超神機動戦士ガンダムEXSERIONMEMOREYS (カオスサイン)
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EP1「始まる超起動!」{プロローグ編}

もう我慢できなくて転載連載開始!SDガンダムCFOSNSから!


西暦二千十一年、地デジ化と共に人類は更なる宇宙発展進出を目指し、本当に現実にMS開発に着手したのであった。二年後・・・めまぐるしくなった

~ある日のMS専用高速道路~

ブルー!

「まっさか政治家の奴等本当に着手するとはな。無視できなかったんだな」

「おかげで銃を思いっ切りブッ放せるわ!」

「程々にしておけ・・」

俺か?俺はカオスサイン学生MSパイロットだ。ちなみに今搭乗しているのはアストレイゴリラフレーム。

隣でケルディムに乗っているのは俺の幼馴染の桜乃夢雪、大の銃火器大好きマニアだ。

俺達は今日から私立MS学院に通うのだ。

~・・・・・~

ガク!

MSを停止させ降りる。

「ようこそ!私立MS学院へ!・・・ってん?君はもしやカオスサイン君かね!?」

「は・・・はい!そういうあなたはもしかしてクワトロ大尉!」

俺が前まで加入していたクラン「AEUG」のマスターだ。

「!・・・」

他の知り合いも入っている可能性もあるか・・・。

「わたしは生徒会副会長をしているのでな。早速館へご案内しよう」

「はい!」

「あー、式後はすぐタイプ診断があるから」

「ホー」

~そして式が終わり~

ピンポン!

「「ただいまから新入生のタイプ診断を実施します急いで集合して下さい」」

「いいーくっぞおー!」

「待ってましたぜ!」

周りの面々は自分の本当のタイプを知りたいのかやけにハッスルしている。

~そして診断~

「ピピ!「000012バン、ナチュラル」」

「なんだとおー!?・・・ぜってえー違うと思ったのに・・・」

「「コーディネイター」」

「「NT」」

「「イノベイター」」

ドンドン診断下しが迫る。

「「ではピピピッ!・・・1234567バン・・・ギー!?!??!?!?!・・・・」」

「!?・・・」

「なんだ!?」

俺の診断がとんでもない結果を招くこととなったのだ。

~一年E組教室~

「一緒のクラスか桜乃。・・・にしてもあれは・・・」

「私もなのよ・・・」

「私もなんです・・・」

もう一人聞こえた。

「!お前・・・まさかシャロンか!?久しぶりだな!」

「え!?・・・シャン君!?会いたかったよおー!」

この子は夏目シャロン俺のセカンド幼馴染で韓国人とのハーフ、幼少の時に一身上の都合で帰国していたのだ。それが今日ここで再会できるなんて!・・・

「どういうことなんだ?・・・」

パンポン!

「「一年E組カオスサイン君、桜乃夢雪さん、夏目シャロンさん理事長室へ来て下さい」」

「!?・・・」

これが俺の・・・俺達の戦いの幕開けを告げた・・・。




一気に更新致します!


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EPⅡ「始まる超起動!」{本編}

~理事長室~

「理事長先生一体何のご用で?」

「君達をここに呼んだのはほかでもない・・・さっきのタイプ診断の事だよ」

「!・・・」

やはりか・・・

「ナチュラル、NT、コーディネイター、純生種と先天性イノベイター世にはこの五種のMS人類がいる。が・・・それを二種以上持つ者がいる・・・それをノヴェインマインダー!」

「!それが俺達だと!?・・・」

「ええ、そうですよ。あ、ナチュラルは勿論論外ね」

「カオスサイン君はコーディネイターと純生種イノベイター、桜野くんは先天性イノベイターとコーディネイター、夏目シャロンくんはコーディネイターとNTだよ」

「・・・・・」

「そこで君達に重要極秘任務を請け負ってもらいたいのだよ」

「!」

「理事長!まさかアレをここに入学したてのこんな学生に任せる気ですか!?それは・・・」

「教頭先生あなたは黙ってて下さい」

「ッ・・・・・」

「任務は遺跡発掘で発見されたMS,ガンダムの輸送護衛だ頼んだよ」

「俺だけがいく!」

「そんな!?・・・私達もい・・・」

「・・・今回は一人だけでも十分かもしれません」

「・・・・・」

~護衛地~

「なんだコリャ!?・・・」

それはティターンズMk-Ⅱよりも真っ黒いMSだった。

「護衛は自衛隊の俺らもいるんだが・・・とにかく頼んだぞ!坊主俺は自衛隊長のオサ・ハルヴェだ」

「はい!」

ビー!

「!?これは・・・中国部隊のようです!」

オペレーターがそう告げる。

「中国の奴等、もうこの情報を傍受していたのか!?反日野郎め!」

「恐らくこの真っ黒いガンダムを強奪しにきたか!総員戦闘体制を取れ!」

「ほんじゃ俺もいきますかね!」

MS携帯端末、MSエンケージを作動させ、アストレイゴリラフレームを出す。

「カオスサイン、アストレイパワードレッドフレーム、出る!」

シュゴーン!

「おやおや・・・日本の自衛隊は勇敢ですね」

敵中国部隊はザクⅡ改軍勢、ティエレン全シリーズ、イージスガンダムのようだ。

こっちはジム、ガンダムだ。

「さあ、くるならこい!オッサン」

「!オッサンって呼ぶなあー!」

ガキン!俺はガーベラストレートでザクⅡ改とティエレンに斬りかかる。

「ウワアー!?・・・・・」

「つ・・・強い!?・・・ギャアー!?・・・」

「フッ!・・」

「後ろがガラ空きだぞ小僧!」

中国オッサンのイージスがビームライフルで牽制してくるが俺は回避し、殴りかかる。

「どらあー!」

ガッ!

「フフフ・・・どうした小僧?効かぬなあー!」

「チイ!・・・」

やはりPS装甲持ちにはあまり効かないか。

「スキ有り!」

「しまった!?・・・」

ビームサーベルで特攻を仕掛けてきたイージスをガーベラストレートで防ごうとしたが・・・ジジジ・・・!

「そらあー!」

「グッ!?のおおー!?」

パワー負けして吹っ飛ばされてしまった。

「くそ!このままじゃ装甲が持たない・・・!そうかこの手が!・・・」

「ム!?・・・何をする気だあの小僧は?・・・まさか!?」

俺はゴリラから降り格納し、あの真っ黒いガンダムへと急ぐ。

「させるか!」

「オワァッ!?」

オッサンがビームを撃ってくるが俺の運動能力をナメるなよ。

「何!?ビームを生身で避けただと!?・・・」

「こら!君待ちなさい!」

「離してくれ!この窮地を脱するにはこれしか方法はないんだぞ!」

見張り兵を振り切って搭乗する。

「さあ、いこう!」

ドクン!

「この感覚は!・・・いける!」

キイーン!

「な・・・なんだ!?一体何が」

「オッ!?もしかしてあの坊主か!?やるじゃねえか~!」

機体が紫色の閃光を放つ。

「これが俺の新しいガンダム、カオスロストダークネスエクセリオンガンダムだ!!」

そう・・・!本当の俺の戦いが始まる!・・・

 

 



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EPⅢ「目覚めるEの力」

ブウン!

「あのガンダム装甲が変わった!?」

「いっけえー!!!」

「甘い!」

ガッ!ジジジ!・・・

「やはりまだ慣れていないようだな」

「坊主!」

ドヒュウン!オサさんのガンダムのビームがイージスのシールドを掠る。

「ムム!?」

「オサさん!」

「援護するぞ!」

「ならば貴様から!」

「ぬぐうっ!?」

イージスの猛攻が俺達を苦しめる。

ピピピッ!

「なんだどうした!?」

「「こちらのザクの一機が我々を攻撃してるんです!・・・うわがあっ!?・・・・・」」

ブツ!・・・・・

「なにい!?今向かう!」

「!・・・」

まさか!・・・

~その頃~

「どらあ!」

「な・・・なぜ!?・・・」

「まさか殺駆FZさんのザクⅡ改か!?」

「どおりゃあ!」

殺駆FZさんのザクが他のザク軍勢を一網打尽にしていく。

「殺駆さん!」

「お!?お前はカオスサインか!?奇遇だな!」

「あなたこそなんでここに!?」

「スパイ!」

あー成程ー・・・

「や・・・奴が伝説のザクマスターなのか!?奴に勝ったザクはいないといわれているという噂の・・・」

「ひるむな!たかが!」

「ザクマスターの名は伊達じゃないぜ!」

「うぼわ!?・・・・・」

「こっちを忘れている!」

「不味い!」

ドクン!

「!!これは・・・「SAIN-SYSTEM」!?いくぞ!超起動!!!」

シャラー!俺のエクセリオンガンダムが更なる闇色に輝く!

「「カオスブラスター」!!!」

「ふぬおー!?・・・」

ドン!

「スゲエ・・・!」

「ぬうう!・・・全機撤退だ!覚えておけ!」

かくして中国部隊をなんとか退いたのだった。

~帰って理事長室~

「殺駆さんがいてくれて助かったぜありがとうよ!」

「おうよ!」

「殺駆くんご強力感謝する」

「そんじゃ理事長さんよまた何かあったら呼んでくれ!」

殺駆さんは帰っていった。

「理事長先生が呼んだのか・・・」

「中国部隊の動きは大体把握していましたからね。それはそうと知りたくないかね君が搭乗したあのガンダムのことを」

「!」

「あれは遺跡から発掘されたと最初言ったが実は嘘だ」

「敵を撹乱する為の偽情報ですか。でも中国は気が付いて強奪しようとした・・・」

「まだ奴等は諦めてないでしょう。それともう一つ」

「?なんです?」

「EXSERIONを動かす、そして「SAIN-SYSTEM」を唯一起動できるのはノヴェインマインダーだけだということを」

「!・・・」

そういうことだったのか。

「失礼しました」

俺は理事長室をあとにする。

「始まりますよ・・・」

理事長は不適に笑いながらそう言い放った。



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EPⅣ「帰ってきた大切」

~帰宅後~

郵便を整理していると

「ん?こ・・・これは!?・・・」

急いで封筒を開封する。

「やっぱり!」

それは俺の義妹である美井香と優奈が留学先のアメリカからこっちに明日帰国してくるというエアメールだった。

「ハッ!・・・」

まさか!・・・

「明日か・・・」

~翌日~

俺はカオスロストダークネスエクセリオンではなく、ヴァーチェで空港へと向かった。

「お兄ちゃんただいまあー~!」

「お兄様!」

「美井香、優奈おかえり!・・・ん?これは!」

俺は美井香達が首に下げていたペンダントに触れる。

「あっ・・・なんでもないようん!」

すぐに隠される。

「・・・・・」

間違いない!あれはエクセリオンガンダムの起動キーだ!

何故美井香達が・・・

「帰るぞ」

「・・・うん・・・」

~翌日~

俺は昼休みすぐ理事長室へ突撃した。

「理事長先生!何故俺の妹達がエクセリオンガンダムの起動キーを持っているんですか!?」

「簡単な事ですよあなたの妹さん達もノヴェインマインダーなんですから」

カタッ!

「えっ!?・・・お兄ちゃん!?」

「お前ら・・・!?」

妹達も来ていたのだ。

「ううん黙っていたかったわけじゃないの・・・私達はお兄ちゃんに心配かけたくなくて・・・」

「・・・どういう事なんですか?理事長先生、納得のいくご説明を!」

「分かりましたお話しましょう。妹さん達のタイプ診断が下されたのはここでの翌日のこと」

「!!?・・・」

俺の身辺を調べていたのか!?

「あなたが妹さん達を戦いに巻き込みたくないのは分かります。でももう時既に遅し彼女らはノヴェインマインダーと診断されエクセリオンガンダムも与えられているのですから・・・」

「ッ!・・・」

「お兄ちゃんの役に立ちたい!」

「美井香・・・ああ・・・」

「その分あなたが強くなればいいのですよ」

そう・・・俺がもっと強くなって・・・世界を!・・・

迷いながらも揺るぎない決断をしたのだった。

「これで存在判明されたノヴェインマインダーは俺、桜乃、シャロン、優奈、美井香の五人、そしてEXSERION-Gシリーズのガンダム五機も・・・まだ存在しているというのか・・・」

そんな事を考えていると・・・

「ガンダムファイトオー!」

「オッ!?」

「レディー!ゴー!」

メサさんと殺駆さんがファイトしていた。

ってか殺駆さん相変わらずザクかよ!w。

そんな様子を見ていた俺は呆れるしかなかったw。

ビー!ビー!

「!?緊急事態か!?」

「ドゥン♪~この間のお返しをさせてもらう!」



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EPⅤ「「逆襲の中国」

ビー!ビー!

「!?緊急事態か!?」

「ドゥン♪~この間のお返しをさせてもらう!」

変な鼻歌を歌いながらこの間の中国オッサンが学院にまで攻めてきた。どうやら敵はブル、デュエルAS、ヴェルデバスター、ラゴウ軍勢・・・オッサンはASのようだ。

「そらそらそらあー!!!」

「ゲッ!?」

ドン!ブシュン!ドカーン!

「クッ!?敵が多すぎる・・・」

完璧なフォーメーションで俺のカオスロストダークネスエクセリオンガンダムを確実に追い詰めてきた。

ドヒュウン!

「ムゥ!?・・・誰だ!?」

「離れなさいよ、ソイツは私の所有物なのよ!」

アレは!・・・桜乃のガンダム、トリスティアアークエクセリオンガンダムだ!

「桜乃!ってか俺はお前のになった覚えはないんだが・・・」

「グダグダ言ってないではやく片ずけるわよ!」

「ってか美井香達はどうしたんだよ?」

「シャロンちゃんはまだ実戦出来る程の腕がないし、他は整備中なの!」

あー、シャロンの奴こんなことでもドジを踏んじまったのかよ・・・。

「ぐぬぬう・・・新手が来るとは予想外であった・・・だが総員かかれえい!」

「「トリスティアブラスター」チャージショット!」

「うぬわあっ!?・・・」

「「カオスダークネスブラスター」フルチャージ!おし!いっけえー!!!」

「ぎゃああああー!?・・・」

確実に敵を減らす。

「た・・・隊長・・・この反応は・・・MAです!」

「ナニィー!?」

「あれは・・・サイコガンダムMK-Ⅱ!?こんな所で一体誰が・・・」

「ELS、MSに切り替えて」

「分かっているわよ!」

ギュイーン!

「全く中国はどこまで人を逆恨みしたら気がすむのでしょうか?・・・「メガビーム粒子砲」用意!!」

「発射します!」

「ぬぐわああああああー!?・・・・・」

「第二照射が用意できるまで後どれ位ですか?」

「あと32秒はかかるわ」

「隙あり!」

オッサンのASがパージ特攻でサイコガンダムMK-Ⅱに攻撃を仕掛ける!

だが・・・

ボンッ!

「ムオッ!?」

どこからともなく砲撃が飛んできてデュエルに直撃した。

「ふいー、危ない危ないなこんな所でMAが撃墜されたらヤバイじゃすまなくなるからな」

「田島さん!」

さあ!反撃開始だ!

「どらどらあー!!」

「うのわあー!?・・・・・」

中国部隊を蹴散らしていくが・・・

「クソッ!どんどん増援部隊を呼んできやがる!・・・」

「俺のツインバズガンダムも弾が残り少ない!・・・」

「私のサイコMK-Ⅱはまだ大丈夫ですが」

「「トリスティアアークサインシステム」超起動!!ほら、アンタもさっさと超起動させなさいよ!」

桜乃がSAIN-SYSTEMを展開させた。

「分かっている!「カオスダークネスサインシステム」超起動!!!」

俺も超起動させた。

「「カオスの大鉈」抜刀!どらあー!!」

俺が独自に開発した新武装を使う。

「うぼのおわあー!?・・・・・」

「援護するぞ!!!」

殺駆さんのザクⅡ改もマシンガンをぶっ放しながら参戦してきた。

「os、第三弾用意できたわ」

「そうですかやっちゃって下さい!」

「楽しそうだな」

「!?」

突然謎の声が聞こえてきたのだった。

「あれは・・・」

「何者だ!?」

中国オッサンも突然の介入者に驚いている。

「私だよ!」

「やはりG農業家さんのシマビー!」

「やれやれ私も連れてこられたよ・・・」

「Gさんの奥さんまで!?w」

Gさんの奥さんは勿論のごとくキュべレイに搭乗している。

「カオスサインくん、皆様いくぞ!」

「おう!!!」

「ファンネル!!!」

「ぬぎゃあああああああ!?・・・・・」

「ガクブル・・・」

「スゲエ・・・!」{色んな意味で}

G奥さんのファンネルオールレンジが敵機を次々と堕としていく。

「ホラ!アンタもさっさと片付けなさいな!」

「カイザーフェニックス!!!」

「うぼわああああー!?・・・・・」

「ぬううう!?・・・」

「!喰らえ!」

オッサンが仕掛けてきたので俺は鉈をブン投げた。

「PS装甲にそんなもの!」

「甘いお!セーフティー解除!」

「何!?」

AI操作で鉈をビームモードにチェンジさせた。

「うわああああああ!?・・・・・」

かくして中国部隊をひとまずは壊滅させた。



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EPⅥ「波乱なる場所」

中国オッサン部隊をなんとか壊滅させて

「Gさん大丈夫すか?・・・w」

「ガクブル・・・」

あー・・・こりゃあ奥さんに「プレッシャァー」という名の小遣い減額とでも言われたかな・・・。

「プレッシャーよりこの世に恐ろしいものは存在しないものだ・・・」

~翌日~

「ミッションもとりあえずはしばらくないかな」

機体メンテを済まし学院に向かう途中で・・・

「ん?」

プスプス・・・

「なんだあ!?ここはMS専用道路だぞ!なんでこんな所にトラックが・・・ん!?・・・あれは!・・・」

ドガーン!ジリー!近くの銀行で大爆発が。

「でえっ!?銀行強盗!?んもおー!」

「オラァ!そこをどけえー!」

銀行強盗達がザク、GN-Xに搭乗してこちらに向かってくる。

「アホが沸いてきてる・・・せい・・・えっ!?・・・」

銀行強盗を返り討ちにしようとして鉈に手をかけようとしたその時何かに止められた。

「ここは私に任せて下さい」

「!?」

俺を止めたのはどこからどうみてもエクセリオンガンダムだ。

「なっ・・・!?」

「そこをどきやがれえ!」

「いきます!」

「!?ッなんだあのガンダムは!?あんなの見た事ねえ!・・・」

強盗達も驚きを隠せないようだ。

「「魔の千架繚乱」!!!」

「ぐお!?・・・」

「グッ!?・・・」

そして強盗達は機能停止させられ警察に逮捕された。

「アンタは・・・」

「またお会いしましょう」

「あ、おい!?・・・」

ガンダムは去っていた。なんだったんだ?・・・

学院に着くと

ざわざわ・・・

「なんだお前等何を一体騒いでいるんだ?」

「カオス、アンタねえ・・・」

チャキ!突然桜乃が俺に拳銃を向けてくる。

「桜乃、何を一体怒っているんだ!?・・・ん?」

ここにいらっしゃったんですね」

「!?」

「!?!??!・・・」

突然俺は美少女にキスされた。

ん?この声どっかで聞き覚えが・・・まさか!?・・・

「ン!・・・」

「!?ンムグッ!?・・・」

「!?!?」

ええっと・・・状況整理しよう。

学院に着いたら一階廊下で皆が騒いでいて、俺が突然背後から現れた美少女にキスされて・・・

「君は・・・今さっきの!?・・・」

「やっとお気付きになられてくれましたか!」

「・・・ハッ!?・・・ちょっとアンタ私の所有物になんてことしてんのよ!?」

桜乃もボーとしていたようだ。ってか俺はry

「申し遅れましたね。私は砂式院恵と申します。そして私はここにいるカオスサイン様の許婚です!」

「!?!?」

あのおー・・・皆が一斉にMSに搭乗しだしたんですが・・・{得に男子が}

「それは本当なのか?!」

「はい!後カオス様の女性関係は全て把握していますから」

「!?」

黒いよ・・・腹黒いよ・・・

一方・・・

「ふえ!?・・・なんで!?・・・」

うっかり寝坊して遅刻してきたシャロンは影で話を聞いていた。

「う~・・・なんとかしなきゃなんとかしなきゃ・・・」

少女の心にいっそう火がついたという。

~放課後~

「ドラァ!」

「ちょっと!?懐入ってこないでよ!撃てないじゃないこれじゃあ・・・」

俺と桜乃と砂式院さんの三人で模擬戦をやっていた。

「桜乃、射撃ばっかに頼ってないで格闘にも少しは慣れろ」

「そんなこと言ったってトリスティアには格闘武装付いていないし・・・」

「ったく不便な機体だな・・・そうだ!」

「なによ?」

「改造して武装追加するから一時俺に預けてくれ」

「しょうがないわね・・・」

「カオス様、私のデーモンレイガジールエクセリオンガンダムもお願い出来ますか?」

「ああ」

~翌日~

「出来たぞ」

「一体何をしたのよ?」

「それは戦いで分かる」

ビー!

「!緊急ミッションらしいな。いくか!」

「いきましょう」

~理事長室~

「今回の任務は脱走した中国部隊の者を捕まえて下さい」

「あのオッサン脱獄したのかよ!?・・・ったく・・・」

~・・・・・~

「上手く脱出できましたね隊長」

「だがまだ油断はできんぞ。追っ手を振り切るまでは・・・ってあ!?・・・」

「オッサンいい加減諦めろよ・・・」

「また貴様か!?・・・」

ブルデュエル、ヴェルデバスター、レールガンデュエルのようだ。

「ちゃちゃっと終わらせる!」

「フン!いいだろうこのまま逃げきってやるさ。ふおりゃあ!」

「カオスの大鉈、セーフティー解除。せいやあー!」

「ぶうぬうん!」

「何!?・・・早い!?・・・なんでだ!?・・・アレは!?・・・」

GNドライヴまで積んでやがる。

「なら!「カオスダークネスサインシステム」超起動!!!ハアッ!」

「ククク・・・かかったな小僧」

「何!?・・・うわが!?・・・」

ダッシュ斬りしようと突貫したら突然なにかに阻まれ、吹っ飛ばされた。

「カオス様!?」

「なんだ!?・・・まさかどこかにデスサイズかブリッツがハイドしているのか!?・・」

「ご名答。ネブラブリッツだよ!ふははっはははははあー!我の勝利なのだよ!」

「クソ!・・・一体どこに隠れてやがる!?・・・」

ブチン!ん、何だこの音?

「カオス様ここは私にお任せ下さい」

砂式院さんが突然キレだした。

「砂式院さん!?・・・そんな・・・無茶だ!」

「「デーモンサインシステム」、超起動!!さあ、傷の代償は大きいですよ。!そこです!「デーモンブラスター」!」

ドヒュウン!ガッ!

「な・・・に・・・!?・・・・・」

砂式院さんのブラスターが確かにネブラブリッツの装甲を貫通した。

「馬鹿な!?・・・ハイドを見破ったというのか!?」

「このデーモンレイガジールエクセリオンガンダムにはハイドをも探知できるトレースシステムがあります。あなたの負けです降伏して下さい」

「・・・・・」

なぜ彼女は急にキレだしたんだ?

「カオス様お怪我は?・・・」

「んああ、大丈夫だ」

これが理由か・・・。

俺をこんなにも大切に想ってくれているのか・・・。

どっかの人とは違って・・・

「カオス、アンタねえ・・・」

「ちょ!?・・・桜乃、俺にエクセリオンフィンガー近付けてくんなし!?」

「悪かったわねえ~こんなんでえー!」

「ギャアああああああああああああー!?」

「カオス様!?」

俺の叫びがこだました。そして俺は全治一週間という余計な怪我を負った。

 



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EPⅦ「眩しさの中での恐怖」{前編}

~中国オッサン部隊を再び捕まえた翌日~

ピンポンパンポーン!

「ん?」

~理事長室~

「理事長さん何のご用でしょうか?」

「君達に重要任務を頼みたいのだよ」

「私も行きますわ」

「あなたは!?・・・今朝会った・・・」

「あら?」

~今朝~

「そこのあなた、理事長室は何処なのかしら?」

「ん?ああ、ってうお!?・・・」

「?」

この学院にこんな美少女いたっけ?・・・

「こういってですね・・・」

~とりあえず戻って~

「まだ自己紹介していませんでしたわね。私は今日二年E組に転校してきたリティーナ・M{メモル}・ハートリックレインですわ」

「先輩!・・・よろしくです」

「本題に戻っていいかね?」

「あはい」

「宇宙ミッション、「所属不明部隊を駆逐」任務です!君達に部隊も与えます」

「私も百式で動向させてもらう」

「クワトロ大尉!」

~宇宙~

「所属不明部隊っていったって・・・!」

敵はGX,DX、ヴァサーゴCB、戦艦、ベルガギロス、ガンイージー・・・これはキツイかもしれん。

「クワトロ、百式出る!」

「カオス、カオスロストダークネスエクセリオンガンダム、出撃する!」

「桜乃夢雪、トリスティアアークエクセリオンガンダム出るよ!」

「夏目シャロン、シューティングスターエクセリオンガンダム出るよ☆」

「砂式院恵、デーモンレイガジールエクセリオンガンダム、出ます!」

「リティーナ・M・ハートリックレイン、エールスライジングロードエクセリオンガンダム出撃いたしますわ!」

「戦艦主砲撃てぇー!」

「どわ!?危ねえな!」

敵が早速攻撃してきた。

「未確認機体確認、これより排除行動に移行する」

戦闘の火蓋がきっておとされた。

「「ライジングデモリッションブレイク」!」

ガン!ドコン!

「何!?打撃で戦艦を相手にするつもりか!?全力で堕とせえい!」

「無駄ですわ!」

先輩が打撃で敵戦艦に確実にダメージを与えていっている。

「「カオスブラスター」+「カオスの大鉈」連結!はあっ!」

ズサアー!

「うごわあー!?・・・・・」

「つ・・・強い・・・・・」

まず俺達はガンイージーとベルガギロスを堕としていく。

「でえい!」

「うわっ!?」

ベルガギロスの一機が俺の背後をとってきた。

ヒュウン!ガッ!

「ナニィ!?うが!?・・・」

突如どこからともなくビームソードが飛んできた。

「お兄ちゃん!」

「お兄様!」

「美井香!優奈!」

「遅れてゴメンねお兄ちゃん」

「理事長先生から聞いて助太刀に来ました!」

二人が救援に来てくれた。

「じゃあ、西園美井香、マジカルティアエクセリオンガンダム出るよ!」

「同じく西園優奈、メイルフォースエクセリオンガンダム出ます!」

「「マジカルビームソード」!いっくよー!」

ドヒュウン!突如、美井香のエクセリオンGのビームソードがZのハイパービームサーベル以上に巨大化した。

「ゲッ!?剣がデカくなりやがっただと!?・・・ってアー!?・・・・・」

「「メイルフォース」!!」

「!!」

突如皆のエクセリオンGが光に包まれる。

「隙あり!」

「挟み撃ちだ!覚悟おー!」

「しまった!?回避が間に合わない!」

ガン!

ベルガギロスの二機が特攻を仕掛けてくる。

「なに!?効いていないだと!?」

「なんて硬い装甲なんだ!?奴等は!?」

「!・・・・」

優奈のエクセリオンGの力が装甲を強化してくれたようだ。

「・・・!危ないですわ!」

「!?」

「キャ!?あぐ・・・!?」

先輩が何かに気付いて向かってきたが・・・

「アイツは!?・・・ガンダムアシュタロンハーミットクラブ!?・・・」

アシュタロンの捕縛に先輩が捕らえられてしまった。

更に来襲してくるとは・・・。

「・・・先輩を放せえー!」

必死で先輩を救出しようとして特攻したが・・・

「ピピピ・・・!」

「があっ!?・・・」

触手に弾き飛ばされてしまう。

「アイツ・・・無人のAIだ!・・・それに・・・クラブを二重装備していやがる!・・・このままじゃ先輩が・・・クソ!・・・誰か・・・」

「今ですわ!」

「!?ピピ・・・ガ!?・・・・・」

キラッ!☆ドコーン!

「何だ!?」

突然声がしたかと思うとどこからともなく極太のビームがアシュタロン目がけて照射された。

そしてアシュタロンは半壊した。

「危ない所でしたわね」

「!?・・・まさか!?・・・」

また新たなエクセリオンガンダムが現れたのだった。

 



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EPⅧ「眩しさの中での恐怖」{後編}

「艦長、WEXZ号のサインシステムを超起動許可を!」

「よし!いけえい!」

キュウイン!バラバラ!ドゴーン!

「うっぎゃあー!?・・・・・」

味方戦艦にサインシステムが積まれているだと!?・・・いやそれより・・・

「君は・・・」

「これは私のエクセリオンガンダムのプリズムシャインエクセリオンガンダムですわ!あ、愚民共に名乗っておきますわ。

私は豹武シオンですわ!この世界をひれふせさせる!」

「プッ!・・・」

厄介なタイプのお嬢様のようだ。

「あなた!私を馬鹿にしましたわね!折角この私が助けて差し上げたのに・・・目上なのですのよ!」

「悪い悪いwつい・・・ゴメンな!」

「「お嬢、C{チャージ}にとりかかりましょう」」

「分かっていますわよ!あなた達私が「プリズムサンシャインキャノン」のリチャージの間押さえてて下さいます?」

「ああ!分かったよ!」

キーン! !この音は・・・

「!緊急回避だ!皆」

GXがサテライトキャノンを放ってきたが俺のおかげで無事皆回避した。

「ハイパーメガバズーカー!」

クワトロ大尉がGXを撃墜。今だ!

「皆、サインシステムを!」

「了解!」

「「カオスダークネスサインシステム」、超起動!」

「「シューティングスターサインシステム」超起動するよ!」

「「ライジングサインシステム」超起動しますわ!」

「「トリスティアアークサインシステム」超起動!」

「「マジカルティアサインシステム」超起動いっくよー!」

「「メイルフォースサインシステム」超起動いきます!」

「「デーモンレイガジールサインシステム」超起動致します!」

皆それぞれ超起動させた。

「突貫します!!!」

~その頃~

「あーもう!あれだけ魔改造を施しましたのに相変わらずチャージが遅いですわ!・・・」

「「お嬢、サインシステムを超起動させた方がよろしいかと」」

「重々承知の上ですわ!「プリズムサインシステム」超起動しますわ!」

~戻る~

「第二波の用意が完了致しましたですわ!」

「頼む!」

「「プリズムサンシャインキャノン」!!!」

ドコーン!DXとヴァサーゴCBを目がけて撃ち込む。

「これで頂ですわ!」

「・・・スゴイ・・・!いやまだだ!」

「なんですって!?そんはずは!?・・・」

「まだだ!」

「マイクロウェーブ確認!」

あれだけの壊状態なのにまだ動けるのか!?

DXのツインサテライトキャノン、ヴァサーゴCBのサテライトバスターが同時に撃たれる。

「「カオスダークネスシールド」展開!」

ドシュン!

「グッ!?・・・」

「あなた!?・・・」

GP-02ガンダム試作二号機のラジエーターシールドを改造して造ったサテライトにも耐えれる盾でシオン先輩を庇うが・・・やはり同時に受けるそれだけの耐久力は持ち合わせていないか・・・。

「クッ!もう一度撃ってくれ!」

「まだチャージが完了しませんのよ!」

「「シューティングスターバリア」!」

無数の星が俺とシオン先輩の機体を囲む。

「シャロン!」

「シャン君、これも長くは持たないの」

「たった今完了しましたわ!はっ!」

シュドン!バーン!

「そんな馬鹿なああああああ!?・・・・・」

DXとヴァサーゴは大爆発を起こして消滅した。

新たな仲間も加わって無事にこの戦闘は幕を閉じたのだった。

 



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EPⅨ「試作機」

~理事長室~

「エクセリオンガンダムの試作援護機体?」

「ええそうです。まだ試作段階なので性能の良し悪しは分かりませんが・・・今回のミッションで特別にカオス君、この「ギガギアガンダム一号機」を君にプレゼントしよう」

「ありがとうございます!って一気に操縦は・・・」

「大丈夫ですこのガンダムはEXSERION-Gシリーズの機体ではないので「サインシステム」は付いてないですがAI操作も可能にしているのでね。それと今回のミッションは「秘密研究秘密基地を潜入破壊」任務です!」

「了ー解!」

で受けたのだが・・・

「・・・あんのクソババア・・・操作が以上にキツイぞ!コレは・・・」

MSモードは簡単だがMSAモードの操作が想像以上にキツイ・・・。

「さっさといくわよ!」

「オイ待てよ・・・ハア・・・」

~秘密研究基地~

「ここって強化人間でも製造しているのか?」

「さあ?」

「とにかく潜入してみないことには分からない、いこう」

中に入った瞬間

ビー!ビー!

「侵入者発見!迎撃!、追撃!」

「ですよねえー・・・」

敵はアビス、アビスインパルス、ガイア、ガイアインパルス、デュエルストライク、ブリッツストライクのようだ。

いきなり強敵揃いのお出ましか

「先手必勝ー!」

「ピピピ!」

「しま!?・・・がああー!?・・・」

ブリッツストライクのミラージュコロイドハイド特効をモロ直撃して俺はフッ飛ばされてしまった。

「カオス、アンタねえ!もう!せりゃ!」

桜乃が即援護に入るが・・・

「当たらない!?」

敵は余裕で回避してしまう。

「カオス様ここは私が!」

そうか!砂式院さんのEGにはトレースシステムがある。

「妖刀、「デーモンレイガジールスラッシュ」抜刀!「妖艶のカザ斬り」!!」

「ギギギ!?・・・・・」

ブリッツストライクを撃破。

「まだやれるかどうか分からないが今やるしかない!来い!ギガギアガンダム!」

「リリリ!」

ドヒュン!ギガギアガンダムMSモードが牽制する。

「今だ!ドッキングモー・・・」

「ギリリー!」

「しまっ!?・・・うがあー!?・・・」

隙をつかれアビスインパルス、ガイアインパルスの二機に挟み撃ちを喰らって俺は壁に激突してしまった。

「カオス!?」

「カオス様!?」

「お兄ちゃん!?」

「お兄様!?・・・」

「・・・・・」

皆の声がこだまする中俺の意識は途絶えていった・・・。

 

「・・・・・イテテェー・・・皆?・・・」

周りを見渡すが他の皆の姿が見えない。

「そうか・・・」

恐らくあの時更に攻撃を受けてしまってここまで飛ばされてしまったのだろう。

皆のことが心配だが・・・

「?」

上を見ると「第一研究室」の張紙が

「ああー!その手があったな!w」

PCの一、二台はあるはずだろう。そして敵はAIで動いていたからここのハッキングで機能停止させられるはずだと考えた俺はガンダムから降りて入って探してみたが・・・

「・・・うーん・・・ないなあ・・・見当外れだったか・・・ン?・・・」

何かが奥で光を放っていた。

「あれはなんだろう?・・・」

いってみる。

そこで見たのは

「なっ!?!・・・」

蜘蛛の巣のように無数の鎖で拘束されている少女の姿があったのだ。

「オイ!?・・・今助けてやるからな!」

ガキン!ガギン!

鉈で鎖を斬って少女を開放する。

「もう大丈夫だぞ。・・・まだ目を覚まさないか・・・それにこの子の手のこの模様は?・・・」

見ると少女の手にはなにか紋様らしきものが

「はやく皆の所へ急いで戻らないと・・・」

とりあえず俺はギガギアガンダムに少女を搭乗させて皆の下へ向かった。

「無事でいてくれ!皆・・・」

~その頃~

ドシュ!ザン!ガゴン!

「・・・もう残弾も「エクセリオンフィンガー」のエネルギーも少ないわ!」

「カオス様・・・」

「アイツのことを信じて!絶対戻ってくるって!」

「・・・ええ!」

「よくいったな!」

「!」

「あなたは・・・」

「死神といえばこの俺、★AIR様颯爽登場だぜ!いくぜ相棒!」

AIRさんのデスサイズがデュエルストライクを斬り裂いた。

ドシュー!

AIR「おっ!ちょうど戻ってこれたみたいだな!」

「カオス!」

やっと俺は帰還した。

「おろ?AIRさんなんで!?」

AIR「ハイドの臭いがしたから来ただけさ。んじゃ俺は帰るぜ」

「ありがとうな!」

AIRさんのおかげで予想以上に戦況がよくなっていた。

「今度こそは!・・・来い!ギガ・・・・!?」

「なに?・・・」

「オイ!?・・・」

桜乃達にはなにが起きたのか分からない。

「・・・・・」

少女が目覚めてギガギアガンダムを操縦していた。

「!?ちゃんと出来ている・・・!やれるか!ギガギアガンダム、ドッキングモード!」

少女がギガギアガンダムをちゃんと操縦出来ていることに驚きを隠せないが今はそれどころではない。

ガシャーン!

「完成!ギガカオスロストダークネスエクセリオンガンダム!!「ギガカオスの大鉈」抜鉈!「ギガカオスダークザンバー」!!!」

「!?ギギ!?・・・・」

ザシュ!アビス、ガイアを撃墜。

「もういっちょ!「ギガカオスダークブラスター」!!!」

ズドド!

「ギギ!?・・ギー!」

ガイアインパルスだけがまだ動けていた。

「まだか・・・サインシステム!「ギガカオスダークブラストザンバー」!!!」

ガシュ!

「ギ!?・・・・・」

ドコーン!

「ミッション完!」

~その頃理事長室では~

「偶然とはいえ期待以上の働きをしてくれたようですね・・これからが楽しみです・・・」

理事長はモニターを観ながら感服していた。



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EPⅩ「謎と・・」

研究秘密基地をぶっ壊して帰還した夜・・・

「ヤベェ・・・マジでどうすりゃあいんだあー!?・・・」

桜乃達にはまだこの謎の少女のことはバレてはいないはず。

それにしたって・・・なんで俺にさえも操縦が難しいはずのギガギアガンダム一号機のドッキングまでやってのけたんだ!?・・・

そもそもなんで拘束なんかされていたんだ?・・・

そんな事を考えながら帰路に着く。

「?・・・・・」

「うお!?・・・ついてきてるし・・・」

少女は家にまでついてきてた。

「・・・」

「う・・・」

可愛い・・・いかんいかん!・・・こんなことしている場合では!・・・

「お兄ちゃんただいまあー!」

いかん!美井香達が帰ってきたか。

急いでどこかに・・・

「何をやっているんですか?・・・お兄様・・・」

「!?いつの間に!?」

優奈がいつの間にか窓から入ってきて座り込んでいた。

「お兄様・・・その子は?・・・」

「いや・・・これはだな・・・」

「・・・・・」

「まさか・・・なにかイヤラシイことをしようとしてた?・・・」

優奈が珍しくドス黒いオーラを纏っている。

「待て!落ち着け!俺はこの子を助けただけだ!」

「そう・・・ですか・・・」

オーラが消える。ホッ・・・

「お兄ちゃん可愛い妹が帰ってきたのにどうしてお出迎えしてくれないのおー?・・・ってその子は?」

「あちゃー・・・」

もう正直に話すしかない・・・じゃないと優奈の機嫌がドンドン悪くなっていってる・・・。

「実は・・・」

俺は今日のミッション内容の事、そしてこの謎の少女を救出したことを話した。

「雪さんと恵さんに言ったらなんて言うかなあ?・・・」

美井香の機嫌も悪化・・・。

「せめて桜乃にだけは言うのやめてくれ!」

風穴あけられかねん!w

「恵さんも黙っていないと思いますが・・・多分斬られますよ?」

「ガクブル・・・」

俺明日死ぬかもしれん・・・

~翌日~

「ユリシア起きてくれえー!」

「zzz-・・・・・」

「ユリちゃんまだ起きないの~?」

ユリシアという名前は俺が付けてやった名前だ。

にしても全然起きねえ・・・

「しょうがない。もう俺が乗せていくからお前等先に行っていろ」

「OK!」

「・・・・・」

学院に着くとやっとユリシアも目覚めて俺は彼女を連れて理事長室に直行した。

「オイ、クソババア・・・じゃなかった理事長いるかあー!」

ドアを蹴破って入る。

「なんですか?朝っぱらから騒々しい」

「アンタ・・・ユリシアについてなにか知っているんじゃないのか?!俺達にあんな任務任せたからには」

「随分とお察しがよろしいですね・・・分かりましたお話しましょう・・・」

「この子は・・・ユリシアは強化人間なのか?」

第一の不安はそこだ。もし彼女がそうだとしたら腐れ中国や北朝鮮に狙われかねんから。

「いえ、そうではありません。その子は全ての能力を兼ね備えたノヴェインマインダーなのです」

「!?」

そういうことかよ・・・だがもしこの情報が外部に漏れればきっと何かが起きる。

ギガギアガンダムを操縦できたのも分かる。

「ッ・・・守ってやるさ!」

「お願いしますね」

俺は理事長室をあとにした。

~教室~

「フーン・・・で?・・・」

「アー!?w」

「死ね!」

「私は自重しておきますね・・・」

やっぱ俺は逃げるしかなかった。w

 



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EP11「弟子」

「・・・・・~」

「☆♪~」

「アンタ・・・アイツどうにかしてよ!」

「誰だアイツ?」

桜乃がいつも以上にカッカしていた。

それは何故なのかというと・・・

「雪さーん!☆」

なんか教室の窓になにか貼り付いていた。

「目合わせないで!」

「・・・もしかして・・・」

桜乃に対する新手のストーカーかw?

「プッ!w・・・」

「何がオカシイのよ?・・・」

いつものごとく銃を突きつけてくる桜乃に頼まれ俺はいってやった。

「おい、お前桜乃だけはやめておいた方がいいぞ・・・」{小声で}

「むう!?あなたは雪さんのなんなんですか!?ハッ!もしや・・・」

その男子は勝手な想像をしたようだ。

「桜乃はただの1st幼馴染だ。それ以上のなんでもない」

「いいでしょう・・・ガンダムファイトを申し込みます!」

「はい?!・・・なんでんな話になんだよ!?」

男子の勘違いが更にエスカレートして・・・

~ガンダムファイトアリーナー~

「結局やることになるんかい!・・・ったくエクセリオンガンダムを使うまでもねえ・・・カオスドラゴンガンダムで!」

「勝ったら雪さんをもらう!」

「それは本人に言え!wまあ、99%撃たれるだろうと思うがw」

「俺様は一年D組のキリサキ神。アルトロンガンダムでやらせてもらうー!」

「おわっ!?」

ドヒュッ!奴のアルトロンがビームトライデントを振り回してくる。

「だが・・・!遅い!カオス砲火経典!」

「なん!?・・・うぼわー!?・・・」

すぐに機能停止した。よ・・・よえええ・・・w

「弱すぎるぞお前w・・・」

「グッ!?・・・」

「ハア・・・もう一度言う。桜乃は諦めろ!」

「こうなったら・・・アニキ!俺様・・・じゃなかった俺を・・・弟子入りさせて下さい!」

「ハア!?・・・」

これ以上ややこしくするかコイツ・・・

晴れてキリサキは俺の弟子となった。{半ば強引に}

「あ!?・・・」

しまった!・・・ユリシアのこと忘れてた・・・

すぐに理事長室へ迎えにいく。

「ユリシア!ってえ!?・・・///」

「やあーん☆この子凄い才能の持ち主ですわあー!もっと色々試したくなっちゃう」

「・・・・・」

ユリシアがリティーナ先輩によってなにか実験させられていた。ってかリティーナ先輩ってもしかしなくてもマッドサイエンティスト!?・・・

「あまり理事長室でこんなことやるのは思わしくないかと・・・」

さすがにクソババア・・・じゃなかった理事長もキレ気味である。

「はーい☆」

「先輩、ユリシアにあんまり変なことさせないで下さい・・・」

「あら?この子ユリシアちゃんていうんですのねー!もう我慢できないですわ!今すぐ実験に・・・」

「おやめなさいな!」

コツン

「あでっ!?」

扇子が突如リティーナ先輩の頭上に激突する。

「リティーナさんあなた」

どうやらシオン先輩がはたいたようだ。

「シオン!アンタねえ・・・私の邪魔しないで下さいまし!」

「あなたこそ他人を怪しげな実験に巻き込むものではありませんですわよ!」

「アンタの魔改造よりはずっとマシですわよ!」

大喧嘩を始める。

「ちょっと待った二人共・・・そんなことで・・」

「あなたは黙ってて下さいまし!」

「ヒイ!?」

二人共聞く耳持たず・・・

「・・・・・」

「ハア・・・」

これからも先が思いやられるよコリャア・・・

 



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EP12「E-SongALive」

「アニキー!」

「どうした神?」

俺弟子である神が言う

「新情報ですアニキのクラスに転校生が入るそうで」

「それ何故俺に言う?」

「俺は雪さん一筋ですから!で、なんとその転校生っていうのが国民的ガンダムアイドルユニットである「エアルウィングスG」縮めて「AWG」の二人なんですよ!@三人の女子が入ってくるそうです!」

一人はユリシアだ俺とリティーナ先輩にしか懐いていないから他クラスに編入させると何が起こるかしれん

てえ

「なんだとそれは真か!?あの二人が!?実は俺も大ファンなんだよ!」

「ええ!本当です!」

でもまさか憧れだったあの子があんなだったとはこの時は思いもしなかった

LH

「どうも~!今転校してきました如月愛歌でえーす!皆知ってると思うけどガンダムアイドルユニットやってまあーす!」

「オー!!」

「アイカンー!」

「AWG」のリーダーで俺が憧れている子だ

男子共はこれに大喝采である

「同じく「AWG」の天羽根詩織ですどうぞ今日からよろしくお願いしますね♪」

「オー!!♪」

「詩織ちゃーん!」

これもまたもや大喝采が湧き上がる

そしてユリシアの番がきた

「西園ユリシア・・・・・・」

「キャー!!」

なぜか一部の女子も混ざって大喝采だ。

「てん?西園!?・・・お前かああー!」

「ゲッ!?しまったそこを考えていなかった!」

男子の痛い視線を浴びせられる俺、うう・・・

「・・・神埼瑠璃・・・好きな動物は猫いっぱい飼ってるの・・・動物とお話できるの・・・」

「・・・・・」

この子もしや電波系ッ娘?

「・・・・・」

そして最後の一人が来たが・・・

「あの~・・自己紹介してくれるかな?」

「・・・・・」

ボーとしているようだ。

「・・・園龍寺璃美・・・オカルト大好きなの・・・」

「・・・・・」

電波系ッ娘その2!しかもオカルト趣味付き!w

そんこんなで昼休みになった。

「あ!財布教室に忘れてきたし・・・取りに戻ろう」

で教室に戻って行ったのだが・・・

ガラ!

「・・・・・///」

「!?・・・・・///」

なぜか如月さんが着替えていた。

「嫌ー!」

当然叫ばれる。

「ちょっと待ってなんで教室で着替えているんだ!?更衣室ですればいいだろ!」

「質問攻めされるのが嫌なの!教室に誰もいなかったから大丈夫だと思ったのに・・・この変態!」

「ちょっと待てこれは不可抗力なんだ!俺は財布をとりに・・」

「あっちいってこの馬鹿!」

この子ってこういう本性隠していたのか

俺中のファン想いが儚くも崩れ去った瞬間であった

「ガンダムファイトだ」

如月に対して俺の中のなにかがブチ切れた。

「何?今の発言取り消せとでも言いたいの?上等よ!勝負で白黒つけましょうか!アンタが負けたら一生奴隷にしてやるからね!」

「ああいいだろう!その代わり俺が勝ったら何でも俺が言う事一つやってもらうぞ!」

「いいじゃない!甘く見ないでよね!怪我じゃすまないわよ」

「フ!」

俺にはエクセリオンガンダムがあるじゃないか

負けるはずがないと思っていたのだが

「何!?」

如月のガンダムもエクセリオンタイプだとお!?

ってことは彼女もノヴェインマインダーということなのか!

「私のこのヴァイアライズビートエクセリオンガンダムでアンタなんかひれ伏せてやるわ!ほら、アンタもさっさと出しなさい!」

「こい!」

「!?アンタもエクセリオンガンダム!?そんな・・」

「本気でいかせてもらうぞ!カオスロストダークネスエクセリオンガンダム、出る!」

かくして公開ファイトの火蓋がきっておとされた。

「イケー!アイカン!」

「カオスなんかブッ潰せえー!」

「あのガンダム凄いねえー!」

「愛歌さん頑張って下さいね♪」

「あんな奴に負けてたまるものですか!」

俺への応援は無しかよ!?

「私がいるじゃないですかカオス様には」

「・・・ユリシアもカオスのこと応援する・・・」

「あんなのに負けるんじゃないわよ!」

「頑張ってきて下さいアニキ!」

「ああ!」

ダン!

「「カオスダークネスブラスター」!」

ドンドン!撃つがたやすく回避されてしまう

「フン!旋律を聴かせてあげるわ!第一のファンサービスよ!「ヴァイアビーム」!」

ドシュン!ギター型武装から放たれる

「しまっ!?があー!?」

「カオス!?」

被弾してしまう

「どう?」

「ちっと掠っただけでコレかよ!?なら!一気に勝負をたたみかける!「カオスダークネスサインシステム」超起動!!」

「!」

「綺麗!・・」

サインシステム使用

「でや!」

ダッシュで斬りかかろうとしたが

「どうした?何故お前もサインシステムを使わない?」

「あっはっはは!第二のファンサービスよ!「ヴァイアライスビート」!」

ギャリーン!ギターが鳴り響くと同時に音波が出現して被弾してしまう

「何!?・・・」

ヒュウ・・・サインシステムが強制解除されてしまった。

「なんだと!?」

「これで終わりよ「ヴァイアライズビートサインシステム」超起動!これが私の大ファン最大サービス!「ヴァイアライズ・ザ・ビート」!!」

ギュイーン!!やはり機動性が落ちて被弾してしまう

「があ!?」

こうなりゃ使うしかない!

「来い!ギガギアガンダム!」

勿論AI操作だ

「何か?小細工でもするつもりでしょうけど無駄よ!」

「ドッキングモード!完成!「ギガカオスロストダークネスエクセリオンガンダム」!再び「ギガ・カオスダークネスサインシステム」超起動!「ギガカオスダークブラスター」!!」

「何度やっても無駄!ヴァイアライズビート!」

被弾するが

「・・そっちこそな!」

「嘘!?なんで、どうして!?・・・」

ギガギアガンダムにはワクチンプログラムが組み込まれている

ドッキングしたことで技を防いだのだ

「連結!「ギガカオスダークネスの大鉈銃」そい!そい!そおーい!」

「ッ!・・・ヴァイアライズ・ザ・ビート!」

「遅え!」

「うあっ!?」

かろうじて勝ったのだった

「なんでどうしてよ!?・・」

彼女は泣いたままだった

「まあ、ほら俺が先導してやるから泣くな!」

「・・アンタ今日から私のライバルよ!」

「あ、おま・・今嘘泣きしてただろ!?」

如月は俺にそんな宣言してきたのだった

もっとカオスな事が起こりそうで先行き不安になった俺であった

 



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EP13「修学旅行と揺れる想い」{前編}

「アニキ!また転校生が入るみたいですよ!」

「またあ!?」

このところ連日転校生が来ているな

「で、美少女か?」

「はいそうです!」

「ぬかりはない!」

この時俺は心中で想いを巡らせていた

LH

「今日も転校生を紹介する。入ってきなさい」

「どんな子だろ?」

「・・・鼻の下伸ばしてるんじゃないわよ!」

「あでえ!?何すンだよ桜乃!?」

銃の頭身で殴ってきた桜乃

「アンタが悪い全て!」

桜乃の機嫌がいつも以上に悪い・・・逆らわないでおこう

ガラ

「!?・・・」

「?」

「ナ・・・ギ・・・サ・・・!?・・・」

「刃斬ナギサです。今まで北海道にいたんですが父の仕事関係で転校してきましたどうかよろしくお願い致します!」

なんでアイツが!?・・・俺は焦る

「・・・・・」

カオスの知り合い?にしてもカオスの奴何を慌てているのかしら?まあ、気にすることないか

「えっと席は・・夏目さんの隣ですね」

「ええ、分かりました」

私は席へ向かう途中気が付いた

「!・・・」

「よろしくお願いしますね刃斬さん」

コイツは!・・・私から大切な人を奪っていった憎い人・・・

「・・・・・」

私が席につくと・・・

「おい・・・」

彼が話しかけてきた。でも・・・私は・・・

「あなたのことなんか知りません!」

「!?おい!?・・・」

どういう事なんだよこれは!?・・・俺は頭を抱えた

「もう忘れてしまったとでもいうのかよ!?・・・」

俺の苦悩を気にせず時間は過ぎていく そして

「修学旅行?俺達まだ一年だが」

「全学年あるんだってよ一年はアメリカみたいよ三泊四日で」

「内戦とかないだろうな」

「ガンダム持っていけるから心配ないはずよ」

「理事長がまた何か企んでいるんじゃないだろうな?」

「まあ、あの人なら考えられるわね・・」

「ユリシア旅行楽しみ・・・」

ユリシアがそう言いながら俺の頭を撫でてきてくれた

「そうだよな・・!曇り気分じゃダメだよな!」

そうだ俺はここでくじけていてはならないんだ

そんなこんなで修学旅行一日目

「部屋割はと・・・ユリシアと・・アイツと一緒か・・・」

アイツとはナギサのことである。

「・・・ふい」

当人は俺を無視するばかり・・・

「なんでなんだよ!?・・・」

ぶつけようのない気持ちがモヤモヤしてくる

「エクセリオンガンダム教えてくれ!俺は一体どうすればいい?・・・」

なにをやっているのだろうか俺は・・

「おろ?」

理事長が誰かと話していた

俺はコッソリ盗み聞きしてみる

「そうですかエクセリオンガンダム確かに受け取りました

いえ、まだ渡るべき者には渡していませんがね」

!エクセリオンガンダムがまたまさか!?・・・

翌日旅行二日目

プオーン!起きるとすぐ警報が鳴り響いた

「エマージェンシー!テロリストが街に侵入してきた!」

「なんだって!?」

在日日本人がそういう

「こういうことかよ・・」

今は目の前に立ちふさがる敵を倒すだけだ

「!」

「え!?・・・」

理事長がナギサと瑠璃二人と話していた

やはりか・・

「私できません!」

「なにか事情があるようですが今は非常事態です嫌でも搭乗してもらいます」

「嫌!・・」

ナギサが無理矢理つれていかれそうになる

「理事長そんなに無理強いしないであげて下さい!」

「じゃああなた達だけでいってきてください」

「あそうかよ!・・」

ナギサがMSに搭乗することすら嫌がるなんて・・・一体どうしたっていうんだよ!?

「出る!」

「・・・・・」

「あれでよかったのですか?」

そうこれでよかったの・・だって私は・・

~ニューヨーク街~

「What?」

「NewG!?」

「どらそら!エクセリオンガンダムと俺達を舐めるなよ」

外国初{発」戦闘が始まる

 



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EP14「修学旅行と揺れる想い」{後編}

ドゴン!ドン!ザシュッ!

「クッ!?・・・どんだけいやがるんだよ!?」

テロリストはザク、GN-X、ヴァルヴァロ、ヒルドルヴ、クロスボーンガンダムX2、アストレイグリーンフレームのようだ

「ABCマントがうざったくて通じない!・・・」

桜乃のEGはビーム兵器しかないからキツイはずだ

それにこの状況じゃエクセリオンフィンガーも使い辛いはずだ

しかし可笑しい・・・これだけ攻撃しているのにABCマントが剥げない!?・・・まさか違法改造していやがるのか!?

そんだけテロリストも必死ってことですかい!

「だけどアンタ達の言い分が分からないわけじゃない・・」

どうやらこのテロリスト等は役員をクビにされた連中らしいがそれも汚職{現地の人の情報}・・って

「感情移入できるかあああー!まるっきり逆恨みの自業自得じゃねええかああー!」

「NO-!?・・・」

叫びながらザクとGN-Xを撃墜

ガシュッ!

「グぬっ!?・・・」

他機体が大勢で襲いかかってくる

「世界巻き込むんじゃねえええええ!使うしかねえか!」

ピ!

「リリリ!」

「頼むぞ!ガンダムアシュタロンハーミットクラブ!」

以前宇宙任務で捕獲した機体だ無論AI

「Oh-No-!?・・・・・」

「コイツ等の相手もうしてられない残弾が・・・」

「そうか・・・」

桜乃は残弾切れで戦線離脱を余儀なくされた

「ガッ!?・・・」

「う!?・・・」

ギガカオスロストダークネスEGでも押されてしまう

「ユリシア大丈夫か!?」

俺は自分よりユリシアの身を案じる

「大丈夫・・・それより前・・」

「よお、ボウズさよならしてもらおうか」

コイツ、日本人!?

~その頃ホテル内~

「・・・・・」

私達は生中継の戦闘様子を観ていた

「いいのですか?彼を助けにいかなくて」

「どうせ私なんか・・・」

パシン!

「豹武先輩!?・・・」

何故か二年で韓国に行っているはずの先輩がいた

恐らく機体整備の為だろう

「愚弟と何がおありでしたのかは知りませんけどあなたがそんなのでどうするんです?!」

「ッ!・・・」

「もしあなたにまだ彼を守りたいと想う意思がおありであるなら迷いを捨てていきなさい!」

「・・・私いきます!」

「そうこなくてはいけませんわ!」

~そして~

「私が突破口を開きますわ!」

「はい」

「プリズムサンシャインキャノン発射!」

ドコーン!

「!」

「ぬう!?まさかABCマントを破壊するとは」

ダン!

「あれは!」

「あなたが正しき闇なら私は正しきあなたの光となりたい!力を貸してエクスヴィアシャイニングエクセリオンガンダム!」

「ナギサなのか!?・・」

ナギサの機体の閃光の輝きが戦場を照らした

「いって!「エクスヴィアシャイニングリミュエール」!」

「何!?・・・・・」

輪が敵を半分程撃墜した

「ー・・」

「このままではすまさんぞ!」

捨て台詞を吐きながらテロリストは撤退していった

~そして二日目の夜~

ホテル付近の海辺で俺とナギサは歩いていた

「ナギサ・・・その・・・ありがとうな・・」

「・・ううん、いいのあ、わけは学院に帰ってから話すね・・・」

そう言ってナギサは先に部屋へと戻っていった

「ああ、約束だ・・」

翌々日も無事に過ごし学院の帰路に着いた俺達だった

 



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EP15「迷い」

修学旅行から帰ってからの二日後

「アニキ一体何してるんです?」

「「EGFCA{フルクロスアーマー}プロジェクト」を考案してみたんでね試作のアーマー製作だ まあ、それはおいといて・・」

あれからまだナギサから真意を聞き出せていない

「・・・・・」

昼休み

「そうですわよね」

「やはり重装甲化は機動性に問題が・・」

俺はシオン先輩と例の奴の相談していた

「カオス様、ちょっと来て下さい!」

「え、ちょっおいなんだ?・・」

砂式院さんに引っ張って連れて行かれた

「カオス様の武装少しの間お借りしてもよろしいですか?」

「鉈をか?ああ、いいぞ」

でも何の為に?

「・・・もう今更逃げ出す事なんて出来ないよね・・・」

彼が私の憎き女と話していたのを見ていた私は思わず走り出した

「・・・・・」

五時限目

「どうしたんだよ?ナギサ・・」

ナギサは授業が開始しても一向に何処かに行ったのか戻ってきていない

「・・・こうなったら先生」

「はい?」

現国のゴリラ{仮であだ名w}先生に

「頭痛がしてきたのでちょいと保健室へ」

「ああいいぞ」

よし!俺は授業を抜け、ナギサを探す アイツが居るとしたら・・あそこしかないから!

「ナギサ!」

「!!・・・」

「やはりここだったか・・」

やはり図書室に引き篭っていた ナギサは昔嫌な事があるといつも決まってここにいたからだ

「カー君・・・」

「ナギサ!何か悩んでいるのなら言ってくれ!俺は!ナギサお前の力となりたいからな!」

「・・・うん・・・約束だったよね・・・私があなたに何も告げずに転校したのはあの女にあるの!・・・」

「!?それはどういう・・」

「砂式院恵のことよ!」

「じゃあまさかお前・・・」

二年前のある日

ガチャン!バシ!

「父さん悲しいぞ!あんな男と付き合っているとはな」

「!?なんで知って!?・・・」

昔二年前までのこの日までは私とカー君は恋人として付き合っていた 勿論周りの誰にも知られずに過ごしていたはずだった

のに・・

「なあ、お前が愛しているといっているあの男には許婚が既におられるんだ」

「!?ッ・・・」

今なんて言ったの!?彼に許婚がいる!?そんな事があって・・・

「あまり母さんを悲しませないでおくれ」

「もし財閥にたてついたらどうなるかぐらい分かっているだろ」

その日から優しかったはずの両親が鬼の様に変貌し私に暴力を振るうようになった

「うっく!・・・」

私には痛みと今までに感じたことのない悲しみが押し寄せてきた

私は彼との距離を置くようになっていった

そして例の転校

「・・・・・」

「・・・・・」

ナギサが昔既に知っていたなんて・・・

「でも・・・私はあなたの本当の嘘偽りのない想いが知りたい!ねえ、教えてよ!・・・」

「俺は・・・」

 



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キャラ設定集1

キャラ設定集その1


1、カオスサイン

カオスな主人公 闇と混沌の称号を持ちし純生種イノベイターとコーディネイターのノヴェインマインダー 

主な搭乗機体 カオスドラゴンガンダム、EXーG00カオスロストダークネスエクセリオンガンダム、カオスゼロカス、カオスサンドロックカス

2、オサ・ハルヴェ

第Ⅱ話で登場。 自衛隊第一小隊隊長。

主人公がエクセリオンガンダムに搭乗するまでの間に手助けしてくれた 機体はガンダム

3、桜乃夢雪{サクラノユメユキ} メインヒロイン 主人公の1st幼馴染である 先天性イノベイター、コーディネイターNM 大の銃火器マニアででもあり、機嫌が悪いとすぐ主人公を的にしたりする 機体EX-G04トリスティアアークEG

4、夏目シャロン メインヒロイン2 2nd幼馴染

韓国と日本のハーフである いわゆるドジッ娘で泣虫だがやることはやるが信条 NT、コーディネイターNM 機体EX-G03シューティングスターEG

5、砂式院恵{サシキインメグミ} メインヒロイン3

当然現れた主人公の許婚だという美少女 彼を大切に想い過ぎて女性関係を全把握しようとするなど腹黒い

妖力持ちでもある 

純生種イノベイター、コーディネイターNM

機体EX-G01デーモンレイガジールEG

5、西園美井香 メインヒロイン4 コーディネイター、先天性イノベイターNM 主人公義妹でありお兄ちゃん大好きッ娘

魔力資質を持っていたこともあったため機体はEX-G02マジカルティアEGである

6、西園優奈 メインヒロイン5 主人公義妹2 主人公を「お兄様」と呼び慕っている NT、コーディネイターNM

機体EX-G05メイルフォースEG

7、リティーナ・M{メモル」・ハートリックレイン メインヒロイン6 二年先輩で世界的MS企業ご令嬢 コーディネイター、純生種NM マッドサイエンティストであり色んな実験しては周囲を困らせている 機体EX-G06エールスライジングロードEG

8、豹武シオン{ヒョウブ} メインヒロイン7 上記ヒロインとライバル関係にある豹武財閥令嬢 魔改造魔でそのこともあってかリティーナとは顔を合わせては衝突している コーディネイター、NTNM 機体EX-G08プリズマーEG

8、西園ユリシア メインヒロイン8 主人公が研究秘密基地ミッション中偶然救出した謎の少女 ギガギアガンダム一号機を動かした 名前は主人公が勝手につけた 救出される以前の記憶はないらしい 理事長いわく全ての能力を兼ね備えたNMらしいが・・・普段は無口だが主人公の前ではよく喋る? リティーナとは偶然会って彼女の怪しい実験に付き合わされたがなんか楽しかったらしく仲良しになっている

搭乗機体はギガギアガンダム試作一号機、EX-G-16ユリシスリフィアEG

9、如月愛歌 メインヒロイン9 コーディネイター、純生種イノベイターNM 機体EX-G07ヴァイアライズビートEG

国民的ガンダムアイドルユニット「エアルウィングスG」通称「AWG」のリーダーでファンからは「アイカン」の愛称でついている 主人公のクラスに転校してきた 主人公に着替えを見られた上ガンダムファイトでも負けてしまったのでライバル視しているが・・・

10、天羽根詩織{アマハネ}メインヒロイン10 NT、純生種イノベイターNM 機体EX-G09フロストレインフォースEG

「AWG」のメンバーで上記ヒロインとは大の仲良し

分けへだてなく接してくれるお姉さん的存在

11、刃斬ナギサ{ハギリ} メインヒロイン11

突然帰ってきた主人公の3rd幼馴染 どうやら過去に深い思い出があるが主人公を何故か避けるような行動をとる 搭乗機体EX-G10 エクスヴィアシャイニングEG コーディネイター、NTNM

12、キリサキ神{シン} 桜乃夢雪に想いしている隣のD組男子で主人公にガンダムファイトを仕掛けたが負けて半ば強引に弟子入りした 勘違いが玉にキズ 情報屋をやっていて彼の持つ情報は信憑性が高いと評判?らしい 機体 アルトロンガンダム、ナタク{今後追加予定}

13、理事長 MS学院の理事長 EGやユリシアのことなどを知っているなど謎めいた人物

14、中国オッサン{命名w} 何度も襲撃してきては返り討ちされた中国部隊の不遇な人物w 今は改心して学院内の清掃作業に従事していたりするw 機体デュエルAS、イージス他



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EP16「想いの選択と天」

「俺は・・俺は・・・」

俺はナギサに問い詰められていた。

「ねえ・・・ふざけないで!」

バシィ!

「!?・・・」

俺はナギサに思いッ切ビンタされてしまう

「俺は今でもお前のことは想っている!でも・・・」

「誰が本当に好きなのかも分からなくなったの?あなたがそんなだから私・・私・・・」

「ッ!・・・・・」

俺の心は見透かされていた

「さよなら・・・」

「ナギサ!・・」

ナギサは今にも泣きそうな顔をうつむかせ出ていった

俺には彼女を追いかける事さえ出来なかった・・

「このままでは不味いよ・・」

「!?」

いつの間にか眼帯の少女がいた そして少女は俺にこう告げた

「アレを・・「コード」を見つけて・・」

「!?おいなん・・・」

謎の少女はそう言った後すぐ闇夜に消えた

「・・なんだったんだ一体!?・・」

翌日ナギサは俺を更に避けるようになってしまった

なんとかしなくては

昼休食堂で

「「コード」ですか?」

「そう、知らないか?」

俺はリティーナ先輩に昨日の事を話した

「うー~ん・・全然分かりませんわ・・」

「そうですか・・」

結局あの謎の少女が言った事は分からず終いだった

だが・・・帰り道で

「き・・君は!?・・」

「!!・・・」

あの少女が近所の廃工場内でなにかをしていた

「羽根!?・・」

「!・・・」

少女には背中に羽根があった

「君は天使なのか!?」

「・・私は天使なんかじゃない・・!」

「必死になって隠すのも分かるが・・」

もうバレてるからw。

「・・///私は天上界から使命の為人間界に降りてきた見習い天使の有栖川アルコリット。」

「君が言っていたコードって?。」

「想い・・・今はまだそれしか言えない・・」

「それって・・・」

ジリリ!

「はい、え、なんだと!?。」

それは理事長からの緊急指令だった。

俺は有栖川さんを連れて学院に向かった。

しばらくして

「戦況は?」

急ピッチで学院に戻った俺達を待っていたのは。

「アレ見て・・・」

「アレは・・EG!?・・・」

桜乃が指指した方を見ると黒きエクセリオンガンダムが二機学院に攻め込んできたテロリスト達の中に入っていたのだ

「なんで!?・・」

過ちは誰かが正してやらなきゃいけない!・・。

「止めてくるしかねえ!ユリシア頼む!」

「うん!」

俺はユリシアと共に即座に出撃した。

ドシュー!

ブースターを吹かし奴等の陣地へ急ぐ。

「やめろおおおおおーー!!!」

俺はブラスターを撃ちながら近付いていく。

「!!」

今、ここにエクセリオンガンダム同士の戦闘が始まったのだった。

 



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EP17「黒きEG、掴み取る力の為に!」

「やめろおおおおおおおおおおーー!!!」

「!」

ブラスターを撃ちながら近付いていったがすぐに気付かれ・・・

「フン!まだいたのか・・・散れ!」

「何!?はやい!?・・うぐわあー!?・・・」

黒きEGの内の一機が攻撃してくる

ザシュン!

黒い鎌から繰り出された衝撃波に吹き飛ばされてしまう

「まるでデスサイズみたいな機体じゃねえか・・・」

「弱い・・雑魚すぎる・・・」

「なんだと!?・・・サインシステム超起動!!」

奴にそんなことを言われ俺はキレて起動させた

「「カオスダークネスグレイヴ」!!」

ガシュ!

「これで!「カオスダークネスフレイム」!」

グレイヴから闇炎を出し攻撃

だがしかし

「・・・・・」

奴は平然としていた

「馬鹿な!?・・」

サインシステムを使い、攻撃したのに全く効いてない!?

「ユリシア!」

「うんいいよ!」

「!・・」

ギガ化する そして更に

「美井香、E-フィールドアーマーを頼む!魔力は大丈夫だよな?」

「うん!いっくよ~お兄ちゃん、生成!」

「何!?」

「今度は負けないぞ!「ギガカオスダークネスブレイヴ」!!」

「グッ!?・・・」

「やったか!?・・」

煙が晴れて

「成程・・少々甘く見ていたようだな・・」

「なにい!?あれだけの攻撃を受けて損傷がほとんどないだと!?・・」

ピピ!

「兄さん、そろそろ・・」

「そうだないくぞ、・・俺は神名先牙道・・・また相まみえるかもしれん・・・その時は覚悟しておけ」

そういって奴等は撤退していった。

「くそ!・・」

なんでEGを悪用されているんだ!?。

「これは想定外ですね・・」

学院も致命的ダメージを受けた。

「おい、ナギサなぜお前だけあそこにいなかった?」

ナギサだけ出撃していなかった

「嫌・・なにもかも嫌!・・」

まだ根にもっていたようだ

「落ち着け!俺が悪かった!だけど・・」

パシ!俺はナギサを平手打した

「・・・」

「女に手をあげたくはなかったが・・お前は変わりたいんじゃなかったのか!?」

「私だって変わりたい!けど・・怖いの!・・」

なら

「じゃあ、変わりたいと本当に願っているのならウチに来い!」

コードについて有栖川さんが言っていた事が少し分かった気がする

想い・・か・・

「大破させられちまったか・・・改修にどれくらいかかる?」

「早くても二週間はかかりますわ」

俺のEGは奴、神名先牙道の黒きEGとの戦闘によってサインシステムを含める機関が損傷した。

それも酷く

「そうか・・」

「FCAP{フルクロスアーマープロジェクト}の件いかがしましょう?お嬢」

先輩の専属執事の我先さんが言う

「考えておきますわ」

「俺も」

放課後

「アイツ来るかな?・・・」

ナギサが来るのを待とうと家へ帰って自室を開けると

「!・・・」

「・・・・・」

ナギサが何故か既にいた

お約束のごとく着替えていた

「ナギサ!?おまっ・・なんで!?既に中に!?ってか///・・・」

「あっ・・・///」

ナギサも慌てて隠す

「忘れたの?・・」

「あ!・・・」

そういや昔コピーキー渡したんだった!

「スマン!・・」

「わふわふう~!・w・」

なんかいるけど気にしたら負けだなw

「いいよ・・実は私、父の都合で転校してきたなんて言ったけどあれ嘘なの・・」

「なに!?」

「本当は家出してきたの・・」

そんなにまで思いつめていたのか・・

「ウチにいろ これから俺達と暮らせばいいさ」

「ムー・・・」

ナギサが顔を赤くする

「なになにお兄ちゃん、なにしてんの?」

「おわっ!?美井香達どっから・・」

いい雰囲気になる寸前で妹達に邪魔されちゃいました

翌日

「ニャー・・・」

「お・・・確か・・・神埼さんだっけか?なにしてるんだろ?」

「ニー♪」

「ウニャ♪・・・」

「び・・ビーチャン!?w」

どうやら学院の外をうろついていたビーチャンを可愛いがっていたようだ

「猫本当に大好きなんだな」

「にゅ・・・?」

ダメだ・・・会話が成り立たんw

フワリ

突如羽根が落ちてくる

「有栖川さんか」

「「コード」見つけられそう?」

「ああ、多分な」

早く見つけ出さないと奴に勝てない

俺は歩き出した

「あー!カオスこんなとこにいたあー!」

如月が息を切らしながらこっちにきた

「なんだよ如月?」

「あのさ・・アンタにお願いしたい事があるんだけどいい?」

「ああ、いいぞ」

「ウチのマネージャがしばらく病欠でさ・・・アンタに代理やってほしいんだ・・」

「はあ?!」

うわ・・・100%絶対カオスなことになりそう・・・

 



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EP18「距離と恐怖」

「そこ!ちゃんと仕事しなさいな!」

「ちょっと待てぇー!」

「何よ?」

「こんな朝っぱらからだなんて聞いてねえぞ」

EG改修終了までの間期間限定で如月達「エアルウィングスG」の代理マネージャを頼まれて務める事となってしまった。

「眠いんだが・・」

「グダグダ言わない」

ジャイーン!♪ー

ライヴ開始

その頃

「あれ、カー君は?」

「お兄ちゃんなら出掛けてるよ」

「どうやら抜け駆けされたようですね・・・」

「ヘエー・・・」

皆がドス黒いオーラを放つ

「不覚、油断しました・・」

「こうなったら奥の手を使う時がきたようですね」

「やるしかないわね」

そんな計画がひそかに立てられていたのであった

戻って

「!?・・なんか今悪寒が」

「助かりました」

詩織さんは自身のEGフロストレインフォースエクセリオンGのメンテしている

「はあ・・・ってん!?アイツ等・・・なぜいるし!?悪寒の正体はこれか・・」

外を見ると美井香達が物凄いイイ笑顔でコチラを睨んでいた

「ム~・・!詩織さんと愛歌さんめええー・・・」

「とにかく様子見ですね」

「カオス、次の仕事先いくわよ」

「もうかよ!?クタクタ・・」

だが・・・次の仕事先でとんでもない事態が起こった

「うわー!?」

「!?なんだよこのパニックは一体!?」

野外会場がMSの攻撃を受けてしまっている

「ヒドイ・・許せない!ファンの皆をこんな目に合わせるなんて・・」

「愛歌さんいきましょう!」

「わわわ、なんかとんでもない事になったよ~」

しまった!今の俺の手元にはEGがない

「今の俺にはあまり戦える力がないが・・」

「アンタの手なんか借りなくても私達だけでもファンの皆を守ってみせるわよ」

「いくしかねえか」

俺はギガギアガンダムを呼び出す

「やれるか・・」

敵はジオング、ジ・O、実戦配備Oガンダム、そして

「アイツは!?神名先牙道!?何故ここに・・」

あの黒きEG二機も確認

「ほお、まさか貴様とまた出会うとはな」

あちらもコチラに気付いたようだ

「兄さんここは私が食い止めておく・・」

「邪魔するなあー!「ギガ・ブラスト」!!」

もう一機のEGに邪魔される

「!カオス・・それと戦っちゃダメ!・・」

突如トリスティアアークに桜乃が同乗させていたユリシアが警告してくる

「・・「ルナティックソーサラ」!」

「ぐわあっ!?・・・・・」

ギガギアのパワーがダンチに陥った

最大のピンチが刻々と迫りつつあった

「ちいくっしょおー!・・・」

 

ガギン!ドコン!

「ガグハァッ!?・・・」

「カオス!?」

もはや絶望的な状況だ・・サインシステムがないギガギアガンダム一号機ではこの戦況を覆す事はほぼ0%不可能に近い。

「グフ!?・・せ・・せめて・・相棒があれば・・」

桜乃達もOガンダムを筆頭に手こずっている

「キャアー!?・・」

「敵数多過ぎるわ」

このままでは俺だけでなく皆までもやられてしまうかもしれない

「クッソー!」

 



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EP19「逆境の中での覚醒の扉!」

「こうなったら私が「コード」を使うしかない!」

そうだ!有栖川さんのフレイマーFEGは既に今以上の力を持っている!

「頼む!」

「「E-コード」スロットイン!舞い降りよ、炎の翼よ!」

有栖川さんのEGが真紅の炎に包まれて

「何!?・・うわが!?・・・・・」

凄まじいパワーで敵機の二割が吹き飛ぶ

「エンジェリックフレイマーフォースエクセリオンガンダム!」

「凄い!・・」

あれが「E-コード」の力・・

「「エンジェリック・フレイザンバー」!」

大炎剣が薙ぎ払っていく

「ふわがあっ!?・・・・・」

「しまった!?破壊された!?アー!?・・・・・」

「だ・・脱出を!・・」

ジ・O、ジオングがドンドン倒されていく

「何を余所見している?」

「しまっ!?・・グウ!?・・」

対して神名先は気付いていないようだ

それ程俺を倒したいようなのだ

「「ブラッディアサインシステム」・・超起動!」

黒きEGのサインシステムがドス黒い輝きを放つ

その頃

「!?EGが勝手に起動している!?・・」

「そんな、なんでなのです!?」

私とシオンは敵襲の知らせを受けて急ピッチで改修を進めていたカオスロストダークネスEGがまるで自己遺志であるかのように勝手に動き出したのを見て驚愕した

「彼を求めているのです?」

そして機体は彼の元へと飛んでいく

「対して俺は・・俺はあー!・・」

力をもてていない自分に腹が立つ

!これは相棒の・・

「あれは!・・」

「嘘!?・・」

皆驚愕しているのも無理はない なんせ俺のEGが自らやってきたのだから

「乗れってことか!・・」

俺は飛び移って搭乗する

ドックン!ドックン!これは・・最初に搭乗した時以上の感覚だ

「そうだよな・・おい、お前に問う何故こんな事を!?」

形成逆転を狙いにいくんだ!

「答えろ!お前は何故こんな事を!?」

「貴様などに答える筋合いはない!俺は依頼を受けてやっているだけだ」

「何!?」

頼まれてやっているのか!?こんな事を。

俺はあー!絶対にテメエを許さない!

ドックーン!まただ、この感覚だ

シャラー!

突如俺の目の前に不思議な謎の超空間が広がっていったのだ。

紫の薔薇が舞い散る扉・・

「開けてみるか・・・」

手をかけようとすると・・ギイー!何故か一人でにその扉が開かれていった

俺は入ってみる

「!コレは!・・・」

内部の祭壇には天使の羽根と俺の闇とカオスの紋章が描かれているカードが置かれていた

その下にはもう一つはめ込む箇所がある

そして文章が刻まれていた

「ええっと・・「望むならここに示せさすれば解き放たれよう」・・俺は守りたい人達をこの手で守りれる力が欲しい!セット!」

俺はEG起動キーをはめ込み願う

キイーン!闇の光輝く!

「何をボサッとしている?!」

「ハッ!?・・」

どうやら元の世界に戻ったようだ

ザッ!

「コレが・・・「E-コード」!・・」

手元にはさっきのカードがあった

「よし!・・「E-コード」セット!」

キイン!

「何!?・・・」

黒きEGが仕掛けてきたがバリアが奴の攻撃を防いだ

「うおおおー!!!」

キイーン!闇の光が俺とカオスロストダークネスEGを包み込む

「これが・・・エンジェリックカオスロストダークネスエクセリオンガンダム!」

「!?・・何アレ!?・・」

「なんだと!?・・」

皆驚愕している

強化された武装、装甲、そして、まるで天使の様な四枚羽根が付いた闇とカオスのEGが今ここに降臨した

「そんな力がどうしたあー!」

なおも向かってくる奴がビームサイズを振り上げ攻撃してくる

「「エンジェリックカオスダークネスブラスター」!!」

ドヒュウン!凄い!・・サインシステムを使用しなくてもこれ程とは!

「!兄さん!「ルナティックサインシステム」超起動!」

気付いたもう一機の黒きEGの黒い光を放つサインシステムを起動させ、援護しようとしたが間に合わない

「あああー!」

「「エンジェリックカオスダークネスの大鉈」!せいやあー!」

ザシュン!

奴のEGが輝きを失う

そう、俺は奴のサインシステムを狙ったのだ

「チッ!・・サインシステムを一部やられたか・・・撤退するぞ」

「う・・うん・・」

「!逃がしてはダメ!「エンジェリックフレイマーソード」!」

ザン!

「おっと」

「うあ!?・・」

黒きEGの内の一機が有栖川さんのEGの大炎剣によって足を斬り落とされる

「チイッ!?・・まあいい・・」

「牙道ー!」

奴には結局逃げられてしまった・・

しかし内一機は捕獲した・・

「仲間を置いて逃げるなんて最低ね、」

「さてと顔を見せてもらいましょうか」

プシュ!コクピットを開け覗く

「うあ・・」

「!?女の子!?・・」

黒きEGに搭乗していたのはとても人殺しが平気でできるとは思えない儚げな少女だった

 




ちょっとここらで一休みさせていただきますw
感想評価&読者登録を是非!!☆・w・


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EP20「事情の裏側」

おまたせい!


苦戦の末黒きEGの内一機を捕獲した俺達だったが・・

「なんでこんな子が?!・・」

その黒きEGに搭乗していたのはどう見ても平気で人殺しができるようとは思えない少女だった。

「と・・とにかく話を聞くしかないわね・・」

「ちょっと待った、・・よっと・・!」

俺は気絶しているその子を抱き抱える

「どうするの?」

「回復するまでこの子は俺が預かっておくよ」

まずはこの子が意識を取り戻すまで待つしかない

「そう・・頼むわね」

~・・・・・~

「う!?・・・・・此処は何処?・・・」

そうだ・・私、気絶して・・それに兄さんにもおいていかれてしまったんだ・・

「兄さん・・・」

私はまた目を閉じた

「お!?」

誰かの声が聞こえてくる

「ハッ!?・・此処は?・・」

「やっと目を覚ましてくれたか!ここは俺の部屋だ」

「!・・」

この人は私と兄さんが戦った・・

「三日も意識を失っていたから心配したんだぞ」

そんなに私は意識がなかったらしい

「・・・」

「俺はカオスサイン。君の名前よかったらの事だが教えてくれないか?」

「神名先・・零華・・」

「それじゃ、零華さん、君と牙道は一体何の為にあんな事を?・・」

「・・・・・」

「話したくないのなら無理強いはしないよ。また会える時がくるまでウチにいればいいから」

そういって彼は部屋から出ていった

兄さん、私これからどうしたらいいのだろう?

俺は皆を家に集合させて会議を開いた

「ああ、しばらくの間は向こうも身動きが取れないはずだから」

「そうだね・・」

「彼女どうするの?」

「また奴がやってくるまでウチにいらせる」

「それが一番ですわね・・」

彼女は理由を話してはくれなかった

俺達を信用してくれていないのであろう

「兄さん・・」

彼女は暗い顔になる・・

~・・・・・~

「・・それでおずおず撤退してきたと?」

「はい・・」

「牙道よ、お前までワシの期待を裏切るなよ!」

「YES!」

~あれから翌日~

「はあー・・」

私、神名先零華は兄さんも戦っていたあの男の所にいる

なれなれしいけど・・

その頃当の本人はというと

「へっくちゅん!」

「どうしたの?お兄ちゃん」

「誰かが俺の悪口言ってる・・」

「そういえば・・」

私のEG、ルナティックは今頃一体どうなっているのだろう?・・データー収集やらされているか

私は彼の家の廊下を何の気もなくうろついていた

「あ、やっと発見した零華さん。

駄目だよ勝手に一人でうろついちゃ」

彼がこちらに歩み寄ってくる

「あなたがここにいていいって言ったんじゃない・・///」

「それはそう言ったけどさあ・・」

そんな彼に少し苛立ってきてしまっている

そんなことより私が聞きたい事は一つ

「私のルナティックは何処?」

「!」

サッ!私は袖に隠し持っていた短剣を彼の首に突き付け脅そうとするが・・

「おっと!そんなに心配しなくても大丈夫だから信じてくれ!」

「!?・・」

彼は素手で剣を握り止め、血が少量出ている

でも彼の顔は真剣であった

「・・痛くないの?」

「そんなにね・・君が受けているであろう痛みに比べれば数倍マシだよ」

「・・・・・」

ますます変な人・・私が受けた痛み?何を言っているのか理解し難い

「そろそろいい加減に理由を話してくれないか?」

「~・・///」

はじめて・・他人を・・彼を信じてみようと思う

「いいわ・・」

「!!・・」

一時間後俺達は零華さんを連れて学院の格納庫へ来ていた

零華さんの生い立ちはこうだ

零華さんと牙道の神名先兄妹は二年前に母親が病死し、今年十五年ぶりに帰ってきた父親は変貌していた

牙道は気付いていないみたいらしいのだが、零華さんにはハッキリと確信していた

愛を教えられないまま生きてきた兄妹はその後父親に連れられた研究所でNMと判明し、EGに搭乗させられ世界各地の破壊・テロ活動に利用されていた

その父親がどうも怪しいな

零華さんは既に理事長の許可をもらったので明日から通うことになっている

「まあ、奴にも直接聞いてやるしかないようだな!・・」

真意の先の向こう側で立ち塞がる壁をこの手で壊すんだ!

 




また一休みw感想評価&読者登録よろおねえ!・w・☆


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EP21「真意の先にあるもの」

お待たせい!


~・・・・・~

「・・それでおずおず撤退してきたと?」

「はい・・」

「牙道よ、お前までワシの期待を裏切るなよ!」

「・・YES!・・」

~あれから翌日~

「はあー・・」

私、神名先零華は兄さんも戦っていたあの男の所にいる

なれなれしいけど・・

その頃当の本人はというと

「へっくちゅん!」

「どうしたの?お兄ちゃん」

「誰かが俺の悪口言ってる・・」

「そういえば・・」

私のEG、ルナティックは今頃一体どうなっているのだろう?

・・データー収集やらされているか

私は彼の家の廊下を何の気もなくうろついていた

「あ、やっと発見した零華さん。

駄目だよ勝手に一人でうろついちゃ」

彼がこちらに歩み寄ってくる

「あなたがここにいていいって言ったんじゃない・・///」

「それはそう言ったけどさあ・・」

そんな彼に少し苛立ってきてしまっている

そんなことより私が聞きたい事は一つ

「私のルナティックは何処?」

「!」

サッ!私は袖に隠し持っていた短剣を彼の首に突き付け脅そうとするが・・

「おっと!そんなに心配しなくても大丈夫だから信じてくれ!」

「!?・・」

彼は素手で剣を握り止め、血が少量出ている

でも彼の顔は真剣であった

「・・痛くないの?」

「そんなにね・・君が受けているであろう痛みに比べれば数倍マシだよ」

「・・・・・」

ますます変な人・・私が受けた痛み?何を言っているのか理解し難い

「そろそろいい加減に理由を話してくれないか?」

「~・・///」

はじめて・・他人を・・彼を信じてみようと思う

「いいわ・・」

「!!・・」

一時間後俺達は零華さんを連れて学院の格納庫へ来ていた

零華さんの生い立ちはこうだ

零華さんと牙道の神名先兄妹は二年前に母親が病死し、今年十五年ぶりに帰ってきた父親は変貌していた

牙道は気付いていないみたいらしいのだが、零華さんにはハッキリと確信していた

愛を教えられないまま生きてきた兄妹はその後父親に連れられた研究所でNMと判明し、EGに搭乗させられ世界各地の破壊・テロ活動に利用されていた

その父親がどうも怪しいな

零華さんは既に理事長の許可をもらったので明日から通うことになっている

「まあ、奴にも直接聞いてやるしかないようだな!・・」

真意の先の向こう側で立ち塞がる壁をこの手で壊すんだ!

「とにかく明日は無事でいられることを願おう・・」

色々嫌な予感しかしないです

翌日

「準備OKか」

「うん」

今日から零華さんが初登校日。

教室LH

「神名先零華ですどうかよろしく・・あっ・・!」

零華さんは俺を見つけ安心したようだ

皆受け入れてくれるはずだ

「よおっしゃあー!野郎共!今日は零華ちゃんの為に歓迎会やろうじゃないか!」

男子がガタッとそんな事を言う

「いいねえー!」

「いいですよね?先生」

「ええ!」

「パアーッといこうぜ!」

そんなこんなで零華さんの歓迎会が開かれる事となった

無事終わり

「皆優しかったな・・」

「一部騒ぎすぎだけどなw」

零華さんとの二人きりの帰路中

ピー!

「エマージェンシーか!?」

すぐに学院に向かう

「!・・回復はええなオイ、牙道ー!」

奴のEGがまたもや攻めてきた

「兄さん!・・」

零華さんが話しかけたが・・

「零華・・俺と父さんの前から消えろ!消えてくれ!この役立たずが!」

「!?」

「何!?」

牙道がいきなり零華さんにそんな事を言い放ったのだ

「牙道貴様!・・」

俺の怒りが頂点に達する

「コード!」

すぐさまE-コードを使い天使化する

「今度こそ貴様を叩き潰す!」

「そっちがな!」

ザシュン!ドン!ゴォー!

激しく攻撃がぶつかり合う

「兄さんまでもが・・私のことをいらない!?・・なんで!?・・」

チャッ!

「!・・」

「ほら零華とっととこっちに帰ってきなさい!」

「・・父様・・」

私が最も恐れる存在がすぐ背後にいた

「!零華さん!?・・アレは!?・・」

零華さんのEGのすぐ後ろにサイコガンダムとデストロイガンダムが今にも攻撃しそうな構えで立っていた

 




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EP22「救う者、救われる者そして次なる覚醒!」{前編}

カオスだ!さあ!戦うぞ!


「と・・・父さん・・・」

ゴイン!

「父さん・・コレは一体どういう事だ!?」

零華さんが父と呼ぶ人物はその矛先をサイコもう一機で牙道にも向けていたのだ

「牙道よ、お前も俺の道具として利用価値がなくなったようだから始末するまでだ」

「なんだと!?・・」

なんて父親なんだよコイツは!?・・

「兄さん目を覚まして!」

「そうだ!お前もアイツにただ利用されていただけなんだ!」

「貴様は・・もう俺の知っている父さんではもうないというのか!?・・」

「だとしたらどうする?」

「ッ!・・」

牙道は今まで信じてきた者を簡単には疑えないか・・なら!

「おい、牙道!お前は信じるべきものを間違えたんだ!お前を信じていた者はすぐ近くにいたじゃないか!零華さんという本当に信じられる存在が!零華さんはお前を信じて今までずっと一緒にいたんだよ!」

「!・・」

牙道よ、過ちに気付くんだ!

「・・ならば貴様を倒して零華と共に暮らす!」

「ほう実の父に歯向かってくるとはいい度胸だ 死ね!」

ドシュ!デストロイがビームを乱射してくる

「おい!ボサッと見てねえでテメエも手伝え!」

「分かったよ」

牙道とも共同戦線を張る事となった

その頃

「これは!?・・一体どういう事なんですの!?・・」

私リティーナは弟くんに頼まれてハートリックレイン家の人脈を駆使し神名先家について調べていた

そこで驚愕の事実が判明した

「神名先家現当主、神名先刀紫郎は・・一年前に亡くなっている!?・・」

リティーナは続けて読む

「昨年2012年四月1日神名先刀紫郎交通事故で死亡・・・ではあの子達が父親と呼んでいた人物は一体何者なんですの!?・・・」

「教えてやろうか?」

「!?」

いつの間にか背後に謎の仮面を被った黒ずくめの男性がいた。

「あの・・・」

「神名先刀紫郎!?これは一体どういう事なんですの!?」

なんとその男と一緒に神名先刀紫郎、本人までがいたのだ

「実はな・・・」

「!!?」

その頃

ガギン!ドシュン!ザシュン!

「チイ!?さすがにMA三機を相手にするのは戦力不足か・・」

「ふはははっはは!ひれ伏せえい!」

なおも特にデストロイの猛攻が止まらない

「力、合わせよう!」

「!OKだ!ほいじゃパス!」

俺は鉈をルナティックにパスする

「零華さんそっちの武器をこっちに!」

「うん分かった!はい!」

対する俺はルナティックのビームサイズを受け取る

「よっしゃあー!」

「むう!?」

俺はデストロイに特攻をかける

「零華さん、投げて!」

「うん!ええーい!」

「セーフティー解除!」

鉈をビームモードにする

「何!?」

突き刺さる

「牙道!」

今度は牙道にサイズを渡す

「了解だ!せい!」

ダブルビームサイズが炸裂する!

「ぐぬう!?・・こうなれば仕方ない!」

奴が脱出し搭乗したのは

「サイサリス!?こんな所で禁断兵器核を使用する気か!?」

「弟くん!」

「先輩!」

増援だ

「大変な事が分かりましたの!」

「ここからは私が」

そう言って出てきたのは

「え!?・・・父さんが二人!?」

もう一人の奴だった

そして

「アレは・・紅いEG!?」

新たなEGも出現したのだった

 




続更新します!


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EP23「救う者、救われる者そして次なる覚醒!」{後編}

「どうして・・父さんが二人いるの!?・・」

突然の事態に皆慌てている

「そこにいるのは偽者なんですのよ!」

「!?」

そういうことか

「本当はソイツは中井郷三郎・・神名先刀紫郎の親友であり彼からEGとNMの存在を聞き、私利私欲に利用していたのですわ!」

「そう!」

「・・・刀紫郎・・貴様・・なぜ生きている!?確かにあの時に事故に見せかけて殺したはず・・」

「!?」

「郷三郎、確かに私はあの時死に掛けていただがここにいる青年に助けられたのだ」

「どうも」

恐らくあの青年が紅きEGのパイロットだろう

「じゃあ、本物の父さんなのね!?」

「ああ、そうだよ・・今までごめんな・・!」

「ぐ・・今度こそ貴様等の息の根を止めてやる!」

「核なんて撃たせねえよ!」

「ぐう!?邪魔をするなあー!」

なおも核を撃ち込もうとする郷三郎

「カオスシールド!」

カオスシールドでビームサーベルを防ぐ だが・・

「今だな」

ヒュキイーン!

「しまった!?」

ドン!

核がルナティックに向かって撃たれてしまう

「駄目!避けきれない・・」

「零華さーん!」

「チイ!世話の焼ける妹だ・・」

「牙道!?」

まさか牙道の奴・・

「どけ!」

ドン!ルナティックを弾き飛ばし

「キャッ!?・・に・・兄さん!?・・」

「あばよ・・零華・・いい兄さんでいれなくてすまなかったな・・」

「兄さーん!・・」

ドゴォーン!核が着弾した瞬間牙道は零華さんの身代わりになって核の炎に包まれてしまっていった

「郷三郎の奴・・」

「兄さんを・・はやく兄さんを助けてよ!」

零華さんが必死に牙道を助けようと泣き叫ぶ

それをなだめるように

「大丈夫だ、サインシステム保護のフィールドがあるからパイロットにまで被害はないだろう」

「そうなのか!?」

青年がいう

「少年!天使化を解け!」

「!?」

カオスEGの天使化が強制解除されてしまう

「アンタ一体何を!?・・」

「今こそEGの真の力を解放する時だ!」

「真の力!?・・」

「そう!それこそ!・・「超神合体!EGクロスシンクロ」!」

「EGクロスシンクロ!・・」

「そうだ、この場合、俺と少年お前とここにいる少女二人と出来る」

「・・・」

先輩と零華さんの事か

俺が合体する相手は

「俺は迷わない!零華さん!さあ、手を伸ばしてくれ!」

「!・・うん!」

「俺達の絆の力、見せてやる!「超神合体!EGクロスシンクロ」!ー」

「何!?」

機体がそれぞれの輝きを放ち合体する

「カオスルナティックネスエクセリオンガンダム!!」

反撃開始だ!俺は救う者になるんだ!

 




これが!エクセリオンガンダム同志の合体!
感想評価&読者登録おなしゃす!!!☆♪~


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EP24「願った進むべき未来の為に!」

「なんなのだ!?あの姿は!?」

「ガンダムが合体した!・・・なんて」

「そう、これこそがEGに隠されたもう一つの秘密!」

皆驚いている

「スゲェ!・・・傍に零華さんを感じられている!」

「私も!・・・兄さんとあなたをも感じる!・・・「{俺は大丈夫だ}」って言ってる!」

キイーン!!

聖なる月と混沌なる闇が交わり∞大なるチカラを生み出していく

「「ルナティックカオスネス・ビームサイズ」!!」

「ぐぬお!?・・」

ガザシュッ!

郷三郎、奴のサイサリスのラジエーター・シールドを破壊する

「馬鹿な!?・・核をも防ぐこの盾がこんなにも簡単に破壊されただと!?」

「俺が!俺達が!/私達が!牙道/兄さんにかわって!そして願った進むべき未来の為にテメエ/あなたを倒す!」

「「ツインサインシステム」超起動!!!」

真なる黒き月と真なる闇が交わりサインシステムが今までにない輝きを放つ

「はああー!!「カオスルナティックネスブラスタルエンド」!!」

「うわらば!?・・・・・」

黒き月と真なる闇が交わりし砲弾を放つ!

そして郷三郎を見事倒したのであった

その後彼を警察に引き渡し無事この件は解決したのだった

「想いだけでも力だけでも駄目なんだ!だがその両方があればどんな困難も乗り越えていけるのさ!」

紅きEGの青年はそんな事を言いながらどこへともなく去っていった

 

中井郷三郎を倒しいつもの日常が戻った。

「兄さん・・・」

零華さんの実の兄である牙道は核の直撃で死は免れたもののしばらく入院することとなった

「大丈夫だって先生も言ってたぞ」

「父さん・・・」

「零華、牙道、今まで苦労かけたな・・・」

「父さーん!」

零華さんが父である神名先刀紫郎に駆け寄る

「おーよしよし!カオスサイン君といったかな?君もご苦労だったね」

「!は!」

「父さん、私・・・」

「分かっているよ私も牙道の見舞いの為にいないといけないからね。元の家売って近くに引越しさせてもらったよ!」

さすが資産家w

こうして神名先家が俺の家の近くに越してきた

翌日

チュン!

「zzz~・・・」

「ご主人様!朝ですよ!えーい!」

「ふごっ!?・・・零華さんおはようって・・・ご主人様!?」

見ると零華さんはメイド服を着ている

「私、今日からご主人様のメイドになります!」

「ブッ!?・・・」

うわ・・・嬉しいんだかどうか・・

「ん?・・・」

「へーえー・・・お兄ちゃんいつの間にそんな事してたんだねえ~・・・」

「お兄様の不潔・・・」

「カー君・・・その女もろとも・・・殺していい?」

「カオス様・・・斬っていいですか?・・・答えは聞いていませんがね・・・」

「?」

「!?」

他の皆がユリシア以外全員武器を持ちながら背後に立っていた。

「ちょっ!?wお前等落ち着けそれはマジでシャレにならん!これはな・・・」

「問答無用!」

バラバラ!

「アッーッ!?☆!?!?!!?!??!?!!?!?!!??!?!?!??!?!?!?!?!?!・・・」

意味不明な叫び声を上げて気絶した俺だった

数時間後

「ご主人様・・・」

「ん・・・?・・・他の皆は?・・・って・・・///」

「皆さんならリビングにおられますが?」

俺は零華さんに膝枕されていた

ヤベェ・・・柔らかい・・・

ついカーッと顔面トランザムしてしまう

「ご主人様?」

「あああ・・零華さん・・・なんで急にこんな事を?」

「私、恩返ししたいんです!あなたに!」

「だからってなんで・・」

ハッ!?まさかあの親父・・・

「父さんに話したらこうした方が喜ばれると・・・」

「・・・」

予感的中w

「嫌・・ですか?・・」

「ううん!むしろ嬉しいよ!うんうん!可愛いよ!」

「・・・///」

とりあえず素直な感想を述べた

「わ・・私お夕食作りますね」

「あ、ああ・・俺は部屋にいるからできたら呼んでくれな!楽しみにしてるぞ!」

「はい!」

そういってご主人様は部屋へ戻っていった

「{なんだろう・・この気持ち?・・知らない・・分からない・・けど凄く胸が高鳴る!・・}」

そんな私も新たな人生へ歩き出した

で一方

「ということなんだ!」

「負けない!・・」

「わ・・悪くないわ・・」

「はあ!?」

俺が合体の事を話すとなぜか皆燃え上がっていたのだった

 

 




言わなくても分かるな?・w・


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EP25「脅威の影」

ある所で

「くっ!?・・まだあの時の事をひきずっているのか!?・・」

「あなたなんかに分かるわけない!・・邪魔をするならあなたを倒してでもいく!」

バチン!青年の紅きEGのビームソードが弾き飛ばされる

「逃げられたか・・きっと後悔するぞ・・」

・・・・

「調整完了!っと」

俺達は学院の格納庫でEGとギガギアガンダム一号機の調整をしていた。

「一応EG全機FCA{フルクロスアーマー}を装着してみましたけどやはり・・」

「機動性だよなあ・・そこら辺は腕でカバーするしかないさ」

ピー!

「お呼びだな」

理事長室

「たった今日本上空から東京大型ビル開発現場に未確認MS部隊が迫ってきています迎撃を頼みますよ」

「了解!」

東京大型ビル開発工事現場

「こんなとこに未確認MSとかくんのか?」

「理事長がいってたし確かよね」

「!・・来ましたぜアニキ!」

「んなっ!?・・なんだよあのMS、見た事ないぞ!?」

遥か上空から黒いMSが飛来してきた

「ガンダムではねえな少なくとも 神埼さん狙撃頼んだ!」

「うん!・・」

神埼さんのEGイクスヴェルEGはライオン型MAに変形できる

「シュート!」

ドシュ!

「「ピピピ!」」

「外した!?」

「何!?は・・はやい!」

謎の黒きMSに行動を読まれている!?

「「ピピピ!」」

「うわっ!?」

ドドーン!

「なんて出力だ!・・FCAのせいでアイツに追いつけない・・パージ!ユリシア、ギガギア装着!」

「うん分かった!」

「ハアー!!」

ブラスターのフルバーストを照射するが・・・

キイーン!

「サインシステム!?なんで!?・・EGじゃないのに・・」

なんと敵MSがサインシステムを起動させたのだ

ありえない!そんな事を考えていると

キラン!

「!がああっー!?」

「キャアァー!?」

「あれは!・・EG!?・・」

突如、紫のEGが俺達に向かって特攻してきたのだ

そして吹き飛ばされてしまう

「カオス!?」

「ユリちゃん!?」

皆が心配する中新たなEGのパイロットがカオスEGのコクピットを無理矢理開けて乗り込んできた

そのパイロットは俺に拳銃を向けこう言った

「やっと・・見つけた!ユリシスリアは何処?!」

「!?」

そう黒き羽根を持った少女はそう言ったのだ

「この辺りにいるのは分かっているの!ユリシスリアは何処?!」

カオスEGのコックピットに無理矢理に乗り込んできた紫のEGのパイロットはそんな事を言う

「誰だよソレ?知らないな!」

「とぼけないで!」

ユリシスリア?・・まさか!?・・

「あなた達があの研究室に幽閉束縛されていた彼女を外に連れ出した事は知っているの!」

やはり!コイツはユリシアのことを探しているのか!・・

「彼女の完璧な力はこの地上界だけでなく、天上界、裏世界、全世界に悪影響をきたす!」

「それはどういう事だ!?」

「あなたになんか話すべき事じゃない!」

不味い!だったら・・

「!カオス!?・・・」

ギガギアを分離させる

「!そこね!」

しまった!気付かれたか!

バッサァッー!

「何!?」

ソイツは黒き羽根を広げEGに戻る

「逃がすわけにはいかない!「カースオブエクスエンド」!」

「ユリシア!ぐああっーー!?・・・」

俺はユリシアを庇い

「馬鹿ね!死にたくなかったらどきなさい!」

「グッ!?・・どくものかあー!はやく逃げろユリシア今なら逃げ切れられるはずだ!」

「そんな!?・・置いていけない!・・」

「俺のことはいいから・・逃げろ!」

「・・・・・」

ユリシアが逃げ切ったのを確認し、俺は叫ぶ!

「零華さん、超神合体だ!」

「!はい!ご主人様!」

「超神合体!EGクロスシンクロー!」

だが・・

「何の真似かしら?」

「!?・・なんで何も起きないんだ!?」

何故か合体ができない!?

画面には「エラー」表示が出ている

「どうしてだよ!?あの時確かにできたのに・・」

「さっさとあなた達を倒してユリシスリアを捕まえる!」

「アニキー!」

く!・・やられる!・・そう思った瞬間

ヒュン!ザク!ドス!

「!」

神のナタクのドラゴンハングとどこからか大鎌、大剣が大地に突き刺さり紫のEGを止めた

あの武装は!

 




機体設定いつのせようかな?


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EP26「狙いと危機」

「どうやら間に合ったようだな」

「ったくこんな奴に苦戦してんのかよ・・」

「兄さん!」

「牙道!そしてアンタは」

「ああ、俺はこのヴァルガジアナイトEGのNM、仮面屋仮弥だ」

「・・・・・」

あえて名前にはツッコまないでおこう

だがしかし

「牙道、お前まだ入院していなきゃならないはずだろ?それに俺がピンチだってことは・・」

「ああ、体は大分いい。父さんに言って抜け出してきた、アイツがテメエの危機を教えてくれたんだよ」

「誰だ?」

「テメエがよく知っている奴だ」

「・・・よし!いくぞ!」

「黒いMSは俺に任せろ!」

「牙道!ああ、頼む!だが気をつけろ!奴等はEGでもないのにサインシステムを搭載している!そして恐らくAIだ」

「ハッ!起動される前に潰す!ひょおおおおお!」

そして牙道は黒きMSの軍勢に突貫していく

「またあなたも邪魔するつもりなのね・・・」

「あの時、裏世界での事をいまだにひきずって何になる?」

仮弥さんが彼女に言い放つ

「ッ!・・五月蠅い!「カースソード」!」

「「ヴァルガジアビームソード」展開!そい!」

ガチン!激しくぶつかり合う

「くうっ!?・・」

「サインシステムを起動させようとしても無駄だ!」

「何をするつもりか知らないけど・・「カースサインシステム」超起動!」

キイーン!

彼女がサインシステムを起動させるが

ギャイーン!

「「ヴァイアライズ・ビート」!」

「「フロストブロッカー」!」

突如どこからともなく音波と氷が降り注ぐ

「如月!詩織さん!」

「アンタ、なんでこんな奴に負けてんのよ!?」

「なんとか間に合いましたね」

如月と詩織さんまで救援に駆けつけてくれた

「!?」

如月のEGの技でサインシステムを強制停止させられた彼女のEG、黒きMSがたじろぐ

「分が悪い・・覚えておきなさい!きっとあなた達の方が後悔するから!」

彼女は撤退した

「それにしてもあの黒きMS完成していたとは・・」

仮弥さんが呟く

「仮弥さん、アンタあの子とユリシア、そして俺達NMとEGの何を知っているんだ?!そして超神合体ができなかったのは何故だ!?」

「まあ、そう一辺に質問するな。いいだろう話してやる・・ところで少年体は大丈夫か?」

「そういえば!?あがー!?・・」

激痛が走る ダメージが酷い・・

「クソ!・・忘れ・・てた・・・・・」

ガターン!

俺はカオスEGともども倒れてしまった

「ご主人様!?」

「少年!」

「カオスさん!?」

「カオス!?」

零華さん達の声が聞こえる中俺は意識を失ってしまった



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EP27「真実と記憶の狭間で」

何週間かぶりw


「・・・ハッ!?」

「ご主人様!目が覚めた!」

「カオス!」

「皆・・」

俺は仮弥さんに病院まで運ばれたようだ

皆が俺の周りに集まっていた

「アニキ俺が弱くてスイマセンでした!」

「テメエ等五月蠅いぞ」

牙道が隣で寝ていた

「そういや、ユリシアは?」

「・・・・・」

俺はユリシアだけがいないことに気付き他の皆に聞くが皆口ごもってしまう

「ユリちゃんは・・」

「おい、待てよまさか!?・・」

途端に不安がよぎる

「コレ・・」

美井香が 俺にノートの切端を手渡す

「やっぱり!・・」

「[カオス、他の皆へ 私がいたら皆が傷付いちゃうからどこかへいきます・・探さないで下さい・・]」

「そんな!?・・」

俺は己自身の力不足に嘆く

「まさか仮弥あなたまでここに来ていたのね」

有栖川さんが言う

「アルコ、俺達の事話すぞ」

「ええ」

そして仮弥さんと有栖川さんは語り出す

「ユリシスリアは一度裏世界を滅ぼした過去がある」

「いや、彼女の力を悪用されたといった方が正しいわね」

「どういう事だ!?」

「彼女のその完璧な力を狙い天上界から裏世界に降りてきた天使長がいたんだ」

「彼は彼女をまんまと引き入れ、裏世界での少年、お前の力をも狙った」

「裏世界の俺!?」

「彼女の力をフルに開放するには[混沌]の力も必要不可欠だったからだ」

「そして、先日戦ったあの紫の機体、[呪い]の力を持つカースEGのNM、堕天使族のフィア・ローは彼が少年を操って殺した」

「俺が・・人を殺してしまった!?」

「でも彼女はあなたが自己意思で殺したとの偽の記憶を植えつけられているわ」

「その天使長の名はユズラエル!新参成り上がりで上がってきた奴だ」

最初から世界を我が物にしようと目論んでいたのか

「残った俺達で戦ったが彼には逃げられてしまった・・」

では彼女は俺に殺されユリシアがそもそもの原因と思い込んで苦しんでいるのか・・

「もう一つ、合体についてだがこれは必ず異性のNMでなければ合体不可能だ。だから俺と神名先牙道との合体は必然的に無理だ」

「でもあの時、零華さんと合体しようとした時できなかったのは何故だ!?」

「そこは己自身で気付くんだ」

彼は教えてくれなかった

「・・・・・」

皆、顔をうつむかせている。

「・・ユリシアを探しにいく・・があー!?・・」

激痛が走る

「駄目だよ!まだ傷が治っていないんだから、みい達がユリちゃんを探すからお兄ちゃんはここでおとなしくしてて!」

「だけど・・俺が探してやらないといけないんだ・・がはっ!?・・」

「お兄様!?」

当然痛みに耐え切れず俺はベッドに戻る

「・・探しにいくね・・」

皆ユリシア探しに出て行った

「テメエもおとなしくしておけ」

隣で話を聞いていた牙道はそんな事を言う

「他人事だと思って!クッ!?・・」

俺は改めて泣く

「今は見つかることを祈っておくしかねえだろ」

「・・だよな・・」

俺はただただひたすら待つだけであった。

「シオン?例の件頼みましたわよ!」

先輩はシオン先輩と何かを話していた

その頃

ザー!

真夜中雨が降りしきる中少女は歩いていた

「カオス・・・リティーナお姉ちゃんも他の皆も心配しているよね・・でも私戻ったらいけない・・」

「見つけたよ、ユリシスリア!」

「!・・」

「さあ、こっちにきなさい・・あなたがこの世界からいなくなれば世界は危険に貶められることはない」

「それは違うぞ!」

「ユリちゃん、そっちにいっちゃダメェー!」

「!」

「彼女の力を悪用した者がいるせいだ!彼女が悪というわけではない!」

「ユリちゃん、お兄ちゃんも心配しているよ帰ってきて!」

「ユリさんがいなくなったら悲しむ人がいるんです!」

「!・・」

「・・・」

なおも彼女を守ろうというのか彼等は・・

「ユリシスリアは私の手で始末する!」

彼女はEGを呼び出す

「フィア・ロー!偽の記憶を植えつけられている事に気付け!そして目を覚ませ!」

「フィアさん!昔のあなたに戻って!」

「五月蠅い五月蠅い五月蠅い!倒す!・・」

その頃

「ユリシアちゃんが見つかったわよ!」

「ホントか!?」

「でもあの堕天使の子もいる・・」

「!そういえば先輩、さっきシオン先輩と何を話していたんです?」

「ユリシアちゃんの為に開発したEGの件ですわ!早速届けにいかなくては」

「先輩俺も行かせて下さい!ガッ!?・・」

「弟くん無理はダメですわ」

「こんな・・痛みに・・なんか・・負けて・・たまるかあー!俺よりも深い傷を負った人がいるんだから!俺は守りたいものがあるから!動いてくれ!エクセリオンガンダムー!コード!」

改修中であった機体は天使化し動き出す

「また・・」

俺は急いでユリシア達んのいる場所へ向かった。

 

「先輩は先にユリシアに機体を届けてあげて下さい!

俺もすぐに追いつきます!」

「分かりましたわ!」

先輩は機体を積んだ貨物機で行った

「さて俺も行くか!間に合ってくれよ!」

ゴォー!

俺もフルにブースターを吹かし急ぐ

その頃

「五月蠅い!おとなしく倒されてよ!」

「話を聞け!お前はあの少年自身の意思で殺されたのではない!ユズラエルの陰謀だったんだ!」

「皆起動して!」

全員がサインシステムを起動させる

「フィアさん少しの間我慢して「エンジェリックフレイマーソード」!」

「「カースオブエクスエンド」!」

ドコゴーン!激しくぶつかり合う

「皆・・」

そんな皆の為に援護したいが今の私にはギガギアガンダムもない・・何もできない・・

「ユリシアちゃん!」

「リティーナお姉ちゃん!・・」

「間に合いましたわね。ユリシアちゃん専用のEGですわよ!」

「!」

ガコン!

「これは・・」

深緑の機体が姿を表した

「これが・・私の・・ユリシスリフィアエクセリオンガンダム!・・お願い!力を借して!」

その頃

「邪魔をするなあー!」

黒きMSクロロノホルムの軍勢が迫ってきた

恐らく足止めの為だろう

「「エンジェリックカオスダークネスグレイヴサインスマッシャー」!!」

ガシュ!ドン!

「間に合ええー!」

「!」

「カオス!」

「皆!ユリシア!」

どうやら合流できたようだ

「それがユリシアの専用EG!・・さあ、手を伸ばしてくれ!ユリシア!」

「うん!」

「少年!さあ、叫べ!その真なる名を!」

「[超神合体!EGクロスシンクロ]ー!!」

「なんですって!?」

キイーン!!真なる闇と混沌、真なる完璧な力が交わりし時、それは覚醒する!

「力が・・溢れてくる!・・」

「・・・カオスの力・・感じる!・・」

「カオスダークネスユリシスリフィアエクセリオンガンダム!!」

「「パーフェクト・カオスダークネスリフィアアロー」!!」

シュシュシュン!

「う!?・・」

そしてフィア・ローは気絶し彼女のEGは機能停止し終わった

「カオス・・勝手にいなくなってゴメンね・・」

「いいんだ!お前が無事だったのなら・・」

ユズラエル、奴を倒さぬ限り本当の平穏は訪れない

俺は改めて心に誓ったのだった

 



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EP28「解放、視えざるもの」

「や・・やめて・・」

「・・・」

ドグシュ!

「あああー!?・・・・・」

~・・・・・~

「ハッ!?・・私・・」

「目が覚めたな」

「!?」

そうか私、ユリシスリアとこの男にやられたのか

「ここは俺ん家だ」

バッ!

黒き翼を広げフィアさんはあとずさりする

チャッ!

「動かないで!」

彼女はまた俺に拳銃をつきつけてくる

「私をまた殺そうたってそうはいかない!」

「おいおい・・」

まいったなこりゃ・・まだ根にもってるよ

スッ!

「カオスに手を出さないで!」

「ユリシスリア!・・」

「ユリシア・・」

ユリシアが俺を庇う

「私だって守りたいものがあるから!」

ユリシアが泣きながら言う

「・・フィア・ローお前もいい加減に過去に振り回されるのはやめろ」

仮弥さんが彼女に言い放つ

「ッ!・・私は!・・」

「・・お前なあ・・あの事言ってもいいのかなあ?」

「ッ!!?・・~///」

仮弥さんがなにか言って彼女は赤面する

「ああ・・仮弥、まずアンタから殺してあげようか?・・」

「やってみろwクク・・」

「笑うなあー!///~」

仮弥さんとフィアさんの大喧嘩で家が半壊したとかしないとか

「うふふふふ・・・」

なぜか他の皆も黒いオーラを放っていた

「[まさかな・・]」

それから何日かして

「・・・」

最近なにか変なものが目に映る

幽霊退治をやめてもう縁がないと思っていたのに

「♪」

浮いてる少女いわゆる浮遊霊ってやつが

俺は恨まれる事をした覚えないんだが

「おい・・お前幽霊か?」

「わ!?私のこと視えてる!?」

「ああ・・一応霊退治屋も中学の頃やってたからな・・お前なんていうんだ?」

「私?うー~ん・・名前は進城名雪それ以外は何も思い出せないや・・」

ということは

「まいったな・・未練もかよ・・」

「そうなる☆」

「他人事みたいにいうなよ・・」

「ま、そのうち思い出すよ!☆」

「で・・どこまでついてくる気なんだお前は?」

唯一他にも霊が視えるナギサや砂式院さんに見られたらまたあらぬ誤解をされそうだ

「んー~なんだか離れられないみたいなの☆」

「なにいー!?」

おいおい勘弁してくれよ・・

こうなったら腹を割って話し合いを

「ナギサと砂式院さんいるか?」

「はい?」

「カー君なに?って・・」

「後ろの女性は誰ですか?・・」

ズゴゴゴ!二人が黒いオーラを放つ

「待て落ち着け!お前等!・・お前もなんか言え!」

「ウソ!?他にも私が視える人がいる!」

そっちかい!wまあ、驚くのも無理はないだろうが

「もしかして幽霊?!・・」

「そうなんだよ名前以外何も分からないって」

「記憶喪失の幽霊ですか・・」

「しかも俺に憑りついたまま離れられないって・・俺にもなにがんだかって・・どうしたお前等?」

「!?カー君にずっとひっついている!?・・それって・・///」

「カオス様が・・///」

二人共赤くなっている

まさかな・・

「まてまてい!俺はそんな気ないぞ!・・多分・・w」

って多分ってなんだ!?これじゃ火に油を注いだも同然じゃねえか

「多分ってなによ!?」

ナギサが俺に迫ってくる

「ちょwナギサ顔近いって!///」

「あ・・///」

ナギサはもっと赤面しながらどこかにいってしまった

「ねえアンタってかなりエッチ?」

「もうなんとでもいえ・・」

ピピピ!

「!任務か!」

俺達は学院に向かった

「フーン・・なんか楽しそう☆」

・・

「・・・・・」

「♪」

やはりちょいと視線が気になってしまう

「ねえ、アレ何?」

「あ?」

幽霊少女が指差した方を見ると

「なんだあ?この間のクロロノホルムの残党じゃねえか」

敵はこの間の残軍だった

「システム発動前にとっとと破壊するか!」

「[ねえ、カオスアンタさっきから気になっているんだけど誰と話してんのよ?]」

当然視えない桜乃や他のメンバーは疑問に感じていた

「幽霊・・」

「[は?・・カオスアンタ人馬鹿にしてるの?・・]」

「[本当ですよ]」

「アンタもそういうなら間違いないようね・・」

やっと納得したようだ

「!?・・・」

幽霊少女の様子がおかしいので

「おい、どうした?」

「何かが私を呼んでいる・・」

「!?・・」

「いかなくちゃ・・」

俺から離れられないはずの幽霊少女が何かに引き寄せられたのだ

「アレは!・・EG!?」

「新型か!」

「うお!?仮弥さんいつからいた!?」

「今さっき」

とにかく新型EGがこっちに向かっていた

その頃

「これって・・ガンダムだよね?・・私・・」

キイーン!

「アレは!・・」

どこからともなくバックパックが飛んできた

そして先程のEGに装備される

「換装型か!」

「まさかアイツが!?・・」

「[カーディパッカーエクセリオンガンダム・・まだ開発途中のはずですわ!・・]」

「コレ楽しい!☆・・ドロー!「セブンスカードインパクション」!」

ビームを纏った無数のカードがクロロノホルムの軍勢へ突き刺さる

「リバース!☆」

ドゴン!

一瞬で軍勢が蒸発した

「あがが・・」

幽霊にMSが動かせるとは・・

「[え!?・・今何が起こったの!?]」

「[まさかあの幽霊さんが動かしたんだね]」

「[え!?え!?・・]」

「ああそうみたいだ・・」

皆混乱していた

「☆」



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番外編「神名先牙道と少女」

番外編です


「・・・あー!暇だ!・・」

ベッドで寝ている日々、体の調子はもういいってのにあのボケ医者め

コンコン 来客?アイツは任務に行ってていないはずだが

「いいかな?」

「ああ・・」

そして入ってきたのは

「あれ?・・お前は・・夏目!?・・」

「あれ・・神名先君!?・・久しぶりだね~」

夏目シャロンとのまさかの再会であった

「そうか・・お前もアイツの幼馴染だったのか」

「うん」

俺が夏目に出会ったのは俺が偽者の父さんを演じていた中井郷三郎に利用されていた一年前の韓国での任務の時の事だ。

一年前、韓国の街中にある要人施設

ゾン!ズドン!ドン!

「グッ!?・・不味いな・・だが俺は父さんの期待に答えなければならない!」

偽者に韓国の要人の所への襲撃の命令を受け俺は行っていた。

だが敵もさることながら抵抗してきた。

そのおかげでこちら側の食料、機体のEが底をつきそうな危機状態にあった。

俺のブラッディアも修理に出さねばならない状況になり、俺はフラフラだった。

「チイ!・・こんな所で死んで・・たまるかあ・・」

俺は生き倒れになってしまった  

だが

「大丈夫ですか!?」

「!」

その時助けてくれたのが夏目だったのだ。

ということで機体修理が完了するまでコイツの所に厄介になることとなった。

「わきゃん!?」

「大丈夫か?」

「あはは・・また転んじゃった・・」

「お前痛くないのか?」

「痛いけどいつものことだから」

「はは・・」

俺は彼女のドジっぷりも含め優しさに惹かれ笑っていた

そして無事任務を終え、今現在に至る。

「ほお!」

「父さん!?」

いつの間にか父さんが後ろにいた

「どこから聞いてたんです?・・」

「全部最初からだ。いやー息子も成長したもんだなあー!」

「はあ・・」

「・・・///」

実際コイツのことが気になっているのは事実だ。

「!・・シャンくん達が危ない!」

「!」

そういや彼女もNMだったか

「父さんいってくる」

「体は大丈夫なんだよな?」

「ああ!」

「そんじゃあ行ってきなさい」

病院裏庭

「ブラッディアもう一度お前の力借りるぞ!」

俺はブラッディアを飛翔させた。

「アイツか!」

ブン!俺は大鎌を投げつけた

「ったくこんな奴に苦戦してんのかよテメエは・・」

「牙道!」

俺も戦線に復帰介入したのだった。

 

これはEP25~26の間の話です。

 

文字稼ぎw風雨(〒_〒)ウウウ (〒_〒)ウウウ ううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

 

 



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EP29「人格を変えるEG、逃したくない力」

「それで、どういう事情なのかじっくりと話してもらいましょうか~」

「で・・ですよねー」

俺は皆に幽霊少女のことを話した

「・・・よし!ふひひ・・」

皆武器を持ち出す

「ちょっとまったあ!お前も・・」

「☆」

「アーッ!?」

皆に八つ裂きにされそうになりました

「確かにこれはキツイぞ・・」

幽霊とはいえナイスバディの少女だ

ちょいと興奮しちまう

それにユリシアと零華さんとも沿い寝してるから余計に

「・・・~///寝よ」

翌日 学園格納庫

「ああああー!?・・」

「どうしたんだ一体?」

「弟くん・・実は彼女に与えられた機体なんですけど・・」

「園龍寺さんだっけ?」

見ると

「うああああああー!?・・」

搭乗していた園龍寺さんはもがき苦しんでいたのだ。

だが何故!?

「どうやらこのEG、ヴァンパイアエクセリオンガンダムは人格を変えるみたいらしいですわ・・」

「なんでそんなシステムが!?・・」

人格を変貌させる機体なんて聞いた事がないぞ

「これは危険すぎるらしいですわね・・」

「・・原因不明のシステム・・」

「それで彼女自身にも原因があるのではないかと思って調べたんですけど・・彼女二年前の家族旅行先でテロに巻き込まれて姉と両親を失っていますわ・・」

という事は・・

「彼女自身の心の傷もが影響していると?・・」

「ええ、その可能性も大いにありえますわ・・」

ピピ!

「ミッション!」

俺達は向かった

「・・・・・」

「ヒィャアッハァー!いつもより余計に破壊の限りを尽くすぜえ!」

「タップリ暴れていいぞ・・」

チュドド!ズン!

「なんだよこれは!?」

敵は街中で散々これでもかというぐらい大暴れしていた

「北朝鮮の軍隊のようですわね・・」

敵はアストレイミラージュフレーム、ケルベロスバクゥハウンド、バクゥ、ドレッドノートのようだ

「アイツにも協力してもらった方がよさそうだ・・」

俺は牙道を呼び出す

そしたら五分で来るとの返答が返ってきた

五分後

「きてやったぜ」

「ああ、いくぞ!」

「!あの機体は!・・おい、テメエ等は雑魚を叩き潰せ!」

「おい?牙道」

ドシュー!

その頃

「・・・うう・・うああああー!?・・」

「暴れ出したぞ!鎮静剤投与しろ!」

園龍寺はヴァンパイアEGの人格変貌の影響で降りた今現在も暴れていた

「{・・瑠璃・・大丈夫だよアンタのことはお姉ちゃんが守ってあげるから・・}」

かい間見たのは自分を守って死んだ姉の面影であった

「お姉・・ちゃん・・」

「{さあ、いこう}」

「イーヤッハァー!」

アストレイミラージュが破壊活動を続けている

ガイン!

「おあん?」

「よお、久しぶりだなあ!春羅ァー!」

「牙道・・テメエも久しぶりだなあー!」

「何故テメエがここにいる!?春羅ァー!」

「ヘッ!テメエもなあ!牙道」

「顔見知りか?牙道」

「アイツの名は騎馬春羅。俺が例の件で追い詰められた奴だ」

一方

「アイツは!・・」

私はすぐに通信を繋げる

「!あの新型からか!」

「「私のこと覚えているでしょう?」」

「ああ・・あの時の一般人か」

ドレッドノートのパイロットは人を見下すような目つきで私を見た

「「私は今もあの時の事は忘れはしない・・あなたのドラグーンで私と両親は死に妹は大怪我を負った。今すぐ私の家族に謝ってよ!」」

「君達は運が悪かったんだよ」

「「なんで!?・・」」

「君達は邪魔だったから始末させてもらった。ただそれだけさ」

「「なんですって!?・・」」

コイツは・・絶対に許せない!・・

「僕も君のことに構っていられる程暇じゃないんだ」

「絶対にあなたを逃がすわけにはいかない!」

そして

「グ!?・・」

「ヒャッハアー!楽しいなあ!」

奴のアストレイミラージュの動きが読めない

まるで人殺しを楽しんでいるようだ

「「ブラッデイアサインシステム」!」

「そうこなくっちゃなあ!」

「Eコード!」

俺も天使化し援護に入る

「んあ!?邪魔すんじゃねえ!」

「「エンジェリックカオスダークネスグレイヴ」!」

ガキン!

「やったか」

「・・へえ~移行進化かねえ!なら・・」

「何!?天使武器を!?」

奴はビームサーベルでグレイヴを受け止めていた

更に キイン!

「セカンドイシュー!」

奴め移行プログラムを載せていたようだ

「おらあー!」

「グッ!?・・」

「牙道くん左に避けて!」

「!」

どこからともなく声が聴こえ、言った通り回避できた

「シャロン!お前なんで来た!?お前はまだ・・」

「私だって手助けしたいもの!」

シャロン・・そこまで・・

「シャロン・・」

「おいテメエが夏目の気持ちを分かってあげられないでどうする・・ありがとうな夏目おかげで助かった」

「そこにNTがいやがるかあ!」

奴がライフルを撃ってくる

「危ない!」

「なっ!?・・」

シャロンが牙道を庇い被弾してしまう

「キャア!?・・」

「夏目!」

「イヒヒ、女なんかかこって甘ちゃんになったかテメエはよお!」

「貴様!・・」

そしてその頃

「「ヴァンパイアファングブレイブ」!」

「プリストルだけでは分が悪いようだねなら・・」

ヒュン!

敵はXアストレイに移行しドラグーンの嵐を照射する

「ッ・・私は負けるわけにはいかないのに・・でもこのままじゃ璃美の体がもたない・・これをミスったら璃美まで死んでしまう・・」

「フィナーレだ」

ドラグーンが集合しフルバーストを撃ってくる

「・・やるしかない!「ヴァンパイアサインシステム」!」

キイン!

ドーン!

「なっ!?・・ど・・どこにいった!?」

「「ヴァンパイアファングヴァイト」!」

「なに!?」

「このまま壁に叩きつける!」

 

「そらあー!」

「ググッ!?・・」

ドコーン!地面に叩きつけられる牙道

「チイ!?」

シャロンは攻撃を受けてしまい気絶してしまっている

「オイ!夏目、目を覚ませ!寝ている場合じゃねえ!」

牙道がなんとかシャロンを起こそうとするが目覚める気配がない

「ったく・・」

「オラオラオラァー!」

「チイイー!?」

その頃

「このまま壁に叩きつけて地面にも叩きふせる!」

「クソ!動けない!?この僕がやられるのか!?」

「いってえー!」

「推進力が低下して身動きがとれん!くあ!?・・」

「んなあっ!?」

ガン!Xアストレイとアストレイミラージュセカンドイシューがぶつかり合う

「て、テメエなにしやがんだよ!?」

「僕だってしたくてした事じゃない!」

口喧嘩を始めるが

「待て!・・なあ、あの女連れていこうぜ!」

「!・・ああ僕もそれは名案だと思うよ」

二機がシューテイングスターEGに向かっていく

「させるか!」

牙道がすぐに察知し止めようとするが

「ウッゼエんだよ!ドラァー!」

「ぐああああああー!?・・・」

セカンドイシューのコンパクトソードブレスレットによってブラッディアは斬り飛ばされてしまった

「いくよ春羅、今は撤退しよう」

「アバヨオ!」

彼等はシューティングスターEGを、シャロンを連れ去ってしまったのだ

「シャロンー/夏目!?・・」

俺達は嘆く

「何逃がしてんのよ!?」

ヴァンパイアEGが悔しがる

「お前は園龍寺さんの変化した人格か?」

「いいえ、違うわ・・私は璃美の姉の瑠流香よ」

「なに!?・・」

その人って死んだんじゃあ!?・・

「だから言ってるでしょう!私は既に死んでいるんだけど妹を守る為に魂がヴァンパイアEGの力で定着したのよ!」

「そう何度も言わんでもええわい!」

何?この段違いの娘は?

「言っておくけど妹がアンタに気を許しているからって指一本触れさせないから!」

「・・へーい」

「それだけ!じゃ私はまた妹の中で眠るから」

そう言ってフッといつもの園龍寺さんに戻る。

「?」

当の本人はキョトンとしていたが

「お姉ちゃん・・」

あ、何があったか少なからず覚えてはいたようだ

「ガァッ!?・・」

「牙道!?」

牙道が突然もがき苦しみだしたのだ

「おい!?」

「傷があー!傷があー!?・・・・・」

そう言って牙道は倒れてしまった。

そして牙道はまた病室生活を強いられてしまった

それから二日後

皆を招集させて事の起こりを俺が話した

「・・シャロンがさらわれた!?何の冗談なの!?」

桜乃が信じたくない気持ちが大きくかなりの驚きをみせる

「冗談なんかじゃねえ・・本当だ!」

なんとか回復し起きていた牙道が付け足す

「夏目さんをさらったその二人組の中に円龍寺さんのご家族の敵もいるのですね・・」

「あのメガネ!あと少しだという所で逃げられたわ・・」

「天使覚醒までしたのにこんな事態になるとは俺も予想できなかった・・」

あの場にいた全員が予想だにしなかった重い事態

「でどうするつもりだ?牙道」

「決まっている!俺が奴等を倒して夏目を取り戻す!

テメエはどうするつもりだ?」

「俺は今回はお前に譲ってやる」

「私達も同行させてもらうけどね

今度こそあのメガネをやっつけてパパやママのそして私自らの復讐をしてやる!」

「牙道いくのか!」

「おの?」

刀紫郎さんがなにやら朗報をもってきたようだ

「コレも持っていけ息子よ!」

「アレは!?・・ギガギアガンダム!」

見ると紛れもないギガギアガンダムがそこにはあった

「そう!これはカオス君の試作一号機より改良した二号機だ!

ああAI操作性なら牙道に合わせてあるから問題無いぞ!

あと例の二人組についてもハートリックのお嬢ちゃんが調べてくれたよ

次の奴等の狙いは中国、上海だそうだ」

「父さん・・ありがとう!じゃあ俺行ってくるよ!」

「おじ様私達にも手配しておいてくれますよね?」

「はははそういう事ならお任せだ!」

園龍寺姉俺の時と態度段違い・・

そう言って牙道は三日後傷を完全回復させ園龍寺姉妹と一緒に中国へと旅立っていった

 




機体設定をそろそろ公開しようと思います


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機体設定1

お待たせしました!機体設定ですw
Gフレに依頼した絵のあるのだけをひとまずは紹介していきます!



EX-G-00 カオスロストダークネスエクセリオンガンダム

本作主人公搭乗機体でありEXSERION-Gシリーズの一機

型式識別番号はEX-G00

最初はただの真黒だったが主人公の持つ闇と混沌の力が加わって変化した

「カオスダークネスサインシステム」闇色の輝きを放つ

武装 カオスの大鉈 主人公が独自開発{というより幽霊退治に使っていた武器をMS用に}した鉈

カオスダークネスブラスター 闇弾を出す中型銃

上記武器と連結できる

カオスダークネスグレイブ 闇炎を出せる爪型武装

起動キー ICカード

「SAIN-SYSTEM」EXSERION-Gシリーズにだけある機体性能を上げるシステム

機体によって輝きが違う

またトランザムとは違い疑似システムが製造されにくい用に設計されてある。

パイロットが気絶などで意識を失わない限りずっと稼動させていることが可能である

ノヴェインマインダー{NM}唯一EXSERION-Gシリーズの機体、サインシステムを動かせる能力者であり判別する方法はイノベイター、コーデイネイター、NT、Xラウンダーのいずれかを二つ以上持つ者をさす 

起動キー EXSERION-Gシリーズ機体、サインシステムを動かすのに必須な特殊なキー

それぞれ色々な形をしている

 

【挿絵表示】

 

EX-G-01 デーモンレイガジールエクセリオンガンダム

機体型式式熱番号EX-G01

主人公を許婚というメインヒロイン、砂式院恵が搭乗しているEXSERION-Gシリーズの内の一機

妖の力を持っているので妖力を持っている彼女にとって最高の機体である

「トレースシステム」がありハイド機体も感知可能である

武装妖刀「風斬」彼女が所持する刀をMS用に改良開発された武器 妖力を纏って斬り出すことが可能

デーモンレイガブラスター 妖力を糧にして妖炎を撃ち出す銃

デーモンレイガグレイヴ カオスロストダークネスとほぼ同じ武装 違う点は妖力を糧にしたビームを注ぎ込み、その爪で攻撃する

「デーモンレイガジールサインシステム」真黒の輝きを放つ

起動キー 刀型の鍵

 

【挿絵表示】

 

EX-Gー03 シューティングスターエクセリオンガンダム

主人公の2nd幼馴染である夏目シャロン専用のEG。

だが本人が超が付く程のドジッ子なためあまり使いこなせてはいない

機体カラーは桜模様なピンク

武装を見るとコミカルな武器が多い。

武装 シューティングスターハンマー 星が描かれたピコピコハンマーだが普通のハンマーより吹き飛ばせれるハンマー

シューティングスターバズーカー 星形の弾を撃ち出すバズーカー

シューティングスターバルカン  

「シューティングスターサインシステム」桜色の輝きを放つ

起動キー 桜の花びら型の鍵

 

【挿絵表示】

 

EX-Gー07 ヴァイアライズビートエクセリオンガンダム

武装 ヴァイアライズギタービームショットガン&ソード{モードチェンジ武装}

「ヴァイアライズサインシステム」真紅の輝きを放つ

エネルピック ビームを流したピック型の手榴弾

起動キー ピック型の鍵

メインヒロイン、如月愛歌の駆ける音楽の力を持つEG。

武装は上記の通り少ないがそのかわりに機体スペックが高い。

必殺技はあらゆるシステムを強制停止させる「ヴァイアライズビート」と音波を放って敵の装甲を貫く「ヴァイアライズ・ザ・ビート」の二つがある。

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 




ひとまずはこれで!w
あとカオスダークネスEGの武装が蛇になってしまっているのは描いた人が鉈と蛇を勘違いしたからですw
あと流星EGのハンマーですが描いてくれた人の見解で省略されましたw
そこまでは気配れなかったw


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キャラ設定集2

お待たせ!本来ならもっとはやくにw


・神名先牙道{カミナサキガドウ}本作の二人目の主人公。

先天性イノベイター、Xラウンダーのノヴェインマインダー。

幼い頃から重度のファザコンでそのせいか正体がバラされるまで成りすましていた偽物の父親に気付かなかった。

その偽物にエクセリオンガンダムとノヴェインマインダーの力を利用され数々の国のテロ活動に殉じていた。

中国でのテロ活動が長引いた時に出会ったメインヒロインの一人、夏目シャロンの事が気になっていたが・・

搭乗機体はEX-G-14 ブラッディアエクセリオンガンダム

・神名先麗華{レイカ}上記キャラの実妹でメインヒロインの一人。

NT、Xラウンダーのノヴェインマインダー。

兄である牙道とは違く変貌していた偽物の父親に気付いていたが彼と彼に騙されていた兄に暴力を受けて主人公に出会うまでテロ活動をするのに従うしかなかった。

助けられた後主人公に恩を返そうとメイドの恰好をして転がりこんでくる。

ルナティックの起動キーでもある指輪は彼女が病床で死際の母親から託された形見でもあり大切にしている。

アッチ方面の知識はほとんど皆無。

機体 EX-G-13 ルナティックエクセリオンガンダム

・神名先刀紫朗{トウシロウ} 上記キャラの実の父親でノヴェインマインダーの存在の定義を掲げ大半のEXSERION-Gシリーズ、サインシステムの開発者。

危篤状態だという愛する妻と心配する子供達の元へと駆けつける為にEG開発を途中で放り投げて急いでいたが彼の親友であった中井郷三郎により命を狙われ事故に遭う寸前に三人目の主人公である仮屋に間一髪の所で救出され牙道達の一騎打ちまで身を隠しEG開発を続けていた。

妻の死際や葬式に間に合わなかった事を酷く悔やんでいるその分子供達の事を考えている。

たまにいらないコトを吹き込むがw

・中井郷三郎{ナカイゴウサブロウ}

神名先刀紫朗の親友であったが彼から聞いたノヴェインマインダーの力を私利私欲に利用しようと彼が手がけていた二機のEG{ブラッディアとルナティックの事}を強奪した上に彼を亡き者にまでしようとしたが仮屋の手により彼は助かっていた。{郷三郎本人は確かに死んだはずと思っていた}

その後整形し牙道達を騙してテロ活動で名声を高めようとしていたが、力を合わせた麗華と主人公の連携戦術の前に倒された後無期懲役となった。{死刑を免れたのは彼の指導していたテロ活動のほんの一部が良い方向に向かった為。例えば表では人柄のいい王族が裏で犯罪を犯していたり}

・仮面屋仮屋{カメンヤカリヤ}本作三人目の主人公。黒バイザーを被っており素性は謎に包まれている。

窮地に追い込まれていた刀紫朗を救出した後彼をかくまっていた。

コーディネイター、XラウンダーのNM。

機体EX-G-17ヴァルガジアナイトEG

・有栖川アルコリット

メインヒロインの一人。

天使族で純生種イノベイターとNTのNM。

左目に眼帯をしているが見えないわけではなくオッドアイである事を周囲にあまり知られたくないらしく付けている。

主人公にEGを天使化させる鍵の存在を教えた。

仮屋とはどうやら関係があるらしい。

NT,コーディネイターのNM。

機体EX-G-11 フレイマーフォースEG

・フィア・ロー メインヒロインの一人。

元は天使だったが黒幕である聖天使、ユズラエルの罠にかけられて堕天使になってしまったあげく彼の画策で操られてしまった主人公に裏世界で殺され、表世界に転生した。

この時ユズラエルに偽の記憶を植え付けられ主人公が自らの意思で自分を殺したと思わされていた。

裏世界で堕天使になった時に出会い、優しくしてもらった主人公に淡い気持ちを抱いている。

表世界で本当の記憶を取り戻した時に気持ちも取り戻した。

が・・裏世界を滅ぼしかけ、また主人公の傍にいるユリシアにはいまだに激しい憎しみを抱いている。

Xラウンダー、コーディネイターのNM。

機体 EX-G-15 カースロストEG

・神崎瑠璃{カンザキルリ}メインヒロインの一人。

かなりの超ド天然で電波だが優等生な少女。かなり猫が大好きで家はほとんど猫の巣窟と化しているw

NT、XラウンダーのNM。

機体 EX-G-12 イクスヴェルEG

・園龍寺璃瑠{エンリュウジリル}

メインヒロインの一人。

上記ヒロインよりはマシな電波少女。

一年前に旅行先で戦争に巻き込まれ家族を失っている。

そのせいかあまりMSが好きではなく戦闘の様子を見ると気絶してしまう。

NT,先天性イノベイターNM

機体 EX-G-18 ヴァンパイアEG

・園龍寺璃流香{リリカ}

メインヒロインの一人。

上記ヒロインの姉だが上記理由で既に亡くなっている。

だが妹である璃瑠を守る為と家族を殺した姶良鏡への復讐の為に彼女の体を借りて出撃した。

以後、戦う気力の無い妹に変わって戦闘する。

変な虫{主人公+その他の男のこと}が付かないように度々人格が入れ替わる。

NM資質、機体は妹と一緒。

・騎馬春羅{キバハルラ}

牙道と因縁のあるコーディネイターの雇われ傭兵。

破壊活動を主に楽しんでいる。

主な搭乗機体 アストレイミラージュフレームシリーズ

・姶良鏡{アイラカガミ} 春羅とコンビを組んでいるXラウンダーの知的メガネ青年。

春羅以上に危険な存在で一年前の戦闘に巻き込まれていた璃瑠の家族を躊躇無く殺した程人論が破綻している。 

主な搭乗機体 ドレッドノート、Xアストレイ、AGE-2ダークハウンド

・聖天使ユズラエル ヒロインの一人のフィアを罠にかけ堕天させたあげく裏世界を滅ぼそうとした張本人。

いまだユリシアの完璧なNMの力を利用して神になろうというドス黒い強大な野心を持ち彼女をまた手中に収めようと刺客を送り込んでくる。

 

 

 

 



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