永遠に共に隣を歩く (時魔煉叉)
しおりを挟む

色々設定




BLEACHにお熱なうの俺氏。
月1更新でコチラを優先させたいと思います。


主人公→銀狐(ギンコ)壱成(カズナリ)

 

「この世界はつまらない」と呟いただけの少年(だった)。

BLEACHの世界に転生後、ギン達と出逢う。

その頃から二人に懐かれる(特にギンに)。

 

BLEACHの愛読者でお気に入りのキャラがギンと乱菊。

 

若干腐男子思考。

 

ギン×乱菊(♂)とか偶に考えたりする(無意識)。

 

女同士、男同士と言う概念なんてどうでもいいと思ってたりする(バイでは無い)。

 

好物は干柿と酒。

 

嫌物は特に無し。

 

性格は面倒くさがりだが、男前で仲の良くなった人には面倒みが良くなる。

 

斬魄刀→銀狐(ぎんぎつね)

 

半始解→()み込め、銀狐(ぎんぎつね)

 

始解→呑めや呑め、化かされる遊びも悪くは無かろう銀狐(ぎんぎつね)

 

半卍解→化けろ、銀酒月狐(ぎんしゅげっこ)

 

卍解→変幻自在な多色無彩、酒に溺れりゃこちらの利。化けて輝く艶やかさ、魅せておやりよ銀酒月狐

 

弓親の斬魄刀に色の好みがあるなら呼び方の好みで有っても良いだろうと考えた半始解と半卍解←

 

主人公は呼び方が面倒だから自分なりに略した呼び方にしたら案の定拗ねて半分しか始解や卍解(半始解、半卍解)しなかった。

 

真央霊術院をギンと共に一年で卒業する。

 

護廷十三隊に入隊後、十番隊三席→五番隊副隊長→三番隊隊長。

 

※三番隊隊長の為、ギンは副隊長、イヅルは三席…と一つずつズレます。

 

 

 

 

 

 

 

 

従弟→銀狐サエ

 

女の子っぽい名前を気にしている。

 

腐男子。

 

壱成が転生した一年後転生する(乱菊に惚れられる)。

その数年後、例の事件を見て乱菊の為に死神になると決意。

BLEACH愛読者。

 

好物は辛い物

 

嫌物は特に無し

 

斬魄刀→牙狼

 

始解→(なげ)け、牙狼

 

卍解→(ひざまず)け、銀狼月牙(ぎんろうげつが)

 

主に美味しいポジション(無意識)。

 

乱菊の事は頼れる姉的存在だと思っていたが、気付けば本気で好きになっていた。

 

真央霊術院を二年かけて卒業する。

 

護廷十三隊に入隊後、十三番隊五席→八番隊四席→五番隊三席→五番隊副隊長。

 

八番隊四席から五番隊三席席への移隊は藍染(副)隊長の推薦。

 

副隊長になるのは平子達が尸魂界から居なくなった後。

 

※ここも藍染隊長以外一つずつズレます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒロイン→市丸ギン

 

思考が若干乙男故にヒロイン。←

 

主人公に懐く。

 

主人公の最初の印象はクールなお兄さん系だと思っていたが一緒に過ごすと面倒みが良く男前でいつの間にか好きになって居た。

 

乱菊の事は友情として好き。

 

護廷十三隊に入隊後、九番隊三席→五番隊三席→三番隊副隊長。

 

 

 

 

 

 

 

 

従弟のヒロイン→松本乱菊

 

腐女子。

 

壱成の一年後に来たサエに一目惚れしギンに恋愛相談をする。

 

ギンの事は友情として好き。

 

主人公やギン、従弟達よりは遅くに護廷十三隊に入隊。

 

その後は原作と同じ。




多分後に設定は増えますm(_ _)m
コレ半ハーレムじゃなくても良くね!?って思ったり思わなかったり←オイ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

いきなり




BLEACHキャラと付き合うという展開にはならないが友人になってる夢ならよく見る。
とても不思議な夢だった。

と言うことで(←)本編をどうぞ。


勉強しろだの良い学校目指だの良い就職に付けだの、ウンザリだ。

 

塾にも行かされるから面倒。

 

全く、親って俺の事何だと思ってんだよ。

 

本当何ていうかなぁ。

 

「この世界はつまらない」

 

そんな感じ?

 

全部が全部じゃないけどな。

 

漫画のBLEACHとか面白いし。

 

そんな事を考えてたらいつの間にかさっきまでビルや高層マンションだらけの街とは違い、古い昔の家の街並が広がっていた。

 

・・・ってちょっと待て!?

 

さっきまで都会だったよな、俺バリバリの都会っ子。

 

こんな田舎中々見る機会ないぜ!?

 

それと思った、視線が低い。

 

え、ナニコレ。

 

どうなってんの。

 

転生なのかコレ!?

 

何の前触れもなく転生とか有りなのか!?

 

うっわ、これからどーすんの!?

 

取り敢えず食の確保だよな。

 

うーん、どうするか。

 

最悪の場合寝床は木の上で何とかするしかない。

 

食いもんは・・・そうだな。

 

この辺は近くにちょっとした山も有るっぽいからそこで食べる分だけとるか。

 

本来なら米とか食いたいがこの場所での環境がどうかなんて知る由もないからまだ無理だろう。

 

よしあの木なら今の背でも届くだろ。

 

登れるな。

 

?「なぁ、お兄さん」

 

「俺?」

 

?「せや。その木に生えとる林檎採ってくれん?」

 

「良いけど幾つ?」

 

?「六つや。僕ともう一人の子で三つずつ」

 

「おー」

 

コイツ市丸ギンに似てるな。

 

気の所為だろうが。

 

BLEACHキャラがこんな所にいる訳がない。

 

二次元は三次元には成れないし。

 

ヒョイッ

 

都会っ子だが、従弟の家が割と田舎だからよく登ってて木登りは得意な方。

 

サッ

 

こんな物か。

 

ザッ

 

ドサッ

 

「ん・・・」

 

?「おーきに。けどホンマに良かったん?」

 

「構わねぇよ。どうせ山のだ」

 

?「変わっとるな。お兄さん」

 

「あー・・・その『お兄さん』っての止めてくれ。俺は銀狐壱成って名前だから銀狐か壱成で」

 

市丸「ほな壱成やな。僕は市丸ギンや。ギンでええよ」

 

「じゃあギン。気を付けて帰れよ」

 

市丸「おん!壱成、また逢えたらええな」

 

タタタッ

 

いやいやいや、マジでか!?

 

あの市丸ギン本人な訳!?

 

俺が転生したのってBLEACHの尸魂界!?

 

驚くが、妙に納得できる。

 

今の格好といい、ギン本人といい。

 

間違いないんだろう。

 

おっと、俺も食い物の確保しないと。

 

寝床はこの木にするか。

 

寝心地悪くなさそうだし面倒だ。←

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

ザッ

 

ガリッ

 

「…(モグモグ」

 

明日はどうすっかな。

 

どうせ明日考えるんだけど。

 

する事もないしもう寝よ。

 

明日は取り敢えずこの辺探索と食材探しだ。




1話終了って事で。
次回は本格的にギンと乱菊を絡ませたいっす。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンと乱菊




大変遅くなってすいません!!
日にちが過ぎてしまったので今月は後1日何処かの日で投稿させていただきます!!

ではでは本編をどうぞ。


目を開けると横に何故かギンが居る。

 

通りで腹に違和感があった訳だ。

 

抱きつかれて右横で寝られてたとかマジかよ。

 

全然気付かなかった、てかいつの間に登ってきたんだよ。

 

昨日は登らなかっただろ。

 

・・・無駄な体力使わない為とも考えられるけどさ。

 

兎に角起こした方が良いのか?

 

「起きろ」

 

市丸「んぁ・・・壱成、おはよーさん」

 

「おー、で、何でこんな所居んの?」

 

市丸「あ、せやった。君僕等と住まん?」

 

「僕“等”?」

 

市丸「昨日言うたやん乱菊や。なーええやろ?僕君の事気に入っとるし乱菊もええて言うとったから」

 

意外とこの木寝心地いいんでね。

 

断る。

 

「面倒だからいい」

 

市丸「なぁ、あかん?」

 

上目遣いは狡いだろ。

 

そんなに潤んだ目をしてもな・・・。

 

「いいぜ、何処にある?」

 

釣られます、はい。←

 

だって可愛いし仕方無いだろう。

 

釣られない方が可笑しいだろ。

 

市丸「僕に付いて来たってや」

 

小さいギンは可愛い。

 

今も少しづつ木から降りてる。

 

昨日何で木に登らなかったかがコレで分かった。

 

きっと木登りの登り降りが苦手なんだろう。

 

途中まで降りて動かなくなったな。

 

「どうした?」

 

市丸「これ以上降りられへん。どないしよ」

 

降りられないのになぜ登って来たんだろうか。

 

しかも結構高い所に。

 

俺は慣れてるから平気だが。

 

「降ろしてやるからしっかり掴まっててくれ」

 

市丸「お、おん」

 

ギュー

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

ヒョイッ

 

ストッ

 

「もう大丈夫だ」

 

市丸「おおきに。こっちやで」

 

そしてギンに着いて行く事二十分、やっとギン達の家に到着。

 

待っていたのは金髪系の短髪な女の子だった。

 

間違いなく乱菊だ。

 

ギンが居る時点で疑い用も無いが。

 

こういう時従弟のサエは妄想してたな。

 

乱菊男化でどっちが受けかは忘れたが俺だったらギン×乱菊(♂)が良い。

 

だが特に理由は無いぜ。

 

おっと、話を戻そう。

 

松本「ねぇ、アンタがギンの言ってたカズナリ?」

 

「おう。壱に成るで壱成だ」

 

松本「攻め?受け?」

 

「いやあの・・・ちょっと待ってくれ」

 

いきなりそっち系の話に入るか普通。

 

可笑しいだろ。

 

市丸「こうなると乱菊は止まらんのや」

 

「そうか・・・なら攻めでいい」

 

松本「壱ギンね!一緒に住んでも良いわよ。その代わり萌を頂戴!!」

 

変わってるな。

 

従弟のサエと同じ部類だな。

 

もし二人が揃ったなら仲良くなれるだろう。

 

壱ギン・・・つまり俺×ギンか。

 

新ジャンルよく見つけたな。

 

取り敢えず掘られるよりは掘るタイプとは思ってるぜ。

 

サエも俺は総攻めタイプとか言ってたし。

 

「ギン、乱菊って腐女子なのか?」

 

市丸「そう言ってたで。僕に会う前に腐女子に目覚めた言うてたわ」

 

そうなのか・・・原作はどこ行った状態だろこれ。

 

楽しめるなら良いが。

 

松本「それでさっきギンが壱成の事見付けた後の事教えて!」

 

「いつの間にか隣で寝てた。それで木の上に居たんだが途中でギンが降りれなくなったから抱えて降りた・・・こんな感じだが」

 

松本「キャー!!萌えるわ!これで薄い本が描ける」

 

ギン「何で乱菊喜んどるんやろか」

 

「それが腐女子と言う奴だからだろ」

 

ギン「さよか」




主人公の壱成以外のギン受けにサエ(攻め)を一瞬でも考えてしまった。←どうでもいい((殴


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

一年後




何だかんだで最終日に投稿することになってしまった。←
それでは続きをどうぞ。


この一年はやたらと濃かったぜ。

 

二人共懐いてくれたのは良いが特に、ギンが何処に行っても着いて来る様になった。

 

トイレでも手洗いでも食材集めでも。

 

寝る時でさえ一緒だ。

 

嫌じゃねぇがなんつーか着いて来過ぎじゃね。

 

乱菊は乱菊で薄い本を沢山描いてる。

 

今はまだ少ししか無いがこのまま行けば部屋はあっという間に埋まるだろう。

 

そうなる前に死神になるか。

 

今決めたぜ、うん。

 

腐女子と腐男子は舐めたら駄目だ。

 

従弟のサエがいい証拠。

 

アイツの部屋の殆どが薄い本やらそっち系の小説ばかりで埋まってたぞ。

 

薄い本の為に勉強をしてると言ってたな、変わってる。

 

市丸「この間な乱菊から本見せられてん」

 

「それで?」

 

市丸「それでなそれでな、ホンマにそうなったらええなって」

 

おい乱菊、ギンがそっち系に染まったらどうしてくれる。

 

ノーマルなのに切っ掛け与えんな。

 

市丸「僕壱成とずっと一緒に居りたいから」

 

ギン可愛いんだけど何コレ。

 

先に結婚の予約していいか(真顔)。

 

そっち系に染まった訳じゃなくて良かったぜ。

 

そっち系なら俺以外の奴とでも、だなんて考えたくねぇよ。

 

俺だからだよな。

 

?「ヒャッホー!!壱成攻めktkr(キタコレ)!!」

 

こんな喜び方(腐方向に)する奴は一人しか居ねぇ。

 

これから良い所だったのに。

 

KYだろ、全く。

 

「サエか何故此処に?」

 

サエ「壱成攻め書いてたらいきなり目の前が真っ白になってな、気付いたら此処に居た。ていうか、壱成背縮んでね?」

 

「それはサエもだ」

 

サエ「おおう!?マジかよ」

 

寧ろ気付いて無かったのかよ。

 

クイクイ

 

「ん?どうしたギン」

 

服引っ張って不貞腐れてさ。

 

可愛いだけだぞ。

 

市丸「親しそうに話してるコイツ誰や。壱成は俺のやもん。誰にも渡さへん!!」

 

サエ「懐かれてんなぁお前。俺は銀狐サエ、壱成の従弟。壱成には恋愛感情は無いぜ」

 

市丸「そうなん?」

 

「ああ。互いに恋愛感情は無い」

 

よく話はするけどな(主に腐系)。

 

乱菊とは話し合うだろ。

 

もう一人くらい増えても問題無いよな。

 

食材集め次いでに連れて帰ろう。

 

従弟を放って置くわけにもいかないだろうから。

 

市丸「ならええわ」

 

ドドドド

 

誰かがこっちまで走ってくる。

 

それも物凄い速さで。

 

あの髪色からして乱菊か。

 

松本「腐女子レーダーが反応して来てみたんだけど正解ね!!まさかコレは三角関係!?良いわね、ネタの参考になるわ」

 

壱サエだけは止めてくれ。

 

双方共に攻めだ。

 

市丸「壱成とサエのカップルはあかんよ!!認めへん」

 

松本「良いじゃない。マンネリ化防止の為よ」

 

市丸「あかんたらあかんの!!」

 

サエ「壱成攻めは賛成だが俺受けはちょっとNGで!!」

 

松本「あら、そっちの人もイケる口?」

 

サエ「もち!腐男子だからな!!」

 

松本《趣味も完全に会うし格好良い。それに一緒に暮らせたら楽しいわよね》

 

松本「ねぇ、一緒に暮らさない?この二人と一緒で良いなら」

 

言う手間が省けたな。

 

乱菊からとは予想外だった。

 

サエ「是非!同士よ」

 

ガシッ

 

松本「え、ええ」

 

乱菊が照れてる…だと…。

 

サエ乱か。

 

市丸「取り敢えず僕以外では壱成攻め描かれんくてええって事でええの?」

 

「そうだな」

 

一先ず壱サエは。

 

他には描かれるだろう。

 

死神になったら特に。




既に両想いな壱ギン。
だが告白はまだ先になる。


現在の壱成達の図


壱成から見た人達
ギン→好き、可愛い
乱菊→妹的存在、腐女子
サエ→従弟、腐男子

ギンから見た人達
壱成→好き、格好良い
乱菊→家族、腐女子
サエ→壱成の従弟、腐男子

乱菊から見た人達
壱成→絶対攻め、兄的存在
ギン→家族、壱成限定受け
サエ→同士、好き、格好良い

サエから見た人達
壱成→絶対攻め、従兄
ギン→壱成限定乙男(オトメン)、受け
乱菊→同士、可愛い(まだ恋愛感情ではない)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

日常




この小説のギンの性格は可愛い系。
見た目は原作通り。
・・・を、目指してます。

続きをどうぞ。


右に行けば右、左に行けば左。

 

今日も今日とてギンは俺の後ろを着いて来る。

 

だから少しゆっくりと歩く。

 

そうしねぇと歩幅が合わずギンが後ろから走ってくる形になり大変だろうと考えたからだ。

 

今は良いが将来が少し不安だな。

 

将来死神になるにせよならぬにせよ、俺が必ずしも側に居るとは限らない。

 

一年、また一年と過ぎてく中で成長しなければならない、生きる為に。

 

「なあギン、一つ質問なんだが」

 

市丸「何や壱成」

 

「例えばの話だが俺が居なくなったとしたらどうする?」

 

市丸「嫌や、例えばなしでもそんな事言わんといて」

 

「大事な話なんだ。答えてくれ」

 

市丸「・・・そしたら僕は一人や。乱菊やサエは居るけど心は一人になる。そして寂しくて死にたなる(一度死んどるけど)、でも待っとるよ。壱成が帰ってくるのを。何時までも」

 

「そうか。俺もギンが居なくなったら待ってる、生がある限り帰る場所を護りながら」

 

市丸《男前やわ、そんな所もカッコええなァ。・・・やなくて、なして壱成はこないな話しとるんやろか。ずっと一緒には居れんの?》

 

まあそうだよな。

 

ずっと一緒には居られないかもしれないが待っててくれる家に帰れるのは幸せな事だ。

 

ギンが離れてくのは寂しいがこれから先どんな事があるか分からない。

 

絶対生きて護るって保証は出来ない、だからこそこの質問をしたが予想外な回答だったな。

 

サエや乱菊にこの事を話したら笑われるだろうか、それとも同人誌のネタにされるだろうか・・・。

 

嗚呼、ネタだな確実に。

 

若しくはその両方。

 

市丸「僕からも質問や」

 

「ん?」

 

市丸「僕となるべく長い時間一緒に居るのはどう思っとる?」

 

「心地いい。欲を言えばもっと一緒に居たい」

 

市丸「照れるわァ。次の質問や、僕の事どう思っとる?」

 

「好きで可愛くて愛しいとは思ってる。家族愛以上の感情は有るのは自覚してるな」

 

サエが来た当初に自覚したぜ。

 

好きだって。

 

他の奴に取られたくねぇって。

 

独占欲が湧くぐらいには。

 

市丸「壱成、僕もや!!・・・コホン、最後の質問やで、将来死神になっても僕の事忘れん?」

 

死神になるのか。

 

だとしたら余計に忘れる訳ない。

 

俺もそうするし。

 

死神になれば更に長い時間一緒に居れるな。

 

嗚呼、案外好きになったのは俺の方だった。

 

思いの外懐いてくれ、更には着いて来るのを見るのが日課で嫌だとは微塵も思わなかった。

 

前の世界だったならこんなに人生が楽しいとは思えなかったのにどうしてだろうか。

 

今がとてつもなく楽しい。

 

「忘れる訳ないだろ。寧ろ死神になっても一緒だ」

 

市丸「って事は」

 

「嗚呼、俺も死神になる」

 

市丸「せやったら何であの質問したん?」

 

「死神になって離れ離れになったらどうするかって思ったら話してたな」

 

市丸「何時までも後ろ歩いとったらあかんもんな。決めた!僕壱成の隣歩ける程強くなったる!」

 

「俺自身も死神になるならもっと鍛えておかないとな」

 

市丸「死神になって強なって壱成に護ってもらうんや!」

 

「おい」

 

強くなるのに俺が護るのかよ。

 

死神になる意味あるのか、それ。

 

言われなくても護るけどな。

 

ギンは俺の一番大切な人だから。

 

市丸「ええやん。死神になれば乱菊やサエ用の同人誌用の倉庫金貯めて買えるやん。壱ギンのは僕が貰っとくけど」

 

「成程な、本命はそっちか」

 

市丸「半分は、や。もう半分は金貯めて壱成と一軒家のええ処に住みたいっちゅーのがあんねん」

 

「そうだな・・・一緒に住むんだったら俺も協力する」

 

市丸「おーきに。まだ未来の話やのに何や照れるわァ」




まだ付き合わない主人公とギン。
両想いなのに。
そして今回は乱菊とサエの出番は無かった。
次はサエsideで乱菊との話を書ければと。
・・・予定なんで未定ですが。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出会い





サエsideのお話です。
時間軸はサエsideの前世〜前回までと同じだと思ってください。

ではでは、どうぞ(`・∀・´)つ


一昨年から壱成が不明だと言う知らせ・・・は無く、何故か戸籍からも居なくなってたのを何故か俺だけが知ってる。

 

マジ、ジーザス!!

 

いやいや、有り得ないっしょ。

 

だって壱成は俺の従兄で総攻め(個人的な妄想)で話の合う奴だったのは親も知ってるだろ!?

 

それに毎年とは言わないが二年に一回は必ず俺ん家に遊びに来んのに可笑しいだろ絶対。

 

一日に数回はメールするのに返事が返って来ねぇって今までのまで無かったんだぜ?

 

スマホも繋がんねぇしネットサーフィンでも消えてるし異常だろ、オイ。

 

写真にも写って無いなんて一体何が起こったし!!

 

因みに俺ん家は田舎だが回線は繋がってるぜ。

 

Wi-Fiもバッチリな!

 

それはさておき皆の記憶から壱成が消えて本人も消えるって何の摩訶不思議だ。

 

流石に俺しか記憶が無いなら手の施しようも無いっての。

 

下手すれば俺が変な目で見られる(もう半分位は見られてるが)し。

 

仕方ない、此処は壱成総攻めでも描くか。←

 

何故か今までの壱成総攻めコレクションは無事という奇跡。

 

そこには一安心だぜ。

 

そうと決まれば受けの方考えよう。

 

そうだな、今回はBLEACHキャラが受けで。

 

総攻め中心だが落ちはギンだな!

 

女キャラは全員男化で受け、性格が男前な壱成にメロメロで・・・アタックするがその前に立ちはだかるギンと乱菊(♂)!!

 

幼馴染みな二人に勝てる筈はなくこっそりと恋心を抱く人達!!

 

幼馴染みのギンと乱菊はせめて二人でと妥協しつつも何処か一番になりたいと思っており、壱成に直接問う事に。

 

とまで頭の中で考えていた所で何故か目の前が真っ白になったと思ったら目の前に壱成とギンが居た。

 

「ヒャッホー!!壱成攻めktkr!!」

 

ガチで見れるなんて儲けもん。

 

つーか、お前一昨年居なくなったのコレが原因か。

 

身長も縮んでるし。

 

そう言えば俺も縮んでると言われたぜアウチ!!

 

マジか!!

 

それより目の前の壱ギン萌え。

 

プラス乙男の可能性大、アザす!!

 

後から来た様子の乱菊は女の子だったが同士な為話も合って嬉しい限りだぜ。

 

共通する完全な同士とリアルで会話出来るなんて感動もんだな。

 

それから日は経ち、ある日の事。

 

俺と乱菊は同人誌で得た金で布を買いハンカチを作っていた。

 

自前で作る(そして壱成に着てもらう)派だからこういうのは簡単に出来る。

 

乱菊「上手ね、こういうの好きなの?」

 

サエ「まあな。裁縫は得意だぜ、服とか作るの面白いし。いつか乱菊のウェディングドレス作りたい」

 

乱菊「・・・ありがと。お願いするわね」

 

照れてる照れてる。

 

姉っぽいけど可愛い人だよな、乱菊って。

 

同人誌だけどそれ以上に想う所が有る。

 

何だろうな、この感じ。

 

ギンとも壱成とも違う。

 

乱菊が女だと言うのも関係有るのかもな。

 

それについてはゆっくり考えれば良いか。

 

「ただいま」

 

市丸「帰ったで」

 

乱菊「お帰り、早かったのね」

 

サエ「二人共幸せそうだな」

 

「まあ、それなりに」

 

市丸「・・・おん」

 

現実で壱ギン確定アザす。

 

妄想じゃなく現実で確定ってヤバいだろ、萌え以上だわマジで。

 

乱菊「良いわね!二人の照れ顔」

 

サエ「おう、リアルネタ提供ktkr!!」




オチ?無いです((殴
反省はしているが後悔はしてないっす(多分)。
次回からはまた壱成sideでお届け致します(`・∀・´)

腐男子(サエ)sideだと思いっきり腐向け傾向になった\(^p^)/


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

真央霊術院





あっという間にもう十一月も終わる\(^p^)/
冬が来るのが早過ぎるぜ。

という訳で続きをどうぞ。


尸魂界に来て五年が過ぎ俺とギンは真央霊術院へと入学し、乱菊とサエは家に残るらしい。

 

因みにまだ乱菊の魂魄は取られてないぜ。

 

幼少期の頃だったと思うが此処では人の時がゆっくり流れているので実際の年よりも若く見られる。

 

死神になってからだと思ってたが違う様だな。

 

成長期がまだ来てない。

 

俺も皆も。

 

ゆっくりと背は伸びてはいるが、原作時の身長を比べれば皆まだまだ小さい。

 

まさにこれからと言った所か。

 

今の身長はギンが百二十五、乱菊は百二十八、サエが百三十五、俺が百四十でギンが一番小さく俺が一番大きい。

 

年齢的には(一緒に住む様になって数年後に乱菊が教えてくれた)俺→ギン、乱菊→サエ。

 

大きくなりたいってギンは言ってたな、サエの身長だけは越えたいって。

 

他から見たら末っ子にしか見えないらしくそれを言われる度に悲しそうな顔をしてた。

 

最近は悲しそうな顔はしなくなったが代わりに困りながら笑ってる。

 

大丈夫だ、何十年後かにはちゃんと背は伸びて大人っぽくなってるから。

 

死神になってからだが。

 

その為の勉強を真央霊術院で学んでるんだが、中々面白いぜ、教科書に乗ってる歴史やら実技やら。

 

勿論クラスはギンと同じ1組で常に隣の席に座ってる。

 

時代が時代だからか自由席で座れ、常に隣で一緒だった。

 

他の人が俺の隣に座ろうとすると威嚇したりして追い払ってるな。

 

ギン曰く、

 

市丸「壱成の隣は僕のや。仲良うすんのはええけど恋心抱く奴はあかん。見たら分かんのや」

 

らしい。

 

可愛過ぎじゃね?

 

何この子俺をどうしたいんだよ。

 

市丸「壱成?聞いとる?」

 

「聞いてなかった、ごめん、何だ?」

 

そういえば話の途中だったな。

 

大分考え事してて聞いてなかった。

 

市丸「今度の試験に受かったら僕等卒業やて!」

 

「そうか。意外と短かったな」

 

勉強を勉強として考えずにただ面白いからって理由で二人して飛び級しまくってたらいつの間にか、だ。

 

入学したばかりだと思ってたのにもう卒業か。

 

護廷十三隊に入隊したらどの隊になるのだろう。

 

志望は特に無し、ただし五番隊以外で。

 

「卒業したらどの隊に入りたいとか有るのか?」

 

市丸「無いわ。壱成と一緒だったらそれでええし」

 

「一緒だったらいいな」

 

市丸「おん」

 

こんな会話をしていたが後に違う隊に入ってしまった事を二人して残念に思った。

 

せめて何処かの隊に二人して志望していれば良かったと。

 

過ぎた事を責めても仕方ないが。

 

こうなったら意地でもギンより先に隊長になって自分の隊に入れる。

 

一年で真央霊術院卒業したから不可能では無い筈だ。

 

離れたのは寂しいが会えない訳じゃないし。

 

何はともあれ、これから楽しみではある。




落ちが見えない…だと…。←
次は護廷十三隊の内容にやっと触れられる…かも知れません←オイ
早く平子隊長や藍染(副)隊長達と絡ませたい原作に触れたい()、そして何処でサエsideで乱菊のあの場面を書こう…悩みが尽きないです(^p^)オワタ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

※年末番外編





もう新年明けそうだぜ←
という訳で本編ではなく番外編を載せておきます<(_ _)>

※本編より先のお話で、内容は年末と殆ど関係ないかも知れません。


後少しで新年も開ける。

 

名字が銀狐から市丸に替わって、もう何百年目だろうか。

 

ギンが毎年雑煮や年越し蕎麦を作ってくれてそれを食べるのも。

 

料理美味くなったな、ギン。

 

幼少期は包丁を片手にどう調理して良いか解らずおどおどしてたのに。

 

今では慣れたものだ。

 

余裕の笑さえ浮かべられる程に。

 

どんなギンでも可愛くて好きだが。

 

「なぁ、ギン」

 

市丸「ん〜、何や?」

 

「来年は子ども欲しくないか?」

 

市丸「・・・僕等の間には出来へんとちゃうん?もしかして浮気か?許さへんで?今更他の子がええていうても離したらんよ?壱成は僕ので僕は壱成のやもん」

 

「他の奴にそういうのは興味ねぇよ。じゃなくて、十二番隊で阿近から例の物を作ってもらってな。完成したんだと」

 

市丸「例の物?何やそれ」

 

「一度使ったら壊れるが、爪でも血でも髪でも遺伝子さえ入れればその通りの子どもが出来るって奴」

 

0から生命を作ったあの涅ならこんな物お手の物だろうと阿近を通して作らせたぜ。

 

遺伝子さえ入れればって所が危なくて下手したら悪用されかねないから一度使ったら壊れる様にしてもらった。

 

勿論そのレシピも買い取ってそれは燃やした。

 

ギンや俺の子を知らぬ間に他の奴に作られたりしたらそれこそ大問題だからな。

 

そして、その話をするのも最小限の奴にしか話して無い。

 

俺達が子どもを作るのには今はそれしかないし。

 

まあ、それなりの金額はしたが隊長の給料はかなり良いし家買う時以外は生活費等しか使ってねぇから貯まってたから懐の余裕はかなりあった。

 

市丸「ホンマに?僕等に子ども出来んの?」

 

「嗚呼」

 

市丸「ほんなら今年がええ!僕半ば諦めててん、僕と壱成は両方男やから出来ひんて。やから今の話聞いて嬉しゅうて・・・なぁ、あかん?」

 

上此処で目遣いってあざとい、だが可愛い。

 

元々来年にはその予定だったんだ。

 

予定は早まったが喜んでくれてるなら良かった。

 

「良いに決まってるだろ。人数はどうする?」

 

市丸「一人でええよ、大勢居ればええて訳でもあらへんし」

 

「じゃあ、髪の毛一本抜いてこの中に入れてくれ」

 

市丸「丸い球体みたいやなァ」

 

プチッ

 

「形的にこれが最適だと」

 

プチッ

 

俺もこの中に髪の毛一本入れて子どもの人数設定して。

 

後は三分待てば良いだけらしい。

 

カップ麺並に早いな。

 

市丸「僕と壱成の子楽しみやわ」

 

「俺も楽しみ」

 

ボフンッ

 

終わったみたいだな、どんな子だろうか。

 

赤ちゃん「あうー」

 

市丸「髪色は僕似やけど顔付きは壱成似やな。かわええわぁ。」

 

「そうだな、俺とギンの子だ。名はそうだな…銀成とかどうだ?」

 

市丸「ぎんせい?銀に成でええの?」

 

「その通り。市丸銀成、語呂も悪くないだろ」

 

市丸「せやな、両方の名も入っとるし」

 

「今年から宜しくな、銀成」

 

銀成(赤ちゃん)「あう♪」




今回切りがいいな!?←※個人の感想です
ギンと壱成だったら名字はギンの方にならないと語呂が物凄く変になる為壱成が市丸になりました(^p^)


以下ちょっとした設定とか説明。

銀狐ギン…何か変だな←
市丸壱成…なんか合う←
みたいな。

銀成→銀…ギン(漢字Ver.)、成…壱成の成。




来月はちゃんと本編です、多分。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 50~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。