今日の我流親切高校 verメガ盛り! (Arupejio2)
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アイスが食べたい時にパピコの蓋の部分を渡してくる奴は外道



どうでもいいけどハーゲンダッツ食べたい。


 

アル「あ、あれ?ここは……?」

 

アル(中の人)「おーい、聞こえるかー?」

 

アル「あっ!中の人!ここは何処だ?」

 

アル(中の人)「ここは精神と時の部屋!」

 

アル「ドラ〇ンボールかよ!!!汗」

 

アル(中の人)「冗談冗談笑 我流親切高校は知ってるよね?」

 

アル「あ、ああ、Twitterで乗っけてる短編小説だよな?」

 

アル(中の人)「そうそれ、なんと今日からその我流親切高校の長編小説を連載することになりましたー!わー!(パチパチ」

 

アル「おお!マジか!…………待てよ?まさか……俺がここに呼ばれたのって……。」

 

アル(中の人)「そ、小説の主人公として出てもらうためでーす!」

 

アル「デスヨネー汗」

 

アル(中の人)「ああ、そうそう。」

 

アル「ん?」

 

アル(中の人)「今回は前回と違ってアルペジオは貴方だけです。要するにハーレムになるわけですね。」

 

アル「…………え?」

 

アル(中の人)「というわけでいってらっしゃーい!」

 

アル「ちょっ、待っ」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「どうしてこうなった……汗」

 

ここは我流親切高校。アルス・ノヴァ(享年3568歳)校長によって設立されたこの学校だが、実は今年で開校100000周年なのだ。まあ、ぶっちゃけどうでもいいが汗

 

?「アールーぺージーオー君!」

 

アル「ん?……ああ奈桜か。」

 

奈桜「どうしたんですかー?そんな辛気臭い顔をして?」

 

アル「まあ……ちょっとな汗」

 

奈桜「そんなに不景気な顔していたら幸せがビーダッシュで逃げてっちゃいますよ?」

 

アル「幸せってビーダッシュで逃げるの!?」

 

奈桜「そうですよ!ウ〇イン・〇ルトよりも速く逃げますよ!」

 

アル「幸せは陸上で金メダル獲れる(確信)」

 

奈桜「というわけですから私と幸せを探しに行きましょう!」

 

アル「また変なことを……汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

奈桜「しあわせ〜ってなんだっけ?なんだっけ?♪」

 

アル「知らんよ汗 で、こんなとこに何氏に来たんだ?」

 

奈桜「幸せを探しに来たんですよ!」

 

アル「男子更衣室には幸せはない!あるのは体操着と下着だけだ!汗」

 

奈桜「あとエロほ」

 

アル「言わせねーよ!?」

 

奈桜「あるかもしれないじゃないですか幸せ!」

 

アル「例えばなんだよ?」

 

奈桜「………………BL。」

 

アル「ちょっと待てぇえええええええええ!!!」(ゴーン)

 

奈桜「うわっ!今ゴーンって音がした!汗」

 

アル「幸せどころか地獄だわ!汗」

 

奈桜「うん、私も今言って後悔しました汗 例えばの話イワタンと越後君の」

 

アル「こいつはくせェ!ゲロ以下の匂いがプンプンするぜぇーーッ!!!」

 

奈桜「どうやら男子更衣室には幸せはないようですね。」

 

アル「当たり前だろ!!!汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「だからって女子更衣室に来なくてもいいじゃないか……汗」

 

奈桜「アルペジオ君は入ってきたらダメですよ!」

 

アル「わーってるよ汗」

 

奈桜「では突撃ー!」(タッタッタッ

 

アル「……はぁ汗 さて……どうしてよっかな……。」

 

?「(ジーッ」

 

アル「……ん?」(クルッ

 

?「……!」(スゥッ

 

アル「なんだ……?誰かいたのか……?」

 

奈桜「あっ!こ、これは……!」

 

アル「ん?どしたー?」

 

奈桜「アルペジオ君!見てくださいこれ!」

 

アル「ん?……これはなんだ?」

 

奈桜「更衣室の誰も使ってないロッカーを漁ってみたらこれがありました!どうやら旧校舎の説明書みたいですよー?」

 

アル「旧校舎の?なんでそれがこんなとこに……。」

 

奈桜「わかりませんが……これは探索するほかありません!明日から行動開始ですよー!」

 

アル「い、いや旧校舎は立ち入り禁止だって……。」

 

?「(ジーッ」

 

アル「……?」(クルッ

 

?「(スゥッ」

 

アル「…………気のせいかな。」

 

この時俺は視線を感じていたのだが……気のせいだと思っていた。だが……まさかこれがあの試練の始まりだとは……誰も思っていなかった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈桜「という夢を見たんですよ!」

 

アル「いや夢かよ!最悪のオチだな!汗」

 

 





夢です(ゲス顔)


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サメ映画は大体ぶっ飛んだ設定が多い


あるフォロワーさんからのリクエスト作品です!


 

 

アル「さあ……ついたな!沖縄!」

 

桜空「着きましたねー。」

 

俺達は今沖縄に来ている。何故俺達が沖縄に来たのかというと、たまたま奈桜が福引で沖縄旅行を引き当ててしまったのだ。そういうわけで、俺や桜空、奈桜、五十鈴、紫杏、和那、妙子の7人で沖縄に来てるのだ。(ちなみにいつきは奈桜にその事を教えてもらえず来れなかった模様)

 

紫杏「しかし暑いな……沖縄だから仕方ないとはいえ……。」

 

アル「つーか、なんで男が俺だけなんだ?荷田君とか越後とか呼べばよかっ」

 

6人「駄目!」

 

アル「お、おう汗 で、奈桜、ホテルはちゃんと予約とったんだよな?」

 

奈桜「勿論です!ちゃんと予約してますよ!一部屋!」

 

アル「そうかそうか…………えっ?一部屋……?」

 

奈桜「はい!」

 

アル「俺の部屋は?」

 

奈桜「私達と同じですよ?」

 

アル「はぁ!?なんで!?」

 

6人「一緒の部屋がいいから(です)!」

 

アル「は、はぁ汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

奈桜「さぁ着きましたよ!ホテル!」

 

五十鈴「取り敢えずチェックインだな……。」

 

奈桜「じゃあチェックインしてきますねー!」

 

アル「ついでに観光名所とか聞いてきたらどうだ?」

 

奈桜「そうですね……じゃあついでに聞いてきます!」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「どうだった?」

 

奈桜「凄いですよ!なんか最近、この近くの川で化け物がいるらしいですよ!」

 

妙子「化け物?都市伝説じゃないの?」

 

奈桜「どうやら本当らしいですよ!何人もの釣り人が化け物に襲われたらしいです。それでですね皆さん、あの人が言うには、『絶対にあの川に近づいたら駄目』だそうです!」

 

一同「絶対に?」

 

奈桜「はい!『絶対に』です!」

 

一同「…………。」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

一同「絶対に駄目と言われたら絶対に行きたくなるのが私達(俺達)です!」

 

アル「釣りなんて何年ぶりだろ?ていうか、その化物は釣るものなのか?」

 

奈桜「わかんないですけど、多分大丈夫ですよ!」

 

和那「なーなー!私から一つ提案があるんやけど!」

 

アル「提案?」

 

和那「ただ釣るだけじゃ面白くないやろ?だから一番最初に釣り上げた人がアルペジオ君とデート出来るってのはどうや?」

 

アル「ファッ!?」

 

6人「その勝負乗った(乗りました)!」

 

アル「なんでや……汗」

 

桜空「負けません……!」

 

奈桜「絶対に勝ちますよー!」

 

五十鈴「自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制自主規制……。」

 

〜〜〜2時間後〜〜〜

 

妙子「怪物どころか……何も釣れないわねぇ。」

 

紫杏「むぅ……餌に食いつくことすらないな……。」

 

アル「うーん、ほんとに怪物なんているのかなぁ?」

 

桜空「そうですね……。」(クイッ

 

桜空「あっ、掛かりました!」

 

アル「おっ、やっとか……汗」

 

桜空「そ、それに……なんか凄く引きが強いです!(プルプル」

 

アル「えっ?それってまさか……。」

 

桜空「うわわわわ!?」(ズズズズ

 

奈桜「あわわわ!?このままじゃさらりんが川に引きずり込まれちゃいますよ!?」

 

和那「全員で引っ張るで!」

 

アル「お、おう!」(ガシッ

 

アル「ぐぬぬぬ……かなり強いぞ……!」

 

五十鈴「もうひと踏ん張り……!」

 

(ググググ

 

アル「いっけぇえええええ!」(ザパーン

 

奈桜「釣れました!」

 

和那「やったけど……これって……。」

 

紫杏「……鮫だな。」

 

妙子「これが怪物の正体?」

 

アル「確かにデカイが……。」

 

桜空「そもそも川に鮫がいるものなのですか……?」

 

五十鈴「これ……『オオメジロザメ』。沖縄では人喰いザメって言われてるらしい……。淡水にも住めるから川にいたんだと思う……。」

 

アル「そうなのか?五十鈴は物知りだな。(ナデナデ」

 

五十鈴「……ありがとう。(撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた撫でられた……。)」

 

他五人「(ムスッ」

 

桜空「あ、あの……アルペジオ君!」

 

アル「あっ、はい?」

 

桜空「その……きっとこれが例の化け物でしょうから……その……///」

 

アル「あ、ああ……まあ、桜空がいいならいいけど……。」

 

桜空「ほ、ほんとですか!?」

 

奈桜「待ってください!まだこれが化け物だっていう証拠がありません!」

 

五十鈴「そうだ……そんな抜けがけは絶対に許さない……!」

 

桜空「そ、そんなぁ……。」

 

アル「(うーん、確かにこれが化け物かどうかはわからんがこれだと折角これを釣った桜空が可哀想だな…………よし……!)ま、まあまあ、今日のところはさ、これが化け物の正体って事でいいじゃない!なっ!」

 

桜空「あ、アルペジオ君……。」

 

5人「…………。」

 

アル「み、皆さん……?」

 

5人「納得いかーん!!!!」

 

アル「ですよねー!!!」

 

このあと結局、他の5人を撫でることで説得したアルペジオであった。

 

 



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シルバー・チャリオッツ・レクイエム 前編


ジョジョは5部が一番好きかなー。


 

 

みんなは、体が誰かと入れ替わることを想像した事はあるだろうか?俺は……今まではなかったな。そう……『今までは』な……。

 

(ガラガラ

 

アル「おはよー……ふわぁ……。」

 

桜空「…………。」

 

アル「あれ?桜空ー?どしたー?」

 

桜空「…………あ、アルペジオ君……泣」

 

アル「ど、どないしたんや!?なんで泣いてるの!?」

 

桜空「も、もう……私、これから先どうしたええんやー!うわあああああん!泣」

 

アル「さ、桜空……?どしたの?なんか口調が変……。」

 

(ガラガラ

 

?「……やっぱりか。」

 

アル「ん?……奈桜?なんかあったのか?桜空がさっきから変なんだよ……。」

 

奈桜「……アルペジオ。」

 

アル「ん?」

 

あれ?こいつ俺のこと呼び捨てだったっけ……?

 

奈桜「……そいつは見た目は芳槻だが……中身は芳槻じゃない。」

 

アル「へ?な、何言ってんだよ!どっからどう見ても桜空……。」

 

桜空「ううん、違うんよ、アルペジオ君。」

 

アル「へ?」

 

桜空「私、芳槻さんやないんよ!『カズ』や!『大江和那』や!」

 

アル「はああああああ!?」

 

い、いやそんな馬鹿な……汗 新手のいたずらかなんかだろ?第一、そんなSFじみた事が本当に起こるわけ……。

 

桜空(和)「……信じてないやろ?」

 

アル「そ、そりゃあまあ……。あっ!いやいやいや!信じる!桜空の言うことなら信じるよ!汗」

 

桜空(和)「だから私芳槻さんやないって……汗」

 

アル「……本当にカズ?」

 

桜空(和)「本当や。証拠なら沢山あるで。私しか知らない情報とかその他色々……。」

 

アル「うーん……。もう一つ気になるんだけどさ。」

 

奈桜「ん?どうした?」

 

アル「……今のが本当だとしたら……もしかしてお前、奈桜じゃない?」

 

奈桜「やっと気づいたか汗」

 

アル「ああ、やっぱり汗」

 

奈桜(紫)「薄々気づいてると思うが、私は奈桜じゃない。『神条紫杏』だ。」

 

アル「一体どうしてこんな事に?」

 

奈桜(紫)「私にもわからない。朝起きたら何故か私の姿が高科になっていた。」

 

桜空(和)「私も同じケースや。」

 

アル「なるほどなー。」

 

奈桜(紫)「これは魂が入れ替わったというよりは体が入れ替わったっていう方が近いだろうな……現に私は起きた時高科の家でなく、私の家にいたんだからな。」

 

アル「あれ?てことは奈桜と桜空の体も……。」

 

奈桜(紫)「おそらく奈桜は私になってるころ……」

 

(ガラガラ

 

?「皆さん大変なんですよー!」

 

アル「この口調……奈桜か?」

 

奈桜(紫)「噂をすれ……ば!?」

 

妙子(奈)「見てくださいよ!朝起きたら私の体がタエタエになってたんですよ!どういう事でしょうかこれ!?……ってあれ!?目の前に私が!」

 

奈桜(紫)「お前ではない馬鹿者!というか何故お前の体が三橋なんだ!何故私じゃないんだ!」

 

妙子(奈)「はっ!その口調……もしかして紫杏ちゃんですか!?」

 

奈桜(紫)「そうだ汗」

 

アル「も、もしかして……入れ替わる体はランダムなんじゃないか?」

 

桜空(和)「それしか考えられへんな。」

 

妙子(奈)「さ、さらりんが関西弁……だと……!?」

 

桜空(和)「私や高科さん汗 和那や。」

 

妙子(奈)「あ、ああ汗」

 

アル「つーことは、桜空と妙子も違う体になってるって事だろうな。ちょっと探してくる!」(タッタッタッ

 

奈桜(紫)「あっ!おい!入れ替わっていたら誰が誰だかわからないだろうに……汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「桜空〜?妙子〜?いないかー?」

 

五十鈴「…………。」

 

アル「おろ?……五十鈴……かな?汗 おーい。」

 

五十鈴「あっ……。」

 

アル「ちょっといいかな?……お前、五十鈴?それとも……。」

 

五十鈴「えっ?それって……もしかしてこんな状態なのは、私だけじゃないんですか……?」

 

アル「あっ……。(その口調……どう考えても……。) お前、桜空か汗」

 

五十鈴(桜)「……はい泣」

 

アル「まさか桜空が五十鈴になるとは……汗」

 

五十鈴(桜)「あの……お姉ちゃんは?」

 

アル「奈桜は妙子になってた汗」

 

五十鈴(桜)「は、はぁ……汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「となると後は五十鈴と妙子だな……。どっちかが紫杏になってて、どっちかがカズになってるはずなんだが……。」

 

?「あら?アルペジオ?」

 

アル「えっ?……和那……じゃないな。多分……妙子だろ?」

 

和那(妙)「あら?どうしてわかったの?もしかして……こういうの、私だけじゃない?」

 

アル「今、奈桜がお前の体になってるよ汗」

 

和那(妙)「あらあら汗」

 

アル「てことは五十鈴が紫杏になってるのか……。」

 

和那(妙)「え?紫杏ならさっき図書室で見たわよ?」

 

アル「マジ?まあ、考えてみたら五十鈴はいつもあそこにいるからなぁ。ありがと!」

 

和那(妙)「いえいえ。」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

紫杏(五)「…………。」

 

アル「五十鈴ー。」

 

紫杏(五)「あっ……。アルペジオ……私がわかるのか……?」

 

アル「まあね。とりあえず教室戻ろ?」

 

紫杏(五)「……わかった。」

 

アル「とりあえずこれで全員集合か……。」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「みんな揃ってよかった。とりあえず改めて整理するよー。奈桜が妙子になってて、妙子が和那になってて、和那が桜空になってて、桜空が五十鈴になってて、五十鈴が紫杏になってて、紫杏が奈桜になってるんだな?」

 

一同「Exactly。」

 

アル「ジョジョじゃねーんだから汗 そして、こうなった原因は不明と。早くも詰んだっぽいんだが汗」

 

妙子(奈)「じ、じゃあ!このまま元に戻れない可能性があるんですか!?」

 

紫杏(五)「それは嫌だ……。私だって元に戻りたい……。」

 

アル「俺だってやだよ汗 こんなカオスな状況汗」

 

五十鈴(桜)「と、とりあえず、こうなった原因をみんなで考えませんか?」

 

桜空(和)「天つ……いや、芳槻さんの言う通りやな。行動しなきゃ始まらんしな。」

 

アル「だな。じゃあ、探索開始!」

 

 





後半に続く!


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シルバー・チャリオッツ・レクイエム 後編


後編でーす。ワンシーンですが聖杯さんに挿絵を描いていただきました!ありがとうございます!


 

 

アル「とは言っても、何の手がかりもないからなぁ汗」

 

奈桜(紫)「確かに……これじゃあ原因の突き止めようがないな……。」

 

桜空(和)「うーん……。」

 

アル「こういうトンデモ事件とかに詳しそうな奴っているか……?そういう人からの証言を聞けば少しでもヒントはつかめると思うんだがなぁ……。」

 

紫杏(五)「…………いる。一人いる。」

 

アル「え?一人?それって誰のことだ?」

 

紫杏(五)「…………桧垣先生。」

 

アル「あっ……!」

 

和那(妙)「確かにあの先生ならこういう事に詳しそうね。」

 

妙子(奈)「確かめる価値はありますね!」

 

アル「よーし!全員で先生を探すぞー!」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

『捜索チーム

1.桜空・奈桜・妙子チーム

2.紫杏・和那チーム

3.五十鈴・アルペジオチーム』

 

アル「まず2階から探すか。」

 

紫杏(五十鈴)「…………。」

 

アル「お?どうしたしあ……五十鈴?汗」

 

紫杏(五十鈴)「…………いつもより動きやすい。」

 

アル「動きやすい?それってどうい……はっ!」

 

この時!アルペジオは確信した!いや、確信せざるおえなかった!紫杏と五十鈴、その2人の決定的な違い!そう、バストの差……っ!圧倒的バストの差……っ!それが、五十鈴が動きやすくなった決定的な違いだということを、アルペジオは確信せざるおえなかった!悪魔の数値……っ!AやB等の、アルファベット一つで決まってしまう、圧倒的差……っ!

 

アル「……五十鈴、悪いことは言わないから、それを紫杏の前では絶対に言わないでくれたのむ……汗」

 

紫杏(五)「…………?」

 

アル「しっかし、先生見つかんないな……。」

 

紫杏(五)「…………アルペジオ、ちょっといいか……?」

 

アル「ん?どうした?」

 

紫杏(五)「……私は、正直あの先生が苦手だ。」

 

アル「へ?なんで?」

 

紫杏(五)「上手くは、説明出来ない……。だが……ちょっと苦手というか……怖いんだ。」

 

アル「怖い?」

 

紫杏(五)「…………。」

 

アル「…………大丈夫だよ、俺もついてるんだから、別に怖がる必要なんてないよ。それに……あの先生何考えてんのかわかんないけど、結構いい人だよ。」

 

紫杏(五)「アルペジオ……。」

 

アル「だから心配すんなって!(ナデナデ」

 

紫杏(五)「……うん。…………はっ!」

 

この時!五十鈴は気づいてしまった!アルペジオに撫でられることで、一時は至福のひとときを味わえた。が、よく考えてみたら今アルペジオが撫でてるのは五十鈴ではなく、『紫杏』なのだ!

 

紫杏(五)「(ガッ」

 

アル「ぐえっ!?」

 

紫杏(五)「撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ撫デナイデ……。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

アル「わ、わがっだがら……五十鈴……首締めないで……!ぐるじい!汗 (まあ、確かに五十鈴だって女の子だからな。男にいきなり撫でられたら嫌だよな汗)」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

妙子(奈)「先生ー!何処ですかー?」

 

五十鈴(桜)「保健室にもいませんでしたね……。一体どこに……。」

 

和那(妙)「そうねぇ…………あら?」

 

妙子(奈)「ん?どうしたんですか?」

 

和那(妙)「あれっていつきちゃんじゃないの?」

 

妙子(奈)「おろ?……あっ!ホントだ!おーい!いーつーきー!」(タッタッタッ

 

いつき「ッ!(回し蹴り)」

 

妙子(奈)「アゲーー!!!な、何するですかいつき!」

 

いつき「はぁ?いきなり飛びかかってくるのが悪いんでしょ?」

 

五十鈴(桜)「い、いつきちゃん……?」

 

いつき「はぁ……なんなのよどいつもこいつもいつきいつきって……誰よそれ……汗」

 

妙子(奈)「えっ?……まさか!し、失礼ですけど、お名前は……?」

 

いつき(浜)「はぁ?名前?……朱里。浜野朱里よ。」

 

妙子(奈)「オーマイガーッ!!!」

 

いつき(浜)「…………?」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

奈桜(紫)「………………和那。」

 

桜空(和)「なんや?」

 

奈桜(紫)「私は夢を見てるのか?」

 

桜空(和)「いいや、現実やで紫杏。」

 

奈桜(紫)「そうか……じゃああれは……。」

 

浜野(い)「姉御ー!何処ー?はっ!まさかまたアルペジオに誑かされてるんじゃ!という事は桜空ちゃんも…………おのれアルペジオオオオオオオオオ!今日こそこのいつきちゃんが成敗してくれる!」

 

奈桜(紫)「なんだこれは……汗」

 

桜空(和)「す、スタンドも月までぶっ飛ぶ衝撃やで……汗」

 

浜野(い)「あっ!なーんだ姉御たちいるじゃーん!よかったー!私てっきりアルペジオにまた誑かされてるんじゃないかと思ったよー!アハハハハ!」

 

奈桜(紫)・桜空(和)「…………汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「んー、見つからないなぁ……。後はあそこの森か……。」

 

紫杏(五)「行くしかないな……。」

 

〜移動中〜

 

アル「せんせー!いませんかー?」

 

桧垣「ん?私のことですか?」

 

アル「あー!いたー!なぁ先生、カクカクシカジカな事があったんだけどさ、どうすりゃいいかな?」

 

桧垣「あっ…………そうですか、まさか成功してるとは……汗」

 

アル「え?成功してる……?」

 

桧垣「実は……。」

 

〜〜〜回想〜〜〜

 

それは昨日の深夜のこと……

 

桧垣「出来た……理論上はこの機械があれば人格を入れ替えることが出来るのですが……何しろ初めての試みなので上手くいくかどうか……汗 とにかく試してみますか……それ、ポチッとな。」

 

(ウイイイイン(バシュッ

 

桧垣「うわっ!……凄い勢いでレーザーが飛んでいきましたね……汗 成功……なのでしょうか汗」

 

〜〜〜回想終わり〜〜〜

 

桧垣「ということがありまして汗」

 

アル「てめぇのせいかあああああああ!!!」

 

桧垣「私の推測では、おそらくこのような事態になったのはここだけじゃないかと……汗」

 

アル「なんだと!?」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

麻美(ゆらり)「あ、麻美ちゃん、落ち着いてください……汗 というか私の体でそんな醜態を晒さないで……汗」

 

ゆらり(麻美)「酷い!私だって元に戻りたいよおおおお!うわあああああん!泣」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

維織(准)「はーい!維織さん、コーヒーお持ちいたしましたー!」

 

准(維)「……なんだかシュール……。」

 

維織(准)「仕方ないじゃないですかー。朝起きたらこうなってたんですから。ていうか、自分で言うのもなんですけど、笑顔で一生懸命働く維織さんってwww」

 

准(維)「うん……だからシュール……。准ちゃん、ハムサンド……10人前……。」

 

維織(准)「ちょっと維織さん!私そんなに食べれませんって!汗」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

天本(唯)「おおー!これが天本ちゃんの巫女服!天本ちゃんの目線!」

 

唯(天)「そんなに興奮するものじゃないでしょう唯さん……笑」

 

天本(唯)「いやいやいや!いつもと違った新鮮な気分だよ!〇><」

 

大神「また面倒なことに…………汗」

 

天本(唯)「ねーねー!大神君!いつもと違った私、どうー?」

 

大神「ただ単にテンションの高い天本ってだけだろう……汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「で、元に戻るにはどうすれば?」

 

桧垣「簡単です。機械を止めればいいんです。」

 

アル「なるほど、意外と単純なんだな。じゃあさっさと止めるかー!で、その機械はどこに?」

 

桧垣「ありません。」

 

アル「…………へ?」

 

桧垣「なにしろレーザーが出た瞬間に機械が壊れてしまったので。」

 

一同「ふざけるなあああああああああああああ!!!」

 

この後、桧垣先生に強制的に徹夜で修理させて、無事に戻った模様。

 

 

 





ムーミン?知らない子ですね……。


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シン・トシオクン


シンゴジラマジで面白いから絶対映画館に見に行った方がいいぞ!


 

 

アル「交わしたや〜くそく〜忘れ〜ないよ〜♪目〜を閉じ〜確かめる〜♪押し寄せ〜た闇〜振り払ってす〜すむよ〜♪」

 

荷田「た、大変でやんす〜!!!」

 

アル「なんだよ人が気持ちよく歌ってるってのに……。」

 

荷田「それどころじゃないでやんすよ!汗」

 

アル「どうしたんだよ?」

 

荷田「て、テレビつけるでやんす!」

 

アル「テレビ〜?んっ。」(ポチッ

 

ニュースキャスター「えー、こちら〇〇湾から中継でお伝えしております!先程ここで、巨大生物の目撃情報が寄せられました!そこで、私がここに来たところ、衝撃的な映像が撮れました!こちらをご覧ください!」(映像を映す)

 

アル「な、なんだこれ……?尻尾?」

 

荷田「でかい尻尾でやんす!」

 

アル「またパチモンの映像じゃねーの?テレビなんだし。」

 

荷田「爆弾発言やめるでやんす!汗」

 

アル「ま、どうせ嘘だから気にすんなよ。」

 

ニュースキャスター「この様に、先程から巨大生物の尻尾らしきものが何度も目撃されております。…………ああっ!!」

 

アル・荷田「ん?」

 

(ザッパーン

 

アル「!? さっきの尻尾!?」

 

荷田「ち、中継で移されてるでやんす!本物でやんすよ!」

 

ニュースキャスター「皆さん!ご覧になったでしょうか!これがなんの尻尾なのかはわかりませんが、皆さんも十分にお気をつけ下さい!以上、中継でお送りしました。」

 

アル「おいおい……マジかよ。」

 

荷田「気になるでやんす!見に行くでやんす!」

 

アル「お、おいおい。危ないだろ。」

 

荷田「何言ってるでやんす!巨大怪獣なんて、男のロマンでやんす!」(タッタッタッ

 

アル「あっ!おい!……しょうがねぇなぁ。」(タッタッタッ

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

荷田「つ、着いたでやんす!」

 

アル「予想してた通りだけど、野次馬だらけだな。」

 

荷田「こういう人達が真っ先に怪獣映画ではやられるでやんす。」

 

アル「そのこういう人達の中に俺らも入ってるんだけどな汗」

 

荷田「オイラ達は主人公枠でやんすからだいじょ」

 

アル「しーっ!汗」

 

(ズズン…

 

アル「うおっ!?」

 

荷田「な、なんでやんす……?」

 

(ズズン…(ズズン…

 

アル「ま、まさか……。」

 

(ザッパーン

 

?「ギャオオオオオオオ!!!」

 

アル「で、ででで」

 

アル・荷田「出たああああああ!!!」

 

アル「ってよく見たらとしおくんじゃねーか!!!汗」

 

荷田「でもそれにしてはデカすぎるでやんす!汗」

 

アル「た、確かに……これ、100mぐらいはあるよな……汗」

 

荷田「で、でもこれぐらい大きかったら陸に上がったら自重で圧死……」

 

(ザバーン(ズンズン

 

荷田「しないでやんす!?」

 

アル「色々規格外すぎるだろ!逃げるぞ!」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「くそっ!どんどん迫ってきてる!てかこころなしか親切高校に向かってる気がするのは気のせいか!?」

 

荷田「全然気のせいじゃないでやんす!ビルとか建物をぶち壊しながらとしおくんは親切高校に向かってるでやんす!」

 

アル「なんでよりによって親切高校なんだよ!汗」

 

荷田「そ、そりゃあ……主人公枠のオイラ達の高校だからでやんしょ?」

 

アル「だからメタ発言はやめろ!汗」

 

?「…………そこの2人。」

 

アル「あっ?悪いな、今俺らは逃げるのに必死なんでな。あんたも早く逃げた方が……。」

 

荷田「その声は……まさか!」

 

?「…………。」(スッ

 

アル「あっ!真央…」

 

荷田「芹沢博士!」

 

アル「ファッ!?」

 

芹沢博士(?)「そう……私が芹沢博士。」

 

アル「いやいやいや!?真央だよね!?」

 

荷田「何言ってるでやんす。その容姿、そしてその眼帯、間違いなく芹沢博士でやんす。」

 

アル「い、いやいや!真央も眼帯つけてた時あったからね!?」

 

芹沢博士(?)「…………気のせい。」

 

アル「今一瞬困ったよね!?」

 

芹沢博士(?)「そんなことより…………あのとしおくんを倒す方法が、一つだけある……。」

 

アル「えっ……?(なんか嫌な予感が……汗)」

 

荷田「どうするでやんす?」

 

芹沢博士(?)「……この薬を使う。これは、水中の酸素を破壊して……水中の生き物を一瞬で窒息させて、白骨化させる事が出来る……。」

 

アル「もろオキ〇ジェン・デス〇ロイヤーじゃねーか!!!汗」

 

荷田「すごいでやんす!これなら馬鹿でかいとしおくんでも倒せるでやんす!」

 

アル「け、けどよ……そんな凄いものを使ったがために政府ならまだしも……他の国にバレたら大変なことになるんじゃねーの?それこそ兵器に使われるかも……。」

 

芹沢博士(?)「…………大丈夫。」

 

アル「?」

 

芹沢博士(?)「ここに来る前に、これの設計図は全部燃やした……。それに……私自身もとしおくんと一緒に死ぬ……。だから誰にもバレない……。」

 

アル「なっ!お前それは……。」

 

芹沢博士(?)「いいの……これが最善。」

 

アル「…………(確かに境遇とか思考は芹沢博士だ汗)」

 

荷田「それじゃあ、早速準備……」

 

(ゴオオオ

 

アル「……?何の音だ?」

 

としおくん「(ゴオオオ」

 

荷田「としおくんが……光ってるでやんす……。」

 

芹沢博士(?)「(まさか……)みんな伏せて……!」(ガバッ

 

アル・荷田「えっ?」

 

としおくん「(ゴオオオ(ボォオオオオオオオ」

 

アル「なっ!?」

 

荷田「と、としおくんが火炎放射したでやんす!汗」

 

アル「そんな生易しいレベルじゃねーだろこれ!汗」

 

(ボォオオオオオオオ(ドガーン

 

アル「っ!?なんだ!?火炎放射のせいで車でも爆発したのか!?」

 

芹沢博士(?)「違う…………。としおくんの火炎放射で、オオガミ本社が……爆散した……。」

 

アル「はぁ!?ここからオオガミ本社までどれだけ距離があると思ってんだ!?」

 

芹沢博士(?)「ほんと……。これを見て……。」

 

アル「えっ?双眼鏡……?どれどれ?…………!?」

 

芹沢博士(?)「言ったでしょ?」

 

アル「大神……。/)`;ω;´)」

 

大神(幽霊)「呪ってやる。」

 

荷田「これ以上被害が出ないように一刻も早く作戦を実行するでやんす!汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

芹沢博士(?)「としおくんはしばらく暴れたら休むために海に帰る……そこを狙う。」

 

アル「なるほどな……。で、俺らは何をすればいい?」

 

芹沢博士(?)「としおくんの気を引くための餌。」

 

アル「しばくぞ?怒」

 

芹沢博士(?)「冗談。2人には船で私を着水ポイントまで運んで欲しい。」

 

アル「お前は船操縦できないのか?」

 

芹沢博士(?)「本当は一人でやるつもりだった…………でも運転してみたら何故か2秒後に沈没した。」

 

アル「下手くそすぎんだろ!汗」

 

荷田「しょうがないでやんすねぇ。オイラ達に任せるでやんす!」

 

としおくん「(ザブザブ」

 

アル「おっ、噂をすればなんとやら……。」

 

荷田「海に帰ってくでやんす。」

 

芹沢博士(?)「じゃあ……作戦開始。」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「なるべくとしおくんを刺激しないように慎重に進むぞ。」

 

荷田「わかってるでやんす。」

 

芹沢博士(?)「ここに来て スキヤキ弁当 食べたいな」

 

アル「何言ってやがる汗」

 

芹沢博士(?)「辞世の句。」

 

荷田「博士……。」

 

アル「…………。(空気を読んで言葉には出さないが…………辞世の句しょうもなさすぎんだろ!汗)」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アル「ついたぞ……着水ポイント。」

 

芹沢博士(?)「……。」

 

アル「なぁ……ほんとにとしおくんと心中する気なのか?」

 

芹沢博士(?)「……そう。」

 

アル「他に……方法は無いのか?」

 

芹沢博士(?)「これが最善策……。」

 

アル「……。」

 

芹沢博士(?)「……じゃあ、私はここで。……二人共ありがとう。」

 

荷田「…………。」

 

芹沢博士(?)「……さよなら。」(ザバーン

 

荷田「博士……。」

 

アル「……アディオス、芹沢博士。」

 

荷田「…………。」

 

アル「……帰るか。」

 

荷田「……そうでやんすね。」

 

 

帰り道、海の向こうからとしおくんの咆哮が聞こえた気がした。

 

 

〜〜〜次の日〜〜〜

 

アル「う、う〜ん……。ふわぁ……もう朝か……。…………あれ?」

 

朝起きて、ふと気になったことがあった。

 

アル「昨日……なんか凄いことがあったような……なかったような……そもそも昨日の記憶がほとんどないような……。まあ、いっか!」

 

〜〜〜登校中〜〜〜

 

荷田「オイラも同じなんでやんす。何故か昨日のことが思いだせないのでやんす……。それにやっぱり昨日凄いことがあったような……。」

 

アル「やっぱり?周りの奴にも聞いたんだけど全く昨日のことを覚えてないって言っててさ……。…………あれ?」

 

芹沢博士「…………。」

 

荷田「……?あの人知り合いでやんすか?」

 

アル「いや……そうじゃないんだけど……。」

 

芹沢博士「…………。」(スタスタ

 

アル「あっ……!…………博士!」

 

芹沢博士「……!」

 

アル「博士、生きてたのか!」

 

芹沢博士「……元々、死ぬつもりはなかったの。みんなの記憶から、としおくんとこの薬と私のことを消せば、それで丸く収まるから……。」

 

アル「そうだったのか……。」

 

芹沢博士「でも……どうして……記憶は完全に消したはずなのに。」

 

アル「なんでってそりゃあ、あんな出来事、忘れられるわけないじゃん!それに、まだ俺は博士に聞きたいこと沢山あったんだからな。それまでは嫌でも忘れないよ。」

 

芹沢博士「…………。」(ピトッ

 

アル「えっ、ちょっ!?」

 

芹沢博士「…………離れ離れになった恋人同士が感動の再開をしたシーンの真似。」

 

アル「おいおい笑」

 

荷田「ななな!アルペジオ君の彼女でやんすか!?」

 

アル「えっ!いや、違…」

 

荷田「早速みんなに言ってくるでやんすー!」(タッタッタッ

 

アル「ちょっ!」

 

この後、誤解した荷田が見事に学校中に言いふらし、しばらくの間荷田以外の野球部仲間から白い目で見られるハメになった。なお、言いふらされた直後に奈桜、桜空、五十鈴、紫杏、妙子、和那の計6名からしばかれたのが未だに謎である。

 

 







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秒速5センチメートルは結構心をえぐってくる。


桜空の誕生日記念の小説です!


 

 

アル「せーの!」

 

アル・奈桜「桜空、誕生日おめでとう!」

 

桜空「ありがとう……ございます!」

 

アル「いやー!桜空がまさか俺より年上になる日が来るとはね汗」

 

『アルペジオの誕生日は11月5日です。』

 

桜空「あんまり実感ないですね……。」

 

アル「では、そんな桜空のために特別コーナー!題して、『アルペジオの部屋』〜!」

 

桜空「!?」

 

アル「このコーナーでは、今日誕生日を迎える桜空に気になる質問を視聴者が投げかけるコーナーとなってます!」

 

桜空「と、突然ですね汗」

 

アル「では最初の質問!M.H.さんからの質問です!『芳槻桜空さん、誕生日おめでとう!質問ですが、桜空さんはリボンを解くとどんな髪型なんですか?』」

 

桜空「え?髪型ですか?」

 

アル「これすごい気になってた!1回リボン解いてみてよ!」

 

桜空「は、はい。わかりました。」(スルッ

 

アル・奈桜「お、おおおおおお!」

 

アル「まさかこんな髪型をしていたとは!」

 

奈桜「なんか感動です!」

 

『小説では髪型は表せないので、ご自由に想像してみてください笑』

 

桜空「ど、どうでしょう……?」

 

アル「髪ほどいてる桜空も可愛いよ!」

 

桜空「あ、ありがとうございます……///」

 

アル「さて、続いての質問です。K.Yさんからの質問です。『桜空ちゃん、お誕生日おめでとうございます!早速質問しますが、桜空ちゃんの好きな異性のタイプを教えてください!』」

 

桜空「え、ええええ!?」

 

アル「桜空の好きな異性のタイプ……だと……!?」

 

奈桜「アルペジオ君としてはぜひとも知っておきたいことですね笑」

 

桜空「え、えっと……その…………や、優しい人がいいです……/// あ、後は……私のことを最後まで信じてくれる人がいいです……。」

 

アル「後者はやっぱり大事だよなぁ……。」

 

奈桜「それに限りますねぇ……。」

 

アル「さて、続いての質問です!K.Kさんからの質問です。 『桜空、誕生日おめでとう!質問ですが、緑髪伝説についてどう思いますか?』」

 

奈桜「どうしろと汗」

 

アル「た、確かにパワポケといったら緑髪彼女候補だけど、それをパワポケキャラに聞くのはどうなんだ汗」

 

桜空「め、メタ発言も大概にしてください!汗 え、えっと……みんな個性的で可愛い子だと思います……よ?」

 

アル「それは勿論自分も含めてだよな!」

 

桜空「え、えええ!?わ、私なんか他の人と比べたらそんな事……。」

 

?「桜空は可愛いぞ!!!」

 

桜空「!? な、なんですか!?あの人達は!?」

 

アル「今日のために呼んだ、桜空ファンの皆さんです笑」

 

桜空「ええええ!?」

 

アル「ちなみにあの中にうp主もいるから。」

 

桜空「ええええええええ!?汗」

 

アル「んじゃあ、桜空。みんなに一言笑」

 

桜空「えっ?……あ、その…………最高の誕生日を、ありがとうございます……///」

 

一同「Foooooooo!!!!!!!!」

 

奈桜「お祭り騒ぎですね汗」

 

アル「現に昨日、Twitter凄かったもんな汗 あっ、最後の質問だ!えっと……A.Pさん……あっ、これうp主からだ笑」

 

奈桜「おおっ!」

 

アル「『桜空、誕生日おめでとう!質問の前に色々と思い出を語りt』」

 

『ここからしばらくうp主の桜空に対する愛が綴られていたので割愛』

 

アル「『というわけで質問です!』って長いわ!!!今読み上げるのに何分かかったと思ってんだ!!!30分だぞ!?その間延々と愛を告白されてた桜空の身にもなってみろ!もうあいつゆでダコだぞ!?汗」

 

桜空「……(プシュー)」

 

アル「ま、まあ、いいや汗 質問ね。ええっと………………あっ。」

 

桜空「えっ?どうしました?」

 

奈桜「まさか質問が下ネタでしたか!?」

 

アル「んな馬鹿な汗 ちょっと奈桜、この質問だけどさ……。(ヒソヒソ)」

 

奈桜「ふむふむ……はいっ!わかりました!」

 

アル「待たせたな桜空!最後のうp主からの質問だけど、ここにいる一同で読み上げさせてもらうけど、いいかな?」

 

桜空「は、はい……。いいですけど……どうしてですか?」

 

アル「へへっ!まあ、聞いてろよ。んじゃあみんな準備はいいか?」

 

一同「おおー!」

 

アル「ほんじゃ読むよ!せーのっ!」

 

 

 

一同「これからも、俺らの一番星でいてくれるかなー!?」

 

 

 

 

桜空「……!…………はいっ!」

 

 

 






桜空、誕生日おめでとう!


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十面相ならぬ十五面相的な。


この小説ではアルペジオシリーズ(エヴァシリーズ的な)は出さないと言ったな。あれは嘘だ。


 

 

アルA「……ねぇ、一つ質問。」

 

アルB「どした?」

 

アルA「なんで俺らがこの小説に出てんの?汗 随分前に中の人がこの小説に俺らは出ないとか言ってなかったっけ?」

 

アルB「ああ、それなんだが……どうやら中の人が俺ら一人一人の特徴を教えてほしいって言われたらしく、じゃあどうせだったら小説で紹介しちゃえって事らしい。」

 

アルC「急だなオイ汗」

 

アルA「まあ、じゃあ取り敢えず箇条書きにしてくか。まずは俺!」

 

『アルペジオA

 

・身長は170cmぐらい。

 

・常にテンション高いやつ。

 

・とにかく馬鹿。』

 

アルB「こんなもんでいいだろ。」

 

アルA「テンション高くて馬鹿だったらHだってそうだろ!汗」

 

アルB「まあまあ、一番オーソドックスなアルペジオなんだからええやん笑」

 

アルA「おいおい汗」

 

『アルペジオB

 

・身長は170cmぐらい。違う世界線から来ただけなので、基本的にアルペジオ達は同じ体型(G、I、L、Ac、Cp除く)

 

・頭に血が上りにくい性格。

 

・割と常識人。』

 

アルB「割とって汗」

 

アルA「そうなんだよなー。俺らって大体みんな同じ体型だから服装とか髪型で区別しないとダメなんだよなー汗」

 

アルC「あっ、それぞれがどんな髪型とか服装してるかはみんなの想像に任せます笑」

 

『アルペジオC

 

・ボケることはほとんどなく、ほぼツッコミ担当。

 

・いい意味でも悪い意味でも優男。

 

・うどん。』

 

アルC「なんか前も自己紹介の時にうどんって言われなかった!?」

 

アルA「だってお前うどん好きじゃん。」

 

アルC「うどん好きだわ畜生めぇ!」

 

『アルペジオD

 

・アルペジオシリーズ唯一の僕っ子。

 

・多分みんなの中で一番いい奴。

 

・彼女がヤンデレ。』

 

アルD「さ、最近は収まってきてるから!汗」

 

アルA「どうだろうねぇ汗」

 

アルB「まあ、全盛期の頃よりはマシか汗」

 

『アルペジオE

 

・15人の中で多分一番の空気。(あだ名が男版中田)

 

・実は幽霊。

 

・Aのifルート的な存在。』

 

アルA「そういやお前俺のifルートの立場だったな汗」

 

アルB「確か、『桜空を自殺させないために説得してるうちにすったもんだあって桜空の変わりに死んだ』って感じだったよな。」

 

アルE「そうそう汗」

 

『アルペジオF

 

・変態of変態な幽霊

 

・根はいい奴。

 

・Bのifルート的な存在。』

 

アルF「俺がどういう立場なのかは話すと長いし混乱するだろうから、前の小説『少年が高校で野球部に入るようですよ』を最初から見てくれ!」

 

アルA「さらっと宣伝すんな!汗」

 

『アルペジオG

 

・クール系男子。けど意外と優しい。

 

・アルペジオシリーズの中で数少ない大人勢。

 

・もう一つのBのifルート。』

 

アルG「俺の立場についても話すと長いし混乱するだろうから前の小せ」

 

アルB「もういいわ!汗」

 

『アルペジオH

 

・Aと同等のバカ。

 

・けど悪い事考える早さはアルペジオシリーズの中でも最速。

 

・外では普通だが、自宅ではアホ毛が生えてる…………らしい。』

 

アルA「お前アホ毛生えてんの?汗」

 

アルH「秘密だZE☆」

 

アルG「わざわざ秘密にすることでもないだろ汗」

 

『アルペジオI

 

・侍。比喩的表現でもなんでもなくて本当に侍。数少ない大人勢。

 

・刀つけてるし、口調は侍っぽいが服装は普通。

 

・嫁にデレデレ。』

 

アルD「小野さん綺麗だよね。」

 

アルE「理想の奥さんって感じだな笑」

 

アルI「や、やめるでござる!///」

 

『アルペジオJ

 

・アルペジオシリーズ唯一のハーフ。

 

・たまに変な日本語を話す。

 

・バカっぽいけど実は高校生組の中では一番の成績。』

 

アルA「こいつ、地味に頭良いんだよな汗」

 

アルJ「あんまり褒められると照れちゃうネー!」

 

アルB「褒めてはないだろ汗」

 

『アルペジオK

 

・実は1回殺害されてる。何故生き返ったのかは不明。

 

・その自分を殺した奴と今付き合ってる。

 

・これ以上ないくらいのお人好し。』

 

アルA「嫌な事件だったね……。」

 

アルK「まあまあ、俺はもう気にしてないって。」

 

アルC「俺お前のこと誇りに思うよ!泣」

 

『アルペジオL

 

・アルペジオシリーズ唯一の女子。

 

・優しいお姉さん的な存在。

 

・若干天然。』

 

アルA「この前Lの奴、化粧水と間違えてドレッシング顔に塗ろうとしてたからな汗」

 

アルL「あっ、言わないでよ〜!」

 

アルG「天然だな汗」

 

『アルペジオM

 

・これまた1度殺されてるのだが、何故だか生き返ってる。

 

・そしてこれもまた自分を殺した奴と付き合ってる。

 

・補足するとその彼女はヤンデレ。』

 

アルF「あの話は重すぎた汗」

 

アルH「酷いよ……こんなのってないよ!」

 

アルM「なんでまどマギなんだよ汗」

 

『Cpアルペジオ

 

・元ネタはスペースキャプテン編の主。

 

・いつも船長がかぶってそうな帽子をかぶってる。

 

・彼女がロボット。』

 

Cpアル「いいだろ彼女がロボットだって!ちゃんとご飯食べるし感情も持ってるしS〇Xして子供も残せ」

 

アルG「おいやめろ。」

 

『アルペジオAc

 

・NOZAKIグループによって作り出されたアルペジオ……という設定。

 

・Gよりも冷めた感じの性格。

 

・サイボーグ絶対殺すマン。』

 

アルA「Acの戦闘スキルはヤバい汗」

 

アルB「怒らせたら最後、都市が一つ消えるレベルだからな汗」

 

アルAc「ソンナコトシナイヨー。」

 

アルK「ぜってー嘘だろ!汗」

 

アルA「ていうか俺がH並のバカとかやっぱ納得いかん!!!」

 

アルH「うるせぇバーカ!!!」

 

アルB「俺に言ってんじゃねーよバーカ!」

 

アルI「馬鹿って言った方がバカネー!」

 

アルB「お前には言ってねーよ!汗」

 

アルE「まあまあ、そろそろ小説終わ」

 

アルA「うるせぇテメェ!エビフライぶつけんぞ!」

 

アルB「んだとゴルァ!!」

 

アルE「って聞けや(#゜Д゜)ゴルァ!!」

 

E除く「……え?お前いたの?」

 

アルE「居たわバーカ!!!泣」

 

アル(中の人)「お前ら馬鹿馬鹿うるせぇんだよバーカ!!!」

 

アル一同「お前が一番馬鹿だわ!!!」

 

アル(中の人)「すんません!!!」

 

 






おあとがよろしくないようで。


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やはり俺の青春ラブコメは間違っていない。



またもやアルペジオシリーズが登場しますが、天本玲泉ちゃんの誕生日記念小説です!


 

 

アルE「どうもこんちゃーす!」

 

天本「…………。」

 

アルE「あれ?天本さーん?」

 

天本「あら?今どこからか声がしたような……。」

 

アルE「いや目の前にいるでしょ!汗」

 

天本「フフフ、冗談ですよ笑」

 

アルE「またそーやって俺を空気扱いして……汗」

 

天本「大丈夫ですよ、ちゃんと気づいていましたから笑 ところで何か用ですかE君?」

 

アルE「あっ、そうそう。えーっとカンペカンペ……。えー、『この度は誕生日おめでとうございます!アルペジオ一同を代表して、お祝いの言葉をお送りします。アルペジオE。』って、なんでこんな硬い文章なんだよ中の人汗 まあとにかく、誕生日おめでとう!天本さん!」

 

天本「あら、ありがとうございます。覚えててくださったんですね。」

 

アルE「そーなんだよ、覚えてたのがまさかの俺だけだったからみんなを代表してここに来たってわけ汗」

 

天本「あらあら、どうもありがとうございます。」

 

アルE「そこで天本さん、なんかプレゼントで欲しいものなーい?」

 

天本「プレゼントですか?そうですね……あんまり思いつきませんね汗」

 

アルE「ま、まあ、確かに急に言われても思いつかんな汗」

 

天本「んー……あっ、じゃあ今から探しに行きませんか?」

 

アルE「へ?」

 

天本「だから今からプレゼントを探しに行きましょうよ。」

 

アルE「そ、それって要するに、デーt」

 

天本「さ、行きましょう!」

 

アルE「お、おーい!待てって!汗」(タッタッタッ)

 

 

 

 

アルB「おいA、どうやらうまくいったみたいだぞ。」

 

アルA「よしっ!この調子で二人をいい感じにするぞ!」

 

アルC「それにしても、俺らなんでこんなコソコソ監視してるの?」

 

アルA「だってさ、Eって恋愛経験ないんだぞ!?何しでかすかわからんぞ!?」

 

アルC「そ、そうだけどそもそもなんでこんなことを汗」

 

アルB「なんとかしてEと天本さんをくっ付けさせるためさ。名付けて『アルペジオEリア充化計画』。」

 

アルC「お、おう汗 てか、この計画のことEは知らないよな汗」

 

アルA「さ、尾行するぞ!」

 

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

 

アルE「さて、色々な店を回るわけだけど、結構いろんな店があるから地図を見ながら…」

 

天本「E君!まずはあそこに行ってみましょうよ!(タッタッタッ)」

 

アルE「あっ、ちょっと!汗 (タッタッタッ)」

 

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

 

アルE「はぁはぁ……天本さんってこんなアウトドアな感じだったっけ?汗」

 

天本「E君、次はあそこに行きましょう!(タッタッタッ)」

 

アルE「ひ〜っ!汗」

 

 

 

 

アルA「おいおい、Eのやつ振り回されっぱなしじゃねーか汗」

 

アルB「ていうかほんと、天本さんってこんな人だったっけ?」

 

アルC「なんだかいつもよりも生き生きしてるな。」

 

アルA「普段、こういうところに行ったりしないのかな?」

 

アルB「それもあるかもしれんが、もしかしたら……。」

 

アルC「もしかしたら?」

 

アルB「……いやなんでもない。尾行を続けよう。」

 

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

 

アルE「ちょっ、ちょっと休憩……汗」

 

天本「すみません、色々と引っ張り回してしまって。」

 

アルE「大丈夫大丈夫。ていうか、天本さん楽しそうだね。こういう所ってあんまり来たことない?」

 

天本「はい、ですから少しテンションが上がってしまって……///」

 

アルE「ハハハ、じゃあ仕方ないね笑 それで、何か欲しいものとかあった?」

 

天本「それが……やっぱり思いつかなくて……汗」

 

アルE「んー……難しいかぁ……。」

 

天本「……あっ、E君!」

 

アルE「ん?」

 

天本「あの、プレゼントって、物とかじゃなくてもいいですか?」

 

アルE「へ?まあ、天本さんがいいならいいけど、物じゃないものって?」

 

天本「えーっとですね……。」

 

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

 

アルE「まさかの映画とは……笑」

 

天本「とっても気になっていた映画があったのですが、中々行く機会がなくって……汗」

 

アルE「これでいいの?」

 

天本「はいっ。誕生日プレゼントとしては十分です。」

 

アルE「じゃあそうしよっか。」

 

天本「はいっ。」

 

 

〜〜〜映画鑑賞中〜〜〜

 

 

アルE「(まさかの恋愛映画!天本さんこういうの見るんだ!てっきりミステリー系とか刑事系とかそういうの見そうなイメージあったのに汗)」

 

天本「…………。」

 

アルE「(……そういや、今日は天本さんの意外な一面を結構見れたなー。なんかこっちがプレゼント貰ってるような汗)」

 

 

〜〜〜ラストシーン〜〜〜

 

 

天本「(ああ……いいですね……ちょっと泣けてきちゃいますね……。)」

 

アルE「…………。」

 

天本「(……やっぱりE君はこういう映画はあまり好きではないのでしょうか…?) Eく……!」

 

アルE「ひっ、ひっぐ……ぐずっ……泣」

 

天本「…………。」

 

 

〜〜〜終了後〜〜〜

 

 

アルE「いや〜、結構よかったね!思わず泣いちゃったよ照 まあ、俺がアルペジオの中では一番涙脆いんだけどね笑」

 

天本「…………。」

 

アルE「……天本さん?」

 

天本「は、はいっ!」

 

アルE「も、もしかして、つまんなかった?」

 

天本「い、いえ!そういうわけでは…………ただ……。」

 

アルE「?」

 

天本「……E君は、優しい人ですね。」

 

アルE「へ?なんで?」

 

天本「……映画とはいえ、誰かの幸せにあそこまで涙を流せる男性なんて、今はそうそういませんよ。」

 

アルE「そ、それって褒めてるの?汗」

 

天本「褒めてますよ笑」

 

アルE「そ、そっか汗」

 

天本「……E君、今日はありがとうございました。」

 

アルE「いえいえ、寧ろうちの奴らが誕生日なんて大事な日を覚えてなくてすみません汗」

 

天本「フフフ…………E君。」

 

アルE「は、はい?」

 

天本「私、ラストシーンでボロボロに泣いてたE君を見て、ずっと考えてたんです。」

 

アルE「考えてたって…何を?」

 

天本「誰かの誕生日のためにあそこまで頑張ってくれて、他人の幸せを心から喜んでくれて、ちょっと頼りなさそうな感じがして……」

 

アルE「た、頼りない!?」

 

天本「そんな……そんな優しい人が私の『恋人』でしたらよかったのにって。」

 

アルE「頼りないってちょっと傷つk…………え?」

 

天本「フフフ。」

 

アルE「そ、それってどういう……。」

 

天本「E君!」

 

アルE「あっ、はいぃ!」

 

天本「また、明日。」(タッタッタッ)

 

アルE「あっ、行っちゃった……。…………誕生日おめでとう……玲泉さん……なんて///」

 

 

 

 

 

 

アルABC「……………。」

 

アルA「みんな、一言いいか?」

 

アルBC「どうぞ。」

 

アルA「リア充爆発しろッ!!!」

 

アルBC「禿同!!!」

 

 





天本さん、誕生日おめでとう!


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社長だって週休8日は欲しい←


維織さん誕生日記念小説です。


 

 

アルM「維織さん、誕生日おめでとう!はいこれプレゼント!」

 

維織「あっ、ありがとう……。」

 

アルM「維織さん、どんなプレゼントが欲しい?俺ができる範囲でならなんでもいいよ!」

 

維織「プレゼント……あっ。じゃあ……一つ相談……。」

 

アルM「そ、相談…?」

 

維織「うん……M君とおんなじぐらいゆらりにデレデレされる秘訣を教えて……!」

 

アルM「え、ええええ!?秘訣って言われてもなぁ汗」

 

維織「お願い。」

 

アルM「う、うーん……とは言っても意識したことなんてないからなぁ汗」

 

維織「じゃあせめてどうしたらお姉ちゃんって呼んでもらえるか一緒に考えて……。」

 

アルM「うん、それならいいよ!」

 

維織「ありがとう……。」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

・作戦その1:普通に頼む

 

維織「ゆらり、私今日誕生日。」

 

ゆらり「はい、そうですね。」

 

維織「だからお姉ちゃんっt」

 

ゆらり「社長、仕事してくださいね。」

 

維織「(ガーン)」

 

・作戦その2:物で釣る

 

維織「ゆらり、呼んでくれたらプリン一年分あげるからお姉ちゃんっt」

 

ゆらり「社長、ちゃんと仕事してくださいね。」

 

アルM「(あ、あれで動かないのか汗)」

 

作戦その3:罠を仕掛ける

 

維織「(こうやって落とし穴を仕掛けてゆらりを罠にかけて、助ける代わりにお姉ちゃんって呼んでって頼む……完璧。)」

 

ゆらり「(スタスタ)」

 

維織「来た……。さあ、罠にかかっt」

 

ゆらり「(ピョン)」

 

維織「?!」

 

ゆらり「いつから私が罠を知らなかったと錯覚していました?」

 

維織「なん……だと……。」

 

最終手段:?

 

維織「こうなったら……。」

 

アルM「?」

 

維織「ゆらり、私のことお姉ちゃんって呼んでくれたら……。」

 

ゆらり「なんですか?今度はどんな手段ですか?」

 

維織「A君に頼んで撮ってもらったM君の秘蔵写真あげる。」

 

アルM「ファッ!?」

 

ゆらり「っ!?」

 

維織「ほら、ちゃんとここに写真……。」(スッ)

 

アルM「なーっ!」

 

ゆらり「………(ジーッ)」

 

維織「どう?」

 

ゆらり「わ、私がこんな写真に釣られるとでも……?(鼻血)」

 

アルM「思いっきり鼻血垂れてますよあなた汗」

 

維織「それで……どうするの?(ズイッ)」

 

ゆらり「………(バタッ)」

 

アルM・維織「?!」

 

アルM「あっ!鼻血の出し過ぎで気絶した!汗」

 

維織「いくらなんでも破壊力がありすぎた……汗」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アルM「はぁ、結局お姉ちゃんつて言われ終いだったね汗」

 

維織「う〜……寂しい誕生日…。」

 

ゆらり「お疲れ様です社長。」

 

維織「うぅ、また社長呼ばわり……。」

 

ゆらり「それと、改めまして誕生日おめでとうございます。…………お姉ちゃん…(ボソッ)」

 

維織「あっ。ゆらり、今……お姉ちゃんって……。」

 

ゆらり「言ってません。」

 

維織「絶対言った……。」

 

ゆらり「絶対言ってません。」

 

アルM「なんだかんだで2人共仲良いね笑」

 

ゆらり「あっ、そうです社長。さっきの写真ですが、全種類それぞれ3枚ずつください。」

 

アルM「さ、三枚!?なんで!?」

 

ゆらり「家に飾る用。仕事場に置く用。夜一緒に寝る用です。」

 

アルM「最後の一つはおかしいでしょ汗」

 

維織「わかった。」

 

アルM「おい!汗」

 

 





維織さん、誕生日おめでとう!


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この親切高校の片隅に


久々の投稿でっせ!


 

 

2月14日バレンタインデー。全国のリア充が輝くこの日、親切高校ではある行事が行われようとしていた。

 

 

アルA「今年もやってきたなぁ、この日が。」

 

アルB「そだな。まあ、世間一般的には今日は『ごく普通の』バレンタインデーなんだろうけど……ここじゃあそうもいかないからなー(汗」

 

ここ親切高校では、実は2年前までバレンタインデーにチョコを渡すのを禁止していた。なんでも『バレンタインデーを利用した企業のいいなりにならないため』などという不可解な理由のためらしい。そして案の定反対デモが起きたのだった。そこで、一年前のバレンタインデーから、この親切高校では特別な行事をやることになったのだ。

 

アルA「今年も好きな人とか、彼氏がいる女子生徒が大乱闘を起こすんだろうなぁ(汗」

 

アルB「せ、せやな(汗 まったく、紫杏のやつは何考えてんだか(汗」

 

(ピンポンパンポーン)

 

アルA・B「は、始まった(汗」

 

「全校生徒に連絡します。ただいま午前10時より、午後4時まで、『サバイバルバレンタイン』を開始します。女子生徒の皆さんは、『材料を持った鬼』を追いかけてください。」

 

サバイバルバレンタイン。これが親切高校特有の行事である。ルールは簡単。午前10時にチャイムと共に、チョコレートの材料を持った鬼が親切高校内に解き放たれる。女子生徒はその鬼を追いかけて捕まえ、材料を奪い取ることができる。そして奪った材料でチョコを作るという行事である。これなら企業のいいなりになる生徒も少なくなるというメリットがあるということで始められた行事である。ただ正直言って普通にバレンタインデーをした方が安全と思うのは俺だけだろうか(汗

 

(ギャー!ギャー!ワー!ワー!)

 

アルA「お、おお、女子生徒達が一斉に鬼を追いかけ始めたぞ(汗」

 

アルB「コミケかな?」

 

男子生徒A「お、おい!あそこ見てみろよ!」

 

男子生徒B「なんだなんだ?!鬼がポンポン跳ね飛ばされてるぞ?!」

 

(ドガーン!ドガーン!)

 

浜野「早く材料渡しなさーい!!!」

 

五十鈴「私とアルペジオの邪魔しないで……!」

 

アルA・B「………(汗」

 

アルD「五十鈴……(汗」

 

アルC「あいつら必死すぎるだろ……(汗」

 

アルA「少なくとも浜野は別に今頑張らなくてもいいじゃん(汗 どうせ天道は親切高校にはいないんだから(汗」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

いつき「鬼〜待て待て〜!」

 

桜空「待ってくださ〜い!」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

 

 

アルH「……奈桜、チョコレートをくれるのはありがたいよ?そのために奮闘してくれるのも嬉しいよ?けどさ……チョコに鯖缶は入れなくてもいいんじゃないかなぁ?!」

 

奈桜「えー?でも少しぐらい刺激があった方が楽しいですよー?それにせっかく鬼から略奪したものなんですから!」

 

アルH「普通に作ってくださいお願いしますなんでもしますから!」

 

『材料を持った鬼にはたまにハズレがいます』

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

紫杏「全く、皆なぜそこまでバレンタインデーにこだわる必要があるんだ(汗」

 

アルB「好きな子に想いを伝える大切な日なんだから仕方ないんじゃねーの?」

 

紫杏「それにしても校内を戦場に変貌させるほど争わなくてもいいだろう(汗」

 

アルB「全くもってその通りでございますw」

 

アルA「ところで紫杏は材料奪いに行かないのか?」

 

紫杏「私がそんな事をするわけないだろう。(それにBのためのチョコはもう事前に用意したし…。)」

 

浜野「そういやあんたが机の上に置いてあったチョコレートだけど、あんたがチョコを見つけ次第回収しろって言ったから、言われた通りに回収して置いたわよー。」

 

紫杏「……………私にも材料を寄越せええええええ!!!」(タッタッタッ)

 

アルA「結局あいつも参加するんかい(汗」

 

アルB「あっ、そういやA。」

 

アルA「ん?」

 

アルB「復帰おめでと。」

 

アルA「今更すぎんだろ!!!」

 

今日も親切高校は修羅場です。

 

 





FGOでいっぱいチョコ貰ったから今年のバレンタインデーは寂しくないもん!(泣


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馬鹿は死ななきゃ治らない 前編

リクエスト作品その1です!


〜〜〜学生寮にて〜〜〜

 

アルA「……これでよしっと。」

 

みなさんおはこんにちばんは。アルペジオAです。今俺が何をしているかと言いますと、荷造りでござる。明日にはここをすぐに出ていけるようにしなければならないんでね(汗

 

アルA「……明日か…。」

 

アルB「おーい、Aー。」

 

アルA「B、どした?」

 

アルB「いや、もう準備出来たか?」

 

アルA「んー、もう少し。」

 

アルB「そっか。しっかし明日で最後か〜。実感ねぇなぁ……。」

 

アルA「……そうだ、Bは紫杏に会いに行かないのか?」

 

アルB「そうだなぁ……会えなくなるわけじゃないがしばらくお別れだからな……行ってくる。」

 

アルA「おう、いってら。」

 

今思えば、俺の高校生活はいい意味で散々だったなぁ。色んな世界線の俺にあって、時には世界を救って、時にはみんなで笑いあって、すげぇ充実した3年間だったよ。……けど、それもいつまでも続くわけじゃない。いつか終わりが来る、そんなことはわかってたのに……。

 

 

 

3月6日、明日俺らは親切高校を卒業する。

 

 

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

アルB「おーい、紫杏ー。」

 

紫杏「B……片付けは終わったのか?」

 

アルB「おう、紫杏は?」

 

紫杏「私はとっくに終わってる。」

 

アルB「そっか。」

 

紫杏「………。」

 

アルB「………。」

 

いつもだったら、この後たわいもない話が展開されるはずだった。けど、今日に限っては何を話せばいいのかわからない。明日で俺は紫杏としばらく離れ離れになる。寂しくてしょうがない。だからこそ今本当はもっとこいつと話しておくべきなのに、それでも思いつかない。

 

アルB「………あのs」

 

紫杏「B。」

 

アルB「……何?」

 

紫杏「その……明日で私達は……。」

 

アルB「………。」

 

紫杏「……それで……Bは、離れ離れになっても……その………。」

 

アルB「……なんだよ、もしかして遠距離恋愛になった途端に俺が他の女に乗り換えるとでも思ってるのか?(笑」

 

紫杏「う、うるさい!だ、誰だって遠距離恋愛になったら心配になるのは当たり前でしょ!」

 

アルB「ハハハ、いつもの口調に戻ったなw」

 

紫杏「っ!馬鹿!」

 

アルB「……心配すんなって。一度惚れた女を易々と裏切るぐらい俺は落ちぶれてねーよ。」

 

紫杏「………ありがと。」

 

アルB「つーか、それなら俺の方が心配だよ。」

 

紫杏「え?」

 

アルB「(ナデナデ)」

 

紫杏「ちょっ!?……何?///」

 

アルB「俺がいなかったら紫杏のことだからなんか問題起こすだろうから心配だよ〜(笑」

 

紫杏「ば、馬鹿にするな!私が今までに問題を起こしたことがあるか!」

 

アルB「立入禁止区域に入って補導されたのはどこの誰でしょうか?」

 

紫杏「私の旺盛な知識欲に従ったまでだぞ!」

 

アルB「どこのデ◯デ大王だよ!」

 

『和紙の旺盛な知識欲は踏みにじられたZOY!』

 

紫杏「……けど。」

 

アルB「…?」

 

紫杏「……だけど……Bと離れるのは辛い。私のことをちゃんと理解してくれる人は…Bしかいないから……。」(ギュッ)

 

アルB「………。」

 

紫杏「ずっと側にいてほしい……我儘なのはわかってる……けど……。」

 

アルB「………。」

 

一年前までのこいつはこんな奴じゃなかった。誰にも自分の本性を見せず、決して弱音は吐かず、みんなの望むリーダーを演じる、それが一年前までの『神条紫杏』だった。そんな紫杏が、今や俺に泣きついて、事もあろうに我儘まで言ってくる。それほど俺の存在はこいつにとって大きなものだったのだろうか。

 

アルB「……紫杏。」

 

紫杏「…?」

 

アルB「お前……俺のこと好きか…?」

 

紫杏「……当たり前でしょ…。」

 

アルB「そっか。じゃあさ、俺のこと信じて待っててくれよ。」

 

紫杏「え?」

 

アルB「俺は絶対に紫杏をすぐに迎えに行く。どんなに離れてても絶対に。彼女に寂しい思いをいつまでもさせるなんて彼氏失格だからな。」

 

紫杏「B……。」

 

アルB「……俺だって、出来れば紫杏と離れたくないよ。けど、そのために紫杏の夢を潰したくないんだ。」

 

紫杏「……。」

 

アルB「だからさ……。」

 

紫杏「…?」

 

(チュッ)

 

紫杏「……!」

 

アルB「今はこれで我慢してくれよ(ニコッ)」

 

紫杏「……約束だから……絶対迎えに来て……。」

 

アルB「……ああ、約束するよ。」

 

もう時期俺達は離れ離れになる。すぐに迎えにいくとは言ったが、それでもしばらく会えないのには変わりはない。だから……今この瞬間は、この二人だけの時間は、絶対に誰にも邪魔させない。

 

 



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馬鹿は死ななきゃ治らない 中編その1


この支配からの〜♪卒業〜♪


 

 

いつき「アルペジオざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!(泣」(ギュー)

 

アルC「い、いつき!落ち着いて!卒業式は明日だよ!(汗」

 

いつき「だって……だってぇ……ひっく……(泣」

 

アルC「大丈夫だよ、卒業した後も会えるからさ。だから泣かないで!せめて泣くなら明日にして!(汗」

 

いつき「うん……約束だからね……。」

 

アルC「うん、約束するよ。………。」

 

いつき「あ、アルペジオさん?」

 

アルC「いやー、一昔前のいつきだったら考えられない光景だなーってね(笑」

 

いつき「も、もう!その事は掘り返さないでよ!」

 

アルC「初期の頃は俺が桜空とか奈桜と絡む度に突っかかってきたからね〜(笑」

 

いつき「だ、だってぇ……。」

 

アルC「わかってるわかってる(笑 いつきはいい子だなぁ〜(ナデナデ)」

 

いつき「……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜!!(泣」

 

アルC「!?(ビクッ)」

 

いつき「やっぱりやだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!(泣」

 

アルC「あ〜!落ち着いて!(汗」

 

その場にいた男子高生「バカップル死すべし慈悲はない。」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

アルD「……えと、五十鈴さん?」

 

五十鈴「なに?」

 

アルD「これは……どういうことでしょうか?」

 

五十鈴「婚姻届。」

 

アルD「それはわかってるよ!なんでこれを持ってきたの!?」

 

五十鈴「あとはアルペジオが書くだけ……。」

 

アルD「いやそういうことじゃなくて(汗」

 

五十鈴「だって明日で私達は卒業するんだぞ?つまりもう結婚しても何の問題もないんだぞ?」

 

アルD「た、確かに年齢的にも問題ないけどさ(汗」

 

五十鈴「……何か問題でもあるのか?(ハイライトOFF)」

 

アルD「い、いや、せめて二人共も身を固めてからの方がいいかなーって(汗」

 

五十鈴「…………確かにそうかもしれない。」

 

アルD「で、でしょ?」

 

五十鈴「まずは同棲から始めて……。」

 

アルD「おうふ(汗」

 

五十鈴「それからお互いに結婚を意識し始めて……最終的に私はアルペジオを……だ、旦那様だなんて……///」(モジモジ)

 

アルD「…………(まあ、いっか(笑 )」

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

和那「うっ……うぅ……(泣」

 

アルF「よしよし(ナデナデ)」

 

和那「アルペジオ君……。」

 

アルF「……俺も寂しいよ、カズと頻繁に会えなくなると思うとさ。」

 

和那「なぁ、……ウチら離れ離れになっても、アルペジオ君はウチと付き合ってくれる……?」

 

アルF「当たり前だろ!むしろカズ以外なんて有り得ません!(笑」

 

和那「そ、そっか……せやな!ウチもアルペジオ君以外ありえへんもん!だ、だから……これからもよろしくなぁ……?」

 

アルF「おう!あっ、今のカズめっちゃ女の子ぽかった(笑」

 

和那「あっ!うぅ……大体アルペジオ君のせいや……。」

 

アルF「ええ!?そうかなぁ……(汗」

 

和那「そうや!アルペジオ君が優しくしまくるのが悪いんや!だから責任とってや!」

 

アルF「お、おお……カズ、お前そんなこと言うようになったのか(笑」

 

『Fのせいで色々と成長した、和那なのであった。』

 

 





卒業組がそれぞれの彼女と戯れてるようです(汗


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馬鹿は死ななきゃ治らない 中編その2


教室の〜窓から〜桜ノ雨〜♪


 

 

アルH「おい奈桜、準備はいいか?」

 

奈桜「バッチリですよ!後は来るのを待つだけです!」

 

アルH「よしよし……あっ、噂をすれば……!」

 

 

 

いつき「うぅ……アルペジオさん……(泣」(スタスタ)

 

アルH「(後ちょっとだ……!)」

 

奈桜「(フッフッフッ……いつき、前方注意ですよ!)」

 

いつき「はっ!ダメダメ!泣いてばかりじゃアルペジオさんに迷惑かけちゃう!いつき〜ファイトー!」(タッタッタッ)

 

(ドシャーン!)

 

いつき「にゃあああああ!?」

 

アルH「アハハハハ!物の見事に引っかかったぞ!」

 

奈桜「ドッキリ大成功です!」

 

いつき「あ、姉御……それと姉御の方のアルペジオさん……な、何これ……(汗」

 

奈桜「何って、見ての通り落とし穴ですよ!」

 

いつき「な、なんでまた……。というか運動場にこんなもの作っちゃダメでしょ!?」

 

アルH「大丈夫大丈夫、俺ら明日で卒業するから(笑」

 

奈桜「それに、最後までイタズラに手を抜かないでこその私たちですからね!」

 

いつき「まあ、確かに姉御達らしいけどさ……(汗」

 

アルH「よし、次のターゲットはAだ!」

 

奈桜「了解です!」(タッタッタッ)

 

いつき「全く……あれ?ちょっと二人共!行く前に私をここから出して!(汗」

 

〜〜〜その頃開拓分校にて〜〜〜

 

アルK「はぁ〜、明日で卒業か〜……。」

 

白瀬「あら?どうしたのよK、浮かない顔して。」

 

アルK「白瀬!いや……俺明日卒業式だからさ……。」

 

白瀬「なるほどね〜。」

 

アルK「なんだかんだで楽しかったからさ……高校生活。」

 

白瀬「……ねぇ、Kは卒業した後はどうするの?」

 

アルK「ん〜、正直まだよくわかんないんだけどね〜。一応行く大学は決まったけどさ。まあ……なんか天道が俺とAをジャジメントに推薦するとかなんとか前言ってた気がするけど(汗」

 

白瀬「嘘!そっちの方がいいじゃない!」

 

アルK「まあ、そうなんだろうけどね(笑」

 

白瀬「ふ〜ん……ジャジメントにねぇ……。Kが行くなら私も行こうかしら……?」

 

アルK「えー?白瀬も?」

 

白瀬「何よ、何か文句でも?」

 

アルK「いや、それはないけど……お前はそれでいいのか?」

 

白瀬「いいに決まってるじゃない。今の私は決まった居場所がないんだから、どこに行こうと私の勝手よ。」

 

アルK「そっか……。」

 

白瀬「あー、やっぱ違うわね。居場所はあるわ。今はKが私の居場所、だから私はKについて行くのよ。」

 

アルK「……わかったよ、お前がそれでいいなら俺は何も言わないよ。これからもよろしくな。」

 

白瀬「ええ。こちらこそよろしく。」

 

〜〜〜その頃〜〜〜

 

アルM「……(ガタガタ)」

 

ゆらり「麻美ちゃん、何度も言いますがアルペジオ君は卒業後は私とともにNOZAKIグループに入社するのですから、同棲するべき相手は私だと思います。」

 

麻美「えー!で、でも同じ会社だからって同棲するっていうのは違うと思うんだけど!寧ろ社内恋愛ってちょっと大変だと思うな!だからやっぱり私が……。」

 

ゆらり「もし私とアルペジオ君の間を引き裂こうと言うなら麻美ちゃんでも許しませんよ……?(ハイライトOFF)」

 

麻美「私も同じ考えだよ……?(ハイライトOFF)」

 

アルM「二人共落ち着いて!あの日の悪夢が!!(汗」

 

ゆらり「それにアルペジオ君の彼氏はわたしです。だからこそアルペジオ君と同棲する権利は私にあります。」

 

麻美「つ、付き合ってる人同士がいつか結婚するとは限らないもん!私がいつかアルペジオ君と結婚する可能性だってあるもん!」

 

ゆらり「そんなのは私が許しません……。(再びハイライトOFF)」

 

麻美「こっちのセリフだよ……?(再びハイライトOFF)」

 

アルM「ひ、ヒイィ!」

 

桜華「もうこの際3人で同棲すればいいのでは?」

 

アルM「それはもっと問題あるよね!?」

 

冴花「お互いに了承しとけば合法でしょ。」

 

アルM「そういう問題じゃないって!(汗」

 

〜〜〜その頃日の出高校にて〜〜〜

 

アルE「キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ」

 

天本「アルペジオさんっ。」

 

アルE「あっ、天本さん!探してたんだよ!」

 

天本「え?探してた?私をですか?」

 

アルE「うん。言いたい事があってね。」

 

天本「……フフフ、奇遇ですね。私もアルペジオさんに言いたいことがあったんですよ。」

 

アルE「え?マジで?」

 

天本「マジでです。でも、お先にどうぞ。」

 

アルE「え?いいの?じゃあ…………明日卒業式ですよね!」

 

天本「そうですね。」

 

アルE「しばらく会えなくなりますよね!」

 

天本「そう……ですね。」

 

アルE「だからちょっと、これは言っといた方がいいかな〜ってね。」

 

天本「……?」

 

アルE「あの〜…………そのですね!」

 

天本「はい……?」

 

アルE「えっと……だから……俺天本さんのこと好きなんだよ!」

 

天本「えっ?」

 

アルE「前に天本さんの誕生日の時に2人でデートした時あっただろ?その時、天本さんが俺に、『俺が恋人だったらよかったのに』って言ってくれたの覚えてる?」

 

天本「あっ……。」

 

アルE「それでさ、俺その時すごく嬉しかったんだよね。お世辞でもそんな事言ってくれてさ。それで……俺もさ、天本さんみたいな人が恋人だったらいいなって思ってさ……。」

 

天本「…………。」

 

アルE「で……どうかな?」

 

天本「……ふ、ふふふ……やっと言ってくれましたねアルペジオさん。」

 

アルE「え?」

 

天本「じゃあ次は私が言いたいことを言う番ですね。」

 

アルE「え?あ、ああ……。」

 

天本「私はアルペジオさんのことが好きです。」

 

アルE「……え?」

 

天本「ふふふ、それにあの時のあれはお世辞じゃありませんよ。アルペジオさんは鈍感ですね(笑」

 

アルE「えっ?ええ!?」

 

天本「でも、ちゃんと告白してくれたから許してあげます。でもアルペジオさん、どうせならこういう事は卒業式の日に言うことじゃなかったんですか?」

 

アルE「いや……それはその……。」

 

天本「……何か理由があるんですね。何故ですか?」

 

アルE「……俺、明日卒業式終わったらすぐに船で本土に戻らないといけないんだ。」

 

天本「えっ……?」

 

アルE「だから……今日しか言う機会がなくて(汗」

 

天本「ちょ、ちょっと待ってください!つまりそれって……しばらく会えないってことですか……?」

 

アルE「えっ?そ、そうだね……。でもそれは前からわかってたことじゃないの?」

 

天本「私は、アルペジオさんがまさか日の出島から出ていくとは思ってなかったんです!だから……会えなくなるといっても前より少し会える回数が減るぐらいだと思ってました……。」

 

アルE「…………。」

 

天本「……でも、だからって行かないでなんて我儘は言いません。アルペジオさんのためになりませんからね。でも……一つだけいいでしょうか?」

 

アルE「……なに?」

 

天本「……たとえ離れ離れでも私はアルペジオさんのことが好きです。だから……離れていても2人が繋がっている証拠が欲しいです……。そうすれば、どれだけ離れていてもきっとまたアルペジオさんを見つけられるはずですから。」

 

アルE「……わかったよ。天本さん、改めて言うけど俺は天本さんのことが好き。だから、もしよかったら俺と付き合ってください!」

 

天本「……はい!」

 

『天本さんが彼女になった』

 

 





次回、卒業式。


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馬鹿は死ななきゃ治らない 後編


感動(?)のクライマックスだぜぇ!(某イマジン風)


 

 

3月6日

 

 

生徒代表「卒業証書、授与!」

 

アルA「…………。」

 

皆さんこんにちは、アルペジオAです。ただいま卒業式でござる。けど……高校の卒業式って卒業証書授与されて、校長先生の言葉聞くだけだから退屈なんだよ!

 

アルA「(結局昨日は桜空に会えなかったなぁ……後で行かないと……。)」

 

〜〜〜そして卒業式後〜〜〜

 

アルB「紫杏、泣くなって!昨日さんざん泣いたろ?」

 

紫杏「けど……やはり別れるのは辛いんだ……(泣」

 

アルB「昨日約束したろ?ちゃんと迎えに行くってさ。」

 

紫杏「……うん。」

 

いつき「アルペジオざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!(泣」

 

アルC「お、落ち着いていつき!(汗」

 

いつき「やっぱり寂しいですよお゛お゛お゛お゛!!!(泣」

 

アルC「大丈夫だって!会えなくなるわけじゃないんだからさ!」

 

五十鈴「アルペジオ……婚姻届出しに行くぞ。」(ズルズル)

 

アルD「ま、まって五十鈴!服が擦れてる!破れちゃうから!」

 

五十鈴「フフフ……これからの生活が楽しみだな……。」

 

アルBC「(あっ、結局あいつ婚姻届書いたんだ(汗 )」

 

アルF「カズはこの後どうすんの?」

 

和那「ウチ、Aと一緒に誰かさんからジャジメントに推薦されたんよ。」

 

アルF「(天道か……(汗 )」

 

和那「でもアルペジオ君と会えなくなるわけじゃないから心配しなくてもええで!」

 

アルF「まあそれに関しては心配してないけどさ(汗」

 

アルH「まさか奈桜と同じ大学とは思ってなかったよ(汗」

 

奈桜「いいじゃないですか!これからも一緒にいられるんですから!」

 

アルH「そだな。つまり大学でも俺らでイタズラを働くというわけだな?(☆∀☆)」

 

奈桜「そういうことですね(☆∀☆)」

 

?「お〜い、お前ら〜。」

 

アルB「あっ!G!」

 

アルC「Acも!」

 

アルG「取り敢えず卒業おめでとう。確かカズとAとKはそのままジャジメント行きなんだよな?」

 

アルB「Kもか?それは知らなかったな。」

 

アルG「流れ的に白瀬も来そうだが(汗」

 

アルB「……(汗」

 

アルG「そういえばDは?」

 

アルB「五十鈴と婚姻届出しに行った。」

 

アルG「えっ!?」

 

アルAc「さて、俺は今からMを迎えに行かねぇと。社長に言われてるんでな。」

 

アルF「やっぱりそのままNOZAKIグループにあいつは行くのか。」

 

〜〜〜その頃開拓高校にて〜〜〜

 

アルK「あ〜、終わったな〜!」

 

アルM「終わったな〜。」

 

ゆらり「さあアルペジオ君。一緒に行きましょう。」(ガシッ)

 

麻美「あっ!抜け駆けはさせないよ!」(ガシッ)

 

アルM「ちょちょっ!」

 

アルK「ははは(汗」

 

白瀬「K、卒業おめでとう。」

 

アルK「サンキュー白瀬。」

 

白瀬「あとこいつらも来てたわよ。」

 

アルI「K、M、卒業おめでとうございマース!」

 

アルJ「おめでとうでござる!」

 

アルK「I!Kも!」

 

アルM「見に来てたのか!」

 

アルJ「同じアルペジオ同士、当然でござろう。」

 

アルI「後でAcがMを迎えに来るネー!」

 

アルJ「迎えに来るまでもなく、連れてかれそうでござるが(汗」

 

〜〜〜その頃日の出高校にて〜〜〜

 

アルE「天本さんいないなぁ……。どこいったんだろう……。」

 

アルL「E君!」

 

アルE「L姉!」

 

Cpアル「誰か探してんのか?」

 

アルE「キャプテン!それが……天本さんがいなくて……。」

 

アルL「天本さん?見なかったですねぇ……。」

 

アルE「でももう船に乗らないといけない時間だし……。」

 

Cpアル「…………おい、本土なら俺の船で行けばいい。乗せてやるよ。」

 

アルE「え?」

 

Cpアル「だから天本さん探してこいよ。この後いつ会えるかわからないんだからさ。」

 

アルE「キャプテン……ありがとう!」(タッタッタッ)

 

〜〜〜そして〜〜〜

 

天本「…………。」

 

アルE「天本さん!」

 

天本「えっ?……アルペジオさん?」

 

アルE「やっと見つけた……。」

 

天本「船の時間は大丈夫なんですか……?」

 

アルE「キャプテンに送ってもらえるから大丈夫!」

 

天本「そう……ですか……。」

 

アルE「……。」

 

天本「ごめんなさい、本当は最後にアルペジオさんと話したかったのですが……会ったらきっと我儘を言ってしまいそうで……。」

 

アルE「天本さん……。」

 

天本「ごめん……なさい……(泣」

 

アルE「…………天本さん。」

 

天本「え?」

 

(チュッ)

 

天本「……!」

 

アルE「天本さん……昨日言ったよね。離れてても繋がってる証拠が欲しいって。」

 

天本「……。」

 

アルE「大丈夫、天本さんがどこに居ても俺を見つけるって言ったように、俺も天本さんがどこにいようと絶対に見つけ出すよ。」

 

天本「…………。」

 

アルE「だから泣かないで。いつもみたいに笑ってよ!」

 

天本「……はいっ!(ニコッ)」

 

〜〜〜その頃新設高校の屋上にて〜〜〜

 

桜空「…………。」

 

アルA「やっぱここにいたか。」

 

桜空「アルペジオ君!」

 

アルA「昨日話せなかったから今日話そうと思ってね。」

 

桜空「…………卒業ですね。」

 

アルA「そうだな。桜空はこれからどうするの?」

 

桜空「わかりません、まだ自分が何を目指すのか……。」

 

アルA「そっか……。」

 

桜空「アルペジオ君は、ジャジメントに行くんですよね……?」

 

アルA「ああ、天道が半ば強制的に推薦したからさ(汗」

 

桜空「ふふふ……。」

 

アルA「……なあ桜空」

 

桜空「はい?」

 

アルA「こんなこと言うともう会えなくなるみたいな感じだけどさ、俺お前とこの学校で会えてよかったよ!寧ろお前なしじゃここまで楽しめなかったよ。」

 

桜空「……私もですよ。アルペジオ君がいなかったら私……今頃あの時と少しも変わらないまま……。」

 

アルA「……だからさ、これからもさ……一緒に居られるかな……。」

 

桜空「勿論ですよ!」(ギュッ)

 

アルA「……!」

 

桜空「私も……これからもアルペジオ君と一緒がいいです。絶対に話しませんから♪」

 

アルA「お、おう。結構言うようになったな桜空(汗」

 

桜空「アルペジオ君のせいですからね♪」

 

アルA「おい、なんか聞いたことあるようなセリフだぞ(汗」

 

 

卒業したからってどうということはない。俺達は変わらないし俺達は離れ離れになってもきっと繋がり続けてるはず。そしていつかまたみんなで会える日が来たら、その時はまた…………。

 

 

 

 

 

 

 

アルA「そういや桜空、お前どこ大学に行くの?」

 

桜空「私ですか?大学には行きませんよ?」

 

アルA「え?」

 

桜空「天道さんに推薦いただいたんで♪」

 

天道『抜かりはないZE☆』

 

アルA「あの野郎おおおおおお!!!」

 

 





やっぱシリアスな感じよりギャグ的なオチな方がいいなw


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