神たちに送られ異世界に (こっとん1999)
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終わりで始まり 

初めましてこっとんともうします。初めての投稿でス!誤字やおかしいなっていうところがあったら指摘お願いします!



俺の名前は佐々木 龍介(ささき りゅうすけ)

今日俺はドラクエをプレイしてたはずなのに気が付いたら真っ白な部屋にいた・・・

小説とかでよく出てくる先の見えないような真っ白な部屋

そして必死に謝ってくる女性・・・・・

 

(…………誰か説明プリーズ!!)

 

「説明しよう!!いまのこ状k」

「メラガイアー!!」

ドグァッシャアアアアアアン!!!

 

と、突然出てきた男が女性に吹き飛ばされた……………

 

「すみません龍介さん、見苦しいものを見せてしまって」

「え、あ、だ、大丈夫ですよ?・・・っていうかなぜ俺の名前を?」

「ああ、実は私というか私たち、神なんです」

 

……………ん?

 

「私たち神なんです」

「いや、別に聞こえなかったわけじゃありませんよ。ちょっとびっくりしただけです」

「あ、そうですか」

「で、その神様がどうして俺の目の前にいるんです?」

「それは・・・・・非常に言いずらいんですけど・・・・実はあなたは死にました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハ?

「え、死んだってどういうことなんですか!?」

「実は私はさっきの(クズ)の妻なんですけど、あの人は私というものがいながら浮気をしたんです。そのことでケンカしてたんですけどその時投げたティッシュ箱が龍介さんの部屋にたまたま転移して龍介さんに当たってしまったんです・・・・・・」

「まさかそんなことがあったなんて・・・・どうして箱にそんな威力が?」

「それは・・・・・怒りで我を忘れて全力で投げていたので・・・・・・本当にすいませんでした!」

 

神の全力はティッシュ箱で人を殺められるのか…………まあ、神だからか…………

 

「もういいですよ。それより自分はどうなるんですか?まさか地獄行きとかないです……よね?」

「い、意外と冷静ですね?こちらとしても助かります。それで龍介さんにはこの二つのうち一つを選んでほしいんです。それは…」

 

 

1、このまま天国に行く

 

2、私たちの管理している世界<アレフガルド>に記憶を持ったまま転生する

 

 

「2でおねがいします!!」

 

2を聴いた瞬間に決まった。これは夢にまで見た異世界転生!しかも聞くところによるとドラクエの呪文や魔物もいるという剣と魔法の世界、スキルやステータスもあるという、なんというファンタジー!!これは胸が躍らずにいられない!そういえば最初のほうに呪文を使ってた!とっさすぎて忘れてたよ!!

 

「え、即答ですが本当にいいんですか?い、一応魔物もいますし死線も何度かくぐるどころかヘタしたら死にますよ?」

「大丈夫です!自分ネット小説とか読んでて憧れていたんです!」

「そ、そうなんですか。では2の転生で本当によろしいですか?」

「よろしくお願いしまーす!!」

「ではステータスを与えますね、……ステータス付与!!!」

 

目の前に薄青色で半透明のボードが出てきた、どれどれ?

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv1

 

種族:人間 22歳

 

 

HP(体力):25/25

MP(魔力):30/30

攻撃力:15

防御力:20

素早さ:10

 賢さ:16

器用さ:40

 幸運:****

スキル=============

・鑑定眼 Lv1

特殊スキル=============

・可能性  Lv1

==================

 

ん?

 

「え、」

「ほうほう・・・」

 

って女神の旦那!?いつのまに!?

 

「いや~さすがにシャルの魔法はやばいね~」

「あなたがふざけたこと言うからです!」

「あ、シャル・・・さん?・・・様?って名前だったんですね」

「そういえば自己紹介をしていませんでしたね。私は魔法の神シャルム、そのままシャルtと呼んでもらって構いませんよ、あと敬語はそろそろやめて貰いませんか?敬語を使われるとどうも落ち着かないんです・・・」

「やあ!初めましてだね!僕はタイステル!闘神をやっているよ。ステルって呼んでくれ!呼び捨てでも構わないよ!あと敬語は禁止ね!!」

 

神相手に呼び捨てとタメ口ってなかなか恐れ多いけどまあ本人がいいっていうからいいか

 

「じゃあシャルさんにステル、どうしてびっくりしたんだ?」

「「それは幸運がおかしいからだよ(です)」」

 

だと思った、だって表示おかしいんだもんね……

 

「たしかにおかしいけどこれはどういうことだ?」

「まあよくわからないけど悪くはないと思う………よ?」

 

おいおい神様しっかりしてくれよ~

 

「俺はそんなことよりスキルのほうが気になるな。鑑定の目と可能性・・・鑑定の目はだいたいわかるけど可能性ってなんだ?」

「あ、ちょうどいいので試してみましょうか、鑑定したいものを見ながら心の中で念じてみてください」

 

心の中でか……(鑑定!)

 

鑑定眼===============

物の情報や相手のステータスを見ること

ができる。

レベルが低い内は相手の情報をそこまで

多く見ることはできない。

ステータス閲覧(微)

==================

 

可能性===============

特殊スキルで、物や人に可能性を与える。

スキルの取得率大幅増加

獲得経験値大幅増加

==================

 

なるほど、鑑定の目はそのまんまだったな、あとは可能性だが・・・・

 

「これはスキルを覚えやすくなりレベルも上がりやすくなるってことでいいんだよな?」

「ああ、その解釈で構わないよ!せっかく転生したのにすぐ死んでもらうと後味が悪いんで特別につけさせてもらったよ!」

 

なんて親切設計

 

「そうなのか、ありがとうな。そしてスキルのレベルはどこまであるんだ?」

「スキルは5が最大だよ。1が初級、2が中級、3が熟練級、4が達人級、5が超越級と言われるんだ。特殊スキルはLv1でも中級か熟練級位の物もあるよ。それだけ強力なのもあるんだ。さらに特殊スキルはその人個人、もしくは職業限定なんだ」

「なるほどね~他にもいろいろ聞きたいが大丈夫か?」

「ああ、転生する世界のことをある程度教えておかなきゃね!」

 

こうして俺の異世界ライフが始まる!!

 

 




読んでくださりありがとうございます!
更新日は不安定になると思いますけどできる限り一定の間隔で投稿したいとは思っています!
よろしくお願いします!


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終わりで始まり 2

2話目です!初戦闘シーン自分的には微妙したwww

出来れば一週間ごとに投稿していこうと思います。
よろしくお願いします!

前回あったことを簡単に
死んだ
神のせいだった
異世界に行く
フオオオオオオオオオオ!!


…………ここが異世界か、広がる大自然!陰に潜むモンスター!そして人との出会い!おらワクワkおっとこれ以上はいけない・・

さて、ステルたちに聞いた情報をまとめてみるか。

 

種族

種族は人族、エルフ族、獣人族がいるらしい。

人族は一番多い種族で文明レベルは全種族の中で一番。

エルフ族は弓の名手で魔法のスペシャリスト、長寿だが出生率が低く人口が少ない。

獣人族は高い身体能力を持つ近接戦のエキスパート、なので脳筋が多いらしい。

 

次に、モンスター

モンスターは基本自然発生で世界にあふれる魔力から生み出されるしくみで

モンスターの中にもランクはあり、F~SSに分けられとされてSは災害級、SSは魔王級といわれめったに出て来ることはない。

魔王級は大抵魔界に自分の住処を作っているらしい・・・魔界とか夢が広がるね!

さらにモンスターは進化をすることによってランクを上げていく

 

次に呪文

例えばメラ系でいうと

 

初級:メラ 中級:メラミ 上級:メラゾーマ 特級:メラガイアー

 

という感じらしい。

中級まではある程度がんばれば覚えられるらしいが上級からは職業が関係してくる。

 

職業は多種多様で戦士、魔法使い、僧侶と星の数ほどあり人ぞれぞれに職業が決まっている。

さらに一定のレベルになると上位の職に転職できるようになる。

 

そしてお金の価値はG(ゴールド)というもので、100Gが日本でいう100円だ

 

「さてと、まずは町に行ってみるか」

 

神たちはすべて教えてしまっては面白くないだろうと最低限の情報だけ教えてこの世界に送ってくれた

危なかった、情報収集という楽しみをなくしてしまうところだった・・・

さてと、まずは装備品を見てみるか

 

布の服上下=============

一般的な布の服、少しガサガサしている

 

レア度:C

==================

 

皮のカバン=============

皮でできた一般的なカバン

そこまで多くの物は入らない

 

レア度:D

==================

 

銅の剣===============

銅でできた剣、初心者がよく使う必需品

 

レア度:C

==================

 

へ~やっぱり道具にもレア度ってあるんだ

そして剣!一度は憧れるのは俺だけじゃないはず!

 

シュイィィィィィン………

 

「おぉ……………」

 

感激だ………銅の剣だけど感激だ………

 

ブンッ!ブンブンブン!

 

おお~~~

 

ピコンッ!

 

< 剣術を取得しました >

 

早っ!!これが可能性の力か………ちょっと確認するか

(ステータス)

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv1

 

種族:人間 15歳

 

 

HP:25/25

MP:30/30

攻撃力:15

防御力:20

素早さ:10

 賢さ:16

器用さ:40

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv1 ・(NEW)剣術 Lv1

特殊スキル=============

・可能性  Lv1

==================

 

あれ……若返ってるぞ?たしか22歳だったはずだけど……

まあ若いに越したことはないしな、多分ステルたちの配慮だろう

そしてこれだな

 

剣術================

剣を使うための技術

剣を使った戦闘に補正(微)

==================

 

ん~びみょい、やっぱりレベル1だとこんなもんかこれはレベル上げに拍車がかかるな!

さて、いつまでも森の中だとどうしようもないけどどうしようか・・・・・とりあえずまっすぐ行くか

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

・・・・まっすぐ行ってるんだけどな・・・やっぱり適当じゃダメなのか?

ん~どうしたものか……………………(ガサガサ)!?

 

「だれだ!?」

 

俺はとっさに銅の剣を抜くすると草陰から出てきたのは…………

 

「な……ナメクジ?鑑定してみるか」

 

================

大ナメクジ ♂ Lv1

 

ランク:F

 

HP:14/14

MP:3/3

================

 

大ナメクジか・・・・・・弱そうだし行けるかな?

とりあえず一発入れてみるかダッシュからのっ!

 

ザシュッ!

「ギイイイイイイイイイイイイィ!」

 

どうだ?

 

================

大ナメクジ ♂ Lv1

 

HP:4/14

MP:3/3

================

 

お、へってるへってるもう瀕死だな

 

「ギイイイイ!」

 

怒ってる怒ってるでもナメクジだし体当たりでもしてくるのかな?

 

「ギイイイイイイ!」--ボウッ

 

「うわ!?」

 

あぶな!火の玉出したぞこいつ!今のが呪文か、なるほどな油断大敵・・・か!

 

ザシュ!「ギ…ギィィ……」

 

危なかった・・・・当たっても大丈夫だとは思うけどやっぱり怖いな……

 

 < レベルが上がりました >

< 剣術のレベルが上がりました >

 

お!レベルが上がったのか!

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv2 ↑1

 

種族:人間 15歳

 

 

HP:30/30 ↑5

MP:37/37 ↑7

攻撃力:17 ↑2

防御力:22 ↑2

素早さ:12 ↑2

 賢さ:18 ↑2

器用さ:42 ↑2

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv1 ・剣術 Lv2

特殊スキル=============

・可能性  Lv1

==================

 

剣技================

剣を使うための技術

剣を使った戦闘に補正(小)

==================

 

うまく戦闘できたのは剣技のおかげかもな……初戦闘は大勝利(?)だ!

そして・・・・この大ナメクジどうしようかな……剥ぎ取りとかした方がいいのかな

なんかぬめぬめしてるし今回はやめとこうかな…………よし!先いこ

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

お!やっと道に出たな……あとはどっちに行けばいいかだが………ん?

あれは………………

 

 




どうでしたか?誤字やここ直した方がいいよって点があれば教えてください


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終わりで始まり 3

3話目です!生暖かい目で読んでくだされば幸いです!

後々出す魔物よりグリズリーのほうがランクが高いのにステータスが同じぐらいだと気づいてしまいました(汗
なのでグリズリーをいじりました

前回あったことを簡単に
異世界に来た!
剣に感動!
初戦闘勝利!
フオオオオオオオオオオ!!



side:??

どうしてこうなった?あのエフニアの町からヒュ―マ帝国までの道のりで強いモンスターに出会うことなんてないはずなのに、こんなことならヒュ―マ帝国に活動拠点を移そうなんて言い出さなければよかったぜ

 

「ガアアアアアア!」

「ぐあああ!!運が悪いなくそがあああああああ!!」

「大丈夫か!?まさかこんな初心者用の森からグリズリーが3体とはな!」

 

ああ、本当に運が悪い、エフニアでやっとDランクに上がれたってのによぉ!!

グリズリーはきついぜ、ホントによ…………

 

「ゼータさん!?大丈夫ですか!ホイミ!」

「ああ、ありがとうよリック、おらああああ!」

 

ゼータを薄緑の光が包みHPを回復させるがリックのMPももう少ないはずだ、どうにかして突破口を…………

「でりゃあああああああああ!!」

 

すると俺の目の前にいたグリズリーの首から剣が生えた

 

「大丈夫ですか!」

 

俺はいきなりのことで少し呆然としたが直ぐに立て直し相手が誰なのかを理解した

それは青年だった、まだ初心者丸出しの格好をした青年だ、どうしてグリズリーを倒せたのかなんてどうでもいいまずは敵が減ったことに俺は…

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side龍介

 

「ん?あれはなんだ?」

 

遠くに馬車のようなものが見える、あちらが少し騒がしいような……お!?馬車が少し近くなったような?

 

< 鷹の目を取得しました >

 

なるほどこれのおかげか

 

鷹の目================

遠くのものを見れるようになる

遠視補正(微)

===================

 

< 鑑定眼のレベルが上がりました >

 

鑑定もレベルアップか

 

鑑定眼================

物の情報や相手のステータスを見ることが

できる。

レベルが低い内は相手の情報をそこまで多

く見ることはできない。

相手のステータス閲覧(小)

===================

 

これで相手をもっと知れるようになったな

そして馬車のほうは、と・・・・なんだあれ!?巨大なクマ三匹に襲われてる!?

や、やばい!助けに行かないと!ともかくダッシュだ!

 

< ダッシュを取得しました >

 

今日は取得祭りだな!でも確認してる暇はない!急いで助けに行かないと・・・俺ってこんなに足早かったっけ?

多分ダッシュの効果なんだろうな

 

< ダッシュのレベルが上がりました >

 

さらに早くなったなこの勢いで行けば剣の威力も上がるかな?

おれは剣を抜き全力で突いた!

 

「でりゃあああああああああ!!」

 

何ということでしょう、あのクマの首に根元まで刺さってしまったではないですか!

助けたおっさんもびっくりしてるよ

 

「大丈夫ですか!」

 

< レベルが上がりました >

 

おお、レベルが上がった、やっぱ強そうだからなこのクマ、でも今は確認している暇はない!

向こうのを鑑定してみよう

 

===================

グリズリー ♂ Lv1

 

ランク:D

 

HP:157/198

MP:75/75

攻撃力:142

防御力:62

===================

 

===================

グリズリー ♂ Lv5

 

ランク:D

 

HP:195/210

MP:83/83

攻撃力:163

防御力:87

===================

 

見れるのはここまでか、ってこいつら強い!さっきはよく殺れたな俺!

 

「誰だか知らねえが助かった!さすがに三匹はきつかったんだ!」

「礼はあとで!いまはあの二匹を!」

「おう!ゼータ!待たせたな!」

「やっと倒しやがったかサザン!おせえぞ!あとそいつ誰だ!」

 

このゼータって人すげえな、この二匹を一人で押さえてたのかよ

 

「こいつはグリズリーを一撃で倒した期待の新人だ!戦力アップだぞ!」

 

一撃なのは不意打ちだったからですけどね!?まあ異世界歴約3時間の超新人なのは確かだけど・・・・・・

 

「そいつはいいや!しっかり動いてもらうぞ!」

「善処します!」

「すまねぇがそいつは任せた!俺たちはこっちを先に殺る!」

「任された!」

 

まさか初心者に一匹任せるとはな、でも任されたからには頑張らなきゃな

俺はダッシュを使いつつ地味に足を狙う。決定打にはならないけどクマはスピードに追いつけない

というか追いついてもらっちゃ困る!今の自分だと確実に一撃で死ぬ!

 

 < 剣術のレベルが上がりました >

 

< ダッシュのレベルが上がりました >

 

このまま時間稼ぎをすればいけるな

 

「ガアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

クマはうっとおしいのか腕を振り回しているが大振りすぎて当たらないね!

そして両足を切り刻みつつヒット&アウェイ!

お、クマが膝をついたここぞとばかりに突き突き突き!

 

「待たせたな!あっちは片づけてきたぞ!」

 

わお、袋叩きだと早いね!

 

< レベルが上がりました >

 

よっしレベルアップ!確認しなきゃ

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv18 ↑16

 

種族:人間 15歳

 

 

HP:120/120 ↑90

MP:102/102 ↑65

攻撃力:47 ↑30

防御力:42 ↑20

素早さ:52 ↑40

 賢さ:37 ↑19

器用さ:72 ↑30

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv2 ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1

特殊スキル=============

・可能性  Lv1

==================

 

そしてダッシュの説明と剣技の変化は?

 

剣技================

剣を使うための技術

これがあるのとないのとは全く違う

剣を使った戦闘に補正(中)

==================

 

ダッシュ==============

走るときに補正がかかる

疲れにくい効果もある

走りにスピード補正(中)

==================

 

これがなかったら勝てなかっただろうな・・・スキルさまさまだよ

 

「ありがとうございました、本当に助かりましたよ、ホイミ」

 

神官風の男が回復の呪文らしきものをかけながら話しかけてきた。

疲労が取れた気がする。

 

「ありがとうございます、たまたま襲われてるのを見かけたもので、間に合ってよかったですよ」

「ほんとに一時はどうなることかとおもったぜ!ところで見た感じ冒険者になりたてって格好しているがよくグリズリーに突撃できたな」

「あの時は助けなきゃって一心だったからですね・・・ところで冒険者ってなんですか?」

「なんだ、冒険者を知らないのか?この世の中冒険者を知らないやつなんていないと思うんだがな!あと俺たちはもう一緒に戦った戦友だ!敬語なんて堅っ苦しいのはやめてくれや、癖とかならしょうがないけどな」

 

そういってゼータは俺の背中をたたく……結構痛い。

この人絶対脳筋だわ。

 

「じゃあそうさせてもらうよ、で、冒険者ってのは何なんだ?」

「冒険者っていうのは、今みたいに魔物を狩ったりして金を稼ぐやつらのことだ、ギルドがあってな住民の依頼を受けたりして金を稼ぐこともできるんだ」

 

サザンによると冒険者はランクF~Sまであって、AやSってのはほんの一握りしかいないらしい。

そして冒険者ギルドで職業につけるらしい。職業は前に確認した通り人それぞれ適性がある。

神官風のリックはその見た目通り僧侶らしい。

ゼータは武闘家でサザンは戦士とのこと。

それぞれの職でステータスの上昇に違いが出てくるらしい。

 

「で?これからどうするよリュウスケ」

「どうするって言ったって、特に目的はないからな・・・もし良かったら冒険者登録できるところに連れてってくれないか?目標はゆっくり決めていくことにするよ、あとリュウでいいぞ」

「よし!そうと決まったら早速ヒュ―マ帝国に出発だな!サザン!早く行こうぜ!」

「ちょっと待て!まだグリズリーの剥ぎ取りが終わっれないんだよ!もう少し待ってくれ」

「ちぇー、しかたねえなぁ早くしろよ」

「こいつ・・・」

「まあまあ二人とも落ち着いてください」

 

あ、リックが止めちゃった、今からが面白いところだったのに

ともかくこれで最初の目的は決まったな!ヒュ―マ帝国で冒険者になって職業に就く!

………自宅警備員やニートだったらさすがに泣くけど大丈夫だよなきっと!

 

 




誤字やここ直した方がいいよって点があれば教えてください


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龍介、手に職をつける

4話です!生暖かい目で読んでくだされば幸いです!

前回あったことを簡単に
クマTUEEEEEEE!!
けど無事に倒せた
冒険者になるために帝国へ
フオオオオオオオオオオ!!


あれから2日ほどでヒュ―マ帝国についた

2日の間にこの世界についてよく聴くことができた、一応自分は気が付いたらこの大陸にいたってことで信じてくれた

たまにいるらしい、転移魔法の暴走だとかで飛ばされる犠牲者が、さすがに大陸外からは初めてらしいけど

 

2つある大きな国のことや、東にある世界樹、そしてダンジョンの存在!旅の扉という異空間につながっているゲートがあるらしい。

無限に魔物を生み出して冒険者を迎え撃ち、死んだ冒険者を吸収してまた魔物を生み出す。

ダンジョンも魔物の一種と言われている。

ダンジョンは、魔力が特に濃いところなどに出現したりするので魔物大氾濫(スタンピード)などが起こると見つかることがあるらしい、もし見つかればギルドカードをかざすことによって見つけた人と場所の情報がギルドに届く。ギルドカード万能説、なんでも500年ほど前からある技術らしい。

見つけた旅の扉は基本見つけた人の物で国に売ることもできるらしい。

ダンジョンには大きくなればなるほど資材などが豊富で、それだけ出てくる魔物もやばい、ダンジョン内の魔物は倒すとドロップと言って、素材を落とすので剥ぎ取りなどをしなくていい便利さがある。

そして宝箱があって中からは魔剣や魔槍、各種マジックアイテムが出てくる。

最深部にはボスがいて倒すことによって莫大な資産やアイテムがもらえるという噂だ。あくまで噂なのは階層が低いダンジョンのボスがくれるものはすこし貴重な物程度だった記録があるかららしい。

ダンジョンボスは一度倒すと復活はしない、が、ダンジョン内の魔物のレベルが平均7ほど上がるらしい。

ダンジョンはDランクから入れるようになり旅の扉は各国が管理している、なんでも特殊な技術で扉を移動させられるとのこと。

ダンジョンに入るには人数分の思い出の鈴というものが必要で旅の扉に入る前に門番さんが確認するらしい。

道具屋で500Gで買える、安いな。

………………………なんか今までで一番長く説明した気がするな。

 

あと大陸の中心部に神の塔ってものがあって中には1つの旅の扉がありクリアするごとに次の階への階段が出てくるとのこと。

今は15階まで開放できているらしい。

1階上がるごとにレベルが平均7上がるので攻略は最高難易度らしい。

 

などなど駄弁りながら俺たちはヒュ―マ帝国についたのだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「お、見えたぞ~ヒュ―マ帝国の防壁だ。」

 

おお、高い城壁が見えるな。

 

ヒュ―マの防壁==============

ヒュ―マ帝国をはるか昔から守る壁

ちょっとやそっとでは壊すことはできない

=====================

 

へ~頑丈なんだな

 

<鑑定眼のレベルが上がりました>

 

お、レベルアップか、もう一度鑑定してみるか。

 

ヒュ―マの城壁==============

ヒュ―マ帝国をはるか昔から守る城壁

ちょっとやそっとでは壊すことはできない

耐久119999999982545/120000000000000

=====================

 

やばっ!耐久やばっ!これは当分壊れないな、絶対に。

 

「すごいな、あれがヒュ―マ帝国の鉄壁の守りか」

「はい、かれこれ600年の間壊されたことがないそうです」

「へ~リックは物知りなんだな」

「それほどでもないですよ」

 

そういえばこの2日間ですこしレベルが上がったんだった確認してみるか。

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv20 ↑2

 

種族:人間 15歳

 

HP:130/130 ↑10

MP:112/112 ↑10

攻撃力:57 ↑10

防御力:52 ↑10

素早さ:62 ↑10

 賢さ:46 ↑9

器用さ:82 ↑10

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv3 ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1

特殊スキル=============

・可能性  Lv1

==================

 

鑑定眼================

物の情報や相手のステータスを見ることができる。

レベルが低い内は相手の情報をそこまで多く見ることはできない。

相手のステータス閲覧(中)

===================

 

鑑定はやっぱり調べ続けるとレベルが上がるのだろうか、しばらくかけっぱなしにしてみよう。

あ、でも人をなりふり構わず鑑定するのはさすがにマナー違反かな、ちゃんと意識しないとな。

 

北門==================

ヒュ―マ帝国の北の入り口

 

耐久 1980/2000

===================

 

「ヒュ―マ帝国へようこそ、身分証を拝見いたします。」

 

身分証!?ど、どうしよう…………そんなものもってないぞ。

 

「冒険者だ、これでいいか?」

「はい、ありがとうございます、そちらの方は?」

「ああ、こいつはどうも呪文の暴走で飛ばされてきたみたいでな身分証を持っていないんだ。」

「そうでしたか、それは御気の毒に…一応規則ですので犯罪の有無と入国料10,000Gをお支払いください。」

「入国料は払っといてやるよ犯罪は、ないと思うが一応確認しとけ」

「ああ、ありがとう、いつか絶対返すからな?」

「いや別に返してもらわなくてもいいんだがな。」

 

あらやだサザンさん男前、でも返すけどな

 

「それで犯罪の有無ってのはどうやって確認するんですか?」

「はい、この水晶に触れていただければわかります、変わらなければ犯罪無し、赤くなれば犯罪ありです。」

 

てなわけで触ってみる、変化は…ない。

 

「はい、ありがとうございました、ようこそヒュ―マ帝国へ。」

「ありがとうございます。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「さてとこれからどうするよ?まずはギルドに行って素材の換金だろ?」

「俺はその時に登録も済ませたいと思ってる、あと職にも就かなきゃな。」

「じゃあまず換金だな、登録には500Gいるんだよ。」

「マジか、無一文だから助かったよ、でも本当にいいのか?多めにもらっても。」

「これは三人で話し合って決めたことだ、なにしろピンチを助けてもらったんだからな。」

 

マジみんな男前。

 

「じゃあギルドに行こうか。」

 

ギルドの道中での鑑定結果。

 

壁==================

ただの壁、殴ると痛い

 

耐久 1081/1200

===================

 

石畳=================

ただの石畳

 

耐久 946/1000

===================

 

木箱=================

木の箱、結構丈夫

 

容量 100kg

耐久 200/200

===================

 

荷馬車================

物を多く運べる馬車

 

容量 700kg

耐久 600/600

===================

 

壁壁壁石畳壁壁壁石畳壁壁壁壁壁壁木箱木箱壁壁壁壁壁壁壁壁壁荷馬車壁壁壁

あ、なんか頭痛くなってきたちょっとやめとこう。

しかし耐久みても面白くないな、オフにできるかな。

 

壁==================

ただの壁、殴ると痛い

===================

 

お、でけた。

 

「着いたぞ。」

「おお、結構でかいな。」

「まあ帝国のギルドだからな。」

 

これから俺の冒険者生活が始まる!

 




誤字やここ直した方がいいよって点があれば教えてください


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龍介、手に職を付ける 2

なぜか増量(5000字越え)


5話です!生暖かい目で読んでくだされば幸いです!



前回あったことを簡単に
ダンジョン!!
防壁すごく固い
俺の冒険はまだまだこれからだ!
フオオオオオオオオオオ!!


「ギルドへようこそ!換金ですか?」

「ああ、換金で頼む、そして後でこいつの登録を頼むよ。」

 

そういってサザンはグリズリー3匹分の素材と道中戦った魔物たちの素材を置いていく。

 

スライムの核==========

スライムの生命の源

これが抜き取られない限り

スライムは生き続ける

================

 

スライムゼリー=========

スライムの身の部分

ソーダ味

================

 

グリズリーの肉=========

非常においしい

レベルが高いほどうまみが増す

================

 

グリズリーの爪=========

鋭く固い爪

そのままでも使える

================

 

などなどよくカバンに入ってたなと思ったらあのカバン、前話してたマジックアイテムなのかもな。

あとで鑑定させてもらおう。

 

「すごい量ですね!まずは核15個とゼリー2kg、肉が150kg、爪が15本で・・・161,100Gですね。」

 

うわ~ものすごい稼いでるよ、これが冒険者の普通だったらやばいな、でも山分けだから40,000Gちょっと。

それでも2日3日で4万はすごい。

 

「行っておきますがこれは普通ではありません。」

 

リックが心を読んだ!?そういう魔法か!?

 

「心なんて読んでませんよ。」

 

にっこりほほ笑んでるけど絶対嘘だ、サザンたちも後ろでびびってる、やっぱり読めるんだとかつぶやいてるから前科があるなこれは。

 

「じゃあ山分けだおれたち三人が40,000Gで残りがリュウのだ。」

「ありがとう、そしてこれが入国料の時払ってもらったお金だ返しとくよ。」

「まったく、返さなくてもいいのによ。」

「いや、なんか金を借りたままにすると落ち着かないんだよ。」

 

そういっておれはサザンに10,000Gを渡した。

 

「よし、じゃあまず登録してこい!そして今日は宴だ!ギルドの隣の酒場で飲んでるからよ登録終ったらちゃんと来いよ?」

「俺は酒が飲めないんだが・・・・」

「何言ってんだ、もう15なんだろ、しっかり成人してるじゃねえか。」

 

この世界の成人は15からなんだな。

 

「あまり強くはないぞ?じゃあひとまず登録してくるよ。」

「おう!今日は俺のおごりだ!しっかり楽しもうぜ!」

 

そういいながらサザンたちは酒場に向かっていった。

 

「さて、じゃあ登録をお願いします。」

「はい、登録料は500Gです。」

 

俺は受付に500Gを渡した。

 

「ではこの紙に名前を、カードに血を一滴たらしてください。」

「えっと、文字が書けないので代筆とかお願いできますか?」

「代筆には100Gかかりますがそれでもよろしいでしょうか」

「はい、お願いします、名前は佐々k・・・リュウスケ・ササキです。」

「リュウスケ・ササキ様ですね、では血をお願いします。」

 

追加で100Gを渡し血を垂らし受付の人が透明の箱の中に入れると何の変哲のないカードが白色のカードに変わっていくそこにはこう表示されていた。

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:無し  

ランク:F

==================

 

 

「ではギルドやカードの説明をしますね。」

 

ギルドカードは身分証明書のようなもので各町に入るときに必要。

紛失した場合は50,000Gで再発行する。

ギルドカードの色は F=白 E=茶 D=緑 C=黄 B=青 A=赤 S=金

と分けられる。この世界ではAランクは十数人、Sランクは3人しかいないそうだ。

まあBランクからは才能のある人だけが行けるといわれているらしいからな。(サザン談

F・Eは依頼をこなしていくと上がりDから上はランクを上げるための試験がある。

Bランクから通信機能が使えるようになる、通信機能は相手と遠距離で話すことができる。

携帯電話みたいなものだ。

通信の仕方はBランクに上がった時に教えてくれるそうだ。

 

ギルドでは依頼を受けることができて、今のランクより1つ上の依頼まで受けられる。

なので今はEランクの依頼まで受けられるようだ。

依頼が受けられるのは基本的に二つまで。

そして銀行という仕組みがありお金を預けることができる。これはギルドによっぽどのことがない限り使えなくなることはないらしい。

次に犯罪、冒険者が犯罪を犯すとギルドカードが真っ黒に染まりギルドに情報が入り指名手配される。

しかし命にかかわる事、盗賊などは撃退して殺してしまっても犯罪にはならない。

そこら辺の判断基準をどうしているのか、などは今の技術では解析できないからそういうものとして考えておくといいと言われた。

最後に緊急依頼というものがあり魔物大氾濫(スタンピード)などや国を脅かす魔物が現れた時などに発令される、これは一定のランク以上は強制参加とのこと。

 

「新人はどうしても、盗賊でも人を殺すということに躊躇して逆に殺されるということがよくありますなのでくれぐれも気を付けてください。」

「わかりました。」

 

殺人か、俺にはできるかわからないな、しかし覚悟はしとかなきゃな。

 

「あと職業に就きたいんですけど。」

「就職ですね、就職にも500G必要ですがよろしいですか?」

「はい、お願いします。」

「ではこちらへどうぞ。」

 

そういって連れてこられたのは下に魔法陣が書いてある円形の部屋。

そこで俺は500Gをわたした。

 

「では適正職業を表示します。--適正閲覧(ハロワ)

 

ハロワに聞こえたけど気のせいだろうと信じたい。

目の前に半透明のウィンドウが表示されるそこには。

 

===============

適正職

 

・魔物使い 適正S

 

他 F

===============

 

適正が一つだけかてか他がFってことは無いに等しいな。

 

「適正が一つってなかなかないですよね。」

「そうですね、めったにないです、しかも他がFってことはもう運命ですね。」

「じゃあ魔物使いになります。」

 

< 職業が魔物使いになりました >

 

< 可能性のレベルが上がりました >

 

ん・・・・・可能性のレベルが上がった?

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv1

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:130/130 

MP:112/112 

攻撃力:57   

防御力:52 

素早さ:62 

 賢さ:46 

器用さ:82 

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv3 ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1

・(NEW)回復魔法 Lv1 

特殊スキル=============

・可能性  Lv2

・(NEW)空間魔法 Lv1

(NEW)呪文==============

・ホイミ ・インベントリ 

・ルーラ ・ルーム 

・テイム

==================

 

おぉ、じゅ、呪文だあああああああああああああ!鑑定!鑑定!

 

回復魔法==============

魔力を使い傷をいやす魔法

状態異常も治せる

==================

 

ホイミ===============

消費MP:3

回復量:20~30

==================

 

空間魔法==============

空間を扱う魔法

開いてる間は毎秒MPを1消費する

==================

 

ルーラ===============

一度行った場所に瞬間移動する

 

消費MP:1

==================

 

インベントリ============

物を収納する魔法

インベントリ内は時間が止まっており

劣化しない

生物は入れられない

 

容量:1t

==================

 

ルーム===============

異空間に部屋を作ることができる

一部屋にMP50を固定で消費する

部屋の内装によって消費魔力は変動する

 

部屋数:0/10

==================

 

テイム===============

魔物使い固有の魔法

魔物と親しくなるか魔物に認められる

ことが条件で従魔にできる

==================

 

インベントリチート説、そして可能性は?

 

可能性===============

特殊スキルで、物や人に可能性を与える。

スキルの取得率大幅増加

獲得経験値大幅増加

成長値大幅増加

仲間にも適用される

==================

 

なんか魔物使いにぴったりの効果になったな・・・

可能性って自分に合った方向に成長するのかもな。

 

「おお。」

「無事に就けたみたいですね、ギルドカードも確認してください。」

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:魔物使い  

ランク:F

==================

 

「はい、大丈夫ですね、お疲れさまでした、では依頼を受けていきますか?」

「いえ、一緒にきた仲間が酒場で待ってますのでもう行きます」

「そうですか、ではまたのご利用をお待ちしております」

 

そういって彼女は微笑んだ

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

俺はサザンたちが飲んでる酒場についた、いかにも酒場って感じで冒険者らしき人たちが多いな。

その中で俺はサザンたちを見つけた、ちょうど向こうも気づいたっぽいな。

 

「お!お~いリュウ!こっちだこっち!」

 

ゼータめ、飲みすぎじゃないか?顔がまっかだぞ。

 

「遅くなって済まないな、職業についてたら時間がかかった。」

「良いってことよ!で?どんな職業に就いたんだ?」

「魔物使いだよ。」

「魔物使いか、珍しいな、しかしなんでまたそれを選んだんだ?」

「これ以外の適正がFだったってのもあるが、たくさんの魔物たちと一緒に戦うって、心躍らねえか?」

「まあ、たしかに強力な魔物とかと共闘できるってのは心強いな。」

「サザン!やっとリュウが来たんだ!グリズリーの料理を出してくれ!」

「わーったよ、ったくリュウのために用意したんだからな!食いすぎんなよ!」

「わかってるって、ほらこれがグリズリーのステーキだ!」

「あれで全部じゃなかったのか?」

「ああ、このカバンはマジックアイテムで300kgまで入るんです、これ一つで200,000Gぐらいしたんですよ?」

 

ひゃー、マジックアイテムってどれも高いのか、でもインベントリあるからぶっちゃけいらないよな。

 

「そんなにするのか、おぉ、これむっちゃうまいな!このおいしさを的確な言葉で表現したいから、家に帰ったら国語の勉強するわ。」

「おまえ、遠くから飛ばされてきたんだろ?いつになるんだよ、その間にもっとうまいもの食えてるさ。」

 

そうでした。

 

「まあともかく、本当にうまいな、今まで食べたステーキの中で一番だ。」

「そうなのか、でも竜の肉はもっとうまいぜ?昔知り合いに食わせてもらったんだ、あの時は涙が止まらなかった。」

「ゼータは2日ほど止まりませんでしたよね。」

「うるせぇ、リックも鼻水垂れ流していたくせに。」

「なっ」

「はいはいそこまでだ。」

 

あ、サザンが止めやがった、今からが面白いところなのに、それよりも竜か・・・・・

 

「竜は強いんだろうな。」

「ああ、強い、強すぎてBランクぐらいじゃないと狩れないんだ。」

「Bランクか・・・・」

「そんなことよりはやく飲めよ、うまいぜ?」

「酒が弱いって言ってるのに、まあいいか、今日は飲むぞ!」

「おお、その意気だ!」

 

この後無茶苦茶のんだ。

結果、飲みすぎで倒れてサザンたちが止まっている宿屋でお世話になった。

 

 < 毒耐性を取得しました >

 

< 毒耐性のレベルが上がりました >

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「知らない天井だ。」

 

まあ、うん、言ってみたかっただけ。

で、昨日取得してたっぽい耐性、酒の飲みすぎは体に毒だってことかな。

おかげで酔いにくくなったし二日酔いがなくなった。

サザンたちは全員二日酔いでダウンだ、この帝国にいるうちはこの鶴翼亭(かくよくてい)に宿をとっているらしい。

ちなみに一泊1,000Gだ。

サザンたちが3日ぶんを先に払ってくれていた。

 

「本当に大丈夫か?」

「あ、ああ、ポーションのんだから昼には復帰だ、たぶんな。」

「そうか、俺は依頼を受けてくるよ、何かあったらまたよろしくな。」

「おう!その時はしっかり頼ってくれよ、新人。」

「ああ、わかったよ。」

 

てなわけで武器屋に来た、なぜかというと銅の剣がぼろくなっていたからである。

刃こぼれがひどいなので新しい剣を買おうと思っている。

武器屋の中は剣や斧、槍などが置いてある今はとりあえず剣でいいかな。

 

銅の剣===============

銅でできた剣、初心者がよく使う必需品

 

レア度:C

==================

 

銅の剣===============

銅でできた剣、初心者がよく使う必需品

 

レア度:D

==================

 

兵士の剣===============

鉄でできた量産物

丈夫でちょうどいいお値段

 

レア度:C

==================

 

鋼の剣===============

鋼鉄を一つ一つ鍛造して作った品

これを扱えるようになって一人前

 

レア度:C

==================

 

スネークソード===========

蛇を模った柄と蛇のように曲がり

くねった刀身を持つ剣

 

レア度:C

==================

 

のこぎり刀=============

その名の通り、のこぎりのような

ギザギザの刃を持つ刀

普通の剣とは扱い方が異なる

 

レア度:C

==================

 

へー、いっぱいあるんだな。

 

「すみませーん。」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「すみませーーん!!!!」

「だあああ!うるさいわい!ちゃんと聞こえとる!」

 

髭もじゃなおっちゃんが出てきた。

 

「でも誰もいないと買い物できないですし。」

「まあそれもそうだが、で?何がほしいんだ。」

「剣がボロボロになってしまったので兵士の剣と剥ぎ取り用のナイフがほしいんです。」

「剣にナイフだな、それだと8,000Gでいいぞ。」

「ナイフの料金が入ってないんですけど?」

「なに、新人への選別だ。」

「おっちゃん、見た目によらず優しいんだな、これ、8,000Gちょうどだ。」

「まいど、見かけによらずはよけいだ、あと敬語使ってるときよかぁそっちのしゃべり方の方が似合ってるぞ。」

「そうか?じゃあこのままでいかせてもらうよ。」

「そうするといい、今どき礼儀正しいしゃべり方なんて貴族か商人ぐらいしか使わねえ。」

「そうなのか、ともかくナイフありがとう。」

「ああ、また来いよ、新人。」

「俺の名前はリュウスケだ、リュウでいい、おっちゃんは?」

「俺の名前はギガ―スだ」

「そうか、よろしくな。」

 

そういって武器屋を後にした。

 




誤字や矛盾、ここ直した方がいいよって点があれば教えてください

自分で倒した素材などは自分の判断で販売しても構わない、だがそのせいで何らかのトラブルが合ってもギルドはかかわらない。という一文を消しました。いるかなぁ?と思ったので


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初挑戦の龍介

超増量中(6000字
どうしてこう波に乗るとかけるんでしょうか

スキル:剣技を剣術に変更しました

6話です!生暖かい目で読んでくだされば幸いです!

後書きに魔物の情報を乗せようかと思います

前回あったこと
ギルド登録
就職
魔法習得
フオオオオオオオオオオ!!


武器屋を後にしたおれはギルドの掲示板の前に来ている。

そこで依頼を探すのだが人が少ないな。

 

「こんにちは、依頼を受けたいんだがあそこの紙を持って来ればいいのか?」

「はい、そうですね。基本的に2つほどまで受けられるんですが、たまたま魔物を倒してその素材が依頼として出ていたりしたらその場で達成することもできます。」

「そうなのか、ありがとう。」

「あと紙に永という判子がありましたら受付に持ち込まなくても大丈夫です。常時何時でも受け付けている依頼なので。」

「わかった。」

 

さてと、掲示板には?

 

===================

 薬草採集

ポーションの材料としてとって来てほしい

 

報酬:1枚20G

   51枚目から1枚10G

===================

 

===================

 スライムの核採集

薬の材料に使うからとって来てほしい

 

報酬:1個100G

===================

 

===================

 庭の草むしり

庭の草が伸びてきてしまったが時間がなか

なか取れないから代わりにやってほしい

 

報酬:一時間800G

===================

 

===================

 ペット探し

家のペットが2日前に逃げ出してしまった

見つけてきてほしい

 

報酬:5,000G

===================

 

===================

 いっかくうさぎの退治

いっかくうさぎが畑を荒らすので退治して

ほしい

 

報酬:一匹800G

   素材持ち帰り可

===================

 

ほうほう、まあ薬草とかは無難だよな。

そしてペット、テンプレだとすごくやばい奴だったりするよな。

まあここはスライムの核と薬草かな。

薬草について聞いてみるか。

 

「すまないが、薬草の実物ってみられるか?」

「はい、薬草はこの葉っぱです。」

 

薬草==============

薬の原料となるくさ

================

 

「しかしまれにこのドクデ草を持ってくる方がいるので気を付けてください。」

 

そういって受付嬢さんはよく似た草を出す。

 

ドクデ草============

薬草によく似た草

猛毒があり大量に摂取すると目が

黒くなり失明する

================

 

恐ろしい草が生えてるものだな。

しかし鑑定眼で見分けられる代物だな、少し安心した。

 

「なるほどわかった。どこらへんに生えている?あと採るときに気を付けることとかだな。」

「北東にある初心者の森で採ることができます、気を付けることは群生して生えているところを根こそぎ取らないってことだけですね。」

「なるほどな。」

 

さて初心者の森とやらに行ってみるか、テイムもしてみたいしな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

俺は今防壁の北門に来ている。

 

「ん?君はたしか昨日来た子だね?」

「ああ、たしか入国の時の手続きの兵士の・・・」

「リブロだ、冒険者登録できたのかい?」

「リュウスケだ、リュウでいい、冒険者登録をして初依頼で初心者の森までね。」

「なるほどね、一応規則なんで記録を取らせてもらうよ、ギルドカードを見せてくれ。」

「ああ、これでいいか?」

「ありがとう、最近盗賊が増えてきているから気を付けるんだよ。」

「ああ、わかった。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

さて、たぶんここが初心者の森だと思うんだが思ったより茂ってるな。

…………なんか見られてる気がするな……………

 

< 気配察知を取得しました >

 

なんか無効の茂みから気配が……

すると茂みから黒い影が飛び出してきた!あっぶな!目の前に飛んできたぞ!?

 

< 警告を取得しました >

 

なんか遅い、もうちょっと早くほしかった。

するとなぜかその場にいるのが危ない気がした、俺はとっさに後ろに下がる。

横の茂みからもう一匹飛び出してきて俺がいた場所に突き刺さった。

これが警告の効果か・・・気配察知が低いせいで察知しきれなかったのか?

ともかく鑑定だな。

 

=================

いっかくうさぎ ♂ Lv1

 

ランク:F

 

HP:13/13

MP:11/11 

攻撃力:10   

防御力:5 

素早さ:26 

 賢さ:9 

=================

 

=================

いっかくうさぎ ♀ Lv3

 

ランク:F

 

HP:19/19 

MP:17/17

攻撃力:14   

防御力:12 

素早さ:38 

 賢さ:15 

=================

 

初心者の森だけあってレベルが低いな。

とりあえずテイムを試してみるか、その前に認めさせるか仲良くなる。野菜でも与えてみるか?

俺はインベントリからニンジーを取り出した、これは地球のニンジンのようなものだ

それを2本あげてみる。

お、普通のウサギみたいだな、ぷうぷういいながら食べてる。

行けるかな。

 

「テイム」

 

< テイムに失敗しました >

 

くそ、まだ足りなかったか。てかウサギたちすごく怒ってないか?

あれ絶対怒り狂ってるわ、目が血走ってるもんな。

もう一度ニンジ―を与えてみる、が、踏み砕かれる……キレてるわ。

どうもテイムできそうにないな、仕方ないか。

俺は兵士の剣を抜き戦闘態勢に入った。

Lv3のいっかくうさぎが突撃してくるが早さが足りない、すれ違いざまに首を斬る。

一撃でHPを削り切ったらしくそのまま動かない、すぐさま次の目標に向かい斬る。

そのまま血抜きをしてインベントリの中にしまう。

初テイムは失敗か、まあ気長に頑張るか。

 

< レベルが上がりました >

 

よし。

 

==================

リュウスケ・ササキ 男 Lv4 ↑3

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:166/166 ↑36

MP:142/142 ↑30

攻撃力:81 ↑24 

防御力:75 ↑23

素早さ:82 ↑20 

 賢さ:75 ↑29

器用さ:105 ↑23 

 幸運:****

スキル================

・鑑定眼 Lv3  ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1

・回復魔法 Lv1 ・毒耐性 Lv2

・(NEW)気配察知 Lv1・(NEW)警告 Lv1

特殊スキル==============

・可能性  Lv2

・空間魔法 Lv1

呪文=================

・ホイミ ・インベントリ 

・ルーラ ・ルーム 

・テイム

=================== 

 

気配察知==============

気配を察知することができる

気配察知距離5m

==================

 

警告================

第六感のようなもの

自身に危険が及びそうなときにわかる

==================

 

結構上がった、のか?一般人の上昇値がわからないから何とも言えないがまあ良しとしよう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

森の中に入ってだいたい1時間ほど。薬草の群生地を大量に見つけて薬草の枚数は250枚になった。

50枚の束を5つ作ってインベントリに入れる、すると。

 

-ボトッ

 

後ろの方で何かが落ちるとがした。察知距離外だったので気づくことができなかった

落ちたものの正体はスライムだった。

 

=================

スライム ♀ Lv5

 

ランク:F

 

HP:14/24 

MP:19/19

攻撃力:10   

防御力:12 

素早さ:10

 賢さ:35 

=================

 

地味にレベルが高いスライムだな・・・木に登って上から奇襲かけてたのかもしれない賢さ高いし。

で落下してダメージを食らったと。

薬草とかあげたらテイムできるかな。

武器を抜かずにスライムに薬草を近づけてみる、薬草はスライムに吸い込まれていきシュワシュワ溶ける。

 

=================

スライム ♀ Lv5

 

ランク:F

 

HP:24/24 

MP:19/19

攻撃力:10  

防御力:12 

素早さ:10

 賢さ:35 

=================

 

しっかり回復してるな、少し様子を見てみる、ぷるぷるしていて変わりがない。

逃げもしない襲っても来ない、やってみるか。

 

「俺と一緒に来てくれないか?-テイム」

 

< スライムのテイムに成功しました >

 

っしゃ!テイム成功!

 

「これからよろしくな」

『よろ・・しく・・・あるじ?』

 

女の子の声が頭に響く。

 

「お、しゃべれるのか?」

『まだ…なれないけど……テイムされたときに……つながった。』

「そうなのか。」

『ねぇ…あるじ…なまえ…………ちょうだい?』

「なまえか、そうだな………マリン、スラン、スーのうちどれがいい?」

『あるじ、ねーみんぐせんす、…かいむ。』

「真剣に考えた結果だ。」

『じゃあ……………………すー。』

「よし、じゃあお前は今日からスーだ、よろしくな、スー。」

『よろしく、あるじ。』

 

ステータスを見ると下のほうに従魔という欄が追加されていた。

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv4 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:166/166 

MP:142/142 

攻撃力:81 

防御力:75 

素早さ:82 

 賢さ:75 

器用さ:105 

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv3  ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv1

・回復魔法 Lv1 ・毒耐性 Lv2

・気配察知 Lv1 ・警告 Lv1

特殊スキル=============

・可能性  Lv2

・空間魔法 Lv1

呪文================

・ホイミ ・インベントリ 

・ルーラ ・ルーム 

・テイム

(NEW)従魔==============

・スー

==================

 

ちなみにスーのステータスはこれだ。

 

=================

スー ♀ Lv5

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:24/24 

MP:19/19

攻撃力:10   

防御力:12 

素早さ:10

 賢さ:35 

器用さ:38

 幸運:60

スキル==============

・物理耐性 Lv2 ・身軽 Lv3

・奇襲 Lv3    

特殊スキル============

・伸縮自在 Lv2

=================

 

物理耐性==============

物理に耐性を持つ事ができる

物理攻撃の威力カット(小)

衝撃吸収

==================

 

身軽================

身軽に動くことができる

行動補正(中)

==================

 

奇襲================

奇襲することによって威力が上がる

奇襲時威力増加(中)

==================

 

伸縮自在==============

スライム特有のスキル

自分の体を自在に伸び縮みできる

==================

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

そのあとも薬草の群生地を見つけて薬草の束(50枚)が10個になった。

探索している間何度か戦闘があり俺とスーのレベルも上がったスキルもしっかり上がってる。

スーにステータスの上がり方がおかし過ぎるといわれた、可能性先生パネェっす。

倒した魔物は合計でいっかくうさぎ4匹、スライム15匹。

レベルはともに4あがりスキルは俺が鷹の目Lv3、気配察知Lv3、警告Lv2、空間魔法Lv2になりリレミトの呪文を覚えた、スーが身軽Lv4、伸縮自在Lv3になった。

ルームも使ってみた、扉を維持するのに毎秒MPを1消費し消費するMPの量によって広さや風景も変えられて保存しておけることもわかった。

ちなみにステータスがこれだ。

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv8 ↑4

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:214/214 ↑48

MP:181/181 ↑39

攻撃力:116 ↑35 

防御力:105 ↑30

素早さ:115 ↑33

 賢さ:100 ↑25 

器用さ:143 ↑38

 幸運:****

スキル===============

・鑑定眼 Lv3  ・剣術 Lv3

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv3

・回復魔法 Lv1 ・毒耐性Lv2

・気配察知 Lv3 ・警告 Lv2

特殊スキル=============

・可能性  Lv2

・空間魔法 Lv2

呪文================

・ホイミ ・インベントリ 

・ルーラ ・ルーム 

従魔================

・スー

==================

 

=================

スー ♀ Lv9 ↑4

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:52/52 ↑28

MP:48/48 ↑29

攻撃力:35 ↑25 

防御力:42 ↑30

素早さ:47 ↑37

 賢さ:77 ↑42

器用さ:73 ↑35

 幸運:60

スキル==============

・物理耐性 Lv2 ・身軽 Lv4

・奇襲 Lv3    

特殊スキル============

・伸縮自在 Lv3

=================

 

鷹の目===============

遠くのものを見れるようになる

遠視補正(中)

==================

 

気配察知==============

気配を察知することができる

気配察知距離15m

==================

 

警告================

第六感のようなもの

自身に危険が及びそうなときに音がする

==================

 

インベントリ============

物を収納する魔法

インベントリ内は時間が止まっており

劣化しない

生物は入れられない

 

容量:5t

==================

 

ルーム===============

異空間に部屋を作ることができる

 

部屋数:1/15

==================

 

リレミト==============

ダンジョンから瞬時に脱出する呪文

 

消費MP:5

==================

 

身軽================

身軽に動くことができる

行動補正(大)

==================

 

「ふ~今日はこれぐらいでいいだろ。」

『そう…だね、あるじ。』

「スーはどうする?このまま城下町へ帰るか?ルームに入っててもいいぞ?」

『この・・まま、連れてって。』

「了解。」

 

そういって俺はスーを抱える。

 

『…………おー…らくちん。』

「そうか、気に入ってもらえて何より、薬草もたくさん回収したし十分かな。」

『もう・・・・かえる?。』

「ああそうしようか。」

 

そうやって俺は帰ろうとしたのだが気配察知に反応があった。

 

「何かが3体ほど近づいてくる、警戒するぞ。」

『ん……』

 

俺はスーを下におろして警戒する、警告が反応し俺は直ぐにとこに移動する。

すると短剣が後ろの木に突き刺さる。

 

「……ちっ。」

「だれだ!!」

 

相手は、人間?

 

「よぉ、ちょっと荷物を全部おいていってくれやしないか?」

「盗賊か、もし、いやだと言ったら?」

「そしたら命はいらねえってことだ、おいお前ら!」

 

茂みから3人出てきた、まあ気配察知で知ってたんだが。

 

「へへへ。」

「おいおい、おとなしく置いていったほうが身のためなんじゃねえのか?」

「もういいからこいつ殺そうぜ兄貴。」

 

やらなきゃやられるのはわかりきっている、だが魔物を殺すのとは全く違う……

俺に、できるのか……俺は………ここで死ねば、転生させてくれたシャルやステルに顔向けできない!

 

< 称号:シャルムとタイステルの加護を取得しました >

 

気が付くと俺は白い空間にいた。

 




誤字や矛盾あったら教えてください

前回登場した森のくまさんも載せときます
グリズリー=============
闇のチカラによって正気を失った
灰色の熊
太い腕とそこから生えた鋭い爪から
放たれる攻撃は強力
==================

今回登場
いっかくうさぎ===========
かつて魔王が生み出した悪の心を持つ
ウサギのモンスター
頭に一本角を生やしている
==================

スライム==============
水滴状の体にグミ状の性質を持つ生物
見た目が大変愛らしいことから冒険者
のマスコット的存在
核と身は余すことなく使える
==================


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初挑戦の龍介 2

超増量中(7000字と少し

龍介、手に職をつける 2 のギルドの説明について
自分で倒した素材などは自分の判断で販売しても構わない、だがそのせいで何らかのトラブルが合ってもギルドはかかわらない
ギルドは依頼や他の冒険者などのいざこざにも全くかかわらない
最後に緊急依頼というものがあり魔物大氾濫(スタンピード)などや国を脅かす魔物が現れた時などに発令される、これは一定のランク以上は強制参加とのこと
を増やしました
少し設定が甘かったかなと思ったからです

7話です!生暖かい目で読んでくだされば幸いです!

前回あったこと
初依頼!
初テイム!!
初盗賊!!!
イヤッフゥゥゥゥゥゥ!!!!
     ↑
(これをその時の心情で変えようかと思います)


< 称号:シャルムとタイステルの加護を獲得しました >

 

気が付くと俺は白い空間にいた。

 

「・・・・ここは、まさか。」

『あるじ~・・・・ここ・・・・どこ?』

「スーも来てたのか。」

「やあ、龍介。」

「やっぱりか、ステル、ここは俺が最初に来た場所だな?俺は死んでしまったのか?」

「おお龍介よ、死んでしまうとは情けない、ってことにはなってないから安心してくれていいよ。」

 

それを聞いて、安心した。

 

「そうか、それを聞いて安心したよ、で?シャルはいないのか?」

「シャルは他の神を抑えるのに必死だよ。」

「他の神?」

「ああ、「アレフガルドに転生した子が来るの!?ぜひ会わせて!」って感じで主に女神たちが。」

「oh・・・・・てか他にも神がいるのか。」

「まあね、豊穣の神、炎の神、いろいろいるよ、それで今日呼んだのは称号の説明だね。」

「ああ、この二人の加護か。たしかに普通と違う気がするな、小説とかだと○○神の加護みたいな感じだと思ってが?」

「普通はそうだよ、まあ君だけの特別な称号だね。」

「そうなのか、で、この称号で何か変わるのか?」

「魔法と武術系の成長が早くなる、ついでに僕たちと会話ができる、だね。」

「なるほどな、で、どうしてこれを?」

「君は、僕たち二人にとって特別な存在なんだ、だから少しでも生きてほしいんだよ。」

「・・・・で、本音は?」

「神は結構暇で、君の生活を見させてもらってるんだ!最近毎日が楽しいよ!あと鑑定で見られるといろいろまずいから隠蔽のスキルを上げるよ。」

 

< 隠蔽を取得しました >

 

「なんか一気にありがたみが薄れたが・・・・ありがとう。」

「どうってことないさ。」

『はなし・・・おわった?』

「ああ、スー置いてけぼりにしてすまなかったな。」

「やあ君がスーだね。初めまして、闘神のタイステルだ。」

『!?・・・・かみさま?』

「ああ、そうだステル、スーにも何か加護をくれないか?」

「そうだな、闘神の加護と魔法の神の加護をあげよう。」

『あり・・がとう・・・』

「どうってことないさ、これからも龍介を助けてやってくれよ?」

『うん・・・・』

「おっと、そろそろシャルが突破されそうだ。龍介、君が少しでも第二の人生を楽しく過ごせるように祈っているよ。」

「ありがとう。」

 

次の瞬間、光に包まれた

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・(「おい!聞いてんのか!」)・・・・・

 

「おい!」

「あ、ああ、なんだ?」

「何だ?じゃねえよ、荷物全部おいてくか命置いてくか選べってんだ!」

「ああ、断る。」

「・・・そうかい、じゃあしょうがねえな、てめぇら!」

「「「おう!」」」

 

ヒュッ!

盗賊の3人がとびかかってくるが一人の姿が掻き消える。

 

「な!?」

「何しやがった!!」

「さて、なんのことかな」

 

俺は剣を抜く、1人の姿が消えた種明かしは上を見るとわかる。

上ではスーが盗賊の首を吊ったところだ。木の上に上り伸縮自在のスキルと奇襲のスキルで瞬時に相手の首を吊るなんか、暗殺者じみてきた。

 

「さてどうする?」

「よくも!」

「おおおおおおお!」

 

まず最初に飛び込んできた盗賊の武器を上に弾き隙だらけの脇腹を斬る、次の攻撃を剣の腹で受け流し素早い動きで2回攻撃をしかける。

 

< 隼斬りを覚えました >

 

< 受け流しを覚えました >

 

何か覚えたし。

 

「ぐふっ・・・・」

 

一気に二回切られた盗賊は血を吐きながら崩れ落ちた。

 

「くそおおおおおおおおおお!」

 

2人目の攻撃をしゃがみで避け足払いをかける。

 

< 足払いを覚えました >

 

< 格闘術を取得しました >

 

「ぐわ!」

 

倒れたところを素早く斬りつけて止めを刺す。

 

< レベルが上がりました >

 

「さて、あとはお前だけだ。」

「ひ、ひぃっ!」

 

兄貴と呼ばれていた男は真っ先に逃げ出した、少しつけてみるか。

 

「スー、少し泳がすぞ。」

『りょう・・・かい。』

 

俺はインベントリに盗賊の死体を入れ男を追う。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

男はあれから森の奥に進み洞窟に入っていった。

その間に俺とスーは追跡と気配遮断のスキルを取得した。

さらにスーは気配察知と暗殺術のスキルも手に入れていたらしい、うちの子が暗殺者になりつつあることに少し危機感を覚えた一瞬だった。

 

「あそこがアジトか?」

『そう・・・っぽい。』

「見張りが2人・・・・スー、やれるか?」

『らく・・・しょう。』

 

スーが茂みを通り洞窟の上からそーっと近づき見張りの2人をひも状に変化させた体で釣り上げる。

 

「がっ!?・・・っ!・・・っ!!・・・・・」

「ぐぇ!?・・っ!!・・・・・っ!・・・」

 

少し抵抗されたようだが奇襲と暗殺術のコンボで無事に仕留めることに成功したようだ。

 

「大丈夫だったか?」

『らくしょう』

 

洞窟の中には1,2、・・・・・13人・・・・結構多いな。

 

< 気配察知のレベルが上がりました >

 

3人ほどがすこし離れたところにいるな、何かを守っている・・・宝か?

 

「スーは離れている3人をやってくれ、おれは10人をやる。」

『わかった。』

 

スーは音を立てずに3人のほうへ向かっていった。

 

「さて、いっちょ暴れますかね。」

 

もう俺に人の生活を脅かす盗賊を殺すことに抵抗は・・・・ない。

しばらく進むと盗賊が集まっているらしき広場についた。

 

「親分!やばい奴が来る!」

「なんでぇ、うるせえな!ギャーギャー騒ぐな。」

「で、ですが俺の手下が3人一瞬にしてやられたんです!」

「あぁ?お前の手下は、最近入ったばっかの新人じゃねえか、どうせうっかり高レベルの冒険者でも襲ったんだろ?」

「い、いや、相手も新人冒険者です、皮の鎧と兵士の剣を装備した冒険者でした、その冒険者が来るんです!」

「で?相手は何人だ?」

「ひ、1人です」

「1人?そりゃ何の冗談だ?」

 

そういって親分と言われた男は大きく笑う、そろそろいいか。

 

「冗談じゃ、ないんだけどな。」

「ぐわっ!」

「ぎゃっ!」

「ぐへぇ!」

 

< レベルが上がりました >

 

俺は一番近くにいた盗賊の背中を斬り捨てる。

 

「誰だ!」

「お、親分!こいつです!」

「ああ、今話してた冒険者の新人だよ、昨日登録したばっかりだ」

「ほう?たかがFランクがこの狼牙(ろうが)盗賊団頭首、狂犬のアンダードック様に勝てるとでも?」

「アンダードック?知らないね、おれはアジトがあったから襲ったまでだ。」

「そうかい、やれ!お前らぁ!」

「「「「おおおおおおおおおおお!」」」」

「うるさい。」

 

四方八方から襲ってくる盗賊を俺は足払いで体勢を崩させるそのすきに隼斬りで数人を仕留める。

 

「ぐはっ」

「ぎゃぁ!」

「ぐふっ」

-ボウッ

「っ!?」

 

警告が反応し俺はその場を離れる。

 

「・・・・魔術師か。」

「・・・・・メラ」-ボウッ

「くっ!」

「ぎゃああああ!熱い!顔が!顔がぁ!」

 

避けたら後ろの男に当たったらしい、うげぇ顔が爛れてやがる。

 

「おまえ、仲間も巻き込んでるぞ?」

「ちっ・・・メrぐはっ!」

「お構いなしか」

 

俺は魔術師に接近し拳を叩き込んで呪文を止めさせる。魔術師は短剣で襲ってきたが受け流しカウンダ―を叩き込む、これであと2人・・・・・ちなみにメラが当たった男はもう動いていない。

 

 < レベルが上がりました >

 

< 剣術のレベルが上がりました >

 

< 格闘術のレベルが上がりました >

 

「ほう、なかなかやるようだな。」

「なかなか、ね、そういうあんたは強いんだろうな?」

「もちろんだ、ここにいる奴らとは全く違うぞ?」

 

=================

アンダードック 男 Lv18

 

種族:人間 23歳

 

職業:武闘家

 

HP:204/204 

MP:87/87 

攻撃力:120  

防御力:112

素早さ:99 

 賢さ:68 

=================

 

< 鑑定眼のレベルが上がりました >

 

たしかに、強めだ・・・・

 

「いくぞ!!」

 

アンダードックが接近してくる、俺は即座に足払いを行ったがジャンプで避けられた。

 

「同じ手を使ってくるとは、おまえ、なめてるな?」

「それはどうかな。」

「うおおおおおおおおお!閃光烈火拳(せんこうれっかしょう)!」

 

何か半透明な物をアンダードックは投げてきた、受け流そうかと思ったが警告が反応したのでギリギリ避ける、すると・・・・・・

 

< 警告のレベルが上がりました >

 

-ゴオオオオオ!

 

後ろの壁が燃え上がった、受けていたらどうなっていたことか

 

「ほう、避けるか、命拾いしたな小僧。」

「なんだあれは。」

「俺が3年かけて編み出した技さ、お前を消し炭にしてやるよ、閃光烈火拳!」

「効かねえよ!」

 

俺はすぐさまその場を離れる。

 

「おらおらおら!」

「っ!?」

 

奴は閃光烈火拳俺の方向に3つ投げてきた-ゴゴゴオオオオオ!

あたりが爆炎に包まれる、だが・・・

 

「おおおおおおおお!ホイミ!ホイミ!ホイミ!ホイミ!」

「ぐはぁ!ま、まさか、爆炎の中を突っ込んでくるとは・・・な!」

 

俺は自身にホイミをかけながら爆炎に突っ込み隼斬り!アンダードックの両腕を切り落とすことができた。

 

 < 火炎耐性を取得しました >

 

< 火炎耐性のレベルが上がりました >

 

< 火炎耐性のレベルが上がりました >

 

< 回復魔法のレベルが上がりました >

 

  < べホイミを覚えました >

 

  < キアリーを覚えました >

 

やべぇ、死にかけた、ホイミ連発で何とか持った感じだ、しかし、楽しくなってきたぁ!!

 

「もう終わりだ」

「へっ、いつ終わりだって言ったよ、おおおおおおおおおおおおおおお!-回し蹴りぃ!」

「まだ策は尽きてないって、か!」

「おおおおおおおおお!」

「はあああああああああああ!-隼斬り!」

 

ガキイイイイイイン・・・・・・

 

「はは、まさか、剣が折れるとはな、だが・・・」

 

俺の・・・・・・・・・勝ちだ。

 

「ぐはぁっっ・・・・・」

 

こうして俺の初盗賊殺しを達成した。

 

< 剣術のレベルが上がりました >

 

< 称号:戦闘狂を獲得しました >

 

非常に遺憾である。

 

『あるじ、おわったよ。』

「お、こっちもちょうど終わったところだ。」

 

 < レベルが上がりました >

 

お、どのくらい上がってる。

 

< 可能性のレベルが上がりました >

 

・・・・・・かな?

 

=================

リュウスケ・ササキ 男 Lv17 ↑9

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:312/312 ↑98 

MP:257/257 ↑76

攻撃力:200 ↑84 

防御力:189 ↑84

素早さ:207 ↑92

 賢さ:172 ↑72

器用さ:225 ↑82 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

スキル===============

・鑑定眼  Lv4 ・剣術  Lv4

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目 Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性 Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告  Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術 Lv2   

・気配遮断 Lv3 ・追跡  Lv3

・火炎耐性 Lv3

特殊スキル=============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv2

呪文================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

特技================

・隼斬り ・足払い ・受け流し

従魔================

・スー ▽

==================

 

==================

スー ♀ LvMax ↑1

 

種族:スライム 

 

ランク:F

 

HP:60/60 ↑8

MP:54/54 ↑6

攻撃力:41 ↑6

防御力:50 ↑8

素早さ:57 ↑10

 賢さ:87 ↑10

器用さ:80 ↑7

 幸運:60

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護 

スキル===============

・物理耐性 Lv3 ・身軽  Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術 Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡  Lv2

・気配察知 Lv3

特殊スキル=============

・伸縮自在 Lv4

==================

 

鑑定眼===============

物の情報や相手のステータスを見ること

ができる。

レベルが低い内は相手の情報をそこまで

多く見ることはできない。

相手のステータス閲覧(大)

==================

 

剣術================

剣を使うための技術

これがあるのとないのとは全く違う

剣を使った戦闘に補正(大)

==================

 

格闘術===============

体を使う技術

拳、足などを使った格闘術に補正(小)

==================

 

気配察知==============

気配を察知することができる

気配察知距離25m

==================

 

隠蔽================

相手から鑑定されても隠すことができる

相手の鑑定レベルが隠蔽より高いと看破

される

==================

 

気配遮断==============

相手に気づかれなくする技術

相手の気配察知レベルが気配遮断より

高いと意味をなさない

==================

 

追跡================

相手を見失わないようになる

==================

 

火炎耐性==============

炎、熱に耐性を持つことができる

熱軽減(中)

==================

 

暗殺術===============

闇に潜み気づかれないうちに敵を葬り

去る殺しの技術

不意打ち、後ろから攻撃に補正(小)

==================

 

戦闘狂===============

闘いを心から楽しむ人に贈られる称号

「ようこそこちらの世界へ」

           byタイステル

==================

 

シャルムとタイステルの加護=====

魔法神と闘神の夫婦からの加護

魔法と武術の成長促進

魔法神シャルムと闘神タイステルと念話

が可能になる

==================

 

可能性===============

特殊スキルで、物や人に可能性を与える。

スキルの取得率大幅増加

獲得経験値大幅増加

成長値大幅増加

仲間にも適用される

仲間モンスターの進化先選択可能

スキルポイント獲得

==================

 

スキルポイントね・・・・

そして進化先の選択・・・・・スーの横に矢印があるな

 

==================

進化先

 

・シャドウスライム ▽

 ランク:E

 

・バトルスライム  ▽

 ランク:E

 

・スライムべス  ▽

 ランク:E

==================

 

・・・・・・・・・・・・うわぁ・・・・・・・・・・

どうしよう・・・・・・お?説明が見れるみたいだな。

 

シャドウスライム==========

闇に潜み敵を確実に仕留めるスライム

とても素早く、毒を使う事もできる

==================

 

バトルスライム===========

食物連鎖に勝ち残ってきたスライム

ただのスライムに紛れて獲物を襲う

力、体力が多いのが特徴

==================

 

スライムべス============

オレンジ色のスライム

闘争心が強いゆえにスライムよりも若干

強いとされている

火の魔法も使える

==================

 

・・・・・・・・・・・・うわぁ・・・・・・・・・・

どないしよぉ・・・・・シャドウ・・・・でもスーのきれいな水色玉が黒色玉に変化したら、まあ可愛いのは変わらないんだけど・・・・やっぱり青いスーが一番だ・・・・となると・・・

 

==================

スー ♀ Lv1

 

種族:スライム → バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:80/80 ↑20

MP:54/54 

攻撃力:66 ↑25

防御力:50

素早さ:57 

 賢さ:87 

器用さ:80 

 幸運:60

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護 

スキル===============

・物理耐性 Lv3 ・身軽  Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術 Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡  Lv2

・気配察知 Lv3 ・(NEW)格闘術 Lv1

特殊スキル=============

・伸縮自在 Lv4

==================

 

しかし・・・・ステータスが多分Eランクに収まってないな。まあ俺も冒険者Fランクのステータスじゃないとは思うけどな。

 

「スー、どうだ?」

『力があふれてくるようだよー?』

「お、しっかりしゃべられる様になっているな」

『あ、たしかにー』

「改めてよろしくな、スー」

『よろしく~あるじ』

「そういえば、離れていた3人はどうした?」

『放置ー』

「回収してから行くか」

『ん~とね、キラキラしたもの守ってたー』

 

キラキラ・・・宝か!

 

「早速行くぞ!」

『あ、まって~』

 

見張りの3人を回収した先に待っていたものとは!!

ざっと250,000Gの袋4つと二振りの剣だ。

 

ハヤブサの剣===============

ハヤブサのように素早く斬ることのでき

る剣で一回の攻撃で同一目標に2回斬り

付けることができる

 

レア度:B

==================

 

炎の剣===============

炎をかたどった刀身を持っており、実際

に炎の精霊の魔力が秘められている

魔力を込めることで炎をとばすことがで

きる

 

レア度:B

==================

 

みかわしの服============

とても軽い素材でできており物理攻撃の

回避率が上昇する服

 

レア度:C

==================

 

ポーション=============

HPを回復する魔法液

回復量はホイミと同じくらい

==================

 

ハイポーション===========

ポーションの上位互換

回復量が増えている

==================

 

MPポーション============

MPを回復する魔法液

ホイミと同じ量のMPを回復

==================

 

ワオ・・・・・ハヤブサの剣とみかわしの服は装備しとくか・・・あとは・・・

ポーションが25個 ハイポーションが10個 MPポーションが13個か。

 

「さて、帰るか」

『どうやって帰るのー?』

「ルーラの呪文で帰ってみるか」

 

すると目の前に半透明のボードが現れた、そこには

 

==================

転移先

   ・ヒュ―マ帝国北門前

   ・???

==================

 

???ってなんだろうか、まいいか。

 

「ルーラ!」

 

俺はスーを抱えルーラを唱えた。

 

すると体が浮く感覚がした次の瞬間、俺は北門の前にいた。

 

「よぉ、リブロ。」

「ん?ああ、リュウか、ずいぶん早かったね、薬草見つからなかったかい?」

「いや、薬草はたっぷり見つけた、あと盗賊団を壊滅させたんだがどうしたらいい?」

「なに?」

 

すこしリブロの顔に鋭さが宿る。

 

「取り逃がしはいるのか?」

「いや、洞窟にいた全員はきちんと仕留めた」

「そうか、よかったよ、リュウが無事で、で、その盗賊たちは?」

「インベントリの中に入ってる。」

「へ~空間魔法持ちか、珍しいね、じゃあ詰め所で出してくれるかい?」

「ああ、わかった。」




誤字や矛盾あったら教えてください

はい、アンダードック、意味はかませ犬です
かませ犬どころじゃなく普通に強くなってしまいました(汗)
進化先が一番迷った(汗)
活動報告の方に進化先の募集をかけていますもし良かったらコメントください

盗賊============
強盗、強姦、殺人を犯す人
魔物の次にめんどくさい
==============

これとは別にギルドで盗賊のジョブにつけますこのジョブは義賊のような感じと思ってもらっていいです

盗賊===============
魔物から装備品を奪ったり
素早い動きで敵を翻弄できるジョブ
=================
こっちがギルドのジョブです



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初挑戦の龍介 3

大体平均5000字がちょうどいいかなと思われますのでこの調子で頑張ります
8話目です!
今回は盗賊ぬっころした後です

前回あったこと
白い部屋!?
新し称号!
強い噛ませ犬!…こいつほんとに噛ませ犬?(´・ω・`)
その称号はお呼びじゃねえええええええ!


「ところで、その抱えているスライムは?」

「こいつはスー、俺の相棒さ。」

「そういえば君は魔物使いだったね、魔物使いはパートナーを見つける前に挫折するので有名だけどその分だと安心だね。」

「そうなのか?」

「ああ、テイムする条件をクリアするのがとても難しいらしいよ」

「なるほどな。」

 

俺は最初のテイムを思い出して苦笑いした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「ここに出してくれないか?」

 

俺はいま詰め所に来ている、ここで盗賊の死体を出していく。

1,2,3,4……16人

 

「これで終わりだ。」

「こいつは!?リュウが壊滅させたのって狼牙盗賊団だったのか。」

「ああ、そういえばそういってたな。」

「いや~、たまげたな、まさか登録したばっかの新人が指名手配中のアンダードックを倒してくるとは。」

「たしかに苦戦したが、そこまでの強さはなかったぞ?」

『あるじ、嘘はよくないよ~、結構やばかった。』

「いやいや、けっこう楽だったって。」

『ホイミ4回~。』

「み、見てたのか……」

「ところでリュウは誰と話してるんだい?」

「ああ、スーと話してたんだ。」

「そうか、君たちは仲がいいんだな、だが国で従魔が暴れてその原因が主人や従魔にあったら全責任が主人がとってもらうことになっているから気を付けるんだよ?」

「もちろんだ。」

「それでっと、これが盗賊討伐の報酬とアンダードックの賞金だ。」

 

リブロは他の兵士に袋を1つ持ってこさせた、結構でかい。

 

「盗賊15人とアンダードックの合計で525,000Gだな。」

「…結構な量だな。」

「まあ、アンダードックの賞金が一番大きいかな。この紙をギルドに持って行ってくれ、君がアンダードックを倒したことの報告書だ。たぶんこれでランクを上げられるはずだよ。」

「お、それは助かる。」

「どうってことないよ、これも兵士の義務さ。」

「そういえば盗賊団の宝はもらってもいいのか?」

「ああ、盗賊の物は倒した冒険者の物だよ、ただ、貴族の持ち物のようなものがあったら返してほしいかな、もちろん貴族から報酬は出る。」

「そうか、それを聞いて安心したよ、じゃあギルドに行くとするよ」

「ああ、これからも頼むよ賞金稼ぎさん」

 

こうして俺は詰め所を後にした。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

場所は変わってギルド。

 

「依頼の達成の報告に来たんだが…」

「はい、何の依頼でしょうか。」

「薬草とスライムの核だ、それにいっかくうさぎとスライムの身の換金も頼む」

「かしこまりました、ではまずクエストの完了からですね、いくつ採ってきましたか?」

「薬草が500枚と核が15個だな。」

「……え?」

「どうかしたか?」

「い、いえ、ものすごい量でびっくりしただけです。」

「そうか?じゃあ換金頼む。」

 

そういって俺は薬草500枚をカウンターに置いていく。

 

「………本当に………500枚…すごいですね、過去最高ですよこの枚数。」

「まあ、運が良かっただけだ。」

「そうですか、では薬草500枚と核が15個で7,000Gです。」

「ああ、ありがとう、それとこれを門の兵士から持っていくように言われたんだが。」

「これですか?・・・・・・・!?・・・これを本当に?」

「ああ。」

「少々お待ちください。」

 

受付嬢さんが「ギルドマスタ~!」って叫びながら奥へ消えていった……面倒ごとの予感。

 

 

 

「お待たせしました、こちらへお越しください。」

 

おとなしくついて行くしかないか………

 

「ギルドマスター、お連れしました。」

 

扉の奥から「入れ」と少し野太い声が聞こえる。

中に入ると筋肉ムキムキのマッチョマンがいた。

 

「お前が盗賊団を壊滅させたリュウスケか?」

「ああ、そういうおっさんは?」

「俺はここのギルドマスターのグランだ、よろしく。」

「ああ、よろしく、リュウでいい・・・・で?呼んだのはなんでだ?」

「決まっている、リュウが本当に狼牙盗賊団を壊滅させたか確認するためだ。」

 

突如、おっさんから殺気があふれ出る、俺はすぐさまハヤブサの剣を抜き備える、そのときスーも威嚇をする……しばしの沈黙……………

 

< 威圧を取得しました >

 

「ハハ、ハハハハハハハ!なるほど!たしかに強いな、ああ、納得だ。リュウはFランクに収まりきれる人材じゃないな!」

「そうか、それはよかった。」

 

内心冷汗だくだくである、このおっさん強い。

 

「よし、今日からリュウはDランクとする、これはギルマス権限だ、誰にも曲げさせん。」

「Dランクからは試験があるんじゃなかったのか?」

「その試験が盗賊の討伐だ、冒険者たるもの盗賊を撃退できずに一人前とは言えん。」

「さっきの殺気はなんだ?」

「なに、ちょっと強さの目星をつけただけだ。そっちのスライムもな。」

「スーがいること気づいていたのか。」

「もちろんだ。そのスライムがただのスライムじゃないこともな。そいつ一匹でEランク冒険者1人分ってところだな、普通ではありえないぞ?」

「はぁ、勘弁してくれよ。」

「なんだ?ランクは要らんのか?」

「いや、もらっておくよ。」

「さて、やることも終わったし、これから訓練場で一戦、しないか?リュウ。」

「いや、酒場で一杯みたいなノリで言わないでほしい、死にそうだ。」

「訓練場には闘神の加護があってだな、どんな致命傷でも細切れでも復活できるようになってるんだ。」

 

ステル何やってんだよ!

《いや~やっぱり訓練は真剣じゃないと張り合いないじゃん?》

………何も聞こえなかった、きっとそうだ。

 

「俺はおっさんみたいに戦いに飢えてねぇ。」

「頼む!最近事務作業ばっかで体が訛ってるんだ。」

「ギ~ル~ド~マ~ス~タ~?」

「ひぃっ」

 

うわ、筋肉の塊のおっさんがおびえてやがる、この人はいったい!?

 

「あ、初めましてサブマスのクリストファ―です、クリスとお呼びください。」

「ああ、よろしく。」

 

思ったより怖くない?ギルマスは何をおびえているんだ?

 

「で、ギルマス、あなたはまだ書類の確認やらが終わってないでしょう?いつまで待たせるんですか?体が訛る?あなたがいつまでたっても仕事を残しているのがいけないんじゃないですか?この前も逃げたでしょう?今度は荷がしませんよ?また徹夜したいんですか?ならどうぞ行ってもらっても構いませんよ?しかしその場合は私含めギルドの人間は一切手を貸しませんよ?それでもいいんですね?いいんですね?だいたいあなたという人は…」

 

あ、この人苦手だわ、正論ばっかりだから何も言えないパターンだわ

 

「あ、ああ、分かった分かった、ちゃんと終らせる!終わらせるからその辺にしといてくれ!!」

「本当ですね?まったく、そういうわけですのでリュウスケさんとの模擬戦はまた今度ということでおねがいします。」

「いや、こっちも助かった、このままずるずると流されそうなところだったんだ。」

「ではカードをDランクに変えてきますので少々お待ちください。」

「は~まさかクリスに見つかるとは…………」

「まあ、おっさん自業自得だな。」

 

こうして俺はDランクになった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

場所は変わって掲示板前。

 

「よぉ、リュウ。」

「ん?ああ、サザン達か。」

 

そこにいたのはサザン、ゼータ、リックの3人だった。

 

「どうした?良い依頼がないのか?」

「いや、ないわけじゃないんだよ。」

 

===================

D

 鉄の入手

鉱山から鉄鉱石を採ってくる

 

報酬:1Kg 5,000G

===================

 

===================

D

 上薬草の採取

初心者の森の奥から上薬草を取ってくる

 

報酬:一枚200G

===================

 

===================

D

 鉱山のゴーレム退治

鉱山に謎のゴーレムが出てきた、退治求む

 

報酬:一匹4,000G

===================

 

===================

D

 錬金のお手伝い

錬金の実験のための手伝い求む

※実験台にはしません

 

報酬:9,000G

===================

 

「ちょっと命かけるのに値するか…………」

「贅沢言ってられないぞって、そこはDランクの依頼だぞ?」

「ああ、合ってるぞ、ついさっき上がった。」

 

(・ω・)……

 

(  ゚д ゚)エッ……

 

「コッチミンナ」

「いやいやいやいや、マジか?」

「マジもマジこれが証拠だ。」

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:魔物使い  

ランク:D

==================

 

「…俺たちの一年って…なんだったんだろうな、リック……」

「才能の違い……ですか…………」

「なんだお前ら、今までが無駄だったみたいな顔して。」

「なんか唐突にそう感じたぜちくしょう。」

「まあ、元気出せよ?」

「お前のせいなんだがな…まあいい、Dランクに上がったってことは俺たちと一緒にクエストに行けるじゃないか。」

「…それもいいかもな。」

「そうと決まったら早速………ゴーレム退治と鉄鉱石採取を受けようぜ?」

「じゃあ行こうぜ!!」

「あ、今日は準備をするから行くのは明日からで頼むぞ?」

「「えっ」」

 

ゼータとサザンが驚いたように声を上げる(今は午後2時くらい)…まさかこの脳筋…………

「当たり前だろう?さっき受付の人に聞いたが鉄山までは1日かかるらしいじゃないか。」

「そ、それもそうだな、よし今日は各自で準備だな!・・それで気になってたんだがそのスライムは従魔か?」

「ああ、バトルスライムのスーだ。」

「バトルスライムって種族なのか、俺はサザンだよろしくな。」

『よろしく。』

「よろしくだってよ。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

明日の朝に集まって出発することになった。

今日の残りの時間は食糧調達、アイテムの調達だな、インベントリのおかげでいくらでも買える。

 

「おばちゃん、野菜と肉を買いたいんだ。」

「おや、かわいいスライムだねぇ、何がほしいんだい?」

「ありがとう、そうだな……」

 

ニンジ―にキャベチーに、オオニワトリの卵、オオニワトリの肉…………あとは……

 

「ニンジ―50本、キャベチー30玉、卵13個、肉10kg、あとポテトー20個とそうだな、油を10L、酢を10L、塩、胡椒、を400gくれ。あ、あとパンを20個だ。」

「また結構買っていくね?胡椒は少し高いが大丈夫なのかい?」

「ああ、大丈夫だ。」

 

塩は100g200G 胡椒は400Gだ、砂糖に至っては700Gだった流石に買えない。

 

「それならいいけど、え~っと?合計で37,000Gだよ。」

 

俺はしっかりちょうどを渡す。

 

「まいどあり、また来なよ。」

「ありがとう。」

 

次は、雑貨屋かな。

 

「いらっしゃいませ~。」

「調理器具と食器がほしいんだ。」

「調理器具と食器ですね、こちらになります。」

 

店員さんに教えられた場所にはフライパン、フライ返し、鍋、中華鍋っぽい奴、フライパン、皿、コップ、フォークにスプーンそして・・・

 

「これはなんだ?」

「こちらの商品はE、F級魔石をセットしてつまみをひねると火が付く魔道具になっております。」

「じゃあこっちは?」

「こちらは同じ級魔石をセットすることによって物を冷やすことができる魔道具でございます。」

 

………コンロに冷蔵庫か。

 

「この魔石でどのくらいもつんだ?」

「これ一つでだいたい2ヶ月ほどです。魔石の階級が大きいほど長く交換しなくてはすみますがこの魔道具が耐えられない場合がございますのでご注意ください。魔石は当店でも取り扱っておりますしダンジョンでも手に入れることができます。」

 

ダンジョンか………そういえばもう入れるランクだったよな………明日からの依頼が終わったらいってみるか。

 

「じゃあその二つと器具一式と皿にコップ、スプーンにフォークを三組くれ。」

「はい、お買い上げありがとうございます!合計で867,000Gになります。」

 

おっふ、アンダードックの金がなかったら買えなかったな………

 

「あ、魔石も2つ頼む。」

「魔石2つ800Gですね。」

「これでちょうどだ。」

「お買い上げありがとうございます!こちらの商品はどうするんですか?」

「ああ、インベントリに入れていくから大丈夫だ。」

「そうでしたか、ご利用ありがとうございました!またのお越しをお待ちしています!」

 

さてと、つぎは、武器屋か、武器壊しちゃったもんな……おっさん怒るかな…

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「よぉ、景気はどうだ?」

「どうしたいきなり、まあまあだよ、で?どうした?まだ4,5時間しか立ってないぞ?まさか武器をもう壊したってわけじゃないだろうな?」

「……実はそうなんだ。」

「まさかほんとに壊してくるとはな、その武器はしっかりお前を守れたか?」

「ああ、これがなかったら勝てなかったさ。」

「そうか、ならその武器も本望だろ、どうする?新しい武器をっと、もうあるじゃねえか、どうしたそれ。」

「ああ、狼牙盗賊団の宝の中にあったやつだ。ハヤブサの剣と炎の剣があってこれはハヤブサの剣だ。」

「はっ、まさか初心者がBランクの武器を持つとはな。だがおめぇ、いつの間に隠蔽なんて覚えたんだ、成長が見られないだろ?」

「何が見られないだろ?だよ、勝手にみんなよ、プライバシーの侵害だ。」

「ぷらいばしーってのがなにか分からないがこれが唯一の俺の楽しみだ。誰にも邪魔させん!で?どうしてここに来たんだ?」

「ああ、買い物と新しい相棒の紹介だ、スーって言うんだ。」

「ほうほう、これはまたなかなか強いスライムじゃないか。」

「また勝手に見てるのか。」

「いいじゃないか、減るもんじゃないし。」

『見られても平気、強いのは成長の印だよ、あるじ。』

 

スーは強い子だった、たくましく育ってくれて俺は嬉しいよ。

 

「明日から少し遠出、と言うか鉄山の依頼を受けていくんだ。それで投擲用の投げナイフをくれないか。」

「投げナイフね、いくつだ?」

「2、30本でいい。」

「じゃあ30本で9,000Gだな。」

「じゃあこれで丁度だ。」

「まいどあり、鉄山ってことはゴーレムも受けるのか?」

「ああ、そうだな。」

「ゴーレムのおかげで鉄が入ってこなくて困ってたんだ、よろしく頼むぞ。」

「了解だ。」

 

こうして一日が終わった。

 

 




誤字や矛盾あったら教えてください

最近龍介のしゃべり方がぶっきらぼうすぎる気がするのは気のせいだろうか(汗

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龍介、鉄山に行く

9話目です!気のせいか文字数が8000を超えている気がします(震え声

感想いただきました!
ヒロインっていますかね?はい!スーがメイン(←ここ重要)ヒロインです!
(ただし恋愛には発展しない予定

後々出す魔物より3話あたりに出したグリズリーのほうがランクが高いのにステータスが同じぐらいだと気づいてしまいました(汗
なのでグリズリーをいじりました

前回あったこと
盗賊の賞金すごかった
ギルマス脳筋だった
いろいろ高かった・・・・
明日から依頼で( ˘ω˘)スヤァ…


すぅ~…………すぅ~…………( ペチペチ…ペチペチ…)顔に何かがあたってる……けど眠い……………………( ペチペチ、ペチペチ)……プヨン…くっ…ぐぐぐぐ………

 

「ふはぁっ!!」

『あ、あるじやっと起きた~もう少しで時間だよ?』

「はぁ、はぁ、スー起こすときはもっと優しくしてくれよ…」

 

どうやらスーが上に乗ってて息ができなかったようだ。

 

『だってあるじ全然起きないんだよ?こうするしかなかった~。』

「そうなのか?それはすまなかったな。」

 

ともかく起きないことには始まらないので起きて朝食を食べて待ち合わせの北門に眠い目をこすりながら向かった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「お、やっときたか。」

「すまない、遅くなったっと、馬車か?」

「別にいいってことよ、鉱山に潜るとなるとそれなりに荷物があるからな。お前の荷物はそれだけか?準備するって言ってた割には少ないじゃねえか。」

「ああ、インベントリに全部入ってる、何ならそっちの荷物も持っていけるぞ?」

「そうなのか?空間魔法持ってたのか、とことん羨ましいやつだよお前は。」

「本当に、羨ましいですね。」

「ん?魔物使い全員が使えるわけじゃないのか?」

「そもそも魔物使いが少ないし職業についた時に使えるスキルってのもひとによって違うんだ。」

「そうなのか、となると俺は本当に運がいいんだな。」

「本当、運がいいよお前は。」

「で、どうする?」

「じゃあお願いします。そのほうが馬車の負担も減るでしょうし。」

「了解だ。」

 

馬車に積んである荷物を片っ端からインベントリに突っ込んでいく。

 

「ほんとに全部入っちまったよ、すげえな。」

「よし、これで終わりだな。」

「ありがとよ、助かった。」

「大したことじゃない。」

「よし、じゃあ鉄山に行くか。」

 

~休憩時間~

 

「あ~、腰がいたい………クッションかなんか持ってくればよかった。」

「ははは、さては馬車に乗り慣れてないな?そんなんじゃ遠出や護衛なんてできねえぞ?」

「仕方ないだろ、俺の国では車っていうこんな硬い席とかじゃない。便利なものだったんだぞ?」

「そんな便利なものがあるのか、いつか乗ってみたいものだな!」

「車の構造はわかってるんだが作れる奴がいるかがわからないんだ。」

「そうなんですか、それは残念ですね。」

「だが、いつか作るさ。こんなのに乗ってたら尻が壊れそうだ。」

「その時は乗せてくれよ?」

「もちろんだ。」

「おい、昼飯にするぞーリュウ、食料を出してくれ。」

「わかった。」

 

ついでに俺たちの分も作るか。

フライパンにコンロ、大鶏の肉を少し薄めにスライスして、塩、胡椒をふりかけてキャベチーと炒め黒パンに挟む、まあ簡単な野菜炒めをパンに挟んだだけだ、でも黒パンが硬い、食えなくもないけど硬い、あとぼそぼそしてる…………俺が絶対に白いパンを作ると決心した瞬間であった。

 

< 料理術を取得しました >

 

「ほれ、これはスーの分だ。」

『ありがと~・・・・・おいし~!』

 

パンを取り込んで跳ねるスー……かわいいなぁ~。

料理術スキルか、料理がうまくなるのかな。

 

料理術===============

料理をする時美味しさが上昇する

料理時旨味上昇(微)

==================

 

思った通りだ。

 

「「「じゅる……」」」

「………………」

 

視線を感じる………サザン達がみてる…むちゃくちゃ見てる、見過ぎだろ。

 

「なんだ?」

「い、いや、そっちから美味そうな匂いがだな…(ジュル」

「ええ、すごく………美味しそうな…(ジュル」

「俺たちは保存食……そっちは…(チラッ」

「…しょうがない、今回はおごりだ。」

「「いよっしゃぁ!」」

「ありがとうございます!」

 

ったく、しょうがねえな………

 

< 料理術のレベルが上がりました >

 

俺は同じものをサザンたちに手渡す。

 

「おお、うまい!保存食とは大違いだ!」

「ええ、本当に美味しいです」

「うまいいいい!」

 

そこまでなのか……

 

「いやぁうまかった、ありがとよ。」

「美味しかったです。」

「うまかった。」

 

こうして昼飯を終えた

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

左手に森がある道を通っていた時のこと。

…………見られている………

 

「見られてるな。」

 

サザンがこっそり話しかけてきた。

 

「ああ、だいたい7人だ。」

「わかるのか?」

「気配察知がある。」

「本当万能だよな…盗賊か。」

「おそらくな。」

「冒険者を襲うなんて馬鹿な奴らだな。」

「俺たちが中にいるしリックが御者やってるから商人にでも見えたんじゃないか?」

「はは、かもな。」

「どうする?」

「もちろん全滅だ、もしくは捕縛して奴隷商だな。」

「奴隷なんているのか?」

「何だ知らなかったのか?」

「俺の国ではとっくの昔に廃止されているさ。」

「それは驚きだ。」

「後で詳しく教えろよな、あと5mだ。」

「わかったよ」

 

すると盗賊らしき声が聞こえた。

 

「おら!!馬車の荷物全部置いていけ!命ぐらいは見逃してやってもいいぞ?」

「ははは!早くしろぉ!!」

「ヒャッハーーーーーーーーー」

 

「さてやってやりますか。」

 

俺たちはサザンたちと馬車から飛び出した。

 

「おうおうおうおう、お前らぁ!冒険者の馬車狙って無事に帰られるよ思うなよ!」

「死にてえ奴からかかって良いや!」

 

完全にヤの付く人ですねわかります……じゃなくて、目の前には6人しかいないな・・・

1人が…茂みの奥にいるな…弓かそこら辺か?

 

「スー、森の方に1人いる、やれるか?」

『もちろん!任せてあるじ。』

 

盗賊とサザンたちが話してる間にスーを茂の方に向かわせる。

これであっちは終わりだ。お、ちょうどこっちも。

 

「人数は俺達のほうが多い!こんな奴らぶっ殺しちまえ!」

「おおおおおおお!」

「ヒャッハーーーーーーーーーー!!」

 

盗賊が叫ぶ。

 

「おぉ、威勢がいいな。」

「はは、こうでなくちゃ。」

 

相手の戦力を人数で軽視した盗賊達は真っ向から突っ込んでくる………バカだこいつら。

 

「疾風突き!火炎斬り!」

「グアアアア!」

「正拳突き!爆裂拳!」

「っ!」

「げっ!がっ!ごっ!ぎゃっ!」

 

最初に動いたのはサザン、盗賊に鋭い突きを一撃その後燃える剣で一刀両断。

どういう原理なんだろ。

ゼータは向かってきた2人のうち1人を腰を深く落とし、まっすぐに相手を突く……中段突きだ胸部がへこんで相手が声を出さずに沈んでいることからその威力が尋常じゃないことがわかる。

会心の一撃!相手は死ぬ…

2人目には連続で4回ほどの拳の雨、痛そう。

 

「うらぁ!」

「おらぁ!」

「ふん!」

「・・・隼斬り。」

 

こっちには3人来たが俺の敵ではない、すべての攻撃を余裕を持って躱し隼斬りを放つ!

 

「ぐっ!」

「なに!?」

「ばっ、バケモノだ!」

 

……びっくらこいたぁ、まさか人が8等分になるとは…SAN値が下がりそう

ハヤブサの剣……これは強い。

怯んだ隙に足払いをかける。

 

「うわ!」

「くっ」

 

見事にすっ転んだ盗賊、チェックメイト、盗賊の喉元に剣を突きつける。

 

「ぐっ、降参だ。」

「こ、降参だ。」

 

< レベルが上がりました >

 

降参した2人を縄で拘束する。しかし盗賊のニヤニヤは止まっていない、たぶん森の1人を待っているんだろうが……

 

「なっ」

 

来たか。

 

『あるじ~終わった~。』

「いい子だ、夜もっとうまい飯を作ってやるからな。」

『やったー。』

 

もう1人の盗賊を引きずって森からスーが出てきたのだ。盗賊は……気絶っと、縛っとこう。

 

「終わったな。」

「ああ。」

「全く出番がなかった。」

 

リックが落ち込んでる、僧侶だからしょうがないんじゃないのか?

 

「治療士だからしょうがないんじゃないか?」

「一応火の呪文は使えるんです。リュウさんの支援でもしようかなと思ってたら結構余裕でしたし。」

「そうだよ、リュウほんとに強いな。人が8つに分かれるところなんて初めて見たぜ。」

「この剣のおかげだな、ハヤブサの剣っていって1回で2回攻撃できるんだ。隼斬りと合わせて4回攻撃だな。」

「もうそんなの持ってるのか、いいな。」

「サザンの燃える剣はそういったものじゃないのか?」

「これは火炎斬りって言ってな、剣に炎をまとわせて斬る特技だ。」

「炎の剣とは違うんだな。」

「炎の剣は魔剣に片足突っ込んでる一級品だ最低でも100万はくだらないぞ?」

「そうなのか?炎の剣なら持ってるんだが、何分使い方がわからなくてな。」

「…………本当に規格外だということを実感するぜ…買ったのか?」

「いや、盗賊の宝の中にあった。」

「そうか、すごいやつを倒したんだな、羨ましいぜ。で、魔力のことだがリックの方が詳しいな。」

「ええ、魔力は自分の体のうちに宿るもので体の奥底に意識を集中させると温かい塊があるのがわかると思いますそれが魔力と言われます。」

 

少し集中してみる…………

 

「……あ、これか?」

「飲み込みが早いですね。その塊を全身にまとわせるように動かせることができれば身体強化というものになります。ですが常に魔力を消費している状態なので魔力を大量に持っていないと持続は難しいです。」

「……………こうか?」

 

< 魔力操作を取得しました > 

 

< 身体強化を覚えました >

 

「ほんとに、規格外ですね。目に魔力をまとわせると魔力を薄くですが感じることができます。呪文を使うときは自然と魔力が手のひらから消費され発現しているんです。」

「なるほどな。」

 

< 魔力察知を取得しました >

 

サザン達の中心に薄い光があるのがわかる、これが魔力。

 

「何か呪文を使ってくれないか?」

「いいですよ。メラ」-ボウッ

 

リックの光が右手に伸びて右手から出た瞬間赤色に変わり火の玉が出る。こういう仕組みか。

 

< 魔力察知のレベルが上がりました >

 

「それでどうやって色を変えているんだ?」

「どういうことですか?」

「メラを発動した時、魔力の色が赤に変わったあとに発動してたからな。どうやって色を変えているかが知りたいんだ。」

「それは発動させたい魔法を思い浮かべると変えることはできるのですがスキルを使わず発動させるのは非常に困難と言われています。炎の剣なら魔力を込めて使いたいと思うだけで使えると思います。」

「やってみるか。」

 

俺はインベントリから炎の剣を出し魔力をまとわせてみる。

 

-ボウッ

「お、出たな。」

「こういった物はだれにでも使えるのでとても高価なんですよ。」

 

さてと、どうやって魔法を出すか分かったがまだ気になることがあるな……ステルにも聞いてみるか。

 

「分かった、ありがとうな。」

「お安いご用です。」

「さて、こいつらどうする?」

「気絶させて馬車に積んでおきましょう。死体はインベントリに入れてもらっても良いですか?」

「ああ、構わないが、この細切れのやつはどうする?」

「ああ、燃やしますからおいて置いておいていいですよ、少しもったいないですが。」

 

というわけで盗賊を気絶させ死体をインベントリにしまっていく。

 

~馬車~

 

さて、シャルに聞きたいことがあるがどうやって話しかければいいやら……

 

《呼びました?》

 

呼ぶ前に来ちゃったよ

 

《思念が飛んできたので、あと呼ぶときは念じるだけで大丈夫です。しゃべる時も思うだけでいいですよ》

『こうか?』

《上手です、それで何か聞きたいことがあるんですか?》

 

< 念話を取得しました >

 

『ああ、魔法の発動だがあれはスキルを持っていないと発動しにくいのか?』

《ええ、ただしそれは知識不足だった場合です。魔法はその分野について知っていれば知っているほど発動することができます。イメージが大切です》

『・・・・科学をかじっていなければいけないってことか、あと想像力?』

《ですが地球の知識を持っている龍介さんなら、簡単に発動できますよ?》

『地球とこことはそこまで違うのか?』

《ええ、火はどうして燃えるのか、どうして燃え続けるのか、火の温度、そういった知識はあまり発展していません。ただそういうものとしか考えていないようです。》

『だがスキルのレベルが上がれば新しい呪文を覚えるんだろう?スキルが有れば意識はいらないのか?』

《そういうわけではありません。全く知識を持たないと最低ラインの威力しか出ないんです。ですが魔力を多めに込めることで威力を上げることができます。ここだけの話なんですが何℃とか大きさなど思い浮かべればその通りになります。この世界では全く使われないシステムでしたので是非活用ください。あと、水魔法は存在しません。理由としては水のような複雑なものを操るのには脳に負担が掛かり過ぎるからです。ですが並列思考といったスキルがあれば不可能ではありません。》

『なるほどな。あと、もう魔力が回復したんだがこれは普通か?』

 

一秒にMPが1回復している感じだ。

 

《普通じゃありえません、多分体質ですね。》

『体質?』

《なんといいますか、いるんですよ。ホイミなどをかけられて回復量が多い人や逆に効きにくい人、めったにいないと思うんですけど龍介さんは魔力の回復量が異常に早いんでしょう。》

『そんなものもあるのか。謎が解けたよ、助かった。』

《いえいえ、また頼ってください、私達はいつでも見ていますよ♪》

『それはストーカーということでいいのか?』

《そんなことありませんよ!たまに覗いてるだけです!やっぱり気になりますからね。他の神たちも多分見てるんじゃないかなと思いますよ。多分接触もしてくると思います》

『それは、また厄介事になりそうなんだが?』

《多分大丈夫ですよ!そ、そこまでひどいことにはならないと思います。》

 

声が震えてるんですけどシャルさん?

 

「おーい、リュウ!そろそろ行くぞ~。」

「ああ、分かった!」

 

『そういうわけだから、もう行く。また何か聞きたいことがあったら連絡する。』

《ええ、お待ちしております。》

 

シャルとの会話を切るとサザンたちの方へ向かった。

 

~夜の野宿~

 

「リュウ、テント張るから手伝ってくれ。」

「なあ、テント張ったあと見張りはいるんだよな?」

「なに言ってんだ、当たり前だろ?じゃないと魔物に襲われて全滅だぞ?どうした?いきなり。」

「いや、俺、ちょうどいい魔法を持っているんだ。」

「魔法?」

「ああ、もちろん他言無用だ。」

「ああ、もちろんだ誰にでも隠したいことの1つや2つある。」

 

まあ、サザンたちなら大丈夫か。

 

「じゃあ行くぞ。-ルーム」

 

目の前に白い扉が現れる

 

「これは?」

「空間魔法のルームだ、異空間に部屋を作る。魔力を消費することによって内装を変えられる、森から宿の部屋まで何でもだ。」

「おいおいそれはまた最高にやばいな。その森ではなにか取れたりするのか?」

「一応取れるぞ、魔力が一つに50いるけどな。」

「おおう、それはすごいな、ちなみに味は?」

「そこそこうまい、食べてみるか?」

「いいのか?」

「ああ、前作った時の森がまだ残ってたはずだ」

 

前回少し試した時のまま残していたはずだ。

今いるのは扉が16個ある通路だ、左右に7つ奥に1つ、後ろに今入ってきた入り口でこの扉は白色で他の扉は全部灰色だ。んでもって扉の上に左から1、2、3とぐるっと回って右に15となっていいる。

俺は1と書かれた扉に入る、サザンたちもついてくる。

扉を抜けるとそこは………平原と森でした。

 

「は?」

「え…」

「こりゃぁ……」

 

驚いてるな、ちなみに部屋名は『平野と森』、そのままである、ネーミングセンス?俺がつけたわけじゃないからノーカンだ、ノーカン。

広さは分からないがそこそこ広いと思う。

部屋にはいると目の前に透明なウィンドウが出てくる、その内容は………

 

=================

平野と森 Lv1

次のレベルまでの必要魔力量

 0/200

現在の効果

平原・森の最適な環境維持

=================

 

この森を作るのに魔力が150かかった。

魔力を捧げるほどレベルが上がり効果が上がるようだ。レベルを上げてみるか。

 

=================

平野と森 Lv2 ↑1

次のレベルまでの必要魔力量

 0/400

現在の効果

平原・森の最適な環境維持

昼夜の追加(NEW)

=================

=================

時間を外の世界と同期させますか?

   はい/いいえ

=================

 

なんか出たので、はいっと……だんだん暗くなってきた。

 

「おお、なんだ?暗くなってきたぞ?」

「ああ、外と時間軸を同期させたんだ。」

「なんかよくわからんが何でもありだなここは。」

「まあ、こんな感じだ、さて、部屋を作るか、一回出るぞ。」

 

通路に戻ってきて2の部屋に入る。

 

「なにもないな。」

 

ゼータが言ったように何もない、真っ白な空間だ。

 

「ちょっと待ってろ。」

 

目の前に出てきたウィンドウに何の部屋にするかを入力する、前にMPの回復だ。

 

=================

ワンルーム Lv1

次のレベルまでの必要魔力量

 0/150

現在の効果

 最適な温度、湿度の維持

 魔力消費による家具の生成 ▽

=================

 

< 空間魔法のレベルが上がりました >

 

MPを100消費してキッチン、トイレ、風呂付きのワンルームを作った。家具を置くには魔力を捧げなきゃいけないのか…………もっと魔力がほしいな………とりあえず作れる家具を見てみるか。

 

=================

生成可能家具

  ベット:MP20消費

  タンス:MP30消費

 テーブル:MP40消費

   椅子:MP10消費

  冷蔵庫:MP60消費

=================

 

ベットを4つと、冷蔵庫置けばとりあえず問題はないかな。

置く場所を指定し作ろうと意識するとポンッというなんとも柔い音とともにベットと冷蔵庫が設置される。

 

「できたぞ、あと土禁だから玄関で靴は脱げよ?」

「靴を脱ぐ部屋なんて初めてだな、リュウの国の習慣か?」

「ああ。」

「いい部屋ですね」

「おお!ベットがふかふかだ!」

 

はしゃいでるはしゃいでる、確かに宿屋のベットは少し硬かったな………

この後、キッチンや冷蔵庫の使い方、トイレ、風呂の使い方も教え晩ごはんを作り就寝した。

晩ごはんは肉と野菜のスープを塩コショウで味付けしたものとパンだ、米が恋しい………

あと日本人はやっぱり風呂だね…久しぶりの風呂は骨身にしみた。スーも気に入ったようで湯の上にプカプカ浮いて『はふぅ~~~~~』って言ってた。かわいい

次からは宿屋を取らなくてもいいかもな。

 

どうやら空間魔法の説明にある。

空間魔法==============

空間を扱う魔法

開いてる間は毎秒MPを1消費する  ←これ

==================

は外とここを繋いでる間だけ消費されるらしい。外との扉を閉めるとMPの消費が止まった、まあ自分のMP回復量も毎秒1だから±(プラスマイナス)だけどな。

 

最後にステータスを確認するか。

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv18 ↑1 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:322/322 ↑10 

MP:264/264 ↑7

攻撃力:206 ↑6 

防御力:198 ↑9 

素早さ:214 ↑7 

 賢さ:180 ↑8 

器用さ:235 ↑10  

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP(スキルポイント):5

 

スキル=================

・鑑定眼  Lv4 ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv3 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv2   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv1

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv2

・魔力察知 Lv3 ・念話   Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 

従魔==================

・スー

====================

 

====================

スー Lv3↑2

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:88/88 ↑8

MP:64/64 ↑10

攻撃力:73 ↑7

防御力:58 ↑8

素早さ:64 ↑7

 賢さ:93 ↑6 

器用さ:88 ↑8 

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護 

 

SP:10

 

スキル=================

・物理耐性 Lv3 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv3

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv1

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv2

・魔力察知 Lv2 

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4

特技==================

・身体強化

====================

 

スーにも魔力云々をやらせてるから無事に覚えてるな

 

威圧================

魔力を消費し相手に圧力をかける

込める魔力量によって威力が変わる

意識すると威圧する相手を選択できる

==================

 

魔力察知==============

魔力を察知することができる

魔力の視覚化(中)

==================

 

魔力操作==============

魔力を操る技術

魔力操作効率上昇(小)

==================

 

念話================

思念を送ることで頭のなかで会話が可能

脳内での会話は両者が念話を持たないと

不可能である(従魔は除く)

==================

 

察知系や操作系は常に使うように心がけているから成長が早いな。

そしてスキルポイント、ポイントを消費してスキルのレベルを上げたり新しく取得したりできるらしい。スキルによって必要なポイントの量も違うしレベルを上げるのもスキルによってポイントが違うっぽいな。剣術を上げたかったが4から5にするには20ポイントいるらしい、気配察知とかは13ポイントだ。基準がわからないが今は無理だな

ちなみに、スーノも俺が操作できる。スーはできなかったらしい

こんなところか、さて、明日がいよいよ鉄山だ、良い魔物がいると良いな・・・

そう思いつつ俺は意識を手放した。

 




矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい

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龍介、鉄山に行く 2

10話目です!結構書いてしまった(^ω^)

前買った酢の量が100mlに対し普通に2Kgのマヨを作る・・・はい、明らかに量がおかしいです、ので修正しました
前買った酢の量を10Lに変更です!設定が甘くて本当にすいません

前回あったこと
今までで一番の命の危機だった
コシガ、イタイ
意外と便利?ルームの呪文
おや( ˘ω˘)スヤァ


~起床~

 

今回はスーに起こされず起きることができた。スーはまたあの起こし方をしようとしていたらしい………きちんと起きよう。

 

「ほら、朝飯できたぞ。」

 

今日の朝飯は昨日の残りのスープに卵を入れた卵スープに焼き鳥、黒パンだ。

それにマヨネーズも作ってみようかな。

 

材料は卵黄、酢、水、塩、胡椒、油だ。

作り方は卵黄1個に対し、酢を大さじ1程度、水小さじ1、塩、胡椒を少々何だけどオオニワトリの卵少し大きいいからな……適当でいいか。

卵黄1個に対し300ccぐらいまでの食用油を少しずつ加えながら、好みのマヨネーズの食感にまで混ぜあわせる。

途中で分離しそうになったら酢を加えてっと塩、胡椒を加えて完成、ちょっと多めに2kg作ってしまった。

ぺろっ…………よし、しっかりマヨってる。

 

< 料理人のレベルが上がりました >

 

『あるじー、それなに?』

「お?なんだ?その黄色いの。」

「これは俺の国の調味料だ、食ってみろ。」

 

そう言ってマヨネーズを勧める。

 

『おいし~!』

「おお、うまい!」

「おいしい!食べたことない味ですね。」

「なんにでも合いそうな味だな。」

 

そうだろうそうだろう、マヨネーズは何にでも合うからな!

あとは醤油と味噌、わさびも欲しいな………味噌、醤油は発酵させなきゃいけないからインベントリに入れられない。となるとここで作るか。ま、後で考えるか。

 

「さて食べるか、いただきます。」

「なあ、そのいただきますってのは何だ?」

「これは俺の国の礼儀作法で、その食事の素材を作ってくれた人、料理を作ってくれた人、そしてその食材に感謝する言葉で、そして食べ終わったら感謝の気持ちを表してごちそうさまと言うんだ。」

「へ~珍しいな。確かに神様に感謝することはあっても料理人や食材そのものに感謝したことはなかったな。」

「たしかにそうです。リュウサンの国の人達はみんなそんなに礼儀正しいんですか?」

「あ~確かに落ち着かないほど礼儀正しい国とか言われてたりするな。」

「ははは、そりゃすごいな、そこまでか。」

「まあな、さて早く食べようぜ、飯が冷めるぞ。」

「「「『いただきます。』」」」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「「「「『ごちそうさま(でした)。』」」」」

「いや~このマヨネーズってやつ、ほんとになんでも合うな。肉にかけてよし、パンにかけてよし!もう最高だ。」

「リュウさん、これ売ってもらえませんかね?」

「ああ、確かにこれはほしいな。」

「別に金なんて取らないんだが。」

「いいえ、これを無料でもらうなんてとんでもない。ぜひ対価を払わせてください」

「お、おう。」

 

いつになくリックが押してくる。

 

「といってもいくらの値をつければ良いのかがな・・・サザンたちはこれにいくらの値をつける?」

「1000G」

「2000G」

「1500G」

 

………結構な値がついたな。

 

「ちなみに量は?」

「「「500g」」」

「…じゃあ500gで1500Gだ。」

「じゃあ500gください、1500Gです。」

「まいどあり。あまり日持ちはしないからさっさと食べたほう良いぞっとじゃあそろそろ行くか?」

「「「そうだな(ですね)。」」」

 

時間的には朝の9時ほど、飯を食べ終わった俺達は外に出て目的地へ向かった

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「ついたぞ。」

「確か坑道の奥にゴーレムが現れたって話だよな。」

「そのはずだ。」

「じゃあなんで、ゴーレムが2体守るようにいるんだ?」

 

俺に聞かれても困る。先ほどサザンが言ったように鉱山の入口の左右に2体ゴーレムがいる。

ちなみにステータスがこれだ

 

====================

ゴーレム ♂ Lv7

 

ランク:E

 

HP:182/182

MP:24/24

攻撃力:96 

防御力:80 

素早さ:20 

 賢さ:19  

器用さ:25  

 幸運:45

====================

 

んでもう1体

 

====================

ゴーレム ♀ Lv9

 

ランク:E

 

HP:198/198

MP:30/30

攻撃力:116 

防御力:104

素早さ:26 

 賢さ:24  

器用さ:31  

 幸運:51

====================

 

「どうする?、俺は左のやつとやりたいんだが。」

「大丈夫なのか、あっちのほうが一回り大きぞ。あれくらいなら余裕だが?」

 

右が4m、左が5mぐらいかな。

 

「あっちのほうが楽しそうだ、行くぞ!スー。」

『あるじ、戦闘狂になった?』

「あ、おい!くっそしかたねぇ!俺らは右をやるぞ!」

「おう!」

「はい!」

 

失礼な、そんなわけない…よな?き、きっと称号のせいだ、うん。

 

「さてと、スー相手はHPと攻撃力、防御力が高いがあとは雑魚だ、どう闘う?」

『スピードで翻弄、地味に削る。』

「良い手段だ、ついでに魔法も組み込むぞ。」

『あるじ、魔法使えたっけ?』

「昨日使えるようになった。」

 

試しにイメージしてみる。そうだな確か地表に出た溶岩の温度が1000℃ぐらいだったような。

じゃあ直径10cmくらいで1000℃、ちょっと圧縮してみよう。魔力で包んでにぎにぎと。

………直径4cm位になったな。

 

  < 火魔法を取得しました >

 

< 火魔法のレベルが上がりました >

 

「あつくは・・・ない、おかしいな、1000℃なはずなんだが。」

『あるじ、それなに?すっごく熱気が来るんだけど。』

「自分にだけ熱さが来ない?そういう仕組みか。」

 

多分考えるだけ無駄なんだろ。

 

「とりあえず投げてみるよ。」

 

シュンッ!バガァァァァァン!!!……

 

い、今ありのまま起こったことを話すぜ…俺は今奴に火の玉を投げたんだ、次の瞬間には奴の右腕がはじけていた……な、なにを言っているかわからねえと思うが俺にもわからん。圧縮がすごいのか温度がすごいのか………でもレンガが1000℃で溶けるか微妙なところだな。ロシア軍のナパーム実験で、赤レンガがつらら状に溶けたりしてた画像見たけどどうなんだろ、よくわからん、まあ、結果オーライ!!

 

『いまのなに?あるじ。』

「ちょっとした火の玉だ。」

『威力が違うけど?』

「ちょっと熱い火の玉だ、説明すると1000℃位ある火の玉を圧縮して投げただけだ。」

『すごーい!あんなの始めてみた。』

「そうだろう、そうだろう、さて行くぞスー!」

『らじゃ~。』

 

だいたい半分、ぐらいHPがなくなってるな、行けるだろ多分。

 

< ダッシュのレベルが上がりました >

 

奴は右腕が無くなっている。ということは左手一本で俺たちを捌かなきゃいけないってことだ、賢さ的に無理だろうから余裕だな。

俺は右手に剣を持ち左手で魔法を練る、そんなスタイルで行ってみようと思う。

さてスーが相手の集中乱しているうちに俺はハヤブサの剣で斬りながら-スパッ!-

………あれ?おかしいな………硬いと思って身構えてたのにすっぱりと斬れた……これは、攻撃力と防御力の差ってやつか?まあ良いや、試しにメラ使ってみるか-ボウッ!

さっき使ったのと同じやつか?大きさは圧縮前だけど…まあ押し付けてみるか。

ジュオオオオオオ………溶けたな、うん、あ、コアだこいつが弱点っぽいな。

 

ガラガラガラガラ………サラサラサラ……………

コアを外すと崩れ砂になった。

 

「終わったな、ほらコアだ。」

『綺麗だね~。』

「ああ、そうだな。」

 

< レベルが上がりました >

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv20 ↑2 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:337/337 ↑15 

MP:276/276 ↑12

攻撃力:216 ↑10 

防御力:212 ↑14 

素早さ:227 ↑13 

 賢さ:194 ↑14 

器用さ:246 ↑11  

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP:15 ↑10

 

スキル=================

・鑑定眼  Lv4 ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv2   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv1

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv2

・魔力察知 Lv3 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 

従魔==================

・スー

====================

 

====================

スー ♀ Lv6 ↑3

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:109/109 ↑21

MP:83/83   ↑19 

攻撃力:91  ↑18

防御力:81  ↑23 

素早さ:84  ↑20 

 賢さ:109 ↑16 

器用さ:105 ↑17 

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護 

 

SP:25 ↑15

 

スキル=================

・物理耐性 Lv3 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv1

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv2 ・ダッシュ Lv2

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4

特技==================

・身体強化

====================

 

俺は火魔法とダッシュのレベルが上ったな。スーは魔力操作が上がってダッシュが増えてるな。

ちょっとSPを使ってみるか。え~っと、威圧をLv3に上げればちょうど15ポイントだな。

 

「スー、なにかスキルのレベルを上げたいのあるか?」

『ん~物理耐性!』

 

物理耐性Lv4は、20ポイント、足りるな

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv20  

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:337/337  

MP:276/276 

攻撃力:216  

防御力:212  

素早さ:227  

 賢さ:194  

器用さ:246 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP:0 ↓15

 

スキル=================

・鑑定眼  Lv4 ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv2   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv3

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv2

・魔力察知 Lv3 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 

従魔==================

・スー

====================

 

====================

スー ♀ Lv6 

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:109/109 

MP:83/83    

攻撃力:91  

防御力:81   

素早さ:84   

 賢さ:109  

器用さ:105  

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護 

 

SP:5 ↓20

 

スキル=================

・物理耐性 Lv4 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv1

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv2 ・ダッシュ Lv2

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4

特技==================

・身体強化

====================

 

ダッシュ==============

走るときに補正がかかる

疲れにくい効果もある

走りにスピード補正(大)

==================

 

火魔法===============

火を扱う魔法

込める魔力で火力が変わる

==================

 

メラ================

小さな火の玉を飛ばす魔法

 

消費MP:3

==================

 

メラミ===============

火の玉を二発飛ばす魔法

 

消費MP:7

==================

 

まあこんなもんか。

 

「は~、すげぇな。コアまるごとかよ」

「ああ、ちょうど見えたから削ぎ落とした。」

「すごいですよ!コアまるごとは本当に難しいんですよ。僕達なんて勢い余って壊してしまいましたよ。これでも使えるのには使えるんですけどは有する魔力が違うんですよねぇ。」

「しかし、入り口で2体が左右に、門番みたいにいるのは普通か?」

「いや、明らかに異常だ、多分知能が高い奴がいるんだろう。よ」

「だが、おかしくないか?」

「なにが「おい!気をつけろ!……来るぞ!」

「どう見ても入り口は3mほどなのに、ゴーレムがいるってことがおかしいんだよな。」

「………確かに、まあこれ見たらそういうこととしか言えなくねぇか?」

「かもな、この先に一体何がいるんだろうな。」

 

俺達が見たのは地面からゆっくりと出てくる3体のゴーレムの姿。全く、楽しいねぇ

しかし1体色が違うな。

 

「どうする?」

「全部あいてにしても負けない自信はある。」

「最初あんなグリズリー相手ししてただけはあるな、まぁ、2体は俺とスーがもらうさ。」

「あの時は火事場の馬鹿力ってやつがあってだな………大丈夫なのか?」

「余裕だ。」

 

====================

ゴーレム ♀ Lv9

 

ランク:E

 

HP:180/180

MP:29/29

攻撃力:112 

防御力:104

素早さ:30 

 賢さ:30  

器用さ:33  

 幸運:61

====================

 

====================

ゴーレム ♂ Lv8

 

ランク:E

 

HP:177/177

MP:25/25

攻撃力:108 

防御力:100

素早さ:31 

 賢さ:20  

器用さ:30  

 幸運:45

====================

 

====================

ストーンマン ♂ Lv1

 

ランク:D

 

HP:217/217

MP:42/42

攻撃力:130 

防御力:184

素早さ:67 

 賢さ:62  

器用さ:54  

 幸運:46

====================

 

へぇ……ストーンマンねぇ。

 

「スーは普通のゴーレムをよろしくな、行けるか?」

『わかった、多分行ける。』

 

そう言ってスーはゴーレムに素早く近づき自身の体を鞭のようにしならせて攻撃している。鞭が当たったところが溶けているが、食べてるのかな?

ゴーレムの攻撃も大振りだしステータスに差はあまりないし攻撃が当たることはないかな。

さて、ストーンマン。初めて見るが、ゴーレムを石にすげ替えたゴーレムって感じだな

ゴーレム、ストーンマンと来たらゴールドマンもいるんだろうな、となると怒りの魔神も?でもあれ合体系だった気がするな。合体、ロマンだな………-ブンッ!!-おっと、うーん、ゴーレムより少し早いくらいか。硬さは-サクッ-少し硬い、が行けないわけでもない、じゃあ呪文を重点的に使ってみるか、両手に魔力をためて、右手にさっきのメラ、左手には水…がほしいんだけどないんだったな。

氷か、ん~そうだな、長さは1mくらいで、氷柱みたいな?

すると左手に長さ1m直径5cmほどの氷柱ができてきた。お、いい感じいい感じ、パキパキ言ってるよこれ。

ちょっと投げてみる。あ、ちなみにストーンマンは必死に攻撃してきてるけど俺が紙一重で躱しています。

 

< 並列行動を取得しました >

 

< 並列思考を取得しました >

 

< 氷魔法を取得しました >

 

< ヒャドを覚えました >

 

そしてこの氷柱をストーンマンの足に投げつける!するとなんということでしょう!相手の足が地面に貼り付けてしまいました!こう、円形に広がる感じに凍らせているそして右腕にメラを叩きつける!これで使い物にならなくなったはずだ。並列思考のレベルを上げれば連射も容易にできるかもな、そう思いながら右手にメラ、左手にヒャド投げつける、関節を溶かして固める。これで右手が使えなくなったな、ついでに左腕も固めとくか。

そしてメラミの威力を試してみよう。まず、普通に威力を確かめる-ボウッ-、ん~火の玉が2つ回って飛んでいった、メラに比べると火力は劣るかな?って感じですこし表面を溶かした感じだメラだともう少し奥まで溶かすもんな~、2つ回って飛ぶからな~、おっと動きが鈍くなってるな、もうすぐ終わりか、コアを取り出すか・・・・あ、これって魔力察知でコアの場所とかわからないかな?

あ~薄っすらと左胸に魔力が集中してるな、よし。

 

「しっ!!!」

 

胸のあたりを三角に切ってコアを取り出す。これで終わりだな、ストーンマンは崩れて砂になっていく。

 

< レベルが上がりました >

 

『おわった~褒めて褒めて~。』

「お~よく頑張ったな、偉いぞ~。」

『えへへ~はい、これコア。』

 

かわいいなこんちくしょう……ちなみにスーが相手をしたゴーレムは両手両足を溶かされじわじわコアを取り出されていた、南無~。

 

「遠くから見てたが何だあれは…………」

「両手で魔法を使うなんて昔の大賢者しか使えないと言われていたはずなんですけどね。」

「いや~もうリュウはDランクの枠に収まらないだろ。」

 

サザンたちがなんか言ってるが聞こえない。ええ、大賢者のみが使えたとか聞こえないです。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv22 ↑2  

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:351/351 ↑14

MP:291/291 ↑15 

攻撃力:229 ↑13 

防御力:227 ↑15 

素早さ:239 ↑12  

 賢さ:205 ↑11  

器用さ:265 ↑19 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP:10 ↑10

 

スキル=================

・鑑定眼  Lv4 ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv2   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv3

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv2

・魔力察知 Lv3 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2 ・並列思考 Lv1

・並列行動 Lv1 ・氷魔法  Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

・ヒャド

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 

従魔==================

・スー

====================

 

====================

スー ♀ Lv8 ↑2 

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:126/126 ↑17

MP:101/101 ↑18   

攻撃力:105 ↑14 

防御力:96  ↑15  

素早さ:102 ↑18   

 賢さ:124 ↑15  

器用さ:121 ↑16  

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:15 ↑10

 

スキル=================

・物理耐性 Lv4 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv1

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv2 ・ダッシュ Lv2

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv1

特技==================

・身体強化

====================

 

あ、悪食…………まあ、あれ食べてたとしたらそうなるな……

 

並列思考==============

同時に違うことを考えることができる

情報処理速度上昇(微)

==================

 

並列行動==============

左と右で違う動きを行う事ができる

スキルレベルが低いうちはあまりうまく

動かせない

==================

 

悪食================

なんでも食べる、食べることによって

回復できるようになる

==================

 

氷魔法===============

氷を扱う魔法

込める魔力によって冷たさなどが変わる

==================

 

ヒャド===============

それなりの氷の塊を飛ばす

 

消費MP:4

==================

 

悪食================

普通食べられないものを食したものに与

えられる称号

頑張ったで賞、胃が強くなる

==================

 

うん、まあ何も言えねぇ……もう気にしない

 

「さて、これって諦めてもいいのか?Dランクが行ける依頼じゃないだろ。」

「リュウ、俺達が言うならわかるがお前は行けるだろ。」

「しっかりしてくれよ先輩、めんどくさくなってきた。」

「お前はもう俺達よりも強いだろ、中は多分広い所でしか出ないと思うし多分行ける。」

「しかたないか、武器屋のおっちゃんとも約束したし。」

『スーも頑張る!』

「よし、行くぞ!」

 

俺たちは鉄山に足を踏み入れた。

 




矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい

活動報告の方でちょっとしたアイデア募集を行っております!ぜひご意見をください!

ゴーレム============
煉瓦でできた魔導生物
防御力が高く力も強い
しかし大した知能はない
================

ストーンマン==========
ゴーレムの上位互換
岩石でできた体はとても硬い
ゴーレムほどではないが知性がある
================


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龍介、鉄山に行く 3

11話目です!6000字強です、どのくらいが読みやすいですかね?8000字程が良いならそうします(コメントください

前回あったこと
命の危機再び(未遂
マヨ完成
魔法の原理、理解
この依頼レベル高くね?(^q^)


鉄山の通路の広さは縦横3mくらいで下に向かって掘られている。

一見迷路のようだが出口に繋がる道は少し広めに作られているようで最深部までは広い道を奥に行くだけで良いらしい。

 

「しかしよく見たら意外と広いんだな。」

「細い道に入ると迷うぞ、広い道は出口に繋がる大切な道だからわかりやすくしているらしいぞ。」

「確かに横道は迷いそうだ。」

 

あと、坑道には所々明かりの魔道具が置いてあから見やすい。

 

「この魔道具って量産できるんだな。」

「ああ、使う術式も簡単で使う魔石も低コストだからな、もちろん高レベルの魔道具は作るのに才能と最高の素材がいるがな。」

「術式?何だそれ?」

「術式って言うのは魔道具を作るときに刻む文字で魔力を込めて発動することができます。ダンジョン産の魔道具にはこれが無いことから高値で取引されたりするらしいです。」

「その術式ってのは見ることができるのか?」

「ええ、魔力察知で見ることができますよ。」

 

見てみるか。

俺は魔力察知を使い魔道具を見てみる、すると……

 

< 魔石 光ヲ 灯ス >

 

………ん~………日本語……かな?

 

「『魔石 光ヲ 灯ス』か…」

「リュウさん!読めるんですか!?」

「え?ああ、読めるぞ?」

「すごい!古代文字は解読不可能と言われていたのに!」

「解読不可能ならなんでこれが使えてるんだ?」

「古代の文献にこの組み合わせでこうなるといった感じで残されていたんです。文字の方はまだ解析中のはずですが…」

「まぁ、詮索しないでくれ。」

「わ、分かりました。」

「お、広いところに出るぞ。」

 

広いところに出るとそこは休憩所?のようなところだった、そこに佇んでいるのは。

 

「ゴーレムだな。」

「ああ、あれが出てきたゴーレムか?」

「確か最深部だったはずだ、ここはまだ中腹ってところだ。」

「でも4体は多くねぇか?」

「たしかに、最深部にはもっと強いのかがいるのかもな。」

「洒落になんねぇな。」

 

====================

ゴーレム ♂ Lv9

 

ランク:E

 

HP:129/129

MP:31/31

攻撃力:114 

防御力:105

素早さ:27 

 賢さ:23  

器用さ:32  

 幸運:46

====================

 

これくらいのが4体だ、余裕かな。

 

「どうする?俺達だけで全部受け持ってもいいぞ?」

「へっ、なに言ってんだよリュウ、もちろん半分もらうにきまてんだろ。」

「さっき、思ったより早く倒せたからな、多分行けるだろ。」

「そうか、じゃあ半分だ。」

 

そう言うや否や俺はメラを2体にぶつける。どちらも一部が吹き飛ぶ、これで2体のターゲットは俺に変わったはずだ。

 

「スー、1体頼むぞ。」

『わかった。』

 

スーは素早くゴーレムの足元に滑り込み両足を引っ掛けて倒し、伸ばした体でめった打ちにする、痛そうだな~。

こっちはどうするか、すべて受け流してみるか、ひたすら、ひたすら受け流す、受け流す、受け流す、受け流す、受け流す、反撃、受け流す、受け流す、受け流す、反撃、蹴りで反撃したら格闘術上がるかな?

受け流す、反撃、受け流す、反撃、受け流す、反撃、受け流す、反撃、受け流す、反撃、ズズーン、あ、両足が砕けてた、やり過ぎたな。

 

< 格闘術のレベルが上がりました >

 

< 回し蹴りを覚えました >

 

よっし、計画通り!あとは、コアを抜き出すのみだ、左胸にコアっと、簡単だな。

 

「終わったな。」

『あるじ~、はい、コア。』

「お、ありがとうな、スー。」

「ふー、結構余裕だったようだな。」

「ん?ああ、そっちも余裕そうだな。」

「まぁ、あのグリズリーに比べたらスライムも同然だ。」

「で、もう少しで終点だな。」

「そうだな、原因を倒したあと、鉱石採集だ。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「もう少しで最新部か?」

「ああ、距離的にそんな感じだ。」

 

ここまでの間にゴーレムの壁と数回、戦闘になった。戦闘といっても遠距離から一撃だったが。

この時レベルも上がった。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv23 ↑1  

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:357/357 ↑6

MP:300/300 ↑9 

攻撃力:235 ↑6 

防御力:234 ↑7 

素早さ:244 ↑5   

 賢さ:211 ↑6   

器用さ:271 ↑6  

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP:15 ↑5 

 

スキル=================

・鑑定眼  Lv4 ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv3   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv3

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2 ・並列思考 Lv2

・並列行動 Lv2 ・氷魔法  Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

・ヒャド

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

====================

 

====================

スー Lv10 ♀ ↑2 

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:138/138 ↑12

MP:115/115 ↑14  

攻撃力:122 ↑17

防御力:110 ↑14   

素早さ:115 ↑13    

 賢さ:142 ↑18   

器用さ:137 ↑16   

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:25 ↑10

 

スキル=================

・物理耐性 Lv4 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv2

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 ・ダッシュ Lv3

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化

====================

 

 

スーは格闘術、魔力察知、ダッシュ、悪食のレベルが上がり俺は並列行動、並列思考、魔力操作が上がった。

今回進化が来なかったってことはランクごとに進化する基準が違うようだ。

そして最新部の入口付近につく。

少し前から何かいるのは気配察知でわかっている。ただ1体だけってのが引っかかるな。

 

「少し覗いて見るぞ。」

 

サザンが先に広場を覗くみたいだ。

 

「っ!?」

「どうした?」

「なんかやばいのがいる。」

 

俺も覗いてみるか・・・・・・全身真っ黒い見た目のマネキン?みたいなのがいるな。

 

====================

ダークゴーレム ♀ Lv28

 

ランク:D

 

HP:377/377

MP:128/128

攻撃力:248 

防御力:284

素早さ:190 

 賢さ:203  

器用さ:227  

 幸運:74

====================

 

やばっ!今までで一番やばい、自分より少し高いステータスだ。

 

< 鑑定眼のレベルが上がりました >

 

お、これでMAXだな、もっかい見るか。

 

====================

ダークゴーレム ♀ Lv28

 

ランク:D

 

HP:377/377

MP:128/128

攻撃力:248 

防御力:284

素早さ:190 

 賢さ:203  

器用さ:227  

 幸運:74

スキル=================

・攻補助魔法  Lv1 ・格闘術  Lv4 

・闇魔法    Lv1

特殊スキル===============

・影術   Lv3 ・ゴーレム生成 Lv2

====================

 

スキルまで見られるようになったのか。で、攻補助魔法と闇魔法、影術が所見か。 

 

攻補助魔法=============

相手にマイナスの状態異常を与える魔法

==================

 

闇魔法===============

闇を扱う魔法

込める魔力によって暗黒さが増す

==================

 

影術================

影を使う術

暗殺者の終着点

==================

 

ゴーレム生成============

自分以下の強さのゴーレムを作り出す

レベルはランダム

==================

 

影術と攻補助魔法に気をつけなきゃな。

 

「どうする?流石に行けるか怪しいぞ?」

「いや、あれは俺がやる。」

「いけるのか?」

「五分五分だ、あと入り口で出てきたゴーレムはこいつの仕業だったようだ。そういうスキルが有る。」

「・・・・・よし!じゃあもし他のゴーレムが出てきたら任せろ!」

「ちょ、リュウ一人で大丈夫なのかよ、俺達も加勢したほうが。」

「あれみたら無理だってわかるだろ。」

「確かに・・・・」

「リュウで五分って言ってんだ、俺らがどうこうできる奴じゃない。」

「わかった、リュウ、しっかり倒してこいよ。」

「ああ、スーも新しいゴーレムが出たら頼む。」

『わかった、気をつけてね。』

「もちろんだ。」

 

俺はダッシュでダークゴーレムに詰め寄る。するとダークゴーレムを守るように4体のゴーレムが出てくる。

ゴーレム3体とストーンマン1体だ、平均10レベル、十分サザン達でカバーできる。

出てきたゴーレムを掻い潜りダークゴーレムに魔法をぶち込もうとした、が、それが当たることはなかった。

目の前からダークゴーレムが影に消えた、その直後警告が脳内に響き渡る。

 

「ごふっ!?」

 

< 物理耐性を取得しました >

 

次の瞬間俺は壁に吹き飛ばされていた。いってぇ……額に血が伝うのが感じられたし少しくらくらする。

 

「べ、べホイミ。」

 

影術ってそういうことかよ…

奴は影を自在に移動できるらしい。

それは暗殺者の終着点だ、影を自在に移動できれば暗殺仕放題だな。

 

「っ!?」

 

攻撃を受けた時に何かされたか!?いきなり体から何かが抜ける感覚が襲った。なんだ?

・・・・ステータスに状態という項目が増えて防御力低下と書いてある。げっ、防御力が4分の1減ってるこれは攻撃されたらやばいな……

ダークゴーレムは右手に魔力を集めその魔力が黒く染まった、闇魔法か?

黒い塊を飛ばしてくるが-ブォォォォン-少し早いだけで目で追えない程でもな-ガガガガガ-…い………

………威力は高めと……気をつけなきゃな。

じゃあ、お返しだ、メラミとヒャドを投げつけてやる。

メラミはメラが2つ並んで飛ぶような見た目だ。どちらも高温、もちろんダークゴーレムは影に逃げる。

そして、警告が響く。

 

「さっきは初見でしてやられたが、今度はっ」

 

下からアッパーの形で飛び出してくるダークゴーレム、俺はすぐさま拳を避け蹴り飛ばす。

体勢を崩したダークゴーレムに素早くメラをぶつける、が、また影に逃げられた。

めんどくさいな。

数m先にダークゴーレムが出てくる、どうやら左腕にかすっていたらしい。

 

-ブォォォォン-

「おっと。」

 

-ブォォォォン-

-ブォォォォン-

-ブォォォォン-

-ブォォォォン-

-ガガガガガガガガガガガガ-

 

< 魔力察知のレベルが上がりました >

 

魔法で仕留めようとでもしてるのか?連続で闇魔法を投げてきた、でもあんな遅い球が当たるはずがない。

身体強化を使い剣に魔力でコーティングして魔法を斬る、意外と行けるもんだ。

しかも心なしか切れ味が上がってるような気がする。

ダークゴーレムとの距離を再び詰める、身体強化を使っているからかいつもより速いおかげかダークゴーレムが影に入り込むよりも速く近づくことができた。

影に入りかけていたダークゴーレムの頭をつかみ引きずり出す。結構抵抗していたがついには諦めたようで影から出てきた、そこをすかさずハヤブサの剣で切りつける。

ギィィィン!という音を出しながら剣はダークゴーレムの体を削る。

 

「ぐっ!」

 

真正面から腹を殴られたが物理耐性のおかげか、体勢が悪いおかげか耐えられない程でもない。

 

「ホイミ。」

 

これで十分だな、さてもうそろそろ終わりにしよう。

俺はヒャドを5つ同時に作りありったけ鋭くし空気抵抗を少しでも無くして速く飛ぶようにした。

 

< 氷魔法のレベルが上がりました >

 

< ヒャダルコを覚えました  >

 

-ヒュッ-

 

目にも留まらぬ速さとはこのことかと実感した。ダークゴーレムも捉えきれなかったようで影に入る前に半身が氷漬けになった。

流石に氷ごと影に入ることはできないようだこれで終わり……………だけどもったいないな。

 

「俺達の仲間にならないか?お前の能力がほしい。」

 

俺は聞いてみた、

…………………………………………どうだ?

しばらく考えてた?ようだったが確かにうなずいた。

 

「テイム」

 

< ダークゴーレムのテイムに成功しました >

 

「これからよろしくな。」

『よろしく…………お願い…………します、主…様。』

 

スーの小さな女の子的な声と違って少し大人びた女性の声だ。

 

『この氷…溶かして・・……もらえますか?』

「ああ、すまない今溶かしてやるぞ。」

 

俺はダークゴーレムを氷から出してベホイミをかける。欠けた体はしばらくすれば治るそうだ。

 

「さて名前だが…ヤミかレムのどっちが良い?」

『じゃあ…レムで…お願い・・・・・します。』

「改めてよろしくなレム。」

『はい。』

『あるじ~おわった?』

「ああ、おわったぞ、新しい仲間のダークゴーレムのレムだ。」

『そうなの?やったー!よろしくね!レムお姉ちゃん。』

「こっちはバトルスライムのスーだ。」

『よろしく……お願いします、スーさん。』

『スーでいいよ~?』

『わかりました、よろしく、スー、主様。』

「さてとサザン!こっちは終わったぞ。」

「やっと終わったか、って倒せてないじゃないか!」

「ああ、テイムした、新しい仲間のレムだ。」

「へ~それはおめでとう。俺はサザンっていうんだこっちがリックでこっちがゼータだ。」

「よろしくな。」

「よろしくお願いします。」

『よしくお願いします。』

「さて、レムはどうする?俺の魔法で部屋に入ることもできるが。」

『じゃあ主様の影に入らせてください、いつでも守れるように。』

「わかった、じゃあ普段は影に入ってやばそうなとき助けてくれ。」

『はい!』

 

< レベルが上がりました >

 

あれ、倒してないのにレベルがあがった?必ずしも殺すことが経験値取得じゃないのか?

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv25 ↑3 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:385/385 ↑28

MP:321/321 ↑21 

攻撃力:257 ↑22

防御力:261 ↑27

素早さ:244 ↑26 

 賢さ:234 ↑23

器用さ:294 ↑23 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

 

SP:10 ↑15↓20

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMAX ・剣術   LvMAX

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv2

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv3   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv3

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2 ・並列思考 Lv2

・並列行動 Lv2 ・氷魔法  Lv2

・物理耐性 Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

・ヒャド    ・ヒャダルコ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

・レム

====================

 

====================

スー ♀ Lv14 ↑4

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:170/170 ↑32

MP:144/144 ↑29 

攻撃力:159 ↑37 

防御力:144 ↑34

素早さ:156 ↑41

 賢さ:179 ↑37

器用さ:171 ↑34

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:15 ↑20↓30

 

スキル=================

・物理耐性 Lv4 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv2

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 ・ダッシュ Lv3

特殊スキル===============

・伸縮自在 LvMAX ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化

====================

 

====================

レム ♀ Lv29 ↑1

 

種族:ダークゴーレム

 

ランク:D

 

HP:385/385 ↑8

MP:134/134 ↑6

攻撃力:253 ↑5 

防御力:290 ↑6

素早さ:197 ↑7 

 賢さ:209 ↑6  

器用さ:232 ↑5

 幸運:74

 

SP:5 ↑5

 

スキル=================

・攻補助魔法  Lv2 ・格闘術  Lv4 

・闇魔法    Lv2

特殊スキル===============

・影術   Lv3 ・ゴーレム生成 Lv2

呪文==================

・ラリホー  ・メダパ二  ・ルカニ

・ラリホーマ ・ドルマ   ・ドルクマ

特技==================

・正拳突き  ・影泳(えいせん)

====================

 

やっぱり経験さえできればレベルは上がるようだ、レムも上がってるし。

あと剣術をスキルポイント20消費してMAXにあげた。

スーは30ポイント消費して伸縮自在を上げるらしい。

 

 

「これで一つの依頼は達成だな、あとは鉄だが………」

「ツルハシでほってたら出るだろ。」

 

そうして俺達は鉄をたっぷり採掘するための準備を始めた。

 

 

 




矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい

活動報告の方でちょっとしたアイデア募集を行っております!ぜひご意見をください!

ダークゴーレム========
漆黒に染まったゴーレム
一度闇に溶けこむと見つけるのは
至難の業
動きも速く頭もいい
===============


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龍介、鉄山に行く 4

12話めです!生温い目でお読みください

前回あったこと
術式日本語じゃ~ん
ゴーレムが多い
最新部になんかいた
仲間になった(*´ω`*)

少し鉱石を倉庫に置くところの台詞を変えました。


さて、鉄を掘るにあたって必要なのは体力と忍耐力、露天掘りとかしてたら幾らかは楽だったと思うがまあ頑張るしかないか・・・

 

「……………………………」カンッカンッ

「………………」ガッガッ

「………」ザクッザクッ

「……………おっと、これも鉄鉱石か。」

「だああああああああああああああ!」

「何だ、びっくりさせるな。」

「飽きた、こんな作業やってられっか。」

「ゼータ、きついのはわかるがしっかりしてくれ。」

「でもよぉ、かれこれ一時間だぜ?さっき昼飯食ったばっかなのにもう腹減ってきちまったよ。」

「まだ300kgしか取れてないぞ、2t掘るとか言ってた奴は誰だ?」

「その殆どはリュウが掘ったものだろ?俺たちは100kgも掘れてないと思うぞ?」

「こんなの、ただの努力次第だろ。」

「「そんなことがあってたまるか!!」」

「それにリックを見習えよ、採掘量で言うとリックがダントツだぞ。」

「「なっ!」」

「リックに負けるのは許されない!」ガガガッ

「そうだ、俺達も頑張るぞ!」ガガガガガッ

 

この競争心である、プライドがあるんだろうな…

 

『あるじ~みてみて~。』

「ん?どうしたスー。」

 

スーが体に土……いや鉄鉱石を入れてきた。

 

『あっちにいっぱいあった。』

「すごいなスー、お手柄だぞ。」

『えへへ~。』

 

あいも変わらず、スーはかぁいいなぁ。

ちなみにレムは俺の影の中で休憩中、手伝いそうにしてるけど流石に体の回復が優先だ。

 

「もうそろそろいいかな。」

「はぁはぁはぁ。」

「ぜぇぜぇぜぇぜぇ。」

 

大体800kgと。よく掘ったなここらへんはもう掘り尽くした感じか?もっと奥深くまで行ったら良いのとか取れるんだろうけど今はこの依頼の完了優先だな。

 

「よしじゃあ帰ろうか。」

「ええ、わかりました。」

「ああ、ぜぇぜぇ、わかった。」

「はぁはぁ、ああ。」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「っと、もう外は夜か、鉱山内は時間がわからないのが困るな、どうする?」

「野宿、いや、リュウの魔法をもっかい使ってもらってもいいか?」

「たのむ、疲れて見張り番とかできそうにない。」

「はぁ、しょうがない。ほら、いくぞ。」

「助かった。」

 

そういえばちょくちょくルームの部屋に魔力を注いでたんだ、どれどれ?

 

=================

平野と森 Lv3

次のレベルまでの魔力

 134/600

現在の効果

平原・森の最適な環境維持

昼夜の追加

果実の生成・成長促進Ⅰ

=================

 

=================

ワンルーム Lv2

次のレベルまでの必要魔力量

 174/350

現在の効果

 最適な温度、湿度の維持

 魔力消費による家具の生成 ▽

=================

=================

生成可能家具

   ベット:MP20消費

ダブルベット:MP25消費 

   タンス:MP30消費

  テーブル:MP40消費

    椅子:MP10消費

   冷蔵庫:MP60消費

  壁紙変更:MP5消費

 (ランダム)

=================

 

森の方では魔力無しで果実ができるようになったのか。そして部屋では、ダブルベットに壁紙と、今は特に関係はないか、果実は朝にでもためしてみるか。

 

「今日の晩飯はなんだ?リュウ。」

「たのしみです。」

「なんで俺が作っることが決まってるんだ?」

「リュウの料理がうまいからだ、俺達だとろくなのが作れないぞ?それでも良いなら作るぞ、リックが。」

「私もろくなのが作れませんよ。スープぐらいだったらなんとか…でもリュウさんのとは天地の差があります。」

「仕方ないか………きちんと風呂に入ってから食えよ。」

 

砂埃で汚れまくってるからな。

今日の晩飯は鶏肉をミンチ状にし塩胡椒を混ぜて焼いたミートサラミだ黒パンとよく合う。ビールも欲しくなる一品だ。

 

「「「「『いただきます。』」」」」

『食べられないのがとても残念です……』

 

さすがにゴーレムのレムは食べられないよな……

 

「おぉ、うまい!エールが飲みたくなる味だな。」

「ほんとうにそうですな。」

 

エールって言うのはビールの一種だ。たしか、大麦麦芽を使い酵母を常温で短期間で発酵させ複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビールってネットで見たことがある、ここならそういうのを作る施設も作れるかもな。

 

「さてと、腹もいっぱいになったし寝るか。」

「あぁ、先に寝といてくれ俺は少しすることがある。」

「ああ、わかった、お休み。」

「おやすみなさい。」

「ZZZZZZZ」

 

さてと、所変わって夜の平野と森、俺はここに果実を取りに来ている

ん~よくわからんな……

 

『あるじ~。』

「ん?どうした?」

『あっちの木になんか生えてる。』

「え~っと、あ、あれか?」

 

なんか青りんごっぽいのが生えている。

 

「取ってこれるか?」

『かんたん、まっかせて~。』

 

スーはするするときに登りその果実を落としてくれた。

 

「さて、お味はいかほどか。」

 

匂い的にはリンゴそのもの………ん……ん~……薄い、リンゴを水で3倍ぐらいに薄めた味だ。

 

『スーも食べたい!』

「ちょっと味がうすいぞ。」

 

そう言う前にスーが果実を取り込む。

 

『ん~…薄いね。』

「ははは、だから言っただろう?」

 

でもこの薄さは……まだ果実の生成・成長促進Ⅰだからだろうな。

 

「たぶんこの部屋のレベルが上がればおいしくなるさ、それまでの辛抱だ。」

『たのしみだね~あるじ。』

「ああ、たのしみだ、さて、寝るぞ。」

『うん!』

 

こうして夜は開けていった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

~道中~

 

「ん、何だスライムか…」

『あ、ちょっとまって!』

「ん?サザン!ちょっとまて!」

「あ?どうしたんだ急に。」

「スーがそのスライムに何かあるみたいだ。」

 

「ぷるぷる。」

『うんうん。』

「ぷるぷる。」

『へ~そうなんだ、あるじ~。』

「ん?どうした?」

『スーね、この子一緒にいきたいって言ってる、一緒に連れていけない?』

「…………………そうだな、いいぞ、テイムで良いのか?」

『うん!』

「テイム」

 

< スライムのテイムに成功しました >

 

よし、さて、名前だが…スライム……スラ?ラー……ライム……

 

「名前はライムだ、スーの妹分になるからちゃんと仲良くやれよ?」

『うん!』

「ぷるぷるぷる。」

 

まだしゃべれないのか?なんとなく感情が伝わってくるな…他にも連れて行きたい?

………他にも?

 

「そうだな、どのくらいいるかわからないが………ルームの森のなかに住んでもらうか。」

『いいの?』

「ああ、その代わり二人でちゃんと面倒を見るんだ。」

「ぷるぷるぷる!」

『やった~~~!じゃあライムちゃん、連れてこよう!』

「ぷるぷる。」

 

二匹が森の奥に走っていく。

 

「二匹が森のなかに入っていったが良いのか?」

「ああ、他にも連れて行きたい奴がいるらしいからルームに入れてやろうと思ってな。」

「全部スライムなのか?」

「多分そうなんじゃないか?」

 

お、来たみたいだ………おふ…30匹はいるか?これ?

 

「こ、こんなにスライムがいると、流石に威圧感があるな。」

 

サザンが引いてるぞ。

 

「これで全部か?」

「ぷるぷる。」

 

そうみたいだな、じゃあ移動させるか。

 

「さて、みんなこっちに来てくれ。」

「ぷるぷる、ぷるぷる。」

 

翻訳してくれてるのか?ともかく聞き分けのいい子たちみたいだな。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

さて、スライムの世話、訓練などはスーやライムに任せるとして

 

「ぶっちゃけヒマだな。」

「ああ、やること無いしよぉ。」

「腰は痛いし。」

 

暇だ、やることがない…あ…………もしかしたら………

 

「一つ試したいことがあるがいいか?」

「おう、いいぞ。」

「意外とあっさり許可するんだな。」

「リュウが何か悪意のあることをする気がしないからな、あと暇だからだ。」

「これは成功するかわからないぞ、もしかしたら俺だけ先に国に帰ってしまうかもしれないな。」

「まあ、その時は報酬持ち逃げしないってことだけ約束してくれたら問題ねぇ。」

「じゃあやってみるか、-ルーラ!」

 

馬車全体が浮くような感覚がした、成功か?

 

「おい、なにしたんだ?」

「なにちょっと呪文をね。」

「リュウさん!また何かしたんでしょう!」

「なんで分かるんんだよ・・・」

「こんなことできるのリュウさん以外にありえません。」

 

まあそうだろうね、戦士、武闘家、僧侶、俺、あり得るの俺しかいないしな。

 

「無事についたか?」

「ええ、無事に帝国につきました。」

「は!?」

「まじかよ…」

「物は試しだったんだが、成功してよかった。」

「で、なにしたんです?」

「ルーラを使った」

「あ~………使い手を選ぶ魔法も唱えられるんですね。」

「使い手を選ぶ魔法?なんだそれ。」

「習得した例が少なすぎる呪文のことで何かしら素質がいったりするんですよ。」

「へ~そうなのか。」

「おい、速く行こうぜ。」

「あ、すいません、いま出発させます。」

 

そういえば馬車に繋いでいた馬って暴れなかったのか?

 

「そういえば馬は大丈夫だったか?浮遊感とかなれてなさそうだが。」

「ええ、よく訓練していますからこれくらい大丈夫ですよ。」

 

この世界の馬はタフだな。

 

「やあリュウ、しばらくいないと思ったら遠出してたのか?」

「ああ、ちょっと依頼で鉱山にな。」

「ともかく無事で何よりだ、ん?スライムが増えてるってことは新しい仲間かい?」

「ああ、ライムだ、まだまだ弱いがしっかりしてるよ。」

「ぷるるぷる。」

「そうかそうか、いい仲間に巡り会えてるようで何よりだね。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

所変わってギルド

 

「あれ?たしかあなたは……リュウスケさん?依頼に行ったんじゃないんですか?」

「ああ………」

「??どうかしましたか?」

 

そういえばこの前も思ったけど名前を知らない。

 

「いや、そういえば名前を聞いてなかったなと思ってな。」

「そういえば自己紹介していませんでしたね。私はシリカといいます。」

「そうか、よろしく。それで依頼だが終わったぞ。」

「え、速くないですか?たしか受けてたの鉄山の鉱石採掘とゴーレム退治ですよね?失敗したんですか?」

「いや、思ったより速く終わった、鉱石はどこに置けばいい?」

「でも、鉱石なんてどこにもないですよ?」

「そこはインベントリだな。」

「……そうですか、それで量はどのくらいなんですか?」

「あぁ、そうだサザン。」

「ん?どうした?」

「鉱石を少しもらってもいいか?報酬は少し多めに分ける。」

「ああ、いいぞ。」

「750kgぐらいだ。」

「…………」

「?…おーい、どうした?」

「はっ…………い、いえ、ここでは出しきれないので裏の倉庫の方に出してもらえますか?」

「ああ、わかった。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「ん?どうした、シリカちゃん。」

「ああ、カルロさん、こちらリュウスケさんです。依頼の鉱石を大量に持ってきてくれたので直接倉庫にと思いまして。」

「ほう、そうかい、おれはカルロだ、倉庫番をしている、よろしくな。」

「ああ、リュウスケだリュウでいい、よろしく。」

「で、量はどのくらいだ?まさかその革の鞄に入ってるなんて言わないよな?」

「750kgだ、収納先はインベントリだ。」

「750か、それだと…………この箱に入れてくれるか?」

「わかった。」

 

………っとこれで15箱かな。

 

「ほんとに750kgありやがる……いや~まさか本当とは思わなかった。」

「本当に750kg、すごい。」

「信じてなかったのか?」

「普通信じられるものじゃありません。」

 

そうかな?

 

~ギルド~

 

「鉱石は確認しました、ゴーレムの方はどうでした?」

「ああ、コアが18個だ。」

「そんなにいたんですか!?」

 

うおっ、びっくりした~。

 

「ああ、そしてそのうちの2つほどはDランクのゴーレムのものだ。」

「よく倒せましたね……ヘタしたらCランクの依頼に匹敵しますよ。」

「俺もそうだろうとは思う、ちなみにこの依頼を出した奴は誰だ?」

「この国です。」

「次からは詳しい説明も乗っけておくことを気をつけさせてくれ、流石にあの依頼は説明不足だ。」

「わかりました、ギルドで全体でも注意をしておきます。」

「で、いくらになる?」

「え~っと、そうですね、鉱石で3,750,000G、退治で72,000G、コア自体で54,000Gで合計3,876,000Gです。」

「ああ、ありがとう。」

「依頼お疲れ様でした。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「さて、報酬は一人969,000Gだが鉱石分をわけなきゃな。」

「その話なんだがな、リュウ。」

「どうした?」

「それ、ゴーレムの分も入ってるんだよな?」

「ああ、そうだが?」

「ゴーレムはほとんどお前が倒しただろ?だからプラスマイナスで鉱石分はなしってことになった。」

「そうか?はないあって決めたなら良いんだが。」

「でも90万か、普通だとこんなに稼げねえな……」

「今回はヘタしたら全滅してたかもしれないからな。リュウがいてくれてほんとに助かった。」

「なぁ、リュウはどうしてそんなに強いんだ?」

「どうして、と言われてもな……そういうスキルとだけ言っておく。」

「とことん運がいいんだな。」

「そうだな。」

「よし!今日は飲むぞ!」

「宴だ!」

『ご飯?』

「ああ、これからご飯だ。」

「ぷるる!」

 

喜んでるみたいだな。

 

< 毒耐性のレベルが上がりました >

 

飲み過ぎたしもう食えねぇ。

 

「あ゛~やべぇ、飲み過ぎた・・・気分わりぃ。」

「待ったく、サザンたちはいつもこうですよね。」

「なんでだろうな、つい飲み過ぎちまう。」

 

その気持ち良くわかる……

 

『美味しかったね~。』

「ぷるるるぷる。」

 

まあこの子たちも満足してるしいいか。

 

「さて宿だが……リュウはどうする?」

 

ちなみに今は夕方である。

 

「ルームがあるから宿なんていらないんだが、外で簡単に使うわけにも行かないからな……鶴翼亭に宿を取る。」

 

よく考えたらルームは俺以外に使える奴がいそうにない、ということはもう厄介事の匂いしかしない

 

「そうか、明日はどうするつもりだ?」

「ダンジョンにでも行こうと思ってる。」

「ダンジョンか…俺達には、まだ早いな、もう少し力をつけないとな。」

「じゃあまたいつか依頼受けようぜ。」

「ああ、じゃあな。」

「ああ。」

 

あ、ちなみにこれがライムのステータスだ

 

====================

ライム ♀ Lv3

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:13/13

MP:10/10

攻撃力:7

防御力:13

素早さ:10

 賢さ:12

器用さ:9

 幸運:59

 

SP:0

 

スキル=================

・物理耐性 Lv1

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv2

====================

 

他のスライムもざっと見たけどだいたい同じくらいだった。

さて、明日はダンジョンだ。どんなところか楽しみでしょうがないっといってもサザンたちが言うにはDランクはいわゆる初心者用ダンジョンにしか入れないらしいが初心者と言っても十分にやばいらしい毎年行方不明者が多数とか少数とか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

鶴翼亭で一泊宿をとった俺は早速ルームにはいる。

 

「ベットはもう4つもいらないよな………どうするか……スーとライムがそれぞれ使うか?」

『あるじと一緒に寝る~~。』

「ぷるるぷる。」

 

そうか……じゃあ消していいな、そうだ、ついでにダブルベットにしよう。

 

=================

ワンルーム Lv2

次のレベルまでの必要魔力量

 174/350

 

貯蓄MP:40

 

現在の効果

 最適な温度、湿度の維持

 魔力消費による家具の生成 ▽

=================

 

へ~一度作ったものを消去すると貯蓄できるのか…ベット4つで40ってことは半分帰ってくるのか。

部屋のレベルも上げておこう。

 

=================

ワンルーム Lv3

次のレベルまでの必要魔力量

 0/550

 

貯蓄MP:15

 

現在の効果

 最適な温度、湿度の維持

 魔力消費による家具の生成 ▽

 庭を追加

=================

=================

生成可能家具

     ベット:MP20消費

  ダブルベット:MP25消費 

     タンス:MP30消費

    テーブル:MP40消費

      椅子:MP10消費

    壁紙変更:MP5消費

   (ランダム)

  目覚まし時計:MP5消費

低反発マットレス:MP100消費

    低反発枕:MP80消費

=================

 

なん………だと?低反発マットレスに枕だと?うちで使ってた奴だったらものすごく安眠できるのだが…

とりあえず出してみる。

 

なんとも腑抜けな音とともにダブルベットのマットレスが柔らかそうなものに変わった、あと枕も。

 

「おお、これは……家で使ってたやつだ………」

 

このマットレスは様々な低反発マットレスを買って探しだしたおれのベストオブ低反発だ。

 

『やわらか~い。』

「ぷる!?ぷるぷる。」

 

今日はいい夢が見られそうだ。

 

 

あ、そういえば忘れていたが捕縛した盗賊は目と耳を塞いでルームの森に放置しておいた。スライムたちにも手を出さないように言っておいた、少~し精神的に増え安定になったが無事引き渡せた……………………何かブツブツつぶやいてたけど少~しだ少し。

 




矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい

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鉄山のその後の龍介

13話!5600字ほどです!

あとがきに魔物の情報載せるとか言っときながら載せてない自分が恥ずかしくて穴をほって入りました
更に修正点で闇、光耐性を追加しました

前回のあらすじ
鉄山・・・ツルハシ・・・うっ頭が・・
なんか薄いリンゴだこれ
スライムを森にご案内
低反発キタ(゚∀゚)コレェェェェェェェェェェ!!


さて、朝だ

 

「おはよう、スー、ライム。」

『おはよう、あるじ。』

『お………は…よう?』

「お?」

 

ライムが少し喋れるようになってるな。喋られるようになるのは個人差があるっぽいな、レムはすぐ喋れてたし。

 

『おはようございます、主様。』

「ああ、レムもおはよう、体はどうだ?」

『もう少しで完治します。』

「わかったしっかり直せよ。」

『はい!』

 

ん~いい笑顔だ。この笑顔120円!……よく考えると安いな………

 

「さて今日は…ルームに部屋を増やす。か」

『森もレベルアップした~い!』

「ああ、そうだな。」

 

てなわけでルームだ。

 

今回は闘技場?コロシアム?と………鍛冶部屋を作ろうと思う。

 

「まずはコロシアムだな。」

 

=================

コロシアム Lv1

 

次のレベルまでの必要魔力量

 0/100

 

現在の効果

タイステルの加護(死なない結界)

コロシアムの地形変化Ⅰ

=================

=================

変更可能な地形

・スタンダート

・水中

=================

 

見た目はローマのコロッセオみたいな感じか?

グラウンドより少し広い闘技場、実際に闘う所と観客席の高さは10mほどか

それよりも気になるのが……………ステルさーん?

 

《はいはい?呼んだかい?》

『コロシアム作ったらなんかついてんだけど?』

《ああ、それはコロシアム、闘技場に自動的につくようになってるんだ。》

『死なない結界ってのは?』

《そのままの意味で結界の中では絶対に死なないよ、あ、寿命とかは別ね。》

 

まあ、寿命とか無視したら闘技場が爺婆の団欒(だんらん)会場になるしな。

 

『今日はその確認だ、ありがとな。』

《いやいや、あ、そういえば君と君の新しい従魔のレムとライムに加護が付いたよ。》

 

……何いってんですかねこの神は。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv25 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:385/385 

MP:321/321 

攻撃力:257 

防御力:261 

素早さ:244 

 賢さ:234 

器用さ:294 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

 

SP:30 

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMAX ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・回復魔法 Lv2 ・毒耐性  Lv3

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv3   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・火炎耐性 Lv3 ・威圧   Lv3

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv1

・火魔法  Lv2 ・並列思考 Lv2

・並列行動 Lv2 ・氷魔法  Lv2

・物理耐性 Lv1 ・光魔法  Lv1

・闇魔法  Lv1 ・光耐性  Lv1

・闇耐性  Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

・ホイミ    ・べホイミ

・インベントリ ・キアリー

・ルーラ    ・ルーム 

・メラ     ・メラミ

・ヒャド    ・ヒャダルコ

・デイン    ・ドルマ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

・レム

・ライム

====================

 

====================

スー ♀ Lv14 

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:170/170 

MP:144/144 

攻撃力:159 

防御力:144 

素早さ:156 

 賢さ:179 

器用さ:171 

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:45 

 

スキル=================

・物理耐性 Lv4 ・身軽   Lv4

・奇襲   Lv3 ・暗殺術  Lv2

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv2

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 ・ダッシュ Lv3

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化

====================

 

====================

レム ♀ Lv29 

 

種族:ダークゴーレム

 

ランク:D

 

HP:385/385 

MP:134/134 

攻撃力:253 

防御力:290 

素早さ:197 

 賢さ:209 

器用さ:232 

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:5

 

スキル=================

・攻補助魔法  Lv2 ・格闘術  Lv4 

・闇魔法    Lv3 ・闇耐性  Lv1

特殊スキル===============

・影術   Lv3 ・ゴーレム生成 Lv2

呪文==================

・ラリホー  ・メダパ二  ・ルカニ

・ラリホーマ ・ドルマ   ・ドルクマ

・ドルモーア

特技==================

・正拳突き  ・影泳

====================

 

====================

ライム ♀ Lv3

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:13/13

MP:10/10

攻撃力:7

防御力:13

素早さ:10

 賢さ:12

器用さ:9

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:0

 

スキル=================

・物理耐性 Lv1 ・光魔法 Lv1

・光耐性  Lv1

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv2

呪文==================

・デイン

====================

 

『……ホントだ。』

《意外と驚かないんだね。》

『まあ、他の神の介入があるかもとは聞いてたからな、ある程度心の準備はできてるよ。』

《それは頼もしいね。ついたのはレムに闇の神の加護、ライムには光の神の加護、君には両方付いてるよ。》

『また強引だな。』

《まあ、もあって損はないし良いんじゃないか?君も新しい魔法を覚えられるし。》

『魔法ってシャル担当じゃないのか?』

《あ~シャルはいわば魔法って言う概念の神だね。で、ほかに細かく分類されてるんだよ。》

『へ~、しかしそこまで注目に値する人物かね?俺は。』

《まあ、初異世界人だしね君の作るものにすごく興味を示してたよ?マヨネーズとか。》

『まじかよ、そこは神の力とかなんとかでどうにかできないのかよ。』

《神にもできないことはあるさ、他の世界のものを持ってくるのはどの神でも無理さ、でものは相談なんだけど……》

『ん?どうした?』

《マヨネーズを分けてくれないか?シャルが欲しがっていてね……》

『あ~、まぁ良いぞ、ちょっと多めに作って・・・・どうやって渡せばいいんだ?』

《何か祭壇と言っても適当な箱でいいよ。そこに乗せて僕に渡したいって願うと僕が取れるから。》

『普通に送れないのか……』

《何事も形がとか言っていた時期があったんだよ。それ以来捧げ物みたいな形じゃないと取り寄せられなくなってね。》

『わかった、作ってすぐ送るよ。』

《ありがとう。》

『そうだ、何ならその闇と光の神にも渡してもらえるか?』

《別に構わないけどなんでだい?》

『そりゃもちろん加護のお礼に決まってるだろ?』

《ははは、さすが龍介君、人間ができてるね。》

『そうでもないさ、じゃあそういうことだからよろしくな。』

《わかった、しっかり届けさせてもらうよ。》

 

さて、コロシアムのレベルもあげとくか

 

=================

コロシアム Lv2

 

次のレベルまでの必要魔力量

 0/300

 

現在の効果

タイステルの加護(死なない結界)

コロシアムの地形変化Ⅱ

=================

=================

変更可能な地形

・スタンダート

・水中

・湿地

=================

 

湿地が増えたか、これで戦い方のバリエーションが増えたも同じ。

 

「スーたちも自由に使っていいからな、他のスライムの訓練にでも使ってくれ。」

『わかった~。』

『わかっ……た…』

『これは面白そうですね。』

「ちょっと地形を変えてみるか。」

 

まず、水中だな。

次の瞬間、いままで平面な闘技場が観客席の近くまで水に沈んだ、観客席の高さはこのためか。

次は湿地、一瞬で水がなくなり少しジメジメしたような場所に早変わり。苔とか普通に生えてるところがなんとまた。

 

「これは便利だな。」

『すごーい!』

『す…………ごい。』

『すごいです!主様。』

「ここを自由に使っていいから使いたかったら言ってくれよ?」

『は~い。』

『は…い…』

『わかりました。』

 

さて、MPも回復したし次は鍛冶部屋だ………が、急遽変更して祭壇だ、祭壇を作ろう

ステフは箱でいいとかいってたがやっぱここは形が大事だよな。

…どんなのにしようかな?

 

 

=================

神秘の祭壇 Lv1

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/300

 

現在の効果

神への供物

=================

 

見た目は白い祭壇と上から柔らかな光が注ぐというなんとも神秘的なものになった。

 

「さて、マヨネーズを作るか。」

 

あ~でも材料が心もとないな…買いに行くか。

 

「スー、ライム、買い物に行くぞ~。」

『は~い。』

『…わかった。』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「おばちゃん、いるか?」

「おや、あんたかい?この前大量に買っていったばっかりだろう?」

「少し大人数で行ったからな、調味料の消費が激しかったんだ。」

「そうかいそうかい、で、なにがほしいんだい?」

「卵、酢、それに塩、胡椒、砂糖だな……あと小麦粉はあるか?」

「小麦粉はちょうど切らしていてねぇ……………小麦ならあるけど。」

「じゃあそれもくれ。」

「どのくらいだい?。」

「卵は20個、酢は15Lで塩、胡椒、砂糖はそうだな、500gだ。」

「小麦は?」

「相場がわからないんだが…………」

「え~、一束180Gだね。」

「じゃあ50束くれ。」

「あいよ、合計で23,700Gだよ。」

 

俺は値段ぴったり渡す。

 

「まいどあり、またきな、安くしとくよ。」

「ああ、また来る。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「さて作る。か」

『マヨネーズ?マヨネーズ作るの?』

「ああ、マヨネーズだ。」

『まよ・・・ねーず?』

『マヨネーズはねとっても美味しい食べ物なんだよ?』

『たのしみ……』

 

まあ作り方は前と一緒だな。前2kg作ったはずなのにサザン達との食事ですぐなくなったからな~。

さて、味見っと…………うん、前のよりもいいできだ。

 

「ほら、できたぞ。」

『わーい!』

『???』

「ライム、これがマヨネーズだ。」

『おいしい…』

 

小麦粉も作りたいがまずはマヨをあげなきゃな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さてと、祭壇にマヨネーズを…………半分でいいかまたたりなさそうだったらまた送ればいいし。

 

「さてと。これで送りたいと強く願う。」

 

おれはステルに届くように強く願った、すると祭壇においてあったマヨネーズが消えた。

 

『なくなったね?』

「そうだな、多分ステルが回収したんだろ。」

《いや~ありがとう龍介、助かったよ。》

 

噂をすれば。

 

『足りなかったらまた言ってくれ、すぐ送る。』

《わかったよ、その時はまたよろしくね。》

 

あ、そうだ、術式について聞かないとな。

 

『そういえば聞きたいことがあったんだが良いか?』

《ん?いいよ?なんでも聞いてくれたまえ。》

『術式はなんで日本語なんだ?そしてどういった法則がある?』

《ああ、あれか、程よく複雑で量があった言葉だからってのが理由だね。法則は自分で探してみてよ、そのほうが楽しいだろ?》

『確かにそうだな、わかったありがとう。』

《お安い御用お安いご用……うん!美味しいね!これはシャルやエレナ達が喜ぶよ。》

『それは良かった。』

《それじゃあ渡してくるよ。》

『ああ、俺もやることがあるからこれできるぞ。』

《この世界を楽しんでいるようだね。》

『それはもう、楽しいさ。日本じゃすごとして帰って寝てたまにゲームしてな生活だったからな。』

《そう言ってくれると嬉しいね、じゃあまたいつか。》

『ああ、またな。』

 

ステルとの通信が切れた。

 

「さてと、何するかな。」

『あるじ~。』

「ん?どうした?」

『あのね~、進化した子がいるの。』

『しんかした。』

 

…………速くね?

 

「速くないか?」

『なんかね~遊んでたら進化したの。』

 

あ~もしかして負けても経験値入る的な?スーのレベルは14でランクもスライムよりワンランク上だ。

多分そのせいだろうな。

 

「じゃあ少し見に行くか。」

『うん!』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

それで…………平野と森に来たはずなんだが………

 

=================

スライム森林 Lv4

次のレベルまでの魔力

 242/800

現在の効果

平原・森の最適な環境維持

昼夜の追加

果実の生成、成長促進Ⅱ

スライムの成長補正Ⅰ

スライムからの魔力供給

=================

 

なんじゃこりゃ……さしずめ『forest of the slime, by the slime, for the slime』ってところか。

スライムからの魔力供給は次のレベルまでの魔力が少しず増えているところから察するにスライムがいれば勝手に部屋のレベルが上がるな。

そして成長補正、進化したのもうなずける………これがあったのも原因の一つだな。

 

「それで?進化したスライムってのはどの子だ?」

『ちょっとまっててね~。』

 

しばらくすると森の奥から色とりどりのスライムが来た。

 

『この子たちがそうなの。』

 

ざっと10匹か。

 

 

スライムベスが3匹

シャドウスライムが2匹

ビックスライムが4匹

プチメタスライムが1匹だ。

 

ベスとシャドウスライムは前も見たな、あとの二種類は?

 

ビッグスライム==========

普通より少し大きなスライム

いつかキングになれるのを夢見ている

がその夢はとてもではないが遠い

=================

 

普通のスライムより大きなスライムだ。

特殊スキルの中に縮小というスキルがある。多分これで自分の大きさを調節するんだろう。

 

プチメタルスライム========

硬く速いメタルなスライム

経験値を多く含むその体は初心者冒険

者の格好の獲物だが魔法や物理攻撃が

効きにくいおかげでよく取り逃がす

=================

 

メタルなスライムだ、体もほどよく硬い、物理耐性Lv4に全魔法耐性Lv3を持ってるのが硬さと魔法の聞きにくさの秘訣か。

いろんなのがいるんだな。

 

「なるほど、わかった、これからもしっかり強くなるんだぞ?」

「「「「ぷるるる!」」」」」

『了解しました!だって~。』

 

なんか軍人っぽくね?

 




ストックが無くなってすごくギリギリですた

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ビッグスライム==========
普通より少し大きなスライム
いつかキングになれるのを夢見ている
がその夢はとてもではないが遠い
=================

プチメタルスライム========
硬く速いメタルなスライム
経験値を多く含むその体は初心者冒険
者の格好の獲物だが魔法や物理攻撃が
効きにくいおかげでよく取り逃がす
=================


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迷宮入りの龍介 

14話・・・・書くのがすごくぎりぎりになってしまった・・・
(書き終わった時間:土曜日の夜11時)

ステータスを少し見やすいように並べ替えました。少しでも読みやすくなれば良いです。
貴族街と平民街の川に橋の描写を追加しました

前回のあらすじ
コロシアムが万能になった
気がついたら神の加護が付いてた
マヨを捧げた
\( 'ω')/スライムかわええええええーーーッ!


あ、小麦粉作らなきゃ…………

朝起きて一番に考えたのがこれである。

昨日作ろうとして忘れてたよ・・・昨日はそのままスライム森林でスライムたちと戯れてたよ。

いや~まいったね。あと果実の生成、成長促進Ⅱで青リンゴっぽいのが少し味が出てた、着実にリンゴになってきてる。。

大きな変化としてはそれぐらい、いや、森の中心に大きな湖ができた。憩いの場になりました。俺以外人じゃないんですけどね。

 

「そうだな………森のスライム全部と従魔契約するか………」

『みんなとしてくれるの?』

「ああ、流石に全部の名前を考えるのは無理だが………隊長格には名前をつけてもいいかもな。」

 

まぁ今は保留だ。

 

『みんな喜ぶよ~。』

『きっと、よろこぶ。』

「よし、じゃあ行くぞ。」

 

てなわけで

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv25 

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:385/385 

MP:321/321 

攻撃力:257 

防御力:261 

素早さ:244 

 賢さ:234 

器用さ:294 

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の友達

 

SP:30 

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMAX ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv3

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv3   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・威圧   Lv3 ・並列思考 Lv2

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv1

・並列行動 Lv2 

魔法

・氷魔法  Lv2 ・光魔法  Lv1

・回復魔法 Lv2 ・闇魔法  Lv1

・火魔法  Lv2 

耐性

・光耐性  Lv1 ・闇耐性  Lv1 

・毒耐性  Lv3 ・火炎耐性 Lv3

・物理耐性 Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

回復

・ホイミ    ・べホイミ

・キアリー

空間

・ルーラ    ・ルーム 

・インベントリ

・メラ     ・メラミ

・ヒャド    ・ヒャダルコ

・デイン   

・ドルマ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

・レム

・ライム

・スライム×28

・スライムベス×3

・シャドウスライム×2

・ビックスライム×4

・プチメタルスライム×2

====================

 

< 称号:魔物の友達を獲得しました >

 

従魔の枠が非常に豊富になりました、ついでにぷちメタルがもう一匹増えてた。そして新しい称号である。そういえば神たちの称号も見てなかったな。

 

魔物の友達=============

多くの魔物をテイムしたものに送られる

称号。

少し他の魔物がなつきやすくなる。

==================

 

闇の神エレナの加護=========

闇を司る神エレナの加護。

闇魔法を習得できる。

闇魔法に対する耐性もつく。

==================

 

光の神ルーの加護==========

光を司る神ルーの加護。

光魔法を習得できる。

光魔法に対する耐性もつく。

==================

 

闇魔法===============

闇を扱う魔法。

込める魔力によって暗黒さが増す。

==================

 

光魔法===============

光と雷を扱う魔法。

==================

 

ドルマ===============

闇を凝縮させた玉を放つ。

 

消費MP:3

==================

 

デイン===============

雷を凝縮した聖なる光を放つ。

非常に高圧な電流が流れている。

 

消費MP:4

==================

 

光耐性===============

光属性の攻撃に耐性を持つ事ができる。

光属性被ダメ軽減(微)

==================

 

闇耐性===============

闇属性の攻撃に耐性を持つ事ができる。

闇属性被ダメ軽減(微)

==================

 

こんなもんか

 

「さて、スライムたちも契約し終わったしダンジョンに行く準備をするか。」

 

あ、小麦粉………でも器具がないのも忘れてた……ん~~~~~~もう良いや、後で考えよう。

 

「小麦粉はやめだ、本題のダンジョンにいこう。」

『ダンジョン?』

「ああ、まだ今のランクだとそこまで大きなところには入れないようだけどな。」

『スーも頑張る。』

『ライムも。』

「ああ、期待してるぞ?」

『『うん。』』

 

非常に頼もしい。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さてダンジョンがどこに置いてあるのかわからない………なのでギルドに来た。

 

「あ、リュウスケさん、依頼を受けに来たのですか?」

「いや、ダンジョンに行ってみたいと思ったがそもそもダンジョンがどこにあるのかを知らなくてな。どこにあるか教えてもらえないか?」

「それでしたらお城の地下にあります。」

 

城の地下?城って言うとこの国の真ん中にある城か?

 

「城に入れるのか?」

「はい、建国以来続けられてきたもので、城の一階は一般開放されています。ダンジョンへの入り口は城の方に聞いてもらえればわかると思います。」

「城へ行くにはどうしたら良い?」

「ギルドの目の前にある大きな道が城に続いています、城へ行く馬車も多くあるのでそれもご利用ください。」

「わかった、ありがとう。」

「いえ、またのご利用お待ちしています。」

 

しかし珍しい国だな、城の一階を開放、建国以来続けられているってことは小説とかでよく出てくる自分至上主義的な王様ではないかもな、根拠はないが。

城下町も結構綺麗にされてるし、良い国だ。

さてと、王城行きの馬車があるとか言ってたが………

 

「王城域の馬車だよ~!城へ行く奴は速く乗りな!一人200Gだ!」

 

あれだな

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

馬車に乗り王城に行く途中で大きな川、と言うより堀?があって、綺麗に装飾された大きな橋がかかっている、なにか聞いてみると貴族街と平民街の境界らしい貴族の階位は上から皇帝、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵で城に近づくほどその爵位は高いらしい。貴族街は平民街と大きく違い、まず屋敷が多かったそして平民街より質がいいように見えた、もちろん平民街も十分に綺麗だったでもやっぱり質が違う気がする。商品の質とかね。普通の人は城に行く用事もないのでめったにこないようだ。来るとしたら金持ちな冒険者ぐらいらしい。しかしちょっと行儀が悪くて冒険者出禁の店がほとんどらしい。何やてんだよ全く。

基本平民と貴族の差はあまりない、がやっぱり平民を低く見るやからが多いらしい。まあそうだよな、自分のほうが裕福だからな、しょうがないとも言える。

まあ、関わり合いにならないほうが得策だな。

 

「ついたぞ。王城だ」

 

どうやらついたらしい。

 

「おや?リュウじゃないか、それにスーちゃん、ライムちゃん。どうしたんだい?」

「ん?リブロか?北門の門番じゃないのか?」

「今日はたまたま城の警護の方に当てられててね。」

「そうなのか、ちょうどいい、ダンジョンに行きたいんだが案内してもらえるか?」

「ああ、いいよ。こっちに受付があるんだ。」

 

他にも城の中を少し案内してもらった。

真ん中には大きな階段、騎士が守ってる。王の間へ続く階段らしい。

王の間が二階にあると王の命を狙った~とか起きるんじゃないかと思ったが、騎士がしっかり防いでるらしい。

他にも仕掛けはあるらしいがやっぱり企業秘密、しかし騎士マジ優秀。

他にも書庫?みたいなのもあった。閲覧に10,000Gを預けなきゃいけない。もしやらかした時の修理費だな。

公共の食堂とかもある。少し高めだがその分おいしくて人気があるらしい。

 

「リュウ、ここがダンジョンの受付だ」

「あら?リブロさんじゃないですか。どうしたんですか?」

「この子がダンジョンに挑戦するんでな、その案内だ」

「大丈夫なの?一応Dランクからなんだけど・・・」

「きちんとDランクだよ。実力も十分にある。」

「リブロさんがそう言うなら問題はなさそうね。」

「じゃああとはよろしくたのむよ。」

「わかりました。ではこちらへどうぞ。」

 

そう言って連れてこられたのは奥の部屋。

 

「ここで説明をさせていただきます。」

「よろしくたのむ。」

「ダンジョンへの入場は基本無料です、ですが多少記録を取らせていただきます。冒険者同士でのいざこざは基本自己解決でお願いします。しかし、場合によっては冒険者をやめていただくこともあります。ダンジョン内では常に危機が迫っています、とくに冒険者の被害が多いのは同じ冒険者に襲われてのものです、気をつけてください。」

『あるじは、スー達が守るから死なないもんね。』

『あるじは、まもる。』

 

なんとも頼もしい子たちだ、まあ初心者のダンジョンらしいし大した危機感はないがな。

 

「思い出の鈴は瞬時に扉に戻ることができますので買うことをおすすめします。ダンジョンで死ぬと迷宮に吸収されます。もし他の冒険者のご遺体がありましたらできる限り回収をお願いします、最悪ギルドカードだけでもお願いします。もちろんそれなりのお礼もさせていただきます。その時ご自身のギルドカードの色の確認もさせていただきます。」

「わかった、Dランクはあまり深いダンジョンに入れないと聞いたが?」

「はい、最初は5階層の旅立ちの扉から、守りの扉、迷いの扉などがDランクで入れる迷宮です。」

「じゃあまず旅立ちの扉で頼む。」

「わかりました。ではこの紙に名前とランクをお書きください」。

「代筆を頼めるか?」

「わかりました、お名前とランクを教えて下さい。」

「リュウスケ・ササキ、Dランクだ」

「はい、ではこの扉の奥にある渦の中止に入り数秒お待ち下さい。」

「わかった。」

 

扉の奥には3つの渦それと従業員と渦に並ぶ冒険者、奥には階段、渦は左から始まりの扉、守りの扉、迷いの扉。

冒険者が渦に入り消えていく、また別の扉では渦の目の前が光冒険者が出てくる。あれが思い出の鈴を使った冒険者だろう。俺の後ろからもぞろぞろと冒険者が入ってくるが皆奥の階段から下に行っている。

 

「奥の階段は何なんだ?」

 

俺は少し思い近くの従業員に聞いてみる

 

「あの階段は下に続いております。下に行くほど高い冒険者ランクが必要です。」

「なるほどな。」

 

まあ今は旅立ちの扉でいいか。渦に並び順番が来るのを待った。

少し待つと順番が来た。

 

「Dランクのリュウスケ様ですね、確認しました。どうぞお入りください。」

 

渦に入ると周りの風景がゆがんでいく………これは少し気分が悪くなるな………

 

『ぐるぐるだ~。』

 

スーたちは案外余裕そうだな。

次の瞬間、俺達は草原にいた。

 

「………oh………Fantasy」

 

すごすぎだろ、平原かよ。

 

「お?あんちゃん、もしかして迷宮初心者か?」

「ん?ああ、今日始めてきた。」

「そうかそうか、いきなり草原でびっくりしただろ。」

 

そう言って冒険者のおっさんは豪快に笑う。

 

「おっさんはどうしてここに?見た感じDランクには見えないが?」

「おっさんて…俺はまだ21なんだがな」

 

まじかよ………どう見ても30は超えてると思ってた

 

「まじかよ……まぁいい、おっさんDランクじゃないんだろ?」

「たしかに俺はDランクじゃねぇ。依頼で、このダンジョンでの助っ人よ。」

「助っ人?ここは初心者の迷宮だろ?そんなのいるのか?」

「甘いな、迷宮は何があるかわからねぇ、爆発的に魔物が増えたり、この迷宮ではありえない魔物が出ることだってあるんだぜ?ま、迷宮のレベルが低いところにしか助っ人は置けないがな。流石にBランク以上の迷宮に助っ人は無意味だ。」

 

確かにAランク並の迷宮にはAランク以上の冒険者が行くところだ、それ以上の助っ人となるともはやいないだろう。

 

「なるほどな、覚えとく。」

「あと、ここにはないらしいが、モンスターハウスにも気をつけろよ?閉じ込められて大量の魔物に押し潰されるぜ。」

「わかった。」

「定期的に巡回してるからよ、何かあったら逃げて来るか知らせに来いよ。」

 

いい情報だ、助かった。

おっさんと別れたあとは探索だ、と言ってもあたり一面草原、数人の冒険者が戦ってたりする。

他の冒険者を見た感じ、出てくる魔物はスライム、コウモリのような魔物ドラキー、アリクイの魔物おおありくい、巨大な鳥ピッキーの4体っぽいな。

 

「「キー!キー!」」

 

早速ドラキーのお出ましだ、空から降りてきた。迷宮に空ってどうなってるんだとか言うツッコミはなしだ。草原なので空がある。ハイ終わり。

 

====================

ドラキー ♂ Lv9

 

ランク:F

 

HP:56/56

MP:31/31

攻撃力:42

防御力:32

素早さ:44

 賢さ:23

器用さ:17

 幸運:56

 

スキル=================

魔法

・風魔法  Lv2

特技==================

・噛みつき

====================

 

====================

ドラキー ♂ Lv7

 

ランク:F

 

HP:50/50

MP:24/24

攻撃力:40

防御力:29

素早さ:42

 賢さ:21

器用さ:14

 幸運:68

 

スキル=================

魔法

・風魔法  Lv1

特技==================

・噛みつき

====================

 

まあ、弱いな。気をつけるべきは風魔法か。

 

「「キー!」」

 

一斉にドラキーが襲いかかってくる

 

『そんな真っ直ぐな攻撃なんて、効かないもんね~』

『ていのう』

 

そしてスー達が伸縮自在で伸ばした体で絡めとり地に落とす

 

「「キ、キー!?」」

 

『え~い!』

『デイン』-バチッ-

 

「「キー…………」」

 

あっさり終わった、あ、魔石だあとこれは?鑑定の結果はコウモリの羽らしい

しかしライムが呪文を使うとは思わなかった、デインは光のような雷のような玉を飛ばす呪文か。音的に雷だったもんな。

 

「よくやった、スー、ライム。上出来だぞ?」

『やった~』

『こんなの、かんたん』

 

お、スーとライムのレベルが上ってる

 

====================

スー ♀ Lv15 ↑1

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:175/175 ↑5

MP:150/150 ↑6

攻撃力:162 ↑3

防御力:148 ↑4

素早さ:161 ↑5

 賢さ:183 ↑4

器用さ:176 ↑5

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:50 ↑5

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・奇襲   Lv3 

・暗殺術  Lv2 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv2

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 

耐性

・物理耐性 Lv4

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化

====================

 

====================

ライム ♀ Lv6 ↑3

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:36/36 ↑23

MP:30/34 ↑24

攻撃力:25 ↑18

防御力:37 ↑24

素早さ:31 ↑21

 賢さ:31 ↑19

器用さ:32 ↑23

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:15 ↑15

 

スキル================= 

魔法

・光魔法 Lv1

耐性

・物理耐性 Lv1  ・光耐性 Lv1

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv2

呪文==================

・デイン

====================

 

この調子で行けば旅立ちの扉は簡単だな。

 




矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい

活動報告の方でちょっとしたアイデア募集を行っております!ぜひご意見をください!
感想などもお待ちしております

教えて!ステルさん! のコーナー

ス:「はい、今日始まりましたのは教えて!ステルさん!のコーナーだよ!」
こ:「全く、何を始めるかと思ったらこれかよ。で?何を教えるんだ?あ、どうも作者のこっとんです。」
ス:「教えるのはもちろん魔物の情報さ!」
こ:「いや、魔物の情報はここに載せとくだけでいいじゃん。」
ス:「面白みがない!なので魔物の説明とともに見た目の感想とか?話そうかなと。」
こ:「まぁ、いいか……」
※注意:このコーナーは雑談枠です、本編とは全く関係無いかもしれません!
ス:「何このテロップ。」
こ:「気にしたら負け。」
ス:「まずはドラキー。」

ドラキー=============
コウモリによく似ている空飛ぶモンス
ター。
攻撃するとひらひらと身をかわす初心
者には厄介なモンスター。
=================

こ:「ドラキーね、もうDQの常連だ。」
ス:「元は吸血コウモリの設定だったらしいよ?もう忘れ去られてるっぽいけど。」
こ:「ゲームだと装備を買うためにひたすら狩られ続けるんだ。」
ス:「不憫だ・・・・」
こ:「スライムに続くマスコット的キャラだからセフセフ。」
ス:「じゃあ次にいこうか。次はおおありくい!」

おおありくい============
元々はアリを食べるだけの大人しい生物
だったが、巨大化して人間を襲うように
なった。
==================

こ:「おおありくいか・・・こいつDQ3とアニメ以外出てないんだよな・・」
ス:「また、なんとも微妙な・・・」
こ:「ゲームだとメラに耐える体力を持ってるんだ、こっちは・・・・後で考える!」
ス:「そんなんだからなかなかかけずにぎりぎりになるんだ。」
こ:「ぐぅの音も出ない・・・」
ス:「おおありくいも・・・まあ弱いよね。」
こ:「確かに弱い、がこの小説ではそうとは限らない!」
ス:「初心者の迷宮に出る時点で・・・・」
こ:「言わんでくれ・・・・」
ス:「そういえば2006年頃に「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」という衝撃的なタイトルのスパムメールが大量に配信され、一時ネット界隈を沸かせたとか沸かせてねいとか。」
こ:「そういう情報どっから集めてくるのかね?」
ス:「常識常識、さて次だ。」

ピッキー==============
ボールのように丸い体型をした派手な緑
のオウムのような鳥の魔物。
==================

ス:「結構愛らしい魔物だよね。」
こ:「豆知識的はオーブン焼きが美味らしいぜ?今度食うか。」
ス:「全国のピッキーファンに謝れ!」
こ:「ピッキー・・・うんまあ、普通の鳥だ。」
ス:「あ、はい・・・手なわけで今日はこの辺りで終わります!ごきげんよ~。」
こ:「いつも読んでくれてありがとうございます~。」





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迷宮入りの龍介 2

15話目です。ちょっとステータス多めですみません(汗

UAが1,200を超えました。皆さん読んでくださってありがとうございます!

前回のあらすじ
スライムを皆テイムした
貴族制度が中世とあまり変わらなかった
ダンジョンがFantastic
(d゚ω゚d)オゥイェー♪
 ↑
冒険者のおっさん


この後ピッキーやおおありくい、スライムと戦闘になった。と言っても大して苦戦はしていない。

しいて言えば、ピッキーがルカニを使ってきたことくらいか?それでドロップが魔石、たまにかぜきりの羽。

おおありくいは魔石と毛皮を落とす。スライムは魔石と薬草、なぜ薬草なのかと考えるときりがない。

ま、ゲームでも敵が何故か防具や武器を落とすこともあったしな。いまさら気にしても無駄だ。数回の戦闘の後、下に行く階段を見つけた。降りてみるとまた草原だ。後ろには今降りてきた階段がある小屋………うわ~…小屋は簡単なもので中を見ると上への階段が続いている………空間どうなってんだよ…………まぁ、気にしても仕方ないこと仕方ないこと。

 

< スルー力を取得しました >

 

………さて、と………ここはさしずめ地下一階もしくは二階か…まあこれまでの戦闘でみんなレベルが上がっている。レムも無事に回復したようで少し戦闘に加わっている。

この階層は上の階層の魔物に加えおばけキャンドルが出てくる。おばけキャンドルは小さなナイフを持った巨大なろうそくだ。火魔法を使い、特技にメラメラ斬というものがあった。ま、ぁ、使う前に倒されちゃったんですけどね。あ、魔石と・・・・ナイフ?ブロンズナイフか。レア度D。売れるのか?

 

「次おばけキャンドルが来たら少し特技を見させてくれ。」

 

どうやっているのか見てみたいしな。

 

『わかった~。』

『うん。』

 

「「「ゲゲゲゲゲゲ!」」」

 

< 鷹の目のレベルが上がりました >

 

噂をすれば、少し遠くにおばけキャンドル3体のご登場。

スーたちを後ろに下がらせて全部あいてをする。

 

====================

おばけキャンドル ♂ Lv8

 

ランク:F

 

HP:45/45

MP:14/14

攻撃力:25

防御力:32

素早さ:23

 賢さ:12

器用さ:14

 幸運:65

 

スキル=================

魔法

・火魔法Lv1

特技==================

・メラメラ斬

====================

 

====================

おばけキャンドル ♀ Lv8

 

ランク:F

 

HP:46/46

MP:12/12

攻撃力:20

防御力:34

素早さ:20

 賢さ:15

器用さ:18

 幸運:60

 

スキル=================

魔法

・火魔法Lv1

特技==================

・メラメラ斬

====================

 

====================

おばけキャンドル ♂ Lv7

 

ランク:F

 

HP:37/37

MP:10/10

攻撃力:18

防御力:29

素早さ:20

 賢さ:10

器用さ:10

 幸運:55

 

スキル=================

魔法

・火魔法Lv1

特技==================

・メラメラ斬

====================

 

「ゲゲゲゲ」

「ゲゲ?ゲッゲッゲ」

「ゲーゲゲ」

「どうした?こないのか?ろうそく共。」

「「「ゲゲーーー!」」」

 

なんか簡単な挑発に乗ったよこいつら。

ぼてぼて走ってくるろうそく達、突然手に持ったナイフを頭の炎に突っ込んだ。すると剣に火が燃え移り炎の剣になった。これがメラメラ斬とか言う奴か。魔力察知で見てみると赤い魔力が漂ってるな…………やっぱりまとわせている感じか?火炎斬りと一緒だな。じゃあ真似してみようかな。

はやぶさの剣に魔力を通し燃えるイメージを思いう浮かべる、すると勢い良く剣が燃え上がった。

 

< 火炎斬りを覚えました >

 

< レベルが上がりました >

 

あっさりしてるよほんとに。

あとはチョチョイのチョイで終わりっと。

 

「「「ゲゲ・・・ゲェ・・・」」」

『あるじ、終わった?』

「ああ、終わったよ。」

『あのね~、あっちに階段あったよ~』

「お、よくやったな~」

『うん!』

 

え~っと……ライムは?………あぁ、おおありくいと殺り合ってたか、まぁおおありくいは舌と爪の攻撃ぐらいしかしてこないしな、簡単に倒してるよ。お?ライムが10レベになってたみたいだな。みんなレベル上がってるし。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv26 ↑1

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:391/391 ↑6

MP:326/326 ↑5

攻撃力:264 ↑7

防御力:267 ↑6

素早さ:251 ↑7

 賢さ:242 ↑8

器用さ:300 ↑6

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の友達

 

SP:35 ↑5

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMax ・剣術   Lv4

・ダッシュ Lv4 ・鷹の目  Lv4

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv3

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv3   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・威圧   Lv3 ・並列思考 Lv2

・料理術  Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv1

・並列行動 Lv2 ・スルー力 Lv1

魔法

・氷魔法  Lv2 ・光魔法  Lv1

・回復魔法 Lv2 ・闇魔法  Lv1

・火魔法  Lv2 

耐性

・光耐性  Lv1 ・闇耐性  Lv1 

・毒耐性  Lv3 ・火炎耐性 Lv3

・物理耐性 Lv1

特殊スキル===============

・可能性  Lv3

・空間魔法 Lv3

呪文==================

回復

・ホイミ    ・べホイミ

・キアリー

空間

・ルーラ    ・ルーム 

・インベントリ

・メラ     ・メラミ

・ヒャド    ・ヒャダルコ

・デイン   

・ドルマ

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

・レム ▽

・ライム ▽

・スライム×28

・スライムベス×3

・シャドウスライム×2

・ビックスライム×4

・プチメタルスライム×2

====================

 

====================

スー ♀ Lv17 ↑2

 

種族:バトルスライム 

 

ランク:E

 

HP:189/189 ↑14

MP:167/167 ↑17

攻撃力:173 ↑11

防御力:165 ↑17

素早さ:180 ↑19

 賢さ:118 ↑15

器用さ:192 ↑16

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:60 ↑10

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・奇襲   Lv3 

・暗殺術  Lv2 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv3

・隠蔽   Lv2 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv3 

耐性

・物理耐性 Lv4

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化

====================

 

スーは格闘術が上がってるな。

 

====================

レム ♀ LvMax ↑1

 

種族:ダークゴーレム

 

ランク:D

 

HP:391/391 ↑6

MP:139/139 ↑5

攻撃力:260 ↑7

防御力:296 ↑6

素早さ:202 ↑5

 賢さ:214 ↑5

器用さ:239 ↑7

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:10 ↑5

 

スキル=================

・格闘術   Lv4 ・ダッシュ Lv1

・魔力察知  Lv1 ・魔力操作 Lv1

魔法

・攻補助魔法 Lv2 ・闇魔法  Lv3

耐性

・闇耐性   Lv1

特殊スキル===============

・影術    Lv3・ゴーレム生成 Lv2

呪文==================

攻補

・ラリホー  ・メダパ二  

・ルカニ   ・ラリホーマ 

・ドルマ   ・ドルクマ

・ドルモーア

特技==================

・正拳突き  ・影泳

====================

 

レムはダッシュと魔力察知、魔力操作を新しく覚えてる。そしてレベルがMaxだ。

 

====================

ライム ♀ LvMax ↑4

 

種族:スライム

 

ランク:F

 

HP:62/62 ↑26

MP:52/52 ↑18

攻撃力:50 ↑25

防御力:58 ↑21

素早さ:44 ↑13

 賢さ:51 ↑20

器用さ:51 ↑19

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:45 ↑20

 

スキル================= 

魔法

・光魔法  Lv1

耐性

・物理耐性 Lv2  ・光耐性 Lv1

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv3

呪文==================

・デイン

====================

 

ライムは物理耐性と伸縮自在が上がっている。

まずはライムの進化先から見るか。

 

==================

進化先

・ホーリースライム ▽

 ランク:D

・ビッグスライム  ▽

 ランク:E

・スライムコマンダー  ▽

 ランク:E

==================

 

迷うことがない!ホーリースライムだ!でも一応説明見とくか。ビッグスライムは………ないか。

 

ホーリースライム==========

光、回復属性を使うスライム、背中にと

ても小さな羽があるのが特徴。

平和の象徴ともされる。

==================

 

スライムコマンダー=========

スライムの指揮官。

多くのスライムを率いて街を攻めるが弱

すぎるのが唯一の弱点。

==================

 

……………あー、迷う!やっぱり迷う!ん~~うちにはスライムがいっぱいいるから指揮官はほしい………でもホーリースライム……ん~~~~…………よしコマンダーは他のスライムがなると信じよう。うん。

てなわけで、ホーリースライムだ。

 

====================

ライム ♀ Lv1

 

種族:スライム → ホーリースライム

 

ランク:D

 

HP:62/62 

MP:102/102 ↑50

攻撃力:50 

防御力:58 

素早さ:44 

 賢さ:71 ↑20

器用さ:81 ↑30

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:45 ↑20

 

スキル================= 

魔法

・光魔法  Lv2  ・回復魔法 Lv1

・補助魔法 Lv1

耐性

・物理耐性 Lv2  ・光耐性  Lv1

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv3

呪文==================

・デイン  ・ライデイン

回復

・ホイミ

補助

・スカラ  ・ピオラ

・バーハ

====================

 

MP、賢さ、器用さが大幅に上がったな、それに光魔法のレベルが上がり、回復魔法と補助魔法も覚えてる。

見た目は、ピンク色のスライムで背中に5cmぐらいの白い翼がある。

そうだな………

 

「ライム、回復魔法のレベルをSPであげてもいいか?」

『だいじょうぶ、かってにあげてくれてかまわない』

「わかった」

 

てなわけで回復魔法をLv2にする

 

補助魔法==============

味方にプラスの効果を与える魔法

==================

 

スカラ===============

防御力を上げる呪文

消費MP:3

==================

 

ピオラ===============

素早さを上げる呪文

消費MP:3

==================

 

バーハ===============

ブレス系の攻撃を軽減する魔法

消費MP:5

==================

 

ライデイン=============

凝縮した雷を放つ

消費MP:12

==================

 

『わ~ライム綺麗~』

『ほんと?らいむ、きれい?』

 

ええ、とても神秘的です。さてライムとスーがはしゃいでる間にレムもやっちゃいましょう。

 

 

==================

進化先

・エボニーゴーレム  ▽

 ランク:C

・アイアンゴーレム  ▽

 ランク:C

・ゴーレムコマンダー  ▽

 ランク:C

==================

 

ん~エボニーってたしか光沢のある黒のことじゃなかったっけ?まあつまり漆黒だな。アイアンは鉄、コマンダーは指揮官……ここでも指揮官か…………とりあえず説明だな

 

エボニーゴーレム==========

漆黒のゴーレム。

ダークゴーレムよりも深い黒い。

そして、潜伏力がとてつもなく高い。

==================

 

アイアンゴーレム==========

鉄でできたゴーレム。

とても硬い体とその腕力は同じ鉄をも凌

駕している。

==================

 

ゴーレムコマンダー=========

ゴーレムの指揮官。

数多のゴーレムを巧みに操り国を攻め落

とすこともある。

==================

 

ん~~~~エボニーはダークゴーレムの上位、アイアンは通常進化、コマンダーは……ゴーレム生成の影響か。

まずアイアンゴーレムはないな………となるとエボニーかコマンダー……

 

「レム、こっちとこっちどっちが良い?」

 

決まらないので聞いてみることにした

 

『……こっちだともっと主様を守れる、でもこっちでもっと配下を…でも………』

 

あ、こっちでも決まらないか?

 

「すぐ決まらなくても良い。しばらく考えててくれ。」

『はい。ありがとうございます、主様。』

 

そう言ってレムは俺の影の中に帰っていった。

ほんと、どっちが良いのかなぁ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

お、あそこにあるのは下に行く階段だな。

しばらく狩りをしていると先ほどと同じように下へ行く階段があった。

 

『主様、決めました。』

 

レムも決めたようだ。

 

「何になるんだ?」

『エボニーゴーレムでお願いします。』

「よし、わかった。」

 

====================

レム ♀ Lv1

 

種族:ダークゴーレム → エボニーゴーレム

 

ランク:C

 

HP:391/391 

MP:139/139 

攻撃力:260 

防御力:308 ↑12

素早さ:236 ↑34

 賢さ:237 ↑23

器用さ:272 ↑33

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:10 

 

スキル=================

・格闘術   Lv4 ・ダッシュ Lv1

・剣術    Lv1

魔法

・攻補助魔法 Lv2 ・闇魔法  Lv3

耐性

・闇耐性   Lv1

特殊スキル===============

・影術    Lv4 ・ゴーレム生成 Lv2

呪文==================

補助

・ラリホー  ・メダパ二  

・ルカニ   ・ラリホーマ 

・ドルマ   ・ドルクマ

・ドルモーア

特技==================

・正拳突き   ・影泳

・影遁:影縫い ・影遁:影刃

====================

 

見た感じ、黒いのは変わらないが心なしか忍者の服装に似た模様がある気がする。

影術のレベルが上ったことで影遁(えいとん)?が2つ増えてる。なので試してもらった。

影縫い、これは相手に影でできた針を相手の影に指すことで相手の足を止めさせるもの。足を止めさせるだけで上半身は動くらしい、なのでそこら辺は気をつけたほうが良い。

影刃は影から様々な剣を出せるものだ。短剣から長剣、刀までなんでもござれ。

正直羨ましい。ちなみに剣の出し方は影に手を突っ込んで引きずり出す感じ。

 

「さて新しい力の試しも終わったし下に行くか。」

 

次もまた増えてるのか、少しワクワクするな!

 

 




教えて!ステルさん! のコーナー

ス:「はい!今日も始まりました!第二回教えて!ステルさん! のコーナー!司会のステルです。」
こ:「はい・・・・始まりました・・・解説のこっとんです」
ス:「あれあれあれ?ちょっとテンション低くないかい?」
こ:「お前が高いんだよ!無駄に!無駄に!あ、大事なことなので二回言いました。」
ス:「はっはっはっ!じゃあ魔物の紹介に行こうか!」
こ:「ちょっとまて、スルー力についての説明が先だ。」
ス:「そういえば説明出てなかったね。なんで出さなかったの?」
こ:「龍介がスルー力を発揮したから。あ、ちなみに読みは「するーか」ではなく「するーりょく」です。お間違えないようお願いします。」
ス:「で、スルー力ね。これは受け入れ難い理不尽な現実を見せられ続けられた人に与えられるスキルだね。レベルが上がるに連れて冷静さをかき乱されにくくなったりするよ。」
こ:「オーケー。じゃあこの話は終わりだ。魔物の紹介行こう。」
ス:「ラジャラジャ。まずはおばけキャンドルだね。」

おばけキャンドル==========
小さなナイフを持ったロウソクのお化け
火の魔法と火の剣術を使う。
==================

こ:「・・・手抜き?」
ス:「いやこれ書いたの君だから。で、この魔物についてのコメントは?」
こ:「シリーズ恒例の序盤に集団でメラを唱えてくる難敵らしいぞ。」
ス:「・・・・それだけ?」
こ:「それだけ。」
ス:「じゃあ次行こうか。」

ホーリースライム==========
光属性を使うスライム、背中に極小さな
羽があるのが特徴。
平和の象徴ともされる。
==================

こ:「これはDQでは出てこない。オリジナル・・・・と言えるかは分からないが自分で考えたのは考えた。」
ス:「見た目はエンゼルスライムの頭の輪をなくして羽を小さくした感じ。」
こ:「ちなみに飛べない。理由は羽が小さすぎる。」
ス:「なかなか難儀な子だね、つぎはこの回で一番不憫な種類。」

スライムコマンダー=========
スライムの指揮官。
多くのスライムを率いて街を攻めるが弱
すぎるのが唯一の弱点。
==================

こ:「これもオリジナル、と言っても普通にいそうだけど。」
ス:「説明に悪意しか感じないけど?」
こ:「間違ったことは書いてない、それにこれは野生の場合である。」
ス:「あっ(察し」
こ:「次はこちら!」

エボニーゴーレム==========
漆黒のゴーレム。
ダークゴーレムよりも黒くその分潜伏力
がとてつもなく高い。
==================

ス:「むちゃくちゃ悩んでたやつだね。」
こ:「リアルでもどっちにしようか悩みまくってました。ホント3日は悩んだ。」
ス:「で、結局こっちに決まったと。」
こ:「まぁ、すぐ似たようなスキrおっとこれ以上いけない。」
ス:「おぉ、メタいメタい、じゃあ次!」

アイアンゴーレム==========
鉄でできたゴーレム。
とても硬い体とその腕力は同じ鉄をも凌
駕している。
==================

こ:「鉄のゴーレムです、純度は低いです。しかし削れば十分武器に活用できます。もちろん時間が経てば再生します。良い資源です。」
ス:「これは、レムがアイアンゴーレムにならなくてよかったと喜んでおこう。」
こ:「ちなみにレムがアイアンゴーレムになっていたら少しムキムキになってます。」

ゴーレムコマンダー=========
ゴーレムの指揮官。
数多のゴーレムを巧みに操り国を攻め落
とすこともある。
==================

こ:「オリジナルなゴーレム、こいつのめんどくさいところは壊したものでまたゴーレムを作る所。なのでほぼほぼ無尽蔵に作れるわけです。」
ス:「なんかこれが一番いい説明な気がする。」
こ:「気にしたら負け。では今日はこの辺で。」
ス:「ごきげんよ~」
こ:「いつも読んでくれてありがとうございます~。」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。

活動報告の方でちょっとしたアイデア募集を行っております!ぜひご意見をください!



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迷宮入りの龍介 3

16話目です。

前回ライムが覚えた呪文を間違えていたので修正しました。

前回あったこと
進化祭
悩む進化先
君に決めた!
おらワクワクすっぞ(o゚▽゚)o


下の階層に行く前に腹ごしらえ。黒パンに卵と一緒に焼いた肉とキャベチーをはさみマヨをかけたサンドイッチ!

これは神である。

 

「『『いただきます!』』」

 

-パクッ

 

『ん~~~!おいし~~!!』

『おいしい!!』

 

ホント喜んでくれると料理人冥利につきる。-パクッ-うまっ!なにこれ半熟卵にしっかりした鶏肉、マヨのいい感じの酸味とマッチング!黒パンもいい具合の硬さで歯ごたえ抜群!それにさすがマヨ!何にでも合う!!

………ゲップ。

 

「『『ごちそうさまでした!』』」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、地下3階?に来ました。はい、草原だと思ってたけどそんなことはなかった。遺跡ですよ奥様。バリッバリの遺跡。それが旅立ちの扉の地下三階でした。Fantasy!!

 

< スルー力のレベルが上がりました >

 

フゥーーーー………さて、思い切りガッチガチの迷宮、周りは煉瓦の壁で囲まれ少し薄暗く苔がそれなりに生えている古い物だ。

 

「明かりとか持ってきてないんだが………」

『主様、魔法を使えばいいんじゃないんですか?』

 

あ、そうかそうか、そういえばそんな便利なものがあったな。

 

「忘れてた、え~メラでいいか。」

 

少し小さめの火の玉を思い浮かべ魔法を発動する。うん、ちょうどいい明るさだ。

 

「ホント迷宮ってなんだろうな」

『すごいね!草原じゃないよ!あるじ!』

『………』

 

ライム絶句

 

「ガチもんの迷宮ってことは迷路か?めんどくさいな………」

 

階段があるこの部屋は普通に広い。そして目の前に重そうな鉄の扉。あけたくね~。

といってもこの扉以外何もない。

 

「しかたない、行くか」

 

扉を開けて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落ちた。

 

「は?」

『え~?』

『え・・』

「え~~~」

 

まさか床がないとか………ここもう初心者の迷宮じゃないだろ………

 

「っ!?いたぁっ!!」

 

< 物理耐性のレベルが上がりました >

 

思ったより深くなかった。深さ4mくらいか?ベチャって行ったよベチャって。

あ~HPが少し減ってる、ホイミ。ぐぬぬ思わぬ罠。下に何もなくてよかった……槍とか置いてあったらお陀仏だ。はっ………これは忠告のための、あえての罠?

 

「スーたちは大丈夫か?」

『大丈夫~。あるじがクッションになった。』

『大丈夫。』

『主様の影に入っていたので大丈夫です。』

 

ちゃっかりしてる。ん?看板がある、なになに?

 

【罠には気をつけよう!!】

 

いや、入り口に置いといて欲しかった。まぁこの高さから死ぬDランクってのもいないだろうけど。

やっぱ初心者の迷宮だった。慎重に行かなきゃな。

そうしてしばらく進むと……

 

「ん?

『どうしたのあるじ?』

『どうした?』

「いや、あそこの床………四角い枠があるんだが。」

『たしかに~。』

『たしかに。』

 

ん~罠の香りがプンプンする。

とりあえずヒャドで氷の塊を作り置いてみる。-シュッ!カッ!カランカラン……

 

『……矢?』

「矢と言うより、尖った棒?」

 

よく見たら壁に小さな穴が開いてる。こっから出てきたのか。

尖った棒のほうは純粋に尖った棒。鏃などはついていない殺傷力の低いものだ。さすが初心者向け。

 

< 罠察知を取得しました >

 

ちょうどいい、レベルも上げておこう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

あれから結構時間がたったし歩いた。

 

「魔物がいないな。」

『全くいない~』

『いない。』

『いませんね。』

 

罠だけはわんさかあるのに。

例えば落とし穴、ただし深さは2m。地面から槍が出る罠、やりというかもはやただの棒。天井が下がる罠、しかし押し戻せるほどの圧力。下から壁が出てきて閉じ込められる罠、なんか取っ手がついてて普通に元に戻せた。

THE初心者用。ま、おかげで罠察知のレベルが上ってる。スーたちも覚えていた。

非常に助かる。が、魔物がいないと経験値が入らない。スキルの方には入るが自分自身が上がらないしな~。ぶっちゃけネタがわかれば子ども騙しすぎて罠が面白く無い。

 

『あ、扉だ~』

「お?ほんどだな。やっと出口か?」

 

中に入ると床がなかった。正確には3m下がってる。

 

「いや、流石にもう引っかからんよ?」

『あ、看板だ~。』

 

え~っと、

 

【引っかかったあなたはゴブリン以下】

 

・・・・・・・・・うぜぇ、罠にかかってないのにかかわらずイラッとした。ゴブリン、いるんだな。初めて知ったよ。

 

『あるじ~、階段があるよ~』

『階段』

「お、本当か?やっぱこの階は罠のみか。」

 

次は混合かもな。

 

「じゃあ行くか。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

次の階は遺跡、魔物付き

 

「知ってた。」

『え、あるじわかってたの?すごーい!』

『すごい』

 

見事なフラグ回収です本当にありがとうございました。

 

「たまたまさ、しかし魔物も出るとなると明かりで帰って呼び寄せてしまうな…消しとくか。」

 

一応明かりがなくても薄暗いだけで見えないわけではないからな。

その代わり相手はこっちに居場所を教えている。その証拠にあっちに火の光がある。おばけキャンドルめ、恨むなら頭の灯火を恨むんだな。

 

「ゲゲゲゲ?」

「ゲゲ。」

「ゲゲ?」

「「ゲッゲッゲッゲッ。」」

 

なんか話が盛り上がって大爆笑してるな。まぁ、何言ってるかさっぱりだが。

 

『スー達がやる~。』

『やる。』

「よし、罠も近くにないようだし天井から奇襲をかけるんだ。」

『わかった~。』

『うん。』

 

スーとライムがそろそろと天井に登りおばけキャンドルたちの頭上にステンバーイ、ステンバーイ………GO!!

スーとライムのスキル伸縮自在により伸ばされた体を素早く振るいおばけキャンドルたちからナイフを奪う。

 

「ゲゲゲゲゲゲ!」

「ゲゲ!?ゲゲゲ。」

 

まぁ上からなにか落ちてきて武器落とされたらそれはびっくりするよな~。

おばけキャンドルに足りないものは、それは~~~レベル、攻撃力、防御力、素早さ、賢さ、容姿!

そしてェなによりもォーーーーーーーーー!!ランクが足りない!!

はい、瞬殺です。何しろレベルとかランクとか差が開いてますもん。

 

『終わった~はいこれ~』

 

スーがドロップ品を持ってきた。

 

「ご苦労様。よし、次行くぞ。」

『うん。』

 

< 暗視を取得しました >

 

暗視……ナイトビジョンか、これで結構薄暗くても見やすくなる!可能性さんマジパネェッス!!!

暗視を使うと全体的に黄緑色に変わる。暗視ゴーグルをつけた時と同じか、夜のサバゲーで鍛えられた洞察力が唸る。しっかし勝てないんだよなぁあれって。

さて、前方からドラキーが15体こちらには気づいていない・・・・・多くね?これまで戦ってる相手は多くて3体ほど、いきなり5倍かよ。普通のDランクの冒険者ならここで逃げるだろうな。だが俺達は違う。主にステータスに差がありすぎるからこの程度の数、雑魚に違いない。

 

「ん?」

 

なんか2匹だけ色が違うな…

 

====================

ドラキーコマンダー ♂ Lv2

 

ランク:E

 

HP:58/58

MP:34/34

攻撃力:32

防御力:25

素早さ:40

 賢さ:65

器用さ:22

 幸運:55

 

スキル=================

・念話   Lv1   ・高速思考 Lv1

魔法

・風魔法 Lv2   ・補助魔法 Lv1

特殊スキル===============

・統括   Lv1

====================

 

====================

ドラキーコマンダー ♀ Lv1

 

ランク:E

 

HP:57/57

MP:30/30

攻撃力:30

防御力:23

素早さ:37

 賢さ:62

器用さ:20

 幸運:20

 

スキル=================

・念話   Lv2   ・高速思考 Lv1

魔法

・風魔法 Lv1   ・補助魔法 Lv1

特殊スキル===============

・統括   Lv1

====================

 

ほうほう、コマンダーね、初めて見たわ………このスキルだったら多分スーたちも簡単に覚えられるな。たぶん他のスライムたちに指示出しとかしておけば良いと思う。

しかしランクEねぇ。この迷宮の最高ランクか?今の自分達には余裕な相手だな。いや、Dランクにも行けるだろう。

 

『あるじ、どうする?』

『どうする?』

「そうだな……」

 

普通に戦ってもいいが………

 

「ライムとレムでやってみるか?新しい呪文の試し撃ちだ。」

『うん。』

『はい、わかりました。』

 

ライムはライデイン、レムはドルモーアをつかてもらおう。

 

「まずはライムからだ。」

『うん、ライデイン!』

-ドゴォォォン!!!バチバチバチ…

 

「「「「「「「キキ~~~」」」」」」」

「キキキッ!?」

「キキ、キキ!」

「キキッキキキ……」

 

ライムの頭上からドラキーたちに雷が飛ぶ。半壊である。

ライデインでこの威力か~、次はレムの番。ドルモーアが怖くなるな。

 

『ドルモーア!』

-ズゥゥゥゥゥン………バガアアァァァン!

 

「「「「「「「「キキィ~~~」」」」」」」」

 

黒い玉が渦を巻き周囲を取り込んでいき押しつぶす。すごいな、上位の魔法はここまで強いのか。

 

『終わりました。』

「すごかったな。よくやった。」

『すごかった~。』

『いえいえ、まだ私は主様にはかないませんよ。』

 

ステータスでは結構抜かれてるんだがな・・・・こっちもレベルを上げなきゃな。

そうだな、後で新しい魔法を使ってみるか。並列思考に並列行動があるし多分合成呪文も作ることができるだろう。ドラクエファンでよかった!ゲームにアニメ、漫画、全部見てたしあらかたの合成呪文は頭に入っている。ふふふふ、楽しみで仕方がない。

 

『あるじがなんか、悪い顔してる~。』

『なにか悪いことを考えてそうな顔ですね。』

『やばそう。』

 

上からスー、レム、ライムである。

え、そんなやばい顔してた?

 

「ただ新しい魔法ができるかもしれないと思ってたんだがな、そうか、じゃあこれは後でこっそりやっておくとするよ。」

『さすが主様、考えてることが違いますね!』

『あるじ、面白いことするの?じゃあスーもやるー!!』

『おもしろそう。』

 

上からレム、スー、ライムである。

この手のひら返し、カワイイから許す!

っと、雑談してたら新手だ、奥からおおありくいが4匹、ちょうどいい。

 

「じゃあ新しい呪文、になるかどうかは分からないがやってみる。少し離れててくれ。」

『は~い。』

『わかった。』

『わかりました。』

 

さてと、今回用意しますは右手にメラミ、左手にヒャダルコ。このふたつを合わせます。するとなんということでしょう光輝く弓と矢ができたではないですか!!

 

-バシュッ!!

 

威力はこの通り、火と氷により反発するエネルギーを矢にして放つ呪文メヒャド。

光並みの速さで飛んでいき当たると消滅、までは行かなくとも相当痛いはず!だが今回は消滅したようだ。

これがやりたかった。男の憧れ、合体魔法!!!

 

< 魔法合成を取得しました >

 

< 無魔法を取得しました >

 

「よっし!できた!!」

『何あれ~すごい、すごい!』

『ほえ~』

『・・・・・』

 

うんうん、やっぱり良いな合成魔法!やってみてよかった。

 

『スーもやってみたい!』

「もちろんスーが呪文を覚えたら教えてやるぞ~。」

『わたしも!わたしも!』

「もちろんだ。」

『主様!私も、お願いできますか!』

「任せなさい。」

 

非常にいい気分である。ちょっとキャラが崩れるほどに。

あ、階段がある。これで迷宮は終わりか?確か全5階で最後がボスのフロア、ボスがいないからすんなり行けるはずだ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

階段を降りると地下洞窟?のようなところだ、地底湖みたいなものもある。

 

「ここがボスがいたところのはずだが…旅の扉はあるか?」

『ん~~~、あ、あっちのほうが薄く光ってるよ!』

『ひかってる。』

 

多分出口だな。旅立ちの扉攻略完了だな。

 

 

 




第三回、教えて!ステルさん!

ス:「はい今回も始まりました!教えてステルさんのコーナー。今日も元気にやっていきましょう」
こ:「はい頑張って行きましょう。といっても新しく出てきた魔物はコマンダーのみだがな。」
ス:「まあ残りは呪文の説明とかすればいいでしょ。では、こいつの説明だ!」

ドラキーコマンダー=========
ドラキーの司令官。
闇夜に紛れてあらゆる敵を仕留める。
しかし統率力が低いのが玉に瑕。
==================

ス:「また微妙な・・・・」
こ:「所詮ドラキーです。でもDランク台の冒険者だと最低5人はいないと捌き切れないほどの数を率いてくるぞ。」
ス:「強いのか弱いのかわからない。」
こ:「今回は迷宮でなおかつ数が少なかった。だからDランク2人いれば突破できるレベルだ。」
ス:「まぁそんなもんか。次は~~~~呪文行く?」
こ:「といってもな、ライデインとか皆知ってるだろ?」
ス:「じゃあメヒャド!」
こ:「メヒャドはメドローアの下位版。まぁ、弱酸性って感じ?元ネタはモンスターバトルロードⅡの賢者になることで行えるマジックダブルスキャンで出せる奴。もちろんこの世界では賢者とか関係なく使えます。しかしそもそも2つを合成しよう考える人がいないから賢者のみの専売特許と思われている。しかも職業で賢者に慣れても覚えられるかは運に等しい設tゲフンゲフンとなる。」
ス:「メメタァ。」
こ:「うるさい。じゃあ今回はここらへんで終わりますか。」
ス:「次回もよろしく!」
こ:「いつも読んでくださってあいがとうございます。次もよろしくお願いします。」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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迷宮のその後の龍介

17話です!

難産でちょっと焦っていますww
次の話どうしよぉ(´・ω・`)

前回のあらすじ的な
サンドイッチうま~~
え、いきなりトラップとかせこくね?
え?魔法ってこんな威力高くなるの?
我迷宮突破シタリ (>_・ )d


俺達が渦に入るとまた視界がグワングワンし始めた。あ~気分悪っ!

 

「っとと…」

『ぐわんぐわん~』

『ぐるぐる~』

「お疲れ様です。ギルドカードを拝見いたします。」

「ああ、これでいいか?」

「はい、リュウスケ様ですね、確認いたしました。このあとはどうされますか?」

「あぁ、素材を換金したいんだが、どこでできる?」

「換金でしたらあちらのお出口からでていただいて受付の方で行っております。」

「わかった、ありがとう。」

「またのご利用お待ちしております。」

 

さて今回の迷宮での成果はFランク魔石130個、Eランク魔石2個、かぜきりの羽35本、毛皮28枚、薬草50枚、ナイフ18本、コウモリの羽52組?個?、そんなもんだ。ドロップ率の差がおかしいんだよな~、全くでない時ともっさり出るとき・・・・ホント、俺の幸運どうなってんだか。

魔石は魔道具の燃料に使うからな~取っておくとして…薬草もとっとくか。あとは売っても良いな。

で、受付に着いたが……お、最初に受け付けてくれた人だ。

 

「ここで素材を換金できると聞いたんだが?」

「あら?たしかあなたはリブロさんのところの……」

「リュウスケだ。」

「ああ、そうそうリュウスケくんね、素材の換金だったわよね?」

 

なんか最初あった時と雰囲気と言うかしゃべり方?ちがくね?ま、フレンドリーでいいか。

 

「ああ」

 

魔石と薬草以外を全部出す。

 

「こ、こんなに?確かDランクだったわよね?」

「そうだが?」

「何当たり前みたいな顔してんのよ、普通こんなに持ってくるDランクはいないんだから。」

「で、結局いくらになるんだ?」

「はぁ、え~っとかぜきりの羽が1本600G、毛皮は800G、ナイフが200G、コウモリの羽は340Gね。品質がとてもいいから少し色をつけておいたわ。合計64,680Gね。」

「……確かに。」

「こんなに品質がいいのは久しぶりよ、もっと持ってきてくれてもいいから頼むわよ?」

「ああ、わかった。」

「あ、でも一気に持ってこられると少し困るかも、値崩れしそう。」

「程々にしとく。」

 

ま、アイテムボックスで保存できるし問題無いだろ。

 

「さてと、暇つぶしに書庫にでも行くか。スーたちはどうする?」

『ん~森であそんどく~。』

「よしわかった、じゃあゲートを開くぞ。」

 

もちろん人がいないところでこっそりとだ。

 

「よし、書庫は確かこっちだったな。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「すまない、本を読みたいんだが。」

「はい、では10,000Gをお預かりします、退出時にお返ししますのでご安心ください。ですがもし本を破損した場合はお返しすることができませんので、ご了承ください。」

「ああ、わかった。」

 

さてと、どんな本を読むかな…………お、この世界の料理本、おぉ?こっちはこの世界について書かれた本か、ん?ほうほう、まぁ、ステルたちからあらかた聞いてるから良いか、パラパラ見たがだいたいどうやって作ったとかしか書かれてなかった。神々についてもあるな、ほうほうこの世界には9柱の神が居るのか、邪神?なんかおぞましい姿をしていていずれ世界を終焉へと導く最悪の神とか他の神と敵対しているとかすっごく忌み嫌われてる描き方されてるな・・・・

 

< 念話のレベルが上がりました >

 

< 念話のレベルが上がりました >

 

まさかの2連チャン

 

《アーちゃんはそんな子じゃありませんよ!》

『うぉっと、いきなりびっくりさせるなよ……』

《あぁ、すいません、ちょっと邪神ちゃんについて悪い知識が入ったら困るので補足をと思いまして。》

『悪い知識というとこの本の内容は間違ってるのか?』

《ええ、人が言う邪神は勝手にそう名乗っている魔王級の魔物です、本当の神とは違います。本当に邪神アーちゃんは心優しい子で、うちに呼んだりもしています。たまに魔物の管理をして普段は家でくつろいでます。私達とも普通に交流しますし可愛い子です。あ、それとマヨネーズ、ありがとうございました、エレナとルーも喜んでました。それで…実は……》

 

言いよどむシャル………まさか?

 

『マヨがなくなったのか?』

《はい、お恥ずかしい限りです…………》

 

渡したのは昨日の今日な気がするんだが?

 

『……レシピを渡そうか?』

《ホントですか!?もしそうしていただけるなら嬉しいです!》

 

むちゃテンションあがってるよ……

 

『じゃあ後で送る、邪神のこともわかったありがとうな。』

《いえいえ、やっぱり友人が悪く思われるのは嫌ですからね。それでは……》

『ああ。』

 

ふぅ、なるほど、この邪神は本当の邪神じゃなかったのか。なんか災難だな………

 

お?これは魔法についての本、こっちはタイトル「伝説の賢者」?

ほむほむ、簡単にまとめると一人の大賢者がいてその賢者は見たこともない数多の魔法を使い、また放たれたどんな魔法も効かない障壁を作りだし人々を守った英雄のような存在らしい、しかしある時からパッタリと姿を見せなくなった。その賢者の残した魔法の本は今もどこかに残っているとか無いとか。

半ばお伽噺のようなものだが面白いな、もしあるならぜひとも見つけてみたいものだ。

 

タイトル「勇者と魔王」……ほう、お伽噺か、むかしむかしあるところに魔王がいました、魔王は多くの人を支配し苦しめました。そんな時現れたのが、勇者ルーシム。ルーシムはこの後数多くの魔物と戦い数多くの人々を救いその途中で魔法使いのオグマ、僧侶のレナと出会い更に多くの功績を残す。あるときは山に現れたドラゴンを倒し、またある時は魔物に侵略されつつある最前線を守り更に押し返す。それはそれは強かったそうだ。それから数年後、ついに勇者ルーシルは魔国領(現在の瘴気の大地)にまで前線を勧めた。その頃には魔法使いは魔導師、僧侶は賢者へと職業が変化していた。さっきの本の賢者ってのはこいつのことかもな。そして魔国領へと進軍し死闘の末、ついに魔王を討伐することができた。魔王の最後の言葉は、「我が死んでも第二第三の魔王が……………グハァッ!!」らしい。定番かよ。こうして世界に平和が訪れた。

 

だいたいこんな感じか。まぁ、魔王級の魔物とか瘴気の大地に居るっぽいしこの魔王が言ってたこともあながち間違ってないな。

おっと、もうすぐ日が暮れるな、そろそろ帰るか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さてと……宿のに戻ってルームに行く。………風呂、いや温泉入りたいな……よし。

 

=================

湯の間 Lv1

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/300

 

現在の効果

疲労回復(微)

昼夜の追加

 

=================

 

作った。思ったより嬉しい効果だ。景色はそうだな……部屋にはいるとそこは更衣室、そしてさらに奥へ行ける扉、扉をくぐると洗い場と温泉、なんと半外風呂みたいだ。温泉部分だけ外になってて開放感がある。そして緩やかな山の頂上にあるようだ。と言っても風呂以外はあくまで背景のようで下山しようとした途中で透明な何かに阻まれた。しかしここからの風景はとても素晴らしい。東京都の青ヶ島に似てる地形だな、もちろん建物も何もない緑あふれる島のようだ。今は夕焼け、赤く染まる空、いやぁ絶景かな絶景かな。

早速はいる前にスーたちを呼んでこよう、広さ的に全部のスライムたちが入れるかもな。

 

「お~い、スー、ライム!風呂にはいるぞ!」

 

しばらくすると森の奥からスライムご一行が出てきた。

 

『お風呂~?』

『おふろ?』

「ああ、風呂だ。温泉だ。」

『温泉?』

『??』

「温泉は地面から出るお湯だ。しかも普通のお湯とは違って効能というのがあるんだ。」

『へ~。』

『ふ~ん。』

「結構広いし他の皆も連れて来い。」

『うん!わかった~。』

 

そして集まったスライム45匹……増えてね?…………あ、ビックスライムの何匹か分裂持ってる、いつの間にか進化してる個体が持ってた、これのおかげか。早速テイムしとこう。

 

スライムが31匹になり、ベスが1匹、ビックスライムが2匹になってた。

 

ま、十分に温泉に入れるだろ………入れるかな?

 

結果、十分でした。しかし一匹一匹洗うのは骨が折れるね。大変だったよ。途中からレムに手伝ってもらった。今はしっかり体を洗って温泉に使っている。あ゛~~~~~いい湯だな~~~。

疲労が取れていく感じがするな~(微)だからいまいちわからんが。これは早々にレベルを上げなきゃな!

しかし、温泉は良い………

 

『ん~気持ちいい~~』

『いい~~』

『気持ちいいですね主様。』

『『『『『『『きもちいです~~~』』』』』』』

 

そういえば地味にこのスライムたち念話で喋れるようになってるんだよな~。ほんと成長が早いな。

 

この後少し長めに入ってしまってスライムたちがのぼせたのは言うまでもない。スライムってのぼせると赤くなるんだな・・・

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、晩ごはん、どうするかな………ん~~ポテトーを使うか、あ、シャルにレシピ渡さなきゃ。

 

=================

神秘の祭壇 Lv3

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/700

 

現在の効果

神への供物

=================

 

レベルは上げてるんだが効果が増えないな……ん~不思議だ。

とりあえずマヨネーズのレシピを祭壇に置き、シャルに届くように祈る。

 

《あ~!!これがレシピですね!ありがとうございます!!家宝にします!》

『いや………そこまでのものじゃないからな、なくしてもいつでも書けるから。』

《大丈夫です。いま不滅と帰巣本能の効果を付与しましたのでどこでなくしても私のもとに帰ってきますし壊れません。》

『すごい無駄遣いなきがする。』

《まぁ、なかなか使う機会無いですし。ここぞという時に使わないとそれこそもったいないじゃないですか?》

『そんなもんか。じゃ、ちゃんと届けたからな。』

《はい!あの~それと、マヨネーズを使ったレシピってどんなのがあるか教えてくれませんか?私達はとにかくかけて食べているんですけど、もうちょっと応用がほしいというか……》

『あ~それもそうか、ちょっと待ってろ。』

《はい。》

 

そうだな、キャベツマヨ玉子焼きとか?マヨタマベーコンパンも良いな。あとは・・・ツナマヨ!綱があるかわからんがあるなら行ける。あとはこっちで醤油と味噌を見つけるか作るかしないといけないしな~。ま、神だし何とかするだろ。

とりあえずそこそこの領のレシピを送った。

 

《こ、こんなに!マヨタマベーコンパン?照り焼きマヨ?ツナマヨ?すごいです!ありがとうございます!》

『お、おう。醤油や味噌があるかわからないがまぁ、なんとかしてくれ。あと、マヨネーズは食べ過ぎると太るぞ。』

《だ、大丈夫です!神様、太らない、これが世界の理です。》

『お、おう。じゃ、またな。』

《はい、ありがとうございます。》

 

さて、本格的にご飯どうしよう。ポテトーで………生コロッケ!これだ!

 

そうと決まれば早速。

 

まずポテトーを蒸します。そしてポテトーの皮を剥き潰していき細かくした鶏肉とキャベチーを炒めたものを追加してコロッケの形にします。そしてパン粉を………………パン粉?………あ~黒パンをヒャドでこおらせて削ります!そして炒めます!これで大丈夫かな?そして炒まったパン粉をコロッケの形にしたポテトーにふりかけ上からマヨをかけます。完成!生コロッケ!

 

「できたぞ~」

『わ~い!なにこれ~?』

『ころっけ?』

「これは生コロッケだ。美味しいぞ~」

 

『『「いただきます!」』』

 

パクリ………うまいな~。ポテトとマヨのマッチは最強だ。鶏肉もいい感じに肉汁出してて美味しい……

 

『おいし~~~!!』

『おいしっ!』

 

うんうん、スー達が可愛くてこれだけでご飯4杯はいけるよ。

 

『『「ごちそうさまでした!」』』

 

いや~うまかった意外と黒パンのパン粉うまかったな。これは連日続いても行けるな。ぶっちゃけもうレパートリーが……これと野菜炒めぐらいしか思いつかないのがでかいな~。

 

はぁ、もう寝るかな。お休み~~。

 




第四回 教えて!ステルさん!

ス:「はい、今日も始まりました!教えて!ステルさん!のコーナー。」
こ:「なぁ、今回さ教えることなくね?」
ス:「そうなんだよね……どうしようか。」
こ:「俺に聞くなよ……そうだな、本については所詮昔話そうだな…神々の紹介?してみるか?」
ス:「SO・RE・DA!」
こ:「じゃあまず…シャルとステルこれはみんな知っているだろう。」
ス:「僕達だね。シャルは魔法の神、おもに魔法のシステム管理をしているよ。僕は、まぁ、暇してる…」
こ:「仕事ないんかい……」
ス:「いや、無いわけじゃ…無いね……」
こ:「あ、うん……次!火の神フレア!」
ス:「フレアは基本的に火の魔法のと精霊の管理をしているよ。こんなもんかな?」
こ:「内容薄くね?」
ス:「ま、全体的にそんなもんだよ?あ、そういえば春季と夏季の管理もしていたな。見た目としてはややツリ目で赤髪ロングの姉御?な感じ。」
こ:「オーケーよくわかった。じゃ次!水の神レイク。」
ス:「レイクは世界の水源、精霊の管理とこの地の雨の管理をしている。魔法がないのは以前話しに出ててと思うけど液体って操るのがすっごく難しになってしまったんだ。何故か。だから急遽なしになったんだ。見た目は~おっとり系青髪お姉さん?」
こ:「ま、水魔法がない本音は別にゲフンゲフン!さて次だ、風の神アネモス!」
ス:「アネモスは元気いっぱいな神で風の魔法と精霊の管理、あとこの大地の風の管理もしている。見た目は女の子。元気な緑髪の女の子。」
こ:「よく考えたらステル以外男神いないんじゃ…こうなったらステルは元は女設定を………」
ス:「ヤメレ!」
こ:「あ、はい。じゃ次、氷の神フロス。」
ス:「フロスは氷の魔法と精霊の管理、あと冬季と秋季の管理をしている。銀の髪のクールな人かな。」
こ:「次は~、闇の神エレナ。」
ス:「エレナは闇の魔法と精霊、あと夜の管理をしている。黒髪の少し無口でシャイな子かな。」
こ:「じゃ次、光の神ルー。」
ス:「ルーは光の魔法と精霊に昼の管理をしている。黄色い髪のおてんば娘だね。よくアネモスと遊んでるよ。」
こ:「最後!邪神アルマ。」
ス:「アルマには魔物の管理を任せている。紫髪のおどおどした子でね~なんかついつい守ってあげたくなるような?そんな子だね。」
こ:「ステルのロリコン疑惑浮上。」
ス:「ちょっ!」
こ:「では今回はココらへんで、皆様お読みいただきありがとうございます!」
ス:「ちょっと待って!僕はロリコンじゃn(ry」

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スライムと遊ぶ龍介 

18話目です!

前回のあらすじ
あ~…気分わる。
書庫っていいね。
温泉でけたわ。
はふぅ~~~~~~(´▽`A)~~


さてと、朝だ。今日は、少し依頼を見てスライムの森に行こうと思う。最近スライムたちと遊んでないし、特に急いでお金を貯める必要もない品。ま、依頼だけは見ておこうと思う。

 

朝飯?目玉焼きをパンで挟んだだけの簡単なサンドイッチだよ。

…………もう少しレパートリーがほしい(切実

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、依頼が貼ってある掲示板にきて見たが、どうも同じようなのしか貼っていないっぽいな。

お?これは?

 

===================

D以上 永

  上やくそう採集

森の中腹に生えている上やくそうが必要

なので採ってきてほしい。

 

報酬:1枚100G 上限なし

===================

 

結構条件が良いな。こっちも。

 

===================

D 

  アルミラージの角の採取

森にいるアルミラージの角を獲ってきてほ

しい。

※角以外は不必要

 

報酬:一本1,500G

===================

 

ま、とりあえず把握。

 

「お、リュウじゃねぇか。」

「ん?あぁ、どうしたサザン、機嫌悪そうだな。」

「ああ、聞いてくれよ。昨日折角狩ったアルミラージをよぉ、おおくちばしに掻っ攫われたんだ!」

「おおくちばし?」

 

たしかあの嘴がでかい頭から足が生えた?

 

「おおくちばしっていうのはな、茶色くて頭から足が生えたような見た目でな、足が速い魔物だ。」

 

大体あってるな。あれって肉食か?ま、そこら辺はそいつの適応力ってやつだろうな。

 

「やっぱり周りには気をつけとかないとな。」

「ああ、全くだ。おかげで3匹も盗られちまった。大損だ。リュウも気をつけろよな。」

「ああ。そうしとく。」

 

多分、気配察知でどうにかなると思うが肝に銘じておかなきゃな。

 

………ふと思ったんだが……従魔って職業につけないのだろうか?

なので聞いてみた

 

「え?従魔も職業につけないか、ですか?」

「ああ、誰か試した奴はいないかと思ってな。」

「そうですね、ここらへんじゃ聞いたことないですけど……やってみます?」

「お願いできるか?」

「ええ、ただもし職業につけなくても料金は返しませんからね?」

「わかった。」

 

今回挑戦するのはスー、ライム、レムだ。スーは変わってないとして、ライムとレムが出てきた時はシリカが驚いたり悶たりしてた。ま、影から魔物が出てきたり天使がいたらしそうなるよな。

 

「それでは、いきます。適正閲覧(ハロワ)

 

まずはスーから。

やっぱハロワに聞こえるんだよなぁ。

 

『あるじ~、なんかでた。』

「お?ということは従魔も職業につけるのか。で、どんな職業だ?」

『ん~とね、武闘家でA、あとはF~。』

「よくやったぞ~、スー。」

『えへへ~』

 

しかしなんて物理特化。しかしMPも多いから呪文を使う物理アタッカーに化けそうだな。

 

「まさか、従魔が職業につけるなんて…大発見ですよ!これが広まれば発見者のリュウスケさんは有名人ですよ!」

 

まぁたしかにそうだが……

 

「だが断る!」

「なんでです?」

「もし職業につけるのがスーだけだったら、俺の従魔だけだったらどうする?もしかしたら他の全魔物使いを敵に回すかもしれない。もしこの子達だけだったら、お偉いさんや科学者がこぞって欲しがるかもしれない。そうするとデメリットしか無い。だから広げるのはやめておいてくれ。」

「もったいなくないですか?」

「そうだな、シリカが考えたってことで、ある程度の魔物使いに教えて試してみたら良い。めんどくさいことになるのはゴメンだ。別に名声はいらないさ。難易度の高い依頼をやっていれば名声は上がるもんだろ?」

「え、私ですか!?………ん~~~~…………わかりました、ですが、ギルマスとサブマスには本当のことを伝えておきますよ?」

「ああ、そうしてくれ。」

 

そして次はライムの番だ。

 

適正閲覧(ハロワ)

『お~、なんか、でた。』

「お、ライムは僧侶で適正Bか。」

『かいふくは、まかせてね。』

「元からそのつもりだ。頑張ってくれよ。」

 

さすがホーリースライム、癒やし特化。だがうちのライムは超火力型でも行けるんですよねぇ。

最後はレム。

 

適正閲覧(ハロワ)

『…え~、主様…』

「どうした?」

『くノ一エッグって……なんですかね?』

「………忍○ま?」

『……さあ?』

「くノ一エッグという職業は、盗賊の派生系と言われていますよ。闇に身を潜めたり、投擲をしたりと、あまり盗賊とは変わらないんですけどね。」

「へ~レムにピッタリ?だな。適性もBだし。」

『なんか微妙です。』

 

きっと将来はニンジャだな。

さてここでステータスの確認だ。

 

====================

スー ♀ Lv17 

 

種族:バトルスライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:E

 

HP:249/249 ↑60

MP:167/167 

攻撃力:203 ↑30

防御力:195 ↑30

素早さ:190 ↑10

 賢さ:118 

器用さ:192 

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:60 

 

====================

 

====================

レム ♀ Lv1

 

種族:エボニーゴーレム 

 

職業:くノ一エッグ 

 

ランク:C

 

HP:391/391 

MP:139/139 

攻撃力:260 

防御力:308 

素早さ:276 ↑40

 賢さ:267 ↑30

器用さ:302 ↑30

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:10 

 

====================

 

====================

ライム ♀ Lv1

 

種族:ホーリースライム

 

職業:僧侶 

 

ランク:D

 

HP:62/62 

MP:142/142 ↑40

攻撃力:50 

防御力:58 

素早さ:44 

 賢さ:111 ↑40

器用さ:101 ↑20

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:25 

 

====================

 

え、え!?レムにステータス大幅に抜かれてるよ!うわ~なんかショック……

 

スーは今回、格闘術が上がってLv4になってる、あと正拳突きの特技を覚えていた。

ライムは回復魔法が上がり、ベホイマ、ベホマラー、キアリクを覚えた。更に補助魔法も上がってフバーハにマホトーンを覚えてるな。

 

ベホイマ==============

回復量:285~999(賢さ依存)

消費MP:50

================== 

 

ベホマラー=============

味方全体のHPを85~110回復する

消費MP:45

==================

 

キアリク==============

毒、猛毒、麻痺、眠りを回復する

消費MP:7

==================

 

 

フバーハ==============

味方全員にブレス系の攻撃を軽減する霧

を張る魔法

消費MP:12

==================

 

マホトーン=============

敵の魔法を封じる魔法

消費MP:6

==================

 

普通に強い。

レムはダッシュと闇耐性、攻補助魔法が上がってるな。更に奇襲のスキルを取得していた。

攻補助魔法が上がって新しくメダパニーマを覚えている。

 

メダパニーマ============

深く混乱させる魔法

消費MP:12

==================

 

こんな感じか。

 

「ありがとうな、それじゃあ帰るぞ。」

「依頼を受けていかないんですか?」

「ああ、今日はゆっくりすると決めたんだ。」

「本当にこの事をリュウスケさんが見つけたと広めなくても良いんですか?」

「ああ、問題ない。めんどくさいことはゴメンだ。ただ、面白いことには首を突っ込んでいくがな。」

「程々にしてくださいね?」

「わかってるさ。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

今日スライムたちと遊ぼうと思ったのは、息抜きもあるがリンゴもどきを食べに来たかったと思っていたのもある。

 

=================

スライム森林 Lv7

 

次のレベルまでの魔力

 0/1400

 

現在の効果

平原・森の最適な環境維持

昼夜の追加

果実の生成、成長促進Ⅵ

スライムの成長補正Ⅳ

スライムからの魔力供給

=================

 

今では森のレベルも大きく上がり果実の成長促進がⅥにまで上がっている、非常に味が楽しみである。

まずはリンゴもどきをしゃくり…………すごく……フルーティー……え、なんかトロピカルフルーツの香りが口いっぱいに広がったんだが。もはやリンゴじゃねぇ、どうしてリンゴっぽいやつからマンゴーの香りや味がするんだ。うまいじゃないか!あれ?こっちのもどきはライチの味?もしかして、実一つ一つの味がランダム?

こんな時は鑑定だ!

 

ムダンラの実===========

一つ一つの実が全く違う果実の味がす

るという幻の実。

聖なる力が宿り、食した者の回復力を

高めるとされている。

=================

 

うわぁ、金と厄介事の匂いしかしない。幻ねぇ……ここにゴロゴロ転がってるんだがなぁ……

しかし回復力もつくのか、これは便利だな。しかしどうするかな…………うん、心の奥底に閉まっておこう。

Dランクがこんなもの売り出したらおそらくナメられる、そしてトラブる。絶対に。

ま、しばらく身内のみで使う感じが良いな。

これはただの果実、美味しいね。

さて、スライムたちと遊ぼうか。

 

「スー、何して遊びたい?」

『そうだね~、なんでも良いんだけど、レベル上げがやりたい!』

 

ん~~、レベル上げか~たしか、戦闘に勝てなくても経験は入ってたな。コロシアムで行けるかな?

 

「それじゃ、コロシアムでやろうか」

『うん!』

「ほら、他のやつも行くぞ。」

『『『『りょうかいしました~』』』』

 

良い返事だ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さてこのコロシアムには、死なない結界とやらがついてるし、地形も変化させられる、ということは!結構オールラウンダーなスライムになれるとおもう。

さてと、まずはスタンダートでやってみるか。

 

「編成はどうする?」

『スーとライムとそれ以外でやる~』

「大丈夫なのか?」

『まけるき、しない。』

 

余裕ですねライムさん。

 

結果といえばまぁ、わかりきってると思うけど……スーたちの圧勝です。はい。

他のスライムたちもうまく連携を取っていた。プチメタルスライム、ビックスライムたちで抑えている間に、スライムベスやシャドウスライムたちが攻撃を加えたりしていたが、やっぱり回復役がいるスーにはかなわなかったよ。しかし善戦したと見た。

 

プチメタルスライムの持ち味の素早さを活かした攻撃や、ビックスライムの壁、スライムベスの後ろからの援護射撃や、シャドウスライムの奇襲、全てにおいてよくやったといえる結果じゃないだろうか。

おかげで全員ランクアップである。

 

そして新しいスライムが3匹も出た。

1匹目は、インクリーススライムだ。インクリースということは………増加ですね。

特殊スキルのところに分裂のスキルが有る、これで多分だが、スライムの増加量が増えるんじゃなかろうか。

普通のスライムもたま~~に分裂してたけど。

2匹目は、毎度おなじみメタルスライム。素早さ、硬さともにアップして火魔法も覚えている。

3匹目は、メガスライム。ビックスライムよりも、もう一回り大きくなったスライム。こいつも分裂のスキルを持っている。縮小というスキルも持ってた。

 

スレイムベスたちは、レベルが20を超えている個体がいるにもかかわらず進化の兆しがない…ここで打ち止め?

もしそうだった場合、スキル上げに力を注いでもらうことになるな。頑張ってほしいものだ。

そしてスーたちもレベルが上がっている。

 

====================

スー ♀ LvMAX ↑3

 

種族:バトルスライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:E

 

HP:288/288 ↑39

MP:180/180 ↑13

攻撃力:232 ↑29

防御力:215 ↑20

素早さ:208 ↑18

 賢さ:133 ↑15

器用さ:206 ↑14

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:75 ↑15

 

====================

 

====================

ライム ♀ Lv4 ↑3

 

種族:ホーリースライム

 

職業:僧侶 

 

ランク:D

 

HP:76/76 ↑14

MP:171/171 ↑29

攻撃力:63 ↑13

防御力:70 ↑12

素早さ:55 ↑11

 賢さ:134 ↑23

器用さ:121 ↑20

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:40 ↑15

 

====================

 

心なしかスーはHPと攻撃、防御。ライムはMP、賢さ、器用さが多めに上がってる感じがするな。職業補正か?

魔物使いの俺は、多分どれかが特別多く上がったこと、無いぞ?泣きそう。

 

っと、スーが進化できるな。よし

 

==================

進化先

 

・スライムナイト ▽

 ランク:D

 

・デュエルスライム  ▽

 ランク:D

 

・チャームスライム  ▽

 ランク:D

==================

 

お、おぉ……どないしよぉ………




第五回 教えて!ステルさん!

ス:「はいは~い。今日も始まりました。教えて!ステルさん!のコーナー!!」
こ:「わ~わ~………」
ス:「どうしたんだい?そんな疲れきった顔して。」
こ:「疲れたに決まってるじゃん、川行ってカラオケ行って…疲れた~」
ス:「まぁそんなことは置いといて、モンスターの紹介だ~!!まずはこいつ!インクリーススライム!」

インクリーススライム========
日光と水があればいくらでも増える。
不思議生物の化身。
現在でも研究されているが未だに解明で
きていない謎の多いスライム。
==================

こ:「ご覧の通り、日光と水で増えます。」
ス:「え~っと、それだけ?もっとこう、なんか無いの?」
こ:「ん~、あぁ!」
ス:「お?なんかあった?」
こ:「分裂しても出てくるのはスライムなので、増えすぎて生態系を崩すなんてことにはなりません。なのでご安心を。」
ス:「あ、はい。じゃあ次、メタルスライム。」

メタルスライム===========
全身がメタルで出来たスライム。
素早さと硬さも折り紙つきで、経験値が
多いことから見かけたらすぐに襲われる
ようになり、とても臆病。
==================

こ:「メタスラは難儀な子ですよ…冒険者から目の敵のように追い回され、他の魔物にも同じように追い回され、行き着く先は生物不信。涙をさそうねぇ。」
ス:「でもコロシアムなら死なないし経験値ガッポガッポじゃ……」
こ:「しっ!言っちゃいけません!」
ス:「あ、ハイ。じゃあ次!メガスライム。」

メガスライム============
ビックスライムの進化形でスライム界の
リーダー的存在。
普通のスライムに混じっていることもあ
り、討伐は少し困難。
==================

こ:「このスライムは………まぁ、スライムに紛れ込んでる、まぁ、ちょっとしたボス的な存在?」
ス:「これに関しては、まぁ、良いんじゃないかな?次は~スーの進化だけど、次回でいいかな?」
こ:「よし、では皆様ごきげんよう!読んでくれてありがとうございます!」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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スライムと遊ぶ龍介 2

19話目です!

前回のあらすじ的な
従魔が職業につけちゃったよ。
ムダンラの実がおいしすぎて金の匂いがする。
スライムたちとレベル上げ!
(((ง'ω')و三 ง'ω')ڡ≡シュッシュ
  ↑
 スー



==================

進化先

 

・スライムナイト ▽

 ランク:D

 

・デュエルスライム  ▽

 ランク:D

 

・チャームスライム  ▽

 ランク:D

==================

 

む~~~……とりあえず説明を見るか。

 

スライムナイト===========

大型のスライムの上に騎士が乗っている

見た目をしている。

上のナイトは魔界の騎士だとか、スライ

ムの一部だとか、はたまた人形だとかい

ろいろな説がある。

==================

 

デュエルスライム==========

闘うことに毒されたスライムで闘うこと

に常に飢えている。

超バトルジャンキーでなんにでも戦いを

申し込む傾向がある。

==================

 

チャームスライム==========

多く者をその可愛さで魅了したスライム

がなれると言われている。

その持ち前の可愛さでスライムの頂点に

立つことを夢見ている。

==================

 

………………チャームスライムでスーがぶりっ子になったら俺は生きていけないと思う。デュエルスライムは…………すごく早死しそうなんだよな……………てなわけでスライムナイトでいこうとおもう。

 

「スライムナイトにするぞ?スー。」

『ん?いいよ~』

 

スライムナイトを選択っと。

するとスーの頭の上にナイトが出てきた。

 

『う~…………』

「スー?どうした?」

『これ!邪魔!』-ブン!!

 

スーがナイトの部分をぶん投げたって………………

 

「『ええええええええええええ!』」

 

ん?ライムは向こうで見てる、レムは影の中…他のスライムはこっちを見ていない………じゃ、この男の子のような声は?

 

『っててて……私を邪魔者扱いとは、種族としてどうかと思うよ。』

 

うん、さっき聞いた男の子の声だ。こいつが喋ってたのか…………って

 

「お前喋れんの!?」

『主、はじめまして。私は、スーの頭上のナイトです。』

「あぁ、よろしくな。というか…分離してて大丈夫なのか?」

『普通は分離なんてしないと思うんですが…どういうわけか分離してますね……』

「ちょっと鑑定して見るぞ?」

『はい。』

 

====================

ナイト ♂ Lv1 

 

種族:縺薙よ繝。繝い(亜種)

 

ランク:D

 

HP:235/235 

MP:20/20 

攻撃力:200 

防御力:300 

素早さ:250 

 賢さ:200 

器用さ:300

 幸運:ƒ¡ã

 称号:正体不明

 

SP:0 

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・気配察知 Lv4 

・剣術   Lv4 ・魔力察知 Lv3

魔法

・回復魔法 Lv1

特殊スキル===============

・自立   LvMAX

呪文==================

回復

・ホイミ

====================

 

名前はもうナイト固定なのか。それに、文字化けしてるし…称号が正体不明?

 

正体不明==============

種族が特定できない存在に与えられる称

号。鑑定眼に対する絶対の防御力を持つ

==================

 

ほう、つまりナイトは新しい存在?まぁ、亜種だから初めての存在なんだろうな。

で、ナイトがもはや別個体なのに対し?スーは?

 

====================

スー ♀ Lv1 

 

種族:バトルスライム → 強スライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:D

 

HP:308/308 ↑20

MP:200/200 ↑20

攻撃力:252 ↑20

防御力:235 ↑20

素早さ:238 ↑30

 賢さ:153 ↑20

器用さ:226 ↑20

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:75 

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・奇襲   Lv4 

・暗殺術  Lv2 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv4

・隠蔽   Lv4 ・魔力操作 Lv4

・魔力察知 Lv3 ・罠察知  Lv2

耐性

・物理耐性 LvMAX

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化  ・正拳突き

====================

 

色々スキルレベルが上がってはいるが、何より……種族がスライムナイトじゃなくて強スライムになってるな。

 

「あ~、ナイト?」

『はい、どうしました?主殿。』

「ナイトは別種族になってるな、それも亜種。そして俺の従魔ってことでいいな?」

『はい、私はスーから生まれた存在。その主が私の主です。』

「よし!じゃあ、これからもよろしくな。」

『よろしくお願いします!』

「そしてスー、スーも種族が変わっていたぞ。」

『え?なになに?』

「強スライムだ。」

『なんか強そ~』

「格段に強くなっているけどな、流石に頭の上に居るのが邪魔だったからって投げ捨てたら駄目だ。」

『ごめんなさい。』

「俺じゃなくてナイトに、だろ?」

『ごめんね、ナイト。』

『別に気にしてないですよ。それに、おかげでこんなふうに自由に動くこともできます。逆に感謝してるくらいですよ。』

「良かったな、スー。」

『うん!』

 

で、レベリングの途中だったんだったな。今度は水中ステージで行ってみるか?

てなわけでスー、ライム、ナイト対スライム軍、行ってみよー。

 

-ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ……

 

「ん?」

 

-ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ、ポ……

 

なんぞな?この音は………

 

『あ、あるじ!あれ!』

「ん?」

 

なんとそこには……………スライムをむっちゃ排出しているインクリーススライムたち。

っえ……あ、確かインクリーススライムって………

 

日光と水があればいくらでも増える(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

そうだ、このコロシアムは天井が吹き抜けている………空が晴天、下は水…………

…………やべーーーーーーっ!

水中ステージを速攻でスタンダートに変更!

 

「ウワァ………ヤバイナァ……」

 

今現在のコロシアムは、大量のスライムがいます。もう一度言います。大量のスライムがいます。

 

「お、おぉ………」

『わ~、すごいね~』

「よし、スー、こいつらを片っ端から一列に並べていってくれ。テイムする。」

『わかった~』

「ライムも手伝ってやってくれ。」

『うん。』

 

どうもインクリーススライムたちは、スキルを使いこなせていなかったらしい。今の騒動でスキルのレベルも上がり制御もできるようになっているらしいが……

 

でだ、今回の騒動ででたスライムの数、なんと150匹、1匹のインクリーススライムから50匹だ。多いよ………

 

< 称号:魔物の友達 が変化して 魔物の親友 に変化しました  >

 

< 称号:魔物の親友 が変化して 魔物の心友 に変化しました >

 

< 称号:スライムの理解者 を取得しました >

 

なんか手に入ったし。なになに?

 

 

魔物の親友=============

更に多くの魔物をテイムしたものに送ら

れる称号。

魔物がなつきやすくなる。

==================

 

魔物の心友=============

とても多くの魔物をテイムしたものに送

られる称号。

魔物がとてもなつきやすくなる。

==================

 

スライムの理解者==========

数多くのスライムをテイムし進化させた

ものに送られる称号。

スライム系がとてもなつきやすくなる。

==================

 

ほうほう、なかなか嬉しい効果だな。こう見ると、デメリットはなかったな。むしろよくやった。

 

さてと、新しいスライムはひとまず、観客席で待機。先輩たちの姿を見てもらおう。

で、俺&レム対VSスライムで行こうと思う。もちろんスーやライムもスライム側だ。ナイトもスライム側についてもらった。

そういえば良い忘れていたが、このコロシアムの死なない結界はHPが10%を切ったら自動的に選手待機室?のようなところに転送されHPを全快してくれる仕組みだ。なので安心して戦える。もちろん即死級の攻撃でも死ぬ前に転移して回復してくれる。まさに至れり尽くせりだ。

 

「じゃあ、この石が落ちたら開始だ。」

『わかった~』

『うん』

 

ほいっと

 

「レムは背中だけ守ってくれればいいからな。」

『わかりました主様。』

 

石が落ちた瞬間、周りが光りに包まれた。多分ライムの光魔法だろう。すぐにヒャダルコで氷の壁を作り防いだが、完全には防ぎきれなかったようで腕が痺れてる、あとちょっとくらくらする。

 

< 光耐性のレベルが上がりました >

 

気配察知によると左右からものすごいスピードで何かが近づいてくる。おそらくメタルスライムたちだろう。

案の定、メタルスライム達が左右から挟み撃ちにしてきた。それを瞬時に氷の壁に受け流す。受け流しながら並列至高、並列行動でベホイミをかける。

 

< 格闘術のレベルが上がりました >

 

そしてメタルスライムをもう一方のメタルスライムに叩きつけることによって脱出。メラミなども飛んできたが、剣に魔力をまとわせ切り裂いておいた。

後ろでは、レムがビッグスライムやメガスライムを蹴散らしているのが見える。背中は安心そうだ。

 

さて、しばらく似たような攻防をし続けて他のスライムたちも疲れてきた頃だろう。そろそろ、こっちから行かせてもらおうかな。

ダッシュでメタルスライムを引き離し、横から飛びかかってくるシャドウスライムをメラで戦闘不能にしつつ、ライムを狙う。

 

……………が、ここでナイトが出てきたな。

 

『此処から先は行かせません!』

「なら止めてみろ!」

 

-キキンッ!キキキキキンッ!

 

剣術Lv4は伊達じゃないな…生まれたばかりなのにこの強さ、流石だ。でもな、こっちに比べて圧倒的に手数が足りないんだ。

俺は、メラミをナイトの足元にあて、火柱を立てる。その隙に………隙に…

 

< 並列思考のレベルが上がりました >

 

< 並列行動のレベルが上がりました >

 

-キキンッ!

 

隙なんてなかった!火柱なんてお構いなしに突っ込んできた。クソッ、ライムの回復が入ったな。どうしようか…………!?

俺は急いでその場から飛び退いた。次の瞬間俺がいた場所が爆ぜた。

警告がなかったら危なかった……

 

< 警告のレベルが上がりました >

 

『あ~、避けられちゃった~』

「さすが、全然わからなかったぞ。」

 

どうやら、気配を遮断してたみたいだな。

 

『む~…悔しい!』

 

そう言いつつ正拳突きを放ってくるスーはすごいと思う。

 

結構スライム側が減ってきたなナイト、スー、ライムたちはもちろんいるとして、残ってるのはあと十数匹かな?

レムも頑張ってくれている。

 

「さて、そろそろ終わらせようか。」

『はい!』

『うん!』

『うん。』

 

ライムが魔法を放ち、ナイトが斬りかかり、スーが殴ってくる。スーの突きを左手で受け流しつつ、右手の剣でナイトの剣を受ける。魔法は…………身体強化で耐える!耐えたらすぐ回復。

そしてスーに対しメヒャドを放つ。

 

< 光耐性のレベルが上がりました >

 

< 並列思考のレベルが上がりました >

 

< 並列行動のレベルが上がりました >

 

しかし避けられる、が少しかすったようで動きが遅くなった。

とりあえずスーは置いておこう。まずはナイトだ。

ナイトに向かって一気に駆け出し斬りつける。

 

-ギャリィンッ!!

 

っと、ぎりぎり受けられたが問題ない。

俺はインベントリから炎の剣を出し左手に装備する。これは盗賊を壊滅させた時の戦利品だ。

 

並列思考、行動と身体強化をフルに使い二刀流で息もつがせぬ猛攻。

 

-ガキキキキッ!ガキンッ!

 

ついにナイトの剣を弾くことができた。そして首を挟むように剣を交差させる。

 

『ま、参りました…………』

 

ナイトが言うと姿が消える。負けを認めても転移するんだな。便利。

 

< 二刀流を取得しました > 

 

これであとは、ライムとスーだけ。他のスライムは全部レムが相手をしたようだ。

 

「レムは、ライムの相手を。」

『わかりました。』

 

レムが影に沈んでいく。ライムの方を見るとちょうどライムの影から出てきているところだった。

 

「これで回復役がいなくなったな、スー」

『あるじ、手加減、してね?』

「…そ…れは、無理だな。」

 

………………ちょっとグラときたのは内緒

 

『ちぇ~。じゃあ行くよ!あるじ!』

「よし来い!」

 

互いに距離を詰める俺とスー。スーは伸縮自在による正拳突き、俺は隼斬りで迎え撃つ。

 

-キキキキンッ!

 

なんでスライムと剣の接触で金属音がするのだろうか。不思議でたまらない。

何よりも全部弾かれたのが驚きだ。まさか手?触手?を4本伸ばしてそれぞれ正拳突きを放ってくるとは…

賢く育って俺は嬉しいよ。っとそんなことしているヒマはない。

そうこうしている間に次の拳(?)が飛んできている。

 

< ダッシュのレベルが上がりました >

 

-キキンッキキキンッ!

 

いや~、どうしよう、素早さもあまり変わらないからどうしようもない、ならば!二刀流に咥えてメラも混ぜ込む。

 

『えっ、ちょっと、きつい~』

 

それでもしっかり弾いているんだよなぁ。とここで勝機!ヒャドで足元を凍らせてからの回し蹴り!スーが飛んでいった方向へダッシュで距離をつめヒャダルコで固めメヒャドで押し切る!スーの姿は……ない。転移したようだ。

 

レムたちは……相打ち?誰も居ないんだが………

 

< レベルが上がりました >

 

< ダッシュが縮地法に変化しました > 

 

終わったみたいだな。

 

「お疲れ様。」

『さすが主、強かったです。』

『う~まけた~』

『私とライムは相打ちでした。』

『相打ち……悔しい…』

「よし、じゃあ晩飯にするか!」

『やった~』

『楽しみです。』

『うん。』

 

あれ?ナイトって食べれるの?

 

『一応この中身はスライムですから食べることはできますよ。』

 

衝撃の事実。

さて、明日は依頼を受ける。よし!じゃ飯を作ろうかな。

 

あ、一応全部のステータスを見ておこう。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv29 ↑3

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:417/417 ↑26

MP:346/346 ↑20

攻撃力:284 ↑20

防御力:295 ↑28

素早さ:285 ↑34

 賢さ:267 ↑25

器用さ:330 ↑30

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の心友

    スライムの理解者

 

SP:50 ↑15

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMax ・剣術   Lv4

・縮地法  Lv1 ・鷹の目  Lv4

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv4

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv4   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・威圧   Lv3 ・並列思考 Lv4

・料理術  Lv3 ・魔力操作 Lv3

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv4

・並列行動 Lv4 ・スルー力 Lv2

・罠察知  Lv3 ・二刀流  Lv1

魔法

・氷魔法  Lv2 ・光魔法  Lv1

・回復魔法 Lv2 ・闇魔法  Lv1

・火魔法  Lv3 ・無魔法  Lv1

耐性

・光耐性  Lv3 ・闇耐性  Lv1 

・毒耐性  Lv3 ・火炎耐性 Lv3

・物理耐性 Lv2

特殊スキル===============

・可能性  Lv3 ・魔法合成 Lv1

・空間魔法 Lv3

呪文==================

回復

・ホイミ    ・べホイミ

・キアリー

空間

・ルーラ    ・ルーム 

・インベントリ

・メラ     ・メラミ

・ヒャド    ・ヒャダルコ

・デイン   

・ドルマ

・メヒャド

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

従魔==================

・スー

・レム 

・ライム

・ナイト

・スライム×150 

・スライムベス×11

・シャドウスライム×9

・ビックスライム×6

・プチメタルスライム×3

・インクリースライム×3

・メタルスライム×2

・メガスライム×5

====================

 

====================

スー ♀ Lv6 ↑5

 

種族:強スライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:D

 

HP:343/343 ↑35

MP:230/230 ↑30

攻撃力:286 ↑34

防御力:266 ↑31

素早さ:267 ↑29

 賢さ:190 ↑46

器用さ:255 ↑29

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:100 ↑25

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・奇襲   Lv4 

・暗殺術  Lv2 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv2

・気配察知 Lv4 ・格闘術  Lv4

・隠蔽   Lv4 ・魔力操作 Lv4

・魔力察知 Lv3 ・罠察知  Lv2

耐性

・物理耐性 LvMAX

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv4 ・悪食   Lv2

特技==================

・身体強化  ・正拳突き

====================

 

====================

ナイト ♂ Lv5 ↑4

 

種族:縺薙よ繝。繝い

 

ランク:D

 

HP:259/259 ↑24

MP:40/40 ↑20

攻撃力:223 ↑23

防御力:333 ↑33

素早さ:271 ↑21

 賢さ:229 ↑29

器用さ:319 ↑19

 幸運:ƒ¡ã

 称号:正体不明

 

SP:20 ↑20

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・気配察知 Lv4 

・剣術   Lv4 ・魔力察知 Lv3

・隠蔽   Lv4

魔法

・回復魔法 Lv2

特殊スキル===============

・自立   LvMAX

呪文==================

回復

・ホイミ  ・ベホイミ

====================

 

====================

レム ♀ Lv5 ↑4

 

種族:エボニーゴーレム 

 

職業:くノ一エッグ

 

ランク:C

 

HP:419/419 ↑28

MP:159/159 ↑20

攻撃力:287 ↑27

防御力:330 ↑22

素早さ:309 ↑33

 賢さ:287 ↑20

器用さ:341 ↑39

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:30 ↑20

 

スキル=================

・格闘術   LvMAX ・ダッシュ Lv2

・魔力察知  Lv2 ・魔力操作 Lv4

・罠察知   Lv2 ・奇襲   Lv1

魔法

・攻補助魔法 Lv3 ・闇魔法  Lv3

耐性

・闇耐性   Lv2 ・物理耐性 Lv3

特殊スキル===============

・影術    Lv4 ・ゴーレム生成 Lv2

呪文==================

攻補

・ラリホー  ・メダパ二  

・ルカニ   ・ラリホーマ 

・メダパニーマ

・ドルマ   ・ドルクマ

・ドルモーア

特技==================

・正拳突き   ・影泳

・影遁:影縫い ・影遁:影刃

・身体強化

====================

 

====================

ライム ♀ Lv7 ↑3

 

種族:ホーリースライム

 

職業:僧侶

 

ランク:D

 

HP:102/102 ↑26

MP:201/201 ↑30

攻撃力:83 ↑20

防御力:98 ↑28

素早さ:85 ↑30

 賢さ:173 ↑39

器用さ:161 ↑40

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:50 ↑10

 

スキル================= 

・罠察知  Lv1  ・奇襲   Lv2

魔法

・光魔法  Lv2  ・回復魔法 Lv3

・補助魔法 Lv2

耐性

・物理耐性 Lv3  ・光耐性  Lv3

特殊スキル===============

・伸縮自在 Lv3

呪文==================

・デイン   ・ライデイン

回復

・ホイミ   ・べホイミ

・ベホイマ  ・ベホマラー

・キアリー  ・キアリク

補助

・スカラ   ・ピオラ

・バーハ   ・フバーハ

・マホトーン

====================

 

 




第六回 教えて!ステルさん!

ス:「はいはい始まりました!毎度おなじみステルさんコーナー!」
こ:「疲れたんだが……疲れたんだが!!」
ス:「落ち着いて!わかったから、分かったから落ち着いて!!」
こ:「ふ~……落ち着いた。」
ス:「じゃあ落ち着いたところで魔物説明会~。まずはこれ!」

スライムナイト===========
大型のスライムの上に騎士が乗っている
見た目をしている。
上のナイトは魔界の騎士だとか、スライ
ムの一部だとか、はたまた人形だとかい
ろいろな説がある。
==================

こ:「スライムナイトです。スライムの上に騎士が乗っています。スライムは普通のと比べて3倍ほどの大きさです。主にナイトのほうが攻撃をしますが、そのナイトがスライムを振り回すことがあります。」
ス:「不思議なことをするんだね。じゃあ次!」

デュエルスライム==========
闘うことに毒されたスライムで闘うこと
に常に飢えている。
超バトルジャンキーでなんにでも戦いを
申し込む傾向がある。
==================

こ:「闘うことが生きがいのスライム。無理に命は取らないが、卑怯な手を使った相手には容赦をしない正確である。」
ス:「なんというか……早死しそう。」
こ:「実際しています。」
ス:「あ、はい。それじゃ次。」

チャームスライム==========
多く者をその可愛さで魅了したスライム
がなれると言われている。
その持ち前の可愛さでスライムの頂点に
立つことを夢見ている。
==================

こ:「人々に可愛がられたスライムがたまになります。」
ス:「スーはそんなに人気なんだ。」
こ:「ギルドや街中の主に女性に大人気!状態。」
ス:「へ~すごいね。じゃぁ………ってもういないや。何か質問があったらぜひともコメント欄にください!」
こ:「それではみなさま、ごきげんよ~」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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森に行く龍介 

20話目!ここまで長かった。

今回ちょっと初絡めれ話を書きました

前回のあらすじ的な?
スライムナイト分裂。
からの自立。
スーたちとガチバトル。
(((ง'ω')و三 ง'ω')ڡ≡シュッシュ
  ↑
 レム


おはよう諸君、よく眠れたかい?俺は筋肉痛だよ。少し痛いです。昨日遊びすぎてイタイ。ちょっと縮地使ってみたんよ、やばいっすね……5mを一瞬で移動できるんだよ、今のところ最大で5mらしいな。5m以内なら自由に、一瞬で移動できる。ただし!瞬間移動は瞬間移動だが、ワープじゃない。なので壁抜けとか無理だわ。やろうとしたら顔面強打で死ねる。←今回は前方不注意で大激突

実際痛かった……身体強化しててよかった。

 

朝飯を食ったあとギルドに来てる。理由は依頼探し。

 

「いつつ……はしゃぐんじゃなかった………」

 

筋肉痛、久しぶりだわ。ホイミホイミっと。さてと、依頼は…

 

===================

D以上 永

  上やくそう採集

森の中腹に生えている上やくそうが必要

なので採ってきてほしい。

 

報酬:1枚100G 上限なし

===================

 

===================

D

  アルミラージの角の採取

森にいるアルミラージの角を獲ってきてほ

しい。

※角以外は不必要

 

報酬:一本1,500G

===================

 

===================

D、Dランクパーティー以上

  調査員の護衛

レベルが全体的に高くなってきた森の中腹

から奥にかけて調査をする調査員の護衛を

頼みたい。

※先着3組(残り1組)

 

報酬:1組120,000G

 

===================

 

ん?なんか増えてるな。Dパランクーティー?なんだこれは。

 

「すまない、このパーティーっていうのは何だ?」

 

まぁ、ある程度予想はできるがな。

 

「はい、パーティーとは、2人以上で活動されるパーティーたちを、分かりやすくまとめるために作られた制度です。Cランク以上からはパーティー名も申請できます。そして、パーティーにもランクがあり、実績によって上がっていきます。しかし、ある程度高いランクと低いランクでパーティーを組むことになった場合、実戦試験によってパーティーのランクが決まります。場合によってはメンバーのランクが上がることもあります。」

「なるほどな、よく分かった。ありがとう。それじゃあ…この依頼を頼む。」

「はい。アルミラージの角の採取でございますね………はい。受理いたしました。近頃、魔物のレベルが高くなってきていますのでくれぐれも、お気をつけ下さい。」

「分かった。」

 

いつか俺もパーティーを組むことがあるのかな……当分1人でもいいか。スーたちもいるし。

 

-ドン…

 

いきなりローブ男がぶつかってきた。

 

「あ、すまない。」

「ぐあー!!いてぇ!いてぇよぉ!!親分!ベルド!」

「おい!メテッラ!大丈夫か!」

 

ローブがいきなりゴロゴロしだし、駆け寄った細身の男に絡まった。いったいどうしたいんだ。

 

「おい!待て!」

 

バルディッシュを背負った、パズ○ラのタイタン男が、絡まったローブを解きながら叫んだ。

パ○ドラのタイタンがローブを解く……シュールなり。

それに、立ち去ろうとしてないんだが?

 

「何だ?」

「何だじゃねぇ。てめぇ、うちのかわいい子分達に怪我させといてそのまま行こうって言うんじゃ無いだろうなぁ!!」

「だから済まないと「謝罪で済んだら衛兵はいらねぇんだよ!きちっとオトシマエつけてもらおうか!ちょっと訓練場にこい!」

 

テンプレktkr!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「俺達に目をつけられたこと、後悔するんだな!」

「相手が悪かったな坊主。俺たちのパーティー名はブルーオーガって言ってな、赤いオーガも真っ青になることで有名なんだ!」

「後悔しても、もう遅いぞ!」

 

三人が叫ぶ。後悔するのかしないのか……いったいどうしろと。

あと絶対怪我してないだろ。怪我してゴロゴロしてたやつ、普通に参戦してるし。

 

「おい、ブルーオーガ(笑)のガンズ達が新人の子供とやるらしいぞ。」

「まじかよ、あいつらまた新人ボコボコにして楽しんでるのか?」

「あの新人、登録から数日でDに上がったらしいぞ。」

「うわ~まじかよ。その事、ガンズは知っているのか?」

「あの顔見てみろよ、完全にナメてる。知らないだろ。」

「それで、どっちにいくら賭ける?」

「そうだな。ま、期待の新人と言ってもCには勝てないだろ。ガンズに3,000Gだな。」

 

外野もそこそこ集まってきてるな。賭け事もあるのか?

それに、どうもこのガンズってやつは俗にいう新人潰しらしいな。

……お?サザンたちだ。あ、こっちに気づいた。

むちゃくちゃニヤニヤしながらこっちを見てる。あ~、さては賭けたな?

 

「準備出来たか?」

「元からな。」

「ふん、舐めた口きけるのも今のうちだ。」

「そうだそうだ!」

「親分、まず俺達にやらせてください。こんな雑魚俺らだけで十分です。」

「はっはっはっ!おうよ!お前達の力、見せてやれ!」

「「へいっ!」」

 

まず子分1、2が来るらしい

 

====================

メテッラ 男 Lv3

 

種族:人間 24歳

 

職業:魔導師

 

HP:190/190

MP:289/289

攻撃力:100

防御力:114

素早さ:120

 賢さ:244

器用さ:198

 幸運:57

 

スキル=================

・魔力操作 Lv2 ・魔力察知 Lv2

・念話   Lv2

魔法

・火魔法  Lv2 ・闇魔法  Lv2

====================

 

====================

ベルド 男 Lv4

 

種族:人間 23歳

 

職業:アサシン

 

HP:200/200

MP:70/70

攻撃力:130

防御力:124

素早さ:240

 賢さ:120

器用さ:227

 幸運:45

 

スキル=================

・暗殺術  Lv3 ・格闘術  Lv1

・短剣術  Lv2 ・隠密   Lv3

・ダッシュ Lv2

魔法

・闇魔法  Lv1

耐性

・毒耐性  Lv2 ・麻痺耐性 Lv1

・闇耐性  Lv1 

====================

 

ベルドがこちらを錯乱しようと周囲を回り始める。メテッラは下がったようだ。

 

「どうした?速すぎて見えないだろ?」

「そうでもないな。」

「強がりも今のうちだ!メテッラ!いつものやつだ!」

「おう!メラミ!」

 

左右から火の玉が飛んでくるが、正直…火力不足。-ボウンッ!

 

「やったか!?」

「残念だが、後ろだ。」

「「な、なんだってー!?」」

 

俺はメラミが着弾した時には、ス○ブラの電気鼠の電光石火並に素早くメテッラの背後に移動していた。

逃げようとするメテッラ!転ぶ!絡まる!

 

「………」

「おい!メテッラ!大丈夫か!」

 

切り替え早過ぎるだろ!?

もう、良いよね?もう、ゴールしてもいいよね?

とりあえず、保護者に返そう。

 

「もうこれ、俺の勝ちで良くないか?」

「仕方ねぇ、俺が出るしかねぇな。おい!お前らは離れとけ!」

「すみません親分!俺達の、力が足りないばっかりに…」

「すみませんでした!」

 

ベルドがメテッラを転がしながら退場した。

 

「少しは、やるようだな……だが、俺はあいつらのようには行かねぇぜ?」

「どうだかな。」

「ほざけっ!」

 

ガンズとやらがいきなりバルディッシュで切りかかってくる。受け流しながらステータス確認。

 

====================

ガンズ 男 Lv12

 

種族:人間 32歳

 

職業:狂戦士

 

HP:320/320

MP:45/45

攻撃力:234

防御力:250

素早さ:180

 賢さ:99

器用さ:199

 幸運:79

 

スキル=================

・斧術   Lv3 ・気配察知 Lv2

・格闘術  Lv2 ・威圧   Lv2

耐性

・物理耐性 Lv3 ・毒耐性  Lv3

・麻痺耐性 Lv2

特殊スキル===============

・狂化   Lv3

====================

 

狂化================

ステータスが一定時間上昇するスキル。

その代わりに理性を失いやすい。

ステータス増加(中)

==================

 

負けるビジョンが見えない。警戒すべきは特技と特殊スキルの狂化。

 

「オラオラオラァ!どうしたぁ!!その程度か?兜割りぃ!!」

「…手加減しているのか?」

「ちっ、ナメたことを。」

 

-ガン、ガン、ガン、ギィン!ガガン!ガキンガキン!

 

なんか少しスピード上がっているが正直言うとナイトより遅い。

ここでちょっとおちょくってみるか。

縮地法をつかて錯乱。相手の周りをあるぐるぐるする。多分相手には目にも止まらない速さで動いてるように見えるだろう。なのでたまに止まってみせる。

ここで一言。

 

「おっせぇな。」プークスクス

「オオオオオオオオオオ!!」

 

お?なんか体が赤くなったな。どうしたどうした?

 

「オレ、オマエ、コロス、蒼天、魔斬!」

 

なんかブツブツ言ってる、コワーイ。

これが狂化?正直微妙だなぁ。あまり強化されていない?

 

-ブンッ!ブンブンッ!

 

バルディッシュの振りも大振りになり避けやすくなっている。もう良いかな?

 

-ガキッ……ギャリィンッ!!!

 

オレはバルディッシュを受け止め弾き飛ばす。そしてメラを出せるだけ出す。もう出せるだけ。自分の限界に挑戦。

もちろん圧縮しています。

1、2、3、4、………18、19、20。20発。これが今の並列思考の限界。

相手はちょうどバルディッシュを取るところだ。

これを~ぶつける!

 

-ボボボボボボッ、ジュゥゥゥゥゥ!!

 

弾ける地面、舞う砂埃、溶ける音。砂埃が晴れるとそこにもう人影はなかった。

 

「「………………………」」

 

皆唖然。

 

「オレの勝ちでいいよな?」

「「「オオオオオオオオオオオオオ!!!」」」

「すげぇ!すげぇぞ坊主!あんな魔法始めてみた!」

「あああ!オレのGがあああ!」

「へへへ、残念だったな。こっちは儲かったぜ!」

 

いやはや、まぁ、暇つぶしにはなったかな?

 

この後冒険者達にもみくちゃの質問攻めにされた。なので即効で逃げたわ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さっさと北門を抜けて森へ!来た。今はお昼ごろ。上やくそうとアルミラージを取りに来ています。

今連れているのはスー、ライム、レム、ナイト。もし森中腹の敵がそこまで強くなかったら、まぁ強くないと思うけど、そしたらルーム内のスライムも出そうかなと思う。

 

「さてと、気配察知の範囲内には何もいないな。」

『そ~だね~』

『何もいない。』

『何もいませんね。』

 

レムは相変わらず影の中。あ、薬草の群生地だ。

薬草ウマウマ。あ、錬金術?とかあるならやってみたいな~。ヤバイナ…やってみたいことが多い…

あればだけど錬金術に、鍛冶、あと魔道具を作ってみたいな~と思っているからな~。鍛冶は武器屋のおっちゃんに頼めば……なんとか?

あ、薬草。そういえば…薬草って食べたこと無いが美味しいのかな?ちょっと食べてみようかな…パクリ…

し、シソ?え~シソですね。味は薄シソです。ほのかにシソの香り。料理に使えそうである。普通の薬草が薄いシソなら、上やくそうは?ぜひ食べたいね。八百屋のおばちゃんのところにあったっけか?

ん、魔物かな?気配があるな。

茂みから飛び出してきたのは、いっかくうさぎ。まぁ、まだ森の最初らへんだしな。

 

=================

いっかくうさぎ ♂ Lv8

 

ランク:F

 

HP:34/34

MP:23/23 

攻撃力:21   

防御力:18

素早さ:34 

 賢さ:17

スキル==============

・跳躍  Lv2 

=================

 

強くね?いや、多分、初心者でも十分に対応できるレベルだけども、Fランクだけども。たぶんFランク冒険者が囲まれたらちょっとやばいなって程度だけども。確かにレベルが高いな。

ん?もう一匹出てきた。

 

=================

アルミラージ ♂ Lv1

 

ランク:E

 

HP:57/57

MP:31/31 

攻撃力:23   

防御力:21

素早さ:41 

 賢さ:23

スキル===============

・跳躍   Lv3 ・猪突   Lv2

==================

 

ほう?あれ?これ、奥に行って狩る必要性なくね?あ~でも上やくそうが……しゃーねー。

圧倒的レベル差でさくっと終わり。

 

跳躍のスキルはすごかった。

 

跳躍================

自分の跳躍力を強化し高く飛び上がるこ

とができる。

==================

 

まさか、1m以上飛ぶとは。あれには驚いた。

 

猪突================

突撃力を上げるもの。

突進中は防御力も上がりある程度の攻撃

を弾く事ができる。

==================

 

これは………なぁ、ちょっと…うん。ちょっと剣が引っかかった感覚があったから、多分これだろ。

ん~多分このレベルばかりだとルームのスライムでも十分やれるだろう。

てなわけで、5匹1チームで交代で出していく。他の冒険者に間違えて攻撃されたら嫌だし、自分が管理しやすい数だしな。目標は50匹進化!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ん~。こうやって戦いを見ると、スライムにも大きく2つに分けられるな。

 

積極的に攻撃するタイプ。

ちょっとビビり気味に攻撃するタイプ。

 

積極スライムはビッグスライムや、バトルスライムになる。

引き気味スライムはメタル系や隠密系に多くなるな。

そして今回!スライムコマンダーに進化した個体がいた。それも5匹。持っていたスキルは念話、高速思考。

特殊スキルに統括。

 

統括================

司令官必須のスキル。

念話の範囲が広がったり指示が通りやす

くなる。

==================

 

高速思考==============

思考のスピードを高め瞬時に物事を判断

することができるスキル。

==================

 

高速思考があれば、この間わずか0.5秒!みたいな感じになるのかな。

まぁ、50匹全員進化出来てよかった。でも、もう日が暮れてきたな…ここで野宿でもしとくか。

ルームに入るから野宿…と言うか……んー宿泊になるのかな。

 

 

 

 

 




第七回 教えて!ステルさん!

ス:「はい、始まりました。第七回!」
こ:「そうだね。そしてこの話も20話目。切りが良い数字に来るとなんか、ほっとするよね。」
ス:「ではでは、今日も説明していきましょう!パズ○ラのタイタン!」
こ:「これはパズルゲームのパ○ドラに出てくるモーニングスターを持った筋肉マンですね。進化するとどんどん装備が薄くなり、最終的には上半身裸になる特性を持っています。」
ス:「特(殊)性(癖)ですか。すごいもの持っていますね。次は武器のバルディッシュの説明お願いします。」
こ:「バルディッシュは、16~18世紀の東ヨーロッパからロシアにかけて主に使用された武器で、通常150cmほどの柄の上端部に、三日月状の曲線を描く60cmほどの斧頭が横向きに取り付けられた形をしたポールウェポンの一種で、三日月斧、半月斧などと呼ばれることもあるんです。 他のポールウェポンと比べると柄が短く、刃が極端に大きいんですよ。 全体の重さは2~6kg程でそのほとんどが斧頭の重さであり、振り回すことによって威力を増すよりも、むしろ刃の重量を生かして叩き斬るような使い方が多かったと考えられるています。(WIKIPEDIA参照」
ス:「は、い、ありがとうございました。じゃあ次はス○ブラの電気鼠についておねがいします。」
こ:「スマ○ラの電気鼠はとあるジャリボーイの相棒です。電気鼠ともあって10万ボルトの電流を流すことができます。」
ス:「なるほどです。おっと、もうこんな時間だ!では今回はこの辺で!」
こ:「何か質問があったらぜひともコメント欄にください!では、さようなら~」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
活動報告の方でちょっとしたアイデア募集を行っております!ぜひご意見をください!
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森に行く龍介 2

21話目。

前回のあらすじ的な
テンプレ乙
質問攻めマジ無理
薬草うまかった
(((ง'ω')و三 ง'ω')ڡ≡シュッシュ
  ↑
スライム達



おはよう!いい朝だね。空から角のはえたウサギが降ってくる朝がいい朝とはいえない?………その通り!

全く、朝飯食って外でたらアルミラージが上から飛んで来るとはな……全く今の御時世、治安悪すぎんだろ。

でも飛んで火に入る夏の虫、探さなくても向こうから来てくれた。身動きの取れない空中からだ。

……………よく考えると最高だわ。向こうからゴールドが飛んで来るようなもんか。

ちなみに朝飯は、昨日狩ったウサギを薬草とともに焼いた炒めもの作ってみた。美味しかったです。

薬草の天ぷら作りてぇな。上薬草でやると、うまいんだろうなぁ。ジュルリ………

 

さて、今日は少し森の奥に行こうかな。上やくそうを見つけなきゃな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ん~、薬草しか無い。(現在389枚)

上薬草って見つけにくいものなのか?それとも採り尽くされたか?たま~に採られた、と言うか、かじり取った跡?があるからなぁ………

………これホイミで生えてくるんじゃね?

試しにホイミ。

お、生えた。よっし。これで上やくそうが………これ薬草じゃん…………これ薬草じゃん!!

上やくそうどこだー!

こうなったらとことん奥まで行ってやる!

 

「「「くけーーっ!」」」

 

=================

おおくちばし ♀ Lv4

 

ランク:E

 

HP:48/48

MP:20/20 

攻撃力:28   

防御力:24

素早さ:56 

 賢さ:22

スキル==============

・跳躍  Lv2 ・ダッシュ Lv1 

=================

 

=================

おおくちばし ♀ Lv6

 

ランク:E

 

HP:50/50

MP:22/22 

攻撃力:30   

防御力:25

素早さ:60 

 賢さ:26

スキル==============

・跳躍  Lv3 ・ダッシュ Lv2 

=================

 

=================

おおくちばし ♂ Lv2

 

ランク:E

 

HP:46/46

MP:19/19 

攻撃力:26   

防御力:20

素早さ:54 

 賢さ:20

スキル==============

・跳躍  Lv2 ・ダッシュ Lv1 

=================

 

 

あぁん?こちとら上薬草がなくてイライラしとんじゃ!

 

-スパパパッ!!

 

「「「くけっくけー……」」」

 

ふぅ。これがおおくちばしか。たしかに素早さがずば抜けてるな。

ん~しかし……

 

薬草、薬草、薬草、薬草、薬草、薬草、上薬草、薬草、薬草、薬草、薬草、薬草

 

ん~…ん?今あったぞ!よっし!でも…3枚か~…

ふー…とりあえず、ゆっくり行こう。まだ一日は始まったばかりだしな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!

やった!俺はやったぞ!上薬草の群生地だ!これで勝つる。

おっと、まだ気を抜いてはいけない。採って帰るまでが遠足だ。と言ってもインベントリに入れて置けば安心なんだがなっと。

しっかし………

 

「くけーーー!」

「うるさい。」

「ぐ…げ……」

 

とまぁ何か魔物が多いんだよな。

とりあえず、魔物が多いだけで特に強くはない。スライムたちの糧となってもらおう。

昨日と同じように5匹1組で………いや、先輩スライムたちも混ぜて9匹1組で行ってみよう。

 

「「「くけけけーー!」」」

『そっちだ!そっちに回り込めー』

『そっちじゃないよ、そっちだよ!』

『えーっと、A、B、C、D!左右から回り込んで!』

『『『『あいあいさ~』』』』

 

ん~、いい…連携?まぁ………連携は取れてるから良しとするか。いい感じに指示通ってるみたいだし。

 

ん?気配察知に魔物以外の気配、3人か。20mほど離れてるが、一応気にかけとくか。

 

『『『『『よっしゃー!!』』』』』

 

お、終わったようだな。うんうん、レベルアップしてるな。お、進化だ。

ほうほう……

 

バブルスライム===========

緑色の溶けたようなスライム。

毒攻撃をするモンスターとして確固たる

地位を確立している。

初心者に、毒とはどういうものかを教え

てくれるナイスな緑色スライム。

==================

 

ちょっと溶けた薄緑色スライムだ。毒々しい色……と言うか…新鮮?うん、とれたて超新鮮!って感じがする。

スキルは回復魔法Lv2、毒耐性Lv3、物理耐性Lv1、特技に毒攻撃、毒の息と。毒をかけられるし直せると。

 

ちなみにさっきの3人の気配は森の奥に行ったらしい。

 

「よし次行くぞ~」

『『『『『はーーい!』』』』』

 

アルミラージ4体VSスライム9体

もし、このスライムたちが、ただのスライムだったらおそらく、アルミラージの方に分があると思うが、舐めてもらっては困る。

我が家のスライムたちは格が違うのだ。

 

『よ~し、行くぞ~!』

『『『『『『『お~~!』』』』』』』

 

スライムたちが少し気の抜けたような、でも気合の入った掛け声でウサギに襲いかかる。

 

「ぶーぶー」

「ぶーーーーーぶーーーー」

『それー!』

『そいやー!』

『どりゃっせ~い。』

『いえ~い。』

『ひゃっは~?』

「「「「キュ~~~~………」」」」

 

ん~、しかし…………スライムがウサギを数の暴力でいたぶる光景………罪悪感がちょっと……あるな。

だが、この世界は弱肉強食。仕方ないね。

 

『あるじ様!討伐&進化完了しました!』

『『『『『『『『完了しました!!』』』』』』』』

「よし、よくやった。森で次のグループを呼んで休んでてくれ。」

『『『『『『『は~い!』』』』』』』

 

しかし思ったんだが、ビッグスライムでかいなぁ……1mくらいか?

メガスライムはさらにでかいな。俺の身長、160cmぐらいか。スキル縮小のおかげで普通のスライムと混じってるが、その巨体から来ている重さは変わらないようで、乗られたウサギがすごく苦しんでた。もうキューキュー言ってた。全力で。

 

『せいれ~つ。番号~』

『いち。』

『に~』

『さん~』

『しー』

『ご~』

『ろく~』

『しち~』

『はち~』

『全員いま~す。』

「よし、じゃあ、これから狩りを始める。くれぐれも怪我や死ぬことがないように頼むぞ。」

『『『『は~い。』』』』

 

じゃ、適当に回りますか。

ここらへんにはもう魔物がいないっぽいしな~……狩り尽くした感がパない。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

NEWスライムがわんさか出てきた。進化祭。

ホイミスライム、スライムつむり、ドラゴスライム、スラッピー。

 

ホイミスライム===========

名前の通りホイミで回復を行うのを得意

とする魔物。

魔力で宙に浮いているため、魔力が無く

なると地面に落ちてしまうらしい。

==================

 

スライムつむり===========

巻貝を背負ったスライム。

かわいらしい外見に似合わぬ強敵として

有名。

ホイミスライムと仲が良いことでも有名

==================

 

ドラゴスライム===========

ドラゴンのようなツノと翼、しっぽを持

つ黄色のスライムである。

ドラゴンの血を引くと言われ、火を吹い

たり火魔法を使う。

==================

 

スラッピー=============

足の生えたピンク色のスライム。

冒険者の女性の間では、スライムのくせ

に脚が生えてて気持ち悪いと言われてい

てとても不憫な奴。

==================

 

いいねぇ。

ホイミスライムは回復魔法、それに特殊スキルに浮遊を持っている。浮遊は魔力を消費して浮くスキルだ。

ステータスを見た感じ、一時間に1MPで浮いてるようだ。コスパが良いのか悪いのか。

 

スライムつむりはどこから持ってきたのか分からないような、どでかい巻貝を背負っている緑のスライムだ。

防御力が圧倒的に高いのが特徴で、スキルに物理耐性、硬質化を持つ。説明のようにホイミスライムと仲が良いみたいで、だいたい一緒にいる。

 

ドラゴスライムは小さい羽で頑張って飛んでいるような印象がある。かっこかわいいスライムだな。

スキルには火魔法。特技には火の息。うん、かっこいい。

 

スラッピーはウサギの足の生えたスライム。う~ん……結構可愛いと思うんだけどなぁ………ただ、でかい。

ビッグスライム並みにでかい。スキルには跳躍、風魔法。蹴り技使わせたら強くなりそうだな。

 

とまぁ、増えたわけですよ。

ホイミスライムは回復を重点的に育てる。

スライムつむりは、自前の硬さを強みにホイミスライムと連携して壁役になっていただきたい。

ドラゴスライムは、飛べるのでヒット・アンド・アウェイの精神で火魔法と火の息を使い分けてほしいな。

スラッピーは蹴り技を覚えてもらっていい武闘家になってもらおう。

 

今後の目標が決まったな。だが、まだまだ進化してないスライムたちもいるから、全員進化させてから育てるか。

 

結構従魔の種類増えてきたな。

 

従魔==================

・スー

・レム 

・ライム

・ナイト

・スライム×50

・バトルスライム×13

・スライムベス×19 

・シャドウスライム×14

・ビックスライム×12

・メガスライム×11

・インクリースライム×17 

・プチメタルスライム×10

・メタルスライム×6

・スライムコマンダー×7

・バブルスライム×10

・ホイミスライム×4

・スライムつむり×6

・ドラゴスライム×3

・スラッピー×7

====================

 

ん~スライムベスが進化しないんだよな……俺の知識の中にはベスキングやスライムマデュラが居るんだが……

ランクの関係で間に何か居るんだと思うがな~。でも進化条件らしきレベルは突破してる個体がいるんだよな。

あとキングスライム。スライムがなると思ったが違うのか?それとも、ビッグスライムがなれるかもしれないな。

レベリングが捗るぜ!

だが今日はここまでで終わるか。時間は多分、午後5時。1回帰ろう。上やくそうも170枚ほど集まった。兎の角も50本以上だし、十分だろう。

明日は~……鍛冶屋のおっちゃんとこ行って…あとは明日考えよ………

 

さて、帰る前に、解体をしてみようと思う。ネット知識のうろ覚えだが……何とかなる何とかなる。

 

まず、逆さ吊りにしてウサギの首を切って、血を流しながらついでに内臓を取る。死にたてだから多分血は抜けるでしょ。内蔵を取り、血もいい感じに抜けたら、足首の方から毛をはがしていく。足首に切込みを入れ、開かれたおなかの方からナイフを入れ、外に向かって皮だけを切っていく。その後は簡単、手で皮を引っ張ると簡単に剥けていく。まるで、洋服を脱ぐみたいに綺麗にはがれた。

つっかかったところだけナイフでさくさく切れ目を入れて、膜と皮を切り離していく。

特に前足が厄介。手先の関節から脱骨させて切り取り足を折り曲げて剥いていく。

そして顔の皮も剥がして耳まで来たらその付け根で耳の骨を切りおとす。

 

毛皮はいつか鞣すとして、ウサギの手足で分けて、胴体はぶつ切りでいいか。

これを後数十匹。きついが練習のためだ。これだけあれば枕とマットカバーぐらい作れるだろ。

おぉ、想像したらなんか高級感。内蔵は……なんか怖いから燃やしとこ。

 

< 解体術を取得しました >

 

解体================

動物や物を解体する時に補正がかかる。

補正(微)

==================

 

ほむほむ、これはぜひ育てなきゃな。

さ~て、帰ろう。

 

 




第八回 教えて!ステルさん!

ス:「始まりました。教えてステルさん。」
こ:「は~い、は~じまりました~…ふぁ~あ…」
ス:「はい、現在朝6時でございます。(割りとガチで)」
こ:「マジ眠い。TOSというオンゲやっててマジ眠い。」
ス:「じゃ、とりあえず、説明……よそしく……」

アルミラージ============
紫色の毛皮を持つウサギのモンスター。
その角による刺突は割と強力で皮の装備
などなら簡単に貫通する。
==================

こ:「うい、いっかくウサギの上位種、森だと中の下の強さ。以上。」
ス:「もうちょっと、眠いのわかるけどもうちょっと……よろしく。」
こ:「おい、これ…ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃね?完成度たけーなおい。」
ス:「どうした!本当に大丈夫か!?次行けるか?」

おおくちばし============
頭から足が生えた不気味な姿の魔鳥。
体色は薄茶色でとても早い。
==================

こ:「こいつは、攻撃力は高くないうえ、攻撃呪文、補助呪文とも効きやすいのでまず苦戦する事はないだろう。とのこと。」
ス:「はい、WIKIPE○IAさん、ありがとうございます。意外と普通に説明するんだ……」

ホイミスライム===========
名前の通りホイミで回復を行うのを得意
とする魔物。
魔力で宙に浮いているため、魔力が無く
なると地面に落ちてしまうらしい。
==================

スライムつむり===========
巻貝を背負ったスライム。
かわいらしい外見に似合わぬ強敵として
有名。
ホイミスライムと仲が良いことでも有名
==================

ドラゴスライム===========
ドラゴンのようなツノと翼、しっぽを持
つ黄色のスライムである。
ドラゴンの血を引くと言われ、火を吹い
たり火魔法を使う。
==================

スラッピー=============
足の生えたピンク色のスライム。
冒険者の女性の間では、スライムのくせ
に脚が生えてて気持ち悪いと言われてい
てとても不憫な奴。
==================

こ:「ここらへん…いる?」
ス:「いる。」
こ:「ホイミスライム、DQ2以降、本編・外伝問わずほとんどの作品に登場する青いクラゲのようなスライム。スライムつむり、サザエのような巻貝を背負った持つスライムで、
非常に堅い守備が特徴。ドラゴスライム、モンスターズで初登場し、後に7にも登場したドラゴンの血を引くスライムである。スラッピー、モンスターズシリーズに登場する足の生えたピンク色のスライムで、その姿は 夢見がちな子供にトラウマを与えるという。俺は可愛いと思う。」
ス:「はい、OKです。寝ましょう。ぜひ寝ましょう。」
こ:「何か質問があったらぜひともコメント欄にください!では、さようrZZZZZ……」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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森に行ってきた龍介

22話です、ネタが……ネタがぁ…

前回のあらすじ的な
非常にいい朝ですね。
上やくそうどこじゃワレェ!
上やくそう見っけ\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!
超進化祭。ktkr


「よし、今日はこのくらいで帰るか。スー、ライム、手伝っくれてありがとうな」

『は~い。』

『やっぱりお肉は、焼いたほうが美味しい。』

 

アルミラージの毛皮についていた血や肉片などをスーとライムに掃除してもらっていた。

もちのろん、肉は焼くに限る。この世界の生肉、鳥、豚は無理だとして牛は……どうなんだろうな。

よ~し、内蔵……内臓……どうしようかな……あ…

 

スライムが食べてた。気がついたらなくなってたわ。内蔵が…ないz……いや、何も言うまい。

よし、帰ろう。

 

「よ~し、帰るぞ。ルーラ。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

あたりが光につつまれ、目の前は帝国の北門だった。

 

「相変わらず便利な能力だ。」

「お、リュウじゃないか。依頼受けて森に行ってたのか?」

「ああ。リブロは行く先々に居ると思うんだが気のせいか?」

「………気のせいだよ。」

「そうか。」

 

今の間、何でしょうかねぇ。

 

「そう言えば聞いたよ。リュウ。Cランクの冒険者を3人相手にして勝ったって?」

「それがどうかしたか?」

「いや、もうちょっと、こう、喜んでいいと思うんだけどなぁ~」

「いや、あいつらのレベルを見た感じ、Cランクなりたてだっただろ?ノーカウントだよノーカウント。」

「それでもすごいと思うけどなぁ…」

「物足りない感はあった。」

「そうか、リュウは大物になるな。」

「ほめても大量のスライムしかでないぞ?」

「ははは、スーちゃん並のがいっぱい居るとしたらちょっと困るね。鑑定が効かないけど、強くなってるね。」

 

わかるもんなのかな。

 

「わかるのか?」

「ま、ある程度ね。ほら、門番してると結構人と接するからね。自然とわかるようになるさ。」

「そんなもんか。さて、もういいか?」

「ああ、ありがとう。」

 

さて、まずはギルド、その次、武器屋のおっちゃんとこだ。

食料は、とりあえず今は十分だな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「これで依頼達成だ。」

「うわぁ、また大量に持ってきましたね。えぇっと、リュウスケさんはアルミラージの角ですね。」

「ああ、あと上やくそうの依頼も頼む。」

「こっちも多いですね。Dランクでこの量なかなか無いですよ?」

「そうか?結構向こうから襲ってきてな。薬草は、鑑定があるしな。簡単だ。」

「ほんとすごいですよ。え~っと、合計で102,000Gになります。」

「ああ、ありがとう。なにか新しい依頼は入ってないか?」

「そうですねぇ……あ、武器屋のギガースさんから鍛冶に使う材料調達の依頼が来てますね。Dランク以上です。」

「お、ちょうどいい、その依頼、誰も受けてないんだよな?」

「はい、これから掲示板に貼るところです。」

「じゃあ、それを受けたい。」

「わかりました、詳しいことはギガースさんのところで説明するらしいです。なので今日か明日、ギガースさんのところに行ってください。」

「分かった。あ、おおくちばしもあるんだが、これって食える場所あるのか?」

「おおくちばしはですね、足がとても美味しいんですよ。」

「へ~、結構筋張ってそうだがな。」

「それが意外と柔らかくて美味しいんですよ。」

「へ~、それはいいことを聞いた。今度やってみる。頭はどこか食べられるか?」

「頭は、脳みそが美味って聞きますね。」

 

脳みそか、確か美味しいってネットで見たことあったな。

 

「あ、そういえば爪とかあるんだが売れるか?」

「はい、一本800Gで買い取っていますよ。」

「じゃ、これも頼む。」

「はい、おおくちばしの爪が60本ですね。48,000Gです。」

「確かに。それじゃまた頼む。」

「はい、またのご利用、お待ちしています。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「おっちゃん、いるか?」

「ん?おぉ、リュウスケか、どうした?」

「おっちゃんの出した依頼を受けたんだよ。」

「お、そうか、ちょうどいい。お前以上の強さがないとちぃと厳しい材料なんでな。」

「それ結構やばいんじゃないか?」

「なに、お前さんなら、命にかかわるような厳しさじゃないと思うぞ。それに、その分報酬も弾む。」

「それなら良いけどよ。そうだ、おっちゃん、ちょっと自分の工房持ったんだが、技術がないんだ。俺に鍛冶の基礎を教えてくれないか?」

「簡単な気持ちじゃ、鎚は振れないぞ?」

「そうだな。この魔物が闊歩する世界で生きるために自分にあった武器を自分で作るために鎚を振る。これじゃダメか?」

「…まぁ良いだろ。そういえばリュウスケ、歳いくつだ?」

「15だが?」

「か~、見えねぇな。ほんとに成人したての子供かよ。目が本気だな。」

 

そう行ってギガースは豪快に笑う。

 

「鍛冶を教えるのは依頼を達成してからだ。本当に基礎だけでいいのか?」

「ああ、基礎さえわかれば、あとは自分で広げていくさ。自分でやるからこそ新しい発見があると思うからな。」

「よし、じゃ、依頼の内容だ。」

「ああ。」

「今回リュウスケに頼みたい素材は、ダッシュランの鱗だ。」

「恐竜型の魔物か。」

「なんだ、知っていたのか。」

「ある程度はな。」

「今回、発注していたはずなんだが、どうも注文ミスのようで普通より少なく届いてしまってな。」

「それで獲ってきて欲しいと。」

「ああ。この前鉱山に行ってただろ?」

「行ってたな。」

「山の手前ら辺に分かれ道なかったか?」

「あ~、たしかあった気がする。」

「鉱山に行かずそっちの道を行くとな、草原があるん。その草原にダッシュランがよくいるんだ。」

「ダッシュランの肉は食えたりするのか?」

「ダッシュランは煮込みがうまい。焼くのもいいが、ちょっと硬いのが特徴だ。」

「要る素材は鱗だけでいいのか?」

「そうだな、角もできれば欲しいな。もちろんこれも報酬に上乗せだな。」

「分かった。じゃあ、明日行ってくる。何体狩って来ればいい?」

「5,6体いれば十分だ。奴らの群れがそのぐらいだからな、多分すぐ集まるだろう。」

「そうか。」

「それと多分大丈夫だと思うが、ダッシュランは1体でEランクだ。囲まれたらDランクパーティーもやばくなる。くれぐれも気をつけろよ。ま、Cランクパーティーを1人で圧倒するお前さんなら楽だろ?」

「なんだ、知ってたのか?」

「もう、ここら辺じゃ有名だぞ。Dランク1人がCランク3人を相手に勝ったってな。」

「そうか、なんか照れるな。」

「ま、その調子だと当分死なないだろ。」

「簡単に死ぬつもりもないがな。じゃ、明日持ってくるぞ。」

「ああ。報酬は持ってきてからだな。」

「わかった。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、さっと宿に帰ってきた。ルームに新しく作った工房に入る。

 

=================

工房 Lv1

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/400

 

現在の効果

疲労軽減(小)

設備レベル1

=================

 

疲れにくいらしいな。設備は、黄銅でできたハンマー等だ。もっとレベルをあげよう。

 

=================

工房 Lv3

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/800

 

現在の効果

疲労軽減(大)

設備レベル3

=================

 

設備が鋼になった。後なんかここにいるだけで体がすっごく軽くなる。これはいつまでも鍛冶ができそうだ。

 

で、ちょっとやりたいのが魔道具作り。

確かランタンには 魔石 光ヲ 灯ス ッて書いてあったな。何で、何を、どうするって感じか?

………どうやって文字を書こう………指先に魔力をためて……濃くして…凝縮して……

 

< 魔力操作のレベルが上がりました >

 

ナイフに刻む。

あっ…できた。けど、どうやら書ける面積はその物の表面のみと。重ね書きも無理と。

これは指だと無理があるな。細く書きたいな。魔石を鉛筆状にしてみるか。

 

-ガリガリガリガリ……ガリガリガリガリガリ……ガ~リガリガリ…シュッシュッ……

 

こんなもんか。さてやってみよう。お、書きやすい。

これで長文も問題ないな。と、言うかまず描いて使えるかどうか。

とりあえず < 魔力1 水1L 出ス >

これで行ってみよう。

 

魔力を5流してみる。

 

-ジャ~

 

……蛇口だな。ナイフ形蛇口だな。次は……あれ!?これ文字消せないわ。仕方ない次のナイフで…

 

< 魔力10 直径10cmノ水球 分速10mデ飛バス >

 

ギリギリ入ったんだがこれで行けるか?

 

-ボンッ!

 

………わぉ……Fantasy……ん~楽しいね。ランタンを見習って描いてみたが、めんどくさいから文章で書いてみよう。

 

< 魔力を20消費して50cmの水球を直線に秒速10mで飛ばす。 >

 

よし。

 

-ボッ!

 

お、すげぇ。これでも行けるのか。でも疲れる。まぁ肉体的には疲れないが、精神的に疲れたな。だって消し方わからないから。間違えられない。-ピキッ

ん?-パキィン…あ、ナイフが砕けた。

え~っと…………教えて!ステルさ~ん

 

《はいは~い。呼んだ?》

『ああ、なんかナイフが砕けたんだが。』

《あ、それね。ランクが足りないんだ。》

『ランクか。それは考えてなかった。』

《あの長文だと多分CかBくらいのランクが要るよ。その他は多分1回が限度だよ。》

『そうか、分かった。あとさ、これって結構自由度というかいろいろガバガバだよね。』

《ガバガバというと?》

『例えば 魔石 光ヲ 灯ス って書くと、どのくらい光るのかわからなくないか?』

《魔石の場合はその魔石ごとに明るさを決めているんだ。魔力の場合はなんやかんや気分で決めているらしよ。》

『適当か!』

《うん、適当だよ。みんなそんなもんさ。》

『なんか、色々イメージが崩れるわ。』

《仕方ないよ。だって魔道具職人皆あやふやなんだもん。なんだよ 光ヲ 灯ス ってどのくらい光らせたいのかわからないよ!ってルーが愚痴ってた。ま、古代文字って言われてるし。書ける人間も極々一部だし、仕方ないといえば仕方ないんだけどね。》

『あとなんで日本語なんだ?』

《ほら、日本語っていっぱいあるじゃん?平仮名、片仮名、漢字。組み合わせもいっぱい。使わない手はないね。》

『たしかにな。じゃ、細かく書けば皆の負担も軽くなるし、こっちもいい効果がつくと考えていいな。』

《そうだね。いや~神は処理速度は早いけど曖昧なのはちょっと苦手なのよ。》

『でもよ、このナイフで行けるのはどのくらいなんだ?』

《最初の水出す奴。あれくらいなら余裕で行けるよ。》

『分かった。じゃ、できるかぎり曖昧にならない程度に書いとくよ。』

《ありがとう。あと、あの魔石鉛筆、なかなかいいアイデアだったよ。》

 

さて、念話も切れたことだし寝るか。

あ、風呂入らなきゃ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

=================

湯の間 Lv7

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/1400

 

現在の効果

疲労回復(大)

昼夜の追加

神経痛、筋肉痛、関節痛の回復

関節のこわばり、冷え性の回復

健康増進

美肌効果

=================

 

すごく……体にいいです。このお湯に入ってたら一生健康な気しかしない。

特に関節を重点的に治しに来てるのがなんとも、後美肌。地味に嬉しい。美肌だからね多分ニキビも予防してくれるだろう。前世ではニキビに悩まされた。あれは本当に、ついつい潰しちゃうんだよ。

あ~温泉は心と体の洗濯やな~夜景も綺麗だし。言うことなしやん。明日はちょっとと腕だな。今のうちに英気養っとかないとな。

 

 

 




第九回 教えてステルさん!

ス:「はい。教えてステルさんのコーナー!」
こ:「教えることは何もありません!」
ス:「おいいいいい!」
こ:「どうした?」
ス:「どうしたじゃないよ!終わらせたらいけないよ!?」
こ:「いや、説明することある?」
ス:「魔道具。」
こ:「あ……」
ス:「いや、そんな心底めんどくさそうな顔しないでよ。」
こ:「だって考えてみ?今、何時よ?」
ス:「夜中1時。」
こ:「だろう?そういうことだよ。」
ス:「そうか、そういうことか………じゃないから!」
こ:「わかった、わかったから。魔道具ね。魔道具は魔力の文字を道具に刻むことによってその力を発現させるものだ。この文字は古代文字と言われていて、この世界の人にとってはとっても難しい文字。ま、いつしか本編でも行ってたように良い魔道具にはいい素材と才能が要る。もちろん龍介はその1つを有している。一度刻んだ文字はその文字を刻んだ物を壊すまで消えない設定だ。豆知識だが、一般の魔道具職人は文字を1つ刻むのに1時間ほどかかる。何故かと言うと、文字を書くために使っている道具が問題で、非常に魔力を食う。起動に魔力を食う、書くために魔力を食う。非常に魔力を食う。なので連続してかけない設定だ。あ、前半の魔物の食える食えないの話、あれ結構適当に考えました。一応食べられそうな所考えた結果こうなりました。脳って食べられるか必死に考えた結果枚入かということで出しました。なんか病気とかあるっぽいけど…ま、大丈夫でしょう。美味しいらしいし。」
ス:「はい、じゃあ今日は眠いのでここらへんで終わりましょう。」
こ:「皆さん呼んでくださりありがおつございます!これからもよろしくお願いします!」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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龍介のダッシュラン狩り 

23話目、シナリオ…………考えなきゃなぁ(遠い目

前回のあらすじ
解体おわリ!
依頼達成!
新しい依頼!
魔道具の事実


おはよう。今日は珍しくスー達が起きていない。とりあえずぷにぷにしとくか。

 

-ぷにぷに、ぷにぷに。

 

いやぁ、このスベスベプニプニ感がたまらんな。

 

『ん、ん~、おはようあるじ。』

『おはよう、あるじ。』

「ああ、おはよう。」

『今日は遠くにいくんでしょ?』

「ああ、この前の山より少し遠いかな?」

『新しい、食べ物。たのしみ。』

「ダッシュランか、図体がでかい割に足が速い記憶があるが、実際の所見てみないとわからないな。」

『私は見た記憶がありますよ。たしか青い体をしたでっかいトカゲのようなものですよね?』

「だいたいあってる。やばい技は持ってなかった気がするから、ある程度は楽だと考えていいだろう。」

『ふ~ん、じゃあ楽しい時間になるね!』

「ああ、なにか面倒なことが起こらなければな。」

 

あ、フラグさんは還ってどうぞ。

一応この前の道順は覚えてる。けど、足がなぁ。歩いて行ってもいいが……馬車……馬…………どこかで買えないか宿の人に聞いてみるか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

聞いてみたところ、近くで馬と馬車を売っている店があるらしい。早速そこへ行って買おう。相場も聞いてきた。

1,100,000Gもあれば良い馬車と馬が買えるらしい。今の資金でも十分に買える。これで少しは楽になると言いが。っと、いろいろ考えてるうちに目的地に着いた。

 

「いらっしゃいませ!今日はどういったものをお探しでしょうか?」

「1,000,000Gほどで買える馬車と馬がほしい。」

「かしこまりました、ではまず馬の方から見ていただきましょう。こちらへどうぞ。」

 

そう言って連れてこられたのは裏にある馬小屋。

 

「ちょうど最近いいのが入ったんですよ。こいつとかどうですか?」

 

ふむふむ

 

====================

馬  ♂  Lv1

 

種族:馬 5歳

 

HP:50/50 

MP:50/50 

攻撃力:50 

防御力:50 

素早さ:50 

 賢さ:50 

器用さ:50 

 幸運:50

 

====================

 

すごく、整理されています。

どうせならレベルも5だったら良いのに……

 

「他のも見せてくれないか?」

「はい、かしこまりました。」

 

ん~♂・♀ともに多少レベルに差は有るが基本的には同じか。

 

 

====================

馬 ♂  Lv10 

 

種族:馬 3歳

 

HP:130/130 

MP:85/85 

攻撃力:80 

防御力:70 

素早さ:100 

 賢さ:95 

器用さ:80 

 幸運:90 

 称号:風の加護

 

スキル=================

・疾走   Lv3  ・猪突   Lv3

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

====================

馬 ♀  Lv10

 

種族:馬 3歳

 

HP:120/120 

MP:80/80 

攻撃力:80 

防御力:70 

素早さ:100 

 賢さ:90 

器用さ:70 

 幸運:90 

 称号:風の加護

 

スキル=================

・疾走   Lv2 ・猪突   Lv3

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

風の加護==============

体の周りに風の膜を張ることができ、風

の抵抗を受けにくくすることができる。

==================

 

お?

 

「この2匹は?」

「ああ、この2匹ですか?この子たちは双子の馬なんですけどね。どうにも昔何かあったみたいで、人間不信ってやつですよ。お客さんを怪我させてしまうんです。しかも2匹をある程度離すと、とても暴れるんです。世話できるようになるまで時間がかかってとても苦労しましたよ。」

「そうなのか。それは、苦労したんだな……」

 

ちょっとなでようとしてみる。

 

あ、耳を後ろにしぼって、口を突き出し、歯をむき出して、攻撃的な表情………

ん~、とりあえず撫でる。

 

-ブワッ!

 

あ……手のひらザックリ行ったー!

 

「お客さん!大丈夫ですか!?」

「ああ、大丈夫だ。ホイミ。」

 

加護の力か?

うん、そんな感じだ。どうしたものか………優しく撫でると美は落ち着いたりするってネットで見たけど……

腕にホイミをかけながら手を伸ばし撫でる。

 

「お、お客さん!?」

「グッ……大丈夫、大丈夫だ。別に危害を加えようなんて考えた無い。大丈夫だ。」

「「…………………」」

 

よ~しよしよし。よ~しよしよしよしよし。

 

「「ブルルル……………」」

 

なんとなくだが、信じてくれたか?

 

「驚かせてすまなかったな。この2匹、買わせてくれ。」

「ほんとうに良いんですか!?確かになんかいきなりおとなしくなってますけど……」

「多分大丈夫だ。馬車も合わせていくらだ?」

「助かります!実は結構な客を怪我させて困っていたところなんですよ。なのでお安くしておきますね。そうですね……馬車合わせて850,000Gにしときますよ。」

 

お、結構安くなってるな。

 

「安くなるのは良いんだが、そんなに安くしてよかったのか?」

「はい、やっと飼い主がでてくれたんです。エサ代も馬鹿になりませんし。買ってくれてありがとうございます。」

 

いま、本音出てなかった?ま、いいか。というわけで、足ゲット。しかも結構良い馬車だ。コネストーガ幌馬車に似たもので広いし。いい買い物したよ。

 

で、草原に行きたいんだが、馬車の操作はネットで見ただけで初めてなんだが………外で練習するか。

え~と一応、すっかり忘れてたけどスキルの習得をできるようにスキルポイントがあってだな。その中に御者というものがあってだな。いや、別にネット知識だけじゃダメだったとか無いから。うん。とりあえず取得、取得。

 

< 御者を取得しました >

 

お、こうやって操作するのか。なんかやんわりわかった。いや、元から知ってたけど、知ってたけどな!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、結構様になってきたかな?この2匹の持っている風の加護は、どうやら馬車にも適用されるみたいで、全く風の影響を受けなかった。

空気の抵抗を無くせるからスピードも出るし、風のおかげで目がしばしばすることもない。しかもこれ、飛んできた物をある程度、外らせることができるらしい。

落ちてきた木の葉が、不自然な動きで後ろに流れて行ったり。飛んできた矢が、不自然な動きで明後日の方向に飛んで行ったり。飛んできた魔物が、明後日の方向に弾き飛ばされたり。

レベルも上がり、一石二鳥。

 

====================

キング ♂  Lv15 ↑5

 

種族:馬 3歳

 

HP:150/150 ↑20

MP:101/101 ↑16

攻撃力:99 ↑19

防御力:86 ↑16

素早さ:114 ↑14

 賢さ:113 ↑18

器用さ:93 ↑13

 幸運:90

 称号:風の加護

    

SP:25

 

スキル=================

・疾走   Lv3  ・猪突   Lv3

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

====================

クイーン ♀  Lv15 ↑5

 

種族:馬 3歳

 

HP:142/142 ↑22

MP:92/92 ↑12

攻撃力:98 ↑18

防御力:85 ↑15

素早さ:117 ↑17

 賢さ:104 ↑14

器用さ:90 ↑20

 幸運:90

 称号:風の加護

 

SP:25

 

スキル=================

・疾走   Lv3 ・猪突   Lv3

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

あ、名前はキング、クイーンにしました。

名前の由来?馬世界の王と王女になってほしいからだ、なってくれるよな。

 

よし、操作もしっかりしてた。一応念話でも指示はでき、きちんと従ってくれるいい子たちだ。

ルーム内で、スライム達ともいざこざはなく、仲良くやってるっぽいし。ちょっと心許し過ぎなんじゃないかってくらい仲いいし。楽しそうだね。

 

「もう大丈夫だ。スー、ライム!そろそろ行くぞ。」

『は~い。』

『うん。』

「「ブルルルル。」」

 

そう言ってスーたちは定位置、キングとクイーンの頭の上に乗る。

 

『ハイヨ~!キング~』

『はいよ~。クイーン。』

 

こういう言葉って、どこで覚えるんでしょうかね。お兄さん気になります。

とまぁ、そんなことは良いんだ。さて、草原に向かおう。風の加護のおかげで普通の馬車の二倍ほどの速さで進むことができるとおもう。

たぶん今日、途中で一泊、次の日、草原到着って感じのスケジュールでいいか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

====================

キング ♂  Lv17 ↑2

 

種族:馬 3歳

 

HP:160/160 ↑10

MP:112/112 ↑11

攻撃力:110 ↑11

防御力:100 ↑14

素早さ:126 ↑12

 賢さ:123 ↑10

器用さ:102 ↑9

 幸運:90

 称号:風の加護

    高飛車

 

SP:35 ↑10

 

スキル=================

・疾走   Lv3  ・猪突   Lv3

・気配察知 Lv1

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

====================

クイーン ♀  Lv16 ↑1

 

種族:馬 3歳

 

HP:148/148 ↑6

MP:100/100 ↑8

攻撃力:103 ↑5

防御力:90 ↑5

素早さ:123 ↑6

 賢さ:110 ↑6

器用さ:97 ↑7

 幸運:90

 称号:風の加護

 

SP:30 ↑5

 

スキル=================

・疾走   Lv3 ・猪突   Lv3

・気配察知 Lv1

耐性

・物理耐性 Lv3

====================

 

順調だ。2匹も新しいスキルを取得して、出てきた魔物はかたっぱしから跳ね飛ばしてる。飛ばしたそばからスー、ライムが伸ばした腕で即回収。

止めをさせていなくても、その場でブスリ。

楽だなぁ。さて、ちょくちょく休憩は挟んでいたが、そろそろ薄暗くなってきた。ここらへんで今日は一泊にしようかな。

 

「よ~し、今日はここらへんで一泊するぞ。」

『は~い。』

『は~い。』

「「ヒヒーーーン!!」」

 

キングたちも頭を上げて尾を高く振り回し、大きく呼吸した元気にいななく。

 

キングたちはスライムの森に戻ってもらって、馬車は…………インベントリに突っ込む!

よ~し、入ってくれてよかった……

 

スライムの森は適切な環境に維持されてるし果実とかもあるし草も生えてる。十分に良い環境だ。

そういえばスライムの森の中心に池ができてたな、池と言うより、湖?広いから泳ぐ事もできるな。いつか遊びたいな。

よ~し、風呂も入ったし。晩飯も食べた。キングたちの毛繕いもしたし。寝るか。お休み!

 

 

 




第十回 教えて!ステルさん!

ス:「はい!今日も始まりました!」
こ:「話すこと有る?」
ス:「馬について?」
こ:「え、馬は…………馬…………ごく普通の。」
ス:「うーん、じゃあ称号!」
こ:「風の加護?そうだな、見た目的にはほとんどわからないけど、所持者自身が認めた人以外の人が不用意に手を突っ込むと切れます。ちなみにアクティブではなくパッシブ。」
ス:「ありがとう、後は……………御者のスキル!」
こ:「御者は…………馬車の運転手。」
ス:「はい、じゃあ…………今日はこの辺で終わります!短くてすみません!!」
こ:「本編で新しい物がでないとここが盛り上がらないのは、わかってます!分かってますので次から頑張ります!なのでこれからもよろしくお願いします!」

矛盾、前の話と噛み合わなくね?なところを見つけたら教えて下さい。
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龍介のダッシュラン狩り 2

24話、ふふふ……ネタがどうした!やればできるんだ!考えつくんだ!

前回のあらすじ
スライムのプニプニって気持ちいいよね
いい馬が仲間になった!
馬車も扱えるようになったし、完璧!
~┬┬彡^・∋  ∈・´ミ┬┬~ ブルルルル・・・
  ↑キング     ↑クイーン


おはよう。今日は草原手前で宿泊。ちょこっとダッシュランを狩って。さっさと帰ろう。鍛冶を教えてもらうんだ。

 

「おはよう、皆。」

『おはよ~』

『ん~。おは…よう。』

『おはようございます、主様。』

『おはよう、主。』

 

スー、ライム、レム、ナイトがすでに集まっていた。

ナイトもだんだん俺達との生活に慣れてきて言葉遣いも柔らかくなった。

 

「今日はダッシュラン狩りだ。まぁ、よっぽどのことがない限り、大変なことにはならないと思うが安全第一で頼むな。」

『は~い。』

 

フラグがたった気配がしなくもないが、気にしない。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

で、草原に着いたは良いけど……………

 

「何も、いないな…………」

『いないね~』

『いない。』

『確か、鍛冶屋の話ではすぐ見つかるという話だったよね?主。』

「ああ、確かそうだった。」

 

ちなみにレムは、ルームでスライムたちの相手をしている。遊んでるか訓練しているか。最近よく相手してるからスライムたちの育ちがとてもいい。

色々進化して数と種類が増えてる。紹介は後日。

 

「しかし、ほんとに何もいない………気配なし。」

『みあたらな~い。』

『しばらく待ってみたらどう?』

「そうするか……………」

 

てなわけで、ピクニック気分で部屋でサンドイッチ作ってこよう。

あ、そういえばワンルームのレベルがMAXになった。

 

=================

ワンルーム LvMAX

次のレベルまでの必要魔力量

 --/--

 

貯蓄MP:15

 

現在の効果

 最適な温度、湿度の維持

 魔力消費による家具の生成 ▽

 庭を追加

 冷蔵庫の中身が劣化しない

 料理の旨味向上(極)

=================

=================

生成可能家具

     ベット:MP20消費

  ダブルベット:MP25消費 

     タンス:MP30消費

    テーブル:MP40消費

      椅子:MP10消費

    壁紙変更:MP5消費

   (ランダム)

  目覚まし時計:MP5消費

低反発マットレス:MP100消費

    低反発枕:MP80消費

     冷蔵庫:MP200消費

   薄型テレビ:MP500消費

=================

 

料理にブーストかかります。あと最後にすごいのきたな。薄型テレビって………番組何が有るん。

この世界、天気予報やニュースが流れてたらどんなに楽なことか……

こっちの世界に来て雨降ってないと思うけど。大した事件なかったけど。

 

台所で作ったのはお手軽なサンドイッチ。

ほんと、お手軽で助かるわぁ。今日はちょっとおおくちばしに肉を使ってみた。ちょっとつまみ食い。うん、たしかに柔らかい、肉汁もたっぷりで……こんな上等な肉、日本じゃ食べたことなかったなぁ…………

 

さぁて、作り終わったし、皆で食事を楽しもう。

 

-ガチャ、ガンっ!!

「ガッ……ガアアアアア!!」

-バタン!

 

……………………あれ……あれれれ?いま、ドアに鼻先ぶつけたのって……ダッシュラン?今のダッシュラン?

おかしいな……もっかい見るか。

 

-ガチャ

「「「グルルルルル……」」」

-バタン!

 

アイエエエエ! 色違い!? 色違いナンデ!?っと、取り乱した……てか増えてるし……

うん、絶対角と体の色が違う。え~っと……テラノライナーじゃなかったっけ?

ちらっと鑑定しよう。

 

-チラッ

 

うわ、まだこっち見てるよ……

 

====================

テラノライナー ♂ Lv4

 

ランク:D

 

HP:168/168

MP:74/74

攻撃力:152

防御力:115

素早さ:190

 賢さ:65

器用さ:96

 幸運:34

 

スキル=================

・ダッシュ  Lv3 ・威圧   Lv2

魔法

・氷魔法   Lv1

特殊スキル===============

・HP自動回復 Lv2 ・ブレス  Lv1

====================

 

====================

テラノライナー ♂ Lv3

 

ランク:D

 

HP:165/165

MP:70/70

攻撃力:150

防御力:113

素早さ:186

 賢さ:60

器用さ:92

 幸運:77

 

スキル=================

・ダッシュ  Lv1 ・威圧   Lv1

魔法

・氷魔法   Lv1

特殊スキル===============

・HP自動回復 Lv1 ・ブレス  Lv1

====================

 

====================

テラノライナー ♀ Lv24

 

ランク:D

 

HP:278/278

MP:104/104

攻撃力:220

防御力:215

素早さ:250

 賢さ:105

器用さ:102

 幸運:79

 

スキル=================

・ダッシュ  Lv3 ・威圧   Lv2

魔法

・氷魔法   Lv2

特殊スキル===============

・HP自動回復 Lv3 ・ブレス  Lv3

====================

 

HP自動回復=============

自動的に肉体を修復しHPを回復する。

レベルによって回復スピードが違う。

==================

 

ブレス===============

魔力を変化させることによって炎や吹雪

毒素を含む息などを吐き、状態変化を引

き起こす。

==================

 

ん~?ん~~?ん~……なんでここに、こんなレベル高いのが………前衛の俺達はいいとして、ライムが流石にやばい。かすったら死んじゃうレベルだ。

とりあえず……レム、呼んどくか。

 

「ライム、扉開けたらすぐ目潰しにデインを頼むな。」

『分かった。』

「3、2、1で開けるぞ。思いっきりやるんだ。」

 

これで、ただ出て倒すよりも、ライムに多くの経験値が入れば良いんだが……

 

「3……2…1…!」

 

-ピカッ!バリバリッ!!

 

「「ガアアアア!!」」

「ガ…ガア……ガ……」

 

今のうちにササササッと。こう見ると、なかなかに禍々しいな。青黒い角に、灰色とオレンジの体。

でも、この魔物……乗り物的存在だったと思うんだけど……

 

「ライムは後ろで魔法で補助と攻撃、たまに回復を挟んでくれ。俺も回復はするから焦る必要はないぞ。スー、ナイトはいつも通り接近戦だ。レムはライムの護衛。それで大丈夫だよな。」

『余裕~』

『大丈夫。』

『大丈夫に決まってるよ、主。』

『もちろんです、主様。』

 

なら安心だ。んじゃ、あちらも準備終わったっぽいし、行きますか。

 

あのむっちゃレベルの高いやつは俺がやるとして。スー、ナイトで1匹ずつ、十分やれるな。

 

「「「ガアアアアアアアアアア!!」」」

 

うわっ、ちょこっとぶるっときた。威圧か?んじゃこっちも威圧。

 

-ブワッ

 

「「!?」」

「グルルルルル……」

 

へ~、他の2匹はなんかびびったっぽいけど、あのレベルの高いやつは怖気づかずか……伊達にレベルは高くないね。

 

「スー、ナイト!今のうちに攻め立てろ!」

『よいしょ~!』

『せぇええええええい!』

 

その時、全員の体の周りを薄いベールが包み込んだ。これは、フバーハか?さすがライム。ブレス対策バッチリだ。さらに、黄色と水色の光にも包まれる。スカラとピオラか。これで硬さと速さにブーストがかかる。

 

「ガアアアア!」

「」

 

テラノライナーがその重そうな体格には似合わぬ速さで走ってくる。そして大口開けて近づいてくる。なので足払いをかけながら受け流す。

 

-ヒュオオオオオオオオオ!

 

しかし意外と身軽なようで、テラノライナーはすぐに体勢を立て直し、その口から冷たい息を吐いてきた。いや、これ氷の息か!地面が、草が少し凍ってやがる。

だがフバーハがかかっているので冷たい程度ですんでいる。でもすこし動きが鈍くなるな。どうもブレスは口の中で魔力を練って変化させているらしいな。じゃあ、その口塞いでやるよ。

俺は、すぐさまヤツの下に潜り込み特大のアッパーをかました。ブレス吐いてる途中でこれされるとどうなるか。もちろん口の中が大変なことになります。逆流して内蔵がぼろぼろになることも有るとか無いとか。

 

「ヒュー……ヒュー……」

「な、なんかゴメンな?」

 

今適当にぼろぼろになるとか言ったけど実際苦しそうだわ。ところで、スーたちは?

あ、スーがテラノライナーをタコ殴りにしてる。角と体の革を大事にして!大事な素材だから。

ナイトは……まぁ、余裕そうだな……あれ!?てか角どこ言った!?あいつの角がないんだが……あ、レムが回収してるみたいだな。あれ?あの角……両方共へし折られてない?いたそ~……

あ、こっちも復活……とまでは行かないか……なんか顔色悪いし、いや、実際どうか知らないけど。

 

「ガ…ガアアア!!」

「うわっぷ……びっくりさせんなよ……」

 

今度は紫色の息を吐いてきたな。なんか肌がピリピリするけど……毒だよねこれ。耐性あるけど。

毒が効かないとわかると、今度は突進してきた。するといきなり頭を下げて、角でかち上げてきた。

これはちょっと驚いた。ま、受け止めて、足払い、転がって無防備になった喉にすぐさま剣を突き立てる。

 

「ガハッ……ガハッ…グ…グアアアア!」

「おっと。」

 

また氷の息と思ったら今度はヒャダルコ混ぜてきた。こいつ、かっこいい技使うじゃねぇか……

俺はメラミで暖を取りつつ、テラノライナーの口にシュゥゥゥーッ!! からのアッパーで口をふさぐ!超!エキサイティン!! 3次元アクション! バトル○ーム、ツ○ダオリジナルから。それに追撃するようにデインの嵐。

 

「ガ………ガ……ガァ………」

 

あ、口から黒い煙吐いて白目向いて倒れた。

スー、ナイトたちは………あ、知ってた。

スーが相手していたテラノライナーは、顔面が顔面じゃなくなってる。所々の焦げ跡はライムの魔法かな。角は、へし折られてるな。顔は角と牙が採れれば問題はない……はず!

ナイトは……おぉ、この首の断面、迷いがない……一刀両断だ!さすが剣術Lv4だ。技術が違う。

 

< レベルが上がりました >

 

確認確認~

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv34 ↑5

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い

 

HP:452/452 ↑35

MP:386/386 ↑40

攻撃力:321 ↑37

防御力:329 ↑34

素早さ:317 ↑32

 賢さ:303 ↑36

器用さ:369 ↑39

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の心友

    スライムの理解者

 

SP:35 ↑25

 

====================

 

====================

スー ♀ Lv9 ↑3

 

種族:強スライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:D

 

HP:368/368 ↑25

MP:245/245 ↑15

攻撃力:309 ↑23

防御力:286 ↑20

素早さ:285 ↑18

 賢さ:219 ↑29

器用さ:269 ↑14

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:115 ↑15

 

====================

 

スーは伸縮自在がMAXになったな。悪食も上がってる。

 

====================

ナイト ♂ Lv9 ↑4

 

種族:縺薙よ繝。繝い

 

ランク:D

 

HP:288/288 ↑29

MP:51/51 ↑11

攻撃力:237 ↑14

防御力:359 ↑26

素早さ:293 ↑22

 賢さ:257 ↑28

器用さ:338 ↑19

 幸運:ƒ¡a

 称号:正体不明

 

SP:20 ↑20

 

====================

 

====================

レム ♀ Lv7 ↑2

 

種族:エボニーゴーレム 

 

職業:くノ一エッグ

 

ランク:C

 

HP:432/432 ↑13

MP:168/168 ↑9

攻撃力:297 ↑10

防御力:340 ↑10

素早さ:327 ↑18

 賢さ:297 ↑10

器用さ:353 ↑12

 幸運:74

 称号:闇の神の加護

 

SP:40 ↑10

 

====================




第十一回!教えて!ステルさん!

ス:「はい、このコーナーも11回目だね~」
こ:「いや~続くもんだ、本当に。」
ス:「じゃ、テラノライナーとダッシュランの説明、よろしく。」
こ:「これ説明したら寝させろよな!」

ダッシュラン============
常に猛スピードで走り回っている魔物。
その足を止めるのは眠っているときのみ
で、スピードを活かした突き飛ばし攻撃
が得意。
==================

こ:「ダッシュランはダッシュでランってことで走るのが生きがいな生物、だと思う。同義語を二つ組み合わせる独特なネーミングセンスが光ってるね。図鑑によると草原のトップランナーを目指すために、メタルスライムを追いかけて脚力を鍛えているとか鍛えてないとか。」
ス:「美味しいかといえば?」
こ:「わかりません。多分美味しいかと思われます!(適当」
ス:「じゃ、次行こうか。」

テラノライナー===========
太古から存在する二足歩行の魔物。背中
に沢山の魔物を乗せて運ぶ、乗り物的存
在でもあり、乗り心地も抜群らしい。
==================

こ:「DQ7で初登場した黒色の恐竜型モンスター。口から猛吹雪をはき、 暴れまわって 周囲の敵に 大打撃を与える。乗り心地が良いって聞いてテイムするかどうか迷ったが……すでに馬がいた。なのでお帰りいただきました。」
ス:「哀れ、テラノライナー……」
こ:「ま、そんなもんって。今日の仕事終わりだ!これからもよろしくお願いします!」

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☆龍介のダッシュラン狩り 3

25話、ふふふ……ネタが…………

前回のあらすじ
ダッシュラン狩りに来た
ワンルームレベルMAX
違うのが来たんだが…………
▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああ


一応、テラノライナーの血抜きをしつつ昼食。血抜きの仕方は………以下略

 

昼食:おおくちばしのサンドイッチ

 

美味しかったです(まる

味見したときも思ったけど本当に柔らかい肉だな、スー達も美味しい美味しいと声を上げていた。

きっと、料理スキルと部屋の効果、なんやかんやで肉が予想以上に柔らかくなって頬がとろけるほどになるんだな。

あの硬かった黒パンも柔らかくなってるし。どうなってるんだ俺の部屋は。

詳しくは知らないけど。

 

で、ダッシュランが出ないんだが?なに?物欲センサー働いてんの?

お!気配察知に反応!数も5匹、ダッシュランか!!振り向くとそこには…………

 

====================

とさかへび ♂ Lv2

 

ランク:E

 

HP:85/85

MP:27/27

攻撃力:44

防御力:25

素早さ:67

 賢さ:22

器用さ:13

 幸運:33

 

====================

 

====================

とさかへび ♂ Lv5

 

ランク:E

 

HP:90/90

MP:31/31

攻撃力:49

防御力:30

素早さ:78

 賢さ:28

器用さ:20

 幸運:39

 

====================

 

====================

とさかへび ♂ Lv2

 

ランク:E

 

HP:84/84

MP:27/27

攻撃力:43

防御力:25

素早さ:68

 賢さ:22

器用さ:16

 幸運:50

 

====================

 

====================

とさかへび ♂ Lv3

 

ランク:E

 

HP:87/87

MP:30/30

攻撃力:45

防御力:27

素早さ:70

 賢さ:24

器用さ:17

 幸運:43

 

====================

 

====================

とさかへび ♂ Lv1

 

ランク:E

 

HP:83/83

MP:25/25

攻撃力:40

防御力:23

素早さ:65

 賢さ:20

器用さ:11

 幸運:21

 

====================

 

「「シャ~」」

「「「シャ~~」」」

 

違う!お前らじゃないっ!-スパパパパパン!!

は~………かれこれ数時間粘っているが……いないな…………

え~っと……どうしよう………よし、寝よう。もう、これはあれだ、スライムの森で昼寝だ。

確か魔物は自然発生。ならば待つ。スライムたちと遊んで寝るわ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ふぁ~~……夕方か………夕方……やべっ……急いでダッシュラン狩らなきゃ……

 

-ガチャ、ガンっ!!

「ガッ……」

-バタン!

 

うわ~~……なんかデジャヴ……………あ~………今のは………ダッシュランだな……

 

-ガチャ

「「「「「グルルルルル……」」」」」

 

ん、聞いてた通り、5匹ぐらいだな。

 

-スパパパパパン!!

 

はい、一丁上がり。依頼完了。ぬぁ~~……やっと終わったよ……ん~今日持っていくっておっちゃんに言ってるから悠長に帰ってられないか………しゃーなし、ルーラ使うか……

 

「よ~し、そろそろ帰るぞ~、キングとクイーンをっともう来てたか……」

「「ブルルルル。」」

「よ~しよしよし、ルーラで飛ぶときは浮遊感が有るけどびっくりするなよ~」

「「ブルルル。」」

 

よし、馬車にもスー達や俺のおやつ用のムダンラの実をざっと4箱ほど積み込んだし、と言っても……割と一瞬でなくなるんだが………何しろスー、ライム、ナイトで一箱ずつ、俺とキング、クイーンで残りだ。

でもスー達が足りないと駄々こねるから結局残りも食べられるんだよなぁ。カワイイから許す。

 

「ルーラ」

 

よ~し、北門に到着。さっさとおっちゃんところに行って渡してくるか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「おっちゃん、いるかい?」

「リュウスケ。随分遅かったな。」

「しょうがないだろ、何しろダッシュランが出てこなかったんだ。」

「珍しいことも有るんだな……ということは失敗…なわけないよな?」

「もちろんだ、最後になんとか鉢合わせてな。」

「おぉ、よし!助かったぞ。これで注文通りのものが作れる。品質も最高だな。」

「それとな、テラノライナーって知ってるか?」

「たしかダッシュランの上位種で、その素材はいい武器と防具、薬にすることができる、それに肉もうまいと聞くぞ。まさか!」

「そのまさかだ、ここに3体ある。」

「ぜひ買わせてくれ……と言いたいところだがよく考えたら今回の依頼で金を使いすぎた。それはギルドの方に回してくれ。」

「それは残念だ。」

「っと、依頼の報酬だな、後でこの紙をギルドに渡せば依頼達成になる。報酬はここに用意してある。ダッシュランの革5体分で300,000G、長い角10本、短い角5本で105,000Gだ。」

「…………ぴったりだ。ありがとう。肉は明日回収しに来るぞ。」

「ちゃっかりしてんだな。なに、こっちもいい素材をもらってホクホクだ。それで、鍛冶のことなんだが、明日でもいいか?今日中にこの素材で注文の品を作りたくてな。」

「ああ、わかった。それでだ、こいつを見てくれ。」

 

俺はこの前作った水を1L出すナイフを出す。

 

「こいつは………この前のナイフじゃないか?」

「これに俺が鍛冶をやりたい経緯がある。魔力を流すと水が出てくるんだ。」

「なっ!?魔道具?…………まさか作ったのか?」

「ああ、ちょっと古代文字には詳しくてな。やっぱ、自分にあった武器ってほしいよな。」

「なるほどな。まぁ、なんだ、あんまり人に話すんじゃないぞ?どこぞの馬鹿な貴族が目をつけるかわからん。」

「なに、そのときは蹴散らして逃げるの一手だな。」

「そんなに甘いものじゃないぞ、貴族ってのは。下級ならまだしもな。」

「ま、秘策が有るんでね。」

 

ルームにこもるだけ。

 

「そうだ、これ食べてみるか?近所で採れた果実だ。」

「…………最近……歳のせいで目が悪くなったか?それ幻の実じゃねぇか?」

「そうだな、幻らしいな。」

「いや、幻らしいなって………そんな簡単に……ムダンラの実だぞ…これ1ついくらすると思うんだ!?」

「タダ。」

「タダ…………普通、これ1つで800,000Gはくだらないぞ、多分………たしか数年前のオークションで、これより一回り小さいのが出たんだが、あれは確か500,000Gで落札されてたな……こんな上物、貴族に見つかったらあの手この手で奪いに来るな………」

「今食べれば問題はないだろ。」

「………もったいねぇな………」

「また欲しくなったら、格安で売ってもいいぞ。」

「そうさせてもらおう。じゃ、これは今夜のデザートにもらっとくよ。」

「よし、じゃあ明日の昼頃に教えてもらいに来る、でいいか?」

「そうしてくれると助かる。」

 

よし、じゃあこの紙をギルドに持ってきますか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「リュウスケさん、こんばんは、今日はどのような御用でしょうか。」

 

シリカが120%の笑顔で話かけてくる。

 

「依頼達成の紙を持ってきた。あとテラノライナーも。」

「テラノライナーなんて一年ぶりですね。」

「ただ解体をしてないんだ。ギルドでそういうのってやってるか?」

「はい、解体は承っております。テラノライナーはDランクの魔物ですので1匹30,000Gですね。」

「5匹たのむ。」

「わかりました。では後で倉庫に持っていってください。カルロさんに伝えておきます。」

「分かった。角はすでに取ってあるから買い取ってくれるか?」

「はい、では見せておらえますか?」

「ああ。」

 

俺はインベントリから角を取り出した。

 

「へ~、とても質がいいですね。長い角6本と短い角3本で201,000Gですね。解体料を引いておきましょうか?」

「よろしく頼む。テラノライナー3体の解体料の90,000Gを引いておいてくれ。」

「はい、分かりました。それでは解体料を引いて111,000Gです。」

 

一応依頼、見ておくか。え~っと、真新しいのは……特に無い………か。

 

それじゃ、倉庫に届けに行きますかね。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「お、リュウか、話は聞いてるぞ。テラノライナーだってな。珍しい魔物を取ってきたな。」

 

そこにはカルロと4人の従業員がいた。

 

「じゃあ、ここに三匹置いてくれ。」

「分かった。」

 

じゃ、3匹を置いていきますか。

 

「お、おぉ……なんか、一匹すごく顔がボロボロのやつが要るんだが………」

「ヒデェ……」

「どうやったらこうなるんだ……」

「あ、それはスーがやったやつだな。」

「あぁ、この前のスライムか。」

 

そうそう、スライムならそうなるから。

 

「まず尻尾を落とすんだ!せーのっ!」

「「「1!2っ!1!2っ!」」」

 

「そういえばリュウ、内臓はどうする?」

「腸は全部とっといてくれ。残りの内臓と肉でまかない飯を作るぞ。」

「内臓って……うまいのか?」

「ああ、きちんと処理すれば食べられる。食感に癖があって好み人それぞれだがうまいと思う。」

「よ~し、聞いたか!リュウが珍しい飯作ってくれるってよ!」

「「「ゴチになります!!」」」

 

「よし、尻尾落せたな。次は肛門線と睾丸、その他もろもろ肉の質を落とすものを摘出だ。」

「「「はい!」」」

 

「次は皮だ。剥け~!」

「「「はいっ!」」」

 

「内臓~、丁寧に取りだせ~」

「「「はい。」」」

 

「後は部位ごとに切り出せ!」

「「「はい。」」」

 

「終わりました。」

「よし。終わったそうです!カルロさん。」

「リュウ、終わったようだ。」

 

早いな、一時間も経ってないぞ………

 

「ありがとう。じゃ、焼肉の始まりだ。」

 

すでに用意していたフライパンにきちんと処理をしたハツ (心臓)、レバー (肝臓)、マメ (腎臓)、ハラミ(横隔膜)のようなもの、サガリ(横隔膜)のようなもの、テール(しっぽ部分)などなどを焼き、皆に振る舞った。

 

「いや~、うまいな!まさか内臓がここまでうまいとは………」

「これは簡単に捨てられんな。」

「「ハハハハハハ!」」

「リュウ、ありがとうな。こういうことが有るから倉庫番はやめられないんだよな。はっはっは!」

「飲み過ぎじゃないか?仕事に響くぞ。」

「なに、今日の仕事はこれで終わりだ。きちんと倉庫の品物の確認も終わっている。あとは寝るだけだ。飲め飲め!ハハハハ!!」

 

よし、もう今日は飲もう!

 

 




第十二回!教えて!ステルさん!

ス:「はい、12回めのこのコーナー。やっていきましょう。」
こ:「はい、まずはとさかへび。」

とさかへび=============
頭に赤い鶏冠のある、緑色の大蛇の魔物。
鋭く尖った牙に猛毒を秘めており、体を
巻き付けて締め上げることもある。
==================

こ:「あ、とさかへび、ギルドに売りつけさせるの忘れた………まいいか、蛇の魔物です。集団で現れルカナンを唱えたのち打撃を加えてくるという、堅実かつ強力な戦法を採る嫌な蛇らしい、ぶっちゃけとさか蛇とか初期の敵なイメージが強くて印象薄い。赤いとさかという点で印象強いが。」
ス:「不憫な魔物が多いね……」
こ:「なんでだろうね………ちなみに骨だけになるとスカルサーペントになるらしい。」
ス:「骨格ちがくない?」
こ:「ご都合主義。」
ス:「ア、ハイ。」
こ:「あと、テラノライナーの内臓は適当に牛の内臓を参考にしました。ま、内臓の配置は皆同じでしょ的なノリで。はい。じゃあ、これからもこの小説をよろしくお願いします!」
ス:「よろしくね~」

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( ゚◡゚).. <あ、下に有るはずの絵は試しに小説を読んでいない友人に書かせたスーのはずです。スーは真ん中の丸いスライムです。大体他のスライムも同じ感じです。ただし、イメージです。人それぞれ好きにいイメージしてもらって構いません。可愛くしてください。


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鍛冶とか学ぶ龍介

26話、ふふ……ネタが……有るようでない……

前回のあらすじ
ダッシュランンンン!!!
デジャヴウウウウウウウ!!
解体テンション上がるうううううう!!
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
  ↑  ↑  ↑
   解 体 業 者


ふぁ~あ…………ここどこだ…………

 

…………あ~………倉庫か……結局あのまま、寝落ちしたのか。

 

「う~ん……もうお酒はやめるから……あと一杯……」

「が~……ご~……」

「やめろ!それは俺の肉……むにゃむにゃ………」

 

……ん~結構速く起きてしまった……とりあえず寝ているスー、ライム、ナイトを回収して退散だ。

もし、誰かに見つかって怒られたらたまらんからな………よく考えたら誰に怒られるんだろ………サブマス?…………ちょっとブルッときた。

 

おっちゃんには、とくに何時行くとか約束してないから今から行こう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「おっちゃん!いるか?」

「お、来たな。しかい速すぎだろ。何時だと思ってるんだ?」

「いや、わからん。」

 

時計持ってないし。と言うかあるのか?

 

「いま朝の6時だぞ…………」

「え~っと、そんなに早かったか。」

「まぁ良いさ、ちょうど暇していたところでな。そこにダッシュランの肉が入ったカバンがある。結構ギリギリだったぞ。早くもって行ってくれ。」

「わかった…………終わったぞ。」

「じゃ、始めるか。」

「お願いします、師匠。」

「やめーや。その……………照れるな………」

 

おっさんの照れる姿とか誰得。

 

「まぁ、冗談はさておき「…………………」……………とりあえず教えてくれ、師匠。」

「お、おう。もちろんだ。俺の技術を叩き込んでやるから覚悟しろよ。」

 

おっさんの照れる姿とか誰得。

 

「もう火はあるから、そうだな………どうのナイフ作ってみるか。ここに銅の地金がある。これを熱してハンマーで叩く。この時地金を熱した時に出来た皮膜を叩いて取り除く。最後に水で濡らしたハンマーで叩く。この後また炉の中で熱する。取り出してナイフの形に叩いていく。高い温度ほど成形しやすいが、金属が痛むから切れ味に支障が出る。気をつけろ。」

「なるほど…………」

「低い温度だとアイケとかキズが出やすい。キズが出る手前の微妙な温度具合で鍛接するのが良いナイフを造る要因だ。そしてこの自動ハンマーで中子部分を造る。」

 

へ~便利なものが有るな。

 

「加工されたナイフは自然にゆっくりと熱を取る。これ焼きなましっていうんだ。これは歪みを取るための作業な。焼きなまし後のナイフは表面が酸化皮膜で覆われている。これをハンマーで叩いて取り除くき酸化被膜を取り除いたナイフは自動ハンマーで粗叩きをする。粗叩き後、磨いてきれいにする。磨きではみ出た地金をここで削る。裏面にむらが出来ない様に表面から何百回もハンマーでならして仕上げていく。冷間鍛錬と言って包丁を水平に打ちしめるのと同時にゆがみを修正する技術があってなこれは経験が必要だ。そのあと見本のナイフに沿って調節。この時出来たねじれ、歪みをもう一度修正する。ヤスリで綺麗にして油気や汚れを取り去ったナイフに焼きむら防止の為全体に泥水を塗る。これは、水に入れた時すぐに水を引きつけ、気泡を防止し早く均一に焼き入れを行う為だ。焼き入れは金属の硬度を高める為に必要な作業だ。」

 

地味に説明口調なのが気になる……………

 

「なんか余計なこと考えてねぇか?」

「いや、全く。」

「そうか?泥水を塗ったナイフは炉の後部の余熱で乾かす。この時熱を加えても落ちない土が必要だ。焼き入れにもう一度加熱し、加熱した包丁を水で冷却する。一番緊張する時でもあるな。焼き入れした包丁は、もう一度炉に入れ低い熱を加えてから取出し自然に冷却する。この作業を「焼戻し」と言って刃金に粘りと強さを持たせる為にやるんだ。焼き入れによって出来た狂いを修正する。この後研いでは、見る、研いでは見るの細やかな作業が続くな。工程によって、ナイフに歪みが生まれる。だから各工程ごとにハンマーで叩いて歪みを取る。完成だ。普通は5、6本一気に作ってフルスピードで作る。」

「なるほどな。」

「とりあえず、一本作ってみろ。習うより慣れろだ。」

 

よ~し。いっちょやってみるか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

………………………アッツ……………キッツ……………

でも楽しいわこれ……………アッツ…キッツ………ふぅ……

 

 < 鍛冶を取得しました >

 

< 鍛冶のレベルが上がりました >

 

鍛冶スキルのおかげかどこをどう打てばうまく行くかわかる。感覚的に。これはやりやすい。

 

「お、急にうまくなったじゃねぇか。最初に比べると輝きが違うじゃないか。」

「意外と慣れるとッ-カンッ!カンッ!- やりやすいなッ!-カンッ!カンッ!- 暑いがな!」

「それが鍛冶ってもんだ。ちなみに他の剣を作るとき、刃金に接合材をつけて地金の上に置く刃金付けをする。今回は銅だったからな。刃金は無しだった。鉄の剣や鋼の剣とかがいい例だな。後は、型に流し込んで量産する方法もある。だがやっぱり耐久面で問題が出てくるからおすすめはしないな。」

「なるほどな。」

「よし、午前はこのくらいにしとくか。もうすぐで12時過ぎだ。」

「もうそんな時間か………おっちゃん、時計ってどこで売ってる?」

「目の前の魔道具屋。」

 

ご近所さんか。時計は魔道具か。

 

「ちょっと見てくる。」

 

場合によっては自分で作るし。

 

「いらっしゃいませー」

「時計をちょっと見せてほしい。」

「はい、時計でしたらあちらになります。」

「ありがとう。」

 

え~っと、時計は、これか。へ~安いものから高いものまで。お~、大きいのから小さいのまで種類あるな。

時間は日本と同じ24時間か。ん?こっちは……日めくりカレンダー?自動?まじかよすげぇな。あ、これで月とか一年の長さとかわかる。日本と地が買ったら恥ずかしいしな。え~っと……

 

火、水、氷、風、光、闇、魔、闘の8つの月、それぞれ40日の320日……か……で今は風の月の39日か。

だいたい23日にこっちに来たのか。一応これも買っとくか。時計は、……15万か……この銀の装飾、なかなか細かくておしゃれだな。モチーフは茨とドラゴンか……茨から開放させる瞬間のドラゴンが描かれている時計。

よし買っちゃお。合わせて20万か。

 

「これとこれをくれ。」

「はい、合計200,000Gになります。」

 

これでちょうどだな。

 

「ご利用ありがとうございます!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「お、帰ってきたか。その時計を買ったのか、結構高かったろ。」

「まぁな。でも気に入ったから買った。」

「最近の若いものは金持ってるんだな……」

「色々報酬が割高だったんだ。」

「そいつは好景気だな。不景気にならないよう気をつけろよ。」

「そこら辺はわからんがな。」

「で、今日はどうする?基礎は教えたが。」

「何かあったほうが技術って有るか?」

「そうだな………

鍛接、金属を接合する接合法の一種な。これのポイントは

① 芯までの充分な加熱

② 酸化被膜の除去と酸素の遮断

③ 片刃刃物・三枚打ち、三層の両側が軟鉄で、真ん中に鋼が入っている状態だ。この場合、カイサキ部分、溶接を行う母材間に設ける溝のことだ。これから中央を切っ先に向けてノロ、地鉄の一部が酸化して底の部分に固まって付着したものだな。これを絞り出す様に打ち、両サイドをまんべんなく打つ。割り込み鋼付け、地金を割って金属を入れる製造方法だ。この場合、中央部分を打ち、刃先側をまんべんなく打つ。

④ 最初の段階ではコバ側を打つときは充分に赤めて優しく打つ。

⑤ 慌てずスムーズに手早く作業を行う

火造り、金属を加熱して可塑性をもたせ、必要な形につくり上げることだ。ポイントは

① 温度を徐々に下げて作業していくこと。

② 素材の厚さを出来るだけ均一に伸ばしていくこと。

③ 金属板を表から打って成型したりで素材に傷を付けないこと。

④ 捻れ等を作らないよう作業をすること。

成形は自由だ………ぐらいだな。」

 

けっこうあったな。

 

「わかった。今日はありがとうな、おっちゃん。」

「いや、なんとも行儀の悪い弟子だった。まったく。だが、このくらい物覚えが良けりゃ、文句なしだ。いいモン作れよ。」

「じゃないと習った意味が無いだろ。あ、そうだ、ムダンラの実どうだった?」

「あんな美味いもの久しぶりに食ったぞ。いい思い出ができた。もういつ死んでもいい……」

「おっさんは絶対長生きする人間だろ。しぶとそうだ。」

「失敬な。こちとらただの老いぼれだぞ?」

「老いぼれが俺の三倍の鎚カンカン言わせてる人が老いぼれとは言わねぇ。」

「はっ、鍛冶屋はな、これぐらい振れねぇとやっていけんぞ。」

 

絶対ウソだぁ………絶対ウソだぁ………

 

「じゃ、また何かあったら頼りにしとくよ。」

「おう、借金と貴族の問題以外なら相談に乗ってやるぞ。」

「あ、石炭や金属ってどこで買える?」

「ギルドで買えるぞ。あとは商会とかだろ。俺がよくお世話になっているのはイナーリ商会だな。会長のネオアーム・ストロング・サイクロンジェット・アームストロング・イナーリとは知り合いでな。」

「完成度たけぇなおい。」

「ん?どうした?」

 

こっちが聞きたいわ!どうした!どうしてそんな名前になった!!

 

「い、いやつい、いつもの癖がな……」

「そうか。で、そのイナさんとは知り合いでな。割と安く提供してもらってるんだ。紹介状書こうか?」

「そうだな、一応もらっておきたいな。」

「じゃ一筆書いとくわ…………ほれ、気が向いたら行ってみろ。多分助けになるはずだ。」

「わかった。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

特に利用していない宿に帰ってきました。やっぱりルーム使うとなると、あるていどプライバシーの保護される宿に限るね。

 

「さて、まずは新しく増えた仲間だな。」

 

従魔==================

・スー

・レム 

・ライム

・ナイト

・スライム×40

・バトルスライム×13

・スライムベス×21 

・シャドウスライム×14

・ビックスライム×12

・プチメタルスライム×10

・インクリースライム×17 

・メタルスライム×6

・メガスライム×11

・スライムコマンダー×7

・バブルスライム×10

・ホイミスライム×4

・スライムつむり×6

・ドラゴスライム×3

・スラッピー×7

・ウォータースライム×5

・アシッドスライム×3

====================

 

ウォータースライムとアシッドスライムだな

 

ウォータースライム=========

体の99%が水でできたスライム。

水さえあればどこでも生きていられる。

その体の中には恐ろしい量の水を収納し

ていおり、体内の水を高圧で放ち様々な

ものをカットする。

==================

 

アシッドスライム==========

体内から酸を出すスライム。その酸を使

いなんでも溶かして食べる。

掃除屋として有名なスライム。

==================

 

ウォータースライムはウォーターカッターが使えるわけか。アシッドスライムは酸で溶かすのか。どちらも強そうだな。

ウォータースライムは貯水と噴射のスキル。アシッドスライムは生酸(せいさん)酸布(さんぷ)といったスキルを覚えてるな。こじつけ感パナイ。あ~こうやって確認していると眠くなってきたな。

仕方ない。SPは明日に回すか………

 

 




第十三回教えて~ステルさ~ん

ス:「はい。教えて~ステルさ~んのこーなー」
こ:「は~い。じゃあ教えていきましょう~」
ス:「は~い。まずウォータースライム。」

ウォータースライム=========
体の99%が水でできたスライム。
水さえあればどこでも生きていられる。
その体の中には恐ろしい量の水を収納し
ていおり、体内の水を高圧で放ち様々な
ものをカットする。
==================

こ:「はい、このウォータースライムは体が水でできています。残りの1%は核です。この角はゼリーのようなもので乾燥すると縮みます。水をあげるとと膨張します。絞ると出てきます。核の大きさによって収容できる水の量が違います。水筒に便利ですね。」
ス:「次はアシッドスライムです。」

アシッドスライム==========
体内から酸を出すスライム。その酸を使
いなんでも溶かして食べる。
掃除屋として有名なスライム。
==================

こ:「アシッドスライムはその名の通り、酸を出すスライム。かろうじて鉄を溶かせる程度です。強いような弱いような。ただ厄介なのが、、群れで来るということです。囲まれたらもちろん死にます。さんに強い体制が必要ですね。」
ス:「今回の鍛冶について何か意見はありませんか?」
こ:「包丁の作り方を銅のナイフに変えただけです。はたして銅でこれをやって良いのかはわかりません。あと部分部分変えたり切ったりつなげたりしています。にわかです。本職や素人目から見てもガバガバだと思います。すいませんです。はい。」
ス:「はい、じゃあ今日はこのくらいにしておきますか。では、これからもこの小説をよろしくお願いします!」
ス:「よろしくお願いします。」

高評価、ブクマ、ご意見お待ちしております。
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( ゚◡゚).. <ねもい………









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SPについて話a……合えない龍介 1

27話です、今回少ないです!本当にすいません、来週テストだったり風邪だったりでやべぇっす。

前回のあらすじ
鍛冶を学ぶ。
アッチイ、キッツイ……
仲間、増えた

( ゚◡゚).. <プルプル

D~BランクのところをD~Aに変更しました。


side:?????

 

『諸君! いまこそ我らが立ち上がり……新しき時代の扉を開くときではなかろうか?!

そう!魔物の、魔物による魔物のための世界を……しもふりにくを毎日!朝、昼、夜、食べられる世界を!そんな世界をわたしは諸君に、約束する!!であるからしてまずは、人間の国を、滅ぼす!この国を起点に、魔物大国を作る!見よ!この哀れなる人間どもを!おのれの欲望のままに生き、しあわせの国などという甘言にやすやすまどわされるおろか者を!聞け!わが同胞たちよ!たとえ、かつての古き魔王が滅びようともこのジャミラスがいるかぎり!魔はほろびぬ!我を崇めよ! われをたたえよ!そして今ここに我らに生贄をたてまつらん!』

「「「「ガアアアアアアアアアアアア!!」」」」

 

ふっふっふっふ、ついにきた!我が天下を取る時がきた!このジャミラスさまがな!はっはっはっはっはっは!!!!もう、こんな森からはおさらばだ。我はここから、人間どもの、世界の王、神になる!!

 

『ジャミラスサマ!シュツゲキノジュンビガデキマシタ。』

『よし!いますぐ出撃だ。』

『カシコマリマシタ!』

 

各地から集めた、我の部下たちはどれも強者。今日!ここから我の魔王としての人生が始まるのだ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:リュウスケ

 

現在、ギルドに来ています。なぜかって?この国を魔物が攻めてきてるからです。

 

~三時間前~

 

「あ~、速く起きすぎた………」

 

現在朝の4時。スー達もまだ寝てるな。レムは立ったまま寝て疲れないのか?。そういえばナイトは鎧を全く脱がないな。食べるときも甲冑の隙間から触手出して食べてるし。風呂のときも脱いででなかったな……

中身が…………気になる……ただのスライムなのか、それともイケメンスライムなのか。

 

-チラッ…………

 

う、宇宙が……見えた?………い、いや、何も見なかった。何も見ませんでした。

いや~、スライム達のさわり心地、抱き心地は良いな~ひんやりスベスベ。ギガスライム、メガスライムは本当にでかいからな、俺が上に飛び乗っても問題ない広さだ。

さて、スライム楽しんだし、そろそろスー達起こして……石炭買いに行くか。あ、まずSPの割り振りをせねば。

 

(ドンドンドン!「リュウ!起きてるか?」)

 

ん?今の声、サザンか?

 

「あ、やっぱりサザンか。」

「おぉ、リュウ!一時間後ギルドに来てくれ。なんか緊急事態らしいぞ。」

「緊急事態?」

「内容は、ギルドで説明されてる。んじゃ、俺は他の知り合い回ってくる。確かに伝えたからな。こなかったら怒られるぞ。」

「わかった。じゃあな。」

「おまえ、それ、宿かりる必要有るか?」

「そこの道で使うより宿で使ったほうが厄介事少ないだろ?」

「そういえばそうだったな。」

「そういうことだ。それじゃ、準備してくる。」

「おう、じゃあな。」

 

さ~て、スーたちは起きたかな?

 

『あ、あるじ~。おはよう~。』

『む~……おはよう……』

『おはよう、主。』

『おはようございます、主様。』

「ああ、おはよう。いきなりだがギルドに行くぞ。」

『どうしたの~?』

「何かあったらしい。詳しくはわからないが……ちょっとめんどくさそうだ。」

 

冒頭に戻ります。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

お、ギルマスだ。

 

「あ~あ~、聞こえるか?聞いてるかもしれないが今魔物の大群がこっちに向かって来ている。魔物大氾濫(スタンピード)だ。」

 

緊急依頼で大騒ぎだもんな。

 

「それを阻止するために、今から敵の情報とおおよその動きをクリスが説明する。リュウは、ちょっとこっちに来てくれ。じゃ、後はよろしく。」

「それでは、こちらで説明しますね。」

「リュウ、向こうの部屋で話そうか。」

 

さて、何か怒られるようなこと………倉庫?いや、あれは俺悪く………無いよな?

 

「リュウ、実はこの国にいる魔物使いはお前だけなんだ。それで従魔の戦力が聞きたい。もちろん情報は公開しない。誰にも話さない。ついでに、これが終わったらランクを上げる特典付き。」

「………193匹。」

「……………は?」

「敵のレベルにもよる戦闘に出せるのは75匹だな。」

「………もっかい聞くぞ?今、何匹従魔がいる?」

「193匹、戦えるのは75匹。」

「ちなみにレベルは?」

「ちょっと待て、呼んでくる。」

 

スライムの森から召集。

 

「うーむ、思っていたよりレベルが高いな。スキルレベルも高い、こんなに育ったスライムを見たのは久しぶりだな…………なぁ、このスライムベスを門の上に配備させてくれないか?今回、魔術師が少なくてな。門の上から遠距離で攻撃できる数が揃っていないんだ。」

「わかった。ただくれぐれも、怪我させるなよ。あ、スライムコマンダーも2匹つけとく。」

 

こっちに情報流せるしな。

 

「おお、助かる。もちろんポーション、MPポーションをしっかり準備している。安心してくれ。」

「俺はどうしたら良い?」

「え~っと、適当に魔物切り捨てればいい………んじゃないか?」

「適当だな……ま、楽で助かるけど?」

「ああ、斥候からの情報だと敵さんのランクはD~A、現在Bランクの魔物は7体確認されている。Aランクは1体だ。だが今いる冒険者で十分に対処できる数、レベルだ。もちろんBランクは俺やほかの高ランクの冒険者が相手をする手はずだ。」

「魔物の中にスライムがいたかわかるか?」

「いや、スライムは報告に上がってないな。だが、もし従魔を出すつもりならあまりおすすめはしないぞ?乱戦になるからな。間違えて攻撃されても文句は言えないぞ。もちろん貸してもらった従魔たちには指一本触れさせんがな!」

 

ん~やっぱり危ないか………

 

「わかった、じゃ、適当にやっとく。」

「おう。回復役は必要か?魔法使いも回そうと思えば回せるぞ?」

「いや、回復と魔法も自分でなんとかなる。」

 

結構余裕………かも知れない。

 

「いや~、久しぶりに暴れられる。楽しみで仕方ないぞ。がはっはっはっは。血沸き肉踊る戦いの始まりだなぁ!!」

「本当に脳筋か………サブマスの苦労がしみじみわかる気がするぞ………」

「そうです。これでもけっこう大変なんですよ。」

 

!?……びっくらこいたぁ………

 

「いつの間に………」

「ギルマス、配置終わりましたよ。リュウスケさん、きょうは頑張ってくださいね。功績によっては国王から褒美もでるそうですよ」

「それは……気になる………」

 

やっぱお金かな?魔道具かな?領地とか貴族とかテンプレだけど……

 

「ま、そういうわけだ、しっかりやれよ?褒美全部俺らが、かっさらっちまうぞ。」

「そんなことはさせないさ。うちのスライムが、全部かっさらうさ。」

 

何このちょっとしたレクリエーション空気……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

で、いま門の前に来ている。今も魔物は接近している。だいたいどんな魔物が居るのかわかってきたな。

え~っと、グリズリーにあばれうしどり、スモールグール、スカルライダー、バーサーカー、あくましんかん、サイレス、ジャミラス………………ファ!?あの大演説ジャミラスか!?

 

「魔法!用意!……………撃て!!」

 

-カッ!!!

 

数十人の様々な属性の魔法が飛び交う。

 

「弓!用意!……放て!!」

 

-ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュンッ!

 

数十人の弓使いによる矢の猛攻。全体の5分の1仕留められた感じかな?

近接戦で稼がなきゃな。

 

 

 




第十四回、教えて!ステルさん!

ス:「始まりました、今回は説明多そうですね~」
こ:「なえぽよ~……ZZZzzz………」
ス:「寝るんじゃない。じゃ、説明いきま~す。」

あばれうしどり===========
牛と鳥のハーフな魔物。寝ていることが
多いことで有名。
初めて会うときちょっかいかけるとかな
り危険生物である。
==================

こ:「作者の石塚裕子さんが食べてみたいモンスターにあげていたり、牧野博幸さんのコンジャラー曰く、大量のヒレとササミ、そして霜降り肉が一挙に取れる優秀な家畜であったり、優秀ですね。」
ス:「じゃい、じゃ次ね。」

スモールグール===========
常に長い舌を口から垂らした敵で集団性
の強い食人鬼。2匹以上のグループで出
現することが多い。
==================

こ:「打撃で戦うとかえって危険な魔物なので、呪文を使って倒そう。ザキ系以外の呪文耐性は低く、ギガデインがあれば一掃できる。ニフラムも有効なので、面倒なら消し去ってしまうのも手。ラリホーで眠らせるのも有効。と、まぁ、弱点が多いまものです。ただ、エビルプリーストが連れている事が多く、エビルプリーストはその弱点を逆手にとって、 こいつを3匹引き連れておいて、自分はマホカンタをあらかじめ張っておくという、彼の性格が現れた何ともせこい手を使ってくる。」
ス:「次~」

スカルライダ============
6本足の魔獣の骸骨の上に忍者の様なも
のが乗っているモンスター。
下の骸骨はレッサーデーモンのホネと言
われている。
==================

こ:「下の骸骨はレッサーデーモンのホネらしいが、どう見ても脚が6本ある。+2本の足はどこから持ってきたのかが、永遠の謎。」
ス:「たぶん骨だから改造可能なんでしょう。次。」

バーサーカー============
片手で斧を軽々と振り回す亜人の狂戦士
で、服装のセンスが古の勇者に似ている
誰彼構わず滅多矢鱈と暴れまわる。
==================

こ:「服装のセンスがDQ3勇者に似ている。DQ2に登場して以来、長らく本編での出番は無く、そのDQ2にしても作品内での立ち位置が微妙であったため、マイナーなモンスターかといえばそうでもなく、むしろファンの間では割と知名度が高い。恐らくは彼を「誰彼構わず滅多矢鱈と暴れまわる」という強烈な個性でもってドラゴンクエスト4コママンガ劇場で愛用したきりえれいこによる功績が大きいと思われる。Wikipedia参照。」
ス:「サボり乙。次です。」

あくましんかん===========
怪しげな蝙蝠が描かれたマントと一つ目
の仮面を着用した神官のモンスター。
配下の神官も含めて、外見や持っている
武器で等級を現している。
==================

こ:「その名前からは悪魔を崇拝する神官とも魔族の神官とも解釈できるが、DQ2では実際にハーゴンの教団に所属し二次創作では中身は人間と扱われることも多いため前者、それ以外の作品では魔王に従っていたり悪魔系に分類されたりしていることから後者なんじゃないかなと。」
ス:「むずかしいねぇ……次。」

サイレス==============
三つ目の鳥魔人のモンスター。
オレンジに近い赤色をした頭部と翼は鳥
茶色い下半身は獅子である。
==================

こ:「ジャミラスの劣化。サイレントから来てるって書いてあった。」
ス:「雑か!次。」

ジャミラス=============
三つ目で二足歩行のグリフォンのような
モンスター。
代々演説がウマイことで密かに有名。
==================

こ:「人間の愚かさを嘲るとともに、自身がムドーの後継者であることを強くアピールしており、このあとのジャミラスコールが絶大なる期待と信頼を窺わせる。がしかし、真ムドーより簡単に倒せるため、多くのプレイヤーからは「お前じゃ力不足だろw」と言わんばかりにネタになってしまった。実際そうだった。(経験済み)戦闘が終わると「せめて……せめて……1日に 1コの しもふりを!」というのが当たり前というか、食にがめついというか………」

高評価、ブクマ、ご意見お待ちしております。
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※携帯でみるとAAがずれてしまうと思います。皆様の創造力をfullに使い、演説ジャミラスを想像してください

           、、ヽヽヽ、
          ミ   ●  ヽ
         /  ●(´`ヽ● |       /) 
  (\     ミヽ  | ヽノ  ミ     //)  
  ((\\    ミミヽヽ.|∪| 彡 /    //) )
   ((\\   ミミヽ ヽノ  /    //)) )
   ( ((\\  」-ゝr―‐==;十i // ) _,r--――、
   ( ( ( ヽ ヽ.ト、.j.!レ' ̄三! >ーr‐r‐r‐<  _,.r<"「 l_
 ____,..r--r=ヾヽj,r―'"≦__ ̄ ̄r―'"\\ \r",.-、, \
∧   ト-'‐'"三へ>ト-‐'"~    ゙i  /       \\(_.人 ヽ._ ヽ
レ'へ._ノi 「 \ ゙l //./",「 ̄/ / /       ヽ-ゝ. \   /
レ'// .l l   ! ! i/./ ./  /  / /         ,(  \  ノハ
レ'/  .! !   i ゙'!  ̄ ∠,  /  ヽ._        ,ター  '",〈 !

最強ジャミラス
HP 682 ←現環境トップメタ・はぐれメタルキングより上!
MP 472 ←あの魔神・ダークドレアム以上!
攻撃 472 ←今作ラスボス対策筆頭・最強スライムベホマズンを凌駕!
守備 450 ←ジョーカー2が生んだ奇跡・最強カバシラーに匹敵!
素早 517 ←無印2の破壊神・おにこんぼうを超越!
賢さ 945 ←デスピサロ・エスタークが進化の秘法を使用してなお上回ることのできない圧倒的数値!!






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SPについて話a……合えない龍介 2

28話、ジャミラスさんのキャラがブレッブレでいろいろ大変でした(汗

前回のあらすじ
ジャミラスの演説が魔物たちの心に突き刺さるぅ!
ナイトの中は謎。
魔法と弓の嵐が魔物たちの心に突き刺さるぅ!(物理)
 人
( ゚◡゚).. <AAってさ……どうしても行と行の間の隙間が大きくてわかり見くくなるよね


「へへへ、おもったより高ランクの敵はいないんだな。Dランクが6割ぐらいじゃないか?こんなに楽なら俺たちはあんまり働かなくて良いかもな。」

「まったくだ。俺はこの戦いが終わったら彼女と結婚する予定だったからな、助かったよ。」

「なんだ、お前もか。俺はなこの戦いが終わったらすぐ、告白する。」

「ははは、じゃ、なおさら死ねないな!」

「「はっはっはっは。」」

 

あの~……思いっきり死亡フラグですが………ご冥福をお祈りします。

 

「全員!突撃ー!!!」

「「「「「オオオオォォォォォォォォォ!!!!」」」」」

 

たしかに見た感じ奥の方に、おそらくBランクのバーサーカー2体、あくましんかん2体、サイレス1体、悪魔の騎士2体と、多分Aランクのジャミラスが居るだけで後はDとCランクだし……まいっか。

いっちょやりますか。身体強化と縮地法。盛大に使ってみよう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:ジャミラス

 

『ジャミラスサマ!!ワレラノ5ブンノ1ガヤラレマシタ!!!』

『分かっておる!ここまで予定通りだ。シールドこぞうを担がせろ!』

『カシコマリマシタ!!』

 

やべぇ、人間やべぇよ………5分の1がやられた?こんなはずでは……し、しかし、シールドこぞうで大丈夫のはずだ。うん。いい感じのところで我が前に出て1つ話せばすぐにでも人間は降伏するだろう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

位置について、よ~い……

 

「ん?お、リュウ。何やってんだ?」

 

っとっとっと……

 

「サザン、と……おっちゃんか。」

「ああ、で、何やってんだ?」

「いや、スタートダッシュをだな。」

「他の奴らのテンションがおかしいからって流されるなよ……………他の奴らは冒険者家業で色々と経験を積んでそのけんけん場いけると思ってDランク、Cランクを狙うんだ。良いか?魔物のCランクとBランクには大きな力の差があるんだ。高ランクの人間じゃないと対処できないレベルでな。」

「わかった、気をつける。」

 

というわけで、位置について、よ~い……ドン!!(「やっぱ分かってねぇ!」)

 

-ドンッ!!

 

周りの景色がすごい勢いで流れる。身体強化+縮地法で体に負担をかけずに連続で使えている。

あ、先頭抜いた。そしてこのまま先頭の魔物を追い抜き魔物の軍勢の中へ。

 

< 縮地法のレベルが上がりました >

 

「そ……いやっ!」

 

-ドゴォォォン!

 

あ、メラミ撃って着地地点整地しようと思ったらクレーターできた……まいっか。

着地してすぐさま威圧。

 

「「!?……………………」」

「ガ………………っ!?」

 

威圧で周りの魔物たちの動きを阻害して隼斬りで首をぽろり、ぽろりと落としていく。

Dランクが1つ、2つ、3つ、4つ、5つ…………………

 

「カタカタカタカタ………!!」

「ヒヒヒヒヒヒ!!」

 

スカルライダーにバーサーカーか。って、バーサーカーかよ!なんでこんなところに!?バーサーカーだからか…………

 

====================

バーサーカー ♂ Lv10

 

ランク:B

 

HP:618/618

MP:200/200

攻撃力:470

防御力:295

素早さ:320

 賢さ:175

器用さ:216

 幸運:33

 

スキル=================

・斧術   Lv4  ・鷹の目  Lv2

・ダッシュ Lv3  

====================

 

====================

スカルライダー ♀ Lv10

 

ランク:D

 

HP:198/198

MP:114/114

攻撃力:178

防御力:169

素早さ:189

 賢さ:96

器用さ:102

 幸運:70

 

スキル=================

・御者    Lv3 ・剣術   Lv2

====================

 

斧術は初めて見るけど……… -ブンッ!!-

 

「っ!?」

「ヒヒヒヒヒヒヒ!!!」

 

びっくりした……スカルライダーの相手してたらそいつごとぶった切ってくるとは………Bランクってここまで普通と違うのか………そもそも俺からしたら、魔物がいる世界事態、普通じゃないんだけど……

 

「ヒヒヒ!ヒヒヒヒヒヒ!!」

「ハーッハッハッハ!!」

 

どうせなら対抗してみた。力では劣っている。だから縮地法を混ぜ込み速さで勝負だ。

バーサーカーが斧を振れば、俺は斧を持っている手の反対側に回る。これで盾で死角になり、斧で攻撃しようにも持ち手とは逆にいるのでこちらを向くか、右に一回転してそのまま斧を振るしか無いと -ガツン!!- ………思っていた………はい。

 

「っ……!?」

「ヒヒヒヒヒヒ!!」

「くっそ、が!!」

「ヒヒ……ッ!?」

 

メラミを乱射しつつ回復。あ~いてぇ………まさか盾で殴ってくるとは………悔しい………これが武器じゃなくてよかった。武器だったらダメージがやばかったかもしれない………

 

< 回復魔法のレベルが上がりました >

 

< 火魔法のレベルが上がりました >

 

「ヒーヒヒヒヒ!!!!」

「いい加減、黙れ!!!」

 

右手のハヤブサの剣で相手の斧を受け止め、インベントリから出した炎の剣で打ち上げる。

 

「っ!?」

「終わりだ。」

 

がら空きになった胴体、盾で防ごうとするがそれを右手のハヤブサの剣で阻止し、炎の剣で中心を突く!しかしバーサカーはしぶとく上から斧を振り下ろしてくる。しかしこれは炎の剣、魔力を流し中から焼けば、攻撃どころじゃないだろう?

 

「ヒヒッ……ヒヒヒ、ヒャハハハハハ……ハ……」

 

終わったな。インベントリに追加だ。そういえば、魔法って手からしか出せないんだろうか?

 

「Bランクが1体倒れたぞ!!」

「「「オオオオオ!!!」」」

「このまま押し返せぇぇぇぇ!!!!」

 

びっくらこいたぁ……いつの間にか前線が押してるらしい。

 

「お、Bランクを倒したのはリュウか。はっはっは、まさかとは思ったが本当にやるとはな。」

「ギルマスか………うわぁ……」

 

右手に持ってるのは……バーサーカーと悪魔の騎士の頭………うわぁ……ギルマス強ぇ………

 

「さすがギルマス。勝てる気がしないな……」

「まだまだ、若いのに負けるつもりはないぞ。次は、あいつだな……」

 

どうやらあくましんかんたちに目をつけたようだ………ナ~ム~。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:ジャミラス

 

『ジャミラスサマ!!バーサーカーニタイに、アクマノキシガイッタイ、アクマシンカンガニタイ、ヤラレマシタ!!』

『むむむ…………仕方ない!我が出る!お前も来い。』

『ハッ!カシコマリマシタ!』

 

ふふふ……人間どもめ、恐怖のどん底に陥れてくれる!

 

『聞け!!愚かな人間どもよ!!…』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:リュウスケ

 

ふ~結構狩りまくったな。新しい呪文を試したいけど………どうも味方を巻き込みそうだよな………メラガイアー。

 

『聞け!愚かな人間どもよ!』

 

なんかでかい声が響く。冒険者も魔物も動きを止め声の主の方へ顔を向ける……いや、魔物はひざまずいてる?

 

『我は魔の王!ジャミラスである!貴様ら人間はよくやったと思うぞ。だがな、このジャミラス様がでてきてやったのだ!我は魔物の王国を作り、この国を起点に、魔物の魔物による魔物のための世界を作る!貴様ら人間は!そのための足がかりになるのだ!そして!毎日霜降りにkdどhぼwgへ!!!』

「「「「ええええええええええええっ!?」」」」」

 

ふふふふ、でたな演説ジャミラス!その長ったらしい演説を聞いている暇があったら、さっさと攻めてこいよ!

長すぎだし、ゲームのときは毎日朝昼晩の霜降り肉求めてたけどこっちでもそうかよ!ついメラガイアー撃っちまったよ!………いや、ついじゃなくて撃つ気満々だったけど………あ、しまった、確かジャミラスってメラ系無効じゃなかったっけ?

 

『キ、キサマ!!! 人間のぶんざいで!わが演説を!ジャマしおって! 灰にしてくれる!』

 

あ、ロックオンされた……

 

====================

ジャミラス ♂ Lv26

 

ランク:A

 

HP:807/937

MP:264/264

攻撃力:478

防御力:469

素早さ:589

 賢さ:797

器用さ:432

 幸運:80

 

スキル=================

・ブレス  Lv2 ・鷹の目  Lv3

魔法

・火魔法  Lv2 ・風魔法  Lv3

耐性

・火耐性  Lv3

特殊スキル===============

・飛翔   LvMAX ・カリスマ Lv2 

====================

 

ほっ、良かった。この世界のジャミラスはメラ無効は持ってなかった……

耐性持ってるけど………

 

「ッ!?」

 

ジャミラスが消えた!?……警告!?えぇと、真後ろに飛ぶ!!

あぶな!?

元いた場所にジャミラスの爪が突き刺さってた…………

 

『ほう……我の攻撃を避けるか。しかし、そんなまぐれがこれから通用すると思わないほうが良い。』

「流石に、ここまでとは思わなかった………強いな……ジャミラス……」

『ふんっ、その強気がどこまで続くか………』

「くっ!!」-ガキィン!!!

 

速すぎて、ジャミラスの動きが霞んで見える………警告と気配察知がなかったら対処できない。あと両手の剣じゃないと受け止められない。

 

『どうした?人間。』

「そ……っちこそ、人間なめるなよ!」

 

即席で額に魔力を集めて、メヒャド!!

 

『グぅ!?』

 

あ、いけた………避けられた……

 

「「「ギャァァァァァァ!!」」」

 

あ、後ろの魔物たちに当たった……10、15匹消えたかな?

 

『なかなか面白い魔法を使う、しかし当たらなければどうということはないぞ?』

 

こういう奴って、大体弱いんだよなぁ(友人談)、避けられたけど………

 

『何だと!』

 

あ、聞こえてたみたいだな。

いや~声に出してる気はなかったんだがな~

 

「いや、ただの体験談だ、気にするな。」

『減らず口を………』

 

で、どうしよう………身体強化は、欠かさないとして、蹴り………入れたら切り裂かれそうだし……やっぱ魔法かな~

 

「はぁぁぁぁ!!」

『ぬ?』

 

-バシュ!バシュン!バシュン!バシュ!バシュン!バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!

 

ひとまずメヒャドを撃ちまくればなんとかなる何とかなる……ハズ!というかなってくれ!

 

『この!ていど!で!我が!どうにか!できると!思って!いるのか!………ふん!ハァハァハァ………』

 

息切れしてるな……まさか、全部弾くとは………でも疲れてるっぽいな……意外と行けるか?

 

====================

ジャミラス ♂ Lv26

 

ランク:A

 

HP:597/937

MP:264/264

攻撃力:478

防御力:469

素早さ:589

 賢さ:797

器用さ:432

 幸運:80

 

====================

 

しかし、ジャミラスは何で全部受けたんだろうか?

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:ジャミラス

 

イタイイタイイタイイタイ!なぜ、やつの魔法を全部受けたんだろうか………

プライドが、この我のプライドがぁぁぁぁ!!!!

 

しかしこの人間は何だ……普通の人間とは違う、まれに見る高ランクの冒険者というやつじゃないか?

まずい、非常にまずぞ……このままでは……このままでは……

悪い癖だ、弱い者に対しては最初どうしても手を抜いてしまう………そのつけが今回ってきたのか?いや。まだいける。ここから巻き返すことなぞスライムの核をひねるほど簡単だ。ふふふ………我はやれる!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:リュウスケ

 

『ふ、ふふふ……フハハハハ!』

 

何だ?頭おかしくなったか?

 

『人間にしては強いな、だがな。人間は所詮人間、お前は我に殺される運命だ。もうお遊びは終わりだ。』

「へぇ、そのぼろぼろな体で?」

『ほざけ。』

 

くっ、腐っても、焼けてもAランク、心なしか速さが落ちた気がするが……やっぱり早い重いの2連チャン………

でも、まぁ、全力出せば……行けるかな?

 

『ハァ!はっ!ハァァァ!!!ハッ!!ガアアアアアア!』

「クッ!ふん!は!おおおおああああああああ!!」

 

-ギン!ギャリィィン!!ボンッ!!ゴォォォォ!!

 

『ハァ……ハァ………ハァ……』

「フー……フー……」

 

やべ……ベホイミ……ベホイミ……

いったい何十分斬り合ったか……そろそろ……精神的、身体的にきつい…………

 

『ここまで耐えた……人間は初めてだ……光栄に思うが良い……』

「それはどうも………そろそろ……その首よこせ………」

 

速く終わらせよう………ふ~………体力の心配はない………なら、防御を捨て、真っ向から切り伏せる!!

 

「ハアアアアアアアアアアアアア!!」

『オオオオオオオオオオオオオオ!!』

 

ふー…………ふー…………グッ……アドレナリン?のお陰であまり痛みはないが、ヤバイ気がする……なんか、体の芯から……力が抜けるような………やつは……ジャミラスは……

 

『ナラヌ………我が負けることは……断じてならぬ!朝昼晩に霜降り肉が食べられる世界を創るのd…… ゴフッ………グ………グアアアアァァァ!!』

 

そう叫ぶとジャミラスは上半身と下半身が泣き別れた…………よし!………おわ……ったな………あ~疲れた………ねむいな………とりあえず……休みたい……

 

 

 

 

 

 

 




第十五回、教えてステルさん。

ス:「ジャミラスについて話し合いましょう。」
こ:「話し合うことなんて無い!」
ス:「そこをなんとか!」
こ:「通り専用スレッドが立つなど一部では高い人気を誇っており、AAも豊富。彼自身のAAはギ○ン・ザビの頭をすげ替えたものが主流だがテイルズのマグ○スさまの頭をすげ替えたバージョンも存在する。ちなみに専用スレッドではデュランのライバルということになっていた。残念な事に2016年現在このスレはもう無くなっている。本当に惜しいことをした。」
ス:「よくわかりませんな。」
こ:「そういえば皆さん、いつしかチョロっと出てきたと思うんですが。邪神アルマ
覚えてらっしゃいますでしょうか。覚えていてくださったら幸いです。実はこのアルマ、魔物の管理をしております。そこで『どうして魔物の管理をしているのに、魔物が人間の国に攻めてきているのか』とか思う人がいるかもしれないと思います。え?そんなに深く考えてなかったって?とりあえず聞いとけ。このまもも管理というのは魔物の新種、スポーン管理のことでございます。魔物が何処かに固まっていようと、たとえそこで蠱毒が起こってしまい、無茶強い魔物が現れて、人間の国を攻めようと、それはアルマの管轄外です。邪神アルマちゃんをどうぞよろしくお願いします。」

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( ゚◡゚).. <ねもい………



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魔物を撃退したその後

29話、王様初登場


前回のあらすじ
死亡フラグを立てた冒険者は無事です。
バーサーカーがバーサークしてた。
ジャミラスの魔法が突き刺さるぅ!

※AAが携帯で上手くみれないことがありますが仕方がありません。

      ∧  (   )
    (♥∀♥ )ζ..: )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライム は マーニャ に 恋している!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
      ∧ (   ) )
   ン?( ・ _・)ζ..: )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライム は 燃えていること に きづいた!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  !! ∧ (   ) ) )
   Σ(;゜Д゜)ζ..: )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライム は おどろいている!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
       (  )  (  )
    ∧  ( )  ( )∧
ウワァァン(`Д´;)ζ = (;`Д´)タスケテ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライム は なかま をよんだ

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
             (  )  (  )
!! ∧        ∧( )   ( ) ∧      ∧
Σ(;゜Д゜)    (`Д´;)ζ = (;`Д´) Σ(゜Д゜;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライムB が あらわれた!
┃スライムC が あらわれた!▼
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
             (  )  (  )
アホ ∧    ウワァァン ∧ ( )   ( )∧ヒデーヨ   ∧アホ
 ( ´∀`)    (`Д´;)ζ = (;`Д´)  (´∀` )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライムB に わらわれた!
┃スライムC に わらわれた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    マッテロ! ∧            ∧イマケシテヤル!
      ( `д´)         (`Д´ )
      〃       (  )    ヾ
!! ∧       ∧ ( )      ∧!!  ∧!!
Σ(;゜Д゜)    (`Д´;)ζ   Σ(゜Д゜;)Σ(゜Д゜;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライムD が あらわれた!
┃スライムE が あらわれた!
┃スライムF が あらわれた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   ガンバレ! ∧            ∧モウスコシダ!
      ( `д´)         (`Д´ )
      〃 ∧   ∧     ∧ヾ
!! ∧    ( `д´)(`Д´ )  (`Д´ )    ∧!!
Σ(;゜Д゜)    (`Д´;)ζ     ヾ  Σ(゜Д゜;)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライムG が あらわれた!
┃スライムH が あらわれた!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 イソゲ! ∧     ∧           ∧ケスンダ!
   ( `д´)   ( `д´)∧   ∧  (`Д´ )
    〃   (;`д´)(`Д´;)(`Д´ )   ヾ
          (`Д´;)(`Д´;)ζ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ん!?
┃スライム が つぎつぎと!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
         ガンバレ! ∧
            ( `д´)
          (;`д´)(`Д´;)
        (;`д´)(`Д´;)(`Д´;)
          (`Д´;)(`Д´;)ζ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃なんと!!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
         (         )
        (           )
        (            )
         (          )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
        ::..,     ∧ … ;::   ・ ,;::
      ::..,      (x_x)     ・ ,;::
      ::..,    (x_x)(x_x) .・   ,;::
     ::..,   (x_x)(x_x)(x_x)  ,;::
      :::.,    (x_x)(x_x)  ,;::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃スライム は やけてしまった!

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃マーニャ は 8 ポイントの経験値をてにいれた

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃マーニャ は レベルがあがった!
┃ちから が 1 あがった!
┃かしこさ が 4 あがった!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃マーニャ は レベルがあがった!
┃バスト が 5 あがった!
┃ヒップ が 3 あがった!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃おどりこのふく は やぶれてしまった!
┃▼
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
以上茶番でした。なお、携帯では幅が足りず正常にみれない可能性があります。


おい!この川の渡し賃6万円ってどういうことだ!!

 

「はっ!?」

 

…………………………くそ、なんだあいつ……金にがめつい奴め。

……………あれ?俺、今、何に乗ろうとしてた?………

 

「お、リュウ、起きたか。」

「ああ、サザン……俺……何時間眠ってた?」

「2日だな。」

「そんなにか……魔物は?」

「すべて殲滅した、ジャミラスが倒されたら蜘蛛の子を散らすようだったぞ?よくやったな。」

「そうか…………ギルマスは?」

「ん?ギルマスなら隣の部屋に居る。呼んでくるか?」

「ああ、よろしく頼む。」

「わかった。」

 

さて、無事ジャミラスは倒した。レベルも期待できそうだ!

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv59 ↑25

 

種族:人間 15歳

 

職業:魔物使い☆

 

HP:626/626 ↑174

MP:603/603 ↑217

攻撃力:485 ↑164

防御力:506 ↑177

素早さ:501 ↑184

 賢さ:495 ↑192

器用さ:559 ↑190

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の心友

    スライムの理解者

 

SP:160 ↑125

 

スキル=================

・鑑定眼  LvMax ・剣術   LvMax

・縮地法  Lv2 ・鷹の目  Lv4

・気配察知 Lv4 ・警告   Lv4

・隠蔽   LvMax ・格闘術  Lv4   

・気配遮断 Lv3 ・追跡   Lv3

・威圧   Lv4 ・並列思考 Lv4

・料理術  Lv3 ・魔力操作 Lv4

・魔力察知 Lv4 ・念話   Lv4

・並列行動 Lv4 ・スルー力 Lv3

・罠察知  Lv3 ・二刀流  Lv2

・御者   Lv1

魔法

・氷魔法  Lv2 ・光魔法  Lv1

・回復魔法 Lv3 ・闇魔法  Lv1

・火魔法  Lv4 ・無魔法  Lv2

耐性

・光耐性  Lv3 ・闇耐性  Lv1 

・毒耐性  Lv3 ・火炎耐性 Lv4

・物理耐性 Lv4

特殊スキル===============

・可能性  Lv3 ・魔法合成 Lv1

・空間魔法 Lv3

呪文==================

回復

・ホイミ    ・べホイミ

・キアリー   ・ベホイマ

・ベホマラー  ・キアリク

空間

・ルーラ    ・ルーム 

・インベントリ

・メラ     ・メラミ

・メラゾーマ  ・メラガイアー

・ヒャド    ・ヒャダルコ

・デイン   

・ドルマ

・メヒャド

特技==================

・隼斬り ・足払い  ・受け流し

・威圧  ・身体強化 ・回し蹴り

====================

 

ほう……最高じゃないか!あとはSPだな……ん?職業に星マーク?

 

「リュウ、起きたか。ジャミラスとの戦い見てたぞ。よくやったな。」

「……見てたらなら助けてくれよ………死にかけた。」

「まぁそう言うなよ、さっきまでクリスにこっぴどく絞られてたんだ……だが、危なそうだったらすぐに飛び込無用意はしていた。」

「まぁそれは良いとして、スライムベスたちは?」

「お前の下。」

「下?」

 

あ、なんかこのベットすごくもにゅもにゅすると思ったらスライム製だったのか。

 

「治療されたお前が運ばれてきてな、このベットに寝かせたらスライムたちがスタに潜り込んでな。好かれてるな。」

「本当にな。で、報酬とかどうなった?」

「ああ、ギルドからはリュウをBランクにあげることに決まった。」

「何か試験とか有るのか?」

「えー…………確か、貴族からの依頼が増えるからある程度気をつけるように。以上。」

「なるほどわからん。」

「貴族の中にはな、やっぱ平民をとことん下に見るやつってのがいるんだよな……確か、貴族至上主義………だったか?」

「なるほど、つまりぶっ飛ばせと。」

「全然分かってないな………ま、明らかな貴族の不正やら何やらがギルドであったら、ある程度守ることはできるが………その後外で闇討ちされても知らないからな?」

「大丈夫だ、問題ない。」

「は~………その命知らずはどこからくるんだ?」

「生まれつき。そういえば、国王からの報酬ってどうなった?」

「Bランク以上の魔物を倒した人にそれぞれ500,000G、その中でも特に活躍した人に王様がささやかな願いを叶えてくれるらしい。もちろん、今回の活躍した人のトップはリュウだ。」

「これで違かったらさすがに落ち込むぞ……」

「で、国王に会いに行ってもらうんだが……ま、皇帝陛下に会って、話聞いて、お願いを言うだけだ。」

「簡単だな。」

「ああ、ま、陛下が結構絡んでくると思うが頑張れよ。あと、終わったらギルドに顔出してくれ、カードの更新するから。」

 

絡んでくる?

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

いや~、まさかこの部屋が王城の中にあったとは思わなかった。なんでも皇帝陛下の配慮だそうだ。

 

「ここが王の間です、くれぐれも無礼がないように………と言いたいところですが、陛下があれなんで、いつも通りで大丈夫です。」

 

門番みたいな人が説明してくれるが、一瞬苦虫を噛み潰したような顔が見えたのは気のせいだろうか。

 

「それではどうぞ。」

 

よし、何頼もうかな~

 

王の間はよく画像でも見るような、レッドカーペットの道に左右に白い柱、左右の天井からは金刺繍や銀刺繍の施された……垂れ幕?でよかたっけ?そして部屋の奥にはよく見る王の椅子、そしてそこに座る30代位の人物、皇帝陛下か。そしてその脇に立っているのは………リブロ?

 

「おお、リュウスケよ死んでしまうとは情けない……仕方のないやつだな、お前にもう一度機会を与えよう!

戦いで傷ついたときは、宿屋に泊まって傷を癒やすのだぞ?再びこのようなことが起こらぬよう僕は祈っているぞ。」

「………………………………」

 

死んでませんよ?

 

「父さん、リュウが固まっています。あと死んだんじゃなくて、死にかけただけです。」

「いや、皇帝家に代々伝わる……なんだ、間違えたなこれ……じゃあ、気を取り直して………よく来たね。君がリュウスケだね?息子から話は聞いてるよ。Aランクの魔物を倒したんだってね。いや~見たかったな。」

 

ノリ軽いな~………と言うかいまリブロ、父さんって言った!?

 

「え、え~っと、お初にお目にかかります。え~っと……」

「あ~、もうちょっとリラックスして、リラックス。深呼吸深呼吸。堅苦しいのは苦手なんだよね。」

 

は~ふ~、は~ふ~……

 

「リュウ、落ち着いたか?」

「ああ、多分。と言うか、リブロ、王子だったんだな。」

「まぁ、そうかな?最近警護の仕事しかしてなかったからだんだん自分が王子だってこと忘れるよ……」

「こうやって一般の人と一緒に働くことによって平民の辛さ大切さを学んでもらってるんだよ。あ、これ王家に代々伝わる掟の1つね。あと、聞いてると思うけどリュウスケに褒美を与える。何がほしいか言ってみ?」

「魔導書とか、禁書とか面白そうなものがあれば見てみたいです。」

「わかった、おい!許可証をもって来るんだ!あと報奨金600,000Gもだ。」

「はい!」

 

お、いま皇帝っぽかった。

 

「こういうときはしっかりした王になるんだけどな…………どうしてこう………絡むんだろうか………」

「馴染みやすい皇帝陛下でいいんじゃないか?」

「馴染みすぎるとまずいことも有るんだけど…………」

「お持ちしました!」

「よし、リュウスケ、これが許可証、これさえ見せれば書庫の中層の閲覧ができるよ。」

 

中層ってなんぞや。

 

「この城の書庫は上層、中層、低層、最下層に分かれていて、下に行くほど危険なものが多いんだ。」

「なるほど。」

「その許可証があれば王の間にも自由に入れるから、何か困ったことがあったら来てね。………たまに遊びに来てくれよ?」

「いつか娯楽を作るつもりでいるからそのときにまた来ますよ。」

 

そういえば忘れていたが、リバーシとか将棋とか作るのは異世界定番だよな。

 

「それは楽しみだ!そしてコレが報奨金の600,000Gだよ。この国を守ってくれてありがとう。」

「ありがとう、リブロ。」

「そうだ、リュウスケの従魔たちを見せてくれないか?ギルドマスターのグランがとても助かったと言ってたからね。ぜひ会いたいね。」

 

王様ってちょっとフレンドリー過ぎね?まぁこっちとしても助かるけど

 

「良いですよ、え~っと……」

「何が問題があったかい?」

「え~、今から起こることは他言無用でお願いできますか?」

「ああ、もちろんだ。秘密は守るよ。っと、じゃあ人払いをしなきゃね。」

 

陛下が手をたたくと警護の人が部屋を出ていった。

じゃ、ルームから出すか。

 

『あるじ~!大丈夫だった~?』

『心配した……』

『心配しましたよ主様』

『大丈夫みたいで安心したよ、主』

 

上からスー、ライム、レム、ナイトだ。心配かけたな。

 

「心配かけたな、大丈夫だ。レム、陛下に紹介するからベス達呼んできてくれ」

『わかりました』

「え~っと、右からスー、ライム、ナイトです。さっきの黒いゴーレムはレムと言います。いまスライムベス達を呼びに行ってもらっています」

「へ~よろしくね。僕はこの国で王様をやっているんだ」

『よろしく~』

『よろしく』

『よろしくね』

『主様、連れてきましたよ』

「お、ちょうどよかった。さっき紹介したんだけど。この国の皇帝陛下」

「よろしくね」

『よろしくお願いします』

「で、このスライムベス達が今回活躍した子たちです」

「へ~、こんなに従魔にしてる魔物使いは初めて見たけど、皆かわいいね」

「ええ、大事な家族ですよ」

「うんうん、よし、じゃ今日はこのくらいにしてお開きにしようか。娯楽の話、楽しみにしてるよ?」

「完成したら一番に持っていきますよ」

「リュウ!僕の分もよろしくね!」

「もちろんだ」

 

明日はリバーシを作ってみるか。

 

 

 

 

 




第??回教えてステルさん!は今回休業します。

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      \ 我はメタルスライムなり!! /
            :_、、
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            :/゛;;;;;;;∥
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    、:/ ̄ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゛゛\、
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や~っとSPの消化ができた龍介

30話目!長かったな~。いや、まだ全然終わらないんですけどね。

前回のあらすじ
渡し賃6万とかぼったくりぃ!
褒美が出るってよやったね!
まさかのリブロが王子。
( ゚д゚)ポカーン


そういえば、ギルドに顔出さなきゃな。あ、全く気づかなかったけど、俺の服違うじゃん!

うーん、あんまり覚えてないけど俺のみかわしの服ボロボロだったと思うしな……とりあえずギルマスに聞いてみるか。

 

(「おい、あいつが…………」)

|《「ああ、Aランクの魔物を倒した……………」》

(「………二つ名がつくってよ………」)

ん?なんか噂されてる?

 

「あ、リュウスケさん!大丈夫だったんですか!?」

「ん?何のことだ?」

「何のことだって、重症で運び込まれたって聞きましたよ?」

「それなら、この通り大丈夫だ。それでギルマスに呼ばれてるんだが………」

「はい、奥の部屋に通すように言われています。あちらへどうぞ。」

 

ん~、二つ名?

 

「お、来たな。」

「ああ、まず聞いておきたいことが………俺の服ってどこに有る?」

「あ~、あれな、損傷が激しくてな、治るかわからないが一応修理に出してるぞ。」

「そうか。ありがとう。で、今回呼んだのはランクアップのことか?」

「ああ、あとな、お前に二つ名が。」

「二つ名?」

「そうだ、今回一番活躍したからな。ちょっと他の冒険者達にアンケートを取ってみたみたんだ。」

「結果は?」

「死神、狂戦士(バーサーク)、無慈悲な炎、魔物の壊滅者(ジェノサイダー)まぁ、これくらいかな」

 

……………この世界の冒険者って………………良いネーミングセンスしてるよな!!!

 

「どれが良い?この二つ名は一生掲げるものだ。発表もするからな、しっかり選べよ。」

 

狂戦士、誰かとかぶってる気がする。無慈悲な炎…………惹かれる、けど…………

 

「ん~~~死神、だな。」

「じゃ、ギルドカードを貸してくれ。更新しとく。」

「わかった、それで、職業の横に星がついたんだが、これは?」

「お、それは職業が次の上位職になれるようになった証だな。しかし、早いな………最年少でのBランクに最年少での上位職か………いやはや、長生きしてみるもんだな……………」

「そんなに年いってないだろ。」

「ま、そうだがな。はっはっは!」

 

いやほんと、長生きするよ。絶対。

 

「じゃあ、とりあえずシリカに転職させてもらってこい。」

「ああ、わかった。じゃ、カードをよろしく。」

「おう。」

「では、こちら来てください。」

 

そうしてシリカに連れてこられたのはいつしか職に就くときに連れてこられた部屋。

 

「ではいきますね…………転職(出世魚)

 

ん?今なんて?

 

< 職業:魔物使いがスライムマスターに変化しました >

 

< スライム生成を取得しました >

 

「スライムマスター?」

「へ~、リュウスケさんはスライムの従魔を多く従えてるんですね。魔物使いの上位職は、その人が多く仲間にした魔物によって変わるらしいですよ?例えば、獣系を多く従魔にしているとビーストマスターという職になれます。」

「最上位職は何かわかるか?」

「いいえ。最上位職は未だに確認されていません。魔物使い自体の数が少ないので……………」

「なるほどな……………たしかに、魔物使いは扱いが難しいもんな………………」

 

そもそも、最初の従魔ができるかすら怪しい、それもそうとうな適性がなければ難しいっぽいしな。俺の場合はレベルの上がりやすさとかもぜんぜん違うし……………ほんと、ステルたちには感謝感謝だな。

で、スライム生成、おそらくレムのゴーレム生成と似たようなものだろうな。

 

スライム生成============

魔石を使いスライムを作ることができる

使用する魔石によってランクが変わり、

強さも変わる。

ステータス補正(微)

==================

 

お、なかなか面白そうなスキルや。

 

「リュウ、終わったか?」

「ああ、丁度な。」

「スライムマスターか?」

「よくわかったな……といっても、当たり前か。」

「まぁな、ほれ、これが新しいカードだ。」

 

そう言ってグランが渡してきたのは青色のカード。Bランクのカードだ。

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:スライムマスター 

ランク:B  二つ名:死神

==================

 

おぉ、二つ名が書いてある!

 

「じゃあ、後は任せとけ。倉庫の方にジャミラスの素材がある、それ受け取ったら宿屋で休んどけ。また倒れられたらたまったもんじゃないからな。」

「ああ、わかった…………そういえば服ってどこにあずけてある?」

「あ、それも倉庫に有るぞ。流石に治るかわからんってカルロが言ってたから、あまり期待はしないほうが良いぞ。」

「流石にそれは覚悟しているさ。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「よ~し、その向こうにこれ置いてこい!」

「はい!」

 

すごく忙しそうだな。

 

「それは~………ん?リュウか?ちょうどよかった。ついさっきジャミラスの解体が終わったぞ。なかなかの魔石を持ってたぞ?」

 

ん?

 

「魔石ってダンジョンの魔物が持ってるものじゃないのか?」

「大抵Aランク以上になると体内に魔力の結晶を作るんだ。ただ、これが確実にとは言えないからな。そこがダンジョンとは違うところだな。」

「へ~、そんなことがあるのか。」

「でだ、今回、ジャミラスの素材だが、どうやら爪が炎の爪っていう一つの装備らしくてな、全くどこで手に入れたんだか……………そして毛皮、これが意外と取れた。肉はどうする?」

 

あ~、そういえばゲームでもドロップしてたな、懐かしいな…………

 

炎の爪===============

炎の魔力がこめられた魔法の爪。

魔力を通すことにより炎の玉を飛ばす事

ができる。

 

レア度:B

==================

 

そして、肉…………ね………

 

「一応もらっておこう、美味しいかどうかは…………わからんが。」

「ランクが高い魔物ほど美味しいとは言うけどな………これはな……筋張ってそうだよな………」

「たしかに。」

「話は変わるが、お前のみかわしの服………あれは流石に修復不可能らしい、知り合いの裁縫師に頼んでみたが、無理だそうだ。」

「そうか……」

「それでな、その知り合いの裁縫師がな、悔しいから自分に新しい服を格安でコーディネートさせろといってきてな、どうする?」

「そうか、じゃあ、よろしく頼む。」

「わかった、明日の朝、また来てくれ。地図を渡す。」

「今日じゃダメなのか?」

「今日はダメだ。治ったばっかだろ?今日は無理すんな。」

「今日は皆過保護だな。ギルマスにも言われたぞ。」

「なにしろ、今回一番の功労者でもあり重傷者でも有るからな。ま、今回はおとなしくしとくんだな。」

「そうしとく。素材ありがとうな。」

「なに、お安い御用よ。おい!その箱はそっちじゃない!そっちだ!」

 

さて、宿に帰ってSPの振り分けについて話し合いますか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ふ~、なにげに今日はつかれたな………さて、スキルをあげるか新しく取得するか。

 

最初のスキル取得にいるポイントはだいたい20ポイントだな………げ、神圧?ふぁぁぁぁ………300ポイントって…………ん~、ここは無難に手持ちのスキルをあげるか……

どうやら、経験によって必要なSPが違うようだ。

 

……………………………縮地法と、威圧、料理、スライム生成のレベルあげるか。

 

縮地法Lv3、威圧MAX、料理術Lv4、スライム生成Lv3。こんな感じかな、これで消費SP137

残り23か…………光と闇魔法で20か。これも上げとくか。

 

< 威圧が魔圧に変化しました >

 

マアツ?

 

魔圧================

威圧に魔力を載せることにより相手を指

定してひるませることができる

相手より実力を上回ってるほど効果が大

きい

==================

 

へ~、なかなか便利になったな。

 

つぎ、スーだ。

「スー、新しいスキルか今あるスキルをあげるかしてポイントを使おうか。」

『うん!あ~っと、スー、魔法が使いたい!』

「魔法か~、そうだな、攻補魔法と補助魔法を覚えてみるか?」

『攻補?補助?』

「味方にいい効果を与えたり、敵に悪い効果を与える魔法だ。どうだ?」

『うん!覚える!後ね~耐性がほしい!』

「あ~そうだな~」

 

耐性は、火、氷、風、光、闇………爆炎耐性?あと、麻痺、毒、石化、混乱、気絶、斬撃、物理と、結構あるな…………

でもって全部必要なSPは10だな。もともと高くないらしい。

でもいくつか取れないな……………

 

「結構な数があるけど、どうする?」

『ん~魔法全部と~、斬撃がいい!』

「よし、わかった。じゃあ次にライムを呼んできてくれ。」

『わかった~。それが終わったら遊んでくれる?』

「ああ、全員分終わったらな。」

『わ~い!すぐ呼んでくるね~』

 

 

『主、呼んだ?』

「SPで新しいスキルかレベル上げをしようと思ってな。なにかあるか?」

『ん~、自動回復?』

「あ~テラノライナーのあれか?」

『うん。』

「え~っと……………」

 

お、あったあった。え~、自動HP、MP回復………ふぁー。50ポイントか~。

 

「HPかMPのどっちかしか取れないらしいが、どうする?」

『ん~………HP、かな。』

「よし、他には有るか?」

『ん、闇魔法。主みたいな魔法が打ちたい。』

「そうかそうか。じゃあしっかり練習しなきゃな。」

『うん。』

「じゃあ次、レムを呼んでくれ。」

『わかった。』

 

 

レムはあんまりSPが無いからな、1つ覚えるかあげるぐらいしかないか。

 

『主様、お呼びですか?』

「ああ、新しいスキルかレベルをあげようと思ってな。ただ、あまり溜まってないから使わないのも手だな。」

『そうですか、でしたら私はやめておきます。』

「そうか、わかった。じゃあ、ナイトを呼んで来てくれ。」

『わかりました。』

 

 

『主、呼んだ?』

「ああ、スキルレベルとかあげたいんだが、何かあげたいのとか新しくほしいのとかあるか?」

『耐性がほしいな、え~っと、物理と斬撃が良いな。』

「よしわかった。じゃあ森に行くか。」

 

他のスライムのスキルも上げなきゃな。遊びながらちょちょいとあげるか。耐性系と自動回復系を確実に取らせるようにするか。

 

は~、や~っとSPの消化ができた~~

 




教えてステルさんのコーナはまたまた休業です。



 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | ちょっと海外旅行  |
 |   byステル  |
 |__________|
    ∧ ∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ
 
スキル説明は基本同じ感じなので省きます

これが火、氷、風、光、闇、爆炎、麻痺、毒、石化、混乱、気絶、斬撃、物理に代わるだけ

毒耐性===============
毒に耐性を持つことができる
毒軽減(小)
==================


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リュウスケは新しい服を発注する

31話、そういえばBランクの特典書き忘れてた(汗

前回のあらすじ
二つ名ktkr
上位職ktkr
スキル上げ完了!
キタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚∀゚)))゚)゚)゚)))))━



ふぁあ~……………あ、スライムの森で寝落ちしちゃってたか……………

スライムの布団…………結構良いな……………

 

え~っと…………まずはギルドだな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「なぁおい!ぜひ、うちのPTに入ってくれ!頼む!」

「いやいや!君はぜひうちに!」

「何をいってるのよ!彼は私達のPTに入ってもらうのよ!」

「いやいや……………」

「なにを……………」

 

………………よしなんか……いい感じで言い合いしてるし、このまま倉庫に行こう。

 

「おお、よく来たな。これが道順だ。そこまで遠くはないが少し迷いやすいから気をつけろよ。」

「ん?結構入り組んでるな。」

「ああ、隠れた名店?ってやつらしいぞ。本人曰く。」

「なるほどな。」

「ま、ちょっと癖があるが腕はいいんだ。安くしとくように言っておいたから安心して任せていいぞ。」

「わかった。」

 

え~っと………ギルドの倉庫を出て……そのまま真っすぐ、次の十字路を右に行って……

 

「おい、ガキ。ここを通りたければ有り金、全部置いていってもらおうか?」

 

なんかおじさん出てきた………けどちょっと地図から目を離すと割と迷いそうだ。

 

「うるさい。」

「何だと!この野郎、ガキだからって手を抜くとでも思ってるのか?」

「うるさいって言ってんだ。」

「ちっ、じゃあ仕方ねぇよなぁ……」

 

は~、そんなカッコつけて指ポキポキならしてるけどあれって指太くなるらしいしあまりやらないほうが良いんだよな。指が太くなる以外にも幾つか症状があったっけな。

 

「ほら、全部置いてkブベラッ!!!」

 

は~ほんとやめてほしいな。まじで道わからなくなるから。

え~っと……こっちを曲がって………こっちに行って………

 

「おい、ちょっと待て。」

「ん?」

「ここを通ったのが運の尽き、荷物全部おいtあべしっ!!」

 

あ、こっちを右で後は真っ直ぐか……

 

………………………………………………………………………………

 

[花園 エリザベス]←店の名前

 

…………………………………

 

ここ本当に服屋?

 

「………………」

「あら?お客様?」

 

店の前で掃除していたのは中肉中背の男……………ただ………………ピチピチの女物の服を着ている……………

…………………ここ本当に服屋?

 

「? どうかしたのかしら?」

「あ、カルロの紹介で来たんだが…………」

「あら、あらあらあらあら、じゃあ貴方が巷で噂の死神りゅーちゃんね?」

 

……………りゅーちゃん?

 

「りゅーちゃん?」

「貴方の名前、リュウスケちゃんでしょう?だから、りゅーちゃんよ。私はエリザベス。魔服職人よ。エリちゃんって呼んでね?」

 

そう言いエリザ………エリちゃんはとてもくねくねしている。

 

「それで、え……エリちゃん、が見た感じ、みかわしの服はもう治らないのか?」

「ちょっと難しいわね。何しろ服に染み込んだ文字が途切れてしまって、これを元に新しく作り直すことならできるわよ?」

「染み込ませる?」

「あ、みかわしの服みたいに布製の魔道具のことを魔服というのよ。魔道具は剣、鎧、アクセに魔力で文字を刻むけど、魔服は魔力の文字を染み込ませるの。これをエンチャントと言うの。魔道具でも使う用語なんだけね。このみかわしの服には、防刃に、耐熱、耐魔法、速度上昇の効果がついてたからちょっと………いえ、とてももったいなかったわねぇ……………」

 

へ~そんなのがついてたのか。

 

「それで今回新しく作ってくれるんだよな?」

「ええ、もちろんよ。こんなに高い技術が使われた服はなかなか見られないわ。ここでなくすには惜しいもの。わたしの全力を持って新しく作ってあげるわ。」

「ありがとう。そういえばこんなものが有るんだが……………」

「これ、ジャミラスの毛皮?」

「わかるのか?」

「ええ、過去に何回か扱ったことがあるの。耐火と耐魔法にとても優れてるのよ。…………………よし、これとみかわしの服でりゅーちゃんの新しい服を作ってあげるわ。お代は安くしとくわよ?カルロからも頼まれているしね。あ、ちなみにこのくらいかかるわよ?」

 

ふむふむ……………60万G!?

 

「割引でこの値段か……………すごく大変なんだな、魔服作り……………」

「ええ、大変よ~。何しろ文字を生地に馴染ませるのに特殊な液体を使って1日から2日、かかるんだから。」

「なるほどな…………じゃあ服ができるまでどのくらい待てばいい?」

「そうね~……………4日、ってところかしらねぇ。」

「わかった、じゃあ4日後にまた世話になる。」

「ええ、貴方みたいな可愛い子なら、いつでも待っているわよ?」

「また何か魔服が欲しくなったら来るさ。」

「アクセも売ってるから今後もご贔屓によろしくね♡」

「じゃあこれ、60万G、これからもよろしく。」

「ご来店、ありがとうございました~」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

道にまだ転がっていたゴロツキ二人がまだ転がっていたので詰め所に連行。詰め所で正当防衛で返り討ちにした人からの剥ぎ取りがOKだとわかったので財布をもらい(数千Gしかはいてなかったから詰め所の人たちに串焼き振る舞った)宿屋に帰宅。そして、

 

=================

木工場 Lv3

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/900

 

現在の効果

設備レベルⅢ

疲労回復(小)

効率強化Ⅱ

=================

 

つくったった。リバーシ、将棋、チェスを作るのに必要なもの、それは木材と加工する場所!

………………リバーシはプラスチックが良かったんだけどな……………作り方わかるけどめんどくさいしな。

木材はスライムの森の木材を使用。ムダンラの木材って名前で…………高級品らしい。まいっか。

さて、工場の中身はあれだ、俺が高校生の時似通ってた工業高校にあった工場だな。

工具室にパネルソーにボール盤、旋盤(せんばん)送材車付帯鋸盤(そうざいしゃつきおびのこばん)縦挽き昇降盤(たてびきしょうこうばん)、横挽き昇降盤、手押し鉋盤(ておしかんなばん)、ベルトサンダー、ルーター、自動鉋盤、集塵機(しゅうじんき)、倉庫………お!自然乾燥できるベランダまである!………………ん?集塵機?え、これ木くずとか自分で処理するパータン?うわぁ…………いや…………レベルが上がればワンチャン!でも今日はもういいや。さて、木を伐採しに-ピピピピピピピ-うわ!びっくりした!

え?ギルドカードから?

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:スライムマスター 

ランク:B

連絡:着信あり 非通知 

   <出る> <切る>

==================

 

-ピピピピピピピピピピピ

……………切る、ポチッとな。

-ピピピピピピ…………………

…………………

-ピピピピピピピピ

切る。

-ピピピピピピピ…………

-ピピピピピピピピピピ!!!

……………出るか。

-ガチャ

何この無駄に電話を意識した効果音

 

「おい!リュウ!!お前なんで切った!?」

「いや、非通知だったから。」

「あ…………それはすまんかった…………」

「で、ギルマスが直々にどうした?」

「いやな、そういえばBランクからの特典の通話のやり方をを教えてなかったと思ってな。」

「それを教えるのに通話を使ってたら意味なくないか?」

「結果良ければ全て良し。」

「あ、はい。」

「でな、連絡先の追加の仕方だがカードを重ねるだけでいい。するとカードが点滅する。それで終わりだ。今、俺とクリスのを入れたからな。何かあったら連絡を寄越せ。」

「遠距離でも入れれるんじゃないのか?今みたいに。」

「あ、これは、まぁ、ギルマスの権限だ。普通はできない。」

「なるほどな、わかった。何かあったらまたな。」

「ああ。」

 

-ガチャ

ふむふむ……………

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:スライムマスター 

ランク:B

連絡先:▽

==================

==================

電話帳

・グラン  ・クリストファー

==================

 

なるほどな、じゃ、続きをしますか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ふぅぅぅん!

 

-ズパン!!パキパキバキ!

 

「倒れるぞ~!」

 

-パキパキバキバキ!バサァ……………

 

ふう………………これで4本目そこそこな大木だからなこれくらいでいいな。いや~、一発で根本を一丁両断するのは楽しいな。でも倒れる方向がわからないのはきついな。スライムたちも見に来てるからちょっと危険だったかな?いや、余裕で避けれてるから良いか。

問題は伐採しすぎるときに何が起こるかわからないってことだな……………気になるのが、伐採した切り株が消えることなんだよな………………これは、また生えると予想して良いのか…………………

ま、一本あたり直径2、3mはあるのを選んだからたまにしか取りに来ることはないと思うけど…………あ、ムダンラの実はすでに採集済み。

後はインベントリにしまって工場に移動だな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、まずは皮むき。アク抜きとかホントはしないといけないけど時間かかるからな…………とばす。

で、送材車付帯鋸盤を使い木材にしていく。厚さは………50mm(5cm)でいくか。

 

-シュラシュラシュラシュラ…………シュイィィィィィン!

 

これで最後っと。ふ~結構できたな。幅は200mm(20cm)長さは10m超えてたやつもあったからな、分割して400枚、500枚ぐらいか?

これぐらいあれば十分だろう。ん?もうこんな時間かよ…………時間経ちすぎて昼飯食い忘れたわ。というかもう晩飯だわ。

じゃあ後はこれを全部、長い時間をかけ天日・影干しによる自然乾燥だな。

材の根元を天にかざし頭の方を地面の方にする。これで材木が水分を下から吸わない。雨が降ったりするかは別だが……………

で、この時出た不要周辺材だけど、チップにして紙にできる……………ただし、俺が作れるとはいっていない。けど一応とっとく。

 

『あるじ~!木が生えた~!』

「木が生えた?」

『うん!切った場所にね~バサァ!って生えてきたよ~?』

「なんて便利設計……………」

 

これで多分木材枯渇はなくなったな!

 

 

 

 




第十六回教えて!ステルさん!

ス:「お久しぶり!皆!海外旅行から帰ってきたステルです!」
こ:「ほんと、何処行ってたんだよ。」
ス:「え、日本。」
こ:「あ、はい。で今日は何の説明をするんだ?」
ス:「工場の器具かな。」
こ:「あ~、わからない人もいるかもだしな。」
ス:「まずパネルソー!」
こ:「板材、または角材を直線切断するための機械です。材料をセットして操作ボタンを押せば、自動的に鋸刃が降りてきて切断する仕組みになっています。」
ス:「次、ボール盤!」
こ:「穴あけ専用機、金属も可?」
ス:「旋盤!」
こ:「棒状の材料を高速で回転させ刃をあてることによりカンピョウを剥くように材料を削ることが 出来る。椅子の脚などはこの機械を使って作成する。」
ス:「送材車付帯鋸盤!」
こ:「通称“台車”。 主に原木を挽いたり、乾燥した角材を挽き直したりする製材機械。帯状のノコギリがエンド レスでぐるぐる回っている。」
ス:「縦挽き昇降盤。」
こ:「台の下から丸鋸の上の部分が日の出のように出ている機械でガイドに沿って材料を押しつけ ると一定の幅に切断することが出来る。刃を傾けることにより角度をつけて切断することもできる。 材料に溝を掘るのにも用いる。怪我しやすい。」
ス:「横挽き昇降盤。」
こ:「材料を乗せる台が刃と平行に移動して、材料を横に一定の長さに切り 揃えるのに用いる。刃の出る量を変えることも角度を変えることもできる。」
ス:「手押し鉋盤。」
こ:「回転しているドラム状の刃に材料を押しつけることにより表面を切削する。何度か この作業を繰り返すことにより表面が平らになる。材料を正 確に成形していくために一番基本となる機械である。」
ス:「ベルトサンダー。」
こ:「高速でベルト状のサンドペーパが回転しており材料を研磨するのに用いる。かなり 強力であっという間に材料が削れて減っていくのが分かる。材料に丸みを付けたり磨いたりすること が出来き、使い方によってはかなり加工のテクニックの範囲が広がる機械でもある。でも木の粉が大 量に出るので使っていると体中が粉だらけになってしまうのが欠点。でも楽しい。」
ス:「ルーター。」
こ:「ボール盤に似ているがルーターの刃に材料を押しつけて移動させることにより面を作った り、溝を開けたりするのに用いる機械である。刃の形を色々と変えることにより面の形や溝の形を変 えることが出来き、複雑な加工をするためには必須な機械でもある。」
ス:「自動鉋盤。」
こ:「材料の上部を切削して 一定の厚みにすることが出来る。目的に厚さになるまで繰り返し機械に材料を通して切削する。なお 材料は一定の速度で自動的に送られる。」
ス:「集塵機。」
こ:「木くずを集める機械。意外と掃除がめんどくさい。」
ス:「機械ッテスゲー」
こ:「ではまた来週!」


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何気ない龍介の平日

32話目、試験と就職が連続で控えてるから次回辺りから文字数が落ちそうです。

前回のあらすじ的な
隠れた名店?とやらに行く
服屋かどうかすごく怪しい……
新しく作ったら60万したwwww
オカネェェェェェェェェェェεε===(⊃$∀$)⊃ーーーーー[¥¥¥]


-ジリリリリリリリリリ!

 

は~ハァ~はふぅ…………あ~……なんか寝足りないな…………

………いや、起きよう。今日は木材を確認して………確認しよう。

やることが……見つからない…………ま、おいおい考えよう。

 

「お~い、スー、ライム、ナイト、おきろ~」

『ん~……あるじおはよ~』

『むぅ……』

『ふあ~……おはよう、主。』

 

レムはすでに起きてるっぽいな、と言うかゴーレムが寝るのかというと………なんとも言えないんだが……

 

「今日は工場で木材の確認して、大通りでも周ろうかなと思ってるんだ。もしかしたらそのまま木材を加工し始めるかもな。」

『ん~、じゃあ森で遊んどく~、でもたまに行くかも?』

『主の見とく。』

『じゃ、自分はコロシアムでスライムたちと訓練しとくよ。』

「わかった、じゃあライム、行こうか。」

『うん。』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「うん?どうした?」

 

部屋に入ったその後、普通のスライムたちがぞろぞろと入って来た。

 

『スーさんに話し聞いて工場の見学したくて来たの。』

「そうか、じゃ、機械は危ないから気をつけるんだぞ?」

『『『『『『は~い!!』』』』』』

 

え~っと………木材が……乾いてる……早っ!乾くの早っ!

ん~、これはすごいわ~……

じゃ、ひとまず将棋、作るか!

 

1マス4cm×4cmで、9マス分+余白(左右に1,5cm)で39cmの板が要るんだが、普通に足りないな。

たしか、工具室はあるんだっけ?じゃ、工具もあるよな。無いと工具室の意味が………

………うん、あった、でも、こんな今の時代ではハイテクなものが出てきて良いのだろうか………

いや、でもこの前、小学生の工場見学でうっすら覚えていた車製造の工場作ろうとしてERRORってなったもんな………くっ、ここにも知識量がっ!

 

でも良かった、高校生の頃のことだからこの工場はよく覚えてる。

 

今回、板を接合するために雇い実(やといざね)を使おうと思う。木材に別の材料を接合する方法だ。

それで雇い実にするときにビスケットという木のはっぱのような形の板を使って繋いでいく。今回は厚さ5cm、幅19,5cm、長さ39cmの板を二枚作って繋いで縦横39cmの一枚の板を作る。

 

で、この溝を作るのにトリマーという工具を使う、小さな丸鋸みたいなやつだ。木端(こば)、板材などの両端の側面のことで、それにいくつか溝を作ってそこにボンドを入れビスケットを入れる。これでビスケットはボンドの水分を利用して膨らみ、組み合わせたときにできるズレを極力なくす。加工した面にもボンドを少しはみ出るくらいつけ、固定、乾燥させる。

 

けど、どうしてもズレが出る、だからベルトサンダーでズレを無くす。

マス目を刻んで、将棋盤ができた。で、駒の方だが、大きい駒は6個、小さい駒は34個の計40個。持ちやすいように大きめに作る。小さい方は高さ3,5cm、幅3cm。大きい方は高さ4cmで作る。

よし、あとは駒名だ。王将、玉将を各1個。角行、飛車を各2個。金将、銀将、桂馬、香車を各4個。歩兵を18個。それぞれの駒に文字を書いていく。我ながらうまくかけた。もちろん、裏書きもしっかり書いた。我ながらいい仕事したよ………

 

最後はオイルフィニッシュ………と思ったけど………あるぇ?これ、もう仕上がってないか?

……よし……スベスベだ……………おわり!

 

じゃ、後片付けを…………

 

「あれ?」

『主、どうしたの?』

「いや、木くずの掃除をしようと思ったんだが、木くずがないな………」

『それならさっきこの子達が食べてたよ?』

「え?それは、助かったが木くずなんて食べて大丈夫か?」

『『『『『『美味しかった!!』』』』』』

 

あ、そう。

 

「じゃ、スーたちを連れて大通りでも見て回るか。他の子達はお留守番だ。お土産持って返ってくるからな。」

『『『『『『は~い!』』』』』』

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「つい昨日入荷したばっかりのウサギの串焼き、だ!安いよ安いよ!」

「果実ジュース!果実ジュースが安いよ~!」

「ふかし芋!美味しいふかし芋はいらないかい?やすくしとくよ~!」

 

さすが大通り、すごく賑やかだ。

 

「いい匂いだな。何かのタレを使っているのか?」

「お、ボウズ、これはなうちに昔から伝わる秘伝、と言うほどでもないが特別なタレだ。」

 

すごくいい匂いだ。これはあたりだな、きっと!スライムたちのお土産におぴったりだ。

 

「この串、いくらだ?」

「130Gだ。いくつ買っていく?」

「そうだな、200本あるか?」

「にひゃっ………ちょ、ちょと待ってろ………大丈夫だ、今から焼くから30分ほど待ってろ。」

「ああ。それじゃ、少し見て回っとくぞ。」

「ああ、そのうちに焼き上げとく。」

 

んじゃ、適当に見回りますか。

お、あっちにはケバブみたいな何か!これもお土産決定だな!このアクセサリー……かっこいいな………でもちょっと似合わないな………

あ~果実ジュースうめー!

 

「あれ?リュウスケさん?」

 

ん?あれは……

 

「シリカ?ギルドの仕事は大丈夫なのか?」

「今日は休みなんですよ。リュウスケさんは?」

「装備を新しく作ってもらっててな、その関係で数日休みだ。」

「そうなんですか。あの、一緒に周りませんか?」

「ああ、いいぞ。ただ、ちょっとあそこで串焼きを焼いてもらってるんだ。それをもらった後からでいいか?」

「はい、では一緒に行きましょうか。」

「そうだな。」

「お、ちょうど焼けたところだ。これが200本の串焼きだ。こんなに買ってくれたやつは初めてだな。今日は店じまいだな。それで代金のほうが………26,000Gだな。」

「え~と、これで……ちょうどだな。ありがとう。」

「こちらこそ!またよろしく頼むよ!」

「それじゃ、行くか。」

「はい!実は、行きたいと思っていたお店があるんです。一緒に行きませんか?」

「そうだな、行ってみるか。」

「こっちです!」

 

え~っと……そっちを曲がって………そっちに行って………チンピラが出て、倒して。

あれ、こっちの道って…………

 

[花園 エリザベス]

 

……やっぱりか。

 

「ここ、すごく有名なんですけど、場所が場所で、しかもなかなか教えてもらえなくてですね……」

「確かに昨日も二人ほど絡まれたしな。」

「もしかして、さっき言ってた新しい装備って?」

「ああ、ここで作ってもらう事になってる。」

「でも、よくここを知っていましたね。私、昔から行きたかったんですけど、やっとこの前、知り合いに教えてもらったんですよね~」

「ああ、一昨日カルロに教えてもらった。」

「カルロさん…………知っていたなら教えてくれても良かったじゃないですか……」

『はっ!邪悪な気配!!』

 

哀れカルロ………

 

「あら?りゅーちゃん、まだ装備はできてないわよ?」

「いや、今日は知り合いと一緒に来たんだ。」

「あら彼女?ゆっくり見ていってね?」

「ちょっ、そ、そんなんじゃないです!」

「からかうのはやめてくれ………」

「装備の方はまだまだ……そうね、あと2日くらいかかるわね。」

 

まぁ、時間かかるって言ってたしな。

 

「一応聞いておきたいんだが、いまどんな状態だ?」

「ちょっと文字が染み込むのに時間かかってるわね。もうみかわしの服とジャミラスの毛皮を合わせた布はできたんだけどねぇ。こればっかりはどうしようもないわね。」

「そうか。ま、何日でも待つさ。」

「そう言ってくれると助かるわ~」

「あ、リュウスケさん!こっちに来てみて下さいよ!」

「彼女とはどんな関係なの?もう行くところまで行っちゃった?」

「別にそんなんじゃないぞ?たまたま会って、連れてこられた。それだけだな。」

「身も蓋もないわねぇ…………ここでプレゼントの一つでも買ってあげたら?」

 

そうは言うけどこういうの初めてで、どうしたら良いか………は、恥ずかしいというかなんというか……

しかしこっちがシリカの素なのか?すごくイキイキしてる。

 

「?? どうかしましたか?」

「あ、いや、いつも見てる受付のときと随分違うなと思ってな。」

「まあ、折角の休日ですしね、それに知り合いと周るのって楽しいじゃないですか。」

「そうだな。」

「あ!これもかわいい!………けど高い………」

 

シリカが見てるのはネックレスチェーンに小さく淡いピンク色の宝石があしらわれた綺麗なネックレスだ。

 

「その分、効果が強力なのよ?それは物理耐性と防刃の効果がついてるわよ。」

「へ~そうなんですか。」

 

高いと言っていた割には目が離せていない。

 

「欲しいのか?」

「え、いや……欲しいんですけど、ちょっとこれを買っちゃうと今月の給料の8割が無くなるので……」

「エリちゃん、これいくらだ?」

「156,000Gよ。」

「これでちょうどだ。」

「はい。確かに。」

「はい、プレゼント。」

「え、え!?い、良いんですか?」

「まぁ、なんだ、こっちに来てから結構世話になってるしな、そのお礼だ。」

「こ、こんな高いもの……い、いただけません!」

「ちなみに、不備がない限り返品は不可よ。」

「だそうだ。俺は他に渡す相手が考えつかないんだ。受け取ってくれ。」

 

よく考えたら女性の知り合いってシリカしかいなかったな…………ソウダネ、エリチャンモダネ…………

 

「そ、それじゃあ……あ、ありがとうございます………」

初心(うぶ)ねぇ。」

「からかうなよ………」

「りゅーちゃん、ここらへんは日中でも物騒だから、しっかり送っていくのよ?」

「じゃあなんでこんなところに店を構えるんだよ。」

「それは私の夢が知る人ぞ知る名店にすることだからよ。現にいまそうなってるでしょう?」

「たしかに。」

「ほら、もうそろそろ日も落ちるし、私もこれからりゅーちゃんの服を作らなくちゃいけないから今日は店じまいよ。またいつか来なさい。安くしとくわ。」

「ああ、わかった。」

「またよろしくね~」

 

もし軽く生産できるものだができたら、自分の店を持つのも良いかもな。

 

「リュウスケさん、今日はありがとうございました。こんなプレゼントまで貰って。」

「いや、日頃のお礼だからな。今日は楽しかったし、お互い様だ。」

「おれで、あの………連絡先交換しませんか?お礼もしたいですし………」

「あれってBランク以上じゃないと使えないんじゃなかったか?」

「ギルドの職員は特別に使えるようになっているんです。緊急のときとかによく使われますね。」

「へ~、じゃあ交換しとくか。」

「はい!」

 

シリカと俺のギルドカードを重ねる。すると淡い光が灯り消えた。

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:スライムマスター 

ランク:B

連絡先:▽

==================

==================

電話帳

・グラン  ・クリストファー

・シリカ

==================

 

「ありがとうございます!あ、ここで大丈夫です。家がもうすぐ近くなので。」

「じゃあまた今度な。」

「はいっ。」

 

あ~、もうこんな時間か~………宿に帰ってスライムたちにお土産あげるか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「ただいま。」

『おかえりなさい!』

『『『『『『『お土産!!』』』』』』』

 

花より団子ってか。

 

「これがお土産だ、全員分あるからな、皆で分けろよ。」

『『『『『は~い!!』』』』』

「お、うまいな。」

『おいし~!』

『『『『『おいしいね~』』』』』

 

これはほんとにあたりだな!ご飯が欲しい………お米ってどこに有るんだろう……そもそも有るのか?

課題が多いな……明日は王様に将棋もって行かなきゃな。

さて、風呂入って寝ようかな。そういえば温泉のレベルも上がったんだった。

 

=================

湯の間 Lv9

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/1800

 

現在の効果

疲労回復(極)

昼夜の追加

神経痛、筋肉痛、関節痛の回復

関節のこわばり、痔疾、冷え性の回復

健康増進

切り傷、火傷の回復

販売機Ⅱの追加

=================

 

はいktkr!

自動販売機ktkr!!

牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、まだレベル2だからちょっと品揃えが少ないけど風呂上がりに牛乳が有るのと無いのと全く違う!

ちなみにお値段700G…………クソ高ぇ…………ビンか!?ビンがこの時代にないからってそんなに高くしなくてもいいじゃないか!

あ、美味しい!フルーツ牛乳おいしいな。

全員分買うと14万Gぐらいするんだけど………ま、良いか。

こんなに美味しいなら700Gでもうなずける。

ビンも何かに使えそうだし、これは洗って保存だな。

 

 

 




今回の工場での専門用語?はそこそこに詳しく書いてるから説明はなくてもいいかな?
気になったら自分で調べるかコメントの方におっと、コメント欄に「こめ稼ぎ乙」なんて書かないようにね?byステル

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何気ない龍介の平日 2

33話!今回はテストとか色々かぶって少なめです。

前回のあらすじ的な
木材、驚きの速乾性
将棋作成
オイルを使っての仕上げが要らなかった
モクザイガカワイテイル……
(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!


ふ~……こんなもんか………

今、俺は武器を大量に作っている。武器と言っても木製の木刀だとか、斧だとか、棍だ。一回作ると後は作業だしわりと簡単に作ることができた。

その時出た木くずはスライム達が消化。ムダンラ系の物は木も美味しいらしい。

ムダンラって完璧の代名詞だな!なんて思って俺も木くずを少しだけ食べてみたけどすぐに後悔した。

よくよく考えたら、木くずが美味しいわけ無いじゃんっ!何考えてんだ俺?

と、まぁそんな事は置いといて。今日はスライムが模擬戦で武器を使いたいと言ってきたんだ。

俺やナイトの戦いを見て真似したくなったとか。可愛い奴め。

それでムダンラの木材を使って武器を簡単なものからマニアックなものまで作り揃えた。

 

ムダンラの木刀==========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた木刀。より多くの経験を獲得で

きるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラのハルバート=======

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げたハルバート。より多くの経験を

獲得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラの槍===========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた槍。より多くの経験を獲得でき

るようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラのウォーハンマー=====

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げたウォーハンマー。より多くの経

験を獲得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラの大鎌==========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた大鎌。より多くの経験を獲得で

きるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラのモーニングスター====

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げたモーニングスター。より多くの

経験を獲得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラの多節棍=========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた多節棍。より多くの経験を獲得

できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラのフランベルジュ=====

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げたフランベルジュ。より多くの経

験を獲得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラの暗器==========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた暗器各種。より多くの経験を獲

得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

ムダンラのパンジャンドラム====

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げたパンジャンドラム。より多くの

経験を獲得できるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

……………作ってるときは違和感なかったんや!気が付くとこうなってた。反省はしていない。

ちなみに本来モーニングスターの鎖部分や多節棍の鎖部分はロープで代用。意外と丈夫にできた。

なんでパンジャンドラムを作ったのかが不思議でたまらない…………あんな命中精度皆無の兵器を木材で作るとか………数時間前の俺をひっぱたきたい!

ついでにキングとクイーンにつける装備も木材で作った。いつか鉄で作って行きたいと考えてる。

流石に木材の装備で出歩くわけではない。流石に恥ずかしい。

 

ムダンラの馬鎧==========

ムダンラの木材を使い愛情込めて作り

上げた馬鎧。より多くの経験を獲得で

きるようになっている。

 

レア度:A

=================

 

馬鎧の頭、顔全体を覆う仮面には角付き、前足の膝には棘、ちょっと刺々しい具足、ちょっと黒に染めたらそれだけで禍々しい何かになりそうだ。かっこいい!

直で木材を着せるのは流石に酷だから木材の裏にいっかくうさぎの革とか使ってみたりした。これが結構しっくり来て満足してる。

 

「ブルルル………」

 

クイーンはあまりお気に召さなかった様子…………

嫌なら別に良いや。正直、これなくてもキング達強いからな、気が向いたらつけてもらう感じで。

しかし、ムダンラの木材で作った武器……一般の銅の剣よりも硬い。

何回か銅の剣に打ち付けてみたけど刃こぼれなし。大木のときはこんな硬さはなかったはず……

伊達にレア度Aじゃないってことか………

パンジャンドラムは……ほら、ハムスターが走ってガラガラ回転させるやつみたいな感じでスライムが中にはいって走れる、ちょっとした遊び用に改造した。

 

『あははは~!これおもしろ~い!!』

『スーさ~ん!速く変わってよ~!』

『『『『変わってよ~~!』』』』

 

この通り、引っ張りだこである。意外と気に入ってくれて助かった。

ちなみに、俺もスーと一緒にパンジャンドラムに乗ってみた…………回転に目が回って酔った……うっぷ…………

 

あれから数刻……

コロシアムのレベルを上げ、ステージに村が追加された。現在、バトルロワイヤル形式で訓練中。

あまり殺傷能力の高くない木製の武器と獲得経験値上昇のお陰で、簡単にスキルレベルを上昇させることができている。

この訓練によって剣術、斧術、槍術、槌術、鎌術、鈍器術、棍術、暗殺術といったものが取得できることがわかったけど、スキルの説明は剣術とあまり変わらなかったので割愛します。

そしてスライム達には何か一つの武器に絞って練習してもらっている。流石に全部取って器用貧乏になったら困るからな。結果、格闘術と何か1つの武器術を習得し、皆を強化することができた。

スーは全部の武器を使って、全部のスキルを取得した。レベルも高いから中途半端に終わることはないだろう………さすが自慢の子!

ナイトは槍術、格闘術、鈍器術を取得。

レムは鎌術。レベルも4となかなかに高い。

ライムが意外に槌術。小柄なライムが巨大なハンマーを振り回す光景は………撲殺天sおっとこれ以上はいけない。

俺は、鎌術をちょっと……死神の二つ名をもらったからな。ちょっと死神感を出したかった、テヘペロ。

 

訓練を続けて経験を十分に積めた所で、陛下に将棋を持っていこう。

ただ時間がちょっと……今の時間は午後6時…………まいっか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「リブロ、陛下に約束のものを持ってきたぞ」

「約束のもの、ことは新しい娯楽だね?今、父さんは暇してると思うからすぐに行こうか!」

 

城の警備をしていたリブロに知らせるとすごい笑顔で謁見の間へ連れてってくれた。

さすが王子、手続きも何もなく顔パスで謁見の間に行くことができた。

 

「父さん!今大丈夫ですか?」

「ああ、リブロか、もちろん大丈夫だ。どうした?そんなにワクワクしたような顔をして」

「リュウが約束のものを持ってきたんです!」

「なんだって!?待ってたよリュウスケ!それで?どんなものを作ったの?」

「故郷の遊びで、将棋って言ってな。ルールは……えっと、説明書をかくの忘れたんだ、それで何かに書き留めといてほしいんだが……」

「すぐ書き留めさせるよ。リブロ、羊皮紙とインクを……」

「はい、すでに準備できています」

「よし、じゃあ説明してくれ」

「ああ。将棋の駒は玉将(玉)及び王将(王)、飛車(飛)、角行(角)、金将(金)、銀将(銀)、桂馬(桂)、香車(香)、歩兵(歩)の8種類で、それぞれ動ける範囲が決まっている。それでそれぞれの駒に動けるマスが決まっていて…………」

 

え~っと、このくらいか?基本ルールに、持ち駒、後反則……うん。

 

「ルールはこのくらいだな」

「なるほどね、なかなか頭を使うんだね。こんなに簡単なのによくできた遊びだ。頭の体操にもってこいだね。早速、相手してもらえるかい?」

「もちろん」

 

さて、いっちょボコボコにしますか。

 

「王手だよ!」

「ぐっ…………参りました…………」

 

最初の数戦はよかった。だが、どういうことだろうか……あれからずっと勝てない!ボコボコにされたー!うそ~ん……陛下強すぎぃ!

 

「本当に面白いね。リュウスケ、ぜひよかったら、これを僕に売ってくれないかい?」

「もとよりあげるつもりで持ってきたんだ。代金はいらない」

「こんな良いものをもらってお金を支払わないのはさすがに申し訳ないよ。ぜひ、代金を受け取ってくれ」

「そこまで言うならありがたくもらうよ。他にも作るつもりだからその時はまたよろしく」

「ああ、楽しみにしとくよ。それで、物は相談なんだけどね?これを国で作って販売してもいいかい?」

「ああ、良いぞ」

「もちろんタダで、とは言わない。売上の何割かを……え?良いの?」

「別に良いぞ?」

「あ、そう?なんかこう……もうちょっと粘ってくれても良かったんじゃない?ほら、売上の何割もらうのか、とかさ」

「そういうのはそっちで決めてもらって構わない。お金はそこまで困ってないしな。どうせならお金より家がほしいところだ」

「じゃあ、明日までに手配しとくよ」

「それは助かる。家を買いたいと思っていたけんだが、金額がいくら掛かるのか分からなかったから迷ってたんだ」

「これで、交渉成立だね。明日また来てよ。警備の人に話通しとくからさ。」

「ああ、成立だ」

 

よっしゃ!家ゲット!

 

「この時……まさか将棋が数百年以上たったヒューマ帝国で、劣化せず、1つの駒も欠けること無く、国宝として存在しているなんて知る由もなかった…………………」

 

かどうかはわからない…………

 

「?? 何か言ったかい?リュウスケ」

「いや、何でもない」

 

一回こういうこと言ってみたかったんだよな。

さぁ、帰ろうか。

 

 

 

 

 




第十七回、教えて!ステルさん!~雑談回~

ス:「最近出番がなくて困ってるんだけど………」
こ:「それは、誠に申し訳なく………」
ス:「そろそろ………そろそろ出番が会っても良いんじゃない?」
こ:「じゃあパンジャンドラムについて語ろうか?」
ス:「それなら作った武器に空いて詳しく語ろうよ」
こ:「詳しくって、先生に全部任せるけど?」
ス:「この企画が続けばそれでも良いよ。まずは木刀だね」
こ:「日本の剣術で形稽古に使用するために作られ、剣道や合気道においても素振り、形稽古で使われる。硬い木で作られているから、鈍器として実戦に用いられることもあるってさ。全国各地の歴史的建造物・史跡などの観光地の周辺の土産物店で土産物として木刀が販売してるらしい。修学旅行の児童・生徒の土産物を期待しているとされる……けど自分は全く見たことがないです、はい」
ス:「へ~、やっぱり鈍器としても使えるんだね。でも修学旅行のお土産で簡単に買えると危ないよね。あ、だから売ってなかったかも?」
こ:「いや、ただたんによく見てなかっただけ。調べると意外と売ってるっぽい」
ス:「あ、そうなんだ……じゃ、次行ってみよう!」
こ:「ハルバート、槍の穂先に斧頭、その反対側に突起が取り付けられていて、状況に応じた用途の広さが特徴的な長柄武器で、その実用性から、ヨーロッパ全域で広く使用されていたらしい。少なくとも斬る、突く、鉤爪で引っかける、鉤爪で叩くといった使い方ができるってさ。この鉤爪で鎧や兜を破壊したり、馬上から敵を引き摺り降ろしたり、敵の足を払ったりと、様々な使い方が可能だったらしい」
ス:「すごく万能そうに見えるけどデメリットも有るんだよね?」
こ:「重い、あと多芸な為、それぞれの性能の武器を器用に使いこなし使い分ける適切な判断と迅速な対応を必要としたって先生が言ってる」
ス:「なるほどね~」
こ:「次ね、槍は刺突を主目的とする猟具、武器・武具の一種。人類最古の狩猟道具・武器の一つで、白兵戦用武器の中で最も活躍した実用的な武器の一つで全ての時代において使用され続けている。欠点としては、大型ゆえ閉所での戦闘には向かないことや、長い柄が不利に転じ得る、携帯に不便とかかな。担架やもっこの代用品として負傷者や荷物などを運ぶ道具として使用されることもああって、旗竿としても使われるらしい」
ス:「槍ってスゲー……やっぱり長い武器は強いんだね。次!」
こ:「ウォーハンマー、基本的な構造は槌と同様で、柄の先に直角に接合された頭を備え、頭の両端のどちらかを相手に打ち付けるよう振って使用。頭の形状を大別すると、直方体や円筒型で頭の両端が平らな両口型と、片方を平らにして反対側を鋭利な爪状や斧状とした片口型の二種類があって、両口のものはあまり見られず、片口のものが主流」
ス:「強そう」
こ:「ぶっちゃけ一番好きな武器、ただっこう言うのって銃が登場すると大抵廃れるのが特徴」
ス:「時代の流れってときに残酷だね。次~」
こ:「大鎌は神話的存在(例えばクロノス、ヨハネの黙示録の四騎士、死神など)の持つ武器として、しばしば登場する。武器としては、お世辞にもあまり使い勝手は良いものでなくて、刃が内側に付いている鎌は使用難度が高い。武器として敬遠されがちであるが、多くのキャラクターとその作者たちに愛される由縁はロマンの一言に尽きる。ロマン、武器に一番大事なことだね」
ス:「なんか違う気がする………」
こ:「次、モーニングスター、歴史上のモーニングスターはメイスの一種であるが、ファンタジー作品においては、柄と棘付き鉄球の間を鎖で繋いだ形状のもの。今回もこっちだね。棘鉄球が星が光っているような形状である事から明けの明星-Morning Star-が名前の由来とされる。決して頭部を叩くと星が飛ぶからじゃない。その重量と遠心力を利用する事から扱い辛いという欠点はあるけど、鉄球自身の質量とその威力を増す棘、遠心力を乗せた一撃の破壊力は高くて、直接的な殺傷能力は無くても、その質量と運動エネルギーからくる衝撃で強固な板金鎧の上からでも骨折や内蔵破裂などのダメージを浸透させる」
ス:「結論、やっぱり強い」
こ:「次行くよ。多節棍、複数の棍棒を、紐、または鎖で繋いだ武器で、中国武術、唐手でよく見られる。木製、金属製のものが多くて今回が木製。鞭のような変則的な攻撃が可能。でも、扱いもその分難しいらしい」
ス:「扱えたらかっこよさそう」
こ:「普通にかっこいい。次、フランベルジュ。刀身の揺らめきが炎のように見えるため、炎を意味するフランス語のフランブワンにちなんでこの名前がついた。その特殊な刀身が肉を引き裂き、止血しにくくするため、一般に殺傷能力が高く、治りづらい傷を作るため、“死よりも苦痛を与える剣”として知られる」
ス:「昔の人はえげつない武器を考えつくね」
こ:「流石というべきか、どうしてそうなったというべきか…………次で最後!パンジャンドラム先輩!ノルマンディー上陸作戦においてコンクリート製の防護壁を爆破するために発案された。 火薬の入った円筒の両側に直径3mほどの車輪がついていて、その車輪には推進力としてロケットがついている。ロケットを点火すると車輪が回転して上陸用舟艇から発進。砂浜を転がって防護壁まで移動して爆破する予定だった。いわゆる“勝った側の駄っ作兵器”らしく、砂浜で空回りする、どこへ転がるか予測不能、などのトラブルが相継ぎ、9回の実験の後に開発は中止。でも2008年にノルマンディー上陸作戦65周年の記念行事の一環としてパンジャンドラムのリバイバルが行われ、確か成功したんじゃないかな?」
ス:「カガクッテスゲー」
こ:「カガクッテスゲー。しかしなかなかに面白いんだよ。ニ◯ニコ動画にも動画があってね、友人から聞いて印象がすごく強い」

技術系スキルの説明は変わらないので省略します
ここが変わるだけです

剣術================
剣を使うための技術
剣を使った戦闘に補正
==================


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何気ない龍介の日常 3

34話、短めです。最近、5000字を書くのがややきつくなってきた(汗

前回のあらすじ的な
ムダンラは万能の代名詞
か~ら~の~バトルロワイヤル
王様に将棋を持っていく
ボコボコにしてやんよ

 ∧_∧
( ・ω・)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
`/  ) ババババ
(ノ ̄∪


 ∧_∧=つ≡つ=つ
( ・ω・)=つ≡つ=つ
(っ ≡つ=つ≡つ=つ
`/  )=つ≡つ=つ
(ノ ̄∪ ババババババ


 ∧_∧
(#)ω・)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
`/ #) ババババ
(ノ ̄∪



「おっちゃん、いるか?」

 

今日、俺がギガースの元を訪ねたのはイナーリ商会の場所について聞くためだ。あのすごく完成度が高いイナーリ商会の店長?に会いに行こうとしたけど、そもそも場所を知らなかった。

 

「おん?リュウか、どうした?」

「イナーリ商会の場所がわからなくてな」

「あ~、そういえば教えてなかったか?え~っとな、城までの道で貴族街と平民街の境界あっただろ?」

「ああ、あのでっかい橋がかかってたやつか?」

「そう、それだ。その端を渡ってすぐ右にでっかい建物なかったか?」

 

そんなの…………あったかな?

 

「あったような、なかったような………」

「ともかくあるんだ。ま、見たらわかると思うぞ。結構でかいからな。」

「なるほど、わかった」

「あ、もし商会に行くなら、これも持っていってくれ」

「この武器たちか?」

 

ギガースが持ってきたのは鉄の剣15本。

 

「鉱石や燃料を安く売ってもらってるからな。こっちはその対価に剣を納品してるんだ。それは今月分の剣だな」

「なるほどな。わかった、しっかり届ける」

「よろしくな」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

で、橋に来た。途中、また串焼きのおじさんがいたから50本焼いてもらった。お仕事お疲れ様です。

それで?イナーリ商会はと言うと……

 

「でかいな…………」

 

多分4階位あるんじゃないか?ちなみに平民街は、基本2階建てが多い。貴族街も見た感じ、3階建てがちらほらあるかな?って感じだ。そう考えると4階建ては珍しい。

中に入ると受付があり、何人かが受付を行っている。

その受付の1つに暇してそうな男がいたので話しかける。

 

「ちょっといいか?」

「んあ?ボウズ、ここに何のようだ?」

「おっちゃ……あ~、ギガースから紹介状をもらってきた、それに納品用の剣を預かってきている。」

「紹介状か、ちょっと見るぞ……!?……ボウズ、ちょっと待ってろ」

 

そう言うとその男は急いで奥の方に消えていった……いったい何が書いてあったんだよ……

 

「ボウズ、4階の一番奥の部屋に来てくれ。そこの階段から一番上に行ける」

「ああ、わかった」

 

4階の奥には明らかに高級そうな扉があった。そこまで装飾のない扉だがまたそれが良い。

ノックを……

 

「どうぞ、入ってきてください」

 

扉の奥から鈴を震わすような美しい声が聞こえてきた…………ノックしてないのに分かるんだ……気配察知かな?

中に入るとケモミミな女性がいた。金色の毛並みの狐耳!金色の狐尻尾…………k・t・k・r!!

獣人だ!獣人だ!!夢にまで見た獣人!全然エンカウントしないから不安だったんだ!あぁ、そのもふもふな耳、もふもふしたい!もふもふしたい!もふもふしたい!毛並みはどんな感じなんだろう?どうにかしてさわれないだろうか?いきなり触ったら流石に「おまわりさんこいつです!」だろう。この世界では衛兵さんかな?テンプレでは親しい関係の人にしか触らせないってのが有るが…………どうなんだろうか?

 

「……………………もふもふしたい…………」

「えっと……あの…………」

「はっ!……あっ、え~っと……ネオアーム・ストロング・サイクロンジェット・アームストロング・イナーリってのは、あんたか?」

 

あ~、あまりの感動ともふもふ衝動で固まってた。

 

「…………………………」

「? どうした?」

「はっ!…………あ、いえ、名前をフルで呼んでくれる人はごく一部なもので。さらに初対面で覚えてくださっている人は初めてなもので…………」

 

どうやら相手もフリーズしていたらしい。

 

「えっと、じゃあ改めまして、ネオアーム・ストロング・サイクロンジェット・アームストロング・イナーリです。イナーリ商会の代表をしております。皆様からはイナリと呼ばれています。どうぞ、宜しくお願いしますね。死神、リュウスケさん」

「よろしく。で、これがギガースからの品だ」

「はい……………確認しました。ありがとうございます。それで、今日はどういった御用で?」

「紹介状をもらってたのを思い出したんだ。そのついでに燃料を買っていきたいと思ってるんだ」

「石炭ですね。どのくらいほしいんですか?」

 

日本のアマゾ○でも石炭の物価がキロ2,000円ぐらいだったと思うんでけどこっちではどうかな?

 

「そうだな……………100キロくらいか?」

「……100キロとなりますと、285,000Gですね」

 

ふむ、キロ2,800Gくらいか、ま、妥当だな。値下げ交渉しとくか。

 

「もう少し安くなったりしないか?」

 

とりあえず言ってみる。

 

「ええ、良いですよ?え~、220,000Gでどうでしょうか?」

「意外とすんなり値下げするんだな」

「ええ、最短でBランクに登り、数日前にリュウスケさんが持ってきた素材はとても品質がよく、それを安く仕入れさせてもらってるんです。このくらいの値下げ、どうということはありません。もちろん、常連となってくだされば、更に嬉しんですけど?」

「まあ、仲良くやっていきたいとは思っているさ。あと馬鎧って買えるか?」

「ええ、もちろんです。馬を見せていただいて、寸法を取り作ることもできますし、自動的に大きさを変えられる魔道具にもできますよ?」

「魔道具、か…………いくらぐらいだ?」

「1つ600,000Gです」

「む、ん~………………今回はやめとく。ちょっとGが足りないな」

「そうですか、それでは石炭20キロだけですね………………はい、手配させましたので一階の受付でお受け取りください」

「ああ、また何かほしいときは、お世話になるぞ」

「これからも、イナーリ商会をよろしくお願いします。それと、これをお持ちください」

「ん?これはなんだ?」

「会員証のようなものです。これを従業員に見せれば割引ができますし、何かの時に後ろ盾になることを示すものにもなります。ぜひ相談しに来てください」

「…………初対面なのにどうしてそこまでするんだ?」

「そうですね……強いて言えば、匂いですかね?貴方はとても人を引きつけるような匂いをしています。それに、益はあっても害がある匂いが全くしないので信用に値しました」

 

やっぱ、獣人ともなればその自慢の嗅覚で善悪を嗅ぎ分けることができるのだろうか?

 

「そうか、じゃあ、無下にはできないな。ありがたくもらっておくよ」

「そうしてくれるとこちらも助かります」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

そう!石炭を買ったのは鍛冶をするためだ。

理由は工房のレベルを7に上げた時になんかすごい感じの工具ができたから!やる気が120%になりました。あと手入れが要らなくなった。

 

=================

工房 Lv7

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/1600

 

現在の効果

疲労軽減(極)

設備レベルⅦ

効率強化Ⅳ

手入れ不要

=================

 

ステンレス、だったかな?金属はよくわからん。だがなんとこれ、魔力が通る!魔力察知で見るとハンマーの周りに、半透明な魔力が漂っているのが分かる。これで武器を作ったらどうなるんだろうか?今日の目的はそれだ。

銅と鉄でやってみよう!

 

 

結果、魔銅と魔鉄ができた。

 

魔銅==============

魔力の浸透した銅

常に魔力を流して鍛えることで作る

ことができる銅で、魔力伝導率がと

ても高く、一般の銅よりも硬い

================

 

魔鉄==============

魔力の浸透した鉄

常に魔力を流して鍛えることで作る

ことができる鉄で、魔力伝導率がと

ても高く、一般の鉄よりも硬い

================

 

見た目は鉄や銅のインゴットに淡い光が宿ったような感じ、かな?魔力伝導率が高いと書いてあるがこれはすごい!

普通の鉄に比べて2倍ぐらいの魔力を通すことができる!これは使えるかもしれない!急いで武器を作らなければ!

 

魔鉄の大剣============

魔鉄をふんだんに使った大剣

魔力を通すことにより重さが軽減する

 

レア度:C

=================

 

魔銅の剣=============

魔銅をふんだんに使った剣

魔力を通すことによって切れ味が増す

 

レア度:C

=================

 

調子こいて大剣作ってしまった…………全長150cm、柄の長さは50cm、刃渡り130cm。刃の幅は……………そうだな……………なんて言ったら良いのか…………そうだ!SA○のフェ○リィ・ダンス編18話でキ○トが使っていた両手用直剣みたいな感じだな。いやぁ、あれはほんといいアニメだった…………

 

さて、今が3時、今日は陛下に会う約束をしていたのをさっき思い出した。なので作るのは2本だけにしたけど、正直、作っていて大剣は自分も扱えるか心配だったけど、杞憂だったようで安心したよ。

さぁ、陛下に家を貰いに行こう!

 

 

 

 




第十八回 教えて!ステルさん!

こ:「閉店ガラガラ!」
ス:「ちょっと待とうか?」
こ:「どうした?」
ス:「どうしたじゃないよ!閉店ガラガラ?このコーナーを全否定かい?」
こ:「上の物語よく見てみ?説明いる?」
ス:「…………………閉店ガラガラ~」
こ:「だろう?」

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 人
( ゚◡゚).. 


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☆何気ない龍介の日常 4

35話!いや~普通(?)だった日常も終わりです。星がついてるのは、画像がある印です。

前回のあらすじ的な
イナーリ商会訪問
ケ・モ・ミ・ミ!!
もふもふ!もふもふ!
    ∧ヘ
  从ミ  ‘`プ
  (∧)/`"i´
  ゞ'、__゙)_b  
    ↑
   キツネ


「リュウスケさんですね?お待ちしておりました。どうぞ、こちらへお越しださい」

「ああ、ありがとう」

 

城の門番に通されたのは謁見の間ではなく、少し小さい部屋。だが、それでもやっぱり王族の住む城なんだと感じさせる雰囲気がある。なんというのか……………金に物を言わせていない豪華さ、とでも言ったかんじか?

 

「リュウスケさん、ようこそいらっしゃいました。私は今回、物件を紹介させていただきます、イナーリ商会、リアルエステート部門のセールと言います。今日は人気の高い4つの物件を紹介させていただきます。代金は、国に請求しておくように言われておりますので、ご安心ください」

「ああ、よろしく頼む」

「まず1つ目なんですが………………」

 

紹介された家の間取りを見せてもらったが、どれも良い物件だった。

1つ目は、大通りにある貴族街と平民街をつなぐ橋の手前にある家。イナーリ商会の近くにある2階建ての家で庭付き。貴族街が近いだけあって家具とかも充実しているらしい。

2つ目は、北門を抜けてすぐで、1階建て地下付き。地下を作る技術があるのに驚きを隠せない…………

3つ目は、ギルドのすぐ横、2階建て。ギルドへのアクセスが簡単、武器屋も近い。

4つ目は…………城の部屋、三食昼寝付き。

 

まず、城は無い、確実に。だって色々距離がありすぎるから不便で仕方がない。

ギルドの横…………の横に酒場があるしうるさそうだからパス。

北門は……何もなさそうだしな~…………

貴族街よりの家が一番便利で良さそうだな。

 

「この家で頼む」

「はい、承りました。では、この契約書にお名前と血印をお願いします」

 

契約書は、まぁ簡単に読むと、この家の持ち主ですよって証だな。権利書?みたいな?

 

「…………はい、確認いたしました。すでに家の掃除は済ませています。こちらは、家主のリュウスケさんがお持ちください。もし紛失した場合、イナーリ商会のリアルエステート部門へ何か身分証を持ってお越しください。再発行することができます。これが貴方のお家の鍵です。では、よい生活をお楽しみください」

「ああ、ありがとう」

「ではこれで失礼します」

 

よし!マイホームゲット!!あ、装備受け取らなきゃ……………今は~5時か、大丈夫だな、多分。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「へいへい君!有り金、全部置いて ブベラッ!」

 

……どうしてこう…………

 

「いい子だから財布を ぴぎゃっ!!」

 

本当に…………

 

「ぐへへへ……君、かわいいね~俺と ひぎゃぁぁぁ!!」

 

曲がり角曲がるたびにチンピラが絡んでくる……………

 

「治安悪すぎだろう!?衛兵は何してる!!」

「りゅーちゃん、いきなりそんなこと言われても困るわねぇ……この時間帯はどうしてもこんなのが増えるのよ…………」

「まぁこいつらは痕で詰め所に連れて行くとして、装備を受け取りに来た。できてるか?」

「ええ、もちろんよ!最高の出来になったわ!」

 

えりちゃんが詰め寄ってくる。女装した男に詰め寄られても、嬉しくない!

 

「それで、その装備は?」

「これよ!」

 

そう言ってえりちゃんが出したのは…………上から下まで真っ黒な服になっている。しかも深めのフード付き。そういえば、死神の服装がこんな感じだな。

 

「この服の名前は、リーパーの装よ!」

 

リーパーの装か、割といい感じの名前。

 

「それでこの服に付けたエンチャントは、防刃に、超耐熱、耐冷、超耐魔法、速度上昇、自動修復よ。新しく耐冷と自動修復がついて、ジャミラスの毛皮のお陰で耐熱、耐魔法の効果が上がったの」

「効果が上がることがあるのか?」

「素材が何かに優れていて、その部分を伸ばすように作るとたまに、ね。私もこんなにうまくいくとは思わなかったわ~」

「それで、服が黒くなったのは?」

「それが、最初は普通の黄緑色だったのよ?でも服を作ってる最中、いきなり黒に染まっちゃったの。なんでかしらね?でも、これはこれでとっても良いと思うのよ」

「確かにな」

「気に入ってもらえて嬉しいわ!新しくつけた効果は聞いて分かると思うけれど、一応説明しておくわね。耐冷は寒さに強くなるわ。自動修復は、装備者の魔力を使って自動で修理してくれる優れものよ」

「へ~、今までとは大違いだな」

「もちろんよ。なんたって素材の品質が上級で、私も予想外なほど文字を染み込ませられたもの。その服は、りゅーちゃんの働きの印でもあるんだから、もし無くしたりしたら…………」

 

えりちゃんの目が鋭くなる。思わずつばを飲み込んでしまうほどの圧だ。

 

「したら?」

「最高級の素材で服を作ってあ・げ・る♡ ……あ、その時の素材は全部りゅーちゃんが自分で調達してきてね?」

「ぜ、善処します」

「あ、珍しい素材が手に入ったら持ってきてね?リーパーの装の強化ができるかもしれないからね」

「わかった、それじゃあこいつらを詰め所に連れて行くか………」

「あ~、すっかり忘れていたわね……」

 

チンピラ3人で14,000Gの儲けです。ん~………何とも言えない!もっと金持っとけよ!あ、金があったらこんなとこにいないか……

さぁ、新しい家に帰ろう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

家に到着した。雰囲気はこう……なんて言おうか……蔦の絡まるレンガ造りの西洋建築、よくいえばそこそこ文化財的な価値を持ってるかもしれない豪邸。悪くいえば……ちょっと朽ち欠けてるな。だが壁、床、天井ともにしっかりとしており、とても綺麗で、内装は無いそうです………なんてこともなく、すごく良い。玄関にホール、書斎、客間、アンティークな家具、ベットもふかふかで気持ちがいい。低反発とは、また違った気持ちよさがある。さて、庭とかを見て回りたいけど辺りは相当暗くなっている。けど寝るにはまだ早い…………ならば遊ぶしか無いっしょ!……の前に、家の庭にレムのゴーレム生成で作ったゴーレムを配置し、もしもの時に備えとこう。家を持ったら何かが侵入してくるのは、もはやテンプレ。

で、思ったのが、ゴーレムたちを訓練の相手に使えば対人戦完璧なんじゃね?

ゴーレムの武器は……とりあえず無いから、素手だな。

それでちょっと思ったことが。

 

「レムが作ったゴーレムって、立ち位置的にはどんな感じなんだ?」

『立ち位置、と言いますと?』

「レムみたいにテイム状態なのか、ってことだな」

『それは………テイム状態みたいですね』

 

へ~、そうなのか

 

「じゃあしっかり面倒を見るんだぞ?ゴーレムたちの主として誇れるようにな」

『もちろんです。主様のスライムたちに負けない、最強のゴーレムたちを作ってみせますよ』

 

あ、スライムとゴーレム……両方とも競争的な感じで成長していくビジョンが見えた!

 

この後、レムが更にストーンマン、ハイドゴーレム、ビッグゴーレムを生成した

ハイドゴーレムはやや細身、で灰色、少しゴツゴツしている。潜伏能力が高いらしい。

ビッグゴーレムは、その名の通りでかいゴーレム。普通のゴーレムと比べると頭2つ分ぐらい飛び出てでかい。

レムは少し時間をかけ、全部でゴーレムを10体、ストーンマンを5体、ハイドゴーレムを4体、ビッグゴーレムを2体生成した。

 

ハイドゴーレムを家の警備に回し、後をコロシアムに配置。門番的な?雰囲気完璧。いつか鉄騎兵みたいなゴーレムも生成できるのだろうか?

さて、訓練という名のお遊戯を始めますか!

 

スライム陣営はバトルスライム13体、ビッグスライム5体、スライムベス10体、ホイミスライム2体、スライムコマンダー3体で編成されております。

対するゴーレム陣営は、ゴーレム4体、ストーンマン2体、ビッグゴーレム2体、ホイミスライム2体。

ゴーレムの数が明らかに少ないのはレムの疲労のためだ。ホイミスライムがいるのは、回復がいないってのは流石に不公平かなと思って。

あとスライムは武器なしだ。

 

まず、ゴーレム1体がスライム何体で対処できるのかわからないから、ゴーレム1体VSスライム5体でやってみる…………結果、スライムの勝ち………レベル差、考えてなかったな~

そもそも、ゴーレムのレベルがバラバラ何だよな……とりあえず、生成した種族内で一番レベルが高い個体には赤い布を渡してリーダーにしとこう。なんかかっこいい。

 

「それじゃあ、両者、位置について………始め!!」

『『『『『わ~~~~~!!』』』』』

「「「「「………………………」」」」」

 

ゴーレムが地面を揺らしながら走り、スライムが地面を滑るようにうごき、衝突する。

 

ゴーレムの攻撃!

ミス!スライムには当たらない!

 

バトルスライム達の攻撃!

ゴーレムに平均23のダメージ!

ゴーレムは死んでしまった!

(保健室(死にかけると飛ばされる部屋なので保健室)に飛ばされた!)

 

ストーンマンの仁王立ち!

スライムたちの狙いがストーンマンに移った!

 

ビッグスライム達の体当たり!

ストーンマンに平均17のダメージ!

 

バトルスライム達の攻撃!

ストーンマンに平均15のダメージ!

ストーンマンは死んでしまった!

 

ストーンマンの痛恨の一撃!

バトルスライムに96のダメージ!

バトルスライムは死んでしまった!

 

ビッグゴーレムの爆裂拳!

ビッグスライムたちに平均57のダメージ!

 

ビッグゴーレムの踏みつけ!

バトルスライム4匹に56のダメージ!

 

ホイミスライム達のベホイミ!

バトルスライム2匹のHPが74回復した!

 

ビッグゴーレムの叩きつけ!

バトルスライム4匹に46のダメージ!

バトルスライム2匹は死んでしまった!

 

ちょっとドラクエ風?な実況をしてみたんだけど、どうかな?似てるかな?

本当に死んではいない、けど軽く死にかけてるから相当痛いと思う…………ゴーレムとスライムに痛覚が有るか、と言われると自信ないけど……………

攻防ともに互角、すごい戦いだ。

重量感のあるゴーレムに対し、スピードで攻めるスライム、いい感じに訓練になるじゃないか。

やっぱり、1対1だとスライムがきついかも……いや……結構いけるな。

 

で、なんだかんだで最後に勝ったのはスライム陣営、でも結構消耗している。残っているのはバトルスライム数匹とコマンダーだけだった。

と、ここで我が家の車、キングとクイーンの登場。

自分たちも戦ってみたいようなので、バトルスライム5体とやらせてみた。

 

結果はキングたちの圧勝、疾走で走るキング達にバトルスライム達が追いつけず、ヒット&アウェイでジリジリ削られていった。

 

====================

キング ♂  Lv20 ↑3 

 

種族:馬 3歳

 

HP:181/181 ↑21

MP:130/130 ↑18

攻撃力:126 ↑16

防御力:112 ↑12

素早さ:150 ↑24

 賢さ:140 ↑17

器用さ:115 ↑13

 幸運:90 

 称号:風の加護

    高飛車

 

SP:50 ↑15

 

====================

 

====================

クイーン ♀  Lv18 ↑2

 

種族:馬 3歳

 

HP:161/161 ↑13

MP:114/114 ↑14

攻撃力:113 ↑10

防御力:101 ↑11

素早さ:147 ↑24

 賢さ:126 ↑16

器用さ:112 ↑15

 幸運:90

 称号:風の加護

    高飛車

 

SP:40 ↑10

 

====================

 

2匹とも身体強化を覚えて更に強化されました。

ん~、ゴーレム対スライム、スライム対馬、きっといい経験になっただろう。

これは、他にもいろんな魔物、種族との戦闘経験を積ませてみたいな、となると積極的にテイムしていくのが無難か?よし!明日から積極的にテイムしていこう!そして、スライム森林の住民を増やして、沢山の種族が暮らす森にしようかな。これが2つ目の最大の目標だな。

1つ目は世界一周、2つ目は他種族テイム。

そうと決まったら、明日から森に行ってテイムしまくるぞ!楽しみでニヤニヤが止まらない。

 

じゃあ夜も遅いし、もう寝るか!

 

 

 

 




第十九回 教えて!ステルさん!

ス:「ねぇ、今思ったんだけど…………」
こ:「ん?どした?」
ス:「この企画のタイトル、『教えて!ステルさん!』だよね?」
こ:「そうだな。それが?」
ス:「教えてるの、こっとんじゃないかナ?」
こ:「そこに気づくとは、お主、天才か…………」
ス:「やっぱりだよね!?簡単に気付けるよね!?なんで今まで黙ってたの!?」
こ:「それはな……………俺も今気づいたからだ!」
ス:「いばるなーーー!!」
こ:「はい、じゃあ初登場の魔物がいたから解説しようね~」
ス:「ハーイ!」
こ:「じゃあ、ハイドゴーレムから!」

ハイドゴーレム===========
身を潜めることによって、奇襲に長けた
ゴーレム。気がつくと後ろにいることで
有名
==================

ス:「へ~、つまり身を隠すのが得意なゴーレム…………NINJAだね!」
こ:「あ~うん、まぁ、ソウダネ、NINJAだね。こいつは潜伏に長けたゴーレム、暗殺者のヒナって感じの立ち位置かな?それでもなかなかな潜伏能力を持っているはずだ」
ス:「NINJAすごい!」
こ:「じゃ、次ね」

ビッグゴーレム===========
はるか昔にゴーレムが強さを求めて進化
した姿。その巨体から放たれる攻撃は誰
も防げない
==================

こ:「でかいゴーレムで、攻撃力と体力がなかなかでかい。こうやって、ちょくちょくドラクエにはいないモンスターも考えなきゃだから地味に大変だったりする。なので活動報告の方に進化先の募集をかけています!もしよかったら気軽にコメントください!」
ス:「露骨なこめ稼ぎ乙!」
こ:「うるさい。それで、このビッグゴーレムは、全体の動きが遅いけど、その攻撃速度は体重が乗っておりスピードも出ているというなかなかに危ないモンスターだったりする」
ス:「ヒット&アウェイが有効そうだね」
こ:「今回もそれで撃破されたんだ。よしこのくらいでいいかな?下の方にリーパーの装の予想図を張っていますので、もしよかったら、ちら見していってください!」


【挿絵表示】


多分見れると思います。二回目なんですけどもし、万が一、見れなかったらすいません!ドヘタもド下手、幼稚園児絵ですいません!

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龍介の魔物捕獲大作戦!

36話!

前回のあらすじ的な
マイ・ハウス・ゲット
マイ・装備・ゲット
訓練相手・ゲット
(⊃゜Д゜)⊃ VS ⊂(゜Д゜⊂)
   ↑        ↑
  スライム     ゴーレム   

※オーク肉の報酬を増やしました


早朝、ギルドに依頼の確認に来ている。

見たこと無いモンスターは基本テイムで行こうと思ってるが、お金は大切ですからして。

 

「リュウスケさん、あの、この前はありがとうございました。高いものまでもらってしまって…………」

「いや、なんだ、ちょっとした感謝の気持ち?みたいなものだから気にしなくていいぞ」

「そういう訳にはいきませんよ?いつか、お返しをさせてもらいます。昔からおばあちゃんに、受けた恩は返すように言い聞かされましたから」

「そうか、じゃあいつか美味しいもの食べさせてもらおうかな」

「はい!最近、お気に入りのレストランがあるのでいつか行きましょう!」

「その時はよろしくな。それで、なにか森関係の新しい依頼はあるか?」

「そうですねぇ…………これなんてどうです?」

 

===================

B以上

  珍獣探索 

森の奥に住むと言われている珍獣の探索

可能ならば捕獲。素材も可

 

報酬:100,000G

   捕獲の場合:1500,000G

   素材の場合:500,000Gから

===================

 

「この珍獣ってのは有名なのか?」

「はい、森の中心付近に湖があるんですけど、そこで極稀に見られる魔物らしいです」

「へ~…………見た目は?」

「それが結構まばらなんですよ……ただ、皆さん口をそろえて言うのが『とても美しかった』ですかね。あと、『目を離すと一瞬でいなくなった』とも言っていますね」

 

となると、相当気配遮断が高いのか、まだ知らないスキルか?

 

「高ランクの冒険者は一度は目にすると言われていますが、それも一瞬……捕まえようとする気を起こす前に煙のように消えるようなんです」

「なるほどな、それなら捕獲した時の報酬も頷けるな」

「そうなんです。ちなみに森の奥に行くのに半日はかかりますよ。他にも受けられますか?」

「ああ、もちろん。あと簡単な討伐系はあるか?」

「え~、Cランクの依頼でオーク討伐がありますね」

 

===================

C以上

  オークの素材 

オークの肉を持ってきてほしい

 

報酬:1kg 8,000G

 

===================

 

「これ、部位はどうするんだ?」

「オークは部位がないんです。どこも一緒らしいので」

「わかった、じゃあまた今度よろしくな」

「はい、お気をつけて!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

森の入口到着!じゃ、キングとクイーンはスライム森林でお留守番。

この森で出てくる魔物はある程度、勉強済み。

森の浅いところでは、前回森に行った時にでてきた、スライム、いっかくうさぎにファーラット、ももんじゃ、はなカワセミ、きりかぶおばけ、キャタピラーなど

中層では、アルミラージ、おおくちばし、アイアンタートル、じんめんじゅ、マンドラゴラ、マンイーター、よろいムカデなどなど

深層では、ストロングアニマル、キラーエイプ、モーザ、ヘルホーネット、さそりアーマーなどなどなど

…………懐かしい名前があるな……ストロングアニマルとかテリワンぐらいでしか聞いたこと無い気がする……

しかし、中層からなかなかに殺しに来てる気がする……でもランク事態そこまで高くないようだ………最高でBランクらしい。余裕、とまでは行かないと思うが行けなくもないってところか。

 

さて、仲間を増やしますか!

 

=================

いっかくうさぎ ♂ Lv4

 

ランク:F

 

HP:18/18

MP:21/21 

攻撃力:10   

防御力:5 

素早さ:26 

 賢さ:17 

器用さ・11

 幸運:22

=================

 

=================

いっかくうさぎ ♀ Lv3

 

ランク:F

 

HP:19/19 

MP:17/17

攻撃力:14   

防御力:12 

素早さ:38 

 賢さ:15 

器用さ・13

 幸運:44

=================

 

よし、今度こそ餌付けでテイムするぞ!

 

まず、ニンジーとキャベチーを取り出します。与えます。しばらく待ちます…………もう少しあげます。

警戒心がなくなったと感じたらテイムします。はい、終わり………簡単すぎる……初依頼のときの失敗は何だったのか………

 

=================

ファーラット ♀ Lv1

 

ランク:F

 

HP:17/17

MP:11/11

攻撃力:8   

防御力:12

素早さ:7 

 賢さ:11 

器用さ・13

 幸運:54

=================

 

でました!黄緑色の毛皮に身を包んだモコモコした小魔獣、ファーラット。かわいい。

三つ目の妖怪的な怖さ・不気味さの方が際立つかも知れないが、普通に可愛い。

目がくりくりしていて、完璧小動物。

ま、スーたちの可愛さには勝てないがな!

 

さて、必死こいて体当たりかましてくるこの可愛い毛玉、どうやってテイムするか………

 

「キュ……キュゥ………」

 

あ、疲れて目を回した………今だ!テイム!

 

< ファーラットのテイムに成功しました >

 

「良いか?今日からお前は部下で仲間で家族だ。皆、仲良くな」

 

いっかくうさぎとファーラットが頷く……………よし、次、行くか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

あのあと、いっかくううさぎを2匹、ファーラット3匹を追加でテイムし、現在はなカワセミときりかぶおばけに囲まれております。

頭部が真っ赤な花になった見目鮮やかな鳥の魔物、はなカワセミ。

自前の薬草をつかてHPを回復してくるきりかぶおばけ。しかも尽きることがない。

 

=================

はなカワセミ ♀ Lv1

 

ランク:F

 

HP:12/12

MP:11/11

攻撃力:9   

防御力:10

素早さ:23 

 賢さ:14 

器用さ・12

 幸運:57

=================

 

=================

はなカワセミ ♀ Lv2

 

ランク:F

 

HP:14/14

MP:13/13

攻撃力:11   

防御力:13

素早さ:26 

 賢さ:13 

器用さ・15

 幸運:59

=================

 

=================

きりかぶおばけ ♂ Lv2

 

ランク:F

 

HP:23/23

MP:11/11

攻撃力:27   

防御力:18

素早さ:12 

 賢さ:10 

器用さ・21

 幸運:88

特殊スキル============

・自給自足:薬草 Lv1

=================

 

=================

きりかぶおばけ ♀ Lv3

 

ランク:F

 

HP:29/29

MP:16/16

攻撃力:21   

防御力:24

素早さ:22 

 賢さ:14

器用さ・11

 幸運:50 

特殊スキル============

・自給自足:薬草 Lv2

=================

 

きりかぶおばけの自給自足が、薬草が尽きない理由だろう。

 

自給自足:薬草、か…………他にも種類がありそうだな…………

 

自給自足:薬草===========

自身に薬草が生えるようになる。薬草は

MPを消費して栽培される。

==================

 

ふむふむ、自分の体に薬草が生えるか……………これ、本当にきりかぶおばけとかの植物モンスター限定になってくるよな……………

 

これは多分…………仲良くなって、テイムってのは無理そうだな…………となると、屈服か…………

手加減して…………あっ…………HPを8割持っていってしまった

 

ホイミ!……ふ~……危なかった……

……え~っと?きりかぶおばけ達の目つきが変わった?

敵意むき出しの目つきから、畏怖……いや尊敬?のようなキラキラしために変わった。

今なら行けるか?テイム!

 

< きりかぶおばけのテイムに成功しました! >

 

< はなカワセミのテイムに成功しました! >

 

よし。とりあえずさっき攻撃したことを謝って、仲間とは仲良くを言い聞かせて森林に送る。

さて、片っ端から捕まえていきますか!

 

このあと、はなカワセミ1匹と、きりかぶおばけ2匹を仲間にし、森の中小に差し掛かる。

 

=================

ももんじゃ ♀ Lv9

 

ランク:F

 

HP:31/31

MP:22/22

攻撃力:27   

防御力:24

素早さ:28 

 賢さ:10

器用さ・22

 幸運:33 

=================

 

やせいの ももんじゃが あらわれた!

 

白い体毛に覆われた身体に、トサカとニワトリのような嘴を持つ魔獣。 もふもふでかわいい。これがこのモンスター、ももんじゃの特徴だ。

 

「もじゃ~~~~~!」

 

勢い良く毛玉が飛びかかってくる………そして尻尾を振りかぶって……

 

「よっと」

 

……というところで捕まえる。

パリッとしてとても質が悪い感じがする……毛繕いはどうした!まあ、野生だとこんなもんか。

 

「もじゃ!も…もじゃ~……」

 

あ、ぐったりした。諦めたかな?テイム!

 

< ももんじゃのテイムに成功しました >

 

よし!

ももんじゃでしっぽ団を作るの、良いかもな……たしか、あれってスライム達の敵だったんだよな………でもあのゲームとは違うからな、共存は確実だな。

よし、次は中層だな。

 




第二十回 教えて!ステルさん!

ス:「よ~し、説明会を始めよう!」
こ:「う~い、じゃあファーラットからだな」

ファーラット============
黄緑色の毛皮に身を包んだモコモコした
小魔獣。見た感じ可愛い小猿っぽい容姿
だが目が3つある。
==================

こ:「結構かわいくて好きな魔物の一匹だな。知名度はももんじゃよりちょっと劣る位な感じかな?」
ス:「なるほどね~確かに可愛いもんね~」
こ:「次いくね、今日は結構疲れてるんだよね~」

はなカワセミ============
頭部が真っ赤な花になった見目鮮やかな
鳥の魔物。
==================

こ:「モンスターズではジョーカー・ジョーカー2以外の作品にことごとく出演しているのだが、どの作品でも大して強くない。DQ7にも逆輸入されているのだがこれがまた弱い。だがモンスター職にはなっている。優遇されているんだか不遇なんだかよく分からないモンスターだな」
ス:「これもなかなか綺麗な魔物だよね~」
こ:「たしかにな、次」

きりかぶおばけ===========
周辺のモンスターと比較して二倍近いHP
と攻撃力を持つうえ、やくそうを使って
回復まで行う切り株のお化け。永久に薬
草を切らすことはないと言われている。
==================

こ:「切り株に化ける上に空まで飛べるふゆうじゅが登場し、存在意義が危ぶまれているらしいぞ」
ス:「健気な魔物シリーズか……」
こ:「結構いるんだな、俺も初めて知った。次」

ももんじゃ=============
白い体毛に覆われた身体にトサカが付い
ており、アヒルのような嘴と足に、サル
のような尻尾を持つ魔獣。
==================

こ:「かわいい」
ス:「かわいい」
こ:「目立たないはずのこのモンスターが多くの人の記憶に残っているのは、
多分、ドラゴンクエスト4コママンガ劇場の影響だろうって言われている」
ス:「気になる人は検索検索!」
こ:「じゃ、今日はこのくらいで」
ス:「さようなら~」

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龍介の魔物捕獲大作戦! 2

37話!なんか最近乗りに乗ってきてる気がする!

前回のあらすじ的な
珍獣詮索開始!
バンバンテイム!
しっぽ団作ろう!
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃  ??? が現れた  ┃
┃     ∧ ∧     ┃
┃    ( ゚Д゚)     ┃
┃   ~(__ノ     ┃
┠────────────┨
┃  仲間に成りたそうに  ┃
┃  コチラを見ている  ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
┏━━━━━┓┏━━━━━┓
┃龍  介┃┃ スー   ┃
┃ HP638 ┃┃ HP389 ┃
┗━━━━━┛┗━━━━━┛
┏━━━━━━━━┳━━━┓
┃ 戦う     ┃   ┃
┃ 魔法     ┃   ┃
┃ テイム   ┃ ◁  ┃
┃ 様子を見る  ┃   ┃
┗━━━━━━━━┻━━━┛


昼食を食べるのを忘れかけていたので食べました。テラノライナーのモツ美味しかったですマル

さて、中層……かな?こいつらがいるから多分中層だろう。

 

=================

アイアンタートル ♂ Lv11

 

ランク:D

 

HP:180/180

MP:67/67 

攻撃力:97   

防御力:130 

素早さ:26 

 賢さ:25 

器用さ:11

 幸運:22

スキル==============

耐性

・物理耐性 Lv2

=================

 

=================

アイアンタートル ♀ Lv11

 

ランク:D

 

HP:185/185

MP:20/20 

攻撃力:90   

防御力:126 

素早さ:27 

 賢さ:23 

器用さ:13

 幸運:35

スキル==============

耐性

・物理耐性 Lv2

=================

 

=================

アイアンタートル ♂ Lv11

 

ランク:D

 

HP:184/184

MP:21/21 

攻撃力:91   

防御力:129 

素早さ:22 

 賢さ:22 

器用さ・12

 幸運:54

スキル==============

耐性

・物理耐性 Lv2

=================

 

 

こいつら、この前来たときはいなかったよな?ほしい時にでてきてくれるのは嬉しいな!

こいつの気をつけたいところは……トゲのついた甲羅だな。防御系の特技もあったと思うんだが……

あ~、今なんか張ったな~。鏡のような、薄い膜のようなものを張っ棚?あれは知ってるぞ……え~っと…………マホカンタだ!あの魔法を弾き返すやつ。ちょっと試してみようかな。

 

「メラ」-ボウッ-

 

-キィィィィン…ボウッ-

 

おお!帰ってきた!……楽しい!

 

-ボウッ- -ボウッ- -ボウッ- -ボウッ- -ボウッ- -ボウッ-

 

-キィィィィン…ボウッボウッボウッボウッボウッボウッボウッ-

 

お~……あ、やっべ、森が燃えてる!ウォータースライム!君に決めた!

 

-ジュ~~~………ブスブス……-

 

森から出したウォータースライムが、体内に貯蓄している水を勢い良く噴射し鎮火する。

危なかった~、もう少しで大火事だった……おのれ、アイアンタートル!この人でなし!……人でないな……

とりあえず魔法は、もうやめるとして……そうだ、ひっくり返そう!

炎の剣を取り出します。縮地で目の前にでます。

 

< 縮地法のレベルが上がりました >

 

縮地法のレベルが上がります。

炎の剣を、アイアンタートルの下に入れます。

お好み焼きをイメージしながら、持ち上げてひっくり返します。

あとは上から押さえることで、地面にトゲが刺さるようにします。

以上、リュウスケの3分クッキングでした!

 

はい、1匹1分、合計3分。調理完了!

 

< アイアンタートルのテイムに成功しました! >

 

< レベルが上がりました >

 

よし、じゃあ地面から抜いて……抜い…………てっ!抜け………ない……ッ!!

ふんっ!………抜けた!!

…………ふ~……正直焦った……このまま置いとこうかとも一瞬考えた……

おぉ、アイアンタートルがものすごい勢いで首を振ってる。それだけ速はやめてくれと言わんばかりのウルウルした目で……もちろん冗談だ。森でゆっくりしておいてもらおう。

よし、この調子で頑張るぞ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

=================

おおくちばし ♀ Lv4

 

ランク:E

 

HP:48/48

MP:20/20 

攻撃力:28   

防御力:24

素早さ:56 

 賢さ:22

器用さ・16

 幸運:50

スキル==============

・跳躍  Lv2 ・ダッシュ Lv1 

=================

 

=================

おおくちばし ♀ Lv6

 

ランク:E

 

HP:50/50

MP:22/22 

攻撃力:30   

防御力:25

素早さ:60 

 賢さ:26

器用さ・10

 幸運:78

スキル==============

・跳躍  Lv3 ・ダッシュ Lv2 

=================

 

=================

おおくちばし ♂ Lv2

 

ランク:E

 

HP:46/46

MP:19/19 

攻撃力:26   

防御力:20

素早さ:54 

 賢さ:20

器用さ・17

 幸運:22

スキル==============

・跳躍  Lv2 ・ダッシュ Lv1 

=================

 

待ってました!バタバタ走りながらおおくちばしが現れた!

なので追いついて足を引っ掛ける!

 

「くけ~~!?」-ゴロゴロゴロ!-

-ドンッ!-「くげッ!?」-ゴロゴロゴロ!-

-ドンッ!-「ぐげッ!?」-ゴロゴロ…ドンッ!-

 

連鎖して木にぶつかって目を回した。なんか悪いことしたな……でもこれはテイムのチャンス!

 

< おおくちばしのテイムに成功しました >

 

よし、成功!ま、余裕だな。ん?後に気配が……

 

-ブスッ!ブスブスッ!-

 

ふぁ~、びっくりした

 

=================

アルミラージ ♂ Lv1

 

ランク:E

 

HP:57/57

MP:31/31 

攻撃力:23   

防御力:21

素早さ:41 

 賢さ:23

器用さ・39

 幸運:55

スキル===============

・跳躍   Lv3 ・猪突   Lv2

==================

 

==================

アルミラージ ♀ Lv3

 

ランク:E

 

HP:60/60

MP:30/30 

攻撃力:25   

防御力:24

素早さ:43 

 賢さ:28

器用さ・33

 幸運:74

スキル===============

・跳躍   Lv3 ・猪突   Lv2

==================

 

==================

アルミラージ ♀ Lv8

 

ランク:E

 

HP:64/64

MP:39/39 

攻撃力:35   

防御力:29

素早さ:56 

 賢さ:34

器用さ・23

 幸運:54

スキル===============

・跳躍   Lv3 ・猪突   Lv3

==================

 

あれ?地面に刺さったまま起き上がらない…………起き上がろうとしてるけど、起き上がらない………

……あ、涙目だ…………ん~……………テイムッ!

 

< アルミラージのテイムに成功しました >

 

……うん、抜いてあげよう。本日二度目の収穫作業だ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

殺気!……久しぶりに警告が発動した気がする。いや、場所は気配察知で分かってたんだけどね、流石に飛んでくるとは思わなかったよ。てか、こいつ中層に出るのか。

 

===================

グリズリー ♂ Lv4

 

ランク:D

 

HP:178/178

MP:75/75

攻撃力:142

防御力:62

素早さ:68

 賢さ:32

器用さ・52

 幸運:12

スキル================

・豪腕   Lv1

===================

 

===================

グリズリー ♀ Lv2

 

ランク:D

 

HP:174/174

MP:73/73

攻撃力:139

防御力:60

素早さ:64

 賢さ:35

器用さ・67

 幸運:15

===================

 

「「グルルルルルル……………」」

 

さて……魔圧っての使ってみるか。

え~っと…………目の前の2匹に対して、魔力200を乗せていってみよう。

 

「「グル……ル……グ………」」

 

えぇ!?グリズリー達が白目を向いてひっくり返った!?え~っと…………これは屈服でいいよね?テイム!

 

< グリズリーのテイムに成功しました >

 

< レベルが上がりました >

 

はい。魔力200でこれか…………格下の格下だったからってのもまぁ有るかもしれないけど…………これはなぁ…………ま、いっか。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv61 ↑2

 

種族:人間 15歳

 

職業:スライムマスター

 

HP:638/638 ↑12

MP:617/617 ↑14

攻撃力:496 ↑11

防御力:520 ↑14

素早さ:513 ↑12

 賢さ:508 ↑13

器用さ:570 ↑11

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

    魔物の心友

    スライムの理解者

 

SP:33 ↑10

 

====================

 

====================

スー Lv12 ↑3

 

種族:強スライム 

 

職業:武闘家 

 

ランク:D

 

HP:389/389 ↑21

MP:259/259 ↑14

攻撃力:332 ↑23

防御力:305 ↑19

素早さ:302 ↑17

 賢さ:233 ↑14

器用さ:290 ↑21

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:20 ↑15 

 

====================

 

一緒にいたスーもレベルが上ってる。

さて、時間も時間だしそろそろ休むか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

スライム森林の名前が変わってた。

 

=================

共存の地(ニュー・ワールド) Lv9

 

次のレベルまでの魔力

 0/1800

 

現在の効果

最適な環境維持

昼夜の追加

果実の生成、成長促進Ⅷ

従魔の成長補正Ⅵ

従魔からの魔力供給

=================

 

共存の地、ニューワールド。従魔に合った土地がそれぞれ存在していてるらしい。岩場ができてた。そこにアイアンタートルが住んでいる。お前、生息地森の中じゃなかったのかよ!

その岩場にも低木が生えていて、ムダンラの実が結構な数出来てた。多分食料には困らないな。

で、新しく仲間になった魔物たちと温泉に入った。

特に、毛並みが大事なももんじゃ、うさぎ達、ファーラット、グリズリー。

甲羅の艶が大事なアイアンタートル達を重点的に磨いた。

その後、牛乳を皆で飲み、飯を食べて、就寝。

 

 




第二十一回 教えて!ステルさん!

ス:「は~~~じまりました!第21回目!解説して行きましょう!」
こ:「はい、解説してあげましょう!」
ス:「まずはこいつじゃ!」

アイアンタートル==========
トゲのついた甲羅を持つカメ。
高い守備力に加えてマホカンタを使うの
で倒すのに時間がかかる。
==================

こ:「かっこいい。あとDQM1、2では獣系で、DQMJ2Pではドラゴン系で登場してたので、今回はドラゴン系での登場です」
ス:「ドラゴン系ってすごくかっこいい!あのトロそうな目も結構好きなんだよね~」
こ:「じゃ次な」

グリズリー=============
闇のチカラによって正気を失った
灰色の熊
太い腕とそこから生えた鋭い爪から
放たれる攻撃は強力
==================

ス:「最初に出たモンスター、グリズリーさん!」
こ:「DQ3などに登場する灰色、もしくは紫色のクマさんで、現実にも存在する動物です。現実では、北米の山地に生息しており、和名はハイイログマ。数は少なくなっているものの、たくましく生息している。トナカイや鹿などの大型動物も襲って補食する強力なハンターであるため、DQシリーズのグリズリー同様、侮ってはならないのですよ。性格は獰猛で、実際に遭遇してしまったときの恐怖とヤバさは、レベル1桁の勇者御一行がカザーブの東で遭遇してしまったときより………さらに上だろうと言われています」
ス:「すごくたくましいね!ちょっと、ちょっと会ってみたいと思ったけどやめとこうかな」
こ:「そうしよう。それでは、今日はこのくらいで!」
ス:「お疲れ様でした!」
こ:「さいなら~~!」

  人
(´・ω・){ぼくはわるいスライムじゃないよ
(´・ω・){見たいなセリフを設定された気持ちを
(´・ω・){考えてみると
(´・ω・){疑われるようなセリフを言うなんて
(´・ω・){とっても 恥 ず か し い !
(´・ω・){だからあえて言おう
(´・ω・){俺は悪いスライムだと思う
(´・ω・){まぁ、こんな感じみたいな感じなんだけど
(´・ω・){今日も私は元気です
(´・ω・){それでは
(´・ω・){眠くなってきたので
(´・ω・){ZZzzzzz
(´・ω・){しないで執筆作業3日目

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年越しスペシャル?

年が明けますね!これを読んでいる時、年が明けているかは分かりません。
ですが、まだ明けていない時に呼んだ貴方!来年も『神たちに送られ異世界に』をよろしくお願いします!
年が明けた後に呼んだ貴方!今年も『神たちに送られ異世界に』をよろしくお願いします!


※急な思いつきで書いたものですので、苦笑いしながら読んで下さい。もちろん爆笑しても良いんですよ?(チラッチラッ


「………………………………………………………10! 9! 8! 7! 6! 5! 4! 3! 2! 1! ゼロッ!」

 

-ヒュルルルルルル……ド~~ン!!-

 

「Happy New Year!!年が明けたよ!今年もよろしく!」

「……確か寝てたはずなんだが?……」

 

-ヒュルルルルルル……ド~~ン!!-

 

そう、俺はたしかに風呂に入って飯を食って、就寝したはず。なのに気がついたら?カウントダウンしてるステルが目の前にいた……大玉の花火も上がってるし

 

-ヒュルルルルルル……ド~~ン!!-

 

「なんでここにいるんだ?」

「気にしたら負け!年越し特別編だからね!」

「?? 何言ってんだ?今はそんな時期じゃ、と言うかアレフガルドにそんなのあるのか?」

「作者の世界の時期の影響です!はいこれ、お年玉!」

「あ、ありがとう」

 

あれ、なんやかんやで丸め込まれた?いや、お年玉はうれしい、けど味のり3枚はひどいと思う……

 

「よく来ましたね。龍介さん」

「ああ、シャル、今日は正月なのか?」

「どうもそうらしいですね、よくわかりませんが……あ、料理もありますので、楽しんでいってくださいね」

「あぁ、ありがとう。お~、カニか、何日ぶりだろうな~、ジュルリ……」

「沢山あるのでどんどん食べてくださいね、従魔たちも呼んでいいわよ?」

「結構な数になってるが、大丈夫か?」

「全く問題ないわよ、腕がなるわね!」

 

すごい勢いで料理が運ばれてくる。しかもどれもうまい!よし、皆でてこい!

 

『すご~い!あれも、これも、それも全部美味しい~!』

『うん……美味しい……』

『こんな美味しいの初めて食べたよ!』

『食べられないのが残念です……』

「あ、ちょっとまってね……ホイ!」

「一体何を……!?」

 

レムが人になった!生身の人に!

 

「魔法でちょちょいのちょいってね~期間限定だけどね」

「主様!美味しいです!物が食べれます!すごいです!」

 

さすが神、何でもありだな

 

「おや?君が例の異世界人クンかい?」

「ん?誰だ………ですか?」

「あ、敬語なんてのは無しにしようよ、シャル達に接する感じでさ!ここにいる神たちは、そんな細かいこと気にするほど心は狭くないよ!」

「そうか、じゃあ改めて、龍介だ。よろしく」

「あぁ、よろしくね!あたいは火の神をしているフレアっていうんだ、さぁ今日は、宴会だ!食べまくろう!」

「ああ」

 

すごく、引っ張ってく人だな。熱血上司な感じがする。あと、ジャーマンアイリスの香りがした。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「あれ~?皆遅いな~」

「皆?他にも呼んでるのか?」

「もちろん!全部の神を呼んでるよ。でも遅いな~」

 

と思った矢先

 

「こんばんはぁ~」

「あはははは!こんばんは~」

「………」

「こんばんは」

「こんばんは~!だよ?」

「あ、あの、こん、ばんは……」

 

ぞろぞろと人が入ってきた

 

「よく来たね!こっちの子がこの前話した龍介だよ」

「あらぁ、この子ねぇ?私はぁ、水の神レイクっていうの、よろしくねぇ~」

「あはははは!風の神アネモスよ!よろしくね!お兄ちゃん!あはははは!」

「…………闇の神………………エレナ………………よろしく……………」

「私は氷の神フロス、よろしく」

「光の神ルーだよ?これからもよろしく!だよ?」

「じゃ、邪神アルマ、です。あ、あの、よ、よろしく、おねがいしましゅ……します……」

「佐々木龍介だ、よろしく。好きに呼んでくれて構わない」

 

まさかすべての神に会えるとは思わなかった。今夜は楽しい夜になりそうだ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「こら~龍介ぇ!あたいにもっと酒を持ってこ~い!」

「本当にこのお酒おいしぃわねぇ~……うふふふふ……」

「おにぃちゃぁん、もっとお酒持ってきてぇ!」

「見た目完全に俺より年下なんだが大丈夫なのか?」

「お兄ちゃん!人を見た目で判断したらめ!これでも神様なんらよ!」

「そ、そうか」

「んふふふ~だから早くお酒!持ってきてぇ~」

 

悪酔いしすぎだろ……

 

「シャル、お酒の追加をたのむ」

「すみません、竜介さん。折角来ていただいたのに…………」

「いやいいよ、前世でも似たようなことしてたし」

 

毎年正月は親族にこき使われていました

 

「早く~お酒ぇ~!!!」

「はいはい、ちょっと待っててください!じゃあ竜介さん、これをお願いします」

「ああ」

 

これが後数時間続くのか……俺って客人じゃなかったっけ?

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「いや~今日は楽しかったね~」

「ステル、今度からいきなりこんなところに呼ぶなよな、流石に驚く」

「しょうがないじゃないか、作者の急な思いつきで急遽たてられた企画なんだから」

「今日は良く分からないことばかり言うな…………いつものことか」

「それはひどいとおもうな~」

「でも今日は楽しかったよ、酔った神達にむっちゃ絡まれたけど………」

 

「おいおいエレナ!もう潰れちまったのかい?あたいは、まだまぁだ行けるよぉ?なあなあもっと飲めよ!っか~~!やっぱ三岳はうめぇなぁ!!」

「もう………………無理………………」

「あはははは!フレアが3人になってる~!あははは!」

「私はですねぇ~、最近やることがぁ、ありすぎてですねぇ~……たいへんなんれすよぉ~……むふふふぅ~~」

 

まだやってる…………

 

「面目ない……酒癖だけ良くないんだ……」

 

酒癖が悪いというレベルじゃないぞ。

何故に説教受けたり、魔法ぶつけられたり、服が消えたり、首が飛んだり、あり得ない力で抱きつかれたりせにゃならんのか!首が飛んだときは本当に何が起こったかわからなかったぞ!

 

「それじゃ、そろそろ返してくれるか?」

「そうだね、じゃあ送り返すよ、今年も」

 

辺りがまばゆい光に包まれる。

 

「あ、ちなみに起きるとこのことは覚えてないから!そこんとこよろしく!」

 

< 称号:魔法の神シャルムの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:闘神タイステルの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:闇の神エレナの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:光の神ルーの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:火の神フレアの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:水の神レイクの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:風の神アネモスの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:氷の神フロスの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号:邪神アルマの飲み仲間 を獲得しました >

 

< 称号が統合され 称号:神々の飲み仲間 を獲得しました >

 

え、ちょ、まっ…………

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

……………ふぁ~~……なんか変な夢見たな~……うん、ももんじゃとファーラットのもふもふは最高だな!

 

 

 

 

 

 

 




なんか、スペシャルとか言っておいて内容薄いですけど、今年も『神たちに送られ異世界に』をよろしくお願いします!

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( ゚◡゚).o0(今年も夜露死苦!) 

リレー小説を友達と書いたので投稿しました。完全未完結の作品です。
あなたの想像力が完結へのカギを握っています!(オープニングだけ書いてあとは丸投げ
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龍介の魔物捕獲大作戦! 3

38話!年が明けましたね!皆さん良いお年を!

前回のあらすじ的な
テイム祭り第1!
魔圧の使い方は難しい
スライムの森変化!
       , r ー- 、
       \寿/  イヤッッホォォォオオォオウ!
  ゚     * (_ヽ、    +
   ' *  ∧__∧l /'l  + 
    _ (´∀` / /    。
  + 〈_,)コlヽ〃./ イ ||| *
   /福 ハ∽=|  ヽ*   。
  | 袋 | |「「「ヽ|||  >
  年が明けたぞ!

※携帯では幅が足りず正常にみれない可能性があります。
PCだとちゃんとみれます。



ふぁ~~……なんか変な夢見たな~……うん、ももんじゃとファーラットのもふもふは最高だな!いや~これも温泉の新しい効果のおかげかね?

 

=================

湯の間 Lv10

 

次のレベルまでの必要魔力

 0/2000

 

現在の効果

疲労回復(極)

昼夜の追加

神経痛、筋肉痛、関節痛の回復

関節のこわばり、痔疾、冷え性の回復

健康増進

切り傷、火傷の回復

美髪効果

販売機Ⅲの追加

=================

 

髪……と言うか体毛……まあ効果が出てるから良いか。俺の髪はサラサラになり、ももんじゃたちの体毛はふかふかになった。

もちろん、スライムのぷにぷにスベスベが一番なんだけどね!

だからスー、機嫌直せって!

 

とまぁ、朝から修羅場?(主にスーとライムがご立腹だった)みたいなことになったが何とか乗り切り(とりあえず撫で回した)森の徘徊開始だ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

さてと、あとテイムして無いのは、じんめんじゅ、マンドラゴラ、マンイーター、よろいムカデだな。とりあえず知っているのはこれだけだからな~。あれ?そういえば、おおなめくじは?……まいっか。

さて、次に出てくるのは何かな?

 

 

……気配察知には1、2、3、4、5つの反応がある、が何もいないとなると……じんめんじゅか?

う~む、石を投げてみるか!

 

-コツン、コツン、コツン……ガサガサガサッ-

 

あ、木の幹に顔が浮き出てきて動き出した。軽くホラー。

 

-ガサガサッ!ガサガサガサッ!-

 

更に、他に反応があった4つ全部が動き出した。

 

=================

じんめんじゅ ♀ Lv1

 

ランク:C

 

HP:277/277

MP:147/147 

攻撃力:167   

防御力:123 

素早さ:56 

 賢さ:97 

器用さ:88

 幸運:98

スキル==============

・偽装  Lv2 ・ダンス  Lv2

魔法

・風魔法 Lv1

=================

 

=================

じんめんじゅ ♂ Lv4

 

ランク:C

 

HP:297/295

MP:167/166 

攻撃力:196   

防御力:131 

素早さ:96 

 賢さ:125 

器用さ:91

 幸運:78

スキル==============

・偽装  Lv2 ・ダンス  Lv2

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

=================

じんめんじゅ ♀ Lv6

 

ランク:C

 

HP:296/296

MP:177/177 

攻撃力:203   

防御力:137 

素早さ:116 

 賢さ:99 

器用さ:98

 幸運:22

スキル==============

・偽装  Lv3 ・ダンス  Lv2

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

=================

じんめんじゅ ♂ Lv3

 

ランク:C

 

HP:283/283

MP:160/160 

攻撃力:177   

防御力:128 

素早さ:85 

 賢さ:115 

器用さ:87

 幸運:52

スキル==============

・偽装  Lv2 ・ダンス  Lv2

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

=================

じんめんじゅ ♂ Lv4

 

ランク:C

 

HP:297/297

MP:167/167 

攻撃力:197   

防御力:130 

素早さ:96 

 賢さ:125 

器用さ:91

 幸運:22

スキル==============

・偽装  Lv2 ・ダンス  Lv2

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

じんめんじゅはCランクなのか?となると、ここらへんは中層と深層の境目あたりか?ん~と、どうしようか、燃やす……のはダメだとして、なら伐採するか!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

< じんめんじゅのテイムに成功しました >

 

やり過ぎた!いや、じんめんじゅの葉っぱをスパスパ切ってただけなんだ!決してじんめんじゅ達の不思議な踊りでMPを持ってかれた腹いせじゃない!その結果、じんめんじゅ全員がひっくり返った。もちろん、テイムした後で回復魔法をかけ、フッサフサにしておいた。フッサフサだ。

 

もう少しここらへんをうろうろしてみるか。あと3種類ほど残っているからな。

しかしこの森は良いな。ジメジメしてるわけでもなく、木が多すぎるわけでもなく、少なすぎるわけでもない、その木々の隙間からこぼれ出る光は柔らかい。生物にとってちょうどいい環境ってやつだな。いや~気持ちがいい。

 

-ドスッ!ドスッ!-

 

……アルミラージくんよぉ、空気読んでくれよぉ。こっちはせっかく森の気持ちよさに浸ってたってのに。

と言うか、それって一撃必殺なのかね?外したら確実に死ぬと思うんだけど?

あ、涙目だ。いやもう、本当に、何してんの?テイムするけどさぁ。

 

< アルミラージのテイムに成功しました >

 

さて、と……次行きますか!と思ったらあちらさんから来てくれたらしいな。

食虫植物のような姿のモンスターのマンイーターか。

 

=================

マンイーター ♂ Lv12

 

ランク:D

 

HP:127/127

MP:207/207 

攻撃力:97   

防御力:100 

素早さ:96 

 賢さ:95 

器用さ:87

 幸運:20

スキル==============

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

=================

マンイーター ♀ Lv13

 

ランク:D

 

HP:130/130

MP:210/210 

攻撃力:100   

防御力:102 

素早さ:95 

 賢さ:96 

器用さ:80

 幸運:66

スキル==============

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

=================

マンイーター ♂ Lv10

 

ランク:D

 

HP:120/120

MP:200/200 

攻撃力:94   

防御力:92 

素早さ:98 

 賢さ:100 

器用さ:80

 幸運:73

スキル==============

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

テリワンで見たまんまのマンイーターだ!よし、テイムするぞ!

 

「ーーー・ーーーーー・ーー!」

 

マンイーターが声とも言えない音を出すと、目の前にやや大きめの竜巻が発生下。バギマか?竜巻を消すには……たしか潜水艦を使って深海の冷たい海水を海面付近に送り、海水温を下げることで台風の勢力を弱められるってのを聞いたことが会ったな。ヒャダルコで打ち消せるか?

 

「ヒャダルコ」

 

凍てつく冷気が地面を凍らせ、氷柱が生える!やっぱ上位の呪文はいいなぁ。速くレベル上げなきゃな。

で、ヒャダルコと竜巻、多分バギマ?だろうか。2つがぶつかった瞬間、竜巻が消え、マンイーターに氷柱が襲いかかる!ダメージは?

 

=================

マンイーター ♂ Lv12

 

ランク:D

 

HP:47/127

MP:201/207 

攻撃力:97   

防御力:100 

素早さ:96 

 賢さ:95 

器用さ:87

 幸運:20

スキル==============

魔法

・風魔法 Lv2

=================

 

威力高いぃぃ!若干威力が落ちてるはずなのにこれかぁ……

やっぱ伐採だな。触手とかスパスパ切ってたら多分、じんめんじゅみたいなことになるだろう。

 

< マンイーターのテイムに成功しました >

 

結果こうなった。ひどいものだった……触手は全て切断され、花びらは舞い、木の体は割と削れている。

自分でやっといて、なんだけど……いやはや、本当に申し訳ない。

ちゃんと回復して、共存の地へ。

 

最低、後2種類。

そういえば、初心者の森って言われてるけど実際、この森に名前はあるんだろうか?

ま、そんなことはどうでもいいか。

ぐへへへへ、さぁこの森を制覇してやろうぞ!

待ってろよ!魔物達!すぐお仲間にしてやんよ!

 

早速、エンカウント!マンドラゴラだ!モンスターズ1と2,テリワン3Dに登場するモンスターだ!懐かしい!でも確か同名のモンスターがいるはずなんだけど、そっちはどうなんだろうか?

 

=================

マンドラゴラ ♀ Lv10

 

ランク:D

 

HP:110/110

MP:190/190 

攻撃力:90   

防御力:102 

素早さ:99 

 賢さ:192 

器用さ:80

 幸運:60

スキル==============

・ダンス  Lv2

=================

 

=================

マンドラゴラ ♂ Lv12

 

ランク:D

 

HP:116/116

MP:193/193 

攻撃力:94   

防御力:105 

素早さ:102 

 賢さ:195 

器用さ:82

 幸運:24

スキル==============

・ダンス  Lv3

=================

 

=================

マンドラゴラ ♀ Lv20

 

ランク:D

 

HP:124/124

MP:230/230 

攻撃力:134   

防御力:122 

素早さ:142 

 賢さ:212 

器用さ:123

 幸運:90

スキル==============

・ダンス  Lv2

=================

 

じんめんじゅとマンイーターと同じ運命をたどる植物系モンスター、3名入りまーす。

 

< マンドラゴラのテイムに成功しました >

 

結果はすべて予想通り、マンイーターの二の舞い、植物系って痛覚が無いのか切っても切っても襲ってくるんだよな~

最終的にHPが少なくなり、部位が欠損し、動けなくなるんだけど。

回復して、共存の地へ送り出す。テイムすると人が変わる、じゃねえや、性格が変わる?みたいだな。出会った時は本能丸出し、テイムした後だと、理性があるって感じだろうか?

さっきのマンイーターだって、消化液ボタボタ落としながら襲ってきたのにテイムした途端、礼儀正しくなってた。なんともよくわからんな。

 

< スルー力のレベルが上がりました >

 

はい。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「「「「ギチギチッギチギチ!」」」

 

虫系って見たことなかった……いや、おおなめくじは虫系だったな。

 

=================

よろいムカデ ♀ Lv14

 

ランク:D

 

HP:112/112

MP:90/90 

攻撃力:94   

防御力:212 

素早さ:132 

 賢さ:93 

器用さ:103

 幸運:77

スキル==============

魔法

・補助魔法 Lv3

=================

 

=================

よろいムカデ ♂ Lv10

 

ランク:D

 

HP:100/100

MP:86/86

攻撃力:90   

防御力:205 

素早さ:122 

 賢さ:98 

器用さ:95

 幸運:70

スキル==============

魔法

・補助魔法 Lv3

=================

 

=================

よろいムカデ ♀ Lv15

 

ランク:D

 

HP:114/114

MP:132/132 

攻撃力:96   

防御力:213 

素早さ:130 

 賢さ:92 

器用さ:110

 幸運:57

スキル==============

魔法

・補助魔法 Lv3

=================

 

基本硬いよな。鎧だけあって硬い。補助魔法のスカラで更に硬くなってる。時間かかる~~!

叩いてもなかなかHPが減らない。しかし、関節はどうも弱いようで、剣を差し込んでグリッっとするとパキって足が取れた。節足動物の弱点、かな?

 

「ギチギチ……」

 

< よろいムカデのテイムに成功しました >

 

本体が硬すぎるから足を狙ってたけど、まぁ、そうなるよね……足の殆どを切っちゃうことになった……でも、虫系も痛覚がないらしく、すごく襲ってくる……これでもかと言うほどに噛み付いてくる。そう言う意味で、大変だった。

よし!とりあえず中層コンプかな?上やくそうを採集しつつ、深層じゃ!

途中、上毒消し草も見つけた。毒、猛毒を消しつつHPを回復してくれる万能な草だ。

あと上ドクデ草もあったから燃やしといた

 

上ドクデ草===========

薬草によく似た草

猛毒があり摂取すると目が黒くなり

失明した後死に至る

================

 

こわっ!毒草こわっ!これ、燃えた煙もやばいんじゃないか?一応気をつけとこう。

あ、今ふと思い出したけど、オークってどこで出るんだ?深層だと信じたい。Cランク以上の依頼だったし深層だよきっと。

 




第二十二回 教えて!ステルさん!

ス:「せっかく年が明けたんだよ!こんなことしてる場合じゃ!」
こ:「仕事しろ!」
ス:「じゃ、手短に行こう!」
こ:「じんめんじゅからね」

じんめんじゅ============
名前そのまんまで、幹に人の顔がついた
木のモンスター
根っ子を足代わりに不思議な踊りや逃走
を行う
==================

こ:「本編ではDQ2が初登場、以降長い空白期間があったが、わかりやすい外見からその間も外伝作品や4コマ劇場でのネタキャラとしてはよく顔を見せたらしい。DQ8で久々に登場。長い間にたまった鬱憤を晴らすかのごとく序盤~中盤の森という森にでて一度に大量に出現するうえにひとつひとつのモーションが妙に長いためうんざりさせられる人が多かったらしい、正直あんまり覚えていない」
ス:「アベル伝説にもでてきたよね?」
こ:「確か木の精で、邪悪な存在じゃなかったよな。そんなこともあったな」
ス:「次行こうか」

マンイーター============
食虫植物のような姿のモンスター
その巨大な口で人すらも栄養分にしてし
まう邪悪なモンスター
==================

こ:「こいつ、特技使用時のモーションで捕食したであろう人間の装備品と骨を吐き出すんだ。しかもその装備品はなんとロトのかぶと!普通に欲しいレベルで強い装備なのにどうしてもらえないのだろうか……」
ス:「普通に考えたら、吐け!ってなるよね~どうしようもないんだけど」
こ:「それな」
ス:「次!」

マンドラゴラ============
軽快な音楽に誘われて土の中から抜け出
した根の魔物
==================

こ:「同名の魔物がいるんだよな、茶色い根菜のモンスター。目が無い様に見えるが、よく見ると頭上(?)に生えた花の中心に目が付いている。太いゴボウのような見た目」
ス:「いるねぇ、たしかに、こんがらがりそうだ」
こ:「そういうこともある、次」

よろいムカデ============
赤い鎧のような甲殻を持つムカデのモン
スターで、HPや呪文耐性は高くないので
魔法がよく効く
==================

こ:「初心者に『打撃だけでは駄目』という事を教えてくれる教材のようなモンスターらしい」
ス:「確かに、打撃が通りそうにない見た目してるもんね~」
こ:「結構物理で殴ってた記憶しかない……」
ス:「……脳筋?」
こ:「なにも……言うな……」
ス:「そ、それでは皆様、良いお年を~」
こ:「良いお年を~……」

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龍介の魔物捕獲大作戦! 4

39話!いや~最近やること無いな~と感じてきましたよ。それで小説書いてたら書き溜めが増えた。

前回のあらすじ的な
テイム祭り第2!
一撃必殺!アルミラージの角(ディフェンスレス・ホーン)
驚きの毒草

  / \_\  _
  L_∩ L_| |こ|
   / (^Д^)つ ̄
  / ∠∪_∠
  L___L_亅
     し ヽ)
    ___
  / \_\  _
  | ∩ L_| |と|
  | || (^Д^)つ ̄
  | ∪(ノ_|
  \_∠_/
    し ヽ)
   ____
  /  | |  _
   ̄| | | |よ|
   |  (^Д^)つ ̄
   | (ノ |
   |__L_亅
    し ヽ)
  _____
  |  |  | _
   ̄| |  | |ろ|
    | (^Д^)つ ̄
    | (ノ |
    |_|__|
    し ヽ)

2017に見えなくもない


===================

オーク ♂ Lv23

 

ランク:C

 

HP:477/477

MP:247/247 

攻撃力:367   

防御力:423 

素早さ:196 

 賢さ:207 

器用さ:188

 幸運:57

スキル================

・槍術   Lv3 ・性欲増強 Lv3

===================

 

===================

オーク ♂ Lv23

 

ランク:C

 

HP:476/476

MP:248/248 

攻撃力:364   

防御力:422 

素早さ:197 

 賢さ:204 

器用さ:183

 幸運:75

スキル================

・槍術  Lv3 ・性欲増強 Lv3

===================

 

===================

オーク ♀ Lv20

 

ランク:C

 

HP:470/470

MP:255/255 

攻撃力:364   

防御力:420 

素早さ:193 

 賢さ:202 

器用さ:191

 幸運:54

スキル================

・槍術   Lv2 ・料理術  Lv1

===================

 

===================

オーク ♂ Lv25

 

ランク:C

 

HP:485/485

MP:272/272 

攻撃力:372   

防御力:434 

素早さ:200 

 賢さ:212 

器用さ:191

 幸運:52

スキル================

・槍術   Lv4 ・性欲増強 Lv3

===================

 

===================

オークコマンダー ♂ Lv20

 

ランク:C

 

HP:423/423

MP:213/213 

攻撃力:267   

防御力:423 

素早さ:226 

 賢さ:287 

器用さ:198

 幸運:97

スキル================

・槍術   Lv3 ・性欲増強 Lv3

・念話   Lv2 ・高速思考 Lv2

特殊スキル==============

・統括   Lv3

===================

 

「「フゴフゴッ!」」

「ブブッ」

「ブヒっ!」

「ブ~~~………」

 

ふむふむ……なにやら会話が弾んでおりますな。

目視で5匹、特に隠れてるやつがいるわけでもない……………奇襲時っ!

どうするか……奇襲時なのだが…………テイムしなきゃ……依頼もどうにかしなきゃ……

よし、2匹狩ろう!結構巨体だし、肉も十分に取れるだろう。

ちょうど、手前にオーク(♂)が2匹いるし、その首、貰い受ける!

 

-スパッ!スパッ!-

 

「プギィッ!?」

「「フゴッ!?」」

 

魔圧!この前使ったときよりレベルも高いし、魔力200バージョン!

 

「………ッ!………………………ッ」

「……………ブッ…………ブブッ……………」

「ヒュゴ~………ヒュゴ~……………」

 

はっはっはっはっ!これは酷いなっ!あっはっはっはっはっ!

 

失神・痙攣・過呼吸の三拍子、これはひどい……テイム……………

 

< オークのテイムに成功しました >

 

< オークコマンダーのテイムに成功しました >

 

オーク達がちょっとビビってる。まぁあんなことがあった矢先だからな…………いやぁ、本当にひどい事件だった……

ま、やったの俺ですけど。

 

魔圧はいいな!テイムしやすいし、何より楽だな。でもCランク中盤のやつが魔力200で気絶、痙攣、過呼吸となると、Bランクの最初らへんまでは通用しそうだな。

よし、オーク肉の依頼も終わったし心置きなく探索できる。オーク2体で肉340kgはでかい。

 

どんな魔物でもどんとこい!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

=================== 

ストロングアニマル ♂ Lv1

 

ランク:B

 

HP:695/695

MP:273/273 

攻撃力:567   

防御力:423 

素早さ:626 

 賢さ:287 

器用さ:398

 幸運:37

スキル================

・ブレス  Lv3  

魔法

・氷魔法  Lv2

===================

 

=================== 

ストロングアニマル ♀ Lv3

 

ランク:B

 

HP:703/703

MP:294/294 

攻撃力:572   

防御力:430 

素早さ:631 

 賢さ:300 

器用さ:418

 幸運:57

スキル================

・ブレス  Lv3  

魔法

・氷魔法  Lv2

===================

 

えっ?

 

=================== 

キラーエイプ ♂ Lv5

 

ランク:B

 

HP:721/721

MP:210/210 

攻撃力:687   

防御力:323 

素早さ:526 

 賢さ:187 

器用さ:498

 幸運:37

===================

 

=================== 

キラーエイプ ♀ Lv4

 

ランク:B

 

HP:718/718

MP:215/215 

攻撃力:682   

防御力:320 

素早さ:530 

 賢さ:186 

器用さ:500

 幸運:37

===================

 

ちょまっ!

 

=================== 

モーザ ♂ Lv2

 

ランク:B

 

HP:684/684

MP:310/310 

攻撃力:547   

防御力:423 

素早さ:346 

 賢さ:387 

器用さ:298

 幸運:57

スキル================  

魔法

・風魔法  Lv2

===================

 

=================== 

モーザ ♀ Lv4

 

ランク:B

 

HP:688/688

MP:331/331 

攻撃力:545   

防御力:424 

素早さ:352 

 賢さ:397 

器用さ:318

 幸運:55

スキル================  

魔法

・風魔法  Lv2

===================

 

すいませんっした!調子乗ってました!

これはめんどくさい。一気に来られると勝てるかわからない。

いま三方向から狙われている状態、というか、この3種族同士でも睨み合っております。

このステータスだと、まずスライム達じゃ歯が立たない。

でもギリギリ、ギリギリ行けるかもな。

スー、ライム、レム、ナイトを連れて来ようとしたら、魔物たちがジリジリ距離を詰めてきたので魔圧で威嚇。

魔力は100。

 

「「「「「「ッ!……………………」」」」」」

 

よし。、いい感じに警戒してくれた。今のうちに!

 

『わぁ~、強そう~』

『勝てるかわからない……』

『これは……主、ヤバそうだね』

『厳しい戦いになりそうですね……』

「もちろん、あいつらのHPは削るから」

 

メラ……あ、火はいけねぇや

 

「ライデイン」

 

-バリバリバリ!!-

 

イメージは落雷、嵐の日によく見る落雷だ。結果は、奴らのHPを300ほど削り取った。つおい。

 

「このくらいでちょうどいいだろ?あとレムは敵全員にデバフ、ライムは俺達にバフだ」

『わかりました』

『わかった……』

 

敵にはレムからのルカニ、ラリホーマ、メダパニ。ついでにライムのマホトーン。

俺達にはライムからのスカラ、ピオラ、バイキルト、フバーハ。

準備万端!さぁ殺ろうか!

 

「ギッ……ギヒヒッ!……」

「「ZZZzzz………」」

「ヒヒヒッ!……ヒヒッ……」

「「ガア………グルゥ………」」

 

混乱と睡眠で結構弱体化できた。ということは?

 

「スライム達カモン!寝てるやつを瀕死まで追い込んで。スー達は混乱してる奴を。その内の1匹は俺がやる。くれぐれも殺すなよ?」

『りょうか~い』

 

よし、じゃ、混乱してるストロングアニマルをやりますか。魔法のレベルを上げたいから、レベルの低い魔法を使っていこう。

氷、光、闇、無属性のレベル低い、でも全部叩き込んだら死ぬよな。氷と光で行くか。

 

「ヒャダルコ」

 

冷気が地面を駆け巡り、氷柱が混乱してフラフラなストロングアニマルの腹に突き刺さる!

 

「ライデイン」

 

掌から青い稲妻が迸る!稲妻がストロングアニマルの体を貫き、焦がす!

 

< 光魔法のレベルが上がりました >

 

< レベルが上がりました >

 

残りHP25!あっぶねぇ………混乱は、解けてるな。テイム!

 

< ストロングアニマルのテイムに成功しました >

 

よし、まず一匹、回復回復……ほかはどうかな?

あ~スライムたちの攻撃でモーザ達が瀕死だな。テイムテイム。

 

< モーザのテイムに成功しました >

 

回復してっと。スーは?

 

『それそれそれそれそれそれそれそれそれそれぇ~』

「ガッ……ギッ……ゴッ………ガフッ………………」

 

お、おう、どこぞのスタンド並の連打。いつか時も止めそうだ。

 

< キラーエイプのテイムに成功しました >

 

よし、回復っと。レムはと言うと。

 

『ふんっ!』

「ゲハッ!……ガハッ………」

 

ストロングアニマルの真下の影から出てきて内臓に大ダメージ!

予め、影縫いで動きを止めて、フルボッコにしていたらしい。さすがNINJA……NINJAか?

 

< ストロングアニマルのテイムに成功しました >

 

ちょっと早く回復させないとジリジリとHPが減っていってる!ふぅ……ライムとナイトはキラーエイプか。

 

『セェイッ!ハッ!』

『ドルマ!ホイミ!ドルマ!』

「ウギィィィ!ウギィ!」

 

いい感じにコンビ組めてるようだ。

ナイトが前衛、キラーエイプの攻撃が当たりそうになるとライムの魔法でそらす。

 

『これでっ、終わりっ』

「ギ……ウギィ………」

 

お、キラーエイプが倒れた。まだ息はある。テイム!

 

< キラーエイプのテイムに成功しました >

 

あ~、スーが進化できるレベルに上がったか。後でだな。

 

「とりあえず皆、ルームの中で休んでろ、おつかれさん」

『『『『『は~い!!』』』』』

 

よし!これで後2種類!珍獣も含めれば3種類!

確か、湖があるはずだけど?

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

湖発見!巨大なハチや、巨大なサソリが水を飲みに来ていて、とても幻想的な……幻想的な?……求めていたのは……お前じゃない!!いや、お前らだ!……どっちでもいいや!

 

=================== 

ヘルホーネット ♂ Lv6

 

ランク:B

 

HP:620/620

MP:531/531 

攻撃力:345   

防御力:324 

素早さ:752 

 賢さ:397 

器用さ:618

 幸運:75

スキル================  

・奇襲   Lv1

魔法

・風魔法  Lv2

===================

 

=================== 

ヘルホーネット ♂ Lv5

 

ランク:B

 

HP:617/617

MP:530/530 

攻撃力:343   

防御力:322 

素早さ:756 

 賢さ:393 

器用さ:614

 幸運:45

スキル================  

・奇襲   Lv2

魔法

・風魔法  Lv2

===================

 

=================== 

ヘルホーネット ♀ Lv16

 

ランク:B

 

HP:693/693

MP:574/574 

攻撃力:385   

防御力:364 

素早さ:822 

 賢さ:433 

器用さ:698

 幸運:95

スキル================  

・奇襲   Lv4

魔法

・風魔法  Lv2

===================

 

 

=================== 

さそりアーマー ♀ Lv10

 

ランク:B

 

HP:720/720

MP:331/331 

攻撃力:645   

防御力:424 

素早さ:452 

 賢さ:497 

器用さ:518

 幸運:75

スキル================  

・剣術  Lv2

===================

 

=================== 

さそりアーマー ♂ Lv15

 

ランク:B

 

HP:732/732

MP:335/335 

攻撃力:651   

防御力:426 

素早さ:457 

 賢さ:503 

器用さ:521

 幸運:45

スキル================  

・剣術  Lv3

===================

 

さそりアーマーが剣術?あ~確か、剣技を多く使うんだっけか?

縮地法を使い一瞬で敵の目の前に踊りでて、ドルクマを乱射!

全員に1発ずつぶち込んで、ヒャダルコ!これでさそりアーマーの足を固め、ヘルホーネットの動きが鈍る!

虫は寒さに弱いからね、特にこんな暖かい気候にすんでる虫……魔物なんだけど、効いてるから良いか。

さそりアーマーの上にヒャドを落とし、ヘルホーネットの腹にドルクマ。あ、一匹湖に落ちた!?

 

とりあえずダウンしたさそりアーマー2匹とヘルホーネット2匹をテイム!

 

< さそりア-マーのテイムに成功しました >

 

< ヘルホーネットのテイムに成功しました >

 

え~っと……え~っと……どうしよう……

 

-ピカッ!-

 

まぶしっ!?……え、湖の中から……おっとり系青髪お姉さん?どっかで見たような…………ん~正月?うっ頭がっ……

 

『貴方が落としたのはぁ、この霜降り肉ですかぁ?』

「……いや、違います……」

『ではぁ、このおじいさんですかぁ?』

「いや、それも違います……」

『ではぁ……このヘルホーネットですかぁ?』

「あ、はい、それです……」

『正直者ですねぇ、ではぁ、この瀕死のヘルホーネットとぉ、ダンジョンエビを贈りましょう。無事に勝てたらですけどぉ?』

「えっ、そう来るの!?」

 

マジデカ!ここに来てDQM1的なイベントか!後ここダンジョンじゃねぇよ!

 

 

 




第二十三回 教えて!ステルさん!

ス:「いやぁ、彼女があんなことするなんて………」
こ:「やっとさ、新しい神との絡みが作れた、というかもう正月企画で出たけども」
ス:「記憶あやふやになってるからノーカンノーカン」
こ:「よ~し、今日は説明多いぞ~」
ス:「まずオークだね」

オーク===============
原始人が着ているような簡素な服を身に
纏い、イノシシの姿をした獣人
醜悪な容貌で破壊的な性格の亜人種
==================

こ:「初登場の2では槍を持たず、素手で戦いを挑んでくるらしい。そのくせ何故か鉄の槍を落とす。使えよ」
ス:「システム」
こ:「いうな、そんなこと……わかってる」

オークコマンダー==========
見た目はオークとほとんど変わらない
しかしその統率力は優れており、少数で
善戦することも多々ある
==================

こ:「オリモン(オリジナルモンスター)。頭が良さげなオーク。以上!スライムコマンダーとさして変わりませんです、はい」
ス:「身も蓋もない………」
こ:「そんなもんさ」

ストロングアニマル=========
緑色の魔獣のようなモンスター
僻地・雪山・果ては井戸の底にまで生息
するなど、その土地順応性は極めて高い
==================

こ:「普通にプレイしているだけでも遭遇する機会はかなり多い。さすがは強い動物といったところか。でもDQ9で相手が強い時などは逃げ出すこともある。「強いアレ」で通る魔物なのにそれでいいのかとおもう」
ス:「引き際は、大事だよね」

キラーエイプ============
どうもうな大猿の魔物で、太い腕をブン
ブンと振り回し、敵に強烈な一撃をくら
わす。実はさみしがり屋な性格のため、
群れをなして行動することが多い
==================

こ:「DQにやたらと多いサル系モンスターの1種だ。しかも呪文を唱えないのになぜかMPを持っているというモンスター。あ、この作品では使うぞ」
ス:「開発中には呪文を使う予定がバランス調整時に中止になり、ステータスだけは修正されなかったのかもしれないね」

モーザ===============
バギを使い、バギ系への耐性を持つ
獣系に見えるが、フクロウということで
鳥系に分類される
==================

こ:「獣系に見えるがフクロウということで鳥系に分類される。ちなみに配合方法は、あばれうしどりに獣系、または悪魔系かグリズリー。暴れ牛鳥とはトリだかケモノだかわからん繋がりっぽいな。そして、そこにさらに獣成分を足すとコレになるというわけだ。ま、この作品に配合はないけどな!あ、魔物同士の交配、子孫繁栄はあるがな」
ス:「それは知らなかった」
こ:「いまつくた」
ス:「……………(自由だなぁ)」

ヘルホーネット===========
巨大なハチのような姿をしたモンスター
で、腹部についている毒針に刺されると
マヒ状態になってしまう
==================

こ:「DQ6・8・モンスターズシリーズに登場する、巨大なハチのモンスター。DQ6ではハッサンの偉大さがよく分かるモンスターだ」
ス:「浮遊系で飛び膝蹴りが有効ってのは知らなかった」
こ:「俺も今回はじめて知った。ウィキは偉大」
ス:「…………」

さそりアーマー===========
サソリ型のモンスター
4本脚に巨大な針の付いた尻尾が生え、
人間のような上半身を持ち、両腕はハサ
ミになっている
==================

こ:「書籍ドラゴンクエストモンスターズでは、何と中身が人間ということになっていて、しかも魔族でも亜人でもゾンビでもなく生身の人間で、尾と後脚の部分は空洞、サソリのポーズのまま固定された鎧は既に脱げなくなっているという恐ろしい設定があるらしい」
ス:「おぉ怖い怖い」
こ:「それな。じゃ、今回はこのあたりで」
ス:「さようなら~」

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龍介の魔物捕獲大作戦! 5

40話目!冬休みが終わったぁ!

前回のあらすじ
テイム祭り第3!
調子乗ってたら囲まれたった
しかし仲間のほうが強かった
⊂≡⊂=(^p^ #) <うぇーいーーー!!
   ⊂=⊂≡ ⊂)
  ババババ (   \
        ∪ ̄\ )



===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:854/854

MP:570/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

ファーーーーーーッ!

防御力たっかいな~。1000超えるやつ始めてみた……

 

「ピュィィィィィィィ!!」-ブォンッ!!-

 

あっぶな!あまりの防御力に驚いてたら拳が飛んできた。

相手の攻撃力は俺の防御力より高いんだ、気を抜いたらマジでやばい、かも知れない……攻撃を受けたこと無いからわからないけど…………

ふ~…………よっしゃ!かかって来いやおらー!

 

「ピュィィィ!」-ブンッ!ブンッ!-

「受け……流し!」-……キィィン!キィンッ!-

 

っ!?きちんと受け流せたはずなのに攻撃が重いっ!しかし!ここで引いては戦士の名折れ!…………戦士じゃないけどっ!

-キィィィィンッ!-

剣が弾かれた。こ、こいつ……やっぱ硬ぇ!!しかもかすり傷か。ノーダメージよりはマシだが…………

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:850/854

MP:570/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

なんか、泣けてくる……今ので4ダメージか……魔法だと結構いってくれるか?いってくれるよな?

 

「デイン!ヒャダルコ!メヒャド!」

 

デインを目に当て、ヒャダルコで足止め、メヒャドでダメージ!

やったか?……ってこれフラグなんだろうけどさ。

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:628/854

MP:570/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

よし!これで勝つる!

俺はお前の間合いでは戦わないぞ!これは卑怯なんかじゃない!お前を認めた上での……なんだ……あれだ、認めた上での……遠距離戦だ!戦士の名折れ?そもそも、俺戦士じゃねぇし!

……冷静になってみると…………今日なんかテンションおかしいな……称号か?戦闘狂の影響か!?

楽しいから良いか!

 

「は~っはっは!どうした!メヒャド!メヒャド!その拳は飾りか?」

 

あ、なんか悪役っぽい。でも楽しい。

 

「ピィィィ……ピィィィ!」-ジュッ!ジュッ!-

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:328/854

MP:570/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

「ピィィ!ピィィッ!ピィィィッ!!」

「ふぅ……ん?」

 

あれ、ダンジョンエビを温かい光が包んでいる……まさか!

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:568/854

MP:544/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

あ、やられた!ちょ、おまっ!せこいぞ!回復するなんて!

-ブォンッ!-くっ……あぶないっつってんだろっ!

 

< 正拳突きを取得しました >

 

突き出されたダンジョンエビの右ストレート、それを屈んで避け、そのがら空きの胴体に正拳突き!

 

「ビェェ……」

 

まだ突き出されている右手を取り、一本っ背負い!

どうだーっ!

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:328/854

MP:544/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

っしゃーおらーっ!正拳突きつえぇな。いや~昔、バイキルトとテンション上げてよく使ったな~

 

「ピィィ……ピィィィ!ピィィ!」

 

また回復か?ライム!足止めしとくからマホトーンを頼む!

ヒャダルコ!ヒャダルコ!なんか、無詠唱ってかっこいいよな!

 

< 氷魔法のレベルが上がりました >

 

< 無詠唱を取得しました >

 

勝った!計画通り…………

 

『………マホトーン』

「ピィァ!?ピィィィ!ピィィ!」

 

ダンジョンエビはベホイミを唱えた!しかし何も起こらなかった……

ってところか。よし、HPも回復していないってことは成功したな!攻撃開始だ!

 

「ピィィ!ピィィィ!!」-ブン!ブンッ!-

「ふっ、はあっ!」-ドゴォッ!-

「ビゲェ……」

 

やっぱ正拳突きは良く効くな、体の奥に響くからか?攻撃力二倍は伊達じゃないな!

正拳突きでうずくまってる所悪いが、背中ががら空きだZE☆ メヒャド!

 

「ピ…ピィィィィ…………」

「これでラスト!メラガイアー!」

 

-ボゴォォォォンッ!!-

 

「ピ……ピィ…………」

 

===================

ダンジョンエビ ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:8/854

MP:517/570 

攻撃力:764   

防御力:1023

素早さ:442 

 賢さ:504 

器用さ:583

 幸運:99

スキル================

・格闘術  Lv3

魔法

・回復魔法 Lv2 ・補助魔法 Lv3

===================

 

さすが俺!しかし、補助魔法のLv3を持てるってことは一応、こいつもマホトーン唱えられたんだよな……

そう考えるとなかなかやばかった。いい相手だったよ。

 

< ダンジョンエビのテイムに成功しました >

 

< レベルが上がりました >

 

よし!俺もライムもレベルがMAXになった。まぁレベル差もあったしな。経験値は多かったのが見て取れる。

 

『お見事です。ではぁ、約束通り、そのダンジョンエビとぉ、このヘルホーネットを差し上げましょう。』

「あ、はい。ありがとうございます」

『敬語なんて今更いりませんよぉ~、一緒にお酒飲んだ中じゃないですかぁ~』

 

飲み会…………神様………正月、ああ!思い出した!

 

「あ、あぁ、思い出した……たしかに、そんなことがあったな」

『思い出しましたかぁ?これからもよろしくお願いしますねぇ?』

「ああ、よろしく」

 

< 称号:水の神レイクの加護 を取得しました >

 

まぁ、そう来るよね~

 

「あ、そうだ、少し聞きたいことがあるんだ」

『? なんですかぁ?』

「いま、珍獣の探索してるんだがまったく出会わなくてな。ちょっと困ってるんだ」

『珍獣ですかぁ?ん~………よくわかりませんねぇ、ここら辺には珍獣と呼ばれるようなぁ、珍しい魔物はいませんよぉ?』

「そうか、ならもう少し自分で探してみるさ」

『あぁ、擬態能力が高く、すごく臆病な魔物ならぁそこにぃ……』

「えっ」

 

そう言ってレイクが指差した先には、荒削りな水晶の角が生えた馬がいた。

 

===================

イリュージョンホース ♂ Lv33

 

ランク:B

 

HP:654/654

MP:517/517 

攻撃力:364   

防御力:323

素早さ:642 

 賢さ:304 

器用さ:383

 幸運:39

 称号:インビジブル

スキル================

・隠蔽   Lv3  ・気配遮断 Lv3

・気配察知 Lv3  ・

特殊スキル==============

・幻影   Lv2

===================

 

===================

イリュージョンホース ♀ Lv32

 

ランク:B

 

HP:654/654

MP:517/517 

攻撃力:364   

防御力:323

素早さ:642 

 賢さ:304 

器用さ:383

 幸運:39

 称号:インビジブル

スキル================

・隠蔽   Lv3  ・気配遮断 Lv3

・気配察知 Lv3  ・

特殊スキル==============

・幻影   Lv3

===================

 

あ~なるほど、たしかに隠蔽能力高いな。でも『とても美しかった』と言わせるほどの毛並みじゃないかな。ちょっとキラキラしてるけど、まだ家のキングやももんじゃたちの方が綺麗だ。もしかしてこの角かな?いや、~でもなぁ~もしこれが例の珍獣だったら連れて行かれるか?うーむ……ま、人には秘密の1つや2つ、あるよね!黙っとけば問題ナッシング。

 

「しかし、逃げないんだな」

『きっとぉ私といるから安心してるんでしょうねぇ』

「いまなら普通にテイムできるか?」

『多分大丈夫でしょう。さぁ、こっちにおいで〜』

 

すると、今まで水を飲んでいた野生のイリュージョンホース達が、まるで飼いならされた馬のようにレイクに顔を摺り寄せている。

 

『さぁ、テイムOKですよぉ』

「テイム」

 

< イリュージョンホースのテイムに成功しました >

 

< 称号:レイモス森林の制覇者 を取得しました > 

 

これが森林の名前か。よし………(息を大きく吸い込んで~~)………レイモス森林、制覇!いえ~~い!パチパチパチ~!……………さぁ帰ろうか。

 

「そろそろ帰るとするよ」

『そうですかぁ?それではわたしも、お家に帰るとしますぅ。あ、マヨネーズありがとうございましたぁ、とぉっても美味しかったですぅ。日本の物はなかなか手に入らないですからねぇ』

「それはよかった。そんなに日本産の物は手にはいらないのか?」

『地球の神はぁなんだかんだ頭が硬いですからねぇ、そのくせうっかり勇者召喚させてしまったり、面白そうだから勇者召喚に応じて遊んだり……まぁ、竜介さんがいるから安心ですぅ』

 

なんか真顔で聞き捨てならないようなことが……まいっか。この世界じゃ勇者召喚なんて…………無いよな?魔王がいるし可能性も…………こういう時、人族の王様とかが召喚しそうだけど……あの皇帝はないな、うん。

 

「そうか、またなんか作ったら送る」

『よろしくお願いしますぅ。それではぁ』

「ああ、またな」

 

レイクが笑顔で手を振りながら湖に沈んでいく……っおい!親指を立てながら沈むな!どこのT800だ!

……………………さて……………帰ろっと、ルーラ!まだ寝るには早いからな……あ、進化先決めなきゃな。

 

 




第二十四回!教えて!ステルさん!

ス:「やっと終わりがみえたね」
こ:「ああ、やっと、やっとだ。でも次を考えなきゃいけないんだよなぁ………あ、次回は帰った後の進化とか、と言うか進化しか無いからちょっと短いかもしれぬ(断言」
ス:「ま、こういう日もあるよね」
こ:「あるある、よくある。さぁ、魔物説明としようか!あと称号も」

ダンジョンエビ===========
た赤と青が基調のゴツゴツした海老の姿
のモンスター
ダンジョンのように入り組んだ穴を掘る
ためダンジョンエビという名前がついた
==================

こ:「海老のくせに水が嫌いで陸に上がったモンスターなんだとか」
ス:「エビ……なのかな?」
こ:「一応エビ、のはず。DQMの旅の扉の主何だけど贈り物扱いなんだよね。しかも戦わされるという」
ス:「まーたか、不憫なのかよくわからんけど、可愛そう?かもしれないね」
こ:「かも知れない。で、次」

イリュージョンホース========
逃げる、隠れるに特化した馬で、あまり
にも自然に溶け込む事ができるのでたと
え見つけても捕まえるのは至難の業
==================

こ:「オリジナルな魔物だね」
ス:「これはコメントで頂いた魔物だね」
こ:「そう!初めて魔物のアイデアいただいたから早速出しちゃったZE☆」
ス:「ZEって……」
こ:「はい!称号の方いこう!」

神々の飲み仲間===========
神々と飲み交わしたものに与えられる称
号。
これは君しか持っていない特別製だ!
           byステル
==================

こ:「はい」
ス:「うん、大した効果はないよ、ちょっと酒に強くなるだけ。ちょっと、ね」
こ:「ちょっと(意味深)」

インビジブル============
数々の生物から隠れてきたものに与えら
れる称号
気配を消すことなどに補正がかかる
==================

こ:「インビジブル!そのまんまだね」
ス:「ただでさえ隠れてきたのに更に補正がかかる」
こ:「極めた者に送られる特典だね」

レイモス森林の制覇者========
レイモス森林の魔物を制覇したものに与
えられる称号で森に強くなれる
==================

ス:「森に、強くなる!」
こ:「なんか森に行くと力が湧く」
ス:「……野生児?」
こ:「かも知れない………」

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龍介の魔物捕獲大作戦後

41話、次の話を考えなければ………出来ない……くっ、小話でつなぐしか……手がない!

前回のあらすじ的な
ダンジョンエビとの戦闘
ダンジョンエビと馬のテイム
森の制覇!


北門手前に到着。いや~ほんと、ルーラは便利だな。

そして北門でリブロに冒険者カードを見せようとしたら、顔パスでOKだったことに驚いた以外、とくに変わったことはなくギルドに到着。

 

「リュウスケさん、相変わらず早いですね。森の奥に行ってると、もう少し時間かかると思うんですけど」

「ああ、森には強くてな。お陰で特やくそう、特毒消し草もたっぷりだ」

「普通、こんなに取ってくることは無理なんですけど、もう慣れました」

 

そう言いつつ、シリカが苦笑い…………一体どうしろと……

 

「それでオーク肉が70kg何だが、これは倉庫の方に持っていくか?」

「ええ、お願いします。倉庫の方に連絡しておきますね。それで、珍獣捜索はどうなりました?」

 

情報か、どんなのがいたってだけでいいか。

 

「一応隅々まで探してみたつもりだ。で、森の中心部の湖できれいな馬がいた。聴いてた魔物の情報の中にもなかったし珍獣じゃないかなと思ってな、鑑定もすることができたんだ。」

「それはすごいですね!どんな生物だったんですか?実は私も少し興味あるんですよ~」

「イリュージョンホース、それが俺が見た魔物の名前だ。気配を消す能力がとても高かいようで、鑑定した次の瞬間にはいなくなっていた」

「そんな魔物がいたんですね。………とても重要な情報、ありがとうございました。」

 

シリカが素早くメモすると、ほかの受付の人が袋を持ってきた。

 

「これが今回の依頼料、それと薬草類の報酬、合わせて350,000Gですね。オーク肉の報酬は、すみませんが倉庫で確認が取れてからになります」

「ああ、ええっと、倉庫に持っていった後、またこっちに来れば良いんだよな?」

「はい、そうですね、よろしくお願いします」

 

じゃ、次のは倉庫だが、特に何もなかったので割愛。ちなみに報酬は560,000G、普通に美味しいです。

さて、家に帰ってスー達の進化をさせるか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

現在の従魔達

 

従魔==================

スライム系

・スー ▽

・レム 

・ライム▽

・ナイト

・スライム×67

・バトルスライム×23

・スライムベス×20 

・シャドウスライム×24

・ビックスライム×15

・プチメタルスライム×12

・インクリースライム×19 

・メタルスライム×11

・メガスライム×13

・スライムコマンダー×12

・バブルスライム×10

・ホイミスライム×5

・スライムつむり×7

・ドラゴスライム×6

・スラッピー×11

・ウォータースライム×10

・アシッドスライム×7

・ジュエリースライム(赤)×8

・パラサイトスライム×3

・ギガスライム×3

獣系

・いっかくうさぎ×6

・アルミラージ×6

・ファーラット×4

・グリズリー×2

・オーク×2

・オークコマンダー×1

・ストロングアニマル×2

・キラーエイプ×2

・イリュージョンホース×2

虫系

・よろいムカデ×3

・ヘルホーネット×3

・さそりアーマー×2

・ダンジョンエビ×1

鳥系

・はなカワセミ×3

・おおくちばし×4

・モーザ×2

植物系

・きりかぶおばけ×4

・じんめんじゅ×5

・マンイーター×3

・マンドラゴラ×3

ドラゴン系

・アイアンタートル×4

====================

 

スライム達の数が増え、新しくジュエリースライムとパラサイトスライムが増えた。

ジュエリースライム(赤)はスライムベスから進化、特殊スキルに宝石生成がMAXで付いていて、早速、消しゴム大のルビーをポロポロ出してた、しかも加工済みのやつ…………しかもこれ、人間で言う老廃物だってよ!老廃物が宝石とか、なんてリッチな……そのせいで絶滅危惧種らしいけど……ランクはC、スライムベスから進化したらしい。個人差があるのか?それともベス達に目指すものがあるのか……

パラサイトスライムはその名の通り、寄生するスライム。宿主に寄生して、養分をもらい外敵から身を守る。ランクはDで、スライムから進化。

どうやら支配権を奪ったりもできるようだ。なんで分かるかって?本人に聞いたからだよ。実際に寄生させたわけではない!ちょびっと、ほんのちょびっと考えたけど…………

ギガスライムは皆さんご存知、メガスライムから進化。更にでっかくなってる。メがの何倍だろうか?5、6倍はあるな。やっぱり縮めるらしい。しかし重さは変わらない。つまり、普通のスライムだと思ってて舐めてたら死ぬってことだな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

よし!じゃ、スーとライムの進化を決めよう!

まずはスーだな。

 

==================

進化先

・凶スライム ▽

 ランク:C

・キングスライム  ▽

 ランク:C

・アームズスライム  ▽

 ランク:C

==================

 

凶スライム……

 

凶スライム=============

邪悪な魔力の影響で体の半分が黒い鉱物

で覆われているスライム

汚染によって精神も凶暴化している

==================

 

無いわ~……無いわ!邪悪な魔力ってなんや!ハーゴンか?シドーか?邪悪な魔力持ってるやつが多すぎて何も言えねぇ……ともかくこれはなしだ!精神が凶暴化してるらしいが従魔の場合どうなるんだろうか?どちらにせよ無しだ無し。

 

キングスライム===========

豪華な冠を被った巨大なスライムの王様

通常のスライムとは段違いな強さを誇る

冠は身体にくっついてとれない

==================

 

悪くはない。悪くはないんだが多分、大きさが変わるよな。どんな進化してもスーは可愛いと思うが、できればスーには今くらいの大きさが一番抱えやすくて、ちょうどいいんだよな。できればこのまま変わらないでほしいけどな…………

 

アームズスライム==========

数々の武器を使えるようになった風変わ

りなスライム

自分で武器を使い日々鍛錬に励んでいる

==================

 

なんか、スーにはこういう系多いよな。バトルスライムと言い、デュエルスライムと言い。まぁ近接戦特化だからってのが大きいんだろうな。

 

「スー」

『何?あるじ~』

「次の進化先なんだが、アームズスライムでいいか?」

 

そう言い、その他が没な訳を話す。

 

『うん!あるじがそう言うならそれにする!スーも凶暴化?したくないし、太りたくな〜い!』

「じゃあ、ア-ムズスライムに進化だな」

『うん!』

 

おや?スーの様子が…………

 

====================

スー Lv1

 

種族:強スライム → アームズスライム

 

職業:武闘家 

 

ランク:C

 

HP:527/527 ↑30

MP:351/351 ↑20

攻撃力:488 ↑30

防御力:415 ↑20

素早さ:465 ↑20

 賢さ:331 ↑20

器用さ:416 ↑40

 幸運:60 

 称号:魔法の神の加護

    闘神の加護

    悪食 

 

SP:110 

 

====================

 

て~れ~れ~てれれれってて~

スーはアームズスライムに進化した!

ステータスはこうなり、武器を使うタイプのスキルが軒並みレベル4に上がっている。あと、豪腕のスキルも手に入れていた。

耐性スキルもレベルが上がり、新しく爆炎、麻痺、毒、石化、混乱、気絶の耐性を取得していた。

強い(確信

 

『すご~い!なんか武器が使いやすくなった気がする~』

「器用さも上がってるし、スキルのレベルも上がってるからな」

『これでもっとあるじの役に立てるね!』

「ああ、とってもたのもしいぞ」

『えへへ~』

 

なにこの子、かわいい。丸い体をくねくねしながら照れているみたいだ。なにこの子かわいい。

いや~、こんなの見たら、もうなでなでスリスリするしかないっしょ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

なでスリが長引いた!二時間ずっとなでなでスリスリしてた~

ライムのツッコミがなかったらそのまま寝てただろうな……

 

『主、進化先を決めた』

「ちょっと待ってろ、どんなのに進化するのか確認するから」

『ん』

 

==================

進化先

・エンゼルスライム ▽

 ランク:C

・ベホマスライム  ▽

 ランク:B

・ダークスライム  ▽

 ランク:C

==================

 

Bランクの進化先がある!………けど、エンゼルスライムが良いと思うな。ホーリースライムと来たら次は、エンゼルだろ。

 

「エンゼルスライムか?」

『ん、エンゼルスライムになりたい』

 

====================

ライム Lv1 

 

種族:ホーリースライム → エンゼルスライム

 

職業:僧侶

 

ランク:C

 

HP:213/213 ↑10

MP:396/396 ↑30

攻撃力:182 ↑10

防御力:230 ↑20

素早さ:221 ↑20

 賢さ:392 ↑30

器用さ:365 ↑20

 幸運:59

 称号:光の神の加護

 

SP:115 

 

==================== 

 

ライムの背中の羽が大きくなり、頭上の金の輪が神々しく輝いている!

この金の輪は光の集合体のらしい。少し散らばって、すぐ集まる……ちょっと楽しい……

しかも今回の進化で回復魔法がレベル4になり、ベホマとベホマズンを、覚えてた。

 

『主』

「ん?どうした?」

『なでて………』

「え?」

『なでて………』

 

もしかして、さっきのなでスリに嫉妬して?愛い奴め……なでくりまわしちゃう!

あ~かわえぇのぉ~かぁわえぇのぉ~すべすべやのぉ~あ~癒やされるなぁ~

 

 

 

 

 




第二十五回 教えてステルさん!


ス:「これさ。教えてるの僕じゃないよね」
こ:「そこに気づくとは、お主天才か」
ス:「この会話ってやったことあるかな?」
こ:「(知ら)ないです」
ス:「適当やなぁ」
こ:「眠いんや、しょうがないやろ。それじゃ、新しく仲間になった魔物説明していくぞ」
ス:「パラサイトスライムだね」

パラサイトスライム=========
宿主に寄生して、養分をもらうスライム
外敵から身を守ることもある
==================

こ:「オリジナルスライムの1匹。寄○獣のミ○ーみたいな感じに寄生します」
ス:「寝てたら頭、支配されてそう」
こ:「そんな事件も過去に…………」
ス:「えっ、こわい、パラサイト怖い」
こ:「次はギガなスライム」

ギガスライム============
メガスライムよりさらに大きくなったス
ライム。擬態能力が高く、普通のスライ
ムに極稀に混ざっていることがある
==================

ス:「これって完全にあれな流れだよね」
こ:「あれ?ちょっと何いてるかわからない」
ス:「メガ、ギガ、ってきたらもう次は「察しのいいガキは嫌いだよ」え~……………」
こ:「ギガスライム、それはメガの数倍並のスライム。適当な車庫の大きさを考えてもらって良いかもしれないな」
ス:「でかいんだね」
こ:「でかい、それだけ」
ス:「えっ」

凶スライム=============
邪悪な魔力の影響で体の半分が黒い鉱物
で覆われているスライム
汚染によって精神も凶暴化している
==================

こ:「やばいスライムかも知れないスライム。マ素の影響で凶暴化したスライムだったけど、今回は魔力ってことにした」
ス:「マ素って何?」
こ:「DWMJ3やってないから知らない。多分魔的な素何だよ」
ス:「んな適当な…………」

キングスライム===========
豪華な冠を被った巨大なスライムの王様
通常のスライムとは段違いな強さを誇る
冠は身体にくっついてとれない
==================

こ:「スライムの大様、有名なキングです。合体してたりしてなかったり色々あるけど、合体したキングスライムは王冠が取れると合体が解けるらしい。その割に戦闘モーションでしょっちゅう浮いてると言ってはいけない。もしかしたら一瞬浮く程度ならセーフなのかもしれない、きっとそうなんだ」
ス:「考えたら負けってやつだね」

アームズスライム==========
数々の武器を使えるようになった風変わ
りなスライム
自分で武器を使い日々鍛錬に励んでいる
==================

こ:「オリジナルスライムその3。武器が好きで自分で作ったりする珍しいスライム。しかし、野生のスライムが武器鍛冶をできるわけないので、木刀がほとんど」
ス:「ここまで生き残ったスライムは強いんだろうね」
こ:「強い(小並」

エンゼルスライム==========
天使の輪と羽をもつ神々しいスライム
姿を見たものは幸せになれるといわれて
いる
==================

こ:「有名なスライムその2。天界からうっかり落っこちた、おっちょこちょいのスライムの天使らしい。初めて知った」
ス:「うっかりで落っこちるって、ドジっ子かな」
こ:「意外とありえるかもしれない」

ベホマスライム===========
赤いくらげのようなスライム
上位の回復魔法を巧みに操る回復のスペ
シャリスト
==================

こ:「この世界だと、ベホマが使えるようになると即死とか、動けなくなる以外で死ににくくなる」
ス:「部位欠損も直せるんだっけ?」
こ:「イメージ次第、体の構造にある程度詳しくないと、ね」
ス:「人体って難しいよね」

ダークスライム===========
悪魔のような羽と尻尾が備わった、ダー
クカラーのスライム
夜に眠っている者の血を吸うらしい
==================

こ:「悪魔のような羽と尻尾が備わった、ダークカラーのスライム。口元にはドラキュラのような牙が生え、目元にはピエロのような模様が入っている」
ス:「怖いような、可愛いような」
こ:「ちなみに図鑑によると夜になると眠っている者の血を吸うらしい。しかもダークなだけあって相手のコンプレックスを直接挑発シたりするらしい」
ス:「性格悪いな~、でもカッコカワイイって感じだね」
こ:「スライム系はだいたいかわいい、可愛いは正義」

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龍介の家、やや魔改造

42話、次の話が………出来ない……小話でつなぐ!

付け加え忘れがあったので加えました

前回のあらすじ的な
従魔の数多すぎんごwww
スー、ライムの進化
なでなでスリスリ



 あぁ、なでスリした後そのまま寝ちゃってたか…………ん~~~……今日は何をしようか。

……そうだ、ちょっと家の設備に不満があったから作り変えよう、魔改造だな。トイレ、浴室、厨房、あと井戸かな。この家、井戸ついてるんだが、掘井戸で釣瓶方式だ。しかも飲める水かよくわからん、この世界、そういうの気にしなさそうだし。

 

『一応、飲めるようにはぁしていますよぉ~。地域によってぇ違いはありますけどねぇ~』

 

………飲めるらしいが一応、飲める水かどうかを確かめる魔道具を作ろうかと思ったが、俺は気づいてしまった………これ、飲めるようにする魔道具作ればいいんじゃね?ってな。

 

 早速作ろう。魔石が必要だろうが、実は無魔法のレベルが上がった時に、魔力具現化とか言う特技が使えるようになった。これは読んで字のごとく、自身の魔力を固めて具現化することができる。自由に形をつくることもできる。幽◯白書の霊剣をよりリアルにした感じだな。

 

 魔力で同じ物を作ったとしても、こめる魔力の多さによって強度など、剣だと切れ味が変わってくるらしい。魔力50と魔力100の剣を具現化し、それ同士を打ち付けてみると、必ず魔力50の剣が刃こぼれしたり、真っ二つになったりした。

ちなみに、見た目は鉄の剣で、剣の周りに薄いオーラが漂ってるかんじ。属性も付けられるらしい。必要魔力が倍になるが。属性に応じて漂うオーラの色が違ったりとなかなか細かい所もある。

 

 銃も作れるかと思って試したら、余裕でできた。作ったのは俺が一番好きな銃、S&W M500。魔力を500消費し作成。実際に外国に撃ちに行ったことがあるがあれはやばかった。言葉でいい表せないような衝撃がこう、腕にズンッ!っとくるんだ。

超大型回転式拳銃で長いバレルが特徴的、.44マグナム弾より少し大きい.500S&W弾を使い、この弾の威力はなんと.44マグナム弾の3倍。ちなみにこの弾は、1発あたり魔力100を消費し作成。

魔力を爆発させて発射する仕組みだ。弾も魔力だから打ち尽くして弾を補充する動作が省けるしなかなかいい出来じゃないか?

シリンダーの中に弾を作ればいいだけだし。

ちょっと試し撃ちしたいな………ルームで試し撃ちをしよう、そうしよう。

地面に小さめの木材で作った適当な的をおいて、引き金を引き絞って……

 

-ズダァァンッ、ズダァァンッ、ズダァァンッ、ズダァァンッ、ズダァァンッ!-

 

すこし、腕が痺れた………あ~、身体強化つけときゃよかったな。でもすこし痺れただけだから身体強化でカバーできるな。これな、ロマンあふれる。

投げ捨てると溶けて消えるのもいいね、そういう演出にしてるんだけど大好きです。

 

< 爆炎魔法を取得しました >

 

マジか

……少し……話がそれたな。それで、この特技を使えば魔力の玉が作れることが分かった。これ、魔力の塊で魔石の代わりになるんだ。試してみたから分かるんだが魔石とほぼ同じように使える。魔力を使いきったら消えるのが欠点かな?言ってみれば氷みたいな感じだな。

この魔力の玉の場合は使い切ると溶けてなくなる。電池みたいな感じに使えるな。これはもう電池の形に作り替えるしかないな。

 

というわけで電池の形にしました。よくある単三電池、これ1個に魔力600を込めてみた。これを作れるときに作っていこう。

 

 でだ……そうだな、浄水器兼手押しポンプ、いや圧力式を作ろう。えっと、仕組み的には水車みたいなポンプで水を吸い上げて、空気の圧力がかかったタンクっぽい奴に入れる。レバーを引くと水が出る……ん~、ちょっとめんどくさいな……普通に、スイッチ押したらポンプが回り始めて、水を吸いだし、その途中で浄水、水が出てきて安心して使える。よし、このプランでいこう!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 というわけで作った。頑張って熱した板材を円筒状に丸め込み、突合せ部分をたたき接合。できるだけ真円を作るのが1番きつかった。途中で鍛冶のレベルが4に上がってくれて助かった。レベル4になったとたん、真円が作りやすくなった気がする。それをつなぎ合わせて……あ、井戸の深さ見てなかった……え~っと?約50mか、んじゃパイプは45mぐらいで、それで井戸の入り口に小型のポンプを取りつける。もちろん、魔力電池を付けて、浄化と水を吸い上げることを自動でしてくれる。あとは、バルブをひねるだけで水が出るという簡単な仕組みだ。

これで台所に水を運ぶのが楽になったな!

ぶっちゃけ、台所に水を出す魔道具を作ればいいんだが………そこは気にしないこととしよう。

 

 次は、トイレ………だが、トイレはやっぱ陶器じゃないといけない!なので、陶芸スキルを取ってみた。レベル3まで。だが材料がない!…………今日はあきらめよう……さすがに無理だ………

あの洋式便所の材料はわかるんだよなぁ、長石、陶石、粘土を水に混ぜた泥漿(でいしょう)、泥水を作らなきゃいけないし、普通に材料たんねぇわ。粘土はあるかもしれんが長石と陶石がな、あるかわからん。

またいつかということで。

………木製ってのも、考えたが……やっぱなじみの白い便器がいいよな。またいつかってことで。

 

 次は、なんだっけ?あぁ、浴室!浴槽はムダンラの木材をふんだんに使用、そうだな………水をためて風呂を沸かす、ここまでを自動でしてくれるようにしよう。

そうと決まれば加工だ。きちんとサイズを測って、2400×1200×600mmで浴槽のフチが広く、見栄えのする型の浴槽にしよう。板厚は30mmで、こう、ちょちょいのちょいっと……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 会心の出来ってのはこういうのを言うんだろうな。もうつるつるで輝いて見える。

簡単に操作できるように、風呂場に1つ。魔力でつなぐような感じで、2、3個廊下に設置しとこう。ワンタッチで水を溜めて、沸かしてくれる。水の量や温度も設定できるようにしよう…………完璧だろこれ。

あとは排水、これは既にある排水溝を使うとして、排水時に水をきれいにするようにしよう。排水による環境問題って結構有名だったからな。この浄化装置は厨房でも活用しよう。

あ、トイレにもつけとこう、消臭付きで。

 

最後は厨房か?まず、蛇口を作らなきゃな………… -カンッカンッジュ~~~……- ……結構時間かかったけど、できたぞ。

あとはこれをこう………水が出る魔道具(蛇口ver)の完成。右の青いハンドルをひねると冷水、左の赤いハンドルをひねると温水がでるようにした、これで寒い冬の水洗いも楽になる。するかどうかは怪しいが……スライムが全部掃除してくれてるし。

しかし、魔力で日本語を書くだけでここまで便利になるとは……魔法さまさまだな。コードの代わりにもなるし。

 

えーっと……なにしよう……ちょっと遅めの昼飯食べて………そうだ、菜園作ろう。

その前に、庭にきりかぶおばけとじんめんじゅを配置。擬態してもらって侵入者対策だ。ここまで改造したんだ、誰が嗅ぎ付けて来ても可笑しくないからな。異世界あるある、買った家に侵入者が入る。

ついでに菜園の管理も任せよう。

 

そうと決まれば、さっそく種、もしくは苗を持ってこなきゃな。

どこから?森からだな、ついでに森関係の依頼もうけて行くか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

おっ、またオーク肉の依頼があるとは……昼だから残ってないかと思ったら運がいい。

 

「あ、リュウスケさん、指名依頼が入ってますよ」

「指名依頼?」

 

指名依頼ってあれか、貴族とかお偉いさんがしてくるあれか?

 

「はい、えぇっと……依頼主はリブロさんですね。依頼内容は会ってから話すそうです。報酬も会って渡すらしいみたいです」

 

リブロが?珍しい……のかな?普通に呼んでくれたらいいのにな。

 

「それは日付とか決まってるのか?」

「いいえ。日程はリュウスケさんが決めてほしいそうです。いつにしますか?」

「明日で」

「ではそう伝えておきますね。今日は依頼を受けに来たんですか?」

「ああ、またオーク肉を持ってくる依頼を受けたい」

「はい、わかりました。この前のオーク肉、とっても質が良かったってカルロさんが喜んでましたよ。またよろしくお願いしますね」

「ああ、もちろんだ」

 

何かを依頼されたなら最善のものを、これ基本。客に悪いもの渡すとかそもそも信じられん。

んじゃま、さっさと薬草の苗?なんていうんだろう………薬草を土ごと持ってくればいいか。

 

 

 

 




銃に関しては、完璧なにわかです。あと撃ちに行ったってのは設定なのです。自分はエアガンを1回くらいしか触ったことしかありません。サバゲーとか憧れますよね。今回は教えてステルさんはおやすみになります。ステルさんがインフルってことで勘弁してください。

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龍介の家、やや魔改造しようとしたら……

43話、うまくかけない!(絶望

前回のあらすじ的な
井戸、魔改造!
風呂、魔改造!
トイレ、また今度!
台所、魔改造!





森の深層に到着。時刻は午後3時、早速オークの声が聞こえる。

 

「プギ、プギッ」

「フゴフゴ」

「プギギギギッ!」

 

オークが3………いや、4匹。お肉が歩いてる、じゅるり……なんか焚火囲んで楽しく駄弁ってるっぽいな。

 

「プギィ……?」

 

 あ、なんか一匹が震えてる、なんでだろうな。

ここは、テイムしたオーク達(野生のオークと区別するために我が家のオーク1、2と呼ぶ)に引き付けてもらって、というかオーク達にやってもらおうかな。

オーク達、出番だ!一応ムダンラの木材で作った槍を持たせている。

 

「フゴフゴ、プギィ?」

「フゴ、フゴゴ」

 

 お、堂々と出ていくね。ここいいか?って感じで我が家のオーク1、2が近づく。もちろん最初、相手のオークも警戒していたが少し会話すると心を開いたようで、焼いていた肉とかを差し出したりしている。

 

「フゴフゴ」

「フゴッ!?」

「フゴゴ、ブヒブヒ」

「フゴブヒフゴゴ」

「プギィ……」

「フゴゴ」

「ブヒィ~~」

 

なんか会話してるな、新しい王が生まれたのか!?とか、その王が横暴?とか、これ美味しいなとか……新しい王?オークキング?

 

-ドスッ-

 

 おっ、相手オークが肉を取ろうと目をそらした。その隙に我が家のオーク1が突き刺した。心臓一突き、これは相手オークも完全に油断してたはずだ。

同族に対して躊躇いもなくやるとは、魔物の世界って世知辛い。お、残りの二匹が急いで立ち上がった。

 

「ゴフッ……」

「「プギッ!!」」

 

 だが準備が遅い。すでに戦闘態勢な我が家のオーク1、2がそんなの待つわけがない。我が家のオーク1が、すぐさま引き抜いた槍で相手の頭を貫く。

残り2匹になってしまったオークは勝ち目がないと思ったのか、一目散に森の奥へ逃げようとする。が、我が家のオーク1、2が投げた槍でこれまた頭を串刺し。戦闘終了。

 

このオーク達はテイムしてからあまり時間は経ってないはずだが、スライム達との訓練でそこそこレベルが上がっていた。正直、ここまで上手くいくとは思ってなかったが、強くなったな。

 しかし気になることが1つ、オークの王が生まれた? ふむ、我が家のオーク達は全く知らなかったようだが、わりと前から力を蓄えてきていたらしい。これは一波乱の予感。とりあえず上薬草見っけて帰ろう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「プギィッ!」

「フゴ!フゴ!」 

 

-スパッ!スパッ!-

 

「「プギャッ!?」」

 

なんか、オークが多くね?あ、ダジャレとかじゃなくてマジで。これで、31匹目。全部4、5匹のグループで徘徊しており、オークコマンダーもいたな。

 

「フゴブヒィ……」

「フゴゴゴ………」

「プギッ!」

「プギッブヒィッ!」

 

またかよ、次から次へと………ん?なんか奥の方に杖を持ったオークが……あれは俗に言うオークメイジじゃないか?

 

===================

オークメイジ ♀ Lv15

 

ランク:C

 

HP:257/257

MP:450/450 

攻撃力:267   

防御力:323 

素早さ:196 

 賢さ:507 

器用さ:388

 幸運:67

スキル================

・性欲増強 Lv3

魔法

・火魔法  Lv1

===================

 

おっ、やっぱりな。明らかにメイジって感じだもんな、ってちょっとまて、火魔法?ここ森だぞ!

 

「プギィッ!」-ボウッ-

 

この豚野郎!撃ちやがったよ!もし森が燃えたらどうするんだ!

すかさず俺は魔力でラケットを作り撃ち返す!1回魔法を打ち返すってのを、やってみたかったんだよね。

 

「プギッ!?…-ボウンッ-プギャッ!」

「「「ッ!?」」」

 

打ち返したメラがオークメイジの顔を焼く!コレは熱いだろう、ゴロゴロと転げ回っている。今のうちにその他の首を飛ばして、すかさずインベントリに回収。

オークメイジはテイムだ。あ、まだ何かやりそう。

 

「……ギィッギィッギィッ!」-ボウッボウッボウッ-

 

またか。今度は3発、でも球のスピードは速くない。鼻歌歌いながら打ち返せるレベルだ。

 

「プッギィ!プッギィ!」

 

あっちぃ!あっちぃ!って言ってるのか?わっかりやすいな。あ、バテたっぽい。

 

「テイム」

 

< オークメイジのテイムに成功しました >

 

よし。さて、話をしよう。オークキングでも出た?

 

「フゴフゴ、ブヒフゴブヒ、フゴッフゴッ」

 

 ほうほう、簡単に言うと数ヵ月前、オークジェネラルが生まれた。そのオークジェネラルは力を求め日々鍛錬を積んでいた。そんな時ジャミラスが現れ、オークジェネラルに何かの宝玉を使う。するとジェネラルが苦しみだし、オークキングに進化した。そのキングはジェネラルの頃とは性格が打って変わり、傲慢、強欲。オーク達をこき使っている。

 

そして最近、ジャミラスが魔物たちを連れ何処かに行ってしまってキングの雑用が減ってしまった。なので新しい雑用を見つけるためか王が支配勢力を伸ばし始め、深層の一部を支配した。

ジャミラス……お前ってやつは…………死んでからも迷惑なことしかしないな。

 

今は、その支配した深層から中層に進出、2日後には初層に進出しようとしているらしい。準備ができたら、そこらの村を襲って帝国を落とすという。

 

これぁ大変だ!と言っても、どうすればいいのか……1回帰ってギルドに報告か、ここで根絶やしにするか………いや、時間的に帰ったほうが良いな。

今は7時、辺りは割りと暗くなっている。上やくそうの苗も手に入ったし、ギルドに説明して帰るとしよう。

 

ルーラ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

ギルドに入ると、少し慌ただしい。オークのことがもう報告されてるのだろうか?

 

「あ、リュウスケさん!少し聞きたいことが有るんですけど」

「そうか、ちょうど俺も報告することがってな。そっちから教えてくれ」

「はい、実は朝、森に行く必要のある依頼を受けた冒険者グループのいくつかが傷だらけで帰ってきまして。中層にオークの群れが出てきたと言うんです。リュウスケさんは深層に行っていましたよね?どうでした?」

 

やっぱりオークのことか。まぁ、それ以外問題になるようなこともないか。

 

「やっぱりそのことか。確かにオークは増えてるな。この短時間で30匹と戦った。大体4、5匹のグループだ。この前と変わったといえばオークメイジがいたな」

「オークメイジっすか?森にオークメイジが出るとなると、オークが勢力を伸ばしてるってことっすね?」

 

ん?なんだ?ごついガントレットを着けた桃色ベリーショートのお姉さん?うん、お姉さんなはずだボーイッシュな感じが思いっきり見て分かる。

 

「あぁ、どうも~。カルネっす。気軽に読んでくれてかまわないっすよ」

「カルネさんはAランクで、氷姫の二つ名を持ってるんです」

「氷姫なんて柄じゃないって言ってるんすけどね~、ともかくよろしくっす。死神くん」

「ああ、よろしく。それでオークのことなんだが……オークキングだ。2日後には初層に進出しようとしているらしい」

「オークキングっていったらAランクの魔物じゃないすか!どこからそんな情報を持ってきたんすか?」

「従魔からの情報だ」

「そういえば死神くんって魔物使いだったっすね。使役者ってもっと非力なはずっすのに、死神くんからは強者の匂いしかしないっす。コレはもはや一種の詐欺っすね。」

「ええ、リュウスケさんは詐欺レベルで強いです。断言しますよ」

 

この扱いはなんだろう。断言しなくてもいいじゃないか…………

 

 

 

 




時間なくて急遽仕上げました!中途半端ですみません!ちょっと今週忙しすぎたり話ができなかったりともかく大変でした。今回も教えてステルさんはお休みさせてください!
※オークメイジは後の話で書きます

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龍介VSオークキング

44話、何とかノリでかける所まで来た……

前回のあらすじ的な
オーク多くね?
ジェネラルがキングになったらしい
ジャミラス、お前か…………
またお前かぁぁぁぁぁ!!


 とりあえず、明後日にはオーク達が森の浅いところまで来るということを伝え、オークの肉と特やくそうを換金して帰ってきた。オークキングの情報をもっと!とか言われたけどこれ以上知らないからどうしようもない。

明日、高ランクの冒険者を集めて話をするらしい。と言っても、これからオークキング討伐に向けてどうやって動くかを話すだけらしいが。

リブロの依頼はどうするかと聞くと、今回の件が解決するまで待ってもらうそうだ。

 

 我が家に帰ってきて、きりかぶおばけ達に特やくそうのを預け、自由に育てるよう言っておいた。きりかぶおばけ達は喜んで植え始めている。

どうやら、特やくそうの苗を採りに行ってる間に畑の土を独自の製法で作り変えたらしい。帰ってきてからずっと自慢してたもんな。本当、いい仕事してる。植えたそばから特やくそうが生えて来るもんな。

どんだけ栄養満点なんだよ!

特やくそうが回収できるのは1日2回、朝と昼だ。それでも1日に120枚はうまい。

 

これで大体家の改造は終わったかな。明日は、昼にギルド。今は8時ごろか。寝るにはまだ早いな。

そうだ、魔鉄で大鎌作るか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

魔鉄の大鎌===========

魔力の浸透した鉄を使って鍛え上げ

られた大鎌。

魔力伝導率がとても高く、込める魔

力量により軽くなり、硬さ、切れ味

が増す。

※持ち主以外使えなくなる古代文字

が刻まれています。

所有者:リュウスケ・ササキ

================

 

死神っぽく真っ黒な鎌の完成。鉄を叩いてる途中、黒に染まった時はビックリした。世の中不思議が絶えないな。

ついでに持ち主を限定する文字を刻んだ。持ち主以外が使おうとすると重さが500倍になるよう設定した。

他の人が持つぐらいならセーフ、実際に振るうとアウト基準で設定。

 

 早速試し切りするために100の魔力を込める。……重さが10分の1くらいになったかな?刃にもうっすらと魔力が漂っている。さっそくムダンラの木に一閃。

スパンッと切れた。木を切ってる感じじゃなかったがハヤブサの剣も同じくらいの切れ味なんだよな。ハヤブサの剣のほうがまだ軽いし。

 

 次は半分の魔力、300込めてやってみるとさらに軽くなる。鉛筆かペンくらいの重さか?

斬りつけてみる……ん~……確かに軽かったが切れ味にあまり違いがあるように思えない。

 

最後に全力の魔力600。もう自分の体の一部みたいな一体感までも感じられる。刃に漂っている魔力も激しく刺々しい。ムダンラの木に横薙ぎの一撃。

……? 確かに刃は通ったはずだが……ん?

木に一本の横線が、その後ゆっくりとずれて木が倒れる。よくマンガやアニメである切れ方だ。

ピシッ…ズズズズズ……って感じの。

その断面は極細目のヤスリで研き上げたかのような光沢がある。ハヤブサの剣でもここまでの芸当はできない。

はっはっはっ、ますます化け物のレベルが上がったな。

メイン武器はこっちにしとこうかな、この方が二つ名に合ってるし。

 

 大鎌はインベントリにしまっていつでも素早く出せるようにしとくとして、もう寝るか。

今日はもう疲れた。明日のためにしっかり睡眠を取りますか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

一方その頃、ギルドでは……

 

「あ~~、やっと終わったぞ……もう書類は見たくねぇ」

 

 ギルドマスター、グランが昨日までの分の書類を一掃し終わったところであった。

 

「今日の分そこに置いときましたよ。今日中に確認しといてください」

 

 しかし、書類を一掃してまっさらになったはずの机の上に、いつの間に置いたのか書類の山が築かれていた。

 

「ちょっと待てクリス、いつの間に置いたんだ!?さっきまで何もなかった机の上にこんなに……ん?おいこれ……」

「オークキングが出現したかもしれないと言う報告書ですね」

「ちょ、おまっ、そんな大事なことなんで速く報告しなかった!?」

「報告しようとしたら『今はそんな物、見てる暇はない!置いとけ!後だ、後!』って言ったのはギルドマスターですよ?」

「あ、そうか……なら、問題……無い」

 

 問題大有りだ。この人をギルマスにしたのは間違いじゃなかろうか。そんな考えがクリフの頭をよぎるのは何回目だろうか………頭がいたくなってきそうだ。

 

「なるほど、森でオークが増えてる……オークメイジも確認されてるのか。キングは確認されてないんだろ?ジェネラルじゃないのか?」

 

過去、オークジェネラルが現れた時、その力に引きずられてなのか、メイジは出現する。もし本当にキングが現れたとなると、ジェネラルも現れているだろう。

 

「リュウスケさんが従魔を使って集めた情報です。詳しく報告されていますし、そもそもリュウスケさんが嘘をつくメリットが無いと思います」

「確かに、オークキングが出たと嘘をついても意味がない……か。だとしたら信じるか。明日話をするんだろ?その時にもっかい訊いても良いかもな」

「そうですがどうやって情報を入手したかなどは教えてくれないでしょうね」

「まぁ、そう飯のタネのこと話さないよな」

 

 グランの口から長い溜息が漏れる

 

「オーク500、上位種50ほど……道中他の魔物に遭遇するとして……Cランク以上の冒険者はどのくらいいる?」

「Cランク200名、Bランク25名、Aランク私合わせて5名ですね」

 

 Cランク冒険者の強さはピンからキリあるが、Cランクのオーク相手だと1体あたり2人がかりだろう。Bランクの冒険者となれば同じランク帯の魔物と互角に戦える実力を持つものが多い。Aランクまで行ったものは何かしらの特殊なものを持っており、1人で大隊を壊滅させられるほどの強さを持つ。Sランクは師団だ、と言っても職業によって力量は変わってくるが………

 

「Cランクを連れて行くと、確実に犠牲は出るよな…………」

「かもしれませんね。一気に責められるとすぐ壊滅するでしょう」

「人数が多すぎても移動に時間がかかる。Bランクから実力があると思うやつ10人を選ぶ。これで15人。十分だろ。明日の昼までに物資を集める。そして15人を召集、情報共有したのち出発で、いいな」

「はい、手配しておきます。ギルマスは出ないので?」

「お前……知ってていってるだろ?あんだけ泣かれたばかりなのにまたやっちまったら1周回って減給待ったなしだ。いや、いっそやめて旅に出るか?」

「国の防衛力の3割が削れるのでやめてください、グラン元帥」

「元帥なんて副業だ副業。俺は冒険者が本職だってのに、国の重要人物がホイホイそとに出ていって何かあったらどうするんだー!とか言われてもな?危険があってこその冒険者だろ?」

「私に愚痴らないで下さい。泣き落としとか、押しに弱いギルマスが悪いんですよ?」

「いや、皇帝にやめないでくれって泣かれて、やめられるわけないだろ?」

 

 グランはヒューマ帝国ギルドマスターであり、防衛騎士団の元帥であった。

 

 

 

 




ひんやり 。  。
  。  
 ⌒⌒⌒ 。  _,,..,,,,_ ⌒⌒⌒
       ./ ,' 3  `ヽーっ
     ⌒l   ⊃ ⌒_つ ⌒⌒ 。⌒
⌒     `'ー---‐'''''"

     なんだか眠くなってきた。。



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龍介VSオークキング 2

45話!なんとか行ける!ギリギリだが……

前回のあらすじ
オーク肉換金
薬草畑完成!
大鎌の切れ味がしゅごい
ギルマスまさかの防衛騎士団の元帥


 俺はハイドゴーレムに起こされる事によって朝を迎えた。

 

「どうした?……何か鳴ってる?」

 

 ハイドゴーレムが頷く。なんで会話ができてるというと、俺もよくわからん。何を伝えたいかがうっすら分かるって感じ?ともかく分かるんだ。

 

-ピピピピピピピ-

 

==================

リュウスケ・ササキ 

人間

職業:スライムマスター 

ランク:B

連絡:着信あり クリストファー 

   <出る> <切る>

==================

 

そういえばこんな機能あったな……すっかり忘れてた。

-ガチャ

 

「もしもし?」

「クリストファーです。リュウスケさん、おはようございます」

「ああ、おはよう」

「早速ですが要件をお伝えしますね。今回、オークキングに関する情報を提供してくださって本当にありがとうございました。今回の件について、ギルドマスターと相談し、Bランク10名、Aランク5名でオークキングを討伐することが決定し、リュウスケさんにも参加してほしいんです」

「なるほど、わかった。何時に行けばいい?」

「13時にギルドの受付に私の名前を出してください。奥の部屋に案内されるはずです」

「了解」

「よろしくお願いします」

 

-ガチャン

13時ね、今は8時。適当に時間を潰すか。きりかぶおばけ達が集めた特やくそうを受け取った後、皆で食事。

イナリ商会で買い忘れた食材の補充に商店街へ。これで暇つぶしだ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「おばちゃん、卵20個と小麦粉を10kg、塩、胡椒、砂糖を300gくれ」

 

 イナーリ商会で食材を仕入れたのはいいが、忘れ物が多すぎて笑いがこみ上げてくる。

商店街の八百屋のおばちゃんの店で調達。

 

「あいよ、合計で8,600Gだよ。そういえばあんた、最近有名になってきたみたいだねぇ、巷で噂だよ?成人したての子が最速でBランク入りってねぇ。でも気をつけるんだよ?冒険者は危険と隣り合わせなんだから。オークキング討伐、行くんだろ?」

「ああ、わかってるさ。しかし耳が早いな。昨日今日の話だろう?」

「おばちゃんは噂話に敏感なのさ、誰よりも……ね」

 

 相当自信があるんだろう。ニッコリサムズアップしてきた。

 

「それじゃ、最近なにか面白い噂ないか?」

「実は、とっておきのがあるんだよ。なんでも皇帝陛下が面白い娯楽にはまってるらしいんだよ。しかも、ハマりすぎてちょっと寝不足らしいときた」

「へ、へぇ、それは面白いな……陛下は一体どんな娯楽にハマったんだろうなぁ」

「そこまではどうしてもねぇ……」

 

 おばちゃんが悔しそうにため息をはく…………しかし、心当たりがありすぎる……あの人そんなことになってるのか……

 

「そうか……また面白い噂があったら教えてくれ」

 

 そう言いつつ、料金ぴったりを渡す。

 

「それじゃ、次もとびっきりのを用意しとくさね」

 

 不敵におばちゃんは笑った。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 あれから、串焼きを買ったり、オーク肉と野菜を黒パンで挟んだケバブサンドのようなものを買ったりして時間を潰し、ギルドへ向かう。

 

「サブマスターに呼ばれて来た」

 

 受付にギルドカードを提出しクリスの名を出す、受付がすぐにカードを何かの道具に当てる。

 

「はい、確認いたしました。こちらへどうぞ」

 

 中は学校の教室ほどの広さで、すでに10人ほどが集まっていた

 

「死神くん、昨日ぶりっす。やっぱり呼ばれたっすね~」

「ああ、カルネもか」

「あたりまえっすよ。なにせ国内にいる数少ないAランクっすからね」

 

 ふふんと誇らしげにカルネが胸を張る。たしかAランクは5人だっけか?

 

「残りの4人はどんな人なんだ?」

「1人は死神くんもよく知ってる人のはずっすね。もう1人はちょっと薄気味悪い人っす」

「後の2人は?」

「仲のいい夫婦っすよ。旦那さんのほうは尻に惹かれてるっすね~。見てて飽きないっすよ~。多分今回全員紹介されるんじゃないっすか?」

「それは会うのが楽しみだな」

「お、クリス先輩が出てきたってことは、もうそろそろ始まるっすね」

 

 全員揃ったのか、部屋にクリスとギルマスが入ってきた。

ギルマスが説明するみたいだ。

 

「皆集まったようだな、それじゃ、オークキング討伐の説明を行う!」

「「「おーーっ!」」」

 

テンションが上りまくった冒険者、うるさく叫びざわつく。

 

「静かに!!」

 

おぉ、クリスがよく通る声で場を制した。

 

「今回のオークの勢力は約550。その内、50匹が上位種だ。知っての通り、オークキングが確認された。オークキングはAランクの魔物だが、今回、討伐隊に選ばれた君たちの中にはAランクの冒険者が5人もいる。つまり、おもったより楽な作業になるということだ」

 

 場がどっと沸いた。なんだろうな?カリスマ?スキル?わからんが行けるような気にさせる力があるよな。

 

「さて……なぜ15人の少数でオークの討伐に行くのか気になっていると思うが、理由はいくつか有る。1つ、大人数をまとめるのは大変だ。2つ、大人数で行くと時間がかかりそれだけ疲労する。3つ、ぶっちゃけCランクが殆どのオークに実力のある15人が負けるはずない。4つ、結構な数の冒険者出したら残った依頼の処理に困る」

 

 最後の最後でぶっちゃけたな、今までのが全部台無しだ!

 

「ギルドマスター?」

「あ、いや………最後のは冗談だ。ゲフン……Cランク以上の冒険者を総動員しようとしたんだが、人数が多すぎること、Cランクでは少なからず犠牲が出ることを考え、実力のあるBランク10名、更に帝国内のAランク5名で行くことに決まった。クリスが選んだお前らだ!必ずオークキングを討伐してることを信じている!」

 

 お、終わりみたいだな。この後、クリスから物資の説明、動きについての説明があり、解散となった。俺は残るように言われたんだが……

 

「リュウスケさん、今回の情報提供ありがとうございます。少ないですが情報料として500,000Gをお渡ししますね」

「いや、気持ちで十分なんだが………」

「ま、貰っといて困るものでもないだろ?子供が遠慮するんじゃねぇ。もらっとけ」

 

まぁ、そう言うなら貰っとこうか

 

「それだな……あ~、やっぱ良いや」

 

グランがなにかを言おうとして止める。なんだよ、気になるじゃないか!

 

「なんだ?気になるな……言いたいことが有るなら言ってくれ」

「あ~、実はな、従魔を使って情報を仕入れたっていってただろう?具体的にどうやって手に入れたのか聞きたかったが……」

 

俗に言う"冒険者の言えないこと"ってやつに入るだろうから訊くのをやめたそうだ。

だが、今回はオークメイジをテイムして訊いただけだ。つまりオークさえテイムしてしまえば分かること。

 

「オークをテイムして訊いただけだが?」

「そうだよな……簡単には教えて………なるほど、その手があったか……って簡単に教えてよかったのか?」

「別に隠すことでもないだろ?」

「それは、なにが命取りになるかわからんだろう?」

 

確かにそうグランが心配するのも分からんでもない。

だが……

 

「別に1つ知られたところで痛くも痒くもないさ。隠し球はまだまだあるからな」

「末恐ろしいな」

「褒めてもスライムしかでないぞ?」

 

スライム放出!

 

「褒めてない!あと結構な数のスライムだな!」

「まぁ、いまでも増殖してるからな」

「とりあえずしまってくれ」

「ああ」

「しかし、なるほどな、オークから聞いたとなれば納得だ」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 オークキング討伐には明日の朝出発。夜に奇襲を仕掛け討伐。次の日帰還と言った流れになる。

そして実はさっき気づいたんだが、ステルからおかしいスライムが送られて来た。従魔の一覧を見たらわかると思う

 

従魔==================

スライム系

・スー ▽

・レム 

・ライム▽

・ナイト

・スライム×167

・バトルスライム×33

・スライムベス×40 

・シャドウスライム×34

・ビックスライム×25

・プチメタルスライム×22

・インクリースライム×29 

・メタルスライム×23

・メガスライム×23

・スライムコマンダー×22

・バブルスライム×20

・ホイミスライム×15

・スライムつむり×14

・ドラゴスライム×18

・スラッピー×22

・ウォータースライム×20

・アシッドスライム×14

・ジュエリースライム(赤)×10

・パラサイトスライム×10

・チョコスライム×1 ←

etc……

 

====================

 

手紙もついてきた

 

<<HAPPY・VALENTINE!!>>

 

これだけだ。向こうの世界ではバレンタインか~………こうやってチョコもらうの……初めてだな……グスッ

 

 

 

 

 

 

 




教えて!ステル先生!

ス:「はい、お久しぶりですこのコーナー!」
こ:「はいお久しぶりです。ここ数話かけなくてすいません!ギリギリだったんです!皆見てないだろうから良いかとか思ってたんです!」
ス:「おいこら」
こ:「冗談冗談。実際色々忙しくて期限ギリギリでキッツキツだったので省かせてもらいました。ほんとすいません」
ス:「やっとこのコーナーが始まったってことは?」
こ:「これを書いてる日に余裕ができた、ということだ」
ス:「あ、これからもじゃないんだ………」
こ:「世の中に絶対はないんだ」
ス:「ウィッス。じゃチョコレートスライムについての解説行きましょうか」

チョコスライム===========
全身チョコレートでコーティングされた
スライム
スライムだからといってなめてかかると
…すごく甘くて、おいしい目にあう
==================

こ:「書いててほんとにこのスライムがいたことに驚いた」
ス:「すごく甘くて美味しい目………」
こ:「きっと口に無理やりねじ込まれに来るんだろ」
ス:「そう聞くとなんか台無しだ…………」
こ:「とまぁ、今回はこの1匹だけの紹介です。オークメイジの紹介はオークキング討伐回でまとめて説明しようと思います!」
ス:「それじゃ、短いですがご機嫌よ~」

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龍介VSオークキング 3

46話、なかなか悩んだ……3日は悩んだね!

前回のあらすじてきな
ギルドに召集
の、まえに時間つぶし
オークキング討伐の説明!
遅くなりました、HAPPY・VALENTINE!!


 まぁ、チョコレートスライムのことは置いといて……明日はオークキング討伐。

しかし、ジャミラスめ……どうやってオークキングに進化させた?何かを与えて進化……進化……

進化の秘法?進化の秘法か!?あいつがやりそうなことだ……となると今回のオークキングは偽物か……

 

《そ、そうなんです!》

 

っびっくりしたぁ………

 

《あ、あの……すいません!い、いきなり話しかけて……本当にすいません!》

『え~っと……確か邪神のアルマだったか?』

 

 確か魔物の管理だっけ?こんな小さな子が頑張ってるなとも思ったけど、神だから実際の年齢は違うんだよなぁ………複雑。

 

《は、はい!覚えててくれて嬉しいです!》

『少し前だったら忘れてたかもな……それで?いきなりどうした?』

《じ、実は……進化の秘法が、つ…作られたんです!》

『やっぱり進化の秘法……となると、非常にまずいことになるな……』

《はい。ほ…本来、進化の秘法の、さ…作成方法は500年前に滅んだはずなんです!》

『滅んだ?それは、ステル達が?』

《いいえ……ヒューマ帝国の王が、ですね。すこし、昔話しをしましょう……》

 

 時は510年ほど前のヒューマ帝国。ある日、体に埋め込むだけでレベルが上がり、人外じみた力を手に入れることができる宝石が作られた。作成者は帝国専属の錬金術師エドガンという男。なんでも、急に頭のなかに作成方法浮かび上がったと……怪しすぎるだろ……

進化の秘法(その時はレベルジュエリーと呼ばれていた)はすぐに帝国の冒険者たちに広まり、Aランク級の冒険者が続出した黄金時代となった。

しかし、人間はまだその秘宝の恐ろしさを知らなかった……

 

 進化の秘法を使い始めて3日ほど過ぎた頃、国の近くでB、Aランクの魔物が続出した。それと同時にB、Aランクの冒険者が減っていった………

魔物が冒険者の行く先々で出現していたため、その魔物と戦い敗れたと思われていた。だが魔物が出るごとに1人、また1人と行方不明になっていったため、流石におかしいと感じた皇帝が調査に乗り出した。

 

 行方不明者をリストアップし、調査をすすめると行方不明者全てが進化の秘法を使ったということが分かった。

そこで進化の秘法を使ったものたちを集め、調査を始めようとした所、冒険者の1人がいきなり叫び出した。

その直後、体が膨れ上がり、骨が飛び出ては戻り1匹の魔物へと変化した。

幸い、冒険者が集まっていたこともあり、無事に討伐することができた。それと同時に、進化の秘法を使った冒険者に絶望を与えた。

皇帝はこの件を解決するため、錬金術師エドガンに進化の秘法の除去方法を問い詰めたが、エドガンは……

 

「除去方法など考えておるわけなかろう。このような素晴らしい力をなぜ除き去ろうとするのか……儂には理解できない。それに、これはまだ完成品ではないのだ……これが完成すれば世界を支配できるほどの力が手に入る……」

 

……と言うのみでそれ以上話さなかった。錬金術師エドガンは研究に執着し、その力に取り憑かれ狂っていた。

それを見た皇帝はすぐにエドガンの研究をやめさ、すぐに研究所を調べさせた。

すると、認識阻害のかかった地下室への扉が発見され、中には進化の秘法とそれについて詳しく書かれた書類が乱雑に置かれ、地下室の至る所に黒い袋があり、中には女性だったもの(・・・・・・・)が……

 

 そう、錬金術師エドガンは実験に人間を使っていたのだ……と、言うより若き乙女の魂を使い(・・・・・・・・・)進化の秘法を作っていた。

それは、失踪したとされていた女達であった。

実は、数ヶ月ほど前から若い女が失踪する事件が続いていたのだ。これを証拠に皇帝はエドガンを大量殺人、非人道的な実験を行ったとし、牢獄へ監禁。3日後死刑になるはずだった………

皇帝は、エドガンが本当に進化の秘法の除去方法を知らないのか、もう一度聞くように命令していたが、翌朝……皇帝に知らされたのは朗報などではなく、エドガンの死という悲報。

エドガンを牢に入れた日の夜、何者かにより牢が破られ、次の日の朝には頭のない体が……

 

 結局、エドガンから情報を聞き出すことはできず、振り出しに戻る。

それから約10年後……国の錬金術師全総力をあげてついに……ついに進化の秘法を打ち消す宝石を作り出すことができた。錬金術師達はこの宝石をルビーの涙と命名し、もう残り少なくなってしまった進化の秘法を埋め込んだ者たちを救い出すことができた。

 

 皇帝はすべてが解決した後に研究所を爆破、進化の秘法と、その作成方法もろとも処分を行った。もう二度とこのようなことが起こらないよう厳しく口外を禁じた。

こうして10年に渡る進化の秘法による悲劇は幕を下ろした………

 

《こ、こんな感じですね……それで…進化の秘法は……その、本来の進化の道を歪める危険なものなので……できれば早急に処分したいんです……》

『なるほどな……わかった、オークキングを討伐した後は砕けば良いのか?』

《ぜ、絶対に…砕かないでください!砕いてしまうと…瘴気が溢れ出ます。な、なので、龍介さんの祭壇に…おいてください…回収します》

『わかった、まかせろ』

《あの……あ、ありがとうございます!》

 

 アルマとの通信が切れる。

さて……進化の秘法はやっぱり危険な代物だったか……後、たしかDQの進化の秘法の完成形には黄金の腕輪がいるはずだったが………昔の人は知っていたのだろうか?

まぁ、この世界での進化の秘法は違うかもしれんが……ともかく進化の秘法は回収の後祭壇へ…か。

思ったより事態は深刻かもしれんな。500年前の悲劇の再発か……勘弁してほしいね。

おっともう10時か……明日のために寝よう。その前に従魔たちと風呂じゃ!

キングとクイーンその他従魔たちと十分に

 




教えて!ステルさん!

ス:「今回は進化の秘法とルビーの涙について軽く説明しようかな」
こ:「この話は間違いだらけだからね。え~っと進化の秘法はDQ4に登場する設定の1つで、遥か昔に地獄の帝王エスタークが作ったもの。この秘法は、人や動物、魔物などの生物を従来の成長の過程を無視して進化させる力を持つ。その存在を危険視したマスタードラゴンによってエスタークごと封印。その後、長い年月を経て錬金術師エドガンが偶然発見し、それを弟子のバルザックが強奪して魔族の手に渡る、と言った流れだ。」
ス:「だいたい魔族せいと……」
こ:「あながち間違っちゃいない」
ス:「はえ~」
こ:「本来、ルビーの涙ってのはロザリーって女性の涙のことだ。このルビーの涙を狙って欲深い人間がどうにかして手に入れようとしている。しかし手にした瞬間に砕け散るので主人公……というか人間の手には入らない代物。これには進化の秘法を打ち消す効果があり、これによりデスピサロはピサロに戻る」
ス:「それを今回錬金術師達が作ったと」
こ:「そういうこと」
ス:「原作とは違うけど、少しかすってるレベルか」
こ:「正直長くなりそうだったから色々端折っただけ」
ス:「そういうこと言うから……」
こ:「問題ない、何しろこれはあとがきだからだ。それでは今回はこのくらいで~」
ス:「また来週~」

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龍介VSオークキング 4

47話……やっと討伐に出発!

前回のあらすじ的な
進化の秘法のついて
ヒューマ帝国の過去の悲劇
お風呂♪お風呂♪


『あるじ~!おきて~!お~き~て~!』

『主……おはよう……』

「あぁ……おはよう……」

 

 ふぁーー……あと2時間で集合時間か、あー、スライム達はかわいいんじゃー。

日課のスライムパラダイスの後、飯食って、またスー達と戯れて、気がつけば集合まで30分……もうちょっとだけ戯れさせて………

ぷにぷにぷにぷに……ポヨンポヨンポヨンポヨンポヨン………

 

『んふふ~くすぐったいよ~』

『くすぐったい………』

『主は容赦ないな~』

 

ナイトが呆れた口調で食器を片付けている。

 

「いや~ほんとスーとライムのスベスベプルプルの手触り、人をダメにするよ……それがわからないとは……」

『主、僕も一応スライムなんだけど………ど、どうかな?』

「どうかなって……鎧着てるじゃん」

『あ、そうか…………』

 

 あれ、すごく落ち込んでる?

 

「でもな、最近鎧に艶が出てきてるよな。カッコいいぞ〜。おまえは、自慢の従魔だ」

『ぴかぴか、カッコいい〜』

『ナイトは……カッコいい』

『み、皆……あ、あり…がと……』

 

お、照れてるな〜?かわいいやっちゃな〜

 

『主様!わ、私は!私はどうですか?』

「レムか?レムの深い黒色がかっこいいし、何より綺麗だな」

『綺麗……くふっ、くふふふふ…主様に綺麗って………くふふふふ』

 

……うん……レムの意外な一面が見えた気がする…………はっ……あと10分だ、やべぇ!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「はぁ…はぁ…」

「ギリギリっすねぇ、死神くん。はいこれ、今回の討伐隊に支給される物資っす」

 

なにしてんだと言わんばかりの顔で、カルネが食料と簡易テントを渡してくる。

 

「あぁ、ありがとう……ちょっと……スライム達と……遊びすぎた」

「朝からお楽しみっすね」

「ま、そんな感じだ」

「否定しないっすか………上級者っすね…………やっぱりあの噂は本当だったようっす」

 

 最後の方、よく聞き取れなかったがなんか勘違いしてないか?まぁ、一日中撫で回してても飽きないけどな!

 

「カルネ?もう行く時間だ。速く準備を……ん?君は……」

 

 そう言ってカルネの後ろから顔を出したのは、腰に稲妻型の剣を黄色髪の男。どこかリックと同じような優しい雰囲気が感じられる。と言うかリックに似てる?けど何か違うような……

 

「あ、エッジさん。死神の二つ名で有名なリュウスケくんと話してたっすよ」

「あぁ、よく噂で聞いてるよ。俺はエッジ。エッジ・エルネストだ。カルネと同じAランク冒険者だ」

「リュウスケだ、リュウでいい。少し聞きたいんだが……リックって知ってるか?」

「リックなら俺の弟と同じ名前だね。もしかして、知り合いか?」

 

 十中八九そうだろうな……

 

「多分な。俺の知ってるリックは港町から来てたはずだが、どうだ?」

「確かに俺達の故郷は港町エフニアだね。そうかぁ。冒険者になったのか……冒険者みたいな危険な仕事はしないって言ってたんだけどなぁ……」

「ゼータとサザンと一緒にこの国に来てるぞ?」

「はえ~、昨日この国に帰ってきたばっかりだったから知らなかったよ。どこに泊まってるとか知ってる?」

「たしか……鶴翼亭だったかな」

「なんだ、僕達と同じ宿じゃないか。ありがとう、今度会いに行ってみるよ」

「エッジ、どうしたの?速く行きましょうよ」

「ああ、ちょっとまってくれ。弟がこの国に出てきてるみたいなんだ……あぁ、紹介しとこう。彼女は俺の自慢の嫁、パラネラだ。パラネラ、この子がリュウだよ。死神リュウスケ」

「パラネラよ、よろしくね。噂をよく聞いてるわよ、なんでも……スライムが愛人ですって?」

「その噂を流したやつについて、詳しく。ちょっと首を……話し合いをしなきゃいけなくなった」

 

 とんでもない噂が流れてた………彼女は、エッジと同い年、おそらく30代くらいで、腰まで伸びた深紅の髪、同じく深紅のローブに、赤いオーブのはまった杖を持っている。まさに絶世の美女と言ってもいいほどの女性だ。

 

「ともかく、よろしく」

「綺麗だろ?うちの自慢の嫁だぞ。な?な?美しいだろ?もっと褒め称えてくれたまえ!」

 

 何この人熱意が違う………

 

「また始まったっすね……エッジさんの嫁自慢」

「いや~本当にパラネラは可愛くてな~?こう、後ろから脅かしたりするとな~『ヒャッ』とかいってさ~、本っっっっっっっっ当にかわいいよ!な?そうおもうだろ?」

「あ、あぁ。確かに綺麗だ。うん」

「エッジさん?そう言うのは、本当にやめてって前々から言ってるよね?大人として恥ずかしくないの?そんなに燃やされたいの?その髪の毛すっぱり燃やしましょうか?」

「すいませんでした……もうしませんので、さん付けと髪の毛は勘弁してください………」

 

 燃やされるの自体は良いんだ……あと、DO☆GE☆ZA……綺麗だな…………

 

「あはははは!これっすよこれ!これがないとエルネスト夫婦って気がしないっすよねぇ」

「いつもこんな感じなのか?」

「そうっすね。これが自分たちの先輩、エッジさんとパラネラ姉さんっす。いい人たちっすよねぇ」

「そうだな」

「そうだろう、そうだろう。もっと尊敬してくれたまえ君たち。特にうちの嫁を……」

「エッジ~~?」

「ひぇっ」

 

 あ、まだ頭下げてる。これが平常運転だとパラネラも大変そうだなぁ……でも、楽しそうにしてるし、本当に仲が良いのがにじみ出てるな。こっちも負けてられないな。スライムLOVE。撫でまくろう。

 

「死神くん、別に……張り合わなくてもいいっすよ?」

 

何故ばれたし……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 なんか視線を感じる……気配察知には特に変な……変な?……変だな……後ろにうっすら気配が……

 

「ヒヒヒッ……お前が最近調子に乗ってるって新人か……」

「っ!?」

 

びっくりした~、なんだこの薄気味悪い人物は……ボロ布をまとい、顔には包帯、痩せすぎな体。腰に短剣を数本、まさに暗殺者な風貌をしている。

 

「ほう……まさか気づかれるとはな……ヒヒヒッ……」

「お前は誰だ……」

「なに、気にするな……少し気になっただけだ……」

 

 そう言うとガリ男は離れていった………なんだったんだ?

 

「やっぱりあの人は好きになれねぇっす……」

 

カルネが嫌悪感丸出しで近づいてくる。

 

「結局……誰だったんだ?」

「あの人はローグさんっす。アサシン系の職業で不気味な人っすよ……最近、良くない仕事にも手を出してるみたいっす」

「ほ~、よくない仕事……ね」

 

暗殺を生業にしてそうだったもんな。まあ、人を見かけや噂で判断するのはどうかと思うが、気を付けとこう。

 

「それでは皆さん!そろそろ出発します!くれぐれも気をつけて下さい!」

 

クリスを先頭に15名の少数精鋭がオークキング討伐に乗り出す。

進化の秘法、その進化の道を歪める力の恐ろしさを目の当たりにするのは、まだ先の事であった……

 

 

 

 




 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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龍介VSオークキング 5

48話!しばらく続く……かも?

前回のあらすじぃ!
スライムぷにポヨ
してたら遅刻しかけた
新キャラ登場!


「左方にオーク2,メイジ1。他敵影なし。右方、オーク3のみ」

「そうですか……では、そちらのグループでオークとメイジを、そちらでオーク3匹をお願いします」

「了解」

「任せて!」

 

 現在、Bランク3人を1グループとし、3つのグループを作って行動している。その内の1つは斥候班で、ローグをリーダーとし周囲の索敵を行っている。ちなみに現在地は中層辺り。

俺?俺はカルネやクリスと同じソロだ。と言っても、今のところテイムしたヘルホーネット達に偵察に行ってもらい、斥候の手伝いをしてるだけなんだが……余談なんだが、エッジ達夫婦は二人でいちゃいちゃ行動するらしい。

え?なんで俺がソロか、だって?魔物使いだからだよ。

……この言葉万能だな。今後も使おう。

 

「後方からマンイーター5!」

「リュウスケさん、お願いします」

「わかった」

 

 こんな感じで、たまに仕事が回ってくる。

 

「スー、ナイト、ライム、GO!」

『は~い!』

『お~!』

『スカラ、ピオラ、バイキルト……ドルマ、ドルマ、ドルマ、デイン、ドルマ』

「「「「「~~ッ!?」」」」」

 

 ライムが補助呪文で俺とスー、ナイトの防御力、素早さ、攻撃力を強化。その後1匹ずつに攻撃呪文。なんでデインを1発混ぜたのか、不思議でたまらないがこの際いい。

 

 殆どのマンイーターは、ライムの攻撃のおかげで怯んでいるが、俺が対峙した2体のマンイーターは怯まなかったようで、触手を振るい攻撃して来た。しかし今更そんな攻撃が当たる俺じゃない。バフもかかってるしな。

上、右、右、左、下、左、右、!触手が鞭のように四方から襲い掛かってきた……が、その全てを大鎌で切り落とす!

 

「「~~~ッ!!」」

 

 すべてを切り落とすと、もうマンイーターに為す術なし。縮地で1体のマンイーターの目の前に出る。

離れていたはずの俺がコマ落ちしたように消えて、気がついたら目の前にいたとしたら、それはもう驚くだろう。そこへ、大鎌による真下からの切り上げ。跳ね上がった大鎌は弧を描くようにしてマンイーターを分断した。

 

一瞬にして仲間が死んだ、次は自分だ。そう考えたのか、マンイーターがとった行動は逃走。今回は、無理に仕留める必要もないので放置。たまにはこういうことしてもいいだろう。

 

 一方、スーは……

 

『びゅ~~~~ん!』

「「~~~~~ッ!?」」

 

 地面が弾けた。スーが弾丸のような速さで地面すれすれを飛ぶ!スーが通り抜けた後には、スーと同じような大きさの風穴が空いた2体のマンイーターの姿が……

おそらく、豪腕のスキルで地面を弾き、その時に乗った勢いそのままマンイーターにぶつかり、悪食で削り取った………ってかんじかな?うまく説明できないが、そんな感じだろう……

 

ナイトは………

 

『しっ!はっ!せいっ!でりゃ!』

「~~っ!!」

 

襲い来る5本の触手!それを難なく切り裂くナイト選手!これはマンイーター選手劣勢だ!

 

「~~!!」

 

おぉっと!?ここでマンイーター選手、新しい攻撃だ!これは………地面が溶けています!酸です!マンイーター選手の強力な酸による攻撃だ!これはさすがのナイト選手も厳しいか?

 

『ちょっ、主!恥ずかしいからやめてよ!』

「あ、聞こえてた?」

『バッチリと』

 

それは失敬、失敬。酸攻撃は意外だったが、少し相手の攻撃方法が変わったくらいで負けるナイトせn……ナイトじゃない。

少し時間は掛かったが、問題なく倒すことができた。

 

< レベルが上がりました >

 

「ご苦労様です」

「いや、どうってこと無いさ」

「こっちも終わったぞ」

「こっちもです」

 

  Bランクグループ1、2もちょうどオーク達を討伐し終わったらしい。この分だと、予定よりちょっと早く目的地に付きそうだ。

 

現在は中層、なのに出会う魔物はオークが主。つまり、中層はほぼオーク達に支配されていると言っていいんはずだ。このまま放っておくと大変なことになっていたな。本当、ギルドに報告しといてよかった。

 

「少し休憩したら、また進みます。回復をしっかり行ってください」

「いや~、死神くんかっこよかったっすね~。あ、これそこで採れたフルーツっす。よかったらどうぞっす」

「ああ、ありがとう」

「なかなかの強さの従魔達だね。しかも皆、仲が良さそうだ」

 

 スー達と休憩していると、カルネとエッジが相変わらずのフレンドリーさで話しかけてくる。

 

「でも、魔物使いとは似ても似つかない戦い方っすよね」

「今までにないタイプだね。俺が知ってる魔物使いは皆、魔物の後ろに隠れて戦ってばかりだと思うんだけど」

「なんか、普通に戦ってたらこのスタイルに収まっただけだがな……そんなにおかしいか?」

 

オンラインゲームとかだと、召喚獣と共に戦うとかロマン溢れていたが……そうか、よく考えたらドラクエの世界じゃ、魔物使いは後ろで高みの見物だったな。

 

「そうでもないさ。むしろ魔物に任せず前に出る姿勢!むしろ好きだね。でもうちの嫁さんの方が100万倍好きだね!そういえば昨日の夜にな~「はい、そこまでよ。ちょっとエッジに話があるからしばらく待っててね」いだだだだだだだだ!痛い!痛いって!」

 

あぁ……うん、読めてたよ……だってエッジの後ろにずっとパラネラがいたもの…………たぶんこうなることが分かっていたんだろうなぁ……

 

「もう、エッジはこれが癖になってるんじゃないか?なんかハァハァ言ってたぞ」

「パラネラ先輩自慢をしてるときは大体あんな感じじゃなかったっすか?でも、もしかしたら、そうかもしれないっすねぇ………あれ?なんかエッジ先輩の威厳が……」

「それは、初めて嫁自慢と茶番見せられたときに地に落ちたな」

「先輩…………」

 

休憩を取っているとはいえ、死の危険と隣り合わせなのは変わらない。少なからず、精神をすり減らしている状態だ。こんな時にエッジみたいなムードメーカーがいたら、また変わってくるのかな。

 

「それではそろそろ、出発しましょうか。エッジさん、真面目におねがいしますね?」

「俺はいたって真面目だ!真面目に、真面目な妻の自慢話をガッ⁉ヒデブッ⁉」

 

パラネラの右フック、左ストレートが綺麗に決まった……ほんと、懲りないよな。

 

 

 




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龍介VSオークキング 6

49話!つかれたあああああああああ。あ、短くてすいません

前回のあらすじぃ!
マンイーターとバトル
エッジ変態説
これ以上書けないぃぃぃぃぃ


パラネラの見事なパンチが決まったその少し後、オーク達の中に、まるで何かに操られたかのような、ふらふらとした動きで森の侵略を始める者が増え始めたことに気づいた。

 

「おかしいですね…………」

 

クリスはその不可解な動きをするオークを前に呟く。

 

「これは酷いな………」

「顔が酷いわね……」

「何かに憑かれたような、そんな感じっすね」

 

エッジ達やカルネ、他の冒険者達もこの異変を感じ取っているようだ。

 

「何か、ゾンビのような、いや………洗脳?」

「死神くんも、そう考えるっすか……」

 

 しばらく様子を見ていると、その不可解なオークが別のオークに近づき耳元で何かをつぶやく。次の瞬間、今まで普通だったオークがいきなり痙攣し始め、倒れる。少しすると起き上がるが、その表情は虚ろで、さっきのオークと同じように何かをブツブツとつぶやいている…………ちょっと家のオークを出して通訳してもらおう。

 

 ………通訳した結果『全テハ、オークキング様ノ為ニ』だった………洗脳されてるぅ!まごうことなき洗脳だぁ!

しかも常につぶやいてるときた。これはオークキングが何かをしたということでいいな……

 

「どうやら……オークキングの影響らしい」

「それは、このオークからの情報ですか?」

「ああ、少し翻訳してもらった。結果は『全テハ、オークキング様ノ為ニ』を繰り返し言ってるらしい」

「今回のオークキングは……今までのと少し違うようですね。これは警戒度を引き上げる必要がありますね」

 

…………ん?オークの胸部に黒い塊があるな……急におかしくなったオークには耳に黒い塊………

 

「………少し気になったことがある。確かめるために、あそこのオークと戦ってみて良いか?」

「そうですね……くれぐれも気をつけてお願いします」

 

家のオークは少し下がっててもらおう。スー、ライム、ナイトと前進する。

 

===================

半進化獣:オーク 1 ♂ Lv33

 

ランク:C

 

HP:527/527

MP:257/257 

攻撃力:377   

防御力:443 

素早さ:216 

 賢さ:217 

器用さ:198

 幸運:50

スキル================

・槍術   Lv4

===================

 

===================

半進化獣:オーク 2 ♀ Lv30

 

ランク:C

 

HP:524/524

MP:253/253 

攻撃力:335   

防御力:453 

素早さ:202 

 賢さ:211 

器用さ:192

 幸運:75

スキル================

・槍術   Lv3

===================

 

 半進化獣?それに名前の後ろの数字……ますます訳がわからん。とりあえず一撃で終わらせよう。

縮地法を使い、半進化獣オーク達の後ろに近づく。その太い首を、魔力を込めた大鎌で一気に刈り取る。

これで首から上を失ったオーク達は、どす黒い血を吹き出し……力なく膝を……血が吹き出ないし、膝をつかない……

 

「…………っ!”#%”$fhbs#!!……ガギア゛アアァァアアアァァァァァッ!」

「…………whjっpjtpwhっ!!」

 

 えっと……頭が生えた。肉がジュクジュクボコボコなり始めたと思ったら骨、筋肉、毛皮の順に再生していった。えっ、怖いんだけど……もうオークの鳴き声じゃない……

 

===================

半進化獣:オーク  ♂ Lv33

 

ランク:C

 

HP:527/527

MP:257/257 

攻撃力:377   

防御力:443 

素早さ:216 

 賢さ:217 

器用さ:198

 幸運:50

スキル================

・槍術   Lv4

===================

 

===================

半進化獣:オーク 1 ♀ Lv30

 

ランク:C

 

HP:524/524

MP:253/253 

攻撃力:335   

防御力:453 

素早さ:202 

 賢さ:211 

器用さ:192

 幸運:75

スキル================

・槍術   Lv3

===================

 

 数字が減ってるし消えてるってことは、あれが残機ってことでいいのか?進化の道を歪めるていうか……これは、もはや生物としてどうかと思う。

 

「ギ……ア゛ァァァア゛ア゛アア!」

「ア゛ア゛ァァァァァア゛ァァァア゛ア゛」

 

 血涙に濡れた目を血走らせ、よだれを振り撒きながらオークの1匹が襲いかかってくる。もう1匹はスー、ライム、ナイトらが相手をしている。

 

1度死んだだろ!もう楽になれって!大鎌で上段からの降り下ろし。手に持つ槍で防ごうとするが、魔力の込められた大鎌を防ぎきれる訳もなく、槍を真っ二つにする。そのまま右肩から左胴にかけて斬りつけると、ワンテンポ遅れて胴体が落ちる。念のため首も落としとこう。もう復活することはないだろう………よし、完全に沈黙した。しかし……血涙以外、血の1滴すら出なかった。

 

 さて、残り1体、と思ったらもう終わってた。切り傷、焦げ跡、打撲痕、ボロボロの常態で事切れているオーク。少し離れた場所にどろどろに溶け、ブスブスと煙をあげている肉塊があった。つまり、あそこで1回死んだらしい。

俺の目の前で倒れていたオークと、スー達の倒したオークの死体がどろどろになって地面に溶け、小指の爪ほどの黒い石が残った。死体すら残らないとは……

 

超劣化進化の秘法=========

進化の道を歪める秘法の極々一部

これを埋め込まれたものは自我を失い

本体に操られる人形になる

=================

 

 こいつがさっき胸部や耳についていた物の正体らしい。進化の秘法のごく一部か。これも回収対象だろう。

 

「これはいったい……確実に死ぬ一撃だったのに……」

 

 ん~……進化の秘法について話した方がいいのか………特に口止めされていないし良いよな。

 

「今回出現したオークキングの力だ。なぁ、進化の秘法って知っているか?」

 

 

 




 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | ちょっと人生謳歌  |
 |   byステル  |
 |__________|
    ∧ ∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づ Φ

補足
進化の秘法の欠片はオリジナルです。半進化獣もオリジナルで考えました。この欠片は名前の通り、進化の秘法劣化版って感じです

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龍介VSオークキング 7

50話デス。アシガイタイデス。

前回のあらすじ
おかしいやつでてきた
戦った
劣化進化の秘法だった
QED
   はいっ



「進化の……秘法?」

「聞いたことないわね……」

「知らないっす」

「ひひっ……しらねぇな……」

「知らないな(わ)」×9

 

 皆知らないか……

 

「進化の秘法……どこかで………」

 

 クリスがそうポツリと呟く

 

「進化の秘法は、500年前……簡単にレベルが上がるアイテムが錬金術師によって作られた物だ。その副作用は、進化の道をゆがめられ魔物に変化してしまう。その頃のヒューマ帝国の皇帝が解決したんだが……今回のオークキングはその進化の秘法が使われている」

「あぁ、たしか、城の資料に似たような本がありましたね………たしか題名は……500年前の悲劇……」

 

たしか、アルマも言ってたな。悲劇って。

 

「おそらくそれだろう。そして、これは超劣化進化の秘法。これを埋め込まれた奴は自我を失って、本体に操られる人形になる」

「なんて恐ろしい…………」

 

Bランク冒険者達の顔に不安の色が見え始めた。しかしAランク組はこれといってなにも無し。むしろエッジは『楽しみが増えた!楽しくなってきたー!』って顔してる。リックと比べるとやや熱いな。

 

「でも、どこからそんな情報仕入れたっすか?」

 

まぁ、気になるよな………どういう言い訳をしようか………あっ

 

「知り合いに教えてもらった、とだけ言っておこう」

「ほぇ~……いい伝手をもってるってことすか?羨ましいっす」

 

死神くんは面白いことだらけっす!ビックリ箱っすね!とカルネのテンションが謎に高い。え?なに?オークキングの影響か?Aランクって戦闘狂ばかり?

 

「別に、伝手の5個や6個、普通だろ?」

「伝手は普通、1つや2つ。空間魔法持ちの魔物使いで、本気を出す素振りが見えないっていうので十分お腹いっぱいよ」

 

パラネラが呆れたようにため息をつく。

 

「リュウ!帰ったら頼みたいことがあるんだ」

 

エッジがテンション高いまま絡んでくる。頼みたいこと?手合わせか?

 

「帰ったら是非とも手合わせしてくれ!リュウみたいな魔物使いは初めてだからね」

 

やっぱりか。変なフラグにならなければいいが………

俺、帰ったら手合わせするんだ………うん、フラグになるかよく分からん。

 

「無事に帰れたら、な」

「縁起でもないことを言わないでくれよ。絶対に無事に帰れるさ」

「今回の敵が、何回も復活するAランクモンスターだったとしても?」

「………きっと、おそらく、たぶん……皆!手足の一本や二本、覚悟しとこう」

 

自信無くしてんじゃん!弱気じゃん!

 

「じゃあ、死神くんはオークキングに勝てないって思ってるっすか?」

「そんなわけないだろ?戦うのが楽しみでしょうがないさ」

「どんな強者にも勝負を挑む、その域に達したらAランクは目の前っすよ」

 

なるほど、つまりAランクは少なからず戦闘狂と………むしろ戦闘狂じゃないとなれないのか?

 

「それで、その知り合いの方は何て言っていたんですか?」

 

ま、気になるだろうな。

 

「ざっくり説明すると、ジャミラスの置き土産で、進化の秘宝が使われた。500年前の再来にならないように回収したい、って感じだな」

「それは……」

「信用できないのはわかる。だが、壊すと瘴気を振りまくらしくてな、徹底的に浄化しないといけないんだ。それができるのは彼女達だけだ」

「あ、いえ……500年前のことを知る人がいたなんて……それに浄化が使えるのは聖女だけのはず……」

 

あ、そっち?あと聖女なんていたんだ。

 

「いないとも言えないだろ?まぁ、戦利品は倒した人、もしくは話し合いってのが冒険者のルールだろうからな。買い取ることも考えているさ」

「素材はすべてギルドが買い取り、買い取り金額を皆さんに分配する予定です。この前お話ししたように、討伐数に応じて金額は増やします。進化の秘宝は1度ギルドで調査したいですね……手間がかかりますが、そのお知り合いのか方にはギルドに来ていただいて、その場で浄化していただくよう頼めますか?」

 

調査ってことは資料が残る、か…… もしその調査で材料がわかってしまったら………

 

《非常にめんどくさいことになるね》

『ステル、なにさらっとこころの声に入ってきてるんだ?プライバシーの侵害だぞ』

《安心してくれよ龍介、この世界に来た時点でそんなものは存在していないよ!》

 

なに1つ安心できねぇ!悲報、プライバシーなんてなかった。

 

『で?こんなコントをしに来た訳じゃないだろ?どうするんだ?』

《そうだそうだ、ちょうどよかったんだ。祭壇を見てくれ》

 

 ちょうどいい?祭壇がどうしたって……あっ……

 

=================

神秘の祭壇 LvMAX

 

次のレベルまでの必要魔力

 --/--

 

現在の効果

神への供物

降臨

=================

 

 降臨、つまりそういうことか。

 

《そういうこと。これで証明できるね!でも調査させるのはちょっとやばいかな……この件が終わったらすぐ祭壇にその子を連れてきてね》

『了解、とりあえずオークキングをしばき倒してくる』

《よろしくね、君が協力してくれてアルマも喜んでるよ》

 

 それは良かった。

ちなみにこの間0.5秒らしい。去り際にステルが教えてくれた。

 

「ま、何はともあれ、オークキングを倒さなきゃな」

「そうですね。とりあえず作戦通りにいきましょうか」

 

 

 




 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | ちょっと外界旅行  |
 |   byステル  |
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社会人になり、仕事が楽しいと思う反面、足がいたくてヤバイなって思う。社会ってきびちい( ´,_ゝ`)

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龍介VSオークキング 8

51話!もう、書く時間が……結構限られてるしこう、想像力が枯渇してる気がする。

前回のあらすじ
進化の秘法について説明した
祭壇でステルが降臨できるようになった
ぱっぱらぱ~
 ↑
疲れのための錯乱


 作戦は単純明快、夜中に奇襲をしかける。オークの住処によって細かいところは変わるが、基本、Bランク3人+Aランク1人のグループを3つと、Aランク2人+俺+従魔達の計4グループ。内1グループはローグ率いる隠密に特化したグループだ。俺のグループに至っては戦えるスライム達を大量に投入する予定だ。

奇襲のタイミングは草木も眠る丑三つ時、オーク達は見張り以外、皆寝静まった時。隠密グループが速やかに見張りを排除し、俺たちが攻めこむ。ざっくり言うとこんな感じだ。まだオークの住処まで距離があるし、時間もある。

 

「とりあえず、作戦通りに行くと考えていてください」

「しかし、今回いくらかオークを狩っているだろ?警戒されてるんじゃないか?」

 

そう、今回俺たちは道中でオークを狩っている。つまり、あっちからしたら行方不明者が出たってことだ。警戒されてる可能性が非常に高い。オークキングも馬鹿じゃないんだ。きっと警戒しているだろう。

 

「今はなんとも言えません。ですが、詳しいところを考えるのは、住処の詳しい情報が集まってからでも遅くありません。またその時考えましょう」

「………しかし、増えてきたな」

「ああ、まただ」

 

時間がたつごとに増える半進化獣:オーク。強力な洗脳で痛覚を気にせず、1度2度復活する死を恐れない兵士。厄介この上ない。しかも本体のオークキングはそれ以上と思われるときたもんだ……あれ?

 

「なぁ、もしオークの住処に劣化進化の秘法が使われたオークで溢れていたとしたら……」

「したら?」

 

 エッジ……わかるだろ!よく考えるんだ!

 

「自由に操れるし自我がないんだ……となると睡眠なんていらないし……させないんじゃないか?」

「…………ありえる……」

「ありえるわね……」

「ありえるっすね……」

「…………とりあえず、倒しましょうか……」

 

 確かに超劣化進化の秘法モンスターは増えたが、さすがAランク冒険者。その戦いは目を見張るものがある。進化の秘法云々を差し引いても負ける気がしない。

 

カルネは氷魔法なのか、特殊スキルなのか分からないが、自分のガントレットに冷気をまとわせて戦うようだ。カルネが殴った箇所は瞬く間に凍りつき砕け散っていた。その温度の低さから、カルネに細氷が出来てキラキラ輝いて見える。氷姫の二つ名も頷けるな。

 

 エッジは稲妻形の、威圧的な形状で幅広の片刃剣……おそらく稲妻の剣。その剣に電気がバチバチッと走ったかと思うとエッジがオークの向こう側にいた。一般人には瞬間移動したように見えただろうが、俺にはしっかり見えた。足に電気を纏い走りだし、オークに触れるところが。纏うというより電気と融合していた?ならあのスピードも頷ける……か?速そうなのは分かったが体の負荷がヤバそうだな。

エッジが接触したオークは焼け死んでいる。理由は簡単、オークの体に高圧の電流が流れたっぽかったから。さらにさらに雷を飛ばすこともできるようだ。かすっただけでも厄介なようで、オークは感電。その後すぐに仕留められていた。

 

 パラネラは火魔法を使う魔法使いのようだ。メラを少し圧縮し着弾した瞬間に爆発するというオリジナルを混ぜていた。さらに、メラを細かくしてバギと混ぜて炎の竜巻を作っていた。この世界にもいたんだな、呪文をそのまま活用せずオリジナルを使う人。

 

 ローグは……高レベルの潜伏能力で後ろからバックスタブが得意のようだ。武器はナイフを2本、素早く後ろに回り込み、声も上げさせず仕留める。さすが、暗殺者な見た目してるだけはある。動きに無駄がない。

 

 クリスは回復専門で、例えどんな怪我でも直してた。しかも補助魔法、光魔法も使えるようでライムと一緒にバフをかけまくってた。意外だったのは杖に魔力をまとわせて殴ってた事だな。殴られたオークは場外へ……もちろん頭だけな。脳筋かっ!と思ったけどAランクは脳筋の集まりだったの忘れてた……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 オークの住処から100mほど手前、時刻は夜12時。オークの拠点は意外と大きく、丸太を使った簡易的な防御壁、泥を乾燥させたブロックで作られた家……いっちょ前に集落してる。しかし、意外なことに見張りはほとんどいなかった……えっと見張りは……20でその全てが準進化獣か……たったこれだけ?よほど自分に自信があるのか……罠か、ただのアホか……一体どっちだ?

 

「これは……」

「罠……にしては……」

 

 罠にしてはあからさますぎるか?だからといって何も考えなしってわけじゃないと思うが……

 

「家のオークを集落に入れてみるか?同族だからうまく情報が出せるかもしれない」

「それはやめときましょう……うっかり場所がバレるかもしれません。この少なさで特に動きが見られない場合は奇襲を仕掛けましょう。時間まで怪しい動きや怪しい所などがあったら報告お願いします」

 

 となると、このまま待機だな。スライム達のモチベーションあげるために全員なでとくか。かわええのぉ~、かわええのぉ~

 

「今の死神くんの顔、すごく犯罪級っす」

 

 失礼な……そんなわけないじゃないか!

 




 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | ちょっと泣きそう  |
 |   byこっとん |
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    ∧ ∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づ Φ

毎日疲れていかえってきて、小説を書いてますが……こう、早めのスランプ?いや、もうちょっとがんばれますね。ガンバります。

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龍介VSオークキング 9

52話!もう、ギリギリぃ!書いてたらもう日曜日になったよ、眠いよ。頑張ろ^q^

前回のあらすじ
大雑把に作戦決定
Aランク組の戦闘シーン
龍介のスライムを撫でるときの笑顔は犯罪級
ぐへへへ、ふへへへ


 あれから時間が経ち、大雑把にオークの拠点を把握することができた。まず普通の家とは違う一回り大きな家。これは多分オークキングの家だろうと判断。更にオークが武器を持って家の中に潜んでることがわかった。何で分かったかというと、定期的に家から半進化獣:オークが顔を出して周りの様子を確認しているからだ。バレバレすぎて逆に、それすらも罠かと感じるレベルだった。罠じゃないとしたのは、すべての家のオークが警戒のため顔を出したからだ。

 

 このことから少し作戦に変更があった。本当は隠密中心でオーク達に悟られず、と言うか見張りを排除しつつ攻略しようとしていた。だが、ほとんどのオークが家の中で待ち構えていた。となると、隠密しながら奇襲しても効果が薄いと判断した。ならば、俺のスライムベス達を大量に配備し、一斉にメラミを使い燃やし尽くすのが楽だろうということになった。パラネラがオークキングの家にメラゾーマを放つのを合図に、ベス達が一斉に撃つ。そこから始まる殲滅戦……のはず。

 

 今回参加させるスライムは、スー、ライム、ナイト、ベス60匹、コマンダー6匹、ホイミスライム12匹。あとスライムじゃないけどレム。ベス10匹にコマンダー1匹、ホイミスライム2匹を付けて、しっかり回復、統率できるように指示した。

 

「良いか?皆、そろそろ時間だ。あの家にメラゾーマが当たった時、他の家に一斉にメラミを撃つんだぞ?あと、常にいのちをだいじに、だ。危なくなったら逃げてくるんだ」

『『『『『『はーい!』』』』』』

 

 ちなみにベス達の中には、火魔法のレベルが4でメラガイアーまで使える子がいるが、60匹もいるんだ。メラミで十分だろう。まだ手の内は隠しときたいし、MPが足りない子もいるしな。

 

「じゃあ、それぞれ持ち場へつけ!」

 

 ベス達がポヨンポヨン跳ねながら持ち場に付くために移動する。後は、レベルを5にあげた気配察知を駆使していち早くキングを討伐するだけだ。

 

気配察知==============

気配を察知することができる

気配察知距離300m

==================

 

『グループ1、持ち場に付きました!』

『グループ2、到着!』

『グループ3、配置につきました!』

『グループ4、着きました〜』

『グループ5、ヘルホーネットがいたので瀕死にしました!どうしましょう』

『グループ6、ストロングアニマルがいたので瀕死にしときました!どうしますか?』

 

 配置についたな。最後の2グループ、グッジョブ。

 

『グループ5、6ナイス。悪いが2匹ほどで連れてきてくれ』

『『ラジャ~』』

 

「一応準備はできた、がちょっとまってくれ」

「何か不都合があったの?」

 

 俺のグループはエルネスト夫婦。エッジがどうしても、どうしてもパラネラから離れたくないってクリスに泣きついた結果である。まぁ、クリスは端からこの二人は固定で組ませるつもりだったらしいけど。

 

「いや、ちょっと新しい仲間が増えるだけだ」

『『おまたせしました~』』

「よくやった。テイム」

 

< ストロングアニマルのテイムに成功しました >

 

< ヘルホーネットのテイムに成功しました >

 

「こうやって従魔が増えていくのか……」

 

『『配置につきました!』』

 

「よし、本当に準備完了だ」

「それじゃ行くわよ……ふぅ~……メラゾーマァ!」

 

 直径が7メートルを超える炎球。その炎球から炎が飛び出しては取り込まれ、また飛だす。まるで太陽のプロミネンスようだ。かっこいい。その炎球が速くも遅くもないスピードで、でかい家に直撃する。

月の全くない夜を巨大な火柱が明るく照らす。それと同時にいくつかの家から小さめの火柱が上がる。メラゾーマと比べると小さい火柱なだけでだが……

 

「一応成功だな」

「気配察知の範囲にかかってた家から反応が全部消えた。確実に死んだな……あ……」

「どうした?」

「復活した……のよね?」

「ああ。しっかり全部復活した」

「「めんどくさいな(わね)」」

「全くその通り、だがうちのベス達が燃やし尽くすだろう」

 

 ちなみに今も火柱は上がっている。気配察知で見ると反応が出たり消えたりしている。それが2、3回続くと反応がなくなった。

 

「反応が消えたな」

「スライムベス……強くないか?」

「他の家にも撃ち続けてるわね……魔力は底なしなの?」

「自慢の子だ」

 

 実は魔力具現化で作った魔力の塊は、飴のように舐めることによって魔力を回復できるんだ。

 

「それじゃ俺たちもがんばるか。パラネラの勇姿を目に焼き付けるためnッ~~~~」

「ふざけてないで、速く行くわよ!」

 

 相変わらずかっ!くそうイチャコラしやがって!ん?気配察知の端っこに強力な気配が?これは……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:オークキング

 

 我はかつてオークジェネラルだった。我は力を欲していた。必死に特訓をした。なりふり構わず特訓した。しかし、成長に限界を感じていた。力がほしい!家族を、同族のすべてを守れる力が!そんな時、我の前にやつは現れた。

 

『力が欲しくはないか?魔物の国を作るためにその力を振るわないか?そのままではその才能が潰れてしまう。それが許されて良いはずがない!お前はもっと強くなるべき存在だ!』

 

 結果、我はジャミラスの話に乗った。彼が渡してきたものは拳大の黒い石。これを埋め込まれた瞬間、体中に激痛が走り、死ぬかと思った。しかし、体の底から力が湧いてくる。オークキングに進化した。なんでも出来るようナ気がする。これで、すべてヲ支配すル、支配出来ル。オークの王として。すべてを統括シ、世界ノ王ニなれル……

 

『ハハハ!良いぞ!その調子だ!そうだ!魔物の魔物による魔物のための国をつくるんだ!ニンゲン共を駆逐するんだ!』

 

 人間、ソウダ、奴らがイる限リ、我の天下はコない。人間は弱いくセに、よく群れる。弱いくせに、ソノ勢力をは広イ。我はこの森の、極一部シか支配できてイナいのに……自分はこんなニモ強いのに……納得できナイ……

シカシ、まだ我が配下ノオーク達が弱い。強くするためにはどうスルか……我の力をかシテやればいい……黒い石の欠片を……これで最高の力が手に入ッタだろう?強化オークヨ、我のためニ働け、我は王ダ!いずれコノ世界の支配者、魔王、いや覇王ニナルのだ!

 

 あれカら数週間ゴ、ジャミラスは人間を攻めに行クと言って、帰っコナかった。人間に殺られたんだロウ……あいつは弱かった、タダそれだけだ。我は違ウ。まだその時期ではナイのだ。

 

 配下からの報告デ、強化オークが帰ってコないようだ。森の魔物に殺られタか、人間に殺らレたか……どちらにセよ、使えない……強化サれたのに殺られるトハ、オークの恥さらしヨ。我はそんなヘマはしない。念のため、強化オーク達の見張りを強化シ、残りは各自家で待機。マぁ、もう少シで人間ノ村が手に入るのだ。それを起点ニ世界へ……

 

 そうほくそ笑んでいると、視界ガ赤く染まった……

 

 

 

 

 

 

 




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毎日疲れていかえってきて、小説を書いて……アイデアが浮かばず、土曜日の夜に急いで書き上げる。追い込みって、結構効果ありますよね。

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龍介VSオークキング 10

53話、もうやっべぇ、漫才てたらすすまねっ

前回のあらすじ
オークの拠点把握
スライムの出番来たり枯れ尾花
オークキング傲慢


 はっはっはっはっ……どこへ行こうというのだね?オークキングさんよぉ?

察知の隅に写り込んだ気配はやっぱりオークキングだった。大人2人分を越える身長、出た腹、切り株で作られた王冠、青色の毛皮、赤黒く染まったマント………なんか、すごくだせぇ……しかし、背中に背負った大剣はかっこいいな。黒いバラが彫り込まれた刃、バラから紫のオーラが滲み出てるのが得点高いぞ。

 

 そんなことは良いとして、とりあえずオークキングの足元に向かって大鎌を叩きつける。爆ぜる地面。直前にバックステップで武器を抜くオークキング。取り巻きとおぼしきオーク達もそれぞれ武器を抜く。

そう簡単に殺らせたはくれないよな…… 

 

 

===================

進化獣:オークキング 6 ♂ Lv40

 

ランク:A

 

HP:1224/1524

MP:453/453 

攻撃力:735   

防御力:853 

素早さ:402 

 賢さ:100 

器用さ:302

 幸運:25

スキル================

・剣術   Lv4 ・ダッシュ Lv3

・豪腕   Lv2 ・格闘術  Lv2

・並列思考 Lv1 ・並列行動 Lv1

・気配察知 Lv3 ・性欲増強 LvMAX

特殊スキル==============

・狂化   Lv1 ・怠惰   Lv1

===================

 

=====================

半進化獣:オークジェネラル 3 ♀ Lv23

 

ランク:B

 

HP:546/676

MP:348/348 

攻撃力:564   

防御力:422 

素早さ:397 

 賢さ:224 

器用さ:354

 幸運:79

スキル==================

・剣術   Lv3 ・気配察知 Lv1

魔法

・回復魔法 Lv2

=====================

 

=====================

半進化獣:オークジェネラル 4 ♀ Lv25

 

ランク:B

 

HP:536/636

MP:328/328 

攻撃力:464   

防御力:522 

素早さ:407 

 賢さ:204 

器用さ:334

 幸運:99

スキル==================

・剣術   Lv3 ・気配察知 Lv2

魔法

・回復魔法 Lv2

=====================

 

=====================

半進化獣:シャドウオーク 3 ♀ Lv20

 

ランク:B

 

HP:256/476

MP:448/448 

攻撃力:364   

防御力:322 

素早さ:697 

 賢さ:324 

器用さ:654

 幸運:52

スキル==================

・暗殺術  Lv3 ・気配察知 Lv2

・気配遮断 Lv2

魔法

・闇魔法  Lv2 

=====================

 

メスばっかり侍らせやがって!うらy……けしからん!万死に値する!魔物ですらリア充なんて………ギルティ!豚肉は出荷よー。

「我の邪魔をスルか……劣等な人間ヨ」

「……喋れるのか……」

「その程度、完璧で崇高な我に出来ナいと思うたカ?これだから人間ハ愚かで愚鈍なのだ」

「その割に片言だな」

「ほざケ!その余裕ナ態度、すぐに後悔スルことになるぞ……1人で我らに勝てルと言うのカ?」

「誰が1人だって?」

 

 ルーム発動!俺の横にシンプルイズベストな扉が生えてくる。

 

「ムっ!?何だソれは!」

「さて、なんだろうな?」

 

 従魔達カモーン!メタルスライムを中心にオークキング以外を各個撃破!

すでに我がメタルスライム達の防御は1000を超えている。ちょっとやそっとでは傷はつかないはずだ。ホイミスライムも付けてるし、MP回復飴玉も持たせてるし、いい経験値になるだろう

 

『レム、出てこい!』

『お呼びでしょうか?』

『他の従魔達の援護を頼む』

『それでは主様の援護が……』

『俺は…………やばかったら頼む』

 

「ソイツらは何だと聞いている!答エろ!」

「うるさいな……その質問、今はじめて聞いたぞ?ほんとに完璧で崇高なのか?」

「黙レ!群れるシか能のない劣等種が!」

「そんなことはどうでもいい。どっちが劣等種かは……命のやり取りで決めよう」

「ふんっ!命のヤり取りなンぞする必要もない、我ノ勝ちに決まっている!」

「そんな余裕丸出しでいいのか?ヒャダルコ、メラガイアー」

 

 通常の3倍の魔力を込めたヒャダルコ発動。その凍てつく冷気は、草木を芯まで凍らせる……が、オークキングの体の芯までは凍らせられなかったようだ。それでも膝の位置まで厚い氷が覆う結果となった。

 次にメラガイアーを唱える。その掌大の火球は酸素を混ぜ込むことによって高熱となっており、あまりの熱量に数メートル離れた草木まで燃え、炭と化す。消化は後でやればなんとかなるなんとかなる。しかし、近くで戦っている従魔達に影響はないようだ。オークジェネラル達は熱そうだがな。それをオークキングに投げつける。

 

「ヌ、おォぉぉおおぉぉぉ!?」

 

 あ、氷割ってけた。しかし甘い!

 

「爆ぜろ!」

 

 そう叫んだ瞬間、拳大の火球が大爆発を起こす。なぜかっていうと……まぁ、そう設定したんだけど。いや~いけるもんだね~、時限式。

 

進化獣:オークキング 残機5

 

「お、おのれ……小賢シい!その、ような手を使うこトでしか勝てない劣等種ガ!」

「チョットナニイッテルカワカラナイ」

 

 ステ―タスの賢さ=リアルの賢さじゃないってのがよくわかるなぁ

 

 

 

 

 

 

 




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追い込みって、本当効果ありますよね。

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龍介VSオークキング 11

54話 うまく書けてるかわからねぇ

前回のあらすじ的な
オークキング逃げてた
リア充とかマジ爆ぜろ
爆ぜた
(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))


「フンッ!!」

「おっと、危ない危ない」

「劣等な種族ガ!その余裕、いつまでモ続くと思うナ!」

「意外と紙一重だったりしてな」 

「見え透いタ嘘ダナ。シカシ、そのスタミナがそう長く続くワケがない!我と戦ったことを後悔しながらシネ!」

 

 ちょっと、あからさま過ぎたかな?でもこいつ、そればっかしか言わないんだけど…………愚か、劣等、余裕はないぞ、そればっかり。そのくせ奴の剣はかすりもしない……あいつの素早さが俺より低いからなのか、剣術のレベルが俺の方が上だからなのか分からないが、オークキングの攻撃が鈍く見える。

 

「はぁ……ハぁ……ば、バカな……我が……人間なんゾにぃ……」

 

 こいつ絶対キングになってから自身の訓練とかしてない系だな。俺はまだなにもしてないぞ?巨体を制御しきれてないだろ。

つまり太りすぎ。息が上がってるのがその証拠だろう。もしかして……ステータスって、体の鈍りとかで下がったりするのだろうか?

 

そろそろ反撃したいんだが……剣が邪魔でなかなかいい手が出せない。俺はあの剣がほしい。なぜなら、かっこいいからだ!黒薔薇の大剣。なんか、ダークな感じって良いよね。中二病だって?大いに結構。人は誰しもかっこいいものに惹かれるものだろ?特に男はさ………

「ヒャダルコ」

 

てなわけで、また足止め。

 

「っ!!まタか!先ほど効果がナかッタのを忘れたか……!?」

「そりゃあな……さっきと同じわけないだろ?」

 

魔力をさっきの倍にした特性ヒャダルコだ、よく味わえ。

 

「ぐおおオオお!」

 

 6倍の魔力だ。さっきとは比べ物にならない冷気だろう。こっちは全然わかんないけど……その証拠に、オークキングは胸まで凍ってる。足の方は芯まで凍ってるか?あ~微妙だな。オークキングが剣を振り回してるせいでよくわからないが、多分足首まで芯いってるな。

 

「メヒャド」

「ごふっ……卑怯、者め……」

 

 光線が五つ、無慈悲な暴力がオークキングを襲う!オークキングの右肩と右顔面、脇腹、その他もろもろを消し飛ばした!

 

進化獣:オークキング 残機4

 

 しかし卑怯者か……どこをどう見たら卑怯なのだろうか?魔法が卑怯だと?使えるものを使って何が悪い!

 

「……なぜだ!ナゼ!勝てない!クソ!くそ!クソ!くそ!クソ!クソぉぉぉぉぉぉ!」

 

 もともと剣がかすりもしない人物に対して、滅多斬りは悪手だと思う。なにしろ剣筋が適当で、鋭さの欠片もない。異世界生活が数週間目の俺でも剣の動きが予想できる。オークキングの剣を、大鎌で逸らして……すかさず斬りつける!

 

「!? グあッ!」

「ちっ!」

 

 右腕をきり飛ばせた。よし、この調子で残機を減らす!人間舐めるなよ!

 

「ぐぅっ……ナ…ゼだぁ!ナゼ我は……我は人間なんゾに!この力があれば、人間に負けるはずが……」

「お前、あれだろ?自分の訓練とか、そういうのサボっただろ?」

「何だト?支配者なる我が、そノようなことをスる必要があるとデも?」

「怠惰だな、そして浅はかだ」

 

 多分こいつステータスが下がってる原因は、自分の力に酔ったことだ。

それに、ここ以外にも支配の範囲を広げようとしているが、それは力で支配する圧政のようなものだ。例えオークキングが人間の王に代わり支配したら、まずクーデターなり暗殺なりで消されるな。

つまり、オークキングの天下は、このオークの村でしか続かない。

 

「まさに、井の中の蛙だな」

「何を訳の分からぬコとを……」

「要するに、お前は政治を知らなすぎるってことだ!」

「我を愚弄するか!!」

 

怒りで我でも忘れたのか?大剣を地面に突き刺し、何のひねりもない突進をかましてきた。もちろん、当たってやる必要はないので避け、大鎌でオークキングの腹に付いている3分の1の肉を大幅カット。

 

-ボトッボトボトッ!-

 

その傷口から血と臓物がこぼれだし、地面をぬらす。

 

「ぐ、ふっ……ごぁァ、あ……」

 

 やったね!ダイエット成功。ただ、お前はもう死んでいる。とどめの一撃、相手の頭蓋骨は砕ける。

 

進化獣:オークキング 残機3

 

「おぉォォォォォォ!!シねぇ!」

 

 大剣をつかみ、地面ごと振り抜くオークキング。目潰しか。

 

「死ね!死ネ!シネ!しねぇぇェェェ!」

「そんなに声を出してると、目潰しの意味を成さないんじゃないか?」

 

 目潰ししてるのに前から大声が聞こえてきたら、斬ってくれって言ってるようなものだろ。それに

この目潰しで目を瞑ることになっても、俺には気配察知がある。つまり、何をしようと詰みってことだ。

いまだ、同じところに大剣を叩き続けてるオークキングの後ろにステンバーイ……ステンバーイ……

 

「GO」

「ごっ……」

 

 投擲した魔鉄のナイフがオークキングの喉を貫く。せめての足掻きか、オークキングが大剣を投げようとするが、途中で力が抜けたように下がる。 

 

「がっ……ゴフッ、ぐ……ごボッ……」

 

 俺は大鎌を水平に振り抜く。数秒後、ゆっくりとオークキングの頭が地面に落ちる。すぐに頭は溶け、体が再生する。

 

進化獣:オークキング 残機2

 

さて、ラストスパートだ。




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龍介VSオークキング 12

55話。残業ガガガ・・・・

前回のあらすじ的な
オークキングを圧倒!
圧倒!
圧倒っ!!


オークキングの残機は残り2。スライム達がジェネラル達を無事に撃破したようで、オークキングと俺を取り囲むように様子をうかがっている、というか完全に観戦してる。あ、仲間の冒険者の姿もみえ………できるだけ近くで見たくて前に出てきたスライム達に揉まれて後ろの方に流れていった。従魔大放出してるからなぁ。その数は400を越えてる……ビッグスライムに挟まれてたけど大丈夫かな?……なーむー

 

 

「……お前は……慕われテいるのだな……」

「当たり前だ。俺の家族だからな」

「……家族、カ……我は……力で負け……そしテ、上に立つ者トしても負けているのだな……」

 

なにか諦めのような、そんな目をしたオークキングが遠い空を眺める。そして剣を地面に突き刺し、座り込む。

 

「何の真似だ?」

「殺セ。我の負けだ……お前には何モかも負けている。力でも、王としても、負けている。もはや勝ち目はない。殺すがいい」

 

潔く敗けを認めるか。数十分前とは大違いだな。これで仕留めれば、依頼は完了が。だが…………

 

「断る」

「………なぜダ。まさか、見逃された弱き王として、このまま生き恥をさラせと言うのか?」

「そうは言わない。何しろ、お前は俺がテイムするからな。王じゃなくなる。俺の仲間だ」

 

そもそも、討伐しなくてもオークキングの脅威がなくなれば依頼は完了だろう。

いやー、負けを認めてくれるなら簡単だ。運が良い。

 

「……それこそナゼだ?我など、お主と比べれば弱……」

「何を言ってるんだ?それを言うと、周りのみんなは俺より弱いぞ?」

「ぐ、そうだナ……」

「生きたくないのか?殺せと言っているが、内心死にたくはないだろ?」

 

死にたいと思う人でも、心のどこかで生きたいと思っている。だから、いざ死ねる瞬間が来ると、躊躇うんだ。感情があるものはみなそうだと思う。

 

「ぬぅ……」

「それに、強者に従う。よくある話だろう?しかも、厚待遇だと思うぞ?」

「……そうだナ………」

 

そう言うと、オークキングは剣を取り、こちらへ預け跪いた。これは騎士の誓いの儀式。オークキングの肩に剣の刃を置き誓いの文句を唱える。

 

「謙虚で、誠実であり、礼儀を守ることを誓うか?」

「誓う」

「裏切ることなく、欺くことの無いことを誓うか?」

「誓う」

「弱者には常に優しく、強者には常に勇ましくあることを誓うか?」

「誓ウ」

「己の品位を高め、堂々と振る舞うことを誓うか?」

「誓う」

「家族を守る盾となり、家族の敵を討つ矛となることを誓うか?」

「誓う」

「汝が騎士である身を忘れるな。我、汝を騎士に任命す」

「ありがたき幸セ。この身、朽ち果てルまで貴方に忠誠を……」

「テイム」

 

<オークキングのテイムに成功しました>

 

オークキングに剣を渡す。ふー、ネットサーフィンしててよかった。じゃなきゃこんなにスムーズにいかなかった。問題は、進化の秘法……これだけを浄化出来るのか?浄化したらオークキングも死にました!じゃ洒落にならん。

 

『終わったんだね』

「ああ」

 

ナイトが血に汚れた鎧を拭きながら近づいてきた。なぜか不機嫌だ。

 

「どうした?」

『別にぃ。ただ、先を越されたなぁって』

 

あぁ、誓いの儀式か。

 

「じゃあ、俺に剣を預けてくれるか?」

『!! 喜んで!』

 

ナイトが剣を渡してくる。先ほどと同じ質問をし、こう、締めくくる。

 

「汝が騎士である身を忘れるな。我、汝を騎士長に任命す」

『!?……この身朽ち果てるまで、たとえ朽ち果てたとしても貴方に忠誠を誓う』

「満足か?」

『清々しい気分だよ、主。力が湧いてくるみたいだ』

「そうか、それはよかった。それじゃあ戻るか」

 

こうしてオーク達の脅威はなくなり、わずかに残っていたオークをテイムつつ、クリスのいるであろうオークの集落に向かった。そこで事情を説明し、夜が明けるのを待って帝国へ帰った。

 

翌日、国に着くと俺と、ギルマス、サブマスが城に呼び出され、オークキングの脅威がなくなったことを説明した。

その時、証明としてオークキングを出したがこれが驚き。あんなに太かった体がほどよく筋肉がついたスリム体型になり、白銀の鎧に身を包んでいた。剣も白くなっていた。話を聞くかぎり、ルームの中でアルマが出てきて進化の秘法だけ浄化していったらしい。俺にありがとうと言っていたとか。種族はオークパラディン、Aランクだ。

どうやらナイトも変化し、ルーンナイトになったとか。ルーン、まぁ日本語なんだけど……それを空中に綴ったり、物に綴ることによってそれを発現させられるとか。ちなみにBランク。

 

このあと解散した。

 

 

 

 

 




 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | なかなかな長編だった  |
 |   byこっとん   |
 |____________|
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生産職の道のりは厳しいね。

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VSオークキングのその後

56話。ステータスが半分以上を占める事案発生。俗に言うステータス回です

前回のあらすじ的な
オークキング戦集結
オークキングテイム
そして進化


 ルームでステータスの確認だ!

浄化によってパラディンになったオークキング。すべてのステータスが結構あがっていた。

 

===================

オークパラディン ♂ Lv1

 

ランク:A

 

HP:1924/1924 ↑400

MP:703/703 ↑250

攻撃力:985 ↑250

防御力:1253 ↑400

素早さ:632 ↑230

 賢さ:270 ↑170

器用さ:464 ↑162

 幸運:76

 称号:邪神の加護

 

スキル================

・剣術   Lv4 ・ダッシュ Lv3

・豪腕   Lv2 ・格闘術  Lv2

・並列思考 Lv1 ・並列行動 Lv1

・気配察知 Lv3 

魔法

・光魔法  Lv3 ・回復魔法 Lv1

特殊スキル==============

・誠実   Lv1

呪文=================

・デイン   ・ライデイン

・ギガデイン

回復

・ホイミ

===================

 

誠実================

誠実に生きることを誓った者が取得でき

るスキル

精神汚染に強い耐性を持てる

==================

 

邪神の加護=============

邪神に魅入られたものに与えられる称号

最大ステータス+100

==================

 

 こうなった。はっはっはっは!化けもんだな。

という俺にも邪神アルマの加護をもらってる。

 

====================

リュウスケ・ササキ 男 Lv74 ↑13

 

種族:人間 15歳

 

職業:スライムマスター

 

HP:1175/1175 ↑519

MP:1263/1263 ↑630

攻撃力:904 ↑392

防御力:1063 ↑525

素早さ:1159 ↑632

 賢さ:916 ↑389

器用さ:1015 ↑429

 幸運:****

 称号:シャルムとタイステルの加護

    戦闘狂

    闇の神エレナの加護

    光の神ルーの加護

水の神レイクの加護

    邪神アルマの加護

    魔物の心友

    スライムの理解者

    神々の飲み仲間

 

SP:73 ↑65

====================

 

 なんてこったパンナコッタ。俺もけっこう化物だな。

 

邪神アルマの加護============

アルマに気に入られと親しくなったものに与

えられる称号

最大ステータス+300

====================

 

 すげぇな、邪神ってすげぇのな。

 

====================

ナイト Lv1

 

種族:ルーンナイト

 

ランク:B

 

HP:688/688 ↑300

MP:638/638 ↑500

攻撃力:644 ↑300

防御力:779 ↑300

素早さ:680 ↑300

 賢さ:655 ↑300

器用さ:726 ↑300

 幸運:ƒ¡a

 称号:正体不明

邪神の加護

 

SP:100 

 

スキル=================

・身軽   Lv4 ・ダッシュ Lv3

・気配遮断 Lv3 ・気配察知 Lv4 

・剣術   Lv4 ・槍術   Lv3

・格闘術  Lv3 ・鈍器術  Lv2

・魔力察知 Lv3 ・隠蔽   Lv4

・騎士道  Lv2

魔法

・回復魔法 Lv2

耐性

・物理耐性 Lv1 ・斬撃耐性 Lv1

特殊スキル===============

・自立   LvMAX ・ルーン  Lv1

呪文==================

回復

・ホイミ  ・ベホイミ

特技==================

・ルーンの発現

====================

 

騎士道=================

気風・道徳・忠誠・武勇を重んじることによ

って己を高める

精神汚染に強い耐性を持てる

====================

 

ルーン=================

古代の文字を魔力で綴ることによってそれを

表すことが出来る。

1文字に使う魔力消費量は50

====================

 

 こっちもこっちで強くなってる。特にルーン。これがどこまでの範囲発現させられるのか、威力をあげられるかによって変わってくるが、この魔力の消費量は多いと思うから期待できそう。ただ問題は……

 

「ナイト、古代文字、えっと……日本語って解るか?」

『う~ん~……うっすら?書き方は解るよ。けどそれがどういう意味かはちょっと……使ってみないとわからないかなって感じ?』

 

 レベルが1なのが原因か?これは日本語を教えなきゃな。

 

「それじゃ、今度日本語の勉強だな。良かったよ古代文字が俺の国の言葉と同じで」

『古代文字が母国語ってことは主は古代人?』

「いや、普通の人間だ」

『普通……?これだけの従魔(家族)がいて普通?あり得ないと思うよ?』

『主は規格外~』

『うん……まさに、人外の粋……』

 

 スーとライムまで失礼な。俺ほど人畜無害な人間はいないだろう。

 

『人畜……無害??』

 

 ……そういうことにしといてくれ。

それはそうと、今回の戦いで進化した個体が非常に多かった。

・スライムマデュラ×13

・クイーンスライム×6

・ジュエリースライム(青)×6

・ジュエリースライム(黄)×4

・オークナイト×1

・オーク魔術師×1

・刺突ウサギ×2

・ポイズンキラー×2

・メタルスコーピオン×1

・ディープバイター×4

 

ざっと説明すると、スライムマデュラはマデュライトとか言うものでできたスライムだ。

 

クイーンスライムはその名の通り、スライムの女王。

 

ジュエリースライムは赤と同じ。定期的にその色の宝石を生み出すらしい。

 

オークナイトはオークの騎士。オークパラディンの部下になる。

 

オーク魔術師は多数の呪文が使えるようになったメイジの亜種らしい。パラディンの部下予定。

 

刺突うさぎは刺すことに特化した突進うさぎ。

 

ポイズンキラーは二種類の毒を使うハチだ。

 

メタルスコーピオンはサソリアーマーのメタルバージョン。硬いメタルスライムほどじゃないらしい。

 

ディープバイターは始めてみるが海に関した魔物らしい。

 

こんなもんか。あ~そういえば明日、朝早くに皇帝に呼ばれてるんだ。リックが持ってきた指名依頼のやつだっけか?もう寝なきゃ……ギルドで報酬も受け取らなきゃ。明日は多忙……かな?あぁ、エッジとの勝負が……シリカとの食事が………多忙だな。

 

 

 




第・・回!教えてステルさん!

ス:「お久しぶりです」
こ:「はい久しぶりです」
ス:「何してたん」
こ:「何か・・・・めんどくさかった」
ス:「そのしわ寄せが来てるんですけど」
こ:「………………」
ス:「目をそらすな、目を」
こ:「こういうときもあるさ」
ス:「じゃあ説明行こうか」
こ:「もうダイジェストでよくね?」
ス:「ダメ」
こ:「いや……あの「ダメ」……はい」
ス:「ちなみにジュエリースライムは説明が一緒なので省きました」

オークキング============
オークの中の王。服装も特に立派でなく
全体的に地味な印象があり、王様の風格
は無い。形式にこだわらない性格
==================

ス:「オークだしね」
こ:「オークだからな」
ス:「……それだけ?」
こ:「この説明ですベてです」

オークジェネラル==========
オークの戦士の中の戦士。将軍にまで上
り詰めた個体。騎士道は一応あるようで
たまに正々堂々戦う。
==================

ス:「たまに正々堂々ってところがオークらしい」
こ:「ステルのオークのイメージがひどすぎワロリンヌ」
ス:「こんなもんでしょ」

シャドウオーク===========
体毛が黒く染まったオーク。
暗く狭いたところを好む性格の物が多い
ということがわかっている
==================

ス:「つまりニー……」
こ:「それ以上はいけない」

オークメイジ============
魔術を使えるようになったオーク。
魔法の種類によってローブの色が変わる
==================

オーク魔術師============
その力はどこかの王宮魔術師級と言われ
ている。多数の属性を操る
==================

ス:「ここの2匹はにてるね」
こ:「魔術師とメイジ……実際字が違うだけで意味は一緒だと思うんだけど……気にしたら負け。漢字のほうが強い」
ス:「オーク魔術師……オークー魔術師……オーキュー魔術師……王宮魔術師……これって……」
こ:「さーつぎいこー」

オークパラディン==========
聖なる力によって心がきれいになったオ
ーク。光魔法などを使いこなすことが出
来る
==================

ス:「つまりきれいなオークと」
こ:「そゆこと」

ルーンナイト============
古代文字を使うことが出来る珍しい魔物
はるか昔に作られたゴーレムだと言われ
ている
==================

ス:「日本語学んだら最強じゃね?」
こ:「最強になれる」

刺突ウサギ=============
突き刺すことに特化した細く美しい角を
持つウサギ。この角はよく装飾品として
重宝されるため、乱獲されている
==================

ス:「ランス状の角って感じ?」
こ:「ランスとレイピアを足して2で割った感じ?」
ス:「なるほど」

メタルスコーピオン=========
メタルスライムと同じ成分を含んでいる
ため、その体は非常に高い防御力を誇る
だが実はその成分は微量らしい。
==================

こ:「さそりアーマーって人が入ってたり入ってなかったりするらしいぞ」
ス:「毒を持っていないのはそういうことか……」

ポイズンキラー===========
前肢の鎌から毒を、尻の毒針から神経毒
を分泌し、毒とマヒの2つの状態異常を
使う厄介な相手
==================

ス:「この世界だと脅威だね」
こ:「一般人が出会ったら死ぬレベル」

スライムマデュラ==========
マデュラとはマデュライトのことで、マ
デュライトのボディを持っている。これ
はモンスターの力の源らしいが自身のHP
やMPを自動回復したりボディに宿る力を
周りに分け与えることはない。
==================

ス:「ケチ?」
こ:「いや、わざわざ周りにしてあげる意味」
ス:「現実は非情なり」

クイーンスライム==========
スライム界の美しき女王様。温かな微笑
みを浮かべているが、その実態は氷のよ
うに冷酷。キングスライムも尻にしかれ
ているらしい
==================

ス:「女は強し」
こ:「そゆこと」

ディープバイター==========
内海以外の深海や、下の世界の南北の外
海で出現する。強い鉄壁の防御能力を持
つことで有名
==================

こ:「こいつ初めてみたんだよな」
ス:「龍介くんの唯一のドラゴン系」
こ:「DQ6、少年ヤンガスに登場する、深海に生息する青いカメのモンスターらしい……DQ6ならやったことあるんだけどな……昔だからな~」
ス:「そういうときもあるって。で、強さは?」
こ:「戦闘ではあまり攻撃的ではなく攻撃力は低く、ボーッとしているだけのこともある。それでも、自慢の守備力を生かした身代わりを使って味方をかばうのは少々厄介らしい」
ス:「ほうほう、さすが亀。防御特化だね」
こ:「疲れたー、よし、寝よ( ˘ω˘)スヤァ」
ス:「ちょ、はやっ……あっと、ありがとうございました!」

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龍介、兵士の訓練に付き合う 1

57話!ちょい短めです。

前回のあらすじ
ステータス回
化け物量産
なんてこったパンナコッタ


早朝

 

「ん?なんだ?客?こんな朝早くに?」

 

俺はいつしかのように、ハイドゴーレムに揺すられ目を覚ました。

どうやら客人らしい。

 

「久しぶり、でもないかな。リュウスケ」

「………皇帝陛下……なんでこんなところにいるんです?」

「来ちゃった」

 

来ちゃったって………

 

「護衛とかは……」

「多分今も王のいない城を警備してるんじゃないか?これでも元Aランクの冒険者だったからそれなりに戦えるし大丈夫だろう?」

 

 ………頭いたくなってきた。問題しかないぞ。皇帝がこんなアクティブに動いて良いのか?あと皇帝何歳だよ。若く見えすぎだ………

 

「……父さん?」

「!?……リブロ……お前いつの間n」

「皇帝陛下をリュウスケ宅にて発見、後確保。至急、輸送隊を手配。ほら父さん、重臣達がお怒りですよ。明日まで説教は覚悟していてください」

「ん゛ーーー!むーーー!!」

 

 さすが、慣れているのか逃げようとした皇帝の全身をロープで素早く梱包。しかも、口に布を詰める徹底ぶり。この縄……キラキラしてるぞ?魔道具か?しかし、すばやい。ミノムシ皇帝の出来上がりだ。さすが、リブロ。親の扱い方がわかってる。

 

「やあ、リュウ。久しぶりってほどでもないかな?」

「あぁ、数日前にあったばかりだな。今日は指名依頼の話か?」

「そうだよ。城の兵士の訓練に付き合って欲しいんだ」

 

兵士の訓練か、うちのスライムの訓練にもなりそうだな。まさにWIN・WINの関係だな。

 

「この依頼の報酬は………「わかった。それはいまからか?」……決定が早いね。報酬次第かなとか考えてたよ」

「なに言ってんだ、友人の頼みを聞かないわけないだろ?なんなら、報酬も10Gでもいいぞ?」

「わかった、そこまで言うならそうしとくよ」

「お、おぅ」

 

男にぃ、二言は……ない…………もうちょっと高く言えばよかった……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 連れてこられたのは城の奥、その扉の1つをリブロが叩く。

 

「団長、リュウを連れてきました」

「ご苦労。入れ」

 

 リブロに続いて入る。そこには紫髪の女性が優雅なティータイムを過ごしていた。

下着で……

 

「団長、またそんな格好で……」

「あぁ、すまない……どうもこの開放感がやめられなくてね」

「それにしても、自分の部屋でリラックスするために服を脱ぐって、どうなんです?」

「そこは、人それぞれよ」

「良いから服を着て下さい」

 

 また、なんか特殊な人だな。ん?他に特殊な人は誰かって?、エッジだな。

 

「驚かせたわね。それで、貴方が最近噂のリュウスケ君ね?はじめまして、ヒューマ帝国防衛騎士団団長のバルバロッサよ」

 

 服って……ビキニアーマーかよ!下着姿とあんま変わんねぇな!それでも謎の防御力を誇るんだろうけど……

 

「死神のリュウスケだ、よろしく。リュウと呼んでくれ」

「そうさせてもらうわ。それで今回の件は聞いているわよね?」

「兵士の訓練に俺の従魔達を使いたいって話だろ?」

「えぇ。貴方の従魔達はみんな質が高いって評判なのよ?特にギルドの冒険者達に」

 

へー、そうなんだ……まぁ、俺の自慢の子達だしな。

最近また連携がうまくなった気がする。スライム達だけでなく、他の魔物達との連携もだ。

従魔達が今までより仲良くなっており、その従魔の生息地に遊びに行ったり、一緒に訓練したりしているらしい。

そういえば、キングとクイーンが進化していた。デミホースだったか?馬と魔物の中間らしい。称号に絶滅危惧種がついていたことから、きっとこの2匹だけなんだろう。これからも精進していってほしい。

 

 




教えてステルさん・ぷち

ス:「ついに第何回ってのが消えたね……あとぷちって……」
こ:「もう何回目か覚えてないし?説明もデミホースだけだからぷちで良いんだよ」
ス:「まぁ、そうだね」

デミホース===============
馬と魔物の間の子とも言える生物。
絶滅危惧種になっており、なかなかに珍しい
存在といえる
====================

ス:「ついに魔物堕ち」
こ:「堕ちとか言うな、憧れるだろ」
ス:「わからなくもないけど……まぁ、いいんじゃない?」
こ:「雑ぅ」

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龍介、兵士の訓練に付き合う 2

58話。なかなか始まらない訓練。次回!ついに!?

前回のあらすじ
客が来たと思ったら皇帝だった
簀巻で送り返された
騎士団の団長は個性的だった


 ヒューマ帝国防衛騎士団、約900名で構成される軍。主に国の治安維持に力を入れていて、その約6割がごく普通の騎士団をしており、残りの4割が私服警官のような感じで市民に紛れ込んでいるらしい。これにより約95%の犯罪を未然に防ぐ事ができているらしい。その割に裏道に入ると絡まれるんだが……これが残りの5%か…………

 ちなみに今日、訓練するは100名である。

 

「皆整列したわね?今日はゲストとして、最近活躍中の死神リュウスケに来てもらったわ」

 

俺の登場に団員達がひそひそと騒ぎだす。

 

「死神?あんな子供が?面白くない冗談だな」

「バッ!お前、知らないのか?たしか数百の魔物の首だけを斬り飛ばす、首コレクターだとかいったっけ?」

「いやいや、たしかスライムに恋愛感情をもつ変態じゃなかったか?」

「いやいやいや、ただちょっと態度がでかいだけで実力のある根は優しい子だと聞いたぞ?」

「「その噂は初耳だな」」

 

後であいつらには話をしなくちゃな。誰が斬首好きの首コレクターでスライムに欲情する変態だって?

 

「静かに!リュウスの従魔は非情に優秀で、先日魔物が攻めてきた時にも活躍し、今回のオーク討伐にも大きな活躍をしているの。さらに!今回の活躍でAランクになるらしいわよ」

 

「Aランク?」

「……俺は初めから分かっていたさ。あの子供がAランクになる逸山だってな……」

「「「お前さっき完璧に知らなかっただろ!」」」

 

「……それでは今日の訓練の説明をする!今回は実践を想定したものを予定しており、闘神の加護のかかったこの場所で行う。死なないからと言って、命を粗末に扱うことがないように!」

 

「サー・イエス・サー!!」

 

 100人全員による返事は凄かった。返事は気にしたら負けだろ。そういった感じで訓練が始まった。と言うか、俺Aランクになるの?初めて聞いたんだが……

 

-ピピピピピピピ-

 

「ちょっと失礼、-ガチャッ-もしもし?」

「おう、リュウ。昨日はご苦労だったな。突然なんだが明日、お前Aランクになるぞ」

 

通話が繋がるなり、グランがそんなことを言った。

唐突すぎて笑えない。

 

「俺も今さっき聞いて驚いてる」

「お、もう聞いたか。確か……」

 

 ギルマスの声が遠くなり、何かペラペラとめくる音が聞こえる。何にクエストを受けたか確認でもしているのだろうか?

 

「あったあった。騎士団の訓練に付き合ってるんだったな。しっかり鍛えたやってくれ。最近どうも気の抜けたやつが多くなってな……」

「ん?ギルマスは騎士団と何か付き合いがあるのか?訓練とか」

 

あの戦闘狂のギルマスのことだ、きっと戦いたいがために騎士団の訓練に参加でもしているんだろう。

 

「そうだ。俺は副業として騎士団の元帥をやってるからな。たまぁに訓練に付き合ってるぞ」

「元帥……騎士団の頂点だよな。副業って……」

「まぁ、そうだな。元帥になれば強い奴らと戦えると思ったんだが……正直微妙なところだ。それに書類仕事も増えるしよ……」

 

 副業でなんてものをしてるんだ……この戦闘狂が書類仕事とか……苦行だな。

 

「何度、やめようと思ったか……」

「辞めないのか?」

「皇帝に辞めないでくれって泣きつかれた。そこまでされて辞める訳にはいかんだろ?」

 

陛下の泣き顔……見てみたい、今度リブロに聞いてみよう。

 

「まぁそれはさておき、明日の正午。謁見の間な」

「ギルドじゃないのか?」

「Aランクはいわば英雄の域なんだ。皇帝陛下が直々に渡すんだ。他の貴族への宣伝にもなるしな」

「正直、貴族とはお近づきになりたくはないんだが?」

 

貴族至上主義みたいなのが少なからずいるだろうし、めんどくさくなるに決まっている。まぁ、そうじゃない貴族がいるのも解るが……

 

「気持ちはわからんでもないが、うまくやっていくしかない。諦めろ」

 

慈悲はないんですか!

 

「じゃ、そう言うわけだ………おい、クリス……その紙の山はなんだ?昨日と一昨日の書類?………くそ、一体いつになったら終わるんだ……これで3徹はいくぞ……」

 

そういってギルマスとの通話が切れる。おおかた、サボっていた分だろう。自業自得だな。

しかし……元帥か、ギルドマスターと併用か……そりゃ書類云々で潰されるに決まっている。

 

「リュウ、もう良い?」

「ああ、大丈夫だ。ん?」

 

 バルバロッサが俺の通話が終わった頃合いを見計らって話しかけてくる。右手には血のように真っ赤なハルバード……アマゾネスだな。じゃなくてその武器からなにか漏れてるような気配が………

 

「そのハルバード、何か特殊な素材を使ってるのか?」

「いい目をしているのね、鑑定でも使ったの?」

「いや、勝手に鑑定を使うのは失礼だとお思ってるんでな。そういったことはしないんだ」

「意外と紳士なのね。正解よ、これはマデュライトをふんだんに使ったオーダーメイドのハルバードなの」

 

 マデュライト……スライムマデュラの素材か?

 

「マデュライト?スライムマデュラのか?」

「あら、よく知っているわね。そうよ、このハルバートはマデュライトの効果を利用して、一定範囲の味方に効果が及ぶようにしたハルバードなの」

「魔道具なのか?」

「準魔道具ってやつね。普通の武器以上、魔道具未満ってところかしら?もちろんピンからキリまであるんだけどね」

「はじめて聞いたな、最近できたのか?」

「そうよ、魔物の素材を使って武器を作っていたら偶然できたらしいんだけど、つい最近確実に作れるようになったらしいわ。魔道具には劣る劣るけど、値段は安い方だから、買ってみてもいいんじゃない?紹介するわよ?」

 

 なるほど。しかし、そんなものがあったとは。つまり素材の能力を活かす武器か。これはいつか作るしか無いな。

 

「いや、俺の武器はもう揃えてるから大丈夫だ。必要になったらまた頼む」

「それもそうね。それじゃあ、兵士たちの訓練を始めましょうか。まずは10対10の訓練から始めるわ」

「ああ、最高か普通か最弱か。どれからが良い?」

「そうね……まずは無難に最弱からおねがいできる?」

「よし、それじゃあ始めよう」

 

 訓練スタートだ

 




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龍介、兵士の訓練に付き合う 3

59話。久しぶりに長くかけた気がする。

前回のあらすじ
騎士団の説明
Aランク初耳ぃ!
新しい武器の種類判明


「それでは、訓練を始めるわよ!訓練終了の条件は勝つこと!勝てば次の訓練まで休んでよし!また、5回連続で負けると特別訓練よ!心してかかるように!」

 

 バルバロッサの号令で兵士のための地獄の訓練が始まる。

 

 訓練その1

  兵士10人VS進化したてのスライム達9匹+スライムコマンダー

 

「そっちの2匹を頼む!こっちは任せろ!」

「グッ!腕をやられた!」

「回復します!ホイミ!」

「連携が厄介だが……思ったより余裕だな」

「おい!何が簡単だ!こっちのウォータースライム、剣を切り刻んでくるぞ!」

「がんばれ。ほら予備だ」

「おい!?」

 

 この時兵士達を相手するスライム達は、連携がやっと取れるようになったレベルの子達。まだ経験浅め。その点、兵士たちはよく連携が取れており、流石に低レベルのスライム達に遅れは取らなかった。中には、魔物を相手にしたことがない新人もいたようで、多少怪我はしたようだがきちんと回復魔法が飛んでいた。

あと、余裕とか思ってる奴、今はまだ弱いスライム達だぞ。これから地獄を見るかもな……ふっふっふっふっふっふ…………すでに数人、苦戦をしているらしいが。

 

この訓練による成果は、スライムが進化して従魔が増えたこと。新しい種類……と言って良いのかわからないが、スライムナイトが6匹、スライムブレスが4匹増えた。スライムブレスはドラゴスライムの進化系だ。スライムナイトはスライムからの飛び級。

 

訓練その2

 兵士10人VS中の上のレベルのスライム達5匹

 

「おいおい……このスライム、ビッグにしてはでかくねぇか?」

「多分、メガスライム……」

「マジかよ。初めて見た」

 

「お?こっちはメタルスライムだ!よっしゃ、経験値いただッ……」

「「「「!?」」」」

 

 人が真横に飛ぶ光景なんてそうそう見れるもんじゃないよな。あ、でもこの世界じゃ割と普通にできるな……特にAランクとなれば尚更か?

 

「……おい、今の見えたか?」

「いや全く。気がついたらあいつが吹き飛ばされてたな。メタルスライムってこんなに早かったか?」

「人が真横に飛ぶなんて、まさか元帥以外にもこの芸当ができる人間……いや、モンスターだったか、ならそこまで驚くほどでもないか」

「あ、それもそうだな」

 

 ギルマス……いったいどんな訓練を…………まぁ、無双してるんだろうな。兵士をちぎっては投げちぎっては投げ……容易に想像できるぞ。

 

「でも元帥とかの訓練よりは幾分かマシだよな」

「まぁ、きついけどそこまで勝ち目がないわけじゃないな。元帥との訓練に比べれば、まだまだいけるな」

「あの訓練はもげる。地獄だ」

 

 あのおっさんマジでどんな訓練してるんだ!?

 

「Aランクかぁ……憧れるなぁ」

「すごいよな。あの年でAランク。いつか俺も」

「お前にAランクなんてもったいない。Cランクで十分だろ」

「割と普通の評価!?」

 

 なんか、周りからの視線がきらきらしてるんだが……ちょっと、いやすごく視線が痛い。

注目されるって、むず痒いな。

しかし、これでも勝つグループが出てくるか。1つや2つ、脱落が出るかと思ったが……さっきからちょくちょく出てくるギルマスの訓練の影響がこんなところにまで!

 

「なかなかやるでしょう?うちの兵士達」

「ああ、これも団長様と元帥様の指導が立派だからだな」

「よしてちょうだい、恥ずかしいわねっ」

「ぐっ!げほっげほげほっ!」

 

 ちょっと、バシバシ背中を叩くのをやめてほしいんだが。あ、HPが少し減ってる……どんだけ力いれてるだ……

 

しかし、千人ほどで国1つをほぼ完璧に守っているだけはあり、兵士達の技量は目を見張るものがある。もともと犯罪が少ないっていうのもあると思うがそれは置いておこう。

 メタルスライムのくだりだけを見るとバカやってるようにしか見えないが、きちんと勝利を納めているあたり流石だとおもう。スライムだからとバカにしちゃいかんぞ。中の上に位置するスライムはD、Cランク冒険者並の技量を持っているはずだからな。

 

訓練その3

 

兵士全員VS俺、スー、ライム、レム、ナイト、その他高レベル従魔

 

 俺ら、最強メンバーによる訓練。訓練?どちらかと言えば蹂躙?きっといい経験になるだろう。ギルマスとはまた違った地獄、見せてやる!ちなみにこの訓練だけは団長も参加するらしい。

 

「メラガイアー」

「「「ぎゃああああああ!!」」」

 

 まずは高火力で一掃。今ので約3分の1が別室送り。

 

『えい!えいえい!とりゃっ!ぽーい!』

「グッ」

「このスライム、いったい幾つの武器を扱うんだ!?」

 

 スーは体内収納を使い、体の中にしまっていた武器を取り出したり仕舞ったりしながら戦っている。剣、斧、槍、槌、鎌、棍、暗器を巧みに使い一撃必殺。鎧袖一触で兵士たちを打ち負かして行っている。

 

『……バイキルト……スカラ……ピオラ。ギガデイン、ドルクマ。べホイミ、ライデイン。ベホマラー』

「くそっ。あのスライム、ヒーラ―なのはわかるが……攻撃的すぎる!近づけねぇ」

「おい、周りにバフまでかけてるぞ!急いで何とかしろっ」

「何とかしろって言われても……飛んでるし……魔法も避ける、いったいどうしろって、うおおおおおお!?」

「気をつけろ!……影に、なにかいやがる……影に何かが刺さった瞬間体が……動かなく」

「おい!くそっ厄介な」

 

 ライムが上空で淡々とバフをかけ、魔法をばらまく。それはよそ見をした兵士を浄化し、浸食しする。さらに、ライムに注目が集まっている間に、影泳で影の世界に潜っているレムが影遁:影縫いで足止め。ついでと言わんばかりの影遁:影刃。これは本当に厄介だろう。何しろ気が付くと動けず、刺される。例え刺されなくてもライムの呪文の餌食。ここら一帯の兵士は、いわば詰みの状態。

 

『自分もまだまだ、負けてられないな……《疾風迅雷》《一刀両断》《金城鉄壁(きんじょうてっぺき)》』

「はやっ」

「鎧がっ」

「足がっ足がぁぁ!」

 

 ナイトがルーンで綴った文字は四字熟語。四字熟語は4文字で濃い意味を持つ。つまり、こういう戦い方にぴったりということだ。疾風迅雷で素早く動き、一刀両断で断ち切る。金城鉄壁で守りを固める。金城鉄壁は、非常に守りの堅いことのたとえで、金や鉄のようにきわめて堅固な城壁の意から来ている。つまり、すごく固くなる。無敵、とまでは言えないのかもしれないが、ほぼ最強に近いと思う。

 

 これは……俺の出番がない……最初の一発だけだぞ?俺が活躍したのって……ひどくね?もうほとんど兵が残って、あ、団長残ってるな。よし、戦いじゃヒャッハー!

 

 




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龍介、兵士の訓練に付き合う 4

60話。眠気って強いよね。無敵だよね。負けてもしょうがな( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
訓練開始!
訓練その1終了、その2終了、その3途中!
団長!いざ尋常に勝負!


団長と、その他古参数名が固まっているポイントに到着。

 

「ご機嫌いかがですか?団長様?」

「非情に最悪よ……あの従魔達はなんなのよ!」

「自慢の娘たちだ」

「そうじゃなくて……」

 

どうやったらスライム達があんなに強くなるの!?そう言いたいんだろう。だが、俺のスキルだからな、そう簡単に話さない。

 

「そんなことはどうでもいい。それじゃ、死合おうか」

「ちょっと待って、言葉がすごく不穏なのは気のせいよね?」

「ソンナコトナイヨ、サァ死合ダ。イザジンジョウニ」

「「「ぜ、絶対ウソだぁぁぁ!」」」

 

 お前らがそう思うんならそうなんだろうな、お前らん中ではな。異論は認める。

 

「仕方ないわね、左右から挟み込んで一気に畳み掛けなさい!全滅したら一週間みっちり地獄の山ごもりよ!」

「「「「お……おおおぉぉぉぁぁぁぁぁ!」」」」

 

 正面からバルバロッサが、少し遅れて、これでもかと言わんばかりの必死の形相で左右から4人……必死過ぎて怖い。作戦的にはバルバロッサが正面で俺の相手をして左右から袋叩きといったかんじか。

 

「訓練だけは!山ごもりだけはァァァァァァ!!アアアアアアアアアァァァァァ!!」

「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」

「無理無理無理無理無理無理無理」

「アハハハハハ、ヒャッハアアアアアアアアアアアアア!!」

 

 …………もうすでに精神崩壊してるんだが……

 

「よそ見は厳禁だと思うわ、よ!」

「おっと、いや、でもこいつら……なんか見てて悲しくなってきた……」

「「「「なら殺られてくれ!!」」」」

「断る!」

「「「「鬼!!鬼畜!人を人とも思わぬ人外!!」」」」

 

 酷い言われよう……度を超える訓練はここまで人を変えるものなのか……教訓だな。

 

「ヒャダルコ!」

-ツルッ- 「「っ!?」」

 

 はい、二人転んだ!今です!

 

「死にたくなかったらすぐに体勢を立て直すのよ!ッ!?」

 

 残念、転んだ二人にとどめを刺すと思っただろ?バルバロッサがコケた様子をチラリと見て、すかさず立て直すよう指示する。その一瞬、一瞬あれば呪文を1つ唱えられる。

つまりどうなったかというと……

 

「「「「「「あっ」」」」」」

 

メヒャド飛ばしたらハルバードの刃の部分が消えた。別に刃を狙ったわけではない。そう、運が悪いことに、いや、実際の戦いで言うと運が良いことにか?胴体に向かっていたメヒャドの軌道上に偶然、ハルバードの刃が入り込んでメヒャドと衝突したんだ。するとなんということでしょう!消える刃!それ同時にハルバードの柄の部分に亀裂が生じ、砕け散る。数秒間、ダイヤモンドダストが赤くライトアップされたかのような幻想的な空間を作り出た。

 

「……………………」

「「「「………………」」」」

「……150万Gが……あぁ……ぐすっ……」

 

 しばしの無言の後、バルバロッサの口から漏れた言葉と嗚咽、それのみが静寂のなか響き渡った……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 あの後謝り倒して、とりあえず弁償するまでの間に合わせとして新しい武器を作ることを約束し、ルームに引きこもった。20代ほどの美人さんのマジ泣きは罪悪感ゲージが限界突破した。

 

 何を作ろう……ハルバードなのは確定だが………どうせなら魔道具にしよう。少なくともあのハルバードに負けないようなものを作らないとな。

 

-カンカンカンカン!-

-ジュ~~~~~-

 

 っと、まぁハルバードを作るのまでは簡単なんだ。鍛冶スキル4レベルの効果で、どこをどうすればいいか分かリやすくなったからな。ちなみに魔鉄を使っている。

次は何の文字を刻むか。

 

《魔石を使用し半径20mの味方全員に筋力増強(大)、疲労回復(大)、HP自動回復(大)の効果をつける。効果の続く時間は魔石の質によって上下する》

 

 よし、これでいい。ハルバードの中央に魔石をはめる穴を作っておいた。魔力を込めると切れ味が鋭くなり、魔石をはめると範囲で効果がつく。穴の大きさは……穴あき包丁みたいに刃にそって大きさの違う穴を作っておいた。うん、これで完成。早速渡しに行こう。




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龍介、兵士の訓練に付き合う 5

61話。眠気との戦争は続k( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
地獄の山ごもりきつそう
団長の武器が死んだ!この人でなし!
美人さんのマジ泣き、心を潰す(罪悪感


「というわけでお納めください」

 

すぐにバルバロッサに渡しに来ました。

 

「リブロ……これはどういうことかしら?私には前の斧よりも高性能の物が見えるんだけど?」

「えぇっと……リュウ……それは?」

「なにって、新しい武器を買うまでの繋ぎの武器?新しい武器を買ったら売るなりなんなりしてくれ」

「「それを売るなんてとんでもない!」」

 

びっくりしたぁ……いつでも作れるんだが……

 

「むしろ、私がお金を払うレベルなんだけど……」

 

えっ、薄々前のより強くないかなとか思ってたが……そこまでか?鎌にも刻もうかな?

 

「言い過ぎだろ、だってこれ……」

 

《魔石を使用し半径20mの味方全員に筋力増強(大)、疲労回復(大)、HP自動回復(大)の効果をつける。効果の続く時間は魔石の質によって上下する》

こんな効果だ、強力だが欠点もある。

 

「魔石の質が良くないと効果時間が短いぞ?いちいち、戦闘中に効果が切れたら変える、なんてしてられないだろ?だからといって長い時間効果を求めると出費もかさむ」

「なるほどね、納得した、何て言うと思ったの?いい?こんなに!効果の高い!武器は!迷宮産でしか!でないと思われてるのよ!はぁ……はぁ……」

「お、おう」

 

そんな息切れするほどか……そうかぁ、やっちまったかぁ

 

「じゃあ、他言無用で、な?」

「……はぁ、分かったわ。でもこれ、私がお金を払わなきゃ釣り合わないわよ?あのハルバードの3倍の値はするはずよ」

 

へー、3倍か。良い値段するんだな。

 

「そこまでか……まぁいいか。それじゃあ、後は150万Gを少しづつ返す形でいいよな?」

「ちょちょちょっ、待って待って。話聞いてた?あれの3倍よ?3倍!こんなの貰ってさらに、お金ももらったら罪悪感で死ぬわよ!お金は大丈夫!」

「そうか、それなら良いんだが……」

 

よかった、150万なんて大金、何週間かかるか分からなかったからな。

 

「そうだ、リュウ。この話、父さんの土産話にしても良いか?」

「大丈夫だ、好評しないよう頼む」

「分かった。しかしリュウはなんでもできるんだな。その内、賢者の石とか作ったりしてるかもな」

「怖いこと言わないでよ、それこそなかなかお目にかかれない代物じゃない」

 

笑顔がひきつってますよ、お二人さん。賢者の石か、たしか錬金でレシピがあったような………

 

「レシピなら……」

「「………………………」」

 

楽しげな雰囲気が一瞬にして砕け散りました……てへっ

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「お?雨か……」

 

 訓練が終わり、外に出てみると……何ていうか、シャレ乙?な言い方をすると、太い針金のように光る雨の線?全然シャレ乙じゃなかった。

つまり近年稀に見る超大雨。近年稀って言うか、この世界では初だけど……

 

 傘……傘?そういえばこの世界に傘は………無いよな……道行く人々は手持ち物で守りながら大急ぎで帰り、出店を出していた人たちは大急ぎで商売道具を片付けている。出店には簡易的な布で屋根らしきものはあるが……ただ布だから余裕で染み込んできている。水の染み込みにくい布とか誰も考えなかったのか?これは売れるな…………心のメモ帳にメモメモ。

そんな俺は対策済み。実は傘の骨組みを作っている。なぜ骨組みかというと……ウォータースライムをまとわせるためだ。ウィータースライムは体内に大量の水を収納できる。つまりいい感じに傘になれる。

壊れる心配もほぼなく、水はリサイクル可能、まさに一石二鳥。

 

 次の日、傘らしきものを売り始めた店が出たのは言うまでもない……そりゃ大雨の中自分だけ被害受けずにゆっくり帰ってたら真似しようとするよな……特許も何も無いもんな。しかし!まだ地球の傘には遠くおよばない。耐水性、耐久性、重量……こういったものを試行錯誤するのってすごく楽しいし、ついつい改造たくなる。帰ったらスライム傘の改良だな。

 

 




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龍介、兵士の訓練に付き合った後

62話。私は眠気に勝っt( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
武器納品
おもったより喜んでくれた
商人魂なめてた


団長の武器消滅事件の翌日、ギルドにオーク討伐の報酬を受け取りに来た、のだが…………

 

「あれ?リュウスケさん、今日はお城に行くんじゃないんですか?報酬も式典で渡されるはずですよ?」

「あ……」

 

 シリカに言われて気づいた…………そういえば!昨日のゴタゴタですっかり忘れてた!

 

「やっべ、忘れてた。始まるまであと何分?」

「だいたいあと、20分ですよ?間に合いますか?」

「間に合わせる!」

「あっ」

「ん?」

 

シリカが何か言いたそうな目でこちらを見ている。なんだろうか。

 

「あぁ、いえ、そのまた今度で大丈夫です」

「そうか、じゃあまた明日な」

 

急いでいかなくては……という時に限って道が込みまくるって……神の悪戯(ステルのせい)か……はたまた悪魔の罠(ステルのせい)か……

 

《ちょっと!それ全部僕のせいになってるよね!そんなことは……全くしてない……よ?悪魔じゃないし!》

『なんで不安気味なんだよ!はっきり否定してくれよ!』

 

 えぇい、こうなったら!魔力具現化を使い地面から魔力の柱を生やし、それのに乗って屋根へ。NINJYAのように屋根の上を軽やかに爆走する。身体強化と縮地を混ぜることによって、いつもの4倍は速く移動できる。どこぞの赤い大佐もびっくりだろうな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side:シリカ

 

「はぁ……」

 

 また誘えなかった。ネックレスのお礼に食事にと約束したものの………リュウスケさんは忙しそうだし、誘いにくいなぁ……

 

「もしかしなくても、好きな人をなかなか食事に誘えなくてもやもやしてる顔やんねぇ」

「ふぇ!?ちょっと!からかわないで下さいよ!べ、別に好きとかそんなんじゃなくて、たしかにかっこいいとか思いますけど、それにもやもやとか……」

「いいねぇ、若いやんねぇ。これを期に真心込めた手作りでもごちそうしたら?男の心を鷲掴んで叩き潰せるのは愛情というスパイスやんね」

 

 あぁ恥ずかしい……いっつもこの先輩はからかってくる。特に恋愛が関わってくるとどこにでも湧いて出る。それに、わしづかみは分かるけど叩き潰したらダメなんじゃ?

 

「あぁ……なるほど……」

「あれ?もしかしなくても本気にした?」

 

 お礼だから、自分の精一杯のものを出さなきゃいけないよね。リュウスケさんもまた明日って言ってたし……よし!明日、チャレンジしてみよう!頑張るぞ!

 

「あれ?もしかしなくても、おいてけぼりやんね……」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:龍介

 

「よっと」

 

 ギリギリセーフ!

 

「リュウ!早く、こっちだ!後5分だぞ!何処行ってたんだ?」

 

 リブロが呆れ顔で聞いてくる。その気持もよく分かる……昨日伝えられたばっかりなのに遅刻ギリギリだもんな。

 

「昨日のゴタゴタで頭から抜けてた。本当、間に合ってよかった……」

「あぁ、確かにあのインパクトはデカかったなぁ……でも良いものが見れたって団員の皆は喜んでたぞ?」

「ま、否定はしないな」

 

 後から聞いた話では、団長の泣き顔はめったに見れるものじゃないらしく、団員の間で結構噂になっていたらしい。団長を泣かした少年がいると……はい、犯人は私です。私がやりました。いやほんと、わざとじゃないんです!悪気はなかったんです!

 

「リュウは百面相が得意なのか?ははっ、面白いな」

「いや別にそういうわけじゃ……ちょっと昨日の罪悪感に押しつぶされてた」

「あぁ、うん……あ、着いたぞ」

 

 その扉は、いつもの……いや、いつもよりピカピカになっている謁見の間の扉。まるで、この日のためにこの輝きを取り戻した……いや、これ以上はやめておこう。なんか恥ずかしくなってきた、自惚れるな俺!慢心、ダメ、絶対。

 

「また百面相してるぞ、大丈夫か?」

「あぁ、大丈夫だ。安心してくれ」

 

 なんか、今日は感情が表に出やすい日か?これはいかん。式典中に顔に出たらたまったもんじゃない。

でも、顔に出るようなことって……厄介事か?そうなったら嫌だなぁ。

 

「こういうめでたい時、たいていなんか問題が起きるんだよな」

「やめてくれ、これ以上俺たち兵士の仕事が増えると疲れる」

 

リブロは苦笑いしてるが、こういう時は決まって事件が起こるんだよな。さて、1級フラグ建築士になるか、フラグクラッシャーになるか………それはまさに神の味噌汁(神のみぞ知る)

 

《いや、知らないけど?あと、家の味噌汁は天下一品だよ》

『あんた神だろ、しっかりしろよ!後で味噌汁ごちそうしてくれ』

《運命関係はちょっとねぇ、得意じゃないんだよ》

『じゃぁ何が得意なんだ?』

《得意……得意なことねぇ……破壊?これでも闘神だから》

『闘神は破壊神に分類っと』

《そのメモ帳をすぐに渡しなさい、いい子だから》

 

 回収された!?神権乱用だ!返せ!




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 1

63話、最近熱くなってきましたね。熱中症には気を付けましょう。

前回のあらすじ
そういえば用事があったの忘れてた
なので全力でダッシュした
闘神は破壊神だった


side:愚者

 

「おい、準備はできたか?」

「ああ、完璧だ」

 

 リュウスケが城に着く数時間前、とある貴族の家の一室に彼らはいた。

彼らは過激な発言でやや問題視されている者たちである。

 

彼らの考えは、国をもっと豊かにするために各国に戦いを仕掛け物資や領地を奪うべきだということ。人間至上主義と貴族至上主義のハイブリットで、

 

「今の王は腑抜けだ!平和、安全を気にしすぎなのだ!少し過激な提案をしただけで降格、ふざけるな!」

 

 貴族その1がテーブルを忌々しげに叩く。ワインの入ったグラスが揺れ、綺羅びやかな金の装飾によって悪趣味感がかさ増しされたテーブルが軋み、パラパラと金の粉が剥がれ落ちる。

 

「おい!このテーブルは140万Gもしたんだぞ!もっと丁重に扱え!」

 

 この家の主人である貴族その2がその1の態度に腹を立てテーブルを大事そうに擦る。明らかにぼったくられているであろう家具を大事そうにしている貴族その2を一瞥し、貴族その3が口を開く

 

「まぁ落ち着けって。それより、しっかり手配はしたのだろう?」

「ああ。アレの目標はしっかり定めてある。後はその時、あの言葉を言えば、現皇帝は死ぬ。あとはうまい具合に王子を操り……ふっふっふ……完璧だ……」

「これで国がさらに豊かになるぞ!」

 

 貴族その1、2は俗に言う……感情のままに行動するバカであった。

 

「しかし、もし失敗したらどうする?」

「そんなことがあるわけ無いが……今回Aランクに上がる冒険者に罪をなすりつければいい」

「「その手があったか!」」

 

 貴族その3の提案に納得し、安心してワインを楽しみ始めるその1、その2。今回の首謀者である貴族その3は一見、冷静沈着、用心深そうに見えるかもしれないが……

 

(これで、復讐ができる!全てはあの皇帝が悪いのだから自業自得だ!ただ、少し気になるのが今回の式典の主役、Aランクに上がる餓鬼だが……噂を聞けば数週間でAランクになったと……ふんっ、運が良かったのか、うまいこと皇帝に取り入ったに違いない。そうでなければ魔物使いなどという役立たずな職がAランクになどなれるわけがない。皇帝もろとも消し飛ばしてやる。それに切り札もある。明日からが楽しみだ……ふっふっふっふ)

 

 貴族その3は明日からの豪遊に妄想を膨らませながら禍々しいネックレスをもてあそぶ。

やはり、蓋を開けてみれば考えなしのバカであった……

ここで少し考えてみよう。過激な発言で降格までされた危険思想の人間を、好き勝手させるだろうか?監視の目はあるのではないか?と。

彼らはまだ知らない。自分達が監視されていて情報が筒抜けだということ。自分たちが地雷原で踊っているということに。その地雷を踏み抜くのにそう時間はかからなかった……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:龍介

 

 謁見の間に入ると大勢の豪華な服服に身を包んだ人たちがズラッと並んでいた。やばい、こうなってくると緊張がやばい。

奥の椅子には、成人した息子がいるとは思えないほど若くみえる皇帝が座っている。だが今回はその隣に女性がいる。すごく幼い、中学生1年と言っても過言ではないほどの見た目の幼さ。娘さんか?ずっと微笑んでいる。

 

「リュウスケよ、今回の件、大儀であった。その功績を認め、冒険者ランクをAランクにすることをここに宣言する!」

「ありがとうございます」

 

~校長先生の話並に長いので割愛~

 

「それじゃゲフンゲフン、リュウスケ、こちらへ」

 

いま、確実に素が出たな。言われた通り、皇帝の前へと歩みでる。その時、警告スキルが反応した。あまりにも突然のことだったので大鎌で守ることしかできなかった。だが、しっかりと陛下達は守った。いったい、何が起こったんだ?普通に右手が痛いんだが……

 

「何だ今のは!」

「魔法!?一体誰が!」

 

どうやら、魔法が飛んできたらしい。あぁ、やっぱりな。こういうときってイベント起きるのがテンプレだよなぁ。

 

< 称号:巻き込まれ体質 を獲得しました >

 

マージカ☆




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 2

64話、梅雨があんまり梅雨していない気がする。

前回のあらすじ
愚者のワルツ
式典は長かった
終わりに攻撃された
ΩΩΩ<な、なんだってー!?


いつつ……左手がヒリヒリいたい……

 

「リュウ……お前左手が……」

「 ん?左手?確かに痛いがそんなに驚く……ほどじゃ……」

 

あっと?これは、驚く……自分でも驚いた。怪我に気がつかないと、痛みを感じないって本当なんだな。大丈夫だ、安心しろ俺!たとえ左手を吹き飛ばされようと(・・・・・・・・・・・・)回復魔法で生やせる!けど……いてぇぇぇぇ!!くそっ!怪我を認識したからか痛みが!痛みをスルーするんだ!……すこしましになった?痛みをスルー出来るとは……スルー力、恐ろしい子!

 

「すぐに救護班をよべ!リュウ!すぐに僧侶がくる!」

「ま……て、リブロ……大丈夫だ……ライム!スー!ナイト!オーク軍団!」

 

ちょっと大丈夫じゃない、けど回復のスペシャリストのライムがルームから出てきたらこっちのもの。ライムにも再生のイメージは教えており、効果は薬草や魔物で実証済みだ。安心して任せられる。スーたちは他の兵士たちと一緒に皇帝陛下を守っててもらおう。

 

『主……すぐに生やす。ベホマ』

「手が、再生している!?リュウ、これは?」

「そういうものだと思ってくれていい。ライム、助かった。しかし、手を吹き飛ばすほど強力な攻撃……一体誰が……」

「どうしますか?陛下」

 

 皇帝を守っている兵士の1人が警戒をしながら訊く。

 

「うむぅ…………どうしよう……ともかく、貴族たちを別室へ!1人ずつ聞き込みをしろ!」

 

 とりあえず兵士達が陛下の周りを固めているから安心だとは思うが……まぁ、また攻撃が来ても完璧に弾いてやるがな。

 

「「「あの……」」」

 

貴族たちが別室に移動してる中どうしようかと悩んでいると、その貴族達の中から3人の女性が出てきた。

 

「皇帝陛下、失礼ながらお伝えしたいことがございます」

「下がれ!今は「よい」ハッ!」

 

兵士がすぐに咎めようとするが皇帝がそれを止め、女性たちに続きを話すよう促す。

今は何が起こったのかを調べるのが最優先、少しでも情報がほしい。

 

「その……このネックレスが突然ひかり、その直後皇帝陛下が攻撃されました。それで、原因はこのネックレスではないかと思い……」

 

 ネックスが光った?たしかに普通に考えても怪しい。こういう時にお役立ち、鑑定先生!

 

爆光のネックレス===========

ポイントを設定し、合言葉を言うとその場

所に光と火属性の魔法弾を飛ばすことがで

きる魔道具。(破損中

発動時、魔法弾を隠蔽する効果もある

※説明の偽造を解除しました

===================

 

 絶対にこれだ。すぐに鑑定結果を皇帝に伝える。

 

「このネックレスが?私の鑑定には普通のルビーのネックレスとしか……」

 

 兵士の1人が鑑定した結果、普通のネックレスだったらしい。つまり、この※印の説明はそういうことなんだろう。俺は鑑定のレベルが高いから説明の偽造を看破したと。

 

「鑑定のレベルは?」

「はい、レベル2です」

「おそらく鑑定のレベルが足りないんじゃないかと思う。俺の鑑定結果の説明の下の方に、偽造解除と書いてあったからな」

「なるほど、すぐに鑑定のレベルの高い人を連れてきます!」

 

 兵士が、あわただしく謁見の間を出ていく。ちょうど貴族たちの移動も終わったようだ。それにしても……このネックレスを作った人物は何を考えてこれを作ったのだろうか?悪意の塊でしかない。何しろ、合言葉を言えば設定した場所に隠蔽された魔法弾飛んでいく……さては、この日のために作ったな?合言葉はいらないと思うが……

 

「連れてきました!」

 

 しばらくすると、先ほどの兵士がとある人物を連れてきた。連れてこられた人物はご老人。でもまだまだ若いもんには負けんと言わんばかりのオーラ?そんなものがにじみ出てる気がする。

 

「ふぉっふぉっふぉ、この年になって、まだこき使うつもりかのぅ」

「そこを何とか、お願いします」

「ふむ、どれみせてみぃ……たしかに、このネックレスは説明が偽造されておるな。効果は”ポイントを設定し、合言葉を言うとその場所に光と火属性の魔法弾を飛ばす”か。これを作ったものは相当、国を恨んでおるかものぉ。だが、なぜ合言葉を作ったのかはわからんが……」

 

 やっぱりそう思うよなぁ。ピンポイントで狙えるし。あと合言葉の方は疑問に思うのはよくわかる。スイッチ式とか他にあったと思うんだが………理由はまたあとでわかるだろう。

 

「このネックレスは何処で?」

「はい、先日トンニール侯爵様から頂きました」

「私はリチーン様から」

「私もです」

「すぐに捕縛だ!絶対に逃がすな!」

「はい!」

 

 これで解決か?すればいいけどな……この女性たちは隠蔽された魔法弾をどうやって認識したのだろうか?俺はとっさのことで何が起こったのかわからなかったが…………これが才能、か?

 

「ところでおぬし、今回Aランクになるという魔物使いの若造かのぉ?」

「ああ、そうだ」

「ほうほう……なかなか出来ておるではないか。同じ魔物使いとして応援しとるぞ」

 

む、この人も魔物使いだったのか……てっきりガッチガチの戦士かと思った。

 

 

 

 

 

 

 




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 3

65話!ついこの間、睡魔をボッコボコにしてやりましたよ。そう、眠眠◯破でね。(キリッ

前回のあらすじ
左手吹き飛んだワロス
犯人はネックレス
あとすごい人来た


「リュウスケ……すまなかった!」

 

 陛下が突然、頭を下げる。

 

「おやめください!一国の王が冒険者に頭を下げるなんど」

「馬鹿者!ここで頭を下げずに、どこで下げるというんだ?こういうところをしっかりしないと人としてダメだと思うぞ?」

「も、申し訳ありませんでした!」

 

 一蹴された大臣らしき男がすぐに引き下がる。さすが陛下、やる時はやる男、そこにシビれる!憧れるぅ!と、まぁそんな話は置いといて……

 

「こればっかりは唐突で、どうしようもなかったと思います。だから謝罪は大丈夫です。ところで……Aランクのカードを貰ってもいいですか?」

 

 このままだと時間かかりそうなのでズバッとつっこむ。皆ポカーン……今、このタイミングでそれを言うかね?という感じで見られた。だって、ねぇ?結局このゴタゴタで今日の所は無し!とか言われたら困るしねぇ。

 

「この非常事態に何を「はっはっはっは!」陛下!?」

「いや、さすがリュウスケ。流石だな。我が道を行くといったところか?……後、この喋り方もうやめていい?何気に疲れるんだけど……」

「陛下…………もう私は知りません!お好きにどうぞ!」

 

あ~あ、大臣(誰かわからないから決めつけ)が怒って出てっちゃった。

 

「ここには関係者しかいないからあのモードで話す意味がわからないね、うん」

 

 うん、俺は陛下がどうしてこんな性格なのかわからない、うん。

 

「はい、これ」

 

 そうやって渡されたギルドカードは赤、しかもタダの赤じゃない。メタリック加工された赤だ。これは胸熱展開!受け取ると金属の重量感。高級感が5割増しになった気がする。プラスチックだった普通のクレジットカードがワンランクもツーランクも上になった、そんな感じだな。

 

「それじゃ、このカードの特典の説明をしよう。まず、公爵と同等の発言力を持てる、だからといってどうなるかと言われると微妙だけど……まぁ、理不尽に貴族の一言で裁かれる事が無くなるね。そんなこと事態無いと思うけど……信じたいけど、何事にも異例の事態はあるから頭に入れといて。それに、書庫の低層までの閲覧が可能になった。これは嬉しいんじゃないか?」

「おっ、本当ですか?」

「マジでマジで」

 

 これは嬉しい、時間がなくて書庫に全然行けなかったが有るだけでも嬉しい。

 

「あとは、大きな商店で割引くらいかな~、50%ぐらいだっけ?」

 

 半額!これも嬉しい。そろそろ足りないものを補充しなきゃなと思ってたんだ、助かる。

 

「このくらいかな?このカードさえあれば、わりと何でも通るからくれぐれも気をつけてくかってくれ。カードの乱用が見つかった時は……確かギルドから永久追放だったかな?リブロ、確か過去にいたよな?」

「たしかあれは……」

「そこら辺は気をつけているので安心してください」

「信じてるよ」

 

 流石に「Aランクだぞ!ありったけの酒と金を寄越せ!」とかやるほど腐っているつもりはない。

そんな時

 

「ん?」

「リュウスケ?どうした?」

「今揺れたような……」

 

-ズゥゥゥゥン-

 

「あ……」

「リブロ、気づいたか?」

「あぁ、たしかに今揺れた」

「揺れたな……」

『オオオォォォォォ!コノヨヴナグニ、アルイミナドナジィィィィ!』

 

 トラブルさん、今日は出番が多いですね。

 




トラブル「いやぁ、そんなに褒められても何もでませんよぉ?」

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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 4

66話。完璧なプロットが欲しい。

前回のあらすじ
謝られた
Aランクカード貰った
なんか魂の叫びが聞こえた


side:愚者

 

 貴族が各部屋にとりあえず待機してもらっているその頃、男は憎々しげに家具にあたっていた。この時点ですでに器物破損という犯罪のような気がするが、彼はそんなことを気にする暇などなかった。

 

「クソ!まさかあんなところで計画が失敗するとは……このままだと罪が公になり、処刑も時間の問題か……くっくっく……しかし私にはこれがある。これさえあれば……」

 

-コンコン-

 

「なんだ」

「カンジダリウ侯爵、少し別室でお話をおきかせ願えますでしょうか?他に皆様にもあの時の状況をお聞きしているんです」

「ああ、わかった」

 

 そうしてカンジダリウ侯爵が連れてこられた部屋には、すでにトンニール侯爵とリチーン侯爵がいた。もちろん、ただいるわけではなく、縛られた状態で、だ。

 

「何だこれは!一体どういうことだ!」

「カンジダリウ侯爵、演技はおやめください。すでに貴方も共犯者だということは分かっています。おい!捕縛しろ!」

(やはり、バレたか。仕方ない、これを使うか)

 

この時、リュウスケが見ていたら、兵士が何を考えて伝えたのか疑問に思っただろう。理由としては相手が侯爵だったから、ということがあったのかもしれない。しかし今回、わざわざ共犯だと分かっていることを伝えたことが仇となった。

 カンジダリウは自分の胸にさげているネックレスをちぎり、そこについている黒い宝石のようなものを飲み込む。その突拍子な行動に兵士たちはあっけにとられるが、気づいたときにはすでに遅かった。カンジダリウの体が膨張し、形を変えていく。それは巨大な黒いスライムのように形を変えていった。その時、トンニールとリチーンも取り込んでいた。そうして生まれた身勝手な化け物は、自分の意見を聞き入れない皇帝を屠るため、全速力で移動を始めるのであった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:龍介

 

えっと、化け物と思われる人とは言えない叫び声。なぜか、すごく国を恨んでいる。

 

「ほ、報告いたします!トンニール侯爵とリチーン侯爵を捕縛し、問い詰めたところあっさり自白。共犯者が他にいないかさらに問い詰めたところ、カンジダリウ侯爵も共犯でした。捕縛しに兵を向かわせたのですが……化け物になりました。現在、こちらへ向かっております!」

「なんだと!?」

 

 化け物に?なんか似たようなことがあったようなっていうか……なんというか……

 

-ベキッ!バキバキッ!ドゴォーン!-

 

「ヘイカ!アナタノテンカモ、キョウカギリダ!」

「ナンダ!?コノカラダハ!タ、タスケテクレェ!」

「ヤメロォ!シニタクナイ!シニタクナァイ!シニタクナーーーーイ!!」

 

 お、おう?……胴体は山羊、尻尾は蛇、そしてコウモリかドラゴンのような羽…………おじさんの顔が三つ付いた、まるで神話のキマイラに似て非なる存在。非常に見苦しい。何処をどう間違ったらあんな悲しい生物になるのだろうか?まぁ、ちょっと威圧感はあるが……それにこれは……確実に進化の秘法だな?あの額の黒い奴がそうか。

 

「ぶっちゃけオークキングよりは弱いな」

「鑑定か?」

「いや、直感?感覚的に?Bランクが関の山ってところか?」

「それはそれで、困るといえば困るんだけども……」

「ナニヲワケノワカラナイコトヲイッテイル!」

 

 とりあえず鑑定だな。

 

===================

進化獣:キマイラ 2 Lv10

固有名:トンチーンカン

 

ランク:B

 

HP:894/894

MP:753/753 

攻撃力:835   

防御力:653 

素早さ:432 

 賢さ:420 

器用さ:302

 幸運:10

スキル================

・ダッシュ Lv3 ・豪腕   Lv2

・並列思考 Lv4 ・並列行動 LvMAX

魔法

・火魔法  Lv2 ・氷魔法  Lv2

特殊スキル==============

・ブレス  Lv4

===================

 

名前に悪意しか感じられない。それに、うん。強い方だけど……やっぱりなんか、こう、今までの強敵と比べると見劣りするよね。でも一般の兵士だと瞬殺されるレベル。油断は大敵。頭が3つあるだけに、並列思考と並列坑道のレベルが高い。それに確かキマイラはそれぞれの頭で役割があったはず。おそらく、それぞれの頭が火、氷、ブレスを使ってくるだろう。火と氷か、ヒートショックを起こされたら面倒だな。まず誰がどれを担当しているかを確認しないと……

 

「抜剣!陛下をお守りしろ!」

「「「オオオォォォォォォ!!」」」

 

「ハハハハハハ!チカラガミナギッテクルゾ!」

「カ、カラダガカッテニ!ヤメテクレ!コレイジョウツミヲ、カサネルツモリハナイ!」

「……………………………」

 

あぁ、キマイラに向かっていく兵士が蹴散らされている。幸い死者はいないようだが……

 

「スー、ライム、レム、ナイト、準備だ!オークたちはそのまま陛下をお守りしろ!」

「仰せのままに。陛下の守護はおまかせください!」

 

『あるじ、なんかこの人?いちばん左の人?その人いがい戦いたくないみたい』

『……泣いてる』

『1番右の頭は気絶してるね、なんか可愛そうになってきたよ』

 

 うむぅ、たしかにナイトが言った通り、1番右の顔以外戦う意志がない、けど体の支配権は1番左のものか……自分の意思とは関係なく罪が重なっていくとは悲しいな。

なんか、やりずれぇ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キマイラ、これはキメラと同じ意味なんですが、DQにはすでにあのキメラがいます。DQの世界のキメラ=あの鳥なので、あれとは違うという意味でキマイラとしました。

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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる  5

67話。なんか間違えて夜中に投稿しちゃった(てへぺろ

前回のあらすじ
愚者返信
あんまり強くない
トンチンカンwwワwwロwwスww


「ヨワイ!ヨワイゾ!シロノヘイシハ、コンナニモナンジャクダッタカ!」

 

あぁ、兵士が全て倒された。幸い、死人はいなさそうだ。重傷者が八割越えているが……

 

「そこまでにしてもらおうか?化け物」

「オマエハ、Aランクニアガルトウカレテイルコワッパカ。キサマ、ダレニクチヲキイテイル?キサマノメノマエニイルノハ、ジキコウテイダゾ?」

 

なんだこいつは?もう王の座についた気でいるのか?頭がお花畑なのか?笑えてくるな。

 

「すでに王様気取りか?どちらにせよ、お前が王になった所で、反乱か暗殺で終わるのが落ちだな」

「ナニヲフザケタコトヲ。ワレガコノクニヲオサメレバ、スベテノキゾクカイキュウハ、ウルオイ、ワレニカンシャスルダロウ」

「城下町の人たちはどうするんだ?」

「ハッ、アンナコエダメドモ、シルワケナカロウ。シボリトレルマデシボリトッテクレル」

 

あぁ、わかりきったことだったか。貴族至上主義、自分さえ良ければ、平民は苦しもうが死のうがお構い無し。治らない不治の病。

 

「ダメだな」

「ナニ?」

「人としてダメだな。ああ、もう人じゃないか?愚王よ?」

「ホザケッ!メラミ!」

 

 メラミが飛んでくる。危ないな!とりあえず切り払う。残りの頭からも放たれたらしいヒャドと毒々しい玉が飛んでくる。魔力の障壁を展開し、防ぐ。毒の玉は恐ろしい速度で地面を溶かしていることからとても強力なことが分かる。紫色の煙が僅かに出ているから気化すると危ないタイプか?これは早期決着が必要だな。それにしても、残りの2つの頭は完全に意識がないようだ。

 

「皆、毒に気をつけて。なかなか強力そうだ」

『わかった~』

『……大丈夫、すぐに……治す』

『毒ごとき、敵じゃない』

『そもそも影から攻撃するので、相手の攻撃は無意味ですよ』

 

まぁ、皆なら油断さえしなければ余裕だろう。後は兵士の治療だな。

 

「ライムは吹き飛ばされた兵士たちの治療をよろしく頼む。部位欠損もしっかり治してやれ」

『……戦いたい……』

「戦いたい気持ちもわかる、だけど兵士が死ぬとそれはそれで困るんだ。なぁ、頼むよ」

『……いっぱい……褒めてくれるなら……』

 

これは、デレた!かわゆす!おじさん、好きなだけ褒めちゃう!

 

「よし、好きなだけ撫でてやる。だから、な?」

『………わかった』

「ありがとうな」

『え~!?ライムだけずるいー!!スーも!スーも~!』

「分かった分かった!好きなだけ付き合ってやるから、いまは目の前の敵をフルボッコだ」

『『『『はい!』』』』

 

「フザケタコトヲ!コノシンカシタワレニ、カテルハズガナカロ、ブルァァァアアァァァ!!」

 

影に潜ったレムがキマイラの影から出現。喋っている頭の下から勢いよくアッパー。こうして、戦いの火蓋は切っておとされた。

 

 

===================

進化獣:キマイラ 2 Lv10

固有名:トンチーンカン

 

ランク:B

 

HP:694/894

MP:753/753 

===================

 

200もHP減ってるよ、笑えるね!

 




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる  6

68話。眠気MAXカスタム

前回のあらすじ
兵士ボコボコ
相手の志がでかい
レムのアッパー!



 さしずめ、会心の一撃ってところか。あれはイタイだろうなぁ……喋ってるところに顎にアッパー、ガツーン!だもんなぁ……潜伏力の賜物ですね。相手は舌を噛む!

 

「アガガガ……オニョレ……ヒコウナ……」

『これは決闘ではありません、命をかけた戦いに卑怯もへったくれもありません』

 

 正論です。そうだ、何でボスがタラタラ喋ってる中、待たなければいけないのか?変身シーンも待たなきゃいけないのか?命がかかっているんだ、攻撃しろよ主人公。と思った人も多いだろう。逆に待ってあげないと邪道だろという人もいると思う。だが俺は待たない派だ。

 

「レム、グッジョブだ!」

「ユルサンゾ!カナラズコロシテクレル!」

 

 最高の笑顔で褒める。いや~1回やってみてほしかったんだよ。強敵の会話中に攻撃。見事に敵をぷっつんさせたね。

 

「……ヒャダルkッッ!?」

 

真ん中の頭がヒャダルコを唱えかけたので中断させておく。中断のさせ方は、縮地で近づき、大鎌の石突き部分で殴る。刃はついていないが、下から殴れば十分呪文を噛ませることはできる。噛ませたあとすぐに離脱。敵は激怒。

 

「オノレ!オノレ、オノレ!チョウシニ、ノルナッ!!」

 

 おぉっと!?やべぇ、滅茶苦茶に暴れ始めた。ちょうどいい、ここで登場しますは、魔力で作られたS&W M500。何度も練習したので流れるとように作れるようになった。早打ちもお手の物。

 

-ズダンッ!ズダンッ!ズダンッ!ズダァァンッ!-

 

「ガッッアアアアアアアアアアア!?」

 

 とりあえず、進化の秘法をどこで手に入れたか聞き出さなきゃいけないから、殺すわけにはいかない。

 

===================

進化獣:キマイラ 2 Lv10

固有名:トンチーンカン

 

ランク:B

 

HP:150/894

MP:223/753 

===================

 

 あっ、そういえば復活権が2回あるんだった……

 

-ズダァァンッ、ズダァァンッ!-

 

 本体らしき1番右以外の頭を吹き飛ばす。1番右以外戦う意志がなかったはずだが……虚ろな目をし、アヒャヒャヒャと言いながら呪文を乱発する所を見るに、もう手遅れなんだろう。人間をやめた以上、ためらう必要はもうない。容赦なくいかせてもらおう。

お?ぎりぎり生きている?

 

「1つ聞かせてほしいことがある、その額のやつ、進化の秘法だろ?どこで入手した?」

 

 とりあえず意識が朦朧としている感じだったので、軽く一発殴る。

 

「グフゥッ……ナ、ナンノコトダ?」

「その額についている黒い奴だ、キリキリはけ」

「フンッ、ナンノコトカサッパリワカランナ」

「ほう、そうか……アシッドスライム、出番だ」

「ナンダ?ソノスライムハ?」

 

 話したくないならそれでいい。ただ、簡単には殺さない。アシッドスライム達に下半身からじわじわ溶かしていってもらおう。

 

「さぁ、ご飯だぞぉ」

「ソンナ、ヤメロ!」

 

 みた感じ、あまり痛みはなさそうだ。ただ、徐々に体を蝕まれていく様をみるのは、SAN値がゴリゴリ削れそうだ。あ、残機が減った。ということは完全復活か。

さぁ、第二ラウンドだ。




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる  7

69話。書いてる途中にシナリオ作るスタイル。問題点は今までの話と違う点が出ないか……

前回のあらすじ
会心の一撃!
銃「またせたなぁ!」
第二ラウンド突入



 第二ラウンド。トンチンカンが1回死に、怪我などが修復され始める。

 

「グウウウウ……」

「話す気になったか?」

「クソッ!コノママデハ………」

 

まだなにか策でもあるのか?諦めた感じがないな。

 

「シャァァァァァァ!」-ペペペペペペペペッ!-

 

あー、なるほど。尻尾の蛇か。強力な毒の弾幕で足止め、少し考えたな。でも学習してないな。メラや毒のブレスを防いだのはなんだったか、覚えてないのか?

 

「魔力障壁」

 

毒の弾が全て見えない壁に阻まれる。下の方に瓶のようなものも付けてみた。だからゴムの木の樹液を集める要領で毒の瓶詰めが完成する。

 

混合毒=============

王水、パリトキシン、コノトキシン

、その他色々合わさった混合毒。

解毒は困難を極める

================

 

「は?」

 

強力な酸、遅効性の猛毒、神経毒。日本だと抗体のない毒ばかり。こんなのぶつけられたらヤバイどころじゃない。例え、いま運良く助かったとしても、パリトキシンで死ぬな。しかもそんな危険な毒液が約1リットル、まだまだ増える。全身に浴びてしまったら絶望しかない。あまりよろしくないな……

しかも、今のうちに逃げるようとしている。だけど、いまの状況で後ろ振り向いて脱兎の如くはどうかとおもうね。

 

飛び道具があることを忘れてるよな?

 

-ズドンッ!-

 

「!?……ッ!」

 

head shot!蛇の頭は吹き飛んだ。この毒は……収納しとこう。一生、日の目を拝まないことを願うよ。

 

「クソッ!ヒキョウナ!」

「卑怯?お前は命を懸けた戦いをなんだと思っている?生きるためには何でもするだろう?今のお前みたいに。先に飛び道具を、それも激ヤバの猛毒を使ったのはそっちだ、異論は認めん」

 

自分の事を棚に上げて何を言っているんだこのハゲは。まぁ、この世界で銃を唯一使えるから卑怯と言えば卑怯かな?だがこの世界、どんな手でも使って生きてかなきゃ行けないから仕方ない。そうそう簡単に使うつもりもないしな。ファンタジーぶち壊し、いくない。

 

「ナンダ!?ソ、ソレハ!ソンナコト……イヤ、イマハ……」

 

トンチンカンは行きなり立ち止まると、1人でぶつぶつ何かを言っている。

 

「誰と話しているんだ?まさか、進化の秘法を渡した奴か?」

 

この世界、念話など離れた人との通信手段は多数ある。進化の秘法をこいつに渡した本人から土壇場で救いの手か?

 

「……ククク……ハハハ!モヤハコレマデ、ナラバ、スベテミチズレダ!『ワレ、イダイナルアルジ、エドガンノナニヨリ、チカラヲカイホウス』……コレデイインダロウナ……グッガボッゲボォッ!」

 

トンチンカンがそう呟くと、口から闇よりも黒い液体を吐き出し始めた。それはトンチンカンを包み、球体へと形を変えた。言うなれば、卵。その卵は紫の煙をまとっている。どう考えても毒です、本当に有難うございました。

『我、偉大なる主、エドガンの名により、力を解放す』……エドガンはいつしかアルマから聞いた、大昔の錬金術師。進化の秘法の作成者がそういう効果をつけた?でも発動のキーになる言葉に『偉大なる主エドガン』を入れる必要が……進化の秘法を使った者はエドガンの下僕?まさか……エドガンは何らかの方法で生きている?謎は深まるばかり……か。まぁ、まずはこの禍々しい卵をどうにかしなきゃ、な。

 




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる  8

70話。頑張ったと、思うよ?

前回のあらすじ
混合毒パネェ
しかもむっちゃ飛んでくるから撃った
相手が変身した


卵の周りに漂う霧は猛毒っぽい見た目。だから注意しつつ遠くから氷魔法をぶつけてみたが……吸収?消滅?卵にめり込んで音沙汰なし。とりあえず使える魔法を全てぶつけてみるが……変化は見られない。

魔力を100消費して作ったパルチザンを5本投げてみた。刺さったあとに卵にめり込んでいく。

次は兵士から拝借した鉄の剣。投げる。当たる前に溶けた…………ほ~ん……こわっ。もっと魔法をぶつけてみよう。

 

『……違う……』

「ん?」

「ん?リュウ?どうした?」

 

 いま、誰か喋ったか?

 

「いや、今誰か喋ったような……」

『もっと……魔力……』

「ほら」

「いや、ほらって言われても……」

 

 リブロには聞こえていないようだ。他の人も首を傾げている。あれ?俺だけ?おいちょっと待て。カルネ!お前いたのかよ!いたなら参戦してくれても良かったんじゃないか?

 

『あるじ、あの卵からきこえた』

『……卵……喋った……』

 

 え?卵から?

 

『うん。もっと、魔力、頂戴?』

「うぉ……ホントだ……魔力か……触ればいいか?」

『うん』

「今のままじゃ、触れられないんだが……」

『あっ、ちょっとまって』

「あ、いや、大丈夫だ」

『?』

俺は魔力1000をバスケットボールぐらいの大きさに固めて、卵に投げつける。

 

『うまうま、美味しい♪』

 

「おい!大丈夫なのか?」

「リブロ、心配するな。大丈夫だ。………多分……」

『うまうま♪』

 

あれ?あの卵、天辺白かったかな。黒だったよな?

それに、なんか脈打ってる気がする。これは、良い方向に向かっている気がする!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side:卵

 

 

 その存在は破壊、滅亡そんな感情をこねくり回してできた存在である。もちろんその破壊衝動は計り知れない。

それは壊すことに快楽を、それは生物を壊すことに快感を。生きるものすべての脅威になるはずだった(・・・・・)

 

『…………?』

 

 それは気づいた。何か美味しいものが飛んできたことに。1つはとてもスッキリ冷たく、1つはピリ辛。他にもいろいろな味が流れ込んできた。最後に飛んできた5つの魔力。口に運ぶ。

 

『…………!!』

 

 それは心の底からほっとする甘さを秘めた魔力、今まで食べた何よりも美味しい魔力、奇跡の口溶け。

あぁ、美味しい。もっと食べたい。その感情が彼女の破壊衝動を大きく上回るのはそう遠くなかった。

次に飛んできたのは固形物。美味しくない。噛みごたえがダメ。とてつもなく苦い。不味すぎて涙が出てきた。

 

『……違う……』

 

 自分が求めているもはこんなゴミカスみたいなものじゃない。もっとあの魔力を。あの最高に甘い魔力。その魔力の持ち主がそこにいる事はすでに把握している。ならば声をかけるのみ。

 

『もっと……魔力……』

 

 気づいてくれた。これでまた、あの美味しいものが食べられる。心が踊った。もうこの魔力さえあれば他のことなんてどうでもいい。

 

『……セ、コ……、………、…ワ…』

 

 何か自分以外の声が聞こえるがそんな事を気にしない。頭の隅に追いやる。いや、頭のなかから消し去る。

 

『ア……ァ…………………』

 

 よし。そうこうしている内に巨大な魔力が送られてきた。甘さが、口の中で広がる。このために自分は生まれてきたんだ。そう感じた。

 

『うまうま♪』

 

 その存在は破壊、滅亡そんな感情をこねくり回してできた存在、破壊の化身。だが今の姿はどう見ても、とっても舌の肥えたグルメな少女である。

 

 

 

 




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 9

71話。なんかこう、内容が薄い気がするけど気のせいかな?そう、信じたい。

前回のあらすじ
卵すっげぇ毒々しい
キェアァァァァァァシャベッタァァァァァ
side:卵


 あれから数時間、卵が真っ白になった。心なしか神々しいオーラを放っているようだ。

陛下は安全のため、その他兵士は負傷した者の避難のために別室の移動した。陛下が「テイム出来るかもしれないんだろ?みたい!見せて!いや~だ!みたいみたい~!」って駄々をこねた、だがリブロがしっかりぐるぐる巻きにして連れて行った。よくできた息子さんですね。

 

「あんな陛下……初めて見たっす……何か急に親しみが持てるようになったっす……」

 

 そうだろう?カルネ。

 

「俺は知っていたぞ?何しろ俺と同じ愛妻家だからな。また今度話に行こうかな?」

「また話に行くの?この前十分話したわよね?また三日三晩ほっとかれると…………その……寂しい……から……ね?」

「おぉ……パラネラ!」

「エッジ!」

 

 そう言うと、2人はひしと抱き合い……おぉ甘い甘~いキスですか。てっきりまたパラネラが怒るのかと思ったら、照れながら「ほっとかれると寂しい」って……見せつけてくれますな!この夫婦!

 

「そういうのは二人のときにやってくれ……頼むから……」

「「あっ」」

 

 エッジは少し気まずそうにし、パラネラは、うつむいてしゃがみ込んでしまった。今頃、蒸発しそうなほど顔を真赤にしているだろうな。なぜ分かるかって?耳がこれでもかと言うほど赤いからだよ。あ、エッジがその様子を見てまた顔がにやけてる。この2人はどこでもこんな感じなのかな?陛下とも親しどそうだったし、それに陛下……あんたも重度の愛妻家か……

 

『とと様、そろそろ出れそう』

「お、そうか。そろそろ生まれるぞ~」

「お、やっとすか。モンスターの孵化なんてなかなか見れるものじゃないっすからね。楽しみで夜も眠れなかったっすよ」

「カルネ、お前さっき立ったまま寝てただろ」

 

 あの後、卵の中身とある程度会話していたが、あのトンチンカンが変化したとは思えないほどいい子だ。

何故、とと様と呼ばれているか聞いてみた。その答えは『魔力(ご飯)をくれたから』らしい。そして、もっとこの甘味(魔力)が食べたいらしい。すっごく甘く美味しいと。試しにスー達にあげてみた結果、吸い尽くされた。ルームの子もほしいほしいともう大変で。何か、肌荒れたかな?この数時間で魔法の聖水何本飲んだことか……げぇっぷ……失礼。そうこう回想に苦笑いしていると、卵からゴンゴン聞こえてきた。いよいよか、生命の神秘。

 

『ちょっと待って、思ったより殻が硬い。とと様助けて!』

 

 えぇ、確かにとても鈍い音がするけどそれ……ドジっ子属性か。悪くない『早く助けてぇ!』あ、はい。

 

 この卵、すっげぇ堅いのな。割るのに10分かかった。

 




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あぁ、やっぱりと龍介はひとりごちる 10

72話。なんかこう、ねもい(更新する日付間違えてたーーーーー

前回のあらすじ
卵まっしろ
王様愛妻家疑惑
卵かってぇ


 砕くのに10分もかかった卵の殻の厚さは10cm。硬さは鉄よりちょいと硬い。いや、これもう卵と言って良いかすら分からない。ともかく、無事に新しい家族を迎えることができた。新しい家族、それは魔のサソリ。尻尾まで入れると全長3m。でもその姿はややデフォルメされており、かわいい。ごついサソリもいいがこっちもなかなか……

 

===================

魔のサソリ ♀ Lv1

 

ランク:A

 

HP:2000/2000

MP:4000/4000 

攻撃力:700   

防御力:800 

素早さ:300

 賢さ:600 

器用さ:400

 幸運:80

スキル================

・ダッシュ Lv3 ・豪腕   Lv2 

・気配察知 Lv3 

特殊スキル==============

・狂毒   Lv2 ・人化   Lv1

===================

 

 すごく、すっちりしたステータス。それに?人化ですと?これは熱い。

 

「さてと、スキルの前に名前だな……」

『可愛いのをお願い。とと様』

 

 可愛いの……さそり…スコーピオン…スコルピオーネ…アラクラン……この系統はダメだな。

こういう時に便利なのは花言葉。

 

むむむむ……………

 

「よし、決まったぞ。今日からお前はスズランだ」

『スズラン?』

「ああ、俺の出身の花で、意味は『幸福の訪れ』だ。ぴったりだろう?」

『スズラン……スズラン……うん!気に入った!とと様、ありがとう!』

 

 よっぽど嬉しかったのか、スズランがたまらず抱きついて(飛びついて?)来る。

おぅ、いくらデフォルメされていても飛びついてくると迫力が違うな……もちろん受け止めたけど。おぉ、よしよし。そんなスズランの触り心地はすべすべしていた。

 

『スーも!』

『ライムも……』

『ちょっとこっ恥ずかしいけど……自分も……』

『あの……私も……な、なでて……』

 

 従魔たちとの戯れの時間だ。外野は黙っていてもらおうか。異論は認めん、俺はこの空間を堪能する!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「そろそろいいだろ?」

 

 ぶっちゃけ疲れた。またこのパターン。このまま続いていたら筋肉痛は免れなかった。外野の異論は認めんとか言ってごめんな。

 

『『『『『うん!(はい!)』』』』』

 

 良かった。

 

「それじゃ、スズラン。人化を見せてくれるか?」

『うん!』

 

 スズランが体に力を入れるとモワモワと白い煙が立ち込め……

 

『じゃ~~ん!!』

 

 中から桃色ポニーテールの女の子が出てきた。身長は150cm位。身長的に娘っていうか……妹?

 

『かわいい?かわいい?』

「か……かわいいっす!!」

『えぇぇぇ~~~!?』

 

 あ、カルネに攫われた。はやっ!全然見えなかった……これが可愛い物好きの女子……これは恐ろしい……

というか……渡さないとばかりに威嚇しないでほしい。

 

 

 

 スズランが開放してもらえたのは、それから2時間ほど後で、王様が戻って来てもやめないのは流石だと思うよ。まったく、イベント盛りだくさんな1日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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龍介の休日 1

73話 にわか実況回。この間に次の話を考えねばwwww

前回のあらすじ
殻硬すぎてやばい
生まれたのは可愛いサソリ
命名:スズラン


 あ~、昨日はつかれた……つかれ

 

「う……うん~~~」

『ふぁ~、よく寝た~』

 

 スーは良いとして………スズラン、お前……服はどうした?あ、あんなところに……いつの間に……

 

「あ~……ぬふ~もうちょっとだけ……」

 

 ん~こういう状況に驚きや嬉しい気持ちよりも呆れ?ような気持ちしか沸かないのは、娘のような存在だからだろうか?ともかく、親としての気持ちがよくわかった気がする。現世ではまだ15歳だけど。精神年齢37歳だけど!

 

 さて、朝食を皆で美味しく頂いたところで、今後の予定を立ててみよう。

 

1、従魔たちと遊ぶ

 

2、従魔たちと遊ぶ(訓練)

 

3、従魔たちと遊ぶ(スズランの歓迎会風)

 

 ……よし、遊ぼう。これはもう遊ぶしかない。

 

よし皆!この魔力のボールでサッカーだ!ルールを説明する。

 

<ルール>

・基本、地球のサッカーと一緒

・魔法有り

・特技有り

 

 これでいいか。念のため試合はコロシアムだな。イナズ◯イレブンみたく派手にやってくれ!

 

第一試合

 スーチームVSライムチーム

 

 スーとライムが厳選して組んだスライムチーム同士の戦いだ。

 

<スーチーム>

FW

・バトルスライム×2

MF

・シャドウスライム×2

・ドラゴスライム×2

DF

・ウォータースライム×2

・スライムマデュラ×2

GK

・ギガスライム

 

<ライムチーム>

FW

・ドラゴスライム

・スラッピー

MF

・メタルスライム×4

DF

・ビッグスライム×4

GK

・スラッピー

 

 それでは、ライムチームのキックオフ。今回大雑把にルールを説明して行われる試合、第一回最高チーム決定戦スーチームVSライムチーム。それなりの緊張感で行われております。ちなみにオフサイドは無しです。

 おっとスーチーム、ちょっと押されているような雰囲気だ!メタルスライムがやはりすばしっこい様子。しかしいい感じに一歩も引かない展開です。あーっと、タイミングが合わずボールがスーチームにわたってしまったぁ!シャドウスライムがぐんぐん進む、ぐんぐん進む!これは相手にとってはつらい状況だぁ!っとメタルスライムも抜かれたぁ!シャドウスライム、影に潜りかわしたぁ!オープンスペースができてしまっている!これは間に合わない!ビックスライムが巨体を広げ遮るが、シャドウスライム、ドルマをボールにまとわせてシュートぉ!これを待っていた!!その黒いボールはビックスライムの体をかすめ……ここでメタルスライムが追い付く!ゴールに向かって飛んでいくシュートに真正面からヘディング!!メタルスライムには魔法は効かないのでこれを難なく止めたぁ!!

 

 結構、いい試合じゃないか?みんな楽しそうにしているし、これは流行る(確信

 

 お~、そうこうしているうちにメタルスライムが追い上げる!ぐんぐん抜く!ぐんぐん抜くぅ!!メラミをまとわせて~蹴り出す!!メタルスライムは燃え盛る炎を解き放った!!ギガスライムは体の面積を極限まで小さくし

その超硬化した体での体当たりで止めようとする!いい感じに止めている!止めている!どうなる?どうなる!ゴーーーーーーーーーーーール!

 

 いい感じに決まったな。これ、これだよ!これを待っていた。あのシュート!あの攻防戦!超次元サッカー!

この後、ドラゴスライムが天高く舞い火の息とともに放つシュートや、ビッグスライムがその巨体を活かしたディフェンス。バトルスライムによるアクロバティックなカットやドリブル。テンションが上ったね。

最終的に3対2でスーチームの勝利。初っ端から見せてくれますね。これは第二、第三試合も、期待できるな。

 

 

 

 

 




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前回サソリの説明書いてなかったので書いときます

魔のサソリ=============
旧魔王軍で運用されていた人工生命体
最大の武器は尻尾の猛毒で、毒消し草で
は治せない毒素を持っている
==================


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龍介の休日 2

74話 にわか実況回その2

前回のあらすじ
従魔たちと遊ぶ
サッカー!
結構超次元してた


 第一試合終了!これは本当に熱い戦いだった。様々な魔法をぶつけるシュート。補助魔法による超人外的な、立体で行うボールの駆け引き。攻撃補助魔法での妨害。サッカーコートに大穴が空いた時は焦ったが……まぁ予想の範囲だ。ヒャダルコのこもったシュートにメラミを当てて消滅させた時は……死人が出るかと思った……

 

 

第二試合

 ナイトチームVSレムチーム

 

<ナイトチーム>

FW

・アルミラージ×2

MF

・メタルスライム×2

・ファーラット×2

DF

・ストロングアニマル×2

・キラーエイプ×2

GK

・マンイーター

 

<レムチーム>

FW

・ハイドゴーレム×2

MF

・ハイドゴーレム×4

DF

・ゴーレム×4

GK

・ビッグゴーレム

 

 レムは自身の仲間のゴーレム達を、ナイトはその巨大なゴーレムを翻弄出来るようにと体格の小さい者を前衛においてきた。さて、第二試合目……スタート!!

 

 さぁ、始まりました。2試合目。レムチームのハイドゴーレムのキックオフによって火蓋が切って落とされました。

ハイドゴーレム、その身軽さを活かしたフットワーク!これはゴーレム翻弄予定のナイトも予想外か!?しかしここで止めたのはメタルスライム!自身に火を纏いボールを掠め取る姿はまさに銀紅の弾丸。すぐさまアルミラージにパスを繋いでいく。アルミラージは自慢の角を振り上げゴーレム達にラリホーをかけていった!効果抜群だ!レムチームの半分以上が寝てしまった。これはチャーンス!攻める!攻める!攻めるぅ!!

このままビッグゴーレムの守るゴールに辿り着くのかぁ!!しかしここで魔法が効かなかったゴーレムが立ちはだかる!仁王立ちだ!これはアルミラージ、ついつい吸い込まれていく!!

あ~、とられた!惜しい!ここでゴーレムからハイドゴーレムへのパスが続きます。ハイドゴーレムがMFを抜けた!ストロングアニマルが雄叫びで阻止を試みるが聞いていない様子。ボールを蹴り上げ、他のハイドゴーレムと協力し高く飛び上がった!これは防ぎ切れないか!?

その強化された体から放たれたボールは一直線にゴールへと進む。マンイーターは自身の触手を固め受け止める姿勢に入る。ボールが触手に触れ……爆ぜた!?そして、ゴーーーール!そして前半終了~~!!

 

 あれはおそらくイオが込められてましたね。何かと接触した瞬間その進行方向とは逆側に爆発を起こすことで促進力を上げたようです。これはポイント高いですね。いきあたりばったりなのによくやったと思います。回復班、急いでマンイーターの再生を。さぁ、後半戦だ!

 

 

 




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龍介の休日 3

75話 にわか実況回その3

前回のあらすじ
過激超次元サッカー!
負傷者そこそこ
前半終了


第二試合

 ナイトチームVSレムチーム

 

「さぁ始まりました後半戦。いつもニコニコあなたの後ろに這いよる武神の提供でお送りします」

 

 おいちょっと待て。

 

「なに?どうしたのさ?」

「いや、何普通に武神さんが降臨してらっしゃるのかな~とおもって。そもそも、こっちの世界にあまり介入できないんじゃなかったのか?」

「あの世界は……ね。ここはなんかもういろいろ隔離された1つの空間になってるからセーフ。あの世界とはちょっとずれた世界?みたいな?だから問題なし!」

 

 へ~、マジか。ここはもう1つの確立された新しい世界的な?

 

「そもそも、依代作れば行けなくもないんだけどねぇ」

「じゃあそれで観光でもすれば良いんじゃ?」

「それがうまくいかないんだよねぇ……僕達が降りると異常気象が2、3日起こるんだよ。それも天変地異レベル」

「うん、よくわかった」

「それじゃ、後半戦行ってみようか!」

 

 さぁ、ナイトチームのキックオフです。解説のステルさん、この後半戦どう感じますか?

 

 「そうですね、先程のように新しいシュートの開発が勝利への鍵となるでしょうね。出来るだけ、ど派手なのを期待しています」

 

 はい、ナチュラルに心を読んでくれてありがとうございました。さて、いまボールを持っているのはメタルスライムです。ぐんぐん追い上げていきます。これはこのまま決めるつもりなのか。おぉ?全身に炎っを纏い始めた!これは、ヒー◯タックル!そのまま走り抜ける。近づくものはもれなく火傷を負って吹き飛ばされています。これは熱盛!さぁいい感じに温まってきました、どうなるのでしょうか。現在メタルスライムが爆走しております。目の前にゴーレムが立ちはだかった!ゴーレムは天高く飛び上がり地面に落ちた衝撃で隆起した地面でメタルスライムを吹っ飛ばす。これは痛そうだ!ただメタルスライムは硬いのでそこまで痛くはなかった様子。地面を叩いて悔しがっている。

※隆起した地面はすぐにステルが直しました。万能。

今の技はとても良かったですね。特に大人数を巻き込む辺り超次元していたと思います。さぁ、ボールはレムチームに渡りました。

 

「いまのディフェンスは良かったね。フィールドをよく使った技だと思うよ。メタルスライムのドリブルも良かったが流石に下からの攻撃は無理だったようだね。いい感じの接戦。長く生きてきた僕も久しぶりに胸が踊ったよ」

 

 以上、年月重ねすぎて自分の年齢もわからなくなってしまったお爺さんからでした。

 

「ちょっと!?」

 

 さぁ、後半戦も残りわずか。このままレムチームが先取したまま終わるのか!それとも起死回生の逆転か!FWとMFを抜けたハイドゴーレム三人はボールを蹴り上げ天高く飛び上がった!三人は右足にドルクマを溜め一斉に蹴りシュート!ボールは禍々しく赤黒く染まりモーニングスターのように鋭いトゲが飛び出ている。その球針体はゆっくり回転しつつゴールへと飛んでいく。素直に思う。これを止められたらもう英雄だな。

と、そうこうしてる内に「熱盛ィ!!」……すみません、熱盛と出てしまいました。

ステルはあとで強制キーパーにしてシュートを大量に叩き込んでおきます。

 

「!?」

 

 DFのいる場所までボールが到達。もちろんストロングアニマルズは自身の特技を使い止めにはいるが……あ、吹き飛ばされた。メディック、すぐに回復だ!さぁ、シュートはキーパーに到達しようとしています。マンイーター、どうする!

 

「な、なんと、シュートの進行が止まった!どうやら自身の触手にバギを多重に纏うことにより空気の壁を作ったようだ!止められるか!止められるか!?」

 

爆発した!砂煙で良くわかりません!どうなった!?

……………いない!マンイーターがいない!ボールは!?………ゴールだ!ゴーーーール!!

 

そういえばこれで皆軒並みレベルが上がってるんだよな……一石二鳥だな。

 

 

 

 

 

 

 

 




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著作権とかちょいと怖いが技名くらい大丈夫かな?○で伏せてるから大丈夫だよね。
(՞ةڼ◔)vイヒーwwwwイヒヒwww


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龍介の休日 4

76話 にわか実況回その4

前回のあらすじ
第二試合終了
負傷者多数、死者1
いい感じに次元越えた


第二試合終了でございます。

 

結果:レムチームの勝利

 

 えぇ、もう凄い試合でした。特に最後のシュート、あれは俺か古参の従魔しか止められるか怪しかったね。え?どうやって止めるかって?俺だったらライデインかギガデインを固めて巨大な手にして止めてた。多分止められる。きっと、恐らく……

 

さて、第三試合を初めたいところだが……昼休憩です。よし、ギルドに依頼の確認に行こう。

 

「じゃ、僕はここで待っとくね。早く帰ってこないと……泣いちゃうよ?」

 

 子供か!良い年したイケメン既婚者が何言ってんだ、爆ぜろ!

 

「ちょっ!だからってイオ使わなくてもいいじゃん!」

 

< 爆炎魔法のレベルが上がりました >

 

 ラッキー!イオラ!!

 

「おまっ!?」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 ギルド到着。入った途端ざわざわしていたのがピタリと止んでヒソヒソ声に。あれが死神~とか、あのスライムフェチが~とか……おい待てこの野郎出てこい!たたっ斬ってやる!……チッ逃げられたか……次こそ仕留めてやる。

 

「りゅ、リュウスケさん!」

「ん?シリカか?そういえば何か話があったんだっけか?」

「は、はい。この前のネックレスのお礼……なんですけど……その……明日って空いていますか?」

「明日?もちろん空いてるぞ」

「それじゃあ明日、そうですね……どこで待ち合わせが良いですか?」

 

 待ち合わせか……武器屋?いやいや……八百屋?いやいや……ここ?う~ん……友人と出かけるための待ち合わせ場所ねぇ……

 

「あ、貴族街のところの橋とか?」

「良いですね!それじゃあ明日、その場所に……11時に大丈夫ですか?」

「わかった。明日の11時だな。楽しみに待ってるよ」

「はい!」

 

 その時周りから大量の舌打ちが聞こえたり聞こえなかったり。あれ?俺は何をしに来たんだっけ?まぁいいか。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

美味しい美味しい昼食後の第三試合

 

<スズランチーム>

FW

・ポイズンキラー×2

MF

・よろいムカデ×4

DF

・ヘルホーネット×2

・さそりアーマー

・メタルスコーピオン

GK

・ダンジョンエビ

 

<従魔ドリームチーム>

FW

・イリュージョンホース×2

MF

・はなカワセミ×2

・じんめんじゅ×2

DF

・おおくちばし×4

GK

・モーザ

 

 最後の試合は「スズランの編成したチーVS今回出番のなかった子達で決めたチーム」です。実況は引き続きわたし、龍介とステルでお送りします。

 

「よろしくお願いします」

 

 それでは今回の編成。スズランは自分と同じ系統の虫系で固めてきた。対するは従魔ドリームチーム。ご覧の通り今までの試合で出られなかった従魔達で話し合った結果組まれたチーム。

 

「よく考えるとサッカーの試合で馬っておかしいよね」

「何言ってんだ今更だろ。相手チームは虫系だぞ?」

「それもそうか」

 

 それではキックオフです。先行はドリームチーム。イリュージョンホースがボールを持っています。そんな中ポインズンキラーが飛びかかるがなぜか全く見当違いの方向に向かっていった!何だこれは!

 

「あ~これは上手いね。見事に幻影を使って混乱させている」

 

 なるほど、見当違いの方向に向かっているポイズンキラー達は幻影を追っかけているわけか。で、自分たちに効かないのは……大方レベル差とかそんな感じだろう。

さぁ、火蓋は切って落とされました。今後の展開に期待です。




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龍介の休日 5

77話 にわか実況回その5

前回のあらすじ
思わぬレベルアップ
食事の約束(デート)
第三試合開始




 三試合目前半。ボールはイリュージョンホースが持っており、それを奪おうとして幻影に惑わされる者が続出しております。スズランチーム、右へ左へウロウロしております。

 

「ここでポイズンキラー、周りをよく見ていなかったのか?仲間と頭をぶつけてしまった!これは痛そうですね。まだフラフラしています」

 

しかしこれによりイリュージョンホースの幻影が解けたようだ。しかし時すでに遅し!イリュージョンホースはゴールの目の前だ!そして……ボールを持ったままゴールに突っ込んだぁ!!しかしキーパーはダンジョンエビ。どうやら、幻影は効いていないよう。

さぁどうする!?……突っ込んだ!そんなことは知らんと言わんばかりに突っ込んだ!吉と出るか凶と出るか……はい、もちのろん、凶です。止められました。さぁ、ここからスズランチームの反撃!ダンジョンエビからポイズンキラーまでボールが運ばれます。ドリームチーム、空からの攻撃に対処できるのか!?

 

「ドリームチームにも、はなカワセミがいるからね。ぜひ勝利と言う夢を掴んでほしいです」

 

 えぇと……プレッシャーですね。どうボールを奪っていくのか見ものですが……きっと、すごいプレッシャーでしょう。しかし、もたもたしている暇はないようだ。さぁ!どうするん……ん?よく見るとうっすら霧が……あ、あまい息!あまい息だ!はなカワセミ達は、あまい息を大量に展開している!

 

「考えたね。あまい息を空中に大量に散布していたと言うことは……空は彼らの独壇場かな?」

 

 寝て……るな。大きな砂埃を立てて落ちた。これは普通に痛そうだ。メディック!いそいで回復に!……さぁ、試合は続けます。見事、ボールを獲得して見せたはなカワセミ、おおくちばしにボールをパス。ボールを受け取ったおおくちばしのギアは既にMAX。補助魔法のピオラを重ねがけして、メタルスライム顔負けの速度で爆走中。対するはメタルスコーピオン、さそりアーマー、よろいムカデ。素早さを上げ、おおくちばしからボールを奪おうとする。しかし、おおくちばしのその軽やかなフットワークは留まるところを知らない。

 

「残像?あのおおくちばし……足捌きがすごすぎて増えて見えるんだけど……」

 

 足さばきが早すぎて、まるでバタバタとアニメのような動きを見せるおおくちばし。使っているドリブルはシザーズまたはペダラーダ。内側から外側、また外側から内側へボールに触れずにももを上げることなくボールの横を高速でまたいでディフェンスを惑わすフェイントだ。まあそれも、早すぎて謎の動きになっているが……あんなの何処で覚えたんだ?

 

「まさかあそこまで使いこなすとは……」

 

 お前か!いったい何時……昼、か。

となると、他にも教えてそうだな……スズランチーム、どんどん抜かれていく!ついに最後のよろいムカデも抜かれた!残るはダンジョンエビのみ!

ダンジョンエビがシュートを撃たせまいとおおくちばしに立ちはだかる!おおくちばしは……そのまま突っ込むようだ!これはイリュージョンホースの二の舞になるのか!?

ダンジョンエビがたまらずボールに飛びつこうとする。するとおおくちばしはボールを打ち上げ、ダンジョンエビの頭上を越して抜けたっ……シャペウだ!ブラジルサッカーでは最大の屈辱とされるシャウペだぁぁぁぁ!!そしてそのままシュート!!ゴーーーーール!今回はテクニック重視の試合になりそうです。

 




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龍介の休日 6

78話 にわか実況回その6

前回のあらすじ
前半開始
おおくちばし快進撃
なんかこう、どっかでは屈辱的なゴールだ!



 今まで完全に魔法や身体強化の目立った試合だった分、今回のテクニック重視の試合は一見地味に見える……が面白い。身体強化で普通を超えた動きができる分、誰でも簡単にフェイント技が使える。つまり……

 

「_人人人人人人人人人人人_

 > 普通にやっても面白い <

  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄」

 

 言われた~!!言いやがってくれやがりましたよ。べつに絶対!ぜひとも!確実に!言いたいとかではないけども!セリフ奪われるのは悔しい……

 ……気を取り直していきましょう!三試合目後半戦!前半は思わぬコーチの入れ知恵によって点を取られてしまったスズランチーム、どう巻き返していくのか見ものです!

 

「今度は両チームにテクニックを教えたから。ますます、いい試合になる!」

 

 謎の自信いただきました!一体どこからこんな自信が来るのか、皆目検討もつきませんな。さて茶番はこのくらいにして、スズランチームのキックオフ。早速飛ばして来ているみたいだ。

現在、ボールはよろいムカデが持っている。2匹でパスをしながら追い上げている。そこにイリュージョンホースがボールを奪おうと突撃してくる。体格差は歴然、機動力はどっこいどっこい。さぁどう捌くのか……左へ行くと見せかけ、そこからワンステップを入れて相手の股を抜いて縦に突破した!これは……

 

「ラ・ボバ、そういうドリブル技。とても地味なのに難易度が高い技だよ。何しろ高いボールコントロールの技術だけじゃなくステップの技術も必要になるからね」

 

 なるほど、さすがG00gle先生。なんでも知ってらっしゃる。さぁ、前衛を抜けたよろいムカデはその速度が衰えることなくゴールを目指している。しかし!空からの襲撃。はなカワセミズ。しかしよろいムカデは自分の体の下にボールを入れ左右へ躱していく!人面樹は……移動族度が追いついていない。ん?よろいムカデが何故かあたふたしている。……あ、ボールがない!一体いつのまに……

 

「ふっふっふ、僕は見ていたよ!犯人は、人面樹!理由は」

「なるほど、根っこを地面から出してボールを抜き取った、と」

「ちょっ、セリフをぉ!」

 

 はははは、ナンノコトカナ?ボールを奪ったじんめんじゅ、イリュージョンホースにパスを繋ぎました。その前にさそりアーマーとメタルスコーピオンが立ちはだかる。そして二人がボールを奪おうとした瞬間、左右の後ろ足でボールを前後に挟みます。後ろ足の甲でボールを前足のふくらはぎの辺りまで持ち上げて、そこから一気にボールを蹴りあげる。この技はヒールリフト。この足技はとても簡単ではないし、実際にサッカーの試合で使うことはほぼないだろう。

サッカー漫画などでは簡単に使われているようだが、実際に相手を目の前にすると間合いの問題など色々な要素で難しくなる……がしかし、ここでならそれができる!足技としてのインパクトは最高に強い。これは馬がするとすごくアクロバティックだな。ちなみにシャウペととても良く似ているが、両足を使う所が違う。

 

 奪い奪われボールの争奪戦。有名所のエラシコなどその他もろもろアクロバティックに動いていた。残念ながら後半は共に加点なしという結果に終わってしまったが、拍手喝采。いい試合だった。またいつかこんな感じで遊びたいな。……近いうちにトラブル迷い込んできそうだけど……

 

「フラグ?」

「やめてくれ、自分でもそう思ってるんだ」

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 1

79話 やっと次の話へ

前回のあらすじ
普通でも面白いサッカー
いい試合の連発
フラグ建設


次の日の朝。若干足が痛いような気がする。筋肉痛か?ホイミ!ふぅ、楽になった。魔法って便利。

 

「普通は、そんなこと無理なんだけどね」

「……ステル、いつの間に。それに、世界には降りれないんじゃ?天変地異が起こるとかなんとか」

「この家の敷地内はセーフっぽいんだよね。なんでか知らないけど」

「不思議なこともあるもんだな。さすがファンタジー」

「何だろうね、異常なはずなんだけどそう感じなくなって……これが普通か」

 

 ステルが何かに侵食されたようだ。神なのに紙装甲……か。笑える。

 

「失礼だな。これでも物理攻守最強の神だよ?たかが精神攻撃ぐらいで……ねえ、シャル?ぐふぅっ」

 

 お、シャルも来ていたのか。今の拳は最高に決まっていたな。物理最強の神(笑)も悶絶するほどとは……あいつは良い奴だったよ。

 

「まさかとは思いましたがやっぱり………身支度するまで待っていてと言ったのになんで先に行くんですか!この前も私に黙って……あ、龍介さん、久しぶりですね。元気そうで何よりです」

「ああ、久しぶりだな。今日はゆっくりしていってくれ……と言ってももうすぐ出掛けるが」

 

今日はシリカと昼食を約束した日。勿論、遅刻なんてできない。

 

「知ってる知ってる。彼女でしょ?」

「いやいやそんな関係じゃない。ただの友達だよ」

「友達……ねぇ……ぐっ」

 

 ステルのニヤケ顔が非常にムカつく。だからこの拳は悪くない。しかし、さすが物理攻守最強の神(笑)……まるで壁を殴っているみたいだ……硬すぎるし重い。おっと、こんなことしてる暇はない。そろそろ行かねば。

 

「それじゃあ、そろそろ出るから。ステル、くれぐれも問題は起こさないように」

「龍介の僕に対する認識が良くわかった気がするよ。そんなに問題児じゃないから!」

「安心してください、龍介さん。私がなにもさせませんから、楽しんできてください」

「ぐぐぐ、最近の僕の扱いがひどい気がする」

 

 さてと、貴族街の橋に11時。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 貴族街前。シリカが来ない。もしかしたら準備に手間取っているのかも、と思いしばらく待っているがやっぱり来ない。

 

-ヒュンッ!パシッ-

 

 …………矢文とは古風な……じゃねぇ!!矢文ってことは、果たし状とかそういう類だ。……クソッ!

 

 

========================

女は預かった。

返してほしければ明日の正午〇◯✕に来い

========================

 

 なんて雑なんだ!




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トラブルに魅入られた龍介 2

80話 newPC

前回のあらすじ
筋・肉・痛
神とエンカウント
ヒロイン(候補)攫われる


 あの手紙はとある侯爵から、と言うよりその侯爵の息子からだな。実はこの侯爵、先日魔物になったトンチンカンの1人、カンジダリウ侯爵の息子っぽい。何でだ?父親があんなことになった逆恨みか?もしそうなら傍迷惑だな。俺関係ないじゃん……それに一般人を巻き込むなんて。起こってしまったことは仕方がないか……こうなったら行動あるのみ。すぐにシャドウスライム、ハイドゴーレムを偵察隊として明日向かう予定の家に潜入させた。もし、シリカを見つけたなら2体をもしもの時のために近くに置いておくつもりだ。勿論、いつ誰が見ているか分からないので確実に人がいないルーム内で作戦会議をした。というか、約95%の犯罪を未然に防ぐ事ができている騎士団はどうした!また残りの5%を引いたのか!そうなんだろう!?

 

「今から行って取り返してきたら?」

「まだシリカがそこに居るのか分からないじゃないですか。偵察が戻るのを待っていた方がいいですよね?」

 

ステル達2人も作戦を考えてくれている。あれをしたらどうだろうか、こうしたら良いんじゃないか、こうすればより酷い苦痛を与えながら地獄に落とせるとか……ちょっと待て。

 

「どうした?」

「話がすごく物騒な方向に向かって行ってないか?」

「「???」」

 

 ダメだこの二人物騒だ。

 

「だって、ねぇ?龍介を害しようとするなんて許せるはず無いじゃん?」

「そうですよ、龍介さんのお知り合いも巻き込んで悪事を働いているんです。ただじゃ置きませんよ」

 

 嬉しいんだけど、嬉しいんだけども……

 

「気持ちは嬉しいんだが、もっとこう穏便に、な?そりゃあ、ちょっとした事故で四肢欠損やらになるけど殺しはだめだ。あとの処理は国に裁いてもらうんだから」

「それもなかなかエグいと思うんだけどね……」

 

 殺すのは向こうから襲ってきた悪党とかだけだ。正当防衛ってやつだ。それ以外は基本殺しは無しな感じで。

 

「とりあえず、俺は陛下に報告しに行くから」

「「いってらっしゃ~い」」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 城に入るのに顔パスってホント便利。とにかく今日は緊急なので急いで会ってもらえるよう手配してもらった。

 

「リュウスケ、また何かあった?」

「またって何ですか陛下。まるでいつもトラブルを引き連れているみたいな言い方じゃないですか」

「違ったかな?」

 

 いいえ、まったくおっしゃる通り、トラブルです。

 

「実はこれを見てほしくて今日は伺いました」

「ん?これは……脅迫状?」

「そんな感じですね。今日ギルドの友人と食事に行く約束をしていたんですが時間になっても来ず、代わりにこれが」

「なるほど、白昼堂々と誘拐か……すぐに犯人を特定させよう」

「あ、犯人なら既に」

「ふっ、早いな。それで?犯人は?」

 

 こうして犯人絶望のカウントダウンは動き始めた。

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 3

81話 最近仕事が忙しくてちょびぃと少なめ

前回のあらすじ
脅迫状の主発覚
偵察派遣
陛下に報告ぅ


「犯人は、ついこの間話題になったカンジダリウ侯爵、その息子です」

「そいつは……たしかカンジダリウの影響で貴族至上主義な言動がたまに出ていた青年か。確かカンジダリウ侯爵の死を聞きつけて、すぐに自分を侯爵にするよう進言してきたのをよく覚えているよ」

 

 それは……メンタルが強いというか……薄情というか……どちらにせよ不敬な行動じゃないか?

 

「まあ、権力目当ての無知野郎だったからばっさり切ったけど」

 

 言い方が……しかしそこまでか……これは何しでかすか分らんな……そろそろ偵察が……おっ

 

「どうした?」

「あぁ、従魔から連絡がきました。シャドウスライム、出てきていいぞ」

「うお!?」

 

 すぐさま5匹のシャドウスライムが姿を表す、ように見えたはずだ。この子たちは特に隠密が得意だから、自分には見えていても他の人には見えていないはずだ。多分そのはず。この反応で確証ができてよかった。

 

「全く気づかなかったぞ……」

「そこそこ隠密能力が高いですから、それに上にいる人もなかなかいいレベルですね」

「ははは、やっぱり分ってた?本当に底が見えないな」

「それに、誰かがここに全速力で向かってきていることも」

「え?」

 

-ドドドドドドドドッ!バターン!!-

 

「やっと会えた~!!、君がリュウスケ君ね!この前見たきりだったから早く喋ってみたっかったのよ~!よろしく~!!私のことはヒノちゃんって呼んでね!」

 

 ……………え?扉を豪快に開けて入ってきたのはこの前(63話)陛下の隣に座っていた子供さん。

 

「あら?もしかしなくても、惚れちゃった?いやね~困っちゃう~」

 

 え~、何このノリ……こっちが困っちゃうんだけど。

 

「リュウスケ!妻はやらん!こいつは俺のだ!」

 

 見た目は中学生!中身は大人!その名は、王妃!って……なんですと!?この人が陛下の妻!?いやよく見たら顔は陛下と同じく整っているし、どことなく高貴な雰囲気とか感じる気がする。うん。

 

「母さん、そのくらいにして……こっちが恥ずかしい……」

 

 後ろからリブロが息を切らしながら入ってくる。お前も苦労してんのな……よくわかるよ……

 

「ま可愛い可愛い家内のことは置いといて……確実にやつを確保できるな?」

「すでに、居場所は把握済みです。人質も無事に見つけ、護衛としてハイドゴーレムをつけています。完全に敵が躍っているだけです」

「む~~……喋れると思ったのに……放置プレイなんて~~!」

 

 イヤンイヤンじゃないよ………誰かこの人の相手してあげて!

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 4

82話 ここにきてモチベが急降下

前回のあらすじ
犯人の人格注意
ヒノちゃん登・場!
敵、またもや踊るのみ


 陛下に報告が終わった後、あとは何かすること………が……あ、ギルマスに一応言っとかないとな。

 

「というわけでシリカが攫われた」

「……何がというわけでなのかさっぱりわからんが、大体わかった」

 

 さすがギルマス、すぐに通じるそんなところホント好き。

 

「つまり、そいつを今すぐ捻り潰せばいいんだな?」

 

 前言撤回、だめだ全然伝わってねぇ。仕方がないので、最初から最後まで丁寧に教えてあげた。

途中からクリスも加わりメモを取ていた。この人がいれば問題ないな。

 

「だいたい分かった。それでリュウ、俺たちにどうしてほしいんだ?」

「いや別に?ただの報告だ。明日シリカが業務に遅れるしな」

「なるほどなるほど…………なぁ、もうちょっと参加させてくれないか?頼むよ」

 

 一瞬にしてギルマスが orz になったかと思うとすぐさま両肩をつかんでゆすってくる。ちょっ、力つよっ!

腕がしびれて、指の感覚がなくなってきて………ってマジでヤバイ。壊死!壊死!

 

「おっととと……すまんすまん」

「勘弁してくれ……」

 

 やっぱギルマスは強い、はっきりわかんだね。しかしその強さをふるう機会はない。また、魔物が攻めて来たときに存分にふるってほしい。とりあえずこれで報告は終わり。救出でき次第ここに報告することを約束し、ギルドを後にした。この後、ギルマスが「ギルドを敵に回した事を後悔させてやるぜ、ヒャッハー」とか何とか言って、ギルドから飛び出した所、クリスに引っ叩かれてまたギルド内に消えていく光景があったとかなかったとか。さらにその日の夜中、むさい男のすすり泣きがギルドから聞こえたり聞こえなかったり……俺には関係ない話だな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 準備はこんなところか。相手の要求がわからない点を考えると、要求されそうなこと、物は一通り準備したほうがいいよな……金と魔道具……はほとんど持っていないし見せびらかした事も無いから何とも言えないな……

あ、家の魔道具の情報を何らかで聞いて~ってのはあり得るか?もうめんどくせぇ、どうせ何もやらないんだし、もういいか。あとは……

 

「やっぱりアタイは、ここはこうしてこう捻ると結構痛いと思うよ?その癖にあまり体にダメージが……」

「でもここをこうすれば、さらにいい感じのが入りますよ?」

「あだだだだだ!痛い!もげる!もげるぅ!!」

 

 なんでフレアがステルで関節技決めているんですかねぇ……ヒールホールド、しかも持続的に回復かけてるし……治って痛めての繰り返しか。恐ろしいな……この世界での関節技は……

もうこの人たちは置いておこう、そうしよう。あとは明日、しっかり思い知らせなきゃなぁ……へっへっへっへ……へへへへへ。

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 5

85話 ここにきてモチベがやや上昇

前回のあらすじ
ギルドに報告
ギルマス暴走
フレアのヒールホールド極


 翌朝

 

「う~ん……関節が……関節がッ」

「アタイのほうが~……もっとうまく~」

「それはさっきやりましたよぅ。むにゃうにゃ……」

 

 現場、非常に混雑しております。いったいどうしてこうなったのでしょうか、皆目見当もつきません。

あ、エールが入っていたと思しき樽があります。それに食べた跡が……人の家でよくもまぁこんなに食い散らかして……よぉし、スライム諸君片付け!そう号令をかけるとスライムたちがわらわらと後片付けを始める。食べこぼし、飲み残しを吸収。きれいに皿とコップを洗って収納。いやぁ、手際がよろしい。

 

「はっ……腕はついてる!?足は!?」

「大変だったんだな……」

「あ、あぁ……それはもう。そのくせあまり痛くないのがつらくて……」

 

本当に、大変だったんだな。きっと良いことあるよ。保証はしないけど。さて、片付けも終わったな。シリカに付いてる従魔達からの情報はっと………地下牢に入れられてはいるが、特にこれと言ってひどい扱いはされていないか。引き続き奴らの監視とシリカの保護。もし、シリカに何かありそうだったらすぐで救出してきていいぞ。

 本当はすぐに助けたい所だが、ここはちょっと我慢してもらおう。これからこういう事を減らすためにも徹底的に叩き折って噂を広めてもらわなければいけない。というか、Aランクに喧嘩を売ること自体頭おかしいと思うけど……

エルネスト夫婦にこんなことしたら、たぶん塵も残らないぞ。カルネなんか氷像作りそうだ。

 

「あれ?もう時間だっけ?」

「いや、時間は正午だし、まだ時間があるな……」

「大事な人が攫われたのに結構余裕だね」

「そりゃもちろん、安全は守られているからな。さっと行って救出して、犯人には痛い目見せないとなぁ」

「隆介、いま般若が運動靴で逃げ出す顔してるよ」

 

 般若も走りやすい装備で逃げ出す……か。俺そんな怖い顔してた?種族とかかわってないよね?ひょんなことから種族が変わるのはありがちだけど、こんなことで変わったら恥ずかしくてしょうがない。よし、人間のままだった……よかったぁ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side:シリカ

 

 

 現場のシリカです。私は今、地下牢にいまーす。…………はぁ、ギルドの職員だからいかなるトラブルにも対応できるよう訓練されてはいるんですけど……ちょっとメンタルにビシビシ、ヒビが入りつつあります……閉所にずっと1人閉じ込められると、寂しくて死にそうになりますね。そんな中で、自分を保っていられるのはこのスライム達がいるから……ですかね。どこからともなくゴーレムやスライムが現れて、掃除をしたり食事を用意してくれます。それだけ本当に癒しになります。そして、そんなスライムちゃんが置いていった手紙が1枚。

 

================

ちょっと、犯人潰すまで待ってて

================

 

 書かれていたのはこの一言だけでした。開いた口が塞がりませんでした。( ゚д゚)ポカーン です。リュウさん、これは貸し1つですよ!

 

 

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 6

85話 モチベがやや上昇中

前回のあらすじ
ステル、夢にまで見る関節技
般若もスポーツマン
リュウスケ、シリカに貸し1つ


side:シリカ

 

「おい、出ろ」

 

 私は、牢屋から出されてとある一室に連れてこられました。ただ気になるのが、こんなにスライムちゃん達がついて来ているのに、なんで他の人は気づかないのでしょう?目が悪い……わけではないでしょうし……

それで、連れてこられた部屋は……一見、普通に見えますがよく見ると窓に鉄格子。おそらく扉も……いったいどういう目的で作られた部屋なんでしょうか?

そしてそんな中、スライムちゃん達は分るんですけど平然と入ってくるゴーレム達はいったい何処から入って…… -ガチャッ- ……えぇ!?普通に入り口から!?ちらっと見えた感じ見張りがいたような気がするんですけど……ゴーレムがサムズアップしてきました。

 

 ……スライムちゃん達かわいい。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

side:リュウスケ

 

 いよいよ時間。今いる所は矢文で指定された場所。今のところ近くに人の気配なし……は、時間を守れこの野郎。そっちから誘っといて時間通りに来ないとかふざけてんだろ。あれか?貴族だからか?貴族だから時間にルーズでも許されるってか?あ~やだやだ、そんな貴族には悪評しか来ないぞきっと。お?こちらに近づいてくる気配……5人か。

 

「お前がリュウスケだな?」

「ああ、そうだが迎えか?」

「口にきき方に気をつけるんだな。あの女の命が、どうなっても知らんぞ?」

 

 これぞ悪党のセリフ。というか、これまであってきた人物の3割、下手したら4割が悪党な気がする……

そろそろ悪党のセリフベスト10全部言い切るんじゃないか?

 

「分った。本当に彼女は無事なんだろうな?」

「当たり前だ。お前がしっかり要件を飲めば、の話だが。行くぞ」

 

 すると男が1人、布をかぶせてきた。目隠し……しかし効果がないようだ!ここら辺はマッピング済みなので。

 

なんやかんや目的地に着いた。情報通り、カンジダリウ侯爵の家だ。自分の家に敵を招き入れるのは果たして賢明な判断なのか?とか考えたりしたが、相手は俺を敵じゃなく、人質を取られて言うことを聞くしかできない人みたいな認識なんだろうな。しかし気になるのが、どうも見た感じ人が少ない。なかなか大きい家なのに気配が12人しかいない。内2人は侯爵息子とシリカだろう。使用人も少なく見積もって2人は要るとして…………となると私兵は8人ほど……あ、俺を連れてきた奴らを入れると13人か。どちらにせよAランク相手にするには少ないと思う。全員がBランク並か?とも考えたが今いる5人を見てもDランクかCランク位………何か切り札があると考えておいたほうがいいかもな。

 

「ここだ。入れ。けっして失礼の無いようにしろ」

 

 結構乱暴に部屋に連れ込まれ、目隠しが取れる。目の前でふんぞり返っていたのは、おかっぱ坊ちゃんでした。

偉そうに食べ物を食い散らかしている。正直、もんのすごい量のゴミを蓄えている以外、普通?

 

「なんだお前?頭が高いぞ?ほれ、跪け平民」

 

 前言撤回、何こいつびっくりした~。え?坊ちゃん?いいえ糞餓鬼でした。

 

「ほれ、どうした?早く跪けよ」

「それより、彼女はどこだ」

「チッ、ちゃんと無事だ。面白くねぇな!おい!もっと食い物もってこい!」

「は、はいぃ!」

 

 近くに待機していたメイドさんに食べかす投げつけ新しいものを持ってこさせようとする。は?貴様メイドを何だと思ってるんだこの野郎もぐぞ。

 

-ガシャガシャガシャン!-

 

「おいどうした」

「い、いえ、すいません。急に寒気が……」

 

 おっと、いけないいけない。ついつい殺気が……というかあの糞餓鬼に殺気向けたのにその横の私兵さんが焦ってんだ?おっと、話を進めなきゃな。今回は下手に話を進めよう

 

「それで要求は何なんだ?」

「ん?」

「いや、何を渡せば彼女を返してくれるんです?」

「お前、珍しい魔物を飼っているんだろう?僕に全部寄こせ」

 

 ………その喧嘩買ったぁ!

 

 

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 7

86話 モチベ上昇中

前回のあらすじ
シリカ何かを悟る
最近悪党しか見てないような気がするリュウスケ
坊ちゃんの要求、あまりにも馬鹿げてた


従魔を寄越せ、つまり大事な家族とも言える存在を渡せと。

 

「どうした?早く寄こせ。僕が使ってやるんだって言ってるんだぞ?泣いて喜べよ愚民」

「ちなみに聞くが、俺から奪ってどうするつもりだ?」

「口の聞き方がなってないな、まあいいや。簡単な話、剥製にして僕が永遠に楽しんでやるんだよ。珍しい魔物の剥製なら僕も箔が付く」

 

 剥製だと?家のスライム1匹に負けそうなレベルしかないのに剥製とは恐れ入った。自分で倒した魔物を飾るなら、力の証明として箔は付くかもな。

ただ、「その力を振るって見せろ」的な場面が来てぼろが出るフラグが立つんだよな。

さて、こんな馬鹿げた要求飲むわけがない。ここを打開する力はあるので、いまはどうやってこのおかっぱを料理するか考えています。おかっぱは完全放置です。こう、怒り通り越して冷静になった。

 

《今日のおすすめ:某最強の弟子の技 一覧▽》

 

 いやいやいや、ステル……さすがにこれはダメだろ?押すけどね。

 

《1 空手、古流空手など

 2 柔術、柔道、合気道など

 3 中国拳法など

 4 ムエタイ、古式ムエタイ

 5 ボクシング、裏ボクシング

 6 テコンドー、ネコンドー

 7 相撲、実戦相撲

 8 コマンドサンボ

 9 ルチャリブレ、プロレス

 10 カラリパヤット

 11 プンチャック・シラット

 12 カポエイラ

 その他etc            》

 

 結構あるな……お、ドングリマグナムまである……あれ当たるとやばそうなんだよな。説明は

【指でドングリを弾いて、まるで銃弾のように飛ばすことが出来る技】

……わお、かんたんネ。でも多分できないヨ。

 

 1. 材料:ドングリ(小石で代用)、圧倒的筋力

 2. はじめに、ドングリ(小石)を圧倒的筋力で敵に対して弾き飛ばします。

くらえ!ドングリショット!(小石ver

 

「人質がどうなっても、ぐっ」

 

 小石は奴の手にあたり、食べていた果物を落とした………そして血がポタリ。

 

 3. 失敗。

 

畜生!外しやがった!お前はいつもそうだ。

この攻撃はお前の人生そのものだ。お前はいつも失敗ばかりだ。

お前はいろんなことに手を付けるが、ひとつだってやり遂げられないわけじゃないがいろいろひどい。

誰もお前を愛さない。

 

「きききき、きききっきき………」

 

まるで壊れたステレオのようにおかっぱは震えている。どうしたんだろうか、だの掠り傷の筈なんだけど?

 

「き、貴様ぁ!何した!!この僕に!僕にィィィ!こ、後悔させてやる。この僕に傷をつけたことを後悔させてやる!!お前ら、殺せ!」

 

怒りすぎだろ、血管めちゃくちゃ浮き上がってるし。ヒステリーかな?おぉ怖い怖い、四方八方から槍が飛んできた。なんかおかっぱが、貴様ぁ!とか、早く殺せェ!とかまだ叫んでる。そんな中、おかっぱの私兵10人が剣と盾をもち迫ってくる……10人?思ったより少ないな。まだ隠れている可能性があるし、警戒は怠らないが、全員Cランクほどか。魔物使い、舐めたら痛い目見るぞ?特に俺はな?

 

 とりあえず、眠っててもらおうか。はなカワセミ達、来い!甘い息だ!

 

‐ブワァァァ………‐

 

はなカワセミ3匹による高密度の甘い息。甘ったるすぎてちょっとのどが痛い……もちろんちょちょいと魔力の壁を作っておかっぱには届かないようにしているぞ。そんなすぐに終わらせたらつまらないじゃないか。HAHAHA……

 

「うぅ……お前……なにを……」

「ぐごぉ……すぅ………ごぉ………すぅ」

「ごぉーっぷすぅー……ごぉーっぷすぅー……ごぉーっぷすぅー…………」

 

 さて?あなたを守る兵士は、そこの2人を除き全滅ですよ?さていったいどうやって虐めてくれようか……

 

 




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トラブルに魅入られた龍介 8

87話 モチベ上昇……中??

前回のあらすじ
家族を寄こせだぁ?
某最強の弟子の技
坊ちゃんのヒステリー化


 さて、これでほとんどの兵士は寝た。さあ、お前はどんな行動をする?まあ、分かりきってるけどな。小悪党が不利になればとる方法は1つ………

 

「おい、あの女を連れてこい。こいつの目の前で殺してやる!」

「は、はぁ、あの……本当に……」

「うるさい!早くつれてこい!それとも何か?僕に逆らうのか?あいつらがどうなっても……」

「は、はい!すぐに連れてきます!」

 

 どうやら、おかっぱは人質が大好きらしい。脅してる俺、マジかっけぇパネェぜ!とニヤケたドヤ顔が主張している。もっと静かに、淡々に、クールにだったらそこそこ格好良かったんだが………素材がおかっぱ坊っちゃんだしなぁ、微妙なところ。だが、シリカを連れてくるよう命じられた私兵さんには申し訳ないな。多分というか、確実に気絶コースだろう。なにしろ、家の戦う諜報部隊が守っているからな。

 さて、シリカに関しては置いて大丈夫として……

 

「いったい誰を殺すって?」

「ふん、そう余裕ぶっているのも今のうちだ。すぐに泣いて詫び-ボッ-……ボ?ひ、ひやぁぁぁぁ!」

 

ドングリショット、屑鉄ver。おかっぱの右手の小指を吹き飛ばした。うん、コントロールは完ぺき。これでお前の握力はガクッと下がった!これからずっと不便な生活を強いられるんだ。まだまだ行くぞ

さっきからチラチラ視線を感じる。おかっぱのじゃないし、その近くの兵士でもない……得体の知れない何かが…………もっと注意深く探してみよう、見・つ・け・た。

くらえ!ドングリショット!(屑鉄ver

 

「おっと………」

「誰だ出てこい」

「ヒヒヒッ……この前も思ったが……やっぱり見えているな?死神」

 

 こいつは確か、オークキング討伐の時に……Aランク冒険者のローグだっけ?

なんでこんな所に?もしおかっぱに雇われていたら実力を知らないから、勝てるかどうか怪しいんだが……

 

「おい、今までどこに行っていた!は、早く助けろ!高い金を払って雇ってるんだ!」

 

雇われてたよ。これは初Aランク戦だな、ステータスみ盗み見てやんよ!最近使う機会が無かったから忘れつつある鑑定眼、活躍の時!

 

===================

ローグ 男 Lv53

 

種族:人間  30歳

 

職業:追跡者

 

HP:724/724

MP:653/653 

攻撃力:435   

防御力:483 

素早さ:902 

 賢さ:800 

器用さ:1002

 幸運:80

 称号:隠者

 

スキル================

・鎌術   Lv4 ・暗殺術  Lv4

・罠察知  Lv3 ・奇襲   Lv3

・身軽   Lv3 ・隠蔽   Lv4

・追跡   Lv3 ・木工   Lv4

魔法

・闇魔法  Lv2

特殊スキル==============

・操蟲   Lv3

===================

 

見事に隠密暗殺者、それに操蟲?つまり蟲使いか、まさかGとか使役してないよな?止めろよ?まじで。




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トラブルに魅入られた龍介 9

88話 だらだら書くとこうなる

前回のあらすじ
兵士は眠らせたぁ!
Aランクでてきたぁ! 
蟲使うらしい


 なんかあまりいい噂を聞かないとか言われている冒険者と対峙しているんだが、問題があるならギルドが黙ってなさそうじゃないか?どうなんだろうか?それよりも……この人30歳なのか………おじいちゃんかと思ってた。

 

「ヒヒヒッ……お前、虫は好きか?」

 

 そう言うや否や彼の足元がざわざわカサカサと……おいおい、マジかよ!ムカデのような生き物-地球のより太くてトゲトゲしてるけど-とかクワガタのような生き物-顎が刃物だけど-とかがわらわら出てきた。こいつら……かっけぇ!なんだろう、心をくすぐるカスタムがついてて最高。

 

あっ、奴がいた、いやがった!Gみたいなやつだ!それもなぜか触覚がバチバチ言ってどんどん短くなってる。あれは、見た感じ導火線?たしか某美食家のアニメで似たような生物を見たぞ………Gはやばくなったら飛んで来るって言うがこの世界ではどうだろうか……あぁ、つらい。とりあえず、はなカワセミ達をルームに戻し、スライムベス達を召集。彼らの大技を見せてやろう。

スライムベス達は俺の周りに陣取ると、半径3メートルほどの範囲にポツポツと火の粉のようなものが舞い始めた。そこに飛んでくるはGもどき達。しかしその火の粉に触れた瞬間、灰になる。

 

「なかなか妙な……技を使うな?ヒヒッ」

「努力の結晶ってやつだ、誰でも出来るぞ」

 

そう、この火の粉は以外と簡単に出来るはずだ。これは火の粉に見えるように改良を重ねた灼熱の炎。ある程度炎に関する知識と、イメージ力が無ければ出来ないが、そこは努力次第でなんとかなるだろ。確かに作るのに多少は苦労したが、魔力を多めに使えばある程度ポワッとしたイメージでなんとかなったから……誰でも出来るだろ。技名はまだない。

 

「ヒヒヒヒッそれが簡単に出来るなら……ぜひ教えてほしいなぁ……」

「別に教えてもいいよ?あのおかっぱをいい感じにボコボコにして、誘拐犯として叩き出せた後でならいくらでも」

「調子に乗るには……まだ早い。それに、あれでも一応は、ヒヒッ……依頼人だ」

 

もちろん冒険者の先輩、それもAランク相手だ。相手が死なない程度?無理だろ。全力だ。

襲い来る蟲達。迎え撃つスライム達。ローグは……後ろか!振り向くと草刈り鎌のような武器を脳天めがけ振り下ろすローグが!すかさず大鎌で受け流す。何だあの鎌、めちゃくちゃ髑髏や骨が装飾されてたぞ。かっこいいじゃん!受け流した瞬間、横からまた鎌が振られた。当たらないギリギリで避ける。

 

「ヒヒヒッ、その年でその身のこなし……末恐ろしいな」

「お褒めいただき、光栄ですよ!っと」

 

上下からの鎌を素早く払い、大鎌で斬りつけるがするりと避けられた。

しばらくカンカンキンキン斬りあっていると、急にローグが距離を取り出した。気がつくと蟲は居らず、スライム達が俺の後ろに陣取っていた。

 

「ヒヒヒッ、お前……化け物だな。その鎌、魔鉄だな?それに常に魔力を流してる……普通はもう魔力切れだと思うが?」

「幸いなことに魔力は底無しなんでね」

 

体質のおかげで使ったそばからMPが回復するから、魔鉄のように魔力で強化するタイプ本当に重宝してる。

 

「ヒヒヒッ………やめた……」

「え?」

 

やめた?手を引くってことか?

 

「いくら依頼でも……さすがに、わりに合わないぞ……ヒヒッ……てなわけで、依頼は失敗だ」

「ふ、ふざけるな!僕は雇い主だぞ!泣いて喜んで命をかけろ!雇ってやっているんだから当たり前だろ!!」

「命は有限、依頼主のために死ぬ冒険者は希。ま、罰金や信頼は落ちるが命を失うよりかはな?……ヒヒヒッ……それに、そろそろか」

 

最後、ローグがなにかを呟いた後に飛んで帰った。んー?さっぱりわからん。おかっぱ共々『???』状態がしばらく続いたとき、部屋のなかに兵士がぞろぞろと………新手?

 

「お、おぉ!はやくそいつを捕まえろ!不敬罪だ!」

 

おかっぱが兵士に対し叫び、兵士が動き出す。少し身構えたがなにかおかしい……敵意がない?疑問に思っていると兵士は俺を通りすぎ、おかっぱを囲った。

 

「何だ!はやくそいつを捕まえろ!いや、殺せ!」

「お前には誘拐、脅迫その他の犯行で王城から捕縛命令が出ている。おとなしく来てもらおう」

 

そこからは早かった。暴れたおかっぱが捕らえられ、無事にシリカを救出、あっさりだった。さすがに、ここまで進んでしまったらおかっぱに攻撃できないな。というか、このおかっぱの名前をはじめて聞いたな。

しかし、なぜここで誘拐が起こったなどが分かったか聞いてみたが、匿名でタレコミがあったとしか分からなかった。そして、後処理は兵士に任せ、シリカが落ち着くまで我が家で保護することになった。

 

 

 

 

 

 

 




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トラブルに魅入られてた龍介 

88話 今週はだめだぁ、かけねぇずらぁ。修行不足だっぺぇ。

前回のあらすじ
蟲使い現る
Gもどきの襲撃
あっさり解決


保護といっても、俺の家でちょっと休んでもらう程度。心身の疲労が溜まっているだろうと、人をダメにするスライムソファーでゆっくりしてもらっている。

 あの後の処理は兵士に任せてこっちは軽い事情聴取で解放。なんでも、あのおかっぱはいくつかの小貴族から大量に賄賂やらなんやらもらって好き勝手やってたという証拠が出てきたらしい。すべての権利、資産没収は確実だろうとのこと。ついでに、その小貴族もしばけてラッキー、らしい。

今回の騒動でシリカにはめちゃくちゃ怒られた。はやく助けに来てほしかった、と…………全くもってその通りです、はい。そのお詫びと言っては何だが、それで、今度買い物に付き合うことになった。もちろん俺の奢り。シリカには溜息をつかれたけど、これぐらいしか考え付かなかったから仕方ないね。あと、これを機にシリカとの距離が縮まった気がする。なんというか、フレンドリーさが加わって敬語口調が取れた?なんやかんや、信頼は勝ち取れたってことでいいかな?きっかけがきっかけだから申し訳ないけど……

 

「このスライム、座り心地最高~スベスベプルプル~」

「レベルの高いスライムだから座り心地、触り心地は最高だと思うぞ」

 

スライムはレベルが上がると艶やかになる。最近気がついたことだ。すべすべに磨きがかかり、弾力が増す。もうかわいい。ひたすらかわいい。

 

「受付嬢やってて、事件に巻き込まれるなんて都市伝説。まさか体験するとは思わなかったわ……」

「都市伝説……そんなに珍しいか?」

「どうも、そうらしいのよ。大昔、とある商会が逆恨みでギルド員を攫ったとかで、その商会及び商会の取引先その身内もろもろの人の依頼を無視し続けたとかでね」

 

 へ~、そんなことが……

 

「さらにさらに、この国の国王が……何十代も前だったかしら?ギルドに依頼を出しつつその報酬を延滞し続けたことがあってね。その時はいい加減ギルドも怒ったって話。なんでもギルドを閉鎖したとか……」

「そうなったら冒険者は大変だろ?」

「たしか、国から冒険者がほとんどいなくなったらしいわよ?冒険者はまともな職につけなかった人も多いから……」

 

それもそうか……まともな職につけたらこんな命をかけた職には就かないよな。でも、そういった命の掛け合いや、人によってはすんなり稼げたりするのが冒険者が減らない理由でもあるんだろうけど。べつに俺はまともに職に就けなかったわけではない。むしろ異世界では冒険者こそが醍醐味だと思っているから!

 

「さてと、昼飯食べてく?」

「食べてく」

 

 




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龍介、ダンジョンふたたび

89話 プロットはできてる。
ダンジョンに行く→帰る→学園に行く→帰る
ほらね

前回のあらすじ
家に招待
ギルドの過去の事件
昼食後解散


 あれから一か月後、特に事件もなく平和的な日常と依頼をこなしていた。しかしある時思った……

 

「刺激が欲しい」

「それを俺に言ってどうなる」

 

 ギルマスなら何とかしてくれると信じて、突撃してみたが……相も変わらず書類に喰われてるな……

一体その積みあがった書類はいつ終わるのだろうか?

 

「刺激ねぇ…………お、これなんかどうだ?」

 

ギルマスが書類の山を崩して取り出したのは1枚の紙。なに?学園の教師?Bランク以上の依頼か。

それより、たくさんの書類が散乱したがよかったのだろうか?後ろからチクチク刺すような視線が来るんだが……

 

「へ、へ~。学園なんてあったんだな」

「知らないのか?ここより南にある町だ。定期的にこんな依頼がくるんだ。学園の卒業生はなぜか冒険者に憧れるやつが多くてな、そしてその死亡率も高めときた。そこで、少しで冒険の危機感を肌で感じて貰って~ってやつだ。しばらく先のことだが、やってみるか?」

「面白そうだな、もちろん厳しく良いんだよな?」

「らしいな、毎回これを受けた野郎共は、舐めた感じで突っかかってくるって愚痴ってたぞ。中途半端に力だけあるもんだから調子にのってるらしい。時期まで暇ならダンジョンでも潜ったらどうだ?」

「なるほど、その手があったか」

 

そういえばランクの高いダンジョンがあるじゃない!一気に楽しみが増えたな。

 

「そういえば、リュウは仲間は増やさないのか?」

「仲魔?ならたくさんいるが?」

「なかま違いだろ、それ。パーティーメンバーだ、パーティーメンバー」

「……考えたことなかったな、パーティーなぁ……」

「つながりは広いほうがいいぞ?無理にとは言わないが……」

「そうだな~そのうち……そのうち出来るんじゃないか?きっとおそらく多分……」

 

 そんな感じで帰宅。ダンジョンか……怒涛のランクアップだったからこれは楽しそうだ。ダンジョンでの新しい出会いも期待できるかな?でも、どうもダンジョンの魔物は洗脳に近い感じになっているらしいんだよな……果たして、仲間は増えるのか。

パーティーか……考えたことないなぁ………人間関係は大事だし……まあ、陛下と繋がっている時点でパイプラインはぶっといかもしれんが。

 となるとダンジョンへの準備だよな。食料の買い込みは必須だな、そろそろなくなってきたし。武器の手入れ……そういえば皆の武器を魔鉄製にしよう。ムダンラの木の武器も耐久性と打撃力はあるがメインで使うにはいまいち心もとないし切れ味を高めよう。ついでに今日は家具でも作って暇をつぶそうかな。

 

 

 

 

 




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龍介、ダンジョンふたたび 2

90話 年の終わりだというのに変な話しかできなかった(´・ω:;.:...サラサラサラ……

前回のあらすじ
刺激を寄こせ!
学園の教師の依頼を受けた
ダンジョンにも行く


 とりあえず、今日が終わるまでの暇つぶし。椅子作って、机作って、食器作って、装飾彫りこんでこだわってたら細工スキルが生えた。これ武器にも細かい装飾がつけられる、やったぜ!というわけで次、大鎌に髑髏の装飾を施してみた。ちょっと茨とかつけてみたりして。

 

死神の大鎌=============

おぞましい魔力の浸透した鉄を使って

鍛え上げられた大鎌

魔力伝導率がとても高く、込める魔力量

により軽くなり、硬さ、切れ味が増し、

斬りつけた相手のHPを吸い取る。

※持ち主以外使えなくなる古代文字

が刻まれています。

所有者:リュウスケ・ササキ

==================

おっ、何か付いた。なんだ?おぞましい魔力って。普通に鼻唄混じりに髑髏の装飾をつけただけなんだが………結果、強くなったからOK!問題なし!しかもこの装飾にも文字が書けるときたもんだ。効果が増えるのはありがたい。

 

死神の大鎌=============

※持ち主以外使えなくなる古代文字

が刻まれています。

魔力、魔石を使用し次の効果をつける。

・回復増加(MP)

・疲労回復

・魔法効果増加

所有者:リュウスケ・ササキ

==================

 

 これ位が限界かな。しかし残念ながら、切れ味とかの増加にMPを使って、おまけに疲労回復、魔法増加にもMPを使うと自分のMPが足りなかった。なので魔石を使ってMPの回復増加をつけた。ちなみに魔石は髑髏の目に使用している。紫に光る怪しい目がチャームポイント。魔力を全体に込めた時、黒紫色のオーラが漂うのもいいな。こう、心がくすぐられるような、何とも言えないワクワク感があるよな。

 

 魔力で浮けるし、黒紫なオーラを(まと)う鎌を振りかざすフードを被った黒ローブ……もう風貌は完全に死神。二つ名に相応しい装備になったかな?やっぱ見た目が大事だよな。どんなに人聞きよくても見た目がダサかったらそこら辺のペーペーと一緒だ………人聞きがいいかはおいておこう……多分いいはず。

 

「ん~~……は~……だいぶ疲れたな」

『主、そろそろ終わった?』

『あるじ~終わった?』

『……終わってる?』

『すみません。あまり主様の邪魔は、と思ったんですけど……』

「とと様~ここすごいね!」

「ん?あぁ、皆。ちょうど今終わったところだよ」

『じゃちょうどよかった。今からみんなで温泉に行こうと思ってたんだよ、それで主はどうなのかな~と思ってね』

 

 主思いでいい子たちだなぁ……本当、俺にはもったいないんじゃなかろうか。さぁ、明日に備えて心と体を癒しますか。

 

「よし、すぐ行こう。ところで、そこから見てる人はどうするの?」

「あれ、ばれてた?」

「ばれてましたね」

 

 なんでもない感じでステル達神々が出てきた。

 

「もう、隠れる気なかったよな?特にステルとか」

「そもそも隠れる意味ないしね。というわけで温泉、行こうか」

「そういえば、女湯とかないけど?」

「あ~……皆気にしないから」

 

 そういって、ステル達は温泉に行ってしまった……

え、マジか。9柱のうち8柱が女性なんだけど……

 

 

 




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今年もいよいよ終わりですね。来年はもうちょっといい話が作れたらうれしく思います。
今後とも、龍介たちをよろしくお願いします。あ、ちなみにラッキースケベはありませんでした。


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龍介、ダンジョンふたたび 3

91話 年が明けました。今後ともよろしくお願いします(´・ω:;.:...サラサラサラ……

前回のあらすじ
スキルが生えたので鎌に装飾付けた
ちょっと気になるが結果オーライ
ラッキースケベなんてなかったんや(´・ω・`)



-ピピピピッ……チュンチュンチュン……-

 

 あぁ、朝か……温泉の後の飲み会はえぐかった。急に餅つこうとか言って炊き立てのもち米持ってくるから急いで杵と臼作ったんだよな。それでついた餅がこれである。

 

God feelings(神の気餅)========

神気やらなんやらこもっていい気持ち

食べればあなたも餅肌!

いまだかつてない最高級の餅

=================

 

 何て言ったらいいか分らない、ただ餅をついてる途中、光始めた時は驚きより諦めの方が強かったです。餅おいしい。

それにしてもこんなに散らかして、あんなはしたない格好して寝て…………ここまで来るといくら美人さんでも、恋心が冷めるというかなんというか……逆に清々し過ぎて世話のしがいがあるというか、これはこれで好きな人は好きかな?実際やりがいが生まれてきてるし………うーむ………とりあえず起こそう。

 

「ほら、そろそろ起きてくれ、頼むから」

「あははははは!まだ寝てる~」

「早く起きなきゃだめだよ?起きて、だよ?」

「「「「「う~……あと3日……」」」」」

 

 風の神アネモス、光の神ルー、邪神アルマは容姿の問題か酒盛りには不参加。そのおかげで朝も早起き。

それに比べて残りは寝すぎじゃないか?時間の感じ方が違ったりするのか?全員同じ回答は笑える。しかし起きてもらおう。行け!スライム軍団!庭の井戸の水をかけてあげなさい。

 

「ぎゃぁ~~~~っ」

「「「「ひゃっ」」」」

 

 うん、庭の方からいい感じに悲鳴が聞こえてきたな。これで流石に起きただろう。スライムたちも女性の扱いがよくわかってるようで何より。ステルにはたっぷり井戸に、その他の女神にはちょっと顔を洗う感じでかけてあげたとのこと。よくやった!褒美に冷凍したムダンラの実をおやつにしよう。高級シャーベットのような味わいだ。

 

 さてと、ダンジョン行くか!

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 ということでお城へ来ました。Aランクの入れるダンジョンは~……この国には2つ。魔界の扉と裁きの扉。

記憶だと、魔界の扉ってボスが魔王だった気が……確かミルドラースだったような………こいつ大魔王じゃ無かったっけ?階層は30階ほどだったかな?物質系のみのダンジョン、これは行くしかないな。物質系の、特に機械系の仲魔はいないからな。いったいどこまで似通っているか分からないのが怖いところ。

問題はダンジョンの魔物をテイムできるかどうか……スーから聞くと自分の意思がない感じがするから怪しいところではある……が、しかしここで何とかしてこそ魔物使い。今日も一日、頑張るz………やめておこう……ちょっとどころじゃなく恥ずかしかった……

 

 




高評価、ブクマ、ご意見、ご感想お待ちしてます。活動報告でモンスターの案なども募集しています。スキルでも良いですよ?(/ω・\)チラッ

年始、非常にだるいですね。なんか、こう、だるいですね。皆さんはどう、お過ごしでしょうか?私は元気です。大したことも言えませんが、今後ともよろしくお願いします。


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龍介、ダンジョンふたたび 4

92話 仕事忙しくなってきたぁ

前回のあらすじ
神の餅……
いざダンジョンへ
……もしかしてボスは魔王?




魔界の扉 1F

 

1階は森、というかジャングルか………伐採し放題だな。この世界事態はそこまで広くないが、このダンジョンがある事によって、結果的地球と面積変わらないんじゃなかろうか?むしろそれ以上の可能性があるな。すべて周るのは骨が折れそうだ。魔物も数多くいるし、まったく楽しい世界だ。

 

-ガサガサッ-

 

 噂をすれば。

 

===================

デビルアーマー ♂ Lv23

 

ランク:C

 

HP:757/757

MP:247/247 

攻撃力:567   

防御力:783 

素早さ:336 

 賢さ:407 

器用さ:288

 幸運:57

スキル================

・斧術   Lv3 ・身軽   Lv3

魔法

・闇魔法  Lv2

===================

 

===================

さまようよろい ♂ Lv3

 

ランク:D

 

HP:357/357

MP:177/177 

攻撃力:215   

防御力:192 

素早さ:207 

 賢さ:193 

器用さ:148

 幸運:66

スキル================

・剣術   Lv3 ・身軽   Lv3

魔法

・回復魔法  Lv2

===================

 

 ガシャガシャ音を立てて出てきたのは鎧が5体。ジャミラスの取り巻きだったBランクがやや霞む強さのデビルアーマーが2体。おそらく相応の、普通の強さのさまようよろいが3体。

このレベルが普通なのか、それともたまたまか……どちらにせよ、初エンカウント。テイムはできるだろうか?

さまようよろいはスライム達に任せ、俺はデビルアーマー達と対峙する。

 

「「…………」」-ガシャンッ!!-

 

 規則正しい動きで斧……あれ斧か?ハルバート?……まいいか。規則正しい動きで斧を構えてきた。

流石に喋らないか。さまようよろいは……いい感じにスライム達と仲良くやっているようだ。

 

-ガガンッ-

 

 激しく燃えた斬撃と黒い斬撃が飛んできたが大鎌で受け止める。ちょっと……いや、かなり熱っ!

 

-ブォン!ブォン!ガガガガガガッ!!-

 

 上下左右前後ろ。鋭い連撃が飛んでくるが大鎌で、魔力の壁ですべて受けきった。身体強化も相まってなのか、デビルアーマーの攻撃が軽いな。よし、魔力500を使用した魔圧を展開。

 

「「…………」」

「今、(おそれ)たな?」

 

 うまい具合にビビってくれたので回し蹴りをぶちかまし、仰け反ったところに足払い。ガシャガシャンと倒れるデビルアーマー。その首筋に大鎌とハヤブサの剣を押し当てる。数秒後……デビルアーマーが諦めたように大地に身を投げ出す……テイム。

 

< デビルアーマーのテイムに成功しました >

 

 このログも久しぶりだな。目の前には恭しく跪くデビルアーマー。騎士だ、さすが鎧、騎士道があふれてる。

おっと、丁度さまようよろいも終わったらしい。テイム。

 

< さまようよろいのテイムに成功しました >

 

 この調子だ、目指せ魔王!……魔王がボスかは全く分らないけどけど。

 

 

 

 




教えて!ス(ry

こ:「そういえばこんなコーナーあったね」
ス:「忘れてた……」
こ:「とりあえず説明、行っとく?」
ス:「さぁ久しぶりに始まりました。このコーナー。紹介していきましょう」

デビルアーマー===========
死者の怨念を宿した、半黒半赤のヨロイ
ヨロイの魔物の先輩。
さまようよろいとは違い、方向感覚に
優れているため、ウロウロしない。
==================

こ:「あの武器って、斧?ハルバート?」
ス:「よくわからない。片手で使ってるし斧じゃ?」
こ:「しかし……さまようよろいは方向感覚がないんだ……てっきり血を求めて~とか恨みの吐きどころを~みたいな感じだと思ってた」
ス:「そこ突っ込むんだ……あ、」
こ:「どした?」
ス:「この世界の地図とかないの?」
こ:「あるよ?」
ス:「なら乗せとこうよ。読者がこの世界のついてよく知るために」
こ:「地図は未完成なんだけど……大体分るからいいか?よし、乗せます!」
ス:「というわけで下の地図+数多くのダンジョンがこの世界<アレフガルド>です」
こ:「紹介が遅くなってすみません。地図ができないんです。でも大雑把には作っているのである程度はわかると思います」
ス:「ではこの辺で……」
こ・ス:「ありがとうござしました~」


【挿絵表示】


もし見にくかったらすみません。
北:人間の国 東:エルフの森 南:獣人の国 西:強力な魔物とかの地
中心は全種族が集まる共通の街です。

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龍介、ダンジョンふたたび 5

93話 投稿わっすれてたぁ。

前回のあらすじ
魔界の扉1階
エンカウントからの
テイム!


 結局、ダンジョンの魔物はテイムできた。デビルアーマーにダンジョンに居たころの記憶を聞いてみると、あやふやらしい。靄がかかったみたいな?ただ、魔圧のインパクトやばかったらしい、死んだと思ったと。

ついでにダンジョン内の構造はある程度分かるらしい。ちなみに下へ行く階段は入口こそが出口ですという感じで、すぐ近くにあった。まだ全然探索してないからとりあえずスルーで。

 

 まずは試しに木を一本伐採。

 

ジャングルの木(極)==============

ジャングルの木々の中でも、エリート中のエリート。

切れず、割れず、曲らずの3拍子がそろっていること

で有名になったが、切る事ができる者がなかなか現れ

ないことでも有名になり、やがて忘れ去られ………

========================

 

 うわぁ……悲しい……悲しい経歴が………しかもここら辺一帯、これがポンポン生えている。このランクのダンジョンに入る人がいないとはいえ……悲しいなぁ。捕捉としてうちに生えているムダンラの木は枯れず、心の汚れた者には切れず、割れず、曲らず、腐らず、燃えずの6拍子、そして伝説となったらしい。切れる切れないの有無が勝敗を分けたか……一定以上の鋸の強さとか力があれば切れるのにもったいない。……もっともらっとこ。

 

 結構木材のストックができたな。ちなみに伐採した木材は現在、従魔達に頼んで板に加工してもらっている。

オーク達がこの木材で村を作るって張り切っているからもっと仲間を増やしてやらんとな~……もしかして自分たちで増えだす?そもそも魔物は繁殖するのか?基本自然発生のはずだから……これが例外か。

 

-ガサガサゴロゴロ……-

 

 お、第二魔物発見!木々の隙間から見えるあのごつごつとした黄色い物体は?

 

===================

スマイルロック ♀ Lv1

 

ランク:D

 

HP:167/167

MP:197/197 

攻撃力:95   

防御力:192 

素早さ:157 

 賢さ:203 

器用さ:108

 幸運:76

スキル================

・笑顔   LvMax

===================

 

 1、2、3、4、5。5匹か……レベルも高くない。スライム達、ゴー!無茶はしない程度に、頼むぞ。いくら回復が居ると言ってもやはり怪我はしてほしくない。

 

体に大量にまとわりついてじゃれていたスライム達の攻撃が!スマイルロックに衝突!一瞬にしてスマイルロックが瀕死に。さ、テイムだ。

 

< テイムに失敗しました >

 

 お?失敗。まだいける!もう一度!

 

< テイムに失敗しました >

 

 うわ、スマイルロックの顔面が憤怒に歪んだ……スキルにも激怒が追加されてる。こんなスキルがあるのか……手が付けられなくなる、とかかな?どちらにせよ、テイムは失敗か……難しいな。運が関係しているのか?数撃ちゃ当たるって言うしもう少し頑張るか……地下二階で。そろそろ景色に飽きました

 

 

 




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龍介、ダンジョンふたたび 6

94話 ねむ( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
テイム成功
強い木材ゲット
テイム失敗したらスマイルロックも怒るレベル


地下2階

 

 その風景は洞窟。天井の高さは3mで、転々と石が光っているので明かりは十分。埃っぽくもないし、涼しい。

……ものすごく快適。これで魔物がひしめき合ってなければいいのに……

 

===================

ばくだんいわ ♂ Lv10

 

ランク:C

 

HP:367/367

MP:120/120 

攻撃力:212   

防御力:306 

素早さ:130 

 賢さ:203 

器用さ:235

 幸運:86

スキル================

・自爆   LvMax

呪文=================

・メガンテ

===================

 

 そこら中にこいつがいる。レベルも似たり寄ったり。まるで、道端の小石のごとしってか………そして全員こっちを見るな!基本的にばくだんいわは襲ってこないことが多いが、この世界もそうらしい。

 

-ばくだんいわは、ようすをみている-

 

 何もしてこないなら……テイムしてみようかな?

 

「テイム」

 

-ばくだんいわはメガンテを唱えた-

 

 テイムをかけた瞬間、ばくだんいわが点滅し……

 

「は!?」

『あるじ~?』

『主……これ何かやばくない?』

 

 そばにいたスーとナイトが心配そうな声を……って、メガンテ!?えぇ!?アイエエエエ!メガンテ!?メガンテナンデ!?シールドォはちょっとどころじゃなく心もとないか。

 

-ゴゴゴゴゴゴゴ……-

 

 魔法で防ぐ?メガンテの威力が未知数だし、押し負けそうだな……-カッ!-あっ

 

-ドォォォォーーーンッ……-

 

-ガチャリ- ………………大丈夫かな?……ふぅ。とっさにルームに入れてよかった。何がやばいって誘爆しまくってるところだな。爆心地に近い奴は瞬殺だから大丈夫だろうけど、中途半端な距離にいるやつはHPが減った影響で自爆と……連鎖に連鎖でひどいことになったな。それでも微動だにしないダンジョンは流石だな。

……経験値は入らないか。ちょっと勿体ないが、直接倒してないから仕方ない。それでもドロップはするのか。スライム達、回収だ!

 

岩塩================

地上・地中で取れる塩。

かつて海だった場所が地殻変動で陸にな

った際、残された塩分が結晶化した。

地熱の影響でさまざまな色に変化する事

で知られ、特に美しい者はさばくのバラ

の異名を取る。

==================

 

ばくだん岩のカケラ=========

敵に投げると、敵全体に50~100の

イオ系ダメージを与えることができる。

==================

 

まほうの小ビン===========

1人のMPを10回復する液体。

多くのモンスターが落とす。

==================

        ・

        ・ 

        ・

 

 大量のGと岩塩、ばくだん岩のカケラ、魔法の小瓶その他もろもろ。とにかく大量なアイテムが手に入り儲けがすごい。

ただ残念なことにこの階の魔物は全滅したらしい。隅々まで探索をしたつもりだが、果てしなくドロップが落ちているだけだった。

メガンテの誘爆……おそロシア。

 




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龍介、ダンジョンふたたび 7

95話 ねむ( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
快適な洞窟、ひしめく魔物
テイムガチャで大爆死
おそロシア……



地下12階

 

 同じような洞窟が続いて続いて続いて……地下12階。やっと内装が変わった。

遺跡のような内装。洞窟の時よりもよりしっかしとした照明。宝箱。ダメージの床。うんうん、これで探索しやすくなったな。

 そして気になるのがこの箱。赤くて金縁の宝箱が2つ。念のため鑑定。

 

宝箱==============

直方体の箱部分にかまぼこ型の蓋が

蝶番によって接続され、縁や側面が

金属で保護、補強された形状の箱。

色は赤色をしていることが多い。

魔物が化けている時がある。

================

 

 予想通りだな。説明は一緒か……う~む……怪しいなぁ。何か違うところが無いか?……無いか……

えぇい、ままよ!まずはこっちの宝箱を開けてみよう。

 

-パカリ-

 

 中に入っていたのはヌメヌメしてぎらついた牙。いい感じに折り畳まれて収納された舌に目玉……

 

「………………」

「アガッ……アガガッ……」

 

-パタリ-

 

……-パカリ、パタリ-…………さて、次はこっちを……

 

-バガァァァァァ!!-

 

 赤色だった宝箱が茶色に変化しとびかかってくる。ちぃっ!やっぱり誤魔化せなかった!こう、いい感じにスルーしてくれるかと思ったけど!

というか鑑定先生!?なんで教えてくれなかった!

 

『ダンジョンの中で一番お醍醐味は、もちろん宝物でしょ!ならトラップは分からない方が、スリルあるよね!ちなみに、鑑定眼は無理だけどインパスなら分かったよ』

 

 ステルこの野郎!今、この状況でそんな解説はいらなかった。

 

===================

ひとくいばこ ♂ Lv10

 

ランク:C

 

HP:500/500

MP:100/100 

攻撃力:500   

防御力:500 

素早さ:100 

 賢さ:100 

器用さ:100

 幸運:50

スキル================

・擬態   Lv2 ・強襲 LvMax

特殊スキル==============

・大収納  Lv2 

===================

 

「オガアオァァァ!二グゥ!」

「ぬ、おお?」

 

 押される?いやいやいや……え?

 

強襲=================

奇襲に成功した時、攻撃力に倍率がかかる

Lv1 1.2倍 Lv2 1.4倍 Lv3 1.6倍

Lv4 1.8倍 LvMax 2.0倍

===================

 

 これか。これは奇襲の上位互換?スキルポイントで取得案件だな。あ、むしろここで育てるべきか。

奇襲しまくっていれば手に入るかもな。

 

「二グゥ……ニグゥ……」

 

 ……そんな悲しそうな目で見られても喰われてやるつもりはないんだ……代わりに、こういう肉があってだな。

とりあえずたまたま残っていたジャミラス肉をポイっと。

 

「ムガ……ムグ……ウメッウメッ」

 

 お、いい食いっぷり。まだあるぞぉ食え食え。

 

「ゲフゥ……」

 

 箱が横になってゲップしてる……

 

「結構食べたな。それで、これからお前はどうするんだ?」

「ニク、クウ」

「でもここじゃ大変だろ?」

「……グゥ」

「……それでな?俺と一緒に来てほしいんだよ」

「……グゥ」

「…………もっと肉食え」

「ムグムグ……ウメッウメッ」

 

 ……もうお腹が空いたのか……腹の音がすごいな……仲間になってくれるかな?

 




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ちょっと仕事が忙しくなってきたので来週はお休みします。m(__)m


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龍介、ダンジョンふたたび 8

96話 ねむ( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
宝箱っ!
腹をすかせた人食い箱
なんかかわいいなおい


地下16階

 

「ニーク!ニーク!」

「お前はさっき食べたばかりだろ?もうそこまで大量にはないぞ?」

 

 オークの群れ討伐の時に入手した肉が底をつきそうです。これはものすごい大喰らいが仲間になったもんだ……

隣で上機嫌に跳び跳ねている様子から分かると思うが、ひとくいばこは仲間になりました。

「肉あげるよ~仲間にn「いいよ!」おおぅ」みたいな感じ?これは他の人に餌付けされたら着いて行きかねないかな?テイムしてるし大丈夫か、そう信じたい。

 

ちなみに、もうひとつの宝箱からは大量のゴールドが出てきた。ざっと100万枚。あの宝箱を開けた瞬間ザラザラと溢れ出てきたんだが、どうやって収まってたのかすごく気になる。拡張された空間でもあるのだろうか?いくら調べてもなんの変哲もない宝箱だったので、そういうものとしておこう。

 

地下16階からは、綺麗な城の内のような内装だ。シャンデリア、赤いカーペット、金縁の絵画。豪華豪華豪華三昧。ただ、装飾品は固定されてて持ち帰れないらしい。残念だ……あの絵とか貴族層に高く売れそうなのに!残念。

 

気持ちを切り替えて、探索だ。見たところ一本道に左右にいくつかの扉。とりあえず扉越しに聞き耳だな。目星に聞き耳は探索の基本。どれどれ……物音は聞こえないか……開けようとするが開かない。

鍵か……ならば、鍵開け(物理)!

扉を力を込めて蹴り飛ばすと‐ドガァン!‐と扉が吹き飛び反対の壁に当たる。中には大量の武器が乱雑に立てかけられている。武器庫かな?品質はなかなか……全部持ち帰りだな。鉄の剣に鋼の剣がちらほら……ん~山賊サーベルとボウガンが大半を占めてるな……こいつはどこかで見たことあるな……クロスボウには何かに設置できるような穴が……-バシュッ-うん、普通に使えるな。命中精度もなかなか、うんうん収納収納。ふ~む?奥の壁に亀裂が……扉がぶち当たったときに空いたのか。向こうは空洞か……隠し財宝かな?壁どーーん!

壁の中は6畳くらいの部屋。そのにあったものは……

 

「破壊の剣かよ……」

 

 台座にぶっ刺さっていたのは破壊の剣。皆さんご存知骸骨の意匠が無数に刻まれている、禍々しい邪剣。

呪いの剣だな……装備したら呪われる……けど破壊力はあるんだよな。呪いか……呪い、呪い耐性はなかったっけ?スキルスキル……あったあった。レベル3までなら取れるな……3……

 

< 呪い耐性を取得しました >

 

 よーし、いっちょ行ってみますか。さぁいくぞぉ……

 

「うん?」

 

 つかんだ感じ特に何も……引き抜いてみよう。

 

「お?おぉぉぉぉ?」

『壊せ……壊せ壊せ壊せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ壊せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ壊せ壊せ壊せ壊せ壊せ殺せ殺せ壊せ壊せ壊せ殺せ殺せ殺せ壊せ壊せ壊せ殺せ殺せ殺せ壊せ壊せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ……』

 

-カランカラァン……- 

 

 これはヤヴァイな。レベル3でこれか……

ちなみに、耐性スキルのレベルによる軽減率は「レベル3の呪文耐性で初級魔法無効化、中級魔法3割減、上級魔法1割減。レベル4で中級魔法半減、上級魔法3割減。レベルMaxで中級魔法無効と上級魔法半減」こんな感じ。んでもってこの呪いは体感的に中級ぐらい。とりあえず保留でインベントリの肥やしだ。




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土曜日の夜に書き上げようと思ったら風邪で寝込んでそのまま……本当に申し訳ない!


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龍介、ダンジョンふたたび 9

97話 風邪にやられた……奴は強敵だ……

前回のあらすじ
仲間ゲット!
次の舞台は城内
テンプレ?呪いの武器!


「とと様~、ここの部屋はなに~?」

「この部屋は……整備室?なんだここ」

 

 武器庫の次に入った部屋は整備室?機械室?色々な部品や工具が置いてある部屋だ。かすかにオイル臭い。

 

「とと様、これ見て!かっこいい!」

 

 スズランが持ってきたのは少し古ぼけた紙か?-ペラペラぺラ……-これは設計図、だな。ポンコツ兵 、プロトキラー 、キラーマシン 、キラーマシン2、キラーマシン3 、スーパーキラーマシンか。

 

「でかしたぞ、スズラン。よしよし、いい子だ」

「えへへ、もっと探してくる!」

 

頭を撫でるとデレるスズラン。やっぱりかわいい。他のスライム達も撫でるとぐにゃぐにゃデレるんだよな。やっぱり深い仲魔愛は強いな。

 

『スーも褒めてー!』

『ライムも……』

「よーしよしよしよし!みんなかわいいぞ~」

 

やはり家のスライムたちは、どいつもこいつもかわいいなぁ。ぽよんぽよんふにょんふにょん、ぷにぷにすべすべ……眺めてよし、触れ合ってよし、ビッグスライムなど大きなスライムは人をだめにするソファです。あれは、魔王をもだめにします(当社比)

 あ、話を戻そう。確かキラーマシンの作成者はドクターデロト……ゲームの説明でちらっと、それも一瞬しか出てこないからよくは知らないけど、彼は名前だけの登場で詳しい情報はまったく不明。この世界ではきちんと存在していてこれを作ったのだろうか?そんでもって、ここは彼の研究所兼製造工場か?でもここはダンジョンだし……つまりダンジョンは不思議なことがいっぱい、はっきりわかんだね。

 

 よくわからない設計図はしっまちゃおうねぇ。こいつはなんとなく世界に出しちゃいけない気がする。古代の遺物というか古代兵器というか……そんな設計図だし誰かが作ってしまったら戦争だな。インベントリの肥やし肥やし。

 

『あるじ~こんなの……見つけて……きた~!』

『……大物!』

 

 ずるずるとスー達が引きずってきたのは全身赤色にカラーリングされたキラーマシン?タイプGか?それともラストキラーマシン?

とにかく大物だな!

 

「よしよし、よく見つけてきたな~。偉いぞ~」

 

 あ~もう、かわいいなぁ。ずっと撫でちゃう。本当に、なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで…………( ゚д゚)ハッ!

 

 いかんいかん、目的を忘れるところだった。んで、これはタイプGなのかな?赤色のキラーマシンと言ったらタイプGかラストキラーマシン?上から下まで調べてみてもスイッチはない……そもそもキラーマシンは何で動いてるんだ?電力?ガソリン、なわけないし……魔力いてみっか!

 ありったけの魔力を背中の方からぐいぐい流し込む。

500ほど流し込んだ時かな?-ピピピッ-っという音と共に赤色のモノアイに光がともる。

とりあえず距離を取ろう。急に斬りかかってこられると困るし……

 

-ピピッ-「システムチェック中……システムチェックOK。オールグリーン、起動シマス。オハヨウ、ゴザイマス、私ハ、タイプG。全テノマスターノ敵ヲ排除スルベク、製造サレタ、大量殺害者(ジェノサイダー)デス」

 

 なかなか、怖いこと言ってますね。

 

「マスター、私ハ何ヲ排除スレバイイデショウカ……命令ヲ」

 

……お?

 




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かれこれ一週間風邪にやられております……更新ペースは落ちます(確信


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龍介、ダンジョンふたたび 10

98話 体調が悪い……つらみ( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
次は整備室
設計図ゲット
タイプG起動


「マスター?俺が?」

「ハイ。起動スルタメニ必要ナ魔力ヲクダサッタ貴方ガマスターデス。命令ヲ」

「命令……特には無いな」

 

 今のところ、殲滅するような敵もいないし。

 

「特ニナイ……ソレデハ私ノ存在意義ガ……存在意義ガガガ……」

「あぁ……そうだな、この後の探索中に敵が出ると思うから殺さない程度に攻撃してくれ」

「ハイ!今後モ、ヨロシクオ願イシマス」

 

< タイプGのテイムに成功しました >

 

 さて、タイプGのステータスを軽く……

 

====================

タイプG ♀ Lv20 

 

ランク:B

 

HP:1200/1200

MP:100/100

攻撃力:700

防御力:600

素早さ:500

 賢さ:500

器用さ:700

 幸運:90

 称号:邪神の加護

 

SP:0

 

====================

 

 アルマは仕事が早いな。ほかの子にもちょくちょく加護がついてるんだよな。全員に付かないってことはやっぱ加護に人数制限に近いものがあるのかな?

 

『お、正解だよ。人数制限はないけど結構加護をつけるのってきついんだよ~?一週間連徹夜みたいな疲労に襲われるんだ。神なのにね』

『ステル、念話はいつも唐突だな。あと神は全能じゃないのか?』

『万能ではあるんだけどね。さっきの加護のおかげでアルマはバタンキューだ。いったいどう落とし前付けてくれる!?』

『いきなり半笑いで迫られても困るんだが……そうだな、ムダンラの実10個でどうだ?』

『……そ、それでいいよ』

 

 いつもよりも弱々しいアルマの声が聞こえてくる。本当に加護をつけるのって大変なんだな。

 

『え?なに?僕の言葉信じてなかったの?』

『アルマか?大丈夫か?加護ありがとうな。ステルは冗談で大げさに言いそうだからな』

『ちょっと?それはいくらなんでもひどいんじゃない?』

『その、ステル兄さんは……大げさにいう事があるから……しかたないと、思う』

 

 なに?兄さんだと?う、うらやましい!俺の家はひとりっ子だったから弟か妹が欲しいとずっと思ってたんだ……くぅ、ステルがうらやましい!!

 

『龍介……その年でお兄さんと呼ばれたいの?ちょっと引くんだけど……』

『昔から弟か妹が欲しかったんだよ。別にそれぐらいいいだろ?』

『べ、別にいい、ですよ?……りゅ、龍兄さん?』

「グハッ!!」

 

 心にダイレクトアタック!龍介はメロメロだ!可愛いなぁ、これだ。これが欲しかったんだよ。いや~満足。

あ~、こころがぴょんぴょんするんじゃ~。そういえば年越しの時に風の神アネモスにお兄ちゃんって呼ばれてたな……あ~、心がぴょんぴょんするんじゃ~!

 

『それから龍介は小1時間ほど放心状態だったとさ』

『だ、大丈夫なの?』

『大丈夫大丈夫……多分』




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相変わらず体調がわるいです……更新ペースは落ちます(時間がずれたり日がずれたり


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龍介、ダンジョンふたたび 11

99話 一週間休んですいません。こう、やる気の問題です、はい。

前回のあらすじ
なぜかマスターに
加護の制限理解
お兄ちゃんは憧れ


地下24階

 

 とりあえずルームの中で一泊した後、探索続行。新しい仲魔の戦闘力を確認しつつ慎重に進めていった。

 新しい仲魔のタイプGの殲滅力はすごい。道中、皆様おなじみばくだんいわやデビルアーマーさえも自慢の剣術とボウガンで切り伏せていた。下に行くにつれてどんどん敵が強くなっていくのにも関わらず、楽々殲滅だ。うちの古参スライム達と同等だな。

索敵能力もずば抜けて高く、敵を見つけては走って切り伏せている。まあ、敵を見つけたそばから突っ走っているので、罠が発動し後方はてんやわんや。ちょっとうちの殺戮マッシーン様の頭をたたいておこう。

 

「痛イデス……」

「そりゃあれだけ罠発動させたら誰でも怒る。見てみろよ、この矢と槍の数」

 

 剣山かっていうほどの壁や地面から生えた槍、それにハリネズミのように壁から生える猛毒の矢。上の階層では落とし穴やら、酸やらのダメージ床……突っ走るのはいいんだけど、もうちょっと後ろの事を考えてほしいな。おかげで耐性関係が軒並み上がったけども。矢の代わりに魔法が飛んできたりしたからなおのことだ。しかし、魔力の壁で防御しても耐性のレベルが上がるのは新発見だった。自分の魔力だから体が学ぶのかな?

 

さて、舞台は変わらず、城の中。少し前の階層から、キラーマシンやからくり兵などの機械系がちらほら増えてきた。どこかに生産施設でもあるのだろうか?設計図があるってことは、作れるし……一応魔物だからポップもするのか?タイプGは魔力を流して起動したが、こいつらはどうやって起動してるんだろうか?タイプGみたいに魔力を流すなら、上書きは可能なのか?あー、いろいろ検証したいな。サクッと弱らせて検証してみるか。気絶とかするのかな……

 

 さ、スライム達よ!弱らせるんだ!

 

-ドドドドドドドッ-

 

 ………フ、フルボッコ。まぁやれって言ったの俺だけどもこれは、イジm……いや、まいいか。このキラーマシンのHPが1割か。まずはどこかにボタンはないかな~、無いな。充電するケーブルも差込口も……無い。やっぱりタイプGと同じ魔力か。それでは、ありったけの魔力を背中から、ドーン!

 

「魔力ノ繫ガリヲ確認シマタ。マスターノ管理下ニツキマス」

「お、正解だったか」

「ツイニ私ニモ後輩ガ出来タノデスネ」

 

 “ついに”というか“もう”だよな。お前昨日起動したばっかりじゃん?

 

「というか……物質系の雄雌ってどうなってるんだ?」

「ソンナ……マスターハソンナ恥ズカシイコトヲ言ワセル変態ナンデスネ……」

「あ、大丈夫っす」

 

 なんか調子狂うなぁ……




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更新ペースは落ちます(やる気がね……許してください


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龍介、ダンジョンふたたび 12

100話 やる気の問題ぃデスカねぇ

前回のあらすじ
地下24階
キラーマシンフルボッコ
魔力、大事


地下28階

 

「………」

「おわっ」

 

 探索をしていたらバルザック3匹と角でばったり………このままぶつかっていたら……いや、そんなことは無いな。おふざけが過ぎた。ほら、今にも3本の自慢のこん棒が振り下ろされ……「てぇぇぇ!?」

 

 あ、あぶねぇ……物質系の中でもなかなかに生物らしい見た目、しかしその心は物質のごとく冷血か。

 

「「……ィ………ㇻ」」

 

 バルザック2匹が何かを唱えたと次の瞬間中規模の爆発、イオラか。すごく聞き取りづらかった。あいにく、爆炎耐性はそこそこにつけているんでね。このくらいなら、炊飯中の炊飯器の蒸気キャップに手を置いたくらいだ……前言撤回、思ったより熱かった。ホイミ。

 爆発の中、残りのバルザックの殴打2撃目。もちろんそう簡単に当たってやる理由はないので、大鎌でこん棒は細切れに。

身の丈ほどあったこん棒がヒノキの棒に早変わり。それを見たバルザックはしばらく考え……

 

「…グゥ……ㇰ………ㇲ……」

 

 バルザックが祈りを込めるような仕草をし、細くなったこん棒を十字に切ると、光り輝く十字の斬撃が飛んできた。グランドクロスか。ちなみに、こんなに聖聖している見た目のグランドクロス、実はバギ系である。とりあえずメラを数発ぶつけて相殺。どうやら修行が足りなかったようだな。チェックメイトだ。

 素早く近づき、両腕両足を取れない程度まで斬った。どう頑張っても立ち上がれないだろう。心なしか諦めているように見える。

 

「テイム」

 

< バルザックのテイムに成功しました >

 

 急いで回復、とりあえず簡単に家のルールを説明し、ルームで休んでもらう。今回は意外とうまくいったな。物質系は心が硬いのかなかなかテイムを受け入れてくれなかった。力でねじ伏せるのが悪手なのかな?でも斬りつけられつつ愛情持って接するのはちょっと難しい……結局、殴って従えるのが一番か……反乱とか起きないよね?しっかりした食料と適度なストレス解消もといバトロワすれば大丈夫なはず。

 

 さて、残りの2匹は引き連れていたスライム達が抑えているが、やや劣勢か?少数を3グループほどで回していたが、経験が少なかったか?押しつ押されつ、ヒーラーをつけてるからやっていけているって感じか。まだまだ、強くならなきゃいけないな。

 

「相手の武器ばかり見ないで、全体を見るんだ。次にどんな動きをするか、ある程度予想しておくとなお良い。自分の武器は手に持っているものだけじゃない、体のどんな部位も武器になりえるんだ、まんべんなく使うんだ」

 

 目つぶし、いやがらせ、急所突きなんでも使う。これが大事。卑怯汚いは敗者のたわごと。命は1つなのだから、大事にしないとね。スライムたちはアドバイス通り、武器を使いつつ体を伸ばして死角からの追撃など、多種多様な攻撃手段を使うことができてきた。連携も上がった気がする。良きかな良きかな。

 

 

 




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龍介、ダンジョンふたたび 13

101話 やる気とは……

前回のあらすじ
バルザックエンカウント
いい感じの戦闘?
攻撃手段は多い方がいいよね



地下30階

 

 おかしいな。ゲームの通りだと……いや、ここはゲームじゃないから違うことだらけなのは当たり前か。しかし、このダンジョンはまだ続くらしい。また森の中である。おかしいな?

 

< 二刀流のレベルが上がりました >

 

「うるさいなぁ」

「「へいへいへッ!?……」」-♪パラリィ!?-

 

 エビルチャリオット2匹の突進を剣と鎌で捌いたらいいレベル上げになった。こいつら、妙にテンションが高くて暴走族風。とにかくうるさい、くるくる回りながらパラリラパラリラ、ヘイヘイヘイ……うるせぇ!ってね。

 その後ろからブラッドソード3匹が回転しながら突撃してくるが、ナイトが叩き落す。ブーメランのように3方から同時に飛んでくる剣を叩き落せるのは家の子たちでも古参組ぐらいかな~。

 スーの場合は3本の触手にそれぞれ武器を持ってはたき落とす、ライムは魔法を多重に展開して近づかせないし、レムは飛んでくる途中に影縫いでしばって影刃でブスリ、スズランは腕力で叩き落としてたなぁ……べちゃって……

 しかし、四方八方から同時に襲ってくる者への対処はいい訓練になったな。ブラッドソードとエビルチャリオットはテイムできてるからこのやり方を今度コロシアムでやってみよう。

 

「「「ハーハハハハ!!」」」-ドドドドドッ-

 

 おっと、今度は高笑いした木馬の騎士の群れか。エビルチャリオットをテイムした後、タイミングを見計らったかの如く高笑いしながら突撃してきた。こいつ等も中々なスピード。1匹づつ分断し、久しぶりの登場のキングとクイーンに分ける、あとは自分で処理よ。攻撃型&回復型のキングと魔法&補助型のクイーン。耐性はまんべんなくLv1でレベルも上がているから十分に対処できるだろう。現に吹き飛ばしちゃってるし、まさかキングの突進が木馬の騎士のランスもろとも吹き飛ばすとは……なぁ、あれ正拳突きだぜ?頭で突っ込む正拳突きとは……どの部位でも出そうと思えば出せるのか、それとも種族の関係なのか、いろいろ楽しいことがいっぱいだぁ。

 ところ変わってクイーンはというと、4つの呪文叩きこんで爆殺してたな……死んでないけど。

そろそろ、この二匹も進化しそうだけどなぁ……ジャミはノーサンキューでお願いします。あいつ面構えこそ馬だけど、見事な逆三角体型・二足歩行の獣人でボディビルダーのようなポーズしたインパクト絶大マンだからな。この世界にもいるのかな?ゲマとかいると確実に悪さしてそうだな。

 

……そろそろ3日目かぁ……いつボスが来るのだろうか?

 

 

 




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龍介、ダンジョンふたたび 14

102話 ( ˘ω˘)スヤァ

前回のあらすじ
スピードタイプの物質系
達人みたいな見切りしてみたいよね
ボスまだ?
(出す機会を見極めているが出す流れができていない


地下33階

 

 ……お?

 

「いらっしゃい!ゆっくりみていってください」

 

 旅の扉特有の商人の部屋か。これは、楽しみだな。

 

=============

ツインスワロー  6800G

ソードブレイカー 5500G

地獄の大鎌    9500G

まほうのよろい  6100G

まほうのビキニ  13800G

まほうの盾    5000G

やくそう     8G

どくけし草    12G

アモールの水  120G

まほうのせいすい 300G

食用肉      50G

有機野菜     20G

 

=============

 

 商人のお兄さんが見せてくれたが、これはなかなかな品揃え……

 

「武器と防具はいくつあるんだ?」

「そうだね、それぞれ5つだ。道具ならいくらでも」

「武器防具全部と……アモールとせいすいを50個たのむ。あと肉と野菜を100だ」

「まいど!お客さん太っ腹だね~合計261,500Gだ……ピッタリですね、ありがとうございました」

 

 毎回思うんだが、どうやって会計しているかと思ったら計算してくれる道具があったんだな……何か箱のように入れたら金額が表示されていた。八百屋や宿屋とかでもゴールドを下の方においていると思ったらそういう事か。

 

「このダンジョンって何階まであるかわかるか?」

「ダンジョン?ここは魔法の商店さ。何処をさまよっているか、何処につながるか、さっぱりな、魔法の部屋。品物も新しいお客さんが来た時点で変更されるしね。あ、これは秘密だよ?珍しく大量買いしてくれた珍しいお客だから話すんだ」

 

 なるほどなるほど、それは珍しいことを聞いた。となると神殿も同じような仕組みであるのか?

それぞれの武器を1つスーに渡し、レム、ライム、ナイト、スズランにほしい武器をそれぞれあげて後の武器は……仲魔の中の上位に渡すことにしようか?でも魔鉄の武器に魔力を込めた方が威力が上がるんだよな。

いまだに武器を持っていない奴に渡す事にしよう。

 

地下24階

 

 なぜか急に空気が変わったな……重く圧し掛かるようなというかなんというか、とくにさっきの道具屋との落差が激しすぎて特によくわかる……

 

-GUUUUU……-

 

 あ~、心なしか急に殺意高めになってない?メタルドラゴンとメカバーンの群れがお出迎えか……こいつ等はドラゴン系じゃないのか?確かにあの作品だと物質とドラゴンを行き来していたな。どう見ても機械だから物質系に分類されたか。ともかく……メタルドラゴンがBランク、メカバーンがAランク、その数30か。メタルドラゴン1匹に仲魔5匹で対処すれば勝てなくもないか。回復、防御、攻撃、魔法、強化or阻害で組めばいけるはずだ。メカバーンの数は6匹。スー達と同じ数だ。能力もどっこいどっこい、戦略さえ間違わなければ勝てる。よし行くぞ!

あ、テイムするからちゃんと生き残してね?

 

-GUOOOOOOOO!!-

 

 まばゆい金色のボディのドラゴンか。かっこいいなぁ。手始めに魔法を一発。

-パキィィン!-という音と共に魔法が跳ね返ってきた。あぶなっ!え?マホカンタ?う~ん……となるとライムには厳しいかもしれないな。早めに終わらせよう。魔法がだめなら、物理で殴る。

 

 縮地で近づき、鎌の石突きで顎を殴りつけビリっと来ました。え?ちょびっと麻痺したんだけどこんなことってあるんだな。特殊な魔法か、体質か……ま、麻痺耐性のおかげでほとんど軽減できているな。

これなら大丈-GAAAAAAAAAAAA!!-

 

「ブババババっ!?」

 

 メカバーン達ががががが一斉に放電し始めたたたたた。そんななななな技zzzzあったっけ?とりりりりあえず魔力壁で放電ををををを防御!

 ……ふぅ……皆は皆で無事に阻止できたようだ。魔法で相殺したり、雷を物理でねじ伏せたり、ルーンで抑え込んだり、気が付いたらナイトはもう終わらせてるな。ライムの助太刀をしてた。こっちもさっさと終わらせるか。

 大鎌で斬って叩いて突いて殴ったり蹴ったり魔法打って跳ね返ってきたり、思ったより硬いが数回たたけば装甲は突破出来るな。そうこうしている内にメカバーンの体に幾つもの穴が開いていき、動きも目に見えて鈍くなってきた。というかもうへたり込んで息切れしてる。ここで取り出しますは先ほど購入した食用肉、これで胃袋を鷲掴みだ。

 ……痛めつけて餌で釣って仲間にするとか字面だけ見ると相当悪いけど、このやり方でうまくいってるから大丈夫なんだろう。肉を食べ終わったメカバーンがリラックス?しているのでここでテイム。

 

< メカバーンのテイムに成功しました >

 

 メタルドラゴンたちも同様にご飯をご馳走しテイム。

 

< メタルドラゴンのテイムに成功しました >

 

 うし!

 

 

 




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ちなみに、あまりにも長いのでそろそろ終わらせます。


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龍介、ダンジョンふたたび 15

103話 (本当に最近忙しくて小説どころじゃないんです許してください

前回のあらすじ
道具屋ナウ
物買うナウ
次の階層尋常じゃないYO!
訳:流れ変わった


地下34階

 

 -Gaッ……-

 

「……多い!!」

 

 メカバーンの首を落とし、ドロップを素早く回収しつつそう叫ぶ。そう叫びたくなるのも無理はない。

さっきからメタルドラゴン、メカバーン、追加で黒い彷徨う鎧のじごくのよろい、黒い案山子のアサシンドール、その他もろもろの魔物。一体、何十回目の戦闘だろうか。33階よりも遥かに多い魔物の数で消耗が激しい。激しすぎて疲れるどころか逆にテンション上がってきたな。これ以上来ると困るけど、ぼちぼちならいいぞ。本当にぼちぼちならな!……よし、襲撃が一度途切れたしルームに帰って休むか-Gyaaaaaaaaaaa!-

……知らん知らん!!さ、皆ルームに入ってくれ、昼食だ。

 ちょっと登場したメタルドラゴンが悲しそうな目をしていたが知りません。

 

「とと様、はい食後の果物!」

「ありがとう、スズラン」

 

シャリッ………やはりムダンラは美味しい。毎日朝昼晩に食べても飽きないほどの味のレパートリー、齧るごとに違うの果物の食感が味わえる万能果実。これは伝説の果実認定も頷ける。家では毎日のように採れるけど。

Aランクに成れたし、これを売り出して大儲け………あぁ、いや……出すのはごく少数の方がいいな。

完全に足りない知識なんだが。市場暴落?崩壊?よくわからないがそんな感じになるとかならないとか。伝説の果実が大量に流れたら可笑しいし……ギルドもいいけど陛下に話して陛下に売るのもありありのありだな。

 

 さて……この後どうしようか?魔物の密度的に、もうすぐボスだと思うんだけども……正直持ってきた食糧も底をつきそうだし、皆の腹をなめていた……というより新しく入ってきたメタルドラゴン達が多くてさらに拍車かけてるんだよな。ムダンラの実があるから多少は大丈夫なんだけど……いざ食料が尽きるってなるとちょっと…………さっきもっと食料買っておくんだった。

 

 しばらく休憩したら強行突破だな。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 準備も終わった。突撃班、魔法班、回収班の順でざーっと。基本俺とスー、レム、ナイト、スズランは突撃班、ライムが魔法班で。

 ルームから出ると補充されひしめき合っているメタルドラゴン達。早速魔法班からの攻撃で火の海、氷の山、風の嵐、光の雨、闇の波、あたり一面を埋め尽くす。残るはドロップの山か……OVERKILL!

でもすぐさま奥の方から魔物の大軍が補充されるんですけどね。第2ウェーブである。

 突撃班はドロップを無視し追加補充された魔物を倒しに行き、あとから続く回収班がすべてドロップを回収。

 突撃班は敵を弱らせることが仕事で、あわよくば倒す。弱らせた敵は後ろに回して魔法班に飛ばしてもらう。回収班が回収のサイクルで次の層への階段を探す寸法だ。

 

 ちなみに、下への階段が見つかったのは大体34ウェーブ目が終わった後であったとさ……

 

 

つらっ

 




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ある日ある人が襲われ翌朝発見された。なんてこった!この人 朝 死んどーる!(アサシンドール!)

………ここ、笑うとこやで


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龍介、ダンジョンふたたび 16

104話 (こんなに引き延ばしといて続きの「つ」の字もできていない件

前回のあらすじ
魔物の襲撃多い
仕方ないので力技
数に物言わせて殲滅戦



地下35階

 

 地下に降りると、背丈以上の重厚な扉が静かに存在していた。この先にボスが居ますよ!って言ってますね。

その前に扉の横にインターホンがあるのが気になる。ここは家なのか?でもどう見てもボス部屋だし……でも家だったら勝手に入るわけにもいかないし………よし、長年鍛えた営業スマイルを見せてやろう。

 

-ピンポ~ン-

 

「……はい」

「こんにちは、冒険者のリュウスケと言うものですが、ここら辺に出口でもないかなと思いまして」

「出口……あ~、ありますよ。ちょっとお待ちください、今から開けますので」

 

 ガチャっという音と共に重厚な扉が結構軽々と開いた。ゴゴゴゴゴッなんてことはなくスッと。開けたの自分もよく知っている王の中の王、ミルドラース。人間という立場から魔界の王に成り上がった手腕の持ち主である。本作では印象が薄い魔王として有名になっているが自分は好きです。

……王の中の王が自ら扉を開けるんだな。

 

「……もしかして私のこと知ってるんですか?」

「え?もちろん。魔王ミルドラースですよね?」

 

 有名じゃないことで有名な魔王様じゃないですか。もちろん知っている。

 

「こんなところで立ち話もなんです、どうぞ上がってください。」

 

 これが本当に魔王?普通にいい人じゃん。あ、キラーマシンが箒と塵取り持って掃除してるし、悪魔神官もティーセットを銀のトレイに乗せてもって来てる。なんだろう、すごく平和だ。

内装も豪華な屋敷で、煌びやかなシャンデリアなど一般市民から見れば気の遠くなりそうな調度品ばかりだ。

 客間に通された後、少しうれしそうな雰囲気でミルドラースが話始めた。

 

「実はですね、魔王としての認知度が低く、文献にひとかけら、それも名前のちょびっとしか残っていないので……本当にあなたが知っていたことをうれしく思っているんですよ」

「あ~なるほど……確かに……言ってはあれですけど……」

「そうなんですよね……最初は何とかして知名度を上げようと世界でも滅ぼそうかと、割と力を貯めてもみたんですけど勇者に倒されました。それも遥か彼方の話です。今ではここでのんびり過ごすのが日課です……そんな時に自分を知っているあなたが来てくれて……本当に、本当にうれしかった。ありがとうございます!」

 

 昔そんな大ごと起こして勇者に倒されたのに文献に残っていないって、だいぶひどいな。

 

「にしても、魔王のわりに、そのなんていうか……」

「あぁ、この口調とか態度ですか?流石に時間がたてば魔王の貫禄も無くなるってもんですよ。魔王として活動していたのは一体いつだったか………」

 

 これが「長い年月を経て神をも超えた」と豪語した魔王なのだから世も末と言うか、時の流れは強いと言うか。

 

「ともかく、今はいたって普通の一国一城の主みたいなものですね。あぁ、うれしい。今日は今までの日常の中で一番心に残る日だ。まさか、自分を知っているものがいたのですから。記念日です記念日」

「そこまで……とにかく喜んでもらえてよかったです。これからもよろしくお願いします」

「これから……えぇ……ええ!ぜひ、また来てください!」

 

 俺の目の前で涙ながらに両手をつかんで上下にブンブン振ってる人がいるだろ?この人、魔王様だぜ?

ともかくお近づきの印として、ムダンラの実をいくつか渡してこの日は帰った。屋敷の最奥に帰り用の旅の扉が置いてあったんだ。

 

 必ずボスと戦って倒さなければいけない訳じゃないらしい。ボスも死んでいないのでダンジョンのレベルも上がらないが、一応突破として認められる。

 帰ったらすぐ、陛下が会いたいという事なので休む暇なくリブロに連行されました。

 

 




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龍介、ダンジョンから帰宅

105話 最近暑すぎません?長時間座っているのがつらいです

前回のあらすじ
ボスらしき扉
出てきたのは魔王様
無事に友人になり帰宅


毎度おなじみ、謁見の間

 

「リュウスケ、よくぞ戻った。そしておめでとう。けどちょっと待っててくれ」

 

 いったいどうしたのだんだろう。謁見の間に入ると、皇帝陛下と王妃がひそひそ書類とにらめっこしていた。

少し聞こえた内容だと、あの男爵は~だとか取り潰しだな~とか物騒なことが聞こえてくる。誰かやらかしたんだろうな。南無南無

 

「待たせてすまないね。気にしないでくれ、ちょっとした事だ。それよりも、早速驚かせてくれたね。Aランクになって早々ソロで高ランクダンジョン攻略とは」

「いやいや、エルネスト夫婦とか同じようなことやってるのでは?」

「彼らもいくつか攻略はしてるよ?でもカルネちゃんや知り合いのBランク冒険者と一緒にね。だから、ソロ攻略はすごい。というわけでリュウスケのその功績を称えよう!何か欲しいものある?」

 

 相変わらず軽い皇帝だ……欲しい物、欲しい物………あ!

 

「陛下、実はこれを売りたいんです、いくらで買い取ってもらえますか?」

 

 そうしてリンゴ大のムダンラの実が入った箱をいくつか出す。ムダンラの実の並はこの大きさ。大きいものになるとスイカぐらいになるんだが、ここは1つだけ、紛れ込ませておこう。

 ついでに、2つ切り分けて皇帝に献上しよう。これは見るより食べてもらった方が早い。

 

「この果実はもしかしてダンジョンで採れたものかい?喜んでいただこう。うまい!これは良いリン………ん?ブド……いや、まさか……」

「あなた……これって………」

 

ビックリしてる、ビックリしてる。そうだよな、味か変わる果物なんて、1つしかないよ。すぐに答えにたどり着いた皇帝達。

 

「リブロも1つ食べてみろ。驚くぞ」

「それじゃあ1つだけ…………………お前これ」

「ムダンラの実だ」

 

「「「ムダンラの実……」」」

 

「これが………幻の………」

「あぁ………………」

「………………………」

 

皇帝と王子は気を保ってるようだが皇后は意識を飛ばしたらしい。残った二人も放心状態だ。さらに次いでだからざわついている警備の騎士達や、色々な所に隠れている忍者風の護衛の人達にも1つ渡しておこう。受け取った瞬間から膝が大爆笑していたけど。おかしいな……鍛治のおっちゃんに渡したときはそこまでの反応は無かったが………

もしかして、おっちゃんも食べた後こんな風にしばらく放心していたのかな。

 

「あぁ……神よ……」

 

皇帝が神に祈り始めたんだが………いったい誰に?

《あ、僕にだ》

お前(闘神)かい。この状況で闘神に祈るのか。

《まぁ、内容はこの出会いに感謝をー、みたいな感じだしいいんじゃない?あと、これをわたし忘れてたんだ。えぇっと………何処においたっけなー、あった!ダンジョン攻略おめでとう》

 

〈 称号:魔王の友 を取得しました 〉

 

 この称号でMPが1.5倍……だと!おいしい。称号おいしい!これからは称号集めも視野に入れようかな。

 

「あ、ごめん。取り乱した」

「期待以上のリアクションで何よりです」

「それで、これなんだけど買い取りは……全部は無理だ」

 

 やっぱり伝説の実を箱1つは多すぎたか。皇帝と皇后の「買いたいんだけども!買いたいんだけども!」みたいな感情がものすごく顔に出ている。 

 

「そうですか、ではいくつ買ってくれますか?言い値で大丈夫ですよ」

「そうだね、実は宝物庫にも1つムダンラの実あってね。それと比べて見るとはるかに質も大きさも良いと思う……となると、これ1つに国宝1つ2つ分の価値はある。宝物庫がすっからかんになっちゃう」

 

 そこまで?

  




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龍介、ダンジョンから帰宅 2

106話 (言えない……忘れてたなんて言えない……

前回のあらすじ
毎度おなじみ
ムダンラ有名果実
魔王とずっ友


「良し、こうしよう。実1つにつき宝物庫の物を1つだ」

「全部はさすがに無理なので5つにしましょう」

「「「それがいい」」」

  

 この部屋にいる全員でいろいろ話し合っていた結果、そうすることに落ち着いたらしい。王様と騎士達が円になってひそひそするのはシュールだったな。

5つか。実は、話し合いの間ムダンラを選別して良いものを選んである。悪戯心を含め、すべてスイカサイズ。ついでのついでに、あらかじめ作っておいたムダンラの木箱にムダンラの木屑を敷き詰めて丁寧に1つずつ入れて並べている。高級メロンの如く。

 

「リュウスケ………これは?」

「ちょっとした遊び心で用意しました」

「なかなか神聖な雰囲気が出てますね。材料はいったい何を使ったの?」

「ムダンラの木です」

「「「………………」」」

 

 予想通り以上の反応!あ、しまった……どう説明しよう。家に無尽蔵に生えてるから忘れてたけど、幻の実の木となるとそれこそ天然記念物並の代物………よし。

 

「すいません。やっぱり今の無しで」

「「「いやいやいやいやいや、まてまてまてまてまて」」」

 

 ですよね~~……つい、ついね、調子に乗りました。とりあえず説明か。

 

「「「…………………」」」

 

あぁ、ダメだ。気絶じゃないが、意識が見当たらない。さっきの全力の返答はなに?本能?まぁ、意識が見当たらないならそれはそれで好都合、今のうちにしまおう。なにも見ていない、いいね?

 

「「「ハッ!」」」

「なんだ、夢を見ていたのか……ムダンラの木で作られた木箱の夢を」

「え、ええ。きっとそうですよ。ムダンラの木なんて、まさか」

「ははは、すまんなリュウ。俺達は疲れてるみたいだ」

 

木箱をしまってからしばらくして、意識を取り戻したそばから口々に呟き始めた。そうかぁ、疲れてるのか。さっき栄養豊富なムダンラの実を食べたのになー。ナンデダロウナー。さて、そろそろ交換しにいきましょう?

 

「所で、リュウスケ。説明を頼めるか?」

「ぜひ、お願いします」

「ちょっと、リュウとは常識について話し合う必要がある」

 

ナンノコトカナ。それより、3人とも目が笑って無いんですけど………その、入り口を他の兵士で固めないでほしいんですけど……それに、リブロが持っている広辞苑の様な凶器はなんですか?いつの間に用意したんですか?あの、もしもし?自分、なにか悪いことをしましたか?ムダンラの木は文字通り腐るほどあるんですよ?ルームには朽ち木もありますからね。だから、ね?

 

 

結局、色々説明して納得はしてもらったが、かるく2時間は常識について説教された………解せぬ。

そんな、説教の意味も含む勉強のなか、入り口を固める兵士の生暖かい目は絶対に忘れない。顔は覚えたからな!また度肝抜いてやるから覚悟しとけ!

 

 




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龍介、ダンジョンから帰宅 3

107話 (筆が!筆が進まねぇ!!

前回のあらすじ
交換条件確定
ちょっと高級感出してみた
怒・ら・れ・た


 やっと説教と勉強から解放され、宝物庫から5つもらってきた。

何をもらったかというと……錬金窯、短剣武器のキラーピアス、スティックのさびたおうしゃく、オリハルコン2つである。錬金窯があれば何でもじゃないが、ある程度はつくれるじゃん、もらっていいのか?と言ったんだが、聞いてみると陛下たちは使い方をまったく知らず

 

「そもそもそんなのあったのか。宝物庫は管理人に一任してるからこっちは大まかにしか知らないよ、ははは」

 

そんな具合だった。

今さら使い方を知った所でどうしようとも思わないから持っていっていいらしい。たまに錬金釜で作ったものを持っていこう。

そして、拳大のオリハルコン。希少金属の上位メンバーである彼だが、宝物庫には20個ほどあったので2つほど貰った。希に高レベルダンジョンで落ちるからある程度は定期的に流れるらしい。いずれ、行って乱獲だな。オリハルコン製の調理器具が欲しい。

あとはキラーピアスとおうしゃく。おうしゃくは錆びて使えないので取り敢えず宝物庫に入れておいたとのこと。どんなに磨いても錆が落ちないから。こんな錆びた棒と、あのスイカ並ムダンラと交換なんて申し訳ない!なんて言われたが、俺はこいつの価値を知っているので是非ともと交換して貰った。ときのおうしゃくの素材だ。

キラーピアスは皆さんご存じ、というか、耳飾り版と短剣版があるはずなのだが、この世界では短剣バージョンらしい。二回攻撃できる短剣。

キラーピアスはスズランに持たせておこう。その前に魔力文字で強化だ。視た感じ刃の部分に2回攻撃の文字があるから、持ち手や刃の余白になにか入れよう。

これを機会に他のノーマル武器達にも強化を施そう。

 

 実験もかねていろいろ混ぜこぜてみよう。3回攻撃、不壊とか?実はキラーピアスの2回攻撃が書かれているのは刃の片側だけなんだ。んでも、久しぶり過ぎて文字を入れすぎるとどうなるか忘れちゃったんだよな……刃の大きさ的にそんなには書き込めないけども。とりあえず3回攻撃のみを書き込み、実験。

 10回切りつけた結果、半分が2回攻撃でもう半分が3回攻撃になった。はやぶさは素早く2回斬りつけられる感じだったが、キラーピアスは斬りつけると不可視の斬撃がもう一度攻撃する必中攻撃らしい。

必中……これいいな。適当な安物のナイフに必中と付ければ、投げるだけで当たる便利なものになるのでは?これは量産ですわ~。っと話がずれたかな。キラーピアスには追加で不壊もつけておこう。これで壊れなくなる……まではないにせよ壊れにくくなるだろう。

この前ダンジョンで買った武器にも同じように不壊を付けて、攻撃力増加(極)でも付けておくか。あと攻撃速度増加(極)とか。ハヤブサの剣にもつけておこう。おぉ、残像が見える。剣が速すぎて残像が見える!カッコいいな!やっぱり武器の強化はロマンだよな。

 

 もう少しで大陸の中央に行くからそれまでにすべて強化してやろう。

 




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相も変わらず更新ペースは不定期になります


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龍介は準備中 1

108話 忙しい仕事とスタンプが相まって筆が!筆が進まねぇ!!

前回のあらすじ
説教解放
武器強化
武器強化


 いろいろあったが、陛下に報酬を貰った日から1週間ほど後。ギルドから呼び出しがあった。例の学園への依頼の準備がいろいろ終わったらしい。説明を受けにギルドに来てほしいほしいとのこと。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 なのでギルマスの部屋に来ました。

 

「よく来たな。まぁそこに座れ」

 

 座るとギルド嬢がお茶を出してくれる。しかし、入ったときこの部屋にはギルドマスターしか居なかったはずでは?あ、深く考えてはだめな気がする。そういえば、陛下のところのにもそんな人がいた気がする。この世界の補佐をする人はきっと何か、すごい何かを持っているんだ。

 

「簡単に説明するとだ、ここから馬車で11日位のところにあるステシャの町に行き、そこにある学園で冒険者を教えることだ。3日ほどで準備をして向かってくれ。期間は14日だ。向こうでも説明を受けると思うが、まぁ頑張れ」

「そんな軽く言われてもな……」

「えぇい、こっちは書類作業で疲れてるんだ。この位楽しても許されるだろ?」

 

 そんなに晴れやかな笑顔で言わんでくれ、悲しくなる。

それに、そんなことしてていいのかギルドマスター。後ろでクリスが書類抱えてるぞ?それは……それは大量の書類を………

そうだな……俺は何も見ていない。そう、この後ギルマスがどんなに絶望的な顔をするとしても。今、仕事が終わった幸福をかみしめているギルマスの笑顔を守るために。  <完>

 

 この後、町中に響いたギルマスの悲鳴は、ごく普通の日常の中に消えていった。と言うより、日常の一部と化していた。南無~

 というわけで、ギルマスも無事逝ったことだし向こう(ステシャ)に着くまでにこなせる依頼を探すことにしよう。とはいっても薬草探したり現地の魔物を狩って素材を売ったり……錬金したり。そうだ、馬車に錬金釜設置するの忘れてた。久々の馬車生活だし、馬車の改造も施さなければ。食材を買い貯めて、馬車を改造して、早めに出発でいいか。道中で時間を取られるし。明日から頑張ろ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

テレレレテッテッテ~(某睡眠BGM)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

今日は、食料調達。

 

「おばちゃん、久しぶり。野菜をそこからそこまでの半分をお願い」

 

 いつも野菜を買っているおばちゃんの店。ダンジョンに潜ってる間に品揃えが豊富になっている。

 

「あらあらあら、本当久しぶりねぇ。最近どこか行ってたのかい?」

「ちょっとダンジョンとかいろいろね」

「気を付けるんだよ?ベテランの冒険者でもコロッと逝っちゃうのがダンジョンなんだから。まだまだ若い命を散らせると神様たちが悲しむからねぇ」

「もちろん、気は抜いてないつもりだ。もしミスして死ぬようなことになったら、そうだなぁ……神達に謝るよ」

 

《舐めプで死ぬようなことになったら、どんなに謝っても許さないけどね!》

ええい、うるさいぞ!そういうことは万が一にしかないはず。はず。

 

「そりゃあいいね!私も不慮の事故の時はとっさに祈るかねぇ」

 

 そういえばAランクになったといっても特に変わってないな。何かあったかといえば……人がグロテスクスライムになったり、シリカが攫われたり、ろくな目に合ってないな……この後もきっとそうだろう、楽しみだ。

 

「なんだい、ニヤニヤして。気持ち悪いね。早く野菜をもっていきな!そんな顔で居られると客がこなくなっちゃうよ」

 

 しまった、いろいろこれからの楽しみにニヤニヤしてたら追い出されてしまった。あとは肉の調達か。これは今ある在庫と相談しつつ、現地で集めよう。

 

 ………今日の活動終わり!

よし、従魔たちと遊ぼう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

共存の地(ニューワールド)

 

 ルームの中の1部屋。森や岩地、村など従魔に合わせて環境が整えられる便利な部屋である。

メインはスライムや植物系などが住む森林地帯。その周りに草原や岩場、古城など……トロデーン城か……

 中に入ると荒廃したトロデーン城が再現されていた。そこには物質系の皆がうろついていた。

 

「ククククク、ついにここまで来たカ。勇者ヨ。この大魔王タイプG様ニ逆らおうなど身のほどをわきまえぬ者ヨ。ここに来たことをくやむがよイ」

「1つ聞かせてもらう……魔王よ!なぜこの世を滅ぼそうとする!答えろ!」

「ェ………世界を我ら魔族の物にスル、それだけが目的ヨ。ほかに理由などいらヌ!」

「そうか……やはり和解など無駄か……ならば、勇者の名にかけてお前を滅ぼす!覚悟しろ、大魔王タイプGよ!」

「ククク、来い!勇者!」

 

 魔王に向けてハヤブサの剣を抜き縮地で近づきく。まずは武器のついている手を「ちょちょちょっトタイム!」

 

「え?」

「え?じゃないですヨ!何で本気デ斬りに来てるんですカ!?」

「いや、だって、ネ?」

「無理ですっテ!マスターに単体で勝てるわケないじゃないですカ!魔物より魔物じみてルのに……」

「おい」

 

 とりあえず拳骨いっぱつ

 

「それよリ、大魔王タイプGっておかしいと思いませン?」

 

 確かに……ほかにもタイプβとかいそうだな。

 

「それで、名前が欲しいのか?」

「ハイ」

 

 名前か……迷うよな、名前って。

 

「そうだな、赤い彗星「別のデ」

「マジンガ―ゼッ「却下デ」

「鉄人28ご「まじめニやってまス?」

 

すまん、いいのが出ない

 

 




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更新ペースは不定期どころか失踪したんじゃなかろうかレベルまで遅くなります。
誤字脱字あったらすいません


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龍介は準備中 2

109話 正直すまんかった。仕事の関係や創作意欲云々で書けてませんでした( ^∀^)

前回までのあらすじ
学園に講師にいくことになった龍介。
その準備として食材の調達を完了。
ルーム内で魔王と勇者の大決戦(茶番劇)の後タイプGの名付け!


「紅玉、なんてどうだ?美しい容貌の例えとしてもつかわれるし、ボディーの色と言い、ちょうど良いんじゃないか?」

「紅玉………はい、気に入りました。特に美しい容貌の所が。ありがとうございます、マスター」

 

長かった、やっぱり名前は難しい。地球の父さん母さんは凄いな。悩みに悩み抜いて命名する大変さが身に染みた。

 

「……えらく流暢にしゃべるようになったな」

「ネームドか否か、高位の魔物などの判別の1つに会話の流暢さがあります。たぶん、そういうことでしょう」

 

なるほど、すらすらと会話が出来ればランクの高い魔物や強い魔物の可能性があると……

スズランは最初から喋れていたとなると、Aランク辺りからか。皆もう少しだな!なに、ランクの1つや2つ気長にいけばすぐ上がる上がる!きっと、たぶん、おそらく。

 

所で……今何をしようとしていたんだっけか………あ、馬車の改造。

 イメージはドラクエ8の錬金釜。馬車の後ろに台座を作り、赤い敷物、適当に覚えていた錬金素材の羅列の書かれた本、ポーションか聖水。いや、水で良いか。容量拡大の文字を刻んで多目に入る水瓶にして錬金のつど、使おう。

 

しかし、ムダンラの木材は楽でいいな。台座は釘を使わないタイプなんだが、木材同士の接合部分に樹液?か何かが固まって接着剤の役割を果たしているし、至れり尽くせりな木材だ。滑り止めみたいな塗装もされている。

 

試しに何か錬金してみよう。

 

特やくそう×特やくそう=万能ぐすり

 

じつは、昔からこれが作りたかった。HP回復に状態異常回復。これがあれば便利なこと間違いなし。

あとは、上手く作れるかどうかだな…………

 

錬金釜に半分ほど水をいれる。釜を火にかけ水が沸騰したら特やくそうを6枚ほど投入。蓋を閉めてしばらく煮込みます。

……んっ……釜がボコボコ言い出し少し臭くなってきた。成功しつつあるのか失敗なのか……釜の前で待つこと約30分。

 

-チーンッ!-

 

まさかの電子レンジ。ついさっきまでしていた臭いが無くなり、ボコボコしていた釜も静かになっている。つまり、完成か!

蓋を開けてなかを見ると3つの玉が中に入っていた。これが万能ぐすり。

 

万能ぐすり============

HPを回復し、毒やマヒも治す事が出来

るアイテム。作るのが難しいため

錬金術界ではこれが作れて一人前。

=================

 

これが出来て一人前か。となると、超万能ぐすりは達人級かもしれないな。だが、思ったより万能ぐすりは希少価値は無いらしい。作れれば一人前なら、大抵の錬金術士は作ってるだろうし。錬金術界が過疎って錬金術士そのものが居ないとかじゃなければだけど。

でも錬金術はこんなに簡単なものなのかな?もっと、分量やタイミングとか気にするイメージだけど、もしかしたらこの錬金釜が特別という可能性もあるし、あまり多くは話さない方向でいこう。

ふふふ、また秘密が増えてしまった。あれ?おかしいな、今日は食料調達だったのに………

 

「こちらも、いきなり城で馬車の改造を始めるなんて、頭がイッてるのかと思いましたよ?マスター」

「あれー?」

「何度も呼んでいるのに、全く反応しませんし、挙げ句の果てにはできた物を見ながらニヤニヤしてますし、バカと天才はなんとやらって奴ですか?マスター」

「まだいうか、正直全然周りは見てなかった。反省はしている後悔はしていない。ほら、そんなことより草原エリアに行くぞ。可愛い可愛いスライム達がまってるぞ!」

「ちょっと無理がありますけど………」

 

さぁ!行こう!我々のエデンへ!

この後皆で遊びました(まる




これからも不定期になるので記憶の片隅にこの作品を覚えておいてください!なんでもしますから!(何でもするとは言っていない。


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龍介は準備中 2.5

110話 創作意欲がわかない、どうしよう
他の作品読んでたらこんなの書きたくなってな、後悔はない

前回までのあらすじ
名前決め
錬金
変な癖の発見


その日の夜

 

「主様」

「レムか。どうした?」

「最近……その、私の事を忘れていたりはしませんか?あ……べつに、不満とかそう言ったものじゃないんです……ただ……」

「寂しかった………か?」

「っ!………はい……」

 

そうか………そう、思わせてしまったか。出番が少ないばっかりに………

 

「そうか、レム……ちょっとこっちに来てくれ」

「? はい」

 

近くに来たレムを隣に座らせ、肩を抱き寄せる。

 

「つ!?主様!なにをっ」

「すまなかったな………そんな気持ちにさせて。俺はレムの事を忘れたことなんてないよ。当たり前だろ?だって俺の影からいつも見守ってくれているのだから。夜に見回りに出たり、鍛練だって欠かさずにしているだろ?」

 

ピクリと、肩越しにレムが驚いたのが伝わってくる。

 

「……気づいていたのですね」

「もちろんだ。お前の主を舐めんなよ?神から貰った力前回でお前達を見てるさ。それでさ、こんな思いをさせているのにすまないが、引き続き俺を守ってくれないか?自分でも強くなったつもりだけど、失敗はだれにでもあるからさ。守ってくれる人が必要なんだ。俺もお前を守るから。俺のシノビとして、忍び寄る影から俺を守ってくれ。もう、そんな思いはさせないからさ」

「その言葉、絶対ですよ?主様」

「ああ、もちろんだ」

「わかりました」

 

そう言うと、レムが立ち上がり、片膝をついで頭を垂れた

 

「その大役、このレムが引き受けました。私は貴方の懐刀となり、一生お守りいたします」

「よし!じゃあ、最初の任務だ!大人しく頭を撫でさせろ!」

「ええ!?それはちょっと……」

 

見るからにあたふたし始めたレム。初々しいというか、なんというか。

 

「ほら、早く早く」

 

俺のとなりをぽんぽん叩いて急かしてみる。

 

「は、恥ずかし……うぅ、はい」

「よし、それで良い」

 

隣に来たレムをもう一度抱き寄せ、頭を撫でる。だけど、レムの座高が高くて少し撫でにくい。こうなったら……

 

「ほいっ」

「ぇっ、ええぇぇぇ!これはさすがに「いいからいいから」

 

横にずれてすかさずレムを倒し、俺の膝の上にのせる。これこそ逆膝枕だ!膝枕なんてされた経験ないけどな。これで撫でやすくなった。

 

「たまには、こうやって甘えても良いんだ。これからもよろしく頼むよ」

「…………はい」

 

『あーー!!レムだけずるい!スーもスーも!』

『ん………すごく……羨ましい』

『うーん、ちょっと羨ましいかな?』

「レム姉いいなぁ……とと様、スズランにもー!!」

「ほう、逆膝枕ですか。マスターも隅に置けませんね、そんなイケメン限定の高度な落としテクを身に付けているとは。少し私も興味あります」

 

お客様のご来場だ、こうなったらどうにもならんから皆一列にならべ!

 

「すまんな、レム。今日はここまでだ。俺は愛しい子供達の相手をしてらやなきゃいけない、もちろんレムもな。だから、続きはまたこんどな」

「はい、その、その時はまたお願いします」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

side:レム

 

 

「続きはまたこんどな」

 

そう言うと、主様はスー達の相手をするために離れてしまいました。

わかってはいたのです。主様がきちんと私達の事を見ていて、愛してくれていることを。でも確証がなかったのです。感じていた親愛が、実は自分の思い違いで影の薄さ(出番の少なさ)のせいで忘れられつつあるのではないか、と。聞くのが怖かった。

でも、いまはそう感じません。百聞は一見にしかず………主様の世界の言葉でしたっけ?少し意味が違う気もしますが概ねその通りでした。

 

私が主様にテイムされる前の記憶はとても薄いです。ですがなにかを求めていた気がします。それで、ゴーレムの居る鉱山に行った。その求めていた物がたぶんこれだったのでしょう。

 

仲間(家族)が欲しかった。そんな気がします。

いま、私はとても幸せです。仕える主がいて、主は私を家族のように慕ってくれる。これを幸せと言わず、なんと言いましょう。

 

頭を撫でてもらうのはとても気持ちいいものですね。また近々お願いしましょう。

 

 




これからも不定期になるので記憶の片隅にこの作品を覚えておいてください!なんでもしますから!(何でもするとは言っていない。

よく考えなくても、思い立った瞬間作業始めるって末期ですよね


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龍介は準備完了 3

111話 時間の流れってこわぁいよね。完全に作成意欲ってやつが根元から枯れるんだもん

前回のあらすじ
期間開きすぎて忘れた
次の話のイメージわかなくてつらい
完全に手が止まる


なんやかんや、早めに準備が終わってしまった。

早いが出発するか。その前にギルマスに連絡だな。

 

-プルルルルル-

 

『どうした?』

「もう準備が終わったから昼には出発しようと思って、連絡を」

『あぁ、そうか。だが行く前にギルドに顔ぐらい出せ。あいさつの一つでもしていけ』

「わかった」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ギルド

 

「リュウさん、中央に行くんですって?」

「ああ。今日はそのちょっとした挨拶だな。お土産は何がいい?」

 

 ギルドに入ってすぐシリカのところへ。なんやかんや、依頼とかで世話になってるし迷惑もかけたからな。

 

「なら、中央でのみ開かれている名菓店の焼き菓子!!あれが絶品らしくて!いつか食べたいと……思っていたんです」

 

 一応仕事中なのを思い出したのか、テンションの落差が激しい。顔も少し赤くなってるし。

焼き菓子、クッキーかな?地球のものにどれだけ近いか……それとも地球以上か。いいね、買いだな。

 

「了解、焼き菓子ね。ギルマスの所にも行こうと思うんだけど、ギルマスの予定は?」

「ゴホンッ、はい、リュウさんが来たら通せと聞いています。あちらの扉からどうぞ」

 

 

「ギルマス、顔出しに来た。じゃ」

「まて」

 

 顔を出しに来いって言ったから来たのに、これじゃダメ?やっぱり?

 

「依頼の最終確認でもしていけ」

「期間は14日、向こうでも聞けるからこれだけ分かっていれば別にいいだろ?現地で情報は集めるさ」

「なんというか、お前の人間関係が心配になってくるぞ」

「失礼な、俺のパイプは太いぞ?皇帝に王子、ほかのAランク冒険者に八百屋のおばちゃん。おばちゃんなめんなよ?噂話に事欠かないんだからな?」

 

 ギルマスに心配されるほど、人付き合い悪くない……はず。

 

「パイプは太くても国内にしか走ってなかったらあまり意味はないがな。どうせ陛下や王子には話すらしてないんだろ?ま、向こうは話さなくても知ってるだろうが…………顔出しただけ良しとするか。気を付けて行ってこい。こっちには帰ってくるんだろ?」

「ここが俺のホームだからな」

「それが聞きたかった。こっちも高ランク冒険者の拠点になってるという看板が欲しいからな」

 

 結局それか。なんというか、なんというかあれだな。あれ……俗物的だなぁ。もっと感動的なことは言えんのかね?

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 無事(?)挨拶も終わったのでそろそろ出発しよう。ゆっくりのんびり、スローライフだ。きっと中央、ステシャでは忙しくなるんだろうしな。

この世界の中央にある学園か……どんなインパクトで登場しようか。魔王ぶってみる?

それとも弱そうに見えて強いムーブとかどうだろう。才能をもって威張り散らしているって話だし、強化したスライムで一捻りは確定だな。

 

「リュウ、その悪い顔をしながらここを出るのはやめてくれないか?」

「お?リブロ……もうここまで来たか」

「なんだそれ……わき見運転はやめてくれ、事故を起こされると困る」

「すまん、今後の予定を考えていた……」

「一言、言ってくれれば。手助けできたのに」

「やめてくれ、俺はAランク冒険者だぞ?自分ですべて用意できるさ。それに一人じゃないしな」

 

 荷台にはスー、ライムにレムとナイト、スズランを乗せている。あとは錬金釜かな。

他にも大量に分裂して増えに増えまくったスライム達、その他愉快な魔物達でお送りしております。

 

「過剰戦力……もし盗賊が襲ってしまったら地獄を見るな………」

「そういう事で、しばらくステシャに行ってくる」

「ああ」

 

 さて、約10日間の旅。楽しみますか

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これからも不定期なんて話じゃない期間開くかもなので記憶の片隅にこの作品を覚えておいてください!なんでもしますから!(何でもするとは言っていない。

書き貯めもプロットも何もない( ・´ー・`)


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