MPD 〜その女、叩き上げにつき〜 (ブロコニキ)
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キャラ設定

お待たせしました、キャラ設定です!
組織の設定とかはまだお待ちください...


キャラ設定(主人公・支局編)

 

沖田 涼子(おきた りょうこ)

 

 

【挿絵表示】

 

 

年齢:23才

出身:東京都

所属:東京支部,三鷹支局刑事部強行犯係

階級:準特士

 

身長:162cm

体重:63kg

視力:右2.5 左2.5

 

89-62-84

 

好きな食べ物:スイーツ全般

苦手な食べ物:特になし

趣味:ショッピング

特技:子供をあやすこと

座右の銘:もっとやれば、もっとできる。

 

詳細

主人公で強行犯係に所属する紅一点。何かにつけて些細なことから大きなことまで失敗してしまい、その度に上司に怒られたり、同僚や後輩にいじられてしまう。ドジっ子で天然。異性に対して計算して近づくなんていうことを知らないので、基本的に自然体で人と接する。でも、それでも面白いので自然と人が周りに集まってくるタイプ。異性からもよくモテるが、本人はとても鈍感なので、好意を向けられても気づかずに、その相手を勘違いさせるような行動を自然とやってしまう。

父親が本部の中央警備部(対テロ戦闘部隊として活動している部門)に所属していたが、ある事件に巻き込まれ、母親が目の前で殺され、父親も自分のことをかばって撃たれた。自分の命を犠牲にしてでも人を守る父の姿を見て、さらに人の命を命とも思わず、いとも簡単に奪っていく犯罪者を捕まえる、そして両親を殺した組織を自分の手で壊滅させるために高校卒業後に憲兵大学校に入学し、三年前に憲兵局に入局する。

小さい頃から剣道をやっており、五段の腕前の持ち主である。

ただ、格闘術は苦手なので、腕っぷしのある犯人に襲いかかられると棒がない限り組み伏せられる。

暇な時はずっと考え事してるか寝るかしている。

 

 

 

内村 徹 (うちむら とおる)

 

 

【挿絵表示】

 

 

年齢:20才

出身:神奈川県

所属:三鷹支局刑事部強行犯係

階級:一士

 

身長:186cm

体重:76kg

視力:右1.5 左1.5

 

92-67-89

 

好きな食べ物:カレーライス

嫌いな食べ物:抹茶

趣味:ランニング

特技:リフティング

座右の銘:汗で溺れたものなどいない

 

詳細

強行犯係で涼子のバディを務める好青年。整った顔立ちに高身長、筋骨隆々な体つきで優しく傍から見ればモテる男子。しかし、優しいのはいいが、優柔不断なところがあったり、仲がいい人じゃないと話せないというアドバンテージがあるので、なかなかモテない。

高校時代はサッカー部で、インターハイのみならずお正月の全国大会で準優勝まで行ったという輝かしい実績を持つ。

洞察力は低いが、理解力が高いので、人の話をよく聞いて噛み砕いてほかの人に説明したり、その人の矛盾を突っついたりできる。

涼子のことを好きなのだが、あまりにも彼女が鈍感なので気持ちを伝えられずにいる。

一応、合気道二段である

 

 

城之内 浩二(じょうのうち こうじ)

 

年齢:42才

出身:埼玉県

所属:三鷹支局刑事部強行犯係

階級:二曹

 

身長:171cm

体重:71kg

視力:右1.0 左1.0

 

好きな食べ物:女房の手料理

嫌いな食べ物:出来合いのもの

趣味:新聞を読むこと、子供と遊ぶこと

特技:子供と仲良くなる

座右の銘:一事が万事、無事これ一番

 

詳細

いつでも安全なルートを通ろうとする強行犯係の係長。だが、部下や家族のことを大切に思っていて、心配をよくしている。涼子や内村には若者として頑張って欲しいと思っている。意外に子煩悩で奥さんのことも愛している。やるときはやる。

 

 

(その他の強行犯係の班員)

 

佐藤:休日は何も無いと家から全くでないゲーマー。だけど付き合いはいい

鎌野:マンガ好きで有給をとっては夏コミとかに行っている

宇佐美:特にこれといった特徴はない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




涼子と徹、係長が支局編の中心人物です!
これからもよろしくお願いします!


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ep.1 とある憲兵の捜査記録

どうも、3mjagoodです!
普段は東方の二次創作を書いているのですが、この度オリジナル作品を書き始めさせていただくことになりました!
設定などは近日中に出させていただきますので、お楽しみに!

それでは、ごゆっくりどうぞ!!


 

 

 

...いいぞ、涼子、その調子だ...

 

 

 

 

 

ぼんやりと、ヒゲをうっすらとはやした男の人が見える。

 

 

 

 

 

...もっと、強くなるんだ...

 

 

 

 

名前を呼ばれる。

 

 

 

...涼子...

 

 

 

 

 

 

...りょうこ...

 

 

 

 

 

おきた...

 

 

 

 

...おきたっ

 

 

 

 

 

「沖田っっ!!」

 

「は、はい!!」

 

 

誰かに名前を呼ばれて飛び起きる。どうやら居眠りしてしまっていたようだが

その瞬間、机に積まれていた書類が一気に崩れ落ちる。

 

「あーあーもう、ほんとにいつもいつも、どうしてこうなんだろうね?」

 

「すみませんっ!!」

 

私は沖田 涼子。憲兵局東京支部、三鷹支局所属のどこにでもいるような憲兵だ。所属場所は

刑事課強行犯係で、階級は準特士だ。高卒で入局して3年、いつも、些細な失敗をしてしまうので、箸にも棒にも引っかからないような評価のため、出世からは程遠いようだ。でも、私には夢がある。その夢を叶えるためにいつも頑張っている。そして目の前にいるのは係長の城之内さんだ。特にこれといった特徴はなく、自分にとって困ることには突っ込んでいかない、まぁ、いわゆる中間管理職ってやつだ。

 

「ったく、頼んでおいた書類、作ってくれた?」

 

頼んでおいた書類?

あっ、今度来る刑事課長に渡すやつだ。やべぇ、やってない。

 

「おいおい、まさかやってないなんてことは無いだろうな?」

 

「いえ、そのぉ...

「やっておきましたよ!」

 

向こうから快活な声が聞こえてくる。短髪で背の高い、いかにも好青年と言った印象の男の人だ。この人が私のバディである、内村 徹だ。

 

「えっ、なんで?」

 

「昨日から忙しかったんで、涼子さん疲れてるだろうなぁと思いまして!」

 

性格はとてもいい。いつも自分よりも人のことを考えている。

しかも、周りを盛り上げてくれる本当にいい子だ。

支局内でも性別問わず人気である。

 

「なんで、今度食事にで

「ほんっとうにありがとう!!」

 

内村くんが何か言っていたけどあまり気にせず精一杯の感謝の気持ちを伝える。

 

「...あっ、はいっ」

 

「いい後輩を持ったな」

 

係長に嫌な目で見られる。ああ、また出世から遠のいたかなぁ。

もうお昼か、コンビニ行ってこよ、と思ったその時、

 

 

《指令本部より入電。三鷹市井の頭にて変死体発見、直ちに出動せよ》

 

あーもう!

お昼食べられないじゃん!

しかも、変死体とか面倒臭いなぁ。

 

「よーし、じゃあ行くぞー」

 

係長が間延びした声で指示を出している。私達は急いで準備した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさか、この変死体が壮大な物語の幕開けだなんて、私は一切思わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お疲れ様です」

 

私は規制線をくぐり、すでに初動捜査を始めている鑑識の人たちに挨拶をする。

 

「ああ、お疲れさん、今度のホトケさんは覚悟して見た方が良いぞ」

 

いつもはとても優しい鑑識のおじさんが、いつになく真剣な顔で見つめてきた。

 

警戒しつつ、死体発見現場であろう公衆トイレに案内された。

 

 

個室から異様な匂いがする。

 

 

白手袋をつけて覗き込むと...

 

 

 

 

壁に、まるで磔刑に処された死刑囚かのように両手両足が五寸釘で壁に固定され、両脇腹から先端を鋭く加工された鉄パイプが貫いている死体があった。

その鉄パイプの穴からは血が滴り落ちていた。

 

 

 

 

個室の側壁には、

 

 

「小童よ、汝の道は此処で終わる」

 

と、血のようなもので書かれていた。

 

 




基本的にコミカルとシリアスを織り交ぜていきたいと思っています。
ご意見ありましたら気軽に感想や評価をお願いします!!

これからもよろしくお願いします!


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ep.2 初動捜査

設定、もう少しお待ちください!
かなり練っております!

それでは、ごゆっくりどうぞ!!


「ガイシャの身元は不明です。死亡推定時刻は昨日の午後11時から今日の午前2時にかけて、死因はまだ詳しくはわからないのですが、失血死と言ったところでしょう」

 

「誰がこんな残酷な... っておい、そこで吐くな! もっと向こうの方でやれ!」

 

あまりにも異質な殺人現場に私達は凍りついていた。

 

「うーん、とりあえず沖田と内村はこの周辺の聞き込みに行ってくれあと、佐藤と鎌野は防犯カメラの画像をチェックしてくれ。俺と宇佐美はガイシャの身元を割り出す。いいな!」

 

ーはい!!ー

 

私達は各々の仕事を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、いくら何でも公園の端っこのトイレなんて夜遅くに使う人なんていないですよー!」

 

内村くんがあまりの辛さにダレている。それもそうだ。事件発生時間にこの近辺を歩いている人はほとんどいない。それなのに今いる人に聞き込みをしても情報がない。そりゃあダレるわ。

 

ふと現場の方向に目をやると、小学生くらいの女の子が呆然とした様子で立っていた。

 

「ねぇ、どうしたの?」

 

私はその女の子のところに行き、目線を合わせて話そうと試みた。

 

「ふまないで」

 

「ん?」

 

「私の大事なもの、踏まないで」

 

足元を見ると、そこにはカードがあった。

1枚の黒いトランプのカード、jokerだった。

 

「あっ、ごめんっ!」

 

私は驚いてしまい、後ろに飛びのける。その時に木の根っこに引っかかってしまい、思いっ切り転んでしまった。

 

「痛ったい! ああ、ええ〜」

 

「はい、これ」

 

女の子が絆創膏を差し出してくれる。

 

「あ、ありがとうね!」

 

「世界が悲しみに満ちていく。虚しさは人々を包み込んでいく。孤独が人の心をむいていくのね」

 

女の子は不思議な言葉を言って、どっかへ走っていってしまった。

 

「一体あの子は何だったんでしょうね?」

 

「そうねぇ、でも大丈夫でしょっ!」

 

突然、私の携帯が鳴った。相手は課長だ。

 

「もしもし、沖田です」

 

「ああ、帝国医大でさっきのガイシャの司法解剖が終わったそうだ。今から取りに行ってくれ」

 

「了解しました」

 

簡単なやり取りをして電話を切る。

 

「じゃあ、解剖結果取りに帝国医大に行くよ!」

 

「分かりました!」

 

バディの快活な返事を背に、聞き込みから開放される喜びを胸に医大へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、女の人かぁ。なかなかグロイ話をするから心して聞いてね」

 

解剖医の先生が不気味な笑みを浮かべながら話し始めた。

 

 

「ええと、ご遺体の死因は大量出血によるショック死。で、大量出血を引き起こしたのがあの二本の鉄パイプなんだ。鉄パイプの真ん中らへんには穴があいていて、心臓のところにちょうど穴が来るように刺されていた。あとは、心臓が鼓動する度に鉄パイプを伝って血が排出される。かなりくれいじーな犯人だなこれ。あと、手首の釘は正中神経を貫いていた。相当な苦痛を感じたのだろうと思ったけど、これがまた不思議なんだ。手術用の麻酔が打たれてたんだよ。だから痛みはあまり感じなかったかもな。それに...もうなん...

 

ああ、話がエグイ。

気分が悪くなってきた。

 

 

バタンッッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「涼子さん、大丈夫ですか?」

 

「ここは?」

 

「帝国医大の病室です。涼子さん、貧血起こして倒れちゃったんですよ?」

 

はぁ、後輩に心配されるなんて...

 

「それで、なんか私が寝てる間に何かあった?」

 

「ああ、課長が1回支局に戻れって言ってました。何でも帳場がウチにたつみたいなんで」

 

やっぱ、あそこまで猟奇的な事件だとそうなるか。

 

「わかったわ、行きましょ」

 

病院の人にお礼を言って、急いで支局に戻る。蒸し暑い夏の夕方だった。

ふと腕に小さく冷たい感触を感じる。

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロ

 

 

空が盛大になり始めた

ええっ、まさか?

 

その瞬間、激しい雨に降られてしまった。

 

「うわっ、マジかよ!」

「内村くん、傘持ってないの!?」

「当たり前じゃないですか!」

 

急いでコンビニで雨宿りをする。

 

「はぁ、もう、本当に最悪だぁ」

 

隣の内村くんを見ると......

何故か顔を赤らめている。

 

「あれ、どうしたの?」

 

「先輩、自重してくださいっ」

 

え?と言いながら、彼がチラチラ見ている方向を見定める。私の胸元のようだ。なんだ、やっぱり変態なのk...いやぁぁぁっ!!

 

私は今日、白の半袖ワイシャツを着ていた。

それが、水に濡れて見事に白いシャツの胸の部分にくっきりと水色のブラが透けてしまっていたのだ。

 

「えっ、ちょっ、どうしよ、ああ、これで!」

 

焦った私は何をすべきか考えた。まずは目の前の異性ー内村くんーに見られないようにすることだ。しかし、頭がちゃんと働かなかった私はとっさにある行動に出た。

 

内村くんに思いっきり抱きついたのだ。

 

「ちょっ、涼子さん!」

「うるさい、こうすれば見えないでしょ!」

「いやいや、別の問題があるんですよ!」

「もう、暑いのは我慢しなさいよっ」

「...そういう問題じゃないんですよ〜」

 

ますます彼の顔が赤くなる。

 

「何よ」

「...が」

「えっ??」

「胸が当たってるんですよ!!!」

 

それもそうだ。当然抱きつけば当たる。しかも、私は東京支部内で五本の指に入るのではって噂されてる(不本意ですが...)くらいの大きさなので、こんなことされたら確かに困る。

 

「そんなの当たらないようにすればいいじゃん!!」

「何でですか!」

「...だって、恥ずかしいんだもん」

「...」

 

内村くんの顔を見ると、鼻を抑えていた。

 

「すみません、鼻血が...」

「もうっ、今日は散々だよ〜」

「...とにかわいいなぁ」

 

カバンからティッシュを出してあげる。すると、電話が来た。

 

「はい、沖田です」

 

「ああ、俺だ。城之内。今どこにいる?」

 

「今は支局近くのロースンです。何かありましたか?」

 

「また変死体の入電だ。住所を言うから今すぐ向かってくれ」

 

「了解です」

 

電話を切って、ひとまず私達は第2の現場となるかもしれない場所へ向かった。




ああ、このふたり、大丈夫かなぁw
まぁ、人生いろいろあるさ!

これからもよろしくお願いします!


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ep.3 捜査会議

どうも、いつもありがとうございます!
地名は実在の場所を使っていくんですけど、その方が便利っていう理由でやってるので、あまり気にしないでくださいm(_ _)m

それでは、ごゆっくりどうぞ!!


 

「お疲れ様です!」

 

規制線をくぐり、近くの憲兵に挨拶をする。すると、さっきの現場と違い、男の憲兵に止められた。

 

「今回は女性は見ない方がいい。多分ショックで眠れなくなる」

 

「そうだ、沖田。解剖所見を聞いて倒れるぐらいだったら今回は本当にやばい」

 

課長にも制される。その課長の顔はとても真っ青だった。

 

「そんなにすごいんですか?」

 

「この事件は、間違いなく快楽殺人だ。しかも、相当な精神異常者だ。とりあえず支局に戻って捜査会議だ」

 

「わ、分かりました」

 

私達、強行犯係は一旦支局に戻ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

支局では、早速帳場が立っていた。

 

「今回は、過去に類を見ない猟奇的な殺人事件だということで支部の捜査一課から応援が来ている。くれぐれも失礼のないように」

 

「えー、東京支部の捜査一課からまいりました、二階堂です。この事件の指揮をさせていただくことになりましたので、よろしくお願いします」

 

真ん中にいるおとなしそうな人が挨拶をする。私は今回の事件の資料に目を通していた。

 

「えー、じゃあ、まずは先ほど井口で起きた方について、大まかな概要を城之内係長、お願いします」

 

「はい、まずは資料の六ページをご覧ください。被害者は中山 健、31歳。職業不詳で三日前から捜索願が出されておりました。死因は大量出血によるショック死なのですが...」

 

ここで、係長が言い淀む。

 

「どうしたんだね?」

 

「えー、被害者は全身の血を抜かれて死んだようです。また、詳しい解剖結果はまだですが、死後に手足が切り離されており、さらにその切り離したパーツといいますか、その部位を逆の方に縫い付ける。

つまり右腕を切り落としてわざわざ左に縫い付け、反対側も足も同じようにする。そして、さらに異質なのが、頭部が骨までもぐちゃぐちゃに砕かれて肉片となっていました」

 

「ご、御苦労」

 

想像を超えるグロい話に会議に参加している局員の殆どが顔を青ざめさせていた。それは私も例外には入らなかった。

 

「続いて、井の頭との事件の関連性について、高山くんお願いします」

 

「どうも、東京支部の高山です。この2件の事件ですが、共通点が二つあります。一つ目はメッセージです。井の頭の現場には『小童よ、汝の道は此処で終わる』と血で書かれており、井口の現場には『人の身など我が前には紙の如し』と書かれておりました。二つ目はこれです」

 

とういうと、二つの小袋を取り出した。二つとも、木の玉が入っていた。

 

「それは?」

 

「鑑識結果によると、数珠の玉のようです。井の頭の方は別の個室に転がっていたようなのですが、井口の現場では遺体の口の中に入っていたとのことです。以上二つのことから、この事件は快楽殺人者による連続殺人と見て間違いないと思います」

 

「分かった。よし、情報が少ない今、私達に出来る事は情報を集めることしかありません。支局の皆さんは聞き込みをお願いします。高山と柄本は周囲の防犯カメラの洗い出し

「二階堂二正っ、ニュースで井口の事件を見たと言う人が下に来ています!!」

 

突然、部屋のドアが開いて、男の人が激しく興奮しながら飛び込んできた。

 

「なに、本当か!」

 

「はい、ただ...」

 

「なんだ」

 

「女性なんですが、男の人が怖いって言って詳しいことを話してくれないんです」

 

部屋にドヨンとした空気が流れる。

 

 

 

「私、行きます!」

 

その空気を打破しようと、私は名乗り出た。

 

「君は?」

 

「三鷹支局刑事部強行犯係の沖田 涼子準特士ですっ!」

 

「支局側か...分かった、任せたぞ。その目撃者はどこに?」

 

「二階の生安にいます」

 

「沖田くん、すぐに向かってください」

 

「はい!」

 

私は駆け足で二階へと向かった。

 




今は文字数少なくしてるけど、事件が進むにつれて多くなると思います。そのへんもお楽しみに!

これからもよろしくお願いします!


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