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ルナVS~櫂 新たな未来への序曲

気づいたら2ヶ月立ち、14000字越えてました。すみません。
Thisis the 櫂トシキを相手にするからって青きファイターみたいなトリガー配分かもしれませんな。

後悔はしませんが。
次回はこういうことないようにします。




        「「スタンドアップ!(ザ)ヴァンガード!!」」

 

櫂 手札5枚 FV「レッドパルスドラコキッド」

 

ルナ「サニースマイル·エンジェル」

 

サニースマイル・エンジェルpow3000 レッドパルス・ドラコキッドpow4000

 

ルナ(かげろう。櫂さんの切り札。)

 

櫂「俺の先行、ドロー。ドラゴンモンクゴジョーにライド。」

 

ドラゴンモンク・ゴジョー pow7000

 

櫂「レッドパルスは先駆スキルで移動。ゴジョーのスキル。自身をレスト、手札から一枚ドロップし、一枚ドロー。」

 

ドロップカード ドラゴニック·オーバーロード。

 

櫂「ターンエンド」

 

     R ゴジョー   R 

     R レッドパルス R 櫂の手札五枚

 

ルナ「私のターン、ドロー。刻印の守護天使(マーキング・セレスティアル)アラバキにライド。サニースマイルはスキルで後ろに移動。」

 

刻印の守護天使アラバキpow7000

 

        R アラバキ    R

        R サニースマイル R

 

ルナ「(先ずは確実に。)バトルフェイズ。サニースマイルのブースト、アラバキでヴァンガードにアタック。」

 

ルナ「サニースマイルのスキル。ブーストされたアラバキにパワー+3000。」

 

アラバキ7000+3000+3000=13000/ゴジョー7000

 

櫂「ノーガード。」ルナ「ドライブチェック。天罰の守護天使(ワイルドショットセレスティアル)。」

 

櫂「ダメージトリガーチェック。」アラバキの狙撃にゴジョーは貫かれる。一枚目はドラゴンモンクゴジョー。

 

ルナ「ターンエンド。エンドフェイズ時、サニースマイルのスキル。山札に戻し、シャッフル。」

 

 

ルナ手札六枚      R アラバキ  R

            R   R   R

 

アイチ(リアガードを展開しなかった。)

 

櫂「俺のターン、スタンド&ドロー。ドラゴンナイトネハーレンにライド。」

 

ドラゴンナイトネハーレン pow10000

 

櫂「バーニング・ホーンドラゴンをコール」

 

櫂手札四枚   R ネハーレン バーニングホーン

        R レッドパルス R

 

 

櫂「バーニングホーンでヴァンガードにアタック。」

 

バーニングホーン9000/アラバキ7000

 

ルナ「(ここは・・・)ノーガード。ダメージチェック。」一枚目、磐石の守護天使(アダマンタインセレスティアル)アニエル。

 

櫂「レッドパルスのブースト、ネハーレンが往く。」

 

ネハーレン10000+4000=14000/アラバキ7000

 

ルナ「ノーガード。」

 

櫂「チェックザドライブトリガー。ガトリングクロー・ドラゴン(引)ゲット、ドロートリガー。パワーはネハーレン、一枚ドロー。」

 

バーニングホーンの炎、ネハーレンの一撃が直撃し、アラバキは苦しそうになる。

 

ルナ「ダメージチェック。守護天使 ランディングペガサス(引)ドロートリガー。アラバキにパワー、一枚ドロー。」

 

櫂「ターンエンド。」

 

    R ネハーレン  バーニングホーン

    R レッドパルス   R   櫂手札六枚。ダメージ2

 

 

ルナ「私のターン、スタンド&ドロー。要の守護天使(エッセンスセレスティアル)ベカにライド。」

 

要の守護天使ベカpow10000

 

ルナ「更に天罰の守護天使(ワイルドショット・セレスティアル)ラグエル、礎の守護天使(アンダーレイ・

セレスティアル)ハスデヤ、アラバキをコール。」

 

天罰の守護天使ラグエルpow9000 礎の守護天使ハスデヤpow6000 刻印の守護天使

 

   ラグエル ベカ アラバキ

   ハスデヤ  R   R  

 

 

ルナ「バトル。」

 

アイチ(一気に展開してきた。) 櫂(ほう・・・。)

 

ルナ「アラバキでヴァンガードにアタック。スキル発動。守護天使と名のつくヴァンガードがいるなら、パワー+3000。」

 

アラバキ7000+3000=10000/ネハーレン10000

 

櫂「ガトリングクロー・ドラゴンでガード。」

 

ネハーレン10000+5000=15000/アラバキ10000

 

ルナ「ベカでヴァンガードにアタック。」

 

ベカ10000/ネハーレン10000

 

櫂「ノーガード。」 ルナ「ドライブチェック。クリティカルヒット・エンジェル(☆)ゲット、クリティカルトリガー。パワーはラグエル。クリティカルはベカに」

 

ベカの急所が見事にネハーレンに当たり、よろめく。

 

櫂「ダメージトリガーチェック。」2点目エターナルブリンガーグリフォン、3点目魔竜導師キンナラ。

 

ルナ「続けて、ハスデヤのブースト、ラグエルでネハーレンにアタック。ヴァンガードが守護天使のため、パワー+3000」

 

ラグエル9000+3000+5000+6000=21000/ネハーレン10000

 

櫂「ノーガード。ダメージチェック。」

 

ラグエルの掃射でネハーレンは蜂の巣の如く受ける。

 

4点目ドラゴンダンサー テレーズ(治)

 

櫂「ゲット、ヒールトリガー。ダメージを1枚回復。パワーはネハーレンに。」

 

ルナ「ターンエンド。」

 

ルナ手札四枚

 

櫂「スタンド&ドロー。」

 

カードを一枚引きながら、櫂は引いたカードを見ながら、ある出来事を思い出していた。

 

~~~回想~~~

 

宮地と後江のカードファイト部の交流会にて、模擬戦が行われた。新入部員のルナが紹介し、模擬戦が始まった。各々がファイトを行った後、模擬戦の締めに大将戦が行われた。

当初、櫂とアイチが行われるものと思っていた。

 

アイチ「じゃあ、大将戦は誰がやる?」 櫂「大将戦はもう決めている。」 アイチ「え?」

 

両部員が困惑する中、櫂は彼女を指名した。本人も驚く中、ファイトは行われた。

幾ら期待の新人でも、櫂は厳しい。そう思う部員は多かった。アイチは流石に止めていたが。

 

しかしーーーーー

 

ルナ「ゲット、クリティカルトリガー。パワーはミリオンレイに、クリティカルはシャムシャエルに。」

 

櫂のダメージは5になり、櫂は残りの手札を全てを使って防いだ。

 

次のターンが来れば勝つ。しかし、相手は櫂トシキである。並みのイメージでは勝てないことを。

 

櫂「お前は、何をイメージした?」 ルナ「え?」

 

櫂「ヴァンガードをしていくなかで、ファイトはファイターの心をイメージする。己をどうイメージしたかによって、未来も変わっていく。」

 

ルナ「・・・それは・・・。」

 

櫂「その様子は、輪郭は捉えてはいるが、お前自身にも迷いもある。」 ルナ「・・・!」

 

櫂「ならば、見るがいい。これが俺の掴んだ未来のイメージの一つだ!」

 

予想外の出来事に困惑しながら、櫂はファイナルターンを宣言、ドローした。

 

櫂「イメージしろ、己が描く最強の自分の姿を!」

 

そう言い、彼は、

 

櫂「偉大なる古の竜よ。姿と力を辿り、地上に舞い降りよ!ブレイクライド!抹消者ドラゴニック·ディセンダント!!」

 

ドローしたカードをボーイングソードドラゴンからブレイクライド。ブレイクライドにより、ミリオンレイを退却させる。更に、起動能力でパワー+5000。

 

櫂「シュキのブースト、ディセンダントでヴァンガードにアタック!」

 

ディセンダント26000+10000=36000/シャムシャエル10000

 

ルナのダメージは5枚。通すことは出来ない。

 

ルナ「磐石の守護天使アニエルで完全ガード!コストは看護師長(チーフナース)シャムシャエル!」

 

櫂「チェックザドライブトリガー。抹消者ワイバーンガルド。セカンドチェック。抹消者ブルージェムカーバンクル(引)。ゲット、ドロートリガー。パワーをディセンダントに、一枚ドロー。」

 

そして、彼がトリガーで引いたのは、抹消者デモリッションドラゴン。つまりーーー

 

櫂「アタックがヒットしなかったことで、ディセンダントのリミットブレイク発動!CB1、手札の抹消者と名のつくユニット三枚をドロップ。再び立ち上がれ、ドラゴニック·ディセンダント!!」

 

ルナ「ヴァンガードがスタンドした・・・・!?」

 

更にこのスキルでスタンドしたディセンダントはクリティカル+1。

 

櫂「再びディセンダントでヴァンガードにアタック!」

 

ディセンダント31000☆2/シャムシャエル10000

 

ルナ「っ!懲罰の守護天使(ホットショット·セレスティアル)シェミハザ、クリティカルヒット・エンジェルでガード、ベカでインターセプト!」

 

シャムシャエル35000/ディセンダント31000

 

一枚で貫通の場面。

 

櫂「チェックザドライブトリガー。ドラゴニック·デスサイズ。セカンドチェック。神槍の抹消者ポルックス(☆)ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てディセンダントに。」 ルナ「!!」

 

ディセンダント36000☆3/シャムシャエル35000

 

ディセンダントの一撃がシャムシャエルに降り下ろされた。

 

三点のダメージ。誰もが終わったと思った。だが、

 

ルナ「まだ、終わってない・・・ダメージ・・チェック。」

 

恐る恐る捲る。

 

 

 

 

治癒の守護天使(リカバリー·セレスティアル)ラムエル。ヒールトリガー。

 

ルナ「ヒールトリガー!パワーはシャムシャエルに。ダメージを一枚回復。」

 

櫂「!」

 

ルナ「セカンド、チェック・・・」

 

再び捲る。

 

治癒の守護天使 ラムエル。ヒールトリガー。

 

ルナ「ヒールトリガー!!パワーはシャムシャエルに。ダメージを一枚回復・・・!」

 

全員「!!」 アイチ「これは・・・」

 

櫂「・・・・・」

 

櫂も静かに見ている。

 

櫂「ダメージチェックは後一回だ。」

 

ルナ「・・・(お願い・・・来て、ヒールトリガー・・・!)」

目を瞑りながら、ルナはヒールトリガーをイメージした。

そして、

 

ルナ「サード、チェック!」

 

周囲が固唾を飲んで見守る中、彼女は捲った。

 

引いたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神託の守護天使(フェロップシー・セレスティアル)レミエル。

 

ルナ「・・・・・」

 

トリガー無し。シャムシャエルは形を失い、姿を消した。

 

それでも、六点ヒールを二度も引いたのは、驚きだった。

 

櫂「決着は預けさせて貰うぞ。」 ルナ「え?」

 

櫂「お前の中では、ヒールトリガーはイメージ出来ていた。そして、見つけるといい。お前なりの答えを。」

 

ルナ「・・・」

 

櫂「次のファイトまで精進するといい。」

 

そう言い、交流会は幕を下ろした。周囲が彼女の健闘を讃えるなか、ルナはそのことを考えていた。

 

ーーーーーーー

 

櫂「あの交流会の時。」

 

ルナ「?」

 

櫂が喋りだしたのに気付き、ルナは顔を向ける。

 

櫂「俺の中では、お前は強くなるとはっきりとイメージ出来た。お前はその答えを持って、俺の前に現れるのを。」

 

櫂の言葉にルナは疑問をぶつける。

 

ルナ「じゃあ、一階で聞かなかったのは?」

 

櫂「あの時点で負けるようならば、それまで。ただそれだけだ。」

 

ルナ「・・・なぜ、私なの?」

 

率直な言葉だ。石田ナオキのような逸材や、多くのファイターがいる中、彼はルナのファイトを目で追っていた。アイチやレンとファイトし、強くなっていく彼女を。

 

アイチ「櫂君。君は初めから、ルナさんが強くなることが分かってて、良く見ていたの?」

 

櫂「・・・さぁな。だが、結果として、そいつはここまで来た。それは事実だ。」 ルナ「櫂さん・・・。」

 

櫂「お前は、ファイトで何を見つけてここまで来た?」

 

それはいつかのファイトで言ったセリフだ。

 

ルナ「私は・・・」

 

一コマ置きながら、彼女は話す。

 

ルナ「私は、自分の未来が見えなかった。」

 

語り始める。

 

ルナ「父さんも、母さんも仕事で海外。相談する人物なんて、学校には居なかった。」

 

そう、彼女は孤独なのではない。孤高なのだ。学校でもよく一人が多い。決して離れている訳ではない。さりとて近いという程でも無い。

 

ルナ「変わらない日々。漠然とした日常。そうして、過ぎていった。」

 

でも、部活を決めなければならなくなった時に見つけたのがカードファイト部だった。

 

ルナ「最初は見学の積もりだった。でも、部活の皆は私を一つ一つ教えてくれた。そして、生き生きしていた。デッキを一から一緒に考えて作ってくれた。」

 

アイチ君。ナオキ。シンゴ。ミサキさん。コーリンさん。シンさん。

 

ルナ「それだけじゃない。外に出掛ければ、色んな人とファイトをした。色んなファイターが、ヴァンガードを楽しくファイトをしていた。」

 

エミちゃん。マイちゃん。レッカちゃん。カムイ君。井崎君。三和先輩。森川君。

 

ルナ「皆が皆、色んな色や輝きを持っていた。」

 

レンさん。テツさん。アサカさん。スイコさん。

 

ルナ「強いとか、弱いとか、そんなこと関係無しに。」

 

レオン君。ジリアンさん。シャーリーンさん。

 

ルナ「毎日が色鮮やかになっていく。」

 

光定さん、ユリさん、クリス君。

 

そして―――

 

ルナ「その中には、あなたもいるよ。櫂さん。」

 

櫂「!!」

 

いつも孤高で、ファイトになると熱くなる。料理では生き生きしていて、。アイチと話すときはどこか楽しそうにする。寄せ付けない雰囲気を持ちながらも、それを感じた。でも、だからこそ、彼女の中で、最初に負けた相手である彼は印象深かかった。

 

ルナ「それが、私がファイトで見つけたもの。決して目に見えないけれど、形には出来ないけど、確かにあるもの。」

 

今まで見えていなかった世界が一瞬で変わった瞬間だった。

 

ルナ「そうして、私の中でのイメージは一変した。見えていなかったもの、分からなかったものは氷解し、ファイトを重ねて、未来を紡いでいく。これが私の、ヴァンガード!」

 

この時の彼女の表情は、いつもの無表情ではない。そこには穏やかに、しかし熱く語っている少女だった。本人は知らないが。

 

 

 

櫂「(・・・・・・・)」

 

櫂はそれを黙って聞いていた。

脳裏に思い浮かぶのは、レンとテツとファイトを繰り広げた幼き日々。先導アイチと再会し、ヴァンガードを教えたこと。チームQ4として戦い、時として敵対した日々。

それら全てが、今の櫂には輝かしくも、色褪せて見える。

 

櫂「(そうか。俺は心の何処かで、羨ましがっていたのか。その上で、力を持った奴に絶望を抱かせるために。)」

 

アイチにヴァンガードを、ブラスターブレードを渡したように、嘗て自分も教わる側だったあの頃。

 

 

???『ヴァンガードは楽しいんだよ!』

 

そう、あれは確か―――

 

 

 

櫂「(・・・いや、今は関係ない。)」

 

そうだ。今は目の前のファイトに取り組む。只、それだけだ。

 

櫂「よく分かった。お前が何をつかんだのか。」

 

と――

 

 

櫂「ならば貫いて見せろ。お前の想いを、意思を!」

 

一枚のカード掲げる。それは手札公開の時から分かっていた。それでも、構えざるを得まい。

 

 

(挿入歌 サイキックラバー Break your spell~)

 

 

櫂「――この世の全てのものを焼き尽くす黙示録の炎!!」

 

 

嘗て、アクアフォース復活の際にリンクジョーカーに囚われたかげろう。

 

 

櫂「ライドザ・ヴァンガード!!」

 

 

再び現れしは、かげろうの代名詞にして、彼の分身。

 

 

櫂「ドラゴニック・オーバーロード!!!」

 

 

ドラゴニック・オーバーロードpow11000 BR

 

 

 

『グオォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!』

 

 

 

竜皇は激しく、高らかに、復活の叫びを上げる。それは、己の宿敵との対決を待ち望んでいたかのように。    

 

アイチ「オーバーロード・・・!」 

 

ルナ「来た・・・・櫂さんの分身。」

 

 

櫂「レッドパルスのスキル。CB1、自身をソウルに。その後、デッキトップ五枚を確認し、グレード3以上のかげろうを手札に加える。その後山札をシャッフル。」

 

五枚を確認。

 

櫂「ドラゴニック・オーバーロード The reverseを手札に。」

 

櫂は公開しながら不敵な笑みを見せる。

 

ルナ「!!(あれが、オーバーロードの反転した姿。)

 

櫂「ゴジョー、魔竜導師キンナラ、カラミティタワー・ワイバーン、 ドラゴニック・バーンアウトをコール。」

 

魔竜導師キンナラpow6000 カラミティタワー・ワイバーンpow5000 ドラゴニック・バーンアウトpow9000

 

櫂「カラミティタワーのスキル。SB(ソウルブラスト)2枚払い、一枚ドロー。更に、バーンアウトのスキル。ドロップゾーンからオーバーロードと名のつくユニットを山札の下に加える。その後、SB1枚払い、相手リアガードを1体退却させる。消え去れ、ラグエル!」

 

バーンアウトの放った炎がラグエルを包み、消える。

 

櫂「バトルフェイズ!」

 

 

         バーンアウト オーバーロード バーニングホーン

         ゴジョー   カラミティ   キンナラ

 

櫂「ゴジョーのブースト、バーンアウトでヴァンガードにアタック!」

 

バーンアウトpow9000+7000=/ベカ10000

 

ルナ「クリティカルヒット・エンジェルでガード!」

 

ベカ20000/バーンアウト16000

 

櫂「カラミティのブースト、オーバーロードでヴァンガードにアタック!!オーバーロードのスキル発動。ヴァンガードにアタック時、相手リアガードよりも枚数が多いならば、パワー+2000。」

 

オーバーロードのpow11000+2000+5000=18000/ベカpow10000

 

ルナ「ノーガード」

 

櫂「ツインドライブ!」

 

一枚目ドラゴンダンサーテレーズ(治)

 

櫂「ゲット、ヒールトリガー。パワーはバーニングホーンに。ダメージ1枚回復。セカンドチェック。」

 

魔竜導師アバラーラ(☆)

 

櫂「ゲット、クリティカルトリガー。パワーはバーニングホーンに。クリティカルはオーバーロードに。」

 

オーバーロードの斬撃がベカにクリーンヒット。

 

ルナ「くっ、こうもダブルトリガーを引かれたら、立つ瀬も無い。ダメージチェック!」

 

三枚目救急の守護天使(エマージェンシー・セレスティアル)ダネル、四枚目サニースマイル・エンジェル(治)

 

ルナ「ヒールトリガー!ダメージを一枚回復。パワーはヴァンガードへ。」

 

櫂「まだだ。キンナラのブースト、バーニングホーンでアタック!バーニングホーンのスキル。ヴァンガードがオーバーロードの為、パワー+3000!」

 

バーニングホーンpow9000+5000+5000+3000+6000=28000/ベカ15000

 

ルナ「ノーガード!ダメージチェック!」

 

四枚目 神託の守護天使 レミエル。

 

ルナ「(なら・・・)ダメージゾーンにカードが置かれた時、ダネルのスキル発動。ECB(エスペシャルカウンターブラスト。ダネルをスペリオルコール!そしてデッキトップから一枚をダメージゾーンに。」

 

エスペシャルカウンターブラストとは、ダメージゾーンに名称持ちのユニットがいることで発動する。裏になったのは守護天使 ランディングペガサス。

 

山札から置かれたのは天罰の守護天使ラグエル。

 

櫂「これでターンエンド。」櫂の手札。四枚。

 

ルナ「・・・・」

 

5ターン。ファイトが始まってからまだ経っていない。その間にダメージは既に3対4。ここでどう切り崩すかによって、変わっていく。

 

ルナ「(流石櫂さん。油断も隙も無い・・・・・。)

 

アイチ(櫂君の手札は四枚。内二枚は10000ガード。1枚はグレード3。恐らく次のターンが終盤に掛かる。)

 

ルナ(それを防がなければ・・・・・。)

 

負ければリバース。何としても巻き返す。

 

ルナ「(でも。)」

 

口元をつり上げながら、ルナは不敵な笑みを浮かべる。

 

ルナ「(楽しい。こんな状況なのに、楽しいなんて思う。勝ち負け以前に、酔ってしまっている。)

 

ルナ「スタンド&ドロー。」

 

手札は四枚。既にキーカードは揃っている。

 

ルナ「行きます、櫂さん!舞い降りよ、聖なる翼!ライド!神託の守護天使(フェロップシー・セレスティアル)レミエル!!」

 

神託の守護天使レミエル pow11000 BR

 

ルナ「コール!聖火の守護天使(キャンドル・セレスティアル)サリエル。スキル発動。CB1払い、山札から団結の守護天使(ソリディファイ・セレスティアル)ザラキエルをダメージゾーンに。代わりにサニースマイルエンジェルをドロップゾーンに送る。ハスデヤのスキル。ザラキエルがダメージゾーンに表の状態でいるなら、パワー+3000」

 

ルナ「更に、介護の守護天使(ナーシング・セレスティアル)ナレルをコール。登場時、スキル発動。手札の要の守護天使 ベカをダメージゾーンに。そして、裏になっているアニエルを手札に加える。」

 

手札操作をする。コストすら回復。更にダネルをダメージゾーンに置いたことで、スキルも使える。

 

ルナ「サリエルとハスデヤの列を交換し、バトルフェイズ!」

 

     サリエル レミエル ダネル

     ハスデヤ  ナレル アラバキ

 

 

ルナ「ナレルのブースト、レミエルでオーバーロードにアタック!レミエルのスキル。ヴァンガードにアタック時、パワー+2000」

 

レミエル11000+2000+7000=20000/オーバーロード11000

 

櫂「・・・ノーガード。」

 

ルナ「ツインドライブ!」

 

一枚目守護天使ランディング・ペガサス

 

ルナ「ドロートリガー。パワーをサリエル。一枚ドロー。セカンドチェック。」

 

サニースマイル・エンジェル(治)

 

ルナ「ヒールトリガー。ダメージ一枚回復。これもサリエルに。」

 

櫂「ダメージトリガーチェック。」

 

ブルーレイ・ドラコキッド(☆)

 

櫂「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てオーバーロードに。」

 

ルナ「くっ。アラバキのブースト、ダネルでバーニングホーンにアタック!」

 

ダネルpow9000+7000=16000/バーニングホーンpow9000

 

櫂「アバラーラでガード。」

 

バーニングホーン19000/ダネル16000

 

「ハスデヤのブースト、サリエルでオーバーロードにアタック!!」

 

サリエルpow8000+10000+9000=27000/オーバーロード16000

 

櫂「ノーガード。ダメージトリガーチェック。」

 

五点目ドラゴニック・バーンアウト

 

ルナ「···ターンエンド。」

 

ルナの手札。四枚。

 

櫂のターン。

 

櫂「ルナ、これが俺のラストライドだ。」

 

ルナ「!!」 アイチ「来る・・・!」

 

 

櫂「煉獄の灼熱の中で、再び蘇る! 再誕、炎の最強竜!! クロスブレイクライド!!!ドラゴニック・オーバーロード THE REBIRTH!!!!」

 

 

ドラゴニックオーバーロード THE REBIRTH pow11000

 

櫂の反転した真の分身。リンクジョーカーにその身をやしつつも、自らの闘争本能の赴く儘に戦う。

 

櫂「これで、全てを終わらせる・・・!」

 

戦いはまだ、終わりを見せやしない。

 

 

                   Aパート 櫂トシキ  ドラゴニックオーバーロード THE REBIRTH

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

                   Bパート 月城ルナ  団結の守護天使ザラキエル

 

櫂 手札三枚       バーンアウト オーバーロード バーニングホーン

              ゴジョー   カラミティ   キンナラ    ダメージ五

 

ルナ 手札三枚        サリエル  レミエル   ダネル

               ハスデヤ   ナレル   アラバキ     ダメージ三

 

櫂「オーバーロードがソウルにいるため、パワーは常に13000。」

 

オーバーロード THE REBIRTH poww13000

 

櫂「更に、オーバーロードのブレイクライドスキル。パワー+10000、スキルを与える。」

 

オーバーロードTHE REBIRTH  23000

 

ブレイクライド。それは、一部のユニットに与えられたスキル。ダメージ4以上の時にライドした際に発動する。その能力は様々だが、オーバーロードのスキルは相手のリアガードにアタック時、そのアタックがヒットしていれば、カウンターブラスト払い、手札一枚をドロっプし、自身をスタンドする。

 そして、クロスライド。これは、一部のグレード3のユニットの更なる高み。一つの頂点と言っても過言ではない。

 

ルナ「・・・・・」

 

冷や汗が、流れる。先の戦い。レンが敗れたのと全く状況が同じ。

 

櫂「行くぞ。オーバーロード THE REBIRTHよ、限界すら焼き尽くせ、リミットブレイク!!」

 

オーバーロードは咆哮を上げ、サークルが浮かび上がる。

 

櫂「五体のリアガード全てを、呪縛(ロック)ザ·リアガード!!」

 

櫂の手から放たれた黒いリングが、リアガードを包み込む。

 

櫂「オーバーロード THE REBIRTHのパワー+10000、スキルを与える。これにより、このターン3回攻撃が可能になった。」

 

ルナ「(手札は四枚。ここで次に繋がらなければ・・・)」

 

櫂「バトルフェイズ!」

 

   ●  THE REBIRH   ●

   ●     ●     ●

 

櫂「オーバーロード THE REBIRTHで、ダネルにアタック!」

 

オーバーロード33000/ダネル9000

 

ルナ「ノーガード!」 櫂「ツインドライブ!」

 

ドラゴニック・オーバーロードTHE REBIRTH、ガトリングクロー・ドラゴン(引)

 

櫂「ゲット、ドロートリガー。パワーはオーバーロードへ。一枚ドロー。」

 

オーバーロードの銃撃がダネルを貫き、霧散する。

 

櫂「オーバーロードに与えられたスキル発動。アタックヒット時、CB1、一枚ドロップ。再び立ち上がれ、エターナル・フレイム!!」

 

ドロップカード ドラゴニック・オーバーロード THE REBIRTH

 

待機状態だったオーバーロードは立ち上がる。

 

櫂「ヴァンガードにアタック!!」

 

オーバーロード38000/レミエル11000

 

ルナ「(まだ、終われない。)ノーガード!」

 

櫂「ツインドライブ!!」

 

ブルーレイ・ドラコキッド(☆)

 

ルナ「っ!」櫂「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てオーバーロードへ。」

 

櫂「セカンドチェック。」

 

引くと

 

 

ワイバーンガード バリィ

 

トリガー無し

 

 

ルナ「(ヒ、ヒヤヒヤする。)ダメージチェック!」

 

四枚目神託の守護天使レミエル、五枚目懲罰の守護天使(ホットショット・セレスティアル)シェミハザ(☆)

 

ルナ「クリティカルトリガー!効果は全てレミエルへ!!」

 

櫂「炎が炎を喰らい、業火は燃え続ける!オーバーロード THE REBIRTHのリミットブレイク!手札二枚を捨てる。三度蘇れ、エターナル・フレイム・リバース!!!」

 

ドロップカードエターナルブリンガー・グリフォン、ガトリングクロー・ドラゴン。

 

三度立ち上がって尚、竜皇は突き進む。

 

櫂「オーバーロードでヴァンガードにアタック!!」

 

オーバーロード43000☆2/レミエル16000

 

ルナ「盤石の守護天使アニエルで完全ガード!!(コスト 守護天使 ランディングペガサス)」

 

櫂「ツインドライブ!」

 

バーニングホーン・ドラゴン、ドラゴンダンサー・テレーズ(治)

 

櫂「ゲット、ヒールトリガー!パワーはオーバーロードへ!ダメージ一枚回復!」

 

レミエル完全ガード/オーバーロード43000☆2

 

櫂「ターンエンド。」櫂の手札7枚

 

ルナ「スタンド&ドロー!」

 

引いたカードを見ながら、ルナは次の一手を決める。

 

ルナ「なら手札を一気に削る・・・!」

 

そしてそれを掲げる。

 

ルナ「永久へ響け、天の調!!癒しと慈しみを、あなたへ!ブレイクライド!!」

 

羽ばたけ、我が想い・・・

 

 

ルナ「団結の守護天使 ザラキエル!!!」

 

 

団結の守護天使 ザラキエルpow11000

 

ザラキエル。エンジェルフェザーの精鋭医療部隊、「瑠璃色の守護天使(ラピスラズリ・セレスティアル)の部隊長を務める天使。包容力と覚悟を持ち合わせたリーダー。

 

アイチ「ザラキエル・・・!」

 

櫂「それが、お前の辿りついた答えの一つか。」

 

ルナ「そう。そして、ここからが勝負。レミエルのブレイクライドスキル発動!」

 

ルナ「ダメージゾーンの表のユニットを一枚選択し、リアガードサークルに登場する。スペリオルコール!天罰の守護天使 ラグエル!」

 

ダメージゾーンに置かれたのは介護の守護天使 ナレル。

 

ルナ「このターン、ザラキエルのパワー+10000!これで、条件は揃った。ザラキエル、限界すら癒せ!リミットブレイク!!」

 

ザラキエルの手から放たれたサークルが光を放ちながら、他の天使たちを包んでいく。

 

ルナ「これにより、守護天使と名の付くユニット全てにパワー+3000!導け、希望の輝き!ライト・オブ・ユーフォニアム!!」

 

 

ルナ「バトルフェイズ!」

 

 

     サリエル ザラキエル ラグエル

     ハスデヤ  ナレル  アラバキ

 

ルナ「ハスデヤのブースト、サリエルでオーバーロードにアタック!」

 

サリエル8000+3000+6000+3000+3000=23000/オーバーロード13000

 

櫂「テレーズでガード!バーンアウトでインターセプト!」

 

オーバーロード28000/サリエル23000

 

ルナ「ナレルのブースト、ザラキエルでオーバーロードにアタック!!」

 

ザラキエル21000+3000+7000+3000=34000/オーバーロード13000

 

櫂「完全ガード!!」

 

ワイバーンガード バリィ コスト エターナルブリンガーグリフォン

 

アイチ「駄目だ、突破出来ない···!」

 

ルナ「まだよ。ツインドライブ!!」

 

天罰の守護天使 ラグエル、気付けの守護天使(エンカレッジ·セレスティアル)タミエル(醒)

 

ルナ「スタンドトリガー!サリエルをスタンド。パワーはラグエルに。」

 

櫂「何?」 アイチ「え!?」

 

このデッキには、実は二枚スタンドトリガーを加えている。そのため、デッキを腐らせないためでもある。

 

 

ルナ「サリエルでバーニングホーンにアタック!」

 

サリエル8000+3000=11000/バーニングホーン9000

 

櫂「テレーズでガード!!」

 

バーニングホーン19000/サリエル11000

 

ルナ「最後。アラバキのブースト、ラグエルでオーバーロードにアタック!!スキルで+3000」

 

ラグエル9000+3000+3000+5000+7000+3000=30000/13000

 

櫂「ノーガード!!ダメージトリガーチェック!」

 

五枚目 ドラゴンナイト·ギーメル

 

ルナ「ターンエンド。」

 

手札四枚

 

 

これでお互いダメージゾーンのカードは五枚。それでも、ここまで繰り広げて尚、決着は付かない。

 

 

櫂「流石だな。ここまで持つとは。」

 

ルナ「私だって、まだ道半ばだしね。」

 

櫂「だが、それも終わる。このターンでな。」

 

ルナ「まだ終わってないのに決めつけないで。」

 

お互い、そう言いながらも笑みを浮かべている。こんな極限状態にも関わらず、ファイトを楽しんでいる。

 

櫂「なら終わらせみせる。その時こそ、俺たちの全てに蹴りを着ける。」

 

アイチ「駄目だよ、櫂君!!逃げる必要は無い。他に方法がある筈!」

 

櫂「もう、決めたことだ。」

 

ルナ「·····」

 

ルナはジッと櫂を見ている。いや、あれは睨んでる···?

 

櫂「行くぞルナ、ファイナルターン!!」

 

スタンド&ドロー。

 

櫂「キンナラのスキル。CB1、自身をソウルに。ハスデヤを退却!」

 

キンナラの呪術によって、ハスデヤは焼き尽くす。

 

櫂「更に、バーニングホーン、ドラゴニックオーバーロード、エターナルブリンガー グリフォンをコール。」

 

着々と準備を整える。

 

 

櫂「再臨せし爆炎竜よ、炎の咆哮で、全ての秩序を焼き尽くせ!リミットブレイク!」

 

そして、再びリアガード全てを呪縛。

 

櫂「バトルフェイズ!」

 

         ● オーバーロード ●

          ●   ●     ●

 

櫂「オーバーロードで、ヴァンガードにアタック!!」

 

オーバーロード23000/ザラキエル11000

 

ルナ「タミエル、サニースマイルでガード!サリエルでインターセプト!」

 

ザラキエル36000/オーバーロード23000

 

櫂「事実上の完全ガードか。ツインドライブ!」

 

ブルーレイ・ドラコキッド(☆)、魔竜導師アバラーラ(☆)

 

櫂「ゲット、ダブルクリティカルトリガー!効果は全てオーバーロードへ!」

 

 

オーバーロードの一撃を天使たちによって阻まれる。

 

櫂「オーバーロード THE REBIRTHのリミットブレイク!手札二枚を捨てる。再臨せよ、エターナル・フレイム・リバース!!」

 

再びスタンドする反転した竜。 ドロップ 魔竜導師アバラーラ、ブルーレイ・ドラコキッド

 

 

アイチ「ルナさん・・・!」

 

ルナ「大丈夫。」

 

 

櫂「これで止めだ!オーバーロード THEREBIRTH!!」

 

オーバーロードの一撃が、ルナを包み、襲う。

 

ツインドライブ  ドラゴンモンク・ゴジョー、魔竜導師アバラーラ(☆)

 

 

ドゴォォォォォォォン!!!

 

 

 

 

 

煙が立ち込める。

 

 

ルナ「・・・やっぱり、凄いよ、櫂さん。」

 

 

手にしたのは盤石の守護天使 アニエル。 コスト  天罰の守護天使 ラグエル

 

 

櫂「まだ、守護者を持っていたか。」

 

ルナ「さっきので引いた。」

 

アイチ「さ、さっきって。」

 

つまり、先のドローで引いた。

 

 

櫂「・・どうやら、天運は分かたれたな。」

 

ルナ「・・・うん。」

 

俯きながら、答える。

 

櫂「ならば見せてみろ。ターンエンド。」櫂手札四枚

 

 

 

 

ルナ「終わらせます。ファイナルターン!!」

 

 

       (DAIGO 無限∞REBIRTH)

 

 

スタンド&ドロー。

 

そして、

 

 

ルナ「アラバキを前列に上げ、ラグエルの後列に礎の守護天使 ハスデヤをコール。更にザラキエルのスキル。エスペシャル2払い、ザラキエルのパワー+5000」

 

「そして、再び限界を超える!リミット・ブレイク!ライト・オブ·ユーフォニアム!!」

 

 

ルナ「バトルフェイズ!!」

 

       ラグエル ザラキエル アラバキ

       ハスデヤ  ナレル      

 

ルナ「アラバキでオーバーロードにアタック!スキルでプラス3000!」

 

アラバキ7000+3000+3000/オーバーロード13000

 

櫂「バーニングホーンでインターセプト!」

 

オーバーロード18000/アラバキ13000

 

ルナ「ナレルのブースト、ザラキエルでヴァンガードにアタック!」

 

ザラキエル11000+3000+5000+7000+3000=29000/オーバーロード13000

 

櫂「完全ガード! (ワイバーンガード バリィ コスト 魔竜導師アバラーラ」

 

ルナ「これで決める!ツインドライブ!!」

 

 

懲罰の守護天使 シェミハザ(☆)

 

ルナ「クリティカルトリガー!効果は全てラグエルに!」

 

 

ルナ「セカンドチェック!」

 

引く。念じる。イメージする。

 

 

気付けの守護天使 タミエル(醒)

 

ルナ「スタンドトリガー!!アラバキをスタンド!パワーはラグエルに!」

 

 

 

櫂「・・・・」

 

手札は二枚。バリィとブルーレイ・ドラコキッド。

 

場にインターセプトできるユニットはいない。

 

櫂「(ここまで・・・か。)」

 

しかし、悔しさはない。笑顔を浮かべながら、櫂はジッとその時を待つ。

 

ルナ「ハスデヤのブースト、ラグエルでヴァンガードにアタック!スキルでパワー+3000!」

 

ラグエル9000+3000+3000+5000+5000+6000+3000=34000/オーバーロード13000

 

櫂「完全ガード。(コスト ブルーレイ·ドラコキッド)」

 

オーバーロード完全ガード/ラグエル34000

 

ルナ「···」

 

 

深呼吸し、そして--------

 

ルナ「行きます!アラバキでオーバーロードにアタック!!」

 

 

アラバキ7000+3000+3000=13000/オーバーロード13000

 

 

櫂「・・・ノーガード。」

 

アラバキは狙撃銃を構え、そして-----

 

バァン!!

 

オーバーロードの体に貫通。

 

竜皇は叫びを上げながら、消えていく。

 

六枚目  ドラゴニックオーバーロード THE REBIRTH

 

 

櫂「····」

 

負けても、櫂は何処か穏やかな顔をする。その顔からは、呪いは溶けていき、上空のリングは粉々になった。

地上に降っていく中、二人は櫂に近づく。

 

 

ルナ「櫂さん、逃げるのは狡いですよ。」

 

アイチ「そうだよ、櫂君。」

 

二人が微笑む。櫂は何時までも、俯いていたが。

 

櫂「···そうか。俺は、まだ··」

 

その顔からは憑き物が落ちたかのようである。

 

 

 

これは、一部の者しか知らない出来事。ヴァンガードを知る者にしか知らない事件。

リンクジョーカーの襲撃は幕を閉じた。

 

···しかし。これで終わった訳ではない。それにまだ気づけない。

 

彼が居なくなるその時まで。

 




ルナ「変わらない世界。止まらない時間の針。」

ルナ「彼が居なくなった世界。彼の居ない日常。」

途方に暮れるルナ。不意に見つけたのはかつて部室だった場所。
そこで目にしたのはーーーー

ルナ「どこに行ったの···先導アイチ君。」

LEGION1 消えた先導者


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設定

今回は設定です。デッキも公開します。

矛盾点や意見、感想を受け付けております。


デッキを見直して改良しました。



 月城ルナ (つきしろるな) 16才

 

姿ロックオンビクトリーの宮地学園Ver

 

CV牧口真幸

 

4月から宮地学園高等部に入学した少女。普段から一人で行動しており、小さい頃からよく不思議ちゃんともミステリアスガールとも言われたが本人は知らない。時々道に迷うことも。そのことから、同性のミサキやコーリンからは心配されてる。

勉学は出来、成績もいい。運動も幼い頃に祖父の古武術を教わっており、時々現れる強引なナンパには手痛いカウンターをする。

普段は大人しく引っ込み思案に見えるが、両親からは自分で考えて行くことそれで分からなかったら相談することを言われ、自分で決めて行動するようにしている。感情が表に出ると声も大きくもなる。

一人暮らしを始める前から自炊はこなしており、得意料理はパスタ。家は実家から離れて暮らしており、宮地学園の近くのアパートを借りている。

趣味 読書 新しい場所に歩くこと

 

好物サラダパスタ

 

嫌いなこと しつこい人 騙す人 ゲテモノ料理

 

 

両親が海外出張のため、一人暮らしを余儀なくしており、実家には祖父に管理を任せており、時々祖父が訪問しに来る。学業は良かったことから、進学校の宮地に通う。入部必須だったことだが、カードファイト部を偶然見つけたのがこの物語の始まりである。ヴァンガードをする中で、楽しさとともに、自分の悩みも解決に向けて考える。リンクジョーカーの襲撃では先導者達とともに、最前線に立ってファイトし、櫂に勝利する。

レギオンメイト編ではアイチのために櫂とともに探し始める。

自分にヴァンガードを教えてくれた先導アイチ、櫂トシキを尊敬しており、特に二人に気にかけている。

実は幼い頃の記憶が曖昧。その原因は今後の物語に関係していることをまだ知らない。使用デッキはエンジェルフェザー

 

 

使用デッキ

 

団結の守護天使 ザラキエル×3

 

神託の守護天使 レミエル×4

 

要の守護天使 ベカ×3

 

天罰の守護天使 ラグエル×4

 

聖火の守護天使 サリエル×2

 

救急の守護天使 ダネル×3

 

磐石の守護天使 アニエル×4

 

介護の守護天使 ナレル×3

 

刻印の守護天使 アラバキ×4

 

礎の守護天使 ハスデヤ×3

 

恋の守護者 ノキエル×1

 

サニースマイル·エンジェル×4

 

守護天使 ランディングペガサス×4

 

懲罰の守護天使 シェミハザ×4

 

クリティカルヒット·エンジェル×2

 

気付けの守護天使 タミエル×2

 

 

レギオンデッキ

 

切開の守護天使 マルキダエル×4

 

メディカルガンナー·エルミエル×3

 

投薬の守護天使 アスモデル×4

 

聖火の守護天使 サリエル×3

 

天罰の守護天使 ラグエル×2

 

緊急の守護天使 ダネル×2

 

磐石の守護天使 アニエル×4

 

介護の守護天使 ナレル×2

 

弾幕の天使 ベスネル×4

 

刻印の守護天使 アラバキ×3

 

恋の守護者 ノキエル×2

 

サニースマイル·エンジェル×4

 

クリティカルヒット·エンジェル ×2

 

フィーバーセラピーナース ×3

 

気付けの守護天使 タミエル×4

 

幸運の鐘 ノキエル×3

 

希望の子 トゥルエル×1




今後も増やします。

にしても、ファイト描写って難しい。


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キャラクター紹介

簡単なキャラ説明


櫂トシキ CV 佐藤拓也

 

ヴァンガードにおいて知らぬ人は居ないファイター。かげろうの使い手。

小学生の頃、偶然出会った先導アイチにブラスターブレードを与えた人物にして、ヴァンガードに引き込んだ張本人。その後、チームQ4を結成。後江高校カードファイト部所属。

中学時代の友人鈴ヶ森レンとの邂逅。チームアジアサーキットではクレイの支配を企む蒼龍レオンと挑む。その中で、周りが強くなる中、置いていかれている不安をリンクジョーカーに見初められ、ファーストリバースファイターとして活動する。

一度アイチを破った際、自分の力が傷付けてしまうことを知り、皆の前から離れようと思うも、ルナとアイチの呼び掛けと、ルナとのファイトで思いとどまる。

レギオンメイトでは、ルナや記憶を取り戻した仲間達と共にアイチを捜す中、先導者としても、人間としても成長していく。

 料理になると普段の寡黙さが成りを潜め、生き生きとしている。カレーが得意。

ヴァンガードではその発言から、レンにThis is The 櫂トシキと呼ばれる。

G2期では伊吹のプランGに参加の為、一時帰国。

 

 

 

 

戸倉ミサキ CV 橋田いずみ

 

チームQ4のメンバーにして、宮地学園カードファイト部所属。オラクルシンクタンク、ジェネシスの使い手。普段はカードキャピタルのアルバイト店員。冷静で落ち着いているが、ちゃんと喜怒哀楽ある。彼女の親戚の新田シンが保護者。アイチと出会い、自分の過去やヴァンガードに気持ちの整理をし、歩み始める。

コーリンとは友人。ルナとは入学式時、道に迷っていた彼女を案内し、先輩後輩というより、自分の実力不足を痛感する彼女を励まし、支える。彼女のことを信頼している。

完全記憶能力の持ち主。プランGぼ協力者で、それ以外でもファイターたちを支えている。

 

 

 

石田ナオキ CV奈良徹

 

宮地学園一年、カードファイト部所属。アイチの小学時代の友達。アイチのいじめを知っていたが、自分に自信がなく止められなかった。そのことを高校で謝っている。その後、カードキャピタル一号店に入ったアイチに連られ入店し、櫂にヴァンガードを教わり、入部を掛けたコーリンとのファイトに勝利。なるかみを使用。天然なのか、ブレイクタイムやセーラー服等の発言をかましている。一方でファイトになると熱い魂を持ち合わせる。部活では小茂井シンゴとよく喧嘩腰になるほど仲がいい。プランGでは協力している。また、見た目から恐れられていたことからクロノと仲がいい。

 

 

 

 

 

三和タイシ CV森久保祥太郎

 

櫂、伊吹の幼なじみ。後江高校カードファイト部所属。小学生の頃からの知り合いで、高校で再開する。当時変わってしまった櫂相手に物怖じせず話す数少ない相手。ヴァンガードの腕も良い。櫂と同じくかげろうを使うが、他のクランも使用している。レギオンメイトでは記憶を取り戻してからは、幼馴染として協力。軽い様に見えるが、冷静で分析力も高い。

 

 

 

 

鈴ヶ森レン CV 阿部敦

 

チームAL4のリーダーにして、フーファイター創設者。櫂の中学時代の友人にして、テツを交えた三人は初代で、サイクオリアに目覚めてからは、櫂が抜けて、鳴海アサカを加えた3人がAL4に立つ。サイクオリアの力に呑まれていたが、アイチの呼び掛けとマジェスティーロードブラスターの一撃で解放された。その後、アジアサーキットでは櫂を傭兵として加えたNAL4として参加。サイクオリアに呑まれていた頃は冷酷で他者を見下しながらの圧倒的なファイトをする。サイクオリアが解けてからも冷静沈着なファイトをするが、普段はマイペースで時々変わったあだ名を付けることがある。




今後も増やします。


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