【休止】平凡な学生ライフを望んだら…… (〔お燐〕)
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何時だって未来はわからないものですよ

こんにちは、〔お燐〕です。

涼宮ハルヒの憂鬱の小説が少ないので書いていこうと思います。

因みに、ゆきりんが無口では無い奴は見ていませんのであしからず。


さて、特に書くこともこれと言って山ほど有ります(嘘)のでここら辺で。

期待せず、暇な時間の時にでも見てください。








「東中出身、涼宮ハルヒ。 ただの人間には興味ありません。 この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、私のところに来なさい。 以上」

 

あの人は誰よりも綺麗は声で、誰よりも頭おかしんじゃないか? と疑いたくなるような事を言った。

 

あ、ども。 はじめまして……かな、天草 時音(あまくさときね)だ。

 

今日から此処…北高に通う事になりました。

…………え? 誰かに似ている?

気のせいですよ?

 

さて、今は入学式恒例? の自己紹介的なのをやっています。

(出だしで少し中二病患者予備軍が居ましたけど気にしてはいけない。 今後の私の平和な人生の為にも! 気にしてはダメ)

 

…………してたんだけど

 

「な、何かな?」

「……綺麗だ、お付き合いを前提に結婚しt」

 

ドゴッ!

 

「いや~、ごめんね? 僕の友達(変態)が目を汚してしまって」

「い、いえ……お気に為さらず…………」

 

ってか、人体から出てはいけない音が聞こえたけど……

 

「そう言ってくれると助かるよ、ほら、そんな所で寝てないでさっさと行くよ?」

 

ズガガガカッ!!

 

「痛っ!? やめっ…痛いって! 引っ張るな!!」

「だったらさっさと立ってよ? 僕だって君と一緒に居て変な目で見られたくないんだからさ」

「………今日のお前は、なんか毒舌だ……」グスン

 

あ、あはは……入学早々なんだか疲れるね

まあ……これも最初にしか味わえない事だし―――忘れよう………うん、あの人(髪をビシッと決めてる人)の為にも

 

 

 

それから、なんやかんやあって……数週間たったある日、あの日(入学式)から友達の国木田さんと谷口君とで一緒に帰ろうとした時だった。

 

校門でバニー姿で何かをやっている……人を見つけた。

 

「あの人って………」

「あぁ、十中八九涼宮だろうな……しっかし、バニーの服なんてきてビラ配りたぁ~乙なものだね」

「大丈夫? 死んでみる?」

「酷くないかな?! ねぇ!?」

「まあまあ……ん? 『SOS団、入部者募集中』だってさ……何する所何だろうね?」

 

名前からするに救助とかするのかな? お年寄りとか助けたり?

だとしたら以外といい人?

 

「多分だけど、涼宮さん本人が楽しむ為の集まりなんじゃ無いかな? 彼女は昔からそう言うことをしてきたっていってるし」

「ふ~ん……」

なんだ、楽しむ為……か、私には無縁な話かn

「あら? ねえねえ! あなた私のSOS団に入らないかしら!」

「うえっ!?」

「良いわね! そのリアクション!! 決めたわ、あなたを私の団に入れるわ!!」

「えぇ!? そんな急に言われても………」

 

って!

なに二人してちゃっかり安全地帯にいるのさ!

しかも、諦めろ的な目線まで!

 

「よし! 着いてきなさい!」

「へっ? どこ―――にィィィィイ!!??」

手首! 手首痛いんだけど! それよりも引っ張らないでェェェエ!!

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

「さぁ着いたわ! 此処がSOS団の部室よ!」

 

そこに見えるのは文芸部と書かれたプレートの上から白い紙にSOS団と手書きで書かれた物が貼られていた。

 

どう見ても文芸部の部室です。

本当にありがとうございました。

 

「はぁ……ハルヒ、また誰か連れてきたのか? ……って、同じクラスの…………誰だっけか?」

「あ、天草時音です」

「そうか、俺は―――」

「キョン! なに悠長に自己紹介なんてしてるのよ!」

「あのなぁ………そもそもなんでまた」

「なんとなくよ!」

「はぁ…………やれやれ」

 

な、なんだろう…………私の安全で安心な未来がものすごい音を立てながら壊れていくのがわかるよ……

 

あぁ、パトラ○シュ……私もう疲れたよ………

 

「あ、あのぉ~……お茶飲みますか?」

「へっ? あ~……お願いしても良いですか?」

「はいっ!」

 

な、なんとまぁ……お茶一杯でそこまでいい笑顔になれる人は知りませんよ?

 

「それより……此処は何をする所なんですか?」

「あ、そう言えば言ってなかったわね………SOS団とは! 宇宙人や未来人! 異世界人や超能力者を見つけ出して一緒に遊ぶことよ!!」

「は、はぁ~……」

 

う~ん……この枠の中に『私』は入って無いですね。

 

「まぁ……なんだ、同じ巻き込まれ同士で仲良くしてくれ」

「あ、はい。 よろしくです」

 

それにしても……未来人の所でお茶をくれた人が少しビクッてなったけど、笑いを堪えて…………いやいやいや! お茶を貰うだけで花のような笑顔を浮かべる人に限ってそんな事は―――

 

……パタン

 

「あら、もうそんな時間ね……鍵よろしくね~」

「あいよ……さて、俺達も帰るか」

「まって」

 

…………全然びっくりなんてしてないですよ? ええ

 

「ん? どうした長門?」

「……」ジィー

「? どうかしましたか?」

 

なんだろう? 私の顔なんて見て……あ、お昼のご飯でも着いてた!?

……確認するもその様な跡は無し、じゃあなんだろう?

 

「長門、喋らんと伝わらないとおもうぞ?」

「………あなたは、何?」

「へっ?」

 

 

 

 

「質問を変える……あなたは何者?」

 

 

 




いかがでしたか?

この小説なら戦闘シーンをあまり書かなくて済むので気楽で良いですね。


さて、次回はいつになるのやら…………

期待せず待っててくださいね!!


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探られるのはあまり好きでは無いですので、早々に種明かしです

こんにちは、〔お燐〕です。

今回は長めに(自分の中では)書いたのであります。
そんな訳であります。

それでは本編に向かうであります。
☡※☡この喋りには意味などありませんであります。






 

「質問を変える、あなたは何者?」

 

こんにちは、天草時音だ。

 

さて………どう答えようかな、

転生者ですなんて言ったって信じないだろうし、そもそもなんで分かるの?

 

「長門、どう言う事だ?」

「この存在は、何一つ伝えられていない。 私自身でも干渉が不可能」

 

え? 干渉って何? なにかされるの?

ってか、キョン?さん、そんな変なものを見るような目で見ないでくれませんか? 泣きたくなります。

 

「えぇっと……取り合えず人間だよ?」

 

半分だけどね

 

「……そう、帰宅する」

 

な、なんだろう………

 

「……まぁなんだ、俺達も帰ろうぜ」

「あ、はい」

 

多分、キョンさんは苦労人なんだろうね……それでも関わってる辺り、お人好しなのかな?

……ま、いい人なのに変わりはないんだけどね

 

そんな事を考えながら部室を後にして、廊下をキョンさんと二人で歩いていると、ふと気になる事が出来た。

 

「そう言えば、SOS団って私とハルヒさんと長門さん、朝比奈さんにキョンさんで全員ですか?」

「いや、もう一人居る……が、あいつの事はその時でも良いだろう」

「ふむふむ……あ、私はこっちだから」

「……俺の勘違いじゃなければ、そっちは高級住宅街だったはずだが?」

「ん? あってるよ?」

 

地元の人じゃないのかな?

 

「……まあ良い、じゃまた明日な」

「はい、また明日」

 

ん~……あ、食材切らしてたんだ…………買いに―――いやめんどいし『造り』ますか。

 

何にしようかな~と考えながら家に着いた時、目の前に黒い車が止まった。

 

「へっ?」

「あなたが天草時音さんですね?」

「え? あ、はい。 どちら様ですか?」

「古泉一樹と申します、少しお話でもよろ「おや?」し……い?」

 

古泉一樹と名乗る青年とその他の人達の後ろから……つまりは私の家の玄関かお父様こと天草 総司(あまくさ そうじ)さんが立っていた。

 

「あ、お父様。 ただいま戻りました」

「お帰りなさい。 ……さて、儂の娘に何をしている? 答えによっては…………わかるな?」

 

バキッ!

 

……… お父様、私の目が可笑しくなったのか、手に持っているのはバールの様なナニカですよね?

それがポッキリと折れてるのはキノセイデスヨネ?

 

「」ガクガクブルブル

「儂の娘に何をしているのかと聞いておる、答えよ」

 

はぁ~………お父様、そんなに威圧しなくても良いと思いますよ?

 

「お父様、そこまでです。 『覇気』を仕舞ってください」

「しかしだなぁ……」

「 お と う さ ま ? 」

「……わかった。 運が良かったな若造、だが……」

 

次は無いぞ

 

「」

「あ、息してないですね」

「「古泉ィィィィイ!!??」」

「くっ! 此処は一端引くぞ!」

「「おう! 去らばだ! また会おう!」」

 

………行きぴったりだね、動きからなにまで。

 

「では、私は部屋に戻って居りますので」

「うむ、何かあったら言うんだぞ?」

「ふふっ、わかっていますよ」

 

さてさて、高校卒業までの勉学はもう終わってるし……日記でも書こうかな……

 

 

『 ω月Д日 晴れ   

 

 今日は、ハルヒさんがやっている? SOS団と言う所に入る事になりました。

 そこで、長門さんから「何者」かと聞かれ少しびっくり!

 でも、いい人が居るし、今日会えなかった人ともあって見たいかな? 』

 

 

よし、こんな物かな………

後は晩御飯食べ……て…………?

 

「あぁ!! 食材!! ………明日にしよう、うん」

 

すっかり忘れてたよ………気を取り直して、お風呂に入って寝ますかね。

 

 

 

 

~お風呂に入ってます~

 

 

 

 

「はぁ~………大きくならないぃ~…」

 

胸が未だに小さいっす

大きい胸を見ると少し……ほんの少しだけ貰いたくたるっす

…………むなしいっす

 

「ねよ………おやすみなさい

 

 

そして夜が明け、さらには放課後になった

(え、どばしすぎ? 気にするな!)

 

 

「こんに…ち……は…………?」

「ん? どうしたのよ?」

「え? あ~……いえ、知らない人が居てびっくりしただけです」

 

知らない人……てのは嘘になるけどね、厳密には昨日家の前であってるし

 

「あ、それもそうね。 古泉君、自己紹介しちゃいなさい」

「こ、古泉一樹と申します」

「天草時音です………それよりも大丈夫ですか? 汗がすごいのですが……」

「大丈夫…です。 お気に為さらず」

 

ん~? 昨日あった人だよね?

随分と印象が違うような…………気のせい?

 

「あ、ねえねえ。 時音の役職を決めようと思うのだけど、皆は何か案があるかしら?」

「そうですね………時音さんは何か得意な事はありますか?」

 

そう古泉さんが言ってくるので考える………

『能力』を使ったらそれこそ出来ないことはあんまり無いんだけど、使わないとなると………料理?

 

「マジックとか料理とかですかね」

「マジック……ですか?」

「はい………例えば、此処にコインがありますよね?」

 

はいと言ったのは興味津々で見ている朝比奈さん

……因みに長門さんは本を読んでいて、その他の皆さんが私の方を見ています。

 

「そして、机の上にハンカチ、コインの順に乗せます……すると」

「わっ! 浮かんでます! どうやっているんですか!?」

 

と、こんな感じに浮かぶ訳です。

因みに妖りょ……不思議な力を使って直接浮かせてるのです

 

 

え? 妖力? そんなこと言いましたか?

気のせいですよ

 

「企業秘密です♪ ……と、こんな感じのマジックが出来ますね」

「……すごいじゃないの!! 種とか全然わからなかったわよ!!」

「確かに……これ程の腕前ならばプロと言っても過言ではありませんね」

「すごいな……将来はマジシャンとかになるのか?」

「いえ、ただ誰かが暇になってて楽しみたいと言う時に位ですから」

 

そこまで考えていませんよ と言い、コインとハンカチを鞄の中に仕舞う。

 

「う~ん…………あ! 秘書に任命するわ!」

「秘書……ですか? 因みに何をすれば良いですか?」

「定位置は有希とは反対の……そうね古泉君の隣の此処にしましょうか……で、仕事は、皆が退屈になったときにマジックを披露するのはどうかしら?」

 

ふむふむ……『()()』なら切れることがないし、たとえ切れたとしても『()()』や『()()』があるから気にしなくて良いかな?

 

え? ふふっ…… き の せ い ですよ?

 

「……はい、それなら大丈夫ですよ」

「うん! なら決まりね!

 ねね、所でさっきの他に、何か出来たりする?」

「他にですか?」

「うん……例えば、摩訶不思議な事よ」

「う~ん……私が出来る事には限度がありますから……ハルヒさんの期待に応えれるかはわかりませんが、出来ることならあります……が」

「なになに!」

「その……これは人によっては嫌な気持ちになるかもですが、それでも聞きますか?」

「ふふん! 私に怖いものなどないわ! 遠慮なくやっちゃって!」

 

あはは……元気100倍ですね、その内食べ物の名前のパン職人が出てきそうで怖いです

 

「では……ハルヒさん、少し手伝ってもらってもいいですか?」

「もちろんよ! ……で、なにすればいいの?」

「私の手を持って……そうです。 あとは何か思い浮かべてください、それを当てますから」

 

……あ、これは悪用は駄目ですよ?

他者の心は覗いてはいけませんから

 

「(実、私は皆―あなたは違うわよ?―がよそよそしくて悲しいのよ…それに、隠し事もしてるっぽいし……いや、隠し事がいけない訳じゃないのよ? ただ、中間外れにされてるような感じがして嫌なのよね)………いいわよ」

「…………」

「ん? 流石に無理だったのか?」

「あ、いえ……そうでは無いのですが……うん、わかりました」

「ん? 何がだ?」

「ハルヒさん、私は貴女に嘘を言いませんし、聞きたいことがあったらなんでも答えますよ」

「……へ?」

 

あれ、違ったかな………皆が何かを隠していて、それが嫌だから云々だと思ったけど

 

「じゃ、じゃあ! 皆に内緒にしている事は!?」

「……凄いストートですね」

「だ、だって……びっくりしちゃったから」

「そうですねぇ~……取り合えず……

 

 

 

   私は人間ではありませんよ」

 

 

 

 







いかがでしたか? デアリマス

次回は主人公の事が事細か~く書かれません。
少しだけ明かされるだけです。


そんなこんなで……次回も楽しみにしないで待っててくださいね!!


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【キョン視点】長門ぉ!! お前ってそう言う性格だったのか!!

こんにちは、〔お燐〕ですの。

今回は少しキャラ崩壊がありますの。
それでもよければの。


本編へどうぞの。


デスノーー





「え? ……人間じゃ無いってどう言う事? 何処をどう見たって人間じゃない…………」

「? 確かに見た目はそうですが、私はあなた達より遥かに長生きしていますよ?」

 

 

どうも画面の前の君、こんにちは。 キョンと言うあだ名の――――です……っておい! 名前くらい言わせろ!!

 

 

 

「なぁ……長門、時音の言っている事は本当なのか?」

「詳しくは解らない。 だから正しい」

「つまりは長門さんでさえ解らないからこそ、時音さんの言っている事が正しいと言うことですか?」

 

古泉の質問に長門はこくんと頷いた。

……ってまてまてまて! これ以上やっかい事が増えたら流石にかなわんぞ!

ってか言って良いのよ!?

 

「確かに……このまま涼宮さんが混乱してしまったら、僕としては大変なのですがね」

「大丈夫ですよ、どのみちハルヒさんは忘れますから」

「そうでしたか………それよりも聞きたいことが山ほどあるのですが、答えてくれますか?」

「ええ、かまいませんよ? 私の知る限りの事でよければお答えします」

「では始めに、あなたは異世界人ですか?」

 

そう質問する古泉に、時音は残念な人を見る目で眺めていた…………ってそうじゃなくてだな!?

 

「……はぁ、私は異世界人でも……ましてや宇宙人や超能力者、未来人でもありませんよ」

 

まったく……と言った感じで答える。

……じゃあなんだ? 時音はハルヒが言ったどれにも当てはまらないのか?

 

「では、あなたは一体………」

「私は只の半妖ですよ?」

「……は、半妖? なんだ…その半妖って?」

「半妖とは、親の片方に妖怪が居て、その血が入って居る事を表します。 ………………まぁ、私はそれ以外にも…――」

 

ん? 最後の方、何かを言った様な気が………気のせいか?

 

「妖怪……ですか、それはまたなんと言ったら良いか……取り合えず敵では無さそうですね」

「……」ジィー

「? どうかしましたか?」

「何の……」

「へ?」

 え?

「何の……妖怪?」

「そこ気になる所!? もっとあるでしょ!!」

「う~ん……サキュバス? ……いや、これは違うな、あの時ちゃんと変えてもらったんだから…………ブツブツ」

「まともに答えなくて良いと思います!!」

 

 

「はぁ………なんなんだ、一体」

「猫の妖怪なら………飼いたい」キラキラ

「な、長門……お前そう言う性格だったか?」

「長門さんの事はともかくとして、どうしましょうか? 機関の人間として答えるならば、怪しいの一言で済むのですが……」

「なんだ?」

「僕個人の意見としては、彼女程の存在が味方に居れば心強いですね」

 

味方……か、果たして味方になるのやら。

ま、そこん所はハルヒがどうにかするだろう

 

「所でですね」

「はい、どうかしましたか?」

「朝比奈さんは大丈夫ですか?」

「え?」

「むきゅ~……」

「朝比奈さぁぁん!!??」

「最初の方から気絶してましたが……大丈夫でしょうか?」

「多分大丈夫だと思いますが……取り合えず椅子に座らせて置きましょう」

「そ、そうだな」

 

そ、それにしても…時音さんが妖怪なんたらだったとはな……そもそも妖怪は居ないと思って――

 

「猫の妖怪……なれる?」

「猫ですか? なれますがどうし―――」

「連れて帰る」

「ちょいまてぇぇ!!」

「チッ…………何?」

「今舌打ち…………そんな事より時音にも生活があるだろうよ!」

「そう…………」ショボーン

「あ、あの……長門さんが良ければ泊まりに来ても良いですよ?」

「そう」テーレッテレー

 

…………俺は長門が人間らしくなれて嬉しいと思えば良いのか、少し残念な人となってしまったと思えば良いのか良いのか……誰か教えてくれ

 

「う、う~ん……あれ、私……」

「ハルヒさん、おはようございます。 大変可愛らしい寝顔でしたよ?」

「なっ!? 」カァーーー

「さて、ハルヒさんも起きた事ですし、帰りませんか?」

「そ、そうね! それじゃあ鍵よろしく!!」

 

ハルヒ……お前きっと疲れてるんだよ…………やれやれ

 

「では、私たちも……帰りましょうか?」

「そうですね、朝比奈さんはどうしますか?」

「俺がつr」

「キョンさん、男の貴方に任せるより女の方が良いと思いません…………?」

「ハイ、オモイマス」

「ふふっ……では、私の家で起きるまで居させますね」

「私も行く、なぜなら昔から知っている人がいる方が何かと便利だから」

「そうですね」

 

それではまた明日会いましょう と言い、朝比奈さんをお姫様だっこで連れていく時音、それに着いていく長門の絵がシュール過ぎてどうしょうもない

 

「……ま、俺たちも帰るか」

「そうですね……僕は一応、時音さんの事を機関に話しておきますね」

「あぁ」

 

さて、これからどうなることやら…………

そもそも長門の事が気になって夢に出てきそうだな…………やれやれだぜ

 

 

 

 

 

「おや、楽しそうに笑いながらため息を吐くなんて、器用な事をしますね」

「だれのせいだと思ってやがる……」

「ふふっ……僕のせいですよね? それ以外の人なんてあり得ませんよ」

「ふん……お前が悪いんだから責任取れ」

「ええ、喜んで…………では僕の部屋に来てください、きっと良いことが起こりますよ」

「ふん……」









いかがでしたか?

今回は時音の存在に少し触れて見ました。

……え? 半妖だって知ってたって?


………………ふっ、甘いですよ!
例えるなら目の前にリア充が居る位甘々です!! バクハツシロ!


さて、次回も期待せず待っててくださいね!
(最後のは深い意味はありません)


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お泊まり会……準備編

こんにちは、〔お燐〕です。

今回から数話、お泊まり会編です。
泊まる場所は学校やSOS団の誰かの家です。

まぁ…………あれですよ

本編どぞ!






さてさて、早くも放課後です。

(勉強風景とかその内書こうかな……)

 

あの日(前回)から一週間たちまして、ハルヒさん達とも仲良くしております。

 

ハルヒさんはあの事を綺麗に忘れてしまったので、ややこしい事にはなっていないと思いたい……

 

いや朝比奈さんから「マジック教えてください!!」と言われ、適当に教えたり

長門さんから「猫になって」といきなり言われたりしたことはありますが、別段ややこしいとは思いませんね。

 

はてさて、長らく語りましたが何を言いたいかと言うと

 

「流石にそれは駄目だよ………」

「ん? 大丈夫だって、今までも持ち込んで来たんだから、駄目なら駄目って言うでしょ?」

「そりゃ…そうかもだけど…………流石に『冷蔵庫』は駄目だと思います……」

 

何を思ったか、かなりでかい冷蔵庫を持ち込んできました………

なぜ冷蔵庫を持って来たのかと聞くと、近い内に学校でお泊まり会を開くらしいです。

 

……よく許可したね、先生方……

そんな事もあり、部室内はかなり綺麗に片付けられています。

 

「それにしても……まさか学校に泊まるとはな…………」

「そうですね…一応、花火とかは持ち込もうかと思います」

「まったくだな………やれやれだぜ」

 

ん? キョンさんと古泉さんが何やら話しておりましね。

きっと楽しみ~! とかそんな感じのことでしょう。

 

「楽しみですね~♪」

「……楽しみ」キラキラ

「やっぱり学校と言ったらお泊まり会よね!! そうそう、当日は一旦帰ってから皆で行きましょう」

「では何処かで集まりますか? それとも自宅に迎えに?」

「う~ん……私が皆の家を訪ねるわ! 良いかしら?」

「私は大丈夫です」

 

女性陣は私の家を知っているので大丈夫でしょう

 

「男性陣もそれで良いかしら」

「ん? あぁ、大丈夫だ」

「僕も同じく大丈夫です……お泊まり会には色々と持って来てもよろしいですか?」

「そこら辺は各自任せるわ! ただし!」

「ただし?」

「見せられない物は持って来ない様に!」

「見せら………! そんなもん持ってくるか!!」

 

あはは……ハルヒさんって隠さないですね…………そこはハルヒさんらしいですが。

 

「見せられない物ってなんですか?」

「大人の本と呼ばれている物」

「大人の本…………?!」ボンッ

「……長門さんも隠さないですよね…………朝比奈さん大丈夫ですか? 取り合えず椅子に座らせておきますね」

「私は私だから………」キリッ

「そうですか……」

 

 

「所でハルヒ、風呂とかどうするんだ?」

「……あ、忘れてたわ」

「忘れるって……お前なぁ……」

「なら私が用意しましょうか?」

「できるの?」

「はい、昔に作った事があるので」

「へぇ~、凄いわね」

「そうですか? 普通ですよ」

 

板繋げて完成ですからね、誰でも作れますよ

 

「あ、ならさ! 大きく作れる?」

「大きくですか? どれ位の大きさが良いですか?」

「皆が入れる位! そしたら皆で入りましょうよ! あ、勿論水着とかで隠すわよ」

 

………混浴的な事かな?

出来なくは無いけど……大丈夫なの?

主に朝比奈さんとか、朝比奈さんとか

……この人、見た目は大人なのに中身は子供ですから………あら、どっかの名探偵みたいですね

 

 

「――……だから良いのよ!」

「だがな……――」

 

 

「……あれ? 二人ともどうしたんですか?」

「キョンったら恥ずかしくて嫌だって言うのよ!」

「誰だって恥ずかしいだろ!? 」

「恥ずかしいですか? …………意外とウブなんですね」

「なにっ!?」

「別に裸を見られる訳でもないので恥ずかしいとは思いませんよ? ほら、プールだって水着じゃないですか」

「確かにそうだが……はぁ~…わかった」

「よしっ! 良くやったわ! 流石は私の秘書ね!」

「ふふっ、お褒めの言葉、ありがとうございます」

 

 

「ぐっ……ハルヒに加え、時音さんまで加わるとは……」

「涼宮さんの味方と言う証拠だから良いと思いますよ? それに、皆さんと絆を深めるチャンスですよ?」

「……確かにそうだが…………女共の見た目が良いから目のやり場に困るだろうな」

「そう言う時は堂々と見ればよろしいのでは?」

「お前は……はぁ~……最近ため息が増えてきた気がするぜ」

 

ヒノキ風呂で、お風呂からいい匂いが出るようにしたら楽しめるかな?

ラベンダーとか……抹茶とか…………イチゴとかも面白いかも?









いかがでしたか?

子供の頃の一大イベントの1つ、お泊まり会。

私は数人の友達とやったのですが、なかなか寝付けなかったです。

皆さんはこういったイベント等はなさったでしょうか?
やってないって方にはおすすめです。


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お泊まり会……行動編

最近暑くなってきましたね、天草時音です。

 

今日は前々から予定していたお泊まり会の日です。

そして、ハルヒさん一行を自宅にて待っている所です。

 

「本当に学校に泊まるのか?」

「はい、教員からも許可を貰いましたから大丈夫ですよ?」

「そうか………ならば、沢山楽しんでこい」

「わかっていますよ」

 

我がお父様は心配性にて、気にならない程度に聞いてくるんですよ

……世の親はこんな感じなんでしょうかね?

 

 

ぴんぽ~ん……ぴんぽ~ん

 

 

「あ、は~い! …………あ、ハルヒさん方。 ようこそいらっしゃいました、少し待っててくださいね」

「あぁ……うん」

 

ハルヒさんの様子が少しおかしいですね~……

何か有ったのかな…………

……ま、気にしてもわからないし荷物を早く持って行かないと!

 

 

…………さて、こんなものだし、待たせるのも悪いから早く行かなきゃね

 

「お待たせしました」

「ん、全然待って無いわよ? それよりも凄い家ね……」

「そうですか?」

 

そんなに凄いですかね?

敷地はそこまで広くは(約2500位です)無いですが、家が少し大きいですから、そう思うのかもしれませんね。

 

「そんよ、それにキョンの家が2~3個入りそうじゃないのよ…………ま、良いわ! 早速向かうわよ!」

「そうだな、所で古泉は大丈夫なのか? スッゴい汗だくなんだが……」

「ぼ、僕の事は気にしなくて大丈夫です……それよりも早く向かいましょう」

「……なんだったんだ? そんなに楽しみだったのか」

 

ただ純粋にお父様が怖いだけなんじゃ………

 

「そういえば朝比奈さん、その鞄には何が入っているのですか?」

「これですか? 趣味のお茶やお菓子です♪ 皆さんと一緒に食べようかと思って作って来たんですよ!」

「そうでしたか、楽しみですね」

 

はい! と元気良く返事をする朝比奈さん。

そしてお菓子の時にドヤ顔をしていました。

 

「ちなみに私は花火とかトランプとかね、皆で遊べる物を中心に選んで来たわよ」

「花火も楽しみですね~」

「うんうん……あ、時音は?」

「私は『呪符』や『式符』と―――あ、冗談です。 本当は花火ですよ?」

「あ、そうよね。 …………真顔だったからビックリしたわよ」

 

……本当の事ですと今さら言い出せない

ま、花火も持ってきたので大丈夫ですよね

 

「ゆ、有希は? 何持って来たの?」

「望遠鏡」

「有希らいしわね」

「あとは枕、変わると寝れない」

「……有希ってこんな性格だったかしら?」

 

 

「キョンさん、キョンさんは何を持ってきたのですか?」

「ん? 無難に花火だな、古泉も花火だが……あいつは打ち上げ花火だった」

「…………花火率高いですね、まぁ…私は色々と出来るのでなんとかなるでしょうけど」

「気になってたんだが、聞いても良いか?」

「はい、答えれる範囲なら答えますよ?」

「時音さんって半妖って言ってたが、本当なのか?」

「ええ、本当の事ですよ。 ちなみにお父様が人間でお母様が妖怪です」

 

妖怪……隙間妖怪の紫色のバb―「そんな汚い言葉言っちゃいけません! それに私の見た目の何処をみて年寄と言ってr……ブツブツ」―何処からかなにかが聞こえた気がする……気のせいかな?

 

「妖怪……ね、会った事は無いが実在していたとはな」

「妖怪がこの世界から消えたのは人々が妖怪の事が脅威ではなくなったからです。 でも中にはまだ残っている者達もいますよ、そう言うのは人々の噂とかが繋ぎ止めているんです」

「なるほどね、じゃあ口裂け女何かはそうなのか?」

「ええ、彼女の様に伝えられている妖怪はまだこの世界にいます。 ですがそうでない妖怪は、残念ながらこの世界に住んで行けないのです」

「……この世界に、と言うと違うところに居るのか?」

「ええ居ますよ、ですがそこが何処なのかは教えれませんけどね……もし知ってしまったら記憶を消すか向こうの住民になってもらいますので」

「分かった…………さて、話していたら学校に着いたな」

「ふふっ……そうですね」

 

妖怪は元々は人々を襲い、人々を食べて生き長らえていた……

ですが――いえ、今は(この物語には)必要ありませんでしたね

 

「あ、皆さん」

「あら? 古泉くん?」

「お先に向かわさせて頂ました、色々と確認もあったので」

「そお? なんか悪いわね………」

「いえ、お気に為さらず、では部室に向かいましょうか」

「ええ、そうしましょうか!」

「楽しみですね~……学校に泊まるのって初めての事なので緊張してきました……」

「あら、初めてだなんて、経験者かと思ったわよ」

「いえいえ……初めてなので優しくしてくださいね?」

「まっかせなさい!」

 

 

 

 

 

「どうしよう古泉、俺の心は汚れているかもしれない」

「奇遇ですね、僕も丁度同じことを思っていましたあ」

「………持つのか俺の良心は」

「持つとイイデスネー」

「…………やれやれ」



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お泊まり会……食事編

こんにちは、〔お燐〕です

少し間が空いたようなそうでない様な気がしますが、気のせいと割りきります。

さて、今回は食事編と言うことで、定番のあれを作ります。


それでは、どうぞ






「よい……しょっと…………ハルヒさん、終わりました」

「お、ありがとね!」

 

皆さんこんにちは、天草時音だ。

今……正確には終わったんだけど、部室内の整頓やらなんやらをパパっと済ませました。

 

「……こっちも終わった」

「後は布団を敷くだけですね」

「ああ………お、そろそろ昼時だな、一旦メシにするか?」

「そうですね~、私もお腹がもう限界です………」グギュルルル~

「……ならさっさと作ってしまいましょう? 誰かさんは待てなさそうだし」

「はぅ……」カァー

 

うんうん、食材は持ってきたから大丈夫だと思うけど、何を作るか決めないで買ったからまとまりが無い……

 

「さて、男子達は此処(部室内)を任せるわね、私たちはお昼ご飯を作って来るから」

「おう、任せとけ」

「ええ、お気をつけて」

 

 

「………何を作るか決めていますか?」

「そうね~……無難にカレーなんてどうかしら? こういった事の定番でもあるし」

「カレー」キラキラ

「ふふっ、長門さんは食いしん坊ですから、いっぱい作らないとですね♪」

「え、そんなに食べるんですか?」

「はい、外での活動時の休憩の時に沢山頼むので……量的に言えば大食い選手さんとほぼ同じですね♪」

 

な、なるほど…………

一体この体の中の何処に入るのかな……

見た感じ私より食べなさそうなのに

 

「?」

「あ、いえ。 お気に為さらず」

「そう……後でモフモフの刑」

「うえっ!?」

「ん? どうしたのよ、急に大声なんて出して」

「ああ……いえ………」

「そお? まぁ良いわ、さっさと作ってしまいましょうか」

 

と、言うわけで作り始めた訳であります。

最初の方はまとも……と言うとあれですが、しっかりと作ってたのですが、後半になるにつれてカレーに絶対入れないだろうと言う物までいれ始めたハルヒさんとそれを横目で待望の眼差しで見る長門さん、さらにその横で真剣に具材を切っている朝比奈さん……となり始めたのです。

 

「……流石に『それ』は不味いと思いますよ」

「そうかしら? 意外といける様な気がするわよ?」

「いやしかし……」

「えい」

 

ッボトン

 

「…………い、色が変わってきました」

「ま、私にかかればこんな物よ!」

「あ、あのぉ~……カレーって茶色い色をしているのでは無いんですか……どう見てもこれは……」

Crazy(クレイジー)

「発音良いですね……ってそうじゃないです! 色です色! なんで『赤色』なんですか!? 一体何を入れたら―――」

「唐辛子」

「そうでしたね………」

「大丈夫よ、こんなもん色だけよ色だけ、そんなに辛くは無いわよ」

 

本当かな~………そこらの 激辛料理より赤いですが…………と、ともかく! これは危険過ぎる――

 

「あ、本当ですね! そんなに辛くは無いです!」

「でしょ!」

 

――筈なんだけど?

……え、辛くないんですか?

皆してグルじゃ無いですよね?

新人弄りてきなあれじゃ無いですよね?

いくら私が半妖と言っても味覚は人間と同じなんですよ?

そこら辺わかっていますか? お三方?

 

「ん……」

「え……食べろと仰いますか……?」

「見た目ほど辛くない」

「し、しかし…………」

「もう! ちゃっちゃと食べる!」

「うぶっ!?」

 

ぐっ! か……か?

あれ、全然辛くない………

寧ろ美味しいかも

 

「どうどう?」

「……美味しいですね、少し辛いですが見た目ほど辛くは無いです。 寧ろそれが良いですね」

「でしょ! さて、作った事だし運ぶわよ!」

「わかりました!」

 

さてさて、男性陣はどんな反応をするのかな?

すこし楽しみになってきた―――って、私はこんな性格だったかな…………ま、良いか

 

 

「へいっ! カレー持ってきたわよ!」

「おや、カレーですか。 こう言う時に食べるカレーは大変美味しいときk……」

「ん? どうした古泉…………って、なんだソレは」

「カレーよ? 心配しなくても味見はしたわ!」

「本当か? かなり赤いぜ?」

「何よ、私の言っている事が信用できないって言うのかしら?」

「お前はイタズラするときは平気で嘘をつくだろうが…………」

「それはそれ、これはこれよ」

「あの、味見は本当にしましたよ?」

「………はぁ~…分かった、食べよう。ほら古泉、しっかりしろ」

「っは!? ………失礼しました、では頂きましょうか」

 

「「「「「いただきます!」」」」」

 

パクっと………先程も食べましたがやはり美味しいですね、入れた唐辛子に秘密が?

調べるにも、持ってきた唐辛子を全部入れたから確認の仕様が無いですね…………っと、食事時に食べ物の事以外は考えないようにしましょう。

すぐに終わってしまいますからね

 

「確かに……うまいな」

「ええ、正直に申し上げますとお店を開ける程ですね」

「そんなに美味しいかしら?」

「お店は行き過ぎだけど本当に美味しいですよ?」

「……きっと皆で食べるからよ! 海の焼きそばは普通だと不味いけど場所とかでおいしく感じるし!」

「おいおい……全部の海の家の焼きそばが不味い訳がないだろう、たまに旨いのがある」

「それでもたまになんですね」

「…………」バクバクゴクゴク

 

ほ、本当に何処に入るのかな………

食べてすぐに消化されて栄養に回ってるとしか考えられない……

 

 

 







いかがでしたか?

こう言う状況のカレーとか美味しいですよね
でもバーベキューも捨てがたいのです。


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お泊まり会……始動編

こんにちは、〔お燐〕です。

少し遅れましたが気にせず投稿します。

今回はなにかが起こります。
ええ、そりゃもうなにかが起こるんです。



まあ、シリアスは出ないと思いますが……






「ふぅ……ん?」

「どうかしましたか?」

「あ、いえ………何か物音が聞こえた気がしましたが気のせいでした」

「そうですか?」

 

どうもこんにちは、天草時音だ

 

あの後(前回の最後)、食器やら何やらを片付けている最中に下の方から物音が聞こえたんですが、キョンさん達は部室に居るしハルヒさん方は私と一緒に洗い物をしているので、単なる勘違いですね

 

「さて、片付けは終わったし戻りましょうか」

「そうですね~………キョン君達は何をしているのかな?」

「さあ? 行ってみたら分かるわよ」

 

「……」クイクイ

「ん? どうしましたか?」

「後で話がある」

「?」

「取り合えず帰還する」

「? わかりました」

 

なんだろう………まさか食器の洗い方が雑とか遅いとか言われるのかな………

い、いや! これでも毎日炊事洗濯はやって居るんだしそれは無い! …………と、思いたい

う~ん……と、なると……なんだろう?

 

そうこう考えている内にどうやら部室に付いた様ですね

 

「たっだいまー!!」

「おう、おかえり…………なぁ、さっき変な物音がしたが何かやってたのか?」

「え? 別に変なことはしてないわよ? そもそも此処(部室)から調理室までは離れてるじゃ無い」

「それもそうか……んじゃ気のせいだな」

「全く……気が緩んでるんじゃ無いでしょうね? そもそ―――」

 

ドンッ!

 

「………俺の気のせいじゃなかったら何か物音がしなかったか?」

「……気のせいじゃ無いわよ」

「この音……先程よりも大きく無いですか?」

「古泉、お前またなんか企んでるのか?」

「全くの無実ですよ、それに……僕は夜に花火をすること位しか企んでいませんでしたよ」

「そうか……」

 

 

「この音って……下から聞こえてますよね」

「そう………でも私達以外の人間は居ない」

「うぅ~…怖いです……」

「みくるちゃんは此処に居なさい、キョンと古泉君はみくるちゃんの側に居てあげて……私と有希、時音で調べて来るから」

「わかりましたが、くれぐれもお気をつけて」

「大丈夫よ、危ないと感じたら戻って来るから」

 

………これ、危ない事決定なんじゃ?

ハルヒさんは無意識に何かを作れるって古泉さんと長門さんが言ってたし……そのハルヒさんが危ないと感じたらなんて言うのは……

 

 

‡一階フロア 階段付近‡

 

 

「う~ん、どっちかしら?」

「音の発生源はこの一階の何処かの筈です、くまなく探しますか?」

「そうね、もしかしたら何かあるかもしれないし」

「それなら手分けして探しませんか? 2チームで探した方が早いですし」

「そんなの危険よ! 皆で固まって動いた方が良いわ」

「大丈夫ですよ、少しは武術の心得がありますから。  さて、ハルヒさんと長門さんチームと私の2チームで探しましょう?」

「…………分かったわ、でも無理は駄目よ?」

「……」コク

「ふふっ……では、一旦別れましょう」

 

気を付けてね、と言いハルヒさんと長門さんは音の原因を探しに行った。

 

さて、一階に降りた途端に微弱だけど妖怪の気配がするのは気のせいじゃないよね

 

「ハルヒさんはわからないけど、長門さんは絶対気付いて居る………さて、()()()からどうやって来たのか分からないけど、丁重にもてなして帰ってもらわないとね」

 

私は戦闘が苦手なのに……ま、困ったら式神に頑張ってもらおうかな~…

 

 

‡一階フロア 音楽室‡

 

 

「なにも無いですね……」

 

ピアノとかその他の楽器はあるけど………気になる物は何も――ん? なんだろうこれ……

 

五角形で手のひらサイズのプレートの様な物がピアノの下に落ちていた

 

「なんでこんな所にこんな物が? 取り合えず持っていましょうか、何かの手がかりになるかもですし」

 

…………それよりも、なんだかさっきから目線を感じるけど特に姿が見えない………

もしかしたら【ナニカ】が私を見張っているのかもしれないね

 

……そうなると、ハルヒさんチームにも着いている可能性が高い……か

…………ま、取り合えず消しときますか

 

「ナニカさん、私はこそこそと見られるのがあまり得意では無いのです。 なので消えてもらいます。 虚閃(セロ)

 

ナニカが要るであろう方向に人差し指を向け、虚閃を放つ。

 

「グギャァァ…………」

 

虚閃がナニカに当たると小規模な爆発等は起こらず、そのナニカは跡形も無く消えた。

 

「しかし……やっぱり妖怪ですね」

 

う~ん…………報告しに行った方が言いかな?

でも、朝比奈さんの所には超能力者が居るし、ハルヒさんの所には宇宙人。

 

…………うん、このまま探索を続けましょう

 

少し妖怪が哀れに思ったけど、こんな所にいる方が悪いとかなり自分勝手な考えで考えるのを止めた。

 

「さてさて……()()()は何をしているのかな? こんな事になっているのにまさか気付いて居ないと言うのかなぁ……」

 

 

‡何処かの世界‡

 

 

「ぶえっくし!!」

「風邪ですか? ――様」

「その様ね……あ、でも、もしかしたら何処かのイケメンが私の事をうわs」

「はいはい、そんなことはあり得ないので医者に見てもらいましょうねー」

「最近―――が冷たいわ……」

「何言ってるんですか、これも愛情です」

「そうかしら……―――」

 

 

 



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お泊まり会……収束編

こんにちは、〔お燐〕です

今回は少し長めなのと、あちゃくらさんが登場します。









「グヘヘヘ! オマエラ! ヤッチマウゾ!」

 

「「「「オォォォォォ!!」」」」

 

「はぁ、面倒くs  疲れて来ますね……」

「そう……頑張って」

「長門さん…………助けてくれても良いのですよ?」

 

無理 と長門さんは無機質に、だけどしっかりと答えてくれた。

 

……まぁ、気絶したハルヒさんの防衛で忙しそうですし、仕方ないですね………

 

 

 

 

‡時は少し遡る‡

 

 

 

~数時間前~

 

 

 

 

「どうしよっかな……」

 

こんにちは、天草時音だ

このプレート……調べてみたら裏側? に小さく『火は水に勝てず水は木に勝てない』 と書かれていました。

 

…………どゆこと?

 

属性に関する事なのは分かるけど、何を指して書かれているのかわからないですね

 

「取り合えず………もう少し探してみますか」

 

ま、音楽室には何もないと思いますけど……

 

さてさて……何処を探しに行きましょうか。

……プレートが何かのカギになることは何となく分かったので、これ……もしくはこれに近い物を探しにいきますか!

 

 

‡一階 職員室‡

 

「こんにちは~……って、誰も居ないよね」

「……そう」

「うひゃい!? ……って長門さんにハルヒさんじゃ無いですか……どうして此処に?」

「さぁ? 歩いたら此処に着いたのよ」

 

歩いたら? まさか迷子……は無いし物理的に無理ですね

……だとすると何かしらの力が働いている? 一体誰がそんなことを…………

 

「あ、そうだ」

「ん? どうかしましたか?」

「これ拾ったのだけど何なのか分からないかしら?」

「これは……」

 

私が音楽室で見つけたプレートにそっくりですね……? でも色が違いますね

私が拾ったのは少し茶色でしたし……

これは、薄い水色ですね

 

「これを何処で手に入れましたか?」

「図書室で見つけたのよ、初めは備品かと思ったけど、見たこと無かったから持ってきたの」

「ふむふむ……? 『全ての証を手に入れし者』と書かれていますね」

「全ての証? これが何個もあるのかしら……取り合えず部室戻りまs―――」

 

ドンッ! ドンッ! ドンッ!

 

「ひっ!? な、なに!?」

「っ! ハルヒさん!私の側に! 長門さんもです!」

「分かった」

「い、いったいなにが……」

「良いから早く!!」

 

 

「キシャァァァァア!!!」

 

 

「な……何あれ!?」

「こいつは……妖怪か、しかし此処まででかいのは……」

 

大きな音と共に現れた異形の怪物――ぶっちゃけ妖怪……簡単に表すなら蜘蛛(くも)(さそり)が混ざった様な見た目をしている。

 

ぶっちゃけ気色悪いしキモい、早々に退場してもらいたいですね……しかし

 

「ぁ……あぁ……」ガクガクブルブル

 

ハルヒさんの方を優先した方が良さそうですね

 

「長門さん、ハルヒさんのサポートをお願いします。 私はこのよく分からない妖怪の相手をしますので」

「分かった……無理は禁物」

「ふふっ、わかっていますよ…………さぁ、私が相手をしますのでどうぞよろしく」

 

「ワレ オマエ コロシュ!」

 

…………随分と可愛いたしゃべり方ですね

 

「ユケェー! ワガテシタドモ!」

 

「グヘヘヘ! オマエラ! ヤッチマウゾ!」

 

 

~そして時は戻る~

 

 

「ウフ♡ アナタヲ ワタシノ ミリョクデ ホネヌキ♡」

「……キモい」

 

なんか目の前に現れた厳つい禿げた人形の妖怪がオネェ口調?で喋りだし思わず言ってしまった

 

「ウォラァ!! ワタシガ キモイ ワケ ナイダロガァァァァ!!」

「…………参ノ型」

 

相手が悠長にポーズ(腰に手を置いてもう片方の手を私に向けている)で話していたので、刀を取りだし

 

「ブットb―――」

 

一気に相手の首目掛けて斬撃を飛ばす

この技はシンプルながら隙が無いので便利ですよ?

皆さんもどうですか?

 

「フン アイツハ シテンノウ ノ ナカデモ サイジャク」

「スデニ オレラ ノ ジュンビハ バンタン!」

「ピヨピヨ! ピヨピヨピヨピヨ! ピヨォォオ!!」

「ミナノモノ! カカレェェェ!!」

 

うおーって言いながら数十名が走って来た…………いや、少し気になるけど私はツッコまないよ

 

「はぁ……面倒くさいですね」

「……来る」

「……? 何がでs―――」

「なーがーとーさーんー!!」

 

行きなり何もない空間から青いロングの女性が長門さん目掛けて飛んできたんですが、仕様ですか? そうですか …………って、たしかこの人委員長の…………

 

「ふふぅ~♪ 長門さん! 朝倉涼子(あさくらりょうこ)! ただいま参りました!」

「ん……敵の殲滅」

「了解しました! ――――――! 滅びのバース○○トリーム!!」

 

……なんだろう

取り合えず何か唱えたと思ったら片手を前に突き出して毛の平を妖怪達に向けたと思ったら青白い光線がでた

 

「ふん、塵の分際で私の長門さんを見た罪は、万死に値する! …………長門さん! 私やりましたよ!」

「…………よしよし」

「むふぅ~♪」サワサワ

 

訳が分からないよ………取り合えず妖怪は全滅、ボス的なあのキモイ妖怪は逃げた様だけど、あの傷(足が数本無くて蠍の尻尾はちぎれている)だと長くは持たないし、放って置いても良いかな

 

「はふぅ~♪ サワサワ……ピタッ…………?」

「?」

「……見てた?」

「はい」

「そ、そう……見たのね…………ぐす……うわぁぁぁぁん!」

「あ……行っちゃった、なんだったんだろう?」

「…………気にしては駄目」

「はぁ…」

 

取り合えず朝倉さんの事は忘れた方が良さそうですね、彼女にも色々と事情があるんですよ………えぇ、そりゃもう、抱きつきと共に長門さんの太ももを撫でる位に………

 

「んぅ……あれ、私……」

「あ、起きましたか? 何処か怪我とかはありませんか?」

「怪我とかは無いけど………さっきの怪物は?」

「あさk……ヒーローが助けてくれて、撃退に成功しましたので安心して大丈夫てすよ」

「……ねえ、これって現実なの? それとも私の夢?」

「残念ながら現実ですよ」

「そっか……」

 

う~ん………なんだかハルヒさんは落ち込んでいる見たいですね…………取り合えず慰めておきますか

 

 

 

少し抱きしめて

 

 

 

「大丈夫ですよ、妖怪は撃退しました。 ハルヒさんが何にたいして落ち込んでいるのかは分かりませんが大丈夫です。 次来たら塵ひとつ残さずに消しときますので…………ですから安心してください」

「……うん」

 

な、慰めれたかな? 結構なに言っているか分からないけど、なんとかなったのかな…………

 

「……部室に帰還する」

「……そうね、キョン達の事も心配だから一旦戻りましょうか」

「ええ、では……私が先頭を歩きますので着いてきてください」

 

 

 

 

 

 

「所であの怪物は妖怪なのね……」

「ええ、自然に生まれた野生の混合種でしたね」

「そんな事まで分かるの?」

「え? だって蜘蛛と蠍の特徴を持ってたので」

「そ、そうなんだて……」



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お泊まり会……花火大会編…………?

最近、暑かったり寒かったりでお腹が痛く、トイレとお友達になっています、〔お燐〕です。

さてさて、今回は……まぁ何となく予想はされていると思います。

ですが、その予測を私は裏g―――な、何をするやめっ…………



ソ、ソレデハトウゾ!!








「―――と、言うワケだったんです」

「そ、そんな力が……私に……」

 

こんにちは、天草時音だ

 

あの後、部室までは何事も無く戻れました。

……しかし、このプレートはなんだったんでしょうね?

 

 

もしかしたら、まだ終わって無いのかもしれません

 

 

「しかし、妖怪ね……何が原因なんだ?」

「恐らくは涼宮さんの力によるものでしょう、何かしらのイベントがあればと思ったとか」

「そうか………それで、ハルヒはなんで落ち込んでいるんだ?」

「あぁ、時音さんが今回の事と涼宮さんの持つ力の事を教えたそうですよ?」

「はぁ!? そ、それでいいのかよ!?」

「機関のメンバーから言わせてもらうと良くはないですね、教えた結果何が起こるかわからないとので………でも、僕個人としてはたいして気になりませんね、その方が人生にスパイスがあって楽しくなるかな、程度に考えていますよ」

「…………それで良いのかよ」

 

 

「ね、ねぇ……私はどうすれば良いのかな……?」

「う~ん……力が要らないなら捨てれば良いのでは?」

「す、捨てるって………」

 

ハルヒさんは色々と考えている見たいですが、私に比べれば可愛い物ですね。

 

一応、常識を変えれる見たいですが規模が地球上のみですし、力の発動もいまいち、それから変な空間(閉鎖空間)に関しては何がしたいの? 状態だし

 

…………え、私の力はどうなんだって?

それはあれですよ……………禁則事項です♪

 

 

あっ! 待ってください謝りますから帰らないでくださいっ!!

 

 

………… 実は言うと、私のこの力を全て把握しているかと言われると首を横に振らざる逐えないんです。

 

気づいたら力を持っていて、気づいたら人間じゃなくなっていましたから……

 

それでも気にせず生きてきましたけどね(ぶっちゃけると私よりお母様の方が何倍も怖いし強いので……え? お父様ですか? ……いざって時は強いですね、いざって時は)

 

「――ね! 時音!」

「んぅ? あぁ……ご免なさい、考え事をしていました」

「全く……しっかりしなさいよ?」

「ごめんなさい……あ、それでどうかしましたか?」

「私の持っている力は捨てない事にしたわ、今までは自覚してなかったから皆に迷惑かけていたけど、自覚したしもう迷惑はかけないかなって」

「ハルヒさんらしいですね」

「私らしいって何よ?」

「いえいえ、気にしないでください……えぇ別に大したことじゃ無いので、本当に」

「気になる! そう言われると逆に気になる!」

 

 

「……なんだかいい方面に傾いた様だな」

「その様ですね、しかし……」

「ん?」

「あ、いえ……少し気になった物ですから」

「何がだ?」

「時音さんはあまり気にしていない様だと思ってしまって」

 

確かに……こいつ(古泉)の言うことは一理あるな

 

……たしか、前に半人だと言っていた様な…………だとすると時音もハルヒと似たような存在なのかもしれないな

 

はぁ……やれやれ

 

 

「あ、そうだ!」

「あ? どうかしたのか?」

「花火大会をしましょう!!」

 

花火大会……? 私は持ってきていませんが、大丈夫でしょうか?

 

「んなこと急に言われてもな、俺は持ってきて無いんだが?」

「大丈夫よ! こんな所(古泉の鞄付近)に大量の花火セットがあるから!」

「古泉ぃぃぃ!!」

「あはは…………では外へ向かいましょうか」

 

古泉さんは用意周到ですね、ってか私はなんやかんやすれば自力で花火っぽい物を作れるんですよね……作ろっかな~……

 

「………そんな事も在ろうかと」

 

ドドンッ!!

 

「用意した」

「流石は有希ね!」

「あ、あのぉ~…私も一応持ってきていますよ」

「居たのね、みくるちゃん………」

「ひ、ひどいです………」

「じょ、冗談よ! 冗談! ね! キョン?!」

「俺にふるなよ!? ……あぁ~…朝比奈さん? ハルヒはこう言うヤツだから気にしたら太りますよ?」

「気にしません!」

「早いわね……」

 

…………デカイ、すごくデカイ

何処とは言いませんがすごくデカイです

私のに比べ、倍くらいあります………………すいません盛りました。

 

「さ、そろそろ行きますよ? あ、外は寒いのでしっかりと上は着てくださいね」

「わかりました」

 

 

~移動はカット!~

 

 

「…………これは一体」

「やっぱりまだ終わって無かったんですね」

「その様ですね……涼宮さん、後ろに下がっていてください、ほら貴方も」

 

グラウンドへ到着したのだけど、いざ見ると先程逃した妖怪とその他大勢…………ざっと見て数百はいる妖怪の群れを目撃しました。

 

「はぁ~……疲れるよ」

「ドンマイ」トントン

「…………すみませんお二方」

「?」

「僕は閉鎖空間内でしか力を使うことが出来ないのでバックアップ……涼宮さん方の近くに居ますね」

「…………」ダバァァ

「大丈夫、私がついてる。 あの役立t…人間が居なくても問題ない」

「な、長門さん……」ウルウル

 

今の長門さんが女神かなにかに見える……

 

「バックアップは任せて」キリッ

 

気がしましたよコンチクショー

 

「う……うわぁぁぁぁ!!」

「気づかれた……此処は任せる」

「うぅ……」

 

じぁの、そう言い長門有希は後ろに……正確には涼宮ハルヒらの所に向かった。

 

そして、泣き声に気づいた妖怪らが一斉に天草時音へと向かった……このままでは殺られてしまう、ハルヒと朝比奈みくる『だけ』そう思った瞬間

 

「ギシャァァァ―――ギャッ!?」

 

天草時音まで後少しの所で『全ての』妖怪が何かに怯える様に止まり、全ての妖怪が天草時音を見ていた。

 

「どうして……どうして最終的には私が…………そもそも………そもそもお前ら妖怪が此処に居なければこんな事にはならなかった」

 

そして、数百の妖怪を見るその顔は―――

 

 

 

 

 

「お前ら全員……生きて帰れると思うなよ」

 

 

 

 

 

 

地獄さえも可愛く思えれる、壊れた様な笑顔だった

 

 

 

 




いかがでしたか?

次回は時音に狂喜乱舞? みたいな事をさせます。
(変な言葉使ってますが暴れさせるだけです)

え? なぜかって?

……………東方Projectのフランちゃんを見て、書きたくなったからです、反省はしていない!!

   キリッ!!


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お泊まり会……戦闘終了編

こんにちは、〔お燐〕です

投稿が遅れましたが、しっかりと生きております。

さてさて、今回は戦闘シーンを頑張って書きました!
しかし、上手い人に比べたらまだまだです……


そんなことより本編へどうぞ!







相手は弱い……かといって簡単かと聞かれたら首を横に振らざるおえない

 

なぜか……単純に数が多いからだ。

…………まぁ、範囲魔法撃てばすぐ終わるんですけどね?

しかし、私だってたまには派手な魔法を打ちたいのですよ

 

偉い人(作者)はそれが分からんとです(出来ないんです)

 

 

「…………さて、そろそろ始めましょうか?」

 

 

そう言った途端、止まってた妖怪達が一斉に動き出した

ある者は正面から

ある者は左右から

 

ふっ、私には108もの奥義が………………無いですね、奥義の欠片もありません。

なので、魔法とかで戦いたいと思いますです。

 

 

気を静める………そうすることで体内の魔力を安定させ、使いやすくする。

 

 

クルクルクルクル

 

 

そしてそれら魔力を一斉に敵陣にばらまき……爆発!

 

 

ドゴォォォォォン!!

 

 

大気中の空気が揺れ、地面が割れるんじゃないかって程の爆発が起こった。

これにより、3割ほど削ることに成功

 

 

「……す、すごいですね……まるで映画を見ている感覚になりますよ…………」

「…………だな」

 

 

後ろで何かを言っていますが無視です無視、3割削ったからと言っても、敵の数は数百程………微々たるものです

 

…………どんどんいきますか

 

無限装弾虚閃(セロ・メトラジェッタ)!」

 

手を銃の形にし、指先から無数の弾幕を張るこの攻撃は、とある灰色の世界1の称号を得たが孤独を恐れた一人の男の技

 

 

「今度は蒼い光線! 凄すぎるわ! 私もうぢだい!」

「す、涼宮さん!? 平常運転なのは良いですが落ち着いてください! 涼宮さぁぁぁぁん!!」

 

 

何やら後ろが凄く騒がしいですが無視です

こちとらそれ所じゃ無いのです

 

無限装弾虚閃で約半数者妖怪を蹴散らせましたが、何やら嫌な予感が…………

 

「クッ! オマエラ! ヘンシンダ!」

「「「「オウ! ヘンシン!」」」」

 

「………変身してもたいして変わって無いじゃん」

「コウイウノハキモチノモンダイダ!! イクゾオマエラァァァ!!!」

 

変身して何か変わったのかと思ったら色だけ、それもかなり近い色になっただけ………

せめて何処かの世界のヒーロー見たいに変わればいいのに…………

 

さて、そんなに呑気に考えてては殺られてしまいますね、リーダー格が『全員』に突撃命令を出したので

 

…………はぁ、面倒です

 

「オーバーソウル・[フランドール・スカーレッド]!」

 

フランドール・スカーレッドとは、幻想てきな郷に佇む紅い洋館の地か深くに500年近く閉じ込められた存在……そして

 

『きゅっとしてどっかーん♪』

 

「グキャ―――」

「ギシャ―――」

「ナッ!? ナゼバクハツシタ!?」

この状態で『きゅっとしてどかーん』とされた者は爆発して死ぬ。

あ、ちなみに『きゅっとしてにゃーん』もありますよ?

これは相手に猫耳とプ○グ(バ○ブ式)付き猫尻尾が着きます……え? プラ○(バイ○式)付き猫尻尾は何処に着くかって?

 

……恐れ多くて私の口からは言えません、なんでしたら試しますか?

きっと新たな扉を開けますよ…………まぁ、私はおすすめしませんが

 

っと、関係ないことを考えていましたね。

今は目の前の敵を倒すことにしましょう

 

『禁忌[レーヴァテイン]!』

 

レーヴァテイン、濃い紅色に棒状の神話の武器。

これはそれをモチーフにしていて、見た目は似ているけど性能が違います。

まず、50個程の調理器具は勿論の事。

全てのテレビに対応した万能型のリモコンと持っているだけで暑さ、寒さ等の気温を持ち主の最適な温度に変えてくれる温度計に水・食料品等が無限に涌き出てくる冷蔵庫等々……様々な機能が着いているのです!

お値段なんと100億円!

今ならよく分からない見た目の妖怪も沢山つけてのこのお値段!!

さぁ! 今すぐお電d―――ごめんなさいふざけました許してくださいお願いしますから右手に持っている鈍器の用な物体をおろしてください死んでしまいます

 

 

…………気を取り直して

 

『すぐに壊レナイデネ?』

 

敵陣に突っ込んで切る

上からしたに勢いよく振りかざして真っ二つにしたり、横に振って数名の上半身と下半身を切り分けたり

 

 

そんなこんなで相手はリーダー格とその取り巻きの2体を残すのみ

 

「残るは3体のみ………ですね」

「クッ……」

「ググッ……ウォォォォオ!!」

 

緊張感からか一体が槍を構えて突撃してくる……ってかなんでこの3体だけ武器持ってるの? 武器持つのにランクとかレベルが必要なの?

 

そんな事を考えてたら槍持ちが武器を振りかざしていたので、横に避けてレーヴァテインで切る

……そう言えば切った後が焼けているのはこれ(レーヴァテイン)の効果なのかな?

まあ血が出ないから良いのだけれど

 

 

「さて、今なら降参も聞きますよ? あ、勿論のそれ相応の態度でし―――」

「オレガニンゲンニアタマヲサゲルカァァァァ!!!」

「はぁ……せめて楽に死になさい」

 

残りの2体が同時に攻撃してくるので、レーヴァテインを『数倍に増やして』貫いた。

 

「ふぅ……これで終わりですね」

 

服とかに着いた砂ぼこり等を払いながら回りを見渡す

……何故かモザイクがかかってる敵だった物が大量にありますね

 

「…………あ、涼宮さん達は大丈夫ですかね?」

 

そう思い涼宮ハルヒ達が居る場所に向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ――? あの抜け出した雑魚(妖怪達)はどうなったの?」

「――様、あの者供は――様の娘様が倒しました」

「そう……………気が変わったわ、そこに案内しなさい」

「よろしいのですか?」

「勿論よ、此処の人達は私が居ないと仕事が出来ないん用な腑抜けでは無いからね」

「はぁ…………それでは捕まってください、直ぐに向かいますので」

「はぁ~い♪ 時音に会うのは久し振りかな、怒られないと良いけど…………」

「ん? 何か言いましたか?」

「いいえ…………それよりも早く行きましょ♪」

「うわっ! ――様! 抱きつかないでください!」

「えぇ~? いいじゃんか~」







いかがでしたか?

戦闘シーンは難しいですね………
どうやったら上手く書けるのか本当にわからんとです

次回はあの人の母親が出る予定です!




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