ロウきゅーぶ!コートを駆ける少年 (コップのK)
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始まり

初めましてコップです
久々にロウきゅーふ見たらはまって書いちゃいました
下手くそですが読んでくれたら嬉しいです


かつてバスケ日本人最強の呼び声が高い選手がいた

 

その選手はアメリカに渡り自分の限界を試した

 

しかし不幸なことに彼は膝を故障し選手生命を絶たれてしまった

 

彼は絶望しついに自殺までしてしまった

 

そのショックで妻は子供に暴力を振るった

 

しかしその妻もストレスによる心臓病により死んでしまった

 

その子どもは叔父に引き取られた

 

しかし問題はそれだけではなく学校でもいじめが発生した

 

彼は転校を決意し 小学生ながら一人暮らしすることになった

 

彼が転校したのは憲心学園初等部

 

 

決意を胸に秘め歩きだした彼の名前は

 

 

山崎翔

 

 

 

 

 

 

 

俺が転校してきて1週間がたった

まだクラスの奴とは100文字以上しゃべってない

接点があるとすればお花係で一緒になった…湊智花さんぐらいである

しかし接点があるからといってしゃべる訳でもなく適当に仕事をこなしている

 

 

適当に授業を受けて放課後になると

「山崎!バスケ部こないか?」

と竹中に誘われる。

毎回断るのだが懲りずに勧誘してくる

「ごめん球技苦手だから」

と適当な理由をつけていつも断る

「気がむいたらこいよ!」

と言い残し竹中は体育館へ向かった

俺も早く帰ろうと思いお花係の仕事をこなし帰路へついた

 

 

 

 

 

 

 

帰り道にバスケットコートがある

普段は小さな子供、仲の良さそうな高校生、たまに同僚と見られる社会人などが使っているが、今日は違った

「おい!どけよ!ここはいまから俺らが使うんだよ!」

「そ、そんなこと言われても…」

柄の悪そうな高校生達が中学生らしき人達を追い出そうとしているらしい

この高校生達はガタイもそこそこいい

あの中学生達じゃ敵わないだろう

本当はもうバスケはしたくなかった。しかし父の教えでバスケで人は傷つけさせるなと言われていたので仕方ない

「ねぇお兄さん達、バスケしよう。3対1でいいから」

 

 

 

 

 

終わってみれば翔の圧勝だった

高校生達は「覚えていやがれ」的なことを言って逃げていった

典型的なモブだなーと思いながら中学生にお礼を言われ帰ろうとした時

「山崎くん」

と呼ばれた

そこにいたのはお花係で一緒になった湊智花がいた

「どうしたの湊さん?こんな所で?」

とさっきまでの事を無かったかのように返した

「バスケ上手だったね」

と言われたが翔は嬉しくなかった

なぜなら彼女がこの事を広めたらバスケ部に誘ってくれた竹中にも失礼だし何よりまたバスケをしなければならなくなる

それは嫌だと思い

「この話は学校では内緒にしといて」

とお願いしてみる

「別に言うつもりなんてないから」

と言ってくれた

「ありがとう。それじゃあ」

お礼をし立ち去る翔を見て

「うん、さようなら」

と返し彼女も家に帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




かるーく主人公紹介

山崎翔 やまざき かける
身長 162㎝
体重 52㎏

一人っ子。父は有名な選手のためバスケはうまい
ポジションはPGだが基本的にどこでもできる
顔は父親似でイケメンで勉強もそこそこできる

こんな感じです
次はいつ更新になるかなー


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対男バス

意外と早く書き終わった
もっかん以外の存在感が…


翔の夜は至って普通だった

自分で夕飯を作り、筋トレをし、風呂に入り、勉強し、寝る

寝る時間は10時前後で寝るため健康的に見える

しかしそれは見た目で実際は強めの睡眠薬を飲んでから寝ている

なぜなら翔は母が死んでから重度の不眠症に陥っていた

病院からは過度のストレスと、両親がいないと安心できないということもあると言われている

そのため一人暮らしには反対されたがなんとか押し切っていまに至る

 

 

翔の朝は早い

毎朝5キロのランニングをして、シャワーを浴び、朝食を食べて学校へ行く

学校につくと係の仕事上いつもみんなより早い智花がいた

「おはよう、山崎くん」

「おはよう」

これぐらいしか基本は喋らない

ただ自分の仕事を淡々とこなすだけである

仕事を一通り終えると何人か登校してきてだんだん賑やかになってくる

そしてチャイムが鳴り朝のHRがなると担任の先生がきて1日が始まる

 

 

 

今は体育の時間なのだか男バスと女バスで揉めている

理由は下手くそはシュートを打つなと竹中が三沢に言い揉めているようだった

担任の篁先生もいるのだが面白そうに笑いながら眺めている

まじでそろそろやばいと思ったら今度はバスケで決着をつけろと篁先生が言い出した

しかも本来試合するのは揉めている三沢とその周辺にいる女子なのだが4人なので湊にも飛び火している

かわいそうだなーと思っていると

「おいかけるん!かけるんもこっちのチームに入って!」

飛び火してしまった

相手は男バスなのでハンデということで女子チームに入ることになったらしい

「まー6人でも楽しい勝負ができるといいな!」

と嘲笑っている男バスを見ているとイラっときたのでちょっと本気を出すことにした

「お前らからオフェンスでいいぞ!まーハーフコート超えるのは最後だと思うけどな!」

と言っている。流石にこれはムカつくので徹底して潰すとこにした

「その言葉忘れんなよ」

「あ?」

最初は湊がボールを持っていた為マークを外しパスを要求する

すると普通にいいパスが飛んできたのでとてもやる気が出た

ワンドリブルつき右に抜こうとしてついてきたのを確認し、レッグスルーをはさみ、ステップバックし3Pをクイックモーションで放つ

放たれたボールは放物線を絵描きリングに吸い込まれた

男バスの面々は驚いている

女子チームも湊以外驚いている

男バスもボールを出しリスタートする

キャプテンである竹中には俺ではなく湊がついている

俺はただ真ん中にいるだけ

竹中がドライブを仕掛けるが完全に湊に止められ戻ろうとしたその一瞬のスキをつき湊がスティールをした

ワンマン速攻で行けると思ったが竹中の戻りが速かった

だか俺も走っていたためパスを受けゴールが空いたのでレイアップを打った

ここからは湊が頑張った

竹中をドリブルで躱しミドルシュートを放つ

そのシュートフォームはとても綺麗でしっかりしているお手本の様なものだった

ここからは更に一方的だった。俺を止めにくれば湊が決め、湊が目立てばすかさず俺はボールをもらい3Pを決めるをひたすら繰り返し、結果33対11と勝利を収めた

 

 




次はきっと他の人の会話が多くなります

多分


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襲撃

言うの忘れてました。小説内では翔たちはまだ5年生です。もうちょいで3学期が終わるくらいです
てかごめんなさい会話増えませんでした。


帰りのHRが終わり放課後

別に友達がいる訳でもないので放課後は1人で帰るはずだった

「かけるん待ってー!」

「どうしてこうなった」

 

 

 

結局俺は三沢一行に捕まり歩いている

「じゃあ家ここだから」

といいアパートに入ろうとした

なぜかついてくる三沢一行

「なんでいるの?」

「遊びに来た」

「は?」

やべぇどーしよ

 

 

結局家にあげてしまった

「お茶でいい?」

「おう!なんでもいいぞ」

「くつろいでんな…」

三沢は遠慮を知らないらしい

 

 

「で、なんでうちに来たの?」

と三沢達に聞いてみた

ちなみにこの場に居るのは三沢、湊、永塚、袴田、香椎の女子チームメンバーがいる

「いやー女バス作るからさアドバイスをと思ってー」

「「「え?」」」

見事にハモったのは湊、永塚、香椎の3人

袴田に関しては

「おーひな、バスケするー」

と言っている

「まーいいだろどうせみんな部活入ってるわけじゃないんだから」

三沢はそんなこと言っているが正直部活と言ってもあんまりきつくないだろうなと思った

理由は人数の問題

公式戦には最低10人が必要でありこのメンバーだけで試合はできない

つまり特に目標がないためそこまできつくはならないだろう

「私はみんなが入るなら…」

と香椎が言う

まぁこの感じなら香椎以外もこんな感じだろう

「まぁすぐにすぐって訳じゃないから、じっくり考えてこいよ!」

そんな感じで話しが終わり、時間も時間だったのでみんなが帰っていった

1つ思った事がある

この会議俺の家でやる意味あったの?

 

 

 

 

翌日、三沢が永塚に度入りのアイガードをあげていた

度入りのアイガードって結構高い筈なのだが、これで永塚は女バスに入るだろう。こんな高価なものもらっといて入らないは流石にない。

これで永塚の問題は解決した

あと気になるのは湊だ

湊の実力は超小学生クラスだ。才能は将来日本のエースになれるレベルの磨けば光るのがほぼ確定なぐらいだ。それなのになぜ女バスがなかった憲心にいるのか。湊も俺が来る前に転校してきたらしいのでそれが聞きたかった

だがこれは簡単に聞ける話ではない。もしかしたら辛い過去なのかもしれないから

そんなことを悩んでいるうちにチャイムが鳴り授業が始まったのでとりあえず考えるのを中断して授業を受けた

 

 

放課後、女バスのメンバーは顧問探しをすると言っていた

ちなみに俺は体育館にいる

理由は体育の授業で男バスに圧勝したのが顧問の耳に入り俺をバスケ部に入れようとしているらしい

流石にすぐ決める訳にもいかないので時間をもらって考えることにした

 

 

下駄箱に行くと湊がいた。きっと顧問探しの帰りだろう

「顧問見つかった?」

「うん。篁先生がやってくれるって」

これで顧問の問題も解決したし後は手続きを済ませば活動出来るだろう。まぁそこは篁先生がやるとは思うけど

「ところでさ」

「ん?」

俺は一呼吸置き思い切って聞いた

 

「なんで女バスのなかった憲心に来たの?」




お話コーナー 翔×作者

翔「なにこのコーナー?作者が書くことないからって逃げた結果なの?」
作「酷いな!まぁ事実なんだけど!」
翔「で、なにすればいいの?」
作「うーん…じゃあテキトーに質問に答えて」
翔「りょーかい」
作「バスケ以外の特技は?」
翔「えーと、強いて言うなら歌かな」
作「得意なプレーは?」
翔「3Pとパス」
作「スマホは何使ってる?」
翔「アイフォン6」
作「最後に好きな女性のタイプは?」
翔「礼儀正しくて優しい人」
作「ありがとうございました!」
翔「これでいいの?」
作「尺もこれで大丈夫だと思う」
翔「それじゃあ次回も見てください」
作「高評価も是非!」
翔・作「また見てね!」


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過去

今回は主人公の過去にかるーく触れてます



慧心学園から少し離れた所に公園がある

そこに俺と湊は移動した

ここは夕日が綺麗と言われているが、あまり知られてない穴場らしい

そこで湊は自分の過去を語った。自分が勝利のために厳しい練習をチームメートに強いたこと。そして誰もついていけずに孤立したこと。

そしてそのまま学校での居場所も無くなり学校に行けなくなり憲心に転校したこと

「だからね、憲心に女バスがないって聞いてそのままバスケを辞めようと思ってた」

「けど、できなかったんだろ」

「え?」

どうやら俺の考えは当たったらしい

「山崎翔悟って知ってる?」

「え?日本男子バスケのエースだったあの?」

「ああ、そして俺の親父だった」

「え?じゃあ…」

「そう、親父はもう死んでる。で、その後ストレスでお袋も死んだ。

それで親がいないからっていじめられ憲心に来た。だからその時バスケは辞めるつもりだった。でも、できなかった。俺にはバスケしかなかったから」

それを聞いた湊は少し泣きそうだった

「それに、湊の才能は日本の将来に役立つ。だからこんな所で才能を潰したくないしな。だからバスケ辞めんなよ」

そう言い、俺はベンチから立ち上がり帰ろうとした

「山崎君、ありがとう」

お礼を言った湊の顔はどこか吹っ切れた様子だった

 

 

翌日、朝は早めに来て男バスに入部する事を顧問の小笠原先生に伝え

教室に戻ると何故か顔を真っ赤にした湊とその他女バスメンバーがいて

「さぁ言え!昨日何をしてたんだ!」

「な、何もしてないよー!」

尋問されてた

「あ!きたわよ真帆!」

「よーし捕まえろー!」

何がなんだかわからないうちに捕まり湊と一緒に尋問を受けることになった

「さぁ昨日何があったか言え!」

「何もないから尋問終了で」

「嘘は吐くな!昨日公園でもっかんとかけるんが2人きりでいたのを目撃した人物がいる!」

あーその事ねと1人で解釈していると

「しかもいい雰囲気だったらしいじゃん!気になるっしょ!」

いい雰囲気とは全く別の、しかもだいぶ重たい話をしていたのだが、この場合言ってもいいのか、駄目なのかわからなかったなので

「今度の土曜日バッシュ買いにいく約束した」

とテキトーに嘘をついてみる

「デートじゃん!」

と三沢が言い始めた。その瞬間湊がショートし、香椎は顔を赤くし、

袴田は永塚に「デートって何?」と聞いている

とりあえず尋問は終わったが、クラスのみんなから

「え?!湊さんと山崎君付き合ってるの?!」

「まさに美男美女だねぇ〜」

「リア充爆発」

的な事を言われている

そういえば、最近色々な人と喋ったな。これもバスケのお陰かなと思いつつ授業の準備をしだした




お話しコーナー 作者×翔

翔「で、暇つぶしにまた呼ばれたと」
作「デート約束した訳ですが意気込みをどうぞ!」
翔「死ね」
作「酷い!」
翔「もう終了でいいでしょ。次回もお楽しみにー」
作「え!?ちょ、まっ「うっさい」ゲフッ」

次回もお楽しみに


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デート①

作者はデートなどした事がないので上手く書けない…



只今、午前9時45分待ち合わせ場所の駅についた俺はまだ来てないと思われる湊の姿を軽く探す。

「え?もういるし」

まさか15分より早く来るとは思わなかった。

湊方に向かうと

「ねぇ、暇でしょ。俺らと遊ぼうぜ。」

「ぜってー楽しいからさぁ」

面倒なのに絡まれてた。

「ねぇ、それ俺のツレなんだけどさぁ、どいてくれる?」

「あぁん!?テメェ誰に口きいてんじゃオラァ!!」

「お前だよ。脳ミソあんの?それとも食用味噌と取っ替えっこしたの?」

全力で馬鹿を煽ってみる。

「どうなるかわかってんだろうな!?」

「ここ駅ですよ?それでも手出せるんだったらどーぞ殴ってください」

土曜日のこの時間帯なら人も割といる現に大人達もチラチラ見てる

「チッ、オラいくぞ」

興ざめだと言わんばかりに去って行った2人組

「おーい、大丈夫?」

声をかけるとこっちを向き

「怖かった…」

と泣き出しそうな顔で俺を見つめる

どうすればいいかわからない俺は

「とりあえず泣くな。な?」

と言って抱きしめ、頭を撫でた

湊は俺を見て「はぅぅぅぅぅ」とか言いながらショートしている

 

 

少し時間がたちとりあえず動き始めた。

ショッピングモールの中にあるスポーツ店

そこにはアウトレット品の格安バッシュから最新のNBA選手のシグネチャーモデル、更にはもう一般の店では出会えないようなとても古いバッシュまで置いてある、そんな店だった

「すごいバッシュの数だね」

と湊が言う。

まぁ、ショッピングモールの中のスポーツ店の中だと種類はダントツだろう。

「で、どんなバッシュにするんだ?」

「うーんと、前のと違うのがいいかな」

そうなると日本人の足に合うやつでいいと思うが、湊の場合なんでも履けそうだからでそこまでメーカーにこだわる必要はないだろう

「まぁ、湊の足ならどんなのでも履けるだろうし自分の気に入ったやつでいいと思う」

と言った。しかし湊から想像しなかった言葉が出た

「じゃあ、山崎君が選んで」

と言ってくる

普通バッシュは人に選ばせるものではない。合わないやつを買うとパフォーマンスも落ちるし、最悪怪我をする可能性もある。

だがそれも湊はわかっているはず。それでも俺に頼むということは、本当にどんなものでも履けるのだろう

「わかったけど、合わなかったら合わないって言えよ」

「うん」

湊の承諾も得れたのでバッシュ選びを始める

探していると、一足のバッシュが目に写った

「これとかどう?」

湊に渡したのはコンバースのシグネチャーモデル。これなら機能性もよくデザインもいいし、おまけに安い

湊は早速受け取り履いている

「すごく履きやすい!これにする!」

足にも合ったようなので湊のバッシュは決まった

「山崎君はどのバッシュ買うの?」

と聞かれた。

「俺はアシックスのバッシュ。てか、アシックスしか履けないし」

といい、バッシュをとる

俺が選んだのはアシックスの中でも特に軽い物

「そのバッシュにするの?」

「うん」

と返事をし、バッシュを買った

「バッシュ買い終わったし、次どうする?」

と聞いてきたので俺は平然と返した

「決まってるだろ。デートしようぜ、デート」




お話コーナー 作者×三沢真帆

作「さー今日は翔くんと智花さんのデートだった訳ですが」
真「相変わらずいちゃいちゃしてんな!もっかんとかけるん!」
作「そんないちゃいちゃしてたっけ?」
真「…次回はデートの続きだよ!」
作「え?!ちょ、流石に早いって!」
真「うるさい!!また見てね!」
作「酷い!!」


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デート その後

まず、大変申し訳ございませんでしたッ!!
投稿が遅くなったことと内容についてです
思いの外作者はデートの構想が思いつかずこうなりました
それではデート未経験の童貞作者が考えた究極の逃げ、どうぞ


「…で、焦ったトモはダッシュで逃げちゃったと…」

「…はい」

土曜日のお出かけでバッシュを買った私は山崎くんの

「デートだよ、デート」

の一言で慌てて逃げちゃいました

「はぁ〜とにかく、山崎くん来たら謝りなさいよ」

「うん…」

紗季はそう言うと自分の席に戻っていった

いつもならもう来てるはずの山崎君はいつまでも登校せずにとうとうチャイムがなり、先生がきてしまいました

「今日は山崎が発熱で休み…と。他にきてないやついるかー?」

山崎君は熱でお休みらしいです。謝りたいのに、謝れない心のモヤモヤが晴れないまま放課後になりました

 

 

 

「あーだりー」

熱を出した俺は家で寝っ転がっている。理由は単純に眠れないから

一応解熱剤は飲んだが効果があまりでず、しかも睡眠薬も飲めないので、とりあえず寝っ転がっている

時計を見ると4時を過ぎていた。そろそろ学校が終わる時間である

しかし、今日学校を休んだ俺には関係のない事だと思っていたらインターホンがなった

「はーい」

と返事をし、重い体を起こし玄関に向かい、ドアを開けた

「こ、こんにちわ…」

そこにいたのはレジ袋を持った湊だった

 

 

「お茶しかないけど、飲む?」

「い、いや、寝てなきゃだめだよ」

「大丈夫。俺寝れないから」

湊から心配されるが、寝れない俺はやる事が無いのでペットボトルのお茶とコップを取り出し、お茶を注いだ

「と、とりあえず寝てて!」

と湊から言われた。そんなに酷く見えるの俺?

眠ることはできないが湊に言われてしまったためベッドに入る

その後、水とタオルを持った湊がきたため体を起こす

「山崎くん。お水飲む?」

とコップに水をくんで来てくれた湊

「ああ、サンキュー」

そのコップを受け取り水を半分飲んだ

「これ、おでこに乗せるね」

湊が一緒に持ってきた冷たいタオルを俺の額に乗せた

「じゃあ、もうちょっとここにいるから何かあったら声かけて」

と言って湊は椅子に座った

湊を心配させないため、とりあえず寝たふりをする

あれ?なんで俺風邪引いてんだ?

ああ、そうか。あいつらに会ったからか…そう考えるなら俺は風邪じゃなく発熱になるのかと考えた

そんなどうでもいい事を考えているうちにガサゴソと音がし始める

「気をつけて帰れよ。湊」

「あ、ごめん、起こしちゃった?」

「ああ、俺は大丈夫。おかげで楽になったよ。ありがとう」

「う、ううんこちらこそ、ごめんね。急に押しかけちゃって」

「いや、今度風邪が治ったらまたみんなできていいから」

「うん、じゃあ私帰るね。お大事に」

「うん、気をつけて」

そう言い湊は帰った

「あ、そういえば土曜日突然帰った理由聞くの忘れてた」

そんなことを思い出しながら、さりげなく湊が持ってきてくれたケーキを食べた




今日は雑談コーナーではなく、作者の公開処刑コーナーになります

作「えぇ?!待ってどゆこと?!」
紗「当たり前よ!こんなデート誰が認めるのよ!!」
真「そーだぞ!!しかもかけるんも風邪引かせて!!ちょっとはもっかんの気持ちも考えろ!!」
愛「しかも私達の出番少なかったし…」
ひ「ひなももっと出番欲しかった…」
作「えーい!うるさい!うるさーい!作者は神様だぞ!わかってんのk
え、ちょ、なに無言でボール投げるの?!待って!バスケットボール当たると痛いって知ってるでしょ?!ねぇ?!」
愛「ひなたちゃん。みちゃダメ。ここからは2人に任せよう。ね?」
ひ「おー?」
智「次回も」
翔「お楽しみに!!」
作「え?!なに勝手に終わらせてんの?!てか、そろそろやめて!痛い!痛いから!!ちょっと!話せば分かるかr」
紗「問答無用!!」
作「グハァッ!!」
感想ありがとうございました


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春の大会

こんにちは。相変わらず更新の遅いコップです
今回はいきなり大会です。何話で終わるかは知りません。ですがあまり長引かないはず。はず。



翔が発熱で休んでから4日たった金曜日の練習。俺はいつもより集中していた

次の土日、つまり明日明後日と大会がある

俺にとって初めての試合なので、いつもより熱が入る

「集合!」

練習が一通り終わり監督の元へ集合する

「明日の背番号を発表する」

4番竹内から始まり次々と呼ばれていく中でついに翔が呼ばれた

「14番、山崎」

「はい」

監督からユニフォームが渡される

「さて、明日明後日と1日2試合とあるから明日に備えてゆっくり休んでくれ。それでは解散」

「ありがとうございました!」

監督の話が終わり、各々が解散していった

 

 

 

翌日、コートの準備が終わり開会式に行く途中

「かーけるーん!」

「あれ、三沢たち?どうした?」

そこには観戦にきていた三沢一行がいた

「試合だろ?だから応援にきてやったぞ」

「へー。まぁ期待に答えられるように頑張るわ」

といい、開会式へ向かった

 

 

開会式が終わってすぐ試合の慧心はすぐにアップに取り掛かった

シューティングをしている中で一際目立っていたのは翔だった

「すげー!あの14番さっきからスリー1本も外してない!」

翔はシューティングを開始した時からずっとスリーを打ち続けている

トップから打っても、45度から打っても、コーナーから打っても外れる気配はない

「かけるんはぜっこーちょーみたいだな!」

真帆が代表して言ったが、それは智花、紗季、ひなた、愛莉も思っているだろう。

ビーーーーー

3分前コールがされた

選手がベンチに戻り監督の指示を聞く

「いいか、大事なのは最初の3分だ。そこで流れをこっちに持ってこい。今日は山崎に3番をやってもらう。1番は竹中がやれ。以上。行ってこい!」

「「「「「はい!!」」」」」

 

 

「これから試合を始めます。礼」

「「「「「「「「「「お願いします!!」」」」」」」」」」

試合が始まった

 

 

 

ジャンプボールを制した慧心の最初のオフェンス

竹中がボールをキープし、右45度の翔にボールが渡る。当然相手は3Pを警戒し、距離を詰める。

翔は右ドライブと見せかけ、左へ行こうとした。

「あの揺さぶりについてくんのか!?あのディフェンスヤベェ!!」

と観客が湧くが、翔はそれを知ってたかのように元いた場所にステップバックし、クイックモーションで3Pを放った。

ザシュ

「うおおおお!?すげぇ!!」

「あれを決められるのか!!」

再び観客が盛り上がる

智花はとても驚いていた

一見NBAのスーパープレイのようにド派手ではないさっきのステップバック→クイックモーション3P

だがやってみるとわかるがこれがすごく難しい。必要になるのは、当然前のドリブルで相手を揺さぶる速さ、そしてステップバックした時にボールがちゃんと手元にくるような正確なドリブルスキル。さらにそこからクイックモーションで打てる技術。それを翔は最も簡単にやって見せた

「…すごい」

智花は純粋に翔を尊敬した

 

ここは1本決めておきたい相手はエースであるSF、翔のポジションで勝負を仕掛けた

相手は右にドライブを仕掛けたが翔によって阻まれる。止められた事に焦り、慌てて戻るがその時ボールを取られてしまう

「まずい!もどれ!!」

慌てて相手が戻り始めるが翔はドリブルで速攻を仕掛ける

翔がシュートで飛ぶ時に入った時相手のSFがブロックに来た。 翔は気にせず高く飛び、相手にあたりながら

ガンッッッ!!

ピーーー

「バスケットカウントワンショット」

「ダンク?!マジかよ!?」

「ミニバスのゴールとはいえ簡単にできるもんじゃないぞ?!」

試合は早速翔の独壇場となった。フリースローも決め、勢いが出てきた慧心。早速6点差になり焦る相手。

開始1分。点数は6ー0と一気に差がついた

 

 

 

 




雑談コーナー作者×三沢・永塚ペア
真「まぁさ、この作品の主人公はかけるんだしメインヒロインはもっかんだからしょうがないとは思うよ。けどさぁ」
紗「出番少なすぎでしょ!」
作「えぇ…まぁとりあえず大会終われば原作だから我慢して」
真「そのパターン知ってる!どーせ原作通りの所はカットして結局もっかんとかけるん以外が空気になるパターンでしょ!」
紗「という訳でがっつり出番が欲しいのですよ!」
作「善処します。ではまた次回!」
真「あ、逃げた!」
紗「逃がさないわよ!!」
出番多くできなくてごめんなさい


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春の大会②

遅れた理由それは








サボってましたすいませんでした


開始から好スタートをきった慧心は開始5分で16ー4と相手を圧倒していた。

「すげぇ!あの14番また決めた!」

「慧心の得点はほとんどあいつだ!」

好調の翔を止められる選手は相手にはおらず、また翔から点をとれる選手も相手にはいなかった

ビーーー

「タイムアウト、黒」

タイムアウトをとったのは相手チーム。両選手が一旦ベンチに戻った

「山崎のおかげでいいスタートをきれた。さて、相手は確実に山崎にダブルチームを仕掛けてくるだろう。なら他のところで点をとろう。

山崎を囮にしながら、4人で点をとれ。山崎はマークが緩んだと思ったら攻めても構わん。」

「「「「「はい!!」」」」」

ビーーー

タイムアウト終了のブザーが鳴り、選手が出てくる

相手のオフェンスから始まった

「ん?」

相手はスクリーンを使いノーマークを作る作戦に出てきた

「あ!」

とうとうマークが追いつかなくなり、点を決められてしまった

「切り替えろ!オフェンス!」

慧心のオフェンス。やはり翔にダブルチームを仕掛けてきた

「ヘイ!」

それでも翔はボールをもらいにいった。竹中も反応し、ボールを渡した。相手のダブルチームは翔にプレッシャーをかけつつも、ドライブを警戒している様子だった。

翔は右にドライブしようと見せかけ左にクロスオーバーを仕掛けた。当然左にはデフェンスがいる。

「な?!」

しかし翔はそのディフェンスのさらに左を抜いた。しかし相手のセンターがヘルプに出ていた。

翔はそのセンターの頭上をこす高さでフローターを放った

ザシュ

「うおおお?!決めた!?」

「すげぇ!!14番止まんねー!!」

会場が再び盛り上がった

だが、智花を含むこの会場の数人は違った

「今のフローターの前のクロスオーバー、幅が広かった」

翔のクロスオーバーは前にはあまり進んでいない。その分幅が広がりダブルチームを突破することができた。

相手のオフェンスはさっきと同じようにセットプレーで点を取ろうとした。

「空いた!フリー!」

フリーになった選手がシュートを打った

「間に合えっ!」

「ッ!」

翔がなんとかシュートに触った。リバウンドを慧心がとり再びオフェンスとなった。

 

「一本!確実に決めてこう!」

翔が真ん中でボールをもらい叫んだ。そして竹中にパスを出し、ボールを回していく

ショットクロックが9秒になった所で再び翔にボールがわたる

ディフェンスは変わらずダブルチームだが

シュッ

翔は3Pを打った

「落ちるぞ!リバウンド!」

相手の監督の指示が飛ぶ

だが打ったボールは綺麗にゴールに吸い込まれ

ザシュ

ゴールを射抜いた

21ー4

相手のオフェンスはスクリーンプレーを仕掛けてきたが相手がファンブルを起こし外へ出てしまった

ビーーー

「白メンバーチェンジです!」

「山崎!」

慧心は山崎をベンチに戻した

 

それからベンチメンバーが次々交代したが翔が試合に出ることはなかった

71ー41

慧心は30点差をつけ勝ちを収めた

 

 




今回は雑談コーナーではなくお知らせです
主人公のライバルキャラを考えているのですが主人公が強いため割と思いつきません。なのでもしかしたら他作品とクロスさせるかもしれません。クロスしたらあークロスしたんだなぁーくらいで読んでいただくと嬉しいです。これからも書き続けるように頑張るので応援お願いします


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