IS×AC 前世がAC乗りの男(仮タイ) (エヴァグリ)
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プロローグ

プロットなんて無いし作る気も無い。
=完全自己満足!


「あいむしんか~ふんふんふんふふ~」

 

 

...

 

 

 

「おーばだふぉえb」ドヴェードヴェードヴェードヴェー

 

 

「お。」

”来ましたね。”

 

「おう。情報は正しかったみたいだな。」

”ええ。あの情報屋もこれから大成するでしょう。”

 

「お前が言うならそうだろう。何せお前は勘がいいしな。」

”はい。私も少し自信が有ります。”

 

「おっと。そろそろ敵さんが動くな。戦闘モードに移るぞ。」

”了解しました。頑張って。”

 

「いつもありがとさん」

”いえ、オペレーターは信頼こそ資本ですので。”

 

「それもそうか」

”はい。...敵機体、来ます!”

 

「数は?」

”タンク1のみ。ですが大型の砲身からして重武装です。気をつけて。”

 

「了解。」

 

 

---

 

 

”敵ACの撃破を確認しました。”

「ハァァ~」

 

”苦戦しましたね?”

「ああ。グレを直で受けちまった。」

”では?”

「赤字。だろうな。」

”ですか...”

「すまんな。今回は取り分無しだ。」

 

”...ですか。でも、お疲れ様でした。増援も確認出来ません。帰りましょう。”

「おう。今回も疲れたしな。」

 

”年ですか?”

 

「ハッ、ぬかせ。俺はまだ20代だ。」

”それはよかった。そろそろ運び屋が来る頃です。準備を。”

 

「へいへい。」

 

『こちらジョット。そろそろ到着するぞ。』

「オーライ。準備は出来てるぜ。早く吊ってくれ」

『少し待ってくれ………オーケイ、出るぞ。』

 

 

---

 

 

 

『で?今回の戦果はどんなだ?』

「赤字だ。」

『…オイオイマジか?また極貧生活はゴメンだぞ?』

「ま、そう言うな。次で挽回出来るさ」

 

"レーダーに反応!AC2機です!"

「『!?』」

 

「おい!」

『わかってる!』

 

"駄目!スピードが違い過ぎる!"

「こんな時に限って軽量型か!おい荒くてもいい!俺を降ろせ!」

『無茶だぞ!ただでさえAPが無いってのに!』

「わかってる!だから早くしやがれ!」

 

『…死ぬなよ』

「ああ」

 

 

 

 

 

…チュドーン

 

 

 

―これが俺が死んだ時の話だ。

 

―そう。死んだ筈だったんだが…

 

 

 

 

「どっこい生きてる。」

なぜか子供で。

 

何故こうなったか、俺にもよくわからん。気付いたら体感4~5歳程のガキンチョだったんだが。道路の真ん中で車の邪魔になりそうになりながらな。

 

ただおかしいのが、俺はこのガキンチョだってことが理解出来てるってことだ。

 

自分の親もわかるし道や家だってわかる。まぁ家というよりかは施設だが

 

それに今までなにをしてたかまで繊細に思い出せる。

…これはあれか。

 

 

所謂前世戻りか。

 




情報屋とか運び屋とかオペレーターとかはもう出番ありません。
伏線なんて無い。


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我が家と俺

今回も短いデス。


さて、言った通り俺にゃちゃんと記憶が残ってる。と言うかこの世界の記憶が俺のメインで、領地戦闘を繰り返したあの頃の記憶はサブに近い。

 

でもまあ結構鮮明に残ってるモンで、今でも恐怖が蘇ってくる。

 

「っと。そろそろ門限か。」

 

まずは俺の身の上から。俺は12歳の男。両親は事故で死んで、今は孤児院暮らし。ウチは今す年で58を迎える神父がおり、シスターや新米神父がお手伝いとして働いてる。資金源は専ら募金や援助金だが、神父の友人に金持ちがいるらしくその友人からも少し援助してもらっている様だ。

 

まぁ、中坊にすらなってねぇ子供の感覚で捉えたせいでか少し朧気だがこんなもんか。というか知ってることが少ねぇ。

 

「ほい到着。ただいまー......んお?」

「だから何時も言っているでしょう!私は賛同等しませんし明け渡しなどしません!これ以上はもうやめてください!」ガシャッ

 

「...間藤のおっちゃんどした?」

「...ああ、君か。勢十郎君。いや、またこの院を明け渡す様に迫られただけだよ。」

「...大丈夫なのか?それ」

「ああ大丈夫だとも。なにがあっても君達を守ると誓ったからね。梃子でも動く気はないさ。」

 

この人が神父の"間藤 政昭"。なにかと俺達を庇ってくれてる人だ。この人には本当にお世話になっている。最近禿げてきたのが悩みらしいが。

 

「そろそろ夕飯だよ。食堂にお行き。」

「うん。ありがとう。」

「こちらこそ。その言葉があれば後十年は戦えるさ。」

「頑張りすぎて寿命減らすなよ!」

「おっとと」

 

そういって走って食堂まで行った。仲がいいって言っても流石に恥ずい。

 

---

 

食事後。

 

---

 

夕飯も終え、風呂も上がり、後は寝るのみとなった土曜日。昔の記憶が蘇るなんていう超常的な出来事があったが、別段混乱する事もなく終えてしまった。

 

だが、これで良かったのだろうか。こんな非常事態で落ち着いていられるのは生前レイヴンだったからだろうが、この殺伐とした記憶は正直不必要である。さっきだって真後ろから忍び寄ってきた年少にソバットをキメるところだった。

 

 

 

この時はまだ予想すらしなかった。

 

この2時間後、惨劇が幕を上げることになるとは。

 

 

 

---

 

 

「こちらゴーストα、定位置に着いた。何時でも作戦を開始出来るぞ。」

 

『こちらHQ(ヘッドクォーター)、了解した。作戦を開始せよ。』

 

「了解、これより作戦名(オペレーションネーム)ブラックアウトを開始する。」

 

この世界で生まれた俺も、昔戦場を駆け回った"俺"もこのまさかの事態には気づくことなど出来はしなかった。




導入完了…かなぁ…?


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変革

色々頭で考えた結果、ACの世代はごちゃ混ぜになりそうです


────バチンッ

 

「さて、始めようか。今回の実験体の出はどこからだ?」

「例の極秘作戦からだそうです。」

「…成程。例のルートからか。道理で幼い訳だ…」

「…正直、気が引ける。と?」

「まぁ、私も人の身なんでな。少しの同情もするさ。だが、子供の実験体が欲しいと思ってしまっているのも事実だがな。」

「ですが、まだ日の目に当たる可能性はなきにしもあらず。ですが。」

「ま、そう言うことだ。もう時間だ。始めようか。」

「はい。」

 

 

 

 

---

 

 

 

===consolel linked===

>program 1 engage

_

lang...

_

_

_

_

_

japanese...

_

_

設定完了...

_

_

─ 通常モード起動 ─

_

DNA照合を開始…

_

_

_

 

アカウントID:30614

確認完了しました。

_

パーソナルネーム:Adam

確認完了しました。

_

_

_

_

ようこそ PN:Adam...

_  

=== murakumo millennium ===

 

 

 

---

 

~約一年後~

 

---

 

 

 

 

「今回の作戦内容を説明する。任務は、『強化人間製造実験施設』の破壊及び該当する職員の殲滅だ。こちらの情報が洩れたようでな、向こうも馬鹿なことを進めているらしい。

 

また、実験の被験者が居た場合、回収する事となっている。場所は海上だ。ISならば水没することはないが、まあ、注意はする方がいい。...奴の二の舞にはなるなよ。

 

さて、今回がお前の"書類上の"初の任務だと聞いている。いくら"元AC乗り"だとしても油断はするな。いいな。」

 

 

 

 

「はい。そのつもりです。」

 

 

 

 

---

 

 

 

ドヴェードヴェードヴェー

 

(…?ドコだ…ココ…?)

 

ドヴェードヴェードヴェー

 

(意識がハッキリしない…体もうまく動かせない…)

 

ドヴェードヴェードヴェー

 

(煩いな…何かの警報か…?)

 

…ガシャァッ

 

「ふむ。なんとあっけのない。」

 

「何故だ!?何故ISが来たんだ!?情報は完全に隠蔽した筈だ!」

 

「そちらは唯のあなた方の落ち度でしょう。」

 

「わっ私はここで死ぬような人間ではない!私はこの実験で」

 

グシャ

 

「…さて、これで最後でしょうか。…他の生体反応は…真横...おや」

 

 

「…...ぅ…ぁ...」

 

「これは実験の被験者でしょうか?」

 

《そのようだな。被験者がいた場合は回収することとなっている。》

 

「了解しました。救助用のヘリも要請しておきます。」

 

《他に被験者は居ないようだな。よし、これで任務終了だ。初陣にしては上出来だな。流石は元AC乗り、と言った所か。残りは敵襲に警戒しつつ待機だ。くれぐれも被験者を殺すなよ?》

 

「了解です。敵が来たとしてもフラジール単機で十分でしょう。」

 

《その意気でこれからも頼むぞ。》

 

「はい。」

 

 

「ぅぐぁ…」

 

「…安静にしておいて下さい。まだ体に麻酔が残っているようですので。」

 

「…ぐぅ」

 

---

 

数分後…

 

---

 

《こちらレスキューα、ISフラジール応答せよ》

 

《こちらフラジール。海上プラントは火災が酷いです。要救助者は私が運搬しますので、洋上に待機をお願いします。》

 

《了解。確認次第接近する。》

 

 

「…さて、直に救助が来ます。このプラントはヘリポートが無くなりましたので洋上にて搭乗となりますね。」

 

「…了解」

 

「では抱えます。」

 

(所々体が動かんな...)

 

「…随分と落ち着いていますね。」

 

「まぁな。昔、なんやかんやあって不測の事態には慣れてる。」

 

「なんやかんや、ですか。」

 

「なんやかんや、だ。」

 

「教える気はない。と?」

 

「今のところはな。」

 

「そうですか。それは残念です。」

 

《こちらレスキューα、ISフラジールを確認。接近する。》

 

 

「さて、時間です。行きますよ。」

 

「おう。」

 

 

---

 

~とある日、休憩室にて〜

 

 

「回収した被験者だが、どうやら衰弱してるようだな。」

「衰弱?あれでか?俺が見た時はピンピンしてやがったぞ?」

「...どうやら、感覚の鈍化か組み込まれているらしい...それに未知のプログラムが入ったナノマシンやら、なんでもアリだ。」

「詳しい事は知らんが、今回の実験はまさに試験運用を目標とした実験段階の前身の様なものだったらしいな。被験者の人権なんざ、有ったもんじゃねぇ。」

「どうやら、被験者の調達は孤児を浚ったらしい。情報部が少ない情報頼りに虱潰しに捜索したらしいが、一件だけ、一年前に謎の火災事件があったそうだ。公開されてるのは家屋の住民は皆焼け死んだ事のみ。あとは完全に抹消されてる。確実にクロだそうだ。」

「情報部の報告によると、生存した被験者は一名のみ。あとは実験段階で死亡。とのことだ。」

「なんだかんだでズルズルこの仕事してるが、暗いニュースがやっぱり多いな。ま、覚悟の上だが。」

「そろそろ休憩も終わる。ラストスパート終わらせるとしようか。」

「了解。」

「ああ、そうそう。」

「ん?」

「どうやら、人事が例の被験者を雇うことにしたらしい。所属も決まってないがな。」

「ほう。後でどんな奴か調べるとするか。」

「どうやらそいつも例の"記憶持ち"らしいしな。」

「そうか。最近多いな...」

 

 

 

 

---

 

 

 

 

あのあと俺は何処かも知らない国に担ぎ込まれ、担架に乗せられ、バイタルチェックやらなんやらされ...まぁ色々された。そんでココの医者に俺を助けた女はcubeとかいう奴だとか、ココは俺のような、所謂死ぬ前の記憶を持ってる奴らが大勢居る事やら、どうやら皆何かしら記憶に繋がりがあることやら。その他諸々、この場で生きる為の情報を学んだ。

 

「そして今に至る...っと。」

 

「どうかしましたか?」

「いや、なんでもない。ただの考え事だ。」

「考え事にしては、口に出ていましたよ。パートナー。もう少し周囲に注意しては?」

「余計な御世話だ。俺も考え無しには行動はせん。」

 

そんで、前世は傭兵だったことも活かして"ある"班に配属され、俺は自分を救ってくれた女、cube(実名不明)とコンビを組む事となった。

 

「それはどうだか。会ってまだ数日ですが、あなたは頭に血が上ることが多い気がしますが。」

「まぁ、間違ってはいない。」

「否定しないのですか。それもまた、あなたらしいですね。」

「へいへい。ありがとさん。」

「褒めてはいませんが。」

 

ここに来て、早1ヵ月。初めは医務室で安静に。と言われ寝たきりだったのだが、退院したのがついこの前となった。俺が命を救われ所属しているこの会社、"アスピナインダストリ"は世界有数の大企業だ。傘下の中小企業も多く、全世界に勢力を広めている。それでだ...

 

なんで工業会社に"機動部隊"班があるんだ?

 




うーむ。短い。
設定が固まってないのに書くとろくなことがないですね。

ちなみに逆流王子はこの世界で女性へと生まれ変わりました。
女性なんでISもバリバリ使います。


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任務

ネタを思いついたので更新をば。


任務を説明する。

 

今回は初の任務と聞いている。その為、社内のトラブルの解消を目的とした簡単な任務だ。

まぁ、これはこれで中々キツいかもしれんがな。

 

あぁ。そう言えば、今回の任務には戦闘用ロボットを使用してもらう。流石にACは開発出来ていないようでな。今は生産が楽なMTとISに切り替わっている。

すまんな。

 

概要だ。

今回は、我社アスピナの子会社であるキサラギの生態実験の後始末だそうだ。どうやらまたやらかしたらしい。

なんとか個室に隔離したそうだが、新個体の毒ガス生成系の生物兵器が暴れ、部屋に入れんそうだ。

 

作戦は部屋へパートナーと共に潜入。新個体である"AMIDA/P"の排除の後、機体を即座に退却の後、部屋を洗浄、その後個体は廃棄だそうだ。

 

こんな所か。

 

いくら簡単な殲滅任務だとしても、命の危険はある。お前は新入りであり、研究対象だからな。くれぐれも万全を期してくれ。

 

以上だ。

 

 

───

 

 

「って事らしい」

 

「成程。要は、私は貴方のお守りですね」

「皆まで言うな」

 

その言い方は結構恥ずい。

 

「まぁ、仕方ないでしょう。初任務にあの企業の後始末なのですから」

「…そんなに評判悪いのか?」

「ええ。なんでも年に一度は大事件を起こし、大損害を齎す。と」

「そんなんでよく生きてるもんだな」

「ですがその分大きな見返りを生み出すようです。まぁ、トラブルメイカーであることは間違い無いでしょうが」

「だろうな」

 

正直、不安だ。

 

───

 

「…着いたか」

「の、様ですね」

 

『────聞こえているか?機動部隊。こちらキサラギ生物実験室所長だ』

 

『今回の任務は制御を喪った生物兵器、AMIDAの排除だ。AMIDAは我々キサラギが生み出した量産型生物兵器だ。今回の暴走している個体は試作段階の内の1体。2体制作したようだが、片方は戦闘実験にて死亡を確認した。排除して欲しいのは残りの一体となる。知っているだろうが、今回の個体は毒ガスを放出する。充分に気をつけてくれ。以上だ』

 

「らしいですよ?パートナー」

「ああ。散々押し付けやがるもんだ」

 

俺らは何でも屋じゃあねぇんだ…いや、今は何でも屋みてぇなもんだったか…

 

「ま、うだうだやってても仕方ねぇんだ。行こうか」

 

”こちらオペレーター。セレン・ヘイズだ。貴様らの専属となった。まぁ、長い付き合いになる事を祈ろうか”

 

「オペレーターか。よろしく頼む」

 

信頼できる奴だといいが。

 

”ゲートを解放する。準備はいいな?”

 

「「オーケー(はい)」」

 

 

 

────

────────

 

 

”敵生物兵器の撃破を確認。”

 

「中々、耐えるモンだったな。奴さん。大丈夫か?フラジール」

「なんとか。ですが、酸をモロに受けてしまいました」

「なんとか、か。よくそんな機体で耐えるモンだな?」

 

傍から見ても、スーツに羽が生えただけみてぇなのにな。

 

「ISのシールドバリアですね。因みにこの機体にはシールドバリア以外の防御機構はないそうです」

「速さだけを求めた結果か…何とも言えない異形が出来たもんだ…」

「その為のフラジールです」

 

 

────────

 

初の会社での任務。考えればおかしな事だが、俺は会社の子飼いで、会社から任務請け負って、給料という報酬受け取ってるわけだ。

 

この感覚は、昔と同じって訳か。昔と違うのは、人を殺さんこと位だ。

 

奇しくも、俺は前世と同じ職に就いた訳だ。

 

 

────────

 

 

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



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