俺が魔王であいつが勇者 (デュランダルv2)
しおりを挟む

俺が魔王!?

駄文です。どうかお付き合いください。


目覚めるとそこは知らないグェ。

 

「テンプレ的語りを止めやがれ」

ととても綺麗な女性に殴られた。殴られるのにはあまりなれていないし、てか本当にここは何処なんだ?

 

「ようやく、お目覚めになりましたか、魔王様」

 

あれ、今ファンタジーの代名詞的な名前が聞こえたのですけど?

 

「あの、すいません。今、なんていいましたか?」

 

「ほら、ミデナ。わかってないよ」

 

「しかし、トラリー。もう彼しか頼れないのよ」

 

なんか不穏な話してるんだが・・・

 

「あなたは異世界から呼び出された、この世界の魔王になれるたった一人なのです。」

 

もう、一度だけ聞いておこうかな。たぶん、変わらないと思うけど。せめて、聞き間違いでありたい。てか、聞き間違いだ。

 

「どうか、私たちの魔王として助けてください」

 

俺は、叫びたくなった。

 

「(まさか、本当になっちまうなんて!?てか、役割違うだろうが!!)」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

私が勇者!?

えっと、ここ何処だろう?

 

「ようやく、勇者様がやってきました」

 

俺はなにやら喜んでいる少女はほっといて、周りをみると三様の顔があった。さっきみたいな祝福するような連中、なにやら悩んだり話している奴等、まるで虫を見るよいなバカ共、たぶん国の官僚かなんかだと思うが、ここ何処なんだ?

 

「はじめまして、勇者様!!私、ロート王国の王女しています。フラウ・ユヴェリーともうします。勇者様のお名前はなんと言うのですか?」

 

怒濤の言葉に少し呆れた。少しはこっちにも情報くれないかな?まぁ、合わせるかな?

 

「私の名前は黒沢旭(くろさわ あきら)と申します。あの、勇者と言うのはどういうことですか?」

 

「クロサワ・アキラさんと申されましたか?それについては説明させて頂きます。まずは、こちらにきてください、アキラ様」

 

そう言って別室に案内された。後ろからいろんな視線を受けながら。

 




次回かまたその次ぐらいにはW主人公のプロフィールを出します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。