ソードアートオンライン ~素手で戦う者~ (ゆういちろら)
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リンクスタート

初めて書く小説です。

言葉も設定もおかしい所もあるかもしれないです。

この世界のナーブギアとSAOのゲームの価値はそこまで高くない設定です


現在時刻12;58

 

俺、(にのまえ)九十九(つくも)は、ソードアートオンラインにすぐダイブできるように準備万端にしてしている。

 

 

 

このゲームの特徴(ソードアートオンライン) は仮想の世界なのに、現実の世界のようにまるで手足が自由に動かせる。それが出来るへゲームだと知った。

 

世界の価値観は剣で戦う、魔法無し、武器や防具の装具によりステータスが変動するそんなゲームである。

 

ステータスは他のRPGとあまり変わらず。

 

LV レベル

HP 体力

SP スキルポイント

STR 力

VIT 防御力

AGI 俊敏性、回避力

DEX 器用さ 命中力

 

になっている。

 

そして、レベルアップするごとに各ステータスを自分好みに振れるから、人それぞれのステータスが出来る。

 

こういったゲームである。

 

 

 

 

今まで実家の武道の修行でしか真剣に身体を動かしたことがなく、学校での体育は手を抜いて基本サボっていた。

 

だけど修行以外で一度だけ本気で身体を動かしたことがある。

 

俺には妹(双子)がいたが、俺と違い身体が弱く病弱であった。

 

ある日妹が男数人に囲まれ人の少ない場所に連れて行かれるとこを目撃した。

 

 

気になり、後をつけると誰も使わないような倉庫の中に入った。俺も入ろうとしたが鍵が閉まっていたが、力技で抉じ開けた。

 

中に入って目に映ったのが、なみだ目で服は所々引き千切られ口にガムテープが貼られてあった妹の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に気付いたのが周りは血の海、男共の関節は有り得ない方向に向いたり、血肉が見えてたりしてた。

 

妹は外傷は無かったが、横に倒れていた。

 

今妹は病院で入院して、医者の話では当分の間は目が覚まさないとのことだった。

 

それ以降俺は気力が失せ毎日ただ呆然と過ごし、仕返しにきた男共もいた気がしたが適当に返り討ちにしたかそのまま普通にやられたかそんな曖昧な生活を送ってた。

 

ある日ゲームやで見つけたのがナーヴギアとこのソードアートオンラインだった。

 

PVを見て、このゲームの価値観を知った時、もしかしたら現実世界より仮想世界の方が価値があるかもしれないと感じた。

 

そして時刻13;00になった。

 

 

 

「リンクスタート」

 

 

 

はっきり言って今までゲームしたことのない俺にとって不思議な感覚だった。

 

地面に足がついていないような浮遊感、それが終わると自分の名前を入れるところにきた

 

「名前か,,,」

 

このまま「ツクモ」と打とうとしたが、やっぱり止めた。

 

「流石に実名は止めるか」

 

そう思い他の名前を考えてみた、

 

「そう言えば昔ハクって呼ばれたことがあったな」

 

なぜハクかって言うと名前を足すと百になって、そのまま名字の一という数字を取ると白になってそのまま、ハクって名前が定着した。

その他、性別、身長、生年月日等入力し終わると、ついにソードアートオンラインの世界にログインする事ができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




変なところは指摘を受け次第直ぐ直します


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始まりの街

オリジナル設定があります。


〈始まりの街〉

 

ログインが完了すると、大きな広場に立っていた。

 

「確かここが〈始まりの街〉だったかな」

 

辺りを見渡し、何があるか探索してみた。

 

武器屋

防具屋

アクセサリー屋

結晶屋

ポーション屋

宿屋

etc

 

・・・はっきり言ってまだ使用しなくていいな。

 

そう思いこの街から出てみた。

 

出てみると草原のステージらしいところに出た。

 

そして一匹の青いイノシシを見つけた。

 

〈フレンジーボア〉どうやらこれが、青いイノシシのモンスター名らしい。

 

仮想の世界()で戦うのは始めてだ。そして剣を使おうとしたけど、ここで少し止まる。

 

 

 

 

・・・どうやって攻撃する(剣を使う)んだ?・・・

 

 

 

此所まで来るのに誰1人合わなかったため、今だにメニューも開けない状態だった。

 

「いいか、素手で戦おう」

 

そうして俺は素手で戦うため、武道の型をとってみた。

 

 

 

イノシシが突進してくる。スピードはそれほど速くない、数歩横に移動し避ける。

 

またイノシシが突進してくる。今度は一歩大きく横に移動して避ける。

 

どうやらこのイノシシ、直線でしか突進(攻撃)出来ないみたいだ。

 

スピードもそんな急がなくても簡単に避けることが出来る。

 

イノシシが突っ込んで来る。今度は横に避けたと同じに片足で切り返し、イノシシの横腹をおもいっきり殴ってみた。

 

ブヒィって鳴いた気がしたが、殴ると突進を止めた。

 

まともに食らうと止まるのか、それとも攻撃中にダメージを喰らったから止まったのかまだ分からない。

 

そういえば、モンスターに転倒とかあり得るのか?

 

また突っ込んで来るイノシシを今度はダメージ覚悟で正面から下から上へ蹴り上げた。

すると転倒することが成功したが、こっちも飛ばされた。飛ばされながらも空中でなんとか体制を元に戻した。

 

ダメージは1割位減ってしまった。もう正面から攻撃するのは止めよう。

 

イノシシの方を見るとまだ起き上がっていなかった。

 

直ぐ様近寄り、もうそのイノシシをフルボッコにした。

 

1~2分ボコってたらもうHPが無くなり、ポリゴンとなり消えた。

 

倒し終えるとまた新しいイノシシを見つけた。

 

次は先手必勝で、今度は横から殴り上げた。

また、転倒した。次は色んな技を試してみる。掌低打ち、膝げり、肘打ち、踵落とし、ローキック、etc.

 

またイノシシはポリゴンとなり消えた。

 

後数匹、同じように倒した結果、わかったことがある。

 

このイノシシは攻撃判定は突進中に顔(牙)に当たるとダメージを受ける。

 

腹を攻撃すると転倒する。

 

普通の殴る、蹴るだと、あまりダメージがない。現実にあった技をすると、まぁまぁダメージを与えることが出来る。

 

ここまで適当に移動して、始めて剣を使っているプレイヤーを二人見つけた。

 

俺は剣の使い方を教えて貰おうとして、その二人に近づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 



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キリト、クラインとの遭遇

「すまない、少しいいか?」

 

そう俺が言うと青年プレイヤーの1人が答えた。

 

「どうした?」

 

「今まで、剣の使い方が分からなく()()で青いイノシシを倒していたけど、どうしたら剣を使える?あ、紹介が遅れたな名前はハクだ。」

 

そう言うと何か二人は凄い目で俺を見てきた。

 

「素手でモンスターを倒す?そんな事あり得るのかキリトよ」

 

「えっ、どうだろう?試したことがなっっ」

 

話している最中にまたあの青いイノシシが突進してくるのが気付いた。

 

キリトという黒色の青年プレイヤーは避けた。

俺も避けた。

もう1人の青年プレイヤーは気付かず、イノシシに飛ばされた。

 

「嘘だと思うなら見といてくれ、もちろん手は出すなよ。」

 

そう言って突進してきたイノシシと戦うことにした。

 

まぁ戦うとしても転倒させてボコボコにするだけどな。

 

突進してきたイノシシを横に避け、イノシシの腹を蹴り横転さす。

 

そして、無抵抗の所をボコボコにする。

 

数分経過して、イノシシはポリゴンとなり消えた。

 

消えると同じに何か音が鳴った。

 

レベルアップした。

 

そして二人の方を見ると何かポッカーンとした顔になっていた。

 

どうしたんだろう?

 

すると二人から質問責めされた。

 

「あのモンスター転倒出来たの!?」

 

「モンスターって転倒出来ないものなの?」

 

「どうやってダメージ与えた!?」

 

「普通に殴る蹴る」

 

「もしかしてβテストやった!?」

 

「βテストって何?」

 

「誰に指導を受けた!?」

 

「まず、このゲーム始めて始めてプレイヤーに会ったのが君たち二人」

 

・・・・・・・・・

 

数分経ってようやく本題に入れた。

 

「あー、いろいろ脱線して悪かった。俺の名前はキリト、βテストっていうのはまぁ一部先行して出来る物かな?それを俺はやった事があるそしてこっちがクライン、アンタと同じ始めてゲームをやるプレイヤーだ。」

 

「宜しく、いやーこんなプレイヤー居るとは思わなかったぜ。」

 

「良いから剣の使い方を教えてくれないか?」

 

「そうだったな、まず右手で素早く手首の力だけで下げるとメインメニューが出てくる。そしてスタイルってとこに素手があるから横でスライドして、自分が好きな剣の種類を選んでくれ、まだ、片手剣と両手剣しか選べないけどな。」

 

「ああ、分かったやってみる。」

 

キリトに言われた通りに右手でメインメニューを出しスタイルを選ぶそしたら、スタイルのとこに〈拳士〉ってなってあってそれ以外選べない状態になっていた。

 

「何かスタイルのところに〈拳士〉ってやつに固定されて他のやつに選んでないんだが・・・」

 

するとキリトが「えっ、」って驚いた顔になっていた。

 

「こんなことタブー(禁止)何だが、少し見せて貰っても良いか?」

 

別に見られても困らないから、キリトに俺のステータスを見せた。

 

「うーん、バグかな?」

 

キリトが悩んでいると、クラインがいきなり何かを思い出した。

 

「しまった、もうこんな時間じゃーねーか、すまん二人とも、晩飯の出前がそろそろ来る。先にログアウトするぜ。」

 

クラインはメインメニューを開きログアウトしようとするが、何か複雑そうな顔した後、俺達に言ってきた。

 

「なぁ、ログアウトのが無いのだけど、お前達ある?」

 

そう言われて、ログアウトを探してみる

 

「ないな」

 

「俺もだ、ログアウトが消えている。」

 

そう言い終わったら、俺達3人は別の何処かに飛ばされた。

 

 

 

 



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デスゲーム開始

飛ばされた場所はログインした場所と同じ場所だった。

 

 

「ここは〈始まりの街〉の広場か?」

 

 

二人も俺の言葉に納得する。

 

すると、俺達以外にもここへ飛ばされた人達が集まってきた。

 

 

「しかし何でいきなり飛ばされたんだ?」

 

「おそらく、バグの謝罪とかじゃないかな、ログアウトが出来ないためしばらくお待ち下さいとか」

 

 

しばらくすると、空の色が変わり、ロープを被った大きなキャラクラーが出てきた。

 

 

 

 

「ようこそ、私の世界へ

 

私の名前は茅場晶彦という

 

君たちは現実世界へ戻れない

 

ここでのゲームオーバーが死につながる

 

これはゲームであって遊びではない。」

 

 

 

 

いきなり現れて一体何を言っているんだこいつは?

 

茅場晶彦,,,確かこのゲームの作者かつナーヴギアの作製者だっけな

 

 

 

 

「まぁ、慌てるなって言っても無理があるだろう。

 

私からのプレゼントがある

 

どうぞ使ってくれたまえ。」

 

 

 

 

 

するとアイテムの中に手鏡があった。

 

俺はその手鏡を使ってみた。

 

使ってみると手鏡から強い光に当てられた。他のやつも同じように強い光に当てられている

 

光が弱まって、俺の周りを見るが大きな変化はなかった。

 

 

「大丈夫かハク?」

 

 

()()にそう言われたが、誰か分からなかった。

 

 

「誰だ、アンタ?」

 

 

ついそう返してしまった。

 

 

「おーい、ハクは大丈夫だったか?とこでキリトは知らないか?」

 

 

今度は知らない男性に声をかけられた。

 

 

「もしかして、二人、キリトとクラインか?」

 

 

少年と男性の二人に言った。二人は頷いた。

 

 

「ということはそっちの少年がキリトか?かなり中性な顔をしているな」

 

「じゃあ、この男性がクライン?随分とドンマイな感じになったな。

「「ハクは変わらな過ぎ」」

 

 

名前以外はほとんどそのままにしたからな

 

 

 

 

「気にいってくれたかな私からのプレゼントは?

 

ちなみに強引にナーヴギアを外したならば

 

ナーヴギアの電圧でそのまま死ぬ

 

現実世界で警告したにも関わらず

 

死んだ人間が既に200人以上を越えた」

 

 

 

 

そう簡単に言いやがった、人の命を何だと思っているんだ。

 

他の奴らもガヤガヤと文句を言ってる。

 

 

 

 

「現実世界に戻る方法が1つある

 

ゲームクリアである100層到達である

 

無事にクリアできる事を望むよ。」

 

 

 

そう言い終えると、ロープを被ったキャラクラーは消え空の色が元に戻った。

 

他の奴らは今の状況をまだ呑み込んでいないみたいだ。

 

広場はパニック状態になっていた。

 

「二人ともこっち来て」

 

キリトに手を引かれ、建物の裏まで来た

 

 

「この辺りのモンスターは直ぐに刈られる。俺は今直ぐに別のところへ行く、今ならまだ混雑になるまでに行ける。二人はどうする?」

 

「悪いキリトよ、俺以外に五人この世界で会う予定がある。そいつらを置いて次には行けない。」

 

そうクラインが言うとキリトは何ともいえない顔になった。

 

「キリトの言葉はありがたいが、まだこの街でやり残した事がある。直ぐに追い付くから行き方だけ教えてくれないか?」

 

そう言うとクラインは、「それなら俺も」と言った。

 

キリトは道を教えたら、直ぐに次の街へ行こうとした。

 

「キリト、死ぬなよ。」

 

「っ、それはそっちもだろ。」

 

「キリトっ!お前の顔かなり好みだぜ。」

 

「クラインも、その顔の野武士面似合っているぜ」

 

 

そう言って俺達3人は別れた。

 

 

 

 

 

 



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アルゴとの遭遇

別れた後、俺は全財産を回復結晶と携帯食品に注ぎ込み、キリトに教えて貰った道を行った結果。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、樹海の森に1人、ポツンと居る状態である。

 

正確に言うと、自分1人に周りに敵モンスター数十匹に囲まれている。何故こんな事になったか、少し前に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回復結晶と携帯食品を買った後、まだ大きな道は混雑してたから、裏道を通って外にでることにした。

 

人が来なさそうな、じみじみしていて、もはや裏道とは言えない場所を通っていたら。1人のじいちゃんが倒れていた

 

直ぐ様近寄り、確認したらNPCだった。

 

すると、クエスト発生した。

 

 

 

 

[蜂蜜を渡せ]

 

・もうワシはダメだ、最期にもう一度だけ、()()の蜂蜜を一口を食べたかった,,,

 

 

 

見るとクエスト期限が無かったから、俺は迷いなく発注した。

 

ここまでが街に出るまでの出来事だった。

 

街に出て、自分のスタイル〈拳士〉について思い出し、どんなのか調べてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単に言うと体力以外のステータスがやや上がる。という内容だった。

 

 

次の街に向かってる最中、森林の中に敵モンスターを発見したから、少し寄り道して適当に刈ることにした。

 

森林の中に入ると、いろいろなモンスターがいた。

 

俺は、〈リザード〉というトカゲのモンスターと戦うことにした。

 

このモンスターは二足歩行で、片手に武器を持っている人型のモンスターであった。

 

俺は先手必勝で、そのモンスターに気付かずに飛びげりをくらわし、直ぐ離れてどんな行動にも対応できるように構えたが、くらったモンスターはポリゴンとなって消えていった。

 

いくらステータスが上がったからって一撃で沈むとは思わなかった。

 

不思議に思い、もう一度、見ると拳士の中にこんなのがあった。

 

 

 

拳士専用常時スキル:相手がこちらに気づいて無く、油断している状態での初撃が10倍になる。

 

 

・・・まぁまぁエグくね?

 

 

かなり限定されるけど、このゲーム最凶のスキルじゃね?

 

 

そしてしばらくの間、すべてのモンスターを奇襲して一撃で倒し森林の奥へ進んでいた。

 

 

調子に乗って奥に行ったせいで、いつの間にか森林から樹海になっており、帰り道も分からない状態になっていた。

 

 

そんなことに気付かず、まだ奥の方に行くとデカイ蜂の巣とそれを守るリザードらしき存在がいた。しかもその

リザード、今まであった中でも、明らかに装具が違う格上的なリザードであった。

 

俺は見つからないように近くへ行き、奇襲をかけることにした。敵との距離数十メートルで止まり、どうやって奇襲をかけるか考える。

 

考えた結果。倒して行く最中に手に入れた〈遠投〉というスキルを使う事にした。

 

このスキル、攻撃用でなく、遠くの物に当てる感じのスキルで、ダメージは投げる物の攻撃力で距離はあまり関係無いみたいだ。

 

近くにあった小石を拾い、そのリザードめがけておもいっきり投げた。

 

当たるとダメージが7~8割も減った。そして距離を詰め、アッパーでそのリザードを浮かし、浮いているリザードを腕を振り落とし地面に叩きつけ、地面に叩きつけたところをまず片足で踏みつけ、次にジャンプして両足で踏みつけ、最後にもう一度ジャンプして全体重を肘打ちで地面とプレスした。

 

リザードはポリゴンとなり消えてった。

 

俺はリザードの装具を奪いデカイ蜂の巣に近付き、どんな物かみてみた。

 

蜂の巣であって、やっぱり蜂蜜が取れるみたいだ。

 

全部で6つ取れた、少し休憩する事にした。

 

休憩中に自分のステータスと、さっき取った蜂蜜を1つ試食してみる。

 

今レベルはもう8に上がっている。ステータスもほとんど70を越えていて、そこら辺のモンスターだと1撃与えるだけで消滅できそうだ。そして新しいことも増えた。そして蜂蜜は以外と旨かった。

 

蜂蜜を食べ終わると、体力とSPが満タンになると同じにいきなりモンスターに囲まれた。

 

少し驚いたが、この蜂蜜を使った後に、効果の一番下にこんなことが新しく書いてあった。

 

※フィールドで使用するとモンスターに囲まれます

 

 

 

 

 

おい、初見殺しも甚だしいぞ、使い方でMPKできるぞ、俺以外だとここでゲームオーバーだぞ。

 

 

そして現在今の状況に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

「連戦になるがまぁいい、新しい実験ができる。」

 

 

そして新しいスキル〈掴む〉を使ってみた。

 

まじで、モンスターを掴めた。そのまま別のモンスターに投げつける。モンスターどうしがぶつかり2匹とも消える。

 

「めっちゃ楽」

 

そのまま俺はノーダメで最後の1匹迄減らした。戦う最中また新しいスキルが増えた。

 

〈索敵〉というモンスターやプレイヤー見つけることが出来るスキルだった。

 

使ってみると大木の裏側にプレイヤーが1人いることがわかった。

 

最後の1匹を掴んで、その大木に目掛けてモンスターを投げつけた。

 

大木にぶつかったモンスターは消え、裏側に隠れているプレイヤーもビクッってなったのわかった。

 

「隠れているのはわかっている。さっさと出てこい。」

 

 

するとフードを被った女プレイヤーが出てきた。

 

「おにーさん強いネ、どうしてそんなに強いか教えてくれないかナ?」

 

これが、アルゴというプレイヤーと始めて出会ったことだった。

 

 

 

 




以外と長くなった。

拳士のスタイルは後で詳しく書きます。

そしてアルゴのしゃべり方分からん


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アルゴとの会話

いろいろ修正しました。


「いいが、こっちも聞きたい事がある。どうやったらこの樹海の森から出れるか?」

 

「おっト、それは別の問題だネ、オイラの名前はアルゴ、情報屋をやっているヨ、 そうだネ、プラスアルファで外に出るまでの護衛ト、君の名前でチャラにするヨ。」

 

「了解した。俺の名前はハク、よろしくアルゴ」

 

「こちらこそ護衛頼むヨ、ハク兄」

 

何か勝手に変なアダ名つけられた。

 

まぁ俺としては、まずここから出るのが第一優先だから一緒に行動することにした。

 

護衛中に遠くでモンスターを見つけるが、もう接近戦は疲れたから遠投で、モンスターが気付く前にそこら辺の小石を投げて、消滅させていった。

 

アルゴが「今何した!!?」って言ってきた。

 

しゃべり方が普通になっていた。なら普通にしゃべれよ・・・

 

「遠投で倒した。」

 

ホントのことを言ったのに、信じてもらえなかった。

 

「外に出るとちゃんト、聞くからナ。」

 

ホントのことなのに、嘘つき扱いされた。

 

 

 

 

いつの間にか樹海の森から出ていて、始まりの街が見えてきてた。

 

始まりの街に着いたら、俺はクエストを発注してたのを思い出す。

 

「すまないアルゴ、少し寄り道がしたいのだが、いいか?」

 

アルゴは「オイラも着いていくヨ。」って言ったからあのじぃさんのとこへ一緒に行くことにした。

 

裏道へ行けば行く程アルゴの目が不審者を見る目になってきた。じぃさんに会う直前まで来てたら、ついにゴミを見る目と同じになっていた。

 

裏道に入って数十分、相変わらず倒れていたじぃさんを見つけた。

 

俺はじぃさんにさっき取った蜂蜜を全部あげた。こんな危険な蜂蜜使えるか。

 

じぃさんは俺から貰った蜂蜜を一口、口の中に入れると急に元気になり、起き上がった。

 

「蜂蜜を取ってきてありがとう。これはワシからのオリジナルのリングだ。良かったら使ってくれ。」

 

見ると〈斬撃5倍リング〉を受け取りますか?とあったが、他の奴にとって、というよりこの剣の世界にとって喉から手が出る品物だったが、俺にとっては必要ない物だったから断った。

 

「このリングを断るとは,,,せめてこの中から好きな物を選んでくれ、必ず使えるから。」

 

見るとこんな物があった。

 

・経験値・お金倍増リング

・武器・防具耐久値倍増リング

・スキル強化・熟練度倍増リング

・入手率・レア度倍増リング

・レベルアップボーナス値倍増リング

:後5つ選べます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・!!!!!???

 

 

えっ、ヱっ、エっ、は!?

 

使えるってレベルじゃない。1つ1つが全額注ぎ込んでもお釣りが出る品物だった。さっきの〈斬撃5倍リング〉も大概ブッ飛んでいたが、これはいろいろ優遇過ぎる。

 

おかしいと思いながらも俺は、5つのリングを貰った。

 

「これで、悔いなくあいつの元に行ける」

 

じぃさんがそういうと、ポリゴンとなり消えてった。

 

用件が終わり、後ろを振り返り帰ろうとしたが、アルゴの俺を見る目がまだゴミを見る目になっていた。しかも何か数歩分離れていたし。

 

「こんな裏道ニ、どんな事をしに来たんだイ?用件があるなら早く終わらしてくれないカ?」

 

いやいや、用件ならさっき終わったばっかりですやん

 

そうだ、情報屋って言ってたから、このリングについて何か知っているかな?

 

「アルゴ、このリングについて何か知らないか?」

 

さっき手に入れたリングの1つを見せる。アルゴは不審物を見るような目でリングをみてきた。すると数十秒後いきなり俺の腕を取り、裏道を出たら近くの宿屋に連れ込まれ、鍵を閉められた

 

「ここなら誰にも盗聴されない。さぁ、全て答えて貰おうカ、まずこのリングはどうやって手に入れタ!?」

 

迫真すぎるだろ、そこまで知りたいか

 

「さっきのクエストで手に入れた。」

 

「どんなクエスト?」

 

「何か蜂蜜くれってクエスト」

 

「そんなクエストβテストじゃ無かっタ」

 

えっ、じゃあ、あのじぃさん何者?ってかβテスト?

 

「βテストって、キリトと同じなのか?」

 

「キー坊はβテストにいろいろ情報を教えた中だヨ、というより、ハク兄もβテストなんだろ、出ないとあんな樹海の森に行けないはズ、あそこのモンスターはレベル一桁で行くと一撃で死ぬ場所だからネ。」

 

そうなの!?バリバリ一桁なんだが,,,

 

「その前にその強さはどうやって手に入れタ!?剣を使わず、あそこのモンスターを倒すなんて、レベル10後半ないと出来ないヨ?しかも何か掴んでいたように見えたシ」

 

すんごい疑われている。これで誤魔化すか

 

「その分の情報はお金じゃ言えないな。護衛と名前でチャラだ。教えて欲しいならそうだな、俺のクイズで2択の問題な。どっちが優れているかの問題だそれが良い方を答えたら俺の強さを教える。間違ったら誰も知らないような情報をくれ」

 

「いいよ、答えル。どんなのダ?」

 

「簡単だ、1日に2回は正しい時刻を示す時計と1回も正しい時刻を示さない時計、アルゴならどっちを選ぶ?」

 

「そんな物、1日に2回は正しい時刻を示す時計に決まっているじゃないカ」

 

「それでいいのだな?」

 

「そう言って問題を無しにするなヨ?」

 

「クックック、簡単に引っかかるものだな。前者の時計は針が止まっている状態の時計だ。そして後者は正しい時刻と少しずれている時計だ。そこまで言えば分かるだろ。さぁ約束だ教えろ」

 

「くっ、仕方ないナ、1人しか伝えていない事を教えるナ、ある牧場の近くにある河川敷そこに行けばステータスを上げる事ができル」

 

「ステータスを上げる?ステータスはレベルアップやリングとかでなと上がらないのと違うのか?」

 

「基本その二つがステータスを上げれル。けど同じ行動や同じスキルを多く使っていれば少しずつほんのわずかだが上がっていク、俺っちが教える河川敷の場所はステータスが上がりやすいようになっている場所ダ」

 

「そんな場所、すぐに込み合うのと思うが」

 

「場所が場所でその河川敷には何もなイ、近くに牧場があるが、牧場も有名でないから穴場でもあル」

 

「そうか、まぁ明日でも向かうか、どう行ったら早く着く?」

 

「この場所から山が見えるだロ?その山を越えたらすぐに河川敷に着く」

 

「わかった。じゃ俺もう寝るな」

 




勝手な設定多いです

本当に批判は勘弁して下さい


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キリトとまた会う

体術って2層からだったOTZ

今から修正する

ところどころ、回復薬や回復結晶になっていますが気にしないで下さい


ステータス上げ場所を最短で行ける方法でそのまま行ったのが何故か無駄にモンスターに絡まれた。しかもなんかいろんな異常状態にしてきたし。まぁ全て返り討ちにしたけど、結果レベルが15に上がって、お金も10万を越えたが着いたのが1週間も掛かってしまった。

 

回復結晶も携帯食料もつきかけだったが、目的地に着いた。

 

周りを見て見ると、先客がいた。黒い服を着て、中性な顔つきって、「キリトじゃん」

 

俺がそう言うとキリトはこっち見た。

 

「うおっ、ハク!?なんでこんな場所に?ここ迷所っていう場所なのに」

 

「アルゴから聞いた」

 

「あー、一瞬で理解した。どれぐらいの金を払ったんだ?」

 

「それは言えないな」

 

クイズで教えて貰ったって言えるか

 

「そうか、まぁ言いたくないものは言いたくないな」

 

キリトと違う場所で特訓することにした

 

でも特訓ってどんな事をするんだ?アルゴから聞くとここで居てたらステータスが上がったって言ってたが・・・

 

せっかく河川敷に来たんだから特訓以前に遊ぶか

 

俺はそこら辺にある適当な小石を取って、川に投げて何回小石が跳ねるかやってみた。小石を投げて水の上を跳ねると思いきや、そのまま貫通して沈んでいった

 

・・・ええー、水きり出来ないのか?前やった時は4~5は跳ねたぞ、それともセンスがないのか

 

このあと俺は、何回も小石を川に投げた。いろんな投げ方や、石にかける回転数もいろいろ変えたが全て貫通していった

 

なんか、面倒になってきた。一向に跳ねる気しないし、最後にスキルの〈遠投〉を使って小石を投げた

 

最後に投げた小石は2~3回跳ねて、水の中に落ちていった

 

・・・もしかして、スキル使わないと水きり出来ないのか?このあと数回スキル〈遠投〉を使って小石を投げた。4~5回跳ねて終わったが頑張ったらもう少し跳ねそうだな

 

石を投げまくってたらいつの間にか日が暮れていた、一旦キリトのとこに様子を見に行った

 

岩の前で休憩して、座って寝ているみたいだ。俺はキリトを起こした。何か疲れた顔になっていて、焦点があってなかった。

 

「 もういい時間になっているが、どうするんだ?この辺に宿屋ってあるか?」

 

「・・・・・・」

 

? よくみてると疲労状態という全ステータス徐々に低下、声が出ない状態という。まぁまぁ危険な状態になっていた。

 

この状態になると、異常状態を治す結晶じゃ意味がない。SP含め体力を全回復しないと取れないし、毒状態で程でないが、移動するたび体力が減る、1人でなると早めに回復しないと手遅れになる。何もしないとステータスも体力も減らないが、運が悪いとモンスターとかに出会ったら殺されたりする。

 

知らない中でないし、俺はキリトをおんぶした。

 

「近くの回復できる場所まで誘導してくれ、話は後だ。」

 

キリトは指を指した。俺はそのままの指示に従いこの場所を一旦離れた。

 

数十分後、牧場らしきものが見えてきた。キリトの指を見ると建物を指していた。

 

建物に入ると、今度は二階を指し、二階に上がると1つの部屋を指した。

 

部屋に入ると1人分の生活スペースがあった。

 

キリトをベットに寝かせ、俺はソファーに横になり、そのまま寝た。

 

 




疲労状態:同じ場所を長時間かつ体力がなくなる程なりやすい。1度なると全回復しないと取れない。初めは全く減らないが時間が経てば経つ程減る量が増加する。


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キリトと対戦

なんかおかしいけどわからん


「助かった。本当にもう駄目かと思った。ハクは命の恩人だ。」

 

目覚めて、キリトの第一声がこれだった。

まぁ、あのまま放置してたら確実に死んでいたからな

 

1度ならないと効果なんて分からないって、不親切な設定だな。でもならないとどんな効果か説得力ないけど

 

ちなみに俺の今知っているのが、疲労、麻痺、火傷、毒、猛毒、睡眠、暴走、凍化、混乱位か、まだまだ異常状態があるがまだなってないからわからないな

 

「しかし、いいなここ」

 

「だろ!まぁまぁの穴場なんだ。少し高いがそれなりのいい付属がある。まぁ街から出てこの1週間近く何してたか話合わないか?」

 

確かに情報の共有は大事だな。まず樹海の森に迷ったことを話した。

 

「樹海の森って、あそこ二人以上が必須で、ソロなら20近くいるぞ、無駄に強い割に経験値が乏しいから行くだけ無駄だし、確かにドロップするアイテムは5層位の威力あるけど、落ちる確率1%以下だし、あそこの生えている薬草位しか価値ないぞ?」

 

そんなに危険な場所だったんかい。

 

「その時アルゴと出会った。何かキリトことキー坊って呼んでいたぞ?」

 

「アルゴに会ったのか、アイツの情報は信頼できる。ただお金は取られるけどな」

 

「そうだったのか、勝負事で勝ったからタダで情報手に入れたからな、でも始まりの街からあの場所に行くのに1週間は掛かったぞ?」

 

「???始まりの街からだとここまで来るのに歩いてでも1日あれば行けるぞ?」

 

「まじで、道中無駄にモンスターに絡まれたぞ」

 

「直進で山を越えて来たのか?直ぐ絡まれるけど直ぐ逃げれるから、相手にしないなら30分で行けるが、全てのモンスター相手にするなら、軽く見積もっても3週間は掛かるぞ。しかもそのモンスター樹海の森と同じ位の強さだし、いやそれ以前に多分死ぬ」

 

うおぃ、戦わない前提で言ったんかい。そりゃ時間も掛かりますわ、そして生きている俺はいったい・・・

 

この後もキリトといろいろ話した。そして思い付く

 

 

「そうだ、せっかくだから対戦やろう」

 

「別にいいぜ、どんな勝負でやる?」

 

「そうだな、すぐに勝敗がつく対戦がいいな」

 

「なら初撃対戦だな、初撃を与えたら勝ち。その時点で勝負が終わるから、どっちが勝ったか分かりやすい」

 

「いいよ、それでいこう」

 

俺とキリトは牧場の広場に出た

 

そういえば剣を持つ対人は久しぶりにやるな。そう思いつつ対戦が始まった

 

始まると同じにいきなり剣を前に出して突っ込んで来やがった。俺は身体を横に向け、肘を後ろにし肘と背中で剣の腹の部分を挟んだ。キリトはびっくりしたままである。そのまま肘と背中で固定したまま、剣を奪い、回し蹴りをした。反応出来なかったキリトはそのまま回し蹴りをくらい、飛ばされた

 

初戦は俺の勝ちだった

 

「凄いな、ようあんなスピード出たな」

 

「いやいや、ハクの方が凄いわ、大概あれに反応できるにダメージ与えれるのに」

 

「もう一回やるか?」

 

「勿論」

 

次はいきなり突っ込まずに、ある程度の距離を保っていた。今度はこっちから攻撃してみる。ほぼ構えていない状態からの正拳付きをやってみた。キリトはガードした。そこにすかさず掴んで、蹴り飛ばした。

 

「あまいな、対戦ならガードでなく避けないと」

 

「今ガード中に何した?とっさにガードしたらいきなり飛ばされた感じしたぞ?」

 

「何されたか対戦中に気付け」

 

今度はかなり警戒されている。とりあえずどんな行動するか見ているな、まぁいいや、キリトを掴む、以外と直ぐに放されない、3秒位経って放された。そして直ぐ攻撃したところをカウンター技〈電撃フック〉で横腹を殴る。キリトは崩れ落ちた

 

「大丈夫かキリト?」

 

「全然大丈夫じゃない、何か麻痺になったんだが?」

 

「カウンター技の1つ、結構タイミングがシビアだが成功すると相手を麻痺にできる。」

 

この後も何回も勝負したが、

 

キリトが攻撃したならカウンター

俺が攻撃しガードしたなら、直ぐ掴み蹴り飛ばす

避けるなら、攻撃の中にフェイントを入れ、フェイントに引っ掛かり、避けたところを殴る

 

気がつくともう1日が終わりそうだった

 

 

 

 

 

 

 

 




肘と背中の技は、嘘刀流の菊って技です。

本来は刀を折る為の技


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キリトと対戦2

変なところはないはず


次の日もキリトと俺は対戦してた

 

俺はもう良かったのだが今度はキリトが俺に勝つまで続けるつもりだった

 

いつの間にか対戦回数が100を越えていた。もうダルくなった俺はわざと負けた

 

「もういいだろ、勝ったんだから。もういい加減止めようぜ」

 

「駄目だ、しかも最後わざと負けただろ、納得いくまで続けるから今度は半分対戦だ」

 

「半分対戦って前にやったら俺がパーフェクトゲーム(ノーダメで倒した)して、もうやらないって言ったのキリトじゃん」

 

「いや、今度は秘策がある。本当にこれで最後にするから」

 

もうキレた。言い始めたのは俺だけど、もういいキリトをぼこぼこにする。

 

始めると同じにキリトに詰める。そして掴もうとしたが、キリトは避ける、さすがに簡単に掴ませて貰えないか、キリトが攻撃するがこれは楽に避けることが出来る、けど俺はわざとくらう。そして身体を貫通した。身体を貫通している剣を壊そうしたが、俺の攻撃が剣に当たる前にポリゴンとなり消えた。キリトを見ると片手が光っていた。直感で感じた。あれはヤバい、直ぐさま近付きタックルしキリトを倒し、光っている片手を取り腕十字ひしぎを固める、片手が光らなくなると腕ひしぎ三角固め、それから スピニングチョーク、おまけにフロントチョーク、最後に顔面への拳を叩きつけた。

 

対戦は俺の勝ちで終わった

 

 

ふぅ、今のは危なかった。キリトはまだ横になっている。

 

 

 

「おい、どうした。痛みはないだろ」

 

「もういい、ほっといてくれ、武器を使っても素手で負ける剣士なんて、もういいだろ」

 

完全に心挫けていやがる。まぁ秘策を使わす前にぼこぼこにしたからなー

 

「さっきの片手はなんだ?直感で危ないって感じたから封じたけど」

 

「対戦で100回負けると出てきたスキル〈武器同化〉武器が無くなる代わり、無くなる武器の5倍の攻撃と範囲ができる。但し発動時間は数秒程度」

 

つまり発動して、確実に当たれば大ダメージを与えれるって待て、これ対人用でないよな?明らか大型モンスター用だよな?オーバーキルにも程があるよな???

 

しかも、これ使えば岩どころか建物も破壊出来る最強スキルだろ、ただ燃費が悪い

 

「じゃあさっさとそれ使って岩壊してこいよ」

 

「武器がない、剣1つしかもう残ってない」

 

・・・そこまでして俺に勝ちたかったんかい

 

何か酷いことしたかな?仕方がない俺の剣を渡すか、剣を使えないから、売る以外使い道無かったからな

 

「おい、キリトいじけるなって、代わりに俺の剣やるからさ」

 

俺は持っていた剣全部キリトにあげた。どうせ初期の剣だと思っているキリトは何を貰ったか確認しなかった。

 

「じゃ、俺は適当に回るからまたどっかで、会ったらまた話でも聞かしてな」

 

キリトはまだ横になっている。自殺とかしないよな?

 

俺はまだ知らないところへ向かった

 

 

 

 

 

 



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裏話:キリトの心情

これはキリトの裏話です

興味がない人は飛ばして下さい


始めてハクに会った感想は美人、美形といった、初見は男か女か分からなかった

 

そして剣を使わないっていうのが驚いた。はっきり言って信じていなかった。

 

剣の攻撃力がそのまま攻撃力になるのがこのゲームである

 

剣を使わない=その分の攻撃力が下がるから、はっきり言って無駄な行為である

 

しかもソードスキルが使わず倒すってのも、俺にさえ難しいことであり、多分ノーダメは俺でも無理だ

 

ソードスキルってのは使うとその分の攻撃力は確実に与えれることができるものだから、早く倒せる。

 

だからこそ、ハクが一番弱い青いイノシシといえ、モンスターをノーダメで倒したのは自分の目を疑った

 

そしてステータスには、拳士という俺が知らないスタイル。

 

もしかしてユニークスキルという1人に1つしか得れないスキルだったかもしれなかったが、まだ分からなかったからバグという嘘をついた

 

そしていきなりの転移、デスゲームの開始

 

あまり詳しく教えられ無かったのが悔やまれる

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

次に会ったのが、修行場だった。

 

約1週間ぶりにあっても、ハクは全く変わっていなかった

 

ここで俺は、始めて死を覚悟した

 

始めてなった〈疲労〉効果は分からなかった。状態回復を使っても取れなかった

 

とくに意識してなかったから、そのまま岩にダメージを与えていたら、段々目の前が赤くなった。体力ゲージを見るともう2割まで減っていた

 

直ぐに回復を使ったが数歩歩くだけで、体力が減ってしまった。

 

ここから泊まっている所まで、まぁまぁ距離がある。確実に戻る途中で行き途絶える

 

そこに来たのがハクだった。ハクはすぐさま俺を担ぎ泊まっている所まで運んでくれた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

次の日になってこの約1週間どんな事をしていたか聞いてみた、すると1人だと死ぬ場所を行ってたとか言ってた

 

本当にそれだけにの実力があるのか不思議に思った

 

成り行きでハクと対戦になって実力を確かめることにした

 

初撃対戦で直ぐ終わるように、先手必勝でソードスキル〈突進突き〉:一直線でしか攻撃出来ないが、速度は一流: を使ったがハクはそれを初見で見切った

 

何回も対戦したが1度も勝て無かった

 

生半可な攻撃するとカウンターをくらい

攻撃をガードしたら、ガード中に掴まれ攻撃され

避けたなら、避けた場所にピンポイントで攻撃されダメージを受けた

 

負け続けると新しいスキルが手にはいった

 

〈武器同化〉というスキルだった

 

一回でもハクに勝ちたかったから、武器の1つを犠牲にして、やろうとしたが、ハクは直ぐに危険性を察知し、関節技のラッシュをかけられた

 

俺は心を折られ、しばらくの間やる気が失せてた

ある程度回復したところで、ハクから剣をプレゼントされたことを思い出す

 

初期の剣1つだけと思いきや、30つ位の剣もプレゼントされてた

 

一番いいやつなんて〈ブラックリザードの剣〉っていう5層レベルの武器もあった

 

何処で手に入れた?

 

それより、一番の疑問はハクの強さはなんだ?

 

 

 

 

 

 

 



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アスナと会う

やっとアスナを出せた

想像以上に時間がかかった


このゲーム始めて約1ヶ月が過ぎた。

 

なんでも死んだプレイヤーは2000人を越えたみたいだ。

 

俺はレベル20になり、1層のモンスター程度なら軽いジャブ1発で倒せるレベルになっていた。

 

この約3週間はただスキル上げしてた。

 

スキルは使えば使う程上がるみたいで、遠投のスキルと索敵のスキルばっかあげてた

 

遠投は重い物、攻撃力が高い物を投げると上がりやすいが、何回も同じ物を投げたら、いつかは消えて、1つの物を無限に投げれる訳ではないみたいだ

 

索敵は出たモンスターを全部倒したらほんの少し上がる物で、強いモンスターを見つけて倒すのが無理なら、ある程度時間が経つとリセットされる物みたいだ

 

遠投と索敵を上げれるところまであげて遂に回復薬と食料が切れたから、始まりの街を久しぶりに戻った

 

街の広場に着くと何か多くの人が集まっていた

 

何があるのだろうと思い近づくと、仕切っていた人が「パーティーを組んでくれ。それでまた明日同じ時間にこの場所集合で」と言ったらその場が解散した

 

結局なんの話か分からなかった。

 

この場所から離れようとしたら、後ろからいきなり肩を掴まれた

 

振り向くとキリトが凄い笑顔で俺を見てた

 

「最強の戦闘員確保」

 

は?俺は意味が分からずそのまま引っ張っていかれた

 

買い物したいって言ってもとりあえず来いの一声で済まされた

 

引っ張られたさきに、深くローブを被った1人座っていた

 

「この3人でパーティーを組むから」

 

キリトの意味不明な言葉に

 

「「はぁ?」」

 

もう1人の人と言葉が被った

 

「さっき来たばかりだが、どんな状況だ?教えてくれないか?」

 

今、現在混乱中の俺をキリトが説明する

 

「さっき集まっていたのは。2層行く場所を発見して、そのボスの作戦会議でチームを作るって話だった。で、パーティーは6人で1つだが、ハクさえいれば大丈夫だろ」

 

「なんで俺そんなに期待されているの?」

「俺に100回以上も勝った人が何を言っている?」

 

「キリトのあの技使えば、ボスなんて一撃だろ?」

 

「発動するのに少しの間、無防備かつその場から動けない。ハクが俺の目の前にボスを誘導するのか?」

 

「俺の攻撃がボスに通用するとは思えないが?」

 

「俺達は周りの雑魚討伐、ボス戦はあまり参加しないから大丈夫」

 

「さっき言ったが買い物したいのだが,,,」

 

「今から買い物しても夕方には合流できる」

 

こいつ、俺がいれば何とかなるって思っていないか?てか周りの雑魚討伐なら俺いなくてもいけるだろ

 

 

「あの、すみません私はどうしたいいですか?」

 

ああ、もう1人居たの忘れてた。て言うか女プレイヤー?

 

「悪い、ハクに喋り過ぎた。とりあえずパーティー申請するから二人とも入ってくれ」

 

まぁ、俺もさっさと2層に上がりたいし、パーティーに入るか

 

Kirito

Asuna

Haku

 

やっぱり、女プレイヤーだな

 

「で、この後どうすんの?何かするの?」

 

「〈スイッチ〉ってわかる?」

 

「「〈スイッチ〉って何?」」

 

キリトがお前もかって感じでみてる。言うが俺はβテストやってないからな、初心者だからな

 

「そういう交代方法があるから二人のタイミングを合わしたいし、二人同士にもスイッチをマスターして欲しい」

 

「別にいいが、何処でやるつもりだ?今から買い物したいし」

 

「何処まで買い物したいんだ!!?俺の住んでいる近くの牧場でやるつもりだけどどうかな?」

 

「別に構わない「私はパス」・・・」

 

「私はやることあるから、明日、朝やればいい話でしょ?」

 

アスナってプレイヤーは立ち上がり、何処かいこうとする。

 

「じゃ、買い物終わり次第行くから」

 

「いや、俺も着いていくバックレたら、かなわないかな」

 

俺そんなに信用ないの?

 

「夕方どうするよ、俺とキリト二人で先に練習するか?」

 

「いや、対戦する。1度でも勝ちたい」

 

「わかったわかった。その代わりに牛乳と()()()忘れるなよ」

 

「その程度なら、全然問題ない」

 

そんな雑談してたらいきなりアスナが戻ってきて俺とキリトの胸ぐらを掴んだ

 

「今の話本当?」

 

「俺とハクの対戦のこと?」

 

「違うっ!」

 

「キリトの住んでいる近くに牛乳と、()()()があることか?」

 

俺が言うとアスナの目が光って、腕はさらに力がこもった

 

「先に、私が入る!!!」

 

いいけどアスナさん、まず放しません?どう見てもかつあげです。

 




アスナってどんな喋りかただっけ?



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ボス戦、前日

アスナの腕から解放され、俺の買い物が済んだのち、キリトの部屋に行くことにした

 

アスナはキリトの部屋に着くと、早速風呂に入る準備をしてた。

 

風呂を見た直後、目が輝いてたし

 

俺とキリトは、アスナを置いて対戦することにした

 

日が暮れるまで10回しか勝て無かった(10回対戦中)

 

キリトはかなり強くなっていた。スキル系の技は一切使ってこず、フェイントを入れて緩急をつけたり、わざと避ける場所を作ってそこに攻撃することもやっていた。何か速さも増していたし

 

まぁ、フェイント入れようとしたならばその前に攻撃とか、避ける場所があっても、違う場所に避けてキリトのペースを乱したりして勝ったけどな

 

「かなり強くなっているし、今レベルいくつ?」

 

「その言葉、ただの嫌みしか聞こえないぞ?レベル18まで上げたのに、、、ハクこそレベルいくつよ?」

 

「俺はレベル20、それよりキリトその速さはどうした?前の1,3倍は速く感じたぞ?」

 

「どうしたって全部Agiにレベルアップボーナスのステータス増加ポイントを振り込んだだけだが?というよりハクはどんな振り方している訳?」

 

・・・レベルアップボーナスのステータス増加ポイントを振り込む?レベルアップすると同じに各ステータスに少々増える物と違うのか?

 

「レベルアップボーナスのステータス増加ポイントってなんだ?レベルアップと同時にステータス上がるのと違うのか?」

 

キリトが、嘘だろ!?って感じで見てる。

 

「ちょっと待て、ステータス開いて上にいくつ数字ついているかみてくれ」

 

キリトに言われた通りにステータスを開く、すると+155って数字があった

 

「+155って数字があるが、これがステータス増加ポイントか?」

 

キリトは目が点になっていた。やめろよ、何か人を人じゃない何かを見るような目は

 

「+155!?一切手をつけてないなら+95のはずなんだが」

 

あー、あれかな?レベル8からあのチートリング填めたから、これも2倍になった感じか

 

「アルゴに、俺のスタイルを教えた代わり、いいクエスト頼んだからこうなったかな?」

 

キリトは納得してくれた。何かあったらアルゴの名前使えば何とかなるか

 

今のままで充分だから、まだ振り分けなくていいな

 

 

 

 

 

 

 

キリトと一緒に部屋に戻るとアスナは風呂から上がって、ソファで座りながら寝ていた。

 

「どうするよ、起こす?」

 

「いやいやいや、寝かしてあげよう、とりあえずベッドに移動させよう。上半身持つから下半身持って」

 

「わかった」

 

「じゃーオネーサンは腰を持つネ」

 

・・・いつの間にかアルゴがいた

 

「うぉ、アルゴいつの間に」

 

「ニァハハハ、久しぶりキー坊、そしてハク兄、また会えるとは奇遇だネ」

 

「そうだな、それより何しに来た?キリトに用があったのか?」

 

「そうそう、キリトに聞きたいことがあるネ、その情報分のお金も払うネ」

 

「いや、まずベッドに移動させてやろうぜ」

 

アスナをベッドに移動させた、アルゴがキリトに聞く

 

「対戦を遠めで見てたけド、使っている剣何処で手に入れタ?あの剣、5層辺りに出てくる剣で1層では手に入れれないじゃないかナ?」

 

ああ、俺があげた剣ね、あれそんな物なんだ

 

「それは、いくら積んでも答えられないな、こっちも命がけで手に入れた物だからな」

 

「2万でも駄目カ?」

 

「駄目だ」

 

なんで嘘までついて、こんなに拒否するんだ?教えても問題ないだろ

 

「俺でいいのなら教えてやるが?「ハク兄知っているのカ!?」」

 

少し位待てよ、どんだけ知りたいだ

 

「絶対に駄目だ、コイツだけには教えるな、面倒になる」

 

「別にいいだろ()()()()()()()()()()()()()()()()って」

 

「ハク兄、キー坊に勝ったのカ!?元βテスターの者ニ?」

 

「驚くか?元βテスターでも所詮人だろ?」

 

((俺(キー坊)って一様、βテストの対戦の大会で優勝した実力者でもあるだが、言わぬが華だな(ネ)))

 

「ちなみに樹海の森で手に入れた。それで充分だろ」

 

((ああ、凄い納得))

 

「もういいだろ、明日の為にもう寝るぞ」

 

俺はソファに横になり寝た

 

 

 

 

 




勝手な設定なので、深く考えないで下さい



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ボス戦

今俺達は、ボス戦の前の扉にいる

 

「さぁ、この扉を開けたらボス戦だ、皆気合い入れて行くぞ!」

 

指揮をとっているディアベルが声をあげ、皆中へ入る

 

中に入ると周りの蝋燭に火がつき、辺りを明るくした。目の前には〈イルファング・ザ・コボルトロード〉言う名のボスがいた。そして4本の体力ゲージが満タンになっていくのが目に着く、すべての体力ゲージが満タンになると同時にボスが雄叫びを上げた。雄叫びが終えるとボスの周りを囲むように〈ルイン・コボルト・センチネル〉の小型モンスターが現れる。

 

「これより、ボス討伐部隊と周りの小型モンスター討伐に別れる。各人締められた行動を実施せよ」

 

そしてほとんどのパーティーが、ボス討伐部隊に入り、残りのパーティーがモンスターの討伐を始める

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、昨日決めた通り俺は1人で討伐して、キリトとアスナのコンビで討伐することで」

 

俺ながら勝手な行動だと思う

 

しかし言いたい、これがベストだと

 

 

 

スイッチの理由が主に、スキル使用後の硬直である。スキルは強いが使うと硬直という直ぐ動けない状態になる。たかが1秒なるか、ならない位の間だが戦闘になるとこの僅かの差で勝敗が決まることがある。

 

そして俺にはスキルが2つしかなく、〈溜める〉と〈振り回す〉だけである

 

正確にいえば常時スキルがあるがまた話す

 

〈溜める〉はただ単純に攻撃が上がるだけの物

 

〈振り回す〉は掴んだ物の耐久値がなくなるか、振りほどかれるか、どっちかになるまで自分の周りを振り回せる物である

 

この〈振り回す〉にも欠点があり、その場から動けない特徴があるが、これを使うと大概周りのモンスターは死ぬ

 

はっきり言って1人で行動する方が多く倒せる

 

スイッチの練習もしたが、交代しなくても危険になることがなく、危なくなるとこの〈振り回す〉のスキル使って脱出し、しかも〈溜める〉のスキル使って行動したら敵モンスターは満タンの状態から一撃で沈むから、キリトやアスナから交代しても、俺からキリトやアスナに交代がない為、このような結果になった

 

 

 

 

 

 

 

そして無限に出てくるモンスターの9割は俺が倒している。他のやつが倒しきる前に残りのモンスター全員相手にして倒してるし

 

ボスの討伐部隊は雑魚に一切気をとられずにボスに集中できる。結果もう1つめの体力ゲージが空になった

 

ボスの体力ゲージが残り3つになると、武器を替えて来た

 

俺はボスの行動パターンが知らない為、アスナのかわりに強引にスイッチして、キリトの敵を潰した

 

 

 

「ちょっと、いきなり現れて何!??」

 

「すまないアスナ、直ぐ終わる。なぁ、ボスが武器を替えたけどまだあるのか?」

 

「えっ、もうゲージ1つ潰れたのか、ゲージ1つごとに武器を替えてくる。長棒、斧、棍棒、ハンマー最後の3割程度で最終武器は曲刀に替えてくる。ミスったな替えてくること言えば良かった。てかそれを聞きに戻って来たのか?」

 

「情報は大事だからな、まぁ今まで通りボス討伐部隊の邪魔にならないようにモンスターを倒すから、今の現状を維持していとけば問題ないな」

 

俺はそう言い去り、出て来たモンスターを殴り飛ばす

 

 

 

 

このまま数十分、全員が大きなダメージなくボスの体力ゲージを1本まで減らし、後3割ってところにボスの武器が最後の曲刀に替えた。

 

瞬間違和感を感じた

 

(あれ曲刀でなくないか?というより野太刀?)

 

「気をつけろ!少し武器が違うぞ!!」

 

俺の言葉が聞こえているのか、聞こえていないかわからないが討伐の連中はそのまま突っ込んだいった

 

「駄目だ、全力で飛んで下がるんだ!」

 

俺の声が聞こえたのかキリトはそう叫んだが遅い、ボスの行動に反応出来なかったのか、討伐の連中はボスの攻撃を直撃した

 

他の連中は何とか体力が残ったがディアベルの体力がヤバい、直ぐ様近付こうとするが、モンスターが俺の前に立ち塞がる。

 

その間にキリトが近付き、回復しようとしてるがディアベルがそれを拒むのが見えた。

 

クソ、ここからだとよく分からない、何かを話しているようにも見える。モンスターが邪魔過ぎる。

 

モンスターを排除し近付いた時には、ディアベルはポリゴンとなり消えてった。初めて人が死んだ瞬間を目撃した。

 

周りの連中は指揮者が居なくなり動揺しているのがわかった

 

この後どうするのか、指揮者がいないまま戦うか、1度撤退するか

 

 

 

するとキリトが、ボスに戦い始めた。

 

ここまで来たんだ、今しかない

 

ボスの攻撃をキリトが弾く、「スイッチ!」俺が言うとキリトは反応した。俺は両手足に〈溜める〉を使う。スイッチで交代した俺は片足でボスの腹辺りまで潜り、片手で腹を殴る。ボスはくの字に曲がり、ボスの頭が俺のところまで下がった。直ぐ様残りの片手で下がった頭を上に殴りあげる。ボスは直立になった。俺は残った片足でうまく地面に着地する。この攻撃で後1割になった。「スイッチ」の声が聞こえた、アスナだった。着地したと同時にアスナと交代しアスナはスキルを使い攻撃するが、後少しのところでスキルが消え硬直した。ボスの攻撃がくる。スイッチしようとしても、俺はまだ硬直が続いている。「スイッチ」キリトだ、アスナとキリトが交代し、ボスの攻撃が届く前にキリトのスキルがボスに届いた。

 

ボスはポリゴンとなり、消えてった。同時に周りのモンスターも消え、そして

 

 

Congratulations

 

 

 

空中にこの文字が浮かび上がる。ボスに勝てた実感が持つ

 

約30分近い戦闘が終わり周りの奴らは喜びまくる。俺はキリトとアスナに近づく

 

「おめでとう、ようあのスイッチに反応出来たな」

 

「ハクこそナイス反応、やっぱり連れてきて正解だったぜ」

 

「アスナも、あのタイミングでスイッチ出来たな」

 

「チームの中で私だけ動かないっておかしいでしょ」

 

皆ワイワイ騒ぐ中、突然の声が響く

 

「なんでや、なんで、ディアベルはんを見殺しにしたんや」

 

見殺し?どういうことだ?

 

「アンタら、ボスの使う武器知ってたやいな、その情報を教えれば、ディアベルはんは死ななかったはずや」

 

言い掛かりにも程がある。キリトは知っていても不思議ではないが、俺はβテスターでない、例え知っていてもあの攻撃に反応できるかどうかも怪しいところである

 

「アイツら多分元βテスターだ、他のβテスターもでて来いよ」

 

なんでβテスターが悪いってことになっているんだ、俺が何か言おうとする前にキリトが口を開く

 

「薄汚い連中だ」

 

ん?そこまで言う必要はないだろ?

 

「元βテスターだって?オレをあんな素人連中と一緒にしないでもらいたいな。でもオレはあんな奴らとは違う。他にも色々知っているぜ?情報屋なんか問題にならないくらいな」

 

・・・おい

 

何か周りがチートだチーターだのいい始めたがそんなのはどうでもいい、今キリトに苛立ちを覚えている

 

コイツ全責任を1人で負うつもりか?

 

「ビーターか…良い名前だ。これからは元テスターなんかと一緒にしないでもらいたい」

 

そして、キリトは黒いマントを羽織り俺とアスナのパーティーを解除して次の層へ向かう

 

俺は急いでキリトの後を追う

 

 

 

 

 

2層に上がると直ぐにキリトを見つけた

 

俺は走り、キリトに向かってドロップキックをくらわした

 

背中に直撃したキリトは地面に伏した

 

「何しやがる、ハク」

 

「それはこっちの台詞だ、何がビーターだ、俺に1度も勝てない奴が何を言っている」

 

「じゃあ今ハクに勝てたら、文句はないな」

 

「勿論、今後キリトに絡むことはない、しかし俺が勝ったなら、俺の言うこと1つ聞くこと」

 

俺とキリトは初撃対戦することになった

 

何回めか分からないが、勝っても負けても当分しないであろう対戦である

 

キリトは厳重警戒している。だがそんなの関係無い、一撃で沈める。俺は足を半歩さげ腰を低くし、片手でカウンターできる構えをした

 

何十秒経ったのかもしれない、もしかしたら数秒だったのかもしれない、キリトは()()()()()()()()そして俺の前にwinnerの文字が現れる

 

「俺の勝ちだな」

 

「今何をした!!?無効だこんな対戦」

 

「キリト、お前この後ずっと1人で行くつもりだろ」

 

キリトがビックってなるがそのまま言葉を繋げる

 

「別にソロでいくのはいい、βテストやっていて色んな情報があるのもいい、ただ1人でいくことはどんな理不尽にも耐えないといけないし、誰かに相談することも出来ないぞ」

 

「じゃそうすればいいんだ「俺が近くにいる」」

 

俺はキリトに1度きりの〈親友〉を申請する

 

「何かあれば俺に相談しろ、情報はなにも出来ないが戦うことなら、誰にもモンスターにも負ける気がしない、だから1人で解決しようとするな」

 

「いいのか?1度きりだぞ?もっと大事な人の為に置いといた方がいいのじゃ」

 

「別に共に行動するつもりはない、ただ100以上の対戦した[戦友]を1人ボッチにするつもりもない」

 

「そうかよ、ならば遠慮なく受け取るぜ、ハク」

 

「どうぞ受け取ってくれ、困ったら直ぐ駆けつける」

 

キリトは〈親友〉を受け取り、俺とキリトの絆は深くなった気がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ボスの取り巻き3匹だけで無限にでるものでは無いじゃん

ボスの武器交替1回だけで何回も替えるものでは無いじゃん

〈親友〉っておもいっきりアレじゃん

アスナ全く喋って無いじゃん

主人公、剣使ってないのに皆スルーし過ぎ

どうやってキリトに勝ったって、禁則事項です

言い訳はこれぐらいにさせて下さい


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デスゲーム開始から半年

何か無茶苦茶になってきた


デスゲームが始まり、半年が経った

 

5層を越えたら、新しい属性が増えた、[斬撃・打撃・貫通]の3種類の攻撃方法である

 

武器によって斬撃・打撃・貫通の属性に換えれる

 

素手は打撃扱いされた、両手や両足、投げる攻撃は貫通扱いされるのだが、俺はほぼ打撃の攻撃でレベルを上げていった。ちなみに斬撃は一切出来ない

 

今解放されている層が、24層でまである

 

今まで各階層でボスが居るが5の倍数の階層が他の階層と比べ強いボス部屋になっている

 

次の層25層がクォーターでありそのボスが3体同時でかつ〈スイッチ〉を使ってくるから次に進めない状態であった

 

数でおしきればいけると思いきや、いざ行くと[斬撃・打撃・貫通]のバラバラの無効、弱点、普通の持ったボスモンスターと小型モンスターで、斬撃無効の打撃弱点のボスが倒せない、しかもある程度の長時間が経つと倒したボスモンスターが復活するらしい

 

らしいのは、俺が戦ってもなく、これがアルゴの情報だからだ

 

「てか、いけるだろ?打撃の攻撃すれば事が済むなら2層に体術のスキルもあるのだからそれで攻撃したら済む話だろ?」

 

「打撃の攻撃が現時点で両手鈍器、片手鈍器の武器そして素手の攻撃しかなイそれ以前に両手鈍器のメイスや鎚、片手鈍器の棍を使っている人が少なク、使おうとすると鍛錬度が低く大きなダメージが与えらなイ、それ以前に体術は武器が亡くなった時の一時的の戦い方で攻略の為の戦いではないヨ?というよりこの世界で武器を使わない奴、1人を除きそんな情報はまだなイ」

 

「貫通で攻撃すれば、どうなんだ?」

 

「貫通もすることもするガ、貫通弱点、打撃無効のボスだったのデ、斬撃で攻撃した方が早いから、貫通もほぼいなイ」

 

「そうか」

 

「デ、素手で戦う打撃の攻撃が専門のハク兄にボスの討伐手伝っ「断る」て・・・」

 

手伝うのは別にいい、力を貸して欲しいなら貸す、ただし

 

「頼んだ本人が来い。金とかいらないから自分の足で来て頼め、後そういうのはキリトに頼めアイツに大量の武器渡して〈武器同化〉のスキル使わせてやれ、最後に俺が手伝っても、俺が足でまといになるだけだから嫌」

 

アルゴは不屈そうな顔をする

 

「足でまといっテ、レベル50を越えたプレイヤーが何を言っているダ」

 

「関係無い、だいたい俺に用件あるなら、直ぐ探せるだろ〈隠蔽〉のスキル何か上げていないぞ」

 

そのかわり〈策敵〉のスキルは上げまっくて、どんなプレイヤー、モンスターも俺の半径250mに入ると直ぐ分かる状態だけど

 

「ハク兄を見つけるの苦労したんだヨ?だいたいなんで1層の樹海の森にいるノ?入って何時間探したと思うんダ?」

 

そんなものアルゴが樹海の森に入った瞬間から気付いたわ

ただ、()()()()()()()を極める為、ここが一番適しているからそれの錬成してただけだ

 

何時間か経って、アルゴがボソッっと「どこだヨ、ハク兄」って呟いたからわざと大きな音をたてて、知らせたからな

 

「まず誰だ?俺にボスの共闘の依頼した奴は?」

 

「キー坊だヨ」

 

はっ?確かに手伝うって言ったが、なんでアルゴに頼んだ?というより親友だから直接、連絡渡せるだろうが

 

「ちょっと待て、今からキリトに連絡する」

 

えっ、って顔にアルゴはなっている。まさかキリトと親友しているとは思わなかっただろうな

 

「はい?ハクか、どうしたんだ?」

 

「キリトかちょっと悪い、25層のボス戦でアルゴから俺に共闘の話持ちかけた?」

 

「いや?まずアルゴに会ってないし、俺とハクの連絡ってこれでいけるだろ、共闘の話はするつもりだったが、だいたい次のボス戦って20層じゃ無いのか?」

 

「ああ、ありがとう。もう充分だ」

 

俺はアルゴを見る。アルゴは全力で逃げているが遅い、アルゴの前に周り込み、水面蹴りでアルゴを転ばせ、逃げないように足でアルゴの上に踏みつけいる

 

「さぁ、本当の事を言おうかアルゴちゃん。まず色々質問するから答えろよ」

 

「ハク兄恐いヨ、穏便にいこうヨ」

 

「2つの質問に答えたらこの足を退かす。質問1、10、15、20層のボスの特徴と取り巻きの小型モンスターの特徴、そのボスを倒したのは誰でしょう?」

 

「10層のボスの特徴は斬撃弱点・貫通無効のボスで取り巻きが貫通弱点・打撃無効、って20層もボス戦だったのカ?10層、15層のボスは血盟騎士団っていうチームが倒した事になっているヨ」

 

おっと、知らなかったのか

 

「ヒント1、15層のボスは打撃弱点・斬撃無効のボスで取り巻きが斬撃弱点・貫通無効

20層のボスは貫通弱点・打撃無効のボスで取り巻きが打撃弱点・斬撃無効だった

それで質問2、15層のボスはどうやって倒したでしょう?」

 

アルゴが止まる。なんで15層、20層のボス情報知っているのか

 

「ヒント2、キリトは15層のボスはクリアしている事を知っていたが、20層のボスはクリアされている事を知らなかった」

 

アルゴが無言になる。そして笑い出す

 

「ニャハハハ、なんダ、そういうことカ」

 

なに自己解決してんだ、この鼠は

 

「すべて納得したヨ、血盟騎士団が14層まで行ったが15層で止まっテ、レベル上げの為一回戻るト、いつの間にか24層まで空いていたんダ。それで誰が解放したって話になり名が上がったのガ、キー坊とハク兄の二人ダ。

 

キー坊は隠蔽で現在不明だったかラ、ハク兄のところに来タ。共闘を持ち出したのは血盟騎士団のある1人ダ、こっちも2つ質問するヨ、15層のボスを倒したのはキー坊とハク兄で倒したダロ?」

 

「正解だ」

 

「もう1つの質問、20層は誰が倒したのか知っているカ?」

 

「知っているもなにも、俺1人で倒した。取り巻きの小型モンスターを掴みボスに投げつける単純作業」

 

やっぱりって感じでアルゴは頷いている。20層は怠かったなー、何百回投げたか覚えていないかえらな

 

ぶっちゃけ、キリトを呼んだら直ぐ25層のボスを倒せる戦力は余裕である。ただそしたら、他の奴らが成長しないから、今自重する事にしている

 

「このまま進めばいいのニ、そうか血盟騎士団に入れバ?」

 

黙ってろ、なんで素手で戦うのかって質問が必ずくる。今まで二人(キリトとアルゴ)に説明したが納得するのに1日はかかった。またいちいち答えるのが面倒だから1人でいるのだからな。てかさっきから血盟騎士団ってなんだ?

 

「さっきから血盟騎士団って言っているが、なんだ?有名なパーティーか?」

 

「1ヶ月前位からでき始めたギルドかナ?多分一番の戦力をもっている」

 

「一番の戦力なら、そいつらに任せばいいだろ」

 

(ギルドでの総合した話デ、多分ギルドVSハク兄だと,ハク兄が勝ちそうと思うが言わ無いでいとコ)

 

「だいたい一番の戦力のギルドさんが俺に共闘って、普通なら一番のトップレベルの奴がくるのが筋ってものだろ」

 

「そのトップレベルの人達はレベル上げに必死だかラ、オレっちがきた訳サ」

 

このまま行くとまた俺のところにまた共闘の話くるな、他の奴が成長するのは待つが、俺だっていろいろやりたい事があるからな

 

「面倒だ、血盟騎士団の場所を教えろ、直々話する。アルゴは俺が行くって伝えておいてくれ」

 

「いいヨ、でも先にいいかナ?」

 

なんだ?

 

「足を退かしてくれないカ?」

 

そういえば、ずっと乗ったままだった

 

 

 

 




なんだろう、うまく説明出来ない

親友になると親友同士でいろんな特典でできます。電話みたいな会話や呼び出しができたりもします

超勝手設定

後2層の体術は全てマスターしてます


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殴り込み

アルゴに教えられたところにに血盟騎士団であろうの本部があった。まだまだ小さい建物だった

 

以外と人数が多く、ほとんどが建物の中にいるみたいだ

 

俺に共闘を持ちかけた奴はどんな奴だ?

 

アルゴが言うには俺も知っている人らしい、ともかく建物の前に着き、門番らしき人に尋ねてみた

 

「すまない、ここのトップって何処にいるか知らないか?」

 

「何?アンタ、ウチのトップ(親父)にどのような用件?」

 

何か感じ悪いな、まぁいいや、そっちから呼んだんだ勝手に上がらして貰おう

 

「いや、お前だと話にならない、勝手に上がらして貰う」

 

「はぁ?いきなり現れて何、人様のギルドに上がろうとしてんだ。少し位待てよ」

 

「こっちは呼ばれて来たんだ。待たれる必要はない」

 

「今はトップの人達が話し合いしている。それが終わるまで待つこと位はしろよ」

 

「じゃあ上の奴らに言ってくれ「ハク」が来たと、何も返事がないと帰るわ」

 

まぁ図々しいにも程があるがそっちが呼んだんだ。ある程度のおもてなしはしてくれないと。一生このギルドの願い事は聞かない

 

「少し待て、今から連絡する」

 

しばらく待つ事数分、するといきなり門番が攻撃し始めた。まぁ簡単に避けるけど

 

「何するんだ」

 

「いきなりで悪いが上の指示だ、「自力で上までこい」と」

 

人を呼んどいてどういう対応だ。トップ直々に文句言ってやる

 

「じゃあ、遠慮なく」

 

しかし分かっているのか?レベル差、普通に有り得ない位の差があるぞ?

 

PKはするつもりはないが、相手の武器は全て破壊しよう

 

門番の攻撃は単調だった。しかも相手の体制とか崩していないのにスキルとか使ってきたし、俺は単調な攻撃に合わせてカウンター〈電撃フック〉をくらわした。門番はそのまま前に倒れた。倒れたまま動かない門番の武器を上から踏みつけ、破壊した。

 

そして俺は面白いアイテムを取り出す。〈回復縄〉というどっかで売ってた縄を取り出す

 

 

 

 

 

 

この縄に縛られると、自分でほどけなくなるが、体力が満タン(異常状態も治す)になるまで全ての攻撃が無効になる物だ

 

ただ、一時間に体力の約1割しか回復しないし、体力満タンになるまでのタイマーがない為残りの時間が分からないから、コツが必要である。

 

ほどくには、体力満タンか誰かにほどいて貰うかの2つしかないが、途中でほどくと始めの状態になるからオススメはしない。使う場面をミスると体力満タンで相手モンスターに囲まれることもあるからな

 

条件は武器を装備していない状態で、体力が半分以下(イエローゾーンに入る)か異常状態の時に使える

 

 

 

 

 

 

俺はこの縄を使い、門番を縛る。しかし一周巻いて片結びだけで済むとは、手抜きにも程があるな

 

門番を縛り上げて俺は建物の中に入ろうした時何か門番が言った気がしたがまぁ知らね

 

中に入ると、5人がいた。まず近くにいた奴を掴みそのまま適当な相手に投げる。剣で攻撃してきた奴にギリギリに横に避け、もっている剣の腹を蹴り飛ばし、ジャブの連打をくらわす。イエローゾーンに入った瞬間縄で縛る。まず1人。

今何が起きたか分かってない状態の奴らの1人を奥に殴り飛ばし、もう1人はアッパーで上に飛ばす。そして近くにいる2人を両手で掴み、壁に二人共投げつけ、壁と俺の足で二人共プレスする。怯んだとこを手に持っている武器を両手で一気に2つとも奪いとり二人同時に縛る

アッパーで上に飛ばした1人を空中に浮いている状態から腹を殴り地面に叩きつけ武器を外れた瞬間縛る

次に奥に飛ばした奴に近づき、片足で武器を壊し、その足で踵落としで、体力を削る。半分以下になったところを用意した縄で縛る

 

そんな感じで、出てくる人を片っ端から縛っていく俺

 

この〈回復縄〉50本位買ったのに、もう数本しか残っていない

 

そして数十分後、廊下には縛られた人達が転んでいた

 

俺は、会議室であろう部屋を見つけ中に入った

 

中に入ると奥にドアがあり、その前にある人物がいた

 

「ここまで全員を相手にしてよう来たな、いったい何のようだ?」

 

見て分かる。コイツはできる。けど売られた喧嘩は買うのが俺のポリシーで、引き分けは存在しない

 

「ここのトップに用件が来た、通らして貰うぞ」

 

「無理だな、今トップは忙しい、俺が相手になる」

 

「わかった。だがまず聞きたい、何故俺を呼んだ」

 

「ああっ、テメーがいきなり殴り込みに来たんだろうが?」

 

「えっ、門番に奴に「自力で上まで来い」って言われたのだが?」

 

「それは門番だけの話だ。中の全員まで戦えって指示していないぞ、門番からなにも聞いていないのか?」

 

「縛り上げた時何か言ってたが無視した」

 

「おい、それでこのギルド[キリリング]に何のようだった?」

 

キリリング?あれここ血盟騎士団と違うの

 

「ここ血盟騎士団じゃないの」

 

「血盟騎士団ってここから正反対の場所だぞ」

 

完全に間違えたわ、まじで人様のギルドを滅茶苦茶にしてやってしまったし、どうしよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・逃げるに限る。謝っても無理だな

 

どうやって逃げよう、まずは相手の意識を一瞬でも奪う。俺は持っている全武器をこの場所に出す。整理してなかったから、初期の方の武器から最新の層でドロップした武器合わせて100近い武器を放出した。俺にとっての武器は売却するしか価値がないからな、また集めればいいし

 

相手は俺だけしか見ていない、周りの状況が変わっても途切れる事なく集中している

 

でも俺は、強引に窓により外に出ようとするが相手も反応し、俺の前に立つ

 

だが樹海の森でやっていたことをやる。それは壁や木の枝といった地面でないところを足場にすることだ

 

おもいっきりジャンプして天井を足場にし、相手の上を抜こうとする

 

それに相手が反応し、ジャンプして攻撃してきた

 

でも俺は足に力を入れ素早く天井から床に移動し、まだ宙に浮いている相手の僅か数センチをくぐり抜け、窓から脱出に成功した

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

いきなり現れた奴にギルドを無茶苦茶にさせられた

 

俺達のギルドははっきり言って弱くはない、全員がレベル30前後で20層レベルなら1人でも倒せるレベルまで上がっている。あの有名な血盟騎士団より1人1人で戦うなら、あのトップとNo.2以外ならこっちの方が勝てる自身はあるし、やるつもりは一切ないがこのキリリングと血盟騎士団の全面戦争したなら、血盟騎士団を潰す実力はある。それなのにたった1人に相手出来ずにここまでやられた

 

「親父は大丈夫ですかって、うぉ何ですかこの武器の量は!!?」

 

コイツはこのキリリングのNo.3の男、趣味が門番という謎めいている奴だ

 

「さっきの奴が逃げる時に目隠しの為にばら蒔いた物だ。そして俺から逃げた奴でもある」

 

「兄貴から逃げれられたのかアイツ!?素早さだけならあの[閃光のアスナ]に劣らずの兄貴が!!?」

 

「アイツの強さは謎だ。天井を足場にして俺の上を越そうとして、俺がジャンプすると同時に俺の下を潜って抜けて行きやがった。あの動きは対人に慣れている動きだった。もしかしたら」

 

「アイツは(はじめ)の人間だな」

 

俺の後ろから声が聞こえた

 

「親父、無事でしたか。一の人間ってあの?」

 

「あの一武道の者だろう。その可能性が高い」

 

「あの武道の者か、護身術が一線を越えて攻撃に変化したせいで世間を離れられさせられた一族だったか?」

 

「ああそうだ、本来は守るべき物なのに略奪する手段に変化し、色んな物を奪い世間から追い出されたと聞いたが何せ何百年前の話だからいるかどうか不明だったが、実在するとはな」

 

俺は考えた。そして親父に提案する

 

「親父、アイツを俺達のキリリングに入れないか?」

 

「出来るのか?その気になれば1つのギルドを潰す奴だぞ?」

 

「先ずは話し合う。そこから始める」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




血盟騎士団に行くつもりが何故他のギルドに行った


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血盟騎士団と話す

あのギルドから全力で逃げて、今度はちゃんと血盟騎士団の所へ来た

 

建物を見ると全然違うかった。というより城?

 

門番の近くに行くと門番の方から話し掛けて来た

 

「ようこそハク様、どうぞお入り下さい」

 

丁寧過ぎだろ、何で俺ってわかったんだ

 

「ここに来る全員でかつ中性な顔をしている者を同じ言葉を言っているだけです。後戦っても負けるだけのことで無駄な事はするなの伝言も通っているので」

 

で、案内人がきてトップのところへ案内された。しかし向かう最中ここにいる人達をみたら、本当にトップレベルのギルドか?さっきのキリリングの方が戦力が上に感じるぞ、レベルは大差ないが雰囲気が緩い、戦闘体制に入ってないからかも知れないがさっきのキリリングの方が血盟騎士団より強く感じる

 

部屋の前まで案内され、部屋に入ると正面に椅子に座っている男がいた。隣に別の女性がいて・・・ってアスナ!?1階のボス戦から見なくなったけど、ここのギルドに入っていたのか

 

「やぁ、はじめしてハクくん。私の名前はヒースクリフという。早速だが本題に入らしてもらう。この血盟騎士団のギルドに入ってくれないか?」

 

まぁそうだろうな。レベルが高いもあると思うがボスを1人で倒す奴なんて早々いないし、純粋な戦力として欲しいと思う。でも

 

「嫌だ、俺にメリットがない」

 

まじでメリットがない。素材は自分で手に入れる。お金に不憫はない、武器?換金する物です。防具はモンスターからドロップする防具で充分。趣味はスタイルの熟練度上げ

 

「俺でなくキリトにも頼め、1階のボスを倒した実力者だぞ?」

 

「ビーターがいるギルドは世間からどう思われるのか、考えたことははいかな?」

 

「剣の世界に、剣もとい武器を使用しない奴の方が問題だろ。第一、俺はギルドやパーティーに入るつもりはない、入れたいのなら実力や行動で示せ」

 

「ふむ、ならこんなのはどうだね?今からこの血盟騎士団にいるトップ5人のメンバーと戦い、1人でも負けたらギルドに入るのはどうかな?」

 

なかなか面白い事を言って来るな

 

「いいアイディアだな、けど条件があるそれを飲むならいい」

 

「どんな条件かな?」

 

「先ず、アンタを除く5人だ。これは絶対条件だ

次に、1人づつ戦うこと、1対5のバトル・ロワイアルでなく、1人倒したら次は別の1人が戦う連戦方式にしてくれ

後、審判は血盟騎士団の戦う5人以外の全員だ。全員が見てる中で戦うこと

最後は、俺が5人全員に勝てたなら今後勧誘の話は一切なし、それで5人の内1人を1日中、俺の自由にする。それが条件だ」

 

「いいだろう。その条件を飲もう」

 

「交渉成立だな、場所はどうするつもりだ」

 

「7階にコロシアムがある。そこでどうだね」

 

「問題ない」

 

俺vs血盟騎士団のトップレベルの5人と戦うことになった

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

2時間後、何か観客が血盟騎士団以外の奴がいて満席になっていた

 

「おい、どういうことだ。明らか血盟騎士団以外の奴が大量に混じっているぞ」

 

「すまない、私のミスだ何処からか情報が漏れ、[最強のギルドvs無謀の挑戦者]でどちらが勝つか、賭け事しているみたいだ」

 

どんなタイトルだ、主催者にあってみるか

 

「ちなみにに倍率はどうなっているかわかるか?」

 

「0 .01と100の倍率になっているみたいだ。ちなみに0.01が私のところみたいだが」

 

まぁ俺を一切知らない奴にとっては、素手で戦う何てなめプ以外考えられないからな

 

「ちょっと、主催者に会って俺も賭けてくる」

 

このコロシアムの入口に始めはなかった受付らしい物が建っていた

 

「サァ、どっちに賭けル?[最強のギルドvs無謀の挑戦者]大穴で狙うのもありだヨ?」

 

おもいっきり知り合いだった。というよりアルゴだった

 

「アルゴちゃーん?何をしているのかな?まぁ、質問に答えたら見逃す、俺は自分のところに全部賭けるだけに来た」

 

アルゴは終わったって顔をしている。そう簡単に稼がれてたまるか

 

「で、俺に賭ける者好きはいたのか?」

 

「たった1人だけ大量の額を賭けた人がいたヨ、他はちょっとしか賭けていないネ」

 

「ふーん、じゃ用件終わったから帰るわ」

 

そしてアルゴと離れたら直ぐアイツに連絡する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キリトか、必要な物、大事な物以外全部売ってこい、回復薬も全部だ。それで7階のコロシアムに来い、絶対に来い。もし来なかったら・・・」

 

 

 

これでいいだろ、アイツ金に不十分してないと思うが、多いに越したことないし

 

 

 

 

 

 




ギャンブルをしたことがないので、倍率とかわからん


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1~4回戦

俺はコロシアムの中に入り、最初に戦うであろう選手がした

 

「血盟騎士団と戦うとか馬鹿な事考えたな、まぁ安心しな、直ぐに終わらすから」

 

元気がいいな、何か良いことでもあったのか?

 

ちなみに1と2回戦は初撃対戦で、一発当たれば終わり。3と4回戦が3割対戦で体力の3割減るとそこで終わり。

最後の対戦が半分対戦で体力の半分切れば終わる対戦で対戦との間に十分の休憩がある。アイテムは1人1つ(俺は5個)使えるといった。対戦になった

 

 

 

 

 

 

 

そして第1戦が始まった。相手はいきなりスキル〈突進〉使ってきた。って遅っ!えっ突進ってこんなスピードだったっけ?もっと速かった気がしたがいいか、そのままカウンター〈電撃フック〉で相手に当て終わらす

 

外から見てた奴は、相手が近づき、かってに俺の前にwinnerの文字がでてきたように見えただろうな1回戦はこれで終えた

 

終わった直後には色んな言葉が聞こえた。チートやら反則やらはっきり言ってどうでもいい

 

 

 

 

 

 

2回戦は、相手が慎重になってその場合から動かない。動かないならそのまま沈んでもらおう。半歩足を下げ腰を下げ構える。数秒後俺の前にwinnerの文字

 

観客はブーイングの嵐、黙れこのネタが分からない奴は視野が狭いんだよ

 

 

 

 

 

休憩中にアスナが近づき俺に話かけた

 

「ねぇ、ハクくんいったいどうやって二人目の人を倒したの?」

 

「それは言えないな秘密だ、後くんづけはやめてくれ、そのままハクでいい。まぁヒントと言えば[後ろ]だな」

 

「それじゃあ、なんで剣といった武器を使わないの?」

 

「使わないのではない使えないからだ」

 

アスナは驚いている。剣の世界で(武器)を使えない人がいるって思わなかったからな

 

 

 

 

3回戦から3割対戦か、一発で倒せなくなったな

 

「今まで、どんな事してきたか分からないがここからは違う。実力がないと俺には勝てないぞ!」

 

今までインチキできたと思っているんだろうな。このままインチキで思われて勝つか

 

開始同時に1階のボス戦で使った両手足にスキル溜めるを使う。この技4つ同時に違う箇所使うから4回連続で攻撃できる代わり、その分硬直が4倍になるから使う場面は慎重にしないといけないけどな

 

そして、片足で一気に相手の近くまで寄り、片足で踏んばってそのまま片手で相手の顔面をおもいっきり殴りながら地面に叩きつけた。追撃しようとしたがwinnerの文字が表れたからやめた。

 

どれだけダメージがあったか分からないな、強制的に必要以上のダメージかカットされるみたいだし

 

 

 

4回戦はこのギルド最高の防御力と体力をもつ壁役の1人で速さは全く無いが今まで体力の1割を減った事がないみたいだ

 

ここまで来てやっと、まともに戦えるかな?

 

俺は地面をおもいっきり踏み、砂埃をたたせ周りを見えなくした

 

 

俺は体術を手に入れる為に使った〈鎧通し〉を使う。この技は簡単に言えば防御力無視する固定ダメージ技で確実にダメージをくらわしたい時によく使った

 

かつ、〈溜める〉で片手を3重に溜めるを重ねる

 

この〈溜める〉って技最初は馬鹿にしてたけどかなり使える物ってしった。1つの箇所に10レベルごとに1つ重ねる事ができた今最大5回まで同じ箇所に重ねる事ができる。溜めてる部位は両手足の4つの部位まで溜めれる事ができる。しかし弱点があり、溜める量が多いとその後の硬直が長くなる。最大の両手足の4つを5回まで溜めてその後の硬直はどれぐらいかかるか試したら30分位硬直した。溜める3~4回位なら数十秒で解けるが10位溜めると1分近く硬直した。

 

相手は絶対防御を誇っていたが知らないが、その場から動かないである程度の回避、カウンターを持たないで戦う奴何て俺にとって最高のカモでしかない。この〈溜める〉を3重に重ねて相手に〈鎧通し〉を使った

 

砂埃がなくなると同時に俺の前のwinnerが表れた

 

それで、壮大なブーイング。だいたいこっちが素手って時点で有利なのは分かるが、なめすぎだろ

 

今まで4回連続戦ったが、全く歯応えがなかった。大丈夫かこのギルド

 

 

そして最終決戦、なんでもこのギルドNo.2の奴らしいが期待出来なさそうだな、このままでいくと

 

最後の相手がでてきた。うん?アスナ?あれ?

 

「なぁ、最後はNo.2と戦うはずなんだが?」

 

「なに言ってんのよ。私がこのギルドNo.2よ」

 

・・・はぁっ!!?アスナがNo.2!?いや確かに、レベルはかなり高いし、バトル見てても次々モンスター倒してたから強いなーって思っていたけど

 

 

 

 

そして開始の同時にアスナが突っ込んできっ「そぅぉおぃ」変な声が出た。ぎりぎり避けれたけど、なんだあの速さは!?キリト以上の速さだったぞ!!?

 

「なんだ今のスピードは!?」

 

「私に勝ったら教えてあげる」

 

最終決戦、少しヤバいかもしれない

 



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アスナとの対戦

改めてセンスがない
スタイル名変えました。


アスナとの対戦が始まり数十分が経った

 

今、アスナの体力を2割位まで減らせたが、俺は3割位まで減った

 

戦ってわかったことがいろいろ、アスナ速すぎ、純粋な速さだけならキリトより上、カウンターの電撃フックも避けられたのはビックリした

攻撃が的確過ぎる。ピンポイントで身体の真ん中狙って来るから回避が大きくなる

武器が反則過ぎる、ダメージを受ける量はそこまで大きくは無いが、触れるだけでダメージを与えられるとか完全に俺対策だろ、武器破壊も奪うことも出来ないし

 

ダメージ覚悟の相打ちで攻撃してもアスナはほとんど避けるし、かなりのじり貧になっていた。ミスったな、()()()()()()()に変えるべきだった。

 

暫くすると、アスナが一定の距離を保ち俺に話かけた

 

「ハクってやっぱりスゴいわね、私と対戦するといつも数秒で終わっちゃうから、こんなに長く続いたの団長以来かも、しかも2割も減るとか最初のボス以降なっていないから」

 

どんだけ強いんだよ、上位の差がありすぎる。もうアスナ1人で充分じゃないかな

 

「もう、アスナ1人でボス戦行ってこい。充分倒せる」

 

「無理よ、私力にステータスあまり振っていないからボスに全然ダメージを与えられないのよ、だから手数と正確性で勝負してるの、後私基本的にはボス戦には1人で小型モンスターの討伐の方しているしボスと全く戦わないのよ」

 

今さらっとスゴいこと言ったよな、あの無限に出てくるボス戦の小型モンスターの討伐を1人でやるってどんな精神でいられるんだ?俺は現実世界でも似たようなことしたが、現実もここも対して変わらないしんどさだぞ

 

「まぁたまに、あるスキル使って討伐しているけど、今まで破られた事がないけどハクはどうかしら?」

 

そう言ってアスナは武器の尖端を俺に向け、今から突っ込んで来る勢いの姿勢をとった

 

どうやって攻略しよ、アスナの速さならまぐれで避けても連続で避けることは出来ないし、上にジャンプして避けても降りた所を狙われるし・・・一か八かやってみるか

 

俺は片手で5回まで溜めてその溜めた力をおもいっきり地面にぶつけた。砂埃がたつなかぶつけた所に、人1人入れる穴が出来た。成功した。俺は硬直が始まる前にすかさず穴に入りそして穴の中での硬直が終わるといつでも反撃出来るように構えた

 

今俺の上でスゴい風を切る音がしている。穴に潜って正解だったな。あんな超スピードの攻撃は〈拳士〉のスタイルでは対応出来ない

 

アスナがスキルを使って約1分位経過した。風を切る音がしなくなると、ゆっくりと覗き上の状況を見た

 

アスナはスキルの硬直で動けないみたいだ、俺は穴から出て直ぐに新しいスタイルに変えた。俺がスタイルを変えると同時にアスナの硬直も終わった

 

「まさか、穴を掘ってこのスキル〈乱れ突く突進(まがることのない連続攻撃)〉を避けるなんて、この技高速で動く突進の連続攻撃だけど、これを小ダメージで済んだ人はたくさんいるけど、ノーダメージでやり過ごした人はいないわよ」

 

このスキル、広範囲に攻撃できるけど味方にも危険じゃないのか?アスナに聞いてみた

 

「このスキル、敵味方関係なしの無差別攻撃じゃないのか?」

 

「確かにそうね、だから使うのは全員の防御体制を取らないといけないの、使うならヤバい時位しか使わないから」

 

俺をヤバい奴って言いたいのか?

 

「でも何で、硬直中に攻撃しなかったの?すればもうハクの勝ちだったのに」

 

「硬直がどれだけの時間か分からないが、こっちの方が確実に相手できるからな」

 

「そう、でもこのスピードについてこれる?」

 

そう言ってアスナはまたかなり早いスピードで俺を翻弄し始めた

 

だがもう遅い、俺は新しく出た()()()で戦い始めた

 

走っているアスナの横に並んで動く、アスナは俺に攻撃するが簡単に避ける。避けた所で直ぐに足払いをしてアスナを転ばそうとするがアスナは軽くジャンプして避ける。すかさず俺は少しだけ宙に浮いたアスナを蹴り飛ばした。ダメージはあまり入らなかったが充分に戦える。

 

「いきなりどうしたの、急にこの速さに対応して」

 

「違うスタイルに変えただけだ、このスタイルはまだ完璧で扱えていないからな、アスナを含め二人しか使っていないし、癖があるからまだ使えきれていないが今の現状だ」

 

「ふーん、じゃ今のはまぐれかしら?」

 

言った瞬間に開始と同時に突っ込んできた技をしてきた。かなりのスピードだが真横に数メートル避け、直ぐに切り返しアスナの横腹に蹴りを入れた。クリーンヒットしたのかアスナの体力が半分まで1割位になった。アスナは数メートル離れ俺に言った

 

「ふふ、癖見つけた。そのスタイル足技でしか攻撃出来ないでしょ?」

 

なんで数回しか攻撃してないのにわかるのですかね?正確に言うと手や腕の攻撃は出来るがダメージが一切入らないのがこのスタイルの癖だ

 

「ならこれは避けれないでしょ」

 

アスナは剣をおもいっきり振り、斬撃を下の方に飛ばした。ガードすれば防げるが俺はジャンプして避けた。避けた所をアスナは突っ込んで来てきた。おい、これ俺じゃ無くてもジャンプしてかわした奴全員ダメージ受けるだろ。けどこの〈瞬速脚〉専用スキル二段ジャンプで更にジャンプして避けた。最後に下にきたアスナに踵落としをくらわしアスナの体力を半分にした

 

そしてwinnerの文字が出てきた

 

こうして血盟騎士団の戦いが終わった




二つ目のスタイルが出て来ました

アスナ強すぎ


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3人で談話

血盟騎士団の戦いが終わると俺は直ぐ団長の所へ向かった

 

「さぁ約束だ、俺は今後一切この血盟騎士団に入らないぞ、後1日自由の件はアスナだ文句はないな」

 

「仕方ない、約束は約束だ。きちんと守ろう」

 

俺と団長と話している最中にアスナが入ってきた

 

「ちょっと、団長とハク何の話をしているの!?」

 

「俺が5人に勝てたなら、5人の内1人を1日だけ俺の自由に使える話」

 

「団長、その話聞いてませんよ!!?」

 

「言い方が悪かったかな、5人全員負けたならその内の1人を1日中罰を与えると伝えたはずだが」

 

「1日中罰と1日中こき使われるとのでは似ていているようで全然違います!!」

 

「がたがた五月蝿いな、俺に負けたアスナが悪い、素直にこき使われろ」

 

アスナは観念したか、諦めたようで力無く俺に言った

 

「で私はどうしたらいいの?」

 

「じゃあ、明日の1000から明後日の1000迄の間俺の自由にすることで、内容は明日話す、場所は1階のあの広場、1000集合で」

 

「はぁ、わかったわよ、服装は?」

 

「服装か、別になんでもいいぞ、どうせ何着ようが変わらん」

 

アスナは何かビミョーな顔をしている

 

「まぁ、とりあえず話は明日、俺は別の用事があるから別れるな」

 

俺は団長とアスナと別れた

 

 

 

 

そしてアルゴに会いに探し始めた。どれぐらい儲かっただろ。〈索敵〉で探した結果アルゴは超スピードで移動しているのが分かった。コイツ完全に俺から逃げているな、俺はそのままのスタイル、瞬速脚でアルゴの後を追った

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、ここまで逃げれバ、誰も会わないだロ」「誰かに会うとまずいのか?」

 

アルゴを見つけた俺は、また逃げないように関節技STFを掛けた

 

「で、何でこんなに逃げているのかな?とりあえず掛け金くれ」

 

「ハク兄!?、いつの間ニ!!?まず関節技を放してもらえないかナ、俺っちの体力が削れル」

 

「大丈夫大丈夫、このスタイルは関節技のダメージないから。足の打撃技でしかダメージ与えられないから」

 

暫くすると、キリトが俺達の所へきた

 

「やっと、追い付いた。ってハクいつの間に!?」

 

「おう、キリトどれぐらい稼いだ?」

 

「久しぶりにあって第一声がそれ!?まぁ確かにアスナには悪いがハクに全財産賭けさせてもらって、だいたい7000万位貰う予定だったが、アルゴが逃げたから追いかけてきた。」

 

「7000万って全部売って70万しかなかったのか?」

 

「70万しかって、逆にハクは自分にどんだけ賭けたんだ?」

 

「1000万」

 

キリトが遠い目をしている。気持ちはわからなくないがアルゴに同情している

 

「キー坊ならわかってくれるよナ、こんな大金ないってことガ」

 

「うん、凄い分かるがハクと戦う事事態が、もう無駄だから直ぐ諦めている」

 

俺に絞められているアルゴが絶望な顔になった

 

「はぁ、わかった。俺が賭けた金額は最後でいい、最低1000万有ればいいからアルゴがいける分だけ渡してくれ、先に他の奴の儲け分を渡せ」

 

「ありがとうハク兄、このご恩は忘れないないヨ」

 

「とりあえず先にキリトの分を渡せ」

 

そう言って関節技を外しアルゴから離れた。キリトは約7000万近い金額と俺は約3000万近い金額を手に入れた。これでも1億近い金額持っていたんだな

 

「じゃあ俺っちはこれでまた機会が会えば会おうネ」

 

こう言ってアルゴはまたどっかに行った

 

「なんか、こんな大金手に入れても使い道が迷うな」

 

キリトが不意にそう言った

 

「そうだキリト、明日丸1日ダンジョンに潜って次に行くつもりだがキリトも行くか?」

 

「えっ、ハクってダンジョン行くつもりなのか?勿論行く、でも次のボスって打撃が弱点のボスだから直ぐ終わらないか?」

 

「誰がボス戦で終わるって言った。()()()って言っただろ」

 

「おおう、じゃあどこ集合する?」

 

「1階のあの広場、時間は1000に集合で」

 

「わかった。それじゃ明日また会おう」

 

そう言って俺とキリトは別れた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日

 

0957にあの広場に行くと、キリトとアスナが何か話をしているのが見えた。俺は二人に気付かれないように近付いた

 

「まさか私が負けるとは思わなかったわ、そりゃハクの強さは聞いてたけど、まさか私の必殺技と言えるあの技を下に穴を開けて避けるとは考えなかったわ」

 

「ああ、あの回避技ね、あんな技誰も出来ないと思うぞ〈溜める〉ってスキル、ハク位しかみたことないし」

 

「そういえばハクってなんで武器を使わないのかしら?本人に聞いても「使わないのでなく使えない」って言ってスタイルがどうとか言ってたけど、キリトくんは何か知っている?」

 

「あー、あれね、これって言って大丈夫かな?ハクのスタイルがなんか特殊で「拳士」ってスタイルがあってこれ以外のスタイルがないらしい、俺達の「片手剣」や「両手剣」他にも出た「片手鈍器」や「中距離武器」といったスタイルに合わせた武器が使えないから、さっきいった「拳士」のスタイルで素手で戦っているのが俺の知っている今の状態だな」

 

「そうなの?私のスピードについてこれたのが「スタイルを変えた」って言ったから何か知っていると思ったけどキリトくん知らないか、そしたらアルゴにも聞いてみるわ」

 

「「スタイルを変えた」ってじゃあまた別のスタイルでも手に入れたのかな?」

 

「俺のスタイルがそんなに気になるか?」

 

キリトとアスナの間に割り込んで話を切った

 

「悪いな、待ったか?」

 

「いやそれほど、じゃあアスナ、待ち人来たから別れるな」

 

「ん?私もハクを待っていたのよ?」

 

「ん?」「え?」「は?」

 

んー、なんか話合わないな

 

「お前ら、誰を待っているかお互いに聞かなかったのか?今日1日俺と一緒に行動するぞ?」

 

「それってキリトくんも私同様にこき使うつもりなの?」

 

「いや、キリトは付き添い、別に抜けたかったら勝手に抜けてもらっても構わない」

 

「えっ、ということはアスナも攻略しにダンジョンに行くのか?」

 

「ダンジョン?何?1日中ダンジョンに行くつもりだったの?しかもキリトくんが来なかったら二人で挑むつもりなのハクは?」

 

「ぶっちゃけ、1人でもいける」

 

「ちょっと待て、今レベルいくつだ?」

 

「キリトとアスナが先に言ったら言う」

 

「今の俺のレベルは27だ」

 

「私は25よ」

 

「53だ」

 

「「はあぁぁ!!?」」

 

キリトとアスナがハモった。

 

「いやもうそれ、どうやってレベル上げた?」

 

「普通に最高層のモンスター倒してたら上がるだろ?」

 

「今って最高階層15じゃなかったかしら?」

 

「いや今24が最高階層。そこに丸々3週間近く篭って居たらこうなった」

 

ソロの特徴は経験値やドロップしたアイテムが全部自分の物になるから自然とこうなるからな

 

「まぁ無駄話もダンジョン進めながら行こうか、パーティー組むぞ」

 

俺はアスナにパーティー申請を送った

 

「無駄話って結構重要な事だと思うが」

 

「あっ、言うの忘れた。キリトは大量の回復薬持ってこいよ、いい時間になるまで戻るつもりないから」

 

「私も持って来た方がいいかしら?」

 

「いや、アスナの分は俺がだす」

 

「無視!?まぁお金には困ってないけど。ってあれ?パーティーのリーダーってハクじゃないのか?アスナが申請するのか?」

 

「えっ、私の方には申請きてるわよ?」

 

「えっ、ハク俺は?」

 

「キリトは全員回復できる薬を大量に持ってきたら申請する」

 

「オオォォィ、俺にハクとアスナの回復係やれって言うのか?」

 

「いやなら、俺とアスナだけで進める」

 

「今すぐ買ってきます」

 

そう言ってキリトは走り出した

 

「そうそうアスナ、確認するがアスナの攻撃の属性って〈貫通〉でいいよな?」

 

「そうだけど、なんで今聞いたの?」

 

「いやいや、これで全攻撃の属性が揃ったんだなと思ってさ」

 

「買って来たぞ、申請してくれ」

 

早いな、これで準備はよしだな。キリトにも申請する

 

「じゃあこれでもう少しレベル上げてから25層のボス倒しに行くぞ」

 

こうして俺、キリト、アスナのパーティーはダンジョンに向かった

 

 

 

 

 

 




相変わらず文章つくるのが苦手です

補足、対戦で戦う場合自分と相手のステータスは平等にします。そこから各人の振り分けで少し変わります。対戦の場合のみレベルはほぼ無意味です。ただしスキルは別です


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月夜の黒猫団と始めて遭遇

相変わらずのむちゃくちゃ



あの後、キリトとアスナと俺のパーティーでダンジョンを攻略した最終結果、47層まで行った

 

レベルはいたっては俺は67、キリトは52、アスナは49になった。もうね、モンスターが強い、出てくるモンスター基本3体以上で出てくるし、そのモンスターがプレイヤーと同じスイッチの交代を普通に使ってくるし、そこら辺に罠とか余裕に設置されていてモンスターが踏んでも作動しない癖にプレイヤーが踏んだ瞬間広範囲の攻撃が舞うとかやめてほしい

 

クリアしていく合間にボス戦も何回かあったが、基本俺のスキル〈溜める〉を5回まで溜めて殴る。又はキリトの〈武器同化〉で殴る。残りの二人のフォローで硬直が終わるまでカバーする。それの繰り返しでボスを倒して行った

 

しかも俺は1日で終わるつもりで行ったのに、次の日の1000に「時間だから終わるか」って言ったら、

「「何を言っている(のよ)。ハクならまだまだいけるだろ(でしょ)」」と二人に言われこのままキリトの回復薬が切れるまで続き

「飯はどうするんだ?」と聞いたら、キリトが「回復薬以上の携帯食料持って来た」とか言って、街に戻さない雰囲気出したし、

アスナに「辛かったら戻ってもいいぞ」って言ったら「既に団長に報告して、「いける所まで攻略していいよ」って許可貰っているから、まだまだいけるわよ」とか言った結果数日ダンジョンに潜ることになった。

 

その結果キリトに《黒の剣士》《ビーター》

アスナには《閃光》《攻略の鬼》と言った二つ名がつけられた

俺には《武器無し》ってなんか誇れない二つ名が着いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが数週間前の話、今はキリトはどうしているのか知らない

 

アスナは血盟騎士団に戻ると団長に質問責めされたって言ってた

 

そして俺は何しているかって言うと「ほらハク兄、次はあっちだヨ」「はいはい」アルゴと一緒に行動している。

 

何故ならキリトとアスナで行ったダンジョンは本当に攻略するだけであって他の物には興味を示さず次々に行った為、また探索に潜って行った。潜るとアルゴがモンスターに追われているのが見えたから、モンスターを瞬殺してアルゴを助けた。するとアルゴから「なぁ、ハク兄オイラと一緒に行動しないカ?」提案してきたから、「落ちているアイテム、ドロップした武器、宝箱全部俺にくれるならいい」って言ったらすぐアルゴは肯定し、結果二人で行動している

 

「あれだな、アルゴと共に行動する何て思わなかったな、なんか1人で情報収集してるイメージが強いし」

 

「ニャハハハハ、確かにオイラは1人で行動するのが基本だけド、隠蔽だけじゃあまだキツイのが現状だネ、だからハク兄といるだけでレベルアップできるなんて最高だネ」

 

そういった雑談しながら40層のモンスターをモンスターを倒して行く、パーティーを組んでいるから経験値は折半されるが、全部俺が倒しているからアイテムは全部俺が手に入れている

 

「ああ、でも斬撃のスキル欲しいな、アルゴ、素手で斬撃できるスキルない?」

 

「ハク兄、何処まで強くなるつもりなノ?もう打撃の攻撃だけで充分じゃないのカ?」

 

「いやいや、もし打撃・貫通無効で斬撃しかダメージ与えられないモンスター出たら俺積むし、他の奴は武器を変えたり専用の攻撃が居れば何とかなるけど、俺はそれが出来ないからな」

 

「あー、今使えるのが〈拳士〉と〈瞬速脚〉だけだっカ?」

 

「そう、他の奴にこの事教えるなよ、ちなみに知っている奴いる?アスナは除く」

 

「アーちゃんを除くとなるとキー坊だけかな?でも二人とも詳しくは知らないみたいだけド」

 

「拳士はバランス型で瞬速脚がスピード型って認識程度ならいいが、この二つのスタイル俺以外絶対いないからな、もう幻って言っても過言でないし」

 

「そうなのカ?俺っち知らないけど教えてくれないカ?」

 

「ダメだ、多分もう誰も手に入れれないし〈拳士〉はともかく〈瞬速脚〉だけは絶対に教えたくないな。一番は俺にメリットないからやだ」

 

「じゃあ、素手でできる斬撃スキル教えるって言ったラ?」

 

「あるの!?その情報は本物か?」

 

「誰もクリアしていないかラ、確信はないが、30の階層にまた別の体術を手に入れている場所があル。それが一番始めに貰えるのが〈手刀〉というスキルになっていル」

 

「よし、後何層かいったら切るぞ。終わったら行くわ、それと言うな、拳士の手に入れ方だがレベル1からレベル2に上がる時武器を使わず、素手のみでレベルアップすることだな」

 

「それってもう無理じゃあないのカ?まだレベル1のプレイヤー何ていないだロ」

 

「だから幻のスタイルって俺は思っている」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな話をしたのがキリトとアスナと別れた日の数日後の話

 

 

現在は30層にある体術入手場所でいろんな体術を入手していた

 

しかし特訓メニューがマジの鬼畜だった

 

100近いモンスターに囲まれた状態から全部倒せって本当に何を考えたんだ?モンスターは自分と同じレベルで出てきたし、どう考えてもMPK(モンスタープレイヤーキル)する気満々だろ、拳士の振り回すのスキルがなかったら今頃死んでいる自信がある

 

他にも四方八方から無数に来る武器、モンスターの攻撃、トラップの広範囲攻撃を15分間避けきれとか

 

自分と同じスタイルかつステータスは自分の数倍の敵に勝てとかもう笑うしかないレベル

 

一番の鬼畜と思ったのはコロコロ異常状態が変わる中、敵1体に戦い勝つって修業。

後もう少しで終わるって時に麻痺になって動かなくなって相手にやられたり、

俺が凍化で動きづらい状態で、挟範囲だが大ダメージの技を連続で使ってきて、回避できなかったり

後メロメロっていう異常状態なんだ(怒)

敵(異性)に攻撃できなくなり、あろうことかその敵に操られるって、まじでこっちがそんな異常状態使えるなら、モンスター同士に攻撃させるぞ

それ以前に敵モンスターにも性別あった事がびっくりだ

 

いったいどれぐらい挑戦したか、どんな神経してこんな修業を作ったんだ?

 

ただ、最後の修業の敵は強かった。相手が使ってくるスキルは一切無し、ただの純粋な戦いのセンスで戦う、武器も無しのスタイルでステータスは俺より劣っているにも関わらず、何回も負けた。

戦い方が相手の土俵だった。俺と相手の片手づつに手錠をはめられ俺と相手を繋ぐ鎖の長さが1m位で戦う修業だった

相手の方が何枚も上で、間合いの間隔がほとんどない状態から手数の多さできて、たまに強い攻撃もくる。ぎりぎりで避けようとしても鎖で引っ張られ攻撃を与えられる。ここまで苦労した相手は何年ぶりだったか

 

全ての修業が終わったのが、始めて3ヶ月が経った

 

修業によっていろんな技、スキルを手に入れたけど、疲れた。適当な宿見つけてゆっくりしたい

 

横になってマップを何となく見てたら3層違いでキリトを見つけた。別れた後何をしてたか会いに行くか

 

マップで見ると27層の迷宮区に入っていった。

 

なんでこんな所に?ここの辺りの26~30層を攻略している時は奇跡的にトラップに会わなかったが、ここのトラップ会うとレベル40前半でも苦労する場所だぞ?二週目でトラップあって酷い目にあったのは今でも思い出す。レベル上げるなら40層の地底湖区の攻撃力は高いが体力が低いモンスターを刈る方がいいのに

 

そう思いながら、俺も27層にいきマップを見ながらキリトの後を追うとある部屋に入っていったのがわかった

 

俺も入ろうと扉を手にかけた瞬間トラップが発動しアラームが鳴った

 

アイツ、自害するつもりなのか?直ぐに俺も入るとなかにはレベル40前後位のモンスター約30匹がいた。まだ俺がやった修業よりかはマシだな

 

俺は新しいスキル〈ブレイクダウン〉を使うこのスキルはダメージは皆無だが、ダウンできるモンスターは当てるだけでダウンできる。まぁ使えるスキルだが、硬直が長く硬直が戻る時にはモンスターも立ち上がるっていう1人ではあまりに意味がないものでもあった

 

まぁキリトがモンスターのダウン中に攻撃してくれるだろうとこのスキル〈ブレイクダウン〉で上半身を地面につけ回りながら両足、片足でモンスターを引っかけ横転しダウンさせていく

 

全てのモンスターを横転し、キリトの近くに行くと、キリトとは別の人が何人かいた

 

・・・誰だ?こいつら?しかもレベル階層と同じ位で、このままだと死ぬぞ?

 

「キリトお前こいつらと心中つもりだったのか?」

 

「そんな訳あるか!!!てかなんでハクがここにいる?」

 

「あー、話は後でするぞ、そこの人達、部屋の角にに居といてくれないか?」

 

「いや、俺達も戦うぞ!」

 

「はぁ、言葉が悪いかった。お前らは()()()()()()()()()()()()()()だ。死にたくなかったら言う通りにしろ」

 

口が悪いが事実だ。不本意な行為は死を招く、中途半端に攻撃し反撃をくらう位なら、一切攻撃しない方がまだいい

 

「ということで、さっさと倒すぞキリト」

 

そこからは俺がモンスターをダウンし、キリトがモンスターを攻撃し倒して行くというコンビネーションをしていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと全モンスターを倒し、トラップを壊しアラームを止めた

 

「ふぅ、やっと全モンスター倒せたか、じゃハクなんでここにいる?いや来てくれたから全員助かったのだが,,,,,,」

 

それはだなって声を出そうとしたら出なかった。ステータス見ると〈疲労〉状態になっていた。

 

・・・おふっ、久々になったな、無言でキリトに寄り強引に背中に乗った

 

キリトは驚いていたが、事情がわかってくれたのか何も言わなかった

 

そのまま俺は目を閉じた




かなり強引になってきた

ただこのメンバーは死んで欲しくなかった


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月夜の黒猫団を助けてその後

リアルジョブが忙し過ぎてかなり遅れた
本当に他の人はどう書いてるのだろう•••


目が覚め気付くと布団に入っていた、目に入ったのが知らない天井だった。上体を起こし周囲を確認したら近くに椅子に座っていた女の子と目があった

 

「起きた?ちょっと待ってて皆を呼んでくる」

 

そう言うと女の子は部屋から出ていった

 

・・・・・・誰?合ったことあったっけ?

 

それ以前に何でこんな所に部屋で寝ていたんだっけ?

 

確か30層の体術を全部取得して、何となくマップを見てたら近くにキリトを発見して、後追ったら敵モンスターに囲まれていて、全部倒したはいいが疲労状態になって、動くのが怠いからキリトの背中に乗って、その後は覚えてないな。キリトが1層と別に住んで居る部屋かな?

 

一人で考えてたら、部屋にキリトと別に何人か入ってきた

 

「おはようハク。疲労はとれたか?」

 

「ああ、疲労はとれた。すまないがここはどこだ?」

 

「それはおれが説明する。おれの名前はケイタ、まずは皆を助けてくれてありがとう、ここは俺たちのギルドホーム〈月夜の黒猫団〉のある一部屋だ。少し焦ったぜ、ホームを購入し皆を待っていたらキリトが知らない人を負ぶっていたからな」

 

「そうか、わかった。自己紹介するな俺の名前はハク、訳あってソロプレーヤーでいている。話は替わるがキリト。ここのギルドのメンバーに入ったのか?」

 

「あー、うん、このメンバーに入っている」

 

ん?なんか曖昧な答えだな、その前に謝るか

 

「さっきは悪かったな、お前たちは邪魔って言って」

 

「いや、それを言うならこっちも悪かった。あのままキリトとハクさんがいないと自分たちが全滅してたし」

 

ケイタとは別のメンバーの男が言う

 

「ハクさんって言うのはやめてくれ、なんかむずかゆい、普通にハクで構わない。そうか悪ノリで〈武器無し〉でもいいぞ」

 

「〈武器無し〉ってあの〈武器無し〉!!?」

 

なんか皆驚いているみたいだ。そんなに有名なのか?

 

「勝手につけられた名だが、そこまで驚くか?」

 

「驚くも何も、今この世界の無敗を飾っていて、どんなプレーヤーにも負けた事がなく、全てのモンスターを一撃で倒し、噂では血盟騎士団といった攻略組が関わって無いボスは一人で倒したっていうのが〈武器無し〉の特徴ですよ!?」

 

ひどい、盛りすぎだろ。どんなスーパープレーヤーだ

 

「どんな嘘と噂だ。まず無敗ではない、確かに知っていると思うが血盟騎士団の5人に勝ちあの後沢山の人から対戦を申し込まれ全て返り討ちにしたが、それ以前に俺に勝った人物が一人いる。全てのモンスターを一撃で倒すのは下位層での話だ上位の層で出来る訳無いだろ。最後にボスの話だがいくら強くても一人で倒せると思っているのか?」

 

俺が言うと皆は納得したみたいだ

 

「俺が言うのも何だかこの後はどうするつもりだ?レベル上げに行こうとしてもまたあの辺りだと全滅するぞ?」

 

「それについてお願いがあります」

 

今まで後ろの方にいた女の子が前に出てきて俺の前に立った

 

「図々しいと思われてもいいです。嫌なら断ってもいいです。私たち〈月夜の黒猫団〉を強くしてください」

 

そう言われ女の子は頭を下げた。合わせて他の人達も頭を下げる

 

 

 

•••ずるい、女の子にここまで言わして何もしないのは俺自身が許せなくなる

 

「わかった。1週間、その期間俺はお前たちのギルドに入る。強くする方法は俺自身で決める。最後に俺の質問に答える事が出来た人のみ強くする。それが俺の出来る最低限の譲渡だ。残りの人は知らない。質問の前に確認する。名前と今使っている武器を教えてくれ」

 

 

 

 

 

教えて貰って

 

ケイタ•••棍:打撃

 

テツオ•••メイス:打撃

 

ササマル•••槍:貫通

 

ダッガー•••両手剣:斬擊

 

サチ•••槍:貫通

 

これが今使っている武器とメンバーがわかった

 

なかなかいい感じだな。打撃、斬擊、貫通の割合もいい具合に分かれているし、問題はどういった強さを求めているのかだ

 

 

 

 

 

「強くなりたい、って具体的どうしたいのだ?純粋にレベルを上げれば強くはなれるぞ?」

 

一人一人個室に呼び、全員にこの問題を問いかけた

 

 

ケイタ:皆を守れる。壊滅させないように出来る強さ

 

テツオ:どんなモンスターも倒せる。前衛で戦って皆にダメージを与えないような強さ

 

ササマル:ダメージを食らわず、モンスターを倒す強さ

 

ダッガー:純粋にレベルを上げたい

 

サチ:自分で自分を守れる強さ、皆と同等に戦える強さ

 

 

このように答えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、皆居間にいている。俺が誰を鍛えるかまとめて言う。

 

「待たせたな。言うぞケイタとサチだ、この2人を俺がみる。残りはキリトがみろ」

 

「俺!?」

 

「何俺は関係無いみたいな雰囲気出している。ただレベル上げ行けばいいだけだ。だいたいキリトもレベルが高いのだからこの辺りのモンスターもキリトなら余裕で倒せるだろうが」

 

 

 

そして俺はさっき言った2人、キリトは残りの3人を鍛える事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日

 

 

キリトと3人はダンジョンに向かった。俺は鍛える前に2人に何故選んだか理由を話す

 

「ケイタとサチを選んだ理由は攻撃か防御どっちかと言われたら防御を選ぶだろうと独断で判断した。残りの3人は攻撃又はどっちでも無い雰囲気だったから除いた」

 

2人は俺の言った言葉に若干だが納得した

 

「キリトにどう鍛えて貰ったが知らないが、俺のやり方で強くする。まず戦いにおいて俺は防御が大事だと思っている。俺の言う防御って言うのはガードって意味でなく回避、つまりダメージを受けない。受けても軽減する。直にダメージを受けない事を前提で防御って思ってくれ」

 

「先に言う。これではモンスターを倒せない。俺は先にモンスターを倒す方法でなく、モンスターに殺されない方法、つまり死なないを1番にして教えるからそこから行動してくれ」

 

2人は頷く

 

「では2人に問題を出す。敵モンスターの防御力が高く今の武器、レベルではダメージが少しづつしか入らない。自分たちならどうやって攻略する?まずはケイタどうする?」

 

ケイタは少し悩み答えた

 

「1回戻り、レベルを上げてから挑む」

 

「それも確かに方法としてはありだ。が全て出来る訳では無い。トラップに掛かった時がいい例だ。後でキリトから聞いたが場面は違うが戻れない場合がある。戻れない、サチならどうする?」

 

サチは考えたけどこう答えた

 

「分からない」

 

「おい、何で今考えたアイデアを出さない」

 

サチはビックって体が震えた

 

「いいか、この世界にかかわらず現実世界でも情報は大事だ、そんなあり得ない情報でも、正しいか判断かは自分で決めるな。上の人、仲間と相談してそれで使えるかどうか判断する。それでどんな事考えた?」

 

「モンスターの防御力を下げる」

 

「いい考え持っている。そういうのが欲しかった」

 

「でも防御力下げるって出来るのか?」

 

ケイタが質問してきた。あれ?意外と知らないのか?

 

「ちょっとごめん2人とも。異常状態ってどれだけ知っていて効果とか覚えているか?」

 

「おれの知っている中なら麻痺=動けない、火傷と毒=行動するたびダメージくらう、凍化=動きづらい、混乱=まともに動けない、睡眠=意識が失うが体力がだんだん回復する位の認識かな?」

 

「私は疲労=声が出なくなり、だんだん体力が減る位かな?」

 

「じゃあ、暴走って異常状態知らないのか」

 

「「暴走って異常状態なの(か)?」」

 

爆弾発言した

 

「待て。かなり待て。え?暴走知っているのか?」

 

「暴走って攻撃力上げる状態なのは知っているけど、異常状態の区分なの?」

 

•••マジか、良く生き残ったと改めて思った

 

「暴走っていうのは攻撃力が上がる分、防御力がかなり下がる状態だ。なった時はそこら辺のモンスターを無双出来る分ダメージくらう量は比にならない、一撃死もあり得るそんな状態だ」

 

2人の顔が青くなる。この様子だと本当に知らなかったみたいだな

 

「と言うより、モンスターもプレーヤーと同じ異常状態になるし、モンスターに異常状態の付与出来るからな?」

 

「「マジで!!?」」

 

2人は驚いているし。キリトあいつ何を教えていたんだ?鍛える以前の問題だろ、これぐらい

 

「ちなみにさっきの問題、俺なら毒とかの異常状態にして相手モンスターが自滅するのを待つ」

 

1番手っ取り早いのは、固定ダメージ〈鎧通し〉を何回もぶつける。

 

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2日目

 

昨日は変に疲れた。確かにRPGの世界はレベルさえ上げたら何とかなると思うが。戦略、攻略を考えないと一つだけなら詰む場面も存在するしな

 

「次はどれだけ考えて攻撃しているのかみる。早い話、俺に攻撃を当てろ、俺は示した時間の間は一切攻撃をしない。どっちからするか?」

 

「おれからいく、〈武器無し〉の凄さを直に味わいたい」

 

ケイタが先に言ってきた

 

「まずは初擊対戦で時間は11分でやるが、10分経っても当てられなかったら残りの1分で俺も攻撃する」

 

「わかった」

 

そして、初擊対戦を始める

 

•••••••••••••••••••••••••

 

2時間後

 

2人は疲れきった姿でいて、1人は普通に立っている姿でいた

 

「たかが2時間程度でそんなに疲れるか?」

 

俺が言うと2人はまじかコイツって顔に書いてるし、2時間っていっても休憩も入れたし、内30分位は1人に相手にしてないし、残りの1時間弱で2人同時で相手したがそこまで疲労がないはず何だが

 

「耳だけ傾けて聞いてくれ、これが2人の現状だ。俺から言いたい事はこれで自分の弱点と利点がわかったはずだ。後は自分で錬成してくれ、ちなみに少なくとも2人がかりで俺に一撃でも当てない限りダンジョンは行かさないから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ケイタのキャラが崩壊しまくっている
後、メイスっていう武器何?


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