超古代怪獣、幻想の地に降臨す (紫盾蟹)
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超古代怪獣〜プロローグ〜

やっちまったよ。
小説ないからて自分で作っちまったよ。
でも、なんとか頑張ってみる!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

“光の巨人”。

その存在によって、“俺”は死を迎えた。

 

俺を生み出した“大いなる闇”は、俺にただこう告げた。

 

『光の巨人になりうる石像を破壊せよ』

 

俺は、俺を生み出した“大いなる闇”に従い、石像を破壊するため地上に出て、向かった。

途中、見慣れぬ鋼で出来た鳥が首の根元から光る玉を撃ってきたが、大した威力も無くだがな鬱陶しかったので、仕方なく

地面に潜り移動した。

石で出来た塔や橋を破壊しながら、そして足元で逃げ惑う人間を踏み潰しながら、漸く

目的の地に着いた。同時に、別の場所から地上に出てきたのか、空から移動して来た

“奴”と合流した。

 

光るピラミッドを頭から出る光線で打ち消す。

そこから現れたのは、3人の石像。

奴と俺は、破壊に着手した。

奴は鎌のような爪と嘴で、俺は生まれ持っての怪力を生かして。

二体は最早判別不可能な程にバラバラに砕き、残る一体を薙ぎ倒し踏み砕こうとしたその瞬間

石の巨人の胸の宝石のような所に一つの光が。

嫌な予感がした。早く破壊しようと足を上げ、踏み砕こうとしたら巨人が動き

両腕を交差し防いだ。

そればかりか、起き上がる勢いのまま俺を吹き飛ばしたのだ。

 

俺と奴は、協力して巨人を倒すことにした。だが巨人は強く、体の色が赤くなったと思えば俺の巨体を

投げ飛ばした。

 

“今のままでは勝てない”

 

そう判断した俺は、急いで地中に潜った。

そして、背後からわずかな振動と爆発音が聞こえた時、

俺は奴……メルバが死んだことを悟った。

 

俺はあれから火山のマグマからエネルギーを吸収し、

もう一度、巨人を倒すため地上に出た。

奴を、メルバを倒した巨人に勝つようにエネルギーを吸収し続けた

俺だったが、一瞬の隙を突かれ負けた。

 

俺は“墓場”でメルバと……俺たちを作り出した“大いなる闇…ガタノゾーア”様と再会した。

ガタノゾーア様曰く、

 

『絶望を与えた筈が逆に希望が生まれる事になった。

奴はもとより我らが敵う相手ではなかったのかも

しれぬ』

 

信じられなかった。俺たちにとって神にも等しきガタノゾーア様が、負けを認めたのだ。

だが、今更何を言おうと遅い。ここは墓場。

俺たち怪獣達が、唯一心休める場所。

周りを見渡せば気色が違うが、似たような奴が浮かびながら眠っている。

 

(……俺も寝よう。疲れた)

 

俺はメルバとガタノゾーア様に別れを告げ、周囲に浮かぶ彼らと同じように眠りに

つこうとした。

しかし足元が急に割れ、割れ目には大量の目玉が此方を見たり見なかったり。

そして、俺は割れ目に吸い込まれた…………。

 



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