『桜鉄道殺人事件~夜の銀河列車~』 (レオジマネス)
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『桜鉄道殺人事件~夜の銀河列車~』第1話 事件の始まり

ピグシブの方から移してきました。


2016年今、史上最強の謎が始まろうとしている─────!

 

~花道商店街~

 

ケイゾウ「いけいけいけ!やっちまえ!」

フユニャン「ガッツで決めろ!」

武夫「ガッツ仮面~!」

嘉多宥「いいぞ!ガッツ仮面!」

馗替彌「ごり押しで行け!」

ガッツ仮面「ガッツレボリューション光線!」

ケイゾウ「うおっしゃ、勝った!」

ケイゾウ「・・・・・ってやべ!もうこんな時間だ!早く家に帰らないと叱られる!」

フユニャン「お前家あったのか?」

ケイゾウ「あるわ!お前はいつも遅くまでバスターズの仲間と飲みにいってるから分かんないだけだ!」

フユニャン「ん?この前帰った時、ケイゾウいたぞ?」

ケイゾウ「お前が帰ったあとに俺が居るっかて。次の日、お前中で倒れてたぜ。」

フユニャン「そういえば、あの日、4本も飲んだな。」

ケイゾウ「飲み過ぎだろ!」

フユニャン「いや~、皆にコールもらってつい、」

ケイゾウ「まあ取りあえず帰るぞ!」

 

~桜鉄道汽車内 1号車~

 

駅員さん「駅弁はいかがですか~。」

ケイゾウ「じゃあ一つ。」

フユニャン「ビールもあるか?」

駅員さん「ありますよ。」

フユニャン「じゃあ一個。」

シュポッ

ゴクッゴクッゴクッ

フユニャン「プハァァァ~!やっぱ酒は最高だ!」

ケイゾウ「フユニャンお前なぁ。」

客「ぐわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ケイゾウ「何だ!」

トタタタタタタッ

 

~桜鉄道汽車内3号車~

 

ザワザワザワ

ケイゾウ「何が起きた・・・うっ!」

ピンポンパンポン

アナウンス「汽車内で殺人が起こりました、汽車を止めます。繰り返します。汽車内で殺人が起こりました、汽車を止めます。」

パシャパシャ

岸辺刑事「死因は大量の出血だな。心臓が刺されとる。」

水谷捜査官「はい。今から10分前に殺害されたの事です。」

岸辺刑事「それにしても、何故犯人はこんな人前で、殺害出来たんだ?」

水谷捜査官「事件の前3号車にいた人は誰ですか?」

柄谷「僕は3号車に居ました。」

木嶋「俺は3号車に居たけど、寝てたぜ。」

水谷捜査官「あのー、それを見ていた人は居ませんか?」

柄谷「僕は木嶋さんと向かいの席だったから寝てたのを見てたよ。」

水谷捜査官「そうですか。では他に居ませんか?」

愾饉「私は、一番奥の席に座ってました。」尾子鏨「ワシは真ん中で立っていた。」

岸辺刑事「もう他に居ないか!」

水谷捜査官「居ないようです。」

ケイゾウ「う~ん、何か引っ掛かるなぁ。」

フユニャン「どうしたケイゾウ。ほら、もう一本あるぞ。お前も飲めよ。」

ケイゾウ「未成年者に酒を勧めるな!」

岸野刑事「(う~ん、今のところだと真ん中で立っていた尾子鏨が怪しいが・・・・・)」

ケイゾウ「あれ?これ何だ?」

岸野刑事「ん?これは・・・・・・!」

次回予告

フユニャンと木嶋が酔っぱらう⁉運転手も登場!岸野の推理・・・・・はないけど、お楽しみに!第2話 犯人推理1!

ケイゾウ「見てくれよな~!」

フユニャン「プヒィ~!酒欲しいか」

バコッ!



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『桜鉄道殺人事件~夜の銀河列車~』第2話 犯人推理1

前回の続きとなります。文章は変えてないです。


あらすじ

フユニャンと家に帰ろうと汽車に乗ったケイゾウだが、汽車内で殺人事件が起こった!容疑者は5人。犯人を見つけ出せ!

 

~桜鉄道汽車内3号車~

 

岸野刑事「ん?これは・・・!」

岸野刑事「ちょっと、これは何?」

木嶋「ああ、これはブラベーと言う小さい物置だよ。」

水谷捜査官「あのー、それを見せて頂いても。」

木嶋「おう、別にいいけど。」

ガラガラ

岸辺刑事「なんだ、水浸しじゃないか。」

水谷捜査官「あるのは大量のイカだけですね。」

フユニャン「イカ?そうか分かったぞ!イカを凍らせてブサッと。」

ケイゾウ&岸野「お前は少し黙ってろ!」

フユニャン「ボフッ!」

尾子鏨「う~むワシは見ていたが速すぎてよく分からなかった。それに少し『浮いてた』ような気がする。」

愾饉「私は、奥の方に居たから、叫び声が聞こえた頃には、犯人らしき人は居ませんでした。」

岸辺刑事「う~む今までの証言をまとめると、

・木嶋さんは寝ていた。

・木嶋さんのブラベーにはイカが入ってた。

・叫び声が聞こえた頃には犯人はその場に居なかった。

・犯人はとても速く、少し浮いてたような気がした。

岸辺刑事「犯人は一体・・・・・」

運転手「おやおや、現場はここですか。」

岸野刑事「あんたはここの運転手じゃ。」

運転手「そうですけど、何か?」

岸野刑事「今日はいつも通りの運行だった?」

運転手「今日はいつも通りの運行ですが、明日が運休日なので、運行が終わりましたら、掃除や点検などを、行います。」

岸野刑事「ほうほう。」

冬島警部「おう、今到着した。現場はどうなっている。」

岸野刑事「今は水谷らが頑張ってるところだぜ!」

冬島警部「敬語を使えって・・・・・俺は別の事件で忙しいから頼んだぞ。岸野、」

冬島警部「サボるなよ。」

岸野刑事「俺がサボってんのバレたか・・・・・」

[newpage]

ケイゾウ「8時40分か・・・・・説教確定だな。」

フユニャン「それは大変だな。」

フユニャン「俺と出会ってなければならなかったことだ・・・・・・・・・・」

ケイゾウ「フユニャン何か言ったか?」

フユニャン「い、いや何でもない。」

木嶋「・・・・・ちょっとイカ食っていいか?腹減ったんだよ。」

岸野刑事「おいおい、生は危険だぞ。ちゃんと加熱しないと食中毒の原因にもなるんだぞ。」

木嶋「大丈夫だよ。これは特別なイカだから、絶対腐らないし、生でも凄く美味しいから、安心しな。」

フユニャン「ほら、ビールあるぞ、一緒に飲むか!」

木嶋「お、それはいいな!じゃあ乾杯~!」

フユニャン「乾杯~!」

岸野刑事「飲みすぎるなよ・・・・・」

ケイゾウ「そう言えば木嶋、何でブラベーにイカが入ってたんだ?」

木嶋「よ、呼び捨て・・・・・ウチ漁師なんだ。今日は超大漁だったから、仲間で持って帰ったんだ。」

ケイゾウ「そうなのか。」

水谷捜査官「あ、今被害者の家族に電話が繋がりました。岸野刑事に替わって欲しいのことで、」

パッ

岸野刑事「もしもし?あ、息子さんか。うんうん、あー、はいはい。そうなのね。ほうほう、ふむふむ。そうか、じゃ。」

ピッ

水谷捜査官「何て言ってましたか?」

岸野刑事「どうやら、ここにいる乗客全員が被害者と関係があるようだ。まず、柄谷さんと被害者は古くからの友達だったみたいで、木嶋と被害者は釣り仲間だったらしい。愾饉さんと被害者は同じ職場で働いていて、尾子鏨さんと被害者は被害者のおじいさんの友達だった。これじゃあ誰が犯人かわかんねぇなぁ・・・・・タバコ吸ってこよ。」

 

~屋外~

 

岸野刑事「ふぅ~、星が綺麗だな~。」

ケイゾウ「お前そこに居たんだ。」

岸野刑事「お前じゃない。岸野だ。」

ケイゾウ「にしても、あいつらよく飲んでるようだな。」

岸野刑事「そうのようだな。ふぅー、」

ケイゾウ「早く家に帰りたいな~。」

岸野刑事「こっちもだよ。水谷らがちゃんとしてくれたら、」

水谷捜査官「岸野刑事!大変です!来てください!」

岸野刑事「何だ⁉ちょっと行ってくる!」

ケイゾウ「俺も行く!」

 

 

 

次回予告 

岸野とケイゾウに襲いかかる謎!フユニャンも酔っぱらい、木嶋も同様に酔っぱらってみんなのストレスも溜まり、捜査は難航する!

第3話、犯人推理2!お楽しみに!

岸野刑事「見逃すなよ!」



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『桜鉄道殺人事件~夜の銀河列車~』第3話 犯人推理2

あらすじ

木嶋が捕ってきたイカ旨いなぁ・・・・ってそれはさておき、事件の全体像が掴めてきた岸野たちだが、岸野とケイゾウに新たなる謎が襲いかかってくるのは言うまでもない・・・・・・

 

 

~桜鉄道3号車~

 

水谷捜査官「大変です!被害者の遺体からこんなものが!」

岸野刑事「ん?何だよ、せっかくタバコ吸っ・・・」

岸野刑事「何じゃこりゃあ!血で何か書かれている!」

水谷捜査官「きっとダイイングメッセージですよ!」

岸野刑事「ダイイングメッセージ・・・・・・!ちょっとよく見させろ!」

はじくれはがいがらきらんかられじにがらきさらだんぐじなさぜたはくおじぶうたじさだらきんたじませてがはすれらきんあだせれらしゅ

岸野刑事「ちんぷんかんぷんだ・・・・・」

ケイゾウ「あ、ここにいたのかよ!」

岸野刑事「ん、ケイゾウか、これ見てくれよ。ダイイングメッセージなんだ。」

ケイゾウ「・・・・分からんな~。さすがの俺でも解けないし・・・・」

フユニャン「あ~ん?何楽しそうなことしてんだ~。」

バタン

岸野刑事「ほっとこうぜ。」

ケイゾウ「うん。」

運転手「捜査の方はどうですか?」

岸野刑事「あ、運転手さん。まぁぼちぼちと言ったところ・・・・」

運転手「早くしてくださいよ!」

岸野刑事「ウゲェッ。」

運転手「明日点検があると言ってましたよね⁉あんたのせいで、私が責任とらされるんですからね⁉」

カチン

岸野刑事「おい!そう言う言い方はないだろ!こっちだって必死なんだぞ!」

運転手「そっちが必死だろうがないだろうが、あんたが全部原因なんですよ!遅れたら責任とってくれますよね⁉」

愾饉「あの~。喧嘩はよしましょうよ。」

柄谷「そうですよ。喧嘩してたら時間の無駄です。お互い協力しましょう。」

岸野刑事「むぅ・・・・・そうだが・・・・」

櫛羅「おい!いつになったら帰れるんだよ!」

乗客A「そうよそうよ!」

乗客B「家で妻と子供が待ってるんだぞ!」

乗客全員「そうだぞ!」

岸野刑事「あ~!うるさい!静かにしろ!」

水谷捜査官「他のお客さんにも待たさないように出来るだけ犯人を探しましょう。」

岸野刑事「そうだな。」

櫛羅「もういい!外に行く!」

岸野刑事「おい!ちょ・・・・」

柄谷「行っちゃいましたね。」

岸野刑事「うん。」

木嶋「うヴぇ~い。おれさま酔いましたぜ~~。」

ドテン

岸野刑事「木嶋まで・・・・もうどうにでもなれ~!」

ケイゾウ「おいおい、そんなにムキになるなよ。」

岸野刑事「・・・・・分かった。で、ダイイングメッセージの解読を・・・・・やっぱ無理。」

ケイゾウ「諦めんのはや!」

岸野刑事「だって無理なんだも~ん。」

ケイゾウ「根性が足りないぞ!ガッツ仮面の修業するぞ!」

岸野刑事「え、ちょっ・・・・・」

ケイゾウ「いくぞ!てれってれてー・・・・・てれっ!ガッツ!」

岸野刑事「・・・・・が、ガッツ!」

ケイゾウ「もう一回行くぞ!」

岸野刑事「え⁉もう一回⁉」

ケイゾウ「つべこべ言わず、やるぞ!」

岸野刑事「・・・・・面倒くさ。」

 

一方その頃

 

~桜鉄道 汽車外~

 

 

櫛羅「くそっ!イライラするぜ!」

ブルルルルルブルルルルル

櫛羅「ん、電話が。」

櫛羅「あ、駄喇壷?今俺が乗ってる汽車で事件があってさ。なあに心配すんなって。明日には帰れルと思うからさ。じゃあな。」

ピッ

櫛羅「犯人分かったらこの手でぶっ飛ばしてやりたいぜ。早く家帰りてぇ~。」

 

~桜鉄道3号車~

 

岸野刑事「はぁ、はぁ、やっと終わった~!」

ケイゾウ「今日はこれで終わりだ!」

岸野刑事「今日⁉まさか・・・明日も続くの⁉」

ケイゾウ「当たり前だ。」

岸野刑事「勘弁してくれよ~!」

 

 

難解不可能なダイイングメッセージ!櫛羅と駄喇壷の関係も気になるところ・・・・第4話「犯人逮捕!」これが最終回になるかも・・・・

 

岸野刑事「え?どうなるんだ?」

次回をお楽しみに!

 

 



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