FVA予告編 (ジュンチェ)
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少女の疑問

今日ある世界を創ってきたのは、誰なのだろう?

 

それは、過去の時代を生き抜いてきた人々とその先に立っていた『英雄』だろう…

 

 

 

 

 

…ブリテン国の円卓の騎士を従えた騎士王こと、アーサー王

 

 

…暴君と言われつつも華のローマ皇帝、ネロ・クラウディウス

 

 

…祖国フランスの救国のために立ち上がった戦乙女、ジャンヌ・ダルク

 

 

 

 

他にも幾つもの英雄の逸話と名が現代の人々の中に言の葉、書物の中、記憶の中に息づいている。そして、これからもそれらは人の世が続く限り、未来へと受け継がれていくだろう……親から子へ…師から弟子へ…

 

でも、ふと思った。

 

 

 

 

 

「現代に『英雄』はいないのでしょうか?」

 

 

 

 

可愛らしい少女の眼鏡越しに向けられた素朴な疑問。あまりの不意打ちな問に青年は思わず『えっ?』ズラリと本が並ぶ書斎を整理する手を止めた。途端、雪崩を起こしそうになるのを抑えながら彼はウニのような黒髪をぽりぽりとかく…さて、自分の後輩はたまに突拍子のないことしたり口にしたりはあったが今回はなにがトリガーになったのか?

 

「マシュ、どうしたんだ急に?」

 

「あ、いえ…特に深い理由はないのですが…」

 

マシュ・キリエライトは青年から目をそらす……うっかり自分の主を困らせてしまったことを申し訳なさそうにしている様子。取り敢えず、理由はなんであろうと耳を傾けようとすると、安心したように少女は言葉を続ける…

 

「私、思うんです。このカルデアには様々な時代のサーヴァントがいます…神代から近代に至るまで多くの英霊たちが私たちに手を貸してくれています。でも、『現代』のサーヴァントは1人としていない…それが気になって……もしかして、現代には過去の英雄に連なるような偉人はもしかしていないのかなと…」

 

ふむ、言われてみればと青年は気がついた。聖人、神、偉人、妖、怨霊に至るまで様々な仲間がいるが確かに自分と同じ時代を生きていたであろう者はまず、いない。加えて魔術サイドはともかく、世界中の情報がシェアしやすくなった今だが名が一時話題になるものなどギネス記録に載るスポーツ選手くらいのものでこれらはあっという間に人々の記憶から摩耗していってしまう。果たしてこれらをアーサー王やジャンヌと並べるには方向が違いすぎる。

 

「うん、確かに…この現代は神秘の時代でも英雄の時代でも無いしね。」

 

「そうですか……少し、残念です。」

 

仕方ない。もう紡がれる神話の神秘も、英雄たちが戦場や為政で名を世界に刻み込む偉業の機会もこの『現代』では失せてしまっているのだから。されど、後輩を失望させたままではいかがなものだろう…せめて、何か気分転換にもなれば…

 

 

 

 

「…マスター、マシュ、どうしたのですか?」

 

 

 

 

 

 

丁度、良いタイミングで現れたのは金髪の凛々しき少女剣士・騎士王《アーサー王》ことアリトリア・ペンドラゴン……が、理解不能な紆余曲折があってイモ青ジャージアサシンに変貌してしまった謎のヒロインX。うん、本人はばれていないと思い込んでいるが割と正体が周知の事実というのはもう誰も気にしない。アホ毛が突き出る帽子を室内だというのに被っており、その手にあるのは羊皮紙らしき本…ということは何処かで読書をたしなんだ後、これを書斎に返却にきたのだろう。

 

「ああ、X。実は…」

 

丁度良い、こんなナリで腐ってもあのブリテンのアーサー王…人生経験の豊富さと相談事といえば下手なサーヴァントよりかはよっぽどアテになる。青年は先の件を彼女に簡潔に説明すると、自分より遥かに素晴らしい答を導きだしてくれることを期待して待つ…。

すると、フム…彼女は顎に手をあてると本棚に寄りかかり、口を開いた…。

 

「そうですか……マシュ、貴女が言う英雄とは『英霊』にたる人物のことと解釈してもよろしいですね?」

 

「は、はい…」

 

「では、英雄はなぜ英雄となり、そして…何故、英霊となるか解りますか?」

 

「勿論です。歴史に名を刻む偉業を成した者は英雄となり、その死後…世界へと召喚された魂が理から外れて英霊の座につく…そして、それぞれの側面を降霊させ受肉させた存在がサーヴァントです。」

 

「間違ってはいませんね。では、偉業とはどのように認められるものだと思います?」

 

ここで、『そっ、それは…』とマシュは詰まってしまう。『偉業』とは何か…国を治めたり、戦で華々しい戦果をあげたり……具体例は幾つもある。されど、一体その基準とは何なのか…それを認否する物差しは何なのか……彼女には難しすぎる問題であった。

すると、埒があかなさそうだと見かねたXが早々と解答を用意した。

 

「答えは英雄よりあとの時代を生きていく人々が認めるか否かです。民たちは自らの進む未来への礎となった者たちを讃え…その生き様が『偉業』とされ英雄と昇華されるのですよ。ある意味で英雄を創るのは後へ続く多くの人々ともいえますね。」

 

「あとに続く人々…ですか…」

 

後の時代と人々が英雄を創る…このXの理論だとしたら現在の讃えられる者は未来において英雄になるかもしれないが少なくとも、自分たちが求める形として今に巡り合えるようなものではないということ。確かに正しいであろうが…この事実はマシュにとっては少し残念なものだった。オルレアン、ローマ、オケアノスと時代を駆け…本物の英雄たちと過ごしたからこそ彼女は現代にもジャンヌやネロといった者たちに連なる者はいないのかと……

もしかしたら、誰も預かり知らぬところに偉業を成しえようとしている者がいるかもしれない………しかし、それが逸話と昇華されるのはもっと時が過ぎた後のこと。となれば、英雄になりえる者に出会うなど余程の縁が無くては関わることも無いだろう。

 

「なら、その逸話もまだ出来ていない…そもそも居るかすら分らない誰かに会おうなんて土台、無理な話ですよね…」

 

「落ち込むことはありませんよ、マシュ。英雄と呼ばれた者たちはただひたすらに己の生を謳歌し、それが結果的に逸話や偉業になっただけにすぎません。むしろ、人類史の再生のために尽力するあなたたちこそ英雄ではないでしょうか?」

 

「Xさん……」

 

何とかきれいに話は纏まりそうだ……しかし、このままではXに頼ってばかりで青年の主としての示しがつかない。せめて、自分も彼女を元気づけられることを……………

 

そうだ!

 

 

 

「マシュ、『仮面ライダー』って知ってる?」

 

 

実に唐突だったなと、彼自身も思う。あまりにも不意だったものでマシュどころかXすらキョトンとする始末…

まあ、もう口にしてしまったからには引き下がれない。

 

「都市伝説のひとつなんだけど、世界には悪の秘密結社が幾つもあって、ある時代から仮面をつけてそれらと戦う正義のヒーローが現れた…それが、仮面ライダー!」

 

「ええ、それなら私も知っています。でも、それって根も葉も無い都市伝説じゃ…」

 

あら…。知っていましたのね。ぐぬぬ、無知系後輩キャラでと思っていささか浅はかに話を出しすぎたか…いや、ここで折れてはマスターの面目丸つぶれである。ここは食い下がらねば…

 

「いやまぁ、ホラ……さぁ、実際に都市伝説のサーヴァントもいるじゃない?果物ナイフ持ったマンションの管理人さんとか…」

 

実に特定の一個人のこと指していること丸わかりで、Xは遠くで自分が苦手とする大家さんが盛大に遠くでくしゃみをするのを耳にした…。うん、出来ればあの人の『もう一人の』人格とは関わりたくない。

 

「もし、本当にいるとしたらさ、仮面ライダーが最も英雄に近い存在だと俺は思う。人知れず戦い、人々の平和を守る…それってヒーローみたいじゃん?」

 

「確かに、そんな正義の味方が存在するならその通りですね…先輩。ふふ…」

 

「あれ?もしかして、信じてない?」

 

「いえ、先輩が私を落胆させないようにして頑張ってくれているのが嬉しくて…。ありがとうございます。」

 

気が付いたらノロケ臭くなってしまった空気。これは邪魔だろうとXは気を使い、その場を意識されぬように本を棚に戻して去っていく…。あの2人を見ていると懐かしくなる…かつて、自分もああやって言葉を交わし…笑顔になれたマスターが過去にいた。ふと、振り返れば遠い過去のようで……この世界の本来ある時間からすれば10年になるかならないか………

 

 

……自分を『セイバー』と呼んでくれたあの正義の味方を目指した少年は……存在すべき時間でどうしているのだろう?

 

 

 

 

「士郎…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆ ★ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

体は剣で出来ている

 

 

 

血潮は鉄で、心は硝子

 

幾たびの戦場を越えて不敗

 

ただの一度も敗走はなく

 

ただの一度も理解されない

 

 

 

彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う

 

 

故に、その生涯に意味はなく

 

 

 

 

……………………その体は、きっと剣で出来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「始リタル正義ノ飛翔蹴《ライダーキック・オルタナティブ》。」

 

 

 

 

 

 

ドゴオオッッッ!!!!!!!

 

 

 

死すれば、敗走することは無い。この心臓を抉る直前の飛蝗の足が教える…。

血潮が噴き出すその身に刻むのは敗北。まるで、ミサイルを素手で受け止め損なった…それと同格な一撃が赤の弓兵の肉体を襲っている。展開し損なった贋作の盾が鋼に砕け、魔力の粒子と還っていき………龍の踏みつけが如き衝撃が肋骨をへし折り、臓腑と肉身を八つ裂きにしていく。

 

 

剣で出来ていたはずの体はあっけなく砕かれていった…

 

「かはっ」

 

…まさか、自分が幾多もの悪を討ってきた伝説の技を受けるとは夢にも思っていなかった。

まるで、ポイ捨てされた空き缶のように転がる我が身。黒のボディスーツはもう大半は紅に染まっている…その彼はエミヤ。無銘の弓兵《アーチャー》にて贋作造りの英雄。いや、正しい英霊かといえば語弊があるだろうがここではさしたる重要な事ではない…問題はこの弓兵が追い詰められていることである。

目の前に立つ敵は…胸部に蟲殻のよな胸装甲の漆黒のバイクスーツ纏う飛蝗の仮面…複眼と腕・脚の2本のラインが血走るように禍々しく不気味に光を帯び、風に揺られて尖った襟とスカーフが揺れていた…。この風貌は明らかに神代でも、近代でもない……『現代』の英霊のサーヴァントであることは間違いない。

 

…そして、その真名もすぐに気が付いた…いや、気が付いてしまったと言うほうが正しい。

 

だが、認めたくなかった。相対する姿は…あまりにあの『正義の味方』と同じであったから…………そんな想いが何処かにあってエミヤの動きと判断を鈍らせたのか…

 

「ぐっ……詠唱すらさせないとは…容赦が無いな。ゴフっ!!」

 

そんなことなど、感情を表さぬ仮面には無意味。つい先まで死闘を繰り広げていた相手にトドメをさせるというのに、微塵の高揚感も相手に対する敬意も無い。ただ、まとわりつく蠅を叩き潰した掌を眺めるような…まるで、関心の欠片すらも失せていく立ち姿は他人事のよう。

 

「…」

 

終わった………もうこの自己血でまみれた弓兵は立ち上がることすらままならない。ならば、もう十分。彼を放置して漆黒の背となびくスカーフが別れを告げる…

 

「待て!貴様、やはり………っ!!!!」

 

「…」

 

「お前の…名は……!!!!!」

 

 

 

 

 

 

最後……鉄臭い液体で濡れた足を止めさせたのは苦しみを含む弓兵の声。これだけは絶対に確かめなくてはと…強い意志が静寂のような意識を引いたのか…………せめてもの手向けと彼は振り向かず答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1号………いや、『タケシ』と呼ばれている。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、古びた街並みに不吉な風が通り過ぎた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fate/Grand Order

 

vs

 

オールライダー

 

《仮面系譜戦争 風都篇(仮)》

 

 

聖杯探索の旅と仮面の歴史が交わるとき……未来を託された者たちは何を見る?

 

 

 

 

 

 

 

To be continued≫

 

 




※キャメロット篇から未プレイ

※スマホお陀仏、引き継ぎコードなし(絶望)


つまり、



夏 イ ベ が で き な い (血涙)


もう、泣いても良いよね?こんなわけのわからんもの書いても、怒らないでね?
あんまり細かい型月世界の追及をされると正直、私の手には負えません。ハイ。

もう普通のお祭りもの小説としてみてくれればおkですので、感想とかお願いしますのじゃ。

あと、今後も予告編を数話、投下していきます。



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第2幕 迫りくる者

祝 F G O 復 活 !!

悲報ッ!!……札×12 石×120でレア鯖一騎も来ずっ!


只今、キャメロット進行中…うん、敵強すぎワロタ。





……風

 

のし掛かるような曇天の空の下……彼女はビルの屋上に腰掛け、遠くを窺う。大正や昭和の香りを微かに遺す街並みにあちこちで唸りをあげてギィギィと回る風車。

 

「……きたか。」

 

見下ろせば、遥かビルの下でサングラスに黒づくめの男が自分を見上げている。風になびく紫の髪をなであげ、朱の愛槍を手に取ると彼女は重たい腰を上げた…この男の歓待のために……

 

「お前がスカサハか?」

 

「如何にも。して、お前は何用か……不死の剣王よ?」

 

男が問い、彼女が答えればまた問いで返す。すると、男は箱型の銀に輝くアイテム『ブレイドバックル』を腹部に装着。それは、即ち答にして合図。ならばと…彼女、影の国の女王・スカサハは静かに笑う。これは久方ぶりの相手かと期待を胸に…。一方で、男はヘラクレスオオカブトが刻印されたスペードのカードを握る様に一切の高揚など無く冷たく見据えるのみ。

 

「…決まっているだろ。お前を…倒すッ!!」

 

 

【Evolution King】

 

 

 

答は言葉と纏う金色の鎧にて…。13の不死たる始祖の力を融合させ重厚に輝くスペードの剣王。

 

 

『仮面ライダーブレイド キングフォーム』

 

 

 

スペードの聖剣、キングラウザーを姿勢を低く構え…対するスカサハも槍をクルリとまわして金色を纏う剣王を見据える。

 

「…ふんっ、大きく出たな小わっぱ。よかろう、ならば……」

 

 

 

 

 

 

 

…ゆくぞ。

 

 

 

 

 

 

 

「はああっ!」

 

 

「それぃ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ★ ☆

 

 

 

 

 

取り敢えず……

 

 

 

「ここは何処だ?」

 

たこ焼きを頬張る口からまず出た第一声。淡い金のメッシュをいれた黒髪に緑の肩を覆う布が特徴的な青年……彼はアラン。いつものように行きつけの屋台に通っていたはずなのだが、気が付いたら見覚えのないレトロな空気の街並みにいたのである。自分の生活圏の天空時にはこんな建物の通りは無かったはずだが…

周りを見れば『風都』とあちらこちらに書かれた看板と霞みがかる空の先に風車が見える。

 

「…ああ、すまない。そこの方!ここら辺のことについて訊きたいのだが……」

 

「すまない、俺もここの人間ではなくてね。本当にすまない……。」

 

「あぁ…そうか。いや、失礼した。こちらこそ、すまない。」

 

取り敢えず、通りすがりの男に訊ねてみるも残念ながら情報は得られなかった。何となく龍の尾とか大剣とか一般人ではない気がしたがどうも、抜けている節のあるアランは気にも留めない…。

気を取り直して、今度は着物姿の女人へ……

 

「あぁ、そこの…人………?」

 

「はいは~い?もしかして、私のことです?」

 

今度は……さすがにスルーできなかった。いや、別に随分と淫らな着こなしの美女…なだけならまだ良い…。ただ、明らかにしっかりとはえているもふもふとした『狐』の耳と尻尾はおかしい。

どうする?話だけでもしてみても害はまず無いはず…

 

「あ…。その……貴女はここに住んでいる人?なのか…?」

 

「ちょっと、疑問形が二つ重なってませんあなた?人外的な意味とこの場所的な意味で?ま、別に良いですけど……私は残念ながらここの住人では無いんですよ。そこの赤い人の召喚にくっついてきたら、これまたへんぴな場所に出たわけで……。ま・あ?ある程度の家電やら生活必需品を揃えるにもそれなりのものが揃ってるからよし、見晴らしも景色も良い空いてる物件もあるようですし?ご主人様との新婚新築ライフを始めるには落ち着いた場所で良いかな……なんて思ってたところなんですけど……って、あらやだ~!」

 

「…」

 

なんだろう…勝手にテンションが上がって自分の世界に入っていった。うん、これ以上は関わらないに越したことは無い……そっと離れようとするアラン……もっと、普通そうな人を…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ!美しい世の姿、ローマの華をもっとフィルムにおさめるがよい!!!!!!」

 

 

 

「はいはい、もちろんですよ赤王さま!!マッハでシャッターをきらせてもらってますよ~!」

 

「じゃあ、次はローマのネロ皇帝の総特集でいかせてもらいます!!」

 

「うむ!剛、真司も頼んだぞ!!」

 

 

駄目でした。もっとあかんそうな人が男2人に写真をノリノリで撮られております…。拘束具があしらわれた純白のドレスと結われた金髪は芸術のように美しい(本人談)、はつらつとした美女。先の彼女と同じく明らかに地雷だと感じたのでそこへと近づく必要はない……

 

「やれやれ、ここは変人しかいないのか………」

 

【Loading……】

 

仕方ない、あまりこんな使い方はしたくはないが…左腕に腕時計のようにセットしていたメカらしきアイテム…メガウルオウダーに眼球のようなものをスロットに挿入。狐女はこれを好奇心で見ていたが気にしないアラン。

 

「力を借りるぞ、三蔵!変身…!」

 

そのまま、ユニット部分を起こし、目薬の容器のようなアームをスイッチして仮面ライダー…

 

 

【テンガン!…サンゾ…ォォ…お…ooo…】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴンッ!!

 

 

 

 

「三蔵ちゃん、参~上~!」

 

 

「!?」

 

 

…になるはずが、突如として降ってきた僧侶の下敷きになってしまった。いや、こんなはずではない…のだが…

 

 

「あれぇ~?わたしの故郷はどっち~?よっし、取り敢えずあっちに行ってみよう!多分、観仏の加護があるからバリバリオッケーなはず!」

 

で、僧侶はというと踏んでいたアランに気にも留めず、揚々と何処かへ去っていく。唐突すぎるあんまりな展開…流石にふざけていた狐女も同情せざらえなかった。

 

「あの~、もし…大丈夫です?」

 

「この状況が大丈夫に見えるか?」

 

呻きながら起き上がり…もう泣き出してもよさそうな状況だが、ぐっとこらえるアラン……。この様子から狐女はあまり自分のテンションばかりを押しつけるのをやめ、真面目な顔となる。

 

「ああ、失言でした。そういえば貴方…もしかして『魔術師』でいらっしゃいます?」

 

「魔術師?……いや、私は『仮面ライダー』なのだが。」

 

「騎乗兵(RIDER)…?でも、サーヴァントではなさそうですよね…?」

 

「何の話だ?」

 

「いえいえ!こちらの話です…!取り敢えず、普通の人に逢えたのは不幸中の幸いでした。全く、ここいらは録な奴がろくすっぽいないもんで……」

 

何処の誰…とは言いませんけど……と、チラリと向けた視線の先にあの3人がいたのをアランは見逃さない。ここで、こほんと改めましてと彼女…

 

「…今更になってしまいましたが、私、玉藻と申します。人によっては、キャスター…もしくはキャス狐と呼ぶ者もいらっしゃいますが色々と紛らわしいのでタマモとお呼びください。さて…実はお話がここでひとつ。どうやら、話を聴くにお互いにここに迷いこんでしまった者同士の様子。で、ここはひとつ…私達と一緒に行動して頂けませんか?どうもあちらの王様とパパラッチふたりの相手は私も骨が折れまして……」

 

ふむ、『玉藻』か…。別に普通に話できるなら最初からしてくれれば……と思ったが、意外とまともそうな様子に安堵する。彼女もまた、自分と同じ迷う者であり…連れに手を焼いているとのこと。まあ、単独でウロウロするよりかは幾分かはマシだろう。

 

「……(1人よりかはまだ良い…か…)よし、わかった。では玉藻、私はアランだ……こちらこそよろしく頼む。」

 

「ありがとうございますぅ!いやあ、こちらも助かりましたぁ…正直、あちらの方々だけでは今夜の寝床どころかまだ昼食すら未だにありつけない始末でして……」

「そうか、ではたこ焼きで良ければあるのだが……」

 

「ああ、申し訳ございません!本当に、この恩はなんとして返せば……では、早速いただきます…もぐもぐ、んん~ッこれは美味!!」

 

取り敢えず、玉藻と例の3人と共に行動をすることに…

そして、彼女にたこ焼きをお裾分けしていると、完全に別世界に行っていた面々がやってくる。最初に声をかけてきたのはカメラマンらしき白フードの男…

 

「あら?キャス狐ちゃん、俺がいるのにそっちの彼がお好みかい?」

 

「あの~、剛さん…さっきも言いましたけど、私は顔も中身も薄っぺらい方は好みじゃありませんの。おとといきやがって下さいまし。アランさん、こちらのカメラを持っている白フードが剛さん…なんでも、かめらまんとかいう写し絵師の仕事をなさってるとか…」

 

「連れないね、キャス狐ちゃん~。よろしく、たこ焼き少年。」

 

「アランだ。」

 

特に何の気なしに自己紹介…と見えるが、実は少し驚いていたアラン。彼、詩島 剛は比較的に自分の服装とかなり近い…正確には近しい世界の人間だと感覚で解る。一方で玉藻やもう片方の花嫁は『ズレ』を感じるのだ…まるで、熱帯魚と金魚の水槽を見比べるような……

 

「むむむ、キャスター!その手にある物は何なのだ…?その香ばしい香り…余にも一口……」

 

「あげませんよ。セイバーさん、あなたはしゃいでばかりで、何も協力しようとなさらんじゃありませんか。」

 

「何を言うか、キャスター!余がこの場にいるだけで空気が華やかなになる…つまり、存在するだけで余は皆の心の潤いとなり役立つのであるッ!!」

 

「はっ倒すぞ、このアホローマ。現状、タマモちゃんにとってはストレスの発生源以外なんでもねーですから貴女!」

 

そして、ついに一番の面倒そうなローマなる花嫁が顔を出してくる。たこ焼きをねだるもあっさりと玉藻にあしらわれ、意味不明な理屈をこねる様は……末っ子の妹並に質が悪そう。いや、アラン自身が末っ子なので妹がいる気持ちなど今一つピンとこない……

 

 

マコトニーチャン?スペクター?ダリナンダアンタイッタイ…(白眼)

 

 

 

「取・り・敢・え・ずッ!!てめぇら、ちゃんと真面目に仕事しやがれってんですよぉ!!!!いくら、なんでもそろそろ限度ってもんが……!!!!」

 

とうとう我慢の限界と声を荒げた玉藻だった

 

が……

 

「ほれ、剛!ケチな狐など放っておいてもっと写し絵を撮るのだッ!!」

 

「はいはーい、赤王様の仰せのままに!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ぶちっ☆

 

 

 

人間だろうと、妖怪だろうと、例え良心があるにしても限界がある。

 

「ええ~、わかりましたよ。そっちがその気なら私も考えがありますよ?長い付き合いですが、ほとほと愛想笑いが尽きました!もうこれは協力関係なんてやってられねーですわ!!私は私で好きにやらせてもらいます!」

…あれ?玉藻ちゃんおこなの?という顔の天然人たちだったが、彼女はもう既に激おこなのである。アランも何とか止めようとしたが止まらず何処へとズンズンと歩を進めていき……

 

ドンッと人影にぶつかる。

 

 

「いったーい!?もうっ!!何処みて歩い…て……?」

 

本来なら、機嫌の悪いことも相まってそこらのただの人間だったらぶっ飛ばしているから軽く呪ってやっただろう。しかし、それが自分が求めていた分類の人物だったら話は違ってくる…。多少、筋肉質であれど、スラッとする佇まいは見覚えがあった…うん、例えこんな状況で自分がふざける側にまわったとしても冷静にツッコミと纏め役をこなしてくれるであろう……

 

「って…エミヤ(アーチャー)さんッ!?今までどちらにいらっしゃったんです!?」

 

無銘の弓兵…エミヤ。今は黒のアンダースーツのみだが見間違えようのないでに彼。アランも、玉藻の反応から良識ある人物なのかと期待し、声をかけようとしたが……

 

「退けッ!!キャスター!!!!」

 

「…はい?」

 

突然、今さらになってストレス発生源だった少女の声が凛と鋭く、玉藻を引き留めた。彼女の真意は………

 

 

ガッ!!

 

「きゅっ!?」

 

直後に自らに絞めつく掌で身をもって知ことになる。

誰の腕……?それは、呼んだはずの男の腕……

 

誰の眼……?

 

「キュルルルるッ!!!」

 

殺意で睨む『複眼』は…無銘の眼……!

 

「くっ!」

咄嗟に、玉藻はアーチャーの腹を蹴とばし、反動で腕を引き剥がして後方へ着地した。戸惑うよりまず、離れることが優先したのは彼女なりの経験上からして良い結果はならないと覚っていたからか……

取り敢えず、獲物に逃げられた弓兵はさながら蟲のそれと同じ呻きをあげながら右手に魔力で剣を織りはじめていた。

 

「玉藻っ!!」

 

「平気です、アランさん!それよりも……戦えるなら構えたほうがよろしいかと。どうやら、面倒なことになりそうですから。」

 

どうやら、会話の余地すら無い……。

 

眼光を鋭く玉藻は札を見据える……

 

 

 

既に目の前には『敵』しかいないのだ…と…………

 

 

 

To be continued→→

 

 




今回はエクストラ組です。本来なら、アルテラさんも出したかったとですがテンポが悪化しそうだったので止めました。


アルテラさん「ディケイドは悪い文明。」

通りすがりの世界の破壊者「あ?」


腕ハサン「やめなさい!ほんとにもうっ!!」



ふと、思ったら平成初期くらいしか鯖と渡りあえる奴がいない気がしてきたんじゃが……是非も無いよね!そして、地味に振り返ってみると神性スキルありそうな仮面ライダー地味にいるという。

さて、前回の1号ライダーぽいの(以下、タケシ)はTHE firstの1号と2号をイメージした外見っす。昭和ライダー同様に改造人間ライダーなんですが……果たして、その正体は………


感想をお待ちしてますぞ!


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第3話 呪われた弓兵

「はいっ!」

 

先手と放たれた玉藻の札は漆黒の剣閃に横一振りで凪ぎ払われた…。

 

 

弓兵の手に握られているのは彼の創る贋作の中でも最強格の星の聖剣…が、『黒』に反転したもの。

 

 

 

 

……遥かなる暗黒の剣〈エクスカリバー・イマージュ〉

 

 

 

 

あのアーサー王の代名詞であり、それが凄まじき呪いにより変質した剣…の贋作。無論、これはifの可能性の産物であり、まともな状態のエミヤならば本来の黄金に近い姿で投影(創る)はず。ましてや、この贋作剣は彼にとっても思い入れのある武器……わざわざこんな形で使うあたりで異常性をご理解頂けるだろうか?

 

「はいやっ!」

 

続いて玉藻の腹へと目掛けた強烈なキック。(あと少し下なら男のシンボル)

剣を振り抜き、がら空きの懐を見事に捉えたが…効果は今一つ。半歩の仰け反りを僅…直後、斬り上げが襲いかかり、慌て玉藻は回避して間合いをとった。

 

「玉藻!」

 

「ご心配なさらず。さがっていて下さいな。」

 

アランとしては気が気でない戦いぶりに見えていたが、玉藻からすれば余裕の有り余るくらいだ。むしろ、普通のエミヤのほうがまだ手強いとすら感じていた…。されど……

 

「いやぁ、それにしても…パッと見で呪いか何かかと見当はつきましたが……にしては、妙に物理的に手応えがあるというか……」

 

この違和感は何なのだろう?あえて、近接をしかけて触診したところ……彼を蝕んでいるのは明らかに『呪い』に近い『ナニカ』。いや、正確には呪いによって産み出された存在によって侵食されていると感覚が伝えてくる。

即ち、自分たちと出逢う前にこの呪いを受けた…ということだ。

 

「グルァ!!」

 

 

ーーオオオッ!!!!

 

「きゅっ!?」

 

危ないっ!?一瞬の隙にとんでくる黒いビーム!!

紙一重で玉藻は身を反らしてかわすも、そこへエミヤが迫るッ!

 

「まずいっ!変身!!」

 

 

【テンガンッ!ネクロム!!メガウルオウド…!!クラッシュッ・ザ・インベーーダーーーァァ!!!!】

 

アランの行動は早かった。メガウルオウダーに眼魂をセットし、疾走!同時に姿が白のアンダースーツとなり、黒のパーカーのような『ネクロムゴーストパーカー』を纏い変身。潜水服のように単眼とボディの翠に輝くチューブのラインかメカメカしい戦士『仮面ライダーネクロム』となる。

 

「はあっ!」

 

「…アランさん!?」

 

「援護する!私も戦うぞ!!」

 

エミヤを殴りとばし、戸惑う玉藻の前へと加勢へと立つ。

そんな様子を他の3人は遠目で窺っていた…。

 

「グルルッ…」

 

一方のエミヤの方も変化が現れた。ミシミシッと肉と骨を裂く男と共に蟲の触角らしき節々とした角が生える……

共に、一層…暗黒を帯びる闇の刃。そろそろ、刻まれた銘を解き放ち…真の力を開放する気であろう。そうなれば、いくら贋作なれどここいら一帯は炭にするぐらい容易い。

 

「……まあ、厄介は厄介ですが…呪いならば解けば止まる!アランさん、動きを一瞬だけ止められます!?」

 

「策があるのか!?」

 

「ええっ!!頼みますよ!」

 

「わかった!」

 

ならば、相手の必殺が来る前にと攻勢に出る玉藻とネクロム。ネクロムはメガウルオウダーのアームを一押しし、玉藻は札とあわせて美しく装飾が入った円の鏡を手に持つ。

 

【ダイテンガンッ!!】

 

「はああっ!!」

 

 

一撃目……翠の流水が如くエネルギーが迸るライダーキック。ネクロムが右足を向けたこの技は剣を振り上げようとした顎と喉をとらえてよろけさせた。これで、暗黒の魔力が放たれることは無い。

二撃目……続くは、玉藻。とっておきの仕込んでおいた札を取り出して疾走。がら空きのエミヤの胸にまず1枚!そして、振り回された刃をかわしまた1枚…!

 

「はいっ!やっ!!せいっ!!」

 

彼を中心に円を描くように動きまわりながら、貼りつけていく…!

 

「頃合いですわね。」

 

やがて、ある程度まで貼りつけるとヒラリと宙返りして再度、間合いを開ける。これで準備は整った!続けて鏡を頭上にかざして左手で人差し指をたてた印を結ぶと、清流のせせらぎのように呪文を唱えている玉藻。

すると、エミヤは剣を落としてもがき苦しみだし……足元に陰陽の印が刻まれた魔法陣が浮かぶ…!

 

「………ぅ…がっ!?ァァ…アァァ!?!?」

 

「いきますよーっ!!」

 

 

………その直後だった。

 

彼の苦悶する口から溢れてきたのは『蝗』。黒く不気味な蝗の群れが吐瀉物のようにゲロゲロと…あるものは飛び立ち、ある者はこぼれ落ちて宿主の足に踏まれてしまう。

ネクロムはその光景に唖然としていた…。まさか、自らの肉身に卵でも産みつけられたのかと思うほどおぞましい光景。そのあまりの惨さに胃の中身が戻ってきそうだ。一方で、玉藻は顔色ひとつ変えずに術を続け、蝗を全て吐き出させると仕上げにとこれらを呪術で焼き払う。

 

「…はーい、これで完了。さてさて、アーチャーさん…大丈夫です?」

 

やれやれ、と。少々手間がかかったが、これで元通り…

エミヤの触角も引っ込み、奇声も上げなくなり…グッタリと倒れこむ。全く、何がどうしてこんな事態になったのかは謎だが、死んでいないなら事情はいくらでも後から訊けるだろ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーズブッ

 

 

 

 

「…え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腹部に輝く禍々しい黒金。激痛と驚き…馬鹿な、自分の解呪は完璧だったはず……なのに、エミヤの握る暗黒剣は未だに消えず獲物の血を啜る…

 

「……玉藻ォォ!!!!」

 

すぐに、ネクロムはエミヤを蹴りとばし崩れ落ちる彼女を抱き留めた。同時に邪悪な刃は消え去るも、彼女は苦しみに顔を歪めていた…。

 

「まずいっ。はやく、傷の手当てをしなくては……!」

 

 

 

 

……パチ、パチ、パチ、パチ

 

 

「?」

 

事態は急を要する…そんな時に、不釣り合いな間を置いた拍手。振り向けば、黒のマントをなびかせる紅と黒が折り合わされた蝙蝠の騎士……否、『帝王』が歩いてきていた。鋭く禍々しい緑の複眼にベルトには逆さにぶら下がる蝙蝠。

 

「良い良い……そこの、サーヴァント…気に入ったぞ。俺の配下になれ。」

 

「…何者だ?」

 

「ふむ。俺はキング……お前の流儀に従って答えれば『仮面ライダーダークキバ』、とでも言うべきか?」

 

仮面ライダーダークキバ………そう自称するは『王(キング)』なる者。この禍々しい鎧の下にはアランと同じく人間がいるのだろうか……そして、彼は自分たちの一部始終を値踏みするように観察していただろう。無論、いきなり配下になれとかふざけた提案など呑めるわけも無い。

 

「……うっ…アランさん…」

 

「玉藻!」

 

「悩む暇は無いぞ。その女も、そこの弓兵<アーチャー>のように炎の十字架を背負うことになる。仮面の系譜が持つ、忌まわしい呪い……を、な。まあ、俺だったらどうにもならんということも無いが……さあ、どうする?」

 

どうやら、このキングとやらは玉藻を救う手段とやらを持つ素振りを見せる。明らかに信用に足る雰囲気でもないが、一方では玉藻に余裕が無いのも事実。分の悪い賭けに出るか、否か……選ばなければ彼女は助からない。

 

「私は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【AD VENT】

 

 

『グゥオオオォォォォゥ!!!!!!』

 

 

 

「!」

 

その時、竜の咆哮と炸裂する炎の音が轟く!

目の前がいきなり、真っ赤な灼熱へと染まり……直後、身体がもの凄い勢いで何処かへ持ち去られていく……

 

一方で、 炎を焼け跡ひとつ付かぬ漆黒のマントで凌いだダークキバは詰まらなさそうに鼻を鳴らす。

 

「逃がしたか……」

 

すでに、硝煙でむせかえりそうな目の前には誰もいない。ノーマークだった後ろの連中の細工なのは大体、察する………が、別にどうということはない。通りすがりに少し目についた安い雑貨が一足遅く売り切れになった程度。特に執着することなく不遜な王は背を向けてその場をあとにする……。

 

余計なことに体力は割けてはいられぬ………

 

 

 

……全ては『あの男』を倒すために

 

 

 

 

 

 

 

 

★ ☆ ★

 

 

 

 

 

 

…時を同じく

 

 

 

 

「うわあああああ!?!?ちょっと、何なんですか!?」

 

別の路地……そこで逃げる女がひとり。淡い桜を帯びた着物と白髪を結ぶ髪に黒のブーツ………なんともハイカラな格好だが、腰にはしっかりと刀がひっ下がっている。無論、彼女もサーヴァントだが…逃げるしかない状況にある。

 

理由は簡単……

 

 

 

「マァァアァァリィいいイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」

 

ドゴオォォ!!!!

 

 

瓦礫を巻き上げて現れる鉄の巨体……

 

明らかに超技術で組み上げられた人型巨大バイク(?)に刀一本で太刀打ちとか無理じゃね?

何か『Χ』の仮面を着けた機械っぽいサーヴァントが運転してるけど見るからにバーサーカーっぽくて話は通じないし、というか…明らかに人違いされている件について。

 

「超現代兵器ガン積みに刀一本とか、苛めですかぁ!?あれですか、薩摩とか長州とかの時代を越えた嫌がらせですかぁ!?」

 

「コレモ皆、乾巧ッテヤツノセイダ。」

 

「誰ッ!?って、ミサイルとかやめて!?あれでしょう、貴方!沖田さんに酷いことするつもりなんでしょう!?薄い本みたいに……!」

 

「……ショウセツバン…ミタイニ…」

 

「ひぃぃッ!?」

 

コイツら何の話をしているのだろう?取り敢えず、このバーサーカー…怖すぎである。もうなんか頭がさらにおかしくなった嘘つき絶対に許さねぇガール並みの迫力とストーキング。というか、バーサーカーに高い騎乗スキルとか反則に思うこの頃。こっちは剣術と瞬間移動しかないのに、相性のせいでろくに力を発揮できない。

 

…のに

 

 

 

「……こふっ!?(この、タイミングで…!?)」

 

予測不能の地雷(病弱)がここで発動。口から血が吹き出し、激痛が迸り……バランスが崩れて地面に身体が転がる。

すると、仮面のバーサーカーはマシンを降り……着地。女へと歩み寄ると赤い袴へと手をかけ………ビリビリと破いていく。

 

「マリぃぃ……オマエハ、ダレニモワタサナイ…!」

 

「や、やめっ……嫌っ!」

 

露になる生娘の白く透き通るような生脚。刀も強引に取りあげると投げ捨て、残る桜色の衣も破いていく……

 

 

「ハア、ハア…オレを、ウケイレテ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Exeed charge】

 

 

斬ッ!!

 

 

「ガっァ!?」

 

「え?」

 

そのまま、胸のさらしまで手をかけられるかと思われた……が、突然…紅い閃光が走り…バーサーカーは光の粒子と青の炎になって消えていったのだ。何があったのかは解らないが…目の前には男が立っていた。

 

「……あな…た……は…………?」

 

「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……乾巧だ。

 

 

 

 

 

To be continued

 

 




土 曜 日 も お 仕 事 に な り ま し た 。


泣けるぜ。お久しぶりです……やっぱり、沖田さんとたっくんは絡ませるべきだよね!?(酒呑はん…?あ、ごめん、勘弁してくだはい)
で、ゴースト終わりましたねぇ……まあ、あれはあれで良い終わり方だったのかな?個人的にはタケルは他の主人公に並べればまだまだだと思いますけど、やっぱりどれだけ強くなっても人としての成長の余地は残っていると思いますから次の冬映画に期待です。あと、エグゼイドですが……


いい加減、ベルト巻いときゃ仮面ライダーって風潮やめません?

…って思ったのが最初の感想でした。でも、ガイムの戦極ドライバーのように『玩具の遊び』→『命懸けの戦い』という意味合いがこめられているのかなぁって思いました。取り敢えず、黒エグゼイドカッケェ……けど、バイク無いの?え?自転車……?


ライダーさん「私の騎乗スキルはA+です。」→元祖自転車に乗った騎乗兵


さて、FGOはプリヤイベントが終わりました。

何気に偽魔法少女の鯖って中の人が全員、魔法少女の役やっていることに気がつきました、はい。狙ったな脚本……

イリヤは来ませんでした(涙)


何故か、ジャンヌが来ました(あれ?)







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予告 開幕編『魔女の1日』


※注意!

多分、誤字だらけ!




……起きて、起きて…!ねぇ、起きて!

 

 

「…っ」

 

全く、別に用事がある毎日でもないのに、決まって誰かが起こしにくる。時刻は7時53分…サラリーマンならとっくに出社とかしているだろうけど『魔女』の私には関係ない。だって、魔女に金を稼ぐ必要など無いし…朝食もまあ別にあれば良いくらいだ。

だから、フカフカの羽布団に丸まっていても問題無いのにお節介な同居人たちは一番の寝坊助を毎日、交代制で起こしにくる。筋肉バカ2人は取り敢えず、問答無用でかけ布団を剥ぎ取る…これならまだ良い。『アイツ』はのどかな目覚めを要求したら、ラジオで聖歌を流しやがったので枕を投げつけてやった。悪気は無いのだろうが、私への当てつけかとブチキレた……

 

 

 

……起きて!起きて!朝だよ!!

 

 

「ちっ……」

 

で、今日は小さな少女……銀の髪に爛々と光る無垢な瞳。コイツは最初、寝てる自分の上に飛び乗ってくる……そして、ひたすら可愛らしい声で譲ってくるのだ…。別にこれくらいならまだ良いと、掛け布団の中に顔をうずめる。

 

 

そう、別にこれくらいなら……

 

「……起きないの?じゃあ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……私たちの解体(おかあさんになって)くれるんだね?

 

 

 

 

 

 

「…ッ!?」

 

 

はいはい、わかりました。流石の魔女も、ナイフでバラバラは御勘弁願うわ。慌て、飛び起きることで私はニコニコと自分を切り裂こうと身構えていた少女に意思を伝えて今日という1日は始まる…。やれやれ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ ★ ☆

 

 

 

 

 

 

取り敢えずだ……

 

 

 

 

「う、朝から重……ッ…」

 

食堂に行くや、待ち受けていたのはじゅうじゅうと鉄板の上で音をたてる何グラムかは考えたくないボリュームの猪の丸焼き。異様に分厚いし、何か微妙に魔力帯びているし………

魔女は頭を抱えると、自慢の金髪をかきあげ……隣にいる自分を叩き起こした少女に問う。

 

「ねえ?今日の食事当番って確か……」

 

「セタンタだよ。朝、猪見つけたからとってきたんだって。」

 

ああ、どうしてこう筋肉の男は雑な奴ばかりなのかしら!?正直、キレたい魔女……を放ってテーブルに座る少女。そのまま、愛用のサバイバルナイフで小分けに……

 

「…さあ、解体の時間だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……えっ?

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待てええ!?!?人間、かっぱ裂いたもんで食い物を捌くんじゃないの!?」

 

「え~…」

 

慌て、魔女は少女の凶行を押さえつけて止める。あと少し遅ければ、殺人に使われた凶器で切り分けられた朝食を胃袋におさめる羽目となるところだった。流石に、魔女と貶められた身でも、そんな胸くそ悪くなるような食事は嫌である…。

仕方ないと、ぶぅ~と不満げな少女を宥めて台所へと包丁を取りに向かう。

 

……全く、散々な1日の幕開けだ。

 

 

 

 

 

 

★ ★ ★

 

 

 

 

「ふふふふ……やっと、1人になれた……」

 

魔女の日課……次は自室での模型作り。魔女には学校も試験も何にも無い。故に、空いた時間は全て自分の趣味に割り当てることが出来る……決して、働く気が無い者(ニート)ではなく職業が『魔女』と本人談。存在するだけで意義があるとのこと。

道具も塗料の小瓶の数も半端ではなく、壁の棚の大半が彼女作のプラモデルとフィギュアでズラリと埋め尽くされている。正直、年頃の女性(仮にも自称魔女とはいえ)の様子とは思えないが、寝室は別にあるから構わない。

今は、街を歩き回ってやっとの想いで手にいれたMGの赤い翼がついたガ●ダムを組み上げており…ピンセットでデカールをつまみ貼り付ける作業に入っている。同居人たちに振り回されたおかげで4日もかかってしまったがあと少しで……

 

 

「あとちょっとで、私のMGデ●ティニーが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーードゴオオォッ!!!!

 

 

 

「…へ?」

 

 

What's?自分にまたも不幸が襲ったと魔女が気がつくには時間がかかった…。突然、天井がふき飛び瓦礫が自分の作品がデスクもろとも粉砕。同時に人影が見えた…と思ったら床に大穴が空いた。

 

 

ああ、畜生……アイツらか!?

 

 

「あのクソ筋肉ども!?」

 

 

 

 

 

★ ☆ ★

 

 

 

 

 

 

ガラガラガラガラ………ッとシャッターが降りて、車庫は薄闇に包まれる。男はヘルメットを外し、愛車のハンドルへと引っ掻けた……。

未だ、疾走した熱が冷めぬ前後の車輪と、淡い曇りがかった闇などより遥かに美しく光を帯びる漆黒の愛車(バイク)。まだ走れるとでも言いたげな黒鉄のボディを押していき、ガラクタが押し退けて作られた駐車スペースへとしまう。 赤のラインの入ったバイクスーツも脱ごうかと思ったがやめた………

 

「おかえり、『タケシ』。」

 

「………ただいま。」

 

既に、出迎えは来ていたからだ。後ろには銀の髪をしたあの少女…。朝一で出ていく彼を待つのは寝起きの悪い魔女を起こすのと同じ、彼女の日課なのである。そして、ボフッと抱きついたあとにおんぶされるのも然り……

 

 

……同時に気がついてしまう

 

 

「………また、戦ったの?」

 

「…」

 

「少し、焦げた臭いと………血の臭い………するよ?」

 

 

つい先の刻、確かにタケシは戦っていた。名も無き弓兵と命のやり取りを行い、必殺の一撃を叩きこんでいた……。焦げた臭いはこの『人にあってはいけない』肉体が激しく駆動したためか、攻撃を互いに斬り結んだ故か………血は間違いなく、返り血だろう。

 

「臭うか…?」

 

「うん、ほんのちょっぴりだけどね。」

 

「…」

 

戻る前に風呂で身体を洗っておくか。そんなことを考えながら、黒髪の頭をポリポリとかくと…よいしょっ!と少女を背負い直して車庫をあとにしようとするタケシ、だったが………

 

「忘れてないよね?明後日は…」

 

「…クリスマス・イヴ。大丈夫だ。」

 

「プレゼントは?」

 

「お楽しみだ。」

 

「サンタさんは?」

 

「来るかもな。いい子にしていれば…」

 

「解体は?」

 

「駄目。」

 

…暫く、可愛らしい(最後をのぞく)質問攻めに足止めを食らうことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ ☆ ★

 

 

 

 

 

 

 

「しねえぇぇいいいいいいいぃぃぃい!!!!!!取り敢えず、しねえぇぇいいいいいいい!!このクソバーサーカーァァども!!!!!!」

 

一方、ビル屋上で魔女は西洋剣を振り回して大暴れしている………のを青年に抑えつけられていた。黒のローブのような服にキリッとした顔立ちだが荒々しさを表すように茶髪がボサボサとしている彼。『バーサーカー』なんて呼ばれているが、パッと見はただの人間…呼ばれ方が姿と釣り合っていないようなのだが………

 

「…バロンだっ!」

 

「黙れぇ、バナナァァ!!」

 

「…バロンだ!!!!」

 

 

 

(あ~………面倒くせえ。)

 

そんな傍らで腰を下ろし、だるそうにしているバーサーカーより遥かに良い体躯をしているパーカーにフードを被った大男。顔には赤く紋様が浮かび、不気味な様はこちらが遥かに狂戦士らしいが…今はそう呼ばれない。

 

「セタンタ、あんたも同罪だァァ!!」

 

「…セタンタ、手を貸せ!」

 

 

(………なんで、幼名?てか、お前らどうして知ってるんだ?まあ、今更なんだがな………)

セタンタ、それは旧き名前。今更、そんな呼び方する奴なんて会うこと無いとばかり思っていた。

 

「はいはい、悪かった…。また弁償するからよ。」

 

別に悪い気もしない。彼は重い腰をあげ、頭に血がのぼった魔女に軽く謝罪してお気に入りのガマ財布から札を何枚か出して………

 

 

 

 

「足りないんだけど?」

 

「手持ちこれしかないぜ。」

 

 

 

 

 

 

………このあと、滅茶苦茶殺しあった。

 

 

 

 

 

取り敢えず、魔女はセタンタにボコボコにされて涙目になり……セタンタはもう興味すらないとゴロリとその場に寝そべっていた。

 

「ぐずっ………ぐずっ………私のデスティ●ー………」

 

「残念だったな。」

 

畜生。そりゃあ、あっちが力でも技量でも勝るとは理解はしていた魔女…だけど、理不尽にも程がある。バーサーカーに慰められるが壊した張本人のそれなど焼石に水……

 

「あーっ、ダリい。バナナ、続きは暫くあとでな。何だか萎えちまった……」

 

「バロンだ!」

 

 

(コイツら、あとで覚えてなさい!)

 

 

能天気な狂戦士どもに、いつか仕返しをするのを誓う。

 

 

まあ、大抵は返り討ちにされるのは内緒。

 

 

 

 

 

 

 

★ ☆ ★

 

 

 

 

カルデア モニタールームにて………

 

青白い光に浮かびあがって語り合う人影はふたつ

 

 

「…つまりだ、ダ・ヴィンチちゃん。今回の特異点の解析は?」

 

ひとりは男。白衣を纏う様から恐らくは医者だろう…

 

「ああ…、最悪だよ。これを放置すれば最悪の場合……私たちのやってきたこと、グランドオーダーが無駄になる可能性がある。」

 

もう片方は女性。ドレスに星を模した結晶らしきものが先端に輝く杖と異様な左手のガンドレッド…美しさは名作と名高いモナリザどころかそのもの。絵と違うのは微笑んでおらず、顔が厳しいことだ。

 

「ロマニ、さっきも言ったけど…今回の特異点は恐らく魔術王のものじゃない。もしかしたら、私達の世界には害は無いかもしれないけど……並行世界だろうと何にせよ、観測されたということが『今がその特異点に成りうる』と同じ。つまり、私達のゴール地点にバッドエンドの地雷をしかけられたようなもんさ。」

 

「だけど、今までのレイシフトとは訳が違う。参ったね…何かあれば、確実に『彼』とマシュ……それに続く戦力を失う危険性も……」

 

「ああ、勿論さ。だからといって、目を背けるかい?シヴァの観測はそこから微動だにしない…それに、うちのサーヴァントも引き摺りこまれている。このままじゃ、第7の特異点の観測・グランドオーダーの実行もままならないし。ここは人類最後のマスターとその仲間たちに賭けるしかないね~。」

 

気難しい話が暫し続く…。

男は更に顔を曇らせ、計器の表示に目を向ける……

 

それは、一瞬だけ自分たちに人類史焼却という暗黒から一筋の光が差した……いわば、果てない登山の先に頂上が見えた…なんて最初は思ったがすぐに違うと理解する。彼女が言っていたようにバッドエンドのゴール地点…報われないエピローグのようなものが『今』から先にあるのだという。

 

 

 

 

「……2016年 12月23日…日本・風都。未来の日本で一体、何が……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★ ☆ ★

 

 

 

予告ッ!!

 

 

……人類史焼却。グランドキャスター・魔術王ソロモンによって行われた人の命・積み上げてきた歴史を特異点『聖杯』によって歪ませ、この凶行を行った。

 

そして、人理の復元はひとりの少年と盾の英雄の魂を宿す少女に託される。

 

 

 

 

特異点F 炎上汚染都市 冬木

 

第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン

 

第二特異点 永続狂気帝国 セプテム

第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス

第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン

 

第五特異点 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム

 

第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット

 

第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア

 

 

 

時代ごとに多くの出逢いと別れを繰り返し、仲間も増え……少年と少女は成長していく……

 

そして、残るは第7の特異点だけになる…はずだった。

 

 

 

エミヤ「な、なんだこれは!?」

 

ロマン「シバに異常!?これは一体……」

 

 

突如、暴走をはじめた観測装置シバ。同時にレイシフト機能すら制御不能へと陥り、未知なる時空の穴へ吸い込まれていくサーヴァントたち。そして、示された時代は人類が存続しないはずの2016年…この時代の小さな街

 

 

マシュ「……ここが、風都。」

 

 

少年と少女は仲間を奪還するため、謎めいた未来の街『風都』へ。そこで待ち受けていたのは……

 

 

ダークキバ「王の判決を言い渡す、死だ。」

 

???「うォォォォォォォォォォォ!!!!!!アマゾンッッ!!!!」

 

巧「お前が、人類最後のマスター……か。」

 

 

ゴースト「命、燃やすぜ!!」

 

仮面を纏う現代の英雄『仮面ライダー』と………

 

 

 

ネロ「主は………おおっ!久しいな!」

 

モードレッド「おうっ!元気にしてたか?」

 

ジャンヌ「…これもまた、主の思し召しなのでしょうね。」

 

 

それぞれの時代を共に駆けた『英雄』たち。

 

そして………

 

 

 

 

 

 

ジャンヌオルタ「あら?今度は一体、何の用かしら?」

 

クー・フーリンオルタ「全く、酔狂なもんだな…こんなところまでよ。」

 

ロードバロン「…どちらか、強者か決める刻だ。」

 

ジャック「解体…してもらいたいんだね?」

 

 

立ちはだかるは、最強最悪のサーヴァントたちと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴースト「どうしてだよ、本郷さん!?」

 

 

 

1号オルタ「…」

 

 

 

 

 

 

はじまりの男…ッ!!『本郷猛』…ッ!!!

 

 

『 仮 面 ラ イ ダ ー 1 号 オ ル タ 』

 

 

男は、立ちはだかる…その旅に終止符を打つために…

 

 

マシュ「先輩…!駄目です…!ああっ!?」

 

 

???「はははは…アーッハハハハハハハ!!!!!!」

 

 

 

さあ、はじめよう…全ての色が消えいく前に……

 

喜べ、少年。君の『贖罪の旅』はようやく終わる。

 

 

 

 

 

 

~~Fate/Grand Order vs ALL RIDER~~

 

 

ーーーー悪に堕ちた始まりの正義ー

 

第EX特異点 仮面系譜戦記風都

 

 

 

 

1号オルタ「…やっと、やっと…俺は悪に成れたんだ。」

 

ドライブ「……俺は、あんたを救う!」

 

 

 

To be continued……

 

 





これにて、FVA予告編…完結となります。最後らへんはもうウダウダとやってても仕方ないと思い、もう勢いでしたね。

……前回、誤字等の指摘を頂きましたがこちらはあくまで予告編なので修正はしていきません。


本編開始は何時になるかは未定…ですが、心待ちにしていて下さい。ヒロインは(まさかの)ジャンヌオルタちゃんですぞ!(コイツにシリアスなんて出来な…ry)
あ、正ヒロインはマシュですからご安心を。声はどちらでもおk。(種田梨沙さん、復帰をおまちしてます。貴方の『先輩』の響きが大好きです。→『いやらしい』も良いよね!)

1号オルタ「俺の声は……第4真祖…ではないのか?」

ジャンヌオルタ「何を突然、言い出すんだテメェ。(型月的には別意味というか別キャラだろ)」



ネロ祭り…?仕事忙しくてぶん投げたよ!


ネロ「ファッ!?」

黒髭「しょうがないですぞ。リアル大事…これ絶対。


玉藻(黒髭のリアル…とは……)→哲学



あと、アマゾンズも参戦!(バーサーカーしかいなくね?)

オメガ「……仁さんは?」

アルファ「俺か…多分、幕間の物語的なものがあったら出るかなぁ。」

駆除班の愉快な仲間たち「「「「『取り敢えず俺(私・僕)らに出番は無いです。』」」」」



た、たっくんオルフェノクが…っ!?byおき汰

沖田「桜セイバー参戦で声優が決まった時からいずれはやりたいと思った絡み。沖田さん対アクセルフォームとか展開あったら燃えるはず!」

カイザ「やぁ☆」

沖田「ひぃっ!?」→これもやりたかった。



ノッブの出番は無い可能性が高い。

ノッブ「マコトにぃぃちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!!!(渾身のくぎゅう声)」



多分、ネクロムが大変なことになる。(魔改造)

ネクロム「アルトリア魂とか…か……」

X「もっと凄いらしいですよ…(白眼)」

ネクロム「わかったぞ、たこ焼き魂の実装だな!」

玉藻(アランさんって、自分がふざけていること言っているのに気がつかないタイプなんですね。)




とある海外ドラマでアーサー王伝説が入るらしいです。

モーさん「は?海外ドラマ…?それより深夜アニメは…(うっひょぉお、マジかよ!?今、シーズン4だっけか…はやくチェックしとかねぇと!)」

ナイチンゲール「取り敢えず、アーサー王が男性なことに違和感を覚えたあなたはだいぶ、病んでますね。(正論)」



エグゼイド始まりました……

ゴースト「出番、無いって(確定)」

エグゼイド「 」


なんか、色々なものがごじゃ混ぜだな!近況とかコントとか予告とか。
さて、最後に時間軸的な説明。FGOはキャメロット攻略完了からプリヤイベ後。ゴーストは劇場版『仮面ライダー1号』を正史として最終回のエグゼイド編の直前あたりという設定。他のライダーたちもほとんど、最終回から月日を経たアフターとして解釈していただければ……

感想、おまちしてます。


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