転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜 (プラネテューヌ大好き勢 kanamiss)
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なぜ転生することになったのか〜 わからん

初めましてゆっくりカノンノと申します
ただカノンノに、似たオリ主をチート無双したかっただけです
始めたばっかので文が終わってます
許してください、指摘してくれたら直します



俺はテイルズが好きだ、テイルズが好きといっても俺はやったことのあるテイルズはヴェスペリア グレイセス アビス エクシリア エクシリア2 マイソロジー123しかないのであくまでキャラクターは知っていてもやったことのない作品が多い。

ファンタジアとかも二次創作で読んだくらいだ。

そんな中でも俺が気に入ってたのはルドガーとジュードだった。 ルドガーはゲーム初の選択肢があるキャラクターでプレイヤーの選択によって好感度が変わったりするのでとても気に入ってた。

でも1番気に入ってたのはルドガーとジュードの術技のかっこよさだった。

ルドガーの術技はファンガ・プレセや鳴時雨、レクイエム・ビートや

外殻の普通の状態の秘奥義が特にかっこよかったのである。

ジュードは集中回避が神がかっていたアレを考えた人は天才である

 

 

 

まあそれは置いといてなんとも厨二心くすぐることに俺はすっかり虜になった。

だからだろう、目の前に神様っぽいのがいたら転生させて欲しいと思ったのは

 

 

 

「えっと、大丈夫ですか?」

目の前の人がきいてきた。 年は20くらいだろうか 身長も168くらいはある

 

「大丈夫です、あなたはいったい?」

「私はこの世を司る神です!!」

なんだろうこの人 、神様はこころを読むと転生シリーズでは聞くが全然そうには思えない。

「失礼ですね!私はれっきとした神様ですから、あなたの心くらい読めます!」

「それは本当か! なら神様なら俺を転生させてくれ!」

「いいですよー、どん「それなら俺をテイルズシリーズの世界に転生させてくれ!アイテムを無限で、テイルズシリーズの術技や魔術使えるように

あとTP無限で、武器はローレライの鍵とルドガーの3種の武器で!!」

「わかりました、わかりました、だからそんなに近づかないでください。

特典はそれだけでいいんですか?」

ああ、それだけで十分だ、あとは運だろうな、テイルズシリーズの世界はいろいろあるから知ってるやつに飛びたいな

「それでは転生させます、頑張ってくださいねー」

あ、なんでここにいるのか、容姿とか聞くの忘れてた、まあいいか

そう思いながら俺の意識は消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、○○○の容姿とか説明忘れちゃった、仕方ない私で決めよう☆」

 

容姿とかはマイソロジーのカノンノにしてーあ、TS転生しても許してくれるよねーきっと

ついでに胸も大きくしてやろう そしたら困った顔も見れるかも、まあそれはそれで、名前は適当にマイソロジー関連は季節だからー

 

カノンノ・スノーヴェル

これでいいよね、○○○

 

 

 

 




どうでしたか始めは、
ありすぎた展開だと言いますが許してください((´Д` )
最初はどこの世界になるのか
はたまたディケイドみたいになるのか
それは作者の気分次第
ではまた〜


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神様からの説明

2話は完成しました
ここからペースおちるかも
めっちゃ早いですけどw
なんとか次もあげたい


 

ふと目が覚めた、すると周りはいつもの風景ではなく何か現実にはありえない風景だった。

「やった、テイルズの世界に来れたんだ!」

そういった瞬間俺はあることに気づいた。

声が違う。

恐る恐る下を見ると 、そこには胸がいた、しかも意外と大きい。 そこでおれは鏡を見た。

「カノンノになってる・・・だと」

そしたら急にうえから紙が降りてきた。

神じゃないよ

 

 

 

 

 

 

○○○さんへ

これを読んでいるということは無事転生できたんでしょう。

まずはじめに言っておきます。・・・すいませんでした!!!!

あやまってあなたを女の子にしました、ゴメンね(嘘)

なので今日からあなたはカノンノ・スノーヴェルと名乗ってください。

それ以外はちゃんとしてありますよ。

あとここはアビス世界のケセドニアです。まだアクゼリュス崩落の一年前ですよ。

追伸

外殻なしでもマター・デストラクトや継牙・双針乱舞やリンクアーツも使えますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

一言言わせて欲しい、

 

 

 

 

TS転生したのあんたの趣味かよ!

(嘘)とか書いてる時点で絶対趣味だろふざけんな!・・・・まあ、でもリンクアーツや外殻なしで秘奥義撃てるのは嬉しいかな

 

とりあえずまずはケセドニアだからそこでアルヴィンみたいに傭兵なろうそうしよう

 

 

 

 

とりあえずここからおれの旅は始まる!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題

 

 

 

ルドガーの文字はどこにあるのでしょう

 

 

 

 

 

ジュードジュードジュードジュードジュードジュードカノンノカノンノカノンノカノンノミラレイアローエンエリーゼガイアスミュゼエルルドガーエステルユーリフレンカロルパティおっさんジュディスリタラピードルークティアガイジェイドナタリアアッシュアニスエドナあたまイアハートパスカグラスバレーアスベルソフィパスカルシェリア教官(´Д` )(^_^;)剣崎一真橘朔夜上城睦月 クウガアギト龍騎555ブレイド響カブト電王キバディケイドW000フォーゼウィザード鎧武ドライブゴーストトライドロン トライアルキングハイパーゼクター極コズミックライドシューター衝波魔人拳 鳴時雨 そらっ爆 砕 斬!はーーーーーーー零水!!

 

諦めないよ!天破!地砕!拳砕けても、開く!殺劇、舞荒けぇえええん!!

 

 

やるぞ!集え、地水火風!転ずるが如く、化するが如く、我が剣となれ!スプリームエレメンツ!!」

 

 

「行くよ!ぶんぶん回して、大、ジャーンプ!夢と根性の流れ星、活伸棍・神楽!!これが私だよ!」

 

 

「人と!」「精霊の力!」「この刹那!」「天に轟する!」「これが!」「私たちの!」「虎牙破斬・咢!!」

 




さあどうでしたか第2話!
1番下は文字数稼ぎなので見ないで欲しいです
(´Д` )
次は設定ですね
設定できたらまた投稿します
それでは


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ギルド入隊 〜からの初依頼! 受けたばかりだけど

ゆっくりカノンノです、
4話目にしてやっと入隊、
このペースだと何話くらいで原作のタタル渓谷につけるのか
(´Д` )


「よ〜しまずはお金ががもらえるところにいこう!」

そう元気に宿屋を飛びだしたカノンノ。しかし、カノンノは思った。

「あ、アビスにギルドなんてあったっけ?」

そう思ったカノンノは焦りました。ギルドにはいらないとお金が貰えない、と

まあないなんてことはなくギルドはすぐそこにありました。

「よかった〜やっとついたよ〜」

カノンノは実はマップを覚えてなく30分も歩きまわっていたのである。

ちなみに宿屋のすぐそこにあった。 灯台下暗しである。

 

カノンノはギルドにはいった。

今が昼時なのが幸いして大して人はいなかった。

なので登録所にむかい

「あの〜ギルドの登録したいんですけど」

「かしこまりました、ではこちらにご記入を。」

そう言われて出されたのはいわゆる普通のアンケートみたいなのだったのでパパッと書く。

 

名前: カノンノ・スノーヴェル

 

性別:女

 

年齢:15歳

 

動機: お金が欲しかったから

 

使用武器: 双銃剣槌士

 

まあこれでいいでしょ

 

「かけましたよ」

「わかりました。では発行まで少々お待ちください」

そう言って受付から奥にいった。

以外と簡単だな、ギルド登録は

まあこれから死なずに行けばルークと会えるしとりあえずは有名になるくらいギルドでがんばろう

 

「お待ちくださいました。これが証明書となります。この証明書はギルドの証明となりますので無くさないようお願いします」

 

「わかりました。とりあえず依頼を見せてください。」

 

「では今出ているのはこちらの依頼板で確認ください。」

言われたとうりに依頼板を見るといいものを発見した。

 

「盗賊を捕まえて6万ガルドか〜なかなかいいね、やろうかな。」

早速受付にいきこの依頼書を見せると

 

「お辞めになられた方がいいかと」

 

「どうして?」

 

「この盗賊は名のある盗賊です。ギルドに入りたてでは全く歯が立ちません。本来はベテランのメンバーが揃って捕まえにいくものなのです。」

 

「大丈夫。イケるイケる! まっかせといてー☆すぐ終わらせてくるから」

 

「残念ながら受付係には辞めさせる権利はないので止めはしません。ですが必ず何かあったらすぐに戻ってください。お願いします」

そう言われて頭を下げられた。

 

「わかりました。何かあったらすぐに戻ってきますから。」

そういいギルドをでた。

 

「ええと盗賊の居場所はザオ遺跡か。 結構遠いような気がするけどまあいいか。とりあえず行ってみよ〜」

そういいながら走り出した。

 

 

 

 

「そういえばケセドニアで、食料をあつめてから、………あと、ちゃんと術技が使えるか試さないと……」

 

 




どうでしたか4話目は!
まだ戦闘はしないですけどつぎは絶対にします。
期待してみてね
あと傭兵ではなくギルドにしました
ギルドといってもバンエルティア号みたなのではなく
依頼を置いてる場所をギルドとします。
紛らわしいとおもいますがすいません(^_^;)
アイテムは無限にしてるけど食材は無限に頼んでないので自分で買わないといけません
それを思い出した主人公
本来のザオ遺跡は何時間で着くんでしょうね
ではまた5話で


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とりあえずザオ遺跡についてからの初戦闘

5話できました。
こっからスピード落ちますけどよろしくお願いします(^_^;)
戦闘描写は初書きなので悪くても見逃してね
感想は非ログインユーザーでもokにしてるので
してきやもっと戦闘描写かっこよくしてなど送ってください
ではどうぞ


さあさあやってきましたザオ遺跡めっちゃ広いし暗いし何処に盗賊いるんだよしかもくるまでに3時間かけてもう4時くらいだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いてシンクラルゴさんのところまできたら盗賊発見!

 

長かったーしかしなぜかモンスターこなかったなー

ミュウのアタックで壊すところもジャンプで飛び越えたけども

 

あーぐたぐたいうのは飽きた!

 

「盗賊共!ギルドの人間が来たわ!覚悟しなさい!!」

 

すると盗賊達は一斉に武器を構えてこちらに来た。

ざっと10人くらいだろうか。

「ギルドの人間が来たってお前だけか? 他の仲間はどうした?」

 

「他の仲間何ていないわ、必要ないもの」

 

「なんだと!お前そんな大口叩けるなら負けてもしんねぇよな、こんなところに女が一人で来るんだ。どうなるかわかってるだろうな。」

 

盗賊C「まあそんなに慌てるな。少なくともこいつはギルドの人間だ。まずは戦闘力を奪ってからだ」

 

盗賊達が私をじっくりと見てくる、なぜかとても気持ち悪い。

とりあえず私は腰からクランデュアルを抜いて、

 

カノンノ「私今イラついているんだーだから手加減できなくても仕方ないよねっ」

 

そういいつつまずは盗賊Aの武器を持ってる右手を刺す。

「なっ」

そういったら直後頭を膝蹴りで気絶させる。

「A!、そんな、あの一番手のAが一瞬で」

 

「心配するなB。俺たちにはアレがある。」

 

「あれ?あれってなんだよ」

 

「決まってるだろ。合体だーー」

 

そういいつつ盗賊CはBを肩車して走っていく。とてもださい。そして遅い。

そういえば神様からもらった術技、まだ使ってなかったので早速使うことにする

 

「蒼波刃!!」

一直線にだされた風の衝撃波をまともにくらった盗賊BCは壁に仲良くぶち当たり気絶した。

残る盗賊は8人くらい、なら魔術を試しで撃とう

「解き放たれし不穏なる異界の力、目の前の邪悪に裁きを」

「ヴァイオレントペイン!!!」

 

一気に8人を倒し残るは盗賊の長っぽいのが出てきた。

「貴様か、俺の盗賊団を捕まえに来たやつは」

大きな大剣を振りかぶりながら聞いてくる

「ええそうよ、あなた達はケセドニアやケセドニアに来る人たちにとって迷惑なのだから大人しく捕まりなさい。」

 

「ふん、捕まれといわれて捕まるやつはいない自力で捕まえてみせろ!」

大剣が目の前に迫ってくる。

咄嗟に右に避け術技を放つ

「鳴時雨‼︎!」

高速の連撃から蹴りをはなつ

「ふん、そんなもの聞かぬわ!」

盗賊長が術技を放つ

「嘘!」

 

「術技を放つのは貴様だけではない!」

「獅吼爆炎陣!」

咄嗟にサイドステップを踏み避ける。

が予想より範囲が広く 服の左端が少し焦げた。

「私の大事な服を 焦がしたな もう怒った!どうなっても知らない‼︎」

服を焦がされたことにより怒ったカノンノ。 カノンノは切れてローレライの鍵を出し

「やってやるわ!

これで決めてやる! 響け、集え!全てを滅する刃と化せ!!ロスト・フォン・ドライブ!!」

盗賊長に対してオーバーキルをやってしまったカノンノ

「え、あちょっとまってーーーー

盗賊長は光に飲み込まれたが運よく生きていた。

「はぁはぁ あ、やりすぎちゃった☆まあいきてればいいよね」

そういいつつ盗賊全員何処からか取り出した紐でくくりつけザオ遺跡を出たのであった。

 

 

 

 

 

「あ、もう7時30分になってる」

 




どうでしたか5話初の戦闘シーン
初めてなので描写は悪いですが勘弁してくだい
ちなみにこのローレライの鍵はまあなんの効果もない武器です
決してこれでローレライを解放できたりできません
ただロストフォンドライブが打ちたいがためにやりました笑
ではまた6話で


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ザオ遺跡から帰ってきたぞ〜 私は帰ってきた〜

6話ですね
もう344人も見てくれてありがとうございます。
今回はザオ遺跡から帰ってきたカノンノが心配されるという話です
まだ原作にはいきません(^_^;)
それでは6話どーぞ



ザオ遺跡から出たカノンノは既に7時30分を超えているのを神様から貰った携帯で確認し(携帯はまた神様からのプレゼントで) 多分心配してると思いダッシュでケセドニアに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

ケセドニアに着いた頃には10時を迎えていた。

マルクト検問所に着くと何やら騒がしいことに気づいたカノンノは近くの兵士に聞いた。

「何かあったんですか?」

カノンノの質問に対し兵士は、

「ああ、ギルドで登録を済ませた女の子が盗賊を捕まえに行ったきり帰ってこなくて今捜索の準備をしているんだ。」

そこまで言ってから兵士は私が引っ張っている盗賊にきずいたのだろう、

「君、その盗賊は一体?」

そう聞いてきたので、

「依頼で倒してきたんですけどそれが?」

そう言った瞬間私は兵士に

「大丈夫だったかい?」

とまあ聞かれたのではいと答えたらすぐに盗賊達を牢屋に捉えて私にすぐギルドへ行くよう言われた。

ギルドについて中に入ったら中はすごいことになっていた。

具体的に言えばガタイのいい人たちが私を捜索するためのパーティーを組もうとしていたからである。

すぐ受付の所まで行くと、昼間止めてくれた受付係までいて私の顔を見ると抱きしめられた。

 

「どうしたんですか?急に抱きつかれると「どうしたもないよ!いきなり盗賊を捕まえにいってしかも全然帰ってこないからてっきり殺されたんだと思ってしんぱいしたんですからね!!」

 

そういわれると返しづらいので仕方なしに謝る。

依頼を達成したことを伝えると

「本当にこなしたんですね。貴方は一体何者なのか気になります」

と言われたので

「通りすがりの一般人ですよ」と答えておいた。

 

それからギルドにいた人全員で宴会を始めたのでそそくさと退場し宿屋に帰った。

ちなみに報酬金はなぜか5倍の30万ガルドまであり何故と聞けば心配かけた罰だと言われた。

 

全然罰やない、ご褒美や〜

 

 

「はあ〜今日だけで色々あったなー何故かもう女口調に心までなってる。これも神様によるものなのかな?」

 

それよりもう自分が女であることに慣れてしまった自分が怖いけれども

神様には感謝しないとな 戦えるのも慣れてるような動きだったし

とりあえず目標は5000万ガルドまで集めたいなぁそれからタタル渓谷に原作開始日に行けたらいいな

なにわともあれあと1年あるんだ、気合・いれて・いくぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば全ての技使えるんだからジュードみたいに籠手つかって殺劇舞荒拳とかしたいなぁ 食事代もいるっけ アイテム無限だけじゃなくガルドも無限にしたらよかったな」

そう思ったカノンノ・スノーヴェルであった

 




6話も無事終了しここから一気に話が飛びます。
一気ににと言ってもどこまで飛ぶのか?
読者さんはお察しできるでしょう
ではまた更新できたら〜
今日の秘奥義



諦めないよ!天破!地砕!拳砕けても、開く!殺劇、舞荒けぇえええん!!


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ルークに会う前の一仕事

7話目終わりました。
一回データ消えて書き直しました。
今回から1600文字を目安にしています。
それでも足りない方は感想欄でかいてください。
それでは7話目どうぞ


ps
今回でルークとあうと言ったな。 あれは嘘だ!


前回のあらすじ!!

 

 

 

盗賊を捕まえたカノンノ

しかし帰ってくると町は騒ぎがあった。

話によると一人の女の子が盗賊を捕まえに行ったまま帰ってこないという。

てそれ私やないですかーやだー。

まあギルドに行き報告を済ましたら宴会が始まる。

それを抜け出しは彼女は原作に向け用意を始めたのであった。

 

 

 

 

「もう直ぐレムの日かーなんだろなー」

そういったのはケセドニアのレストランで働いていたカノンノ・スノーヴェルである。

レムの日の一週間前のことである。

いつものようにギルドでお金を稼いだカノンノは目標の5000万ガルドを稼ぎ集め(1日10個の高額依頼を受けまくったためである)レストランでランチを食べていると責任者さんが

「ちょっとカノンノちゃん。うちのメイド1人が高熱を出したからしばらく店の手伝いをしてくれないかい?」

と言われたためである。 まあこのレストランには一年間ずっとお世話になりっぱなしなので強く出れずに頷いたのである。

まあ、ギルドで稼ぎすぎて人気者になってるからあまり目立ちたくなかったのでまあ、手伝いくらいならと思い始めたのである。(服装はアスタリアのカノンノ・イアハートの覚醒ウェイトレス衣装である)

「カノンノちゃん。オーダーお願い。」

 

「はーい。わかりましたー。」

言われたとうり注文を受付に行くとつい嫌な顔をする。

そこにいたのはカノンノがギルドに行くといつも出会うファンクラブの会長だったのだから。

「カノンノお姉さま、このオムライスを1つ!ケチャップをカノンノお姉さまの手書きで!!」

 

「は、はーいご注文を承りましたー。」若干顔を引きつらせながら厨房に向かう。

 

「厨房係さん。オムライス1つ!」

 

「はいよカノンノちゃん。 レジの方お願い。」

 

「了解です、厨房係さん☆」

笑顔で答えてレジに向かう。おかしいな最近というか、手伝いをする前まではこんなに人はいなかった気が、とそんなことを考えているとお客さんに急かされたので急いでレジを済ませる。

 

「ありがとうございました〜またのお越しを〜」

そう答えるとみんな幸せの表情で帰っていく。

やはりそんなにカノンノは可愛いのだろう。

そのうちカノンノ4姉妹ができそうだ ムフフ。

まあそんなこともあり、時間はいつしか閉店間際になり、人はいなくなった。

 

「カノンノちゃんありがとう。おかげで助かったよ。」

 

「そんなことないですよ。私はただ手伝っただけで。」

そのかわりとてもハードだったけどね!

「カノンノちゃんが手伝ってくれたおかげで店を開店して以来初めてこんなに黒字だと思わなかったよ。お礼にその服はあげるよ。」

 

「本当ですか!もらいます。本当にありがとうございます。」

この服、とても可愛らしいので是非もらいたかったからとっても嬉しい!

 

「カノンノちゃんはもうレムの日だけどどうするの?」

 

「とりあえずギルドは行かずに旅行に行こうと思っています。旅券を持ってエンゲーブを行って帰ってこようと思います。」

 

「そうなんだ。気をつけて行ってらっしゃいね。」

 

「はい。本当に今日はありがとうございました。」

頭を下げ宿屋に向かう。

宿屋に帰ると自分の部屋に行きレムの日までの用意を済ませる。

「え〜と まず武器ば全部でしょ、グミも全部でガルドは確かティアのペンダントイベントもあるから10万ガルドくらいでいっか。それから〜」

 

 

 

ふう、こんなものでいっか。とりあえず今日は寝てまた行く当日に食材を買って、馬車はレムの日の3日前くらいに乗らないと間に合わないからまあ、まだ時間あるしいいよね。おやすみ〜。

 

 

 

 

 

 

翌日風邪をひきました。

なんで!悪いことしてないのに!宿屋の女将さんが看病してくれてまあ翌日には治りました。

あれだね。風呂に入るの忘れてたからかな。先用意先用意と後回しにいていたからかな?

女将さんにも「風呂は日いらないとダメ!」と言われたし 、まあ落ち込まずにこれからこれから、今日は馬車に乗ってタタル渓谷に行くぞ〜待ってろよ、ルーーーークーーー

 

 




ゆっくりカノンノです。
7話目いかがでしたか?
カノンノのウェイトレス衣装は幻のカノンノだからいけるかなと思い書いてみました
個人的にはカノンノよりルドガーの星6欲しかったです
まあ星6スレイがいるからまだヘーキヘーキ。
アスタリアのフレンド募集してます!
あんまり必要ないと思いますが!

146404937
です
ではまた8話で。





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原作スタート!! でも戦闘シーンってチーグルの森までないような

ゆっくりカノンノです。
最近リア友にこれがバレて友達が小説書き始めたんですが、18Gでだしたらみんなそういうシーン見たいひと多くてしかも閲覧数負けてるという。
ゲートとテイルズってそんな知名度あるんですかね?
まあルークとついに対面します!
ではどーぞ( ´ ▽ ` )ノ


前回までのチート転生物語は

 

 

メイドする→風邪ひく→馬車乗る←今ここ

 

 

 

 

 

 

 

昨日は風邪引いて馬車乗れるかと思ったけどまあなんとか当日に治ってよかったよまったく。

 

ちなみにいま夜のタタル渓谷です。ちなみにさっきタタル渓谷から光が見えました。てことはもうルークと対面じゃん、と思ってたらちょうどよく車輪がいかれてしまったうえに水瓶まで倒れてしまったのでタタル渓谷で汲みに来ました。

しばらく待ってたら声が聞こえてきたのでちょっとみることにする。

 

「助かった!」

 

「馬車は首都までいきますか?」

 

「ああ、終点は首都だよ」

 

「乗せてもらおうぜ!もう歩くのはうんざりだ!」

 

「そうね・・・私たち、土地勘がないし」

 

「あの、お願いできますか?」

 

「首都までとなると、一人、一万二千ガルドになるが・・・持ち合わせはあるのかい?」

 

「高い・・・」

 

「そうか?安いじゃん。 首都についたら親父が払うよ」

 

「そうはいかないよ。前払いじゃないとね。あんたたちが嘘を言ってるとか、そういうことじゃないんだよ?さっき言った漆黒の翼みたいな連中もいる。道中は何があるかわからないんだ。だから例外なく、代金は前払いとなっているのさ」

 

「‥‥‥これを」

 

「ほう‥‥こいつは大した宝石みたいだな。よしいいだろう。水を汲んだらすぐに出発するから、ここで待っててくれ」

 

 

ここは見過ごしたくないので話しかけることにする。

 

 

「ちょっと待ってください」

 

「どうしたんだい?」

 

「彼女たちの分は私が出しますからペンダントは返してあげてください!」

 

「お金さえもらえたらいいから別にいいよ。」

 

そういってペンダントをくれたのでティアに返すことにする。

 

「はい、大切なものなんでしょう?」

 

「ありがとう…でもいいのかしら? 私たちの分までお金を払ってもらって。」

 

「大丈夫大丈夫。 お金ならケセドニアにつけばいくらでもあるから。」

 

「でもさすがに大金を払わせたままにはできないわ」

 

「だったら、私にも二人の旅。一緒に行かせてよ。」

 

「それは別にいいけど…ルークはなんていうかしら?」

 

「おいっさっさと馬車にいこーぜ もう待ちくたびれたよったく」

 

「まあ、取り敢えず馬車で話そう?」

 

「そうね、そうするわ」

 

馬車の中にはいり話を続けようとする。

 

「なんだよこれっぜんっぜんふかふかじゃねーかたすぎだろ」

 

「ルークっすこしは静かにしなさい!」

 

「んだよったく、 で、お前は何もんだよ?」

 

「ルーク!あなた初対面の人に迷惑でしょう!」

 

「だって実際にそうだろ。」

 

「まあまあ、二人とも。 私はカノンノ・スノーヴェル。あなたたちは?」

 

「俺はルーク。ルークフォンファブレだ。」

 

「私はティア・グランツよ。」

 

「二人はどこに行くの?」

 

「俺たちはキムラスカに戻るんだよ。この女のせいで変なとこに飛ばされちまったからな。」

 

「ねぇ、私もその旅に参加してもいい?私は土地勘がある方だから」

 

「いいぜっ土地勘がこの女にはないからな、頼りにしといてやるぜ」

 

「ありがとっルーク」

そう言いつつとびっきりの笑顔を見せる。

 

「っか、勘違いするなよ!ただお前の土地勘を頼りにするだけだっ別にお前なんか頼りになんかしてないからな!いいな!\\\」

 

「ふふっ」

 

ルーク「な、何笑ってんだよ!俺はもう寝るからな!いいなっ!」

そう言いつつ顔を隠したまま寝るルーク。

 

 

「ルークも寝たことだし私たちも寝ちゃおうか。」

 

「そうね。そうしましょう」

「じゃあまた明日ね!ティア!」

 

「ええ、カノンノ」

 

 

ルーク(ったくなんだよあの笑顔!反則だろ!!)

そう思いつつ顔を真っ赤にするルークであった。

 

 

 




はい、8話目終わりましたー。
タルタロスまで入れようと思ったけど入れたら結構長くなるので分割にしました。

閲覧数が4日で1000こえて嬉しいです!
どんどん感想もお待ちします!
それでは!また次の話で!



今日の秘奥義



必殺! 虚空蒼破斬! 空間翔転移! 次元!斬!!
僕に力を…!虚空蒼破斬!空間翔転移!次元斬!!




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タルタロス初めて見た!タルタルソースってよんじゃだめかな?

第9話です。ゆっくりカノンノです。

今回は全然カノンノの内心描写がないです、
カノンノ内心描写入るか入らないか迷ってます。
入らないとかいるとか感想で書いてください見たひとは早く書いてください。
お願いいたしますではどうぞ


前回までのテイルズオブジアビス!!

 

 

タタル渓谷でルークと会う!!

それだけの話!!

 

 

 

目が覚めた。まだ馬車はエンゲーブについてはなくまだ陽が開けてはいないのでしばらくのんびりする。

 

「カノンノ。おはよう」

いつの間にか寝てたらしい。ティアの呼びかけで目を覚ました。

「ああ、うん。おはようティア。」

とりあえずルークを膝枕しておく。

 

すると突然下から突き上げるような衝撃に、ルークはほとんど飛び上がるようにして起き上がり、しかしその拍子にカノンノと頭が激突してしまう。

 

「「いたっ」」

 

「っいってー何しやがんだ!!」「ちょ人がせっかく膝枕してあげてるのにそれはないでしょルーク!」

 

「へっ?」

そういいつつ上を見るとそこにはカノンノが。そして昨日のことを思い出したルークは

「な、なんでお前が膝枕してんだよ! 」

 

「いやーちょうどルークの髪の毛触りたかったからかなー」

これは本当のことである。原作だとルークは髪の毛を伸ばし、毛先が金色なので触ってみたかったのである

 

「\\\つ、つぎしたら許さないかんな!いいな!」

 

「はいはい」

 

「ようやくお目覚めのようね」

そうしてルークはぎよっとして振り返り、そうして、マロンペーストのような色の髪と、片側だけが覗いているサファイアブルーの瞳を見て、そうか、と思い出した。

 

俺はこいつのせいで飛ばされて、馬車で帰るところであった。

 

「なんだってんだよ、ったく!」

 

そうしてルークは窓を見、そこにある音と振動の原因を見た。

「お、おい!あの馬車、攻撃されてるぞ!」

 

「軍が盗賊を追っているんだ!ほら!あんたたちと勘違いした漆黒の翼だよ!」

 

しばらくするとタルタルソース、いやタルタロスから連絡がきた。

 

「そこの辻馬車!道を開けなさい!巻き込まれますよ!」

 

おおっ!あれが某子安ボイスか!久々に聞いたなーってルーク危ない!

そう思いつつ窓から乗り出してるルークを引っ張って元に戻す。

そうするとローテルロー橋が爆発する。 あーあれ修復するの100万ガルドいるんだよなーなんで爆破するんだよ漆黒の翼めっ

 

 

「すげぇ!迫力〜っ!」

またルークが窓から身を乗り出す。 あぶねぇぞ!もうたすけてやんないぞ!

 

「すげぇ!すげ-」

あ、ルークがティアによって戻された。

 

「驚いた!」

 

「見たかい!?ありゃあマルクト軍の最新型陸上装甲艦タルタロスだよ!俺も前に一度、遠くから拝ませてもらったことはあったが、こんなそばで見ることが出るなんて思ってみいなかったよ!」

 

「マ、マルクト軍だって!?」

 

「どうしてマルクト軍がこんなところをうろついてるんだよ!?」

 

「そりゃあ、当たり前さ。何しろ、キムラスカの奴らが戦争を仕掛けてくるって噂が絶えないんで、この辺りは警備が厳重になってるからな」

 

「‥‥ちょっとまって‥‥この馬車は今どこを走っているの?」

 

「どこって西ルグニア平野さ」

 

「おい、どういうことだよ!」

ルークが私に聞いてくる。

 

「つまり、西ルグニア平野はマルクト帝国領でマルクト帝国の西岸に広がる平野でいま馬車は首都グランコクマのに向かってるっていうこと。」

 

「はあっ冗談じゃねーぞ!俺たちはバチカルに行きたかったのに!」

 

「あんたたち、キムラスカ人なのか?」

 

「い、いえ。マルクト人です。わけあってキムラスカのバチカルに行きたかったの。」

 

「その理由は?」

 

「そ、それは‥‥」

え、ティアまさかなかったの? バチカルの理由くらい考えておいてよー

仕方ない私が助け舟出しましょう。

 

「この二人はバチカルのある闘技場に出る予定だったんだよ!」

 

「ほう、そうなのかい!そいつぁまたすげぇな!しかし、それじゃあ反対だったなぁ」

 

「ローテルロー橋が落ちちまったからもう戻れないよ 俺はエンゲーブを経由してグランコクマに向かうが‥‥あんたたちはどうする?」

 

「わかったよ。エンゲーブまで乗せてくれ。歩くのたりーし」

 

「参ったわね」

 

「まあ仕方ないよ。エンゲーブから行こうとしたらカイツールまで行かないといけないし取り敢えずエンゲーブで一休みしよう」

 

「そうね。そうするわ」

 

 

 

 

 

 

 

「エンゲーブに着いたぞー☆」

 

「おまえ、よくそんなに元気だな」

 

「当たり前です〜子供は大人より体力はあるんです〜」

 

「なんだとっ、俺だってヴァン先生に鍛えられてるんだからな馬車くらいへっちゃらだ!」

 

「これからどうしましょう?」

 

「まあこんな田舎に着いたんだ。すこしはゆっくりしたいぜ」

 

「そうね、私は宿をとってくるからあなたたちは観光でもしたらどうかしら?」

 

「はっ、なんでこんなところなんかに来て観光なんかやらなくちゃならないんだよ」

 

「ルーク!いいじゃん別に観光くらい、お土産なんか買ったらヴァン先生ってひと喜ぶかもよ?」

 

「ヴァン先生が‥‥」

 

 

 

ヴァン(ルーク!私のためにこれを?)

 

ルーク(ヴァン先生にあげたくてこれを)

 

ヴァン(流石は私の弟子だ!)

 

「行こう!!カノンノ」

 

「痛いっ痛いってばー腕引っ張らないでー」

カノンノはルークに引っ張られたまま消えていった。

 

「いまのカノンノ‥‥可愛い♪」

 

 

 

 

 

 




内心描写少ないです
本当に迷ってるのでいらないひとは感想書いてね
ではまた。

秘奥義




必殺! 虚空蒼破斬! 空間翔転移! 次元!斬!!


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ルークに買い物教えたから泥棒扱いされないはず…なにやってんのさティア…

どうもゆっくりカノンノです
記念すべき10話ということでとても嬉しいです(なにも祝えないけど)
次回から戦闘が始まります。
書いてると小説版を参考にしてるからカノンノをいつ出すか悩んでしまう(´Д` )
まあどうぞ


ルーク「なぁなんだあれ?」

そうルークが聞いてきたのはブウサギである。

 

「あれはね、ブウサギっていうんだよ。ルーク」

 

「ブウサギ?」

 

「主に食用として育てられている、一般的な家畜だよ」

 

「食用?あんなの食うのか?」

 

「ルークは貴族でしょ?」

 

「ああ、そうだけどそれが関係あんのか?」

 

「貴族だったらヒレステーキ食べたことあるでしょ?」

 

「そうだけどーまさか、あれが!?」

 

「分かっちゃったね」

ルークは青ざめた顔をして、

 

「…もう、ヒレステーキは見たくねぇ…」

 

ルークは真実を知ってしまったけどいずれ分かることだからしかたないよね

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いていると野菜や果物が置いてあるとこに着いた

ルークはそのうちの一つの店に行き

 

「へぇ、うまそうなリンゴだな」

そのままルークが囓ろうとする。 てちょっと!?

 

「る、ルーク!? お店のリンゴは先にお金払わないと食べれないんだよ!?」

 

「へ?そうなのか?」

 

「そうだよ!お店は全てお金を先払いにしないといけないんだよ!」

 

「別にあとで屋敷からまとめて支払わせれば…ってそうか、ここはマルクトだったな…でも金なんてねーぞ?」

 

「ルークはタタル渓谷で魔物倒してきたんでしょ?そのお金は?」

 

「ああ、あれか。全部ティアが持ってるよ」

あれ?お金はルークが持ってる筈なんだけど…まあ細かいことは気にしなくていいか。

 

「じゃあ私が払ってあげるから好きなの買っていいよ」

 

「ほんとか?サンキュー」

ほっ、なんとか食料犯人事件に巻き込まれずに済むよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

と思ってたけど結局巻きこまれてしまいました。でもなぜルークではなくティアが食料泥棒扱いなんだろう?

取り敢えず行ってみることにする。

 

「ローズさん!食料泥棒を捕まえたんだ!」

 

「違うって言ってるでしょ!」

ティア軍人なのに抜け出さないのかな……

 

「ローズさん!こいつ漆黒の翼かもしれねぇ!」

 

「きっとこのところ頻繁に続いている食料泥棒もこいつの仕業だ!」

 

「軍のお偉いさんが来てるならちょうどいい!」

 

「そうだ!逮捕だ!」 「逮捕だ!」

「いい気味だな、食料泥棒に間違えられて」

 

「止めに行かないと!」

 

「なんでだよ?別にいいじゃねーか」

 

「ティアは貴方をバチカルまで送ると言ったんでしょう? だったら助けないと」

 

「 めんどくせーなー」

いそいで家の中に飛び込む。

「ちょっと待ってください!」

 

「誰だよお前」 「もしかして漆黒の翼の仲間じゃ」 「だったらこいつらも逮捕だ!」

 

「だーお前らいちいちうぜーつーの!すこしは静かにしとけ!」

 

「貴方‥‥」

 

「別に…お前のために助けてやったわけじゃねーかんな。カノンノが言うからしょうがなく動いただけだ!」

 

「ルーク‥」

 

「まあ、とにかくみんな落ち着いとくれ」

 

????「そうですよ、皆さん」

あ、ジェイドだ。

 

「あなたは?」

 

「私は、マルクト帝国軍第三師団所属ジェイド・カーティス大佐です」

 

「それで、あなたたちは?」

 

「ルークだ。ルーク・フォン「ルーク!!」

 

「な、なんだよっ!」

あ、ルークを連れてった。

確かここはマルクト領だから迂闊に本名言えないんだっけ? 貴族はめんどうだなー

そう思っていると、かえってきて

 

「失礼しました、カーティス大佐。彼はルーク。あそこの女の子はカノンノ。私はティアと申します。ケセドニアに行く途中でしたが、辻馬車を乗り間違えてここまできました」

 

「おや、ではあなたも、漆黒の翼だと疑われてる彼女の仲間ですか?」

 

ここで私に降ってくるのか。

 

 

「いえ、私たちは漆黒の翼ではありません。それよりも漆黒の翼はあなたの方が知っているのではないですか?あのタルタロスに乗っていたジェイド・カーティス大佐」

 

「おや、先ほどの辻馬車にあなたたちも乗っていたのですか?」

 

「はい、そうです」

 

「どういうことですか、大佐?」

 

「いえ、カノンノさんのおっしゃった通り、漆黒の翼は逃走したんですよ。ローテルロー橋を破壊して」

 

「だから彼女達は漆黒の翼ではないと私が保証します」

 

「でも食料泥棒はしてないって証拠にはならない!」

 

「だっーうっせーなどいつもこいつも!こいつがやってねぇーつってんだからそれでいいだろ!」

 

???「いえ、彼女の仕業ではないと思いますよ」

 

あれ、この声はアニメじゃないほうか、よかったーアニメよりゲームのほうが声好きなんだよねー

 

「イオン様」

 

「すこし気になったので、食料庫を調べさせていただきました。そうしたら、部屋の隅にこんなものが落ちていました」

 

「こいつは…聖獣チーグルの抜け毛?」

 

「ええ。あまりに考えにくいことですが、チーグルが荒らしたんでしょう」

 

「ほら見ろ!だから泥棒じゃなねぇっつったんだよ!」

 

「ルーク…」

 

「どうやら一件落着のようだね。さあ、あんたたち、この娘に言うことがあるんじゃないのかい?」

 

「すまなかった」 「気が立っていたごめん」 「悪かった」

個人的には土下座してほしかったなー仲間が疑われたのはむかついたし

 

 

それからしばらくして宿屋

 

 

 

「本当に助かったわルーク、カノンノ。」

 

「別にお礼なんていらねぇ」

 

「別にいいよ、仲間でしょ」

 

「ありがとう、明日はカイツールの検問所に行きましょう、ルーク?」

 

「腹の虫がおさまらねぇ、このままじゃ帰るに帰らねぇぞ!」

 

「呆れた、まだ怒ってるの?」

 

「当たり前だろ!ティアが泥棒呼ばわりされたんだ!」

やばい、急いで話題を変えないと

 

「ねぇチーグルってなに?聖獣って言ってたけど」

 

「‥…ええ。東ルグニア平野北部の森林地帯に生息する草食性の獣よ。始祖ユリアと並んで、ローレライ教団の象徴になっているわ。ちょうどこの村の北辺りね」

 

「明日になったらその森に行く」

 

「いってどうするの?」

 

「そいつらが泥棒だって証拠を探すんだよ」

 

「無駄だと思うけど」

 

「うるせぇな!もう決めたんだ!」

 

「まあまあ、その辺りにして早く寝よう」

 

「じゃあ俺が一番奥で寝るからカノンノは真ん中、ティアは手前な!」

 

「別にいいよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキット 日記

 

 

ルーク「今日はティアが食料泥棒扱いされた俺はいい気味だったけどカノンノは助けに行こうと言った、正直メンドクセーと思ったけどカノンノにそう言うと悲しそうな顔になるのでやめた

あいつには笑顔が一番だからな!。貴族たるもの女の子に涙は流させないと書いてあったからな。

明日はチーグルの森に行く!絶対に捕まえてやる!」

 

カノンノ「へぇ〜私のことそんな風におもってくれたんだー」

 

ルーク「な、か、カノンノ!?」

 

カノンノ「しー静かに、ティアが起きる」

 

ルーク「な、なんだよ、人の日記読みやがって」

 

カノンノ「大丈夫だよ、誰にも言わないから」

 

ルーク「なっちょっと「じゃあねー」おい! ったく」

 

ルーク(そういやカノンノの寝顔見るの初めてだな。っ見てると顔が熱くなる///早く寝よう)

 

カノンノ(ふふん、私の寝顔は世界一だからね☆)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




あまり文才がない(いつも言ってる)
今日エクシリア2でやっとルドガーとジュードの共鳴秘奥義が出せました長かったです、
4時間くらい
前書きににも言った通り次回はチーグルの森なので戦闘があります。期待してくださいね( ´ ▽ ` )ノ
それでは〜


10話記念秘奥義









「いくよ、ルドガー!」「おう!」「風、織り紡ぎ、大地を断つ!」「天招風縛刹!!」


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いざ!チーグルの森へ!

ゆっくりカノンノです。
11話まできましたね。
正直見直してて案外文字数少ないなと思いつつ、戦闘がないからかなと思っています。
戦闘を増やそうと思うも、今回はあんまり戦闘がないという。






ぜーんかいのーあらーすじー

 

 

いたってシンプル食料泥棒扱いされて怒ったルークはチーグルの森へ!

 

 

 

 

 

 

 

「んーもう朝かー」

と欠伸をしつつカノンノはベッドから寝けだす。昨日のルークによると朝一番に出発するので5時起きたのである。ちなみにルークもティアも起きてない。

 

そういえば早く行くのだから朝食も当然ないかと思ったので宿屋の主人に厨房を借り朝食を作ることにする。ここはエンゲーブなのでメインはエンゲーブパンかな?と思いつつコーンスープやら野菜など作り上げる。

 

「おはよう、カノンノ」

 

「あ、おはようティア!朝食作っといたよ!」

 

「ええ、ありがとう。それにしてもチーグルの森に行きたいっていたのはルークなのに起きてこないわね。まったく」

 

「まあ、ルークにとっては、初めての外なんだから仕方ないでしょ」

 

「そういえばカノンノ、これからチーグルの森に行くのだからあなたはなんの武器を使うのか教えてくれないかしら?」

 

「いいよ。私は双剣と双銃とハンマーかな。基本は前衛だよ」

 

「そうなの?てっきり後衛だと思ったわ」

 

「あはは、よくいわれるよ」

 

そう喋ってるとルークが起きてこっちに来た。

 

「おい、今日はチーグルの森に行くぞ!犯人を必ず見つけ出してやる!」

 

「それはいいけど‥‥その前に言うことがあるんじゃないの?」

 

「なんだよっ」

 

「ルークっ挨拶だよ」

 

「ああ、そうか、おはよう、ティア、カノンノ」

 

「はあ、おはよう」

 

「おはよう、ルーク、先に朝食済ませよう」

 

「ああ、いただきます、ってなんだこれ。見た目は貧相なのにすげぇうめぇーじゃねぇーか!誰が作ったんだ?これ」

 

「カノンノよ、それは」

 

「カノンノうめぇーなこれ、おれの料理人よりもうめぇーぞ、褒めてやる!」

 

「ありがとっルーク!」

 

「早く食べましょう、誰かのせいでチーグルの森に行くんだから」

 

「うるせぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

朝食を食べ終え、私たちはチーグルの森についた

 

「おい、おい!」

 

「え?」

 

「あれ、イオンってやつじゃねぇか!?」

 

「危ない…」

 

「とにかく助けないと!」

 

その時、辺りに微かに歌声が響いたかと思うと、イオンの体の下に巨大な譜陣が出現し、直後、それが発現した。力の竜巻が魔物ごと彼ごと呑み込む。ティアもルークもカノンノも足を止め、咄嗟に目を庇った。それでも、閉じた瞼の上から光が射す。

 

やがて、ゆっくりと光が引いていき、目を開けた時にはそこには魔物の姿はなかった。

 

「おい、大丈夫か!?」

ルークが驚いたように駆け出したのでカノンノも続く。

 

「おい!」

 

「だ、大丈夫です。少しダアト式譜術を使いすぎただけで…」

 

イオンはそういいながら顔を上げるとあっという表情になった。

「あなた方は、昨日エンゲーブにいらした…」

 

「ルークだ」

ルーク、胸を張りすぎだよ…

 

「ルーク……古代イスパニア語で≪聖なる焔の光≫という意味ですね。いい名前です」

 

「ところであなた方は?」

 

「わたしはカノンノです」

 

「導師イオン。私は神託の盾騎士団モース大詠師旗下、情報部第一小隊所属、ティア・グランツ響長であります」

 

「あなたが、ヴァンの妹ですか。噂は聞いていましたが、お会いするのは初めてですね」

 

「はぁ!?おまえご師匠の妹!?」

 

「じゃあ、殺すとか殺さないとかってあれはなんだったんだよ!?」

 

「殺す…?」

 

「あ、いえ。こちらの話です」

 

「話をそらすな!何で妹のおまえが師匠の命を狙うんだ!?」

 

「おい!」

 

「あっ!チーグルです!」

 

「んのやろー!やっぱりこの辺に住み着いてたんだな!追いかけるぞ!」

 

「ヴァンとのこと…僕は追求しないほうがいいですか?」

 

「すいません、私の故郷に関わることです。できることなら、彼やイオン様を巻き込みたくはー」

ルーク「おい!見失っちまうぞ!」

 

「行きましょう」

 

「えーあ、イオン様!」

そういいながらティアはイオンの方に行く。

私、はぶられてる?

 

 

 

 

 

「だーっ!ほら見ろ!お前らがのろのろしてっから逃げられちまった!」

 

「大丈夫だよ」

 

「この先にチーグルの巣があるんだよ」

 

「なんでお前がそんなこと知ってんだよ」

 

「わたしはいろいろなところをめぐってるからね」

 

「それでイオン様はこの森に?」

 

「あ、はい。…エンゲーブでの盗難事件が気になって、ちょっと調べたんです。チーグルは魔物の中でておとなしい。人間の食べ物を盗むなんて、おかしいんです」

 

「…‥ふん。だったら目的地は一緒ってわけか」

 

「では、お二人もチーグルのことを調べにいらしたんですか?」

 

「濡れ衣着せられて大人しくできるかっつーの。…しかたねぇ。お前もついてこい」

 

「え、よろしいんですか?」

 

「何を言ってるの!?イオン様を危険な場所にお連れすることなんてできないわ!」

 

「でもさ、イオン様は護衛の一人も連れてこなかったんだよ。きっと抜け出してきたんだ、だから戻してもまたやってくる、だったら私たちが護衛したらいいんじゃない?」

 

「それはそうだけど…」

 

「それに、こんな青白い顔で今にもぶっ倒れそうな奴、ほっとくわけにもいかねーだろーが」

 

「ありがとうございます!ルーク殿はやさしいかたなんですね!」

 

「だ、誰がやさしいんだ!アホなこと言ってないで、大人しくついてこればいいんだよ!」

 

「はい!」

 

「あと、あの変な術はつかうなよ。お前さっき、それでたおれそうになったんだろ?魔物と戦うのはこっちでやる」

 

「守ってくださるんですか?足手まといなのに、感激です!ルーク殿!」

 

「ち、ちげーよ!あと俺のこと呼び捨てでいいからなっ。行くぞっ!」

 

「はい!ルーク!」

 

「はぁ」

 

「まあ、いざという時は私たちでフォローしよ?」

 

「そうね」

 

そう思ってると早速ルークの前から敵が!

 

「おわっ!おいおまえら!さっさと手伝え!」

 

仕方ないのでクランデュアルを持って助けに向かう。

 

 

敵はアックスピーク、ウルフ、ライオニールが3体ずつだ。

 

「崩襲脚!!」

上空から蹴りを繰り出す攻撃は、ウルフの頭に直撃し、そのまま動かなくなった。

しかし後ろからルークへライオニールが押し寄せてくる。

そこにティアが三本の短剣を前方へ放射状に投げてライオニールを足止めする。

その横からカノンノの術技がライオニールを襲った。

「舞斑雪!!」

敵をすり抜けると同時に、胴を薙ぐ。ライオニールは音もなく倒れた。

 

残りはアックスピークだけなので一気に決めようとする

「烈破掌!!」

 

「ノクターナルライト!!」

でも普通に倒してはつまらないので神様にもらったアローサルオーブがなくても使えるリンク技を使うことにする。

 

「玄武散!!」

岩の拳で三連撃を繰り出しアックスピークを潰す。

 

「ふぅ終わったか」

3人が武器を片付けた瞬間、後ろからイオンに向けてウルフが襲いかかる。

「「イオン!!(様)」」

 

咄嗟にクランズオートを抜き出し技を放つ

 

「ラピッドレンジ!!」

雷の弾丸で連射を浴びせ、最後にもう一度強力な弾丸を撃ち込む。

ウルフは空中で銃弾の連射を浴び、そのまま地面に落ち絶命した。

 

「ありがとうございます!」

 

「別にいいよっさあ行きましょう」

 

そういいつつ先にチーグルの森に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘終了後掛け合い

 

ルーク「なあ、カノンノ、今のどうやったんだ!?教えてくれよー」

 

カノンノ「そうだねぇルークがヴァン師匠に奥義を教えてもらったらかなぁ」

 

ルーク「絶対だぞ!その約束わすれんなよ!」

 

カノンノ「はいはい」

 

 

 

 

 




11話終わりました、
あれですね、なかなか進まない
原作が長いのかそれとも無駄な部分を入れているのか
そのせいで戦闘もなかなか入れなかったし
まあ感想お待ちしてます、それでは


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ライガの女王と戦闘!! これってミュウ連れて行くのは逆効果だと思う

ゆっくりカノンノです。
今回は12話で戦闘らしい戦闘ができると思います。
もう閲覧数が2000越えしたので嬉しいです!
これからもみてください!
それでは( ´ ▽ ` )ノどーぞー


「桜牙爆砕斬!!」

勢いをつけて武器を振り回し大地に衝撃を与え多数の岩片を吹き飛ばす攻撃はアックスピークに当て絶命させる。

 

「ねぇなんだか数が多くない?」

 

「そうですね。普通ならこんなことにならないのですが…」

 

「けっ、どーせチーグルの奴らの仕業なんだろ」

 

「いえ、チーグルは支配をする獣ではありません。おそらくなにかの獣がここを支配しているのでしょう」

 

「まっ、そんなことはおれにとっちゃどうでもいいけどな、さっさとチーグルの犯人を見つけて村に突き出すぞ!」

 

 

 

 

 

 

「みゅ、みゅみゅみゅぅ、みゅう!」

 

「あれがチーグルか?」

 

「まだ子供みたいですね」

 

「「かわいい…」」

 

「は?」

 

「いえ、なんでもないわ」

 

「みゅみゅ」

あ、中に入ってった。

 

「このリンゴ…エンゲーブの焼き印が付いています」

 

「やっぱりこいつらが犯人か!」

 

「まだ決まったわけじゃあないんじゃない?」

 

「いいやっ絶対ここだ!」

 

「やはり、ここが巣のようですね。チーグルは樹の幹を住処にしていますから」

 

「導師イオン!危険です!」

 

「しょうがねぇガキだな‥‥」

 

以外と穴って大きいんだね。大人の人が入れるってちょっと大きすぎじゃない?

またおいてかれそうになったので急いで中に入る。

 

 

 

 

 

 

「あの、通してください…」

 

「みゅーみゅーみゅみゅみゅ!」 「みゅみゅみゅみゅ!」「みゅっ!」「みゅーみゅーみゅーみゅっみゅっ!」 「みゅーみゅーみゅー!」

 

 

「あのー」

 

「魔物に言葉なんか通じるのかよ」

 

「チーグルは始祖であるユリア・ジュエと契約し、力を貸したと聞いてますが…」

 

「通じてない気がするけどね」

 

 

「…みゅみゅーみゅうみゅう」

おお、なんか老人チーグルがでてきたぞ。

 

「…ユリア・ジュエの縁者か?」

 

「お、おい、魔物が喋ったぞ!」

 

「え、ええ」

 

「これは、ユリアとの契約で与えられたリングの力だ。お前たちはユリアの縁者か?」

 

「あなたはチーグル族の長とお見受けしますが?」

 

「いかにも」

 

「おい、魔物!」

 

「ルーク!向こうは聖獣なんだよ。失礼のないようにしないと」

 

「けっ、んなこと知るかよ。お前ら、エンゲーブで食べ物を盗んだろ!」

 

「………なるほど。それで我らを退治に来たというわけか」

 

「へっ。盗んだことは否定しないのか」

 

「わからないのですが、チーグルは草食でしたね。なぜ人間の食べ物を盗む必要があるのです?」

 

「……チーグル族を存続させるためだ」

 

 

「わからないわ。食べ物が不足しているわけではなさそうだし。この森には緑がたくさんあるわ。それに、草食であるあなたたちがどうして肉を盗む必要があるの?」

 

 

「半月ほど前だ。我らの仲間が北の地で火事を起こしてしまった。その結果、北の一部を住処としていたライガがこの森に移動してきたのだ。我らを餌にするためにな」

 

「では村の食料を盗んだのは仲間が食べられないためなんですね?」

 

「でもおかしくない?いくら食べられないためとはいえエンゲーブの食料を奪うなんて」

 

「しかし、定期的に食料を届けぬと、奴らは我らの仲間をさらって食らう」

 

「ひどい……」

 

「知ったことか。弱いモンが食われるのは当たり前だろ。しかもなわばり燃やされりゃ、頭にもくるだろーよ」

 

あながちまちがってはいないね。

 

「確かにそうかもしれませんが」

 

「本来の食物連鎖の形とはいえません」

 

「ルーク、犯人はチーグルと判明したけど、あなたはこのあとどうしたいの?」

 

「どうって……こいつらを村に突き出してー」

 

「でも、そうしたら今度は、餌を求めてライガがエンゲーブを襲うでしょうね」

 

「でもライガはチーグルを餌としに来たんだからチーグルを食べ尽くしたらまた別の縄張りを作りに行くんじゃないの?」

 

「そうとも限らないわ。ライガは肉食なのよ、きっと人間を襲うわ」

 

「あんな村、どうなろうと知ったことか!」

 

「そうはいきません。エンゲーブの食糧はこのマルクト帝国だけでなく、キムラスカ王国はもちろん、世界中に出荷されています。エンゲーブがなくなれば食糧の値段が高騰し、争いの種となるでしょう。それを思えば、チーグルたちはそれを防いでくれた、ともいえます。もちろん、もともとの原因を作ったのは彼らですが」

 

「じゃあどうするんだよ」

 

「ライガと交渉しましょう」

 

「魔物と……ですか?」

 

「さすがにチーグル以外は契約の証を持ってないから無理なんじゃ」

 

「僕らでは無理ですが、チーグル族を一人連れて行って訳してもらえれば……」

 

「では、通訳のものにわしのソーサラーリングを刺し与えようーみゅう、みゅみゅみゅみゅう〜みゅみゅう」

 

「なんだぁ?」

 

「この仔供が北の地で火事を起こした我が同胞だ。これをつれていってほしい」

 

そういいながらチーグルの仔供にソーサラーリングを身体に通す。

なんか可愛い。

 

「僕はミュウですの!よろしくお願いするのですの!」

 

「か、かわいいっ……」

 

「おい、なんかむかつくぞ、こいつ」

 

「ご、ごめんなさいですの!ごめんなさいですの!」

 

「だっー!てめぇ、ムカつくんだよっ!焼いて食うぞ、オラァ!」

 

「みゅーっ!」

 

「やめなさい、ルーク」

 

「なんだよ!」

 

「なんだじゃないわ。チーグルはローレライ教団の聖獣よ?それをそんな風に虐めるなんて、信じられないわ。こんなにかわいいのに」

ティアよ、それが本音か。

ルークス「どこが!」

 

「落ち着いてください、二人とも」

 

「いまは喧嘩をしているときじゃあないでしょっ。急いでライガとの交渉へ向かおう!」

 

「そうですの!早く行くですの!」

 

「お前が言うなっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえばルークは響律符(キャパシティ・コア)を持っていますか?」

 

「響律符(キャパシティ・コア)?なんだそりゃ?」

 

「ルークは知らないのですか?」

 

「導師イオン。彼はちょっと世間に疎いんです」

 

「悪かったな!」

 

「ルーク、わからなかったらなんでも聞いてね、教えてあげるから」

 

「べ、べつにいらねぇーつぅーの!ま、まあ聞いといてやるよ、響律符ってなんだよ?」

 

「響律符というのは、譜術を施した装飾具のようなものなんだよ。最近は一般の方でもおしゃれの一環として普通に使ってるのが多いかな。本来は身体能力を上げるためなんだけどね」

 

「響律符を装着していれば、特殊な技能も覚えられると聞いたことがあります。ルークも使いこなせば、十分強くなれますよ」

ルークは響律符をもらって早速魔物と戦いたそうな顔をしていた。

 

「ご主人も火を吐けるるようになるですのー!」

 

「なるわけねぇだろ!このブダザル!」

 

「ルーク、ひどいわ!こんな呼び方ー」

 

「はいですの!ミュウ、すごく嬉しいですの!ブダザルですの!」

 

「変な奴」

 

「同感」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あそこですの」

 

 

「あれが女王ね……」

 

「女王?」

 

「ええ。ライガは強力な雌を中心とした集団で生きる魔物なのよ」

 

「ミュウ、ライガ・クイーンと話をしてください」

 

「はいですの」

 

「みゅう」

 

「みゅうみゅうみゅみゅみゅーみゅう」

 

あ、ライガの咆哮ででミュウが吹っ飛んだ。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「おい。ブダザル!あいつはなんて言ってんだ!?」

 

「た、卵が孵化するところだから……来るなと言ってるですの。僕がライガさんたちのおうちを間違って火事にしちゃったから、女王様、すごく怒ってますの……」

 

「卵ぉ!?ライガって卵生なのかよ!」

 

「ミュウも卵から生まれたですの。魔物は卵から生まれることが多いですの」

 

「まずいわ……」

 

「なにが?」

 

「卵を守るライガは凶暴性を増しているはずよ」

 

「じゃあ、出直すってのか?」

 

「いえ。ライガの子供は人を好むの。卵が孵れば人を求めて町へ大挙するでしょう」

 

「ミュウ、彼らをこの地から立ち去るように言ってくれませんか?」

 

「は、はいですの」

 

「ちょっと待って!女王がこの状態で立ち去れといえば女王が怒るよ!」

 

「ですが!それ以外に方法が!」

 

「みゅ、みゅううみゅうみゅう」

 

「グルル」

 

「みゅ!?みゅみゅみゅみゅう!みゅうみゅう!」

 

あ、危ない!ミュウの上に瓦礫が!

 

「危ねえっ!」

 

「あ、ありがとうですの!」

 

「か、勘違いするなよ!おめーをかばったんじゃなくて、イオンをかばっただけだからな!」

 

「ボ、ボクたちを殺して孵化した仔供の餌にすると言ってるですの!」

 

「冗談じゃねぇぞ!」

 

「構えて!」

 

「イオン様!ミュウと一緒に下がっててください!」

 

「お、おい、ここで戦ったら卵が割れちまうんじゃあ」

 

「残酷かもしれないけど、その方が好都合よ。卵を残して、もし孵化したら、ライガの仔供がエンゲーブを襲って消滅させてしまうでしょうから」

 

「けどよ!」

 

「二人とも!ライガ・クイーンが!」

 

「く、くそ!」

 

「ルーク!行くよ!」

 

ルーク達はそれぞれカトラス、クランズウェイト 、ロッドを構え戦闘態勢をとる。

 

ルークはまず前に走ると剣を十字にふるった。刃が毛を切り飛ばす!ルークはそのまま双牙斬に連携を繋げたが、刃はライガの皮膚には到達せず、毛皮の上を滑った。

 

「うわっ!」

 

着地と同時に首を竦め、そこをライガの顔がすぎて、頭の上で、がちん、と、牙の噛み合う音が聞こえた。慌てて転がりよける。そこへ、

 

「ファンガ・プレセ!」

カノンノが、闘気を集め、一気に叩き出し飢えた獣が如くライガを襲う。

思わぬ攻撃に一気に後退したライガに

「深遠へといざなう旋律ー」

ティアの譜歌が始まった。がー

「グアアアアアアアッ!」

それはライガの咆哮ひとつで吹き飛んでしまった。

 

「くっ」

 

「おい!どうなってんだよ!」

 

「まずいわ……こちらの攻撃はカノンノしか効いてない……」

 

「じ、冗談じゃねぇぞ!カノンノ!なんとかしろ」

 

「私が譜術を使ったら倒せるけど……そのための時間が」

 

????「なら、なんとかして差し上げましょう」

 

そういいながら出てきたのはジェイド・カーティスである。

 

「カーティス大佐!?どうしてここに!?」

 

「詮索は後にしてください。ライガ・クイーンは、私が譜術で始末します。あなた方は私の詠唱時間を確保してください」

 

「偉そうに……」

 

「いまは、あの人に任せましょう。ライガ・クイーンの攻撃があの人に向かわないように、時間を稼ぐのよ」

 

「ちっ、わかったよ!」

 

「行くよ!」

 

術技を一斉に放つ!クランズオートに持ち替え、

「ゼロディバイド!バブルストーカー!レクイエムビート!」

そしてクランズウェイトに変え、

「ファンドル・グランデ!マギカ・ブレーデ!」

そして最後にクランデュアルに変えて、

「鳴時雨!アサルトダンス!双針乱舞!!」

ライガに一斉攻撃を放つ。

あ、ライガ・クイーンが瀕死だ。なんかかわいそうになってきた。

「これ、俺たちいらなくね?」

 

「そ、そうね……」

 

 

そう思ってたら、そこへジェイドのどこかこの状況を楽しんでいるかのような声がした。

「荒れ狂う流れよー」

 

「ースプラッシュ!!」

ライガの上に巨大な青い光の弾が出現し、凄まじい勢いの水流がその背に襲い掛かる。逃げるようにも逃げられず、ライガは呑まれた。

 

「おや、あっけなかったですね」

 

「すっげぇ……何だ今のは……」

 

「スプラッシュ。譜術としては中級レベルのものだけれど、威力が桁違いだわ……ただの譜術士ではないわね……」

 

「アニス!ちょっとよろしいですか?」

 

「はーい、大佐ぁ♪お呼びですかぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

「ふんふん、わかりましたけどぉ。その代わり、イオン様をちゃんと見張っててくださいね?」

 

「もちろん♪」

 

「なんか、後味悪いな」

「優しいのね、それとも甘いのかしら」

「なんだとっ!」

 

「ルーク?立てる?」

 

「たてるよ。いわれなくても」

 

「それより、あなたらしくありませんね。悪いことと知っていて、このような振る舞いをなさるのは」

 

「チーグルは、始祖ユリアとともにローレライ教団の礎です。彼らの不始末には僕が責任を負わなくてはとー」

「そのために力を使いましたね?医師から止められていたでしょう?」

 

「……すいません」

 

「しかも、民間人を巻き込んだ」

 

「おい!謝ってんだろ、そいつ!いつまでもネチネチ言ってねぇで許してやれよ、おっさん!」

 

「おや、巻き込まれたことを愚痴ると思っていたのですが、意外ですね、まあこれくらいにしておきましょう」

 

「届いたんですね!親書が!」

 

「そういうことですさあ、とにかく森を出ましょう」

 

「駄目ですの!長老に報告するのですの!」

 

「……チーグルが人間の言葉を?」

 

「ソーサラーリングのおかげですの!」

 

「それよりジェイド。一度チーグルの住処へ寄ってもらえませんか?」

 

「わかりました。ですが、あまり時間がないのをお忘れにならないでください」

 

「ルーク。さっきはありがとう。あと少しだけ、お付き合いください」

 

「……しゃーねぇな。乗りかかった船だ」

 

「じゃあいこっかルーク」

 

「おや、あなたもいたんですか?」

 

「いたよ!最初から!」

 

「気づきませんでした。いやーすいませんね〜」

 

「むきー!さっさといきましょ!ルーク」

 

「お、おい、ひっぱんなよカノンノー」

 

そのままチーグルの巣まで走って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、12話まで行きました。今回は戦闘を入れたのでとても長くなりました
こんなにも遅れてすまない((´Д` )
カノンノのTS転生タグ消そうかなと思います。だってもう女の子に成ってるからね!
感想待ってまーす!
では( ´ ▽ ` )ノ


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少しは技を自重しよう〜

どーも、みなさん、ゆっくりカノンノです。
感想のとおり、このまま突っ走ったらカノンノ無双シリーズになるので使える術技を初期らへんのとこに限定したいと思います。
あと、魔術は使う場面はほとんどありません。
では、どーぞ( ´ ▽ ` )ノ


「みゅうみゅみゅみゅみゅうみゅう」 「みゅーみゅみゅみゅ……」

 

送り届けてとっとと帰るつもりだったのに長老が、報告が終わったあとにようがある、というので仕方なく待っているのだがーなにを言ってるのかわからないのでは、退屈でしょうがながそうにルークはしていた。

 

「こうして魔物たちの会話を聞いているのも面白い絵面ですね」

 

「……可愛い」

 

「は?今なんった?」

 

「な、なんでも無いわ」

 

 

「みゅう!」

 

「話はミュウから聞いた。ずいぶんと危険な目にあわせられたようだな。二千年を経てなお、約束を果たしてくれたことに感謝する」

 

「いえ。チーグルに助力することはユリアの遺言ですから、当然です」

 

 

「しかし、元はと言えばミュウがライガの住処を燃やしてしまったことが原因。そこでミュウには償いをしてもらう。」

 

「み、みゅぅぅぅ……」

 

「ミュウ、おまえを我が一族から追放する」

 

「無論、永久にというわけでは無い。聞けばミュウはルーク殿に命を救われたとか。チーグルは恩を忘れぬ。ミュウは季節が一巡りするまでの間、ルーク殿にお仕えする」

 

「お、俺は関係無いだろ!」

 

「ルーク、連れてってあげたら?ね?」

 

「冗談じゃはやめろよ!俺はペットなんていらねっつーの!」

 

「チーグルは教団の聖獣です。きっとご自宅可愛がられますよ?」

 

「聖獣チーグルをつれ歩く少年ですか」

 

「いいんじゃ無い?そうそう誰でもチーグルと行動を共にできないんだから」

 

「……わかったよ。ガイたちへのお土産ってことにでもするか」

 

 

「では、報告も済んだことで森を出ましょうか」

 

「けっ、リーダーぶりやがって」

 

 

 

「あ、イオン様!おかえりなさ〜い♪」

 

「確かあれって導師守護役だよな?」

 

「ええ、アニス・タトリンといいます」

 

「あんなに小さいのに役に立つの?」

 

「ええ、それはもう。アニスは十三歳ですが、一流の人形師ですよ」

 

「ご苦労様でした、アニス。タルタロスは?」

 

「もちろん、ちゃんと森の前に来てますよぅ。大佐が大急ぎでっていうから、特急で頑張っちゃいました!」

 

ぞろぞろと兵士があらわれ、ルークとティアとカノンノ、そしてチーグルを囲んだ。

 

「おい、どういうことだよ!」

 

「そこの3人を捕らえなさい。正体不明の第七音素を放出していたのは彼らです」

 

「ジェイド!三人に乱暴なことはー」

 

「ご安心を、導師イオン。なにも殺そうというわけではありませんから。……三人が暴れなければ、ね」

 

「あの、わたしそんなの出してません!」

 

「まあ、出していなくても一緒にいるということで第七音素を放出していないという理由にはなりませんから」

 

 

「ルーク」

 

「わかったよ」

 

「いい子ですね、連行せよ」

 

ああ、タルタロスに連れて行かれるー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん、なんか話の途中で寝てた気がする。具体的に言えば部屋に着いた瞬間から記憶が無い……

 

 

「「…………総員!第一戦闘配置につけ!」」

 

……あれ?確かこの後の台詞って、

突然衝撃に体を叩き起こされる。その反動でベットから落ちた。

 

「いったー!なんだここ!?」

 

とりあえず甲板に向かおう。ここはルークたちとはちがう客室なのか……,

外にでは直後、オラクル兵士とめがあう。

 

「ここにいるマルクトの兵士を抹殺する!」

とりあえず突っ込んできたのを横に転がり回避する。そして武器を装備する暇が無いのでそのまま術技を放つ。

 

「獅子戦吼!」

獅子の形を闘気を敵に叩きつけ、そのまま壁に激突させる。

流石にその音で気づいたのだろう。オラクル兵士が立て続けに現れる。

その頃にはすでにクランデュアルを抜いているのでさっさと、終わらせる。

まず全力ダッシュし、兵士の右腕目掛け、一直線に剣を振るう。しかし、相手も予想していたのか、剣をこっちにあわせ突き出してくる。やばいのでジュードの集中回避を使い背後に回り、獅子戦吼を放つ。これで一人は気絶させた!

「死ねぇ!」

 

「なっ」

後ろから現れた!?頭は回っていなかったが体が勝手に動き、オラクル兵士の心臓目掛けて剣を突き刺した。

 

「この、化け物め」

そういいながら、こっちに倒れこんできた。カノンノは動けずにいたため、オラクル兵士の乗り掛かられた状態になる。

急いで離れたカノンノは、今更ながらに人を殺したという実感を持ってしまう。

 

「わたしが、ひとを、殺した?」

カノンノは一年間人と戦うことはあっても決してひとを殺したりすることはしなかった。だか、今回から無意識という形だか、ひとを殺したりしたという実感が始めた湧いてきたのである。

 

「この感触、気持ち悪いっ」

しばらくカノンノはそこから動けなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいはい13ですよーと
実は人殺しを一切していなかった主人公カノンノ、まあ、基本魔物はいいけど人は気絶しかさせていませんでした。

初めてその殺したという実感を持ったカノンノ、まあ、次回には立ち直るでしょう、ではまた( ´ ▽ ` )ノ


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決意

どーもゆっくりカノンノです。
14話結構速いペースであげてるのでだんだん2日に一回になりそうです。



あれから何時間たっだろう。半ば無意識とはいえ、ひとを殺してしまった。元は日本人だけにひとを殺すのは抵抗があった。けど殺してしまった。吐いたりもした、後悔もした。でもこの世界は日本じゃない、だからこれからもひとを殺すのはまたあるだろう。だからいま決意しないと、もうこれからは絶対にひとを殺すのも迷ったりしない。

そう決意し、今から行動を移すことにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

甲板〜

 

 

 

 

「甲板に来たけど……」

だれもいない、いや、オラクル兵士達が転がっているだけだ。ここに兵士が倒れてルークがいないとすれば、もうルークは捕まった後だろう。いつでも戦闘できるように剣を抜いて歩いていくと、見慣れない金髪が目に入る。いや、私は知っている、彼はガイだ。そうするとルークを助けに来たのだろう、そう思い声をかけることにする。

「あのー?」

 

「っ!だれだお前は!」

剣をこちらに向けてくる。

 

「私はルークと一緒に旅をしてきた物です。そちらこそあなたは?オラクル兵士ではなさそうだけど……」

 

「なんだ、ルークの知り合いか。すまないな、いきなり剣を向けてきて」

 

「いえ、仕方ないですよ、だれだっていきなり声をかけられたらそうなります」

 

「いやいや本当にすまなかった。自己紹介をさせてくれ、俺はガイ・セシル。君は?」

 

「私はカノンノ・スノーヴェルです。ガイさんですね、よろしくお願いします。」

そういい握手を求めようとすると思い出す。ガイは確か女性恐怖症だったっけ。そういえば最近アビスの記憶が抜けてきている。キャラクターの名前とかはわかるんだけど……

 

 

「アリエッタ、タルタロスはどうなった」

声が聞こえた。急いでガイと下の方を見る。そこには制圧されてるルーク達がいた。

カノンノ「ルーク!?」

 

「ルークか!いま助ける!」

いいながらガイは落ちていく。

「ガイさん!?」

え、ここから落ちるの?本当なの?死にに行くようなものだと思うけどそれ以外の方法が無いのでそのまま飛び降りる。

 

「そう。よくやったわ。さあ、彼らを拘束してー」

 

ガイさんが、一瞬でリグレットを弾き飛ばしてイオン様を助けた。

「ガイ様華麗に参上」

速い、速すぎるよ、私出番が無いよ、と思ったら都合よく兵士がいたので思いきしファンガ・プレセを打ち込む。

「カノンノ様華麗に登場」

決まった!

 

「さあ。もう一度武器を棄てて、タルタロスの中へ戻ってもらいましょうか」

リグレットは言われたとうり階段を上った。棄てた武器はガイが素早く拾い、へぇ、と呟いた。

「譜業銃か、こいつは珍しいな」

 

「なんだそれ?」

 

「譜術を込めた弾を発射できる飛び道具だよ。残念ながら、完全なカスタム品みたいだな。使用者の音素パターンにのみ反応するようになっているみたいだな」

 

「どういうことだよ」

 

「彼女にしか使えないってことだよ」

首を振りながら、それを腰のベルトに挟み込んだ。それ、どうするのかな?

 

「さあ、アリエッタ、次はあなたです。魔物を連れてタルタロスへ」

 

「……イオン様…あの……あの……」

 

「言うことを聞いてください、アリエッタ……」

アリエッタは抱きしめたぬいぐるみに顔を押し付けるようにして、振り切るように階段を駆け上がった。

 

 

 

 

「これで、しばらくはすべての昇降口は開きません。逃げ切るには十分とは言えませんが、時間稼ぎにはなるでしょう」

 

「ガイ!よく来てくれたな!」

 

「やー、探したぜぇ。こんなところにいやがるとはなー」

 

「お友達ですか?」

 

「ルークの家の使用人だよ。そういうあんたは?」

 

「ご覧の通り、マルクト帝国軍の軍人ですよ」

 

「ところでイオン様。アニスはどうしました。」

 

「敵に奪われた親書を取り返そうとして魔物に船窓から吹き飛ばされて……ただ、遺体が見つからないと話しているのを聞いたので無事でいてくれるかと」

 

「それなら、セントビナーへ向かいましょう。アニスとの合流が先です」

 

「そちらさんの部下は?」

 

「まだ、この陸艦に残ってるんだろ?」

 

「生き残りがあるとは思えません。証人を残していては、ローレライ教団とマルクトとの間で紛争になりますからね」

 

「……何人、船に乗ってたんだ?」

 

「今回の任務は極秘でしたから常時の半数ー百四十名ほどですね」

 

「百人以上が殺された、ってことか……」

 

「百人……」

「行きましょう」

 

 

「私たちが捕まったら、もっとたくさんの人が戦争で亡くなるんだから……」

 

 

 

 

 

 

 

 




今回の14話はあまりカノンノが出ておりません。しかも文字数が少ないのは今回は勘弁してください(´Д` )
次回は少し増やしますので
最近は1日1話投稿が厳しくなってるので夏休みまでは2日に一回になるときもあると思いますので注意してください


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ルークの決意

ゆっくりカノンノです
全然ネタが思いつきません。前書きと後書きが

今回は後書きなしです
どーぞ


前回までの転生物語は〜

 

人を殺していくのを決意したカノンノはルークを助けるために甲板であった、ガイ・セシルとともにルークを救出したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……戦争を回避するための使者、ってわけか」

 

 

タルタロスから休まず歩いて半日。さすがに体力の限界が見えたイオンのためと、ちょうどにの暮れかけていたこともあって、ジェイドは一行にここでの野宿を提案し、簡単な食事を終えて、事情のわからないガイに、一通りの説明をし終えたところだった。

 

「でも、なんだってモースは戦争を起こしたがっているんだ?」

 

「すみません。ローレライ教団の機密事項に属します。お話しできません」

 

「しっかし、ルークもえらくややこしいことに巻き込まれたなぁ」

 

「ところで、あなたは?……」

 

「ん?ああ、そういや自己紹介がまだだったな」

 

「俺はガイ。ファブレ公爵のところでお世話になっている使用人だ。よろしく」

 

イオン、そしてジェイドも手に取った。ティアが手を伸ばす、見えない壁に押されたかのように、ガイの手がひっこんだ。

 

「何?」

 

「ガイは女嫌いなんだ」

 

「というよりは、女性恐怖症ですね」

 

「わるい、君がどうってわけじゃなくて」

 

「わかった。不用意にあなたに近づかないようにする」

 

「すまないな」

 

 

 

 

 

 

〜〜

「人は見かけによらないですよ」

 

「……なんか引っかかる言い方しやがるなぁ」

 

「気にしすぎですよ、ルーク♪ーまあ、おしゃべりはこれぐらいにしましょうか」

 

「な、なんだよ」

 

「ゆっくりと話している暇はなくなったようですからねーでてきたらどうです?」

 

薄闇の中から神託の盾兵が五人、姿を現した。

 

「に、人間……」

 

全員が立ち上がる。さすがに慣れている。ルーク以外は。ガイは既に腰を低くして腰の片刃の剣の柄に手を添えていたし、カノンノは既に双剣を構えていつでも走れるようにしていたし、ティアはいつでも譜術の詠唱にはいれるよう、音素を高めにかかっている。ただ、ルークだけが。

 

「ルーク、下がって!ルークはまだ人を切れないでしょう!?」

 

「で、でも」

 

ジェイドは取り出した槍で一人を貫く。一人をガイが斬り伏せ、ティアのナイフが一人の兵士のスリットに飛び込んで悲鳴をあげさした。カノンノもそれに続いて斬り伏せる。

 

「ルーク!行きましたよ!」

まずい!ルークはまだ人を切れるわけがない!

ルークは初太刀をかわすと、足をかけて兵士を転がした。重い鎧を着込んだ神託の盾兵は簡単には起き上がれない。

 

「ルーク、とどめを」

 

声に押されるようにルークは剣を振りかぶった。がーそこで腕は止まってしまった。

 

「…う……」

声をあげて兵が起き上がった。

「ルーク!」

ティアがナイフを投げる。だがそれは兵士の鎧に阻まれた。

ルークは動かないー動けない。

ガイが走り、ジェイドも槍を振りかぶった。ルークに死なれるわけにはいかない。神託の盾兵が下からすくい上げるように剣を振るったのと、カノンノがルークとの間に割り込んで弾き飛ばしたのは同時だった。ぱっと血がちる。一瞬、遅れて、ガイが兵の首をきり、鎧ごと背中をジェイドが貫いた。

 

だが、ルークは兵士の後を全く見ていなかった。カノンノに押し倒される格好で尻餅をつき、抱きしめた少女の腕から流れる血に、はっきりと動揺していた。

 

「か、カノンノ……お、俺……」

 

「……ルーク……」

小さくつぶやき、カノンノは気を失った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

「どうなんだ」

 

カノンノを寝かせた場所から戻ってきたジェイドに、ルークは恐る恐る聞いた。イオンもガイも、顔を上げて答えを待つ。

 

「大したことはありません。ティアに譜術で傷を癒してもらいましたから」

 

「そっか……」

 

「どうしました?思いつめた顔で」

 

「……あんたはどうして軍人になったんだ?」

 

「人を殺すのは怖いですか?」

 

「……」

 

「あなたの反応は、まあ、当然だと思いますよ。軍人なんて仕事は、なるべくならないほうがいいんでしょうね」

 

「俺、どうしたらいいんだろう」

 

「安心してください。バチカルに着くまでちゃんと護衛してあげますよ。私としても、死なれては困りますからね」

 

「ば、馬鹿にすんな!」

 

「バカになんかしてませんよ。逃げることや守ることは恥ではありません。おとなしく街の中でくらして、出かけるときは傭兵を雇いなさい。普通の人々はそうやって暮らしているんですからね」

「さて、一回り辺りを見てくるとします」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「なあ、ルーク、きつかっただろ?突然、外に放り出さたんだもんな」

 

「俺……知らなかった。街の外がこんなにやばいとこだったなんて」

 

「魔物と盗賊は、倒せば報奨金が出ることもある。街の外での人斬りは私怨と立証されない限り罪に問われることはないんだ」

 

「ガイ、あの、さ、今までどれくらい……斬った?」

 

「さあな、あちらの軍人さんには及ばないだろうよ」

 

「怖くないのか」

 

「怖いさ」

 

「怖いからこそ戦うんだ。死にたくねぇからな。俺にはまだやることがある」

 

「やること?」

「ー復讐」

 

「へ?」

 

「なんて、な」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「起きて、ルーク」

 

「そろそろ出発するわ」

 

「あ、ああ」

 

「ルーク、もう大丈夫なの?」

 

「なに言ってんだよ!怪我したのはお前だろ。」

 

「私はルークを守りたかったから怪我したの。でもそれでルークが守れたんだからいいの」

 

「そんなことない!」

 

「ルーク……」

 

「俺のために傷ついて、それで俺が無事ならいいって、おかしいだろう!本当は痛いんだろ!」

「ルーク……ごめん」

「わかれば……いいんだよ」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「起きましたか?では出発しましょう」

 

「その前に、ルーク」

 

「この先、私とガイとティアとカノンノで、前衛をします。あなたは、イオン様と一緒に中心にいて、もしものときは逃げてください」

 

「え……?」

 

ガイド「お前は戦わなくて大丈夫ってことだよ。ーさあ、行こうか」

 

 

「ま、待ってくれ」

 

「どうしたんですか?」

何か忘れ物ですか?とでもいいだけでルークをみる、

「おれも、戦う」

 

「人を殺すのは怖いんでしょう?」

 

「……怖くねぇ」

 

「ルーク。無理しないほうが」

 

「本当だ!」

 

「いや、そりゃ、やっぱ怖ぇとかあるけど……」

 

「戦わなきゃ身を守れないんなら、戦うしかねぇだろ!おれだけ隠れてなんかいられるか!」

 

「ご主人様!偉いですの」

 

「お前は黙ってろ!」

「みゅぅぅ……」

 

「と、とにかく決めたんだ。これからは躊躇しねぇで戦う」

 

「……人を殺すということは、相手の可能性を奪うことよ?それが身を守るためでも」

 

「それが恨みをかうこともある」

 

「あなたは、それが受け止めることができる?逃げ出さず、言い訳もせず、自分の責任を見つめることができる?」

 

「……お前もいってただろ。好きで殺しているわけじゃねぇって」

 

「でもー」

 

「いいじゃないですか。ルークの決心とやらを見せてもらいましょう」

 

「無理するなよ……ルーク」

 

「そうだよ。辛かったらすぐいってね」

 

 

「ああ……大丈夫だ」

 

 

 

 



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セントビナーにて

ゆっくりカノンノです。
次村陣八さんのコメントから参考に変えてみました。これから全話修正なので投稿は20までしませんすいません( ̄▽ ̄)
あとカノンノは出番少ないです。


私達はあの後2日かけて無事セントビナーにたどり着いた。ルークにとって幸いなのはあれきり、一度も追っ手に出会わなかったことだ。決意したものの、人殺しを避けるに越したことはなかった。だか、その幸運もここまでのようだ。

 

「なんで神託の盾騎士団がここに……」

街の入り口に、神託の盾兵がいる。たまたま立ち寄った、というふうには見えない。あきらかに人を探している様子であったし、街の中に相当な数がいると見えた。

 

「タルタロスから一番近い街といえばこのセントビナーだからな。休息に立ち寄ると思ったんだろ」

茂みの中に倒れてそのままになっていた馬車の陰に隠れて、ガイがそう言うと、ジェイドが意外そうな声を出した。

 

「おや。ガイはキムラスカ人のわりにマルクトに土地勘があるようですね」

 

「卓上旅行が趣味なんだ」

さらりと言ったガイに、ジェイドは例の薄い笑みを浮かべる。

 

「これはこれは、そうでしたか」

そうさ、といって、ガイはその話を断ち切った。とー

 

「大佐、あれを……!」

ティアが緊張した声を出した。ルークにもその理由はわかった。街の巨大な門の内側から、タルタロスで見た顔が現れたからだ。魔弾のリグレット、妖獣のアリエッタ、黒獅子ラルゴもいる。ともに現れた鳥の嘴のような仮面をつけた濃い緑の少年は初めて見る顔だ。

仕留め損ないましたか、とジェイドが呟くのが聞こえた。ラルゴのことだろう。襟のところから微かに白いものが覗いているのは、おそらくは包帯。

 

「導師イオンは見つかったか?」

リグレットが遅れてきた兵士に訊くと兵は首を横に振った。

 

「どうやら、この街には訪れてないようです」

それを聞いて、アリエッタがぬいぐるみを顔をうずめるように抱きしめる。

 

「イオン様の周りにいる人たち、ママの仇……この仔たちが教えてくれたの。アリエッタはあの人たちのこと、絶対許さない」

 

「導師守護役がうろついたってのはどうなったのさ」

ぶっきらぼうに、仮面の少年が訊いた。その声は、どこかで聞いたことがあるような気がしたが、思い出せなかった。記憶違いだろうか?

 

「マルクト軍と接触していたようです」

別の兵が答えた。

 

「もっともマルクトのやつらめ、機密事項と称して情報開示に消極的なようでして」

アニスは無事のようですね、とジェイドが呟いた。それは心配していたというより、当たり前のことを確認のよう。

仮面の少年は、導師守護役としか言わなかったが、ここでアニスとの待ち合わせをしていることを考えれば、それは彼女以外にはありえなかっただろう。

獣のようにラルゴが呻いて、太い首をうなだれた。

 

「俺があの死霊使いに負けなければ、あの導師守護役を、取り逃がすこともなかっただろう……面目ない……」

するとー

 

「ハーハッハッハッハッハッハッハッ!」

やけに甲高い、聞く者の癇に障るような声が辺りに響いた。六神将は眉をひそめてひそめて周囲を見渡した。

伏せて、とジェイドが小声で、しかしするどく言い放ち、ルークたちはさらに身を屈めた。

そうして、馬車の木材の隙間から見た光景は、響いた声以上に奇妙な者だった。

なぜならー空から椅子が降ってきたからである。

豪華な。

王侯貴族が使うような、一人がけのソファ。

 

「だーかーらー言ったのです!あの性悪ジェイドを倒せるのは、この華麗なる神託の盾六神将、薔薇のディスト様だけだと!」

 

「薔薇じゃなくて死神だろ?」

 

「この美し〜い私がどうして死神なんですか!」

だかそのことにそれ以上言及する者はいなかった。

リグレットなどはディストを完全無視すると、

 

「過ぎたことはどうでもいい、どうする、シンク?」

 

「エンゲーブとセントビナーの兵は撤退させるよ」

 

「しかし!」

異を唱えようとしたラルゴを、シンクと呼ばれた仮面の少年は振り返り、首を傾げた。

 

「あんたはまだ怪我が癒えてない。なんたって、あの死霊使いに殺されかけたんだ。しばらくおとなしくしてたら?それに、奴らはカイツールから国境を越えるしかないんだ。このまま駐留してマルクト軍を刺激すると外交問題に発生する」

 

「おい、無視するな!」

ディストは椅子をぐるりと回してーあの椅子はどういう仕掛けかわからないが浮いているー四人で輪になるように顔を付き合わせた他の六神将の間に割り込もうとしているようだったが、その隙はなかった。

 

リグレットは腕を組み、自分の二の腕を指で叩いた。

 

「カイツールでどうやって待ち受けるか……ね。一度タルタロスに戻って検討しましょう」

 

ラルゴは不承不承頷くと、

 

「伝令だ!第一師団、撤退!」

街の隅々まで響くような大声で、そう告げた。

了解、と答え、兵士たちが散る。

神将たちは街の中から現れた馬車に乗り込むと、街道を北へータルタロスのある方へと向かって走らせた。

 

「きぃぃぃぃっ!私が美と英知に優れているから嫉妬してるんですねーっ!!」

そんなことを叫び、ディストは現れた時と同様、椅子ごと空中に飛び上がると、遥か高みを、タルタロスとは別つの方向へ飛んで行って見えなくなった。

 

 

 

「あれが六神将か……初めて見た」

感慨深そうに呟いたガイをルークは振り返った。

 

「なあ、六神将ってなんだ?いろんな意味ですげー奴らだってのはなんとなくわかるんだけど……」

それを、聞くとイオンは笑った。ルークの色んな意味がわかったのだろう。

 

「ルーク。六神将とは、神託の盾の幹部、六人のことだよ」

 

「へぇ……あのちびっこ二人もそうなのか」

 

「でも、五人しか居なかったな」

 

「黒獅子ラルゴ、死神ディスト、烈風のシンク、妖獣のアリエッタ、魔弾のリグレット、いなかったのは鮮血のアッシュだな」

 

「おや、詳しいですね」

感心したようなジェイドの言葉に、ガイはそうか?と首をすくめた。

 

「ちょっと興味のある奴らなら、連中の通り名くらい、知ってると思うぜ。それに、六神将ってなんだ、なんで訊くのはルークくらいだろ?」

 

「確かに」

 

「納得するな!」

 

「彼らは」

と、ティアが話を戻すように言った。「ヴァン直属の部下よ」

師匠の名前に、ルークは振り返った。

 

「ヴァン師匠の!?」

 

「六神将が動いているなら、戦争を起こしているなら、ヴァンだわ」

 

「ち、ちょっと待てよ!」

 

「そうだとしても」とイオンが話に割って入った。

 

「六神将は大詠師派です。モースがヴァンに命じているのでしょう」

だったら、カノンノが言う。

 

「犯人は大詠師モースでヴァンはモースが戦争を起こすための代わりをやっているんじゃない?」

だか、ティアは確信があるかのように、首を振った。

 

「大詠師閣下がそのようなことをなさるはずがありません。極秘任務のため、詳しいことをお話しするわけには参りませんが、あの方は平和のために任務を私にお任せくださいました」

おかしくない?とカノンノがさらに言う。

 

「いくら極秘任務とはいえ、大詠師モースは導師イオンの部下なんだよ。だったらイオンにどんな任務か先に話さないといけないんじゃない?」

 

「だから言ってるじゃない!私は極秘任務だから言えないの」

 

「導師イオンに言えないくらいの極秘任務なんてあるわけないんじゃない!」

 

「二人とも落ち着いてください」

イオンの仲裁に、ガイも頷いた。

 

「そうだぜ。モースもヴァン謡将もどうでもいい。今は六神将の目をかいくぐって戦争を食い止めるのが一番大事なことだろう」

ティアは、それでもしばらく、カノンノを睨んで譲らなかったが、やがて。ため息をつくように深呼吸すると

「……そうね。ごめんなさい」

と微かに消え入りそうな声で呟いた。だか、自説を撤回したわけではない。

 

「終わったみたいですね、それでは街に入るとしましょうか」

黙ってやり取りを聞いていたジェイドがにこやかに言った。

 

「あんた、いい性格してるよ」

ガイは呆れたように言ったが、じは笑って馬車の陰から出て街の方へと歩き出しさながら、しかし否定はしなかった。

ルークたちも警戒しながら後に続いて、セントビナーという名らしい街の大門をくぐった。

 

 

 

 

 



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復帰したので番外編

ゆっくりカノンノです。
修正がなんとか終わり、番外編です。

文がおかしいですけど見逃してください、番外編だから手を抜いているとでも思ってください。
本編とつながります。
実はセントビナーでのアニスの手紙とか全カットです。
ご了承ください



今回は番外編なので台本形式です。

 

 

 

 

 

 

 

 

カノンノ「あ、ダメダメインパルス突っ込んじゃダメ!あー」

 

ルーク「何してんだ?カノンノ」

 

カノンノ「ああ、ルーク。これはフルブだよ。」

 

ルーク「作者の大好きなゲームだっけ?」

 

カノンノ「そうそう。私もやらしてもらってたんだー」

 

ルーク「ふーん。ってそうじゃねぇ!いつまでやってんだ!もうラジオ始まるぞ!」

 

カノンノ「えっ。あ、もうこんな時間か、ルーク、とりあえずいこ」

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

カノンノ「さあ始まりました、異世界の転生ラジオ、今回は私とルークとゲストをお迎えしております。」

 

ルーク「えーと?今回のゲストはあの有名な20周年記念の作品からゲストが来ているってよ」

 

カノンノ「はい、そうです。ではお呼びしましょう。スレイさん、ミクリオさん、アリーシャさん、ライラさん」

 

スレイ「こんにちは、おれはスレイ、今回は呼んでもらってありがとう。」

 

アリーシャ「私はアリーシャだ。今回は呼んでもらったことに感謝をしている」

 

ルーク「あれ?ライラとかミクリオとかいうやつは?」

 

カノンノ「ああ、天族は本来普通の人には見えない存在なんだ」

 

ルーク「じゃあなんで見れるんだよ」

 

カノンノ「それは私だからだ!」

 

スレイ「ねぇライラ、ルークさんにも見れるようにはできない?」

 

ライラ「今回は番外編とのことですしルークさんが気合い入れれば見えるかと」

 

スレイ「ルークさん、気合い入れれば見えるらしいよ」

 

ルーク「なんだって!よーし、調子に乗んな!(OVL発動) あ、見えた!」

 

ミクリオ「それで見えるのか……」

 

カノンノ「まあまあ、ルークも見れたことだしコーナーには行ってこー」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

カノンノ「最初のコーナーはアニメ版テイルズオブゼスティリアでーす」

 

ルーク「このコーナーは今やっているテイルズオブゼスティリアのアニメ版については感想をしていくコーナーだぞ!」

 

カノンノ「それでは、第一話というより0話を見ていきましょう」

 

〜〜〜〜〜〜

カノンノ「0話は大半はゲームしてないとわからないんじゃない?」

 

スレイ「まあ、0話はアリーシャがメインだから」

 

ルーク「それにしてもスゲ〜なアリーシャ、あんな槍さばきができるなんて!」

 

アリーシャ「そんなことないよ。私はマルトランという師匠に教えてもらったんだ」

 

ルーク「本当か!ならヴァン師匠とどれくらい戦えるんだろうな?どうせヴァン師匠が勝つけどな」

 

アリーシャ「そんなことない!マルトラン先生が負けるわけがない!」

 

ルーク「ならためしてみるか?いま、ここで!」

 

カノンノ「お、落ち着いて、アリーシャ、ルーク」

 

アリーシャ「はっ、すまない折角のラジオなのに」

 

アリーシャ「いいよいいよ。とりあえず先進めよ!」

 

 

1話視聴

〜〜〜〜〜〜

 

 

スレイ「1話からおれの登場だな!」

 

 

ミクリオ「僕もね、スレイ」

 

ライラ「私の出番が少ないですわ……」

 

ミクリオ「仕方ないじゃないか作者がこの小説書いてる中だとまだ聖剣祭しかやってないんだから」

 

カノンノ「それにしても作画すごいねぇ」

 

ルーク「なんでも、これを書いてるのはUFOとかいうすげぇ会社だとよ」

 

〜〜〜〜〜〜

ライラ「聖剣祭ですわよ、スレイさん」

 

ミクリオ「一気に端折ったねカノンノ」

 

カノンノ「あ、べ、別に作者が出かけるから端折ったわけではないからね!」

 

アリーシャ「まあ、とりあえずこれからのゼスティリアには期待ということだな、スレイ」

 

スレイ「ああ、カノンノもルークもこれからのゼスティリアクロスを楽しみにしてくれよな!」

 

カノンノ「うん、テレビの前でゼスティリアが始まるまでずっと座っとくよ!」

 

ミクリオ「それはミラだけにしてくれよ……」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

「おいっ起きろカノンノ!」

 

誰かの声がする。誰だろう?

 

「フーブラス川に行かなきゃなんねぇから早く起きろ!」

ふーぶらす?

 

「あっ!ごめん、今起きた!」

そうだった、今はアビスの世界でケセドニアに行くためにフーブラス川に行かなきゃならないんだった

 

「すぐ行くよー」

急いでみんなに向かって走って行った。

 



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if〜もしもエクシリア2に転生してたら

ゆっくりカノンノです
昨日エドナ当たりました
アスタリアです、
でもパートナーが揃わないし、なにより金曜じゃないと覚醒素材が集まらないという
絶望した


私の朝は早い。

5:30に起き朝食を作る。

そして6時に食べそして朝外にランニングをして帰りそして夜までゲームする。

夜からドヴォールに向かいポーカーをして荒稼ぎ、そして帰ってきて寝る。

そんな毎日が続いていた。そして今日はある程度溜まったからリーゼ・マクシアを回ろうと用意をしていた。

ちなみに場所はトリグラフのマンションフレールの3Fである。

 

最近は隣のルドガーさんがなにやら幼女を連れているせいかとてもうるさいのである。

まあいいや。リーゼ・マクシアにいったらそんなこともないだろうし。そんなことも思ってでたら隣の部屋も開き、

 

「ねえねえルドガー!今日はどうするの?」

 

「今日はジュードたちと一緒にクエストに行くんだよ、エル」

 

「あ、知らない人ー」

エルと言われてた幼女が指をさして話しかけてきた。初対面で指をさすのはどうかと。

 

「すいません。うちのエルが失礼なことを」

 

「いえいえ、大丈夫ですよ、そういえばルドガーさん、最近ユリウスさんは見ないけどどうかした?」

 

「いや、兄さんは仕事で……」

とても言いづらそうにしてる、聞くのはやめておこう。

 

「そういえばルドガーさんはこの子どうしたんですか。?」

 

「エルは迷子で……」

 

「エルはカナンの地に行かないといけないの、別に迷子ってわけではないし」

 

「それにしてもルドガーさん、こんな時間ですけどトリグラフのお仕事は?」

 

「実はクビになっちゃって、今はクランスピア社のエージェントとしてやってる。」

 

「よかったじゃないですか。ルドガーさん憧れのクランスピア社に入れて」

 

「ありがとう、カノンノ」

 

そういえばまだクルスニクの兄弟について説明してなかったのですることにする。

過去に私がトリグラフに転生した時に部屋からでたら目の前にルドガー(大学生)が体育座りをしていたからビックリして声をかけたの。

そしたらルドガーは部屋の鍵を忘れたと言ってたので、私の部屋を招待し、(その頃はまだニート生活じゃなかった)ユリウスさんが帰ってくるまで部屋に置いていた。そしたらルドガーは大学の課題をしていてたまたまわからないところを教えてユリウスさんが帰ってきてそこからクルスニク兄弟の関係ははじまった。

 

 

て〜てててて〜ててて〜てて〜て〜て♪

ピッ

 

「分史対策室です。分史世界を確認、直ちに破壊をおこなってください。侵入点はニ・アケリアです。」

 

「ルドガー!早く行かないと!」

 

「ああ!」

 

「ルドガーさん、私も同行してもよろしいですか?」

 

「カノンノ、これは危険な仕事なんだ、ついてこなくていい」

 

「それだったらエルだって危険じゃないですか、いざというとき、エルを守れなかったらどうするんですか!」

 

「ああ、わかった。できればエルを守ってくれ」

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「こちら分史対策室です。侵入を感知しました、次元の因子はニ・アケリア参道にいるはずです。」

 

「ルドガー、早く終わらせてジュード達に会いにいこ」

 

「ああ!」

 

「ルドガーさん、ここはどういった世界なんです?」

 

「カノンノはわかるのか?ここはさっき俺たちがいた世界じゃないって」

 

「ええ、感覚的に」

 

「なら説明する」

 

 

 

 

 

「……こんな感じだ」

 

「ルドガーさんはこういう仕事をしてたんですね」

 

「ルドガー、早くいこーよー」

 

「すぐいく!、ごめんな、こんなところに連れてきて」

 

「別に構いませんよ、早く行きましょ」

 

「ああ!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

「いたぞ」

 

「あれってミラとジュード?」

「知り合いですか?」

 

「ああ、でもなんか俺たちのミラとジュードとはは違う。」

 

「なんかミラ髪の毛も先っぽ緑だし、服も違う。それにジュードも髪も服も違う、なんでだろ?」

 

「もしかして過去とか未来の世界かもしれないです」

 

「ここは分史世界、そういったのもあるのか……」

 

「ねぇルドガー……」

 

 

 

 

 

「僕がもっと強かったら、皆は……」

 

「そう自分を責めるな、ジュード。こうなったのは私の責任だ」

 

「違うよミラ!僕がもっと強かったら、世精ノ途で皆が死ぬことなんて!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

「みんなが死んだ?」

 

「多分レイアやアルヴィン、ローエン、エリーゼが死んだ過去か」

 

「っ!誰だ」

やばい、見つかった!

 

「どうするの?ルドガー」

 

「エルはここにいろ、カノンノ、行くぞ」

 

「う、うん」

 

 

 

「お前達は何者だ」

 

「俺は、エレンピオスから来たルドガーだ。」

 

「なんでエレンピオスの人がここに……」

 

「四大?……そうか、構えろ、ジュード!奴らは敵だ!」

 

「わかった、ミラ」

 

「これは、ミラが時空の因子っ!」

 

「ルドガーさん、早く構えないと!」

 

「くっ!」

 

 

戦闘が始まりジュードがこっちにつっこんでくる。

 

 

「臥龍空破!」

下からの攻撃をルドガーとカノンノは二手に分かれて回避する。

 

 

「ルドガー!ジュードは任せた!」

 

「ああっ!」

 

こっちはミラを!

 

 

 

ミラが打ち出す剣撃を無理やり剣をねじ込み止める。

 

 

「なぜ私たちを狙う!!」

 

「違う!私たちはそんなことのために来たんじゃない!私たちはあなたの世界を壊しに来たの!」

 

 

「世界を壊す!?ならばなおさら貴様達を倒す!」

 

両者の剣技が放たれる

 

「「アサルトダンス!!」」

 

 

「これでは負けてしまう、やるぞ四大!」

 

何かくる!?

 

「始まりの力、手の内に! 我が導となり、こじ開けろ! スプリームエレメンツ!!」

 

秘奥義!?

 

秘奥義をまともに当たり私はルドガーのところまで吹っ飛ばされる。

 

 

「大丈夫か!?カノンノ!」

 

「な、なんとか、秘奥義を抑えないと」

 

「俺に任せてくれ」

ルドガーはそう言うと時計を前に出し叫ぶ。

 

「うぉぉぉぉぉ!!」

 

外殻だ、ルドガーはそのままミラに突撃した。

なら今はジュードを抑えないと、

 

「よそ見をしている余裕があるの!」

 

「おっと、危ない危ない、私も本気を出そうかな」

 

一気にジュードに近づき秘奥義をかます!

 

「限界を超える!剣よ吠えろ!雷迅双豹牙!」

 

「くぅ!?やれる、まだ落ちないよ!!」

 

向こうも秘奥義を放ってくる。

 

「殺劇! はあああぁぁぁッ! 舞荒けぇえええん!」

 

まともに殴られたカノンノはそのまま崖から落ちていく。

 

「ルドガーーーー!!」

 

「ふっ!てやっ!はっ!せいっ!うおりゃぁぁぁ!うおおおおおっ!マター・デストラクト!!」

 

 

「ミラ!?」

 

「ジュード……わたしは……」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

「カノンノ、大丈夫か?」

 

「大丈夫じゃないよ、死ぬかと思ったよ。」

 

「エル、ずっと見てた、カノンノとっても痛そうだった」

 

「おーいルドガー!」

 

「ジュード!?」

 

「大丈夫ってこの人は!?とても重症だよ!?」

 

「まあ、分史世界で」

 

「分史世界に行ってたの!?」

 

「そんなことよりまず私を治療して欲しいんだけど」

いいわすれてたけど死にかけてます。

 

「わかった!すぐに治療するから!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

「それでこんなことに」

 

「ああ、でもすまないなジュード、結局クエストに行けなくて」

 

「もういいよ、それは明日にでもしてもらうからさ」

 

「その時はカノンノも一緒だね、ルル」

 

「にゃーん」

 

「私も!?、せっかく部屋でずっと暮らしてるのに」

 

「だめだよ、そんな生活は体に悪いよ」

 

「仕方ない‥か」

 

「ルドガー、お昼作って!」

 

「ああ、トマトソースパスタでいいな?」

 

「だめですー、エルはトマトを絶対食べないからねー」

 

「あはは」

 

「それにしてもジュードって言ったっけ?」

 

「そうですけどなにか?」

 

「いや、一回見たことがあった気がするなーて思って、去年マンションの前で」

 

「カノンノ、気のせいじゃないか?あの時はまだマクスバードも作られてなかったんだぜ」

 

「そうだよねルドガー、気のせいか」

 

「さ、できたぞ、マーボーカレー、エルは甘口だな」

 

「べ、別に甘口じゃなくても食べれるし!まあ、仕方ないから食べてあげる」

 

「エルは面白いね」

 

「カノンノに面白いって言われた!」

 

 

 

 

 

 

 



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カイツールにて

ゆっくりカノンノです。
明日はエドナの覚醒のために張り切ってます。
セントビナーとフーブラス川は普通なのでカットしました

ごめんなさい


「証明書も旅券もなくしちゃったんですぅ。通してください、お願いしますぅ」

 体の動きに合わせて、ツインテールの髪が、背中に負ったぬいぐるみが揺れる。だが、兵士はそれにはまったく籠絡される様子はなく、首を振った。

 

「残念ですが、お通しできません」

 

「……ふみゅぅ〜」

 

 

 

 

 

「……なあ、あれアニスだよな?」

 

「うん、そうみたいだね……」

 がっくりと首を落として踵を返すアニス。が、まだこちらに気づかない。歩き出しながらちらりと後ろをもう一度振り返り、ちょっと涙目になったりしても、やはり通してくれる気がないとわかると、とろりんとした目がきっと吊りあがり、明らかに、ちっ、と舌を打った。

 

「……月夜ばかりと思うなよ」

 凄みのある低い声に、ルークはぽかんと口を開けた。なんだ、この豹変振りは。

 

「アニス♪ルークに聞こえちゃいますよ?」

 おかしそうにジェイドが言うと、アニスはぎょっとして顔を上げた。

 

 一瞬固まる。

 

だが次の瞬間にはアニスは、両拳を口に当てるようにして身をくねらせ、ととと、と内股で走ってきた

 

「きゃわーん♡アニスの王子様♪」

 

「ルーク様ぁ♡ご無事で何よりでした〜!もう心配してました〜!」

 

そこには先刻、一瞬垣間見えた、別人のようなアニスはどこにもいない。だか、どちらが本当の姿かというと

(あっちだよな)

そのくらいは、いくら世間知らずのルークでもわかった。

 

「女ってこえー」

背中で小さくガイが呟く。

 

「まあ、このオールドランドの半分くらいはこういう女性が多いらしいしね……」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

「ところで、大佐」

 

「どうやって検問所を越えますか?私もルークも旅券がありません」

 

ルークは旅券ってなんだ?と聞いてきたので国境を越えるには国が認めた身分証明書が必要なんだよ。それを券にしたのが旅券、とカノンノは答えた。

 

ジェイドがそうですね、と呟いた、その時。

 

 

「ここで死ぬ奴に、そんなもんいらねぇよ!」

ふっと影が落ちるのと同時に、そんな声が頭の上から降ってきて、ルークは咄嗟に、殆ど本能で横に飛んでいた。転がりながら見たものは、地面に突き刺さる剣と、黒づくめの、おそらく法服をつけた男。赤い色で模様が描かれ、その背中の赤いどこかで見た覚えのある、真っ赤な燃えるような長い髪が踊っている。

男は舌打ち、剣を引き抜いた。

その瞬間。

間に割って入った一つの大きな影があった!地面から抜くと同時に振り上げられた赤い髪の男の剣をその影の剣が受け止める。あれは。あの背中は!

 

「どういうつもりだ、アッシュ!私はお前にこんな命令を下した覚えはない!弾け!」

 

「ちっ!」

忌々しげに舌を打つと、男は身を翻してあっという間に消えた。すぐに警備の兵たちが追いかけたが、とても追いつけるとは思えない足の速さだった。響律符で身体能力を上げてるのは違いない。

 

「師匠!」

 

「ルーク。今の避け方は無様だったな」

剣を様に収め、ヴァンは微笑んだ。

 

「ちぇー。会っていきなりそれかよ」

 

「ヴァン!」

 

「ティア、武器を収めなさい。お前は誤解しているのだ」

 

「誤解……?」

 

「頭を冷やせ。そして、私の話を落ち着いて聞く気になったら宿まで来るがいい」

そう言うと、ヴァンは無防備にティアに背を向けて歩きだした。ナイフを投げたければ投げろ、その背中は言っていた。

 

「ティア、ここは、ヴァンの話を聞きましょう。分かり合えるチャンスを捨てて戦うことは愚かなことだと、僕は思いますよ」

 

「……イオン様の、お心のままに」

 

〜〜〜〜〜〜

 

場所は打って変わって国境前

 

 

「そういやルーク、日記はちゃんとつけてるか?」

 

 

「ちゃんとつけてるよ」

 

「ルーク様はどんなのをつけてるんですか?」

 

「そんなの教えるかよ!」

 

「案外ルークは剣術練習とか書いてそうだけどなぁセントビナーの時とか」

 

〜〜〜〜〜〜

 

「そんなこと言ってる間につきましたよ」

 

 

「ようやくキムラスカにかえってきたのか……」

 

「駄目駄目。家に帰るまでが遠足なんだぜ?」

 

「こんなやばい遠足、もう二度と勘弁って、感じだけどな」

 

ガイは笑顔のまま頷いて空を見上げ、ルークも同じように顔を上げた。

やはり、さっき見た空と変わらない。

変わるはずはないのだ

 

それでも、ルークはこの空が見覚えのある空だという、そんな気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

スキット 「ヴァン師匠」

 

 

 

ルーク「あーヴァン師匠にカッコ悪いところ見せちまったな」

 

カノンノ「大丈夫だよルーク、まだ見せ場があるよ」

 

ルーク「例えば?」

 

カノンノ「ほら、きっと移動中魔物が現れた時 とかセントビナーで練習した瞬迅剣を使えばヴァン師匠もきっと褒めてもらえるよ」

 

ルーク「なるほど、それ試してみようぜ、なら早くヴァン師匠のもとに行かないとな」

 

カノンノ「そうだね」

 

 

 

注これはヴァン師匠の宿に向かう前のスキットです。

 

 

 




実質17話でした〜

次回予告

カノンノ「よし、次の次回予告はね〜」

今回で原作一巻終了して次は2巻ですね。

カノンノ「そうそう、次から私の出番も増えたらいいなぁ」

でも作者の考えは途中アビスをカットします。だいたい2巻分くらい

カノンノ「えっじゃあどうするの?」

それはその時までのお楽しみということで


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カイツール軍港 〜アリエッタの服装ってなぜが露出度高い気がする

お久しぶりです。ゆっくりカノンノです。

なぜ遅れたかというと、フルブ、アスタリア、リアルの勉強、アビス2巻の紛失、いろいろあったんです。

許してください、番外編以外ならなんでもしません!

書き方がイマイチ難しいので他作品のオリジナルテイルズ小説(プラネタリアとか)とか見てたらするんですけど、この作品ってあんまりカノンノの描写がないのでどう書けばいいのかアドバイスお願いします。
次村陣八さんみたいな長い文章でもいいのでお願いします


「お、見えた見えた。……ったく、やっとかよ」

 

「こんなに遠いなら馬車を借りればよかったぜ。師匠もなー、遠いなら遠いって言ってくれればよかったのによ」

 

「このくらいの距離は、ヴァン謡将の足ならなんでもないだろ」

 

「俺は師匠みたいに鍛えてねーっての」

 

「そのくらいにしておきなさい、ルーク。ミュウは一番大変なのよ、文句も言わずに私たちの歩くペースに合わせてくれてるのよ」

 

「うっせーな、いいから早くいこーぜ。師匠がまってるんだからさ」

 

その時、巨大な影がよぎり一同は空を仰いだ。

 

「な、なんだぁ!?」

 

「あれって、根暗ッタのペットだよ!」

焦りを滲ませていったアニスの言葉に、ガイは首を傾げた。

 

「根暗ッタ?」

 

「もう!アリエッタ!六神将≪妖獣のアリエッタ≫だよ!今の魔物は、その根暗ッタの言うことを聞く連中なの!」

 

「わ、わかったから触るなあ〜!」

 

ガイはアニスから逃げるようにして下がった。十分に距離をとったところで、ようやく大きく息を吐く。

 

「港の方から飛んできたわね。行きましょう」

一連のやり取りを完全に無視して、ティアは一人歩き出した。

 

「あ、私も行く!」

カノンノもそれについていく。

 

「ほら、ガイ。喜んでないで行きますよ」

ジェイドがガイの肩を叩いて後を追う。アニス、そしてイオンも。その顔は厳しい。

 

「嫌がってるんだ〜〜〜〜〜〜!!!!」

そうガイは叫んだか、まともに聞いているものはいなかった。知ってますよ、とジェイドが呟くのはルークには聞こえたが。本当にこの軍人は性格が歪んでいる。

 

「ほら、ガイいくぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……う……」

港の入り口にかかるアーチをくぐったカノンノたちであったが、そこで足を止めた。

血の海。

あちこちに死体が転がっている。どの体にも刀創ではありえない形の傷が無数、残っている。確認するまでもない、アリエッタの操る魔物であるなら。

 

 

「師匠!」

ルークがさきにヴァンをみつけ走り出す。カノンノたちもそれについていくと

ヴァンが立っていた。巨大な、普通なら両手でしか扱えないような剣を片手で持ち、その切っ先を向けている相手はアリエッタ。

 

ガイは剣を抜き、アニスはイオンを庇うように立ったが、ルークは柄に手を掛けたものの、抜くことはできなかった。

 

「何があったの?」

そうティアが訊くと、ヴァンがちらりと目だけでティアを……年が十近く離れた妹を確認すると再び視線を前に戻した。

 

「アリエッタが魔物に船を襲わせていた。結果は見ての通りだ」

そしてそのままアリエッタに話しかける。

「アリエッタ!」

剣を突き詰めたまま、ヴァンが名を呼ぶとアリエッタは体を硬くした。

 

「誰の許しを得てこんなことをしている!」

 

「総長……ごめんなさい……」

 

「……アッシュに頼まれて」

 

「アッシュだと?」

剣先が、一瞬ぶれる。それを見逃さず、アリエッタは何かの合図を送ったのだろうと思う。一体どこに隠れていたのか

怪鳥、と呼ぶにふさわしい魔物が現れて、あっという間にアリエッタをさらい、上空へと舞い上がってしまった。

 

「船を修理できる整備士さんは、アリエッタが連れて行きます。……返して欲しければ、ルークとイオン様が、コーラル城へ来い……てず。来ないと……あの人たち……殺す……です。」

 

言い終わると何故かカノンノを方を向き、

 

「あなたも絶対来てくださいです……あなただけは絶対に……許さないですから」

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

なぜカノンノが許されないのか、問い詰めようとしたところ、叩きつけるような風に、腕で顔を庇った。そうして、それを下ろした時には、アリエッタを掴んだ魔物はいなくなっていた。

 

「ヴァン謡将、他に船は?」

 

「……すまん、全滅のようだ」

剣を収めながら、ヴァンはガイに向かって首を振った。

 

「応急処置でなんとかなる船は一隻だけあるが、それも、整備士が必要だ。だか、連れ去られた整備士意外となると……訓練船が戻るのを待つしかない」

 

「アリエッタが言っていたコーラル城というのは?」

ジェイドが眼鏡の端を押さえながら訊くと、ガイは剣を鞘に戻して振り返った。

 

「ファブレ公爵の別荘だよ。前の戦争で戦線がこの辺りに迫ってきたんで放棄されたんだ。七年前、誘拐されたルークが見つかった場所でもある」

 

「へ?そうなのか?」

 

「……もしそうなら、もしかしたら、行けば思い出すかな」

何気なくルークが言うと、ヴァンが首を振った。

 

「駄目だ。訓練船の帰港を待ちなさい。アリエッタはわたしが処理する」

 

そういうとヴァンは去っていった。

 

「まあ、とりあえずどうしよう?」

カノンノが口を開いて、これからのことを聞こうすると、

 

「お待ちください、導師イオン」

 

「導師様になんの用ですか?あなた誰です?」

 

「わ、わたしはここの整備士です。導師様!妖獣のアリエッタに攫われたのは我らの隊長なのです!お願いします!どうか導師様の力で隊長をお救いください!」

 

 

「隊長は、予言を忠実に守っている敬虔なローレライ教の信者です!今年の生誕予言でも、大厄は取り除かれると詠まれたそうです。ですから……」

 

「……わかりました」

 

 

「イオン様」

 

「ジェイド、預言は詠まれたのです。わかってください」

 

「私もイオン様の考えに賛同します」

 

「冷血女が珍しいこと言って……」

 

「大厄が取り除かれると預言を受けたものを見殺しにしては、預言は無視されたことになるわ。それではユリア様の教えに反してしまう」

 

 

そのあとガイもアニスもジェイドも行くことになる。

 

「ご主人様も行くですの?」

 

「……行きたくねー。師匠だって行かなくていいって言ってただろ?」

 

「隊長を見捨てないでください!」

必死、といった様子で、整備士の男も言った。

「隊長にはバチカルに残した家族も」

 

「わーかった!」

 

「わかったよ!いけばいいんだろ?あー、かったりぃ……」

素直じゃないねぇというガイの声がきこえたが、ルークは無視した。

 

 

「……それで、貴方はどうなんです?」

 

「え、あ、うん、ルークが行くなら行くよ」

 

突然話を振られたカノンノは驚きテンパってしまう。

 

「ルークが行くなら、行くっ、ですか、貴方には自分というものがないのですか?」

 

「ご、ごめんなさい」

 

「まあ、いいでしょう」

 

といってジェイドはさきに歩いて行った。



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コーラル城〜まだ、入ったばかり

お久しぶりです。ゆっくりカノンノです。
更新が遅れたのは今回のギルイベン(アスタリアでギルド一位を目指していたらこうなってました。
すいません
ベルセリア発売おめでとうございます!
私はお金がないので買いませんけども……



「ここがおれの発見された場所?ぼろぼろじゃん。なんか出そうだぜ」

コーラル城、城と呼ぶには小さな、どちらかというと『砦』という方が相応しい造りの建物を見上げて、ルークは呟いた。

外壁は蔦が這い、窓の多くは汚れて曇り、あるものは割れている。庭、と呼ぶには荒れ果てた感じの周囲には、無秩序に木々が生い茂っている。

「どうだ?」

とガイ。

「何か思い出さないか?誘拐された時のこととか」

 

「ルーク様は、昔の事何にも覚えてないんですよね?」

アニスの問いに、ルークは首を捻った。

「うーん……七年前にバチカルの屋敷に帰った辺りからしか記憶がねーんだよな」

「ルーク様、お可哀相!私、記憶を取り戻すお手伝いをしますね!」

言うなり、腕に絡みついてくる。ガイは、素早く距離をとったが、ルークは好きなようにさせていた。

 

「……おかしいわね。長く誰もが住んでないはずなのに、人の手が入っているみたいだわ」

ティアの呟きに、これでか?とルークは訊きかえした。

「ええ。一見無人のまま放置されているように見えるけど、この庭、道が出来ているわ」

 

「魔物、いるですの……気配がするですの」

消え入りそうな、怯えた声でミュウが呟く。お前だって魔物だろーが、とルークは言いかけたがやめておいた。ティアと言い争いになって、化け物どもを呼び寄せる必要はない。

 

「道ねぇ……」

 

ルークにはわからなかった。確かに、荒れてはいるが真っ直ぐに、城の戸口に向かうように地面は踏み固められているようには見えるが。

 

「もしかして、魔物がつけたんじゃねぇーの」

 

「この辺の魔物は扉を開けたりしないわ」

言って歩き出す。

 

「もしかしたら六神将が住み着いてるかも、だって、アリエッタがここを指定したぐらいだし」

とカノンノはそう呟いたが、ジェイドがそれはありえませんと呟き、

 

「そもそも、六神将が住み着いていると言っても、アリエッタには空飛ぶ魔物がいるでしょう。それにこの形跡は最近のものではありません」

 

「まあ、何はともあれ整備隊長さんとやらは、中かな。行ってみようぜ」

 

ガイは話を終わらすように言って、ルークの肩を叩いた。カノンノたちもティアを追うように城へと向かう。ルークはけっと呟いてあとに続いた。

 

 

崩れた門をぬけ、割れた敷石の上を歩き、錆びた扉を押し開けると、微かに黴臭かった。窓からぼんやりと光が入るのみで辺りは暗く、しんと静かで、空気は冷え切っている。広間に敷かれた赤絨毯を踏むと埃が立って、くしゃみが出そうになった。

 

ジェイドがさて、と呟くと、ガイの方に振り向いた。

 

「中がどうなっているか、知ってますか?」

 

「いや、おれも初めてなんでね」

 

「おや、そうでしたか。調べたいことがあるというからてっきり詳しいものだと」

 

「詳しくないから調べるんだろ?」

 

「そういう言い方もありますね」

何か含むような笑みを浮かべて、ジェイドは辺りを見回した。

 

「とりあえず、手当たり次第に調べるしかないでしょうね」

 

「めんどくせーなあ……」

ルークが呟くと、

 

「我慢ですの、ご主人様!」

足元でミュウがズボンの裾を引いて、そんなムカつくことを言った。

蹴り飛ばそうと足を上げたルークだったが、ティアに睨やれていることに気づいてやめた。悪いのは絶対に余計なことを言ったブタザルに違いなかったがティアにはそんな理屈はつうじないので、我慢した。

 

「どうする?手分けするか?」

ガイの提案に、ジェイドはいえ、と言った。

 

「敵は妖獣のアリエッタ、六神将です。それは得策ではないでしょうここは、時間がかかっても、全員で動くべきでしょう」

 

「仕方ないよねぇ」

とカノンノが声をあげると、

 

「しょうがないですよねぇ」

とアニスも頷く。

 

 

「大体のあたりもつかないのか、ガイ?」

 

「そうだな……」

 

「たしか、このコーラル城は、左右に二つの塔を持つ構造になっているのは、外から見ればまあわかるよな」

 

「地下はどうなっています?」

とジェイド。

 

「この規模なら地下には食糧の貯蔵庫などがありそうですが」

 

「ああ、あると思う」

 

「なら、決まりですね」

そう言って、ジェイドは真っ直ぐに正面の扉に向かった。知らなはずなのに、迷いがない。

 

 

ふと、ジェイドに続いて歩いていると何やら階段の近くに何かあるのを発見した。

何かでかくて下に椅子みたいなのがあり、上にでかい何かが乗っかっている状態をみた。

 

「けっ、気味が悪い石像だぜっ」

 

ルークはそれを近くで見て、そのまま離れていこうとすると、その石像は動き出した。

 

「ルーク!」

 

即座にガイが反応し、その石像に剣を差し込もうとする。

しかし、石像なので、硬くて刺さらずガイはそのままルークを連れて下がった。

 

すかさずみんなが集まり戦闘体制に入る。

 

「どうしますか?大佐」

 

「この石像は剣が入らないようですねぇ、だとしたら譜術が有効でしょうね」

 

「は〜い大佐〜!私もお手伝いします」

 

「私も!」

とカノンノが言うので、では、頼みますよとジェイドが言い3人は詠唱体制に入りそれぞれの大技を使った。

 

 

 

 

「狂乱せし地霊の宴よ!ロックブレイク!」

 

 

「歪められし扉、今開かれん、ネガティブゲイト! 」

 

二人の譜術が当たり、怯んだところをカノンノの大技が発生する。

 

 

「戯れもここまでだ!天上天下万里一空!」

 

 

「デモンズランス!!!」

 

デモンズランスをくらったことにより石像は跡形も残さず消えていった。

 

「さ、先に行こう!」

とカノンノは言い、真ん中の部屋に歩いて行った。

 

 

 

 

 

「あれは、規格外な強さですね」

 

「つぅか、なんだよ、戯れって、しかも、天上天下万里一空ってなんだよ」

 

 

 

「天上天下万里一空ってのはな、まず天上天下は天上の世界と地上の世界。天地の間。宇宙の間とも言われているらしい。で、万里一空というのは目的、目標、やるべきことを見失わずに励む、頑張り続けることらしいぜ」

 

 

「ふーん」

 

「おいおい、説明てやってんのになんだよその反応は」

 

「まあ、ガイの説明タイムも終わったことですし、早く行きましょう」

 

 

 

 



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ルーク、攫われる

ドーモお久しぶりです。ゆっくりカノンノです。

久しぶりですね、最近忙しいことばっかりだったので鬱になってます。

あのですね、主人公の出番が少ないと思い新しい場面を入れると考えたのですが、やはりそれでも少ないと思い、次の回からカノンノの一人称視点で描いてみようと思います。
その次の回の一人称視点か好評だったら続けます


「こ、これは……!」

 

しばらく歩いたあと先の扉に最初に足を踏み入れたジェイドが驚いたような声をあげ、あとに続いて私たちも、眼下の景色に、同様に息を呑んだ。

 

扉の向こうに広がっていたのは、広大な地下空間だった。

 

私達は階段を降りると、その機械の周囲に立って見回した。

 

「なんだぁ!?なんでこんな機会が家の別荘にあるんだ?」

 

 

「大佐、これがなんだかわかるんですかぁ?」

 

「いえ……確信が持てないと……いや、確信できたとしても……」

 

ジェイドはそうつぶやいてルークを見た。

 

「な、なんだよ……俺に関係があるのか?」

 

「……まだ、結論は出せません。もう少し考えさせてください」

 

そういうとジェイドはまた、機会を見上げた。

「珍しいな。あんたがうろたえるなんて」

 

「俺も気になってるんだ。もしあんたが気にしてることが、ルークの誘拐と関係があるならば」

 

 

「きゃーーっ!」

 

突然アニスからの悲鳴が上がってガイの言葉を塗りつぶした。残響し、木霊して、波にのみ込まれていく。そのまにまに、

 

「ご主人さまぁ!鼠が!鼠がいたですの〜!怖いですの〜!」

 

 

そんなミュウの声を聞いたので、ついルークの方を見たがルークはガイを見ていた、背中に、小さな影が張り付いている。ツインテールの、それはアニス。

だが、

 

 

「ーうわああっ!や、やめろおっ!」

 

ガイは突如、彼女に負けぬほどの大声をあげると、全く手加減のない力で背中にしがみついていた少女を引き剥がし、突き飛ばした。

 

アニスは尻餅をついたが、それは彼女であったからその程度で済んだのだということはルークにもわかっていたようだ。

 

受け身を取れない人間ならば骨の二.三本は折っていた、そんな勢いの突きとばし方だった。

「な、何……?」

アニスは、何が起こったかのか、わからない、といった様子で目を瞬いた。咄嗟の受け身は体が覚えていたのであろう。

 

ガイは自分が何をしたのかに気づくと、微かに青ざめ、

 

「……あ……お、俺……」

 

「……すまない。体が勝手に反応して……悪かったな、アニス」

 

「う、うん」

 

「ガイ、貴方の女性嫌いというのは、いったい何が原因なのですか?今の驚き方は尋常じゃないですよ?」

 

「悪い……わからないんだ」

 

 

「ガキの頃はこうじゃなかったし…ただ、すっぽり抜けてる記憶があるから、もしかしたらそれが原因なのかもしれない」

 

「お前も記憶障害だったのか?」

ルークが聞くと、いや、とガイが答え、

 

「違う、と思う。一瞬だけなんだ、抜けてんのは」

 

「どうして、一瞬だけとわかるの?」

 

つい気になってしまったカノンノが聞くと、ガイはこちらを振り返り、肩を竦めた。

 

「わかるさ。抜けてんのは…俺の家族が死んだ時の記憶だけだからな」

 

ガイは、ま、といい、

 

「俺の話はもういいよ。それよりあんたの話を」

 

「貴方が自分の過去について語りたがらないように、私にも語りたくないことはあるんですよ。色々と、ね」

 

「それより、見ての通りここにはアリエッタも整備隊長もいません。先へ進みましょう」

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いていると、ルークがいきなり立ち止まったので、私はルークにぶつかり鼻を打ってしまった。

 

「うわ!押すな、馬鹿!」

 

言いながら振り返ってきたので、謝っておく。

 

「ご、ごめんなさい」

ついしゅんとなるとティアがルークを睨み、

 

「あなたが急に立ち止まるのが悪いんでしょう?走り出したかと思うと、急に止まったり。真面目にする気があるの?」

 

 

「そんなの、あるに決まってるだろ!」

 

「だったら、しっかりと行動でー」

 

突如嘲笑うかの声が響いて振り向いた私達は通路の先の階段を登ったあたりにこっちを見下ろしている魔物を見た。

 

ライガだ!

 

「待て!」

 

「ルーク様!追っかけましょう!」

 

ルークはアニスに袖を引かれながら走り出した。

 

 

「ミュウも行くですの!」

 

「あ、待ってください!アリエッタに乱暴なことはしないでください!」

 

 

あ、ちょっと!とカノンノはいいながらルーク達の跡を追った。

 

走り出しながら、カノンノはルークは早すぎると思った。いくら、軟禁して育ったといってもこの早さはおかしい、男だから?と思いつつ全力疾走する。

 

イオンと追いついたのでイオンと一緒のペースで走ってると、うわっ、と声が聞こえたのでさらにペースをあげ屋上にでる。すぐに後ろからジェイド、ガイ、ティアも出て来る。

 

 

「ハーッハッハッハッハッハッハッ!」

 

 

「ルーク!」

ガイが駆け寄ろうとしたが何故か最初からいたディストが、あっという間に城の中に飛び込んで、見えなくなってしまった。

 

 

「大変ですの!」

とミュウの声に振り返るとアリエッタが塔から飛び降りる所だったので急いで後を追う。

屋根を伝って行ったのでカノンノも伝っていこうとした。

しかし、最初の時点で届かず、そのまま落ちていった。

 

 

「カノンノーー!」

 

 

「あ、やべ、死んだかも」

 



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今回は、一気に飛ぶよ、ケセドニア

ゆっくりカノンノです。選抜ガチャのゼロスが欲しいとアスタリアで10連引いて爆死しました。
今回は一人称視点頑張ってみました!
できれば感想お願いします


う、うーん。あれ、ここはどこだろう?と思いつつ起き上がろうとしたけど、起き上がれなかった。

なんでだろうと思いつつ自分の体を見てみると、足が曲がらない方向に曲がっていた。

初めて見る事態に何故か驚くほど冷静だった。取り敢えず急いで治して、ルーク達を助けないと!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「ふぅ、取り敢えずこれでよしっと」

 

足の関節?を元に戻し、キュアを掛け立ち上がる。とてつもない痛さだったが、ルーク達を助けないといけないので、我慢した。

 

幸いにも落ちた場所はコーラル城の2階だ、急いで地下に戻ろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急いで入りながら邪魔な魔物を切り捨て、例の機械の所に着くと、破壊されてる跡があった。ということは誰かが破壊したのであろう、カノンノは思い、なら先のジェイド達が危ないと思いまた走り出した。

 

 

 

 

天井付近まで戻ってくると、上での話し声が聞こえたのでそのまま警戒するように屋上にでる。

 

「……連れて帰ります。イオン様はどうなされますか?私としてはご同行願いたいが」

 

 

「このコーラル城に興味がある人もいますけど」

 

「俺も馬車がいい」

 

「という人もいますから一緒に帰ります。

 

そこで私に気づいたのであろう、ルークは私の方を向き幽霊でも見たかのような顔にして、

 

「か、カノンノ…なのか」

と呟いたので、無言でルークの所まで行きチョップをかます。余程痛かったのか、ルークは涙目になりながら

 

「痛いじゃねぇか! いや、幽霊なのかな?だってカノンノはスカイダイビングしたいと言ってここから飛び降りたってジェイドが言ってたし」

なんて失礼な、とジェイドの方を睨むとジェイドは涼しい顔でおや、と呟き

 

「てっきりここから飛び降りたいと思ったので飛び降りたのかと思いました。まあ、あれくらいではあなたは死ぬはずがないと思ってましたから」

 

「それは、信頼しての台詞と解釈していいのかな…」

 

「おや、信頼しているとは限りませんよ」

なんていううざいジェイド、陰険腹黒眼鏡野郎。

 

「いえ、私は別に腹黒ではありませんよ、それにしてもそんなことを思う口はこの口でしょうかねぇ」

 

何故、考えをよめたし、てか口を引っ張るのはやめてくれませんかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

あれから、みんなに心配されながら帰り、船に乗りケセドニアに向かっている途中であった。

 

みんな、それぞれの場所に行き、自由に過ごしていた。私は甲板で海を見ていた。前世では船に乗ったことは小学生以来一度もなかったなぁと思い出す。

 

前世は結局大学に行く前に神様に呼ばれたし、勉強嫌いだし、結果的にはよかったのかな?

 

「なあ」

 

「と、ルーク?どうしたの」

 

危ない危ない、いきなり話しかけるなんてびっくりするじゃないか。

 

「俺、さ初めて外であった人がお前でよかった気がする。だって外に出て頼れる人もいない、ずっと軟禁されてたから常識もしらない、そんな人間がいたら悪い奴だと騙そうとするだろ、だから優しい買い物の仕方とか教えてくれたお前に感謝してる。 その、……ありがとう」

 

「うん、ありがとう」

 

「あ、そのお前は先に部屋に戻ってろよ、風邪ひいちゃ困るからな」

 

おお、ルークは優しいね」

 

「じょ、冗談じゃねぇよ!俺は今からヴァン師匠と話があるから邪魔なだけだよ!」

 

「わかったわかった、じゃあルーク、早く寝たほうがいいよ」

 

「余計なお世話だっつーの!」

 

 

可愛いルークだなぁ。

あれ?本当に前世男だった人間か?もう男の面影がなく完璧な女になってる気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、やっとついたかぁ」

 

そんな声を出したのはルーク。

 

「私はここで失礼する。アリエッタをダアトの監査官に引き渡さねばならぬのでな」

 

ヴァン師匠がアリエッタを抱いて監査官まで引き渡す。完璧な幼女誘拐犯にみえる。

 

 

 

「あ、カノンノちゃん久しぶり」

 

へ?と思い意識戻し目の前の人物を見るとあ、と思い出し

 

「レストランのオーナーさん! どうしたんですか?」

 

「実は人手が今足りなくて、帰ってきたところ悪いけど手伝ってくれない?だいたい夜の10時くらいまで」

 

「まあ、いいですけど」

 

 

「お願い、早く来てね!」

 

といいオーナーはそのまま店に入った。一緒に来いとかいうんじゃないのかい!

 

「ジェイド、次の出航は」

 

「今日の3時頃くらいですね」

 

「悪いけど私はここで……」

 

「お、おう、またな」

 

明らかにルークが残念そうな顔してる、しょうがない元気を出さしてあげるか!

 

「ルーク、私がいなくて寂しいの?」

 

「べ、べつに寂しくねぇし!やっとうざい奴から離れれると思ったからだよ、早く行けよ!」

 

「はいはい、じゃあみんなまたどこかで」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

あれから、私はレストランでバイトした後いつもの宿屋に戻り就寝した、ハズだったんだけど。

 

何処だここ?あたり真っ白な空間でまるで、転生する時の最初の場所のような……

 

 

「久しぶりだね!カノンノ・スノーヴェル」

 

「な、あんたはあの時の!」

 

「そうそう、私はあの時の神様だよ」

あの時の神か、だったらなぜここに呼んだ?

 

 

「それはね、本日、君にさらにチート能力をあげようとおもってね」

 

さらっと心を読みやがった。しかも、チート能力?これ以上何を?

 

「それはね、今のままじゃあ君、ミラ・マクスウェルの術使えないでしょ、だから四大精霊を授けようと思ってね」

 

は、四大精霊?

 

「そう、これは決定事項だからね、君は今日から精霊だ!しかもマクスウェル!これ程にないチート能力だろ?」

 

えー、他にないんですか?

 

「なに、そんなにテイルズ世界に欲しいの?ウルトラマンとか仮面ライダーとかガンダムとか 」

 

 

なにそれ、全部チートだけども、あれ?fateの奴とか入ってなくない?

 

「それはね、みーんな、べつの神様が年に一度の会議で持って行くんだよ、俺の転生させた人間が一番強いとか、近々君にも出てもらうよ、神様一番選手権*

 

勝てる気がしないんですけど

 

「安心して、いまからみっちりチートにしてあげるから、取り敢えずマクスウェルとしての体が慣れるまで別世界に行ってもらうよ」

 

ちなみに拒否権は?

 

「ありません、では10万ドルポンっと」

 

えーやっぱり落とし穴系統なんですね

 

「あ、あと君の体が馴染むまで前世の口調とか普通より少し下のコミュニケーション能力とか発生するけど気おつけてねぇー」

 

え?

 

 

 

 

 



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ル〜ミ〜ナ〜シ〜ア

ゆっくりカノンノです。
今回の話からマイソロ3です。
リックは剣士です。レディアント装備です。

これから毎週土曜更新になります


さて、前回は神に落とされました。

 

 

 

 

 

 

 

ここは?そう、確か神に落とされて、どうなったんだっけ?

 

どうやらここは宿屋みたいだ。隣に神様らしき手紙があったので見てみることにする。

 

 

 

「はーい、神様ですよー。今回は突然落としてごめんね。なので、今回はお詫びの品に神様特性スマホを与えます。これは、充電不要、電波常にマックスだから安心して使っていいよ!あと、君の体はマクスウェルの体になってるから。君がアビスの世界に戻ってくるタイミングはそのスマホで知らせるからね。」

 

 

 

なんじゃこりゃ。確かにスマホはありがたいとして、普通の神ならもっと、文が書いてあるはずなのに書いてない。ま、いっか、とりあえず情報収集しにいこ。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

えー、情報収集した結果、以下の事が分かった。

 

・ここはルミナシアである

 

・しかも本編終了後である

 

・すでにカノンノ三姉妹が揃い済み

 

 

 

うーんそういうことか。カノンノ三姉妹が揃ってるということはディセンダーもいるんだろうなー。とりあえずパスカみたいに闘技場で荒らしてアドリビトムくるのを待ちますか。

 

 

 

 

 

 

 

あれから数日経ちました。闘技場に来た時はパスカに間違われたことがあったけど武器とかの違いで別人だと気づいてもらえたみたい。今じゃあ噂が出るほどに強くなったからね、賞金もガッポガポだし。これでくるかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

sideディセンダー

 

俺の名前はリック、ディセンダーだ。交通事故でしんだら神様に呼ばれ、ルミナシアで世界を救ってこいといわれたので救ったんだけど、最初はとてもびっくりしたぜ。なんせ本物のカノンノと出会って喋れるんだもんな。今更だけど俺はテイルズ好きだ。カノンノ三姉妹も揃いストーリーも終わらせ日々を楽しんでいたらイレギュラーな展開が起きたのである。

イレギュラーは他にもあったけど

 

 

in食堂

 

「リック、おはよう!」

おお、カノンノか、ちなみに俺はパスカの世界のカノンノはパスカ、グラニデの世界のカノンノはイアハート、そしてルミナシアのカノンノはカノンノという呼び方にしている。

 

「ああ、おはようみんな、カノンノ」

 

いつもと同じように朝飯を食べていたら突然焦ったような顔してロイドが走ってきた。

 

「みんな、大変なんだ!」

 

「ロイド、また寝坊かしら、それはお仕置きが必要なようね。」

 

「違うんだ先生、それより変態なんだ!」

 

「変態?変態はゼロスとロニとスパーダとレイヴンのことだろう」

 

「違うんだリック!大変なんだ!今闘技場で噂されているのを聞いたんだけどピンクの髪でカノンノ・スノーヴェルていう名前のやつがパスカの代わりのチャンピオンやってるらしいんだ!」

 

闘技場イベントか?それにしてもそれはパスカだけだし、ピンク髪でカノンノ・スノーヴェルか、もしかしてイレギュラーか?でも名前的には第四のカノンノかもしれない。

 

「分かった。あとで行こう」

 

「本当か?オッケー助かるよリック!」

 

「さてロイド、朝食をたべたら説教よ!」

 

「違うんだよ、先生……」

 

お疲れ様、ロイド。

 

朝食を食べた後は闘技場に行く用意をしていたら、珍しい人物が現れた。

 

「すまない、リック。私も闘技場に連れて行ってくれないか?」

 

「構わないぜ、ミラ」

 

そう、イレギュラー第一号はエクシリア2のメンバーが入ってきたことである。

エクシリア2のメンバーであるジュードが言うには

 

・分史世界に行こうとしたところ繋がったのはルミナシア

ということだった。来たメンバーはエクシリアフルパーティーとエルルルだった。

他にもスレイだとか来ていたけど全く知らない。

 

 

「すまない、実は数日前妙な気配がしてな。」

 

「妙な気配?」

 

「ああ、私以外の四大がいるのだ。」

 

「四大が?もしかして、そのカノンノも別世界から現れた?」

 

「かもしれない。なので確認する必要がある、マクスウェルとして」

 

「わかったよ。誰を連れて行こうか?」

 

「今日はルドガーが空いているので連れて行って欲しい。エルも一緒にな」

 

「わかった。あとは蘇生役として……シェリアを連れて行こう。聞いてみるよ」

 

「助かるよ、リック」

 

 

 

 

ホールにはシェリアたちもいたので聞いてみる。

 

 

「シェリア、一緒に闘技場の噂を見に行かないか?」

 

「ごめんなさい、リック。私はこれから洗濯物とかあるから」

 

「俺が代わりに行こうか?リック」

 

「アスベル……分かった。一緒にいこう」

本当は回復役欲しいけどいざという時はライフボトル使えばいいか。

 

 

 

 

 

in闘技場

 

 

 

闘技場きたまではいいけど噂のカノンノに会えるのかな?

「リック、先に受付済ましておいたぞ」

 

「助かるよ、ルドガー」

ちなみにしゃべるルドガーです。

 

「ルドガーすごかったね。あそこチャンピオンに挑むだけで2時間待ちだもんね」

 

「に、2時間!?」

 

「どうした、リック。たかが2時間じゃないか」

 

「まあ、そうだけど」

2時間とか、パスカのときでもなかったぞ。

 

「その間の待ち時間君たちはどうする?」

 

「俺は、エルがいろんなもの見たいみたいだから見て回るよ」

 

「ほんと!じゃあ一番に行くー!」

 

「あ、まてエル!」

 

 

「リック、君は?」

 

「うーん。俺もルドガーたちと行こうかな」

そのとき、うしろから声が聞こえたので何かと思い振り返ると

 

「ちょっと待ってよリック!何で私達も誘ってくれないの!」

 

忘れてた。

 

「ごめんごめん、今からここの店とか見まわるからついてくる?」

 

「しょうがないなぁ、ついて行ってあげるよ、パスカとイアハートも一緒にね!」

 

仕方ないな、と思うと同時に大変な声をしたルドガーが戻ってきて

 

「エルがいない!」

 

「な、なんだと!?」

 



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エルを助けたらディセンダーに会っちまった。( ;´Д`)

ゆっくりカノンノです。
今、友達とブレイブルークロノファンタズマにはまってます。
なので忙しいです。
学校も始まったし夏バテを早めに治したらいいなと思ってます。

明日投稿予定の奴を今日あげたから明日はあげませんよ。


御機嫌よう、皆の衆!

カノンノ・スノーヴェルだ。今は2時間休憩の時間です。今はちょうど昼食の時間であり、あと2時間したら今日予定に入ってるチームアドリビトムとの決闘だ。だから今の間に昼食を食べようとしたんだけど……。

 

 

「ルドガーー!みんなー!どこ〜!」

 

なんかエルがいました。あれ?ルミナシアだよね?なんでエクシリア2のキャラも混じってんだろ。見逃せないし話し掛けよう。

 

「ねぇ、そこのあなた、どうしたの?迷子?」

 

そこで私の方に気づいたのか涙目でこちらに向き、

 

「え、エルは迷子じゃないし!ルドガーが勝手に離れただけだもん!」

 

これは迷子ですね!

 

「そうなんだ。じゃあ、一緒にそのルドガーって人見つけよう?」

 

その言葉にエルは顔を輝かせたが、すぐに警戒の色を示し、

 

「エルは、知らない人について行っちゃダメだから、ついていきませんー!」

なるほど。そうきたか、ならば自分の名前知らせたら信用してくれるかな?

 

「私は闘技場の現チャンピオンのカノンノ・スノーヴェルだよ」

 

 

「ほんと!?現チャンピオンなら信用できるね!、でも、カノンノだなんて名前一緒なんだね!」

 

「でも、カノンノは一緒だからヴェルって呼ぶね!」

 

これでしちゃうのか、普通だったらまだ、警戒しそうなのに完全に信用しちゃってる。てか、名前一緒だからヴェルって、しかもヴェルって、エクシリア2に出てきた人だし。そのとき、どこからかお腹のくぅ〜となる音が聞こえた。

 

「エルはルドガーを探す前に昼食を要求します!」

 

あはは〜。

 

 

 

結局近くのレストランで昼食を食べ、今はルドガーを探すはずなのにエルがゲームしたい、と言い出したのでゲーセンにいる。

 

 

「見てみて!ヴェル、これすごいよ!」

 

これは某ガ○ダムマキオンじゃないか!あんなとこにも頭文字○が!?

 

「ねぇ、ヴェル聞いてる?」

 

「へ?……あ、ごめんごめん聞いてなかったよ」

 

「ひどいーこれだよこれ!サンオイルスターの人形!これとって!」

 

「サンオイルスターていってもどれを取ればいいの?」

 

「全種類!」

 

へ…………。

 

 

あれから数十分、結果5万ガルド消費し全部取れました。

 

「あれがと!ヴェル」

 

「どういたしまして」

 

 

 

「‥‥‥‥‥‥…‥-い!エル〜!」

 

「あ、あれはルドガー!」

おお、来たのか、と思ったがあれ誰だ?アスベルとミラとルドガーと……ディセンダー?

 

 

 

sideリック

 

 

「エル〜!」

 

見つけたのか!?エルを!?

ルドガーがまっすぐ走って行ったのはゲーセン。なぜ闘技場にあるんだ。

 

「俺たちも急ごう」

 

その言葉通りに急いだらエルとカノンノに似た少女がいた。

 

 

「あれって私?」

そう聞いてきたのはカノンノ・グラスバレー。確かにカノンノに似ている、ただ、あれは幻の冬カノンノだったはず。何故ルミナシアに?

 

「あれが、闘技場の現チャンピオンか」

 

俺たちも話に参加しよう。

 

 

 

sideカノンノ・スノーヴェル

 

 

 

ルドガーが来たので訳を話していたら後ろからいつの間にかいたグラスバレーと一緒にいたディセンダーが話しかけてきた。

 

 

「すまない、君が現チャンピオンのカノンノ・スノーヴェルか?」

 

「うん。そうだけど?」

 

「仲間のエルを助けてくれてありがとう。俺はリック。チームアドリビトムのリーダーだ。今回の挑戦者だ。よろしく」

 

ディセンダーの名前はリックか。

 

「ううん。全然大丈夫だよ。君たちか今回の挑戦者か、一筋縄ではいかなさそうだね」

 

「必ず君を負かしてやるよ」

 

ディセンダーよ、強気に出たな

 

 

「楽しみにしておくよ。悪いけどもう、ウォーミングアップしなきゃならない時間だから残念だけどここで」

そのまま帰ろうとしたところ、エルがこっちに来て、

 

 

「ヴェル!あれがと、これ一生大事にするね!」

 

 

「大事にしてね、約束だよ!」

 

そういって、私は闘技場に向かっていく。

 

 

 

 

 

sideリック

 

カノンノ・スノーヴェルがいき俺たちはまだ時間があるので回復アイテムなど買いに行くか話をしていたら、ミラから話しかけてきた。

 

 

「すまない、リック。ひとつ気になることがあってな」

 

「なんだ、ミラ?」

 

「バンエルティア号にいたとき、聞いていただろう。私が使役している以外の四大がいると」

 

「ああ、そういえばそんなこと言ってたな」

 

「もしかしたら四大を使役しているのはカノンノ・スノーヴェルかもしれん、戦いが始まったら注意するべきだ」

 

「なるほど、わかった」

 

四大も使役して、なおかつ冬カノンノ、なんか怪しいな。まさか、転生者じゃないだろうな・

 

 

 

 



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カノンノと神様からの不思議な贈り物

はーいどうもゆっくりカノンノでーす。先ほど神依ガチャ爆死しました。


毎週土曜とか言いつつ毎週金曜になってしまいました。
まあ、バイト始まったら土曜になりますけどね!


次回からチームアドリビトムとの決闘なので楽しみに

(全然展開進まなくてごめんなさい、あと一週間待ってください)
活動報告更新してますので見てね


sideカノンノ

あれから闘技場に戻った私はウォーミングアップと称してずっと考え事をしていた。それは原作のマイソロ3との相違点である。今の所わかるのは、

 

 

・マイソロ3でもなぜかエクシリアも組み込まれてる

これしかわからない。

そして、あのリックていうやつ……もしかしたらディセンダーで転生者かもしれない、注意しとかないと。

 

 

「もうすぐ出番なんでチャンピオンは準備しといてください」

 

「あ、はい。了解です」

さーてどのように立ち回ろっかな〜。

「カノンノよ」

 

あ、神様のスマホでもいじろうかな。

 

「カノンノさん、聞いてください」

 

「て、神様!?」

 

「実はお渡ししたいものが……」

 

 

 

 

sideリック

 

「では、作戦を立てるぞ」

ミラが控え室の前で唐突に切り出した。

 

「ああ、敵との戦闘で1番に重要なのは作戦だからな。まずは敵のことをよく知らないと」

とアスベル。

 

「そのことなんだか。四大を使わせて調べたところ、カノンノ・スノーヴェルの武器は三種類の武器を使うそうだ。武器は剣、双銃、そしてハンマー出そうだ。まるでルドガーみたいだな」

 

まじかよ。カノンノって名前だから大剣かと思いきやルドガーと戦闘スタイルが一緒とは。ますます転生者の可能性が出てきたな。

 

 

「俺と一緒の戦闘スタイルだったら、俺の弱点をそのまま使えば……」

 

「いや、ダメだ。ルドガーは武器を複数つかい近中遠全ての攻撃が可能だ。だから、彼女にもその弱点があるとは思えない」

 

「アスベル……」

 

作戦思いつかねぇな……。仕方ない。

 

「なあ、だったらもう当たって砕けろでいいんじゃないか?ファラだって、とりあえずなんとかするって言いそうだし」

 

「確かに……その手で行くしかあるまい」

 

「いざとなったら俺がなんとかする」

 

 

「ああ、頼むぞ、リック」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

sideカノンノ

 

 

「さあさあ、やってまいりました!今日も始まるチャンピオン戦です!本日の挑戦者は〜〜〜〜〜〜なんと!チームアドリビトム!!!」

 

ワァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

 

流石に世界を救った事もあり今までとは違う声援だな。しかし神様は何を考えてるんだ?

 

 

「実はお渡ししたいものがあります」

 

「なに?そんな改まって、しかも気味がわるい」

 

「じゃあ、もとに戻して、君に渡したいものがある」

 

「渡したいものって?」

 

「実はね、君がずっとつかってるその三種類の武器だけどね、そろそろ壊れると思うんだ」

 

「壊れる?神様製なのに?」

 

「君、一回も手入れしたことないでしょ、しかも僕が渡したの別にエクシリア2の世界から持ってきただけだし」

 

「まじすか!?じゃあ、この戦いで壊れるってこと?」

 

「そうなるね」

 

「じゃあ武器が壊れちゃったら勝てないんじゃあ」

 

「そのために!今回は武器を用意させていただきました!」

 

「おお!!いったいどんな武器くれるの?」

 

「それは……こちらです!」

 

 

 

 

 

 

 

なんかの剣が二本あるんだけど……

 

「なにこれ?」

 

「失礼な!!この武器はユナイティウォークスとディバイネーションだよ!!」

 

「なにそれ?」

 

「この武器はソードアートオンラインていうゲーム、アニメ、小説に出てくる剣だよ」

 

「それで、これを貰えると」

 

「しかも!なんとソードスキル全部付き!!!これは貰うしかない!!」

 

「はぁ、じゃあ貰いますけど」

 

「あ、ディセンダーのリック君は転生者だよ」

 

「そうなんですかてかなんでそのことを」

 

「もうすぐ神様世界選手権が開催されるから情報交換でね」

 

「あ、もうすぐ始まるから帰ってください!」

 

 

「ちゃんと観客席で見てるからね」

 

 

 

 

 

とか言ってたけど……

 

 

 

「そして!次に出てくるのはチャンピオンのカノンノ・スノーヴェルでーす!!!!!!!」

 

カノンノちゃんかわいー!カノンノちゃん結婚しよーー!カノンノちゃん愛してるぜー!あんたたち何やってんの!

今のはなにかが見えた気が……。

 

 

「カノンノ、俺はお前を倒す!」

 

リック君がそう宣言してきたからにはこっちもそれ相応に返さなきゃね!

 

 

「上等!こっちも全力で相手をしてあげる!」

 

 

 

「それでは始めましょう!チャンピオンカノンノ・スノーヴェル対チームアドリビトム!!!」

 

「闘技場ファイト!!!!!!!」

 

 

「レディーゴーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 



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闘技場での接戦:上

ドーモ、ゆっくりカノンノ、です。
最近アスタリアもサブ垢ではじめて 星6に進化できる星5が4台くるので嬉しいです。

戦闘遅いのは仕方ない、飽きられたらもっともっさりしたらいいのかな?
あ、ユナイティウォークスを出すために早めに切り上げました。
許して


sideカノンノ

「レディーゴーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

 

その合図とともにまずはアスベルへと突っ込んでいく。

 

「来るぞ!」

ミラの掛け声にあわせて分散していく四人。ミラとディセンダーことリックは後衛。ルドガーもアスベルは前衛みたいだ。

 

 

「咬み尽くせ!」

 

アスベルから先に術技を放ってくるみたいだ。

 

 

「風牙絶咬!」

 

アスベルが鋭い踏み込みで一瞬の内にこちらの間合いに入ってきてそのまま貫こうとするため、はじめて登場するジュードの集中回避を使う。そしてそのままアスベルの後ろに回り込み……

 

「灰燼の焔!」

 

「なに!?」

そのまま奥義で吹っ飛ばす!

 

「魔王炎撃波!!!」

 

直撃を貰ったアスベルはそのまま壁に激突する。

 

「マモレナカッタ……」

 

「次!」

 

「舞斑雪!」

 

「危な!?」

 

ルドガーからの攻撃に本能的に剣を構えギリギリ防ぐ。そのとき剣が微かに嫌な音が出るが気にせず力任せに弾き飛ばす。

 

剣がもうダメなので銃で反撃することにするがしかし、ここでも予想外な展開が起こる。

 

「えっ、弾づまり!?」

 

まずい、どうしよう、このままじゃいずれすべての武器が使えなくなる、あの神様の武器を使う前に決着をつけないと!

 

「サキオン・アクセ!!」

 

ルドガーによる投げ攻撃で咄嗟に銃を投げ捨て、横に転がる。そしてそのまま取り出したハンマーをサキオン・アクセで投げるがルドガーの剣によってハンマーも壊れてしまう。

 

あれ?このまま神様の武器使わなかったら詰みじゃね?

 

 

 

sideリック

 

 

「どう思う?あのスノーヴェルを」

 

俺は作戦通りミラとともに後ろにまわりカノンノの戦闘を見ていた。でも、どうにも不審な点がある。それは戦闘中に武器が壊れていくことだ。余りにもおかしすぎる。何故だ?一体なにを待ってるんだ?

 

「余りにも不審な点が多い。武器が壊れていくのが不審だ。」

 

「確かに、私もそう思った。もしかしたら何かを狙っているのかもしれない。我々の注意を削ぎ、何かをけしかけてくるかもしれん。注意したほうがいいな」

 

「ああ、そうだな、それにしても……アスベルは……」

 

「仕方がないだろう、アスベルは 連日シェリアの買い物に付き合わされていたからな」

「ああ……あれは酷かったな」

 

 

まあそんなことは置いといて、そろそろ俺も行くかな。

 

「いや、私が行こう」

 

「おい、いま俺の脳内のセリフよんだろ」

 

「気にするな、私は気にしない」

 

「俺が気にするっつーの!」

 

「まて、スノーヴェルの様子がおかしい!」

 

「あの剣は!?」

 

 

sideカノンノ

 

まずいまずいまずいまずいずい!

このままじゃあ負ける!

 

ハンマーも折れたし銃は弾づまり!しかも剣はヒビ入ってる!

 

どうしよう!?

 

 

もう神様の剣を使うしかないの!?

 

 

 

「これで終わりだ!」

 

ルドガーが攻撃をしてくる。不味い、あーもう使うしかない!あの剣、ユナイティウォークスを!

 

 

 

「私の声に答えろ!!ユナイティウォークス!!」

 

 

 

 

 



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闘技場での接戦:中

ゆっくりカノンノです。
アイマスコラボ始まりましたね、もう召喚の雫にか手に入れました。60万点いってとても嬉しかったです。
10時からのアイマスコラボガチャ頑張って爆死します


「私の声に応えろ!ユナイティウォークス!」

その叫びに応えて一筋の剣、ユナイティウォークスが突如現れた空間から出てくる。それを思い切り掴むとルドガーの剣が迫ってきてるので右に振り切る。そして、剣と剣同士がぶつかり合いいとも簡単にルドガーの剣を弾く。

 

「なっ!?」

 

「もう1つ!」

そして、その空いた隙だらけの腹に、一発!蹴りを全力で当てる!!!!もろにルドガーは私の攻撃を食らったことにより、そのままアスベルと衝突。これで二人撃破と。

 

 

(改めてみるけどなんか、かっこいいなぁこの剣!黒だしなんか、しっくりくる)

 

 

「次は私達の相手をしてもらおう」

 

「2対1なら流石に行けるだろうな」

 

「上等!どっからでもかかってこい!」

 

 

 

「頼むぞ、四大よ」

 

「まずは俺からだ!烈空斬!」

まずは先にディセンダーが攻撃を繰り出してきた。烈空斬なのでここは返しに虎牙破斬を出し、リックを後ろに下がらせる。

 

「ディバインストリーク!」

こんどはミラからの精霊術が飛んできたので斜め前に転んで回避する。そして、そのままミラを狙い

 

「させるか!」

とそこでリックが間に入り攻撃を仕掛けてきたのでこちらも剣を繰り出す。鍔迫り合いができ、力はリックの方が上なので押し切られそうで押し返しの繰り返しを行いながら鍔迫り合いが続く。

 

そうしてる間にミラが後ろに回り剣を振って来たので思わずまだ後ろに背負っていたクランデュアルを投げつけ、時間を稼ぐ。その間にリックとの鍔迫り合いを腹に膝蹴りをくらわせバックステップで距離を稼ぐ。そのままミラをみると、クランデュアルを切り捨ててリックのほうに駆けつけていた、

 

(さよなら、私の初期装備……それにしてもミラとリックが強い……それこそ秘奥義を出さないと本気に……)

 

「決めるぞ、リック!」

 

「ああ、ミラ!」

 

(まずい、くる!秘奥義が!)

 

 

 

「始めるぞ!リック!」

 

「ああ!!」

 

「再誕を誘う、終局の雷!」

 

「リバース!」

 

「クルセイダー!!」

 

 

そのまま煙が闘技場全てを煙を覆った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sideリック

 

「これで……勝っただろ」

 

「ああ、これで勝ったはず……いや!?何だこの精霊の反応は!?」

 

「どうした!?」

 

「何故だ!?今まで感知していた四大の反応が違う!?これは……雷、氷、光、闇、だと!?そんな大精霊を使役できるやつは見たことがない!」

 

煙が晴れるとそこには……カノンノ・スノーヴェルがいた。しかしさきほどとは違いその体の背後には4体の精霊がいた。

 

 

sideカノンノ

(どうしちゃったんだろ?あのリバースクルセイダーをくらったのに何故か衝撃がこない……)

 

カノンノ、カノンノ

 

(だれ?私を呼ぶのは)

 

私は光の精霊ルナ、貴方の旅について行くことに決めたただの大精霊です

 

 

(ただの大精霊がなんでこんなとこに)

 

それは、貴方の行動が、未来が見て見たかったから、じゃだめ?

 

(そればいいけど……)

 

あ、あと他にもいるのよ、闇を司る大精霊シャドウ、氷を司る大精霊、セルシウス、雷を司る大精霊、ヴォルト

 

 

(あの、こんなに使役しても大丈夫なんですか?大精霊がいっぺんに使役されて)

 

大丈夫よ、大変なことは全部アスカに任せるから(`・ω・´)

 

(早速キャラ崩壊してませんか?ルナさん)

 

キャラを濃ゆくする為には仕方ないの、あとルナでもいいのよ、他の精霊はまだ眠っているから話せないけど、この戦いが終わる頃には話せるかしら

 

 

(わかりました、では戦いを終わらせて来ます)

 

ええ、あと助けたのはヴォルトよ、あとで礼をしとかないとね、(・ω・)ノ

 

(だからその顔は……)

 

 

 

 

 

 

 

意識が戻るとそこは丁度煙が晴れた所立った。

 

「そんな大精霊を使役するのは見たことがない!」

 

ミラが何かを叫んでいるが構わず叫ぶ。

 

 

 

 

「待たせたね!此処からは私のステージだ!」

 



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闘技場での接戦:下

ゆっくりカノンノです。実はテスト週間なので一週間お休みします。
だいたい14日の更新はできませんのですいません。

では再来週には投稿できます


「ここからは私のステージだ!」

さぁてかっこいい決め台詞を言ったからには勝たなきゃね。だから力を貸してくれ、ルナ。

 

ええ、4つの精霊も力を貸すわ、だから勝ってね。

 

ああ!

 

まず狙うは面倒なミラ!

 

「くっ、シルフ!」

 

ミラが出したシルフの攻撃が飛んでくる。だかここはジャンプで避けそこからまたミラに突撃する。

 

「させるかよ!」

その際もリックからの攻撃も来ることを見越してルナが使役してくれたお陰で新しく覚えた魔術を使う。

 

「煌きよ、威を示せ!」

 

「なんだと!?」

 

「フォトン!」

 

リックの体を光の粒子が包み込みそこから小規模な爆発を起こしリックは堪らず壁に向かって飛ばされていった。

それを最後まで見ずにミラまで近づく。そして、斬りかかるが、剣で塞がれてしまう。

 

「甘い!イフリート!」

 

イフリートの周りを焼き尽くす攻撃にはバックステップでよけそこから魔神剣をはなち、再び接近する。

 

しかし、ミラも前に出て斬りかかってくる。そのままこちらも迎え撃つ。ガキン!と凄い音をたてて鍔迫り合いが生じる。鍔迫り合いが始まると同時にミラから話しかけられる。

 

 

「なぜ貴様が精霊を使役している!」

 

「それは光の精霊ルナが使役したいといったからだよ!」

 

「馬鹿な!精霊がそんなこと言うはずもない!」

 

「いるんだよ!実際に!」

 

「そんなことっ」

 

「お話はそれで終わり?だったらもう仕掛ける!」

 

鍔迫り合いを無理やり力で押し切りミラを下がらせたと同時に魔法を放つ。

 

「聖なる雫よ、降り注ぎ、我に力を!」

 

これでミラはリタイヤだ!

 

「ホーーリーーレイン!!!」

 

 

ミラの頭上から無数の光の槍が出現し、そのままミラを貫こうとする。

 

「ノーム!」

 

ミラはノームの土を壁に利用してホーリーレインを防ごうとする。

 

「そんなもので防げるとでも!」

 

次第にノームの壁を貫きミラに直撃する。そしてそのまま光の槍がどんどん貫く。

 

ほどなくするとミラはすでに瀕死の状態だった。

 

「ここ……までか……」

そして、ミラは倒れた。

 

 

 

「終わったかな?」

 

 

「いいや、まだだ!」

 

「奥義!魔神双破斬!」

 

突然後ろからの攻撃にまともに受け空中にとはそして地面に叩きつけられる。

 

そうか、まだ残っていた!リックだ。しかしまずいな、勝つとはいったもののもう体力がない。仕方ない!ここで秘奥義で一撃だ沈める!

 

 

「悪いけどもう体力がないんでね、この一撃で終わらせてやる」

 

「上等だぜ、やれるもんならやってみろ!」

 

「お望み通りにしてやる!」

 

 

今の私の全力全開! 受けてみよ!

 

 

 

「これで決める!」

 

 

「この無数の攻撃に耐えられるか、いや耐えられまい!」

 

 

「奥義!殺劇舞荒剣!」

 

 

 

今の殺劇舞荒剣は今の私のレベルの最強秘奥義だ。といっても斬りまくるだけだけど。もうこれで終わりにしてくれ、もう体力が……やばい。

 

 

「残念だったな、今度は俺のターンだ!」

 

まじかよ……もう体力がないのに。

 

 

 

「奥義!冥空!斬翔ーーーー剣ッ!」

 

秘奥義で残り少ない体力を削り取られた私はそのまま気絶した。

 

 

 

 

 

 

side

 

 

 

「決まったーー!勝者はチームアドリビトム!やっぱり今回もやってくれたー!」

 

 

「惜しくもカノンノ・スノーヴェル敗れました!」

 

 

「では今回の決勝イベントは終了です!」

 

 

 




誰がカノンノを勝たせるといった。
誰がカノンノがチートだといった。(自分)


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医務室での会話

ゆっくりカノンノーです、

昼頃に地震があってびっくりしましたよ!携帯なって焦りましたよまったく!

テスト期間が終了したためこれからいつも通り金曜投稿となります!


う、うーん。

ここはどこだろう?なんだかとっても暖かい、まるで医務室にいるような……

 

「ようやく目が覚めたか?」

 

だ、だれ、その声は、

 

瞼を開けるとそこにはなんと、ミラがいた。

 

「君は一体いつまで寝ているつもりなんだ、もう君が負けてから半日も経っているというのに」

 

へー私そんなに寝てたんだー私ってばお寝坊さん、て違う!

 

 

「半日も経ってたの!?」

 

「ああ、君が負けてから医務室に私達と一緒に運ばれて私たちが先に目を覚ましていたのだか……君は案外よく寝るのだな」

 

「いや、それはよく寝るのとは違くない……?」

 

「さて、目覚めたところで悪いが早速本題に入らせてもらおう。君が試合途中に出した四大……すなわちセルシウス、シャドウ、ルナ、ヴォルトの大精霊を使役していた事についてだ」

 

「うーん。あれは本当に私もわからないんだよね。試合途中にいきなりルナに話しかけられて興味が湧いたから使役してなんて言い出したし」

 

「本当にルナが使役したいと言ったのか……?奴は真面目な塊みたいな奴だったのに……?」

 

「全然そんな風には見えなかったけどなぁ」

 

「ううむ」

 

そういえばミラの顔この世界で初めて見たけど以外と可愛いな。

 

コンコン。医務室にノックがして後から「入るぞ?」との声がしてミラが構わない、と答えたので誰かが入ってきた。

 

 

イケメンだ。街で出かけたら10人に9人が振り向くくらいのイケメンだ。

 

そしたらミラがリックと呟いたので彼がディセンダーなのだろう。なんというイケメンなのか。

 

 

「知ってると思うけど自己紹介しとくな。俺はリック。ルミナシアのディセンダーだ。よろしく」

 

 

「は、はぁカノンノ・スノーヴェルです」

 

「怪我はどう?大丈夫?」

 

「もうなんとも」

 

「よかった。俺もう全力でやっちゃったから、ついやっちまった!て思ったんだけど大丈夫そうならいいか」

 

 

 

「んで、ミラはどうだった?聞けたの?」

 

「ん、ああ、聞けたのだか……まだイマイチなところでな」

 

「ま、そこは近々聞く事になるのだろうけど君はどうする?」

 

「へ?」

 

「だって、君、闘技場のチャンピオンじゃなくなったからもうここには過ごせないだろうし」

 

「あの、その事なんですけど、私もアドリビトムには入りたいなって思うんですけど……駄目ですか?」

 

 

「うん、いいよいいよ、うちのギルド長なら話つけるから行こっか」

 

「へ?もうですか?」

 

「だってなるなら早いほうがいいでしょ?」

 

 

「まあ、そうですけども……」

 

 

「まあまあ、いいではないかリック、少し時間を彼女にやろう、少し考える時間もあるだろう」

 

「なるほど、じゃあ10分後にまたくるよ」

 

「わ、わかりました」

 

「それじゃあ」

 

二人が医務室から出て入った。

 

さて、と

 

 

そろそろ話しましょうか、四大さん。

 

 

ーあらあら気づいてたのねー

 

もちろんですよ、ルナさん。

 

 

ー負けてしまったのは残念だけど今さっきみんなが目覚めたから紹介するわねー

 

 

ー私が氷の大精霊セルシウスよー

 

ー我は闇の大精霊シャドウー

 

ー……………………ー

 

 

 

 

 

 

……一人だけ……聞こえないのですが

 

ーあーヴォルトちゃんは喋れないのよ、ヴォルトちゃんはよろしくって言ってるわー

なら、よろしくお願いします、ヴォルト、セルシウス、シャドウ。

 

ー私の名は読んでくれないの?ー

だって最初に呼んだでしょう。

 

 

ーお願いお願いー!ー

 

わかりました、ルナさん、これでいいですね?

 

ーうんうん、よろしいー

 

 

じゃあそろそろ行きましょうか

 

 

医務室から出るとすぐ隣にリックがいた。

 

 

 

「もういいのか?」

 

 

「はい、私、アドリビトムに入る事にします!」

 

「わかった、じゃあ案内するよ」

 

そして、私はバンエルティア号にむかった。



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バンエルティア号にて

本当に久しぶりです!
最近忙しかったので全然書けませんでした、
来週からいつも通りになるように頑張りますのでよろしくおねがいします(`・ω・´)


あれから医務室から出た私たちはバンエルティア号に向かっていた。もう着いたけど。

 

「ここがバンエルティア号だ」

へぇーここがバンエルティア号。外観はマイソロと全く一緒だなー。中身はどれくらい違うのやら。

「じゃあ、中に入るぞ」

 

「はーい」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ああ、あなたが新しくギルドに入りたい方?」

おお。モノホンのアンジュ・セレーナ?だったっけ?アンジュがいる。

 

「はい。私はカノンノ・スノーヴェルです。」

 

「私がギルドの1番偉いアンジュよ、よろしくね」

 

「はい!よろしくおねがいします(`・ω・´)」

 

「よくよく見ると本当にカノンノに似てるわね、しかも貴方を含めたら4人か〜見分けが大変そうだわ」

 

「俺としては嬉しいけどな、カノンノが4人もいるなんて」

 

「リックは見分けつくかもしれないけど私達は区別つけるまで長かったんだからね!」

 

「そろそろいいですか?」

 

「ああ。ごめんなさい。先に書いておきたいのだけれど貴方の名前はカノンノでしょ。カノンノだと被るからヴェルの名前で呼んでもいいかしら?」

 

「ええ。別に構いませんよ」

 

「じゃあまずは挨拶からだね。今船内にいるのは……スレイ達とユーリ達、それから……カノンノ達ね、リック、案内しなさい」

 

「ええ?なんで俺が」

 

「貴方は朝こっそりと私のケーキ食べたでしょう?」

 

「わかったよ、行きますアンジュ様」

 

 

「よろしい!」

 

〜〜〜〜〜〜

 

 

「えっとまずはスレイ達の部屋だな」

 

お?早速マイソロには出てこなかったゼスティリアメンバーが出たぞ。

 

コンコン、スレイいますかー?

 

「なんだよ?てリックか、どうしたんだ?いつもはこないのに?」

 

「新しいギルドメンバーの案内だよ、カノンノ・スノーヴェルっていうんだ」

 

 

「カノンノ・スノーヴェルです。よろしくおねがいします」

 

「ご丁寧にどうもありがとう、俺はスレイっていうんだ」

 

「どうした?スレイ、客人か?」

 

「ああ、アリーシャ、新しいギルドメンバーだ。カノンノ・スノーヴェルっていうんだ」

 

「カノンノ・スノーヴェル殿だな、私はアリーシャ・ディフダ、よろしく頼む」

 

「はい、私のことはヴェルって呼んでください」

 

「僕はミクリオだ」

 

「ミクリオボーヤ、どうせ見えないんだし別にいいんじゃない?」

 

「エドナ、こういうのはちゃんとしとかないとだめだろ」

 

「はい、ミクリオさん、よろしくお願いします」

 

「!?ヴェル、君、天族が見えるのかい!?」

 

「はい、普通に見えますけど?」

 

「天族?なんだそれ?スレイ、教えてくれよ」

 

「天族っていうのは自然界の根源に由来する力を持ち、祈りを糧に人々に「加護」を返す。精霊や天使、神に当たる存在なんだ」

 

「さっぱりワカンねぇ」

 

「とにかく、その天族が見えるんだね」

 

「普通の人には見えないんですか?」

 

「霊能力をもっている人なら見えるんだけど、普通はいないからね」

 

「ではエドナさん、ミクリオさん、アリーシャさん、スレイさん改めてよろしくおねがいします」

 

「ああ、クエストには頼ってね」

 

「必ず力になろう」

 

〜〜〜〜〜〜

次はユーリ達のところだな

 

「ユーリ達は食堂にあるだろうから食堂に行くか」

 

「そうなんですか?」

 

「この時間だとスイーツ作ってるからだろうしな」

 

 



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食堂での出来事

すいませんほんとにお久しぶりです。覚えてないと思っていますがゆっくりカノンノです(・ω・`)

実は今まで投稿できなかったのは今までスマホ投稿だったのですがテスト週間始まる前からスマホ取られてて、今日まで返してくれませんでした

これからも不定期と言うことなのでお願いします


ん?なにやらいい匂いがしてきたぞ。

 

「この匂いは苺パフェか、それにしてもなんで苺パフェパフェなんか廊下まで匂うんだよ、全く」

 

「苺パフェ?聴いたことあるけど食べたことないなぁ」

そう、実は私の前世ではパフェなんか食べたことなかった。(リアルでもないです)

だからどんな味か楽しみになった。

 

「本当かよ?パフェ食べたことないとか」

 

「ほんとほんと」

 

「じゃあ食堂着いてから食べてみろよ。ユーリの作るスイーツ系統は美味いぞぉ」

 

「ほんと!?じゃあ楽しみにしておく!」

そういってリックに近づく私。リックは近寄ってきた私に対して顔を赤らめながらそそっと移動して、

 

「さ、先行くぞ」

と一人で行ってしまった。顔を近づけるだけで逃げるとは……

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「ここが食堂だ。ここではいろんな人がやってきて飯を食べて行く。今はロックスとユーリ達だけだな」

 

じゃあ入ろうっと。

そしてユーリとのご対面!……なはずなんだけど、なにやら喧嘩しているようで

 

「はぁいつもの喧嘩か、しょうがない、とめるか」

 

そういってリックは食堂に入っていった。

 

 

 

 

 

 

「ユーリ!いい加減にするんだ!そんなに甘いものばっかり食べても体に良くないといつもいっているだろう!」

 

「別にいいじゃねぇか。俺はもう大人なんだし、フレンには関係ねぇだろ。」

 

「ユーリ!また君はそうやって、またエステリーゼ様にも食べさしているだろう!」

 

「フレン、私がユーリに頼んだんですよ。だからユーリは私のために……」

 

「はーい、そこまでにしてくれねぇか?」

 

「ん?あぁリックか。どうしたんだ、此処に?パフェでも食べにきたのか?」

 

「いいや、今回は新しいアドリビトムに入隊した子の紹介だよ」

 

「貴方が新しい人です?」

 

生エステリーゼ様だ!とても可愛らしい……は!自己紹介しないと!

 

「はい!私が新しい人のカノンノ・スノーヴェルです!ヴェルとお呼びを!」

 

「はい、私はガルバンゾ国のエステリーゼ・シデス・ヒュラッセインです。気軽にエステルって呼んでください」

 

「私はガルバンゾ国の騎士フレン・シーフォです」

 

「俺はガルバンゾ国のユーリ・ローウェルだ」

 

「はい、よろしくお願いします!」

 

「それじゃ丁度小腹がすいたしパフェでも貰おうかな?ユーリ」

 

「んだよ、俺に作れってことか?んなもん自分で作れよ」

 

「頼むよぉ今度スイーツの試食会のチケット手配するからさぁ」

 

 

「おーけい!おーけい!わかった今からすぐ作ろう二つでいいな」

 

「悪いな」

 

ユーリがなかにいったとこ私はすぐにエステルに質問責めにあった。好きな食べ物やら職業とか色々……。そうこうしてるうちにユーリが現れた。3つのパフェを持って。

 

 

「3つ? 」

 

「ああ?そのうちの1つは俺のだ」

 

「ユーリ、また君は……」

 

「冗談だよ、冗談。1つはお前のだよ」

 

「いや、いまは僕はいらない」

 

「良いから食えって」

 

「しかし!」

 

「たまには甘いものくわねぇと駄目だぞ」

 

「君の言うことも一理ある。わかった、もらおう」

 

「それじゃ食べますか」

 

いただきます、との声をした後パフェを食べ始めた。

うまい!パフェを食べてみたことなかっただけにおいしい!

 

「満足したか?」

 

「おいしいですよね?」

 

「はい、とても!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ありがとうございました!」

 

「いつでもあの場所に来てくれても構いませんよ。今度、私の友達を紹介しますから!」

そういって食堂からでた。

 

 

 

「次はどこに行けばいいの?」

 

 

「次はアンジュのとこもどって入隊試験かな」

 

 



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入隊試験

ゆっくりカノンノです。

今回も短めなのは許してね。
入隊試験あっさりなのは流してください(・ω・)


ユーリ達と別れた私たちはとりあえずアンジュのところに戻って来た。

 

「お帰りなさい。とりあえずユーリ達とスレイ達の挨拶は終わったの?」

 

「はい、終わりました」

 

 

「そうねぇ……じゃあいま用意した入隊試験受けて見ない?」

 

「入隊試験……いったい何をしたらいいんですか?」

 

「入隊試験の依頼はまず、小麦を5つ取ってくることかしらね」

 

「小麦を5つ?それって普通に買えばいいんじゃあ?」

 

「それは私も疑問に思ってるけど……依頼だしいいかなって」

 

「それで、どこにいけばいいんですか?」

 

 

「えっと……コンフェイト大森林ね」

 

「えっと、誰といけばいいんですか?」

 

「そうねぇ、リックと他に誰か……スレイ達でいいでしょ、というわけでスレイとアリーシャでいいわよね?」

 

「はい、わかりました」

 

「じゃあ用意もあるだろうし……30分後くらいに来てもらえるかしら?」.

 

「わかりました」

 

 

………………………………………………………………

 

 

 

「やあ、さっきぶりだね、ヴェル」

 

「ああ、スレイさんさっきぶりです」

 

 

「私も手伝いをさせてもらおうヴェル。私たちは友達、だからな」

 

「はい、私もアリーシャさんに手伝ってもらって嬉しいです」

 

「そ、そうか」

 

「はい、じゃあメンバーが揃ったところでまず依頼内容をおさらいします」

 

「今回の依頼は小麦を5つ取ってくること、メンバーはスレイ、リック、アリーシャ、そしてヴェルということ、場所はコンフェイト大森林よ、わかったわね?」

 

「よし、早速行くぞヴェル!」

 

そう言いながらアリーシャは私の手を掴んでコンフェイト大森林に向けて走り出した

 

「わあ、早い!早いってばー!」

 

「アリーシャさんも嬉しいみたいですね、新たな友達が増えたみたいで」

 

「まあ、いいんじゃないか?友達が増えるのも」

 

「ミクリオさんもですよ」

 

 

「なんで僕が?」

 

「それは貴方も嬉しそうな顔をしてますから」

 

「こ、これは暑かっただけで」

 

「へーミボも友達増えるの嬉しいのね」

 

「君には関係ないだろう!」

 

 

 

「べーつに」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「ここがコンフェイト大森林かー、すごいところだねー」

 

「さあ、早速行くぞヴェル!小麦は直ぐそこだ!」

 

「ちょはやいはやい!」

 

 

 

 

 

「ここが採取ポイントだ!さあ掘るぞ!」

 

「掘るというより刈るの間違いじゃあ」

 

「さあやるぞ!」

 

「話聞いてない!?」

 

 

そんなこともあり無事に刈ることが終わった。

 

 

「終わったな、帰るぞ」

 

「待って、何かある」

 

「これは……宝箱?しかも青い」

 

「お、青じゃんいいのあるかなー?」

 

「宝箱ってなんでここに?」

 

「私たちが出入りすると必ずあるんだ、そしてたまに青いのもある。私たちはスレイの遺跡探索のための資金とし宝箱の中身を集めているんだ」

 

 

「へー、青いのも関係あるの?」

 

「青いのはレアな装備があるんだ」

 

「へーじゃあ今スレイが出しているロープもレアなの?」

 

「いや、ハズレだな」

 

「すげーぜミクリオ!ロープだ!」

 

「はいはい、それ、前も言ってなかったっけ?」

 

「とまあ、スレイは喜んでくれるんだけどな」

 

「成る程」

 

 

「では帰るとするか」

ガシッ。

 

「アリーシャさん、また、走るの?」

 

「当たり前だ」

 

「うそー!?」

 

 

 

 

 

 



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カノンノ部屋 〜カノンノ三姉妹〜

お久しぶりです。ゆっくりカノンノです。

すっかり小説のこと忘れてひたすら勉強とかガンダムZ見てたりして忘れてました!!すいませんでしたー(( _ _ ))..


あのあとなんとかアリーシャに引っ張られながら帰ってきた私、ことカノンノ・スノーヴェルでありますが、今更ながら思いますと部屋についてまだ聞いていないことに気付きまして……(´・ω・)

バンエルティア号に着きましたので依頼報告がてらに聞いて見ます。

 

ーあらあら、部屋も聞いてないなんてなんでお茶目な子(^ω^)ー

 

相変わらず人の心の声を読むルナさん。ホントやめてくれないかなー。

 

「ということで、依頼報告ついでに聞きます、私の部屋は何処ですか?」

 

「ということで、と言われても帰ってきて早々そんなこと言われも…貴方の部屋については依頼報告が終わったら教えようと思ったのだけれど……」

 

「あ、そうですか。ならこれをどうぞ、小麦5個です」

 

「…ふむふむ。確かに小麦は5個あるわね。いいわよ、これで依頼達成!」

 

「そうですか!なら早く部屋を!」

 

「部屋を教えるのは構わないけど……貴方達、リックとスレイはどうしたの?」

 

 

「あ、アリーシャ…私の手を引っ張っていたんだから分かるよね…?」

 

 

「む、すまない、すっかりスレイとリックを忘れていた…だが大丈夫だろう。向こうにはライラ様とミクリオ様がいらっしゃる」

 

「アリーシャがそういうなら信用してあげるけど……なら、貴方の部屋はB2F船倉ね、悪いけどアリーシャ、案内してくれるかしら?」

 

「ああ、了解した。さあ、行くぞヴェル!」

 

「わかったよ、でもアリーシャ張り切りすぎじゃない?」

 

「わ、私は別に張り切りすぎてはいないぞ!ただ嬉しいだけだ!」

 

「うんうん、わかったアリーシャ、とりあえず部屋まで行こう」

 

 

 

 

 

ーB2F船倉ー

 

 

 

ここが私の部屋か……なにか奇妙なオーラを感じる……(´・ω・)

 

 

「私はここまでだな、次は歓迎会で会おう」

 

「歓迎会?」

 

「もちろん君のだ、新しく入ったのならやらなくてはならないらしいのでな」

 

「今日入った新人のために?今日の予定だってあっただろうに」

 

「そんなことないよ、それにみんな食べたいだけだから歓迎会というのは楽しみなんだ」

 

「そうかな、じゃあ私はそろそろ部屋に入るよ」

 

「ではまた後で」

 

「ああ、また」

 

そういうとアリーシャは帰ってった。さて部屋に入るか。そしてドアを開けて入ると……

 

 

「わぁ!」

 

「うぉ!?なんだ!?」

 

「うぉ!?、だって!おもしろーい驚き方だね!」

 

「だ、誰!?」

 

「そう、よくぞ聞いてくれました!私の名は誰もが知るカノンノ!イアハートである!!!」

 

「そして私はパスカ!カノンノ!!!」

 

 

「そして私はぁ!カノンノ!グラスバレー!!!」

 

 

「3人揃って!カノンノ三姉妹!!!」

 

 

 

 

 

 

 

………………なんだこれ?

 

 



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歓迎会

ゆっくりカノンノです。
ちなみに自分はほとんどのゲームやツイッターはゆっくりエドナになってます。
インフルで先週は無理でした。
学級閉鎖で今描いてまーす


前回までのあらすじ!

 

部屋に着いたらカノンノ三姉妹がいた!以上!

 

 

「えっと、まずあなた達はだれ? そもそも共有部屋なの?」

 

そう問いかけたらまずカノンノ・イアハートが凄い勢いで話しかけて来る。

 

「まず、私達はカノンノ三姉妹!私はカノンノ・イアハート。で、こっちはパスカ・カノンノ、で、最後にカノンノ・グラスバレーだよ」

 

続いてカノンノ・グラスバレーが、

 

「それで、共有部屋なのって話だっけ?そうだよ!ここがあなたを含めた4人部屋なの!全員カノンノでいいでしょう?」

 

 

またイアハートが、

 

「ねえねえ、質問してもいい?いいよね?」

 

と聞いて来るので、

「でも、歓迎会までの時間は……?」

 

 

「そんなのまだまだだから質問タイムしよーよー?」

 

「確かにそれ、私も気になる、どの世界から来たのかとか」

 

「私も賛成!ねぇパスカも気になるでしょ?」

 

「確かに気になるけど……」

 

「じゃあ賛成ってことで、質問するよ?」

 

 

「うん、(´・ω・)わかりました、どんどん来てください」

 

 

 

 

「貴方は名前は?」

 

「カノンノ・スノーヴェル」

 

「年齢は?」

 

「16」

 

「貴方の好きな……

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

「貴方の好きな人は!」

 

 

「いません!」

 

「結構時間たってきたね!じゃあ最後の質問!貴方のここに来る前の世界は?」

 

 

うーむ、どう答えよう……。

 

 

「私の前いた世界は……

 

 

「「おーい、歓迎会の時間だぞーこっちにはやくこいよ(のじゃ)」」

 

「ん、あれ?ユーリとパティだ?珍しいね?組み合わせ」

 

 

「別にそんなに珍しくないだろ、俺とパティ。お前らのイアハートグラスバレーみたいなもんだよ」

 

「それを例えるならユーリエステルの組み合わせだよね……」

 

 

「まあ、こいつもだけどあいつが勝手に着いて来るだけだっての、さっさと行くぞ」

 

 

「すぐ行くからまってて!じゃあ行こ?ヴェル」

 

とこれはグラスバレー。

 

 

「手を繋ぐ?」

 

とイアハート。

 

「ふふっ」

とパスカ。

 

「よし、行こう!」

 

私達の冒険はまだ始まったばかりだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことはなく、

 

 

 

「えー今から新規参戦のギルドメンバーを紹介しまーす!イェーイ!」

 

 

 

ちなみに私は食堂の入り口で待機中。

 

 

だれが来るんだろなぁ

 

女の子だったら楽しみだな!

 

おっさん、一気に落としにかかるぜ!

いや、まずは紳士を装うんだ、そして風呂場で覗きを……

 

 

あんた達!また余計なことを!!

 

げぇ!やべ!

 

 

 

とても愉快になってる様子で。

 

 

「さあ、入ってもらいしょう!今回の新規ギルドメンバーは!この方!」

 

 

よし、行くぞ!

 

 

 

 

食堂に入って来ると同時にすごい視線が集まる。あんまりこういうのは苦手なんだよねぇ。

 

 

「カノンノ・スノーヴェルです。どうぞよろしくお願いします」

 

 

「うぉほー、すげぇ美人じゃん、俺様もうメロメロ〜。他のカノンノちゃん達にはない魅力を感じる〜」

 

 

「ゼロス!あんたは黙りな!」

 

しいなにすごい蹴りを入れられてるゼロス君、かわいそう。

 

 

 

「よし、これで歓迎会は終わりね。全員、好き物、食べていいわ」

 

 

その言葉に全員が一斉に食べ始めた。

 

ちなみに自分はどこに行くかと思ってたらアリーシャが呼んでたのでそっちにきた。

 

 

「またあったな、どうだ、あの部屋は?」

 

「カノンノ三姉妹とかいうグループにあって大変だったよ」

 

 

「あのグループは有名だからな。たまにCD?とやらを出しているらしい」

 

「ほんとに?」

 

 

そしたらカノンノ三姉妹が出てきて唐突に、

 

 

「ねえねぇ、貴方もカノンノ三姉妹にはいらない?グループ名はカノンノ四姉妹で!」

 

 

えっ?またこのパターン?

 



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歓迎会2

ゆっくりカノンノです。

今小林さんちのメイドラゴンにはまっちゃってます!\\\\٩( 'ω' )و ////


前回まで〜のあ〜ら〜す〜じ〜

 

カノンノ四姉妹にならないか、と誘われた。

 

 

「うーん。私は遠慮しとくかな」

 

「どうして!? カノンノ・イアハートちゃんがお願いしてるのに」

 

「だって私は髪の毛ロングヘアーだし……」

 

「だったら切ればいいよ!」

 

「いやいや、切りたくないし、第一何故私にそこまで入って欲しいの?」

 

「それは……だって、このギルド、アドリビトムにカノンノっていう名前が4人もいるんだよ!コンビを作らないと!」

 

「カノンノがいるだけで作るってまだ入ったばかりでまだ何にも知らないのに作るの?」

 

「うん、だってわかるもん、あなたの気持ちが、なんとなく」

 

カノンノにこんな設定あったっけ?でもここまで頼まれているから仕方ない、アドリビトムに入ってから特になんにも決めてなかったから入るか。

 

「わかった。入るよ」

 

「本当に!?」

 

 

「ほんとほんと」

 

「ありがとう早速ロックスやみんなに報告しないと!」

 

あ、カノンノ三姉妹が帰ってった。

 

やっと一息つけると思ったら今度はルドガー、ジュード、ミラが話しかけてくる。

 

「やあ、君がカノンノ・スノーヴェル、だったかな?僕はジュード・マティス。よろしく」

 

挨拶を返そうとしたらエルが突然出て来て、

 

「エルはエル、こっちはルドガー!ヴェル、よろしくね」

 

 

「ルドガー・ウィル・クルスニクだ、よろしく」

 

「よろしく、ジュード、エル、ルドガー」

 

「そしてミラ……なんだけどぉ気を落とさないで欲しいんだけどあのたくさん料理を食べてるのがミラなんだ」

 

「んん?ジュードどほしたんだ?」

 

「ミラ、ヴェルに、挨拶しないと」

 

「おおーそうだったな!オホン、では改めて、私が精霊マスクウェルだ! ミラ・マクスウェル」

 

「ミラ、よろしくね」

 

「それにしても聞きたいのは何故お前はあの四大、というより大精霊の集まりか、ヴォルト、セルシウス、シャドウ、ルナをあの時従えたんだ?」

 

 

「そんなこと言われてもなぁ私だってよくわかんないんだ、なんであれができたのか、本人にも聞いてもわからないというし」

 

 

 

「そうなのなら、仕方あるまい、気長に待つとしよう、それよりもここの料理を食べたか?ここの料理はなぁ!とても美味しいんだ!あのジューシーで肉汁たっぷりの肉!あれはたまらん!……おっと、よだれが」

 

 

「ミラははやく食べに行ったら、」

 

「おおぉ!ジュード、感謝する」

 

ミラがそのまま食べに向かって行った。

 

 

「ごめんね、ヴェル。ミラがあの調子で」

 

 

「それはいいよ。それよりヴェルって?」

 

 

「ああ、エルが言ってたんだ。いいかな?」

 

 

「いいよ、ジュード!」

 

 

「ありがとう」

 

そしてジュードはミラを追いかけた。エルはいつの間にか子供の輪の中いた。

 

 

「……私のこと、忘れてないか?」

 

 

「ごめんごめんアリーシャ、ちゃんと相手するから」

 

「べ、べつにそういうことではない!」

 

「あはは」



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歓迎会3

ゆっくりカノンノです、投稿遅れて申し訳ない

来週からテストなのでしばらく投稿はないです。




前回までのーあらすじ!

 

歓迎会!

 

 

 

 

 

 

あれから少し経って歓迎会の後半はいり、みんなわいわいしてたり、料理を食い尽くそうとする人もいた。私もあらかた食べ終えたのでアリーシャと話していた。そこからしばらく経ち、料理もなくなったところでロックスが現れ、

 

「皆さん、お風呂が沸きましたよ。、ぜひ入ってください」

 

「よし、風呂が沸いたな。ではヴェル、行くぞ」

 

「うん、行こっか」

そうして私達はお風呂に向かっていった。しかし、あることに気づいていなかった。……お風呂……その単語を聞けば必ず反応し、そして覗きをしようと企む人達がいたことを……

 

 

 

 

 

 

おおおーこれが風呂かー。ゲームでは見ることのなかった風呂!

 

 

なんか本当に、現代の銭湯みたいですごいな!

 

「ここが脱衣所だ。着替えて入ろう」

 

「ああ、そうだね」

 

アリーシャに言われたので服を脱いでいく。毎度思うけどどうも脱ぎ辛いよなーこの服。前の男の時ならすっと脱いで終わりなのにぁ。

 

「よし、脱げた!」

 

「では、入ろうか」

 

 

銭湯の扉を開け、いざ!出陣の時!

 

ーここからは音声のみでお送りしますー

 

 

 

 

うわ、アリーシャって結構でかい!

 

あんまりみないでくれるか?恥ずかしい

 

うわ、ごめん!

 

 

ほうほう。ヴェルは結構あるんだねぇ……

 

 

イアハート?どうしたの?

 

 

なんでもないよ……平均を持ってらっしゃる!あなたには!ねぇ!

 

 

痛い痛い!!引っ張らないで!

 

 

やめるんだふたりとも!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、動画、とれてるよな?

 

もちろんに決まってるだろゼロス。

 

 

いいねぇ、あのスノーヴェルって子、食いがいのあるねぇ。

 

 

おっと、ザビーダくーん。それはいけないわよーおっさんが頂くんだから。

 

やっぱりティアが1番かなー。

 

お、スパーダ相変わらずティアを狙ってるのか?

 

やっぱり胸がでかいなぁ。

 

いや、俺はやはりカノンノ達がだなぁ!

 

馬鹿!リックあんまり大声出すんじゃない!

 

す、すまん。

 

 

 

 

つんつん。

 

 

ん?おい、ザヒーダなんだよ。

 

いや、俺じゃないぜ、スパーダじゃないか?

 

 

いやいやリックじゃない?

 

 

俺でもないぜ。

 

 

 

ん?じゃあ今のは……ゲ!?アンジュちゃん!?

 

 

さあ〜てお説教部屋いきね!

 

 

 

ぎゃぁぁーーー……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやー風呂上がりの牛乳いっぱいは美味しいね!

 

 

「おっと、もう就寝時間か」

 

 

「早くない?」

 

「いや、そうでもない。ただ、宴会の時間が長かっただろう。」

 

「へぇー」

 

 

 

 

「では、私はこれで失礼させてもらおう」

 

 

 

「うん。またねぇ」

 

 

 

 

部屋に戻ると1人でまだみんなは何処かにいるようだ。暇なのでふと思い出した神様スマホで動画見ておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……だから俺は!導師になる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…人を見ちゃったら撃てないでしょう!?

 

 

 

 

 

 

 

……ことわらぁぬぅ、初めから普通にやると言えや!

 

 

 

 

 

 

こうして、夜は更けていった……完徹で。

 



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歓迎会の翌日

ドーモ、お久しぶりです。

この2ヶ月、テスト終わってから課題テストまで携帯没収アンドゲーム禁止令が出されてないていました


ちゅんちゅんーちゅんちゅんーちゅんちゅんー

 

朝の鳩?らしき声が何故かバンエルティア号に鳴り響いている。昨日から貫徹して寝てなかった(いつの間にか朝だった)カノンノこと私はベットから抜け出し周囲の方を見ると、

 

なぜかみんな部屋の角にベットがあるのを見た。そこでパスカ、イアハートが寝てるのを見て、こっそり起こさないように気をつけて抜け出し、部屋を出た。

 

さっき神様スマホを見て時間を確認したところまだ5時くらいなので廊下はまだ暗い。ゲームだと、時間の概念が存在してないのでこれは珍しい。誰とも会わない、暗い廊下。

 

 

結局甲板まで来たけど誰も遭遇しなかった。当たり前だけどな!まだ5時だし!ちなみに食堂の明かりは点いていた。ロックス達も大変だなぁと思いつつも。

 

 

 

「…………暇だなぁ」

 

ーねぇねぇカノンノ?最近私無視されてない?ー

 

(あぁ、そう言えば忘れていたなぁルナ)

 

ー酷いわ!私を忘れるなんて!!ー

 

(まあいいや、それにしても暇だからなんか歌うかなぁ)

 

 

ー歌うより鍛錬したらどうです?ー

 

(えー鍛錬めんどくさい)

 

ー鍛錬しないと!いつまでもチート能力に頼るだけじゃあいけませんよ!o(`ω´ )oー

 

(えーなにその怒り顔ぉ。わかったわかった。やりますよやればいいんでしょう)

 

 

ーそうそう、初めから言う通りにしとけばいいのですー

 

 

はぁー。やるか!

 

 

 

まずは片手剣!片手剣といえばユーリみたいな我流だよなぁ。

 

ーそう言うと思って貴方のため相手を用意して来ました!ー

 

 

 

「おおー!!いいねぇ、んで?相手は誰?」

 

 

 

ーはい!と言うわけで用意しておきました!だらだらだらだらだらだらだらー!ジャジャーン!!

 

 

あの伝説ゲーマーキリトさんの分身をご用意いたしましたー!

 

 

 

………………………はぁ!!!???

 

「ちょっとまって!?全く関係ない作品まででるの!?」

 

 

ーはい?そもそも貴方も使ってるじゃないですか!その剣!!!ー

 

 

「確かに……………言われてみれば確かに」

 

 

ーさあさあ!頑張ってくださいよぉ〜!!o(`ω´ )oー

 

 

「マジ精霊ってやばいわぁ、マジで。でも、やるしかないよね!」

 

 

しゃぁ!行くぞー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、無理でした。

 

 

なんだよあの強さ以上だろ!勝てそうになったらいきなりチートになるとか!お前主人公かよ!分身だろ!!!

 

 

 

ーぷ!チート能力もらってるのに負けるなんて弱すぎ!ー

 

 

 

「無理に決まってるだろ!あんなの!」

 

 

 

 

 

「あ、あの!!」

 

 

 

「ふぇ?」

 

「貴方がカノンノ・スノーヴェルさんですわよね?」

 

「はい、貴方は?」

 

「私はスレイさんの主神であるライラ、と申しますわ」

 

「はぁ、でライラさんが何の用で?」

 

 

「はい、と言うのも、突然ですが申し訳ありませんでしたわ。実はずっと貴方のことを見ていましたわ」

 

 

 

 

ずっと………見ていた?

 



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ずっと見ていたライラさん。はっ、もしかしてそういうorz

お久しぶりです。
投稿できなくてすいません。ガンダムバーサス楽しいし勉強忙しいで大変した
最後適当でごめんなさい!
次からはまともにしたいです!

(次はいつになるかわからない)



前回のあらすじ!

ライラさんにずっと見られてた!!!はっ、もしかしてそういう趣味が……

 

「ずっと……見ていた?」

 

「はい、あなたは特別な方です。本来は私たちの姿は見えないはずなんですが…何故かあなたには見えるみたいでして」

 

「うん。それは知ってる」

 

「もしかしたら、スレイさんや、アリーシャさんを狙う方かもしれませんので監視させていただきましたわ」

 

なるほど、確かにそうだ。昨日現れた人間が天族が見え、更にはその導師と従士であるアリーシャを最初に友達にする…普通ならそういう考えに至るだろう。

 

「ですが、あなたの周りにいる精霊からは敵意を感じません。監視することはなさそうですわね」

 

あら。天族には見えるのか。なら隠しても仕方ないな。

 

「そうだね、それはありがたいねぇ」

 

「……ですが、あなたがもし、アリーシャさんやスレイさんを危険な目に合わせた時は、容赦しませんわ」

そういうとライラは甲板から中へと入っていった。

 

(これからどーするの?)

 

そうだねぇ、もう6時前だから先に誰も風呂いないから入れるでしょ、汗かいたし。

(じゃあ行こうか)

 

 

 

 

 

 

 

 

やぁっーと風呂についた。意外と甲板から遠いなおい。

 

 

 

(はいろーはいろーかのんの!)

 

(なんか言葉が幼稚化してませんかなぁ)

この精霊様、もといルナさんやい。 まあいいや。さっさと入ろ。

 

 

ガラッ

 

「おおぅ。2回目だけどすごいなぁお風呂」

 

脱衣所をでて中に入ると、そこにはとても……大きいお風呂がありました……ってそんなこと言ってる場合じゃねぇ!!

 

今は朝方だから誰もいないのであろう。誰もお風呂にいなかった。まあ、そちらの方が都合が良いのだけれど。色々な意味で……

 

 

「さっさと髪洗ってはいろっと」

 

カットォ!(描写シーンかけるわけ、ないです。)

 

 

 

 

いやぁーいきかえるわ〜〜。

お風呂最高まじ最高!日本人はやっぱり風呂だね!(偏見)

 

 

 

ガラッ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?今、ガラッて聞こえたような?

気のせいだな!そうだ、気の所為だ!!!

 

「ん〜〜いっちばんぶろー!!!」

 

ん?今の声って確か……

 

「ん?あれ、ヴェル?そんなところでなにしてるの?それに後ろ向いて?」

 

「ソンナコトナイデス。タダオフロニハイッテマシタ」

 

「お風呂に入るんだったら一緒にはいりましょ?ほら、顔をあわせて!」

 

渋々顔を合わせたそこには…………カノンノさんがいた。(グラスバレーの方)

 

「いやぁね、恥ずかしいし」

 

「一緒にお風呂にはいるだけじゃない。恥ずかしがる要素なんてないんだけどなぁ。それにイアハートもパスカも一緒にお風呂にはいるし、イアハートは向こうからはいろー!って勧めてくるし」

 

「へ、へぇーそうなんだ」

まずい、落ち着けわたし!こんな時こそ、平常心を!見てきたアニメのセリフ、行動を振り返るんだ!!

 

体は剣で出来ている……コレジャナイ

 

素数……わたしには無理です

 

 

しかたなく自分なりに考えぬいた台詞は……

「なんか姉妹で入る感じだね」

 

これなら、いけるはず!まあ、カノンノ三姉妹とかだし、いけるはず!

 

「あはは、たしかに、そう見えるけど実際は違うんだよ?全員見た目は似てるけど、血は繋がってないんだ」

 

「そうなんだ」 しってまふ。だってカノンノ好きだったもん!!

 

「みーんな、別世界から来たんだって?信じられないよね」

 

「まあ、ルミナシアは世界危機まであったからそんなこともあるでしょ」

 

「あって良いのかなぁ?それ…」

 

「まあいいや!こんな話はさておいてカノンノはなんか趣味ある?」

 

「私は絵を……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでね、また、1日が始まる

 

 

 

 




スキット 「趣味」

ヴェル「カノンノってさ?趣味ある?」

グラスバレー「私は絵かなぁ?最近もたくさん描いてるんだぁ」

ヴェル「へぇ、 じゃあ今日見せてよ!」

グラスバレー「へ?今日?……うーん。みせるならパスカもイアハートもね!」

ヴェル「りょーかい。あ、そうだ。私も絵は上手いんだよねぇ」

グラスバレー「ほんと!?じゃあ、今度一緒に描こう!」

ヴェル「おおぅ描こうね……(グラスバレーってこんなに積極的だったっけ?)














グラスバレーとのお風呂を済ませてから朝御飯を食べ始める私に、新たなる脅威が迫る。
そこには、天然な騎士姫様がいた。身分が違うから話しかけにくいというのに、向こうは積極的に話しかけてる。(実際は違う)
そんな私にある1人のユーリが!
次回、転生テイルズ物語
「バンエルティア号の一日」
見たくなくても見る!(感想お願いします)


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番外編
番外編シリーズ1 ネプテューヌ編!


ゆっくりカノンノでーす。正直いうと何も書くことが浮かびません


前回のあらすじ

 

神様に悪い転生者を倒して欲しいと頼まれた。

 

そのあと落とし穴に落とされた。以上!

 

 

あのあと落とし穴に落ちた私は気がつくと何故が遺跡にいた。ほんとなんでだよ。

 

〜ぼ〜くらはた〜だじゆ〜うで。いられたあの頃は遠くて〜

と突然私のスカートの中の太ももに付けてある神様フォンが鳴りだしたので取り出してみる。すると、神様からの電話があることに気付き急いで出る。

 

「はい、もしもし」

 

「あ、繋がった?神様だよ。言い忘れたんだけど君、たしか前の世界でアリーシャに武器渡したままでしょ?流石に武器なしは危険だから私が用意してあげたよ。武器は目の前にあるからとってね。じゃあ頑張って。あ、悪い転生者の居場所とかは自分で探してね。バイバーイ」

 

 

あ、きられた。なんというか、会話してないな。まあ、いいけどさ。

 

「神様が新しく用意した武器はというと……あれか」

 

 

目の前にあったんだけどこれが…これか?なんかすごい光放ってると思ったらアルテマウェポン!しかもキングダムハーツ2の!

 

これはものすごいチートになるなぁ。

 

ピロピロピロ。

 

あ、また神様だ。しかも今度はメール?

 

「えっと、キングダムハーツの魔法も使えるようにしたし、キーブレードはキングダムハーツシリーズ全部使えるよ。二刀流もできるしね。これで倒してね」

 

 

何故えっとをつける。

 

まあいいか。まずは遺跡から出よう。いつまでもこんなところにいられないしね。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

やっとでれたぁ、なんだよあそこめっちゃ迷ったわ!幸い魔物いなかったけどさぁ。

 

 

 

しかも出たらなんか凄い自然に溢れてるし、なんだよここは。

 

 

 

 

 

きゃーーーーーーーー…….

 

 

 

今の悲鳴だよな?急いで向かわねば!

 

 

 

て思ったら案外近くだし!魔物に襲われてるから助けないと!

 

 

sideネプテューヌ

 

 

「まずいわね……」

 

私達は今絶賛囲まれている。スライヌとか何故かエンシェントドラゴンとか。

 

 

「どうする、あいちゃん?」

 

 

「どうするも何も一点突破で抜けるしか無いじゃない」

 

 

「それもそうね」

 

 

「ねぷねぷ!後ろですぅ!」

 

 

「っ!後ろ!?」

 

まずい、後ろからは対処が間に合わない!私はこんなところで終わるの?マジェコンヌもいーすんも助けれないまま?

 

 

 

私がシカベーターの攻撃にくらいそうになった時、突如エンシェントドラゴンはは消えた、いや、吹っ飛ばされた。

 

「大丈夫!?」

 

 

 

sideヴェル

 

 

「大丈夫!?」

 

なんとか間に合ったようだ。

 

 

「説明はあと!今はこいつらを片付ける!」

 

 

そしてキーブレードを展開!手早く終わらせるため装備はアルテマウェポン二刀流!

 

 

「あのドラゴンは私が受け持つ!それ以外はあなた達を!」

 

とそのまえに回復させてあげないとね

 

 

「 天の使いの姫君よ、その壮麗たる抱擁の力を 」

 

 

「ナイチンゲール!」

 

みんなの傷が癒されてゆく。

 

「傷が一瞬で……嘘でしょ!?」

とか聞こえてるがあとあと!

 

よし、行くぞ!

 

 

まずはあのドラゴンをぶっ倒す!

 

 

ドラゴンがブレスをしてくるので楽々避けてから相手の目を潰すためにキーブレードを投げる。

 

「ストライクレイド!二連発!」

 

案の定二発とも命中し、ドラゴンは倒れる。そこで、お決まりの秘奥義秘奥義♪

 

 

「天光満つる処我は在り!黄泉の門開く処汝在り!出でよ、神の雷!これで最後だ!

インディグネイション!!」

 

 

 

とんでもない爆発音が鳴り響きエンシェントドラゴンは倒れる。

 

 

すると向こうも倒し終わっていたのかとても驚いた様子でいた。

 

 

「あーそっちも終わってたんだね。まあ、大丈夫だった?」

 

 

「……ええ、まあね」

 

「あんた何者?今の術、見たことないし、さっきの回復もあんなの見たことないわ」

 

「それはあとで説明するから、とりあえず近くの町まで案内してくれない?」

 

「近くの町というか1つしかないけど案内するわ、ネプ子もはやく変身ときなさい」

 

「わかったわよ」

 

するとネプテューヌの変身が解けてちっちゃい子が!……まあ知ってるんですけどね。初見のふりしないとね。

 

驚いた様子を見せると、コンパが説明してくれた。

 

「ねぷねぷは変身できる能力を持ってるんですぅ」

 

 

「まあ、私は主人公だからね!」

 

「まあネプ子は放っておいていきましょう」

 

 

「酷いよあいちゃん!あ、そういえばお姉さん名前は?」

 

 

「私はカノンノ・スノーヴェル、気軽にヴェルって呼んでいいよ」

 

 

「じゃあヴェル!行こ!」

 

 

 




ネプテューヌ「そういえばさっき助けてくれてありがと!ヴェル!」

カノンノ「別に気にしなくていいよ、たまたま見かけただけだし」

アイエフ「確かにヴェルが見かけてなければやられてたかもね」


ネプテューヌ「でもこれでギルドの依頼も達成したし、ありがとね!ヴェル」

カノンノ「うん、気にしないで」

コンパ(助けてもらったことには感謝ですけど、確か依頼はもともとねぷねぷのプリン代は自分で稼ぐって発言から始まったような……まあ気にしなくてもいいですね)


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番外編シリーズ1

ゆっくりカノンノです。

今回番外編ということで好きなガンダムを出しました。
ちなみにあとで分かるんですがユナイティワークスとかの武器は全部親友のアリーシャに託してゼスティリアの世界から消えました


ちなみにこな番外編は本編とは違い、たまに次の話を出す感じです


ふぅ〜まぁた世界救って終わったー色々大変だったなぁ、

 

ー色々ってただ貴方は遊んでただけじゃないの……(´⊙ω⊙`)ー

それは…ねゼスティリアの世界では従者にならないと穢れを浄化できないしさ!

 

ーふ〜ん(´⊙ω⊙`)ー

 

てかなんでここにいるの?次はまた別のテイルズ世界ではないの?

 

 

 

「よくぞ聞いてくれました!」

 

「あ、貴方は!………誰でしたっけ?」

 

 

「ずこーっ!女神様でしょ!女神様!」

 

ああ、そういえばそうだっけ?マイソロジー3の世界であった以降まったくあってなかったから覚えたなかった。

 

 

「まあ、いいわよ。それでは今回伝えに来たのは他でもない、貴方をテイルズオブシリーズ以外の世界に転生させることに決まったからよ」

 

 

へ?テイルズオブシリーズ以外に転生?

 

 

「そう、テイルズオブシリーズ以外に転生」

 

「ちょっと待ってよ!いくらなんでも急に!」

 

 

 

「あー実はね、貴方がテイルズオブシリーズに転生させた後、私の部下がミスを起こしてね。人を何人も誤って殺したの。急遽その部下が殺した相手を転生させるためにその人達を呼んだんだけどね。それがまた嫌な奴らでね、まともな人は何人かいたんだけどその他はみ〜んな屑でね、私を見るなり転生させろ!アニメやゲームの世界でハーレムするから転生特典もっとよこせ!とかね」

 

 

「でも、私はそんな奴らに転生特典を与える必要はない!と言いたかったんだけれど、神様のとこにも憲法があってね。その憲法の1つに「誤って殺した人は転生する場合は転生特典を絶対に文句言わず与えること」なのよ!だからこんな屑でも、与えなきゃならなかったの」

 

 

「そしたら、み〜んなfateの王の財宝?とか、無限の剣製?とか言ったりね。大変だったの」

 

 

「それは、まあご愁傷さまです」

 

 

「そして転生さしたらね、み〜んな原作崩壊ばっかしするの。あ、別に本来死ぬ人を死なないルートに行くとかそういう善行な行為はいいのよ。奴らは主人公の男を殺そうとしたりしたの」

 

 

「そしたら丁度よく世界を救った私がいて、なおかつ原作崩壊もしない屑な人間じゃないから呼ばれたと」

 

 

「確かにそうだけれど……自分のこと善行な人間と思ってるんだ」

 

「それで、何処に行けばいい?」

 

「そうねぇ、確か今やってほしいと言われてるのは……ん?超次元なゲーム、ネプチューン?」

 

 

「あー、超次元ゲイムネプテューヌでしょ」

 

「そうそう、そうともいう」

 

 

「いや、言わないけどさ」

 

 

「それでは転生!と行きたいのだけれどここで新たに転生特典を付与します!」

 

 

 

「まじ!?どんなの??」

 

「仮にでも女の子がまじなんていうもんじゃありません。ひとまず今のステータスと四大は引き継ぎだ、アイテム99個でレベル引き継ぎで、料理スキル引き継ぎで、あとは……

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、これでいいね!」

 

 

 

「やっと終わった……長すぎ」

 

 

 

「そして、今回新規で与えるのは……なんと、ガンダムGのレコンギスタのGセルフでーすふぅー!!!」

 

「へ?」

 

 

「あ、安心して、ちゃんと原作に出て来たパック全部使えるようにしてあるよ、トリッキーパックとかね流石にパーフェクトパックのフォトントルピードはチートだから少し弱体化してあるけどね。あ、安心して、転生者に勝つためにGセルフの機体性能はターンエーの黒歴史版の上を行くから!」

 

 

「ぜぇんぜぇん安心できねえー!!!!ターンエーの黒歴史版の上を行くってなんだよ、チートすぎるだろう!ナノマシンでもついてんのかぁ!」

 

 

「ついてるよ」

 

「嘘だろ……」

 

 

「じゃあ頑張ってねー、あ、あとその世界には善行の転生者もいるから気をつけてねー」

 

 

そういうと神様は何処から出したのか杖で俺を落とし穴に落とす。

 

 

「おいおい、うそだろーー、!!!!」



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