』(渋々引っ張られる)

足柄@:描写外であちこち引っ張り回して街の様子とか見せたあとにおすすめの酒場に行くか。

満潮@:じゃあ途中で満潮を拾っていくでことにしよう

足柄@:じゃあひろいました!

満潮@:ひゃっはー

順天:『………』(顔色は依然暗い)

足柄@:『ここ、ここ。おいちゃんお勧めヨロシクー』酒場について席に座りつつ

満潮@:『…せっかく来たんだからもうちょっと楽にしたらどうよ、辛気臭いね。』ガラスを揺らしながら

店主:『応よ』(煮込み系のツマミと、それに合わせた酒を出す)

足柄@:『これこれ、お勧めヨ。』お酒飲ませつつー>順天

順天:『あ、ありがとう…』

足柄@:『この煮込みも美味しいでしょー。』まずはほどよく酔わせて本音を吐き出させやすくする作戦。

店主:(程よいタイミングで離れる)

順天:『あう……私、お酒…強くないのに…』

足柄@:『まあまあ、順天ちゃんも大変だったみたいだし息抜き息抜き。』

満潮@:『まぁ…最初から強い人なんで殆ど無いわ。』

順天:『ひぐ……ひぐっ』

満潮@:「…(これだけで出来上がってしまうなんて)」

足柄@:「(早いナー)」

順天:『私…私…頑張ってるのに… うぅ…』

足柄@:『うん。皆判ってるヨー。』よしよし。

満潮@:「…」皆のガラスに酒を注ぐ

順天:『出雲さんは…どうしてあんな災害なのよ…』

足柄@:「……っ!」ちょっと吹きかける。災害。言い得て妙である。

順天:『何であんなの送り込んでくるのよ…』

満潮@:『さぁな、誰かさんがヘタレすぎだからじゃないの?』

足柄@:『ボスもコミュ下手だしネー』

満潮@:『あいつは要点以外何も喋ってくれないよね…』

足柄@:『あれ、自分が出来るから他人も大丈夫だろう、って思う癖あるからネー』

順天:『じゃぁ…何で、出雲は出来てるの…?私…いえてるはずなのに…』

満潮@:『そうね…あれだけ不器用なやつだけど、部下に失望させたことだけ絶対しないわ。』

足柄@:『順天ちゃんちょっと逃げ腰だったからネー。』

満潮@:『まぁ、ヘタレだね、要するに。』

順天:『逃げてなんか、ない…はず…』

足柄@:『ンー、順天ちゃん、ボスはあの時こう聞きたかったのヨ。『順天ちゃんは海威をどうしたいの?』って。』

満潮@:「ふーん」

順天:『あれでも…家族だもん』

満潮@:『じゃあ最初から素直に言えばいいじゃないか』

順天:『だって…私、今更…云えないかったし…それに』

足柄@:『それに?』

順天:『……傷つけたもん、たくさん。……嫌いだったのは本当だし、酷いこと沢山云った…』

満潮@:『…誰かの上に立つ人はそういうものよ キレイ事でやれるものじゃないわ、それは出雲も、たぶん響も』

足柄@:『そーネ。』響は怪しいところあるけど

順天:『違うの!違うの!』

足柄@:『ンー。でもさ。家族だって喧嘩するもんヨ。』

順天:『……喧嘩でさえなかった、ら?』(涙目)

満潮@:『ふーん、つまり何?気まずくてどうすればいいかわからない?教えてやるよ、喧嘩をすればいいの。』

足柄@:『独り相撲だってあるヨ?まあ、そう言う事ネ』<気まずくて

満潮@:『一度腹を割って言いたいことを全部ぶっちゃっけたら?』

順天:『…あの人の手紙見て 私…どれだけ…の、ことを…』

満潮@:『ふーん でも、彼女はまだあんたの言い分…いや、言葉を聞いていないわ。私さっき言ったよね、出雲があんたと最も違う所、それは彼女が部下に失望させたことのないことよ。彼女の手紙を見たから何?こんなに無駄に畏まって…これは彼女が望んだことかしら?』

順天:『だって……私はいい部下じゃなくって、いい上官でもなくって。私のことで悩ませて、挙句記憶まで失わせて!!  許すって言ったてくれたのは別人みたいになったあの人で…それが悔しくって…自分が情けなくって』

満潮@:『はぁ…じゃあ聞くけど、あんたは海威を取り戻したいのか?海威の記憶を取り戻したいのか?あんたの水師營の海威を取り戻したいのか? 逃げないでよ。』

足柄@:『自分が今までした事は取り合えず置いて考えてネ。』<何したいか

順天:『海威さんを、これ以上……傷つけたくない』

満潮@:『じゃあ海威を解任しなさい』

順天:『でもっ!』

満潮@:『どうせ彼女いま記憶喪失でしょ、これ以上ない好都合だよね、あんたから彼女を切り離してしまえば、もうあんたから海威を傷付けること…二度と無いわ。』

足柄@:『ほんとに海威を傷つけたくないならそれが一番だしネ。』

満潮@:『人の心に入り込む事自体、その心を傷つけることだわ。』何故か足柄をチラッと見る

足柄@:「?」

満潮@:「ふん。」

順天:『………彼女のことは、もう…楽に、させたい…だ、だから…』(震え声

満潮@:『…待って。あんたの気持ちを整理できる前に、ちょっと私の昔話に付き合ったらどう?』

順天:『……何ですか』

満潮@:『…私はね、自分の生きる意味が分らなかった…いや、今でもわかってない。なんで人を殺す兵器でしかない兵士に人の心があるのかってね…だからいっそものを考えない兵器になればいいと…思った。それなのに、どこかでふざけた奴が居た、私のことをいつもいつも構えてくれた。……正直言って、ウザかった…いや、ウザいのよ。』

足柄@:(・3・)~♪

満潮@:『あいつが私のことを構えてくれたたびに、私の心が乱暴に入り込ませ、私の決意にヒビを生んだ。あいつのせいで、もう私の人生がめちゃくちゃ、一度入れるかもしれないチャンスも…自ら否定してしまってね……それでもね、私は…あいつが居て、よかった、私のことを構えてくれて、嬉しかった』

 

満潮は足柄から目をそらした。

 

満潮@:『…ね、順天、海威はどんな人だった?私は彼女のこと分からないけど、あんたなら分かるでしょう?』

順天:『…腹が立つほど自信を持ってないくせに、あれもこれもと勝手に話を進めて…』

満潮@:『ウザいやつのようね。』

順天:「……」

満潮@:『それでも、あいつはあんたの心に入り込んだ、そうじゃないの?』

順天:『………いつも、あの人の「私がやるから」っていう言葉を聞くのが嫌だった』

満潮@:『でもそういう時に限って彼女がやったほうがいい結果が出るでしょう。』

足柄@:『でも、なんかシャクなのよネー』<いい結果がでる

満潮@:『そうよね…』足柄を睨む

順天:『……それでも、海威さんにいて欲しいと思ってしまう…』

足柄@:『良いじゃないノ?『家長』でも『旗艦』でもない『順天ちゃん』がそう思ってるんだし。』

満潮@:『私なら…そばに居て欲しいじゃなくて、今度こそ私がそいつに何かできることないかとやってらるとおもうけど。』また目をそらす

満潮@:『…さっきがいじわるしてて、その、悪かったわ。』

順天:『………』

満潮@:『でも、私も、そして多分長官も、あなたの言葉で聞かせて欲しい。あんたの人生、あんたの覚悟、決意、何もかもを変えた彼女をこのまま勝ち逃げしやがっていいの?』

満潮@:『このまま、彼女に『自分はもう大丈夫だから』って認められなくていいの。このまま、あんたを守るばっかり彼女を今度こそあんたが守ってやるって、見せなくていいの? ……このまま、昔のままのあんたに戻って、いいの?』

順天:『彼女を… 守りたいよ 私は、守れるんだって…示したいよ』

足柄@:『じゃあそうしヨ。』

順天:『けど… 恐い 自分が…怖い』

満潮@:『ね、順天、怖いのは…あんただけじゃないのよ。彼女も多分、怖いんだ。あんたを傷つけることだけじゃなくて、多分彼女も彼女なりに、変わったのよ。あんたによって、ね。』

順天:『……海威さんが』

満潮@:『…そろそろお開きか。』からのガラス瓶を置いた。

足柄@:『良い時間だしネー。』

満潮@:『柄にもないべらべら喋ってしまって、もう頭痛いし、帰るわ。』

足柄@:『みっちーもお酒弱いもんネ。』

満潮@:『うるさい、これでも昔より強いの』

順天:『…………』

足柄@:『ま、ボスが知りたいのは“順天ちゃん”の答えだと思うヨ。』

順天:『…信じても?』

足柄@:『ボスが聞きたいのはそれだしネ。他の何でも無く順天ちゃんの言葉が聞きたいのヨ。そうじゃないと預けて良いか判断出来ないからネー。』

満潮@:『まぁ、うちの長官がいつも言葉足らずだからしかたないけど。今度こそ、長官を押し返すような答えができるといいな』手を振って酒場を後にした

順天:『………』(黙って頭を下げる)

足柄@:『立場に甘えるとこわーいボスは見抜いてくるから頑張ってネ』手を振って満潮と一緒に出る

 

 

 



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フォックスハウンドの始まり

GM:順天が足柄に連れ出された後の水師営、そこにいれ代わりのように趙懿栄が順天を尋ねてきていた。

響@:『あぁ、悪い……。順天なら、私の荒っぽい仲間たちが息抜きに連れ出してしまったらしい。緊急の用向きか?』

趙君:『…あぁ、そのつもりだったんだが …そうか』(気落ち半分、嬉しさ半分

趙君:『響さん、用向きというのが…厄介な事でして』

響@:『とりあえず聞こう』

趙君:『一年ほど前から、ここハルビンから暗号電波が発信されるようになっていたのですが』

響@:『一年……』響が来るより前だな

趙君:『…俺たちは、この情報をもとにスパイ摘発に動いていたものの…成果が今まで上がってないんです …詳しい技術的な話は置いておきまして… まず、問題になっているのは発信地点の候補が、哈爾浜の…この三キロ四方という風にしか探知所は捕らえられないせいで…我々の調査の手が間に合わなかったんです』

 

響@:『ふむ……』

趙君は地図の上に四角形を描いて、疑われている地区を示す。その四角形の中には水師営やらヤマトホテルやら、住宅街やらが入っています

響@:ほんとに市街地だなぁ

趙君:『それで…交信は一か月に一回。関東軍は本件を脅威度が低いと考え、途中で俺たちは別件の捜査に振り向けられました。その…例の、N号の奴を始めとする奴です…』(云いにくそうに)

響@:『ふむ……。それで、ここに来たということは最近その様子に変化があったと』

趙君:『…交信が一か月に一回なら、単なる定期連絡と考えることが出来ました。しかし……先月から交信回数が三回になり、今月に入ってからはかなりの頻度で行われるようになりました』

響@:『先月から……。何が切っ掛けで、となると我々には大きな心当たりがあるな』

趙君:『……はい、俺も…もしやと思っています。本件のスパイを、何としても捕縛せねばなりません …可能な限りで、俺たちに力を貸してもらえないか。 と、順天に頼みに来たんですけど…最近、仕事漬けになっていたようだし…連れ出してくれた奴には感謝してます』(肩をすくめる)

響@:『話は分かった。私の独断で返事は無論できないが、可能な限り陸軍方と連携するよう私からも強く進言しよう』

趙君:『お願いします、では…俺はここで失礼します』

響@:『順天に会わせてやれなくてすまないね。どうかまた顔を出してくれ』

趙君:『……勿論です。…その、また機会があれば来ると言伝してください。では…』

 

* * * *

 

足柄と満潮が哈爾浜ヤマトホテルに戻ってくると、珍しい光景を見つける。飛鳥と見慣れぬ男が出雲の近くで談笑しているのだ

足柄@:ほう。 満潮@:ほう…

響@:うちの海王を誑かしたクソ男かな?

GM:響ちゃんこわーいw けど、その人ではない

 

満潮@:良かったね、飛鳥もやっといい男を見つけたんだね

*どこぞの陰影さん「お姉さま以上にカッコいい男はいないヨッ!!」

 

飛鳥:「ンデンデ?」

イケメン:「こーして縛る!」

飛鳥:「ナーイスッ! ユヅッ君やるネ!」

足柄@:「やっほー。」声を掛ける

イケメン→ユヅッ君:「ははは! っと、どうも」

飛鳥:「ン?ガーラ、今戻ってきたところアルカ?」

満潮@:「で、あんたはどうなってるの?」出雲に会釈して後飛鳥に話しかける

飛鳥:「紹介スルよ! 飛鳥サンの後輩、ユヅッ君ネ!」

満潮@:「ふーん…どの方面の?」

足柄@:「ほーん。足柄ヨー。」>ゆずっ君

弓月:「どうも、ユヅッ君こと弓月銀箭です。どうぞ宜しく」(穏やかに握手を求める)

出雲:「………」(静かに紅茶を嗜み、我関せずと云った様子)

足柄@:「よろしくネー」握手に応じる

弓月:「で、先輩。例の件の御答は?」

飛鳥:「却下!」(ニッコリ)

弓月:「へぇ、そうですか」(ニコニコ)

飛鳥:「ガーラ、みっちー 無駄な事はしたいアルカ?」

足柄@:「ものによル?」

弓月:「無駄とは…随分な」

満潮@:「無駄なことを聞いてどうするの?…聞いてみないとわからないわ。」

飛鳥:「んー ソーネェ、ガーラの得意分野だから何とかなるカモだけど、基本的にユヅッ君で無理なら無理ヨ」

弓月:「偉く先輩に評価されたもんですが…まぁ、さておき。まず、自分からの頼みごとと云うのは先輩個人への依頼です。 受けなかったからどうだとは云いませんので、聞いて頂けますかね?」(満潮に)

足柄@:「良いヨー」

満潮@:「早く言いなさいよ」

弓月:*趙君が説明したのとほぼ同内容の事を述べる

弓月:「つまり、フォックスハンティングの狩側に参加してもらえないですか、という事です」

足柄@:「ふーン?」

満潮@:「…生憎だけど私たちはあくまで出雲司令長官の護衛なんでね、あんたに付き合える暇はないわ。」

足柄@:(やりたいけどなー、ってかお)

弓月:「正論ですね」

足柄@:「確認できてるのは通信だけなノ?」

弓月:「えぇ、残念ながら。しかし、大抵はそんなものですよ。自分の方針としては三キロ四方全てを相手には出来ないので、怪しい人物を片っ端から疑うというのが現在の予防策ですかね」

足柄@:「怪しくない奴かもヨ?」

弓月:「そもそも怪しくない人物など居るモノか?という議論になりますね」

足柄@:「通信機の大きさって予想つくノ?」

弓月:「段ボール一箱ぐらいだと考えています、民家等のタンスなどに隠すことができるサイズではないかと」

足柄@:「でも、持ち運びは出来ちゃうサイズよネー」

弓月:「この手の件で、隠れ家が幾つも用意されているとは思われないのですが…えぇ、移動可能だろうと」

足柄@:「車の荷台におけるでショ?それ。」

弓月:「さすがにそれは間が抜けていると思いますが」

足柄@:「だとするとどっか1カ所で通信してるのは確定かしらネ。」

弓月:「その前提で動いています」

足柄@:「ンー、これ、運び込まれたの結構前かー」

弓月:「残念ながら、ここ一年の話だそうで。」

足柄@:「そうなると溶け込んでる可能性も大きいナー。」

弓月:「そうではないかと。で、満州側の話ではありますが」

足柄@:「うン。」

弓月:「先月から活発化したのは、北洋水師の旗艦が変わったからではないかという話が出ていたりするんですが」

足柄@:「海威を警戒してタ?」

弓月:「俺としては、なら他の件で先月は騒動起きてないのか。と数時間問い詰めたいところですが、その方向で動くようです」

足柄@:「なるほどネー。逆に、向こうの担当が変わった、もあるかもカ。まあ気にしても仕方ないけド。」

弓月:「まっ…俺としては共産党以外も臭いと思っているのですがね。疑いだしたらキリがない」

足柄@:「ま、暇なときに探しては見るヨ」

弓月:「それから、満潮さんでしたか? 溺死の件は聞いていますが、どうしますかね 俺は担当ではありませんが、手打ちでやってくれませんかね?」

満潮@:「うっ…」急に突かれて狼狽えた満潮

飛鳥:「お姉さまの護衛は飛鳥さんに任せテ、やったらどーアルカネ」

満潮@:「…性根がどうかしてるわあんた、最初から私を巻き込むつもりでしょう。」

弓月:「俺の親切心を疑ってくれても、何にも出てきませんよ」

満潮@:「そう、親切ね。わざわざ私に言い訳を作ってくれてくれて、どうも!」

飛鳥:「みっちー、残念だケドみっちーじゃユヅッ君に勝ち目はないヨ」

弓月:「それで十分ですよ」

足柄@:「ちょっと時間経ちすぎかな。ま、暇つぶし程度にやって見るヨ。」

弓月:「では、互いの出来る範囲で炙り出そうじゃないですか。失礼します」

満潮@:「もう二度と来るな、ふんっ」

出雲:「…満潮。貴様に命じたのは[私からの正式な依頼]だ。対して、奴が持ってきたのは[非公式な依頼]に過ぎん」

満潮@:「…わかっていますよ、そんなこと。」

出雲:「貴様が否を唱えるならば、それを尊重するがどうか」(淡々とした口調)

満潮@:「後で時間を見て休日を取らせてもらいますわ。」

出雲:「…アーニャと組で動け」

足柄@:「休日にみっちーとデートすれば良いのネ。」

出雲:「たまにはよかろう」

満潮@:「そうね、ちょっと刺激的なデートになればいいけどね。」

出雲:「休暇の申請に対しては、即刻受諾する」

足柄@:「じゃあ早速行こ行コ。」

出雲:「アーニャ、貴様はいつも通りに好きにしろ」

足柄@:「あいヨー」

満潮@:「ムカつく野郎だけど仕事に手を抜くことはない、今回は足柄にリードさせるわ。」

出雲:「ひとまず二日間を区切りと考えておけ」

足柄@:「了解ヨ。」<二日

 

* * * *

 

眞斗:「飛龍様、お時間頂いてもよろしいでしょうか?」

飛龍@:「ん……どうしたの?」

眞斗:「出雲様からお話があると言上を頂いております。何やら急ぎのご用との事でしたが…ご返事はどうなさいますか?」

飛龍@:「……分かった。今行く」

眞斗:「では、こちらへどうぞ…」(出雲の部屋へと案内し、一礼してその場を去る

飛龍@:ノックしてから入ろう

出雲:「呼び出して悪いな。悪いが貴様にやって貰いたいことがある」

飛龍@:「……」

出雲:「足柄と満潮が人探しをやっている。これに関しては私の独断で動かしている、そして北洋水師から同じ案件で動いていることを同時に聞いている。」

出雲:「貴様に合わぬ役回りと理解しているが…支那方面艦隊として足柄等二人と水師のバランスを見ておけ」

飛龍@:「……分かった」

出雲:「足柄たちは飲み屋街の紅蘭に居る。行ってこい」

飛龍@:「了解よ」ってなわけで行ってみよう

 

雑多な様相の店内には、多民族的な雰囲気が漂い、朝鮮料理からロシアの酒類等々がカオスに並ぶ中、やたらと目立つ外人系姐さんと、その隣で酒で顔を赤くした小柄な女性を飛龍は見つけるのだった。

 

 

* * * *

 

19CH年3月17日 10:32 哈爾浜水師営

 

GM:響とはどうやら行き違いになったようだ

足柄@:あらん。

GM:三人を案内しているのは新人の親仁で、執務室につくと順天がムズカシイ顔して仕事しています。

足柄@:「やほー。」

GM:執務室に入ってきた親仁の顔を見て、あからさまに顔をゆがめ、足柄を見て更に顔をしかめる

順天:『親仁は下がってなさい、それで、何かご用で?』

足柄@:『響に用あったんだけド。行き違いかナ。』

順天:『…彼女には用事をさせています。言伝程度ならば預かりますが?』

足柄@:『ンー……まあ良いかナ。こっちで探すヨ。』

順天:『ではお引き取りを』

足柄@:『ぇー、つめたーい』(・3・)

飛龍@:『……どこに行っているのかぐらいは言えないんじゃないの?』

順天:『我が北洋水師の独自作戦ですので、残念ながら』

満潮@:『ふーん、そう』

親仁:『旗艦殿、僭越ながらわたくしから提案が』(いつの間にか部屋に戻っている)

順天:『…一体なに?』(低い声)

親仁:『どうせならば、御三方にも情報を共有すべきではないかと。逃げられては大変ですからね』(微笑み)

順天:『…ちっ…その前に、三人は響に何を伝えようときたので?』

足柄@:…口止めってされてないよね? <捜し者

GM:されてないよ

足柄@:『狐狩りするから手伝って貰おっかナって。』

順天:『キツネ狩り…?』

足柄@:『そうそウ。なんか正体不明の狐。』

順天:『女狐なら紛れ込んでますけどね、既に』

親仁:『……探し人、と云ったところですね』(ふむふむと頷いている)

足柄@:『ここの治安にも関わりそウなのヨ。』

順天:『……ほぼ、こちらと同一案件ですね』

飛龍@:『……そっちもそっちで、大変みたいね』

順天:『……目星は大体ついているんですがね』

足柄@:「ほー?」<目星

順天:『親仁、身に覚えは」

親仁:『何の事でしょうかね、旗艦殿?』(ニコニコ)

順天:『……とにかく、本案件は我が水師にお任せを。響には、私から伝えておきます』

足柄@:『じゃあ手伝おっカ?』<本案件は

順天:(…若干の迷い)

足柄@:(わくわく)

満潮@:「…」

順天:『私の考えに従ってもらえるならば』

足柄@:『どんな感ジ?』

順天:『北洋水師への被害は絶対に許さない、この一点です』

足柄@:『おっけおっけ。ま、休暇の暇つぶしだしネ。そのぐらいの配慮は(覚えてる限りは)するヨ』

満潮@:『…別にいいけど、でも早すぎない?返事は』

順天:『………現在、我が水師は満州陸軍と連携して動いています。詳しくは、この通りに』(机の引き出しから一枚の紙を取り出す)

満潮@:受け取って三人で目に通す

足柄@:なんて書いてあるんだろ

GM:基本的に対スパイ網を張り巡らすって感じの案が書いてあるんだけど、最後の方に補足的に、水師営内に敵性分子の存在疑惑 って書かれている

飛龍@:えぇ

足柄@:あ、最後が親仁疑われてる感じか

順天:『…私は、許さない。これ以上…水師自体も傷物にはさせない……それが、私の海威さんへの償いでもあります。』

満潮@:『…わかったわ、安心しなさい、絶対やつを突き止めるから』

飛龍@:「……」

足柄@:『まー。捕まえれれば大きいしネ。』

順天:『協力、してください』

足柄@:『良いヨー』

飛龍@:「……判断は任せる」>二人に (まぁ暴走しないやろ

満潮@:と思うじゃろ

親仁:『………では、私はこれで』(嫌味なほど優雅に一礼して立ち去る)

順天:(机を指でこんこん叩く)

足柄@:『カルシウム不足気味ー?』

順天:『その程度ならいいんですけどね』

足柄@:『あからさまで気になル?』

順天:『…正直に言えば、今すぐにでも撃ち殺したい気分ですが』

足柄@:『実際のとこどーだかネー。』

順天:『一体、何を考えているんだ…アイツは』(苦々しく吐き捨てる)

足柄@:『なんも考えてないかもネ』

順天:『……私がアレを後先考えずに殺す前に、何とかして頂けると助かります』

足柄@:『努力だけするヨ。』

順天:『そろそろ、堪忍袋の緒が切れそう…なんですよ』



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怪電波を追って

19CH年 2月17日12:00 哈爾浜ヤマトホテル

GM:ちょっとだけ状態を整理します。まず、北洋水師へは趙君が、チーム出雲の下へは関東軍の対テロ部隊、銀箭部隊の弓月が哈爾浜市内に居るスパイ摘発についての協力をそれぞれに依頼しました。

でもって、足柄たちは北洋水師へ協力を提案、その時、順天から意味深げな素振りを繰り返す親仁を怪しんでいるのを聞きました。

GM:という状況からのスタートで、響がヤマトホテルにやって来た感じ… ですね

響@:スパイ狩り、テューダー卿と石原中将の対談準備、出雲への対応と目ン玉ぐるぐるだ……

GM:眞斗お姉さんは呼び出せば出てきますが、違う仕事がある模様。

響@:明後日のディナーやら、その先やらの打ち合わせがあるから、そのうち眞斗さんにも時間を作ってもらわなきゃな。とりあえず今はまだよし、出雲のとこを訪ねてみよう

GM:了解です、では、出雲の下にいきますと

響@:無性にドアをバーン! したくなるけど、ヤマトホテルだし眞斗さんに迷惑かかるからやめておこう

飛龍@:だからそれは清霜の特権(言い出したのは自分だけど

GM:HAHAHA では、飛鳥が響を迎えましょう。 他のPCもここに居るでいいよ!

飛鳥:「んー? 何か用がアルノカ?」

響@:「やあ。……出雲に用だったんだがな。出かけてるのか」

飛鳥:「んー マァ、ソーナルネェ」(浮かない返事)

足柄@:「ン、ボスに用事?」>ひびっきー

飛鳥:「姉さま、独りで来いって云われタラ、飛鳥さんヲ連れてかないカラナー」

響@:「……独りで、か。満洲に、出雲をそんな風に呼び出せる人間がいたっけな」

満潮@:「さぁな」

飛鳥:「マッ、待ってタラ戻って来ルと思うガ如何するカ?」

響@:「うーん、待ちたいところだがあまり時間を潰してもいられない……。Чёрт、間が悪いったらない」

満潮@:「長官が戻るまで仕方ないでしょう」

飛鳥:「ソダソダ、ガーラはそっちと協力するんダッタカ?」

響@:「協力?」

飛鳥:「ガーラ、説明するヨロシ!」

足柄@:「(かくかくしかじか)」>響

響@:「Хорошо、そいつは願ってもない。動ける人員が足りなくてどうしようかと思ってたところなんだ」

飛鳥:「マー飛鳥さんは、ギリギリまで不介入だから、ソコ分かっとケヨ」

足柄@:「まあこっちも待機中の暇つぶしだけどネー。」

響@:「どうせだからとことん付き合ってもらおう。今回の件、地味な洗い出し作業から始めなきゃならない。初動の方針だが……」 とまぁ簡単な作戦会議をしつつ出雲の帰りを待たせてもらおう

GM:了解です、では… 大体一時間ぐらいで出雲が戻ってくるんですが

足柄@:ほいほい。

出雲:「…響か。何用だ」(若干呆れ気味の声音)

満潮@:会釈する

響@:「早速邪魔して悪いね。最初は、出雲の小言を頂戴しようと思ってきたんだが……。今は作戦会議をさせてもらっていた」

響@:と言いつつ、出雲の機嫌というか表情を伺ってみるよ

出雲:「小言、か…」(何やら思案顔

響@:「…………」大人しく言葉を待ってみる

出雲:「貴様には荒療治の方が良かろうて……今は何も云わぬ、が…何が起きても覚悟しておくことだな」

響@:「えぇ……? まぁ、ありがたく肝に銘じておくが……なんだか出雲にしては歯切れが悪いな」

出雲:「作戦会議だったな、アーニャどうなっているか」

足柄@:「えっとネー」と説明。まあほぼ手付かずだけどね!

 

足柄@:「範囲が限定されてるのはいいんだけド。入り込んだ時期がかなり前なノと通信時間が限られてるのがネー。」

響@:ここでPCたちが出雲に説明した内容が、そのままFS判定の内容って感じだな

GM:ですね、こっから進行値を上げていくと情報が出てくる感じっすね

GM:ラウンド制でして、ラウンド毎に全員が一回判定できます

GM:一回の判定に30分 なのでぐるっと回して二時間と考えてください。

足柄@:おけ。

出雲:「ふむ… 今動かせるのはざっと100ぐらいだ、一キロ四方に絞り込めば面での制圧は出来なくもなさそうだが……何か、絞り込める手立てがあればいいのだが」

響@:親仁なら何かヒントを持ってそうなんだよなぁ……

GM:と言う訳で、判定をお願いします

響@:よっしゃこい!

足柄@:「ンー……」

GM:[判定:不思議・電子戦]

足柄@:え、狐狩り……?<電子戦

GM:あと、NPCを召喚したいときにはGMに相談してねっ!大体、OKだします

響@:それはいいことを聞いた

響@:オーリャがいればどんな判定もゴリ押しで成功できるからな

*オーリャから響には「こいびと」で五点の感情値をデータ的に持っている。

足柄@:取り合えず8以上だなぁ

響@:こちらも目標8だ

足柄@:索敵あるとだいたい8以上なんだよね

飛龍@:同じく目標値8だ

足柄@:2d6>=8

ダイス判定 : (2D6>=8) → 9[4,5] → 9 → 成功

足柄@:成功。

飛龍@:電子←航空

飛龍@:2d6>=8

ダイス判定 : (2D6>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗

飛龍@:うん

響@:2d>=8 索敵から

ダイス判定 : (2D6>=8) → 3[1,2] → 3 → 失敗

足柄@:2d6

ダイス判定 : (2D6) → 9[3,6] → 9

足柄@:えーと、切り捨てて2かな。

GM:よっしゃ、では足柄さんがまず進行値2ですね。まだ、情報は出ませんが… NPCが一人皆さんの下にやってきます

響@:振り直しのメリット大きいから振り直しとくか

響@:響@の行動力を-3(1D6->3)しました

響@:2d6>=8 それ!

ダイス判定 : (2D6>=8) → 9[4,5] → 9 → 成功

足柄@:飛龍さんは感情で成功にしとく?

GM:OK、進行値下さい >響さん あと、現時点で1.5時間経過とします。

響@:2d ほいっとな

ダイス判定 : (2D6) → 7[2,5] → 7

GM:はい、情報が出ます

飛龍@:じゃあいいか

響@:とりあえず今手元にある情報、市内の地図やら通信頻度やらから傾向をつかむ作業をした……ってことでいいのかな

GM:ですね、まぁ、そこに進行値2の時にきた趙君の姿があります

 

趙君:「あっと」

響@:「いいところに」

足柄@:「やっほ」

趙君:「あー 皆さん、揃い踏みで… 響さんがこっちに来ていると聞いたもので、思いついたことの意見を聞くために来たんですが…」(日本語で)

足柄@:「何なに?」

響@:「ぜひ聞こう」

趙君:「いや、俺が思いついたのはですね。たいがいのスパイはどっから通信の為の電気を引っ張ってきてるかってことなんですけどね」

足柄@:そうなんだ(素

趙君:「一番手っ取り早い方法は、家庭用電気を使う事ですよね。だから、大規模な停電を起こして場所を掴めないモノかと」

足柄@:「そうネー」<家庭用電気

趙君:「供給を止めて、発信が止まったらその方面、ということですね」

響@:「あちらさんに気取られるリスクと相談だな……」

趙君:「あー 一応、見つけたのは俺なんですけれど、奉天で実際に行って上手く行った実績がある方法ではありますが…確かに、如何せん時間が…」

足柄@:「ンー。通信機って電気食うよネ?」

趙君:「一般的には、そうです」

足柄@:「じゃ、会社に問い合わせて電気の使用料多い世帯で目星付けれなイ?」

趙君:「出来るかと云われれば可能でしょうが… 時間が尋常なくかかると思います」

足柄@:「むー。」

響@:「いずれ、最後に踏み込むことまで考えたら電力遮断は有力な手立てだ。手配は是非お願いしよう」

趙君:「更に言えば…家庭用で絞ったうえで、更に電気の使用量を睨むことになりますが… 了解しました」

響@:「問題はいつ、どの規模でやるか、だな。最後の二択で白黒つけるような場面で使えたら一番いい」

響@:と言いつつ、市民の暮らしに大迷惑を与えるのは避けたいので、最後の最後の手段かなーと響は思ってたり

趙君:「発信時刻は真夜中なので、あまり影響はないとはいえ… ですね。では、俺は部隊に戻ります」

響@:「ご苦労。またいずれ」

足柄@:「ン、がんばてネー」

 

GM:それまで黙っていた出雲が皆さんを見回し、発言を始めます。

出雲:「飛龍、貴様は帝国軍人としての務めを果たすことを優先せよ」

飛龍@:「……了解」

出雲:「響」

響@:「む。なんだ」

出雲:「恨むならば、私を恨め」

響@:「ふむ……」

出雲:「満潮」

満潮@:「ここだわ。」

出雲:「貴様への再試験でもある」

満潮@:「望むところだ。」

出雲:「アーニャ」

足柄@:「うン?」

出雲:「貴様には…<茶番に付き合わせて済まぬ> 」(ぼそっ)

足柄@:「気にしなくてイイの二」

出雲:「…」(口角を上げる

 

出雲:「貴様らが面で制圧する際には賢木(サカキ)を動かしてやる、が、表立ってはそれ以上は動かぬ。行け、同盟国に巣くう狐、炙り出せ」

響@:「……出雲。ついでに聞いておきたいことがある」

出雲:「何か」

響@:「新しい英国の外相……テューダ卿という男は、どういう人物なんだ?」

出雲:「公爵家の財政を立て直したのが奴の最初だ、以来国政に参画。奴が経済と外交を結びつけるのは今に始まったことではない」

響@:黙って聞きながら、人物評を述べる出雲の表情の方もよく観察しておく

GM:では…判定を(にっこり

GM:<無個性判定14/技能補正:直感>

響@:2d+7>=14 目標値高いィ!

ダイス判定 : (2D6+7>=14) → 6[1,5]+7 → 13 → 失敗

響@:響@の行動力を-5(1D6->5)しました

満潮@:残念!

GM:一たりない…

響@:2d+7>=14 再

ダイス判定 : (2D6+7>=14) → 10[5,5]+7 → 17 → 成功

GM:たっかーい

響@:よしよし

GM:うん、表面上は何気も無く語っています。 足柄にも隠せるぐらい

足柄@:ほうほう。

GM:ただし、過去に出雲はテューダ卿と知り合っているのだろうな と気が付くよ

響@:やっぱりか、何らかの面識があるっぽいのは確かだが……出雲が彼に向ける心象が良いものか悪いものかまでは流石に分からないかな

GM:外国人を紹介している、という出雲の意思が調子から何となく匂ったのかも

GM:あーそうですね、格別悪い印象は持っていません。格別、悪い印象は持っていません。大事な事なので、二度

響@:おっけー、だいたい察しがつく。ま、出雲が自ら語らない部分は詮索する気もないし、教えてくれた礼だけ簡潔に述べて響はおっけー

GM:んじゃ、特になければ出雲は飛鳥を連れて出ていくよ

 

 

GM:では、FS判定に戻りまして… [判定:個性/無個性 索敵/調査]  索敵には負荷+1 無個性の目標値は7です。進行上限値は3です

足柄@:はーい。調査ー 2d6+2

ダイス判定 : (2D6+2) → 8[3,5]+2 → 10

足柄@:成功。 2d6 進行度

ダイス判定 : (2D6) → 11[5,6] → 11

足柄@:惜しい。2。

GM:っと、2点か

響@:2d-1>=5 さくさく索敵直上

ダイス判定 : (2D6-1>=5) → 8[3,5]-1 → 7 → 成功

GM:÷6にしてた すんません

響@:2d6 進行度

ダイス判定 : (2D6) → 7[1,6] → 7

響@:ノルマは達成

満潮@:ふむ

GM:では、進行値は現在7点です。進行値6:親仁が見慣れない男(老父ではない)と連れ添って歩いているのを発見する

GM:さぁ、どう動く?

足柄@:パパ!?

GM:ちゃあああう! 一応、改めてながら、響は毎週親仁が老父を見るために自分の家に戻っているのを知っていますよ

響@:響としては親仁個人を怪しんではいないので、向こうがアクション仕掛けてこないなら男の人相だけ覚えて……かな?

GM:特に、親仁からは動きません

響@:他の人は、順天の親仁に対する態度を目の当たりにしてるからどうだろうね

足柄@:ふーむ

GM:因みに、二人の会話はロシア語です

足柄@:どれどれ。

親仁:「************」(早口)

ロシア人?:「************」(ロシア語)

親仁:『と言う訳ですので』(満州語)

ロシア人?:『オジサンに宜しくと』(満州語)

GM:二人はそれぞれ、ばらけていきます

足柄@:ふむふむ。んー。ちなみにぱっと見何に見える?親子とか

GM:事情を知らなければそれなりに良い仲に見えたかも

 

足柄@:「やほー。」じゃあ話しかけよう

親仁:『あら…?』

響@:『取り込み中だったかな』軽く挙手礼

親仁:『いえいえ、高々小事ですよ、御様子から察するに、キツネ狩り…でしょうか?』(ニコニコ)

足柄@:『そそ。そっちは?』

親仁:『我が旗艦殿は、わたくしの顔を見ると途端に顔を曇らせますので、小休止には散歩でも、と』

足柄@:『そりゃからかい過ぎヨー。』

響@:『早いとこ順天の悩みを取り除いてやらないとな……』

親仁:『ふふっ…』

響@:せっかく顔を合わせたので、我々の行動方針を親仁にも伝えておこうと思うけど……いいかしら?

飛龍@:いいんじゃない?

親仁:『足柄さんが羨ましいですわね』

足柄@:『?』首かしげる系。

親仁:『いいえ…私ごときは使いこなせるようになって頂かなければ困る、ということですよ』(困ったように笑う

足柄@:『ボス基準を求めるノも酷ってもんだと思うけどネー』

響@:『それじゃ、早速だけど親仁にも一仕事頼もうか』

親仁:『あら、何でしょうか?』

響@:てなわけでかくかくしかじか?

 

 

響@:といっても、カクカクシカジカの内容を私たちはよく知らないまま進めているんだよね。交信基地を見つけるための具体的手順がFS判定の内容、よね? PCたちには見えてるけどPL目線からは見えてない状態

GM:あぁ… うん、色々とすみません

 

親仁:『…つまり、わたくしも皆様と動いた方がいい…という事でしょうか?』

足柄@:『や、むしろ勝手に(手分けして)動いて貰った方が良いかモ?』

親仁:『成程、了承しましたわ』

響@:あんまり親仁を放っておくと敵に何かされそうで心配といえば心配

響@:『もし力づくで制圧を行うような羽目になったら、その時は合流することになるかな』

親仁:『流石に、私一人では出来ませんもの。もちろんご報告しますわ、では…これにて』

響@:『任せたよ。お腹が空いたらすぐに帰っておいで』冗談めかして手を振って別れよう

親仁:『子供ではありませんわ、きちんと次の仕事までには戻りまわすわよ』

GM:まぁ、とな感じで親仁は消えます

 

 

ここからのFS判定分は諸事情よりぶっ飛び

 

GM:海王が処刑(笑)されるまで、ちょっと時間があります さて、何をしますか?

足柄@:うーん。ブレーカー飛ばすようなミスはしてないだろうしなぁ

響@:それは最後の手段で、と念押ししといてよかったな

足柄@:まあ処刑()はさておき。わりとじかんないんだよね

GM:GMからの提案は以下のもの

1:英国大使館直行ルート

2:いったん水師営に戻る

3:哈爾浜ヤマトホテルに戻る

4:その他

 

足柄@:直行して問い詰める材料そろってたっけ

満潮@:1が一番時間に優しいようだね

GM:なぜか、手元にあります

響@:突き付けられるような物証?

響@:まぁ建物そのものまで特定できれば、通信そのものを傍受することもできそうだけど

GM:FS判定の結果、探り当てたんだからたぶん、何かを持っている

響@:とりあえず相手が単なる不穏分子でない以上、責任者の順天と、依頼元の関東軍の何とか君には事情は伝えなきゃ

足柄@:あー、確かにそっちが先だな。

GM:弓月ですね <関東軍

足柄@:まあそっちは暇つぶしだし……(ひどい 名目上順天の指示で突き止めたことにしとかないと

響@:ディナーの場で海王から突き付けてもらってもいいね、言い包められそうな気もするけど……

足柄@:だめやん!w

海王:(目逸らし)

足柄@:まあまずは順天に投げるのが先だ。こっちはこっちで弓月に突き止めたよだけ言えば義理は果たすじゃろ

GM:では、水師営に帰還でOK?

一同:OK

GM:では、水師に戻ってきますと…

順天:『どうしよう……どうしよう…』(ウロウロ…

響@:『どうした、順天』

順天:『……ま、た…来るって』(手紙を響に差し出す

足柄@:「どれどれー」横から見る

響@:『……?』手紙を受け取って……目を通してみる

出雲:『問い、示すがために行く  H・V・N』

満潮@:「手紙、差し出しは…長官か」

響@:『…………』うっわぁって顔

飛龍@:「……」

GM:いつ来るのか、というのは、だいたい今日19日の夜ぐらいとのこと

足柄@:「ガンバ☆」いいえがおで>順天

順天:「……」(真っ青で、何も言い返せない)

満潮@:「私はこう言う問いかけが苦手だけど、心当たりはあったね」

響@:海王のディナーとの二正面作戦になるってことかな

GM:ディナーの予約が、18:30 それから少し、遅れた時間に来るらしいぞ☆

響@:つっても顔合わせの場所は、それぞれヤマトホテルの商談用の個室とかだよね、出雲なら水師営に乗り込んできてもおかしくないけど

GM:ん? “行く”って書いてあるでしょ?水師営に、もう一回来る見たいよ

足柄@:乗り込んでくるでしょ。

順天:『…そんな こと、いきなり…』(おろおろ)

足柄@:「順天ちゃーん。苦手なのはわかるけどうろたえちゃダメヨ。」

順天:『で、でも…』

響@:『……まぁ、先方が来ると言ってる以上、ここで迎え撃つしかない』

足柄@:『そういうの、下にも伝わっちゃうからネ』

順天:『うぐっ………問い、はまだしも… 何を示すって…どうせ、武力だろうってのに…』

足柄@:「違うと思うヨー。」

順天:『…へっ?……と、ともかく!』

響@:『海威の処遇をどうするか、だな』

足柄@:『順天ちゃんが示さなきゃいけないのは順天ちゃんがこうしたい、そのためにどうする、っていうことだと思うヨ。』

順天:『……はい』

満潮@:『度胸と欲望を見せなさい、あなたならちゃんとやれるわ。』

順天:『海威さんには… ここに、残って欲しい それを、伝えます。』

 

順天:『…ところで。養民と、親仁を見ていませんか?』

響@:『親仁には、狐狩りの別働人員として立ち回ってもらうよう頼んであるが……』

順天:『…オーリャが、気づいたらいなくって…』

響@:『…………ふむ』

順天:『昼ぐらいから見てなくって… 少し、探してもらえないでしょうか?』

飛龍@:「……どーすんのさ」

響@:『承知した。……あと我々の方からだが、狐狩りの方で進展があった』

順天:『…聞かせてください』

響@:かくかくしかじかで怪電波ちゃんは英国大使館だったのだ! でいいよね

GM:いいよ

順天:『…海王さんに、動いて貰うべき…ですね』(言いにくそう)

響@:『問題はカードの切り方だが……』どうしたらいいかなぁ……

順天:『真正面から、突っ込むのは、流石に分が悪いとはわかってますよ。 けれど…』

足柄@:『でも、このぐらい渡り合えないと、よネー』

順天:『ここで…躓いてもらうわけには、海王さんには悪いですが行きません』

足柄@:『あと、響は養民ちゃん探しネ。』

響@:『どっかで親仁と一緒にいるだろう』

順天:『それは、どういうことですか』(ぎりっ

足柄@:『そうじゃなかったら大変ヨ?』

順天:『…で、ですが…』(むぐぐ)

響@:『……ホシが挙がった以上、親仁に任せた別働の情報収集も一旦キリになる。私が連れ戻すよ』

順天:『…………お願いします』

 

GM:では… 養民を探しにいくでOK?

響@:や、海王にどう伝えるかとか、海威を結局どうするか話をせねば

足柄@:海王には頑張れとしか言えない気がするけど

 

海王:『は、はは… が、頑張りますよ そりゃ』(こわばった笑み

響@:我々の手元にあるカードは『犯人は英国大使館』、『関東軍も腰を入れて追ってる』、『出雲の私兵を動かすこともできる』

足柄@:『ハッタリとか大事ヨー。』

響@:基本的には『協力が必要なら我々は喜んで協力しますよ?』の姿勢だな  カードをチラつかせて言外に『身の振り様をちっとばかし見直してもらうけんね?』と伝えるとこまでかな。そんなことを海王に伝えておこう

海王:『確かに、向こうが欲している関東軍について話すのは良案かと…』

響@:『相手も手練だ。そして……恐らく、テューダ卿は出雲とも相応の面識がある。ここ数日の間に会っていてもおかしくない』

足柄@:(まあ会ってるよネー)

海王:『…まさか、アタシに出雲さんを探ってからテューダ卿に会いにいけ…と?』(不安そうな顔

順天:『…て、また出雲 ですか…』

響@:『いや、“出雲”というカードは出来る限り最後まで伏せたままだ。相手方にとってのワイルドカードの可能性もある。念頭に置いといてくれ』

海王:『分かりました。では、アタシは…行ってきます………はぁ』

響@:『付き添えなくてすまない……。武運を祈るよ』

 

GM:海王はヤマトホテルへ向かって移動します

響@:ガンバレ……

 

響@:『それから海威だが……。私個人の意見として、彼女が望むのであれば、一度、日本の土を踏みに行ってもらっていいと思う』

順天:『…それは、なぜですか?』

響@:『一番には、今の海威を改めて冷泉に診てもらったほうがいいというのが理由だ。それから……倒れたときの海威の様子が気になってね。我々ではどう頑張っても埋められない空白が……海威になる前の彼女の中には、ある』

順天:『…それは…分かって、ます よ』

響@:『彼女が日本で何かを取り戻すかもしれないし、逆に何も取り戻せないかもしれない……。どうなるか分からないけど』

順天:『……もし、あの女が、それを望むなら… 私は、受け入れます。』

足柄@:『もっとわがままになってもいいのニー』

響@:『海威になる前の彼女の過去ごと、昔の家族や仲間のことも彼女の一部として、海威を大切にできれば……。私は、そう思うよ』

順天:『…ごめんなさい… 少し、置いといてください……』(頭を下げて、ふらっと私室にこもる

 

響@:よしよし言いたいことは言った

満潮@:『やれやれ、これで心がまだ保てればいいけど。』

響@:『……なぁに、大丈夫さ』

 

 

 



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養民と親仁 / 出雲襲来

GM:というわけで… 養民と親仁を探すことになるのですが

足柄@:が?<探すことになる

GM:皆様の予想通り、親仁と二人でいるのを見つけます。

響@:一番の修羅場かも……

GM:オープンカフェ風の店で、コーヒーとココアを頼んで何か談笑しています

響@:『…………』複雑な表情でおっかなびっくり、物陰から二人の様子をうかがってる感じ

養民:『親仁さんのこと…誤解してた』

親仁:『そう真っ正面から云われますと…少々傷つきますわね』

養民:『ご、ごめんなさい』

足柄@:修羅場?修羅場?(わくわく

親仁:『…いえいえ ロシアの事を教えて欲しいって云われて、それをお答えしただけですのに』 2d6

ダイス判定 : (2D6) → 5[1,4] → 5

響@:気付いたかしら?

GM:まぁ、見られていることには気が付きましたね

親仁:『…』(眉がぴくりと動く)

響@:気付かれちまったもんは仕方ない、指をチョキンチョキン動かして『適当に話を切ってくれ』なジェスチャーしようか

足柄@:修羅場?修羅場?(わくわく)ってかおで覗いてる

響@:急にクソヘタレになったな響

親仁:『……養民さん、私から質問してもよろしいかしら?』(にやりと笑う)

養民:『なに?』

飛龍@:響の行動は無意味だった トゥービーコンティニュー

響@:あー! あー! 親仁のやつ! そういうことする!

満潮@:しかたないね!

親仁:『ヘンなことを聞くのだけれど…』

養民:『うんうん』

親仁:『お母さんと、響教官 どっちが好き?』

養民:『え…?』

満潮@:これはデッドボール

飛龍@:キマシ……キマシ……

響@:あかーん! が、どうせだから少し養民にも悩んでもらおう

親仁:『例えば…そうね、養民のお母さんが北の街にいるとして』

養民:『何で、お母さんが北の街にいるの?』

親仁:『そこは…まぁ、東でも、西でもいいのだけれど。それで、北の街に行ったらもう、響教官とは二度と会えなくなる… としたら、養民はどうする?』

養民:『……お母さんを、知ってるの?』

親仁:『養民の部屋にあった写真を、ちょっと見たぐらいしかしらないのだけれど… 綺麗な方だと思ったわ』

足柄@:|・) じー。

養民:『…ど、どういうこと?』

親仁:『養民は、どうする?』

養民:『………会えるなら、会いたい けど…』

親仁:『けど?』

響@:ところで今、何時だっけ…… 出雲が来るまでに海王以外は水師営に集合って手筈になってるのかな

GM:夕方! かなっ? <出雲を待ち構える

響@:すぐ見つけられたから時間的には余裕はあるのか

GM:あるよ

養民:『…教官と会えなくなるのは、ヤダ』

親仁:『そっ………はぁ…』

響@:キリがついたし出ていくか 『……休憩中に悪いね』そそくさと二人のとこへ

親仁:『あら、響教官。居たんですか?』 (複雑な笑みを浮かべる)

足柄@:|・)わくわく

響@:足柄ァ! お前もついてくるんだよぉ!

足柄@:ぇー。響がんばっ

満潮@:がんばっ

養民:「あっ せんせぇ!」(ぱぁっ)

足柄@:絶対わざと見えるような雑な隠れ方で眺めてる

響@:養民の笑顔には軽く手を挙げて応えつつ

 

響@:『二人を探していたところだよ。出雲が今から水師営に来るらしい。一度集合だ』

養民:『探してたの?』(響の腕ぎゅっ)

響@:『あっ、こら。勤務中……ごほん』そっと養民の手を腕からほどく

親仁:『あらあら… また乗り込んでらっしゃるのですか』

響@:『狐狩りの方も進展があって一区切り着いた。戻りがてら話そう』

親仁:『左様でしたか… それは喜ばしいことですね』

養民:『……』(むぅ

響@:『そっちはどうだ? 身の回りで変な動きをするやつはいなかったか?』 とか何とか話しつつ、飛龍みっちー足柄の方へ……お前ら逃さんぞ

親仁:『そうですね… 手を出してこなかったというのと、危険度が低かった、という二点から対処はしておりません』

響@:『いるにはいたか……。後で細かく答え合わせをするとしよう』

足柄@:「ふーン。」

親仁:『………』(足柄にはニコニコと笑って見せる)

飛龍@:『一応、目星はあるってことでいいの?』>親仁

親仁:『答え合わせで、分かりますよ』>飛龍

足柄@:「まー、あとは他がうまくやるかどうかかナ」

親仁:『養民』

養民:『?』

親仁:『*******?』

養民:『! うん』

響@:ふぇぇ……親仁のやつ油断ならないよぉ……

 

響@:うーん、飛龍さんたちをヤマトホテルに送り届ける道すがらで親仁との情報を統合して、ヤマトホテル前で解散かな

親仁:『…では、響教官。お手を拝借して… 帰りましょうか?』

GM:ふむ… 分かれますか?

響@:え、全員で北洋水師に戻って出雲を迎え撃ちとかあるんです?

GM:やってもいいよ?w

足柄@:まあ立ち合いはすると思うけど。

響@:お互い準備やら何やらあるだろうから一度解散だなぁ

響@:『あぁ。お手はともかくだが、帰ろうか。絞り込み調査の結果だが……』

響@:といって、英国大使館が云々ってのは親仁にも伝えて、親仁からの情報ももらっとく

親仁:『勿論、お話しますよ?』 (体を近づける)

響@:かくかくしかじかじゃなくてそうきたか……大人しく片耳を差し出しとこう

養民:「むぅっ」

親仁:『私たちを監視するように、何人もの人がつけられていましたが、一定の距離で様子をうかがっていただけなので何もしませんでした。何か、合図次第動けるように配置されているようでしたね』(小声)

響@:『外見や様子で、どこが差し向けた連中かまでの判断はつかなかったか?』(小声)

親仁:『そうですね… 三つほど、可能性は考えられます。ですが… 私個人の直観としては…ソ連ではないかと 何を根拠に判断したかは、響教官の判断に任せますわ』

響@:『了解。ひとまずはその方向で警戒を強めるか』

親仁:『はっ…』

響@:うむ、ふた手に分かれて、英国大使館で何かあったら&第三者勢力の動きを念頭にって感じで、水師は満洲陸軍に、足柄達は出雲の兵たちと銀箭部隊に警戒態勢の下命が必要そうだな

GM:では… ホテル組(日本勢)ですが。ひとまず、弓月が皆さんを迎えます

足柄@:ほむ。

弓月:「捜査の結果、どうなりましたかね?」(油断ならない笑みを浮かべている)

響@:こりゃー顔だけ拝んで(親仁に弓月の顔を覚えさせて)そそくさと帰るとしよう

足柄@:「いい暇つぶしになったヨ。」

弓月:「それはよかった」

足柄@:「まー、あとは水師が処理って終わるでしょ。」終わるよね?

弓月:「そうですね… 表向きにはこれで全てとなりますが…あぁ、先輩からこれを」

響@:予想外のことが起きなければ終わる……が……

足柄@:「ん?」なんだろ<これ

飛鳥:「「態々断ったでしょ」」

響@:何かが起きるパターンだな

飛鳥:「「それもこれも、姉さま個人の指金ヨ!」」

飛龍@:「……?」

弓月:「というわけで、俺としても頭が痛いところでしてね」

満潮@:「ふーん…」

響@:「相変わらず勿体ぶった言い回しだな。出雲の奴、恨むなら私を恨め、と言っていたが……」

響@:さて、銀箭部隊の夕月くんから石原宛てに“怪電波は英国大使館のしわざ”と速報してもらうかどうか

響@:いずれにしても石原からの返事を海王まで届ける時間はなさそうなんだよね

足柄@:(・3・)~♪

弓月:「是非、またうちに来てほしいんですけどねぇ 足柄さんには」

GM:まぁ、その時間はない 石原の指示を海王には届けられない

足柄@:「いまはこっちでいーのヨ。」

弓月:「はっはっは! 間違いないね」

響@:北洋水師としては、関東軍と英国大使館を仲立ちしたのは海王のパイプであった方が都合がいいから

響@:銀箭部隊の彼には響からは何も報告しない

GM:了解しました

弓月:「俺は先輩にどやされたくないんでお暇しますよ。では『残り』も楽しんでくださいな」(人波に消えていく)

足柄@:「またネー」

響@:「協力感謝する。追って詳細は報告しよう『さて、我々も水師営へ戻ろうか。ここからが正念場だ』」

養民:『うん』

親仁:『そうですね、正念場ですからね』

 

GM:というわけで、北洋水師組の三人がホテルから立ち去って一時間も過ぎないころ 飛龍の下に海威が怒鳴り込んでくる

響@:ふぁっ?! 何じゃその展開?!

海威:「答えようによったら… ただじゃ置きませんよ!」

足柄@:なんだなんだ

海威:「出雲先生は…いや… 出雲がしたことは日本の総意だっていうんですか!?」

飛龍@:「……」

海威:「答えなさい! 答えろっ!!」

飛龍@:「……真意がみえないから、そういうしかない」

足柄@:「??」

響@:足柄さんもみっちーも何も知らされていない感じ?

足柄@:知らんなぁ(・3・)~♪

満潮@:「話は見えないけど、とりあえず記憶は戻ったようね?」

海威:「記憶がなんですかっ! 目の前で、仲間がさらわれて… 何も思わないとでも云いたいわけですか!?」

海威:「養民を、どこへやったんですか!? はぁ…はぁ…」

満潮@:「まず冷静にしてどうよ?養民ならさっきまで一緒よ」

足柄@:「……あれ?今ハ?」

海威:「…さっきまで一緒だった? ってことは、貴女たち日本ではないと?」

満潮@:「まずそのおかしい日本語どうにかして、わけわからないわ。」

海威:「日本ではなく、あくまでも出雲以下私兵<サカキ>と、親仁が養民をさらったと!?」

★☆★

GM:…時間をきちんといってなかったですね

足柄@:ちょっと時系列を整理するとどうなります?

GM:まず、今の時間ですが 出雲と順天が再び話すという事になっていた時間を少し過ぎたぐらいです

GM:海王・テューダ卿会談スタート→二手に分かれる→出雲と順天の会談が始まったはずー> 海威怒鳴り込み

響@:えーと、順天が『昼過ぎから養民の姿が見えない。親仁もいない』といったのが夕方ちょい前

満潮@:そして探しだして、無事二人を見つけ出したでは?

響@:響たちが親仁と養民たちを見つけたのが夕方くらい、で、ヤマトホテル前で再び分かれたのが1時間前

GM:響たち視点だと  二手に分かれる→北洋水師到着ー>出雲・順天会談→養民さらわれる

響@:そうなるよねぇ、水師側の描写がされてないからなんともだけど

満潮@:さっき親仁と養民のRPは?

足柄@:1:二人を見つけて戻してもう一回さらわれた

GM:因みに、勘違いでもなんでもなく。 養民は現在哈爾浜水師営には居ない

足柄@:2:単純にすれ違い。

足柄@:1でいいのか。

響@:飛龍さんたちからすると、1時間前に私たちと分かれて響を先頭に水師営に戻っていった。海威は何を言ってるんだ?

響@:ってなる感じ、よね?

GM:あっと、飛龍さん 出雲の言葉を思い出すよ

飛龍@:ほい

出雲:「「貴様は帝国軍人としての務めを果たすことを優先せよ」」

飛龍@:えーっと……

足柄@:1時間の間にもう一回さらわれたでいいんだよね。影の伝説かな?

海威:「もう一度問います。本件に、日本は関わらない。相違ありませんね?」

満潮@:「関わらない、こう言えばあんたが満足わけ?」

飛龍@:「そうね」

満潮@:「分んないことこっちに聞くな!」

飛龍@:「満潮……これは私が問われてることだから、アンタは黙ってて」

足柄@:(・3・)~♪

満潮@:「好きにして。」

海威:「私達は出雲を敵と見なして動きます、宜しいですね?」

響@:足柄さんが不自然に黙ってるアピールしてるのがおもろい

飛龍@:「………敵……か。えぇ、そうね……案件が見えない関係上、そう思うしかない」

海威:「私はあなたに対して非公式に求めます。私達、満洲北洋水師に牙をむいた、出雲への対処に、帝国海軍として立ち会ってもらえないかと」

飛龍@:「……分かった (本当は敵だ、そう思いたく……ないのに……)」

足柄@:まだ会談中だっけ?

GM:海王たちなら会談中です

響@:順天と出雲も今ごろ水師営で会談中のはず?

響@:とりあえず、海威の説明だけでは水師営で何があったのか分からない

満潮@:まず海威も順天たちに話し合ってないようだが

海威:「お言葉、感謝します…」(がばっと頭を下げる

足柄@:というか、順天も会談中ならそもそも会えてないんじゃないかな?

海威:「水師営で起きたこと、説明します。 驚かないでください」

満潮@:まぁ飛龍に任せた以上それをいう立場じゃないしね

GM:って、一応、これ同じ哈爾浜市内の話ですよ? 一応、念のために 使い慣れた大連のホテルじゃないからね。まぁ、という感じで海威は、話始めるんだけど… 

 

GM:時間を巻き戻しまして、二手に分かれて水師営に“道中は”何事もなく水師営までたどり着いた三人

響@:なにがおきたのかなー

GM:水師営に付くとですね、約束の時間よりも早く来た出雲と、その配下、賢木(サカキ)の戦士が三人います

響@:案内待ちの様子?

GM:というか、順天が出雲におびえながら懸命に自分の想いを伝えているところですね

足柄@:ほうほう。

GM:前回、足柄や満潮たちが立っていたところにサカキの面々が立っている

響@:ふーむ

GM:で、相対しているのは順天一人

響@:これは作為を感じていいのかしら……

順天:『私は…海威さんにいて欲しい! だから…だからっ!』 

出雲:『………』

順天:『……』

響@:とりあえずサカキの面々には警戒しつつ黙って順天の側に立とう

出雲:『それが、貴様の答えか』

順天:『は、はい!』

響@:オーリャには給仕を、親仁には自分と同じように順天の側に立つようアイコンタクトかな

養民:(頷く)

親仁:『……』(了解、と目で答える)

出雲:『………』(目を閉じる)

響@:結局、いったん海威を日本に帰すのか否か、順天がどう決断したかは聞きそびれた感じだな

出雲:『響 貴様の入れ知恵か。水師、そして順天個人として海威がここにいることを願う。ただし、海威本人が望んだときのみ、一時的に内地で冷泉に診させる という結論は』

響@:『む……。入れ知恵と言われると心外だが、概ね私が旗艦に伝えた私見のとおりだ』

槐:『………』

響@:順天になんて言ったっけな……

浅茅:『………』

GM:まぁ、但し書きの部分が殆ど響かな

響@:若干出雲の言い回しが恣意的な感じがあって、順天が出雲にどう伝えたか察しづらい&どうフォローすべきかって難しいところ

GM:まぁ、恣意的だね うん

出雲:『………飛鳥』

響@:ふーむ、余計な言葉を継ぐの早めておこう

飛鳥:『さっ はいるネ』

海威:『え…と?』

出雲:『海威、貴様は聞かされたか それとも、問われたか。この話を』

海威:『……い、いえ』

響@:え、してないん?

出雲:『順天』

海威:『ま、待ってください!』

出雲:『何か』

海威:『その、聞かれましたし…ここにいたいって答えました!』

響@:『む、ほんとか?』

出雲:『順天、響。これでいいか』

海威:『……』(躊躇いがちに頷く) >響

順天:『これで、いい…とは?』

出雲:『つまり、貴様らが互いに傷つかぬようにと動いた挙句の騒動の幕引きだが』

響@:『私はどちらかというと、積極的に送り出すくらいのつもりでいたが……』

出雲:『響、貴様はいつまでその余裕面を被るのか』

響@:『……そういう風に見えるか? 内心、かなり一杯一杯だぞ、私も』

出雲:『それで、終いだと? 笑わせるな』

養民:『えと… お茶、どうぞ?』

響@:よく考えたら、ここで出雲相手に海威が「ここにいたい」って答えたとして、別に内地に帰れなくなるわけじゃないんだよな……冷泉へのアクセスは元より出雲じゃなくてトクサを頼る予定なわけだし

GM:そですね。寧ろ、帰りはもう少し楽になる可能性微あり?

響@:『もっと喋らせてもらえるなら私も喋るぞ。せっかく海威もいることだし』

出雲:『ほう、何だ?』

響@:『海威、こないだ倒れた間際のこと覚えてるか?』

海威:『えっ…?』(何のこと?)

響@:『江上で釣りしてたとき、順天と私と三人で話をしただろう。話の途中で昏倒したじゃないか』

海威:『…えと、私が…順天ちゃ…順天にやさしくしてあげたいっていう話、かな?』

響@:『そう、それだ。意識を失う間際、海威は多分、ここへ赴任するよりずっと昔の記憶を手繰ろうとしていた』

海威:『昔の、記憶… 』

響@:『それで、何かを思い出そうとしながら苦しそうに喘いで、誰かに向かって手を伸ばしたんだ。その時は、思わず私が手を握ったけど……』

出雲:『樫の話か』 (船中で軽く話した時のことを思い返しながら)

響@:『大方、その頃の話だと思う。もっと前かもしれない。いずれにせよ……。ハルビンにいたままでは探すに探せない』

海威:『むかしの、きおく…』

出雲:『旦那と子供の話か…』

響@:『思い出そうとすることがいいことなのかも分からないが……。あのときの海威は、本当に辛そうだった』

出雲:『苦しみを超えるべきだと?』

響@:『私たちと過ごすことで癒やされるならそれでもいい。我々も何も惜しまない。ただ、苦痛を和らげる別の手立てが、ここにはなく、わずかでも日本にあるとしたら……。海威を一度日本に、というのは、そういう話だ』

出雲:『……相、分かった。海威と順天の逃げ癖を認めるではなく、関係を深めるがために日本に送ることもありうる。 これでいいか』

響@:『またそういう言い方を……。まぁ、海威の心が安らぐのであれば、私は別に建前はどうでもいいが』そう言って順天に視線を投げよう……響も流石に憔悴した表情だろうけど

順天:『わた…私は… 海威さんがら、もう…逃げません きちんと話し合うし…そのために、必要なら…日本で休んでくれてもいい。 だけど、最後には…ここで、私と一緒にいて欲しい…』(目が真っ赤)

海威:『順天、ちゃん…』

出雲:『建前が無くては動けぬ貴様が、動かしたか。響』

響@:『単に、私がここの水に馴染んだということさ』

出雲:『そうか… ならば、その水でしか生きられぬようにしてやろう』(にやり

響@:『……何を企んでるんだ?』

出雲:「浅茅、槐、飛鳥」

浅茅、槐、飛鳥:「御意」

出雲:2d6+10 『私を、殺せるか? 響』(純粋な殺気を響にぶつける

ダイス判定 : (2D6+10) → 9[3,6]+10 → 19

響@:回避でいいのかこれは……

GM:因みに、当たってもノーダメージだよ!

響@:対決に失敗したら、気圧されて反応が遅れるって感じ?

GM:ですね、クリティカルしたら、耐えきって、出雲の動きが読めます

響@:2d+2>=5 とりあえず回避?

ダイス判定 : (2D6+2>=5) → 4[1,3]+2 → 6 → 成功

響@:出雲の出目が悪ければ養民砲で無理やり成功もあったんだがな、分が悪すぎるから通しで喰らいましょう

出雲:『貴様は甘い 自覚はしているだろ』 (首筋に刀の峰が迫る)

響@:寸止め?

GM:抵抗しようとするなら寸止め、抵抗しなければ峰内

響@:一応、出目6といって避けようとはするけど、完全に機先を制されて、首筋にピタリって感じだな

GM:寸止めですね うん

響@:『……どういうつもりだ』刀身を首筋に添えられて、腰が引けた格好のまま身動きできない状態

出雲:『知れたこと、貴様への説教だ』

響@:この状況、周りはどうなってるんです

GM:親仁と養民以外、水師側の警備を抑えにかかる浅茅と飛鳥。それから…槐が海威に向かって動こうとしたのを、順天が止めようとして返り討ちに合っていたりとか

響@:かわいいかわいい

親仁:『……流石のお手並み、といったところでしょうか。出雲さん…デーム・ヒルダ・ネルソン?』

出雲:『……流石、ではない。だいぶ鈍ったものだ』(嘯く)

養民:「??」

響@:『…………』黙って隙を伺うくらいしかできねぇ気がする

出雲:『…響、もう一度問う。私を殺せるか?』(養民を肩に担ぐ)

養民:「わっ?!」

響@:『難しい問いだが……。その子に何かする気なら、出雲といえど挽き肉にして松花江の氷の下に沈めてやるぞ』つっても今、艤装を背負ってるわけじゃないしな。拳銃を取り出して構えるくらいかしら

出雲:『そうか、期待している』

海威:2d6+4 『養民ちゃん!』

ダイス判定 : (2D6+4) → 9[3,6]+4 → 13

親仁:2d6+5 『ちっ…』

ダイス判定 : (2D6+5) → 4[2,2]+5 → 9

満潮@:やれる!

響@:相手に矛を収める様子がないならこっちも発砲だな、出雲の足を狙って射撃だ!

GM:では、親仁が腕一本を海威に奪われます

響@:判定は何になるやら

GM:では 2d6+[レベル-1]でどうぞ

響@:2d+6-1 そーれ!

ダイス判定 : (2D6+6-1) → 8[3,5]+6-1 → 13

響@:平凡な出目だ

GM:では出雲の抵抗判定

出雲:2d6+9

ダイス判定 : (2D6+9) → 5[1,4]+9 → 14

満潮@:残念だ!

GM:なお、養民は状況が突然すぎて声が出せない模様

響@:ちっ、 順天の声援じゃ駄目か

GM:同値回避になりますね

響@:いや、響が養民砲を持ってるように出雲も飛鳥砲を持ってるんだったな

GM:まぁ…ね、いざとなったら5だしね…

響@:というわけで外れました! 乾いた音とともに鉛玉が床に食い込んで、薬莢が排出される……

槐:「……親仁、来い」(海威を往なしつつ出雲の背後に立つ

親仁:『…面目ない』

出雲:『少しは本気になったようだな』

響@:撃てる暇があるなら容赦なくどんどん撃つけど

GM:まぁ、背中に銃を押し当てられるでしょうね。いつだったか、関東軍本部でみせられた真剣な顔の飛鳥に

響@:りょーかい、まぁ1発撃てたからOKとしよう

響@:「……ちっ」

飛鳥:「響、死にたくないなら銃を下ろせ」

出雲:『飛鳥、表は』

飛鳥:『ノーキル』

出雲:『よし、撤収だ』

GM:そういって、親仁を含めた四人と肩の上の養民を連れて、水師営から出雲は撤収していきます

響@:オーリャが! 私のオーリャが!!

 

響@:『Чёрт、なんてこった』とりあえず転がった薬莢を回収しよう……中山の遺品をこんなところで使ってしまった

GM:お、おぅ!?

*第五話参照

海威:『あ…あぁ……』

順天:『オーリャ…が』

響@:『どうする、順天』

順天:『うぐ……(奥歯を軋ませる)…………水師の兵を、用意しますよ… 虚仮に、しやがって…』

海威:『養民ちゃんが…』

順天:『絶対に…』

海威:『先生だからって…』

順天&海威:『許さない!!』

響@:『では作戦行動開始といこう』

 

響@:水師側のシーンはここで〆、かな

GM:ですね。こっから、海威がぶちぎれたまんまヤマトホテルに怒鳴り込みに繋がります

 

 



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愛しき君に誓う事

GM:とまぁ。いう事を海威から説明された日本勢。一段落ついたと思ったら、いきなり殺気を向けてきた という世にも恐怖な出来事で、怒り心頭だ ということですね

足柄@:ぷんすか!

満潮@:「…もう、またなんで面倒くさいな事に」

響@:盛大な個人的お節介を焼こうとしてる気がしてならない……

GM:聞こえないなぁ

足柄@:(・3・)~♪

 

足柄@:「まー、助けに行かなきゃだよネ。」

飛龍@:「……そうね。場合によっては……殺す気で行かないとまずいかもしれない」

満潮@:「ふーん…でも、長官の決めることよ?助けたい気持ちはわかるけど、最悪、反逆になる。」

海威:「……」(ぷるぷる

飛龍@:「ものの例えよ。……そんな状況、私だって望みたくない」

GM:そんな所に 矢文が撃ち込まれます

足柄@:古風なw :よん…みっちーにわたす。

飛龍@:あら意外、足柄さんが読むのかと思った

*足柄は文字を読むことが苦手。

GM:なお、飛鳥愛用のボーガンの矢ですね

満潮@:「…茶番じゃないんだから。」よみまーす

GM:地図らしきものが書かれており、その下に一文

飛鳥:「「本気でおいでよ」」

満潮@:「………」

GM:地図がさしているのは、良く海威が釣竿を垂らしているポイントから東に数十メーターのとこ。水師営からそこそこの場所で、ヤマトホテルからはそれよりもう少し遠い場所

足柄@:「……」みっちーがすごく味わい深い顔してる気がする

響@:水師営から目視できる位置やんけ……

満潮@:「上等だわ、例え長官…出雲でも、茶番だろうがなんだろうが付き合ってあげるわ。」

GM:流石に市街地でドンパチ出来ないからね!w

飛龍@:海だよね(震え じゃなくて、水上だよね

GM:いえ、河川敷です。水上だと、水師の戦力が一部しか投入できないという事を見越しての配慮、かもしれない

響@:まだ3月半ばだから河もガチガチに凍ってる状態と思われる

GM:せやた、まだ三月だ…

*満州の冬は長く、厳しいのだ。

満潮@:「出雲と飛鳥をぶっ飛ばしたいのだけど、いい?」三人に聞いてみよう

足柄@:仕方ないといわんばかりに肩をすくめる>みっちー

飛龍@:やるしかない、と覚悟を決めてる目

海威:怒り心頭、マジ舐めてんのかこいつ みたいな物騒な顔

GM:では、指定されたポイントに移動?

満潮@:GO

足柄@:おk

GM:では… 氷結した戦場に、サカキの戦士によるスコード六隊と出雲、そして見慣れぬ女性の姿が見えますね

GM:因みに、水師の兵がどんどん伸されていますね…

足柄@:そりゃなぁw

GM:経験、兵士としての才能、そして士気 全てで勝るよ。士気は、まぁ…同等だけど

足柄@:精鋭だもんねぇ。

響@:響に指揮を取らせると、敵の生死は問わずな感じになりそうだけどそのへんは大丈夫なのかしら

GM:まぁ、死にはしないでしょ… サカキの面々なら

足柄@:さーて、どう崩すかなー

**:『トラファルガル、何をしたんだ?』(英語)

出雲:『少し煽りすぎたやもしれん、アルマダ』(英語)

**→アルマダ:『…まぁいい、久しぶりの共闘だな…朋友』

出雲:『あぁ、血を滾らせすぎるなよ…盟友』

響@:なし崩し的に戦闘が始まってるけど肝心の養民はいるのかしら

GM:陣中央に居るよ、養民は

響@:となると範囲火力をブチ込むわけにはいかないのか

GM:その隣に親仁 前後に出雲と“アルマダ”

足柄@:「さーて、たぶんまともにやっちゃダメだろナー」

GM:指揮は出雲が直接取るので、ある意味出雲を潰せば勝ちですが、周囲にはサカキのメンツが

飛龍@:「だったらどうする? 横っ腹から打ち込むの?」

響@:『そもそも何故、足柄たちがこっちにいる』拘束はされないまでも、水師の兵に銃は向けられてますぜ、皆さん

足柄@:「海威が乗り込んできタ」かくかくしかじかと

飛龍@:『……ま、成り行きって言えばいいんじゃないの』

順天:「……」

響@:『ちっ。意図は分からないが、結局はこの場のお遊びということか』

足柄@:「本気でやらないとだけどネー。」

アルマダ:『おい、トラファルガル』

出雲:『何だ、アルマダ』

アルマダ:『更に敵さんの殺意が上がったような気が済んだが』

出雲:『気のせいだ』

 

足柄@:戦況というかざっくり見て穴はない感じかなぁ

GM:そうですね、基本的に出雲は円陣を張ってます。陣中央に養民が居るため、銃器は使えなさそう

足柄@:ふむ、上への警戒は?

GM:上空の警備は、まぁ… ないな

響@:戦場、というほど大規模な人数ではないはず

満潮@:では状況を進もう

GM:出雲の円陣をどう攻略するか

響@:またFS判定?

足柄@:せっかく飛龍いるんだし

足柄@:上からなんか落とせばいいんじゃないかな

GM:先ずはアイデア次第

GM:それ次第でFS判定の最大値が変わります

満潮@:まず勝利条件もどきを確認しよう

GM:単純明快、養民の奪還がメイン任務

満潮@:養民の救出、そして出雲と飛鳥を吹っ飛ばす、これでいいか

飛龍@:上から何か落とすって……爆撃でもするの?

足柄@:まあ出雲を殴り飛ばすはあってもいいと思うヨ

GM:次に出雲を下すこと が条件ね。出雲が降伏した場合は戦闘終了→養民奪還成功ですからね

足柄@:爆撃してもいいし煙幕かなんか投げ込んでもいいし。制空権はこっちの数少ない武器だよ

飛龍@:そうね ばくげき しましょう!

満潮@:アルマダとやらは、見た感じ艦娘ですか?

GM:そうですね、皆さんが艤装しょってるなら、しょってますよ

足柄@:どうだろ。足柄は今回みんなに合わせる形だと思うけど

響@:響は背負ってるよ

満潮@:武装できるならそうしましょう

飛龍@:武装してるだろうな

足柄@:じゃあそれで!

響@:殺傷性のある兵器を真面目に使うかどうか悩むところ

足柄@:まあ模擬弾でいいんじゃないかなぁ

 

GM:状況的にはこんな感じ (マップ

 

*サカキの六隊と飛鳥が養民・親仁・出雲・アルマダを囲み、その正面からぶつかっている水師の部隊の図がPLの前に現れる。

 

響@:詳細な戦場の見取り図がほしい……

足柄@:川割って急襲する?

満潮@:では、航空爆撃と同時に氷河を破壊し、同時に急襲するとか

飛龍@:お、おぅいいだろう

響@:それでGM、この戦場、河川はどういう向きに走ってるんです? 仮に響たちがいるところを南側、養民たちのいる方を北側として

GM:西っ側ですね

響@:対峙する我々に並行して南北に走ってる感じか

GM:背水の陣ではなくて、南北に、ですね

響@:なら、河川での航行が可能になるのは悪い手じゃないな

 

足柄@:「それなら、爆撃のついでに氷結した河割るといいんじゃないかナ?」

満潮@:「他の人はこの同時に河川敷に包囲して威嚇射撃などをしなさいな。艦娘の数はこっちらのほうが多いから制圧できるはずだわ。」

*もはや練度とかを度外視した発言である。

GM:あと、中国の『江』なので、図の青いマス以上に横幅が広い

響@:縦に長い湖みたいなもんだな

足柄@:広範囲に爆撃すればいけるかな?

響@:ではプラン通り河川区域と敵陣西側を標的に絨毯爆撃をお願いしよう

飛龍@:ふむ、まぁやってみよう

響@:爆戦1機で足りるか分からんが……

GM:では、航空打撃で判定をどうぞ

飛龍@:打撃戦は航空から代用して目標値6っと 2d6-1>=5

ダイス判定 : (2D6+1>=5) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功

GM:では、航空機をフル活用して川の氷結を溶かすことに成功します

満潮@:「今だ!ツッコむわ!」

響@:『……私と海威、順天、満潮で河川内を航行して間接的な火力支援を行う。喫水の深い飛龍と足柄は東側へ回って挟撃の体制を整えてくれ』

足柄@:「あいあい。」

響@:『なるべく水師の歩兵に飛鳥を近付けさせないよう立ち回ってくれると助かる』

飛龍@:「……了解」

響@:基本的な方針はこんな感じかなぁ

GM:了解です では、対して出雲サイドも動きます。歩兵を前に繰り出し、横には飛鳥とアルマダが対処します。と言う訳で。足柄さん サカキとぶつかるんですが…

足柄@:やっぱ飛鳥はこっち来るかーw

GM:魚雷判定で迎撃してください

足柄@:ぎょらーい 2d6>=5

ダイス判定 : (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

足柄@:成功

響@:隙あらば満潮には陸に揚がってもらって、砲による支援じゃなくて直接的な敵兵との殴り合いをお願いしよう

GM:では、サムズアップして撤退します

響@:調子のいいやつだ

GM:では、次に満潮は退却で判定を

響@:いい位置

満潮@:退却か…

満潮は一回再判定を挟んだが、ここでクリティカル(6ゾロ)で成功させる。

飛龍@:ぶっww

満潮@:なんなんだこれ…

響@:ブチ切れてるな

GM:では、満潮以上の技術でカウンターを一発いれたんですが、満潮に投げられます。おぉ! と驚いた表情に相手はなり、そして、相も変わらず撤退します

足柄@:極端だのうw

GM:では…最後に響

響@:はいはーい

アルマダ:『これぐらいは、簡単だろ?』

GM:と。江上に向けて砲弾の雨をぶっ放します、砲撃で判定を

響@:退却からの代用1 2d>=6 そーれ!

ダイス判定 : (2D6>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功

響@:『……大英帝国』

アルマダ:『さぁ? 今はそんなことが問題ではないだろ?』

GM:さて…皆さんが撤退させた部隊が居た場所をフォローするために、別のサカキの部隊が水師の兵に対処するために前面に出てきます。本陣が空きました。

響@:前進したサカキの兵は、水師の兵の配置を東側に振れば我々との挟撃になるな、航空攻撃持ってる海威をサカキの方に向けて、残りで本陣叩こうか

GM:では、水師兵が東っ側に回るんですが…

飛鳥:「何が飛鳥さんノ得意か、忘れたあるかネ?」2d6+9

ダイス判定 : (2D6+9) → 8[2,6]+9 → 17

響@:げっ出目がでかい

GM:うん、何か知らないけれど、非殺傷性の罠に水師兵がバタバタと…

響@:割と一網打尽にされた感じ?

GM:一網打尽だね…

 

GM:東側から突入する際には、直観、目星、調査を技能補正とする、無個性判定に成功することが条件です 目標値は17

飛龍@:げ、全部すり抜けた

満潮@:高すぎぃ!

足柄@:がんばれ響w

響@:もったいないとこで数の優位が崩れたな

飛鳥:「本気で来なっていったあるヨネ?」

足柄@:じゃあ罠の向こう側から支援射撃するよ!!w

GM:但し、罠を起動させる必要から飛鳥は他に回れなくなりました

足柄@:つまりあれか。罠ゾーンまぎわていったりきたりして牽制中かこっちはw

響@:じゃ今度は足柄と飛龍は徐々に北へ、我々が南下して挟撃の形を維持だな

GM:南にはサカキの兵が居ます

響@:我々は江上っすよ

GM:おぅ

響@:勝手に動かしちゃったけどこんな感じ、東側の罠の迂回が面倒だな。飛鳥なら死なねえだろうし直接砲弾ブチ込むか

GM:物騒だ…

満潮@:本気で来いって言ったんだろ

響@:水師の兵がまばらになったなら、サカキの兵相手にも遠慮なく火力を叩き込もう

GM:では、アルマダの砲撃を見た出雲が飛龍に向けてぶっ放します

飛龍@:おう 2d6-1>5 さっきと同じ

ダイス判定 : (2D6-1>5) → 8[2,6]-1 → 7 → 成功

飛龍@:やっぱり同じだった

足柄@:飛龍さん安定してるなーw

 

足柄@:迂回する必要はないし響たちが突っ込めばいいんじゃないかなーw

響@:我々が今突っ込むとサカキ兵にケツを取られる

GM:必要人数があと三人だしね

足柄@:逆に言えば飛鳥を足柄が一人罠ゾーン突っ込む構え見せて牽制で来てるわけで この位置から砲撃で牽制してるよ。あとはがんばれ!w

響@:江上からバカスカ打ち込まれてそうだけどサカキ兵の皆さんは大丈夫かしら

GM:そこは精鋭なので大丈夫です。では、サカキ兵が満潮に対してアタック!対潜戦闘で判定を

足柄@:声援の用意はあるよ!

満潮@:高いな…

響@:ファンブルしなけりゃ大方は何とかなる

満潮@:2d6-2>=5 「痛い目を見たくなければどきなさい!」

ダイス判定 : (2D6-2>=5) → 7[1,6]-2 → 5 → 成功

響@:よしよしぴったりだ

GM:では、彼らも若者よ、頑張れ! みたいな感じで手を振って戦場から離脱します

飛龍@:何がやりたいんだよこいつら……

アルマダ:『さぁ、そろそろ来るか?』

響@:残った水師の兵との数の優劣はどうかしら

GM:水師兵とサカキの6で拮抗している感じ

響@:じゃせめて4番さんは潰さないとな……砲撃できる位置なら砲撃しちゃうけど

GM:では、砲撃判定を

響@:位置的に水師の兵は大丈夫よね? 2d>=6 先ほどと同じ退却から代用1

ダイス判定 : (2D6>=6) → 5[1,4] → 5 → 失敗

GM:ま、まぁ その判定なのかな?

響@:これは美味しい……順天から1点もらおう

順天:『教官… 私は、怒っているんですよ!』 +1

響@:『……すまない。大事な部下たちを飛鳥に獲られてしまった』 といいつつ、今度は何とか味方に被害を出さず敵だけの排除に成功ってところ。

GM:さぁ、君らの力を見せてやれ! みたいなエールを送りながら撤退

響@:あと足柄さんが何かすればPL側の判定は2順するのかな

GM:ですね

足柄@:えーと…これなにすればいいんだw飛鳥釘付け中なんだけど

GM:2d6の純粋な達成値の比べあいじゃないかな?

響@:指絡みで飛鳥にごめんなさいさせよう

GM:足柄≧飛鳥 で勝利

飛鳥:2d6

ダイス判定 : (2D6) → 8[4,4] → 8

飛鳥:「……むぅ」

足柄@:2d6

ダイス判定 : (2D6) → 7[1,6] → 7

満潮@:声援しよう

足柄@:んー。どうしよっかな。振りなおす。

飛鳥:「そこネ!」

足柄@:あ、声援もらえるならそれでー。

響@:順天がちょうど1点持ってるんだよなぁ……

GM:順天から送りましょうか?

響@:飛龍さんも1点

足柄@:近くにいるし飛龍さんからもらいましょう

満潮@:いや、送りたいので

足柄@:了解ー。ではみっちーで

GM:どうぞ~

満潮@:というかなんらかの形で飛鳥をぶっ飛ばしたいで

響@:わかる

GM:お前ら…w

満潮@:「いい加減にして、この馬鹿ったれ!!!」川から狙い撃つ!

飛鳥:「ちっ……」

足柄@:「ゴメンネー」すきありっ

飛鳥:「それは読んでる…ヨッ!」(ギリギリで回避) 

響@:『さて……道が開けたかな』

アルマダ:『さぁ、愈々私か?』(英語)

出雲:『そうだな、行ってこい』

アルマダ:「国を売った女の一番弟子、それが…私だ。さぁ、諸君の実力を示して見ろ」(日本語)2d6+6

ダイス判定 : (2D6+6) → 5[1,4]+6 → 11

響@:『水師の前に立ち塞がるというのであれば……容赦はしない』

足柄@:固定値高いなー

GM:CQC、守り人の補正込の無個性判定でどうぞ!レベル10だもん…

響@:だとすると出雲相手には固定値9と戦うことになるんですが……勇ましいこと言っときながら響じゃ太刀打ちできん、みっちーパス

満潮@:はいよ

足柄@:感情砲は二発撃てないしなw

GM:ないない

満潮@:CQC+守人か

足柄@:射撃は?

GM:んー では守人か、射撃はどちらか一方でお願いします

GM:CQC+[守り人or射撃]レベルの補正です

満潮@:おなじなんです…!

響@:出目6以上、いけるいける

満潮@:2d6+5>=11 「…邪魔、あんたなんで知らないわ、用事があるのは出雲よ…!」

ダイス判定 : (2D6+5>=11) → 5[1,4]+5 → 10 → 失敗

満潮@:ぐわー!

飛龍@:まじか……

響@:声援投げよか

アルマダ:「私を倒せなくて、出雲女史を倒せるとでも?」

満潮@:おねがいしますか

足柄@:お返しで声援投げるよー

響@:では足柄さんに任せよう

アルマダ:「目の前の敵へ、常に敬意を込めて殺せとは習わなかったのか…全く、嘆かわしい」

満潮@:「…だったら倒せば、いいんでしょ!」

足柄@:あしがら は きたいにみちためで みちしおをみている! 声援で+2。

アルマダ:「ふっ ここはいったん引いてやろう 貴様の仲間に敬意を持って、な」

響@:親仁を押さえ込むのにもう一手必要か いや、飛龍が出雲に突っ込むのかなこれは

GM:ですね

飛龍@:そっか

GM:では、出雲が達成値を出しますよ

出雲:2d6+9 『飛龍 … 来い!』

ダイス判定 : (2D6+9) → 9[4,5]+9 → 18

足柄@:たけーよw

飛龍@:……え゛っ

満潮@:どんだけー

足柄@:はい、こっち1点出せる

飛龍@:……そうこなくちゃ、面白くないな……!!

GM:クリティカルしかないよ!

響@:射撃とCQCで6、声援が響1足柄1だから出目10か

GM:感情砲集めて8ですね

飛龍@:正直、超えるかファンブルするかしかの二択しかないんだ

GM:取りあえず、振ってみよう

飛龍@:いくぜ!

満潮@:クリティカルしてもいいじゃよ…!?

響@:出たら劇的だなぁ

*フラグ

飛龍@:2d6 「言われなくても……!!」

ダイス判定 : (2D6) → 7[3,4] → 7

足柄@:あと3あれば…!w

出雲:「その程度か? 貴様の意志はその程度かっ!」

飛龍@:振りなおしてみるか 一度だけならキープできるし1d6

ダイス判定 : (1D6) → 2

響@:安い

飛龍@:2d6 「_____っ!」

ダイス判定 : (2D6) → 6[3,3] → 6

飛龍@:あれ、低くなったな 諦めるものか…… 振り直し、最後1d6

ダイス判定 : (1D6) → 3

飛龍@:これでしくったら声援ぶっぱするしかない

飛龍@:2d6 「飛ぶしか……ないんだ!!」

ダイス判定 : (2D6) → 8[3,5] → 8

飛龍@:感情!!

出雲:8+6であと4点

響@:突っ込んでも届かんのだ

飛龍@:これ以上分の悪い賭は危険すぎる!ぐぬぬ……いくぜ!1d6

ダイス判定 : (1D6) → 5

足柄@:感情3点しかないんだっけか

飛龍@:やっこさん、死んだよ

響@:出雲分を勘案しても出目9

飛龍@:最後の最後。

飛龍@:2d6

ダイス判定 : (2D6) → 5[2,3] → 5

満潮@:だめじゃ… 足柄@:ぱたん。

飛龍@:キーボードたたきつけたい

出雲:「貴様が最後まであきらめなかった事、その事に対して最大限の敬意を示してやる。貴様の意志に、誇りに、答えてやる」 (投げ技をかます

飛龍@:「……チッ、くしょ……!」

GM:さて、飛龍の頑張りにより、角筋が空きました

満潮@:忘れないぞ…飛龍さん!

響@:順天と親仁のキャットファイト見たいけど……

GM:で、最後に響さん

響@:はぁい

GM:親仁を倒すか、強行突破するか

響@:うーん、親仁に背を見せるのは愚策だし親仁かなぁ

親仁:2d6+3 『悪くは…思わないで下さいませっ』

ダイス判定 : (2D6+3) → 5[2,3]+3 → 8

響@・足柄@:やさしい

響@:CQC? つっても素目だけど

満潮@:やさしい

響@:2d>=8 それ!

ダイス判定 : (2D6>=8) → 5[1,4] → 5 → 失敗

満潮@:が…だめ!

GM:養民から投げる?

響@:満潮さんでピッタリだが……1回振り直しとくか

GM:いったれ!

響@:あっ裏目に出た 2d>=8 それ

ダイス判定 : (2D6>=8) → 6[1,5] → 6 → 失敗

足柄@:がっさり減ったな

響@:2点なら感情貰おう

足柄@:こっちから投げるかな。 あしがら は ひびき を きたいにみちためでみている!

響@:ずるいそれ

足柄@:声援で+2

響@:『っ……。これまで訊かなかった分、あとでたっぷり喋ってもらうからな』なんとか親仁を抑え込みつつ

親仁:『…かない、ませんでした…ね』(がくり

GM:と言う訳で、養民の周りに手が空いているNPCが居なくなったのでPC側の勝利です

満潮@:えっ、出雲を殴るチャンスは?

響@:これからこれから

GM:出雲は、守備目標がPC側に落ちたのを見て手を上げますが… 皆さんがやる気(殺る気)に満ちているので、本気を出します

 

GM:システムアナウンス『出雲に改属性が付加された!!』

響@:えぇ……

飛龍@:えー……

満潮@:フフ怖い

出雲:2d6+9+3 「さぁ… 来いっ!」

ダイス判定 : (2D6+9+3) → 9[3,6]+9+3 → 21

飛龍@:(割とPLの心臓をえぐっているんだけど)

GM:ちょっ…

足柄@:ちょっと無理じゃないかなこれw

満潮@:なに、クリティカルすれば勝ちでしょう(錯乱

飛龍@:無理だな

足柄@:んー。これ

足柄@:誰かが挑戦すると出目振りなおします?

満潮@:とりあえず殴ってみよう

GM:どうするかな…

足柄@:振りなおすなら足柄が挑戦して降りなおさせた方がいいと思うけど

GM:あんまりにも高いんで、振りなおすじゃなくて、目標値が-2される の方が有情かな

足柄@:ほぼ同じかなぁ……w まあどっちにしても先に足柄が挑戦しまーす。ここでSP出たら台無しだよね!w

響@:つまり4人目は目標値が-6された状態と?ええんやで!

GM:ですね、連続なので

飛龍@:ぇ

足柄@:飛龍さんは再チャレンジ可能でいいのかな

GM:勿論

足柄@:じゃあ私から行くよー。のりこめー^^

響@:海威奪還で水師の兵と連戦したときと同じ感じだな

足柄@:「まずは牽制かナー」射撃1のみっていうか全部声援使っても14以上!2dで!2d6=12

ダイス判定 : (2D6=12) → 4[1,3] → 4 → 失敗

足柄@:固定値-2したよ!w

出雲:「アーニャ、貴様は鍛えなおすべきだな」

GM:目標値19にダウン

足柄@:「それ言われると弱いナー」

響@:大健闘だな

出雲:「これで終いか」

足柄@:次誰だろ。

満潮@:えっと、誰だろう

足柄@:はい、全員感情込み固定値どうぞ。

響@:9(出雲込み11)

満潮@:戦闘技能ならどれを採用できるでしょう

足柄@:CQCは確定だろけど、他名に使える?

GM:上で云った通り 全面対決なのでCQCのみじゃなくてCQC(+射撃) ただし、出雲は嫌がるよ 射撃使うこと

足柄@:まあ、CQCのみで考えてみよう

GM:それなら、狙撃つかったのに… みたいにすねるよ!w

足柄@:子供か!w

飛龍@:射撃4なんだけど……正直、自信ないです、はい

GM:HAHAHA 冗談冗談>すねる

響@:CQCだけなら

満潮@:満潮に感情持ちのが少ない、しかも飛鳥いないか

足柄@:いるよ?飛鳥の感情は当てにできるおよね?

響@:満潮も飛龍も目標値15まで下がってからでないと成功できない可能性?

GM:いるよー 見物に回ってるよ

満潮@:じゃあ使わせてもらうか

響@:飛鳥からも声援来るなら、みっちーは感情4点の格闘3で固定値7ある

足柄@:7だから下がらないと厳しいねー

満潮@:3(格闘)+2(響)+2(飛鳥)

飛龍@:何とか下げることが出来れば多分いける

満潮@:じゃあ響の前につっこむか

足柄@:6ゾロ!6ゾロ!

響@:問題は、飛龍さんが1/36の勝負をここでするかどうか、さっき投げられたのに、また起き上がって投げられるというのはな……

飛龍@:正直、メンタル弱いし、また失敗するって思うよ?(ってか、PL自身が諦めかけてる)

満潮@:失敗ではない!成功への布石と思えば…!

飛龍@:けどな、演じてるのは飛龍なんだよ

足柄@:←失敗前提で振った人

飛龍@:そして飛龍はいろんなことを学んで強くなったはずなんだ。だから諦める選択肢はねぇ! あるなら選択死だけだとおもう!

満潮@:仕方ない、私が先に行くか

飛龍@:おう、すまんな

満潮@:「今回のこと、どうしてもあんたを一発ぶっ飛ばさないと気がすまないわ。ええ、例えそれが叶わないとしてもだ…!」

足柄@:あ、ごめん。ちょっとまって。

GM:?

足柄@:振り直しできたから行動値いっぱいまで降りなおしてみていい?w

GM:あ、それはなし。クリティカルを狙うならまだしもね

足柄@:いや、SP狙いよ。12あるから二回はふれるよ!

GM:ではSP狙いならレッツゴー

満潮@:回数は正義だな!

三回判定を行うのだが、足柄はファンブル(一ゾロ)をだしてしまった。

響@:あっ

足柄@:ハイストップ!w :act

ダイス判定 : アクシデント表(3) → えーん。大失態。このキャラクターに対して【感情値】を持っているキャラクター全員の声援欄にチェックが入る。

出雲:「アーニャ…」(呆れた顔

飛鳥:「ぬっふふふ…」(ガッツポーズ)

足柄@:チェックが入ったけど関係ないですね!

GM:HAHAHA

足柄@:どうせ最後の判定だろうし。

響@:飛鳥が嬉しそうにしている……

出雲:「貴様、終わったら覚えておくことだ」

足柄@:「きゅー。」つぶれた。

満潮@:では行こうぜ…行動力18だ

 

満潮は何度も振り直しを行う、そして遂に。

 

満潮@:2d6

ダイス判定 : (2D6) → 12[6,6] → 12

響@:!

飛龍@:あっ

満潮@:来てしまったわ…

飛龍@:ねぇダイス神! この差は何!?

足柄@:あっ

満潮@:「再試験なんでしったこじゃない…いま、ここで、あんたを…ぶっ飛ばす!」

出雲:「…そこまでだ」 (満潮の蹴りを左腕で食い止める

足柄@:ふふふ、さっきのファンブルはこのふくせんよ……

響@:地面に寝っ転がすところまでやっていいのかしら

出雲:「ちっ…」(左腕をかばうように、地面に膝をつく

飛鳥:「姉さま!!」

出雲:2d6+7 >=12 (応急手当

ダイス判定 : (2D6+7) → 3[1,2]+7 → 10

満潮@:「はぁ…はっ…茶番は…いいけど…他の人に、ふざけた真似を、しないでよ!」

飛龍@:「……止めた方がいいの、これ」(独り言のようにボソリと)

出雲:「くっ… ちきしょう、この木偶が!」

響@:「…………」

飛鳥:「姉さま… やるから!」

出雲:2d6+7>=12

ダイス判定 : (2D6+7>=12) → 9[4,5]+7 → 16 → 成功

出雲:「飛鳥… 大丈夫だ、これしき、すぐに治る」

飛鳥:「そう…アルネ」(出雲の腕を摩りながら)

響@:出雲の様子も心配だが……響はオーリャのとこへ向かうとしよう

出雲:「満潮、貴様はすぐに感情的になる。兵器たれと、心を殺した反動か」

満潮@:「…私は、感情的に、じゃ…そう、反省するわ。」

出雲:「兵器とは、人間の作った凶悪な獣だ。 それを制御できるか否かが、貴様の最大の問題だ。貴様なりの回答があるならばそれを信じろ。無ければ、私の下にこい。 以上だ」

満潮@:「…もう暫く、長官の下で働きたいわ。」

飛龍@:「……はぁ、やれやれ」

 

養民:「せんせ?」(響を見つけて)

響@:「……大事ないか、オーリャ」

養民:「ううん、全然 何にもない」

響@:「そうか。……よかった」

養民:「せんせ… せんせ…」

響@:『……よし。では、無事を確認したところで養民も作戦に復帰だ。味方の救護に当たるとしよう』

養民:『あ、あのね!』

響@:『なんだい』

養民:『ごめんなさい…』(しょぼん)

響@:『……私の方こそごめん。後で、みんなで反省会だな』

響@:罠にやられた水師の兵はサカキの人たちがフォローに回ってくれてる気がするけど……そっちに合流かな

響@:もちろん、最初に親仁を助け起こすけどね!

親仁:『痛たた…』

足柄@:(@ @)

養民:『親仁さん…』

親仁:『あはは… あはははは… もう、わたくしったら…さいってぇ…』

響@:『間者も拘束、と』と口では言いつつ優しく肩を貸す

親仁:『……我らが姫を、よろしく、お願いしますよ?』

響@:『元よりそのつもりだ。任せておけ』任せておけとか言いつつ、目の前で拐われたんですけどね!

親仁:『疲れました… 少し、休みます…』

響@:「Спокойной ночи……」

*ロシア語でお休みなさい という意味。

 

飛龍@:……で、結局マジで何がしたかったんだよ……

響@:それは出雲に訊かなきゃわからないな!

足柄@:煮え切れない複数の焚き付けでしょ

海威:『先生… 何が目的だったんですか』

出雲:『貴様には、娘の…いや、娘たちの借りがある。それを返したまでだ』(小声で)

海威:『…借り、ですか?』

出雲:『…気にするな』

足柄@:「ボス、せめてなんか言ってほしかったナ。」最初っから最後までアドリブだよ!

出雲:「それは…全て私に非がある。 悪かった」

足柄@:「まあいいけどさーそうやって責任とる方がやかナー」ぶーぶー。

出雲:「…そうだな」

アルマダ:「さて…諸君、まずはお疲れ様 だな」(日本語で)

響@:「…………」どっかで見た英国淑女に非難のジト目

満潮@:「本当に、茶番だわ…」

足柄@:「そーヨ。『暇つぶし』よネ。」

アルマダ:「名乗りなおそうか」(苦笑いを浮かべる)

満潮@:「ふん」

アルマダ→ベス:「我が名は艦娘“エリザベス女王” そして、海軍本部セレクタリ、エリザベス=テューダという」

出雲:「私自身とこいつの兄、ギルバート、そして石原莞爾の三人の妥協点がこれだったということだ。改めて、謝罪する」

ベス&出雲:「申し訳ない」(30度きっかしに頭を下げる)

満潮@:「…長官はもうちょっと自重して下さい。」

出雲:「……」

満潮@:「私は長官を一発殴ったから満足だけど、その…自分の再試験のせいでこんなことされたら、辛い。」

飛龍@:「……下手に騒がれてたら、申し訳ないじゃすまないわよ。ま……私はちょうど『やることがなかった』から良かったけど」

響@:『飛龍、気持ちは嬉しいが、今回は“下手”はハナから起きない。我々がどうなろうと、石原と出雲が納得尽くならどうとでもカタがつく……。それが今の北洋水師だ』

飛龍@:「……そっか」(あえて日本語で聞こえるように>響

出雲:『……響、分からぬか。貴様らが対峙したのは、私自身とイギリスだ。』

足柄@:「そーネ。」

出雲:『まぁ、ソ連も居たがな。意味するところを考えろ。日本は、単身でロシアに勝ったのではないのだ』(青い目で、響を見つめる)

響@:「……我々は陶磁の皿、だな」あえて日本語で

出雲:「…探し続けろ、納得の行くまで」

ベス:「さて…言い出しにくいのだが、我が兄と、海王嬢。それから、チーフ・眞斗が君らを待っている」

足柄@:「なにな二」

響@:『いやなに、北洋水師は今、二正面作戦を敢行していてね』足柄に

足柄@:「ああ。」

出雲:『おい、まさか…』

ベス:「…ささやかなパーティーだ。主賓として、響さんと養民さんを迎えたいのだが」(ごほん)

出雲:『おい、ベス……冗談だよな?』

ベス:「ストップ、ヒルダ…響さん、君の云いたいことはわからないでもない。我が兄が、海王さんを弄んだくせに何をパーティーだ…そこら辺を云いたいのではないか?」

響@:『む……。まぁ、それもなくはないが。何故私と養民が主賓なんだ』

足柄@:「行けばわかるんじゃなイ?」

ベス:『……ギルよ、私に説明させるのか…えぇい! ともかく、私とギルは、君らに要らぬ世話を焼きたいのだ。来てくれたまえ』

出雲:「……」(若干天を仰ぐ

響@:うーむ……そりゃ養民の様子を見るかなぁ

養民:「(目がキラキラ)」 どうも、話は聞いているらしい

足柄@:「だいじょぶだいじょぶ。(養民は)悪いようにならないかラ。」

出雲:「そうか……そうか 三つ子の魂、百まで…か」

響@:出雲もランカスター公に何かされたんだなぁ……

ベス:(出雲の方を見ないようにして説得を続ける)

響@:『まぁ、オーリャは嫌とは言わないだろうし、いいか……』

ベス:「さ、さぁ ならば早い、行こうか」

響@:はぁー……と大きく溜め息をついて、後はオーリャに寄り添ってべっさんについていこうか

GM:さて、ホテルに付くと

眞斗:「おかえりなさいませ~ささ、主賓のお二方は張り切ってメイク&ドレスアップしましょうね~」

飛龍@:うわぁ(うわぁ

GM:という感じで、有無を言わせずに連れていかれます

響@:なんか順天が不在の気がするけど……

足柄@:順天はたぶん認めてるよ!

GM:なんというか、場に飲まれて何にも云えなくなってるのと、感慨深くなっていて言葉が出ない

眞斗:「結婚、いいですよね~ うちの妹にもして欲しいものですが~」 (とかなんだとか言いながら高速で仕上げる

響@:お人形さん状態である

養民:「ど、どう?」 (ウェディングドレスを着た養民。少し恥じらって、手をもじもじさせながら

響@:「うぐ……。綺麗だよ、オーリャ」養民が嬉しそうだからどうでもよくなってきた

養民:「やった! せんせもカッコいい」

響@:「……なんだかなぁ」照れて頭を掻いたり

足柄@:「うん。二人ともいいネー」

順天:『オーリャ…綺麗、だよ』

親仁:『…姫は、幸せになりますよ。 軍司令…』(ロシア語)

神父:『ケースが特殊だから、変則的に行くからな?』

GM:どこかーで、見覚えのある、ワイルド系の神父

神父:『汝ら、今日よりいかなる時も共にあることを誓いますか?』

響@:『誓います』あっけらかん

養民:『誓いますっ!』(ふんす)

神父:『幸せな時も、困難な時も、富める時も、貧しき時も、病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ、貞節を守ることを ここに誓いますか?』

響@:『誓います』すらりと

養民:『誓います』(はにかみながら)

神父:『さぁ、誓いだか何だかは以上だ。後は、汝らに幸多からんがことを祈る』ふらっとバックに消える

養民:『えぐっ…えぐっ…』

響@:『ほら……泣かない泣かない』

養民:『ごめんなさい… かってに、やって…ほんとは、今日…お昼から親仁さんとここにきて、お話してて…どんなのがいいって、はなして、それで… こんなことになって… ごめんなさい』

響@:『構わないさ。私のほうが煮え切らなかっただけだろう』

養民:「せんせ… 好きです」

響@:「……私も好き。大好き。待たせてごめん。本当に愛してるよ、オーリャ」

養民:「私も… 愛してます」

 

 




満洲を舞台にしてきた、いくつもの感情の物語
これは、その終点

 * * * *

GM:というわけで、満洲の物語はこれにて閉幕! お疲れ様でした!!
一同:お疲れ様でしたー!


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扇矢萩子の山鹿想録 第二回 『鹿の骸に萩の咲く』
冷泉を追って


舞鶴鎮守府、そこは対ロシア戦略に於いて於かれた永久要塞
しかし、現在に至るまで日本海での護衛任務を主に担っているだけの海軍の地方司令部に過ぎなかった。
19CH年八月 管内で特命捜査班、引いては海軍に因縁ある『冷泉優華研究員』の誘拐事件が発生。舞鎮に所属する青葉・舞風が巻き込まれたことで状況は俄に変動を見せ始める。その渦中には、呉鎮守府から磐手の指示で前線航空戦鬼との戦後処理を終えたのちも、増強戦力として滞在していた比叡・瑞鶴も否応なく巻き込まれることとなった




GM:点呼開始!

比叡@:準備完了!(1/4)

青葉@:準備完了!(2/4)

瑞鶴@:準備完了!(3/4)

舞風@:準備完了!(4/4)

全員準備完了しましたっ!

 

GM:では、やらせていただきます。扇矢萩子の山鹿想録、第二回『鹿の骸に萩の咲く』始めます、今日からよろしくお願いします!

PL一同:よろしくお願いします!

 

 

* * 第一マスターシーン * *

19CH年8月10日

辻参謀:「あぁ、東條…今は航空総監でしたね」

東條航空総監:「えぇ、今は陸軍航空総監ですが何か?」

辻参謀:「いえいえ…ま、東條さんにしておきましょうか。それよりも、今回はどのようなご用件で」

東條航空総監:「今回の件ですが、君が我が陸軍で試験を行おうとしていた新兵器についての件です」

辻参謀:「…ですよね」

東條航空総監:「あの件では我が陸軍は、海軍に対して大きな貸しを作ってしまいました」

辻参謀:「承知しているつもりです、しかし…勿論、その裏に何があったかご存知ですよね?」

東條航空総監:「勿論」

辻参謀:「ということは、あの事件は私の所為で起こったわけではないと、承知なさっていますよね?」

東條航空総監:「第四師団が無駄に騒いでいたので部下に命じて調べさせてみたところ、刃桜会らしき連中が動いていたと突き止めました。」

辻参謀:「やはりそうでしたか… ある程度、予測はついていましたが」

東條航空総監:「我々の邪魔をどうしてもしたいようですね、彼らは。困ったものですね」

辻参謀:「えぇ、そうですね…」

東條航空総監:「しかし本件で最も私の頭を悩ませているのは、大東亜重工が我々に対してよりも皇道派、特に刃桜の連中に投資をするようになったことです」

辻参謀:「ということは、私の例の地位もなくなりましたか」

東條航空総監:「君は大東亜重工の担当から外されました。このままでは昇任もありませんね」

辻参謀:「それは…ちょっと、お灸を据えなければならないようですね。あいつらには」

東條航空総監:「我々は大東亜重工と良好な関係を築かなければなりません、彼らの持っている高い技術力は我々の理想にこそ費やされるべきなのです」

辻参謀:「仰る通りです、しかし…私が大東亜重工に持っている、息のかかった連中は最近地位を落とされている…或いは何人かは消えているのが現状です。残念ながら」

東條航空総監:「…それから、第四師団の動静について調べていた時に、一つ気になることが出てきました。」

辻参謀:「ほう、それは?」

東條航空総監:「佐藤勝郎という新聞記者、御存じですよね?」

辻参謀:「御存じも何も、彼を新聞記者にしたのは私ですからね」

東條航空総監:「彼が刃桜会の駒として動いていた疑いがあります」

辻参謀:「…彼がですか?我々の盟友だったはずなのに?」

東條航空総監:「彼は捨て駒だったはずではありませんでしたか?」

辻参謀:「それは…少し違いますねぇ。元々彼は私の忠実な部下ですし、今もそうです。しかし…全ての者には使い道がある。彼は陸軍で重要な責務を果たす才能はなかった。だから出来ることをやってもらった。あの計画には、彼は必要だった。ただ、それだけです。」

東條航空総監:「私からは特別とやかく言うつもりはありません。しかし、外聞と云うものがあります。」

辻参謀:「外聞?彼にはしかるべき地位を与えたつもりですがね…新聞記者として」

東條航空総監:「…とはいえ、起こってしまったことは仕方がありません。さて、彼の事についてなのですが」

辻参謀:「はい、何でしょう」

東條航空総監:「八月四日、彼が京都の左京から大阪市へ向けて車を動かしていたようです。そしてほぼ同時に、大阪では私の職責に抵触する行為が行われていました」

辻参謀:「…というのは?」

東條航空総監:「現在我が陸軍が鋭意作成中の次期重爆撃機、キ-49、既に愛称として呑龍と呼ばれているこれが滿洲へ飛び立ったと云うのです」

辻参謀:「それは飛行実験で、では勿論ないのですね?」

東條航空総監:「えぇ、明らかに第四師団の独断です。一部の者たちの間だけで決められ、私への断りも無しにに、です」

辻参謀:「それは航空総監様としては頂けませんな。それが、先の佐藤君と何か関係があるのですか?」

東條航空総監:「彼が刃桜会に関わる何かを、この呑龍へと運んだ疑いがあります」

辻参謀:「物資ですかね?」

東條航空総監:「私もそれが何であるのか、特定できていません」

辻参謀:「となると、佐藤君にお仕置きが必要ですね」

東條航空総監:「残念ながら、彼自身は死体として見つかっています」

辻参謀:「…残念です、良い奴だったんですけれどねぇ」

東條航空総監:「死人に口なしとはよく云ったもので、何かしらを知るはずだった彼の口から最早何事も聞くことが出来ません」

辻参謀:「そうですか…せめて何か手がかりでも残してくれればよかったのですが」

東條航空総監:「そこで君の番なのです」

辻参謀:「はいはい、何か? 勿論、大体は分かっていますが」

東條航空総監:「この呑龍でいったい何を運んでいたのか、それを調べて貰いたい。」

辻参謀:「それだけですか?」

東條航空総監:「可能ならば刃桜会の排除を」

辻参謀:「大東亜重工を取り戻せと?」

東條航空総監:「最低限彼らを刃桜会から切り離せさえすればいい、時間を掛けてでも我々の正しさを彼らに教えればよいのですから」

辻参謀:「成程…成程。ある程度の権限は頂けますよね? 多少手荒なことになってしまいますから」

東條航空総監:「勿論、私の手の及ぶ限りならば」

辻参謀:「承知しました、必ずやご期待に添えるようにします」

東條航空総監:「それでは頼みましたよ?」 がちゃり

 

* * * *

19CH年八月某日早暁 京都 化野

 

墓地に一組の男女が立っていた。髪を後ろで一つに纏めた若い女、そして深い皺が顔に刻み込まれた壮年の男。彼らは一つの墓標に花を手向けると、黙祷を捧げる。

ドクター:「娘からは詰めの段階に入ったと聞いている。」

オフィサー:「流石ね…相変わらず仕事が早くて助かるわ」

ドクター:「私の方も“彼女”への今月の投薬処置を終えている。」

オフィサー:「そう、予定通りにいけるわね」

ドクター:「……まだ、止められるが。止める気は無いのだろ」

オフィサー:「当然ね、その為に私はこっちの世界に来たのだから……ドクターは止める気で?」

ドクター:「本来ならば止めねばならない……が、私は私の役目を果たさねばならない。」

オフィサー:「それは私も同じこと……さぁ、始めましょう」

 

二人は墓標に背を向ける。そこには「那須鹿子之墓」と簡略に刻まれている以上、何の情報も付加されてはいなかった。

 

 * * * *

GM:ではでは、舞鶴司令官の名で四人は呼び出されると、そこには司令官といかめしい顔をした海軍大佐が立っています。

舞風@:前回からどんくらい経ったんでしょう

GM:10日ですね なので19CH年8月17日です。

比叡@:さほど経っていないね

GM:ユカリちゃんも、皆さんの寮で過ごしています

舞風@:三日月ちゃんと二人で入り浸りだぁ……

青葉@:ほいほい。

舞風@:とにかく司令室か

GM:あっと。それから、舞風は知っているんですが

舞風@:はいはい

GM:ユカリちゃん、最近日に日に食が細くなっていってます

瑞鶴@:そりゃね

舞風@:ふぇぇ……元気出して……

比叡@:仕方ないよね…

GM:さてと、司令官室に着くと、司令官さんは「彼は大河内春樹、特命捜査班の班長をしている奴だ」と紹介します

舞風@:「舞風です! えっと……特命捜査班ってことは、扇矢少佐の上官さん?」

青葉@:「どもー、青葉です!」

大河内大佐:「大河内という、宜しく。確かに私は彼女の上官ではあるが、戦友という表現の方が正しいかも知れないが …挨拶はこの程度で良いだろう、諸君四名には今回も我々に協力してほしい」

青葉@:「と、言いますと?」

大河内大佐:「冷泉研究員、彼が滿洲国で研究させられているという情報を、萩子君が素っ破抜いてきた。ただ、どこの研究所なのか、またどの都市なのかは現在調査中とのことだ」

舞風@:「満洲……」

大河内大佐:「これより、滿洲に向かい彼女の援護をするのが君たちの仕事だ」

舞風@:「りょーかいしましたっ! その間、ユカリちゃんはお留守番?」

大河内大佐:「勿論、余計なリスクは」

ユカリ:「待ってください!! 私も、私も連れて行ってください!! 絶対に、役に立って見せますから!!」(部屋に悲壮な表情で殴り込んでくる)

青葉@:「だ、そうです。青葉的にはつれていきたいって思いますね。」

大河内大佐:「……他に意見は」

瑞鶴@:「足手まとい。来ない方がいいと思う」

ユカリ:「…うぅ…」(震えている)

舞風@:「うっ。あ、あたしはユカリちゃんも一緒の方が心強いかなーって……」

大河内大佐:「君はどうだ」(比叡の方を見て)

比叡@:「足手まといでもいいよ?もちろん役に立ったらいいなとは思うんですよ?でも例え足手まといになっても、比叡は構わないわ。」

瑞鶴@:「……まぁ、結局他人事だし、勝手にしたら」

大河内大佐:「……なら、連れて行く人数を増やそう」

比叡@:「ありがとうね!大河内さん!」

大河内大佐:「礼に及ばん」

ユカリ:「わ、私…一生懸命、頑張りますから」(若干涙目

舞鶴司令:「ごほん、それから…君たちに一人、滿洲をよく知る士官を付ける。中尉、入ってこい」

山部中尉@:「はっ… 失礼します。山部中尉、皆さんに同道します」(敬礼)

舞風@:「あっ、中尉さん」

青葉@:「中尉どの、おひさしぶリです!」

山部中尉@:「はっ… 10日ぶりですが…また、よろしくお願いします」

舞鶴司令:「こいつ、珍しく自薦したんだ。きっと役に立つだろう」

山部中尉@:「うっ とかく、今回は冷泉研究員の救出との事、小官の力…役立ててください」

舞風@:「ユカリちゃんも中尉も一緒ならきっと大丈夫! ……だよね?」

大河内大佐:「十分に期待はできるだろう」

 

舞風@:(ユカリちゃんも、これで少し前向きになれたらいいな……)

 

大河内大佐:「(萩子君がどう動こうと、私はそれを生かさねばならない……それが、彼女との契約だからだ)」

 

ユカリ:「マサハルさん…… マサハル、さん……」

 

 

*****

 

舞鶴を出発した艦娘+ユカリ+大佐と中尉の七人は大連港に何事が起こることなく到着する。最早、特命捜査班と切っては切れない関係と成りつつある、満鉄系ホテル、旗艦店『大連ヤマトホテル』 今回もこのホテルのソコソコのランクの部屋が拠点となる。

 

*七人=大河内大佐の従卒を含めていない人数。

 

舞風@:「公務ってすごい……!」(きらきら)

眞斗:「どうぞ~ ご自由にお寛ぎ下さいませぇ~」(ほぇほぇっと笑っている)

青葉@:「おおー、これは凄いですね!ですね!」

眞斗:「おっとっと、申し遅れました。私は当ホテルのチーフクラーク、扇矢眞斗と申します。どうぞよろしくお願いしますね~ 当ホテルは著名な方々からもご愛顧頂いております。精一杯のおもてなしを皆様にはご用意しております。至らないところは私どもにお気軽に仰って下さいませぇ。それでは、わたくしは此にて失礼しますね」(ニッコリと微笑みながら立ち去る)

舞風@:ぺこっと頭を下げて見送りつつ…… 「綺麗な人だったねー……」

青葉@:「いかにも出来る女の人!って感じですね!」

GM:choice[怯えている,消えている] 山部中尉は…?

ダイス判定: (CHOICE[怯えている,消えている]) → 怯えている

山部中尉@:「そ、そうですね…」(乾いた笑み)

青葉@:まそ

*詳しくは第一部第三回を参照のこと。

瑞鶴@:「……はっはーん。何かあるみたいねー?」

山部中尉@:「な、何がでしょう…か?」

瑞鶴@:「いーえ、なんでもないわ」

舞風@:「…………?」

山部中尉@:「……あの女性、扇矢少佐のお姉さんなんですよ」

青葉@:「ふむふむ。」

山部中尉@:「…色々と、怖いんですよ……えぇ、色々と」

比叡@:「へぇぇえ、そうなんだ。」

舞風@:「綺麗な花には棘があるってやつだねっ」

大河内大佐:「今日はここで休息としよう、何かあれば自分と中尉のいるF8室に来い」

山部中尉@:「はっ では…失礼しました」

瑞鶴@:「はいはーいっと」

青葉@:「了解です!」

舞風@:「明日からよろしくね!」

山部中尉@:「はい、こちらこそ…お願いします」

GM:と、男性陣二人が消えます。

舞風@:ガールズトークの時間だッ

GM:今回は、女性陣には一つの大部屋を使わせてもらっていますよ

青葉@:ガールズトークだっ

瑞鶴@:お、おう

舞風@:つってもユカリちゃんと冷泉博士のことが気掛かりで能天気な空気にはならないだろうなぁ

ユカリ:「……あ、あはは」

GM:と、最初っから無理していたのが目に見えていたユカリなんですが

青葉@:ふむ。

ユカリ:「あ、ぐ…あ……う」

舞風@:「わわっ、だ、大丈夫……?」

青葉@:「大丈夫ですか?」

ユカリ:「……薬、く…すり…」(手がぱたぱた

青葉@:ゆかりん薬持ってる?

GM:いま、手元にはないっすね。

舞風@:に、荷物の中にあるんデスヨネ?

GM:手荷物は小さなポーチっぽいものだけあります。そのサイドポケットにはピルケース、そこに薬が半錠だけあります。

青葉@:じゃあそれのませまーす

舞風@:なんかタイムリミット的なアトモスフィアを感じる

青葉@:連れて行かなかったらやばかったアトモスフィアも感じる

ユカリ:「あ…う……あり、がとう」

舞風@:「……この薬って、やっぱり冷泉博士の特製のやつだよね」

ユカリ:「う…うん……マサハルさんじゃないと、作れない。…ずっと、飲むのを、我慢してて……今のが、最後……」

舞風@:「えっと……」

ユカリ:「…もう、薬……ない」

青葉@:「それで、何日ぐらい我慢してました?」

瑞鶴@:「……それはまぁ、まずいわね」(無表情で

ユカリ:「…三日、ぐらい」

瑞鶴@:「切れたら死ぬ?」

ユカリ:「……」(コクリ)

青葉@:「1回に1錠ですか?半錠ですか?」

ユカリ:「…半分、それで、一日と半分持つ…」

比叡@:「うーん…せめて予備の分があればね…」

ユカリ:「……ごめんなさい」

舞風@:「ユカリちゃんが謝ることじゃないけど……急がなくっちゃ」

瑞鶴@:「……(リミットは最悪でも2日程度か)」

 

青葉@:今って昼です?夜です?

GM:…17日って宣言してますんで夜です

青葉@:夜更けですかね?

GM:ホテルに入って部屋に案内されて、ってことなので。 大体21:00ぐらいかなぁ…

青葉@:「よし、今日は寝ましょう!」

ユカリ:「えっ……」

舞風@:「今からでも何かできないかな……?」

青葉@:「いいですか、もう21時を回っています。聞き込みをするにしても遅いです。」

青葉@:「交通機関もほとんど動いてません。それに私達の体力という問題もあります。」

瑞鶴@:「下手に回るよりかは、さっさと寝てさっさとするべき、って感じかしら?」

比叡@:「そうね、もう疲れたし、ユカリちゃんもちゃんと休めないと大事なところで何があったら皆困るよ?」

舞風@:「……むー」

GM:因みに朝一の電車は5時代に出発するよ!あと、参考までに、各都市間の時間消費については共有メモを参照!

青葉@:一番いたいのは聞き込みがほとんど出来ない点かなぁ

GM:夜だしねェ… うむ

舞風@:歓楽街に飛び込むのであれば今が一番アツい時間帯だろうけど、アテがなさすぎるね

青葉@:そこなんだよねぇ

GM:PCの結論としては、今日はジタバタせずに待機?

瑞鶴@:PLとしてはまぁ、休んだ方がいいかなと(今回はPLの感情優先、というか瑞鶴がどっちでもいいスタンスだから)

比叡@:ですな

舞風@:うむ、舞風は落ち着きない感じだけどPLとしては朝一番に大河内大佐の号令で行動開始でよいかと

GM:了解。では、導入はここまでです。初期感情を獲得してください。任務が発生しているのを改めて宣言

 

メイン任務『冷泉研究員の救出』

サブ任務『ユカリを冷泉に診させろ』

 

(*前回と同じく旗艦は青葉、チーム名は最強舞鶴艦隊に決まる。尚、チーム名が何であろうと正直、シナリオは鐚一文と変わらないのが現実)

 

青葉@:ゆかりんを寝かしつけた後かな。

GM:取りあえず、青葉さんがパッシブで「萩子、お前面貸せや!」で宜しいでしょうか?

青葉@:Ok

舞風@:我々を「冷泉は満洲にいる!」と言って呼びつけたのは彼女ですからね! お話聞いとかなきゃ

GM:ゆかりんが薬の副作用でうとうとしている頃に、萩子が到着した感じにしましょう。

青葉@:という事で大人しくねてない人は登場よろしく! 寝ようと誘導した奴が寝てないとか言う()

GM:HAHAHA

瑞鶴@:ね、寝てないし……

比叡@:大丈夫大丈夫

青葉@:あ、物資調達だけ判定して良いですか?

GM:OKOK

青葉@:2d6>=6

ダイス判定: (2D6>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功

青葉@:えーと。ボーキかな。1d6

ダイス判定: (1D6) → 2

青葉@:ITT

ダイス判定: アイテム表(4) → 高速修復剤(P241)

青葉@:バケツゥ!

舞風@:ちっ

比叡@:まぁいいや

*高速修復材を青葉は良く回収してくるが… どこかに伝手でもあるのだろうか

 

GM:さてと…

舞風@:萩子さんだ!

青葉@:さんだ!

*察しが良く、ノリの良いPLでGMは嬉しい限りです

GM:まずは、ユカリンが薬の副作用で眠り始めたころ、萩子がやってきます…っとその前に、ユカリンの件は男性陣に伝えてる?

青葉@:私は伝えようとする。

比叡@:止めない

舞風@:青葉さんが行くなら任せる

瑞鶴@:ご自由に

GM:はいな。

青葉@:伝えるらしいよ

 

19CH年8/17 22:05

GM:大佐が四人を会議室的な所(元々は小宴会場)に集めます

舞風@&青葉@:わちゃわちゃ

大河内大佐:「…ユカリの死亡…それは冷泉研究員の救出後に強烈なインパクトを持ちそうな話だな」

青葉@:「ですね。なのでタイムリミットかなって。」

舞風@:「…………」そわそわうずうず

大河内大佐:「ふむ… とはいえ、急いては事を仕損じるだろう案件だ…果たして」

青葉@:「つまり、高度な柔軟性を維持して臨機応変に行くしかないですね!」

扇矢少佐:「失礼するわ。扇矢少佐、只今戻りました」(ドアを二三度ノックしてから入ってくる)

大河内大佐:「少佐、随分早かったな。明日になる予定だったのでは?」

扇矢少佐:「途中報告と、顔合わせを兼ねてきたのですが… 以前と同じ面々だったのね」

青葉@:「丁度良かったです!」かくかくしかじか>はぎー

扇矢少佐:「……そう、それは急がなければならないわね」

舞風@:「ユカリちゃんにもしものことがあったら、きっと冷泉博士も……」

青葉@:「ちょっとどうなるかわかりませんからね!」<もしもがあったら

比叡@:「考えないようにしよう、成功すれば大丈夫だよ、うん」

山部中尉@:「……」(複雑な表情)

大河内大佐:「ごほん、少佐。途中報告について聞かせてくれ」

扇矢少佐:「了解しました。地図を見て下さい。まず…木曜研究所は満州に四か所の研究施設を持っているのだけれど」

青葉@:「ふむふむ」

扇矢少佐:「大連・旅順地区にまたがった旅大造船研究所、新京の大東亜重工本社、吉林の航空技術研究所、哈爾浜の陸海総合技術研究所の四か所よ」

青葉@:「うーん、何処もあり得そうですねぇ。」

扇矢少佐:「その内、関東軍の“仲間”からの情報だと、少なくともここ旅大研究所には居ないらしいの」

舞風@:「仲間?」

青葉@:「なるほどなるほど。根拠は?」<少なくとも~

比叡@:「仲間は仲間だよ、いい?」

扇矢少佐:「内部の人間からの情報らしいしわよ?」(ニッコリ)

青葉@:「なるほど。信用しましょう。すると残り三カ所。」

舞風@:「呑龍が冷泉博士を運んだんだとしたら、そこから追うのがいいのかな」

扇矢少佐:「他の場所については、私よりも“彼”から聞いてもらった方が早いでしょうね。関東軍参謀、辻中佐の口から…ね?」

比叡@:「辻?どんな人…いやいいよ、どこで会えばいいだろう」

舞風@:「つ、辻さんって確か……」

瑞鶴@:「んー、どこかで聞いたことあるよーな?」(もちろんとぼけてる

青葉@:「ほうほう!」

扇矢少佐:「ここに来るまでの戦果は旅順には居ないということだけ…っと、あぁ…それから。勝手で申し訳ないのだけれど、貴女たちには派手に暴れて欲しいのよ」

瑞鶴@:「……それはまぁ、どうして?」

扇矢少佐:「確定情報ではないのだけれど、新京か吉林に冷泉研究員は居そうなのよ。だけれど、その二つが尋常ないほど警備が固くてね」

青葉@:「ああ、私達が派手に嗅ぎ回れば……ってことですね。」

舞風@:「舞風たちが囮になればいいんだね!」

扇矢少佐:「冷泉の身柄はなるべく無傷で返してほしい訳じゃない?だから貴女たちには違う場所で騒ぎを起こしてってこと。」

比叡@:「いいよ、面白そう」

青葉@:「となると、哈爾浜ですか?」

扇矢少佐:「貴女たちが奉天に向かう頃には辻参謀のもとに確定情報が集まっているんじゃないかしらね?」

瑞鶴@:「まぁ、やるだけやるしかなくない? リミットも近いんでしょ?派手に暴れるのはそんなに好きじゃないけど、ぱっぱと終わらせられる手もあるなら選んでも構わないけどねー?」

青葉@:「居場所がわかった場合、救出はそちらに任せても?」<こっちは囮>扇矢

扇矢少佐:「そうね、手はずは整えてあるわ」

青葉@:「では朝一で奉天に向かって辻参謀から情報を貰って、という感じですかね?」

比叡@:「…じゃあユカリちゃんを扇矢さんに任せてもいいじゃない?冷泉さんの救出はそちらに任せるなら」

山部中尉@:「待ってください……少佐、質問宜しいでしょうか」

扇矢少佐:「何かしら」

山部中尉@:「…我々は、そのような手はずを聞いていなかったのですが」

舞風@:「……むむ?」

扇矢少佐:「高度な柔軟性を維持して臨機応変に行動した結果、じゃダメかしら」

山部中尉@:「………出過ぎたマネをしました…申し訳ありません」(頭を下げる)

青葉@:「で、実際のところはどうなんです?」

大河内大佐:「少佐にはある程度委任していたのは事実だ。彼女が詳細を知らせていなかったのが、何等の不利益になると判断していた場合、我々は咎めることは出来ない」

青葉@:「どう不利益になるか、と言うのはありますね。単純に情報の漏洩を嫌ったというのもありそうですけど。」

扇矢少佐:「そもそも、陸海が合同で調査することを、米内さんはまだしも上層部が許すと思うかしらね?」

瑞鶴@:「まぁ使いたいなら勝手に使ってどーぞ。こっちからは『深くは』干渉しないけどね?(一体何を考えてるのやら。……面倒くさいな)」

比叡@:「私は気にしないにしておくわ、今の所大事なのはそれじゃないからね…でも、気にする人が居るってことは覚えてくださいね?」

青葉@:「表立つと派閥とか海と陸の諍いとかその辺で面倒くさい事になると。」

扇矢少佐:「派閥がどうのと云っている時間も無いしね」

青葉@:「そうですね。特に今回は助かりました。」

大河内大佐:「…少佐、報告は以上か?」

扇矢少佐:「そうですね、今の所はこれ以上ありません」

青葉@:「では、改めて朝一で奉天へ、そこから情報があればそちらへ連絡、でいいですか?」

大河内大佐:「問題ない。」>青葉

舞風@:「情報収集と陽動……。誰を相手に暴れることになるのかなぁ」

比叡@:「だれがいいと思う?私は遊んでもらえたらどっちでもいいわ」

瑞鶴@:「お好きなように。やれ、って言われたらやっておくわよ」

比叡@:「じゃあ瑞鶴が選ぼうよ」

瑞鶴@:「そーいうのはパス。旗艦がこういうの決めるんでしょ」>比叡

青葉@:「では、そう言う方向みたいです!」>はぎー

扇矢少佐:「大佐、宜しいですよね?」>大佐

大河内大佐:「…奉天へ移動し、辻中佐と合流して情報の整理を。その後の動きは少佐に任せるが…中尉は、青葉たちと共に動け」

山部中尉@:「はっ」

大河内大佐:「自分は自分で動く、以上だ」

舞風@:(中尉さんはあたしたちと一緒、かぁ……) 橋姫とダイス神が舞風に山部中尉を気にかけろと囁くのでなるべく気にかけておこう

青葉@:「朝一の電車は……」しらべしらべ

扇矢少佐:「五時台にあったはずよ」

青葉@:「それなら早めに寝た方が良いですね。今日は解散でしょうか。」

大河内大佐:「あぁ、それで良いだろう」

青葉@:「判りました!」判定さんは!?

GM:…せやなぁ、 取りあえず、対象については萩子ー中尉の応答に対する判定をお願いします <無個性判定9/技能補正:折衝>

 

一度青葉は判定に失敗するも、再判定で成功する。

 

青葉@:上手く取りなしたって感じですかね?

舞風@:とりなしたというか、中尉の胸の内に気がついたか否かかな?

GM:そうですねぇ… まず萩子について、青葉は「こいつ何かまだ隠してるな。」という確信を得ます

青葉@:しってる。

GM:次に中尉について「前回以上に少佐に突っかかっていて、どうも“海軍の命令”の有無について問いただす傾向」にありますねぇ

青葉@:ふーむ?

舞風@:2d 判定には関係なくてもダイスを振ってRPに反映するのは自由!

ダイス判定: (2D6) → 8[3,5] → 8

舞風@:惜しかった

青葉@:独自の行動をしてるのが気になってるのかな? ……めっちゃしてんじゃねぇか!w<青葉の前回のあれこれ、当然誰にも話してません

GM:HAHAHA

青葉@:はぎーもどうせ山部中尉にはなしてないわけで……うん!

GM:つか、山部中尉は舞鶴の人間だしねェ…

舞風@:青葉さんも中尉の態度に何か言及したりはしない……よね

青葉@:他の命令系統で動かされるのが気に入らないのかな?まあちょっとインタビューするか。

舞風@:お、するのか! よしいいぞ!

GM:あっそうそう、判定の成功報酬は翌朝、眞斗チーフから青葉に渡される御結び(アイス相当)ね

青葉@:やったぜ! 解散後に中尉に話しかけて良いかな。

GM:どうぞ~

青葉@:「中尉どの、ちょっとよろしいですか!」捕まえた。ぐいぐい。

山部中尉@:「…あ、青葉さん。小官に、何でしょう?」

青葉@:「んー。ちょっと聞きたい事がありまして。」

山部中尉@:「小官に答えられることでしたら、何でも」

青葉@:「なんでもって言いましたね。二言は無いですよ。」

山部中尉@:「……答えられことでしたら、ですが…如何せん、小官は無知ですから…」

青葉@:「最近、扇矢少佐にわりとつっかかってません? っと、あー。そう言うことです?」<無知ですから

山部中尉@:「ぐっ……」

青葉@:「こう、蚊帳の外感があると言うか。そう言う。」

山部中尉@:「……」

青葉@:「だとしたらあそこで引き下がっちゃダメですよ!」

山部中尉@:「…小官は、あくまでも舞鶴鎮守府の人間です。少佐や、大佐とこうして動くことの方が特殊な状態だと理解しています」

青葉@:「特殊でもなんでも押さないとダメですよ!青葉だって舞鶴の人間ですし!」

山部中尉@:「…少佐の事が…その、心配なのです」

青葉@:「わりと独自行動取ってるみたいですからね。たぶん隠し事もありますし。」しれっと。<心配

山部中尉@:「…それは知っています。小官は…果たして、どうすべきなのでしょう」

青葉@:「うーん、そうですね! まず、その心配は中尉として、付き合いのある少佐に対する物ですか?」

山部中尉@:「勿論ですよっ!」(若干赤い)

青葉@:「それとも、山部元親さんが、扇矢萩子さんへのものですか?」

山部中尉@:「……少佐の事を、尊敬しています。それは公人としても…個人としても」

青葉@:「なら個人として伝えてみれば良いんじゃないでしょうか。なんか結果がリアルに想像できますがそれでも伝えないよりはましです!たぶん。」

山部中尉@:「……小官も、結果が見えすぎて恐ろしいのですが」

青葉@:「ほら、案外少佐も押しに弱い…と良いなぁ。とかあるかも知れないじゃ無いですか!」

山部中尉@:「…というか、以前中途半端に声を掛けるなと張り倒された覚えが…」

青葉@:「中途半端じゃ無ければ良いんですよ。」

山部中尉@:「う……」

青葉@:「ちょっと言われて引き下がるようじゃそりゃあ張り倒されます!」

山部中尉@:「で、ですが……少佐が…うむぅ…」

青葉@:「少佐も何も無いですよ!」ぶんぶん。

山部中尉@:「………」

瑞鶴@:「あーこらそこ、いつまでもダベってないで、さっさと部屋で大人しくしてなさい」(見かねて登場

青葉@:「はーい。」

山部中尉@:「……済みません、失礼します」(頭を下げて撤退)

瑞鶴@:「……軍人のくせに、変な感情を抱くのは意味ないわよ(ボソリ」

山部中尉@:「…小官にとって、少佐は少佐です」

瑞鶴@:「まーそれにしても、ずいぶんと面倒そうなことになりそうねぇ。い・ろ・い・ろ・と」中尉には顔向けずに言おう

青葉@:「浪漫は良い物ですよ!」

瑞鶴@:「へぇ。そういうの悪くはないと思うけど」撤退しつつ

山部中尉@:「……何を、信じろと」(ぼそりと呟き、そのまま部屋に消える)

瑞鶴@:「(何かを信じ続けた時点で、そいつはもう終わる……終わりたいなら勝手に信じ続けてろ)」(割と地獄耳なので聞こえた中尉に対して

 

 

 

 




中尉と少佐の擦れ違い。それは果たして、何を引き起こすのだろうか……

中尉が少佐の事が「心配なんです」と発言した前後のGMとPL

GM:いいやがったああああ!
舞風@:本人の前以外では言える
GM:あはは(目逸らし)
青葉@:なんだろうな。隠し事もありますし(そのうちの一つの噛んでる)
なんだろうな。心配なら心配ですって言いましょう!って言おうとしたんだけど、はぎーのリアクションがリアルに想像できて、山部中尉が引き下がるところまで想定できたので  うん、どうしよう()今脊髄から出た言葉。「押し倒すとか?」

青葉@:言わなかった理由:実行したら逆に腕関節決められるところまで想像できた

GM:案外そういうのには弱そうだけど、中尉が殺される!
青葉@:押し切れれば良いんだけど、押し倒してまっ赤になった辺りで思わず手を離して反撃くらいそう
GM:…状況がありありと
青葉@:だめだ、何か想定すると山部中尉が色んな意味で弱い。というかはぎーがつよすぎるw
GM:だ、大丈夫。 中尉の方が女子力(ノーマル)は高いから!
比叡@:こりゃあ誰かが押せないとヘタれるわ もしくははぎさんから・・・いやないか
青葉@:ないな。はぎーの山部中尉への感情って最大限すっごく好意的に見積もって「弟分」とかそのレベルな気がする
GM:公式見解 萩子ー>眞斗 5 萩子 ー>中尉 1.5
比叡@:悲しすぎる…
GM:張り倒された結果。CQC技能で13点ダメージをくらった中尉である
青葉@:足柄ならもうちょっと色々言えるんだけどなぁ。男気のあるところは見せてるし。
GM:第五話ねぇ……
青葉@:…………あのときはぎー捕まってたからみてねぇ!?
瑞鶴@:あっ……
GM:まぁ、中尉に助けて貰ってはいるんだけどね
青葉@:反対を押し切って助けに来た、までは判らないだろうし、足柄は多分聞かれなきゃ言わないし
GM:髪をばっさりきられたり(たぶん引きちぎられたりしている)殴る蹴るの暴行をうけたりしてただろうから 余り、理性的な記憶は期待しない方が吉
青葉@:一番の見せ場を覚えて貰ってない……


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辻政信 登場

GM:では、第二シーン目ですが、奉天へ来ました。

青葉@:はーい 比叡@:はいよ

舞風@:極東情勢の転換点になった場所か

*満州某重大事件等々が発生した場所である。

 

19CH年 8/18 13:30 奉天

 

GM:少佐の後ろに続いて奉天市街のとある家に入ると、そこには関東軍の中佐の姿が

辻参謀:「…ふむ、それがか」

扇矢少佐:「えぇ、そうよ」

舞風@:「は、はじめまして……」

青葉@:「どうもー!」

比叡@:「はじめまして、私は比叡よ、おじさんは辻さんですよね。」

辻参謀:「…そうだ。協力者の立場にある。君らには哈爾浜に行き、木曜研が新たに作っている新兵器を破壊してくれ。その間に、私が吉林に居る冷泉という研究員を連れ出す」

瑞鶴@:「具体的にはどんな形よ?」>新兵器

青葉@:「ふむふむ。」

扇矢少佐:「ほら、琵琶湖のアレよ」

青葉@:「ああ。あれですか。って言うかまだあるんですかあれ。」

瑞鶴@:「あー……やっぱりね……」

辻参謀:「どうやら外見は金属質になったとか聞いている」

舞風@:「辻中佐はその……大丈夫なんですか? 色々と」

辻参謀:「大丈夫かだと? さぁな」

青葉@:「ふむ。哈爾浜の研究所にあるとみて良いんですね。」<新兵器

辻参謀:「現状は、な。以降何処にも動かさないとは限らないからな」

瑞鶴@:「とはいえ、なるべく早く見た方がいいわね」

青葉@:「そうなると速い方が良いですね。タイミングの方はどうしますか?」

辻参謀:「こっちは張らせている部下をそのまま実行に流すだけだ、君らの出方次第と云ったところだ」

青葉@:「なるほど。あまり時間もかけてられませんしね……」

比叡@:「強引だね…いいですよ、今の所。」

青葉@:あ。冷泉も哈爾浜にいるってことでいいのこれ。

GM:いやいない>冷泉

青葉@:それとも別の場所にいて、騒ぎで援軍出して手薄になったところを連れ出すって事でいいのかな?

GM:Yes 

瑞鶴@:まぁ作戦からしてそんな感じよね>騒ぎで~

GM:って云うか、ぶっちゃけ吉林に居ると二人は云います。

舞風@:「いきなり大東亜重工の……工場? 研究所? をばーん! ってやっちゃっていいの?」

扇矢少佐:「石原閣下には話を通してあるわ」

瑞鶴@:「派手なのはそんなに好きじゃないけど……まぁお偉いさんのためだしねぇ?」

青葉@:「つまり官憲の類は来ない、と見て良いんですね。」

扇矢少佐:「そうねぇ…関東軍指揮下の部隊は動かない、と思うわね」

青葉@:「他はどうなんです?」

瑞鶴@:「私たちだけでその作戦やれってことでしょ。そんなの。そりゃ、囮作戦は少人数の方が人員的にも効率的だしね?」>青葉に

青葉@:「いえ、想定される『敵』の方ですよ。」

瑞鶴@:「敵か……まぁ兵器の場合はソレ相応かもしれない。厳重な警戒もしてあるでしょうね」

辻参謀:「刃桜の連中が動く可能性が高いだろうが…鈍重なやつらだ、君らが動いてからしか気づかんだろう」

舞風@:「ぱっと行ってぱっとやっつける!」

青葉@:「まあ、そこは順当でしょうね。ふむふむ。よし、それじゃあ早めに仕掛けますか!」と言っても移動で10hかかる?

GM:かかるよ!

舞風@:奉天-新京で5h、新京-ハルビンで5hか

青葉@:深夜の襲撃かー

比叡@:夜戦か…

瑞鶴@:あ、艦載機飛ばせない。やりぃ♪

*仕事さぼる宣言をかます元何でも屋である

青葉@:強行軍だけど移動中に休むしか無いかな。

扇矢少佐:「あぁ、それから。哈爾浜には北洋水師って満州海軍の主力部隊がいるのだけれど。まぁ、正確に日本語訳すれば水軍なのだけれど」

青葉@:「ふむ。」

扇矢少佐:「河川が絡みそうな場合は一声掛けときなさいな、石原閣下が困らずに済むだろうしね」

青葉@:「了解しました!」

舞風@:「水軍……そっか。国境警備隊なんだ」

瑞鶴@:「へぇ……(面倒どころの話じゃない……いや、ある意味『都合のいいこと』になりそうだな)」

青葉@:えーと、この場では特にないよね、やること。

舞風@:何がどうなって辻中佐が我々の側についているのか追求してもいいのよ。舞風はツッコまないことにした!

瑞鶴@:←そもそも興味ないひと>何やるのか~

比叡@:「うん…じゃあ、冷泉さんは頼みましたわ、辻さん」

青葉@:「あ、そういえば少佐は救出側です?」>はぎー

扇矢少佐:「あら?足手まといが着いていくわけにはいかないじゃない」

山部中尉@:「……」

青葉@:「じゃあ、これ渡しときます」バケツ。

舞風@:「備えあれば嬉しいな、ってね!」

扇矢少佐:「もらえるならば貰っておくわ。」(受け取り

青葉@:「例の薬の件でまあ、使えるかどうか知りませんけど、やれることはやっておこうかなと。」<バケツ

扇矢少佐:「元々これって、八意教授が開発したみたいなのだけれど…まぁ、彼にも使いこなせるだろうと思うわ。まっ、そう言う訳だから。頼んだわよ、貴女たち」

青葉@:「了解です!」

舞風@:「わっかりましたー!」

瑞鶴@:「はいりょーかいっと」

青葉@:「あ、山部中尉はどうします?」

山部中尉@:「小官として…」

扇矢少佐:「青葉さんに着けって云われているでしょ、元親君?」

舞風@:「…………」

山部中尉@:「……はっ」

青葉@:「まあまあ、中尉の意見も大事だと思うんですよ。」>はぎー

比叡@:「ねえ、山部さんはどうしたいの?」

扇矢少佐:「海軍からの命令如何を問い始めたのは彼よ? そうじゃなかったかしらね?」

瑞鶴@:「あーもうめんどくさい。来るなら来るではっきりしなさいよ」

青葉@:「でも、こっちの想定は前のあれですし。そちらの方が手が増えると思いますよ。」

辻参謀:「人間には最も機能的に当てはまる場所というものがある。北洋水師に面識が深いのだろ? こちらには既に人手はある」

舞風@:「あ、あたしも、その、中尉さんが一緒に来てくれたほうが心強いかなって思うけど……」

山部中尉@:「ま、舞風さん…」

辻参謀:「見て見ろ。君は彼女らとの方がうまくやっているように見える。こちらに君は要らない。任務を完遂したまえ」

山部中尉@:「……ぐぅ」(陸軍から口出しされるのはシャクな模様)

青葉@:ふむー。

 

青葉@:「ふむふむふむ。ええと、ゆかりさんはどうします?我々もそちらも移動しますよね。」

扇矢少佐:「特に何もなければ、私の姉と大佐が見ていてくれるはずなのだけれど。貴女たちには何か案があるのかしら?」

青葉@:えーとあれ。ややこしくなって来たぞ。23:30に救出作戦開始 そこから救出してゆかりんの所へ冷泉移動、間に合うかな?

GM:あー時間は経過するよー

青葉@:だからもう冷泉は救出出来ると決め打ちしてはぎー達と一緒に移動しないと間に合わなく無い?大丈夫?

GM:13:30からあって、一時間程度の奉天滞在として、そっから10h移動で、24:30着って扱いにしますよ。

瑞鶴@:間に合う間に合わないの問題じゃない……やらなきゃ進まん……

*実はゆかりの余命が延びるイベントを用意していたのだが、諸事情(主にセッションのスケジュール)から発生させることが困難に成ったための結果である。

青葉@:8hだから強行軍で戻ってくるのがやっぱ10:30ぐらいか。間に合うなら置いていっても大丈夫ですけど。

GM:一応、新京で待機させておくとか。奉天で待っとけ! って指示を出すことは可能

青葉@:大佐と一緒に吉林で待たせるのはちょっと辛いかな…?

瑞鶴@:かもなぁ……

舞風@:薬のタイムリミットを抜きにすると、大連に置いとくのが一番安全なのは確か

瑞鶴@:じゃあそうしちゃうか?

青葉@:リミットぎりぎりなんですよねぇ。タイムリミットが1日半って話だったから、多少リスク背負ってでも吉林かなぁって

瑞鶴@:正直なとこ、勝手に動かれて変なところ行くよりかは大連に預けちまった方がいいかなって思ってる

青葉@:概ねのリミットって後どのぐらいでしたっけ。

瑞鶴@:ざっくりいえば二日じゃなかったっけ(今の時間帯からすると

GM:8/17:21:00発症として,『現在何も起きていない』ので,ユカリンの自己申告通りに推移すると思われますので、PCの感じてるリミットは 8/19 8:00~10:00

舞風@:36時間きっかりでコロリと死んでしまうと仮定した場合、ですね

GM:Yes >ころりと死ぬ

瑞鶴@:あと1日じゃないか……!

青葉@:やっぱ大連でまってると危ないな。

瑞鶴@:じゃあパターン1に移行しよう……このままコロリと死なせないなら

比叡@:連れて行こうか

青葉@:連れて行って貰う、だね。

GM:吉林に?

青葉@:大佐に頼める?<吉林に移動

GM:勿論OK

青葉@:じゃあゆかりんに事情を話して問題ないならそれで。

GM:では、ユカリンは大丈夫。とのことなので、眞斗姉さんと大佐に連れられて吉林へと移動を始めます。吉林到着は14:00に大連発として、本日夜21:30頃に最短で到着する見込みです

青葉@:了解。こちらは24:30到着ですね!

舞風@:\よなかだー!/

比叡@:ひゃっはー!

GM:っと、判定と云うか、PC達が判断を下したんでこちらからアイテムをプレゼント。まず、通信機。 久しぶりに使う、個性判定で『通信』の判定に成功すれば、つじーんと会話できるようになります。で、これに思い出の品としての能力を負荷します。

舞風@:青葉さんが索敵○持ってるな、よしよし

青葉@:ほうほう。思い出の通信機…!

GM:それから、萩ちゃんからバケツと交換に開発資材+任意資材1d6を渡されます

舞風@:うめぇ

青葉@:弾薬…かな?

舞風@:弾薬よりは燃料かも?

青葉@:じゃあ燃料で。ふっちゃっていいかな。

舞風@:どぞ!

青葉@:1d6 燃料

ダイス判定: (1D6) → 2

青葉@:てへぺろ

舞風@:いいってことよ どっかで補給したいね

青葉@:ここで補給かな?

GM:あっと、車内で長時間の休憩が取れるってことで、開発・補給とうやっちゃってください。ただし、奉天での何等の作業は出来なくなるからお気をつけて

青葉@:流石にもうないはず……

瑞鶴@:うむ

GM:了

 

ここで、補給等々を進めるPCたち。開発では艦上爆撃機「彗星」が完成し、瑞鶴が装備。更に無駄にある家具コインを見かねたGMが用意した家具コインガチャなる代物から吐き出された21号対空電探を青葉が装備するなどを行いました。

*それにしても、汽車の車内で開発ってどうやってしたのだろうか…?

 

舞風@:では車内で山部中尉に……いや舞風から声をかけるのはやめておこう。新京すっ飛ばして一気にハルビンかな?

GM:ですね。さてと、哈爾浜に着きまして、第三シーン目です

青葉@:はいはい。比叡@:はいよ

 

19CH年8月19日 00:30 哈爾浜駅プラットホーム

GM:さて、こんな夜更けですが、一応水師に押し掛けることはもちろん可能(当直とか居るしね)

青葉@:一声掛けた方が良いって話だったよね。

瑞鶴@:そだっけな

舞風@:HAHAHA、石原に話が通ってるんだろ? わざわざ所轄にまで顔出す必要ナイナイ

*ヒキツった笑みを浮かべる舞風の中の人

比叡@:かけてみよう

瑞鶴@:自分は別にかけなくていいんじゃないかなとは思う

比叡@:相手が嫌だとしてもやるだけど、一応こちらから告知した方がいいかと

青葉@:>「河川が絡みそうな場合は一声掛けときなさいな、石原閣下が困らずに済むだろうしね」 とのことなので。

比叡@:ですね

青葉@:取り合えずターゲットの位置を確認して河川が絡みそうなら声を掛けますか

舞風@:困らせときゃあいいじゃないかぁ……関東軍なんてぇ……(ズルズル)

GM:直近で動きますヨネ?

青葉@:ですね。

GM:でーは。まずは判定から

舞風@:いきなりか

GM:<無個性判定10/技能補正:サーチ>

舞風@:索敵の個性判定では駄目なんです……?

GM:…ふむぅ… では負荷+2ならOK(索敵)

青葉@:全員振れる?

GM:もち

青葉@:それでも索敵の方が部が良いな。 2d6>=7 索敵

ダイス判定: (2D6>=7) → 8[4,4] → 8 → 成功

舞風@:2d-2>=5 では索敵直上!

ダイス判定: (2D6-2>=5) → 7[2,5]-2 → 5 → 成功

瑞鶴@:一応振るか 2d6>=10

ダイス判定: (2D6>=10) → 7[1,6] → 7 → 失敗

GM:取りあえず、青葉さんと舞風さんは気が付きます。哈爾浜の研究所が新たに土地+物件を買ったようなんですが実はこれ、何時ぞのセッションで海威が閉じ込められていた松花江直近の廃工場です。それを河川にまたがるように増築しているらしいねぇ…

舞風@:もろに川縁やんけ

青葉@:よし、行こう!w

瑞鶴@:行くのかΣ(・□・;)

青葉@:いや、水師にね。一応一声掛けにね。

比叡@:掛けよう

舞風@:や、でもそうか……Z号関連技術なら水辺に研究所設けるのが当然だよな

瑞鶴@:おk 旗艦の命令通りに(紳士式礼

舞風@:そんなわけで、ハルビンにある水師営にやって来たのだ……

青葉@:これから騒ぎ起こすけど石原さんには話し通ってるからよろしく!だな。

GM:えーでは、最速でハルビンに皆さんが来たので、左遷されたどこぞの人が出てきそうな予感がするんですが…(目逸らし)

*時間帯やら、PCの行動次第では登場する予定はなかったのだ。

舞風@:くそっくそっこうなったか!

青葉@:じゃあ舞風さん後よろしく()

*舞風のPL、実はあの娘のPLでもあるのだ。

GM:では、運命の北洋水師です

 

19CH年 8月19日 03:12

舞風@:そもそも大東亜重工の研究所がハルビン市内にあったことを北洋水師はどのくらい認識してたんだろう

青葉@:流石に認識はしてるでしょ

GM:疑ってはいたけれども、手出しできなかった状態。石原に権力が移ったのも、今年の二月からだしね (詳細は第四回セッションを参照!)

舞風@:なるほど……

GM:ってなわけで、日本海軍の面々が来たってことで北洋水師は結構ばたつきます

舞風@:ごめんくださーい! でいいのか?

GM:ごめんくださーい、なんだ?

青葉@:「どもー。青葉です!」<対応に当たった人

舞風@:「舞風ですー!」

比叡@:「比叡でーす!」

親仁:『親仁です』(英語で)

瑞鶴@:「瑞鶴です」

響:『……遠路はるばるご苦労。私は響という』

山部中尉@:「…あっと。小官は山部中尉です」(通訳に回っていて、名乗りが遅れる)

順天:『…それで、日本の方々がいったい何の御用で?』

青葉@:「これ、名刺です。」三人に渡す。

順天:『記者、ですか?』

響:『……ほう』

青葉@:「ですです、副業で艦娘やってます!」

順天:『で、要件は?』

舞風@:「え、えっと……全部説明しちゃっていいのかな?」中尉を伺いつつ

山部中尉@:(皆さんに任せます、という合図)

青葉@:「ええとですね、副業の一環でちょーっと騒ぎを起こしそうなんですよ。あそこ(研究所の方を指す)の河川で。」

順天:『なっ…』

瑞鶴@:「んでもって、騒ぎ起こすからひとつよろしくってことで!」

響:『……石原から指図のあった奴だな。トクサ絡みか』

青葉@:「一応、関東軍の方には話が通ってるのでよろしくお願いします。何なら利用しても良いですよ!気にしませんから!」

順天:『……利用、ですか。』(悩み顔)

瑞鶴@:「まぁ結構派手にやらかすかもしれないしねぇ?なんだったら…そうやって私たちを『監視』してもいいわけだけど?」

順天:『…関東軍からは無視しろと云われてはいるものの、宣告を受けたからには対応をせねばならない……』

舞風@:「け、喧嘩腰みたいのはやめようよぅ……」

親仁:『旗艦殿、何でしたら私が参りましょうか?』(うふふ)

響:『大真面目にそれもアリかもしれないな』

順天:『……まず、そもそも貴女たちの云う派手に、とはどの程度ですか?』

青葉@:「艦隊戦が起きますね。あちらが大人しくする事は無いでしょうし。」

順天:『まさか、工場を破壊するレベルじゃ…って 艦隊戦規模ですか!』(机ばんっ

瑞鶴@:「そうでもしないとお偉いさん方が安全じゃないしねぇ」(しれっと  安全に行動することないし

比叡@:「私たちを呼んできたのだから、当然艦隊戦やるでしょう?それにあなた達も変な組織を満州に寄生させたくないでしょう、丁度いいじゃない」

順天:『…親仁を送るのはこの際危険、というか…こうなったら、教官ぐらいしか歯が立たないんじゃないのではないでしょうか』(耳元で囁く)

響:『……琵琶湖で暴れてたブツだとしたら、そうかもね』(囁き声で応えて)

青葉@:「ターゲットはこれですね。」すっと写真を響と順天だけに見せる。

順天:『…これは』(知らぬ素振り)

響:『大東亜重工、か』

舞風@:「…………」そわそわ

順天:『……あの少佐からの情報通りの様子、本当に、教官ぐらいじゃないと…私たちじゃ相手に成らない… しかし…ここで、うぐぅ…』(拳を握りしめながら)

海威:『後れて申し訳ありません… 海威です』

順天:『あっ…』

海威:(順繰りに客人の顔を見回す)

舞風@:海威がいるー?!

海威:「私の顔に、何かついてるかな?」(日本語)>舞風に

舞風@:きゃ、キャラの台詞とちゃうで!

比叡@:誰だー!?

舞風@:目が合ったら舞風もペコっと頭を下げる

瑞鶴@:だ、誰なんだー!?

青葉@:名刺を渡します。

比叡@:笑って手を振る

海威:「記者さんなのですか、お若いの凄いですね」など言ってから順天の手元を覗きこむ

青葉@:「まあ、そちらが攻め込むのも拙いでしょう。あくまで、日本軍のガサ入れが発端、という事で。」

響:『ま、戦艦と空母が伊達に出張ってきたわけではないということだな』

順天:『……北洋水師としては、海威さんをそちらに目付として送ります』

海威:『んと…了解だよ、順天ちゃん』

順天:『教官は、哨戒として外回りからの情報収集をお願いします』(ぼそっと

響:『了解。研究所から避難した人員は迅速に我々が“保護”する。それでいいな』ぼそぼそと

親仁:『では、教官に私もご一緒させて頂きましょうかしら』(ニコニコ

順天:『……大東亜重工に対する破壊活動、咎めはしませんが後々私たちに危害の無いように。くれぐれもお願いしますよ』

舞風@:「きょ、協力感謝します!」

青葉@:「お任せください!」

順天:『兵をある程度こちらで動かしますが、気にしないでください。さて…協定としては以上ですが… 他に、双方でありますかね?』(見回す)

青葉@:「無いですね。」

瑞鶴@:「あるわけないでしょ?」

親仁:『旗艦殿、彼女…殺りましょうか?』(ぼそっ

順天:『……やめなさい。無ければ以上です、作戦の成功を祈ってますよ』

青葉@:「さて。ここからタイムアタックですよ!」

舞風@:「善は急げ、だね!」

比叡@:「ありがとうね、また会えるといいですわ!」

海威:「っと、同行することに成ります海威です。宜しくね?」

青葉@:「よろしくお願いします!」

舞風@:「舞風ですー! よろしくおねがいしますっ!」

海威:「みんな元気がいいですね。うんうん。先に明確にしますが、私の指揮権は青葉さん、貴女に委ねます。一時的にそちらの所属として扱ってくださいね」

青葉@:「判りました!」

海威:『じゃあ、順天ちゃん。行ってくるから』

順天:『…とっとと帰ってきてくださいよ』

響:「……山部中尉、ちょっといいか」小声で

山部中尉@:「…何でしょう、可能な限り答えたいとは思いますが」>響に

響:「大したことじゃない。大東亜重工ってことはZ号絡みだろう。後でこちらにも詳報を頼むよ。それだけ」

山部中尉@:「…分かりました」

響:『では私も早速。日本の艦娘諸君、武運を祈るよ。……行こうか、親仁』

親仁:『了解しました、ひ・び・き・さ・ん?』(コロコロと笑いながら)

GM:* * * *

青葉@:じゃあ、これからしかけますってのを伝えるために通信しておきますか。

青葉@:2d6>=6 通信

ダイス判定: (2D6>=6) → 9[3,6] → 9 → 成功

GM:つじーんのもとに連絡がきちんといったよ!

 




注意『滿洲某重大事件』について
この事件は満州事変の要因の一つであることは見逃せない。詳しくはwikiで


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前線航空戦鬼、再び

GM:まずは、戦闘導入からまいりましょう。

太陽がそろそろ登ろうというころ、青葉は辻参謀に対して通信機を使って連絡を取った。

 

辻参謀:「決行かね」

青葉@:「そうですね。そろそろ仕掛けます。」

辻参謀:「…ふむ、了解だ。吉林でも動こう」

青葉@:「お願いします。ちなみにどのぐらい粘る必要あります?」

辻参謀:「粘る粘らないよりも、奴らに最も大きなショックを与えてくれさえすればそれでいい」

青葉@:「騒ぎを大きくすれば良いんですね!」

辻参謀:「そういうことだ。でかいのを一発頼むぞ」

青葉@:「了解しました!そちらもよろしくお願いしますね!」他に話す事無いなら通信斬るよー

GM:OK、では切れまして……海威が青葉に質問します

青葉@:「はい。なんでしょう!」

海威:「一応、だけれど。私たちの最優先の目標はどうしましょう、その…深海棲艦っぽいものかな。それとも工場の破壊かな?」

青葉@:「あの前線航空戦鬼ですね。」

海威:「うんうん、わかりました。」

青葉@:「工場はむしろ残しておかないといけません。順天さん達が踏み込みますし、そもそも今回は工場や研究所には「救援を要請して貰う」役目がありますからね! それに、砲撃で証拠が吹き飛んでも困りますから。」

海威:「…救援を要請してもらう、ですか」(憂う眼差し)

比叡@:「それもそうですね…わかったわ」

舞風@:「犠牲は最小限、だね!」

瑞鶴@:「んー、まぁなるべく騒ぎたてたほうがよさそうだけど、そこは旗艦のご命令通りに」

海威:「指示のままに」(ニコリと笑ってそれ以上は何も言わない

青葉@:「本音を言うと青葉も踏み込みたいんですけどねぇ。」

海威:「…ふふ。何でしたら、副官に指揮をお任せなさればいかがですか?」

舞風@:「副……官……?」きょろきょろ

*確かに副官ポジションの人っていないよねっ!w

青葉@:「まあお仕事優先ですよ!ですよ!」

山部中尉@:「小官が工場側につくことは可能ですが、行っても構いませんか…?」

青葉@:「山部中尉は工場の方をお願いします。こちらからも一人はいた方が良いでしょう。後で見せてくださいね。」

山部中尉@:「了解です」

青葉@:流石にカメラというか記録器の類は持って行きますよね…?

山部中尉@:「持っていくつもりですよ」(手にはアメリカ製のカメラが)

青葉@:じゃあいいですね。

GM:では、シーン移してOK?

青葉@:おk

GM:はいな…さてさて、未だ日が昇らぬ闇夜の中、舞鶴の面々と北洋水師の部隊が哈爾浜の研究所に夜襲をかけます。まずは、プロットの用意をお願いします!っとその前に海威をこのまま戦闘に参加させる?海威は参加する気まんまんだぞ

青葉@:じゃあそのまま参加で。

舞風@:護衛艦を発動させないように頑張りましょ  しかし援護射撃2枚は心強いな

*援護射撃:行動力1消費で回避判定に+1のボーナスがつくアビリティ。

比叡@:ちょっと危ない気がしますが…まぁいいでしょう

GM:あぁ、発動できるタイミングではこいつ、勝手に護衛(カバーリング)しやがるんで よろしく

舞風@:おのれ死にたがりめ!

青葉@:ぶっちゃけ回避3なので、装甲に不安ある以外はくっそ強いんだよな、海威

舞風@:つっても回避1で行動力もそれなりだろうし比叡さんや瑞鶴さんが狙われるよりいいかな

GM:まず、こちらで大東亜重工の場所を決めます(PCに見えないようにダイスを振ったところ序列二番に決まる)

青葉@:行動値26とか言ってるよ<海威

瑞鶴@:一応瑞鶴回避1だけどな……w

GM:さぁ、プロットをカードで準備してくれやす

舞風@:あっ能力値あるのか、つよい

GM:海威のアビリティで、盾騎士の覚悟を使うならば今宣言してね!

舞風@:使ってもらおう

舞風@:回避4+1+1なら沈むことはまずない

青葉@:下手すりゃ固定値で避けるぞこいつ

GM:そういや、回避を3に設定してたな 私

*我ながらアホである

GM:おい… コンボがえぐいんですけど…

舞風@:こりゃー記憶が多少危うかろうと何だろうと前線にいてもらわなきゃな

GM:HAHAHA

青葉@:あ、これ。封鎖先だな。

GM:…あっ

舞風@:つっても我々からすると戦場は広い方がいい……よね?

青葉@:いんや。これプロット出来ないだけだから、航空攻撃とかは1~6よ。

GM:あ、封鎖されてても、工場の場所は変わらないぞ(震え声)

青葉@:工場もプロットじゃ無くて1d6で序列決定なら封鎖無視する

GM:YES

青葉@:だから、誘導と組み合わせると確定フリーとか出来るんだよねぇ、これ。

GM:……うそーん

青葉@:封鎖された場所に「誘導ではいる」のは制限されてないからね  取り合えず序列6を封印してくだち!

GM:O,OK(震え声

舞風@:海威の判定後、全員改めてプロットかな

海威:2d6 「護衛戦闘は、確実な安全地帯を作ることが大切なんですよ」

ダイス判定: (2D6) → 5[2,3] → 5

GM:はい、封鎖されました!

青葉@:改めてー!

瑞鶴@:このまんまで

GM:プロット終了やね? 

舞風@:はーい……味方の偵察かな?

GM:OKでは、偵察フェイズ かかってこいや!

青葉@:はーい!

瑞鶴@:よしまかせた。自分装備換装したから索敵ないんだごめんね☆

青葉@:工場は偵察出来ましたよね?

GM:できますよー それから海威は盾騎士の覚悟をつかう? というのを、偵察前にもっかい確認!

青葉@:難しいところですね。夜戦だから上から順なんだよね

舞風@:夜戦だけで殲滅は難しいことを考えると、安全第一で使ってもらったほうがいい気もする

青葉@:ちなみに使わない場合はプロットどうします?

GM:旗艦サンにプロット委託デース

青葉@:じゃあ使いましょう。

GM:OK

海威:「では… 持ち場に行きますね」 (序列一番へ)

舞風@:「よろしくお願いしますっ!」

海威:「皆さんも、頑張ってください」

舞風@:と言いつつ最初の偵察を海威さんにお願いする我々

GM:あ、やっぱり?

青葉@:あ、いやこっちからやるよ 取り合えず、工場に対空電探。

GM:偵察カードは現在 海威:艦載機 青葉:艦載機・電探の合計三枚ですね

舞風@:あのバケモノ超対空7持ってんのか…… 4と3だった

GM:だね

青葉@:2d6>=5

ダイス判定: (2D6>=5) → 2[1,1] → 2 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)

青葉@・舞風@・GM:あっ

青葉@:act

ダイス判定: アクシデント表(6) → ううう。やりすぎちゃった!自分の【行動力】が1D6点減少する。

比叡@:ぎゃああ

青葉@:青葉@の行動力が5減少!(行動力:12->7)

GM:たっかーい!

青葉@:セーフな方ではある、アイスあるしね。

 

青葉@:偵察機で工場ー 2d6>=6

ダイス判定: (2D6>=6) → 8[3,5] → 8 → 成功

青葉@:こっちは成功。

GM:choice[通す,通さない]

ダイス判定: (CHOICE[通す,通さない]) → 通さない

GM:では、演習中だったのか ムスタングが迎撃に動きます

GM:3d6 ダイス判定: (3D6) → 10[1,4,5] → 10

舞風@:ぴったり

GM:で、この知らせに工場の方でワンワンと警報が鳴り始めます

青葉@:まあ仕方ないですね!

舞風@:\殴り込みだー!/

GM:海威の偵察機で、どれを探しましょうか?

青葉@:そのまま工場で

海威:2d6-1>=6

ダイス判定: (2D6-1>=6) → 3[1,2]-1 → 2 → 失敗

比叡@:腐るな…

瑞鶴@:やな予感がするな

GM:行動力26と腐るほどあるけど、どうする?

青葉@:せーふせーふ。うーん。1回振り直して思いましょう

海威:1d6

ダイス判定: (1D6) → 4

海威:2d6-1>=6 (行動力残量26->22

ダイス判定: (2D6-1>=6) → 3[1,2]-1 → 2 → 失敗

海威:「ごめんね…見つけられなかったよ」

舞風@:海威ちゃん……まだ調子が……ま、ここで超対空切らせてもどうせこっち航空攻撃できないしな

青葉@:まあ次じゃ次じゃ。

GM:では、こちら側の偵察を行います choice[M,Z,A,H]

ダイス判定: (CHOICE[M,Z,A,H]) → A

GM:青葉さんに偵察8!

青葉@:そのままでー

GM:ふふ、 OKOK

 

GM:では、プロット変更たーいむ!GMは動かしません

舞風@:こっちもそのまま!

瑞鶴@:やっぱ変える……ほいっと

GM:OK カウントおろすぞー ……open

 

瑞鶴@:……あ

青葉@:あれ。被ったか。

GM:げっ

舞風@:外したか

比叡@:これはかぶったな…

*悲喜交々の声が上がる。

舞風@:誘導があればな……おのれ芸能!

GM:またか、また五航戦をくらうのかあああああああああ(絶叫

*五航戦、瑞鶴と同一序列の敵の超対空・対空を使えなくさせる(・・・・・・・)

瑞鶴@:珍しく勘(ってか適当)が当たったか……!

舞風@:みんな脳筋すぎィ! でもおおむね最良の形だな

GM:ちっきしょー イプシロンは3に置くべきだったか…

瑞鶴@:「まーたアンタ? ほんと、腐れ縁になるかもね?」五航戦で同じ序列の鬼は超対空封じだ

比叡@:一応後で各自散開をふろうか

舞風@:各自散開は今振りましょう

青葉@:ラウンド持続だしね

青葉@:戦闘中。

瑞鶴@:せやな

GM:…まさかの、海威が一番の強敵なんじゃ あれ…(変なあせぶしゃっ!

舞風@:HAHAHA、北洋水師の最強戦力やぞ

比叡@:では振りましょうか

GM:こいやー!

比叡@:2d6-1>=5 「皆頑張るぞー!おー!」

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 7[1,6]-1 → 6 → 成功

舞風@:お美事にござりまする

海威:「ふふ… おー!」

舞風@:「さぁーて、思いっきりいっくよー!」

青葉@:取り合えず戦鬼の固さ確認しとく?

舞風@:舞風のジャブからでいいかしら

GM:ですねー まずは、序列5番の夜戦だ!

舞風@:ではアビリティ何も使えないのでふつーに連撃します!

舞風@:2d+2>=5 小口径主砲《アイドル》

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 8[3,5]+2 → 10 → 成功

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

舞風@:回避がどうだろ

GM:回避2!

青葉@:おのれ

比叡@:あちゃ

GM:連撃分はアウト!

舞風@:では振り直し 1d6 行動力減少

ダイス判定: (1D6) → 1

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

GM:では、夜戦補正込みでどうぞ~

舞風@:2d+2d+1d+2d 砲/魚雷/素ステ/夜戦補正

ダイス判定: (2D6+2D6+1D6+2D6) → 4[1,3]+8[3,5]+1[1]+8[2,6] → 21

GM:…げっ そ、装甲20です

瑞鶴@:かってぇよ

舞風@:堅ッ

GM:小破!

瑞鶴@:これ全員動かして何とかなるレベルじゃないぞ……

比叡@:堅いな…

舞風@:「……ちょっとだけ効いた!」

比叡@:感情砲はいけるか

GM:もち、ただし、次のダメまで結構あるぞ~ 

青葉@:んー、感情ぶっ込んでもダメだなこれ。

舞風@:大人しくあと3回殴るしかないな

木曜研モブ1:「な、なんだ! 不明勢力から攻撃を受けているだと!?」

木曜研モブ2:「不明じゃなくて、艦娘からの攻撃だ馬鹿もん!」

GM:的な会話が流れながら、さてと。次のかたかもーん

青葉@:ε殴るよー。

GM:OK

青葉@:2d6+1>=5 自由奔放

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 6[2,4]+1 → 7 → 成功

舞風@:回避いーくつだっ

GM:回避は1です 命中

青葉@:2d6+1-2>=5 ひみつへいき

ダイス判定: (2D6+1-2>=5) → 8[3,5]-1 → 7 → 成功

青葉@:ダメージ行きまーす!

GM:か、かもーん(震え声

青葉@:2d6+1d6+2d6+1d6+1d6

ダイス判定: (2D6+1D6+2D6+1D6+1D6) → 8[4,4]+3[3]+6[2,4]+6[6]+1[1] → 24

青葉@:24点です!

GM:装甲13! 小破

比叡@:ほう、まった!

舞風@:役に立つ時が来たか!

青葉@:ふむふむ。

比叡@:ここは伝家の宝刀を抜くときか

青葉@:ああ、天下か。

比叡@:はいはい

青葉@:弾1d6消費ですね。2が美味しい。

比叡@:では振ってみようか

舞風@:2出ろ2!

青葉@:6でもいいのよ

舞風@:6なら感情砲が見えるな

比叡@:1d6 「私も続くよ!ってー!」 伝家の宝刀を抜く

ダイス判定: (1D6) → 6

比叡@:出てしまったよ…

青葉@:30てーん。

舞風@:@9で大破か

青葉@:大破狙うか。感情くだち!

GM:ちゃりーん!w

青葉@:瑞鶴から貰うー

瑞鶴@:「目標確認、まだ損傷してないっぽいんでぶっ倒してくださいなっと」+2

青葉@:こっちで振るよー24+2d6

ダイス判定: (24+2D6) → 24+3[1,2] → 27

青葉@:oh

瑞鶴@:そりゃね

GM:33だね(伝家の宝刀のダメージ分) あと六点!

青葉@:おっとそうだな。 じゃあ全員分貰います!

舞風@:期待値出ればいける!

GM:フラグ! →期待値出れば

舞風@:「援護援護ー! てー!」+1

青葉@:33+1d6

ダイス判定: (33+1D6) → 33+3[3] → 36

比叡@:あと3か

青葉@:ですね。

比叡@:ではこんどは私

青葉@:あっ ちょ、ちょっとまって。火力勘違いしてた。

比叡@:あっ?

青葉@:4Lvで火力増やしてたてへぺろ。

GM:ん?

舞風@:もう1dですな

GM:それ先云いましょ!w OKOK 1dついかでどうぞー

青葉@:36+1d6

ダイス判定: (36+1D6) → 36+4[4] → 40

比叡@:どうぞどうぞ

青葉@:超えたー!

舞風@:せーふ

比叡@:よし

青葉@:そして感情は無駄では無かった

GM:うっふっふ… 大破だぞ!

比叡@:そして私の攻撃が続く

舞風@:いや、海威に殴らせたほうがいいかも

青葉@:海威に殴らせよう。

青葉@:感情砲ねらわないとつらめ

GM:感情砲使えないんだけどねー >海威

青葉@:いや。

GM:一応、夜戦キャップ込みで6dだしね

青葉@:海威は5d6で12だせば良いんだけど

青葉@:6dで12だ。

比叡@:しかしこっちの攻撃が実に貧弱なんでね

青葉@:戦姫だと20だからハードルがね。

比叡@:だいたい5d6なんで

青葉@:比叡の感情全部ぶっ込めば9d6まであがるから

青葉@:こっちの方が確実性はある。

比叡@:む…じゃあ戦姫のほうがいいか

青葉@:ですです。

比叡@:では戦姫にいきますか

瑞鶴@:それに下手すれば瑞鶴は沈む予定だし(

GM:かかってこいや!

比叡@:2d6>=5 「じゃあ私はどうしようっかな♪」 戦姫に主砲発射

ダイス判定: (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

舞風@:……スペシャル?

比叡@:夜戦ですよね

GM:スぺです

比叡@:では算出する!

青葉@:夜戦だとスペですね

GM:… ひえー!

舞風@:行動力も回復するぞ!

青葉@:副砲は…ちょっと賭けすぎるなw

比叡@:火力3+主砲2+スペシャル2

比叡@:7d6 フェイントだ…

ダイス判定: (7D6) → 27[1,2,3,5,5,5,6] → 27

舞風@:つよい

青葉@:4d6で賭けに出る?

GM:ひ、ひえー

GM:4d6で13出れば大破までいきますよー!

比叡@:そうね…

比叡@:かけてみよう

青葉@:「援護射撃!いきます!」+1d6デース

比叡@:1d6+27

ダイス判定: (1D6+27) → 2[2]+27 → 29

舞風@:「はーいっ、息を合わせて、ワン、ツー!」+1

比叡@:1d6+29

ダイス判定: (1D6+29) → 3[3]+29 → 32

青葉@:これは厳しい。

瑞鶴@:……難しいか?

比叡@:瑞鶴は残りの望み…お願いします!

舞風@:2dで8?

青葉@:うん。

瑞鶴@:いけるな

舞風@:いけるいける!

GM:期待値ちょい上! いってみよー!

瑞鶴@:「もう少しいけるでしょ。敵に隙ができてるから撃ちなさい」+2

比叡@:2d6+32 「仕方ないな、じゃあもうちょっと頑張ってみよう!」

ダイス判定: (2D6+32) → 7[1,6]+32 → 39

青葉@:いちたりない。

瑞鶴@:だめだったね

舞風@:いちたりない

比叡@:いちたりないさーん!!!!

山部中尉@:妖怪めぇ…

舞風@:まぁ次に譲りましょう

木曜研モブ1:「自動防衛機能が発動するぞ!」

木曜研モブ2:「総員、退避!! 退避!!」

瑞鶴@:「……(何か、騒がしいな)」

舞風@:「……なんか不穏な警報!」

GM:ってわけで、ズイズイ 地獄へいらっしゃいませー

舞風@:とりあえず海威から瑞鶴に援護射撃で回避+1かな

前線航空戦鬼:bt10 フォートレス

ダイス判定:指定個性⑩(1[1]) → 1-10 《お嬢様》

海威:「瑞鶴さん、援護を行いますよ!」 +1 行動力 22->21

瑞鶴@:「あー、これはどうもっと」 幸運で判定して目標値8……補正合計+3かなっと

青葉@:散開あるからそうだね。

GM:いや… つよいなぁ…

瑞鶴@:2d6+3>=5 「……(とはいえ、相手にしかこっちの姿は見えない……死ぬ覚悟は必要だな)」

ダイス判定: (2D6+3>=5) → 5[1,4]+3 → 8 → 成功

青葉@:あぶね

瑞鶴@:ミスった

舞風@:命中かい潜ったか

瑞鶴@:5じゃなくって8だ

前線航空戦鬼:命中4です

青葉@:たけぇ!

舞風@:なんだと……

瑞鶴@:成功……してねぇ

瑞鶴@:えーっと……ファンブル、だな……

青葉@:ファンブルは発生しますね

GM:っと… マジか

瑞鶴@:昼戦と夜戦では若干判定違うんよ

GM:…まぁ、それなら。

瑞鶴@:act

ダイス判定: アクシデント表(5) → いててて。損傷が一つ発生する。もしも艦隊戦中なら、自分と同じ航行序列にいる味方艦にも損傷が一つ発生する。

青葉@:ちなみに火力幾つです?

GM:choice[連撃する,しない]

ダイス判定: (CHOICE[連撃する,しない]) → 連撃する

GM:火力は5

瑞鶴@:死んだな

青葉@:連撃回避すれば生きてるよ!

前線航空戦鬼:では、フォートレスの二発目 《指揮》要塞からの攻撃を交わしてね!

瑞鶴@:さっきっから痛いところを……!! えぇい、退却で代用して目標値9だ! 2d6+3>=9

ダイス判定: (2D6+3>=9) → 6[3,3]+3 → 9 → 成功

瑞鶴@:!?

GM:せーふ!w

瑞鶴@:あ、ミスった……か?

比叡@:せーふ!

舞風@:ヒュー、なんとかなったぜ

瑞鶴@:あぶね

GM:これで、4・4だったら爆笑でしたが、OKOK!

青葉@:せふせふ。

前線航空戦鬼:「「ナンダト…」」

青葉@:欲張りましたね!

GM:では、何とか瑞鶴は生き残りますw

瑞鶴@:「とはいえ……ここで死ぬ気はありませんよっと!」(グンと回避運動。ただし無理に動いたので損傷(ファンブルのアレ)くらう

比叡@:「ふ…びっくりしたじゃない」

瑞鶴@:「……ふぅ。軽傷だけですんだか……」

GM:さて、序列二番ですが

舞風@:殺っちゃってください

GM:北洋水師の兵と中尉が頑張ってくれております 10+2d6

ダイス判定: (10+2D6) → 10+8[2,6] → 18

瑞鶴@:ふぁっ!?

舞風@:\がんばえー!/

GM:損傷18です

青葉@:もうちょっとですね

舞風@:あぁ、損傷はするのか

GM:では、次に。 海威ですが… 旗艦、指示お願いしまーす!

青葉@:そのままεぶん殴ってください!て言うか他にやれる事ないよね!w

GM:せやたな

瑞鶴@:うん!w

海威:2d6+2>=5

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 7[2,5]+2 → 9 → 成功

海威:素1+火砲2+夜戦2+覚悟1の合計6d6

ダイス判定: (6D6) → 24[2,3,3,4,6,6] → 24

舞風@:サイッキョ

青葉@:さいつよ

GM:旗艦殿…流石 轟沈であります

青葉@:「よしよし、これで邪魔者もいなくなりました!」

舞風@:「あれが野分の言ってた北洋水師なんだ……」

海威:『ふふ…哈爾浜の地、一歩も侵されるべきところはないのです』

瑞鶴@:「へぇ……結構やるじゃない」

比叡@:「すごい…」

海威:「さぁ、太陽が昇りますよ… 瑞鶴さん、発艦準備をなされては如何ですか?」

瑞鶴@:「言われなくても、働きはするわよ」

 

瑞鶴@:航空フェイズになるならアビ宣言するよ

GM:Yeah 航空フェイズだ!

瑞鶴@:じゃあ管制宣言。目標値5

GM:でもって、戦鬼ちゃんの対空防御は二枚になるぞ!

舞風@:なお五航戦 青葉@:だが五航戦

GM:HAHAHA ちくしょおおおおお(絶叫

*五航戦:同じ序列の相手の超対空を無効化にする、という前回も食らわされた一物。

GM:で、時刻は0500へ

瑞鶴@:2d6>=5 「ま、やられっぱなしで黙ってるほど、私もできた子じゃないんだけどね」

ダイス判定: (2D6>=5) → 7[2,5] → 7 → 成功

瑞鶴@:成功したので1ずらせるように

舞風@:これで工場への爆撃は避けられた

瑞鶴@:じゃあまずは開発で会得した彗星ぶっぱなす 1d6

ダイス判定: (1D6) → 6

GM:こいやー! 

瑞鶴@:……

GM:ぽちゃん

青葉@:ぽちゃん

瑞鶴@:天山で飛ばす 1d6

ダイス判定: (1D6) → 1

青葉@:ぽちゃん。

瑞鶴@:……ねぇ、工場ぶっ壊していい?

青葉@:だめw

瑞鶴@:えー

GM:工場攻撃?やっちゃう?やちゃいます? (気分は何処ぞの401

青葉@:空爆とか1番おおざっぱじゃ無いですかやーだー

瑞鶴@:まぁ旗艦がだめって言うならやりません。ってわけで瑞鶴は終了

瑞鶴@:「……これはあとで説教レベルね」

GM:HAHAHA  では、戦鬼ちゃんがやっちゃうぞ。彼女の持つアビリティ、大型地上用爆弾はオートなので! よろしくね b

前線航空戦鬼:1d6

ダイス判定: (1D6) → 5

舞風@:かかってこいや!

青葉@:いっぱいいるぞ!

前線航空戦鬼:キタコレ mht

ダイス判定: 目標表(4) → 敵艦の中で、もっとも【回避力】の低いPC

青葉@:ふたりいるぞ!

前線航空戦鬼:choice[A,H]

ダイス判定: (CHOICE[A,H]) → A

前線航空戦鬼:青葉に航空攻撃5!

舞風@:こわい

前線航空戦鬼:続いて主目標序列の二番目の目標を設定

舞風@:あぁ、減衰ってそういうことか

前線航空戦鬼:mht

ダイス判定: 目標表(6) → 敵艦の中から完全にランダムに決定

前線航空戦鬼:choice[M,H]

ダイス判定: (CHOICE[M,H]) → M

前線航空戦鬼:舞風に航空攻撃3!

舞風@:とりあえず連装機銃ぱららーだな

前線航空戦鬼:5d6 まず、青葉に攻撃

ダイス判定: (5D6) → 17[1,1,4,5,6] → 17

瑞鶴@:耐えろ(ニッコリ

青葉@:対空電探で対空。

青葉@:3d6

ダイス判定: (3D6) → 11[2,3,6] → 11

青葉@:耐えました!

前線航空戦鬼:ムスタングううううう!(使用できないという…)

舞風@:あちゃー

前線航空戦鬼:3d6 舞風ええええ!

ダイス判定: (3D6) → 11[1,4,6] → 11

舞風@:行動値減少して連装機銃! 3d 対空!

ダイス判定: (3D6) → 6[1,2,3] → 6

舞風@:はじいた

瑞鶴@:ぎりいかなかったか

GM:ちーん

前線航空戦鬼:しょぼーん  

瑞鶴@:あはは。対空妨害なぞ五航戦がさせぬ!

前線航空戦鬼:1d6 次じゃおりゃああ!

ダイス判定: (1D6) → 6

舞風@:ぽちゃん

前線航空戦鬼:主目標序列に敵なし

青葉@:いけぽちゃ

前線航空戦鬼:準目標、の五番に攻撃

前線航空戦鬼:mht

ダイス判定: 目標表(1) → 敵艦の中で、もっとも航行序列の高いPC

青葉@:全員!w

舞風@:あ、そうなるのね

前線航空戦鬼:choice[A,M,H]

ダイス判定: (CHOICE[A,M,H]) → H

前線航空戦鬼:比叡に航空攻撃2

青葉@:仲良く1回ずつ攻撃を食らう図

前線航空戦鬼:2d6

ダイス判定: (2D6) → 5[2,3] → 5

瑞鶴@:知ってた

前線航空戦鬼:こーん 

舞風@:綺麗に1人ずつ攻撃して全部カキーンとか最高に空気読んでますね

*な、仲間外れって、良くないよね!

舞風@:「はっはっはー! 効かないなぁー!」

前線航空戦鬼:(もっかい修行してきます)

GM:では、戦闘開始~ 比叡さんから始まりますね

青葉@:長距離からだねー

GM:比叡ー>青葉ー>舞風ー>瑞鶴ー>戦鬼ちゃんー>海威で動きますよ~

比叡@:やり返す時だ!

比叡@:2d6>=5 「これは…瑞鶴のカタキ!」

ダイス判定: (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗

GM:回避2だぞ!

瑞鶴@:死んでいねぇっつーの!w

比叡@:成功しても5d6じゃあ難しい、いいや

舞風@:感情砲ぶっぱしてもいいんですよ?

比叡@:流す

比叡@:もうブッパしたよ…

青葉@:したね。 瑞鶴@:したな

舞風@:そういやそうだ……いちたりないしたんだった

比叡@:「ごめんね…カタキ取れなかった」 違う

瑞鶴@:「ちょっと、勝手に殺さないでくれる?」

青葉@:次はえーと、私か。

舞風@:青葉さんですネ

青葉@:「いっきまっすよー!」

青葉@:2d6+1>=5 自由奔放

ダイス判定: (2D6+1>=5) → 5[1,4]+1 → 6 → 成功

GM:命中!

青葉@:2d6+1-1>=5 ひみつへいき

ダイス判定: (2D6+1-1>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功

青葉@:回避2でしたっけ?

舞風@:いいぞいいぞ

GM:め、命中 ダイスロールプリーズ!

青葉@:6d6

ダイス判定: (6D6) → 17[1,1,2,3,4,6] → 17

瑞鶴@:はじいた

GM:かきーん! w

比叡@:が

GM:な、なんだって!?w

青葉@:うーん。比叡さんの声援を貰いましょう

比叡@:伝家の宝刀!…は、足りなかったなもう弾薬が…

GM:弾薬さんはあと1!

比叡@:では声援として加勢しよう

青葉@:17+1d6

ダイス判定: (17+1D6) → 17+6[6] → 23

GM:ちっ

*思わず舌打ちするダメGM

比叡@:「青葉さんがんばっ!」手を大きく振って応援する 

青葉@:うーん……よし、これで通しましょう! 大破大破。

GM:Yes 戦鬼ちゃん大破です!

舞風@:比叡がすこぶる癒し系だな

瑞鶴@:よし、トドメは舞風よろ

舞風@:感情残っててよかった

舞風@:ふつーに連撃します!

舞風@:2d+2>=5 小口径主砲《アイドル》

ダイス判定: (2D6+2>=5) → 5[1,4]+2 → 7 → 成功

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

舞風@:連撃分が振り直しだな

GM:あ、海威ちゃん 航空攻撃できたんだった

舞風@:ふぁっ つっても弾かれて終わりか

青葉@:6ゾロでも通らないからやらなくて良いかとw

GM:いや、工場爆撃でw

瑞鶴@:やっぱ爆撃はロマンだよな!!

青葉@:やめーやw

 

舞風@:舞風@の行動力を-3(1D6->3)しました

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

舞風@:うーむ避けられる当たらない

舞風@:舞風@の行動力を-1(1D6->1)しました

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功

舞風@:なんだこれは!

青葉@:さっきから出目が一緒なんですけどw

GM:HAHAHA 妨害だ妨害!

舞風@:舞風@の行動力を-3(1D6->3)しました

舞風@:2d+2-2>=5 魚雷《芸能》 連撃補正

ダイス判定: (2D6+2-2>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功

舞風@:よしきた

瑞鶴@:よかった、今度こそ解決ですね

GM:めーちゅー

舞風@:「……さぁ、ラストダンスだよ!」

舞風@:2d+2d+1d どこまで伸びるか

ダイス判定: (2D6+2D6+1D6) → 8[3,5]+9[3,6]+5[5] → 22

舞風@:わろうた

瑞鶴@:めっちゃ伸びるじゃねぇか

GM:轟沈!

舞風@:感情なんていらんかったんや

青葉@:これはひどい

前線航空戦鬼:「「ナゼダ ナゼダ …… アグガッガガ……」」

瑞鶴@:「……ま、今回も運が悪かったのよ。諦めなさい」(主に対空的な意味で

青葉@:ほんと運が悪かったな

GM:セヤナ! (五航戦

比叡@:「知らなかったのかしら、私たちのほうが強いからですわ!」

舞風@:「ちゃんと大騒ぎになってるかな?」

青葉@:「これだけやれば大騒ぎでしょう!」

木曜研:「なんだと! ああ!?」 (戦鬼ちゃんの戦闘不能によりさらにパニック)

山部中尉@:2d6+5

ダイス判定: (2D6+5) → 6[2,4]+5 → 11

GM:中尉… 

青葉@:「よし、じゃあこれで自由行動です!」

瑞鶴@:……ってか、今度こそぶっ潰したよね?>戦鬼

GM:ん? これ、別もんですよ。琵琶湖の奴と

瑞鶴@:あ、マジか

舞風@:「あたし、哨戒してるね!」機銃をガシャンと

青葉@:沈んだのをデータ取って新しく作った、だよね?

GM:さてと、だれか戦鬼ちゃんを判定してあげてくれへんかな?

青葉@:何の判定だろ。

舞風@:そら感情取って回収判定ですわ! ないない

GM:<無個性判定7>

舞風@:あった!

青葉@:補正無いよね。

GM:…ま、まぁ、回収というか近づいてみての判定ね うん

青葉@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 5[2,3] → 5

舞風@:2d 判定!

ダイス判定: (2D6) → 8[2,6] → 8

瑞鶴@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

比叡@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 3[1,2] → 3

海威:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 10[4,6]+4 → 14

比叡@:なん…じゃと

瑞鶴@:海威の方が高いじゃねーか

舞風@:さすが地元の人間は格が違った

海威:「これは… N号での、技術の流用?」

青葉@:「えぬごう?」

GM:まず、一般に成功した方へ

舞風@:はぁい

瑞鶴@:ほい

GM:1:琵琶湖での戦鬼ちゃんよりもメカメカしい。つか、金属な皮膚をしてます

瑞鶴@:まぁ固かったしな

GM:2:損傷で皮膚がえぐれている部分から肉の中を覗くと、何やら、その金属膜の部分と実際の肉の間に血管をぶっとくしたようなグロテスクな繊維の様に見える器官が詰まっています

青葉@:金属質になってるって言ってたな

瑞鶴@:結構改造されてるな……

 

GM:虐殺器官って小説を読んだことのある方はあの小説で出てきた、人工筋肉って奴を想起してください!

*GMよ、マイナーじゃね?

舞風@:まぁ、サイボーグってやつだな

比叡@:物々しいな

瑞鶴@:「……こりゃ、随分と改造されてるっぽいかも。……あとは、これを開発した人たちの資料が残ってればいいけど」

海威:「……こんな」

瑞鶴@:「(ま……流石にそんな都合よくいければいいぐらいだけどな……)」

海威:「酷すぎるよ…」

比叡@:「ほんと、やり過ぎよ。」

青葉@:「ふむ……?なるほど。」パシャパシャ。

舞風@:「深海棲艦……なんだよね?」

青葉@:内部はどうなってるんでしょうねこれ

海威:「…冷泉研究員が、何かで絡んでる…のですね」

青葉@:「どうでしょうね?大元はそうって話ですけど。」

GM:内部…調べても、ええよ?

瑞鶴@:……やるか?

青葉@:調べますよ!

瑞鶴@:(これ以上やったらログの対象年齢が跳ね上がるけどな

GM:<無個性判定11/技能補正:医学・写真>

瑞鶴@:ズコー

比叡@:やるだっけヤってみるか

青葉@:2d6+2>=11

ダイス判定: (2D6+2>=11) → 6[1,5]+2 → 8 → 失敗

瑞鶴@:そうだな

比叡@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 6[3,3] → 6

青葉@:よっし。

瑞鶴@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 4[1,3] → 4

青葉@:思い出の品:通信機

舞風@:あくどい

青葉@:瑞鶴の感情を+1します。声援くだち。

瑞鶴@:ぅわーお

舞風@:2d>=11 一応振っとく

ダイス判定: (2D6>=11) → 7[1,6] → 7 → 失敗

GM:たったらったったたー

瑞鶴@:「じゃ、ちょっと分解するよ」+3(どっから取り出したか分らんがナイフ持ちながら

舞風@:「うぇぇ……」そっぽ向いて周囲の警戒に移行

海威:「だ、大丈夫?」>舞風 (本人も顔色悪い

舞風@:「大丈夫だいじょーぶ……」

GM:えーでは、瑞鶴がはぎはぎしていくと内側の肉だと思ってた部分は

青葉@:「うーん、これは肉というか……」

GM:深海棲艦的なエニシングなのか、人間なのかはわからないものの、 まぁ、それらが革をはがれた物体です。なんとなく、人型っぽい肉片が上手にとれましたが、それに対して、血管的な管が無数に金属膜との間で走っています。

青葉@:「なんでしょうね?機械と生態が融合してるように見えますねこれ。」

海威:「N号っていうのはね、簡単に言えば、艦娘に軍艦を動かせる技術、なのだけれど」

青葉@:「ふむ。サイズアップ!みたいな感じですね。」

海威:「煎じ詰めれば、非有機物と有機物の間での合成的なものもできる、とは思ってたのだけれど…ね」

瑞鶴@:「となると……誰かに艤装をぶち込まれたような感じ……かな? 私の予想ではね」>機械と生態~

青葉@:「そうなるとですよ…うーん。どうなんでしょう。」コアに当たる生態居るのかな?中心辺りに。

海威:「艤装の中に、閉じ込められた感じなのかな… これは」

GM:っと、削り出してみて、人形っぽくなっているエニシングがコアに当たります

舞風@:そもそも前線航空戦鬼さんはどのくらいの大きさだったんですの?

比叡@:「うーん…気持ち悪い」

青葉@:ふーむ。人間か艦娘か深海かだけは判別してみたいですね。

GM:えーまず、琵琶湖で戦ったやつですが

青葉@:はいはい。あれですね。

GM:あれは純粋に戦鬼として(深海棲艦としての)一般的なサイズ。こっちは、あれより一回り小さくなったように見えます

比叡@:「これをどうする?」コアに指差し

青葉@:「そうですねぇ。」身元の証明になりそうなものはないよね?<コア

瑞鶴@:「そういえば、さっきN号がーって出てたわよね。となると、それが誰が造ったのか、わかるの?」>海威に

海威:「この手の技術を扱えるのは木曜研でも限られているんじゃないかなぁ… 私は、それの一つ古い技術にしかきちんとわかってないから何にも云えないのだけれど」

舞風@:「研究所を調べれば色々分かるのかな……」ブツに目を向けないよう工場を見やって

海威:「少なくとも、冷泉研究員は…この分野の一人者だと思うよ」

瑞鶴@:「……ますます、胡散臭くなってるわね」

 

瑞鶴@:……そういえば、海威に「冷泉研究員がいなくなった!(意訳」の説明はしてないんだっけ(関わり薄いけど

青葉@:してないよ

GM:…あー 若干耳にはしている

青葉@:ああ、まあ違うルートで話が入っては居るか

舞風@:響は琵琶湖の一件に関しては正確に把握してる様子だったねぇ

青葉@:冷泉やゆかりんはあっちも関わり深いし。ただ、我々はしてない。

瑞鶴@:後で響に聞いて話を明確にさせておこう(PLが知っていても、PCが知ってなきゃ意味がない

青葉@:あ、素体は人間っぽいです?

GM:人間っていうか、人型としかわからない

青葉@:一応写真は取っておきますかー。なんか良く判らない不確定名:人型の肉 って感じかな。

GM:肉体に関してはかなり損傷度があるので、人間だとおもうけど、下手したら深海棲艦じゃね ってレベル

青葉@:了解了解。じゃあ、つじーんにおわりましたー。と通信入れますか。

GM:通信の判定ヨロ

青葉@:2d6>=6

ダイス判定: (2D6>=6) → 10[5,5] → 10 → 成功

青葉@:よしよし。

舞風@:感度良好

GM:ではつながりーの

大河内大佐:「私だ、終わったのか。辻と少佐はもうそろそろ終わるだろうが…」

青葉@:「だいたい終わりました!これを機に水師がガサ入れしてますけど些細な問題ですよね。」

大河内大佐:「水師が、か? 捨て置いて構わないだろう。吉林の警備兵がそちらに移動している、くれぐれも気を付けろ」

青葉@:「了解しました!」

舞風@:「……ユカリちゃんの様子はどうですか?」

大河内大佐:「ユカリか………まだ大丈夫とのことだ」

舞風@:「よかった……。何とかなりそうだね」

青葉@:「吉林からの援軍が移動しているそうです。到着する辺りが暴れるリミットですかね。」

大河内大佐:「そうだ、ざっと見て残り六時間と心得てくれ」

青葉@:「了解です。」<残り6時間

大河内大佐:「作戦が上手くいったならば、0603に冷泉がこっちに来る。彼女のリミットにしても三時間以上余裕がある。それ以前にそちらに到着する可能性のあるが、新京の守備隊についてはまだ動いていないことを伝えておく」

瑞鶴@:このまま何もなければいいんだけどな(フラグ

大河内大佐:「それから… 中尉はその場に居るか?」

舞風@:「まだ出てきてない……よね?」 さっきからしきりに工場の方を気にしてる舞風ちゃんである

青葉@:「殴り込み中ですね。今から合流予定なので言伝があれば伝えますよ。」

大河内大佐:「……いや、無理をするなと言ってくれ」

青葉@:「ふむ。了解しました!」

瑞鶴@:(なんだろう、この嫌な予感は

比叡@:「こっちが済んだら早速合流しよう」

大河内大佐:「…中尉には、関わらせたくなかったのだが」 とつぶやく声と共に切れる

舞風@:2d 聞こえてたかなっ

ダイス判定: (2D6) → 12[6,6] → 12

舞風@:聞こえてたー?!

GM:スぺった!w

瑞鶴@:スペってるじゃねーか!w

青葉@:そういう訳で工場側に合流しに行きますよ! 何かどろどろした裏があるっぽい!

GM:でーは、殴り込みに参加するでOK?

青葉@:青葉は参加です。

瑞鶴@:OKだ

青葉@:他の人は自由意志に任せます。なぜなら突撃するので指揮してる暇がないです!w

GM:おいい!

舞風@:舞風も、まだ混乱が起きてるようなら中尉や水師の援護に回るかなー

GM:たぶんどうせ、親仁がむごたらしい殺し方をして見せて、お偉方をひぃひぃ言わせてる頃合いじゃないかなぁ

青葉@:何本目に死ぬかな?

瑞鶴@:う、うわぁ フェイタル・K・O

舞風@:無駄な殺生は駄目って響は言うておるのに…… (必要な殺生なら無論やってもよいという意味である)

GM:でもって中尉は中尉で何かを探してるんだが…さて

山部中尉@:2d6+5

ダイス判定: (2D6+5) → 4[1,3]+5 → 9

青葉@:出目ふるわないなぁw

瑞鶴@:ははは、他人の命令は無視するのがこの世の掟なのだよ!

GM:中尉… 焦ってやがるのか?



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北洋水師との交渉

GM:さてと、場面は移りまして混乱の渦中の大東亜重工、ハルビン陸海総合技研デース 05:49ぐらいね

 

北洋水師の兵が研究所の警備要所を攻め落とし、響・親仁が出来損ないの肉くずの除去をした後ではあります。が、まだあちらこちらで悲鳴と怒声と狂乱した笑い声が聞こえるぞ

瑞鶴@:えっ

舞風@:あーそういう……

GM:肉くず=βとかαとね

舞風@:アンブレラ社の地下研究施設的なアレか

青葉@:あー。

瑞鶴@:それなんてバイハ○?

*ナイフ一本でプロは征く!

青葉@:まあαとかβとかその手のが出てきたら手伝いますか

GM:イメージが、まさにそれで爆笑してましたが…えぇ まず、GMからの選択

青葉@:ほいほい。

GM:1:水師への合流 2:中尉の確保

青葉@:私は2ですね。

瑞鶴@:もちろん2

舞風@:舞風も他の人からの指示がない限りは2かな!

GM:海威は放置ってたら水師の方へ加勢します うん

青葉@:それは止めません。

舞風@:響と舞風で会話させたくないし!

青葉@:自由行動って行ったしねw

舞風@:では海威さんには簡単なお礼を言ってひとまずお別れかな

海威:「恩に着るよ」(にっこりと笑って水師の指揮へ

瑞鶴@:「あっと。ちょっと待って」>海威

海威:「何かな?」

瑞鶴@:「さっきの援護はどうも。……それだけよ」

舞風@:「すっごく頼りになったよ! ありがとう!」

海威:「ふふ、ノープロブレムだよ! 『現状はどうかっ!』」 (部隊の方へと走っていく)

水師兵:『はっ ~~~』

GM:という感じで、水師側の陣容が一層攻撃的になっております。さてと、中尉ですが機密文章がまとめられている資料室にいるのですが…

青葉@:わーい。機密文章ですよ機密文章!

瑞鶴@:わーい! 比叡@:わーい!

GM:さてと、三回目のチャンスを上げよう 中尉君よぉ~

*もはやウザい絡みである。

山部中尉@:2d6+5

ダイス判定: (2D6+5) → 7[2,5]+5 → 12

舞風@:期待値

山部中尉@:「ない… ない…」

舞風@:中尉のところに一番に突撃するのだーれだっ

瑞鶴@:よし、2d6で決めるか

舞風@:2d6 振るというのであれば

ダイス判定: (2D6) → 2[1,1] → 2

瑞鶴@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 2[1,1] → 2

瑞鶴@:!?!?

青葉@:君たち?w

舞風@:さっすが!

青葉@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 8[4,4] → 8

比叡@:2d6

ダイス判定: (2D6) → 9[3,6] → 9

青葉@:ゾロ目しか出ないダイス。

瑞鶴@:比叡ェ

瑞鶴@:よかったな、これがフレーバーじゃなかったら僕たち死んでたぞ(震え

山部中尉@:「……何としても、見つけなければ」

比叡@:では、ドアドーンの用意を…

GM:それはキヨシー!

瑞鶴@:いけぇ比叡! ドアバーンは発案者である私が許可する!

比叡@:「話は!聞かせてもらいましたわ!」一直線前進!障害物はなくなる!

舞風@:舞風ちゃんはバイオでサイコな雰囲気にビビりまくってることにしよう  「ひゃぁぁ……」か細く鳴きながら瑞鶴にひっついてる

瑞鶴@:「ちょっとー? 動けないんですけどー?」>舞風

青葉@:「探しましたよ!」

山部中尉@:「ひ、比叡さんに青葉さん?」(両手には資料資料資料)

比叡@:「探しましたわ、無事だったの?」

山部中尉@:「小官は、もちろん。響さんから援護をいただけましたので。無事ですが… 皆さんは?」

青葉@:「こちらも問題な良いですね。何かお探しでした?」

比叡@:「何なら、皆が一緒に探しましょ」

舞風@:「怪我なさそうでよかったよかった……」まだひっついてる

瑞鶴@:「まぁ無茶されたらそれはそれで困るのは自分だけだけどねー」

山部中尉@:「…いいえ、この作業は…小官一人で大丈夫ですよ。後、一時間はいただければ…この書庫の内容すべて読破できるのですが…」

青葉@:「お手伝いしますよ?」

GM:皆さんが戦闘を開始した四時から、現在六時まで不休で読み続けている模様

山部中尉@:「………すみません、小官一人でやった方がよい作業なので…」

瑞鶴@:「あ、じゃあ任せるわね」(ヒデェ

青葉@:「そんなこと言わずに!」きらきら。

比叡@:「もー、つまらないじゃないか!」

山部中尉@:「はい、お任せをって…」(青葉さんの態度に思わず詰まる

舞風@:青葉のテンションが上ってる

山部中尉@:「で、では… こちらは小官が読み終えたものなので… ご自由にしていただいていいのですが」(といって、部屋の奥から2/3の範囲にある本棚を指さす

青葉@:「ふむふむ。」<あと1/3残ってると

舞風@:「…………」むむむーと思案顔

比叡@:「よーし!比叡はやるぞ!」

山部中尉@:「こちら側の資料、読み進めたいので成るべく読むなら向こう側をお願いします」

青葉@:「判りました!」

山部中尉@:といい終えると、高速で資料を読み始める

瑞鶴@:「はーいはいりょうかーい」

比叡@:判定は!?

GM:このまま中尉放置で好き勝手に資料読む感じ?

比叡@:かもな、成功次第で

青葉@:ですかね。

GM:ならば、中尉が残りの資料を読破するまでの一時間まるまる消費することを前提にします

青葉@:ちらっちらっと

瑞鶴@:まぁ暇だしな

青葉@:中尉の方を見て何調べてるかの確認しますよ!

舞風@:舞風は中尉の個人的な捜し物に他の人が横槍を入れないようそれとなーく邪魔してよう。具体的には青葉さんを邪魔する!ことになる気がする

比叡@:好き勝手に調査(?)する感じ

山部中尉@:1d6*10

ダイス判定: (1D6*10) → 1[1]*10 → 10

GM:…おまっ

舞風@:中尉ィー!

青葉@:何の判定だろう

瑞鶴@:ダメじゃねぇか!

山部中尉@:「これか!」

青葉@:ああ、10分で見つけたのね

瑞鶴@:これなの!?

GM:読み始めて10分程度で目的の物を見つけた模様

青葉@:「お、なんですかなんですか?」横から

山部中尉@:「………時期も符号する」

比叡@:大有能じゃないか…

山部中尉@:「…まさか……」

GM:いや、見つけるのに2h10mかかってるからアウト

青葉@:今までの判定分ですね!

舞風@:図書館技能があればな……

*それはクトゥルフっ!

山部中尉@:「……大東亜重工、木曜研は…」

舞風@:「木曜研は……?」青葉の隣から顔を覗かせつつ

山部中尉@:「……今から、五年前。委任統治領を深海棲艦の手によって攻め落とされたのは、よく知られていることで。その翌年、海軍主体でその掃討が行われ、陸軍の上陸作戦で開放しました……」

青葉@:ほうほう。

山部中尉@:「それ以降なのです、この木曜研が海軍から多額の支援金を獲得したのは」

舞風@:日本の委任統治領って南洋諸島だっけ

GM:サイパンとかとか、基本的に南洋諸島 でOK

青葉@:「……つまり、木曜研は海軍と取引出来るだけの「何か」を持っている?」

山部中尉@:「えぇ。小官は…いえ、それが班としての意見でした」

青葉@:「いえ、少し違いますか。元々は木曜研はなにかを持っていたのでしょう。でも、攻め落とされた。」

山部中尉@:「それは……ごほん」

青葉@:「その奪還作戦の取引材料としてそのことを海軍に「提示」せざるを得なかった、と言うと所でしょうか。」

山部中尉@:「……我が海軍を、動かせるようなもの…」

青葉@:「兵器関係ですかね?」

山部中尉@:「兵器、えぇ…そうですね。…一応、ではありますが。この後、ワシントン条約が国際的に破棄されたことによって、現在のクロギリ海域の代名詞。巨大要塞サイパンが建設されました」

青葉@:「巨大要塞、ですか。」

山部中尉@:「実験記録によれば、Z号によって生み出した兵器がこの奪還作戦の発動以前に海軍へ『提供』されたとのことです」

青葉@:「それ、ですかねぇ。なんともあからさまですが。」

山部中尉@:「…これでも、三冊に分割された情報を統合してようやくです……そして、この提供された兵器の最後についてですが」

青葉@:「ふむ。」

山部中尉@:「簡単に言えば、暴走したが突如として停止した。ということです。曖昧な言葉でかなり原文はごまかされていましたが…」

青葉@:「停止。停止ですか。撃破では無く。」

舞風@:「えっと……よく分からないけど、それって北洋水師の人たちに知られないほうがいいこと?」資料の山を見つつ

山部中尉@:「……あまり、よい報告はできませんね…」

青葉@:ちなみにその辺ってどのぐらい前の話?

GM:三年前です。中尉はそれだけ言いますが。みょーに少尉の顔色が悪いのは最近の彼にとっていつものこと

青葉@:いつものことなんだ……

舞風@:ここの資料、順当に行けば北洋水師が接収して、最終的に石原の関東軍に委ねられることになるのか、持ち去ろうと思えば持ち去ることはできるけど

青葉@:うーん。こちらでも押さえておきたい内容ですねぇ。

舞風@:つっても、この資料をどうすべきかは中尉の判断だなぁ

青葉@:「ところで、中尉がこれを探してた理由はなんですか?」

山部中尉@:「……個人的な、好奇心です」

青葉@:「中尉が、それを言いますか。」ずいっと近寄って

山部中尉@:「小官は… 海軍の正義を信じています」

舞風@:今更やでぇ……

*このセッションでの海軍はがっつり汚い!w

山部中尉@:「最も、トクサでの経験から…そういうものは無いとは教えられました」

青葉@:「それで?」

山部中尉@:「しかし…それでも、海軍は正しくないといけない。国家百年の大計で、軍を養うのは百年の安泰の為でなければならない」

青葉@:「と、中尉は思っていると。」

山部中尉@:「小官は…不正を正すことが、その一助になると思っています」

青葉@:利害が一致しましたね!って顔をしてる。 「そうですね。不正(ネタと読む)を暴くのは大事ですよね!」

山部中尉@:「…この資料を、海軍を糾弾するために敢えて関東軍の手に委ねるというのも、一つの取りうることかもしれません」

青葉@:「ふむ、スキャンダルに属する物ですからね。」

山部中尉@:「または、必要最低限の資料を残し…すべてを灰燼に帰すというのもありでしょう」

青葉@:「ふむ。そちらはどういう意図です?」

山部中尉@:「………木曜研を追求するのに、ということです」

青葉@:「なるほど、『木曜研のみを』追求する、という事ですね?」

山部中尉@:「……それが、小官の望みであり、特命捜査班の本分ですから」

青葉@:「軍のスキャンダルは無関係、と。他に中尉が取りたい手はありますかね?」

山部中尉@:「…済みません(言えません)」

舞風@:「頭がこんがらがってきたぁ……。えーっと、関東軍に任せちゃうのか、海軍の手の中で何とかするのかを決めなきゃいけなくて」

青葉@:「いえ、もっと単純な話ですね。『海軍(の関わった一派)を込みで追及するか』『木曜研のみを追及するか』ですよ。」

舞風@:「海軍で何とかするなら、あたしたちが、もしかしたら身内と戦うことになるかもしれないってことだよね?」

青葉@:「もう少し突き詰めましょうか?海軍がこの件に関わっていることに目をつぶるかどうか、ですね。」 この件=資料の件、ね。

瑞鶴@:「……は? この件を隠すって……正気なの?」

青葉@:「いいえ?実行犯である木曜研は追い詰めますよ?」

瑞鶴@:「だったら、全部関わった海軍も出したほうがいいでしょ?」

比叡@:「瑞鶴さんこわーい…でも、出来るのかしら」

青葉@:「そうですね。そちらの方がネタにな……後腐れがないでしょうね。」

瑞鶴@:「そうよ……やってきたこととかそんなの……全部洗いざらいにして突き詰めてしまえばいいのよ!」

山部中尉@:「石原莞爾、彼人ならば可能でしょう…しかし、そうなった場合、我が海軍は空前絶後の被害を被ります!! 威信も、信頼も、何もかも!」

瑞鶴@:「知ったことじゃねぇよ!!」>空前絶後の被害~

山部中尉@:「では何が残るというのですか!」

瑞鶴@:「そうやって自分たちの罪を隠す気!? そんなの間違ってる!!」

山部中尉@:「誰がこの国の海を守るのですか!陸軍に、海軍の仕事を任せろと!そうおっしゃるのですか!?」

比叡@:「比叡たちは海軍なんだけどね…いいよ、瑞鶴さんがその気になれば、陸軍に任せよう」

舞風@:「わぁっ、落ち着いて落ち着いて!」

比叡@:「勘違いしないでよ、山部さん」

山部中尉@:「小官だって、可能ならば…」

比叡@:「海軍一人だけがこの海を守れるの?」

山部中尉@:「少なくとも陛下の玉座の四方を守るは帝国海軍の役目であります!」

青葉@:「んー……。」 ちなみに、海軍全体が関わってるんです?資金提供。

GM:いや、関わってなくても一般国民から見れば艦隊派も条約派も海軍

青葉@:そういう話ね。

舞風@:諸外国から見ても、ね

青葉@:ちなみにこれやらかしてるのはどっち派?

舞風@:まず疑いが向くのは艦隊派ですねぇ

瑞鶴@:「変えてやるって、そう思ってるんだろ!!」>中尉に

山部中尉@:「変えられる訳が無い! この、巨大官僚体制を、小官が変えられる訳などない!」

瑞鶴@:「____っ!!!」(裏拳でその辺の物ガシャーン

比叡@:「比叡はまだ何も分かってないだけど、比叡が海に戦えるのは海軍だけの力だけじゃないし、海軍だけを守るとは一度も思ってませんわ」

青葉@:「では、手を借りましょうか。」<小官が

山部中尉@:「なっ…」

青葉@:「いいですか、これが漏れたら海軍は大惨事です。わあ大変。これをダメコン出来るのは何処でしょうね。見た限り海軍全体が関わってるわけでは無さそうです。」

山部中尉@:「勿論、そう…小官は思っています」

舞風@:「もー。だから、結局はあたしたちの覚悟の問題ってことだよね?」

青葉@:「そういう訳で、海軍にこれに関わった責任者の責任を取らせるという折衷案はどうでしょうかね?」

山部中尉@:「……それが、可能ならば」

比叡@:「それならそうしましょう、悪いやつをやつけて、海軍もまぁ、大丈夫!」

青葉@:「まあ、まとめて海軍に消されるかもですけどね、我々!」

瑞鶴@:「……それでいいか。その方がまだ平気よ」

山部中尉@:「(これで、小官の正義も… これで、いい…)」

青葉@:……

瑞鶴@:「……ただ、私一人でやらせてくれない? こういう請け負うの、私一人で十分よ」

青葉@:「だめです。」

比叡@:「何言ってるの」

青葉@:「『一人で情報を抱え込む』とか悪手中の悪手です。」

舞風@:「あはは……」

比叡@:「一緒にやっつけるのが一番楽しいでしょう! こんな楽しみ、独り占めにしないでよ!」

瑞鶴@:「言ってみただけよ。アンタたちは人が出来てるから寧ろ巻き込みたくなかったけど、まぁ答えは分かってたわよ  (……そんな奴らに恵まれて……今の私は幸せすぎる……全部なくなるのに)」

青葉@:「本来なら他に信用出来て……うーん。」メタ視点で響しか思いつかないんですけど?w <保険を預ける相手

GM:ではでは、方針を纏めますと。『資料は日本海軍で確保し、この計画に関わっただろう艦隊派(?)を巻き込んで、大東亜重工を追求する』でOK?

瑞鶴@:OK

青葉@:ですね、並行して。 『信用出来る誰かに情報の複製を渡しておく』が急務です。誰かが消されたら開封してくれ、と言う但し書き込みで。

GM:で、それ誰に渡すのよ!w

青葉@:……一番候補が出雲なんだよなぁ、これ…w

GM:HAHAHA 出雲とのルートが造れたらね!

青葉@:外圧に強いのと約束は守ってくれそうなのとで。

*出雲:日本海軍の重鎮として目を光らせる英日クオーターの艦娘

舞風@:やっぱこの、社会的地位とかコネとかパイプの少ないといろいろ考えられて楽しいよね

 

青葉@:「で。さてと。こうなると一番大切な方針決めが残ってますね!」

舞風@:ま、扇矢少佐と大河内大佐までは身内と断じて本件を報告するしかないとして

青葉@:それをやるかどうか、ですね。

舞風@:うむRPでやるのが早いか

瑞鶴@:ある程度まとめてRPしたほうがいいかも

 

某PL:(今現在相談中だけど、なかなか進まないのは内緒)

 

青葉@:「これ、大佐と少佐に話します?」

山部中尉@:「…話さない手はないかと」

瑞鶴@:「その二人が『信じている』なら、別にどうとでもいいわよ」

青葉@:「了解しました!ではその方向で!あ。写真は今のうちに一度撮っておきますね。」

瑞鶴@:「正直、私……というかほとんどが無理に近いかもしんない。だからそのルートを通すしかない……かな」

舞風@:「うーん……。特命捜査班の他に味方になってくれそうな人かぁ……」

山部中尉@:「そうですね… 響さんなら… いや…うーん」

舞風@:よく思い留まった……えらいぞ中尉

青葉@:渡しちゃおうよーw

親仁:「あら。我が北洋水師の教官殿に、何かご用で?」

舞風@:げえっ

青葉@:ジャーンジャーンジャーン

舞風@:「ひゃっ! び、びっくりしたぁ……!」

親仁:『うふふ、哈爾浜研究所。すべて、占拠したことをご報告させていただきますわ』

青葉@:「そうですか!何か出てきましたか?」

親仁:『そうですね… 培養槽が並んだ部屋とか色々と、時間がありませんので、まだ確認は出来ていませんが…』

青葉@:「まあ、物騒なことをやっていたのは確かなようですね。」

親仁:『姫の婚約者を連れてきてもいいのですけれど…はてさて』

青葉@:「こちらも資料を当たりましたが精査しないとダメですねぇ。ここの物は押収予定ですか?」

親仁:『そこら辺の折衝、わたくしの担当じゃないのです』

青葉@:「ああ、そうなんですか。」

親仁:『ただ、わたくしの仕事はなるだけ多くの情報の収集ですゆえ。貴女のご期待にはそえないかと』

青葉@:「ふーむ。その辺の窓口は誰なんですかね。」

親仁:『ここに居る面々で一番力があるのは、響教官ですね』

舞風@:「ひびき……」

青葉@:「では、そちらと取引ですかね。」

親仁:『正式に交渉をしたいのでしたら、海王という人に話を通してください』

青葉@:「ふむ。ともあれそのお二方のどちらか、という事になりますか。」

親仁:『えぇ、教官は日本との窓口。一方で海王は外交全般をつかさどりますゆえ』

青葉@:「この場合はどっちでしょうね?」>山部中尉

山部中尉@:「小官としては、響さんしかよく知らないのですが…(そうですね… そもそも、この資料を隠蔽するならば、響さんを通すべきかと)」

青葉@:「じゃあ、響さんの方ですかね。ふむ。まあ悪くない展開ではありますか。」

舞風@:「爆弾押し付けるみたいで都合のいい話の気がするけど……聞き入れてもらえるかな」

青葉@:「まあ、封筒を預かって貰うだけですよ。」

親仁:『成程、では呼んで参りましょうか?』

青葉@:「お願いしますね。」

 

響:『……ええと、私に話とは』

比叡@:「やぁ!響ちゃん!巻き込んでしまいましたわ!」手を大きく振る

青葉@:「ええとですね。」今響以外は居ないって事でいい?

響:親仁を外させたりはしていませんよ

GM:資料室の外には水師の兵がいるとは思います。で、資料室内には響と親仁の二人 それから日本側の四人に中尉が加えられた感じです

青葉@:「じゃ、中尉、説明をよろしく頼みます!」

山部中尉@:「えっ、小官ですか…」

青葉@:全部話すなら全部話した!でいいですけどね!w

山部中尉@:「ごほん、ここでの資料を見せて欲しいと先ほど申し上げましたが… 結論から申しあげまして」 と、結構他人行儀に口火を切りまして

響:「…………」黙って聞いている

 

山部中尉@:

1:大東亜重工はやはり海軍の一部と癒着関係にあること

2:これを正す為に、自分たちは動きたいこと

3:その為の証拠として、ここにある資料を手元に置きたいこと

青葉@:えーと、どうするかっていうのが、[4:自分たちが消されたら資料の写しを石原に渡して欲しい] これもあるかな? 正直この爆弾、陸軍も少なからぬ被害受けるからどう扱うか判らないんだけどね。

山部中尉@:4込みで以上?

青葉@:かな。

舞風@:資料の内容についてまでは言及しないでいいってことか

青葉@:写しを渡す場合はそっからばれると思うけどね。

舞風@:北洋水師の手元に残るのか残らないのかで話が変わってくる可能性? 時期と場所がわかれば当時の関係者まで辿り着き得るわけだからな

青葉@:まあ実際に手元に残さなくても良いかもだけどね。『資料室に水師が踏み込んでいた』って言うのは調べればわかる情報だから。つまり。消されたときに意趣返しをして欲しいかどうかだ!wそういう訳で4は無しで!代わりに情報の危険性は伝えておきましょう。

響:おっけー

青葉@:はっきりいってこれ「水師が資料室に入った」って時点で探りが飛んでくるレベルですからね!w

響:『……ひとまず山部中尉の言は信用しよう。その上で言わせてもらうが……。北洋水師は、日本国内の一部の極右勢力を優先して対処すべき脅威として認識している』

青葉@:「そこは別に構いませんよ。」

響:『きみたちは、それに関わる手掛かりを持ち去りたいと……我々の手元には残せないと言っている』

山部中尉@:『本件は… 複雑なのです。そして、お恥ずかしながら…我が海軍内部の問題にも絡むものです』

 

山部中尉@:『……そして、特命捜査班の存在それ自体にも…』(中国語に変える)

 

響:『特命捜査班も難儀なものだな……さて。大東亜重工に絡む問題が根深いのは今更だ。言いたいことは分かった。私に何を求めているのかも 今一度問おう。“大東亜重工と帝国海軍の癒着に関わる資料の略取を黙認されたし”……それは、誰からの言葉だ?』

青葉@:「私です!」

山部中尉@:『なっ…』

舞風@:即答したー?!

青葉@:だって、この方針にいいだしたの青葉だよ。

瑞鶴@:まぁ、そうだな

GM:う、うむ

瑞鶴@:「ただ、その言葉を『本当に』実行したら……アンタたちは裏切者を抱えたままになるわよ?それでも別にいいなら別に私たちも『知らない』ままになるだけだしね?」

青葉@:中尉に責任、そちらも欲しいです?とアイコンタクトを送ってみる。びびび。

GM:いや… そこでアイコンタクト送ってもね!

響:「大きく出たな……。青葉といったか」日本語になって

青葉@:「名刺渡しましたよ?」

山部中尉@:『…響さん、小官の首一つで足りる代物では有りませんが…どうか、お願いします』(がばっ)

瑞鶴@:中尉……

山部中尉@:(青葉に出遅れた感が否めないな、と一人紋々としつつ

響:『そうか。……あくまできみたち個人の言葉か。残念だな。特命捜査班としての要請なら、頼みたいことが山程あったのに』

山部中尉@:「……ぐっ」

瑞鶴@:(反応を察しつつ)「まぁそりゃそうよね。赤の他人なんか信じたところで足元掬われるだけだしね?」

舞風@:「…………」そわそわ

青葉@:「ふむ、では現場判断でトクサとしての要請にしてしまいましょうか!」

瑞鶴@:「随分強引すぎる……!?」

比叡@:「えー、またトクサになんてくどいよ」

山部中尉@:「………」

響:「……意地悪はこのくらいにしておくか。ホントのところは、北洋水師……満ソ国境は今、尋常じゃない忙しさでね」

青葉@:「ふむ。」

比叡@:「だからこれにツッコむ暇はないっていうの?」

親仁:「戦力はびた一文も裂けないでしょうね。」

響:「中尉ときみたちのやる海軍の膿出しや帝国内部の右派勢力への対処がスムーズになるというのであれば悪い話ではない。その代わり、この木曜研究所そのものは一旦うちでいただこう。ただし断言しておく。私がやるのは、私の現場判断で彼らに資料の接収を許したと“我らの旗艦に報告する”までだ」

山部中尉@:「…十分です」

青葉@:「そうですね、それで構いませんよ。『そういうことにしておきます』ので。」

山部中尉@:「御恩は必ず…報いますから」

青葉@:「あ、たぶんそちらにも探りが行くと思うので上手くぼやかしてしておいてくださいね。」

響:「請け負った。なーに、すっとぼけるのは得意だからな、任せておけ」

親仁:『勿論、お任せください。刃には刃をもって対抗させていただきますわ』(コロコロ

響:「それから、山部中尉」

山部中尉@:「は…はっ」

響:「恩義に報いるつもりなのはこちらも同じだ。きみはいつも側にいて私たちを助けてくれた」

山部中尉@:「そ、そんな…」

響:「これまでも、これからも信じているよ。きみのことをね」

山部中尉@:「こちらこそ……過去、そして今現在に至るまで…感謝するばかりです。そのお気持ちに、添えるように…精進してまいります」(敬礼

響:さっと手短に答礼で応えつつ…… 『さて。それではこの部屋はきみたちに任せた。何か異状があれば私を呼びつけてくれ。私たちは次だ、親仁』

親仁:『えぇ、理解しております』

山部中尉@:「では…小官たちは、大佐たちの所へ戻ることに成りますか?」>青葉さん

青葉@:「そうですね、あちらも上手くやっていれば良いんですけど。」

 



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少佐の失踪

GM:では、一応皆さんに確認です。現状、『資料』が手元にあり、これをそのまま大佐と少佐に見せる。でOK?

青葉@:おkおk必要分は(ry

舞風@:つじーんのいないところでやらないとな

瑞鶴@:せやな

GM:では、吉林の方へ移動します。大体、午後二時ぐらいに吉林に着。如月中尉と大河内大佐の二人が皆さんを迎えます

青葉@:はいはい。 比叡@:ほい

青葉@:「戻りました!こちらは全員無事です!」 まあ、瑞鶴が損傷受けてますが小破は無傷です!

舞風@:「深海棲艦もやっつけました!」 深海棲艦だと思いたい……

大河内大佐:「吉林での冷泉の連れ出しに関しては、万事うまく行った」

 

 

GM:大河内大佐「上手く逝った」

青葉@:逝くのは拙いですよ!w

瑞鶴@:不味いですよ!

 

 

青葉@:「ではゆかりさん無事ですか。」

大河内大佐:「あぁ。一時間ほど前に、治療自体は終わった」

舞風@:「間に合ってよかったぁ……」

大河内大佐:「今は睡眠薬で眠らせているらしい」

青葉@:「扇矢少佐は?現場ですか?」

大河内大佐:「……それからダメ元で聞くのだが……と、やはりか」

舞風@:「扇矢少佐に何か……辻さんと一緒だったんじゃ?」

大河内大佐:「辻参謀は一旦、新京に戻ったと聞いているが、……拙いことに、眞斗さんも居ないのだよ」

青葉@:「ううん?つまり行方不明。」

瑞鶴@:「……それはまぁ、おかしなものね」

大河内大佐:「井上局長から、緊急通信が入ったのだが」

青葉@:「なんでしょう?」<緊急通信

大河内大佐:「大東亜重工と仲良くしている方々が、大臣に圧力を加えているとか」

青葉@:「扇矢少佐の失踪(?)もそれがらみ、と?」

大河内大佐:「……どこにいるか、断定はできないが何を彼女が追いかけているかは分かっている」(青葉の言葉には応えない)

舞風@:「あ、あたしたちも何か……」中尉と大佐の顔を交互に見つつ

比叡@:「なんとか辻さんに聞いてみようか?もしかして何かを知ってるじゃないか?」

瑞鶴@:「……素直に言うとは思えないけどねぇ?」>何か知ってる~

比叡@:「それでも、聞いてみるの!」

瑞鶴@:「じゃ、通信機で聞いた方が早いわね」ってことで青葉よろしく!

如月中尉:「少佐の狙いは、Z号主任で、木曜研のトップ、エメリッヒ・桂木・海翔。 そして、零号研究の因幡天為 この二人だ」

青葉@:「木曜研、ですか…良く絡んできますねぇ。」

大河内大佐:「私が仕組んでいたからな」

青葉@:「どういうことですか?」

舞風@:「……!」

大河内大佐:「おかしいとは思わないかね、ただ一介の新興財閥に海軍大臣直率の班がかかりっきりになるなど」

青葉@:「『新興』の経緯に何か裏があれば別ですけどね!」

瑞鶴@:「そりゃそうだけど……ただ、何が言いたいわけだ?」

大河内大佐:「云いたいことか……君らがしただろう決断を、既にしているのだよ…彼女は」

瑞鶴@:「……何だって?」

青葉@:「なるほど。じゃあこれももう知っているんですかね?」資料を見せつつ。

大河内大佐:「そして、審判は明日下されるだろう」

青葉@:はええよ!w

*実際にこの後、裏でGMはこの近辺の発言を失敗したと喚いていたがそんなの関係ない!(苦笑)

山部中尉@:「ま、さか……」

大河内大佐:「海軍刑法第二編第一章 『叛乱之罪』」

 

瑞鶴@:「………何の真似だよ」

比叡@:「はぁ…」

舞風@:「扇矢少佐、裏切り者として処断されちゃうの?!」

如月中尉:「既に、少佐はコマを揃え終えている」

青葉@:「それをトリガーに何かを起こすつもりですか?」

如月中尉:「事実、何等の形で叛乱を起こす気だったのだろ」

瑞鶴@:「(ってか、何考えているんだ……別に自分には関係ないことだろ……くだらない正義ごっこに付き合ってるのはだるいだけなのに)」

大河内大佐:「何をするつもりなのか、だいたい予測はつくが……」

青葉@:「予測でも良いので話してください。」

比叡@:「……いいよ、ぶつけても。我慢してたらからだに悪いよ?」

大河内大佐:「……今の彼女の目標は。八割がた、因幡の捕縛」

青葉@:「ふむ。それと反乱罪で捕まるのはどういう関連ですかね。」

大河内大佐:「理由などどうでもよかったのだよ、向こうは。ただ、確実に死刑に出来る、不名誉な罪状を叩きつけたかったというのが真実だろう」(目を閉じる)

瑞鶴@:「……それを聞いた人が拒んだ……ってこと?」(ややいつもの調子に戻りつつ

青葉@:つまり、はぎーが因幡の捕縛に対して色々動いてて、それを邪魔に思った勢が反乱罪を名目にしてはぎーを捕まえた。こんなところ?

比叡@:そして大河内はそれに一枚噛んだ…わけ?

大河内大佐:「少佐が安々と捕まるとは思わない」

青葉@:「眞斗さんと一緒に逃亡中と?」

大河内大佐:「そして、実際の所、まだ彼女の最終目標に至っていない」

瑞鶴@:「最終目標……ってなにさ?」

大河内大佐:「私が語るべきではない、君らが知るべきでもない」

青葉@:「ぇー。」

比叡@:「強気ね、大河内さん」

青葉@:「取り合えずの所、扇矢少佐は逃げつつ最終目標を達成しようとしてる、んでしょうか。」

大河内大佐:「今はまだ、最終フェイズではない。先に、因幡の確保を狙っていると云ったが、実際に殺したいほど捕らえたがっているのは桂木の方だろう。だが、冷泉からの聞き取りでは桂木は既に満州にいないだろうことが予測されている。一方の因幡は残っている」

青葉@:「扇矢さんを捕まえたがっているのはそれに繋がってる派閥ですか。」

大河内大佐:「そして、彼女に口を開かれては困る一派だ」(頷きながら

青葉@:「その一派は因幡を切るわけにはいかなかった、と。ずぶずぶですねぇ。」

 

青葉@:そういえば、山部中尉が確保した資料って精査すればどの派閥が資金提供したか判るのかな

GM:出来るかも?

舞風@:場所と時間が断定できれば当時の関係者を追うことはできる

 

青葉@:「一つ。先ほど言って居た叛乱罪。ちゃぶ台を返す余地はありますか?」

大河内大佐:「……」

如月中尉:「仮に合ったとしても、既に彼女はやりすぎている」

青葉@:「それそのものは事実、という事ですか。」

瑞鶴@:「……じゃあ、私たちに何しろっていうの? そんな風に事態が固まってるなら、私たちにとって無意味でしょ?」

如月中尉:「そもそも、以前舞鶴で諸君が受けた任務、あれは少佐の独断だ」

青葉@:「ほう。独断でしたか。」

大河内大佐:「追認はしたがな」

比叡@:「独断でも比叡としては面白かったからいいの、そもそも多分これも始めたことじゃないしね」

舞風@:「中尉さん……どうしよう」不安げな目で見つめる

山部中尉@:「…小官は、少佐の無実を…信じることは、出来ません……ですが、少佐を…止めたい。少佐をこのまま放置して、暴走させたくはない」

青葉@:「じゃあそうしましょうか。」

大河内大佐:「止めるのか、彼女を」

比叡@:「もー、比叡分んないからはっきり言いなさいよ!山部さんはどうしたいの?扇矢さんをどうしたいの?」

青葉@:「そうですね。そう言うことさせるために少佐にアレを渡したわけじゃ無いですし…いえ、別にちゃんと使ってくれるなら良いけど自爆はちょっといただけません!」

比叡@:「いまこの艦隊以外信じられそうなのは山部さんだけなの!山部さんが腹をくくってはっきりしないと本当に他人事だよ?」

山部中尉@:「…今までの少佐のしてきた事は、法の範囲だと云い切れないことはありません …いささか、やりすぎですが」

比叡@:「ふむふむ」

瑞鶴@:「それでも……止めたいわけ?」

山部中尉@:「だから… 少佐を、ここで止めたい」

比叡@:「具体的には?」

山部中尉@:「いざと成っては、実力行使を含めてでも」

比叡@:「じゃあ比叡たちの出番だよね?」

青葉@:「と言うか、少佐ってわりと情報を武器に立ち回るタイプだと思ってたんですけど、何が叛乱罪に引っかかったんですか?」

如月中尉:「まず、機密情報を開示しないなどの独断専行。前回の諸君を引き合いにだしたこともその中の一件だ」

青葉@:「ふむふむ。」

如月中尉:「次に、謀議を敵国、中国との間で交わし国民政府を利するように取り計らった。という疑いだ」

舞風@:「敵国……」

青葉@:「ふむ?それはこちら(日本)が損した、という事ですか?」

如月中尉:「先日、冀東防共自治区が国民政府に返還されたが、それに伴い天津にいた、陸海軍に関した情報を国民政府に流したというものだ。言いがかりだろうが」

大河内大佐:「実質的に、向こうが立証できるとすれば独断専行における『 党を結び兵器を執り叛乱をなそうとした』という部分だけだ。」

青葉@:「そこ以外は叛乱罪としては弱い、という事になるんですね。」

大河内大佐:「あぁ、現時点では未遂であり、業務上の職責の範囲だとして勝つ見込みはある」

青葉@:「えーと、もう一つ。木曜研から引っ張ってきた資料がありまして。 これを使ったら少佐が止まるだけの材料を引き出せますかね?」

大河内大佐:「…私の知る彼女なら、一定の満足はすると思う。が……足りないだろうというのが、私の考えだ」

青葉@:「ふむ、もう一押し、ですか。具体的に言うと何が足らなそうですかね?」

大河内大佐:「一派を全て吹き飛ばすつもりの彼女に、その一部を削れるからといって止まる訳もないのだが……猿山の大将を、日本社会から殺すまでは止まらないだろう」

青葉@:「その削れる部分。それに彼女の優先目標を絡めることは出来ますか?」

大河内大佐:「……ふむ、可能な限り試してみよう」

青葉@:「勝算は。」

大河内大佐:「十分な時間があれば、八分」

青葉@:「ちなみに、陸軍の不正の情報を使って、陸軍から海軍に働きかけてさらに追い詰める、ってのは出来ますかね?」

大河内大佐:「陸軍だと…? アイツは……恐らく、可能だろうが…向こうの内部力学が分かっていないだけに、断定はしがたい」

青葉@:あれ、佐藤記者の情報って陸軍の不正の情報、って認識であってるよね?

GM:ですです。まぁ、辻嫌い!ってのを中心に集めてんだけどね…

青葉@:まあ、辻にも多少はダメージはいるかね

瑞鶴@:ただな、それが本当に証拠になるかといわれるとちょいと微妙なんよね。ガチで聞いていたのは瑞鶴と青葉だけ(と思われる)、しかもそれが本当に……まった あれ、青葉さん後日談で持ってた資料(渡しちゃったけど)あるよね?

青葉@:あれ複製含めて「何個も」ありますよ、既に。

瑞鶴@:使えるかな>その資料

青葉@:使う。

 

黒電話がジリリン ジリリン と急に鳴りだす。

 

如月中尉:「……はい、何………分かった。大佐、関東軍が戒厳令を14:00に全滿洲に発令」

比叡@:今何時だっけ

GM:現在、十四時過ぎ位

比叡@:じゃあヤバイじゃん

舞風@:「関東軍……!」

如月中尉:「吉林からの木曜研、増援警備を抑えに掛かった模様」

青葉@:「理由は?」<戒厳令の

比叡@:「なんか怖いな…」

如月中尉:「極右勢力の鎮圧」

比叡@:「それ、木曜会?それとも扇矢さん?」

如月中尉:「刃桜会への抑圧を念頭に置いているようだ。木曜研の兵を止めたのは二次的なモノらしい」

比叡@:「本当ならいいけど…」

舞風@:「ハルビンでの騒ぎ、あちらさんの役にも立ったんだね」

青葉@:「取り合えず大佐。これ、青葉がある記者から頂いた情報です!」写真とネガを渡す>大佐

大河内大佐:「……何故、こんなものを持っている」

青葉@:「ある記者から頂きました!それ、青葉の鬼札なので活用するなら是非有効活用してください。」

大河内大佐:「辻を、切り捨てるか」

青葉@:「そうですね、辻さんにダメージ入るとその記者にも報いることが出来ますし出来ればそうしてください!」

舞風@:それでも手紙の原本は渡さない女、青葉

大河内大佐:「…私は新京に行く、梅津司令か石原参謀に事を問う」

青葉@:「我々は少佐の探索ですかね。」

大河内大佐:「あぁ、それが効率的だろう」

比叡@:「うーん、分んないけど今は扇矢さんを探せばいいでしょう!」

青葉@:「とは言え足取りはどうした物ですかね。眞斗さんが一緒に消えたことに意味があれば良いのですが。」

舞風@:「ヤマトホテル絡み……なのかなぁ」

大河内大佐:「仮に、彼女の立場だとして。叛乱罪を下されるかもしれない時に、悠長なまねはしないだろう。故に、因幡研究員がいるところの近くにいるだろうとは思うのだが…」

青葉@:「その因幡研究員の出所ですね。」

大河内大佐:「吉林・哈爾浜には居ないとなば、新京か旅大のどちらか…だろうが」

舞風@:「それじゃ、あたしたちは大連だね!」

青葉@:「そうですね。新京は大佐に任せます。」

大河内大佐:「そうしてくれ、私は青葉君の云う、『因幡を巻き込んで一部を削る』という状況を作るために動く。 では…散会だ」

青葉@:「了解です!」

比叡@:「おー!」

 

GM:ではでは約半日かけて、大連まで移動することに成ります

舞風@:がたんごとん

GM:さて、八月20日04:00 大連です。途中でいったん関東軍憲兵隊に止められる以外何事もなくたどり着きます

舞風@:お勤めご苦労様だな……

青葉@:憲兵さんお疲れだな…

GM:中尉の顔は、若干血の気は戻っているもののやはりこわばったまま

舞風@:ちらちら そわそわ

GM:ヤマトホテルでは、チーフクラークは今新京のホテルで『会食の立会人』を行っているという情報を得られます

瑞鶴@:へぇ……

GM:チーフクラーク=眞斗だからね

比叡@:ほう、ダメ元で行ってみようか

瑞鶴@:おk

青葉@:新京で、かー。

舞風@:行き先だけは真実なのか、それすら嘘なのか

青葉@:我々向かってるのは大連だよね。

舞風@:向かってるというか、既に大連には着いた

GM:こっから新京に行くと更に半日かかるよ!

瑞鶴@:大連……探索してみるか?(何にもなさそうだけど

青葉@:大連を探索する方が良いね。

GM:探索するなら<無個性判定10/技能補正:サーチ・目星>または 個性判定、索敵に負荷+2でお願いします

 

舞風@:当てずっぽじゃなくて何か上手いやりようが……思いつかない 舞風ちゃんは大人しく索敵かな 2d-2>=5 索敵直上

ダイス判定: (2D6-2>=5) → 6[2,4]-2 → 4 → 失敗

青葉@:索敵ー 2d6-2>=5

ダイス判定: (2D6-2>=5) → 5[1,4]-2 → 3 → 失敗

青葉@:mumu,厳しい。そういえば感情とか行動値って引き継ぎです?

GM:行動は引き継ぎですね、感情は以前の戦闘の+1をして回復して大丈夫です

瑞鶴@:索敵ないし、9のほういくわ。目星はあるし

青葉@:じゃあアイス食べまーすもぐもぐ。1d6

*アイスを食べると行動値が1D6される(つまり、元気溌剌!)

ダイス判定: (1D6) → 6

舞風@:モリィ

GM:めちゃ美味しいアイス

舞風@:戦果があったか

瑞鶴@:2d6+1>=10

ダイス判定: (2D6+1>=10) → 8[4,4]+1 → 9 → 失敗

比叡@:2d6>=10

ダイス判定: (2D6>=10) → 6[2,4] → 6 → 失敗

比叡@:声援!

GM:瑞鶴が惜しい!

瑞鶴@:ギリで失敗したが……声援うけられるな

比叡@:声援はいけるかね

青葉@:あ、これ瑞鶴に声援送った方が良いや。おくる。

瑞鶴@:k

舞風@:舞風も@1だったりするが、他の人に任せる

GM:マイマイも一点でしたね、はい

舞風@:サイコロ振った以上、戦果の感情取得の宣言はしとかないとな……ふっ、対象は山部中尉で

青葉@:じゃあ対象は少佐で。

舞風@:とりあえず瑞鶴さんが成功です、GM!

GM:えーでは。旅大研究所の付近に、民間人にしてはガタイのいい男どもが潜伏していたらしいってのを聞くぞ!

青葉@:ほう。 比叡@:うほ。

舞風@:旅大の研究所も曜日の名前を冠してるのかな?

GM:で、そいつら。今はどっかに移動したっぽいぽい

青葉@:どこだろう。

舞風@:入れ違いになったかしら

GM:あ、木曜研ですよ!

瑞鶴@:うわぁ

GM:近場に水曜研(繊維産業の研究)やってる場所あるけどね(目逸らし

比叡@:まず探そうか

青葉@:旅大にはまずいないてことかな

GM:あっと、旅大ってのは、旅順と大連をまたがっているという表現で今、PCがいるのは大連です はい

舞風@:旅順は半島の反対側だね

青葉@:ふむ。じゃあ足取りを追うのが堅実かな?

瑞鶴@:おk

舞風@:昨日14:00時点で関東軍が満洲全域に戒厳令を敷いていて、ハルビンと同じ木曜研の付近で怪しい動きが関東軍にあれば何か引っかかってきそうなもんだけど

GM:んーと、待機する? 足取り追いかける?

青葉@:潜伏してたのは研究所を監視してた感じ?

GM:んー そうですね、研究所関係者に話を聞いていたっポイ

青葉@:じゃあ足取り追うか。

瑞鶴@:おk

舞風@:萩子さんの足取りより因幡研究員を追ったほうが近道だったりするかしら

瑞鶴@:ここまで来ちゃったし、瑞鶴は旗艦に従う予定

青葉@:というか、関係者に話を聞いてたって事は萩子側じゃ無いの?その民間人(?)

舞風@:因幡研究員の近辺を嗅ぎ回るのに身分は明かさないだろうから

GM:おー(青葉さん、ビンゴっ!) はい。OKOK では、

 

05:00 旅大研究所付近

 

GM:うん、研究所は嫌なほど静まり返っているよ!

青葉@:「これは夜逃げしましたかね?」

比叡@:なんらかの足跡や資料か残ってないか探そうか

瑞鶴@:よしきた

比叡@:「だれもいなーい!」

GM:<無個性判定6/技能補正:サーチ> または索敵 負荷無しでどうぞ

青葉@:索敵の方がぶがありそう!

瑞鶴@:無個性判定でっと

 

青葉・舞風・比叡の三人は成功するが、瑞鶴はまたしても出目が振るわなかった。

 

瑞鶴@:うーん、さっきっから出目が振るわない

GM:よし、では、研究所の周りにある鉄条網の一部が破られてるのを見つけるぞ

瑞鶴@:はい先生!それは人が何人通れるぐらいの穴でしょうか!

GM:大の大人が横に二人、だな☆

青葉@:でけぇ!?w 足跡とかありますかね

GM:一杯あるよ

青葉@:じゃあ行くしか無いじゃない!

比叡@:「何これ面白そー!」潜り抜けよう!

GM:では、突入でOK?

舞風@:「扇矢少佐は難しいかもだけど、木曜研の人たちの足取りは追えそうだね!」

青葉@:おk

GM:では、研究所内部に入りますと……壁に銃弾がめり込んでたりする

青葉@:「わお。」

比叡@:で、屍体や血痕は?

舞風@:資料や機材の状態も!

GM:死体はないけど血痕はある

青葉@:新しい?

GM:資料は中に入った限り見つからないけど、機材関連は特に激しい損傷はない 跳弾が当たったぐらい。血痕については、わりと新しいよ

青葉@:まだあたたかい…! 引きずった後とかは?

GM:勿論ある>引きずった後

比叡@:追跡する!

GM:で、今地上階なんだけど、地下から銃声が聞こえたりする

比叡@:うわ、早くしないと

青葉@:それは向かわないと行けないですね!

瑞鶴@:おう

舞風@:「! 地下から……!」

**:「あははは! あはははは」

青葉@:この色だとあいつなんですけど!w

GM:アイツだねェ いや、分からん。 あっちのアイツです

青葉@:まあとにかく向かいますよw

GM:でーは、地下に行きますと関東軍の軍服着た男たちが研究施設を制圧中

比叡@:「比叡にも混ぜてよ!」GOGO

舞風@:「義によって助太刀いたーす!」

**:「お父様に、褒めて貰うの ふふ…ははは!あっはっはは!」

青葉@:あれぇ。もしかして。

瑞鶴@:「あー、こりゃそうとうラリってるっぽい」

青葉@:「ふ、そこまでです!」

舞風@:いっぱいいるぞお

GM:一杯いるな!確かに!

軍曹A:「第三小隊、作戦ブロックDを制圧!」

兵B:「これで終わりなんだろうなぁ!」 (自棄)

GM:等々の声が聞こえるぞ

青葉@:もしかして、地下めっちゃ広い?

GM:地上の施設よりデカかったりする

舞風@:えーと、とりあえず化け物が暴れていてカーキ色どもがやられてるなら容赦なく化け物を叩き潰すけど。化け物って言うか、デセルちゃんの同類がいる…のかな? 見た目が艦娘でカーキ色とドンパチやってるとしたら逡巡する時間が発生するな

**→カツミ:「ああああっ!」

舞風@:そういえば今、あたしたちユカリちゃん&冷泉と一緒にいるんだっけ

GM:ですね、うん

ユカリ:「あ、貴女は!」

カツミ:「殺す!」

比叡@:「あ、敵ですね」

ユカリ:「やらさせません!」

青葉@:「あれはちょっと辛いですかね。」ゆかりんと一緒に取り押さえに行くよ。

比叡@:とりあえず殴る

カツミ:「放せ! 放せええ!」

青葉@:「確保ー!他に厄介なの居ましたか?」>関東軍の方々

兵B:「今の所は……というか、一応彼女も我々の味方、だったはずなのです……が?」

比叡@:「えっ、味方なの?」

舞風@:カツミちゃん判定無しで確保しちゃってOK?

カツミ:「殺す!殺す!」(じったばたじったばた

青葉@:「そうなんですけど、ちょっとあっち(ゆかりん)と因縁ありまして。抑えないと拙いんですよ。」>兵

兵B:「は、はぁ…」(冷や汗

青葉@:「それでですね。私達もここの責任者とかそのてのを探しているんですが、この感じだと逃げた後ですか?」>兵士B

兵B:「あぁ……人員は向こうでオフィサーが相手にしてますよ」

舞風@:「あとそれから、こんな感じの女の人、見ませんでしたか?」とジェスチャーしてみる

兵C:「ん? 後ろに髪を束ねた女性? オフィサーか……?」

青葉@:「ふむ。ちょっと見てみますか。」カツミどうしようw

舞風@:そうか……ここにいるのは「関東軍の制服を着た人」か

冷泉研究員:「ん…? いや…しかし、何でこいつ生きてるんだ…?」(思案顔

青葉@:「誰かがなにかやったんじゃ無いですか?」

ユカリ:「うぅ… この子は、私が抑えていましょう…か?」(怯えながら)

比叡@:「ユカリちゃんが近付いたら刺激しちゃうじゃないかしら、比叡たちに任せてよ」

冷泉研究員:「……僕以外に、だと? 大東亜の連中が、出来たのか…?」

青葉@:「私はオフィサーさんの方に行ってみますね。」

山部中尉@:「小官も、そちらに行きます」

瑞鶴@:「私もそっちにいってみるかー。ここは特になさそうだし」>オフィサー

舞風@:「……分かった。みんな行って。あたし、デッドセルとここの人たちを抑えておくね」

比叡@:「比叡もここに残ろう、ここに居たほうが面白そーし」

冷泉研究員:「いや、恐らく僕だろ?用があるのは。何だったらユカリも連れてってくれ…と、云いたいがまた連れて行かれては困るからな」

青葉@:「まあ何があるか判りませんしね。」

冷泉研究員:「悪い、後で僕の知識が訳に立てられるといいんだが」

ユカリ:「マサハルさん…… 私が居るからもう…連れて行かせ何て、しない…」

GM:という、砂糖を吐きそうなのを背にして『オフィサー』の下に向かう、青葉・瑞鶴・山部中尉の三人

 

仮にでも援軍を名乗った中尉達三人を引き留めるべきなのかを逡巡した兵たちだったが、僅かの間に三人は『オフィサー』が向かったという地下会議室へと向かって駈けて行く。

 

 

 

 



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憎しみに咲く花

地下会議室へと走っていく青葉・瑞鶴・山部中尉の三人。
一方で、兵士たちに遠巻きにみはられながら、舞風・比叡・冷泉研究員・ユカリの四人は“カツミ(デッドセル)”の対処にあたっていた。

最終的に、暴れるカツミの首筋に冷泉特製の鎮静剤をちくりと打ち込み静かにさせることとなった。
カツミが静かになったことを確認した舞風は「ごめんね、また後でね」と目を閉じた彼女に声を掛けると、地下会議室へと向かった三人の後を追うのであった。

舞風が走り始めたころ、先に向かった三人は地下会議室の前に到達していた。


 

扇矢少佐:「そろそろ、吐いて頂戴な…因幡さん?」 (常以上に艶やかな声色

青葉@:「見つけました!て言うかもう捕まえてますし!」

因幡:「ぐ…誰が、云うか!」

青葉@:「後そこは『例え知っていてもお前だけには言わん!』ですよ!」

扇矢少佐:「あら……青葉さん? 随分と早かったわね」

青葉@:「そりゃそうですよ!急ぎましたから!」

因幡:「誰か助けてくれえええ!」

扇矢少佐:「うるさいわね、というか…まだそんなにも叫ぶだけの余力があったのね?」

青葉@:「青葉がこの場で助けてもまず助からないのですがそれでもいいですか!」>因幡

因幡:「ひぃっ」

瑞鶴@:「随分面倒なことになってるわよ、アンタ」

扇矢少佐:「面倒な事? 何のことがかしら」

瑞鶴@:「んー、端的に言えば、有罪で死刑になる可能性と直面してるわよ」>少佐に

扇矢少佐:「死を恐れて、何が出来るのかしら、国を恐れて、何が出来るのかしらね」

青葉@:「あと、あれ(因幡は)十中八九処刑じゃないですかね?大佐達が頑張ってくれてますよ。」

扇矢少佐:「ふふっ……春樹さん… 相変わらず、良い人なのね」

瑞鶴@:「変な人ー」(死を恐れて~を聞いて

扇矢少佐:「変な人、そうね…あの人は変な人だった。変な人だったけれど、誰よりも生き生きとしていた……」

青葉@:「むう?」

扇矢少佐:「さぁっ これで分かったでしょ? とっとと吐いちゃいなさいよ、因幡さん?」(縛っている因幡に蹴りを喰らわす)

因幡:「ぐはっ…… 誰がいうか」

青葉@:「少佐の狙いは何なんです?と言うか何を求めているんです?」

因幡:「誰が…誰が…」

瑞鶴@:「うわぁ」

扇矢少佐:「聞いたら帰れなくなるわよ?」 (楽しそうに因幡を嬲りながら

青葉@:「だ、そうですよ中尉。」<帰れなくなる

山部中尉@:「…少佐、貴女の狙いは…南木提督の名声を失墜させること、違いますか!」

扇矢少佐:「あら? 正解よ。そのために、桂木の場所を聞いているのだけれど…ねぇ? 貴方一人で地獄に行く必要はない、って言ってあげてるのに」

山部中尉@:「少佐!! 正攻法で彼人を追求するという手段を何故とられないのですか! 少佐なら可能なはずだ! 貴女の力は、そうして振るわれるべきなんじゃないんですか! どうなんですか!!」

扇矢少佐:「世の中を動かすのは、正論じゃないのよ……中尉」

山部中尉@:「ぐっ……しかし、しかし……」

青葉@:「青葉も少佐にこうして貰うためにあれ渡したわけじゃ無いんですけどねー。」

扇矢少佐:「私の殆ど知っている内容だったのだけれど、面白い代物だったわ」(嘯く

瑞鶴@:「……ふあぁーあ(←あくび)……(正論だけじゃ世界を動かせない……確かにその通りだな)」

青葉@:「で、誰の仇討ちなんです?」

扇矢少佐:「私の……私たちのカリスマ、かしらね」

青葉@:「ふぅん?」<カリスマ 心当たりは無い…よね?

GM:ないない

青葉@:あったらどうしようって思ったw

GM:HAHAHA

瑞鶴@:あったらむちゃくちゃ怖いわw

扇矢少佐:「かつて、陛下が欧州でお遊びに成られた時、彼女はその近衛を務めていた」

青葉@:「ふむ。」

扇矢少佐:「……なんていうと、あの人はそんな大したことないって笑ったものよ。さぁ、おしゃべりはもうおしまい。……どこに行った、エメリッヒ・桂木・海翔は?」

青葉@:「そもそも話せない理由は何ですかね?そこまで義理立てするほど物があるんですか?」>因幡 と言いつつ反応を見る

因幡:「ぐ…ぐ……」

瑞鶴@:「うわぁ、おっかない(……復讐、か……?)」

扇矢少佐:「この男、桂木に冷泉の研究成果を横渡ししていたのを買われて今の地位があるのよ。自分一人じゃ何にも出来ないけれど、今ならば……地獄を広げることが出来るのよ。貴方が、そう……ただ一つ、私の質問に答えさせしてくれたら」

瑞鶴@:「……人間から人形に変化させて、それを悪徳商法のように広げる……そんな感じかな?」>地獄を広げる~

青葉@:「その桂木さんの成果をそのまま軍に流してたんじゃないですかね?」

因幡:「さ、さい……ぱん」

扇矢少佐:「……そう。いい子」

青葉@:あ、撃つなら止めるよ、正確には割って入る

扇矢少佐:撃ちはしないけれど、凄い勢いで頭部を蹴りつけようとする

青葉@:死なないなら良いよ!w

GM:脳震盪は起こすだろう勢いだぞ

瑞鶴@:流石にまずいね!!

青葉@:じゃあ一応それは止めましょうw

瑞鶴@:瑞鶴は止めないけどな!(ぉぃ

山部中尉@:「少佐! やりすぎです!!」

青葉@:青葉が割って入って蹴られる感じで!(どういう状況だ

 

GM:青葉は、実はえむだった…?

瑞鶴@:はぎあお……アリだな!

 

扇矢少佐:「何故庇ったのかしら?」

青葉@:「それだと少佐がほんとに後戻りできなくなるからですよ!」死んでもいいやキックだし。

扇矢少佐:「貴女の云う、真実とやらのためかしら?」

青葉@:「それもあります!」

扇矢少佐:「還る場所? そんなもの、とっくの昔に消えてしまったわ」

瑞鶴@:「………っ」

扇矢少佐:「すべては偽りなのよ」

青葉@:「知りませんよそんな事! 青葉がそう思ったからそうしたんです!」

瑞鶴@:「……まぁ、なんとなく分かる気がするけど、なんとなく」>平常心に戻すように笑って

扇矢少佐:「死は敗北じゃない そう笑いながら彼女は死んだわ」

青葉@:「そうですね。佐藤記者はたぶん勝ちましたし。引き分けかもですけど。」

扇矢少佐:「それまでの名声も、払われるはずだった対価も、何もかもを挙句失ったのだけれどね」

瑞鶴@:「それだって分かってるのに、どしてこんなことを?」

 

扇矢少佐:「全ては、私のエゴ。」

 

そして、絶望を滲ませて告げる。

「彼女の死に、安堵を覚えた私の断罪」

 

扇矢少佐:「そして…… 『二人しか残らなかった世界』を守るための私の正義よ」

青葉@:「それが負い目ですか。」

瑞鶴@:「……目的があってよろしいことで」

山部中尉@:「少佐……」

扇矢少佐:「私は、私の正義を貫徹する。そのために、私は全てを捧げるわ」

瑞鶴@:「あんまし人様の行動に干渉したくないけど……くだらないわね」

扇矢少佐:「人それぞれよ」

山部中尉@:「少佐……ここで、止まってはいただけませんか!」

扇矢少佐:「私が止まって、何の益になるのかしら」

山部中尉@:「小官が…少佐を撃たずに済みます! ここで、止まってください! 小官も、少佐の力になります、だから…」

舞風@:「話は聞かせてもらっ……あれっ?! 何この状況!」

山部中尉@:「お願いします!! 止まってください!!!!」(ちゃきっと構える

扇矢少佐:「……」 (銃口を中尉に向ける

瑞鶴@:「……あー、撃つのはやめたほうがいいわよ中尉さん? それより、少佐さんに聞きたい事あるんだけど」

扇矢少佐:「あら、何かしら?」

青葉@:(因幡さんを隅っこにほっぽる)

舞風@:「ぎゃー! 駄目だってばぁ!!」舞風は中尉の横っ腹に突っ込む

山部中尉@:「ぐはっ」 華奢なのでタジログ

舞風@:とりあえず中尉の銃を確保! 取り上げはしないかな……手をぐっと掴んで銃口を向けさせない

瑞鶴@:「……本当は『タダ働き』とかごめんだし、『人の干渉』を行うなんて本当は嫌いなんだけど……こんなところで止まる気はない?」

扇矢少佐:「えぇ、勿論よ」

瑞鶴@:「そんでもって……海軍から、いや、全部が敵になろうとしても?」

扇矢少佐:「えぇ」

瑞鶴@:「……羨ましいよ。アンタの生き方」

青葉@:「別に止まらないのは良いんですけど。わざとこうやってますよね。」>少佐

扇矢少佐:「…ふっふっふ、あっはっはっは! 貴女、凄いわね」>青葉

青葉@:「見りゃ判りますよ!さっきの目的。『あなたが道連れにする』をわざと入れてることぐらい。」

扇矢少佐:「理解してくれて、嬉しいわね?」(不敵な笑みで青葉と瑞鶴を眺める)

瑞鶴@:「……なら仕方ないかー。勝手に自爆してなさい。ただし……ここではないどこかで……っと!!」(ヘラヘラしながら、突然彗星と天山を上に撃って飛ばし始める

扇矢少佐:「全部隊に下令」

舞風@:「あっ、やばいかも」

扇や少佐:「研究所を放棄し、次なる目標へと作戦行動を開始する」

兵s:「「「はっ!」」」

瑞鶴@:「やっば……艦載機が暴走しちゃってるか……誰かあれ止めてくれないかな? なんだか調子が悪くてさ?」(とぼけた口調で

GM:ちゅどーん ちゅどーん

青葉@:はぎーをつかまえまーす

瑞鶴@:阻止します

*おっ、とGMが思った瞬間である

青葉@:あ、いや。因幡捕まえないとダメだ。

扇矢少佐:「ふふ…… 悪いわね、瑞鶴さん」

山部中尉@:「少佐ぁあ!」

瑞鶴@:青葉さんごめんよ!! お前殴ってでも少佐を逃がす!!

青葉@:あれ、ここで逃がして大丈夫なのか?

 

瑞鶴@:え?

舞風@:因幡研究員そのものに価値はない……殺されるかもしれないけど

青葉@:いや、あるよ。これ捕まえておけば一応の面目が立つ。

舞風@:あぁ、面目という意味では大事

瑞鶴@:何言ってるの青葉さん……瑞鶴は『逃がそう』としてるんだよ?つまり、あとは分かるね?

青葉@:いや、だから逃がして良いのかなーって思ってる<逃がそうとしてる メタ的にね!  と言うか逃がして叛乱罪適応がどうにかなるかなぁっていう。因幡捕まえればぎりぎり何とかなりそうなんだけど。

瑞鶴@:ちょっと暴論だけど、でも言おう。瑞鶴は『少佐の意見を尊重して、この場を逃がして目的を達成してもらう』ことにしてるんだ

舞風@:少佐も因幡も捕まえるのがベストなのは確か

瑞鶴@:何故かって? 『共感』したからだよ

青葉@:いや、こレ下手すると因幡さん瓦礫直撃して死にかねないので!w

 

扇矢少佐:「私は、サイパンに行くわ。止めるって云うなら……止めて見せなさいっ!!」

瑞鶴@:「(あーあ……何やってんだろ自分。……もう、こいつらの前には立てないな……)」

GM:萩子捕まえるには判定だぞ

青葉@:少佐は中尉と舞風さんに任せます。クリティカルが出れば行ける!

舞風@:まず中尉の様子だな……まだ銃を握ろうとするなら舞風は中尉の手を掴んだまま動けない

山部中尉@:銃は腰に戻します。 で、少佐を追いかけようとはするが、大東亜重工の元主任研究者でもあった冷泉をこの場から撤退させるべきだと判断しました。

山部中尉@:「少佐への手がかりを… ここで失うわけには…」

舞風@:舞風は躊躇なく人命優先この部屋の人たちが大丈夫そうなら冷泉&ユカリ、デッドセルに突っ走る

青葉@:因幡さんは私が運んでます!

瑞鶴@:ってか、死んでないよな!?>因幡

青葉@:瓦礫に挟まれなければ大丈夫なはず!

GM:無理なこと(蹴りを二、三発食らわせる)をしなければ生きてるよ!

瑞鶴@:いやもう即死してもおかしくないんですけど!?

青葉@:しないよ!しないよ!

ユカリ:「マサハルさん、こっちです!!」 (手を引っ張る

冷泉研究員:「あ、あぁ」

舞風@:「ユカリちゃん、冷泉博士をお願……いする必要なかったね!」

比叡@:「なになに?なにがあったの?ねえねえ?」興奮気味

比叡@:デッドセルちゃんを背負います

舞風@:比叡さんのサポートに回るよ!

GM:いや、デッドセルは兵たちが背をっていきますよ

比叡@:ちっ

舞風@:ふむ……兵たちは爆破と撤収の準備ができてるだろうし、整然と行動できてるね?

兵s:整然と行動している、というか予定通りの動きといったところ

青葉@:ふむふむ。まあ放棄するって言ったしね

舞風@:「瑞鶴さんが……! とにかく避難! 崩れるかも!」

舞風@:舞風ちゃん、踵を返して青葉と中尉のサポートに戻る

山部中尉@:「…少佐」

青葉@:「さて、せめて最低限のネタは掴んでおかないとですね!」因幡を背負って脱出。

青葉@:引きずろうかと思ったけど引きずったら死ぬ気がした!w

瑞鶴@:「……比叡? 一つ言っとく」

比叡@:「なに?」

瑞鶴@:「この世は綺麗事なんてないのよ。大事なのは自分…それだけは覚えておきなさい」>崩れてるけど、その場で立ち尽くしながら

舞風@:あっ死ぬ気か

比叡@:「そうだよ?」

瑞鶴@:うん。自分でも何やってんだろって思ってるから

比叡@:「でも自分だけいても、面白くないよ」

舞風@:「瑞鶴さんも、なにしてるの!」

比叡@:「比叡は自分が面白いと思ったらそれが大切、それが比叡の自身!」

舞風@:立ち尽くしてる瑞鶴の手を掴んで引っ張り……いや、掴もうとする?

比叡@:「だから、比叡は自分のために、瑞鶴さんを手放さいわ」瑞鶴の手を強く掴む

瑞鶴@:「………ホント、お人よしなんだから」

舞風@:これで2対1だな!

青葉@:「皆さん速く速く!」ぴょんぴょん

瑞鶴@:「……流石に、アンタらに死なれちゃ困る……か」

青葉@:両手ふさがってるんだよぉー!w

瑞鶴@:「……アンタたちが、私にとって___」>そう言いながら同じく脱出しよう

山部中尉@:「皆さん、走破しやすいなルートを案内します!こちらです!!」

青葉@:「今行きますよー!」

舞風@:「離脱離脱ーっ!」

比叡@:「おー!」

 

 

GM:では、天井の崩落その他諸々に巻き込まれずに無事にダッシュで脱出できました。少佐やデッドセル、そして兵たちは軍用車で消えた模様

さて、大連に無事(?)に戻ってきた七人を如月中尉が迎えます。冷泉とユカリをホテルの部屋に帰すと、話し始めます。

 

8月20日 8時頃

 

舞風@:「取り逃しましたっ! サイパンに行くって言ってました!」若干やけくそ気味

如月中尉:「…そうか」

青葉@:「あ、因幡は確保しました。」

比叡@:「でも因幡さんは捕まえたよ」

如月中尉:「首皮一枚、だな」

青葉@:「一応は捕り物の勇み足、でまとまりますかね?」

瑞鶴@:「それならまぁ、安心だけど」>首皮一枚~

如月中尉:「返す刀で向こうにもそれなりの痛みを味わってもらう……先に、大佐からの要件を伝える」

青葉@:「なんでしょう!」

如月中尉:「関東軍が戒厳令を出した裏には、扇矢少佐が絡んでいたようだ」

瑞鶴@:「んー? どういうこと?」

舞風@:「あー……。扇矢少佐が率いてた人たち、関東軍の格好してたね」

青葉@:「関東軍と手を組んでたのか、関東軍のふりをしたのか。」

瑞鶴@:「あ、そういえばそうだったわね」>率いてた~

如月中尉:「約半年前、満州国将校の反乱の兆しが認められた」

比叡@:「へー、そんなことがあったんだ」

如月中尉:「それを操ったのが刃桜会、さらにその後ろの存在だと示したようだ」

青葉@:「ふむ。『その後ろ』を倒すために手を組んだと?」

如月中尉:「そう大佐は読んでいる」

舞風@:「どこまでがハッタリで、どこまでが真実なのか分からないね……」

如月中尉:「金里、という将校がいたらしいのだが」

青葉@:「ああ。なんか変死したんですっけ?そんな記事見たことありますよ。」

如月中尉:「彼の遺品整理で、クロギリ海域とのつながりを示すものが出てきたことで関東軍上層部はうさん臭く思っていたらしい」

青葉@:「ほほー。」

如月中尉:「そこに少佐からの情報だ。関東軍内、引いて陸軍内部の派閥争いに終止符を打つための作戦が今回の戒厳令、だと言っている」

青葉@:「クロギリ海域、って言うのも何度か聞きますね。どういうとこなんですか?」

舞風@:「クロギリ海域……南洋諸島!」

如月中尉:「旧委任統治領、それに米国から譲られたグアムを付け加えた赤道以北の西太平洋の一大地域、と説明すればわかるか」

青葉@:「という事は。少佐と関東軍の協力もこれっきりなんでしょうか?」

如月中尉:「…参謀長、石原の怒りが収まるまでは続くだろう。直接的な共闘関係は、今回だけだろうが陸側から、海軍への介入は暫く続くとみていい」

青葉@:「ふむ… そうなるとやはり桂木を捕まえる必要があるとみて良いですか。」

瑞鶴@:「……そうなる、かもね」

如月中尉:「…一連の事件に彼は関わっているだろう。聴取は必須だ」

青葉@:「むしろ表向いて処断しないとダメですよね。」

舞風@:「扇矢少佐の過去を辿れば、桂木って人についても少し分かるのかな……」

山部中尉@:「少佐の…過去」

青葉@:「少佐の一番の敵は少佐ですからね。」

如月中尉:「彼を捕まえ、そして南木大将を断罪する。それが出来れば、少佐の暴走は停止する」

青葉@:「そのあとが心配ではありますけどね。そこは中尉に任せます。」

山部中尉@:「…はい」

瑞鶴@:「……その、さ」

山部中尉@:「何でしょう?」

瑞鶴@:「今回、少佐を逃がしたのは私の責任よ。だったらもう、これ以上この場に私はいないほうがいい…かといって……今から逃げるって選択肢もない。後は言いたい事、分かるわよね?」

比叡@:「瑞鶴さん…」

青葉@:「えっ、青葉そのぐらいのこと気にしてませんよ?」

舞風@:「…………」すこぶる悄気げた顔

山部中尉@:「…少佐のことが、分からないんです 小官としては… 少佐に、共鳴したという瑞鶴さんの話が…聞きたいです」

青葉@:「理屈としては判るんですけどねー。」<少佐のこと

瑞鶴@:「そうねぇ……いや、そうだな……」

青葉@:「青葉はその道をたどる気は無いですから、瑞鶴さんに聞く方が良いですね。」

瑞鶴@:「帰る場所はもうない、昔に消えた……アタシだって、同じなんだ」

 

___この世界は階級とか金とか、そういう綺麗なものが勝つって世だけど……その綺麗なものの陰にはおかしいぐらいに汚いものが混じっているんだ。その汚いものはいくら経っても汚いまま、寧ろほっといても……いや、いくら除去してもずっと増え続ける。アタシはそういう汚いものの生き方を知ってるし、アタシもその汚いなかで生活していたんだ。だからだな……そういったことにおかしいぐらいに共感して、他人事なのに手を貸しちまってさ

 

瑞鶴@:「……そんで、今に至った。それだけだ」>自虐するように笑いながら

比叡@:誰か準備した牛乳を飲みながら話を聞いた

青葉@:どこから!?

*亜空間から取り出したんだ!

山部中尉@:「……汚い、世界…」

比叡@:「共感ってすごいわね!」

青葉@:「あとですね。反応からして当たりなんですけど。たぶん少佐の尊敬する人物が、何か事件ですかね?かなんかに巻き込まれるかなんかで死んでますねあれ。それで、その人物が泥を被ったお陰で少佐が何事も無く生き残った。」

舞風@:「……山部中尉は、扇矢少佐の目的を知ってたね」

山部中尉@:「………」

比叡@:「そうね、そこから分んないと話にならない、共感できないからね!」

青葉@:「それで『安堵した』と言うのが恐らく少佐の負い目でそして、少佐のこの行動の根本かと。」

舞風@:駆けつけるまでに交わされた分の会話は、大連までの移動の間に聞かされていたということで

青葉@:「で、中尉は何処まで判ってました?」

山部中尉@:「…小官は。少佐がクロギリ海域に執着していること、そして…過去に、数年前まで、艦娘として、そこにいたことを知ってました …大佐たちの会話から、漏れぎ越えて知っただけなので、確証はありませんでしたが…」

舞風@:「そっか。だからハルビンの研究所で」

山部中尉@:「少佐の、復讐心の理由…その訳を、つい先ほど知ったばかり ……小官は、何ほども…分かってはいなかった…」

青葉@:「私だってあそこまでとは思っていませんでしたよ! ただ、少佐の最後の目的は少佐を断罪することです。これをどうにかしないとたぶん、少佐を助けることは出来ません。」

山部中尉@:「…サイパンに向かったということは、それだけの準備があるということ。成功する可能性は薄く …万が一成功しても、少佐は戻らない…」

瑞鶴@:「で……どーすんの?」

如月中尉:「…大佐からの提案だが、サイパンに『栄転』する気の有無は」

舞風@:「……あたしは、行く!」

青葉@:「いいですよ?」

如月中尉:「強制ではない」

比叡@:「ふーん…比叡は面白ければそれでもいいけど、瑞鶴さんは?」

瑞鶴@:「……いいの?」

青葉@:「青葉的には特ダネ取れそうなので!」<構わない

瑞鶴@:「んー……まぁさすがに次は加担する真似はしないから大丈夫か。じゃあ、ついていくわ。よろしく  (……もう、これ以上コイツらの前にはいられないな……これで、最後にするか……)」

山部中尉@:「小官に否はありません。望むところです」

如月中尉:「五人とも、とはな。偶々、栄転の先が五人とも同じ前線だった。ということになる」

青葉@:「偶然って恐いですね!」

如月中尉:「身の回りを整理してくと良い。突然の辞令になる」

青葉@:「判りました。休刊のお知らせも用意しておかないと……」

舞風@:「少佐を何とか止めた後で、ちょっとバカンスできたらいいなぁ……」

如月中尉:「因幡の身柄は貰っていく。 …世話になった」 (そう一言云い添えて、消える

青葉@:「お世話になりました!」

舞風@:「またどこかの海で!」

山部中尉@:「…ありがとうございます、中尉。大佐…」(敬礼)

比叡@:「またどこかで会えるよ、きっと」

瑞鶴@:「生きてるなら、もしかしたらね」

 

 

満州での冷泉救出の任務は、扇矢少佐の海軍からの独立を招くこととなった

少佐の復讐の鉾は、クロギリ海域にいる「桂木」そして「南木」の二人、そして最終的には自身へと向けられるのだろう

少佐の復讐と、中尉の想い 果たしてその行きつく先は?

 

 

 




GM:といったところで、今回はおしまいです! 終了フェイズに入ります!
一同:はーい

GM:経験点を出していきますよ!
まーずは、艦別ボーナス 舞風20青葉10 旗艦で青葉さんにさらに+10!
次に中間戦闘での勝利+10
任務についてです
 メイン任務:① 冷泉救出に成功しました!
舞風@:よかったよかった
GM:表に出てませんが、戦鬼ちゃんの撃破に成功したので メイン任務②もクリアです! サブ任務①ゆかりんの生存しましたので成功、家具コインを一枚進呈です
青葉@:わーい。
舞風@:こいーん
青葉@:と言うかゆかりん生存わりと線細くなかったですかね!w
GM:一日ほど、猶予が開くはずだったんだよ……えーここまで、ベースが110点 +鑑別ボーナスです


GM:さてと… お待たせしました今回のセッション、MVPはだーれだ! のお時間です!
*全員が選び終えたのを受けて
GM:では、開票いきますよー …… open
青葉@: 舞風さん 青葉の苦手な部分の担当をありがとうございました!
舞風@: 青葉さん! PC1の完遂、ほんとうにお疲れさまでございました……
瑞鶴@: 比叡 瑞鶴死ぬつもりだったのに声をかけてしまったのは何かの表れかも。ってことで!
比叡@: 青葉「パパラッチ…違う、ジャーナリストとして艦隊を引率、真実を突き止め、MVPは青葉さんだな!」
GM:
青葉さん:記者ロールで情報を回収していただきありがとうございます!
舞風ちゃん:感情豊かにキャラに寄り添ったRP,ありがとうございます!
瑞鶴さん:最後の最後で少佐につくなど,隠した情を見せていただき,感謝です!
比叡ちゃん:PC間のまとめ・調整役をしていただきありがとうございました!


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閑話 大陸でのその後

 

19CH年 8月21日 早朝

青葉と山部中尉は五時台の列車で新京に向かうという。外は朝靄が広がっている、 白い靄に包まれた大連ヤマトホテル。舞風は、ある友人の夢の中で見たような気がしていた。その友人とは、上海の第三艦隊に居るという駆逐艦娘。野分

何かを夢の中で伝えられたような気がするものの、云われた事がいったいなんであるのかはっきりと思い出せない

 

舞風@:「腕を前から上に挙げて、大きく背伸びの運動ー。はいー」(変な夢見たなー。野分、あたしに何を言おうとしてたんだろ)

GM:ラジオ体操の歌に、鈴の音が加わる

舞風@:「いち、にっ、さん、し。ごー、ろく、手足の運動ぉー……ぉ?」

**:__シャン シャリン

舞風@:「どっかで聞いた鈴の音だ……」腰を捻ったり腕を回したりしながら周囲をきょろきょろ!

GM:なんとなーく、周りの白い靄が濃くなっていく気がしますよ

**:「「 … 」」

舞風@:「……なんだろ、この感じ。どこかで……」そわそわ

GM:白い靄に野分の姿がふわっと映されますが一瞬にしてそれは掻き消え、何時か宇治橋のたもとで見た、一人の巫女の姿が現れる

宇治の橋姫:「「…貴女の選択」」

舞風@:「そーだった、鈴の音、宇治橋で……。あたしの選択……?」

宇治の橋姫:「「ホンモノの誇りか、それともニセモノの誇りか」」

宇治の橋姫:「「止めるは貴女、進めるも貴女」」

舞風@:「う、ううん……? 誰と誰のことだろ……。誇り……?」

舞風@:「え、えっと、橋姫さん、教えて! 中尉さん、『想い』と『責務』、どちらかしか選べないなんてこと、ないよね?」

宇治の橋姫:「「……私は、選択を示すことしかできない」」(首を横に振る

舞風@:「山部中尉やあたしたちのこと、どうして知っているの……?」

宇治の橋姫:「「…それは、私が予言者だから」」(困ったような微笑みを浮かべる)

 

宇治の橋姫:「「私達は、ずっと見てきた。 ずっと、示してきた」」

 

宇治の橋姫:「「………」」(一歩舞風に歩み寄る

 

舞風@:「……!」ちょっとだけビクッとしたり

宇治の橋姫:「「力を抜いて」」 (手を舞風の額に翳そうとする

舞風@:「う、うん……」少しだけたじろいでるけどされるがまま

 

佛體月輪(ぶったいげつりん)  北は子の国

出雲の御神(いずものおんかみ) 八百万神(はっぴゃくまんしん)

天も感応 地神も納受 諸願も成就  御国はさらさら

 

宇治の橋姫:「「……これが、野分の今、そして……未来。……すべては夢、そうしてくださいね」」 (と、目の前に居るはずなのに声が遠ざかっていく

 

GM:妙に怖い上司にせっつかれる野分の姿が霧の中に映し出されます、何某かの資料をあさっている様子

舞風@:「野分……」

GM:で、何かを見つけて、怖い顔の上司に持っていく。と言う訳で、ちょっと判定プリーズ 読唇術です。<無個性判定7/技能補正:目星>

舞風@:まさかの判定……! 索敵から暗号に挑んでも一緒か  2d>=7 それっ!

ダイス判定: (2D6>=7) → 5[1,4] → 5 → 失敗

舞風@:駄目だったらしい……再挑戦すべきかしら?

GM:うーん、成功した方が確実に分かるかな あと、映像と云うか、光景と云うかはサイレントです。

舞風@:1d 行動力減少 ふむふむ

ダイス判定: (1D6) → 2

舞風@:2d>=7 どうだ!

ダイス判定: (2D6>=7) → 4[1,3] → 4 → 失敗

舞風@:うむ、惜しいが失敗ということで

GM:OK、では。 野分がしかめっ面な上司に何かを興奮した様子で伝えています

舞風@:「野分、頑張ってるんだなぁ……」しみじみ

GM:かすかに、資料の表表紙に『大東亜重工、Z号計画についての報告』 と書かれているのが見て取れる

舞風@:朝霧ホログラフしゅごい

GM:何かを野分が云うが、上司は頑として首を縦には振らない。

舞風@:これは頑固者vs頑固者の予感

GM:暫くやりとりが続いた後、上司が何かを命じる。それを野分は、仕方がないといった面持ちで引き受けます。すぐに96陸攻で乗り込み、いくらかした後に新京の空港に降りたち、そして…舞風さん、貴女と出会うところで終わります。

舞風@:なんだってー?!

 

舞風@:「あたしがいるーっ?!」思わず大きな声を出す

GM:気が付くと、何故かベッドに寝転がっている自分を見つけますよー  ヤマトホテルの、舞風たちが使っている大部屋です

舞風@:ん……気付いたら部屋で寝てて、自分の声で跳ね起きたって感じかな?

GM:そんな感じです

舞風@:「ほわぁ……。夢から醒めたらまた夢だった……」

GM:外には、朝靄ひとつない快晴の空が広がります。

舞風@:「これも夢かも……」

舞風@:ぼすん、とベッドにまた横になって……そのまましばらく思案に耽るかな……

ユカリ:「あの…大佐から、これを舞風さんに渡して欲しいって」(一通の封筒を差し出す

舞風@:「むむ……! ありがとユカリちゃん」封を切って目を通してみる

出雲:『貴殿ヲ知ル者ガ飛ブ 新京ニテ受領スベシ 支那方面艦隊旗艦、出雲』

舞風@:「……支那方面艦隊! うぅぅ、正夢だぁ……。只事じゃない予感がするよぅ……!」

 

舞風@:ユカリちゃんの手を握って上下にブンブンしてから、大佐のとこにダッシュだ!

ユカリ:「えっ? え?」

大河内大佐:「何事だ」

舞風@:「新京で野分に会えるってホントですかっ?!」ばばーん! と電報文を突き出しつつ

大河内大佐:「私はそのように把握している。連絡将校として、私と面識のある艦娘野分を送る。が、君が居るならば君が来いというのが出雲女史からの言葉だ」

舞風@:「この出雲さんって、これこれこーんな感じの人?」夢で見たのを顔真似したりジェスチャーしたり

大河内大佐:「……大凡、そのような人だな」(顔を背けながら

舞風@:「なぁるほど……」 一人で納得の様子の舞風ちゃんである

大河内大佐:「何かあったのか?」

舞風@:「うーん……。何かあったといえばあったような、なかったような。これからあるような……そんな夢を見ました?」\すさまじく要領を得ない感じ/

大河内大佐:「……何とも判断しがたいな。」

舞風@:「舞風も判断しがたい! ので、新京に行ってきますね! いつ出発ですか?」

大河内大佐:「私は新京から戻ってきたところなのだがな、青葉君たちは五時半の列車に乗るらしい、便乗すればいいだろう」

舞風@:「分っかりましたー! 舞風、準備しときますね!」ぴし、と敬礼してスタコラと辞去である

 

舞風@:うーん、準備と言ったが部屋には戻らずに、夢(?)で体操してたのと同じ場所まで出てみて辺りをキョロキョロ  特に変わったところのないいつもどおりの朝です……を確かめて終わりかな?

GM:なら、折角ですので<無個性判定9/技能補正:サーチ> または索敵に負荷+1

舞風@:2d-1>=5 索敵直上!

ダイス判定: (2D6-1>=5) → 2[1,1]-1 → 1 → ファンブル(判定失敗。アクシデント表を自分のPCに適用)

舞風@:act 流石や!

ダイス判定: アクシデント表(4) → 奇妙な猫がまとわりつく。サイクルの終了時、もしくは、艦隊戦の終了時まで、自分の行う行為判定にマイナス1の修正がつく(この効果は、マイナス2まで累積する)。

一同:にゃーん

GM:では、シャリンという、鈴の音がどこからともなく、舞風の耳に聞こえた かもしれない

舞風@:「…………」

白ネコ:「にゃーん」 (りりん りりりん

舞風@:「なーんだ、にゃんこか……」

白ネコ:「にゃぁ」(鈴を転がして遊んでいる

舞風@:「……にゃぉ」しゃがみ込んで猫に挨拶…… 近付いてみてみると、その鈴ってやっぱり?

白ネコ:「にゃ?」(鈴を咥える

舞風@:「にゃんにゃん」手を差し出してみる

白ネコ:「んにゃにゃ」 (舞風の手の上に鈴を落とす

舞風@:「んにゃー」よしよしなでなで

白ネコ:「ごろごろごろ」(うっとり)

GM:えぇ、近くで見たら確信します。この鈴、橋姫が持っていた神楽鈴の一つの様に見えます

舞風@:「……うん。夢で聞いたのと同じ鈴だ」小さく鳴らして確かめながら、そっとポケットに仕舞い込んでおこう

 

* * * *

 

19CH年 8月21日 18:50 新京ヤマトホテル

眞斗:「こんばんは、私に何か御用だとお伺いしましたが~」(ニコニコ

青葉@:「はい、まず、ゆかりさんの事、ありがとうございました!」前回付き添った件ね

眞斗:「いえいえ。こちらこそ途中で抜け出してしまい、大変申し訳なく思っていましたので…」(少し俯き加減に

青葉@:「いえいえ、こちらも助かりましたし。」ふたりでいえいえ言ってる図

眞斗:「最後まで同道できましたらよかったのですが……」

青葉@:「こちらも時間がなかったですからねー。」

眞斗:「時間が、なかった…ですか」(顔が曇る

青葉@:「ええまあ、そういうことです!」

眞斗:「……それで、私に何を?」(困ったような微笑みを浮かべて)

青葉@:「ええとですね。簡単に言えば萩子さんの過去に何があったかを教えていただきたいのですよ。」

眞斗:「……」(少し驚いたような表情に成り、少し困ったように眉を顰める

GM:<無個性判定12/技能補正:調査・目星> で、萩子の過去でどれぐらい調べられているかをどうぞー

青葉@:はーい。2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 4[1,3]+4 → 8

青葉@:1d6

ダイス判定: (1D6) → 2

青葉@:2d6+4

ダイス判定: (2D6+4) → 9[3,6]+4 → 13

青葉@:やったぜ!

GM:OKOK、成功デース! まず、萩子が云っていたカリスマと云う存在について

本名は那須鹿子、そして戦艦艦娘「鹿島」のことだろうと推測できます。

青葉@:有明の女王じゃない方の鹿島さんですか

*有明の女王=練習巡洋艦なけしからん艦娘。

GM:彼女は、日露戦争後に日本海軍の主力として迎えられ、昭和天皇が摂政時代に欧州で遊ばれた際の護衛に、姉妹艦の戦艦香取とつきました。その後、ワシントン体制で日本が保有する艦娘の数に制限を掛けられた時、軍籍を離脱して以降傭兵業を行っていた模様

青葉@:ふむふむ。傭兵になっても艦娘は継続してた、でいいのかな?

GM:ですです、装備は自前で用意しなおしたらしいですよ

青葉@:おkおk。

GM:中尉の持っていた情報と統合した結果、萩子が軽巡『矢矧』としてクロギリ海域に居たころ。鹿島はトラック泊地の責任者、茂山提督に招かれて彼女の指導と、海域の護衛にあたっていました

青葉@:ふむ。

GM:で、Z号で海軍に提供されたブツが停止して以降、鹿島の消息もまた途切れ、現在に至ってはその生存は絶望的とされています

青葉@:その辺の記録が曖昧って事かな?

GM:曖昧というか、もみ消そうとした痕跡が感じ取られますね

青葉@:ふむ。じゃあその辺りだな。間違いなく『矢矧』は当事者だったはず、と。

GM:因みに、当時の断片的な記録から察するにトラックに居ただろうことが推測できるのは次の艦娘

青葉@:ふむ。

GM:軽巡洋艦『矢矧』 駆逐艦『霞』 高速戦艦『吉野』 戦艦『鹿島』以上四名です

青葉@:ん。吉野?

GM:吉野って調べたら出てきたよ。

青葉@:「正確に言えば、『矢矧』と『鹿島』に何があったか、ですか。もしかしたら他の方も絡んでるかも知れませんが。」

眞斗:「私が、知っていること。ですか…」

青葉@:「ええ、そして恐らくは今の萩子さんの根っ子ですかね。」

眞斗:「……一つ聞かせて下さい」

青葉@:「なんでしょう!」

眞斗:「青葉さんは、ハギちゃんを…どうしたいから聞くのですか?」

青葉@:「うーん。そうですねぇ……取り合えず、自分で自分を裁く様なことはさせたくないですね! あとはあれです。やっぱりハッピーエンドで終わらせたいんですよ、うん。」

眞斗:「……そう、なの」

青葉@:「例えば桂木とかその辺に返り討ちに遭うとか、全部終わらせたけど最後に自分を断罪するとか。そんな感じのありふれた悲劇は回避したいですしね。」

眞斗:「っ……」

 

まつ毛を震わせ、背を見せながら眞斗は小さく淡々と言葉をはく。

 

眞斗:「……萩ちゃんは、ハギちゃんは。鹿島さんから色々教えて貰ったって、云ってた」

青葉@:「ふむ。」

眞斗:(少し逡巡して)「だけれど、私は… 『鹿島』さんを、知ってないから。何とも言えないのだけれど……感謝はしていたんだと思う」

青葉@:「其それは雰囲気から判るのですけど。問題はあのおそらく罪悪感ですね。」

眞斗:「……もう一つだけ、聞いていいですか?」(申し訳なさそうな表情)

青葉@:「なんでしょう。」

眞斗:「ハギちゃんを、邪魔するんですか?」(きりっと睨みつける)

青葉@:「イエスであり、ノーであると言えますね。」

眞斗:「青葉さん、貴女は…悲劇にはさせたくないって、そういいましたよね。イエスはそういう意味?」

青葉@:「別に復讐とかするのであればまあ、ご自由に、ですが。なるべくならスマートにやって頂きたい、と言うところですか。わざと自滅的な手法をとっていただきたくない、と言う意味でノーですね。」

眞斗:「……自滅は、しないですよ。あの子の事ですから。ただし…」(中尉の方をちらっと見て

青葉@:「……」つられて中尉の方を見る

眞斗:「『少佐』は、海軍から殺されることになるでしょうね」

山部中尉@:「どういう…事ですか」

眞斗:「…もう、隠す必要がないから云いますけれど。叛乱罪に、問われたのを……青葉さんたちに阻止してもらったんですよね、萩ちゃん。 ……だけれど、大河内さんでも、今度の証拠も、何時までも守ることはできない」

青葉@:「まあ、事が大きくなれば…というのもありますよね。」

眞斗:「じり貧になるのは見えている…最終的に、どうなるのかまでは見通していないけれど……あの子は、秘密を探りすぎちゃった。だから…犠牲は必要だって考えていると思うよ」

山部中尉@:「少佐は、死を覚悟していると?」

青葉@:「ううん、それはどうにかする必要がありますね。」

眞斗:「私は…ハギちゃんの意思を尊重したい。それが…私にできる、あの子のために出来ることだから」

青葉@:「うん。少佐がそう言う覚悟というかそれを織り込み済みなのは判ります。でも私はそれに付き合う気はないですよ!全部ひっくり返してやります!」

眞斗:「……全部? ハギちゃんの事、それとも…海軍の事?」

青葉@:「萩子さんも海軍もですね!」

眞斗:「へっ…?」

山部中尉@:「あ、青葉さん……」

青葉@:できるかって?やるんだよ。

眞斗:「そう……ふふっ ふふふ  そこまで、云えるの…凄いですね、青葉さん」

青葉@:「暗いと不平を言うよりもすすんで灯りをつけましょう、ですよ。」

山部中尉@:「…そうですよね、小官にも…少佐を、止めるだけの理由がある。迷う必要なんて…ない」

青葉@:「世の中には色々と悲劇がありますけど、そんなものにでかい顔させる義理もありませんからね。まずは八方手を尽くしますよ。」

 

 

眞斗:「…………暗い夜の出来事。矢矧や鹿島たちは、作戦指示に従って動いていた。だけれど、彼女たちを支援するはずの兵器に道を阻まれた」

青葉@:「兵器、ですか。」

眞斗:(黙って首肯しながら)「幸い〝正常に”作動したおかげで、敵にも頗る損害を与えたみたいなのだけれど、そのせいで彼女たちの部隊も壊滅。生き残ったのは、本当の意味で生き残ったのは、矢矧と霞の二人だけ」

青葉@:「正常に…正常に、ですか。つまり、『一般的には』矢矧さん達が、航路か作戦を間違えた、という事に?」

眞斗:「突入のタイミングを迂闊にも間違え、部隊を壊滅させるような愚かな娘たち。そう処理して終わらせたみたい」

青葉@:「それはそれは。その兵器の運用か開発責任者が例の桂木…ですか?」

眞斗:(再び頷く)

青葉@:「なるほど、資料などでこの部分だけ妙に曖昧なのもその所為ですか。」

眞斗:「仮に、仮にだけれど… 彼らが、味方を背中から撃ったとして、それを真っ正直には残せないもの」

青葉@:「それもそうですね。もしそれが誤作動だとしたらそんな兵器の開発も頓挫しますし。なるほど。それでその責任を一手に引き受けたのが鹿子さん、ですか。」

眞斗:「彼女の傭兵業仲間も、連座したみたいだから」

青葉@:「でしょうね。傭兵という立場も責任を押しつけやすい部分でしょうし。」

 

青葉@:あれ、はぎーはその時点で海軍所属でしたっけ?

GM:海軍には属しています。鹿島は海軍から作戦参加を委託された傭兵です

 

青葉@:「そうすれば海軍は傷が付きませんし…ああ、つまりこの前萩子さんが言っていたのはそう言うことですね。」

眞斗:「…何を、云っていたの?」

青葉@:「ええと、『彼女の死に、安堵を覚えた私の断罪』ですね。」

眞斗:「…だん、ざい」

青葉@:「だから全てをひっくり返すんですよ。ちなみに中尉にはかなり期待してますよ!」突然話を振る。

山部中尉@:「へっ!?」

青葉@:「生半可な言葉じゃ届きませんからね。」

眞斗:「あの子、それに疑い深いですから…ねっ?」(ホンワリと

山部中尉@:「い、いやいや… しょ、小官に一体何を云わせる気なのですか!?」(わたわた

青葉@:「実際のところ、付き合いの長さにしても深さにしても、私達(PCs)の中だと中尉が1番なんですよ。だから期待しています。わりと。」ここだけ真面目な顔になって

山部中尉@:「うっ…… そう、ですね」

眞斗:「どうして、ハギちゃんを止めようとしているの? それを、きちんと…伝えてあげて」

青葉@:「そうですね、伝えるべきです。」

山部中尉@:「は、はい!」(目はぐるぐるとして、悲鳴に近い声を上げる)

眞斗:「私は… 応援してるよ、元親君?」(ニコニコ

山部中尉@:「え”っ」

青葉@:「やりましたね。お墨付きですよ。」

山部中尉@:「えぇえええ!? い、いやいやいやしょ、小官は!?」

眞斗:「…ハギちゃんの事、嫌いなの?」(悲しそうな顔)

山部中尉@:「ち、違いますよ!そ、それは勿論尊敬していますけど、え!?」

眞斗:「ふふ…」

山部中尉@:「からかわないでくださいよ…チーフ」

眞斗:「ハギちゃんを、大切に思ってくれているなら…思いをキチンとぶつけなさい、ちかちゃん」(真剣味のさした表情で)

山部中尉@:「は、はい」

 

(少佐、小官は……貴女の自死を、認めない。 絶対にです。)

 * * * *

 

19CH年 8月26日 呉鎮守府司令室

GM:比叡と共に帰還した瑞鶴、司令代理である磐手に報告を終えると、比叡は戻るように指示されたが、瑞鶴はその場に残るように命じられた。

瑞鶴@:「……今回のこと?」

磐手:「……あぁ、そうだ。そうだよ。ズイズイにも事情があるのは、理解しているつもりだ。然程国に何も思っていないことも、アタシが構おうと本心は無視で決め込んでいることもな」

瑞鶴@:「……まぁ、そこまで見透かされたら嘘とは言えないけどね」

磐手:「心を開いてくれたらとは思っても、アタシはそんな啓蒙的で、つまり頭のいいことなんてできない。だけどな、ズイズイ。ちったぁアタシの云うことも聞けよ! 変な仕事をすんなっていっただろ!」

瑞鶴@:「そりゃ……悪かったわよ」

瑞鶴@:「ただあれは仕事じゃありません、私がやったことです」(ダルそうに

磐手:「アタシやズイズイの間でそれが了解してたとしても、傍目がそう感じるとは限らんだろ、このバカ娘!!」

瑞鶴@:「まぁあれは傍から見れば裏切り行為だからねぇ、そう感じるのもしょうがないでしょ(……変な奴)」

磐手:「アタシ自身はいいよ、いざとなったら姉貴をせっつかせるなり、米内の奴さんをせっつきゃいいからよ」

磐手:「ズイズイは…もちっとズイズイ自身の事を考えろ!」

瑞鶴@:「いや、これでも一応考えてるほうよ? 一応。何というか、頭がおかしくなったというか、そんな感じだったかなぁ」

磐手:「…頭がおかしくなっただけで、海軍の膿の切り出しは自分一人で出来るだとか、扇矢少佐に味方するだとかを言い出したのかよ、おい」

 

磐手:「こんだけのこともあるけどさ…ズイズイ、死に急いでいるように見えるんだが」(ジロり

瑞鶴@:「どこが?」

磐手:「鉄砲玉になるつもりだったろ」

瑞鶴@:「んー、そうかも」

磐手:「ズイズイ、あんたは何を恐れている」

瑞鶴@:「別に何も?」

磐手:「あんたは、何かを残すことを極度に嫌う。写真然り、仲間然り。表層だけの付き合いをやるなら、写真の一枚や二枚、気にならんだろうが、ズイズイはそれさえ気にする」

瑞鶴@:「だってそりゃ、恥ずかしいし?」

磐手:「あんた、残されることが怖いんじゃないのか?」

瑞鶴@:「………それが、何か悪い事でも?」

磐手:「ズイズイの場合は特にな」

瑞鶴@:「どうしてさ?」

磐手:「それがあんたの、屈折した猜疑心をもたらしているように、アタシは感じてるからな」

瑞鶴@:「……ふーん まぁそう見られてもおかしくはないかもしれないかもね。かといって、そのまま生き方を変えるなんてことはしないし」

磐手:「まっ そこはズイズイの好きにしたらいいけどな、だからって死に急ぐ馬鹿がいるか!」

瑞鶴@:「だーから、死に急いでなんてありませんっと」

磐手:(頭ガリガリ描きながら)「大方、ズイズイの『師匠』とかいう奴が関わってんじゃねぇの? 追及はしないけどよ」

瑞鶴@:「ん、だからあれ私がやったことだけど? かといって、それ以上『はぐらかす』ことはしないし、ちゃんと遭ったことだけど?」

 

磐手は瑞鶴の言葉は無視して怒鳴る

磐手:「んのことじゃねぇよ。あんたが過去に何を信じていたのか、それ以来何を考え

てきたのかあんたは殆ど何にも云わないからしらねぇがよ……その性格、はっきり言ってやるけど治せ。 過去に清算をつけてな」

瑞鶴@:「はーいはい、りょーかい」

 

瑞鶴@:「(……そりゃ、当たり前だろ。あんだけやらかしたのに、あいつらは許してくれた。実際はまだ、自分のことは許された行為とはこれっぽっちも思ってないしな  だからだ、せめてこの『任務』を完遂するまでは……なんとか、あいつらのそばにいてやりたい……なんてな)」

磐手:「……はん。なんだ、二度と会うことがないだろうってのに、ずいぶんな挨拶じゃねえか。まっ ズイズイらしいからいいんだがな」

瑞鶴@:「まーだ、契約は破棄されてないし、会わないことはないかもね?」

磐手:「はっはっは! まだ取り立てる気か、ズイズイは。この強欲さんが!」(瑞鶴の頭がしがし

瑞鶴@:「うっさいわねー」

磐手:「機会があれば、だなっ! あっはっはっは」

瑞鶴@:「……用はそれだけなら、そろそろ出ていいわよね?」

磐手:「ったく、可愛げないな。 出てけ出てけ」(にやっとしながら

* * * *

 

19CH年 8月21日 03:40 大連ヤマトホテル

GM:真夜中に新京から戻ってきた大河内大佐、時間云々を気にせずに青葉を呼び出す

青葉@:「はい!なんでしょうか!」呼び出されました。

大河内大佐:「辻中佐についての件だ」

青葉@:「はい。あれですね。」

大河内大佐:「彼の背後には統制派が居る、そこで…むしろ彼らを取り込むのはどうか。」

青葉@:「ふむふむ。統制派…ですか。」

大河内大佐:「この件で直接影響を受けるのは君たちだ。だから、青葉君の意見が聞きたい。」

青葉@:「個人的には辻さんを追い落としたいですねー。情報源の遺志ですし。」

大河内大佐:「君らがクロギリ海域に行った際の支援が期待できる… 最も、現時点で、私が情報を握っている時点で萩子君が私に情報を渡したという風に向こうは認識しているだろう」

青葉@:「うーん、それはつまり、信用できない味方を得る、って事ですか?」

大河内大佐:「君たちが萩子君と組もうとするならば、猛烈な反発が予想されるだろう。それ以外は、首輪は嵌められるだろうが」

青葉@:「そこは難しい線なんですよね。青葉の見立てですと、少佐と完全に敵対する訳ではないですから。」

大河内大佐:「……彼女が嫌われてはいないことに、感謝するばかりだな」

青葉@:「でも、あちらは違うでしょう?これを機に追い落とそうとするのでは?」

大河内大佐:「互いに偶々利害が一致して、共同戦線を張っていただけろう。高々それが崩壊した程度の損害だろうが……」

青葉@:「なんにせよ、勝利条件が青葉と彼らで違いそうなんですよねぇ。」

大河内大佐:「私が思うに、萩子君は南木提督を、統制派は皇道派の圧殺をそれぞれ目論んでいるのだろう」

青葉@:「でしょうね。」

大河内大佐:「両者の間で、共通の敵として刃桜会、大東亜重工があったから協力していた。というのが今回だ」

青葉@:「利害の一致という奴ですね。というか、あちこちから恨み買ってますね。刃桜会と大東亜重工。」

大河内大佐:「少なくとも、大東亜重工には二つのファクターがある」

青葉@:「一つは深海絡み…ですかね?」

大河内大佐:「…それもあるかもしれないが、会社全般で云えば彼らは自分たちの仕事により大金を払う側に味方するという、露骨な拝金主義的な動きがあるからだ」

青葉@:「企業としては正しいあり方かも知れませんが、節操がなさすぎる、と言う辺りですか。」

大河内大佐:「そうだな……故に、技術の取り合いが派閥争いに良く引火していたらしい。そして、今矢面に立っているのが木曜研だという事だ」

青葉@:「木曜研ええと確か……」

大河内大佐:「対深海棲艦を掲げている研究所で、君らが我々に誘導されて破壊して回った工場の所有法人、だな」

青葉@:「そうそう、対深海艦…のはずなんですよねぇ。」

大河内大佐:「因みに、独り言ではあるが……陸軍統制派と木曜研を接触させたのは、アレだ」

青葉@:「ふむふむ……アレと言えば。大佐は少佐のことをどの程度までご存じで?」

大河内大佐:「質問に質問で返すようで悪いのだが。少佐の事をどこまで知っている?」

青葉@:「んー、そうですね。那須鹿子さんと親交が深かったとか、クロギリ海域で兵器の暴走?誤作動?に巻き込まれたぐらいまでは。」

大河内大佐:「……私なのだよ、彼女を少佐に仕立て上げたのは」

青葉@:「そうでしょうね。意図を伺っても?」

大河内大佐:「動機は単純だった。彼女の能力が欲しい、それだけだ」

青葉@:「ふむ。そのわりには手を掛けたようですが。」

大河内大佐:「彼女が初めて受けた仕事が、私絡みでな。以来その事務能力を使う方が、艦娘として使いつぶされるよりもお前の本分だろうと言い続けていた。それなりに、靡く態度をとっていたのだが …鹿子さんに会って以来、このままでいいと云われて諦めていた。それが……三年前までの事だ」

青葉@:「ふむ。てっきり事件後に引き込んだのかと思ったのですが、勧誘はそれよりも前からでしたか。」

大河内大佐:「そうだな……それでも四、五年ほど前のことだ。浅いといえば浅い」

青葉@:「十分だと思いますが。」

 

大河内大佐:「実際に行動を共にしたのは一、二か月で、鹿子さんと出会うまでの数か月の出来事だった。私としては短い話だ…ともあれ三年前、クロギリ海域での発表を私が聞いて幾日も経っていなかった日に、私の下に彼女が一人で来た。自分を士官にしたいという話はまだ有効か、とな」

青葉@:「そういえば、公式発表はどのようなかたちで?」<クロギリ海域

大河内大佐:「特に、君が知るものと変わりがないと思うが…クロギリ海域での最後の海戦は、火力支援を受けた南木提督率いる本隊が、敵本隊を打ち破ったのち、山下奉文率いる陸軍部隊が海域の諸島を制圧した、とな。当時、連合艦隊は太平洋北東での作戦を展開中で、動けたのは現在の第五・六艦隊の艦艇群だけで、数的不利があったがために、連合艦隊が作戦支援に向かうまで持ちこたえることを期待されていたのだが…おかげで、南木提督の人気は絶頂を迎えた訳だ」(苦々しく)

青葉@:「……ふむ。 それを可能にしたのが新兵器、ですかね?」

大河内大佐:「萩子君…いや、矢矧はそう考えている」

青葉@:「……大佐は少佐から当時の状況は聞きましたか?」<例の兵器の暴走の事とか

大河内大佐:「聞いている、つもりではあるが…」(難しい顔

青葉@:「ええと、ちょっとした確認なんですけど。もしもですね、『兵器の誤動作』がなく作戦が推移した場合、南木提督は今と同じような戦果や称賛を得られましたかね?」

大河内大佐:「二つに分けて答えよう。前提として、陸軍部隊の掩護はあくまでも委任統治領に攻めてきた深海棲艦への要塞防御が主だった。つまり、攻勢をかけることは考えられていなかった。その上でまず、戦果についてだ。攻勢によって駆逐を完了する、ということは不可能だった可能性が高い。」

青葉@:「ふむ。」

大河内大佐:「次に名声についてだが、防衛に成功したというのはあっても、これも『連合艦隊の掩護を受けずに独力で解決した』という面での称賛はなかったのではないだろうか。」

青葉@:「という事は、まず『新兵器』を動かすことは必須条件だった、という事ですよね。」

大河内大佐:「そうだな、その『新兵器』の実力が、どの程度かはわからないがさすがに、新鋭戦艦数隻でそこまで戦果が挙げられるとは思わない」

青葉@:「ではですね、新兵器があったとして、鹿子さんの部隊が何事もなく作戦行動を取れてたらどうです?」

大河内大佐:「難しい質問だな。まず、私の直観的なことだけで答えるならば、攻略はより十全に行われたのではないだろうか。そもそも、鹿子さんが任務に失敗したことがこの作戦以外にない、ということ以外具体的に理由付けは出来ないのだが。」

青葉@:「いえね。新兵器は誤動作を起こしたのではなく……本当に『正常に』動作したのかな、と思いまして。」

大河内大佐:「……」(メガネが光る)

青葉@:「先ほど攻略はより十全に、と言いましたよね。それはつまり功績は少なからず鹿子さんの部隊に行くことになりますよね。」

大河内大佐:「あぁ、そうなるだろう。」

青葉@:「もし、南木提督が新兵器に十分な自信があるのであれば、そう言うこともありうるかな、と。鹿子さんは正式には海軍に所属していなかったようですしね。」外様の方が有名というのは面白くなくおもうにんげんもいるだろうと。

大河内大佐:「自信はなかったのではないだろうか、不意に撃たれたらしいからな」

青葉@:「ああいえ、新兵器さえあれば敵をなぎ払える、と言う自信ですよ。」

大河内大佐:「あぁ……それなら… どうだろうな、三年前だと…更に技術面で不安があったと聞いている気がするが…」(資料を探す素振り

青葉@:「……て言うか、敵よりも鹿子さん達の方を脅威に思っていたって事ですねよそれ。どれだけですか。」半分あきれた調子で。

大河内大佐:「実際に、鹿子さんたちをフィリピンに駐在している米海軍が雇っていたこともあるようだからな。おそらく、三年前の世界で、最も熟練の職業戦闘集団と云えば鹿子さんの『Fighters』だったことは万人が認めるところだろう」

青葉@:「そういうわけで、『正常に動作した』結果ああなった、のかなと思ったのですけど、どちらにせよ真相は闇の中ですか。」

大河内大佐:「……ふむ、三年前の段階だと、予め組み立てられた命令を実行するだけならば出来たようだ」

青葉@:「『予め』ですか。」

大河内大佐:「例えば攻撃予定時間になったら砲撃を始める、移動を行うといった具合だな」

青葉@:「作戦が判っていれば『正常な誤動作』は簡単にできそうな内容ですね。」

大河内大佐:「…そうだな。最も、無差別に目標を認識して攻撃することも可能ではあったようだ… どちらにせよ、ただの事故ではないだろうな」

青葉@:「証拠さえあればスクープなんですけどねぇ。……あと、少佐もたぶんこの可能性は考えているでしょうね。」

大河内大佐:「真相を知るのは、開発関係者と南木提督ぐらいだろう 次の狙いがエメリッヒ研究員だというのも当然といえば当然だろう」

青葉@:「その辺の真相を探る意味もありそうですね。証拠があればそれこそ南木提督を追い落とせるでしょうし。となれば…やはり辻さんには退場していただく方針でいきましょう。」

大河内大佐:「わかった、その方針で動かそう」

青葉@:「眠っている情報が大きそうなので、ちょっと方針に違いが出る派閥を抱き込みたくないですね。」

大河内大佐:「確かにな…朝早くから呼び立てて申し訳ない」

青葉@:「いえいえ。今から寝るところでしたから。」

大河内大佐:「…列車までの数時間、ゆっくりすればいい」

青葉@:「では、仮眠取らせて貰いますね。」と退室しまーす

大河内大佐:「……君は、どこまで予測しているのだ。ハギ君」(瞠目しながら、椅子にもたれる)

 

 





 19CH年 8月19日 某所酒場
足柄@:呼び出された感じかな!
GM:ですね、自身が叛乱罪に問われようとしていることを察知した萩子から、滿洲まで来てほしいと頼んだ感じですね
足柄@:足柄がそのことを察知してるかどーかはうーん<叛乱罪
GM:まぁ… 足柄が呼び出された酒場には一人で赤ワイン飲んでいる少佐が
足柄@:「や、はじめてるのネ」>少佐
扇矢少佐:「…無性にね、飲みたくなってね」(苦笑いを浮かべる)
足柄@:「なにやらやらかしたんだッテ?」
扇矢少佐:「流石ね、もう知られているのかしら」
足柄@:「ま、『噂話』だけどネ。」
扇矢少佐:「……馬鹿な事やっているでしょ? まぁ、適当に幕を引くわよ」
足柄@:「自覚があるからなお立ち悪いよネ。」
扇矢少佐:「貴女には云われたくないわね?」(くすくすと笑う
足柄@:「そりゃまー、面子つぶされたら、ねぇ。やるなら徹底的ヨ。」
扇矢少佐:「そう、やるなら最後の希望を奪うまで ってところよね」
足柄@:「まあ、少尉…今中尉だっけ?がちょと残念って感じだけどネー」
扇矢少佐:「…何で、山部の話が出るのかしら」
足柄@:「ン……そーいやあの時扇矢んつかまってたネ。」
扇矢少佐:「あの時って… 神戸丸の事かしら?」
足柄@:「やー、大怪我してたのにそれでも扇矢んを助けに行くって言って聞かなくってサー。」
扇矢少佐:「…それが、どうつながるのかしら」
足柄@:「そこまでして助けたのにこれじゃなー。っていうのが表向きヨ。」
扇矢少佐:「だから、何が言いたいの」
足柄@:「え、判ってるでしょ。命がけでそこまでする理由なんテ。」
扇矢少佐:「私を、からかってるのかしら?」
足柄@:「……え、いやちょっと待っテ。ほんとに行ってるノ」珍しく真顔になった。
扇矢少佐:「彼は私に恩義を感じていた、だから助けた。それ以上に何があるのかしら」
足柄@:「あー、うん。恩義、恩義もあると思うけド。」マジかよこいつ、って顔をした。
足柄@:「うん。なにやるにしても中尉は間違いなく追ってくるかナ。頑張れ男の子ってやつヨ。」
扇矢少佐:「…サッパリね」
足柄@:「……男と付き合った事ハ…?」もうここまで言えばわかるだろ的に
扇矢少佐:「……な、何よ」(たじろぐ
足柄@:「あ、うん。これさすがに中尉が可哀ソだし、時間なさそだから言うけド。」
扇矢少佐:「何が可哀そうだって」(ごちる
足柄@:「中尉、ワタシの見立てだと扇矢んにぞっこんだと思うヨ。」
扇矢少佐:「……ぞっこんって 私の事をよく思っている…って、こと?」(若干カタコト)
足柄@:「それこそ命賭けるレベル。ていうか賭けてたし。うん、これ違う意味で残念ネ、中尉。」
扇矢少佐:「えっ…えぇ… そ、そんなこと私、云われても……」
足柄@:「まあそんなわけだかラ。中尉だけは地の果てまで追ってくるけど頑張ってネ。やるときゃやるヨ、あいつ。」
扇矢少佐:「……ごほん、取りあえず…ゆかりのことは頼んだわ」
足柄@:「そっちは任されたヨ。」
扇矢少佐:「後、姉さんのこと…見ていてくれると助かるわ」
足柄@:「ま、応援だけはしとくわネ。両方とも。」
扇矢少佐:「……意味深げね、まったく」


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