城之内好きがGXの世界へ (トトリンさん)
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城之内好きがGXの世界へ
プロローグ
「魔法カード発動、マスクチェンジ!効果でフィールドのE・HEROバブルマンを墓地に送りM・HEROアシッドを召喚!アシッドの効果で兄貴の魔法・罠カードをすべて破壊しモンスターの攻撃力が300ポイントダウン、M・HEROアシッドで鉄の騎士ギア・フリードを攻撃」
LP800⇒0
また俺のライフがゼロになった。もうかれこれ弟とデュエルをして数時間経つがまだ一回も勝てていない。
「兄貴、そろそろ新しいデッキ作ったら?カードめっちゃ持ってるんだから、その城之内のファンデッキで勝てるわけないじゃん。」
そう弟にに言われた俺こと新堂英知《しんどうえいち》は初代遊戯王に登場する城之内克也の生き方やデュエルをみて心を打たれた城之内デッキを作る程のファンである。そして今回の数時間行ったデュエルはすべて城之内デッキでしか戦っていない。
「だから言ってるだろう俺は上手くデッキが作れないの。」
実は俺はカードコレクターでカードは大量に持っているんだが上手くデッキが作れないのだ。アニメのキャラクター達みたいにデッキを作りたい人なので同じカードなんてあんまり入れないしネットに書かれているデッキレシピなども見ない、さらにシンクロ・エクシーズ・ペンデュラム召喚などのカードも入れない・・・まあこれに関してはアニメをGXから見ていないので使わないだけなのだが。
「それなら、遊戯の《そんな目で俺を見るな》デッキ作ってよ、兄貴、ネタデッキの方が作るの考えるからまわるじゃん。カードまわす能力はあるんだから普通のデッキもしっかり作ればいいのに・・・」
・・・まあ確かに、城之内デッキに比べてネタデッキに関してはうまいぐらいまわるのだが。
「俺はやっぱりアニメのデッキで勝ちたい訳!つうか、アニメのキャラなんて現実のように同じカード何枚も入れたりデッキを何個も持っていて対策とかする人とかあまり出てこないじゃん。」
まあ主人公がそんなことしたらすごく卑怯くさくなって面白くなくなると思うけど
「いや、いるけど・・・社長とかGXに三沢大地っていうキャラが」
「社長は知ってるけどもう一人は・・・・・・・誰?」
「だから三沢大地。頭がよくて運動もできてそのうえアニメの中で主人公に対するアンチデッキを作る人だよ」
「・・・・何その主人公スペックのくせに嫌がらせしてくるキャラ、もしかして・・・・・羽蛾とかヴァンデットキースの上位版?」
えっマジでそんなキャラいるの!?GX怖くない!あいつらを超えるとかそうとうえげつないな三沢大地って。
「あれっ、もしかして兄貴GX見たことないの?」
「城之内とか初代のメンバー出ないんだろう?真紅眼の黒竜とか出ないのに見るわけねーじゃん」
「いや、出るけど・・・遊戯とか真紅眼の黒竜とか」
「・・・・・・・・・えっ!?何それ超見たい」
また、見れるってことか、城之内の勇姿が、これはすぐに見ないと!
「いや、城之内でn「城之内の勇姿見るためにGXのDVD借りてくる」
俺は弟にそういうと急いで近くのレンタルビデオ屋に向かった。
ここは何処だ?
レンタルビデオ屋に着いた俺は、すぐに入り口に向かったはずだ、なのに店の自動ドアに入った瞬間、何故か俺は知らない部屋にいた。なんか目線も低くなってるし何処か分からないとこにいるしで30分間ほど現実逃避をして過去をおもいだしていたんだか訳がわからない、これでは考えても何も分からないのでとりあえず周りのものを調べてみようと思う。
周りを見渡すと机、ベット、テレビ、しかない殺風景な部屋だった。机には何も置かれておらず、微妙に机の引き出しが開いているのがすごーく気になるくらいで他には何にもない 。テレビをつけてみれば、カイバーマンがジャッジ・マンと戦ってるアニメがあったりニュース番組でカイバランドに新しい施設が建設されたというニュースを真面目な顔で話していたりと何故か遊戯王のことが当たり前の世の中になっていた。気になっていた机の引き出しを開けてみると中にはノートパソコンと諭吉さんが二枚、そしてデッキケースに入れられたデッキが入っていた。
「はあ!?」
早速デッキを見てみるとカードは40枚あるのだが何故か王家の神殿が無いのに聖獣セルケトが入っていたり、おじゃまグリーンというあらゆる手段を使って邪魔をするというどう見てもネタカードにしか思えないものが入っていたりとデッキとして機能しない状態になっていた。
とりあえずデッキのことは置いといてパソコンで色々調べてみて驚愕した。どうやら俺は、遊戯王の世界に入り込んだようだ。ニュースの殆どに遊戯王が関わっていたりカードの値段がおかしかったり。なんとゴブリン突撃部隊は22万円で真紅眼の黒竜は40万円だった。商品に《城之内克也が使っているカードがたったの22万円》と書かれていたり社長さんが新しくデュエルの学校を作ったとも書かれているのでどうやら初代遊戯王が終わった後の世界らしい。
自分が死んでここに来たのか、何がおこったのか分からないがどうせ遊戯王の世界に来たのなら
「おもいっきり楽しんでやるぜー」
・・・おもいっきり叫んだら近所迷惑で怒られました。
とりあえず最強カード
M・HEROアシッド 攻撃力2600 守備力2100
漫画の遊戯王GXで遊城十代が使用したカード
登場時に魔法と罠をすべて破壊しフィールド上のすべてのモンスターの攻撃力を300下げる。マスクチェンジで出てきたこいつに作者は何回餌食になったことか。
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音速の速さで剣をふるうワイバーンの戦士が攻撃力1500のはずがない
近所迷惑で怒られた次の日、俺は近くのカードショップにいた。デッキがひどすぎるのでカードを買って強化するためだ。早速パックを選ぼうと思うのだがパソコンで調べたことによればこの世界のパックはこれまで売られたカードと新しく売られるカードがまとめて入っている1種類のパックしかないらしい。昔のカードも手に入れることができるのがメリットだが同じカードを何枚も入れることが難しいのがデメリットだ。まあ、デメリットに関しては俺には関係ないんだけどね。
早速パックを買おうと思ったのだが何故かパック売り場にひとごみができている。
「さあー誰かやらねーかー俺様に勝ったらこの店の好きなカードをやるぜー」
どうやら叫んでいるおっさんに勝てばショーケースの中にあるカードを一枚くれるらしい、デュエルに勝つだけでカードを貰えるんだったら、やってもいいんじゃないか?負けても何もないんだし、と頭の中で考えながら賞品となるショーケースを見た瞬間、俺の中でデュエルすることが確定した。ショーケースの中には、あの城之内が使っていた<ワイバーンの戦士>がそこにあったからだ。
「おっさん、デュエルしようぜ」
俺が声をかけるとおっさんが手をだしてきて
「参加費は1万円だからな、ほらっ前払いだ」
・・・えっこれって参加費いんの?マジで!? 何が負けても何も無いだよ、やばい一万円は痛い、どうする、まずメリットは勝てば10万ぐらいする<ワイバーンの戦士>がゲットできる、デメリットは一万円を失うこと。だが勝てるのか
「安心しろデュエルディスクは貸してやる。」
おっさんはどうやら俺がデュエルディスクが無いからどうしようかと考えていたと思われたようでのん気にデュエルの準備をしている。って俺まだ金払ってないのに準備ができたら払わなければいけねーじゃねーか
「おっさん・・・ちょっと1万円ってのは高すぎじゃない?・・・なんて」
「おめーはデュエリストだろーが一度した約束をやぶろーってのか?」
「えっ?いや」
勇気を振り絞って言った俺の言葉はおっさんによって粉砕された。約束なんかした覚えないんだけど、くそ、周りのギャラリーもデュエルしろムードだしやるしかねーか・・・まあ勝てばいいだけの話だしな、勝てば<ワイバーンの戦士>が貰えるからな、デュエルするか。
「おっさん、俺が勝ったら<ワイバーンの戦士>をくれよ」
「やっとやる気になったか、まずは1万円だ小僧」
今のは普通に金払わずにデュエルする流れじゃん!
「確かに受け取った」
金受け取ってからのデュエルの始まり方があるかっ!
『デュエル!』
新堂英知 LP4000
おっさん LP4000
「俺の先行、ドロー」
・・・デッキがめちゃくちゃなの忘れてた。手札がいいとか悪いとかいえねーぐらいにやばい手札なんだけど・・・
「俺はモンスターをセット、そしてリバースカードを一枚伏せターンエンド」
「俺様のターン、ドロー、俺様は手札のサンダー・ドラゴンを捨て効果発動!」
【サンダー・ドラゴン】
光属性 ☆5 雷族
攻撃力1600
守備力1500
自分のメインフェイズで、手札からこのカードを捨てることによって自分のデッキから「サンダー・ドラゴン」を2枚まで手札に加えることができる。
「そして、手札のサンダー・ドラゴン2体を融合!現れろ、双頭の
【双頭の
光属性 ☆7 雷族・融合
攻撃力2800
守備力2100
サンダー・ドラゴン+サンダー・ドラゴン
ソリットヴィジョンてスゲーな~とどこか他人事のように双頭と呼ばれてるのに背中に口がある龍を見上げる。
「おらっ、そんなにボケっとしていて大丈夫か、俺様は、双頭の
雷を口から吐いて俺のセットしたモンスター、団結するレジスタンスが破壊される。大革命を起こすメンバーがデッキにこいつしかいないというほんと、何で入っているか分からないカードだ。
「これで俺様はターンエンドだ」
新堂英知 LP4000 手札4枚
伏せカード1枚
おっさん LP4000手札4枚
場双頭の雷龍
「俺のターンドロー、俺は、モンスターをセットし、カードを2枚伏せターンエンド」
俺のデッキに攻撃力2800を超えるモンスターはいない、それに除去カードだってあまり入ってないのに・・・どうやって勝つ・・
「俺様のターンドロー、俺様は魔法カード【ダブルアタック】を発動、このカードは手札のモンスターカードを捨てることによって捨てたモンスターのレベル未満の場のモンスターが2回攻撃することができる。俺様は
「バトル!双頭の
俺の場のモンスターが破壊され雷が俺に落ちる
「くっ」
LP4000⇒1200
しかしタダでダメージくらうかよ!
俺がダメージを受けた瞬間、雷が相手モンスターへと飛来した。
「俺様のモンスターが!?」
フィールドのモンスターがいなくなって狼狽えるおっさんに向かって俺は、声をかける。
「ダイレクトアタックの瞬間に俺はリバースカードを発動させてもらった永続トラップ【デスカウンター】このカードは直接攻撃によってプレイヤーにダメージを与えたモンスターを破壊する効果をもつ」
これで場にはなにもいない。一応振り出しに戻った。
「たかがモンスターが1体やられただけだ、俺様はボルト・ペンギンを攻撃表示で召喚そして、装備魔法【雷撃鞭】をボルト・ペンギンに装備してターンエンド」
【雷撃鞭】
装備した雷族のモンスターの攻撃力と守備力が300ポイントアップ
新堂英知 LP1200 手札2枚
伏せカード2枚
永続トラップ【デスカウンター】
おっさん LP4000 手札1枚
場【ボルト・ペンギン】 攻撃力1400
【雷撃鞭】装備 守備力1100
とりあえず双頭の
「俺のターン、ドロー・・・」
その時の俺は悟りをひらいたかの様な顔を浮かべていただろうか、それとも怒りで表情が消えていたのかは周りの人しかわからない、だが・・・おまえじゃないだろう・・・・・
・・・・・おジャマグリーン
とりあえず最強カード
双頭の
光属性 ☆7 雷族・融合
攻撃力2800
守備力2100
サンダー・ドラゴン+サンダー・ドラゴン
作者が遊戯王を始めたきっかけの一枚が融合した姿。双頭のくせに頭が一つで背中あたりにもう一つの口があるカード・・・ドラゴンなのに雷族。
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味方も敵もあらゆる手段でジャマをする・・・それがおジャマグリーンだ
【おジャマ・グリーン】
光属性 ☆2 獣族
攻撃力0
守備力1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。三人揃うと何かが起こるといわれている。
実は、このデッキで戦うのは初めてではない。このデッキがこの世界でどれくらいの強さなのかを調べるため、近くの公園で小学生とデュエルをしたのだ。結果は3戦3敗。まあ戦績は忘れるとして、俺が伝えたいのはそれじゃねー。その時の3戦のデュエル全てでピンチになると、どういったわけか【おジャマグリーン】が手札に来るのだ。3回目もきた瞬間俺は確信したね、このカードは呪われていると!・・・・・絶対、カードの精霊ではない、つーか【おジャマグリーン】がカードの精霊だと信じたくない。ヤダッ、呪い・・・呪いに決まっている!・・・・・・・
っということがあったんだが今回は、まだ、ましな方だ、手札にモンスターがいなかったからな、ありがたいといえばありがたい・・・のだが今はおまえの出る雰囲気じゃなかっただろ。ほんとにあらゆる手段を使ってジャマするのなら相手を間違えないで欲しい。
とりあえずこいつをセットして相手がモンスターを召喚しないことを祈るとして、少しでも攻撃をさせないようにしたいな・・・・・よし遊戯が昔使ってた、はったり作戦でいくか。作戦は即実行!
「ふふふ・・・ふっははは俺はモンスターをセットしてターンエンド!」
「何だ?とうとう気が狂ったのか?」
「気は狂ってないさ、だがお前はよく考えて次の行動をした方がいい、俺のモンスターは【ビッグ・シールド・ガードナー】だからな!」
【おジャマグリーン】だけどな。
「ふんっ、そんなモンスター、俺様がモンスターを引けば関係ないことだ俺様のターンドロー・・・・・ちっ」
どうやらおっさんの手札にはモンスターはいないようだが・・・
「まだだ、俺様は手札からカップ・オブ・エースを発動!このカードは、コイントスをして表だったら俺様は2枚カードをドローできる、しかし裏だった場合は小僧が2枚カードをドローする」
ソリットヴィジョンに映し出されたコインが宙を舞う・・・・キンッという音がしてコインが止まった向きは・・・・裏だ!どうやらつきは俺にあるらしい。
「ありがとよ、おっさん、引かせてもらうぜ、ドロー」
俺が引いたカードはきて欲しかったカードではないが手札を見て勝利を確信した・・・おジャマグリーンが破壊されなければな。
「ちくしょー、これじゃあ【ビッグ・シールド・ガードナー】を倒せねー、俺様はこれでターンエンドだ」
よし信じた。これで俺の勝ちだ。
新堂英知 LP1200 手札4枚
場 裏側表示のおジャマグリーン
伏せカード2枚
永続トラップ【デスカウンター】
おっさん LP4000 手札1枚
場 【ボルト・ペンギン】 攻撃力1400
【雷撃鞭】装備 守備力1100
「今、エンドって言ったよなあ、エンドって言ったよなあ」
俺は嬉しすぎて相手が引くレベル、闇マリクさん・・・には流石に無理だけど闇獏良並みの笑顔は浮かんでいたと思う。笑顔をみせた瞬間、まわりの音が無くなったからな。
「俺のターンドロー、そして【ダーク・エルフ】を攻撃表示で召喚」
【ダーク・エルフ】
闇属性 ☆4 魔法使い族
攻撃力2000
守備力800
このカードは1000ライフポイント払わなければ攻撃できない。
「俺はリバースモンスターを反転召喚、現れろ【おジャマグリーン】」
【おジャマグリーン】がソリットヴィジョンで現れた瞬間、音が無くなった、さっきとのデジャブを感じるがすぐに静寂は人の声によって飲み込まれた。
「ふざけてんのかてめー」
「【ビッグ・シールド・ガードナー】じゃなかったのかー」
周りの罵声などがうるさいがまあいいだろう。遊戯がはったりを使った時も舞さんが『遊戯は言葉で相手と戦おうとしてるのよ』とか言ってたと思うし俺は、城之内のカードのためなら鬼にもなるのだ。
「俺は魔法カード発動【鹵獲装置】これは俺の場にいる通常モンスターと相手のモンスターを入れ替えることができる。俺は【おジャマグリーン】と【ボルト・ペンギン】を入れ替える!」
「それだけじゃあ俺様を倒せないぞ」
「わかってるよ、俺はリバースカードオープン永続トラップ【女神の加護】このカードは、俺のLPを3000ポイント回復することができる、まあ、破壊されたら3000ポイントダメージを受けるんだがな」
新堂英知LP1200⇒4200
唐突だが俺のデッキには一枚だけ城之内のカードが入っている。コストは高いし安定性はないが使いようによってはキーカードになるカードだ。デッキを確認してこのカードをみつけた時は嬉しかったものだ。というわけで
「リバースカードオープン【墓荒らし】」
【墓荒らし】
通常罠カード
相手の墓地にある魔法カードを1枚を選択し、ターン終了時まで自分の手札に加えることができる。その魔法カードを使用したとき、自分は2000ポイントのダメージを受ける。
「俺は、おっさんの墓地の【ダブルアタック】を手札に加える、そして、手札の聖獣セルケトを捨てて【ダブルアタック】を発動」
新堂英知LP4200⇒2200
「俺は、【ダーク・エルフ】を選択してバトル【ダーク・エルフ】で【おジャマグリーン】を攻撃」
「くっ」
新堂英知LP 2200⇒1200
おっさんLP 4000⇒2000
「【ダーク・エルフ】でおっさんにダイレクトアタック」
「ぐわああああああああ」
新堂英知LP 1200⇒200
おっさんLP 2000⇒0
おっさんが野太い声をあげながらぶっ飛ぶのを確認して俺は勝ったのだと安堵したがLPを見て驚く。
あっぶねー【ダークエルフ】の効果忘れてた、おっさんにダメージが入っいるはずなのに俺のライフが削られた感じがしたから何でかなあ?と思ってたんだよ、今度からは、カードの絵柄だけじゃなく効果もちゃんと読もう、いずれ自爆しそう。俺が新たに効果を読むと決意した時おっさんがすごく嫌そうな顔でカードを持ってこちらに向かってきた。
「小僧っ賞品だ受け取れ」
そう言っておっさんは俺に【ワイバーンの戦士】を手渡した。やっと手に入った、これで俺は無敵だ、ふはははははとはしゃいでいるとおっさんが
「やかましいわっ!受け取ったならとっとと帰れ」
パシーンと
俺の頭を思い切り叩いた。頭が割れそうなぐらい強い痛みに俺は一瞬意識を失いかけた。
「おぼえてろよ、暴力おっさん、俺を殴ったこと後悔させてやるからな」
俺はどこかのやられ役のようなセリフをはいて走って店を出て行った。
「・・・あっ、あの小僧デュエルディスク持ち帰りやがった。」
閉店時間になってふと思い出した
おっさん、もといこのみせの店長はひどく後悔したという。
とりあえず最強カード
【墓荒らし】
通常罠カード
相手の墓地にある魔法カードを1枚を選択し、ターン終了時まで自分の手札に加えることができる。その魔法カードを使用したとき、自分は2000ポイントのダメージを受ける。
何かと城之内に使われている罠カード。アニメ効果ではモンスター、魔法、罠をノーコストで使えるチートぶりを見させてくれた。作者が城之内デッキを買って【墓荒らし】の有用性がわからずデッキからぬいたカードでもある。
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魔法カード【雷鳴】以上のダメージを与える鞭を使う少女黒魔導師クラン 士ではなくて師である。
【ワイバーンの戦士】を手に入れた次の日、凄く嬉しい出来事があった。なんと朝起きたら何故か枕元にデュエルディスクが置かれていたのだ、それも初代の!嬉しすぎて腕が筋肉痛になるほどモンスターを召喚した。
けど、誰がくれたんだろうか、今日がクリスマスだから、カードの精霊のサンタさんがプレゼントしてくれたのだろうか?しかし、微妙に使われてる感がでてるんだよな・・・
「両親は海外で働いているようだからこの世界の神様がくれたんだろう」
っと気楽に考えていたのだが、今日は俺にとって、凄く大事なことがあるんだ。実は昨日の夜中にこの世界の親から電話があった。
「やっほー元気にしてるか、英知?実は今、仕事でエジプトに来てるんだが・・・褐色美人最高ーーー もうな、可愛すぎてやばい、何度抱こうt「あれ璃子さんいつからそこにいたのですか!?可愛い顔が台無しですよ、笑顔、笑顔、ははは・・・英知ィ、俺の部屋の引き出しの封筒を童実野町の郵便局に届けてくれ・・・英知の高校の願書、期日が明日までなんだ、頼んだぞ・・・・ぬわーーっっ!!・・・・プープープー」
なんだこのオヤジ・・・どう考えても前の世界の親なんだけど・・・大体、別の世界に行く小説の親って別の人じゃん・・・いや、まあいいんだよ、元気にしてるみたいだし、緊張しないし、でも高校の願書のことをお袋にトドメ刺される寸前に言わないでほしい、凄く聞き取りずらかったから。
っとまあ、こんなことがあったから今日は童実野町の郵便局まで願書を届けなければならないのだ。それに、せっかく童実野町に行くのだから亀のゲーム屋にはいかなければ、もしかしたら、初代メンバーの誰かに会えるかもしれないし・・・まあ、もう目の前に来てるんだけどな。しかし、意外に小さいなと思いながら入ってみたのだが、そこには、ガラスのケースに入っているたくさんのカードがあった。
「おや、いらっしゃい」
そこには好々爺という言葉が似あう人物、武藤双六がいた。
「ほほほ、英知君、分かっているな」
「いやいや、双六さんほどじゃないですよ」
俺は双六さん、もとい、武藤双六さんと仲良くなった。きっかけは、双六さんが一時期、城之内の師匠を行っていたことをリスペクトします、今のデュエルキングを育て上げたのは双六さんですよーという感じでおだてたら簡単に落ちた・・・ふっ、ちょろい。
「英知君、まあ飲みたまえ」
「はっはっはー双六さんもどうぞー」
別に酒を飲んでいるわけではないんだが、なんか紅茶でこんな雰囲気になっている。
「そういえば、双六さん、城之内の持っているカードって売ってますか?あったら欲しいんですけど」
「あるにはあるが城之内の師匠の儂にデュエルで勝ったら売ってやろう!」
凄くご機嫌な状態でデュエルを仕掛けてきた。くそ、調子に乗らせすぎた・・・しかし、城之内のカードが手に入るのなら・・・
「わかりました。デュエルしましょう」
「「決闘」」
新堂英知 LP4000
武藤双六 LP4000
「儂のターンじゃ、ドロー、最近儂はあるカードにはまっておってのぉ、儂は黒魔導師クランちゃんを攻撃表示で召喚」
【黒魔導師クラン】
闇属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力1200
守備力 0
自分のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在するモンスターの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。
可愛らしいが少し目つきが悪い少女が召喚された。どや顔で・・・
「やっぱり可愛いのー、クランちゃん」
じいさんが少女のスカートを覗こうとして鞭で叩かれている姿を見せられながらそんな事を言っているので、もう俺の中での好感度がダダ下がりだ。
「双六さん、ターンエンドか?」
「おうそうじゃった、儂は、レベル制限B地区を発動、クランちゃんを守るのじゃ、カードを3枚伏せてターンエンドじゃ」
【レベル制限B地区】
フィールド上のレベル4以上のモンスターは守備表示になる。
「俺のターンドロー、俺はモンスターをセット、カードを2枚伏せターンエンド」
久しぶりに手札が良い、こんなにも良いと、なにか、悪いことが起こるんじゃないかと思ってしまう。
もう、起こってるといえば起こっているのだが、もう、俺の中では普通だ、いや諦めた、俺の裏側表示のモンスターは安定のおジャマグリーンだ。実は昨日【ワイバーンの戦士】を入れるために【おジャマグリーン】と入れ替えたんだが何故か朝起きたら、【おジャマグリーン】が別のカードと入れ変わってたんだよ、何回変えても、奴はそのデッキに居座ってんだよ、もう【おジャマグリーン】デッキ意外作れねー、城之内デッキには【おジャマグリーン】なんていないんだよー
新堂英知 LP4000 手札3枚
場 裏側表示のモンスター(安定のおジャマグリーン)
伏せカード2枚
武藤双六 LP4000 手札1枚
場 【黒魔導師クラン】攻撃力1200
守備力 0
伏せカード3枚
【レベル制限B地区】
とりあえず最強カード
【黒魔導師クラン】
闇属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力1200
守備力 0
自分のスタンバイフェイズ時、相手フィールド上に存在するモンスターの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。
ピケクラ同好会というモンスター愛好会の看板モンスターの一人、作者はこのカードを持っているが上位互換の【魔法の国の王女 クラン】は持ってないのに【魔法の国の王女 ピケル】は持っている・・・ついでに【白魔導士ピケル】は持っていない。
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タルワールって大きく曲がった細身の刀剣のことらしいよ
「儂のターンドロー、儂はクランちゃんの効果を発動。相手のフィールド上のモンスター1体につき300ポイントのダメージを与える。」
先程までじいさんを鞭で叩いていた【黒魔導師クラン】がこちらに向かって叩いてくる・・・・・・ポカポカと効果音がついた手を使って。
300ポイントのダメージ、メチャクチャ可愛いんだけど。
新堂英知 LP 4000⇒3700
「さらに儂は【白魔導士ピケル】ちゃんを召喚」
【白魔導士ピケル】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力1200
守備力 0
自分のスタンバイフェイズ時、自分は自分のフィールド上のモンスターの数×400ライフポイント回復する。
【黒魔導師クラン】に似ているが優しそうで少しオドオドしている可愛らしい少女が召喚された。
「ピケルちゃんはクランちゃんの妹なのじゃよ英知君・・・まあ叩いてはくれないんじゃがの。儂はこれでターンエンドじゃ。」
おい、じいさん小声で最後なんて言った!?今まで遊戯を呼び出すために捕まっていたのはその性癖のせいか!?
まあいいか、とりあえずこの【レベル制限B地区】を破壊してからだな。
「俺のターンドロー。俺は、リバースカードオープン【魔力浄化】こいつの効果で手札を一枚捨てて【レベル制限B地区】を破壊するぜ」
【魔力浄化】
手札を一枚捨てる。フィールド上に表側表示で存在する永続魔法カードを全て破壊する
「いいじゃろう。だが、トラップカード発動【威嚇する咆哮】これでバトルはできんぞ」
【威嚇する咆哮】
このターン相手は攻撃宣言をすることができない。
「くそ、だがこれで俺のモンスターが守備表示になることはねえ。俺はフィールドのセットモンスターを生贄にささげ、【タルワールデーモン】を攻撃表示で召喚。」
【タルワールデーモン】
闇属性 ☆6 悪魔族
攻撃力2400
守備力2150
そのタルワールは、悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。
やっと召喚できた俺のエースモンスターだ。今までは、生贄召喚なんてさせてもらえなかったからな、攻撃はできねえが存分に暴れてくれ。
「俺はこれでターンエンドだ。」
新堂英知 LP3700 手札2枚
場【タルワールデーモン】
伏せカード1枚
武藤双六 LP4000 手札1枚
場【黒魔導師クラン】【白魔導士ピケル】
伏せカード2枚
「儂のターンドロー。クランちゃんとピケルちゃんの効果発動」
相変わらずのポカポカ攻撃とピケルが魔法を唱えてじいさんを回復させていた。
新堂英知 LP3700⇒3400
武藤双六 LP4000⇒4800
「儂はリバースカード【エレメンタルアブゾーバー】を発動。手札の【黒魔導師クラン】ちゃんを除外する。」
【エレメンタルアブゾーバー】
罠・永続
手札のモンスターカード1枚をゲームから除外する。この効果によって除外したモンスターと同じ属性を持つ相手モンスターは、このカードがフィールド上に存在する限り攻撃宣言をする事ができない。
「これでお主のモンスターは攻撃できぬ。これでターンエンドじゃ。」
俺のエースモンスターが攻撃できないだと・・・召喚できても苦難に見舞われるのか【タルワールデーモン】。
「くそ、俺のターンドロー。俺は【ワイバーンの戦士】を攻撃表示で召喚。バトルだ【ワイバーンの戦士】で【黒魔導師クラン】に攻撃」
「この瞬間リバースカード【シフトチェンジ】を発動じゃ対象をピケルちゃんに変更」
【シフトチェンジ】
相手が魔法・罠・戦闘で自分のフィールド上モンスター1体を指定した時に発動可能。他の自分のフィールド上モンスターと対象を入れ替える。
「ピケルちゃんの命、無駄にはせぬぞ。」
LP4800⇒4500
カッコよく言ってるけどクランちゃんが鬼の形相してメチャクチャ叩いているからな。
「これで俺はターンエンドだ。」
新堂英知 LP3400 手札2枚
場【タルワールデーモン】【ワイバーンの戦士】
伏せカード1枚
武藤双六 LP4500 手札1枚
場【黒魔導師クラン】
伏せカード1枚
「儂のターンじゃ、クランちゃんの効果で相手に600ポイントのダメージじゃ」
LP 3400⇒2800
「そして儂は3体目のクランちゃんを召喚してターンエンドじゃ」
何気にやばくないか・・・ポカポカの可愛さで気を抜いてたけど相手がじいさんだってことを思い出しとかないとな。
「俺のターンドロー、俺は【サイバネティック・サイクロプス】を召喚」
【サイバネティック・サイクロプス】
地属性 ☆4 獣戦士族
攻撃力1400
守備力 200
自分の手札が0枚である限り、このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
「俺は【ワイバーンの戦士】と【サイバネティック・サイクロプス】で攻撃」
「リバースカード発動【重力解除】これでモンスターを守備表示に変更じゃ。クランちゃんを攻撃はさせぬぞ」
【重力解除】
自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。
じいさんは【重力解除】で浮かんでるクランちゃんのパンツを見ているが本気でヤバイ、攻撃が通らない。次のターンでどうにかしないとこんなもうろくじいさんに負けてしまう。
新堂英知 LP3400 手札2枚
場【タルワールデーモン】【ワイバーンの戦士】【サイバネティック・サイクロプス】
伏せカード1枚
武藤双六 LP4500 手札1枚
場【黒魔導師クラン】×2
伏せカード0枚
とりあえず最強カード
【タルワールデーモン】
闇属性 ☆6 悪魔族
攻撃力2400
守備力2150
そのタルワールは、悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。
作者がゲームで使っていたカード。確かその時は、☆7だった気がする。【レッドアイズブラックドラゴン】よりステータスが高く、生贄一体でいいという上級モンスター。
英知はエースモンスターと言っているが召喚されたのは今回が初めて、そして攻撃をことごとく封じられる可哀そうなモンスター。
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そこに守るべき者がいるのなら・・・
「俺はカードを1枚伏せターンエンドだ。」
「儂のターンじゃ、クランちゃんの効果発動!」
新堂英知 LP3400⇒1600
「儂は、カードを一枚伏せ、ターンエンドじゃ。英知君、次のターンにクランちゃんをどうにかしないと負けてしまうぞ。まあ破壊はさせぬがな。」
新堂英知 LP1600 手札1枚
場【タルワールデーモン】【ワイバーンの戦士】【サイバネティック・サイクロプス】
伏せカード1枚
武藤双六 LP4500 手札1枚
場【黒魔導師クラン】×2
伏せカード1枚 【エレメンタルアブゾーバー】
じいさんのリバースカードが一度でも攻撃を防ぐカードだったら負けるな。今の俺の手札にモンスターは0、次で引ければまだ、勝機はある。
「俺のターンドロー!」
アニメやゲームだったらここでデスティニードローなんだがどうだ?
俺は引いたカードをゆっくりと確認する・・・・
武藤双六は、感じていた。彼、新堂英知はどこか昔の弟子、城之内に似ていると。
デッキの種族や属性などがバラバラだというのもあるが、デュエルを心から楽しんでいるという様子が垣間見えるからだ。今も追い込まれているというのに笑っている。
伝説のデュエリストと呼ばれる者たちは追い込まれた時にデッキがこたえてくれる。その状況を打破するカードを引き当て、相手を打ち負かすのだ。
俺は、引いたカードを見て思わず笑ってしまった。
モンスターは引き当てたのだ、だがセルケトちゃんでした。てへぺろ!
「ちくしょー、俺は全てのモンスターを攻撃表示に変更、バトル、【ワイバーンの戦士】と【サイバネティック・サイクロプス】で【黒魔導師クラン】を攻撃!」
「させぬわ、リバースカードオープン【アストラルバリア】クランちゃんは儂が守る。」
【アストラルバリア】
罠・永続
相手モンスターが自分のフィールド上モンスターを攻撃する場合、その攻撃を自分ライフへの直接攻撃にすることができる
【黒魔導師クラン】を追い回していたモンスターたちの前に仁王立ちしたじいさんが現れる。
武藤双六 LP4500⇒1600
「防がれたか、だが俺のモンスターが相手にダメージを与えたとき、リバースカードを発動するぜ【押し売りゴブリン】この効果で【エレメンタルアブゾーバー】を手札に!」
【押し売りゴブリン】
自分のフィールド上のモンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、相手の魔法&罠カードゾーンのカードを1枚選択して持ち主の手札に戻す。
これでやっと【黒魔導師クラン】を倒せる、そしてこれがお前の初攻撃だ
「俺は【タルワールデーモン】で【黒魔導師クラン】を攻撃、ダブルスライス!」
二つのタルワールで【黒魔導師クラン】に切りかかる・・
「クランちゃんは儂の嫁ーーーーー」
武藤双六 LP1600⇒ 0
ことはなくじいさんを切りつけた。
・・・・・・はあ?えっ?ちょっと何してるのじいさん?
「儂の負けじゃ・・儂がクランちゃんを破壊させないことを見抜いておったとはさすがじゃ。やはり、伝説のデュエリストとしての素質を持っているようじゃな。」
「双六さん・・・・」
何も言えねー、何言ってるんだこの人!?伝説のデュエリストの素質おかしくない?
何を勘違いしてるんだかわからねえが、何故かしみじみとした顔で頷かれた。
・・・まあでも一応デュエルに勝ってはいるんだよな、納得はできねえが、だがこれで城之内のカードが手に入る。
「それじゃあ双六さん、約束通り城之内のカード売ってくれよ」
「いや、売らん、デュエルアカデミアに行くのじゃろ、伝説のデュエリストの門出だプレゼントしよう」
何!? このじいさんイケメン、俺の嫁とか叫んでデュエル終えてたけどイケメン!
なんと、2枚もくれたじいさん、いや双六さんは喜んでいる俺に微笑みながらカードを渡してくれた。
なんと、【時の魔術師】と【鉄の騎士ギア・フリード】である。
まさか、城之内の主力カードを貰えるとは・・・亀のゲーム屋の経営は大丈夫なのだろうか、いや嬉しいけどね、微妙な終わり方を思い出してね。
「双六さん今日はありがとうございました。また、高校行きながら通いますね。」
「ん?何を言っておるのじゃ?デュエルアカデミアは絶海の孤島にあるから無理じゃよ」
俺が双六さんに別れを告げて帰るとき、変な単語が聞こえた。
絶海の孤島?双六さんも年だからな、勘違いしているのだろう。俺はそう思いながら双六さんの言葉を聞き流した。
とりあえず最強カード
【アストラルバリア】
罠・永続
相手モンスターが自分のフィールド上モンスターを攻撃する場合、その攻撃を自分ライフへの直接攻撃にすることができる
敵の攻撃から自分のモンスターを守れるがダメージを受けてしまうので使い時が大事になってくるカード。作者の知人が【アストラルバリア】を使って、負けるという双六のようなことが実際に起きたのが印象的。ついでにその時は、【切り込み隊長】を守ってました。
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デュエルアカデミア 入学試験編
俺は【レッグル】、もう【インセクト女王】の生贄とは呼ばさねえ
一応開始5分ぐらいには入ってるから!
というわけで第7話です、どうぞ。
とうとうこの日がやってきた、デュエルアカデミア実技試験が!
実技受験番号は44番だ!まあ、筆記試験楽勝だったからな、デュエル以外の科目で点がよくなかったから44番なんだけど。44番って番号で笑顔の奇術師が脳裏によぎったが・・・気のせいだ。
受験会場についたわけだが、もう試験は始まってるようだ、四か所にわかれてデュエルをしている。
「あっ【レッグル】にダイレクトアタックされてる子がいる。」
【レッグル】
地属性 ☆1 昆虫族
攻撃力300
守備力350
このカードは、相手プレイヤーに直接攻撃することができる
【レッグル】(笑)
試験官のデッキってもしかしてそんなに強くないんじゃないのか、まあ人のことは言えないんだけどな、俺のデッキもパック買って改良したとはいえ勝率はそんなに高くないしな。(vs小学生調べ)
この世界のパックって封入率おかしくないか【カエルスライム】とか【コマンダー】とか懐かしの通常モンスターが5パック中4パックも入ってるんだけど。
【カエルスライム】
水属性 ☆2 水族
攻撃力700
守備力500
カエルの頭の形をしたスライム。ゲコゲコひどい歌を聞かせて攻撃
【コマンダー】
闇属性 ☆2 機械族
攻撃力750
守備力700
ロケットランチャーとバズーカ砲を装備した実戦部隊。
「受験番号44番、新堂英知君」
それからも続く他の受験生のデュエルをゆっくり見ていたがとうとう俺の番らしいな。
「受験番号44番、新堂英知です、よろしくお願いします。」
「ああ、よろしく、それでは実技試験を始める。」
「「デュエル」」
「俺のターンからいくぜ、ドロー」
相手がどんなデッキかわからないいじょうまずは様子を見るか。
「俺は裏側表示でモンスターをセット、リバースカードを2枚伏せターンエンドだ」
「私のターンだ、ドロー、私は【逆巻く炎の精霊】を攻撃表示で召喚」
【逆巻く炎の精霊】
炎属性 ☆3 炎族
攻撃力100
守備力100
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
直接攻撃に成功する度にこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
「私はカードを2枚伏せ【逆巻く炎の精霊】でダイレクトアタック!」
炎を纏った小さな精霊が向かってくる。
新堂英知 LP4000⇒3900
「【逆巻く炎の精霊】の効果で攻撃力が1000ポイントアップ、これでターンエンドだ」
新堂英知LP3900 手札3枚
場 裏側表示モンスター
伏せカード2枚
試験官LP4000 手札3枚
場【逆巻く炎の精霊】攻撃力1100
伏せカード2枚
「俺のターンドロー、俺はモンスターを生贄に捧げ召喚、こいっ俺のエース【タルワールデーモン】」
得意げな顔で現れた【タルワールデーモン】はそのまま下に落ちていった。
「リバースカードオープン【落とし穴】効果により破壊」
【落とし穴】
相手が攻撃力1000以上のモンスターを召喚・反転召喚した時に発動することができる。その攻撃力が1000以上のモンスターを破壊する。
「何!」
あんな顔して出てきたのに嘘だろ【タルワールデーモン】・・・
様子見とかしてる場合じゃねえ
「俺はマジックカード【平和の使者】を発動してターンエンド」
【平和の使者】
お互いに表側表示の攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言を行えない。自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。払わなければ、このカードを破壊する
「私のターンドロー、私は攻撃表示で【レッグル】を召喚」
【レッグル】
地属性 ☆1 昆虫族
攻撃力300
守備力350
このカードは、相手プレイヤーに直接攻撃することができる
紫色の大きな芋虫が現れる。
・・・・・・この試験官かよ、【レッグル】使ってるの、見てなかったー、超守備デッキの人しか見てなかった。
だって【レッグル】使ってるから弱いと思うじゃん、【平和の使者】も意味ないし確実に直接攻撃デッキだよこの試験官。
「バトル、【逆巻く炎の精霊】と【レッグル】で相手にダイレクトアタック!」
新堂英知 LP3900⇒2500
「私はこれでターンエンド。」
新堂英知LP2500 手札2枚
場
伏せカード2枚【平和の使者】
試験官LP4000 手札3枚
場【逆巻く炎の精霊】攻撃力2100【レッグル】
伏せカード1枚
「俺のターンドロー、俺は【平和の使者】を破壊。そして【死者蘇生】を発動、戻ってこい【タルワールデーモン】」
【死者蘇生】
自分または相手の墓地のモンスター1体を対象にして発動できる。そのモンスターを自分のフィールド上に特殊召喚する。
「リバースカードオープン【王宮の弾圧】この効果で特殊召喚を無効にする」
「王宮の弾圧」
罠・永続
800ライフポイントを払うことで、モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にして破壊する。この効果は相手プレイヤーも使用することができる。
試験官LP4000⇒3200
【落とし穴】から這い上がってくる【タルワールデーモン】に対して兵士による無慈悲な一撃が与えられる。
「くそ、だが俺にはまだ、通常召喚が残っている。俺は【鉄の騎士ギア・フリード】を召喚」
【鉄の騎士ギア・フリード】
地属性 ☆4 戦士族
攻撃力1800
守備力1600
このカードに装備カードが装備された時、その装備カードを破壊する。
「【鉄の騎士ギア・フリード】で【レッグル】を攻撃、鋼鉄の手刀」
試験官 LP3200⇒1700
「俺はこれでターンエンド」
「私のターンドロー、私はカードを1枚伏せ【逆巻く炎の精霊】でダイレクトアタック」
「リバースカードオープン【ホーリーライフバリアー】」
【ホーリーライフバリア】
手札を1枚捨てる。このカードを発動したターン相手から受ける全てのダメージを0にする。
「何とか防いだようだね、私はこれでターンエンドだ」
新堂英知LP2500 手札0枚
場【鉄の騎士ギア・フリード】
伏せカード1枚
試験官LP1700 手札3枚
場【逆巻く炎の精霊】攻撃力2100
伏せカード1枚【王宮の弾圧】
とりあえず最強カード
【逆巻く炎の精霊】
炎属性 ☆3 炎族
攻撃力100
守備力100
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃することができる。
直接攻撃に成功する度にこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
直接攻撃する度に攻撃力が1000ポイント上昇する小さな妖精、性別は不明。作者は【レッグル】を紹介しようとしたが、なんだかんだ活躍していたのでこっちを採用。
大抵の場合、1回直接攻撃を決めたら破壊されるモンスター。
攻撃力が上がる度に持っている杖が大きくなっていき、それを重そうに持っているというのが作者のイメージ
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まさかあいつを切望する時が来るとは・・・・・
何だ、この試験官強いんだけど・・・LP的には勝っているが手札0だし攻撃力は負けてるしな・・・【レッグル】笑ったの謝るから許してください。
「どうしたんだい?君のターンだよ」
・・・許してください。
「俺のターンドロー、俺は【鉄の騎士ギア・フリード】を守備表示にしてターンエンド」
「私のターンドロー、私は、【女王の影武者】を攻撃表示で召喚、2体のモンスターでダイレクトアタック!」
【女王の影武者】
地属性 ☆1 戦士族
攻撃力350
守備力300
このカードは相手プレイヤーを直接攻撃することができる。
新堂英知 LP2500⇒ 50
「私は伏せていた【グラビティバインドー超重力の網ー】を発動、これで、君も終わりだ」
【グラビティバインドー超重力の網ー】
フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。
「私はこれでターンエンド」
新堂英知LP 50 手札1枚
場【鉄の騎士ギア・フリード】
伏せカード1枚
試験官LP1700 手札3枚
場【逆巻く炎の精霊】攻撃力3100【女王の影武者】
伏せカード0枚【グラビティバインドー超重力の網ー】
やばいな、ここまで追いつめられるか、攻撃力は社長の嫁の攻撃力を超えてるし、レベル4以上のモンスターの攻撃は防がれている。運が大事になってくるがあのカードを引いて上手くいけば勝てる。頼むぞ、俺のデッキよどうでもいい時は引くカードが悪くてもいいから、この時だけは、頼むぜ!いくぞっ
「俺のタァーーンドロォーー!!」
多分、映画で社長がオベリスクを引く時のような声を出して【おジャマグリーン】を引く奴はいないだろう。だが、ピンチの時にジャマしに来るあいつならなんとなく来る気がした。
デッキは応えてくれた、だから、試験官あんたも頼むぞ!。
「俺は【生者の書ー禁断の呪術ー】を発動!」
【生者の書ー禁断の呪術ー】
自分の墓地にあるアンデット族モンスター1体をフィールド上に特殊召喚し、相手の墓地にあるモンスター1体をゲームから除外する。
「アンデット族など使ってなかったように・・・っ【ホーリーライフバリア-】か」
「そうだ、俺は相手の【レッグル】を除外し【疫病狼】を特殊召喚する」
【疫病狼】
闇属性 ☆3 アンデッド族
攻撃力1000
守備力1000
1ターンに1度だけこのカードの元々の攻撃力を倍にすることができる。
この効果を使用した場合、エンドフェイズ時にこのカードを破壊する。
「くっ私は、【王宮の弾圧】の効果で【疫病狼】を破壊」
試験官LP1700⇒900
「これで俺の勝ちだ!俺は【おジャマグリーン】を攻撃表示で召喚」
【おジャマグリーン】は待ちに待っていたと言わんばかりの顔でファイティングポーズをとっている。
「【おジャマグリーン】だと・・・君の手札は0枚、伏せカードは最初のターンから伏せているブラフのカードだろう」
「ああ、ブラフ
【おジャマ・カントリー】
1ターンに1度手札から「おジャマ」と名のついたカードを1枚墓地へ送ることで、自分の墓地に存在する「おジャマ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
自分のフィールド上に「おジャマ」と名のついたモンスターが存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの元々の攻撃力・守備力を入れ替える。
赤いのや青いのなど、すごく奇妙な【おジャマ】たちが暮らす集落が周りにできた。周りにいる【おジャマ】たちはみな【おじゃまグリーン】を応援している。
「さあ行くぞ、【おじゃまグリーン】で【逆巻く炎の精霊】を攻撃、おジャマアタック」
【おジャマグリーン】が自身の穿いているパンツを【逆巻く炎の精霊】に巻きつける・・・・いや、変な攻撃するな、穿け、パンツ。
【逆巻く炎の精霊】はこちらをにらみながら破壊された。
試験官LP900⇒ 0
「おめでとう、君の勝ちだ、まさかあの状況で逆転するとはね。君のデュエルアカデミアでの活躍を期待してるよ」
「ありがとうございます」
勝った・・・ここまで疲れたデュエルは初めてだ、俺はフラフラと観客席に戻り座る。途中、近くに座っていた奴に44番君と話しかけられたが曖昧な返事しか返してないように思える。座った瞬間泥のように眠った。
とりあえず最強カード
【おじゃまグリーン】
光属性 ☆2 獣族
攻撃力0
守備力1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。3人揃うと何かが起こるといわれる。
カードを変えてもデッキに入るという英知いわく呪いのこもったカード。英知がピンチになると颯爽と手札に加わり英知を困らせている。万丈目が使っている【おジャマグリーン】とはご近所さん。昔、一緒に暮らしていた仲間たちがいるようだが・・・・
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ファラオのネコ種って何なんだろうね? ねえ~ファラオ
GXを見返しているのですがセブンスターズ編まで1話完結の話が多いんですよね~
どうしようか、というわけで9話です。どうぞ
~とある精霊界~
カタカタとキーボードを打つ音だけが静かに聞こえる。
ここは、精霊界の秘密の研究室、というわけではなく、ある男のデッキにいる精霊たちが暮らしている場所だ。そんな静かな場所に男の高い声が鳴り響く。
「どうだったよ~、新入り~、俺のフィニッシュ」
「はい、凄くカッコよかったです【おジャマグリーン】さん!あー俺も早く決めたいなー」
ご機嫌そうな【おジャマグリーン】に対してキラキラと目を輝かせながら、新入りと呼ばれた【ワイバーンの戦士】は自分がフィニッシャーになることを夢みてるようだ。
「どっかの誰かさんみたいに~、どや顔で落とし穴に落ちるような真似はしないしな~、な~タルワール?」
「んなっ、あれは絶対不可避の罠だったじゃないか、気づいてなかったわけではないぞ【おジャマグリーン】」
【おジャマグリーン】のとぼけたような言葉に【タルワールデーモン】は必死で言い返す。
「気づいてて、どや顔してたって~、相当頭悪くないか~」
「【おジャマグリーン】さん喧嘩はよしましょうよ、あれは、僕でも回避できませんでしたし・・・それにどや顔ではなく得意げな顔でしたよ」
喧嘩を収めようとフォローしているようでフォローできていない【ワイバーンの戦士】の言葉を聞いて【おジャマグリーン】は笑い転げている。
「ごほんっ、そっそれで【ワイバーンの戦士】よ、パスの方はどのぐらい繋げているのだ」
「うーん、まだ1割ってところですかね。見えたり見えなかったりする状態ですね」
「むう、そうか、せめて見えるぐらいには繋いで欲しかったが・・・」
話を逸らした【タルワールデーモン】は何かを考えているようだ。
「なあなあ~なあなあ~」
やっと笑いが止まった【おジャマグリーン】が思案顔の【タルワールデーモン】の顔の前で飛び回る。
「ええい、うるさいぞ、何だ?」
「実はな~俺、今戦隊ヒーローにハマっているわけなんだけどさ~、それっぽい奴らがいたからさ、そいつら連れてくるわ~」
「ばかっ、やめろっ!また、【カエルスライム】事件を起こすつもりか!怒られるのは俺だぞ!」
【カエルスライム】事件とは、【おジャマグリーン】が【カエルスライム】を飼いたいと言い出して主が買ったパックの大半に【カエルスライム】及び、主いわく懐かしのカードたちを大量に呼び寄せた事件である。
「大丈夫だって、あいつにはバレなきゃいいんだよ」
どや顔で言う【おジャマグリーン】に対して頭を抱えた【タルワールデーモン】は【ワイバーンの戦士】に真剣な表情を向け呟く。
「絶対に言うなよ」
その言葉に【ワイバーンの戦士】は元気よく返事をして口を両手で塞いだ。
試験会場
「これで全実技試験が終ったノーネ、忌々しいドロップアウトボーイーを学園から追いだすニーはドーすレーば・・・」
全実技試験が終わったことで実技担当最高責任者のクロノス・デ・メディチは合格した生徒の組み分けを行っていた。
「クロノス教諭、この子はどうしますか?デュエル学の成績はあの三沢大地と同率の1位で満点です。実技でもあの超直接攻撃・改デッキに勝っています」
「ブラヴォー、その生徒はラーイエローにするノーネ、優秀な生徒ーは学園の宝でスーノ」
ドロップアウトボーイのことを考えて怒り顔だったクロノスの顔が話を聞くに連れて笑顔になっていく。
「そういえば、クロノス教諭、大徳寺先生から錬金術学の試験会場を決めたいそうなので組み分けが終わったら話したいと言っていました。」
「大徳寺先生・・・ネコ怖イーノ、フラペチーノ、ゆっくり組み分けをするノーネ」
ブルブルと腕で体を抑えながら笑顔だったクロノスの顔が青色に変わった。
「組み分けは今ので終わりましたので大徳寺先生を呼んでいますが・・・・」
「やっほーですニャ、クロノス先生、ね~ファラオ」
眼鏡をかけた優しそうな細身の男大徳寺とそのネコ、ファラオの姿を見るなり
クロノスの顔が白く変化し・・・・・・元々白いが・・・・・悲鳴をあげて気絶した。
とりあえず最強カード
【カエルスライム】
水属性 ☆2 水族
攻撃力700
守備力500
カエルの頭の形をしたスライム。ゲコゲコひどい歌を聞かせて攻撃
某青タヌキに登場する決戦兵器ジャイアンと同じ能力をもつモンスター。
【タルワールデーモン】の部屋のベッドによく潜り込み【タルワールデーモン】が部屋に入ると消えている。何故かベッドが冷たいらしい。
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過労死ヒーロー【エアーマン】・・・じゃない方
俺が目覚めたら全実技試験が終わっていた。周りの人の話を盗み聞きした話によると実技担当最高責任者と試験でデュエルした奴がいるらしい。しかも勝ったと。
俺だったら吐いてるな、大事な試験で実技担当最高責任者とデュエルするなんて。
「やっと目覚めたようだね44番君、俺の名前は三沢大地、君のデュエルは見させてもらったよ、素晴らしいタクティクスだった」
「ああ、俺の名前は新堂英知、よろしく」
寝ぼけた頭でつい挨拶をしてしまったが・・・・・ん?
はずれろ、空耳のハズだ。
「すまない、もう一度名前を聞いてもいいか?」
「ああいいよ、三沢大地だ」
「三沢?」
「大地だ」
うああああああああああああああああ、ヤバい三沢大地だ・・・羽賀やヴァンデットキースの上位互換・・・・アンティ・・・・・・イカサマ・・・・・カードを海に流される
どうする?、どうすれば回避できる?
⇒逃げる・・・・・・・しかし、まわりこまれて逃げれない
⇒土下座・・・・・・・こういう奴は喜ぶ、絶対に喜ぶ
⇒死んだふりをする・・・クマに効かない・・・ということは三沢大地にも効かない
⇒デュエル?・・・・・普通のデュエルに持ち込めばいける?
この世界はデュエルでほとんどのことが決まるような世界だ・・・これならいけるか?なら
「おい」
「ん?なんだい?」
「デュエルしろよ」
・・・・しまったーーー緊張しすぎて命令形っぽい言葉づかいで言ってしまったーーよし、今すぐ謝ろう。
「ごめn「それなら場所を移そう、俺も君とデュエルしてみたいと思っていたからね」
えっ!?
というわけで外に出てきたんだけど
「さあ本気で行かせてもらうよ」
「「デュエル」」
本気でやめてください・・・・・
「俺のターンから行かせてもらうよドロー、俺は【ハイドロゲドン】を攻撃表示で召喚、カードを一枚セットしてターンエンド」
【ハイドロゲドン】
水属性 ☆4 恐竜族
攻撃力1600
守備力1000
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地に送った時、自分のデッキから【ハイドロゲドン】1体を特殊召喚することができる。
「俺のターンドロー、俺は、モンスターをセット、カードを2枚セットしてターンエンドだ」
三沢大地LP4000 手札4枚
場【ハイドロゲドン】
伏せカード1枚
新堂英知LP4000 手札3枚
場 裏側表示のモンスター
伏せカード2枚
「俺のターンだ、ドロー、バトル!俺は【ハイドロゲドン】で裏側表示のモンスターを攻撃」
「墓地に送られた【巨大ネズミ】の効果で俺は【ワイバーンの戦士】を攻撃表示で召喚する」
【巨大ネズミ】
地属性 ☆4 獣族
攻撃力1400
守備力1450
このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、自分のデッキから攻撃力1500以下の地属性モンスター1体を自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚できる。
「しかし、こちらの【ハイドロゲドン】の効果でもう1体【ハイドロゲドン】を特殊召喚できる、まだ、バトルは終わってない、2体目の【ハイドロゲドン】で攻撃」
「くっ」
新堂英知LP4000⇒3900
「さらに【ハイドロゲドン】の効果発動、3体目の【ハイドロゲドン】でダイレクトアタック!」
「ぐわーー」
新堂英知LP3900⇒2300
「リバースカードオープン【デスカウンター】効果で3体目の【ハイドロゲドン】には退場してもらうぜ」
【デスカウンター】
罠・永続
直接攻撃によってプレイヤーに戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する。
「これで俺はターンエンドだ」
「俺のターンドロー、俺は【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃表示で召喚、【ハイドロゲドン】を攻撃」
「リバースカードを発動させてもらうよ【攻撃の無力化】」
【攻撃の無力化】
相手モンスターの攻撃宣言時に発動することができる相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
「くそ、俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ」
三沢大地LP4000 手札5枚
場【ハイドロゲドン】×2
伏せカード0枚
新堂英知LP2300 手札2枚
場【鉄の騎士ギア・フリード】
伏せカード2枚【デスカウンター】
とりあえず最強カード
【ハイドロゲドン】
水属性 ☆4 恐竜族
攻撃力1600
守備力1000
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地に送った時、自分のデッキから【ハイドロゲドン】1体を特殊召喚することができる。
三沢大地が使うモンスターの1体、【ハイドロゲドン】1体で水素1つらしい。
カードの絵柄的にもう水になっているのではと思うカード。多分、泥水
同じ泥水仲間で【デューテリオン】がいる。こいつは重水素1つらしい。
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オープニングにいるあの炎のドラゴンはお前が食べたのか?
落ち着いたので更新します。
「俺のターンドロー、俺は、【オキシゲドン】を攻撃表示で召喚。【オキシゲドン】で【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃」
【オキシゲドン】
風属性 ☆4 恐竜族
攻撃力1800
守備力 800
このカードが炎族モンスターとの戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、お互いのライフに800ポイントダメージを与える。
「リバースカードオープン【弱体化の仮面】」
【弱体化の仮面】
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで700ダウンする。
【オキシゲドン】が放った息吹をかわし【鉄の騎士ギア・フリード】が突撃する。
三沢大地LP4000⇒3300
「俺は、手札から【死者転生】を発動、手札を1枚捨て【オキシゲドン】を手札に加える」
【死者転生】
手札を1枚捨てて発動する。自分の墓地に存在するモンスター1体を手札に加える。
「さらに魔法カード【二重召喚】を発動し【オキシゲドン】を通常召喚」
【二重召喚】
このターン自分は通常召喚を2回まで行うことができる。
「手札から【ボンディングーH2O】を発動!これにより、俺の場の水素2と酸素1を化合し水を生成する、出でよ!蒼く煌く科学の竜【ウォーター・ドラゴン】を特殊召喚」
【ボンディングーH2O】
自分フィールド上に存在する「ハイドロゲドン」2体と「オキシゲドン」1体を生贄に捧げる。自分の手札・デッキ・墓地から「ウォーター・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
【ウォーター・ドラゴン】
水属性 ☆8 海竜族
攻撃力2800
守備力2600
このカードは通常召喚できない。「ボンディングーH2O」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、炎属性と炎族モンスターの攻撃力は0になる。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する「ハイドロゲドン」2体と「オキシゲドン」1体を特殊召喚する事ができる。
「どうだ、新堂英知!俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ」
どうだ!と言われても、三沢大地の実力とフルネームで呼んでくるのがこえーという思いしか出ないんだが・・・
「俺のターンドロー、俺は【切り込み隊長】を攻撃表示で召喚。効果は発動しない、そして魔法カード【死のマジック・ボックス】を発動」
【切り込み隊長】
地属性 ☆3 戦士族
攻撃力1200
守備力 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
【死のマジック・ボックス】
自分及び相手フィールド上のモンスターを1体ずつ選択して発動できる。選択した相手モンスターを破壊し、選択した自分のモンスターのコントロールを相手に移す。
「【ウォーター・ドラゴン】には退場願うぜ」
「そんな簡単に破壊されるはずがないだろう。リバースカードオープン【魔宮の賄賂】効果で【死のマジック・ボックス】の効果を無効」
【魔宮の賄賂】
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。相手はデッキからカードを1枚ドローする。
「無効化されることはわかっていたぜ三沢大地・・・・・さん」
「俺は【ユニオンアタック】を発動」
【ユニオン・アタック】
自分のフィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのバトルフェイズ中、選択したモンスターの攻撃力は、自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する他のモンスターの攻撃力の合計分アップする。このモンスターは相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える事はできない。また、他の表側攻撃表示モンスターはこのターン攻撃をする事ができない。
「【切り込み隊長】の攻撃力を【鉄の騎士ギア・フリード】に、そして攻撃力が上がった【鉄の騎士ギア・フリード】で【ウォーター・ドラゴン】を攻撃」
光り輝く【鉄の騎士ギア・フリード】の攻撃が【ウォーター・ドラゴン】を切り裂く
「だが、【ウォーター・ドラゴン】の効果で【ハイドロゲドン】2体と【オキシゲドン】1体を特殊召喚する。」
「俺はこれでターンエンドだ」
三沢大地LP3300 手札0枚
場【ハイドロゲドン】×2【オキシゲドン】
伏せカード0枚
新堂英知LP2300 手札1枚
場【鉄の騎士ギア・フリード】【切り込み隊長】
伏せカード1枚【デスカウンター】
とりあえず最強カード
【ウォーター・ドラゴン】
水属性 ☆8 海竜族
攻撃力2800
守備力2600
このカードは通常召喚できない。「ボンディングーH2O」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、炎属性と炎族モンスターの攻撃力は0になる。このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在する「ハイドロゲドン」2体と「オキシゲドン」1体を特殊召喚する事ができる。
三沢大地のエースモンスター。進化版の【ウォーター・ドラゴンークラスター】というモンスターがOCG化されたがGXでは使用されていない。せめてオープニングにしか出てこない【ハルマゲドン】という炎のドラゴンをOCG化して欲しかった。
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魔法カードなのかモンスターカードなのかどっちなんだ!?
結構、三沢の事好きなのだがアニメを見たかぎりvs.神楽坂の時にエアーマンの素質が生まれ初めてたわ
というわけで更新です。
「【ウォーター・ドラゴン】を倒されたのは想定外だったよ、だがこちらの方が優位に立っている。行くぞ、俺のターンドロー」
三沢の手札は0枚、だが、モンスターカードを引けば三沢の勝つ可能性が上がる。しかし、英知の運がいいのか三沢が引いたカードはモンスターカードではなかった。
「俺は【ハイドロゲドン】で【切り込み隊長】を攻撃」
新堂英知LP2300⇒1900
「さらに、【オキシゲドン】で【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃、そして【ハイドロゲドン】でダイレクトアタック!」
一気に英知のフィールドにモンスターがいなくなる。そこへ2匹目の【ハイドロゲドン】の攻撃が英知に襲いかかる。
新堂英知LP1900⇒300
【デスカウンター】の効果でダイレクトアタックした【ハイドロゲドン】は墓地へと送られた。
「これで俺はターンエンドだ」
「俺のターンドロー」
劣勢だからか顔を青ざめながら、そもそもデュエル開始から青ざめていたがデッキからカードを引く。
「俺は【時の魔術師】を攻撃表示で召喚、そして効果発動!いくぜタイムルーレット!俺は表を選択する」
【時の魔術師】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力500
守備力400
コイントスで裏表を当てる。当たりは相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。ハズレは自分のフィールド上のモンスターを全て破壊する。さらにこの効果によって破壊された自分のモンスター全ての攻撃力を合計し、その半分のダメージを受ける。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用することができる。
何を考えているか分からない時計に似た魔法使いの持っている杖がタイムルーレットのかけ声と同時に回り始める。
「表、表表表・・・・・」
ぶつぶつと英知が表になるように唱えているが結果は・・・・表
「よっしゃー!タイムマジック!これで【時の魔術師】以外のモンスターは破壊されたぜ」
【時の魔術師】の魔法が発動し全てのモンスターが朽ち果てていく。
「俺のフィールド上に魔法使い族がいる時に手札から特殊召喚できる【稲荷火】を召喚」
炎を纏ったキツネが召喚された。
【稲荷火】
炎属性 ☆4 炎族
攻撃力1500
守備力 200
自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。フィールド上に表側表示で存在するこのカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。「稲荷火」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
「いくぞ、俺は【時の魔術師】と【稲荷火】でダイレクトアタック!」
「くっ」
三沢大地LP3300⇒1300
「これで俺はターンエンドだ」
三沢大地LP1300 手札1枚
場
伏せカード0枚
新堂英知LP300 手札0枚
場【時の魔術師】【稲荷火】
伏せカード1枚【デスカウンター】
「俺のターンドロー、俺は【マスマティシャン】を召喚」
【マスマティシャン】
地属性 ☆3 魔法使い族
攻撃力1500
守備力 500
「これで俺の勝ちだ【マスマティシャン】で【時の魔術師】を攻撃」
【マスマティシャン】の放った魔法が【時の魔術師】にぶつかり爆発が起きる。しかし、爆発が収まった後のフィールドには【稲荷火】しかいない。
「何が・・・?」
「俺のセットしていた速攻魔法【虚栄巨影】を発動させてもらったぜ」
【虚栄巨影】
モンスターの攻撃宣言時、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。選択したモンスターの攻撃力は、そのバトルフェイズ終了時まで1000ポイントアップする。
「切り札は最後までとっておかなきゃな」
まあそれで負けたりもするんだがと心の中で呟く。
「くそ・・・ターンエンドだ」
三沢は悔しそうな顔をしながらターンを終わる。
「いくぞ、俺は【稲荷火】でダイレクトアタック!」
【稲荷火】の吐いた炎が三沢を燃やす。
「ぐあーーーーー」
三沢大地LP1300⇒0
デュエルが終わると三沢は清々しい顔で英知と話した。
「素晴らしいデュエルだった、その実力ならデュエルアカデミアにも受かっているだろう。俺が最強のデッキを作ったら次はデュエルアカデミアでデュエルしてくれ」
そう言って三沢は帰っていった。英知はデュエルを行い話してみて意外に悪い奴ではないのかも知れないと三沢が帰っていった方向を見つめた。
とりあえず最強カード
【時の魔術師】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力500
守備力400
コイントスで裏表を当てる。当たりは相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。ハズレは自分のフィールド上のモンスターを全て破壊する。さらにこの効果によって破壊された自分のモンスター全ての攻撃力を合計し、その半分のダメージを受ける。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用することができる。
コイントスが当たれば【サンダーボルト】と同じ効果を発動できる城之内が遊戯に貰ったカード。原作では魔法カード扱いだったりアニメでも効果が変わりまくったりと安定しないカードである。作者は、効果を発動する際、コインの代わりにカードを親指で弾いていた。上手く弾けばまわるまわる・・・・
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父親は息子に「ぬわーーっっ!!」と言う日がいずれ来る
今回デュエルはしません。
ONEPIECEの小説も書きましたのでよかったらそちらもどうぞ。
というわけで13話です、どうぞ。
デュエルアカデミアの試験から1週間たったわけだが、結果がでた。
結果は合格、無事高校に進学できることに安心しているのだが入っていた制服と合格通知を見て眉をひそめる。
「えっと・・ラーイエローとしてアカデミア入学おめでとうございます。」
紙に書いている文字を読んでいくと、どうやら、デュエルアカデミアはクラスが3つにわけられており上のクラスからオベリスクブルー、ラーイエロー、オシリスレッドという三幻神に因んだクラスがあるようだ成績優秀者はクラス入れ替えの試験でデュエルに勝てばクラスが上がるらしい。この3つのクラス絶対、社長の独断と偏見で決まっているだろう。
「しかし、まさかマリクさんのラーイエローかー」
俺はベッドに寝ころびながらつぶやく。まさか、闇のゲームとかないよね?寮のみんなが人形やパンドラもといグールズみたいな人たちがいないことを祈ろう。
「そういえば、一応オヤジたちにも連絡しておくか」
そういうと携帯電話を取り出しオヤジと書かれている電話帳から電話をかける。プルルルル、プルルルルと長い、本当に長い時間プルルルルを聞いていた英知の耳にやっと別の音が聞こえた。
「やっほー英知、元気かー?愛しの愛しのパパですよー。通知見た瞬間、これは、あえて電話に出るまで時間を空けることで英知が寂しいよパパーと言ってくれると思って電話に出なかっ」ブチっ
ツーツーツーという電話が切れた音が響く。しかし、間隔を開けずに電話がかかってくる。通知にはオヤジと書かれている。それを英知は長時間待ち、本当に長い時間待ち電話に出た。
「英知ィごめんなさい。ひっく、許してください、うっ、お父さん寂しいよ~っく、ほんとにごめん」
大の大人が嗚咽を漏らしながらすすり泣き、許しをこう声が聞こえてくる。そんな父に英知はため息をつきながらデュエルアカデミアに合格したこと、クラスはラーイエローであること、近所の小学生にはデュエルで負けているけど小学生じゃない奴らには勝ちまくっていることなどを話した。それらを聞いた父は
「すごいじゃないか、英知ー、まさか、あの俺が作った最強デッキを少しいじるだけで勝つなんてー」
・・・えっあれってオヤジが作ったデッキなの!?
少し無言になった英知に父は話しかける。
「よし、デュエルアカデミアに入学した記念に父さんのとっておきのカードを贈ろう、イシズさんっていうメチャクチャ可愛い女性を口説いたときにそのカードを見せてその可愛い顔に笑顔を与えたほどのカードだ、ついでにマリック君?なんか銀髪の野郎がくれたカードも送っておくぞ。イシズさんにへばりつきやがって、後、なんかでかいハゲの奴にも貰ったから。さあ俺はこれからイシズさんを口説きに行ってくるからまたな。あれっ!?なんか暗くなったし目が見えな「だぁーれだ♡」「あっあれ(汗)愛しの愛しの璃子さ「ぬわーーっっ!!・・・・プープープー」
いやー相変わらず男には辛らつだなー、マリクさんとリシドさんを銀髪とハゲと呼ぶとは・・・つーか、いいなー、何、初代キャラと仲良くなってるんだよ~俺なんて遊戯の爺さんとしか仲良くなってないんだぞ。そして何故毎回、パパスみたいにやられてんの?ザオ◯クで復活してんの!?母さん殺してザ◯リク、殺してザオリ◯してない?
まあオヤジ・・・がんばれ・・・
しかし、とっておきのカードか~、しかもマリクさんとリシドさんのカードもあるのなら強力なカードなんだろうな、やっとセルケトさんを召喚できるかもしれないし。
「まあ、楽しみはとっておいて買ってきたパックを開けるか」
実はパックを買って帰ってきた後に電話したのだ。
というわけで開封・・・・・っっつ何だこのカードは・・・・一枚のカードを見た瞬間
何故か脳裏に【おジャマグリーン】が出てきた。そいつの名は・・・・・・
そう【ソイツ】だ
【ソイツ】
風属性 ☆3 天使族
攻撃力0
守備力0
かなり頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っていると思っているらしい。
何だこのカードは・・・
とりあえず最強カード
【ソイツ】
風属性 ☆3 天使族
攻撃力0
守備力0
かなり頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っていると思っているらしい。
トラップ処理から化石発掘まで何でもこなす万能天使の1人。折り紙の飛行機に乗っていることより多分日本の天国にいっぱい住んでいるのだと思われる。こんな奴らがいっぱい住んでいる天国なんて嫌だ。他にも仲間に【ドイツ】【アイツ】【コイツ】などがいる。
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デュエルアカデミア 一年生編
コピーして戦う敵の起源って誰なんだろうね?
花粉に殺される・・・・・グハッ
いや、なんだ?あの適当に考えましたよって言っているようなデザインと名前!それに、テキストの内容がすごく気になる!潜在能力・・・それにコイツどうやって・・いや、【ソイツ】どうやって攻撃するんだ?
【ソイツ】のカードを持ちながら幼い子供のようにはしゃぐ英知・・・・実は彼・・・・新堂英知はすごく、通常モンスターが好きである。それは、デュエルモンスターズの世界の内容を知ることができるからだ。また、ネタのような面白い内容のテキストもあり、派生カードにはその続きが書いてあったりと子供心をくすぐるからだ。そんな英知だが別に【ソイツ】をデッキに入れることはなく他のカードのテキストを見始めた。
それから2週間後
英知はデュエルアカデミアがある孤島についていた。
「おいおい見ろよ神楽坂!火山があるぞ!・・ってかこんなところによく学校なんて造ったな~」
とはしゃぐ英知は飛行機で隣の席だった神楽坂と肩を揺らしながら火山の方に指をさす。
「肩を揺らすな、肩を、火山があるのなんて珍しくないだろう、どうせ活動してない火山だろう、安全面に配慮してないと学校なんてできるか」
「確かにそうか、でもさっき、空から見た時グツグツしてたような?」
と空で見た火山の様子を思い出そうとするが、まあいっか!と頭の中から考えを流してしていく。
「そういえば神楽坂ってどんなデッキ使うんだ?」
入学式が終わり寮の入学パーティーが始まった時、英知は神楽坂がどんなデッキを使っているのか聞いてみた。それを聞いた神楽坂はよくぞ聞いてくれたとばかりに自信満々に言う。
「ふっふっふ、俺のデッキはコピーデッキ、俺はどんなデッキでもカードを見ればデッキを回すことが出来るのさ」
「へえー、スゲーな、なら俺のデッキ見てアドバイスくれよ!」
神楽坂はそう言った英知の言葉に頷き返すとデッキを確認した。
「どうよ、俺のデッキは?」
それを聞いた、神楽坂は
「いや、そもそもこれはデッキなのか?種族もばらばらだし、なんで、【おジャマグリーン】なんか入れてるんだ?」
「あっ、そのカードは、呪われてて外れないんだわ、そのせいで最近なんか見えるし」
「まあ、俺のコピーデッキには、そんなデッキとも言えないようなものを使っても勝てないだろう」
「言うじゃねーか、だがな、俺もこのデッキで入学してきたんだ負けられないぜ」
「先に言っておくぜ、俺のデッキはクロノス教諭の暗黒の中世デッキをコピーしたものだ。それじゃあデュエルを始めようか、外に出るぞ」
そう言う神楽坂の後についていった英知は、あれっ?俺デッキ見れてなくね?という疑問を浮かべたが、それよりもクロノスって誰だ?英語の先生か?などデュエル世界でも英語があることに絶望した。
「「デュエル」-ル」
「俺のターンからいくぜ!ドロー、俺は【ワイバーンの戦士】を攻撃表示で召喚。そしてカードを1枚セットしてターンエンドだ」
「私のターンドロオーニョ」
「にょ?」
「私は【古代の機械城】を発動なノーネ、さらに、【古代の機械兵士】を召喚なノーネ」
【古代の機械城】
永続魔法
フィールド上の「アンティーク・ギア」モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
自分が「アンティーク・ギア」モンスターを生贄召喚する場合、生贄の数以上のカウンターが乗っていれば、このカードを生贄の代わりにする事ができる。
【古代の機械兵士】
地属性 ☆4 機械族
攻撃力1300
守備力1300
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
「私は【古代の機械兵士】で【ワイバーンの戦士】を攻撃なノーネ、プレシャスブリット」
「くっ」
新堂英知LP4000⇒3900
あの【古代の機械兵士】の効果は厄介だな、魔法・罠カードを発動できないなんて。
「カードを2枚セットするーノ、私はターンエンード」
新堂英知LP3900 手札4枚
場
伏せカード1枚
神楽坂LP4000 手札2枚
場【古代の機械兵士】
伏せカード2枚 【古代の機械城】
「俺のターンドロー、俺は、【切り込み隊長】を攻撃表示で召喚、効果で手札の【鉄の騎士ギア・フリード】を特殊召喚、バトル、【鉄の騎士ギア・フリード】で【古代の機械兵士】を攻撃」
「ううっ」
神楽坂LP4000⇒3500
「さらに、【切り込み隊長】でダイレクトアタック!」
「うあああー」
「これで、俺は、ターンエンド」
神楽坂LP3500⇒2300
「なかなかやるノーネ、私のターンドローですーノ。私は【大嵐】を発動、セットした2枚の【黄金の邪神像】の効果で邪神トークンを特殊召喚するーノ」
【大嵐】
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
【黄金の邪神像】
セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分フィールド上に「邪神トークン」(悪魔族・闇・星4・攻/守1000)を1体特殊召喚する。
「黄金の邪神トークンを2体生贄に【古代の機械巨人】を召喚なノーネ」
【古代の機械巨人】
地属性 ☆8 機械族
攻撃力3000
守備力3000
このカードは特殊召喚できない。このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
「【古代の機械巨人】で【切り込み隊長】を攻撃なノーネ アルティメットパウンド」
「ぐっ」
新堂英知LP3900⇒2100
「私はこれでターンエンドなノーネ」
新堂英知LP2100 手札3枚
場【鉄の騎士ギア・フリード】
伏せカード0枚
神楽坂LP2300 手札1枚
場【古代の機械巨人】
伏せカード0枚
「おい、神楽坂その口調は何なんだ?」
「コピーデッキを使うのならその本人をマネすればデッキがよく回る気がするんだ・・・・ノーネ」
「・・・・・あっ(察し)そうか、わかった。うん そういう時期は男だったら誰でもあるからな、デュエル中断して悪い」
とりあえず最強カード
【古代の機械巨人】
地属性 ☆8 機械族
攻撃力3000
守備力3000
このカードは特殊召喚できない。このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
クロノス・デ・メディチのエースモンスター。遊戯王GXではカイザーが伝説のレアカードと言っていた・・・・・・その割に神楽坂が持っているなど神楽坂の財力が凄いのか運がいいのか【古代の機械巨人】を召喚している。
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たとえ翼が生えてなくても頭に輪っかが無くても天使なの!邪悪そうな雰囲気があっても明らかに昆虫でも天使なの!!
作者的には神楽坂って強いイメージがあるのだがアニメで翔に負けているんだよね~
【古代の機械巨人】の効果って【ジェットロイド】の効果は適応外なのだろうか?
「俺のターンドロー、俺はモンスターをセットしてターンエンドだ」
「私のターンドロー、私は【古代の機械巨人】で【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃するノーネ」
新堂英知LP2100⇒900
「私はこれでターンエンドですーノ」
新堂英知LP900 手札3枚
場 裏側表示のモンスター
伏せカード0枚
神楽坂LP2300 手札2枚
場【古代の機械巨人】
伏せカード0枚
「俺のターンドロー、俺は、手札から【二重召喚】を発動」
【二重召喚】
このターン自分は、通常召喚を2回まで行う事ができる。
「俺はさらに【王家の神殿】を発動」
【王家の神殿】
このカードのコントローラーは、罠カードをセットしたターンでも発動できる。また、自分フィールド上のこのカードと「聖獣セルケト」を墓地へ送ることで、手札・デッキのモンスター1体または、エクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。
実はこの前電話で言っていたカードが、入学前に届いていたんだ。リシドさーんありがとうございまーす、マジであの人、良い人。【聖獣セルケト】とセットで【王家の神殿】くれたからね。まあ、これでセルケト2枚持っていることになるのだが、やっと召喚できる。
「俺は、セットしたモンスターを生贄に捧げ【聖獣セルケト】を攻撃表示で召喚」
【聖獣セルケト】
地属性 ☆6 天使族
攻撃力2500
守備力2000
このカードは、自分フィールド上に「王家の神殿」が存在しなければ破壊される。このカードが戦闘でモンスターを破壊する度に、破壊されたモンスターはゲームから除外され、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
「俺は、さらに【異次元への案内人】を攻撃表示で召喚。効果でコントロールを相手に移す」
【異次元への案内人】
闇属性 ☆4 戦士族
攻撃力1400
守備力1000
このカードの召喚に成功した時、このカードのコントロールは相手に移る。エンドフェイズ毎に、相手はこのカードのコントローラーの墓地からカード1枚を選択しゲームから除外する。
「いくぞ、俺は【聖獣セルケト】でコントロールが移った【異次元への案内人】を攻撃」
神楽坂LP2300⇒1200
「俺はこれでターンエンドだ」
「【聖獣セルケト】の攻撃力が【古代の機械巨人】に届いたからといっても私が攻撃力900以上のモンスターを引けば勝つノーネ」
「私のターンドロー・・・・私は、モンスターをセットして【古代の機械巨人】で【聖獣セルケト】を攻撃するノーネ、そしてターンエンド」
新堂英知LP900 手札0枚
場
伏せカード0枚【王家の神殿】
神楽坂LP1200 手札2枚
場 裏側表示のモンスター
伏せカード0枚
「俺のターンドロー、俺は、【イグザリオン・ユニバース】を攻撃表示で召喚、そして墓地の【スキル・サクセサー】の効果で【イグザリオン・ユニバース】の攻撃力をアップさせ、裏側表示のモンスターを攻撃」
【イグザリオン・ユニバース】
闇属性 ☆4 獣戦士族
攻撃力1800
守備力1900
このカードが守備表示モンスターに攻撃を行う場合、そのバトルフェイズ時に発動することが出来る。このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで400ポイントダウンする。このカードの攻撃力が攻撃対象モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
【スキル・サクセサー】
罠
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は400ポイントアップする。また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外することで、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力はこのターンのエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動することができず、自分のターンのみ発動する事ができる。
ケンタウロスのような風貌をした【イグザリオン・ユニバース】が表側表示になった【古代の歯車】に攻撃する。
「【イグザリオン・ユニバース】の効果により攻撃力を400ポイント下げることで貫通効果を得る」
【古代の歯車】
地属性 ☆2 機械族
攻撃力100
守備力800
自分フィールド上に「古代の歯車」が表側表示で存在する時、手札からこのカードを攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
「マンマミーーーヤッ‼」
神楽坂LP1200⇒0
神楽坂のかぶっていた金髪のカツラが飛んで行く・・・・言おうと思っていたが、何だその変な髪型のカツラ。なんだあの変な髪型、絶対クロノス先生そんな髪型じゃないだろう。神楽坂・・・・カッコイイと思ってるのお前だけだからとりあえずやめよーぜ。
「ふっ、やるじゃねーか新堂!今度デュエルする時は、俺のコピーデッキは新たな進化を遂げているはずだ。次は負けねーぞ」
「あの君たち、せっかくの入学パーティーなんだからご飯食べなよ~カレーもあるよ~」
ラーイエロー寮の寮長、樺山がぼそぼそとした小さな声で言ったがデュエルが終わった2人には聞こえなかったようだ。
とりあえず最強カード
【聖獣セルケト】
地属性 ☆6 天使族
攻撃力2500
守備力2000
このカードは、自分フィールド上に「王家の神殿」が存在しなければ破壊される。このカードが戦闘でモンスターを破壊する度に、破壊されたモンスターはゲームから除外され、このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
リシドの切り札として使われたカード。原作・アニメでは攻撃力が5000を超えた。
見た目は大きなサソリだけど昆虫族ではなく天使族。似ているカードに【ミレニアム・スコーピオン】というモンスターがいるがそいつは、天使族ではなく昆虫族。
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遊戯王がソリティアだと知る前、プロテクターなど付けずに外でデュエル楽しんでたな~
最近の遊戯王は古い世代を呼びもどそーと懐かしいカードたちがOCG化されてますよね~
レオン君のカードだったり時械神だったり【リトマスの死の剣士】がついにOCG化したり
というわけで16話です。
神楽坂とデュエルしてから2週間たったわけだが、何なの!?オベリスクブルーの奴ら!
廊下歩いてたら、どけっ!って言ってくるんだけど。俺ら左側歩いてるんだから真ん中じゃなくて右側歩けよ。勿論そのまま無視して肩ぶつけたけど。
「聞いてるか、神楽坂?」
俺がオベリスクブルーに対しての気持ちを熱く語っていると
「聞いてる、聞いてる、新堂、その話今日で三回目だぞ、俺もお前と居ただろう」
神楽坂が呆れた顔をしながら自分のデッキから顔を上げた。
「確かにあいつらはいけ好かないが、誰のせいでこんな面倒ごとを受けなければならないと思っている」
「そのことは、すまん!まさか、肩ぶつけただけでデュエル吹っ掛けて来るとは思わなかったからさ」
「いや、それ思いっきり喧嘩売ってんじゃねーか!まあ確かにあの態度にはイライラしていたが・・・まさかタッグデュエルとわな」
つい先日、迷宮兄弟と遊城十代、丸藤翔のタッグデュエルを見た影響で格下と思っている俺らに挑んできたのだろうがそのプライドをボロボロにしてやると熱心にデッキの組み立てに戻った。
「そういえば神楽坂、タッグデュエルどうだった?迷宮兄弟が出たって聞いたんだけど」
「そういえば寝坊してたな、結果はオシリスレッドの勝ち、何故お前がオシリスレッドなのかと聞きたくなるような奴がいたぞ」
そんなに強い奴がいるのかと気軽に何のデッキを使うのか聞いた英知はみるみる顔が青くなっていった。
「ああ、ヒーローデッキだ、ついでにもう一人はビークロイドデッキだ」
「ヒーロー・・・・か、それは、強いだろうな、【マスクチェンジ】強いからなー、V・HERO、M・HEROアシッド、アドレイション、ダークロウ、ブラスト・・・・」
ぶつぶつと自分の世界に入った英知を尻目に見ながらM・HEROやV・HERO?確かE・HEROだったはずだがと考えていたが、聞き間違えだろうと思いまたデッキ作りに集中した。
1週間後、英知と神楽坂は、デュエル場に来ていた。許可が取れたからか客席には少なくない生徒がいて、デュエル場にはすでにオベリスクブルーの生徒二人がにやにやしながら待っていた。
「よく恐れずこの場所に来れたな」
「どうせ勝てないのだから逃げてもよかったのだぞ」
と英知と神楽坂を煽っていた二人だが、英知の言葉を聞いて顔を赤くする。
「うるさいぞ、この前俺に肩ぶつけて尻もちついた癖に!また見下ろしてやるぜ」
「貴様ぁオベリスクブルーを馬鹿にしやがって、観衆の前で恥をかかせてやる」
「「「デュエル」」」
「私のターンだ、私は、【サファイアドラゴン】を攻撃表示で召喚、カードを2枚セットしてターンエンドだ」
【サファイアドラゴン】
風属性 ☆4 ドラゴン族
攻撃力1900
守備力1600
全身がサファイアに覆われた、非常に美しい姿をしたドラゴン。争いは好まないが、とても高い攻撃力を備えている。
「俺のターンドロー、俺は、カードを1枚伏せ【ダークエルフ】を攻撃表示で召喚。ターンエンドだ」
【ダークエルフ】
闇属性 ☆4 魔法使い族
攻撃力2000
守備力 800
このカードは1000ライフポイント払わなければ攻撃できない。
とりあえず、無難なカードを召喚したが、相手がどう出るか・・・・
「僕のターンドロー、僕は、裏側表示のモンスターを召喚してターンエンド」
「俺のターンドロー、俺は【古代の機械騎士】を攻撃表示で召喚、カードを1枚セットしてターンエンドだ」
神楽坂は俺とのデュエル以降、ただデッキをコピーしただけではダメだと言い出し、いろんなカードを入れたり強いデュエリストたちの仕草などを見たりと日々試行錯誤している。どうやら今日の主軸はアンティーク・ギアらしいが試行錯誤しすぎてから回っていないか心配だ。
【古代の機械騎士】
地属性 ☆4 機械族・デュアル
攻撃力1800
守備力 500
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、通常モンスターとして扱う。フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚することで、このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで、魔法・罠カードを発動できない。
オベリスクブルーの愉快な生徒達LP4000 手札3枚、手札5枚
場【サファイアドラゴン】、裏側表示のモンスター
伏せカード2枚
新堂英知&神楽坂LP4000 手札4枚
、手札4枚
場【ダークエルフ】【古代の機械騎士】
伏せカード2枚
「私のターンドロー、私は【サファイアドラゴン】と裏側表示のモンスターを生贄に【トライホーン・ドラゴン】を攻撃表示で召喚。このターンから攻撃が可能となる。いくぞ、【トライホーン・ドラゴン】で【ダークエルフ】を攻撃」
【トライホーン・ドラゴン】
闇属性 ☆8 ドラゴン族
攻撃力2850
守備力2350
頭に生えている3本のツノが特徴的な悪魔竜
【トライホーン・ドラゴン】のツノによって【ダークエルフ】が貫かれる。
・・・・ダークエルフさん、血を吐きながらこっちを見ないで下さい、罪悪感で死んじゃうから。
「くっ」
新堂英知&神楽坂LP4000⇒3150
「私はこれでターンエンドだ」
「俺のターンドロー」
・・・・・・カードを引きながら思ったんだけどドラゴンデッキじゃない方の奴、フィールドガラ空きじゃない?
これ、直接攻撃決められるのでは? あれっいける?
そんな俺の混乱した表情を見て何かを察したのか神楽坂が話しかけてきた。
「・・・新堂、お前まさかとは思うが直接攻撃できる!とか考えていないよな」
その言葉に英知の肩がピクリと動いた。
「普通のデュエルと同じで【トライホーン・ドラゴン】を破壊しないと他の効果を使わない限り、直接攻撃は無理だぞ」
「おいおい、神楽坂、今はデュエル中だぞ、お、俺が、ルールをし、知らないわけないだろ」
「俺は、裏側表示のモンスターを召喚して【平和の使者】を発動、これでターンエンドだ」
【平和の使者】
お互いに表側表示の攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言を行えない。自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。払わなければ、このカードを破壊する。
・・・・・・・・あっぶねー、ルール知らなかったわ、マジで、あとちょっとで「バカが、こっちががら空きなんだよ、直接攻撃だ!」ってどや顔で言おうとしてた。ありがとう神楽坂、本当にありがとう、恥かくところだったわ。だが、俺の瞬時に、行ったポーカーフェイスによって、俺がルールを知らないとは誰も思わないだろう。
英知はこう考えていたが、デュエル中に不敵な笑みを浮かべていた英知の顔が瞬時に人形のように真顔になったことで、あっこいつルール知らねーなと神楽坂及び観客が思ったことは英知には秘密である。
「僕のターンだ、僕は【サイクロン】を発動して平和の使者を破壊。【トライホーン・ドラゴン】で【古代の機械騎士】を攻撃」
新堂英知&神楽坂LP3150⇒2100
「これでターンエンドだ」
「俺のターンドロー、俺は新堂の裏側表示モンスターを生贄に【古代の機械獣】を召喚」
【古代の機械獣】
地属性 ☆6 機械族
攻撃力2000
守備力2000
このカードは特殊召喚できない。このカードが戦闘によって破壊した相手効果モンスターの効果は無効化される。このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
「さらに俺は速攻魔法【リミッター解除】を発動【古代の機械獣】で【トライホーン・ドラゴン】を攻撃」
【リミッター解除】速攻魔法
このカードの発動時に自分フィールドに表側表示で存在するすべての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。このターンのエンドフェイズ時、この効果を受けたモンスターを全て破壊する。
「なんだと!?私の【トライホーン・ドラゴン】が・・・」
オベリスクブルーの愉快な生徒達LP4000⇒2850
「俺はこれでターンエンドだ」
オベリスクブルーの愉快な生徒達LP2850 手札3枚、手札5枚
場
伏せカード2枚
新堂英知&神楽坂LP2100 手札3枚、手札3枚
場
伏せカード2枚
とりあえず最強カード
【トライホーン・ドラゴン】
闇属性 ☆8 ドラゴン族
攻撃力2850
守備力2350
頭に生えている3本のツノが特徴的な悪魔竜
50の攻守を持つモンスターの1体。
カードが青と赤と金色に光る・・・・・きれい
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バーンって何故か遊戯王の小説であまり良く見られないよね、オブライエンさんを忘れるな
というわけで17話です。
お互いのフィールドからモンスターがいなくなった。
仕切り直しと言えば聞こえはいいが次のターンが相手ターンであり、LPも相手の方が多いと英知たちにとって不利な状況だった。
「【トライホーン・ドラゴン】を倒したことは誉めてやろう、しかし、私の切り札がこれだけだと思うなよ」
「私は、魔法カード【古のルール】を発動、私は手札から☆6の【エメラルド・ドラゴン】を特殊召喚する」
【古のルール】
自分の手札からレベル5以上の通常モンスター1体を特殊召喚する。
【エメラルド・ドラゴン】
風属性 ☆6 ドラゴン族
攻撃力2400
守備力1400
エメラルドを喰らうドラゴン。その美しい姿に惹かれて命を落とすものは後を絶たない。
美しいエメラルド色のドラゴンが咆哮をあげながら舞い降りた。
「これで、私たちの勝ちだ【エメラルド・ドラゴン】で肩をぶつけてきた奴に直接攻撃」
「うるせぇ!尻もちついた奴が、体幹鍛えやがれ、リバースカードオープン【魔法の筒】」
【魔法の筒】罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
「なんだと!」
オベリスクブルーの愉快な生徒達LP2850⇒450
「どうだ、【魔法の筒】の威力は、俺らに歯向かったことを後悔するんだな」
「新堂・・・それあきらかに悪役のセリフだろう、それに【魔法の筒】は俺が伏せたカードだしな」
だいぶ強気な言葉を言っている英知だがこのデュエルで自分のカードで相手に与えたダメージは0である。
「ふん、だが私たちのライフが下回っただけに過ぎない、これで私はターンエンドだ」
「俺のターンドロー、俺は【時の魔術師】を攻撃表示で召喚、効果発動タイム・マジック」
【時の魔術師】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力500
守備力400
コイントスで裏表を当てる。当たりは相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。ハズレは自分のフィールド上のモンスターを全て破壊する。さらにこの効果によって破壊された自分のモンスター全ての攻撃力を合計し、その半分のダメージを受ける。この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用することができる。
【時の魔術師】が持つ杖についたルーレットがまわりだす
・・・・・・結果は、はずれ
「なっ嘘だろ!」
フィールドにいた【時の魔術師】が破壊される。当たりが来ると確信していた英知は愕然とする。
新堂英知&神楽坂LP2100⇒1850
「おい、新堂、防ぐカードはあるんだろうな、何とか俺のターンまでまわせ」
焦った様子で神楽坂が英知に声をかける。
「大丈夫だ、神楽坂、何とかこのターンはもつ、俺は【一時休戦】を発動してターンエンドだ」
【一時休戦】
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。
「命拾いしたようだね、僕のターンだ、僕は、装備カード【破邪の大剣ーバオウ】を【エメラルド・ドラゴン】に装備する」
【破邪の大剣ーバオウ】
手札のカードを1枚墓地に送って装備する。装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。このカードを装備したモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、そのモンスターの効果は無効化される。
剣をドラゴンが持てるのかと疑問に思った英知だが、バオウを食べてしまった【エメラルド・ドラゴン】を見てそういう感じで攻撃力が上がるのだと納得した。養分吸い取るの早くねとは思ったが・・・
「ふっ教えてあげよう、僕が伏せているカードは【聖なるバリアーミラーフォーs「トラップ発動【砂塵の大竜巻】」」
得意げな顔で話していたオベリスクブルーブルーの生徒の顔が固まった。その横を無残にも竜巻が通っていく
「タ、ターンエンドだ」
まだ立ち直れないのか呆然としながら自分のターンの終了宣言を行う。
「ナイスだ新堂、俺のターンだ、俺は手札から【忍び寄る闇】を発動」
【忍び寄る闇】
自分の墓地の闇属性モンスター2体をゲームから除外して発動する。デッキから闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。
「俺は、墓地の【ダークエルフ】と【時の魔術師】を除外してデッキから【キャノン・ソルジャー】を手札に加える、そして【キャノン・ソルジャー】を召喚」
【キャノン・ソルジャー】
闇属性 ☆4 機械族
攻撃力1400
守備力1300
自分のフィールドに存在するモンスター1体を生贄に捧げる度に、相手ライフに500ポイントダメージを与える。
「俺は【キャノン・ソルジャー】の効果を発動、【キャノン・ソルジャー】を生贄に捧げ500ポイントのダメージを相手プレイヤーに与える」
「「うわー!」」
オベリスクブルーの愉快な生徒達LP450⇒0
デュエルが終わった英知は神楽坂に愚痴る
「なあ、神楽坂、俺がせっかくミラーフォース破壊したの意味がなくないか」
「まああまり意味はなかったが勝ったし良いだろう、それよりタッグデュエルなんてもう無いとは思うがルールを覚えとけよ」
おっおぼえてるよ~と下手な口笛を吹きながら横を向いた英知に対し神楽坂はため息をつく。
それから、オベリスクブルーの生徒達が覚えてろよーと言って逃げて行ったのを見送った英知は、今回のデュエルで活躍が無かったからか、特訓だ!特訓なんだよーと叫びながらどこかに走っていった。
「おい、新堂・・・・・・・ったく」
神楽坂はあいつら(オベリスクブルーの生徒達も含め)逃げやがったなと愚痴りながら今回の功労者はデュエルフィールドの手続きを終わらしに向かうのであった。
とりあえず最強カード
【魔法の筒】罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手モンスター1体の攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
LP4000の世界では最強と呼べるほどのバーンカードの1枚。
また、【聖なるバリアーミラーフォースー】並みに知名度が高い。
アニメでは、発動できるのに発動しないデュエリストがおり、我らがエアーマン三沢もその一人である。
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背中を見せず、給料三か月分で仕事を受ける・・・その名は・・・・
なんとか3日連続投稿達成。
というわけで、18話です。
わたくし、新堂英知は・・・・・・・絶賛迷子中です・・・・
ここは、どこだろうか?周りは木、木、木、木しかない
時間はどうやら、夜の様でデュエルフィールドの手続きが面倒だったので神楽坂に押し付けたところまでは覚えているんだがどうやら道に迷ったらしい。
今まで会ったこともない寮長に怒られるのだろうか?ほんとに、ラーイエローの寮長って誰だ?マリクさんは違うだろうし三沢が名前知ってたような・・ばかやま?・・・・・
ガサガサ
その音で考えることをやめ緊張した面持ちで音がした方を見つめた英知は目元に仮面をつけた怪しげな男に出会う。
「目元に仮面を付けていいのはシャアだけだぞ、怪しい人」
「他のシャア枠の奴も付けている」
緊張感のない英知にあてられたのか目元に仮面を付けた怪しい人物も答える。
「認めん、認めんぞ、仮面を付けていいのはシャアだけだ!」
「頭の固い奴め、ならば、デュエルで決着をつけようではないか」
目元に仮面を付けた怪しい人物・・・タイタンは大人なので、めんどくさい絡みをしてくる英知をデュエルに誘った。タイタンはターゲットを始末する前の準備運動にはなるだろうと笑みを浮かべた。
「良いだろう、俺が正義だということを知らしめてやる」
「俺は闇のデュエリストタイタン、さあ始めようか」
「「デュエル」」
あれっ?闇のゲーム?シャアの仮面のことでデュエル始めたはずなのだが
「私のターン、私は、フィールド魔法【万魔殿ー悪魔の巣窟ー】を発動」
【万魔殿ー悪魔の巣窟ー】
「デーモン」という名のついたモンスターはスタンバイフェイズにライフを払わなくてよい。戦闘以外で「デーモン」という名のついたモンスターカードが破壊されて墓地に送られた時、そのカードのレベル未満の「デーモン」という名のついたモンスターカードをデッキから1枚選択して手札に加えることができる。
周りが骨でできたコロシアムのようなものにつつまれ、周りにはたくさんの骨が転がっていた。
「私は、【ジェネラルデーモン】を攻撃表示で召喚、カードを2枚セットしてターンエンド」
【ジェネラルデーモン】
闇属性 ☆4 悪魔族
攻撃力2100
守備力 800
このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「万魔殿ー悪魔の巣窟ー」1枚を手札に加える。フィールド上に「万魔殿ー悪魔の巣窟ー」が存在しない場合、フィールド上のこのカードを破壊する。
闇のデュエリストって言いながら闇のゲーム独特の顔してないしな~声は凄くラスボス感あるけど、反逆者のお父さんやってそう。
「俺のターンドロー俺は【二重召喚】発動」
【二重召喚】
このターン自分は通常召喚を2回まで行うことができる。
「俺はモンスターをセット、さらに通常召喚をもう一度行う」
「モンスターを生贄に捧げ、こいっ【タルワールデーモン】」
【タルワールデーモン】
闇属性 ☆6 悪魔族
攻撃力2400
守備力2150
そのタルワールは悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。
【タルワールデーモン】は周りに落ちている骨でタルワールを研ぎながら現れた・・・いいのかそれで
「行くぞ、【タルワールデーモン】で【ジェネラルデーモン】を攻撃、ダブルスライス!」
「ぬぅ」
タイタンLP4000⇒3700
「俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ」
タイタンLP3700 手札2枚
場
伏せカード2枚
新堂英知LP4000 手札2枚
場【タルワールデーモン】
伏せカード1枚
「貴様もデーモン使いか、しかし、私には勝てんよ、私のターンドロー」
「私は【インフェルノクインデーモン】を攻撃表示で召喚」
【インフェルノクインデーモン】
炎属性 ☆4 悪魔族
攻撃力 900
守備力1500
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイント払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、その処理を行うときにサイコロを1回振る。2・5が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
このカードがフィールド上に存在する限り、スタンバイフェイズ毎に「デーモン」という名のついたモンスターカード1体の攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントアップする。
「そして手札から装備魔法【堕落】を貴様の【タルワールデーモン】に装備する」
【堕落】装備魔法
相手フィールド上のモンスターに装備できる。⓵装備モンスターのコントロールを得る。⓶相手スタンバイフェイズに発動する。自分は800ダメージを受ける。⓷自分フィールド上に「デーモン」カードが存在しない場合にこのカードは破壊される。
「貴様のデーモンは貰った、【インフェルノクインデーモン】の効果発動【タルワールデーモン】の攻撃力を1000ポイントアップする」
力がみなぎっているのか【タルワールデーモン】の体が大きくなり雄たけびをあげた。
「いけ、デーモンよ、私は【タルワールデーモン】でダイレクトアタック!」
「させるか、罠カード発動【次元幽閉】」
【次元幽閉】
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。その攻撃モンスター1体をゲームから除外する。
【タルワールデーモン】は無念だという顔をしながら異次元へと吸い込まれていった。
「ふん、だが、まだ私の攻撃は終わっていない、【インフェルノクインデーモン】でダイレクトアタック!」
新堂英知LP4000⇒3100
「これで、私はターンエンド」
「俺のターンドロー、俺は【ワイバーンの戦士】を攻撃表示で召喚」
【ワイバーンの戦士】
地属性 ☆4 獣族
攻撃力1500
守備力1200
剣技に優れたトカゲ人間。音の速さで剣を振るう。
「俺は【ワイバーンの戦士】で【インフェルノクインデーモン】を攻撃」
【ワイバーンの戦士】の音速の刃が【インフェルノクインデーモン】に迫るが突如2体が爆発する。
新堂英知LP3100⇒1600
「なん・・・だと?」
「私は貴様が攻撃した瞬間このカードを発動させてもらった」
【ヘイト・バスター】
自分フィールド上の悪魔族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。相手の攻撃モンスター1体と、攻撃対象となった自分のモンスター1体を選択して破壊し、破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
「私には勝てんよ」
「カードを2枚伏せてターン・・エンドだ」
英知は顔を歪めながらターンエンドの宣言をした。
タイタンLP3700 手札1枚
場
伏せカード1枚
新堂英知LP1600 手札0枚
場
伏せカード2枚
とりあえず最強カード
【ヘイト・バスター】
自分フィールド上の悪魔族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。相手の攻撃モンスター1体と、攻撃対象となった自分のモンスター1体を選択して破壊し、破壊した相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
イラストに描かれているのは【深淵の冥王】と【冥界の魔王ハ・デス】との争い。二人で仲良く爆発。
他のカードでも争いの続きが描かれている。ついでに発端は【深淵の冥王】が自分の地位を【冥界の魔王ハ・デス】に奪われたことから。
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3人組で共通の知り合いがトイレとかでいなくなった時って、すごく気まずいよね!
4日連続投稿!明日は20話!
書きたいことはどんどん出てくるのに書くのは凄くめんどくさいという・・・
というわけで19話です。
おぅる様、藤丸ぐだ男様 誤字・脱字報告ありがとうございました。
「私のターンドロー、私は【デスルークデーモン】を攻撃表示で召喚」
【デスルークデーモン】
光属性 ☆3 悪魔族
攻撃力1100
守備力1800
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
このカードが相手のコントロールするカードの効果の対象になり、その処理を行う時にサイコロを1回振る。
3が出た場合、その効果を無効にし破壊する。
自分フィールド上の「ジェノサイドキングデーモン」が破壊され墓地へ送られた時
「【デスルークデーモン】でダイレクトアタック!」
新堂英知LP1600⇒500
「【デスカウンター】発動、【デスルークデーモン】は破壊されるぜ」
【デスカウンター】
直接攻撃によってプレイヤーに戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する。
「【デスルークデーモン】の効果を発動」
蒼い炎が6つにわかれてまわっていく・・・・・・
結果は5・・・効果は発動されない。
「成功しなかったか、だが、貴様はそのカードによって窮地に陥るだろう。フィールド魔法【万魔殿ー悪魔の巣窟ー】の効果発動」
「「デーモン」という名のついたモンスターが破壊された時、破壊された「デーモン」のレベル未満の「デーモン」を手札に加えられる」
「私はデッキより、☆2の【ヘルポーンデーモン】を手札に加える」
「これで、私はターンエンドだ」
「俺のターンドローリバースカードオープン【凡人の施し】を発動、カードを2枚ドローする」
【凡人の施し】罠
デッキからカードを2枚ドローし、その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する。
手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
あきらかに『凡人』と言われても首を傾げるようなバンダナ男が、かわいそうなものを見るような目でカードを渡してきた。カードを貰うのはありがたいがその目はやめろ、なんか惨めになるだろう。
「俺は手札の【ジェリービーンズマン】を除外する」
『凡人』は【ジェリービーンズマン】を英知の目の前でひらひらさせながらどや顔を決めて帰っていった。
『凡人』は変な奴だったが引いたカードは逆転が出来るカードだった、何故かって、それは次のデッキトップから変な声が聞こえるからだ、効果が無効化されれば俺の負け。
なんで、おっさんとデュエルする時は、いつも運任せなのだろうか?やはり、人生経験とかいうやつの差か?
ふと、目の前の目元に仮面を付けたおっさんを見る・・・・・にやにやしながらこちらを見ている。
さぞ素晴らしい人生を歩んできたのだろう。
「まあ、考えても仕方ないか、俺は、手札から魔法カード発動【大逆転クイズ】」
【大逆転クイズ】
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。自分のデッキの1番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を言い当てる。正解したら、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
「俺は、【大逆転クイズ】の効果で手札とフィールドのカードを全て墓地へ送る。手札から墓地にいった【暗黒界の鬼神ケルト】の効果発動」
【暗黒界の鬼神ケルト】
闇属性 ☆6 悪魔族
攻撃力2400
守備力 0
このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、このカードを墓地から特殊召喚する。
相手のカードの効果によって捨てられた場合、さらに自分のデッキから悪魔族モンスター1体を自分または相手フィールド上に特殊召喚できる。
暗黒界との扉が開き鬼のようなモンスターが現れた。
「それじゃあ、【大逆転クイズ】の効果で俺はモンスターカードを選択する、多分【おジャマグリーン】だ」
「なぜ、わかる?」
「デッキは応えてくれるからだよ!」
そんな心にもない言葉を吐く英知にタイタンは、当たらないだろうと失笑する。
「ならば、引くがいい、貴様が引けば貴様の勝ちだ、私のリバースカードはブラフだからな」
「それじゃあいくぞ、・・・・ドロー・・・・・」
カードを引き静かに確認した英知の顔が引きつる。その顔を見たタイタンは大笑いする。
「どうやら、外れたようだな、見せてみろ」
その声に従ってカードを見せる英知・・・しかし、今度はタイタンの顔が引きつる・・・・・
なぜならば、そのカードはモンスターカードだからだ。
しかし、【おジャマグリーン】ではなくそのカードは・・・・・・・・・・・【ソイツ】
【ソイツ】
風属性 ☆3 天使族
攻撃力 0
守備力 0
かなり頼りない姿をしているが、実はとてつもない潜在能力を隠し持っていると思っているらしい。
タイタンLP3700⇒500
新堂英知LP500⇒3700
「なんか、その、ごめん」
「いや、いいぞ、絶対的自信で【おジャマグリーン】って言ってたから驚いたっていうか、その、なんだ、おめでとう?」
・・・・・お互いに気まずい空気が流れた。
そんな空気を払拭するためか大人なタイタンは元の口調に戻る。
「フハハハハハ、ライフが変わろうとも私は負けん、私のリバースカードは【聖なるバリアーミラーフォースー】だからな」
先程、ブラフだと言ったカードが急に【聖なるバリアーミラーフォース-】に変わるというバンデッドなキースさんもびっくりな事を言うタイタンに対し英知は、自分の言ったことを無かったことにしてくれようとする気遣いに気づき、顔を真っ赤にしながら大声で叫んだ。
「【聖なるバリアーミラーフォースー】なんかに負けるわけねーお前ならいけるぞーケルト、やっちゃえケルト」
本当にいいの?というような顔をしながら英知を見た【暗黒界の鬼神ケルト】に英知は壊れたように『やっちゃえケルト』と言い続ける。それを見た【暗黒界の鬼神ケルト】はタイタンに攻撃する。
「ぐっぐわーーーッ」
タイタンLP500⇒0
どこか棒読みな言葉と共にデュエルが終了した。
とりあえず最強カード
【大逆転クイズ】
自分の手札とフィールド上のカードを全て墓地に送る。自分のデッキの1番上にあるカードの種類(魔法・罠・モンスター)を言い当てる。正解したら、相手と自分のライフポイントを入れ替える。
大逆転することができるカード。バーンカードを使うことで1ターンキルも可能。
しかし、防がれると一気にピンチに陥る諸刃の剣。
作者はこのカードを使われ見事に大逆転された。
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最近デュエルを始めた子供は【強欲な壺】の存在を知っているのだろうか?
19話の【大逆転クイズ】でケルトの効果無理か~
1番悩みに悩みましたからね~
多分書き換えることは無いと思うので、納得できない人は攻撃力500以上の墓地から復活するモンスターに脳内変換しておいてください。
それでは、20話です。
タイタンとのデュエルの後、英知はというと体育座りをして下を向き、ぶつぶつと
「【ソイツ】なんて入れてない・・・違うんだあれは、俺が入れたんじゃないんだ、信じてくれ」という言葉や
「俺はもしかして、夢遊病?二重人格者?最近変なものが見えたり聞こえたりするし、見えてきた気がする・・・・もしかしてもう一人の僕?・・・・・【ソイツ】じゃない、消えろ」という言葉や
「全身タイツの緑色の悪魔がやってくる・・・・うわぁーーーーー」という言葉など野戦病院かと言われるほどの言葉を発しており、そこにはつきっきりでタイタンが話の相槌をうち慰めていた。
次第に元の状態に戻った英知はタイタンにお礼を言うと休息が必要だと考え、部外者のタイタンに道を教えてもらい帰宅する。その日は夢を見ることもなく泥のように眠った。
次の日
英知は1人でアカデミアの温泉に入りに来ていた。授業をサボって来ているので、誰も人はおらず貸切の状態だ。
昨夜精神的なダメージを負ったせいか、昨日あんなに寝たのにも関わらずだんだん眠くなっていって温泉の中に吸い込まれていった。
???
ここは、どこだろう?
目を覚ました英知は仰向けになっている自分を覗き込む、強欲な壺と目があった・・・・・・・why?
「はっはっはっ、目が覚めたかい?私の名は【壺魔神】そしてここは、精霊界さ」
【強欲な壺】が頭になっていて頭から下がムキムキの体の男?が声をかけてきた。
「新堂英知君、君を呼んだ理由は・・・・精霊界に危機が迫っている、それを助けてほしい」
【壺魔神】は緊張した面持ちで話しているのだが何せ頭が【強欲な壺】なのでニヤついているようにしか見えない。
「あの・・・とりあえずその近づけている顔を離してもらえないでしょうか?あと、仰向けじゃない状態で話したいので腹からどいて下さい」
今の状態を不快に感じたのか関わりたくないと丁寧な言葉遣いで話す。まあ、仰向けの状態で頭【強欲な壺】のゴリゴリ不審者が自分の腹に座り顔を覗いてくるという恐怖から早く離れたいからなのだが。
「わかった、善処しよう、それでは話を続けよう」
【壺魔人】は腹からどかず、そのまま話を進め始めた。その瞬間、英知は全力で暴れたのだが【壺魔神】のディープキスするぞという言葉を聞いてからはおとなしくしている。
「実は、私事なのだがな、【強欲な壺】がね、別の世界では禁止カードになっているそうなんだ・・・・・・・」
どうでもいい話が 今 始まる
英知が精霊界に来てから2時間が経った。いまだに仰向け状態である。
【壺魔神】の話を要約すると、どうやら【壺魔神】はドローソースカードの神らしい。多分俺がいた世界だとは思うのだが、自分が生み出した子供が禁止カードという状態で封印されているので【強欲な壺】を知らない人が生まれることによって【壺魔神】自身の存在が無くならないようにするために手伝って欲しいということだ。このデュエルアカデミアの温泉は精霊界と繋がりやすく、相性がいいので俺を拉致ってきたらしい。
「それで、俺はどうすればいいのでしょうか?」
何をすればいいのかと聞く英知に対し【壺魔神】はにやにやしながら、多分真面目な顔をしているのだろうがにやにやしているようにしか見えない顔で言った。
「それは、簡単だ、私とデュエルするだけでいい」
そんなことでいいのかと答える英知に【壺魔神】は時間もないし、さっさと始めようかと頭の【強欲な壺】からデュエルディスクを取り出す。
「さあ、それでは、刮目しろ、そして記憶に刻むがいい、これが私の子供たちだ」
「「デュエル」」
「俺のターンドロー、俺は【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃表示で召喚、カードを1枚伏せてターンエンドだ」
【鉄の騎士ギア・フリード】
地属性 ☆4 戦士族
攻撃力1800
守備力1600
このカードに装備カードが装備された場合に発動する。
その装備カードを破壊する。
「私のターンドロー、私は手札から【手札抹殺】を発動」
【手札抹殺】
お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから捨てた枚数分のカードをドローする
「私は手札から【死者蘇生】を発動して墓地の私自身を特殊召喚する」
【壺魔神】
地属性 ☆3 岩石族
攻撃力1200
守備力1300
手札から「強欲な壺」1枚を墓地へ送る。
自分のデッキからカードを3枚ドローする。
「さらに手札より速攻魔法【地獄の暴走召喚】を発動、現れろ私たちよ」
【地獄の暴走召喚】
相手フィールドに表側表示モンスターが存在し、自分フィールドに攻撃力1500以下のモンスター1体のみが特殊召喚された時に発動できる。
その特殊召喚したモンスターの同名モンスターを自分の手札・デッキ・墓地から可能な限り攻撃表示で特殊召喚し、相手は自身のフィールドの表側表示モンスター1体を選び、そのモンスターの同名モンスターを自身の手札・デッキ・墓地から可能な限り特殊召喚する。
新たに2体の【壺魔神】が英知を見下ろしながら立っていた。いまだに仰向けな英知はさらなる身の危険を感じ暴れ回ったが3体の【壺魔神】に暴れたから後でディープキスなと言われておとなしくなった。
「さらに、私は【壺魔神】の効果発動手札の【強欲な壺】を捨てカードを3枚ドロー」
「そして、【魔法再生】を発動し【強欲な壺】を手札に加え【壺魔神】の効果を発動、カードを3枚ドロー」
【魔法再生】
手札の魔法カードを2枚墓地に送る。
自分の墓地から魔法カードを1枚選択し、手札に加える。
「手札の2枚の【強欲な壺】を捨て、【壺魔神】の効果を発動デッキからカードを6枚ドローする」
「英知君、これで、終わると思うなよ、ずっと、私のターンだ」
壺魔神 手札9枚、デッキ15枚
英知は早くこっちのターン来いよと思いながらもデュエルよ終わるなと矛盾したことを考えながらもディープキスのことを思い出し、デュエルが終わった瞬間に逃げなければと心に誓った。
とりあえず最強カード
【壺魔神】
地属性 ☆3 岩石族
攻撃力1200
守備力1300
手札から「強欲な壺」1枚を墓地へ送る。
自分のデッキからカードを3枚ドローする。
【強欲な壺】が成長したらこれになる、頭から下がムキムキな体になっている神のカード
神のランクでは最底辺に行くのではないかと思われる。
なんか、家に1枚だけあった。
「モンスターではない、神だ!」
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生徒達を命を懸けた戦いに送り込むって教育者として失格だよね
海馬のパックにいる新しいブルーアイズ、めっちゃカッコいいじゃないか!
また、映画とかにならないかな~ 次元召喚とかアクショーンデュエルとか下らないデュエルじゃあ無いやつ・・・・ライディングデュエル? あれはいいんだよ!
ついでに作者はARC-Vのアクションデュエルを見て遊戯王をやめました。
だから、エドとか明日香さんが出るところを見てないんだ!
というわけで城之内、次回こそはデュエルしてくれ
21話です。
「私のターンはまだ、終わらない‼」
「私は、【魔法再生】を2枚発動!4枚の手札を墓地に送り選ぶカードは、もちろん【強欲な壺】だ!」
「【壺魔神】の効果で2枚の【強欲な壺】を捨て、カードを6枚ドローする」
「さらに手札から【魔法石の採掘】を3枚発動!」
【魔法石の採掘】
手札を2枚捨て、自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
「【強欲な壺】を3枚加え【壺魔神】の効果でカードを9枚ドロー」
壺魔神 手札9枚、デッキ0枚
「どうだ、これが【強欲の壺】の効果だ!」
1ターンでデッキを無くした壺魔神に対して英知は、何がしたいんだこいつは・・・と言わんばかりに壺魔神を見ていた。
「私は、ただ【強欲な壺】の凄さを知って欲しかったのだ【強欲な壺】とはな、すなわち・・・・・・・・」
と【強欲な壺】がいかに素晴らしいか語る壺魔神に英知は言ってはならないことを言ってしまった。
「結局、【壺魔神】の効果が分かっただけで【強欲な壺】単体で使ってなくないか?」
その言葉を聞いた瞬間3体の【壺魔神】の笑っていた顔が急に般若のように変わった・・・・・・・・・・・
あれから、デュエルは【壺魔神】のデッキ切れで英知が勝ったのだが英知は記憶が混濁していた。手元には【壺魔神】に買わされた【強欲な壺】の1分の1スケールフィギュアが手元にあった。
「さあ、そろそろ本題に入ろうか、実はね、君には精霊界を脅かすかもしれない者たちから精霊界を守って欲しいのだ」
わかりましたと虚ろな目をした英知が返事をする。
「おおーやってくれるか、どうしても人間界の人に手伝ってもらわないとだめだからね、助かるよ」
白々しく答える【壺魔神】は次の説明に入った。
「その精霊界を脅かすかもしれない存在、それは『セブンスターズ』と呼ばれる中二集団のことだ」
「みんな、患っているからね、君も侵されないように気をつけてね、まだ、デュエルアカデミアには来てないから安心していいよ」
「それでこの七精門の鍵を守って欲しいんだ、デュエルを挑んで来るから負けないように、ついでにこの鍵は禿げた校長から奪ってきたものだから他の人にもばれないようにね」
「それじゃあ、これでお別れだ、ちゃんとそのフィギュアは飾っておくんだよ、【強欲な瓶】1分の1スケールフィギュアも並べて置くとさらに運気が上がるだろうから・・・・じゃあね!」
そう言って【壺魔神】は消えていった。
気づいたら俺こと新堂英知は温泉に入っていた。なんか大事なことを言われた気がするのだが上手く思い出せない。
温泉から出て着替えが入っているロッカーを開けると中には着替えと凄くでかい【強欲な壺】のフィギュア、そして銭湯などで使われている細長いロッカーの鍵みたいなのがあった。
なんだこれ?と思いつつもそのカギを首にかけコーヒー牛乳を飲んでいるとどっかで見たことがある頭が光っている爺さんが入ってきた。
何故か凄く深刻そうな顔をしており、もう『セブンスターズ』が・・・などとよくわからない言葉を吐きながら温泉に入っていった。
なんか荷物が増えたし【強欲な壺】フィギュアはくそ重いし、リフレッシュしにきたはずなんだけどどうしたんだろうか過去の俺は・・・・イエロー寮につく頃には汗だくになっていた。
side 鮫島校長
「なんてことに! 七精門の鍵が一つ無くなっているとは、まさか『セブンスターズ』に奪われてしまったのか」
校長室に帰ってきた鮫島校長は温泉の中でも考えていた七精門の鍵について頭を悩ましていた。
「これは、調べてみる必要がありそうですね・・・・いったい誰が?」
それに私が持っていたら安全ではないことが分かりました。七精門の鍵をかけてデュエルすることによって七精門の鍵の所有権を得ることができるとばかり思っていましたが普通に盗んでくるとは・・・・盲点でした。
しかし、何故犯人は1つだけ奪っていったのでしょうか?『セブンスターズ』ならば箱を開けたのなら全部持っていきそうなものですが・・・・それとも、ただ私が無くしてしまったというだけなのでしょうか?デュエルディスクが普及した頃はデュエルディスクでフリスビーなどをやっていたほどやんちゃでしたが七精門の鍵を振り回したことなど1度もないはずなのですが・・・・・
あーでもない、こーでもないと考えていると、鮫島校長の頭に天啓が降りてきた。
「そうだ、私1人が持っているのが危なければ分散させて複数の人に渡せばいいんだ」
この校長のひと言によりデュエルアカデミアで学ぶ少年少女達が闇のゲームへと送り込まれるとはまだ校長も生徒達も知らなかった。
「それでは、早速誰に鍵を預けるかを決めなければ・・・・・大徳寺先生と丸藤君は確定として後はどうしようか・・・・・・・」
とりあえず最強カード
【強欲な壺】
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
無条件でカードをドローできる遊戯王最初期からあるカード。
つまりドローカードにおいてこのカードは『原点にして頂点』
どこぞのレッドさんと同じ存在である。
【壺盗み】や【グリード・グラード】などのイラストでは【強欲な壺】の表情が変化している。
まあ【壺魔神】になるのだから意思はあるのだろう。
禁止カードになってからはよく【強欲ゴブリン】と一緒に出演している。
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ドラゴンやロボットに男の子は憧れるんだよ・・・・・つまり【サイバー・ドラゴン】って最強じゃね?
遊戯王というマイナーな作品でこれだけ読んでくれる人がいるとは感激です。
目指せ あぱしーさんのマインドクラッシュは勘弁な!
遊戯王単体で日間ランキングにのるってすごいよね! めっちゃ面白いし!
評価・感想お待ちしております。
というわけで22話です。
夜の海辺・・・・灯台の明かりがさざ波を照らす中、1組の男女が灯台の下にいた。
「今年は、面白い1年がいるな」
腕を組み黙っていた男・・・カイザーこと丸藤亮が口を開く。
「ええ、学年主席の三沢大地、入学試験でクロノスを破った遊城十代」
隣にいた女・・・・天上院明日香が答える。
「あのヒーロー使いか・・・・」
確かに面白い奴だったと遊城十代と行ったデュエルのことを思い出していたカイザーだが明日香が言った次の言葉で興味がそっちへ流れる。
「1人気になる男がいるの」
「明日香にも春が来たか」
「からかわないで‼ そんなんじゃないわ!」
意外だという感じで明日香を見るカイザーに対し明日香が違うと声を張り上げる。
「デュエルアカデミアに入学してから1度もデュエルで負けなしだそうよ」
「名前は新堂英知、入学試験の時、三沢大地とデュエルをして勝ったらしいわ、それに遊城十代とあなたの弟さんがタッグデュエルした後、それに触発されたブルー生とタッグデュエルして勝ったそうよ」
「確かに面白いな・・・・遊城十代との対戦成績は?」
「無いわ」
「それに、彼、不真面目らしくて遅刻したり授業に出ないこともあるらしいの」
「そうか・・・・だが・・・・興味はあるな・・・・・・・デュエルしてみたい」
「ふふっ、カイザーの強さを1年生に見せてあげるの?、負けたら称号を渡すのかしら?」
先程の意趣返しかカイザーに笑いかける明日香。
「ふっ、1年に負ければそれもありか・・・・だが俺は負けない」
そう言いながらニヒルに笑うカイザー。それからも2人は様々なことを話していった。
「それじゃあ亮、おやすみなさい、デュエルする時は呼んでね?」
「ああ」
そう言うと明日香は灯台から1人去っていった。
「新堂英知か・・・・・・」
まだ見ぬ強者を思い、相手がどんなデッキでくるか?どんな戦術でくるか?と考えているうちに夜は更けていった。
「新堂、起きろっ、ただでさえ、クロノスの授業サボってるんだから授業中に寝てたら怒られるぞ!」
クロノスが授業内容の説明を行っている時、英知をなんとか起こそうと神楽坂が小声で話しかける。
しかし、肝心の英知は気持ちよさそうに寝ているだけだった。それを見た神楽坂は
「もう好きにしろっ」
と言うと英知を放っておくことにした。
「それでは、ここの問題ィ~を・・・ドロップアウトボーイ答えなさい!」
クロノスにあてられた遊城十代は目をつぶりそこに目が開いてる絵柄が書かれたアイマスクのようなものをつけていた。つまり、寝ているのである。
それを見たクロノスは怒りに震えながらも何かいいアイディアでも浮かんだのかあくどい笑みを浮かべながら遊城十代にとって無慈悲な言葉を放つ。
「寝ているようナノーでレポートをいっぱいダスーノ、いっぱい、いっぱい」
それを聞いていた、他の生徒は巻き込まれないようにノートをとるフリをしていた。
奇跡的にバレずに目覚めた英知は興奮しながら小声で
「おいっ神楽坂! なんだ、あの変な髪型で言葉遣いが特徴的な先生は?」
「ばか、おまえあれがデュエル実技担当最高責任者のクロノス・デ・メディチだ、俺が使っているアンティーク・ギアデッキのオリジナルの人だ」
「へ~強いのか?」
「ああ、強い。入学試験で今注意された遊城十代に敗れはしたが、類まれ無いタクティクスとすぐに【古代の機械巨人】を召喚するなど見た目とは違いかなり強い、デュエルアカデミアの中では上から数えた方が早いのではないかと言われている」
「スゲー先生なんだな~ それじゃあ一番強い生徒って誰なんだ?」
「そうだな、やはり最強はカイザーこと丸藤亮かな、相手に敬意をもってデュエルをするリスペクトデュエルを行うらしい」
「へ~、皇帝ね・・・・リスペクトするのは当たり前だと思うけど、民を思いやれるいい王様じゃないか」
そう言う英知に対し何言ってるんだこいつと思いながらも神楽坂はもう1人の事を話す。
「王様はもういるんだよ! キング吹雪こと天上院吹雪って人がな」
「この人はアメリカのデュエルアカデミアに留学しているらしい、フブキングと言えばアメリカで通じるほどの人らしいぞ」
「なんだかスゲーな、そんな人もいるのか」
2人とも話していくうちに興奮してきたのかだんだんと声が大きくなる。それに気がついたクロノスは本日2度目の雷を落とす。
「シニョール新堂、シニョール神楽坂あなた達もレポートを書いて提出するノーネ」
それを聞いた神楽坂はお前のせいだぞ新堂と軽くあきらめの境地に入りながら英知に小言を言うのであった。
それを聞いた英知も勉強はやだ~ レポートだけは~ とクロノスに懇願していた・・・・まったく相手にされていなかったが
そんな英知を見ている目に英知は気づかなかった・・・・・・
とりあえず最強カード
【サイバー・ドラゴン】
光属性 ☆5 機械族
攻撃力2100
守備力1600
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
まさかのカードが出てこない話・・・という・・・
遊戯王GXの青眼の白龍枠のモンスター、悪役、もとい強者やライバルは、ほぼドラゴンと名前がついているカードを使っている。
様々な融合の姿があり、また、高い攻撃力から、融合に特化していたGXでは人気のカード。
もちろん作者もデッキを作っていた、【サイバー・ドラゴン】が1枚しか無くて【プロト・サイバー・ドラゴン】を使っていたが・・・・
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約束って何かに書いとかないと忘れてしまうよね?約束する時は場所や日時も伝えよう!
書きたい話は結構あるんだけど書くのが面倒なんだよね!
小さい頃から夢見てたんだけど、思ったことを書いたり描けたりする機械っていつ発売されるんだろうか?
というわけで23話
「ちょっといいかしら?」
授業が終わり放課後、これから何する?と話していた英知たちに話しかけてきた人物がいた。
「えっと、神楽坂の知り合いか?」
見知らぬ女性に話しかけられ、神楽坂の知り合いだろうとあたりをつけ確認する。
「いや、違うわ、急にごめんなさい、貴方に話したいことがあって。私の名前は天上院明日香よ。それと、この2人はジュンコとももえよ」
「おうっいいぞ! 俺の名前は新堂英知だ、よろしくな! こっちは神楽坂」
「よろしく」
「よろしくお願いしますわ」
「ええ、よろしく」
「それで明日香ちゃんが俺に話したいことって何なんだ?」
「「「明日香ちゃん!?」」」
「えっーと、神楽坂、みんなどうしたんだ?」
「わからん」
女子3人が急に叫んだことにより戸惑う英知と何故叫んだのかよくわからない神楽坂たちに1人の女子、枕田ジュンコが眉間にしわをよせ話しかけてくる。
「どうしたもこうしたもないわよ‼ あんた達、明日香さんをちゃん付けするなんていい度胸ね!」
「はぁ?なんで怒られてるんだ俺たち?」
「わからん、だがちゃん付けしたのはお前だ新堂、後は、がんばれ!俺は用事があるから先に帰るな!」
「おまっ裏切ったな!、神楽坂!」
ジュンコの怒りが英知に向いたタイミングを見計らって神楽坂は帰っていった。
「ちょっと! 話聞いてる? さっきから生意気なのよ! 特にそっちの新堂とかいう奴!」
「おっ名前覚えてくれたの? ジュンコちゃん!」
「そういうところよ!」
「ジュンコさん、それぐらいにして下さい、殿方が困っていますわ」
「それにもう1人のイケメンの殿方は帰られましたわ」
2人の仲裁に入った浜口ももえだが、もう1人が帰ったと聞いてジュンコに余計火がついた。英知にがみがみと怒っているジュンコやそれにしてもラーイエローはイケメンの殿方が多いのでしょうか?といって自分の世界に入っているももえ、そんな混沌とした空間だったが明日香のひと言によって静寂に包まれる。
「いい加減にしなさい‼」
教室中の空気が一瞬で冷たくなった。
・・・・怖ぇーなんだあの威圧感、さっきまで怒っていた枕田が可愛く見えてくる位の怖さだったぞ。よかった~離れてて。
帰ったふりをして様子を見ていた神楽坂は自分があの中心にいないことに安堵する。
「すみません、明日香さん」
「ごめん、明日香ちゃん」
明日香のマジギレトーンでの、いい加減にしなさいを聴いてすぐに2人は仲直りした。
「ジュンコが私のために怒ってくれたのは嬉しいけど、呼び方なんて別に気にしないわ、呼びなれなくて、ちょっと驚いたけど・・・」
「それに新堂君もごめんなさい、私が話したいことがあってきたのに不快な思いをさせて」
「いいよ、いいよ別に、むしろ、友達が増えたことに感謝だし」
「そう言ってもらえるとありがたいわ!」
英知の言葉を聞いた明日香は微笑を浮かべると教室にいる人々が再び話始めた。
「改めて新堂君に話したいことがあるのだけど」
「英知でいいぞ!」
「そう、なら英知君、デュエルアカデミア最強に興味はないかしら?」
それから明日香ちゃんの話を聞いてみたんだけど、どうやらデュエルアカデミアの帝王ことカイザーが俺に興味を持ってくれたらしい。
多分、カイザーって人は人見知りなんだろう、いつも夜は灯台の所にいるから興味があったら来て欲しいそうだ。
日時とか決めなかったんだね、決めてたら、その日に行くのに!
決めてないからね、1週間待ってもらってもしょうがないよね!
それから2週間後
放課後、神楽坂と駄弁りながら帰ってたんだけど後ろから明日香ちゃんに声をかけられた。
「ちょっと! あなた達、 なんで灯台に来ないの‼」
凄く怒ってるみたいだけど、どうしたんだろう?。
また神楽坂が何かしたのだろうか?
「英知‼ あなた、カイザーの所に行ってないでしょう‼」
すごく、怒ってる、カイザー?なんかあったっけ?
「新堂、この前のカイザーとデュエルするやつじゃないか?」
カイザーとデュエル?・・・・・・・あぁぁぁぁ!思い出した!
そういえば、興味あったらデュエルしないか?って言われてたんだ・・・・やべーよ明日香ちゃんメチャクチャ怒ってるよ、どうしよう?・・・・・・あれっ?そういえば、神楽坂ってあの時、一緒に話聞いてたっけ?
「あっはっはっは、ごめん明日香ちゃん、思いっきり忘れてたよ」
「はぁ、貴方って人は・・・・」
俺の潔い謝罪が明日香ちゃんに通じたようで、明日香ちゃんも許してくれた。多分呆れているのではないと信じたい。
「ごめん、じゃあ今日暇だし、今から行くよ!カイザーさんは大丈夫かな?」
「ええ、大丈夫だそうよ、むしろ早く来てくれ、お願いだ、とまで言ってるわ」
なんか、ごめんなさいカイザーさんすぐ行くから!
side カイザー
1日目
明日香に新堂英知とのデュエルを頼んだ。凄く、楽しみだ、デッキ調整をしっかりやっておこう。
2日目
明日香が頼んでくれたようだ、1週間後に行くかもと冗談を言っていたらしい、面白い奴だ。
1週間後
どうやら、冗談ではなかったらしい、だがやっとデュエルができる、楽しみだ!
10日目
俺は興味をもたれているのだろうか?新入生には知られていないのだろうか?なぜだ?明日香が言っていなかったのか?それとも?
13日目
体育座りしているところを明日香に見られた・・・・・嫌だ・・・・俺は・・・・・・・・
14日目
ついに、奴、新堂英知が現れた、これでデュエルが出来る。こんなにデュエルがしたいと体が望んでいるとは・・・
とりあえず最強カード
【ジャッジマン】
地属性 ☆6 戦士族
攻撃力2200
守備力1500
勝ち負けのない勝負が嫌いな戦士。
こん棒の攻撃は強いぞ!
またデュエル無し回だよ・・・というわけで、とりあえず最強カードは作者の頭の中で笑いながらグルグルしていた【ジャッジマン】で
乃亜編でデッキマスターとして城之内とデュエルを行った。中の人は元海馬コーポレーションの顧問弁護士。イカサマを行っていた百戦錬磨(笑) 笑い方がめっちゃ変
あれ?【ジャッジマン】の説明じゃあない気がするが・・・・こん棒の攻撃力は強いぞ!
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【融合】モンスターってそもそもどういうシステムで生まれるんだろうか?
vsカイザーです。
というわけで24話です。
太陽がもうすぐ落ちそうな夕方
海風が気持ちいいね~ デュエルアカデミア最強か~ 楽しみだな~と思いながら灯台に来たんだけど・・・なんかメチャクチャ邪悪そうな顔でこちらを見てくる人がいた。明日香ちゃん、これ今から闇のゲームとか始まらないよね?学生がしてはいけない顔してるよ!
神楽坂、今回は逃がさねえぞ!カイザーと思わしき人物の顔を見た瞬間、逃げようとしやがったので捕まえた。
「来たか、俺の名前は丸藤亮、カイザーと呼ばれている・・・・・さあデュエルだ」
「ああ、俺は新堂英t「デュエル」早くない!?」
「俺のターンドロー、俺は手札から【融合】を発動!手札の【サイバー・ドラゴン】2体を融合、こいっ!【サイバー・ツイン・ドラゴン】」
【融合】
自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
【サイバー・ツイン・ドラゴン】
光属性 ☆8 機械族
攻撃力2800
守備力2100
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
「そして、俺はカードを1枚セットしてターンエンド」
リスペクトデュエルって相手に先行を渡すんじゃなかったっけ?神楽坂からそう聞いたんだが・・・
しかし、メチャクチャ怒ってんじゃねーか俺のターンだけど、どうするか・・・・・・・・・・・・とりあえず、ドローフェイz「早くしろ! 新堂英知!デュエルだ!」
「デュ、デュエル‼」
「俺のターンドロー、俺は、別にカイザーとのデュエルを忘れていたわけじゃねーんだぜ‼このデュエルの為にも新たなカードをデッキにいれたんだz「早くしろ‼」」
「・・・・もうっ!、俺は、【ゴブリン突撃部隊】を攻撃表示で召喚、カードを2枚セットしてターンエンド」
【ゴブリン突撃部隊】
地属性 ☆4 戦士族
攻撃力2300
守備力 0
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
カイザー亮LP4000 手札2枚
場【サイバー・ツイン・ドラゴン】
伏せカード1枚
新堂英知LP4000 手札3枚
場【ゴブリン突撃部隊】
伏せカード2枚
「俺のターンドロー、俺は【サイバー・ドラゴン・ツヴァイ】を攻撃表示で召喚」
【サイバー・ドラゴン・ツヴァイ】
光属性 ☆4 機械族
攻撃力1500
守備力1000
このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップの間、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
このカードのカード名はエンドフェイズ時まで「サイバー・ドラゴン」として扱う。
また、このカードのカード名は、墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
「いくぞ、【サイバー・ツイン・ドラゴン】で【ゴブリン突撃部隊】を攻撃‼ エボリューション・ツイン・バースト」
「リバースカードオープン【鎖付き爆弾】発動【ゴブリン突撃部隊】に装備する」
【鎖付き爆弾】
発動後このカードは攻撃力500ポイントアップの装備カードとなり、自分フィールド上のモンスター1体に装備する。
装備カードとなったこのカードがカードの効果によって破壊された時、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
「俺は、【サイバー・ツイン・ドラゴン】の攻撃を続行する、エボリューション・ツイン・バースト」
【ゴブリン突撃部隊】が【サイバー・ツイン・ドラゴン】の頭を1つ破壊する、だがもう1つの頭が自分ごと【ゴブリン突撃部隊】を攻撃し爆発した。
「【サイバー・ドラゴン・ツヴァイ】でダイレクトアタック! エヴォリューション・ツヴァイ・バースト‼」
新堂英知LP4000⇒2500
「これで、俺は、ターンエンド」
「俺のターンドロー、俺は【古のルール】を発動!手札の【タルワール・デーモン】を特殊召喚する」
「さらに、俺は【タルワール・デーモン】で【サイバー・ドラゴン・ツヴァイ】を攻撃 ダブルスライス」
「くっ」
カイザー亮LP4000⇒3100
「俺は、モンスターをセットしてターンエンド」
カイザー亮LP3100 手札2枚
場
伏せカード1枚
新堂英知LP2500 手札1枚
場【タルワール・デーモン】裏側表示のモンスター
伏せカード1枚
「なかなかやるようだな新堂、待ちに待ったデュエルが早く終わらなくて嬉しく思うぞ!」
どうやら、カイザーから俺に話しかけてくるのはいいようで、すごく良い笑顔を浮かべながら話してくる・・・・内容はバトルジャンキーが話しそうな内容だが・・・・早くしろカイザー、デュエルだ!とか言って遮ってやろうかな?・・・まあ怖いからやらないけどね!
とりあえず最強カード
【サイバー・ツイン・ドラゴン】
光属性 ☆8 機械族
攻撃力2800
守備力2100
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
ブルーアイズよりも早く同名モンスター2体で融合を成功させたカード。
召喚条件は容易で攻撃力も申し分なく2回攻撃でワンターンキルも可能な万能モンスター
必殺技は『エヴォリューション・ツイン・バースト』
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黒炎弾って本来コイツの必殺技だと思うんだよね・・・名前的に
マイルス・ぺドラさん 評価0にするなら、せめて感想やアドバイス書いて下さいよ~
しかし、これで評価バーに色がつくまで後、1人!
嬉しいですね~
というわけで25話です。
「そろそろ、俺のターンといこうか、ドロー」
「俺は手札から、【サイバー・レヴシステム】を発動!」
【サイバー・レヴシステム】
自分の手札・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは効果では破壊されない。
「俺は墓地の【サイバー・ドラゴン】を特殊召喚する」
「そして俺は、手札から【プロト・サイバー・ドラゴン】を攻撃表示で召喚」
【プロト・サイバー・ドラゴン】
光属性 ☆3 機械族
攻撃力1100
守備力 600
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、カード名を「サイバー・ドラゴン」として扱う。
「手札から速攻魔法【フォトン・ジェネレータ・ユニット】を発動」
【フォトン・ジェネレータ・ユニット】速攻魔法
自分フィールド上の「サイバー・ドラゴン」2体を生け贄に捧げて発動する。自分の手札・デッキ・墓地から「サイバー・レーザー・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
「フィールドの【サイバー・ドラゴン】と【プロト・サイバー・ドラゴン】を生贄に捧げ、デッキから【サイバー・レーザー・ドラゴン】を攻撃表示で特殊召喚する」
【サイバー・レーザー・ドラゴン】
光属性 ☆7 機械族
攻撃力2400
守備力1800
このカードは通常召喚できない。このカードは「フォトン・ジェネレーター・ユニット」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。このカードの攻撃力以上の攻撃力か守備力を持つモンスター1体を破壊する事ができる。この効果は1ターンに1度しか使えない。
「【サイバー・レーザー・ドラゴン】の効果によって【サイバー・レーザー・ドラゴン】より攻撃力が高い【タルワール・デーモン】を破壊する」
「バトルだ、【サイバー・レーザー・ドラゴン】で裏側表示のモンスターを攻撃」
一筋の光がモンスターを貫く・・・・・かのように見えたが、モンスターが持つ盾により跳ね返された。
フィールドには裏側表示から攻撃表示になった大きな盾を持った男がいた。
そう、嘘から出た実、この前パックで当たったのだ。
【ビッグ・シールド・ガードナー】
地属性 ☆4 戦士族
攻撃力 100
守備力2600
フィールド上に裏側表示で存在するこのモンスター1体を対象にする魔法カードが発動した時、このカードを表側守備表示にし、その魔法カードの発動を無効にする。また、このカードは攻撃された場合、ダメージステップ終了時に攻撃表示になる。
カイザー亮LP3100⇒2900
「そう簡単には通さないぜ」
「ふっ、これでターンエンドだ」
「俺のターンドロー、俺は、【おジャマグリーン】を攻撃表示で召喚」
【おジャマグリーン】
光属性 ☆2 獣族
攻撃力 0
守備力1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。
三人揃うと何かが起こると言われている。
「そして、装備カード【進化する人類】を【おジャマグリーン】に装備する」
【進化する人類】装備カード
自分のライフポイントが相手より少ない場合、装備モンスターの元々の攻撃力は2400になる。
自分のライフポイントが相手より多い場合、装備モンスターの元々の攻撃力は1000になる。
「俺は、【ビッグ・シールド・ガードナー】を守備表示に変更、【おジャマグリーン】で【サイバー・レーザー・ドラゴン】を攻撃」
【おジャマグリーン】はパンツを脱ぐと【サイバー・レーザー・ドラゴン】の頭に被せた。【サイバー・レーザー・ドラゴン】はパンツを被せてきた【おジャマグリーン】にレーザーを放つと何が進化だ!と5頭身になった【おジャマグリーン】の気持ち悪さでショック死した。
機械がショック死って、うん【おジャマグリーン】死に際にこっち向かないで、消えかけてたから何とか頭しか見ることはできなかったが機械が発狂するレベルを人間が見たらやばいから。
「ターンエンドだ」
カイザー亮LP2900 手札0枚
場
伏せカード1枚
新堂英知LP2500 手札0枚
場【ビッグ・シールド・ガードナー】
伏せカード1枚
「俺のターンドロー、俺は【サイバー・ドラゴン・コア】を攻撃表示で召喚」
【サイバー・ドラゴン・コア】
光属性 ☆2 機械族
攻撃力 400
守備力1400
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
(2):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
「効果によって、俺はデッキから【サイバネティック・フュージョン・サポート】を手札に加える」
「ターンエンド」
「俺のターンドロー、俺は・・・・ターンエンドだ」
俺、実は、デッキにあまりドローカードが入ってないんだよ・・・・・・アニメや漫画みたいに手札0枚からキーカード引けないんだよ、それは、どうかな? とか出来ないんだよ。
まだ、カイザーのフィールドに【ビッグ・シールド・ガードナー】を倒せるモンスターがいないのが救いか・・・
カイザー亮LP2900 手札1枚
場【サイバー・ドラゴン・コア】
伏せカード1枚
新堂英知LP2500 手札1枚
場【ビッグ・シールド・ガードナー】
伏せカード1枚
「俺のターンドロー、俺は、カードを1枚セットして【命削りの宝札】を発動!手札が3枚になるようにカードをドローする。」
【命削りの宝札】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
「俺は【サイバー・ドラゴン・コア】を守備表示に変更、モンスターをセット、カードを2枚セットしてターンエンド」
ドローカードのこと考えてたらこれだよ。
「俺のターンドロー、俺は【ビッグ・シールド・ガードナー】を生贄に捧げ【ホルスの黒炎竜LV6】を召喚」
【ホルスの黒炎竜LV6】
炎属性 ☆6 ドラゴン族
攻撃力2300
守備力1600このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。
「【ホルスの黒炎竜LV6】で裏側表示のモンスターを攻撃、ブラックフレイム」
【ホルスの黒炎竜LV6】が放った黒い炎が裏側表示のモンスターを焼き尽くす。
「これで俺はターンエンドだ」
カイザー亮LP2900 手札0枚
場【サイバー・ドラゴン・コア】
伏せカード3枚
新堂英知LP2500 手札1枚
場【ホルスの黒炎竜LV6】
伏せカード1枚
とりあえず最強カード
【ホルスの黒炎竜LV6】
炎属性 ☆6 ドラゴン族
攻撃力2300
守備力1600このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。
銀色の鳥のような姿をしたドラゴン。自身が魔法カードの効果を受けないので【レベル制限B地区】などのカードには引っかからない。レベル8になると魔法カードをほぼ無効できる最強カードになる。
作者がレベル6だけ持っていたので登場、攻撃力はそんなに強くない。
必殺技はブラックフレイム・・・・・・黒炎弾ではない。
ホルスの黒炎竜の技が線のような軌道で放つのに対し、真紅眼の黒竜は弾のような形の技を打つので黒炎弾を奪われたのだと推測。
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異名って誰が考えたんだろう?カイザーって本人公認なんだろうね
気づいたら評価バーに色が!嬉しい!
なので、3話連続投稿です!
一応パソコンで確認は行いましたが、スマホで入力してみたので誤字・脱字がある可能性があります。
スマホって考えたらすぐ入力できるので便利。
というわけで26話です。
「俺のターンドロー」
カードを引いたカイザーはニヤリと笑った。
「そろそろ【サイバー・ドラゴン】の神髄を見せてやろう」
「俺は【パワー・ボンド】を発動!」
【パワー・ボンド】
自分の手札・フィールドから、機械族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズに自分はこの効果でアップした数値分のダメージを受ける。
「さらにリバースカードオープン、速攻魔法【サイヴァネティック・フュージョン・サポート】」
【サイヴァネティック・フュージョン・サポート】
ライフポイントを半分払って発動できる。
このターン、自分が機械族の融合モンスターを融合召喚する場合に1度だけ、その融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを自分の手札・フィールド上・墓地から選んでゲームから除外し、これらを融合素材にできる。
「サイバネティック・フュージョン・サポート」は1ターンに1枚しか発動できない。
カイザーLP2900⇒1450
「俺は墓地の【サイバー・ドラゴン】2体とフィールドの【サイバー・ドラゴン・コア】1体を除外する」
「来い!【サイバー・エンド・ドラゴン】!」
【サイバー・エンド・ドラゴン】
光属性 ☆10 機械族
攻撃力4000
守備力2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
攻撃力8000だと!? 神越えてんじゃねーか!カイザーってもしかして主人公か!?
「行くぞ、【サイバー・エンド・ドラゴン】で【ホルスの黒炎竜】を攻撃、エターナル・エヴォリューション・バースト」
3つの頭から放たれる光線が【ホルスの黒炎竜】が放つ攻撃を飲み込んでいく。
スゲー、スゲーよ!学園最強!
リバースカードの【ダメージ・ダイエット】で防げないダメージが来るとは・・・
【ダメージ・ダイエット】
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。
新堂英知LP2500⇒0
「心踊るデュエルだった、またデュエルしよう・・・・・それでなんだが・・・・・」
そう言ったカイザーの顔はデュエルが始まる前の歪んだ顔ではなくどこかスッキリとした顔だった。
まだまだだな、俺も・・・こんなに悔しく感じるとは思わなかった。やっぱり学園最強はだてじゃないか・・・
しかし、このデッキもまあまあ戦えた・・・ダメージも与えたし善戦出来たと思う・・・・
あれっ?近所の小学生の方が強いような・・・あの子とのデュエル、なかなかターンまわってこなかったりワンターンキルされたりと全敗なんだよな・・・・・
そういえば、十代にヨロシクな!とか言ってた気が・・まあ俺は十代だからヨロシクって言ったんだが何か日本語が可笑しい子だったな。
・・・・っといかん、いかん変なこと考えていた!カイザーが話していたんだった。適当に相づちをうっておく。
「そうか、受けてくれるか!鮫島校長に尋常ではない様子でデュエルが強い者は居ないかと聞かれたからな、新堂助かった」
「ああ、英知でいいぞ!」
いつもの癖で名前呼びにしてもらう。あれっ?鮫島校長?
何か手伝うのか?プリント運ぶとか?まあ別にいいけど。カイザーって模範生なんだね~偉い、偉い。
そこから色々と話し、今日はもう遅いからとお開きになった。連絡先を聞かれたから交換したけど、まあ、学年も違うからあんまり連絡することもないだろう!ついでに明日香ちゃんとも交換したよ、人生初の女の子の連絡先だよ!何かじーんとする。今度あったらジュンコちゃん達のも聞いとこ!同じ学年だし何かと便利だろうし
「しかし、デュエルアカデミアで無敗だった英知でもカイザーには勝てなかったか~」
神楽坂と寮に帰る途中、話題は今日のデュエルの話になる。
「確かに凄く強かったな、攻撃力8000って初めて見たよ」
まあ【蛇神ゲー】の攻撃力を知ってるからさほど驚かなかったけど、攻撃力8000って出てくるカードゲームを間違えているよな。
「あれに【リミッター解除】使ったら16000になるって考えたら怖いな」
闇のゲームだったら一撃で体ごと消し飛ぶんじゃないか?
それを考えたら本当に闇のゲームじゃなくてよかった、デュエル前、何か顔がものすごく歪んでたからな、神楽坂が逃げようとするぐらいには・・・・
何か黒い服を着たカイザーを幻視したし、もしかしてもう1人の僕か?千年アイテムがまだ他にもあったとか?
主人公だろうから何かと戦うんだよな~
あれっ?余計関わったら駄目な気がしてきた。闇のゲームとか絶対やりたくない!
今度から会わない様にしよう!もし会ったらそれとなく精霊の事を聞いて関係なさそうだったら付き合って行けばいいんだ、そうしよう。
「そういえば神楽坂、もうすぐデュエルキング武藤遊戯のデッキがデュエルアカデミアで公開されるらしいぞ」
「・・・ああ、知っている、俺がお前に言ったことだしな。」
「新堂・・・俺以外に友達いないんだから情報源なんて限られているだろ」
神楽坂は呆れた顔をしながら英知を見る。
「と、友達ならいっぱいいるし、明日香ちゃんだろジュンコちゃんにももえちゃん・・・え~と・・・・あっそれと、カイザー」
「全員知り合い始めたばかりじゃねーか!思い出した様にカイザーを出すな」
「おいおい、神楽坂、友達は100人出来ればいいんじゃないんだぜ・・・・質だ・・・」
「お前は質以前にまだ仲良くなってないけどな」
どや顔で言う英知に対し神楽坂がバッサリと切る。
「いいもん・・・これから仲良くなるもん・・・・・・赤い風船を持っている赤い怪獣といえば?」
「えっ? ピ、ピグモン?」
「正解、じゃあ、また明日な~ 神楽坂~」
「あ、ああ」
とりあえず最強カード
【サイバー・エンド・ドラゴン】
光属性 ☆10 機械族
攻撃力4000
守備力2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
【青眼の究極龍】を彷彿させる機械族のドラゴン。カイザーといえばこのカード。
遊戯王GXでは遊城十代と同じ【決闘融合ーバトル・フュージョン】を使ってGX最高の攻撃力36900を叩き出した。攻撃力4000・・・ふっそんなの序の口だ。
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【クリボー】の大きなぬいぐるみが欲しい
週1投稿って言った次の週に3話投稿するという・・・
やっぱ気まぐれなんだなあ。
というわけで27話です。
デュエルキング武藤遊戯のデッキが公開される日がやってきた訳なんだが・・・・聞いてない、入るのにチケットがいるなんて・・・・学生全員ただで観れるって訳じゃないのか?
何か、俺を中に入れてくれない黒服いわく抽選で1名、遊戯さんのデッキを使ってデュエルが出来るらしい。
なに、それ羨ましい。
しかし、よく、魂のデッキをこんな火山とかある学校に預けたな
どっちのデッキなんだ?遊戯の方かアテムの方か。
「なあ、黒服さん入れてよ、俺そっちに用があるんだけど」
「先程から申し上げましたとおりチケットがない者の入場は認められていません」
「いいじゃん、だったらデュエルして勝ったら通してよ」
「その様なことは出来ません、仕事ですから」
デュエル脳の住人なのにデュエルが通じない・・・・だと!?
「それに先程から貴方は変装をして入ろうとしたり全力疾走して突入しようとしたりとお客様として必要最低限のマナーというものが無いように思われます。」
確かに色んなやり方で入ろうとしたがこの人にことごとく止められる。黒服の人いわく何か気配を感じるそうだ。
くそっ、こいつデュエルマッスル保持者か。
お陰さまで俺はあーだこーだと言いながら入口前にいる。
最終手段として人がいっぱいいる中で土下座という1種の脅迫技を使ったのだが、そんな暴力が私に通用するとでも?貴方が好きでやっている事ですし私の目には一切映っておりません。って言いながら他の客が来たらどうぞ、お入り下さい。と何事もない様に言ってるんだぞ!
それを聞いた瞬間、心が折れたね、もうバッキバキに複雑骨折だわ・・・心だから複雑心折か
まあそんなわけで入口で体育座りして泣いている訳だけど、そこに天からの声が聞こえた。
「ちょっとあんたそこで何してるのよ!」
・・・・そう、この前友達になったジュンコちゃんだ。
「ジュンコちゃん助けて!・・・女神ジュンコでもプリティーエンジェルジュンコちゃんでも好きな方で呼ぶから」
「こんな人前で何言ってるのよ!どっちもお断りよ!」
「ううっジュンコちゃんだけが頼りなんだ・・・・」
俺が大粒の涙を目に溜めながら言うと、もうしょうがないわね、今回だけよ!と、どうやら助けてくれる様だ。
ジュンコちゃん愛してるって言ったら顔が赤くなって殴られた。
「いや~助かったよ、まさかジュンコちゃんが2枚チケット持ってたなんて」
「たまたまよ、友達が体調不良で来れなくなったのよ」
ジュンコちゃんのお陰で何とか入れた俺だが
「あれっ?ジュンコちゃんって明日香ちゃん達以外に友達いたの?」
「勿論いるわよ、あんたと一緒にしないで!」
「俺とジュンコちゃんは友達だよね?」
友達いない仲間だと思っていたジュンコちゃんに友達がいると知って、泣きながら聞く。
「ええ、当然でしょ?」
ジュンコは何を言っているのかわからない、当然でしょと言わんばかりの顔で返答した。
女神じゃねーか、この子ホンマもんの女神だ!ゴメン、こっちはその性格のせいで友達って明日香ちゃん達だけだと思っていたから・・・・
「あっ、ありがと」
「もう、泣き止みなさいよね、私まで注目されているじゃない!」
「ジュンコちゃん、やっぱり女神ジュンコって呼んでいいかな?」
「それ言ったら友達やめるわよ!」
「すみませんでした」
もう全力で土下座したね、ジュンコちゃんがちょっとやめなさいよ!ってあたふたとしてたけど、俺は周り見えてないからね。
もう、友達だから!友達だから!というジュンコちゃんの必死な言葉を聞いてやっと土下座を止めた。
「そういえば、明日香ちゃん達も来てんの?」
「もう、来てる筈なんだけど・・・この人混みじゃあね・・・・」
周りには人しかいないからな、遊戯さんのカード達のソリッドヴィジョンにみんな集まっている。かろうじて【デーモンの召喚】の頭が見えるよ。
カードは別の場所にあるらしい。
「ジュンコちゃん、ジュンコちゃん!この【クリボー】のぬいぐるみ可愛くない?」
「あっ!可愛い!こっちには【もけもけ】もあるわよ!」
「「可愛いー」」
「 ジュンコちゃん、コスプレコーナーだって!一緒に撮ろう!」
まあこんな感じで色んな所を回っていたんだけど、もう遊戯さんのデッキを使ったデュエルが始まっていた。
いや、なんかゴメン、神楽坂がデュエルするって知ってたら最初から見に来たんだけど・・・だって抽選1名に当たるとは思わないじゃん。
デュエルの相手はどうやらオシリスレッドの生徒らしい。どこかで見たことがあるメガネの少年がアニキがんばれーと応援している、隣にはデスコアラがいる・・・・えっもしかして精霊が見えるようになったのか!? なんかぼそぼそと~なんだなあってしゃべってるぞ!
デュエルアカデミアに来てから何か色んなものが見える様になったからその影響かな・・・・うん考えないでおこう。
もうデュエルは終盤のようだ。だが、神楽坂よ、何【クリボー】に何度も助けてもらったなとか言ってるんだ、【クリボー】苦笑いしてるぞ。
懐かしいモンスターばっかりだな、カオスソルジャーとか懐かしい!【ブラック・マジシャン】とか【ブラック・マジシャン・ガール】は、出ないのかな?楽しみにしているぞ、神楽坂!
相手のオシリスレッドの人の周りに羽がついたクリボーがいるんだけど・・・もしかして【クリボー】って堕天使的存在なのか!?
そんな事を考えているとアメリカの摩天楼のようなフィールドが出来上がっていた。
何かてっぺんに乗っているぞ
鳥か?飛行機か?いやトビゴン「いくぜー【E・HERO フレイム・ウィングマン】スカイスクレーパー・シュート」
「うわー」
神楽坂LP⇒0
「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ!」
神楽坂・・・・・俺【カオスソルジャー ー開闢の使者ー】と【クリボー】しか見れてないぞ!
とりあえず最強カード
【クリボー】
闇属性 ☆1 悪魔族
攻撃力300
守備力200
相手ターンの戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
遊戯王のマスコット的存在、アニメでは可愛いがカードのイラストは流石悪魔族といえるほど怖い。
遊戯王初期の謎理論で【青眼の究極竜】の攻撃を防ぎまくったカード。
兄弟が4匹いる。名前はクリバー、クリビー、クリブー、クリベー。
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『リア充爆発しろ!』爆発したら他の人に迷惑がかかるだろ?『リア充黒いノートに名前だけ書かれなさい』にしておこう!
ヒロアカのダークヒーロー系を書きたい・・・大分ブラックな奴を・・・
アイディアが降りてきたら、すごく書きたくなる・・・悪い癖だ。
というわけで28話です。
「おー新堂に枕田か、負けてしまったよ」
悔しそうな表情で神楽坂が話しかけてくる。
「凄かったよ、神楽坂、だけど何で【ブラック・マジシャン】と【ブラック・マジシャン・ガール】は召喚してくれなかったんだよー」
「新堂、俺がせっかく選ばれたのにデュエル見てなかったな!両方召喚したぞ」
「嘘だろ!?見たかった・・・つーか、抽選当たったんなら連絡くれよー」
「それはすまなかったな、倍率が凄かったからな、せっかくだし驚かせてみようと思ったんだが・・・・後半しか観れていなかったようだな」
「そういえば珍しい組み合わせだな?どうしたんだ?」
「よくぞ、聞いてくれた神楽坂よ!」
「今までデーt「するわけないでしょ!」ちょっとジュンコちゃーん!」
「私がこんなやつとデ、デートなんてするわけないでしょ!」
「そのわりに楽しんでいた様だが・・・」
神楽坂がジュンコちゃんが腕に抱き抱えている【クリボー】のぬいぐるみと俺とジュンコちゃんがコスプレした時に買った色違いの腕輪を指さす。
「こ、これは・・・」
「おいおい、神楽坂、女性に秘密ってものはつきものだぜ、俺が後で全部包み隠さず教えるから」
俺がジュンコちゃんをフォローしてジュンコちゃんにサムズアップをすると何故か叩かれた。えっ何?勘違いされる?
「もう!、そんなことより明日香さん達を見なかった?」
「うん?ああ、さっきあいつらも探していたぞ、入口で待っているそうだ」
「そう、ありがとう、それじゃあ」
そういうと、ジュンコは入口に向かって行った。
「で・・・だ・・・新堂さっきの話を聞こうか」
「神楽坂、聞いたらお前後悔するけどそれでも聞く勇気はあるか?」
「・・・ああ」
「それなら・・・・・・」
「リア充爆発しろ!何故だ?あいつらこの前会ったばっかじゃん!これがフィーリングが合うとかいうやつか?しかし、・・・・・・・」
あれから何をしてたかを話したんだけど神楽坂が壊れた。
ふっ、だから言ったのに後悔するぞって・・・この話は男しかいない寮人間の者が聞くと人格が崩壊してしまう類の話だ。
俺も逆の立場だったら血涙を流していることだろう。
さて、あれから正常に戻らない神楽坂をほったらかして俺は、カイザーに呼ばれ灯台に向かっていた。あれー?1番話さないと思った人から連絡が来たぞー、何でだ?。まあ聞きたいこともあったし、丁度いいタイミングだったけどね。
さあカイザーは精霊が見えるのだろうか?後、話とは何なのだろうか?
「新堂か・・・待っていたぞ」
灯台に着くとそこには腕を組んだカイザーがこちらを向き待っていた。
・・・・あんた、いつもここにいるよな、何?灯台大学の4年生なの?授業あんまり受けなくていいの?
「この前ぶりだな、でがすよ? カイザー」
「でがす?・・・ああ、タメ口でいいぞ」
「わかった、それじゃあ、単刀直入に・・・話ってのはなんだ?」
「ああ、鮫島校長が英知に会いたいらしい」
「校長が?」
校長が何のようだろう?前言っていたプリント運びだろうか?
「それで、いつ会うんだ?」
「明日の放課後だ、場所は校長室、忘れるなよ」
「ああ、勿論」
カイザーは何で俺が来ないと断言できる感じで念押ししたんだよ、俺は基本的に約束事は、守る男なのに・・・
あっ!そういえば精霊のことを聞かないと、この返答次第でこれからの付き合いを考えなければいけないからな。
「カイザー、変なこと聞くけどいいか?」
「・・・ああ、なんだ?」
「・・・・精霊って知ってる?」
「精霊か・・・・いや知ら・・・そういえば、十代が言っていたな」
カイザーも十代の頃は患っていたってことか、だけどカイザーあんたはまだ十代だぜ?まあどんな設定だったのか聞いてみるか!
「どんな?」
「ああ、【ハネクリボー】の事を相棒だと言っていたな」
ふーん、そういう設定だったと・・・【ハネクリボー】ね~堕天する前の【クリボー】か。オシリスレッド君の周りを飛んでいた奴かな?
遊戯さんに憧れて一番精霊っぽい奴を選んだんだろう。遊戯さんの知名度ってスゲー。
「英知は、精霊がいると思うのか?」
「まあね、いると思うよ、それにロマンがあるでしょ」
【クリボー】とか【ブラック・マジシャン・ガール】とかね、俺も可愛い精霊が見える様にならねえかな~
「ふっ、そうだな」
カイザーは驚いたようにこちらを見ると静かに笑った。
それからも、沈黙を挟みながら喋り続け、それは明日香ちゃんが来るまで続いた。
明日香ちゃんが来たタイミングで俺は帰ったんだけどカイザーって本当に灯台に住んでいるんじゃないの?
いつ寮に帰っているんだよ。オベリスクブルーの寮でいじめられている訳じゃあないとは思うんだけど。
それで、ラーイエローの寮に帰ってきたんだけどドアの前に急に人が現れてびっくりした。ラーイエローの寮長と思わしき人が気配を消していつの間にか目の前にいた、かなりの実力者なのだろう。俺もぶつかるまで気づかなかったからね、多分、常人ではない。
ぼそぼそと、最初からここにいたのですがね、話しかけたのにぶつかるまで気づかないなんて、最近、ラーイエロー寮には寮長がいないなどと噂されていますし・・・どうすれば・・・などと言葉を発していたが英知には聞こえなかった。
とりあえず最強カード
【ブラック・マジシャン】
闇属性 ☆7 魔法使い族
攻撃力2500
守備力2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。
遊戯のエースモンスター。いわゆる、マハードさんである。まあ、マハードさん自体がOCG化されたけど。
魔法使いモンスターの祖と呼べるカード。融合したら大体魔法戦士になる。
7種類ものイラストがあり作者は、遊戯が使っているイラストと最強ジャンプのイラストが好み。
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セブンスターズ編
まだ、シリアスな雰囲気が少なかったセブンスターズ編
カミューラのテーマ曲が大好きな作者
というわけで29話です。
「待っていたよ、新堂君、丸藤君」
窓の近くに立って外を眺めていた校長の鮫島は振り返りながら英知とカイザーを迎え入れる。部屋の中には校長以外に英知とカイザーを含めた8人の人々がいた。
「君達に集まって貰ったのは他でもない、七精門の鍵を守って欲しいのです」
そう言い始めると鮫島が困惑する生徒達(先生もいる)に話始めた。
曰く、セブンスターズと呼ばれる者達が七精門の鍵を狙っている。
セブンスターズに七精門の鍵を全て奪われるとデュエルアカデミアに封印している三幻魔が復活してしまい世界が混沌に包まれる。
実はもう七精門の鍵を1つ奪われている。
つまり、七精門の鍵を守れということだ。
「理解してもらえたかな?それでは、七精門の鍵を守って欲しい」
「各人、1人1つとっていって欲しい」
その言葉を皮切りにクロノス先生から七精門の鍵をとっていった。
・・・なんか見たことがある鍵なんだけど
・・・・・あれっ?俺、持ってないか?七精門の鍵・・・【壺魔神】
それに、鍵が6個しかないのに何で8人いるんだ?辞退してもいいってわけか。
じゃあ俺が辞退しy「英知、頼むぞ」
カイザーの無慈悲な言葉で断れなくなってしまった。
渋々七精門の鍵を取ろうとしたが正直に七精門の鍵をもう持っていると言った方がいいのではないかと思い始めた。
「・・・・鮫島校長」
俺は神妙な顔をして、いかに校長に怒られない説明をできるか考える。
「なんだい?新堂君」
「実はデュエルの精霊にこの鍵を託されたのです・・・」
そう言って鮫島校長に説明をしていく。
変な世界で神と名のるモンスターに会ったこと。
何故か起きたら七精門の鍵を持っていたこと。
その時の記憶が曖昧なこと。
説明していく中、みんな目を見開いてあり得ないと言っていたが、オシリスレッドの人が精霊はいるぜ!校長先生!と言ったりあの世界か・・・と黒い制服を着た人、特待生かな?などがフォローしてくれるとみんな何故か納得してくれた。
人望厚すぎでしょ!
まあそんなこんなで、俺は七精門の鍵は取らず、代わりに明日香ちゃんが最後の1つをとっていた。
「皆さんに鍵は行き渡りましたね」
「それでは各自、セブンスターズから鍵を守って下さい、お願いします」
皆はその言葉を聞いて解散した。外を出るとき、ラーイエローの服を着た人がずっと下を見ていた気がするが人混みが多かったので誰なのかわからなかった。
それから、1週間たったんだけどセブンスターズが誰も来ない。
なんか明日香ちゃんが兄さんが生きてた!って言って喜んでたけどセブンスターズは?いつ来るの?
校長が嘘をつくなんてことはないと思うけど、もしかして他の人の所に行っているのかな。
最近は、夜、外を出歩かない様にしているけど久しぶりに外に出てみようかな。
一度寝たら火事が起きても寝続けてしまうからな~
寝ている間に何か起こっているかも知れないし、夜に散歩しよう!
「このクロノス・デ・メディチ、断じて闇のデュエルなどに敗れるわけにはいきませンーノ!
なぜなら!デュエルとは本来、青少年に、希望と光を与えるものであり、恐怖と闇をもたらすものではないノーネ!」
「たとえ闇のデュエルに敗れたとしても、闇は光を凌駕できない。そう信じて、決して心を折らぬこと。私と約束してくだサーイ」
「終わったかしらクロノス先生、それじゃあ【ヴァンパイア・ジェネシス】でダイレクトアタック!」
【ヴァンパイア・ジェネシス】
闇属性 ☆8 アンデット族
攻撃力3000
守備力2100
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する「ヴァンパイア・ロード」1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、手札からアンデット族モンスター1体を墓地に捨てる事で、捨てたアンデット族モンスターよりレベルの低いアンデット族モンスター1体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。
クロノス・デ・メディチ LP0
「クロノス先生!」
「先生!」
・・・・・・・あっれー?散歩しにいこうと外に出たのが失敗だったか。
綺麗なお姉さんとデュエルしていたクロノス先生がぶっ倒れた。
その後に、なんとデュエルに負けたクロノス先生が人形に変わっていく。
闇のデュエル!?
本物の闇のデュエルなのか?
カイザーが次は俺がデュエルする!とか言ってるけど・・・怖くないのか、負けたら人形にされるんだぞ。
・・・多分主人公補正で勝てるとは思うけど。
しかし、セブンスターズが闇のデュエルを行うってことは、俺もそれに巻き込まれるってことだよな。
命がけのデュエル・・・・できる限り俺が勝てる相手に来て欲しいものだ。カミューラっていうさっきの人とだけはデュエルしたくない。
カミューラは多分セブンスターズの中で強い部類に入る人だと思う。どうせデュエルするならセブンスターズ最弱とデュエルしたい。
もしかしたら、もうセブンスターズの何人かとデュエルしているのかもしれない。
明日香ちゃんもお兄さんが生きていたって言うぐらいだし、セブンスターズの誰かに監禁されていたんだろう。
七精門の鍵で封印されている三幻魔も気になるし、まだまだ知らない事が多すぎる・・・・というかセブンスターズが現れていたのに気づいてないのって俺だけじゃあないよね、誰かいるよね。
とりあえず最強カード
【ヴァンパイア・ジェネシス】
闇属性 ☆8 アンデット族
攻撃力3000
守備力2100
このカードは通常召喚できない。自分フィールド上に存在する「ヴァンパイア・ロード」1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。1ターンに1度、手札からアンデット族モンスター1体を墓地に捨てる事で、捨てたアンデット族モンスターよりレベルの低いアンデット族モンスター1体を自分の墓地から選択して特殊召喚する。
本当は、不死のワーウルフをとりあえず最強カードもといトドメとして、登場させる予定だったが、未OCGだったので急遽こっちに。
セブンスターズのカミューラが使うカード、基本的に効果を使わず攻撃する。
あの頃のストラクチャーデッキあるある、進化前のモンスターから召喚できるモンスターの1体。上位互換のはずなのに能力も受け継がず、評価がもの凄く悪い。
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【エアーマン】の独白
やっぱ遊戯王のゲームは5D'Sが1番だな。
ストーリーがサクサク進むからね。
というわけで30話です。
「吾輩は三沢である、名前はまだない」
ラーイエロー寮の1室で正座をしながら誰かに話を聞いてもらっていた。
「・・・・と言いたいところだが名前を言っておかないと忘れられそうなので、改めて名前を言っておく」
「吾輩は三沢である、名前は大地、デュエルアカデミアという孤島にある学校で生活しているラーイエローの1年生である」
これは、そんな、ラーイエローの秀才、三沢大地の物語である。
「そんな俺、ごほんっ、吾輩だが最近、悩みが出来た」
「学校に入学する前から薄々気づいていたが俺はどうやr、吾輩はどうやら影が薄いらしい」
「まあ影が薄いと言っても、そんなもの光源の光量によって変わるのだが・・そんな物理的なものではない、雰囲気的な、何と言えばいいか・・・・そう、空気だ!
その場所の空気的存在になっているんだ!」
「くそっ、何を嬉しそうにしてるんだ俺は、解らないことを理解できることは凄く楽しい、しかし今はそんなことはどうでもいい」
なんとか、キャラを変えて目立とうとしているが早くもボロが出始めている。
「話がずれたな、そう、空気なんだ、みんなが窒素だとしたら俺は、酸素、いや二酸化炭素だ」
「・・・うん?解り辛そうだな、つまり1割にも満たない、メインではないと言いたいのだ、脇役だ・・・うん?二酸化炭素では名前の認知度が高すぎるだと!?なら俺はクリプトンだな、首を傾げるってことは、ピンと来ないようだな、ふふんクリプトンというのはな・・・・・・・」
閑話休題
「・・・・・おっと話すぎたようだ、何の話だったか・・・・・・・そうだ俺の影が薄い話だったな」
「俺が隣にいるのに話しかけた瞬間、『居たんだ、三沢君』って言われるんだぞ!?こんなに黄色を主張する制服を着ているのに!」
とオシリスレッドの七光眼鏡めと、毒を吐く。
「つい最近なんて、校長に呼ばれたから校長室に1番乗りして話を聞いていたんだ、七精門の鍵を守らなければならないと・・・だが何故、校長は7つの鍵に対して8人の人物を集めたんだ!?そして、俺が選ばれないだと!?英知、最後の1本は同じラーイエローでデュエルした仲の俺に渡してくれるのではないのか?」
「こうして、みんなと一緒に話を聞いていた俺は学園の秘密を知るだけという、もちろんorzした、落ち込んだよ、しかし誰も声をかけてはくれなかったな。
本当は自分は忍者なのだろうか?と思ってしまう時があるよ」
「どうすれば、この問題を解決できるだろうか?」
「なになに?確かに、目立つことは大事だな、万丈目なんて黒い制服を着ているからな、だが彼には俺にはない人心掌握術がある」
「次は、ふむふむ、そうかデュエルで勝つか・・・確かにデュエルに勝って強者になれば目立つこと間違いなしだな・・・・・・・・・しかし、俺は英知と十代以外には全勝だぞ、あの万丈目にも勝っている」
「次は?」
「ああ、自分で言うのもなんだが俺は運動能力も高いし、勉強もできる・・・・顔も悪くない・・・と思う」
「所謂、有望株のハズだ、しかし、女子にモテないどころか存在を認知されていないように思える」
「1回、全身を真っ白にするのもいいかもしれないな、嫌でも目立つはず・・・・・・」
「・・・・うん?やめた方がいい?ああ冗談だよ、そんなことをする筈がないだろう」
「それじゃあ次は?」
先程まで、話を聞いていた相手からの無慈悲な言葉によって三沢の思考が一瞬途切れた。
「・・・・・・・・えっ?もうない?無理だあきらめろ?」
「ははは、君も冗談を言うんだな、しかし、それは笑えない冗談だな」
「あれっ?なんで、真顔なの?さっきまで笑顔で話を聞いていてくれたのに・・・・」
「嘘だよな、嘘だと言ってくれ、俺は目立ちたい・・・・いや、俺は存在を認めてもらいたい、人に認識されるようになりたい!」
外に大声で声を上げた三沢は、外からの、誰か知らねえがうるさいぞと言う言葉で少し笑顔になる。
そんな笑顔を見せている時だった。
「三沢大地君、入りますよ」
ノックをしてきたことに気づかなかった三沢は慌ててそちらに向く。
そこには、ラーイエローの寮長樺山が入ってきた。
「三沢君、もうご飯を食べていないのはあなただけですよ、早く食べなさい、今日はカレーですよ」
そう言って樺山は出て行った。
「・・・・ふう、それじゃあご飯を食べてくるよ」
【白魔導士ピケル】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力1200
守備力 0
自分のスタンバイフェイズ時、自分フィールド上に存在するモンスターの数×400ライフポイント回復する。
とりあえず最強カード
【白魔導士ピケル】
光属性 ☆2 魔法使い族
攻撃力1200
守備力 0
自分のスタンバイフェイズ時、自分フィールド上に存在するモンスターの数×400ライフポイント回復する。
三沢のデッキの真のエース。☆2では高い攻撃力を誇る、必殺技はホワイト・プリンセス・マジック。
GXのゲームではなかなか仲間にできない精霊として登場する。
本当に仲間にならない。
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現代に蘇ったファラオ達って驚かないし、普通にデュエルしてくるよね、石板使ってたじゃんもっと驚いてくれよ
命をかけた俺たちはいったい何のために・・・・・までの時系列まで書いたら話を並び替えます。
読みずらいかと思いますがご了承ください。
現在、私、新堂英知はといいますとセブンスターズと思わしき人に捕まっています。
どうやら七精門の鍵をかけてデュエルをしたいそうです。
何故こんなことになったかというとクロノス先生とカミューラとの戦いで気まずさを覚えた私はその場には出ていかず自分もセブンスターズを探そうと思い灯台に向かっている最中でした。
口調がおかしいって?恐怖がまだ体から抜けないんだよ。
おっと話がそれましたね。
向かっている最中、時刻は夜の9時頃でしょうか?
街灯なんてものはありませんから辺りは真っ暗で数歩先も見えませんでした。
唯一見えるのは灯台の灯りだけ。
その灯台の灯りが私を照らしました。
その瞬間、なにやらゾンビのようなミイラのような人ならざる者達が地面から遊戯王のOPのオベリスクの如く現れました。
私は恐怖で金縛りにあったといえるほど体が動かなくなりました。
動くスピードが遅いというのが定説のゾンビやミイラ達ですがどうやらこの者達はそこから外れるようで子供達が全力で走ってくる様(無尽蔵の体力を持った生命体の意)で私を追いかけて来ました。
私は動けませんので四方八方から人ならざる者達が走って襲い掛かってきました。少しチビったのは秘密です。
目を閉じるとその恐怖が甦り当分は夜には外に出られないでしょうし寝れないと思います。
ここから出られればの話ですが・・・・
という感じで気づいたら空飛ぶ船の上でゾンビやミイラ達に連れていかれたんだよ。
目の前には仮面を被った親玉らしき人?が1人。
雰囲気や格好はどことなく裏遊戯、アテムのような感じに見える。
「そなたが七精門の鍵を守るものか、余の名はアビドス3世、デュエル無敗の王なり!」
「デュエル無敗?」
「そうだ、余はデュエルで負けたことがない最強のファラオである」
ということはアテムより強いっていうことか、そんなやつに勝てるわけないだろ!
アテムでも真面目なデュエルで負けたのはラフェールと表遊戯だけだというのに(海馬との負けたら死んじゃうぞーなどは除く)
「早速だが冥界へと送られる前に余とデュエルできることを誇りに思うがいい、いくぞ」
「「デュエル」」
「俺のターンドロー、俺は【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃表示で召喚、カードを1枚伏せてターンエンド」
「攻撃力1800とは、なかなか強いモンスターではないか、余のターンドロー」
「余は手札から【二重召喚】を発動し手札の【ファラオのしもべ】と【王家の守護者】を召喚する」
【ファラオのしもべ】
闇属性 ☆2 アンデット族
攻撃力900
守備力 0
かつてファラオに仕えていたといわれる者たちの亡霊。
揺らぐことのない忠誠心を持っている。
【王家の守護者】
地属性 ☆2 アンデット族
攻撃力900
守備力 0
何千年もの間王家を守り続けている兵士のミイラ。
その魂は今も侵入者を許すことはない。
「そして、手札から魔法カード【サウザンドエナジー】を発動」
【サウザンドエナジー】
自分フィールド上に表側表示で存在する、全てのレベル2通常モンスター(トークンを除く)の元々の攻撃力と守備力は1000ポイントアップする。
エンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するレベル2通常モンスターを全て破壊する。
「いくぞ、バトルだ【ファラオのしもべ】で【鉄の騎士ギア・フリード】を攻撃」
新堂英知LP4000⇒3900
「【王家の守護者】でダイレクトアタック!」
新堂英知LP3900⇒2000
「余はカードを2枚伏せてターンエンド」
新堂英知LP2000 手札4枚
場
伏せ1枚
アビドス3世LP4000 手札0枚
場
伏せ2枚
「俺のターンドロー、俺は【切り込み隊長】を攻撃表示で召喚」
【切り込み隊長】
地属性 ☆3 戦士族
攻撃力1200
守備力 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
「【切り込み隊長】の効果で俺は手札から【隼の騎士】を特殊召喚」
【隼の騎士】
地属性 ☆3 戦士族
攻撃力1000
守備力 700
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
「この瞬間、永続罠発動!【第一の棺】」
【第一の棺】
相手ターンのエンドフェイズ毎に「第二の棺」「第三の棺」の順にカードを1枚手札またはデッキから自分フィールド上に表側表示で出す。
1枚でもフィールド上から離れると、これらのカードは全て墓地に送られる。
全てのカードが自分フィールド上に揃った時、これらのカードを全て墓地へ送り、手札またはデッキから「スピリッツ・オブ・ファラオ」1体を特殊召喚する。
地面から青白い煙を出した不気味な棺が現れる。
「そんな、棺ではこいつらを止められないぜ、バトルッ!【切り込み隊長】でダイレクトアタック」
アビドス3世LP4000⇒2800
「【隼の騎士】で2回攻撃!」
「うわーー!!」
アビドス3世LP2800⇒800
【切り込み隊長】と【隼の騎士】の攻撃によってアビドス3世がふっ飛ぶ。
地面に手をつけて立ち上がろうとしているがその顔には信じられないというような顔が浮かんでいた。
「・・・まさか余を追いつめる者がいようとは・・・・こんなに、ダメージを受けたのは初めてだ」
「これで、俺はターンエンドだ」
「この瞬間【第一の棺】の効果によってデッキから【第二の棺】を発動する」
【第二の棺】
このカードは「第一の棺」の効果でしかフィールドに出す事ができない。
【第一の棺】の横にある地面からも怪しい棺が現れた。そんな棺が出終わるとアビドス3世は英知に話しかけた。
「そなた、名は何という?」
今まで、自分をここまで追いつめる者に会ったことがないのだろうアビドス3世は己に膝をつかせた者の名前を聞いた。
「新堂英知だ!」
表向きは堂々とした態度で言っていた英知だが内心では、何故、敬語をつけないんだ俺ーと仮面を付けているアビドス3世の様子をひどく気にしていた。
「余をここまで追いつめたのだ、誇るが良い」
そういうと、アビドス3世はつけていた仮面を外し微笑みながら英知を見た。
「いくぞ英知!、余のターンドロー」
「余は魔法カード発動【一時休戦】」
【一時休戦】
(1):お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。
「次の余のターンでこのデュエルを終わらせてやろう、これでターンエンドだ」
新堂英知LP2000 手札4枚
場【切り込み隊長】【隼の騎士】
伏せ1枚
アビドス3世LP800 手札1枚
場
伏せ1枚 【第一の棺】【第二の棺】
とりあえず最強カード
【キラー・スネーク】
水属性 ☆1 爬虫類族
攻撃力300
守備力250
「キラー・スネーク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分スタンバイフェイズに発動できる。
このカードを手札に戻す。
次の相手エンドフェイズに自分の墓地の「キラー・スネーク」1体を選んで除外する。
【一時休戦】でもよかったのだがアビドス3世と言えばこのカード。
まだ、アビドス3世が生きていた時、デュアハで神官にトドメをさしていたカード。
2000年から禁止カードになり、制限に戻ったりもしたが2014年まで禁止カードになっていたモンスター。
新テキストになっており禁止から無制限になった。
作者は昔の【キラー・スネーク】しか知らなかったので効果が変わっていて大変驚いた。
ついでに昔の効果は
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在している場合、
このカードを手札に戻す事ができる。
という効果。ラーも変えてくれ(懇願)
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100年後にまた会おう
3日ぶりの更新、PCの前に座ればサクサク書けるのだよ。
「俺のターンドロー」
「俺は【隼の騎士】を生け贄に捧げる。久々の登場だ、頼むぜ【タルワール・デーモン】」
【タルワール・デーモン】
闇属性 ☆6 悪魔族
攻撃力2400
守備力2150
そのタルワールは、悪魔族でも剣術の達人しか持つ事を許されていない。
いつも召喚された時は2回しかタルワールを振るわないのに久々の登場だからか6回も振っているんだけど・・・・興奮するな!落ち着け、どうどう。
「俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ」
「この瞬間【第一の棺】の効果発動【第三の棺】を発動する」
【第三の棺】永続魔法
このカードは「第一の棺」の効果でしかフィールドに出す事ができない。
「これで、全ての棺が揃った、見るがいい、これが余の切り札だ」
「【第一の棺】【第二の棺】【第三の棺】を墓地に送るデッキより現れろ全てのファラオの魂よ【スピリッツ・オブ・ファラオ】」
【スピリッツ・オブ・ファラオ】
光属性 ☆6 アンデット族
攻撃力2500
守備力2000
このカードは通常召喚できない。
「第一の棺」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地からレベル2以下のアンデット族通常モンスターを4体まで特殊召喚する事ができる。
怪しい光を放っていた棺が開く。中からはファラオの仮面を被ったミイラが現れた。
「【スピリッツ・オブ・ファラオ】の効果発動、甦れファラオの兵士達よ!」
墓地に送られていた【ファラオのしもべ】と【王家の守護者】が復活する。
「余のターンだドロー【王家の守護者】を生け贄に捧げ【ジャッカルの霊騎士】を攻撃表示で召喚」
【ジャッカルの霊騎士】
地属性 ☆5 獣戦士族
攻撃力1700
守備力1600
このカードが戦闘によって破壊し墓地に送った相手モンスター1体を、自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる
「バトルだ、【ジャッカルの霊戦士】で【切り込み隊長】を攻撃、この瞬間、手札から速攻魔法【ピラミッドパワー】を発動、全てのモンスターの攻撃力を上げる」
【ピラミッドパワー】
次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力は、エンドフェイズ時まで200ポイントアップする。
●自分フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの守備力は、エンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
【切り込み隊長】が【ジャッカルの霊騎士】によって串刺しにされる。
新堂英知LP2000⇒1300
「【ジャッカルの霊騎士】の効果によって【切り込み隊長】を守備表示で特殊召喚する」
「まだ攻撃は終わっていない、【スピリッツ・オブ・ファラオ】で【タルワール・デーモン】を攻撃」
「リバースカードオープン【攻撃の無敵化】」
【攻撃の無敵化】
バトルフェイズ時にのみ、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターはこのバトルフェイズ中、戦闘及びカードの効果では破壊されない。
●このバトルフェイズ中、自分への戦闘ダメージは0になる。
「俺は【タルワール・デーモン】を選択する、このターン【タルワール・デーモン】は戦闘・効果では破壊されないぜ」
「だが、ダメージは受けて貰うぞ」
新堂英知LP1300⇒1000
「ターンエンドだ」
新堂英知LP1000 手札3枚
場【タルワール・デーモン】
伏せ1枚
アビドス3世LP800 手札0枚
場【スピリッツ・オブ・ファラオ】【ジャッカルの霊騎士】【ファラオのしもべ】
伏せ1枚
「俺のターンドロー、俺は【タルワール・デーモン】で【ファラオのしもべ】を攻撃、ダブルスライス!」
「そんな攻撃が通ると思うな罠発動!【シフトチェンジ】効果で攻撃の対象を【ファラオのしもべ】から【スピリッツ・オブ・ファラオ】に変更する」
新堂英知LP1000⇒900
「くそっ、だが・・・これで俺の勝ちだ、リバースカードオープン【命の綱】、手札を全て捨て【タルワール・デーモン】を復活」
【命の綱】
自分モンスターが戦闘によって墓地に送られた時に、手札を全て捨てて発動する。
そのモンスターの攻撃力を800ポイントアップさせて、フィールド上に特殊召喚する。
「何!?」
「再び舞い戻れ【タルワール・デーモン】」
【スピリッツ・オブ・ファラオ】に破壊されて墓地に落ちていった【タルワール・デーモン】が蜘蛛の糸のように天から降ろされたのように。わりーな、これ俺専用なんだわ!というような顔を浮かべながら(どんな顔だ!)綱を登っていく。
「俺のバトルフェイズはまだ終わっていない、行くぞアビドス3世!【タルワール・デーモン】で【ファラオのしもべ】を攻撃、ダブルスライス!!」
「うわぁーーー」
アビドス3世LP800⇒0
「「ファラオ!!」」
周りにいた神官がアビドス3世のもとへ駆け寄ろうとするがアビドス3世自身によって止められる。
「英知よ楽しいデュエルだった、今まで行ったデュエルでは感じることのできない充足感があったぞ」
「もっと、英知とデュエルしたい、どうだ、一緒に冥界へ行かないか?」
いやそれ俺に死ねって言ってるよね。
「いや、まだやりたいことがあるから遠慮しとくよ・・・・100年後とかはどうだ?俺もそのころにだったら冥界に行けると思うし」
「ふっ、余にとっては100年など短く感じる、ならば、英知とのデュエルは楽しみとしてとっておこう」
「次デュエルが出来ることを楽しみにしているぞ、今度は負けん」
そう言って笑みを浮かべるとアビドス3世は空飛ぶ船と共に冥界へと帰っていった。
とりあえず最強カード
【スピリッツ・オブ・ファラオ】
光属性 ☆6 アンデット族
攻撃力2500
守備力2000
このカードは通常召喚できない。
「第一の棺」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、自分の墓地からレベル2以下のアンデット族通常モンスターを4体まで特殊召喚する事ができる。
アビドス3世のエースモンスター。
墓地にモンスターが揃っていれば、一気に4体ものモンスターをそろえることが出来るが出す手間の割には効果が凄く強いとは言えないカード。
ファラオの魂らしいのでアテムもいるかもしれない。
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『お前のものは俺のもの俺のものも俺のもの』
アムナエルは主人公に知られないまま十代君にやられました。
一応、追い付いつきましたので、次の話を投稿した際に並び替えます。
あの後、アビドス3世の船から降ろされた英知はラーイエローの寮に帰っている最中だった。
「あれっ?あの人タイタンさんじゃね?」
英知がふと森の中を見ると以前英知とデュエルしたタイタンらしき人物が歩いていた。どうやら方向から考えて特待生の寮として使われていた廃寮へ向かっているようだ。
「まあ、でも廃寮なんて1人で行ったら呪われそうだし・・・・それに、タイタンさん背中を見せてなかったか?ということはあの人はタイタンさんではないな、うん」
そう言って英知は寄り道をせずにラーイエローの寮へと帰っていった。
この後、明日香とタイタンが闇のデュエルを行うのだがそれはまた別の話。
校長先生の授業中に居眠りをしていた俺は先生にばれ、雑用を任されていた。
どうやら大徳寺先生にプリントを渡して欲しいらしい。
自分で言うのもなんだが、授業中に寝ている奴を信頼していいのかね?
ムシャクシャしてプリント破る奴とかいそうなもんだけど。
俺は後で怒られるのが怖いからレッド寮に来ているんだけどね。
レッド寮につくと、ペガサスがつけていたミレニアムアイっぽい眼帯をつけている人がいた。
その人に、七精門の鍵を盗まれてはいけないからと七精門の鍵保持者達が何処に隠しているかを教えて欲しいらしい。
なんか探偵っぽいけど何処かで見たことがあるんだよな~?
ミーネ先生とかゴーグさんとかも何故か見覚えがある気がするし。
後、部屋を回っている時、万城目君が七精門の鍵保持者達の隠し場所におジャマ達のカードを入れる嫌がらせをしていたので全部抜き取っておいた。
翌朝、隠していた鍵が奪われていた。
俺が何処に隠していたかって?神楽坂がベッドの下に隠していた本の袋とじにぶっ刺しているよ。
神楽坂・・・いいと思うよ、人それぞれだし・・・・・俺はずっと友達だ!
みんな違ってみんないい!だよ。
「名探偵サンダーの名に懸けて!」
なんか万城目君が叫んでる。一瞬、じっちゃんの名に懸けてって聞こえた気がしたけど多分空耳だと思う。
そんな訳で俺達は昨日一緒に隠し場所を回っていた人達とレッド寮に集められていた。どうやら今から犯人を見つけ出すらしい。
実は、みんなが集まる前に俺は万城目君に会っていた。
七精門の鍵の隠し場所に万城目君が嫌がらせとして置いたカードを返しに来たのだ。
カードを渡したんだけど何故か怒られた。カードの精霊が見張っていたとかどうのと言っていたが、カードの精霊なんてアテムの時代やゲームの世界にしかいないよ、そんな事を考えるなんて万城目君はピュアなんだろうね。
まあ、でも俺も最近になって見え始めたんだよね。精霊なのか見えてはならないモノなのかはわからないけど、長期休暇中に病院行って検査する予定だよ。
本当もうくっきりと見えたんだよな、遊戯王のモンスターが歩いている姿を・・・声もハッキリと聴こえだしたからね。
昔はさ、犬とか猫のなき声の意味が分かればいいのにな~なーんて思ったりもしたけど実際意味が分かるとつらいよ。
この前歩いてた時なんか【またたびキャット】がべろんべろんに酔ってて、おっさんの声で『あ~もう絶対マタタビはやらね~また二日酔いコース確定だ』とか言ってたからな、こっち睨んできて絡んできたし。
「犯人はお前達だ!」
っと考え事をしている間に犯人が分かったようだ。探偵っぽい人を含めた5人らしい。後半は、自分がやったとペラペラ話していた。その後は、万城目君とデュエルをして万城目君に敗れ去った。
なんか、ふわふわした雰囲気でデュエルしてたけど、負けた方カード化してんだけど。普通に闇のデュエルしてたのか・・・・後で聞いたところ実はセブンスターズの1人だったらしい。
黒蠍盗掘団のコスプレしていた人たちではなかったのか・・・・
「英知、頼みがあるっ!俺に七精門の鍵を譲ってくれないか?」
ある日、三沢さーんに声をかけられた。危うく様と言いそうになってしまった。ヴァンデッド・キースや羽蛾みたいな人が同じ学年にいるだけで恐怖を感じてしまう。
ここで突然だが、剛田武という人物を知っているだろか?『お前のものは俺のもの俺のものも俺のもの』というパワーワードを使いこなす小学生のことなのだが今回のことに当てはめると
七精門の鍵を譲ってくれないか?=七精門の鍵をよこせよ!ゴースト骨塚みたいにすんぞ!ということであろう。
「はい、喜んでー!」
つまり、デュエルでは1度勝ってはいるが俺にデュエルマッスルなんてない、肉弾戦なんて無理。もう、怪しい訪問販売の売り子ばりの笑顔で対応したよね。だって無理だもん、怪我したくないし。
「これが、心の友というやつか・・・すまないありがとう」
その言葉やめて。俺的には映画版の性格でいてくれると心が休まる。言葉遣いが丁寧だからインテリ武みたいに思えてすごく怖い。
こうして、俺の七精門の鍵は三沢さんの元へと渡った。今から、コロシアムに行くらしい。そんな殺伐とした場所に何しに行くんだ!?
それに、コロシアムとかあるの?デュエルアカデミア!?
三沢さんとクロノス先生や他の生徒達と作ったらしい。
あーうん、納得、絶体王政とか始まらなければいいなー(遠い目)
とりあえず最強カード
【マタタビキャット】
地属性 ☆2 獣族
攻撃力 0
守備力500
自分フィールド上にこのカード以外の獣族モンスターが存在する場合、このカードを攻撃する事はできない。
相手フィールド上に存在するモンスター1体の守備力をエンドフェイズ時まで0にする。
この効果は1ターンに1度だけ使用する事ができる。
万城目の家に居座っている精霊。守備力を0にするという少し使いずらいカード。
べろんべろんに酔っていた所を英知に見られる。
英知曰くおっさんの声。決してダンディーなおっさんの声ではない。
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ネコについていったら何処に行きつくのだろうか?ネコの世界?それは少女の場合
一瞬だが、あの舞台に立てて嬉しいね。
セブンスターズ編を書きたかったのだが、少しうろ覚えだったのでレンタルして見直そうと思ったんだ。
GX借りられてました、まる
GX借りてる人っているんだって思ったけどまあ面白いからしょうがないよね、うん。
代わりにアークファイブ借りてきたよ・・・5D'sまで長いし、GXまではさらに長いという絶望を味わったけどね。見れるかな~アクショーンデュエル。
ということで前から、やりたかった夏休み編を書こうかなと
c+javaさん誤字・脱字報告ありがとうございました。
夏休み
日々勉強に勤しむ学生にとっては楽園のような時間
受験生?頑張れ
努力すれば何とかなるみたいな安直なことは言わん。
頑張れ、やるしかねーんだ、ならやれ(安直)
チリチリと肌が焼けるような暑さにも負けず、俺こと新堂英知は勉強から解放される夏休みを思い、クーラーの聞いた神楽坂の部屋でゴロゴロしていた。
「神楽坂、もうすぐ夏休みだぞ」
「ああ、そうだな」
「新堂は帰省でもするのか?」
「ああ、帰省って言っても家には弟しか居ねえから童実野町でも観光しようかなって、海馬ランドも行ったことないし」
「それじゃあ、お土産頼む」
「あれっ神楽坂、帰省しないのか?」
「冬休みに帰るつもりだからな」
「そうなのか、神楽坂は童実野町に行ったことあるのか?」
「ああ、あるぞ、童実野町に行くのなら亀のゲーム屋と海馬ランドは外せないな、後は、そうだな、デュエルモンスターズの産みの親、ペガサス・J・クロフォードが作ったトゥーン・ランドなんて、可愛いものが好きな英知にはおすすめだな」
「トゥーン・ランドか~確かに楽しみだな~」
「あれっ?でもトゥーン・ランドってデートスポットだよね?浮かないかな?」
それを聞いた神楽坂は大丈夫、大丈夫と不気味なほど満面の笑みを浮かべる。
「そんなことより、新堂、宿題はちゃんとしとけよ、後で見せてと言ってきても見せないからな」
神楽坂があからさまに話題を変えたがその話題は英知にとって夏休みという楽園から現実へ引きずりおろすには十分だった。
「えっ・・・おいおい神楽坂様、冗談が過ぎるぜ、宿題どれ程出てると思ってるんだよ、メチャクチャあるんだぜ?」
「それは、お前が寝坊してた分の補習的なものだろう、学校で補講にならなかっただけましだと思え」
「まあ、そうなんだけどさ」
宿題が増えたのは、自分が寝坊ばかりして授業に出なかったのが悪いとわかってはいるが納得がいかない英知。
これも朝から授業があるのが悪いと授業を朝から行う風習を呪った。
「そういえば、万丈目が今朝、新堂に会いに来たぞ」
「ああ、サンダ君かー」
「サンダ君?」
そんな名前だったか?と首を傾げる神楽坂。
「だって大勢の生徒を使って名前呼ばせてたぞ、サンダ、サンダ、万丈目サンダって」
「あれは、サンダー、サンダー、万丈目サンダー、と言ってサンダーと万丈目さんだ、を掛けているかけ声だろ?」
「えっそうなのか?万丈目サンダ君じゃねーのか?」
「ああ、確か名前は、万丈目準だったはずだ」
「へーどこかのハーフだと思ったんだけど違うのか」
「・・・で、その万丈目準君が俺に何の用なんだ?」
特に思い当たる節がない英知は自分が何故呼ばれたのか気になった。
「大方、新堂が1年の中でデュエルが強い奴だからデュエルしたいだけじゃないか?」
「おいおい、神楽坂~褒めても何も出ないぜ~」
「ああ、知ってる」
照れ隠しにぺちぺちと手ではたいていた英知は神楽坂の返答ではたく威力を上げた。
「痛いわっ!いつまで、俺の部屋にいる気だ、出ていけ!」
今までの攻撃を無視していた神楽坂だが、段々攻撃力が上がり、しかも同じ箇所を延々とはたいてくる英知に激怒した。
「別に切れなくてもいいじゃんか・・・」
部屋から出された英知は、数十秒、その場に立っていたが、万丈目に会いに行くためオシリスレッドの寮に向かった。
オシリスレッドの寮に初めてきた英知がまず思ったことは、ぼろい、こんな崖に建てて大丈夫なのかと思えるようなレッド寮のぼろさだった。
「社長、どんだけ、遊戯、嫌ってるんだよ、最後にデュエルしてくれなかったことまだ恨んでるのか?」
アテムが冥界に帰る時、社長ではなく遊戯とデュエルしたことをまだ恨んでいるらしい。まあ、永遠のライバルにもう会えなくなるのに、最後のデュエルを奪われたらこんなことにもなるかと改めて、レッド寮を見た。
・・・・あれ?外に万と書かれたすごい量の荷物があるんだけど。なんだあれ?
レッド寮に近づいていくとラーイエローの生徒がここに来るのは珍しいのだろうチラチラとこちらを見てくる生徒がいた。
とりあえず、寮長の部屋に行って、万丈目君の部屋を聞かなくては・・・・
「すみませーん、レッドの寮長さんいませんかー?万丈目君の部屋に行きたいのですが」
寮長室と書かれた部屋に入りながら声をかけると中からにゃーという声が聞こえた。
中には、ネコが1匹しかいなく寮長の姿はなかった。もしかして、寮長って本当はいないんじゃないだろうか、イエロー寮にもいないし。
中にいたネコは英知にこっちにこいと言わんばかりの態度で部屋から出て行った。
モフりたい英知は、手をわさわさと動かしながらレッド寮のネコ、ファラオについていった。
「ネコちゃんやーい、何処へ行くんだー?」
万丈目の部屋に連れて行ってくれると思いファラオについていった英知だが森の中に入っていた。
もしかして、万丈目は森の中に住んでいるのだろうか?野生児 万丈目、森の中でターザンのように雄たけびを上げながら蔦を行き来している万丈目を思い浮かべる。
いったい何処に向かっているのか未だわからない英知は、ネコにしゃべりかけながら、森の中に消えていった。
とりあえず最強カード
【レスキューキャット】
地属性 ☆4 獣族
攻撃力300
守備力100
「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
カードが出なかったので、ネコつながりで、【レスキューキャット】
獣族デッキでは瞬時にモンスターを2体呼べるので、シンクロ召喚やエクシーズ召喚を行う事が可能なモンスター。
仲間には、ラビット、フェレット、ラットなどがいる。
【緊急救急救命レスキュー】のカードでは2足歩行で助けている事がわかる。
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お前飛べるんだよな?飛べるよな?えっ!?飛べない?
色んな召喚や召喚方法を見れるので見てて面白いですね。
顔芸が多いのでハマっちゃいました(笑)
個人的に好きなのは素良、社長、沢渡、アユちゃん
嫌いなのは主人公と痺れるデブです。
主人公が精神面的に遊戯も顔負けな、いじめられっ子
情緒不安定なのは思春期だから・・・しょうがないよ、うん
あの後、太ったネコちゃんについていったのだが特に変わった場所に行くわけでもなく、変なルートでデュエルアカデミアを一周して帰ってきた。変わったことといえば森ばっかり通るから服が葉っぱまみれになったことぐらいか。結局もふもふさせてくれなかったし。
当初の目的だった万丈目君の部屋をサクッとその場にいた人に聞いて部屋に向かっているんだけど、どうみても万丈目君の部屋と思わしき場所の扉が壊れている・・・・
「万丈目君いますかー?」
「さんだ、誰だノックをしろ!」
「いや、扉壊れてるし」
「ええい、うるさい、なんだ?」
「ああ、万丈目君に呼ばれたから来たんだけど・・・・」
「ふん、英知か、セブンスターズの時は世話になったな」
「今日呼んだのは他でもない、英知、お前とデュエルするためだ」
「一年で強いと言われたお前とは戦った事がなかったからな」
「英知、俺とデュエルだ!」
「おジャマ使いの万丈目君とデュエルできるなんて光栄だね」
「さんだ・・・・・うん?ちょっと待て何だ、その不名誉な渾名は?」
「デュエル!」
万丈目の言葉をあえて無視した英知はデュエルを開始した。
「万丈目君、早く!」
「さんだ、ええい、デュエルだ」
「俺のターンからいくぞ、ドロー」
「俺は、【Xーヘッド・キャノン】を攻撃表示で召喚、そしてフィールド魔法【ユニオン格納庫】を発動!【ユニオン格納庫】の効果によりデッキから【Z-メタル・キャタピラー】を手札に加える」
【Xーヘッド・キャノン】
光属性 ☆4 機械族
攻撃力1800
守備力1500
強力なキャノン砲を装備した、合体能力を持つモンスター。合体と分離を駆使して様々な攻撃を繰り出す。
【ユニオン格納庫】
「ユニオン格納庫」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターに装備可能で、カード名が異なる機械族・光属性のユニオンモンスター1体をデッキから選び、そのモンスターに装備する。
この効果で装備したユニオンモンスターは、このターン特殊召喚できない。
「俺はさらに、永続魔法【前線基地】を発動!効果によって手札から【Z-メタル・キャタピラー】を特殊召喚」
【前線基地】
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に手札からレベル4以下のユニオンモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
【Z-メタル・キャタピラー】
光属性 ☆4 機械族 ユニオン
攻撃力1500
守備力1300
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「X-ヘッド・キャノン」または「Y-ドラゴン・ヘッド」1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は600アップする。
「まだだ!【Z-メタル・キャタピラー】が特殊召喚されたことで【ユニオン格納庫】の効果を発動!デッキから【Y-ドラゴン・ヘッド】を【X-ヘッド・キャノン】に装備する」
【Yードラゴン・ヘッド】
光属性 ☆4 機械族 ユニオン
攻撃力1500
守備力1600
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「X-ヘッド・キャノン」1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は400アップする。
「俺は、フィールド上に存在する【X-ヘッド・キャノン】【Y-ドラゴン・ヘッド】【Z-メタル・キャタピラー】を除外し融合召喚する、こいっ!【XYZ-ドラゴン・キャノン】」
【XYZ-ドラゴン・キャノン】
光属性 ☆8 機械族
攻撃力2800
守備力2600
「X-ヘッド・キャノン」+「Y-ドラゴン・ヘッド」+「Z-メタル・キャタピラー」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
(1):手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
「カードを1枚セットしてターンエンドだ、どこからでもかかってこい!」
万丈目は【XYZ-ドラゴン・キャノン】と共に腕を組み英知をにらみつける。
「俺のターンドロー、俺は、裏側表示のモンスターをセット、カードを2枚セットしてターンエンド」
はい、手札に【XYZ-ドラゴン・キャノン】を破壊できるカードはありません。次のターンまで耐えられると思うけど、どうなることやら・・・・
それと万丈目君の・・・・サンダ君の威圧感が凄い。
万丈目準LP4000 手札2枚
場【XYZ-ドラゴン・キャノン】
伏せカード1枚
新堂英知LP4000 手札3枚
場 裏側表示モンスター
伏せカード2枚
とりあえず最強カード
【XYZ-ドラゴン・キャノン】
光属性 ☆8 機械族
攻撃力2800
守備力2600
「X-ヘッド・キャノン」+「Y-ドラゴン・ヘッド」+「Z-メタル・キャタピラー」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
(1):手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
【融合】魔法カードを使用せずに融合を行える融合モンスターの元祖。社長や万丈目が使っている。万丈目がコスプレを行ったモンスター。
【Y-ドラゴン・ヘッド】が真ん中なので多分飛べない、移動はキャタピラで・・・つまりガン〇ンクと一緒。
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伝説の技 焼き払え、城之内ファイヤー!
1話から闇のゲームを行っているみたいなもんなんだよ。
「俺のターンドロー、俺は【V-タイガー・ジェット】を攻撃表示で召喚【ユニオン格納庫】の効果でデッキから【W-ウィング・カタパルト】を【V-タイガー・ジェット】に装備する」
【V-タイガー・ジェット】
光属性 ☆4 機械族
攻撃力1600
守備力1800
空中戦を得意とする、合体能力を持つモンスター。
合体と分離を駆使して立体的な攻撃を繰り出す。
【W-ウィング・カタパルト】
光属性 ☆4 機械族 ユニオン
攻撃力1300
守備力1500
(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「V-タイガー・ジェット」1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は400アップする。
「そして【V-タイガー・ジェット】【W-ウィング・カタパルト】を除外して融合召喚、こいっ!【VW-タイガー・カタパルト】」
【VW-タイガー・カタパルト】
光属性 ☆6 機械族
攻撃力2000
守備力2100
「V-タイガー・ジェット」+「W-ウィング・カタパルト」
自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):手札を1枚捨て、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの表示形式を変更する。
この時、リバースモンスターの効果は発動しない。
「俺は、十代に負けた時からロマンを追い求めないと決めた!」
「【XYZ-ドラゴン・キャノン】の効果発動!手札を1枚捨てることで相手のカードを1枚破壊できる」
「裏側表示のモンスターを破壊、さらにもう1枚墓地に送り、俺から見て右にセットしたカードを破壊する」
【XYZ-ドラゴン・キャノン】によって放たれた無数の攻撃が裏側表示のモンスターと英知がセットしたカードを破壊する。英知のフィールドを見た万丈目は1枚カードが残っていることに舌打ちした。
「さあ、どうした、英知よこれでお前は終わりか!いくぞっ【XYZ-ドラゴン・キャノン】と【VW-タイガー・カタパルト】で英知にダイレクトアタック!」
先程フィールド上のカードを破壊した攻撃とは比べられないほどの威力と数が増した攻撃が英知に襲い掛かる。
英知LP4000⇒3200
「なっ!?」
万丈目は4800ものダメージをを与えたのに英知のLPが800しか減っていないことに驚いた。
【体力増強剤スーパーZ】
このターン相手から2000ポイント以上のダメージを受けた場合そのダメージがLPから引かれる前に1度だけLPを4000ポイント回復する。
攻撃を受けた瞬間に全部は飲めないだろうと言える大きさのペットボトルとそれでも飲み干したのだろう頭蓋骨に蝙蝠の羽が生えたようなキャップがその場に捨てられていた。ペットボトルに残った少量の液体を見るとこの世のものとは思えない色をしていた。
飲み干した本人はというと顔は青く、まずかったのだろう何度も嗚咽を漏らしていた。
「ふっ、命拾いしたな俺は、ターンエンドだ」
「お、俺のターン・・・っうぷ・・・・ドロー」
先程飲んだ【体力増強剤スーパーZ】が効いたのであろう、まだ嗚咽しながらもなんとかカードを引いた。
おい、おジャマ使いとか言ったやつ誰だよ?めっちゃユニオンじゃん、【青眼の白龍】とか召喚してフハハハ言いそうなぐらいユニオンじゃん。これなら【おジャマグリーン】がデッキに入っている俺の方がおジャマ使いだよ。デッキから抜けないだけの似非おジャマ使いなんだけどな。
そして【体力増強剤スーパーZ】・・・・くそ不味い。
ドリンクバーの飲み物全部合わせたものにドリアンやシュールストレミング缶などの匂いが臭いものを混ぜたような味、しかも2リットルの炭酸だ。おびただしい数のミサイルやビームが飛んでくる中で嗚咽しながら飲んだ俺を誰か褒めてほしい。なんでソリットヴィジョンに味があって飲めるのかは解らないけど。
飲んでいる途中、できる!できるよ!もっと飲むんだ、がんばれ!っていう熱苦しい応援を今俺が引いたカードのモンスターが言っていたんだよ。お前、絶対そんなキャラじゃないじゃん。
まあマリクさんから貰ったカードで、しかもあの伝説的な必殺技を持つモンスターだから嬉しいし見た目も熱そうではあるんだけどもなどと考えながらビニール袋に吐いていた英知はスッキリしたのか待たせたなと段ボール大好き蛇さんのような渋い声を出して万丈目と向かい合う。
「さあ、俺のターンだ、俺は手札から【ナイト・ショット】を発動!伏せカードを破壊する」
【ナイト・ショット】
(1):相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
セットされたそのカードを破壊する。
このカードの発動に対して相手は対象のカードを発動できない。
「そして俺はサンダくn「さんだ」のフィールドの【XYZ-ドラゴン・キャノン】と【VW-タイガー・カタパルト】を生贄に捧げる」
「全てのものを溶かす溶岩よ、敵を捕らえ灼熱の体で焼き尽くせ」
「【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】」
万丈目のフィールドの地面が紅くなり、地中から溶岩の塊でできた魔神が万丈目を檻の中に閉じ込め現れる。
熱気に包まれ、英知も万丈目も大量の汗を流していた。
【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】
炎属性 ☆8 悪魔族
攻撃力3000
守備力2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
「こいつは・・・・」
そうだ、そいつは、マリクさんのペットだ!
自分で言っていたからな、あの人、まあ闇マリクがだけど。
「そして俺は手札から【洗脳ーブレイン・コントロール】を発動」
【洗脳ーブレイン・コントロール】
(1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
新堂英知LP3200⇒2400
「さあ、【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】よ、こちらに戻ってこい」
・・・あいつ抵抗してんだけど、やればできるとか言って抵抗してんだけど、解けそうなんだけど洗脳。
お前、元は俺のデッキにいたんだから嫌そうにするなよ、帰ってこれるんだぞ、やったあだろう。
何で俺のフィールドに来ても抵抗してんの?泣くよ?
そして、手札の【おジャマグリーン】視界の端でサムズアップやめろ!邪魔だから。俺の頭の振りと一緒に視界の端に回らなくていいから、扇風機か俺は。
ようやく洗脳が効いてきたようでラヴァ・ゴーレムが大人しくなる。洗脳が効いてきたって言葉悪役が使いそうだよな。
「いくぞっ!俺は【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】でサンダさんにダイレクトアタック!」
「焼き払え、城之内ファイヤー!」
「ぐわぁーーー」
万丈目LP4000⇒1000
サンダさんは、何故?城之内?お前は新堂だろう?とちょっと何を言っているか分からない事を呟いている。
【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】の必殺技は城之内ファイヤーに決まっているだろう。
ゴーレム・ボルケーノ? 知らんなぁ~
「俺の勝ちだ!俺はターンエンド」
万丈目LP1000 手札0枚
場【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】
伏せカード0枚
新堂英知LP2400 手札1枚
場
伏せカード0枚
とりあえず最強カード
【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】
炎属性 ☆8 悪魔族
攻撃力3000
守備力2500
このカードは通常召喚できない。
相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
(1):自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
「モンスターではない、神だ!」シリーズの1枚。闇マリクの使用するカードで効果によって城之内のフィールドに送られた。
英知がマリクから貰ったカードで英知のデッキの中では一番の攻撃力を持つ。精霊が宿っているカードであり性格は熱血。
必殺技は「城之内ファイヤー」
「ゴーレム・ボルケーノ」なんて最初から無かったんだ。
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命を懸けた俺たちはいったい何のために・・・・・
↓
DVDを観て真実を知る。
↓
夏休み入ろうとしたけど万丈目とデュエルしてて丁度いいじゃん。
セブンスターズ編って夏休み?冬休み?
そしてセブンスターズ編終わったらテストしてカイザー卒業。
次は三幻魔戦ではなく、他のセブンスターズとのデュエルを書きます。
「俺の・・・・ターン」
「この瞬間【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】の効果発動、自分のスタンバイフェイズに1000ポイントのダメージを受けてもらう」
「うわぁーー」
万丈目LP1000⇒0
【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】が身に纏った溶岩が万城目に降りかかった。
万丈目のLPが0になったことでソリッドヴィジョンが消える。
「くそっ!俺は十代だけではなく英知にも負けるのか・・・」
英知に負けた万丈目は己の弱さを悔やんでいた。
このままでは万丈目グループの悲願であり万丈目の願いでもあるカードゲーム界に君臨することができない。
四つん這いになって悔しがり己に勝った英知を見上げる。
勝ちたい・・・俺はどうすれば・・・・
そんな万丈目の様子に全くと言っていいほど気づいていない英知は今日の晩御飯なんだろう?という腹を空かした学生には大変重要なことを考えていた。
「そういえばサンダ君、明日香ちゃんとはどうなったの?」
今まで自分の弱さに打ちひしがれ肩を震わせていた万丈目は英知の何気無い一言を聞いた瞬間、ピクッという音が出そうなほど不自然に肩の震えが止まった。
「もう告白したの?」
「う、うるさい、黙れ、黙れ」
今まで四つん這いで落ち込んでいた万丈目は手を大きく振りながら英知の言葉を遮ろうとした。
「あれっその様子だとまだなの?」
「サンダ君分かりやすいからみんな知っていると思うよ、それに明日香ちゃん可愛いし早くしないと・・・・」
「早くしないと・・・なんだ?」
「他の男と・・・・」
「他の男と・・・・?」
不安を煽るような英知の言葉によって万丈目は別の男と追いかけっこをしてる明日香を想像してしまう。明日香がすごく可愛い笑顔を浮かべて・・・
想像を消すように頭をふった万丈目は俺はどうすれば・・・?と今度は別の意味で英知を見上げた。
「恋愛マスターの吹雪さんに教えてもらえばいいんだよ、まずは外堀から埋めていくんだ」
万丈目は天啓を受けたような顔をして英知を見上げ、
去らばだ英知!俺は行くとこがある!とすぐさま何処かへかけていった・・・十中八九、吹雪のもとだろうが・・・
英知の善意によって万丈目が吹雪に相談を持ちかけ吹雪の案で三幻魔を復活させてしまうのだがそんな事になるとは英知自身考えもしなかった。
・・・・三幻魔復活の時は近い。
吹雪に相談した万丈目は校長室から奪った七精門の鍵を7つ首にかけ明日香とデュエルしていた。
「私とデートしても楽しくないわよ」
キリッとした目で万丈目を視ながら言うが恋をしてフィルターが掛かっている万丈目には通じない。
「そんなことはない!きっと、楽しいデートになるはずだ、いや・・・する・・・・」
万丈目は花が沢山咲いている木の下で
自分の下の名前を呼んでくれる明日香と向かい合い笑いあっている自分を幻想する。
回りにいるギャラリー達は恋は盲目という言葉を体現したかのような万丈目を見て呆れている。
しかし、明日香の兄、吹雪だけは
「万丈目君カッコいいぞ」
「明日香、何故?万丈目君の気持ちに答えてやらない、彼は本気だよ」
と全力で万丈目の応援をしている。
その様子を見て兄さん・・・と呆れる明日香や明日香の兄ちゃんってあんな性格なのかと不思議がる十代。
主人公であるはずの英知は、相変わらずこの場にいない。今は購買部のおばちゃん、トメさんと熱いお茶を飲みながら話をしていた。
蛇足だが、セブンスターズと一緒に戦った癖にGXの主人公、十代とはいまだに話してさえいない。
「行くよ、天上院君、これが俺の気持ちだ!【おジャマ・キング】」
【おジャマ・キング】
光属性 ☆6 獣族
攻撃力0
守備力3000
「おジャマ・グリーン」+「おジャマ・イエロー」+「おジャマ・ブラック」
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手のモンスターカードゾーンを3ヵ所まで使用不可能にする。
タキシードを着た【おジャマ・キング】が明日香に攻撃・・・・いや、愛の告白を行う。
顔を赤く染めている【おジャマ・キング】ほど需要が無いものも珍しいが、白い体・・・というより【おジャマ・キング】はほぼ頭だけで出来ているのだが全身を赤く染め触角の様に生えた目は血走っていた。
「万丈目君、いい加減正気に戻りなさい!」
「【サイバー・エンジェル-弁天-】で攻撃!」
【サイバー・エンジェル-弁天-】
光属性 ☆6 天使族
攻撃力1800
守備力1500
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の守備力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから天使族・光属性モンスター1体を手札に加える。
迎え打つ【サイバー・エンジェル-弁天-】もとい明日香は無慈悲にも告白して来た【おジャマ・キング】もとい万丈目を持っている扇子で叩き切った。
「これが天上院の答え・・・」
万丈目LP 0
万丈目のライフが0になり万丈目はうちひしがれた。
万丈目の横で慰めている吹雪達に話しかけていた明日香だったが、万丈目の首にかかっていた七精門の鍵が突然光り出し鍵が何処かへ飛んでいったことで話を打ち切る。
すると大きな地震が起こり、今まで晴れていた空は雲に覆われ海も嵐が起き、突然悪天候になった
今まで行ってきた命をかけた闇のデュエルは何だったのかという何処か拍子抜けた様子でみんな考えていたがそんな益体も無いことは考えないようにして三幻魔のカードが封印された場所に向かった。
とりあえず最強カード
【おジャマ・キング】
光属性 ☆6 獣族
攻撃力0
守備力3000
「おジャマ・グリーン」+「おジャマ・イエロー」+「おジャマ・ブラック」
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手のモンスターカードゾーンを3ヵ所まで使用不可能にする。
万丈目がセブンスターズ編で初めて召喚したカード。VS明日香では【おジャマ・トリオ】を使いモンスターゾーンを封じた。
攻撃力0だが攻撃表示でフィニッシャーになることが多い。
アークファイブでも登場しており引き立て役のデュエリストが使った。
攻撃名は【フライング・ボディアタック】
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幸運を運ぶ女神トメさん
明日香とかジャックとかってパラレルワールドの人だと知りショックな作者
という訳で38話です。
万丈目が明日香とデュエルをしている時、英知はトメさんと一緒に熱いお茶を飲みながら談笑していた。
「いや~ごめんね~手伝ってもらっちゃって」
「いえいえ、ほっとけなかったんで気にしないで下さい」
申し訳なさそうに言うトメさんだが英知の言葉を聞いていつもの朗らかとした顔に戻る。
「ありがとね、重い段ボールを何往復もしてもらって、最近調子が悪いのよーあの車、前も手伝ってもらってねー」
お茶を飲みながら車の不調を嘆くトメさん。
多分、校長に頼んだらすぐ、新しい車に変えてくれるよ。あの校長、ブラックマジシャンガールのコスプレしたトメさんの写真買ってたからな。
それにノース校との対決で勝った学校の校長はトメさんにほっぺたをキスしてもらうっていう賞品があったらしい。
どんだけ好きなんだよ校長達、トメさん人気過ぎるだろ。
こんな校長達のアイドルトメさんなのだが今のこの世界では珍しくデュエルのルールをまったく知らない。
モンスターが攻撃されて可哀想だね~と心を痛めているほどだ。そんな純粋さが校長達の胸に突き刺さったのだろう。
「聞いてるかい、英知ちゃん?」
「・・・っえ!?あっはい、聞いてます!」
「それじゃあ手伝ってもらったし新しいパックをあげるわ」
そう言うとトメさんは俺に遊戯王のパックを3パック渡した。
パックを開封してみたんだけどトメさんは女神だったらしい。
キラキラとトメさんの目を見ながら無言で両手で握手しぶんぶんと手を振った。
最近パックを開けても【カエルスライム】ばっかりだったけど俺の引きが弱かったのかもしれない、今度ドローパン食べよ。
そして、引いたカードは【ベビー・ドラゴン】城之内さんのカードだ。
【千年竜】も【ドラゴンに乗るワイバーン】も持っていたのだが素材になる【ベビー・ドラゴン】は持っていなかったんだよ。
【融合】も持っていないからどちらも召喚出来ないんだけどね。
【ベビー・ドラゴン】
風属性 ☆3 ドラゴン族
攻撃力1200
守備力 700
こどもドラゴンとあなどってはいけない。
うちに秘める力は計り知れない。
後の2パックを開けたが気になるカードと言えば【キーメイス】だけかな。あのヴァンデッド・キースさえも心を開くのかと思ってしまった位だからね。通常モンスターって実力以上のテキストやデュエルモンスターズ界の事が書かれてるから面白いよな。【逆転の女神】とか【スカゴブリン】とか。
【キーメイス】
光属性 ☆1 天使族
攻撃力400
守備力300
とても小さな天使。
かわいらしさに負け、誰でも心を開いてしまう。
【逆転の女神】
光属性 ☆6 天使族
攻撃力1800
守備力2000
聖なる力で弱き物を守り、逆転の力を与える女神
【スカゴブリン】
闇属性 ☆1 悪魔族
攻撃力400
守備力400
完璧な「スカ」の文字を極めるため、日々精進するゴブリン。
その全てを一筆に注ぐ。
「ありがとうございます、トメさん!これ俺が欲しかったカードです!トメさんあなたは幸運を運ぶ女神です」
「そうかい、それはよかったね~でも、女神なんて照れるわね~」
子供のようにはしゃぐ英知をトメさんは孫を見ているかのような温かい目で微笑んだ。孫はいないが、トメさんはデュエルアカデミアにいる生徒みんなを孫だと思って優しく接している。
「英知ちゃん、そういえばとてもデュエルが強いそうじゃない、先生方が言ってたわ~、座学はもうちょっと頑張って欲しいけどとも言ってたけど」
上げて落とすトメさんの言葉により英知の顔が喜びから嫌そうな顔に変わる。
「でも、少しぐらい抜けている方が可愛げがあるわ」
とウィンクをしながら英知の事を上げるトメさんを見て英知は背後に小悪魔なトメさんを幻視するのだった。
そんな英知たちだったが突然部屋が揺れ始めたことで和やかな雰囲気が壊れる。
「トメさん、机の下に!」
揺れが収まるまで机の下に隠れていた英知とトメさんだったが地震が収まった瞬間、外が暗くなったことに疑問を感じ外の様子を伺う。
「なんだ、この黒雲は?」
台風なんて近づいていただろうか?それにしては、雨などは特に降ってないみたいだけど。
それに、7つの建造物から光が放たれているのはなんだろうか?デュエルアカデミアのイベントとしてはやりすぎな気もするけど・・・ただ、潜水艦とかコロッセオとかあるからな~
セブンスターズは全員倒しているはずなのでまさか、セブンスターズが行ったとは夢にも思わない英知だった。
「新堂君!」
そんな英知を思考の淵から引っ張り出したのは第三者の声だった。
「あら、あら、鮫島校長どうしたんだい?」
「トメさんを助けに来たのです、後、新堂君に私と一緒に来てもらいたいのです」
と歯を光らせながら(金歯や銀歯ではない)笑みを浮かべた。
英知は、あれ?俺ついでじゃね?と思いながらも、まあ人命の方が大事だし、しょうがないよね!と考え今デュエルアカデミアで一体何が起こっているのかを聞いた。
「それは、現場に向かいながら話そう」
そういうと英知と鮫島はトメさんを安全な場所へ送り、幻魔が復活している場所へと向かった。
鮫島校長SIDE
私はデュエルアカデミアの校長、鮫島です。今日行うべき仕事を終えた私は、折角なので愛しのトメさんに会いに行くべく購買部に向かっていました。
購買部についた私は中から聞こえるトメさんと誰かの笑い声を聞いて思わず自動ドアの横に隠れてしまいました。
「トメさんあなたは幸運を運ぶ女神です」
ぼそぼそとしか話声は聞こえませんでしたがトメさんと話している男のその口説き文句だけは、ハッキリと耳にしました。
トメさんとのライバルはノース校の市ノ瀬校長だけだと思っていたのに、まさか、こんなところに伏兵がいたとは・・・考えもしなかった。
デュエルで決着をつけたいがトメさんは負けた方に寄り添うだろう。デュエルで負けてトメさんを手に入れても負けた感じがする。二人きりでデュエルを行い勝ってトメさんを受け入れる・・・・誰だか知らないがサイバー流の師範として負けませんぞ!
この後、地震が起こり、鮫島校長は恋敵と思わしき男子学生、新堂英知と邂逅する。
とりあえず最強カード
【ベビー・ドラゴン】
風属性 ☆3 ドラゴン族
攻撃力1200
守備力 700
こどもドラゴンとあなどってはいけない。
うちに秘める力は計り知れない。
エグゾディアをバラまかれた船で遊戯と交換したカード。長い間城之内によって使われた。
【時の魔術師】によって【千年竜】になったり【ワイバーンの戦士】に乗られたりもする。
必殺技は『ドラゴンブレス』
ベビーフレイムじゃあないのかと思ったがベビーフレイムと聞いてアグモンが瞬時に出てきたので『ドラゴンブレス』でいいのだろう。ドラゴンなら誰でも使いそうな技だからこそベビードラゴンの必殺技なのだろう。
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そりゃあ、ヴォ〇デモートさんも欲しがるわ
終わり方、微妙、このセブンスターズ編の終わり方ぐらい微妙。
黒咲さん、丸くなりやがって、心の中にいるより現実にいる方がいいじゃん!
話、変わるけど十代たちがセブンスターズと戦っていたことって全校生徒に知られているよね、これは内通者がいるな。
誤字脱字報告ありがとうございました。
4話にまたがって万丈目を間違えるという・・・過去の俺よどんだけ、万丈目って書いてんだ・・・
という訳で39話です。
鮫島校長に聞いた話によると三幻魔を復活したらしい。セブンスターズは全員倒したと思っていたのだが、どうやら万丈目君が七精門の鍵を盗みデュエルに負けたことで復活したそうだ。
何、そのゆるゆる設定!?そんなことで復活するのかよ
「もう始まっていたとは・・・・!? あれは、影丸理事長!!」
俺たちが原因の場所に着くとデュエルが始まっていた。延命装置なのだろう人がすっぽりと入る機械の中で水に包まれている老人とオシリスレッドの制服を着た者が戦っていた。
フィールドには三幻神のオシリスに似たモンスターとヒーローが戦っていた。
「影丸理事長?」
「ああ、英知君たちが勉学に励んでいるデュエルアカデミアの理事長だよ、そして・・」
誰何する俺に鮫島校長が答える。だが、その続く言葉を遮るように影丸理事長、いや影丸が答える。
「そして儂がデュエルアカデミアに三幻魔を封印したものだ」
「鮫島、久しぶりだな、せっかく、お主もこの場に現れたのじゃ見せてやろう、儂は今から三幻魔の力を使い不老不死になる」
「3枚の永続魔法カードを墓地に送る、現れよ【降雷皇ハモン】!!」
【降雷皇ハモン】
光属性 ☆10 雷族
攻撃力4000
守備力4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示の永続魔法カード3枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
相手に1000ダメージを与える。
【降雷皇ハモン】の名前を呼んだ瞬間、大きな氷の塊が現れ、その中から金色に輝くモンスターが現れた。
氷は砕け散り、暗い空からは雷が降り注ぐ、その雷に打たれながら雄叫びを上げる【降雷皇ハモン】に同調して既にフィールドにいたオシリスのようなモンスター【神炎皇ウリア】も雄叫びを上げる。
【神炎皇ウリア】
炎属性 ☆10 炎族
攻撃力0
守備力0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの表側表示の罠カード3枚を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の永続罠カードの数×1000アップする。
(2):1ターンに1度、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
セットされたそのカードを破壊する。
この効果の発動に対して魔法・罠カードは発動できない。
2体の幻魔が現れた事により周りのカードから光が影丸の元へと送られていく。その光には、生命力が宿っているらしくデュエルを観戦していた者たちのカードからモンスターが消えていく。
「どうした、【おジャマイエロー】!」
精霊の声が聞こえる万丈目はいつも、うるさくしゃべっていた【おジャマイエロー】が静かになるのを不信に思いカードを見る。そこに写っていたものは白骨体になっていた【おジャマイエロー】の無残な姿だった。
「ふっふっふ、漲る、漲るぞ!!」
生命力を奪っていった影丸は自身が乗っていた延命措置のロボットを破壊して、外に出ると、何百キロもするであろう機械を投げ飛ばしてしまった。
ヨボヨボだった爺さんの体は筋肉が隆々になり凄く力強さを感じる。生えていなかった髪は急成長したかのように足元まで黒い髪が生えていた。
「見たか、これが幻魔の力だ!そして、俺は最後の幻魔を召喚する、魔法カード【幻魔の殉教者】を発動」
【幻魔の殉教者】
自分の手札が2枚以上存在し、自分フィールド上に「神炎皇ウリア」または「降雷皇ハモン」が表側表示で存在する時に発動する事ができる。
手札を全て墓地に送る事で、自分フィールド上に「幻魔の殉教者トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を3体攻撃表示で特殊召喚する。
「三体の幻魔の殉教者トークンを生贄に捧げ【幻魔皇ラビエル】を召喚!!」
【幻魔皇ラビエル】
闇属性 ☆10 悪魔族
攻撃力4000
守備力4000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの悪魔族モンスター3体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールドに「幻魔トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
このトークンは攻撃宣言できない。
「ふははははは、これが、三幻魔だ」
三幻魔をバックに高笑いしている影丸を見て英知は思わずカッコいいと思ってしまった。
影丸ではなく自分に置き換えて・・・イメージは三幻神をバックにしている遊戯である。
三幻魔が召喚された後も、GXの主人公、遊城十代は戦った。
最強の魔法カード【賢者の石ーサバティエル】を使って・・・・
そのカードの効果を聞いた英知が何?そのインチキカード!?と思わず叫んだほどのカードによって
【賢者の石ーサバティエル】
通常魔法
「ハネクリボー」が破壊された時、デッキのこのカードを手札に加える。
ライフポイントを半分支払い、自分のデッキ、墓地にあるカードとこのカードを交換する。
交換したカードを使用した後、このカードを手札に戻す。
この効果で3度交換した後、次の効果をこのカードは得る。
このターン、対象となったモンスター1体は相手フィールド上にいるモンスターの数だけ、
モンスターの攻撃力を倍化させる。
「いくぜ、【E・HERO エリクシーラー】で攻撃、究極剣サバティエル!」
【E・HERO エリクシーラー】
光属性 ☆10 戦士族
攻撃力2900
守備力2600
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」+「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バブルマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの属性は「風」「水」「炎」「地」としても扱う。
このカードが融合召喚に成功した時、ゲームから除外された全てのカードを持ち主のデッキに戻し、デッキをシャッフルする。
相手フィールド上に存在するこのカードと同じ属性のモンスター1体につき、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
「ぬわぁーーーーーー」
影丸⇒LP0
フィールドにいた三幻魔たちは金色に輝くスト〇ッチマンの連続攻撃によって倒された。
不気味な雲に覆われて暗かった空は晴れ、遊戯王のカードに宿る精霊たちの生命力が戻っていった。
おじいさんに戻った影丸に十代が抱き着き、ぎっくり腰にさせるなどのハプニングもあったがこうして、セブンスターズとの戦いは終わったのであった。
「新堂君、ダメです、三幻魔はあげられません、【おジャマグリーン】を渡されても困ります、危険なカードですのでちゃんと封印しておかねば・・・・・・・えっ?また同じ封印?また解かれるかもしれない?ふふふ、面白い冗談ですね、二度と封印が解かれないようここに封印するのですよ、復活などありえません、分かりましたか新堂君、なのでそろそろ【おジャマグリーン】を封印の場所からどけてください」
新堂英知・・・・長期休暇を終えると2年生になる男だ。
・・・・・大丈夫なのだろうか?
とりあえず最強カード
【賢者の石ーサバティエル】
(1):自分の墓地に「ハネクリボー」モンスターが存在する場合、LPを半分払って発動できる。
デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地の「賢者の石-サバティエル」3枚を除外し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、フィールドの攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分アップする。
アムナエルが十代に託したエメラルド・タブレットの中にあったカード。
後書きに載せてあるのは、OCGの効果、この効果と比べるとアニメ効果がどれだけえげつないかがわかる。テキストに3回までなんて書いてないのだから。
アニメでは、デュエル終了後に消滅した。
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これまでの主な登場人物
アークファイブを見て、遊戯王に復帰したのだよ。
ショップデュエルなるものに参加したんだけど凄く楽しいね!
面白いデッキ使う人もいるしアニメ話せる人もいるし
童心にかえって何時間もデュエルしましたよ。
誤字脱字、感想ありがとうございました。
作者の力になります。
後、何回、万丈目の文字を間違えるのだろうか・・・?
オリジナルキャラクター
城之内の勇姿に憧れてデュエルを始めた今作の主人公。レンタル店に入った瞬間、GXの世界に飛ばされた。
陽気で可愛いものが好き。思い込みが激しく、思ったことはなかなか訂正しない。
友達はあまりいない、英知曰く「友達は数ではなく質」
HERO使いと三沢大地を警戒している。
新堂おとーと
英知の弟。HEROデッキを使う。
英知に【マスク・チェンジ】というトラウマを与え、遊戯王GXを薦めた。英知が三沢を怖い人だと思わせた原因。GXの世界では全寮制の学校に行っているらしい。
新堂父
英知の父。軟派な性格で可愛い人をみるとつい声をかけてしまう。現在はイシズを攻略中。そのせいで英知の母、璃子に血塗れにされている。璃子のことは大好きだが本気で一夫多妻制になれと思っている。柔道黒帯。
相手に警戒されずらく、初対面の人でも心を開いてしまう人物。
また、英知のデッキを作った張本人であり、結婚した時に当てた【おジャマグリーン】は思い出のカード。
新堂
英知の母親。朗らかな性格でいつもニコニコとしている。家族が大好きだが英知の父が仕事で海外に行くと聞き夫が心配だから(浮気をするかもしれないから)という理由で夫と共に海外に向かう。怒ると怖く柔道黒帯の夫を軽々と投げ飛ばし血塗れになるまで折檻する。
近所のおっちゃん
英知の実家の隣に住むおっちゃん。口は悪いが両親が海外に行って1人でいる英知を気にかける。英知に会うと饅頭をくれる。ツンデレ
おっさん
英知の家の近くにあるカードショップの店長。英知とのデュエルに負けてから、妥当英知を目標に修行の旅に出た。
このキャラを出した後にあのテーマが出たんだ・・・後は分かるな?
英知をボコボコにした小学生(13)
英知の勝率は0%。英知曰く見たこともない召喚法を使う。小学生とは思えない性格で近所では礼儀正しい子として有名。自称天才デュエリスト。
超直接攻撃デッキの試験官
レッグルでダイレクトアタックしてくる。
オベリスクブルーの愉快な仲間たち
英知と神楽坂とタッグデュエルを行った噛ませ犬。
体幹が弱い。
黒服
デュエル脳の世界で職務をまっとうする者。
チケットを持っていない英知の入場を断った。
デュエルマッスル保持者。
原作キャラクター
神楽坂
原作では、デュエルアカデミアに展示されることになった遊戯のデッキを盗みだし遊城十代とデュエルして負けた目撃者多数の犯罪者。
今作では英知の親友として登場。抽選で当たり、遊戯のデッキを使わせてもらう。
面倒見の良い性格で自由奔放な英知の面倒をみる。また、英知の尻拭い役。
強いデュエリストのコピーデッキを使っていたが英知にデュエルで負けたことでデッキを変えている。
武藤双六
遊戯のじーちゃん。マ○オの桃姫ポジション。
遊戯王初代のヒロイン。杏子?映画の遊戯曰く「そんなの流行んないって」・・・つまりじーちゃんがヒロイン。
今作では、英知に煽てられ調子に乗るも商人としての厳かさを持っている。ピケクラ同好会に所属。クランちゃん派。
三沢大地
我らが【エアーマン】
英知に敬語を使われることを密かに気にしている。
影が薄く誰にも気づかれない。
その為、アイドルカードの【白魔導師・ピケル】に話しかけるほどストレスが溜まっている。
原作でも部屋中に数式を書いたりパンに数式を書いたりするなど奇行が目立つ。
最近ピケクラ同好会というものを知ったらしい。
万丈目 準
原作と同じおジャマ使い・・・なのだがユニオンを使っていた。多分、英知と違って初手おジャマとかじゃないんだよ。
タイタン
気遣いができる大人。一応セブンスターズ。原作通り闇の中へ消えていきました。
カイザー (丸藤亮)
デュエルアカデミア最強。
英知が約束を忘れていた際、ヘルカイザー化しかけた。
枕田ジュンコ
最近見なくなったツンデレ種族。
女神ジュンコ、プリティーエンジェルジュンコ。
浜口ももえ
イケメンの殿方が大好きな女の子。
・・・・エアーマン三沢はイケメンなのだよ。
トメさん
みんなのアイドル
デュエルのことはさっぱり
【ブラックマジシャンガール】のコスプレをしたりノース校との対戦の景品としてキスをするなど行事には率先と参加して本人も楽しんでいる。
鮫島校長
諸悪の根源。自分の学校の生徒達を命懸けのデュエルへと引きずり込んだ。
トメさんのことが好きでノース校との景品にするレベル。トメさんと話すのは恥ずかしい・・・中学生か!!
勘違いで英知をライバル視している。
ピケクラ同好会に所属しているらしい。
精霊たち
【おジャマ・グリーン】
お調子者で、よく【タルワールデーモン】を弄っている。
カエルスライム事件を起こした張本人であり、英知が買ったパックの中身を変えている。
【ソイツ】は直属の部下らしい。
【タルワールデーモン】
召喚される前に除去される可哀想なモンスター。
自信満々で登場して罠に引っ掛かった時、【おジャマグリーン】に弄られる。
彼の部屋にはカエルスライムがいるらしい。
【ワイバーンの戦士】
すごく真面目でよき後輩。
しかし、悪気はないのだが時々毒を吐く。
【おジャマグリーン】に憧れの感情を持っている。
【溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム】
英知がマリクに貰ったカード。熱血漢で英知に【洗脳ーブレインコントロール】を使われた際、全力で抗った。
【壺魔神】
ドローを司る神。【強欲な壺】を知らしめたいという事で英知とデュエルした。顔と顔が付くぐらい超至近距離で話してくる。
何かとディープキスをしようとしてくる。
とりあえず最強カード
【柴戦士タロ】
地属性 ☆2 獣戦士族 チューナー
攻撃力800
守備力600
このカードは戦闘では破壊されない。
フィールド上に存在するカードが戦闘またはカードの効果によって破壊された時、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを持ち主の手札に戻す。
遊戯王原作者のペット、タロ君がモチーフのモンスター。
ネコのモンスター出したけど犬は出してなかったなーと思いとりあえず最強カードへ。
同じパックのレッドアイズやブラックマジシャンガールなどの絵違いカードが登場。カッコいい!
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長期休暇編
あれはドラゴン族ですか?いいえ、あれは雷族です。
でもVRAINSも観たいしなー
という訳で40話です。
あのハゲ校長、結局三幻魔くれなかったな。
いい機会だからついでに【おジャマグリーン】を押し付けようとしたのに。
【おジャマグリーン】をあのまま、三幻魔と共に封印すればよかったか。
だけど、どうせすぐにデッキに帰って来てるんだろうしなー
【おジャマグリーン】が3積みじゃないだけましか。
これからも【おジャマグリーン】の呪いからは解かれられないのだろう。
まあそんな話は置いといて・・・帰って来たぞ我が家に!
「私は帰って来た!」
「うるせえぞ!新堂のガキ!・・・・・・・・お帰り!」
大声で叫んだから隣の家のおっちゃんに怒られた。
俺が大声出すたびに怒られるんだよな~
言葉使いは悪いけどなんだかんだ優しいツンデレおっちゃんなんだけどね・・・・たまに饅頭くれる。
そんなおっちゃんに饅頭を貰った俺はそれを食べながら近所のカードショップに来ていた。
俺がデュエルで勝って【ワイバーンの戦士】をゲットしたカードショップだ。
「さあ、参加した、参加した!俺様に勝ったら好きなカードをやるぞー!」
・・・・・あれっ?既視感かな?なんか、前にもこんなことあったような。
というかちょっと待て、俺が店内に入った瞬間声出し始めたぞ、あのオッサン。
俺を見ながらずっと言ってくるんだけど・・ちょっ!顔近い
参加したがっている人達を全部無視してんだけど
オッサンの後ろに何人かいるぞ~だから俺が何も言ってないのに「そうか、参加するか、じゃあ始めようか」とか言わないで!
「さあ始まりましたショップデュエル!司会、解説は天才デュエリスト根尾 滝典が行います」
自分で天才とか言ってたら世話ないよね!?。それに、司会と解説を1人で行うのかよ!
彼、根尾滝典君が俺が負けまくっている小学生デュエリストだ。もうホントめちゃくちゃ強い。全然子供っぽくないし。
急な展開についていけていない俺とは別に何故か観客たちは俺とオッサンを囲み始めた。
「デュエルディスクを奪われ、カードも奪われ、一時期ショップを閉鎖しこの日の為に修行してきた雷デッキを操るデュエリストォー・・・店長ー!」
なんだ、そのかけ声、前、戦った時そんなのなかったじゃん。みんな盛り上がってるし。
「対するは悪逆非道、店長に黒星をつけた唯一の1人
口癖は俺の【ビック・シールド・ガードナー】が火を吹くぜー、それにお前よくそんなデッキで回るな~新堂ゥー英知ィー」
ちょっと待て俺、そんな口癖知らない。大きな盾で守っている戦士なのにどこから火を吹くの!?
確かに【ビッグ・シールド・ガードナー】を俺は持っているけど火を吹いたことなんてないぞ!
後、悪逆非道ってなんだ【ワイバーンの戦士】は正当な対価だぞ!
観客もブーイングやめろ!お前ら息合いすぎだろ!練習したのか?
「さあ、それでは両者の準備が出来たようなので始めたいと思います」
「「デュエル!」エル」
「先行は貰ったぞ、小僧!俺様のターンドロー」
「俺様は、【封印の黄金櫃】を発動!」
【封印の黄金櫃】
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。
このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
「一体何を?」
「ふっふっふ、直ぐにわかる」
「俺様は【封印の黄金櫃】によって除外された【雷電龍-サンダー・ドラゴン】の効果発動!」
【雷電龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆5 雷族
攻撃力1600
守備力1500
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
「俺様が加えるのは【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】」
「【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】の効果発動!」
【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】
光属性 ☆6 雷族
攻撃力1800
守備力2200
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「雷鳥龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を任意の数だけデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。
「俺様は除外された【雷電龍-サンダー・ドラゴン】を特殊召喚する。」
雷を帯びた龍がショップ内に召喚された。しかし、その龍は雄叫びを上げたかと思うと黒い雲を残して消えてしまう。
「俺様は【雷電龍-サンダー・ドラゴン】をリリースして融合召喚!!」
「雷から出でたる龍よ悪しき者に怒りの雷撃を!融合召喚【超雷龍-サンダー・ドラゴン】」
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆8 雷族 融合
攻撃力2600
守備力2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
黒い雲から現れたのは体に雷のマークが入った黒いドラゴンだった。雷を纏いながらこちらを憎悪の眼差しで睨んでくる。
俺、悪しき者じゃないよー
井戸に隠れているスライムもこんな気持ちだったのだろう。
ソリッドビィジョンって分かっていても怖いんだもの。
「これでターンエンドだ」
とりあえず最強カード
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆8 雷族 融合
攻撃力2600
守備力2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
【封印の黄金櫃】1枚で召喚出来ちゃうから強い。
融合ってなんなんだよ・・・・
一体で融合って・・・
ドラゴンなのに鳥獣族っぽいのもいるし
ドラゴン族ではなく全員雷族だし、サンダー・ドラゴンって不思議な生態だよね。
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