社長が鎮守府に着任しました (ロイヌ)
しおりを挟む

第1話 社長が鎮守府に着任しました

勢いで書いていくスタイル。


トニー・スターク

誰でも知っているスタークインダストリーズの前社長でヒーロー。

 

そして、とある鎮守府の提督である。

 

どうしてそうなったか……それは話すと長くなるから簡単にまとめるが、ブラックな提督を辞めさせて自らが提督になった。

 

さらに言えば自らが戦っている提督でもある。対深海棲艦用のアーマーを作成したのだ。

駆逐艦程度の攻撃力、艦娘では実現できないレベルの機動力を持っている。

欠点は通常の飛行には向いていない。

MK-42をベースに対深海棲艦用リパルサーレイ、同様のユニビーム、そして肩に取り付けられた水中対応12.7m機銃、

深海まで潜れる潜水性能、超小型探照灯。それにジャーヴィスだ。

ミサイルなども搭載している。さらにそのミサイルは魚雷に取り替えられる

 

艦娘風に表すと

 

リパルサーレイ 改

アークリアクター 改

水中12.7mm機銃

小型探照灯

単発小型酸素魚雷

 

こんな感じだろう。スロットの数がおかしい?気にしたららめぇです。

 

 

まぁ、そんな面倒な話はさておき、早速この鎮守府を覗いてみよう。

 

 

 

「ジャーヴィス、深海棲艦の様子はどうだ?」

 

と言ってなにもない空間に話しかける

 

『駆逐イ級と思わしき深海棲艦が3隻ほど港に接近中、直ちに戦闘準備をした方がよろしいかと。』

 

なにもなかった空間に映像が映し出され、人工知能、ジャーヴィスがそうトニーに伝える。

 

「そうか……ここは僕が出よう、アーマーを出せ。」

 

『了解しました』

 

提督室(改造済み)の床が開き、ゆっくりと対深海棲艦用アーマー(以下 MK47)が出てくる。そしてその背中部分が開き、トニーが入る。

 

「やっぱり落ち着くな、さぁ!行くか!」

 

 

 

 

一方艦娘の寮では……

 

 

「はわわ!また司令官さん1人で出撃してるのです!」

 

 

 

 

トニーは気づかれてないと思っている……が、全艦娘に知られていた。

 

 

 

〜鎮守府近海〜

 

 

「にしても三体で攻めてくるとはな、ジャーヴィス、魚雷の発射準備を。」

 

『完了いたしました、いつでも発射可能です。』

 

ガシャッと腕の部分から音がなり、魚雷の発射準備が完了したことを知らせる

 

「発射だ!」

 

腕を突き出し、魚雷を海面すれすれを飛行しながら投下、イ級1を撃沈させる。

負けてはいられないとばかりにイ級2体が砲撃してくるが、軽々と回避する。

 

「終わったか?ならこっちの番だ!」

 

リパルサーレイで2体に対して同時に攻撃する。イ級2は大破、3は小破した。

 

「よし、これで止めだ。」

 

3にユニビームを放ち撃沈させ、逃げている2に向かってリパルサーレイで光線を放ち攻撃し撃沈させる。

 

 

「アーマーのテストもこれで完了したな。ジャーヴィス、魚雷を1発から3発ぐらいに増やそうか。さ、帰るぞ。」

 

 

トニーは知らなかった。これを敵偵察機が見ていた事に………

 

 

 

 

〜鎮守府 提督室〜

 

 

トニーがアーマーを脱ぎ、床に格納される。ちなみにこの鎮守府にはMK-46(試作型対深海棲艦用アーマー)とMK-47(対深海棲艦用アーマー)がある。

 

トニーは英語を喋っているが、艦娘達は日本語を話している。なぜお互いが話してる言葉がわかるかというと、まぁ。ジャーヴィスが通訳してくれてる。

 

「ふう、ジャーヴィス、現在の時刻は?」

 

『現在時刻は12:31分です。』

 

 

「そうか、なら食事にでも行くかな……」

 

 

 

 

つづくと思う

 

 




二週間に一回程度の更新を目指して。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第2話 食事処兼甘味屋 間宮

テンションが上がってつい書いた。反省も後悔もしていない。


「にしても腹減ったな……和食セットBでも食べるか。」

 

 

 

 

〜食堂〜

 

 

「やぁ、間宮さん。和食セットBをくれるかな?」

 

 

「わかりました、完成したらお呼びしますね。」

 

 

「ありがとう、間宮さんの作る料理は美味しいからな。」

 

 

「///そんな……ありがとうございます。」

 

あ、和食セットBとは

白米

味噌汁

肉じゃが

漬物

のセットだ。

 

Aは

白米

味噌汁

焼き魚

漬物

のセットだ。

 

 

ん?お前はファストフードが好きだろって?

ジャーヴィスにこのままだとメタボになるって言われたから和食に……

 

 

さ、どこか適当に座って待ってようかな。

 

 

とてとてと誰かが近づいてきた。

 

 

「司令官!今からご飯?私たちも座ってもいいかしら?」

 

そう話しかけてきたのは第6駆逐隊の雷だ。かみなりではない。

 

 

「あぁ、いいさ。ほら、座って座って。」

 

 

「ありがと、お礼はちゃんと言えるし!」

と言って僕の隣に座ったのは暁だ。(右側)

 

「……хорошо」

と言って僕の隣に座ったのは響 (左側)

 

そうして電が僕の前に座り、その隣に雷が座った。

前というのは机を挟んだ先の事で決して机には座ってない。

 

 

しばらく雑談しているとピピーッピピーッと全員のベル?がなった。

 

「お、同時だったか、さぁ。取りに行くか。」

 

「そうね、お腹減ったわ……」

と暁

 

 

「なのです…」

と電

 

 

 

「本当にな、僕も死にそうだよ。」

 

 

 

 

全員が和食セットBだったとかどうとか。

 

 

 

 

〜同時刻 食堂の別の席では〜

 

「いやー、この時間が一番楽しみです。」

 

ハムッ、ハフハフ、ハフッ!!

そういった彼女の横にはかなりの量の空っぽのお皿が置いてある。

 

「提督もおかわり自由にするなんて前の提督とは大違いで嬉しい限りです。」

 

そう、もうお分かりだろうがこの鎮守府の唯一の正規空母であり、一番の大食い。

赤城だ。

 

まぁ、米帝の目が飛び出るほどの金をさらっと使うような人物のトニーは全然平気だが、ものすごく驚いたことは言うまでもない。

 

 

〜数時間後〜

 

「やることがないな……」

 

 

『それではジョギングなどしてみてはいかがでしょうか?基礎的な能力も上昇しますし何よりメタボの予防になります。』

 

 

「そうか、そうしようか。」

 

 

 

 

数分で息が切れて本格的にヤバイと思ったらしい。

 

 

 

〜翌日〜

 

 

「今日は演習をしようかな。実戦も重要だが、演習をする事で自らの弱点も出てくる。」

 

 

『トニー様、演習の申し込みの書類を書いてください。演習をするために大本営に申請し、許可を得なければいけません。』

 

 

「……面倒だな、まぁいい。わかったよ。」

 

 

『演習相手の指定もこの段階でします。おすすめの演習相手を表示します。』

 

 

「そうか、ありがとう。んー、お、この艦隊とかいいんじゃないか?僕の主力艦隊よりも少しレベルが高い程度だし。ちょうどいいだろう。」

 

ちなみにトニーの主力艦隊の平均レベルは10程度だ。艦娘の数もまだ少ない。

 

 

 

 

次回予告

 

演習

 

「提督が戦ってもいいだろ?」

 

 

相手の提督「よくねーよ!」




普段はこんなに早くないです。たぶん。

誤字脱字があったらご報告ください。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第3話 不穏な影

今回はアイデアが出なかったら遅くなった……本当に申し訳ない。


第3話 不穏な影

 

 

「よし……書けたぞ、ジャーヴィス。これでいいよな?」

 

 

『………はい、これで完了です。』

 

書類の艦隊の部分にトニーの文字があるがもう気にしないジャーヴィスであった。

 

演習用艦隊の詳細

 

旗艦 赤城 Lv 12

天龍 Lv10

龍田 Lv 10

不知火 Lv 10

吹雪 Lv 10

トニー Lv なし

 

装備は

赤城 零戦21型 九九艦爆 九七艦攻

 

天龍田 14cm単装砲 7.7cm機銃

 

不知火 吹雪 12.7cm単装砲 61cm3連装魚雷

 

トニー 12.7mm機銃 小型3連装魚雷 最新式レーダー

 

リパルサーレイとアークリアクターはないとアーマーとして使えないので表示がなくなった。魚雷は数が増えた。機銃には変化なし。探照灯を外し、レーダー機能を発動した。

 

 

これが何故大本営に許可されるかというと………まぁ、うん。お金です。あとは対深海棲艦用の護身装備の開発によりその辺にも口出しできるようになっている。

 

 

まぁ、それはさておき

今回の犠牲s……ゲフンゲフン、相手はこの人

 

相川提督

艦隊

加賀 Lv 13

金剛 Lv 13

球磨 Lv 12

多摩 Lv 14

叢雲 Lv 15

陽炎 Lv 11

 

叢雲はおそらく初期艦なのだろう、レベルが少し高い。

 

 

 

「さぁ、演習を始めようか。ジャーヴィス、今回の演習で使う艦隊の娘達を会議室に読んでくれ。」

 

 

 

〜会議室〜

 

「さて、今回の作戦だが……僕が全ての攻撃を防ぐから相手に攻撃してくれ。」

 

 

「おいおい、流石にそれは無茶じゃねぇか?」

 

と真っ先に反応したのは天龍。

 

「大丈夫さ、僕には僕が開発した僕の一部がある、それに改良もしたさ。」

搭載してなかったシールドと改良リパルサーミサイル。さらにジャーヴィスには艦娘戦闘時用シュミレートシステム(以下 艦娘システム)も搭載した。自己再生の機能も気休め程度に搭載した。

 

 

「まぁ、そろそろ時間だ。演習場に行こう。」

 

 

 

~演習場~

 

 

「やぁ、君が演習相手か……よろしく。僕のことはトニーと呼んでくれ。」

 

 

 

「おい、お前……明らかにおかしいんだが?何故提督が参加している?」

 

青筋が額に浮かび、なんかピクピクしてるがトニーは気にしない。

 

 

「国の許可は得ている。それに元々外野からの攻撃は禁止だが提督が参加してはいけないなんてルールはない。」

 

 

「あぁそうかい。ならこちらも全力でやらせてもらうぞ。」

 

 

暫く沈黙が続く。

 

と演習場は外に建設してあり、リアルな海を再現しているのだが……ランプ兼非常事態通知灯が点滅し、ジャーヴィスの声が響く。

アーマーの画面にも緊急事態を知らせるメッセージが点滅している。

 

『緊急事態発生、緊急事態発生、未確認の深海棲鬼が大量に攻めんでいます!敵の数は50!出撃可能な艦娘は臨時の艦隊を組み、敵の制圧に向かってください!繰り返します……』

 

 

「なに!くそ!ジャーヴィスがシャットダウンしている……!敵はこちらの回線を制圧している!」

 

 

「お、おい!なにがあったんだ!」

 

そう相手の提督が叫ぶ。

 

「さっきジャーヴィスが言った通りだ!逃げるなら逃げても構わん!来るならこい!僕は先に行ってるぞ!」

 

 

背中の補助ブースターも作動させ無理矢理飛行する。時速はおおよそ500kmと言ったところだろう。通常のアーマーには遠く及ばないが、それでも早い。

 

~海~

 

 

「ジャーヴィスは完全にシャットダウンしている。レーダーも使えないな……」

 

 

画面に表示されているのは

エネルギー残量と武器の状態、そして画面の端にはフライデー準備中の文字だ。ジャーヴィスは暫く返事をしないだろう。

 

「艦隊が到着するまでおおよそ10分……それまで耐えるしかないな…」

 

 

次回予告

あともう少し耐えれば艦隊が到着する!それまで耐えるしかない!

どうするトニー!

 

次回 第4話 損傷率 99%

 

注意 内容は変更される事があります




今回ジャーヴィスが言っていた敵艦の正体はオリジナルの敵です。そんな感じで次回は3日以内に出せるようにガンバる。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第4話 試作機

ささっと仕上げたので誤字脱字はあるかもしれない。


 

 

 

「さて……フライデーの準備は……」

 

 

『完了しました』

 

 

「そうか、確かMK-46が起動準備できてただろ?飛ばしてくれ。念のために。」

 

『了解、他に御用は?』

 

 

「じゃあ、風呂を沸かしておいてくれ。艦娘のためにも。」

 

『了解。』

 

 

「さて……まず手始めに魚雷をぶち込んでやろう。」

 

そう言って急降下、角度を変え、水面ギリギリを水平飛行する。潜ることも可能だが、こちらの方がやりたい気分だったのだ。

 

「Foooooo!魚雷発射ァ!」

 

そして敵艦を一体撃沈、二体大破させ、その二匹にはリパルサーレイで追撃、撃沈。機銃掃射を行い、残り47体に多少なりともダメージを与える。

 

『一体……いえ、三体撃沈。」

 

敵に対潜能力があるか確かめるために、潜水し機銃とユニビームで攻撃、敵に攻撃の気配なし。ここで機銃の弾薬が尽きる。

 

 

「弾切れだ……F、艦隊の到着まで後何分だ?」

 

 

『残り約5分。」

 

 

「そうか、それまで耐えないとな……」

 

 

ゴ…………ゴ………ゴ……ゴ…ゴゴゴ……

 

 

「なんだ……!?敵から小型の魚雷……いや、あれは……超小型の潜水艇だ!F!敵の武装は?」

 

『単装砲のみのようです』

 

 

「そうか……囲まれたな……」

 

ドン!ドン!ドンッ!

 

計100体以上の小型潜水艇からの砲撃だ……トニーはなんとか回避しようとするが、150発近く放たれた攻撃の全てを避けられるまでもなく、10発近く喰らってしまう。

 

「ぬぅ……アーマーの損傷率はいくつだ!F!」

 

 

『損傷率58%、浸水の危険あり、直ちに浮上してください。』

 

 

「くそ!補助ブースターも使って浮上するぞ!」

 

浮上には成功した……が、敵艦からの砲撃をさらに喰らってしまう。

 

『損傷…ジ率……ジジ…90……ジジジッ8ジ%』

 

「くそ!脱出!」ピピッ

 

高度約100メートルに放り出されたトニーは重力に逆らうこともできずに降下していく

 

80、60、30、5……

 

残り2メートル、MK46が到着し、残り50センチのところで装着が完了した

 

「遅いじゃないか……ハラハラしたぞ。」

 

 

『申し訳ありません。トニー様。』

 

そう返事をしたのはフライデーではなく、ジャーヴィスだった。

ちなみにMK47のカラーはレッドとゴールド。MK46のカラーはエメラルドグリーンとシルバーだ。

 

「装備の状態は?」

 

 

 

『単装魚雷、リパルサー、ユニビーム、電磁シールド、バリアのみです。』

 

初期はリパルサーのみだったので、それに比べると幾分かマシだ

 

「そうか……まぁ、十分だな。確かシールドの形状はキャップの盾みたいなやつだったよな?」

 

『その通りです。』

 

 

「よし、シールドを展開。」

 

ビィィン……と音がなり、右腕にシールドが展開される。色は透明にかなり近い水色ですぐ近くで見ないと何かがあると認識できないほどだ。

 

 

『展開完了。シールドの損傷率も画面に表示します。』

 

 

アーマーの画面 ピッ とアーマーの損傷率が表示される。

 

エネルギー 97%

アーマー損傷率 0%

シールド損傷率 0%

 

武器はすべて使用可能と表示されている。

 

 

「さて…残り約5分、せめてあと2体は沈めるぞ!」

 

 

潜水し、バリアを展開する。シールドと比べて性能は低いが、全体を守れるためこれで敵潜水艇の攻撃を無視可能だ。

 

 

「魚雷発射ッ!」

 

バシュッと音がなり、最も近い敵を追尾、逃げる暇もなく沈む。

 

さらにユニビームで敵を大破、浮上し、敵すれすれを飛行、全体にリパルサー攻撃を浴びせる。その攻撃で大半が小破し、ごく一部は中破及び大破している。すでにユニビームで弱っていた敵は撃沈。

 

が、敵も黙ってないのか一斉に砲撃する。機銃や主砲などの様々な攻撃を放つ、速度を利用して避けているも、数発のまぐれ玉が命中しバリアは破壊、シールドの損傷率は50。アーマーは10。エネルギーは72%にまで減っている。

 

そこに艦隊が登場する。

 

「遅かったな、僕の体が一回破壊されたぞ?」

 

と皮肉まじりに言い放つトニー。

 

 

「そりゃ提督が無理矢理出撃したからだ。」

 

と口調は違えど、普段冷静な艦娘すら言い放つ。

 

「そうか、僕は後方支援に入る、他はテキトーにやってくれ。」

 

あれをやれ、これをやれと指示をするより艦娘自らが判断した方が最適だとトニーは知っている。適性があるだけの海戦などやったことのない者が指示するより歴戦の軍艦の付喪神的存在である彼女が判断した方が正確なのは当たり前なのだ

…………まぁ、得意不得意はあるが。

 

 

「砲雷撃戦……よーい!撃てッ!」

 

誰かは分からないが、1人の艦娘の掛け声により戦は再戦した。

 

 

つづく

 

 

 

次回予告

新型機、夜戦ニ突入ス

 




目指せ2000文字超え(達成できるとは言ってない。)


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。