奇息鳥 セイル・ラックの生態 (アール角)
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海鳴声羅最初の転生

「おっしゃー、ついにきたぜ『モンスターハンター3G』!」

そういいながら、俺 海鳴 声羅(うみなり せいら)はパッケージを見ながら歩いていた。

 

ーそんな時に事件は起こったー

 

ー海鳴 声羅最初の転成ー

 

「ニャー!」

「…んっ?あぁ猫か…ってやばい!」

俺は、そう言ってスルーしようとしたが、できない現実が猫の目の前に迫っていた。

そう、猫が通ろうとしている道路に、信号無視してきたトラックが、大暴走して走ってきたのだ。

「どうする、猫を助けるか否か!」

頭の中でそう考えていたが一瞬で決心がついた。

「やっぱ助けるしかないよな」

俺は、そう言って走った

 

ーそして

俺は走りながら猫をつかんで投げた

その時ー

 

グァシャァァァァン!!!

 

俺が猫を投げ終わって猫が向かいの歩道に着地したのと同時に轟音は鳴り響いた。

朦朧とした頭の中で少しだけ情報が入ってくる。

鉄の香りがする…これが血の匂いか。

あちこちが痛い…この勢いだと全身折れててもおかしくないか。

周りの人が叫んでる…俺、引かれたのか…。

近くで猫が鳴いてる…良かった何とかなったんだな。

意識が薄れて行く…死んだな、これ。

死に行く中で走馬灯が見えた。

物心がつく前に飛行機の事故で亡くなった両親。

謎の組織から守れずに殺された妹。

通り魔に殺された姉。

俺育ててくれた祖父母は、祖父は中1の時に、祖母は中学卒業の時にそれぞれガンで亡くなった。

…よくよく考えてみると、俺の人生、いろいろハードじゃね?

後悔しか残らなかった人生にもう一つ大きな後悔がある。

「…モンハン、やりたかったなー」

そう思った時俺の意識が真っ黒になった。

ーあーあ、死んじまったなー小さな命助けたから天国行き確定だよな。

俺より先に死んだ妹たちに会えるかなー。

にしてもやっぱりモンハンはやりたかった。

と言うよりもどうしてこうなったんだっけ?

思い出して見る。

俺は、アルバイトで稼いだお金でゲームを買いに行った。

「へぇーモンハンってX(クロス)出たんたー…って6400円!!高すぎでしょこれは!」

俺が自由に使えるお金は3200円、これは予算の倍なので直して置く。

「4Gは4300円、微妙に届かない」

俺はなくなく4Gをなおした。「4は持ってるからなー…あっ!3Gあるじゃん…ってかこれ3DSだったんだ…えーと、値段はーっと…あっ、あったあった1950円ってけっこうリアルな値段だなー」

と言いながら俺は3Gを買って外に出た。

ー後のことはよく覚えてる。

…そういえばちょっと前に見た小説で、人や動物を助けた人間は神が転生させてくれるってやつを見たことがあるな。

過去のこともあり神を信じてはいなかったが、今は信じてみようと思う。

そう思った瞬間意識が浮上して行く。

そして今度は意識が真っ白になった。




玄「始まったぜー!!奇息鳥セイル・ラックの生態!!」
声「ついにこの日か来たんですね!」
玄「ってか、何で敬語なんだよ」
声「それは、次話わかります」
玄「俺の話も出ないかなー」
声「貴方の話は、こっちじゃないとお聞きしましたよ」
玄「まじでか!」
声「では次話お会いしましよう」


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こんなことってあるんだね

水の音がする。

俺が最初に感じた感覚がこれだった。

「グァーオ(今までのが夢だったら泣くぞ)」

んっ?

「グァーグァーグ(あーあー、マイクテスマイクテス)」

あれ?

「…グォーグァー!(どーゆーことだ〜!!!)」

おかしい、俺は転生したいとは思ったが、人間をやめたいとは思ってないぞ!

そう思って一言!

 

ーこんなことってあるんだねー

 

よし、状況判断から。

まず名前。

「グォーグェーグァーグ(海鳴 声羅…うん、覚えてる。)」

次!体!

「グォーグァーオ…(…うん、人外決定…)」

大きな身体に、嘴、そして翼…これ、どう見ても始祖鳥近辺の生物だよね。

最後!場所!

「グォーグォーグァーグ(…まさかモンハンの世界いるとは思わなかった)」

理由:だってジャギィがいるもん。

「ギャッギャッ(誰だ?)」

うん、無視。あと、めんどくさいから鳴き声入れるのやめます。

「また、生態系が崩れ始めているのか?」

……だろうね。

寝んか眠い。

「zzz」

「変わってるやつ」

そう言ってジャギィは何処かへ走り去った。

 

ー次の日ー

 

「あー、お腹空いたー」

俺は、歩きながらそう言った。

 

ーエリア2ー

 

「おっ!アプトノスはっけーん♪」

発見したアプトノスをダッシュからのキックで倒す。

「一度食べてみたかったんだよねー♪」

倒したアプトノスの皮を嘴ではいで肉にかぶりつく。

「おいしー♪」

そして美味しさのあまりアプトノスを食べ切った。

ーその時ー

「おーい!そこのお前ー」

声がしたので上を見上……げると、そこには空の王者たるリオレウスがいたのでした。

………コレは……うん、終わったな。

「な、なんでしょうか?」

なんか敬語になったけど今はおいといて。

「安心しろ、食わないから。だから、そんな生まれたてのムーファみたいな震え方しないでくれ」

「ほ、本当ですか?………ふぅ」

盛大に安堵の息をつく。

「それで、お前は此処の新入りか?」

「此処…とは、一体?」

まぁ、分かってはいるけど、一様確認のために。

「そりゃあモガの森に決まってるだろ」

あー、やっぱり?

「そうですね、此処の新入りです」

「そうか、俺の名前はリレウ、よろしくな。…あと別にため口でも構わんぞ?」

そう言ってくれるのは、ありがたいが…すいません、なんか無理です。

「あのー」

「なんだ?」

「俺って新種………ですよね?」

折角なので聞いてみた。

「そうだな。俺の知る限りじゃ知らんな」

案の定な反応(泣)。

「そうですか」

「とりあえず、渓流に行って見たらどうだ?『嵐龍』の奴だったらなんか知ってるんじゃないか?」

名前ぐらいだったらハンターがきた時にでもつくはず、と言ってくれた。

「ありがとうございます。それではこれで」

そう言って『歩き出そう』とした時。

「ちょっと待て!お前、翼があるのになんで飛ばないんだ?」

おっとそれは忘れてた。

「ははっ、忘れてました……では!」

恥ずかしくなったので翼を広げて飛ぼうとした時!!

「グベホ!!」

1センチ浮いたところで大きく一回転!………そのまま地面に落下した。

「大丈夫か!」

「大丈夫に見えますか?」

そういうと、リレウは首を大きく振った。

「でしょうね(泣)」

「飛べないみたいだな…俺が教えてやる」

「ありがとうございます」

そう言って頭を下げると、嘴が地面に刺さり抜けなくなった。



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クエストLvG?

奇息鳥の意味が明らかに!!


こんにちは、声羅です。

飛ぶ修行と同時に技の練習していたら、すごいことになりました。

すごく多いので箇条書きにして見ました。

 

・火炎液

・火炎ブレス

・火炎放射

・熱線

・グラビーム(+なぎ払い)

・泡ブレス(小・大)

・水ブレス

・水レーザー

・雪ブレス

・雪風ブレス

・氷塊ブレス

・氷ブレス

・地這い雷ブレス

・雷ブレス

・雷光虫弾

・召雷

・赤召雷

・蝕龍虫弾

・龍ブレス

・ソニックブレス

・毒ブレス

・麻痺ブレス

・睡眠ブレス

・疲労ブレス

・悪臭ブレス

・粘菌ブレス

・狂竜ブレス

・温風ブレス

・寒風ブレス

・凍結化

・マグマブレス

・水没

・かんばつ

・回復ブレス

・閃光ブレス

・即死ブレス

・糸ブレス

・油ブレス

・泥ブレス

・咆哮

・吹き飛ばし咆哮

・風ブレス

・竜巻ブレス

・粉塵ブレス

・腐食ブレス

・鱗粉(各状態異常)

・ガス(各種)

などです。(追加があるかも)

では本編へ

 

ークエストLvG4ー

「お前攻撃方法多くないか?(特にブレス系)」

「俺もそう思います」

…何処からか気配を感じる。

1H「おっ、いたいたリオレウス………ってなんだあれ?」

2H「知らない…まぁなんとかなるだろう」

2Hが言ったが1Hは、それを制す。

1H「いや、生態とか調べた方がいいんじゃね?」

2H「……そうだな、あれは、確実に新種だろう」

1H「じゃ、この場で待機だな」

……ばっちり聞こえました!流石イャンクック並の聴覚(まぁ、このせいで咆哮の時に死にかけましたけど)

1H「……なぁ、こっち見てねぇか?」

2H「こっちを見てても気づかれてるとは、限らなiry「グァーグ(聞こえてますよ〜)」………」

二人が硬直した。

1.2H「「……どうする?」」

(お前茂みなんか眺めてどうしたんだ?)

俺の後ろからリレウが話しかけてきた。

(ハンターがいるんですが?)

(ほぅ、お前の能力を試すいい機会だな、だったら俺は、邪魔だしエリア8で見物して行く)

リレウは、そう言い残してエリア8に向かった。

2H「リオレウスが移動したな」

1H「これは本格的にあいつと戦わなくちゃいけないみたいだ」

1Hはそう言って大剣を手にかけた。

(おや、そちらもその気ですね。ではこちらから行きます!!!)

「グァーー!!!!」

俺は、戦闘開幕の咆哮を放つ。

1H「ぐっ!」

2H「おりゃぁぁぁぁ!!」

一人の動きを止めれたがもう一人方はスキルがあるのか太刀振りかぶってくる…が、間一髪でかわす

(うわっ!危ないですねぇ……そういえばあの方達リレウさんを狩るためにきたって言ってましたね、ではこれでどうでしょう)

「グォ!」

カチンッ

口の中にいた(何故か)光蟲を嘴で潰す。そのときに、俺は目をつぶる。

ピカァ!(!?)

2H「うわっ!目がぁ」(目がぁー(笑))

2Hが目を抑える。

…これが閃光ブレス、ゲリョスやペッコ亜のように前振りなし!……ゲームならアウトですけど。

1H「なにがおこったんだ!?」

いきなりのことですからねぇ。

では、此処から偉大(?)なる亜グナ先輩の技スタミナイジメを使ってあげます。

まず手始めに寒風ブレスで周りの気温を下げてホットドリンクが必要になる程度にする。

次に二人に氷ブレス、水ブレスを当てる。

すると何ということでしょう。

氷ブレスでスタミナの消費速度を上げ、水ブレスでスタミナの回復を遅くする。

さらに、寒風ブレスでスタミナの最大ゲージの減少を速くする。

1H「うわっ!寒!」

2H「スタミナがどんどん下がって行く!」

これを温風ブレス、火炎ブレス、毒ブレスにすると、体力ガンガン削ることができる。

ついでに悪臭ブレスを使うと、回復を防げる。

1H「ウチケシの実を持ってきてないって!」

2H「くそっ!一旦撤退するぞ!」

(完全勝利です!)

そう言ってエリア8に行く。

そこでリレウさんが大爆笑していました。




読者が500人突破!!


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凍土で遭遇!轟竜少女?

原本が消え失せた。
うろ覚えでだらだら続ける。


前回の出来事で、俺のモンスター名は『奇息鳥』セイルラックと名付けられた。

「おい、もう行くのか?」

リレウさんが少し寂しそうに言った。

「えぇ、名前などは判りましたが他にも『嵐龍』さんに聞きたいがありますし。」

「そうか、『嵐龍』は渓流の霊峰にいる、渓流はここから北西に向かうとすぐだ。」

「分かりました。では!」

俺はリレウさんにお礼を言い渓流に向かう。

 

 

………ハズだった。

 

「さ~むーい~!」

何故だ?俺は何故渓流ではなくこの極寒の地にいるんだ?

「すぐじゃなかったんですかー!」

このときの俺は気づいてはいなかった、俺が飛んだ方角は北西ではなくて北だったのだ。

「やばい、翼が悴んて羽ばたけない。」

一生懸命翼を動かそうとしても動かす高度が落ちていき…

 

 

ゴッ!

なにかに頭をぶつけ、意識がぶっ飛んだ。

 

それからしばらくして意識が戻りつつあるときに誰かが呼んでいるのがわかった。

「う…」

「グルルルゥ」

「……」

………えーと、何この状況、なんで目の前に『轟竜』のティガレックスがいるんですか?

「ガルルゥ」

あっ…これ、終わったやつだ。

しかしこの状況下でも言っておきたいことが二つぐらいあったが、そのうちの一つを言うことにした。

「くっ…殺すなら楽にお願いします…」

…やっぱためだったか、ホントだったらテンプレのあれを行ったはずなんだけれど。

「…っぷふ!あはははー」

「……あら?」

おやぁ?

「いやーほんとにいるんだくっ殺系!こっちに転生してよかったぁほんと!」

めっさ笑われた…(´・ω・`)

…ってか!

「転生って!」

「あーはー、ん?その反応はもしかして君も転生してきたの?」

「は、はい!」

「そう、あなた名前は?」

ティガレックスはまじまじとこちらを見ながらそういった。

「セイルラックと言います。」

「へー、変わった名前。で、セイルラッタだっけ?」

「セイルラックです。」

「呼びにくいよその名前」

「えぇ…」

逆に呼びやすいような気がするんだが?

「じゃあセイラで!」

「…は?」

少し考え込んでいている横でそんなことを言われた。

「セイルラックって呼びにくいじゃん?だから省略しようた思って、それでセイラなったの!」

「はぁ…」

少しわからない。

「セイラだよセ・イ・ラ、可愛いでしょ!」

可愛いって…

「一様言っておきますけど俺は男ですよ。」

「えっ、そうなの!…まぁいいや。」

えぇ…、まぁ本名も声羅だしいいか。

「あっ、そういえばあなたの名前は?」

「あっ!言ってなかったね。私はティス、ティガレックスのティスだよ、よろしくね!」

「…ぷふっ!」

聞き覚えのあるフレーズに少し吹いてしまった。

「やった、笑った!」

ティガレックスが喜んでいるのお見て少し可愛いと思ってしまった。…まぁ気にしないが。

 




かなり時間空いててびっくりした。


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渓流到着!むそーのかりゅーど

久しぶりに書くと内容が… 
とりあえず
5話です


「それで、どうしてこんな所に来たの?」

「えーと、それはですね…」

今まであったことをいろいろと話した。

「へー、それで『嵐龍』に会いに行くのね。」

「はい」

「じゃあ、私も連れてってよ」

ティスから返ってきたのは予想通りの反応だった。

「もちろんいいですよ。俺もそのつもりでしたし。」

転生者同士話が通じるのは安心できるしいいんじゃないか?

「やったー♪」

ティスは尻尾をブンブンさせて喜んでいた。

 

ーそれから一時間後ー

 

「やっとつきました…」

「長かったねー♪」

意外と長かった、すでに翼がくたくただし…

「お腹空いたー」

ティスが言いたいことを言ってくれた。

「…ふぅ。では、ご飯をとってきてください。俺は、エリア7で魚をとってきますので。」

「わかった!鶏肉とってくる!」

ティスはそう言うと思いっきりジャンプして飛んでいった。

「………では、行きましょうか。」

翼はくたくたなので歩いていく。

 

ーエリア7ー

 

………えぇ。

なんでさ、なんでいるんだよ!

確かにエリア7は、やつの初期エリアだよ。(3rdの場合)そして此処渓流だし、いるのは、わかってたよ。

 

 

なんで雷狼竜がいるですかー!

 

………ふぅ、気づかれてはいないみたいだしいったn(ガサッ)やべっ

 

 

 

…どうしよう、翼は疲れてうまく飛べないし。走っても多分追いつかれるだろうし……………あっ、雷狼竜さんこっち見てますー?イェーイピースピース♪…………

 

「グルルォ………」

 

 

 

………うん、無理。死ぬかも

 

⬛⬜⬛⬜⬛⬜

 

…此処は、何処だろうか?

…僕は、なんでこんな所にいるのだろうか?

『あなた、転生者ね!』

…てん、せい、しゃ?

…あぁ、僕は死んじゃったのか。そしてここにいるのか。

『実は私もなの。』

…そうなんですか……んっ?

その羽(?)どうしたんですか。

『ちょっと怪我したの。』

…そうですか。……あっ、此処使います?

『いいの?』

…大丈夫ですよー

『…ありがとう。』

(さて、まず寝床を探しますか。)

 

―――――――――――――――――――――――

懐かしい夢を見た気がする、僕がこの世界に来てすぐの事だった。

「ふぁぁぁ」

盛大にアクビをしたその時だった。

 

ガサッ

 

音がしたのでその方向へ目を向けて見るとそこには…

 

今までに見たことのない爬虫類がこっちをみていた。

 

⬛⬜⬛⬜⬛⬜

 

えー、どうしよう。見てるよ、めっちゃ見てるよー。

今動いたら秒で殺されそうな気がするよー。

「たっ」

んっ?

「食べないでくださーい!」

 

 

 

このときに一瞬時間が止まったのは言うまでもない。

 




絞りに絞って思い出した…


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