真・女神転生TRPG 魔都冬木200X (龍委員長)
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突然の訪問
本当は、キャラメイク編書きあがってから同時投稿すべきだとは思ったんですが、我慢できませんでした。
しばらくお待ちください。
相変わらず衛宮邸には美女が集まるようです。
なお、時間軸や世界線は、ホロウ的なご都合時空です。
衛宮邸 居間
セイバー:ズズズ・・・(お茶をすする)
ピンポーン
セイバー:おや、どなたでしょう
衛宮邸 玄関
セイバー:少々おま
ピシャーン
蒔寺 :勝利への脱出!!
セイバー:?!
蒔寺 :お。セイバーさん発見!
セイバー:あ、あなたは、カエデ。
もうしわけありません、シロウでしたら今は出かけているのですが・・・
蒔寺 :お、あのバカスパナ居ないんスか? それは好都合!
サル君、今日・・・
ズビシィ
蒔寺 :わぁっ!
セイバー:あ、カネ、ユキカ、それにアヤコ。
氷室 :お騒がせして申し訳ない。
三枝 :おじゃまします。
美綴 :(ビクビク)お、おじゃまし・・・
ライダー:(ダダダダダ)アヤコ?!
美綴 :ひぃっ?!
佐伯 :ど、どうしたの美綴さん?
セイバー:おや? あなたは?
佐伯 :あ、初めまして。衛宮くんと同じ学校の、佐伯直美といいます。
セイバー:これはご丁寧に。わたしはここに逗留させていただいています。セイバーとお呼び
ください。
ライダー:私は、ライダーと。
セイバー:皆、わざわざ来ていただいて申し訳ないのですが、先ほども言いましたようにシロ
ウは出かけておりまして。
蒔寺 :心配いらないっすよ。あたしらの目的は衛宮じゃなくて、セイバーさんたちっすか
ら。
剣&騎 :わたしたち?
衛宮邸 居間
佐伯 :実は、氷室さんたちからセイバーさんたちのことを聞いて、一緒に遊べないかな、
と。
セイバー:うれしいですね。こうやってわざわざ訪ねてくださるとは。
その思いには報いねばなりません。私はかまいませんよ。
ライダー:私も今日はバイトがありませんし、アヤコがいっしょなら喜んで。
美綴 :(ブルブルブル)
アーチャー:騒がしいな。客人か?
一同 :あ。
にゃーにゃーず:正義の人!
アーチャー:ぐ。
セイバー :せいぎのひと?
三枝 :この前、木の上から降りれなくなってた子猫を助けてくれたんです。
氷室 :颯爽と現れ、跳躍、救出後は名乗りもせずに去ろうとする。まさにヒーローもの
活劇そのものでした。
アーチャー:君たち、あの時も言っただろう! 私はそんな優しい人種ではないと!
セイバー :照れることないではありませんかアーチャー(ニヤニヤ)
ライダー :そうです。善行には賞賛。当然の摂理です(ニヤニヤ)
アーチャー:ぬぅ・・・
セイバー :そうです。アーチャーあなたもいっしょにどうですか?
アーチャー:? なんの話だね。
ライダー :アヤコたちが私たちと交流しようと催してくれたのです。
アーチャー:予定外の人間が増えては迷惑だろう。まして女性だけの集まりに男が1人まぎれ
るというのも・・・
佐伯 :あ、人数は大丈夫ですよ。1人ぐらい増えても問題ない遊びなので。
蒔寺 :正義の人なら、いつかのアロハのにーちゃんみたいに変なことしたりはしないだ
ろうし問題ないよな?
剣&弓&騎:(ランサー・・・)
アーチャー:ふぅ。わかった付き合おう。凛も居ないことだしたまにはくつろがせてもらおう
か。
三枝 :やった
アーチャー:ただし! 次に私を正義などと呼称したら即座に退席させてもらう。私のことは
アーチャーと。
女学生たち:わかりました。
アーチャー:で? 何をするのかね?
佐伯 :あ、はい。コレです。
セイバー :書籍・・・ですか
佐伯 :これは今回遊ぶゲームのルールとデータが収められた本です。
ライダー :真・・・女神・・・転生・・・TRPG・・・ですか
アーチャー:ほう。TRPGか。しかもメガテンの・・・
セイバー :知っているのですか? アーチャー
アーチャー:あぁ。と言っても遊んだことは無い。TRPGというジャンルと、このゲームの
原作である真・女神転生を少々かじっているだけだ。
氷室 :海外の方である、セイバーさんやライダーさんには単にRPGと言った方が伝わ
りやすいですかね。
セイバー :役割を演じる遊戯・・・ですか。
アーチャー:ルールを設けたごっこ遊びとでも言うのかな。キャラクターの得手不得手などの
データをまとめ、行動の成否が確定していない事柄には、ダイスを使った乱数を
用いて成功したか否かを決める。
あとは、物語の進行役が状況を提示してくるので、自分の役柄ならどういう行動
を取るかを宣言し、ダイスを振りながら物語を即興で作り上げていくゲームだ。
佐伯 :アーチャーさんはお詳しいですね。メガテンのこともご存知のようですが。
アーチャー:あぁ。神話・伝説に語られる妖精・悪魔・天使その他人ならざるものが現実世界
に侵攻してくる物語だな。
舞台が近未来の日本ゆえにSFとファンタジーが同居しているのが特徴だな。
登場する神話上の存在をひとくくりに「悪魔」と呼称するのもこのゲームの大き
な特徴といえるだろう。
ライダー :天使すらも悪魔、ですか・・・
アーチャー:あぁ。たしかペンドラゴンが悪魔として出てきたこともあったな。
セイバー :?! ち、ウーサー王が?
アーチャー:王の威光に対する信仰を竜格に昇華したもので王当人ではないが。
そして、悪魔たちの侵攻を阻止するのではなく、悪魔同士の争いに人間が巻き込
まれるというのも特徴的だな。
ライダー :悪魔同士の争い?
佐伯 :皆さんと遊ぶ中でその要素を強調するかどうか未定ですが、
原作では、キリスト教系の悪魔とそれ以外の多神教系の悪魔の対立が1つの軸に
なっているんです。
美綴 :宗教紛争に、信仰の対象ご本人が降臨した感じですね。
セイバー :なるほど。
佐伯 :まぁ、原作どおりの展開になるとは限りませんし、現段階ではいろんな神話や伝
説の存在が出現するSF風ファンタジーゲームだと思ってもらえれば十分です。
蒔寺 :細かいことはやりながらでいいだろ。早く始めようぜ。
佐伯 :そうですね。ではまず、皆さんの分身であるプレイヤーキャラクター(PC)を
作りましょう。
アーチャーが語りすぎかな、とか聖杯からの現代知識にサブカルチャーは含むのかな、とかいろいろ思うところはありますが、こんなノリで進みます。
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キャラメイキング
といっても、キャラメイクの方法を説明しただけで、データはまだ出てません。
本編オープニング内で上手く提示できたらな、と思ってます。
2021.1/7 誤字報告をいただきましたので、修正させていただきました。ご指摘ありがとうございます。
衛宮邸 居間
佐伯 :では改めまして、進行役、ゲームマスター(GM)を勤めさせ
ていただきます。佐伯です。よろしくお願いします。
パチパチパチ
佐伯 :衛宮家の皆さんは突然の訪問にも関わらずご参加いただきあ
りがとうございます。
セイバー :シロウは心の広い人です。大丈夫でしょう。
アーチャー:狭苦しい場所だが好きに使うといい。
佐伯 :は、はぁ。
まずはキャラクターメイク。皆さんの分身を作っていきま
す。
お配りしたキャラクターシートを見てください。
まずは、『種族/悪魔名』の欄。
基本的には人間ですが、悪魔のデータを使って、人間に協力
する悪魔、と言うのも作れます。
今回は制限を設けないのでお好きなほうをどうぞ。
三枝 :悪魔になるメリットってあるの?
佐伯 :はい。今回は皆さんレベル1のキャラクターを作ってもらい
ますが、悪魔は+5つまりレベル6までのデータから選ぶこ
とができます。その分、成長は人間キャラクターより遅くな
りがちです。
ただ、このゲームは2種以上の悪魔を合体させることで全く
別の悪魔に姿を変えることができるので、ゲームが進めば経
験値以外での強化が可能になるのが悪魔PCの楽しさの1つで
す。
※サプリメント「セフィロトの魔界」が無いため悪魔PCだけクラスシステム1を改造したキャラメイクになります。
ライダー :では、私は悪魔で作ってみましょう。どうせならいろいろな
者を演じるのも面白そうです。
佐伯 :了解です。ではライダーさんは、ルールブックに収録されて
いる悪魔のデータからレベル6以下のもので使いたい悪魔を
選んでください。属性の欄に『ダーク』と書かれている悪魔
はPC側にはあまり向かないのでそれ以外でお願いします。
ライダー :わかりました。
佐伯 :人間PCの皆さんは、キャラクターが持っている技能をクラス
という形で1つ選んでもらいます。
蒔寺 :1つ? シートには3つ書くトコがあるぞ?
佐伯 :えぇ。でもそれはまだ選べません。キャラクターが成長する
ことで2つめ、3つめのクラスに覚醒することができます。
各クラスには『覚醒キーワード』というものが設定されてい
ます。これは、そのクラスに覚醒するきっかけとなるイベン
ト/出来事です。2つ目以降はレベルに加えてこの覚醒キー
ワードに該当する出来事を経験していないとクラスは増えま
せん。
今回選ぶ1つめの覚醒キーワードは、すでに経験したものと
しますので、キャラクターの背景設定を考える参考にしてく
ださい。
佐伯 :クラスを選んだら次はクラス・スタイルです。各クラスに割
り当てられたクラスを選択することで、そのキャラクターの
得意分野を更に細分化します。
美綴 :? クラスを選べばおのずと得手不得手は別れるだろ。
佐伯 :そのとおりですが、例えばクラス『自衛官』には『射撃:銃
器』『格闘:無手』『情報:捜査』の3種のクラス・スタイ
ルがあります。
射撃を選んだ自衛官は銃器の扱いに長けた近代戦闘を得意と
する自衛官。
氷室 :なるほど。逆に情報のスタイルなら戦闘よりも諜報を得意と
すると言うことか。
佐伯 :その通りです。ひとくちに自衛官と言っても仕事は様々です
からね。
佐伯 :選んだクラスの能力値をメモしておいてください。それが皆
さんのレベル0の能力値です。
セイバー :0?
佐伯 :キャラクターはレベルが1上がるごとに能力値を1点上昇さ
せることができます。
今回皆さんはレベル1からのスタートなので今メモした能力
のどれか1つに1点加えてください。それがレベル1の能力
値です。
アーチャー:ふむ。・・・能力の伸ばし方のセオリーなどはあるのかね?
佐伯 :そうですねぇ。低レベル帯のときは長所を伸ばすのがセオ
リーでしょうか。もしくは『体能力値』ですね。HPの総量と
防御力に直結するので生存力そのものです。
アーチャー:なるほど・・・
佐伯 :次にスキルの習得ですね、全クラスレベル1で何かのスキル
を覚えるのでそれをシートに記入して、レベル1の時点で追
加で1つスキルが覚えられるので、選んだクラス・スタイル
か一般に属するクラスの中から1つスキルを習得できます。
三枝 :ここは長所が生かせるのを取るのが良いのかな?
美綴 :だな。
佐伯 :次に初期装備の配布ですね。各クラス覚醒した時点で手に入
るものが決められているのでアイテム欄に記入して下さい。
武器や防具は装備しておいてかまいません。
氷室 :(他のメンバーのシートを見つつ)クラスごとにもらえるもの
がかなりバラつきがあるのだな。
佐伯 :次は背景設定です。覚醒キーワードとは別に、そのキャラク
ターが体験した出来事、抱えている思いなどを決めます。表
があるのでダイスで決めても良いですし、好きなのを選んで
もOKですよ。
セイバー :いろいろあるのですね。迷います。
アーチャー:迷ったのならばダイスの神にお伺いを立てるのが慣例だ。気
に入らなければ振りなおすなり選ぶなりすればいい。
佐伯 :背景設定が決まると自動的にコネも決まります。コネはその
名の通り、キャラクターがもつコネクションです。シナリオ
中様々な支援を受ける事が期待できます。
佐伯 :各判定値や戦闘データはシートに書いてある数式に従ってく
ださい。
最後に背景設定や覚醒キーワードを参考に、キャラクターの
パーソナルデータ(名前や年齢など)を決めれば完成です。
佐伯 :『絆・コミュニティ』欄にコネの名前を書き込んで置いてく
ださい。
『貢献ポイント』の所にはレベルの3倍。皆さんは3点です
ね。それを好きに割り振ってください。
三枝 :何に貢献したポイントなの?
佐伯 :コネそのものにです。まぁ、どれぐらい仲良くなっている
か、程度の認識でOKです。
貢献ポイントが多くなると受けられる支援も大きいものにな
ります。
セイバー :あの・・・『追加コネ』でコネクションが4つ在るんです
が・・・
佐伯 :あぁ、セイバーさんのキャラクターはみんなよりコネが多い
んですね。じゃぁ特例に4点の割り振りを許可します。
セイバー :ありがとうございます。
(PC作成中)
ライダー :ふむ・・・
佐伯 :どうしました?
ライダー :いえ、この悪魔で行こうと思うのですが・・・
佐伯 :レベルも属性も条件を満たしているので問題ありませんよ?
ライダー :しかし、せっかくレベル6からスタートできるのに、この悪
魔のレベルは5なのが口惜しく・・・
佐伯 :あぁ、なるほど。ではライダーさんのキャラクターは1回だ
けレベルアップを認めましょう。
ライダー :良いのですか?
佐伯 :まぁ、コレくらいは問題ありません。ただ悪魔PCのレベル
アップは上昇する能力値がダイスで決まるので思ったように
成長できないことと、5から6へのレベルアップでは追加ス
キルを覚えないので判定値を修正するだけですが。
ライダー :いえ。助かります。
佐伯 :データが完成したら最後にPC間の関係を決めます。
席順で隣に座っている人との関係を決めていきましょう。
美綴←→ライダー←→蒔寺←→アーチャー←→三枝←→セイバー←→氷室←→美綴
佐伯 :では、出来上がったところでシナリオを始めたいと思いま
す。
第1話へ
今回、普段のPLとは違う方向性のPCという作りにしたつもりです。
一部PLの願望がもれています(?)
今回はPC(パソコンのほう)がぶっ壊れないことを祈りつつ・・・
つづく!
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第1回『怪談』 属性評価投票 締め切りました
オープニングフェイズ1
衛宮邸 居間
佐伯(以下GM):では始たいと思います。まずは今回予告から。
セイバー :今回予告?
GM :はい。今回のシナリオの雰囲気と内容の一部を公開するこ
とでPLに、行動指針を示すものです。
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今回予告
草木も眠る丑三つ時・・・
とある商家でのものがたり・・・
夜な夜なすすり泣く女の声・・・
それを機に体調を崩すものも現れて・・・
真・女神転生TRPG 第1話『怪談』
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GM :というわけど、今回は庭に幽霊が出没するようになってし
まったお家の物語です。
美綴 :おぉ・・・なかなか雰囲気出すじゃねぇよ。
氷室 :まぁ、おかげで蒔の字がアルマジロになってしまっている
んだがな。
蒔寺 :(ガタガタガタガタ)ふ、ふざけんなよ投子! 楽しく遊ぶのに
何で怪談なんだよ!!
GM :いや、弱点攻撃のつもりは全く無いですし、内容自体は全
然怪談になりませんから安心してください。
蒔寺 :ほんとかぁ?
GM :信用ありませんねぇ・・・じゃぁ蒔寺さんのオープニング
は(OP)は後に回しましょうか・・・
と、その前に、このセッションの舞台は『十六夜市』とい
う架空の都市です。都会と言うほど発展もしておらず、田
舎と言うほど寂れても居ない、と言う感じの地方都市だと
思ってください。
さて、導入として使いやすいのは・・・氷室さんのキャラ
ですかね。
氷室 :? 警察とコネがあるからかね?
GM :はい。それではOPシーンの前に自己紹介をお願いします。
氷室(以下メガーヌ):うむ。名は「メガーヌ」日系フランス人の女性で
年齢は二十歳。
ルイ・サイファーと名乗る謎の男が現れ、私に興味がある
という。こちらとしては気味悪い限りだが、彼が現れると
高確率で悪魔と出くわすので、切り抜けているうちに悪魔
と戦えるだけの技を身に着けていた。
彼が何者なのか追ううちに、悪魔専門の刑事、浦田警部と
知り合いになり、今度は警部殿の頼みで悪魔と戦う日々に
なってしまった。
と言う感じでかまわんかね?
GM :OKです。クラスは気孔拳士、スタイルは格闘:無手。戦闘
特化型ですね。
メガーヌ :あぁ。悪魔を指先1つでダウンできるようになるのが目標
だ。HPが低いのが不安ではあるのだが・・・。
GM :気孔拳士は攻撃特化型のパラメータで防御面が低いですか
らね。
さぁ、ではOPです。場所は・・・警察署の一室使われてい
ない小さめの会議室で。
メガーヌさんが浦田警部に呼び出されたところからです。
メガーヌ :うむ。
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メガーヌ OP
十六夜市 警察署 会議室
メガーヌ :指定された会議室のドアをノックするぞ。
GM :「はいれ」 と男の声が返事をします。もちろん、メガー
ヌさんには聞きなれた浦田警部の声です。
メガーヌさんが中に入ると警部は、お茶を入れながら話し
始めます。
「すまんな。急に呼び出して」
※浦田警部:日本版Xfileこと警視庁0課の刑事。窓際部署だったはずが悪魔の出現で最近は忙しい。ただし、0課自体は警察内ではトンデモ部署扱いなのでいまだ肩身は狭い。
メガーヌ :「急でない呼び出しだったことがあって?」
促されてもいないのに手近にあった椅子に腰をかけながら
軽く嫌味を言おう。
美綴 :お? 高飛車系か?
メガーヌ :うむ。どうせなら思いっきり自分と違うタイプにしてやろ
うと思ってな。
いっそ、見た目もツリ目で、髪も縦ロールツインテールに
するか。
GM :なるほど、では浦田警部は苦笑とため息をまじえながら
「それは、悪うございました。お嬢様」と慇懃に頭を下げ
た後「だがまぁ対応できると信じているからこそそちらに
話を振るんだがな」と
メガーヌ :では、テンプレどおりに
「ふ、ふん。別にわたしはあのルイを追うための修行つい
でに付き合ってあげてるだけですからね」とそっぽを向
く。
蒔寺 :うむ。よいツンデレだ。
メガーヌ :「で? 用件は?」
浦田(GM) :「あぁ、実は老舗和菓子屋「文化館」の本邸の庭で幽霊が
出ると騒ぎになってるんだ。目撃者も居るし、その幽霊が
出てから体調不良を訴えるものも出てきている。ただの怪
談話でも無さそうだ、頼めないか?」
とメガーヌさんの顔を見つめます。
メガーヌ :「その幽霊とルイの関係は?」メガーヌとしては譲れない
ところを確認しておこう。
浦田 :「今のところ不明だ。調べれば何か出るかもしれん」
アーチャー :ずいぶんと狡猾な刑事だ。
GM :まぁ、真面目ではあるんですけど、自分の手に負えないこ
とはすぐに別の部署/機関に丸投げする人ですから。
メガーヌ :では、その安い挑発に乗らざるを得まい。
「はぁ、わかりました。引き受けましょう。ただし、高く
付きましてよ」
浦田 :「すまんな」と苦笑して、シーンを切りましょう。
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GM :メガーヌさんにはキーワード(KW)「幽霊騒ぎ」をお渡ししておきます。
メガーヌ :このKWを追ううちに真相へ、という感じか。
GM :はい。そうです。
次のキャラクターのOPですが、メガーヌさん同様にノンプ
レイヤーキャラクター(NPC)から別口で依頼を受ける形で
もいいですし、メガーヌさんからPC間の関係をたどってみ
んなにお願いする形でもいいんですが・・・
メガーヌ :ふむ。では、セイバーさんと美綴嬢へは私から連絡を入れ
たことにしよう。
実は2人との関係が両方とも「ビジネス」となったので、
過去に事件に関して手伝ってもらったことがある、という
事で。
GM :了解です。セイバーさんと美綴さん、どちらからいきます
か?
セイバー :では、私からいいですか。
美綴 :どうぞ。
GM :では、キャラの紹介からお願いします。
セイバー(以下宇佐):宇佐 有人(うさ あると) 民俗学者をしてい
る30歳の男性です。普段は大学で講師をしていますが、
学生の1人である橘 千晶にオカルト情報を延々と聞かさ
れているうちに、最近目撃される悪魔たちが自分が専攻す
る民俗学で取り上げる伝承そのものである事に気づき、よ
り探求するようになりました。
そんななか、ある事がきっかけで復讐心を持つようになり
ます。その復讐に協力してくれているのが、アンジェラ・
F・グレゴリウスという尼僧です。神職にある人物なので
全面協力ではないかもしれませんが。
復讐の対象は、ダイスで決めて目加田という人物になりま
した。物理学者のようなので復讐の内容は学問とは無関係
なようですね。
GM :まぁ、そのあたりはおいおい決めていきましょう。
宇佐さんのクラスは民俗学者、スタイルは情報(捜査)。
情報収集に長けたキャラですね。
宇佐 :えぇ。覚えたスキルも戦闘用のものが一切無いので、戦闘
になった際は皆さんの影に隠れることになるでしょう。
あ、スキル「研究者」でKWを3つ取得しています。取得し
たのは「英雄」「魔術」「食文化」です
三枝 :なんだか3つめだけ毛色が違いますね。
宇佐 :えぇ。もともとはそちらが専門だったのですが、悪魔の出
現で研究の対象が拡がったという事で。
GM :では、OPはメガーヌさんから連絡が入るところからです。
----------
宇佐 有人 OP
GM :時間はメガーヌさんのOPの少し後、宇佐さんは今どちら
に?
宇佐 :平日でしたら、大学に居ると思いますが・・・
GM :では、研究室で講義の準備をしているところに、メガーヌ
さんから連絡が入るという事で。
宇佐 :了解しました。電話の着信相手を見てから電話を取りま
す。宇佐からメガーヌへの関係は友情なので、フランクに
行きましょう。
「もしもし? どうしたお嬢」
メガーヌ :「先生。「文化館の幽霊」についてはご存知?」
宇佐 :知ってて良いんでしょうか?
GM :噂ぐらいなら聞いていてOKです。特に宇佐さんのコネには
千晶様が居ますし。
※橘 千晶:真・女神転生IIIの重要キャラであるが、真・女神転生TRPG魔都東京200X(以下メガテンX)では大企業の令嬢という立場をフルに活用して好奇心を満たすオカルトマニア。
宇佐 :なるほど。ではメガーヌに返答しましょう。
「あぁ。学生の1人がそんな話をしていたと思うが・・・
それがどうした?」
メガーヌ :「あれについて、調査することになりましたの。手伝って
いただけますよね?」
性格上、やや上からものを言います。
宇佐 :こちらは友人と認識していますから、あまり気にはしない
でしょう。
「わかった。こちらの用事が済み次第合流しよう」
と、待ち合わせ場所を決めて電話を切りたいのですが。
GM :メガーヌさんから特に無ければOKです。
メガーヌ :問題ない。
----------
メガーヌ :では、次は美綴嬢のほうだな。
美綴(綾織):自己紹介からだな。
綾織 綴(あやおり つづり)17歳の女子高生だ。た
だ、交流関係はそんなに広くない。
というのも、幼いころから妙な幻を見ることがあった、そ
れが自分が関わりえない他人の現在だったり近い未来だと
解ったのは幻を見るようになってしばらくしてからだっ
た。幼いゆえの無邪気さで幻の話をすると、奇異の目で見
られた。人はどんどん遠ざかっていって気が付くと独り
だった。
その孤独感に漬け込むように近寄ってきたのが、IT企業の
お偉いさん(氷川)と近所の博物館の清掃員(?)(日下
部 一石)だ。どっちも怪しいが私の言うことに耳を傾け
てくれる数少ない存在だな。
あともう1こ追加でケルベロスとのコネがあるんだけど、
関係まで考えてなかった。
GM :べつにいいですよ、あとで考えても。
クラスは幻視者、スタイルは魔法(霊能)。情報収集と支援
ですね。
----------
綾織 綴 OP
GM :では、メガーヌさんがまた電話をかけてくるところ
綾織 :あ、GM。こっちから電話かけてもいいか?
GM :はい?
綾織 :幻視者としての演出って感じかな。メガーヌが依頼してく
るのを幻視してこちらから連絡を入れたって事で。
GM :なるほど。良いですね。
綾織 :じゃぁ、場所は下校途中の道端かな。宇佐との電話が終わ
るタイミングを見計らって電話しよう。
メガーヌ :着信相手をみて普通に電話を取るぞ。こちらからかけよう
としていたんだから、むしろ好都合だ。
綾織 :「あ、メガ姉ぇ、また何か面倒事に巻き込まれてる?」
メガーヌ :メガ姉ぇ?! いや、確かに以前マキジがMEGANEをメガネ
と読んだことが名前の由来ではあるが・・・
綾織 :メガーヌとの関係が「親族」になったからな、まぁ、従姉妹
とかそんな感じで。
メガーヌ :ま、まぁ。良いだろう。
「えぇ。ちょうどそのことで、あなたに連絡しようと思っ
てましたの。
あと、メガ姉ぇはやめてと言っているでしょう」
おそらく、長い期間呼ばれ続けたあだ名だろうからな、無
駄と知りつつ形式だけの抗議をしておこう。
GM :はい。内容は「かくかくしかじか」でOKです。
綾織 :「じゃぁ、また後で」
と待ち合わせ場所を決めてから電話をきる。
----------
宇佐 :友人と思っている宇佐や、親戚筋の綾織との関係をビジネ
スと言い切るメガーヌはずいぶんとドライな人間なんで
しょうか
メガーヌ :というより、協力者という認識だと思います。
友人/親戚としての認識もありますが、先生の知識や綴の
幻視は頼りにしているという事でお願いします。
宇佐 :なるほど。そういう解釈でも良いんですね。
GM :では、次は誰のOPをしましょうか。順番的には宇佐さんか
綾織さんの交友関係かとは思いますが。
三枝 :じゃぁ、あたしからでもいいですか?
ライダー :えぇ。どうぞ。
三枝(以下雪):えっと、名前は雪 三枝(ゆき みえ)。クラスは違うけ
ど実は自衛官で、ある任務で街の繁華街に潜入調査中だ
よ。潜入任務中に知り合った好事家さんに借金しちゃった
から、任務と返済に追われる毎日だよ。
GM :繁華街に潜入中でクラスがクイーン(鞭専用スキルが得
意)・・・これ、潜入先って・・・
雪 :・・・・・・(赤面)
GM :え、えぇと、スタイルは格闘:武器、鞭スキルでの前衛型
ですね。
雪 :う、うん。追加スキルでレベル1で覚えられるのと同じ
ウィップアタックが覚えられたから、ウィップアタックが
ランクIIに成長してるよ。
※スキルの成長:特定のレベルに達した時、またはすでに習得しているスキルを再度習得した場合、スキルが成長し効果が強化される。(雪の場合、クラス・クイーンがレベル1で習得するウィップアタックを、スタイルでの追加スキルでも習得可能だったため、追加スキルもウィップアタックを選択することで、ウィップアタックIIに成長している)
GM :宇佐さんとの関係は、宇佐さんからは「地縁」、雪さんか
らは「友情」ですか。
宇佐 :宇佐にとっては、研究のために取材した地元民という感じ
でしょうか。
雪 :雪は、宇佐さんの調査に協力しているうちに仲良くなっ
たって事かな。それでいいすか? セイバーさん。
宇佐 :えぇ、いいですよ。
----------
雪 三枝 OP
繁華街
宇佐 :では、直接話を持ちかけにいきましょうか。
GM :わかりました。場所は・・・繁華街から離れませんよね?
任務があるなら。
雪 :うーん。そうかな。時間帯が昼間だと何してるんだ
ろ・・・
蒔寺 :ナニ
メガーヌ :言わせんぞ!
GM :え、えぇと。あ、でも任務の報告とかありますよね。
雪 :あ、そうだね。じゃぁ、仮住まいのアパートで報告書でも
作ってるかな。
・・・いつ寝るんだろう?
宇佐 :そこへ、玄関をノックします。来訪自体は事前にアポを
とっておいたということで。
雪 :はい。じゃぁすぐに玄関を開けますよ。
宇佐 :・・・宇佐は雪の正体を知っているのでしょうか?
アーチャー :? どういうことだ?
宇佐 :いえ、宇佐にとっては土地の伝承などを聞き込んだ協力者
の1人ですし、ただの風俗嬢に幽霊騒ぎの解決依頼を持ち
込むというのは・・・
GM :ふむ。それもそうですね・・・
雪 :じゃぁ、何かの拍子にばれちゃってる事にして良いです
よ。
「他言無用でお願いしますね。せ・ん・せ・い (ハー
ト)」
みたいな事があったんじゃないかな。
綾織 :おぉ。三枝のセクシーロール
雪 :そこは、拾わないでぇ(真っ赤)
宇佐 :ゴホン・・・
では、出迎えてくれた雪に、幽霊騒ぎの調査をする事に
なったことを伝えます。
雪 :幽霊の噂は知っていてもいい?
GM :はい。(表の)仕事柄、お客さんから話を聞くこともあった
でしょうし。
宇佐 :「自衛隊のほうで何かつかんでいたりはしないかね」
雪 :どうかな?
GM :うぅん・・・。まだ0課しか動いていない段階ですから
ねぇ。人死にが出たわけでもありませんし、自衛隊はまだ
この件に関しては無反応です。というか組織としては噂も
入っていないんじゃないでしょうか。
雪 :私みたいに個人的に知っている人が居る程度なんだね。
「いえ。“うち”には、何も・・・」
宇佐 :「ふむ。そうか。まぁ、仕方ない。少し手伝ってほしいの
だが・・・」
雪 :「えぇ。いいですよ」
----------
GM :はいOKです。
蒔寺 :なぁ。セイバーさん
宇佐 :はい?
蒔寺 :データ的にはゆきっちのキャラって鞭攻撃のスキルしかな
いよな?
雪 :うん? うん。そうだね。
蒔寺 :そんな、ゆきっちのキャラに協力要請するって事は、当然
その鞭捌きを頼りにしてるって事になる、んだよな?
宇佐 :ふむ。なるほど、確かにそうなりますね。
蒔寺 :表向きは女王様なだけの、雪の鞭捌きを知ってる先生っ
て、店のきy
一同 :ブーッ!!
宇佐 :いや、・・・それはっ!・・・
雪 :そ、そうだ! フィールドワークだよ、登山とか森の探索
に同行したんだよ。
宇佐 :! そ、それです。悪魔ではなくても、獣に遭遇した時に
彼女の鞭で救われたのですよ・・・!
GM :で、では当事者2人の合意があったので、お2人の関係は
そういうものとします!
この話題はコレで終了です!
蒔寺 :ちぇー
GM :ゴホン!
えぇ、少し長くなってしまったので、ここで少し休憩にし
ましょう。
つづく
人数多いので、2回に分けます。
人数多いと均等にしゃべらせるのが難しいですね。
ライダーが一言もしゃべってません(汗)
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オープニングフェイズ2
衛宮邸 居間
GM :では、飲み物とお茶菓子の補充も終わったところで、OPシー
ンを再開しましょう。
ライダー :良いのですか? アーチャー。あの菓子は確かリンの・・・
アーチャー:私は、制止した。全ての責はセイバーが受けるとの言質も
取った。
だが私は、それを絶対に口にはせんからなっ。
女子高生s:(アーチャーさんにここまで言わせる遠坂(さん)
て・・・)
GM :え、えぇ・・・では次はどなたが行きましょうか。
ライダー :私でもいいですか?
蒔寺 :いいっすよ。
アーチャー:あぁ。私もかまわん。
GM :では、ライダーさん。キャラクターの紹介をお願いします。
ライダーさんは悪魔PCなのでクラスの代わりに、種族名、悪
魔名を。その後にキャラクター名をお願いします。
蒔寺 :んぁ? 悪魔名がキャラの名前じゃねぇの?
GM :えぇと、悪魔名はその悪魔の種類と言うか・・・
アーチャー:普通の動物にたとえると解りやすいか?
種族:犬。悪魔名:ラブラドールレトリバー。キャラ名:ポ
チ。
という感じかな。
GM :あ、はい。そうです。ありがとうございます。
アーチャー:一応、原作を知る者として多少は進行に協力しなくてはな。
蒔寺 :それでいくと、ライダーさんのキャラは・・・
ライダー(以下サー):あまり期待されても困りますが・・・
種族:妖精 悪魔名:ジャックフロスト です。
雪 :じゃっくふろすと
宇佐 :イングランドの雪の小人ですね。伝承によっては老人など姿
は様々ですが。
冬になると現れ無邪気ないたずらをするとされます。怒らせ
ると怖いという話も聞いたことがありますね。
メガーヌ :さすがセイバーさん。お詳しいですね。
宇佐 :いえそんな。たまたま地元の伝承だっただけですよ。
サー :説明が省けましたね。名前はサー。
綾織 :騎士様?
サー :sirではなく、serです。まぁ、適当でかまいませんが。
偶然人間界に来てしまったサーは、いつものようにいたずら
をしながら転々としていました。その過程ではぐれのデモノ
イドと知り合い、人間のエゴを実感しました。
※デモノイド:人工的に作り出された労働力としての悪魔。一種の人造人間。本来は大破壊(原作 真・女神転生1作目の中盤で起きるイベント)後、崩壊した東京が復興する際に生まれる技術なので現代を舞台にする場合は出現しないものだが、この卓ではハウスルールとして少数ながら既に実用化されているとした。
サー :そのため、人間を好ましく思っては居ませんが、もともとの
いたずら好きもあって、人間によくちょっかいを出していま
す。一応デモノイドの復讐を口実にしていますが、今ではい
たずらそのものが目的になっている節がある子供っぽい性格
です。
人間に近づきすぎてマスコミ関係者に追われることもありま
すが、まぁ、それも鬼ごっこの感覚で楽しんでいることで
しょう。
GM :ジャックフロストなので氷結相性が得意ですね。
※相性:攻撃手段(スキル)にはそれぞれ相性が設定されており、悪魔によっては特定の相性が効きやすかったり、逆に効きづらかったりする。他のRPGで言うところの「属性」と同じもの。
GM :なお、通常、ジャックフロストはレベル5なのですが、レベ
ル6までの悪魔から選べるという規定だったので、レベル6
まで成長したジャックフロストにしてあります。
----------
サー OP
GM :ではどのような演出にしましょうか? やはりデモノイドか
ら?
サー :いえ、メガーヌとの電話を終えた綴のところへ顔を出しま
す。
綾織 :あたし?!
サー :綴との関係を「地縁」にした(ダイスで決めずに選んだ)の
で、放浪中に知り合ってなついたということで。
綾織 :なつかれたっ?!
GM :(美綴さんなんでこんなに怯えてるんだろう?)
では、電話を終えた綾織さんのもとへサーさんが現れます。
サーさんの外見はどうしましょうか?
人間に変身する能力を持っていることにもできますよ?
サー :変身もできますが、普段は変身していないことにしたいで
す。外見は小人という伝承を採用して、童女としたいのです
が。
GM :はい。かまいませんよ。服装なんかにイメージはあります
か?
サー :そうですね・・・キモノでも良いでしょうか? 日本の悪魔
ではないのですが。雰囲気としては、ザシキワラシ です
か? ああいう感じが良いのですが。
GM :いいですよ。
綾織さんが電話を切ると、路地からサーさんが飛び出してき
ます。
サー :「つづりー」
と、抱きつきます。
綾織 :っ!
「サー?! また何かしたの?」
と受け止めます。幻視でサーのいたずらを予見したり見破っ
たりしたことがある事にしていいですか?
サー :えぇ。綴にしかられる事もサーにとっては遊んでもらってい
る感覚でしょう。
ですが、今回は何もしていないので頬を膨らませて怒ります
よ。
「まだ、何もしてないもん!」
綾織 :“まだ”(苦笑)
「そうだ、サー。少し手伝ってほしいことがあるんだけど」
サー :「? 面白いこと?」
綾織 :「さぁ? でも手伝ってくれないと何も無いよ?」
ちょっとはぐらかします。
サー :「じゃぁ、手伝うー」
と無邪気に承諾しましょう。
----------
GM :さて、あとはアーチャーさんと蒔寺さんですね。
アーチャー:ふむ。・・・私からでもかまわんか?
蒔寺 :いいっすよぉ。
GM :では、アーチャーさん、自己紹介からお願いします。
アーチャー(以下重三):重三 社(えみ やしろ)。二十歳の大学生だ
がほとんど大学に行っていない。
というのも、恋人が少し前に失踪してしまい、探しているか
らだ。頼れるツテが「日本人シュメール起源説」なんていう
トンデモ仮説を提唱/研究している大学の考古学准教授しか
居ない辺り、恋人は諦めた方が良いのかもしれんが・・・
誘拐など犯罪が絡んでいる線も視野に入れて、裏町を嗅ぎま
わっているうちに、不良グループのリーダーと顔見知りに
なった。おかげで、恋人の捜索は続けているものの周囲から
はチンピラに見えているだろう。
こんな所か。
GM :ありがとうございます。クラスは遊び人、スタイルは情報
(メディア)。判定を覆したりする補助系クラスに、情報収
集系のスタイルですね。
重三 :あぁ。宇佐同様戦闘用スキルが無いのでそちらは他に任せ
る。
GM :ではシチュエーションに希望はありますか。
重三 :場所は繁華街で、こちらから雪に会いに行ったとしてほし
い。
雪 :私ですか?
重三 :雪との関係が「運命」なので、不良グループのツテで夜の街
を捜索中に出会った雪に、恋人の面影を見て、時折会いに来
ている。としたいんだが・・・。
雪 :あぁ。いいですよ。私からの関係は「愛情」なので、恋人探
しに懸命な重三さんを援助してあげたくなっている、ていう
感じでどうでしょう?
重三 :ありがたい。が、捜索の協力者が、トンデモ准教授に不良に
風俗嬢か・・・恋人は諦めるべき、か?
雪 :あわわ。そこはこっそり自衛隊の情報網を混ぜたりしてるっ
て事で・・・っ
重三 :あぁ。すまない。意地悪が過ぎた。
---------
重三 社 OP
繁華街
GM :時間帯はどうしましょう。
重三 :店に入られると厄介だからな、夕刻、出勤のタイミングを
狙ったことにしよう。
雪 :了解です。
GM :では、雪さんがいつもどおり出勤してくると店の前に見知っ
た青年が立っています。
雪 :「あら? 社くん?」
重三 :「雪さん。どうも」
雪 :「ごめんなさい。まだ彼女さんのことは・・・」
たぶん、情報収集に来たんですよね?
重三 :あぁ。
「いえ。焦ったからっていい結果になるとは限らないっスか
ら。気にしないでください」
雪 :どうやって話を振ろうかな・・・そうだ。
「ねぇ、たまには気分転換をしてみない?」
重三 :「気分転換?」
雪 :「えぇ。少し調べごとがあるの、手伝ってもらえないかし
ら」
重三 :「・・・悪魔がらみですか?」
雪 :「まだなんとも・・・。でもそうなるかも」
重三 :「わかったっす。協力させてください。ついでに戦力になり
そうな人にも声をかけとくっス」
---------
GM :これは、蒔寺さんのキャラへは重三さんから?
重三 :問題なければそうするつもりだ。
GM :では、最後に蒔寺さん、自己紹介をお願いします。
蒔寺(以下替寺):おう!
あたし、否 俺の名は 替寺 マキデ(かえでら まき
で)。
暴力団の構成員だ。
なんか、よくわからんがゆり子と名乗る美女に言い寄られて
る。
最近は物騒だからな。オリヴィエってぇ科学者からいろいろ
武器を融通してもらえないか掛け合ってるぜ。
GM :クラス:ガンスリンガー、スタイル:射撃(銃器)と。射撃
特化型ですね。射撃は判定が【速】なので戦闘では先手を取
りやすいのも魅力ですね。弾薬の管理には気をつけてくださ
い。
替寺 :? あれ? そういえば初期装備に弾丸が無いぞ?
GM :はい。なのでセッション中に買ってください。でなければそ
のSIGはただの鉄塊です。
替寺 :なにぃーっ! 弾丸は無限じゃないのか?!
GM :そういうゲームもありますが、このゲームではちゃんと数を
管理します。
替寺 :ぐぬぅ・・・だまされた・・・
GM :(ちゃんと説明したはずだけどなぁ)
----------
替寺 マキデ OP
GM :どんな風に接触を?
重三 :彼の所属する暴力団の事務所に顔を出す。自己紹介で社は周
囲からチンピラにみられる、と言ったがその実、恋人捜索以
外はそのままチンピラだ。
雪 :じゃぁ、重三さんは替寺さんの組の・・・
重三 :下っ端構成員と言うことになるな。もっとも組からバッジを
もらっているわけでもないから、何かあればすぐに切り捨て
られるだろうがな。
雪 :雪的には足を洗ってほしいだろうなぁ・・・
重三 :では、重三は事務所の戸を開けると
「あにき~?」
と、声をかけながら替寺を探す。
替寺 :ほほう。アーチャーさんのキャラはあたしの舎弟って事か。
「お? 社じゃねぇか、どうした?」
重三 :「あにきに、手伝ってほしいことがあるんすけど・・・」
替寺 :「あん?」
下っ端に使われちゃ威厳がなくなっちゃうからな。ちょっと
睨むぜ。
重三 :そうなっては、ビクビクするしかないな
「い、いやぁ、兄貴の射撃の腕を見込んで是非にお願いした
いことが・・・」
替寺 :「お? そうかそうか。お前も俺の華麗な射撃が見たいか。
しゃぁねぇなぁ。舎弟の後始末も兄貴の務めだ」
一同 :(ちょろい・・・)
----------
GM :では、皆さん協力(?)態勢が整ったと言うことで、『絆・
コミュニティ』欄に「仲間」を加えて、おのおの1d10ポ
イントだけ貢献ポイントを上げて置いてください。
宇佐 :いちでぃーじゅう?
GM :あ、ダイスを振ることです。最初の数字が個数。後の数字が
ダイスの種類です。
1d10 の場合、10面ダイスを1個 です。
10(0)の目が出た場合、振り足して合計を貢献ポイント
としてください。
※通常、キャラメイク時点での貢献ポイントに仲間のコミュも含める(ぽい)が、初期レベルが低く割り振るだけのポイントが無いので別枠とした。
GM :それじゃぁ、休憩を挟んだら情報収集パート アプローチ
フェイズの開始ですよ。
つづく
というわけで、7人パーティーでのセッションです。(キャンペーンにできたら言いなぁ)
テストプレイはしていませんが、判定値を見る限り、サーが勝敗の要でしょう。
PCの名前はプレイヤー依存になるようにつけましたが、本文中の苗字だけの表記だと解りにくいですね(汗)
・メガーヌ:作中で鐘が言っていた通り。
・宇佐 :セイバーの真名より。
・綾織 :本人の名前から。
・雪 :同上。
・サー :蛇(サーペント)から。
・重三 :staynight でイリヤが士郎を「笑み社」のイントネーションで呼んだエピソードより。
・替寺 :そのまま本人の名前のアナグラム。
重三が1発変換できないので、「しげぞう」と入力しているのは秘密です。
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アプローチ1
衛宮邸 居間
GM :では、これから皆さんに本格的に行動を決定してもらう、アプ
ローチフェイズです。
ここでできることは、大まかにはアイテム調達と情報収集で
す。
情報収集の場合はKWについて調べることで新しい情報が出たり
別のKWを調べられるようになります。
行動順は、皆さんで話し合ってOKです。
どなたが何をしますか?
重三 :情報収集にはどの能力値を使用するんだ?
GM :基本的には戦闘データのほうに付随している 会話判定値 で
す。あと、現場を調べるなどの行為の場合、特殊な状況で無い
限りは 運判定値ですね。なので運が高い人が有利ですね。
※会話判定値の算出式のベースは運能力値。
サー :では、運が高い、私、宇佐、綾織、重三が情報収集ですか。
メガーヌ:出てくる追加KWの数にもよりますが、それで問題は無いでしょ
う。
雪 :アイテムの調達方法は? お買い物?
GM :基本的には。ただしお店で売っているものはゲートパワー
(GP)以下の商品に限られます。ちなみに現在のGPは1です。
宇佐 :げーとぱわー?
GM :悪魔がどれぐらい人間界に侵攻して来ているかを数値化したも
のです。有る意味地上の魔界化度ですね。
これが高くなると、高レベルの悪魔が出現するようになりま
す。そのため、通常では違法になる品々が流通しだして、公的
機関にも咎められなくなります。
綾織 :“最近物騒だから”で日本刀や拳銃が買えちゃうのか・・・
GM :悪魔の被害は基本的に生死に関わりますからね。
雪 :あれ? あたしのサソリムチ(武器)とスカイヒール(脚部防
具)(どちらもクイーンの初期装備)、GP超えてるよ?
GM :はい。低レベルスタートだとどうしても発生する問題ですね。
かといってGP1の装備品では死亡率が上がりすぎるので今回は
不問とします。ただ、皆さんのレベルが上がってくれば持ち歩
きに制限をかけようと思います。そのときはアナウンスします
ので、それまでは気にせず使ってください。
替寺 :基本的にはっつったけど、他にアイテムが手に入る方法がある
のか?
GM :はい。“コネにせびる”です。
一同 :ブッ
GM :まぁ、せびるっていうのは言葉が悪いですけど、早い話「これ
これこういう状況だから支援してほしい」という交渉をコネに
持ちかけるわけですね。これは情報収集同様に会話判定です。
サー :交渉に失敗すると、支援を受けられないわけですね。
メガーヌ:アプローチフェイズで行動できる回数は? 無制限ではあるま
い。
GM :そうでうねぇ、今回は用意している情報も少ないですし、2サ
イクル。1人2回ずつまで、としましょう。
重三 :先に相手の情報を得たほうがアイテムの準備もしやすいか。
初手でつまずくのも面白くない。一番判定値が高い宇佐に頼む
のが得策と思うが、皆はどう思う?
雪 :いいと思います。
替寺 :てか、あたしら戦闘型組は役に立たないし、そっちにお任せ
で。
宇佐 :では、僭越ながら私から。具体的にはどうすれば良いのでしょ
うか?
GM :情報収集の方法はいくつかあります。
・現場の調査
・KWの調査
・コネにあたる(支援要求/KW調査)
などですね。他にもやりたい調査方法があれば提案してくださ
い。
サー :単にKWを調査するのと、コネにあたってKWを調査するのでは結
果が違うのですか?
GM :調べるKWが同じなら、得られる情報に差はありません。ただコ
ネのほうがボーナスが付いて調べやすい場合があります。
具体的には、コネをはじめキャラクターにはそれぞれKWが設定
されているので、交渉の際に上手く相手のKWを盛り込むことで
判定値にボーナス、つまり成功しやすくなります。
気をつけなくてはいけないのは、NGワードの存在です。これは
逆にマイナス修正をうけて失敗しやすくなります。相手にとっ
て不快な話題で相手の態度が硬化したという感じですね。
メガーヌ:KWとして使用できる項目は? 宇佐先生がスキルでKWを取得し
ているということは、好きな単語を盛り込めるわけではないの
だろう?
GM :基本的にはキャラクターシートに書かれている内容ですね。例
えば雪さんの場合、背景設定:任務やコネ:自衛官があるの
で、これらをKWとして使用すれば、自衛隊を後ろ盾に交渉を
行ったという演出ができます。
※ルールブックに所持KWに関する記述が曖昧なため、ハウスルールとして上記の裁定で行います。
GM :シートに書かれていないものとして使用できるのは、シナリオ
KWですね。現段階では最初にお渡しした「幽霊騒ぎ」ですね。
重三 :? 調査するKW自体を交渉のKWに盛り込んで良いのか?
GM :微妙なところですが、この卓ではOKとします。その話題そのも
のに食いつく人も居るでしょうから。
宇佐 :・・・(コネの情報確認中)・・・
そういうことでしたら、初動が私なのは好都合かもしれません
ね。コネが全員オカルト関係者です。
GM :そういえばそうですね。ただ同じオカルト関係者でもKWはバラ
バラですから誰に聞きに行くかは重要な選択肢ですよ。
完全一致は難しいので拡大解釈はOKです。あまりにもかけ離れ
ていると判断した時はGMからストップをかけるので、そのよう
に。
宇佐 :では、橘 千晶のもとへ。彼女から噂を聞いたという話しです
し、
「この前の「幽霊騒ぎ」の話をもう少し詳しく聞かせてほし
い」と言う風に彼女の「好奇心」を刺激できないでしょうか。
GM :なるほど。オカルト好きの彼女ならKW「好奇心」は確かにこの
話題と合致するでしょう。ではKW1つ合致で+20%の修正付
きで判定を許可しましょう。
宇佐 :どのようにすれば良いのでしょうか?
GM :まず、宇佐さんの会話判定値32%が通常の宇佐さんの会話成
功率です。今回はボーナスで20%プラスできるので、52%
ですね。
1d100で52以下を出せば判定成功です。
メガーヌ:100面ダイスとな?
GM :それはさすがにレアグッズ過ぎるので、色違いの10面ダイス
2個をそれぞれ1の位、10の位として振ります。
なお、判定では「命運」を消費することで判定値を20%増減
させたり、判定後に振り直ししたりできます。
現状だと成功率が約1/2なので命運は使ったほうがいいかも
しれませんね。ただし、命運は特殊なスキルの効果がない限
り、セッション中には回復しないので使用は計画的に。
綾織 :サマリーによると、戦闘でも使えるんだな。ボス戦前にいくつ
かは残しときたいな。
宇佐 :では、このまま振りましょう。失敗したら命運で振りなおしま
す。
宇佐会話判定:判定値(32+20)%
判定 32 成功
GM :お、成功ですねおめでとうございます。
失敗しても最低限の情報は出ますが、成功したので追加の情報
ももらえます。
KW「幽霊騒ぎ」
基本:依頼主の家の庭で、夜な夜なすすり泣く声がする。縄で縛られ
た女性を見たというものも居る
KW「縛られた女性(幽霊)」開放
追加:幽霊が現れるようになってから使用人が体調不良を訴え休んで
いる。呪いのせいでは?
GM :という情報が得られます。少しロールプレイ(RP)を入れましょうか。
---------
アプローチ 1サイクル目 宇佐
大学構内
GM :構内を歩いていると、移動中の千晶様にでくわします。
※本来、千晶は高校生ですが諸般の事情により改変してあります。
宇佐 :呼び止めましょう。
「あぁ。橘くん、少しいいかな」
千晶(GM):「あら、先生、どうされました?」
宇佐 :「以前話していた、文化館の「幽霊騒ぎ」、あれを少し詳しく
調査しようと思いまして、詳しい話を聞けないかな?」
千晶(GM):「先生も気になりますか?! そういうことでしたら喜ん
で! さぁ、立ち話もなんですし、場所を変えましょう」
と、宇佐の手を引き学食へとやってきます。
宇佐 :立場上飲み物ぐらいはおごりましょう。所持金からいくら引け
ばいいですか?
GM :あぁ、演出なのでそれは結構です。もし出費してもらう必要が
あるようなら、そのつどお伝えします。
雪 :そういえば、お金が「円」じゃないんだね。
GM :あぁ、説明してませんでしたっけ? このゲームでのお金の単
位は「マッカ」または「魔貨」と呼ばれる魔界の通貨です。と
はいえ、現段階ではそこまで魔界の文化が流入してきているわ
けではないので、相当の円を持っているという認識でお願いし
ます。
メガーヌ:(メモを用意しつつ)ふむ。円とマッカの為替相場はどうなっ
ている?
GM :あ、固定為替相場なので投機しても無駄ですよ。
メガーヌ:ぐぬ。
GM :大まかにですが、1マッカ=1,000円くらいだと思ってく
ださい。
話を戻しますね。千晶さまはニコニコしながら自分が仕入れた
幽霊の話をしてくれます。
千晶(GM):「数週間ほど前から語られることになったお話です。
老舗「文化館」の庭、そこに夜な夜な女のすすり泣く声が聞こ
えてくるのだそうです・・・
目撃者である住み込みの従業員の話では真夜中草木も寝静まっ
たころ、季節はずれの生暖かい空気に寝苦しさを感じて目を覚
ました時にその声を聞いたそうです。なんだろう? 声の聞こ
えるほうへ近づくとそこには・・・
荒縄で縛られた女性が泣きながらこちらを見ていたのだそうで
す。
幽霊を見た人は従業員は翌日から高熱にうなされ、仕事場には
出てきていないとの事です。
しかも、これが、何度も起こり私が調べた限りではすでに
3~4人の従業員が寝込んでいるとか・・・
きっと、幽霊の呪いに違いありません」
宇佐 :「なるほど」と話の内容をメモしておきましょう。
GM :というわけで。KW「縛られた女性(幽霊)」をお渡しします。
宇佐 :あ、チアキから聞いたことを皆に連絡しておいて良いでしょう
か?
GM :はい。いちいち合流する演出していると時間がかかりすぎるの
で、メールや電話で知らせたことにしてOKです。
あぁ、それから、千晶さまから提案があります。
宇佐 :?
千晶(GM):「先生、調査が終わったら、いろいろお話聞かせてください
ね? いろいろお手伝いしますから・・・」
と、千晶様から助力の申し出があります。具体的にはGP1以下
のアイテムをもらえます。何か欲しい物はありますか?
宇佐 :何にしましょうか?
替寺 :う~ん。GP1だとほとんど回復系のアイテムばっかっす
ね・・・
サー :一番価格が安いものでも100マッカ・・・どれをいただいて
も、私たちの所持金からすれば高価なものばかりですね。
重三 :無難に、傷薬か道反玉(死亡キャラ蘇生)だろうな。このメン
ツはレベルが高いサーを除けば、皆一撃で落ちかねないHPだ。
雪 :サーさん以外でHPが2桁あるの、私と替寺さんだけ?
重三 :しかも、2人とも自分の攻撃で自分を一撃で倒せるHPだから
な。逆に言えば、BOSSはそれ以上の攻撃力の可能性が高い。
綾織 :じゃぁ、蘇生アイテムですか? 回復アイテムは生きてなきゃ
効果ないし。
宇佐 :そうですね。では道反玉を。あ、しかし警察からの依頼では内
容を口外できないのでは?
GM :そこはあまり気にしないでください。警部がメガーヌさんに話
を持っていった時点で、超法規的処置ですし。
まぁ、先生と言う立場を考えると、話す時には部分的にぼかし
たりとかの配慮は居るかも知れませんが。
宇佐 :なるほど。
「では、お願いできますか? 面白い話ができるかはわかりま
せんが」
千晶(GM):「えぇ。もちろんそれでかまいません。では、後ほど使いの
者に届けさせます」
----------
GM :ということで、宇佐さんはアイテム欄に道反玉を追加しておい
てください。
更にシーンBGM(シーンの危険度や場の雰囲気を現すもの)
「交渉(NPCと会話/交渉ができる。判定次第では戦闘に発展す
る)」で会話判定成功したので経験点10点獲得です。
宇佐 :おや。レベルが上がりましたが・・・
GM :では、好きな能力値を1点上昇させて判定値等の再計算をお願
いします。
加えて、コミュ対象との会話判定に成功したので、千晶様との
コミュの貢献ポイントに1d10加えておいてください。この
値は0(10)が出るたびに振り足してOKです。
※運上昇。レベルアップイベント判定失敗。橘 千晶とのコミュ5点上昇。
GM :さて新しいKW「縛られた女性(幽霊)」が出てきましたが、次
は誰が何をしますか?
メガーヌ:次に会話判定が高いのは・・・サーと重三さんか・・・。
サー :では、私でしょうか、デモノイドなら悪魔関連の情報を持って
いそうですし・・・。
替寺 :あれ? てかサーさんも悪魔なんだから何かしらねぇの?
GM :う、う~ん・・・
(これ許可したら悪魔関連の情報収集毎回サーさんの知識頼り
になるよね・・・でも、禁止するのも変だよなぁ・・・今は会
話判定より運判定のほうが低いし、運判定ならありかな?)
わかりました。運判定に成功したらサーさんが知っていたこと
にしてOKです。ただし、これでサーさんの行動1回分とします
ので悪しからず。
サー :ありがとうございます。とはいえ、修正なしは不安ですね。
26%では・・・
重三 :命運の使いどころかもしれんな。
サー :そうですね1点使いましょう。コレで46%、失敗して振りな
おすとして判定値はどちらになりますか?
GM :先に判定値を上げておくなら、振りなおしは上がった状態から
です。また振り直す際に更に1点使うことで判定値を更に増減
させることもできますよ。
サー :それなら使い損はありませんね。1点だけ消費の46%でお願
いします。
GM :ではどうぞ。
98
GM :えぇ、96以上なので自動失敗です。
サー :命運を1点消費して振りなおします。さすがにこれ以上は支障
が出そうなのでこれで失敗したら諦めましょう。
89
GM :・・・失敗ですね。サーさんは「縛られた女性(幽霊)」に心
当たりは有りませんでした。
サー :・・・人間たちの話が退屈で他ごとを考えていたようで
す・・・
重三 :2サイクル目も有る。気にやむことはあるまい。では会話判定
値順で次は私だ。
GM :はい。では何をしますか?
重三 :当然「縛られた女性」についてだが・・・誰を訪ねるか・・・
稲城は明らかに場違いか・・・仕方ないオザワの所へ行こう。
雪 :不良グループのリーダーですっけ?
重三 :あぁ、KWを盛り込めそうに無いから、最初から命運を2点使っ
ていこう。68%なら・・・
52
重三 :危なかったが成功だ。情報を頼む
GM :はい。次のことがわかります。
KW「縛られた女性(幽霊)」
基本:不遇の死をとげた女性が姿を変じる「妖獣 オキクムシ」
追加:相性or行動パターン
GM :ということで、ここからは今回のボス、オキクムシについて調
べられるようになります。
具体的には、今回の追加情報同様、指定した相性の攻撃が効く
かどうか、またはどんなスキルを保有しているかのどちらかを
調べられます。
綾織 :面倒だな。一気に解らないのか?
GM :SWじゃありませんから(苦笑) SWだったとしてもサーさ
んが見識判定に失敗してますけどね。
重三 :さてどうしたものか・・・
GM :ちなみに相性の場合は、相性を1つ指定するとその相性が効く
かどうか教えてもらえます。
行動パターンの場合は、悪魔データはスキルに1~9の番号が
振られているので、番号を2つ指定することでその番号に対応
したスキルを教えてもらえます。
重三 :なるほどな。
・・・GP1のアイテムで相手の攻撃をどうこうできるのは火除
神符(火炎相性攻撃半減)くらいか・・・
雪 :そうですねぇ・・・他は回復と毒に治療とかですね・・・
替寺 :あとはバステ(バッドステータス(状態異常)(BS))の確率
半減させるアイテムっすね。
メガーヌ:行動パターンは調べても対応しきれないかもしれませんね。
重三 :あぁ、ならこちらの攻撃手段が通じるか確認しておくべきだろ
う。
この中で一番威力が高いスキルを持っているのは・・・
サー :固定値なら、替寺のスーパーショット(射撃スキル)が24。
私のブフ(氷結スキル)が23ですね。
重三 :ふむ・・・。なら手数で氷結スキルが効くか知っておきたい
な。
----------
アプローチ 1サイクル目 重三
ゲームセンター
GM :では、夜。不良グループがたまり場にしているゲームセンターに行くとオザワがいます。
重三 :「あ、オザワさん。ちーっす」
オザワ(GM):「ん? 社か・・・」
重三 :「ちーっす。オザワさん、今噂になってる幽霊話知ってるっす
か?」
オザワ(GM):「? あぁ、文化館か?」
重三 :「うっす。何でも縛られた女の格好してるらしいんすけど、
知ってました?」
オザワ(GM):「あぁ。オキクムシがどうこうって、ゆり子の姐さんが
言ってたな」
重三 :「虫? 虫って事は冬には居なくなるんすかね?」
オザワ(GM):「かもな。極端に寒さに弱いわけでも無さそうだが」
ようするに、弱点ではありませんが、軽減もされず普通に効き
ます。
あと、何か欲しいものはありますか? GP1以下で。
重三 :道反玉だな。
GM :ですよねー。
オザワ(GM):「用はそれだけか? コレをやるからどっかに消えてろ」
と道反玉を投げてよこします。そして邪険に追い返されます。
----------
GM :ということで、経験点10点とオザワとの貢献ポイント1d10をどうぞ。
重三 :私もレベルアップだな。
替寺 :なぁ、「ゆり子の姐さん」てひょっとしてあたしのコネの「ゆり子」か?
GM :はい。2人は自衛隊の高官、五島陸将を通じて顔見知りです。ひょっとしたらどこかで会えるかも知れませんね。
次はどうしますか?
綾織 :うーん。会話判定基準なら次は私か?
行動パターンも調べますか? それともアイテム調達に・・・
宇佐 :行動パターンも必要だと思います。何か強力なスキルを持って
いると厄介です。
雪 :そうですね。
綾織 :了解。じゃぁ、同じ悪魔関連てことでケルベロスのところへ行
こうかな。
うーん・・・使えるKWが無いなぁ・・・命運1つ使て+20%
にしとこう。これで46%。
76
綾織 :もう1点使って振り直す!
36
綾織 :よっし! 成功!
GM :行動パターンの場合は1~9の番号を2つ指定してください。
1つのスキルに複数の番号が振られている場合もあるので連番
より間を開けた数字のほうがいいですよ。
綾織 :じゃぁ、1と・・・
GM :ちなみに1はほぼ全ての悪魔が通常物理攻撃です。
綾織 :もとい!
3と9でどうだ?
GM :ではロールプレイをしましょうか。ケルベロスとの関係を決め
ましょう。希望が無いようでしたらPC間関係表からロールオア
チョイス(ダイスでランダムで決めるか任意に選ぶ。たいがい
振り直しの許可がある。(ROC))で決めしまいましょう。
綾織 :うーん・・・「大事なもの」で大事なものは「思想など抽象的
なもの」にして、街の平和 とかでもいいか?
子供のころはともかく、最近は悪魔関連の事件を幻視するよう
になって、街のことを憂いている。というので。
GM :いいですね。NPCのケルベロスは、他の魔獣ケルベロスとは
違って少し人間よりですし。
メガーヌ:(パラパラ NPCの設定確認中)おい。ケルベロスのKWに
「東京(守護)」があるではないか。関係を決めてからなら、
KW一致のボーナスが有りえたのではないか?(舞台が東京では
ないので東京は「十六夜市」に読み替える)
2人 :あ。
サー :命運を必要としなかった可能性がありますね。
GM :あぁ、これは私のミスですね。すいません。ただ巻き戻しはあ
まりよくないので、申し訳ないですが今回はこのままでお願い
します。
綾織 :まぁ、仕方ないか。それより、情報を頼む。
GM :ありがとうございます。
---------
アプローチ 1サイクル目 綾織
廃ビル
GM :綾織さんは、商店街の中の使われていない廃ビルにやってきま
した。ケルベロスは普段はここをねぐらにしています。
綾織さんがフロアに入るとすぐに気が付いてその巨体をノソリ
と起こします。
ケルベロス(GM):「ツヅリか」
綾織 :「おひさしぶり」
あ。こいつって固体名有るのか? サーみたいな・・・
GM :正式なものでは有りませんが、綾織のように彼とつながりのあ
る悪魔関係者の中には彼を「パスカル」と呼ぶ人も居るようで
すね。そのことは綾織さんもしっていてOKです。
綾織 :了解。
「今日は、パスカルさんに聞きたいことがあって来ました。い
ま街で噂になっている幽霊。命まで取らないとはいえ犠牲者も
出ています。放置すると「被害が拡大」するかもしれません。
オキクムシという悪魔について知っていることがあれば教えて
欲しいのですが・・・」
パスカル(GM):「あいつか・・・武器の類は持っていなかったはずだ。
死者は出ていないといったが呪いの力もあったはずだ気をつけ
ろ」
と言うわけで、3は「素手攻撃」、9は「ムド(呪殺相性の即
死魔法)」です。
加えて、呪殺の話が出たので、道反玉を1個もらえます。今回
の判定成功ボーナスはこれなので、選べませんのであしから
ず。
----------
GM :では綾織さんには経験点10点と、パスカルとのコミュの貢献
ポイント1d10をどうぞ。
メガーヌ:あとは我々だけか・・・新しいKWも出ないようだし、アイテム
調達に買い物かな。
重三 :いや、まて。
雪 :?
重三 :GM、コミュの貢献ポイントを増やす方法は、情報収集のみなの
かね?
GM :あ、そうでした。アプローチフェイズにできることにもう
1つ。「コミュとの絆を深める」と言うのもあります。
先ほどから判定に成功した皆さんに貢献ポイントを差し上げて
いるのは、情報収集の会話を通じてコミュの対象との関係が深
まったという演出です。
既にコミュを結んでいる相手との会話判定では、失敗しても1
点。成功やクリティカルでは1~3d10のポイント増加が見
込めます。
まだコミュを結んでいない相手でも、会話に成功することで新
しいコミュニティとすることもできます。
もちろん、会いに行くこと自体が肝要なので、アイテムをせ
びっても貢献ポイントは増えます。ただしファンブル(大失
敗)だった場合、相手を怒らせたなどの理由からポイントが減
ることもあるので気をつけてください。
重三 :ならば、3人にはおのおのコミュの対象のところへアイテムを
無心しに行ってほしい。判定自体の成否は問わない。必要なの
は貢献ポイントだ。
替寺 :どういうことだ?
重三 :まず、アプローチはまだ1サイクル残っている。確実にアイテ
ムが手に入る購入は次でも問題ないだろう。
そして、何より貢献ポイントを上げておきたい。絆スキルの効
果が欲しいところだからな。
※絆スキル:絆・コミュニティの対象に対する貢献ポイントによって得れるさまざまな効果。正式ルールが記載されているサプリメント「セフィロトの魔界」が現在入手困難なため、絆スキルは「聖華学園退魔生徒会」の付録に順ずる。
メガーヌ:なるほど。了解しました。
では、私から。浦田警部の所へ行こう。依頼主だ断りづらかろ
う。
「幽霊騒ぎ」なら「オカルト」と一致で良いか?
GM :えぇ、そうですね。問題ありません。+20%で判定をどう
ぞ。
メガーヌ:42%か・・・ダメなら振りなおそう。
46
雪 :あぁ、惜しい!
メガーヌ:命運を1点消費。
39
メガーヌ:よし。
GM :アイテムは
メガーヌ:道反玉
GM :ですよねー。
----------
アプローチ 1サイクル目 メガーヌ
十六夜市警察署
※浦田警部は本来、警視庁の人間なので所轄には現れません。舞台が東京ではなくなっているのでこのような改変が各所に見られると思います。ご了承ください。
メガーヌ:では、調査の経過報告に警察署によったということで。
GM :了解です。では署の受け付けに警部の名前と用件を伝えると、
物珍しい物を見るような目で見られながら、OPの時に会談した
会議室に行くように言われます。
メガーヌ:0課の関係者ゆえ、奇人変人扱いか。
GM :はい。“モ○ダー、あなた疲れているのよ”状態です。
メガーヌ:会議室のドアをノックする。
浦田(GM):「はいれ」
あの時とほぼ同じやりとりですね。
メガーヌ:「しつれいします」
浦田(GM):「何かわかったのか?」
メガーヌ:「えぇ。おそらく幽霊の正体はオキクムシ。退治するにもこい
つには呪いの力が有るらしいの。何か対策は無いかしら」
浦田(GM):「役に立つかどうか解らんが、これをもっていけ」
と懐か丸薬を取り出して渡してくれます。
「ここのところ悪魔たちのせいで出動が増えた機動隊や自衛隊
が使っている気付け薬だ」
メガーヌ:「ありがとうございます。大事に使わせていただきますわ」
----------
GM :例によって経験点10点と、浦田警部とのコミュに1d10貢
献ポイント追加です。
雪 :次私いくね。お金借りてるロキさんに無心に行くのは気が引け
るから、自衛官のほうに行こう。
普通に補給要請かな?
GM :そうですね。KWは特に無し、と。判定をどうぞ。
雪 :22%かぁ・・・命運1点だけ使ってダメなら諦めるよ。
判定値42%
19
雪 :良かった成功だよ。
----------
アプローチ 1サイクル目 雪
店の裏口
GM :はい。では雪さんが店の裏で休憩を取っていると、見知った顔
の男が近づいてきます。服装こそ普通ですが訓練された挙動だ
と、見る人が見れば解るでしょう。雪さんの部下に当たる自衛
官の1人です。
自衛官(GM):「三尉。要請のあった品(道反玉)をお持ちしました」
周囲から見えないように配慮しながら、ブツを渡してくれま
す。
雪 :「ありがとうございます。でも、ここでは“ミキ(雪の源氏
名)”と呼んでください」
自衛官(GM):「しつれいしました。ミキさん。自分はコレで」
軽い会釈を残してその場から立ち去ります。
※雪の階級はテキトーに決めました。
---------
GM :皆さんと同様の処理をお願いします。
雪 :やった、貢献ポイント13上昇だよ!
GM :1サイクル目 最後は替寺さんですね。
替寺 :うーん・・・なぁ、弾丸の場合、コネからもらう場合何発もら
えるんだ?
GM :あぁ、そうですね。1発では味気ないですし、通常弾は通常の
販売個数と同じで10個単位としましょう。なのでコネからも
らえる場合も10発です。
替寺 :よし。それなら貰いに行く価値アリだな。
科学者のオリヴィエのところに、分けてもらいに行くぜ!
軍需産業の研究員ならなんか持ってんだろ。
GM :普通は1研究員がそんなもの持ってることは有り得ませんが、
オリヴィエなら有りえそうですね。
※オリヴィエ・ザクソン:外資系IT企業モーリアン・コーポレーションの研究員。現在は日本のIT企業に出向している。自分の研究さえできれば職場は選ばないマッドサイエンティスト。
替寺 :でもKW合わないからなぁ・・・命運1点使って42%で判定
だ。
93
GM :ふりなおしますか?
替寺 :うーん・・・いや、やめとく。あたしは戦闘担当だからな命運
残す方向で行くぜ。
GM :では、替寺さんのケータイが1通のメールを着信します。
替寺 :うん?
GM :差出人はオリヴィエからで内容は
「悪魔の調査をしているようなので、面白いデータが取れれば
よこして欲しい」
という一方的かつ利己的な内容です。どんな悪魔が相手かも把
握していないような内容ですね。
替寺 :いったいどこで情報を・・・
GM :まぁ、このネット社会、モーリアンやギルガメッシュ・プロ
ジェクト(オリヴィエが出向中のIT企業)にとってはあらゆる
場所に目や耳があるようなものですしね。
宇佐 :どちらの企業も、名前が不穏なのですが・・・
GM :? モーリアンはともかくギルガメッシュは英雄の名ですし良
いのでは?
剣&弓&騎:・・・・・・・・・
GM :? 替寺さんはオリヴィエとのコミュを1点上昇しておいてく
ださい。
これで、1サイクル目終了ですね。情報は全部出てますし後は
準備だけですね。
1度休憩を挟みましょう。
つづく
7人PTだと1サイクル分でもかなりの長さになりますね。
もう少し分割したほうが良いでしょうか?
シーンBGM「交渉」での経験値配布ですが、公式リプレイのようにセッション後の分割配分だと、交渉していないキャラクターも恩恵を受けるので、この卓ではシーン終了時に経験点獲得としています。
なお本文中では省略していますが、重三と綾織がレベルアップ時のボーナスイベントでセキレイの羽(魅了効果の消費アイテム)を入手しています。
次は、買い物と絆成長のみになると思います。
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アプローチ2
衛宮邸 居間
GM :はぁい。では、2サイクル目を開始しまぁす。
誰から行きますか? 順番は1サイクル目と違ってOKです
よ。
替寺 :あたしからでも良いか? 早く弾薬を買って安心したい。
GM :はい。GP1で手に入るのは通常弾のみですね。何発買います
か? 10発単位で購入可能です。
替寺 :金余らせても買える物ねぇし、全財産(50マッカ)使っ
て、50発買い込むぜ!
GM :江戸っ子ですねぇ。では、所持金を減らしてアイテム欄に記
入して置いてください。
銃器系武器は、弾倉が空になるたびに装填が必要です。装填
数と残弾数、両方に気をつけてくださいね。
メガーヌ :というか、どこで手に入るのだ拳銃用の弾丸など・・・
雪 :GP1の品だけど他のものに比べて流通してたら変だよ
ね・・・
※参考:GP1の格闘武器=竹刀、木刀、棍。トンファーですらGP2。
GM :そうですねぇ・・・。とはいえ替寺さんはヤクザ屋さんです
し比較的容易に手に入るルートを持っているという事で良い
んじゃないでしょうか?
銃器のGP1は改造エアガン(違法改造により実践で使用可能
な威力)ですから、モデルガンショップがこっそり流してい
る、というのもアリだと思います。
重三 :どちらにせよ、密輸品か。
替寺 :替寺なら気にしないけどな。組の貯蔵庫から買い取ったって
のもアリじゃね?
GM :あぁ、新しく仕入れるよりは安全そうですね。
重三 :(ライフル弾やマグナムではないとはいえ、弾丸を構成員
1人に50発もくれてやる暴力団が存在する街が安全ではな
いと思うが・・・)
物資は十分か? 私はコネ稲城 珠枝に会いに行こう。一応
支援目的だが貢献ポイントが1点でもあがれば十分だ。
GM :では、命運も使わないと?
重三 :あぁ。KWも無いしな。貰えるなら道反玉を増やしたいところ
だが・・・
会話判定値 28%
20
宇佐 :おや?
重三 :これは儲けたな。
---------
アプローチ 2サイクル目 重三
天樹山(あまぎやま) 登山道入口
GM :それでは、須摩留工科大の准教授である稲城さんですが、
フィールドワークに出る事の多い先生です。彼女の目下の調
査対象は街の北部にそびえる天樹山です。
重三さんはその事を知った上で登山道で待ち構えていると調
査を終えたらしい先生が下山して来ました。
重三 :「ども」
講義には全然出席していないからな。バツ悪く挨拶しよう。
稲城(GM) :「あら、重三くん。あ・・・ごめんなさい、彼女さんのこと
はまだ・・・」
重三 :「いや、それは大丈夫っス。今日はその事じゃなく
て・・・」
と、簡単に事情を説明しよう。
稲城(GM) :「そう、文化館さんも大変ね・・・そうだわ、これ、何かの
役に立たないかしら」
と道反玉をくれました。
重三 :「あざっす」
---------
重三 :ぬ。貢献ポイントが14も増えたか。
サー :いっきに、オザワより親密になりましたね。
宇佐 :取り扱っている学説はともかく、学生に親身になってくれる
よい先生なのでしょう。
GM :そうですね。
宇佐 :私はアンジェラのところに行きましょうか。道反玉をかき集
めましょう。
・・・「文化館の人たちのため(浦田からの依頼)」という
のはKWとしては使用不可でしょうか?
GM :? あぁ、なるほどアンジェラ司教のKW「救済」ですね。メ
ガーヌさんなら背景やコネとして使えますが・・・。シナリ
オKWと言えなくもありませんね・・・。
そうですね、ちょっと強引なので、+10%ならOKとしま
しょうか。
宇佐 :ありがとうございます。
会話判定値 44%
12 成功
----------
アプローチ 2サイクル目 宇佐
聖十字メシア教会
GM :アンジェラ司教は駅前商店街のそばにある協会にいます。
宇佐 :司教に声をかける前に、お祈りをしておきましょう・・・
GM :教会で簡単なお祈りをしている宇佐さんに声をかけてくる人
物が居ます。
アンジェラ(GM):「唯一神の前に、復讐など諦める気になってください
ましたか?」
宇佐 :「あいにくと、それはできぬ相談です司教様。復讐が愚かし
い行為だとは理解しています。しかし、理性でどうにもでき
ぬからこそ復讐という選択に至っているのです」
アンジェラ(GM):「そうですか・・・」
宇佐 :「じつは、今日お伺いしたのは、別件のことなのです」
アンジェラ(GM)「別の?」
というところで、宇佐さんが状況を説明したことにしていい
です。
宇佐 :「・・・という事情でして、呪いへの対抗手段を講じている
ところなのです」
アンジェラ:「そうでしたか。住民の皆さんの心身の安全のためにも早期
の解決が求められますね。私でよければ、お手伝いさせてく
ださい」
と、道反玉を譲ってくれます。
----------
サー :次は、私でも良いですか?
聖(オカルト雑誌のフリーライダー)のところに、文化館の
事をネタに物をせびりましょう。
「幽霊騒ぎ」の真相を暴いてくる・・・では彼のKW「オカル
ト(知識)」に当たらないでしょうか?
GM :ふむ。そうですね。良しとしましょう。プラス20%でどう
ぞ。
サー :ありがとうございます。48%ですが・・・
01
雪 :わ。1だよ。
GM :おぉっ!出目が1の場合、判定値に関わらずクリティカルで
す。
GMからおまけでもう1個アイテムを差し上げましょう。
綾織 :(ネタに)すげぇ、食いついた!(笑)
---------
アプローチ 2サイクル目 サー
雑誌「妖(あやかし)」編集部のあるビルの前
GM :どんな風に接触しますか?
サー :「妖」のビルの前で待ちましょう。営業に来るあるいは営業
から帰る聖を捕まえます。
GM :なるほど。では、ビルの前で待っていると、聖が出てきま
す。
サー :「ひじりー」と抱きつきましょう。
街行く人(替寺):「あんな小さい子と冴えない男が抱擁?」
街いく人(綾織):「通報したほうが良いのかしら?」
GM :と、冷たい目で見られているので、聖は急いでサーの手を引
いて路地裏・・・は余計に危ないですね(苦笑)
ファミレスに入りました。
サー :では、ここは雪と氷の妖精らしく、大量にアイスばかり頼み
ましょう。
聖(GM) :「で? なんのようだ?」
最近原稿料が入っていないのか、聖はお水しか飲みません。
まぁ、サーさんがアイスを大量に注文してるのでお店の人に
睨まれる事はないでしょう。
サー :「あのねー・・・」
と、事の経緯を伝えます。
聖(GM) :「文化館の幽霊か・・・なるほど、いいネタになりそうだ。
こいつもやるから、しっかり見てきてくれよ」
と、道反玉と一緒に傷薬もくれました。
---------
GM :クリティカルでの成功ですので、貢献ポイントは2d10に
しましょう。経験点は通常通りです。
雪 :私はどうしようかなぁ・・・GP気にしなくて良いなら、
ファッション(全身防具。具体的な形状は自由)を売っちゃ
おうかな。そうしたら傷薬買えるし。
GM :ロキさん(繁華街のバーに現れる好事家。名前で正体がバレ
バレなNPCその1)に道反玉もらわないんですか?
雪 :借金してる相手に無心に行くのは・・・
GM :背景設定はあくまでもRPの材料ですから、そこまで気にしな
くても良いですけど、じゃぁお買い物ですね。
ファッションの売却価格が50マッカ。所持金の50マッカ
と合わせて傷薬1個購入ですね。
所持金とアイテムを書き換えておいてください。
替寺 :10万円(100マッカ)の傷薬ってどんな新薬なんだ?
宇佐 :これで、1回分の用量なんですよね?
重三 :しかし、効力は本物だぞ?
※傷薬でのHP回復量は50。メンバーの大半がこれ1個で3~4人分回復できる効果がある。
(雪、サーを除いて皆HP10代)
綾織 :あたしは、氷川の所に行こうかな。背景設定の「ハイテク」
て彼と個人的な付き合いがある、しか書いてないんだけど、
どういう付き合いかは決めちゃって良いのか?
GM :そうですね。まだ決めかねるようなら、そのあたりはボカし
たRPでOKですよ。
綾織 :了解。とはいえKW合わないし、ダメもとで判定だな。命運も
使わないぞ。
綾織 会話判定値 26%
99
GM :おぉう・・・。 自動失敗ですね。
----------
アプローチ 2サイクル目 綾織
綾織 :うーん・・・じゃぁ、電話で連絡したことにしようか
な・・・個人的な付き合いって事ならプライベート用の電話
番号知ってても良いだろ?
GM :えぇ。良いですよ。
しかし、綾織さんが電話をかけると・・・
氷川(GM) :「すまん。今忙しい。あとにしてくれ」
と一方的にきられちゃいました。
綾織 :相手は大手IT企業のお偉いさんだしな。間が悪かったと諦め
るしかないな。
----------
GM :はい。ではアイテムや情報はもらえませんでしたが、一応交
流したということで貢献ポイント1点だけ上げておいてくだ
さい。
メガーヌ :最後は私か。・・・ふむ、ルイ・サイファーと接触を取りた
いが・・・こちらから連絡を取れるのか?
GM :あぁ、判定に成功したら向こうからやってくることにするの
で、気にせず判定してください。
※ルイ・サイファー:不可思議な言動が多い、謎の紳士。メガテンユーザーにはお馴染みにあの方なので、ご都合主義な登場も許されると思う。たぶん。
メガーヌ :そうか。命運は温存しての判定にしよう。
メガーヌ 会話判定値 22%
31
メガーヌ :うむ。無理だな。
----------
アプローチ 2サイクル目 メガーヌ
GM :では、メガーヌさんが街を歩いていると、突然見知らぬ男が
現れて1通の封書を押し付けてきます。
メガーヌ :「? これは?」
GM :メガーヌさんの言葉に応えず男はどこかへ行ってしまいまし
た。
メガーヌ :手紙の内容は?
GM :こんな感じです
「メガーヌくん 今 君が直面している事態、君なら問題な
く突破できると信じている。
頑張ってくれたまえ。
ルイ」
メガーヌ :ただの近況の手紙かっ! しかも自分のことは一切書いてな
い!
GM :などとメガーヌさんが思っていると、2枚目に、
メガーヌ :? 2枚目があったのか
GM :こう書いてあります。
「P.S.私のことは、取り立てて書くことも無いので申し訳な
い」
メガーヌ :クシャクシャと丸めて近くのゴミ箱にたたき付けるように放
り込もう。
----------
GM :はい。では貢献ポイントを1点上げておいてくださいね。
メガーヌ :仲が深まったというより、一方的に遊ばれただけのよう
な・・・
GM :さぁ、いよいよBOSS戦ですよ。
BOSS戦に入る前に合流したということで、アイテムのやり取
りをしておいてOKですよ。
※道反玉を1人1個ずつ分配。
GM :では、休憩をしたらクライマックス(という用語はメガテン
Xには無いもよう)です。
つづく
次回BOSS戦です。
事故が無ければ勝てる・・・はず・・・命運は残っているし、道反玉も大量にある。大丈夫なはず。
これはフラグかな?
セッション終了後に「属性評価」いうものがあります。
キャラクターの行動を評価するもので、基本的にはRP用ですが、一部のアイテムは特定の属性でないと使用できないものもあります。
シナリオのきっかけになったりも・・・
属性評価について、活動報告でもお知らせしていますが、各PCの言動がどの属性に近かったかを評価してもらいます。
秩序・ルールの「ロウ」
自由・本能の 「カオス」
善・光の 「ライト」
悪・暴力の 「ダーク」
中道・中庸の 「ニュートラル」
コミカル担当 「ヒーホー」
投票は、私の活動報告「真・女神転生TRPG 魔都冬木200X 第1話」に書き込みをお願いします。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=125872&uid=144020
読んでいるうちに評価が変わったりしたら、複数回投票もOKです。
ご協力いただければ幸いです。
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BOSS戦
衛宮邸 居間
GM :はい。ではいよいよBOSS戦です。場所は当然、文化館さんの
お庭です。
浦田警部の根回しにより、文化館の大将から庭での警備を了
承してもらっています。
時間は既に0時を回っており、もうすぐ2時になろうかとし
ています。文化館さんたちの話ではそろそろ幽霊が現れる時
間帯ですね。
BOSS戦の前に、隊列を決めておいてください。隊列は、前列
と後列の2列のみで距離の概念はありません。
攻撃スキルのうち対象が前列からしか選べない(あるいは前
列のみの)攻撃は前列に居ないと使用できません。
魔法、射撃攻撃は列に関係なくどこでも狙えます。
後列を置くには、人数のうち半数(端数切捨て)以上が前列に
居ないといけません。皆さんの場合7人なので最低でも3人
は前列に居ないと後列を形成できません。
重三 :白兵型の雪とメガーヌ、レベルの高いサーが前に立つのが無
難か?
宇佐 :そうですね。私たち情報型は後列で身を潜めていましょう。
綾織 :がんばれー(棒)
GM :それでよろしいですか? それではいよいよBOSS戦です!
----------
文化館 庭
GM :では時間は午前2時をまわって少しした頃、まさに草木も眠
る丑三つ時ですね。
皆さんが庭の見回りをしていると、どこからともなくすすり
泣くような声が聞こえてきます。声のするほうに歩を進める
と、そこには庭木から吊るされるように縛られた、長い髪を
乱した女性が居ます。ただし下半身は何かの幼虫のよになっ
ています。
オキクムシ(GM):「う・・・らめ・・・し・・・や・・・」
GM :そううなると襲い掛かって来ました! 戦闘開始です。
---------
BOSS戦
GM :まずは行動順を決めます。イニシアティブに1d10の値を
合計して値の多い人から行動できます。
以下の行動順に決定
雪、綾織、重三、替寺、サー、オキクムシ、メガーヌ、宇佐
GM :なお、BOSS悪魔は特別に1度の行動順に2回分の行動ができ
ます。また、通常悪魔よりHP・MPが強化されています。更に
特定のBSを受け付けず、それ以外のBSも通常の半分の確率で
しかかかりません。
では1番手、雪さんの行動です。
第1ターン
雪 :何ができるのかな?
GM :1回の行動順で攻撃、アイテムの使用、スキルの使用などの
行動を1回行えます。これらを行うと手番は終了して次の人
の順番になります。
また、雪さんは持っていませんが、「補助」に分類される行動
は、同系統のものが重複しない限り1度の手番で「行動」を行
う前なら何度でも行えます。
雪 :うーん。攻撃しかできることが無いかな・・・。
GM :攻撃の場合、雪さんは前列にいるのであらゆる手段での攻撃
が可能です。雪さんの場合、素手攻撃、武器攻撃、スキルに
よる攻撃ですね。
雪 :ムドって即死効果なんだよね? 出し惜しみなしで行ったほ
うがいいかな。ウィップアタックIIで攻撃するよ。
GM :はい。ではコスト分HPを減らしておいてください。
雪HP 20→12
替寺 :あたしの射撃スキルもだけど、コストがMPじゃないんだな。
GM :物理系はHP、魔法系はMPという感じですね。
次に、技が成功するか判定です。格闘攻撃なので力判定値を
用います。そこに武器とスキルによる修正を加えたものがそ
のスキルの判定値になります。
雪 :30%か・・・えぇと(サマリー確認中)自衛官とのコミュで
「絆スキル」を使っても良いのかな?
本来の任務以外のことで動いてくれた事に報いないと! て
いう感じかな?
GM :判定値の増加と、威力ロールの増加ですね。大丈夫ですよ。
では判定値がコミュの貢献ポイント14分増加します。コレ
で44%ですね
※絆スキルの改変:判定値の上昇は「退魔生徒会」では、
「絆レベル×10」ですが、ハウスルールとして「貢献ポイント分」に変更してあります。
雪 :まだ不安かな? 命運も1点使って64%にしよう。
(命運5→4)
92 失敗
雪 :絆スキルがもったいないから振りなおすよ。
(命運4→3)
※絆スキルがもったいない:コミュとの絆で大きな効果を発揮する絆スキルには使用制限がある。
1、シナリオ中にコミュ対象と交流を行っている(シナリオ中に貢献ポイントが上昇している)
2、1つのコミュでの絆スキルは1シナリオ1回まで。
3、1シナリオ中使用できる絆スキルは3回まで。
判定 40 成功。
GM :では、BOSSが回避判定を行います。成功したら雪さんの攻撃
はかわされてしまいます。
回避判定値14% 29 失敗
GM :回避できなかったのでダメージを算出してください。
基本威力(今回は格闘威力)に武器とスキルの修正を加えて、
更に威力ロールとして1d10加算されます。今回は絆スキ
ルで更に1d追加されます。
雪 :・・・よし。一気に畳み掛けちゃおう。残ってる命運3点全
部使って威力ロールのダイスの数を3つ増やすよ!
重三 :おい、それはいくらなんでも思い切りが良すぎないか?
雪 :でも、即死攻撃を食らえばどちらにせよ危ないですし、ダ
メージを与えられるうちに与えておいたほうが良いかなっ
て。
GM :悪くない判断だと思いますよ。
雪 :ありがとう。それに、せっかくだから思いきりの良いキャラ
にしたいなって思って・・・
宇佐 :いいのでは有りませんか? 長期戦になれば道反玉がなく
なってこちらが不利になります。
重三 :・・・まぁそうだな。すまない、つづけてくれ。
雪 :えぇと、威力が30でダイスが5個・・・
30+5d(28)=58
GM :ではその威力からBOSSの防御点分引きます。剣相性なので物
理防御点を引いて・・・52点のダメージを受けました。
1撃で1/4減っちゃいました。
雪 :あと、ウィップアタックはランク2で40%の確率で相手に
BS「BIND」を与えるよ。
GM :そうでした。ですがBOSSなのでBS耐性の効果で半分の20%
です。
BSになるかどうかの判定は、その確率つまり20以下の目が
出ればBS発生です。
これはBSを受ける本人が振るので、このゲームだ唯一といっ
てよい、「失敗したほうが良い」判定です。
綾織 :神話生物にあったときのアイディアロールみたいなものか。
GM :失敗したほうが良いという共通点意外、別物ですけどね。
振りますね。
93 BS発生せず
ダメージだけでした。2番手、綾織さんどうぞ。
綾織 :て言ってもな、できることがないぞ?
後列にいるから殴れないし・・・
GM :その場合取れる行動は、何もしない待機を除けば、
次の順番まで自分の回避判定値を20%上昇させる「回避専
念」
自分の次の行動の判定値を20%上昇させる「集中」
対象の次の行動の判定値を20%上昇させる「応援」
などがありますね。回避専念と集中は自動成功ですが、応援
は運判定値で判定してもらいます。
綾織 :じゃぁ、応援かな。次に攻撃ができるのは・・・替寺か。
運は26%か。命運はダメージ軽減なんかにも使えるんだよ
な。ここでは使わないで成功したらラッキーくらいに思って
おこう。
91
綾織 :全然ダメだな。もともと幻視以外にできることもないし、離
れたところで見てるだけかもな。
GM :では次、重三さん
重三 :同じく替寺を応援だ。綾織同様命運は無しだ。
運判定値 28%
82
重三 :しょせんチンピラ、兄貴分を置いて綾織と一緒に逃げ腰のよ
うだ。
替寺 :弟分が薄情だった!
次、あたしだな。ゆきっちには負けてらんねぇ!
まずは、補助行動で・・・ひ、ヒザシャシセイ? だ!
鐘&弓 :「膝射姿勢(しっしゃしせい)」だ
替寺 :う、うるせー、こんなもん読めるか!
とにかくそれを使うぞ! コストは命運1点!
(命運4→3)
GM :はい。膝を突いて銃を安定させる姿勢をとった替寺さんの次
の射撃は、通常判定値の1/10以下の出目でクリティカル
になるところ、倍の判定値の1/5でクリティカルするよう
になりました。
ただ、機動力を失って回避が10%ダウンです。
替寺 :覚悟のうえだ!
行動はスーパーショット! (HP16→11)
シッシャシセイじゃ命中率は上がらないんだよな。命運を
2点使って、46%にするぞ。
19
替寺 :よし!
GM :回避振りますね。・・・失敗です。ダメージをください。
替寺 :最後の命運を使って威力のダイスを増やすぞ。
固定値が29。ダイス2個が・・・3と10で13!
GM :10が出たダイスはもう1回ふって数を上乗せできますよ。
10が出続ける限り増やせます。
替寺 :よっしゃ! 6!
合計が・・・・・・えーと・・・
サー :24+3+16で48点ですね。
GM :相性ガンなのでコレも物理防御点で軽減して42点ですね。
替寺さんは弾丸を1つ減らしておいてください。
オキクムシは怨嗟に染まった顔を苦しげにゆがめます。
具体的にはHPが残り半分をきりました。
宇佐 :いい調子ですね。このターンで終わりそうなのでは?
サー :私ですね。畳み掛けましょうブフです。(MP30→27)
さらに、聖とのコミュで絆スキルも使用します。サーの性格
では先ほどの雪のような使命感よりも、ちゃんとネタを持ち
帰って聖に褒められたい、程度かもしれませんが。
(判定値+17)
慎重に行きましょう、さらに命運を1点使用します。
(命運3→2)
これで合計78%です。
01 クリティカル!
一同 :おぉ?!
GM :攻撃でのクリティカルの場合、与えるダメージが2倍になり
さらに防御点を無視するようになります。
こちらの回避判定は、成功しても通常のダメージです。クリ
ティカルが出なければ回避できません。
・・・失敗です。ダメージを。
サー :2倍にする数字は、ダイスの目を加えた後ですか?
GM :加えた後です。
サー :では、命運を全て(2点)つぎ込んで威力ロールは4個で
す。
1,3,9,10 振り足し 9
サー :合計 55点、コレを2倍して110点です。
GM :クリティカルなので防御点も機能せずくらいます。
・・・・・・・・・
雪 :? どうしたの佐伯さん?
GM :えー・・・
サーさんが放つ強烈な冷気を受けたオキクムシは全身が凍り
つくと同時に粉々に砕け散りました。
一同 :・・・え?
GM :BOSS撃破です。オメデトウゴザイマス。
---------
メガーヌ :なっ? まだBOSSが何もしていないぞ?
GM :え、えぇ。低レベルスタートの初プレイと思って少しレベル
の低い悪魔をBOSSにしたんですが・・・まさかこうもあっさ
り落ちるとは思いませんでした・・・。
メガーヌさんと宇佐さんには、出番が回らず、申し訳ないで
す・・・。
宇佐 :い、いえそれはかまいませんが・・・
重三 :まぁ、なんだ。サーのクリティカルという偶然も有ったの
だ、気にすることはなかろう。ダイスの女神はえてして気ま
ぐれだからな。
GM :そう言ってもらえると助かります。
戦闘後の処理をしてしまいましょう。
まずは、アイテムドロップですね。倒した悪魔が何か落とさ
なかったかダイスで決めます。通常は1d100で10以下
ならアイテムを落とすのですが・・・
綾織 :あたしの出番だな!
GM :はい。綾織さんがもつスキル「宝探し」はこの判定を運判定
で行うスキルです。
代表者が1回挑戦の判定なので、綾織さん以外でも挑戦でき
ますが、その場合通常のドロップ判定なので確率は10%で
す。
雪 :綾織さん1択かな?
綾織 :なぁ、これクリティカルしたらレアアイテムも手に入るんだ
ろ? 残ってる命運使って良いか?
GM :えぇ。OKとしましょう。
綾織 :よっし。3点消費して60%増加の86%だ!
重三 :待て。
綾織 :? なんすか?
重三 :GM、このタイミングでの命運使用がOKなら命運の譲渡も可能
だな?
GM :あ、気づかれましたか。えぇ、命運を2点消費することで綾
織さんの命運を1点回復は可能です。
重三 :よし、命運が2点以上余っているやつは綾織に譲渡だ。
綾織 :いや、あと1点もらえれば100%ですし・・・
メガーヌ :いや、アーチャーさんは100%を超えるメリットを考えて
いるのだろう。
替寺 :メリット?
メガーヌ :クリティカルの条件は判定値の1/10以下の数を出すこ
と。対して失敗は判定値より大きい数字もしくは96以上。
つまり、95%を越えた時点で失敗の確率は5%から変動
しなくなる。
宇佐 :では、やはり100%で充分なのでは?
重三 :重要なのはクリティカルのほうだ。1/10と言うことは、
判定値200%なら、失敗は5%のままだがクリティカルは
20%と100%の時の2倍になる。
綾織 :そうか! しかも、命運での判定値上昇なら20%固定、ク
リティカルが2%ずつ上がる計算になるのか。
GM :はい。そのとおりです。
重三 :私は3点余っているから、2点消費で1点譲渡だな。
宇佐 :私は1点も使っていないので3点譲渡できます(6点消費)
メガーヌ :4点残りで、2点譲渡だ。
綾織 :自分の命運3点と合わせて・・・9点?!
180%増加で、206%! 本当に200超えちゃった
ぞ。
GM :うーん大人数プレイだと大きいですねぇ・・・これ禁止すべ
きかな・・・まぁ、でも盛り上がったほうが面白いですし、
この卓ではOKとしましょう!
替寺 :よし! GMの許可が下りたぞ! 行け! みつづりん!
綾織 :おう!
45
GM :残念、クリティカルはならずですね。でも成功しているの
で、トランキライザー(BIND、SLEEPなどのBS確率を半減)
をゲットです。
雪 :え? 精神安定剤?
重三 :・・・・・・(そういえばオキクムシは・・・)
今回のMVPであるサーが持っておくのが良いだろう。
サー :良いんですか? では、遠慮なく。
GM :次に経験点ですが(計算中)・・・1人3点? やっぱり弱
すぎましたね(汗)
それとマグネタイト(MAG)を9点獲得です。
宇佐 :まぐねたいと? 聴きなれない言葉ですね。
GM :生体エネルギーのようなもので、悪魔が地上で具現化するの
に必要なものです。
サマナー(悪魔を使役するクラス)系のクラスだと命運やMP
の代わりにできるんですが。
皆さんがそういうクラスに覚醒するまではただの換金アイテ
ムです。
1MAG=10マッカで売却可能です。
替寺 :んじゃぁ、あたしが貰って良い? 弾丸で金がなくなっちっ
たから。
綾織 :良いんじゃね?
GM :では皆さん経験点の増加と、レベルアップする人は成長と判
定値の再計算とお願いします。
宇佐、重三 レベルアップ。重三、レベルアップ・ボーナスで宝玉獲得。
GM :さぁ、あとは事件解決後の描写、エンディング(ED)ですよ。
つづく
テストプレイをしないからこうなる。
とはいえ実プレイではないので、テストプレイとリプレイ用のプレイの差が無いという・・・(汗)
次回、EDを公開したら、属性評価の投票受付のため、少し間を空けます。
活動報告の
「真・女神転生TRPG 魔都冬木200X 第1話」
までお願いいたします。
各属性のどれに近かったかを書き込みしていただくだけでOKです。
理由などのコメントが有ると、作内で取り上げるかもしれません。
ED前に投票もOKですし、(露骨な連投でない限り)複数投票もOKです。
では、次はEDで・・・
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エンディング
衛宮邸 居間
GM :さぁ。事件も解決してその後の様子を演出するEDです。
基本的には自由です。あ、メガーヌさんは浦田警部から報酬
を受け取るシーンをやる予定ですので、やりたい事があるよ
うでしたらその前後にお願いします。
メガーヌ :承知した。
では、報酬を皆にも渡さないといけないからな。私か
ら・・・
重三 :すまないが。私からでもかまわないか?
GM :何かやりたい演出でも?
重三 :あぁ。ただ少々、メタな行動になる重三がコレに気が付く要
素がないのでGMの許可が出ればでかまわないのだが・・・
GM :? どんな内容ですか?
(密談中)
GM :なるほど、確かにメタいですがまぁプレイに影響の出ないと
ころですし、許可しましょう。
重三 :すまないな。
----------
エンディング 重三
文化館
重三 :では時間は戦闘後、文化館の主人に報告を終え、文化館を皆
で出たところで頼む。
宇佐 :では我々も居るシーンですね。
GM :はい。皆さん登場して下さい。
文化館からの帰り道、そろそろ皆さん解散しようかと言うと
ころですかね。
重三 :あぁ。そこでメガーヌを呼び止める。
メガーヌ :私ですか?
重三 :「メガーヌさん、お願いがあるっす」
メガーヌ :「おねがい、ですか?」
重三 :「刑事さんに、この店の内情を調べるようにお願いして欲し
いっす」
メガーヌ :「どうしてですか?」
重三 :「いや、根拠は無いんすけど、気になって・・・」
重三のキャラ的には単なる直感と言うことになるんだがな。
オキクムシはいわゆる皿屋敷のお菊さんだろ? 彼女は人間
関係のもつれから命を落とし幽霊となるわけだ。
メガーヌ :なるほど。文化館の中に何か問題が有る可能性があると。
とはいえ、直感だけで頼まれてはメガーヌとしては半信半疑
ですからね。
「はぁ。よくはわかりませんが、警部さんには伝えておきま
すね」
程度の反応でしょうな。
重三 :充分だ。
----------
エンディング メガーヌ
警察署
GM :では、そのままメガーヌさんのEDで良いですか?
メガーヌ :あぁ。予定通り浦田警部に報告に行こう。
GM :では、またも警察署のいつもの会議室です。
メガーヌ :「問題の悪魔を討伐できたので、報告に参りましたわ」
浦田(GM) :「あぁ。おつかれさん。文化館の大将からも謝辞が届いてる
ぞ。俺からも礼をさせてくれ」
と、警部は懐からお財布を取り出します。
メガーヌ :「ありがとうございます。それで申し訳ないのですが、私か
らもお願いが」
浦田(GM) :「?」
メガーヌ :「文化館の内部を調査していただけませんか?」
浦田(GM) :「どうかしたのか?」
メガーヌ :「どう、と言うわけではないのですが・・・少し気になりま
して・・・」
浦田(GM) :「ふむ。まぁ、そこまで言うなら調べてみるが、根拠が無い
と詳しいことまでは調べられんぞ・・・」
メガーヌ :「心得ておりますわ。それでも、お願いいたします」
浦田(GM) :「わかった。ひとまず、今回の件の報酬を受け取ってくれ」
皆さんに各100マッカずつもらえます。
メガーヌ :ではありがたく受け取っておこう。
---------
エンディング サー
ファミレス
サー :では、次は私が。聖に報告に行きましょう。
GM :了解です。では、アプローチで話をしたファミレスに行きま
しょうか。
サー :・・・(おもむろにダイスを振る)・・・
1d100=14
サー :(おや成功しましたね)
GM :あの、ライダーさん?
サー :あぁ、失礼。続けてください。
聖(GM) :「で? 面白いネタが上がったんだろうな」
サー :「うん! あのねー・・・」
と、事の経緯を伝えます。
聖(GM) :「なるほどな。あとはもう少し裏をとっとくか」
聖はサーさんから聞いた話をネタ帳にメモをすると店を出て
行きました。
サー :一緒に店を出てから分かれましょう。
---------
雪 :ライダーさん、さっきのダイスは?
サー :会話判定です。幼子のような言動のRPなので、判定に失敗し
たら要領を得ない説明で聖をイラつかせる演出にしようかと
思ったのですが、そんな事はありませんでした。
宇佐 :いいんですか? そんなこと。
綾織 :まぁ、ゲームに影響のない範囲でなら良いと思いますよ。
GM :そうですね。「おもしろい」は何にも勝る。という格言もあ
りますし、周囲に迷惑がかからない範囲でなら禁止はしませ
んよ。
----------
エンディング 宇佐
大学構内 学食
宇佐 :では次に私が。サー同様に橘嬢に報告に行きましょう。約束
しましたからね。
GM :はい。では幽霊騒ぎの話を聞いた時と同様、場所は学食にし
ましょう。
宇佐 :「橘くんから聴いた情報のおかげで、解決できました。あり
がとうございました」
千晶(GM) :「お気になさらないで下さい。それよりも、事の真相はどう
だったんですの?」
宇佐 :では、あらましを説明しますが、場所が文化館という事は知
られていますし、憶測は省き起こったことだけを事実として
述べましょう。
とは言ったものの、宇佐はオキクムシの裏事情を知りません
し、本当に有った事しか話せませんね。
千晶(GM) :そうですね。千晶様は
「それだけですの? 幽霊よりもそのジャックフロストの方
が気になりますわ」
サー :あまり近づかないほうがよさそうですね
宇佐 :サーが嫌がるのなら、お断りしておきましょう。
千晶(GM) :「そうですか。残念ですわ」
千晶さまはしょんぼりとして、立ち去りました。
宇佐 :これで貢献ポイントが下がったりは・・・
GM :しませんから安心してください。
----------
エンディング 雪
雪の部屋
雪 :うーん。私は、報告書書いてるかな。潜入調査と関係ないけ
ど、街の異変と言うことで。
GM :了解です。雪さんはいつものように睡眠時間を削って任務に
没頭するのでした。と。何かしたい演出はありますか?
雪 :別に無いから、次に行って良いよー。
---------
エンディング 替寺
組の事務所
替寺 :することもねぇし、メガーヌが報酬を届けにくるとかでも良
いのか?
GM :別に良いですけど、氷室さんは良いですか?
メガーヌ :あぁ、かまわんよ。
GM :はい。では場所は替寺さんが所属する組の事務所ということ
で。そういえば、替寺さんの所属する組の名前などは決まっ
てますか?
NPCには天堂という大物ヤクザが束ねる天堂組という組織も
ありますが。
替寺 :うん? コネに親分が居ないし別の組じゃねぇかな?
GM :了解しました。天堂組は現在周囲の同業者に攻勢をかけてい
ますから、気をつけてくださいね(ニッコリ)
替寺 :はめられたっ?!
メガーヌ :あぁ、RPに入るぞ・・・。
組の事務所の戸をたたくが・・・一般人に取り合ってもらえ
るだろうか・・・。
重三 :「あれ? メガーヌさんじゃないっすか。どうしたんすか?
こんな所で」
GM :心配なんて無かった。
メガーヌ :「この前のお手伝いのお礼をお届けに来ました。ちょうど良
いので重三さんの分も」
現金の入った封筒を2つ、渡しましょう。
重三 :「お、わるいっすね。兄貴にもちゃんと渡しとくっすから」
メガーヌ :「えぇ。彼にもよろしくお伝えください」
用も済んだし、とっとと退散しよう。
替寺 :あれ? あたしのシーン・・・
---------
綾織 :あたしは幻視があるし、幻視(みえ)たものが事実か、テレ
ビや新聞で確認するかな。
GM :あ、じゃぁ、先にマスターシーン(PCが登場しないシーン)
をはさみますね。
----------
エンディング マスターシーン
文化館
GM :場所は文化館。BOSS戦から数日が過ぎた頃でしょうか。
聖がサーから聞いた話をもとに取材に訪れています。
が
一同 :が?
GM :文化館の周りは規制線が張られており、野次馬が大勢押し寄
せています。
野次馬の中に知り合いの社会面担当記者を見つけた聖がその
記者から聴いた話では、
・従業員の中に行方不明者が居たらしい
・調査中、文化館の庭の井戸から行方不明者の遺体が出た。
・人間関係のトラブルからくる度の過ぎたいじめが原因らし
い
・実行犯はもちろん、犯行を防げなかった文化館にも批判が
集まり営業に支障が出そうだ
GM :などといった情報を聞いていると、野次馬の騒ぎ声がひとき
わ大きくなったので視線を送ると、主犯とおぼしき従業員が
連行されているところでした。その人物は、幽霊の呪いで寝
込んでいた従業員の1人でした。
---------
エンディング 綾織
自宅 ダイニング
綾織 :「因果応報だったということね」
新聞やテレビで主犯の顔を確認してそうつぶやく。
GM :他に何かありますか?
綾織 :考えてなかった・・・
---------
GM(以下 佐伯):はい。これで今回のセッションは終了です。
忘れずに報酬100マッカを加えておいてくださいね。
一同 :おつかれさまでしたー
佐伯 :皆さんに感想を聞く前に謝罪させてください。BOSSがあまり
にも弱すぎました。バランス設定に失敗してました。申し訳
ないです。
宇佐(以下 セイバー):お気になさらないで下さい。
メガーヌ(以下 氷室):あぁ。確かに前衛として行動できなかったのは
少し残念だが、さっき見せてもらったオキクムシのデータを
みると、1撃で1人死んでいてもおかしくない威力のスキル
もある。私でもこいつをBOSSに選んでいただろう。
重三(以下 アーチャー):初プレイで全滅エンドという最悪の惨事は避
けられたのだからまだマシだろう。
サー(以下 ライダー):私がクリティカルを出したばっかりに・・・
佐伯 :いえいえいえ。それこそ気にしないで下さい。ダイス神の気
まぐれは、ある種テーブルゲーム最大の醍醐味ですし。
綾織(以下 美綴):じゃぁ、佐伯も気にしないことだな。
BOSSは犠牲となったのだ。ダイス神の気まぐれという犠牲に
な。
佐伯 :いいんですか・・・?
雪(以下 三枝):気にしてないよ。
替寺(以下 蒔寺):順番が回ってこなかったセイバーさんとメ鐘が良い
んなら良いんじゃね?
佐伯 :ありがとうございます。
みなさんは楽しめましたか?
アーチャー:あぁ。悪くなかったな。
ライダー :こうして大勢で遊ぶのも良いものですね。
セイバー :えぇ。また誘ってください。
美綴 :セイバーさんたちのウケも上々、と。じゃ、
次、いつにする?
三枝 :セイバーさんたちの都合のいい日じゃないとね。
セイバー :? 誘ってくださいとは言いましたが、もう次を決めるので
すか?
アーチャー:なるほど。キャンペーンか。
ライダー :キャンペーン?
氷室 :今回のようなシナリオを何回か繰り返して1つの物語にする
遊び方です。今回作ったキャラクターをそのまま使用しま
す。
ライダー :そうでしたか。私のバイトの予定は・・・
アーチャー:私とセイバーはさほど忙しい身ではない。事前に予定を知ら
せておいてくれれば、その日は空けておこう。
セイバー :なぜあなたが私の予定まで答えているのか疑問ですが。
佐伯 :では、準備ができましたらご連絡しますね。
おつかれさまでした。
一同 :おつかれさまでした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
活動報告「真・女神転生TRPG 魔都冬木200X 第1話」にて属性評価の投票を受け付けております。
現在、投票は締め切らせていただいています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=125872&uid=144020
属性評価とは、各プレイヤーキャラクターの行動が、6つある属性のうちどれに近かったかを決めるものです。
通常はプレイヤー+GMで行うのですが、リプレイ風ノベルの本作ではそれをすると単なる出来レースになってしまいますので、皆様にご協力いただきたく思います。
感想などと一緒に投票していただけたら幸いです。
属性は以下の6つ
ロウ :秩序・ルールを大事にした。
カオス :自由や本能を大事にした。
ライト :善行を行った。
ダーク :残虐、暴力的だった。
ニュートラル:どれにも偏らず中道・中庸だった。
ヒーホー :上記5つとは無関係に、コミカルだった、ウケ狙いだった。
7人全員分の評価が難しいようでしたら、一部のキャラへのみの投票もOKです。
締め切りは、
2016年11月10日
とさせていただきます。
(読者が少ないであろう事を考慮して長く期間を取ります)
よろしくお願いいたします。
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第2回『悪』 属性評価 投票締め切らせていただきました。
オープニング
属性評価へのご投票ありがとうございました。
集計(?)結果、以下の通りとなりました。
(カッコ内は上昇した属性値です)
メガーヌ(氷室) :ロウ(6)
雪(三枝) :ヒーホー(4)
替寺(蒔寺) :ニュートラル(7)
綾織(美綴) :ニュートラル(2)
宇佐(セイバー) :ニュートラル(2)
重三(アーチャー):ニュートラル(5)
サー(ライダー):カオス(10)
となりました。
今回は、第2話の今回予告~オープニングです。
投稿後、活動報告にて前回同様に属性評価の投票受付を行います。
よろしければ、感想などと一緒にご投票頂ければと思います。
衛宮邸 居間
佐伯:
みなさんお集まりありがとうございます。
氷室:
また、ここを会場にして申し訳ないです。
セイバー:
いえ、シロウも快諾してくれましたしお気遣い無く。
弓&騎:
(それは、(衛宮)士郎本人が言うべきせりふでは・・・)
三枝:
ところで、この大量のおにぎりは・・・
セイバー:
シロウが用意してくれました。皆でいただきましょう。
アーチャー:
あー・・・あのあと帰宅した凛が激怒してな・・・
だから、私は止めたんだ・・・
ライダー:
そういう経緯がありまして、今日は士郎と桜が軽食を用意してくれました。
三枝:
そうだったんですね(汗)
あ、飲み物は買って来ましたからどうぞ。
佐伯:
では早速今回予告から。
今回のシナリオは皆さんの選択でストーリーやBOSSが変化します。
美綴:
お、マルチエンドか。どんな選択を迫られるんだ?
佐伯:
それは、始まってみてのおたのしみです。
---------
今回予告
「邪悪なる悪魔集団の殲滅に協力して欲しい」
メシア教会幹部から依頼を受ける。
邪悪帝国を名乗る集団との戦いが今 始まる。
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第2回『悪』
---------
GM(佐伯):
と言うわけで、セッション第2回を開始しまぁす。
一同:
パチパチパチパチ
宇佐(セイバー):
メシア教会からの依頼ということは、アンジェラ司祭ですか。
GM(佐伯):
いえ。今回の依頼人は司祭の上司に当たる大司教、ガブリエル・プッチ氏です。
※ガブリエル・プッチ:聖十字メシア教会の大司教。急進派で知られたびたび過激な発言を繰り返す。
GM(佐伯):
人物の立場上、司祭経由で宇佐先生に依頼が入ったことにしようと思います。
宇佐(セイバー):
解りました。
GM(佐伯):
では、オープニングの演出をしていきましょう。
----------
オープニング 宇佐
聖十字メシア教会
GM(佐伯):
宇佐さんはアンジェラ司祭に呼ばれ、聖十字メシア教会へと来ています。教会に入ると司祭が出迎えてくれます。
アンジェラ(GM):
「突然お呼び立てしてしまい、申し訳ありません。大司教が先生にお願いしたいことがあるそうでして・・・」
と、奥へと案内してくれます。
宇佐(セイバー):
「お気になさらないで下さい」
黙ってついていきます。
アンジェラ(GM):
「こちらです」
と、とある1室に通されます。中に入ると、法衣を身にまとった男性が待っていました。アンジェラはすぐに部屋を辞します。
ガブリエル(GM):
「あなたが宇佐 有人 先生ですか。はじめまして。この聖十字メシア教会で大司教を拝命しております、ガブリエル・プッチと申します。
どうぞ、おかけください」
宇佐(セイバー):
「これはご丁寧に。須摩留工科大学で教鞭をとっております。宇佐 有人です」
ガブリエル(GM):
「時に先生は特定の信仰をお持ちですかな」
宇佐(セイバー):
「信仰、ですか。民俗学者という職業柄、神話や宗教を学ぶことはありますが、司教様の前でこういう事を言うのもはばかれますが、私自身は信仰心と呼べるものはあまり持ち合わせていないですね」
ガブリエル(GM):
「それはいけません! 父なる神は日本の、ひいては日本人の信仰の低さに嘆いておられます。近く、唯一神による審判の時が訪れます。その時救済をもって楽園と旅立てるのは神の信徒のみなのです。悪いことは言いません、すぐにでも我が教会へ入信しなさい!」
大司教はつめるような勢いで勧誘しだします。
宇佐(セイバー):
その剣幕には圧されることでしょう
「あ、あの?」
ガブリエル(GM):
「・・・失礼。入信の話はまたいずれ。
今日、ご足労いただいたのは1つお願いがありまして。
実は最近、ある邪悪なる軍勢が街で悪行を繰り返しておりまして。そのたびに対応しているのですが連中は全く懲りる様子が無い。そこで、こちらも攻勢にでて、やつらを殲滅する事となりました。そのために私は唯一神より賜った奇跡の御業(ミワザ)にて軍勢を滅ぼすための御使いを召喚する儀式を行うことになりました。
ただ、この儀式は時間がかかります。召喚が完了するまでに少しでも相手の勢力を弱らせておきたいのです。
先生には、その役目をお願いしたいのです」
宇佐(セイバー):
「それは、かまいませんがなぜ私に? 悪魔関係の荒事ならばもっとふさわしい者が居ると思いますが?」
こちらはあくまで大学講師ですからね。
ガブリエル(GM):
「アンジェラから話は聴きました。悪魔に対抗できるお知り合いがいらっしゃると。教会から人を出すべきではあるのですが、お恥ずかしながら人手不足でして・・・」
宇佐(セイバー):
「そういうことでしたら、わかりました。ただ、彼らの都合もありますので今ここでお返事をするわけにはいきかねますが」
ガブリエル(GM):
「えぇ。心得ております。よき返事をお待ちしております」
笑顔で答えると、アンジェラを呼び先生を送らせたところで、シーンを終了しましょう。
KW「邪悪帝国」を差し上げます。
----------
アーチャー:
ずいぶんと過激な物言いの司教だな。
というか、宇佐の職場は須摩留工科大だったのか。
セイバー:
決めていなかったんですが、すでに名前の出ているところで良いかと思いまして。
せっかくですから、重三へは宇佐から伝えましょうか。
佐伯:
了解しました。でもちょっと他の人のOPを先に・・・
サーさん、良いですか?
ライダー:
私ですか? かまいませんがどういうシーンでしょうか
---------
オープニング サー
商店街
GM(佐伯):
時間は宇佐さんのオープニングと同じくらいでしょうか。場所は駅前商店街です。
サーさんは街中を散策しています。
サー(ライダー):
了解です。おそらく次のイタズラの標的でも探しているのでしょう。
GM(佐伯):
では、サーさんがある路地の前を通りかかった時、
「おーい」
と小さく呼びかける声が聞こえました。
サー(ライダー):
「?」
声の主を探します。
GM(佐伯):
声は路地のほうからのようです。それに気が付くと路地から心地の良い冷気が流れてきていることにも気づくでしょう。
サー(ライダー):
心地の良い冷気?
GM(佐伯):
寒さすら感じる冷風ですが、氷の妖精であるサーさんにとってはむしろ快適な風ですね。
サー(ライダー):
それでしたら、不思議に思いつつも声と風に誘われて路地に足を踏み入れます。
GM(佐伯):
路地の奥、袋小路になった所に青い頭巾をかぶった雪だるまのような悪魔が待っています。
雪だるま(GM):
「やっぱり、お仲間だったホー」
サー(ライダー):
仲間?
GM(佐伯):
はい。同種族だけでなく悪魔種も同じなので、アナライズ(悪魔の正体やデータを読み取るスキルおよびその判定)不要で相手の正体がわかります。
妖精 ジャックフロスト です。
同じジャックフロストのサーさんを見つけたので声をかけたようです。
サー(ライダー):
「何か用?」
雪だるま(GM):
「チミは帝国民じゃないみたいだホー。でも、妖精仲間としてお願いがあるホー」
サー(ライダー):
帝国民と言うことは・・・
GM(佐伯):
はい。彼(?)は邪悪帝国に属するジャックフロストです。
サー(ライダー):
「お願いってー?」
友達感覚でしょうか。
ジャックフロスト(GM):
「オイラたち邪悪帝国の領土探しに、精霊たちがケチをつけてきて困ってるホ。そいつをやっつける戦力を集めて欲しいホ」
と言うことで、ここではKW「精霊」を差し上げます。
サー(ライダー):
「うん。わかったー」
よくも考えずに安請け合いします。戦力といわれて、替寺たちを思い浮かべてはいます。
---------
氷室:
これは、メシア教会と邪悪帝国の対立構造か。我々にはどちらに付くか選べということかな。
佐伯:
えぇ。ただ構造はもう少し複雑です。
次のシーンは綾織さんです。
美綴:
お? 綾織のコネはどっちとも関係ないと思うんだけど。
---------
オープニング 綾織
???
GM(佐伯):
綾織さんは暗闇の中を漂う夢を見ます。
綾織(美綴):
あぁ。幻視か。
GM(佐伯):
はい。いつものイメージのような夢ではなく、はっきりとしたメッセージ性があります。
というか、何者かに話しかけられます。
今までの経験からすぐに夢だと気づいた綾織さんが周囲を観察していると、突然風景に変化が現れます。
綾織(美綴):
うん?
GM(佐伯):
景色は見たことが無い場所ですが、非常に自然豊かな場所です。
生い茂る木々からは、土地の豊かさを感じることができますし、そばを流れる河はひとめで清らかだとわかります。
吹き抜ける風は穏やかで、少しはなれたところに見える山は山頂から煙が出ていて火山なのかなと思いました。
三枝:
なんだかすごく良いところだねぇ。
セイバー:
・・・土、水、風、火・・・精霊ですか?
GM(佐伯):
あ、バレました?
姿こそ見えませんが、周囲を満たすエネルギーのようなものが、綾織さんに語りかけてきます。
???(佐伯):
「我らは、世界のあり方を正しくするもの」
「あなた方の言葉で、精霊と呼ばれるもの」
「今、邪悪帝国を名乗る妖精たちが、あなた方人間の世界で問題を起こしています」
「何度も我らが忠告しているが、妖精たちは聴く耳を持ちません」
「彼らの行いが横暴であることは事実ですが、決して凶悪と呼べるようなものではありません」
「我らは可能な限り、穏便に妖精たちに行動を改めるよう訴え続けるつもりです」
「しかし、痺れを切らした一部の人間が邪悪帝国の殲滅に乗り出しました」
「邪悪帝国には罰が必要でしょうが、殲滅はあまりにもやりすぎです」
「どうか、聖十字メシア教会 大司教 ガブリエル・プッチを止めていただきたい」
「彼は今までも極端な正義論によって多くのものを傷つけています」
「どうか、邪悪帝国に更生の機会を・・・」
と、一方的に語ると夢から覚めます。
綾織:
「今のは・・・いつもの? 少し調べないといけないわね」
ベッドから降りて、外出の準備を始めるぞ。
GM(佐伯):
KW「聖十字メシア教会(ガブリエル・プッチ)」を差し上げます。
---------
佐伯:
というわけで、今回は三つ巴状態からスタートします。
基本的にはどれか1勢力を止めればクリアですが。皆さんが望むなら1勢力を擁護するために、残り2勢力と戦うことを選んでもOKです。
蒔寺:
マルチエンディングか!
んで? 後の4人は、3人から協力依頼されるって感じか?
佐伯:
そうですね。3人はどういう風に皆を誘いますか?
セイバー:
宇佐はまずは邪悪帝国のことを調べたいので、同じ調査系の重三の所に行くでしょう。同じ大学の学生ですし、声もかけやすいでしょうし。
ライダー:
サーは「戦力を」といわれたので、戦闘型の3人のところですかね。PC間関係もある、替寺の所に行きましょうか。
綾織:
うーん・・・メシア教会を止めろとは言われたけど・・・どうするかな・・・調べ物からだし重三さんかな?
三枝:
雪とメガーヌさんに声をかける人がいない・・・
氷室:
サーの戦力集めでは声をかけられるだろう。その流れで前回顔を合わせた面子にも声をかけて、お互いの事情を話すと別口で同じ問題に関して動いていることが判った、という所か。
佐伯:
えぇ。そうですね。では、皆さん合流できたことにしてアプローチフェイズに行きましょう。
いったん休憩でーす。
つづく
人物名とセリフ等の書き方を変えてみました。読みやすくなってますでしょうか?
前書きにも書きましたが、活動報告にて投票を募集しています。
よろしければ、ご協力お願いいたします。
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アプローチ 1
衛宮邸 居間
佐伯:
さて、それではアプローチを始めます。今回も2サイクルまでとします。なお、今回はアプローチの最中に戦闘が発生する可能性があります。戦闘に参加できるのは直前のシーンに参加していた人だけです。参加していない人が途中参戦する場合は運判定に成功する必要があるとします。
セイバー:
それは、私たち情報組の単独行動は危険と言うことですか?
佐伯:
さぁ? 力能力値1でも倒せるザコしか出ないかもしれませんよ?(ゲス顔)
アーチャー:
・・・護衛を連れて行くべきだな。
GM、同行者はアプローチを行った扱いになるのか?
佐伯:
いえ、なりません。行動済みになるのはシーンPC(シーンの中心となるPC)のみです。
ただし、シーンPCが失敗した判定を代わりに行うなどした場合は、アプローチを行ったとします。
つまり、同行するだけならただの演出として処理しますが、判定およびアクション扱いのスキル使用は行動を起こしたとみなします。
補助扱いのスキルや行動はその限りではないので、シーンPCの支援は可能とします・・・が、皆さん補助支援が無いんですよね・・・
氷室:
戦闘が発生した場合、戦闘では当然アクションを行うが、それもアプローチ内の行動となるのかね?
佐伯:
いえ、その場合はまだ行動をしていないとします。
三枝:
じゃぁ、私たちは保険で情報特化の皆についていく感じかな。
ライダー:
そうですね。
セイバー:
ではまずは私が、KW「邪悪帝国」について調べましょう。メガーヌに動向をお願いしても?
氷室:
了解です。悪魔の集団であることは、サーや綾織からも聞かされているでしょうから、護衛をかってでましょう。
佐伯:
どうやって調べます? コネのボーナスは付きませんが、
大司教にさらに詳しい情報を聞きにいく。
という選択肢もありますよ。
セイバー:
では、大司教にさらに詳しい情報を貰いに行きましょうか。
しかしKWが一致しませんね。
氷室:
待ってください。
GM、宇佐先生の追加KW「英雄」をメシア、つまり「救世主」と読み替える事は可能かね?
佐伯:
なるほど。良いですけど、今回の件と上手く結び付けられますか?
セイバー:
・・・救世主の存在について研究している。今回の件が落ち着いたら取材させて欲しい。
というのは無理があるでしょうか?
佐伯:
そうですねぇ・・・すこし強引ですが、メシアの降臨に興味を示す人には喜んで話をしてくれるでしょうから・・・
判定値+10%を認めましょう。
※ガブリエル・プッチのKWに「メシア」は(なぜか)存在しないこと、加えて情報収集の交渉としては話から逸れているので、通常のKW一致より少ないボーナスとしている。
セイバー:
ありがとうございます。これで会話判定値は46%。命運の使用も視野に入れていきましょう。
32
成功です。
----------
アプローチ 第1サイクル 宇佐
聖十字メシア教会
GM(佐伯):
では、お2人は再度教会へと訪れました。対応してくれたアンジェラ司祭に用件を伝えると、すぐに奥のプッチしn、もとい大司教のもとへと案内してくれます。
宇佐(セイバー):
「たびたび申し訳ありません。邪悪帝国のことでもう少し詳しいお話をうかがう事はできますか?」
ガブリエル(GM):
「えぇ。もちろんです。それでそちらの女性は?」
宇佐(セイバー):
「これは失礼しました。今回の件の協力者で・・・」
メガーヌ(氷室):
「メガーヌと申します」
会釈をする。
ガブリエル(GM):
「よろしくおねがいします。早いところあの悪魔どもを排除してしまいたいものです」
宇佐(セイバー):
「私も、現在世界各地に残る救世主伝説について調べていまして。この件を早く片付けて研究に戻りたいですよ」
苦笑しながら救世主のKWを出しますね。
(蒔寺:
ゆーはしょっーく!)
ガブリエル(GM):
「それは大事な研究のお時間をお邪魔してしまいました。こちらからお願いしていることです。最大限の情報をお出ししましょう」
(蒔寺:
あれ?スルー?)
・やつらは妖精を中心とした集団です。悪行というのは施設の不法占拠です。そのたびに、われらメシア教会を始め、悪魔への対処が可能な組織により排除されていますが、すぐに別の場所を占拠するといういたちごっこが続いています。
・構成員はそのほとんどが氷結系の妖精のようです。
ガブリエル(GM):
現在、ある情報はコレくらいです。
私の召喚の儀式が完了するまで、もう少し時間がかかります。どうかそれまでに連中の戦力をそいでいただけるよう、お願いいたします」
KW「邪悪帝国が占拠した施設」を差し上げます。
そして、
「時に、メガーヌさん、あなたの信仰は?」
宇佐:
「調査を急ぎますので、コレで失礼します!」
OPと同じ展開になることを見越して、言葉をさえぎりメガーヌの手を引いて退室します。
----------
佐伯:
では、宇佐先生には会話判定成功ボーナス(シーンBGM:交渉)の経験値30点と、ガブリエル・プッチとのコミュニティを差し上げます。貢献ポイントは1d10でどうぞ。
(宇佐、レベルアップ)
こうして、仲を深めたNPCはコネのように扱うことができます。交友関係を広げていくもよし、限られたコミュニティで関係を深めて行くもよし、です。
ライダー:
では次はサーが精霊について聞き込みを・・・
佐伯:
あ、すいません。この情報が開くとイベントが1つ挿入されるんです。もう少し待ってください。
ライダー:
そうでしたか。了解しました。
佐伯:
シーンに登場するのは宇佐先生と同行していたメガーヌさんです。
氷室:
嫌な予感がするな・・・
----------
アプローチ イベントシーン 宇佐、メガーヌ
聖十字メシア教会
GM(佐伯):
時間は、大司教から話を聞いた直後、教会から出たところです。
教会の戸をくぐって外に出た瞬間、妙な感覚に襲われます。
教会の中と明らかに違う空気を感じます。
メガーヌ(氷室):
即座に先生の前に出て周囲を警戒する。
GM(佐伯):
周囲を観察するとあることに気づけます。
周囲に人の気配が全くありません。時間帯的に人通りが途絶えるとは考えにくいです。何度か悪魔と戦った経験のあるメガーヌさんはすぐにそれが異界化された空間だと気づくでしょう。
美綴:
いかいか?
GM(佐伯):
悪魔が自分の縄張りや巣に施す空間干渉です。
まぁ、今回は単なる人払いの結界くらいに思ってください。
警戒する2人の前に青い頭巾をかぶった雪だるまが現れます。
雪だるま(GM):
「おいらたちのことを嗅ぎまわってる人間ていうのは、お前たちのことかホ? 精霊たちがまたおいらたちの計画を漏らしたホね。
おいらたちは何も悪くないホ! 邪魔するやつは皆殺しホー!」
と、言うわけで戦闘開始です!
宇佐&メガーヌ:
やっぱりー!!
つづく
アプローチ1回目でした。
次回は、前哨戦的ザコ戦なのでさっくり終わる事でしょう(フラグ)
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対 雪だるま
衛宮邸 居間
佐伯:
というわけで、戦闘です。相手は雪だるま1体!
陣形はメガーヌさんが前に出る宣言があったので、前列メガーヌさん、後列宇佐先生です。
氷室:
いきなり戦闘イベントとは・・・
セイバー:
あいてはジャックフロストでしょうが・・・具体的なデータが手元にありません。
ライダー:
サーはGMの許可を得てレベル6にしましたが、本来はレベル5だったはずですが・・・
氷室:
宇佐先生に戦える能力が無い以上実質1対1か・・・
蒔寺:
これ、やばいんじゃね?
美綴:
うーん。全員そろってないところで発生する強制戦闘でそんな強いやつが出てくるとは思えないんだけどなぁ・・・
佐伯:
それでは戦闘開始です!
---------
アプローチ 第1サイクル 戦闘 宇佐 メガーヌ
聖十字メシア教会前
GM(佐伯):
まずはイニシアティブを決めましょう。
コロコロコロ・・・
メガーヌ10
宇佐 9
フロスト6
第1ターン
メガーヌ(氷室):
いわゆるザコ戦。リソースは使わない方向で行くぞ素手で殴る。
判定値 37%
29 成功
蒔寺:
お。幸先良いぞ。コレはやったか?
美綴:
おい、それはフラグ・・・
雪だるま回避判定 14%
11 回避成功
三枝:
あぁ、残念。
メガーヌ(氷室):
おのれ、蒔の字・・・
蒔寺:
あたしが悪いのか?!
雪だるま(GM):
「その程度でオイラたち邪悪帝国に立て付こうとはカタハライタイホ!」
宇佐(セイバー):
こちらは攻撃もできませんしメガーヌを応援ですね。
運判定値 49%
40 成功 メガーヌ次回判定+20%
宇佐(セイバー):
「メガーヌさん! 相手の動きは決して早くはありません! 落ち着いてください」
GM(佐伯):
雪だるまの行動はランダムで決めますね。
雪だるまの行動
素手攻撃 対象 メガーヌ
力判定値 30%
19 成功
メガーヌ(氷室):
くっ、かわせるか?
回避判定値 12%
58 回避失敗
GM(佐伯):
ダメージは・・・
コロコロ
18ですね。剣相性なので物理防御点で軽減してください。
メガーヌ(氷室):
即死級だとっ?!(メガーヌの最大HP12)
命運でダメージ半減だ。コレで9点。防御点1点引いて、8ダメージか。ギリギリ立っているな。(残HP4)
ライダー:
素手攻撃は最弱の攻撃手段ですよね? 強い敵は出ないのではなかったのですか? アヤコ?
美綴:
あれ?
GM(佐伯):
ではここで戦闘に参加していない人たちで、参加希望の人は運判定をどうぞ。成功した人は、うまく異界化した空間に侵入できたことにします。
※全員失敗
蒔寺:
がぁっ! 命運で判定値上げておけば成功だったのに!(替寺 運判定値 6% ダイス目18)
アーチャー:
しかたあるまい。まだBOSSの姿も見えていない状況でリソースは切れん。
----------
第2ターン
メガーヌ(氷室):
回復せねば。(傷薬使用。HP全快)
宇佐(セイバー):
宇佐はひたすらメガーヌを応援です。・・・失敗しました。
GM(佐伯):
雪だるまは宇佐さんにブフ(氷結魔法)です。
宇佐(セイバー):
11%では回避できませんね。
GM(佐伯):
ダメージは・・・28点。氷結相性なので魔法防御点で軽減してください。
宇佐(セイバー):
くっ! やはり即死級ですね(最大HP20)
命運で半減して14点。これから魔法防御点を引いて10ダメージですね。
GM(佐伯):
あと、ブフには追加効果としてFREEZE(凍結)が付加されますので、20%で判定してください。成功するとBS FREEZEになります。
宇佐(セイバー):
成功してはダメなのですか?!
ライダー:
ややこしいですね。
アーチャー:
この手のゲームには稀によくあることだ。
ダイス目 38
宇佐(セイバー):
なんとか凍らずにすみました。
三枝:
はやく助けに行きたいけど・・・(運判定失敗)
蒔寺:
判定値ひとけたは無理だろ!(失敗)
ライダー:
あ。成功しました。ダイスが2なのですが、クリティカルの場合何かありますか?(運判定値 26%)
GM(佐伯):
そうですねぇ、では次のターンに入る前に1度アクションを許可しましょう。何をしますか?
サー(ライダー):
では、両者の間に割って入り、素手攻撃です。
「こらー! サーの友達をいじめちゃダメー!」
・・・しかし、失敗です。
雪だるま(GM):
「うん? おまえ、おいらたちの同族の癖に邪魔する気かホ!」
---------
第3ターン
サー イニシアティブ 12
行動順
サー メガーヌ 宇佐 雪だるま
サー、メガーヌ共に素手攻撃失敗。判定を行ったためメガーヌ、宇佐からの応援効果消失。
雪だるま、メガーヌへブフ。
メガーヌ命運2点使用ダメージ1/4に。7点ダメージ。残りHP5。FREEZE!
メガーヌ(氷室):
ぬぅっ!
GM(佐伯):
FREEZE状態は、回避判定ができません。自分の手番の前に回復判定(通常 体判定値)に成功すれば解除されて行動できます。失敗しても、次の手番で自動回復します。
(雪、運判定に成功、イニシアティブ 9)
---------
第4ターン
行動順
サー、メガーヌ、宇佐、雪、雪だるま
※宇佐と雪のイニシアティブが同じのため、通常振り足しで行動順を決める所だが、今回は途中参加の雪が後に行動する、という裁定で行っている。
サー、素手攻撃失敗。
メガーヌ、FREEZEから回復するも素手攻撃失敗。
雪、サソリムチで攻撃。雪だるま、3点ダメージ。
雪(三枝):
ふえ? 全然ダメージが通らないよぉ・・・
アーチャー:
防御点10点か・・・かなりやっかいだな・・・
GM(佐伯):
(あわわわ、どうしよう。もっとさっくり終わる予定だったんだけどなぁ・・・)
雪だるま、素手攻撃失敗。
替寺、綾織、重三、運判定失敗。
---------
第5ターン
メガーヌ(氷室):
このまま続けてもジリ貧だな・・・
サー(ライダー):
GM、戦闘から逃走することは可能ですか?
GM(佐伯):
(確かにこのまま続けてたら死人が出かねないし・・・よし)
では、敗色濃厚な皆さんをみて雪だるまは、フンと鼻(?)を鳴らします。
雪だるま(GM):
「今日はコレくらいにしておいてやるホ。コレに懲りたらもう帝国に逆らわないことだホ。そもそも悪いのは帝国の計画を人間に漏らしてる精霊たちだホ。どうせならそっちをなんとかするホ」
そういって、立ち去っていきました。
一同:
助かった・・・
つづく
ザコ仕様とはいえ、強すぎました(汗)
次回は、アプローチの続きです。
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アプローチ 1-2
衛宮邸 居間
美綴:
GM、確認だけど今の雪だるまはBOSSじゃないんだよな?
佐伯:
え、えぇ。(データ的には同じだけど・・・)
セイバー:
これは、メシア教会の依頼は断ったほうがよさそうですね・・・
蒔寺:
ですね。長いものには巻かれる方針で行きますか。
ライダー:
邪悪帝国とは敵対しないとして、精霊かメシア教会か、どちらを相手にするか・・・ですね。
アーチャー:
それぞれ調査してみて決めるしかあるまい。
三枝:
今回みたいなことにならないように、全員で行動したほうが良いですよね。
佐伯:
(うぅ、初手からミスっちゃったなぁ・・・)
次は、誰が何をしますか?
ライダー:
邪悪帝国との対立を避けるなら、帝国の依頼である精霊について調べましょうか。
直接依頼を受けた、サーが調べましょう。
佐伯:
あ、その前に!
---------
メシア教会前
GM(佐伯):
雪だるまが去ると、周囲の異界化が解けます。周りには今までいなかった通行人が歩いています。近くに居た人は皆さんを驚いた顔で見ています。一般人から見ると、皆さんのほうが突然現れたように見えることでしょう。
宇佐(セイバー):
これは、早々に立ち去ったほうが良いでしょうか?
メガーヌ(氷室):
そうかもしれませんね・・・
GM(佐伯):
と、皆さんが不安がっていると皆さんの背後から声がかかります。
アンジェラ(GM):
「皆さん大丈夫ですか?!」
送り出した宇佐とメガーヌが消えたかと思うと数十秒後には突然現れて驚いているアンジェラ司祭です。消失や出現に驚いていましたが、皆さんの負傷を見て駆け寄ってきて、胸の前で十字を切り手を合わせると皆さんを優しい光が包み傷が癒えていきます。
HPを全快させておいてください。命運を消費している人は1点まで回復を認めましょう。
美綴:
お、良いのか?
GM(佐伯):
はい。大丈夫です。
アーチャー:
それだけ予定外の損傷をこちらが受けているということか。
GM(佐伯):
ギクッ
そ、それより、回復が終わると司祭は皆さんのことを気遣いながら、今度こそ送り出してくれます。
サーさんのアプローチへ行きましょう!
雪(三枝):
(この慌てよう・・・本当に予定外だったんだ・・・)
---------
アプローチ 第1サイクル サー
サー(ライダー):
そうですね・・・聖のところに行きましょうか。KW「精霊」について調査したいところですが・・・
「『邪悪帝国』のお手伝いで『精霊』と喧嘩する事になったから、精霊について知ってること教えてー」
という感じで前回同様に聖に抱きつきましょう。
GM(佐伯):
では、驚いた聖が前回同様近くの喫茶店にサーを伴って飛び込みます。
街いく人(蒔寺):
「みました? 奥様、あの男、また・・・」
街いく人(美綴):
「あの子も何を考えているのかしら、親の顔が見たいわ」
GM(佐伯):
アプローチのかけ方は最悪ですが(笑)、『邪悪帝国』も『精霊』も彼のキーワード「オカルト(知識)」と合致で良いでしょう。+40%で会話判定をお願いします。
サー会話判定値:68%
ダイス目:70
サー(ライダー):
命運をきりましょう(残4)
32
サー(ライダー):
ふぅ。では情報をお願いします。
聖(GM):
「あぁ? 邪悪帝国なんてただの都市伝説だと思ってたが・・・まぁ、そいつらの行動を説教してる精霊? まぁ、そんな事に借り出されるとしたら、最下級の「アーシーズ」だろうな」
ということで、邪悪帝国の依頼を受ける場合、BOSSは精霊アーシーズです。
(本当はもっと上の精霊だったけど、さっきの戦闘を見ると、全滅濃厚ですからね。こっそり変更です)
成功ボーナスは何にしますか? アイテム獲得か、BOSSデータか。
サー(ライダー):
そうですね。錬金術の観点から心配は無いと思いますがブフ、氷結相性の攻撃が有効か確認しておきたいですね。
聖(GM):
「まぁ、あれだお前さんのお得意な冷気は普通に効くはずだが、油断はすんなよ」
そういいながらサーの頭をグシグシと乱暴になでてきます。
氷結相性は普通ですね。
サー(ライダー):
「んー」
となすがままにされています。
----------
GM(佐伯):
では、サーさんは経験点30点と、聖とのコミュの貢献ポイントを1d10上げておいてください。
ライダー:
よかった、これで彼のコミュニティ貢献ポイントが20に到達しました。
セイバー:
何かあるのですか? ライダー。
ライダー:
これで、彼の【神威】「因果応報」が引き出せます。
※【神威】:コミュニティの対象NPCが持つ特殊で強力なスキル。絆スキル同様の回数制限と、神威ごとに設定された必要貢献ポイントが必要。
絆スキルが他者との絆を力に変える主人公補正(例:「俺はあいつを守るために負けるわけにはいかないんだ!」)なのに対し、神威は主人公の補佐のためにNPCが動いてくれるという演出(例:「まったく、また危ないことに首つっこんでるんでしょ、これ持って行きなさい」)。
※因果応報:神威の1つ。相手の攻撃を相手の弱点扱いで跳ね返す。
GM(佐伯):
条件は確かに満たしてますね。神威を使用すると同じコミュニティでの絆スキルは使用できませんので気をつけてください。
逆も然りです。
美綴:
よし。次は精霊から依頼をもらったあたしが、大司教のことを調べてみるか。氷川のところに行って、IT企業幹部って事だが(メシア教会といがみ合っている)ガイア教団の一員だし、いろいろ教えてくれそうだ。
----------
アプローチ 第1サイクル 綾織
ガイア教団
GM(佐伯):
では、綾織さんは氷川に連絡を取り、市内の教団施設へと来ました。
施設の1室で面会がかないます。
氷川(GM):
「ようやく、その能力を“新たな創世”のために使う気になったかね?」
綾織(美綴):
「いつも言っている、“新たな創世”がなんなのか相変わらず解りませんけど。今日の用件はそれとは無関係です。
今、『メシア教会』について調べていまして、何かご存知なら教えていただけませんか?」
氷川(GM):
「メシアだと? よもやあのような所に入信するつもりではあるまいな?」
綾織(美綴):
「いえ。どちらかといえば逆です。ある方から教会の妨害を依頼されたのですが、受けて良いものかどうか・・・」
GM(佐伯):
教会の妨害 と聞いて氷川の態度が変わります。KWではありませんが、ガイア教徒としてメシア教会の妨害ができることは望ましいことですので、通常のKWボーナスの半分 プラス10%で判定をどうぞ。
(ハウスルール的裁定です)
綾織(美綴):
36%か・・・まだ不安が残るな。命運を1点使って判定値を20%増加させよう(命運残り4。会話判定値56%)
出目 10 成功
氷川(GM):
「知ってると思うが、奴らはキリスト教系の新興宗教だ。排他的で他宗教の存在を一切認めない。その姿勢を「過激思想」と呼ぶ連中も珍しくないほどだ。
実際、十字軍をみたいな制裁組織もあるくらいだからな。ここでいう十字軍はエルサレム奪還のほうじゃなくて、異端制裁をしたというアルビジョア十字軍な。やってることはアルビジョア以上かもしれんが・・・。
まぁ、なんにせよきな臭い連中ということだな」
とドヤ顔で締めくくります。今回は特に新しいKWはありません。行動を決める参考にしてください。
---------
(綾織 会話判定成功ボーナスの経験値によりレベルアップ。ボーナスイベント成功 阿修羅の手(消費アイテム:ニュートラル/カオス属性の味方のBS治療・HP回復)獲得)
アーチャー:
残る情報型は重三だけか。メシア教会の召喚する悪魔について知りたい所だが・・・直接本人に聞いてみるか。
メシア教会、プッチ大司教のもとへ。
三枝:
教えてくれますか?
アーチャー:
確かに微妙なところではあるが、重三のコネに当たるよりは確実だろう。
佐伯:
そうですね。重三さんのコネはどちらかと言うとメシア側から離れている人のイメージですね。
アーチャー:
宇佐先生の教え子で、協力しているといえば会うこと自体は可能だろう?
佐伯:
そうですね。会うことはできます。
---------
重三(アーチャー):
教会へ行く前に、オザワと携帯電話で話しておきたいんだが・・・
GM(佐伯):
じゃぁ、1サイクル目はオザワのほうに行きますか?
重三(アーチャー):
いや、このシーンで協会に行く。オザワとは簡単に言葉を交わすだけだ。
美綴:
あ、ひょっとして「絆シーンの簡略化」ですか?
蒔寺:
シーンの簡略化? どゆこと?
GM(佐伯):
シーンの合間などに、コミュの対象と交流を行う簡単な描写で絆シーンを行ったことにするオプションルールです。貢献ポイントは増えるので絆スキルや神威の使用が可能になります。ただし、増える貢献ポイントは1点だけです。
氷室:
貢献ポイントが充分なら楽で良いな。
重三(アーチャー):
それだけではない。これならば、貢献ポイントを得ながら目的も達成できる。今回のように準備を怠ることができない状況では重要だ。
三枝:
あ、なるほど・・・
アプローチ 第1サイクル 重三
聖十字メシア教会
GM(佐伯):
では重三さんは電話でオザワと世間話をしながら教会に向かいます。アンジェラ司祭に宇佐先生の協力者だと名乗るとすぐに奥の部屋に通してくれます。
重三(アーチャー):
「おじゃまするっすよぉ」
ガブリエル(GM):
「・・・宇佐先生の教え子と聴いたが、このような礼儀知らずとは、先生の心労は察して余りあるな・・・」
重三(アーチャー):
「いやぁ、まだまだ青二才なもんで・・・そんな若造にいろいろご教授いただきたいんスけど・・・」
ガブリエル(GM):
「・・・何が聴きたいのだね・・・」
重三(アーチャー):
「いやぁ、大司教様がどんな悪魔を召喚しようとしてるのかなぁ? と思って、ほら、すっげぇ天使様が出てくるんなら、俺ら楽しても大丈夫だけど、しょぼい悪魔だったらケッコー頑張らないとっしょ?」
ライダー:
肯定的な表現の時は天使、けなす時は悪魔、ノリは軽くても相手に合わせた会話ができるのですね。
重三(アーチャー):
そういうキャラにしていきたいと思っている。
GM(佐伯):
うーん・・・楽をしようとしているように見えるので大司教からするとNGワードのような気もしますが・・・まぁ、素の判定値でOKにしましょう。
重三(アーチャー):
温情感謝する。命運を1点使用して判定値を上げておくぞ。
(会話判定値 52% 命運残り 5)
ダイス目 97 失敗 命運で振りなおし(残り命運 4) 30 成功
重三(アーチャー):
危なかったな。成功報酬は相性確認にしたい。氷結が通るかどうか、だな。
ガブリエル(GM):
「・・・聖獣 ヘケトの召喚準備ができている。主の御使いほどではないが帝国どもをつぶすには充分だろう」
というわけで、精霊の依頼を受けてメシア教会と戦う場合のBOSSは聖獣 ヘケトです。(本当は違ったんだけど、さっきの戦闘を見るt(ry)
重三(アーチャー):
「いやぁ、それは心強いっすね! そのヘケトってカエルの神様っすよね? 邪悪帝国はジャックフロストが多いみたいッスけど大丈夫っスか?」
ガブリエル(GM):
「アレを“神”と呼称することは不敬にあたる気をつけたまえ。神とは我らが唯一神のみである」
重三(アーチャー):
「あっ、はい」
ガブリエル(GM):
「ヘケトは確かにカエルの頭部を持つが寒さに弱いわけではない。問題なかろう」
データ的には 通常通りの効果 ですね。
重三(アーチャー):
「それを聴いて安心したっス。あざっした」
教会を出てシーン終了してくれ。
----------
氷室:
おい。出揃ったBOSS候補の中で一番レベルが低いのがジャックフロストだぞ・・・。
(ジャックフロスト:レベル5。ヘケト:レベル7。アーシーズ:レベル9)
美綴:
げ、マジか・・・どうする?
ライダー:
前回は即死魔法を警戒してでしたが、今回も道反玉を集める方向でしょうか?
三枝:
そのほうが良いですね。今の所持金で帰る防具じゃたかが知れてるし・・・。
セイバー:
そもお金が有ったとしても今のGPでは大した物が手に入りませんね・・・。
アーチャー:
一撃で落とされる可能性が有る以上、道反玉は必須か・・・
蒔寺:
んじゃ、あたしは前回同様オリヴィエのところかな。今回は弾薬が充分あるから2回ともコミュのところにいけるぜ。
さてどう話を持っていくか・・・BOSSは邪悪帝国で良いのか?
三枝:
さっきの戦闘のBOSSバージョンだよね? 厳しいけど、他のルートはもっとレベルが高い悪魔になるんでしょ?
セイバー:
安全を考えるのならそうなりますが・・・メシア教会も決して放置して良い組織には見えませんが・・・
アーチャー:
まぁ、心情的にはそうだがな、所詮ゲームだ利己的に動いてもかまわんだろう。
美綴:
じゃぁ、ねらいは邪悪帝国って事で。
Wメガネ:
了解。
----------
アプローチ 第1サイクル 替寺
替寺(蒔寺):
ん~。どうすっかな。三すくみの情勢をネタにオリヴィエの知的好奇心をつつくとか無理か?
GM(佐伯):
そうですねぇ・・・
(オリヴィエのKW「先端技術」のサブKWは「知識」だから+10%ならありかな? 一応「外の世界」にかかるのかな?)
じゃぁ、+20%でどうぞ。
替寺(蒔寺):
よっしゃ! 42%だ!
92 失敗
・・・(´・ω・`)
GM(佐伯):
えぇ・・・振りなおしは・・・
替寺(蒔寺):
ん~・・・しない!
GM(佐伯):
では、前回同様メールが1通
「外の世界はやっぱり物騒で怖いので、研究所にこもっておきます。巻き込まないでください」
だそうです。
替寺(蒔寺):
こいつと本当に仲いいのかなぁ・・・
(オリヴィエとのコミュ 1ポイント上昇)
----------
三枝:
ワンパターンだけど自衛官さんに物資補給要請かな。
・・・ねぇ、自衛官さんのKWて何?
佐伯:
あぁ・・・実はルールブックに記載がないんですよねぇ・・・
うん。ハウスルールとして、設定で本職は自衛官である雪さんは自衛官相手には常に会話判定+20%を許可しましょう。
三枝:
良いの? クラスは自衛官じゃないけど・・・
佐伯:
えぇ、良いとします。
また自衛隊関係(幕僚長:五島、666部隊隊長:加藤一佐および自衛隊第666部隊)のコミュニティのKWを全て有効とします。その代わり保有KWが多いのでボーナスは10%ずつとする。
ということでどうでしょう?
三枝:
わるいわけないよ。すごく有利だもん。
じゃぁ修正込みで42%だね。
36 成功
(道反玉 獲得)
---------
氷室:
最後は私か・・・浦田警部の所に行こうと思うのだが、人間対悪魔のいざこざに警察は介入するのだろうか・・・。
佐伯:
そうですね。被害者が人間なら動くと思いますよ?
氷室:
では邪悪帝国の施設占拠に関しては浦田警部も知っていると?
佐伯:
0課なら知っていて良いと思います。
氷室:
では、その件に関してメシア教会が動き出していることを伝えてこのままでは周辺住民にも被害が出るかもしれないと伝えるのはどうだろうか?
佐伯:
ん~「猟奇事件(勤勉)」で良いかな。ちょっと回りくどいので+10%で。
氷室:
32%か・・・
35 失敗
三枝:
あぁ、惜しい・・・
----------
アプローチ 第1サイクル メガーヌ
警察署
GM(佐伯):
メガーヌさんはいつもの会議室で浦田警部と面会します。
メガーヌ(氷室):
「警部さんなら、邪悪帝国のことご存知ですわよね?」
浦田(GM):
「あぁ、今のところ大きな被害は出ていないがな」
メガーヌ(氷室):
「先日、知人がメシア教会より邪悪帝国への抗戦を行うので助力するようにと依頼を受けましたの。状況次第では無関係な市民にも被害が出てしまうかも・・・。
警察からも助力を願えません?」
浦田(GM):
「教会が・・・なら後のことはお前さんたちに任せた!」
メガーヌ(氷室):
「え?!」
浦田(GM):
「この間の件も何とかできたお前さんたちなら大丈夫だろう。
(小声になって)あの連中は本気でヤバい。正直関わりたくない。じゃぁ!」
そそくさと会議室から出て行ってしまいました。
----------
セイバー:
官憲が忌避するような組織なのですか?!
佐伯:
まぁ、今回は判定失敗したのでこういう反応でした。
メシア教会自体は、ちょっと排他的で、ちょっと強硬な態度なだけで。
ライダー:
不安しかないのですが・・・
佐伯:
(しれっと)では、第1サイクル終了したので、いったん休憩を入れま~す。
つづく
次回は、アプローチ2サイクル目です。
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アプローチ 2
衛宮邸 居間
佐伯:
ではそろそろ2サイクル目を始めましょうか。
進むルートは決まりましたが、もうBOSSに挑みますか?
蒔寺:
なんでだよっ! 最初にボコボコにされたんだぞ!? もっと準備する
だろ!
セイバー:
全員が所持する道反玉は8個と人数分を超えてますが、まだ集めますか?
氷室:
そのほうが良いでしょうな。サーのデータを元に推察するならば、範囲攻撃(マハブフ:1列に氷結攻撃魔法)があるので、1人1個では危険かもしれません。
ライダー:
そうですね。ではおのおのコネを当たるということでよろしいですか?
アーチャー:
異論はない。
三枝:
了解です。
美綴:
んじゃ、あたしから行こうかな。パスカルの所に行こう。
うーん・・・『人間と妖精のいざこざを止めたいから協力して欲しい』で良いかな?
佐伯:
いいでしょう。+20%でどうぞ。
美綴:
48%か
65 失敗 命運消費振りなおし(残り3) 40 成功
美綴:
ふぅ、危なかった。
----------
アプローチ 第2サイクル 綾織
GM(佐伯):
では、ケルベロス:パスカルがねぐらにしている廃ビルにやってきました。彼は気配に敏感らしく、体を起こし綾織さんを迎えます。
パスカル(GM):
「ツヅリか・・・どうした?」
綾織(美綴):
「実は、メシア教会という人間の組織と、邪悪帝国という悪魔の組織が衝突していまして、周辺の被害が出ないように私たちも教会に協力する事になったのですが・・・相手があまりにも強力で・・・お力添えを願えませんか?」
パスカル(GM):
「ジャアクテーコク・・・確か妖精の群れか・・・わかったコレをやろう」
(道反玉獲得)
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
パスカル(GM):
「他に 何かあれば 言ってくれ」
----------
美綴:
お、パスカルへの貢献ポイントも20を超えたぞ、因果応報が使用可能だ。
アーチャー:
攻撃無効化反射を2度使えるのは大きいな。
佐伯:
順調ですね(これで、事故は減るかな?)。
次はどなたですか?
蒔寺:
おう! あたしが行くぞ!
・・・とは言ったものの・・・ゆり子て何者?
佐伯:
表向きには、五島陸将の秘書です。
三枝:
裏向きには?
佐伯:
五島陸将の愛人です。
三枝:
え・・・(赤面)
アーチャー:
で? 真の顔は何者なのだ?
三枝:
え? え?
佐伯:
内緒です(笑)
でも、替寺さんに近寄ってきているのは彼女なりの目的があるとだけ、言っておきます。
蒔寺:
あー。それどうやってアプローチするんだ? 自衛隊のお偉いさんに会うのと一緒だろ?
佐伯:
そのあたりはご心配なく、ゆり子とルイ・サイファー(メガーヌのコネ)は都合が良いときに一方的に現れて、言いたい事を言うと去っていく神出鬼没系NPCなので、替寺さんやメガーヌさんが会いたいと思えば向こうから現れます。
鐘&楓:
あやしい・・・
蒔寺:
んじゃぁ、KW無いしそのままふるぞ。(会話判定値 22%)
27 失敗
佐伯:
では、オリヴィエの時同様に、メールが届きます。
「がんばって。あなたなら大丈夫」
だそうです。
蒔寺:
あれ? マキデのコネってみんなマキデの事をいじめてるんじゃね?
セイバー:
否定しきれませんね・・・
気を取り直して、次は私が行きましょう。シナリオ内容的にアンジェラ司祭のところが妥当でしょうか。メシア教会に協力し事態を早期収拾する事が人々を護る事になる=救済 とするのはOKですか?
佐伯:
そうですね。いいですよ。
セイバー:
では修正を加えて、58%ですね。
03 クリティカル!!
三枝:
わぁ!
佐伯:
おぉ。クリティカルボーナスとして、2つ協力を要請できる事にしましょう。2つともアイテムの無心でも良いですし、それぞれ別のことをお願いしても良いですよ。
----------
アプローチ 第2サイクル 宇佐
聖十字メシア教会
宇佐(セイバー):
メシア教会に赴きましょう。
GM(佐伯):
教会の中に入ると司祭がいらっしゃって、すぐに宇佐先生に気づきます。
アンジェラ(GM):
「先生、こんにちは。 すぐに大司教様をお呼びしますね」
司祭は依頼の件でガブリエル大司教に会いに来たと勘違いしていますね。
宇佐(セイバー):
「いえ、今日は司祭にお話が・・・」
アンジェラ(GM):
「私に?」
宇佐(セイバー):
「えぇ、今回の大司教からの依頼、順調に事が進めば人々を悪魔の脅威から遠ざける事ができます。だからこそ失敗は許されない。わがままで申し訳ないのですが、司祭様からも支援を頂ければと・・・」
アンジェラ(GM):
「そうでしたか。もちろん微力ながら協力させていただきます。・・・とはいえ、私ができる事はコレくらいしかありませんが・・・」
道反玉を2個差し出されます。
宇佐(セイバー):
「充分な支援です。ありがとうございます」
---------
佐伯:
会話判定にクリティカルしているので、貢献ポイントは2d10増やしてください。
1+3=4
セイバー:
このダイスは大きな目が良かったのですが・・・
ライダー:
運は収束するというらしいですが、目の前でそれが起きるのを見た気分ですね。
サーはデモノイドの所に行きましょう。・・・ですがデモノイドの立場(人造悪魔でこの卓では奴隷として扱われていた所から脱走した設定になっている)を考えると人間と協力して悪魔退治はNGなような気がしますね。
KW無しで行きたい所ですが、サーの性格ならそういうこと気にせず話してしまいそうですね・・・。
佐伯:
どちらでも良いですよ。システムを優先してもRPを優先しても。ただ事情を話す場合、ライダーさんの懸念どおりNGワード扱いで判定値を20%下げてもらいます。
ライダー:
では、素で判定しましょう。28%です
67 失敗
佐伯:
では、いつも隠れ家にしている所にデモノイドは居ませんでした。出かけているのかもしれません。
ライダー:
おや?
佐伯:
あ、失敗での貢献ポイント1点は増やして大丈夫ですから安心してください。あくまでただの演出です。
氷室:
では私も謎の男に会いに行くと、いや会いにきてもらうとするかな。
・・・? この男、メシア教会とは逆の立場の御仁なのかね? KW「唯一神(宿敵)」と有るが・・・
佐伯:
そうですね。よくは思っていないでしょう。
氷室:
ふむ。ではサー同様にKW無しのほうがよさそうだな。
(会話判定値 22%)
28 失敗
氷室:
惜しいが、これ以上は命運が惜しいので諦めよう。
佐伯:
メガーヌさんは、独り人気のない路地を歩いていると視線を感じたような気がして振り向きましたが誰も居ませんでした。
氷室:
おい、それはホラーかストーカーのどちらかだぞ・・・
アーチャー:
両方なのではないのかね? 悪魔関係者で神出鬼没となると。
氷室:
ぐぬぅ・・・
アーチャー:
では社は、稲城先生の所に行くか。KWは・・・無理そうだな。
34%でいくぞ。
40 失敗
アーチャー:
命運は残す方向で行くぞ。
佐伯:
では、構内で見かけた先生に声をかけようとすると
「ごめんなさい! いま急いでるの!」
と駆けていってしまいました。
三枝:
うぇ? もう私?! どうしよう、ロキさん(借金の相手)からどうやって物をもらうか考えてたんだけど、思いつかなくて・・・
アーチャー:
KWを見る限り、メシア教会とも遠そうだな。
佐伯:
というより、無関心、が一番近い表現ですかね。普段は繁華街のBARで静かにお酒をたしなむ好事家です。BARの中に個人的なコレクションルームを持つような人ですから、返済の催促は全くしてこないと思いますけど。
ライダー:
好事家、とは具体的にどのような趣味なのですか? コレクションルームを持つということは何かの収集家ですよね?
佐伯:
ゲーム的な表現するなら、レア・アイテムコレクターです。彼は店に来た他の客に自慢できるコレクションをいつも求めています。
なので、BAR以外にもオークション会場などにも現れます。
三枝:
うーん・・・さすがに興味が引ける要素がないよぉ。
素の22%でいくね。
28 失敗
三枝:
あぁ、おしい! でも仕方ないか。命運は節約する方向で行くよ。
佐伯:
いつもロキさんが居るBARマダムに行っても、珍しく彼は居ませんでした。
さて、コレで2サイクル終了しました。アイテムの受け渡しは今のうちにしておいてOKです。
休憩を挟んでクライマックスに行きましょう。
つづく
BOSSと同じ悪魔がパーティーに居るとアナライズを行わないのでおおむねアイテム集めに終始しちゃいますね。
レベル10以上のBOSSなら追加スキルがあるのでアナライズ必須なのでしょうが・・・
いよいよBOSS戦です。
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BOSS戦
衛宮邸 居間
佐伯:
ではそろそろ再開しますね。
場所は街中のとある路地裏、皆さんと一緒にガブリエル大司教もいます。路地の奥が異界化しておりその中に邪悪帝国が居座っているとのことです。
---------
ガブリエル(GM):
「潜入後、私は進行を優先。あなた方は露払いをしてもらいたい」
宇佐(セイバー):
「了解しました」
GM(佐伯):
皆さんが異界化したエリアに入ると、路地とは思えない広さがあります。通常通り陣形を組めるので、前列・後列の宣言をお願いします。
前列:雪、メガーヌ、サー
後列:宇佐、重三、替寺、綾織
GM(佐伯):
少し奥へと進むと、1体の雪だるまが立ちはだかります。
雪だるま(GM):
「侵入者かと思えば、お前たちかホ。教会の連中と一緒ってことは、オイラの忠告は意味がなかったみたいホね。今度は手加減しないホ。覚悟はできているホ?」
ガブリエル(GM):
「手はずどおり行くぞ」
大司教は奥へと駆け抜けて行きます。
重三(アーチャー):
依頼人と悪魔の間に入るように移動して行動を阻害する。で良いな?
一同:
はい。
雪だるま(GM):
「邪魔するなら容赦しないホ!」
BOSS戦開始です!
----------
イニシアティブロール
雪だるま:8(5+3)
雪 :13(4+9)
綾織 :4(2+2)
替寺 :5(3+2)
宇佐 :10(2+8)
サー :15(5+10)
メガーヌ:11(2+9)
重三 :14(4+10)
行動順
サー、重三、雪、メガーヌ、宇佐、雪だるま、替寺、綾織
第1ターン
サー(ライダー):
まずは防御を固めましょう。「ラクカジャ(防御点増加魔法)」を使用します。(MP39→27)
味方全員の物理・魔法防御点+8
重三(アーチャー):
うむ。これで少しは安心できそうだな。
できる事も無い。前のシナリオ中にレベルアップボーナスで得た「セキレイの羽(消費アイテム:敵全体に魅了付与)」をだめもとで使うか。
GM(佐伯):
セキレイの羽の魅了付加確率は40%ですがこの雪だるまはBOSS属性を持っているので、半分の20%になりますが良いですか?
重三(アーチャー):
まぁ、ダメ元だ。
GM(佐伯):
では、 89 魅了ならず、です。
雪だるま「ふふん、そんなものオイラには効かないホ」
雪(三枝):
短期決戦のほうが良いよね、まずは補助動作で「切り落とし」使用(命運5→4)! これで格闘攻撃の威力が力の2倍分上がるよ。
GM(佐伯):
しかも、切り落としつきの格闘攻撃は回避も防御も反撃もできないんですよねぇ・・・
雪(三枝):
まだ補助動作だから1アクションできるよね? 「ウィップアタックII」に自衛官さんの絆スキルを乗せるよ。(HP24→16、判定+20%)
これで56%だから、命運も1点使って+20%! (命運4→3、76%)
85 失敗
雪(三枝):
む。絆がもったいないから振りなおすよ。(命運3→2)
76 成功
GM(佐伯):
回避等受動行動不可なので、そのままダメージ算出してください。
雪(三枝):
えーと、基本格闘威力8、サソリムチの威力修正12、ウィップアタックの威力修正12で固定値が34
※2桁の足し算を間違う失態(赤面) 巻き戻せないのでこのままです。
更に「切り落とし」効果による威力増加も忘れている(汗)
雪(三枝):
威力ロールに残りの命運2個全部つぎこむよぉ。(命運0)
基本の1個、絆レベルが2だから2個、命運で2個の5個だね。
5,3,3,4、4 計 19
雪(三枝):
全体的に低い・・・合計は53だよ。
GM(佐伯):
雪だるまの物理防御点は10点なので、43点通りました。
雪だるま「ヒホ・・・なかなかやるホね。でもまだまだそれくらいじゃオイラには勝てないホ」
冒頭の手も足も出なかった頃を考えると、少し驚いています。
雪(三枝):
まだだよ! ウィップアタックの効果で40%(ランクII)の確率で緊縛付与だよ。
GM(佐伯):
そうでした。やはりBOSSなので半減の20%ですが・・・51なので付与無しです。
雪(三枝):
残念・・・。
メガーヌ(氷室):
いや、充分だ。私も出し惜しみなく行くぞ。
「突撃」(HP12→6)に警部の絆スキルを乗せるぞ。(+17%)
コレで50%か。私も命運で+20%するぞ(命運3→2 70%)
3 クリティカル!
替寺(蒔寺):
来た! クリティカル来た! これで勝つる!
綾織(美綴):
これは、やったか?!
GM(佐伯):
またこの流れですか?! 回避判定15%しかないんですよ・・・
3 成功
GM(佐伯):
あ、成功した。なので通常HIT扱いです。
メガーヌ(氷室):
お主らが要らぬフラグを立てるから!
替&綾:
あたしらのせいか?!
メガーヌ(氷室):
仕方あるまい。命中しているだけ良しとするか。
威力は基本が9、スキル修正が15で固定値24。
威力ロールは、「追加格闘威力」があるから基本が2個、絆レベルで1個、命運も全部入れて2個(命運0) 合計5個だな。
6,7,8,6,3 計30
メガーヌ(氷室):
ほぼ期待値か。合計55か
※2桁の足し算を(以下略)
GM(佐伯):
45点通して、と。合計88点ですね。まだ元気ですよ。
宇佐(セイバー):
攻撃手段がないので(後列のため素手攻撃も不可)、BOSSの後に動く替寺さんを「応援」しましょう。(運判定値 49%) 84で失敗です。
GM(佐伯):
では、雪だるまの行動です。BOSSなので2回行動をします。まず1回目。
素手攻撃・・・対象は雪さんですね。 30%ですが・・・88失敗です。
そのまま2回目いきますよ。
次は、「ブフ(氷結単体攻撃魔法)」ですね。MPを3減らしてっと。対象は・・・綾織さん。 40%ならチャンスがあるはず・・・93。
全体的に目が悪いですね。
替寺(蒔寺):
冒頭でアンだけ暴れたら充分だろ!
補助でシッシャシセイ(「膝射姿勢(回避を下げる代わりに射撃攻撃がクリティカルしやすくなる」)だ。(命運5→4)
んで、「スーパーショット」だ!(HP16→11 装弾数9→8)当然、絆スキルも使うぜ!(オリヴィエとの絆 +13%)
ん、それでも39%か(26+13)。命運2点使っとくかな(+40% 命運4→2) これで79%だ! 34! よし成功だ!
BOSS回避 17 失敗
宇佐(セイバー):
おぉ、危うく回避される所でしたね。
替寺(蒔寺):
射撃基本威力が5! SIGザウエルの修正が16! スーパーショットの修正が8! 固定値29!
威力ロールに命運全乗せだ!(命運2→0)
基本1、絆レベル1、命運2 で4個だな。
10,5,3,2、9(10が出たので1個振り足し)
替寺(蒔寺):
よし! 回った! 29+29=58 だ!
(48点通過 累計136)
綾織(美綴):
重三さんとおんなじ理由で、セキレイの羽かな。
(ダイス 94 魅了付加無)
ま、期待はしてなかった。
----------
第2ターン
サー(ライダー):
今の所被害はありませんが、用心はしておきましょう。再度「ラクカジャ」です。(MP27→15 防御点6増加 累計14増加)
重三(アーチャー):
これは心強いな。雪を応援しておこう。(運判定値39%)84 すまない。
雪(三枝):
気にしないで下さい。
命中の保証も無いし、スキルを使わずにサソリムチで攻撃かな。(36%) 86 ダメでした。
メガーヌ(氷室):
同じく、スキル無しの素手攻撃だ。(37%) 44 ダメだな。
宇佐(セイバー):
替寺さんを応援しますよ。(49%) 98 自動失敗です。
GM(佐伯):
雪だるまの1回目の行動は・・・っ?!
(ランダム決定のダイス目が0(通常悪魔は使用しないBOSSかPT側悪魔のみ使用可能スキル)?)
サー(ライダー):
どうしました? 直美?
GM(佐伯):
あ、いえ・・・ちょっと処理を忘れちゃったのでルルブで確認しますね。
(と、時間を稼ぎつつ・・・こいつの0行動は、ラクカジャか「仲間を呼ぶ」・・・仲間を呼ぶは冒頭のことを考えると全滅もありえるから無し、じゃぁラクカジャ? でも命運を使い切っちゃった現状で防御点が上がるとジリ貧になりかねない・・・ここはGMの任意行動で良いかな・・・? うん、そうしよう)
お待たせしました。1回目の行動は「ブフ」です。(MP3消費 累計6消費)対象は・・・雪さんですね。 18なので成功です。回避判定をお願いします。
雪(三枝):
回避は16%しかないんだよねぇ・・・やっぱり、37で失敗だよぉ。
GM(佐伯):
では威力出しますね固定値22に1d足して、25点です。氷結相性なので魔法防御点で軽減してください。
雪(三枝):
サーさんのおかげで防御点が19もあるよ。6点ダメージだね。(HP
16→10)
※凍結付与判定忘れてます・・・。
GM(佐伯):
じゃぁ、2回目の行動しますね(0は出ないでよ・・・)。
「マフブフ(氷結列攻撃魔法)」ですね。(MP8消費 累計14消費) 対象は・・・前列の3人です。判定値は40%と・・・29成功です。みなさんそれぞれ回避判定をお願いします。
全員回避失敗
GM(佐伯):
ダメージは22+1dで・・・29点氷結相性です。
雪(三枝):
ふえっ?! 死んじゃうよ?!
サー(ライダー):
では、このあたりが切り時でしょうか。聖の神威「因果応報」を使用します。
GM(佐伯):
おぉ、ついに来ましたね。演出はどうしましょうかね? ジャーナリストである聖の「因果応報」ですから、スキャンダルの公表などでダメージを与えるのが一番しっくり来るイメージですが・・・戦闘の即時効果としては変ですし・・・
サー(ライダー):
彼はクラス「ジャーナリスト」の高レベルキャラクターなのですよね?
では、「財力」で得た魔法反射アイテムを貸してくれていた。というのはどうでしょう?
GM(佐伯):
お、いいですね。では雪だるまの魔法が放たれる直前、サーは聖からアイテムを譲られたのを思い出しました。
聖(回想)「これで身が護れるだろ。貴重品だからなできれば返して欲しいが・・・」
サー(ライダー):
「聖、ありがとう!」
GM(佐伯):
サーが懐から出したアイテムが輝くと、強烈な冷気は逆に猛烈な熱風となって雪だるまに襲い掛かりました。
雪だるま「あっちぃー!!」
29点が弱点扱いで2倍になって58点 防御点は使用できるので48点ダメージですね。(累計184)
雪だるま「よ、よくもやってくれたホね・・・」
だいぶダメージを受けて、辛そうにしています。
替寺(蒔寺):
流れに乗るぜ! ザウエルで射撃!(失敗)
綾織(美綴)サーを応援するも失敗。
替&綾:
(´・ω・`)
----------
第3ターン
サー(ライダー):
最後の「ラクカジャ」です(MP15→3)
防御点2点増加(累計16点増加)
サー(ライダー)
最後だけ、ダイスが振るいませんでしたね・・・。
重三(アーチャー):
いや。充分だろう。
雪を応援・・・ダメか。
雪(三枝):
あたしもダメでしたぁ(攻撃失敗)
メガーヌ(氷室):
素手攻撃を・・・お? 判定値37%で 03 クリティカルだ!
替寺(蒔寺):
今度こそやったか?!
GM(佐伯):
フラグは立てていくスタイルなんですか?(汗)
回避は・・・できませんね。ダメージをどうぞ
メガーヌ(氷室):
9+2d=19 クリティカルで38だ。
GM(佐伯):
今回はクリティカルなので防御点での軽減もできません。38点丸々受けて、累計ダメージ222点です。
雪だるま「ぐぅっ! 人間のくせになかなかやるホ・・・」
雪だるまの体がボロボロと崩れ始めています。
宇佐(セイバー):
あと一押しですね。替寺を応援・・・失敗です。
GM(佐伯):
BOSS1回目の行動です。
「ブフ」を・・・雪さんに。
雪(三枝):
なんか、さっきから集中攻撃受けてない?
GM(佐伯):
ダイスで決めているので、女神様の思し召しです(ニッコリ)
40%で・・・あぁ、失敗しました。(MP3消費 累計消費17)
つづいて2回目の行動は・・・素手攻撃を・・・やっぱり雪さんに
雪(三枝):
やっぱり狙われてるよね?!
GM(佐伯):
偶然ですよぉ。HAHAHAHA
30%なのでブフより見込みがないんですよねぇ・・・ほら失敗。
替寺(蒔寺):
当たれー! (射撃失敗)
綾織(美綴):
サーを応援・・・お? 成功だ。
(サー、次回判定値+20%)
----------
第4ターン
サー(ライダー):
せっかく応援をいただいたのですから、絆スキルも使っていきましょうか。「ブフ」を使いたい所ですが、同族の可能性を考えると、吸収されてしまう恐れがあるのですね。
威力は低いですが素手攻撃です。デモノイドとの絆を使用して+11%、応援の+20も入れて、62%。せっかくですから命運も1点乗せましょう。(命運4→3)
これで82%・・・! 05です! クリティカルですよ!
綾織(美綴):
こんどこそやったか?!
メガーヌ(氷室):
おい、やめろ・・・
GM(佐伯):
回避・・・無理ですね。
サー(ライダー):
基本威力11。
威力ロールは、基本1個、絆レベル1個、命運3点使いましょう。(命運0)
合計5個を振ります。
1,5,2,8,8
サー(ライダー):
期待値出ないものですね・・・
11+24で35。クリティカルで2倍でしたね 70点です。
雪だるま(GM):
「ぐぐぐ、オイラが負けるホ? 人間ごときに? ありえないホ・・・」
もう満身創痍です。
(累計ダメージ 292)
重三(アーチャー):
とどめと行きたい所だが、雪に譲ろう。
(雪への応援成功、次回判定値+20)
雪(三枝):
ふわわ。プレッシャーかけないで下さいよぉ。
HPが少ないから、サソリムチで普通に攻撃で、せっかく応援が乗ってるし外したくないなぁ・・・
ねぇ、仲間との絆って使っちゃダメかな?
GM(佐伯):
? あぁ、シナリオ中に絆を深めるシーンはありませんでしたからねぇ。
雪(三枝):
でも、こうやって1つの目的に向かって団結しているのは、そういう演出扱いにならない?
GM(佐伯):
う、確かにそうですねぇ・・・では特別にこの卓では、仲間との絆はシナリオ中に絆を深める演出がなくても使用可とします。
ただし、前回のシナリオ終了時に1点以上貢献ポイントが上昇している事。これはシナリオクリアボーナスも含めます。
そして、シナリオ中に絆を深めるシーンがなかった場合、貢献ポイントはシナリオ開始時のものを使用することとします。
宇佐(セイバー):
これは、温情ですね。助かります。
雪(三枝):
ありがとう。直美ちゃん!
仲間の絆スキルで+19% 応援の+20%も足して、75% いっくよー! 59! やったー成功したよー。
メガーヌ(氷室):
うむ。良い調子だ。
GM(佐伯):
まぁ、回避できないでしょうしねぇ・・・あれ? 09?(回避判定値15%) 回避成功しちゃいました。
雪(三枝):
・・・(ぶすー)。
GM(佐伯):
あぁ、ごめんなさぁい!
メガーヌ(氷室):
コレばかりはなぁ・・・
素手攻撃・・・ダメか・・・
宇佐(セイバー):
あと少しが遠いですね。
替寺を応援・・・100 はファンブル(大失敗)ですっけ?
GM(佐伯):
そうですね。応援でのファンブルは特に用意してないので普通に失敗扱いで良いですよ。演出的には、応援のつもりが替寺さんの気に障ることを口走った、とかですかね。
宇佐(セイバー):
・・・
「さっきからぜんぜん当たってないですよ! もっとちゃんと狙って!」
とかですか?
替寺(蒔寺):
それは確かにキレる(笑)
重三(アーチャー):
むしろ、ヤクザ相手にそんな事を言える先生が大物と言えるかも知れんが・・・
GM(佐伯):
1回目の行動は「マハブフ」ですね。(MP8消費 累計消費25)
対象は後列です。判定は・・・成功しました。4人は回避判定お願いします。
宇佐回避:11% 80 失敗
重三回避:19% 8 成功
替寺回避:15% 5 成功
綾織回避:11% 73 失敗
GM(佐伯):
ダメージは17+1dで・・・あ、回った。17+14で31点です。
綾織(美綴):
うーん、サーのおかげで死ぬ事はないけど、使い時かな?
パスカル(ケルベロス)の神威「因果応報」を使うぞ。
GM(佐伯):
あぁ、そういえばこちらにもいましたね・・・。
では、猛烈な冷気が皆さんを襲う寸前、皆さんの前に割って入る大きな影があります。白い大きなタテガミをたたえた、人をゆうに超える体格の狼、パスカルこと流浪のケルベロスが皆さんの盾になってくれたかと思うと、口から火炎の吐息を吐き雪だるまを攻撃します。
雪だるま「?! 何だホ?! アチっ お前! アチチッ 関係ない奴は アチッ 引っ込んでろホ! あっちぃ!」
ケルベロス「あいにくと、見過ごせない 友が 傷つくのは」
綾織(美綴):
「パスカルさん・・・」
雪だるま(GM)
「くっ、邪悪帝国に栄光アレー だホ」
そう言い残すと雪だるまは完全に溶けてなくなってしまいました。
それを見届けたパスカルも、現れた時と同様にいずこかへと消えてしまいます。
GM(佐伯):
因果応報による反射で累計ダメージが343点。このBOSSのHPは300だったのでこれで戦闘終了です。おつかれさまでした。
替寺(蒔寺):
悪は必ず滅びる。まさにインガオホー。
メガーヌ(氷室):
むしろ、NPCにおいしい所を持っていかれた感が否めないが・・・
重三(アーチャー):
演出上はそうだが、功績は綾織のものでいいだろう。
---------
戦闘後処理
GM(佐伯):
アイテムドロップ判定ですが、誰がしますか?
綾織(美綴):
「宝探し」持ちのあたし一択だろ。
運判定値が29%、命運残り3点全部つぎ込んで89%。
重三さんの命運残りが4点だから、全部消費してもらっってこっちに2点譲渡。2点使って 129%。
宇佐先生は6点残り?! じゃぁ3点譲渡してもらって、189%。
いくぜっ!
84 成功
GM(佐伯):
では通常ドロップ品の「マハブフの石(消費アイテム:氷結全体攻撃)」が手に入ります。
それから、マグネタイトが25点収集できます。
替寺(蒔寺):
前もあたしがもらったし、まとめて持っとくな。(計34MAG)
GM(佐伯):
次に経験値配布です。
1人10点ずつでーす。
雪(三枝):
レベル4になったよ。
メガーヌ(氷室):
やっとレベル3か。スキルは「毒ひっかき」を覚えるはずだったが、コストが高すぎる(HP15。レベルアップ後の最大HP16)ため、クラススタイル用スキルから、「鉄拳パンチ」と交換したぞ。まぁ、これでもコストが高いので出番は少なそうだが(コスト HP10)。
GM(佐伯):
コストに関しては、クラス2つ有る状態(レベル5以降)を想定しいているみたいですからねぇ・・・
サー(ライダー):
特に変化無しです。
GM(佐伯):
悪魔PC(クラススタイル1.0)の場合は、レベルアップにかかる経験値が多いですからねぇ。
サー(ライダー):
それでも、皆よりレベルが抜きん出ていますから仕方ありませんが。
GM(佐伯):
もう戦闘もありませんし、次回セッションのために、今の段階で全快させてもかまいませんよ。
重三(アーチャー):
レベル4のままか。サー同様に回復だけさせておく。
替寺(蒔寺):
やっとレベル2だぜ・・・。
宇佐(セイバー):
まだレベル1だったんですね。それで他のキャラと遜色無いダメージを与えていた事を考えると驚異的と言わざるを得ません。
あ、宇佐はレベル変わらずです。(レベル4)
重三(アーチャー):
我々情報特化組も戦闘で支援できるスキルを会得していきたい所だがな・・・
綾織(美綴):
同じくレベル4のままっと。「煌天の幻視(味方の判定失敗を成功に変える)」が有るんだけど、みんな命運でどうにかしちゃうから出番が無いなぁ。
GM(佐伯):
これで、戦闘処理終了です。
EDの前に休憩を挟みましょう
つづく
処理ミスの嵐(汗)
恥ずかしい・・・
えー、前衛組みに命運を使い切れさせたので、強さ的にはちょうど良かったでしょうか?
次回はEDです。
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エンディング~クールダウン
エンディング
GM(佐伯):
雪だるまが溶けてなくなると、ほどなくして路地の異界化も解消され普通の路地に戻ります。路地を異界化していた悪魔が倒されたと推測できるでしょう。
すぐに奥から服の端に霜を付着させたガブリエル大司教が戻ってきます。
ガブリエル(GM):
「そちらも問題なく片付いたようだな。ここに居たのは邪悪帝国の先遣隊に過ぎなかった。自称皇帝は別の場所に居るようだが、コレにこりればしばらくは大人しくなるだろう。
ご苦労だった」
彼はそういうと、懐からぽんと封筒を出して宇佐先生に渡します。
宇佐(セイバー):
「これは?」
ガブリエル(GM):
「謝礼ですよ。先生とそのお友達のおかげで迅速に解決できました。皆さんの分が入っておりますのであとでご確認ください」
ちなみに中身は、1400マッカ。1人200マッカずつ受け取ってください。
----------
佐伯:
では、それぞれのEDを演出して行こうと思いますが、何か希望はありますか?
美綴:
あー、希望と言うか精霊の要求を無視した綾織はどうなるんだ?
佐伯:
(あ、じゃぁこれを次のシナリオのキーにしちゃおっと)
では、綾織さんのEDから行きましょうか。
----------
エンディング 綾織
???
GM(佐伯):
場所はオープニングと同じ夢の中です。ただし、風景は大きく異なっています。
大地は枯れ果て、風は吹きすさび、水はよどみ、火山は溶岩を大量に噴出しています。
綾織(美綴):
完全に怒っている・・・
???(GM):
「我々の声が聞き入られなかったようで残念です」
「あなた方には相応の罰が必要でしょう」
綾織(美綴):
いやいやいや、そう思うならメシア教会を何とかしてくれよ!
「私たちが責められるのは仕方ないのかもしれませんが・・・教会は、あの大司教は放置して大丈夫なんですか?」
???(GM):
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「近いうちに償いをしてもらいに伺いましょう」
「逃亡は無意味と心得ておきなさい」
そこまでいうと夢から覚めます。
一同:
おい!
綾織(美綴):
「きょうかいはどうするんですか!」
とか、叫びながら目を覚ますか。
GM(佐伯):
というわけで、次回は精霊から皆さんが狙われる話にしようと思います。
---------
ライダー:
しかし、確か精霊で一番低レベルなのが今回のBOSS候補だったアーシーズですよね? ジャックフロストよりレベルが高いのですが大丈夫でしょうか?
佐伯:
そのあたりはギミックを考えようと思います。
アーチャー:
BOSSを現段階で明かしてしまってよいのか?
佐伯:
データを改造して全く別物になってるかもしれませんよ?(ニヤリ)
セイバー:
・・・。
佐伯:
さて、他の皆さんのEDはどうしましょうか?
セイバー:
宇佐のEDは依頼主である大司教から報酬を受け取ったさっきのシーンで良いと思いますが
佐伯:
え、いいんですか?
セイバー:
えぇ。特にやりたい事があるわけでもありませんし。
佐伯:
わかりました。
ライダー:
・・・サーのEDもどうしましょう? 依頼主に牙をむいた形になりましたが・・・
佐伯:
そうですねぇ、じゃぁこんな感じでどうですか?
----------
エンディング サー
商店街 裏道
GM(佐伯):
サーさんが散歩をしていると、目の前に雪だるまが現れます。その顔は憤怒にそまっています。
サー(ライダー):
報復をされると1人では勝ち目が無さそうなんですが・・・
GM(佐伯):
ご心配なく。
雪だるま「よくも、隊長に酷い事してくれたホね! この借りはいつか返させてもらうホ! 覚えてろホ!!」
言い捨てると、走り去ってしまいました。
サー(ライダー):
「?」
首をかしげて見送ります。サーの性格では恨みを買ってしまった事に気付いていないでしょう。
----------
アーチャー:
精霊たちだけでなく、邪悪帝国とも今後何かありそうだな・・・
佐伯:
シナリオのネタが多くて助かります。
アーチャー:
重三のEDは省略してくれてかまわない。強いてあげるとすれば、解散後行方不明の恋人探しを再開した、程度か。
佐伯:
わかりました。
三枝:
うーん・・・雪もかな? 前回同様報告書を書いてるくらいかなぁ。
氷室:
では、メガーヌのEDを演出させてもらおうか。
と言ってもまた浦田警部に会いに行くぐらいしかないが。
----------
エンディング メガーヌ
警察署 会議室
GM(佐伯):
では、もはやなじみとなった会議室に入ると、警部は破顔します。
浦田「おぉ、無事だったか」
メガーヌ(氷室):
さすがに不機嫌な態度をとるぞ。
「何が『無事だったか』ですか、結局メシア教会に協力する事になって、邪悪帝国の一部を叩いてきましたわ」
浦田(GM):
「そうか。まぁ、なんだ無事で何よりだ」
メガーヌ(氷室):
「全く調子が良いんですから」
浦田(GM):
「すまんな。なんせ連中の事になると、公安や自衛隊がからんでくる可能性もあるんでな。連中と接触するなとは言わんが、あまり近づきすぎんように気をつけろよ」
いちおう、気遣ってはくれています。
メガーヌ(氷室):
「ご忠告どうも」
そういい残して部屋をあとにしよう。
----------
蒔寺:
マキデはどうしようかなぁ・・・特にやりたい事もないし省略でも良いんだが・・・
---------
クールダウン(ゲーム終了後の処理)
佐伯:
では、これでEDはOKと言うことで。
最後にクールダウンを行いましょう。
シナリオクリアボーナスで3d10の値だけコミュの貢献ポイントを割り振る事ができます。
このボーナスも含めて今回貢献ポイントが1点も上昇していないコミュは、関係が疎遠になったとしてポイントが1点下がります。考えて割り振ってくださいね。
氷室(メガーヌ):
26点か。では、ルイ・サイファーに10点(計14)、浦田警部に10点(計23)、仲間に6点(計19)で。
蒔寺(替寺):
ひっくいなぁ、16点かよ。
(ゆり子に5点(8)、オリヴィエに5点(18)、仲間に6点(16))
三枝(雪):
私も低いなぁ(12)
(各コミュに4点ずつ(自衛官:24、ロキ:8、仲間:23))
美綴(綾織):
18か。んじゃ仲間に6点(16)で他に4点ずつにするか。
(氷川:18、日下部:6、ケルベロス(パスカル):27)
セイバー(宇佐):
コミュが多いので大きな出目が欲しいですが・・・10・・・3個振って10?! うぅ・・・今回ポイントが増えていないコミュだけに振りましょう。
(千晶:14(※)、アンジェラ14、鬼道:4(※)、ヘカーテ:4(※)、仲間:15(※)、ガブリエル6)
(※が付いているものがボーナスを割り振ったコミュ)
アーチャー(重三):
17だな。
(オザワ:15、稲城:20、仲間:29、ガブリエル:6)
ライダー(サー):
20です。悪くありませんね。
(デモノイド:17、聖:26、仲間:29)
佐伯:
今回はいかがでしたか?
三枝:
一時はどうなるかと思ったよぉ・・・
氷室:
次回のBOSSがアーシーズなら今回以上に厳しくなるがな・・・
セイバー:
不安がありますね。はやく覚醒(新しくクラスが追加される)したいものです。
佐伯:
あ、レベル4の皆さんは覚醒する場合の注意事項を伝えておきますね。
各クラスには「覚醒キーワード」と言うものが設定されています。このキーワードに該当する経験がないものには覚醒できません。
物によっては幕間に経験した事にしても良いですが、確実になりたいクラスがあるようでしたら、RPに組み込んでいきますので相談してください。
重三:
ふむ、どうしたものか・・・
三枝:
雪は自衛官かなぁ・・・そのまんまだけど。
佐伯:
それでは、今回はこの辺で。
おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでしたー
と言うわけでセッション2回目でした。いかがだったでしょうか?
いろいろミスもありましたが、温かい目で見ていただければと思います。
クールダウンにはもう1つ「属性評価」という処理があります。
各PCの言動が6つの属性のどれに近かったかをプレイヤーおよびGMがそれぞれ投票し、評価を決めるものです。
このリプレイは実プレイではないので作者が決めてしまうと出来レース的な事になってしまうので、読者の皆さんに投票していただきたいと思います。
対象はPC7名
メガーヌ(氷室)、替寺(蒔寺)、雪(三枝)、宇佐(セイバー)、重三(アーチャー)、サー(ライダー)
属性は6種
秩序やルールを大事にする:ロウ
感情や自由、本能を重視する:カオス
善性・善行:ライト
暴力的、残虐的:ダーク
上記のどれにも寄らない:ニュートラル
上記5種とは無関係に笑いを誘った、ウケねらいだった:ヒーホー
となっています。
投票締め切りは、2016年12月15日とさせていただきます。
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幕間処理
今回はその結果発表および、そのほか処理やデータなどの紹介です。
お話はありませんので、飛ばしていただいても結構です。
属性評価 結果発表
ご投票いただいた結果を集計(?)した結果以下の通りとなりました。
替寺 マキデ(蒔寺):ヒーホー
投票コメント:ネタもお約束もいっぱい
彼女(PL)は原作的にもヒーホーキャラなので、キャラ崩壊無く行けているのでしょうか?
ただ「替寺」は男性ヤクザなので今後どうしようか悩みどころです。
雪 三枝(三枝):ライト
まじめキャラがまじめキャラを演じているので順当な所でしょうか?
綾織 綴(美綴):ニュートラル
まだまだ目立った行動が無いので仕方ないですかね?
サー(ライダー):ヒーホー
投票コメント:子供っぽいし
これは中の人とキャラクターが別れているパターンですね。
幼児RPするライダーさん・・・良いっ!(自画自賛)
投票があったのは以上の4名のみでした。残り3人は作者の独断による評価とさせていただきます。
メガーヌ(氷室):ニュートラル
宇佐 有人(セイバー):ニュートラル
重三 社(アーチャー):ニュートラル
特に目立ったことしていないのでニュートラルで(汗)
---------
幕間処理
今回の大惨事を受けて、装備を購入しました。
キャラクター7人の所持金を共有資産扱いで購入しました。買い物内容は以下の通りです。
メガーヌ:
サバイバルベト
替寺:
サバイバルベスト
綾織:
サバイバルベスト
重三:
黒装束(ファッション下取り)
残金:1人150マッカ
----------
データセクション
各キャラクターのデータです。
-----
PC名:メガーヌ プレイヤー:氷室 鐘
性別:女 年齢:20
クラス(スタイル):気孔拳士(格闘:無手)
レベル:3
経験値(NEXT):23(51)
背景設定/コネ/コミュ
謎めいた男/ルイ・サイファー(14)
警察関係/浦田警部(23)
/仲間(20)
能力値/判定値 戦闘データ
力:8/43% 格闘威力:11+2d
魔:1/ 8% 魔法威力: 4+1d
体:1/ 8% 射撃威力: 2+1d
速:2/13% 物理防御点:5/魔法防御点:3
運:1/ 8% イニシアティブ:2+1d
回避判定値:12%
会話判定値:22%
最大命運値:5
最大HP :16
最大MP :8
武器
なし
防具
胴部:サバイバルベスト
相性/バッドステータス
回復判定値:8%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ロウ:6
ニュートラル:6(+6)
アイテム/所持金
道反玉/150マッカ
スキル
突撃、鉄拳パンチ、追加格闘威力
----------
PC名:替寺 マキデ(かえでら まきで) プレイヤー:蒔寺 楓
性別:男 年齢:25
クラス(スタイル):ガンスリンガー(射撃:銃器)
レベル:2
経験値(NEXT):13(21)
背景設定/コネ/コミュ
謎の女性/ゆり子・ローゼンバーグ(8)
興味/オリヴィエ・ザクソン(18)
/仲間(16)
能力値/判定値 戦闘データ
力:1/ 7% 格闘威力:3+1d
魔:1/ 7% 魔法威力:3+1d
体:3/17% 射撃威力:6+1d
速:6/32% 物理防御点:7/魔法防御点:5
運:1/ 7% イニシアティブ:4+1d
回避判定値:16%
会話判定値:22%
最大命運値:5
最大HP :20
最大MP :6
武器
SIGザウエル
防具
胴部:サバイバルベスト
相性/バッドステータス
回復判定値:17%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ニュートラル:7
ヒーホー:8(+8)
アイテム/所持金
道反玉、通常弾×46、34MAG/150マッカ
スキル
スーパーショット、膝射姿勢
----------
PC名:雪 三枝(ゆき みえ) プレイヤー:三枝 由紀香
性別:女 年齢:25
クラス(スタイル):クイーン(格闘:武器)
レベル:4
経験値(NEXT):53(100)
背景設定/コネ/コミュ
任務/自衛官(24)
借金/ロキ(8)
/仲間(23)
能力値/判定値 戦闘データ
力:6/34% 格闘威力:10+1d
魔:3/19% 魔法威力: 7+1d
体:3/19% 射撃威力: 1+1d
速:1/ 9% 物理防御点:6/魔法防御点:5
運:1/ 9% イニシアティブ:4+1d
回避判定値:16%
会話判定値:22%
最大命運値:5
最大HP :28
最大MP :14
武器
サソリムチ
防具
脚部:スカイヒール
相性/バッドステータス
回復判定値:19%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ヒーホー:4
ライト:6(+6)
アイテム/所持金
道反玉×2、傷薬/150マッカ
スキル
ウィップアタックII、複数攻撃(サソリムチの付加スキル)、切り落とし
----------
PC名:綾織 綴(あやおり つづり) プレイヤー:美綴 綾子
性別:女 年齢:17
クラス(スタイル):幻視者(魔法(霊能))
レベル:4
経験値(NEXT):83(100)
背景設定/コネ/コミュ
ハイテク/氷川レイジ(18)
不在/日下部 一石(6)
街の平和/ケルベロス(27)
/仲間(26)
能力値/判定値 戦闘データ
力:1/ 9% 格闘威力: 5+1d
魔:6/34% 魔法威力:10+1d
体:1/ 9% 射撃威力: 1+1d
速:1/ 9% 物理防御点:5/魔法防御点:3
運:5/29% イニシアティブ:2+1d
回避判定値:11%
会話判定値:30%
最大命運値:6
最大HP :20
最大MP :20
武器
なし
防具
胴部:サバイバルベスト
アクセサリ1:宇宙意志のリング
相性/バッドステータス
回復判定値:9%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ニュートラル:9(+7)
アイテム/所持金
道反玉、傷薬、マハブフの石、阿修羅の手、マハムドの石/150マッカ
スキル
蛇の道は蛇、宝探し(宇宙意志のリングの付加スキルとの重複により判定値強化)、煌天の幻視、追加コネ(ケルベロス)
----------
PC名:宇佐 有人(うさ あると) プレイヤー:セイバー
性別:男 年齢:30
クラス(スタイル):民俗学者(情報:捜査)
レベル:4
経験値(NEXT):93(100)
背景設定/コネ/コミュ
千晶様/橘 千晶(14)
復讐/アンジェラ・F・グレゴリウス(14)
/鬼道 円(4)
/ヘカーテ(4)
/仲間(15)
/ガブリエル・プッチ(6)
能力値/判定値 戦闘データ
力:1/ 9% 格闘威力: 5+1d
魔:2/14% 魔法威力: 6+1d
体:1/ 9% 射撃威力: 1+1d
速:1/ 9% 物理防御点:6/魔法防御点:4
運:9/49% イニシアティブ:2+1d
回避判定値:11%
会話判定値:38%
最大命運値:6
最大HP :20
最大MP :12
武器
なし
防具
胴部:サバイバルベスト
脚部:登山靴
相性/バッドステータス
回復判定値:9%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ニュートラル:5(+3)
アイテム/所持金
道反玉×3、登山セット/150マッカ
スキル
サバイバル(登山靴の付加スキル)、マッパー、応急手当、追加コネII(鬼道、ヘカーテ)、研究者(「英雄」「魔術」「食文化」)
----------
PC名:重三 社(えみ やしろ) プレイヤー:アーチャー
性別:男 年齢:20
クラス(スタイル):遊び人(情報:メディア)
レベル:4
経験値(NEXT):73(100)
背景設定/コネ/コミュ
不良/オザワ(15)
消えた恋人/稲城 珠枝(20)
/仲間(29)
/ガブリエル・プッチ(6)
能力値/判定値 戦闘データ
力:1/ 9% 格闘威力: 5+1d
魔:1/ 9% 魔法威力: 5+1d
体:1/ 9% 射撃威力: 4+1d
速:4/24% 物理防御点:3/魔法防御点:3
運:7/39% イニシアティブ:4+1d
回避判定値:14%
会話判定値:34%
最大命運値:6
最大HP :20
最大MP :10
武器
なし
防具
胴部:黒装束
相性/バッドステータス
回復判定値:9%
相性 :破魔無効
属性:()内は増加量
ニュートラル:10(+5)
アイテム/所持金
道反玉、宝玉/150マッカ
スキル
幸運、財力、隠密行動(黒装束の付加スキル)、鋭い勘
----------
PC名:サー プレイヤー:ライダー
性別:女? 年齢:?
種族/悪魔名
妖精/ジャックフロスト
レベル:6
経験値(NEXT):333(445)
背景設定/コネ/コミュ
正義感/デモノイド(17)
マスコミ/聖 丈二(26)
/仲間(29)
能力値/判定値 戦闘データ
力:5/31% 格闘威力:11+1d
魔:7/41% 魔法威力:13+1d
体:5/31% 射撃威力: 5+1d
速:5/31% 物理防御点:11/魔法防御点:11
運:4/26% イニシアティブ:5+1d
回避判定値:15%
会話判定値:28%
最大命運値:5
最大HP :66
最大MP :39
武器
なし
防具
なし
相性/バッドステータス
回復判定値:31%
相性 :氷結吸収、凍結無効、火炎に弱い
属性:()内は増加量
カオス:10
ヒーホー:7(+7)
アイテム/所持金
道反玉、傷薬、トランキライザー/150マッカ
スキル
ブフ、マハブフ、ラクカジャ
と言う感じになりました。
次から第3回のスタートです。
精霊の不興を買った彼らはいったいどうなってしまうのでしょうか。
年末に入り、更新速度は落ちると思いますが、気長にお待ちいただければと思います。
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第3回『リビングデッド』 属性評価 投票締め切らせていただきました
オープニング
まだコミックスに収録されていない(雑誌掲載分)のネタが少し書かれております。
大きなネタバレではないつもりですが、回避したい方は、
宇佐&重三のオープニング
は飛ばしてご覧下さい。
2017/3/8 遅れましたが、ネタバレ部分が収録されたコミックス(10巻)が発売されましたので、お持ちの方は普通に読んでいただいて大丈夫です。
衛宮邸 玄関
佐伯:
おじゃましまーす。
セイバー:
いらっしゃい。待っていましたよ。
アーチャー:
準備はできている。上がってくれ。
女子高生s:
おじゃましまーす。
---------
衛宮邸 居間
三枝:
わ、またいっぱい食べ物があるよぉ。
セイバー:
えぇ。シロウとサクラのお手製です。
氷室:
いずれ、何かお返しをせんといかんな。
蒔寺:
んあ? バカスパナには工具でも渡しときゃいんじゃね?
剣&騎:
・・・・・・・・・
美綴:
? なんか急に寒気が・・・
アーチャー:
ふっ。それも良いかも知れんが、やつなら家事に関する道具のほうが喜ぶだろうな。
三枝:
あぁ。衛宮くん、料理上手ですもんね。お掃除やお洗濯も好きなんですか?
アーチャー:
あぁ。保護者代わりの隣人が様子を見に来てくれるとはいえ、基本的には独り暮らしだったからな。好き嫌いは知らんが、人並みにはこなしているな。
氷室:
なるほど。では機会があれば雑貨屋で便利グッズでも見繕ってきましょう。
蒔寺:
独り暮らしがなんでこんなプチハーレムに?
親父さんの知り合いだって言うセイバーさんはともかく、間桐妹や遠坂はなんで?
美綴:
そういえばそうだな
サーヴァンツ:
!!
セイバー:
い、今はシロウのことよりゲームです。さぁ、早く続きを始めましょう。
佐伯:
そうですね。でははじめたいと思います。
今回は前回予告したように、精霊がからんできます。
美綴:
あー、そうだった。勝てる気がしないんだけどなぁ・・・
佐伯:
ふっふっふっ
早速、今回予告です。
----------
今回予告
B級パニックホラー
真・女神転生TRPG 第3話『リビングデッド』
---------
一同:
短っ!?
アーチャー:
あー、あー。敵対者はゾンビ系か?
蒔寺:
えーパニックものならサメだろ?
氷室:
確かに王道ではあるが、ホラーではないだろう、サメは。
美綴:
シャークゴーストならホラーじゃね?
三枝:
サメ映画はもうおなかいっぱいだよ!
ライダー:
精霊と戦うのではなかったのですか?
佐伯:
えー、前回精霊が言っていた『償い』は依頼をこなしてもらう事です。
もちろん、皆さんの選択次第では精霊と戦うルートもありますよ?
セイバー:
ここであれこれ考えても仕方ありません。始めましょう。
佐伯:
そうですね。ではOPを。綾織さんから。
美綴:
そっか。精霊から依頼を受けないとなんだな。
---------
オープニング 綾織
????
GM(佐伯):
前回の終わりに見た夢の光景です。
荒れた大地、よどんだ水、吹きすさぶ風、吹き上げる火山。
綾織(美綴):
ビクビクしながら周囲を見てるぞ。償いをさせに来るって宣言されていたからな。
???(GM):
「先日の約束どおり、うかがいました」
「償いの時です」
「我らの手足となってもらいましょう」
綾織(美綴):
「? え? 手足?」
精霊と戦うんじゃないのか??
???(GM):
「自然の節理にもとる者があなたの街に現れています」
「これの調査・排除をお願いします」
「町の平穏、あなたにとっても悪い話ではないでしょう」
「もし断るようであれば・・・」
「わかりますね?」
氷室:
節理? 摂理ではないのか?
GM(佐伯):
えぇとですね。摂理だと意味合いがロウ勢力になるので・・・
意味合いとしては、「自然の摂理」と同じものと思ってもらって大丈夫です。
(蒔寺:
(なにがどうちがうんだ?)
三枝:
(さぁ?)
ライダー:
(節理は筋道など、摂理は万物を束ねる法則のようなもの、ですかね)
三枝:
(なるほどぉ) )
綾織(美綴):
外野うるさい。
「その、節理にもとる者とは?」
GM(佐伯):
では、綾織さんがそう問いかけた直後、脳裏にイメージが流れ込んできます。
幻視の最中にさらなる幻視が発動しています。
綾織(美綴):
何が見えるんだ?
GM(佐伯):
場所は街中ですね。綾織さんも何度か通った事がある道でしょう。
ただ、様子はいつもと大きく違います。
人々が何かから逃げるように走り回っています。群集が走ってきている方角を見ると、悪魔の群れが人を襲っています。
幻視による映像のためかその姿ははっきりしませんが、つかまった人はその場で噛み付かれているようです。捕食されているようにも見えます。
綾織(美綴):
現実になったらやばいな・・・
「こ、これは・・・」
おどろいて言葉をなくすぞ。
???(GM):
「手遅れになる前に」
「それがあなた方の償いにもなりましょう」
綾織(美綴):
「わかりました」
と応えた所で、夢から覚めるかな?
GM(佐伯):
そうですね。何もなければシーン終了です。
---------
衛宮邸 居間
佐伯:
では次は、メガーヌさん。
氷室:
うむ。
佐伯:
シーンはメガーヌさんの家に浦田警部が訪れる所から始めようと思いますが、どんな所にお住まいでしょう?
氷室:
呼び出しではなく直接来るのか?
そうだな、さして大きくもない一軒家、街の郊外にある安い物件を使っている。としてもいいかね?
佐伯:
はい。大丈夫ですよ。
---------
オープニング メガーヌ
メガーヌ宅
GM(佐伯):
時刻は早朝。綾織さんが精霊とお話中くらいの時間帯です。
メガーヌ(氷室):
それはメガーヌもまだ就寝中の可能性があるが・・・
浦田(GM):
「おい! お嬢! 居るんだろ!? 生きてたら返事しろ!」
ほとんど怒鳴り声に近い声と共に、玄関の戸はバンバンたたかれ、インターホンも某名人並みに連打されています。団地やアパートなら住人に苦情が集まるレベルです。
メガーヌ(氷室):
なんと迷惑な・・・それは起きざるを得ないか・・・
「どうしたんですの? こんな朝早くに・・・」
まだ少し寝ぼけながらドア越しに対応する。
浦田(GM):
「よし、生きてたな。すぐに準備して出て来い。少しでも人手が必要なんだ」
警部は、興奮しているというか、なにか慌てている様子ですね。
メガーヌ(氷室):
「わかりましたから。すこし待ってちょうだい」
寝起きの女性の準備だ、時間がかかると思うのだが?
GM(佐伯):
実際には影響がないものとします。まぁ時々警部が
「おい、まだか!?」
と急かしてくるくらいですね。
メガーヌ(氷室):
「お待たせしましたわ」
GM(佐伯):
メガーヌさんが出てくると、警部は腕をつかんで路肩に駐車していた、屋根に覆面パトカー用のパトランプを取り付けたバンに引きずっていきます。
メガーヌ(氷室):
「あの? ちょっと?」
浦田(GM):
「説明は移動しながらする。まずはお前さんのお仲間を回収するぞ」
バンが走り去った所でシーン終了です。
---------
衛宮邸 居間
美綴:
もう、幻視した状況になってるのか?
佐伯:
では、その疑問にお答えするために、宇佐さんと重三さんのオープニングに行きましょう。
セイバー:
2人一緒にですか?
アーチャー:
シーンの場所は須摩留工科大か
佐伯:
はい。そうです。
三枝:
じゃぁ、時間はさっきの2人よりあとになるのかな?
佐伯:
はい。ですが1コマ目が始まるより明らかに早い時間帯です。6時とか。
美綴:
それは確かに早いな。
---------
オープニング 宇佐&重三
須摩留工科大学 体育館
GM(佐伯):
場所は大学の体育館です。普段ではありえない数の人が集まって毛布やビニールシートを敷いて身を寄せ合っています。
三枝:
あれ? なんかつい最近見た事ない? こんな光景。
蒔寺:
あ? そんなシーンあったか?
三枝:
違うよ。ゲームじゃなくて現実でっ。
美綴:
あぁ。あったなあたしが炊き出しの手伝いしたんだ。
氷室:
あぁ、あのガス爆発の・・・
サーヴァンツ:
(ギクッ!)
GM(佐伯):
そうですね。雰囲気はあの時に似ています。
重三(アーチャー):
何か災害が?
GM(佐伯):
えぇ。自治体、警察より避難命令が出ています。
ライダー:
勧告を通さずにいきなり命令ですか。かなり火急の事態のようですね。
GM(佐伯):
宇佐さんと重三さんはボランティアとしていろいろお手伝いをしています。
重三(アーチャー):
社も?
GM(佐伯):
はい。もちろん市の職員や警察関係者も動いていますが、なにぶん急だったため人手が足りていません。
そんななか、積極的に手伝っているのが宇佐さん重三さんをはじめとする一部の一般人です。
重三さんたちが手伝っていると、避難者の1人が見ていた携帯テレビの音声が聞こえてきます。
テレビ(GM):
「・・・県十六夜市内の避難命令は今なお発令中です。
以前から、防衛省、警視庁より悪魔の存在・危険性が伝えられていましたが、これほど大規模な案件は初めてではないでしょうか。
なお一部報道で悪魔に襲われた犠牲者が悪魔となって別の人間を襲ったと伝えられておりますが、未確認情報であり確証がとれていません。
流言に惑わされず、自治体・警察の指示に従ってください。
繰り返します・・・」
氷室:
かなり大事になっているようだな。
美綴:
あれ? もう最終回?
GM(佐伯):
いえいえ。最終回で悪魔大量発生させるなら、終末のラッパを鳴らしますよ(ニッコリ)
宇佐(セイバー):
(悪魔データを確認)トランペッターをはじめ黙示録の有名どころも一通りデータがあるのですね・・・(ゲッソリ)
GM(佐伯):
配給物の運搬を手伝っている宇佐さんに声がかけられます。アンジェラ司祭です。
アンジェラ(GM):
「先生っ」
宇佐(セイバー):
「司祭さま。よかった無事だったのですね」
アンジェラ(GM):
「えぇ。先生も無事で何よりです」
小さく十字を切ったあと、小声で話してくれます。
「今回の件は、自衛隊主導で、自衛隊・警察が討伐隊を編成するそうです。それについて、民間人からも広く協力者を募るそうです。
教会からも何名か派遣する事に決まりました。
少しでも戦力は集めたい所です。先生たちにも助力をお願いできないでしょうか・・・」
宇佐(セイバー):
「私たちでちからになれるのなら」
----------
佐伯:
重三さんには先生から話をしたということでいいですよ。
三枝:
あ、佐伯さん、雪もここに避難してきていることにして良い?
蒔寺:
あ、じゃぁマキデもだな。
佐伯:
はい。OKですよ。
ライダー:
サーは・・・綴から声をかけているということで良いでしょうか?
佐伯:
そうですね。
では皆さん、メガーヌさんから連絡を受け、警部の車に拾われてから、警察署へと移動します。
----------
オープニング
十六夜市警前
GM(佐伯):
場所は、十六夜警察署。その前庭というか、駐車場です。浦田警部は皆さんを車から降ろすと自分の仕事に戻りました。
たくさんの人が集まっています。警察関係者に加え自衛官も居ます。そしてアンジェラ司祭の言葉通り、一般人も少なからず居ますね。
整列している警官は県警特殊部隊の装備を身に着けていますね。
自衛官の指揮を執っている人物を雪さんは知っていて良いでしょう。
雪(三枝):
同僚かな?
GM(佐伯):
自衛官というくくりでなら同僚ですが所属は異なる事でしょう。
彼は、昨今急増する悪魔関連に対応するために組織された秘密部隊
替寺(蒔寺):
バンバラバンバンバン
綾織(美綴):
それは秘密戦隊。
GM(佐伯):
ゴホン
秘密部隊 666部隊の指揮官、加藤一佐ですね。部隊の存在は秘密なので通常の自衛隊派遣のように振舞っていますが、雪さんは内事情から悪魔討伐に出動したんだなと理解できます。
雪(三枝):
「(あの人たちが居るってことは、本当に悪魔災害なんだ・・・)」
ていうふうにモノローグをつけるところかな?
GM(佐伯):
いいですね。
一佐が壇上に上がると皆が注目します。
加藤(GM):
「諸君、屍鬼による大掛かりな異界化現象が確認された。これを解決するために、警察、自衛隊のみならず一般の対悪魔能力者にの協力を要請し、コレだけの戦力が集まった。
作戦開始まで短いがまだ時間がある。充分な備えをして欲しい」
と、彼が締めくくった所でオープニング終了です。
つづく
という感じのオープニングです。
今回も、シナリオ終了後の属性評価(各PCの行動がどういう思想に近かったかを評価する)は、読者の皆様の投票で決めたいと思います。
活動報告にて、投票を受け付けますので、そちらに書き込んでいただければ幸いです。
2017/1/31
投票受付終了いたしました
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アプローチ1
衛宮邸 居間
ライダー:
あの、まだキーワードをもらっていないのですが・・・
佐伯:
KWは「屍鬼」です。
といってもこれでBOSS情報を調べるだけです。
今回は異界化しているポイントも警察から聞けるのでそれ以外は準備だけです。
あ、異界内はダンジョン扱いですので。
美綴:
ダンジョンアタックか。
セイバー:
アプローチのサイクル数はいくつですか?
佐伯:
今回は無制限です。
氷室:
なに?
蒔寺:
よっしゃー! アイテムかき集めまくるぞ!
アーチャー:
GM、何を隠している?
佐伯:
隠しているなんてそんなぁ。
単に消費したサイクルが多くなるとそのぶん、事件解決が遅くなるから、BOSS戦で取り巻きのザコが増えるだけですよ(ニッコリ)
蒔寺:
だめじゃないかー!
佐伯:
バラしちゃうと、2サイクルまでは変化無しです。
それ以降はサイクルの増加に伴い敵が増えます。ダンジョン探索中は時間経過を考慮しません。
アイテム入手や施設利用のためにダンジョンから出た場合、外での行動をサイクルとして処理。これも経過サイクルとしてカウントします。
美綴:
時間をかければかけるほどまずいってことか。
ライダー:
敵のめぼしだけでもつけておきたいですが・・・
佐伯:
それに関しては、さっきのニュースや浦田警部から聞けています。
街に現れているのは、屍鬼 ゾンビです。BOSS情報は現段階では隠されているのでアプローチで調べてください。
セイバー:
では、いつもどおり会話判定値が高い私から動きましょうか。
・・・この場にアンジェラ司祭は来ていますか?
佐伯:
んー、司祭は大学の校(?)庭に建てられた赤十字のテントで救護のボランティアをしています。
ただ、討伐隊として参加しているメシア教徒の中にガブリエル大司教は居ますね。
アーチャー:
GM。悪魔が街中で人を襲っているとのことだが、コネに会いに行く事で悪魔と遭遇する可能性はあるのか?
佐伯:
今回は無しです。
前回のような事故が起こっても困りますし(視線そらし)
セイバー:
いまのところまだ接触を持っていない人の所に行きましょうか。
鬼道氏の所へ。
※鬼道 円:ギルガメッシュ・プロジェクトという都市開発計画責任者。年齢不詳の美女で24時間忙しく動き回っている。
佐伯:
はい。彼女はこんな状況でもプロジェクトのために東奔西走しているらしく、先生から連絡が入ると、数十分もしないうちに警察署まで来てくれました。
※ダイスの結果、鬼道との関係は「恩返し」となった。
--------
アプローチ 1サイクル目 宇佐
十六夜市警察署前
鬼道(GM):
「ご無沙汰しています。先生」
宇佐(セイバー):
「お忙しい所もうしわけありません。じつは・・・」
鬼道(GM):
「悪魔討伐、ですね」
宇佐(セイバー):
「えぇ。そうです。話が早くて助かります。
早くプロジェクトのお手伝いをして「恩返し」をしたいのですが・・・」
GM(佐伯):
なるほど、そう来ましたか。プロジェクトそのものをKWとして持っているわけではないので、+10%での判定をどうぞ。
判定値 48%
09 成功
宇佐(セイバー):
よかった。
「せめて、巣食っている悪魔の正体がわかれば、解決も早まるのですが・・・」
鬼道(GM):
「屍鬼の群れでしたね。たしか、女性型のゾンビが他のゾンビを従えているのを目撃したという話があったような・・・」
と言うわけで、BOSSは屍鬼 レディーゾンビ です。
宇佐(セイバー):
「そうでしたか。参考になります。ありがとうございました」
鬼道(GM):
「あ、先生。よかったらコレをお持ちください」
と、傷薬を1つくれます。
宇佐(セイバー):
受け取っておきましょう。
「何から何まで、ありがとうございます」
--------
衛宮邸 居間
佐伯:
では、宇佐先生には経験点40点と鬼道さんとのコミュに1d10ポイントです。
セイバー:
ついにレベルが5になりましたので、応急手当をランクIIに成長させて回復量を上げておきます。
蒔寺:
早えぇ!
氷室:
さすがに、情報収集組はシーンボーナスの経験値が有る分な。
佐伯:
では、宇佐先生は新しいクラスに「覚醒」する権利を得ました。
今覚醒しても良いですし、今後新しいクラスの「覚醒キーワード」に該当する経験をしていれば好きな時に覚醒できます。
セイバー:
では、すぐに覚醒をしたいです。クラスは「サマナー」で。
佐伯:
了解です。覚醒イベントを演出しましょう。
---------
覚醒イベント 宇佐
回想 須摩留工科大学
GM(佐伯):
時間は少しさかのぼって数日前の須摩留工科大学。先生が仕事で使っているパソコンに1通の電子メールが届きます。
宇佐(セイバー):
差出人は判りますか?
GM(佐伯):
STEVEN と書かれています。心当たりはありません。
宇佐(セイバー):
コンピュータウィルスの類を調べる事はできますか?
GM(佐伯):
あー・・・一般的なウィルス検出ソフトにかけると警告が表示されちゃうと思います。ウィルスと断定されないまでも、データ容量が大きな添付ファイル付です。
宇佐(セイバー):
ふむ。ここで警戒しても話が進みませんし、開いてみましょう。
GM(佐伯):
開くと、短い文章が書かれています。
STEVEN(GM):
「今、世界は危機に瀕している。この事態を収拾できるものが居る事を信じて、『悪魔召喚プログラム』を送る。どうか、神々の計画から人類を護って欲しい」
添付ファイルの名前も悪魔召喚プログラムです。
美綴:
これ、どうみてもウィルスメールだよな。
氷室:
現実に届いたなら、即座に削除するレベルだな。
三枝:
急に世界を救えって言われてもね。
宇佐(セイバー):
話が進まないので、添付ファイルを開いてみましょう。
GM(佐伯):
しかし、なぜかエラーが表示されます。
宇佐(セイバー):
使えないのですか?
GM(佐伯):
今はまだ。というわけで、時間が数日後に飛びます。まだ回想ですよ。
大学に、宇佐先生あてで小包が届きます。大学の事務職員の女性が研究室まで包みを届けてくれました。
宇佐(セイバー):
差出人はSTEVENですか?
GM(佐伯):
はい。中には、携帯性に優れた形状のコンピュータと、タロットカードくらいの大きさのカードが1枚入っています。それと1通の封書ですね。
コンピュータの形状は自由ですので好きに演出してください。
宇佐(セイバー):
このコンピュータは彼(基本ルールブックサンプルキャラクター「運命の少年」)が左腕につけているものですよね?
GM(佐伯):
はい。ただシリーズによって形状はさまざまで、拳銃のような形をしたもの、スマホにアプリを入れているだけのもの、メリケンサックにパラソル、サックスにエレキギターなどなど使う人の趣味や環境で千変万化なので好きな形状にしてかまいませんよ。
宇佐(セイバー):
機械的なものでなくても良いのですね・・・。小さなロッドでも良いでしょうか?
GM(佐伯):
ハリポタ的な? 良いと思いますよ。ただし、悪魔召喚プログラムをインストールしますので、端にUSB端子が付いている事にしてくださいね。
宇佐(セイバー):
あくまでも、コンピュータなのですね。了解しました。
GM(佐伯):
封書にはSTEVENからのメッセージが入っています。
STEVEN(GM):
「以前送ったプログラムをこれにインストールしてほしい。そうすれば君も悪魔を使役できるようになるはずだ。一緒に妖精 ピクシーのカードを入れておく。これでピクシーが召喚できるはずだ」
こうして、宇佐さんはサマナーとしての道を歩き始めました。
--------
衛宮邸 居間
蒔寺:
こっちはまだレベル2なのに・・・
セイバー:
レベル5までのサマナーのスキルを覚えて良いのですよね?
「悪魔召喚(読んで字のごとく)」と「アナライズ(悪魔のデータを取得する)」を覚えました。
佐伯:
「悪魔召喚」のコスト(通常、命運1点)や契約した悪魔が使うMPコスト(通常、召喚者が払う)をマグネタイトで払う事もできます。
長くなってしまいましたが、アプローチを続けましょう。
「アナライズ」では、BOSSの情報を得る事はできないので気をつけてください。
アーチャー:
では、重三がガブリエル大司教の所にレディーゾンビの相性を訊きに行こう。
GM、確認なのだがオザワは討伐隊に参加しているか?
佐伯:
? そうですね。この場には居ませんがチームのためにどこかで戦っている可能性はありますね。
アーチャー:
解った。では前回のようにオザワに電話をかけながら大司教に近づくとしよう。
絆シーンの簡略だ。
佐伯:
了解しました。
---------
アプローチ 1サイクル目 重三
十六夜市警察署前
重三(アーチャー):
「えぇ、オザワさん、こっちに来てないんすかぁ・・・」
などと話しながら大司教のもとへ行こう。(オザワのコミュ+1点)
「仕方ないっすね、んじゃまた今度・・・あ、大司教さんお久っす」
ガブリエル(GM):
「・・・あぁ、邪悪帝国のときの。君も討伐に参加するのかね?」
重三(アーチャー):
「そうなんすよぉ。今は皆で、ゾンビ対策の準備してるとこっす。早くこんな事終わらせて、『居なくなっちまった恋人』探しに戻りたいんスけどねぇ・・・」
と、恋人に対する「献身」をキーワードとするのは?
GM(佐伯):
うーん、メシア教徒としては賞賛するでしょうし・・・+10%ですかね。
会話判定値 44%
69 命運1点消費振りなおし(命運残り5)
23 成功
重三(アーチャー):
「ゾンビに火が効くのはゾンビ映画のお約束っすけど、冷やしたら死後硬直が進んで動かなくなるとか無いんスかね?」
ガブリエル(GM):
「あぁいうフィクションを鵜呑みにするのは関心せんが、素体が女性だと冷気に弱くなる事があるらしいな」
というわけで、レディーゾンビは「氷結に弱い」相性です。
--------
セイバー:
サーの出番ですね。
アーチャー:
レベル5になったので「幸運(自分への攻撃を無効化)」をランクIIに成長させ、1セッション中に2回無効化できるようになったぞ。
そして・・・
三枝:
覚醒ですよね。会話判定値が高い人たちは良いなぁ・・・
蒔寺:
雪っちだってレベル4だろ!
佐伯:
希望するクラスは何でしょう?
アーチャー:
探偵だ。恋人探しで興信所にも出入りしているだろうし、自分でも聞き込みなどをしている。覚醒KWは満たしていると思うが。
佐伯:
そうですね。
では、能力値の再計算と、探偵の初期装備を
アーチャー:
ダイスで追加コネを決めた所、鬼道 円とエグゼクター(TOKYOミレニアム収録:メシア教会の粛清部隊員)となったので、宇佐先生と大司教から紹介を受けたということにしたいのだが。
セイバー:
良いですよ。先ほど鬼道氏が来ていたときに紹介した事にしておきましょう。
佐伯:
では、そのあたりを演出しておきましょう。
---------
覚醒イベント(?) 重三
十六夜市警察署前
GM(佐伯):
先ほどのシーンの続きです。
ガブリエル(GM):
「待ちたまえ。これをもって行きたまえ」
と、ニューナンブ(銃器武器)と通常弾20発をくれます。探偵の初期装備です。
「見た所、まともな武装もない様子、たいした品ではないが無いよりマシだろう。
・・・これも持って行きたまえ」
と1枚のお札もくれます。
重三(アーチャー):
銃は喜んで受け取ろう。
「あざっす。こっちのお札は何スか?」
ガブリエル(GM):
「免罪符だ」
データ上は、レベルアップボーナスの成功で手に入った「火除神符(自身への火炎攻撃を半減)」です。
「いざという時に、神が君を護ってくださるだろう」
プレイ中はややこしくなるので、シートには火除神符と書いておいてください。
重三(アーチャー):
「いやぁ、何から何まで申し訳ないっす」
と、頭を下げて受け取ろう。
GM(佐伯):
コネの紹介シーンは省略しますね。
重三(アーチャー):
了解した。
※追加コネへの貢献ポイントはそれぞれ+1dとした。
(鬼道:4、エグゼクター:1)
----------
佐伯:
なんだか、ガンスリンガーの覚醒イベントみたい(ガンスリンガーの覚醒KWに「銃器との出会い」がある)ですが、重三さん探偵に覚醒です。
アーチャー:
これで宇佐ともども戦闘に参加できるな。
美綴:
んじゃ、綴はレディーゾンビの行動パターンでも調べるかな。
たまには普段会わないやつに会いに行くか。日下部の所に行こう。
※日下部 一石:総合博物館「ゾディアック・パーク」の館長。普段は清掃員のフリをして展示品の手入れをしている名物館長。妖霧という怪現象を調べている。
----------
アプローチ 1サイクル目 綾織
ゾディアック・パーク
GM(佐伯):
日下部氏は、市内の総合博物館「ゾディアック・パーク」に居ます。
広い建物を有する事から、少数ですがここにも避難者が集まっており、パークはこれを受け入れています。
綾織(美綴):
氏を探して声をかけよう。
日下部(GM):
「ん? おぉ、綾織さん。君も避難してきていたのか」
綾織(美綴):
「いえ、今回の討伐に参加する事になりました。街の『平和』のために少しでも力になろうと思いまして」
GM(佐伯):
なるほど、ケルベロスとの関係「大事なもの:思想など抽象的なもの(街の平和)」ですね。
日下部園長もKW「平和」を持つので問題なく+20%でどうぞ。
判定値 50%
22 成功
綾織(美綴):
「調べた所、悪魔の群れは女性型のゾンビが引き連れているようでして、このゾンビについて調べているのですが、何かご存知ではありませんか?」
番号は・・・4と9で。
日下部(GM):
「そういうことなら私も力を貸そう。女性型のゾンビとはおそらくレディーゾンビじゃな。
全てのゾンビにいえることじゃが、奴らは周囲の生き物を食料のようにむさぼる。特にレディーゾンビはその牙に獲物の判断力を奪う毒が仕込んであると聞いたことがあるな。
組み付かれぬよう気をつるんじゃぞ」
というわけで、4は「かみつき」9は「魅惑かみつき」です。
----------
衛宮邸 居間
美綴:
よっし、「白い魔女(ウィッカ)」に覚醒だ!
覚醒KWは「妖精との遭遇」。サーと知り合ってるから問題ないだろ?
佐伯:
はい。問題無しです。サーを通じて、この街に住むほかの妖精とも交流があったことにしましょう。
ついにまっとうな回復魔法使いが現れましたね。
※宇佐が「応急手当」を覚えているが回復量はあまり高くない。対してウィッカへの覚醒で覚えた「薬草治療」はコストは高いが回復量が「ディア(単体回復初級魔法)」と同等な上、毒を治療できる。
佐伯:
これで、悪魔のレベル調整に頭を悩ませずにすみそうですね(ニッコリ)
美綴:
・・・あれ?
ライダー:
心配要りませんよアヤコ。綴はサーが守り抜きます。
美綴:
ど、どうも・・・
ライダー:
さて、サーはいつものように聖の所に行こうと思いますが、アイテムをもらいに行くで良いですか?
氷室:
いちおう、ザコに何が出るか知りたい所ですが・・・
GM、そういうことを調べる事はできるかね?
佐伯:
できますけど、今回は警察や自衛隊から説明がありました。
出てくるのはBOSS以外は屍鬼 ゾンビ のみです。ゾンビはザコ悪魔なのでアナライズで調べられますよ。
蒔寺:
んじゃ、次のサイクルで宇佐先生に調べてもらうか。
セイバー:
了解しました。
そうなるとサーはアイテムの調達でよさそうですね。
ライダー:
そうですね。
----------
アプローチ 2サイクル目 サー
十六夜警察署前
GM(佐伯):
報道に悪魔事件との発表があったので聖はマスコミの中にまぎれていますね。
サー(ライダー):
ではいつものように
「ヒジリー」
と抱きつきましょう。
氷室:
警察とマスコミの目がある場所で!?
蒔寺:
あたしたちにできない事を平然とやってのけるっ!
美綴:
そこにシビれる!あこがれ・・・るかなぁ?
三枝:
少なくとも、聖さんにとっては迷惑以外の何物でもないよね。
GM(佐伯):
えー・・・では聖はサーさんを引き離すとその場に座り込んで、目線をサーさんに合わせてくれます。
今身を隠すとむしろ後ろめたい事があると認めるようなものですからね。
聖(GM):
「おまえなぁ、もう少し大人しくできんのか」
サー(ライダー):
「んー? それよりもゾンビと戦うのに便利なものない?」
全く気にせず話を進めます。KWは無しで。命運を1つ使っておきましょう。(命運残り4)
会話判定値 48%
58 失敗
サー(ライダー):
ダンジョンの大きさもわかりませんし、命運は残しておきましょう。振りなおしません。
聖(GM):
「すまんな、今は何もない」
サー(ライダー):
「ちぇー、けちー」
----------
衛宮邸 居間
蒔寺:
んー・・・オリヴィエに弾丸をもらいに行くか。
セイバー:
回復アイテムではないのですか?
蒔寺:
さっきのライダーさんの、“ダンジョンの大きさがわからない”が気になって・・・ガンナーは弾がなくなったら役立たずなんで。
KWは無しっと・・・
会話判定値 22%
03 成功
蒔寺:
まじでっ?!
三枝:
振った本人が一番驚いてる・・・
蒔寺:
これ、技能チェック入れて良いよな? 技能成長のチャンス!
美綴:
それは違うTRPGだ。
----------
アプローチ 1サイクル目 替寺
十六夜市警察署前
GM(佐伯):
では、警察からの説明などを受けていると、黒いスーツにサングラスの男が替寺さんに声をかけてきます。
黒服(GM):
「替寺 マキデさんですね」
替寺(蒔寺):
「あん?」
黒服(GM):
「ザクソン主任よりお届け物です」
と、警察を背にこっそり弾丸が入った紙袋を渡してくれます。
替寺(蒔寺):
「お、わりぃな」
黒服(GM)
「主任から「外が騒がしいので何とかして欲しい」と伝言も預かっています」
替寺(蒔寺):
こっち関係ねぇ?!
黒服(GM)
「では、失礼します」
----------
衛宮邸 居間
蒔寺:
よっし! 一気にレベル2UPだ!
レベル3で覚えるスキルを、クラススタイルの「ターゲッティング」と入れ替えるぞ。これで射撃の命中と威力を底上げだ!
・・・それは良いとして、会話判定成功しているのに貢献ポイントが1しか上がらなかった・・・やっぱ嫌われてんじゃね?
アーチャー:
ダイスの女神は気まぐれだからな。
三枝:
いつもどおり自衛官に補給要請・・・ねぇ直美ちゃん?
佐伯:
なんですか?
三枝:
コネの「自衛官」を加藤一佐にしちゃだめかな? ずっと一般自衛官じゃぁやりづらいというか・・・
佐伯:
そうですねぇ。いいですよ。ただし、前回話したコネとKWに関するハウスルールは撤廃。加藤一佐のKWと神威のみ有効とします。
三枝:
ありがとう。
佐伯:
じゃぁ、雪さんが受けている潜入任務も悪魔がらみって事にしましょうか。雪さんは666部隊員ではないけれど、一佐から指令を受けたということで。
----------
アプローチ 1サイクル目 雪
十六夜市警察署前
雪(三枝):
じゃぁ、みんなにばれないようにこっそり一佐に近づいて挨拶しよう。
GM(佐伯):
一佐もすぐに気が付きます。指示を部下に出すと、周囲に人が居ない所へ移動しました。
加藤(GM):
「任務ご苦労。ここには一般人として?」
雪(三枝):
「はっ。住民の避難もあり、『異界化』を収束させませんと任務に支障をきたすと判断しました。民間人数名の班で動きます」
と、「異界化」はシナリオKWにならない?
GM(佐伯):
良いでしょう。+20%でどうぞ。
会話判定値 42%
03 クリティカル!!
雪(三枝):
やったよー。
GM(佐伯):
では何が欲しいですか?
雪(三枝):
傷薬と道反玉どっちがいいかな?
ライダー:
悩みどころですね。
アーチャー:
みな防具も買い換えたし、回復アイテムで充分にも思うが・・・
セイバー:
その慢心が命取りという事もありますよ? 前回はそれで痛い目を見ました。
一同:
う~む・・・。
GM(佐伯):
では、判定にクリティカルしてますし、両方あげましょう。
雪(三枝):
やったー。
加藤(GM):
「少ないがこれをもっていけ」
補給物資からそれぞれ1個ずつもらえます。
蒔寺:
いともたやすく行われるえげつない横領!
GM(佐伯):
加藤一佐は遠くに居る替寺さんをにらみつけました。
蒔寺:
うぇ?!
加藤(GM):
「有能なのかも知れんが、我々は公務員だ。協力者は選べ」
と、ため息をつきます。暴力団員ですからね、替寺さん。
雪(三枝):
それは返す言葉もないよ。
「気をつけます・・・」
---------
衛宮邸 居間
三枝:
クリティカルだったから、貢献ポイント2dでいいかな?
佐伯:
はい。OKです。経験点も40点どうぞ。
三枝:
あぁ、あと7点でレベルが上がるのに・・・
氷室:
さて、1サイクル目最後は私か・・・順当に、警部の所か・・・備品を分けてもらえるだろうか・・・
----------
アプローチ 1サイクル目 メガーヌ
十六夜市警察署前
メガーヌ(氷室):
「警部、早く異界化を引き起こしている悪魔を退治してしまいましょう」
異界化がKWとなるなら、今回の事件をそのものを「猟奇事件」と読みかえるのはどうかね?
GM(佐伯):
いいでしょう。+20%でどうぞ。
会話判定値 42%
86
浦田(GM):
「あぁ、よろしく頼む、お嬢。ではな」
警部は忙しそうに立ち去ってしまいました。
----------
衛宮邸 居間
佐伯:
1サイクル目が終わりました。
2サイクル目の予定などはお決まりですか?
セイバー:
宇佐はゾンビのデータを調べましょう。それから皆には物資調達をしてもらうという事で。
アーチャー:
あぁ、買い物もせんとな。
佐伯:
ではそのあたり相談しつつ休憩にしましょう。
つづく
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アプローチ2
衛宮邸 居間
佐伯:
では、2サイクル目を始めたいと思います。
最初は宇佐先生がゾンビを「アナライズ」ですか?
セイバー:
はい。運判定でしたね。
運判定値 70%
09 成功
佐伯:
では、(自分のレベル+1d10)レベルまでの悪魔のデータが見られます。 ゾンビはレベル3なのでダイスを振るまでもなく見られますね。
(宇佐の現在のレベル5)
----------
悪魔データ(改変無しなので、一部非表示とさせていただきます)
ゾンビ
種族:屍鬼 レベル3
HP:48 MP:33 防御点8(魔法・物理共通)
イニシアティブ:3+1d
呪殺・精神無効
火炎・破魔に弱い
石化・魅了・睡眠・混乱・至福 無効
各種判定値
力:23%
魔:43%
体:33%
速:23%
運:23%
スキル
素手攻撃、武器攻撃、かみつき、毒引っかき
常時スキル
格闘武器
----------
アーチャー:
強くはないが、こちらの圧勝とも言いがたいな・・・
セイバー:
あ。
佐伯:
どうしました?
セイバー:
いえ、絆シーンの簡略化でアンジェラ司祭と話をしておきたかったのを忘れていました。
佐伯:
簡略シーンならOKですよ。携帯で連絡すると、大学のほうは落ち着いてきた事、避難中に転んだりして怪我をした人は居ても、悪魔に襲われた人は居ないようです。
セイバー:
よかった。
アーチャー:
回復アイテムか、毒の治療薬が欲しい所かな・・・稲城准教授の所へ行こうか。
大学に避難中だろうか。
佐伯:
はい。そうですね。
----------
アプローチ 2サイクル目 重三
須摩留工科大学 構内
GM(佐伯):
では、重三さんは須摩留工科大に来ました。准教授もすぐに見つかります。
重三(アーチャー):
「先生、チッす」
稲城(GM):
「あ、重三君。大変な事になっちゃったね。彼女さん、無事だと良いけど・・・」
重三(アーチャー):
「そうっすね・・・。はやくこんなこと終わらせたいっす」
KWもないし、命運1点使おう。覚醒で命運上限が上がっているのが救いだな。
※セッション中のレベルアップ/覚醒で命運上限値が上がった場合、消費数を引き継ぐとしている。
例)重三は最初命運上限6の状態で1点使用していたので残り5だったが、覚醒により命運上限が1上昇して7に。1点消費はそのままにして現在6点残り。
重三、命運残り5
会話判定値 52点
27 成功
稲城(GM):
「そうね。そうだ、これ何かの役に立つかしら」
というわけでアイテムをくれますが何にしますか?
重三(アーチャー):
「あざっす」
回復手段は、宇佐や綾織が居るからな。ディスポイズン(消費アイテム:毒治療)にしておこう。
----------
衛宮邸 居間
蒔寺:
じゃぁ、あたしは買い物かな。簡易の絆シーンでゆり子とのコミュを上げながら弾丸を補充しとこう。
アーチャー:
あぁ、ではすまんが、重三の所持金を渡すので、重三の分の弾丸も頼む。
良いかね? GM。
佐伯:
はい。OKですよ。
他に買い物で欲しいものがあれば、ここで一括で買い物して良いですよ。
美綴:
パシられるヤクザ。
氷室:
しかも、弟分の買い物だ。
ライダー:
これではどちらが上かわかりませんね。
----------
アプローチ 2サイクル目 替寺
???
重三(アーチャー):
「わるいっすね、あにき」
などと、へらへらしながら金を預けるのではないだろうか。
宇佐(セイバー):
「あ、わたしのもいいですか」
その様子を見た宇佐も財布を取り出しましょう。
綾織(美綴):
「え? いいんですか?」
とか驚きながらも財布を出すんだろうな。
サー(ライダー):
「よろしくー」
何も考えずにお金を預けましょう。
雪(三枝):
「ごめんなさい。おねがいしますね」
加藤一佐に見つからないかキョロキョロしてそう(汗)
メガーヌ(氷室):
「おねがいしますね」
文言は同じだが、雪より高圧的に言い放つぞ。
替寺(蒔寺):
「おまえら、俺を何だと思ってる!!」
GM(佐伯):
というわけで皆さんの所持金1050マッカあるわけですが何を買いますか?
あ、そうだ仲間同士で交流を行ったので、皆さん仲間との絆のポイントを1d上げて良いですよ。
綾織(美綴):
交流(パシリ)
替寺(蒔寺):
うるせぇ!
えぇと何買えば良い? MAGは換金しちまうか?
宇佐(セイバー):
待ってください。マグネタイトはサマナーには有用です。宇佐に渡してもらえないでしょうか?
替寺(蒔寺):
了解。
で? 買い物は?
重三(アーチャー):
重三は傷薬1つと弾丸を50発。これで150マッカだな。
替寺(蒔寺):
マキデもおんなじかな。100発もあれば弾切れは無いだろ。
メガーヌ(氷室):
残金750か・・・傷薬4こ(400マッカ)にディスポイズン2個(300マッカ)でどうだろう。
残り50マッカは1人7マッカずつ配布。1マッカあまるのはもともと所持金の多かったサーが持つということで。
雪(三枝):
良いんじゃないかな? 皆の防具もほとんどサーさんが出してくれたようなものだし。
GM(佐伯):
では処理をお願いします。
帰り道、替寺さんの前に、スーツに身を包んだ女性が現れます。
替寺(蒔寺):
ゆり子か? でも会話判定してすらないぞ?
GM(佐伯):
彼女はあなたの顔を見ると、「フフッ」と優しく微笑んで去っていきました。
簡易シーンなのでこの程度で。
----------
衛宮邸 居間
美綴:
買い物する金もないし、コネのところか・・・氷川の所に行きつつパスカル(ケルベロス)との方を簡略シーンで上げておきたいんだけど・・・電話とか通じないだろうし・・・どうしようかな・・・
佐伯:
回想とか、綾織さんがパスカルを気にしながら行動するみたいなのでも良いですよ。
美綴:
お? 良いのか?
----------
アプローチ 2サイクル目 綾織
十六夜市警察署前
綾織(美綴):
じゃぁ、避難が済んでいるであろう商店街のほうを見ながら、
「(パスカルさんは大丈夫かしら・・・火を吐ける彼ならゾンビも怖くないと思うけど・・・)」
なんて事を考えつつ、氷川に電話をしよう。
GM(佐伯):
はい。OKです。
綾織(美綴):
「氷川さん? そちらは大丈夫ですか?」
氷川(GM):
「あぁ、避難も完了しているが、おかげで営業損失が大変な事になりそうだ。研究も滞る」
綾織(美綴):
「大変ですね。でも命があるだけ良かったと思わないと」
KW無いからな・・・命運を1点使っておこう。(残り5)
会話判定値 59%
60 命運で振りなおし(残り4) 93
綾織(美綴):
くっ、これ以上は命運がもったいないか・・・
氷川(GM):
「まぁ、確かにな。そっちも気をつけたまえ」
と、会話は終了します。
----------
衛宮邸 居間
美綴:
まぁ、コミュが全部上がったから、絆スキルと神威は回数制限の3回、問題なく使えるぜ。
ライダー:
サーはデモノイドのところに行きましょう。
----------
アプローチ 2サイクル目 サー
???
GM(佐伯):
彼(?)は変わらず隠れ家に居ます。
サー(ライダー):
「こっちは大丈夫ー?」
会話判定値 48%(命運使用 残り3)
10 成功
デモノイド(GM):
「大丈夫、ゾンビ、人間食う、悪魔 あまり食べない。
心配 うれしい」
とサーの気遣いに喜んでいる様子です。何をもらいますか?
サー(ライダー):
ではディスポイズンで。
「そっか。これからゾンビたちやっつけてくるか」
デモノイド(GM):
「ごれ、持って行け」
----------
衛宮邸 居間
三枝:
ロキさんに会いに行こうかな・・・
佐伯:
彼や、彼が行きつけのBAR マダムのママさんマダム・ニュクスは、避難する様子も無くお店に居るでしょう。
住民が避難している上に、昼間なので開店はしてませんがお店で会える事にしましょう。
----------
アプローチ 2サイクル目 雪
歓楽街 BARマダム
雪(三枝):
「こんにちは~、誰か居ますか~?」
一応、非難完了確認のお手伝いかな?
GM(佐伯):
店の鍵は開いていて、奥のカウンターに座る背中が1つと、カウンターの中でグラスを磨くマダム・ニュクスの姿があります。
マダム・ニュクス(GM)
「あら、ミキ(雪の源氏名)さん。避難しなくて良いの?」
マダムの声に背中が振り返ります。言うまでもなくロキさんです。
雪(三枝):
「お2人こそ、非難しなくて大丈夫なんですか? 町が大変な事になってるのに・・・」
GM(佐伯):
あ、事件そのものはシナリオKWになりそうですね。彼のKW「世界の混乱」にニアミスしているので+10%どうぞ。
会話判定値 32%
10 成功
ロキ(GM):
「君か。大丈夫か? か。くっくっくっ。だからこそだよ。このありさまを特等席で見物できるのだからね・・・君はあの討伐に向かうのだろう? 良き見世物を期待するよ。ギャラは先払いさせてもらおう」
と、アイテムをくれますが
雪(三枝):
うーん傷薬かな。
----------
衛宮邸 居間
三枝:
あわわわわわわ
蒔寺:
どうしたゆきっち?!
三枝:
さっきの会話判定成功でレベルアップしたから、ボーナスの運判定したんだけど、クリティカルしちゃってGP20のアイテムが手に入っちゃったよ!
(「宝玉輪」獲得)
佐伯:
さすがはレアアイテムハンターロキさん、大盤振る舞いですね(棒)
それよりも、これで雪さんもレベル5ですが覚醒しますか?
三枝:
あ、そうだった。
自衛官に覚醒するよ~。もともと自衛官だから、皆に本当のことを打ち明けたって感じかな?
佐伯:
おぉ、良いですねぇ。深まる絆!
それじゃぁ、能力値の再計算と初期アイテムを受け取ってください。
三枝:
うん。あ、レベル5の「スキルの成長」は「ウィップアタックII」を「III」にしたよ。これで判定値の1/5でクリティカルになるよ。
佐伯:
うわぁ、自衛官に覚醒で力が上がるからクリティカル率も急上昇ですね。
三枝:
それでも、射撃威力は蒔ちゃんの半分なんだよね。
蒔寺:
特化型の強みだな。
ライダー:
射撃威力は、格闘や魔法と違い威力の計算にレベルが含まれませんからね。純粋な能力依存。
三枝:
あぁ・・・
セイバー:
今度はどうしました?
三枝:
自衛官は初期アイテムなんですけど・・・
まずマチェット(格闘武器:山野を行く際に邪魔な枝葉を切り落とす鉈)がいらないんですよね。鞭スキルしかないから鞭じゃない武器はちょっと・・・、かといって他の前衛組に譲ろうにも・・・
ライダー:
悪魔なので装備できません。
※サーのみ、クラスシステム1のルールで行っています。
氷室:
メガーヌは素手スキルがメインだからな、武器は不要だ。
アーチャー:
では、現状武器が無い宇佐か綾織に譲れば良いだろう。二人とも後衛組だが、隊列が乱された時護身になる。
三枝:
あ、そうですね。じゃぁ綾子ちゃん、もらってくれる?
美綴:
すまん、マチェットが重過ぎて装備できない。
※マチェット必要【体】:3
綾織 【体】:2
三枝:
あう、じゃぁ宇佐さんは・・・
セイバー:
体 2です・・・
アーチャー:
重三が受け取っても良いが、探偵に覚醒して射撃型になったからな・・・
三枝:
仕方ないので次の機会に換金します・・・
あと、SIGザウエルとモスバーグM500。
セイバー:
替寺が持っているのと同じ拳銃と、モスバーグは・・・散弾銃ですか。どちらか装備すれば良いじゃないですか。格闘武器と射撃武器両方使えるほうが便利では?
三枝:
そうなんですけどぉ。「切り落とし」が使えなくなっちゃうんです。
氷室:
あぁ、「格闘武器を1つだけ装備している必要がある」か、
三枝:
で、射撃特化の蒔ちゃんに譲ろうにも・・・
替寺:
ザウエルはもういらねぇ。
モスバーグの範囲攻撃は魅力だが「シッシャシセイ(膝射姿勢)」が使えなくなる。てか【体】が足りねぇ。
※モスバーグM500 必要【体】:5
替寺 【体】:3
ライダー:
こちらは「射撃武器を1つだけ装備している必要がある」ですね。
アーチャー:
ではザウエルだけこちらがもらおう。
命中補正は下がるが、ニューナンブよりザウエルのほうが威力がある。
モスバーグは残念ながら装備できるのが雪だけのようだな。
三枝:
うぅ・・・一応持っておきますね。誰かが装備できるようになったら渡すってことで。
ザウエルに通常弾が20発ついてきてるから、替寺さんと重三さんに10発ずつ。
蒔&弓:
助かる。
三枝:
最後にコンバットブーツ(脚部防具)。
これは今はいてる、スカイヒールのほうが防御点が多い(魔法防御点もある)し、イニシアティブと回避に修正がかかるから、履き替える理由が無いんだよね・・・
氷室:
それはメガーヌがもらおう。前衛としては防御点が低すぎる・・・と思ったが重過ぎるな・・・
三枝:
格闘家さん?!
氷室:
気孔拳士ゆえ、筋力で戦っているのではないのだよ・・・ぐぬぅ
美綴:
んじゃ綴がもらうか。
三枝:
どうぞ。
佐伯:
おわりましたか? まさか覚醒処理よりアイテム処分に時間がかかるとは・・・
というか、クラス自衛官は射撃スキルを多く覚えますが、射撃武器を手放して良いんですか?
三枝:
うん。「切り落とし」が便利だから今はこのまま行くよ。
射撃は、【速】を上げる余裕が出てきたら考えるよ。
氷室:
最後は私か・・・まぁ、ルイに会いに来てもらうか・・・
----------
アプローチ 2サイクル目 メガーヌ
十六夜市内
GM(佐伯):
では、メガーヌさんが情報収集などで動き回っていると、周囲に人気が無くなった所を見計らうように、前方から1人の男性が歩いてきます。
メガーヌ(氷室):
やっと姿が拝めるな。どんな風貌なのだね?
GM(佐伯):
おろしたてのように綺麗な、折り目のしっかり付いた真っ白なスーツ、きらびやかな金髪は丁寧に撫で付けられていて乱れは一切ありません。瞳は燃えるように紅く、その顔は自信に満ちた笑みの形から崩れる事はありません。
メガーヌ(氷室):
「おひさしぶり。こうして直接会うのはいつ以来かしらね。
今はゾンビ騒ぎで忙しいの、用があるなら早く済ませて頂戴」
会話判定値 22%
94 失敗
ルイ(GM):
「時間はとらせないよ。今回の件は私としても迷惑している。大方ネビロスの真似事でもして暴走させたのだろうが・・・君たちの活躍に期待しているよ・・・」
それだけ言うと彼は去っていきました。
メガーヌ(氷室):
「あいかわらず、何を考えているのかしら・・・」
----------
衛宮邸 居間
氷室:
ネビロスとは? 今回の黒幕かね? いや「真似事」ということは当人ではないのか・・・
佐伯:
少なくとも今回は関係ありません。どうしても知りたいようでしたらデータが存在するのでアナライズをしてみてください。
というわけで、2サイクル目も終わりましたが、まだ準備しますか?
美綴:
どうする? 敵が増えるのがわかってんだし、突入か?
アーチャー:
そうだな。危なくなれば引き返して回復を受けられる事はGMが明言している。全滅しそうになるくらいなら敵を増やす覚悟で引き返すのも考慮に入れよう。
今は突入で問題なかろう。
佐伯:
では突入前にアイテムの受け渡しを済ましてください。それが終わったら、お待ちかねダンジョンアタックです!
つづく
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ダンジョンアタック1
が、ちょっと、いやかなり冗長気味ですので、流し読みぐらいで良いかもしれません。
衛宮邸 居間
佐伯:
ではダンジョンアタックの説明をしていきます。
まずダンジョンの地形はまだ決まっていません。
セイバー:
え?
佐伯:
これをつかって地形を確認していきます。
ライダー:
これは・・・
三枝:
トランプ?
佐伯:
はい。「金剛神界」収録の「トランプ式ランダム・ダンジョン」ルールを採用します。
皆さんは入り口から入り、1歩進むたびにトランプをめくり地形とどんなイベントが起こるかを決定していきます。
蒔寺:
入るたびに地形が変わる! 不思議!
佐伯:
あぁ、いえ。一度外に出ても地形はそのままです。
なお、引き返す、再突入など1度通ったマスを通る場合、イベントはトランプを使わずに、1d100で決めます。10以下で悪魔との戦闘が起きます。
それと、トランプ式の場合、友好的/中立的な悪魔との遭遇がありますが、今回イベントがそれらだった場合、何も起きないものとします。出てくるのは敵対的な悪魔のみです。
遭遇する悪魔の強さや数も指定されていますが、今回はゾンビ固定なので数だけ参考にします。
何か質問はありますか?
氷室:
移動中のスキルの使用はどういう風に処理するのかね?
佐伯:
んー、そうですねぇ、戦闘が起きれば戦闘後、なければ移動後1回ずつ行動をOKにしましょう。
それ以上は長くとどまったということでd100の遭遇判定をしてもらいます。
アーチャー:
長引いた場合、命運の残量が気になるところだが・・・命運に関する救済措置はあるのかね?
佐伯:
あります。
これは公式のトランプ式にあるルールですが、イベントカードの中に中BOSSがあります。BOSSの特性を持つ悪魔との戦闘です。中BOSSに勝てば命運が2点回復します。
ルールには書いてませんが中BOSSからは逃走可能とします。
美綴:
じゃぁ、中BOSSを命運1点消費までで倒せれば実質命運回復か。
佐伯:
他になければ始めたと思います。
----------
ダンジョンアタック
十六夜市内 異界化ポイント入口
GM(佐伯):
では皆さんは異界化したエリアの入り口に来ています。・・・商店街の路地ですかね。
他にも何箇所か入り口があるらしく、他の人たちはそちらからの突入となります。
ではまず陣形の宣言をお願いします。広さは充分あるものとします。
前列:メガーヌ、雪、サー
後列:替寺、綾織、宇佐、重三
GM(佐伯):
ではまず入ってすぐの地形から。
ブッ。い、いきなりワープゾーンです。皆さんは入った瞬間別の場所に飛ばされました。
メガーヌ(氷室):
なんと・・・
アーチャー:
トラップとしては良手かも知れんな、侵入者に自分の位置を把握できなくするとは・・・
GM(佐伯):
え、えぇではマップシートの適当な所から始めますね。ダンジョンから出られなくと困るので、このワープゾーンは双方向の物とします。
※金剛神界収録のランダム・ダンジョンルールでのワープはマップを1から書き直すため出られなくなる。
GM(佐伯):
ワープした先の地形を決めます。曲がり角・・・じゃぁ東に道があることにしましょう。
特にイベントはないので進めますね。
地形は、三叉路。ですが北はシートの端なので右(南)に折れている部屋にします。
イベントは・・・い、いきなり中BOSS1体との遭遇です。
一同:
なん・・・だと・・・っ。
つづく
段取りとか盛り上がりとか、全く気にしないランダム・ダンジョンさんまじKY(笑)
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中BOSS戦
衛宮邸 居間
佐伯:
ど、どうします? 逃走もできますが判定なので確実ではありません。
セイバー:
命運回復を期待して戦うのも手ですよね。
ライダー:
そうですね。先ほど宇佐がアナライズした情報からゾンビのレベルは3。オキクムシ(セッション1回目のBOSS)と同等と考えるなら、問題なく倒せるはずですが・・・
オキクムシはサーのクリティカルに寄る所が大きかったので判断に悩みますね・・・
アーチャー:
あの頃に比べれば、こちらは全体的にレベルが上がっている。問題はないと思うが?
蒔寺:
んじゃ、戦闘で。やばかったら逃げる方向で。
----------
イニシアティブ
サー、雪、宇佐、重三、メガーヌ、替寺、綾織、中BOSSゾンビ
※戦闘中、BS判定を忘れています。ご了承ください。
第1ターン
サー(ライダー):
サーからですね。まだ先は長そうですし、リソースは使わずに素手攻撃にしましょう。
「くらえー」
・・・失敗です。
雪(三枝):
私も普通に武器で攻撃かな。
サソリムチ攻撃判定値 63%
02 クリティカル!
GM(佐伯):
えぇっ?! ゾンビの回避14%ですよ・・・ほら無理だ。
雪(佐伯):
これなら、「ウィップアタックIII(鞭専用攻撃スキル)」にしとけばよかった。
命運1点使って威力ロールのダイスを1こ増やすね。(残り命運4)
・・・32点がクリティカルで2倍になって、64点だね。
GM(佐伯):
クリティカルなので防御点を無視して全部ダメージになります。
宇佐(セイバー):
早速、ピクシーを召喚しましょう。「悪魔召喚」のコスト(命運1)の代わりにマグネタイトで支払います。悪魔のレベルの2倍で8点ですね。(残りMAG26)
GM(佐伯):
前列と後列どちらに配置しますか?
ちなみに後列にすると、ピクシー入れて8人中3人しか前列に居ないので誰か1人強制的に前列に出てもらいます。
宇佐(セイバー):
では前列に配置します。
召喚した悪魔はすぐに行動できるんでしたね。
「ジオ(単体攻撃魔法電撃)」で攻撃させます。MPもマグネタイトで代用します。(残りMAG23)
ジオ判定値 44%
10 成功
ゾンビ 回避失敗
17点ダメージ(防御点計算済) 累計ダメージ81
GM(佐伯):
悪魔召喚は補助動作なので、宇佐先生まだ動けますよ。
宇佐(セイバー):
そうでした。ではいつもどおり応援をメガーヌに。
運判定値 70%
20 成功
宇佐(セイバー):
「メガーヌさん! お願いします!」
重三(アーチャー):
せっかく銃を手に入れたのだし、射撃を試そう。40%なら全く目が無いわけでも無し。
91 失敗
重三(アーチャー):
そうそう上手くいかんか。
メガーヌ(氷室):
せっかく応援をもらったのでスキルで攻撃するか。
・・・新しく覚えた「鉄拳パンチ(素手系攻撃スキル、クリティカル時の与ダメージ倍率が3倍になる)」を試すか。
替寺(蒔寺):
おい、コストが10HPだぞ? 大丈夫か?
※メガーヌの最大HP 16。
メガーヌ(氷室):
大丈夫だ、問題ない。
綾織(美綴):
あ、だめっぽい・・・
鉄拳パンチ判定値 63%(応援込み)
93 失敗
メガーヌ(氷室):
・・・神は言っている、ここで命運を使うのだと(残り4)
22 成功
ゾンビ、回避失敗 35点ダメージ(防御点適用済み) 累計116
替寺(蒔寺):
フラグ回収乙。
ザウエルで射撃だ!
SIGザウエル射撃判定値 44%
25 成功
ゾンビ、回避失敗 25点ダメージ 累計141
綾織(美綴):
サーを応援かな・・・(失敗)・・・だめか・・・
GM(佐伯):
ゾンビはBOSS特性を持っているので2回行動します。
1回目。武器攻撃ですね。対象は雪さん。
雪(三枝):
またっ?!
※前回セッションでBOSSがやたらと雪を狙っていた(あくまでもランダムでの決定です)
GM(佐伯):
でも失敗ですね。
2回目は「かみつき」(HP10消費 累計ダメージ151)をメガーヌさんに。23! ジャスト成功です! (判定値23%)
メガーヌ(氷室):
コレを受けると落ちるな・・・
回避判定値 12%
67
メガーヌ(氷室):
くっ、無理か・・・
綾織(美綴):
まだだ! 「煌天の幻視」を使用! その回避判定を成功に変更する!
「メガーヌさん危ない!」
と後ろからメガーヌの襟首を引っ張って無理やり攻撃をよけさせるぞ。
メガーヌ(氷室):
すまん、助かった。
----------
第2ターン
サー、素手攻撃失敗。
雪(佐伯):
HPに余裕あるし、ウィップアタックIIIで攻撃するよー。(HP残り32)
ウィップアタックIII判定値 63%
21 成功
ゾンビ、回避失敗。
雪(佐伯):
やった。威力ロールに命運を使ってダイスを1個増やすよ。(命運残り3)
合計46 与ダメージ38 累計ダメージ189
宇佐(セイバー):
気付けば運判定値が70%もあったので、ピクシーを応援して、ピクシーの火力に期待しましょう。
07 クリティカル!!
宇佐(セイバー):
!! 応援のクリティカルはどうなるんでしたっけ?
GM(佐伯):
ルール上は特に何も書いていないんですが、何も無しというのもつまらないので、この卓では「応援でのクリティカルは、補正が倍の+40%になる」としましょう。
宇佐(セイバー):
ありがとうございます。
「ピクシー! あなたの力を見せてください! ジオで攻撃です」
ピクシー(GM):
「うん! マスターのために頑張るよ!」
ジオ判定値 84%
18 成功
ゾンビ 回避失敗
宇佐(セイバー):
良い調子ですね。威力ロールに命運1点乗せましょう。(残り6)
合計31 与ダメージ23点 累計ダメージ211点
※累計ダメージ計算ミスしていました(汗)
重三(アーチャー):
流れに乗りたいが・・・当たらんな。【速】を上げるべきか悩む所だな。
メガーヌ(氷室):
素手攻撃。お、成功だ。
ゾンビ、回避失敗 与ダメージ15 累計ダメージ226
替寺(蒔寺):
情報収集もできる重三が射撃もできるようになったら、マキデの見せ場が無くなるんで、しばらくは【運】伸ばしでオナシャス。
(SIGザウエル射撃 成功。与ダメージ20 累計ダメージ246)
GM(佐伯):
そんな事を話しているうちに、撃破しちゃいましたけど。
替寺(蒔寺):
なに?! しまった! かっこよく演出するつもりだったのに!!
GM(佐伯):
では、皆さん中BOSS撃破の報酬として命運を2点回復してください。
(全員、命運全快。ドロップ判定失敗。獲得経験点各員3点 MAG
9獲得)
つづく
戦闘の描写が単調になるのをどうにかしたいんですけど・・・
どうしたものか・・・
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ダンジョンアタック2&中BOSS戦2
文字数の関係で一括投稿となりました(汗)
衛宮邸 居間
アーチャー:
さすがにパーティーの平均レベルより低い相手ならば、苦戦はしないな。
(現在PT平均レベル 約4.7)
佐伯:
では、次に移動しますか?
美綴:
あ、まってくれ。戦闘が終わったから、1回行動できるんだよな? メガーヌを回復しておきたいんだが・・・
佐伯:
あぁ、そうですね。他にやりたいことがある人はどうぞ。と言っても某シニカルポップ・ダンジョンシアターと違って、移動後以外にイベントは発生しませんが。
氷室:
では、美綴嬢たのめるか。回復量と消費MPから考えると、宇佐先生の「応急手当」で充分だが・・・
美綴:
先生は、ピクシーの魔法にもMP使う可能性が有るからな。他に使い道がない綾織のほうが良いだろ。MP量的にも。
セイバー:
そうですね。
佐伯:
では、綾織さんはMPを消費しておいてください。(残りMP25)
メガーヌさんは、回復量のダイスを振るまでもなく固定値で全快ですね。回復しておいてください。
アーチャー:
重三と替寺は弾丸の再装填をしておきたいのだが・・・
佐伯:
はい。それもOKです。
あ、先に進む前にカウンターを1つ増やしておきますね。
三枝:
これは、なにかな?
佐伯:
「月齢カウンター」と言って、ダンジョン内での時間経過を表すものです。これが一定値たまらないとBOSSが出現しません。
めくったトランプで絵札が1枚出るたびにカウンターが1増えます。
----------
ダンジョン内
月齢カウンター 1
GM(佐伯):
じゃぁ、すすみますよぉ。まず地形、「行き止まり」・・・だと完全にダンジョンが封鎖してしまうので、ここでは十字路として扱います。
(月齢カウンター1→2)
イベントは、・・・中BOSS2体ですね。またも強めのゾンビが今回は2体現れました。
(月齢カウンター2→3)
替寺(蒔寺):
またかよ、カード偏ってんじゃねぇ?
GM(佐伯):
うーん、ちゃんと混ぜたつもりなんですけどねぇ・・・
重三(アーチャー):
戦闘に入る前に確認しておきたいんだが、2体の中BOSSを倒した場合、回復する命運は4点かね? それとも「中BOSS戦」1回につき2点かね?
GM(佐伯):
うーん・・・ルールブックには明言がないので、1体につき2点回復にしましょう。今回は両方倒せたなら4点回復です。
なお、宇佐さんのピクシーは戦闘終了と共に送還されているので、この戦闘ではもう1度召喚する必要があります。
----------
中BOSS戦 2
※今回もBS判定を忘れています。ご了承ください。
ゾンビ×2(共に中BOSS特性持ち)両者とも前列
行動順
重三、雪、メガーヌ、ゾンビB、宇佐、替え寺、サー、ゾンビA、綾織
第1ターン
重三(アーチャー):
40%代では弾丸がもったいないことが先ほどの戦闘で判った。いつもどおり「応援」を雪に行おう。
(判定成功。雪、次回判定+20%)
雪(三枝):
ありがとうございます! せっかく応援をもらったし、スキルも使っていくよう。
命運1点使って「切り落とし」(残り命運4)
そして、本邦初公開! 「複数攻撃(前列2体の敵を同時に攻撃でする)」!!
GM(佐伯):
あぁ、そういえば今までBOSS単体との戦闘だけでしたね。
雪(三枝):
うん。せっかく「サソリムチ(雪が装備中の格闘武器。種別:鞭)」に付加されてるコスト不要スキルなのに使う機会がなくて・・・。
判定値は応援も入れて、83%!
判定 12 成功
雪(三枝):
切り落としの効果でゾンビたちは回避ができないから、威力出すよ。
戦闘後の回復もあるし、命運3点使って威力ロールのダイスを3個増やすよ(計4d。残り命運1)
複数攻撃の威力が27、切り落としの効果で【力】の2倍、20強化だね。
47+4d=47+6+8+7+9=77
GM(佐伯):
雪さんの目にも留まらぬ鞭がゾンビ2体に同時に襲い掛かります。
A,Bともに69点ダメージを受けました。
メガーヌ(氷室):
流れに乗りたい所だが・・・綾織の「煌天の幻視」がもう使えない以上HPコストを支払うのは危険か。
※前の戦闘で綾織が使用した「煌天の幻視」は、「消費型スキル」と呼ばれ、これに分類されるスキルは基本的に1シナリオ中【ランク】回しか使えない。
メガーヌ(氷室):
素手攻撃で・・・失敗か。
GM(佐伯):
では、ゾンビBが行動します。まず1回目。サーさんに素手攻撃(失敗)
2回目、メガーヌさんに素手攻撃(失敗)
宇佐(セイバー):
MAGを支払って「悪魔召喚」ピクシーは前列に配置します。(残りMAG24)
ついで、ピクシーを応援します。(70%)
判定 03 クリティカル!
GM(佐伯):
またですかっ?! ・・・ではピクシーの行動+40%でどうぞ・・・
宇佐(セイバー):
なんだか申し訳ないですね。
ピクシーはAにジオです。コストはMAGで支払いましょう。残り21と。
応援込みで84%ですね。成功です。
GM(佐伯):
BOSS特性ってHPとMPが増えるだけなんですよ? 14%で避けられるわけがないじゃないですか・・・あ。
04 回避!
宇佐(セイバー):
むむむ・・・他人の判定をやり直させるようなスキルがあれば・・・
サー(ライダー):
無茶を言わないで下さい。
替寺(蒔寺):
なら、あたしが! Aにザウエルで射撃だ。よし、成功!
ゾンビA、回避失敗。
替寺(蒔寺):
ゆきっちに倣って命運を2点乗せるぜ。(残り命運3)
24+3d=24+2+10+2+10+1=49
(10が2回でたため、2個振り足し)
与ダメージ41 累計ダメージA110 B69
替寺(蒔寺):
おっし! 回ったぜ! みたかこのダイス運! 全てがひれ伏す圧倒的ダイス目!
メガーヌ(氷室):
これで、10以外の目が高ければかなりなのだがなぁ・・・
雪(三枝):
なんていうか、もったいないね・・・
綾織(美綴):
まぁ、安心の蒔寺クオリティだな。
替寺(蒔寺):
うるせー! お前たちから撃つぞ?!
サー(ライダー):
「マハブフ(氷結魔法、列攻撃)」で一気に削りましょうか。
重三(アーチャー):
まてライダー。今回のBOSSは氷結が弱点である事が判明している。MPを回復する手段が無い以上、今は温存すべきだろう。
サー(ライダー):
・・・そうですね。では素手攻撃で。 失敗です。
綾織(美綴):
雪に応援っと。よし、成功。
----------
第2ターン
重三(アーチャー):
引き続き雪を応援だ。うむ。成功だ。あとは任せた。
雪(三枝):
はい! 最初と同じ複数攻撃!
基本判定値63に応援2回分の40を足して、103%!
判定 03 クリティカル!!
GM(佐伯):
うわぁ・・・。後衛組が替寺さん以外【運】が高めなだけはありますねぇ。
AもBも回避できませんでした。
雪(三枝):
ここに命運つぎ込めばよかったねぇ・・・。
えぇと、威力は27+1dだね
威力ロール 27+1=28
雪(三枝):
・・・(頭を抱える)・・・。
宇佐(セイバー):
き、気にする事はありませんよユキカ。クリティカルで2倍になるのですから。
雪(三枝):
そ、そうですよね。えーと2倍だから56点
GM(佐伯):
さらに防御点を無視します。
累計ダメージ A176 B125
メガーヌ(氷室):
(Aに)素手攻撃しかないのがつらいなぁ・・・お、成功か。
ゾンビA回避失敗。
メガーヌ(氷室):
では、私も命運を2点乗せるぞ(残り命運3)。「追加格闘威力(格闘攻撃の威力ロールで振るダイスが1個増える)」と合わせて、11+4dだな
11+8+10+9+5+1=44
メガーヌ(氷室):
せっかくの振り足しが1・・・
累計ダメージ A212 B125
ゾンビB2回とも攻撃失敗
宇佐、ピクシーを応援するも失敗
宇佐(セイバー):
ピクシーにジオでAを攻撃させます。(MAG21→18)
ゾンビA回避失敗
与ダメージ18 累計230
GM(佐伯):
ゾンビAはピクシーの雷撃を食らって炭化し、動かなくなりました。
替寺(蒔寺):
流れに乗るぜ!
・・・うっし命中! 威力に命運乗せて3d(通常1d+命運2点分)だ!(命運3→1)
24+6+3+3=36
累計ダメージ 153
サー、素手攻撃、綾織、応援 共に失敗。
----------
第3ターン
重三、雪を応援。
雪、サソリムチによる通常攻撃。与ダメージ23点(累計176)
メガーヌ、ゾンビ(2回とも)攻撃失敗。
宇佐、ピクシーを応援。
ピクシー、ジオ失敗。(MAG18→15)
替寺、SIGザウエルでの通常射撃。与ダメージ22 (累計198)
サー、素手攻撃失敗。
綾織、雪を応援。
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第4ターン
重三(アーチャー):
そろそろしとめたい所だが・・・すまん、応援は失敗だ。
雪(三枝):
大丈夫です。綾織さんからの応援で+20%されてます!
命中。与ダメージ23 累計221
メガーヌ(氷室):
そろそろ落ちるか?
素手攻撃・・・成功だ。
GM(佐伯):
もう、ぼろぼろですよ。・・・あ・・・
回避判定 98 ファンブル!
GM(佐伯):
えー・・・回避ファンブル表振りますね。
31:避けようとした攻撃がクリティカルになる。
GM(佐伯):
よけようとして逆に急所をさらしたようです。
メガーヌ(氷室):
それは重畳。決めさせてもらおう。
11+2d=11+7+7=25 クリティカルで2倍 50点
GM(佐伯):
メガーヌさんのパンチを受けてゾンビは体に穴を開けて崩れ落ちます。
中BOSS撃破ですおめでとうございます。
中BOSS2体の撃破ボーナスで命運を4点回復させてください。
全員、命運全快。
アイテムドロップ失敗。MAG18獲得(15→33)
経験点:1人7点
GM(佐伯):
連続中BOSS戦になっちゃいましたが、先へ進みましょう。
つづく
ダンジョンはつづくよどこまでも。
次回もダンジョン探索です。
2017/07/25
キャラクターの名前を間違えていたのでこっそり修正。
(発覚のきっかけは誤字報告をいただいたことなので、バレバレかもですが)
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ダンジョンアタック3
ダンジョン内
月齢カウンター3
※替寺、銃弾再装填済み
GM(佐伯):
では次に進みますね。道は四方に伸びていて。北は皆さんが来た方向です。
替寺(蒔寺):
キタだけに?
GM(佐伯):
オッホン!
進む場合は、東西南から進路を選んでください。それとも引き返しますか?
綾織(美綴):
セオリーなら右か左に壁伝いだよな。
重三(アーチャー):
しかし、ランダムで精製される以上、トラップやイベントもランダムだろう? なら直進のみでも変わらないと思うが・・・
替寺(蒔寺):
んじゃテキトーに左(東)にするか。
GM(佐伯):
東ですね。地形は・・・おや行き止まりですね。
(月齢カウンター3→4)
イベントは・・・特に何も無い空き部屋でした。この部屋では何もありません。(月齢カウンター4→5)
宇佐(セイバー):
では引き返すしかありませんね。
サー(ライダー):
確か、すでに通った部屋は、遭遇判定があるんでしたね。
GM(佐伯):
はい。出現率は10%とします。どなたかダイス振りますか?
替寺(蒔寺):
うっし。あたしが軽々と遭遇回避して見せよう。なぁにたった10%、そうそう出くわすはずが・・・
判定 09 遭遇!!
メガーヌ(氷室):
うぉおい!!
GM(佐伯):
え、えぇでは通常のゾンビと遭遇しました。数はトランプをめくって決めましょうか。スートをスペード(敵対悪魔との遭遇)扱いで出現数を決めますよ。
10なので・・・2体との遭遇です。
----------
遭遇戦ハイライト
ゾンビAの武器攻撃 自動失敗! 味方にあたる。
ゾンビB、回避成功!!
戦闘終了
経験点全員2点ずつ獲得
替寺、銃弾再装填
---------
ダンジョン内
月齢カウンター5
GM(佐伯):
さぁ、命運消費どころか悪魔召喚すらせずにゾンビを撃退した皆さん。
どちらにいきますか? 進む場合は正面(西)か左(南)ですね。
北はもと来た方向。後ろは行き止まりです。
サー(ライダー):
もう、このまま左手の法則で進みますか。
メガーヌ(氷室):
そうですね。
GM(佐伯):
では左折(南へ)。曲がり角ですね、左(東)に道が見えます。
イベントは・・・メッセンジャーNPCですか・・・
(月齢カウンター5→6)
GM(佐伯):
では、進行方向から法衣をまとった一団がやってきます。警察署前で見かけたメシア教会の討伐隊ですね。
メシア教徒(GM):
「おや、あなたたちは大司教様の・・・」
と言うことで、先の情報を確認できます。事前に地形カードとイベントカード両方開けますね。
※メッセンジャーは「情報1つ得る」ですが、ここでは「先の状況を教えてもらえる」と解釈し、地形・イベント両方わかるものとしました。
GM(佐伯):
行き止まり。(月齢カウンター6→7)
イベントは、ガイア教団の回復施設ですね。(月齢カウンター7→8)
メシア教徒(GM):
「この先でガイア教徒ごもが商売をしています。袋小路になっているのでしつこく勧誘されるでしょう。近づかないほうが良いかと」
そう、言い残すとメシア教徒たちは去っていきました。
重三(アーチャー):
回復の必要性もない。引き返すか。
GM(佐伯):
ではどなたか遭遇判定をお願いします。
遭遇 77 何もなし
GM(佐伯):
では、十字路に戻って来ました。残る左(西)に進で良いですね。
おや、行き止まりですか。でもこれでは先へ進めなくなるので十字路扱いに変更です。(月齢カウンター8→9)ただ、北側にはワープゾーンの部屋の壁があるので、西と南にだけ道が伸びているものとします。
イベントは、特に何も無しですね。(月齢カウンター9→10)
南へ。西に曲がる道。イベントなし。
西へ。南へ曲がる道。イベントなし。
南へ。十字路。邪教の館。
GM(佐伯):
あ、「邪教の館」ですね。ここでは悪魔と悪魔カードを合体させた別の悪魔に変化させる実験を行っています。
宇佐さん、お金を出せば新しく悪魔カードを購入できるのでピクシーの強化ができるかもしれませんよ。
中に入ると、大きな襟が特徴的なローブを身にまとった、ギョロッとした左右の目がやや離れている印象を受ける、魔道士風の男性が皆さんを迎えてくれます。目の離れぐあいなど、第1印象は魚みたいな貌だなと思うでしょう。
替&綾:
いあいあ! ふんぐいる!!
邪教の館の主(GM):
「邪教の館へようこそ。私は悪魔合体を研究するもの。私の研究に協力してくれるのであれば、施設を自由に利用してくれてかまいませんよ」
宇佐(セイバー):
(どこかで聴いた事のある風貌ですが・・・)
せっかくの機会ですのでそうしたいのはやまやまなんですが・・・、我々の所持金では最低レベルの悪魔のカードも買えません・・・
※最低レベル(3)の悪魔カード価格300マッカ。
パーティー所持金50マッカ。
宇佐(セイバー):
MAGを売れば何か買えるとは思いますが、BOSS戦に備えて温存しておきたいです。
邪教の館の主(GM)
「仲魔を集めてまた来るが良い・・・」
GM(佐伯):
では、先へ進みますね。道は三方に伸びています。
東へ。十字路(北に壁があるため東西と南のみ通路)。ダークゾーン(隣接する同一スートの地形もダークゾーン化のため邪教の館もダークゾーンに)
サー(ライダー):
「真っ暗で何も見えないー」
これは、遭遇した場合奇襲を受けそうですが・・・
GM(佐伯):
そうですね。悪魔が出現した場合は奇襲のルールを適用しましょう。
東へ。十字路(北が壁なので以下略)ダークゾーン。敵対的悪魔出現。
GM(佐伯):
皆さんが真っ暗な路を歩む中、襲撃を受けました!
奇襲判定をして戦闘開始です!
----------
遭遇戦ダイジェスト
(奇襲判定忘れてました)
第1ターン
ゾンビA撃破!
第2ターン
ゾンビB、武器攻撃ファンブル!(ファンブル表2回分適用)
17:味方に攻撃があたる!(味方がいないので自分に回避不可で命中)
82:武器が地面にめり込む!(力判定に成功しないと武器が使用不可)
第3ターン
サー、素手攻撃 自動失敗。
71:なぜか後列に下がる!(ただし前列不足のため自動で前列へ押し出し)謎のバックステッポ(笑)
雪、サソリムチでの攻撃 自動失敗!
91:味方にあたる(メガーヌ)。そのキャラは武器を落としてしまう!
メガーヌ命運でダメージ半減(残り命運4)(残りHP5)。武器は装備していないので取り落としは無し。
ゾンビBの「かみつき」でサーの残りHP10!
メガーヌ自分に「傷薬」使用。全快。
第4ターン
サー自分に「傷薬」使用。HP60
ゾンビB武器攻撃(ただし武器が地面に刺さっているため引き抜き判定)失敗。
第5ターン
サー素手攻撃でB撃破!
獲得MAG6(39→45)
アイテムドロップ:「傷薬」獲得。メガーヌが所持。
経験点:1人2点。
---------
ダンジョン内
月齢カウンター10
メガーヌ(氷室):
ぶるぅぅぅぅうあぁぁあぁぁぁぁあっぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ!
雪(三枝):
ごめぇぇぇっぇえぇぇぇぇぇぇぇぇええん
サー(ライダー):
全体的にダイス目が酷かったですね・・・
重三(ライダー):
これだけダイスロールを繰り返していれば、5パーセントの自動失敗やファンブルが出るのは必然ではあるが・・・
綾織(美綴):
とはいえ、こんなに固まって出るとは・・・
GM(佐伯):
え、えぇ。何とか切り抜けましたが、移動前に何かしますか?
重三(アーチャー):
傷薬を1つサーに渡しておこう。
---------
替寺、銃弾再装填後、移動再開
直進(東へ)。まっすぐの路。何もなし。
直進。丁字路(南北に路が伸びる)。特になし(月齢カウンター11)。
左(北)へ。まっすぐの路。遭遇!
---------
戦闘割愛
獲得MAG6、アイテムドロップ:傷薬、経験点2点ずつ。
---------
替寺(蒔寺):
うっし、今回は無駄玉なしだな(再装填中)。
メガーヌ(氷室):
うむ。私や替寺はまだ判定値が5割にも満たない分、1ターンかけて「集中」で判定値を上げたほうが確実性があるな。
GM(佐伯):
ダメージも無かったですし、移動を再開しますね。
--------
ダンジョン
月齢カウンター11
直進(北)へ。三叉路(西が壁なので東への曲がり角)。何もなし。
東へ。前方に伸びる道。なのもなし。
直進。前方に(略)。何もなし。
直進。前方に(略)。トラップ発動!
---------
一同:
?!
GM(佐伯):
では皆さん。毒ガスが噴出す罠にかかってしまいました。
BSセービング判定をお願いします。確率は40%です。
雪(三枝):
えぇと。成功しちゃダメなやつだよね?
・・・12?! め、命運で振りなおしたほうが良いかな?
宇佐(セイバー):
選択肢としては有りだと思いますが、40%では見込みは薄そうですよ?
雪(三枝):
1回だけ振りなおします!(残り命運4)
・・・65 よかったぁ・・・
重三(アーチャー):
・・・命運に余裕があるので、1点使って確立を20%引き下げよう。(残り命運6)
替寺(蒔寺):
うわ、ずりぃ
重三(アーチャー):
ずるいとはなんだ。いくぞ
・・・56 命運は不要だったか・・・。
替寺(蒔寺):
あぁ・・・どうすっかなぁ・・・て、毒状態はダメージだけじゃなくて攻撃力も下がるのか! 命運切るぞ!(残り4)
・・・61 セーーーーーーーーーフ!
宇佐(セイバー):
威力低下は関係ありませんが、1行動毎1d10は怖すぎます(最大HP28)。命運を使用しましょう(残り6)。
・・・20 ちょうどという事は・・・?
GM(佐伯):
毒にかかります(ニッコリ)
宇佐(セイバー):
ふ、振りなおします!(残り命運5)
・・・68 何とか・・・
サー(ライダー):
命運、使っておきましょうかね。(残り4)
・・・08 む。BOSS戦が不安ですが毒の治療手段が・・・あ。(美綴に視線を向ける)
綾織(美綴):
あ。(←「薬草治療」はHP回復+毒治療)
かまわないですけど、MP少ないから戦闘中の回復も考えると多用はできないですよ?
メガーヌ(氷室):
あとは私と綾織が回避すればいいのだから大丈夫だろう。
サー(ライダー):
では、このままにしておきます。お願いしますね綾子。
綾織(美綴):
は、ハいっ。
メガーヌ(氷室):
残り命運が不安ではあるが使わざるを得まい(残り3)。
・・・61 うむ。回避だ。
綾織(美綴):
あとはあたしか。命運使うぞ(残り5)
・・・59 ふぅ。
んじゃ、即座に「薬草治療」でサーを回復して良いか? GM。
GM(佐伯):
はい。大丈夫です。MPを減らしてくださいね。HPのほうは固定値だけで全快ですね。
では進めます。
----------
ダンジョン
月齢カウンター11
直進(東へ)。十字路。宝箱発見。600マッカ&出現値Aの悪魔カード
---------
GM(佐伯):
皆さんは宝箱を発見。600マッカと更に悪魔カードも入ってました。何の悪魔か好きに決めて良いですよ。
雪(三枝):
お金は皆で分けるとして、「出現値A」てどれくらい?
GM(佐伯):
GP以下ですね。ここは異界化したダンジョンの中なので少し高めのGP6です。なので6レベル以下の悪魔から好きなのをドーゾ。
重三(アーチャー):
ん? レディーゾンビと同格の悪魔カードが手に入るが良いのかね?
GM(佐伯):
はい。OKとします。ただし、レディーゾンビ自体は遠慮してください。開示していないデータまでばれちゃうので。
メガーヌ(氷室):
ふむ。現状悪魔カードが必要なのは宇佐先生か。
綾織(美綴):
あとサーもだな。自己強化には悪魔合体が不可欠だ。
替寺(蒔寺):
じゃぁ、2人で相談して決めればいんじゃね?
サー(メガーヌ):
そうですね・・・サーもピクシーも妖精なのでどちらがカードと合体しても同じ種族になるのですよね?
GM(佐伯):
そうですね。合体後の種族は素材となる悪魔の種族の組み合わせで決まりますから。
もしくは、ここで手に入る悪魔を宇佐先生の新しい仲魔にしてサーとピクシーを合体させるという選択肢もありますが・・・同族合体はレベルに関係なく結果が固定で、しかも妖精同士だと精霊「アクアンズ」ですね。レベルが高すぎて現状ではまだ許可できませんね。
宇佐(セイバー):
合体をすぐに行うわけではありませんし、そのせんも考慮しても良いかもしれませんね。
さて、どうしましょうか・・・
剣&騎 相談中
宇佐(セイバー):
決まりました。魔獣ケット・シーにします。
雪(三枝):
長靴を履いた猫 ですよね。絵も可愛い。
サー(ライダー):
えぇ。ダーク悪魔との合体は結果に不確定要素が多いので、ダークと妖精を避けた結果一番レベルが高い悪魔がケット・シーでした。
※地霊カハクは「セフィロトの魔界」収録のため除外。
GM(佐伯):
了解です。カードは誰が持ちますか?
サー(ライダー):
サーはまだ強化を考えていないので宇佐に譲りましょう。
あとお金もサー以外の6人で分けてください。
メガーヌ(氷室):
いいのですか?
サー(ライダー):
えぇ。そもそも今回の買い物はほとんど皆の所持金を全員の共有資産のように運用していますし、サーは消耗品しか買いませんから。
重三(アーチャー):
では、遠慮なく。
GM(佐伯):
ではすすめますね。
----------
ダンジョン
月齢カウンター11
左折(北へ)。丁字路。特になし。
(袋小路を嫌い)右折(東へ)。曲がり角、右(南)へ曲がる路。特になし。
右(南)へ。十字路(マップシートの端のため東の路がない丁字路)。悪魔と遭遇!
---------
2ターン瞬殺
MAG6獲得。アイテムドロップ:傷薬(サーが所持)。経験点:1人2点
----------
GM(佐伯):
さすが最低レベル悪魔。雪さんの「複数攻撃」でHPが5割以上削られますね。
西はさっき通った部屋につながりますし、まっすぐ(南に)進みますね。
----------
ダンジョン内
月齢カウンター11
前方に伸びる路。遭遇!
----------
戦闘ダイジェスト
雪の複数攻撃 クリティカル! ゾンビ2体は砕け散った!
----------
GM(佐伯):
え? 開幕1手目で終了? え?
メガーヌ(氷室):
相手はザコとはいえ、これでノーコスト、命中・威力は通常攻撃と変わらないというのは良いな。
雪(三枝):
えへへー。
GM(佐伯):
さ、先へ進みましょうか。
----------
ダンジョン内
月齢カウンター11
前方に伸びる路。何もなし。
行き止まり(月齢カウンター12)。BOSS出現!!
---------
GM(佐伯):
さぁ、ついにきました!
(行き止まりのカードが出た時はまた引き返すのかとひやひやしましたが・・・)
皆さんが先へ進むと、多くの白骨死体が転がった部屋で1人の女性が人間の物と思われる腕をかじっています。
部屋の隅には捨てられた死体をむさぼっているゾンビが2体ほど居ます。
雪(三枝):
ひっ・・・
GM(佐伯):
女性の顔には血の気が無く視線もどこを見ているのか良くわかりませんが、顔を皆さんに向けるとかじっていたものを放り出して皆さんに近づいて来ます。
と、いうわけで長かった探索を経てBOSS戦です!
つづく
ダンジョン全体像
ランダムダンジョンは構成を考えなくて良いから楽だと思ってた時期が私にもありました。
次にダンジョン探索する時はちゃんとダンジョン作ろう。メタ読みをどれだけ排除できるかわかりませんが、そのほうが良さそう。
(自分で作ったダンジョンに自分で挑む虚しさ)
次回、BOSS戦です。
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BOSS
ダンジョン内
BOSS部屋
GM(佐伯):
敵はBOSSのレディーゾンビ、取り巻きのゾンビ2体共に前列に居ます。
行動順
重三、ゾンビA、レディーゾンビ、雪、メガーヌ、サー、替え寺、宇佐、ゾンビB、綾織
第1ターン
重三(アーチャー):
弱点をつけるサーの「応援」だ。よし、成功だ。
GM(佐伯):
ゾンビAはサーさんに手にした“何かの大腿骨”で殴りかかります(武器攻撃)。
サー(ライダー):
回避成功です。
GM(佐伯):
BOSSの1回目の行動は、「ひっかき」を雪さんに・・・失敗しました。
2回目は「かみつき」をサーさんに・・・コレも失敗です。
※「ひっかき」のコストを払い忘れていました。「かみつき」コスト分HP10消費。
雪(三枝):
ザコを先に退治しちゃうよぉ。「複数攻撃」をAとBに。あ、失敗しちゃった。
替寺(蒔寺):
これ、両方とも外れるのか?
GM(佐伯):
そうですね。イメージとしては鞭を振るう時に何かに引っ掛けてしまったとかでしょうか。
綾織(美綴):
ノーコストなのが救いだな。
メガーヌ(氷室):
このまま攻撃をしても当たりそうにないからな、ここは「鉄拳パンチ」に「集中」だ。
サー(ライダー):
では、全員1列に並んでくれているのならば、「マハブフ」で一掃してしまいましょう。「仲間」の絆スキルを使用します。(判定値+33%)
「応援」の効果も入れて94%(41+20+33)ですね。・・・成功です。
GM(佐伯):
全員回避失敗しました。
サー(ライダー):
威力は、命運も全て(4点)つぎ込んで18+8dですね。
・・・1個10が出ましたね。振り足します。・・・合計81点です。
宇佐(セイバー):
ずいぶん大きい目に偏りましたね。
重三(アーチャー):
平均7か・・・かなり良い目だな。
※10面ダイスの期待値は5.5。
GM(佐伯):
ゾンビ2体は防御点引いても耐えられません。凍り付いて粉々に砕け散りました。
雪(三枝):
あれ? 複数攻撃成功してても意味が無かった?
綾織(美綴):
まぁ、結果論だ気にするな。
GM(佐伯):
BOSSは氷結相性が弱点なので81点の2倍、162点から防御点を引いて、148点のダメージを受けました。
更に、BS判定ですね。マハブフの凍結確率が10%、BOSSなので半減しますが弱点攻撃のBS確率は2倍になるので、通常の10%ですね。
・・・さすがに凍りはしませんでした。
替寺(蒔寺):
鐘とおんなじであたしも「集中」だな。当然「スーパーショット」に集中だ。
宇佐、綾織、サーを「応援」。共に成功。
----------
第2ターン
重三、サーを「応援」。失敗。
GM(佐伯):
BOSSの1回目。サーさんに「素手攻撃」です。
命中。7点ダメージ
サー(ライダー):
まぁ、この程度ではどういうことはありませんね。
メガーヌ(氷室):
私では、瀕死のダメージですが。
GM(佐伯):
2回目の行動は、雪さんに「かみつき」ですね(HP10消費)。
判定値41% 42失敗
GM(佐伯):
おのれ、妖怪いちおおい!
雪(三枝):
た、助かった・・・。
そのまま私の行動だね。「切り落とし」付きの「ウィップアタックIII」(命運1、HP8消費)に「加藤一佐」との絆スキルを使うよ。いろいろ便宜を図ってくれてるからちゃんと役に立たないと、見たいな感じかな。
判定値97(63+34)% 43成功
やった! 回避不可攻撃だからこのまま威力出すね。
ウィップアタックの39に【力】の2倍、10を足して59。威力ロールは基本の1に絆レベル3、命運も全部使って3個追加して7個だね。
・・・97点だよ。
GM(佐伯):
雪さんの猛烈な鞭攻撃を受けたBOSSの体は損傷がかなり酷くなって来ました。残りHPが半分を切りました。(累計ダメージ251)
あと、ウィップアタックの追加効果ですね。BSの確率が60%、BOSS特性で半減して30%ですね。
・・・01?! こんな所でクリティカルしなくて良いのに!
えー、ではBOSSは雪さんの鞭にからめとられて思うように動けなくなりました。
BS緊縛です。
替&綾:
めめしくて! めめしくて!
GM(佐伯):
(スルー)緊縛中は、行動が一切とれず、回避もできません。
メガーヌ(氷室):
それはつまり、判定に成功さえすれば当たるということだな。
では遠慮なく「鉄拳パンチ」を使わせてもらおう(HP10消費)。「仲間」との絆スキル(28P)も使うぞ。今回は半ば強引に巻き込んだからなそれでも付き合ってくれる彼らへの思いで、拳に力が入る。
判定値 91%(集中込み) 56成功
威力に命運を全部乗せるぞ(3点消費)。・・・83点だ。
武器による威力修正がない分、雪と比べて見劣るのはどうしようもないな・・・。
サー(ライダー):
それでもダイス1つ分程度の差なら気にする必要もない威力だと思いますが・・・。
サーは二重に応援をいただいてますからね。「ブフ」以外の選択肢は無いでしょう。
成功しました。威力は、28点なので2倍の56点ですね。
GM(佐伯):
1/3ぐらい削られましたね。防御点が無かったらだいぶ減らされているでしょうね。
替寺(蒔寺):
うー。なぁ、集中に属する行動をする限りは「集中」の効果は切れないんだよな?
GM(佐伯):
はい。回避などの受動的行動を除き、集中系以外の行動をとった時点で効果がなくなりますが、集中系であれば時間をかけて累積します。
替寺(蒔寺):
よっしゃ。MPを5点払ってBOSSに「ターゲッティング」だ! これでBOSSへの「スーパーショット」は更に20%増加して、威力も2倍だ!
宇佐、綾織、サーへ応援。共に成功。
----------
第3ターン
重三、サーを応援。
レディゾンビ1回目、緊縛からの回復判定失敗。行動不可。
2回目、緊縛からの回復判定失敗。行動不可。
GM(佐伯):
あ、これはたこ殴りにあって終わる未来ですかね・・・。
雪(三枝):
サソリムチで攻撃。成功! 緊縛中は回避できないんでよね?
威力は32。(与ダメージ18)
メガーヌ、素手攻撃に「集中」。
サー(ライダー):
先ほど同様に「ブフ」です。応援を入れて101%・・・
08 クリティカル!
GM(佐伯):
ひえぇ! ただでさえ回避ができない状況で!
サー(ライダー):
威力は27、クリティカルなので2倍の54、弱点なので更に2倍ですね、108です。
GM(佐伯):
クリティカルで防御点も貫通する猛吹雪がレディーゾンビの体を襲います。猛烈な冷気によりゾンビの体に霜が降り始め、それが全身に広がり最終的には完全に凍り付いてしまいました。動かなくなったゾンビの体は何か刺激を受けたのか粉々に砕け散ってしまいました。
ということで、BOSS撃破おめでとうございます!
一同:
おー。
替寺(蒔寺):
お? あたしが「ターゲッティング」で払ったMPは?
GM(佐伯):
無駄になっちゃいましたねぇ
替寺(蒔寺):
721っ?! ライダーさん! サーは1回目の時にBOSSにとどめさせて見せ場が有ったんだから譲ってくれよぉ・・・
サー(ライダー):
そういわれても、相手のHPがどれくらいかわからないのではどうしようもありません・・・
重三(アーチャー):
まぁ、このあとに戦闘があるわけでなし、回復するのだから良いだろう。
替寺(蒔寺):
ぶー・・・。
GM(佐伯):
えー、ではまずマグネタイトですがザコゾンビとあわせて42点獲得です。
宇佐(セイバー):
そういえば、BOSS戦でピクシー召喚していませんでしたね。
(現在MAG:105)
GM(佐伯):
アイテムドロップ判定ですが・・・
綾織(美綴):
当然っ、あたしが「宝探し」で判定だ。
GM(佐伯):
では、ゾンビとレディーゾンビの2回分判定してください。
綾織(美綴):
ゾンビのほうは普通に判定しよう。うっし成功。(「傷薬」獲得)
BOSSの方に命運をつぎ込むぞ。あたしの命運が6点使って+120%。
替寺(蒔寺):
ちっ、結局使いそびれた4点持ってけ。(2点譲渡、使用。+40%)
宇佐(セイバー):
5点残っているので2点どうぞ。(+40%)
重三(アーチャー):
6点残りか、3点譲渡だな。(+60%)
綾織(美綴):
合計が・・・320%!? これなら余裕だな! レアアイテムゲットだ
ぜ!
・・・00 ファンブル!!
一同:
・・・・・・・・・・・・・・・
綾織(美綴):
ふ、振りなおす! だれかオラに命運を分けてくれ!
宇佐(セイバー):
残り1点しかないので譲渡ができません。
5人:
命運がもう無い。
綾織(美綴):
(´・ω・`)
GM(佐伯):
えー(汗) 次にいきますね。
経験点は1人18点ずつです。
メガーヌ、レベルアップ。
GM(佐伯):
それでは、EDの演出に移りましょう。
綾織(美綴):
(´・ω・`)
つづく
戦闘後の処理だけ、「ダイス振ってないだろ」て言われそうな落ちがつきました(笑)
次セッションからは、1点残して判定するようになるのでしょう。覚えてたら。
次回、EDです。
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エンディング~クールダウン
衛宮邸 居間
佐伯:
ではエンディングですが、何か希望はありますか?
無ければ警察や自衛隊から謝辞を受けて終了ですが。
蒔寺:
うーん・・・特に無いかなぁ
セイバー:
宇佐と重三は、大学のほうの事後処理の手伝いなどでしょうか?
アーチャー:
あぁ、最初にオープニングで手伝っていたからな・・・
三枝:
あのぉ
佐伯:
何か希望がありますか?
三枝:
あ、うぅん。雪は加藤一佐と挨拶を交わす程度だと思うんだけど、アーチャーさん
アーチャー:
ん?
三枝:
今回、避難命令が出るほどだから犠牲者も多いと思うんですけど。
アーチャー:
ふむ。その可能性は充分にあるな。そのあたりどうかな、GM?
佐伯:
そうですね。最初はBOSSのレディーゾンビだけでしたが、ホラー映画よろしくゾンビがゾンビを生み出していってパンデミック状態です。
なので、BOSS以外のゾンビは加害者であると同時に犠牲者です。
三枝:
だとすると、重三さんが探している彼女さんの安否が気になるかな・・・て。
一同:
!!
アーチャー:
なるほどな。確かに社としては確認を取るだろうな。
佐伯:
では、重三さんはそのあたりを演出しましょうか。
----------
エンディング
十六夜市警前
加藤(GM):
「・・・以上のような経緯で状況は収束した。警官・自衛官はもちろんの事、一般市民有志の諸君の奮闘に感謝する。協力者には少ないながら謝礼を用意させてもらっている。受け取って欲しい」
----------
エンディング メガーヌ
十六夜市警駐車場の片隅
浦田(GM):
「おつかれさん。またあんたたちに世話になったな」
メガーヌ(氷室):
「緊急事態とはいえ、早朝にたたき起こされるのはもう勘弁して欲しいですわ」
浦田(GM):
「いや、すまなかった」
※報酬:2,100マッカ(1人300マッカ)
---------
エンディング 宇佐
須摩留工科大学 体育館
アンジェラ(GM):
「先生、おつかれさまでした。先生が無事で何よりです」
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます。司祭も救護活動おつかれさまでした。
ですが、犠牲も少なくないとの情報ですが・・・」
アンジェラ(GM):
「えぇ・・・。今はただ、彼らの冥福を祈るのみです」
宇佐(セイバー):
「そうですね・・・」
----------
エンディング 綾織
???
GM(佐伯):
夢の中の景色は、初めて見た時のように自然豊かな穏やかな景色に戻っています。
綾織(美綴):
「これでよかったでしょうか?」
???(GM):
「おつかれさまでした。“生から死”という節理を乱す者の討伐、確かに成し遂げられましたね」
「これにて、先日の件は不問とする」
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
----------
エンディング 重三
十六夜市警署内 一室
数日後
浦田(GM):
「お、きたか」
重三(アーチャー):
「・・・どもっす」
浦田(GM):
「じらしても仕方が無いな。結論から言おう」
重三(アーチャー):
「・・・」
浦田(GM):
「目撃情報、遺留品、その他からは“戸坂(とさか) レン”と思しき人物は発見されなかった」
重三(アーチャー):
「そっすか・・・」
浦田(GM):
「まぁ、連中の腹の中に入っちまってたらわからんが・・・」
重三(アーチャー):
警部の胸倉をつかんでにらみつける。
浦田(GM):
「す、すまん。今のは言葉が悪かった。謝る。
確かに、犠牲になっていないという証拠にはならんかも知れんが、逆に犠牲になったという証拠も出とらんのだ。
月並みで申し訳ないが、諦めるのはまだ早いと思うぞ」
重三(アーチャー):
「・・・そっすね。すんません・・・」
手を離して、頭を下げる。
浦田(GM):
「お前さんが諦めてしまうと、見つかるものも見つからなくなるからな」
重三(アーチャー):
「・・・はい。失礼するっす・・・」
----------
衛宮邸 居間
セイバー:
とさか れん ?
アーチャー:
あぁ、社が探している恋人の名前だ。とくに意味はない。思いついた名前を採用しただけだ。
ライダー:
(そうでしょうか?)
佐伯:
最後に少しだけマスターシーンをはさみます。
----------
エンディング ???
???
GM(佐伯):
場所はどこかの教会です。ですが、ガブリエル大司教やアンジェラ司祭が勤める教会ではありません。キリスト教系なのは間違い無さそうです。
1人の男性が礼拝用の長いすに座って祭壇に向かっています。神父の法衣を身にまとった背の高い男性で。端正な顔立ちでいわゆるイケメンです。目はルイ氏のように真っ赤ですが、まず彼が黒人系の人種である事に気付くでしょう。
???(GM):
「ふむ。あの程度は揺るがないか。まぁ、大して期待もしていなかったが・・・。若い神々の尖兵たちが潰し合ってくれればとも思ったが、そうそう甘くはないか・・・。
星の並びもまだ悪い。ゆっくりと時間をかければよいか・・・」
----------
クールダウン
衛宮邸 居間
佐伯:
と、今回の黒幕的な人の独白で今回のシナリオは終了です。
いかがでしたか?
三枝:
内容はともかくダイス目が酷かったよぉ。鐘ちゃんごめんねぇ。
氷室:
とにかくHPを増やしたい・・・
三枝:
ごめーーーーーーーん!!
ライダー:
サーの謎のバックステップも酷かったですね。
アーチャー:
社は何も変わった事をしなかったからな・・・
美綴:
ロールプレイを言うならやっぱり、パシられるヤクザ(替寺)だよな(笑)
蒔寺:
便利に使いやがって!!
つーか、320%をファンブった奴に笑われたかねぇ!
美綴:
ぐふぅっ!
セイバー:
私は、もっと「悪魔召喚」を活用していきたいですね。
佐伯:
中立的/友好的な悪魔が出てくるイベントも考えないといけませんねぇ。
というわけで、セッション第3回をお届けいたしました。
今回もセッション後処理の1つ「属性評価」を読者の皆様にご協力いただきたく思います。
属性評価は、セッション中のPC(PLの言動含む)の言動が6つの属性のどれに近かったかを参加者の投票で決めるものです。
実プレイではないので、読者の皆様に投票していただきたく思います。
活動報告に、投票用のスレッド(?)があるのでそちらに書き込みをお願いいたします。
属性は以下の6種。
ロウ:ルール、秩序を大事にした。
カオス:感情、自由を大事にした。
ライト:善行を行った。
ダーク:暴力的、残虐だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らず中道を進んだ。
ヒーホー:上記5種とは無関係に、ウケねらいだった、コミカルだった。
です。
投票の対象は
メガーヌ(氷室)
替寺 マキデ(蒔寺)
雪 三枝(三枝)
綾織 綴(美綴)
宇佐 有人(セイバー)
重三 社(アーチャー)
サー(ライダー)
の7名です。
投票締め切りは、2017年1月30日とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
2017/1/31
投票しめきらせていただきました
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幕間処理
シナリオクリアボーナス
絆・コミュニティ貢献ポイント:3d10
属性評価 投票結果
(投票者0のため、作者の感想となります。(´・ω・`))
メガーヌ(氷室) :ニュートラル
替寺(蒔寺) :ヒーホー
雪(三枝) :ヒーホー
綾織(美綴) :ヒーホー
宇佐(セイバー) :ニュートラル
重三(アーチャー):ニュートラル
サー(ライダー) :ヒーホー
==========
各PCデータ(第3回終了時点)
・メガーヌ(PL:氷室 鐘) レベル:4 経験点:61
女性 20歳 人間
クラス(スタイル)
I.気孔拳士(格闘:無手)
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー/20
警察関係 /浦田警部 /26
- /仲間 /29
能力値/判定値/戦闘データ
力:9/49% 格闘威力:13+2d10
魔:1/9% 魔法威力:5+1d10
体:1/9% 射撃威力:2+1d10
速:2/14% 物理防御点:5/魔法防御点:3
運:1/9% イニシアティブ:3+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:22%
最大HP:20/最大MP:10/最大命運:5
回復判定値:9%/相性:破魔無効
武器:素手のみ/防具:サバイバルベスト(胴部)
スキル
突撃、鉄拳パンチ、追加格闘威力
所持品等
道返玉、傷薬×2、407マッカ
属性
ロウ:6、ニュートラル:11
----------
・替寺 マキデ(PL:蒔寺 楓) レベル:4 経験点:91
男性 25歳 人間
クラス(スタイル)
I.ガンスリンガー(射撃:銃器)
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
謎の美女/ゆり子・ローゼンバーグ/20
興味 /オリヴィエ・ザクソン /20
- /仲間 /28
能力値/判定値/戦闘データ
力:1/9% 格闘威力:5+1d10
魔:1/9% 魔法威力:5+1d10
体:3/19% 射撃威力:8+1d10
速:8/44% 物理防御点:7/魔法防御点:5
運:1/9% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:18%
会話判定値:22%
最大HP:28/最大MP:10/最大命運:5
回復判定値:19%/相性:破魔無効
武器:素手、SIGザウエル
防具:サバイバルベスト(胴部)
スキル
スーパーショット、膝射姿勢、ターゲッティング
所持品等
道反玉、傷薬×2、ディスポイズン×2、通常弾×104、407マッカ
属性
ニュートラル:7、ヒーホー:9
----------
・雪 三枝(PL:三枝 由紀香) レベル:5 経験点:171
女性 25歳 人間
クラス(スタイル)
I.クイーン(格闘:武器) II.自衛官(情報(捜査))
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
任務/加藤一佐/39
借金/ロキ /30
- /仲間 /30
能力値/判定値/戦闘データ
力:10/55% 格闘威力:15+1d10
魔:4/25% 魔法威力:9+1d10
体:5/30% 射撃威力:4+1d10
速:4/25% 物理防御点:14/魔法防御点:9
運:2/15% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:19%
会話判定値:24%
最大HP:40/最大MP:18/最大命運:5
回復判定値:30%/相性:破魔無効
武器:素手、サソリムチ
防具:ヘルメット(頭部)、サバイバルベスト(胴部)、スカイヒール(脚部)
スキル
ウィップアタックIII、複数攻撃、切り落とし、スーパーショット、隠密行動
所持品等
道反玉×3、傷薬×2、宝玉輪、マチェット、モスバーグM500、ショットシェル×6、407マッカ
----------
・綾織 綴(PL:美綴 綾子) レベル:5 経験点:161
女性 17歳 人間
クラス(スタイル)
I.幻視者(魔法(霊能))/II.白い魔女(魔法(伝統))
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
ハイテク/氷川/20
不在 /日下部 一石/30
追加コネ/ケルベロス/31
- /仲間 /34
能力値/判定値/戦闘データ
力:2/15% 格闘威力:7+1d10
魔:10/55% 魔法威力:15+1d10
体:2/15% 射撃威力:2+1d10
速:2/15% 物理防御点:8/魔法防御点:4
運:9/50% イニシアティブ:3+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:38%
最大HP:28/最大MP:30/最大命運:6
回復判定値:15%/相性:破魔無効
武器:素手のみ
防具:サバイバルベスト(胴部)、コンバットブーツ(脚部)、宇宙意志のリング(アクセサリ)、ヤドギリの腕輪(アクセサリ)
スキル
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視、薬草治療、妖精の輪、追加コネ
所持品等
傷薬×2、マハブフの石、道反玉、阿修羅の手、マハムドの石、マハンマの石、407マッカ
属性
ニュートラル:9、ヒーホー:5
----------
・宇佐 有人(PL:セイバー) レベル:5 経験点:171
男性 30歳 人間
クラス(スタイル)
I.民俗学者(情報(捜査))/II.サマナー(召喚)
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶/17
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/15
追加コネ/鬼道 円 /23
追加コネ/ヘカーテ /10
- /仲間 /18
- /ガブリエル・プッチ /10
能力値/判定値/戦闘データ
力:2/15% 格闘威力:7+1d10
魔:4/25% 魔法威力:9+1d10
体:2/15% 射撃威力:4+1d10
速:4/25% 物理防御点:7/魔法防御点:5
運:13/70% イニシアティブ:4+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:46%
最大HP:28/最大MP:18/最大命運:7
回復判定値:15%/相性:破魔無効
武器:素手のみ
防具:サバイバルベスト(胴部)、登山靴(脚部)、アームターミナル(アクセサリ)
スキル
サバイバル、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、追加コネ×2、研究者
所持品等
登山セット、道反玉×3、傷薬×2、「ピクシー」、「ケット・シー」、105MAG、407マッカ
----------
・重三 社(PL:アーチャー) レベル:5 経験点:191
男性 20歳 人間
クラス(スタイル)
I.遊び人(情報(メディア))/II.探偵(情報(捜査))
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
不良/オザワ/19
消えた恋人/稲城 珠枝/22
- /仲間 /31
- /ガブリエル・プッチ/20
追加コネ /鬼道 円 /10
追加コネ /エグゼクター/10
能力値/判定値/戦闘データ
力:2/15% 格闘威力:7+1d10
魔:2/15% 魔法威力:7+1d10
体:2/15% 射撃威力:7+1d10
速:7/40% 物理防御点:4/魔法防御点:4
運:12/65% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:44%
最大HP:28/最大MP:14/最大命運:7
回復判定値:15%/相性:破魔無効
武器:素手、SIGザウエル
防具:黒装束(全身)
スキル
幸運II、財力、隠密行動、蛇の道は蛇、探偵の直観、するどい勘、追加コネ×2
所持品等
道反玉、火除神符、宝玉、通常弾×78、ディスポイズン、傷薬×2、ニューナンブ、407マッカ
----------
・サー(PL:ライダー) レベル:6 経験点:411
女性? 年齢不詳 妖精/ジャックフロスト
クラス:悪魔(旧クラスシステム)
背景設定/コネ(絆・コミュ)/貢献ポイント
正義感/デモノイド/30
マスコミ/聖 丈二/30
- /仲間 /35
能力値/判定値/戦闘データ
力:5/31% 格闘威力:11+1d10
魔:7/41% 魔法威力:13+1d10
体:5/31% 射撃威力:5+1d10
速:5/31% 物理防御点:11/魔法防御点:11
運:4/26% イニシアティブ:5+1d10/回避判定値:15%
会話判定値:28%
最大HP:66/最大MP:39/最大命運:5
回復判定値:31%/相性:氷結吸収、凍結無効、火炎に弱い
悪魔PCのため装備品無し(通常攻撃としての、素手のみ)
スキル
ブフ、マハブフ、ラクカジャ
所持品等
道反玉、傷薬×3、トランキライザー、308マッカ
=====================
次回更新は遅くなると思われます。
見捨てずにお待ちいただけますよう、お願いいたします。
2017/2/14
綾織、重三の会話判定値が間違っていたので修正しました。
2017/2/15
雪の回避判定値に誤りがありましたので、修正しました。
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第4回『正義』 属性投票 締め切らせていただきました
4.オープニング
衛宮邸 居間
佐伯:
それでは、メガテンX 第4回目を始めたいと思います。
一同:
よろしくお願いします。
佐伯:
今回は、アンジェラ司祭に頼まれて、街の外れにある教会に赴く所からスタートです。
セイバー:
では宇佐のオープニングからでしょうか。
佐伯:
そうですね。
そのあと皆さんそろって指定された教会へ行く感じです。
ライダー:
その教会で何かトラブルが?
佐伯:
いえ。今回はその教会に所属する神父様が依頼人です。アンジェラは仲介を頼まれたかたちですね。
アーチャー:
なるほどな。
佐伯:
ではまず今回予告を・・・
==========
「父なる神を信じられぬ不敬者め!」
「神を否定する愚か者よ!」
「主のお言葉に耳を傾けぬ異端者が!」
正義の名の下に下される鉄槌。
「どうか、彼らの暴走を止めて欲しい」
その願いは神に聞き入れられるのか・・・
真・女神転生TRPG 魔都東京200X
第4回『正義』
==========
アーチャー:
ふむ。
正義の定義か。メガテンらしくなってきたな。
佐伯:
本家メガテンのような葛藤を演出できたら良いんですけど、あまり期待しないでくださいね。
氷室:
依頼人も教会関係者。BOSSも教会関係者。
内輪の問題解決に他人の、それこそ異教徒である我々の力を借りるのかね?
佐伯:
そのあたりはシナリオ内でお話しようと思います。
三枝:
うん。解ったよ。
美綴:
んじゃさっそく。
蒔寺:
ゲームスタートだ!
==========
4-1.オープニング 宇佐
十六夜市 駅前商店街 喫茶店
GM(佐伯):
では、場所は駅前商店街の中にある小さな喫茶店です。
宇佐(セイバー):
? 教会ではないのですか?
GM(佐伯):
えぇ。おつかいか何かで外に出た時を見計らって宇佐先生を呼び出しました。どうやら教会内では話しづらい話題のようです。
先生が店に入ると、司祭は既に中に居ます。
----------
宇佐(セイバー):
「お待たせしました」
アンジェラ(GM):
「先生。突然のお呼びだて、申し訳ありません」
宇佐(セイバー):
「いえ。どうされたのですか?」
アンジェラ(GM):
「先生にお願いがありまして。
・・・街の郊外に“星の智恵教会”という教会があるのをご存知でしょうか?」
宇佐(セイバー):
「いえ、すいません」
アンジェラ(GM):
「いえ。我々メシア教会に比べれば小規模な教会ですからお気になさらずに。
・・・お願いというのは、そこに所属する神父に会っていただきたいのです」
宇佐(セイバー):
「何かトラブルですか?」
アンジェラ(GM):
「えぇ。いえ、星の智恵教会は何も問題は無いのですが・・・」
司祭の返答はしどろもどろと言う感じです。ですがコレだけははっきり伝えてきます。
「この事は、ガブリエル大司教には内密にお願いします」
宇佐(セイバー):
「何か事情が?」
アンジェラ(GM):
「えぇ。・・・あ、星の智恵教会に赴く際は、皆さんもご一緒にお願いします」
宇佐(セイバー):
「みんな?・・・あぁ。あの連中ですか。荒事のようですね。解りました」
アンジェラ(GM):
「不躾なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします」
==========
氷室:
なにやら複雑な事情がありそうだが・・・
アーチャー:
この、星の智恵教会と言うのは? メシア教会とは別系統のようだが、なぜアンジェラ司祭が仲介を?
佐伯:
星の智恵教会は確かにメシア教会とは別系統ですが、同じキリスト教系列の教会として若干ながら交流があります。
まぁ、ガブリエル大司教は快く思っていないようですが・・・。
ライダー:
大司教に知られたくないというのはそういうことですか。
佐伯:
では、みなさん連絡は取り合ったという事で星の智恵教会のシーンに移ります。
星の智恵教会は、郊外の山間にあります。丘の小さな教会という雰囲気ですね。
皆さんが中に入ると1人の神父が出迎えてくれます。
黒人で瞳が赤い、背の高いモデル風の男性です。
ライダー:
黒人で赤い瞳・・・前回の最後にそのような人物が出てきませんでしたか?
蒔寺:
ん。そういやぁ・・・
佐伯:
まぁ、まさにその人なんですが。でも皆さんのキャラクターはその事実を知らないので、その辺お願いしますね。
==========
4-2.オープニング 全員
十六夜市 郊外 星の智恵教会
GM(佐伯):
皆さんが中に入ると、礼拝堂に独りたたずむ神父がゆっくりと皆さんのほうへと振り向きます。
神父(GM):
「星の智恵教会によくぞいらっしゃいました。私が当教会で神父しているナイと申します。皆さんの事はアンジェラ司祭よりかねがね・・・」
宇佐(セイバー):
「宇佐といいます。何か我々に頼みごとがあるとか・・・」
ナイ(GM):
「えぇ。立ち話もなんです。奥へどうぞ」
GM(佐伯):
ナイ神父はそういうと皆さんを奥の居住スペースへと案内してくれます。質素ですが品のある調度でまとめられた。落ち着きのある応接室です。
ナイ(GM):
「早速ですが、お願いしたいというのは、メシア教会の異端狩りを止めていただきたいのです」
重三(アーチャー):
「異端狩りって・・・魔女狩りみたいなものっすか?」
ナイ(GM):
「罪もない人を犠牲にしている、と言う意味では近いでしょう。ですがその行いは中世の魔女狩り以上に悪質です。
神を信仰しないもの全てが対象なのですから・・・」
替寺(蒔寺):
「おいおい、マジかよ・・・」
宇佐(セイバー):
「そんなもの、ただの圧政ではありませんか!」
ナイ(GM):
「お恥ずかしながら、おっしゃるとおりです。同じように神を信奉するものとして哀しいことです。
そして彼らはその活動を批判するものを許しません。神の意思に従う彼らの行動を批判する事は神を批判する事だというのです。故に時には同胞にすら刃を向けるのです」
綾織(美綴):
「完全に暴走してませんか? それ」
ナイ(GM):
「教会の外から見ればそうでしょう。いえ、私やアンジェラ司祭から見ても疑義の余地があることです」
雪(三枝):
「でも批判をすれば自分たちの身が危ない」
ナイ(GM):
「はい。危険であると解っている事に巻き込むこと、言い訳のしようも有りません・・・ですが、放置しておくわけにもいかず・・・」
宇佐(セイバー):
「我々に助けを求めた、と。そういう事情でしたら了解しました。どこまでの事ができるかわかりませんがやってみましょう」
ナイ(GM):
「ありがとうございます。本来であれば異端狩りの情報を皆さんにお伝えできれば良いのですが、ある種の秘密部隊。アンジェラ司祭もその詳細はご存じないそうです」
サー(ライダー):
「どうすればいいの?」
ナイ(GM):
「被害にあったという人物の関係者の連絡先をお教えいたします。目撃情報などから彼らの今後の行動が予見できるかもしれません」
==========
佐伯:
というわけで、今回のアプローチは全部「異端狩り」に関するもののみです。便宜的に最初に当たれる情報を1と番号を付けて呼びましょう。
ライダー:
情報を収集する事で、2,3,4と開示されるわけですね。
佐伯:
はい。そのとおりです。
では次からアプローチフェイズに移りましょう。
つづく
=====================
実は、今回シティアドベンチャーぽくしたかったのですが、上手く情報を仕込めなかったので、いつもどおりです(汗)
いつものように、アフタープレイで行う属性評価を読者の皆様に決めていただきたく考えています。
属性評価とは、各PCの言動が以下の6つの属性のどれに一番近かったかを参加者の投票で決めるというものです。(プレイヤーの言動を評価の根拠としてもかまいません)
仮想卓である本作で参加者同士の投票はただの出来レースになってしまいますので、読者の皆様に参加していただけると幸いです。
感想掲示板でのアンケートは禁止らしいので、投稿後作る活動報告に書き込みしていただければと思います。
属性は以下の6つです。
ロウ :ルールや秩序を重んじた。
カオス :感情や自由を重んじた。
ライト :善性・善行を重んじた。
ダーク :残虐・暴力的だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らなかった。
ヒーホ :上記5つとは無関係に、ウケ狙いだった。笑いを取った。
活動報告に細かい規定を書きますが、最後まで読む前に投票していただいてもOKです。
よろしくお願いいたします。
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4.アプローチ1
衛宮邸 居間
佐伯:
おっと。忘れる所でした。今回アプローチは2サイクルまでとします。
氷室:
短いな。情報収集に時間をかけていては犠牲者が増えるからか。
佐伯:
それもあるんですが、ぶっちゃけ用意した情報が少ないので・・・
ライダー:
絆を深める余裕があまりないだけですし、問題はないでしょう。
セイバー:
ではいつもどおり、宇佐からいきましょうか。
ヘカーテの絆が低いですし、彼女の所へ・・・そもそも彼女は何者なんでしょう? ギリシャ神話のヘカーテその人なのでしょうか?
佐伯:
(あぁ、セフィロトの魔界持ってないのに魔界収録のNPCもコネに入れるの許可しちゃったんだよなぁ・・・。しかもコミュデータ一覧(闇のプロファイル収録)だとTOKYOミレニアムのコネ表に有るヘカーテが削除されているし、そもそもコネ表に名前があるのにNPC情報がないTOKYOミレニアムもおかしいけど・・・)
えぇとですね。「魔界の使徒」という悪魔召喚に手を染めた科学者集団の顧問的な立場にある、ヘカーテです。ギリシャ神話のその人です。
セイバー:
ずいぶんな間がありましたが? メシア教会と対立している組織なら何か教えてくれそうですね。
彼女との関係をダイスで決めて良いですか?
佐伯:
えぇ。どうぞ。
コロコロコロ・・・1=「親族」
全員:
ブフーッ!
セイバー:
親戚筋に神がいるということですか?
佐伯:
ま、まぁ、血縁か姻戚関係かは自由との事ですし・・・ご親戚の奥様が彼女のアバターであるというところでしょうか・・・
セイバー:
では、義理の姉という事にして良いですか?
佐伯:
了解です。ここにきてヘカーテとの関係もそうですが、宇佐先生にお兄さんが居る事が判明しました(笑)
セイバー:
た、たぶん、兄弟そろって彼女の正体には気づいていないでしょう。
名前は・・・ソフィアと言う事にしておきましょう。
佐伯:
ではひと波乱有りましたが、進めましょう。
===========
アプローチ 1サイクル目 宇佐
宇佐(セイバー):(電話中)
「はい。無事にナイ神父とは接触できました。他の皆も動いてくれています。はい。それでは失礼します」
※絆シーンの簡略化。アンジェラとの絆、貢献ポイント+1。
「次は・・・」
トゥルルルルル・・・ピッ
「あ、お久しぶりです。お義姉さん。実は・・・」
----------
KW無し。命運1点使用(+20%、残り命運6)
会話判定値:66%
コロコロコロ・・・77 失敗・・・
----------
ソフィア(ヘカーテ)(GM):
『あぁ、あの事件ね。なんでも、無神論者を公言している人物が異教徒として襲われたみたいね。
たしか、ガイア教団も狙われたんじゃなかった?』
宇佐(セイバー):
「そうだったんですか。そちらも調べてみます。ありがとうございました」
※ヘカーテとの絆、貢献ポイント+1。
==========
佐伯:
と、新たにガイア教団が襲われた時の情報、仮称「情報2」が調べられます。
美綴:
うーん。敵の情報は無しか・・・判定に成功した時の追加情報が気になるところだが・・・
アーチャー:
情報2以降の情報に入っている可能性もある。先に情報を進めて、手があまれば再度判定でもかまわんと思うが・・・
美綴:
そうですね。
じゃぁケルベロスの所に行くか。街中での凶行だし何か見てるかもだしな。
==========
アプローチ 1サイクル目 綾織
商店街内 廃ビル
GM(佐伯):
では、綾織さんがいつもの廃ビルに来ると、巨大な狼ケルベロスが出迎えてくれます。
ケルベロス(GM):
「近頃、人間、騒ガシイ。何カ 有ッタカ?」
綾織(美綴):
「えぇ。実はメシア教会が、信者以外を異端者として襲撃しているそうなのです。このままでは安心してすごす事ができません。一刻も早くそのような行為はやめさせて、“街に平和”を取り戻したいと考えています。
パスカルさんは何か知りませんか?」
----------
KW「街の平和」+20%。命運1点使用、+20%(残り命運5)
会話判定値:78%
コロコロコロ・・・58 成功!
----------
ケルベロス(GM):
「確カニ、『イキョート』ガドーノ 言ッテイタ。
静マッテカラ、見ルト、体、砕カレテイタ。恐ラク、衝撃ニヨル破壊」
綾織(美綴):
「衝撃ですか・・・」
ケルベロス(GM):
「別ノ日、同ジ服装同士デ、戦ッテイタ、仲間割レカ?」
※会話判定成功により経験点50獲得(現在:211)。ケルベロスとの絆、貢献ポイント+3。
==========
佐伯:
と言うわけで、BOSSが衝撃相性の攻撃をしてくるらしい事。
そして、メシア教徒と思われる人物が襲われていた事がわかりました。情報3の調査が可能になります。
アーチャー:
では社が情報3を担当しよう。聞き出す相手はエグゼクターだ。
佐伯:
異端狩り本人ですよ? さすがにBOSSじゃありませんけど。
アーチャー:
あぁ、なので情報を得られんかと思ってな。
※ためしに重三との関係をダイスで決めた結果、奇妙な趣味→人間の文化:芸能関係 となりました。仕事しろ聖職者。
===========
アプローチ 1サイクル目 重三
メシア教会
重三(アーチャー):(電話中)
「そういう連中がうろついてるらしいッスから、オザワさんも気をつけてくださいッスよ」
※絆シーンの簡略化。オザワとの絆、貢献ポイント+1。
重三(アーチャー):
「あ、シンハ(そういう名前になった)さん、チーッス」
シンハ(エグゼクター)(GM):
「社君か。どうした?」
重三(アーチャー):
「いや、近く通っただけなんすけどね。てか、そんなドクロ面付けてたら職質されないんすか?」
シンハ(エグゼクター)(GM):
「その程度の事を気にしていては、神の使徒は務まりませんからね」
重三(アーチャー):
「大変ッスねぇ・・・。そういえば、最近もシンハさんのお仲間が功績を挙げたって聞いたッスよ」
----------
KW無し。命運2点使用+40%。
会話判定値:84%
コロコロコロ・・・92 失敗・・・
----------
シンハ(エグゼクター)(GM):
「彼は、我々の活動を虐殺だと喧伝したのです。故に私の同僚の手により主の下(もと)へと送られました。同僚は風の精霊を使役する力を主より賜っていますので、抵抗など無意味だった事でしょう」
重三(アーチャー):
「精霊・・・エアロスとかって奴ですか?」
シンハ(エグゼクター)(GM):
「えぇ、そうです。
近々同様の断罪が行われると言っていましたね」
重三(アーチャー):
「同様のって・・・またメシア教徒がひょうt・・・何かしたんすか?」
シンハ(エグゼクター)(GM):
「・・・いえ。同じ神に奉ずるものでありながらメシア教会を異端呼ばわりする退魔組織です」
※エグゼクターとの絆、貢献ポイント+1。
==========
佐伯:
というわけで、次の標的が退魔組織「クレイモア」のリーダー、アリアン・シンクレアである事を教えてくれました。彼女の居場所も教えてもらえるので、そこに移動すると宣言した時点で、BOSS戦です。
ライダー:
おや、本当に少ないですね。
ではサーはいつもどおり聖の所へアイテムの無心に行きましょうか。それとも、判定に失敗した情報を調べてみましょうか?
氷室:
いえ、BOSSも判明していますし、2サイクル目に情報組に任せましょう。
ライダー:
そうですか? では聖の下へ
==========
アプローチ 1サイクル目 サー
喫茶店
GM(佐伯):
では、いつものようにサーに抱きつかれた聖は大慌てで近くの喫茶店に駆け込みました。
聖(GM):
「おまえなぁ、毎回俺になんかうらみでもあるのか?」
サー(ライダー):
「?
あのねぇ、イタンガリをやっけるのぉ」
聖(GM):
「? いたんがり・・・異端狩りか? お前、自分が粛清対象だって解ってるのか?」
サー(ライダー):
「??」
聖(GM):
「・・・はぁ・・・」
----------
KW無し。
会話判定値:28%
コロコロコロ・・・66 失敗・・・
----------
聖(GM):
「とにかくっ、ああいう連中には関わらないほうが身のためだぞ、わかったな?」
※聖との絆、貢献ポイント+1。
==========
佐伯:
聖は足早に立ち去ってしまいました。
ライダー:
絆スキルが目的ですし、まぁ良いでしょう。
三枝:
じゃぁ、私は加藤一佐の所かな。
==========
アプローチ 1サイクル目 雪
繁華街
雪(三枝):(通信中)
「・・・という事になりまして。放置しては“任務”にも支障が出ると判断し協力する事にしました」
加藤(GM):
「その件に関してはこちらも把握している」
----------
KW「任務」を「戦い」と一部合致と判断+10%。
会話判定値:34%
コロコロコロ・・・23 成功!
----------
加藤(GM):
「ちょうど、物資をそちらに送ったところだ。そろそろ届く頃だろう。何かの役に立つかもしれん」
雪(三枝):
「はっ。ありがとうございます」
※傷薬1個獲得。会話判定成功、経験点50獲得、レベルアップ! 加藤一佐との絆、貢献ポイント+5。
==========
蒔寺:
げぇ、ゆきっちまたレベルアップかよ。
三枝:
あ、あれ? 情報型じゃないから宇佐先生たちほどアプローチでのボーナス経験値もらってないはずだけど・・・
セイバー:
そうでもないでしょう。雪はコネへの物資調達でよく成功している印象があります。
ライダー:
そうですね。サーのレベルが追いつかれてしまいました。
アーチャー:
戦闘要員のレベルが高いのは望ましい事だ。他の戦闘担当もこうあってほしいものだが・・・
氷室&蒔寺(【運】能力値1 コンビ):
「・・・・・・」
佐伯:
つ、つぎに行きましょうっ。
蒔寺さんはどうしますか?
蒔寺:
んあ? ゆり子の所にアイテムもらいに行くかな。
・・・どうせ失敗するだろうけど・・・。
佐伯:
(あわわわわ・・・)
==========
アプローチ 1サイクル目 替寺
市街
----------
KW無し。
会話判定値:22%
コロコロコロ・・・05 成功!
---------
GM(佐伯):
では、替寺さんが、街中を歩いていると急にそばの電話ボックスが鳴り始めます。
不審に思いながらも受話器をとると聞きなれた女性の声が聞こえてきます。
ゆり子(GM):
「メシア教会の好きにさせてはいけないわ。プレゼントを贈ったから足元を見て頂戴」
GM(佐伯):
言われるままに足元を見ると、小さな包みがあり、中を見ると傷薬が入っていました。
※ゆり子・ローゼンバーグとの絆、貢献ポイント+10(振り足し)+1=11増加。 会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ! スーパーショットをIIに成長。 マシン・オペレーター(情報(捜査))に覚醒!
==========
蒔寺:
ぃっよっしゃぁ! レベルアップ! 覚醒!
三枝:
マキちゃんおめでとぉ!
佐伯:
覚醒するクラスはマシン・オペレーターで良いんですか?
蒔寺:
あぁ! 【速】が上がって射撃威力強化! FN5-7も手に入って武器も強化!
氷室:
威力にレベルによる修正を加えられないというのに、雪の格闘威力に匹敵する威力か・・・
蒔寺:
へんっ! 武器の修正も入れりゃぁ、あたしが最強だ!
※武器をSIGザウエルから、覚醒で手に入るFN5-7に変更しました
。
佐伯:
オリヴィエから新兵器のテストでも頼まれたんでしょうか?
蒔寺:
ん~。そうだな。性能がよけりゃぁ、組で買い取るとかそんな感じか?
美綴:
く、黒い・・・
氷室:
これで覚醒していないのは私だけか・・・
人死にが出ているのなら、浦田警部の所に行って援助を頼めるだろうか。
==========
アプローチ 1サイクル目 メガーヌ
十六夜警察署
浦田(GM):
「お前さんから、こちらに連絡してくるとは珍しいな」
メガーヌ(氷室):
「えぇ。少々込み入った話なのですが・・・
メシア教会の異教徒狩り・・・」
浦田(GM):
「!」
メガーヌ(氷室):
「・・・なるほど。
公的な法務機関が動けないのでしたら・・・」
----------
KW「異教徒狩り」→「猟奇事件」に読み替え+20%
会話判定値:42%
コロコロコロ・・・49 失敗・・・
----------
浦田(GM):
「何の事かわからんな。忙しいんでな失礼するぞ」
メガーヌ(氷室):
「警部!」
GM(佐伯):
警部はそのまま部屋を出て行ってしまいました。
※浦田警部との絆、貢献ポイント+1。
==========
氷室:
ふむ。だめか。
蒔寺:
おやおや~? 氷室さんまだレベル4ですかぁ?
三枝:
マキちゃん・・・
美綴:
これ、戦闘になったらダイスが腐るフラグだな。
アーチャー:
否定できんな。
セイバー、アヤコ。戦闘要員が1人使い物にならなくなった。我々も何か準備をしておこう。
蒔寺:
アーチャーさん?!
ライダー:
自業自得かと・・・
佐伯:
え、えぇ・・・全員行動が終わったので、次から2サイクル目です。
情報自体は全部出ているので、判定失敗した情報に再チャレンジするもよし、このまま物資調達を優先するもよし、です。
つづく
===================
この卓の経験点ルール(シーンBGM:交渉時の会話判定経験点は会話判定したキャラのみが得る)だと、戦闘組の成長が遅れ気味になるのは覚悟の上でしたが、よりによって武器による攻撃力強化ができないメガーヌが遅れるとは・・・基本威力だけなら他のキャラとあんまり変わらないんですけどね・・・
NPCの名前について
ヘカーテ→ソフィア
思いつかなかったので他のTRPGについてる名前決定表を使用しました。
エグゼクター→シンハ
仮面を付けた処刑者と言う事で、Fateでお馴染みの髑髏面の彼です。名前は「さん」付けで読んであげてください(笑
2017/2/17
替寺のアプローチで、会話判定成功による絆の貢献ポイント増加を記述し忘れていましたので、修正しました。
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4.アプローチ2
衛宮邸 居間
佐伯:
それでは、アプローチフェイズ2サイクル目をはじめたいと思います。
セイバー:
宇佐はアナライズを使用してエアロスの情報を得ておきたいですね。
佐伯:
あ、すいません。BOSSのデータは「アナライズ」で開示する事ができません。
セイバー:
おっと、そうでした。ではコネに情報収集と言う形で聞き込みましょうか。
アーチャー:
まて、セイバー。
セイバー:
なんですか?
アーチャー:
情報1で何も出なかったのは取り巻きの情報が判定成功時の情報に含まれていたからの可能性がある。
GM、取り巻きの悪魔は雑魚仕様、アナライズ可能だな?
佐伯:
はい、可能です。
美綴:
じゃぁ、重三さんと綴で再判定してからでも良いのか?
アーチャー:
失敗した際のリスクはあるが、前回同様にBOSSが雑魚を連れている可能性はあるだろう。
前回問題なくクリアできたからな、私がGMなら今回も取り巻き戦力を用意する。
佐伯:
メメタァ・・・
ライダー:
そこで反応しては、図星だと言っているようなものですよ、直美。
佐伯:
はっ!
アーチャー:
・・・では、重三から行かせてもらおう。
1サイクル目同様に関係者に直接聞き出すか。メシア教会の大司教の所だな。
佐伯:
ぐぬぬ・・・
==========
アプローチ 2サイクル目 重三
メシア教会
重三(アーチャー):
「おじゃましまぁす」
ガブリエル(GM):
「・・・何の用かね」
重三(アーチャー):
「いやぁ、シンハさんから、また悪い奴をやっつけたって聞いたんで、武勇伝を聞いてみたくなったッス」
----------
KW「異端者狩り」→「正義の貫徹」に読み替え+20%。命運1点使用+20%(残り命運4)
会話判定値:84%
コロコロコロ・・・89 失敗・・・命運使用して振り直し!(残り命運3)
コロコロコロコロ・・・36 成功!
----------
ガブリエル(GM):
「悪・・・神の慈悲と悲嘆を理解できぬ者という意味では確かに悪だな。シンハを始めとする彼(か)の部隊は神より賜りし力に加え、教会が新しく配備した新技術も導入している。失敗する要素などあろう筈もない」
重三(アーチャー):
「新技術・・・ッスか?」
ガブリエル(GM):
「あぁ。あれの質量を相手に対応できるものはそうは居まい」
重三(アーチャー):
「そんなものまで有るなんて、神様を怒らせちゃダメっすね」
ガブリエル(GM):
「うむ。いずれ訪れる審判を生き残るためには神への帰依は必須だ。君も・・・」
重三(アーチャー):
「あ、この後用事あるんで失礼するッス」
バタン
ガブリエル(GM):
「・・・」
※ガブリエル・プッチとの絆、貢献ポイント+5。会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ! レベルアップ・ボーナス クリティカル! 「ガキ」の悪魔カード獲得!
==========
アーチャー:
ふむ。やはり取り巻きが居るか・・・。しかし、肝心の正体がつかめなかったな。
佐伯:
データ的には、「押し潰し」が使えます。とだけ。
蒔寺:
ん~? あたしのジャンク(種族:マシンの悪魔。マシン・オペレーターへの覚醒でカードを入手している)も「押し潰し」使えるな。
美綴:
いや、同じ技が使える奴なんて山ほど居るだろ。
んじゃ、綴は情報3のほうに再チャレンジしますか。氷川は何か知ってるかな?
==========
アプローチ 2サイクル目 綾織
綾織(美綴):(電話中)
「あ、氷川さんですか? 綾織です。実は今、メシア教会が異端狩りと称して異教徒だけでなく一般人すらも手にかけているらしいのです・・・」
----------
KW無し。命運2点消費+40%(残り命運3)
会話判定値:78%
コロコロコロ・・・45 成功!
----------
氷川(GM):
「ふん。神の犬どもめ調子付きおって・・・。
奴らは機械兵器を導入し始めたという情報も有る。まだ試作段階らしいが注意してくれよ、君もまた“創世の巫女”となれるかも知れないのだから・・・」
綾織(美綴):
「は、はぁ。お気遣いどうも・・・」
※氷川との絆、貢献ポイント+8。会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ! レベルアップボーナス 成功! 300マッカ獲得!
==========
美綴:
なんか変な名前で呼ばれた!
佐伯:
伏線です。回収するかどうかわからないですけどね。
それはともかく、教会の異端狩りはマシン「ジャンク」もつれている事がわかりました。
セイバー:
では宇佐はジャンクのアナライズを・・・ん?
三枝:
ジャンクって確か・・・
氷室:
蒔の字。君が覚醒で得た悪魔カードは何だったかな?
蒔寺:
マシン「ジャンク」
アーチャー:
アナライズの必要がなくなったな。BOSSの相性と行動パターンを調べよう。
セイバー:
了解しました(苦笑)
悪魔の事を聞くならやはり橘嬢でしょうか。
=========
アプローチ 2サイクル目 宇佐
須摩留工科大学
宇佐(セイバー):
「あ、橘くん。少し良いですか?」
橘(GM):
「先生。どうされました?」
宇佐(セイバー):
「実は、異端狩りを行っているメシア教徒を止めるために動いています。風の精霊をつれているらしいのですが、やはり気温の高低などで活動に変化などはないのでしょうか?」
---------
三枝:
え、異端狩りのこと話しちゃうんですか?
セイバー:
倫理的には伏せておくべきでしょうが、KWが無いのです・・・。
いつもどおりサーの氷結魔法が効くか確認です。
佐伯:
うーんそうですねぇ・・・
KW「異端狩り」を「好奇心」に一部合致と判断+10%。命運1点使用+20%(残り命運5)
会話判定値:76%
コロコロコロ・・・59 成功!
----------
橘(GM):
「風の精霊は、大気の流れを自在に操るだけで、温度を変化させるほどの力は無かったはずですよ。
あ、よろしかったらコレさしあげます」
と、傷薬をくれました。
※橘 千晶との絆、貢献ポイント+10(振り足し)+8=18。会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ! レベルアップボーナス成功! 破魔矢 獲得!
=========
佐伯:
エアロスに対し、氷結相性は「普通」です。
ライダー:
ではサーは行動パターンを調べようと思いますが・・・素手攻撃か衝撃魔法しか出てこない気がするのですが・・・。
蒔寺:
あ、じゃぁガンが効くか訊いてもらえませんか? せっかくパワーアップしたのに使えないんじゃダメだし。
ライダー:
なるほど。解りました。では、デモノイドの下へ。
=========
アプローチ 2サイクル目 サー
路地裏
GM(佐伯):
では、いつもの所にデモノイドが居ますが、いつにもまして体を小さく丸めてビクビクしています。
サー(ライダー):
「? どーしたのー?」
デモノイド(GM):
「奴ら、来た 狩られ る」
サー(ライダー):
「大丈夫だよ。アタシがやっつけるから」
デモノイド(GM):
「本当 か?」
サー(ライダー):
「うん! それでね、風の精霊って、鉄砲で倒せるっけ?」
---------
KW無し。
会話判定値:28%
コロコロコロ・・・99 自動失敗! 命運使用、振り直し(残り命運4)
コロコロコロコロ・・・07 成功!!
---------
デモノイド(GM):
「精霊、実体、無い。でも、鉄砲、当たる」
サー(ライダー):
「そーなんだ! ありがとー」
※デモノイドとの絆、貢献ポイント+6。会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ!
==========
ライダー:
危なかったですね。
三枝:
あたしたちは行動パターンかな?
氷室:
だな。まぁ、ほとんどが衝撃相性だろうしな。他の行動が判明したらラッキーぐらいのつもりで行こう。
蒔寺:
そだな。あたしらは戦闘に命運残しとかないとだから、ファンブル表が来ない限り振り直しも無しだな。
セイバー:
それで、問題はないでしょう。
三枝:
じゃぁ、私はロキさんのところだね。
=========
アプローチ 2サイクル目 雪
歓楽街 BARマダム
カランカラーン
マダム・ニュクス(GM):
「あら、いらっしゃい。ミキさん」
ロキ(GM):
「久しいな」
雪(三枝):
「あ、どうも。実はメシア教会の異端狩りを阻止する事になったんですが何かご存知ですか?」
ロキ(GM):
「あぁ。ずいぶんと無節操に行っているようだな」
マダム(GM):
「おかげで、最近は夜が騒がしくていけないわ・・・」
雪(三枝):
「このままでは、街が混乱に包まれてしまいます。
彼らはエアロスを使役しているそうなのですが、何か気をつけるべき事はあるでしょうか?」
---------
KW「異端狩り」を「街の混乱」と読み替え→「世界の混乱」と一部合致と判断+10%
会話判定値:34%
コロコロコロ・・・50 失敗・・・
---------
ロキ(GM):
「フフフ、それを教えてしまっては面白みが無い。せいぜい私を楽しませてくれたまえ」
マダム(GM):
「相変わらず意地が悪いわね。うふふ」
※ロキとの絆、貢献ポイント+1。
==========
三枝:
ダメだったよ。
蒔寺:
まぁ、しゃーねぇ。
三枝:
こういう意地悪はするのに、借金の取立てに来ないってなんだか怖い。
蒔寺:
マキデは、オリヴィエの所だな。
今日は出目が良いからな! ここもサクッと決めてやるぜ。
美綴:
フラグ
蒔寺:
うっせい!
==========
アプローチ 2サイクル目 替寺
ジッグラト・タワー
替寺(蒔寺):
「オリヴィエ居るか?」
オリヴィエ(GM):
「いますわよ。お送りしたマシンのデータは取れまして?」
替寺(蒔寺):
「これからだよ。そのために知ってる情報を吐きな。
教会の異端狩りどもをどうにかしないと、外が騒がしくてアンタも落ち着いて研究ができないだろ」
----------
KW「異端狩り」を「外の世界(平和)」に読み替え+20%
会話判定値:44%
コロコロコロ・・・83 失敗・・・
---------
オリヴィエ(GM):
「じゃぁ、そのエアロスとやらのデータを頂戴。調べるから」
替寺(蒔寺):
「(イラッ)」
※オリヴィエとの絆、貢献ポイント+1。
=========
美綴:
フラグ回収オツ。
氷室:
では、だめもとでルイ・サイファーに訊いてみるか。
=========
アプローチ 2サイクル目 メガーヌ
市街
GM(佐伯):
メガーヌさんが街中を歩いていると、いつもの清潔な白いスーツに身を包んだルイ・サイファーが現われます。
メガーヌ(氷室):
「ちょうどよい所に。メシア教会の異端狩りを止めたいのです。アレを放っておいたら街は協会という恐怖政治に支配されてしまいますわ」
---------
KW「異端狩り」を「唯一神」に読み替え+20%
会話判定値:44%
コロコロコロ・・・04 クリティカル!
---------
メガーヌ(氷室):
「彼らが使役するというエアロスについて、何か教えていただけませんか」
※行動パターンの要求。5と9を指定。
ルイ(GM):
「確かに、彼らの行動は目に余るな。
エアロスか・・・既知やも知れんが、風を司るアレらは衝撃魔法を得意とする。時には広範囲を巻き込む事も有る。気を付けたまえ。
唯一神が手を出しているのならば、その力はより強大になっている事が考えられる。油断はしないことだ。
ふむ。君に倒れられても困る。コレを譲ろう」
※ルイ・サイファーとの絆、貢献ポイント+14増加(クリティカルにより、2d10)。 会話判定成功、経験点50獲得。レベルアップ! デビルアームズ(魔晶)に覚醒!
GM(佐伯):
ルイ・サイファーが差し出したのは、1組の手甲です。鈍色に輝く手甲です。
メガーヌさんが受け取ると、彼は口元をニヤリとゆがめます。それと同時に、どういうことか手甲はメガーヌさんの腕にズブズブと沈み込んでいきます。
ルイ・サイファー(GM):
「それは、きっと君の力になってくれる事だろう」
GM(佐伯):
彼はそう言い残すと、どこかへと歩み去ってしまいました。
=========
蒔寺:
鐘が襲われた?!
氷室:
違う違う。ちょうど、今の会話判定の成功でレベルが上がったので、覚醒イベントも同時にこなしてもらったのだ。
佐伯:
はい。
まず情報としては5番が「ザン(衝撃相性、単体攻撃魔法)」、9番が「マハザン(衝撃相性、範囲攻撃魔法)」です。
アーチャー:
大した収穫は無かったか・・・
佐伯:
もう1つルイが口にした力の強化は、BOSS特権で習得している追加スキル「追加魔法威力」の事です。メガーヌさんの追加格闘威力の魔法版ですね。威力を決めるダイスが2個になっています。
セイバー:
油断できませんね・・・。
佐伯:
で、会話判定成功ボーナスのアイテムを覚醒時の入手アイテムにしてしまったんですが、よかったんですか?
氷室:
傷薬はそこそこに有る。かまわんだろう。
美綴:
この判断が、この後我々にあのような悲劇をもたらすとは、この時誰も思っていなかったのです。
三枝:
やめてっ!
ライダー:
それで、デビルアームズとはどのようなクラスなのですか?
氷室:
悪魔を封印した武器、魔晶変化武器を使うサクセサー系クラスで、初期習得の「インプラント」で指定した武器か防具を体内に取り込む事で装備しながら隠すことができるのです。
佐伯:
悪魔カードで魔晶変化武器を強化できる、宇佐先生や替寺さんのようなサマナー系とは少し違う形の悪魔カード系クラスですね。
※替寺が1サイクル目に覚醒したマシン・オペレーターは、種族:マシン・電霊のみを使役できる悪魔召喚師。
氷室:
魔晶手甲に封印されているのは悪霊クイックシルバーを選んだ。これは全身防具扱いだが格闘攻撃が強化される。
佐伯:
かつ、クイックシルバーが習得している「ムド(呪殺相性、単体即死魔法)」を選択したので、呪殺相性の格闘攻撃が可能になりました。石化の追加効果付です。
氷室:
威力や命中は素手攻撃と同じだからな、相手に合わせて剣相性の素手攻撃と魔晶スキルを使い分けていくぞ。
佐伯:
これで全員の覚醒も終わりましたし、いよいよ次がBOSS戦ですよ。
つづく
===================
いまさらですが、この卓においてのKWの読み替え・合致判断はかなり甘~い裁定になっています。
実際に遊ぶ際はGMの判断で大きく変わる部分ですのでご了承ください。
次回はBOSS戦です。
改めてエアロスのデータ見てたら、マハザン1撃で半壊しそうな威力なのに気づいてガクブルしてます。
(意訳:今からダイスロールの結果を溜めていくので遅くなります)
覚醒により、手数増加&強化された替寺&メガーヌに期待しましょう。
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4.クライマックス
衛宮邸 居間
佐伯:
では、アプローチフェイズも終わりましたし、いよいよBOSS戦です。
皆さんは、エグゼクターのシンハさんから教えてもらった、アリアン・シンクレアの別荘へと赴きます。場所は十六夜市の隅、山間の少しだけ登った所に有る洋館です。
別荘というには大きく立派で、ひょっとしたら十六夜市内ではお化け屋敷か何かの噂がたっているかもしれませんね。
時間は夕刻。皆さんが門の呼び鈴を鳴らすと、中から1人の女性が出て来ました。
濃いピンク色の長い髪をポニーテールにした女性で、眼光は切れ長というより鋭いといったほうがしっくり来るでしょうか。険しい印象を受けますが間違いなく美人です。服装は普段着なのかと疑いたくなるような美しいドレス姿です。
彼女こそがクレイモアの日本支部を束ねる女性、アリアン・シンクレアです。
==========
シンクレア邸
アリアン(GM):
「どちらさまでしょうか・・・」
宇佐(セイバー):
「突然の来訪申し訳ありません。実は貴女の命を狙う者がいるという情報を受けやってまいりました」
アリアン(GM):
「警察の方ですか?」
メガーヌ(氷室):
「いえ、残念ながら。警察も関与を避ける存在がアナタを狙っているようなのです」
アリアン(GM):
「・・・詳しくお伺いしましょう。中へどうぞ」
GM(佐伯):
門を開き、屋敷へと案内してくれます。
その表情は明らかにあなた方のことを訝しんでいるようです。
玄関をくぐると大きなエントランスで、左右や奥に扉、中2階を経由して2階へ上がる階段が見えます。
アリアンは階段の前まで進むと振り向き、口を開きます。
アリアン(GM):
「それで? 私の命が狙われていると?」
雪(三枝):
「はい。近頃メシア教会が異端者とする人々に危害を加えている事はご存知ですか?」
アリアン(GM):
「えぇ。同じ神を奉ずるものとして嘆かわしい限りです。
つまり、次の標的が私だ、と」
宇佐(セイバー):
「そのとおりです。彼らの暴挙を止めるよう、星の智恵教会より依頼され参りました。どうか身辺警護をさせてください」
アリアン(GM):
「なるほど、そういうことでしたか・・・」
GM(佐伯):
アリアンがそこまで口にしたとき、玄関が大きな音を立てて乱暴に開けられます。
振り向くとそこには背の高い人物が立っています。
メガーヌ(氷室)、雪(三枝)、サー(ライダー):
前に出て構える。
GM(佐伯):
さすがに対応が早いですね。描写を続けます。
男は髑髏の仮面をしているため顔はわかりませんが、肌の色からアジア系であろう事は想像できます。クセの有る長髪。身長は190を超えているかもしれません。服装は神父が見に付けるものですが、聖職者とは思えぬガッチリした肩幅が祈りをささげるよりも鍛錬を優先しているのではと思わせます。
右手には細身の直剣を数本握り、何か機械を取り付けた左手には小瓶を持っています。
???(GM):
「ふむ。情報ではアリアン・シンクレア独りだと聞いていたが・・・」
GM(佐伯):
そうつぶやきながらも男は悠然と皆さんに近づいてきます。
替寺(蒔寺):
「てめぇが異端狩りとやらか!」
???(GM)
「ふむ・・・私のことを嗅ぎまわっている鼠が居ると思っていたが、お前たちがそうか。神の意思は絶対。邪魔だてはさせん・・・っ!」
GM(佐伯):
男が左手に持ったビンの中身を周囲へとばら撒くと床が淡く発行したかと思うとそこに風の精霊エアロスが顕現します。そして左腕の機械を操作すると2機のマシンが屋敷内に突入してきます。
???(GM):
「お前たちはそいつらの相手でもしていたまえ。私の標的は・・・アリアン・シンクレアお前だ!」
GM(佐伯):
エアロスたちが皆さんと肉薄する脇をすり抜け、男はアリアンへと突撃していきます。
さぁ、ここからBOSS戦です。すばやい宣言がありましたので、陣形はいつもどおり、メガーヌ、雪さん、サーさんが前列とします。
こちらはエアロスが後列、ジャンク2機は前列です。
NPCの外見について。
異端狩り:仮面こそしてますが、愉悦部の『彼』です(笑)やってる事は代行者そのものなので、Fateと云えば、という事でのキャスティングです。
アリアン・シンクレア:某剣の騎士のイメージです。セイバーシリーズじゃないですよ? ケルト神話にも寛容な剣士という事で、魔法の知識もある剣士と言うことで彼女をキャスティングです。アリアンが英国貴族なのに対して、彼女の故郷は独国寄りですが(笑)
いよいよバトル開始です。
2017/3/8 誤字を直しました。
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4.BOSS戦
と言うわけで、BOSS戦お楽しみください。
==================
4.BOSS戦 対エアロス&マシン
シンクレア邸 ロビー
GM(佐伯):
ではイニシアティブロールで行動順を決めましょう。
コロコロコロコロコロコロコロ・・・
行動順
替寺、宇佐、重三、エアロス、メガーヌ、綾織、雪、ジャンクA、サー、ジャンクB
==========
第1ターン
替寺:
「マシン・オペレーション」(命運5→4)。ジャンクを前列に配置。
※マグネタイトを宇佐から受け取るのを忘れていたため、通常通り命運で起動。
エアロスに「ターゲッティング」次のエアロスへの射撃命中定+20%、威力2倍。
マキデジャンク:
敵前列へ「毒ガスブレス」 判定値50% ダイス50 成功!
ジャンクA、Bともに回避失敗。威力24+9=33 魔法防御点で軽減、両方に18点ダメージ。
※BS判定を忘れていました。
---------
替寺(蒔寺):
「オリヴィエの新作、ためさせてもらうぜ!
来い! ジャーンク!!」
SE:パチィン
マキデジャンク(GM):
「ゴ命令ヲ、ますたー」
蒔寺(替寺):
「目の前のガラクタどもにアシッド・クラウド!」
マキデジャンク(GM):
「らじゃー」
SE:モフッ
ジャンクA,B(GM):
「強酸性がすヲ検知。危険、危険」
※機械に毒が効くのも妙な話なので、こういう演出に。
替寺(蒔寺):
「俺は、頭を狙わせてもらうぜ・・・」
替寺は照準を定めている。
---------
---------
宇佐:
ピクシーを後列に召喚。(MAG105→97)ピクシーを「応援」成功。
ピクシー:
ジャンクAに「ジオ」(MAG97→94)成功。
ジャンクA回避失敗。
威力31。防御相性「電撃に弱い」で2倍62点。防御点分軽減、47ダメージ。(A累計ダメージ:18→65)
---------
宇佐(セイバー):
「来て下さい、ピクシー! あのマシンは耐電処理がされていません。頼みましたよ!」
ピクシー(GM):
「まかせてー。ビリビリ、どーん!」
ジャンクA(GM):
「ガガ・・・損傷度、60%おーばー・・・危険、危険」
---------
---------
重三:
メガーヌを「応援」成功。
エアロス(1回目):
「マハザン」失敗。(消費MP8)
エアロス(2回目):
「素手攻撃」後列のため不可能。「ザン」に変更。対象ピクシー。(消費MP8→11)成功。
ピクシー回避失敗。
威力38-7(防御点)=31 (ピクシーHP:42→11)
---------
重三(アーチャー):
「メガーヌさん、まずは前衛のメカを何とかしてくださいッス!」
メガーヌ(氷室):
「わかっています!」
エアロス(GM):
「・・・屋内では強い力は行使できぬか・・・。
しかしっ!」
ピクシー(GM):
「ひやぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
宇佐(セイバー):
「ピクシー!!」
----------
----------
メガーヌ:
ジャンクAに「属性攻撃(格闘)」成功。
ジャンクA回避失敗。
威力45-15(防御点)=30(累計ダメージ65→95) ジャンクA撃破!
綾織:
ピクシーに「薬草治療」(MP32→27) 回復量34 ピクシー全快。
雪:
ジャンクBへサソリムチで攻撃。失敗。
----------
メガーヌ:
「早速、新しく得た力を験させてもらいましょう。
・・・『
ジャンクA(GM):
「ピー、ガガ、活動限界オーバー、機能、停、シ・・・」
綾織:
「今のうちに、妖精さん、傷の手当を」
ピクシー(GM):
「ありがとー」
雪(三枝):
「っ、見かけによらず、速い・・・」
----------
----------
サー:
ジャンクBへ「素手攻撃」失敗。
ジャンクB:
メガーヌへ「武器攻撃」成功。
メガーヌ回避、失敗。
威力36-8(防御点)=28点ダメージ(HP32→4)
---------
サー(ライダー):
「むー、ちょこまか逃げるなー!」
ジャンクB(GM):
「脅威度再設定。拳闘士ヲ優先。近接兵器ニヨル殲滅開始」
メガーヌ(氷室):
「くぁっ?!」
=========
セイバー:
相手方の火力が尋常じゃない気がするんですが・・・
佐伯:
私としてもここまでとは・・・
(テストプレイしてなかった事は内緒にしておこう・・・)
で、ですがジャンクAは手番が回る前に倒せましたし。
アーチャー:
敵の行動と目標がランダムなのが救いだな。同じPCを連続で狙われたら死亡が見える。
佐伯:
ま、まぁ。某シュミレーションRPGと違って死亡=キャラロストではないのでそこは安心してください。
というか道反玉、山ほど持ってるじゃないですか。
蒔寺:
ま、そうなんだけどな。
うっし2ターン目行くぜ! ターゲッティング込みの射撃を思い知れ!
=========
第2ターン
替寺:
「膝射姿勢」(補助動作、命運4→3) エアロスに「スーパーショットII」(HP44→39)「ターゲッティング」のおかげで成功。
エアロス回避、成功・・・。
マキデジャンク:
ジャンクBへ「武器攻撃」成功。
ジャンクB回避、失敗。
威力36-15(防御点)=21 (累計ダメージ18→39)
宇佐:
メガーヌへ「応急手当II」(MP20→17)
回復量28(振り足し1回)メガーヌ、ジャスト全快。
ピクシー:
ジャンクBへ「ジオ」(MAG94→91)成功。
ジャンクB回避、成功・・・。
重三:
メガーヌを「応援」成功。
---------
替寺(蒔寺):
「くらえっ!」
エアロス(GM):
「そのようなもの、大気を司る私には届きはせん」
マキデジャンク(GM):
「敵前衛ニ近接戦闘」
ジャンクB(GM):
「被弾。損害、軽微。戦闘、続行」
宇佐(セイバー):
「メガーヌさん、傷の手当を! ピクシー、前衛の足止めを!」
ピクシー(GM):
「ビリビリー!」
ジャンクB(GM):
「雷撃、接近。緊急回避」
重三(アーチャー):
「あいつ、見た目に寄らず強いッスよ。メガーヌさん!」
---------
---------
エアロス(1回目):
「素手攻撃」後列のため使用不可能「ザン」に変更。対象マキデジャンク。成功。
マキデジャンク回避、失敗・・・
威力38-15(防御点)=23 (HP82→59)
エアロス(2回目):
「素手攻撃」後列のため使用不可能「ザン」に変更。対象マキデジャンク。成功。
マキデジャンク回避、失敗・・・
威力42-15=27 (HP59→37)
メガーヌ:
ジャンクBへ「属性攻撃(格闘)」成功。
ジャンクB回避、クリティカル成功・・・
未完製品ゆえのおかしな挙動が鉄をも砕く拳を回避した。
綾織:
雪を「応援」成功。
雪:
サソリムチでジャンクBを攻撃。成功。
ジャンクB回避、失敗。
威力37-15(防御点)=22 (累計ダメージ39→61)
----------
エアロス(GM):
「自然界にありえぬものを許すわけにはいかぬ」
マキデジャンク(蒔寺が乗っ取り):
「ピー、理不尽、理不尽・・・」
メガーヌ(氷室):
「こちらも、これで落とさせてもらいます。
・・・『
ジャンクB(GM):
「ピー、緊急、回h」
SE:ガシャン
メガーヌ(氷室):
「なっ?! 自ら転倒する事で私の渾身の一撃を回避した?! ・・・なんて高度なAIなのでしょう・・・」
綾織(美綴):
「それは、違うような・・・。
ともかく、雪さん! 気をつけてください!」
雪(三枝):
「任せて頂戴。機械相手ではあまり効かないけれ・・・ど!」
ジャンクB(GM):
「ピー、損傷度60%おーばー、危険域」
----------
----------
サー:
「集中」対象「ブフ」
ジャンクB:
サーに「素手攻撃」成功。
サー回避、失敗・・・
威力19-12(防御点)=7 (HP72→65)
---------
サー(ライダー):
「あの機械は放っておいてもよさそうかな。うんと強い技をお見舞いしてあげるんだから・・・
いたっ!」
==========
蒔寺:
あたしの命運かえせー!!
佐伯:
いや、そういわれましても・・・
セイバー:
ジャンクも侮れませんね。せっかくの弱点攻撃を回避されてしまうとは・・・
三枝:
鐘ちゃん、属性攻撃の名前が1ターン目と違うんだけど・・・
氷室:
うん? あぁ、良い名前が思いつくまでいろいろ試そうかと思ってな。
美綴:
せっかく、いままでまともなキャラっぽかったのに、属性攻撃使うたびにテキトー属性が濃くなっていくのか・・・
蒔寺:
ちきしょー・・・今度こそぶっとばす!
=========
第3ターン
替寺:
エアロスへ「ターゲッティング」(MP9→4)
マキデジャンク:
ジャンクBへ「武器攻撃」失敗
宇佐:
ピクシーを「応援」成功。
ピクシー:
ジャンクBへ「ジオ」 96 自動失敗! 宇佐の命運で振り直し(命運5→4)成功!
ジャンクB回避、失敗。
威力34(振り足し1回)×2(弱点)-15(防御点)=53 (累計ダメージ61→114) ジャンクB 撃破!
エアロス前列へ強制移動。
重三:
サーを「応援」成功。
----------
替寺(蒔寺):
「次ははずさねぇ・・・。
おい、ポンコツ! その邪魔な奴をとっととどけやがれ!」
宇佐(セイバー):
「落ち着いてください、替寺さん。
ピクシー、相手の動きをよく見て、そう何度も避けられるはずはないんです」
ピクシー(GM):
「うん、わかった! いくよー・・・」
宇佐(セイバー):
「ピクシー、それは替寺さんの仲魔です! 狙うのは向こうのマシンですよ!」
ピクシー(GM):
「おっとと、
今度こそ、びりびりー!」
ジャンクB(GM):
「・・・ガガ、稼動限界・・・機能、テ イ・・・」
重三(アーチャー):
「よっしゃ、あとはあいつだけだ、サーやっちまえ!」
サー(ライダー):
「おー!」
----------
----------
エアロス(1回目):
替寺に「ザン」(MP消費17→20)成功。
替寺回避、失敗・・・
威力41÷2(命運で半減)-8=12 (HP32→20、命運3→2)
エアロス(2回目):
重三へ「ザン」(MP消費20→23)成功。
重三回避、失敗・・・
威力48(振り足し1回) 「幸運II」使用無効化(残り使用回数1)
----------
エアロス(GM):
「所詮は自然とは相容れぬもの、頼りにはならんか・・・
大いなる息吹にひれ伏せ」
替寺(蒔寺):
「ぐはっ!」
重三(アーチャー):
「あっ・・・ぶねぇ・・・」
(転んだら、当たらなかった)
----------
----------
メガーヌ:
「鉄拳パンチ」に浦田警部との絆スキル使用、+27%。成功。
エアロス回避、成功・・・
※鉄拳パンチのコスト払い忘れています。当たらなくてよかった?
綾織:
サーを「応援」成功。
雪:
補助で「切り落とし」使用(命運5→4)「ウィップアタック」(HP44→36)加藤一佐との絆スキル使用、+44%。 00ファンブル! 命運使用振り直し(命運4→3) 成功。
エアロス「切り落とし」の効果で回避不可。
威力41+7d(絆レベル4、命運2点使用)-14(防御点)=76(振り足し1回)
※BS判定忘れています・・・。
サー:
「ブフ」(MP42→39)デモノイドとの絆スキル使用+36%、判定値138%(集中+応援2回) 97 自動失敗! 命運使用振り直し(命運4→3) 08 クリティカル!
エアロス回避(22%) 01 クリティカル! 完全回避・・・
---------
メガーヌ:
「まともに動けない警察のかたがたのためにも・・・」
エアロス(GM):
「官憲がどうしたというのです?」
綾織(美綴):
「サー、頼りにしてるわよ!」
雪(三枝):
「果たすべき任務が私にはあるの。これでもくらいなさい」
エアロス(GM):
「やりますね。ですが責務があるのは私とて同じこと、倒れるわけにはいきません」
サー(ライダー):
「アナタたちがいると、友達が悲しむの!」
エアロス(GM):
「友を思う気持ちは共感します。
が吹雪もまた風の流れと知りなさい」
==========
Wメガネ:
絆スキルを返せー!
蒔寺:
ぜってーサイコロに何か仕込んでるだろ!
佐伯:
してませんよ、そんな事!
というか、みんなで同じダイス使いまわしてるんですから、イカサマなんてできませんよ!
※メタな話、作者が独りでサイコロを転がしているので、人数分用意する必要もありませんしね。
美綴:
いや、実は服の下に千年リングを隠してればあるいは・・・
佐伯:
闇のゲームじゃないですからね? 魂なんてとりませんからね?
氷室:
私は先日、美綴嬢の魂を無断で賭けたことがあってだな。
美綴:
おい、初耳だぞ、それ?
ライダー:
(アヤコの魂・・・ゴクリ)
佐伯:
そっちのギャンブラーでもないですから!
セイバー:
脱線していないで先に進めませんか?
佐伯:
あ、失礼しました、では次のターンです。
=========
第4ターン
替寺:
補助で「膝射姿勢」(命運3→2)「スーパーショットII」(HP44→39)ゆり子との絆スキル使用、+31%。判定値126%(「ターゲッティング」込み)25以下でクリティカル(「膝射姿勢」効果)。 17 クリティカル!
エアロス回避、失敗!
威力(56+5d(絆レベル3、命運2点使用))×2(クリティカル)=190(振り足し1回) (累計ダメージ76→266)
※威力ロールで、本来の1dが振られていません・・・。
マキデジャンク:
「押し潰し」(HP32→10) 失敗・・・
宇佐:
重三に「応急手当II」(MP17→14)回復量29(振り足し1回)重三全快。
ピクシー:
マキデジャンクに「ディア」(MAG88→85)回復量24 (HP10→34)
重三:
メガーヌを「応援」判定値71% 04 クリティカル!
----------
替寺(蒔寺):
「あの女の思惑に乗るのも癪だがな・・・これでもくらえってんだ!」
エアロス(GM):
「・・・私にこれほどの痛手を負わせるとは・・・
ですが、ガラクタの突進まで受けてやる道理は、ありません!」
替寺(蒔寺):
「ちっ・・・」
宇佐(セイバー):
「重三さん、傷を見せてください!
ピクシーは、替寺さんの仲魔を!」
ピクシー(GM):
「はいはーい。いたいのいたいの、とんでけー」
重三(アーチャー):
「もう少しみたいッスよ?
メガーヌさん、上手くいったら何かおごるんで、お願いしまっす!」
メガーヌ(氷室):
「のった!」
一同:
「(安い・・・)」
----------
----------
エアロス(1回目):
替寺に「ザン」(MP消費23→26)成功。
替寺回避、失敗・・・
威力37-8(防御点)=29 (HP39→10)
エアロス(2回目):
「マハザン」後列に(MP消費26→34)成功。
後列、宇佐以外回避失敗・・・
サー、聖の神威「因果応報」使用。無効化、反射+弱点化。
威力(26+2d)×2(弱点化)-14(防御点)=60 (エアロス累計ダメージ266→326)
メガーヌ:
「鉄拳パンチ」(HP32→22)ルイ・サイファーの絆スキル使用、+34%。成功。
エアロス回避、96 自動失敗! 回避ファンブル表:10:回避しようとした攻撃がクリティカルに。
威力(51+5d(追加格闘威力+絆レベル3))×2(クリティカル化)=150(振り足し1回)(累計ダメージ326→476)エアロス撃破!
----------
エアロス:
「自然を破壊する存在が・・・大自然の驚異を思い知りなさい・・・」
替寺(蒔寺):
「ちっ・・・こいつぁやべぇな・・・」
ピクシー(GM):
「大きいのが来るよー!」
サー(ライダー):
「あ、そーだ」
回想 開始
聖(GM):(回想)
「どうしても、あんなやばい連中と関わるってんなら、コレ持ってけ。こないだも役に立ったって言ってたろ。
まじで、気をつけろよな・・・」
回想 終了
サー(ライダー):
「えーい!」
GM(佐伯):
サーがふと思い出したのは、聖が去り際においていったアイテム。以前にも皆の窮地を救ってくれたことがある、魔反鏡のようなアイテムでした。サーがそれを掲げると巻き起こった暴風が急に進路を変えエアロスに襲い掛かります。
(まぁ、反射に加えて弱点相性に変化するんだから、神威じゃなかったら魔反鏡なんて目じゃないレアアイテムよね・・・)
エアロス(GM):
「ぐぬぁ? 小賢しいですね・・・」
メガーヌ(氷室):
「これで終わらせてもらいます! 私の前をうろつくあの男の正体を突き止めるためにも、止まれはしません。
てやあぁぁぁぁぁぁ!」
GM(佐伯):
では、メガーヌさんの渾身の鉄拳がエアロスの体を貫くと、エアロスはうめきながらその姿を、風船の圧縮された空気が抜けていくように霧散させていきます。
見事をBOSSを撃破しました! おめでとうございます!
==========
佐伯:
では戦闘後の処理と行きましょう。
まずは獲得マグネタイトですが・・・全部で110ですね。
蒔寺:
セイバーさん。半分もらっても良いっすか?
セイバー:
もちろんです。すでに宇佐が持っているものも含めて分配しましょうか?
蒔寺:
あ、いやそこまでは大丈夫です。呼び出すのに使う以外使い道が今んトコないですから。
佐伯:
次に言って良いですか? 次はアイテムドロップ判定ですね。ジャンクとエアロスで2回判定ができます。
美綴:
まずはジャンクのほうから。こっちは素で判定だ。
「宝探し」効果で【運】判定。66% 05 クリティカル!
一同:
おぉ!
佐伯:
では通常ドロップの、通常弾50発と暗視ゴーグル1つ獲得です。
アーチャー:
弾丸は全部、替寺が所持で良いだろう。
替寺:
いいんですか?
アーチャー:
社の射撃はあまりあてにならないしな。緊急時に使う分があれば十分だ。
氷室:
暗視ゴーグルは、防御点無しの暗視効果付頭部防具か。
全身防具を装備しているメガーヌと重三さんは不要として・・・
セイバー:
宇佐がもらって良いでしょうか? サバイバルベスト、登山靴と合わせていかにもフィールドワーク用の装備みたいになりますし。
替寺:
良いっすよ。
美綴:
あたしも。
三枝:
雪はもともとヘルメット装備してるからどうぞ。
セイバー:
ありがとうございます。
佐伯:
では、つぎはエアロスのドロップですが・・・
美綴:
ヒャッハー! 命運余ってる奴は全部よこしやがれー!
氷室:
む。戦闘で命運をつぎ込むのを忘れていたな。まぁいい。今回はメガーヌの命運も使ってもらおう。
66+40(宇佐から2点譲渡)+20(サーから1点)+40(メガーヌから2点)+20(重三から1点)=186%
※肝心の綾織が命運を切っていない事実・・・。
ころころ・・・02 クリティカル!
※クリティカル出たし、良っか。
一同:
おおぉぉ!
佐伯:
お見事です!
ではドロップ品はガーネットとアゲハドレスですね。
ライダー:
宝石ですか。換金アイテムのようなものですか?
佐伯:
残念ながらメガテンの宝石は買い取り価格が設定されていません。かつ単体では何の効果も無いアイテムです。ジュエリーSHOPで活用してください。
三枝:
????
アーチャー:
たしか、メガテンに出てくるジュエリーSHOPは宝石を売るのではなく、宝石をレアアイテムと交換してくれる場所、だったか?
佐伯:
はい。その通りです。レアアイテム以外にも「祝福」とよばれる神威に似た効果を受けることもできます。頑張って集めてみてください。
つづいてアゲハドレスですが。GP11の胴部防具です・・・(白目)
蒔寺:
うぉ!まじ強ぇ・・・耐性も付くのか。
ライダー:
前衛が装備するのが順当でしょうか。
セイバー:
そうなると悪魔PCのサーは除外して・・・
氷室:
全身防具装備中のためパスで。
三枝:
え? 良いのかな? こんな強いアイテムもらっちゃって・・・
アーチャー:
問題はなかろう。前衛が崩れない事は戦術の基本だ。
三枝:
ありがとうございます。
佐伯:
さぁ、最後は経験点ですが・・・1人61点ずつですね。
※誰もレベルアップせず。
佐伯:
・・・ま、まぁ。公式リプレイと違ってセッション中にも経験点が入る仕組みを採用してますからね。こうなりますよね。
それでは、処理も終わった所で、エンディングを始めましょう。
つづく
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4.エンディング~クールダウン
衛宮邸 居間
佐伯:
まずは、戦闘終了直後からです。
皆さんがエアロスを倒すのとほぼ同時に、背後、玄関から見て奥の方からドサッという何かが倒れる音が聞こえました。
振り向くと、美しいドレスを紅く染め、同じく紅く染まったレイピアを提げたアリアン・シンクレアと、真っ赤な水溜りに横たわるメシア教会異端狩りの姿があります。
=========
4.エンディング1
シンクレア邸 玄関ホール
アリアン(GM):
「そちらも片付いたようですね。
護衛など不要と思っていましたが、存外、なかなかの手練れでした。皆さんが戦力を引き付けてくれたおかげで助かりました。ありがとうございます」
宇佐(セイバー):
「いえ、無事なのはよかったのですが・・・そちらは・・・」
アリアン(GM):
「神の威光を振りかざしたのです。殉教の覚悟が無かったとは云わせません。彼が審判を乗り越える事を祈るのみです」
雪(三枝):
「いや、教義的にはそうでしょうけど、法的にはそういうわけにはいきませんよ?」
替寺(蒔寺):
「必要なら優秀な“業者”紹介するぜ?」
綾織、重三、宇佐は替寺の発言に慄いている。
メガーヌ(氷室):
「その方がお互いのためでしょう。雪さん、殺人現場に居合わせて止められなかった自衛官、という肩書きが欲しいですか?」
雪(三枝):
「! しかし!」
サーは、人の命をそこまで重く見ていないので何を議論しているのか解らない。
アリアン(GM):
「お気遣いは感謝します。ですがそれは不要です。こちらにもそれなりの“ツテ”がありますので。
それよりも、良いのですか? 長居していて」
GM(佐伯):
アリアン・シンクレアがそう口にすると、遠くからサイレンの音が聞こえてきます。誰かが通報したのか判りませんがパトカーのようですね。
アリアン(GM):
「ここには、メシア教徒と英国教会の信徒しか居なかった。そうですね?」
雪(三枝):
「・・・っ」
宇佐(セイバー):
「心遣い、痛み入ります。雪さん、行きましょう」
アリアン(GM):
「あ、お待ちください」
重三(アーチャー):
「なんすか? 早く行けっていったり、待てっていったり」
アリアン(GM):
「少ないですが、心ばかりの謝礼です。受け取ってください」
GM(佐伯):
合計2,800マッカ相当の現金が入った封筒がいくつかに分けて渡されます。
綾織(美綴):
「こんな大金・・・」
※日本円で、約280万円。RPGの登場人物は、年齢や立場と所持金がつりあわないと思うんだ・・・。
アリアン(GM):
「繰り返しますが、あなた方はここには来ていないし、何も見ていない。もちろん、私もあなた方のことなど知りもしない。いいですね?」
綾織(美綴):
「あ、はい」
アリアン(GM):
「それでは、2度とお会いしない事を祈っています」
=========
佐伯:
というわけで、皆さん各400マッカずつ受け取ってください。今回の報酬です。
蒔寺:
報酬の総額が、悪魔からの剥ぎ取りと大差ない件について・・・
※アゲハドレス:販売価格2,500マッカ
佐伯:
ドロップのクリティカルまで考慮に入れませんて・・・
では個々のEDにいきましょう。
=========
4.エンディング2 綾織
十六夜市外 高級レストラン
GM(佐伯):
綾織さんは十六夜市には無いような高級レストランに来ています。氷川からの呼び出し・・・招待です。
綾織(美綴):
え?!
GM(佐伯):
ドレスコードがあるようなレストランで、高校生の綾織さんは学校の制服を着て行っているでしょう。
氷川の名前を出すとすんなり案内してもらえます。そこには仕事の時に着ているのとは明らかにワンランク上のスーツを着た氷川が待っていました。
氷川(GM):
「待っていたよ。さぁ、座ってくれ」
綾織(美綴):
「あ、あのっ・・・今日はいったい・・・?」
氷川(GM):
「お礼だよ。あの残虐非道な悪鬼を止めてくれた、ね」
綾織(美綴):
「悪鬼だなんて・・・」
氷川(GM):
「教会外の人間からすれば似たようなものだろう。ささやかだが祝いの席だ。辛気臭い話は無しにしよう。 さぁ、今日は私の奢りだ。堪能していってくれたまえ」
綾織(美綴):
「(人死にが出ているのにお祝いだなんて・・・)」
=========
美綴:
気味が悪い。
佐伯:
まぁ、そういう雰囲気が出るようにしてますから。
蒔寺:
死人が出たって話をしながら血が滴るミディアム・レアのステーキにかぶりついたりしてるんだろうなぁ・・・
三枝:
悪者の典型だねぇ。
佐伯:
(悪かどうかは何とも云えませんが)
=========
4.エンディング3 サー
十六夜市商店街 路地裏
サー(ライダー):
「やほー、遊びに来たよー」
デモノイド(GM):
「夜、静カニナッタ、アリガトウ」
サー(ライダー):
「ぶい!」
==========
4.エンディング4 宇佐
十六夜市商店街 喫茶店
アンジェラ(GM):
「お呼びだてして申し訳ありません」
宇佐(セイバー):
「いえ。教会ではないという事は、先日の件なのでしょう」
アンジェラ(GM):
「えぇ。この度は無理を言って申し訳ありませんでした」
宇佐(セイバー):
「できることなら、身柄を確保して警察に突き出したかったですが・・・
何より、被害が広がらなくてよかったです」
アンジェラ(GM):
「えぇ。犠牲となった方たちのご冥福をお祈りしましょう」
宇佐(セイバー):
「えぇ。
・・・」
=========
セイバー:
氷川とは対称的ですね。
佐伯:
まぁ、彼女からすれば身内ですからね。
ライダー:
こちらはお通夜のような空気なのでしょうね。
蒔寺:
そのうらでパーリー・タイムな女子高生。
綾織:
喜んでんのは氷川だけだ! 綴はノッてねぇよ!
=========
4.エンディング5 重三
十六夜市 ゲームセンター
重三(アーチャー):
「オザワさん、ちーっす。オザワさんは大丈夫だったっすか?」
オザワ(GM):
「あぁ。こっちはなんともねぇよ」
重三(アーチャー):
「よかったっす」
オザワGM):
「そういやぁ、ゆり子の姐さんがずいぶんゴキゲンだったなぁ。
嫌な奴が居なくなったとか何とか」
重三(アーチャー):
「?」
=========
アーチャー:
社としてはおそらくゆり子とメシア教会の対立関係には気付かないだろう。
佐伯:
まぁ、オザワもぼかしてますしね。
蒔寺:
そのゆり子とマキデはコネがあるワケなんだが・・・
佐伯:
ではその替寺さんのエンディングにいきましょうか。
=========
4.エンディング6 替寺
十六夜市街
GM(佐伯):
替寺さんが街中を歩いていると、突然路地から伸びてきた腕に引っ張られて路地に引き込まれます。
替寺(蒔寺):
「うぉ?!」
GM(佐伯):
替寺さんの腕を引いたのは1人の女性でした。ゆり子です。
ゆり子(GM):
「あなたたちのおかげで、にっくき神の計画が少しだけど停滞してくれたわ。ありがとう」
替寺(蒔寺):
「べつに、あんたを喜ばせるためにやったんじゃねぇ」
ゆり子(GM):
「つれないのね・・・
そうだとしても、私がお礼をしたいの。受け取って頂戴・・・」
GM(佐伯):
と、ゆり子が両腕を替寺さんの首に妖しくからめた所でシーンは暗転します。
=========
三枝:
ふわぁ・・・
美綴:
替寺さん、フケツ!
替寺:
でも、ヤクザだしそのまま誘いに乗りそうだよなぁ・・・
佐伯:
これより先は、各々脳内でお願いします。まだお昼ですからね。
さ、次は雪さんのエンディングに行きましょうか。
三枝:
う、うん。
=========
4.エンディング7 雪
十六夜市 歓楽街
加藤(GM):(通信中)
「報告ご苦労。奴らは表向きこそ全うな宗教法人だが今回のようなケースを各地で起こしている。今後も警戒を頼む」
雪(三枝):(通信中)
「はっ。任務と平行し、監視します」
加藤(GM):(通信中)
「うむ。交信、終了する」
=========
ライダー:
メシア教会、いろいろな所に睨まれているようですね。
セイバー:
あのような非道を行ういじょう当然でしょう。
佐伯:
さて、最後はメガーヌさんですね。
氷室:
あぁ。
========
4.エンディング8 メガーヌ
十六夜市 郊外
GM(佐伯):
メガーヌさんが人気の無い所を歩いていると、目の前に白いスーツを着た男性、ルイ・サイファーが現われます。
ルイ(GM):
「盲目なる狂信者を止める事に成功したようだな。よくやった」
メガーヌ(氷室):
「それはどうも。
それで? 結局あなたは何がしたいのです?」
ルイ(GM):
「いずれわかる。今は体を休めてくれたまえ」
メガーヌ(氷室):
「いずれ、ね。その時が来ない方が良いような気がしてなりませんわ」
ルイ(GM):
「さて、どうだろうね。今後も君の活躍に期待しているよ」
GM(佐伯):
そう言い残すとルイ・サイファーはどこへとも無く去って行きました。
=========
アーチャー:
今回はやけにNPCが怪しい行動ばかりとるな。
佐伯:
えぇ。このキャンペーンはどれくらいの長さで、どんな終わり方をするのか、全然決まっていないので、伏線をどんどん張っていくスタイルです。
さて、最後にマスターシーンを2つほど挿入します。
=========
4.エンディング9 マスターシーン
十六夜市 メシア教会
GM(佐伯):
メシア教会内、ガブリエル大司教の私室です。大司教は部下から受け取った報告書に目を通しています。その顔は怒りにゆがめられています。
ガブリエル(GM):
「おのれ・・・よもやネミトコが返り討ちに会うとは・・・だてに組織を率いる立場に居るわけでは無いという事か・・・。
それよりも気になるのは、ネミトコの事を調べていたという連中か・・・ガイアの連中か? なんにせよ、神にそむく事の愚かさを教えてやらねばならんようだな・・・」
==========
4.エンディング10 マスターシーン
十六夜市 星の智恵教会
GM(佐伯):
今度は星の智恵教会です。前回のED同様に、ナイ神父が祭壇に向かうように礼拝席に腰をかけています。
ナイ(GM):
「思いのほか頑張ってくれたようだな・・・これでいい。
たかが1~2万年ていどの浅い歴史しかない神が、この星の支配権を主張するとは愚かしい・・・」
==========
4.クールダウン
アーチャー:
1~2万年を浅いとは、なかなか云うな。
三枝:
それよりも、私たち大司教に狙われてません!?
ライダー:
がいあ とは?
佐伯:
ガイア教団というメシア教会同様の新興宗教です。ベースは仏教らしいですがさまざまな宗派を取り込んで真理を目指そうとする宗派で、周囲からは異端宗派扱いですね。
取り込んだ宗派の神々を同格に扱うので、唯一神のみが神とするメシア教会とは犬猿の仲です。
セイバー:
だから、大司教はガイア教団が異端狩りを妨害していると思ったんですね。
氷室:
勘違いさせたままにするためにもメシア教会には媚びを売ったほうが良いか?
美綴:
そうするとガイア教団と戦う事になるんだろ? どんな奴らか判らんが大丈夫か?
蒔寺:
星の智恵教会も敵って事だろ? わけわかんねぇ・・・
佐伯:
まぁまぁ、そのあたりは今後のお楽しみって事で。
(あれ? 自分でハードル上げちゃった? これ?)
それでは、シナリオクリア報酬として絆の貢献ポイントを3d10増やして良いですよ。
氷室:
9+3+8=20 か。
絆は3つしかないし均等に割り振ろう。
蒔寺:
4+2+1=7 しょっぱい・・・。
仲間に5振って30。絆レベル3にして、残り2はレベルあがらねぇけど1番ポイントが少ないオリヴィエにだな。
三枝:
2+1+8=11 マキちゃんよりましだけど・・・。
仲間に10振ってレベル4にして・・・ロキさんに+1と。
美綴:
6+4+5=15 お、悪くないな。
日下部園長(館長?)に10。仲間に5かな。
セイバー:
4+3+1=8 微妙ですね。
今回、貢献ポイントが増やせていない、鬼道、仲間、大司教に割り振りましょう。
アーチャー:
10+7+9=26 ずいぶん得をしたな。
セイバー同様、今回ポイントが増えなかった絆に割り振ろう。
ライダー:
10+4+1=15 上下に極端な目ですね・・・。
均等に割り振りましょう。
佐伯:
はい。それでは今回はここまでです。おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでしたー。
と、いうわけでセッション第4回をお送りしました。
本来、この後に「属性評価」という処理があります。
「属性評価」は各PCの言動が、以下で説明する6つの属性のどれに近かったかを参加者同士で投票するものです。
ですが、この作品は架空卓のため、参加者が作者1人です。
そこで、この属性評価の投票を読者の皆さんにしていただきたいと思います。
※投票は締め切らせていただきました。
評価の対象は
メガーヌ(氷室)、替寺(蒔寺)、雪(三枝)、綾織(美綴)、宇佐(セイバー)、重三(アーチャー)、サー(ライダー)
の7名です。
属性は以下の6種です。
シナリオ全体の印象でも、1シーンを切り取っての評価でもかまいません。
・ロウ :秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的だった。
・カオス :感情的だった。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
・ライト :博愛に満ちていた。正義を貫いていた。人を救い、癒しを与えていた。闇を払った。
・ダーク :残虐。卑劣。非道。独善的。他人を苦しめた。自虐的だった。
・ニュートラル:上記4つに偏っていなかった。中庸。抑制が効いていた。控えめだった。
・ヒーホー :(上記5つとは無関係に)コミカル。他人を楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
の6種です。
投票場所は、活動報告内にありますので、作者のページからお願いいたします。
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4.属性評価結果発表
佐伯:
それでは、属性評価投票の結果発表を行いと思いまーす!
SE:ドンドンパフパフー
三枝:
ねぇ、この属性評価の結果ってどうやって決めてるの?
私たち何もしてないよね?
佐伯:
えぇ。これを使っています。
氷室:
これは・・・ボイスレコーダー?
佐伯:
はい。このプレイはリプレイと言う形で公開してまして、それを見てくれている方に投票してもらっているんです。
美綴:
公開してるのか?! 聞いてないぞ?!
佐伯:
あれ? 言ってませんでしたっけ?
蒔寺:
聞いてねぇよ!
佐伯:
まぁ、気にしないでいきましょう。
セイバー:
ちょっ・・・
----------
4.属性評価結果発表 メガーヌ
佐伯:
それでは投票結果を順に発表していきましょう。
まずは、メガーヌさんから。
氷室:
ふむ。メガーヌは今回をこれといって目立った行動は無かったように思う。おおかたニュートラルだろう。
佐伯:
どうなっているんでしょうか? ちなみに投票していただいた方の意見は満場一致していました。
氷室:
ほう、やはりニューt
メガーヌ属性評価
ヒーホー:3票
氷室:
なん・・・だと・・・
蒔寺:
あれじゃね? 「属性攻撃(格闘)」の名前をころころ変えてたから。
氷室:
たった2ターンの出来事だぞ?!
佐伯:
まぁ、全体ではなく印象に残った1シーンを評価の根拠にしても良いわけですから。
氷室:
し、しかしだな。ちょっとした小ネタのつもりだったのだが・・・
アーチャー:
そのネタが受けたという事だろう。よい事ではないか。
氷室:
ぐぬぅ・・・
(属性ダイス)コロコロ・・・10
氷室:
ぐふぅっ?!
蒔寺:
はっはっはっ! 最大値おめでとう!
三枝:
で、でもまだニュートラルが11あるから、メガーヌの属性はニュートラルだよ、鐘ちゃん!
メガーヌ現在属性値
ロウ:6、ニュートラル:11、ヒーホー:10
氷室:
あ、あぁそうだな・・・
佐伯嬢、次へ行ってくれたまえ・・・
佐伯:
は、はい。
----------
4.属性評価結果発表 替寺 マキデ
佐伯:
次はマキデさんですが・・・
蒔寺さんはどう予想しますか?
蒔寺:
うぅん・・・どうかなぁ、これといって何もしてないって意味じゃぁニュートラルなんだろうが・・・メ鐘の前例を見るとダークなんじゃねぇかな?
セイバー:
指定暴力団員という設定こそありますが、そんなに暴虐的でしたでしょうか?
ライダー:
あれではないのですか? BOSS戦後の“業者”発言。
蒔寺:
うっす。
ヤクザっぽさを強調したんで、ダークかなってな。
佐伯:
さてさて、結果はといいますと、
ダラララララララララララ(ドラムロール)
ジャン!
替寺 マキデ属性評価
カオス:2票
佐伯:
というわけでカオスでした。
蒔寺:
お? 外れたか。
佐伯:
「ダークにはやや軽いかなぁ」 というご意見も添えられていました。
やはり“業者”発言に注目されてはいたようですね。
三枝:
でもアレぐらいじゃ、ダーク属性とは言えない、と・・・ダーク属性になろうと思ったらどんな事しないといけないの・・・
佐伯:
まぁ、ルルブにも、キャンペーンコンセプトがそうでない限り、ダーク属性が高くなっている時は残虐プレイになってる証拠なので気をつけましょう、なんて書かれてるくらいですから、ダークは上がらなくて良いんですけどね。
蒔寺:
ヤクザキャラとしては少しは欲しい所だけどなぁ
(属性ダイス)コロコロ・・・6
氷室:
フ、フン。面白みのない出目だな(プルプル)
替寺 マキデ現在属性値
カオス:6、ニュートラル:7、ヒーホー:9
----------
4.属性評価結果発表 雪 三枝
佐伯:
どんどんいきましょう、雪さんです。
三枝:
うーん・・・私もあんまり特徴的な事しなかったしニュートラルと思うんだけど、鐘ちゃんたちの評価を見てるとわからなくなっちゃったよ・・・
佐伯:
雪さんの評価は割れました。
雪 三枝 属性評価
ニュートラル:1票
ロウ :1票
三枝:
ふえっ? 1票ずつ?!
佐伯:
ロウに入ったのは絆スキルを使った時の任務への決意が良かったんでしょうか・・・
綺麗に分かれたので、三枝さんの好きなほうで良いですよ。
三枝:
う~ん・・・自衛官としてはロウ、なのかなぁ・・・
(属性値ダイス)コロコロ・・・5
雪 三枝 現在属性値
ロウ:5、ライト:6、ヒーホー:13
三枝:
まだヒーホーが・・・
----------
4.属性評価結果発表 綾織 綴
佐伯:
さて次は綾織さんです。
美綴:
綴は本気で何もしてないんだよなぁ・・・
佐伯:
そんな綾織さんの評価はこうでした!
綾織 綴 属性評価
ニュートラル:2票
美綴:
やっぱりなぁ。
(属性値ダイス)コロコロ・・・10
美綴:
お。これで綴の属性はニュートラルになるわけか。
綾織 綴 現在属性値
ニュートラル:19、ヒーホー:5
----------
4.属性評価結果発表 宇佐 有人
佐伯:
さて、次は宇佐先生ですが・・・
セイバー:
どうでしょうね。私としては特にこだわって行動した部分は無かったので、ニュートラルなのではないでしょうか・・・
佐伯:
気になる結果は・・・
こちらです!
宇佐 有人 属性評価
ライト:1票
ロウ :2票
佐伯:
というわけで、宇佐先生にはロウ属性をプレゼントです。
セイバー:
おや。意外ですね。
アーチャー:
冒頭で異端狩りに対して怒りをあらわにしたり、EDで警察への出頭させられなかった事を悔いたりと、法を意識させる言動が多かったからではないか?
セイバー:
なるほど。言われてみればそうかもしれませんね。
アーチャー:
ロウ勢力の筆頭組織を否定してロウ属性を得るというのも、面白いがな。
セイバー:
そういうものでしょうか・・・
(属性値ダイス)コロコロ・・・4
セイバー:
アーチャーの言を借りるなら、ロウ勢力を否定してはロウ属性を得られないという事でしょうか。
宇佐 有人 現在属性値
ロウ:4、ニュートラル:11
----------
4.属性評価結果発表 重三 社
佐伯:
さて、次は重三さんですが。
アーチャー:
社は毎度、言葉遣いが軽いだけになっているところがあるからな。ニュートラルではないか?
重三 社 属性評価
ニュートラル:3票
アーチャー:
だろうな。
(属性値ダイス)コロコロ・・・6
重三 社 現在属性値
ニュートラル:30
----------
4.属性評価結果発表 サー
佐伯:
最後はサーさんです。
ライダー:
子供っぽい言動が多いですからね。カオスでしょう。
サー属性評価
カオス:3票
ライダー:
予想どおりですね。
佐伯:
結果はそうなんですけど、こんなメッセージも添えられていました。
「ライトかとも思いましたがやや私情の方が強いかなぁ」
ライダー:
? ライト要素ありましたか?
氷室:(やっと立ち直った)
デモノイドの安心のために、というような言動が絆スキルに使用時にあったからではありませんか?
ライダー:
あぁ、なるほど。
(属性値ダイス)コロコロ・・・5
ライダー:
ん。カオスとヒーホーが同値になりましたが、この場合どうなるのでしょう?
サー現在属性値
カオス:15、ヒーホー:15
佐伯:
ルール上は、10以上かつ最大値の属性をそのキャラクターの属性とする。なので両方でしょうか? ルルブには同値の処理がないので、ハウスルールでこの卓では両方の属性を持つものとします。
さて、これで属性評価は終了です。各PCのデータを確認したら第5回にを開始したいと思います。
投票に参加していただいた皆様、
一同:
ありがとうございました。
==========
データセクション
第4回終了時点PCデータ
メガーヌ
女 20歳 人間 PL:氷室 鐘
レベル:5 経験点:172/NEXT:216
クラス(スタイル)
気孔拳士(格闘(無手))、デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ(貢献ポイント)
謎めいた男/ルイ・サイファー(40):行く先々で現われるルイについて追っている。
警察関係 /浦田警部(34):警察の依頼で悪魔と戦ってきた。
―― /仲間(36)
能力値/判定値 戦闘データ
力:14/75% 格闘威力:19+2d
魔:2/15% 魔法威力:7+1d
体:3/20% 射撃威力:4+1d
速:4/25% 物理防御点:8/魔法防御点:10
運:2/15% イニシアティブ:4+1d 回避判定値:14%
会話判定値:24%
最大HP:32/最大MP:14
相性/回復判定値
破魔無効/20%
装備品
全身防具:魔晶手甲(封印悪魔:クイックシルバー。名前募集中)
スキル
突撃、鉄拳パンチII、カードハント、属性攻撃(格闘)相性:呪殺(名前募集中。魔晶手甲付加スキル)
追加格闘威力、インプラント(魔晶手甲)
所持アイテム
道反玉、傷薬×2、サバイバルベスト
807マッカ
属性
ロウ:6、ニュートラル:10、ヒーホー:10
----------
替寺 マキデ
男 25歳 人間 PL:蒔寺 楓
クラス(スタイル)
ガンスリンガー(射撃(銃器))、マシン・オペレーター(情報(捜査))
レベル:5 経験点:202/NEXT:216
背景設定/コネ(貢献ポイント)
謎の女性/ゆり子(31):妖しい女に付きまとわれている。
興味 /オリヴィエ・ザクソン(26):彼女が作る兵器に興味がある。現在試験運用に協力中(マシン・オペレーター覚醒)
―― /仲間(30)
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/15% 格闘威力:7+1d
魔:2/15% 魔法威力:5+1d
体:6/35% 射撃威力:13+1d
運:13/70% 物理防御点:10/魔法防御点:8
イニシアティブ:9+1d/回避判定値:23%
会話判定値:24%
最大HP:44/最大MP:14
相性/回復判定値
破魔無効/35%
装備品
武器 :FN5-7(通常弾)
胴部防具 :サバイバルベスト
アクセサリ:マシン・オペレーション用端末
スキル
スーパーショットII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシンオペレーション、マシン搭乗
所持アイテム
通常弾×172(銃への装填済み弾丸含む)、道反玉、傷薬×3、ディスポイズン×2、悪魔カード「マシン:ジャンク」、プロテクター、SIGザウエル
807マッカ、55MAG
属性
カオス:6、ニュートラル:7、ヒーホー:9
==========
雪 三枝
女 25歳 PL:三枝 由紀香
レベル:6 経験点:282/NEXT:343
クラス(スタイル)
クイーン(格闘(武器))、自衛官(情報(捜査))
背景設定/コネ(貢献ポイント)
任務/加藤一佐(44):彼からの指示で繁華街に潜入調査中。
借金/ロキ(32):繁華街の常連(?)に借金をしている。
――/仲間(40)
能力値/判定値 戦闘データ
力:11/61% 格闘威力:17+1d
魔:4/26% 魔法威力:10+1d
体:5/31% 射撃威力:4+1d
速:4/26% 物理防御点:20/魔法防御点:18
運:2/16% イニシアティブ:7+1d/回避判定値:19%
会話判定値:24%
最大HP:44/最大MP:20
相性/回復判定値
破魔無効、耐氷結(アゲハドレス付加スキル)/31%
装備品
武器 :サソリムチ
頭部防具:ヘルメット
胴部防具:アゲハドレス
脚部防具:スカイヒール
スキル
ウィップアタックIII、複数攻撃(サソリムチ付加スキル)、切り落とし、スーパーショット、隠密行動
所持アイテム
傷薬×3、道反玉×3、サバイバルベスト、マチェット、宝玉輪、モスバーグM500、ショットシェル×6
807マッカ
属性
ロウ:5、ライト:6、ヒーホー:13
==========
綾織 綴
女 17歳 人間 PL:美綴 綾子
レベル:6 経験点:322/NEXT:343
クラス(スタイル)
幻視者(魔法(霊能))、白い魔女(魔法(伝統))
背景設定/コネ(貢献ポイント)
ハイテク/氷川レイジ(28):よく解らないが気に入られている。
不在 /日下部 一石(40):幻視がらみでたまに話をする。
―― /ケルベロス(34):街に関する困りごとは彼に相談することが多い。
―― /仲間(39)
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/16% 格闘威力:8+1d
魔:10/56% 魔法威力:16+1d
体:2/16% 射撃威力:2+1d
速:2/16% 物理防御点:8/魔法防御点:4
運:10/56% イニシアティブ:4+1d/回避判定値:12%
会話判定値:40%
最大HP:32/最大MP:32
相性/回復判定値
破魔無効/16%
装備品
胴部防具 :サバイバルベスト
脚部防具 :コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意志のリング、ヤドギリの腕輪
スキル
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視、薬草治療、妖精の輪
追加コネ(ケルベロス)
所持アイテム
傷薬×2、マハブフの石、道反玉、阿修羅の手、マハムドの石、マハンマの石、ガーネット
1,107マッカ
属性
ニュートラル:19、ヒーホー:5
==========
宇佐 有人
男 30歳 人間 PL:セイバー
レベル:6 経験点:292/NEXT:343
クラス(スタイル)
民俗学者(情報(捜査))、サマナー(召喚)
背景設定/コネ(貢献ポイント)
千晶様/橘 千晶(35):職場の学生がいろいろ教えてくれる。
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス(16):復讐せぬよう諭されている。
―― /鬼道 円(25):恩が有る(未設定)。
―― /ヘカーテ(11):兄嫁、ソフィア。
―― /仲間(21)
―― /ガブリエル・プッチ(13):依頼を通して知り合った。
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/16% 格闘威力:8+1d
魔:4/26% 魔法威力:10+1d
体:2/16% 射撃威力:4+1d
速:4/26% 物理防御点:7/魔法防御点:5
運:14/76% イニシアティブ:5+1d/回避判定値:14%
会話判定値:48%
最大HP:32/最大MP:20
相性/回復判定値
破魔無効/16%
装備品
頭部防具 :暗視ゴーグル
胴部防具 :サバイバルベスト
脚部防具 :登山靴
アクセサリ:アームターミナル
スキル
サバイバル(登山靴付加スキル)、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ
追加コネII(鬼道 円、ヘカーテ)、研究者(追加KW:英雄、魔術、食文化)
所持アイテム
破魔矢、登山セット、道反玉×3、傷薬×2、悪魔カード「ピクシー」、「ケット・シー」
807マッカ、140MAG
属性
ロウ:4、ニュートラル:11
==========
重三 社
男 20歳 人間 PL:アーチャー
レベル:6 経験点:302/NEXT:343
クラス(スタイル)
遊び人(情報(メディア))、探偵(情報(捜査))
背景設定/コネ(貢献ポイント)
不良 /オザワ(20):恋人を探している時に出会った街の不良グループのリーダー。
消えた恋人/稲城 珠枝(30):恋人探しを手伝ってくれている大学准教授。
―― /仲間(40)
―― /ガブリエル・プッチ(25):依頼を通して知り合った。布教活動は華麗にスルー中。
―― /鬼道 円(19):宇佐先生に紹介してもらった。
―― /エグゼクター(11):プッチ大司教に紹介してもらった趣味(芸能関係)仲間。シンハさん。
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/16% 力判定値:8+1d
魔:2/16% 魔法威力:8+1d
体:2/16% 射撃威力:7+1d
速:7/41% 物理防御点:4/魔法防御点:4
運:13/71% イニシアティブ:6+1d/回避判定値:17%
会話判定値:46%
最大HP:32/最大MP:16
相性/回復判定値
破魔無効/16%
装備品
武器 :SIGザウエル(通常弾)
全身防具:黒装束
スキル
幸運II、財力、隠密行動(黒装束付加スキル)、蛇の道は蛇、探偵の直観
鋭い勘、追加コネII(鬼道 円、エグゼクター)
所持アイテム
傷薬×2、道反玉、ニューナンブ、火除神符、悪魔カード「ガキ」、宝玉、通常弾×78(装填済み弾薬含む)、ディスポイズン
807マッカ
属性
ニュートラル:30
==========
サー
女? ??歳 悪魔 PL:ライダー
レベル:7 経験点:526/NEXT:665
クラス(旧クラスシステムのため、クラススタイル無し)
悪魔
背景設定/コネ(貢献ポイント)
正義感 /デモノイド(41):人間の施設から脱走したデモノイドと友達。
マスコミ/聖 丈二(36):人間に正体がばれたけど友達になった。会うとなぜか怒られる。
―― /仲間(40)
能力値/判定値 戦闘データ
力:6/37% 格闘威力:13+1d
魔:7/42% 魔法威力:14+1d
体:5/32% 射撃威力:5+1d
速:5/32% 物理防御点:12/魔法防御点:12
運:4/27% イニシアティブ:6+1d/回避判定値:15%
会話判定値:28%
最大HP:72/最大MP:42
相性/回復判定値
氷結吸収、凍結無効、火炎に弱い/32%
装備品
(旧クラスシステムの)悪魔PCのため無し
スキル
ブフ、マハブフ、ラクカジャ
所持アイテム
道反玉、傷薬×3、トランキライザー
708マッカ
属性
カオス:15、ヒーホー:15
というわけで、改めて投票してくださった皆様ありがとうございました。
データを抽出していて今更ながら思ったのですが、「会話」判定値が「戦闘」データに分類されるゲームってデジタル/アナログ問わずメガテンだけですよね(笑)
次回から第5回です。
いい加減、悪魔合体しないとどこがメガテンだよって言われそうなのですが・・・資金もカードもない・・・
報酬はもっと奮発しても良いのかなぁ。ルルブにガイドラインがないから困る。
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第5回『神事』 属性評価 投票締め切らせていただきました
5.オープニング
佐伯:
では、セッション第5回目を始めたいと思います。
まずは今回予告から。
==========
「我らが神を奉ずるためにどうしても必要なものがある。
それを得るために力を貸して欲しい」
神父が求めるのは聖獣の証。
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第5回『神事』
==========
氷室:
神父、ということは・・・
佐伯:
ナイ神父からの依頼です。星の智恵協会の行事に必要なものを取ってきてほしいという内容ですね。
セイバー:
聖獣の証というと?
ライダー:(やや不機嫌に)
おおかた、聖獣の角や鱗、あるいは首を持ち帰れという事でしょう・・・
蒔寺:
なるほど。
で? 何をひと狩りしてくれば良いんだ?
佐伯:
では、オープニングを始めましょう。
場所は星の智恵教会。今回はお互い顔見知りなので神父から直接呼び出されました。
==========
5.オープニング
星の智恵教会 応接間
ナイ神父(GM):
「先日は不躾な願いを聞き入れていただき、ありがとうございました。
たびたびで申し訳ないのですが、また皆様のお力を借りたいのです」
メガーヌ(氷室):
「またトラブルでしょうか」
ナイ神父(GM):
「えぇ。といっても先日のような血生臭いものではありません。
近く、我が星の智恵教会で神事・・・まぁお祭りがあるのですが、それに必要な物がそろっておりませんで、それの捜索と確保をお願いしたいのです」
宇佐(セイバー):
「宗教行事に関することですか。いったい何を手に入れれば?」
ナイ神父(GM):
「はい。<一角獣の角>という物でして」
重三(アーチャー):
「一角獣って、アレっすか? 北の海に居るクジラの仲間の・・・」
ナイ神父(GM):
「いえ、そちらではなく、正真正銘の一角獣です」
替寺(蒔寺):
「つまり・・・」
雪(三枝):
「ユニコーン?」
ナイ神父(GM):
「はい。ご存知かと思いますが、ユニコーンは純潔を重んじます。その無垢が、今回の神聖な儀式に必要なのです」
GM(佐伯):
もちろんお礼もご準備いたします。と神父は頭を下げます。
サー(ライダー):
サーは特に異論はありませんね。というより何も考えていないでしょうが。
綾織(美綴):
綴もかな。
メガーヌ(氷室):
では、特に異論はないということで。
「解りました。しかし、ユニコーンを探そうと思うと欧州まで行かなくてはいけないのでは?」
ナイ神父(GM):
「いえ。これだけ悪魔が出現するようになって来ていますから、ユニコーンも見つける事は可能でしょう。
神事は3日後です。どうかそれまでにお願いいたします」
GM(佐伯):
とうわけで、今回も制限は2サイクル。
キーワードは2つ。【ユニコーン】【星の智恵教会の神事】です。
==========
佐伯:
なお、<一角獣の角>というアイテムは存在しませんが、BOSSとなるユニコーンを倒す事で通常のドロップ判定とは別に自動で角が手に入る事になります。
蒔寺:
あれ? 無かったか? HP回復したりバステ治療したりアンデット瞬殺したりする消耗品。
佐伯:
冒険者はラクシアにお帰りください。
氷室&アーチャー:
(ユニコーン討伐だけなら神事を調べる必要は無いような気がするが・・・)
佐伯:
(気付かれたかな?)
では、アプローチに移りましょう。
というわけで、第5回スタートです。
伏線があからさまなので、ナイ神父の正体を知っているとシナリオ構造がバレバレですが、ご勘弁ください。
さて、恒例のお知らせです。
アフタープレイで行う属性評価を読者の皆様に決めていただきたく考えています。
※投票は締め切らせていただきました。
属性評価とは、各PCの言動が以下の6つの属性のどれに一番近かったかを参加者の投票で決めるというものです。(プレイヤーの言動を評価の根拠としてもかまいません)
仮想卓である本作で参加者同士の投票はただの出来レースになってしまいますので、読者の皆様に参加していただけると幸いです。
感想掲示板でのアンケートは禁止らしいので、投稿後作る活動報告に書き込みしていただければと思います。
属性は以下の6つです。
ロウ :ルールや秩序を重んじた。
カオス :感情や自由を重んじた。
ライト :善性・善行を重んじた。
ダーク :残虐・暴力的だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らなかった。
ヒーホ :上記5つとは無関係に、ウケ狙いだった。笑いを取った。
活動報告に細かい規定を書きますが、最後まで読む前に投票していただいてもOKです。
よろしくお願いいたします。
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5.アプローチ1
佐伯:
では、アプローチ 1サイクル目です。
いつもどおり会話判定値が高い宇佐先生からですか?
セイバー:
そうですね。悪魔合体を試してみたいのですが、出来上がる悪魔のレベルが高すぎて使役できません・・・
佐伯:
メガーヌさんの魔晶手甲にクイックシルバーが入っているのでダーク合体(合体結果にランダム性がある合体)してみるのも良いかもしれませんよ?
原作の合体事故同様に使役できるレベル制限を無視しても良いと思います。ただし、反発表(合体結果のランダム表)を使用したら巻き戻し不可でその結果を受け入れてもらいます。でないと、結果を見てやり直せちゃいますからね。
※ハウスルールです。カード消費スキルが無い状況ではいつまで経っても悪魔合体が行われないので、
・通常合体時の所持レベル上限及び契約・召喚レベル上限はルールどおりとし、
・ダーク悪魔合体の結果に限り所持レベル上限、契約召喚レベル上限を上回れるものとします。
氷室:
クイックシルバーはメガーヌが魔晶変化させておける限界のレベルだからな、その上を狙えるのは魅力かもしれんが・・・
ライダー:
ランクダウン(種族変化無くレベルが下の悪魔になる)やスライムになってしまうリスクはどうにも・・・
佐伯:
外道スライムは決して強い悪魔じゃないですけど、レベル6。
サーさんやクイックシルバーはレベルが下がっちゃいますけど、宇佐先生が連れているピクシーやケット・シーはレベルが上がりますよ(にやにや)
氷室:
その結果、私は魔晶手甲を白銀手甲(悪魔を封じていない状態の魔晶手甲)に戻してしまうだろうが!
佐伯:
チッ、ばれたか・・・
三枝:
文字通り悪魔の囁き・・・
美綴:
まさに外道!
アーチャー:
話を進めんか?
(このままでは某大作RPGのスライムの扱いの悪さに話が波及しそうだ)
セイバー:
なるほど。失敗してもレベルが強化されるというのは低レベル帯だから許される手段ですね。
一同:
え?
セイバー:
邪教の館では悪魔カードの販売もしていましたね。今の所持金ならスライムのカードが買えます。
これとピクシーを合体すれば、最悪でもピクシーから変化無し(ピクシーは妖精最低レベルなのでランクダウンが出ても変化無し)もしくはスライムがスライムになるだけです(スライムも外道最低ランク。かつダーク合体の結果に強制スライムがある)
佐伯:
え? え? あ、ホントだ。
セイバー:
では、絆シーンの簡略化でソフィア義姉さん(ヘカーテ)と電話で話しながら邪教の館へ向かいましょう。
佐伯:
むむむ・・・
==========
5.アプローチ1-1 宇佐
邪教の館
GM(佐伯):
えー、では宇佐先生はソフィアさんから聞いた、怪しい実験を行っているという噂の海上ホテル、ビー・シンフル号こと、ホテル業魔殿へとやってきました。
※ヘカーテとの絆、1ポイント上昇。
GM(佐伯):
中に入ると、ロビーで1人の女性がお出迎えしてくれます。
頭の左右から何やら鋭利な器具が飛び出し、目元が隠れるほど前髪を伸ばしたショートヘアー。可憐ともいえるドレスを着てこそ居ますが、その手には鉄球部分が人の頭の2倍以上はありそうなメイスを持っています。
女性(GM):
「あ・・・ぁ・・・ぅ」
彼女は上手く言葉が話せないのか、動作で付いてくるように伝えると奥へと歩んでいきました。
付いていくと、隠し扉をくぐり地価・・・というか船なので下層ですかね。に降りていきます。
階段を降りきると、謎の機械群の前に1人の男性がたたずんでいます。
船長帽をかぶり、赤い外套を羽織った壮齢の男性です。髪やヒゲは白いものが多く、顔色もあまりよくはありません。足が悪いのか杖をつきながら歩いています。
男性(GM):
「ホテル業魔殿にヨーソロ・・・。船長のヴィクトルだ。
しかし、メアリがここへ案内したという事は宿泊客ではないのだろう。悪魔合体をお望みかな」
----------
600マッカで外道「スライム」カードを購入。
妖精「ピクシー」と外道「スライム」を合体。
ダーク悪魔合体のため「反発」発生。
(合体反発表)コロコロ・・・8 ダーク悪魔を1ランクアップ!
外道「モウリョウ」(11レベル)完成。
「ディア」「吸いつき」継承
----------
モウリョウ(GM):
「ウォオレハァ、ぐぇえどぉお、もぉうぅりょぉおうぉ
コォンゴトモォオ、ヨォロシクゥウ」
ヴィクトル(GM):
「ふむ。想定外の事故が起きたようだな。
悪魔合体はまだまだ研究の余地がある。
それではまた用があれば来ると良い。ボンボヤージュ・・・」
==========
佐伯:
むぅ。所持レベル上限こそ超えなかったものの、召喚レベル上限は大きく上まりましたね。
(今後はBOSSレベル高めでも良いかな・・・)
セイバー:
魔法判定値がピクシーより低くなってしまいましたがその代わり替寺よりも高い射撃判定値がを得ました。威力こそ低いですが攻撃は「毒針」、味方の回復は今までどおり「ディア」、自身の回復は「吸いつき」ですね。
佐伯:
ぐぬぬ・・・
次は、重三さんが情報収集ですか?
アーチャー:
あぁ。まずは【ユニコーン】からだな。
久々にオザワの所に行くか。
==========
5.アプローチ1-2 重三
ゲームセンター
重三(アーチャー):(電話中)
「え? 鬼道さんのお知り合いも異端狩りに遭ってたんスか?!
お悔やみ申しあげるッス」
※絆シーンの簡略化。鬼道 円との絆+1ポイント
重三(アーチャー):
「あ、オザワさーん、お久っス」
オザワ(GM):
「お前か、どうした」
重三(アーチャー):
「いやぁ、なんかユニコーン探す事になっちゃったんすけど、日本に居るんすかねぇ?」
----------
KW無し。命運1点使用(残り6)
会話判定値 46+20=66%
コロコロ・・・13 成功!
オザワとの絆、貢献ポイント+1d=8
シーンBGM:交渉 ボーナス。経験点+60点。レベルアップ。
----------
オザワ(GM):
「あ? 街中探してもいねぇぞ。角に浄化の力があるだろ。薄汚れた人間には近づかねぇよ。
天樹山の・・・あれだ天女伝説の泉、あぁいう場所じゃねぇと居ねぇんじゃねぇか?
暴れ馬だからな、下手に近づくと危ねぇぞ。浄化もただの伝説じゃないらしいしな」
重三(アーチャー):
「暴れ馬って、オザワさん見たことあるんすか?」
オザワ(GM):
「・・・昔の話だよ。
役に立つかわからんが、これでも持っていけ」
※コネへの会話判定成功+レベルアップボーナスで「傷薬」「マハムドの石」獲得。
==========
佐伯:
なんでも、角のある馬、カッケェ! て捕まえようとして返り討ちにあったようです。
ライダー:
何をしているんですか・・・。ユニコーンが男性に懐くはずもないでしょうに・・・
佐伯:
えぇ。なので彼のユニコーンに対するイメージは凶暴な暴れ馬なのです。
なお、これでユニコーンの所在はつかめたので、問題の泉に行くという宣言が有った時点でユニコーンと遭遇となります。
三枝:
え? もう?
蒔寺:
おい、さえきっち。いくらなんでも手抜き過ぎじゃないか?
佐伯:
さぁ? どうでしょう?
アーチャー:
やはり、神事のほうが本命か。
氷室:
アーチャーさんもそう思いますか。
美綴:
どういうことだ?
アーチャー:
今回の依頼が単なるユニコーン討伐なら、KWに神事が提示される理由が無いという事だ。
セイバー:
なるほど。つまりナイ神父には裏がある、と?
佐伯:
やだなぁ、皆さんにも神事に参加して欲しいだけですよぉ(ニヤニヤ)
ライダー:
ずいぶんと悪い顔になっていますよ・・・。
では、綴には神事を調べてもらいますか?
蒔寺:
でもよぉ、そう思わせるトラップかも知れねぇんじゃねぇか?
氷室:
相変わらず要らぬ所で鋭いが、確かにその可能性もあるか。
アーチャー:
では、このサイクルはユニコーンについて。
次のサイクルで神事について調べてみるか。
一同:
了解。
美綴:
んじゃ、綴はパスカルん所に行くか。ユニコーンの相性・・・いつもどおり氷結が効くかどうか確認しないとな。
==========
5.アプローチ1-3 綾織
廃ビル
GM(佐伯):
いつものビル、いつものフロアに入ると、いつもどおり巨大な狼がのそりと体を起こし綾織さんを出迎えてくれます。
ケルベロス(GM):
「あれカラ、ヨル シズカ。アリガタイ」
綾織(美綴):
「それは良かったです。
実は、ある人に頼まれてユニコーンの角を取って来なくてはいけないんですが、ユニコーンは馬ですし、寒さなどはあまり関係なく活動できるんでしょうか?」
----------
KW無し。命運1点使用(残り6)
会話判定値 40+20=60%
コロコロ・・・53 成功!
ケルベロスとの絆、貢献ポイント+1d=14(振り足し1回)
シーンBGM:交渉 ボーナス。経験点+60点。レベルアップ。
----------
ケルベロス(GM):
「ゆにこーん ユキ ヘイキ。
デモ アバレンボウ コレ ヤル」
※コネへの会話判定成功+レベルアップボーナス、「傷薬」「セキレイの羽」獲得
綾織(美綴):
「やはりそうですか。ありがとうございました」
==========
佐伯:
では、次は・・・てセイバーさんどうしたんですか? 頭抱えて。
セイバー:
いえ、重三の情報収集で出た、「浄化能力」とういのはゲーム的には破魔相性の攻撃だと思うのですが・・・
佐伯:
ご想像にお任せします。詳しく知りたい場合は情報収集をお願いします。
氷室:
セイバーさんの想像通りだと思いますが。
種族は「聖獣」しかもユニコーンといえば不浄を嫌う事で有名ですし。
セイバー:(無言でモウリョウの悪魔管理シートを指差す)
「相性:破魔に弱い」
セイバー:
悪魔合体は早まったかもしれません・・・
蒔寺:
気にする事無いっスよ。
当たらなきゃどうって事無いっす!
三枝:
モウリョウの回避30%て私たちの中では一番高いのに、不安になるね。
アーチャー:
気にしても仕方あるまい。
外道はほとんどが破魔に弱いんだ。ダーク合体を実行した時点で1/2で外道になっていたんだ。諦めろ。
セイバー:
すいません・・・
佐伯:
気を取り直して進めましょう。
サーさんがユニコーンの行動パターンですか?
ライダー:
そうですね。
重三たちにレベルが追いつかれたので、合体で強化したかったんですが、目ぼしい合体候補がダーク悪魔ばかりなので。セイバーの二の舞にもなりたくないですし。
セイバー:
くっ・・・
==========
5.アプローチ1-4 サー
喫茶店
GM(佐伯):
いつもの遭遇は省略で良いですかね(笑)
聖(GM):
「はぁ、毎度毎度なんなんだよ」
サー(ライダー):
「んとねぇ。ユニコーンて強い?」
----------
KW無し。
会話判定値 28%
コロコロ・・・35 失敗・・・
聖との絆、貢献ポイント+1
----------
聖(GM):
「ユニコーンだぁ? 乙女以外には容赦無いって話だから強いんじゃねぇか? まぁ、馬だからな素早いのは間違いないだろ。じゃぁな」
==========
ライダー:
そうそう上手くいきませんね。
佐伯:
判定は失敗しましたが、コネのよしみで教えてくれたのは、「追加イニシアティブ」を習得している事ですね。
戦闘開始時のイニシアティブロールでダイスを2個振れるので先手が取りやすいです。
氷室:
マキジのキャラより速いかもしれんのか・・・やっかいだな。
私は絆シーンで絆を深めようと思う。
佐伯:
戦闘型の人たちは情報収集が難しいですし、絆スキルの上昇をはかるのは有効な手ですね。ルイ・サイファーと警部どちらと仲良くなりますか?
それとも仲間とですか?
氷室:
警部殿に電話でルイらしき男の目撃情報がないか聴きつつ、魔晶手甲の手入れをするぞ。
警部のほうは簡易絆シーンで、魔晶手甲の方がメインの絆シーンだ。
佐伯:
なるほど。人物だけではなく、物や概念(正義や勇気など)と絆を結ぶのもOKですから大丈夫ですよ。
==========
5.アプローチ1-5 メガーヌ
自宅
メガーヌ:(魔晶手甲を磨きつつ電話中)
「はい。そうですか。わかりました。また何か解りましたら連絡を、はい。失礼します」
SE:キュッキュッキュッ
----------
浦田警部との絆、1ポイント上昇。
魔晶手甲との絆、1d=2ポイント上昇。
==========
氷室:
低い・・・
佐伯:
まぁ、いきなり絆レベル1(貢献ポイント10以上)は難しいですよ。
今回は判定不要でしたが、演出によっては判定をお願いする場合もありますので、お願いしますね。
蒔寺:
う~ん。マキデは武器を買い換えるだろうから武器の絆もなぁ・・・
余ってる装備品を売り飛ばすか。ついでに電話でマシンの状況とかをオリヴィエにレポートする感じか。
氷室:
む。GM、メガーヌの不用品を替寺に預けていた事にして良いだろうか?
三枝:
あ、私も。
アーチャー:
私も良いか?
セイバー:
すいません。宇佐のもお願いします。
美綴:
そしてまたもパシられるヤクザ。
蒔寺:
おまえらぁっ
佐伯:
ははは・・・
アイテムの受け渡しはOKですよ。
==========
5.アプローチ1-6 替寺
コンビニエンスストア YIN&YANG
替寺(蒔寺):(電話中)
「だからよぉ、肝心な所で挙動が変なんだよ。どうにかならねぇか? 試作品だから? もちっとマシになってからよこせよ!
・・・あぁ、わかったよ。改良型ができたら知らせろよ」
※オリヴィエとの絆、1ポイント上昇。
コンビニ店員(GM):
「いらっしゃいませー」
替寺(蒔寺):
「上物のワインを探してる」
コンビニ店員(GM):
「ご希望はございますかー」
替寺(蒔寺):
「ゼフィーリアの70年物はあるか。赤ならなお良い」
コンビニ店員(GM):
「貴重な物なので、店頭には置いてないんですー。
奥へどうぞー」
GM(佐伯):
と、案内されるままに奥へ行くと、明らかに堅気ではないスーツ姿の男性が待っています。
男(GM):
「商会になんのようだ・・・と同業者か」
GM(佐伯):
というわけで、ここで武器などの物騒なものを買い取ってくれます。
ちなみに回復や治療系の消費アイテムは表のコンビニで普通に売買できます。
---------
替寺の持ち物:
SIGザウエル(150)、プロテクター(100)売却=250マッカ
雪の持ち物:
ショットシェル6発(9)、モスバーグ500(250)、マチェット(25)、サバイバルベスト(250)売却=534マッカ
※ショットシェルは10発単位でしか価格表に載っていないので、1発あたりの価格を計算して売却額を算出しています。
宇佐の持ち物:
破魔矢売却=50マッカ
重三の持ち物:
ニューナンブ売却=100マッカ
メガーヌの持ち物
サバイバルベスト売却=250マッカ
----------
男(GM):
「何かあったらまた来な」
==========
三枝:
雪は・・・鐘ちゃんを見習って絆シーンかな。
う~ん・・・ロキさんの所に借金の返済に行くのってアリかな?
佐伯:
良いですよ。いくら返済します?
セイバー:
そもそも、いくらほど借りているのですか?
三枝:
あ、そうでした。
どれくらいなのかな?
佐伯:
そうですねぇ・・・
じゃぁ、1d100×10,000マッカぐらいにしておきますか。
アーチャー:
高いな・・・
佐伯:
簡単に返済できてはコネとの関係として成り立たないですからね。
コロコロ・・・40
佐伯:
400,000マッカの借金に決まりました。
利率は、1セッション1%としましょうか。今が5セッション目なので・・・利子込みで416,000マッカです。
ライダー:
日本円にして約4億の借金ですか。
氷室:
いったい何をしたのだ由紀香・・・
蒔寺:
地の果てまで追い詰めまっせえッ!
三枝:
はわわわわ。と、とりあえず所持金の端数分(41マッカ)返済に充てるよ。
==========
5.アプローチ1-7 雪
BAR マダム
SE:カランカラン
雪(三枝):(オズオズと)
「しつれいしまーす」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、ミキさんいらっしゃい」
雪(三枝):(源氏名:ミキ)
「ロキさん居ますか?」
マダム・ニュクス(GM):
「あぁ、彼なら・・・」
GM(佐伯):
マダムがそう言いかけると奥にあるコレクションルームからロキが出てきます。
ロキ(GM):
「ん。君か」
雪(三枝):
「あ、ロキさん。これ、今月分です」
※借金残高:415,959マッカ
ロキ(GM):
「別に、返済しなくても良いといっているのだがな。律儀なものだ」
※ロキとの絆、1d=9ポイント上昇。
GM(佐伯):
(ちょっと早いけど、マダムが出てきたしここでヒント入れとこうかな)
そうしていると、マダムが何かを思い出したように雪さんに話しかけてきます。
マダム・ニュクス(GM):
「そうだわ、ミキさん。お願いがあるのだけれど」
雪(三枝):
「なんですか? お金はないですよ?」
マダム・ニュクス(GM):
「違うわよ(笑)
星の智恵教会て知ってるかしら」
雪(三枝):
「えぇ、まぁ・・・」
マダム・ニュクス(GM):
「あの教会が近く何か儀式を行おうとしているの。息子が言うにはとても危険なものの可能性があるらしくて。手が空いたらで良いから調べてもらえないかしら」
雪(三枝):
「ママさんお子さんが居るんですか?!」
見た目は若いよね?
GM(佐伯):
えぇ。20代後半から30代前半という所でしょうか。落ち着いた雰囲気なのでもっと上に見えることもあるかもしれませんが。
美綴:
でも、今の言い方だと息子も大人だよな・・・
マダム・ニュクス(GM):(クスクスと優雅に笑う)
「えぇ、残念ながら“マドモワゼル”ではなく“マダム”なのよ。
それで、お願いのほうは・・・」
雪(三枝):
「あ、はい。ちょうど仲間が調べようとしていますから何かわかればお知らせしますね」
==========
セイバー:
【星の智恵教会の神事】がいっきに胡散臭くなりましたね。
アーチャー:
あぁ。ユニコーンの行動パターンがはっきりしていないが仕方あるまい。
2サイクル目は神事について追うぞ。
ライダー:
ユニコーンを狩る理由がわかりませんね。特定の存在と敵対しているという事は無かったと思いますが・・・
まぁ、角を始め狩られる理由には事欠かないコですが・・・
佐伯:
さてさて、その真相とは・・・
いったん休憩でーす。
この卓では、合体レシピは考えないものとしています。
(でないと、合体厨化して更新ができなくなりますので)
・邪教の館について
以前ダンジョン内で見つけた館の主をダンナにお願いしたので、今回はキャス子さんかなと思っていたのですが、完全な個人的趣味によりソウルハッカーズバージョンと相成りました。
代わりに(?)
メアリの外見は黒のバーサーカーを起用しています。
理由は、ヴィクトル氏のファミリーネームが「フランケンシュタイン」という設定が有ったり無かったりするからです。
・商店について
個人的な趣味で云えば、サトミタダシ1択なのですが装備品類を売るお店ではないので断念。
ジョーカー様の噂でも流れていれば、そこらへんのブティックだか居酒屋だかをショップにしたのですがそこまで伏線が張れていなかったので断念。
そこでセベクスキャンダル時、カジノの換金所ばりに店員が格子で守られていたインヤンにお願いする事に。実際の取引はIVの商会になりましたが。
裏に入るための符丁は、わりとベタかなという内容にしてみました。
指定する産地がミソです(笑)
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5.アプローチ2
佐伯:
ではそろそろ2サイクル目を始めたいと思います。
今回も宇佐先生から出良いですか?
セイバー:
そうですね。
・・・マダムから詳しい話を聞きだすという形でマダムに情報収集は可能ですか?
佐伯:
そうですねぇ・・・(NGにしたらチャンスなくしちゃうかな?)
わかりました。マダム・ニュクスに息子さんから聞いた話を思い出してもらうためにアレコレ質問するという形でOKとしましょう。
セイバー:
ありがとうございます。
==========
5.アプローチ2-1 宇佐
BAR マダム
SE:カランカラ~ン
マダム・ニュクス(GM):
「いらっしゃい。初めてのかたかしら? 何にします?」
宇佐(セイバー):
「エールがあればお願いします」
マダム・ニュクス(GM):
「あら珍しい。ちょっと待ってくださいね」
宇佐(セイバー):
「実は、あなたが星の智恵教会について調べていると聞きまして、詳しくお話を伺いたく参ったのです」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、ミキさんのお友達かしら?
はい、エールどうぞ」
宇佐(セイバー):(風俗従業員としての雪と客として面識がある)
「えぇ。私たちもあの教会の神事について調べていまして、息子さんから伺ったという話をお聞かせ願えればと」
GM(佐伯):
それでは判定なのですが、実はマダムに神事の事を情報収集する際には無条件に+20%のボーナスが付きます。
----------
KW無し。シナリオギミックにより+20%
会話判定値 48+20=68%
コロコロ・・・56 成功!
経験点60点獲得。レベルアップ!
マダム・ニュクスとの絆獲得! 貢献ポイント、1d=8
----------
マダム・ニュクス(GM):
「確か、星の智恵教会って、キリスト教系の他の宗派が何もしない日でも祭日として神事を行っているのよね。もちろん他の宗派と同じ祭日に行われるものもあるけど、年に数回は独自の祭日で何かしているわ。
実際に内容を見た人の話では、神様の復活や覚醒を祈祷するものらしいわ。しかも、毎回様式が違うらしいの、祭日ごとに決まった手順が有るだけかもしれないけど、唯一神を掲げる教会の儀式がコロコロ変わるのも不自然よね」
宇佐(セイバー):
「手順や祝詞に違いがあっても様式そのものが変わるのは妙ですね」
マダム・ニュクス(GM):
「でしょう?
そうそう、息子が言っていたのだけど、今回準備されている儀式は【イタクァ】という神のものらしいわ。いくつも名前を持つ唯一神でもそんな名前は無かったと思うのだけれど・・・
息子はとにかくイタクァの復活は避けるべきだって警戒していたわね。
星の智恵教会はどうしてそんな神様の儀式を行うのかしら・・・」
宇佐(セイバー):
「いたくぁ ですか・・・」
GM(佐伯):
これで【イタクァ】について調べられるようになりますが、クラス民俗学者の宇佐先生はイタクァについての基本情報が自動で判ります。
セイバー:
おや、それは僥倖。
----------
【イタクァ】
基本:北極圏およびその周辺に現われるという巨人族。人里に現われ人を襲う事もあるという。現地の言葉で【ウェンディゴ】とも呼ばれている。
----------
宇佐(セイバー):
「なぜ、ナイ神父はそのようなものを・・・」
マダム・ニュクス(GM)
「不思議よねぇ・・・
あ、これよかったら持って行って。ミキさんと悪魔狩りに行くんでしょう?」
※レベルアップボーナスにより「魔石」獲得。
==========
佐伯:
これで、【イタクァ】について調べる事で、邪鬼ウェンディゴのデータを調べる事になります。
氷室:
ウェンディゴはキリスト教系とは全く無関係なはずだが・・・
佐伯:
はい。そのあたりは宇佐先生の知識から判断できてOKです。
蒔寺:
てかさえきっち、イタクァて、SAN値消失1d10/1d100なんかキャラロストの危機じゃねぇか!
佐伯:
ナニイテルデスカー? コレメガテンXデスヨー。
三枝:
えぇー・・・
綾織:
星の智恵教会はなんでウェンディゴを?
セイバー:
そこがわかりませんね。
アーチャー:
ナイ神父に直接訊くか、ガブリエル大司教に訊くか・・・
==========
5.アプローチ2-2
メシア教会 執務室
重三(アーチャー):
「おじゃましまーす」
ガブリエル(GM):
「君か。見ての通り私は仕事中なのだがな」
重三(アーチャー):
「さーせん。
でも、どーーしても訊きたい事があって」
ガブリエル(GM):
「・・・なんだね。手短に頼む」
重三(アーチャー):
「星の智恵教会って知ってます?」
ガブリエル(GM):
「・・・あぁ。近づきたいとは思わんがね」
重三(アーチャー):
「あそこが今度、【イタクァ】ってのの儀式をやるらしいんすけど、どんな天使なんすか?」
ガブリエル(GM):
「てんし?」
重三(アーチャー):
「【イタクァ】て神様の名前じゃないっスよね。それで教会が儀式をやるって事は天使なんじゃないんすか?」
----------
KW無し。命運1点使用(残り5)
会話判定値 48+20=68%
コロコロ・・・30 成功!
経験点60点獲得。
ガブリエル大司教との絆、3上昇
----------
ガブリエル(GM):
「イタクァなどという天使は存在しない。聖人にも無いはずだ。
そのような得体の知れぬものと関わるとは、やはりあの教会は信用ならん。
君、その儀式、なんとしても阻止してくれたまえ。いいか、何がなんでも実行させてはならん。これを持って行け。
そうだ、やはり最後に人々を導けるのは主の言葉に忠実な我らメシア教会のみだ。我らの正しさを神がその威光を以って証明されたのだ。よしこのまま他の支部と連絡を取り、宣教活動をより密に、いやそれより・・・」
※コネへの会話判定成功で、「明王神符」獲得。
重三(アーチャー):
「お忙しい所おじゃましましたー」
==========
佐伯:
という感じで新情報はありませんが。
アーチャー:
大司教の「儀式を阻止せよ」は依頼なのか?
佐伯:
いえ。なのでナイ神父の言うとおりにしても問題はないです。
セッション的には。
ライダー:
ゲーム的には問題ない、と。
シナリオ的には?
佐伯:
の の
ワ
氷室:
どこのアイドルだ。
蒔寺:
どうする? 神父をとっちめて終わりか?
三枝:
そうだねぇ。
美綴:
じゃぁウェンディゴの相性でも調べるか。
==========
5.アプローチ2-3 綾織
ゾディアック・パーク
日下部(GM):
「おや、お嬢さん。ひさしぶりだね」
綾織(美綴):
「お久しぶりです。
園長は【イタクァ】という存在について何かご存知ですか?」
日下部(GM):(判定不要情報)
「イタクァじゃと? あれは人智の及ぶものではないぞ、悪い事は言わん関わらん事じゃ」
綾織(美綴):
「やはり、危険な存在なのですね。
イタクァを復活させようとしている人たちが居るみたいなんです。放っておくと街に害があるかもしれません・・・。
極北の巨人だとやはり寒さには強いんでしょうね」
----------
KW「街への被害(町の平和)」=「平和」 +20%
会話判定値 42+20=62%
コロコロ・・・27 成功!
経験点 60点獲得。
日下部との絆、1d=6ポイント上昇
----------
日下部(GM):
「さすがに寒さに弱いという事はないな。むしろ寒気を活力に変える力が有ったはずだ。
・・・本気でアレに挑むのか・・・これを持って行け。何かの役に立つだろう」
※「明王神符」獲得。
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
日下部(GM):
「あぁ、そういえば」
綾織(美綴):
「?」
日下部(GM):
「イタクァが現われる時、前兆として暴風が吹くと聞く。気をつけろよ」
==========
佐伯:
と言うことで、ウェンディゴは「氷結吸収」の相性を持っており、それにより「凍結無効」も持っていると推測できます。
ライダー:
GMがあからさまに氷結対策を進めてきますね。
※明王神符:自身への氷結相性攻撃を半減してくれる消費アイテム。
佐伯:
そのかわり、プレゼントを強制的に決めていますからね。どちらがプレイヤーフレンドリーかは意見が別れるのではないでしょうか。
あと、日下部園長が最後に思い出した「暴風と共に現われる」は、BOSSとしての追加スキルで「ザン」を習得しているという意味です。
ライダー:
さて、行動パターンを調べたい所ですが、サーの会話判定値では当てにできませんね。1サイクル目もダメでしたし。
アーチャー:
それなんだが、GM。
今回のシナリオはユニコーンかウェンディゴのどちらか撃破で終了なのかね?
佐伯:(ニヤリ)
それは皆さん次第ですね。
氷室:(ティンときた)
ユニコーンを倒し角を手に入れておきながら、それを渡さず儀式を妨害するという選択肢もある・・・?
アーチャー:
そういうことだな。もっともリソース管理が難しい所ではあるな。命運を温存してBOSSを倒せるのかという疑問がある。
三枝:
HPやMPはアイテムや施設で回復できるけど、命運はそうは行きませんもんね・・・。
セイバー:
どうします?
アーチャー:
シナリオの依頼人がナイ神父である以上、ユニコーンを撃破し角を手に入れて最低限のシナリオクリア条件を整えた上で、余裕があるなら教会を強襲、というのが理想だとは思うが。
ライダー:
ですが、星の智恵教会と敵対するならばユニコーンを狩る必要もないのでは?
蒔寺:
そりゃそっか。
佐伯:
参考までに。
氷室さんやアーチャーさんが言うように両方を倒すルートももちろんアリです。
が、
基本的にどちらか一方を倒せばクリアにもなりますから、強さはどっちも同じくらいで、今まで同じくらいの難易度です。
美綴:
片方だけでガス欠になる可能性大だな・・・。
三枝:
じゃぁ、ユニコーンは後回しかな?
氷室:
それで良いだろう。
ライダー:
では、デモノイドの所に無心に行きますか。
==========
5.アプローチ2-4 サー
路地裏
サー(ライダー):
「やっほー」
デモノイド(GM):
「何のようだ?」
サー(ライダー):
「あのねぇ、人間が強い悪魔を呼ぼうとしてるのぉ」
----------
KW無し。
会話判定値 28%
コロコロ・・・70 失敗・・・
デモノイドとの絆、1ポイント上昇。
----------
デモノイド(GM):
「気をつけろ」
サー(ライダー):
「うん。ありがとう」
==========
氷室:
では、メガーヌはルイの所に行くか。
==========
5.アプローチ2-5 メガーヌ
天樹山 山麓
氷室:
天樹山付近から星の智恵教会の方を眺めていよう。距離的に建物が見えるわけではないだろうがな。
GM(佐伯):
では、独りたそがれるメガーヌさんの背中にかけられる声が有ります。
ルイ・サイファー(GM):
「星辰の正しき時が近づいているようだな」
メガーヌ(氷室):
「星辰・・・星占いがお好きなのですか?」
ルイ・サイファー(GM):
「私ではなく、あの得体の知れぬ神父が、だよ」
メガーヌ(氷室):
「あなたも、得たいが知れぬ男ですが・・・。
そんなあなたですら危険視するような存在なのですか? イタクァとは・・・」
ルイ・サイファー(GM):
「イタクァなど危険視するほどのものではない。しかし、あの神父は底が知れぬ」
メガーヌ(氷室):
「その底が知れない神父に私たちが挑もうとしている事をあなたは知っているのでしょう?」
----------
KW無し。
会話判定値 24%
コロコロ・・・37 失敗・・・
ルイ・サイファーとの絆、1ポイント上昇。
----------
ルイ・サイファー(GM):
「もちろん把握している。
何をたくらんでいるかは知らぬが、アレは誰の益にもならぬものだ。確実にしとめたまえ」
メガーヌ(氷室):
「もちろん、そのつもりです」
==========
蒔寺:
んじゃ、マキデも謎の人物に会いに行くか。
==========
5.アプローチ2-6 替寺
組事務所
GM(佐伯):
では突然、替寺さんのケータイが鳴ります。相手は非通知ですね。
替寺(蒔寺):
「・・・もしもし・・・?」
ゆり子(GM):
「私よ、そんなに警戒しないで」
替寺(蒔寺):
「あんただから警戒するんだが・・・何の用だ」
ゆり子(GM):
「つれないわね。
・・・星の智恵教会・・・」
替寺(蒔寺):
「・・・何を知ってやがる」
----------
KW無し。
会話判定値 24%
コロコロ・・・43 失敗・・・
ゆり子との絆、1ポイント上昇。
----------
ゆり子(GM):
「あれをのさばらせてはいけない。
けれど、何を隠しているか判らないわ。気をつけて」
==========
三枝:
雪は一佐に連絡かな。かなり危ない儀式みたいだし。
==========
5.アプローチ2-7 雪
自室
雪(三枝):(通信中)
「・・・という状況でして、不明瞭な点は多いですが放置もできないかと・・・」
----------
KW無し。
会話判定値 24%
コロコロ・・・09 成功!
経験点60点獲得。
加藤一佐とのコネ、1d=5ポイント上昇。
----------
加藤(GM):
「ふむ。確かに不審な点が多いな。承知した。くれぐれも気をつけてくれ。
ちょうど補給物資を送った所だ。何かに役立ててくれ」
※「明王神符」獲得。
==========
佐伯:
これで2サイクル終わったわけですが、星の智恵教会へ突入でよろしいですか?
アーチャー:
明王神符は前衛に渡しておこう。
美綴:
あ、そうだった。
ライダー:
サーは氷結相性の攻撃を吸収できるので、メガーヌと雪で分けてください。
三枝:
じゃぁ、メガーヌの方がHP少ないし鐘ちゃんが2つ持ってていいよ。
氷室:
ん。有り難く頂戴しよう。
佐伯:
良いですか? では休憩を挟んだらクライマックスに突入です。
特に事故も無くボス戦へ。
実はナイ神父を疑った際の情報をシナリオ準備の時点で作り忘れていました。
その辺りの情報収集で大した情報が出てないのはそのせいです。
そういえば、ボスの取り巻きについて情報出しそびれましたね。
今回みたいに行動選択肢が広がる時はアプローチのサイクル数を多めにしておかないとダメですね。
多すぎるとグダるし、バランスはこれから手探りですかね・・・
2017.4.11
綾織の情報収集で絆貢献ポイント上昇を表記し忘れていたため修正。
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5.BOSS
佐伯:
確認ですが天樹山ではなく、星の智恵教会に行くんですね?
氷室:
うむ。
佐伯:
では、星の智恵教会に行くとナイ神父が笑顔で出迎えてくれます。
彼の背後、祭壇には大きな魔法陣。その周りを囲うように何本もの蝋燭、そして生贄と思しき獣の屍骸が置かれています。
==========
5.儀式
星の智恵教会
ナイ神父(GM):
「おぉ。皆さんお待ちしておりました。
で? 首尾はどうでした。 無事<一角獣の角>は手に入りましたか?」
替寺(蒔寺):
「残念ながら、ここには無い」
ナイ神父(GM):
「そうですか・・・希少な悪魔、簡単には見つかりませんでしたか・・・」
重三(アーチャー):
「それより神父、イタクァて何者なんすか?
知り合いに訊いても、神様との関わりが解んなかったんすけど・・・」
ナイ神父(GM):
「・・・」
綾織(美綴):
「イタクァの名前を知る知り合いは、危険だから近寄るな、とも」
宇佐(セイバー):
「私が知る限り、ウェンディゴは極北の土着信仰の一部であったはずですが、なぜそのようなものに関する儀式を?」
雪(三枝):
「しかも、人を襲う事もあるとか。そのような危険な存在を何故」
サー(ライダー):
「寒いのは好きだけど、危ないのはダメだよー」
メガーヌ(氷室):
「お答えいただけますか? 神父」
GM(佐伯):
そこまで問い詰めると、神父の顔から笑顔が無くなります。表情が無くなったかと思うとそのまま顔そのものが無くなりました。
肌の色が文字通りの真っ黒となりその黒に塗りつぶされるように目鼻がなくなります。ただ顔の皮膚を裂くように残る口が不気味に動きます。
ナイ神父?(GM):
「矮小な人間風情が、黙って言う事をきいていれば良いものを・・・」
蒔寺:
SAN値チェックのお時間です。
佐伯:
しますか? 失敗した人はMPを失うという事で・・・
一同:
NO!
GM(佐伯):
冗談ですよ。
神父だったものは言葉を続けます。
ナイ神父?(GM):
「神々の考える事をお前たちが理解する必要は無い。完全な覚醒を行いたかったが・・・やむ得まい。
お前たちを生贄としイタクァ覚醒の一助となってもらおう!」
GM(佐伯):
神父がそう叫ぶと魔法陣が光を放ったかと思うとその中心から3つの影が現われます。
1つは髑髏のような顔を持つ白い体毛の巨人。頭の両側から大きな角が生えています。これが問題のイタクァ、ウェンディゴですね。
もう1つは、黒い粘液を寄せ集めたような不定形体です。そこが顔なのかもわからないところに青い仮面をつけています。
最後の1つは、黒い粘液同様の黒い肌を持つ、小人のようなシルエットです。背中に小さな翼が生えており空中を飛んでいます。手には小さな弓矢を握り、顔には赤い仮面をつけています。
ウェンディゴと赤仮面は後列。青仮面だけが前列です。
皆さん警戒していたでしょうから、隊列は好きにどうぞ。
PC側隊列
前列:メガーヌ、雪、サー
後列:替寺、綾織、宇佐、重三
GM(佐伯):
それでは、戦闘開始です!
==========
5.対イタクァ&不確定名:赤仮面・青仮面
イニシアティブ
雪、サー、赤仮面、ウェンディゴ、宇佐、青仮面、替寺、重三、綾織、メガーヌ
第1ターン
雪(三枝):
「取り巻きが邪魔ですね!」
サソリムチで攻撃、命中。
青仮面(GM)
「うおぉぅぉぉうぉぅっ」
27点ダメージ。
----------
佐伯:
HP半分以上持ってかれちゃいましたね。
三枝:
一撃で?!
佐伯:
青仮面のほうはレベルが低いですから。
ライダー:
ウェンディゴの取り巻きだと思うと氷結相性の攻撃は避けるべきですね。
----------
サー(ライダー):
「みんながんばれーっ!」
「ラクカジャ」使用。味方の物理・魔法防御点9点上昇
----------
ライダー:
これは幸先良いですね。
アーチャー:
防御点が3倍近くになった、心強いな。
※重三防御点、4→13
佐伯:
これは、取り巻きの攻撃が通らない予感・・・
----------
赤仮面(GM):
「邪魔する奴はゆるさなーい!」
サーに「ザン」 失敗。
赤仮面(GM):
「うろちょろするなー!」
サー(ライダー):
「なにもしてないよ?」
ウェンディゴ(GM):
「眠りを邪魔するのはだれだぁ?」
後列へ「マハブフ」成功。
重三、回避成功!
宇佐・替寺、回避失敗・・・
綾織、回避自動失敗!! 回避ファンブルチャート:39.避けようとした攻撃がクリティカルに!
威力ロール:28+10+7=45(振り足し1回)
----------
ライダー:
アヤコーッ!
美綴:
こ、これ、45点が2倍の90点になって防御点貫通だろ?
・・・即死ダメージだ・・・
ライダー:
こうなったら、聖の神威「因果応報」で・・・
美綴:
あ、それなら大丈夫です。
ライダー:
え?
----------
ケルベロス(GM):
「させん!」
綾織(美綴):
「パスカルさん!?」
ケルベロスの神威「因果応報」使用。
「マハブフ」反射、弱点化。
ウェンディゴに71点ダメージ。凍結ならず。
ウェンディゴ(GM):
「ヒトの喧嘩に手ぇ出してんじゃねぇ!」
ケルベロス(GM):
「彼女には、恩義がある。見過ごすわけにはいかん」
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
ケルベロス(GM):
「気にするな。だが、これ以上は手助けできん。マグネタイトが足りぬ」
綾織(美綴):
「はい。無理はなさらないでください」
ウェンディゴ(GM):
「イチャイチャしてんじゃねぇ!」
宇佐に「ブフ」成功。
宇佐、回避失敗・・・
威力33+8-14=27点ダメージ 残りHP9
宇佐(セイバー):
「くっ・・・それは八つ当たり・・・」
ウェンディゴ(GM):
「行動はランダムなんでな、悪く思わねぇでくれ」
----------
蒔寺:
メタタァ
セイバー:
しかしこの火力は危険ですね。長期戦にはしたくないです。
----------
宇佐(セイバー):
「来て下さい、モウリョウ!」
モウリョウ(GM):
「むぁくぁすぇるぉおぉ」
宇佐、自身に「応急手当」HP23点回復。HP9→32
モウリョウ、青仮面に「毒針」成功。
青仮面、回避失敗。19点ダメージ。累計ダメージ27→46
青仮面(GM):
「う・・・うぁ・・・あ」
「かみつき」コスト不足で「素手攻撃」に変更。対象サー。失敗。
サー(ライダー):
「そんなボロボロで大丈夫? 休めば?」
替寺(蒔寺):
「もう、虫の息だな、撃墜スコアはもらうぜっ!
来い、ジャァーーーーーンク!」
「マシン・オペレーション」ジャンク起動。
青仮面へ射撃、31点ダメージ、撃破!
宇佐(セイバー):
「魔界に帰る前に封じさせてもらいます!」
「カードハント」使用。青仮面→怪異「臆病のマーヤ」のカード獲得。
敵後衛、前列へ強制移動。
ジャンク(蒔寺)
「マスタードガス噴霧」
敵前列へ「毒ガスブレス」
ウェンディゴ、赤仮面共に回避失敗。
威力、42点(振り足し1回)
赤仮面、8点ダメージ、POISON成らず。
ウェンディゴ、1点ダメージ(累計ダメージ71→72)、BOSSのためPOISON無効。
----------
蒔寺:
ジャンクの攻撃、ひっく!
佐伯:
次回セッションのアプローチはNPCへの無心でオリヴィエに新しいマシンを要求ですかね?
アーチャー:
BOSS相手はともかく取り巻きにこれではな・・・
重三はいつもどおりの行動だな。
----------
重三(アーチャー):
「あの天使もどき、厄介っすよメガーヌさん!」
綾織(美綴):
「お願いします!」
2人ともメガーヌを応援。成功。
メガーヌ(氷室):
「任されました!
蛇突牙!」
赤仮面に「属性攻撃(格闘)」
赤仮面、回避失敗。31点ダメージ(累計ダメージ8→39) 石化無し。
==========
美綴:
蛇突牙は毒手だろ。
氷室:
むぅ、ばれたか・・・。
==========
第2ターン
雪(三枝):
「この陣形なら・・・!」
前列に「複数攻撃」判定値69% コロコロ・・・02 クリティカル!
赤仮面、回避失敗!
ウェンディゴ、回避判定値16% コロコロ・・・98 自動失敗!
回避ファンブルチャート:78.PANIC状態になる!
威力:34×2=68点 防御点貫通!
赤仮面、累計ダメージ39→107 撃破!
ウェンディゴ、累計ダメージ72→140 PANIC!
メガーヌ(氷室):
「いただきです!」
「カードハント」使用。赤仮面→怪異「狂愛のクピド」カード化。
サー(ライダー):
「いいぞみんなー!」
「ラクカジャ」使用。味方、物理・魔法防御点8点上昇。累計17点上昇(モウリョウ、ジャンクのみ累計8点上昇)
----------
ライダー:
あの、出目がよすぎて怖いのですが・・・
アーチャー:
防御点が戦闘前の5倍だ。心強い。
佐伯:
どこかで揺り返しが来ないですかねぇ(ゲス顔)
----------
ウェンディゴ(GM):
「う・・・お? よくもやったなぁ!」
回復判定成功。PANIC解除。
後列へ「マハブフ」失敗。
綾織へ「ザン」 綾織、回避判定値12% コロコロ・・・01 クリティカル回避!
ウェンディゴ(GM):
「ちきしょう・・・まだ頭がはっきりしねぇ・・・」
宇佐(セイバー):
「モウリョウ! あなたの力を見せてください!」
モウリョウへ「応援」成功。
モウリョウ(GM):
「むぁかぁすぇろぉ!」
「毒針」使用、命中。
7点ダメージ(累計ダメージ140→147) 毒無効。
----------
セイバー:
BOSS相手にはあまり意味がありませんね。
蒔寺:
こういうBS付攻撃は威力低いっすからね。
次はアタシだな!
----------
替寺(蒔寺):
「あとはデカブツだけだな、狙い打つぜ!」
ウェンディゴに「ターゲッティング」
ジャンク(GM):
「攻撃対象確認、攻撃・・・行動パターン再解析」(武器攻撃失敗)
重三(アーチャー):
「メガーヌさん、頼んだっすよ」
綾織(美綴):
「年の功、見せてください!」
メガーヌ(氷室):
「前衛の役割は果たします。
綾織、お前はあとで教会裏な」
重三・綾織、メガーヌを応援、重三のみ成功。
メガーヌ(氷室):
「いくら巨人でも・・・っ!」
「鉄拳パンチ」使用、命中。威力ロール コロコロ・・・2 38点ダメージ(累計147→185)
==========
氷室:
出目が腐った・・・
蒔寺:
今回のダメージディーラーはゆきっちだな。
三枝:
たまたまクリティカルが出ただけだよぉ・・・
佐伯:
その“たまたま”が怖いのがTRPGなんですけどね。
さぁ、イタクァはまだまだ元気ですよ!
==========
第3ターン・・・の前に。
氷室:
あ。
蒔寺:
? どした?
氷室:
追加格闘威力(威力ロールのダイスが1つ増える常時効果スキル)のことを忘れて、1,2ターンとも威力ロール1個しか振っていなかった・・・。
佐伯:
あ・・・すいません。私も気付いてませんでした。
三枝:
しょ、しょうがないよ、こういうミスは。
美綴:
だな。このターンで巻き返してもらうからな。
氷室:
巻き返せるだけの出目が出る事を祈ろう・・・。
改めて
第3ターン
雪(三枝):
「あとは、イタクァだけ・・・!」
「ウィップアタックIII」命中。30ダメージ(累計185→215)緊縛発生せず。
サー(ライダー):
「みんなーまけるなー」
「ラクカジャ」使用。味方防御点+7上昇。累計上昇24点(ジャンク、モウリョウ累計上昇防御点15点)
ウェンディゴ(GM):
「邪魔すんじゃねぇ! ガキがぁ!」
サーへ「ザン」使用、命中。
サー(ライダー):
「ガキじゃなくてジャックフロストだもん!」
ダメージ1点。(残り71)
ウェンディゴ(GM):
「ちきしょう、これならどう・・・! ジャックフロストは雪妖じゃねか! あぶねぇ・・・」
サーへ「ブフ」失敗。
----------
ライダー:
成功してくれていれば、回避放棄して回復したのですが・・・
佐伯:
て、まだ1点しか傷ついてないヒトが何を言いますか・・・
----------
宇佐(セイバー):
「モウリョウ、少しでも相手の体力を削ってください」
モウリョウへ「応援」成功。
モウリョウ(GM):
「うぅわかぁっあたぁ」
「毒針」使用、命中。10点ダメージ(累計ダメージ215→225)
替寺(蒔寺):
「こいつをくらいなっ!」
「スーパーショットII」命中! 87点ダメージ(「ターゲッティング」効果で2倍ダメージ。累計ダメージ225→312)
ウェンディゴ(GM):
「ぐっ、うぅ・・・」
だいぶ傷ついてきましたよ。
替寺(蒔寺):
「この調子で押し込むぞ!」
ジャンク(GM):
「らじゃー」
「武器攻撃」命中! 16点ダメージ(累計312→328)
重三(アーチャー):
「さっきの1撃凄かったっすよ! もう1発たのんます!」
綾織(美綴):
「メガーヌさん、何を怒っているんですか?」
メガーヌ(氷室):
「それが理解出来ないから、怒っているんです」
重三・綾織、メガーヌを応援。重三クリティカル成功。綾織失敗。
メガーヌ(氷室):
「だいぶ追い詰めれたはず・・・あのルイ・サイファーが危惧するもの、ここでしとめます!」
「鉄拳パンチ」にルイ・サイファーの絆スキル使用。命中!
威力55+2d(追加格闘威力込み)+4d(絆レベル4)+4d(命運全投入)-19(ウェンディゴ防御点)=55+10d-19=104 (累計ダメージ328→432)
ウェンディゴ(GM):
「ぐがぁっ・・・人間風情がぁ・・・」
----------
蒔寺:
出目が
8,7,7,7,4,5,7,7,8,8?!
氷室:
うむ。振り足しこそ出なかったが悪くないな。
佐伯:
ウェンディゴはもうボロボロですよ。
----------
第4ターン
雪(三枝):
「こんな事に、時間をかけていられない・・・任務に戻らないと・・・っ」
「切り落とし」宣言。「ウィップアタックIII」に加藤一佐の絆スキル使用。成功。
ウェンディゴ、「切り落とし」効果により回避不可。
威力 41+22(切り落とし)+1d+4d(絆レベル4)+4d(命運全投入)-19=63+9d-19=84(累計ダメージ432→516)
ウェンディゴ(GM):
「がぁっ、ち、地上を取り戻すまで、退けねぇんだよぉ・・・」
サー(ライダー):(無視)
「だいじょうぶー?」
メガーヌ(氷室):
「ありがとうございます。
(地上を取り戻す? いったい・・・)」
サー、メガーヌに「傷薬」使用、全快。
ウェンディゴ(GM):
「はぁ、はぁ、か、体が重い・・・」
「素手攻撃」失敗
ウェンディゴ(GM):
「それでも、負けられねぇんだよぉ!・・・なにっ?!」
前列へ「マハブフ」
サー、回避放棄。モウリョウだけ回避成功。
威力 30。
全員防御点が30以上のため、ダメージも吸収も発生しない!
----------
佐伯:
ぐぬぬ。威力ロールの出目が2とはいえ、全てはじかれるとは・・・
ライダー:
MP不足で3回止まりでしたが、ルール上あと1回かけられると思うとかなり強い魔法ですね、タルカジャは。
セイバー:
上昇値を決めるダイス目が大きかったとはいえ、敵が使い出すと厄介ですね。
さて、BOSS撃破までもう少し、宇佐は新スキルのお披露目と行きましょうか。
----------
宇佐(セイバー):
「替寺さん! ここは「力」の見せ所ですよ!」
替寺(蒔寺):
「まかせときな、おっさん!」
宇佐(セイバー):
「おっ・・・っ」
替寺に「声援」成功。(次回行動判定値+20%、威力ロールダイス+1)
モウリョウ・ジャンク、替寺を応援するも失敗。
替寺(蒔寺):
「んじゃぁ、決めさせてもらうかね・・・」
「膝射姿勢」「スーパーショットII」にゆり子の絆スキル使用。
75+20=95% コロコロ・・・00 ファンブル!!
----------
一同:
ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
佐伯:
えぇ・・・ではファンブルなので、射撃ファンブルチャート表を2回適用になりま
蒔寺:
命運切って振りなおすに決まってんだろうが!
(命運残り3)
----------
「スーパーショットII」射撃判定 95%
コロコロコロ・・・23 成功!
※命中判定値にゆり子との絆の貢献ポイントが加算されていませんでしたが、ファンブルとクリティカルにならない出目だったので結果は変わりません。
替寺(蒔寺):
「(できりゃぁ、ターゲッティングで確実性を上げたかったが・・・
と、今は射撃に集中だ・・・)」
て感じで照準がズレそうになるのを持ち直すぞ!
GM(佐伯):
ウェンディゴは回避できませんね。威力どうぞ。
威力 56+1d+1d(声援)+3d(絆レベル4)+3d(命運全投入)-19=56+8d-19=88 (累計ダメージ516→???)
ウェンディゴ(GM):
「ふ、ふざけるなぁ・・・地上をまた俺らの手に・・・・・・」
ウェンディゴは怨嗟の言葉と共に消えていきます。
おめでとうございます。撃破しました!
獲得MAG:132(宇佐が100、替寺が32受け取り)
アイテムドロップ
トランキライザー(メガーヌが受け取り)
チャクラドロップ、マハブフの石(綾織が受け取り)
獲得経験点:1人、73点
綾織、替寺、雪、メガーヌ レベルアップ。
綾織、レベルアップ・ボーナスで「毒矢」獲得。
==========
アーチャー:
ラクカジャが効いていた分、命運を温存してユニコーン戦に備えてもよかったな。まぁ、結果論だが。
三枝:
そうですね。
このままでユニコーンとは戦わずに終了で良いですか?
綾織:
そうだな。結局ナイ神父は何がしたかったんだ?
佐伯:
では、EDの描写に移りましょう。
メガーヌの「属性攻撃(格闘)」のネームバリエーションに苦戦中(笑)
よりによって、呪殺相性・石化付与。他の相性ならまだいろいろ思いつくしパロディもしやすいですが・・・
石化→メドューサ→蛇→蛇突牙
だめでしょうか?(汗)
次回はエンディングです。
ナイ神父の正体・・・いつまで隠しましょうか?(笑)
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5.エンディング~クールダウン
佐伯:
ではエンディングですが、まずは戦闘直後の星の智恵教会です。
三枝:
そうだ! 神父さんを捕まえないと・・・!
佐伯:
ですが、落ち着いて周りを見ても、神父の姿はどこにもありません。
==========
5.エンゲィング1 星の智恵教会
GM(佐伯):
ウェンディゴがその体を崩壊させて消滅したのを確認した皆さんが周囲を見渡すと、聖堂内にはすでにナイ神父の姿はなくなってしまっています。
替寺(蒔寺):
「ちっ・・・逃げやがったか・・・」
メガーヌ(氷室):
「結局、何者だったのでしょう? あの神父は・・・」
宇佐(セイバー):
「わかりません・・・」
----------
美綴:
なぁ? 綴は何か幻視したりしないか?
アーチャー:
あとは、教会内の探索もしたいな。こちらを生贄にと口にしたからな、行方不明の重三の恋人、戸坂レンが犠牲になっていないか調べたい所だな。
佐伯:
(うえぇ? そんな事全然考えてなかったよぉ・・・でもシナリオフックになりそうだし何か欲しいなぁ・・・)
・・・じゃぁ、まずは重三さんから、運判定をお願いします。
----------
重三(アーチャー):
「あいつが何してたのか、判れば良いが・・・」
運判定値77% コロコロ・・・37 成功!
GM(佐伯):
残念ながら、レンさんに関するものは見つかりませんでしたが、どこの国の言葉かもわからない分厚い革表紙装丁の本を1冊見つけました。
所持品に「謎の本」を加えておいてください。
重三(アーチャー):
「なんだこりゃ・・・まぁ、いいか」
GM(佐伯):
つづいて綾織さんですが、こちらは魔判定をお願いします。
綾織 魔判定値58% コロコロ・・・31 成功!
GM(佐伯):
では、綾織さんは一瞬ですが何かが見えた気がします。
暗い景色で何が見えてるのかはハッキリしませんが、何かが床や壁、天井を這い回っているのが判りました。
今までもいろんな幻視をしてきた綾織さんは直観でそれが触れてはいけない物、表に出てはならない者だと感じました。
綾織(美綴):
「・・・いまのは・・・?」
GM(佐伯):
教会内をひと通り調べた皆さんはいったん教会をあとにします。
==========
佐伯:
では、次は皆さんがBARマダムに呼び出されます。
セイバー:
マダム・ニュクスが?
佐伯:
えぇ。今回、依頼人であったナイ神父が行方不明になりましたから。そうでなくても、依頼人の要求を跳ね除けてますしね。
報酬はマダムからとなります。
==========
5.エンディング2 BARマダム
GM(佐伯):
みなさんがBARマダムに入ると、マダム・ニュクスは笑顔で出迎えてくれます。
そしてお店のほうは従業員に任せて奥の部屋へと案内してくれます。
※営業時間中のバーに(見た目)幼女と高校生が入ってるけど、保護者がたくさん居るから大丈夫だよね? 実際の風営法的には解りません。
マダム・ニュクス(GM):
「みなさん、イタクァの儀式を阻止できたようで・・・息子も安堵していました。ありがとうございました」
宇佐(セイバー):
「いえ、復活事態は止められませんでしたが、儀式が不完全だったためかなんとか追い返すことができました」
雪(三枝):
「結局、星の智恵教会が何を企んでいたのかも判らずじまいで・・・」
マダム・ニュクス(GM):
「息子たちも調べてはくれているみたいだけど・・・期待はできそうにないわね。
それはおいておいて、今回の件のお礼です。受け取ってください」
※1人500マッカ配布。
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
==========
佐伯:
個別のエンディングですが何か希望はありますか?
氷室:
メガーヌはルイ・サイファーの反応が気になる所ではあるな。
蒔寺:
マキデはオリヴィエの所にジャンクのパワーアップを要求かな・・・。
三枝:
雪は・・・ワンパターンだけど一佐に報告だよね。
美綴:
綴は、特にないかなぁ・・・。
セイバー:
宇佐もですね。
アーチャー:
そうだ。「謎の本」を宇佐ならば読めないだろうか?
佐伯:
あぁ、民俗学者なら他国の言語にも精通していておかしくはないですね。
では、宇佐先生と重三さんで謎の本に関するやり取りをするシーンにしましょうか。
ライダー:
サーは特に希望はありませんね。
==========
5.エンディング3 メガーヌ
星の智恵教会 付近
GM(佐伯):
では更に数日後、星の智恵教会のそばに立ち寄ったメガーヌさんはそこに立つ1人の人物に気付きます。
教会の正面に立ち、まるでメガーヌさんが来る事を知っていたかのように正面からメガーヌさんを見つめています。
白いスーツに撫で付けた金髪、赤い瞳。ルイ・サイファーです。
ちなみに教会は責任者行方不明により閉鎖。入り口は人が立ち入らないように板が打ち付けられています。
ルイ・サイファー(GM):
「あの得体の知れない神父はこの地を去ったようだな。
礼を言おう」
メガーヌ(氷室):
「それはつまり、あなたの計画が進んだという事かしら?」
ルイ・サイファー(GM):
「ふむ。難しい質問だな・・・。私の計画に彼の存在は有益だったかもしれない」
メガーヌ(氷室):
「? ではなぜ排除を?」
ルイ・サイファー(GM):
「目的が同じであろうと、動機をたがえるならば相容れないものだろう?」
メガーヌ(氷室):
「手段が同じでも、見ているものが違う、と?」
ルイ・サイファー(GM):
「そんなところだ。
では、そろそろ失礼するよ」
GM(佐伯):
彼は振り向きもせずどこかへと姿を消していきます。
==========
三枝:
この人も何を考えてるのかわからないねぇ。
佐伯:
原作を知っているとバレバレなんですけどね。キャンペーン内での立場は模索中です。
==========
5.エンディング4 替寺
ジッグラト・タワー オリヴィエ研究所
替寺(蒔寺):
「おい、オリヴィエ!」
オリヴィエ(GM)
「おや、いらっしゃい」
替寺(蒔寺):
「のんきに構えてないでよぉ、こいつの出力もうちょっと上あがらねぇのか?」
オリヴィエ(GM):
「試作段階だって、言ったでしょ。
・・・どうしてもって言うなら、少し改造してみるけど・・・」
GM(佐伯):
ゲーム的には、
・素直に製品版が出来上がるのを待つ。
これは、マシンの次のレベルが8なので替寺さんは使役できません。なのでレベル8まで待つパターンですね。替寺さんのレベルが上がった時点でオリヴィエから新作完成の報が届きます。
もう1つは、
・ジャンクを強化改造する。
これは今使役しているジャンクを改造するパターンです。
改造費用を投資する事で強化してもらえます。
どちらも資金協力を要求してきますが。
蒔寺:
いくらぐらいだ?
GM(佐伯):
前者は、邪教の館で悪魔カードを購入するのと同じルールですね。今持っているマシンと交換になりますから、下取りOKとします。
後者はオリジナルルールなのでバランスが難しいですが、マシンの今のレベル×100マッカくらいでしょうか。それでマシンのレベルを1上げてくれます。
改造には時間がかかるので、シナリオ中に依頼した場合シナリオ終了までマシンをオリヴィエに預けないといけません。シナリオ終了時に依頼した場合は次回開始時に帰ってくることにしましょう。
蒔寺:
う~ん。ジャンクが強くなる前に次のマシンが完成するかもなのか。
今回は保留だな。
オリヴィエ(GM):
「費用は在る程度そっちでもってもらうわよ」
替寺(蒔寺):
「わかった。金作ってくるから待ってろ」
オリヴィエ(GM):
「期待しないで待ってるわ」
==========
5.エンディング5 雪
自室
雪(三枝):(通信中)
「首謀者には逃げられてしまいましたが、なんとか儀式そのものは妨害できました」
加藤(GM):
「うむ。ご苦労だった。本来の任務に加え毎度、面倒事を片付けてもらい申し訳ない」
雪(三枝):
「いえ。国民に被害が及ぶ可能性があった以上、当然の事をしたまでです」
加藤(GM):
「三尉の愛国心に感謝する。通信終わり」
==========
三枝:
仕事だからしただけで、愛国心とは違うんだけどなぁ・・・
佐伯:
それ、加藤一佐にはNGワードですから気をつけてくださいね。
三枝:
っ!
==========
5.エンディング6 宇佐&重三
須摩留工科大学 宇佐研究室
重三(アーチャー):
「どうっすか? 先生」
----------
宇佐 魔判定値27%
コロコロ・・・03 成功!
佐伯:
そこで成功するんだ・・・
えぇじゃぁ「謎の本」は、かなり古い言語で書かれていますが、地中海を起源とする言語だろうという事はわかりました。
---------
宇佐(セイバー):
「・・・と、いうところですね。それ以上はもう少し詳しく調べてみませんと」
重三(アーチャー):
「地中海・・・確かナイ神父はエジプト人だったっすよね?」
宇佐(セイバー):
「関係はあるのでしょうね・・・」
==========
佐伯:
最後にマスターシーンを1つ。
==========
5.エンディング7 ???
???
???(GM):
「人間風情が、古き大いなる者の復活邪魔するとは・・・新たな星辰が到来する時・・・その時こそ・・・」
==========
ライダー:
どう見てもナイ神父です。ありがとうございました。
佐伯:
まぁ、まだまだ諦めてませんよ。ということですね。
これで、シナリオ終了です。おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでした。
5.クールダウン
佐伯:
ではシナリオクリアしたので、みなさん3d分の絆貢献ポイントを進呈します。
氷室:
9、2、1・・・12か。
「魔晶手甲」に8点入れて絆レベルを1に。残り4点は「仲間」に入れてレベル4だな。
蒔寺:
7、9、5。お、出目が良いぜ! 合計21!
「仲間」に10点、レベル4。「オリヴィエ」に3点、これでレベル3。お? 残り8点で「ゆり子」のレベルも4に上がるぜ!
三枝:
2、4、3・・・全体的に低いよぉ・・・。9だね。「加藤一佐」に1点、これでレベル5。残り8点は今回まだ絆が増えてない「仲間」に振るよ。
美綴:
1、8、1 なんだこれ?! 3個振って10て・・・。えぇ、「氷川」に2点、レベル3と。パスカル(「ケルベロス」)に2点、レベル5! 残り6は「仲間」に、レベル4と。
セイバー:
3、3、1・・・え? 7? 2d6ではないんですよ? 今回絆が深まっていないコミュが5つ・・・それぞれ(「橘千晶」「アンジェラ」「鬼道円」「仲間」「ガブリエル大司教」)に1点ずつで2点残るので、「仲間」と「マダム・ニュクス」に1点ずつ追加しましょうか。
アーチャー:
社もコミュが多いからな・・・
10、9、8 すまんなセイバー、27だ。
セイバー:
(´・ω・`)
アーチャー:
「稲城珠枝」「仲間」に10点ずつ。ハさん(「エグゼクター」)に残り7点だな。
ライダー:
6、8、3・・・17ですね。「仲間」に10点。「聖」に3点。「デモノイド」に残りの4点を。
佐伯:
はい。では今日のセッションはこれで完全に終了です。
お話したとおり、このセッションも公開して、属性評価を読者の方に投票してもらうので、結果が出るまでお楽しみに~。
氷室:(カメラ目線で)
今回は属性攻撃を1度しか使っていないのだ、ヒーホーには入れないでくれよ?
蒔寺:
それは、ダチョウ理論的な「押すな」だな?
氷室:
違う!
佐伯:
ははは・・・
何はともあれ、おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでしたー。
というわけで、第5回終了です。
「謎の本」の正体? どれにしましょうかね?(笑)
さて、作中にも触れていますとおり、終了処理の1つ「属性評価」について
「属性評価」は各PCの言動が、以下で説明する6つの属性のどれに近かったかを参加者同士で投票するものです。
ですが、この作品は架空卓のため、参加者が作者1人です。
そこで、この属性評価の投票を読者の皆さんにしていただきたいと思います。
評価の対象は
メガーヌ(氷室)、替寺(蒔寺)、雪(三枝)、綾織(美綴)、宇佐(セイバー)、重三(アーチャー)、サー(ライダー)
の7名です。
属性は以下の6種です。
シナリオ全体の印象でも、1シーンを切り取っての評価でもかまいません。
・ロウ :秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的だった。
・カオス :感情的だった。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
・ライト :博愛に満ちていた。正義を貫いていた。人を救い、癒しを与えていた。闇を払った。
・ダーク :残虐。卑劣。非道。独善的。他人を苦しめた。自虐的だった。
・ニュートラル:上記4つに偏っていなかった。中庸。抑制が効いていた。控えめだった。
・ヒーホー :(上記5つとは無関係に)コミカル。他人を楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
の6種です。
投票場所は、活動報告内にありますので、作者のページからお願いいたします。
※投票は締め切らせていただきました。
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5.属性評価結果発表
佐伯:
お待たせしました。属性評価結果発表で~す!
SE:ドンドンパフパフ~
氷室:
本当に待たされたな。
佐伯:(ギクッ)
シンドロームがエフェクトで裏切りの爆乳だったんです・・・
蒔寺:
? なんのこっちゃ。
佐伯:
そ、そこには触れずにサクサク結果発表に参りましょう!!
投票してくださった皆さん、ありがとうございました!
まずはメガーヌさん!
----------
氷室:
ふむ。ルイ・サイファーとの関係など感情面を見せたかと思うが・・・カオスには薄いか?
絆スキルの演出的には、ライトか?
属性評価結果発表 メガーヌ
ライト 1票
ヒーホー 1票
佐伯:
というわけで分かれました。
ライトは「ヒーホー分も少ないし割合良いことをしている」というご意見を、
ヒーホーは「最後の一言が無ければ…あ、無くてもやっぱりヒーホーやな(戦闘中の綴とのやり取りを見ながら)」というご意見を添えていただいていました。
氷室:
「“割合”良いことを」とは基本的に善行を行っていないという意味かね?
最後の一言はプレイとは関係なかろう。
佐伯:
あのメッセージも公開してますからね。読者さんの中ではメガーヌさんはヒーホーが定着しつつあるのかもしれません。
氷室:
解せぬ・・・。
票が割れたので私が選んでよいのかな? ・・・ライトで。
蒔寺:
えー、なんでだよう。ヒーホーで良いじゃんかよぉ。
氷室:
やかましいぃ!
(ころころ・・・)1
は?
メガーヌ 属性値
ロウ:6、ライト:1←NEW、ニュートラル:11、ヒーホー:10
蒔寺:
はっはっはっ! だからヒーホーにしろって言ったんだよ。
氷室:
ぐぬぬ・・・。
---------
佐伯:
つづいて替寺さん。
蒔寺:
うっ・・・正直いうとヒーホーな気がするんだよなぁ、ファンブルとかファンブルとかファンブルとか・・・
属性評価結果発表 替寺マキデ
カオス 1票
ニュートラル 1票
佐伯:
こちらも票が割れました。ご本人の予想に反しヒーホーは有りませんでした!
蒔寺:
お? (勝ち誇った笑み)見たかメ鐘! コレがヒロイン力だ!
氷室:
むむむ・・・
蒔寺:
何がむむむだ!(ニヤニヤ)
三枝:
それ以前に、替寺さんは男性だよぉ・・・。
蒔寺:
ま、そうだけどな。
ヤクザだし感情優先のカオスにしとくか。
(ころころ・・・)6
よし、これでマキデの属性はカオスだ!
替寺マキデ 属性値
カオス:12、ニュートラル:7、ヒーホー:9
----------
佐伯:
どんどん行きましょう。雪さんですね。
三枝:
鐘ちゃんと同じで絆スキルの演出でライトかなぁって思うんだけど・・・
属性評価結果発表 雪三枝
ロウ 2票
佐伯:
というわけで、文句なしのロウに決定です!
三枝:
ロウの方だったんだ。どっちかになるかなとは思ってたけど。
佐伯:
「任務規律優先」
「飽くまでも“任務≧平和/事件解決>>その他”で行動が一貫していたため。任務最優先なのでライトはないかと。その上で任務がLawなのでこちらに。」
などのご意見をいただきました。
三枝:
あ、そっか。自衛官らしくと思って行動取ったけど、任務優先だから善より法なんだね。
(ころころ・・・)6
10以上になったけど、まだヒーホーが高い・・・。
雪三枝 属性値
ロウ:11、ライト:6、ヒーホー:13
佐伯:
全体的に見るとロウ/ライトの善人なんですけどねぇ。
次は綾織さんです。
----------
美綴:
私も自動失敗などあったからなぁ・・・ヒーホーだと思うのんだが、蒔寺の結果を見ると希望はありそうか?
属性評価結果発表 綾織綴
ライト 1票
ニュートラル 1票
佐伯:
またまた割れました。
美綴:
ヒーホーじゃなければ良いや。とはいえ、どっちにするかなぁ・・・。
佐伯:
ちなみにライトには「善人であった」
ニュートラルには「綴はヒーホーかとも思いましたが、まだ今回は薄いためニュートラル」
美綴:
ちょっとした言動で問答無用でヒーホーに入れる人が居る中、そんな風に思ってもらえるなんて! ニュートラルにするぜ!
佐伯:
(メガーヌさんへヒーホー入れた人も、綾織さんにニュートラル入れて人も同一人物だったことは黙っておこう)
(ころころ・・・)9
綾織綴 属性値
ニュートラル:19、ヒーホー:14
----------
佐伯:
さて、次は宇佐先生ですが・・・
セイバー:
毎度の事ですが目だったことはしていませんし、ニュートラルかと。
佐伯:
結果はこうです!
属性評価結果発表 宇佐有人
ニュートラル 2票
セイバー:
やはりニュートラルでしたね。
佐伯:
ですがこういうコメントも添えられていました。
「ぶれがないため」
目立った所がないからではなく、周囲に流されないところが評価につながった模様です。
セイバー:
そ、そんなにしっかりしていたでしょうか? 照れますね・・・。
(ころころ・・・)3
宇佐有人 属性値
ロウ:4、ニュートラル:14
---------
佐伯:
重三さんはどうお思いますか?
アーチャー:
もう少し、行方不明の恋人に関わるロールプレイができればと思うのだが・・・、まぁニュートラルだろうな。
属性評価結果発表 重三社
ニュートラル 2票
佐伯:
ということで先生と同じくニュートラルです。コメントも先生同様に「ぶれがないため」といただきました。
アーチャー:
ぶれていないというより、他人に興味がないのではと疑いたくなるほど無関心な気もするが・・・
(ころころ・・・)8
どんどんニュートラルが伸びるな・・・。
重三社 属性値
ニュートラル:38
---------
佐伯:
最後はサーさんです。
ライダー:
今回は特に何も無かったのでニュートラルでしょうか・・・。
属性評価結果発表 サー
ライト 1票
ニュートラル 1票
佐伯:
割れちゃいましたね。
ライトに関しては「善人であった サーも助けようとしていたし」といただきました。
なんだかんだで、破壊行為殺戮行為にNOと言っているあたりライトに見えるのでしょう。
ライダー:
せっかくそう評していただけるのは嬉しいですが。自己評価はニュートラルのですので、ニュートラルを上げさせていただきます。申し訳ありません。
(ころころ・・・)9
いきなり大きく伸びました。
サー 属性値
カオス:15、ニュートラル:9、ヒーホー:15
佐伯:
では、シートを整理して第6回をはじめましょう。
=========
データセクション(第5回終了時点)
メガーヌ(PL:氷室 鐘) 女性 20歳 人間
レベル:6 経験点:245/NEXT:343
クラス(クラス・スタイル)
気孔拳士(格闘(無手))/デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー/41
警察関係 /浦田警部 /35
―― /仲間 /40
―― /魔晶手甲 /10
能力値/判定値 戦闘データ
力:15/81% 格闘威力:21+2d10
魔:2/16% 魔法威力:8+1d10
体:3/21% 射撃威力:4+1d10
速:4/26% 物理防御点:8/魔法防御点:10
運:2/16% イニシアティブ:5+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:36/最大MP:16
相性:破魔無効/回復判定値:21%
装備品
全身防具:魔晶手甲(悪霊霊クイックシルバー)
スキル
突撃、鉄拳パンチII、カードハント、属性攻撃(格闘)(相性:呪殺。魔晶手甲の付加スキル)、追加格闘威力、インプラント(魔晶手甲)
アイテム、所持金等
道反玉、傷薬×2、明王神符×2「怪異 狂愛のクピド」カード、トランキライザー
1,557マッカ
属性値
ロウ:6、ライト:1、ニュートラル:11、ヒーホー:10
----------
替寺 マキデ(PL:蒔寺 楓) 男性 25歳 人間
レベル:6 経験点:275/NEXT:343
クラス(クラス・スタイル)
ガンスリンガー(射撃(銃器))/マシン・オペレーター(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女 /ゆり子・ローゼンバーグ/40
興味(技術)/オリヴィエ・ザクソン /30
―― /仲間 /40
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/16% 格闘威力:8+1d10
魔:2/16% 魔法威力:8+1d10
体:6/36% 射撃威力:14+1d10
速:14/76% 物理防御点:10/魔法防御点:8
運:2/16% イニシアティブ:10+1d10/回避判定値:24%
最大命運:5
最大HP:48/最大MP:16
相性:破魔無効/回復判定値:36%
装備
武器 :FN5-7(装弾20発)
胴部 :サバイバルベスト
アクセサリ:マシン・オペレーション用アームターミナル
スキル
スーパーショットII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシン・オペレーション、マシン搭乗
アイテム、所持金等
通常弾×169、道反玉、傷薬×3、ディスポイズン×2、「マシン ジャンク」カード
1,557マッカ、79MAG
属性値
カオス:12、ニュートラル:7、ヒーホー:9
----------
雪 三枝(PL:三枝 由紀香) 女性 25歳 人間
レベル:7 経験点:415/NEXT:512
クラス(クラス・スタイル)
クイーン(格闘(武器))/自衛官(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐/50
借金/ロキ /41
――/仲間 /48
能力値/判定値 戦闘データ
力:12/67% 格闘威力:19+1d10
魔:4/27% 魔法威力:11+1d10
体:5/32% 射撃威力:4+1d10
速:4/27% 物理防御点:20/魔法防御点:18
運:2/17% イニシアティブ:7+1d10/回避判定値:19%
最大命運:5
最大HP:48/最大MP:22
相性:破魔無効、耐氷結/回復判定値:32%
装備品
武器:サソリムチ
頭部:ヘルメット
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
スキル
ウィップアタックIII、複数攻撃(サソリムチ付加スキル)、切り落とし、スーパーショット、隠密行動、エレメンタルスラッシュ、指揮
アイテム、所持金等
傷薬×3、道反玉×3、明王神符、宝玉輪
1,800マッカ、ロキへの借金415,959+4,159(利子)マッカ
属性値
ロウ:11、ライト:6、ヒーホー:13
----------
綾織 綴(PL:美綴 綾子) 女性 17歳 人間
レベル:8 経験点:515/NEXT:729
クラス(クラス・スタイル)
幻視者(魔法(霊能))/白い魔女(魔法(伝統))
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク/氷川 /30
不在 /日下部 一石 /40
―― /ケルベロス(パスカル)/50
―― /仲間 /45
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/18% 格闘威力:10+1d10
魔:10/58% 魔法威力:18+1d10
体:2/18% 射撃威力:2+1d10
速:2/18% 物理防御点:8/魔法防御点:4
運:12/68% イニシアティブ:5+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:44%/最大命運:7
最大HP:40/最大MP:36
相性:破魔無効/回復判定値:18%
装備品
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意志のリング
ヤドリギの腕輪
スキル
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視II、薬草治療、妖精の輪、薬草師、追加コネ(ケルベロス)
アイテム、所持金等
傷薬×3、マハブフの石×2、道反玉、阿修羅の手、マハムドの石、マハンマの石、ガーネット、セキレイの羽、チャクラドロップ、毒矢
1,607マッカ
属性値
ニュートラル:19、ヒーホー:14
----------
宇佐 有人(PL:セイバー) 男性 30歳 人間
レベル:7 経験点:425/512
クラス(クラス・スタイル)
民俗学者(情報(捜査))/サマナー(召喚)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /36
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/17
―― /鬼道 円 /26
―― /ヘカーテ(ソフィア) /12
―― /仲間 /23
―― /ガブリエル・プッチ /14
―― /マダム・ニュクス /9
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/17% 格闘威力:9+1d10
魔:4/27% 魔法威力:11+1d10
体:2/17% 射撃威力:4+1d10
速:4/27% 物理防御点:7/魔法防御点:5
運:15/82% イニシアティブ:5+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:50%/最大命運:8
最大HP:36/最大MP:22
相性:破魔無効/回復判定値:17%
装備品
頭部 :暗視ゴーグル
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :登山靴
アクセサリ:アームターミナル(DDS)
スキル
サバイバル(登山靴付加スキル)、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、声援、カードハント、追加コネ(鬼道 円、ヘカーテ)、研究者
アイテム、所持金等
登山セット、道反玉×3、傷薬×2、魔石、「外道 モウリョウ」カード、「魔獣 ケット・シー」カード、「怪異 臆病のマーヤ」カード
757マッカ、218MAG
属性値
ロウ:4、ニュートラル:14
---------
重三 社(PL:アーチャー) 男性 20歳 人間
レベル:7 経験点:495/NEXT:512
クラス(クラス・スタイル)
遊び人(情報(メディア))/探偵(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /28
消えた恋人/稲城 珠枝 /40
―― /仲間 /50
―― /ガブリエル・プッチ/28
―― /鬼道 円 /21
―― /エグゼクター(ハ)/18
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/17% 格闘威力:9+1d10
魔:2/17% 魔法威力:9+1d10
体:2/17% 射撃威力:7+1d10
速:7/42% 物理防御点:4/魔法防御点:4
運:14/77% イニシアティブ:7+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:48%/最大命運:7
最大HP:36/最大MP:18
相性:破魔無効/回復判定値:17%
装備
武器:SIGザウエル(装弾数:9)
全身:黒装束
スキル
幸運II、財力、隠密行動(黒装束付加スキル)、蛇の道は蛇、探偵の直観、誘惑、交渉術、するどい勘、追加コネII(鬼道 円、エグゼクター)
アイテム、所持金等
道反玉、火除神符、宝玉、通常弾×78、ディスポイズン、傷薬×3、謎の本、「幽鬼 ガキ」カード、マハムドの石
1,407マッカ
属性値
ニュートラル:38
----------
サー(PL:ライダー) 女性? ??歳 妖精 ジャックフロスト
レベル:7 経験点:599/NEXT:665
クラス:悪魔PC(旧クラスシステム)
背景設定/コネ/貢献ポイント
正義感 /デモノイド/46
マスコミ/聖 丈二 /40
―― /仲間 /50
能力値/判定値 戦闘データ
力:6/37% 格闘威力:13+1d10
魔:7/42% 魔法威力:14+1d10
体:5/32% 射撃威力:5+1d10
速:5/32% 物理防御点:12/魔法防御点:12
運:4/27% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:15%
会話判定値:28%/最大命運:5
最大HP:72/最大MP:42
相性:氷結吸収、凍結無効、火炎に弱い/回復判定値:32%
装備無し
スキル
ブフ、マハブフ、ラクカジャ
アイテム、所持金等
道反玉、傷薬×2、トランキライザー
1,208マッカ
属性値
カオス:15、ニュートラル:9、ヒーホー:15
改めて、投票いただいた皆様ありがとうございました。
票が割れた際は、作者が投票例で活動報告に記入したものをPL本人の主張としています。ですので割れた票の中に投票例と合致があった場合はそちらを採用。
投票例が外れた場合は、独断と偏見で選ばせていただいております。
事後承諾で申し訳ありませんがご了承ください。
(美綴は、ヒーホーにおびえていたので実際にこういう選択をするかな? と思いました)
次回から第6回スタートですが、現在シナリオのプロットのプロットのプロットぐらいのものが手元のメモにある状態です。
今からボスデータ抽出して、情報設置して、導入考えて・・・もうしばらくお待ちください
m(_ _)m
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第6回『勤勉』 属性評価投票締め切らせていただきました
6.オープニング
佐伯:
では、第6回を開始したいと思います。
恒例の今回予告から。
=========
人は働かなければ生きられない。
働いても満足な生活が得られるとは限らない。
生きるために働くのか、
働くために生きるのか、
「仕事が終わらない・・・」
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第6回『勤勉』
==========
アーチャー:
開始早々現実に戻される予告だな・・・。
蒔寺:
世知辛い・・・
氷室:
どういうシナリオなのだ?
佐伯:
簡単に言うと、休みなく働き続ける人が所属する会社があって、そこを調べて欲しい。と言う感じです。
美綴:
依頼人は誰なんだ?
佐伯:
今回のオープニングは、替寺さんと重三さんのところに別々に依頼人が来る事になります。
別口の依頼ですが結果として同じものを調べる事になるって流れですね。
蒔寺:
お?
アーチャー:
珍しいな、今までは社会的信頼のある宇佐やメガーヌの所に来ていたのに。
佐伯:
いつも同じスタートじゃつまらないですからね。
というわけで、まずは重三さんのオープニングから行きましょうか。
アーチャー:
了解した。
==========
6.オープニング1 重三
須摩留工科大学キャンパス内
GM(佐伯):
場所は須摩留工科大学内。講義と講義の合間の休み時間。重三さんに声をかける人物が居ます。
???(佐伯):
「あ、あの・・・」
重三(アーチャー):
「?」
超えに振り返るが・・・社の知っている顔かね?
GM(佐伯):
そうですね。いくつかの同じ講義を受けているので軽く挨拶したり程度には親しい相手ですね。
(コロコロ・・・ころころ・・・ころころ・・・)
ショーランと言う名の男子学生です。
ライダー:
何でダイスふるんですか?
GM(佐伯):
名前決めてなかったのでランダムで・・・
三枝:
それでなんでメガテンと関係ない本が出てくるの?!
GM(佐伯):
メガテンXにはこのテの表がないので、さまざまな項目の表があることで定評のある冒険企画局さまのルールブックを使わせていただきました。と。
セイバー:
それが用意されているという事は、最初からランダムで決める予定だったのでは?
GM(佐伯):
・・・てへぺろ(><)
氷室:
ぉぃ。
ショーラン(GM):
「重三・・・少し良いか?」
重三(アーチャー):
「・・・どうした?」
深刻な様子だからな、話を聞こう。
GM(佐伯):
では、近くのベンチに座りショーランが話し始めます。
ショーラン(GM):
「じつは、親父がここのところ帰ってこないんだ・・・」
重三(アーチャー):
「・・・」
自分の恋人と重ねて、神妙な顔つきで続きを促す。
ショーラン(GM):
「あ、家出とか失踪ってわけじゃないんだ、会社から帰ってこないんだ」
重三(アーチャー):
なんだ、その程度か・・・
「泊りがけの仕事ってのもあるんじゃないのか?」
ショーラン(GM):
「もう、2ヶ月になるんだ・・・」
一同:
?!
ショーラン(GM):
「2ヶ月、1度も帰ってこないんだ。会社に連絡しても、大丈夫心配ないの1点張りで・・・。
おふくろも元気なくなってきてるし・・・どうしたら良いのか・・・」
重三(アーチャー):
現実なら労働基準局へ行け、という所だがな。
「何かあるか調べてやろうか?」
いちおうクラス:探偵ということだからな。首を突っ込まんと話が進まんしな。
GM(佐伯):
シナリオ進行にご協力いただき、ありがとございます。
その言葉にショーランは「良いのか?」と顔を上げます。
重三(アーチャー):
「あぁ。と言っても俺も目的の人間を見つけれてないからなあんまりアテにするなよ?」
少し自嘲気味に笑おう。
ショーラン(GM):
そういうことでしたら、ショーランは重三さんの事情を知っている事にしましょうか。
「お前も大変なのに、スマン」
と頭を下げます。
=========
佐伯:
アプローチで調査するキーワードは【働き続ける者】【働く理由】です。
蒔寺:
てっきり親父を探してくれだと思ってたけど違うんだな。
三枝:
このKWだとお父さんが会社に居るのは間違いないみたいだね。
美綴:
2ヶ月も、な。
セイバー:
休憩を挟みつつの泊り込み労働だとしても異常ですね・・・。
佐伯:(ニコニコ)
アーチャー:
休憩していない、のか?
佐伯:(にやにや)
ライダー:
実在したらすぐにでも監査が入るレベルですね。
佐伯:(ニヤニヤ)
では、次は替寺さんの方です。場所は替寺さんの組事務所です。
蒔寺:
おっしゃ!
==========
6.オープニング2 替寺
???組事務所
GM(佐伯):
せっかくですし、組の名前決めません?
替寺(蒔寺):
んあ? そうだなぁ・・・
GM(佐伯):
これ(さっき使った別ゲームのルルブ)使います?
三枝:
ちょっ
替寺(蒔寺):
よしっ! やるか!
美綴:
な?!
(ころころ・・・ころころ・・・)
替寺(蒔寺):
聖龍組になったぞ。なかなかカッコイイな!
一同:
・・・
GM(佐伯):
・・・進めますね。
ある日の昼間、聖龍組の扉を叩くものがいます。
替寺(蒔寺):
「なにもんだ?」
扉を開けずに対応するぞ。敵対組の攻勢とも限らないしな。
セイバー:
敵対する相手なら奇襲するのでは?
GM(佐伯):
そうですね。扉の向こうからは
「ガイア教団の寺院から来た、」(ころころ・・・ころころ・・・ころころ・・・ころころ・・・)「クスクスという者です」
と、女性の声が聞こえてきます。
アーチャー:
さらりと、ランダム名前表を使うな・・・
替寺(蒔寺):
「尼さんがなんのようだ?」
クスクス(GM):
「お力をお借りしたい由がございまして。お礼もいたします」
替寺(蒔寺):
すげー怪しい空気だな・・・。
「坊さんがヤクザとつるんで良いのかよ」
クスクス(GM):
「われらガイア教団はキレイ事を並べるメシア教会の連中とは違います。己が思うままに振る舞う。故に力有るあなた方に依頼する事にいたしました」
替寺(蒔寺):
「俺たちは高いぜ?」
クスクス(GM):
「承知しております」
替寺(蒔寺):
「そういうことなら、話を聞いてやろう」
事務所のドアを開けるぜ。
GM(佐伯):
ドアを開けると、紅い笠を被り、赤い道着に身を包んだ女性が立っています。
替寺(蒔寺):
「で? 何すれば良いんだ?」
クスクス(GM):
「とある企業で従業員を軟禁し、労働を強いているという情報を得ました。あの企業の後にはメシア教会が居ます。勤労を美徳とすること自体は我々も理解できますが、100時間以上続く勤労は異常です。どうかあの企業の内情を探っていただきたい。可能ならば従業員の救出もお願いしたいのです」
替寺(蒔寺):
「そういうのはサツの仕事だと思うが、報酬は弾んでもらうぜ」
クスクス(GM):
「お願いいたします」
==========
佐伯:
こちらはKW【働かせ続ける企業】です。
ライダー:
やはり雇用主自体が怪しい、と。
佐伯:
そうですね。
この後は皆が集まるわけですが、重三さんと替寺さんから連絡入れた、集まった、で良いですか? 何か演出したいことがあればやりますが。
氷室:
無くても良いのではないか?
セイバー:
そうですね。
佐伯:
それでは休憩後アプローチに移行しましょう。
ということでお待たせしました、第6回のスタートです。
NPCの名前はには「片道勇者TRPG」「迷宮キングダム 新・王国ブック」(共に冒険企画局)の名前表を利用しました。「フルメタル・パニック!RPG」(F.E.A.R)も用意したのですがランダムの結果こちらからは選ばれませんでした。
----------
さて、恒例のお知らせです。
アフタープレイで行う属性評価を読者の皆様に決めていただきたく考えています。
属性評価とは、各PCの言動が以下の6つの属性のどれに一番近かったかを参加者の投票で決めるというものです。(プレイヤーの言動を評価の根拠としてもかまいません)
仮想卓である本作で参加者同士の投票はただの出来レースになってしまいます(作者独りで評価する)ので、読者の皆様に参加していただけると幸いです。
感想掲示板でのアンケートは禁止らしいので、投稿後作る活動報告に書き込みしていただければと思います。
属性は以下の6つです。
ロウ :ルールや秩序を重んじた。
カオス :感情や自由を重んじた。
ライト :善性・善行を重んじた。
ダーク :残虐・暴力的だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らなかった。
ヒーホ :上記5つとは無関係に、ウケ狙いだった。笑いを取った。
活動報告に細かい規定を書きますが、最後まで読む前に投票していただいてもOKです。
よろしくお願いいたします。
※投票は締め切らせていただきました。
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6.アプローチ1
佐伯:
ではアプローチですが、今回の期限は3サイクルです。
氷室:
お、今回は少し長いのだな。
蒔寺:
今まで第3回ン時の罠つき無制限以外は2サイクルだったもんな。
佐伯:
今回は情報が多いので。
とはいえ、ショーランのお父さんの命にも関わりますから、急いだ方が良いかもしれませんが・・・。
三枝:
急いだ方がよさそうだね。(フンスッ
美綴:
最初は【働かせ続ける企業】か?
セイバー:
わざわざ【働き続ける者】があるという事は、ショーランの父上にも何かあるのでは?
アーチャー:
【働く理由】というのも、事件とは無関係なように感じるが・・・
ライダー:
怪しいと思われる場所から順に行きましょう。企業は最優先でしょう。
セイバー:
そうですね。ではまずは【働かせ続ける企業】から行きましょう。
==========
6.アプローチ 1サイクル目 宇佐
須摩留工科大学
重三(アーチャー):
「・・・てワケで、その会社、ヤバくないっすか?」
ついでなので、合流演出も行おう。
宇佐(セイバー):
「それは、気になりますね。わかりました。私の方でも調べてみましょう」
といったんヤシロと別れ、ショーランの父上同様かそれ以上な働きっぷりの鬼道氏に話を聞いてみましょう。
電話で会えないかアポを取った後に、
※ヘカーテの絆、貢献ポイント+1
GM(佐伯):
鬼道はプロジェクトの折衝か何かで大学に来ていたらしく、すぐに会うことができます。
鬼道(GM):
「お久しぶりです先生。お話とは?」
宇佐(セイバー):
「いつも急にすいません。
実は、ウチの学生の親御さんなのですが・・・どうにもありえないほどの長時間労働を強いられているようなのです。お忙しい鬼道さんはいつもどうやって休息の時間を確保しているのですか」
鬼道(GM):
「私の場合は、休憩時間もスケジュールに計画的に組み込んでいますから。休息も予定のうちなのです」
宇佐(セイバー):
「なるほど、企業や組織がそうした手段で従業員を長時間拘束するという状況についてどう思いますか?」
KWが無いので命運を1点使って判定します。
会話判定値50+20% (ころころ・・・)43 成功! 経験点80獲得
鬼道(GM):
「話を聞くにそれ、『新制服会社』ですね? 悪い意味で有名ですよ」
ショーランの父が勤めるアパレル会社です。
「かなりのブラック企業だとか。外資系の会社で出資元にメシア教会もあるんでしたか・・・噂では日本人に対してかなり過酷な条件での労働を強いているそうです。独特の企業理念があるとか何とか・・・。
営利企業ですから当然なんでしょうが、業績を追い求めるその姿勢は強迫観念といいますか・・・鬼気迫るものがありますね」
宇佐(セイバー):
「そのような企業が営業を続けられるのですか?」
鬼道(GM):
「監督機関だけでどうにかなるなら、ブラック企業なんて社会問題にもなっていないのかもしれませんね」
GM(佐伯):
彼女は次の予定があるからと、簡単に挨拶を交わし立ち去ります。
宇佐(セイバー):
「お忙しいのに呼び止めてしまい申し訳ありませんでした」
※鬼道との絆、貢献ポイント+7
=========
氷室:
情報らしい情報は無かったな。
佐伯:
そうですね。具体的なところは無しです。ですが新制服会社が業績至上主義であることがわかったので【働く理由】での判定値に+20のボーナスが付きます。これは宇佐先生以外が判定しても効果があります。
蒔寺:
お、それは助かるな。
三枝:
いつもの順番だと次はアーチャーさん?
アーチャー:
そうだな。【働き続ける者】について調べるか。
・・・稲城 珠枝のところに行くか。メシア教会がバックにある会社では大司教やエグゼクターには話を聞きづらいな。
==========
6.アプローチ 1サイクル目 重三
須摩留工科大学
重三(アーチャー):
宇佐と分かれて稲城 珠枝の元へ向かおう。道すがら電話で大司教と世間話だな。
※ガブリエル・プッチとの絆、貢献ポイント+1
GM(佐伯):
では「用がないなら電話をかけてくるな」と怒鳴られて電話を切られた所で稲城先生を見つけます。ちょうど彼女の研究室のそばですね。
稲城(GM):
「重三くん」
重三(アーチャー):
「あ、先生。そうだ、先生聞いてくださいよ」
稲城(GM):
「どうしたの?」
重三(アーチャー):
「ショーランとこの親父さんなんすけど」
と話に聞くような長時間労働が現実的に可能かなどを訊いてみよう。
一致するKW無し。命運1点使っていくぞ。
会話判定値48+20% (ころころ・・・)89 失敗・・・。
くっ、振りなおすぞ。(ころころころ・・・)42 成功!
稲城(GM):
「普通の人間には不可能よね。いわゆる
重三(アーチャー):
屍鬼か。なるほど。死んでいるのだから過労も関係ないというわけか。
稲城(GM):
「最初からそういう術で死体を労働力として人件費を節約しているのならまだ・・・問題だけど、まだマシよ。
ショーランくんのお父さんが実はずいぶん前に死んでたなんてことないでしょ? 最悪の場合、ブラック企業なんて言葉も生易しい会社って事になるわ・・・」
重三(アーチャー):
「そうっすね・・・」
稲城(GM):
「ショーラン君のご家庭も気になるけれど、あなたも無理はしないでね? あなたに何かあったら戸坂さんも悲しむわ」
重三(アーチャー):
「ありがとうございます」
※会話判定成功により経験点80点獲得。レベルアップ! レベルアップ・ボーナス クリティカル! 魔反鏡 獲得!
稲城 珠枝との絆、貢献ポイント+5
=========
佐伯:
【屍鬼 ワーカーホリック】について調べられるようになります。
あと、【働く理由】調査に+20%。これはさっきの宇佐先生が得たボーナスと重複します。
というか重三さんが魔反鏡手に入れてるんですが・・・。
※魔反鏡:使用した次のターン終了まで魔法反射を得る、消費アイテム。(GP:35。現在のGP:8)
アーチャー:
これはBOSS戦に重宝しそうだな。レベルアップのおかげで最大命運が増えたおかげで、振りなおしの1点消費が無かったようなものだな。
佐伯:
ぐぬぬ・・・
次は誰が行きますか?
美綴:
順番的にはあたしか。ボーナスの付いてる【働く理由】は氷室たちに任せて、【ワーカーホリック】について調べようか。
佐伯:(※シナリオ構成上、問題ある部分を思案中ですしばらくお待ちください。)
・・・(ハウスルールってことで大丈夫かな?)
誰に話を聞きに行きますか?
美綴:
悪魔関係はやっぱり
・・・人間よりも悪魔との方が仲が良いって、幻視の力でどんだけ人間不信になってんだ? 綴は(汗)
ライダー:
大丈夫。サーも居ますよ。
美綴:
結局悪魔じゃないっすか!!
==========
6.アプローチ 1サイクル目 綾織
十六夜市商店街 雑居ビル
GM(佐伯):
おなじみとなった雑居ビルの一室。パスカルが綾織さんを出迎えてくれます。
パスカル(GM):
「ドウシタ ? 」
綾織(美綴):
「実は・・・どうやら、死してなお労役を強制されている方が居るらしいのです。このままでは、家族の方たちが悲しみます。街をそんな悲しみが覆うのは・・・つらいです・・・」
GM(佐伯):
う~ん・・・少々苦しいですが、「町の平和」と一致としましょうか。
綾織(美綴):
温情、感謝する。
会話判定値:44+20=64% (ころころ・・・)37 成功!
綾織(美綴):
「休むことなく働く屍・・・ちゃんと葬って上げたいですが、抵抗するのであれば・・・手立てとして冷却は有効でしょうか?」
いつもどおり、サーのブフが効くか、だな。
パスカル(GM):
「動キ続ケル 骸 、ワーカーホリック ニハ 寒サ 有効」
相性は「普通」ですね。
※会話判定成功により経験点80点獲得。
ケルベロスとの絆、貢献ポイント+6
==========
美綴:
う~ん・・・行動パターンのほうが良かったか?
氷室:
なんとも言えんが・・・さすがに6回目ともなるとGMもこちらに花を持たせてくれる気は無かろう。
佐伯:
え? PCの見せ場のためにBOSSを選んだことはないですよ?
三枝:
ふぇっ?!
アーチャー:
この卓、事故も含めて殺意が高い理由が理解できたな・・・。
佐伯:
の の
ワ
セイバー:
その顔はやめてください・・・。
ライダー:
サーはデモノイドのところに、ワーカーホリックに対して電撃が有効か訊きに行こうかと。
氷室:
電撃を? 何故ですか?
ライダー:
そろそろサーも悪魔合体で強化しようかと。現状買い取れる悪魔カードで作れる最大レベルの悪魔がジオ系(電撃相性攻撃魔法)使いですので。
蒔寺:
習得している攻撃魔法が有効かあらかじめ確認しておくと。
ライダー:
えぇ、耐性程度なら気にしませんが、無効以上の相性でしたら見送ろうかと。
佐伯:
了解しました。
==========
6.アプローチ 1サイクル目 サー
路地裏
GM(佐伯):
これまたお約束となった人の寄り付かない路地。そこにデモノイドは居ます。
・・・せっかく名前をランダムで決められる資料がありますし、デモノイドの固体名も決めますか?
サー(ライダー):
そうしましょうか。
(ころころ・・・ころころ・・・ころころ・・・ころころ・・・)
GM(佐伯):
グラナーダ さんというらしいです。
氷室:
廃棄処分(?)になりかけた割りにしっかりした固体名だな。
アーチャー:
もしくは、自分で名乗っているだけかもしれんがな。
サー(ライダー):
「グラー、無理やり働かされてるゾンビをやっつけるのに電気って効くかなぁ? 自由がないなんてかわいそうでしょう?」
束縛を受けているくらいなら倒してでも開放をという感覚ですね。
カオス属性を持つので「自由」をKWにできないでしょうか?
GM(佐伯):
ふむ。そうですね。許可しましょう。
サー(ライダー):
ありがとうございます。それでも判定値は高くありませんが命運は無しで行きましょう。
会話判定値:28+20=48% (ころころ・・・)53 失敗・・・
グラナーダ(GM):
「働カナイ 殺サレル・・・怖イ」
彼のトラウマが発動してしまったようです。
ファンブルみたいですが、ちゃんと貢献ポイント1点入れてOKです。
サー(ライダー):
「だいじょうぶー?」
仕方ありませんね。ぶっつけ本番になりますが合体は行いましょう。
==========
佐伯:
あとのお三方はいつもどおりNPCと交流でしょうか?
三枝:
そのまえに【働く理由】かな? せっかくボーナスもあるし。
佐伯:
おっと、そうでしたね。
=========
6.アプローチ 1サイクル目 雪
BAR・マダム
雪(三枝):
加藤一佐に労基法違反の疑いがある企業の調査をする事を簡単に報告してからロキさんの所に行くね。
GM(佐伯):
一佐からは、「本来なら労働基準局の仕事だろうが、悪魔の関与が予測されるなら仕方ない」と嘆息して雪さんの調査を許可します。
※加藤一佐との絆、貢献ポイント+1。
雪(三枝):
「ごめんくださぁい」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、いらっしゃいミキさん」
雪(三枝):(源氏名:ミキ)
「ロキさんは・・・?」
GM(佐伯):
前回同様、雪さんの言葉と同時に奥からロキさんが姿を見せます。
ロキ(GM):
「君か」
雪(三枝):
「あ、ロキさん。これ今月分です」
※借金100マッカ返済。残り420,018マッカ。
ロキ(GM):
「相変わらず、律儀な奴だな」
雪(三枝):
「はい、あ、いえ。そのお聞きしたいことがありまして・・・。
新制服会社というアパレル企業をご存知ですか? 少し行き過ぎた業績追求主義という話がある会社なんですけど・・・どう思います?」
KW無し。ボーナスで+40%しても64%だから命運1点だけ使うね。
会話判定値:24+40(情報収集ボーナス)+20=84% (ころころ・・・)79 成功!
雪(三枝):
危なかったぁ。
ロキ(GM):
「あぁ、あそこか・・・。
くくく。営利企業だ業績を追い求めるのは当然だろうだがね」
雪(三枝):
「でも・・・!」
ロキ(GM):
「あぁ。あれはかなりの狂気じみたものを感じるな。だからこそ興味深い。従業員がネを上げずに労働できる状況となると、悪魔の干渉を疑いたくなるのは確かだな。
アレだけの仕事量となると単なる【監視】の他にも【憑依】や【洗脳】なども行われているかもしれんな」
雪(三枝):
「ひょうい、せんのう・・・」
ロキ(GM):
「あぁ。【監視】は地位や暴力を以って従わせている場合だな。
【憑依】を以って労働を強いているのならば魔力相性による干渉か?
【洗脳】の手段はいろいろあるが、精神に干渉するのが想像しやすかろう」
雪(三枝):
「な、なるほど・・・」
ロキ(GM):
「丁度良い。面白いものが手に入ったので使ってみてくれたまえ」
※腕部防具「ジャミングアーム」獲得。
雪(三枝):
「ありがとうございます。
あの、御代は・・・」
ロキ(GM):
「人の厚意は素直に受け取っておくものだと思うが?」
普段の温厚な雰囲気が一変して雪さんを睨みます。
雪(三枝):
「す、すいません! ありがたく頂戴いたします!!」
※会話判定成功により経験点80点獲得。
ロキとの絆、貢献ポイント+5。
=========
三枝:
へっへへー。これでアクセサリ以外の防具欄が埋まったよー。
佐伯:
会話判定成功ボーナスで装備品を要求されたのは初めてですね。
三枝:
GPが8まで上がったおかげで良い防具が手に入るようになったよ。
蒔寺:
そうか! そういう風に装備を充実させれば良いのか!
美綴:
毎回買い物するのにも限界が有るもんなぁ・・・
セイバー:
消耗品の充実も図らないといけませんし妙案ですね。
ライダー:
なにげに、雪が一番防御点が高いんですよね・・・。
氷室:
前衛としてメガーヌも防御点はもう少し欲しいところではあるが・・・。
アーチャー:
ところで、この情報収集で何が得られたのだ?
佐伯:
あ、はい。これでKW【監視】【憑依】【洗脳】を調べられるようになりました。
強制労働をさせている黒幕を調べるイメージですね。
なお、会話判定に成功しているので、それぞれ+20%のボーナスつきで調べられます。
三枝:
え?! もしかしてBOSSが3体居るの?!
氷室:
レベルが低いBOSSなら問題無いが、今までどおりだと全滅必死だな。
佐伯:
ふっふっふ。
美綴:
おぅふ・・・。
蒔寺:
雪を見習ってマキデもNPCに何か装備をもらおう! 後衛だから魔法防御上げたいな!
アーチャー:
すまんが2サイクル目以降、社は情報収集に協力できん。なので、可能なら戦闘員組にも情報収集を行って欲しいのだ。
三枝:
ふぇっ?!
美綴:
どうしてですか?
アーチャー:
社の属性値がニュートラルに偏った結果もう38だ。50を超えるとNPC化、PCとしてはロストする事になる。なので今回は皆に迷惑をかけるが、ニュートラル以外の属性が増えそうな行動に出ようと思う。
セイバー:
そういうことでしたか。
氷室:
事情は解りましたがメガーヌも替寺もお役に立てるとは・・・
アーチャー:
心得ている。情報収集が間に合いそうにないなら3サイクル目は情報収集に戻る。大丈夫そうなら3サイクル目も自由にさせて欲しいところだが・・・
ライダー:
宇佐、綴、サーの3人が残り2サイクルかけるのですから大丈夫なのでは?
皆さんもそれで良いですか?
一同:
いぎなーし
アーチャー:
すまない。
流れを折ってすまなかった。替寺のシーンを進めてくれ。
蒔寺:
んじゃ、改めてオリヴィエん所に発明品をもらいに行こう。
==========
6.アプローチ 1サイクル目 替寺
ジッグラト・タワー内
替寺(蒔寺):
「オリヴィエー!」
オリヴィエ(GM):
「な、なに?! 新作ならまだ出来てないわよ?!」
替寺(蒔寺):
「わーってるよ。そっちは良いからよ、洗脳とかに対抗するような装備はないのか? ここの技術ならなんかあるだろ?」
KW「先端技術」で+20パーだな。
会話判定値:24+20=44% (ころころ・・・)40 成功!
オリヴィエ(GM):
「そうねぇ、何かあるかしら・・・」
何が良いですか?
替寺(蒔寺):
う~ん・・・魔法防御が上がる奴・・・これ、か?
GM(佐伯):
え? これですか? まぁ・・・良いですけど。
オリヴィエ(GM):
「せっかく私の技術力を期待してもらって悪いけど、こんな物しかありませんわ」
と言うわけで、「アメジストの魔除け」を渡されます。
氷室:
科学とは無縁のタリスマンが出てきたぞ・・・。
GM(佐伯):
個人的に持ってたお守りか何かでしょう、たぶん。
※会話判定成功により経験点80点獲得。レベルアップ!
オリヴィエトの絆、貢献ポイント+19(振り足し1回)
==========
美綴:
科学者のアイデンティティが吹き飛んだ・・・
蒔寺:
秘石の指輪の方が魔法防御が高いんだけどな。魅了耐性がつくアメジストの方が今回は有効そうだろ?
氷室:
蒔の字が先のことを考えている・・・だと・・・?!
蒔寺:
どういう意味だ!
佐伯:
まぁまぁ、
メガーヌさんもアイテム調達ですか?
氷室:
うむ。そうだな。とはいえ、魔晶変化武器が全身防具ゆえ防具も武器も不必要だしな・・・バステ対策をしたいがどんなバステを使ってくるのかも判らんのでわな・・・
ダメ元でルイ・サイファーに【洗脳】について訊いてみるか・・・。
==========
6.アプローチ 1サイクル目 メガーヌ
十六夜市ビジネス街
メガーヌ(氷室):
GM(佐伯):
すると、そんなメガーヌさんに近づく足音があります。
音の方へ振り向くと、相変わらずの綺麗に撫で付けた金髪、真っ赤な瞳、ノリの効いたスーツを着た男、ルイ・サイファーが立っています。
ルイ(GM):
「やぁ。また面倒事に巻き込まれているようだね」
そういいながら、メガーヌさん同様に、新制服会社が入っているビルを見上げます。
メガーヌ(氷室):
「ここで、【洗脳】すら行った強制労働の噂があります。あなた関わっていないでしょうね?」
命運1点だけ乗せよう。
会話判定値:24+20(情報収集ボーナス)+20=64% (ころころ・・・)88 失敗・・・
GM(佐伯):
振りなおしますか?
メガーヌ(氷室):
・・・やめておこう。
ルイ(GM):
「あのような連中と同一視されるのは不愉快だ。せいぜい翻弄されたまえ。神は超えられぬ試練は与えぬらしいからな」
皮肉に満ちた笑顔をメガーヌさんに向けると足早に立ち去ってしまいました。
※ルイ・サイファーとの絆、貢献ポイント+1。
=========
氷室:
止むを得ん。情報は会話特化組にお任せしよう。
セイバー:
任されました。
アーチャー:
先ほども言ったが、社は一旦情報収集から離れさせてもらう。迷惑かけるが申し訳ない。
ライダー:
そういえば、サーも悪魔合体の予定でした・・・手が足りるでしょうか?
三枝:
あぅ・・・。そういうとちょっと不安ですね・・・。
美綴:
大丈夫だろ? 対策出来ないだけで勝てない相手は用意しないだろ?
佐伯:
そのはずですよ?
氷室:
そこは断言してくれGM!
佐伯:
はっはっはっ!
休憩に入りまーす。
蒔寺:
おい、本当に大丈夫かコレ!?
大丈夫なんでしょうか?(汗)
実は、オープニング投稿後にいただいた感想に、ワーカーホリックに関する言及が有ってドキリとしたのは秘密です(笑
GMが思案している「シナリオ構成上、問題ある点」が何かはクライマックス前、たぶんアプローチ3サイクル目あたりで明らかになると思います。
メガーヌの魔晶変化武器の中身がダーク悪魔のせいで、入れ替えを考えないとずっとランダムに悩まされる状態を何とかしたいです・・・
2017.7.2
宇佐のアプローチで、絆の貢献ポイント上昇が抜けていたので追記しました。
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6.アプローチ2
佐伯:
では2サイクル目に移りたいと思いますが。
情報収集と関係ない、重三さんとサーさんから行きますか?
アーチャー:
別にかまわんが。
佐伯:
どんなことしますか? ニュートラルにならないような行動ということでしたが・・・?
アーチャー:
それについてなんだが、皆がそろっている場面で良いだろうか?
氷室:
情報交換などで集合していたりするでしょうから、別にかまいませんが、いったいどんなシーンを?
アーチャー:
うむ。替寺がなかなか面白いものを手に入れてくれたのでな、利用させてもらおうと思う。
蒔寺:
マキデが? アメジストの魔除けが何か?
三枝:
あ、アメジストって確か・・・
アーチャー:(三枝にウィンクしつつ)
それはシーンを始めてからのお楽しみだ。
三枝:(何かを察した)
はい。
佐伯:
ではシーンは情報交換が行われているところでよろしいですか?
アーチャー:
そうだな。一通り交換も終わりそろそろ一旦解散しようかというあたりでかまわない。
=========
6.アプローチ 2サイクル目 重三
喫茶店(聖は居ない)
宇佐(セイバー):
「皆さん情報協力ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします」
重三(アーチャー):
「そういえば、マキデの兄貴。その首に下げてるのどうしたんスか?」
替寺(蒔寺):
「うん? これか? 知り合いの女にもらったんだよ。コレつけてると、洗脳に耐えられるとかなんとか」
重三(アーチャー):
「へぇ、これアメジストじゃないスか?」
替寺(蒔寺):
「あぁ、確かそんな名前だったな」
重三(アーチャー):
「たしかアメジストって“愛情”が石言葉か何かに入ってませんでしたっけ?」
替寺(蒔寺):
「ん?」
雪(三枝):
「あら、そんな物を送ってくれる
綾織(美綴):(PLの目がキュピーンと輝く)
「愛情の証。素敵です」
替寺(蒔寺):
「んん?」
重三(アーチャー):
「いやぁ。水臭いっスよ兄貴ー。そんな人が居るんなら教えてくれたら良いのにぃ」
宇佐(セイバー):
「“素敵な恋人を招き寄せる石”でしたか。その女性は貴方を素敵な恋人だと認めその石を譲ったのかもしれませんね。祈願成就の証として」
メガーヌ(氷室):
「羨ましいお話ですね」
サー(ライダー):
「おめでとー?」
サーはたぶん良くわかってないまま話しているんじゃないでしょうか。
替寺(蒔寺):
「ちょっ、ちがっ! あいつはそんなんじゃねぇ! たんなるビジネスパートナーだ!」
重三(アーチャー):
「そんなに、照れなくても良いじゃないっすかぁ」
替寺(蒔寺):
「だから違ぇ!」
重三(アーチャー):
という感じで替寺をいじり倒す。
==========
蒔寺:
アメジストにそんな意味があるなんて聞いてねぇぞ?!
佐伯:
そういえばありましたねぇ。2月の誕生石、くらいにしか考えてませんでした。
三枝:
え? ルールブックに「「愛情」を現す紫のクリスタル」て書いてるよ?
佐伯:
あ、ほんとだー(棒)
蒔寺:
投子ぉー!
佐伯:
いや、私もホント気付いてなかったんですよっ。
アーチャー:
個人的には満足した。サーの悪魔合体に進んでくれ。
佐伯:
あ、せっかくパーティーみんなでわいわい交流があったので皆さん「仲間」の絆を1d10上げて良いですよ。
シーンプレイヤーだった重三さんは会話判定に成功したら2dどうぞ。
氷室:
我々は行動を消費していないのだが、良いのかね?
佐伯:
みなさん、仲間の絆がシナリオクリア報酬でしか育ってないので特例です。
ライダー:
温情に感謝します。
重三 会話判定値:50% (ころころ・・・)16 成功!
仲間の絆、貢献ポイント+2・・・?!
アーチャー:
なん・・・だと・・・っ
佐伯:
上方ロール(出目が大きい方が有利なルール)だったらファンブルでしたね。
アーチャー:
そも、判定の出目ではない!
せっかく2dだというのに・・・
佐伯:
他の皆さんも振っておいてくださいねぇ
(ころころころころころころころ・・・)
蒔寺:(出目2)
アーチャーさんの出目が感染ったー!
アーチャー:
人を病原体のように言うな!
佐伯:
え、えぇ、では次にサーさんのシーンですね。
==========
6.アプローチ 2サイクル目 サー
ホテル 業魔伝
サー(ライダー):
「ごめんくださぁい」
メアリ(GM):
「・・・ぁ」
宇佐先生の時と同様、仕草でついてくるように伝えて下層へと向かいます。
ついていくと船長服の男性、ヴィクトルが出迎えてくれます。
ヴィクトル(GM):
「ホテル業魔伝へヨーソロー・・・悪魔のお客さんとは珍しい。
合体をお望みかな?」
サー(ライダー):
「おねがいしまぁす」
現在所持金で買える悪魔カードは最大でレベル10ですので、そこから精霊でのランクアップはレベルが下がるのでパス。
※ジャックフロストの1ランク上はコボルトでレベル6。サーの現在レベル8。
ダーク悪魔は避けたいので、消去法で夜魔インプですね。インプのカードを1,000マッカで購入。即合体します。
GM(佐伯):
はい。了解です。
えぇと・・・(計算中)・・・妖魔イソラ ですね。
レベルは11ですから、悪魔PCのレベル制限も大丈夫ですね。今までのレベルアップで割り振っていた能力値もリセットされます。
サー(ライダー):
了解です。もともとのサー、ジャックフロストからは皆を守り抜いてくれた ラクカジャ。インプからはザンマ(衝撃相性中威力魔法)と耐呪殺を継承します。氷結を失った代わりに、電撃と衝撃相性の攻撃が出来るようになりました。
ヴィクトル(GM):
「ふむ。人間に使役されている悪魔と結果はそう変わらんようだな・・・これはこれで興味深い。
なかなか面白いデータが取れた、また何かあれば来ると良い」
==========
三枝:
イソラってどんな悪魔なの?
蒔寺:
日本の古い海神だな。神功皇后の朝鮮遠征を成功に導いたとされる神だな。
アーチャー:
日本にはゆかりの深い神だが、その見た目は貝や海草がからみついた醜い姿だというが・・・
ライダー:
さすがにその見た目でうろつくのは問題なので、普段は今までどおりの幼女でお願いします。
蒔寺:
海草がからみついた見た目・・・どっかで聞いたいや、見たことがあるような。
美綴:
奇遇だな蒔寺。実はあたしもなんだ。不思議とその容姿を聞くとこう、ムカムカと謎の苛立ちが沸いて来るんだが・・・
氷室:
美綴嬢もかね? はて、この感覚はいったい・・・?
ライダー:
普段は愛くるしい幼女です。ワカメを頭に載せた気障なナルシストなど存在しません。えぇ、居ませんとも。
剣&弓:
あっはい。
佐伯:
次からは情報収集でいいですか?
セイバー:
はい。先ほどメガーヌが失敗した【洗脳】について調べます。・・・マダム・ニュクスは何か知っているでしょうか?
==========
6.アプローチ 2サイクル目 宇佐
BAR・マダム
宇佐(セイバー):
「失礼します」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、先生。いらっしゃい。
そういえばさっき、ミキさんが来ていたわよ」
宇佐(セイバー):
「えぇ。その事で。
従業員を【洗脳】してまで働かせているという話があるのですが、マダムは何か噂を聞いたりしていないでしょうか?」
マダム・ニュクス(GM):
「洗脳・・・ロキさんがそんなこと言っていたわねぇ・・・」
宇佐会話判定値:50+20(情報収集ボーナス)=70% (ころころ・・・)57 成功!
宇佐(セイバー):
「どんな些細なことでも良いですから」
マダム・ニュクス(GM):
「そういえば、あの会社ってメシア教会の息がかかっているのよね?
噂では、メシア教会は異教徒や戒律を守らない信者を再教育するための装置を持っているなんて聞くわよ?
何でも精神や神経に影響を及ぼして思い通りに行動させるとか何とか・・・
なんだか怖いわよねぇ。これ、念のために持っておいて」
※トランキライザー、ディスパライズ各1個獲得
宇佐(セイバー):
「まさに、洗脳ですね。ありがとうございます」
※会話判定成功により経験点80点獲得。レベルアップ! レベルアップ・ボーナス成功! 光玉 獲得!
マダム・ニュクスとの絆、貢献ポイント+4
==========
佐伯:
というわけで、BOSS候補1、【マシン アイアンメイデン】の情報収集が可能になります。
アーチャー:
語源となる拷問具が出てきた方が穏当に思えるのがメシア教会の恐ろしいところだな・・・
ん?
氷室:
佐伯嬢、いまなんと?
佐伯:
「マシン アイアンメイデンの情報収集が可能になります」?
蒔寺:
その前!
佐伯:
「念のために持っておいて」?
三枝:
戻りすぎだよ!
美綴:
BOSS・・・“候補”だと?
セイバー:
今回のBOSSがどの悪魔になるかまだ決まっていないということですか?
佐伯:
はい。ちょっとした隠し数値が有ってそれによりBOSSが決まります。まだ謎です。
アーチャー:
サーの強化はともかく、社は遊んでいる場合ではなかったか・・・
美綴:
こうなると、綴はBOSSのデータを調べるのと、KW調べるのとどっち優先だ?
ライダー:
それよりも、ワーカーホリックの話が出たときにBOSS候補だとはいいませんでしたよね?
佐伯:
アイアンメイデンの情報が出たことで、取り巻きに格下げになりました。BOSS候補の情報が1つも出なかった時に限りBOSSとして現れる予定でした。
つまり、1サイクル目に情報収集した時点ではBOSSだったんです。シナリオ構造を明かしたくなかったのでさっきは秘密のまま判定してもらいました。
ワーカーホリックの相性調査が成功していたのでアナライズ成功とみなし、データを公開します。
※「乱れ打ちII」を習得したワーカーホリックのデータを公開。
佐伯:(乱れ打ちIIを指しつつ)
これはBOSSとして登場した時用の追加スキルなので、今回は無いものと思ってください。
氷室:
さて、となると他の候補も調べておかなくてはな・・・
美綴嬢はKWを頼む。BOSSデータは我々戦闘要員で判定に失敗しても、コネに聞きにいけばコネボーナスでBOSS属性で追加されたスキルくらいは教えてもらえるはずだ。
美綴:
なるほど、了解した。
監視より【憑依】の方がヤバそうだよな。
==========
6.アプローチ 2サイクル目 綾織
ゾディアック・パーク
綾織(美綴):
日下部園長のところへ。
GM(佐伯):
園長は相変わらず清掃員のフリをしてゴミを拾ったり展示品の角度を調整したりしています。
綾織(美綴):
「お仕事中すいません・・・」
日下部(GM):
「? おやお嬢さんまた会ったな」
綾織(美綴):
「実は、知人の頼みであることを調べていまして・・・」
日下部(GM):
「ふむ? 続けて」
綾織(美綴):
「とある企業が極端な長時間労働を従業員に強いているらしく、それが何者かに【憑依】されているからではないかと・・・そんな会社が平然と存続できるような状況許しては置けません。従業員の方たちの、ご家族の、【町の平和】のためなんとしても止めたいのです。
【憑依】によって行動を強制するような悪魔に心当たりはないでしょうか?」
GM(佐伯):
【平和】一致で+20%どうぞ。ボーナスの20%もお忘れなく。
会話判定値:44+20+20=84% (ころころ・・・)56 成功!
日下部(GM):
「憑依のぉ、人間に取り憑く悪魔は五万と
病魔の中には病気だけでなく狂気を与えるモノも居るし、
たとえば強制労働をさせられておる側が何かしらの理由、それこそ過労などで死んでもその事実に本人が気付いておらなければ疲労なんぞ感じることなく働き続けるだろうそういう死体を操作する魔術というのは世界中にある。
あとはまぁ、本人の執着じゃな。例えばじゃがキャバ嬢に入れ込んでおる男が居たとして、そのキャバ嬢に貢ぐためなら疲労など気にしておる場合ではないかもの」
最後は少し下品な笑いを浮かべながら園長は語ります。
綾織(美綴):
「狂気を操るモノに死体を操作するもの・・・
ありがとうございます。もう少し調べてみます」
日下部(GM):
「なんの役たつかわからんが、これでも持っておいき」
ジャミングアームをもらえます。博物館長がなんで持ってるとか考えてはいけません。GP的にコレくらいしかプレゼントするものが無いんです。
綾織(美綴):
あっ、はい。
※会話判定成功により経験点80獲得。
日下部との絆、貢献ポイント+3
=========
佐伯:
というわけで、BOSS候補2,3,4
【幽鬼 ヤカー】【幽鬼 グール】【屍鬼 ボディコニアン】
が、解禁です。
三枝:
3体どころじゃなかった?!
セイバー:
まだ【監視】に対応するBOSSも残っているのですが・・・
蒔寺:
どうすんだよ、コレ。
氷室:
おちつけ蒔の字。我々は各BOSSの調査だ。せっかく強化されたサーの電撃が効かないのでは困る。
蒔寺:
・・・だな。でも、これ3サイクルで間に合うのか?
佐伯:
重三さんの行動は完全に予想外でした。とだけ。
アーチャー:
すまん・・・。
ライダー:
サーも情報収集に参加できませんでしたし、過ぎたことは仕方ありません。次善策を講じましょう。
==========
6.アプローチ 2サイクル目 雪
自宅
雪(三枝):
加藤一佐に、アイアンメイデンのことを訊こうかな・・・
GM(佐伯):
ではいつものように定期連絡を兼ねた通信ですね。
雪(三枝):
「・・・という状況でして。いくら【勤勉】を尊ぶメシア教会といえど強制労働は見逃せません。再教育装置に関して、本隊は何か掴んでいないでしょうか」
会話判定値:24+20(KW【勤勉】一致)=44% (ころころ・・・)42 成功!
やった、ギリギリだけど成功! サーさんの電撃が効くか訊いておきたいよね。
「機械装置のようですし、強い電気的衝撃で破壊できないでしょうか?」
加藤(GM):
「電気自体は通るだろうが、それだけでは簡単に破壊できないのではないか、というのが諜報部の見解だ。
相手の精神に干渉し脳内麻薬の分泌を促す装置を有するそうだ」
電撃相性は「普通」。BOSSとして「ハピルマ(精神相性BS至福付与魔法)」を習得しています。
※会話判定成功により経験点80獲得。レベルアップ!
加藤一佐との絆、貢献ポイント+7。
加藤(GM):
「例によって、物資を送ってある。役立ててくれ」
※傷薬 獲得。
==========
佐伯:
イメージとしては幸福感を与えることで苦無く働ける。という感じですね。
氷室:
まさにデストピア。
蒔寺:
市民、幸福ですか?
美綴:
もちろんです。コンピュータさまのつくるまちでふこうなことなどおころうはずもありません。
氷室:
UVさまはお帰りください。
私はヤカーについて調べてみるか。
蒔寺:
んじゃ、あたしはグールな。
==========
6.アプローチ 2サイクル目 メガーヌ
十六夜市警
メガーヌ(氷室):
0課なら悪魔に関する資料がありそうだな。
GM(佐伯):
はいはい。では、いつものように後ろ指差されながら0課の入る部屋に通されます。
メガーヌ(氷室):
「失礼します」
浦田(GM):
「こんどは何事だ?」
メガーヌ(氷室):
「いきなりですね。話が早くて助かりますけど。
・・・新制服会社、強制労働、メシア教会」
浦田(GM):
「・・・面白くもない三段噺しか出来そうにないな・・・」
メガーヌ(氷室):
「警察が踏み込めないのなら私たちが。
正気を失わせておいて【勤勉】だなんて茶番も甚だしい。0課は対悪魔担当課。狂気を誘う病魔について資料はありません?」
会話判定値:24+20(KW【勤勉】一致)=44% (ころころ・・・)25 成功!
浦田(GM):
「いくつか資料はあるが、教会や寺院の連中がもってる情報ほど詳しくは無いぞ?」
というわけで、聞きたい項目が断片的に載っている資料が出てきます。
メガーヌ(氷室):
電撃が通用するのか、だな。
GM(佐伯):
では警部が持ってきた資料をめくっていると、雷などを避けて行動している様子が記されています。が、極端に苦手としている様子も無いようですね。
電撃相性は「普通」です。
メガーヌ(氷室):
効かぬよりはマシだな。
「なるほど、このような習性が・・・ありがとうございました」
浦田(GM):
「あのテのヤマは手が出しづらいし、こじれると厄介だ。気をつけろよ」
何かほしい物は有りますか?
メガーヌ(氷室):
では「マハジオの石(敵全体に電撃相性小ダメージを与える消耗品)」を。今のところワーカーホリックも含めて電撃は有効だからな。こういうアイテムでダメージを稼いでいこう。
浦田(GM):
「この前担当した事件の悪魔が落としていったものだが持って行け」
と堂々とした横領をしてくれます。
メガーヌ(氷室):
「ありがとうございます」
気付かぬ振りをして受け取るぞ。
※会話判定成功により経験点80獲得。
浦田警部との絆、貢献ポイント+6。
==========
氷室:
石はあとで綾織に持ってもらおう。
美綴:
あたし?
氷室:
消耗品アイテムだが、ダメージのベースが使用者の魔法威力なのだ。自力で攻撃手段があるサーを除けば次に魔法威力が高いのは綾織だろう?
美綴:
ん。了解した。突入前の準備で整理しよう。
蒔寺:
どんどんいくぞ。
ゆり子はこういうの詳しそうだよな。
=========
6.アプローチ 2サイクル目 替寺
十六夜市内 市街地
GM(佐伯):
替寺さんが街中を歩いていると、ひと目で公用車とわかる黒塗りの乗用車が替寺さんの横で停車します。後部座席の窓が開くと黒いスーツに身を包んだゆり子が替寺さんに笑みを向けています。
替寺(蒔寺):
「丁度良かった、あんたに用事があったんだ」
ゆり子(GM):
「えぇ。そう思って会いにきたのよ」
替寺(蒔寺):
「喜んで良いのかねぇ・・・
まぁいい。単刀直入に聞くぜ。死体を操る化け物に灸をすえてやりてぇんだ。スタンガンの類は通用すると思うか?」
電撃って意味でな。
会話判定値:24% (ころころ・・・)88 失敗・・・
ゆり子(GM):
「そうねぇ、どんな種類の悪魔かにもよるとは思うけど・・・そういう奴の中には手駒としてリビングデッドを量産していたりするから気をつけなさい」
そういうと、ゆり子を乗せた車は走り去っていきました。
※ゆり子との絆、貢献ポイント+1。
==========
佐伯:
死体の量産は、「仲間を呼ぶ」を習得しているという意味です。さすがに同種の悪魔ではありませんが増援を呼ぶ可能性があります。
セイバー:
面倒な相手ですね。電撃が効くかハッキリしなかったのも不安が残ります。
アーチャー:
残るは【監視】のBOSSとボディコニアンか・・・。宇佐、綾織、サーに引き続き情報収集を任せても良いだろうか? さきほどのシーンだけでは弱い気がしてならん。
ライダー:
構いませんが、【監視】で何種のBOSSが出てくるのかが不安ですね。
佐伯:(ニコニコ)
まだまだナイショです。BOSSもまだ確定していません。
三枝:
アイテムは回復アイテム重点かなぁ・・・。
蒔寺:
装備を買うにはまだまだ金がなぁ・・・。
氷室:
判明したBOSSの相性調査。手があまればアイテム確保。だな。
佐伯:
ではそのあたりを相談しながら休憩でーす。
重三はもう少しハッチャケても良かったんですが穂群原にゃーにゃーズには勝てなかったよ・・・
というわけで、今回の重三の行動は前回の感想でいただいた情報というかネタを拾わせていただきました。
ご指摘いただいた皆様ありがとうございました。
サーの合体後の悪魔がイソラになった時点で、あのネタには触れずには居られませんでした(笑)
シナリオ構造上の問題は3サイクル目に明かすと言ったな。すまんが、アレは嘘だ。
というわけで、今回はルート分岐によるBOSS変化あり。かつ、PLには分岐を選べないパターンです。
分岐のタイミングをいつにするか、実はまだ迷ってますがなんとかなるでしょう。たぶん。
仮想卓の性質上、PLの行動にどうしてもメタ読み的な要素が入りそうになります。極力そういう行動は避けているつもりですが独りで製作している性質上若干は発生すると思いますが寛大な心でご容赦いただきたく存じます。
それでは次回3サイクル目です。
はたして残るBOSSは何種居るのか、準備は間に合うのか、サイコロ振りながらドキドキしつつ執筆しています。
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6.アプローチ3
佐伯:
ではそろそろ3サイクル目を始めましょうか。
アーチャー:
社は行動順を最後にしよう。2サイクル目同様の行動を取るか、情報収集に参加するかは状況で判断しよう。
セイバー:
そのほうがよさそうですね。
では宇佐がまだ不確定な【監視】について調べましょう。
チアキの所に行ってみましょう。
==========
6.アプローチ 3サイクル目 宇佐
須摩留工科大学 構内
宇佐(セイバー):
「橘さん、すいません。少しよろしいですか?」
橘(GM):
「あら、先生。どうかされましたか?」
宇佐(セイバー):
「えぇ、ショーランさんのお父さんが勤める会社についてよからぬ噂を聞きまして、本当ならどうにかしてあげられないかと・・・」
KWもありませんし命運1点入れていきます。
会話判定値:52+20=72% (ころころ・・・)44 成功!
橘(GM):
「メシア教会の息がかかった企業で?
そうなると守護天使の目を気にしているのかもしれませんわね」
宇佐(セイバー):
「しゅごてんし?」
橘(GM):
「えぇ。【ハファザ】という天使は担当する人間の行動を日記に記し、最後の審判で神に告げるそうです。そこで罪を犯していたりすると煉獄や地獄へ行くことへなるので信者は普段から勤勉であり、博愛であり、寛容であるのです」
宇佐(セイバー):
「なるほど、天使の目を気にして休むことも出来ない、と」
※会話判定成功により経験点80獲得。
橘(GM):
「とはいえ、ブラック企業なら天使より恐ろしい監視体制がある事もママありますし、今回のお話は私の興味をそそるほどのものでもなさそうですわね。
あ、これ餞別ですわ」
※傷薬獲得。
橘千晶との絆、貢献ポイント+9。
==========
佐伯:
千晶様に若干のツンデレ臭を感じつつ、最後のBOSS候補の正体、
【天使 ハファザ】解禁です。
氷室;
やっと最後か・・・
三枝:
これで、調べてないのが今出た天使と、ぼでぃこにあん?
佐伯:
ですね。他のBOSSも追加で相性や行動パターンを調べることも出来ますよ?
蒔寺:
正直、そんだけの手は足りねぇよな。
美綴:
たぶんな。電撃が通るかどうかはっきりしてないグールをもっかい調べるのもしときたいよな。
セイバー:
そうですね。この3体の相性を調べるのがまずは優先でしょうか。
ライダー:
頼られるのは悪い気はしませんが、完全に戦闘はサー頼りですね。
アーチャー:
第1回でのBOSS瞬殺がすべてを決めたな。実際レベルが最も高いのだから頼らせてもらうより仕方あるまい。
美綴:
メンバーの半数が戦えないですからね。すいません。
ライダー:(キリッ)
いえ、お気になさらないでくださいっ。こういうものは適材適所です。
美綴:
は・・・はい。どうも。
つ、綴がもっかいグールを調べますね。
==========
6.アプローチ 3サイクル目 綾織
十六夜市路上
綾織(美綴):
残るコネ、氷川に電話だ。
「・・・もしもし? 綾織です。
新制服会社、その中で行われている強制労働。それに屍を操作できる悪魔が関わっているようなのですが、電撃による退治は可能でしょうか?」
命運1点乗せていくぞ。
会話判定値:44+20=64 (ころころ・・・)25 成功!
氷川(GM):
「あぁ、あそこか確かグールを飼っているという噂があったな。
電撃が効くか? だが、通用はしたはずだが有効打に成り得るかは微妙な線だな。
メシア教会に喧嘩を売るのなら支援させてもらおう。創世の巫女に相応しい一品を贈らせてもらおう」
※会話判定成功により経験点80獲得。メタルクラウン獲得。
氷川との絆、貢献ポイント+1。
==========
佐伯:
大盤振る舞いの割りに貢献ポイントが伸びませんでしたね(汗)
グールの電撃相性は「普通」です。
ライダー:
今のところ、みな電撃が通用するのは助かりますね。
では、最後のBOSS候補、ハファザについて調べてきましょうか。
==========
6.アプローチ 3サイクル目 サー
喫茶店(今度は聖といっしょ)
聖(GM):
「で? 今度は何事だ?」
サー(ライダー):
「一生懸命働いてるか見張る天使って、雷怖いかな?」
【働き続ける者】を【勤勉】に読み替えることは可能ですか?
GM(佐伯):
そうですねぇ・・・。まぁ、シナリオタイトルが勤勉ですし、良しとしましょうか。+20%で判定をどうぞ。
サー(ライダー):
ここは手堅く命運を1点使用します。
会話判定値:30+20+20=70% (ころころ・・・)37% 成功!
聖(GM):
「みはりのてんし? ・・・ハファザのことか? あぁ、確かに電撃には弱かったと思うぜ。鳥ポケに電気は基本だろ?」
サー(ライダー):
「天使の羽って美味しいのかな?」
聖(GM):
「さぁな。美味くても喰いたいとはおもわねぇな。丁度、かみなりの石持ってるぞ。持ってくか?」
※会話判定成功により経験点+80。マハジオの石 獲得。
聖丈二との絆、貢献ポイント+7。
==========
蒔寺:
天使は進化すると何になるんだ?
ライダー:
しかし、良い事を聞きました。
氷室:
えぇ。ルートの選択権があるならばハファザ1択なのですが。
佐伯:
(このタイミングでいいかな?)
ではどなたか、1d10を5回お願いします。全部別の人が振ってもいいですよ。
蒔寺:
なんのロールだ?
アーチャー:
タイミング的に、例のルートを決める隠し数値関連だろう。
佐伯:
えぇ。そのとおりです。このダイス目と隠し数値を照らし合わせてBOSSが確定します。
(ころころころころころころ・・・)7、3、10、6、2
佐伯:
あ、10が出た3つ目のダイスは振り足しです。
(ころころ・・・)7
佐伯:
えぇと、7、3、17、6、2ですね。少々お待ちください。
(えと、こうなるから・・・ルートはコレで決定で・・・)
では、皆さんは今まで大司教や司祭たちと付き合ってきた中で、
いくら悪魔の力といえども信徒に害をなすようなものが社内に棲みついて放置するかな?
という事に思い至ってOKです。
三枝:
ふぇ? どういうこと?
美綴:
つまり、メシア教会と無関係なやつは除外していいんじゃないか?
セイバー:
なるほど。そうなるとBOSS候補は天使かマシンですね。
佐伯:
さらにもう1つ。
信者の再教育や異教徒に対する布教は、いくら人が集まるとはいえ営利企業の建物は使わずに教会や公営の講堂なんかを使うんじゃないかなという事に気付いてもかまいません。
ライダー:
となると、アイアンメイデンのセンも薄そうですね。
氷室:
ということは・・・今回のBOSSは・・・
蒔寺:
ふぁはざ に決定だー! マハジオの石を買い込めー!
三枝:
ハファザ だよ、マキちゃん。
美綴:
それに石は1個250マッカだぞ、大量に買うには高い。
セイバー:
いつものように行動パターンを調査、対抗策となるアイテムの調達ですね。
アーチャー:
では、行動パターンは社に任せてもらおう。
ライダー:
良いのですか? 属性値調整の行動をする予定だったのでは?
アーチャー:
あぁ。そのためにオザワに会いに行く予定だったのでな。ついでに話を聞いてくる。
なので、通常の情報収集後、演出を入れたいのだが
佐伯:
かまいませんよ。あまり長くなるようならこちらで止めますので。
==========
6.アプローチ 3サイクル目 重三
十六夜市内 ゲームセンター
重三(アーチャー):
「おっざわさ~ん」
オザワ(GM):
「? お前か、久しぶりだな」
重三(アーチャー):
「そうなんすよ。ここ最近こっちに顔出す余裕が無くて、スンマセン。
無性にTURTLE-HEADの皆さんに会いたくなって来ちゃったっス」
オザワ(GM):
「まぁ、来るのは好きにして良いが。あんまりやかましいと放り出すぞ」
重三(アーチャー):
「わーてるっす。
あ、そうだオザワさん、天使ハファザについて何か知ってたら教えて欲しいんすけど・・・」
ここは命運を使うところか・・・
会話判定値:50+20=70% (ころころ・・・)28 成功!
重三(アーチャー):
では、5番と9番で
オザワ(GM):
「あ? あれか? 五島さんが言ってた人間サマを監視する不届きな天使か?
あれだ、天使どものお決まりの文句「神の炎」とやらを実行するらしいな」
5番は「マハラギ」、9番は「ファイアボール」ですね。それと
「確か、カミサマノゴカゴとやらで自分にかけられた魔法を無効化出来るらしいぜ?」
BOSS特権で「デクンダ(味方にかけられた能力低下系効果をリセットする)」を習得しています。
※会話判定成功により経験点+80。
オザワとの絆、貢献ポイント+19(振り足し1回)。
重三(アーチャー):
「そうなんすね。ありがとうございます。
それはそうと、ここのゲーセンなんか新しいゲーム入ってないんすか?」
オザワ(GM):
「あ? 格ゲーになんか入ってたな、キャラが女ばっかでやるきしねぇ」
重三(アーチャー):
「なんすか、それ? 面白そうじゃないっすか! どんなのなんすか?」
オザワ(GM):
「チームの連中が騒いでる程度しかしらねぇよ。
・・・天使がどうのとかって設定のエリアルゲーらしいぞ」
重三(アーチャー):
「これから天使退治するってのに何かタイムリーっすね!
でもエリエル系かぁ・・・空中コンボって苦手なんすよねぇ・・・
オザワさん得意でしたよね?!」
オザワ(GM):
「得意ってほどじゃねぇよ」
重三(アーチャー):
「それでも俺より上手いじゃないっすか! 教えてくださいよぉ」
オザワ(GM):
「おい、ひっぱんな・・・っ!」
重三(アーチャー):
というぐあいに、チーマー達と遊びほうけるぞ。
=========
佐伯:
なるほど、こういうことなら確かにオザワの所ですね。
では遅くまでオザワのチームと交流をしていた重三さんは・・・
アーチャー:
TURTLE-HEADのコミュでも獲得かね?
佐伯:
所持金を1d10マッカ減らしてください。
アーチャー:
?!
佐伯:(スッゲー良い笑顔)
ゲームセンターで遊ぶのに財布が痛まないわけ無いじゃないですかぁ。
あ、あとTURTLE-HEADのコミュはルルブにないオリジナルコミュになるので今回はスルーで。
アーチャー:
・・・止むを得んか・・・
(ころころ・・・)5
佐伯:
5,000円使ったと思うと豪遊ですね。
アーチャー:
所持金が4桁に乗ってきた今なら大して痛くもないが・・・。
佐伯:
あとは戦闘員3名ですが?
三枝:
各絆とも交流してるし、お買い物かな?
氷室:
メガーヌは魔晶手甲との絆を高めてもいいな。・・・クイックシルバーを封入する際に電撃相性のスキルを指定しておけばよかった・・・・。
蒔寺:
うーん。マキデも特にはする事ないなぁ。
佐伯:
無理に全員が行動を消費する必要もありませんよ?
氷室:
あぁ、そうか。ではメガーヌは魔晶手甲との絆を深めるので、2人のどちらかに買い物を頼めるか? いつものように所持金を預けるのでな。
蒔寺:
いっつも、マキデが使いっ走りにされるんだから、今回はゆきっち行けよな。
三枝:
別にいいよぉ。
佐伯:
では、メガーヌさんの絆シーンからいきましょうか。
===========
6.アプローチ 3サイクル目 メガーヌ
自宅
メガーヌ(氷室):
以前のように丁寧に磨いてやろう。
SE:キュッキュッキュッ~
セイバー:
自身の武具の手入れと思えば良いシーンなのでしょうが、宿っているのは悪霊なのですよね?
アーチャー:
しかも、ヒステリーの要因といわれる霊だ。
GM(佐伯):
ではメガーヌさんの手甲に宿っているクイックシルバーが喚きます。
「ちょっと! そこも汚れてるじゃない! ちゃんと磨きなさいよね!!」
メガーヌ(氷室):
「はいはい。他にかゆいところはございませんか?」
Qシルバー(GM):
「ちょっと、投げ遣りすぎない?! 誠心誠意こめて磨くのよ!」
メガーヌ(氷室):
「仰せのままに、お嬢様」
Qシルバー(蒔寺):
「子ども扱いしないでよ!」
メガーヌ(氷室):
「失礼いたしました。奥様」
Qシルバー(美綴):
「そんな歳じゃないわよ!」
メガーヌ(氷室):
「申し訳ありませんでした。レディ」
て、いつまで続けるんだ!
GM(佐伯):
ははは・・・。
では、貢献ポイント1dどうぞ。
(ころころ・・・)1
==========
氷室:
しょっぱい・・・。
ライダー:
残念でしたね。
三枝:
じゃぁ、買い物に行ってくるね。
==========
6.アプローチ 3サイクル目 雪
自宅
TVの声(GM):
「あなたの、テレビに、時価ネットたなか~ み・ん・な・のよっくの友~」
という感じの通販番組に都合のいいものが売ってたいう事で。
雪(三枝):
けっこう物騒なもの買おうとしてるんだけど?!
GM(佐伯):
魚を買うとおまけでドライアイスが付いてくる! なんて商売をする人ですし・・・
蒔寺:
ただの保冷剤じゃなぇか!
GM(佐伯):
でも、ドライアイス、TRPG版でいうところのマハブフの石なんですよね。そう考えるともろもろの品も何かを隠れ蓑にして売ってるのかも・・・
アーチャー:
たなか社長はマスコミ相手に、法の穴を突いて何が悪い、と公言するような人物だからな・・・やりかねん。
セイバー:
それは・・・大丈夫なのですか?
氷室:
顧客は善意の第三者で通るのでは? おそらく・・・
GM(佐伯):
まぁ、その話は置いておいて、買い物の処理をお願いします。
---------
メガーヌ:マハジオの石 6個購入。残り57マッカ
替寺 :NBC酸素マスク(頭部防具)、カイザーナックル(腕部防具)、メタルブーツ(脚部防具)購入、即装備。残り357マッカ
雪 :マハジオの石 7個購入。残り50マッカ
綾織 :ジャミングアーム 購入、即装備。残り807マッカ
宇佐 :マハジオの石 3個購入。残り7マッカ
重三 :マハジオの石 5個購入。残り152マッカ
サー :傷薬 2個購入。残り8マッカ
---------
TVの声(GM):
「あなたの、テレビに、時価ネットたなか~ か・う・の・はいっましかない~」
雪(三枝):
「テレビで良さそうな物が売ってたから皆の分も買っておいたわよ」
て感じで皆にはあとで代金をもらったって感じかな。
==========
佐伯:
結局、マハジオの石大量購入じゃないですかー!
蒔寺:
キレイ事は通らねぇ 卑怯というなら 言えばいい
美綴:
いやいや、あの人からしたらアタシらもゆるゲーマーだからな?
氷室:
最初、石は綾織嬢に預けておくという話だったが、状況に対応できるよう、この段階では持物整理は行わない。
戦闘中でもアイテムの受け渡しは出来るからな。
佐伯:
了解しました。
で、替寺さんはけっきょく何もしないって事で良いですか?
替寺:
う~ん・・・やることも思いつかないし、それでいっか。
よし、進めてもらって良いぞ。
佐伯:
はい。では次はいよいよ超ブラック企業へ殴りこみです。
あれ? ボディコニアンの存在が忘れ去られてる・・・(汗)
まぁ、そういうこともありますよね(汗)
さてさて、火炎対策皆無で対抗できるでしょうか? サーがイソラに変化したおかげで弱点ではなくなりましたが・・・どうなることでしょう?
次はBOSS戦なのでダイスをころころしないといけないので遅くなると思います。
追伸
天使にかみなりの石を使うと・・・?
追伸2
タートルヘッドのたまり場に入った各ゲーは90年代のストIIやKOFによって注目されなかった隠れた名作(個人の感想ですが、東京には現役で動くアーケード台があるそう)です。続編とはいわないのでリメイクしてほしいです。
ダメですか? コーエイテクモさん?!
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6.BOSS
ちゃんとダイスは振りました(汗)
休憩中
ライダー:
ナオミ。少しよろしいですか?
佐伯:
はい? 何でしょう?
ライダー:
このスキルの裁定についてなのですが・・・
佐伯:
あぁ、これですか。悩みますが、この卓では・・・・・・という風に裁定して行こうと思っています。
ライダー:
なるほど。そうでなければ強すぎますよね。
佐伯:
はい。なのでご了承ください。
ライダー:
いえ、お気になさらず。
==========
6.BOSS
佐伯:
それではそろそろ再開したいと思います。
いよいよ天使が監視を行うブラック企業、新制服会社へと突入するわけですが・・・
ライダー:
その前に1つ確認したいのですがイニシアティブロールを命運で振りなおすことは可能ですか?
佐伯:
え? えぇとルルブでは・・・あぁ、明記されていないですね。
う~ん・・・できても問題はないと思いますけど、メリットは低いですよ?
ライダー:
えぇ、それで結構です。ありがとうございます。
※ハウスルールです。振りなおす事で得をする状況はかなり限られていると思うのでアリとします。
佐伯:
(休憩中に確認したあの事かな?)
では、改めて新制服会社へと突入です。24時間営業というか24時間稼働の会社なので夜中でもすんなり中に入れます。
氷室:
社員証の提示やアポの確認もなくかね?
佐伯:
はい。警備員は居ますが「また社畜がきたよ」くらいの目で皆さんを素通りさせます。
三枝:
たすかるけど、この会社本当に大丈夫なのかな?
蒔寺:
大丈夫じゃないから依頼が来ているともいう。
三枝:
そ、そうだよね。
佐伯:
ショーランからお父さんの配属先も聞いていたということにします。
案内板(?)から目的のフロアを確認した皆さんは特にとがめられる事も無く到着します。部屋には「デザイン・企画部門」と書かれています。どうやら彼のお父さんは、デザインやそれをPRするイベントを考える部署のようです。
美綴:
中の様子を戸を開けずに音で窺うことはできるか?
佐伯:
はい。特に防音とかそういうことも無く、キーボードをカタカタと叩く音や、書類か何かの紙をめくる音などが聞き取ることができます。まるで昼間のように人の気配がしますね。
セイバー:
ここに例の天使も?
佐伯:
そうです。部屋に入ると宣言があった時点でBOSS戦突入です。
アーチャー:
まだ準備をしていいのか?
佐伯:
はい。大丈夫ですよ。ただしスキルによる強化はシーンが切り替わるので持続しないものとします。
アーチャー:
十分だ。マハジオの石の分配を決めておこう。
前衛組も攻撃に使うコストを失ったときのために少量は持っていたほうが良かろう。
ライダー:
そうですね。サー以外の皆さんで調整してください。
※メガーヌ、替寺、雪 各3個。
綾織、宇佐、重三 各4個。
氷室:
準備も整ったところで、戸を蹴破って中に押し入るぞ。
==========
新制服会社 企画部
天使(GM):
「何事ですか?!」
重三(アーチャー):
「ここで、社員を無理やり働かせてるのはわかってるんだ! すぐにやめてもらうぞ!」
天使(GM):
「勤労は主より与えられし義務。それを否定するというのであれば許しませんよ。皆さん! あなた方の仕事を邪魔するものを排除するのです!」
替寺(蒔寺):
「はんっ! 聞きしに勝るブラックっぷりだな。うちの組に欲しい人材だぜ」
天使(GM):
「法に触れると知りながら傍若無人に振舞う愚か者に同属扱いされるのは不愉快です。主に代わりこの場で断罪してあげましょう!」
と戦闘開始です。
重三(アーチャー):
取り巻きは何体だ?
GM(佐伯):
1体だけです。他の従業員は仕事に没頭しています。が、
宇佐(セイバー):
が?
GM(佐伯):
天使とともに立ちはだかったのは、血色が無く目の焦点も合っていない虚ろな表情は彼がすでに死体と化していることを如実に語っています。
サー(ライダー):
ワーカーホリックですね。事前に把握していたとおりですが、それが何か?
GM(佐伯):
明らかに人間ではなくなってしまっている屍鬼の顔は、重三さんが事前にショーランから聞いていたお父さんの特徴と一致します。
メガーヌ(氷室):
やはりか。
替寺(蒔寺):
ゲーム的には当然の展開だな。
雪(三枝):
わかっててもつらいよ・・・。
重三(アーチャー):
ここは社が語りかけるべきか?
「ショーランのお父さん! ショーランが心配してるっすよ!」
屍鬼(GM):
「ショー・・・ラン? そうだ・・・妻と、息子のためにも、働いて、もっと、稼がないと・・・」
天使(GM):
「そうです。あなたの隣人の幸福のため、そして審判のときの安寧のためにも職務を果たしなさい。ですが、あなたの仕事を邪魔するものが居ます。彼らです」
と、皆さんを指差します。
虚ろな視線が改めて皆さんのほうを向くと、憎悪とも取れる感情をむき出しに飛び掛ってきました。
というわけでBOSS戦開始です。
隊列は・・・まぁ天使の存在まで看破してますし、会話もはさみましたから準備できているということで良いでしょう。
ちなみに天使はショーランのお父さんを盾に後列に下がってます。
※PC側隊列
前列:メガーヌ、雪、サー
後列:替寺、綾織、宇佐、重三
==========
イニシアティブ・ロール
メガーヌ:5+2=7
替寺 :11+10=21
雪 :8+8=16
綾織 :5+1=6
宇佐 :6+1=7
重三 :7+6=13
サー :9+3=12
ワーカーホリック:10+1=11
ハファザ:11+9=20
GM(佐伯):
このままだと、行動順は
替寺さん、ハファザ、雪さん、重三さん、サーさん、ワーカーホリック、宇佐先生、メガーヌさん(追加振り、宇佐:5、メガーヌ1)、綾織さん
となりますがライダーさん、最初に言ってた振りなおししますか?
サー(ライダー):
・・・ハファザより先に動きたかったのですが1d10で11を出すという神業以外ありえませんのでやめておきます。
==========
第1ターン
替寺:
マシン・オペレーションでジャンク起動。ワーカーホリックへ通常射撃。命中。威力79(内訳:基本40+39(振り足し3回))57点ダメージ。
ジャンク、ワーカーホリックへ「押しつぶし」失敗。
----------
GM(佐伯):
ちょっ?! 連続3回10てどういうことですか?! しかも最後も9?!
メガーヌ(氷室):
これは・・・グラサイ(錘を仕込んで特定の目が出やすくしたダイス)か?!
替寺(蒔寺):
ちげーよ! 透明なダイスでどうやってグラサイ作るんだよ! 噛み砕いてみろってんだ!
演出するぞ!
「ヤクザもんの俺が言うのもなんだがな、まじめに働いたからって死んじまったら意味が無いだろうが、よっ」
ワーカーホリック(GM):
「がっ・・・仕事に・・・仕事を・・・」
一気に1/3もってかれましたよ・・・。
重三(アーチャー):
「ちょっ、アニキ! あの人はダチの親父さんだって言ったじゃないですか! なんで普通に撃ってんすか!」
替寺(蒔寺):
「あれが、まだ“人間”に見えるのかよ? もう手遅れだろ」
重三(アーチャー):
「そ、それは・・・」
----------
----------
ハファザ:
「ファイアーボール」回避に成功した替寺、宇佐以外に命中。威力47。メガーヌ・重三命運で威力半減。
※ジャンクの存在を忘れた&火炎相性なのに物理防御でダメージ計算。たぶん他にも命運使わないと死んでた人が居るはず・・・。
---------
重三(アーチャー):
死んでしまうわ!
メガーヌ(氷室):
HP最下層組にこの威力はきついぞ!
GM(佐伯):
えぇ・・・。メガーヌさんはともかく、重三さんと同じHPの綾織さんは耐えてますよ?
綾織(美綴):(残りHP6)
ギリギリだけどな・・・
雪(三枝):
もう少し手加減してよぉ・・・
GM(佐伯):
この ナオミ、容赦せん!
替寺(蒔寺):
よし、GMが自分から負けフラグ立てたぞ! 巻き返せ!
GM(佐伯):
あ、ハファザはBOSSなのでもう1回動きまーす。
一同:
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
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続いて後列に「マハラギ」79% (ころころ・・・)08 クリティカルに1多い!
回避判定
替寺:25% (ころころ・・・)92 命中・・・
重三:17% (ころころ・・・)39 命中・・・
綾織:12% (ころころ・・・)92 命中・・・
宇佐:14% (ころころ・・・)97 自動失敗
回避ファンブル・チャート33:回避に大失敗。避けようとした攻撃がクリティカルに!
威力:55(37+18(振り足し1回))
----------
宇佐(セイバー):
なっ?! これがクリティカルということは110点が防御点貫通ですか?!
サー(ライダー):
・・・仕方ありませんね・・・綴も巻き込まれていることですし・・・。
----------
サー:聖の神威「因果応報」発動。攻撃を反射・弱点化!
ハファザに90点ダメージ(防御点込。累計ダメージ115)
----------
ハファザ(GM):
「神の教えを否定する愚か者に、神の炎の粛清を」
SE:どごおぉぉぉぉっぉぉぉぉぉん
綾織(美綴):
「くっ・・・皆さんっ大丈夫ですか?!」
メガーヌ(氷室):
「な、なんとか・・・ね」
ハファザ(GM):
「今のを耐えますか。ではこれならどうですか」
SE:ごおぉぉぉぉぉお!
宇佐(セイバー):
「しまっ・・・」
サー(ライダー):
「つづりをいじめちゃダメー!」
GM(佐伯):
では、いつものごとく聖から譲られていた謎のアイテムが、押し寄せる炎を押し返します。
ハファザ(GM):
「くっ・・・
雪(三枝):
「あら、彼女(?)も“神”と呼んでもらえるの、ね!」
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-----------
雪:「エレメンラル・スラッシュ」宣言。後列への格闘武器攻撃が可能に→ハファザに「ウィップアタックIII」 ハファザ回避。
重三:綾織に傷薬使用。全快。
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ハファザ(GM):(回避しつつ)
「ふん、言葉の綾、というものも理解できないのですか」
重三(アーチャー):
「綾織ちゃん、大丈夫?」
綾織(美綴):
「あ、ありがとうございます」
----------
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サー:「水の壁」使用。次ターン終了時まで味方全員に「火炎無効」を与える。
----------
サー(ライダー):
「火なんてもう怖くないんだから!」
本当は、天使より先に動いて使用したかったのですが・・・。
メガーヌ(氷室):
なるほど、それでイニシアティブの処理を気にしていらしたのですね。
----------
----------
ワーカーホリック:雪に「鉄拳パンチ」命中。威力47。
雪、命運で威力半減。1ダメージ(防御点込。残HP15)
宇佐:「悪魔召喚」でモウリョウ召喚。雪に傷薬使用。全快。
モウリョウ、重三に「ディア」全快。
----------
----------
メガーヌ:ワーカーホリックへ「属性攻撃(格闘)」成功。
ワーカーホリック回避判定 18% (ころころ・・・)01 クリティカル回避!
----------
メガーヌ(氷室):
「命を救えなかったのは残念だけれど・・・せめて安らかに眠りなさい・・・
“
ワーカーホリック(GM):
「あ、書類が」(屈み込む)
SE:スカッ
メガーヌ(氷室):
「くっ、私の一撃を避わすなんて・・・」
替寺(蒔寺):
ちょっと待て! なに普通にRP続けようとしてんだ。なんだよゴルゴンゾーラって。
雪(三枝):
チーズ?
メガーヌ(氷室):
何、といわれても、いまだ決まらぬ属性攻撃の名称候補だが?
綾織(美綴):
それがなんでブルーチーズになるんだよ。
宇佐(セイバー):(じゅるり)
メガーヌ(氷室):
追加効果が石化だろう? 安直ながら、石化→ゴルゴン3姉妹という発想だ。
サー(ライダー):(ピクッ)
GM(佐伯):
じゃぁ、ゾーラは?!
メガーヌ(氷室):
知らぬのか? 半漁人族でその姫君は王族ゆえに窮地にあっても自身の足で歩く事を拒み、たまたま出会ったコキリ族の少年に護衛と運搬を命じる傲慢さを持つ。
重三(アーチャー):
あぁ、そちらか。王の住む滝壺にゴミを投げ入れることで半漁人並の遊泳力が得られる水かきをゆする話の方かと・・・
替寺(蒔寺):
石化関係ねー!
メガーヌ(氷室):
しいて言えば、鱗つながりだろうか?
サー(ライダー):(ややイラつきつつ)
GM。こういう時、脱線を修正しゲームを進行させるのもGMの役目では?
GM(佐伯):
はっ?! すいません。進めましょう。
----------
----------
綾織:替寺を「応援」成功。
==========
第2ターン
替寺:ジャンク、ワーカーホリックに「押しつぶし」失敗。
ワーカーホリック、ハファザに「ダブルタップ」 107% (ころころ・・・)95 ギリギリ成功!(96以上は自動失敗) どちらも命中。
ワーカーホリックに21、ハファザに23ダメージ(それぞれ累計ダメージ88/138)
----------
替寺(蒔寺):
「ふっ、俺の曲撃ちを見な」
ハファザ(GM):
「主の威光を拝めぬ愚か者どもと侮りすぎましたか・・・」
----------
----------
ハファザ:「スクカジャ」2連。全判定値合計3%上昇。(1回目:1、2回目:2)
----------
GM(佐伯):
しょっぱい・・・
雪(三枝):
それでも、命中や回避があがったのは脅威だよ。
綾織(美綴):
てか、同じ魔法、しかも強化系2連はひどくないか?
GM(佐伯):
そうは言っても、2回とも行動決定ダイスが「素手攻撃」だったんですよ。後列に居るハファザは使用できないのでGMの任意としました。これでもBOSS専用スキル(行動決定ダイスが10の時に使用できる)を選ばなかったんですから有情ですよ?
宇佐(セイバー):
通常行動に強化魔法があるのですね・・・気をつけなければ。
重三(アーチャー):
サーのラクカジャもそうだが、低下/上昇系は軽視できないな。
---------
---------
雪:ハファザに「エレメンタル・スラッシュ」+「ウィップアタックIII」 91% (ころころ・・・)01 クリティカル! ハファザ回避失敗!
威力ロールに「仲間」の絆スキル使用。更に命運4点追加(残り0)
(45+10d)×2=192点ダメージ(累計ダメージ330)
※この時仲間の絆レベルは5だったのになぜか6d追加。振り足しもなかったので誤差範囲だとは思いますが・・・。
重三:マハジオの石 使用。屍鬼も天使も回避失敗。ワーカーホリックは防御点でダメージ無効化。ハファザは10点ダメージ(防御点込。累計ダメージ340)
※いつものごとくBS判定忘れています・・・。
サー:ハファザに「ジオンガ」 失敗。
----------
雪(三枝):
「魔法に集中しすぎてスキだらけよ!」
ハファザ(GM):
「くっ・・・小癪な・・・」
重三(アーチャー):
「雪さんに続くっす」
SE:バリバリバリ!
サー(ライダー):
「おー・・・ぉ?」
ハファザ(GM):(実はボロボロ)
「ふ、ふんっ。やはり所詮は神を騙る愚か者。己の力も制御できないようですね」
メガーヌ(氷室):
ライダーさん、ここは判定要らずの水の壁でよかったのでは?
サー(ライダー):
そうしたかったのですが、すでに水の壁が効果を発揮しているときの重ねがけは不可、という裁定らしいので。
GM(佐伯):
そうしないと、ノーコスト無判定で永久に火炎相性を封じれてしまいますからね。
雪(三枝):
そっか、イニシアティブが天使より先なら、火炎攻撃を受ける前にもう1回水の壁が使えるから、実質永久無効にできたんですね。
サー(ライダー):
えぇ。ですがそれがかなわなかったので、水の壁と弱点攻撃を交互に使用して貢献・・・したかったんですが・・・。
替寺(蒔寺):
そんな落ち込まないでくださいよ。水の壁だけでも助かってるっす。
サー(ライダー):
そういってもらえると気が楽になります。
GM(佐伯):
話もまとまったところで、お父さんの行動です。
----------
----------
ワーカーホリック:ジャンクに「鉄拳パンチ」38点ダメージ(残り8)
宇佐:モウリョウ、ジャンクに「ディア」32回復。
メガーヌを応援 失敗。
メガーヌ:ワーカーホリックへ「属性攻撃(格闘)」 93% (ころころ・・・)05 クリティカル!
威力57(振り足し1回)×2=114点ダメージ ワーカーホリック撃破!
「カードハント」使用。『屍鬼 ワーカーホリック』のカード獲得。
----------
ワーカーホリック(GM):
「納期が・・・邪魔を・・・するな・・・」
SE:ドゴォッ!
宇佐(セイバー):
「モウリョウ! 替寺さんのマシンの治療を!」
モウリョウ(GM):
「むぁくぁすぇるぉ」
メガーヌ(氷室):
「これでも喰らいなさい!
ワーカーホリック(GM):
「う・・・ぁ・・・」
メガーヌさんの一撃を受け、ゾンビの体はボロボロと崩れていきます。
メガーヌ(氷室):
「家族のために働くのはすばらしいことですが、それで家族に心配をかけるものではありませんわ・・・」
ワーカーホリック(GM):
「あ・・・ぁり・・・が・・・と・・・ぅ」
替寺(蒔寺):
だから! しれっと演出続けてんな! なんだよアストロンて! 超機械生命体か?!
メガーヌ(氷室):
それは違う。
やはり、石化といえばこれだろう。
綾織(美綴):
いや、あれは「自分の」体を鋼のように硬くする「防御魔法」だからな?
このまま綴の行動行くぞ。
「あなたの弱点はわかってるんです!」
----------
----------
綾織(美綴):マハジオの石 使用。防御点込で26点ダメージ(累計ダメージ366)
==========
3ターン目
替寺:ジャンクに自分を応援させるも失敗。
ハファザを対象に「ターゲッティング」
ハファザ:サーに「素手攻撃」 クリティカル! 54点ダメージ!(HP残り32)
自身に「ディア」40回復(累計ダメージ366→326)
----------
ハファザ(GM):
「偽りの神に鉄槌を! そして、これが真の神の加護です!」
サー(ライダー):
「むー・・・」
----------
----------
雪:替寺に「指揮(次の判定+20%、クリティカルが判定値の1/5に)」
重三:替寺を応援 成功。
サー:「水の壁」
宇佐:モウリョウ、サーに「ディア」(HP32→60)
替寺を応援 88% (ころころ・・・)クリティカル成功!
----------
雪(三枝):
「替寺さん! 相手は飛行しているとはいえ決して高速ではありません。落ち着いて狙えばあたります!」
重三(アーチャー):
「アニキならやれるっすよ!」
宇佐(セイバー):
「ここで決めれば男が上がりますよ!」
替寺(蒔寺):
「応! 任せとけ!」
----------
----------
メガーヌ:仲間の絆スキルを乗せて「鉄拳パンチII」 139% (ころころ・・・)13 クリティカル!
ハファザ回避判定 26% (ころころ・・・)12 判定成功。通常命中に変化! 44点ダメージ(累計ダメージ370)
----------
メガーヌ(氷室):
「替寺さんだけが攻撃の起点ではないわよ!」
ハファザ(GM):
「っ! 言うだけの事はありますね・・・」
メガーヌ(氷室):
「?! 今のは手応えがあったのに・・・」
---------
---------
綾織:マハジオの石 使用。41点ダメージ(累計ダメージ411)
==========
第4ターン
替寺:ジャンクに自分を応援させる。やはり失敗。
「膝射姿勢」・・・の予定だったがすげに受けている「指揮」の効果と重複する上、回避が下がるので見送り。
「スーパーショットII」にオリヴィエの絆スキル使用。236% (ころころ・・・)82 成功!
ハファザ回避判定26% (ころころ・・・)18 回避・・・
---------
替寺(蒔寺):
「ちっ、やっぱオリヴィエに強化させるかな・・・
とっとと落ちやがれ鳥野郎!」
ハファザ(GM):
「そのようなもの、神の加護の前には無意味です」
替寺(蒔寺):
なんで毎度、絆スキル使ったときだけしっかり回避するんだよ!
GM(佐伯):
ダイスの女神が波乱をお望みとしか・・・
----------
----------
ハファザ:「スクカジャ」判定値3%上昇(合計6%上昇)
サーへ「素手攻撃」命中。19点ダメージ(サー残りHP41)
雪:加藤一佐の絆スキルを使って「ウィップアタックIII」 139% (ころころ・・・)99 自動失敗! 白兵戦ファンブル・チャート(武器使用)86:武器を落とす。PANIC状態になる。
----------
雪(三枝):
ふぇ?! え、えぇとじゃぁ、鞭がすっぽ抜けちゃった感じかな。
「そんな?!、こんなときに!」
武器を拾おうとしてあたふたするよ。
----------
----------
重三:サーを「応援」 成功。
サー:「ジオンガ」 失敗・・・。
宇佐:モウリョウ、メガーヌへ「ディア」 全快。
メガーヌを「応援」 成功。
メガーヌ:ルイ・サイファーの絆スキルを使用して「鉄拳パンチII」成功。
ハファザ、回避・・・
----------
メガーヌ(氷室):
じ~い~え~む~
GM(佐伯):
やりたくてやってるんじゃないんですよ?!
----------
----------
綾織:マハジオの石 使用。命中、38点ダメージ(累計ダメージ449)
==========
第5ターン
替寺:ジャンクに自分を応援させるもやはり失敗。所詮機械に人の情動は理解できないのか・・・。
ハファザに「ターゲッティング」
ハファザ:「スクカジャ」判定値10%上昇(合計16%上昇)
----------
GM(佐伯):
お、これはいい出目ですね。
綾織(美綴):
散々、6%に泣いたところで10%強化はでかいぞ・・・
GM(佐伯):
強化・低下系は相殺が発生しない限り4回が上限なのでもう上がりませんけれど。
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ハファザ:前列に「マハラギ」79% (ころころ・・・)01 クリティカル!
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PL一同:
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
GM(佐伯):
16%なんて、いらんかったんや。
綾織(美綴):
結局、これに頼ることになるのかよ・・・
---------
綾織:ケルベロスの神威「因果応報」発動! ハファザに167点ダメージ(クリティカルのため防御点無視)(累計ダメージ616。 撃破!)
---------
ハファザ(GM):
「今一度、神の炎に焼かれなさい!」
綾織(美綴):
そこで、ビルの窓ガラスを割って飛び込んでくる影、パスカルだ。
パスカルは両者の間に割って入ると迫りくる炎をその大きな口で吸い込んだ。
GM(佐伯):
なるほど。でもそのまま吐き出しても弱点化にはなりませんし、更に演出を加えましょう。
パスカルは普段、綾織さんなど知人と対面するときは体こそ大きいですがシルエットは普通の狼です。ですが、炎を吸い込んだ直後、パスカルの体がドクンと脈打つと更に一回り大きくなったかと思うと首が3つに増えています。その姿は紛れも無く神話に見る、地獄の番犬
蒔寺(替寺):
デカマスt
メガーヌ(氷室):(無言の腹パン)
SE:どごぉ!
蒔寺(替寺):(吹っ飛びながら)
アヌビス星人!
GM(佐伯):
・・・良いですか?
ギリシャの冥府の番犬ケルベロスとしての本性を現したパスカルは増えた2つの首のうちの1つ、炎を吸い込んだのとは別の首が大きく口を開きます。そこには灼熱の炎は無く、青白く煌く放電現象が見て取れます。
SE:バチバチッバチバチ
GM(佐伯):
そして解き放たれる落雷がかわいく見えるほどの
ハファザ(GM):
「ば、ばかな・・・」
ケルベロス(美綴):
「「「友を守ること、それも貴様らの神が説く美徳だろう」」」
ハファザ(GM):
「獣風情がーーーーーーーぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ」
という断末魔とマグネタイトだけを残して天使は消滅してしまいます。
BOSS戦終了です!
=========
戦後処理
獲得マグネタイト:合計209。
替寺が19、宇佐が190受け取り。
ハファザの判定の前に
エンゼルヘアー(属性が、ロウかニュートラルの味方HPを回復)、サーベル(格闘武器) 獲得。エンゼルヘアーは雪が、サーベルは宇佐が受け取り。
経験点:1人119点。
替寺、雪、サー以外がレベルアップ。
うち、メガーヌ以外がレベルアップボーナス成功。綾織、トランキライザー。宇佐、マカジャマの石。重三、マッスルドリンコ それぞれ獲得。
卓ゲをしていると、つくづくダイスの女神さまは実在するんだということを実感しますね。
そして、彼女が笑いをこよなく愛する空気読める系女神だということも(汗)
神威が実装される前はいろんなところで事故全滅が起きててもおかしくありませんね(←購入したは良いもののプレイできる相手もいないままサプリだけが増えていったので、サプリ導入前の環境を知りません)
そして「因果応報」は強い(確信)
今回の「属性攻撃(格闘)」は、グレンフォードさまからいただいた案を採用させていただきました。
ゴルゴンゾーラの時はもう少しライダーをからめたかったのですが、いかんせん彼女らのノリ(ひむてん&ホロウ)だと、1度雑談に入ると収拾つかなくなって永久に脱線してしまうのが考え物です・・・。
グレンフォードさま、改めてネタ提供ありがとうございました。
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6.エンディング
佐伯:
では、エンディングをはじめていきます。
氷室:
そのことに関して1つ良いだろうか、GM?
佐伯:
はい。なんでしょう?
氷室:
メガーヌがいつもの調子でワーカーホリック、ショーランの父親をカード化してしまったのだが良かったのか?
佐伯:
・・・。
蒔寺:
さえきっち?
佐伯:
・・・・・・。
三枝:
直美ちゃん?
佐伯:
・・・・・・・・・ハッ?!
あ、えぇ。大丈夫なものとしまスっ。屍鬼ワーカーホリックとしての魂だかレゾンデートル的な何かだかがカード化して肉体、というか御遺体はその場に残るものとしまス。
綾織:
ふんわりしてるなぁ。まぁ、大丈夫ならそれで良いか。
セイバー:
ですが、こちらも容赦なく殴る撃つとしていましたが、警察や病院は死因:過労死で納得してくれるのでしょうか? 御遺体は傷だらけなのでは?
佐伯:
・・・・・・・・・・・・。
ライダー:
ナオミ?
佐伯:
・・・・・・・・・・・・・・・ハッ?!
そ、そのあたりハ、浦田警部あたりが権力的なナニをアレしてどうにかねじ込んでくれまスヨ。タブン・・・。
氷室:
ま、まぁ問題ないのであればそれでかまわんが・・・。
=========
6.エンディング1
新制服会社内
GM(佐伯):
えー・・・天使はパスカルの放った雷撃を受けて昇天していきました。
天使の姿が見えなくなると皆さんの戦闘に興味を示した様子もなく働いていた人たちが恐る恐るという風に振り向きます。そこに居るのは倒れているショーランお父さんと、皆さんが居るだけです。
社員の人たちは互いに目を合わせて何かを確認すると、突然
SE:ガタンッ!
GM(佐伯):
と立ち上がると我先へと部屋から出て行きます。その顔は皆さん一様に歓喜に輝いています。中には泣きながら走る人も居ます。
皆さんがその様子を眺めていると、駆け出す人の何人かは皆さんに感謝の言葉を述べてから出て行きます。
天使の監視がなくなったことで開放されたことに感謝しているのでしょう。
メガーヌ(氷室):
「これで、この会社の経営もマトモになるといいのですが・・・」
替寺(蒔寺):
「だな・・・まぁ、ガサ入れが入って倒産、てのが関の山だろうがな」
重三(アーチャー):
皆の会話をよそにショーランの父親のそばに近づく。
GM(佐伯):
残念ながら、完全にこと切れています。蘇生処置の効果は期待できないでしょう。
重三(アーチャー):
それでも、心肺蘇生を試みるぞ。
「雪姐さん、救急車を!」
雪(三枝):
一縷の望みをかけて電話するかな。
「わかったわ。メガーヌさん、浦田警部に連絡を」
メガーヌ(氷室):
「承りましたわ」
GM(佐伯):
では、ほどなくして救急隊員と浦田警部がやってきます。
救急隊員はショーランのお父さんの状態を見て絶望的な表情を見せます。親族に連絡するように告げてきます。一応蘇生処置を試みてくれはしますが。
雪(三枝):
搬送先の病院を確認して重三さんに伝えて、重三さんがショーランさんに連絡かな。
重三(アーチャー):
そうだな。
浦田(GM):
「今回は、きつい案件だったみたいだな・・・」
メガーヌ(氷室):
「労基がもっとしっかりしていれば避けられたかもしれませんがね」
浦田(GM):
「う、む。打診はしておく。調査の際にもアンタらに累が及ばないようにはこちらで手を回しておく。
こんかいはすまなかった。いろんな意味で・・・」
替寺(蒔寺):
「ま、その辺はあんたらお国に任せる。俺みたいなヤクザ者に頼ってんなよ」
浦田(GM):
「無論だ。事件の内容から心配はないと思うが、4課の連中に見つかるなよ」
替寺(蒔寺):
「へっ、んなヘマするかよ」
GM(佐伯):
現場に居るといらない嫌疑がかかるということで、いったん帰されます。
==========
6.エンディング2 重三
市内葬祭会場
GM(佐伯):
それでは数日後。司法解剖やらなんやらを終え、無事に御遺体が遺族の元に返されて、告別式が行われます。
宇佐先生、重三さんは学友、教え子の親族の告別式ということで参列しています。
宇佐(セイバー):
では宇佐は奥様の下へご挨拶に向かいましょう。
重三(アーチャー):
社はショーランの所だな。
GM(佐伯):
はい。ではショーランは落ち込んだ様子で会場の隅でお茶を飲んでいます。彼は重三さんに気がつくと軽く会釈してきます。
重三(アーチャー):
「・・・すまない。役に立てなかった・・・」
ショーラン(GM):
「いや・・・お前が動かなかったら今でも会社の中だったって、刑事さんが教えてくれたよ」
浦田警部からこっそり教えられたようです。
「あいつら、ひどいんだ。親父の体・・・銃創まで有ったんだ・・・銃で社員を脅すなんて、そんな事許されるのか?!」
重三(アーチャー):
それは・・・さすがに誤魔化さざるを得んな・・・。
「・・・まったくだよな・・・。
つらいとは思うけどよ・・・おふくろさん、ショーランが守ってやれよ」
ショーラン(GM):
「あぁ。親父の分まで、な」
重三(アーチャー):
「つらくなったら言ってくれ、捌け口くらいにしかなれねぇけどよ。独りで溜め込むなよな」
ショーラン(GM):
「・・・あぁ。ありがとう・・・」
GM(佐伯):
そうした会話を交わした後、式はつつがなく行われ、先生と重三さんは出棺を見送るのでした。
==========
佐伯:
シリアスに耐えられない・・・
ライダー:
このシナリオを考えたのはナオミでは?
佐伯:
いえ、そうなんですけど、もっとライトな人助けシナリオになる予定だったんですよ・・・。
次は替寺さんのところ、聖龍組の事務所にクスクスが現れます。
蒔寺:
クスクス? 誰だ?
三枝:
マキちゃん?!
美綴:
依頼人を忘れるとはなんてヤクザだ。人の風上にも置けねぇ。
氷室:
暴力団員の時点で人の風上には置けんがな。
蒔寺:
んぁ? あーあー。そういやそんな名前だったな。ショーランと違ってオープニング以降名前が出てこないから忘れてたぜ。
==========
6.エンディング2 替寺
聖龍組事務所
クスクス(GM):
「よくぞ、束縛された人を解放してくれました。しかも天使の撃退までしていただけるとは、ありがとうございました。
これで、メシア教のやつらも少しはおとなしくなる事でしょう」
替寺(蒔寺):
「約束は果たした。次はあんたらの番だ」
クスクス(GM):
「心得ています。こちらをお納めください」
分厚い封筒が出てきます。1人辺り600マッカの報酬です。
綾織(美綴):
収支があわねぇぞ。
GM(佐伯):
え?
宇佐(セイバー):
そうですね。今回買い物で使った額がそこそこなので、これでは赤字ですね。
GM(佐伯):
あんなに石を買い込むなんて思わなかったんですよぉ!!
替寺(蒔寺):
じゃぁ、あれだ。ここはヤクザらしく
「あ? なんだこのハシタ金は? こっちはガキの使いじゃねぇんだよ!」
と軽くテーブルを蹴飛ばすぞ。
GM(佐伯):
まさかのエンディングで報酬交渉・・・いやまぁ額を最初に提示しなかったこちらも悪いんですが・・・。そうですね・・・
クスクス(GM):
「お気持ちはわかりますが、我々は修行の身。貯えにも限界がありまして」
と額のつり上げを拒否する構えです。会話判定か運判定で成功すれば報酬の上乗せに応じましょう。
重三(アーチャー):
戦闘型に運依存の判定をさせるだと?
替寺(蒔寺):
命運が1点だけ残ってんだけどよ、判定値増やすのと振りなおしに残しとくのとどっちが良いんだ、コレ?
サー(ライダー):
運判定値17%。対する会話判定値は24%。会話判定を使うのは確定ですね。
メガーヌ(氷室):
44%で判定するか、24%を2回振るか・・・大差ないのではないかね?
雪(三枝):
たぶん、数パーセントぐらいしか成功確率に差はないんじゃないかな?
替寺(蒔寺):
なら1発逆転満塁ホームラン! 命運で会話判定値を44%にしてから判定だ!
(ころころ・・・)67
GM(佐伯):
残念ながら、報酬を増やしてもらうことはできませんでした。
クスクス(GM):
「もっと高い報酬を差し上げたいのはやまやまなのですが、ご容赦ください。今回は本当にありがとうございました」
==========
佐伯:
皆さん所持金を600増やしておいてください。
他の皆さんは何かエンディングでやっておきたいことはありますか?
氷室:
特には無いが。
三枝:
そうだねぇ。
美綴:
しいて言うなら、綴は修行かな?
セイバー:
修行?
美綴:
はい。綴の性格だと、自分の幻視の力がもっと強ければ気づけたんじゃないかって、自分を責めるかなぁ、と。まぁわざわざシーンで演出するほどの考えじゃないんだけどな。
ライダー:
なるほど。ではサーはこもりがちな綴にかまって欲しくて付きまとうことでしょう。
佐伯:
シーン演出してもよさそうですが。まぁ、要望がないなら良いでしょう。
最後にマスターシーンを1つ。
==========
6.エンディング3 ???
????
GM(佐伯):
周囲は暗くどこなのかどころか、どんな場所なのかすらはっきりしません。そこにたたずむ1つの影。周囲の闇のせいとは思えぬほどの黒く暗い影がほくそ笑みます。
???(GM):
「連中がまたやってくれたか。これであの若造を崇拝するものたちも少しはおとなしくなるだろう。次は・・・」
そうつぶやく影は周囲の闇に溶け込むように気配ごと姿を消します。
=========
氷室:
メシア教会の信仰対象を「若造」などという輩、ナイ神父しかおるまい。
佐伯:
まぁ、そうなんですけどね。ただ正確には「ナイ神父だった何か」ですが。
では、これで今回のセッションは終了です。お疲れ様でした。
一同:
お疲れ様でした。
==========
佐伯:
ではここからはいつもどおり属性評価のお時間です。お1人ずつ自己評価やアピールなどをどうぞ。氷室さんから。
氷室:
メガーヌはヒーホーでなければいい・・・。
実際問題、戦闘以外ではほとんど何もしていないしな。ニュートラルといったところか。
蒔寺:(小声で)
・・・ゴルゴンゾーラ・・・
氷室:(キッ)
蒔寺:
次はマキデだな。どうなんだろうな? ヤクザロールしたつもりだけど、前もダークはもらえなかったしなんだかんだで人助けしてるんだよな。ライトの線もあるか? 間とってニュートラルとか?
三枝:
今回、雪は何もしてないよ。格闘型として役目は果たしたと思うけど・・・属性はなんだろう? 相変わらず任務ありきだから、ロウとかライトかな?
美綴:
綴は・・・ニュートラルかな。情報収集でもトラブルは無かったしな。
セイバー:
宇佐もそんな感じですね。ニュートラルかと。
アーチャー:
社、というより私は今回属性評価の操作という個人的な事情で情報収集から離脱していたからな。皆の足を引っ張るとわかっていて自己を優先したのだ。良くてカオス。ダークといわれても仕方なかろう。
ライダー:
ですが、天使を前にした重三は友の父を気遣う好青年に映りましたが。
氷室:
そうですね。そういう意味ではライトもありえるのでは?
アーチャー:
そううまくはいかんだろう。最後はサーだな。
ライダー:
はい。
サーは・・・聖との合流シーンなどをカットしたので全体的に大人しめでしたね。ニュートラルでしょうか?
佐伯:
うぅん・・・誰かにスポットを置くと誰かが霞んじゃいますねぇ。
それでは、皆さん、ご投票・・・
一同:
よろしくお願いいたします。
というわけで、第6回終了です。
さて、作中にも触れていますとおり、終了処理の1つ「属性評価」について
「属性評価」は各PCの言動が、以下で説明する6つの属性のどれに近かったかを参加者同士で投票するものです。
ですが、この作品は架空卓のため、参加者が作者1人です。
そこで、この属性評価の投票を読者の皆さんにしていただきたいと思います。
評価の対象は
メガーヌ(氷室)、替寺(蒔寺)、雪(三枝)、綾織(美綴)、宇佐(セイバー)、重三(アーチャー)、サー(ライダー)
の7名です。
属性は以下の6種です。
シナリオ全体の印象でも、1シーンを切り取っての評価でもかまいません。
・ロウ :秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的だった。
・カオス :感情的だった。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
・ライト :博愛に満ちていた。正義を貫いていた。人を救い、癒しを与えていた。闇を払った。
・ダーク :残虐。卑劣。非道。独善的。他人を苦しめた。自虐的だった。
・ニュートラル:上記4つに偏っていなかった。中庸。抑制が効いていた。控えめだった。
・ヒーホー :(上記5つとは無関係に)コミカル。他人を楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
の6種です。
投票場所は、活動報告内にありますので、作者のページからお願いいたします。
投票は締め切らせていただきました。
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6.属性評価 結果発表
佐伯:
はい。お待たせしました。集計が終わりましたぁ。
SE:パチパチパチパチ
佐伯:
早速行きましょうか。
メガーヌさんから。
氷室:(必死に拝む)
ヒーホー以外、ヒーホー以外ヒーホーいがいヒーホー以外ヒーホーいがいひーほー・・・・・・
==========
メガーヌ 属性評価結果
ヒーホー:3票
----------
氷室:
ふむ、ヒーホーに票が入るのは免れなかったか。それで? 他の票は何に入っていたのだね?
三枝:
鐘ちゃん・・・現実を見ようよ・・・
氷室:
嘘だといってよナオミー!
佐伯:
誰ですかナオミーて・・・。コメントもいただいてますよ。
----------
・残念ですが… っ【ヒーホー】(手遅れです)。[中略] と言うか、一度ヒーホー常連になると塗り替えが難しい(常にヒーホー要員として見てしまう)んですよね
・ヒーホー確定でw(もうどうにもならんね(苦笑))アバターはそうでもないんですがことキャラに関してはネタ要員一直線ですしね。
・Qシルバーコミュでライトいれようか迷った しかし解説含めて氷室らしいと感じるヒーホーで ・・・ゴルゴンゾーラには勝てなかったよw
----------
佐伯:
と、投票者全員がほぼ共通見解のようです。
ヒーホー要因として見られるので、今後笑いのハードルが高くなるのが怖いですねぇ。
氷室:
笑いをとる気など、ないっ!
・・・くそっ・・・。
(ころころ・・・)2
目は低いがこれでメガーヌの属性は完全にヒーホーだ・・・。
メガーヌ
ヒーホー:10→12
佐伯:
つぎは替寺さんです。
蒔寺:
ヤクザロールがどんぐらい影響したかな。
==========
替寺 マキデ 属性評価結果
ロウ:1票
ライト:2票
----------
蒔寺:
お? カオスですらねぇ。てかカオスもダークも1票も入らなかったのか。
佐伯:
こちらもコメントをいただいています。
----------
ロウ
・ヤクザの法を深く感じた 恋愛周りは次回も期待、これは息の長いネタだw
ライト
・ヤーさんにしては私利私欲が薄く、むしろ“正しさ”が強かったかな、と。(…ついでにヤーさんとしては“正しいが故に長生きできないタイプ”だなぁ、と思ったり)
・ライトかなぁ……偽悪ぶった悪事の出来ない人になりつつあるような(汗)。<金銭請求も含めると経験則から言うと「ロウもあり」なんですが
----------
佐伯:
という感じで、極道という独自の法を持つ者らしい。という評価の一方で、「替寺さん、実は善良」説急浮上です。
蒔寺:
う~ん・・・。パーティーの和を乱さないようにしながらヤクザっぽく振舞ってるからな。偽悪ていわれも仕方ないかもな。
あと、恋愛ネタは知らねぇ。アーチャーさんが振ってきたんだからアタシにはどうこうしようって意思はねぇからな?
佐伯:
そうですね。シナリオフックとして使えそうなら拾うということで。
蒔寺:
本人以外が進める気満々かよ!
佐伯:
生えた設定は拾うから面白いんですよ?
替寺 マキデ
ライト:0→1
佐伯:
雪さん行ってみましょう。
三枝:
なんとなく想像はつくけどね。
==========
雪 三枝 属性評価結果
ロウ:1票
ニュートラル:2票
----------
三枝:
やっぱりねぇ。
----------
ロウ
・律儀すぎるのでロウに1票……ロキに金をきっちり返さんでもいいと思うんだがなぁ。<ヲィ
ニュートラル
・ロウを深く感じる描写はないし、借金返し平常化してる感
-----------
佐伯:
どちらも、ロキさんからの借金返済が印象に残ってるようですね。まぁもともとフレーバー設定で返済の義務があるわけではないので、当然といえば当然なんでしょうが。
三枝:
借りたものは返す。人付き合いの基本だよ?
一同:
ア、ハイ。
雪 三枝
ニュートラル:0→6
佐伯:
続いて綾織さん。
美綴:
目立てなかったからなぁ・・・
==========
綾織 綴 属性評価結果
ニュートラル:3票
----------
佐伯:
やはり、目立つことができなかったから、という感じですね。
綾織 綴
ニュートラル:19→22
==========
宇佐 有人 属性評価結果
ニュートラル:3票
----------
佐伯:
宇佐先生も同じような感じですね。
セイバー:
まぁ、仕方ありませんか。
宇佐 有人
ニュートラル:14→20
佐伯:
さて、次は評価操作に奔走した重三さんですが・・・
アーチャー:
NPC化した場合も素直に受け入れよう。
==========
重三 社 属性評価
カオス:1票
ライト:2票
----------
アーチャー:
む。カオスは予想していたが、ライトとは・・・。
佐伯:
いただいたコメントはこんな感じですね。
----------
カオス
・どの描写も感情を深く感じる 別に残虐ではないしダークもなし
ライト
・今回は大負けに負けて【ライト】。でも欲を言えばもっと振り切って動いてほしいかなぁ、と。正直今の社は“L-C寄りのニュートラル”でしかないので…
・ニュートラルの誘惑に駆られますが、ライトで。何だかんだで同窓のために動いてきっちりフォローしたので慈愛かなぁと。
----------
アーチャー:
大負けに負けて・・・もっと振り切って・・・ライト-カオス寄りのニュートラル・・・
佐伯:
皆さんはもっと楽しいRPを御所望のようです。
アーチャー:
・・・まだニュートラルの値が高いからな、参考にさせてもらおう。
あと、今回は「対立軸属性の減少」を利用させてもらうぞ。
佐伯:
はい。通常、ニュートラルの対立軸は存在しませんが、この卓では「どの属性にも偏らない=ヒーホー以外全てと対立」と解釈してニュートラル・ヒーホー以外の属性は「通常の対立軸+ニュートラル」を対立属性とすることとします。
減少量は「1d10-2」逆にニュートラルが増えるかもしれませんが、ダイスロールどうぞ。
(ころころ・・・)7-2=5
アーチャー:
何とか下げられたが、しばらくはこの処理ばかりになりそうだな。
せっかく評価したいただいた方々、申し訳ない。
重三 社
ニュートラル:38→33
佐伯:
最後はサーさんですね。
==========
サー 属性評価結果
ニュートラル:3票
---------
ライダー:
まぁ、雪や宇佐と同じですね。
サー
ニュートラル:9→13
佐伯:
これで属性評価結果発表を終わります。
ご投票いただいたかたがたあr
蒔寺:
ちょっとまったー!
氷室:
ここで、ちょっと待ったコールだぁ!
佐伯:
え?!
蒔寺:(メモをヒラヒラさせながら)
さえきっち~。まだ発表されてない投票があるよなぁ?
佐伯:
ま、まさか・・・
==========
・個人的にはGMにヒーホーを3つぐらい投票したいんですが(苦笑)。
----------
佐伯:(目線そらし)
私、何かしましたかね? しかもお1人で3票て、そんなに強烈なシーンありましたか(汗)
と、とにかく!
これで属性評価結果発表は終わりです。
最後にシナリオクリアボーナスで3d10点貢献ポイントを割り振ってください。
それでは、ご投票いただいた皆さん、
一同:
ありがとうございました。
=========
データセクション
メガーヌ (PL:氷室 鐘)
女性 20歳 人間
レベル:7/経験点:444(NEXT:512)
クラス(クラススタイル)
気孔拳士(格闘(無手))/デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー /42
警察関係 /浦田警部 /41
―― /仲間 /46
―― /魔晶手甲(名前募集中)/26
能力値/判定値 副能力値
力:16/87% 格闘威力:23+2d10
魔:2/17% 魔法威力:9+1d10
体:3/22% 射撃威力:4+1d10
速:4/27% 物理防御点:8/魔法防御点:10
運:2/17% イニシアティブ:5+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:24% 回復判定値:22%
最大HP:40/最大MP:18/最大命運:5
相性:破魔無効
装備
全身:魔晶手甲
アイテム
道反玉、傷薬×2、明王神符×2、トランキライザー、マハジオの石×3、「怪異 クピド」カード、「屍鬼 ワーカーホリック」カード
657マッカ
スキル
突撃、鉄拳パンチII、裏拳、カードハント、属性攻撃(格闘)(魔晶手甲付加スキル)、バトルギミック、追加格闘威力、インプラント(対象:魔晶手甲)
属性値
ロウ:6、ライト:1、ニュートラル:11、ヒーホー:12
==========
替寺 マキデ (PL:蒔寺 楓)
男性 25歳 人間
レベル:7 経験点:474(NEXT:512)
クラス(クラススタイル)
ガンスリンガー(射撃(銃器))/マシン・オペレーター(情報(捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女 /ゆり子・ローゼンバーグ/47
興味(先端技術)/オリヴィエ・ザクソン /55
―― /仲間 /47
能力値/判定値 副能力値
力:2/17% 格闘威力:12+1d10
魔:2/17% 魔法威力:9+1d10
体:6/37% 射撃威力:15+1d10
速:15/82% 物理防御点:21/魔法防御点:10
運:2/17% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:25%
会話判定値:24%/回復判定値:37%
最大HP:52/最大MP:18/最大命運:5
相性:破魔無効、毒無効(頭装備)、耐魅了(アクセサリ)
装備
武器 :FN5-7(装弾数:20)
頭部 :NBC酸素マスク
腕部 :カイザーナックル
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :メタルブーツ
アクセサリ:マシン・オペレーション用アームターミナル
アメジストの魔よけ
アイテム
道反玉、傷薬×3、ディスポイズン×2、通常弾×165、マハジオの石×3、「マシン ジャンク」カード
88MAG、957マッカ
スキル
スーパーショットII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシン・オペレーション、マシン搭乗、ダブル・タップ、トラップ・カード
属性値
カオス:12、ライト:1、ニュートラル:7、ヒーホー:9
==========
雪 三枝 (PL:三枝 由紀香)
女性 25歳 人間
レベル:8/経験点:694(NEXT:729)
クラス(クラススタイル)
クイーン(格闘(武器))/自衛官(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐/64
借金/ロキ /52
――/仲間 /62
能力値/判定値 副能力値
力:13/73% 格闘威力:21+1d10
魔:4/28% 魔法威力:12+1d10
体:5/33% 射撃威力:4+1d10
速:4/28% 物理防御点:22/魔法防御点:20
運:2/18% イニシアティブ:8+1d10/回避判定値:19%
会話判定値:24%/回復判定値:33%
最大HP:52/最大MP:24/最大命運:5
相性:破魔無効、混乱無効(腕装備)、耐氷結(胴装備)
装備
武器:サソリムチ
頭部:ヘルメット
腕部:ジャミングアーマー
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
アイテム
傷薬×4、道反玉×3、明王神符、マハジオの石、宝玉輪、エンゼルヘアー
650真っ赤(←誤字に非ず。理由は→)ロキからの借金:420,018マッカ
スキル
ウィップアタックIII、複数攻撃(サソリムチ付加スキル)、切り落とし、スーパーショット、隠密行動、エレメンタルスラッシュ、指揮
属性値
ロウ:11、ライト:6、ニュートラル:6、ヒーホー:13
==========
綾織 綴 (PL:美綴 綾子)
女性 17歳 人間
レベル:9/経験点:794(NEXT:1,000)
クラス(クラススタイル)
幻視者(魔法(霊能))/白い魔女(魔法(伝統))
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク /氷川 /37
不在 /日下部 一石 /43
(街の平和)/ケルベロス(パスカル)/56
―― /仲間 /53
能力値/判定値 副能力値
力:2/19% 格闘威力:11+1d10
魔:10/59% 魔法威力:19+1d10
体:2/19% 射撃威力:2+1d10
速:2/19% 物理防御点:13/魔法防御点:9
運:13/74% イニシアティブ:5+1d/回避判定値:12%
会話判定値:46%/回復判定値:19%
最大HP:44/最大MP:38/最大命運:7
相性:破魔無効、混乱無効(腕装備)
装備
頭部 :メタルクラウン
腕部 :ジャミングアーム
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意思のリング
ヤドリギの腕輪
アイテム
マハジオの石、傷薬×3、マハブフの石×2、道反玉×2、阿修羅の手、マハムドの石、マハンマの石、セキレイの羽、チャクラドロップ、毒矢、トランキライザー、ガーネット
1,907マッカ
スキル
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視II、薬草治療、妖精の輪、薬草師
属性値
ニュートラル:22、ヒーホー:14
==========
宇佐 有人 (PL:セイバー)
男性 30歳 人間
レベル:9/経験点:784(NEXT:1,000)
クラス(クラススタイル)
民俗学者(情報(捜査))/サマナー(召喚)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様 /橘 千晶 /45
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/23
(恩返し)/鬼道 円 /33
(義姉) /へカーテ /13
―― /仲間 /29
―― /ガブリエル・プッチ /21
―― /マダム・ニュクス /13
能力値/判定値 副能力値
力:2/19% 格闘威力:11+1d10
魔:4/29% 魔法威力:13+1d10
体:2/19% 射撃威力:4+1d10
速:4/29% 物理防御点:9/魔法防御点:7
運:17/94% イニシアティブ:6/回避判定値:14%
会話判定値:54%/回復判定値:19%
最大HP:44/最大MP:26/最大命運:8
相性:破魔無効、混乱無効(腕装備)
装備
武器 :サーベル
頭部 :暗視ゴーグル
腕部 :ジャミングアーム
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :登山靴
アクセサリ:アームターミナル(DDS)
アイテム
登山セット、道反玉×3、傷薬×2、マカジャマの石、トランキライザー、光玉、ディスパライズ、魔石、マハジオの石×4、「外道 モウリョウ」カード、「魔獣 ケット・シー」カード、「怪異 臆病のマーヤ」カード
374MAG、607マッカ
スキル
サバイバル(登山靴付加スキル)、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、声援、カードハント、追加コネII、研究者(英雄、魔術、食文化)
属性値
ロウ:4、ニュートラル:20
==========
重三 社 (PL:アーチャー)
男性 20歳 人間
レベル:9/経験点:774(NEXT:1,000)
クラス(クラススタイル)
遊び人(情報(メディア))/探偵(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /47
消えた恋人 /稲城 珠枝 /45
―― /仲間 /52
―― /ガブリエル・プッチ /29
―― /鬼道 円 /33
(奇妙な趣味:芸能関係)/エグゼクター(シンハ)/30
能力値/判定値 副能力値
力:2/19% 格闘威力:11+1d10
魔:2/19% 魔法威力:11+1d10
体:2/19% 射撃威力:7+1d10
速:7/44% 物理防御点:4/魔法防御点:4
魔:16/89% イニシアティブ:8+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:52%/回復判定値:19%
最大HP:44/最大MP:22/最大命運:8
相性:破魔無効
装備
武器:SIGザウエル(装弾数9)
全身:黒装束
アイテム
道反玉、火除神符、宝玉、通常弾×78、ディスポイズン、マッスルドリンコ、傷薬×2、マハムドの石、魔反鏡、マハジオの石×3「幽鬼 ガキ」カード、謎の本
752マッカ
スキル
幸運II、財力、隠密行動(黒装束付加スキル)、蛇の道は蛇、探偵の直観、誘惑、交渉術、鋭い勘、追加コネII
属性値
ニュートラル:33
==========
サー (PL:ライダー)
女性? ??歳 妖魔 イソラ
レベル:11/経験点:1,929(NEXT:2,246)
旧版クラスシステムのため、クラス・スタイル供に無し。
背景設定/コネ/貢献ポイント
正義感 /デモノイド(グラナーダ)/51
マスコミ/聖 丈二 /51
―― /仲間 /59
能力値/判定値 副能力値
力:11/66% 格闘威力:22+1d10
魔:9/56% 魔法威力:20+1d10
体:8/51% 射撃威力:7+1d10
速:7/46% 物理防御点:19/魔法防御点:19
運:5/36% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:30%/回復判定値:51%
最大HP:114/最大MP:60/最大命運:6
相性:電撃無効、氷結に弱い、耐呪殺(スキル)
旧クラスシステムの悪魔PCなので装備無し
アイテム
道反玉、傷薬×4、トランキライザー
608マッカ
スキル
ラクカジャ、かみつき、マハジオ、ジオンガ、水の壁、ディア、ザンマ、耐呪殺
属性値
カオス:15、ニュートラル:13、ヒーホー:15
==========
佐伯:
さて、データ修正も終えたところで、次回シナリオをお楽しみに!
氷室:
そういえば次のシナリオの内容は決まっているのかね?
佐伯:
はい。データ揃えがまだなので開始は少し先になりますが。
蒔寺:
せっかくだから次回予告したらどうだ?
佐伯:
いいですね。では失礼して・・・
==========
とある屋敷で1つの家族が悲劇に見舞われる。
彼らに屋敷を貸していた家主はその原因を突き止めて欲しいという。次の借家人に安心して貸し与えれるように。
家主が極端に安かったというその屋敷の秘密とは・・・
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第7回『悪霊の家』
==========
三枝:
ホ、ホラーなのかな?
セイバー:
そのようで・・・? どうしました? カネ、カエデ、アヤコ・・・アーチャーまで
アーチャー:
あ、あぁ・・・GM、BOSSが判明した気がするのは私の気のせいかね?
ライダー:
なんですって?
佐伯:(ニヤニヤ)
さぁ? どうでしょうね?
それでは、シナリオの準備ができるまで、しばらくお待ちください。
はい。改めまして、ご投票いただきありがとうございました。
次回予告は、本当の予告か嘘予告か、蓋を開けるまでわからない、
シュレディンガーのシナリオ
です(汗)
さて、いまからCoC読み込まないと(笑)
別作品のシナリオもあるので、次回始まるまでしばらくお待ちください。
2017.11.18
綾織の所持金が間違っていたので修正しました。
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第7回『悪霊の家』 属性評価投票締め切らせていただきました
7.オープニング
佐伯:
大変お待たせしました。
第7回セッションの始めたいと思いまーす!
一同:(ぱちぱちぱちぱち)
佐伯:
では早速今回予告に入らせていただきます。
==========
とある屋敷で1つの家族が悲劇に見舞われる。
彼らに屋敷を貸していた家主はその原因を突き止めて欲しいという。次の借家人に安心して貸し与えれるように。
家主が極端に安かったというその屋敷の秘密とは・・・
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第7回『悪霊の家』
==========
アーチャー:
内容は変わらず、か。
佐伯:
はい。
氷室:
確認だが、これは“あの”悪霊の家 なのかね?
セイバー:
“あの”? そういえば前回の属性評価の発表の時も内容を知っているようなことを言っていましたね。
アーチャー:
あぁ。厳密には内容の予測が着く。だがな。
悪霊の家 とは、メガテンXと全く別のRPGで有名なシナリオだ。
ライダー:
なるほど。その内容を知っているので、推測できると。
タイトルだけ借りた別物の可能性は?
佐伯:
まぁ、最初の氷室さんの質問に答えると、“あの”悪霊の家です。メガテンX用に改変していますが、ほぼ同じと思っていただいて大丈夫かと。
美綴:
でもそれだと、アタシらメタ読みしちまうぜ?
佐伯:
メタ読み自体は仕方ありませんが、メタ知識がないPCたちがそのような行動をとる理由をちゃんと説明・演出してください。行動が不自然だと思ったら却下させてもらいます。
蒔寺:
ちきしょー・・・そっこう殴り込みに行きてー・・・ホラーはだめだっつってんだろぉ・・・
佐伯:
まぁまぁ、そこまでホラー演出する気も無いですし、内容を知らないセイバーさんたちのためにも、先のことをバラさずメタ行動にそれらしい理由をつけて行動してくださいね。
というわけで、
この作品は、クトルゥフ神話TRPG付属シナリオ「悪霊の家」のネタバレを含みますので、ご注意ください。
三枝:
具体的にはどんなお話なのかな?
佐伯:
では、早速オープニングを始めていきましょうか。
オープニングはメガーヌさんの所に一通の手紙が届くところからです。
==========
7.オープニング1 メガーヌ
メガーヌの部屋
メガーヌ(氷室):
手紙?
GM(佐伯):
差出人の名前に見覚えはありません。そうですね・・・音無さんとでもしておきましょうか。
重三(アーチャー):
おい、大丈夫なのかそれは・・・。
GM(佐伯):
まぁまぁ。
で、手紙の内容ですが。
まず突然の手紙を詫びたあと、家賃収入で生計を立てている旨の自己紹介。その後に続く内容は、自分が貸家としている建物の1つで不可思議な出来事が起きたのでどうにかして欲しい。というものです。
どこかから、メガーヌさんたちの話を聞きつけ、彼女たちなら解決できるのでは、と藁をもすがる思いで手紙を出したようです。
メガーヌ(氷室):
まさに悪霊の家。
では、詳細を聞くために連絡を入れよう。
GM(佐伯):
では、家賃収入で生活しているにしては若い印象を受ける女性が電話口に出て、
「その家をお貸しした人がみんな不幸なメに会うんです。確かに悪霊が住む家だという噂があって購入時も凄く安かったんですが・・・本当に悪霊が出るのかも、と最近思うようになりまして、専門家に見ていただけないものかと思いまして、お手紙をお送りしたしだいでして・・・」
という事を語ります。
メガーヌ(氷室):
「わかりました。後日仲間を連れてお伺いしますので、その際にさらに詳しいお話を」
音無(GM):
「はい。よろしくお願いいたします」
と、電話は切れますが。大家さ、もとい家主さんに会いに行くところまでシーンを飛ばして良いですか?
替寺(蒔寺):
まぁ、連絡取り合うのは毎度似たような感じになるしな。
==========
7.オープニング2 一同
音無邸
GM(佐伯):
では場所は音無さんの自宅です。ここは彼女が住む家なので問題の物件は別です。音無さんは快く皆さんを迎え入れてくれますが、まさか7人の大所帯だとは思っていなかったので少し面喰っていますね。
メガーヌ(氷室):
「大勢で押しかけて申し訳ありません。彼らも協力者ですのでどうかご容赦いただきたく・・・」
音無(GM):
「い、いえ。無理をお願いしているのはこちらなのですし、お気になさらいでください」
雪(三枝):
「それで、住人に良くない事が起こるということですが?」
音無(GM):
「えぇ・・・一番最近まで住んでいた・・・」
一同:
?
GM(佐伯):
名前考えてませんでした。
綾織(美綴):
おい。
GM(佐伯):
じゃぁ、テキトーに
音無(GM):
「最近まで住んでいた、織間さんたちも・・・
旦那さんが事故にあったあと、心を病んでしまって・・・奥さんもすぐに同じような状態に」
宇佐(セイバー):
「事故、とは?」
音無(GM):
(これって、あそこのアレのヒントで良いんだよね?)
「2階の窓から転落してしまって・・・お医者様や警察の方が事情を訊こうとしたんですが要領を得ず・・・“燃える目をした化け物がどうした”とか意味の解らないことを繰り返すだけで・・・」
重三(アーチャー):
「怖いっすね。
俺たちはどうしたら良いんすか? 正直何をどうしたらいいやら」
音無(GM):
「そうですよね。
まずは、事実関係の確認をお願いします。私自身は、その悪霊というものを見たことがありませんので。
悪霊が居なければそれでよし。
居るならば家から追い出していただきたいんです。噂も流れ始めていますしこのままでは完全に不良物件です。
安全の確認、もしくは確保。その結果、悪い噂を払拭することまでできれば理想ですが。とにかく悪霊をどうにかしてください!」
サー(ライダー):
「あたしたちがいっても、でてこなかったらー?」
音無(GM):
「なにも見付からないに越した事はないんです。その時は念のため私があの家で何泊かして様子を見ようと思います」
まぁ、なので極論。何もせずに戻ってきてテキトーに報告してもかまいません。その結果どのような結末を迎えるかまでは保障いたしかねますが。
メガーヌ(氷室):
あからさまな死亡フラグという奴だな。
「わかりました。それでは、その建物に入る許可もいただけますか?」
音無(GM):
「えぇ。それはもちろん。これが鍵です。
どうか、よろしくおねがいいたします」
替寺(蒔寺):
「で? ギャラは? まさかただ働きじゃねぇだろうな」
音無(GM):
「はっ、はいっ。そ、その少ないですが解決していただければ、お1人1,000,000円(1,000マッカ)お支払いいたします」
替寺(蒔寺):
「ん。まぁ、そんなもんか」
音無(GM):
「そ、それではお願いいたします・・・」
==========
佐伯:
ということでアプローチフェイズに移行するわけですが、今回は幾つか注意点が。
三枝:
なにかな?
佐伯:
注意点というかシナリオギミック的なものですが。
まず、最初に言いましたが、これはクトゥルフ神話TRPGのシナリオを基に作っています。その雰囲気を演出するために要所要所で擬似的な<正気度>ロールを用意しています。
セイバー:
しょうきどろーる?
アーチャー:
今回のシナリオの元になったシナリオが収録されているゲームの特徴でな、日常からかけ離れた出来事、殺人現場を目撃/親しい人物の死/そして常識を大きく逸脱したクリーチャーとの遭遇などだな、そうした出来事に直面したとき正気を保っていられるかを判定するのが<正気度>ロールだ。
一度にあるいは、一定時間内に大量に正気度を失うと発狂してしまう。
ライダー:
なるほど。それをこのゲームでも行うと。
佐伯:
はい。そうです。
具体的には【魔】か【運】で判定。失敗した場合はMPを減らしてもらいます。
時間管理は面倒なので、不定の狂気は発生しません。
一度に5点以上のMPを失った場合、一時的狂気が発生します。しばらく自由な行動ができなくなりますのでお気をつけて。
あと、今回はいわゆるキーワードは設定していません。何をどう調べたいのか宣言してもらえれば、こちらから使用する能力値や判定の修正をお伝えします。まぁ、ほとんどが運判定か会話判定になると思いますが。
システム的にKWが必要になったときはGMに相談してくださいシナリオKWとして使えるかどうか判断します。
氷室:
ふむ。まぁ最初は織間夫婦への聞き込みか、問題の家の現地調査ぐらいか。
佐伯:
それから、今回のBOSSは普通に戦うと十中八九勝てないレベルになっています。
蒔寺:
はぁっ?! 駄目じゃないかそれ!
佐伯:
安心してください。弱体化イベントがあります。・・・というか弱体化させる策をみなさんで考えてください。それがBOSSを弱体化しえると判断した場合、弱体化バージョンとの戦闘になります。
美綴:
たしか元ネタの方は、弱体化無かったよな。
アーチャー:
まぁ、メタ読みをすればなんとなく想像はつくが、それをいかに、自然にキャラクターの行動として行うかが問題だな。
佐伯:
えぇと・・・まず伝えておかないといけないのはコレくらいですかね。
また必要になったらそのつどお伝えしますね。
それでは、アプローチフェイズを始めていきましょう。
相変わらずマッカを日本円に直すと額がおかしいですね。
今回も終了時に行う「属性評価」にお付き合いいただければと思います。
属性評価とはシナリオ中、各PCの言動が以下の6つの属性のどれに近いかを参加者の投票で決めるものです。
ですが、本作は仮想卓のため参加者が作者1人なのでデキレースになってしまいます。そこで、活動報告に投票所を用意するので、そちらにみなさんに投票していただこうという趣旨のものです。
属性は
ロウ :ルールや秩序を大事にした。
カオス:感情や自由を大事にした。
ライト:善行を行った。
ダーク:残虐だった、暴力的だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らず、中庸であった。
ヒーホー:上記の5つとは無関係に、受け狙いだった。周囲を笑わせた。
投票は締め切らせたいただきました。
投票いただき、ありがとうございました。
2017/12/19
誤字報告を受けて、報酬額修正いたしました。
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7.アプローチ1
閲覧される際はお気をつけください。
GM(佐伯):
今回はサイクルの制限はありません。より確かな調査を音無さんが望んでいるからです。
(という事にしないと、用意されてる情報が細かすぎて情報不足になりかねないんですよね)
さて、何から調べますか?
メガーヌ(氷室):
ふむ・・・。
具体的に出てきている事柄は、
悪霊(=燃える目をした化け物?)、問題の物件、織間一家
といったところか。
雪(三枝):
織間さんたちは、その家に住んで長いのかな? 建物の構造なんかで無意識にストレスがたまって精神的にキてるって事ないの?
GM(佐伯):
それでしたら、音無さんから聞けます。
織間さんは2年ほど前に入居されたそうです。旦那さんの事故(?)があったのが1年ほど前なので、入居後1年後に起こってますね。それなりに時間が経ってますから、三枝さんの推測も充分有り得るでしょう。
宇佐(セイバー):
それでしたら、見取り図が欲しいですね。音無氏は家主ですし持っていませんか。
GM(佐伯):
そうですね。持ってますし、調査に必要だといえば貸してくれます。
こちらですね。
GM(佐伯):
建築の知識もないですし、見取り図としておかしいところは見逃してください。壁から生えてる斜線は扉。矢印は階段。壁に刺さってる2本線は窓です。
問題の物件は、地上2階、地下1階の3層建築ですね。
サー(ライダー):
ずいぶんと物置(窓が無い部屋)? が多い家ですね。
GM(佐伯):
その点に関しては、なにぶん古い物件なので当時のことを知る資料がないことにはなぜこのような造りなのかは判断しかねますね。
なお古さに関しては、今改築しようとすると、新耐震基準そのたもろもろの建築法の影響で解体して新築したほうが安上がりなくらいです。
替寺(蒔寺):
だから安かったんじゃねぇの?
GM(佐伯):
音無さんはちゃんとその辺りも計算に入れた上で安かったので“買い”だと思ったようです。
綾織(美綴):
骨董並の古さに、事故物件、ほとんど捨て値だったんだろうなぁ。
GM(佐伯):
そうですね。音無さんから聞きだせることは、もうないと思います。
そろそろ行動を開始してもらいましょうか。
宇佐(セイバー):
では、いつもどおり私から。
・・・現場を確認しておきましょうか。
==========
アプローチ 1サイクル目 宇佐
(まだ)織間邸
GM(佐伯):
問題の屋敷は、オフィス街と住宅街の境界に位置しています。同時代に建てられた建築物は全く無く、周囲には近代的な高層建築が建ち並び、日照権を訴えたくなるような状態ですね。
建物自体は、レンガ造りのバンガロー風です。敷地は道路に面しているので表からある程度の様子は確認できます。
何を知りたいですか?
宇佐(セイバー):
・・・外から見てわかる事は他にないでしょうか?
GM(佐伯):
そうですねぇ・・・。判定無しに解ることとしたら、敷地を区切る門から屋敷までの短い距離の前庭が雑草に覆われ長らく手入れされていないことが容易に判ります。この様子では人の出入りが有ったかも怪しいですね。
もう少し詳しく観察する場合は運判定で、地域の人に聞き込みをするなら会話判定でお願いします。ちなみに出てくる情報はそれぞれ別です。
宇佐(セイバー):
メンバーで一番会話判定が高いのは私ですし、ここは会話判定をしておきましょうか。
重三(アーチャー):
社も一緒にいっていたことにし良いか? 運判定の方も済ませておこう。
GM(佐伯):
いいですよ。
---------
宇佐
聞き込み 54% (ころころ・・・)46 成功! 経験点90点獲得。
重三
目星 89% (ころころ・・・)01 クリティカル!
---------
GM(佐伯):
重三さんの方かいきましょうか。
先ほどもいいましたが、周囲の建築に日差しを遮られ、まるで隠れているような印象を強く受けます。
そして道路から屋敷を眺めていた重三さんは、窓という窓のカーテンが閉ざされまるで中にあるものを頑なに隠しているような印象を受けます。
重三(アーチャー):
「・・・住人が不在だから、てワケじゃ無さそうっスね」
GM(佐伯):
重三さんが屋敷を観察している間に宇佐先生は、古くからこの辺りに住む老人、鳥氏に話を聞くことができました。戦中世代の彼をしてもこの屋敷がいつからあるのかハッキリとは知らないそうですが
鳥(GM):
「親父から聞いた話では、第一次大戦前から建っていたらしいがな。
当時は住んでいた男と周辺の住人でずいぶんと揉め事が多かったそうだ。詳しくはワシも知らんが、その調停をあの教会の神父様がしてくれたらしい」
宇佐(セイバー):
「メシア教会ですか?」
島(GM):
「あんなぽっと出の新興宗教なわけなかろう。ほれ、山の麓にある“星の智慧教会”じゃよ」
宇佐&重三:
?!
島(GM):
「まぁ、さすがに当時の神父様はおられんだろうから、話が聞けるかどうか解らんが、たずねてみてはどうかね」
鳥氏はまだ、星の智慧教会の管理者が行方不明になったことを知らないようです。
宇佐(セイバー):
「は、はい。ありがとうございました・・・」
==========
セイバー:
星の智慧教会に行けば何かわかるのでしょうか?
佐伯:
さぁ? どうでしょうね(にっこり)
美綴:
綴はどうするかなぁ・・・。70年以上前の揉め事が関係あるか、だよなぁ・・・
ライダー:
サーは聖の所に行きましょか。マスコミ関係者なら何か当時のニュースを知っているかもしれません。
美綴:
じゃぁ、綴は星の智慧教会(跡地)に。何か出ても嫌だから戦闘組ついてきてもらおうかな。
==========
アプローチ 1サイクル目 サー
いつもの喫茶店
聖(GM):
「で? 今度はどんな厄介ごとだ?」
サー(ライダー):
「んー? お化け退治ー?」
聖(GM):
「お前も“
サー(ライダー):
「お化け屋敷探検ー」
命運を1点使っておきます。
GM(佐伯):
まぁ、事情を話すでしょうし、KW「オカルト(知識)」一致で良いでしょう。
サー(ライダー):
ありがとうございます。
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サー
言いくるめ+図書館? 30+20+20=70% (ころころ・・・)13 成功! 経験点90点獲得!
聖との絆:3点上昇
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聖(GM):
「あぁ、あの屋敷か。一時特集組んだことがあったな」
と彼は取材メモが書かれた手帳を取り出します。
「あそこ今誰か住んでるのか? 俺が記事を書いた時は空き家だったが・・・。
その時の、直前の住人は家族全員が同時に病気になって転居。
その前の住人は、長男が自刃自殺。家族はショックで転居。
更にその前は、最後の住人同様に一家病気で転居。
俺が調べた一番古い住人も、事故続きで転居。両親死亡。子供3人には後遺症が残ったって話だから、かなり凄惨な事故だったみたいだな。
で、出回った噂が、悪霊の住む家 てわけだ」
サー(ライダー):
「呪殺相性?」
聖(GM):
「さぁな。確かに呪われてるようではあるがなぁ・・・。精神病やら突然凶行に出るやら、悪魔の仕業ってんなら精神干渉にも見えるぞ。
? これネタになるんじゃね? 『新説! 呪いの家の正体は悪魔だった!?』いけそうだな・・・よしすぐに取り掛かるか!」
勝手に盛り上がると聖は飛び出していきました。
==========
蒔寺:
まじで呪われた家だなぁ・・・。
三枝:
これは・・・何で手放さないんだろう・・・
氷室:
いや、むしろ噂も広がった今手放しても評価格が暴落で大損だろう。
佐伯:
そうですねぇ。手放すに手放せず、という感じなのでしょう。
美綴:
教会で何か出ればいいんだが・・・
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アプローチ 1サイクル目 メガーヌ、替寺、雪、綾織
星の智慧教会 跡地
GM(佐伯):
では星の智慧教会。
こちらも手入れする人が居るわけでも無し、荒れ放題ですね。まぁ、放置期間が今回の屋敷より短いだけまだマシに見えますが。
さて、みなさんが到着するとまず気が付くことがあります。敷地を囲う塀に落書きがされています。
メガーヌ(氷室):
まぁ、郊外の廃屋となれば、良からぬ者のたまり場にもなろう。
GM(佐伯):
そうですね。そうしたグラフィティアートに成り損ねた落書きの集まりです。
・・・では4人には運判定を・・・魔判定でも良いとします。
替寺(蒔寺):
なんだ?
----------
目星?
メガーヌ 魔も運も同じ17% (ころころ・・・)05 成功!
替寺 メガーヌに同じ17% (ころころ・・・)43 失敗・・・
雪 魔判定値 28% (ころころ・・・)04 成功!
綾織 運判定値 74% (ころころ・・・)95 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
メガーヌさんと雪さんは、そんな価値のない落書きの中に妙に気になる図形を見つけます。
それはアルファベットの“Y”を3つ囲うように並べて正三角形を作ったような図形です。正三角形の各辺の中点が途切れていて、各角から半直線が延びている。と言えばいいんでしょうか。そしてその3つのYが作る三角形の中心に目玉のような模様が描かれています。
メガーヌ(氷室):(カリカリ)
ふむ。こんな感じかね?
GM(佐伯):
さすが氷室さん。そうですそうです。
雪(三枝):
なんか不気味なマークだね。
GM(佐伯):
そうですね。当然ながらナイ神父が失踪する前には無かったものです。
メガーヌ(氷室):
「何かしらこれ? ただの落書きにしては何だか変な感じね」
雪(三枝):
「そうですね。こちらを見つめてきているというか・・・」
替寺(蒔寺):
「なんかあったのか?」
綾織(美綴):
「どうしました?」
GM(佐伯):
では、その絵を見つけた4人は額の辺りがチクチクするような感覚を覚えます。頭痛とは少し違う感じで、なんだか嫌な感じがします。
メガーヌ(氷室):
「っ・・・」
替寺(蒔寺):
「つっ・・・なんだ? この感じ・・・」
綾織(美綴):
「・・・っ。みなさんも?」
雪(三枝):
「・・・そのようね」
GM(佐伯):
あぁ。幻視の体験がある綾織さんは、これはあまりよくな兆候だと直感できていいです。
チクチクは徐々にですが強くなっています。今はまだ大丈夫ですがいずれ我慢の限界を超えそうです。
綾織(美綴):
「嫌な予感がします。はやく調べてここを離れましょう」
GM(佐伯):
さて中に入りますか?
メガーヌ(氷室):
入れるのか? 確か入り口は打ち付けられていたはずでは。
GM(佐伯):
表はそうですね。ですがこれだけの落書きがされていることから予測されることですが裏手の人目に付かないところは壁が破られていたり窓が割られたりと中に入れる場所は幾つかありますね。
替寺(蒔寺):
んじゃ、遠慮なく。
GM(佐伯):
ん~、ここは運判定ですかね。
----------
目星
メガーヌ 17% (ころころ・・・)56 失敗・・・
替寺 17% (ころころ・・・)48 失敗・・・
雪 18% (ころころ・・・)51 失敗・・・
綾織 74% (ころころ・・・)57 成功!
----------
GM(佐伯):
では、綾織さん。綾織さんは自分が立っているところの床板がかなり弱っていることに気付きました。
綾織(美綴):
え?
GM(佐伯):
その瞬間、
SE:バキッ
と床板が割れます。速判定か回避判定で。失敗した場合は落下してダメージです。
綾織(美綴):
うわぁぁぁぁっぁぁぁ
----------
うわぁぁぁぁっぁぁぁ
綾織速判定値 19% 失敗・・・(出目のログを失った・・・)
----------
雪(三枝):
綾子ちゃん、そこは「きゃあぁ」て叫ぼうよ・・・
GM(佐伯):
では床にできた穴に落ちた綾織さんは1d10のダメージです。物理ダメージで防御点の適用はOKとしましょう。
綾織(美綴):
あぁぁぁぁ・・・て、なんだそれだけかじゃぁ振らなくてもいいな。
GM(佐伯):
え?
替寺(蒔寺):
ゲッ、こいつ物理防御点13も有りやがる・・・。
GM(佐伯):
えぇ?
メガーヌ(氷室):
参考までに、前衛型の私の物理防御点は8だ。
GM(佐伯):
えぇえ?
まぁ、いいです。綾織さんが落下したのは3mほどの深さの地下室です。
みなさんが調べたとき地下室も有りましたが、綾織さんが落ちたところは大量の物で塞がれて地下に降りた時は気付かなかったところです。
替寺(蒔寺):
「おいおい、大丈夫か?」
綾織(美綴):
スタッと着地しつつ
「はい。なんとか。なんなんでしょう、ここ?」
と辺りを見回すけど何かある?
GM(佐伯):
そうですね。倉庫のようなもので様々な物があるんですがまず目を引くのは白骨死体ですね。
綾織(美綴):
ほうほう。・・・・・・え?
GM(佐伯):
白骨死体です。医学知識がある人は・・・居ませんね? では白骨化してるからかなり古い遺体だな。という事以外はほとんど解りませんね。
雪(三枝):
え? 地下に遺体がある教会で、あの神父さんは仕事してたの?
GM(佐伯):
これが、ここをたまり場にしているならず者達による遺体遺棄現場でなければ、そういうことになりますね。
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セイバー:
(どこかで聞いたような話ですね?)
弓&騎:(厭なものを思い出した表情)
※サーヴァント達の中で、ナイ神父のビジュアルがマーボー神父で固定化された!
----------
GM(佐伯):
他に何かないか探すなら、・・・やっぱり運判定ですかね。■図書館があれば判定に修正を加えたんですが・・・。
メガーヌ(氷室):
ほとんどフレーバー化するようなスキルをいまさら求められても困る。
判定するぞ。
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目星or図書館
メガーヌ 17% (ころころ・・・)02 成功!
替寺 17% (ころころ・・・)08 成功!
雪 18% (ころころ・・・)63 失敗・・・
綾織 74% (ころころ・・・)68 成功!
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GM(佐伯):
普通成功します?
まぁ、いいや。では4人は1冊の本を発見します。
雪(三枝):
え? 私も?
GM(佐伯):
はい。成功した人たちにはボーナスが付きます。
で、4人が見つけた本ですが、随分古いもので、どうやら教会の活動などを記録したもののようです。中を確認した結果、
ウォルター・コービット という人物の遺体を、例の屋敷の地下に埋葬した。
という記述を発見します。埋葬自体はちゃんとした手続きがとられ「本人と『闇の中にて待つもの』の希望による」ものだそうです。
綾織(美綴):
ここにきて新しい名前。
で? 判定成功者のボーナスは?
GM(佐伯):
はいはい。
では、雪さん以外は机の上に鎖で繋がれた本を見つけました。
メガーヌ(氷室):
本が・・・鎖に?
GM(佐伯):
はい。机と本が1本の頑丈な鎖につながれています。とはいえ、本はもうボロボロなので外そうと思えば外れそうですが。
替寺(蒔寺):
「? なんだこりゃ? なんの意味があるんだ?」
と、由紀っちのキャラにも解るようにつぶやくぜ。
雪(三枝):
「どうしたんですか?」
そっちに近づくね。
GM(佐伯):
ほうほう(梟)。つまり4人とも本を目にするんですね。
一同:
え?
GM(佐伯):
ん~何がいいかな・・・運判定だよね、やっぱり。
綾織(美綴):
運ばっかだな。
GM(佐伯):
メガテンXは回避や回復判定入れても判定値が8種しか無いですからね。
今回の判定はクラス:ドクターなら修正を付けられたんですけどねぇ・・・
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医学
メガーヌ 17% (ころころ・・・)78 失敗・・・
替寺 17% (ころころ・・・)88 失敗・・・
雪 18% (ころころ・・・)97 自動失敗・・・
綾織 74% (ころころ・・・)75 いちおおい!
----------
GM(佐伯)
全員失敗ですか・・・チッ
メガーヌ(氷室):
おい、舌打ちしたぞこのGM。
替寺(蒔寺):
成功しないほうが良い判定だったか・・・。
GM(佐伯):
HAHAHA!
本の中身ですが、
雪(三枝):
平然と続けた?!
GM(佐伯):(スルー)
外側同様にかなりボロボロで、虫食いもかなりあり、単語単語がかろうじて読める程度です。読みますか?
綾織(美綴):
すぐに読めるのか?
GM(佐伯):
あ、これ英語か・・・。運判定に成功すれば読めたということで。■得意科目で英語を選んでれば修正を加えます。
メガーヌ(氷室):
なぜ今になってフレーバースキル推しなのか・・・
メガーヌはフランス人。英語の素養はあると思うのだが?
GM(佐伯):
なるほど。ですがフランスはイギリスと仲が悪いので却下します。
替寺(蒔寺):
うぉおい! 止めろ! 録音止めろ!
~~~~~~~~~~不適切な表現が有りました事を謝罪いたします~~~~~~~~~
GM(佐伯):(正座中)
セイバー:(紳士(にぺろぺろされる)代表)
まぁ、たしかに両者供にいろいろと争いあう間柄ではありますからね?
ですがそれを国民性のように謂われるのはさすがに不愉快ですよ?
? 今不穏なテロップが出ませんでしたか?
アーチャー:
気のせいだろう?
GM(佐伯):(平伏)
と、とにかく、申し訳ありませんでした。
氷室さんの申し出はOKとします。+20%でどうぞ。
-----------
ほかの言語:英語
メガーヌ 17+20=37% (ころころ・・・)25 成功!
替寺 17% (ころころ・・・)41 失敗・・・
雪 18% (ころころ・・・)00 ファンブル!
綾織 74% (ころころ・・・)46 成功!
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GM(佐伯):(正座解除)
えぇ・・・ここでファンブルですか・・・う~ん
じゃぁ、まず成功したお2人。
この本から断片的ですが、悪魔やそれを超越する異形について書かれていることが解ります。しかも今まで相手をしてきたものよりも強大で異質なものであろう事が文章の断片から読み取れます。あろうことかそれらとコミュニケーションをとろうなどと試みるような文章も見受けられました。
今まで対峙してきた悪魔などがまるで路傍の石ころのような扱いを受けるものが存在するという事実を知ったお2人は・・・<正気度>ロールの時間です。
メガーヌ(氷室):
しまった! コレはGMの罠だ!
GM(佐伯):
が!
綾織(美綴):
お?
GM(佐伯):
ただでさえ朽ちてボロボロの本を読む歳に雪さんの大ポカでページの大部分が破かれてしまいました。
減少する
イメージは、破けて読めなくなった所にもっと大事なことが書かれていたような感じですね。
メガーヌ(氷室):
お手柄だぞ由紀香!
雪(三枝):
え? え?
GM(佐伯):
<正気度>ロールですが・・・どうしましょうかね? 元ネタが現在正気度を判定値にして判定なので、そのまま行くと現在MP?
眼鏡&黒豹:(最大MP18コンビ)
やめてくださいしんでしまいます
GM(佐伯):
ですよねぇ(苦笑) そうなると最大MPを判定値にしても同じことですし・・・
無難に、魔もしくは運判定にしましょうか。
----------
<正気度>ロール
メガーヌ しかしどっちも17% (ころころ・・・)46 失敗・・・
綾織 運判定値:74% (ころころ・・・)79 失敗・・・
----------
綾織(美綴):
げっ・・・
GM(佐伯):
えぇ、失敗したお2人はMPが1D4減少のはずが中身を理解する前に雪さんが盛大に引き千切っちゃったので、減少は1D2とします。
メガーヌ(氷室):
とまぁ、騒いでみたもののMPを使うスキルが無いからな。大して痛くない。
綾織(美綴):
綾織はあんまり高くないんだよなぁ。まぁ、戦闘中は■薬草治療くらいしかないし削れてもいいか。
----------
SAN値減少
メガーヌ MP:18→16
綾織 MP:38→36
----------
替寺(蒔寺):
そしてしっかりと最大値を出す2人である。
GM(佐伯):
そしてお2人には ■クトゥルフ神話 を判定値5%でプレゼントです。
ゲームデータ的には、
コスト:なし、対象:自身、判定値:なし、判定修正:5、威力関係:なし
の情報収集系スキルとします。
※当然ですがこんなスキル、メガテンXにはありません。オリジナルです。
メガーヌ(氷室):
そのスキルは・・・出番はあるのかね?
GM(佐伯):
今回のシナリオ内ではあるかもしれませんね。次回以降は・・・まぁ得意科目や図書館みたいなフレーバースキルと思ってください。あ、最大
綾織(美綴):
いや、まぁ、安心できるけど・・・。
GM(佐伯):
そして、これで星の智慧教会はあらかた調べたことになります。他に何かしたいことはありますか?
雪(三枝):
大丈夫・・・かな? あ、白骨死体のことは通報したほうがいいよね?
メガーヌ(氷室):
ふむ。ではメガーヌから浦田警部に連絡しておこう。この連絡を絆シーンの簡略化としても?
GM(佐伯):
OKですよ。
※メガーヌ、浦田警部との絆:41→42
GM(佐伯):
他に無ければ、これで1サイクル目終了です。あ、さっきの頭痛は教会から離れると治まります。
・・・う~んサイクルと言いつつシーン制みたいになっちゃてて時間がかかりますねぇ。セイバーさんたちはお待たせして申し訳ないです。
セイバー:
いえ。多く関わることのリスクをカネたちが見せてくれましたので、今後も別行動でいいと思います。
アーチャー:
そうだな。
GM(佐伯):
そういってもらえると助かります。
それでは長くなりましたし、ここらで休憩にしましょう。
ブラックジョークは、バランスが難しい。
聞きかじった知識だけで、こういうネタを扱うのは危険だと判断し、ヒムテンのようには、話を広げず、すぐに謝罪するスタイルにいたしました。
本当ならマキジが解説するシーンですよね(汗)
お待たせしました。情報収集1回目です。
こんなに判定してるのに対人(シーンBGM:交渉)が少なくて、情報特化組にすら経験点が入っていない・・・
さて、一応BOSS弱体化のヒントも出せたしこのまま乗り込んでも大丈夫・・・かな?
それでは、次回2サイクル目までしばらくお待ちください。
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7.アプローチ2
佐伯:
ではそろそろ再開しましょうか。
何をしますか?
セイバー:
調べたいのは、やはりウォルター
氷室:
では、そちらはメガーヌが行きましょう。少々拡大解釈になるが遺体の処分に関することを警察に、浦田警部に問い合わせてみよう。
佐伯:
確かに強引ですけど、弁護士とかクラス:ドクターとかそういった法令に詳しいキャラクターもいないですし良いでしょう。
==========
7.アプローチ 2サイクル目 メガーヌ
十六夜市警
GM(佐伯):
場所は・・・まぁ、いつものように0課の部屋でいいでしょう。
メガーヌ(氷室):
「実は、警部にお伺いしたいことがございまして」
浦田(GM):
「あらためてどうした?」
メガーヌ(氷室):
では、事の経緯を説明してコービットの埋葬に関する事情について知らないか聞いてみよう。
浦田(GM):
「あの教会が? この際不法侵入は目を瞑るが・・・」
そうですねぇ。例の白骨死体のこともありますしKW猟奇事件に一部合致としましょうか。+10%で会話判定をどうぞ。
メガーヌ(氷室):
ここは命運を1点使っておこう。(残命運:5→4)
----------
説得
メガーヌ:24+10+20=54% (ころころ・・・)96 自動失敗!
----------
メガーヌ(氷室):
ブッ
振りなおす! 命運使う! (残4→3)
----------
(ころころころ・・・)24 成功!
経験点90点獲得 レベルアップ!
浦田警部との絆:2点上昇
----------
GM(佐伯):
では、浦田警部はそうした過去の事例に詳しい警察関係者を紹介してくれます。向かったのは署内の資料課という所です。名前の通り、警察の捜査資料を保管整理を任務とする場所です。
中には、渡瀬恒彦似の中年男性が出迎えてくれます。落ち着いた雰囲気のナイスミドル、ロマンスグレーといった雰囲気の男性です。名前は・・・鳥居さんとしましょうか。
判定に成功しているので浦田警部の指示で鳥居さんはとても協力的です。
鳥居(GM):
「ウォルター・コービットの埋葬経緯について?」
彼はほんの数秒思案すると、
「ちょっとまって」
と断ってから資料課に並ぶ大量の書架の間を迷い無く歩いていき、1つの書架の前で足を止めるとすぐに目的の資料を探し出し抜き取ります。古い資料のようで、よくある黒い表紙を付けて綴じ紐で綴じられた資料です。
蒔寺:
どこかで見た顔、どこかで見た名前、どこかで見た光景。
鳥居(GM):
「あった。これだ」
そういって彼が見せてくれた資料によると以下のことが書かれています。
・例の屋敷に住んでいたウォルター・コービットがもつ「深刻な習慣と不吉な態度」に耐えかねた近隣住人から退去を求め、訴えられた。
・裁判の結果はウォルターの勝利。しかしその後2度目の訴訟が起こっている。内容は彼の遺言「自身を自宅の地階に埋葬」を実行させまいとする訴訟である。
・遺言は実行された。執り行ったのは、星の智慧教会のナイ神父である。
鳥居(GM):
「2度目の裁判のことは書かれていないけど、遺言が執行されている以上はウォルター氏の勝利だったんだろうね」
メガーヌ(氷室):
大戦前の記録がしっかり残っていることにも驚きだが、それよりも・・・
「確か、先日失踪されたあの教会の神父様もナイというお名前ではなかったかしら」
GM(佐伯):
その問いかけに鳥居さんは、別の書架から失踪届けとそれにまつわる捜査情報が綴じられた資料を抜き出してきました。
鳥居(GM):
「確かに、そうだね。
でも、彼らはクリスチャンネームとして過去の聖人の名前を引き継ぐことは良くあるし、たまたま同じ名前だっただけかも」
メガーヌ(氷室):
「それもそうですわね」
一応納得した素振りを見せておこう。その上で
「『闇の中にて待つもの』とは何者かわかるかしら?」
と質問してみるが・・・?
鳥居(GM):
「闇の中・・・? 何かの暗号かな? 少なくとも僕は聞いたことは無いな」
と、資料を再読してくれますがそれらしい単語は見つかりませんでした。
メガーヌ(氷室):
「そうですか。ありがとうございました」
と退室するが、鳥居氏と絆を結びたいな。
GM(佐伯):
了解です。初期の絆ポイント分の1d10をどうぞ。
(ころころ・・・)5
GM(佐伯):
う~ん。KWは「迷宮(知識)」「解決(勤勉)」「嫁探し(恋)」といったところでしょうか。
神威は「事情通I~III」「庇護」「目撃者」「正しき道」「回復施設I」「調達I」でどうでしょう?
基本的には情報面でしか頼れない人物のイメージですね。
メガーヌ(氷室):
あぁ。問題ない。
==========
三枝:
悪霊ってウォルターさんなのかな?
セイバー:
そう考えるのが妥当だとは思いますが、本人の希望通りの埋葬がなされたのに悪霊になるのでしょうか?
ライダー:
葬送の儀にはいろいろと作法がありますからね、何か間違ったという可能性・・・いえ、ナイ神父が関わっているのであればワザと本来とは違う作法で行った可能性も・・・。
氷室:
あとはどうやって、BOSS・・・コービットの正体に辿り着くか・・・。
蒔寺:
判りきってんのに突撃できねぇのがもどかしいっ。
綾織:
アイテム買いに行くにもBOSS情報抜かないとなぁ・・・。
アーチャー:
いちおう、現時点でGMが情報を出してくれているからな、回復重視の買出しだけで突入もできなくはないが。
三枝:
え? そうなんですか?
氷室:
1サイクル目の、重三とサーの情報収集ですね。
アーチャー:
あぁ。
周囲の建造物に日照権を侵害されながらもカーテンを閉め切った窓。つまり日光あるいは光を弱点とするという事のヒント。
実際に気付いたのが社だからな。「中は暗そうですし、灯りを持って行くっス」程度にしか提案できんがな。
蒔寺:
いや、じゅうぶんっしょ。
セイバー:
サーの情報収集の方は?
ライダー:
ひょっとして、精神干渉、ですか?
アーチャー:
あぁ。こちらは元ネタに無い情報ゆえ確証はないが、判定に成功した会話で呪殺を否定しているのはヒントだと解釈できると思う。
ライダー:
なるほど。こちらは聖がはっきりと口に出していましたし、サーから皆に伝えたことにすれば対策を採る口実としては充分だともいますが、いかがですか直美?
佐伯:
もちろん大丈夫ですよ。ちゃんと情報収集した結果に基づいた行動ですから。アーチャーさんの灯りの確保も大丈夫です。
氷室:
具体的な正体が見えぬのが不気味ではあるが・・・事前情報としては充分、か?
蒔寺:
んじゃぁ、精神対策にアイテムを無心に行くか。
セイバー:
そうですね。・・・アンジェラ司祭に「光を避ける者」の正体について心当たりがないか伺ってみましょう。ひょっとしたら「闇の中で待つ者」? ともつながるかもしれません。
===========
7.アプローチ 2サイクル目 宇佐
メシア教会
GM(佐伯):
では、場所は教会の中で。ちょうど説法を終えたところに宇佐先生がやってきます。
宇佐(セイバー):
忙しいときでなくて良かったですね。
「司祭さま。少しお時間よろしいでしょうか?」
アンジェラ(GM):
「あら、先生。どうかされましたか?」
宇佐(セイバー):
「えぇ、実は悪霊が出るという建物の調査をしているのですが、どうも悪魔の関与が疑われるのです。現場の状況から日光を避ける性質があるようなのですが、どういった悪魔が予想されるでしょうか?」
GM(佐伯):
家主さんの依頼ということでKW「救済」を一致としましょうか。+20%でどうぞ。
----------
宇佐 会話判定値:54+20=74% (ころころ・・・)21 成功!
経験点90点獲得。
アンジェラとの絆、1点上昇。
----------
アンジェラ(GM):
「日光を・・・ですか? 霊的な存在のほとんどが日中は行動を控えるものですが・・・有名なものではやはり吸血鬼でしょうか。夜の貴族を自称する彼らの行動は夜に集中するものです。
・・・本当に吸血鬼だとしたら精神や神経を侵す能力が多いのも特徴です。気を保つお薬がありますのでどうぞお持ちください」
とトランキライザーを1個もらえます。
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます」
アンジェラ(GM):
「先生の逝く道が神の威光で満ちていますように」
==========
セイバー:
アーチャー:
灯りの準備で弱体化も確定で良さそうだな。社は調達に行きたいところだが・・・光玉・・・は、GPが高すぎるな・・・。
佐伯:
そうですね。灯りの調達としては光玉が妥当でしょうが出現値がBですからね。コネから借り受ける形でしか手に入りません。
まぁ、今回はシナリオギミックの1つなので消耗せずに返却できるものとしましょうか。光玉相当の照明器具ということで。判定成功で貸し出せることにしましょう。
アーチャー:
ふむ。では稲城准教授をあたろう。フィールドワークに重きを置く彼女ならばヘッドライトの類を持っているだろう。
==========
7.アプローチ 2サイクル目 重三
須摩留工科大学
GM(佐伯):
では、重三さんが准教授を探して天樹山までくると、いつぞやのようにちょうど准教授が下山してくるところでした。今のポストを用意してくれた鬼道の意向でなかなかフィールドワークに出られていなかったので、とても満足した様子ですね。
重三(アーチャー):
ふむ。ならばちょうど良い。
「せんせいっ、ちーっす」
稲城(GM):
「あら、重三さん」
重三(アーチャー):
「お仕事、おつかれさまっす」
稲城(GM):
「どうしました? あ、私に用事が? すいません研究室を空けちゃってて」
重三(アーチャー):
「大丈夫っすよ。先生いないときはだいたいココですし。
実は、廃屋(?)の探索をする事になったんすけど灯りになるものを貸してもらえないっすか?」
稲城(GM):
「廃屋? 重三さん、私有地に勝手に入って遊ぶ行為は立派な犯罪ですよ?」
先生はどうやら、よくある若者の廃屋探検と勘違いしているようです。
重三(アーチャー):
「ちょっ! 違うっすよ?! いやマジで! ちゃんとした依頼なんすよ! 信じてくださいよ?!」
必死に弁明する。
ライダー:
それは逆に怪しいのでは・・・
GM(佐伯):
そうですね(笑) このあたりで判定してもらいましょうか。
重三(アーチャー):
KWも無いからな・・・命運を1点使っておこう。(残:8→7)
----------
重三:52+20=72% (ころころ・・・)44 成功! 経験点90点獲得
稲城との絆、7点上昇。
----------
GM(佐伯):
では、事情を聞いて得心が行った稲城先生は、光源になる道具を貸してくれます。データ的には、使用宣言後消灯を宣言するまで周囲を照らす非消費アイテムとします。今回のシナリオ終了後先生に返却しなければいけません。
稲城(GM):
「そういうことでしたら、解りました。さすがに今は持ち合わせていないのであとで研究室に来てください」
重三(GM):
「あざーっす」
==========
アーチャー:
これで、弱体化させる手段は確保だな。
ライダー:
どの程度弱体化するのか知りたいところですが、BOSSですしデータは見れないんですよね?
佐伯:
はい。ただアプローチによりざっくりした情報は出ます。
三枝:
じゃぁ、雪がロキさんの所に行こうかな。あ、借金の利子増やしてないよ直美ちゃん。
美綴:
ちょっ、おま・・・
佐伯:
まさか自分から申告してもらえるとは思いませんでした。
では、借金が4,200増えます。
※現在借金額:424,218マッカ
セイバー:
明らかに返済額より利子の方が多くて際限なく増えていっていますが・・・
佐伯:
せっかくの借金が結んだ縁です。借金は永久に増え続ける方向で行きましょう!
アーチャー:
いや・・・ゲーム的な不利益がないとはいえそれは・・・。
==========
7.アプローチ 2サイクル目 雪
BAR・マダム
GM(佐伯):
場所はいつもどおり、BAR・マダムで。
昼間営業時間外ですが、いつもどおり中には入れます。
マダム・ニュクス(GM):
「あらミキ(雪の源氏名)さん、いらっしゃい。ロキさんかしら?」
雪(三枝):
「あ、はい。いらっしゃいますか?」
GM(佐伯):
というタイミングでいつもどおり、奥のコレクションルームからロキさんが現れます。
雪(三枝):
一度会釈をしてから、
「すいません。今月分の返済はもう少しお待ちください・・・」
ロキ(GM):
「相変わらず、律儀な奴だな。返してもらわなくていいとアレほど言っているというのに」
雪(三枝):
「お言葉はうれしいですが、私の気持ちが納まりませんから・・・。
それで、あの・・・」
ロキ(GM):
「ふ。また面白いことに巻き込まれているようだな」
雪(三枝):
「え、あ、まぁ・・・」
ロキ(GM):
「話を聞こうか」
と、カウンター席に座ると隣の席を雪さんに勧めます。
雪(三枝):
じゃぁ、腰掛けてから事情を説明するね。
「・・・という所までは準備ができたのですが、はたして灯りがどれほどの効果を持つものかどうか・・・」
KWも無いし命運を1点使っておくね。
----------
会話判定値:24+20=44% (ころころ・・・)04 クリティカル!
経験点90点獲得! レベルアップ!
ロキとの絆、14上昇(クリティカルのため2d10)
----------
ロキ(GM):
「・・・・・・」
雪(三枝):
「あの? ロキさん?」
ロキ(GM):
「あぁ、すまない。私もその話は聞いたことがある。アレは元来の、夜の貴族と呼ばれる吸血鬼とは別物だ。吸血鬼の食事によって吸血鬼化した人間とも少し違う。後天的に吸血鬼の
光を浴びることでその化けの皮は簡単に剥がせるだろう。そうなってしまえば所詮、不老を得た人間――
そこまで説明したロキさんは不意に口元を歪めて不気味な笑みを見せます。
雪(三枝):
えっ?!
ロキ(GM):
「あの死に損ないがどのような結末を迎えるのか興味が沸いた。
今日は気分が良い。他に訊きたいことはあるかね?」
と、システム的にはBOSS情報収集に成功したときのように相性または行動パターンを教えてくれます。
ヴァンパイアかグールどちらか一方の項目1つを教えてくれます。なお、今回はどちらのバージョンのBOSSもスキルをシナリオに合わせて改造してあります。
雪(三枝):
グールと戦うんだし、ヴァンパイアの方は要らないよね?
美綴:
そうだな。いつもどおり相性の方からか?
サーの電撃か、宇佐先生の仲魔の衝撃・氷結か、替寺組のガンか、メガーヌの魔晶スキルの呪殺か・・・どれがいいかな。
セイバー:
電撃がいいのでは? 私やメガーヌは仲魔やスキルを使わないという選択肢もありますがサーは電撃を封じられるとできることが激減します。
ライダー:
そうですね。そうしてもらえると助かります。
雪(三枝):
わかりました。それじゃぁ、ロキさんに尋ねるね。
「ゾンビの類って、よく回復効果で逆にダメージを負ったりしますけど、電気ショックで蘇生とかできないでしょうか?」
ロキ(GM):
「質問に答える前に忠告しておくが、そのてのフィクションの内容を鵜呑みにするのは非常に危険だと言っておこう」
実際、このゲームでは屍鬼や悪霊にもディア(回復魔法)や傷薬による回復が可能ですからね。
「それで、電気ショックだったか? 蘇生することはありえんだろうが充分な出力があれば傷つけることは可能だろう」
電撃相性は「普通」です。
雪(三枝):
「ありがとうございました」
ロキ(GM):
「“アレ”は私に似ているがどうも好きになれん。どんな思惑にしろ妨害してみるのも一興だろう」
雪(三枝):
「? ウォルター氏がロキさんに?」
ロキ(GM):
「いや、こちらの話だ気にしないでくれ。
気をつけて行ってくるといい。君に何かあってはまた退屈な日々が続いてしまうからな」
雪(三枝):
「は、はぁ。・・・? それでは失礼します」
==========
氷室:
うむ? 最近やたらと指示語が現れるな。伏線なのだろうが・・・。
佐伯:
そうですね。ロキさんは各陣営の暗躍を知った上で静観を決め込んでいるので、こういう演出になります。
次はどうしますか?
替寺:
いつものパターンなら、BOSSの行動パターン調べか。
美綴:
んじゃ、綴が調べるか。
==========
7.アプローチ 2サイクル目 綾織
商店街内 廃ビル
GM(佐伯):
こちらもいつもどおりの場所でお昼寝中の大狼パスカルが居ます。気配なのか匂いなのか音なのか、綾織さんがフロアに入るとすぐに体を起こしてそちらを見やります。
パスカル(GM):
「どうした?」
綾織(美綴):
事情を説明する時に犠牲者が出ている事も伝えておく。
「あの屋敷に居る何かを排除できないと、家主さんだけでなく周辺住民へも被害が拡大するかもしれません」
とかいってKW「町の平和」を使いつつ
「そのグールがどのような行動をとるか予測できるでしょうか?」
GM(佐伯):
KWは問題ないでしょう。+20%です。
綾織(美綴):
三枝がクリティカル出したばっかだしな。揺り返しが怖いから命運も使っとくぞ。
----------
会話判定値:46+20+20=86% (ころころ・・・)34 成功!
経験点90点獲得! ケルベロスとの絆、10+5(振り足し1回)=15上昇!
----------
綾織(美綴):
よし。
パターンは5番と9番を聞いてみるか
パスカル(GM):
「人間から変化したヴァンパイアが弱体化したグール・・・だと?」
パスカルは不思議そうに首を傾げています。
「弱体化したからといって種族まで変わるとは思えん。元がヴァンパイアなら、吸血行為は当然だろう。・・・死者の変化というのならば病を振りまくこともあろう。
・・・本当にそのような存在が?」
パスカルは訝しそうに首をしきりに傾げています。
5番は■毒ひっかき(毒付与攻撃)、9番は■吸いつき(HP吸収)です。
綾織(美綴):
「私たちも確認したわけではないので・・・。
とにかく、ありがとうございました」
パスカル(GM):
「あぁ、気をつけろ、ヴァンパイアにしろグールにしろ不死者というものは同格の悪魔より頑丈にできているものだ」
これは、コネボーナスで、BOSS特権により■ラクカジャ を習得していますよという情報です。
綾織(美綴):
「わかりました。気をつけます」
==========
セイバー:
精神攻撃だけかと思っていましたが、毒の対処も考えないといけませんね・・・。
アーチャー:
優先度は精神相性だろうな。毒は毎ターンダメージを受けるがアクション自体は取れる。しかし精神相性のBSは大半が自由な行動を不可能にするものばかりだ。
ライダー:
なるほど。ではその方針でいきますか。
蒔寺:
よっし。それならゆり子に会いに行くか。
==========
7.アプローチ 2サイクル目 蒔寺
GM(佐伯):
それでしたら・・・今回はどんな演出にしましょうかねぇ・・・。
替寺(蒔寺):
あ? ンなのなんでもいいよ。
GM(佐伯):
では・・・替寺さんが聖龍組の事務所で装備の確認をしていると窓を叩くコツコツという音を耳にします。
替寺(蒔寺):
いや、表から来いよ。そっちの方を見るぜ。
GM(佐伯):
そこには、全長3m超えの巨大アミメニシキヘビが!
一同:
?!
GM(佐伯):
そのニシキヘビがくちばしの先で窓をノックしています。さっきのコツコツという音はこの音だったようです。
替寺(蒔寺):
なんだ? 近所のペットが逃げ出したのか? 恐る恐る窓に近づくぞ。窓は閉まってるんだよな?
GM(佐伯):
替寺さんが気がついたのを確認すると、首を窓の鍵のところに移動させてまたコツコツとします。それは、屋外にいる人間が屋内にいる人間に対して窓を開けてもらえるよう頼むしぐさに似ているような、そんな印象を受ける動きです。
替寺(蒔寺):
なぁ、これゆり子との接触演出なんだよな? いきなり戦闘とかないよな?
GM(佐伯):
はい。そこは安心してもらって大丈夫です。
替寺(蒔寺):
本当だな? 信じるからな?
手近に有った木刀を振りかぶってから窓の鍵を開けるぞ。
GM(佐伯):
すると蛇は起用に窓の凹凸に頭を引っ掛けるて窓を開けると、中にスルリと入ってきます。
替寺(蒔寺):
木刀を握る手に力がこもる。
GM(佐伯):
蛇は全身を中には入れずに、頭から数十cm入ったところで前進をやめて、頭を替寺さんの方に向けると、
ニシキヘビ?(GM):
「はぁ、やっと気付いてくれたわね」
と、聞き覚えの有る鳴き声(?)を発します。
一同:
?!
アーチャー:
あ、いや。蛇、ゆり子・・・そういうことか・・・。
GM(佐伯):(クスクス)
まぁ、そういうことです。
人語を解する蛇という、非現実的なものを見てしまった替寺さんは・・・
替寺(蒔寺):
しまった! SANチェックか?!
GM(佐伯):
はい。では、運か魔で判定どうぞ。
----------
運判定値:17% (ころころ・・・)79 失敗・・・
----------
蛇?(GM)
「最近、五島が忙しくてね。私もいろいろ事務処理を押し付けられてなかなか抜け出せないのよね」
替寺(蒔寺):
「ゆり子・・・なのか?」
ゆり子?(GM):
「そうよ。と言ってもこの子は私のかわいいペットだけど」
替寺(蒔寺):
どっかにカメラとスピーカーが付いてんのか?
ゆり子in蛇(GM):
「そんなことより、相変わらず人助けしてるみたいね? 極道が」
替寺(蒔寺):
「単に金になるからだよ。そんな殊勝なモンじゃねぇ」
氷室:
ツンデレはいりましたー。
替寺(蒔寺):
「ちゃんと片付けねぇと報酬が出ねぇんだ。協力してくれよ」
KW無ぇし、命運を1点乗せるぞ。
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会話判定値:24+20=44% (ころころ・・・)38 成功!
経験点90点獲得! レベルアップ!
ゆり子の絆、10+7(振り足し1回)=17上昇!
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蛇風のゆり子(GM):
「話は聞いてるわ。それでこの子に役に立ちそうな物を運んでもらったのよ」
という声と供に蛇がカプセルを吐き出します。何が欲しいですか?
替寺(蒔寺):
ん~やっぱ、トランキライザーか?
て、蛇が吐き出すのかよ! 風呂敷か何かに入れて胴体に巻いてんのかと思ったぞ。
蛇っぽいゆり子(GM):
「それと忠告だけど、深遠を覗くということはあちらも貴方の事を覗き見ているということ。ゆめゆめ忘れないように、ね」
それだけ告げると蛇はスルスルと窓の外へと出て行ってしまいました。
直後に聞こえた女性の悲鳴と、数分後に聞こえてくるたくさんの自動車の音から察するに、保健所に通報されたようですがまぁ、彼女の蛇なら無事逃げおおせることでしょう。
==========
三枝:
なんだか聞いたことの有るフレーズだね。
美綴:
有名なフレーズだからな。少し改変されてたが。
ライダー:
最後はサーですね。
===========
7.アプローチ 2サイクル目 サー
路地裏
GM(佐伯):
サーさんがいつもの路地裏に行くと、グラナーダはゴミをあさりながら食事をしているところでした。
サー(ライダー):
「こんにちはー。ごはんだった?」
グラナーダ(GM):
「だいじょうぶ キにしない どうした?」
サー(ライダー):
KWになりそうなものはありませんね・・・命運を1点使っておきます。
----------
会話判定値:30+20=50% (ころころ・・・)72 失敗・・・
命運使用して振りなおし。(残命運:5→4)
(ころころころ・・・)50 ギリギリ成功!
経験点90点獲得! デモノイドとの絆、1上昇。
----------
サー(ライダー):
「せいしんかんしょう? を防ぐ方法ってあるかなぁ?」
グラナーダ(GM):
「これ やる まえにニンゲン アバれてた ほかのニンゲン コレ ノませた ニンゲンおとなしくなった」
と、ゴミ捨て場に有った錠剤をくれます。トランキライザーですよ。
サー(ライダー):
「ありがとー」
==========
氷室:
デモノイドの説明だけ聞くと、危ないクスリに聞こえるんだが・・・
三枝:
それ以前にゴミ捨て場に落ちてた薬って、使用期限とか大丈夫?
佐伯:
データ的には問題ありません。どうしても気になるなら50%の確率で毒付与にしましょうか?
一同:
やめてください たえられません
佐伯:
さて、これで全員の行動が終わりましたね。いったん休憩にしましょう。
次は突入ですか?
蒔寺:
突入でいいんじゃね? どうよ呉学人。
穂群原の呉学人:
ふむ。一応、1人1個ずつトランキライザーが行き渡るだけは用意できているな。
これ以上は時間をかけすぎてゲーム自体がグダるのでリスク覚悟で突入が良策と考えますが、セイバーさんたちはいかがですか?
セイバー:
宇佐は戦闘では役に立ちませんし、戦闘要員が良しと判断するのであれば良いかと。
アーチャー:
氷室、女史の言うようにゲームが間延びしてもナンだな。私も突入に賛成だ。
ライダー:
そうですね。問題ないかと。
佐伯:
では、休憩が終わったら悪霊の家に突入ということで。
大変お待たせしました。
アプローチ2サイクル目をお届けいたしました。
鳥居氏は、クロス・オーバータグ案件でしょうか?(苦笑)
前回(1サイクル目)では、9割9分 メガテンXのルルブ見てなかったのに対して、今回は参照するのがほとんど闇プロで
あぁ、メガテンやってるなぁ
なんて感慨に耽ったりしてました(笑)
次回はクライマックス! ですが、BOSS戦前にプチダンジョン探索があります。
無事BOSS部屋に辿り着けるのか?
次回までしばらくお待ちください。
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7.屋敷探索1
佐伯:
それではそろそろ再開しましょうか。
休憩前には悪霊の家に突入とのことでしたが、それでよろしいですか?
氷室:
あぁ。だがその前にトランキライザーを全員に分配しておくぞ。トランキライザーは自分のBS発生率を下げるアイテムだからな。
※全員の所持トランキライザー数、1個ずつ。
佐伯:
それではいよいよクライマックスです。
==========
悪霊の家 前
GM(佐伯):
では皆さんは悪霊の家こと音無家主の貸家の前にやってきました。どうしますか?
替寺(蒔寺):
どうするもこうするも、中に入らないと始まらないだろ。
GM(佐伯):
門は問題なく開き前庭に入れます。以前来た時同様荒れ放題の庭を通り玄関に到着しました。どうしますか?
雪(三枝):
だから、中に入るよ。
GM(佐伯):
錠がかかっていて開きません。
綾織(美綴):
そういうことか。でも家主から鍵を借りてたよな? 使って錠を開けるぞ。
GM(佐伯):
ガチャリと音がして、ドアが開きません。
宇佐(セイバー):
え? 錠は開いたのですよね?
GM(佐伯):
はい。開いたはずです。
重三(アーチャー):
確か、裏口があったな。そちらに廻ってみるぞ。
GM(佐伯):
では、裏口ですがやはり錠がかかっていますね。
なお裏庭は前庭以上に荒れ果てて雑草が生え放題です。
サー(ライダー):
借りた鍵はここの錠も開きますか?
GM(佐伯):
はい。開きますがやはりこの扉も開きません。
メガーヌ(氷室):
? どうなっているのだ? 窓は確認できるかね?
GM(佐伯):
では、その前に・・・運判定をどうぞ。
----------
目星orアイデア
メガーヌ:18% (ころころ・・・)13 成功!
替寺 :18% (ころころ・・・)44 失敗・・・
雪 :19% (ころころ・・・)54 失敗・・・
綾織 :74% (ころころ・・・)60 成功!
宇佐 :94% (ころころ・・・)56 成功!
重三 :89% (ころころ・・・)87 成功!
サー :36% (ころころ・・・)69 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
成功した人たちは草むらと化した庭の中にダストシュートのようなものを発見します。
綾織(美綴):
「これは、なんでしょうか? ダストシュート?」
宇佐(セイバー):
「民家にですか? しかも、ここにゴミを入れては、地下にゴミがたまってゴミ出しがむしろ面倒になるような・・・」
GM(佐伯):
では、成功した4人は更に運判定をどうぞ。メガーヌさんと宇佐先生は+20%してOKです。
----------
アイデア
メガーヌ:18+20=38% (ころころ・・・)99 自動失敗!
綾織 :74% (ころころ・・・)60 成功!
宇佐 :94+20=114% (ころころ・・・)76 成功!
重三 :89% (ころころ・・・)35 成功!
----------
GM(佐伯):
自動失敗のデメリットはないので安心してください。
成功した人は、これは石炭や薪を地下の備蓄倉庫に放り込む用のシュートだと気付きました。日本で見かけることはかなり珍しいでしょう。
重三(アーチャー):
「あ、これ前に宇佐先生が講義の余り時間に話してた奴じゃないっすか?」
宇佐(セイバー):
「そのようですね。このような所で見かけるとは珍しいですね。様式がバンガロー風ですし地下ごと移築してきたのかもしれませんね」
綾織(美綴):
窓が駄目ならここから入るのも視野に入れないとだな。
サー(ライダー):
そうですね。窓を確認しましょう。
GM(佐伯):
その場合は落下ダメージとか考えますからね?
窓は全て、少なくとも1階の窓は全て内側から釘と板が打ち付けられていて開けられないようになっていますね。
メガーヌ(氷室):
ふむぅ。ドアは錠がかかっていて開かないのか、物で塞がれているのかどちらか判るかね?
GM(佐伯):
それはすぐに解りますね。錠がかかっています。
替寺(蒔寺):
んぁ? さっき鍵は開けただろ?
雪(三枝):
あっ!? 中からかけるタイプの錠かな? 差し錠とか
綾織(美綴):
あぁ。なるほどね。
って、それ中に誰か居るってことにならないか? 外からはかけられないだろ。
GM(佐伯):
そうですね。その事には簡単に気付くでしょう。
宇佐(セイバー):
窓は全て打ち付けられているのですよね?
GM(佐伯):
はい。少なくとも外から確認できる窓、1階の窓は全てですね。
重三(アーチャー):
止むを得まい。家主に連絡を取りドアを破壊する許可を取るぞ。
音無(GM):(電話越し)
『え? 内側から錠? そんなはずは・・・』
家主さんも心当たりがありません。当然ですね。織間さんたちが退去後施錠したのは彼女なのですから。
『そういう状況でしたら仕方ありません。ただ、玄関は表通りから見えますし、裏口からお願いします』
と、ドアを破る許可をくれました。
サー(ライダー):
では裏口に行きましょう。
GM(佐伯):
裏口を壊して中に入るでいいですか?
では、力判定に成功すればドアを蹴破ることができたことにしましょう。誰か1人成功すればOKです。
替寺(蒔寺):
っしゃぁ! 荒事なら極道に任せろ!
一同:
あ・・・
(ころころ・・・)48
替寺力判定値:18%
一同:
・・・・・・。
替寺(蒔寺):(肩を押さえつつ)
「痛ってぇ・・・」
GM(佐伯):(頭を抱えつつ)
えぇ、では極道者というには余りにも貧弱なタックルは、老朽化が進んだ木造の扉にあっさりと阻まれました。
メガーヌ(氷室):(額に手を当ててつつ)
「何をやってますの? こういうことはあなたの仕事ではないでしょうに」
と、替寺を尻目に拳一閃。
----------
力判定値:93% (ころころ・・・)16 難なく成功!
----------
GM(佐伯):
そうすると、大の大人のタックルを拒んだ扉は、メガーヌさんの拳1つで粉々に砕け散りました。
替寺(蒔寺):
「や、やるじゃねぇかネエチャン」
メガーヌ(氷室):(スルー)
中の様子は?
重三(アーチャー):
この辺りから、灯りを点灯しておくぞ。
GM(佐伯):
では、中を問題なく見ることができます。
部屋全体が土間になっている小さめの部屋でコートや帽子をかけておく場所、傘立て、ゴム長、あとは石炭袋がいくつか置いてある程度ですね。
替寺(蒔寺):
他には何にもないのか?
GM(佐伯):
はい。判定に成功しても何も出ません。
雪(三枝):
じゃぁ、部屋から出て中の探索かな?
GM(佐伯):
と、移動しようとすると大きな音が聞こえます。
SE:ドン! ドン! ドン!
綾織(美綴):
どこからか判るか?
GM(佐伯):
う~ん・・・運判定ですかね。あ、魔判定でもOKかな。
----------
聞き耳orアイデア
メガーヌ運判定値:18% (ころころ・・・)31 失敗・・・
替寺 運判定値:18% (ころころ・・・)70 失敗・・・
雪 魔判定値:29% (ころころ・・・)02 クリティカル!
綾織 運判定値:74% (ころころ・・・)71 成功!
宇佐 運判定値:94% (ころころ・・・)97 自動失敗!
重三 運判定値:89% (ころころ・・・)69 成功!
サー 魔判定値:56% (ころころ・・・)72 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
く、クリティカル?!
えー、では・・・
まず失敗した人も含めてわかるのは、音は頭上、2階から聞こえたということですね。
宇佐(セイバー):
例の悪霊でしょうか?
GM(佐伯):
で、成功した人は更に、ほぼ真上、見取り図で言うと階段のすぐそばの部屋から聞こえてきたと思います。土間の部屋の入り口にいるとしたら、やや前方の天井から聞こえたという印象ですね。
重三(アーチャー):
場所が特定できているし、そちらに向かうのが自然な流れか?
GM(佐伯):
で、クリティカルした雪さんですが・・・使ったのは魔判定ですよね?
それだと、物音のするほうから、魔法を使用した気配をかすかにですが感じることができるでしょう。悪魔との戦闘でサーさんや他の悪魔が魔法を使ったときに感じるものに似ていると思います。
雪(三枝):
BOSSが居るのかな? みんなに伝えておくよ。警戒しておかないと。
サー(ライダー):
どうしますか? 音の出所を調べてみますか?
メガーヌ(氷室):
そうするのが妥当でしょう。
替寺(蒔寺):
んじゃ、2階に行くか。
GM(佐伯):
2階に上がった皆さんは、またドンドンと物がぶつかるような音を聞きます。階段をあがって左手の壁に部屋が4つ。そのうち手前から2つ目の部屋ですね。
雪(三枝):
何の音かわかるかな?
GM(三枝):
皆さんが近づいて中の様子を窺おうとすると、音はピタリと止まります。
綾織(美綴):
あからさまに怪しい・・・。
宇佐(セイバー):
物音1つしないのでしょうか?
GM(佐伯):
そうですね。さっきまでの騒がしさが嘘のような静けさです。
重三(アーチャー):
中に入るほかなさそうだな。
雪(三枝):
あ、じゃぁ雪が先頭になって扉を開けますね。防御点が1番大きいですし。
GM(佐伯):
戸を開けると中は寝室のようです。ただし長らく使っていないのか、ベッドはスプリングがむき出しになっており、あとは箪笥が置いてある程度ですね。
サー(ライダー):
音の源はなんだったのでしょう?
GM(佐伯):
では、運判定を。
この判定回数・・・完全にCoCですね(汗)
あ、成功度合いによって得られる情報に変化がありますよ。
----------
目星
メガーヌ:18%→ 38 失敗・・・
替寺 :18%→ 90 失敗・・・
雪 :19%→ 10 成功!
綾織 :74%→ 54 成功!
宇佐 :94%→ 99 自動失敗!
重三 :89%→ 06 クリティカル!
サー :36%→ 11 成功!
----------
GM(佐伯):
ふむ。
では、自動失敗の宇佐先生を含めた、失敗組は
なんだか、嫌な雰囲気がするなぁ。
と感じます。これは今まで悪魔に関わってきた経験からくる直感のようなもので具体的に何が、と問われるとよくわかりません。
もちろん成功した人たちもこれは感じます。
メガーヌ(氷室):
お? 本命の部屋を引いたか?
GM(佐伯):
さぁどうでしょう?
失敗でも手に入るこの情報は建物に入る前に伝えるべき情報を忘れていたので今お伝えしただけですので。
替寺(蒔寺):
おい!
GM(佐伯):(スルー)
次に成功した人たちです。
部屋の中央の床に黒い染みを見つけることができました。何かが滴り落ちたような跡ですね。天井をみるとちょうど床の染みの真上辺りに似たような染みがあるのでそこから落ちてきたのかなと思いますね。
雪(三枝):
雨漏りの跡・・・だと黒くならないよね?
GM(佐伯):
そうですね。では成功した人たちは<アイデア>・・・運判定値をお願いします。
----------
アイデア
雪 :19%→ 00 ファンブル!
綾織 :74%→ 14 成功!
重三 :89%→ 61 成功!
サー :36%→ 15 成功!
----------
GM(佐伯):
では成功した人たちは
この染みは血痕が乾いて古くなった物だと気付きます。
綾織(美綴):
天井裏に何かあるのか?
GM(佐伯):
さて、どうでしょうかねぇ?
さて、最後にクリティカルの重三さんですが
壊れたベッド周りの床がやけに傷んでいることに気付きました。何かを叩き付けたり引きずったりしたように見えますね。
重三(アーチャー):
GM(佐伯):
もちろんOKです。
重三(アーチャー):
(ころころ・・・)71 成功だ。
GM(佐伯):
では、床の傷はこのベッドを動かしたときにできたものだろうと判断できました。
重三(アーチャー):
傷はベッド周辺にしかないのかね?
GM(佐伯):
(ぐっ・・・さすが元ネタ知ってるだけあって抜け目がないですね)
よく見るとベッドの辺りから窓の方へ何かを引きずったような跡があります。
と、いったところで突然その窓が
SE:ガタガタガタガタガタガタガタ
と揺れ出します。地震ではありません。
替寺(蒔寺):
ひぃっ! や、やめろよぉ・・・ おどかすなよぉ・・・
サー(ライダー):
風ですか?
GM(佐伯):
どうでしょう。皆さん窓から距離を置いているので判断しかねるでしょう。
メガーヌ(氷室):
窓に近づいて外の様子を窺おう。
雪(三枝):
あ、カネちゃん。織間さんて確か窓から転落したって・・・。気をつけて。
メガーヌ(氷室):
む。そうだったな。ここは部屋に入るとき同様、雪にお願いすべきか。
雪(三枝):
う~ん・・・運判定を要求されたらあんまり役に立たないよ?
直美ちゃん、何が見えるかな?
GM(佐伯):
そうですね。その前に。雪さんが近づくと窓の振動は収まります。
外に見えるものですが、目線の高さには隣の建物の壁と窓。
下には庭というか裏に廻るための道というかそんな空間です。伸び放題の草が揺れていますが、先ほどの窓の振動を生むような激しさはありません。
雪(三枝):
「何もないみたいですね。ビル風かしら」
GM(佐伯):
(む。窓を開けてくれない・・・さすがに窓が閉まったままで突き落とすのは無理があるわよね・・・じゃぁ、予定外だけど)
雪さんは回避判定をお願いします。外を見ているので-10%で。
雪(三枝):
ふぇっ?! 何?!
GM(佐伯):
他の人には、ベッドがすごい勢いで窓際に立つ雪さんに突っ込んでいくのが見えます。
綾織(美綴):
な?! 大声を出して雪を気づかせることはできないか?!
GM(佐伯):
あぁ、これだけ人数いますしねぇ・・・じゃぁ、突然シングルとはいえベッドが窓に飛んでいく様子を見ても正気を失わずにいれた人だけが応援判定できることにしましょう。今回は雪さんへの援護ができなくなるというペナルティがあるので失敗しても
----------
<正気度>ロール
メガーヌ運判定値:18%→ 57 失敗・・・
替寺運判定値 :18%→ 22 失敗・・・
綾織運判定値 :74%→ 87 失敗・・・
宇佐運判定値 :94%→ 28 成功!
重三運判定値 :89%→ 66 成功!
サー魔判定値 :56%→ 10 成功!
----------
GM(佐伯):
突然のことにも冷静でいられたお三方は応援判定をどうぞ。驚くよりも前に雪さんに声をかける事ができたというイメージですね。
----------
応援判定
宇佐:94%→ 71 成功!
重三:89%→ 38 成功!
サー:36%→ 37 いちおおい!
----------
GM(佐伯):
では、急襲のペナルティ10%と応援2度がけ分40%、差し引き+30%で回避判定をお願いします。
宇佐(セイバー):
「雪さん! 避けて!」
重三(アーチャー):
「跳ぶっス!」
サー(ライダー):
「あぶなーい!」
雪(三枝):
「?!」
----------
雪回避判定値:19+30=49% (ころころ・・・)65 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
それでは雪さんは・・・(ころころ・・・)25点剣相性のダメージをどうぞ。
雪(三枝):
あ、急にメガテンぽい表現になったね。えぇと物理防御点が22点だから・・・3点ダメージ? (現在HP:53)
GM(佐伯):
低っ!
えぇ、では、ここから突然動き出したベッドと戦闘です。
窓際に立っていた雪さんと雪さんに突進したベッド、その他の皆さんというグループ分けになるので、今回は特殊な処理として、前列は雪さん1人で他の人は後列にいるものとします。
替寺(蒔寺):
こ、これはアレだ、最後まで泣いてはいけないRPG的なアレで、お化けなんかじゃない・・・お化けなんか嘘さ・・・
重三(アーチャー):
それだと、本当にCoCになるが? (コズミック的な意味で)
GM(佐伯):
はじめていいですか?
以前のダンジョンよりはるかにダンジョン探索してますね。
やっぱり他人が創ったダンジョンは細部までデータが有って至れり尽くせりです(ぉ)
こんなちゃんとしたシナリオとダンジョン創りたいなぁ・・・
PLないしPCらしい行動を心がけた結果、ギミックが機能しませんでした。
というわけで完全に予定外の戦闘開始です。
苦戦はないと思いますが、グダらないようにしたいですね。
そんなことより、重三がまたニュートラル濃厚状態・・・もうここまできたらNPC化によるロストもおいしいかなとか思い始めています(汗)
それでは、次回までしばらくお待ちください。
戦闘ログ作って、リプレイに直してなので時間がかかると思います。
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7. VS.ベッド
陣形
敵前列
ベッド(種族:?)
味方前列
雪
味方後列
メガーヌ、替寺、綾織、宇佐、重三、サー
-----------
イニシアティブ
替え寺、ベッド、重三、雪、サー、メガーヌ、宇佐、綾織
-----------
第1ターン
替寺(蒔寺):
このベッドは悪魔ってことでいいのか?
GM(佐伯):
はい。ただしアナライズもされてませんし、正体は不明です。
まぁ、人間でも敵として出たら「悪魔データ」呼ばわりですけどね。
替寺(蒔寺):
よし、とにかく雪の孤立をどうにかするぜ。前列にジャンクを召喚(■マシン・オペレーション)。ジャンクにはベッドへ■ターゲッティングを宣言させるぞ。(MAG:88→73)
マキデ自身は雪を応援しておくぞ・・・ちっ失敗か。
「こい! ジャンク! あの廃品をリサイクル法にひっかからねぇぐらい粉々にしてやれ! 自衛官の姉ちゃん! とっとと距離をとれよ!」
雪(三枝):
「わかってます!」
GM(佐伯):
ではベッドの行動ですね・・・あ、■スクカジャ(味方の判定値を上昇させる)・・・(ころころ・・・)5%上昇ですね。
ベッドは浮き上がり先ほどよりスピードが増したようです。
重三(アーチャー):
いつもどおり■応援だな。・・・ん、成功だ。
「雪さん! こっちが立て直すまでなんとか持ちこたえてくださいっす!」
雪(三枝):
「は、はい!」
そのまま鞭で攻撃するよ。BOSSじゃないんだよね? スキルは使わずにいくよ。・・・うん、成功。
GM(佐伯):
ベッドの回避は失敗です。ダメージをお願いします。
雪(佐伯):
・・・え~と・・・44かな。気付いたらずいぶん強くなったね。
GM(佐伯):
そうですね。
そこから防御点を引いて・・・28点ダメージですね。
サー(ライダー):
前列に移動します。移動はアクションを消費するのでしたね。これで行動終了です。
メガーヌ(氷室):
おなじく、前列に移動して終了だ。
宇佐(セイバー):
前列の数は欲しいですよね。モウリョウを前列に召喚、■毒針で攻撃させます。(MAG:374→352、モウリョウHP:120→112)
86% (ころころ・・・)08 クリティカル!
宇佐(セイバー):
おぉ、・・・やりました。
GM(佐伯):
調子がいいですね。・・・あ、すいません。回避成功したので通常命中です。
モウリョウが放った猛毒の針はベッドの急所・・・急所? まぁ、部品の継ぎ目や薄い所などを的確に狙う一撃でしたが、それを上回る俊敏さでベッドは毒針を比較的頑丈なところで受けました。
宇佐(セイバー):
残念ですが、命中しているのでよしとしましょう。31点なので15点ダメージですか?
宇佐本人はマキデを■応援しておきま・・・失敗しました。
GM(佐伯):
はい。累計ダメージ43。もうスプリングが転げ落ちたり木枠がはがれかけたりと文字通りの半壊状態です。
※いつものように、BS判定を忘れています(汗)
綾織(美綴):
最初から半壊してた様な気はするが。ボロベッド的な意味で。
綴もすることはないから替寺を■応援だな・・・失敗。
GM(佐伯):
全員行動しましたね? では第2ターンに移行します。
そういえばセイバーさん、けっこうギャンブラーですね。
宇佐(セイバー):
? どういうことでしょう?
GM(佐伯):
いえ、相性が判明していない相手に魔力相性の攻撃(毒針)を使っていたので。
宇佐(セイバー):
?! ■アナライズを忘れていました・・・。
メガーヌ(氷室):
まぁまぁ、おかげで魔力相性、それに雪の攻撃も通ったので剣相性は効くことがわかったのです。良しとしましょう。
==========
第2ターン
陣形
敵前列
ベッド(種族:?)
味方前列
雪、メガーヌ、サー、ジャンク、モウリョウ
味方後列
替寺、綾織、宇佐、重三
----------
替寺:
剣が効くならガンも効くだろ! よっしゃ成功! 当たらば43点だ!
※せっかくターゲッティング使ったのにジャンクが居ない事にされています(汗)
GM(佐伯):
・・・当たりました。累計70点ですね。かなりボロボロになってきました。もうベッドの原形は残ってなさそうですね。
一矢報いたいところですが、ベッドの行動は・・・■スクンダ(敵の判定値を下げる)。
減少値は・・・6%ですね。
重三(アーチャー):
自身の判定値を上げた直後にこちらの判定値を・・・やっかいだな。■応援で少しでも補助するぞ。対象は雪だ。
89-6=83% (ころころ・・・)84 いちおおい!
重三(アーチャー):
くっ、さっそくスクンダの影響が・・・。
雪(三枝):
切り落としを使えば当てられるんだけど命運はBOSS戦に残しておきたいから、通常武器攻撃だよ。・・・成功。
GM(佐伯):
ベッドの回避はスクカジャの効果で30%ですよ。
(ころころ・・・)28 回避・・・
雪(佐伯):
あぁ、今度はスクカジャの影響が・・・。
サー(ライダー):
素手で殴ります。・・・スクンダを受けていなくても失敗ですね。
メガーヌ(氷室):
(ころころ・・・)09 クリティカル!
GM(佐伯):
回避できませーん。
メガーヌ(氷室):
威力は41+2d。6と3で50点。クリティカルで倍の100点防御点無視だ。
GM(佐伯):
そんなの無傷でも耐えられませんよぉ!
メガーヌ(氷室):
「フタエノキワミ! アッー!」
SE:ボゴォン!
GM(佐伯):
ベッドはメガーヌさんの強烈な拳打を受けて粉々に砕け散りました。
戦闘終了です。
-----------
獲得経験点:6点/1人
獲得MAG:12点(宇佐が10点、替寺が2点所持)
アイテムドロップ:アメジスト(綾織が所持)
雑魚1体くらいなら安定して問題なく倒せるように成ってきました。
そしてミスの嵐・・・。
やはり某動画主さまのように、ログ製作時はGMとPL側で2人で管理しないと厳しいですかねぇ。
少しでもミスが少なくなるようがんばりますので、どうか見捨てないでください。
m(_ _)m
次回は探索再開からです。しばらくお待ちください。
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7.屋敷探索2
現在地:寝室3
GM(佐伯):
さて、突然襲い掛かってきたベッドは粉々に砕けてもう動く気配はありません。
これからどうしますか?
雪(三枝):
そういえば、1階で物音を聞いた時感じた魔法の気配はこのベッドなのかな?
GM(佐伯):
そうですね。では皆さん魔判定をお願いします。
----------
メガーヌ:18% → 39 失敗・・・
替寺 :18% → 24 失敗・・・
雪 :29% → 39 失敗・・・
綾織 :59% → 41 成功!
宇佐 :29% → 39 失敗・・・
重三 :19% → 13 成功!
サー :56% → 93 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
お、2人成功ですか。では、お2人は雪さんから聞いていた気配を階下から感じたような気がします。それは当然ベッドが使ったスクカジャやスクンダとは別の気配です。
綾織(美綴):
今度は下? 移動してるのか?
重三(アーチャー):
2階に上がってきたついでに他の部屋も見たいが、社の性格ではその気配の追跡を主張するだろうな。
「例の悪霊って奴の気配じゃないっすか? 見に行きましょうよ」
サー(ライダー):
サーも深く考えて行動するタイプではないので同意見でしょう。
「おりないのー?」
メガーヌ(氷室):
ふむ。他の部屋が気になるのは確かですが、明確な理由が無いですな。それに対して依頼である悪霊の確認・排除に最も近そうな情報は階下の気配のみ・・・
替寺(蒔寺):
空き巣なら隈なく探すんだろうけどな。
GM(佐伯):
では、下に降りるということで。
----------
GM(佐伯):
皆さんは1階に降りてきました。周囲にはコレといった異常は見られません。物音といえば皆さんの体重で軋む階段と床板くらいなものでしょう。
綾織(美綴):
もう気配を感じることはできないのか?
GM(佐伯):
そうですね。クリティカルしてればまだ何か判ったかもしれませんが。
宇佐(セイバー):
仕方ありません。1階の部屋を調べていきましょう。
GM(佐伯):
どこから見ていきますか?
重三(アーチャー):
近場からいくか。まずは台所だな。
GM(佐伯):
はい。
では台所ですが、普通の台所ですね。冷蔵庫に食器棚、日本では珍しい薪を使うタイプのレンジとオーブン。そのほかにも棚が幾つか見受けられますね。
一同:
GM(佐伯):
すっかりノリがCoCに(苦笑)
----------
<目星>
メガーヌ:18% → 60 失敗・・・
替寺 :18% → 36 失敗・・・
雪 :19% → 58 失敗・・・
綾織 :74% → 24 成功!
宇佐 :94% → 95 いちおおい!
重三 :89% → 94 失敗・・・
サー :36% → 77 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
棚は食料保存用の棚だったようで、缶詰などの保存食の他、常温保存する食材が保管されています。まだ食べられそうなものもありますがほとんどが鼠の食害に遭っていますね。
鼠と断定できるのは、足跡などの痕跡が埃の積もった床に見受けられるからです。
サー(ライダー):
何もなさそうですね。次にいきましょう。隣の食堂へ。
※7人分の判定結果は邪魔なので、以降は一部結果だけ記します。
GM(佐伯):
食堂ですね。テーブルとサイドボード。テーブルには椅子が7脚。テーブルの上には食器が3人分置かれています。
メガーヌ(氷室):
? 料理が出ている? やはり誰か居るのか?
GM、めぼ
GM(佐伯):
しをするまでも無く判りますが、料理は完全に腐敗しており異臭を放っています。どうやら織間家の人たちは重なる不幸にいろいろ投げ出して文字通り逃げるように退去したようですね。戸締りの確認に来た家主さんも度重なる異常に、細かいところはチェックせずに閉めてしまったのでしょう。
替寺(蒔寺):
め、メシの最中、でなきゃ準備中に何かあったってことか・・・
「次行こうぜ、鼻が曲がりそうだ」
リビングだな。
GM(佐伯):
まぁ、テレビやらテーブルやらソファやら、普通の家のリビングにあるものが普通にある感じですね。
運判定をどうぞ
----------
<アイデア>
綾織、重三:成功
宇佐 :クリティカル!
----------
GM(佐伯):
成功した人は、部屋に取り残された雑貨の中に、十字架や聖母像など、キリスト教系の品物が多く存在することに気付きます。
クリティカルした宇佐先生は、それらがアンジェラ司祭やプッチ大司教が勤めるメシア教会で見かけた物に良く似ていると感じます。民俗学者である先生なら宗派による道具の違いを見間違えることはないでしょう。
綾織(美綴):
悪霊に悩まされて神にすがったんだろうなぁ。
んじゃぁ、向かいの窓のない部屋か。物置だよな?
GM(佐伯):
はいそうです。
あるのはガラクタばかり、箱やら錆びた水槽やら自転車のようなものやらが乱雑に置かれています。入って右手の壁には棚があります。
----------
<目星>
雪、綾織、宇佐:成功
重三 :クリティカル!
----------
GM(佐伯):
さすがに情報特化組はクリティカル出ますねぇ。
重三(アーチャー):
これだけダイスを振っていればな。
GM(佐伯):
ですが、この部屋ではクリティカルしても追加情報ないんですよね。申し訳ないです。
重三(アーチャー):
情報収集の判定でそう毎回ボーナスも付けれまい。気にしなくて良い。
GM(佐伯):
そう言ってもらえると助かります。
それでは、判定に成功した4人は、棚の異常に気付きます。
雪(三枝):
異常?
GM(佐伯):
部屋に入ったときは、扉付の棚だと思ったそれは、中身が取り出せないように板で塞がれている事に気付きます。といっても普通に釘で打ちつけているだけなので、板を剥がすなり割るなりすれば開けられそうですが。
綾織(美綴):
どうする? 開けてみるか?
宇佐(セイバー):
中身は気になりますが・・・
重三(アーチャー):
わざわざ意味深な封印の描写が有る以上“何か”在るのは間違いないだろうが・・・
サー(ライダー):
先ほどのベッドのように罠の可能性もありますね。
メガーヌ(氷室):
・・・いえ、その心配は少ないのではないでしょうか?
替寺(蒔寺):
なんでだよ?
メガーヌ(氷室):
もしここに罠があるなら、2階の部屋のように場所を特定できるようにすると思うが、(2階からみて)階下という以外の情報がなかった。ならばここにあるのは罠の類ではないと推測するが。
雪(三枝):
あぁ、そっか。そうだよね。じゃぁ・・・
綾織(美綴):
呉学人がそういうなら開けないでおこう。
穂群原の呉学人:
なぜそうなる?!
綾織(美綴):
自分の胸に聞いてみろ!
氷室:
分厚い脂肪しかないが?
SE:プツン
氷室:
? なんだ? なにか張り詰めた弦が切れるときのような音が・・・?!
黒豹:ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
剣 :ひゅおおぉぉぉぉおぉぉぉオォォォォォォォォォォォォォォォォォ
三枝:
ちょっ、マキちゃん?! ガラスの灰皿は駄目だよ! というかなんでこんな所に灰皿が?! 衛宮家の人たちって喫煙者いないよね?!
アーチャー:
セイバーも落ち着け!
美綴:
か、かぜ?! どこから??
====================
しばらくお待ちください
====================
佐伯:(真っ青)
お、おちつきましたか?
黒豹&剣:(しょんぼり)
・・・はい・・・。
アーチャー:(ゲッソリ)
(よもや、染まっていないセイバーがジャンクフードを要求してくるとは思わなかった・・・それだけならまだしも、故郷の料理も出せなど久方の暴君ぶりだったな・・・スターゲイジーパイは作れなくはないが、マーマイトなど急に用意できるわけが・・・と思わせて大河の持ち込み食材にまぎれていた事に驚きを隠さずにはおれんな・・・大方音子の入れ知恵だろうが・・・とにかく、おかげで暴君の怒りは治まった。あとはアレで何かを要求され困惑する衛宮士郎の狼狽振りでもみればこの疲労も少しは癒されよう・・・というかいまさらだがアレらはセイバーの時代よりはるかに新しい料理のような・・・)
GM(佐伯):
え、えぇと再開しますね・・・。
そ、そう! リビングの向かいにある物置の板で塞がれた棚を開けるかどうかという話でしたが、結局どうします?
サー(ライダー):(疲れた)
開けましょうか・・・。
GM(佐伯):
では、釘でしっかり打ち付けられているので道具で剥ぎ取るか力判定で・・・
(ころころ・・・)69
メガーヌ(氷室):(力判定値:93%)
成功だ。
呉学人がただのうっかり系策士ではない事を思い知るがいい。
GM(佐伯):
えぇ、では板に拳で穴を開けたメガーヌさんはその穴から3冊のノートを取り出しました。
1冊目はノートの見返しに住所と氏名が書かれていたので・・・英語ですがメガーヌさんがいますし問題ないですね。住所氏名からコービット氏の物だとわかります。
替寺(蒔寺):
てことは、この棚を塞いだのはコービットなのか?
GM(佐伯):
さて、この3冊全て英語で書かれているうえ、文量もかなりのものです。中身を読んで情報を得ようと思うとかなりの時間を要する事になると思いますがどうしますか? 読みますか?
雪(三枝):
え・・・具体的にどれくらい時間が必要なのかな
GM(佐伯):
数時間では確実に足りないでしょうね。数日はみる必要があるでしょう。
綾織(美綴):
そりゃかかりすぎだな。先を急ぐか。
GM(佐伯):
ノートは持っていきますか? 持っていくならいつぞやの重三さんの「謎の本」と同じようにアイテム欄に「コービットのノート」と記入してください。
メガーヌ(氷室):
では3冊とも私が預かっておこう。
隣、ダイニングの向かい(?)にある部屋へ行くぞ。
GM(佐伯):
物置その2 です。ここは壊れた椅子など薪にくべるくらいにしか使えそうもない壊れた家具などが放り込まれています。
宇佐(セイバー):
さすがに何もなさそうですが・・・
GM(佐伯):
はい。ぶっちゃけ何もないです。壊れてさえなければ海外製の家具や調度品など興味をそそる物も有ったかもしれませんが・・・。
重三(アーチャー):
これで1階の部屋はすべて廻ったことになるか? コレといって何もなかったが・・・
サー(ライダー):
ノートに何か書いてあるのでしょうか?
替寺(蒔寺):
でも、BOSSはヴァンパイア(から弱体化したグール)だって判ってんだから、これ以上の情報は無いんじゃないっすか?
メガーヌ(氷室):
GM、ここまでで上から何か物音や気配はするかね?
GM(佐伯):
ん、ちょっとまってくださいね。
(ころころ・・・)01 クリティカル!
GM(佐伯):
ブッ
雪(三枝):
え?
GM(佐伯):
え、えーでは、皆さんが1階を捜索していると突然、
SE:カサカサカサカサカサカサカサカサッ
GM(佐伯):
と天井から音が聞こえてきます。
替寺(蒔寺):
ギャーッ!
GM(佐伯):
皆さんが2つめの物置から出てきたところとして、左から右へ大量に移動しています。
綾織(美綴):
何の音だ?
GM(佐伯):
何か小さな物が移動している、そんな印象の音ですね。
宇佐(セイバー):
虫でしょうか? 考えたくはありませんが、放置された食料など黒光りする“ヤツ”が住み着いていてもなんらおかしくはないでしょう。
一同:ゾワゾワッ
GM(佐伯):
え、えー、音の雰囲気からもっと大きいな物ではないでしょうか。
重三(アーチャー):
だいいち、“やつら”は天板越しに聞こえるほど大きな音はたてんだろう。
GM(佐伯):
そうですね。みなさん経験則からそういう事が解って大丈夫です。
あ、みなさん魔判定をどうぞ。
サー(ライダー):
おや? 例の気配でしょうか?
----------
重三のみ(19%なのに)成功。
----------
GM(佐伯):
(さすがにクリティカルは出ないか。じゃぁ、条件を少し下げて、と)
では重三さん以外の皆さんは音のする方に例の気配――魔法の気配を感じました。
重三(アーチャー):
? 成功したのに社は何も気付かなかったのか?
GM(佐伯):
逆ですね。他の皆さんが気付かないことに、重三さんだけ気づくことができました。それは、
気配が足元、床下から感じるように思いました。
文字通り真下といって良い方角から感じることでしょう。
重三(アーチャー):
「皆さんどっち向いてるっすか? さっきから地下で魔法使ってるやつが居るっすよ?」
メガーヌ(氷室):
「なんですって?」
GM(佐伯):
いわれると、一度感知に成功している雪さんと綾織さんは、かすかに床下から感じ取ることができるでしょう。
雪(三枝):
「ぁ」
替寺(蒔寺):
2階のはミスディレクション用の罠か!
綾織(美綴):
「重三さん、ありがとうございます。どうやら、“悪霊”は地下に人を近づけたくない様子。
確認を行うべきだと思います」
宇佐(セイバー):
「私には感じることができませんが、皆さんの感覚は信用できます。地下を優先しましょうか」
GM(佐伯):
では、地下に移動するということですね。
まずはキッチンの隣の、地下への階段がある扉の前に来ました。錠がかかっていますが、家主さんから受け取っている鍵で問題なく開けることができます。
扉の向こうは薄暗い階段が地下へと続いています。
雪(三枝):
さっきと同じかな。重三さんから灯りを受け取って先頭で降りていくよ。
メガーヌ(氷室):
GM、階段はどれくらいの幅かね?
GM(佐伯):
一般家庭の階段ですから人1人が余裕を持って通れるくらいでしょう。2人並ぶには狭いという感じですね。
メガーヌ(氷室):
では、雪の後はメガーヌが。何かあるかもしれんからな。
サー(ライダー):
では、
替寺(蒔寺):
んじゃ、サーの前がマキデかな。前で何かあっても射撃で援護できるしな。
GM(佐伯):
では、戦闘要員4人で非戦闘員を挟んで階段を降りていくんですね。
階段は何度か壊れたことがあるらしく、修理の跡が見受けられますがちゃんとした業者に依頼したわけではないらしく、非常に足元がおぼつきません。
全員、速判定をお願いします。失敗した人は階段から転落してダメージを負ってもらいます。が、しっかり灯りを準備していたので+20%のボーナスを差し上げましょう。
とはいえ、運判定ばかりだった今までと逆に戦闘型の皆さんがゆうr
----------
メガーヌ:28+20=48% → 80 失敗・・・
替寺 :88+20=108% → 00 ファンブル!
雪 :29+20=49% → 65 失敗・・・
綾織 :19+20=39% → 24 成功!
宇佐 :29+20=49% → 70 失敗・・・
重三 :44+20=64% → 28 成功!
サー :46+20=66% → 83 失敗・・・
----------
GM(佐伯):
あの・・・
替寺(蒔寺):
くそっ! 新手のスタンド使いか?! もしくはこのダイスが宇宙人なんだな?!
GM(佐伯):
振りなおしますか?
替寺(蒔寺):
ダメージを聞いてから決めていいか?
GM(佐伯):
失敗した人は、1d6点物理防御点有効のダメージを。ファンブルした替寺さんは攻撃がクリティカル命中した扱いで出目を2倍したうえで防御点無視としましょうか。
替寺(蒔寺):
最大で12ダメージか・・・いいや。通すぜ。
GM(佐伯):
では、失敗した人たちはダメージロールをどうぞ。階段が腐って割れていたり、明かりが届かず踏み外したりして落っこちてしまいました。替寺さんは落ちそうになったときに無理に体勢を戻そうとした結果、受身もとれずに落っこちました。
SE:どんがらがっしゃーん
----------
メガーヌ:6-8=0点
替寺 :4×2=8点 (HP:56→48)
雪 :3-22=0点
宇佐 :2-9=0点
サー :3-19=0点
----------
GM(佐伯):
1d10でも良かったですねコレ・・・。
綾織(美綴):
とにかく落ちたメンバーの元に急ぐぞ。灯り持った雪が落ちちゃったからな。
「大丈夫ですか?! みなさん?!」
替寺(蒔寺):
「つつっ・・・あぁ、大した事ねぇ。他の連中は・・・大丈夫そうだな」
GM(佐伯):
さて、地下へやってきた皆さんですが、地下室ですから基本は倉庫です。工具やら釘やらパイプやらが散らばっている、あまり広くない部屋ですね。
メガーヌ(氷室):
階段正面の小部屋を調べられるか?
GM(佐伯):
はい。開けるとそこには大小さまざまな木炭や石炭が転がっています。
庭で見たシュートの到達点のようですね。ただ、上を見上げるとシュートの入り口というかドアというかそれが板で打ち付けられて開けられないようにしてあります。
雪(三枝):
え? 内側から?
GM(佐伯):(にこにこ)
はい。内側からです。
雪(三枝):
変だよ、それ。だってお庭から地下だと結構な高さがあるよね?
GM(佐伯):
まぁ、物置の用途なので天井は決して高くありませんが、シュートの入り口となると結構な距離があるように思えますね。
綾織(美綴):
それをどうやって打ち付けたか・・・か。
宇佐(セイバー):
他に何かありませんか?
GM(佐伯):
そうですね。では判定無しでわかる描写部分を。
まず先ほどの小部屋。この壁は木造です。
それに対して、階段を下りてきて右手になる壁と前後になる壁はレンガ造りですね。ですが左手、地下室の突き当たりは小部屋同様、木造の壁です。
重三(アーチャー):
小部屋の壁は四方とも木造かね?
GM(佐伯):
いえ。扉が有る壁と階段正面の壁だけが木造です。
具体的な質問だったので判定無しで、小部屋はあとから壁を追加することで作られたものだと推測できていいです。
サー(ライダー):
そうなると突き当たりの壁も怪しいですね。他に何かありますか? 無ければ突き当りを調べたいのですが。
GM(佐伯):
では、運・・・速判定も認めましょうか。
----------
速判定組
替寺のみ成功。
運判定組(綾織、宇佐、重三)
全員成功!
更に重三はクリティカル!
----------
GM(佐伯):
運特化組はやはり情報戦の要ですねぇ・・・。
成功した皆さんは、突き当りの木造の壁の向こうに空洞がある事を突き止めます。叩いてみたら音に違和感があった感じでしょう。
クリティカルした重三さんは、空洞の向こうにさらに壁があるような気がします。そしてこちら側の壁と向こう側の壁の間の空間を
SE:カサカサカサッ
GM(佐伯):
と何かが走り回っているのにも気付きます。音は先ほど1階の天井裏を移動していたものに似ています。
替寺(蒔寺):
げっ、またか・・・
重三(アーチャー):
「この壁の向こうに何か居るみたいっすよ。メガーヌさんお願いします」
ここはあえて軽率な行動をとってみよう。
メガーヌ(氷室):
では、判定に失敗しているメガーヌは指示に従うぞ。壁の破壊は力判定でかまわないか?
GM(佐伯):
はい。どうぞ。
メガーヌ(氷室):
・・・成功だな。
「見切ったわ!」
SE:ドガン!
雪(三枝):
動かない壁の何を見切ったの?
GM(佐伯):
メガーヌさんが開けた大穴により、壁の中は人1人通れる位のスペースをあけてまた木造の壁がありました。
綾織(美綴):
ありゃ、まぁまた壊せばいいか。
GM(佐伯):
そんな風に皆さんが考えていると、穴の中から・・・
SE:カサカサっ キッ キキッ カサカサカサっ
GM(佐伯):
無数の鼠があふれ出てきました。
一同:
ぎゃーぁっ!
GM(佐伯):
鼠は皆さんの足元を縫うように階段まで移動していきますが、何かアクションを起こしますか?
宇佐(セイバー):
い、いえさすがに何も。むしろ驚いて飛び退いているでしょうし・・・。
サー(ライダー):
サーは面白がると思いますが、進路を塞ぐ理由もありませんしね。
「わー♪」
と愉しんでいるでしょう。
GM(佐伯):
では数分にも感じる数十秒の後、鼠の行進はおさまりました。まだ数匹くらいは残っているでしょうが、先ほどの数に比べたら居ないも同然でしょう。
メガーヌ(氷室):
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
自分が開けた穴から出てきたということは、至近距離で、しかも自分の拳に触れる距離で、大量の鼠を見たことになるメガーヌは放心して固まっている。
替寺(蒔寺):
「・・・はぁ」
ビックリこそしただろうけど、平静を装ってるな。
重三(アーチャー):
社も似た様子だろう。
「ビックリしたぁ・・・。メガーヌさん、大丈夫っすか?」
宇佐(セイバー):
「軽率な行動は控えてくださいね、重三さん? メガーヌさん?」
重三(アーチャー):
「ごめんなさいっす」
メガーヌ(氷室):
ギギギ・・・と宇佐先生に首だけ向けて
「私が悪いのかしら?」
綾織(美綴):
「まぁまぁ、今は依頼のことを考えましょう」
いい加減話を進めようぜ。綴も青ざめてると思うけどな。
GM(佐伯):
それでは先ほども言いましたが、壊した壁の先にはまた壁があります。
サー(ライダー):
壁に扉の類は有りますか?
GM(佐伯):
有りません。先ほどメガーヌさんが壊した壁にも有りませんでした。
替寺(蒔寺):
うぅん? “悪霊”がここにいるなら出入口くらい有るんじゃないのか?
綾織(美綴):
そんなもの必要ないヤツかもしれないぜ~?
替寺(蒔寺):
うわ~っ! やめろ~!
宇佐(セイバー):(霊体化? なにそれ美味しいの?)
しかし、霊体ならば物質の干渉など無いに等しいですし、有り得るのではありませんか?
替寺(蒔寺):(涙目)
セイバーさんまでアタシをいじめる~っ
宇佐(セイバー):
え? あ、いえそういうつもりは・・・。
GM(佐伯):
皆さん、運判定をお願いします。扉はありませんが。他の何かが見つかるかもしれません。
---------
宇佐、サー、成功!
---------
GM(佐伯):
では、宇佐先生とサーさんは壁の内側に、何かで引っかいたような傷で、
星の智慧教会
と書かれているのを発見しました。ナイフか何かで乱暴に刻まれていて、文字だと気づいたのは完全に偶然でした。
メガーヌ(氷室):
やはり、あの教会の関与は決定的か。
壁の向こうの様子を窺いたいのだが、やはり速か運判定かね?
GM(佐伯):
はい。判定どうぞ。
----------
替寺、雪、綾織、宇佐、成功
重三、クリティカル!
----------
GM(佐伯):
アーチャーさん調子いいですね。
重三(アーチャー):
このあと有るであろうBOSS戦で揺り返しが来そうで怖いがな。
GM(佐伯):
とはいえ、先ほどとほぼ同じ内容ですね。壁の向こうに空間があるようです。
クリティカルの重三さんは、今度はそれなりに広い空間かも、と思いました。
重三(アーチャー):
「また何か部屋があるみたいっすよ? メガーヌさん、いけるっすか?」
メガーヌ(氷室):
「こ、今度は大丈夫なんでしょうね? また、あ、アンなのはもう勘弁ですからね?」
重三(アーチャー):
「特には音はしないっすよ?」
メガーヌ(氷室):(力判定値:93%)
「ほ、本当でしょうね」
(ころころ・・・)94 いちおおい!
メガーヌ(氷室):
なん・・・だと・・・っ。
GM(佐伯):
まぁ、といっても何かに追われてるわけでは有りませんし、再挑戦できるので壁を壊すことは「できた」でいいですよ。判定失敗のペナルティというか再挑戦分体力を使ったという事にして、HPを1減らしておいて下さい。
※メガーヌHP:44→43
GM(佐伯):
2枚目の壁の向こうですが、開いた穴から異臭が漂ってきます。トウモロコシが腐ったような臭いです。
替寺(蒔寺):
て、どんな臭いだ?
GM(佐伯):
私も嗅いだ事無いですけど、
鼻を刺すような、甘ったるいような、胸のむかつくような臭い
だそうです。
壁の向こうは、床が土がむき出しの状態で中央に敷き藁の上に横たわる人影があります。また部屋の隅には机が1脚。
雪(三枝):
コービットさんかな・・・?
GM(佐伯):
皆さんがそう思った瞬間、重三さんが持ちこんだ光を浴びて人影は飛び起き苦しみ始めます。
その見た目は、枯れ木のようにやせ細り、髪はなく、鼻は刃物のように切れ長、目は丸く剥かれておりその瞳はまるで炎のように紅い。その顔を苦痛にゆがめ、異様に長い歯をむき出しにして威嚇してきます。
突然動き出した、人のような異形を目撃した皆さんは<正気度>ロールをどうぞ。減少量は
----------
<正気度>ロール
メガーヌ運判定値:18% → 15 成功! MP:20→19
替寺 運判定値 :18% → 27 失敗 1d8→7 MP:20→13
雪 魔判定値 :29% → 42 失敗 1d8→4 MP:26→22
綾織 運判定値 :74% → 71 成功! MP:36→35
宇佐 運判定値 :94% → 34 成功! MP:26→25
重三 運判定値 :89% → 99 自動失敗! 1d8→6 MP:22→16
サー 魔判定値 :56% → 26 成功! MP:60→59
----------
GM(佐伯):
いよいよBOSS戦の予定でしたが
(ニヤリ)
替寺(蒔寺):
アタシとアーチャーさんだな。それがどうした?
重三(アーチャー):
・・・おい、まさか・・・
GM(佐伯):
お2人には運判定をお願いしましょうか。
替寺(蒔寺):
また運かよ! マキデには無理だぜ!?
重三(アーチャー):
いや、このタイミングは社が危ない・・・
替寺(蒔寺):
え?
※重三のみ成功。
GM(佐伯):
良かったですね部長、この判定はBS判定同様「失敗したい判定」なんですよ。
替寺(蒔寺):
なんだよぉ、それを先に言えよなぁ、焦ったじゃ・・・え? じゃぁ重三は?
重三(アーチャー):
・・・目の前で起きたことに畏怖しただけでなく、その事象を正しく理解した事により、世の中は人知を超えた抗いがたき物が存在し、それが目の前に今まさに現れた、その事により・・・
発狂する
※替寺は不定の狂気の条件を満たしていますが、“アレ”は実質的なキャラロストなので見逃しています。
一同:
え
GM(佐伯):
説明ありがとうございます。
そして、ここに一時的狂気表というものがあります。
サー(ライダー):
本?
重三(アーチャー):
表というか、まんまCoCのルールブックではないか・・・どちらの表を使えば良い?
GM(佐伯):
短期の方で。上手くいけば戦闘中に正気に戻れます。
----------
一時的狂気表(1d10)
10:昏迷あるいは緊張症(自発的な行動が取れなくなる)
発症期間((1d10+4)ラウンド(ターン))
1+4=5ターン
----------
GM(佐伯):
そうなりましたか・・・では、ゲーム的にはSHOCK状態としましょうか。通常は回復判定に失敗しても次ターンに回復しますが、5ターン経過までは回復判定かアイテム・魔法以外での回復はないものとします。
重三(アーチャー):
回避、アクション不可・・・きついな・・・。
GM(佐伯):
さて、BOSS戦の敵は彼だけではありません。
彼が金切り声を上げながらもだえると彼の周りに散乱していたガラクタの中から一振りのナイフが浮かび上がりその切っ先を皆さんに向けます。
ワイヤーで吊るしているわけでも、目の前の人型が手にしているわけでもないのに、宙に浮くそのナイフを見た皆さんは、<正気度>ロールをお願いします。
減少量は、1/1d4です。
一同:
また(です)か!?
----------
<正気度>ロール
メガーヌ運判定値:18% → 65 失敗 1d4=4 MP:19→15
替寺 運判定値 :18% → 60 失敗 1d4=4 MP:13→9
雪 魔判定値 :29% → 61 失敗 1d4=1 MP:22→21
綾織 運判定値 :74% → 89 失敗 1d4=3 MP:35→32
宇佐 運判定値 :94% → 33 成功! MP:25→24
重三 運判定値 :89% → 50 成功! MP:16→15
サー 魔判定値 :56% → 43 成功! MP:59→58
----------
GM(佐伯):
こちらは最大限小でも4なので一時的狂気はありませんね。発狂者は重三さんのみです。
重三(アーチャー):
「あ、あ・・・あぁ」
GM(佐伯):
さぁ、皆さんそれなりにMPも削れた上に1人行動不能状態でのBOSS戦。どうなってしまうのでしょうか? 戦闘開始です!
やっとBOSS戦です。
・・・疲れた・・・。
狂気表しだいでは重三が敵に回るところでしたが、それだけは避けられました。
戦闘に直接影響が出る結果なのでまだ油断できませんが・・・。
次回BOSS戦です。しばらくお待ちください。
P.S.
氷室が大口を叩いているので、呉学人の判断が正しかったかどうか、ノートをシナリオフックにしないといけませんね。
2017.11.10
メガーヌの減少SAN値を間違っていたので修正しました。
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7.BOSS戦
GM(佐伯):
さぁ、いよいよBOSS戦です。
隠す必要もないので言いますが、光に苦しんでいるのがBOSSのコービットです。情報収集どおりグールですが習得スキルなどに改変があります。いうなれば「幽鬼 グール ウォルター・コービット」という悪魔です。
そして、彼の周囲を飛んでいるナイフも悪魔です。こちらはBOSSではなく通常悪魔扱いですが、情報ないのでまだ正体は明かしませんがこちらもデータを改造した悪魔です。
こちらの隊列は前列にコービット、後列にナイフです。
皆さんは・・・まぁ警戒しながら探索してましたし自由な隊列で良いでしょう。
----------
PC側隊列
前列 メガーヌ、雪、サー
後列 替寺、綾織、宇佐、重三
イニシアティブ
替寺、コービット、メガーヌ、雪、宇佐、ナイフ、サー、綾織、重三
----------
第1ターン
替寺(蒔寺):
まずはいつもどおりジャンクを前列に■
GM(佐伯):
・・・あ、すいません回避成功です。
替寺(蒔寺):
ちっ、ジャンクの■射撃攻撃、23%しかないんだよなぁ・・・お、03。クリティカルじゃねぇが成功だ。
GM(佐伯):
今度は回避失敗です。
ナイフに9点ダメージ
GM(佐伯):
では、コービットの1回目の行動です。いつもどおりランダムで行きますよぉ・・・2.支配の呪文ですね。
メガーヌ(氷室):
支配の呪文?
GM(佐伯):
--相当の■マリンカリン(対象1体にBS CHARM付与)です。
雪(三枝):
さっそくきたよ!
GM(佐伯):
対象は・・・宇佐先生ですね。・・・あ、失敗しました。
宇佐(セイバー):
ホッ・・・
GM(佐伯):
続いて2回目は・・・あれ? また2? 対象は・・・雪さんです。今回は成功です。さすがに67%を2回も失敗はしませんね。三枝さん回避をお願いします。失敗したら40%でCHARMですよ。
雪(三枝):
ひえ~・・・19%じゃ回避できないよぉ。
えぇと、41以上が出ないとバッドステータスなんだよね?
GM(佐伯):
はいそうです。
雪(三枝):
ん~、えいっ! ・・・56! やったぁ!
GM(佐伯):
ぐぬぬ・・・そう簡単にはいきませんか。
コービット(GM):
「iaia! Nyarlathotep fhtagn! iaia!」
訳の解らない事をわめきながら戦闘続行です。
サー(ライダー):
英語? ではないようですが・・・古語ですか?
宇佐(セイバー):
違うと思いますが・・・
重三(アーチャー):
・・・・・・
メガーヌ(氷室):
私の番だな。ナイフをどうにかしたいが後衛を攻撃する手段がない。コービットを殴るぞ。当然、魔晶手甲込みだ。・・・よし成功だ。
GM(佐伯):
回避成功です。メガーヌさんの力判定は魔晶手甲修正加えると105%ですよね。そちらが失敗する事がほとんどないので、回避ロールが命綱ですね。
「iaia!」
雪(三枝):
私だね。えぇと、補助で■エレメンタル・スラッシュ(HP:53→50)。これで白兵武器で後列に攻撃できるようになったよ。サソリムチでナイフを攻撃・・・成功!
GM(佐伯):
スキルコストを支払ってもらって申し訳ないですが、回避です。25%はだいぶ安心できる数字ですね。
コービットの真っ赤な瞳がその怪しい輝きを増したと思うと、ナイフはフッと軌道を変更して雪さんの鋭い一撃を回避しました。
雪(三枝):
あれ? ナイフってコービットさんが操ってるの?
GM(佐伯):
まぁ、演出だけですけど。それぞれ独立した悪魔ですが、ナイフの方は元ネタでコービットが使っているマジックアイテム相当なのです。
宇佐(セイバー):
ということは、コービットを倒してもナイフは動き続けるんですね。
補助でモウリョウを前列に■悪魔召喚(MAG:362→340)。宇佐本人は、ナイフを■アナライズします。レベル+1dですから・・・17レベルまでの悪魔が調べられますが、ナイフの情報は出ますか?
GM(佐伯):
はい。問題ありません。ナイフのレベルは12なので情報が出ます。ベースはポルターガイスト(悪霊 レベル17)ですが、光による弱体化で『TOKYOミレニアム』収録の「悪魔データの簡易レベル調整」を使ってレベル12まで弱体化しています。細かいデータは次の通りです。
==========
「宙に浮くダガー」種族:悪霊 レベル:12
力判定値:27% 格闘威力 :16+1d
魔判定値:72% 魔法威力 :25+1d
体判定値:27% 射撃威力 :15+1d
速判定値:82% 回避判定値:25%
運判定値:62% 会話判定値:42%
HP:86 MP:70 物理防御点:16 魔法防御点:16
イニシアティブ:13+1d
相性:呪殺・神経無効
属性:ダーク/カオス 会話パターン:物体
KW:夢/悪戯/気まぐれ NGワード:孤独
スキル
1~8:■素手攻撃(ただし射撃攻撃同様後列を攻撃可、後列から使用可)
9:■獣の眼光
経験点:48 戦利品:アメジスト 貴重品:ギロチンアクス
==========
メガーヌ(氷室):
む? 攻撃手段が通常攻撃のみなのか。
GM(佐伯):
はい。その代わり、BOSSではないですがBOSS特権同様の追加スキルで獣の眼光(そのターンに行動を1アクション増やせる補助スキル)を習得させています。
宇佐(セイバー):
これで、安心してモウリョウに■毒針を使わせられます(モウリョウHP:112→104)。・・・成功です。
GM(佐伯):
回避は・・・っ?! 97! 自動失敗なのでファンブル表を振ります。
47:避けようとした攻撃がクリティカルに!
宇佐(セイバー):
これはありがたいですね。・・・31の2倍で62点です。
GM(佐伯):
累計ダメージ71点ですね。すでに刃こぼれもしてボロボロですね。
毒針の毒付与は40%ですね。クリティカルで確立2倍なので80%ですから危険ですね。・・・96。自動失敗なので毒には罹りませんでした。
コービット(GM):
「iaia! fhtagn!」
コービットが指示らしき呪文を唱えますが上手くいかず毒針を正面から受けてしまいました。
SE:ガキガキン!
宇佐(セイバー):
「いいですよ! その調子で周囲の制圧を!」
モウリョウ(GM):
「ぉお・・・むぁくぁすぇろぉ・・・」
GM(佐伯):
さぁ、残りHP的に最初で最期の行動になりそうな宙に浮くダガーの行動です。
・・・あ、9.■獣の眼光 発動。このターン2回行動になります。眼光自体は補助動作なので1回目のアクションを行いますね。眼光の効果は重複しないですから自動的に■素手攻撃(ただし後列から使用可)です。対象は・・・メガーヌさん、でしたが失敗。
2回目も眼光が選択肢から消えているので自動的に素手攻撃です。対象はモウリョウですね・・・ってこれも失敗。27%では駄目ですね。
ダガーはコレで倒されちゃいそうですねぇ。
サー(ライダー):
ワンパターンですが■ラクカジャで防御を固めておきましょう(MP:58→46)
・・・すいません、3点しか上がりませんでした。
綾織(美綴):
気にしなくていいですよ。
重三さんのSHOCK回復と替寺の攻撃支援どっちにしようかな・・・
重三(アーチャー):
替寺の方でかまわんぞ、重三は回復できても応援するくらいしかできんからな
綾織(美綴):
そうですか? じゃぁ、お言葉に甘えて替寺を■応援。ほい、成功。
替寺(蒔寺):
たすかる。
重三(アーチャー):
さて、回復判定は19%か・・・52、まぁ無理だな。次へいってくれ。
==========
第2ターン
替寺(蒔寺):
ダガーがもうボロボロなら射撃判定が低いジャンクが無理して狙う必要もないな。
「ジャンク、そのゾンビもどきをやっちまえ!」
SE:スカッ
ちっ、本人はせっかく応援もらってるからな、無駄にしないためにもこのターンは■ターゲッティングで更に精度を上げておくぜ。
「死人は素直に寝てろってんだ。この間といい、こういうの多いな・・・」
GM(佐伯):
BOSS1回目の行動行きますよーっ・・・4.■マリンカリン(累計消費MP:16→24)・・・です。
メガーヌ(氷室):
またか!
GM(佐伯):
どうしたんでしょうねぇ?
あ、対象はモウリョウ・・・ですけど失敗ですね。
続いて2回目行きますね。・・・■マリンカリンです・・・。
雪(三枝):
多すぎない?
GM(佐伯):
確率的には1/3のはずなんですけどねぇ。
対象は替寺さんですね・・・成功です。
替寺(蒔寺):
速特化の実力魅せてやr・・・
サー(ライダー):
失敗しましたね。まぁ、26%ではやむをえないかと。
替寺(蒔寺):
くそぉ・・・40パーだよな? ・・・13・・・13?!
GM(佐伯):
おめでとうございます! BS CHARMですね。回復判定に失敗したターンは
「iaia! Nyarlathotep fhtagn! iaia!」
替寺(蒔寺):
「あー・・・?」
メガーヌ(氷室):
メイン火力がー!!
コービットに攻撃! 判定は成功だ!
GM(佐伯):
そんなに慌てなくても、ターゲッティングは指定した対象以外を狙った時点で効果が消えちゃうんですから怖くないですよぉ。
あ、回避失敗です。
メガーヌ(氷室):
リソースが削られておるわ!
威力は41+2d! てぇい!
(ころころ・・・)1、1
メガーヌ(氷室):( ゜□ ゜)
GM(佐伯):
えぇ、43から防御点を引くので18点ダメージです。
雪(三枝):
か、鐘ちゃんしっかりしてっ。
雪は最初と同じで■エレメンタル・スラッシュからダガーで鞭攻撃だよ。・・・え02? 判定値が87%だから・・・
GM(佐伯):
げっ・・・クリティカルですか。ダガーはもうボロボロなのに・・・はい。回避できませんね。
雪(三枝):
えぇと、39の2倍だから・・・78点だよ。
「そこぉっ!」
SE:スパァン! パリィィン
GM(佐伯):
雪さんの鋭い鞭さばきがダガーを的確に捉え刃をへし折りました。撃破です。
宇佐(セイバー):
■カードハントでダガーをカード化します(命運:8→7)
GM(佐伯):
あ、すいません。データ出したときにいい忘れていたんですが、この「宙に浮くダガー」はカードハントなどでカード化した場合、「宙に浮くダガー」を素材にした投擲武器型魔晶アイテム「宙に浮くダガー」としてPL側に渡されるんです。
なので、カードハント自体はOKですけど魔晶系クラスではない宇佐先生がカードハントするとメガーヌさんのために命運を支払うという構図になっちゃうんですが・・・
宇佐(セイバー):
おや、そうだったのですか? ですがまだBOSSが残っていますし戦闘で命運を使うことが少ない私がコストを支払うほうがいいと思いますが。カネはどうですか?
メガーヌ(氷室):
それは、助かりますが・・・良いのですか?
宇佐(セイバー):
はい。何も気にすることはありません。
メガーヌ(氷室):
では、申し訳ありませんがお言葉に甘えさせていただきます。
GM(佐伯):
それでは、ダガーはスキルを使った宇佐先生がいったん持っておいてください。
宇佐(セイバー):
承知しました。
次は、宇佐の手番でしたね。宇佐自体はできることもありませんからモウリョウを■応援しておきます。・・・成功ですね。
モウリョウには・・・魔力相性が効くかどうかの実験も兼ねましょう。■毒針で攻撃をさせます。・・・成功です。
「モウリョウ! 今度はその喰屍鬼を!」
GM(佐伯):
・・・回避失敗です。
宇佐(セイバー):
威力は・・・31点ですね。
GM(佐伯)
防御点を引いて6点ダメージですね。(累計ダメージ24)
というわけで、魔力相性は「普通」です
サー(ライダー):
残るはBOSSだけですし、サーも攻撃に転じましょうか。
火力は大きいほうが良いでしょう。■ジオンガを聖との絆スキル付で使用します(MP:46→38)。トータル110%です。・・・49成功ですね。
GM(佐伯):
相性普通でも怖いですねぇ・・・あ、回避成功です。
サー(ライダー):
・・・・・・。
綾織(美綴):
佐伯ってここぞって時に避けるよなぁ。
GM(佐伯):
そ、それはダイスの女神がKYというか、悪い意味で空気を読めているというか、私にはどうしようもないところです・・・。
綾織(美綴):
確かにな・・・。
綴は□薬草師でディスチャームを作っておくぜ。すぐに使いたいけど、次のターン替寺が回復できなかった時用だな。
重三(アーチャー):
いいかげん復帰せんと何もせずに終わってしまいそうだな。命運を1点使って回復判定値を39%に底上げしておくぞ(命運:7→6)。
(ころころ・・・)00 ファンブル!
重三(アーチャー):
・・・な・・・ん・・・だと・・・。
GM(佐伯):
必死に恐怖を振り払おうとする重三さんですが逆にコービットを直視することで恐怖が増幅しました。
重三(アーチャー):
「あ・・・あぁっ・・・」
いかんな、どうしても「窓に!窓に!」と言いたくなる。
GM(佐伯):
発狂してますし、幻覚を見てもいいですよ?(笑)
重三(アーチャー):
地下でなければなぁ。
==========
第3ターン
替寺(蒔寺):
この回復判定は成功しねぇと、応援もターゲッティングも無駄になるんだよな? 命運使って58%だ!
(ころころ・・・)96 自動失敗!
替寺(蒔寺):
マジかよ?! 命運で振りなおすぞ!(残命運:2)
・・・35! よっしゃBS回復!
一気にいくぜ! 補助で■膝射姿勢!(命運2→1) アクションは■ダブルタップ!(HP:48→40) 応援とターゲッティングが乗って133%が2発だ!
※膝射姿勢、ターゲッティング等の「次に行う射撃攻撃1回」を「アクション1回」と解釈。マルチ・アクションしない限り、1スキル=1回という解釈で行っています。
替寺(蒔寺):
1発目! 87成功!
GM(佐伯):
回避失敗なので威力をどうぞ。
替寺(蒔寺):
っしゃぁっ! 49の2倍! 98点!(累計ダメージ24→97)
2発目いくぞ! ここは攻め時だよな、ゆり子の絆スキル使って197%だ! 39! かぁっ、29だったらクリティカルだったんだけどなぁ。
GM(佐伯):
どちらにせよ回避はできませんでした。
替寺(蒔寺):
っし! 振り直し用に置いておいた最後の命運も乗っけるぜ!
全部で41+8d! 85×2=170だ!
GM(佐伯):
さすがに大きいですねぇ。累計ダメージ242点。まだまだ元気ですよ。まぁ、灯りのせいで顔は苦痛にゆがんでますが。
替寺(蒔寺):
「タフだってんならそのぶん風穴開けてやるだけだ!」
SE:ズドドン!
コービット(GM):
「UGA! GUAAAAAAAaaaa!」
替寺(蒔寺):
「ジャンク! 畳み掛けろっ! ・・・っあぁ! 何やってんだ!」(■押し潰し失敗)
GM(佐伯):
1回目の行動・・・ぇ、また■マリンカリン? 対象は綾織さんで、判定成功です。
綾織(美綴):
まずいなぁ・・・うげ、回避失敗。12パーじゃなぁ・・・。バステは御免だな。・・・確か命運て判定値を下げるのにも使えたよな?
GM(佐伯):
はい。上昇させるときと同様に、20%変動します。
綾織(美綴):
よっし、それなら1点使って20%に下げるぞ。20パーは今まで何度も失敗してるし大丈夫だろ。・・・45、あぶねー! とにかくバステは無しだ。
GM(佐伯):
2回目は・・・0! 来ましたよぉ。■ラクカジャ(消費MP:40→52)・・・3点ですか。まだ心許無いですねぇ。
メガーヌ(氷室):
ただでさえ防御点が大きいからな早い段階で仕留めたいな。
補助で□バトルギミックを使用(命運3→2)。■鉄拳パンチIIに浦田警部の絆スキルを乗せるぞ(HP:43→33)。合計149% ・・・判定成功。
バトルギミックの効果でそちらは回避不可能だ。手甲の前腕部から長い鉤爪が伸びて逃げ道を塞ぐ。
※バトルギミックは「素手攻撃or魔晶アイテムを使った攻撃」が対象と有りますが、これを「魔晶武器による通常攻撃」ではなく、「魔晶武器を装備した状態での攻撃全般」と裁定しています。
メガーヌ(氷室)
威力に命運をすべて乗せる(命運2→0)。61+8d・・・お、1個振り足しだな・・・合計103点だ。(累計ダメージ320)
「そこぉ!」
SE:ドガッ!
雪(三枝):
畳み掛けるよぉ。いつものパターンだけど、■切り落とし(命運4→3)からの■ウィップアタック(HP47→39)にロキさんの絆スキルも使用するね。えぇと・・・153%だね。・・・よかった、66で成功だよ。バトルギミックと同じで回避はできないよ。
威力ロールに命運全部乗せて・・・47+10d+28だよ。10個?! ん~えいっ!
(ザラザラ・・・)63
雪(三枝):
あ、私も1個10が出たよぉ。138点だね。
「先端部分は音速を超える鞭さばき、見きれるかしら?!」
SE:パァン!
コービット(GM):
「ウガッ・・・AAAa!」
体の肉がボロボロと崩れ始めましたかね。半壊といったところです。
メガーヌ(氷室):
ぬ。防御点込みだと3桁与えられていないのはメガーヌだけか。ダメージディーラーになれるようにもっと強化をしていきたいところだな。
替寺(蒔寺):
つっても、マキデは実質2回攻撃してるからな。
宇佐(セイバー):
モウリョウと一緒に重三の回復判定に応援します。
・・・有人は成功しましたがモウリョウは失敗ですね。
GM(佐伯):
まぁ、「ぐぁんんぶぁるぇ」て感じでしょうからねぇ(汗)
サー(ライダー):
ダメージディーラーはもう1人いますよ。■ジオンガです(MP38→30)サーも
108%ですが・・・!? 06なのでクリティカルです。
GM(佐伯):
ここでこれは大きいですよぉ。回避失敗です。
サー(ライダー):
命運も全部使いますよ、当然。(命運4→0) 50+10dですか。
・・・119の2倍ですから238点ですね。(累計ダメージ671)
「ばりばりどーん」
SE:ピシャーン!
綾織(美綴):
やりましたね。
重三さんの応援・・・成功っと。命運の譲渡は即時扱いだったよな? 5点残ってるから4点使って替寺の命運を2点回復させて次のターンにつないでおくぜ。
重三(アーチャー):
回復判定は積もり積もって59%か。・・・17で成功、ふぅ。やっと動けるな。替寺を応援しておくぞ。そして命運6点全部使って3点替寺に譲渡だ。(替寺命運2→5)
「ちっ・・・くしょう! なんなんだよコレ!? アニキはやくやっちゃってくださいよぉ!」
替寺(蒔寺):
「ビビリがわめいてんじゃねぇ! 怖ぇなら下がってろ!」
==========
第4ターン
替寺(蒔寺):
ダメもとでジャンクにマキデを応援させる・・・まぁ、無理だな。
■膝射姿勢で少しでもクリティカル率を上げて(命運5→4)、■スーパーショットII(HP40→35)。応援がのって113%、・・・よし成功だな。回避すんなよ、佐伯っち?
GM(佐伯):
そればっかりはダイス神に言って頂くしか・・・失敗です。
替寺(蒔寺):
命運全乗せで・・・93点!
「やったか?!」
GM(佐伯):
防御点が25・・・あ、せっかくのラクカジャ分防御点計算忘れてました。巻き戻すのも大変ですし、ここから修正加えますね。28点引いて65点ダメージですね。まだ立ってますよ。
メガーヌ(氷室):
蒔の字がいらん事いうから、フラグが成立してしまったではないか。
替寺(巻寺):
あたしのせいか?!
GM(佐伯):
まぁまぁ。
・・・あ、また■ラクカジャですね。・・・お、今度は5点上昇、合計8点防御点増加です。
次は・・・■吸いつきですね(HPダメージ736→741)。これだけダメージ受けてますし回復のために吸血を行うようです。対象はサーさんへ。判定は成功ですので、回避をお願いしまうす。
サー(ライダー):
吸血鬼の名残があるんでしたね。ダメですね。回避失敗です。
GM(佐伯):
威力が・・・39点。これは結構回復に期待できますね。サーさんの防御点はいくつですか?
サー(ライダー):
ラクカジャ込みで22点です。
GM(佐伯):
・・・え?
サー(ライダー):
22点ですが?
GM(佐伯):(頭を抱え込む)
綾織(美綴):
どした?
GM(佐伯):
吸いつきは与えたダメージの1/4をHPとして吸収するスキルなんですが、サーさん防御点高くて17点しかダメージが与えられません。
サー(ライダー):(HPを書き直しつつ)
17点ですね・・・残り97です。悪魔PCにとっては脅威ではありませんでしたね。
それで、このダメージの1/4が吸収されるということは・・・4点ですか?
替寺(巻寺):
確かにしょっぺぇけど、頭抱えるほどか? 回復付攻撃なんてこんなもんだろ?
GM(佐伯):(机に突っ伏したまま右手を広げてみせる)
吸いつきのコストは「5HP」なんですよ。
一同:
あ・・・
GM(佐伯):
回復のはずが逆にHP減っちゃったんですよ!
メガーヌ(氷室):
神は言っている、ここで倒す
■鉄拳パンチIIに少しでも判定値を上げるために、鳥居氏、そういえば彼の階級聞いていなかったな。まぁいい。彼の絆スキルを使っておく。
5%上がって110%・・・12、ちっ、こういうのも妖怪が出たと言うのかね。
GM(佐伯):
回避は・・・93、威力どうぞ。
メガーヌ(氷室):
61+2d。鳥居氏絆ではまだ威力ロールが増えんから、■追加格闘威力がここで効いてくるな。
72点、たしか防御点は33点だったな。差し引いて39点だ。
「あなたの神がどれかは知りませんが、はやく地上の束縛から解放されなさい・・・フンっ!」
GM(佐伯):
メガーヌの正拳突きがグールの胸に突き刺さる。その一撃は今までの攻撃でボロボロだった悪魔の体の均衡を崩すには充分だった。その一撃をうけたコービットは真っ赤な瞳を見開き天を、とはいえ地下なので天井しかないが天を仰ぎ
「Nyarlathotep fhtagn! ia!」
そう叫ぶとまるで土人形だったかのようにボロボロと崩れ出し、骨すらも残さず土くれへと還っていった。
おつかれさまです。BOSS撃破です!
一同:
はぁ・・・
==========
獲得経験点(1人当たり)172点
替寺、綾織、宇佐、重三、サー、レベルアップ。
綾織、宇佐、レベルアップ・ボーナス成功。綾織、500マッカ。宇佐、ディストーン獲得。
重三:レベルアップ・ボーナスクリティカル。デクンダの石獲得。
獲得MAG:301
宇佐、200。替寺、101獲得。
アイテムドロップ
ダガーのドロップで綾織クリティカル、アメジスト&ギロチンアクス獲得。(どちらも綾織が預かる)
コービットのドロップ、命運をありったけ譲渡するも通常成功。アンチドート獲得。(メガーヌが所持)
==========
佐伯:
ところでみなさん。
蒔寺:
ん? どした?
佐伯:
なんでトランキライザー使わなかったんですか?
一同:
あ。
1人でやっているので、ルールミスだけでなく、せっかく用意した戦術そのものを忘れていました(汗)
結局、狂気とらわれた重三は狙われずじまい。おもしろくありませんねぇ。
「戦術的なBOSS」をそろそろ・・・いや、あれはGM殺意というかバランス力が試されるので良い意味でも悪い意味でも危険だ・・・。
それにしても、毎回毎回BOSSが前列なのが面白くありませんね。そろそろ後列からガンガン魔法攻撃する悪魔をBOSSにしようかなぁ・・・サー以外がどんどん倒れていく未来が見えるんですけどね(汗)
次回はエンディングです。
属性評価にご参加いただける方は、オープニングから各キャラクターの言動を再確認でもしながら、しばらくお待ちください。
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7.エンディング
今さらながら、参加サーヴァントを間違った気がします(汗)
属性評価的な意味で、ですが。
3人とも真面目すぎですね(苦笑)
これがランサーやキャスターなら良くも悪くも奔放に大暴れしてくれた事でしょう。
ランサーならヒーホーかカオス? キャスターはカオスかダークでしょうか?
万一、誰かがNPC化したり死亡した際は、彼らを新たなPCとして迎えるのもいいかもしれませんね。
感想で士郎参加案もあったので、その辺検討したいと思います。
GM(佐伯):
ではエンディングです。一応、屋敷内からでもいいですが、何か見て廻るものはありますか?
氷室:
う~む・・・見ていない部屋に何かあるのでは、と思うが問題の悪霊を倒した以上は、これ以上の探索は家捜しになってしまうか?
蒔寺:
だな。マキデは呪文の効果とはいえ、いっときでも化け物に魅了されていた事を気色ばんで早く帰るよう提案するんじゃねぇかな。
GM(佐伯):
では、場面は家主さんに報告する所からにしましょうか。
==========
7.エンディング1 一同
音無邸
音無(GM):
「そうですか、地下にそんなものが・・・」
さすがに予想を上回る事実に青ざめています。
メガーヌ(氷室):
「えぇ。元凶と思しき者は排除いたしましたが、完全に問題が解消されたかは長い目で見る必要があると思いますわ」
音無(GM):
「・・・そうですね。しばらくは入居者を募らず様子を見ようと思います。幸いに、と言いますか、あの土地は地価も低くしばらくは収入がなくても他の物件での収入で賄えますので」
替寺(蒔寺):
「かっ! 良いご身分だなぁ。俺たちも御相伴に預かりたいぜ、なぁ?」
と、重三さんの肩でも抱こうかな。
重三(アーチャー):
ふむ。では、
「ほんとっすよねアニキ。働かないで喰ってけるなんて羨ましいっすねぇ。そんな生活してみてぇなぁ・・・」
ちらちらと依頼人の方を見る。
音無(GM):
「あ、すいませんでした。こちらは少ないですが今回のお礼です。お納めください」
と、皆さんの前に封筒を置きます。最初の約束どおり1人1,000マッカ入っています。
雪(三枝):
「今さらですけど、良いんですか? こんな大金・・・」
100万円だよね? 全員分で700万円・・・
音無(GM):
「お気になさらないでください。これくらいなら、家賃収入ですぐですので」
サラリと言い放ちます。
綾織(美綴):
「・・・」
綴は学生には大きすぎる金額に言葉を失ってるだろうな。
本物のセレブじゃねぇか。
宇佐(セイバー):
「そこまで仰られるのでしたら、断るのも逆に失礼ですね。では、ありがたくちょうだいいたします」
サー(ライダー):
「ありがとー」
サーはおそらく貨幣経済を理解していないので気にしないことでしょう。
GM(佐伯):
では、このシーンはいったん閉じて個々のシーンに・・・
重三(アーチャー):
すまない。その前に1つ家主に確認があるのだが。
GM(佐伯):
はい。どのようなことでしょうか?
重三(アーチャー):
「音無さん、音無さんの運営してる物件にこんな
と、戸坂レンの写真を家主に見せたいのだが。
GM(佐伯):
なるほど、消えた恋人の調査ですね。
(う~ん、どうしようかな正直この辺りはまだ決めてないんだよねぇ)
では音無さんは写真を手に取り少しのあいだその顔を凝視していましたが、眉を下げて首を振ります。
音無(GM):
「ごめんなさい。少なくとも店子さんの中にこの
重三(アーチャー):
「いや、充分すよ。変なこと聞いてゴメンなさいっす」
コレだけの大金をポンと用意できるほどの収入源を記憶しているのは超人的だと思うがな。
音無(GM):
「その人、・・・大事な人ですか?」
重三(アーチャー):
「・・・はい。・・・突然居なくなっちゃって・・・家族も連絡が取れなくなってるって・・・」
音無(GM):
「そうでしたか・・・すいませんでした・・・」
重三(アーチャー):
「いえ、大丈夫っす。ありがとうございます」
音無(GM):
「・・・大切な人が居なくなるのは・・・つらいですよね・・・。
部外者の私が言っても仕方ないかもしれませんが、諦めないでくださいね・・・」
重三(アーチャー):
「・・・そう、っすね・・・。ありがとうございます」
と頭を下げておこう。終了してくれてかまわんぞ。個別のエンディングも不要だ。
GM(佐伯):
はい。では音無邸を後にする皆さんを家主さんは笑顔で見送ってくれます。
==========
7.エンディング2 メガーヌ
須摩留市街地
GM(佐伯):
では、メガーヌさんのエンディングに行きましょうか。場所は須摩留市内。やや人通りが途絶えた所です。
メガーヌ(氷室):
む。となるとルイか。
ルイ・サイファー(佐伯):
はい。その通りです。
「やぁ。変わらずの活躍、耳にしているよ」
メガーヌ(氷室):
「どこで聞いているのやら」
ルイ(GM):
「ふふふ。今回の件は、旧支配者にとって大した痛手ではないだろうが、目は付けられるだろう」
メガーヌ(氷室):
「旧支配者? 恐竜でも出てくるのかしら?」
ルイ(GM):
「大蜥蜴をも凌駕するが、まぁその程度ならば現支配階級の連中と大して変わらんな」
メガーヌ(氷室):
「しはいかいきゅう・・・現支配者とは言わないのかしら」
ルイ(佐伯):
「支配者、と特定できるほど数は少なくないのだよ。互いに利権の奪い合いに御執心なのでね。このままでは星辰の揃う時、古き支配者の再臨がなされるやも知れぬ。
そうなった時、奴らがどうするのか、人間たちはどうあるのか、見定めさせてもらおう」
メガーヌ(氷室):
「あなたは? その旧支配者とやらが現れたときどうしますの?」
ルイ(GM):
その質問には、今までの酷薄そうな笑みは消え、無表情に正面からメガーヌさんを見つめたまま答えます。
「支配階級の連中を束ね抗う」
メガーヌ(氷室):
「あなたが・・・?」
ルイ(GM):
すぐにいつもの笑みを戻します。
「まぁ、本当にそのような状況になるのならば、だがね」
メガーヌ(氷室):
「あなたのいう星辰とはなんですの?」
ルイ(GM):
「さてね。“アレ”の眠りを妨げるもの、と言ったところだろうか。
いずれにせよ、星の運行は古来より様々なものに影響してきた。警戒しておくことだ」
そういうと彼はメガーヌさんに背を向け歩み出します。
メガーヌ(氷室):
「まちなさい!」
ルイ(GM):
肩越しに振り返り一言だけ呟くと完全に立ち去ってしまいます。
「次回の活躍も、楽しみにさせてもらおう」
メガーヌ(氷室):
「・・・」
呆然と見送ろう。
==========
三枝:
ナイ神父もだけど、この人も怪しいよねぇ。
アーチャー:
まぁ、ナイ神父が出てこなければほぼ間違いなくラスボスだからな。
佐伯:
ハハハ・・・。
もしここでメガーヌさんが「追いかけて背中から殴る」なんて宣言してれば回避判定値50%が火を吹いたんですが。
セイバー:
50っ!?
佐伯:
さぁさぁ、そんな出てくるかどうかも(本気で)解らない高レベル悪魔の話は置いておいて次いきましょう。
==========
7.エンディング3 替寺
聖龍組事務所
GM(佐伯):
では、替寺さんが事務所で一服してると、電話が鳴ります。若衆が応対して2~3言葉を交わすと替寺さんに声をかけます。
タトゥーマン(GM):
「アニキ、アニきに電話ですぜ。
妙に色っぽい声の女っすけど、アニキの
替寺(蒔寺):
「あ? 誰だ?」
て、どうせゆり子だよな?
GM(佐伯):
はい。そうです
ゆり子(GM):
『もしもし? 上手くやったみたいね?』
替寺(蒔寺):
「東京から離れられないんじゃねぇのかよ」
ゆり子(GM):
『そっちにも、知り合いくらいは要るわ。その子から話を聞いているのよ。アナタたちが相手にしたのは紛い物。世の中にはもっとヤバい者が存在するわ。気をつけてね』
替寺(蒔寺):
「言われなくたってわーってるよ。命あってのなんとやらだろうが」
ゆり子(GM):
『解っているのなら良いわ。
・・・もしアナタに何かあったら・・・私は生きていけなくなるわ・・・』
替寺(蒔寺):
「あ? なんだって?」
ゆり子(GM):
『なんでもないわ。それじゃぁ、またね。チュッ』
と電話越しのキスと共に電話は切られます。
替寺(蒔寺):
「・・・なんだありゃ?」
GM(佐伯):
ではそんな替寺さんを若いのが「アニキも隅に置けやせんねー。たまには俺らも御相伴に預かりたいっすよ」とか囃し立てられながらシーン終了です。
==========
美綴:
ラブコメか?
三枝:
どっちかっていうと、メロドラマじゃないかな?
佐伯:
そうですね。ラブはあるかもしれませんがコメ成分はかなり希薄だと思います。
氷室:
オリヴィエ主任という者が有りながら。遺憾である
蒔寺:
だから、マキデの意思じゃねぇ!
佐伯:
次は、雪さんです。
==========
7.エンディング4 雪
自室
GM(佐伯):
場面はいつものように加藤一佐に報告中です。
加藤(GM):
『そうか、数十年前から悪魔が民家に潜伏しているとは・・・』
雪(三枝):
「はい。なんとか退治しましたが、これ1例だけにとどまるとは・・・」
加藤(GM):
『あぁ。関係各位には注意喚起をしておこう。
・・・近く、ではないがそろそろ五島陸将が動かれる』
雪(三枝):
え、えぇと陸将てたしかマキちゃんのコネのゆり子さんの上司で、アーチャーさんのコネのオザワさんともつながりがあるんだっけ?
GM(佐伯):
はい。五島陸将陸上自衛隊幕僚長。とても強いナショナリズムの持ち主だという事は雪さんの耳にも入っていることでしょう。
雪(三枝):
強いナショナリズムってどれくらいの?
五島(アーチャー):
「日本は日本民族のものであり、それとそこに住まう民を守護するのは日本国政府・軍・警察そして国民の義務である! 他民族の軍に防衛を任せるなどまかりならん!」
と言ったところか?
GM(佐伯):
おおむねそういう感じでいいと思います。日本軍の再編成、米軍の撤退。この辺りが主な主張ですね。
氷室:
某作家を思わせるのは気のせいかね?
GM(佐伯):
モデルなのではないか、というのがメガテンファン共通認識です。
蒔寺:
最期には切腹しちゃうのか。
アーチャー:
原作ゲームではどうだったかな・・・
GM(佐伯):
まぁ、そんな五島陸将、当然加藤一佐や雪さんの上司というか職場のトップともいえる人物が動くという情報を一佐はどこかで入手したようです。
もちろん、“彼”が“動く”事がどういうことか想像に難くないでしょう。
雪(三枝):
「っ・・・」
通信機越しに息を呑むよ。大変な事が起きそう。
加藤(GM):
『規模は解らんが、急な召集など有るやもしれん。気を引き締めておくように』
まだ、政権への進言程度なのか、軍事クーデターまで行ってしまうのか解らないという事らしいです。
雪(三枝):
「了解いたしました」
通信を終えるよ。
ところで、訊くのが怖いんだけど、一佐は親五島派なのかな?
GM(佐伯):
はっきりとはしません。所属が悪魔関連事件対策専門の666部隊なので、対悪魔装備の開発に予算を回してくれる陸将を悪くは思っていないようですが、思想まで同じかは謎ですね。
本人も人前では態度を明らかにしていません。
通信も終えてますし、次のシーンに行きましょうか。
==========
7.エンディング5 綾織
???
GM(佐伯):
場所は・・・ゾディアック・パークです。
綾織(美綴):
ん? 珍しいな。てことは相手は日下部園長か。
GM(佐伯):
はい。綾織さんがたまたまパークのそばを通ったとき、中から園長に呼ばれました。
綾織(美綴):
「どうしたんですか? 園長さん?」
日下部(GM):
「ふぅむ。どう、と言われると実はワシもハッキリとした事が言えるわけではないんじゃがの・・・」
綾織(美綴):
「?」
日下部(GM):
「最近、妖霧がやけに濃い。気のせいでなければ良いのじゃが・・・」
綾織(美綴):
ようむ? てなんだっけ?
蒔寺:
剣術を扱う程度の能力だっけ?
GM(佐伯):
これRPGでシューティングじゃありませんから。
妖霧は、須摩留市、この卓では十六夜市ですね。そこによく発生する霧や蜃気楼の俗称です。夜中に発生すると自動車の使用が制限されるほどのもので、昔からの現象だそうで、地形や気候が影響しているのだろうといわれています。
綾織(美綴):
なら、この街に住んでる綴も知ってるな。
「そういえば、そうですね」
日下部(GM):
「何かの前兆でなければいいが・・・昔から妖霧が出る前後には事件や事故が起こる。くれぐれも気をつけるのじゃぞ」
綾織(美綴):
「ご忠告ありがとうございます」
綴は幻視で何か見てないのか?
GM(佐伯):
少なくとも妖霧と関係が有りそうなものには心当たりがありませんね。
==========
7.エンディング6 宇佐
メシア教会
GM(佐伯):
宇佐先生は教会でアンジェラ司祭に会っています。
宇佐(セイバー):
まずはコービット討伐を報告せねばなりませんね。
「・・・というように、地下に潜んでいた悪魔は皆の協力により退治することができました。司祭様にもご助言いただきありがとうございました」
アンジェラ(GM):
「いえ。私は特には何も・・・。それでも無事解決したようで何よりです」
宇佐(セイバー):
「えぇ、本当に」
アンジェラ(GM):
「・・・先生、ガイア教団にお知り合いはいらっしゃいますか?」
宇佐(セイバー):
「ガイア教ですか? いえ、・・・あ、以前知人が依頼を受けて手伝ったことは有りますが・・・」
アンジェラ(GM):
「そうですか。いえ、最近彼らに関してきな臭い噂が流れているようでして」
宇佐(セイバー):
「噂、ですか」
アンジェラ(GM):
「具体的にどうというモノではないのですが、最近
宇佐(セイバー):
「そうでしたか。失礼ですが、教会から何かするということは・・・」
アンジェラ(GM):
「・・・無い、とは言い切れないのがお恥ずかしい所ですね。今のところ大司教様も何も仰られていないので大丈夫だとは思いますが・・・」
宇佐(セイバー):
「心中お察しいたします。どうか、苦境にもめげないでください」
アンジェラ(GM):
「はい。これも主より賜った試練と思い精進いたします」
==========
セイバー:
なんだか、司祭様が不憫に見えるのですが・・・
佐伯:
司祭は「苦境にある人皆を助けたい」派なので、異教徒だからと排斥する動きには消極的です。第4回の依頼がアンジェラ司祭経由でナイ神父よりもたらされたのもそういう経緯があってのことです。
ライダー:
ですが、今となっては神父と司祭の思惑が違っていたのは明白ですね。
佐伯:
さて? 何のことでしょう?
最後にサーさんのエンディングを行いましょう。
==========
7.エンディング7 サー
喫茶店内
サー(ライダー):
「・・・ベッドがドーンってなって天井裏でカサカサカサーっとなって、ナイフがビューン・・・」
聖(GM):(一応ネタ帳にメモしている)
「もうちょい、詳しくならないか?」
サー(ライダー):
「ん~?」
聖(GM):
「まぁ、いいか。
それにしても最近多いな」
サー(ライダー):
「なにがー?」
聖(GM):
「人間の生活圏内に悪魔が居るって話だよ。お前以外にも何件かネタの持込があった。おれ自身が見つけたネタも、な。
世の中どうなっちまうのかねー」
サー(ライダー):
「ふ~ん」
よく解らないという顔で相槌をうっておきます。
===========
佐伯:
と、いろいろ伏線をばら撒いて第7回は終了です。
おつかれさまでした。
一同:
お疲れ様でした。
佐伯:
シナリオクリアで、3d10ポイント絆に割り振ってください。
----------
獲得絆ポイント
メガーヌ:22
替寺 :21
雪 :11
綾織 :17
宇佐 :13
重三 :29
サー :20
----------
氷室:
大量に伏線が出てきているが回収できるのかね?
佐伯:
・・・・・・・・・
それでは、いつもの告知に行きましょうか!
蒔寺:
おい?!
佐伯:
視聴者(という体の読者)様には、PC達の言動を属性という形で評価していただきたく思います。
詳しくは後ほど。
三枝:
だいじょうぶなのかな・・・
佐伯:
皆さん投票してくださる方にコメントなどどうぞ。
メガーヌ(氷室):
先行き不安だが・・・。
ゴホン。
メガーヌは今回目立った行動は少なかったと思う。■属性攻撃(格闘)も使わずじまいだったからな。ネタ枠とは言わせんぞ!
逆に戦闘以外ではあまり活躍もなかったからな、
バイオレンス=ダーク
か、
無特徴=ニュートラル
といったところだろうかな。他の属性? はて? 思い当たらんな。
替寺(蒔寺):
マキデは相変わらずのヤクザロールだったな。誰だ?! ツンデレとかいってるヤツは!
金のために行動してるって事でカオスが濃厚じゃねぇかと思うぜ。
雪(三枝):
雪は・・・何もして無い気がするよぉ。借金返済もできてないし・・・。ニュートラルかなぁ。
綾織(美綴):
綴も似たような感じかな。もっと幻視者ロールを挟んでいきたいな。
今回はニュートラルかな?
宇佐(セイバー):
宇佐はどうでしょうね。今回は淡々と調査をしていた印象ですが。
ニュートラル・・・なんでしょうね。
重三(アーチャー):
前半はニュートラル成分が強かったので、後半無理やり軽率ロールや、恋人を心配するロールを差し込んでみたが、どうだっただろうか・・・。
後半のロールプレイが上手くいったならカオスかライトだと思うのだが・・・。
サー(ライダー):
サーは・・・なんでしょう? 特に何も考えずにやったのですが・・・サーの性格からはカオスかヒーホーだとは思うのですが・・・目立った事をしていないので、ニュートラルかもしれませんね。
佐伯:
それでは、皆さん気軽にご投票いただけますよう、
一同:
よろしくお願いいたします。
というわけで、第7回終了です。
さて、作中にも触れていますとおり、終了処理の1つ「属性評価」について
「属性評価」は各PCの言動が、以下で説明する6つの属性のどれに近かったかを参加者同士で投票するものです。
ですが、この作品は架空卓のため、参加者が作者1人です。
そこで、この属性評価の投票を読者の皆さんにしていただきたいと思います。
評価の対象は
メガーヌ(氷室)、替寺(蒔寺)、雪(三枝)、綾織(美綴)、宇佐(セイバー)、重三(アーチャー)、サー(ライダー)
の7名です。
属性は以下の6種です。
シナリオ全体の印象でも、1シーンを切り取っての評価でもかまいません。
・ロウ :秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的だった。
・カオス :感情的だった。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
・ライト :博愛に満ちていた。正義を貫いていた。人を救い、癒しを与えていた。闇を払った。
・ダーク :残虐。卑劣。非道。独善的。他人を苦しめた。自虐的だった。
・ニュートラル:上記4つに偏っていなかった。中庸。抑制が効いていた。控えめだった。
・ヒーホー :(上記5つとは無関係に)コミカル。他人を楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
の6種です。
投票場所は、活動報告内にありますので、作者のページからお願いいたします。
投票は締め切らせたいただきました。
投票いただき、ありがとうございました。
集計が終わるまで、しばらくおまちください。
2018/3/30 舞台の名前を間違っていたので修正しました。
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7.属性評価 結果発表
投票結果です。
ご参加いただきありがとうございました。
佐伯:
お待たせしました。
属性評価の集計が終わりました。
さっそく発表して行きましょう。メガーヌさんから。
氷室:
今回はなんの心配も無い。
蒔寺:
え?
氷室:
え?
佐伯:
では結果です。
ドン!
==========
属性評価結果発表
メガーヌ
ヒーホー:3票
----------
佐伯:
以上です。
氷室:
なーぜーだー
蒔寺:
いや、どう考えてもベッド粉砕した時だろ。
氷室:
それこそなぜだ?! 戦闘型の面目躍如そのものなシーンだったではないか!
佐伯:
では、投票と一緒にいただいたコメントを見てみましょうか。
----------
・ 前述通りにヒーホー一択。せめて“キワミアッー!”が無ければ… ヒーホー(ネタ)も鳴かず(言わず)ば指されまい(ヒーホーになるまい)て…(ぇ
まあ薄くなるよりはずっと良いですが。
・GMと一緒に円環の理に達してください(苦笑)。
・メガーヌというか氷室 フタエノキワミまでなら、アッーがなければwライトに入れようと思ったのにwww
----------
佐伯:
2つ目のコメントに関しては、GMとしても物言いたい気分ですが、おおむね「キワミ案件」に対しての評価ですね。
氷室:
アレは! 佐伯嬢が「ベッドが粉々に粉砕」と描写したのを受けて、それにふさわしい技をチョイスしただけで私は被害者だ!
美綴:
いや、だからコメントにもあるだろ。なんで「アッー!」まで入れたし。
氷室:
むむむ・・・
楓&綾:
なにがむむむだ
氷室:
(ころころ・・・)2か。ヒーホーが12から14になった。
佐伯:
では次は替寺さんです。
蒔寺:
まぁ。カオスだろ。世の中金やで~。
==========
替寺 マキデ
カオス:3票
----------
佐伯:
替寺さんも満場一致の結果となりました。
蒔寺:
ま、当然だな。
きっとコメントも、「
佐伯:
ではコメントも見てみましょう。
----------
・ツンデレは良い文明。ツンデレ否定するツンデレもまた良い文明(マテ
・ロールプレイで
・感情がよくでてる気がする
----------
佐伯:
と、言い方はバラバラですが、ロールプレイが評価されましたね。
蒔寺:
評価はありがてぇが・・・だからツンデレじゃねぇ! なんだよ? ツンデレを否定するツンデレって?! てか、男のツンデレなんて需要有るのか?!
お下げの少女&ショートヘアーの少女:
むしろ御馳走です!
SE:脱兎!
一同:
!?
三枝:
だ、誰?! 今の子?!
セイバー:
た、確か近くの学び舎に通っている少女だったと思いますが・・・彼女たちと一緒に居ることが多い別の少女がユキカの弟君とサッカーをしているのを見かけたことがあります。
三枝:
あ、そうなんですか。セイバーさんいつも弟たちと遊んでくれてありがとうございます。(ふかぶか)
セイバー:
いえいえ。私も楽しませていただいています。(ふかぶか)
美綴:
いやいや、その子供たちがなんで衛宮の家に上がりこんでんだ?!
アーチャー:
もう出て行ってしまったが・・・
佐伯:
と、とりあえず続けましょう。蒔寺さんは属性ロールをお願いします。
替寺 マキデ
カオス:12→22
佐伯:
次は、雪さんですね。
三枝:
前にも言ったけど、目だった事してないしニュートラルじゃないかなぁ。
==========
雪 三枝
ニュートラル:1票
ヒーホー :1票
ロウ :1票
----------
佐伯:
と、いう具合に票が割れました。
三枝:
ロウは嬉しいけど、ヒーホー?! なんで?
佐伯:
では、コメントもどうぞ
----------
ヒーホー
・インパクトがでかすぎた天然系ヒーホーに一票
ロウ
・まじめだなあと
----------
三枝:
えぇと、・・・何かしたっけ?
ライダー:
わざわざ借金が増える処置を自ら申請したことでは?
三枝:
え? でも、最初にそう決めたからやらなきゃいけないんじゃないんですか?
氷室:
ゲーム上、返済しないことで不利益を被るわけでも、完済のメリットがあるわけでもないものを、そこまで生真面目に考える必要は無いという事だ。
佐伯:
そこが、三枝さんらしいとも言えますが。
票が割れたので、三枝さんが選んでいいですよ。
三枝:
ん~・・・自分じゃニュートラルだと思ってたけど、せっかく入れてもらえたしロウにします。
(ころころ・・・)2
11から13になったよ。これで、ロウとヒーホーが同値で一番高くなったね。
佐伯:
では、次は綾織さん
==========
綾織 綴
ニュートラル:2票
----------
美綴:
だよなぁ。・・・22から30。ん? 綴も重三さんみたいにロストが見えてきてるか?
佐伯:
覚醒段階IIでの上限値が50。上限値が増える覚醒段階IIIになれるのがレベル40。現在が10レベルですから、1レベルにつき1未満の上昇じゃないといけませんから、可能性は有りますね。
アーチャー:
ようこそ。シナリオクリア以外の事を考えないといけない領域へ。
美綴:
ひーっ
佐伯:
宇佐先生の発表に行きましょう。
==========
宇佐 有人
ニュートラル:1票
ロウ :1票
----------
佐伯:(氷室から視線をはずしつつ)
みなさん票が割れやすいですね。
ロウには、雪さん同様、まじめな印象が影響したようです。
セイバー:
宇佐も既にニュートラルが20に達しているので、ロウをいただきましょう。・・・12になりました。
佐伯:
さぁ、おそらく1番ドキドキしているであろう、アーチャーさんのキャラクターです。
アーチャー:
もはや、身を任せるのみだがな。
==========
重三 社
ライト:1票
カオス:2票
----------
アーチャー:
む。なんとかニュートラルは避けられたか。
佐伯:
ですが、安心するのはまだ早いかもしれませんよ? コメントをどうぞ。
----------
ライト
・一応ライト、としておきませう。…でももう少し突き抜けても良いのよ?
カオス
・戦闘での役立たずぶりで
・感情がよくでてる気がする
----------
アーチャー:
いちおう、しておこう・・・
いや、まぁ今回はロールプレイが薄めだったからなやむを得んか。
佐伯:
戦闘で活躍できないのは、キャラメイク上しかたない所がありますが。
アーチャー:
そうだな。応援以外の選択肢が無いからな。もうすぐ運判定値が100%を超えるのでな、そうしたら速能力値を上げて情報射撃型を目指してみるのも悪くないだろう。
蒔寺:
マキデとしては、重三さんには射撃型になられると自分の
アーチャー:
あくまでも補助だ。現時点で射撃に限らず攻撃スキルが無い時点でお察しだろう。
今回は「反対属性の減少」を使わずにカオスを上げるぞ。・・・10。
佐伯:
普段は支援で替寺さんに何かあったときには攻撃担当にもなれるっていうのは有効な成長方針だと思います。初期にそれをすると器用貧乏になりやすいので、分業できるだけの人数が居る時は1点伸ばしで充分な判定値を獲得してからのサブ伸ばしで大丈夫でしょう。
最後はサーさんです。
ライダー:
はい。おねがいします。
==========
サー
ニュートラル:1票
カオス :1票
----------
佐伯:
ここも、票が割れました。カオスには重三さん同様に感情が良く出ていたというコメントをいただいています。
ライダー:
では、ありがたくカオスを頂戴しましょう・・・19になりました。
佐伯:
さて、これで属性評価は終了です。
ご投票いただいた
氷室:(ガシッと佐伯の肩をつかむ)
待ってもらおうか、GM。
佐伯:
えっ?!
蒔寺:
オープン ザ・開票!
==========
・後GMはルールミスするたびにヒーホー積み重ねで(苦笑)。
(念のため凛や桜にGM用ルルブ送ってくのが良いんじゃないかと思いつつ(ニッコリ))
----------
氷室:
メガーヌの評価にもGMも一緒に~とコメントがあったが、何か言葉はあるかね?
佐伯:
ルールミスの度に属性増えてたら1シナリオで消し飛んじゃいますよ!
・・・まぁ、ミスをしないようには努力しますが、もう少しチャンスをください(土下座)
蒔寺:
まぁ、マジでクビにゃしねぇが、遠坂や間桐妹を誘うのはやぶさかじゃぁないな。
ライダー:(期待に満ちた表情)
そうですね。場所を借りているのですから、声をかけて良いのではないでしょうか。
アーチャー:(苦虫を噛み潰したような顔)
しかし、これ以上PLが増えてもGMの負担が大きいだけだろう。サブマスター(SM)という選択肢もあるが・・・凛の性格では全滅が見えるぞ?
セイバー:
そうですか? キッチリした性格ですしよく管理してくれそうですが。
シロウも誘ってよいのでは?
アーチャー:(更に顔をゆがめながら)
それは、社がNPC化した時にしてくれ。
女学生s:
(衛宮(くん)とアーチャーさん仲が悪いのか(な)?)
佐伯:
さて、それでは今度こそ、
ご投票いただき、
一同:
ありがとうございました。
==========
データセクション
メガーヌ(PL:氷室 鐘) 女性 20歳 人間
レベル:8/経験点:712(NEXT:729)
クラス(クラス・スタイル)
気孔拳士(格闘(無手))/デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー /46
警察関係 /浦田警部 /48
―― /仲間 /50
―― /魔晶手甲 /30
―― /鳥居(市警資料課)/11
能力値/判定値 戦闘データ
力:17/93% 格闘威力:25+2d
魔:2/18% 魔法威力:10+1d
体:3/23% 射撃威力:4+1d
速:4/28% 物理防御点:8/魔法防御点:10
運:2/18% イニシアティブ:6+1d/回避判定値:14%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:44/最大MP:20
回復判定値:23%/相性:破魔無効
装備
全身防具(扱い):魔晶手甲(名前募集中)
アイテム
道反玉、傷薬×2、明王神符×2、トランキライザー、マハジオの石×3、アンチドート、コービットのノート×3、「怪異 クピド」カード、「屍鬼 ワーカーホリック」カード
1,657マッカ
スキル
突撃、鉄建パンチII、裏拳、カードハント、属性攻撃(格闘)(魔晶手甲付加スキル)、バトルギミック、クトゥルフ神話(オリジナルスキル)、追加格闘威力、インプラント(対象:魔晶手甲)
属性値
ロウ:6、ライト:1、ニュートラル:11、ヒーホー:14
==========
替寺 マキデ(PL:蒔寺 楓) 男性 25歳 人間
レベル:9/経験点:742(NEXT:1,000)
クラス(クラス・スタイル)
ガンスリンガー(射撃(銃器))/マシン・オペレーター(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女 /ゆり子・ローゼンバーグ/71
興味(先端技術)/オリヴィエ・ザクソン /62
―― /仲間 /54
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/19% 格闘威力:14+1d
魔:2/19% 魔法威力:11+1d
体:6/39% 射撃威力:17+1d
速:17/94% 物理防御点:21/魔法防御点:10
運:2/19% イニシアティブ:13+1d/回避判定値:27%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:60/最大MP:22
回復判定値:39%/相性:破魔無効、毒無効(頭装備)、耐魅了(アクセサリ)
装備
武器 :FN5-7(装弾数20)
頭部 :NBC酸素マスク
腕部 :カイザーナックル
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :メタルブーツ
アクセサリ:マシン・オペレーション用アームターミナル
アメジストの魔よけ
アイテム
通常弾×160、道反玉、傷薬×3、ディスポイズン×2、マハジオの石×3、トランキライザー、「マシン ジャンク」のカード
166MAG、1,967マッカ
スキル
スーパーショットII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシン・オペレーション、マシン搭乗、ダブル・タップ、トラップカード
属性値
カオス:22、ライト:1、ニュートラル:7、ヒーホー:9
===========
雪
レベル:9/経験点:962(NEXT:1,000)
クラス(クラス・スタイル)
クイーン(格闘(武器))/自衛官(情報(捜査))
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐/67
借金/ロキ /69
――/仲間 /67
能力値/判定値 戦闘データ
力:14/79% 格闘威力:23+1d
魔:4/29% 魔法威力:13+1d
体:5/34% 射撃威力:4+1d
速:4/29% 物理防御点:22点/魔法防御点:20
運:2/19% イニシアティブ:8+1d/回避判定値:19%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:56/最大MP:26
回復判定値:34%/相性:破魔無効、耐氷結(胴装備)、混乱無効(腕装備)
装備
武器:サソリムチ
頭部:ヘルメット
腕部:ジャミングアーム
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
アイテム
傷薬×4、道反玉×3、明王神符、マハジオの石×3、宝玉輪、エンゼルヘアー、トランキライザー
1,650マッカ、ロキへの借金:424,218マッカ
スキル
ウィップアタックIII、複数攻撃(サソリムチ付与スキル)、切り落とし、スーパーショット、隠密行動、エレメンタルスラッシュ、指揮
属性値
ロウ:13、ライト:6、ニュートラル:6、ヒーホー:13
==========
綾織 綴(PL:美綴 綾子) 女性 17歳 人間
レベル:10/経験点:1,062(NEXT:1,331)
クラス(クラス・スタイル)
幻視者(魔法(霊能))/ウィッカ(魔法(伝統))
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク /氷川 レイジ /42
不在 /日下部 一石 /47
(町の平和)/ケルベロス(パスカル)/75
―― /仲間 /57
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/20% 格闘威力:12+1d
魔:10/60% 魔法威力:20+1d
体:2/20% 射撃威力:2+1d
速:2/20% 物理防御点:13/魔法防御点:9
運:14/80% イニシアティブ:6+1d/回避判定値:12%
会話判定値:48%/最大命運:7
最大HP:48/最大MP:40
回復判定値:20%/相性:破魔無効、混乱無効(腕装備)
装備
頭部 :メタルクラウン
腕部 :ジャミングアーム
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意思のリング
ヤドリギの腕輪
アイテム
マハジオの石、傷薬×3、マハブフの石×2、道反玉×2、阿修羅の手、マハムドの石、マハンマの石、トランキライザー、ガーネット、アメジスト×2、セキレイの羽、チャクラドロップ、毒矢、ディスチャーム、ギロチンアクス
2,907マッカ
スキル
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視III、薬草治療、妖精の輪、薬草師、クトゥルフ神話(オリジナルスキル)、追加コネ(パスカル)
属性値
ニュートラル:30、ヒーホー:14
===========
宇佐
レベル:10/経験点:1,142(NEXT:1,331)
クラス(クラス・スタイル)
民俗学者(情報(捜査))、サマナー(召喚)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /46
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/25
―― /鬼道 円 /34
義姉 /ヘカーテ(ソフィア) /17
―― /仲間 /30
―― /ガブリエル・プッチ /22
―― /マダム・ニュクス /17
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 20% 格闘威力:12+1d
魔:4/ 30% 魔法威力:14+1d
体:2/ 20% 射撃威力:4+1d
速:4/ 30% 物理防御点:9/魔法防御点:7
運:18/100% イニシアティブ:7+1d/回避判定値:14%
会話判定値:56%/最大命運:8
最大HP:48/最大MP:28
回復判定値:20%/相性:破魔無効、混乱無効(腕装備)
装備
武器 :サーベル
頭部 :暗視ゴーグル
腕部 :ジャミングアーム
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :登山靴
アクセサリ:ステッキ型COMP(DDSインストール)
アイテム
登山セット、道反玉×3、傷薬×2、マカジャマの石、トランキライザー、光玉、ディスパライズ、魔石、マハジオの石×4、ディストーン、「宙に浮くダガー(魔晶投擲武器)」、「外道 モウリョウ」カード、「魔獣 ケット・シー」カード、「怪異 臆病のマーヤ」カード
540MG、1,607マッカ
スキル
サバイバル、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、声援、カードハント、追加コネII(鬼道、ソフィア)、アイテム習熟
属性値
ロウ:12、ニュートラル:20
==========
レベル:10/経験点:1,042(NEXT:1,331)
クラス(クラス・スタイル)
遊び人(情報(メディア))/探偵(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /51
消えた恋人 /稲城 珠枝 /56
―― /仲間 /56
―― /ガブリエル・プッチ /38
―― /鬼道 円 /37
(奇妙な趣味:芸能関係)/エグゼクター(シンハ)/34
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/20% 格闘威力:12+1d
魔:2/20% 魔法威力:12+1d
体:2/20% 射撃威力:7+1d
速:7/45% 物理防御点:4/魔法防御点:4
運:17/95% イニシアティブ:8+1d/回避判定値:17%
会話判定値:54%/最大命運:8
最大HP:48/最大MP:24
回復判定値:20%/相性:破魔無効
装備
武器:SIGザウエル(装填数9)
全身:黒装束
アイテム
道反玉、火除神符、宝玉、通常弾×78、ディスポイズン、マッスルドリンコ、トランキライザー、傷薬×2、デクンダの石、マハムドの石、魔反鏡、マハジオの石×3、謎の本、「幽鬼 ガキ」カード
1,752マッカ
スキル
幸運II、財力、隠密行動(黒装束付加スキル)、蛇の道は蛇II、探偵の直感、誘惑、交渉術、するどい勘、追加コネII(鬼道、シンハ)
属性値
カオス:10、ニュートラル:33
==========
サー(PL:ライダー) 女性? ??歳 悪魔(妖魔 イソラ)
レベル:12/経験点:2,287(NEXT:2,856)
クラス:第1版ルールのキャラメイクのため無し。
背景設定/コネ/貢献ポイント
正義感 /デモノイド(グラナーダ)/60
マスコミ/聖 丈二 /60
―― /仲間 /65
能力値/判定値 戦闘データ
力:11/67% 格闘威力:23+1d
魔:10/62% 魔法威力:22+1d
体:8/52% 射撃威力:7+1d
速:7/47% 物理防御点:20/魔法防御点:20
運:5/37% イニシアティブ:9+1d/回避判定値:17%
会話判定値:30%/最大命運:6
最大HP:120/最大MP:66
回復判定値:52%/相性:電撃無効、氷結に弱い、耐呪殺
装備:第1版ルールのキャラメイク(以下略)
アイテム
道反玉、傷薬×4、トランキライザー
1,608マッカ
スキル
ラクカジャ、かみつき、マハジオ、ジオンガ、水の壁、ディア、ザンマ、耐呪殺
属性値
カオス:19、ニュートラル:13、ヒーホー:15
改めまして投票にご参加いただきありがとうございました。
今回の乱入キャラは、まぁ、ご存知の方だけニヤリとしていただければ満足です(笑)
ショートヘアーの方は、ホロウにも出てます。一応。
データセクション製作中に、気づいたのですが、宇佐先生が光玉持ってましたね。わざわざ重三が稲城先生にライト借りに行く必要無かったですね。いや、まぁ、消費アイテムを使わずにすんだと思えばファインプレーなのでしょうか?
では、まだシナリオ案すら出てませんが、次回までしばらくお待ちください。
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第8回『狩猟』 属性評価投票締め切らせていただきました
8.オープニング
お待たせしました。
他の作品でいろいろトラブルがあってこんなに期間が空いてしまいました。申し訳ありません。
佐伯:
たいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっへん! お待たせしました!
真・女神転生TRPG魔都東京200Xセッション第8回始めまーす!
SE:パチパチパチパチ
氷室:
ずいぶん久しぶりな気がするな。
蒔寺:
なんかあったのか?
佐伯:
はぁ、どうやら遠坂さんがよそで卓ゲをしているらしくて、いろいろ相談されていました。
三枝:
そっちで何かトラブルがあったの?
佐伯:
そうみたいですね、「平行世界でキャラロストが」どうのと言っていたので、たぶんアルシャード系じゃないですかね?
アーチャー:
(何をしてるんだアイツは・・・)
佐伯:
まぁ、そちらは何とかなってるらしいので、こちらはこちらで再開しましょう。
まずは恒例の今回予告です。
==========
「野良動物撲滅キャンペーン」
保健所が掲げる
しかし彼らが捕獲し運び出している動物は犬・猫に比べて大きいようで・・・
そのキャンペーンにおびえる影が路地裏に1つ。彼は友人である妖魔を頼り、身の安全を求めるのだが・・・
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第8回『狩猟』
==========
美綴:
保健所がボスか?
妖魔の友人て・・・
ライダー:
サー(現在、妖魔イソラ)の友人ですから、聖か
アーチャー:
・・・あぁ。野良動物撲滅とはそういう事か。
セイバー:
え?
アーチャー:
ん。いや気にしないでくれ。あまりメタな事を言うのも無粋だろう。
佐伯:
では早速始めていきましょう。
ご想像の通りオープニングはサーとグラナーダの会話シーンです。
==========
オープニング グラナーダの路地裏
GM(佐伯):
では場所はいつもの路地裏、サーがグラナーダの所に遊びに来ているわけですがグラナーダはなんだか元気がありません。
サー(ライダー):
「どうしたの?」
グラナーダ(GM):
「人間 仲間 捕まえる
オデ 怖い 助けて」
詳しく聞いてみると、グラナーダ同様に脱走したデモノイドが最近人間によって捕縛されているそうです。何者かは解りませんが、何をされるか解らないし、以前いた場所でも酷いメにあっているので落ち着かないようです。
KW:路地を捜索する一団 を差し上げます。
シナリオの目的は、この一団を調査し、グラナーダの平穏な生活を確保する事です。
サー(ライダー):
「まかせてー」
ではいつぞやのように、安請け合いをして
==========
佐伯:
と、いうわけで今、十六夜市は怪しい一団がうろついているようです。これについて調べていってもらう事になります。
サイクル制限はありませんが、第3回の時同様、時間をかけすぎると良くない事が起こる可能性があります。
セイバー:
では急ぎ調べてしまいましょう。いつもどおり宇佐からいきます。
佐伯:
はい。では休憩をしてアプローチフェイズに移りましょう。
中の人繋がりです。
さて、大変お待たせしてしまいましたが、第8回スタートです。
今回もみなさんに、属性評価にご協力いただきたいと思っております。
いつもでしたら、オープニング投稿後に投票所を活動報告に作るのですが、現在別作品の投票を行っており、同時期に2つアンケート板を作成するのは読者の方々の混乱を招きかねないと判断し、今回は向こうの投票期間が終わるまでは投票所の作成をしないでおくこととします。ご了承ください。
投票所作成時のために属性評価の説明だけここでさせていただきます。
属性評価とはプレイヤーキャラクター(もしくはプレイヤー自身)の言動が以下のどの属性に即していたか(より近かったか)を参加者同士の投票で決定するものです。が、本作は仮想卓で作者独りでダイスを転がしているので参加者による投票では出来レースになってしまうのでみなさんのご協力をいただきたく存じます。
では属性の種類と方向性の説明を。
ロウ:ルールを守った。秩序を大事にした。
カオス:感情的だった。自由だった。
ライト:善行を行った。博愛的だった。
ダーク:残虐だった。自虐的だった。
ニュートラル:中道を進んだ。仲裁を行った。
ヒーホー:(上記5種とは無関係に)ウケ狙いだった。コミカルだった。
投票理由は、必ずしもこの方向性に従わなくても属性の単語から来るイメージでも結構です。
投票所開設されるまで、どの属性がよさそうか考えながらお待ちください。
2018.6.7
投票締め切らせていただきました。ご参加いただきありがとうございました。
次回、アプローチフェイズ1サイクル目。
しばらくお待ちください。
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8.アプローチ1
2018/4/3 まさかのサブタイトルミス。修正しました
佐伯:
あ、毎度報酬の事を忘れていました。
彼はお金を持っていないので、ゴミ漁り生活で手に入れた道具をくれるそうです。
蒔寺:
ガラクタかよ・・・
アーチャー:
おい・・・
佐伯:
そうですか? データ的には出現値C(
蒔寺:
何言ってんすか旦那ぁ。アッシはいつでも旦那のお考えには大賛成でさぁ。
三枝:
マキちゃん・・・
氷室:
出現値は、今現在のGPで計算するのかね? 終了時のレベルで計算してよいのかね?
佐伯:
終了時のレベルをGPとします。ただし、サーさんは悪魔PCなのでレベル-5をGP算出時のレベルとします。
美綴:
お、それなら今回レベルが上がればそれだけ良いものがもらえるってわけだな。
セイバー:
しかし現金が支払われないとなると消耗品には気を遣わないといけませんね。コネには出来るだけアイテムをねだりましょう。
アーチャー:
(ゲームとはいえ、こういうことをセイバーが言うとはな・・・順応したというべきか、毒されたというべきか・・・)
佐伯:
それとサーさん以外はグラナーダには会った事ありませんよね? なので皆さんは「グラナーダという名のサーの友人」の存在は知っていても「デモノイドと呼ばれる人工悪魔」については知らないものとしてください。
ライダー:
そうなのですか?
アーチャー:
妥当なところだろう、まだデモノイドは公の存在にはなっていないはずだしな。
セイバー:
まだ? では、今回その辺りが露見するというシナリオなのですか。
佐伯:
まぁ、そんな感じですね。
==========
アプローチフェイズ 1サイクル目
GM(佐伯):
ではいつもどおり宇佐先生からですか。KWがまだ1つしかないですが、悪魔合体にしますか?
宇佐(セイバー):
時間的余裕がどれくらいあるかわかりませんし、先に情報収集です。
裏街でデモノイドを捕えているという事ですし、マダム・ニュクスならなにかご存知でしょうか。
有効なKWは・・・宇佐はグラナーダのことをデモノイドだとは思っていませんし、「知人の友人」が困っているという形で相談した事にして、KW「若者」扱いにはならないでしょうか?
GM(佐伯):
そうですねぇ・・・完全一致とはいい難いですし、+10%なら許可しましょう。
宇佐(セイバー):
ありがとうございます。66%では不安ですね。命運を1点使います。これで86%です。
(ころころ・・・)40 成功!
----------
BARマダム
宇佐(セイバー):
「失礼します」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、せんせい。いらっしゃい」
宇佐(セイバー):
「・・・」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、何か悩みごとですか?」
宇佐(セイバー):
「友人から相談されているのですが・・・その友人の知人が何者かに追われて・・・狙われているというのです。すでに同胞が何人か連れ去られているとか・・・」
グラナーダの隠れ家の位置を教えて何か知らないか訊いてみます。
マダム・ニュクス(GM):
「あの辺りで人攫いが? 聞いた事無いけれど・・・確か、今あのあたりって保健所が『野良犬・野良猫撲滅キャンペーン』とか言って野良動物の大掛かりな捕獲をしているんじゃなかったかしら。
たしか、メシア教会が資金提供してたはずだけど・・・」
ロキ(GM):
「話中失礼。私が聞いた話では、メシアの連中はあのキャンペーンに教会の人員も出向させているらしいぞ」
マダム・ニュクス(GM):
「あら、ロキさん。そうなの?」
ロキ(GM):
「あくまでも伝聞だがな。実際の捕獲作業に参加しているらしいぞ」
宇佐(セイバー):
「野良動物撲滅・・・ですか。それに何故メシア教会が?」
ロキ(GM):
「公式発表では、狂犬病などの伝染病から市民を護るため、らしいが」
宇佐(セイバー):
「なるほど」
マダム・ニュクス(GM):
「ごめんなさいね、せんせい。お友達のお力になれなくて」
宇佐(セイバー):
「いえ、こちらこそ妙な相談をして申し訳ありませんでした」
マダム・ニュクス(GM):
「せめてものお詫びにコレを・・・」
宇佐(セイバー):
「お気遣い申し訳ありません・・・」
KW:野良犬・野良猫、KW:捕獲隊 獲得。
宝玉×1 獲得。
経験点100点獲得。
マダム・ニュクスとのコミュ 3点上昇
新たにロキとのコミュ獲得。 貢献ポイント16獲得(振り足し1回)。
==========
セイバー:
野良動物撲滅キャンペーン、ですか・・・。
氷室:
十六夜市は野良犬や野良猫は多いのかね?
佐伯:
う~ん・・・そのあたりはKWを調べてください。
アーチャー:
いつもなら私の番だが・・・どちらを調べたものか・・・。
ライダー:
順番どおりでよいのでは? 野良動物をお願いします。
アーチャー:
ふむ。メシア教会の関与も出たことだ。
KWは・・・まともなものがないな・・・素直に命運を1点使っておこう。74%だな。
(ころころ・・・)65 成功!
アーチャー:
む。出目がきわどかったな・・・
----------
メシア教会 練武場
GM(佐伯):
重三さんがシンハさんを訪ねてメシア教会に行くと、シンハさんは普段信者が立ち入れない奥で投げナイフの鍛錬をしていました。
重三(アーチャー):
「シンハさん、ちーっす」
「・・・あぁ、社くんでしたか。このような所までどうしたのですか?」
重三(アーチャー):
「大した事ないんすけどね、いま野良動物撲滅キャンペーンてしてるじゃないっすか、メシア教会が協力してるって聞いたんですけど、こういうのって宗教団体が手を貸したりするんすか? 誰か野良動物に襲われたりしたんすか?」
シンハ(GM):
「・・・アレですか・・・。十六夜市もそれなりの大きさの街ですからね。きみも野良動物を見かけた事はあるでしょう」
重三(アーチャー):
「そっすね。でも撲滅なんて言わなきゃいけないほど多かったっすか?」
シンハ(GM):
「・・・野良猫や野良犬は実は口実なのです・・・」
重三(アーチャー):
「そうなんすか?!」
シンハ(GM):
「・・・そうした一般的な野良動物に紛れて、大型の獣が目撃されているのです。・・・その獣が危険なものかもしれないという事で、保健所だけでは手が足りないという事で教会も捜索に協力させてもらっているのです」
重三(アーチャー):
「はぁ、そうだったんすか・・・なんか知り合いが、友達が連れてかれたって言ってるんすけど、人攫いとかしt」
SE:スチャ
シンハ(GM):
「神の信徒たる我々がそのような外道に落ちているとでも?」
重三(アーチャー):
「ちょっ! あ、あぶっ! ごめんす、言い過ぎたっす!」
シンハ(GM):
「・・・。まぁいいでしょう。本当に危険な獣だったら大変です。この件には関わらないように」
と、アイテムを渡してくれます。
重三(アーチャー):
「はぁ・・・」
KW:大型動物 獲得。
宝玉×1 獲得。
経験点100点獲得。
==========
アーチャー:
危険、かもしれない動物か。デモノイドの事か、はたまたこの動物がBOSSか・・・
ライダー:
話の流れ的にはデモノイド、とするのが自然な気はしますが・・・。
美綴:
その辺は綴が調べましょう。この場合、捕獲隊より大型動物ですよね。
う~ん・・・裏事情に詳しそうなのは氷川かなぁ・・・。
友達の知人を助けたい、って「救済」にならないか?
佐伯:
そうですねぇ・・・東京受胎とは無関係ですから補正は+10%までですね。
美綴:
それだとまだ58%か・・・命運1点乗せて78%でいくぞ。
(ころころ・・・)04 クリティカル!
佐伯:
ブホっ?! え、えぇでは描写はこんな感じでどうでしょう。
----------
綾織 綴の私室
綾織(美綴):
企業の幹部に直接会うのもアレだし、電話で話を聞こう。
氷川(GM):
『もしもし? 氷川だ』
綾織(美綴):
「あ、綾織です。急にすいません。いまお時間よろしいでしょうか?」
氷川(GM):
『・・・手短に頼む』
綾織(美綴):
「じつは、友人の知人から救いを求められまして、調べているとメシア教会がいろいろ便宜を図っている保健所のキャンペーンに行き着いたのですが、いったいどんな動物が目撃されているのか、ご存知だったりしませんか?」
氷川(GM):
『あれか・・・たまたま捕り物の現場に出くわした人間が噂するには、今までみたどんな動物とも特徴が一致しなかったらしいな。
おそらくデモノイドと仮称される代物だろう』
綾織(美綴):
「でものいど ?」
氷川(GM):
『くわしくは私も知らんがそういう名前が一人歩きしている。
それと目撃者が言うには、ロボットを使った捕獲を行っていたとも聞こえてくるな。マシンまで投入しているとなると教会も本気のようだな』
今回のシナリオには種族:マシンの悪魔が出てくる可能性があります。
『彼らとは関わり合いにならない事をお勧めするが、それでも首を突っ込むというのであれば、“創世の巫女”に何かあっては一大事だ。こちらでも支援させてもらおう』
というわけで氷川から宝玉が2個送られてきました。
KW:デモノイド 獲得。
経験点100点獲得。
氷川とのコミュ 1点上昇。
==========
美綴:
この、創世のナントカてのが不気味なんだよなぁ・・・
佐伯:
まぁ、言ってるだけで終わる可能性も高いですから雰囲気だけ愉しんでください。
次はどうします?
ライダー:
サーは
佐伯:
申し訳ないですがこのKWで調べられるのは、デモノイドの発祥に関わる情報なのでサーさんも知らないものとします。
ライダー:
そうなるとグラナーダの所では駄目ですね。聖に会いに行きましょう。デモノイドという単語自体が噂になっているのであれば、それに関する情報を持っていそうですね。
・・・噂について調べている、と言えば彼のKW:オカルト(知識)にかからないでしょうか?
佐伯:
(今回のEDにあのパターンがあるから・・・)そうですね。許可します。
ライダー:
これでやっと50%なんですよね・・・命運も1点使っておきます。
(ころころ・・・)19 成功!
----------
いつもの喫茶店
聖(GM):
「デモノイド?」
サー(ライダー):
「うん。知ってる?」
聖(GM):
「そりゃぁ、・・・『
サー(ライダー):
「友達がふあんがってるのー」
あえて誤解を招く喋りをします。サー本人はそんなつもりありませんが。
聖(GM):
なるほど(笑) では、
「・・・誰にも話すなよ? 結構でかいネタだからな」
サー(ライダー):
「(こくこく)」
ぜったいに秘密が守られないパターンですよね。
聖(GM):
そうですけどね(苦笑)
「デモノイドってのは、メシア教会が創った人工生命だ、て話がある」
サー(ライダー):
「じんこうせいめい?」
聖(GM):
「あぁ、ようするに人間が、クローンじゃねぇ全く新しい生き物を生み出したってわけだ。倫理問題に触れるから公にはされてねぇがな」
サー(ライダー):
「ふーん・・・?」
聖(GM):
「まぁ、お前に倫理を説いてもしかたねぇか。
もう、それなりに安定して生産できるようになった、て話だ。
いまメシア教会主導でやってる野良動物の捕獲にも警備用とかいうわけのわからんデモノイドが動員されてるらしいぞ」
サー(ライダー):
「けいびよう?」
聖(GM):
「あぁ、ヘラクルスっつったか? 生命創造はマジみたいだが量産だの警備用だのってはまだウラが取れてねぇが、火の無い所に煙は立たないからな。
かなりの特ダネだからなもらすなよ? こいつやるから頼むぜ?」
と、宝玉をくれます。
サー(ライダー):
「ありがとー」
情報共有のために早速漏らすんですけどね。
GM(佐伯):
まぁ、そのあたりはお約束と言う事で。
この情報収集により、『種族:デモノイド ヘラクルス』の情報を調べられるようになります。この悪魔はBOSS扱いですのでいつものように行動パターンや相性を調べてください。
経験点100点獲得。
聖とのコミュ 7点上昇。
==========
鯖s:(げんなり)
三枝:
どうしたんですか?
セイバー:
あ、いえ。ギリシャの大英雄の名を冠するとなるとかなりの強敵なのだろうな、と。
佐伯:
このレベル帯のBOSSとして出てくる程度ですから、悪魔全体で見ると弱いほうですよ?
三枝:
今の私たちには充分強いって意味だよね?
公になっていない生き物の情報なら、一佐の所よりロキさんかな。あ、借金の利子分の計算。
ロキからの借金:424,218→428,460マッカ
蒔寺:(--)
う~ん、この・・・。
三枝:
?
ロキさんだとちょうど良いKWがないんだよね・・・命運は戦闘に残しておきたいから24%のままで行くよ。
(ころころ・・・)78 失敗・・・
三枝:
だめかぁ・・・
----------
BARマダム
SE:カランカラ~ン
マダム・ニュクス(GM):
「あら、いらっしゃい。ミキさん」
雪(三枝):(源氏名:ミキ)
「こんばんは。あの~ロキさんは・・・」
ロキ(GM):
「私に用事かね?」
雪(三枝):
「あ、その前に今月分です」
50マッカ返済するよ。(借金残高428,410)
「それで、ですね・・・デモノイド、というものをご存知でしょうか」
ロキ(GM):
「噂ぐらいならな。実在の証拠を見つけたのなら是非見てみたいものだ」
ロキとのコミュ 1点上昇。
==========
氷室:
やはり、
蒔寺:
おっと、そうだ。さえきっち。あたしのジャンクは自分のレベル以下のマシンか電霊と交換できるんだよな?
佐伯:
え、えぇ。オリヴィエが開発したものと交換という形ですね。代金は取られますが。
蒔寺:
んじゃぁ、ジャンクをクグツに交換だ。
佐伯:
あぁ、クグツはレベル8でしたね。
では、オリヴィエから新作完成の連絡を受けた事にしましょうか。
----------
ジッグラト・タワー オリヴィエのフロア
替寺(蒔寺):
「うぃ~、来てやったぞぉ」
オリヴィエ(GM):
「はいはい。面倒な挨拶は抜きね。
これが新作のオートマタ。人型にする事で、不気味の谷にも似た嫌悪感を見る者に与える事がコンセプトよ」
対象を
替寺(蒔寺):
う~ん、HPと防御点がかなり上がってるだけでも充分か。それで手を打とう。
オリヴィエ(GM):
「開発費用はもらうわよ。300,000ね」
円ですので、300マッカです。下取り込みの値段ですから値引き不可ですよ。
替寺(蒔寺):
「ちっ、ぼりやがって・・・値段に見合う性能なんだろうな?」
オリヴィエ(GM):
「試作品だって、なんだかんだで稼動したでしょう?」
替寺(蒔寺):
「まぁな・・・そこは信頼してる」
オリヴィエ(GM):
「あら、それはどうも」
オリヴィエとのコミュ 7点上昇(ロールプレイにより会話判定免除)
==========
氷室:
私は・・・買い物か? そろそろ装備も新調したいところだが・・・
蒔寺:
お、今回は鐘が行ってくれんの?
氷室:
悪魔合体も考えたが、自身のレベルをもう少し上げないと魔晶手甲の強化は難しい。
三枝:
でも、まだBOSSがどんな攻撃してくるか解ってないし、買い物は2サイクル目のほうが良くない?
セイバー:
それもそうですが、まだ調べられていないKWもあるのですよね・・・
アーチャー:
しかし、残っているのKWは【捕獲隊】1つ。問題はないと思うが。
ライダー:
そうですね。鐘、好きなようにしてくださって大丈夫ですよ。
氷室:
では、お言葉に甘えまして。
魔晶手甲とのコミュを高めよう。以前と同じように手入れを行うぞ。
佐伯:
では、1d10の上昇をどうぞ。
氷室:
(ころころ・・・)8点上昇だ。
佐伯:
これで全員行動しましたね。1サイクル目終了です。
いったん休憩をしてから2サイクル目にいきましょう。
つづく
なお(日常)GPは基本的パーティーレベル(パーティー内の最大レベル)以下なので、出現値Cのアイテムはかなり先取りできた事になります。
ですので普通このGP帯のアイテムはシナリオ限定でシナリオ終了後に消失するようにする事をルールブックが推奨してます。真似しない方がいいと思います。
(作者は、他作品のトラブルでPTへの温情が篤くなっている!)
まぁ、こっちはシステムで保障されているのでそこまで気にする事でもないかもしれませんが・・・。
次回はアプローチ2サイクル目です。
しばらくお待ちください。
2018/4/3 ご指摘を受けて誤字修正しました。
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8.アプローチ2
2サイクル目
佐伯:
ではそろそろ再開しましょうか。
アプローチフェイズ第2サイクル目ですが、どなたから行きますか?
セイバー:
宇佐が【捕獲隊】について調べます。
・・・
命運を1点使って76%で判定します。
(ころころ・・・)56 成功!
==========
宇佐家
「はい、有人さん。お茶どうぞ」
ソフィアさんは、短い金髪の少し猫を思わせる顔つきの美女です。宇佐先生のお兄さんの話では、怒らせると猛獣のごとき苛烈さを見せるとのことですが、宇佐先生にはその話が信じられないほど穏やかな一面しか見た事がありません。
宇佐(セイバー):
「あ、すいません。お
ヘカーテ(GM):
「どうしたんですか急に帰ってくるなんて珍しいですね」
宇佐(セイバー):
「あ、いえどうしたというほどのものでもないのですが・・・
お義姉さんは、メシア教会が出資しているという野良動物の撲滅キャンペーンの事をご存知ですか?」
ヘカーテ(GM):
「・・・えぇ。聞いた事はあるわね」
宇佐(セイバー):
「その活動で実際にメシア教徒が参加しているようなのですが、どう思いますか?」
ヘカーテ(GM):
「・・・聞いた話だけど、入信したばかりの信者を捕獲隊として編成して動物の捜索をさせているらしいわ。なんでもこれで功績を残せるとエリートへの道が開けるとか何とか・・・。神に仕え人々の導くはずの聖職者が自身の出世を考えるというのはどうなのかしらね」
今回のシナリオには先に出た、デモノイド、マシンとは別に種族:メシアン ネオファイトが出現する事がわかりました。
宇佐(セイバー):
「そうですね。俗世の欲が見えるのはいかがなものかと」
ヘカーテ(GM):
「まったくよね。
あ、有人さん。これ貰い物で恐縮なのですけど、どうぞ」
と宝玉をもらえます。
ヘカーテとのコミュ 5点上昇。
経験点100点獲得。レベルアップ! レベルアップ・ボーナスにより 天命神符 獲得!
----------
氷室:
さきほどまで出てくる悪魔の情報は種族のみ開示だったのに、種類まで判るのか。
佐伯:
はい。デモノイドとマシンはランダムエンカウントで遭遇する可能性の有る悪魔ですが、ネオファイトはBOSSであるヘラクルス同様のプログラムドエンカウントです。1度倒すともう現れません。いわゆる中BOSSですが、以前やったランダムダンジョンと違ってBOSS特性は持たず倒しても命運回復はありません。
アーチャー:
なるほどな。では残りの会話特化組はヘラク
美綴:
了解です。
アーチャー:
メシア関係者から聞き出すのは難しそうだな・・・
佐伯:
そうですね。1サイクル目でシンハさんは真相を知っていましたが、彼は立場上デモノイドの存在を口外できませんので通常と同じ情報しか開示されませんでした。
アーチャー:
歯切れが悪い箇所があったのはそういう事か。
では、鬼道円の所へ行こうか。さまざまな権力とつながる彼女ならば、警備用と銘打たれたデモノイドの情報を知り得ているやもしれん。
KW無し。命運1点使って74%だ。電撃が効くか訊ねるぞ。
(ころころ・・・)11 成功!
----------
十六夜市 某所
鬼道(GM):
『もしもし? 鬼道ですが』
重三(アーチャー):
「急にすんません。鬼道さんていつも
鬼道(GM):
『そうですね。基本的には自前で用意した方々ですが、状況によってはどこかにお願いする事もありますが・・・それが何か?』
重三(アーチャー):
「あぁ・・・ヘラクルスて身辺警護用の品が出回ってるって聞いたんすけど、どんなのか知ってます?」
鬼道(GM):
「・・・まだプレリリース段階であなたのような一般人は知り得ないはずですが・・・」
重三(アーチャー):
「う・・・それはほら、アレっすよ、蛇の道は蛇っていうか・・・ね?」
鬼道(GM):
『あなたは蛇ではないと思いますが・・・。
まぁ、1度拝見した事はありますが、あれは私のようにいろいろな人と接触する者の警備には向きませんね。無人のエリアの侵入者対策などが使い道となるのではないでしょうか』
重三(アーチャー):
「はぁ、そうなんすか・・・」
鬼道(GM):
『それにしてもどうしてそんな事を?』
重三(アーチャー):
「あ、いや、その、単なる好奇心つーかなんつーか・・・」
鬼道(GM):
『・・・こういう話題は下手な所ですると身を滅ぼしますよ。
あなたの事情を考えるとどんな情報もほしいのは解りますが・・・無茶をしないでくださいね』
後ほど、宝玉が届けられました。
電撃相性は「普通」です。
鬼道とのコミュ 16点上昇。(振り足し1回)
経験点100点獲得。
==========
アーチャー:
サーの攻撃が有効なのは良い事だが、弱点ではないのは口惜しいな。
美綴:
こちら側の属性攻撃が他にめぼしい物がないですし、綴は行動パターンを調べますね。
・・・日下部園長も
佐伯:
はい。大丈夫ですよ。このスキルはアクション扱いですから他の事はできなくなりますが。
美綴:
んじゃぁ、パスカルに軽く忠告したってことで簡易絆シーンとして、□妖精の輪 で情報をもらうぜ。
----------
商店街 廃ビル
綾織(美綴):
「ということで、パスカルさんも気をつけてくださいね」
「ワカッタ カンシャスル チュウコク」
GM(佐伯):
そんなやり取りをしてビルを出た所で、綾織さんは軽いめまいを覚え、一瞬何かを幻視します。
知りたい行動パターンは何番と何番ですか?
綾織(美綴):
5と9辺りにしてみるか。
GM(佐伯):
では、綾織さんは身長2mを優に超える灰色の大男が、人の頭がスッポリ納まりそうな口から吹雪と呼べそうな暴風で辺りを凍らせている姿。その映像がホワイトアウトしたかと思うと今度は同じ大男が、1本が人の腕ほどもありそうな指から生えた凶器としか呼べない爪を人影に突き立てる様子。突かれた人物の皮膚に異常な色が浮かんでいる事から毒の類が仕込まれている事に気づくでしょう。
映像がホワイトアウトすると、視界が戻ります。パスカルの廃ビルの入り口に立っています。辺りを見回すと羽妖精が貴女のそばから離れていきます。どうやらいたずらで幻影を見せられたようです。
というわけで、5番は■アイスバウンド(全体に氷結相性攻撃。
綾織(美綴):
いたずらだったとしても、でたらめじゃなくて真実の映像だって解って良いんだよな?
GM(佐伯):
はい。それが自分たちが近々出くわすであろう存在だという事も直感的にわかりました。
綾織(美綴):
んじゃ
「もう、せめて声をかけてくれないかしら」
なんて愚痴りながら歩き出す。このテの現象にはもう慣れっこだ。
==========
ライダー:
魔法も行使するのですか・・・?! まずいですよサーの今の弱点は氷結です。
セイバー、ケット・シーのカードをサーに預けてもらえませんか、悪魔合体を行いたいのですが・・・。
セイバー:
かまいませんよ。ナオミ、アイテムの受け渡しをしても?
佐伯:
えぇいいですよ。
そうすると・・・出来上がるのは妖鬼アズミ(レベル13)ですね。
----------
ホテル業魔殿 邪教の館
ヴィクトル(GM):
「業魔殿へヨーソロー」
サー(ライダー):
「がったいがったいがったい」
ヴィクトル(GM):
「・・・」
幼子に変身しているサーさんの襟首をむんずと掴み上げると、培養槽のようなものに放り込みます。
SE:ドボーン
GM(佐伯):
カードからヴィクトルが長靴を履いた猫を召喚すると同じように培養槽に入れ合体が執り行われます。
ケット・シーから1つ、サーさん自身から2つ、継承するスキルを選んでください。
※■タルカジャ(ケット・シー)、■ザンマ、■耐呪殺 継承。
サー(ライダー):
「妖鬼 アズミ 今後ともよろしく」
ヴィクトル(GM):
「私ではなくお仲間にいってやりたまえ」
---------
ライダー:
これで氷結吸収になりました。
氷室:
弱点から吸収とは大躍進ですね。
ライダー:
えぇ。■ジオンガが■ジオになってしまいましたが、■ザンマも継承したので2相性攻撃可能なのは変化ナシです。
ケット・シーから■タルカジャを継承したことにより、今までとは逆に物理攻撃力を強化します。メガーヌ、マキデ、
蒔寺:
でも、防御強化が無くなったから、速攻で決めねぇとな。
ライダー:
そうですね。火炎に弱くなりましたが、■水の壁 は変わらず使えるのでどうにかなるでしょう。
あとセイバー、カードを消費してしまったので仲魔強化をしたいときは言って下さい。カード購入の資金は出しましょう。
セイバー:
わかりました。その時はお願いします。
==========
氷室:
さて、戦闘要員はどうしたものか・・・。
やはり買い物か。氷結ないし毒の対策をせねばな。メガーヌが金を預かり買い物してきましょう。
-----------
買い物相談中
-----------
氷室:
メガーヌは、魔晶手甲が武器であり全身防具なのでアクセサリを購入した。サングラスとコートで防御点を微増させた。外見はいかにもエージェントといった具合だな。できればこのまま外したくないな。
あとは消耗品だな。氷結対策の明王神符(自身に対する氷結相性攻撃を半減)1つ、傷薬を3個購入した。
これで残金は57だ。
佐伯:
報酬に現金がないんですが大丈夫ですか?
蒔寺:
カネは防具も武器も買い換えないしな。傷薬は有って困るものじゃねぇし。
で、マキデだが、FN5-7とサバイバルベストを下取りに出して、コルト・アナコンダとファイアガード(耐火炎付き胴防具)を買ったぜ。
佐伯:
あれ? 氷結対策するんじゃないんですか?
蒔寺:
氷結相性に対抗できるアイテムがねぇんだよ。だから純粋な防御力上げだな。ファイアガード着てるからって氷結に弱くなるわけじゃねぇんだ。問題ないだろ?
んで、マキデも消耗品買ったぜ。明王神符1枚、傷薬2個だな。残金はメガーヌと同じ57。
三枝:
次は雪かな?
雪はヘルメットを下取りに出してNBC酸素マスクを買ったよ。これで毒の心配はないし、アゲハドレスのおかげで氷結も半減だよ。後は明王神符を2個買って残金が50。
返済どうしよう・・・。
美綴:
いや、だから・・・
コホン
綴は、ジャミングアームとサバイバルベストを売って、ジュエリー・カフスとイヤーマフ、あとハイレグ・アーマーを買ったぜ。
蒔寺:
やらしぃ! スケベ!
美綴:
うっせぇ! 女性用防具としては強いからいいんだよ!
頭装備のイヤー・マフ買ったけどメタルクラウンは売らないぞ。
消耗品は明王神符と傷薬2個ずつだな。これで残金が17か。
セイバー:
とはいえ、ツヅリはまだ売却してもよさそうなものをいくつか持っていますから余裕はありそうですよね。
宇佐の買い物は、暗視ゴーグルを売却してイヤーマフ、秘石の指輪(アクセサリ)、明王神符2枚、傷薬2個購入しました。残金17です。
重三:
社は、秘石の指輪で魔法防御力確保だ。あとは傷薬2個、明王神符2枚購入して残金52だな。
全身防具をやめて皆のように部位防具に切り替えるべきか・・・
ライダー:
体能力値が低くて上位の全身防具が装備できないんでしたね。
サーは装備品を買う必要がないのと氷結は怖くないので、前衛が毒に侵された時のためにディスポイズン10個、傷薬を1個購入して残金8です。
※何度もいいますが、サーのみ旧版のクラス・システムの改造版で運営しています。
佐伯:
装備がだいぶ一新されましたね。経済面に不安がありますが・・・。
2サイクル目はあと、替寺さんと雪さんですね。
==========
三枝:
加藤一佐に物資補給をお願いするとして・・・どうやってお願いしようかな・・・。KWもないし、そのまま判定するよ。単なる現状報告ってことで。
(ころころ・・・)11 成功!
三枝:
やった!
----------
雪の
雪(三枝):
「・・・という情報がありまして、詳細を調査しようかと」
加藤(GM):
『人工生命か・・・素体はいったい・・・』
雪(三枝):
「一佐?」
加藤(GM):
『いや、すまない。教会がそうしたものを創造しているというのは違和感がある。違法行為も視野にいれ調査を続けてくれ。交信終了』
雪(三枝):
「はっ」
宝玉1個獲得。
加藤との絆 2点上昇。
経験点100点獲得 レベルアップ! 追加スキル □連続技 習得!
==========
蒔寺:
ゆきっちって会話判定値あたしらと変わらないのに、けっこうアプローチで経験値とってるよなぁ。追いつきてぇ・・・。
佐伯:
何をしますか?
蒔寺:
つっても、ゆり子に会うくらいしかないんだよなぁ。KWもひっかからねぇし、素で判定するかぁ。
(ころころ・・・)35 失敗・・・
蒔寺:
だよなー・・・
----------
十六夜市某所
----------
佐伯:
で、
蒔寺:
ううぉい!
佐伯:
ま、まぁ、ゆり子さん的にはメシア教会の計画が邪魔できるなら何でもいいところありますから、応援はしてくれますよ。
「がんばれ(はぁと)」
蒔寺:
ゆり子とのコミュ 1点上昇。
佐伯:
さて、3サイクル目に入る前に少しシーンを挟みます。
えーと、宇佐先生が良いかな?
セイバー:
はい?
佐伯:
先生のところにマダム・ニュクスから連絡が入ります。
==========
須摩留工科大学 宇佐の研究室
SE:とぉるるるるるるるるるるるる・・・ガチャ
宇佐(セイバー):
「はい。宇佐です」
事務員(GM):
『外線1番に、ニュクスと名乗る女性から先生にお電話です』
氷室:
この事務員がギリシャ神話の知識のある御仁であるなら、不審者と思われておるだろうな。
蒔寺:
神話上の神様を名乗る女性とか、怪しすぎるよな。
GM(佐伯):
まぁ、そうですけどね(汗)
内線から外線に切り替わると、聞き覚えの有る女性の声が受話器から聞こえてきます。
マダム・ニュクス(GM):
『もしもし、先生ですか?』
宇佐(セイバー):
「ママ? どうしたんですか?」
マダム・ニュクス(GM):
『先日先生が気にされていた誘拐? について気になる噂を耳にしたものですから』
宇佐(セイバー):
「噂、ですか?」
マダム・ニュクス(GM):
『えぇ。あの時先生からうかがったエリアが、近いうちに例の野良動物捕獲運動の対象になるそうなんです』
宇佐(セイバー):
「そうなのですか?」
マダム・ニュクス(GM):
『先生が調べていた事とは無関係かもしれないけれど、あの時話題に上がったのでなんだか気になって・・・』
宇佐(セイバー):
「そうでしたか。わざわざありがとうございます」
----------
佐伯:
と、いうわけで。ゲーム的な話をすると、
4サイクル目に入るとヘラクルスやネオファイトが活動を開始します。場所はもちろん
この路地は異界化によりダンジョンになっていて、彼らも探索をするので4サイクル目開始
ですが、4サイクル目以降は皆さんが時間を消費するごとに彼らの探索が進むのでグラナーダに危険が迫ります。
そして、ダンジョンである以上、皆さんも探索する必要が出てきます。なのですぐに向かう必要はありませんが、時間的猶予がどれくらいかもわかりません。皆さんは
ここからの準備はその辺りも踏まえてお願いします。
氷室:
ふむ。質問だがダンジョン内をヘラクルスたちが通るルートは定まっているのかね?
佐伯:
いえ。ランダムにうろつきます。
蒔寺:
てーことはいつまでたっても目的地に着かないかもしれないのか?
佐伯:
はい。逆に、最短ルートでグラナーダのところまでたどり着くかもしれません。
では、少し休憩を挟みましょう。その間に3サイクル目どうするか相談してください。
つづく
アイスバウンドは魔法ではありませんが氷結相性なのでライダーは魔法と言っています。
なお私はBGを視聴してません。CMだけみてぶっこんだネタです。つつかれても対応できませんのでご容赦ください。
次回は3サイクル目 か ダンジョンアタックです。
まだ決めてませんが、しばらくお待ちください。
2018.5/8
誤字を修正しました。ネタを仕込んでおいてそのネタを誤字するとか・・・
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8-3
佐伯:
そろそろ再開しましょうか。
次はどうするか決まりましたか?
氷室:
あぁ。ダンジョンに突入する事になった。資金が底を尽き、これ以上は絆シーンのロールくらいしか出来ないのでな。
セイバー:
宇佐のように
佐伯:
ではダンジョン突入という事で。
改めてルールを説明します。
まず皆さん3サイクル目での突入ですので最初の1行動分はヘラクルスたちが居ない状態のダンジョンになります。ただしザコ悪魔は出現しますので気をつけてください。
そして、皆さんの2行動目に合わせて彼らがダンジョンに突入してきます。ここからはある意味競争です。
皆さんが1行動(移動)するたびに彼らも移動します。同じ地点に到達するか、皆さんが先にグラナーダの所にたどり着くとBOSS戦開始します。
逆に彼らの方が先にグラナーダの所に到着してしまうと、皆さんが到着するまで1行動ごとに1D10のロールを行います。10の出目が出たらグラナーダは彼らに討伐・捕獲されてしまいます。
頑張ってグラナーダを護ってあげてください。
蒔寺:
ってーことは最悪メシア教の連中が最短でグラナーダ見つけて、1回目に10出しちまったら・・・
佐伯:
シナリオクリアならず。です。
三枝:
メシア教会より先に動き始めて正解だったかな。
佐伯:
では、ダンジョンへ。
==========
クライマックス 3サイクル目
佐伯:
ヘラクルスたちの行動管理も兼ねて時間管理をアプローチから継続しての「サイクル」で数えていきますね。アプローチと違って全員が行動できるわけじゃないので気をつけてください。
皆さんは急いでグラナーダの隠れ家の路地に飛び込みましたが、メシア教会が妨害を嫌ったためか、はたまたグラナーダが保身のために行ったのか、路地は異界化してしまっていて迷路状態です。
まず最初の場所は十字路になっています。背後は皆さんが入ってきた入口。前方と左右に道が伸びています。
ではどなたか運で判定をお願いします。■宝探し で代用してもいいですよ。
美綴:
なら
(ころころ・・・)86 成功!
美綴:
あっ、ぶな! なんとか成功したぜ何があるんだ?
佐伯:
では今度は1d6をどなたかお願いします。
セイバー:
私が振りますね?
(ころころ・・・)3
佐伯:
そうすると・・・パンチガン(対象を強制的に後列に移動させることが出来る消費アイテム)を見つける事が出来ました。
う~ん好きな人に判定させると毎回綴さんが判定して成功しちゃいそうですし、順番に判定する事にしましょうか。
あ、パンチガンは誰が持ちますか?
アーチャー:
後列からでも使えるなら、宇佐か綾織が持っておくのが良いだろう。社は銃を持っているからな、する事が無くなるという事はないだろう。
セイバー:
では失礼して。
どちらに進みますか?
ライダー:
何の手がかりもありませんしね。
氷室:
困ったときはダイス神にお伺いを立てましょう。
1,2=左、3,4=前、5,6=右 で行きます。
(ころころ・・・)5 右!
佐伯:
では右へ。
----------
4サイクル目
佐伯:
では右に進むと道が左に折れています。ここで運判定をお願いします。どなたがいきますか?
セイバー:
(ころころ・・・)09 クリティカル!
佐伯:
ゲフゥッ! あ、あぁどうしようかな・・・では1d6を2回どうぞ・・・
結果:6、4
佐伯:
では・・・チャクラム(投擲武器)、手榴弾(投擲武器)×2、特殊環境“D”スーツって何でこんなものが?!
三枝:
直美ちゃんが決めてるんじゃないの?!
氷室:
とくしゅかんきょうでぃーすーつ?
佐伯:
えー・・・宇宙空間などでも問題なく活動できる特殊スーツです・・・。アーチャーさん良かったですね、全身防具ですよ(棒)
アーチャー:
お、おぅ・・・。せっかくなので装備はするが・・・。
佐伯:
チャクラムと手榴弾はどうしますか?
アーチャー:
投擲も速での判定だったな。社がもら・・・
蒔寺:
んじゃぁ、マキデがもらうっす。射撃判定で剣相性攻撃できるのは助かる。手榴弾も一応持っとこう。
佐伯:
(中身ろくに確認もせずにダイスでランダムにサプリを選んでアイテム1個とかするんじゃなかった・・・)
※それ以前に、ルール面以外のデータ(アイテム/NPC/組織など)に関してはキャンペーンコンセプトに合わない物は最初から除外すべきです。
例)“D”スーツは、ストレンジジャーニー風の世界観やシナリオで遊びたい人用のデータとアイテムです。
佐伯:
え、えぇ・・・次の行動ですが皆さんの前に道はなく、左に折れるか引き返すか選んでください。
三枝:
えっと、もうメシア教会の人たちもダンジョンに入ってきてるんだよね? 入り口に引き返す?
美綴:
いやいや、敵が素直に入り口から出現するとは限らないぞ? ダンジョンのど真ん中に
セイバー:
そういうものなのですか?
アーチャー:
ゲーム的に言ってしまえばそうだろうな。明確ではないにしろ時間制限があることを考えると、奥の方に配置されるとは考えづらいが・・・。
ライダー:
何か情報を得る手段はないものでしょうか・・・
美綴:
スキル使って良いんなら、あたしやアーチャーさんの□蛇の道は蛇、セイバーさんの■マッパー、三枝の□隠密行動。結構手段はあるぜ?
氷室:
問題は時間経過だな。
GM、これらのスキルを使用した場合、時計は進むのかね?
佐伯:
いえ。進まないものとします。歩いた時だけ時計を進めます。
蒔寺:
お? じゃぁ情報収集で敵がいるのわかったら、突入前に強化ガン積みして良いのか?
佐伯:(にっこり)
三枝:
まぁ、マキちゃんの事はおいておいて
蒔寺:
ゆきっち?!
三枝:
どうします? 調べるなら雪が□隠密行動 使いますけど。
セイバー:
そうですね。お願いしましょうか。次の部屋と元来た道とどちらを調べましょうか?
アーチャー:
闇雲に調べても空振るだけだからな・・・
ライダー:
とはいえ、アタリを付けられるだけの情報もありませんし由紀香が調べたいほうで良いと思いますよ。
三枝:
いいんですか? じゃぁやっぱり入り口が気になるから後に□隠密行動! 背後に敵がいないか調べてくるよ!
GM(佐伯):
はい。それでは自衛隊で鍛え上げた身のこなしで、身を隠しつつ元来た道を引き返す雪さんですが、特にこれといったものは見つかりませんでした。相変わらず、メシア教会が放ったと思われるマシンやデモノイドがうろついているだけですね。
データ的には、今引き返してもさっきまでと同様の判定が待っている、です。
三枝:
ふえぇはずしちゃったよぉ・・・
美綴:
まぁ、何もない事がわかっただけ上等だろ。後にないなら前進あるのみだ。
佐伯:
はい。では皆さんが道を左に折れ進んでいくと、
----------
5サイクル目
GM(佐伯):
そこには、青地に白い十字架が染め上げられたケープをまとった若い男性が2人、周囲を警戒するように立っていました。彼らは警戒していたので皆さんの接近に気付きます。みなさんとばっちり目が合いました。
三枝:
こっちだったー!
青年(GM):
「なにものだ? ここは現在凶暴な動物の目撃情報があり調査中だ。一般人は立ち去るように」
替寺(蒔寺):
「あ? それってデモノイドとかいうやつかい?」
不適に笑うぜ。
GM(佐伯):
替寺さんの言葉に彼らは腰にさした剣を無言で抜き放ちます。
戦闘開始です!
でも強化が遅れていた社の防具がバージョンアップしたので結果オーライとしましょう。
正直今回みたいなダンジョンはダイス神の気まぐれで大惨事が待ち構えている可能性があります。
私の他作品を見ていると、「可能性」では済まされない可能性があります(汗)
・・・大丈夫かな
次回中ボス戦です。
しばらくお待ちください。
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8.戦闘1
今回、一部ローゼンメイデンネタが含まれますが、作者は原作未読、アニメ未視聴です。
ローゼンメイデンファン、特に雪華綺晶ファンの方がお読みになる際は、ご注意ください。
佐伯:
ではネオファイトはAが前列、Bが後列に立ちます。
皆さんの陣形は・・・警戒してたはずですし、会話もしましたからね自由でいいですよ。
----------
PC陣形
前列
メガーヌ、雪、サー
後列
替寺、綾織、宇佐、重三
==========
GM(佐伯):
では行動順を決めましょう。みなさんイニシアティブロールをお願いします。
(ころころころころ・・・)
(ころころ・・・)
(ころころ・・・)
(ころころ・・・)
蒔寺:
おい、ゆきっち何回振ってんだよ。
三枝:
あたし、もう駄目かも・・・
氷室:
? どうかしたのか由紀香。
三枝:
もう、運を使い果たしちゃったかも・・・きっと死神がすぐ後まで・・・
美綴:
さ、三枝?
三枝:
・・・10が3回出た。
一同:
?!
三枝:
ちょうど40になったよ・・・。
蒔寺:(←速特化型)
マキデの3倍近い・・・だと・・・。
佐伯:
『ダイス振ってないだろ』っていわれそうですね(汗)
えぇ、順番は・・・
----------
雪、ネオファイトB、ネオファイトA、重三、替寺、サー、宇佐、メガーヌ、綾織
----------
GM(佐伯):
ですね。
では第1ターンスタートです。
==========
第1ターン
三枝:
この人たちは中BOSSなんだよね? 少しリソース使ったほうがいいのかな。
■ウィップアタックIII で前列に攻撃するよ。(HP60→52)
判定は成功だよ。・・・当たれば53点だよ。
GM(佐伯):
避けられません。防御点ひいて・・・一気に1/4削られました。
※
氷室:
剣相性が通用するのは助かるな。リソースの消費を抑えられる。
アーチャー:
メシアンはデータ上「悪魔」として扱われるがようは人間だからな。おそらく破魔無効くらいしか持っていないだろう。
GM(佐伯):
メタ読みはほどほどにお願いしますねぇ。
ネオファイトBは・・・0番はBOSS専用なので通常攻撃、ですが後列にいるのでこれも不可。なので私が任意に選びますね。
セイバー:
なんと
GM(佐伯):
単純に行動不可では面白くないですからね。
というわけで後列に■マハブフ・・・あ、失敗です。
このままAの行動に行きますね。・・・■マハブフを・・・後列へ。・・・今度は成功です。後列の人たちは回避判定を。失敗で・・・38点ダメージです。
全員失敗
替寺HP:60→30
綾織HP:48→20
宇佐HP:52→25
重三HP:48→25
※
アーチャー:
いきなり半分持っていかれたか。回復よりは速攻か? 替寺に■応援を行う。・・・成功だ。
蒔寺:
あざっす! 早速新戦力、クグツ召喚(?)!(MAG166→150)配置は前列だな。
んでマキデはAにチャクラムで攻撃だ。射撃判定だけど剣相性! GUNと剣を合わせたまったく新しい射撃術! アーチャーさんからの応援効果で判定値はなんと124パー! (ころころ)当然成功!
GM(佐伯):
回避できません。(累計ダメージ32→55)
蒔寺:
クヅツには魔法使わせてみるか。Aに■プリンパ(単体に混乱付与)!(MAG150→145)38パー。100超えのあとだとすげぇ心もとないな(ころころ)36! あっぶねー! ギリだが成功だ!
GM(佐伯):
回避できませんでしたから、
ライダー:
え?
GM(佐伯):
ネオファイトは相性:
氷室:
なんと、攻撃相性に対する耐性以外にもそういうのもあるのか。
GM(佐伯):
はい。プリンパでのPANICは60%なのですが、弱点なので2倍の120%で判定する事になります。つまり、自動失敗以外で混乱します。
いざ!(ころころ)まぁ、無理ですよね。混乱しました。Aは混乱が解除されるまで各判定が必要な行動が50%の確立で別の何かになってしまいます。
ライダー:
次はサーですね。
Aに■正拳で攻撃します。成功ですね。
GM(佐伯):
回避の前にPANIC判定を・・・混乱で回避できなくなりました。(累計ダメージ55→75)
セイバー:
有人はツヅリに傷薬を使っておきます。(綾織HP全快)
氷室:
ふむ剣相性の通常攻撃の予定だったが、BS確率2倍なら■属性攻撃を試みようか。成功だ。
GM(佐伯):
ぐぬぬ混乱が足を引っ張りますねぇ。(累計ダメージ75→113)
蒔寺:
ジャンクと違ってからめ手が使えるのは高ポイントだな。
氷室:
お、呪殺相性も通るのだな。そして追加効果
GM(佐伯):
2倍しても20パーですからね・・・石化はしませんでした。
氷室:
そうそう上手くはいかんか。
美綴:
綴は、さっきのお返しに先生に傷薬使っとくぜ。(宇佐HP全快)
-----------
雪(三枝):
「デモノイドとはいったいなんなんです?!」
ネオファイトA(GM):
「貴様らが知る必要はない」
ネオファイトB(蒔寺):
「ここで死ぬ貴様らに教える必要もなかろう」
だな。
雪(三枝):
「説明もなく襲ってきておいて横暴な!」
A(GM):
「くっ!」
B(GM):
「なかなかやる! 油断するな!」
A(GM):
「神の御業をここに!」
SE:ふぶき
重三(アーチャー):
「さっぶ!
マキデのアニキ頼んます!」
替寺(蒔寺):
「おうよ! さっそく新戦力の試運転だ! クグツを」
SE:YOUGOTMAIL
替寺(蒔寺):
「あ? なんだこんな時に」
メール(氷室):
『まきますか? まきませんか?』
替寺(蒔寺):
「ち、ただのスパムか」とケータイを閉じようとして指がボタンを押しちまって『まきます』をクリックしちまう。
SE:ヒュルルルルルルル ドスン
クグツ(美綴):
「ますたーノしょうしゅうニおうジはセさんジマシタ。
僕はキメ顔でそういった」
替寺(蒔寺):
「おっし、来たな。
と、てめーらよそ見してんじゃねぇぞ!」
SE:ヒュンヒュンヒュンヒュン ザシュ
替寺(蒔寺):
「んで人形! なんかしろ!」
クグツ(GM):
「りょうかいシマシタ」
と応えてAを指差します。
「あなた ヲ はんにんです」
ネオファイトA(GM):
「あ・・・」
ネオファイトB(氷室):
「精神分析! 精神分析を使う!」
システムメッセージ(GM):
『システムが違います』
サー(ライダー):
「すきあり!」
メガーヌ(氷室):
「追撃します!
ネオファイトA(GM):
「あぁ、窓に窓に!」
==========
第2ターン
三枝:
もうAのほうはボロボロだよね? 普通の攻撃をするよ。
GM(佐伯):
回避は無理ですね。(累計ダメージ113→130)今の攻撃でネオファイトAは倒れます。自動的にBが前列に出てきますね。
Bの行動は■マハブフです。対象は前列。今度は成功です。回避失敗したら33点の氷結ダメージです。
全員失敗(サーは回避放棄)
メガーヌHP:44→22
雪:ノーダメージ(耐性で半減+防御点)
サーHP:121→126(氷結吸収)
クグツHP:132→121
アーチャー:
替寺に■応援。成功。
蒔寺:
チャクラムで攻撃。応援あわせて124パー・・・06! クリティカルだ!
GM(佐伯):
防御点無視は怖いですけど、19パーじゃ・・・あ14。判定成功したので通常命中です。(26点ダメージ)
蒔寺:
チキショー・・・。ならクグツにもっかい■プリンパ使わせるぞ!(MAG145→140)混乱しちまえ!
GM(佐伯):
まぁ、19%ですから・・・あ。
氷室:
00。ファンブルだな。
GM(佐伯):
ファンブル・チャートを2回適用します。
77:回避失敗。PANIC状態に。
30:回避しようとした攻撃がクリティカルになる。
GM(佐伯):
弱点で2倍の上、クリティカルでBS付与判定が240%ですが、そんなものを待たずにPANICになりました。ナンダコレ・・・。
蒔寺:
意味ねぇじゃねぇか!
ライダー:
結果として混乱させられましたし、よしとしましょう。
■正拳で攻撃します(HP126→121)。成功ですね。
GM(佐伯):
混乱して回避できません。(累計26→46)
セイバー:
畳み掛けるところでしょうか。メガーヌに■応援を・・・成功です。
氷室:
125%で■属性攻撃を・・・まぁ、成功だな。
GM(佐伯):
混乱邪魔ー(累計46→76)あ、石化はしませんでした。
美綴:
ん~A倒したときのダメージ考えたらまだ半分くらいだよな? メガーヌに傷薬使っとこう。
氷室:
かたじけない。
---------
雪(三枝):
「これで!」
ネオファイトA(GM):
「あ、あれは黄色い青が・・・緑ではない・・・」バタリ
ネオファイトB(GM):
「おのれ・・・主の御心を理解できん奴め!」
SE:ぶりざぁ~ど、ぶりざーど
雪(三枝):
「この程度の魔法!」
サー(ライダー):
「心地よい風ね」
ネオファイトB(GM):
「なに・・・?!」
重三(アーチャー):
「おぉ、
替寺(蒔寺):
「おうよ! そこだ!」
ネオファイトB(GM):
「しまっ! く、なんとか防げ?」
クグツ(蒔寺):
「
ネオファイトB(GM):
「あ、ああ、あああ、あああああああああああああああああああああああ」
サー(ライダー):
「そこっ! 鮫瓦正拳!」
ネオファイトB(GM):
「がっ、あ、ああ・・・」
宇佐(セイバー):
「チャンスですよメガーヌさん!」
メガーヌ(氷室):
「承知しております! くらいなさい!
フロウライト!」
ネオファイトB(GM):
「ひ、あわわわわわわわ」
==========
第3ターン
三枝:
Bにも■ウィップアタックIII で攻撃するよ。(HP52→44)
判定は成功。ランク3だから
GM(佐伯):
混乱が・・・あ、行動可能なので回避判定しますね。とはいえ19%ですからね・・・42。無理ですね。(累計76→110)
BINDは弱点で2倍されて120パーですね。・・・76。当然BIND発生です。混乱と違って回避が完全に取れなくなります。
※真・女神転生TRPG魔都東京200X では、複数のBSを受けた場合、優先順位の高いBSだけ残ります。BINDとPANICの場合、BINDが優先です。
GM(佐伯):
が、次はBの手番なので回復判定でBINDを解けるか挑戦します。49%・・・19。なんとか絡まってきていた鞭を振りほどきました。
行動は4番なので■マハブフですね。こればっかりだなぁ・・・。対象は前列で判定も成功です。回避失敗したら38点氷結です。
メガーヌのみ回避成功。雪はノーダメージ。サーは回避放棄からの吸収回復。
クグツHP:121→110
アーチャー:
マキデに■応援。
蒔寺:
チャクラムで攻撃! ・・・01! またクリティカルだ!
GM(佐伯):
うぇ、判定値無関係にクリティカルの出目じゃないですか。
回避・・・09。判定成功で通常命中です。
蒔寺:
またかよ! くっそー・・・おら45点持ってけ!
GM(佐伯):
えーと防御点引いて累計ダメージが・・・134点。ネオファイトは倒れました。
蒔寺:
ほえ?
GM(佐伯):
そちらの攻撃1つも外れてないんですよ。中BOSS扱いとはいえ、BOSS属性持ってない相手ならこんなものですよ。
----------
雪(三枝):
「神様って、命を護ってくれるものじゃないの!?」
ネオファイト(GM):
「
SE:樹氷扇
メガーヌ(氷室):
「みきりました!」
重三(アーチャー):
「なんでアレをかわせるんだ?
アニキ、頼んだっすよ!」
替寺(蒔寺):
「ったりめーだ! いい加減くたばりやがれ! そこだ!!」
ネオファイト(GM):
「っ! ・・・主よ、主の教えを理解せぬものに天罰を・・・」
SE:ドサッ
==========
GM(佐伯):
戦闘終了です。お疲れ様でした。
ちゃちゃっと戦闘後処理をしてしまいましょう。
獲得経験点:16/1人
獲得MAG:24 替寺、宇佐で12ずつ山分け。
アイテムドロップ:オニキス(綾織が所持)
氷室:
ぐぬぅぉおお・・・
三枝:
どうしたの鐘ちゃん?!
氷室:
いちたりない・・・
美綴:
いや、戦闘終わってんのに妖怪は出ないだろ。
氷室:
経験点が、いちたりない・・・
セイバー:
どういうことですか?
アーチャー:(メガーヌのキャラシートを覗き込みつつ)
どれどれ・・・あぁ、あと1点でレベルが上がったのか。
ライダー:
メガーヌだけまだレベルが8でしたね。それでも充分戦えているのですから凄いですが。
GM(佐伯):
経験点は人数で山分けですからね。一応小数点以下は切り捨ての大原則もありますが、今回はきっかり割り切れたのでおまけで1点差し上げる事も出来ません。
氷室:
いってんたりなーーーい・・・
佐伯:
このままでは氷室さんがオキクムシになっちゃいそうなので、休憩にしましょう。次は戦闘終了したところから再開します。
改めまして謝罪を。
雪華綺晶ファン、ローゼンメイデンファン、ひいてはPEACH-PIT先生ファンのみなさん、申し訳ありませんでした。
お叱りは、ご感想やメッセージでどうぞ。批判があった場合ネタを差し替えます。
----------
初めて雪華綺晶の名前を見たときまんま「せっかきしょう」て読んじゃったのが今回のネタの発端です。すいません。
あと2発目の属性攻撃は、
石化→体が鉱物化→フロウライト
です。解りにくいですね。すいません。
属性攻撃は常にネタに困っているんですが、今回はクグツとマハブフで、持てる人形ネタ&氷結ネタ出し切ってしまったので、ヘラクルス戦どうしようか頭を抱えております。
アズミが放つ正拳て、まんま魚人空手じゃね? と思ったのであぁなりました。
次回は異界探索再開からです。
しばらくお待ちください。
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8-5
2018.5/10 追記
属性評価の投票所を活動報告内に設けましたので、皆様よかったら投票していってください。
2018.7.6 投票を締め切らせていただきました。ご参加いただきありがとうございました。
5サイクル目 つづき
GM(佐伯):
それでは戦闘後の描写からですね。
ネオファイトたちを倒した皆さんの周囲ですが、背後には皆さんが来た道が。左右と前方にも道が伸びています。いわば十字路ですね。
ここは戦闘イベントが発生したので他の場所でしていた判定はありません。なので次の6サイクル目にどちらの方向に進むか、決めてください。あ、次のサイクルに行く前にやりたい事があれば1人1アクションまでなら可能ですよ。
氷室:
さて、どうしたものか。
蒔寺:
入り口で右に進んだし、右手の法則?
美綴:
んじゃ、今度は綴が右を調べてみるか。□蛇の道は蛇II で右の情報をゲットだ。ランク2のスキルだからあと1回使えるな。
演出としてはたまたま通りかかった妖精に話を聞くって感じで。
GM(佐伯):
(う~ん、これは・・・)
では妖精は右に進むと異界化していない通常空間に出られることを教えてくれます。右は出入口です。
三枝:
じゃぁ、前進かな?
GM(佐伯):
その前にもう1つ。
妖精が言うには、2m半の巨体がこちらに向かってきている事を教えてくれます。
データ的には次のサイクル、この入口からヘラクルスが異界に突入します。
セイバー:
では、ここで先に進むと?
GM(佐伯):
すれ違いになって遭遇は7サイクル目以降になっていた事でしょう。
アーチャー:
この場で次のサイクルまで時間を経過させるという選択は可能かね?
GM(佐伯):
可能です。ただし、戦闘準備のための回復等はまだアクションを起こしていない人に限り・・・て綾織さん以外全員行動可能ですね。
ライダー:
では、サーが■メディアで回復を行いましょう。直美、現状でマキデのクグツも回復対象に含めてよいですか?
GM(佐伯):
そうですね・・・通常戦闘終了で送還されるはずですし、シーン切り替えでも送還は行われると思いますが・・・今、替寺さんが召喚コストを支払うなら戦闘前の回復対象に含め、既に召喚した状態での戦闘突入を認めましょう。
蒔寺:
お? いいのか? んじゃ召喚しとくぜ。
(MAG152→136)
セイバー:
それは、有人も適用してもらえるのでしょうか?
GM(佐伯):
もちろん構いませんよ。どうせ補助行動は手番を潰しませんし戦局に大きな影響は無いでしょう。・・・たぶん。
宇佐、モウリョウ召喚。(MAG552→530)
サー、■メディア使用。(MP63→51)32点回復。全員全快。
GM(佐伯):
さて、他に行動しておきたい人はいますか?
氷室:
あと消耗しているリソースはサーのMPぐらいですが?
ライダー:
大丈夫でしょう。今回は魔法による弱点を突けませんから、強化と回復以外ではMPを消費しませんし。
GM(佐伯):
では時間を進めますね?
==========
6サイクル目
GM(佐伯):
皆さんが身構えていると、巨大な影が複数の(比較的)小さな影を連れて異界の中に入り込んできます。
灰色の肌に伸び放題の髪。女性の胴体ほどの太さがありそうな四肢。怪しく輝く瞳に理性を伺う事は難しいでしょう。
ヘラクルス(GM):
「人間に用はない。道を空けてもらおうか」
皆さんが武装しているのを見て、威圧してきます。
サー(ライダー):
「そうもいきません。友人との約束がありますので」
(会話できるとは思いませんでした)
ヘラクルス(GM):
「どかぬなら押し通る」
全身に力をこめ、戦闘態勢に入ります。という事で戦闘開始です。
こちらの配置は、
前列にヘラクルスと人形・・・というかクグツです。マキデさんがカードを持っているのでデータ公開です。
後列に・・・ジャンクもデータ公開ですね。それとは別に水槽に脳髄が浮かんだ機械も後列に1体居ます。
メガーヌ(氷室):
「そう言われてどくくらいなら、ここで待ってなどいないわよ」
壊すと翼の生えた甲殻類が襲ってきそうな水槽だな・・・。
とにかく拳を固めて構えるぞ。
GM(佐伯):
では戦闘開始です。
ちょっと短いですがキリがいいのでここまでです
ヘラクルスはネタ、取り巻きは無知 です。
次回BOSS戦です。
しばらくお待ちください。
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8.BOSS戦
PC、NPC合わせて13人(?)(仲魔含)も操作しているので処理ミスはもちろん、根本的な戦術ミスもあります。お気をつけください。
2018.6.6
ご指摘いただきまして、処理ミスの部分に注釈(処理ミス説明)を追記しました。
GM(佐伯):
では戦闘開始です。
みなさんイニシアティブ・ロールをお願いします。
----------
行動順
替寺(クグツ)、ヘラクルス、サー、綾織、重三、宇佐(モウリョウ)、雪、メガーヌ、ジャンク、オラクルス、クグツ
陣形
敵 後列 ジャンク、オラクル巣
前列 ヘラクルス、クグツ
PC前列 メガーヌ、雪、サー、クグツ
後列 替寺、綾織、宇佐、重三、モウリョウ
----------
第1ターン
蒔寺:
まずはあたしらからだな。クグツには向こうのクグツを蹴飛ばさせ・・・失敗・・・。
マキデはさっそく手に入れたチャクラムの付加スキル■トリックプレイを使うぜ。1列をまとめて攻撃できる上にコストも消費もない優れもんだ。雑魚を倒すついでにBOSSも削っとくぜ。
GM(佐伯):
ヘラクルスは回避。クグツはダメージを受けましたが大した影響は出ていません。
蒔寺:
クグツのHPは100超えてるもんなぁ。20程度じゃ雀の涙か。
GM(佐伯):
次はヘラクルスですね。ヘラクルスはBOSSなので2回行動します。
まず1回目は・・・いきなり■アイスバウンドですね全体に氷結相性攻撃です。判定値は83%です
(ころころ・・・)82
GM(佐伯):
ギリギリ成功です。みなさん回避判定をお願いします。回避失敗で42点氷結相性ダメージです。威力ロールで1・・・。
※ヘラクルスはBOSS追加スキルで■追加格闘威力を習得させていたのですが忘れて1dでロールしてました。
綾織のみ回避成功。
氷室:(メガーヌHP44→13)
死ぬ! もう1度アイスバウンドが来たら死ぬ!
蒔寺:(替寺HP60→26)
辛うじて全員BS
セイバー:(宇佐HP52→21)
これは回復を怠ると全滅してしまいそうですね。
アーチャー:(重三HP48→21)
救いは仲魔たちにはあまり効いていない事か・・・
※マキデクグツHP128→107
モウリョウHP120→98
ライダー:(サー氷結吸収=凍結無効のため無傷)
そうですね。次の攻撃にもよりますが上手く立て直さないとですね。
三枝:(雪HP60→59)
回復アイテム多めに買っておいてよかったですね。
一同:
!?
三枝:
? どうしたの?
氷室:
由紀香! なぜそんなにダメージが少ないんだ?!
三枝:
ふえ?! さっきのネオファイト戦でもマハブフ全部弾いてたでしょ?!
蒔寺:
BOSSの攻撃だぞ?! それでも平気なのかよ?!
三枝:
それは直美ちゃんのダイスに感謝だね。大きな出目じゃなかったから。
GM(佐伯):
ぐぬぬぬぬぬぬ・・・。
余裕でいられるのも今のうちですよ! 2回目の行動!
■素手攻撃・・・対象はサーさんで・・・あ
ライダー:
出目00。ファンブルですね。
GM(佐伯):
今回多いですね・・・ファンブル・チャート・・・
※00ファンブルなのにチャート表1回しか適用してませんでした。
ライダー:
次はサーですよね。今のうちに回復してしまいましょう。
■メディアを使用します。回復量は・・・10が出たので振り足して合計44点回復です。
氷室:(全員全快)
た、たすかった・・・。これで安心できます。
美綴:
いつもどおり■応援で支援だが・・・誰を応援するのがいいんだ?
宇佐先生は攻撃しませんよね?
セイバー:
そうですね。では、モウリョウを応援してもらえますか? まずは取り巻きの排除を考えましょう。モウリョウなら■マハザンで列攻撃が出来ます。
美綴:
わかりました。モウリョウを■応援! ・・・成功!
アーチャー:
では、重三もモウリョウを■応援。・・・問題なく成功だ。
セイバー:
ありがとうございます。モウリョウの前に有人にオラクルスを■アナライズさせましょう。BOSSではありませんから可能ですよね?
GM(佐伯):
はい。大丈夫ですよ。戦闘中は自動成功ですので、アナライズ可能レベルを威力ロールで決めましょう。宇佐先生のレベル+1d10がオラクルスのレベル以下でデータ公開です。(宇佐先生のレベルだけでオーバーしてるんですけどねぇ)
セイバー:
(ころころ・・・)9なのでレベル20まで見る事が出来ますが。
GM(佐伯):
はい。オラクルスはレベル4なのでデータ公開です。
蒔寺:
んげ。こいつタルカジャ(攻撃力バフ)とタルンダ(攻撃力デバフ)両方出来るぞ。
三枝:
カジャの有用性は今まで私たちも実感してたもんね。優先的に倒したほうがいいのかな。
セイバー:
悩むところですがここは既に傷ついているクグツの破壊を優先しましょう。モウリョウに前列に対して■マハザンを使わせます。応援のおかげで判定値76%・・・成功です。・・・30点衝撃相性です。
GM(佐伯):
・・・ヘラクルスはクリティカル回避(01)ですね。クグツは避けられませんでしたがまだ余裕ですね。
三枝:
どんどんいくよー。■複数攻撃で前列2人(?)に攻撃だよ。・・・成功したから42点剣相性だね。
GM(佐伯):
・・・どちらも回避できませんでした。でもまだまだ大丈夫ですね。
氷室:
ではメガーヌも雑魚掃討を優先するか。クグツに属性攻撃を・・・と、クグツは呪殺無効だったか。では命中も威力も変わらぬ魔晶手甲による武器攻撃といこう。判定は成功だ。
GM(佐伯):
回避できませんでした。メガーヌさんの拳を受けてだいぶ姿勢が傾いています。残りHPが半分を切りました。
次はジャンクの行動です・・・■射撃攻撃を・・・メガーヌさんにですね。判定値は23
氷室:
なっ・・・。14%で回避できるわけが・・・無理だな。振り直したところで成功できるとは思えんし、このまま通そう。
GM(佐伯):
では威力を出しますね・・・33を2倍して66点ガン、防御点無視です。
氷室:
死んでしまうわ! 仕方あるまい、命運を使って半減するぞ。これで33点。HP残り11だ。
(命運残り4)
GM(佐伯):
つづいてオラクルスは・・・あ、■タルカジャですね。上昇値は・・・あ、10です。
三枝:
最大値?!
美綴:
やばいなコリャ・・・後列先にどうにかしないと。
GM(佐伯):
つづくクグツですが・・・■素手攻撃を・・・替寺さんのクグツへ。成功なので回避判定お願いします。
蒔寺:
・・・まぁ、避けれねぇよな。
GM(佐伯):
・・・タルカジャ込み33点です。
蒔寺:
防御点が高いのが救いだな。11点しかくらわねぇ。
氷室:
メガーヌとて、相手がクリティカルでさえなければ・・・同じ33点でどうしてこうも違うのか・・・
----------
替寺(蒔寺):
「あんたらに恨みはないがお宝が待ってるんで、な!」
SE:ひゅしゅるるるるるるる ガギン!
ヘラクルス(GM):
「物欲で他者を傷つけるとは愚かしい。神の御前でその強欲を悔いよ」
大きく息を吸い込むと口から暴風雪がみなさんを襲います。
イメージ:咆哮バーサーカーのイベントビジュアルの口から、吹雪が出ている雑コラを思い浮かべてください。
一同:
『ぐわあああああああああああ』
雪(三枝):
「みなさん大丈夫ですかっ!?」
サー(ライダー):
「この程度で私は止まりませんよ」
ヘラクルス(GM):
「ぬ。水妖の類か。ならばこの拳で練り物にしてくれ、?!」
サー(ライダー):
「どこを狙っているのですか」
ヘラクルス(GM):
「私の攻撃を?! できる」
重三(アーチャー):
「あんたが素人なだけじゃねぇの?」
ヘラクルス(GM):
「小僧・・・私を愚弄するか」
重三(アーチャー):
「いやいや、俺も素人だけど、目の前にいる相手に殴ってカスリもしないってのはあんたの技術不足以外になんかあんの? だいいちサー、そこの半漁人は回避行動してないだろ? てことは攻撃が当たんなかったのはあんたに原因があるって事じゃん。あんた腕に覚えがあるみたいだけど、こんなわかりきったこと素人に指摘されて恥ずかしくねぇのかよ」
非戦闘員である自分を棚上げして、相手を煽ろう。攻撃外しただけで混乱を起こした要因ということで。
アイスバウンドの影響で凍えながら言っているのでただの強がりだがな。
ヘラクルス(GM):
良い演出だと思いましたが、そこでオチを付けるんですね。
では、
「ぐ・・・我が・・・我は・・・神の・・・神に・・・」
と、重三さんの煽りを真に受けて思考が袋小路に入ってしまいました。
サー(ライダー):
「みなさん、今のうちに」
SE:全体ケアル
綾織(美綴):
「あちらの自動人形は替寺さんが連れているものと同じですね。だとしたら動きの癖も似ているはずです!」
重三(アーちゃー):
「こっちで牽制するから頼んだぞ!」
モウリョウ(GM):
「ぅわあぁくぁあっとぅあぁあぁぁぁ
ムァファアアアズァアアアアンンンンンンン」
SE:バギ
ヘラクルス(GM):
「この程度のそよ風でどうにかなるものか!」
雪(三枝):
「その余裕、いつまで続くかしら?!」
SE:ウィップショット
ヘラクルス(GM):
「っ! 残念だが非力すぎるな」
SE:ガギン
ヘラクルス(GM):
「?!」
クグツ(GM):
「ガ・・・ガガ・・・」
メガーヌ(氷室):
「あなたのツレはそうでもないみたいね」
ヘラクルス(GM):
「ぬぅ。だがまだ破壊されたわけではない! 反撃開始!」
ジャンク(GM):
「了解 サクセサー ヲ排除シマス」
SE:バラララララララララララララララララ
メガーヌ(氷室):
「くぅっ! な、なんとか耐えられたわね。微妙に照準がズレていたようで助かったわ・・・」
オラクルス(GM):
「神託 “神 ノ 命 ニ 逆ラウ 者 ニ 鉄槌 ヲ ”ヲ 実行 シマス」
SE:オフェンスアップオメガ
クグツ(GM):
「敵性組織ヲ 排除シマス」
SE:ガツン
クグツ(蒔寺)
「ガ 損傷軽微 戦闘 続行可能」
==========
第2ターン
GM(佐伯):
では2ターン目です。蒔寺さん。
蒔寺:
おう。
クグツはクグツに蹴りを入れさせとくぜ。後列を攻撃できねぇのがなぁ・・・。ほい、判定成功。
GM(佐伯):
命中しましたが防御点のおかげで受けるのは7点だけですね。
蒔寺:
ちっ、マシンは防御点が高めだからありがてぇと思ったが、敵に回すと面倒だな。
マキデは後列に■トリックプレイだ。・・・成功。100
GM(佐伯):
・・・両方命中しました。ジャンクには大したダメージじゃありませんがこの中で唯一の魔法型のオラクルスはもう半壊してます。水槽から溶液が漏れてそうですね。
ではヘラクルスの1回目を・・・■毒ひっかきを・・・雪さんに・・・判定成功です。
(PANICによる行動可否を決める判定を忘れてましたが、このターンヘラクルスは行動2回ともカジャによる修正を忘れていたので+-0ということで勘弁してください)
三枝:
回避は無理だねぇ。
GM(佐伯):
威力は・・・あ、1個10が出たので振り足して・・・合計70点剣相性です。
三枝:
ふぇ?! えーと防御点引いて・・・48点ダメージ。60有ったHPがもう12しかないよ・・・。
(POISON付加判定忘れてます)
氷室:
むしろ氷結相性に対しての防御力が高すぎなのだ。BOSS相手ならこれくらいが普通・・・
GM(佐伯):
あ、ダイスの神様が氷室さんのご要望にお応えしたようです。2回目の行動は■アイスバウンドです。
氷室:
はあああああああ???????
蒔寺:
氷室てめぇ余計な事を・・・
氷室:
まて、私が悪いのか?!
GM(佐伯):
はいはい騒いでいないで回避判定してくださいねぇ。命中で51点氷結相性ですよぉ。
(コロコロころころころころころころころ・・・)
雪、モウリョウ回避。サー回避放棄吸収。
メガーヌ命運2点使用し威力1/4化(残り命運2)
メガーヌのみ
氷室:(メガーヌHP10)
うおおおおおお。命運を2点も使ってダメージを抑えたというのに!
美綴:(綾織HP7)
なんでよりによって10%引いちゃうかね、あんたは。
それにしても、やっぱこの攻撃が危ないな。
セイバー:(宇佐HP12)
今のところ2連続でアイスバウンドになっていないのが救いですね。
アーチャー:(重三HP12)
行動がランダム故、いつそうなってもおかしくはないのだが・・・。
蒔寺:(替寺HP17、クグツHP88)
仲魔の被害は大したことねぇが・・・。オラクルス放置して火力強化もやべぇがBOSSそのものも早くしねぇとこっちがジリ貧だな。
ライダー:
とにかく■メディアで回復を・・・すいません出目が悪く28点しか回復できませんでした。
美綴:
いやいや十分ですよ。
もっかいモウリョウに■応援を、成功。
アーチャー:
同じく・・・成功だ。
セイバー:
ではモウリョウには、後列に■マハザンを使わせましょう。応援のおかげで76%ですが確実性を上げるために有人の命運も1点使って96%にしておきましょう。(命運残り5)
・・・あ、02。クリティカルです。威力は・・・10、振り足し・・・また10、2。合計43点ですね。
(クリティカルなのに威力が2倍されていません)
GM(佐伯):
ここにきてダイスが走りますね。・・・両方とも回避失敗なので防御点適用されずそのまま受けます。ジャンクは半壊したもののまだ動けますが、オラクルスは倒れました。
セイバー:
ではこのタイミングで命運を消費してオラクルスに■カードハントを使用します。
GM(佐伯):
はい。では悪魔カード デモノイド「オラクルス」をどうぞ。カードハントは即時効果ですので宇佐先生はまだ行動できますよ。
セイバー:
はい。ミエ(忘れてると思いますが雪の下の名前は
三枝:
大丈夫ですよ。
前列に■複数攻撃。応援なしでも88%・・・成功だね。威力は40点だよ。
GM(佐伯):
回避できませんね。・・・クグツがかなりボロボロになってきました。
氷室:
では、とどめはいただこう。魔晶手甲でクグツを攻撃。お? 06でクリティカルだな。
※FREEZEの回復判定忘れてます・・・。
GM(佐伯):
11
氷室:
では50点喰らっていただこう。
GM(佐伯):
累計ダメージ152点、クグツはジャンクになりました。
蒔寺:
雑魚のクセに変身を持っている・・・だと?
GM(佐伯):
あ、違います。マシン「ジャンク」じゃなくて、ただの
さて残ったジャンクは・・・重三さんに■射撃攻撃ですね。・・・ちょうど23で成功です。
アーチャー:
・・・回避は無理だな。ダメージを受けて・・・残り20か。
----------
替寺(蒔寺):
「ガラクタの相手はガラクタに任せるとして、俺の狙いはテメェだゴ=ミ箱野郎!」
オラクルス(GM):
「神ヨ 我ヲ 銀河ノ 彼方ヘ・・・」
ヘラクルス(GM):
「弱者を狙うとは不埒な。だが先に私のブレスを凌いだ女、貴様からだ。叩き潰す!」
振るわれる豪腕。雪さんに迫るのは拳ではなく貫き手。その指の先には武器のように伸びた爪。それが鋭く深く雪さんの体に突き刺さります。
雪(三枝)」:
「ぐっはぁ!」
ヘラクルス(GM):
「まだまだぁ! 仄白き雪の王、銀の翼以て、眼下の大地を白銀に染めよ。来よ、氷結の息吹“
SE:パキパキパキパキパキパキ
メガーヌ(氷室):
「雪さん、失礼」
と雪の背後に隠れる事で1点にダメージを抑えたということで。
綾織(美綴):
「ちょっ、メガーヌさんずる、ひゃあああああああああ」
サー(ライダー):
「みなさん大丈夫ですか」
SE:聖母プラーマ
綾織(美綴):
「モウさん! 今度は敵陣後方をお願いします!」
重三(アーチャー):
「アニキが弱らせてくれたんで今がチャンスだ!」
宇佐(セイバー):
「いきなさい!」
(モウさん・・・なんでしょう、この胸がざわつく愛称は・・・)
SE:
オラクルス(GM):
「ア 主ヨ 我ヲ ユゴス ヘト 導キ・・・」
宇佐(セイバー):
「これで厄介な魔法は使えませんね。雪さん!」
雪(三枝):
「ダララララララ!」
ヘラクルス(GM):
「効かんというのが、っ!」
メガーヌ(氷室):
「あなたはそうでも、そちらのお人形はどうかしら? ね!」
SE:ガン!
クグツ(GM):
「戦闘 続行 不可ノ・・・」
SE:ガシャン
ジャンク(GM):
「敵 支援者 補足」
SE:ズキュン
重三(アーチャー):
「ぐっ・・・あ」
替寺(蒔寺):
「小僧?!」
重三(アーチャー):
「だ、大丈夫っス・・・こんくらい、
綾織(美綴):
「いやいやいや」
==========
第3ターン
蒔寺:
それ、ネタですか? それとも本当に悪魔と戦える人間の
アーチャー:(不敵な笑み)
さて、どうだろうな。
佐伯:
(ほうほう)
蒔寺:
うわ(苦笑)
まぁ、いいや。クグツは後列に攻撃できねぇし、マキデを■応援させておくぜ・・・お、成功だ。
んで、マキデ本人はヘラクルスを対象に■ターゲッティングだな。次のターンに賭けるぜ。
GM(佐伯):
ではヘラクルスですね。まずはPANICからの回復判定を・・・成功したのでBS解除して普通に行動します。
1回目は・・・■毒ひっかきを・・・クグツにですね・・・あ、クリティカルです。
蒔寺:
ちょ、おま、
(回避判定失敗)
GM(佐伯):
えーと、71を2倍して142点を防御点無視です。
蒔寺:
死んだーーーーーーーーーーー!!!! 買い換えたばっかだぞ?! つーか無傷のクグツが一撃で吹っ飛ぶ威力じゃねぇか!
GM(佐伯):
ははは・・・まぁ、PC本人に行かなかっただけ幸運だと思ってください。2回目は・・・■地獄突きを・・・メガーヌさんへ
氷室:
ひっ
GM(佐伯):
そんなに怖がらなくても、あ失敗ですね。
氷室:
助かった・・・。
ライダー:
サーはクグツに道返玉を使用します。
蒔寺:(ライダーを拝みながら)
ありがてぇ、ありがてぇ
美綴:
綴には全体回復手段が無いからなぁ・・・■薬草治療でクグツを回復。薬草でマシンが回復?
蒔寺:
あれか? 「修理」で
GM(佐伯):
データ的には問題なく回復しますので大丈夫ですよ。ひょっとしたらマシンには生体パーツが使用されているのかも?
アーチャー:
それは別の闇が生まれんか?
重三は雪を■応援だ・・・うむ成功だな。
セイバー:
有人とモウリョウも雪を応援します。・・・有人だけ成功ですね。
三枝:
ありがとうございます。
補助で■連続技を使用してこのターン2回格闘攻撃ができるようになるよ。・・・応援の効果は1回目だけだよね?
GM(佐伯):
そうですね。判定を行った時点で効果は消えるので、2回目は修正が無い状態での行動になります。
三枝:
りょーかい。
じゃぁ、1回目に■切り落としを使って回避できない状態にしてから■ウィップアタックIIIを使うよ。応援のおかげで128%・・・21。ランクIIIのスキルは判定値の1/5、25以下でクリティカルだからクリティカルだね!
GM(佐伯):
お、これは大きいですよ。回避できないのでそのまま威力を算出してください。
三枝:
えーと、普通に判定しちゃったけど、威力ロールの段階で絆スキルって使えるの?
GM(佐伯):
まぁ、乗っけますよねぇ。できますよ。判定への修正効果が無いので少し損しますが。
三枝:
それじゃぁ、ロキさんの絆スキルと命運も3個使おうかな。
48+10d! ・・・10が2個出たから振り足すね。・・・10。合計して103、これがクリティカルで2倍だから206点だね。
GM(佐伯):
防御点も適用されませんから一気に1/5削られましたね。
氷室:
うむ。さすがの火力だ。メガーヌも負けていられんな。
GM(佐伯):
ウィップアタックの
三枝:
まだまだ、2回目行くよー。
■ウィップアタックIIIに加藤一佐の絆スキルを使うよ。157%・・・14! クリティカルだよ~
GM(佐伯):
ランクIIだったとしてもクリティカルでしたね・・・。BIND中なので回避できませんからダメージをどうぞ。
三枝:
威力ロールに最後に残しておいた命運1点も使うね。48にダイスは8個。・・・99だから2倍の198点だよ。
GM(佐伯):
累計518ダメージ。そろそろ半壊ですね。
氷室:
よし。この流れに乗るぞ。
ヘラクルスに■鉄拳パンチIIだ。そこに未だ名前の決まらぬ魔晶手甲との絆を使用。143%・・・01! 見たかこれぞ絆の力!
美綴:
じゃぁ、名前付けてやれよ。
GM(佐伯):
あ、すいません。回避判定成功したので通常命中です。
氷室:
おいー! 汝はいつも鉄拳パンチがクリティカルした時に回避判定成功するな?! 絆がもったいないので命運もすべてつぎ込んで8dだ・・・92点。
※鉄拳パンチはクリティカル時のダメージ倍率が2倍ではなく3倍になる特殊効果を持つのでクリティカル命中と通常命中の間には大きな差があるので、鐘は憤慨していますが、そもそもBIND中のヘラクルスは回避判定そのものが不可能のはずでした。
GM(佐伯):
防御点引いて58点喰らいました。
氷室:
276点だったはずが・・・
※本当に申し訳ありません。
GM(佐伯):
最後にジャンクの行動は・・・■射撃攻撃を雪さんに・・・失敗なので何もなしです。
----------
替寺(蒔寺):
「小僧の
クグツ(GM):
「敵生命体ノ行動予測 支援シマス」
替寺(蒔寺):
「おっと、頼むぜ人形。
油断はねぇ、しっかりと狙わせてもらう」
ヘラクルス(GM):
「させるか!」
SE:グシャ
替寺(蒔寺):
「な」
ヘラクルス(GM):
「悠長な事を言っていると次は貴様がこうなるぞ
貴様もな! ?!」
メガーヌ(氷室):
「どこを狙っているのかしら?」
ヘラクルス(GM):
「ちっ、功を焦ったか・・・」
サー(ライダー):
「機械に効くかしら・・・あ」
クグツ(GM):
「機能一部回復、戦線復帰シマ」
サー(ライダー):
「大丈夫なようですね」
綾織(美綴):
「えーと、このコードでいいのかしら?」
応急手当という名の修理を行うぞ。
替寺(蒔寺):
「ネェチャンらすまねぇ、たすかる!」
重三(アーチャー):
「ロボットを一撃で・・・雪さん、あいつやべーっすよ!」
宇佐(セイバー):
「大柄な割りに動きも速い。気をつけろ!」
雪(三枝):
「えぇ! それに素早さなら負けていないわよ!
ハッ タァ!」
SE:パ パァン
ヘラクルス(GM):
「くっ ぐっ なかなかやるではないか」
メガーヌ(氷室):
「よそ見していていいのかしら?!」
ヘラクルス(GM):
「ガハッ ま、だまだぁ!」
==========
第4ターン
蒔寺:
よし、とどめ行くぜ! クグツにマキデを応援させて、マキデは■膝射姿勢か
三枝:
え?
蒔寺:
ら?
三枝:
いま、マキちゃんのキャラって鉄砲とチャクラム、武器を2つ装備してるよね? 膝射姿勢って使えないんじゃないの?
蒔寺:
あ? ああああああああああああああああああ! そうだった! て事はクリティカル値を上げられねぇのか。しゃーねぇ、ゆり子の絆スキルで判定値を上げて少しでもクリティカルを狙えるようにするぞ。・・・だめかー。
GM(佐伯):
判定自体は成功しているじゃないですか。・・・回避失敗なので威力を出してください。
※BINDどこ行った・・・。
蒔寺:
氷室じゃねぇが、絆スキルが勿体ねぇ。命運全部つぎ込むぞ。
見よ! 脅威の13d! ・・・2個振り足し! ・・・128点だ!
GM(佐伯):
防御点分引いて・・・94点受けました。
蒔寺:
1/4がはじかれた?!
GM(佐伯):
それでも十分大きいと思いますよ。ヘラクルスは肩で息をし始めます。HPが半分切りました。
反撃行きますよー。1回目は・・・■毒ひっかきを・・・メガーヌさんへ。
氷室:
ぬぅ・・・
GM(佐伯):
あ、01クリティカルです。
氷室:
死んだ・・・あ
美綴:
97て自動失敗じゃねぇか! 割り込んで綴が■煌天の幻視IIIを使う! これで判定自体は成功扱いになるから、通常命中だよな?
GM(佐伯):
残念。
では威力は・・・あ、1個振り足しです。
氷室:(死んだ魚のような目)
GM(佐伯):
78点ですね。通常命中だから防御点で軽減できますよ。
氷室:(物理防御点10)
はっはっはっ、それは確かに有情であるな。ところで知っているか? メガーヌは無傷でもHPは44しか無いのことを。
仕方ない倒れよう。だれか蘇生を頼む。
GM(佐伯):
ははは・・・。
2回目行きますね。素手攻撃が・・・雪さんにですね。
・・・あれ?
三枝:
00・・・だね。
GM(佐伯):
ありゃりゃ。ファンブル・チャート2回ですね。
・・・「味方に命中する」と「味方に命中してその味方は武器を取り落とす」ですね。
00ファンブルのチャートは両方適用するなので、2回命中扱いですね。
・・・合計82点なのでジャンクはスクラップになりました。
ライダー:
今のうちに態勢を整えましょう。■メディア使用して・・・45点回復です。
美綴:
道返玉をメガーヌに。
アーチャー:
傷薬で全快だな。
氷室:
ありがとうございます。
セイバー:
モウリョウに雪を■応援させます。・・・おや成功しました。駄目で元々のつもりだったのでうれしいですね。
有人本人は雪へ■声援を・・・これも成功です。これで応援に加えて威力ロールのダイスも増えます。
三枝:
わ、ありがとうございます。ていう事は、+40%で威力ロール+1d、と。
123%になった■ウィップアタックIIIで攻撃するよ。・・・13! またクリティカルだよ!
GM(佐伯):
さすがに100%超えているランクIIIスキルは強いですねぇ・・・あ、すいません回避成功なので通常命中です。
三枝:
むー。あ、1個振り足しだね・・・95点。
GM(佐伯):
これで累計731ダメージですね。まだ立ってますよ。・・・BINDも発生せず、です。
氷室:
■鉄拳パンチIIだ。
命中、38点ダメージ
----------
クグツ(GM):
「ますたー 支援 ヲ 再開 シマス」
替寺(蒔寺):
「オラ! ガラ空きだ!」
SE:ズドン
ヘラクルス(GM):
「っ! 私にこれほどの傷を負わせるとは・・・だが、
ただで終わるつもりはない!」
メガーヌ(氷室):
「しまっ!」
綾織(美綴):
「危ない!」
と後からメガーヌの体を引くけど間に合わない。
SE:ザシュ
綾織(美綴):
「大丈夫です・・・か?」
メガーヌ(氷室):
すでに事切れており返事はない。
綾織(美綴):
「あ、そんな・・・あぁ」
ヘラクルス(GM):
「ふん、でかい口を叩いた割りに大した事がなかったな、所詮は偉大なる父の御言葉を理解できぬ野蛮人だったか」
綾織(美綴):
「うるさい!」
適当にそこらへんの石ころを闇雲にブン投げるよ。
ヘラクルス(GM):
「おっと、?!」
油断しきっていた所に飛んできた石を避けようと上体をそらしたためバランスを崩し倒れてしまいます。そこには味方であるはずのジャンクが。
SE:グシャ
サー(ライダー):
「いまのうちに!」
綾織(美綴):
「はい! メガーヌさん、お願い目を開けて!」
メガーヌ(氷室):
「ん、んん」
重三(アーチャー):
「メガーヌさんこれ使ってください!」
メガーヌ(氷室):
「あ、ありがとうございます」
重三(セイバー):
「大丈夫そうですね。
雪さん、まだ油断はできませんが相手も疲弊しています、攻め手を緩めないでください!」
雪(三枝):
「えぇ!
たぁあ!!」
メガーヌ(氷室):
「さっきのお返しよ!」
ヘラクルス(GM):
「っ! やりおるな。
よもや、私独りになるまで追い詰められるとは・・・」
綾織(美綴):
え? さっきの綴がしとめたことになるの?
=========
第5ターン
GM(佐伯):
あのぉ、1ターン目からずっと思ってたんですけど、なんで明王神符 使わないんですか?
PLs:
あ
蒔寺:
な、なにいってだ? これも作戦のうちよ! ここからバンバン使ってそっちの行動妨害していくからな!
な? 鐘?!
氷室:
うむ。HPが後衛並に低いメガーヌがダメージ軽減アイテムの存在を忘れるわけがなかろう?
なぁ、由紀香?
三枝:
え!? え? え?
美綴:
さぁ、こっからラストスパートだ! 行け蒔寺!
蒔寺:
応よ!
クグツはマキデを■応援。・・・失敗したが
マキデ本人は■ターゲッティングを使ってターンエンドだ!
GM(佐伯):
ヘラクルスの行動、1回目・・・早速来ました■アイスバウンドです。皆さん回避をお願いします。
結果
メガーヌ:明王神符使用。HP34→17 凍結無効
替寺 :回避
クグツ :HP85→51 凍結せず
雪 :HP:53→45 凍結せず
綾織 :明王神符使用。HP48→30 凍結無効
宇佐 :明王神不使用。HP52→35 凍結無効
モウリョウ:HP120→84 凍結せず
重三 :明王神符使用。HP48→35 凍結無効
サー :回避放棄、吸収。
GM(佐伯):
さすがに速特化型は肝心な時に避けてきますね。
気を取り直して2回目・・・■素手攻撃をサーさんにですね。
ライダー:
回避は16%ですからね・・・15、なんとか回避できました。
このターンは全員立っていますから■メディアだけで全員回復できますね・・・27点です。
美綴:
これで応援に専念できますね。ターゲッティングが乗ってる替寺を■応援したほうが良いか。・・・よし成功。
アーチャー:
雪もメガーヌも使える絆スキルがもう無い。その判断で正しかろう。社も替寺を■応援・・・成功。
セイバー:
では先ほどと同じようにモウリョウの■応援と有人の■声援をマキデに・・・声援だけ成功ですね。
三枝:
じゃぁ雪は膝射姿勢の代わりに□指揮を使うね。これで判定値の1/5でクリティカルだよ。
氷室:
■鉄拳パンチII
蒔寺:
おっいぃ! なんでそこ応援じゃねぇんだよ! 和を乱すなよぉ!
氷室:(運判定値:18%)
運判定など成功するわけがなかろう! ほれ、鉄拳パンチは成功だ。
GM(佐伯):
37点ダメージですね。累計831点です。まだ立ってますよー。
----------
替寺(蒔寺):
「どうしたよにいちゃん、ずいぶんと脚にキてるみたいだな? ずいぶん狙いやすくなったぜ?」
ヘラクルス(GM):
「ほざいたな・・・異教徒があああああああああああああああああ!」
SE:嫉妬に狂うゆきめ
ヘラクルス(GM):
「? 手応えが・・・?」
メガーヌ(氷室):
「対策くらいはしてきていてよ?
(とはいえそれでもかなり・・・)」
ヘラクルス(GM):
「っ 何かの加護か・・・面倒な。
なら各個潰していくのみ。さっきからピンピンしてるてめぇとかなぁ!」
サー(ライダー):
「! 危ないところでした。みなさん回復は私が」
綾織(美綴):
「お願いね、サー!
皆さん、替寺さんのサポートを!」
とか言いながら、さっきファンブルみたいにテキトーなものを投げたりしてヘラクルスの注意力を削ぐよ。
重三(アーチャー):
なるほど、では社は
「ん? どうした? アニキのいうとおり動きが鈍ってんじゃね? デカいクチ叩いた割に大したことないのはどっちよ?」
相手を煽って平静さを失わせるぞ
ヘラクルス(GM):
「集まらなければ何もできん弱者が、多勢n」
重三(アーチャー):
「多勢に無勢は最初からわかってたことだろ? それで向かってきたのはそっちなんだからアンタの判断ミスじゃね?」
宇佐(セイバー):
これはイラつきますね(苦笑)
「私にはこれくらいしかできんが、頼むぞ」
ツヅリ同様にヘラクルスの邪魔をしましょう。
雪(三枝):
「替寺さんはそのまま姿勢を維持! 照準の先に敵を誘導します」
そういいながら鞭で牽制して相手の回避先を徐々に絞っていくよ。そして、
「今! メガーヌさん、右側面を!」
メガーヌ(氷室):
「承知しました!」
SE:ドン
ヘラクルス(GM):
「まだだ! まだおわらんよ!」
替寺(蒔寺):
「それはどうかな?」
SE:チャキ
ヘラクルス(GM):
「?!」
=========
第6ターン
氷室:
おいこの馬鹿、せっかくのお膳立てを不必要なフラグでダメにしようとしているぞ
佐伯:
『(ダイス)ロール前のロール(プレイ)は失敗フラグ』とよく言いますからね。
蒔寺:
あ? なんでだよ、ここまできたら絆乗っけりゃぁヤれんだろ。
三枝:
でも、半分以上は削れてるけど、実際の残りHP判らないのに、倒せるって判るの?
蒔寺:
? ・・・なんとなく
美綴:
あのなぁ・・・。
蒔寺:
へ! そこまで言うなら見せてやる、マキデの懇親の一撃を!
アーチャー:
仲良くなってどうする
蒔寺:(解っていない)
?
まぁいいや、クグツに■応援させて・・・まぁ失敗だよな。
だが前ターンからの支援のおかげで、ヘラクレスを対象にする射撃攻撃は+100%、判定値の1/5でクリティカル、威力ロール+1d、更に威力2倍だ!
いくぜ! ■スーパーショットII! 202パー、40以下でクリティカルだ!
(ころころ・・・)38 クリティカル!
蒔寺:
みたか、あたしの圧倒的ヒロイン
GM(佐伯):
替寺さんは男性ですが・・・回避不可能、ダメージをどうぞ。
蒔寺:
よっし、んじゃオリヴィエの絆スキルも乗せて更にダイス6個追加だ!
セイバー:
そういえば、なぜ判定前に絆スキルを使わなかったのですか?
蒔寺:
んー、忘れてました(テヘペロ)
アーチャー:
・・・いやまぁ、クリティカル命中自体はもぎ取っているから良いのだが・・・。
蒔寺:
そうそう、結果オーライ
氷室:
汝が言うな。
蒔寺:
うっせーなぁ。とにかくダイスは都合8個! そいや!
1個振り足し、そりゃ!
えーと・・・・・・・・・・・・
ライダー:(見兼ねた)
固定値含めて108ですね。ターゲッティングで216、更にクリティカルで432点ですか。
GM(佐伯):
しかも防御点無視。累計ダメージは・・・
---------
替寺(蒔寺):
「それはどうかな?」
SE:チャキ
ヘラクルス(GM):
「!?」
SE:ズドン
GM(佐伯):
替寺さんの放った銃弾は吸い込まれる様にヘラクルスの眼球へと飛んでいきます。いかに強靭な肉体をもつデモノイドでも“そこ”を鍛える事はできず、弾丸は眼孔を通り脳髄をも傷付けた事でしょう。
ヘラクルスは眼球に弾丸を受けた瞬間その目を手で覆いましたが、その姿勢から動かず、やがてゆっくりと姿勢を傾け、ついには地面に倒れこみました。巨体の転倒に地響きが起きるかのような錯覚を覚える事でしょう。
数秒、あるいは数十秒か、非常に長く感じられる時間の後、皆さんは確信する事でしょう。
勝利を。
==========
GM(佐伯):
戦闘終了です。お疲れ様でした。
蒔寺:
はっ! みたか鐘! これがヒロインてやつよ!
三枝:
マキちゃん、みんなが支援してくれたからだよ。
蒔寺:
うっす! あざっす!
三枝:
もー、マキちゃん!
セイバー:
気にしないでくださいユキカ。トドメを刺したのは確かなのですから、誇って良いでしょう。
アーチャー:
そうだな。所詮は遊びだ。実戦だったなら射殺も已むを得ん状況だが。
蒔寺:
コワイ!
美綴:
んでドロップ判定にいつもどおりみんなの命運分けてもらってと・・・
---------
アイテムドロップ
通常弾50発(替寺が所持)、傷薬×2(綾織が所持)、テトラジャの石(消費アイテム:即死効果予防)(重三が所持)、ヘッドバッシャー(格闘武器)(サーが所持)
獲得
341MAG 替寺に50、宇佐に51、その他に48ずつ分配
獲得経験点
236点/1人
メガーヌ、綾織、重三 レベルアップ
レベルアップ・ボーナス
綾織:ディスパライズ、重三:破魔矢 獲得
==========
佐伯:
ヘッドバッシャーは男性専用格闘武器ですね。クリティカルすると相手を
氷室:
? 電撃相性の武器なのかね? 確かヘッドバッシャーは
蒔寺:
バッシャーだから十字軍のヤツか? 鈍器だな。
佐伯:
はい。なのでここでのSHOCKは
セイバー:(PC体能力値:2)
必要体能力値:8ですか・・・。
アーチャー:(PC体能力値:2)
社は無理だな。残る男性PCは・・・
蒔寺:(PC体能力値:6)
いや、いらないっすよ? そもそも装備できたとしてもシッシャシセイできなくなるからいらないっす。チャクラムも外そう。
ライダー:
では荷物の少ないサーが預かっておきましょう。
チャクラムは持ったままでもいいと思いますよ? 手番を消費すれば、装備/装備解除はできるんですよね?
佐伯:
はい。なのでちゃんと付け外ししてもらえれば膝射姿勢は問題なく使えます。
蒔寺:
ん~めんどくせぇがそうするか。範囲攻撃が必要なときだけ装備しよう。
佐伯:
では、処理もすみましたし休憩後エンディングと行きましょうか。
つ、つかれた・・・BS付与、バフ、デバフ飛び交うようになると、1人だとミスを防ぐ手段が・・・
そしてせっかく大量購入した明王神符を1回しか使わずに終わってしまった・・・
というわけでお待たせしましたBOSS戦でした。
今回のアーチャーはスピークイージーで ペテン師 の異能が欲しいようです(違)
そして気づくとヘラクルスの配下に紛う事なき異教徒が居ましたね(笑)
こちらでもついに戦闘不能者が出ましたが、私が連載してる他の2システムと違って簡単に蘇生できるのが救いですね。
初セッション時、回復アイテムより蘇生アイテムを優先して購入した事が今頃効いてくるとは、塞翁が馬というところでしょうか。
次回はエンディングです。
属性評価のために読み返して見るのはいかがでしょうか(露骨なアクセス数稼ぎ)
2018.7.6 属性投票は締め切らせていただいております。
しばらくお待ちください。
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8.エンディング
GM(佐伯):
さて、エンディングですが、まずは皆さんが無事グラナーダに出会えたところからですね。依頼達成の報告というところでしょうか。
ライダー:
なるほど、では皆さんに彼(?)のことを紹介しましょう。
==========
エンディング 共通
サー(ライダー):
「おじゃましまーす」
グラナーダ(GM):
「オレサマ ニンゲン コワイ クルナ」
グラナーダはサーさんの後にいる人間たちにおびえています。
重三(アーチャー):
「牛が喋った?!」
と、勝手にデミナンディをイメージしていたのだが、良かっただろうか?
GM(佐伯):
とくに決めてなかったので大丈夫ですよ。デミナンディの本来のレベル(31)から考えると、想定ほど育たず廃棄されそうになったところを脱走したか、脱走したせいで十分な栄養などを確保できず弱っているかのどちらかでしょう。
サー(ライダー):
「友達だからだいじょーぶだよ」
グラナーダ(GM):
「アオォ・・・トモ ダチ?」
綾織(美綴):
「アナタを狙っていた連中は追い払いました。安心してください」
グラナーダ(GM):
「イイノカ? シンジテ」
サー(ライダー):
「いいよー」
グラナーダ(GM):
「カンシャスル」
彼(?)はのそりと起き上がると物陰でゴソゴソすると何かをくわえてきます。
==========
GM(佐伯):
というわけでお約束どおりGP21以下のアイテムを1つ差し上げます。
何がいいですか?
蒔寺:
うおぉ・・・。GP21て事は本来ならレベルが20前後ないと手に入らないアイテムってことだよな?! これは滾る!
三枝:
でも、1個だけだから消費アイテムはもったいないよね。
セイバー:
そうですね。できれば装備品が良いでしょうが、そうなるとライダーが強化の候補から外れてしまいますが・・・
ライダー:
今回私は全く傷ついていないのでお気になさらずに。
アーチャー:
ん?
GM(佐伯):
レベル13と能力値が皆さんより高い上に防御点も21と他の人たちの倍近くある。そうして極めつけは氷結吸収でしたね。
ライダー:
えぇ、おかげで傷を負ってもかすり傷。受けた傷は敵が治療してくれている状況でしたね。
氷室:
なんとうらやましい・・・
三枝:
鐘ちゃんの防御面はたしかに強化したい所だけど、防具を変えられないんだよね?
美綴:
でもよ、中身の悪魔が強くなりゃ防御面も強化されるんでしょ? 悪魔カードって買えたよね?
GM(佐伯):
はい。邪教の館、ホテル業魔殿へ行けば売買も可能です。その場合、悪魔のレベルがそのままGPとなります。
氷室:
しかし、レベル21の悪魔など手に入ってもクイックシルバーと合体させると仮レベル(合体結果を算出する際の基準になるレベル)が18。契約できん。悪魔カードは素直に適当な物を買おう。
蒔寺:
んじゃ何もらうよ?
アーチャー:
・・・考えてみたのだが、高位の装備品は必然的に必要体能力値が高くなる。装備できるのか?
一同:
・・・。
GM(佐伯):
そうですねぇ・・・ではGP10代までのアイテムなら2個認めましょう。
三枝:
良いの?
GM(佐伯):
せっかくの報酬が意味を成さないのはGMとしても残念ですからね。もちろん、出現値Cの消耗品1個でもいいですよ?
美綴:
もらえるんならもらっときましょう。さて、何をもらおうか
セイバー:
装備品なら誰の物を購入するか、を決めないとですね。
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覚醒者集団 相談中
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GM(佐伯):
決まりましたか?
氷室:
うむ。まずアイテムは2個選ばせてもらった。
1つは 白銀の盾 だ。魔晶盾の素材だな。
防具が買えないなら、
GM(佐伯):
なるほど。付加スキル■盾防御(回避の代わりに判定を行い成功すると防御点が増加、魔晶盾の場合防御相性も変化できる)で防御の底上げを行うわけですね。
白銀ということはまだ悪魔が封じられていない状態ですけど。
氷室:
さすがに中身まで要求するのは強欲かと思ってな。
GM(佐伯):
問題はありませんが、白銀の盾のGP5なんですけど良いんですか?
氷室:
うむ。カード購入は合体用よりも先に盾用悪魔の購入になりそうだ。
蒔寺:
で、マキデが 日輪の鎧 をもらったぞ。
GM(佐伯):
胴防具ですね。ファイアガード外しちゃうと物理防御下がりますが?
蒔寺:
今のマキデの防具で魔法防御点あるのアメジストの魔除けだけなんだよ。しかも2点。
格闘攻撃でも相性が剣/ガン以外は魔法防御だからな。ちょい魔法耐性の強化だ。
GM(佐伯):
なるほど。
なお「魔法耐性」というスキルが存在するので表現の用法にはお気をつけください。
さて、そうなると先ほどのシーンですが・・・
==========
グラナーダ(GM):
「コレ ヤル。 レイ マモッテクレタ」
ごとごとと置かれたのは、葵の御紋があしらわれた日本甲冑の胴部分、そして銀のような素材で作られた板状の物品ですね。板状の方は腕に装着できるような細工がされており盾であると判ります。中型、バックラーよりは大きいですがカイトシールドというにはやや小さい印象でしょうか、それくらいの大きさの盾です。
替寺(蒔寺):
「また、古めかしい物持ってんな。まぁ、くれるってんならもらっとくぜ」
メガーヌ(氷室):
「ありがとうございます」
グラナーダ(GM):
「トモ ノ トモ ハ トモ」
重三(アーチャー):
「これだけ? 7人(?)居るんだけど」
グラナーダ(GM):
「スマナイ ホカハ ガラクラ」
重三(アーチャー):
「えぇ・・・」
宇佐(セイバー):
「重三くん、そういうことを言うものではありませんよ」
重三(アーチャー):
しぶしぶ引き下がるが、口を尖らせて不服を隠そうとはしない。
GM(佐伯):
まぁ、確かに他の皆さんに報酬がないのもアレなので、全員グラナーダとのコミュニティを獲得してもいいですよ。サーさんは貢献ポイントを1d10増加させる事を認めます。
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アーチャー:(グラナーダとコミュ:初期貢献ポイント9)
む。社が一番高い値か。
ライダー:
報酬にケチを付けていたというのに・・・。
GM(佐伯):
ロールプレイとダイスの結果が一致しないのはよくあることですね。
さて、グラナーダは改めてお礼を言うと人目を避けるように路地の奥へと姿を消していきます。
そしてその日から野良動物捕獲活動が急に中断されました。
数日後マスコミが騒ぎ出します。
==========
エンディング 共通
とあるニュース番組
キャスター(GM):
「先日、都内にある生物工学研究所において人造生命の創造を行っているということが明るみとなり、問題となっています。
この人造生命とはクローンのような技術とは異なり、既存の生き物を人工的に誕生させるのではなく、全く新しい動物を生み出す技術として遺伝子などの研究分野では古くより理論は提唱されていましたが、倫理面の問題であくまで机上の技術とされてきました。
それを実行したという事で技術完成そのものに各界関心をしめすものの、実行の許可をくだした研究所上層部、実際に実験を行っていた研究員たちには多くの批判も集まっており反響は増す一方です。
また、この研究所の出資者の中には宗教法人も含まれており、社会通念だけでなく信仰の面からも問題視する声は大きく上がっています。
生命創造の研究に宗教法人が直接関わっていたかにかんしてはいまだハッキリしていませんが法人の活動にも影響が出るとの見方が強まっており・・・」
==========
GM(佐伯):
という具合に、デモノイド生産工場と名前こそ出ませんがメシア教会がマスコミにより
三枝:
あ、公になったんだね。
GM(佐伯):
デモノイドの名前は出てきませんが。大半のマスコミが初動報道だけでしたがあるマスコミ機関だけはしばらくの間続報を報じ続けていました。
美綴:
? それってなんか意味があるの?
GM(佐伯):
報道内でメシア教会の名が伏せられていても当該の研究所の出資者はネットなどで調べればすぐに見つかるでしょうしそこから宗教法人に絞ればメシア教会に辿り着く事は簡単でしょう。
同じ理由で続報を続けているマスコミも調べれば簡単にガイア教団がバックに居る事がわかるでしょう。
セイバー:
教会とは犬猿の仲なのでしたか。弱みを見つけてここぞとばかりに攻めているわけですね。
GM(佐伯):
はい。そうです。
次は各々のエンディングへと行きましょう。
氷室:
メガーヌのエンディングは、白銀の盾を正式に魔晶盾にしたいのだがその作業の演出でも良いかね?
GM(佐伯):
はい。大丈夫ですよ。・・・そういえばメガーヌさんは業魔殿に行った事なかったですね。
宇佐先生かサーさんの紹介で業魔殿に辿り着いたとしましょう。
カードは新しく購入するのですか? それとも持ってるカードを盾に封入して終わりですか?
氷室:
ふむ、そうだな・・・今所持しているカードでそれなりにレベルの高いワーカーホリックを盾に封印しようと思う。
GM(佐伯):
では、演出を
==========
エンディング メガーヌ
業魔殿
GM(佐伯):
メガーヌさんがホテル業魔殿に入ると、宇佐先生たちの時に対応した鈍器を携えた少女が、やはり言葉ではなく動作でついてくるように示すと階段を降りていきます。
ただし、ヴィクトル船長のもとではなく別の階段です。メガーヌさんは初めて来たので感覚的に解らないでしょうが、船長が居る層より上のようですね。
氷室:
? 船長より格上の人物が居るのかね?
GM(佐伯):
いえいえ、そんなまさか。船長・・・ホテルなのでオーナーとか支配人という呼び名が正式なのでしょうが、彼の仕事部屋はもっと上にありますよ。下層にある合体施設は、まぁ表向き存在しない施設ですので。
などと考えていると少女がひとつの扉を開きます。
そこには大型のシンク、明らかに業務用とわかる壁に埋め込まれたタイプの冷蔵庫と冷凍庫、5口という一般家庭ではまず見かけないサイズの蒸気コンロ、て普通蒸気コンロを
氷室:
まぁ、そうだが・・・。描写自体はただの厨房のようだが?
GM(佐伯):
はい。厨房です。メガーヌさんもそれはすぐに理解できます。
メガーヌ(氷室):
「・・・食事に来たわけでもなければ、皿洗いに志願したわけでもないのだけれど?」
案内の少女を睨み付けるぞ。
メアリ(GM):
「ぅ・・・あ・・・」
メガーヌさんが厨房を眺めている間も歩を進めていた少女は厨房の奥の扉の前で、そんな所で立ち止まってどうしたの? と言いたそうにメガーヌさんを見ています。目的地はこの厨房を抜けた先のようです。
メガーヌ(氷室):
「・・・」
ついていくぞ。
GM(佐伯):
ドアをくぐると大きなオーブンのような設備が目を引きます。コレといった装飾のない銀色の扉の中央に長方形の覗き窓がある業務用レンジを大型化したかのような設備です。
そしてその前に1人の男性が立っており、お2人を出迎えます。その人物は真っ赤なコックコートを着て手には包丁を握っています。外見は日本人ですがその目は眼光鋭く厳格な印象を受ける事でしょう。
彼はムラマサ。このホテル業魔殿の総料理長を務めるフレンチシェフです。
「メアリ? そちらのマドモアゼルは?」
鋭い視線がメガーヌさんに向けられます。
メガーヌ(氷室):
「これが何か解るかしら」
白銀の盾を自分の前に立てよう。
ムラマサ(GM):
「ほう。これは珍しい。という事はマドモアゼルは」
メガーヌ(氷室):
「私の名はメガーヌ よ」
ムラマサ(GM):
「失礼、マドモアゼル・メガーヌ。貴女は我々の技術を必要としていると」
メガーヌ(氷室):
「悪魔合体を研究している施設だと聞かされていたのだけれど、“コレ”も扱っているのかしら?」
初めて来たので彼を先生たちから聞いたヴィクトルであると勘違いしている。
ムラマサ(GM):
「あぁ。申し遅れた、私はムラマサ。このホテルでシェフをしている。
そして、“ソレ”を使った魔晶変化を研究している者でもある」
メガーヌ(氷室):
「あなたがヴィクトル氏ではなかったのね。失礼。
それで、この悪魔を盾に封入してほしいのだけれど」
とワーカーホリックのカードを差し出すぞ。
ムラマサ(GM):
「ウィ、マドモアゼル。しばし待っていてくれ」
彼はカードを受け取り、盾とカードを背後の装置に計器をいじるとゴウンゴウンと大きな音と振動が始まり、覗き窓からはプラズマ光のような物が見えます。しばらく振動と発光が続いた後、プシューと装置が蒸気を噴出し動きを停止します。
ムラマサが装置のドアを開け中の物を取り出します。それは事務机の天板でした。
氷室:
・・・は?
GM(佐伯):
机の天板です。
メガーヌ(氷室):
う、うむ。
「これが・・・盾なの?」
サイズ的にはラージシールドと言って差し支えないが・・・。
ムラマサ(GM):
「ふむ。持ち手の部分の加工はサービスしよう。専門は刀剣なのだが・・・」
とちゃんと盾として使える形状で渡してくれます。
メガーヌ(氷室):
「ありがとうございます」
ムラマサ(GM):
「オ ルヴォワール。何かあればまた来なさい」
==========
GM(佐伯):
と、言うわけで魔晶盾完成です。所持スキルが剣相性のものしかありませんから■盾防御で得られる耐性は自動的に剣相性となります。
氷室:
ふむ。銘はコ○ヨにするか。
三枝:
あうとーー!
氷室:
だめか? では
“職務に殉じた者 ここに眠る”と銘版を打ち付けてだな、
アーチャー:
それはさすがに社が嫌な顔をするぞ。
氷室:
そうですか。
仕方ない。これも名称未定としておこう。
GM(佐伯):
他に希望する演出がある方は居ませんか?
では次に行きましょう。
==========
エンディング マスターシーン
メシア教会
ガブリエル・プッチ(GM):
「いったいどこのだれが・・・ガイアの連中め・・・よけいなことを・・・」
==========
エンディング マスターシーン
???
???(GM):
「いったいどこのだれかは知らんがありがたい。メシアの連中よ、驕りが身を滅ぼすのはお前たちの教義だろうよ・・・クックックッ」
==========
美綴:
お? 新キャラ?
佐伯:
はい。言動からどの勢力に関わる人かはすぐに解ると思いますが。
これにて第8回『狩猟』終了です。お疲れ様でした。
一同:
おつかれさまでした~。
佐伯:
いかがでした?
氷室:
死ぬかと思ったら、死んでいた。何を言っているか解らないと思うが、私にはGMの殺意がハッキリと解る。
アーチャー:
蘇生が比較的容易なシステムで良かったな。他のRPGでは蘇生アイテムや蘇生魔法がかなり上級の品の事も珍しくない。
蒔寺:
そういう意味なら初仕事でぶっ壊されたクグツもなぁ・・・エンディングで強化依頼したかったんだけど、不用品売り払っても金がたりねぇ。
三枝:
今回は射撃攻撃っていうか後列に攻撃できる手段の重要性を感じたよね。モウリョウやマキちゃんのキャラが後列狙ってなかったら敵の攻撃力がどんどん上がってたかも。
美綴:
そのぶん三枝はクリティカル攻撃で貢献してた印象あるけどな。
綴は情報収集以外してねぇからなぁ。アーチャーさんの事が他人事じゃなくなってきてる。
セイバー:
メガーヌの回避失敗を成功に変えたり、役には立ってたと思いますよ。
有人はどうでしょう? 戦闘ではひたすら応援だけでしたが。
アーチャー:
そのおかげで攻撃が通っている。ある意味前線よりも戦力の要だろう。
社はアクションではやる事を変えられんので、ロールプレイでアピールしてみたがどうだっただろうか。
ライダー:
BOSS戦に入ってやけに饒舌だったのはそういう事だったのですね。
サーはカジャで支援の予定でしたが、ひたすらメディアによる回復でしたね。申し訳ありません。
佐伯:
でも、サーさんが支援や攻撃に回ってたら回復量の低いモウリョウや宇佐先生に頼る事になっていたので、臨機応変な行動だと思いますよ。
氷室:
そもそも、そのような状況をGMが作っていたわけだが。
佐伯:
メガテンはDEAD
蒔寺:
そりゃそうだな。んで、感想戦も終わったし・・・
佐伯:
はい。いつものお知らせです。
真・女神転生TRPG魔都東京200X ではセッションの最後に属性評価という処理があるのですが、それを
それではみなさん、おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでした。
ルールブックで魔晶に関わるNPCは 魔匠「正宗」 ですがコンシューマ版の魔匠である「村正」を居なかった事にするのももったいない気がしたので、この卓での魔匠は 第三十三代目村正 その人という事にしました。コミュのデータはそのまま正宗のものを使用します。名前だけ変更されたと思ってください。
----------
2018.6.5追記
感想より、「魔晶手甲装備中は他の武器を装備できない」というご指摘を受けました。基本ルルブ115Pです。
これはさすがに大きなミスなので、次回属性評価結果発表にあわせて修正を行いお知らせしようと思います。
ご指摘いただきありがとうございました。
2018.6.10追記
魔晶盾はキャンセル。合体に使ったワーカーホリックのカードも返却。
魔晶手甲の強化のために「別の悪魔カード」を報酬としました。
詳しくは属性評価結果発表冒頭でお知らせいたします。
追記ここまで
----------
それでは、いつもの告知をさせていただきます。
作中でも触れていますが、メガテンXではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。これは各PCのセッション中の言動が以下の6つの属性のどれに当てはまるかあるいは、近かったかを参加者同士の投票で決めるものです。ですが、本作は仮想卓のため、参加者は作者独りですので投票が出来レース状態になってしまいます。
そこで、読者の皆様のお力をお借りしたいと思います。
作者の「活動報告」に投票所を設けておりますのでそちらに書き込んでいただくだけでかまいません。以下に属性の説明を書き上げますがその基準に従わないといけないという事もありませんので、思ったように投票していただければと思います。
属性
ロウ:ルールや規則を大事にした。理性的。
カオス:感情や自由を大事にした。情熱的、芸術的、閃き。
ライト:善行を行った。博愛、正義、癒し。
ダーク:暴力的だった。卑劣、独善、嗜虐、被虐。
ニュートラル:中庸だった。仲裁、抑制、控えめ。
ヒーホー:(上記5つとは無関係に)コミカル、笑い、ギャグ。
作者の名前をクリックしていただいて、『活動報告』をクリックしてもらえれば投票用スレッドがありますので、良かったら投票していってください。
締め切りは、2018年7月5日 とさせていただきます。
みなさまの投票お待ちしております。
2018.7.6 投票締め切らせていただきました。ご参加いただきありがとうございました。
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8.属性評価 結果発表 +謝罪
それに加えて前回のあとがきでお知らせしていたミスとそれに対する処置のご報告もあります。
ミスへのご指摘ありがとうございました。今後も何かしらやらかしてしまうこともあると思いますが、見捨てないでください。
謝罪会見
※強い光の明滅にご注意ください。
SE:パシャッパシャッ、パシャッ
佐伯:
え~、このたび、本セッション内の報酬において、大きな裁定ミスがありました事をご報告するとともに、謝罪させていただくべく、このような場を設けさせていただきました。
まことに、申し訳ございませんでした。(ペコリ)
SE:パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
記者A(蒔寺):
ウィークリー金曜日です。具体的にどういったミスがあったのでしょうか?
佐伯:
具体的には報酬として配布されたアイテムの扱いについてです。
まず、今回防御面の強化を図ったメガーヌが白銀の盾を受け取り魔晶変化により手に入れた魔晶盾を装備しておりましたが、
「魔晶手甲は防具機能も有する武器。であると同時に、通常2つまで武器を装備できる
というルールが存在することを見落としており、装備不可の武器を手に入れるために
記者B(美綴):
週刊春分です。では、メガーヌ氏は無駄な消費をしたということでしょうか!?
佐伯:
そうならないように、以下の処置を行うこととなりました。
まず第1に、報酬として選ばれた白銀の盾をキャンセル。魔晶変化に使われたワーカーホリックの悪魔カードも返却いたします。
第2に、新たに報酬として悪魔カード「地霊 ファハン」を譲渡、これを魔晶手甲に封入。それにともないクイックシルバーは悪魔カードとしてメガーヌの手元に残るものとします。
ご迷惑ご心配おかけしてまことに申し訳ございませんでした。
SE:パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャッ
==========
アーチャー:
気は済んだかね?
会見関係者:
は~い。
佐伯:
まぁ、そういうミスに関して
氷室:
まぁ、代替の処置を施してくれたのでそれほど怒ってもいないが。
佐伯:
いえ、じつはこの件に連動してもう1つ謝るべきことが・・・
氷室:
? 何か他に問題が?
佐伯:
えぇ、このように正式な裁定が後日公開となってしまったために、今回発表する属性評価の投票結果に少なからず、最後の魔晶変化シーンへの言及がありまして・・・属性値に影響が出るかと・・・。
氷室:
む。最後だからと遊んだアレか・・・まぁ、あの時点では私も気づいていなかったし仕方あるまいよ。
佐伯:
ほんとうに、申し訳ない。
三枝:
(? 直美ちゃんの背後にひげのおじさんが?)
佐伯:
では、お知らせも終えたところで結果発表といきましょう。
==========
属性評価結果発表
佐伯:
まずはいつもどおりメガーヌさんから。
氷室:
うむぅ。最後の魔晶変化シーンも評価に入っているとなるとヒーホーだろうか・・・。今回は属性攻撃の名前も遊ばなかったので大丈夫だと思っていたのだが・・・
佐伯:
結果はこんな感じです。
----------
メガーヌ
ライト :1票
ヒーホー:2票
----------
氷室:
やはりか・・・
蒔寺:
メガーヌがライトとか言う奇特な人も居るもんだな。
氷室:
おい、失礼な物言いはよせ!
佐伯:
ちなみに、ライトの意見としては、いつもヒーホーの要因になる属性攻撃の技名が「ふつうに似合う技だった」や、ロールプレイ的な部分での「一点足りないも机も」状況が生んだ産物や「GM描写に寄るもの」なのでヒーホーではない、との事でした。
氷室:
ふむ・・・技名はあの方向性でよいのか・・・。
三枝:
でも契約悪魔も技の相性も変わっちゃったから、また考えないとだよね?
氷室:
うむ。すぐに良い物が思いつくとよいのだが。
佐伯:
なお、ヒーホー側の意見は言葉こそ違うものの概ね「ヒーホーやめる気無いだろ?」でしたね。
氷室:
そういうつもりは無いのだがなぁ・・・
佐伯:
あ、属性値もですがシナリオクリアの報酬で皆さん絆ポイントも3d10増えるのでそちらの分配もここでしちゃってください。
氷室:
うむ。ではまずは絆のほうから・・・ぬ?! 9?! 3つ振って9?!
セイバー:
3、1、5ですね。
氷室:
今回ポイントが増えていないコミュニティが4つもあるというのに・・・已むを得まい、ルイ、警部、仲間とのコミュに2ポイントずつ、鳥居刑事とのコミュに3点割り振ろう。
次は属性値か・・・9! なぜここで出る!
アーチャー:
まぁ、一種の物欲センサーのようなものだ。諦めたまえ。
ライダー:
? このダイスは機械仕掛けだったのですか?
アーチャー:
いや、そうではなくてだな・・・
==========
佐伯:(背後でアーチャーが現代スラングについて解説中)
続きまして替寺さんの発表に行きましょうか。
蒔寺:
おう! ・・・つっても、今回特に何かしたかって言われると何もしてないんだよな。オリヴィエにマシンをタカリに行ったくらいで。あとはあれかチャクラムのせいでシッシャシセイが出来なかった事。あれのせいでヒーホーとかあり得るのか?
三枝:
無いとは言い切れないんだよね。
佐伯:
では結果発表です! ドン!
----------
替寺 マキデ
カオス:3票
----------
佐伯:
満場一致でカオスです!
蒔寺:
お? 思ってたのと違う。良い意味でだけど。
佐伯:
「ヒーホーと迷いますが、まだそちらよりも自己中心的な面が強く出てたかな」「要所要所でしっかり決めてたし言うことなし」「情報収集で裏社会にきっちりつなぎ取ってたし」
と、暴力団員的ロールプレイが注目されていたようです。
蒔寺:
ありがたいねぇ。
美綴:
端々でアウトローな物言いを差し込むだけで良いって考えると、ヤクザ屋ってけっこうロールプレイしやすいキャラ付けよね。羨ましい。
アーチャー:
あぁ、我々もはやく何か見出さなくてはな。
蒔寺:
さて属性値は後の楽しみに取っておいてまずは絆から・・・6,9,3で18! 見たかカネ!
氷室:
ぐぬぬ・・・
蒔寺:
んじゃ、3点を
セイバー:
今回のシナリオで追加されたコミュも含めて全てがレベルアップですか。
ライダー:
なんと図ったような。
氷室:
GM! これはグラサイの疑いが!
佐伯:
ですから透明な10面ダイスにどうやって錘を仕込むんですか。次に行きますよ。そのまま属性値も振っちゃってください。
蒔寺:
そいやっ! ・・・5か。まぁこんなもんか。
佐伯:
次は雪さんです。
----------
雪
ロウ :1票
ニュートラル:1票
ヒーホー :1票
----------
三枝:
うわ、バラバラだよ。真面目なキャラクターのつもりだったからロウはわかるけど、なんでヒーホー?
美綴:
まだいうか、コイツは・・・。
三枝:
?
佐伯:
えぇ、ロウとヒーホーはどちらも律儀な借金返済に起因する投票となっています。
ロウの方いわく、「律儀w」
ヒーホーの方いわく、「律儀に返さんでもいいのに」
と、雪さんの律儀さが評価されました。
三枝:
同じ事言ってるのになんで評価がぜんぜん違うの?!
美綴:
ゲームのルール的に義務が無いところをしっかりこなしてるからな。真面目とも不必要なのに何してんだともとれるんだろう。
むしろ、1つのロールプレイで票が割れるのは羨ましいぞ?
アーチャー:
真似したいロールプレイでもないがな。
三枝:
う~・・・。
とにかく、絆の方から振るね・・・ちょうど10だね。グラナーダに4点ふって、仲間に3点。あと3点は・・・加藤一佐に入れておくね。
属性はどれにしようかなぁ・・・一番低いニュートラルにしようかな・・・10! 一気に一番高い属性になっちゃったよ。
佐伯:
本日もダイスの神様は気まぐれでいらっしゃる。
さぁ続きまして綾織さんです。
----------
綾織 綴
ニュートラル:1票
ヒーホー :2票
----------
美綴:
お? ヒーホーなのは解せないけどニュートラルじゃないなら良いか。
佐伯:
ヒーホーの理由としては、「クグツ乗っ取り部分は笑えた」「ビキニアーマー着るわ、クグツ乗っとるわでこっちもヒーホーかなぁ。PLが羞恥心に悶えればカオスに変更で(苦笑)」
との事でした。確かに幻視以外は普通の女子高生だったはずの綾織さんなら、ハイレグ・アーマーにもっと反応しても良かったかもしれませんね。
美綴:
しまった、そっちの選択肢があったかぁ。
それと、キャラじゃなくてプレイヤーの言動も評価基準に入るのか。クグツでいろいろネタ発言はしたけど綴の言動じゃないんだけどね。
佐伯:
その辺りは卓ごとのハウスルールとして賛否が分かれるところでしょうが、この卓は一般の方に参加・投票していただいているのであまり細かな制限は設けず、参加してくださる方の感性にお任せするスタイルです。
美綴:
こりゃアーチャーさんともどもゲームプレイ以外の所にも意識のリソース割かなきゃだね。
まずは絆上昇が・・・10、1、3の14。極端な・・・。グラナーダに6、日下部園長と仲間に3ずつ、残りを氷川に、と。
属性値は・・・10! ニュートラルじゃなきゃ良いって言ったけどこれはあんまりうれしくないぞ?!
氷室:
ようこそ。ヒーホースパイラルへ
美綴:
まだ落ちてないよ!
佐伯:
さくさく行きましょう。宇佐先生です。
----------
宇佐
ニュートラル:3票
----------
セイバー:
そんな気はしていました。
絆が・・・11ですか。なんだか皆あまり
属性は・・・10・・・。アヤコ、アーチャー、ニュートラル以外の票を集める方法教えてください。動揺のあまり+30とシートに書き込みそうになりました。
アーチャー:
そんなものがあるなら私が聞きたい。
美綴:(氷室や蒔寺を指差しつつ)
そういうのは“あっちの連中”が得意ですよ。
氷室:
そんなものがあるならヒーホーにならぬ方法をご教授願いたいがね!
佐伯:
ははは・・・
さぁ、次は渦中の1人、重三さんですが?
アーチャー:
ロールプレイを意識したのが最終戦に入ってからだったからな・・・
----------
カオス:3票
----------
佐伯:
満場一致でカオスです。おめでとうございます!
アーチャー:
ふぅ、ロールプレイが効をそうしたか。
佐伯:
そうですね。コメントも大半がBOSS戦でのロールプレイに対するものでした。
アーチャー:
では絆から・・・18か。悪くないな。ひたまずグラナーダに1、ガブリエル司教に12、オザワに3、稲城女史と仲間に1ずつだな。
属性は・・・10。これでもまだニュートラルのほうが高いがカオスも20になった。また別の属性を狙うべきか?
佐伯:
正直全部で何セッションになるかも決めていないのでアドバイスしづらいですねぇ・・・。
お待たせしました。最後はサーさんです。
----------
サー
ライト:3票
----------
佐伯:
こちらも満場一致。ライトに決定です。
ライダー:
初のライトですね。何が良かったのでしょう?
佐伯:
そうですね。
ライダー:
ヒーホーではなく? それは、ありがたい反面・・・くすぐったいですね。ではありがたくライト属性をいただきます。・・・1・・・せっかく投票していただいたのになんだか申し訳ないですね・・・。
佐伯:
ま、まぁこればかりは仕方ないでしょう。では絆の方もお願いします。
ライダー:
はい。・・・15。こちらは平均値でしたね。サーは初期の絆3こしかないのでそれぞれに5ずつ割り振って終了ですね。
佐伯:
これでセッション8の処理は終了ですね。みなさんお疲れ様でした。
一同:
おつかれさまでした。
==========
データセクション
メガーヌ(PL:氷室 鐘)
女性 20歳 人間
レベル:9 経験点(NEXT):964(1,000)
クラス(クラススタイル)
気孔拳士(格闘(無手))/デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー/48
警察関係 /浦田警部 /50
―― /仲間 /52
―― /魔晶手甲(名前募集中)/38
―― /鳥居警部 /14
―― /デモノイド(グラナーダ)/6
能力値/判定値 戦闘データ
力:18/99% 格闘威力:27+2d10
魔:2/19% 魔法威力:11+1d10
体:3/24% 射撃威力:4+1d10
速:4/29% 物理防御点:15/魔法防御点:12
運:2/19% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:48/最大MP:22/回復判定値:24%
相性:破魔無効
属性値
ロウ:6、ライト:1、ニュートラル:11、ヒーホー:23
防具:魔晶手甲(地霊ファハン)、サングラス、コート
アイテムなど
トランキライザー、道反玉、マハジオの石×3、傷薬×5、コービットのノート×3、明王神符×2、アンチドート、悪魔カード「クピド」「ワーカーホリック」「クイックシルバー」
48MAG、57マッカ
スキルなど
素手攻撃、魔晶手甲
拳打(突撃)、鉄拳パンチII、裏拳、カードハント、属性攻撃(格闘)(氷結)、バトルギミック、クトゥルフ神話(5%)、追加格闘威力、インプラント(魔晶手甲)、隠匿
----------
替寺 マキデ(PL:蒔寺 楓)
男性 25歳 人間
レベル:9 経験点(NEXT):994(1,000)
クラス(クラススタイル)
ガンスリンガー(射撃(銃器))/マシン・オペレーター(情報(捜査))
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
謎の美女/ゆり子・ローゼンバーグ/80
興味(先端技術)/オリヴィエ・ザクソン/70
―― /仲間 /60
―― /デモノイド(グラナーダ)/10
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/19% 格闘威力:14+1d10
魔:2/19% 魔法威力:11+1d10
体:6/39% 射撃威力:17+1d10
速:17/94% 物理防御力:26/魔法防御力:18
運:2/19% イニシアティブ:13+1d10/回避判定値:27%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:60/最大MP:22/回復判定値:39%
相性:破魔反射、毒無効、耐魅了
属性値
カオス:27、ライト:1、ニュートラル:7、ヒーホー:9
防具:NBC酸素マスク、カイザーナックル、日輪の鎧、メタルブーツ、アームターミナル(マシン・オペレーション)、アメジストの魔除
アイテムなど
通常弾×223、明王神符、ファイアガード、道反玉、チャクラム、マハジオの石×3、傷薬×5、ディスポイズン×2、トランキライザー、手榴弾×2、悪魔カード「マシン クグツ」
186MAG、57マッカ
スキルなど
素手攻撃、コルト・アナコンダ(5発装填済み)
スーパーショットII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシン・オペレーション、マシン搭乗、ダブル・タップ、トラップ・カード
----------
雪 三枝(PL:三枝 由紀香)
女性 25歳 人間
レベル:10 経験点(NEXT):1,314(1,331)
クラス(クラススタイル)
クイーン(格闘(武器))/自衛官(情報(捜査))
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
任務/自衛官(加藤一佐)/72
借金/ロキ /70
――/仲間 /70
――/デモノイド(グラナーダ)/10
能力値/判定値 戦闘データ
力:14/80% 格闘威力:24+1d10
魔:4/30% 魔法威力:14+1d10
体:5/35% 射撃威力:5+1d10
速:5/35% 物理防御点:22/魔法防御力:20
運:2/20% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:20%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:60/最大MP:28:回復判定値:35%
相性:破魔無効、毒無効、耐氷結、混乱無効
属性値
ロウ:13、ライト:6、ニュートラル:16、ヒーホー:13
防具:NBC酸素マスク、ジャミングアーム、アゲハドレス、スカイヒール
アイテムなど
傷薬×4、宝玉輪、道反玉×3、エンゼルヘアー、明王神符×3、トランキライザー、マハジオの石×3、宝玉
48MAG、50マッカ(428,410マッカ借金)
----------
綾織 綴(PL:美綴 綾子)
女性 17歳 人間
レベル:11/経験点(NEXT):1,414(1,728)
クラス(クラススタイル)
幻視者(魔法(霊能))/白い魔女(魔法(伝統)
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
ハイテク/氷川 レイジ/45
不在 /日下部
―― /ケルベロス /76
―― /仲間 /60
―― /デモノイド(グラナーダ)/10
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/21% 格闘威力:13+1d10
魔:10/61% 魔法威力:21+1d10
体:2/21% 射撃威力:2+1d10
速:2/21% 物理防御点:14/魔法防御点:10
運:15/86% イニシアティブ:6+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:55%
最大HP:53/最大MP:42/回復判定値:21%
相性:破魔無効、耐凍結
属性
ニュートラル:30、ヒーホー:24
防具:イヤーマフ、ジュエリー・カフス、ハイレグ・アーマー、コンバット・ブーツ、宇宙意思のリング、ヤドリギの腕輪
アイテムなど
マハジオの石、ガーネット、ディスチャーム、アメジスト×2、ディスパライズ、傷薬×5、ギロチンアクス、マハブフの石×2、セキレイの羽、宝玉×2、道反玉、チャクラドロップ、メタルクラウン、阿修羅の手、毒矢、明王神符、マハムドの石、マハンマの石、トランキライザー、オニキス
48MAG、17マッカ
スキルなど
素手攻撃
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視III、薬草治療、妖精の輪、薬草師、クトゥルフ神話(5%)、追加コネ
----------
宇佐 有人(PL:セイバー)
男性 30歳 人間
レベル:11/経験点(NEXT):1,594(1,728)
クラス(クラススタイル)
民俗学者(情報(捜査))/サマナー(召喚)
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /48
復讐 /アンジェラ・A・グレゴリウス/27
――(恩返し)/鬼道 円 /36
―― /ヘカーテ(ソフィア(義姉))/22
―― /仲間 /32
―― /ガブリエル・プッチ /25
―― /マダム・ニュクス /20
―― /ロキ /16
―― /デモノイド(グラナーダ) /4
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 21% 格闘威力:13+1d10
魔:5/ 36% 魔法威力:16+1d10
体:2/ 21% 射撃威力:4+1d10
速:4/ 31% 物理防御点:9/魔法防御点:11
運:18/101% イニシアティブ:7+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:14%/最大命運8
最大HP:52/最大MP:32/回復判定値:21%
相性:破魔無効、混乱無効、耐凍結
属性
ロウ:12、ニュートラル:30
防具:イヤーマフ、ジャミングアーム、サバイバルベスト、登山靴、アームターミナル、秘石の指輪
アイテムなど
トランキライザー、光玉、ディスパライズ、ディスストーン、登山セット、魔石、天命神符、道反玉×3、マハジオの石×4、傷薬×3、宝玉×2、悪魔カード「オラクルス」「モウリョウ」「マーヤ」「宙に浮くダガー(ポルターガイスト)」、明王神符、マカジャマの石、パンチガン
587MAG、17マッカ
スキルなど
素手攻撃、サーベル
サバイバル、フィールドワーク(マッパー)、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、声援、カードハント、追加コネII、研究者(「英雄」「魔術」「食文化」)、アイテム習熟
----------
重三 社(PL:アーチャー)
男性 20歳 人間
レベル:11/経験点(NEXT):1,494(1,728)
クラス(クラススタイル)
遊び人(情報(メディア))/探偵(情報(捜査))
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
不良 /オザワ /54
消えた恋人(戸坂 レン)/稲城 珠枝/57
―― /仲間 /57
―― /ガブリエル・プッチ/50
―― /鬼道 円 /53
―― /エグゼクター(シンハ)/41
―― /デモノイド(グラナーダ)/10
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 21% 格闘威力:13+1d10
魔:2/ 21% 魔法威力:13+1d10
体:2/ 21% 射撃威力:7+1d10
速:7/ 46% 物理防御点:12/魔法防御点:15
運:18/101% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:56%/最大命運:8
最大HP:52/最大MP:26/回復判定値:21%
相性:破魔無効
属性
カオス:20、ニュートラル:33
装備
特殊環境“D”スーツ、秘石の指輪
アイテムなど
トランキライザー、傷薬×3、デクンダの石、道反玉、謎の本、明王神符、火除神符、悪魔カード「ガキ」、黒装束、宝玉×3、マハムドの石、通常段×78、魔反鏡、テトラジャの石、破魔矢、ディスポイズン、マハジオの石×3、マッスルドリンコ
48MAG、52マッカ
スキルなど
素手攻撃、SIGザウエル(通常弾9発装填)
幸運II、財力、蛇の道は蛇II、探偵の直観、誘惑、交渉術、するどい勘、追加コネII、COMP、極地適応、重ね着可
----------
サー(PL:ライダー)
女性? ???歳
妖鬼:アズミ レベル:13 経験点(NEXT):3,108(3,567)
背景設定/コミュニティ/貢献ポイント
正義感 /デモノイド(グラナーダ)/73
マスコミ/聖 丈二 /72
―― /仲間 /70
能力値/判定値 戦闘データ
力:13/78% 格闘威力:26+1d10
魔:8/53% 魔法威力:21+1d10
体:8/53% 射撃威力:6+1d10
速:6/43% 物理防御点:21/魔法防御点:21
運:8/53% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:16%
会話判定値:36%/最大命運:6
最大HP:126/最大MP:63/回復判定値:53%
相性:氷結吸収(凍結無効)、耐呪殺、火炎に弱い
属性
カオス:19、ライト:1、ニュートラル:13、ヒーホー:15
アイテムなど
傷薬×5、トランキライザー、宝玉、ディスポイズン×10、ヘッドバッシャー
48MAG、8マッカ
スキルなど
素手攻撃
タルカジャ、ジオ、正拳、メディア、水の壁、ザンマ、耐呪殺
==========
おまけ
氷室:
なお、GMには「もっとルールを読め」「もっと落ち着け」などの意を込めてダークやヒーホーの投票があった事をここに付け加えておく。
佐伯:
実際、今回はミスが多かったですね。申し訳ありませんでした。
でも、映画「フライ」のBGMで悪魔合体は勘弁してください!
大変お待たせしました。
改めまして、ご投票いただきありがとうございました。
データ書き起こしていて思ったんですが、ハイレグ・アーマー+ジュエリーカフス(飾り袖、バニーガールの手首についてるやつ)+コンバットブーツって、雪より綾織の方がよっぽど女王さま・・・(汗)
そろそろ重三の彼女に関して進展させないと本気でキャラロストが見えるので、次回は彼をPC1に据えたシナリオになりそうです(なるとは言ってない)。
とはいえ、まだシナリオ案も出来上がっていない上、ほか作品のセッションも進めてからとなりますので時間がかかると思われます。
あまり期待せずにお待ちください。
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第9回『進展』 属性評価投票締め切らせていただきました
9.オープニング
無駄に作品を増やしすぎた感は否めませんが、始めた以上は失踪しないようにがんばりますので、お付き合いいただければと思います。
衛宮低 居間
佐伯:
お待たせしました。
これより真・女神転生TRPG セッション第9回を開催いたします。
一同:パチパチパチパチ
佐伯:
先にお断りしておきますが、今回のシナリオテーマは『
アーチャー:
申し訳ない。
蒔寺:
いやいや、気にする事ないっすよ。
氷室:
えぇ。ここまでくると仲間にロストしてほしくありませんからね。
佐伯:
そういう理由もあり、今回は重三さんにスポットが集中するかと思われます。いわゆる PC1=主人公ポジション ですね。
美綴:
綴用のシナリオもそのうち頼みたい。
佐伯:
考えておきますね。
セイバー:
具体的にはどのような内容なのでしょうか?
佐伯:
はい。では早速今回予告から。
==========
深夜の街をさまよう
表も裏も
されど探し人は見つからず
あるとき耳にする噂
深夜 ある場所にたちよると異世界に飛ばされる
折に入る情報
女性が何者かに連れられ深夜姿を消した
もしかしたら・・・
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第9回『進展』
==========
ライダー:
なるほど、ヤシロの恋人がついに見つかるのですね。
氷室:
どうでしょう? 「解決」ではなく「進展」というのがやや不穏なような・・・。
佐伯:
その辺りは実際のセッション内で。
それではオープニングに移りましょう。
==========
オープニング 須摩留工科大学 構内
GM(佐伯):
では、場所は重三さんの大学内、講義と講義の合間の時間、重三さんは
稲城(GM):
「重三さん」
重三(アーチャー):
「? 先生」
稲城(GM):
「少し気になる噂を耳にしたので、お伝えしようと思って・・・」
重三(アーチャー):
「噂?」
稲城(GM):
「えぇ、私も詳しくは無いんですけど、
深夜、【天の鎖学園】に入っていく【人影】を見たというもので・・・」
少し自身無さげに話してくれます。
重三(アーチャー):
「学校の関係者じゃないんすか、それ」
稲城(GM):
「えぇ、そうは思うんだけれど、話ではその人影の背格好が戸坂さんに似ているの」
重三(アーチャー):
「?!」
稲城(GM):
「もちろんただの噂だけれど、大学生くらいの人物だとすると夜の高校に出入りするのは不自然かなと思って・・・」
重三(アーチャー):
「・・・」
稲城(GM):
「ごめんなさい、もう少し詳しく調べてからお伝えしたほうがよかったですよね」
重三(アーチャー):
「いや、大丈夫っす。情報、ありがとうございます。自分でも調べてみるっす」
一礼してその場を後にしよう。
==========
佐伯:
では一度シーンを切りますね。
というわけで、【私立天の鎖学園高校】とそこで目撃されたという【人影】について調べてもらいます。
三枝:
これは、ぜひ協力しなくちゃだね。
いつもどおり、重三さんからみんなに連絡をして集合するかんじかな。
アーチャー:
ふむ。せっかく機会を与えられたからな、そのあたりも軽くロールプレイしておきたいな。
佐伯:
お、いいですね。まずは誰に声をかけますか?
アーチャー:
ふむ・・・m、綾子。綴は幻視能力のことをパーティーの皆に明かしているだろうか?
美綴:
え? う~んどうでしょう・・・あ、でも煌天の幻視とか戦闘中に使ってるし、明かしてると思います。
アーチャー:
ふむ。では、連絡は綴に入れるか。
氷室:
珍しいですね。
アーチャー:
あぁ。現時点で怪しいのは学校だからな。綴の幻視を知らないようなら、構内に入る口実を作れそうな
美綴:
なるほど。綴がなんか視てれば一発解決ですもんね。
解りました。じゃぁ、綴が連絡をもらうという事で。佐伯、とうぜん綴は何も知らないんだよな?
佐伯:
はい。さすがに何も知らないですね。
美綴:
了解。
あ、綴は高校生だけど、学校はどこなんだ? その天の鎖学園?
佐伯:
う~ん。どちらでもいいですよ。ちなみにこの街には他に、十六夜市立の高校と、天樹山に寄宿制ミッション系の名門女子高、聖アンドレア学園高校があります。
美綴:(異形科学を読みながら)
寄宿学校は今までの自由な行動に合わないからやめとくとして。
どっちにしようかなぁ・・・? おい、佐伯。学校の名前「天の絆」じゃないのか?
佐伯:
あ、はい。公式の方はそうですね。ちょっとシナリオ的に絆って感じじゃないので似たような名前に改変してあります。設定的には公式の「天の絆高校」と同じものだと思ってください。
サーバンツ:(沈痛な面持ち)
(よりによってなぜその名に・・・)
美綴:
う~ん。どっちでも良いんなら天の鎖の方にしようかしらね。情報収集が有利になるかも。
佐伯:
(ほうほう。そうなると新しいフラグも建てられるかな?)
解りました。ではそういうことで。
=========
オープニング2 天の鎖学園高校 校内
GM(佐伯):
では、天の鎖学園の休み時間。綾織さんの携帯に重三さんからの着信があります。
SE(ライダー):(「
綾織(美綴):
「?!・・・? 重三さん?
はい。綾織です」
重三(アーチャー):
『あ、綴チャン? 重三だけど今大丈夫?』
綾織(美綴):
「えぇ。どうかしましたか?」
重三(アーチャー):
『綴チャンて天の鎖の生徒だったよね? 最近
綾織(美綴):
「・・・」
質問の意味を理解して少し沈黙する。
重三(アーチャー):
『綴チャン?』
綾織(美綴):
「いえ、特に気になるようなものは別に」
重三(アーチャー):
『・・・学校のそばでレンらしき人物の目撃情報があるんだ』
綾織(美綴):
「! ほんとうですか?!」
重三(アーチャー):
『あぁ。でもまだ噂程度の情報で、だから綴チャンが何か視てないかと思って・・・』
綾織(美綴):
「そうだったんですね。すいません、力になれなくて・・・」
重三(アーチャー):
『いや、こっちこそゴメンね。変なこと訊いちゃって』
綾織(美綴):
「・・・その噂、重三さんは追いかけるんですよね?」
重三(アーチャー):
『あ、あぁ。まあ』
綾織(美綴):
「私にも手伝わせてください」
重三(アーチャー):
『え?』
綾織(美綴):
「なんとなくですけど、ただの深夜徘徊じゃないですよね? 他のみんなにも声をかけておきますから。
独りで無理しないでください」
重三(アーチャー):
『・・・ありがとう』
綾織(美綴):
「困ったときはお互い様ですよ」
==========
美綴:
と、他のみんなにも連絡して集まるよ。
蒔寺:
アーチャーさんはともかく美綴もえらくRPに力入れてんな。
美綴:
誰かさんと違って、意識してロールしてないとキャラロスとの危機なのよ。まったく。
というわけですから、アーチャーさん。綴もいろいろ乗っからせてもらうと思いますので。
アーチャー:
あぁ。互いにニュートラル脱却のためにがんばろう。
美綴:
はいっ
セイバー:
なんでしょう、この連帯感は・・・
ライダー:
さぁ。アヤコが楽しそうなのでかまいませんが。
佐伯:
それではここで少し休憩を入れてから、アプローチに入りましょう。
というわけで、重三回です。
ちゃんと、重三がニュートラルから脱却できるようにしてあげたいですが、正直自身はありません。みなさん、生暖かい目で見守ってあげてください。
以下告知です。
毎回お約束ですが、読者の皆様にご協力いただきたいことがございます。
真・女神転生TRPG魔都東京200X ではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。
これは、各PC(あるいはPL)の言動が以下に示す属性のどれに該当したか投票し、決まった属性値を上昇させるというものです。
データ的な影響はほとんどありませんが、1つの属性が上がりすぎるとNPC化(キャラロスト)してしまいます。
アーチャーと美綴がニュートラル脱却と言っているのはそのためです。
通常は参加者同士の投票で決まるのですが、この作品は作者が独りでダイスを振りながら執筆しているので参加者は私1人です。そのため参加者投票はただの出来レースとなってしまいます。
そこで、読者の皆様による投票で決めたいというのが、お願いの内容になります。
ただ感想を使ってのアンケートは禁止されていますので、この話投稿後に活動報告に投票所を設けます。そちらに書き込んでいただければと思います。
ご投票いただける際は、作者の名前をクリックしていただいて活動報告に移動をお願いいたします。
では、肝心の属性から
ロウ:
秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的であった。
カオス:
感情に走っていた。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
ライト:
博愛に満ちていた。正義を貫いた。人を救い、癒しを与えた。闇を払った。
ダーク:
残虐であった。卑劣であった。非道であった。独善的であった。他者を偽り、苦しめた。自虐的であった。
ニュートラル:
中庸であった。人の間に立ってよく仲裁した。抑制が効いていた。控えめであった。
ヒーホー:
コミカルであった。他のプレイヤーを楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
以上の5つになります。
簡単な特徴も書きましたが、これに従う必要はありません。語感とか感覚で決めていただいて結構です。
セッション終了前から投票いただいてOKです。
あからさまでなければ、複数投票も組織票もとがめません。
終了前に投票し、セッションの進行により評価を変更したくなった場合、過去の投票削除の必要もありません。両方有効票になりますが。
締め切りはセッション完了後にお知らせいたします。
みなさまのご参加、お待ちしております。
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9.アプローチ1
ぎりぎり1月中の投稿ができました。
たいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっへん! お待たせしました。
それもこれも、年末年始の忙しさによるものです。
けっして、
PQ2買う前にP5しとかないと、と思ったら予想以上に面白かったり、
P5ラスダンまで来たし(来ただけ)、もうネタバレ大丈夫でしょうと思ってPQ2始めたら、これまたドはまりしたから
とかではありません。ほんとうです、すいませんでした。
m(_ _)m
前置きが長くなりましたが、アプローチフェイズ1サイクル目です。
衛宮邸 居間
佐伯:
それではアプローチを開始します。今回の期限は
重三さんが突入を宣言した時。
です。
アーチャー:
なに?
佐伯:
今回は、戸坂さんが関係しているかもしれない案件なので、重三さんが充分な情報が揃ったと判断するか、我慢できなくなった時がアプローチの終了タイミングです。
蒔寺:
なるほど。じゃぁ、重三さんを縛り上げておけば何サイクルでもアイテム確保を
佐伯:
当然、長引くと良くない事が起こります。その期限がいつかはナイショです。
美綴:
だよなぁ。とにかくいつもどおり情報収集して、準備の過不足はアーチャーさんが判断するということで。
アーチャー:
承知した。
セイバー:
ではいつもどおり
アーチャー:
社としては人影を調べたい。すまんが学校を頼む。
セイバー:
それもそうですね、了解しました。
天の鎖学園高校でしたか、そこについて調べます。
佐伯:(ギクッ)
三枝:
え、でもそれマズくないですか?
セイバー:
? というと?
三枝:
自分が作った学校の変な噂について訊かれるのって良い気分じゃないですよね。
佐伯:(キラーン)
(三枝さんナイス!)
そうでうねぇ。まぁ、NGワード1つ分。-20%の補正がかかるとしましょうか。
セイバー:
なるほど、それもそうですね。そうすると会話判定値が36%ですか・・・使えそうなキーワードが・・・シナリオキーワードの天の鎖学園くらいですか・・・う~ん・・・学園をキーワードとする場合、何%くらい上昇しますか?
佐伯:
そうですねぇ。いちおうギルガメッシュ・プロジェクトの一環で造った学校ですしプラス10ですかね。
あと、本人の望まない話題だと判定に成功してもコミュポイントが低下する場合があるのでご注意ください。
※低下に関してはハウスルールです。
セイバー:
ぬ。それはよくありませんね。有人は鬼道に恩がありますから。ポイントが下がるほど不快な思いをさせるのなら避けるべきでしょう。
具体的に何をしてもらったのか知りませんが。
さて、そうすると・・・噂話なら橘嬢でしょうか。キーワードになりそうなものが無いので命運を乗せておきましょうか。
==========
須摩留工科大学 構内
GM(佐伯):
では、場所は大学構内としましょうか。講義の合間の時間という事で。
宇佐(セイバー):
「橘さん」
構内を歩いている彼女に声をかけましょう。
橘(GM):
「? せんせい。どうされました?」
宇佐(セイバー):
「最近、天の鎖学園について噂が流れているようなのですが、あの学園について何か知りませんか?」
---------
宇佐:(命運:8→7)
56+20=76% 52 成功!
経験点:110獲得。
----------
橘(GM):
「あの学園は噂が耐えませんからね。
ギルガメッシュ・プロジェクトという、東京の企業が主導で行っている同名の都市開発計画で造られた中高一貫の学園なのはご存知ですよね。生徒は日本中から集まってきるんですけど、噂ではスカウトマンが日本中に居てわざわざスカウトして来てるんじゃないかって言われてますよ。
あとは、学校ですからね
宇佐(セイバー):
「いつの時代もそこは変わりませんね」
橘(GM):
「ふふっ。そのようですね。
せんせい?」
宇佐(セイバー):
「はい?」
橘(GM):
「建造物への進入は立派な違法行為ですよ?」
ニヤニヤした顔で宇佐先生を見つめます。
宇佐(セイバー):
「えっ? いや、その」
橘(GM):
「冗談ですよ。次の講義があるので私はこれで失礼します」
宇佐(セイバー):
「あ、あぁ。お時間とらせました」
GM(佐伯):
立ち去ろうとする千晶様はすれ違いざまに先生に何か握らせると耳元で囁きます。
橘(GM):
「何か面白いものに遭ったらお話、聞かせてくださいね」
宇佐(セイバー):
「?!」
橘(GM):
「ふふっ」
今度こそ立ち去って行きます。
KW:深夜の怪談、KW:異界への扉 獲得。
宝玉×1 獲得。
橘 千晶とのコミュ 1点上昇。
===========
セイバー:
コミュニティが・・・
三枝:
判定には成功したのに・・・
佐伯:
う~ん、学校の怪談なんて千晶様にとっては日常過ぎたんでしょうか。
アーチャー:
では、社は宣言どおり人影をあたる。噂について詳しく聞くためにもう一度、稲城女史に話を聞きに行く。
===========
須摩留工科大学 構内
重三(アーチャー):
「先生」
廊下で稲城准教授に声をかける。
稲城(GM):
「重三さん。
何か判りましたか?」
重三(アーチャー):
「いえ、残念ながら。それで先生からもう少し噂について聞けないかと思って・・・何でも良いんで何か思い出せないっすか?
その人影について他に何かありませんでした?」
---------
重三命運:8→7
会話判定:76% 60 成功!
経験点110点獲得。
----------
稲城(GM):
「そうですねぇ・・・戸坂さんとは関係ないとは思うんですけど」
重三(アーチャー):
「なんですか?! 何かあるんですか?!」
准教授に詰め寄る。
稲城(GM):
「っ! え、えぇと、確か噂の中心はその女性の人影じゃなくて、女性と一緒に居たもう1つの影ほうらしいんです」
重三(アーチャー):
「もう1つ?」
稲城(GM):
「えぇ。なんでも、3m近い大きな影だったそうで
重三(アーチャー):
「・・・巨人、すか?」
稲城(GM):
「そう言う人も居るみたいですね。
妖霧の濃い深夜に、現れる怪異の噂もあって、怪異が人さらいをしているなんて話も・・・中には命を奪うなんてものも」
重三(アーチャー):
「!」
話の途中だが走り出しそうになる。
稲城(GM):
「ちょ、ま、噂! あくまでも噂ですから!」
慌てて呼び止めます。
「はやる気持ちはわかります。でも焦って大切なものを見落としたりしたら大変です。どうか落ち着いて」
重三(アーチャー):
「・・・すいません」
稲城(GM):
「いいえ。仕方ないことだと思います。
・・・気休めにしかなりませんがこれ、よかったら」
重三(アーチャー):
「ありがとうございます」
KW:異形、KW:怪異 獲得。
宝玉×1 獲得。
稲城 珠枝とのコミュ 5点上昇。
==========
美綴:
じゃぁ、いつもどおり綴が・・・異界への扉と怪異てこれ、それぞれ深夜の怪談と異形の上位KWっぽいよね?
ライダー:
言葉の意味としてはそのように見えますね。
佐伯:
あぁ、判定成功してるのに無駄足になるのも申し訳ないのでバラしますが、美綴さんの指摘どおり、怪談で扉、異形で怪異のKWが開く予定でしたが、判定成功で1段上の情報まで同時にオープンしたので、こういう状況に。
氷室:
では、美綴嬢には扉か怪異を調べてもらうのがよいか。
美綴:
だね。・・・重三さんに恋人探しの話振られてるし、怪異の方かな。
良いですか? アーチャーさん。
アーチャー:
あぁ。頼む。社独りで調べたいところだが限界があるからな。
美綴:
解りました。
さて、誰に訊くのがいいか・・・。
三枝:
綴ちゃんのコネに、妖霧に詳しい人居なかったっけ?
美綴:
日下部園長か。佐伯、妖霧ってKWとして使えるか?
佐伯:
う~ん、実は園長のKWに妖霧が無いんですよねぇ。
美綴:
うぇ?!
佐伯:
でも、妖霧発生日を言い当てられるほどの研究家ですし。5パーなら。
美綴:
むむむ。無いよりは良いが・・・。
==========
ゾディアック・パーク
綾織(美綴):
「館長」
日下部(GM):
「ん? おぉ、綾織のお譲ちゃん」
いつものように展示品を磨いていた館長が振り返ります。
綾織(美綴):
「うちの学校で今変な噂が流れてて、
真夜中、妖霧の夜に怪異が現れて人を攫うとか、なんとか・・・
何かご存知ありませんか?」
----------
綾織(命運1点使用。残り8→7)
55+5(妖霧)+20=80% → 10 成功!
経験点110点獲得。
----------
日下部(GM):
「おぉ、それはわしの耳にも入っとるぞ。
話を聞くに、ギガスなどと呼ばれる怪異の類じゃろうなぁ。ギルガメッシュ・プロジェクト推進しはじめた辺りから、噂が広まったシャドウという通称で呼ばれる怪談群の1つにそういう巨人もどきの話がある」
綾織(美綴):
「しゃどう・・・」
日下部(GM):
「姿かたちはバラバラだがの。共通して人の魂や精神と呼ばれるものを抜き取るなどといわれておる」
綾織(美綴):
「そん、な・・・」
これは急いで重三さんに伝えないとね。
日下部(GM):
「まぁ、待て待て。本当にそんなものが居るなら不用意に関わるもんじゃない。せめてコレをもっていけ」
綾織(美綴):
「あ、ありがとうございます」
BOSS情報 怪異「鋼鉄のギガス」調査可能に。
宝玉×1 獲得。
日下部 一石とのコミュ 25点上昇(2回振り足し)。
==========
佐伯:
えーこれで
氷室:
グラサイだ!
美綴:
違うわよ! 振ったわたしが一番驚いてるよ!
佐伯:
まぁ、そいう時もありますよね。
この調査で、
氷室:
そうすると技術か?! 出したい目を下にして1回転半させる事で好きな出目を出すという・・・
美綴:
そんなことできるんなら、毎回クリティカルにしてるわよ!
佐伯:
い、い、で、す、か ?
2人:
はい。
佐伯:
コホン。
綾織さんの調査の結果、今回のボスである「鋼鉄のギガス」のデータを調査できるようになりました。
ライダー:
さて、サーはどうしましょうか。
アーチャー:
おそらくだが、扉を調べないと突入できないのではないか?
三枝:
そうなんですか?
アーチャー:
目撃された人影がどこに連れ去られたのか判らないと追跡のしようもないと思うのだが。
ライダー:
なるほど。怪談の内容どおり異世界へ突入する入口があるだろうということですね。
アーチャー:
あぁ。
ライダー:
その辺りの噂話なら聖ですかね。オカルト雑誌のライターなら学校の怪談も押さえていそうですし。
佐伯:
そうですね。シナリオキーワードをそのままオカルト(知識)に読み替えてもいいでしょう。
ライダー:
ふむ。それでも56%ですね。命運を使うべきでしょうか・・・。
セイバー:
ですが、サーはどちらかというと戦闘要員ですしもったいない気もしますね。
アーチャー:
難しい所だな。社としては早く突入したいが、BOSSに関する情報収集もすることを考えると次のサイクルまでかかるのはほぼ確実。・・・素で振ってくれてかまわんよ。
ライダー:
わかりました。
==========
十六夜市 雑誌『
GM(佐伯):
(う~ん、いつも同じ演出も退屈かな・・・)
では、サーさんがいつも聖と会う出版社前で彼を探していると、珍しいことに彼から声をかけてきます。
氷室:
事案。
GM(佐伯):(苦笑)
そう見える事は否めませんが違います。
聖(GM):
「お、ちょうど良い所に居たな」
サー(ライダー):
「ヒジリ?」
聖(GM):
「お前に話が有ったんだよ」
そういうと、近くのいつもの喫茶店に脚を向けます。
サー(ライダー):
こちらも用事があるわけですしついていきますよ。
「どしたのー?」
喫茶店
聖(GM):
「実はな、」
と席について一通り注文をしてから聖が話を始めます。
「前からおまえにネタ元になってもらってたわけだが、ヤバいヤマが見え隠れしてるぞ」
サー(ライダー):
「? ハイキング?」
聖(GM):
「その山じゃねぇ」
ハァと1つ大きなため息をつくと噛み砕いて説明してくれます。
みなさんが今まで関わった事件には直接的間接的の差はあれど何かしらの形でメシア教会が関係していることに聖はネタメモを整理しているときに気づいたようです。
彼のようなオカルト記事やゴシップ記事を書く人間にとっては新興宗教団体というのは持ち上げるのも叩くのも容易なので、様々な噂が飛び交っているわけですが、メシア教会には良い噂が極端に少ない印象を彼は持っているようです。強いてあげるとすれば、たびたび慈善活動を行っているアンジェラ司祭くらいなものですね。
サー(ライダー):
「悪いヒト?」
聖(GM):
「・・・わからん。だが
サー(ライダー):
「ふ~ん・・・? わかったー」
聖(GM):
「ほんとに解ってんのかね・・・
で? お前も俺に用事があったんじゃないのか?」
サー(ライダー):
「あ、うん。あのね。階段の扉を探してるの」
聖(GM):
「・・・は?」
サー(ライダー):
「学校でヒトをさらう巨人? の扉ー」
聖(GM):
「ひょっとして、学校の怪談って言いたいのか?」
サー(ライダー):
「そう、それー」
----------
サー 会話判定
36+20(KW)=56% 12 成功!
経験点 110点獲得
----------
聖(GM):
「巨人と学校の怪談・・・天の鎖学園の話か?」
サー(ライダー):
「そういってるでしょー」
聖(GM)
「言ってねぇよ・・・。
で、扉? だったか。なら異界への扉だよな。よくある召喚系怪異譚だな。決まった場所、時間に定められた手順を踏めばここじゃない場所に行けるって奴だ」
サー(ライダー):
「どうすればいいの?」
聖(GM):
「あー、なんだったかな・・・たしか、
『深夜0時に理科準備室の前で「ブロンド。オーブ。セシオン」て唱える』
だったかな。扉を開けるとぜんぜん違う場所につながるんだとか」
サー(ライダー):
「どういう意味ー?」
聖(GM):
「さぁな。噂が出回り始めたころはこういうのにも意味がついて回るもんだが、とうに意味のない呪文になってる。
こんなこと調べて異界にでもいくのか?」
サー(ライダー):
「恋人がさらわれてるのー」
聖(GM):
「居るのか?! お前に?!」
サー(ライダー):
「ともだちのー」
聖(GM):
「だよな・・・はは、は。まぁ、怪談がマジならいい記事になるし、さすがにメシアどももからまんだろう。また話聴かせてくれ。
ほらよ」
サー(ライダー):
「ありがとー」
天の鎖学園から「異界」に向かうことができるようになった。
宝玉×1 獲得。
聖 丈二とのコミュ 2点上昇。
==========
氷室:
あの質問でよく情報が出たな・・・
佐伯:
判定に成功してしまえば、なんでもありですからね。
とにかく、これでアーチャーさんのご指摘どおり異世界への突入手段が確保できました。
三枝:
意味の解らない呪文がいかにも学校の怪談、て感じだよね。ポマードみたい。
美綴:
だな。
それで、ボスのデータは次のサイクルにまわしたいところですけど、アーチャーさんどうします?
アーチャー:
ふむ・・・どうしたものか。戦闘組にも情報収集をしてもらってこのサイクルで情報が出れば突入するか。
危険なスキルなどが判明したり、判定に失敗したなら次のサイクルも情報収集を行おう。
氷室:
解りました。
三枝:
あんまり期待はしないでくださいね。
氷室:
では、由紀香からお願いできるかね。
三枝:
いいけど、なんで?
氷室:
戦闘組の中ではライダーさん同様に成功率が高い印象があるのでな。
セイバー:
そういえば3人の中で唯一レベルが10に到達していましたね。
三枝:
会話判定の経験点のおかげではありますけど、偶然だと思いますよ?
ライダー:
その偶然を積み重ねている証拠ではありませんか。
三枝:(赤面)
そ、そうでしょうか。
それじゃぁ・・・自衛隊の上司に学校の怪談なんて話を振るわけにはいかないし、ロキさんのところかな。
あ、借金の利子・・・
一同:
(もう何も言うまい)
雪のロキからの借金:28,410→28,694
==========
歓楽街 バー マダム
SE:からんから~ん
マダム・ニュクス(GM):
「いらっしゃい。あら、ミキ(雪の源氏名)さん」
雪(三枝):
「どうも。
あのぉ、ロキさんはいらっしゃいますか?」
マダム(GM):
「えぇ、彼なら・・・」
といったところで奥のコレクションルームの扉が開き、ロキさんが出てきます。
雪(三枝):
「あ、どうも」
ロキ(三枝):
「おや。いらっしゃい」
雪(三枝):
「実はご相談がありまして・・・あ、これ今回の返済分です」
と・・・えぇと、4マッカ払っておくね。
所持金:50→46
借金額:28,694→28,690
ロキ(GM):
「君も律儀だな。
それで、相談とは?」
雪(三枝):
「はい、ギガスと呼ばれるモノをご存知でしょうか?」
ロキ(GM):
「ギガス、」
マダム(氷室):
「ギリシアの方の巨人族ね」
名前からして、ママはギリシア神話に詳しそうだ。
雪(三枝):
「あ、そうじゃなくて、この町でそういう噂話というか、都市伝説のようなものが流行ってるみたいなんですけど・・・」
----------
会話判定
24% 94 失敗・・・
----------
ロキ(GM):
「ふむ、私としたことがそんな面白そうな話を聞き逃していたとは・・・ママは何か聞いたことはあるかい?」
マダム(氷室)
「残念ながら。ごめんなさいね、ミキさん」
雪(三枝):
「いえ、大丈夫です。お気遣いどうも」
ロキとのコミュ 1点上昇。
==========
三枝:
ごめ~ん。失敗しちゃったよぉ。
氷室:
気にすることはない。もとより駄目でモトモトだ。
では次は私が行くとするか。
・・・ルイ・サイファーか
佐伯:
たしかにそうですねぇ。鳥居さんのところなら「捜査当時、怪談や民間伝承に語られる超常現象が原因だとする証言があった事案」の記録ぐらいは出てきそうですが。
美綴:
横溝正史かな?
氷室:
人間の関わる話となると・・・ルイか?
どうせ向こうから接触してくるのだろうが・・・
佐伯:
わかりました。
==========
天の鎖学園高校
メガーヌ(氷室):
「(・・・外からはただの進学校ね・・・)」
周囲や出入りしている生徒に聞き込みなどをしている。
GM(佐伯):
では高校と隣の建物が作る小さな路地で声をかけられます。
「面白いところで会うものだな」
メガーヌ(氷室):
「・・・はぁ、それは貴方の方ではなくて? こんなところで何を?」
とぼやきながら声のほうに振る向こう。
GM(佐伯):
とうぜんそこには綺麗なスーツに身を包んだルイ・サイファーの姿があります。場所を考えると綺麗過ぎて場違いな印象を受けることでしょう。
彼は微笑を絶やさず口を開きます。
「この学園が気になるのかね?」
視線を塀越しに学園へと向けながら問います。
メガーヌ(氷室):
「・・・学園そのものではないのだけれどね、この辺りにギガスと呼ばれる怪異が出没するというので討伐依頼があったのよ」
テキトーに嘘を交えながら状況を語ろう。
「何か、痕跡があれば対策も取れるのですけれどね」
と言いながら、フレーバーで■インプラントを使用し、新調した目の前の男に埋め込まれた魔晶手甲を顕現させ冷気を放ちながらルイを睨み付ける。
言外に、氷結相性について知っていたら教えろ、という態度だな。
----------
会話判定
24% 50 失敗・・・
----------
ルイ(GM):
「ふふふ。それだけの意気があればどのような相手が現れても切り抜けられるだろう」
メガーヌ(氷室):
「・・・どうでもいい時に妙なことを吹き込んでくるくせに、こちらが情報を欲する時にはダンマリなのね。
失礼します」
ルイ(GM):
「あぁ、呼び止めてすまなかった。
・・・さて、どちらの神が主張を通すのかな」
ルイ・サイファーとのコミュ 1点上昇。
==========
佐伯:
と、彼が意味深な事をつぶやいた所でシーン終了です。
アーチャー:
“どちらの”か・・・いよいよ神話大戦に巻き込まれ始めたか?
佐伯:
ふふふ。さぁ、どうでしょうかねぇ。
氷室:
しかし、肝心の情報は得られず、か。
セイバー:
戦闘組は仕方ありません。カネが先ほど言っていたように駄目で元々です。残りはカエデですね。
? カエデ?
ライダー:(キョロキョロ)
おや?
氷室:(部屋の隅を指差しつつ)
あそこです。
マキマジロ:(ガタガタガタガタ)
「ふざけんなよ、じゃくてんこうげきやめろよ、がっこうのかいだんとかもろじゃねぇか、もうやだおうちかえるぅっ」
三枝:(蒔寺の肩をポン)
「まきちゃん」
蒔寺:
「ぎゃああああああああああああああああ!!!!
く、来るなぁ! あくりょうたいさん! じゃきたいさん! ガオラオ!」
美綴:
「うるせぇ」
SE:ドスッ、ドサッ
----------しばらくお待ちください----------
佐伯:
落ち着きましたか?
蒔寺:
あ、あぁ。つうかよ! ホラーはやめろって言ってんだろぉ!
氷室:
大げさな。それほど怖がる要素無かっただろうに。
蒔寺:
ぐぬぬ・・・。
佐伯:
あ、あの、いわゆるホラーや怪談みたいな驚かせたりする要素は無いですから。
蒔寺:
・・・ホントかぁ?
佐伯:
はい。大丈夫です。怖い要素は無いつもりですし、今後も描写には気をつけるので進めてもらえませんか?
蒔寺:
解ったよ。やりゃぁ良いんだろ。
で、何調べればいいの?
セイバー:
え?
アーチャー:
まさか、ほとんど最初から聞いていなかったのかね?
蒔寺:
だ、だって、初手学校の怪談だったじゃないっすか!
ライダー:
本当に苦手なのですね。
----------状況説明中----------
蒔寺:
う~ん、オカルト話だからなぁ、オリヴィエはなんか違うよな。そうすっとゆり子か?
相変わらずキーワードねぇけど・・・なんて訊ねればいいんだ?
佐伯:(苦笑)
どうしましょうかね?
じゃぁ、ゆり子のほうから接触してくる形にしましょうか。
===========
聖龍組事務所
GM(佐伯):
では、みんなからの情報を元に事務所で
替寺(蒔寺):
着信相手の名前を確認するぞ。
GM(佐伯):
ゆり子ですね。
替寺(蒔寺):
「うげっ」
と、いやな顔をしながらも通話ボタンを押す。
「もしもし?」
ゆり子(GM):
『どうも、わたしよ』
替寺(蒔寺):
「詐欺ならほかあたれ」
ゆり子(GM):
『つれないわねぇ。
・・・怪異 ギガスだっけ?』
後半の口調は急に調子が下がり、怪しげな雰囲気になります。
替寺(蒔寺):
「・・・知ってンなら手ぇ貸せ。改造スタンガンでも当たりぁ怯ませられんだろ」
サーの電撃相性が効くか訊いてみるぞ。
----------
会話判定
24% 27 失敗・・・
----------
ゆり子(GM):
『さぁ? あいにくとそういう若い
電話口で チュッ とエアキスをする音の後、電話が切られます。
ゆり子・ローゼンバーグとのコミュ 1点上昇。
==========
蒔寺:
ま、無理か。
氷室:
惜しかったのだがな。しょうがあるまい。アーチャーさん、どうします?
アーチャー:
さすがにノーヒントは怖いな。次のサイクルも情報収集に当てよう。
佐伯:
わかりました。もう1サイクルですね。じゃぁ少し休憩を挟みましょうか。
改めて、お待たせして申し訳ありませんでした。
アプローチ1サイクル目をお届けいたしました。
ロールプレイがんばってみたのですが、いかがでしたでしょうか?
もう少し、物語っぽい描写にしたほうが良いんですかね?
描写といえば、替寺とゆり子の電話のシーンで思わず「通話をタップ」て書きそうになりました(笑)。いちおうSNは2004年ころ(かも)って事になってるんですよね。HA時代だとしても2005年(かも)なのでスマホはまだそこまで普及してませんね。・・・してませんよね?(←ずーっとガラケ派だったのでよくわからない)
次回は2サイクル目です。出目が暴れなければ何も起きずに終わると思いますがどうなることでしょうか。
それではしばらくお待ちください。
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9.アプローチ2
失踪だけはしないように精進いたしますので、見捨てずにお付き合いください。
衛宮邸 居間
佐伯:
それではそろそろ再開しましょうか。
いつもどおり宇佐先生からですか?
セイバー:
ワンパターンですがそれがよいでしょうか。
アーチャー:
確率でいえば社が先でも変わらんし、たまには社から動くか。
まずは相性だな・・・固定値で見れば、替寺のスーパーショットが一番威力が高いな。ガン相性について調べるか・・・。
佐伯:
わかりました。誰の所に行きますか?
アーチャー:
ふむ・・・
ライダー:
どちらにしてもKW一致は難しいのでは?
アーチャー:
そうだな・・・GM、「消えた恋人」の捜索というのはKWにならないだろうか?
佐伯:
なるほど大司教のKW「絶対の献身(献身)」ですか・・・彼が求める献身とは違いますし、10%補正でしょうか。
アーチャー:
承知した。
==========
メシア教会 執務室
SE:コンコン
プッチ(GM):
「入りたまえ」
教会職員(GM):
「失礼します。お客様をお連れしました」
重三(アーチャー):
「失礼します」
プッチ(GM):
「めずらしいな。君がちゃんとした手続きに沿ってここに来るとは」
重三(アーチャー):
「今回ばかりは門前払いされちゃ困るんで」
プッチ(GM):
「・・・何かあったのかね」
重三(アーチャー):
「行方不明の恋人を探してる話はしましたよね」
プッチ(GM):
「見つかったのか」
重三(アーチャー):
無言で首を振ってから応えるぞ。
「まだ。ただ、それらしい人影の目撃情報が出てきました」
プッチ(GM):
「・・・場所は」
重三(アーチャー):
「天の鎖学園のそば。情報では中に入っていったと」
プッチ(GM):
「・・・不法侵入は立派な犯罪だぞ」
重三(アーチャー):
「あ、いや、それは・・・」
プッチ(GM):
「とはいえ、事情を知っている以上、無理に止めるのも気が引けるか」
重三(アーチャー):
「・・・」
プッチ(GM):
「それで?」
重三(アーチャー):
「え?」
プッチ(GM):
「何か聞きたいことがあったのではないのかね」
重三(アーチャー):
「え、でも」
プッチ(GM):
「忠告はした。
若者が大人の忠告を聞き入れるかどうかはまた別の話だろう」
重三(アーチャー):
「・・・」
プッチ(GM):
「それで?」
重三(アーチャー):
「あ、はい。
その人影は明らかに人間とは思えない影と一緒だっらしいッス。
・・・シャドウって噂、聞いたことありますか?」
プッチ(GM):
「たまにそんな話が舞い込んでくることはあるな。悪魔祓いの依頼という形で相談されることもある」
重三(アーチャー):
「目撃された人物はシャドウと思われる影につれられて学園に入っていったらしくて、聞いた話では ギガス て名付けられたシャドウらしいんすけど、普通の武器でも対抗できますかね? 銃とか・・・」
----------
重三:(命運:7→6)
56+20+10=86% 29 成功!
経験点:110獲得。
----------
プッチ(GM):
「・・・何度か
しかし、銃撃が効かなかったという報告は無かったはずだが・・・」
重三(アーチャー):
「そうだったんすね。ありがとうございます」
プッチ(GM):
「・・・くれぐれも気をつけて、な」
そういって、アイテムを手渡してくれます。
重三(アーチャー):
「ありがとうございます」
といったところでシーンを切ってくれ。
宝玉×1 獲得。
ガブリエル・プッチとのコミュ 1点上昇。
==========
アーチャー:
セイバーに続いてこちらのコミュニティが・・・
佐伯:(苦笑)
彼にも思うところがあるのかもしれませんね。
氷室:
てっきりもっと強く制止されると思ったのだがアッサリしていたな。
佐伯:
ゲーム的には、ここで思いとどまられても困るというのがありますが、NPC的にも大司教としていろいろ思惑があるので。
アーチャー:
学園と教会の間に何か確執が?
佐伯:
それは秘密です。
とにかく、ガン相性は通常ダメージという事がわかりました。
いつものパターンだと次は行動パターンの調査ですかね。
セイバー:
そうですね。こちらを有人が引き受けましょう。
鬼道は引き続き避けるとして・・・ニュクスやロキは何も知らないようでしたし・・・やはり
佐伯:
了解しました。どんな風にコンタクトを取りましょう?
セイバー:
前回同様電話でもしましょうか。そも、兄の住まいが同じ市内なのかも判りませんし。
蒔寺:
そういえばそうだったっすね。
佐伯:
まぁ、決める必要が出てくるまでは不定でよいでしょう。シュレディンガーの兄夫婦ということで。
==========
十六夜市内 市街地
宇佐(セイバー):
では、
SE(蒔寺):とぉるるるるるる とぉるるるるるる
『はい? 有人さん?』
宇佐(セイバー):
「とつぜんすいません
実は、天の鎖学園で神隠しと思えるような事案がありまして、噂では ギガス と呼ばれる、時には人の命を奪うこともあるというシャドウが現れるというのです。
知人の学生が不安がっており、安心させるためにもどういったことに気を付けるべきか調べているのですが・・・」
教えていただく行動パターンは3と9にしましょうか。
----------
宇佐:
56+20(KW「死者(死)」)=76% 53 成功!
経験点:110獲得
----------
ソフィア(GM):
『・・・そうねぇ、
人間の脚で巨人の歩幅から逃げられるかは判らないけれど・・・』
宇佐(セイバー):
「なるほど・・・。突然変な事を聞いて申し訳ありませんでした。
また、近いうちに顔を出しますので」
ソフィア(GM):
『えぇ。主人ともども楽しみにしているわ。
あ、そうそう。ギガスは自身にも敵にも、真剣勝負を挑む性質があるらしいわ。絡め手は効きづらいかもしれないわね』
宇佐(セイバー):
「・・・なぜそのような話を? まるで私がシャドウに挑もうとしているようではありませんか」
ソフィア(GM):
『いえ、なんとなく。私の思い過ごしならそれで良いわ。
それじゃぁ、また』
宇佐(セイバー):
「はい。しつれいします」
鋼鉄のギガス
行動パターン3:■素手攻撃
9:■真空投げ(万能相性攻撃)
BOSS追加スキル:■デカジャ(敵のステータス強化無効化)、■デクンダ(自身のステータス弱化無効化)
ヘカーテとのコミュ 5点上昇。
==========
セイバー:
前衛は何か対策をしたほうがよいでしょうか。
氷室:
そうしたいのはやまやまですが、魔晶手甲以外の装備はアクセサリくらいしか装備できないので・・・
美綴:
GM、真空投げって万能相性だけど攻撃自体は物理で良いんだよな?
佐伯:
いいえ。格闘攻撃ですが防御点は魔法防御点が適用されます。
アーチャー:
これは短期決戦の覚悟でいかねばメガーヌ(前列組で唯一魔法防御点が20未満)が落ちかねんな。
蒔寺:
しかも、向こうはいてつくはどう持ちかよ。やっかいだな。
どうするよ?
美綴:
正直、今買えるアイテムじゃ大した対策は取れないんだよな。
アーチャー:
※現在GP:11
替寺:
まぁ、序盤に手に入ってしまうとゲームがヌるくなっちゃいますからね。
そもそも非売品アイテムですが。
ライダー:
サーは悪魔合体による強化を視野に入れるべきでしょうか。単純に上位悪魔になるのももちろんですが、物理耐性の悪魔に成れれば安心感が違うのですが・・・
氷室:
それならば、メガーヌもですね。少しでも防御点を上げておかないと。
三枝:
あとは石かなぁ。
セイバー:
石、ですか?
三枝:
はい。前に雷に弱い悪魔対策で マハジオの石 を大量に買い込んだじゃないですか。
弟が前に言ってたんですけど、こういうゲームの物理系が強い敵は魔法が効きやすいって。魔法の代わりになるアイテムを集めておくのもいいのかなぁって。
アーチャー:
なるほど。道理ではあるな。具体的な物理と魔法の防御点の差を調べることができんから、確証はないが。
氷室:
そうなると、もう少し行動パターンを調べておきたいですね。
魔法なら何でも効くが特定の属性1つだけは平気。というのもパターンです。
美綴:
んじゃ、綴は行動パターン調査か。
3と9調べて、3が
蒔寺:
いんじゃねぇ? 素手に3つも枠割いてる時点でスキルは少なそうだし。
美綴:
さて、誰の所に行くか・・・。悪魔の情報だしケルベロスの所かな。
==========
十六夜市内 市街地 廃ビル
GM(佐伯):
いつものフロアで
綾織(美綴):
「お休み中ごめんなさい。パスカルさん」
パスカル(GM):
「・・・ドウシタ」
綾織(美綴):
「シャドウ と呼ばれる怪異をご存知ですか?」
パスカル(GM):
「若イ・・・幼イ悪魔ダ」
綾織(美綴):
「その中の、ギガスと呼ばれる者について何かご存じないでしょうか?
そのシャドウが人攫いをしている疑いがあります。どうにか止めて町に平穏を取り戻したいのです・・・」
----------
綾織:命運7→6
55+20+10(KW「東京(守護)」)=85% 39 成功!
経験点:110獲得。
----------
パスカル(GM):
「腕力 強イ。暴レル 手 付ケラレナイ。
捕マル 危ナイ」
綾織(美綴):
「それは・・・怖いですね」
パスカル(GM):
「体 頑丈。攻撃 気ニシナイ 反撃スル」
綾織(美綴):
「・・・私は近づかないほうがよさそうですね」
パスカル(GM):
「ツヅリ カスル 危ナイ」
綾織(美綴):
「そのようですね・・・」
鋼鉄のギガス
行動パターン5:■暴れまくり(前列に剣相性攻撃)
7:■真空投げ
番号未振り行動:■反撃(回避の代わりに攻撃してきた相手に攻撃する)
=========
美綴:
え? 7も真空投げ?
セイバー:
ということは、少なくとも7,8,9の3パターンが同じスキルということですか。
アーチャー:
1~3が素手。4、不明。5、暴れまくり。6、不明。7~9真空投げ。
ライダー:
4と6も暴れまくりなのではないですか?
氷室:
それぞれのスキル使用に偏りが出ないようにしようと思うとそのはずですが、4~6に強力なスキルを集めて使用確率を落としているという可能性も・・・。
佐伯:
ふっふっふっ・・・。
蒔寺:
そっちもだけどよ、反撃も面倒だぞ。回避されねぇのは良いが、向こうの攻撃回数が増えるって事だろ?
三枝:
そうなんだよね。雪は初手から■切り落とし(相手は回避・反撃不可)しないと危ないね。
氷室:
メガーヌとサーは反撃を喰らわないですむ。そこの対策は雪の切り落としで十分だろう。
美綴:
? なんで喰らわないのよ。
ライダー:(ルルブ確認中)
・・・あぁ、反撃は相手の攻撃が剣相性でなくてはいけないのですね。サーには電撃や衝撃の魔法がありますし、
氷室:
魔晶手甲の■属性攻撃ならば反撃を受ける心配はないという事だ。
セイバー:
逆に言うと、そのあたりの相性が効くのか知りたくなりますね。
ライダー:
そうですね。ではサーは電撃相性について調べましょう。最悪、氷結が効かなかったとしても使わずに残っているマハジオの石があるのでメガーヌも封殺される心配はないでしょう。
氷室:
そうですね。よろしくお願いします。
ライダー:
では
佐伯:
了解です。
=========
十六夜市内 路地裏
GM(佐伯):
薄暗い路地裏で、彼(?)はいつものように物音に怯えながら暮らしています。近づいてくる足音がサーさんだと気付くと警戒を解いてくれるでしょう。
「オマエ ドウシタ」
サー(ライダー):
「んとね。シャドウにさらわれたヒトを救けに行くの。
カミナリでやっつけちゃえるよね?」
----------
サー
36+10(KW:解放)=46% 00 ファンブル!
情報収集ファンブル・チャート(ファンブルなので2回適用)
83.
03.激しく罵倒され、
----------
グラナーダ(GM):
「アオォォン!
ニンゲン オレタチ クルシメル!! タスケ イラナイ!!」
叫ぶと後ろ足で砂をかけるとどこかへ走り去ってしまいました。
サー(ライダー):
「んぷっ。
ちょ、ま、」
砂かけで閉ざされた視界が戻るころには周囲には誰も居ないことでしょう。
「・・・ははは・・・」
途方にくれ、困ったように乾いた苦笑がこぼれます。
==========
ライダー:
申し訳ありません。まさかこのような結果になるとは・・・。
氷室:
大丈夫です。もともと判らないままの部分です。
蒔寺:
そういえば、会話でファンブルは初めてか?
佐伯:
たぶん、そうですね。
グラナーダとのコミュはギリギリ、コミュ・レベルが下がらなかったのでリバース(神威の使用などができなくなる)状態には成らずに済みましたが、喧嘩別れのような状態ですので簡易シーンでも良いのでもう1度お話を彼(?)としない限り、今回彼(?)の神威は使用不可とします。
あしからず。
ライダー:
了解です。これは、やむをえないでしょう。
三枝:
う~んこれはどうしようかなぁ・・・私も相性調査した方が良いのかな?
美綴:
つってもねぇ。雪の判定値じゃ期待はできないでしょ。
セイバー:
アイテムの充実の方が良さそうですね。
三枝:
宝玉がお店で売ってればなぁ・・・。
仕方ないから加藤一佐に補給依頼だね。
============
十六夜市内 市街地 雪の
加藤(GM):
『シャドウ・・・思念体、か』
雪(三枝):
「はい。深夜に現れる怪異の類だそうです。実体が無いにもかかわらず物理的な手段で攻撃してくるらしいのです。
現時点では噂レベルでしかありませんが、火の無い所に、と申します。確認しておく必要はあるかと。
そして実際に被害者がいるのであれば・・・」
----------
雪
24+20(KW:悪魔(戦い))=44% 14 成功!
経験点:110獲得。 レベルアップ!
----------
加藤(GM):
『一理ある。だが君には別の任務がある事も忘れないでほしい。決して無理はするな』
雪(三枝):
「承知しております。
そのために装備を消費する事にはなりますが・・・」
加藤(GM):
『必要経費と考えよう。もっとも、君から弾薬使用の報告書をもらった事は無いがな』
雪(三枝):
「・・・射撃はどうも苦手でして。実戦で使えるように精進いたします」
加藤(GM):
『いや、責めているわけではないのだ。気にするな。
ちょうど、補給物資を送ったところだ。活用してくれたまえ』
雪(三枝):
「はっ! ありがとうございます!」
加藤(GM):
『それでは通信を終了する』
加藤とのコミュ、8点上昇。
宝玉×1 獲得。
==========
アーチャー:
さすがの安定感だな。
蒔寺:
おい、カネ。ゆきっちとのレベル差がついに2になっちまったぞ。
氷室:(あの顔で)
由紀香、恐ろしいコっ!
などとふざけている場合でもないか。
・・・今回は間に合わんが今後の手甲の強化準備に充てるか。
美綴:
なにするの?
氷室:
佐伯:
悪魔合体ですか。ファハンはレベル14ですから、もうメガーヌさんの契約レベル上限に達しているので強化は難しいですよ?
氷室:
あぁ、実質次回以降の準備というところだな。それで確認なのだがGM。マグネタイトを売却したいのだがヴィクトル船長は買い取ってくれるだろうか?
佐伯:
え? まぁ、悪魔合体の研究をしている彼としては悪魔の実体化に必要なマグネタイトが要らないなんて事は無いでしょうから、問題ないと裁定します。
氷室:
では問題なさそうだな。まずは所持しているマグネタイトを全て売却するぞ。
佐伯:
全てですか? えぇと、1につき10マッカですから480マッカですね。
※メガーヌ所持金:57→537。所持MAG:48→0
氷室:
ふむ。大した額にならんな。
やむをえん。怪異「臆病のマーヤ」のカードを400マッカで購入。これを持っている怪異「狂愛のクピド」と合体させる。
セイバー:
わざわざカードを買うのですか?
氷室:
手持ちが魔晶手甲に入っているファハン以外は全てダーク悪魔なので合体に使おうとするとランダム要素が介入してきて思うように強化できません。なのでいったん同族合体で別の種族に変えておく必要が
セイバー:
あ、いえ。そうではなく。マーヤのカードなら有人が持っているのですが
氷室:
・・・あ
し、しかし、常に1体の悪魔しか利用できないメガーヌならともかく、宇佐先生たちは状況に応じて複数の悪魔を使い分けられたほうが、
セイバー:
さすがに敵も味方もレベルが二桁に乗ってきた状況でレベル4の悪魔は・・・
氷室:
・・・
セイバー:(苦笑)
どうぞ、気にせず使ってください。
氷室:(赤面)
ありがとうございます。
佐伯:
悪魔系クラスが複数居るパーティあるあるですね。自分のデータばかり気にしていて他のメンバーの状況把握が疎かになるのは。
気を取り直して、先生のマーヤとメガーヌさんのクピドを合体でよろしいですか?
氷室:
あ、あぁ。頼む。それと1度の手番でできる合体は1回きりだろうか。
佐伯:
いえ。何度でも良いですよ。ただし、あまり時間がかかるようでしたら制限させていただきますが。
氷室:
よし、では所持金があまるおかげでワーカーホリックも同族合体を行えそうだな。
佐伯:
では、合体を行いますね。
怪異×怪異なので完成するのは、妖樹「オードリー」になりますね。マーヤとクピドからそれぞれ1個ずつ継承するスキルを選んでください。
蒔寺:
とぅーす!
アーチャー:
いや、種族が妖樹なら名前の由来はリトルショ
蒔寺:
ぎにゃー! 何も聞こえなーい!
アーチャー:
あ、あぁ。解っていてはボケていたのかすまない。
氷室:
ふむ、できたぞ。更に、屍鬼「ゾンビ」のカードを購入(300マッカ)。ワーカーホリックと合体させるぞ。
佐伯:
こちらは地霊「スダマ」ですね。
氷室:
ふむ。カード代金は取られるものの、合体自体が無料というのが良心的なの何なのか・・・
あ、出来上がった悪魔はこんな感じになっているぞ。
==========
妖樹 オードリー レベル:12
スキル
■素手攻撃、■噛みつき、■スクカジャ、■スクンダ、■マカカジャ、■ポズムディ、■ブフ(臆病のマーヤから継承)、■ザン(狂愛のクピドから継承)
----------
地霊 スダマ レベル:11
スキル
■素手攻撃、■武器攻撃(■格闘武器により追加)、■マハザン、■マカジャマ、■デカジャ、■ラクカジャ、■ポズムディ、■鉄建パンチ(ワーカーホリックより継承)、■一分の活泉(ワーカーホリック)、■格闘武器(ゾンビ)
==========
氷室:
魔晶変化用でさえなければスダマはよき前衛型なのだが・・・
ライダー:
? どういうことですか?
佐伯:
魔晶変化武器に悪魔を封入して得られる■属性攻撃は、その悪魔の「攻撃スキル」を1つ選択し、そのスキルの相性で内容が確定するんですが・・・
氷室:
ゾンビもワーカーホリックも屍鬼ゆえ、剣相性のスキルばかりでして・・・
蒔寺:
あぁ、属性攻撃の選択肢が少ないのか。
氷室:
うむ。ゆえに常駐スキルで仲魔として役立ちそうな継承になった。
逆にオードリーは継承元両方から魔法系相性のスキルを継承したことで選択肢を増やした。むしろオードリー自身が剣相性ばかりだったのでこうせざるをえなかったという所か。
三枝:
そっか、クピドから2つ継承できていれば■心眼の矢(精神相性)も継承できたんだね。
佐伯:
なお属性攻撃は魔晶合体時にスキルを指定して以後変更はできませんので選択肢が多くてもできる攻撃は1種類なところにお気をつけください。
氷室:
あぁ、心得ている。実際に合体を行う際に、その時点でのサーさんや宇佐先生の仲魔の状態を見て相性を選択するつもりだ。
さて、長くなってしまったがこれでメガーヌの手番は終了だ。
蒔寺:
うっし、アタシだな。まぁ、オリヴィエんとこに行くか。ワンチャンレベルアップもあるしな。
==========
十六夜市内 ジッグラト・タワー
替寺(蒔寺):
「邪魔するぞ」
オリヴィエ(GM):
「邪魔するなら帰ってください」
替寺(蒔寺):
「あいよー・・・
じゃ、ねーよ!」
オリヴィエ(GM):
「うるさいですわね。今日はなんなんですか?」
替寺(蒔寺):
「シネン? てのが人様に危害を加えるなんて事あると思うか?」
オリヴィエ(GM):
「思考。神経系の電気信号が人に影響を与えるほどの電流と電圧を持ってたら、地上の生命体はとうの昔に脳が焼き切れて絶滅してるでしょう。
念なんてモノにいたってはマユツバ・・・とも言い切れないのかしらね、このご時勢。
何かあって?」
替寺(蒔寺):
「あぁ。なんでも、人攫いをしてるシネンタイ? とやらが随分な力自慢らしくてな。どうしたもんかと思ってな」
オリヴィエ(GM):
「人に危害って、物理的ですの? ますます思念体のやる事ではなさそうですけれど」
替寺(蒔寺):
「詳しいことは知らねぇよ。確かなのは初めて聞く手合いだって事だ。そっちの方がお前の欲しいデータとやらとしても有難いんじゃねぇのか?」
----------
替寺
24+20(KW:先端技術(知識))=44% 01 クリティカル!!
経験点:110獲得。 レベルアップ!
■スーパーショットII が■スーパーショットIII に成長!
----------
オリヴィエ(GM):
「ふぅ。確かに実体どころか存在すらも実証されていないエネルギー物質が観測できるのなら悪くはありませんわね」
替寺(蒔寺):
「だろ?」
オリヴィエ(GM):
「えぇ、だから必ずデータを持ち帰ってくださいましね?」
替寺(蒔寺):
「あぁ。俺だって、そんなよくわからんモンが原因で死にたくはないからな」
オリヴィエ・ザクソンとのコミュ、9上昇(2d)。
宝玉×1 獲得。
==========
蒔寺:
っしゃー!! レベルアーップ!!!
佐伯:
まさかの1クリですよ。
氷室:
これでレベル9は私だけか・・・早く10に上がって追加スキルなりスキル成長なりで強化を図らねば・・・。
三枝:
マキちゃんはそのスキル成長でスーパーショットを強化したんだね。
蒔寺:
おう。これでクリティカル条件が緩和されたからな、いつもの命運絆マシマシアタックが更に凶悪に成るぜ。
あ、さえきっち。装備の変更って今しても大丈夫か?
佐伯:
えぇ、大丈夫ですけど、どうするんですか?
蒔寺:
いや、気付いたら手持ちにファイア・ガード(火炎耐性付胴部装備)があったからよ。今の日輪の鎧より物理防御点高いんだ。
いつ手に入れたのか記憶がないんだが、シートに書いてた。
佐伯:
ええぇ・・・。まぁ、良いですけど。
さて、これで2サイクル目が終わったわけですが、どうしますか? アーチャーさん。
アーチャー:
ふぅむ。時間をかけるとよくないという話もあったしな、これ以上は怖い気がするのだが、みなはどう思う?
ライダー:
そうですね。今までも明確に期限が区切られていたときは2~3サイクルが多かった印象ですしね。
氷室:
あとはハズレ覚悟で情報収集をするか、アイテムを集めるかぐらいしか選択肢も無いわけですし。
アーチャー:
うむ。では天の鎖学園に侵入するとしよう。
===========
十六夜市内 メガーヌ邸
重三(アーチャー):
「みなさん、俺のためにいろいろ調べてもらってありがとうございます」
メガーヌ(氷室):
「急にどうしたの。改まって」
重三(アーチャー):
「今回のことは完全に俺の個人的な事なのに、手伝ってもらって申し訳ないっす。
報酬も用意できないのに・・・」
雪(三枝):
「そんな事、気にしなくて良いですよ。困ったときはお互い様、ですよ。
・・・まぁ、替寺さんはどうか知りませんが」
重三(アーチャー):
「アニキ・・・」
替寺(蒔寺):
「・・・はっ。んな事気にしてやがったのか? ここにいる連中は、俺にとっちゃ金づるだ。なんだかんだで稼げる話を持ってくるからな。そのパイプをこっちから切る理由がどこにあんだよ。
重三(アーチャー):
「アニキィ」
替寺(蒔寺):
「あぁっ! うぜぇっ! ひっついてくんな!」
宇佐(セイバー):
「それで、これからどうしますか? 重三くん」
重三(アーチャー):
「・・・情報は十分だと思うっす。シャドウが居る? 場所へ行く方法もサーのおかげで判明した」
サー(ライダー):
「がんばったー」
重三(アーチャー):
「あぁ。ありがとう。
準備はこれくらいで良いと思うっす。今晩、天の鎖学園に行くっす」
一同:(無言でうなずく)
==========
アーチャー:(頬を上気させつつ)
少々煮え過ぎたかな。
氷室:
いやいや。メンバーの関係が深まる良いロールプレイでしたよ。
佐伯:
そうですね。仲間との絆シーンとして認めましょう。皆さん1d10をどうぞ。
----------
各メンバーの 仲間とのコミュ
メガーヌ:9点上昇
替寺 :5点上昇
雪 :3点上昇
綾織 :3点上昇
宇佐 :6点上昇
重三 :4点上昇
サー :1点上昇
----------
美綴:
替寺がデレたと思ったらそれ以上にメガーヌが仲間思いだった件。
ライダー:
ここは高い目が欲しいところでしたのに・・・。
佐伯:
今まで、人間とは価値観が違ったり、感情移入できていないロールプレイがありましたし、有る意味順当かもしれませんね。
蒔寺:
あぁ、「恋人ってそんなにだいじなのー?」て感じか。
ライダー:
そこまで感性がずれているつもりもなかったのですが。
佐伯:
こればかりはダイス次第ですからね。
それでは、少し休憩をはさんで、異界探索と行きましょうか。
2ヶ月もかかってしまうとは思いませんでした。申し訳ないです。
替寺のファイアガードをいつ手に入れたのか正直覚えていません(汗)
少なくとも悪魔のアイテムドロップ品の中に無かったのは確認したのですが・・・
どこかで購入してましたでしょうか?(リプレイ読み返しが終わってません)
さて、ガンが通常通り効く以外の防御相性が不明のままですが、彼らは無事にさらわれた人物を救出することができるのでしょうか?
そして、そこに重三の恋人、レンの姿はあるのか?!
次回からは(プチ)ダンジョンアタックになる予定です。
編集に時間がかかると思います。どうか気長にお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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9.ダンジョン1
GWとかリアル卓存続の危機とかいろいろあって遅くなりました。
申し訳ありません。
ようやく、行方不明の恋人の手がかりを得た重三とその一行。
情報にしたがい天の鎖学園へと向かうのだった。
衛宮低 居間
佐伯:
さて、そろそろ再開しようと思います。
まずは学園に潜入しなくてはいけないわけですが・・・
氷室:
何か判定が必要かね?
佐伯:
いえ特には考えていないので自由に演出してください。心の怪盗団が如く、スタイリッシュに進入しちゃってください。
蒔寺:
おい、ハードル上げんな。
アーチャー:
では、夕暮れ時を狙って通常の訪問客のフリをして潜入するか。
セイバー:
!? それでは学校関係者に目撃されてしまいますよ?!
アーチャー:
しかし、完全に人が居なくなってからの方がいろいろ面倒だろう。
三枝:
な、なんでですか?
アーチャー:
場所が、大手IT企業主導のプロジェクトにより開設された学園なのだろう? 人が居なくなってからでは警備システムが働いていると思うが?
美綴:
あぁ、なるほど。それなら人の出入りがあるうちに入ったほうが良いって事ですね。でも、学園生徒の綴と、おなじプロジェクトの援助を受けてる須摩留工科大の先生と重三さんは良いとして。他のメンバーはどうやって入れてもらいます?
アーチャー:
・・・・・・。
氷室:
メガーヌ、替寺、雪は教職とでもいえば・・・
ライダー:
残るはサーですか。
人間への変身をした際の姿は自由に選べる、というのはダメでしょうか?
佐伯:
普段は幼女姿ですが、今回は大人に化ける、という事ですよね。データ上の影響はありませんから良いですよ。
※繰り返しになりますが、サーのみクラス・システム1.0のため人間に化ける行為がフレーバー的にしか意味を成しません。
アーチャー:
あとはこの人数をどう説明するか・・・。
氷室:
ある意味一番のネックですからね・・・。
蒔寺:
うぅ・・・めんどくせぇなぁ。もうキャッツ・カードでよくね?
佐伯:
まぁ、宣言だけでダンジョンに入れるので、深く考えなくて良いですよ。警備システムなんて無い、前時代的な学園にしてもかまいません。
アーチャー:
ふむ。判定の可能性が無いのであればそうするか。
夜、日没後侵入するとしよう。深夜0時に合言葉、だったな。23時頃に侵入を開始するか。
==========
十六夜市 天の鎖学園高校 正門前
重三(アーチャー):
うむ。では、女性陣が塀を登れるよう、社とマキデが塀に手をついて足場になろう。
雪(三枝):
もともと荒事もこなしてた、メガーヌさんと雪が先に塀に上がって、綴ちゃんと宇佐先生を引き上げるよ。
宇佐(セイバー):
(人間に化けているときは)小柄なサーは有人がおぶりましょう。
そして、塀の上でモウリョウを召喚します。
GM(佐伯):
?!
宇佐(セイバー):
モウリョウに1人ずつ降ろしてもらいます。・・・モウリョウはいわゆる浮遊霊ですよね?
GM(佐伯):
ま、まぁ一般的には鬼火のようなものですし、不可能ではないでしょう。
メガーヌ(氷室):
メガーヌと雪は近場に有る大きめの木にロープをくくりつけ、反対側の端を塀の向こう側、敷地の外へ投げる。
替寺(蒔寺):
んで、マキデと重三さんはそれをつかんでよじ登るっと。
重三(アーチャー):
これで侵入完了だ。
==========
佐伯:
な、なるほど。途中まではイメージ通りでしたが仲魔を召喚して利用するとは思いませんでした。
セイバー:
せっかくこういう世界観ですし、こういう使い方をしている悪魔召喚師も居るだろうと思いまして。
佐伯:
ま、まぁそうですね。(ダークサマナーならもっと非道い使い方してるだろうし)
それでは何かすることが無ければ、場面を理科準備室までとばします。
==========
天の鎖学園高校 理科準備室前
GM(佐伯):
さて、在学生の綾織さんが居るので迷わず移動できるでしょう。
・・・校舎のドアはどうやって突破したのでしょう?
宇佐(セイバー):
そういえば・・・
サー(ライダー):
マキデあたりがピッキングしたのでは? 塀に警備装置が付いていない事になりましたし、敷地内の鍵になるとセキュリティは更に低いのでは?
替寺(蒔寺):
そっすね。じゃぁそういうことで。
「はっ、エリート学校様のセキュリティも大した事ねぇな」
綾織(美綴):
「替寺さん、静かにしてください。誰かに見つかったら私、退学かもしれないんですからっ」
重三(アーチャー):
「ごめんね、綴ちゃん。もし先生に見つかりそうになったら逃げてくれて良いからね」
綾織(美綴):
「あ、いえ。気にしないでください」
GM(佐伯):
というようなやり取りをしつつ、あるか判りませんが防犯カメラなんかに見つかる事も無く理科準備室まで辿り着く事ができました。
時計はあと数分で0時になります。
重三(アーチャー):
「・・・」
メガーヌ(氷室):
「重三さん・・・もうすぐ時間です」
重三(アーチャー):
「はい。・・・」
雪(三枝):
「・・・五秒前。
4・・・3・・・2・・・1・・・」
重三(アーチャー):
「・・・ブロンド。オーブ。セシオン・・・」
GM(佐伯):
深夜0時。緊張したようすで重三さんが呪文を唱えると、理科準備室の扉に付けられた擦りガラスの窓から、真っ暗のはずの理科準備室に光源が現れたかのように、
窓を直視すると目を開けているのも難しい光量です。皆さんは直感的に扉が異世界につながったのだと確信することでしょう。
替寺(蒔寺):
「おいおい。マジかよ」
重三(アーチャー):
「マジじゃなかったら困るっす。
行きますよ」
皆の顔を見ながら扉に手をかける。
一同:うなずく。
重三(アーチャー):
では、扉を開けるぞ。
GM(佐伯):
すると開け放たれた入口から光の奔流が溢れだす。それは皆さんを飲み込み互いの姿を認識する事も難しくなる。あまりの眩しさに目を閉じてしまう。
==========
佐伯:
と、いうところでいったんシーンを切りましょうか。
ここからは異界探索という名のダンジョンアタックです。
ギミックというかルールですが、次のシーンから遭遇、(あれば)戦闘、各自1アクション後移動、の順で処理を行いまた移動先での遭遇となります。
蒔寺:
まよキンじゃねぇか! するってぇと何か? 時間制限でもあるのか?
三枝:
最初からそういう話だったよマキちゃん。
美綴:
そうじゃなくてな
佐伯:
ダンジョン内での時間経過は特には考えないものとします。ですが、三枝さんが言ったように、アプローチ回数が多すぎると良くない事が起こるかもしれません。
とりあえず、このまま探索するならアプローチ回数2のルートに入ります。
セイバー:
そこも気になる所ですが、光で視界を失ってしまったのですが・・・
佐伯:
あぁ、そこはご心配なく。光はあくまでも演出なので奇襲の心配は要りません。
という事で、理科準備室という名の異界の演出に入りましょう。
==========
天の鎖学園高校? 理科準備室?
GM(佐伯):
では光に包まれた皆さんが恐る恐る目を開けると、光沢のある床材の部屋に居ます。学校や役所などの床に使われているような材質の床ですね。
壁はコンクリート打ちっぱなしのように見えます。
見ようによっては天の鎖学園の1室に見えるかもしれません。が、近代的な創りをしている学園の壁が打ちっぱなしなワケも無く、ここが学園でない事はすぐに気が付くことでしょう。
重三(アーチャー):
「ここが、異世界・・・?」
GM(佐伯)
周囲を見渡すと、数体の悪魔と目が合うことでしょう。彼らは明らかに敵意をもってあなたたちに向かってきます。
悪魔(GM):
「ここは関係者以外立ち入り禁止じゃ、そうそうに立ち去るがよい」
と、忠告してくる悪魔には見覚えが・・・あるのはメガーヌさんだけですかね。
メガーヌ(氷室):
? どういう意味だ?
GM(佐伯):
クイックシルバーですね。もちろん、メガーヌさんがカードを持つQシルバーとは別個体でしょうが。
あと皆さんが遭遇したことがあるのは、怪異 臆病のマーヤ、怪異 狂愛のクピド の2体ですね。どちらのカードも既に失われていますが、宇佐先生の悪魔召喚プログラムにはデータが登録されているので情報をみてOKです。
※この辺りはハウスルールです。デジタル版メガテンに合わせています。
GM(佐伯):
その3体の他に、
4本の足で歩き回るテーブル状の悪魔、
半透明の人影、
猫耳カチューシャをつけた小人の少女、
肉体が粘液状になった何かの骨格
があなたたちの侵入に気づいています。
彼(?)らは皆さんに襲い掛かってきます!
Qシルバー(GM):
「と、言いたいところじゃが、ここを見てそのまま帰すわけにもいかぬ。サンプルとして捕らえて献上してくれるわ」
==========
VS 悪魔
GM(佐伯):
それでは戦闘開始です。陣形の宣言をお願いします。以降宣言が無ければその陣形を維持するものとします。
前列にテーブル、半透明、粘体、そしてマーヤ。
後列に猫耳、クピド、そしてクイックシルバーですね。
メガーヌ(氷室):
こちら側はいつもどおりだな、私、雪、サーが前列。
替寺(蒔寺):
アタシ、綾織、先生、重三さんが後列だな。
GM(佐伯):
ではイニシアティブを決めましょう。
行動順
Qシルバー、替寺、猫耳、サー、クピド、宇佐、テーブル、半透明、雪、綾織、マーヤ、メガーヌ、重三、粘体
----------
第1ターン
Qシルバー(GM):
「生きて帰すわけにはゆかぬ。悪く思うでないぞ
っ! ・・・っ!」
クイックシルバーは激しく両手を動かしますが何も起きません。
■怪音波(敵全体に
替寺(蒔寺):
「そっちが来ねぇならこっちから行かせてもらうぜ」
メガーヌ(氷室):
「替寺さん待って! そいつに
替寺(蒔寺):
「おっと、あぶね。
んじゃ、そっちの弱そうなのから片付けていくか」
SE:BANG!
臆病のマーヤに40点のダメージ。マーヤはぐったりしている!
猫耳悪魔(GM):
「ふふふ、夢の中で良い事しましょう?」
と妖艶な笑みで何かしましたが皆さんに何か変化が起きる様子はありません。
■ドルミナー(敵全体に
サー(ライダー):
「よわいやつにとどめー・・・あれぇ?」
すいません、下手に弱点(■ザンマ)を狙わずに普通に殴るべきでした。
クピド(GM):
「鉄砲なんて危ないでしょー!」
クピドは持っている短弓につがえた矢の切っ先を替寺さんに向けて解き放つ。それは素人から見ても見事な狙いで、矢は替寺の首筋、装備で守られていない急所に吸い込まれていく。
SE:ドスッ
替寺(蒔寺):
「があぁっ!」
身を捻ってなんとか避けようとするがよけきれず受けちまう。ギリギリ急所だけは避けた。
クピド、■心眼の矢 クリティカル。
替寺、回避失敗。命運消費(5→4)してダメージ半減。HP64→26
宇佐(セイバー):
「まずは不明な悪魔の正体を見極めましょう・・・皆さん! あのテーブルのような悪魔は冷気に強いようです。逆に熱への耐性は低い! メガーヌさんは注意を!」
メガーヌ(氷室):
「ありがとうございます、先生」
宇佐(セイバー):
「来てくださいモウリョウ。相手の戦線に崩します!」
モウリョウ(GM):
「ウおぉォォォぉぉぉぉォォォォォおぉ!」
宇佐(セイバー):
「?! どうしたんですか?!」
宇佐、モウリョウを前列に■悪魔召喚(仲魔を召喚/送還)。MAG587→565。テーブルを■アナライズ(悪魔のデータを調べる。戦闘時は自動成功)。怪異 笑うテーブル と判明。
モウリョウ、敵前列への■マハザン(敵1列に衝撃相性小威力攻撃)失敗。MAG565→557。
笑うテーブル(GM):
「飛んで火にいる夏の虫よなぁ」
メガーヌ(氷室):
「くっ! この程度!」
半透明(GM):
「うおぉぉぉぉぉぉぉ」
メガーヌ(氷室)
「っ狙われている?!」
笑うテーブル、■素手攻撃(スキルを用いない通常近接攻撃)。メガーヌに6点ダメージ(HP48→42)
半透明の人影、メガーヌに■麻痺噛み付き(単体に
雪(三枝):
「テーブルにも物理攻撃が効くなら!
はぁっ!」
SE:
テーブル&マーヤ(GM):
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
マーヤとテーブルに■複数攻撃(敵前列に2体に同時攻撃)
マーヤに36点、テーブルに27点ダメージ。マーヤを撃破!
綾織(美綴):
「メガーヌさん、弱そうなのから着実にしとめていきましょう」
メガーヌ(氷室):
「えぇ。そうね
っ?!」
重三(アーチャー):
「メガーヌさん?! アニキ、こいつら見た目よりヤバいかも!?」
替寺(蒔寺):
「あぁ、油断すんなよ!」
綾織、メガーヌを■応援(対象の次回判定+20%)成功するも、メガーヌの攻撃は粘体に回避されてしまう。
重三、次ターンに向けて替寺を■応援 成功。
粘体(GM):
「うぉでぇのぉくぁるぁどぅあぁ」
サー(ライダー):
「ん~? そんなに速くないよぉ?」
粘体、■素手攻撃 失敗。
----------
第2ターン
Qシルバー(GM):
「とっととおとなしくおし!」
SE:バリバリバリバリバリ
モウリョウ(セイバー):
「ぐっ、うぅぅ」
モウリョウに■ジオ(単体低級電撃相性攻撃)2連。片方クリティカル。
合計92点ダメージ。
モウリョウHP120→28
替寺(蒔寺):
「こいつら、やべぇ?! チキショー、銃が効きゃぁ・・・」
SE:BANG!
テーブル(GM):
「あぁ、痛いよぉおおおお」
替寺さんの放った銃弾に笑うテーブルはジタバタともがきます。天板に置いていた物をガチャガチャと倒しながら何とか立ち上がりますが、天板がやや傾いているように見えますね。
替寺(蒔寺):
「お、当たり所がよかったか?」
笑うテーブルに射撃攻撃、クリティカル。38点ダメージ。
猫耳(GM):
「もう、みんな顔が怖いよぉ。もっとイ・イ・コ・トしよ。ね?」
綾織(美綴):
「あ・・・
そ、そうですよね。こんな危ないこといけません」
目をグルグルしてる。
猫耳、綾織に■プリンパ(単体に
サー(メガーヌ):
「ツ、ツヅリー?!
け、怪我だけでも治ってー!」
■メディア(全体HP回復) 29点回復
クピド(GM):
「もうせっかく弱らせたのにー
えぇい!」
SE:びょおおおおお(■ザン(単体初級衝撃魔法))
メガーヌ(氷室):(11点ダメージ)
「くっ、この程度・・・」
宇佐(セイバー):(半透明に■アナライズ)
「っ、やはり。みなさん! あの透明な浮遊体は悪霊 ゴーストです!
物理的な対処は可能ですが銃弾は効きづらいので注意を!」
替寺(蒔寺):
「チッ」
宇佐(セイバー):
「モウリョウ、メガーヌさんの治療を」
モウリョウ(GM):(■ディア(単体HP回復)使用)
「むぁくぁすぇるぉおおお」
メガーヌ(氷室):(全快)
「ありがとうございます」
テーブル(GM):
「えぇい大人しくおし!」
ゴースト(GM):
「じゅぁむぁどぅうぁあ」
テーブル(GM):
「?! ぎゃああああああああああああああああ」
ゴーストの進路を妨害してしまった笑うテーブルはゴーストの攻撃を受けてしまいました。先に受けたダメージも合わせてボロボロです。
笑うテーブル、■ブフ(単体初級氷結魔法)失敗。
ゴースト、■デスタッチ(HP吸収攻撃)、ファンブル。
ファンブルチャート2回とも「味方に命中する」 笑うテーブルに2回分(16点)ダメージ。
雪(三枝):
「テーブルがもう少しで・・・一緒にゴーストもっ」
テーブル(GM):
「そう、簡単にはやられてやらないよ!」
■複数攻撃。テーブルは回避成功。ゴーストに23点ダメージ。
綾織(美綴):(回復判定成功。PANIC解除)
「はっ?! わたしは・・・っ、治療を」
■薬草治療(単体HP回復+
モウリョウ(セイバー):
「たぁすぅかぁるぅ」
メガーヌ(氷室):
「ちょこまかと動かずしとめられなさい!」
テーブル(GM):
「小娘が、私についてこられるかい?」
笑うテーブルが身をかわした後には宇佐先生が。
メガーヌ(氷室):
「・・・先生どいて!?」
魔晶手甲による攻撃、自動失敗。ファンブルチャート「味方に命中する」
宇佐(セイバー):(命運でダメージ半減。命運7→6)
「え、うわぁ!」
思わず尻餅をつくような形で、メガーヌの拳がかすります。文人の彼には十分な傷ですね。
重三(アーチャー):(宇佐に傷薬使用)
「メガーヌさん、何してんすか! 先生、大丈夫ですか?!」
メガーヌ(氷室):
「ご、ごめんなさい・・・」
宇佐(セイバー):(HP全快)
「いえ、気にしないでください。それよりも悪魔に集中してください」
粘体(GM):(■休む(HP回復)無傷のため無意味)
「ひぃとぉやぁすぅみぃ」
Qシルバー(GM):
「ちゃんと働かないと、”放り込むよ”!」
----------
第3ターン の前に・・・
佐伯:
(あれ、そういえば、クイックスルバーなんで2回行動にしてるんだろう? 別に中ボスのつもりも無かったのに・・・い、いまさら1回行動に戻すのもマズいよね・・・・・・
せ、戦闘後に補填を効かせれば良いよね・・・ね?)
----------
第3ターン
Qシルバー(GM):
「えぇい! あんたたち早く何とかおし!!!」
猫耳(蒔寺):
「でもぉ、アンタもなにもできてないってゆーかー」
Qシルバー(GM):
「アタシが悪いってのかい?! キーッ!」
1度目の行動■怪音波 失敗。
2度目の行動■マハジオ 自動失敗。
ファンブル・チャート78.自身が
替寺(蒔寺):
「何わめいてるか知らんが先を急いでるんでな。
家具は家具らしくじっとしてな」
SE:BANG!
テーブル(GM):
「あ・・・あぁ・・・」
SE:ガシャン、パリン
笑うテーブル撃破!
メガーヌ(氷室):
「替寺さん! ナイス!」
綾織(美綴):(■煌天の幻視(味方の判定失敗(ファンブル)を成功に変更))使用
「っ! メガーヌさん前!」
メガーヌ(氷室):(HP48→27)
「え? っ!!」
SE:メラミ!
猫耳(GM):(■アギ(単体初級火炎相性攻撃)クリティカルしてた)
「あぁ、もうちょっとだったのにぃ」
メガーヌの回避失敗を■煌天の幻視で成功に変更することで、クリティカル命中を通常命中に。
サー(ライダー):(ゴーストへ■ジオ 失敗)
「だ、大丈夫?!」
クピド(GM):(重三に■心眼の矢)
「これでもくらえー」
重三(アーチャー):(HP52→32)
「があぁ! や、やべぇかな・・・」
宇佐(セイバー):(粘体を■アナライズ。外道 スライムだった)
「みなさん! モウリョウ、みなさんの手当てを!
あの、肉が溶けたような悪魔には物理的な手段は効きづらいです、気をつけてください!」
モウリョウ(GM):(メガーヌに■ディア。MAG554→551)
「ぶぅずぃくぁあ?」
メガーヌ(氷室):(HP全快)
「あ、ありがとうございます」
ゴースト(GM):(メガーヌに■素手攻撃 失敗)
「うぅるぁむぇすぃゆぁあ」
雪(三枝):(スライム、ゴーストに複数攻撃)
「(効きにくいだけで、効かないわけじゃないなら)はあぁっ!」
スライム(GM):(11点ダメージ。ゴーストは回避)
「うあ、ぁあ・・・」
綾織(美綴):(重三に■薬草治療)
「重三さん、応急処置だけども・・・っ」
重三(アーチャー):(HP全快)
「ん、ありがとう」
メガーヌ(氷室):(スライムに■属性攻撃(氷結))
「やわらかくて殴れないのなら、凍らせるまでよっ
ダイアモンドエッジ!」
スライム(GM):(弱点で2倍の100点ダメージ)
「うあぁああぁあぁ」
スライムはその粘液を崩し、辛うじて残っていた骨格が床にバラバラと散乱します。スライムも撃破です。
これで悪魔側の陣形が、前列の人数不足になっちゃったので、クピドが前列に移動して補填します。
----------
第4ターン
陣形
後列
替寺、綾織、宇佐、重三
前列
メガーヌ、雪、サー、モウリョウ
敵前列
ゴースト、クピド
後列
Qシルバー、猫耳
~~~~~
Qシルバー(GM):
「キーッ いいかげん大人しくし倒れなさいよ! 死ねしねシネシネシネー!」
Qシルバー、
前列に■マハジオ。メガーヌのみ回避。
モウリョウに■ムド(呪殺相性即死魔法)。呪殺無効のため回避放棄。
替寺(蒔寺):
「でたらめに暴れだしたぞ、大丈夫かアレ」
サー(ライダー):
「倒したいけど他のヤツがジャマだよー」
替寺(蒔寺):(クピドに射撃)
「わーてるっての」
SE:BANG!
クピド(GM):
「きゃぁっ、う、うぅう」
クピドはもうボロボロです。
猫耳(GM):
「もういいかげんやすみましょうよ、ね?(はぁと)」
サー(ライダー):
「こんなところで寝ないもん! きゃぁっ」
猫耳悪魔、前列に■ドルミナー使用。全員回避失敗するも、SLEEPにならず。
サーのみ回避で自動失敗し、所持アイテムをその場にすべて落としてしまう。
サー(ライダー):(ゴーストに■ジオ 失敗)
「むー・・・うー!」
アイテムは落とすわ、魔法はうまく発動しないわでむくれています。
クピド(GM):(モウリョウに■ザン(単体初級衝撃相性魔法))
「はじけちゃって・・・なんではじけないのよぉ!」
(失敗)
宇佐(セイバー):(猫耳を■アナライズ)
「モウリョウ、少しでもゴーストにダメージを!
・・・あの少女悪魔も氷に弱いようです!」
猫耳悪魔は、夜魔 アルプだった!
モウリョウ(GM):(ゴーストに■ザン(MAG551→548))
「ふぅあずぃくぇるぉ!」
17点ダメージ。
ゴースト(GM):(雪に素手攻撃、失敗)
「うぅるぁむぇすぃゆぁ~」
雪(三枝):(ゴースト、クピドに■複数攻撃)
「あなたにも未練があるのでしょうけれど、生きている人間を優先させてもらうわ!」
ゴーストに23点、クピドに28点ダメージ。狂愛のクピド 撃破!
綾織(美綴):(メガーヌを■応援)
「(アルプにメガーヌさんの氷結攻撃を使おうにも後に引っ込んでて届かない。まずは前衛を崩さないと、そのためにはゴーストの見えづらい動きを捉えないと・・・)
! メガーヌさん、1拍後、右前方」
メガーヌ(氷室):(ゴーストに魔晶手甲で攻撃)
「! 、そこ!」
ゴースト(GM):(57点被ダメージ)
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ゴーストは雲散霧消して消えました。撃破され前列が居なくなったので、アルプが前に出ます。
重三(アーチャー):(替寺を■応援)
「あと少し、アニキ! たのんます!」
替寺(蒔寺):
「おうよ!」
----------
第4ターン
陣形
後列
替寺、綾織、宇佐、重三
前列
メガーヌ、雪、サー、モウリョウ
敵前列
アルプ
後列
Qシルバー
~~~~~
Qシルバー(GM):
「キーッ なんなのよなんなのよなんなのよ!」
■怪音波 失敗。■ジオ モウリョウが回避。
替寺(蒔寺):
「でたらめに暴れてるから狙いがさだまってねぇのか?
なんにせよ今がチャンスだな」
SE:BANG!
アルプ(GM):(42点ダメージ)
「きゃああああああぁ」
替寺(蒔寺):(装弾数0)
「ネエちゃんども! もうチャカに弾が入ってねぇ、ここで仕留めてくれ」
アルプ(GM):(■アギ失敗)
「そんなに簡単にやられないし!」
サー(ライダー):(アルプに■素手攻撃)
「そこだー!」
アルプ(GM):(クリティカルヒット 58点ダメージ)
「?! がはっ!」
アルプは地に伏し霧のように消えました。
最後の1体になったQシルバー前列に出てきます。
宇佐(セイバー):(モウリョウを■応援)
「モウリョウ、残り1体です! 畳み掛けますよ!」
モウリョウ(GM):(■毒針)
「うぅわぁくぁあっとぉあぁ」
雪(三枝):(■武器攻撃)
「続きます!」
Qシルバー(GM):(両方命中。合計43点ダメージ)
「ああぁ! なんなのよまったくー!」
綾織(美綴):(メガーヌを■応援)
「相手は混乱してます。懐に入っても問題なく戦えるます!」
メガーヌ(氷室):(■武器攻撃)
「そのようね。
はぁっ!」
Qシルバー(GM):(42点ダメージ)
「あ、あぁあ、どうして、あぁ」
重三(アーチャー):
「(姿が歪んでる? もう体を維持できないのか? でもあいつに銃は効かないんだよな・・・アニキはどっちにしても弾切れ。なら頼るれるのは・・・)
サー! ここは綴ちゃんの通う学校だ! こいつら追っ払わないと綴ちゃんも危険なメに遭うかもだぞ!」
サー(ライダー):(重三からの■応援)
「! ぜったい やっつける!」
----------
第6ターン
陣形
後列
替寺、綾織、宇佐、重三
前列
メガーヌ、雪、サー、モウリョウ
敵前列
Qシルバー
~~~~~
Qシルバー(GM):(PANIC回復判定成功)
「はぁ、はぁ、もう許さないよぉ」
でもジオも素手攻撃も失敗ですね。しまらないなぁ。
替寺、通常弾装填。
サー(ライダー):(■素手攻撃)
「ツヅリのガッコーからでていけー!」
SE:バシン!
Qシルバー(GM):
「あ? あ、あぁ、あああああああああああああ!」
サーさんに殴られ、Qシルバーはついに自身を保つことができなくなり、消滅しました。
お疲れさまです。戦闘終了です。
----------
戦後処理
取り落としたアイテム回収。
経験点:163点(1人23点)
宇佐レベルアップしていたのに処理していなかったのでここで。
レベルアップ・ボーナス「セキレイの羽」獲得。
重三レベルアップ。
獲得MAG:51
替寺が1、宇佐が50獲得。
替寺、所持MAG186→187
宇佐、所持MAG548→598
アイテムドロップ(全て綾織が■宝探し で素振り)
笑うテーブル:魔法瓶 →綾織
ゴースト :トランキライザー→綾織
アルプ :ディスチャーム →重三
臆病のマーヤ:トランキライザー→宇佐
狂愛のクピド:チャクラドロップ→重三
スライム :傷薬 →宇佐
==========
佐伯:
ザコ戦ですし、大したリソースも削れませんでしたね。
氷室:
? 中ボス戦ではなかったのかね? クイックシルバーが2回行動していただろう。
佐伯:ぎくぅっ!
あ、あぁと。戦闘後の描写をしますね。ね!
蒔寺:
何キョドってんだよ。
佐伯:
そ、そんなことありませんじょ?
えぇとですね。
戦闘を終えて周りを見回すと、部屋の隅に小さな泉? のようなものがあります。
三枝:
なんでハテナがついてるの?
佐伯:
見た目は床を掘り下げて作った噴水のような、明らかに人工な水を蓄えた設備です。が噴水としてあるべき水を噴出す装置がありません。
美綴:
なるほどな。『水』を『噴』出さないなら『噴水』じゃないわね。
アーチャー:
怪しすぎるな。
GM、その泉。水は普通の水かね?
佐伯:
さすがですね。質問にお答えする前に描写を続けます。
泉の横にはロングのワンピースを着た1人の女性が立っています。髪は黒く、腰よりも長いストレート。その髪を揺らしながら皆さんに微笑を向けています。
で、問題の水ですが、皆さんから見える範囲では普通の水に見えますね。
===========
天の鎖学園高校? 理科準備室?
女性(GM):
「いらっしゃいませー。回復はいかがですかー」
・・・・・・
一同:
『は?』
GM(佐伯):
彼女はにこやかに、でもどこか他人行儀に、言ってしまえば営業スマイルで皆さんに話しかけます。
女性(GM):
「飲んでよし、浸かってよし、浴びてよし。
疲労、万病、骨折、リウマチ、ただの外傷。なんにでも効きますよぉ。
先ほどの戦いで傷ついた体を癒していきませんかー?」
GM(佐伯):
というわけで、回復施設「回復の泉」です。
お金さえ払えば、HP、MPはもちろん
あ、お釣りは出ませんが
宇佐(セイバー):(泉の女性に聞こえないように)
「これは・・・罠、でしょうか?」
サー(ライダー):(悪魔なので泉の存在は既知という事になった)
「だいじょうぶだよぉ。ちゃんと治してくれるよぉ。
お金取るけど・・・」
メガーヌ(氷室):
「この奥の様子も判りませんし、利用させてもらいましょうか」
----------
蒔寺:
とりあえず、全快になるように支払うか。みんな自腹で行けるか?
三枝:(雪MAG:48→46)
う~ん、雪はMAGで支払うえばいけるよ。お釣り分損しちゃうけど仕方ないかな
美綴:(綾織MAG48→44)
綴もMAGで支払うよ。
蒔寺(替寺マッカ57→46)
マキデはマッカで支払って問題ないな。
ライダー:(サーMAG48→35)
サーはMAGで支払いですね。
佐伯:
ふむ。これで全員全快ですかね。
それじゃ1回休憩にしましょうか。
次は、この部屋の探索的な所からです。
ダイスの結果を表示すると間延びする印象があったので、実験的にロールプレイのみで描写してみましたがいかがだったでしょうか?
ロールプレイが重視されて、重三や綾織の属性評価に影響してくれればいいのですが・・・。
スライムの外見がデブルサマナー仕様なのは、個人的な好みの話ですが単なるスライムではなく、召喚失敗により体を維持できなくなっている、という設定(IVのみ?)が気に入ってるからです。
そして、作中で佐伯のモノローグにありますが、盛大なマスタリングミスがありました。そのため突然、回復の泉が生えました(汗)
ダンジョン入り口で、初戦で傷ついた侵入者、あるいは侵入者を退けた悪魔から治療費をせしめる、アコギながら効率のいい商売なきがします。この泉の店員、トリッシュかな(苦笑)
次回、部屋探索+次の部屋へ のよていです。
しばらくお待ちください。
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9.ダンジョン2
戦闘後の準備回です。
衛宮低 居間
佐伯:
はい、そろそろ再開しましょうか。
異界の最初の部屋で悪魔を退け、回復の泉で傷を癒した皆さんですが、何かすることはありますか? 進みますか? 引き返しますか?
アーチャー:
さすがにまだ引き返す段階ではないだろう。
みなは何かあるかね?
氷室:
まずは、今居る場所の事を聞きたいですね。
泉以外に何かあるのかね? GM。
佐伯:
おっと、そうでした。
部屋としては戦闘前に描写したとおりです。どこかの学校なのかな? という見た目ですね。
で、部屋の隅にはニコニコ笑顔を浮かべる泉のエルフ。
皆さんの後方? には皆さんが通ってきた扉。反対側の壁にも扉が1枚となっています。
他に目に付くものは無さそうです。
三枝:
じゃぁ、いつかみたいに雪が □隠密行動 で次の部屋の情報を調べようか。
美綴:
もしくは綴が □妖精の輪 を使うか、だね。
アーチャー:
GM。次の部屋について調べる場合、何で判定すればいい? 彼女らのスキルはもしもの時にとっておきたいのだが。
佐伯:
そうですね。まぁ情報収集ということで運判定値ですかね。ダンジョン内ですし、速判定もオーケーにしましょうか。
蒔寺:
お? アタシでも情報抜けそうだぞ。これで情報組にレベルが追いつくチャンs
佐伯:
ダンジョンアタック中という事でシーンBGMは「探索」です。なので情報収集に成功しても経験点はありませんよ。
蒔寺:('・ω・`)
佐伯:
どうしますか?
ライダー:
先ほどの泉での回復は行動に含まないのですか?
佐伯:
あ、はい。なので全員何か行動可能です。
(予定外の回復施設だったしね)
セイバー:
ではアプローチ同様に運の高いメンバーが行きましょうか。
アーチャー:
セイバー、ここは私に行かせてくれ。
セイバー:
有人とヤシロの運判定値は同じですし、かまいませんが?
アーチャー:
通常の情報収集ならともかく、こういう場で大学講師に探索をさせるのも、な。社も一般人ではあるがここに来た理由を考えれば、率先して動くだろう。
三枝:
う~ん。
アーチャー:
なにか?
三枝:
あっ、いえ。そういう事情だと雪は重三さんに危ないことはさせたくないだろうなぁって思っちゃって。
でもゲーム的には無条件で情報が得られるスキルは残しておいたほうがいいし・・・
佐伯:
あぁ、なるほど。ではロールプレイで重三さんが雪さんを上手く丸め込められれば、重三さんの運判定。逆に雪さんに説得されたら雪さんがスキルを使うということで。
氷室:
言い方
=========
天の鎖学園高校? 異界
重三(アーチャー):
「みんなは少し休憩しててください。ちょっと先の様子を見てきますんで」
雪(三枝):
「ちょ、1人で行っては危ないですよ。そういうのは本職の私がしますから」
重三(アーチャー):
「大丈夫ですよ。ちょっと覗いてくるだけですぐに戻ってきますから」
雪(三枝):
「でも・・・」
重三(アーチャー):
「それに・・・じっとしてらんないんです・・・」
雪(三枝):
「・・・」
替寺(蒔寺):
「行かせてやれよ、ネエチャン」
重三(アーチャー):
「アニキ?」
雪(三枝):
「何を無責任な! 何かあったらどうするんですか!」
替寺(蒔寺):
「こんなワケワカラン所に突入してる時点でいまさらだろうぜ。
やりたいようにやらせとかねぇと、いざって時に何しでかすかわかんねぇぞ?」
メガーヌ(氷室):
「だからって、プロが居るのに素人に索敵をさせろ、と?」
替寺(蒔寺):
「別に独りじゃなきゃならねぇってこたぁねぇだろ」
一同:
「!」
替寺(蒔寺):
「そいつがヘマしたときに尻拭いしてやりゃぁ良い」
重三(アーチャー):
「アニキ・・・」
雪(三枝):
「まぁ、そういうことでしたら・・・」
重三(アーチャー):
「あざっす!」
==========
替寺:
うっとうしそうに手を振って背中を向けるって感じでどうだ?
佐伯:
おぉ。なんかカッコイイですねぇ。
アーチャー:
社の見せ場にしたかったが持って行かれてしまったな。
蒔寺:
マキデもカオスに偏ってるんで、良いところ見せとかなとなんでね。
アーチャー:
やりたい事はできたし問題ない。
それで、運判定だったな。102%なので5%の確率でしか失敗しな・・・危なかったが91で成功だ。
佐伯:
では、重三さんが先の部屋を覗き込むとそこには2つの影が見受けられました。1つは重三さんもよくしるモウリョウですね。
もう1つは、一見人間の女性のようです。白く長い髪、パジャマと思しきゆったりした服の上からでも判るメリハリのあるプロポーション。一瞬見えた瞳は金色に輝いています。そして一番の特徴は頭の上に髪の毛と同じ白い毛並みの耳――獣耳が生えています。
というわけで、この先の部屋に悪魔が2体居ることが判明しました。
氷室:
悪魔の種類は判らないのかね?
佐伯:
■アナライズ を持つ先生が情報収集に参加してませんからねぇ。
セイバー:
ヤシロやミエから話を聞いてアナライズできないでしょうか?
佐伯:
初見の悪魔の情報も調べられるスキルです許可します。
ただし、重三さんが会話判定で成功したら、です。失敗した場合は悪魔の特徴を上手く伝達できなかったという事でアナライズの判定値にペナルティを入れましょう。
アーチャー:
仲間相手に会話判定を使うのもなかなか新鮮だな。56%か・・・。
セイバー:
命運は使う必要ありませんよ、アーチャー。
美綴:
どうしてですか?
セイバー:
■アナライズ は運判定。ペナルティがどれくらいか判りませんが有人の運判定値はヤシロ同様に102%です。問題ないでしょう。
アーチャー:
それもそうだな。では・・・91・・・社はもう駄目かも知れんな。
佐伯:
では、先生は-20%で判定を・・・あんまり意味が無さそうですねぇ。
セイバー:
さて、どうでしょうか・・・24。なんとかなりましたね。
佐伯:(そっとメモを渡す)
では、セイバーさんにはこの情報を
==========
天の鎖学園高校? 異界
雪(三枝):
「ただいま戻りました」
宇佐(セイバー):
「お2人ともご無事で」
重三(アーチャー):
「はい。向こうには悪魔が2匹。
1匹は宇佐先生も連れてる奴ですよ。モウリョウですっけ。
で、もう1匹は・・・こう、ボンッキュッボンッて感じのオネーチャンでした!」
一同:
「・・・」
替寺(蒔寺):(ガタッ)
「そんなにスゲェのか?」
重三(アーチャー):
「そりゃぁもう。
たゆんたゆん
っすよ」
替寺(蒔寺):
「ほう、たゆんたゆんか。それは興味深、危険な匂いがしやがる。ここは1つ俺も偵察に・・・」
雪(三枝):
「コホン!
頭に動物の耳のようなものが見えました。あとは・・・瞳が黄色のように見えましたが・・・」
宇佐(セイバー):
「・・・。い、いちおう調べてみますね。
・・・」
綾織(美綴):
「どうですか先生?」
宇佐(セイバー):
「おそらくですが、怪異 ワーキャットではないかと。
いわゆるライカンスロープと呼ばれる、人間が獣に変身する怪異の中でも、猫の特徴を有するものだな」
サー(ライダー):
「ねこさん!」
メガーヌ(氷室):
「そんな、可愛い物ならいいですけれど。
既に魅了されかかってるのも居るみたいですし」
冷ややかな目で重三、替寺を見る。
重三(アーチャー):
「! い、いや、何言ってんすか?! おお、俺はレンひと筋ですしおすし?」
替寺(蒔寺):
「おいおい、何良い子ぶってんだよ。野郎が巨乳に惹かれんのはごくごく普通のことだぞ?
なぁ、センセイ」
GM(佐伯):
女性陣の視線が宇佐先生に集まる。
宇佐(セイバー):
「・・・・・・ノーコメントで。
それよりも、綾織さん。薬草を分けてもらっても? 私のモウリョウの消耗を癒しておきたいのだが」
綾織(美綴):(不審げ)
「あ、はい。良いですよ」
■薬草治療 (MP:42→37)
モウリョウHP:67→99
==========
佐伯:
そんなこんなで次の部屋に居る悪魔の正体が判明します。
このワーキャットは中ボスの属性を持っているので注意してください。
氷室:
は
佐伯:(早口)
さ、さぁ他に何かすることがある人はいますか? 居ないなら次の部屋へ移動しましょうか。その前に1回休憩を挟みます!
大事なことなのでもう一度
アーチャーはそんな事いわない!
PCでイメージするとそうでもないんですけど、プレイ風景を想像すると、凛やランサーには絶対に見せられない光景ですよね(笑)
ワーキャットの外見はお気付きの方もいらっしゃるとは思いますが、声が某メイドロボ(知っている人まだ居るのかなぁ?)と同じ、ブラックな白猫さんです。
種族:怪異 かつ 猫。という安直なイメージです。
モウリョウの回復は泉でしてもよかったのですが、何となくこうなりました。(別に泉利用の処理のときモウリョウの事を忘れてたとかそんなことはありませんからね?)
次回、2つ目の部屋へ、悪魔との遭遇です。
しばらくお待ちください。
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9.ダンジョン3
今回は戦闘回です。
演出をどれくらいカットするか悩んだ結果、変に長くなってしまった感が否めません。
まだまだ勉強が必要ですね。
今回演出に使ったネタですが、どれくらいの人が解るでしょうか(汗)
衛宮低 居間
佐伯:
では、休憩はこれくらいにしてそろそろ再開しましょうか。
氷室:
うむ。2つ目の部屋に進軍するぞ。悪魔が居ることは確認済み。慎重に進もう。
蒔寺:
いつもの隊列で、だな。
佐伯:
では、次の部屋にたどり着くと、悪魔たちも皆さんに気がつきます。
==========
天の鎖学園高校? 異界
ワーキャット(GM):
「にゃはははははは! 獲物のほうからやってきてくれたニャ。献上しニャいといけニャいけど、そのまえに少しくらいつまみ食いさせてもらうニャ。ずーっとお預けくらってていい加減退屈ニャ」
といった感じで襲い掛かってきます。
戦闘開始です。
----------
VS 悪魔その2
GM(佐伯):
今回はどちらの悪魔も前列です。
イニシアティブ
替寺、重三、敵モウリョウ、サー、雪、宇佐、ワーキャット、綾織、メガーヌ
----------
第1ターン
替寺(蒔寺):(モウリョウに■スーパーショットIII)
「まずは取り巻きからだ、即行で片付けるぞ!」
SE:ズキューン!
モウリョウ(敵)(GM):(60点ダメージ。既に半壊)
「うおおおおおおおおおおおおおおお」
重三(アーチャー):(サーへ■応援)
「さすがアニキ! サー、アニキに続け!」
サー(ライダー):
「おー!」
モウリョウ(敵)(GM):(綾織に■ザン)
「ふぅくぃとぅぉぶぇぇ!」
綾織(美綴):(HP:52→25)
「きゃあぁ!」
サー(ライダー):(モウリョウに■正拳)
「よくもツヅリをぉ!」
98% ・・・89 成功! 応援が生きた!
サー(ライダー):(アーチャーに感謝しつつ)
「くらえぇ!」
モウリョウ(敵)(GM):(22点ダメージ)
「うぉぉ・・・」
雪(三枝):(両者に■複数攻撃 クリティカル!)
「つづきます!」
SE:シュパパ!
モウリョウ(敵)(GM):(90点ダメージ。撃破!)
「う・・・あ・・・ぉ・・・」
ワーキャット(GM):(回避判定成功により通常命中。22点ダメージ)
「ニャ! あ、あぶにゃかったにゃ・・・」
宇佐(セイバー):(前列にモウリョウを■悪魔召喚。モウリョウへ■応援)
「来なさい! モウリョウ、彼の者の足止めを!」
モウリョウ(GM):(■毒針)
「おぉうぅ」
ワーキャット(GM):(回避自動失敗。10点ダメージ。
ファンブルチャート:転倒してSHOCK)
「いたたた・・・ふにゃ?!」
SE:ゴチン!
ワーキャット(GM):(回復判定失敗。行動不可)
「お星様が回ってるニャ~・・・」
綾織(美綴):(メガーヌを■応援。クリティカル!)
「メガーヌさん、チャンスです!」
メガーヌ(氷室):(■鉄拳パンチ)
「お任せなさい! ハァ!」
ワーキャット(GM):(回避不可。60点ダメージ)
「ふにゃぁ・・・ぐるぐるにゃ~」
==========
氷室:
? 中ボスならワーキャットは2回行動なのではないのかね?
佐伯:
この中ボスはちょっと特殊なので1回行動です。他は普通の中ボスと同じだと思ってください。
(という体の、前回のクイックシルバーが謎の2回行動していた事と相殺というバランス取りですが)
==========
第2ターン
替寺(蒔寺):(■ダブルタップ。
1回目ファンブルを命運で振りなおし、クリティカル。
2回目通常成功)
「この早撃ち、見切れっ?! と」
1発目を撃とうとした時銃を取り落としそうになるのを、左手でキャッチしながら引き金を引く。すぐに姿勢を立て直して2発目だ。
ワーキャット(GM):(1回目回避失敗。2回目回避自動失敗。
ファンブルチャート クリティカル命中に変更。
気絶(SLEEP)する)
「に゛ゃ! にゃふぅ! ・・・」
頭の周りをヒヨコが行進します。両方合わせて230点ダメージですね。
重三(アーチャー):(サーを■応援)
「チャンスだぞ! やっちまえ!」
サー(ライダー):(■正拳)
「とお!」
ワーキャット(GM):(回避不可。22点ダメージ。被ダメによりSLEEP回復)
「にゃふっ?! にゃ、にゃにがどうにゃってるにゃ?!」
雪(三枝):(■ウィップアタックIII)
「まだ終わりじゃありませんよ!」
ワーキャット(GM):(33点ダメージ。BIND成らず)
「にゃ、オレはサーカスの猛獣じゃにゃいにゃよ!」
宇佐(セイバー):(モウリョウを■応援)
「モウリョウ、攻撃の手を緩めてはいけません!」
モウリョウ(GM):(■毒針。与10点ダメージ)
「おおぅう」
ワーキャット(GM):(雪に■爪攻撃。クリティカル!)
「チクチク鬱陶しいニャ!
と、見せかけてそっちの
雪(三枝):(120点ダメージを命運2点消費し、30点に軽減)
「しまっ?! くっ・・・あ、危なかった」
必死の横っ飛びでギリギリ回避するよ。
綾織(美綴):(メガーヌを■応援)
「雪さん?! メガーヌさん、雪さんが!」
メガーヌ(氷室):(■鉄拳パンチ)
「わかっていますわ! フンッ!」
ワーキャット(GM):(56点ダメージ。半壊)
「ぐふっ・・・。にゃ、にゃかにゃかやるじゃにゃいか・・・」
----------
第3ターン
替寺(蒔寺):(■ダブルタップ 1回目自動失敗を命運で振り直し成功(命運3→2))
「おらおらぁ!」
ワーキャット(GM):(1回目回避成功。30点ダメージ)
「どこをねらって、にゃ?!」
替寺(蒔寺):
「ふっ、1発目は2発目の射線への囮だ」
ワーキャット(GM):
「ぐぬぬ」
重三(アーチャー):(サーを■応援)
「さすがアニキだぜ。サー、負けてらんねぇぞ」
サー(ライダー):(■正拳)
「おー! ちぇすとー!」
ワーキャット(GM):(16点ダメージ)
「ぐぬ。そんにゃ軽いパンチ・・・」
SE:ヒュッ パァン
ワーキャット(GM):(36点ダメージ)
「ぐにゃ!?」
雪(三枝):(■ウィップアタックIII 命中)
「サーさんの攻撃は陽動よ」
宇佐(セイバー):(メガーヌを■応援)
「モウリョウ、雪さんの手当てを!
メガーヌさん、相手は怯んでいるぞ!」
メガーヌ(氷室):
「心得ていてよ!」
モウリョウ(GM):(■ディア。MAG576→573)
「でぇあぁ」
雪(三枝):(HP18→45)
「ありがとうございます」
ワーキャット(GM):(■ハッピーステップ)
「こうなったら取って置きニャ、これでも見るニャ!」
♪ どうもみなさん ごきげんよう
わたし ふつうの わーきゃっと
すきなことは ひなたぼっこ
にがてなことは こまかいさぎょう
しょんぼりすること ありますね
そんなとき このステップを
どれだけで それだけで
なんとなく ちょっとハッピーに ♪
一同:
『・・・・・・・・・・・・・・・?』
ワーキャット(GM):(失敗)
「にゃ?! まさか全員精神耐性持ちにゃ?!」
綾織(美綴):(メガーヌを■応援)
「な、なんだか解らないですけど、相手は隙だらけですよ!」
メガーヌ(氷室):(■鉄拳パンチ)
「えぇ、言われなくても見過ごしたりしませんわ!」
SE:スカッ
ワーキャット(GM):(回避成功)
「にゃははははははははは! そんなヘニャチョコ当たらんにゃ!」
メガーヌ(氷室):
「! まさかあの変な踊りは、自身を身軽にするスキル?!」
綾織(美綴):
「・・・」
----------
第4ターン
替寺(蒔寺):(弾丸装填)
「すぐに、とどめさしてやるから待ってろよ」
重三(アーチャー):(雪を■応援)
「雪さん、時間稼ぎを!」
雪(三枝):
「時間を稼ぐだけで終わらせるつもりも無いけれどね」
サー(ライダー):(■メディア)
「いたいの とんでけー」
モウリョウ以外HP全快。モウリョウHP:83→114)
雪(三枝):(■ウィップアタック)
「はぁっ!」
ワーキャット(GM):(33点ダメージ)
「いた、いたた、痛いニャ!」
宇佐(セイバー):(モウリョウを■応援。失敗)
「モウリョウ、毒針継続!」
モウリョウ(GM):(■毒針)
「おぉおぉぉおぉ」
ワーキャット(GM):(21点ダメージ)
「いたたたたたたたたたた
えぇい、今度こそこのステップに酔い痴れるニャ!」
■ハッピーステップ 失敗。
綾織(美綴):(メガーヌを■応援)
「メガーヌさんお願いします!」
メガーヌ(氷室):(■鉄拳パンチ)
「言われなくても!」
ワーキャット(GM):(70点ダメージ)
「ぐはぁっ!」
-----------
第5ターンの前に
アーチャー:
? 楓、少しいいか?
蒔寺:
? なんすか?
アーチャー:
替寺のスキル、■ダブルタップなんだが
蒔寺:
1ターン2回攻撃。良いっすよね!
氷室:
2回? 2体攻撃ではなかったかね?
蒔寺:
ほへ?
佐伯:(ルルブ確認中)
えぇと・・・■ダブルタップは2体に攻撃ではなく、
1体に2回の射撃判定を行う。
ですね。なのでこの運用で問題ないです。
三枝:
あれ?
佐伯:
うぇ?! ・・・あ、あぁ、確かに・・・
蒔寺:
もう、終わっちまったのは仕方なくない?
佐伯:
そうですね。今回は正常な運用なのでこのまま進めましょう。すいませんでした。
アーチャー:
あ、いや。私が確認したかったのは少し別の話で
佐伯:(涙目)
まだ何か処理ミスしてました?!
アーチャー:
いや、そういうわけではない。落ち着きたまえ。
楓。
蒔寺:
うぃ?
アーチャー:
雑魚も倒れている。スーパーショットを使え。
スーパーショットの威力は、ランクによる修正も含めて固定値で64。
対するダブルタップは46が2回で92。
蒔寺:
ダブルタップのほうが強いじゃないっすか。
アーチャー:
GM。実ダメージからBOSSの防御点を計算するのはかまわんかね?
佐伯:
えぇ、まぁ。解ったところで相性と違って行動に影響は・・・ぁ。
アーチャー:(遮り)
言質は取ったぞ。(ニヤリ)
蒔寺:
どゆこと?
氷室:(携帯の電卓機能ポチポチ)
アーチャーさん、ワーキャットの物理防御点は23ですね。
アーチャー:
簡単な算数だ。ダブルタップは2回攻撃が強みではあるが、それぞれの攻撃に防御点が適用されるので23の2倍、46点の防御点を持つ敵に攻撃しているの等しくなる先ほどの固定値からこれを差し引くと・・・
蒔寺:(指折り計算中)
え、えぇ、う? うにゅ?
美綴:(ため息吐きつつ)
46点だろ。? あれ?
アーチャー:
そう、ダブルタップの片方が完全に塞がれるに等しい。
対してスーパーショットならば防御点の適応は1度のみ。
セイバー:
それでも41の固定値ではスーパーショットに分があるように思いますが。
アーチャー:
5点ならば誤差だ。威力ロールでいくらでも変わる。そして何よりコストが安い。
三枝:(替寺以外で唯一のランクIII攻撃スキル持ち)
しかも、ランク効果でクリティカルもしやすいですよね。
ライダー:
なるほど。
アーチャー:
解ってもらえたかね?
蒔寺:(頭から湯気を出しつつ)
???????????????????
美綴:
あ、ダメだこいつ。ぜんぜん理解できてねぇ。
氷室:
蒔の字。とりあえず、次のターンからはスーパーショットを使用したまえ。それ以上のことは理解できなくてよい。
蒔寺:
お? おう。最初からそう言ってくれよな。
一同:
・・・・・・。
---------
こんどこそ第5ターン
替寺(蒔寺):(■スーパーショットIII 与49点)
「おらぁ!」
サー(ライダー):(重三の■応援を受けて■正拳 与17点)
「とー!」
雪(三枝):(■ウィップアタックIII)
「これで・・・とどめ!」
SE:スパァン!
ワーキャット(GM):(累計ダメージ825)
「ぐ、ぐふっ。こ、これで勝ったと思うニャよ。オレを倒したところで、ここは・・・」
SE:バタリ
==========
佐伯:
ワーキャットはそう言い残すとパタリとひれ伏しマグネタイトを放出して消滅しました。
お疲れ様です、戦闘終了です。
----------
戦後処理
経験点:134/1人
メガーヌ、綾織 レベルアップ。
綾織 レベルアップ・ボーナス 天命神符 獲得。
獲得MAG:236点
メガーヌ、雪、綾織、重三、サー 各33点
替寺 35点、 宇佐 36点
アイテム・ドロップ(全て綾織が■宝探し で判定)
ディストーン、ディスチャーム、アゲハドレス
全て綾織が所持。
全員命運2点回復。
===========
美綴:
アゲハドレス 装備したいけど必要体が足りねぇ!!
というわけで中ボス(?)戦でした。
ハッピーステップ→なんとなくちょっとハッピーステップ
というネタだったのですが解った方、いらっしゃったでしょうか(汗)
NHKの『0655』は実は見たことが無いんですけどね。『2355』の方は時々見てるんですが(汗)
さて、次回は(たぶん)探索回になると思います。
ただ、仕事が繁忙期に入るので更新は遅くなるかと思います。
しばらくお待ちください。
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9.ダンジョン4
衛宮低 居間
佐伯:
では状況の描写ですが、
皆さんの後方に皆さんが通ってきた通路。そして前方左右の壁にもそれぞれ通路が口を開けています。
それ以外に目に付くものはありません。
氷室:
分かれ道か。
三枝:
どの道に行く?
蒔寺:(右の通路を指差しつつ)
せっかくだからあたしはこの赤い扉を選ぶぜ!
セイバー:
とびら?
アーチャー:
気にするな。
ここは再度情報収集だな。回復を行う必要があるほどの消耗も無いしな。
ライダー:
そうですね。
美綴:
問題はこの異界の広さが判らない事ですよね。下手に
氷室:
そうだな。ここはスキル持ちは後に回って、スキルを持たない者で先の様子を調べてみよう。
蒔寺:
あいよ。じゃ、マキデは運より速の方が得意だからなこっちで判定するぜ。右の通路は何がある? ・・・54で成功っと。
佐伯:
判定値100%はさすがに強いですね。替寺さんは右の部屋に安置されている箱を発見します。
蒔寺:
箱?
佐伯:
まぁ、言ってしまえば宝箱的なやつです。
蒔寺:
お? 敵は居ないのか?
佐伯:
見当たりませんね。
蒔寺:
こいつは当たりだな。
セイバー:
では正面は有人が調べましょう。運が102%なので危なげもなく
(ころころ)92
セイバー:
成功です。
アーチャー:
ギリギリではあるがな。
セイバー:
む。
佐伯:
まぁまぁ。
正面の部屋にはいくつかの影がうごめいています。
アーチャー:
遭遇部屋か。
佐伯:
はい。影のうち2つは宇佐先生も見覚えがあります。
先ほど戦ったモウリョウとクイックシルバーですね。
3つ目の影は、かなりの巨体であると推測できます。モウリョウたちや部屋に有るものと比較するに、3m近いのではないかと思うことでしょう。シルエットこそ人型ですが、そのサイズが人ではない可能性を主張してくることでしょう。
ライダー:
3m近い巨漢。鋼鉄のギガスでしょうか。
氷室:
その可能性は高いでしょう。
三枝:
じゃあ、この部屋は後回しにして、宝箱を開けたいね。
アーチャー:
ふむ。BOSS部屋が見えたなら、これ以上の広さとは考えにくいか?
残りの部屋の情報はスキルで抜いてしまっても良いと思うがどうだろう。
美綴:
良いんじゃないですか? じゃぁ綴が□妖精の輪 を使っちゃいますね。
佐伯:
はい。では左の部屋も、右の部屋同様に箱が安置されており、他には何も無さそうだとわかりました。
==========
天の鎖学園高校? 異界
替寺(蒔寺):
「うっし、見てきたぜ。右の通路は空き部屋だな。なんか箱が置いてあったが他は何もなかったぞ」
綾織(美綴):
「こちらもです。左の部屋にも箱があるだけのようです」
メガーヌ(氷室):
「せっかく護衛でついていったのに、たまたま出くわした妖精に話を聞いて肝心の部屋まで行っていないけれど、ね」
雪(三枝):
「こちらも戻りました」
重三(アーチャー):
「先生の手際がよすぎてする事がなかった。
先生、実は保険調査員で、元特殊空挺部隊の教官だったりしない?」
宇佐(セイバー):
「なんですか、その脈略のない経歴は・・・。
とにかく、奥の部屋に悪魔を確認しました。おそらくあれがギガスではないかと」
サー(ライダー):
「とつげき?」
メガーヌ(氷室):
「待って。
脇の部屋が気になるわ。先にそちらを調べてしまいましょう。
いいわよね?」
重三(アーチャー):
「うっす。ここまできたら逆に落ち着いてきたっす」
替寺(蒔寺):
「オーケーだ。右から行くぞ」
===========
天の鎖学園高校? 異界
雪(三枝):
「本当に、何も居ないみたいですね・・・」
綾織(美綴):
「あるのはこの箱だけ」
宇佐(セイバー):
「みなさん気をつけて。罠の可能性も」
サー(ライダー):
「あけるよー」
一同:
「あ」
==========
佐伯:
というわけで、中から「イワクラの水」が出て来ました。
三枝:
本当に罠じゃないんだね。
美綴:
そう思わしておいて左の部屋で・・・というパターンも・・・
※などということはなく、箱からは「ディスパライズ(
---------
佐伯:
さて、元の部屋に戻ってきましたがどうしますか?
セイバー:
と、言われまして・・・できることはあまりないような。
アーチャー:
あぁ。いまさら引き返す選択肢もあるまい。あとはBOSS部屋に突入するくらいだろう。
ライダー:
回復はどうしますか? 重症では有りませんが無傷でもありませんよ。
氷室:
そこまでの痛手ではありませんし問題ないのではないでしょうか。
蒔寺:
だな。なんとかなるだろ。
三枝:
みんなが良いなら良いよぉ。
佐伯:
では、皆さんは奥の部屋に歩を進めます。
そこは学校の理科実験室のようなところで部屋の隅には実験器具のようなものが設置されています。何に使うものなのかもよくは解りませんが。
皆さんを出迎えるのは、全長3m級の鋼鉄のギガス、そしてモウリョウとクイックシルバーの計3体。
彼(?)らの背後には数人の男女が床に横たえられています。
==========
天の鎖学園高校? 異界
ギガス(GM):
「侵入者か。ここを見られた以上、生きて帰すわけには行かぬ。お前たちに恨みはないが己の不運を悔いてもらおう」
と襲い掛かってきます。戦闘開始です。
つづく
宇佐先生が、ネタの元並みの万能感出そうと思ったらクラス構成から考え直す必要がありますね(笑)
考古学者らしいのでクラス民俗学者は(学問の内容の差はおいておいて)さほど違和感はないですが、のこりは自衛官と探偵じゃないとダメですね。
あれ? 情報も戦闘もこなせる悪くないビルドなのでは?(笑)
次回ボス戦ですが、そろそろ仕事が繁忙期を迎えるので次回更新はかなり遅くなると思われます。ご了承ください。
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9.BOSS戦
仕事が繁忙期に入ったのに加えて、
ダイスや行動などなどどこまで演出して、どれくらいカットして良いのか悩みまくってました。
結局ほとんどカット無しになってしまったのでくどいかも知れませんが、お読みいただければ幸いです。
衛宮邸 居間
佐伯:
ではまずこちらの陣形ですが、ギガスとモウリョウが前列。クイックシルバーが後列です。
氷室:
こちらはいつもどおりだな。
佐伯:
はい。ではイニシアティブロールをどうぞ
==========
行動順
雪、クイックシルバー、綾織、敵モウリョウ、替寺、サー、ギガス、宇佐、メガーヌ、重三
----------
第1ラウンド
三枝:
ボスが前列に居るならモウリョウを攻撃するついでに一緒にダメージを与えていくよ
■複数攻撃!
(ころころ・・・)00 ファンブル!!
豹&眼鏡:
由紀香氏ぃ~!?
三枝:
待って待って! 振りなおすよ! 命運を使ってもう一度!
(ころころ・・・)04 クリティカル!
三枝:
あ、あれ?
美綴:
oh,terrible・・・
佐伯:
えぇ・・・どちらも回避は失敗しましたので威力をどうぞ
----------
雪(三枝):
「・・・(この場所はいったい・・・。悪魔の言動から彼らを使役しここを利用している者が居るのは明らか・・・その者の正体を突き止めなければ同じ事の繰り返しになるだけ)・・・」
宇佐(セイバー):
「雪さん?」
雪(三枝):
「はっ! フンッ!!」
SE:スパパン
モウリョウ(蒔寺):(82点ダメージ。半壊)
「おおおおおおぉぉぉぉぉ怨ぉぉぉぉぉぉん」
ギガス(GM):(41点ダメージ。相性:剣耐性 判明)
「っ 呆けているように見えたがこちらの隙を誘うテであったか。
しかしその程度で我を倒せると思うなよ!
やれぇ!」
クイックシルバー(GM):(■怪音波 失敗)
「きいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃっ!」
----------
美綴:
綴はいつもどおり■応援だな。次に行動するのは・・・替寺か
蒔寺:
マキデでも良いけど、後列に居るクイックシルバーにダメージ与えらんないからなぁ。射撃の意味がないし他の前衛の方がよくない?
アーチャー:
ふむ・・・。ギガスにガン相性が効くか確認しておいてもいいだろう。物理全般に耐性が有るのか、剣相性のみなのか。
蒔寺:
そうっすか? じゃぁ美綴、やってくれい。
美綴:
あいよ
(ころころ・・・)06 クリティカル!
佐伯:
え~・・・じゃぁ、替寺さんの次の判定は+40%でどうぞ
---------
綾織(美綴):
「替寺さん! あいつを魏曹組の彼と思って、おもいきやっちゃってください」
替寺(蒔寺):
「?!
・・・はっ、そいつは良い。だがな嬢ちゃん、あんまりの
モウリョウ(敵)(GM):(替寺に■毒針)
「ぐぉちゅぁぐぉちゅぁとぅおぉ」
替寺(蒔寺):(回避成功。■マシン・オペレーション)
「っと、危ねぇ危ねぇ。
人形、そっちは頼むぞ!」
クグツ(GM):(前列に配置。モウリョウに■素手攻撃)
「AHAHAHAHAHAHAHAH!」
替寺(蒔寺):(ギガスに■スーパーショットIII クリティカル)
「んでそっちは鉛弾でも喰らってな!」
ギガス(GM):(134点ダメージ)
「ぐぅっ! 飛び道具とは卑怯な! 男ならば己の肉体で闘わんかぁ!」
モウリョウ(GM):(3点ダメージ)
「ぐうう・・・う?」
替寺(蒔寺):
「はっ、てめぇみたいな脳筋とやりあってられっか!
しかし、先生の悪魔で解っちゃいたが、やっぱかてぇな・・・」
-----------
蒔寺:
はっはぁ! みたかこれぞ主人公力!
氷室:
ぐぬぬ・・・
ライダー:
ガン相性が普通に通ることも判りましたし、幸先いいですね。
ここは続きたい所ですね。モウリョウに■正拳を使います。
(ころころころころ)・・・
佐伯:
残念ながらモウリョウは回避しました。
----------
メガーヌ(氷室):
「あのヤクザ、しれっと私たちの事もディスってます?」
雪(三枝):
「適材適所なだけなんですけどねぇ」
サー(ライダー):
「とおぉっ!」
モウリョウ(敵)(GM):
「うぉすぉいぃぃっ!」
ギガス(GM):(クグツに■素手攻撃)
(サイドチェストのポーズ)
「力こそパワー!」
クグツ(蒔寺):(20点ダメージ)
「AHAHAHAHAHAHAHAHAHA」
ギガス(GM):(■暴れまくり)
(モスト マスキュラー)
「まぁだまだぁ!」
※雪が回避に自動失敗したので、綾織が□煌天の幻視 で成功に変更。
前列組:
『うわああああああああああああああああ』
各人HP
メガーヌ:4、サー:74、クグツ:71
ギガス(GM):(フロントリラックス)
「ん? 1人逃してしまったか」
雪(三枝):
「(あ、危なかった・・・綴さんがここに立つように言っていたのはこういう・・・)」
宇佐(セイバー):(モウリョウを前列に■悪魔召喚)
「モウリョウ! 時間を稼いでください!
メガーヌさんこっちに」(■応急手当)
メガーヌ(氷室):(HP:4→41)
「助かりますわ」
モウリョウ(蒔寺):(モウリョウ(敵)に■毒針)
「どぅぉうぉふぉうぉ」
モウリョウ(GM):(回避成功)
「どぅぉうぉふぉうぉ」
メガーヌ(氷室):(モウリョウ(敵)に■武器攻撃)
「これでも喰らいなさい!」
SE:ドスッ
モウリョウ(敵)(GM):(25点ダメージ)
「くぁわぁぐぁ、むぃうぇるぅ」
重三(アーチャー):(雪を■応援)
「あいつ、消えかけてる? 雪さん!」
雪(三枝):
「えぇ、解ってる!」
==========
第2ラウンド
雪(三枝):(■複数攻撃)
「散りなさい!」
SE:スパパァンッ
モウリョウ(敵)(GM):(撃破)
「うおおおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・・」
ギガス(GM):(回避自動失敗。3点ダメージ)
「うおっと・・・ふぅ、今のはダウン判定を受けてしまうか。なかなかやるなご婦人」
※回避ファンブル・チャート95.回避失敗。アイテムを全て落としてしまう(戦闘後ドロップアイテムを自動取得)
クイックシルバー(GM):(■怪音波)
「キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」
※雪以外回避、または
雪回避自動失敗。回避ファンブルチャート:回避しようとした攻撃がクリティカルヒットになる。
----------
佐伯:
えぇ、回避しようとした攻撃がクリティカルヒットになる、なので発生する
JKs:
(由紀香氏・・・)
三枝:
いやああああああああああああああ!
----------
雪(三枝):(PANIC!)
「いやああああああああああああああ」
綾織(美綴):(クグツに■応援)
「ゆ、雪さん?!
な、何とかならないの?!」
クグツ(GM):(応援は成功しています)
「AHAHAHAHAHAHAHA!」
替寺(蒔寺):
「んじゃ、こういうのはどうだ?
”
GM(佐伯):
しかし こうか は ないようだ
※プリンパ失敗
替寺(蒔寺):(ギガスに■スーパーショットIII)
「ちっ、使えねぇ。
ま、本命はこっちだけど、な!」
サー(ライダー):(ギガスに■正拳)
「れんげきー!」
ギガス(GM):(合計23点被弾)
「なんの、まだまだ!
次はこちらの番だな
ふんぬらばー!(■暴れまくり)」
モウリョウ以外命中:(メガーヌは命運でダメージ半減)
『うわああああああああああああああああああ』
残HP
メガーヌ:26、雪:9、サー:29、クグツ:32
ギガス(GM):(モウリョウに■素手攻撃)
「今のを避けるとは素晴らしい、しかしこれならどうかな?!」
SE:ドドドドドドド・・・ツルッ!
ギガス(GM):(自動失敗)
「ぬぅっ?!」
--------
佐伯:
ここでですか。ファンブルチャートは・・・味方に命中する。
味方はもうクイックシルバーしかいないので、彼女(?)に命中しますね。
威力ロールは・・・10?!
鐘・楓・綾:
振ーりっ足しっ! 振ーりっ足しっ!
佐伯:
わかってますよ! ・・・5。高めだなぁ・・・クイックシルバーに39点のダメージが入ります。
----------
クイックシルバー(蒔寺):
「どこ触ってんのよ!」
ギガス(GM):
「殴ってしまった事はお詫びする。しかしそういう叱責の仕方をされるとは・・・」
宇佐(セイバー):(雪に■応急手当II)
「雪さん大丈夫ですか?!」
雪(三枝):(HP:9→36)
「はい・・・助かります」
宇佐(セイバー):
「モウリョウ! クイックシルバーに追い討ちを!」
モウリョウ(仲魔)(GM):(■毒針)
「しゅぁぐぇくぃっ!」
クイックシルバー(氷室):(18点ダメージ)
「痛いいたいいたいイタイイタイぃぃぃぃ!」
メガーヌ(氷室):(ギガスに■属性攻撃)
「次はそちらでしてよ!
ギガス(GM):(20点ダメージ)
「ふぬっ。なかなかの胆力。しかしその程度では私は・・・?」
追加効果(FREEZE)10% ・・・10
---------
佐伯:
はああああああ?!
ちょ、ま、はあああああああああああ?!
BOSSですよ?! バステ確率半分ですよ?! なんで? ねぇなんで?!
アーチャー:
これは美味しいな。由紀香嬢、意地でも混乱を解除してもらうぞ。
三枝:
はっ、はい!
----------
重三(アーチャー):(雪の回復判定に■
「雪さん何してんスか! チャンスッスよ!」
==========
第3ラウンド
三枝:
重三さんの応援のおかげで56%だね
えいっ!
(ころころ・・・)99 自動失敗!
三枝:
きゃぁっ! ふ、振りなおすよ! 命運を使うよ!
今度こそっ!
(ころころ・・・)31 PANIC解除!
三枝:
ふーっ・・・
-----------
雪(三枝):(
「はっ?!
(人の精神を乱す能力?! 本当に拉致をしているならこの能力はかなり有用! 重三さんに協力するのはもちろんだけれど、これは加藤一佐に報告すべき案件)
どうして凍り付いているか知らないけれど、仕留めさせてもらうわ!」
仲間s:
『(・・・)』
雪(三枝):(ギガスに加藤一佐との絆スキルを併用して■ウィップアタックIII)
「たーーーーーーーあぁっ!」
-----------
三枝:
えーと、絆スキルも入れて174%だね
・・・32! クリティカルだよ!
※雪のウィップアタックはランクIIIのため判定値の1/5でクリティカルになります。
佐伯:(頭を抱え机に突っ伏す)
三枝:
あ、あれ? どうしたの? 直美ちゃん?
佐伯:
あぁ、すいません。
実はですね、FREEZE状態で剣・ガン相性の攻撃を受けた場合、通常より上の相性は無視されて通常相性扱いになるんです。
氷室:
ほう、そうすると。耐性で半減されるはずが通常の威力でダメージが与えられて、クリティカルで2倍になる。実質4倍ダメージということか。
三枝:
やった!
佐伯:(更に青ざめる)
蒔寺:
・・・まだなんかあんのか?
佐伯:
FREEZE状態で格闘・射撃攻撃が命中した場合、クリティカルとなります。
美綴:
命中した場合? 凍ってたら回避できないんじゃないのか?
佐伯:
はい。なので実質自動クリティカルです。
なのに何で判定でクリティカルなんか出してるんですか?!
三枝:
えぇっ、私ぃぃぃーーーーーーーーーーーーー!?
美綴:
これ、どうなるの?
佐伯:
クリティカルはクリティカルに過ぎない。という処理でも良いと思いますが、せっかくのクリティカル成功を無碍にするのも忍びないですから、クリティカルにクリティカルが乗っかる処理にしましょうか。
要するにクリティカルで2倍になった威力が更に倍! ドン!
て事です。
三枝:
え? いいの?
佐伯:
別にいいですよ。ここで議論しても進行が止まるだけで良い事ありませんし。
三枝:
じゃぁ、命運も全部(3点)使って威力ロールするね?
佐伯:
ゴフッ
-----------
雪(三枝):(50+12d)
「たーーーーーーーあぁっ!」
SE:ズバババババババババババババッ
ギガス(GM):(524点ダメージ。BINDならず)
「ぐ、ぐぬぅ」
-----------
佐伯:
えぇ、ギガスは凍りついたままなので解りづらいですが少し苦しそうです。HPが5割を切りました。
ていうか、なんで2個も10出してんですか!
※要するに威力ロールが実質14dになった。
三枝:
じゅ、10個も振っての2個だから確率的には順当だよぉ
セイバー:
14dの合計が81だと平均5.6くらいですか。
アーチャー:
1d10の期待値が5.5。まぁ、順当ではあるな。
佐伯:
ぐぬぬ・・・
こうなったらクイックシルバーに頑張ってもらいましょう。■怪音波です。
くけーっ!
ライダー:
全員命中ですが、PANICにはなかなか・・・
美綴:
あ
ライダー:
え?
美綴:
綴がパニクった・・・
ライダー:
くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
アーチャー:
お前がパニクってどうする
美綴:
あ、回復判定クリティカル
佐伯:
ブフッ
もう、何がなにやら・・・
----------
クイックシルバー(GM):
「くけぇぇーーーーーーーーーーーっ!」
綾織(美綴):(替寺を■応援)
「っ・・・! 見えた! 替寺さん!
そいつの
肩のうしろの2本のツノのまんなかにあるトサカの下のウロコの右
を狙ってください!」
替寺(蒔寺):
「よっしゃ!
肩のうしろの2本のゴボウのまんなかにあるスネ毛の下のロココ調の右
だな!」
-----------
セイバー:
え、鋼鉄のギガスとはそのような異形の存在だったのですか? 巨体なだけでシルエットは人間と大差無いと思っていたのですが・・・。
佐伯:
このアドバイスで何がよくなるんですか
美綴:
判定は成功してるからな。どう演出しようが成功は成功よ。
蒔寺:
ノッかったけど、これで失敗してもみつづりんのせいにできるしな
美綴:
あ、てめ
蒔寺:(スーパーショットIII ゆり子との絆スキルを添えて)
あ、クリッた
佐伯:
だーかーらー!
蒔寺:
んじゃあたしも命運全乗せするぞ
-----------
SE:ズドン!
ギガス(GM):(592点ダメージ)
「ぐっ・・・ガハッ」
替寺(GM):
「お、綴嬢ちゃんの言うとおりだったな。
よし木偶! つづけ!」
クグツ(GM):(ギガスの■蹴り)
「KYAHAHAHAHAHA」
ギガス(GM):(62点ダメージ)
「く、体さえ自由が利けばこのような攻撃ぃ・・・」
-----------
ライダー:
畳み掛けたい所ですが、回復しておいたほうが良いでしょうか
氷室:
GMの表現を聞く限りまだ半分ほどでしょうからね。お願いします。
※回復後HP(負傷していたメンバーのみ)
メガーヌ:52、替寺:64、雪:56、サー:57
クグツ:56、モウリョウ:118
佐伯:
ギガスの手番! まずは回復判定。力・体特化の真髄、回復判定値安心の121%! 30! 問題なく回復です!
蒔寺:
おぉお・・・佐伯っちがたぎってる・・・。
-----------
ギガス(GM):
「こんなもの・・・ふんっ!」
SE:パキン
ギガス(GM):(クグツに■素手攻撃)
「好き勝手してくれた分、返させてもらう。
ハッ!」
クグツ(蒔寺):(22点ダメージ)
「AHAHAHA~]
ギガス(GM):(モウリョウに■素手攻撃)
「次はきさまだぁ!」
モウリョウ(美綴):(回避成功)
「うぉすぉうぃいぁ~」
ギガス(GM):
「くっ、まだ体が冷えているか・・・」
宇佐(セイバー):(モウリョウを■応援)
「我々は敵陣の後衛をどうにかしますよ」
モウリョウ(蒔寺):(■毒針)
「むぁくぁすぁるぇとぅぁ」
クイックシルバー(GM):(回避)
「うっとうしぃのよ!」
メガーヌ(氷室):(■属性攻撃)
「もう一度凍ってしまいなさい!
ギガス(GM):(27点ダメージ。凍らず)
「私の
重三(アーチャー):(雪を■応援)
「形勢はこっちに傾きかけてるっすよ!
雪さん、さっきの女王様みたいなやつも1回お願いします!」
雪(三枝):(応援クリティカル)
「え、そ、それはっ
===========
第4ラウンド
三枝:
うぅ・・・、せっかく応援でクリティカル出してもらったんですけど、反撃対策の切り落としがもう使えないんですよぉ。さっきので命運使い切っちゃったから・・・
アーチャー:
それならばそれで、やることは有る。後列にいながらガンが効かぬクイックシルバーを狙えば良い。
雪にはそれができるスキルがあっただろう。
三枝:
あ、そうでした。じゃぁ■エレメンタルスラッシュ付の通常攻撃でクイックシルバーを攻撃します。
佐伯:
32点受けて・・・まだまだ動きますよぉ。
■怪音波!
※替寺、クグツのヤクザ組がPANIC!
蒔寺:
あ、やべ
-----------
替寺(蒔寺):(@▽@)
「おい誰か早く、
肩ぐるまして後ろ向きに乗り2本のゴボウを持った歌舞伎顔の男
をつれて来いよ!」
クグツ(氷室):
「AHA~HA~」
綾織(美綴):(替寺の回復判定に対し■応援)
「ちょっ、あぶな、鉄砲をこっちに向けないでください!
~~っ・・・えい!」
SE:ポカッ
替寺(蒔寺):(回復判定成功)
「てっ! ? ・・・?
くそっ、てめぇ何しやがった!?(ギガスに■ターゲッティング)
おい木偶、遊んでじゃねぇ!」
クグツ(美綴):(回復判定成功。ギガスに■蹴り)
「AHA~!」
----------
佐伯:
替寺さんて実は体能力値高めですよね。
蒔寺:
人形はもともと物理型だしな。おかげで助かったぜ。
佐伯:
ふむ。ではそろそろ使ってみますか
セイバー:
? 何をです?
佐伯:
■反撃です。回避判定の代わりに50パーでクグツを攻撃です。
蒔寺:
やべ、忘れてた
----------
ギガス(GM):
「クロスカウンター!」
クグツ(蒔寺):(18点ダメージ。残HP12)
「ギャン!」
※ギガス側の被弾ダメージ忘れてます。
----------
蒔寺:
地味にキツい!
ライダー:
■メディアで回復を図りましょう。
回復後HP(負傷していたもののみ)
雪:64、サー:70、クグツ:45、モウリョウ:120
氷室:
そろそろ上位の回復魔法がほしくなってくるな。
佐伯:
そんな小回復に無慈悲な■暴れまくり が襲い掛かる!
PL:
ぐえーっ!
----------
ギガス(GM):
「そのような小細工でこの筋肉を止められると思わぬことだ!」
サー、クリティカル回避。
メガーヌ回避判定にファンブル。命運で振り直し(残3)回避成功。
ギガス:
「そして貴様ぁ!」
SE:ガシッ
雪(三枝):
「なっ!?」
画面暗転。
SE:キュピーン(青白い光)
ギガス:
「■真空ぅ・・・投げ!」
----------
アーチャー:
超必演出しておいて、地味だな。
佐伯:
演出が上手くいかないことくらいは、どんなプレイヤーでもありますよ。私だってそういう経験はあります。
でも今は、そんな事はどうでもいいんです。重要なことじゃない。
重要なのは判定にクリティカルしているということです!
三枝:
ぎゃーーーーーー!
か、回避判定に仲間との絆スキルを使うよ! これで93%!
・・・80! 判定成功!
佐伯:
うぅむ。それでは通常命中扱いですね。残念。
三枝:
コワイッ
えぇと・・・・・・・・・・・・
氷室:
由紀香?
三枝:
死んじゃう・・・
蒔寺:
あ?
三枝:
雪のHPが残27なんだけど、受けたダメージが防御点で軽減しても46点あるの。
美綴:
げっ、命運で半減しr
三枝:
さっき全部使っちゃったよぉ!
PLs:
うわーーーーーーーーーーーー
セイバー:
あ、有人の命運を譲渡します!
三枝:
ありがとうございます! もらった命運をすぐに使って半減! これで残りHP15点! 生きてるー!
----------
SE:ずだん!
雪(三枝):
「がはっ げほっ」
ギガス(GM):
「ほう、今のを耐えるか。素晴らしい」
宇佐(セイバー):(モウリョウを■応援)
「雪さん! とにかく敵の数を減らすぞ!」
モウリョウ(氷室):(クイックシルバーに■毒針)
「りゅぉおぉうぉくぁうぃ」
クイックシルバー(GM):(15点ダメージ。撃破!)
「いやああああああああああああああああ」
メガーヌ(氷室):(仲間との絆スキル使用)*1
「(これで残りは鋼鉄のギガスのみ・・・それでもこのままじゃ仲間に犠牲が・・・)」
???(蒔寺):
「(チカラ ホシイカ)」
メガーヌ(氷室):
「??」
???(蒔寺):
「チカラ ホシイカ」
メガーヌ(氷室):
「手甲から? ファハン・・・なの?」
ファハン(蒔寺):
「オマエ ナカマ マモリタクナイカ」
メガーヌ(氷室):
「! 護りたいですわ!」
ファハン(蒔寺):
「オレサマ オマエ テダスケ」
メガーヌ(氷室):(□バトルギミック)
「! しゅ、手甲が! 勝手に・・・っ!
きゃあああああああああああああああああああああああ」
----------
氷室:
という感じで防御・反撃・回避不可の■鉄拳パンチだ。
美綴:
いや、これ完全にAKIR・・・
氷室:
ふむ。しかし、バトルギミックの効果、攻撃を回避・防御・反撃不可にする。とスキルの”ギミック”という名称。そしてスキル説明に魔晶アイテムが瞬時に変形し攻撃コースを変化させる。と書かれている。
それらを統合した結果、回避不能の飽和攻撃、という演出にしてみたのだが駄目だったかね?
佐伯:
いや、まぁ、データ面をおかしくしない限りは演出はある程度自由ですから良いですけど、氷室さんはそれで良いんですか。
氷室:
大丈夫だ、問題ない。
さぁ、威力ロールを振るぞ。残りの命運も全部注ぎ込んで10dだな
・・・・・・・・・合計122点だな。
なぜ1つも10が出ない・・・。
セイバー:
十分強いので良いじゃないですか。問題はその結果でしょう。
ナオミ、攻撃の結果の演出をお願いします。
佐伯:
はい。
----------
SE:グシャアアアッ!
メガーヌ(氷室):
「はぁ、はぁ、いったい何が・・・」
ギガス(GM):
「く、くふふふふ、はーはっはっはっはっ!」
雪(三枝):
「そんな、アレを受けてまだ立っていられるの?!」
ギガス(GM):
「素晴らしいぞ、人間よ! これほどの使い手が居るとは! 惜しむらくは私は”外”を自由に歩くことができぬことよな」
替寺(蒔寺):
「余裕かよ・・・」
ギガス(GM):
「いや、本当に惜しいのは、もうこのような高揚感を得られそうもないということか」
そう呟くとガクリと膝をつきます。
綾織(美綴):
「!?」
ギガス(GM):
「さぁ、勝者の権利だ。この者たちはまだ息がある。外に連れ出せば問題なく
しかし、我らの”主人”は諸兄を許さぬだろう・・・
SE:ドサリ
==========
佐伯:
と、ギガスが倒れるとそのまま黒い霧のようなものになって霧散してしまいます。
おつかれさまでした。戦闘終了です。
アーチャー:
危うかったが何とかなったな。
ライダー:
回復がギリギリ間に合ってよかったですね。タイミングを1度でも見誤っていたら誰か倒されていたでしょう。
佐伯:
なんとかバランス取れていたようで安心しました。途中ヒヤヒヤしましたが。
さて、戦後処理をしてしまいましょう。
まずは
それから、アイテムドロップですが・・・どっかのBOSSがアイテムばら撒いちゃってるんですよねぇ・・・。
美綴:
これ、■宝探し に命運使う必要ないかな。
・・・ほい。クイックシルバーもモウリョウも成功っと。
佐伯:
では、クイックシルバーから くらましの玉(戦闘離脱アイテム)。
モウリョウからは ディストーン(石化治療アイテム)。
そして問題のギガスから、コアシールド(ダメージゾーン無効化)とドラゴンの籠手(腕部防具)を手に入れます。
コアシールドとくらましの玉はサーが、ディストーンは宇佐が所持。
蒔寺:
ドラゴンの籠手・・・無茶苦茶
三枝:
PLs:
(誰も装備できない・・・)
ライダー:
ま、まぁ強い装備なのは事実ですし、サーが持っておきましょう。誰かが装備できるようになったらお渡ししますね。
美綴:
お願いします。
佐伯:
最後に経験点が1人あたり327点です。
メガーヌ、替寺、宇佐、重三、サー レベルアップ
レベルアップボーナス
替寺:550マッカ、宇佐:魔石、重三:登山セット、サー:ディスクローズ
佐伯:
さぁ、長くなりましたし、いったん休憩を入れてから続きを演出しましょう。
つづく
改めて、お待たせしました。
ロールプレイ重視になるように勤めえみましたがいかがでしたでしょうか?
今回、クグツのロールプレイが妙なのは、こいつの会話パターンを確認したら「少女/子供」になっているのに気づきまして
「あ、こいつ操り人形系だと思ってたら、どっちかって言うとチャッキー形なのか」と思ったしだいでこうなりました。
ただ私の防御相性が「ホラーに弱い」なのでワンパターンなロールプレイになってしまったことは悔やまれる限りです。
それと、クイックシルバーが怪音波しか使っていないのはダイスの女神の思し召しです。
後列に居ると(BOSSじゃないので)ジオか怪音波しか使えないのですが、ジオの目がでませんでした(汗)
10や前列用スキルが出たときは、全体にBSばら撒くスキルの方が脅威だと思ってそちらばかり選んでいたんですが、まさかのジオが出ない・・・。
今回の属性攻撃。
「グラス・コフィン」は氷じゃないだろうとか思いつつ見た目の雰囲気で選びました。
次回はエンディングですね。
今回ギガスにいろいろしゃべらせましたがその辺りに触れたり、被害者を救出したりします。
しばらくおまちください。
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9.エンディング
いやぁ、ダイス振らないパートは進みが速いですね(苦笑)
今回も読者の皆様にお願いがあります。詳しくはあとがきで。
衛宮邸 居間
佐伯:
さて、それではエンディングに移行しましょうか。
状況としては、BOSS戦後、学校の理科実験を思わせる、ただし規模が明らかに大掛かりな実験装置が並ぶそんな部屋です。
部屋の奥、ギガスたちが立ちはだかるようにしていた場所には数名の男女が倒れています。気を失っているのか微動だにしません。ギガスの言葉が真実ならば、息はあるはずですが。
氷室:
しばらくは周囲を警戒するだろうな。
アーチャー:
危険がないと判断できたなら社は倒れている人物に駆け寄るだろう。
==========
天の鎖学園高校? 異界
重三(アーチャー):
「レン!」
GM(佐伯):
重三が駆け寄るとそこには4人の男女がぐったりと横になっている。ギガスの言葉に嘘はなかったらしく、全員苦しそうにこそしているものの息はある。ただ・・・
替寺(蒔寺):
「どうだボウズ、良い人は居たかい?」
重三(アーチャー):(無言で首を振る)
「・・・」
替寺(蒔寺):
「・・・そうか」
雪(三枝):
「(彼らの身柄の保護は当然として、何か手がかりを・・・この戸棚何か入ってる?)
宇佐先生、メガーヌさんすこし手伝ってもらっていいですか」
GM(佐伯):
そうして彼らは数点の資料とともに、被害者の救出に成功した。
とはいえ、学内で発見となると彼らも容疑者となってしまう。侵入時と逆の手順で学園沿いの道路まで出た所で、メガーヌが警察――浦田警部――に連絡を取り彼を介して行き倒れていた所を保護したという事にしてもらった。
浦田(GM):
「いったいどういう状況だ? これは」
メガーヌ(氷室):
「行方不明者を探していたら、別の行方不明者? を発見しました。それで連絡を入れましたわ」
浦田(GM):
「はぁ・・・。まぁ普段世話になってるからな、引き受けてやるけどよ」
雪(三枝):
「たすかります」
----------
三枝:
ねぇ、さっき異界の中で見つけた資料の中身って把握してて良いのかな? 中身確認しておきたいけれど、ここで警察に渡しておかないと持ち逃げとか隠蔽とか言われそうでしょ?
佐伯:
あ、そうですね。では異界を出る前に流し読みですが内容を確認しておいたことにしましょう。
三枝:
うん。わかったよ。
----------
雪(三枝):
「刑事さん、これ。中で見つけたものです。何かの手がかりになるかも」
浦田(GM):
「悪いな。預からせてもらう。
すぐに他の連中も来る。この場には居ない方がいいだろう。
特に未成年。補導員に見つかるなよ」
===========
佐伯:
という感じで、ギガスたちが連れ去った人たちを助けることができました。戸坂さんを見つけることはできませんでしたが・・・。
アーチャー:
まぁそう簡単にいくとは思ってはいなかったがな。
蒔寺:
で、その資料には何が書いてるんだ?
佐伯:
そうですね。では次は雪さんが異界でみた資料について考察? 的な事をするシーンにしましょうか。
というわけで、はい三枝さん。さっきの資料のデータです。
三枝:
ふぇっ?!
佐伯:
そのメモを元に適当にロールプレイしちゃってください。
三枝:
そ、そんな、直美ちゃんがこのあとどんな展開を考えてるのか知らないのに勝手に喋っちゃっていいの?!
佐伯:
メモを見てもらったら解りますけど、断片的にしか考えていないので・・・
三枝:(メモを見ながら)
そう言われても・・・え、これ、戸坂さんってもしかして
佐伯:(にっこり)
==========
雪の私室
雪(三枝):
「・・・(有能な者・・・異能有する者・・・あの資料に書かれていたことが本当なら、あの悪魔たちの主がさらっていたのは・・・エンキドゥ・プロジェクト・・・調べる必要があるわね)・・・」
==========
三枝:
こ、こんな感じでいいのかな。
佐伯:
はい。大丈夫ですありがとうございました。
サーバンツ:
(・・・
美綴:
? どうかしましたか?
アーチャー:
あ、いやなんでもない。
GM。社のシーンを入れたいのだが。
佐伯:
そうですね。残念な結果に終わってしまいましたから、その辺りモノローグをお願いします。
=========
重三の私室
重三(アーチャー):
「(・・・レン、どこにいるんだ・・・必ず、必ず見つけ出すから・・・無事で居てくれ・・・っ!)」
=========
アーチャー:
こんな所か。あまり長くしてもよくないだろう。
佐伯:
もっと煮えてもいいんですよ?
アーチャー:
かんべんしてくれ・・・。
佐伯:
他に、何かしたい事がある人は居ますか?
ないようでしたら、最後にマスターシーンを
==========
???
GM(佐伯):
暗い部屋。大量のディスプレイから漏れる光でかすかに人影が浮かび上がっている。
暗がりに加え、地に着きそうな長い髪で覆われ顔はハッキリとは判らない。線が細い印象を受けるが性別までは判然としない。
その人影がディスプレイの1つを見つめながら呟く。
???(GM):
「あそこに侵入してくるものが居るとは・・・核となるシャドウを失い空間自体も消失。貴重なサンプルも官憲の手に・・・まだデータが足りないというのに・・・ギルガメシュ・プロジェクトの方で補填することも考えないと・・・」
GM(佐伯):
暗がりの中、人影がキーボードを叩く音だけが延々と続く。
==========
剣&弓:
あきらかに鬼道でしょう、これ。
( だろう )
佐伯:(しれっ)
さぁ、どうでしょうね?
ライダー:
ギルガメシュ・プロジェクトの名前を出しておいて何を
氷室:
隠す気はないという事でしょう。彼女がラスボスかね?
佐伯:
♪~
蒔寺:
さえきっち?
佐伯:
ある1つの名言をお教えいたしましょう。
三枝:
え?
佐伯:
回収したら伏線!
放置したらフレーバー!
美綴:
無計画かあああああああああああ!
佐伯:
さぁ、それではこれにて第9回「進展」クリアです。お疲れ様でした。
セイバー:
否定も肯定もない?!
~~~~~~~~~~
佐伯:
それではいつもの告知をしていこうと思います。
真・女神転生TRPG魔都東京200X ではセッションの最後に属性評価という処理があるのですが、それを属性評価を
それではみなさん、お疲れ様でした。
一同:
おつかれさまでした。
もっと煮えたロールプレイができるようになりたい・・・。
というわけで伏線というか、キャンペーンの方向性というか、そういうものを提示したエンディングでした。
先のことは相変わらず未定なんですけどね(汗)
それでは、いつもの告知という名のお願いをさせていただきます。
作中でも触れていますが、メガテンXではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。これは各PCのセッション中の言動が以下の6つの属性のどれに当てはまるかあるいは、近かったかを参加者同士の投票で決めるものです。ですが、本作は仮想卓のため、参加者は作者独りですので投票が出来レース状態になってしまいます。
そこで、読者の皆様のお力をお借りしたいと思います。
ただ、アンケートなどを感想を使って行うのは運営様より禁止されているので、作者の「活動報告」に投票所を設けております。そちらに書き込んでいただくようお願いいたします。以下に属性の説明を書き上げますがその基準に従わないといけないという事もありませんので、思ったように投票していただければと思います。
属性
ロウ :ルールや規則を大事にした。理性的。
カオス:感情や自由を大事にした。情熱的、芸術的、閃き。
ライト:善行を行った。博愛、正義、癒し。
ダーク:暴力的だった。卑劣、独善、嗜虐、被虐。
ニュートラル:中庸だった。仲裁、抑制、控えめ。
ヒーホー:(上記5つとは無関係に)コミカル、笑い、ギャグ。
作者の名前をクリックしていただいて、『活動報告』をクリックしてもらえれば投票用スレッドがありますので、良かったら投票していってください。
投票は2019年9月30日に締め切らせていただきました。
みなさま、ご参加ありがとうございました。
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9.属性評価 結果発表
第9回の属性評価結果発表をお送りいたします。
投票にご参加くださった方々、ありがとうございました。
今回、発表に辺り特定の評価コメントを拾って、「イジり」ともとれる扱いをしてしまっていることを予めお詫び申し上げます。
コメント主様におきましては、ご不快に感じることがありましたら、作者までご連絡いただけましたら差し替えで対応させていただきます。
それでは、結果発表をどうぞ。
2021.2/22
各PCデータで雪の借金額が40万ほど少なく表示してしまっていたのを修正しました
衛宮邸 居間
佐伯:
お待たせしましたぁ。第9回の属性評価の結果がまとまりました。
SE:パチパチパチパチ
佐伯:
さてさっそく発表といきましょうか。
まずはメガーヌさん。
氷室:
今回はおふざけはあんまりしなかったつもりだが・・・
佐伯:
さて、どうでしょうか・・・・
===========
メガーヌ
・ライト 1票
・ヒーホー 1票
===========
佐伯:
というわけでライトとヒーホーに1票ずつでした!
氷室:
あれでもまだヒーホーに入るのか・・・
佐伯:
えぇ、ヒーホー票は、
・GMと一緒にヒーホーとして。(もうなんかお約束なので、NPC寸前までこれで)
佐伯:
だそうです。
なんで私もなんですかね?!
氷室:
イメージでの投票を許可されているとはいえ、
イメージだけなのだが?!*1
蒔寺:
ライトの方は
技もしっかりはまり、ダイスすら効果を発揮してこおりのひつぎに
だってよ。
氷室:
あれは運がよかった。その後のダメージ確保にも寄与できたのでな。
三枝:
それでどうするの? 鐘ちゃん。この場合は鐘ちゃんが属性を選ぶんだよね?
氷室:(おもむろにダイスに手を伸ばす)
うむ・・・ここはダイス神にお伺いを立てるか
綾織:
氷室:
うむ。奇数でライト、偶数でヒーホー・・・そりゃっ
SE:ころころころ・・・
氷室:
4・・・ヒーホーだな。・・・ヒーホーかぁ・・・
セイバー:
抵抗があるのなら、最初からライトを選べばよかったのでは・・・
氷室:
いえ、ここはダイスの女神に従いましょう。
上昇値は・・・10。? 10?!
どういうつもりだダイスの
三枝:
鐘ちゃん、言葉遣い。
氷室:
っ、失礼した。
ヒーホー33はマズい気がするのだが・・・。
アーチャー:
現段階の属性値上限は50。危険域ではあるな。
氷室:
ぐぬおぉぉぉ・・・
佐伯:
これは、メガーヌさんシナリオも考えないとですかねぇ。
とにかく次の発表に行きます。替寺さん!
蒔寺:
っしゃぁ! 来い!
==========
替寺 マキデ
・ニュートラル 1票
・カオス 1票
==========
佐伯:
という感じにこちらも票が割れました。
蒔寺:
まぁ、いつも通りって感じか。ニュートラルは珍しい気もするけどな。
佐伯:
そうですね。ニュートラル票は
怪談ものということもあってキャラ以上に本人の素がでてる気もするので今回はこっちで
だそうです。怖くなかったでしょう?
蒔寺:
いや、うん、そうなんだけど、うん。
ライダー:
カオスの方もなかなか面白いご意見ですよ。特にアーチャー。
アーチャー:(集計メモをぺらり)
替寺の集計でなぜ私の名が・・・
マキの字は突入時以外はビビリ発揮しすぎたり、アーチャーと一緒にゲスい方向で暴走してたのでカオスで(アーチャーの方は凛にチクるでカンベンしたらぁ)
アーチャー:(メモを手にしたまま動かない)
蒔寺:
ゲス
セイバー:
アーチャー?
アーチャー:
・・・う
ライダー:
? はい?
アーチャー:
違う。あれはあくまでも社のキャラ性を考えて行ったに過ぎず、私自身の嗜好とは全くの無関係であると主張させていただく!
蒔寺:
そんなこと言う奴に限って、てこともあるからな。ほら、衛宮なんかそんなの興味ありませーんみたいな顔してるけど、あぁいうのが存外むっつりだったりするんだよな
アーチャー:(ピキッ)
ふっ、あのような未熟者と同列に扱わないでもらいたい。そもそも、女性を外見で評価するなど失礼だろう。
セイバー:
(シロウの名前が出て逆に冷静になりましたね)
と、とにかくお遊びなのですから、楽しく行きましょう。ナオミ続きをお願いします。
佐伯:
は、はい。
蒔寺さん、どちらの属性を上げますか?
蒔寺:
カネみたいにダイスで、と行きたいがカオスがもう27あるんだよ。カネみたいに事故りたくないからな。
氷室:
ぐぬおぉぅぉ・・・
蒔寺:
というわけでニュートラルを頂戴するぜ。そりゃ! ・・・4。うむ穏当。
氷室:
ぐぬうぅおぉぉ
佐伯:
ははは・・・
では、次は雪さんですが。
三枝:
はーい。正直ニュートラルになりそうなことしかしていないというか、何もしていないというか・・・
美綴:
(だからこそ、
==========
雪
・カオス 1票
・ヒーホー 1票
==========
佐伯:
と、3人連続で票が割れてしまいました。
三枝:
割れちゃうのは仕方ないけど、ニュートラルに入らなかったのは意外かなぁ。
鐘・楓・綾:
(それはひょっとして、ギャグで言っているのか・・・?)
佐伯:
では気になるコメントですが・・・
カオス
もう天然突き抜けてねぇ?
ヒーホー
ダイス目がヒーホーに成れと行ってる気がする 反能もその方向だし/借金返済するにしても返済額一桁はもはやギャグ/人間からしてみたら数千でも悪魔からしたら一桁は変わりないしw
ライダー:
まあ、いつもどおりではありますね。
三枝:
どういうことぉ? って、ロキさんて悪魔なの?!
一同:
今?!
佐伯:
うぇ、あれ? そういう話しませんでしたっけ?
三枝:
してない、と思うんだけど・・・
氷室:
ロキといえば、かなり有名な部類の神なのだが・・・
蒔寺:
魔探偵○キ とか、主人公級になれる
三枝:
そんなこといっても、外国の神様なんて、オーディンとか、シヴァとか、アレキサンダーとかぐらいしか、
楓&剣:(奇跡のハモリ)
ない。
アレキサンダーは神では
ありません。
三枝:
あれ?
美綴:
まぁ、雪自身はロキの正体に気付いていないんだし、いいんじゃない?
コメントで言われてる、ダイス目は確かに今回ひどかったわよね。
三枝:
驚きすぎてのどが疲れちゃったよ。
佐伯:
そんなダイスの女神に愛された三枝さんは、どっちを選びますか?
三枝:
愛されてるって言うのかなぁ?
どっちにしようかなぁ・・・鐘ちゃんの真似してみようかな。奇数でカオスね。
蒔寺:
やめろ、それは人が手を出してはならぬ邪法・・・
SE:ころころ・・・3
三枝:
じゃぁ、カオスを上げるね。これで評価が入ってない属性はダークだけだよ。
・・・あ、1しか上がらなかったよ。
アーチャー:
あがりすぎるよりは良いだろう。
それに、ダークは意図していないなら普通は入らない属性だ。
佐伯:
そうですね。あえてダークに振り切るキャンペーンも面白いかもしれませんが、今回はそういうつもりはないので。*2
さくさく行きましょう。次は綾織さんですね。
美綴:
おっしゃぁ! 重三さんに引っ張られて、ニュートラル以外に入ってると嬉しいんだけど・・・
佐伯:
では、ドン!
==========
綾織 綴
・ロウ 1票
・ライト 1票
==========
美綴:
おっし! ニュートラル回避っと。
佐伯:
いただいたコメントはこんな感じです。まずはロウから
アーチャーとの対比的にも理性的な面を強く感じた
アーチャー:
オープニングで社が独断で動かないように制してくれたりしていたな。
美綴:
アーチャーさんがあからさまに思いつめてるロールしてくれたんでやり易かったですありがとうございました。
佐伯:
ライト側にはこんなコメントをいただいてます。
「ヒロイン枠」でライトかなぁ。
美綴:(ドヤ顔)
ヒ ロ イ ン わ く
蒔寺:
殴りたい、その笑顔。
美綴:
ま、どっちの属性もまだ0だし、ダイスで決めませてもらおうかな・・・て、綴はいままでニュートラルとヒーホーしか上がってなかったのか・・・
とにかく、奇数でロウとして・・・8。ライトか。ダイスも綴がヒロインになれと囁いているね。上昇値は・・・10。こりゃぁ、ヒロイン確定かな。
佐伯:
では次は宇佐先生いきましょうか。
セイバー:
しょうじき、みなのような特徴有る行動は取れていないと思うのですが・・・
佐伯:
では、ドンッ!
==========
宇佐
・ロウ 1票
・ライト 1票
==========
セイバー:
おぉ、こうなりましたか。実は有人もニュートラルが30まで来ているので助かります。
佐伯:
ロウには
理性的であったし何より突入時のモウリョウ召喚がクレバーだった
ライトには
一応正義感で参加したのでライトで
というように、どちらもロールプレイが光りましたね。
セイバー:
ふむ。戦闘型ではないので
アーチャー:
考えすぎだろう。そもそも、宇佐が狡猾な行動をとったところがあったか? 素直にポジティブな評価として受け取っておけ。でなければ、投票者に失礼だぞ。
セイバー:
そ、そうですね、失礼いたしました。
ではせっかくそのような評価をいただけたのでロウをいただきましょうか。・・・1しか上がりませんでした・・・。やはり、人の善意を疑ってはいけませんね。反省いたします。
アーチャー:
(まぁ、投票者の意図は間違っていないだろうが、メガテン内でのロウ勢力には少なからず狡猾なイメージが着いて廻るが・・・言わぬが花か)
次は社かな?
佐伯:
はい。今回は重三さんのためのシナリオでしたからね。ある意味ここが本題といってもいいでしょう。
結果はこのようになりました。
==========
・カオス 1票
・ライト 1票
==========
アーチャー:
ふむ。カオスはおおむね予想通りだが、ライトにも入ったか。
佐伯:
えぇ。カオスのほうはこれもおおむね予想通りで、感情的なブレない行動が評価されましたね。
ただ、ライトの方は・・・
アーチャー:
? 何かあったのかね?
ライダー:
まさか、中傷するようなコメントが?
佐伯:
あっ! いえ、! 違います。そんなコメント来てませんし、来てても
そうじゃなくてですね、まぁ見ていただいた方が早いでしょうか
率先して解決と言うか、主人公してたのでライトで(ロウと迷いましたが、一応侵入は違法だったし、遵法の視点でどっちもアレですが間違ったことはしてないという弓兄貴の言葉が降りてきたので)
佐伯:
氷室:
ロウと迷ったが、不法侵入していたのでライトに、というのはまぁ順当な投票理由だがその後の一文か
蒔寺:
「弓兄貴の言葉が降りてきた」
佐伯:
アーチャー:(思わずお茶を噴出す)
ブフッ ゲホッガハッ、なぜそうなる!?
ライダー:
ですが、この弓兄貴というのは貴方なのでは?
(ケイローン師ということはないでしょうし)
セイバー:
(トリスタン? いやまさか・・・)
アーチャー:
どうやって、投票者を特定するというのだ。よしんばできたとしてもそんな不正を働いてまでキャラを存続させようとは思わん!
(どういうことだ? まさかあのゲリラ屋か?)
佐伯:
ははは、そうですよね。すいません、変なことを言ってしまって。
それでは、どちらの属性を上昇させますか?
アーチャー:
心情的にはカオスを採用したいが、カオスも既に20あるのでライトにさせてもらおうか。
・・・10か。ニュートラル比べれば問題ないな。
三枝:
今回多いですね。
ライダー:
では、最後は私ですね。
佐伯:
はい。こんな感じになりました。
===========
サー
・カオス 1票
・ライト 1票
===========
佐伯:
カオスはいつもどおり自由奔放な振る舞いに対してですね
「いろいろな意味」でカオス
とまで言われちゃってますが(苦笑)
ライダー:
ある程度は狙ってやってるので想定内ですね。
ライトは時々投票されますが、毎回少し意外なのですが
佐伯:
今回はなんだか深い感じのするコメントをいただいています。
人としての善ではないが悪魔としての善ではあった 悪魔にだって優しさはあるんだ
と、まるでメガテンを体現するかのようなコメントをいただいて、ライダーさん?!
ライダー:(目頭を押さえている)
美綴:
ど、どうしたんですか?!
ライダー:(ティッシュ ちーん)
いえ、すいません。大丈夫です。
えぇ、そうなんですよ。
佐伯:
(な、何かあったのかな・・・)
で、では今回はライトを上げますか?
ライダー:
はい。そうさせていただきます。・・・6上昇して7になりました。
佐伯:
では、最後のクリア報酬、絆ポイント3d10をどうぞ。
SE:ころころころころころころころころころころころ・・・
佐伯:
終わりましたか? では、これで第9回『進展』終了・・・の前にライダーさんに謝罪があるんでした。
ライダー:
? なんでしょう?
佐伯:
いわゆるルールミスです。
氷室:
この前にメガーヌのように何かあったのかね?
佐伯:
えぇ、あったというか、有り続けたというか・・・
ライダー:
??
佐伯:
結論から言いますと、サーさんはまだ強化が効きます。というか今までが弱体化している状態でした。
一同:
?!
佐伯:
えぇとですね、キャラクターシートに防具記入欄ありますよね。
ライダー:
それは、まぁ。
佐伯:
わたし、クラスシステム2.0に移行したから、人間用悪魔用兼用になったせいだと思ってたんですが・・・
蒔寺:
まさか・・・
佐伯:
旧システム*3の悪魔用キャラクターシートにも防具記入欄があるんです!
ライダー:
つまり、サーも防具を装備できる?
佐伯:
・・・はい。*4
美綴:
トータル9セッション縛りプレイしてたって事か。
佐伯:
ごめんなさい。なのでサーさんには4,000マッカ差し上げますので武具の調達を可とします。余った分はそのまま所持金に追加してください。
セイバー:
武器もいいのですか?
佐伯:
ライダーさん、ほんとうに申し訳ないです・・・。
ライダー:
いえ、メガーヌの時に鐘が言っていましたが、ちゃんと救済案を用意してくれているのですからそこまで気に病むことはありませんよ。
以後気を付ければよいのです。
(装備できないからと皆から預かった装備品が装備で着たらよかったのですが・・・*5)
佐伯:
寛大なお心に感謝いたします。
それでは、今度こそ、第9回 終了です。
次回をお楽しみに。
一同:
お疲れ様でした
==========
データセクション
----------
メガーヌ(PL:氷室 鐘)
性別:女 年齢:20 レベル:11 経験点:1,448
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
気孔拳士(格闘:無手)、デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー/49
警察関係 /浦田警部 /51
―― /仲間 /61
―― /魔晶手甲 /40
―― /鳥居刑事 /15
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:19/106% 格闘威力 :30+2d10
魔:2/ 21% 魔法威力 :13+1d10
体:3/ 26% 射撃威力 :5+1d10
速:5/ 36% 物理防御点:15/魔法防御点:12
運:2/ 21% イニシアティブ:8+1d10/回避判定値:15%
会話判定値:24%/最大命運:5
最大HP:56/最大MP:26
防具
全身 :魔晶手甲
アクセサリ:サングラス、コート
回復判定値:26%
相性:破魔無効
属性
ロウ:6
ライト:1
ニュートラル:11、ヒーホー:33
アイテムなど
トランキライザー、道反玉、傷薬×5、明王神符×2、マハジオの石×3、コービットのノート×3、アンチドート
悪魔カード:オードリー、スダマ、クイックシルバー
99MAG、237マッカ
スキルなど
素手攻撃、魔晶手甲
突撃、鉄拳パンチII、裏拳、カードハント、属性攻撃、バトルギミック、クトゥルフ神話*6、構え、追加格闘威力、インプラント、隠匿(50)
----------
替寺 マキデ(PL:蒔寺 楓)
性別:男 年齢:25 レベル:11 経験点:1,588
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
ガンスリンガー(射撃:銃器)、マシン・オペレーター(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女 /ゆり子 /81
興味(先端技術)/オリヴィエ/80
―― /仲間 /65
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 21% 格闘威力:16+1d10
魔:2/ 21% 魔法威力:13+1d10
体:6/ 41% 射撃威力:19+1d10
速:19/106% 物理防御点:30/魔法防御点:8
運:2/ 21% イニシアティブ:15+1d10 回避判定値:29%
会話判定値:24% 最大命運:5
最大HP:68/最大MP:26
防具
頭部:NBC酸素マスク
腕部:カイザーナックル
胴部:ファイアガード
脚部:メタルブーツ
アクセサリ:アームターミナル(マシン・O用)、アメジストの魔除け
回復判定値:41%
相性
破魔無効、毒無効、耐火炎、耐魅了
属性
カオス:27
ライト:1
ニュートラル:11、ヒーホー:9
アイテムなど
通常弾×209、明王神符、日輪の鎧、道反玉、宝玉、マハジオの石×3、チャクラム、傷薬×5、ディスポイズン、トランキライザー、手榴弾×2
悪魔カード:クグツ
267MAG/596マッカ
スキルなど
素手攻撃、コルト・アナコンダ(通常弾5発装填)
スーパーショットIII、膝射姿勢、ターゲッティング、マシン・オペレーション、マシン搭乗、ダブル・タップ、トラップ・カード
----------
雪
性別:女性 年齢:25 レベル:12 経験点:1,908
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
クイーン(格闘:武器)、自衛官(情報:操作)
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐 /80
借金/ロキ /71
――/仲間 /73
――/
能力値/判定値 戦闘データ
力:16/92% 格闘威力:28+1d10
魔:4/32% 魔法威力:16+1d10
体:5/37% 射撃威力:5+1d10
速:5/37% 物理防御点:22/魔法防御点:20
運:2/22% イニシアティブ:10+1d10 回避判定値:20%
会話判定値:24% 最大命運:5
最大HP:68/最大MP:32
防具
頭部:NBC酸素マスク
腕部:ジャミングアーマー
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
回復判定値:37%
相性
破魔無効、毒無効、耐氷結、混乱無効
属性値
ロウ:13、カオス:1
ライト:6
ニュートラル:16、ヒーホー:13
アイテムなど
傷薬×4、宝玉輪、道反玉×3、エンゼルヘアー、明王神符×3、トランキライザー、マハジオの石×3、宝玉×2
145MAG、46マッカ(借金:428,690マッカ)
スキルなど
素手攻撃、サソリムチ
ウィップアタックIII、複数攻撃、切り落とし、スーパーショット、隠密行動、エレメンタルスラッシュ、指揮、連続技
----------
綾織 綴(PL:美綴 綾子)
性別:女性 年齢:17 レベル:12 経験点:2,118
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
幻視者(魔法:霊能)、
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク/氷川 レイジ/50
不在 /日下部 一石/75
―― /
―― /仲間 /63
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/22% 格闘威力:14+1d10
魔:10/62% 魔法威力:22+1d10
体:2/22% 射撃威力:2+1d10
速:2/22% 物理防御点:14/魔法防御点:10
運:16/92% イニシアティブ:7+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:57% 最大命運:8
最大HP:56/最大MP:44
防具
頭部:イヤーマフ
腕部:ジュエリーカフス
胴部:ハイレグ・アーマー
脚部:コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意思のリング、ヤドリギの腕輪
回復判定値:22%
相性
破魔無効、耐凍結
属性
ライト:10
ニュートラル:30、ヒーホー:24
アイテムなど
マハジオの石、ガーネット、ディスチャーム、アメジスト×2、ディスパライズ×2、傷薬×5、ギロチンアクス、マハブフの石×2、セキレイの羽、魔法瓶、宝玉×2、道反玉、チャクラドロップ、メタルクラウン、天命神符、阿修羅の手、アゲハドレス、マハムドの石、毒矢、明王神符、トランキライザー×2、イワクラの水、マハンマの石、オニキス
143MAG、17マッカ
スキルなど
素手攻撃
蛇の道は蛇II、宝探し、煌天の幻視III、薬草治療、妖精の輪、薬草師、クトゥルフ神話、追加コネ
----------
宇佐
性別:男性 年齢:30 レベル:13 経験点:2,298
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
民俗学者(情報:捜査)、サマナー(召喚)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /49
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/30
―― /鬼道 円 /40
―― /
―― /仲間 /38
―― /ガブリエル・プッチ /27
―― /マダム・ニュクス /22
―― /ロキ /18
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 23% 格闘威力:15+1d10
魔:6/ 43% 魔法威力:19+1d10
体:2/ 23% 射撃威力:4+1d10
速:4/ 33% 物理防御点:9/魔法防御点:11
運:19/108% イニシアティブ:8+1d10 回避判定値:14%
会話判定値:58% 最大命運:8
最大HP:60/最大MP:38
防具
頭部:イヤーマフ
腕部:ジャミングアーム
胴部:サバイバルベスト
脚部:登山靴
アクセサリ:アームターミナル(DDS)、秘石の指輪
回復判定値:23%
相性
破魔無効、耐凍結、混乱無効
属性
ロウ:13
ニュートラル:30
アイテムなど
トランキライザー×2、光玉、ディスパライズ、ディストーン×2、登山セット、魔石×2、天命神符、道反玉×3、マハジオの石×4、傷薬×4、宝玉×3、明王神符、マカジャマの石、セキレイの羽
悪魔カード
オラクルス、モウリョウ、宙に浮くダガー
653MAG、17マッカ
スキルなど
素手攻撃、サーベル
サバイバル、マッパー、応急手当II、悪魔召喚、アナライズ、声援、カードハント、こんなこともあろうかと、追加コネII、研究者、アイテム習熟、ソウルリンク
----------
性別:男性 年齢:20 レベル:13 経験点:2,198
種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
遊び人(情報:メディア)、探偵(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /60
消えた恋人/隠岐 珠枝 /62
―― /仲間 /61
―― /ガブリエル・プッチ/51
―― /鬼道 円 /57
―― /
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 23% 格闘威力:15+1d10
魔:2/ 23% 魔法威力:15+1d10
体:2/ 23% 射撃威力:8+1d10
速:8/ 53% 物理防御点:12/魔法防御点:15
運:19/108% イニシアティブ:10+1d10 回避判定値:18%
会話判定値:58% 最大命運:8
最大HP:60/最大MP:30
防具
全身:Dスーツ
アクセサリ:秘石の指輪
回復判定値:23%
相性
破魔無効
アイテムなど
トランキライザー、傷薬×2、デクンダの石、謎の本、ディスチャーム、道反玉、明王神符、火除神符、宝玉×5、黒装束、チャクラドロップ、通常弾×78、マハムドの石、魔反鏡、テトラジャの石、破魔矢、ディスポイズン、マハジオの石×3、登山セット、マッスルドリンコ
悪魔カード:ガキ
147MAG、52マッカ
スキルなど
素手攻撃、SIGザウエル(通常弾9発装填)
幸運II、財力、運命の支配者、蛇の道は蛇II、探偵の直観、誘惑、交渉術、街の便利屋、するどい勘、追加コネII、COMP、極地適応、重ね着可
----------
サー(PL:ライダー)
性別:女性? 年齢:?? レベル:14 経験点:3,702
種族「悪魔名」:妖鬼「アズミ」
クラス
悪魔
背景設定/コネ/貢献ポイント
正義感 /
マスコミ/聖 丈二 /87
―― /仲間 /83
能力値/判定値 戦闘データ
力:13/79% 格闘威力:32+1d10
魔:9/59% 魔法威力:23+1d10
体:8/54% 射撃威力:6+1d10
速:6/44% 物理防御点:39/魔法防御点:29
運:8/54% イニシアティブ:10+1d10 回避判定値:16%
会話判定値:36% 最大命運:6
最大HP:132/最大MP:69
防具
頭部:アイアン・バニー
腕部:サイバーアーム
胴部:サバイバルベスト
脚部:ライダーブーツ
回復判定値:54%
相性
氷結吸収、耐呪殺、火炎弱点
属性
カオス:19
ライト:7
ニュートラル:13、ヒーホー:15
アイテムなど
ドラゴンの籠手、コアシールド、くらましの玉、傷薬×5、ディスクローズ、トランキライザー、宝玉×2、ディスポイズン×10、ヘッドバッシャー
134MAG、108マッカ
スキルなど
素手攻撃
タルカジャ、ジオ、正拳、メディア、水の壁、ザンマ、耐呪殺、するどい勘
==========
第10回につづく
改めまして、投票にご参加いただきありがとうございました。
7人全員票が割れるという珍事。
皆さんの意見を尊重したいのですが、1個選ばないといけないので、ロストが近いキャラ以外は、サイコロで決めてみました。
(メガーヌの10は完全に想定外)
次は、誰を救済するシナリオにしましょうかね?(笑)
予定は全然決まってませんし、ほか作品もあるので次回はかなり先になるかと思います。
気長にお待ちいただけると幸いです。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
第10回『暗殺』 属性評価 投票締め切らせていただきました
謝罪+10.オープニング
第10回スタートです。
ですが、もろもろ謝罪とそれにともなうハウスルールの追加がございます。
実プレイで導入するとプレイヤー間で不公平感が出る内容ですので、真似しないことを強く推奨いたします。
詳しくは本編内で。
衛宮邸 居間
佐伯:
大変お待たせしました。第10話の準備ができましたので始めようと思います。
氷室:
ずいぶんかかったな。ゲームセンターのゲーム大会を2回はできそうなくらい待った気がするぞ。
アーチャー:
ワンデイ形式の大会と同じペースでシナリオを用意するのは無理だろう。
佐伯:
ですね。それを差し引いても時間がかかってしまったのは申し訳ない限りです。
三枝:
しかたないよ。お話考えるのって大変なんでしょ?
セイバー:
そうですね。私たちは提供されるだけなのでワガママは言えません。
美綴:
そうそう。
んで、今回はどんなシナリオなの?
佐伯:
えぇ、その前に謝罪をさせてください。
ライダー:
どうかしたのですか?
佐伯:
前回の最後にお話ししたサーの装備に関してなのですが・・・
蒔寺:
あぁ、ライダーさんだけ縛りプレイだったってやつか。
佐伯:(ライダーに向かって土下座)
やっぱり「悪魔は特定スキルがないと装備品は装備できない」が正しい裁定でした!*1
氷室:
それは・・・どうするのかね?
佐伯:
えぇ。本来なら修正すべきなのでしょうが、裁定を下した直後に裁定しなおすというのも運営側として申し訳ないので、他の皆さんが許してくださるなら若干の修正を加えて装備可能という裁定で進めようと思うのですが、ライダーさんいかがでしょうか?
ライダーさん:
・・・具体的にはどのように変更されるのでしょうか?
佐伯:
まず、武器に関してはライダーさんのキャラクターだけ使っている旧版のシステムでも「■格闘武器」「■射撃武器」のスキルがないと武器を装備できないとあるので、こちらはこれに従おうと思います。なので現在のサーは武器を装備できないものとします。
ライダー:
もとよりサーは武器を装備していなかったのでかまいません。防具のほうはどうなるのですか?
佐伯:
こちらは1度装備可能という裁定を出してしまったので、可能とします。ただしその外見上人間の防具を装着できそうにない部位は装備不可とします。
三枝:
外見上装備できないって?
佐伯:
装備アイテムはどれも本来は人間用ですから、人間と同じ形状の部位装備は装備可能とします。
たとえば、サーさんは今アズミです。メガテンのアズミは水かきやヒレこそあるものの全体的なシルエットは人間と大差ないので全部位装備可能とします。
なので全身装備は人型の悪魔のみ装備可能とします。
アーチャー:(ライダーをチラッと見つつ)
では下半身が大蛇で描かれているラミアなどは脚部装備が装備できないと?
佐伯:
はい。そういう解釈でお願いします。
セイバー:
外見の解釈が複数ある悪魔はどうするのですか? 以前戦ったジャックフロストなどは雪だるまと描写されていましたが、伝承によっては少年であったり老人であったりしますが。
佐伯:
それに関しては、任意の姿を選んでいただいてかまいません。装備を確保するために人型を選んでも、ご自身が持つイメージを優先するために一部ないし全部位が人間とは違う姿としてもかまいません。
ライダー:
なるほど。
美綴:
・・・まぁ有情かしら?
蒔寺:
じゃね? 全部ダメが一部ならOK、なわけだし。
佐伯:
その辺りは元々のルールも考慮しています。悪魔PCも人間に化けている間はどの装備も装備できるますが、通常攻撃と自動効果スキルしか機能しません。そしてそれ以外のスキルを使用した瞬間姿が本来の物になり、装備は全て外れてしまいます。
人間PCの皆さんが使っているクラス・システム2.0では人間や動物に化けるのにゲームシステムとしてスキルが搭載されました。ロールプレイだった部分がシステマライズされたと言えるでしょう。
なので、この卓での裁定は人間に近い形のときは装備可能。姿が人間ではなくなると装備できない本来のルールと、装備可能とした前回の裁定の中間のように再裁定させてもらいました。
いかがでしょう?
ライダー:
サーとしては購入した防具をそのまま使えるということですので特に異を唱えることは・・・。
佐伯:
ありがとうございます。
皆さんはどうですか? 不公平な点があるとしたら、もともと能力値が高い悪魔の防御面が更に高くなるので人間PCからみるとかなり打たれ強い存在になるのですが・・・。
氷室:
これが敵ならば文句を言うところだがね。
蒔寺:
だよな。仲魔の強化は大歓迎だぜ。
三枝:
カネちゃんたちが良いっていうなら大丈夫かな。
佐伯:
ありがとうございます。度重なるミス、申し訳ないです。
セイバー:
先も言いましたが気にしないでください。
アーチャー:
あぁ。みな納得している。気を取り直して今回の話をしよう。
佐伯:
そうですね。では今回予告をしましょうか。
==========
「待っていたよ」
スーツの男はいつものように、柔らかな物腰で語りかける。
「きみにおねがいがあるんだ」
いつもと変わらぬ穏やかな笑顔で彼は言う。
「どうか慈愛の女神を護ってほしい」
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第10回『暗殺』
==========
佐伯:
と、いうわけで今回はメガーヌさんシナリオ・・・になれば良いなぁ。
氷室:
ならぬ可能性があるのかね?!
佐伯:
まぁ、予告を聞いてもらえば解るように導入はルイ・サイファーがメガーヌさんに接触してくるところからです。
ただ、重三さんのように本人に強く干渉しそうなNPCが居るわけではないので、皆さんの言動次第では
氷室:
ふむ。ルイからの依頼か・・・。メガーヌとしては素直には引き受けがたいが・・・
佐伯:
そこは大丈夫かと。護衛対象を聞けば引き受けてくれると思いますから。
氷室:
そうなのかね?
==========
十六夜市 市街地
GM(佐伯):
その日メガーヌが小さな仕事を終えた帰途。いつものように、いつの間にか目の前に1人の男が立っていた。ノリの効いたスーツに身を包み、穏やかな笑みを顔に貼り付けた金髪赤眼の男、ルイ・サイファー。
ルイ・サイファー(GM):
「ひさしいね。メガーヌ」
メガーヌ(氷室):
「・・・。
えぇ。天の鎖学園の頃以来かしら」
静かに拳を上げて構えを取る。
ルイ・サイファー(GM):
「落ち着いてほしい。私はきみにお願いがあるだけなんだ」
メガーヌ(氷室):
メガーヌの方眉がピクリと跳ねる。
「頼み?」
ルイ・サイファー(GM):
「あぁ。きみは聖女と呼ばれている人物がこの街に居ることを聞いたことがあるかね?」
メガーヌ(氷室):
「直接お会いしたことはなかったと思うけれど。知人に交流の有る方が居るわ」
ルイ・サイファー(GM):
「ほぉ。顔見知りが居るのであれば話も早い。
どうやら彼女が何者かに狙われているらしい」
メガーヌ(氷室):
「狙われている?」
ルイ・サイファー(GM):
「あぁ。詳しくは私もまだ知らないのだが、彼女の周辺を悪魔が嗅ぎまわっているという情報があるのでね。
自己顕示欲など微塵もない真の献身を見せる彼女の身に何かあっては
そうだろう?」
メガーヌ(氷室):
「・・・そうね。それを阻止するとして、あなたにどんなメリットがあると?」
ルイ・サイファー(GM):
「社会に大いに貢献している人物を護ろう考えることはそれほど不思議かね?
本来なら私自身が動くべきなのだがどうしても外す事のできない用事が入ってしまっていてね。
せめて信頼できる人物に護衛をお願いできないかと考えたわけだ」
メガーヌ(氷室):
「(彼の言葉を鵜呑みにするのは・・・しかし宇佐先生のご友人の身の安全を考えると・・・)
それは仕事の依頼と捉えてよろしいのかしら?」
GM(佐伯):
メガーヌの言葉に一瞬驚いたような表情を見せるがすぐに楽しそうに、心の底から愉しそうな笑みを浮かべるルイ・サイファー。
「人命よりも金銭を優先する。と?」
メガーヌ(氷室):
「信頼できる情報筋からの依頼なのでしたら、格安でお受けできますけれど、裏取りができていない情報ではその手間を考えるとそう簡単に受ける事はできません」
ルイ・サイファー(GM):
「ふむ。なるほど?
・・・ではこういうのはどうかね」
と懐に手を差し込むルイ。
メガーヌ(氷室):
拳銃を警戒し構える。
GM(佐伯):
気にした風もなく彼が懐から手を引き抜くと、人差し指と中指で挟むようにして1枚の紙片を取り出した。長方形の細長い、紙幣程度の大きさ。しかし紙幣よりも分厚いらしく彼の指先でピンと立っている。
彼はそれをゆっくりとメガーヌに差し出す。
メガーヌ(氷室):
「これは・・・?」
ルイ・サイファー(GM):
「成功報酬となるがこれを譲ろう」
それはメガーヌ、それに宇佐や替寺にも見慣れた悪魔カード。
メガーヌ(氷室):
「・・・現物支給とは、身なりのワリに景気が悪いようで」
ルイ・サイファー(GM):
「これは手厳しい。だが君の力になれると思うのだがね」
メガーヌ(氷室):
「・・・フゥ。わかりました。引き受けますわ」
ルイ・サイファー(GM):
「すまないね。では君たちの活躍に期待しているよ」
そういい残すときびすを返すと優雅な足取りで立ち去るルイ。
メガーヌ(氷室):
彼が道の角を曲がるのを見て、足音を殺して追いかける。
GM(佐伯):
しかし、数秒も経たぬというのに道を覗き込んでもスーツ姿は見当たらない。
メガーヌ(氷室):
それ自体はいつものことなので、またかとため息を吐き、
「君”たち”ね」
先ほどのルイ・サイファーの言葉を反芻し、静かに夜空を見上げるメガーヌ。
==========
佐伯:
と、いうことで宇佐先生のコミュでもあるシスター アンジェラを狙う悪魔を探し討伐してください。
蒔寺:
カネが・・・シリアスしている・・・。
氷室:
おい
まぁ、戯言は置いておいて、具体的にどのような悪魔のカードなのかね?
佐伯:
レベル18の妖鳥コカクチョウの予定です。希望があればレベル18以下であれば別の悪魔にしてもいいですが、その相談はセッション終了後にしましょう。
氷室:
ふむ。今のメガーヌには扱えぬが合体素材などにはよいか。
蒔寺:
しかし、演出中もカネが言ってたけど現物ってのはしょっぱいんじゃないか?
三枝:
人助けだよ。報酬があるだけいいと思うけど。
アーチャー:
私にはむしろ破格の報酬だと思うがな。
セイバー:
そうなのですか?
アーチャー:
レベル18の悪魔カード。現時点での出現値はB。つまりコネから借りられる可能性はあっても譲られる可能性は低い。邪教の館で購入しようとすれば5~6,000マッカ。報酬としては充分な額だろう。
美綴:
そういわれてみればそうですね。
欠点があるとすれば山分けできないことかしら。
ライダー:
メンバーの強化が報酬と思えばよいのでしょうか。
佐伯:
まぁ、だいたいそんな感じです。
では他のみんなの導入ですが・・・
氷室:
シスターとのパイプを持つ先生から声をかけていくか。
セイバー:
確かにそれが自然でしょうね。
アーチャー:
毎回個別に連絡を取るのも面倒だし、社もその場に居合わせた事にしていいかね?
氷室:
わたしは問題ありません。
セイバー:
私もです。
==========
十六夜市 須摩留工科大学 廊下
GM(佐伯):
講義を終え帰路につく宇佐は前を歩く見覚えの有る背中に声をかける。
宇佐(セイバー):
「重三くん。今帰りですか」
重三(アーチャー):
「先生。えぇ真面目に講義受けていない分、課題はちゃんと片付けとかないとヤバいんで」
宇佐(セイバー):
「できれば、講義もちゃんと出てほしいですが。
・・・この間は残念でしたね・・・」
重三(アーチャー):
「いえ。刑事さんに以前言われたんすけど、まだ可能性が残ってるうちは諦めないつもりっすから」
宇佐(セイバー):
「・・・そうですね。また何かあればいつでも頼ってください」
GM(佐伯):
そんな話をしながら歩いていると、宇佐の携帯電話から着信音が聞こえてくる。
宇佐(セイバー):
「と、失礼。
もしもし?」
メガーヌ(氷室):
『あぁ、先生。メガーヌです。今お電話大丈夫かしら?』
宇佐(セイバー):
「えぇ。どうしました?」
メガーヌ(氷室):
『不確定な情報なのですが、先生と交流の有るシスター・アンジェラが何者かに狙われているという話を小耳に挟みまして』
宇佐(セイバー):
「?! 本当ですか?!」
重三(アーチャー):
「?!」
宇佐(セイバー):
「ん、あぁ少し待ってください。一緒に重三くんも居るので彼にも聞いてもらいましょう」
電話をハンズフリーのモードに切り替えます。
メガーヌ(氷室):
『よろしいかしら?
とある情報筋からメシア教会のアンジェラ氏が悪魔に狙われているという話が転がり込んできましたの』
重三(アーチャー):
「! 大変じゃないっすか!」
宇佐(セイバー):
「落ち着いてください、重三くん。
メガーヌさん、先ほど不確定な情報とおっしゃられましたが」
メガーヌ(氷室):
「えぇ。その情報をよこしてきた輩が鼻持ちならないといえば良いのかしら、全面的に信用するにはいろいろ不審な言動の多い男でして・・・。
しかし本当に彼女が狙われていては大変ですから、身辺調査だけでも、と思いまして」
宇佐(セイバー):
「なるほど。そういうことでしたか。報せてくれてありがとうございます。他の人たちにも声をかけて調べてみましょう」
重三(アーチャー):
「もちろん手伝うっすよ」
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます」
メガーヌ(氷室):
『よろしくお願いしますわ。
それではまた後ほど』
==========
十六夜市 メガーヌの部屋
メガーヌ(氷室):
「・・・ということがありましたの」
雪(三枝):
「それは、見過ごせません」
替寺(蒔寺):
「つーってもよぉ。そもそもそいつの話が信用できねぇんだろ? 骨折り損になるだけじゃね?」
綾織(美綴):
「それを今から調べようというお話なのでは・・・」
宇佐(セイバー):
「そうです。可能性が有る以上、放っておくわけにもいけません」
替寺(蒔寺):
「でもなぁ~。金にならねーっぽいしなぁ」
重三(アーチャー):
「そうでもないかもしれないっすよ?」
サー(ライダー):
「おかねくれるのー?」
重三(アーチャー):
「”かもね”て話。
おれ、あの教会の神父さんと知り合いなんすけど、信者に対してはすっげー優しいっつーか部下思いっつーか」
替寺(蒔寺):
「・・・で?」
重三(アーチャー):
「いや、だから。部下を助けたって言えばなんかお礼ぐらい出るんじゃないかなって」
替寺(蒔寺):
「・・・(宗教法人って溜め込んでるって言うよな)・・・。
おい、お前ら。何チンタラしてんだ! さっさと調査に行くぞ!」
SE:バタバタ・・・バタン
メガーヌ(氷室):
「・・・現金な人・・・」
重三(アーチャー):
「は、ははは・・・」
==========
佐伯:
無事に全員合流したところで導入終了です。
ライダー:
約一名、ずいぶんと邪な動機のようですが。
蒔寺:
まぁ、ヤーさんなんで即物的な感じで。
氷室:
それで、実際に調べられる
佐伯:
はい。それはですね。
シスターを狙う悪魔の目撃情報 に関する情報が調べることができます。
あと、今回はシナリオの構造上、ハズレというわけではないのですが、判定に成功しても情報が出てこないNPCが存在することを先にお詫びしておきます。そういった人たちに情報収集を行った場合は判定失敗でも1d10、成功で2d10の絆ポイントがもらえるものとします。情報は出てこなかったけど、雑談で仲が深まったとかそんな感じだと思ってください。
三枝:
ふぇ。それじゃ最悪の場合、何もわからないまま終わるの?
佐伯:
可能性としてはゼロではない。とだけ言っておきましょうか。
(宇佐先生と重三さんの2人はアソコに情報収集に行くだろうし、そうそう詰む事は無いと思うけどね)
期限は特には決めてません。
美綴:
またかよ。今回はあれね。遅すぎるとシスターが襲われるわけね。
セイバー:
なるほど。急ぎたいですがハズレを引く可能性も有ると。
アーチャー:
(
状況的にメシア教会に探りを入れたほうがよさそうではあるな。社は神父の下に向かうだろう。
ライダー:
サーは人間のことは聖に聞けというルーティンが出来上がってしまっているフシがありますね。
佐伯:
では、その辺りの行動を相談していただいて、決まったらアプローチ・フェイズへと移りましょうか。
つづく
改めて、大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
さすがに欲望に任せて並行進行を増やしすぎました。反省しております。
だからと言うわけではありませんが、1作品(無事にではないですが)完結を迎えましたので少しはマシになるのではないかと・・・たぶん・・・きっと・・・おそらくは・・・
続いてもう1つお詫び。
ハウスルールに関するアレコレです。
実プレイではないのですから本来のルールに修正すればいいのに。と思われる方もいらっしゃると思います。なぜ今回のようなハンパな裁定にしたかといいますと、
本作は極力実プレイの雰囲気を出したいと思っています。
なので誤字脱字など以外の修正は極力したくないという点です。作中では一旦裁定を下して前セッションが解散しこの時に装備品の買いそろえを行っており、次に集合したときに「やっぱりアレは間違いでした」という流れになっています。プレイヤー視点で見ると下された裁定でプレイしようとしたらそれはダメと言われたような物です。
1セッションプレイして何か問題が発生したから再裁定、というのであれば解りますがさすがに1セッションも挟まずに裁定を変更するというのはプレイヤーに対する不義理と感じるため、一部変更してハウスルールとするという流れとなりました。
ただ、前書きにも書きましたし作中に佐伯嬢が指摘していますが、ルールとしての公平性は低い内容となっています。あくまでも
参加者全員の同意を得られたから執行している。
という事もご理解いただければと思います。
今後こうしたことが無いよう気をつけていく所存でありますが、なにぶん独りで回しておりますので、完璧は難しいとも思っております。もしまたやらかしてしまった場合は気兼ねなくご指摘ください。
----------
以下はいつもの告知です。
毎回お約束ですが、読者の皆様にご協力いただきたいことがございます。
「真・女神転生TRPG魔都東京200X」ではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。
これは、各PC(あるいはPL)の言動が以下に示す属性のどれに該当したか投票し、決まった属性値を上昇させるというものです。
データ的な影響はほとんどありませんが、1つの属性が上がりすぎるとNPC化(キャラロスト)してしまいます。
通常は参加者同士の投票で決まるのですが、この作品は作者が独りでダイスを振りながら執筆しているので参加者は私1人です。そのため参加者投票はただの出来レースとなってしまいます。
そこで、読者の皆様による投票で決めたいというのが、お願いの内容になります。
アンケート機能が実装されましたが選択肢が4つまでなので、第10回完結後、活動報告に投票所を設けます。そちらに書き込んでいただければと思います。
ご投票いただける際は、作者の名前をクリックしていただいて活動報告に移動をお願いいたします。
※いつもはこのオープニング投稿後に投票所を設けていますが今回は有りませんのでお気をつけください。
では、肝心の属性を
ロウ:
秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的であった。
カオス:
感情に走っていた。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
ライト:
博愛に満ちていた。正義を貫いた。人を救い、癒しを与えた。闇を払った。
ダーク:
残虐であった。卑劣であった。非道であった。独善的であった。他者を偽り、苦しめた。自虐的であった。
ニュートラル:
中庸であった。人の間に立ってよく仲裁した。抑制が効いていた。控えめであった。
ヒーホー:
コミカルであった。他のプレイヤーを楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
以上の5つになります。
簡単な特徴も書きましたが、これに従う必要はありません。語感とか感覚で決めていただいて結構です。
あからさまでなければ、複数投票も組織票もとがめません。
※投票は締め切らせていただきました。
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10.アプローチ1
果たして、シスターを狙う悪魔の正体とは?
衛宮邸 居間
氷室:
さて、いつもどおり会話判定値の高い方にお願いするとなると
セイバー:
佐伯:
(あ、これルート固定されたかな)
アーチャー:
では、半分当事者のような宇佐からでよいだろう。
==========
1サイクル目
十六夜市 メシア教会内託児所
ちびっこたち(てきとーなPLがアドリブ):
「「「わーわー」」」
アンジェラ・F・グレゴリウス(GM):
「そうですか、先生のお耳にも入ってしまいましたか・・・」
子供たちの手前、笑顔は崩さないがその声音は沈んでいる。
宇佐(セイバー):
「御身に万一の事があれば、あなたに救われている多くの方が悲しみます。教会には優れた自衛組織が居るとは
アンジェラ(GM):
「そんな、先生にご迷惑をおかけするわけには・・・」
宇佐(セイバー):
「お気になさらないでください。それに、先ほど申し上げました『悲しむ方々』には私も含まれているのです。何もせずに後悔するようなことはしたくありませんから」
アンジェラ(GM):
「・・・恐れ入ります」
宇佐(セイバー):
「それで、そのつけ狙っている悪魔というものの姿を実際にご覧になられたので?」
----------
会話判定
命運1点使用
会話判定値58+20=78% ・・・48 成功!
経験点130獲得*1。
アンジェラ・F・グレゴリウスとの絆+2d10=10点 増加
----------
アンジェラ(GM):
「いえ、残念ながら・・・ただ非常に邪悪な気配というか視線のようなものをたびたび感じる事があるのです。
先生、私を思っての行動は大変有り難いのですが、先生ご自身が危険な目に遭わぬよう、くれぐれも無茶はなさらないでください。
ご相談させていただいた身でワガママを言っている自覚はありますが、先生が私の身を案じてくださっているように、私も先生や皆さんの事を心配していることをどうか、忘れないでください」
宇佐(セイバー):
「えぇ。もちろんです」
KW アンジェラの周囲に現れる悪魔の気配 を調査可能になった。
==========
佐伯:
ということで、いつものコネボーナスでアイテムをもらえますがいかがしますか?
セイバー:
現時点では敵の情報もありませんし、やはり宝玉でしょう。
佐伯:
はい。では持ち物に加えておいてください。
蒔寺:
そういや、新しくKWが出たって事はハズレじゃないんだろ? なんで絆ポイントが2d10なんだ?
佐伯:
それなんですが実は今回は情報項目が少ないので成功やクリティカルでの追加情報は無しにしているんです。なので成功時はいつものコネボーナスとしてのアイテムに加えて、絆ポイントもいつもより多く獲得できる仕様に変更されています。
もしクリティカルしたら、さらにアイテム1個か絆ポイント1d10追加のどちらかを選べるものとします。
アーチャー:
それは有り難い。では早速、社はプッチ神父*2に悪魔の気配について詳しく訊ねてみるとしよう。
==========
1サイクル目
十六夜市 メシア教会 執務室
ガブリエル・プッチ(GM):
「またもちゃんと手続きをして面会を求めてくるということは、例の恋人のことかね? その後音沙汰もなかったので結果は残念だったようだが」
重三(アーチャー):
「あ、まぁ、そっちは、はい。結局レンは居なかったっす。でも他の行方不明になってた人を何人か救うことはできました」
プッチ(GM):
「なるほど。そっちはということは、用件は別なのかね?」
重三(アーチャー):
「はい。
知り合いから聞いたんすけど、ここのシスターが悪魔に狙われてるだかストーカーされてるだか・・・」
プッチ(GM):
「む。外に話が漏れているのか。緘口令をしいたはずだが、人の口に戸は立てられれんか。
それで? その事で何を聞きたいのだね」
重三(アーチャー):
「知り合い、てか
その悪魔の姿をチラッとでも見た人とか居ないんすか?」
----------
会話判定
命運1点使用。
会話判定値58+20=78% ・・・94 命運1消費して振りなおし!
・・・30 成功!
経験点130点獲得。
ガブリエル・プッチとの絆+1d10=2点増加
----------
プッチ(GM):
「・・・本来ならば我々教会で内々に処理すべき問題なのだがな・・・。
言って素直に退くほど聞き分けが良くはないか」
重三(アーチャー):
「解ってるじゃないっすか」
プッチ(GM):
「はぁ。少しここで待っていろ」
彼はそういい残して席を立つとそのまま部屋を退出する。
~~~~~~~~~~
数分後
プッチ(GM):
「待たせたな」
ガチャリと扉が開くと、大司教が1人の人物を連れて入室してくる。
その人物はドクロの仮面をつけており顔は解らないがその仮面や体つきに重三は見覚えが有る。メシア教会の異端狩りに属するエグゼクター、シンハだ。
プッチ(GM):
「直接彼女の護衛にあたっていた者から話を聞くほうがよいだろう」
重三(アーチャー):
「シンハさんがシスターの護衛だったんすか?」
シンハ(GM):
「えぇ。その折、何度か怪しい影に遭遇していましてね。
まだ距離をとってこちらの様子を伺っているだけという印象ですが、いつ仕掛けてくるとも限らず、
重三(アーチャー):
「そうだったんすね。それでどんなやつらでした?」
シンハ(GM):
「人体骨格のような姿をしておりましたな。しかしただのスケルトンにしては纏う魔力が異質。おそらくはギリシャの神造兵 スパルトイでしょうな」
プッチ(GM):
「奴らが気配をチラつかせるサイクルもあるようなので、今はそれを調べて待ち伏せの体勢を準備しているところなのだ。
首を突っ込むなと言ってもきかんだろうし、せめて自分の身の安全はしっかり確保するように」
重三(アーチャー):
「解ってるっす。情報感謝するっす」
※KW 悪魔の出現時間、悪魔データ妖鬼 スパルトイが調査可能に。
宝玉×1 獲得。
==========
サーバンツ:
(
三枝:
なんでシンハさんの絆も上がったの?
アーチャー:
ん? あぁ。せっかく2d10振れるなら演出にあわせて2人と交流した扱いにならないかとGMに提案したら受け入れられたのだ。
佐伯:
そっちのほうが自然な気もしますしね。
美綴:
んじゃ、綴はボスのデータでも調べに行くか。
佐伯:
あ、すいません。スパルトイはボスではありません。いわゆる中ボスです。これを撃破することで、ボスへの道が開けると考えてください。
ライダー:
おや。そうなのですね。そうなると早々にスパルトイを撃破したいところですが。
セイバー:
中ボスでしたら■アナライズでデータを抜けないでしょうか?
佐伯:
すいません。今回はシナリオギミック上、スパルトイもボス同様全貌は不明とさせていただきます。BOSS特性を持つので準備はしっかりとした方がよいでしょう。
美綴:
了解したよ。そういうことならやっぱりデータ調査ね。
==========
1サイクル目
十六夜市 繁華街 廃ビル
GM(佐伯):
綾織がいつものフロアに踏み入ると友人でもある魔獣、
綾織(美綴):
「すいません、お食事中でしたか」
パスカル(GM):
「カマワナイ キニスルナ」
綾織(美綴):
「すいません。
実は最近街のシスターを付けねらう悪魔が居るらしいのです。彼女は街の人々にとてもよくしてくれています。彼女の身に何かあれば街の人々が悲しみます。
スパルトイという悪魔なのですが、何か注意すべき点など知りませんか?」
----------
会話判定
KW:街*4 一致
会話判定値:57+20=77% ・・・19 成功!
経験点130点獲得。レベルアップ!
□呪縛の祈り、■メディア 習得
----------
パスカル(GM):
「グウゥ、スパルトイ おにノせんし ぶきツカウ。
タタカウ チカラ タカメル シッテル」
綾織(美綴):
「・・・なるほど。骨の化け物と聞いてゾンビのような物をイメージしていましたが、油断できませんね」
パスカル(GM):
「ミ マモル ダイジ。ダゲキ ツヨイ。
コレ モッテイケ」
綾織(美綴):
「いつもありがとうございます」
スパルトイ行動パターン
3 ■武器攻撃
9 ■タルカジャ
BOSS専用アクション ■ヒートウェーブ
宝玉、マハブフの石 獲得
==========
美綴:
ちっ、片方通常攻撃だったか。
セイバー:
ですが武器を持っているということは、その通常攻撃も同じレベル帯の悪魔より強力という事ですよね。
アーチャー:
そうなるな。
ライダー:
いつもの順番ならサーですが、相性を調べるにしても何を調べましょうか?
氷室:
雪か替寺のために剣かガンは調べたいところですね、相性如何によってはこの2人は封殺がありえますから。
==========
1サイクル目
十六夜市 繁華街 路地裏
GM(佐伯):
人の寄り付かない薄汚れた路地、その奥で人の手から脱走した1匹のデモノイドは、繁華街からくすねてきた残飯をむさぼっていた。
SE:ガサリ
「!?」
小さな音に過剰とも思える反応で警戒する彼。
サー(ライダー):
「こんにちはー」
グラナーダ(GM):
「うぅ、ナンの ヨウだ」
サー(ライダー):
「がいこつたいじー、かたいかなー?」
何かを振り下ろすようなしぐさをするサー。
----------
会話判定:
会話判定値:36% ・・・49 失敗・・・
----------
グラナーダ(GM):
「ガイコツ イロイロいる わからない」
サー(ライダー):
「そっかーじゃーねー」
GM(佐伯):
デモノイドは、サーの足音が遠ざかり聞こえなくなり、更には周囲に他の気配がないことを確信してから、食事を再開した。
==========
ライダー:
ふぅ、申し訳ありません皆さん。命運を切るべきでしたでしょうか。
氷室:
いえ。サーは戦闘要員ですし、ここで使うのはもったいないでしょう。
蒔寺:
残る人間3人はもっと判定値低いからアテにはならねぇけどな。
三枝:
うぅん。それでも調べてみるだけ調べてみようかな。
==========
1サイクル目
十六夜市 繁華街 BARマダム
SE:からんから~ん
マダム・ニュクス(GM):
「いらっしゃいませ。あら ミキ*6さん」
雪(三枝):
「こんにちは。えぇとロキさんは・・・」
SE:がちゃり
ロキ(GM):
「ん? あぁ、きみか」
雪(三枝):
「あ、ロキさん。あの・・・」
ロキ(GM):
「? どうかしたのかね?」
雪(三枝):
「今月分なんですけど・・・」
ロキ(GM):
「きみも律儀だね。別に急がなくとも」
雪(三枝):
「あ、ありがとうございます。実は今手持ちが少なくて。
それでロキさんが珍しいものをコレクションするのが趣味だとお聞きして」
ロキ(GM):(方眉をピクンと跳ね上げる)
「何か面白いものでも手に入ったのかね?」
雪(三枝):
「ロキさんのお眼鏡にかなうか解りませんが、こういうものでお支払いはできますか?」
と、マグネタイトが入った容器を差し出すよ。端数の45MAGだけだけど。
ロキ(GM):
「? ほう? ほほう。これはなかなか良質なマグネタイトのようだ。よいだろう。コレを買い取らせてもらおう*7。
ママ、新しいボトルを開けてくれ。これは良い肴になる」
マダム・ニュクス(GM):
「はいはい。
それで、ミキさん。今日は返済だけに?」
雪(三枝):
「はっ、そうでした。
ロキさん、スパルトイという悪魔はスケルトンのようなものと聞いたのですが、直接切りつけたり殴ったりするには頑丈な体だったりするんでしょうか?」
----------
会話判定
ロールプレイの結果、ロキが上機嫌になったのでGM権限で自動成功
経験点130点獲得。
ロキとの絆ポイント+1d10=3点上昇
----------
ロキ(GM):
「? あぁスパルトイか確かにその体は竜の牙で創られているからな、並みの武器では刃がたたんだろう。
魔法での攻め手に欠ければ長期戦は必須だろうな。きみに何かあれば私の楽しみも減ってしまう。お守りにこれを持って行きたまえ」
雪(三枝):
「ありがとうございます」
スパルトイの相性:剣耐性
観音神符(自分へのクリティカルを通常成功に変更する)獲得。
==========
三枝:(鞭での攻撃=剣相性しかない)
あうぅ、銃と弾丸買おうかな・・・。
美綴:
これでガンもいまいちだったら笑えないから落ち着け。
セイバー:
ガンの効きも確認しておきたいところですね。
蒔寺:
っすね。ゆきっちじゃねぇけど攻撃手段なくなるのは困る。
アーチャー:
対策が間に合わなくとも、無効ではなだけマシではあるがな。
蒔寺:
まぁそうっすけど。念のため確認はしておきたいな。悪魔の事だしゆり子に訊いてみるか。
佐伯:
(あ、ここでそっち行くのは想定外。でも、今回のギミック的には・・・)
==========
1サイクル目
十六夜市 聖龍会事務所
SE:プルルルルルル
GM(佐伯):
暴力団事務所の電話が着信音を響かせる。他の組員が居ないのかしぶしぶという様子で電話を取る替寺。
替寺(蒔寺):
「あいよ」
ゆり子(GM):
『きいたわよ。シスターの護衛をしているんですって?』
替寺(蒔寺):
「・・・」
ゆり子:
『うふふ。そう警戒しないでちょうだい。
それで、何か進捗はあったのかしら?』
替寺(蒔寺):
「・・・スパルトイ。骨野郎相手にしなきゃなんだが何か解ることはあるか? こちとらチャカ以外のカチコミ方を知らんのだが」
----------
会話判定
会話判定値:24% ・・・78 失敗
ゆり子・ローゼンバーグとの絆ポイント 1点上昇
----------
ゆり子(GM):
『・・・さてね。地面に蒔いた竜の牙が人型に変形したなんていわれているものだもの。何が起きても驚きはしないけれど』
替寺(蒔寺):
「おまえに期待した俺が馬鹿だったよ。用が無いなら切るぞ」
==========
蒔寺:
しってた
佐伯:
(GMとしてもここでの失敗はたすかります)
さて、最後はメガーヌさんですが。
氷室:
さてどうしたものか。ルイに話を聞きにいくのはシャクだな・・・。他に悪魔関係者のコネは
==========
1サイクル目
十六夜市 繁華街 路地裏
グラナーダ(GM):
「オマエカ コンドハ」
ウンザリしたような口調で呟くグラナーダ。
メガーヌ(氷室):
「用が済みましたらすぐに退散しますので、どうかご容赦を。
サーさんから聞いているかもしれませんが、スパルトイという悪魔について何か知りませんか? 竜の牙から作られたとなると近代兵器でも傷つけるのは難しいように思えるのですが」
----------
会話判定
会話判定値:24% ・・・01 クリティカル!
経験点130点獲得
----------
グラナーダ(GM):
「ジュウ キク シパルトイ デモ カタイ
ココ イロイロ ステラレル モッテイケ タベモノイガイ」
メガーヌ(氷室):
「やはりそうなのですね。ありがとうございます。おじゃましました」
GM(佐伯):
グラナーダから離れ路地の一角のゴミ山に目を向けるメガーヌ。
メガーヌ(氷室):
「とはいえ、ゴミ捨て場に有用なものなんて・・・なぜこんなものが?」
スパルトイの相性:ガン耐性
宝玉獲得。
==========
氷室:(鼻息ムフーッ)
これは風向きが向いてきているのではないかね?!
蒔寺:
どこがだよ! マキデの攻撃も半減じゃねぇか!
三枝:
長期戦は覚悟しなきゃだね。
あとは魔法が使える人の相性を調べるのがいいのかな?
美綴:
そうね。あと出現時間を調べれば戦いを挑めるのかしら?
佐伯:
はい。そうなります。
(そこで間違ってくれると面白いんだけどなぁ)
セイバー:
では、先に出現時間を抜いておいて相性を調べるのが良いのではないでしょうか。
アーチャー:
あぁ。それがいいだろう。
ライダー:
最悪、相性は判らなくても戦えますからね。
佐伯:
ではそのあたりの相談をしつつ少し休憩にしましょう。
つづく
アプローチフェイズ1をお送りしました。
このメンツならこう動くだろうとか、そういうプレイヤーに対するメタ読み無しにギミック考えた結果、ギミックが死んだ気がします。
あと、判定値が低いキャラの不意のクリティカルは、全然演出用意してないので困ります。
次回はアプローチ2サイクル目。
果たしてシスターを救うことはできるのか?
しばらくお待ちください。
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10.アプローチ2
回収予定が未定な伏線もバラまきます。
衛宮邸 居間
佐伯:
ではそろそろ2サイクル目を始めましょうか。
美綴:
レベルアップで会話判定値がトップになった綴から行くか。
まずは出現時間よね。・・・悪魔関係だし
佐伯:
(ん? あれ?)
==========
2サイクル目
十六夜市 ゾディアック・パーク
GM(佐伯):
綾織が巨大博物館ゾディアック・パーク内を探すと、なぜかというべきかやはりというべきか、館長の日下部が清掃員の制服を着て掃除をしていた。
綾織(美綴):
「館長、今お時間よろしいですか?」
日下部(GM):
「ん? おぉ、こんにちは。どうさした?」
綾織(美綴):
「実は、
----------
会話判定
会話判定値:59% ・・・68 命運1点使用し振りなおし!
・・・88 更に振りなおし!
・・・41 成功!
経験点130点獲得
日下部 一石との絆+2d10=11点上昇。
----------
日下部(GM):
「なんと、そんなことが。ワシは噂は噂でも妖霧の事ばかり調べ取るからな、そういう話は聞いた事がない。力になれんで申し訳ないが」
綾織(美綴):
「いえ、お気になさらないでください。
妖霧の方は何か新しい発見があったりしたんですか?」
日下部(GM):
「目新しいものはあまりのぉ。だが相変わらず妖霧が発生する前後に悪魔を見ただの、巨大な塔を見ただのの情報が急増する。
先日行方不明者が何人か見つかった事件も、行方がわからなくなった時は霧の夜と一致しておったようだ」
綾織(美綴):
「あの件にも関係があるかもしれないんですね」
日下部(GM):
「綾織さんはこれをただの偶然とは思わんのだな」
綾織(美綴):
「えぇ、まぁ・・・」
日下部(GM):
「・・・・・・。
それよりもシスターの事だったな、人助けは結構だが、自分の身も大事にせんとな」
綾織(美綴):
「えぇ。ありがとうございます」
宝玉×1獲得
==========
美綴:
かーっ! ここに来てハズレを引いちまったか。
佐伯:
残念でしたね。
(館長はこの立ち位置であってるよね?)
セイバー:
こればかりは仕方ないでしょう。有人がプッチ大司教に伺いに行きましょう。
佐伯:
(ですよねー)
了解です。
==========
2サイクル目
十六夜市 メシア教会 執務室
宇佐(セイバー):
「突然の訪問に応えていただきありがとうございます」
プッチ(GM):
「シスター・アンジェラから報告は受けている。内々に解決するつもりではあるのだが・・・重三、くんも関わっている以上、止めても無駄なのだろう」
宇佐(セイバー):
「お話が早く、ご理解もいただいているようで恐縮です。
彼女を付けねらう悪魔の正体が見えてきました。待ち伏せの形で討伐を考えているので、姿を見せる時間や場所に何か特徴はないでしょうか?」
----------
会話判定
会話判定値:58% ・・・13 成功!
経験点130点獲得
ガブリエル・プッチとの絆+2d10=9点上昇
----------
プッチ(GM):
「・・・彼女の護衛にあたっている者の報告では夜間、彼女が独りのときが多いようだ。まだ様子見のようだが油断せぬよう護衛には言い含んである」
宇佐(セイバー):
「なるほど。待ち伏せをするなら彼女が就寝する時間帯になりそうですね。
・・・・・・」
プッチ(GM):
「どうかしたのかね?」
宇佐(セイバー):
「待ち伏せのために、シスターの寄宿舎に、男性である我々が入る許可をいただけないかと・・・」
プッチ(GM):(眉間を指で押さえため息)
「・・・・・・」
宇佐(セイバー):
「だ、だめですよね。では敷地の」
プッチ(GM):
「もし、問題が起これば相応の罰があるものと考えてもらおう。これは法的に、ではない」
宇佐(セイバー):
「・・・よいのですか?」
プッチ(GM):
「特別に、だ。ゾンビ騒ぎの時など、君たちの活躍自体は知っている。
重三くんも少々ノリが軽い部分はあるが根は実直だ。そんな君たちが良からぬことを考えるとは思えん」
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます。
(雪さんにお願いして、替寺さんを見張っておいてもらわないといけませんかね)」
プッチ(GM):
「くどいようだが、くれぐれも問題を起こさぬよう。もし叶わぬ場合は・・・」
宇佐(セイバー):
「はい。肝に銘じておきます」
プッチ(GM):
「・・・外の人間を動かして何も施しを与えぬのも問題か。これを差し上げよう」
宇佐(セイバー):
「重ね重ね、ありがとうございます」
宝玉×1獲得
夜間悪魔を待ち伏せできるようになった!
==========
佐伯:
というわけで、これで中ボスに挑むことができるようになりました。
蒔寺:
セイバーさんからゲスロールのパスが来た!
セイバー:
?! いや、ちがっ、ダメですよ!
依頼人は別とはいえ、半分彼らも依頼人のようなものです。下手に不興をかうのは得策ではありません!
蒔寺:
まぁまぁ、一線越える前にゆきっちなりセイバーさんなりが止めてくれれば問題なしっすよ。
アーチャー:
あまり騒ぎすぎて悪魔に逃げられるなどという事のないように頼むぞ。
こちらの魔法攻撃が通るか確認しておきたいところだが・・・教会関係者は全員あたってしまったし・・・
佐伯:
了解しました。
(あぁ、先に重三さんが動いてたら流れ変わってたかもなのにぃ)
==========
2サイクル目
十六夜市 須摩留工科大学 正門前
重三(アーチャー):
「はい、はい。わかりました」
と電話を切る。
「これで本当に来てくれるんだからフットワーク軽いよなぁ」
GM(佐伯):
彼が電話を切って1時間もしないうちに電話の相手、鬼道 円を乗せた黒塗りのセダンが大学前に滑るように現れる。車は重三の前で止まると後部座席の窓がスーッと下がり、鬼道が顔を出す。
鬼道(GM):
「ごめんなさい。この後も仕事が立て込んでいるの。車の中で移動しながらでもいいかしら」
彼女がそう説明しているうちに運転席から黒服を着た男性が降りてきて後部座席のドアを開ける。
重三(アーチャー):
「大丈夫っすよ」
応えて車に乗り込む。
走り出した車の静かさに軽く感動を覚える。
「おぉ・・・すげ・・・」
鬼道(GM):
「それで。何を聞きたいのかしら?」
重三(アーチャー):
「あ、あぁえぇと。スパルトイって悪魔について調べてるんすけど、カルシウムって電気通すんでしたっけ?」
----------
会話判定
会話判定値:58% ・・・05 クリティカル!
経験点130点獲得
鬼道 円との絆+2d10=10点上昇
----------
鬼道(GM):
「はぁ・・・いちおう骨も導体よ? そりゃ海水ほどではないにしろ電気はとおすわ。
あなた学科は文系だったっけ?」
重三(アーチャー):(びくり)
「あ、いやぁ、あはは・・・
それより! てことはスパルトイにも電気は効果あるんすね?!」
鬼道(GM):
「・・・まぁいいでしょう。時間もないし。
スパルトイの体は竜の牙。主成分はカルシウムではないのよ?」
重三(アーチャー):
「?! そうなんすか?! じゃぁ電気で攻める方向はナシかぁ」
鬼道(GM):
「最後まで人の話を聞きなさい。
カルシウムではないからこそ、電気を非常によく通すのよ」
重三(アーチャー):
「え? あ、そうなんすね。なんだぁ驚かさないでくださいっすよ」
鬼道(GM):
「まぁ、だから電撃による攻撃という発想は間違っては・・・
っ! 電気抵抗率が低い? ということはあのネットワークの問題点を解消できる可能性が? でもそのためには量産を考えないと・・・まずは召喚術式の解明と固定化、従属契約後討伐した際の霧散する悪魔をこの世界にとどめておく方法も研究しないといけないわね、そのために必要な人材の分野と予算は・・・」
重三(アーチャー):
「き、鬼道さん?」
GM(佐伯):
鬼道が思考の底に降りてしまい、重三が戸惑っていると車が発車の際とどうようの静かさで停車する。窓の外を見ると重三がよく使うコンビニの前だった。彼がポカンとしていると運転手が車を降り後部座席のドアを開けてくれる。
ドライバー(GM):
「申し訳ありません。彼女はこうなりますとなかなかもどってきませんので」
重三(アーチャー):
「え、あっはい。こっちこそなんかスンマセン。忙しいのに」
ドライバー(GM):
「いえ、おかげさまで何か閃いたご様子。お気になさらないでください。こちらは話し半ばで中座するお詫びとしてお受け取りください」
重三(アーチャー):
「え、あ、ども」
促されるままに車を降り、物を受け取る。
ドライバー(GM):
「我々はこれで失礼いたします」
重三(アーチャー):
「あ、失礼します」
GM(佐伯):
静かに走り出す車を重三はただただ呆然と見送った。
スパルトイの相性:電撃弱点
マハジオの石 獲得。
==========
ライダー:
これはまた石をかき集める作業でしょうか。
氷室:
それでもかまいませんし、他の相性を調べておいても良いかもしれません。
蒔寺:
手数を減らして情報を増やすか、限られた情報を活用するかってとこだな。
三枝:
サーさんは衝撃も使えるし、そっちを調べてもいいですよね。
氷室:
む、そういうことならライダーさん、氷結を調べてもらっても良いですか?
ライダー:
氷結? あぁ、メガーヌは氷結で攻撃できるんでしたね。
わかりました。サーは電撃が使えるのが確定していますし、そちらを調べましょう。
氷室:
ありがとうございます。命運は温存でかまいませんので
==========
2サイクル目
十六夜市 繁華街
GM(佐伯):
サーが教会の近くをウロウロしていると、カメラを手にキョロキョロしている聖 丈二を発見する。
テクテクと近づいていき声をかけるサー
サー(ライダー):
「ストーカー?」
聖(GM):
「誰がだっ! っと、オマエか」
サー:
「ストーカーたいじ」
聖(GM):
「だから誰がストー、ん? 退治?」
サー(ライダー):
「ドラゴンの歯、凍らすのー」
----------
会話判定
※シナリオKWとしての「悪魔」、「オカルト(知識)」と一致と裁定+20%
会話判定値:36+20=56% ・・・16 成功!
経験点130点獲得
聖 丈二との絆+1d10=2点上昇
----------
聖(GM):
「ドラゴンの歯だ? ドラゴンそのものじゃねぇのか? ・・・ドラゴンの、歯? 牙? 竜の牙・・・ひょっとしてスパルトイの事か? まぁ竜が冷気に弱いのは何故か知らんがお約束だが・・・スパルトイは竜なのか? まぁ効かんてことはないと思うが・・・」
サー(ライダー):
「ふーん・・・?」
聖(GM):
「あぁ、確か電撃には弱いんじゃなかったか? これ持ってくか?」
サー(ライダー):
「ん!」
スパルトイの相性:氷結 普通
マハジオの石 獲得
==========
氷室:
ありがとうございます。これでメガーヌは安心して相手を殴れます。
ライダー:
ナオミがKWを認めてくれたおかげですね。
蒔寺:
戦闘要員組もダメ元で石探しに行くか
==========
2サイクル目
十六夜市 ジッグラト・タワー
替寺(蒔寺):
「邪魔するぜぇ」
オリヴィエ・ザクソン(GM):
「邪魔するならお帰りください」
替寺(蒔寺):
「あいよーっ・・・じゃねぇ! これ前もやっただろ!」
オリヴィエ(GM):
「そうでしたかしら?
それでアポも取らずにどういったご用件で?」
替寺(蒔寺):
「回りくどいのはナシだ。電撃に弱ぇ悪魔と戦うことになった。ナンカクレ」
----------
会話判定
会話判定値:24% ・・・51 失敗・・・
オリヴィエ・ザクソンとの絆1点上昇
----------
オリヴィエ(GM):
「・・・」
オリヴィエはおもむろにデスクに備え付けられた
大きな
赤い
ドクロが描かれた
ボタンを人差し指で躊躇なく押し込んだ。
SE:パカッ
替寺(蒔寺):
「ん?」
下を見ると足元の床がなく、奈落へと続く長い竪穴。
「んのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・」
オリヴィエ(GM):
「はぁ。もっとマシな人を選べばよかったですわね」
==========
三枝:
プロジェクトスタッフがプロジェクトの建物に明らかにおかしな機能をつけちゃってるんだけど、良いの? これ?
美綴:
謎の科学者の研究施設には、未来予知してなきゃ絶対つけないドンピシャの位置で口を開く落とし穴は基本だぜ。
佐伯:
オリヴィエ女史はどちらかというとプログラム方面の技術者ですけどね。
氷室:
メガーヌは浦田警部の下へ警察装備でももらいに行くか
==========
2サイクル目
十六夜市 市警0課
GM(佐伯):
メガーヌがいつものように警察署の受付で浦田警部に取り次いでもらうと、そのまま課の部屋に使われている元倉庫に案内された。
メガーヌ(氷室):
「失礼いたします」
浦田(GM):
「受付がストーカー案件だといっていたが? 生活安全課は下のフロアだぞ」
メガーヌ(氷室):
「普通のストーカーならそうなんですけどね」
浦田(GM):
「普通じゃない、と。イヤな予感しかせんが、どういうことだ?」
メガーヌ(氷室):
「まず、被害者はメシア教徒。しかもただの信者ではなく教会に属する修道士です」
浦田(GM):
「
メガーヌ(氷室):
「そして推定される犯人が」
浦田(GM):
「悪魔だって言いたいんだろう?
メガーヌ(氷室):
「話が早くて助かりますわ」
浦田(GM):
「はぁ、いっそ刑事課が動いてくれねぇかなぁ」
メガーヌ(氷室):
「動いてくれたとしても、警官が犠牲になるだけではないかしら。
知らせてきたのが例の男であるのが一抹の不安を感じますけれども。
電気に弱い悪魔であることまでは判明しております。何か警察装備で使えそうなものは無いかしら」
----------
会話判定
※ストーカー被害→猟奇事件 と読み替え+20%
会話判定値:24+20=44% ・・・95 失敗・・・
浦田警部との絆1点上昇
----------
浦田(GM):
「あのなぁ、署内で堂々と横領の相談に来るんじゃない」
メガーヌ(氷室):
「だめかな?」
浦田(GM):
「だめだよ。 て、何やらせんだ。
おら、用が済んだなら帰った帰った」
メガーヌ(氷室):
「はいはい。失礼いたしました。
大して忙しいわけでもあるまいし・・・」
浦田(GM):
「聞こえてるぞ。
こちとら本庁の要請で管轄外の事までさせられてるんだよ」
メガーヌ(氷室):
「何かあるましたの?」
浦田(GM):
「一般人に話せるかっ。とっとと帰れ」
==========
氷室:
ぐぬ。せっかくKW一致扱いにしてくれたというに。
蒔寺:(ニヤニヤ)
惜しかったなぁ。あと1で自動失敗だったのによ。
三枝:
マキちゃん・・・。
それよりも警視庁が動いているの?
美綴:
え? 地方警察の言う本庁は警察庁の方じゃないの?
佐伯:
あれ? そうなんですかね? ここでは警視庁の方だと思っておいてください。*1
ちなみに、警視庁云々はシナリオとは関係ないことを宣言しておきますね。フレーバー的演出と思ってください。
セイバー:
そうなのですね。我々が関わらない事件も当然起きているでしょうし、面白い演出ですね。
アーチャー:
おおかた、人探しといったところかね。
佐伯:
あ、アーチャーさんはメガテンわかるんですよね。まぁ、お察しください。
ライダー:
指名手配犯でも追っているのですか?
佐伯:
あぁ、まぁ、指名手配ではありますかね?
アーチャー:
犯罪者ではない・・・いやあの時は何か罪状があったのだったか?
佐伯:
かもしれませんが、当卓とはまだ関わらないので無視して雪さんの行動に行きましょう。
三枝:
あ、うん。
(まだ?)
==========
2サイクル目
十六夜市 雪のセーフハウス
加藤 一佐(GM):
『悪魔によるストーキング。狙われているのはメシアの幹部候補か』
雪(三枝):
「はい。またその情報をもたらした者も悪魔と関係が深く、されど素性が知れぬ人物との事。警戒は必要かと」
加藤(GM):
『・・・』
雪(三枝):
「一佐?」
加藤(GM):
『あぁ、すまん。市民に危険が迫っていることに気付いておいて何もしないというわけにもいくまい。現場の判断に任せよう』
雪(三枝):
『ありがとうございます。
現時点では雷撃に弱いものの、物理的な耐性の高い悪魔であることがわかっております』
----------
会話判定
会話判定値:24% ・・・05 成功!
経験点130点獲得
加藤一佐との絆+1d10=14上昇(1回振り足し)
----------
加藤(GM):
『そういうことであれば都合がよい。
先日そちらに送った補給物資に試作ではあるが強力な電磁場を発生させる装置がある。使えるようであれば改良案のためにも使用レポートを提出するように。大月教授がうるさいのでな』
雪(三枝):
「ははは・・・。わかりました。ありがとうございます」
加藤(GM):
『うむ。
あぁ、最後に1点だけ』
雪(三枝):
「はい?」
加藤(GM):
『・・・れん という名の少女に心当たりはないか?』
雪(三枝):
「?!」
加藤(GM):
『・・・あるようだな』
雪(三枝):
「え、えぇ。こちらで知り合った人物の交際相手にそのような名前の人物が。しかし大学生ですので少女と呼ぶのは・・・」
加藤(GM):
『接触できそうかね?』
雪(三枝):
「(それでも?)
現在行方が知れず、その知人も捜索を続けていますが・・・何か事件でしょうか?」
加藤(GM):
『いや。そういうわけではない。もし接触できたなら報告するように。交信を終了する』
雪(三枝):
「はっ!
・・・(重三さんの彼女さんに何が? たまたま名前が同じだけ?)」
マハジオの石×1 獲得
==========
PLs:
ざわざわ……
ざわざわ……
ざわざわ……
佐伯:
まぁ、こっちもシナリオには関係ないので今は気にせずに。
アーチャー:
まぁ偶然同じ名前の他人、ということはないだろうし。今後の伏線か。
佐伯:
えぇ。気付けば雪さんと一佐の絆が90を超えているのでそっち方面の出来事も増えていくと思います。
三枝:
レンさんの行方不明に自衛隊が関わってるの? あ、でも探してるから逆なのかな? さらった犯人なら捜さないよね。
氷室:
さらわれた後、脱走した可能性も否めんがな。
佐伯:
まぁまぁ。先のことは置いておいて、目の前の事に集中しましょう。
これで2サイクル目も終了、このあと突撃するのかまだ準備するのか相談しながら休憩としましょう。
つづく
というわけで、アプローチ2サイクル目をお送りいたしました。
マハジオの石ばかり活用されるのはたまたまです。狙って電撃弱点の悪魔を用意しているわけではありません。
伏線を並べていますが・・・私、メガテンてifとIV(+ファイナル)しかプレイしたことないので伏線回収できるか、できたとしてもちゃんと原作をなぞった流れになるか、ひじょーに怪しいです。
ご了承いただけますよう、お願いいたします。
本文では伏線の話だけで大月先生に触れられませんでした。
本作では自衛隊の技術部門でいろいろやらかしている研究者という立ち居地です。
宇佐先生と因縁のある目加田博士にしようかとも思ったんですが、彼はバイオ方面の人だなぁと思って、大月先生にお願いしました。
逆に一佐が口にした女性の名前は、最初オリジナルで考えようかと思ったのですが、PC同士の関連を持たせようと思い直して、レンにしました。
果たして原作のような展開になるのか否か、まったく未定です(汗)
次回、彼らが選ぶ行動とは。
しばらくお待ちください。
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10.アプローチ3
こういうのも茶番回というのでしょうか?
衛宮邸 居間
佐伯:
さて、そろそろ再開しようと思いますが、方針は決まりましたか?
氷室:
うむ。明確でないにせよ時間制限が有るいじょうこれ以上の準備は危険と判断する。スパルトイ迎撃に向かうぞ。
佐伯:
了解しました。スパルトイは中BOSSですので撃破できたら命運が2点回復しますのでその辺りも考慮してリソースを使ってください。
蒔寺:
2点までなら命運使ってもロスにならねってことだな。
三枝:
それ以上は戦況次第だね。負けるくらいならリソースも使わないと。
佐伯:
その辺りの戦略はお任せします。
では、宇佐先生が大司教と話をつけてくれているので昼間のうちに教会に訪れ用件を伝えれば寄宿舎に入る許可をもらえます。
ただ、場所が場所なので下見などは女性陣のみ。実際に見張りをする時間まで男性陣は教会の周辺で時間を潰すことになります。
美綴:
寄宿舎の間取りとシスターの部屋の位置は?
佐伯:
へ? あぁそうですね。2階建てでこう、ビジネスホテルみたいに廊下を挟んで部屋が向かい合わせに並んでるのをイメージしてください。
シスターの部屋は2階の一番奥という事にしましょうか。
セイバー:
なるほど。では、スパルトイは飛行能力を持たないでしょうし、窓からの侵入は考えなくても良いでしょう。
佐伯:
(?)
アーチャー:
だが悪魔は異界より来るもの。今まで無かったとはいえ、突如部屋に出現、というパターンも警戒すべきだろう。そのために何人かは部屋か部屋の前で陣取りたいな。
佐伯:
(んん~?)
ライダー:
では近接型を建物の入口とシスターの部屋に分けて配置。その他のメンバーはバランスを見つつ入口と廊下でしょうか。
佐伯:
(あれぇ? 時間進めて即スパルトイ戦のつもりだったんだけどなぁ。でもこれはこれで面白そうだからいっか。
シネマティック・アクション*1用のマップ用意しとけばよかったかなぁ)
氷室:
それではメガーヌと雪が分かれて、
蒔寺:
んじゃマキデは入口側だな。マキデ本人は中での警護をしたがるだろうが
三枝:
雪が止めるよ。
入口から入ってくる公算のほうが高そうなら、火力が低めの雪が中かな?
美綴:
それでいんじゃない? あと悪魔召喚で戦える先生をどっちに配置するかだな。
セイバー:
入口に戦力を固めるなら入口でしょうか。
ヤシロとツヅリは人数が少ない中にまわってもらうということで良いでしょうか?
アーチャー:
妥当なところだろう。援護役という意味でどちらにも駆けつけられるように廊下で待機したいところではあるな。ヤシロが男である以上、部屋には入れてもらえんだろう。
ライダー:
ではそのような配置で警備に当たりましょう。
よろしいでしょうか。
佐伯:
はい。了解しました。
シスターの部屋に雪さんとサーさん。
廊下に重三さんと綾織さん。
建物の入口にメガーヌさん、替寺さん、宇佐先生。ですね。
氷室:
あとはマハジオの石を先生に集めておきたいところだが・・・
セイバー:
? そうなのですか?
アーチャー:
宇佐は■アイテム習熟を習得しているからな。マハジオの石を使用した際の威力に1d10分上乗せが入るから、他のキャラが使うよりダメージが見込める。
セイバー:
なるほど。
佐伯:
(う~ん。スパルトイは外に出現する予定だったけど、ここまで準備されたら中に転移させたくなるなぁ)
宇佐 所持アイテム:マハジオの石×4→20
その他PC マハジオの石全て宇佐に譲渡。
==========
十六夜市 メシア教会 寄宿舎
替寺(蒔寺):
「はぁ~、社のヤローはよくて何で俺はダメなんだよぉ」
メガーヌ(氷室):(本職:傭兵)
「私たちみたいなアウトローはこういう神聖な場所には似つかわしくないでしょう。
あ、先生がアウトローといっているわけでは・・・」
宇佐(セイバー):
「えぇ、大丈夫です。解っていますよ。
それに本人が聞けば気を悪くするでしょうが、宇佐くんが何かしようとしても、綾織さんなら五分五分ですが止められるでしょうから*2」
替寺(蒔寺):
「へいへい、ヤクザものはおとなしくしてますよー・・・っ!
おい」
メガーヌ(氷室):
「えぇ。
(足音? 金属音のようにも・・・」
宇佐(セイバー):
「来ましたか?」
メガーヌ(氷室):
「硬質な足音のようなものが聞こえます」
替寺(蒔寺):
「俺が見てくる。奴さんなら先手で1発ぶっぱなすからそれを合図にしろ」
メガーヌ&宇佐:(コクリ)
----------
GM(佐伯):
替寺が建物や塀に身を隠しながら様子を伺うと、教会の敷地入口で周囲を窺うようにキョロキョロしながらゆっくり歩く、人体骨格の姿があった。
否。人間の骨格ではありえない。概ねの形状は人間のソレと大差ないが、生物学に明るくない人間でも人目でそれが人間の骨でないことを理解するだろう。1番の特徴とも言うべき頭蓋骨が無い。あるのは何かの顎と思しき牙が並んだ骨のみ。脳髄はおろか、目などの感覚器官を収める容器が見当たらない。
その異形の手には、体と同質の素材を削って作られたと思われる無骨な剣を引きずっている。*3
替寺(蒔寺):
「おいでなすったな。
んじゃ、いっぱつぶちかましますか」
~~~~~~~~~~
補助動作■マシン・オペレーションでクグツ召喚。
MAG267→251
主動作 ■コルト・アナコンダ(通常射撃)
114% ・・・01 クリティカル!
スパルトイは遭遇判定失敗扱いとしSHOCK状態=回避不可
==========
一同:
おおおおおおぉぉぉぉ?!
蒔寺:
まじか、ここで?! これ命運使うところか?!
三枝:
防御点を無視できるから・・・でも相性で半減だよね?
美綴:
クリティカルで2倍されてからの半減だから、通常通りのダメージかつ防御点は無視できるならアリでしょ。
セイバー:
いっそ絆スキルの使用も視野に入れてはどうでしょう?
アーチャー:
替寺の射撃威力は47+1d10・・・ダイスを期待値5と考えると32点前後・・・回復できる命運2点・・・替寺の使用できる絆スキルのレベルは8・・・合計+10d10・・・+50点・・・合計82点か・・・
ライダー:
あまり大きい数字ではありませんね。
氷室:
しかし、替寺の攻撃がすべて相性で半減されることを考えるなら、彼のみで考えるならここがピークと見るべきでしょう。
蒔寺:
だな。あぁ~ちくしょー。スキル乗せりゃよかったなぁ~
佐伯:
了解しました。ではダイスをどうぞ。
==========
威力ロール
※クリティカルと耐性で倍率相殺。防御点無視だけ適用
替寺命運5→3
47+11d10=47+69=116点ダメージ!*4
~~~~~~~~~~
替寺(蒔寺):
「話しにゃ聞いてたがけったいな見た目してやがるな。あんなもん相手にしようってのにゆり子のアマ、俺に何期待してのか知らねぇが利用ばっかりしやがって、ちったーこっちの頼みも聞けってんだ・・・あーくそったれ!」
スパルトイ(GM):
「!!!」
SE:ズガン!
GM(佐伯):
不意を突かれた悪魔になすすべもなく鉛球が突き刺さる。着弾の衝撃で大きく体がのけぞるが、すぐに体勢をたてなおして弾が飛んできたほうに顔(?)を向ける。
==========
蒔寺:
(ゆり子に)むしゃくしゃして
佐伯:
出目が平均5以上出してますから優秀なんですよね。
スパルトイの手番は・・・回復判定98%を失敗する道理は無いですよね。では後手スパルトイの手番から通常の戦闘処理に入りましょう。
メガーヌさんと宇佐先生はスパルトイの手番後のターンから。
廊下待機組はその次のターン。シスターの部屋に居る2人は更にその次のターン、後列配置で合流するものとします。
というわけで・・・
==========
一方そのころ メシア教会 寄宿舎廊下
重三(アーチャー):(キョロキョロソワソワ)
綾織(美綴):
「こういう風に悪魔を待ち受けるのって初めてだし緊張しますね」
重三(アーチャー):
「? あぁ、それもあるんだけど。家族とレン以外の女性のプライベート空間に入るのって初めてだから、落ち着かないなぁって」
綾織(美綴):(ジト目)
「変なことしたら躊躇なく防犯ブザーの紐抜きますからね?」
重三(アーチャー):
「しっ、しないよ。ただそういう所に男一人は落ち着かないってだけで」
綾織(美綴):(ジトーーーー)
重三(アーチャー):
「え、俺ってそんなに信用ない?」
SE:ッタレ!ズガン!
2人:
『!!』
GM(佐伯):
顔を見合わせるとどちらからともなく駆け出す2人。
----------
シスター・アンジェラの部屋
アンジェラ(GM):
「私のためにご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません」
雪(三枝):
「いつもお世話になっているのはこちらですし、お気になさらないでください。
それよりも明日もお勤めがあるのでしょう? 私たちには気にせずお休みになってください」
サー(ライダー):
「ねむくないのー?」
アンジェラ(GM):
「ふふふ。そうですね。ではお言葉に甘えて失礼します。
おやすみなさい」
雪(三枝):
「はい。よい夢を」
サー(ライダー):
「おやすみー」
数刻後
サー(ライダー):
「ひまだねぇ」
雪(三枝):
「しーっ。気持ちはわかるけど、静かにね。シスターが起きちゃうでしょ」
サー(ライダー):
「はーい」
SE:ッタレ!ズガン!
2人:
『!!』
アンジェラ(GM):
「! 今の音は?!」
雪(三枝):
「落ち着いてください。音は外からです。私たちが見てきますので、シスターは可能ならば他の方の部屋に移動を」
アンジェラ(GM):
「わ、わかりました」
サー(ライダー):
「はやくー!」
雪(三枝):
「えぇ!」
つづく
開始早々中ボスのHPが1割削られた件について
さてすぐ開戦と思いきや何か思わぬ方向で対策されました。
待ち伏せ成功
ただしパーティー分断
これはPL有利なのかGM有利なのか
というか、ですね。PLもGMも作者独りで動かしてるのに想定外の展開になるのなんでなんですか?(知らんがな)
次回こそは戦闘開始です。
ログを作るところからなので時間がかかるかと思われます。
しばらくお待ちください。
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10.対中BOSS
衛宮邸 居間
佐伯:
では宣言どおりスパルトイの攻撃からいきます。
替寺さんは好きに陣形を選んでください。ただし偵察もかねて距離を置いていたでしょうからクグツの行動権は無いものとします。
蒔寺:
そりゃ、クグツを前においてマキデは後列だろ。
佐伯:
はい。了解です。
・・・では、
==========
V.S. スパルトイ
陣形
敵前列
スパルトイ
V.S.
味方前列
クグツ
後列
替寺
----------
第1ターン(後攻)
スパルトイ:第1アクション。3.■武器攻撃 対象クグツ(しか居ない) 命中
第2アクション。同じく■武器攻撃 命中。
合計実ダメージ99点(残33)
~~~~~~~~~~
スパルトイ(GM):
「何者かは知らぬが、先に手を上げたのはそちらだ。悪く思うなよ」
SE:ヒュヒュン ガンッガンッ
クグツ(蒔寺):
「ぴーががー」
替寺(蒔寺):
「なんちゅう馬鹿力してやがんだっ」
==========
蒔寺:
壊れりゅぅ! 壊れちゃうぅ~っ!!
佐伯:
さすがにレベル一桁が居るには環境が厳しくなってきましたね。
さ、次のターンの開始時、後列にメガーヌさんと宇佐先生が合流しますが、前列が最低人数に満たないので、誰か1人前列に押し出されますが誰にしますか?
氷室:
メガーヌ以外あるまい。
佐伯:
ですよねー
==========
陣形
敵前列
スパルトイ
V.S.
味方前列
メガーヌ、クグツ
後列
替寺、宇佐
----------
行動順
替寺(クグツ)、メガーヌ、宇佐、スパルトイ
----------
第2ターン
蒔寺:
ガンは半減されるしなぁ。傷薬ってマシンの傷も治せるのか?
佐伯:
そう言われると妙な感じはありますが、治せます。
蒔寺:
んじゃ、クグツに傷薬だこれでHPは83まで回復だな。
んでクグツには■プリンパ(
・・・ほい。判定成功っと。
佐伯:
こいつ、回避は絶望的なんですよねぇ・・・あぶなっ! 95! ギリギリ通常失敗です。プリンパの付与率は60%でしたね。BOSS属性で半減の30%で判定します・・・48なので混乱は避けられましたが・・・なんですかこのグレイズ狙ってるかのような際どい出目は。
氷室:
そこで混乱してくれていればあとあと楽であったのだが。
メガーヌは当然、氷結相性の■属性攻撃(格闘)で攻撃だ。既に100%を超え自動失敗以外では失敗しないのは安心感が・・・おや?
三枝:
出目・・・08・・・
氷室:
いわゆるひとつのクリティカルヒットというやつだな。
佐伯:
なんでそうほいほい・・・当然回避失敗ですよ。
氷室:
ふむ・・・ではここは蒔の字を見習うとするか。
蒔寺:
え? あたし?
氷室:
命運2点使用する。さすがに絆スキルは使わないが、切り時だろう。
追加格闘威力とあわせて威力ロールはダイス4個だな。
・・・合計86。クリティカルで2倍して172点だ。
佐伯:
ぶふっ。しっかり振り足しも発生してるし、防御点無視なので全部受けて累計288点ですね。1撃ごとにHPが1割削られているんですが・・・
あ、
セイバー:
続いて
そして本命のマハジオの石を使用します。
佐伯:
はい。判定は自動成功なのでこちらの回避を・・・まぁムリですよね。
セイバー:
えぇと魔法威力をベースに修正が入って24点にダイスが2個で合っていますか?
佐伯:
はい。それでお願いします。*1
セイバー:
では・・・48。これが弱点なので2倍ですよね? 96点です。
佐伯:
セイバーさんもあっさり振り足していく・・・累計350ダメージ。3ターン目を待たずして3割吹き飛んだんですが・・・*2
セイバー:
基本威力があまり高くないのですが何とかなりそうですね。
モウリョウには■ディアでクグツを回復させますね。・・・35点回復です。
蒔寺:
ありがとうございます。
~~~~~~~~~~
宇佐(セイバー):
「替寺さん!」
替寺(蒔寺):
「おぉ来たか。ご覧のとおりだ。ウチの木偶の棒じゃ長くは
メガーヌ(氷室):
「私も前に出ます。さっきの銃声はどの程度効果を上げて?」
替寺(蒔寺):
「前情報どおりあんま効いてねぇな。んでも想定以上だとは思うぜ? 見てみ?」
指差す先には、弾丸が埋まるようにヒビ割れた骨格がある。
「だがあんなまぐれ当たりそうそうあるもんじゃねぇ。あとは任せるぜ拳士様?」
いいながら傷薬相当の修理キットでクグツの破損を応急処置する。
「うっし、行け!」
クグツ(美綴):
「アナタハダンダンイシキガトーノクー」
スパルトイ(GM):
「っ! 姑息な手を使う輩のようだな。そのようなテ我には」
SE:パキィン!
スパルトイ(GM):
「ぐぬっ?!」
メガーヌ(氷室):
「では、真正面から叩き砕いてご覧にいれましょう」
スパルトイ(GM):
「ほう。なかなかの物を持っているようだな。ツレとは大違いだな」
替寺(蒔寺):
「うっせー。勝ったやつが勝者なんだよ!」
宇佐(セイバー):
「そうですね。戦う術が無いなりの戦い方というものがあるのです、よっ!」
SE:バチバチバチバチッ
スパルトイ(GM):
「ぐおっ?! 次から次へと小癪なやつらよ」
宇佐(セイバー):
「モウリョウ、今のうちに替寺さんのロボットを」
モウリョウ(綾織):
「どらどらどらどらどらぁ」
替寺(蒔寺):
「わりぃ助かった」
~~~~~~~~~~
佐伯:
じゃぁ次はスパルトイの番ですね1回目は・・・お、■タルカジャ(格闘・射撃威力強化)ですね。さて増加量は・・・お10ですね。まさかの最大値です。
蒔寺:
やばいやばいやばいやばいマジでクグツがガラクタになるぞ!
ライダー:
次に追いつくのが・・・
美綴:
あたしと重三さんだから補助はできるけど護りはどうしようもないよ。
アーチャー:
1ターン待てば今回のダメージディーラーになり得るサーが辿り着ける。無理ではない。
佐伯:
まぁ、仲魔入れれば5対1ですからね。そう簡単には崩れないでしょう。では2回目の行動は~?
PL一同:
ああぁぁ・・・
佐伯:
武器攻撃ですね。対象はメガーヌさんで・・・あ、クリティカル。
氷室:
ちょっ、おまっ
佐伯:
・・・さすがに振り足しは出ませんね。73の2倍で146点防御点無視です。*3
氷室:
死ぬ! メガーヌが3人近く死ぬ!
ライダー:
何かないのですか?
セイバー:
! 有人が命運を2点消費して、ダメージ半減を2回行います。
氷室:
よいのですか?
セイバー:
この戦いが終われば回復できるのですよね? 戦闘中有人ができることは少ないですしどうぞ。
氷室:
かたじけない・・・
佐伯:
では計算しなおして・・・36点ですね。
氷室:
それでも半死半生状態だ・・・
~~~~~~~~~~
スパルトイ(GM):
「まずは力あるものを刈り取らせてもらおう。
ふうぅ~」
呼吸(?)を整え力をためるスパルトイ。
「チェストーッ!」
宇佐(セイバー):
「っ メガーヌさん跳んで!」
メガーヌ(氷室):
「え? っ!? っかぁ!」
替寺(蒔寺):
「メガーヌ?!」
メガーヌ(氷室):
「大丈夫、まだやれます」
スパルトイ(GM):
「ふむ。浅かったか。必殺のつもりであったが、仲間の声に助けられたようだな」
~~~~~~~~~~
美綴:
そこへ颯爽と駆けつける救世主!
アーチャー:
回復アイテム投げながら応援するだけの機械だがな
佐伯:
さてそれではお2人には後列に配置してもらって、仲魔が前列に居るので人数も問題無しですね。では3ターン目です。
==========
陣形
敵前列
スパルトイ
V.S.
味方前列
メガーヌ、クグツ、モウリョウ
後列
替寺、綾織、宇佐、重三
----------
行動順
マキデ(クグツ)、重三、メガーヌ、宇佐(モウリョウ)、綾織、スパルトイ
----------
第3ターン
蒔寺:
何はなくともメガーヌの回復だよな。ほい、傷薬。
氷室:
うむ。助かる。これで全快。というか全快を維持せねば死が近すぎる。
三枝:
技よりも、防御点を強化するために魔晶武器の悪魔を変更したほうが良いかもだね。
氷室:
検討の余地はあるな。
蒔寺:
んで、クグツの攻撃はどうせ通らねぇだろうから、■プリンパ。お、成功か。38
佐伯:
まぁ、だからって
えぇー、スパルトイは
アーチャー:
好機だな。とはいえ社は応援ぐらいしかできることがないが。対象は次の行動順のメガーヌで、成功だ。
氷室:
運判定値100%越えの応援は安定感があって助かりますね。
こちらは当然■属性攻撃(格闘)だ。132%をどうすれば失敗できるのか教えてほしいな。
佐伯:
まぁ、もともと100越えですもんね。
あー、スパルトイはPANIC発動です。パニック表は・・・ボーっとしている。なので命中です。
氷室:
重畳重畳。威力は58点だな。
佐伯:
防御点引いて・・・累計374点ですね。クリティカルされなければまだまだ戦えますよ。
セイバー:
では弱点攻撃を受けていただきましょう。
佐伯:
(´・ω・`)
あ、PANICは回避しました。回避は・・・
Σ(○。○) 13で回避しました!
セイバー:
それは仕方ありませんね。モウリョウは・・・射撃攻撃でも相性がガンでなければ半減されないのですよね?
ライダー:
たしかそのはずですが。
セイバー:
では■毒針で攻撃をしてみましょう。86%なら・・・91・・・失敗です。
美綴:
稀によくある話です。気にせず行きましょう。
綴はメガーヌ応援っと・・・あぶねっ、91で成功。
~~~~~~~~~~
重三(アーチャー):
「みなさん無事っすか?!」
綾織(美綴):
「メガーヌさん?! ひどい怪我!」
替寺(蒔寺):
「おっせーぞ、社ぉ!」
メガーヌ(氷室):
「私なら大丈夫です。それよりいつもどおり援護をお願いします」
合流組:
『はいっ!』
替寺(蒔寺):
「ガキども心配させたくないのは解るがな、やせ我慢が見え見えなんだよ。ほれ」
メガーヌ(氷室):
「っ、すいません。ありがとうございます」
替寺(蒔寺):
「へっ、傭兵様から礼を言われるとはね
おい、木偶! もっかいさっきの奴だ!」
クグツ(三枝):
(えっと、相手を混乱させる技だから・・・)
「ユンユンユンユンユンユンユンユン・・・」
スパルトイ(GM):
「ぐっ・・・ナンだ・・・あタマが・・・」
重三(アーチャー):
「お、チャンスッスよ!」
メガーヌ(氷室):
「ええ! 戦場で棒立ちするとは余裕がお有りですこと。
スパルトイ(GM):
「うっ・・・あっ・・・」
宇佐(セイバー):
「追撃します!」
スパルトイ(GM):
「ハッ! くっ!」
SE:カキン バチバチバチ
スパルトイ(GM):(まだPANIC中)
「あ、あぶ、あ・・・」
綾織(美綴):
「このまま悪魔がおかしくなってくれさえいれば」
メガーヌ(氷室):
「そううまくは行かないでしょうが、隙は積極的に突いていきましょう」
~~~~~~~~~~
佐伯:
さてようやくスパルトイですが・・・はい、PANIC回復判定成功です。
1回目の行動は・・・メガーヌさんに武器攻撃ですね。
氷室:
しぬぅ!
佐伯:
ふはははは。死ぬがよ・・・い?
三枝:
97・・・自動失敗だね。
氷室:
生き延びたか?
佐伯:
ファンブル・チャートは・・・武器を落とす・・・?
あーでは、2回目の行動はダイス振らずにアクションを消費して落とした武器を拾いなおして終了です。
氷室:
生きてるって素晴らしい!
~~~~~~~~~~
スパルトイ(GM):
「はっ?! われは何を。
おのれ小癪なまねをぉ!」
SE:スポン
スパルトイ(GM):
「ぬっ、しまった。この程度で焦りを見せてしまうとは、我もまだ未熟・・・」
雪(三枝):
「みなさん、すいません。遅くなりました!」
サー(ライダー):
「きたよー」
==========
陣形
敵前列
スパルトイ
V.S.
味方前列
メガーヌ、サー(前列不足で前列へ押し出し)、クグツ、モウリョウ
後列
替寺、雪、綾織、宇佐、重三
----------
行動順
マキデ(クグツ)、重三、メガーヌ、雪、宇佐(モウリョウ)、綾織、スパルトイ、サー
----------
第4ターン
佐伯:
ではついに全員合流しての4ターン目ですね。
しかし、いい具合に前列に居ないといけない人が前に押し出されるタイミングで合流しますねぇ。
ライダー:
サーは魔法での攻撃予定ですから後列でもいいのですが、1番頑丈ですからね。
三枝:
逆に雪は今回は支援に回る予定だから後列でも良いですしね。
蒔寺:
こっからは数の暴力だな。マキデもクグツもメガーヌを応援だ。・・・まぁ、成功しないんだけどなっ。
氷室:
まぁ、成功すれば儲けもの程度だしな。
アーチャー:
では確実に成功する社の応援を入れておく。問題なく成功だ。
氷室:
助かります。前ターンの綾織からの応援も入れて■属性攻撃(格闘)が152%か。では、マルチ・アクションで判定を2分割、それぞれ76%で判定するぞ。
佐伯:
スキルコストも2倍なのですが、魔晶変化武器の■属性攻撃ってノーコストなんですよね。射撃武器なら弾丸等を消費させられるのに・・・
氷室:
だからこそ、だよ。1回目問題なく成功だ。
佐伯:
えぇ、回避は・・・98?! ファンブル・チャートが・・・おかしな事をわめきちらす。自動命中ですぅ。
威力が60点ですか。これで累計ダメージがちょうど400点です。
氷室:
2発目も当然成功だ。
佐伯:
回避できません。
氷室:
振り足し1個ついて72点だ。
佐伯:
実ダメージ38点、と。まだ戦えますよ。
三枝:
雪は・・・先生を応援してもクリティカルとかは無いよね? サーさんを応援するよ。・・・わ、16が出た。成功だよ。
ライダー:
これはおいしいですね。ありがとうございます、由紀香。
三枝:
えへへ。偶然ですよぉ。
セイバー:
宇佐は変わらずマハジオの石を使います。
佐伯:
回避できませーん。
セイバー:
・・・1個10が出たので振り足します。・・・おやまた10が・・・更に振り足して、ダイス合計30なので54点で、
佐伯:
2d10とはいったい・・・2倍になって108ですよね。累計512点。あぁ、もう5割超えました。
セイバー:
よいペースなのではないでしょうか。モウリョウにはダメ元でサーの応援を・・・ダメでした。
美綴:
綴が居るんで大丈夫ですよ。はい、成功。
~~~~~~~~~~
替寺(マキデ):
「傭兵のねーちゃん頼むから変なミスしてくれんなよ」
メガーヌ:(イラッ)
重三(アーチャー):
「まぁまぁ、それよりメガーヌさんなら、あいつの虚を突いたりできるんじゃないっすか?」
替寺(蒔寺):
「いや、いくらなんでも無理だろ。相手の得物かわして懐に入らにゃならんのだぞ?」
メガーヌ:(カチン)
「ではその目でとくと御覧なさい!
SE:ガガン
スパルトイ(GM):
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
雪(三枝):
「(形勢はこちらに傾いている)
サーちゃん。電気に弱いアイツを倒せるかは、あなたの魔法にかかってますからねっ」
サー(ライダー):
「おー」
綾織(美綴):
「(今回ばかりはサーの存在が大きいわ)
がんばったらお菓子買って上げるよ」
サー(ライダー):
「! がんばる!」
~~~~~~~~~~
佐伯:
では今回の戦闘のキーを握るサーさんの前にスパルトイの行動です。
1回目は■タルカジャですね。上昇は2。まぁさっき10出ましたしよしとしましょう。
2回目は■武器攻撃をメガーヌさんに。判定は成功なので回避お願いします。
氷室:
さっきからこちらばかりなんなのだ?! 避けられるわけがなかろう!
佐伯:
ダイスの女神が窮地をお望みなのかと。
威力は74点ですね。*5
氷室:
死んでしまうわ! えぇい。3点目だが命運で半減する! これで残りHPは34!
~~~~~~~~~~
スパルトイ(GM):
「よもやこれほどとは。本腰を入れねばなるぬ様だな。
はあぁーーーっ」
気合とともに赤い闘気をまとうスパルトイ。
「しねぇ!」
メガーヌ(氷室):
「あぁっ!」
スパルトイ(GM):
「む? まだ浅かったか。つくづく運の良い奴よ」
メガーヌ(氷室):
「それは、どう、も。でも、私に気をとられていてよいのかしら?」
スパルトイ(GM):
「なに?」
~~~~~~~~~~
ライダー:
では、満を持しまして、サーが■ジオで攻撃を応援のおかげで判定値は99%です。・・・おや。06なのでクリティカルですね。
佐伯:
弱点攻撃を?! 回避できるわけないじゃないですか!
ライダー:
では、先人に倣いまして、命運2点にグラナーダの絆スキルを乗せましょう。合計33+11d10です。
佐伯:
ダブルクロスか何かですか?
ライダー:
合計124です。10が2回しか出ませんでした。
佐伯:
確率的に順当ですよね? 12d10の平均が約7って充分な成果ですよね?
これが、クリティカルで2倍の弱点で更に2倍? 累計1,008てもう虫の息なんですが・・・
BSはえぇと20%がクリティカル&弱点で4倍のBOSS属性で半減で40
~~~~~~~~~~
サー(ライダー):
「くぅらえぇ!」
スパルトイ(GM):
「?!」
SE:落雷
スパルトイ(GM):
「ぐ、が、か、らだ、が・・・」
替寺(蒔寺):
「しゃっ! たたみかけろ!」
==========
陣形
敵前列
スパルトイ
V.S.
味方前列
メガーヌ、サー、クグツ、モウリョウ
後列
替寺、雪、綾織、宇佐、重三
----------
行動順
マキデ(クグツ)、重三、メガーヌ、雪、宇佐(モウリョウ)、綾織、スパルトイ、サー
----------
第5ターン
佐伯:
えー。このターン、スパルトイはSHOCK効果で回避判定ができません。
蒔寺:
お? よけねえなら攻めるのもアリじゃね?
■ダブルタップで2連射だ! 114
おらっ、53と52だ。死ねよや!
佐伯:
あ、それなら問題なく0ダメージですね。
蒔寺:
なんでさ!?
アーチャー:
耐性で半減。今までのダメージから察するに防御点は30強だからな。
蒔寺:
ちっきしょおおおおぉぉぉぉぉぉ!
ふ、ふん。しかたねぇから今回はカネに譲ってやるよ。クグツにメガーヌを応援させるぞ・・・うぉっ?! まじで成功しやがった。
アーチャー:
重三も応援だな。決めてしまってくれ。
氷室:
承りました。回避の心配がないならマルチ・アクションより通常判定の方が確実だな・・・86 成功だ。
威力は・・・あまり振るわんな63点だ。
佐伯:
防御点引いて・・・
~~~~~~~~~~
替寺(蒔寺):
「お? ろくすっぽ動けねぇみたいだな。んじゃ遠慮なく」
SE:ガガン チュインチュイン
スパルトイ(GM):(動けないなりに不敵に笑う)
替寺(蒔寺):
「・・・あ?」
メガーヌ(氷室):(クスクス)
「遠慮は要らなくてよ?」
替寺(蒔寺):
「あぁあ? ならテメェがやって見せろってんだ!」
メガーヌ(氷室):
「えぇよろしくてよ」
重三(アーチャー):
「(なんだかんだで仲良いよなー)
じゃ、
メガーヌ(氷室):
「ではご要望にお応えしまして
・・・
SE:ドン!!
スパルトイ(GM):
「が・・・よ、もや、この私が・・・
が・・・じん、どの」
SE:パリィン
==========
佐伯:
累計ダメージ1,037。撃破おめでとうございます。
一同:
おー。
佐伯:
それではまずはアイテムドロップですが、
美綴:
・・・ほい、成功。
佐伯:
いや、■宝探し持ちの綾織さんが振るの判ってましたけどね。
通常成功なので観音神符(自分へのクリティカル攻撃を通常成功に変更する)ですね。
経験点は1人あたり185点です。
※メガーヌ、雪 レベルアップ
佐伯:
あと命運の回復も忘れずに。各々2点回復しておいてください。
美綴:
それは、情報収集で使った分も回復していいの?
佐伯:
はい、大丈夫です。
それとマグネタイトは・・・総計324点ですね。
三枝:
悪魔召喚する、替寺さんと宇佐先生に47点。他のみんなが46点かな。
セイバー:
スパルトイの
アーチャー:
ゲームシステムを考えると「人」とは限らんが・・・メタ発言になるがスパルトイが中ボスであった事を考えると、今回の黒幕の名前といったところだろう。
佐伯:
そうですね。その辺りは予測が立って良いでしょう。
----------
サー(ライダー):
「がじんどの? て誰だろ?」
雪(三枝):
「誰でしょうね?
この悪魔の単独犯ではなかったのかしら」
替寺(蒔寺):
「やれやれ、まだ終わりじゃねぇのかよ・・・」
メガーヌ(氷室):
「シスターと大司教にご相談しましょう。これからどうするかも含めて」
綾織(美綴):
「わかりました。じゃぁ寄宿舎の中に・・・あ、先生と重三さん、替寺さんは外で待ってること。
い・い・で・す・ね?」
男性陣:
「へいへい」
「わかってるよ」
「えぇお願いしますね」
==========
佐伯:
といったところで戦闘終了です。
休憩を挟んで後半戦と行きましょう。
つづく
マルチ・アクションの説明って過去にしたっけ? と記憶が曖昧なので、注釈ではなくこちらで解説を。
メガテンXでは判定値が100%以上になると、判定値を分割して1手番に複数回行動を起こすことができます。100%以上で2分割。200%以上になると2分割か3分割を選べます。
作中にGMが言うように、コストが必要なスキルは回数分スキルを消費します。
分割した行動の対象を別々のキャラクターに指定することはできません。
(たぶん)そのままの判定値でクリティカルを期待するか、手数を優先するかというルールだと思います。
続いてお詫びを。
実は今回初めて巻き戻し処理をしました。
さんざんそういうことはしないと公言しておきながら申し訳なく思います。
なぜ巻き戻しをしたかというと、
サーの■ジオクリティカルヒットの時、クリティカルの2倍に気を取られて弱点の2倍を忘れてダメージ計算をしていたからです。
せっかくの見せ場でしたのと、修正点が少なく済んだので良くない事とは知りつつこういう処理をさせていただきました。実際、まるまる1ターン短縮されました。
ご批判は真摯に受け止め今後再発しないように努めてまいります。
連絡事項は以上です。
ここからは内容の振り返りなのですが、なんといっても巻き戻しの原因にもなったサーのクリティカルでしょう。
弱点攻撃なのでHPをガリガリ削られる事は予想していましたが、ガリガリではなくゴッソリでした。
あとは戦闘のたびに言ってますが、属性攻撃のネタが厳しくなってきました。どれくらい厳しいかというと、天下の少年ジャンプから2つも技名を拝借していることでお察しください。
マルチ・アクションの時のはお気付きの方も居るかと思いますが、F.E.A.Rさまの名作TRPG「ダブルクロスThe 3rd Edition」から拝借しました。
そしてそこにお気付きの方は更にお気付きかと思いますが、《獅子奮迅》と《冷気の鎌》はこれ2つだけでは組み合わせられません。もう1個何かサラマンダーのエフェクトを組み合わせないとですね。
さて、次回からまた調査フェイズに移ります。
果たして黒幕とその目的とは・・・
それではしばらくお待ちください。
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10.アプローチ4
過去と食い違ってるかもしれませんが、それもまた実卓『ぽさ』と大目に見ていただけますようお願いします。
衛宮邸 居間
佐伯:
さて再開しますが、シスターたちに顛末を話すということでしたね。
では、宿舎に入った女性陣から一旦危険は去ったこと、しかしまだ解決はしていないようであることを聞かされたシスター・アンジェラは大司教にも詳しく話をしてほしいとプッチ氏を呼びにいきます。
礼拝堂・・・は夜中に明かりつけるのもアレなので執務室に移動して大司教に報告するところからやりましょうか。
=========
十六夜市 メシア教会 寄宿舎
ガブリエル・プッチ(GM):
「無事、悪魔を討伐できたようだな。ごくろうだった・・・と締めくくれないとのことだったが?」
メガーヌ(氷室):
「はい。
悪魔は今わの際に何者かの名を口にしました。はっきりとは聞き取れませんでしたが、“が・じん”と」
プッチ(GM):
「ふむ。その者を特定・拘束せねば事は終わらない、と。そういうことか」
雪(三枝):
「手駒が倒れたことで諦めてくれていたらいいのですが、その確証もありません」
プッチ(GM):
「なるほどな。ここk」
重三(アーチャー):
「ここからは自分たちでなんとかするから、手を引けってのはナシっすよ」
プッチ(GM):
「む」
宇佐(セイバー):
「知ってしまったいじょう、知らぬフリをすることもできません」
綾織(美綴):
「わ、私たちでは頼りないかもしれませんが・・・できることはしておきたい、です」
プッチ(GM):
「・・・ふぅ。解った。引き続き協力をお願いする。
だが、君たちに任せっぱなしでは教会の沽券にかかわる。こちらでもその、ガジン とやらについて調べてみよう」
メガーヌ(氷室):
「おねがいします」
=========
佐伯:
というわけで、今度は推定名「ガジン」についての調査を行ってもらいます。
調査するKWとしては先ほどまでと同じで目撃情報から調べてもらうようになります。
蒔寺:
さてどーすっか、というか誰に訊きに行くかな。
ライダー:
前半戦で普段と同じくらい、コミュと接触しましたし、コネを使わない情報収集も考えないといけないでしょうか。
佐伯:
(ん? あぁ、そっか。たしかに1度使ったコネの使用不可があると、ルートが強制されちゃいそうかな。
う~んどうしようか・・・)
そうですね。では今回のセッション限定のルールとして既に接触しているコネに対しても情報収集してもよいことにしましょう。
氷室:
よいのかね?
佐伯:
まぁ、いつもの倍の情報収集しているようなものですからね。
ただし、絆の貢献ポイントは増えないものとします。ファンブルしたときのマイナスは発生することとしますのでお気をつけください。
三枝:
そうなると、同じ人のところに行くのにもリスクはあるわけだね。
佐伯:
そうですね。あとは、絆スキルを使用した相手は、今シナリオ中はもう絆スキルも
美綴:
難しいな。
行動順は・・・また綴からで良いですかね。
セイバー:
えぇ。お願いします。
氷室:
あ、すまぬGM。先ほどの戦闘で命運を支払って■カード・ハントを使用していたことにしてよいだろうか?
佐伯:
スパルトイの悪魔カードが欲しいということですよね? 別にかまいませんが契約できませんよ?
氷室:
BOSSを倒してレベルが上がれば可能だ。それでも足りなかったとしても合体素材にはなる。
セイバーさんがスパルトイを欲するのであればお譲りしますが。
セイバー:
悩みますね。サマナーは自分のレベルと同じレベルまでしか契約できませんから頂いても合体の素材にしかならないのですよね。
アーチャー:
とはいえ、戦力強化になるのは間違いがないからな。
ライダー:
・・・メガーヌが持つ方が良いように思いますが。
蒔寺:
その心は?
ライダー:
魔晶手甲の防御点は合体している悪魔の能力値ですよね? 単純にメガーヌが堅くなります。
一同:
!!
氷室:
前衛再柔でもうしわけない。
HPも後衛並みでもうしわけない。
さきほど一撃死しそうになってもうしわけない。
セイバー:
わか、わかりましたからっ。そんな呪詛のように呟かないでください!
氷室:
おぉぉっ、
ナマンダムナンマンダム
三枝:
それじゃ菩薩様だよ。
セイバー:(苦笑しつつ)
かまいませんよ。
むしろ、聖女だと寒気が・・・
佐伯:
ではメガーヌさんは命運を1点消費して置いてください。
氷室:
うむ。命運残り3点。戦闘以外では使えんな。
話の腰を折ってすまなかった、美綴嬢。
美綴:
んにゃ。待ってる間にどこに行くか決まったよ。
あんま頼りたくはないけど情報持ってそうな氷川のところに行くことにするよ。
佐伯:
(美綴さんアウトー デデーン。
まさかシナリオ中に判定値が変わることがシナリオギミックに絡んでくるとは、このナオミの目を以ってしても見抜けなかったわ)
わかりました。では・・・
==========
3サイクル目
十六夜市 サイバース支社ビル *1
サイバース社々員(美綴):
「チーフ。“創世の巫女”を名乗る女性からお電話が入っております。イタズラかとは思うのですが、念のためご確認にあがったのですが・・・」
氷川 レイジ(GM):
「ぶふっ、ゲホ、ゲホ
あ、いや、イタズラではあるが知人だ。つないでくれたまえ」
部下の報告に口をつけていた湯飲みから盛大に茶を噴出しながら、努めて冷静に対応する。
受話器を取り耳に当てると、声のトーンを1段落とした。
「・・・会社にかけてくるなら、普通に名乗ってもらえないかね? 私にも立場というものがある」
綾織(美綴):
『失礼しました。いつもそちらがそう呼ぶので名乗ったほうが良いのかと・・・』
氷川(GM):
「以後、気をつけるようにする。すまなかった。
それで嫌味を言うためにかけてきたのではないのだろう?」
綾織(美綴):
『えぇ。
実は知人が悪魔にストーキングされているらしくて。監視社会と言われる現代、氷川さんなら何か証拠になるような情報を見つけられないかと。
被害にあっているのは託児所などを運営している人物で、彼女に何かあれば多くの人に影響が出ます』
~~~~~~~~~~
会話判定
※命運1点使用。
会話判定値:59+20=79% ・・・04 クリティカル!
経験点130点獲得
氷川との絆ポイント+2d10=11点上昇
~~~~~~~~~~
氷川(GM):
「・・・監視社会などという言葉を使っておいて、コンプライアンスやコーポレート・ガバナンスの概念は無いのかね、君は」
綾織(美綴):
「こ、こんぷ?」
氷川(GM):
「仕事中だ。失礼する。
・・・託児所の運営・・・“彼女”・・・あぁ、彼女か。
どれ、探ってみるか・・・」
しばらく響くキーボード叩く音。
「? これか? ・・・ほう。そういうことか・・・」
----------
SE:ガチャン
綾織(美綴):
「! きれちゃった・・・」
GM(佐伯):
呆然とする彼女の携帯がすぐに鳴動する。ディスプレイには氷川からのメール着信を示すメッセージが映し出されている。
メールを開くと
通常回線の電話は多からず盗聴の恐れがある。メールも同様だ。
このメールに添付した解凍ソフトをインストールして待っているように。情報を暗号化してから送信する。 氷川
と、短くつづられている。
指示通りにアプリを開いていると、すぐにもう1通メールが届く。そこにはデータが添付されているが開くことができない。
最初に届いたアプリを起動し、指示に従い後から来たデータを指定すると見る見るうちにデータが解凍されていく。
開かれたファイルは数枚の画像データと文章データだった。
画像は不鮮明ながら、教会や託児所と思しき場所の上空に白い大きな影が移し出せれている。白いものは翼を大きく広げているように見えるが、人の形にも見えるような気がする。
文章データはには
調べてみたが、確かに彼女の仕事中、翼を持つ悪魔が何度か目撃されているようだ。目撃情報を洗ってみたが、ほぼ彼女が居る場所でのものと判明した。おそらくコイツではないかな?
何者かは知らぬが、慈愛に満ちた女性に危害を加えようというならば許すわけにはいかない。親愛なる創世の巫女よ、健闘を祈る。 氷川
P.S.君の助けになると良いのだが、少ないが物資を送らせてもらった。受け取ってほしい。
綾織(美綴):
「結局、創世の巫女なんですね・・・」
KW アンジェラの周囲に現れる悪魔の気配 を調査可能になった。
宝玉×2 獲得。
==========
佐伯:(うきうき)
これでこの白い翼の正体について調べられるようになりました。
クリティカルの追加は宝玉ですね。
美綴:
あぁ。まだ向こうの正体も見えないしね。回復準備でいいでしょ。
アーチャー:
次は社が行こう。・・・GM、
佐伯:
え? あー、そうですねぇ。今上昇している分はあくまでも大司教のコネボーナスでしたし、コネとして情報収集した場合はポイント上昇するものとしましょう。
アーチャー:
それは助かる。ではシンハの元に気配について訊きにいくか。まだ護衛を請け負っているだろうしな。
佐伯:
了解です。
(さて、この場合は・・・)
==========
3サイクル目
十六夜市 メシア教会
GM(佐伯):
重三が教会の裏庭に顔を出すと
アーチャー:
では鍛錬がひと段落するまで隅で見学していよう。
GM(佐伯):
シンハも来客には気付きますが、声をかけてこないので日課を終わらせることを優先します。そして型を一通り終わらせると重三の方へと仮面を向けます。
「お待たせしました。何か御用ですか?」
重三(アーチャー):
「お邪魔してます。お忙しいのにすいません」
シンハ(GM):
「いえ。それで?」
重三(アーチャー):
「いや、あれからどんな様子かなぁ、と。まだシスターの周りで悪魔の目撃情報があるみたいなんすけど」
~~~~~~~~~~
会話判定
※命運1点使用。
会話判定値:58+20=78% ・・・05 クリティカル!
経験点130点獲得。レベルアップ。
~~~~~~~~~~
シンハ(GM):
「えぇ。案の定と言ってよいのでしょうか、スパルトイと同様に時々姿を見せているものがありました。
馬頭の人型・・・スパルトイが残した言葉から察するに堕天使のガミジンでしょう。馬そのものやロバにも姿を変えられるとも言われておりますし、状況に応じて姿を変えて現れることも考慮して警戒すべきでしょう」
重三(アーチャー):
「そんなやつがいるんすね。ペガサスみたいな見た目の奴かぁ」
シンハ(GM):
「?
重三(アーチャー):
「? でも羽があるんですよね?」
シンハ(GM):
「確かに堕天したあとも翼を持つ者は珍しくはありませんが、ガミジンは翼を捨てていたと思いますが」*2
重三(アーチャー):
「? でも翼を持つ悪魔が居るって」
2人:
『?』
シンハ(GM):
「まぁ悪魔の変身はほぼ自由自在のようなものですからね。
・・・今回もこちらで片付けると言っても聞いてはくれないのでしょう」
重三(アーチャー):
「まぁ、ここまで関わっちまったら・・・」
シンハ(GM):
「困難に立ち向かうことは美徳ですが、自身を省みないことはただの蛮勇ですよ。くれぐれも無茶はしないでくださいね」
重三(アーチャー):
「えぇ。わかってるっす」
※KW
宝玉×2、魔石(レベルアップ・ボーナス)獲得。
==========
アーチャー:
これは・・・欺瞞情報が紛れているのか?
佐伯:(にこにこ)
ライダー:
どうやらそのようですね。これは調べなおしたほうがいいのでしょうか?
氷室:
しかしどこに罠が? いつもどおりの調査しかしていなかったはずですが・・・。
蒔寺:
だよなぁ? アーチャーさん何かわかります?
アーチャー:
うぅむ・・・私が思うに氷川がよこした「翼」が欺瞞なのではないだろうか。
三枝:
何か確証が?
アーチャー:
確証はない。いわゆるメタ読みのようなものだからな。
妖鬼であるスパルトイも堕天使であるガミジンも属性はカオスだったと記憶している。勢力としては協力関係にあっても不自然ではないだろう。という程度のものなのだが。
セイバー:
そういうものなのですか?
美綴:
原作ゲームが秩序を重んじるロウ勢力と自由を重んじるカオス勢力の神界大戦なので、アーチャーさんがそう考えるのは不自然ではないと思います。
佐伯:
まぁ、シナリオ制作上のルールではないですけどね。それに、ロウ対カオスではなく、ライト対ダークの対立シナリオかもしれませんよ?
(あぁ、情報収集の順番が逆だったらなぁ・・・)
ライダー:
他に判断できる情報もありませんし、アーチャーの予測を基準に行動しませんか?
氷室:
そうですね。情報源がスパルトイの時同様にアンジェラ氏の身内であるいじょうそこは信用して良さそうですし。
セイバー:
解りました。では有人はガミジンの相性を調べに行きましょう。剣、ガン、衝撃、氷結、電撃。どれを調べましょうか?
ライダー:
まずは電撃ではないでしょうか。マハジオの石を使えば全員が使える攻撃です。
セイバー:
なるほど。ではそうしましょう。チアキ嬢の所にいきましょう。
==========
3サイクル目
十六夜市 須摩留工科大学
セイバー:
いつものように、講義の合間に声をかけましょう。
宇佐(セイバー):
「あ、橘くん少し良いですか?」
橘 千晶(GM):
「せんせい? どうかしましたか」
宇佐(GM):
「実はとある女性が悪魔につけ狙われているようで、ガミジンという堕天使を追っています。
無学ゆえ初耳な悪魔なのですが電気的な仕掛けなら容易に準備できそうなんですが、効果を見込めるか確証が得られないのですよね」
~~~~~~~~~~
会話判定
※命運1点使用。
会話判定値:58+20=78% ・・・92 命運使用、振りなおし
・・・28 成功
経験点140点*3獲得。レベルアップ。
橘 千晶との絆ポイント+2d10=3点上昇
~~~~~~~~~~
橘(GM):
「ガミジン・・・学問を語る魔神ですね。その高い知性で魔術的な干渉には強いとは思いますが、逆に電撃などの物理的な干渉は特に耐性があるとは思えませんね」
宇佐(セイバー):
「なるほど。そうだったのですね」
橘(GM):
「侯爵位の悪魔ですからね。決して油断してはいけませんよ。
私でよければいくらでも支援は惜しみませんわ」
宇佐(セイバー):
「いつもいつもありがとうございます」
橘(GM):
「趣味も兼ねていますので、先生が気にすることはありませんわ」
※ガミジンの防御相性。電撃:普通
宝玉×2、聖明神符(レベルアップ・ボーナス)獲得
==========
セイバー:
これで安心して攻撃できそうですね。
氷室:
GM。ここでいう魔術的、物理的というのは魔法攻撃や剣ないしガン相性の事ではないのだな?
佐伯:
はい。そうです。魔法を使っているとはいえ、火炎で物を焼いたり、冷気で凍らせたりというのは物理現象である、という意味合いでの表現ですね。
ライダー:
ではサーは先ほどと同様に氷結相性を調べてみましょうか。
氷室:
おねがいします。
ライダー:
・・・・・・。
蒔寺:
ライダーさん?
ライダー:
もう使っていないコネが「仲間」しか残っていません。
一同:
あ
ライダー:
絆ポイントは増えませんが、聖の下へ向かいましょうか。
==========
3サイクル目
十六夜市 警察署付近の市道
GM(佐伯):
サーが遊び相手と認識している記者を探して街中を歩いた結果、彼を見つけたのは市警察署と面している市道。
サー(ライダー):
「捕まったの?」
聖 丈二(GM):
「であいがしらに何を言ってるんだお前は。ちょっと気になることがあって取材に行ってたんだよ。あんまり収穫はなかったけどな」
サー(ライダー):
「ふーん?
ねぇ、頭がお馬さんを氷でゴーッてするのー」
~~~~~~~~~~
会話判定
会話判定値:36% ・・・81 失敗・・・
~~~~~~~~~~
聖(GM):
「いや、馬頭の悪魔なんて世界中に居るぞ・・・もっと情報集めてから来いよ」
サー(ライダー):
「えー・・・」
聖(GM):
「えーじゃねぇよ」
と聖がぼやいた時、1台の黒塗りの車が警察署の駐車場へ静かに入っていく。
「! 今のは・・・。
悪いな、急用ができた。調べモンなら他を当たってくれ。じゃぁな!」
とそのまま署の敷地に入っていってしまった。
サー(ライダー):
「ぶー・・・」
ふてくされて、その場を後にします。
==========
ライダー:
申し訳ないです。
氷室:
いやいや。むしろ今まで運特化型でもないのに成功をしていた事の方が不思議なぐらいです。気にしないでください。
三枝:
情報とは別に気になる演出があったね。また警察?
美綴:
こっちは関係ないとはいえ公的機関が絡んでるのは怖いわね。
セイバー:
自衛隊も動いているのでしたね。クーデターでも起こるのでしょうか。
佐伯&アーチャー:
(するどい・・・)
ライダー:
残る3人の行動はどうされるのですか。
氷室:
まぁ、情報は難しいでしょうからね。アイテムを調達に行くとしましょう。
久々に
==========
3サイクル目
十六夜市 市警察署
GM(佐伯):
メガーヌが受付で用件を伝えると資料課と札が取り付けられた元倉庫に案内される。
メガーヌ(氷室):
「(
などと考えつつノックをする。
GM(佐伯):
室内から「どうぞぉ」という声が返ってくる。
メガーヌ(氷室):
「失礼します」
鳥居 勘三郎(GM):
「お久しぶり。珍しいね。浦田さんの所じゃなくてこっちに来るなんて。
どうぞ、座って。コーヒーで良いかい?」
メガーヌ(氷室):
「おかまいなく。
ご無沙汰しております。その節はお世話になりました」
鳥居(GM):
「こちらこそ、お役に立てたようで」
マグカップをメガーヌの前に置き、自分もカップを手に向かいに座る。
「それで今日は?」
メガーヌ(氷室):
「実は・・・知人からストーカー被害の相談を受けていまして。課長さんなら過去の事例などから、効果的な対策や逆に避けるべき行動などお詳しいのではないかと思いまして・・・」
と悪魔の事はぼかして説明をしよう。
~~~~~~~~~~
会話判定
会話判定値:24% ・・・03 成功!
経験点140点獲得。
鳥居 勘三郎との絆ポイント+1d10=3点上昇。
~~~~~~~~~~
鳥居(GM):
「そうだな。1番は生活安全課に相談してくれることだと思うけど」
メガーヌ(氷室):
「それは承知しておりますわ。それに加えて個人でできることはありますでしょうか」
鳥居(GM):
「うん。そうだね・・・」
と、いろいろ防犯知識を教えてくれる。
「あとは荒事にならない事が一番だけど、どうしてもという時はできるだけ早く通報を。それで警察が到着するまで無茶はせず時間を稼ぐこと。撃退することよりも逃げ切ることを考えるのが大事かな。
警官が市民にこういうものを渡すのはまずいのかもだけど」
と前置きをした上で、荒事になった時のための応急セットを渡してくれる。
メガーヌ(氷室):
「お心遣い感謝いたしますわ。無茶をするつもりはありませんから、ご安心ください」
鳥居(GM):
「あぁ。気をつけて」
※宝玉 獲得。
==========
氷室:
正直成功するとはおもわなんだ。
蒔寺:
マキデも負けてられん! とは思うんだが・・・その前にクグツを別のマシンに買い換えたい。さっきのクグツはさすがに厳しかった。ちょうどマキデのレベル13のマシンが居るんだろ?
佐伯:
クレイジーダミーですね。でも悪魔カードのお値段は1,728マッカですよ?
蒔寺:
下取りしてくれるんだろ?
佐伯:
あーそういえばそうでしたね。データ取りを引き受けているという体だったのでその報酬として、悪魔カードの半額を払ってくれます。
800マッカなので400マッカとして差し引き1,328マッカです。
蒔寺:
マキデの所持金が596マッカだから残り732か・・・マグネタイトは買い取ってもらえねぇか?
佐伯:
さすがに科学者にとっては不要なアイテムですから買い取ってはくれないでしょうが、面倒なので既に換金済みという事にしていいですよ。
蒔寺:
おっ、そいつは助かる。293MAG全部換金して2,930マッカ。これで釣りで2,198マッカ余りだな。
==========
3サイクル目
十六夜市 ジッグラト・タワー
オリヴィエ・ザクソン(GM):
「こんどはどんなご用件で?」
替寺(蒔寺):
「いや、そろそろコイツが限界っぽくてな」
オリヴィエ(GM):
「・・・」
替寺(蒔寺):
「? どした?」
オリヴィエ(GM):
「まだこんな旧式使ってましたの?!」
替寺(蒔寺):
「あ? どういうことだ?」
オリヴィエ(GM):
「どうもこうも、ずいぶん前から新型が揃ってましたのに」*4
替寺(蒔寺):
「だったら早く言って来いよ!」
オリヴィエ(GM):
「全然様子を見に来ないものですから、てっきり既にグレードアップしているものとばかり・・・」
替寺(蒔寺):
「ッケンナコラー! スッゾコラー!」
オリヴィエ(GM):
「悪かったですってば。でも、こちらも大事な開発品をお貸しするのですから、保証金はいただきますわよ?」
替寺(蒔寺):
「わーってるよ。つーか、
オリヴィエ(GM):
「そうですわね・・・」
クグツの中に残るデータを確認し、
「これだけの戦闘データを取れたのなら充分ですわね。では少し保証金の額は勉強させてもらいますわ」
替寺(蒔寺):
「おう。悪いな」
オリヴィエ(GM):
「今後はこまめに様子を見に来てくださいね」
替寺(蒔寺):
「そっちも宣伝しに来やがれ。んじゃな」
オリヴィエ(GM):
「そうですわね。気をつけますわ」
==========
蒔寺:
て所か。
三枝:
ゲーム的に悪いのはマキちゃんのキャラだけど、データ収集したいなら確かに消極的過ぎるよね。
雪は
==========
3サイクル目
十六夜市 路地裏
GM(佐伯):
人の寄り付かない薄汚れた路地の奥の奥。耳をそばだて、緊張したようすの異形。自分の寝床に近づく靴音を警戒しているようだ。
相手が緊張していることが充分に予測できる雪は、姿を見せる前に声をかける。
雪(三枝):
「グラナーダさん? サーさんの友人の雪です」
グラナーダ(GM):
「・・・」
雪(三枝):
「・・・あの・・・そちらに行っても良いですか?」
グラナーダ(GM):
「ナニ ヨウダ」
雪(三枝):
「あ、えぇと、サーさんから聞いてるかもしれませんが、とある悪魔について調べていて・・・」
グラナーダ(GM):
「ガイコツ イロイロ ワカラナイ」
雪(三枝):
「あ、いえ、骸骨は何とかなったのですが、次は堕天使と戦わないといけないようなのです。狙われているのは近くの託児所を任されているシスターです。
ひとがあそこに集中しているからこのあたりの人通りが少なくなっている可能性があります。あなたの住処を護るためにも力添えをお願いできませんか?」
~~~~~~~~~~
会話判定
会話判定値:24% ・・・02 クリティカル!
経験点140点獲得。
~~~~~~~~~~
グラナーダ(GM):
「コマル ソレハ ・・・コレ ヤル」
雪(三枝):
「たすかります。ここの平穏も護ってみせます」
グラナーダ(GM):
「タノム」
宝玉×1獲得。
==========
三枝:
期待してない判定に成功するとビックリするよね。
美綴:
わかる。
佐伯:
さて、これで4サイクル目終了ですね。
セイバー:
ぁ。出現時間について調べていませんよ?
アーチャー:
む。
ライダー:
そういえばそうでした。しかし、ガミジンの行動パターンなども調べていませんし、次のサイクルで良いのでは?
氷室:
そうですね。それで良いと思います。
佐伯:
(もうちょっと時間かけてくれても良いんですよー?)
それでは小休憩を挟んで、4サイクル目に移りましょう。
つづく
そろそろどういうギミックか気付いた方いますでしょうか?
種明かしするかどうか未定ですが、するとしてもシナリオ完走後になるかとは思います。
ただ、ギミックの存在を秘匿、シナリオ中にギミックに関するヒントも無し、というのは我ながらカスシナリオだなと思ってます。
次回はまだ情報収集のようですね。
リアルの職場の繁忙期が近くなってきましたので時間がかかると思われます。しばらくお待ちください。
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10.アプローチ5
情報収集したり、アイテム調達したり回です。
衛宮邸 居間
アーチャー:
次のサイクルは社から行こうか。調べるのは当然出現時間だな。
・・・噂を調べるという意味でならオザワだろうか・・・しかし、こいつはアイツの子飼い・・・ふぅむ・・・スパルトイの時に博物館の館長がハズレだったことを考えるとニュートラル勢力は非干渉というスタンスと見るべきか?
やむを得ん。絆は深まらんが大司教のもとへ行こう。
=========
4サイクル目
十六夜市 メシア教会 執務室
ガブリエル・プッチ(GM):
「やはりおとなしくはしてくれんか。それで、今度は何かね」
重三(アーチャー):
「シンハさんから聞いたッすけど、今度は馬の悪魔がウロウロしてるらしいっすね」
プッチ(GM):
「あぁ・・・よりによって堕天使とはな。・・・おい、まさか」
重三(アーチャー):
「ははは、そのまさかっす。姿を現す時間帯を教えてくれれば、教会と俺らとで二重の警戒網がしけますし・・・」
~~~~~~~~~~
会話判定
※命運1点使用。
会話判定値:60+20=80% ・・・34 成功!
経験点140点獲得。
~~~~~~~~~~
プッチ(GM):
「・・・はぁ、教会が市井を内輪の問題に巻き込んだなど、体裁が悪いにもほどがある。あまり派手に動き回らないでくれよ」
重三(アーチャー):
「了解っす。
(・・・けっこういろんな所に声かけちゃったなぁ・・・)」
プッチ(GM):
「? どうかしたかね?」
重三(アーチャー):
「あ、いや。何でもないっす。
それより」
プッチ(GM):
「あぁ、そうだな。
向こうは寝込みでも襲うつもりなのか、やはり夜間に姿を見せることが多いようだ。
・・・もし、どうしても、見張りを買って出たいというならば前回のように便宜は図ろう」
重三(アーチャー):
「あざっす」
宝玉1個獲得。
夜間悪魔を待ち伏せできるようになった!
==========
アーチャー:
いまさら口止めされてもな。
セイバー:
ですね。かなりの数の部外者に事情を話してしまいましたよ。特に有人は面白半分の人間にまで・・・。
佐伯:
まぁ、フレーバー的な釘刺しなので気にしなくても大丈夫です。実際漏洩でペナルティが発生することはありません。
(そういうギミックも面白そうかな。でもそれだとコネも含めてキャラメイクからいろいろレギュレーションが必要になるから、このキャンペーンでは無理かな? あえて縛りプレイさせるというのも
セイバー:
それでは
調べるのはガミジンの防御相性で氷結がいいのでしたっけ?
氷室:
お願いします。
==========
4サイクル目
十六夜市 宇佐邸
「突然、ごめんなさいね」
宇佐(セイバー):
「いえ、それよりどうしたんですか? お独りで」
ソフィア(GM):
「えぇと、じつは・・・
宇佐(セイバー):
「それは、またどんな理由で?」
ソフィア(GM):
「えぇと・・・あの人、酸味の強いものが苦手でしょ?」
宇佐(セイバー):
「えぇそうですね。子供の頃からですがまだ苦手のようです」
ソフィア(GM):
「それでね、このあいだ実家から
宇佐(セイバー):
「あ」
ソフィア(GM):
「一口も食べてくれないの!」
宇佐(セイバー):
「な、なるほど・・・」
ソフィア(GM):
「私も大人気なかったとは思ってるの。でも、一口、というか一粒くらい食べてくれてもいいと思わない?! 妻の実家の作物なのよ?」
宇佐(セイバー):
「ま、まぁ確かに」
ソフィア(GM):
「それなのにあの人ったら、果物が酸っぱいのはおかしいとか、熟しても酸味が消えないのは果物じゃないとか、
あぁ思い出したらまた腹が立ってきたわ!」
宇佐(セイバー):
「あの、その、なんといいますか、兄がすいません」
ソフィア(GM):
「あら、ごめんなさい。有人さんに頭を下げさせるために来たのではないのだから、頭を上げて頂戴。
あ、そうだわ、柘榴がまだたくさんあるから食べない?」
宇佐(セイバー):
「は、はぁ」
----------
セイバー:
あの、これ、食べて大丈夫なのでしょうか?
ライダー:
蒔寺:
冥界の食べ物を口にしたら、冥界から出られないってやつですね。
氷室:
数粒なら期間限定にはなるが、たしか1粒で1年のうち1ヶ月。12粒食べれば帰れなくなるな。
三枝:
先生のお兄さん、実はソフィアさんの正体に気づいてるんじゃぁ・・・
佐伯:
それも面白そうですねぇ。
まぁ、あくまでも彼女と接触するための口実以上の意味はありません。普通のザクロなので気にせず食べてください。
セイバー:
そういうことでしたら遠慮なく。
佐伯:
では、ザクロをつまみつつ、愚痴を聴いているうちに、ソフィアも落ち着いてきたのか話題は他愛もない雑談へと変化していきます。
セイバー:
その雑談の中で訊ねたことにしましょう。命運は1点使っておきましょう。
~~~~~~~~~~
会話判定
会話判定値:60+20=80% ・・・54 成功!
経験点140点獲得。
----------
ソフィア(GM):
「そうねぇ、確かに魔術には明るく1部の魔術に対しては万全の対策ができるとも聞くけれど、氷結系はそのうちではなかったはずよ」
宇佐(セイバー):
「はぁ、さすがというか、ソロモン王の悪魔もさまざまな者が揃っていますね」
ソフィア(GM):
「あ、ザクロまだまあるからもらって頂戴ね」
宇佐(セイバー):
「ど、どうも」
※ガミジンの氷結相性:普通
宝玉×1個獲得。
==========
美綴:
これでひとまず安心かな?
綴は行動パターンを調べよう。・・・
==========
4サイクル目
十六夜市 路地裏
綾織(美綴):
「グラナーダさぁん、居ますかぁ?」
GM(佐伯):
おそるおそる路地を進む綴に
「オマエカ コンドハ」
綾織(美綴):
「お邪魔して申し訳ありません。
お聞きになっているかもしれませんがガミジンという堕天使について調べています。何かご存知ありませんか?」
~~~~~~~~~~
会話判定
※命運1点使用。
会話判定値:59+20=79% ・・・06 クリティカル!
経験点140点獲得。レベルアップ!
~~~~~~~~~~
グラナーダ(GM):
「ダテンシ カゼト シノ ツカイ。
マリョク トメル キョウリョク」
綾織(美綴):
「ず、ずいぶんと多芸なのですね・・・。しっかりと準備をしておかないといけませんね」
グラナーダ(GM):
「ヤクニ タツカ? コレ」
綾織(美綴):
「ありがとうございます」
ガミジン行動パターン
5 ■マハザン
9 ■ムド
BOSS用アクション ■マカジャマ(
聖明神符、チャクラドロップ(レベルアップ・ボーナス)獲得
===========
ライダー:
即死魔法、ですか・・・。対策は必要ですね。
氷室:
しかし、今からでは充分な数を用意するのは難しいのでは・・・
佐伯:
素直に買い物してください。聖明神符(破魔、呪殺相性の攻撃を軽減、即死効果を無効化)は1個600マッカと高めですけど、先生と替寺さん以外はマグネタイトの使い道ないんだから、換金すればそれなりの数買えますよね?
なんで1~2個しか物を調達できないコネにしか頼ろうとしないんですか。
美綴:
いや、わかっちゃいるが絆スキルとか考えるとつい、なぁ?
三枝:
うん。
ライダー:
では、サーが買い出しにいきましょうか? 会話判定の成功率は残りのメンバーと大差ありませんし。絆ポイントを上げておきたいコネもありませんし。
セイバー:
よいのですか?
ライダー:
えぇ。かまいませんよ。
アーチャー:
ではお願いすることにしよう。マグネタイトと所持金から購入数を考えることにしよう。
氷室:(所持金計算中)
? どうしたのかね、蒔の字。先ほどから静かだと思えば、クレイジーダミーのシートを見つめて。
蒔寺:(顔面蒼白)
わ、私はなんという過ちをッッ・・・!
三枝:
どうしたの? カネちゃんみたいなこと言って。
氷室:
由紀香さん?
蒔寺:
マグネタイト全部換金しちまってた・・・
美綴:
あぁ、魔法スキル少ないからって全部現金にしたん、だ・・・まさか
佐伯:
クレイジーダミーは魔法スキルもそれなりに持ってるんですよねぇ。なんで購入するマシンのスペック見てから換金量考えなかったんですか?
蒔寺:
うぅ・・・
セイバー:
あ、あの有人のものを少し分けましょうか?
蒔寺:
! 良いんすか?!
セイバー:
1MAG辺り50マッカと買いなおすには高額ですし、こちらも余らせ気味ですからね。
蒔寺:
ありがたやーありがたやー
セイバー:(MAG661→331)
ははは。なんだか今日は拝まれてばかりですね。
では半分どうぞ。
蒔寺:(MAG0→330)
あぁ、ここが極楽か・・・
セイバー:(苦笑)
おおげさですよ。
美綴:
んじゃ、改めてマグネタイトを換金して・・・
----------
買い物内容
メガーヌ:聖明神符×2 所持金1,687→487
替寺 :聖明神符×3 所持金2,198→398
雪 :聖明神符×2 所持金1,506→306
綾織 :聖明神符×3 所持金1,907→207
宇佐 :MAG1点売却 所持金 17→ 27
重三 :黒装束売却 聖明神符×3 所持金1,987→282
サー :聖明神符×3 所持金1,908→108
----------
氷室:
では、我々はどうするか・・・コミュの貢献ポイントを増やすか。
魔晶手甲の手入れをして絆を深めるぞ。
==========
4サイクル目
十六夜市 メガーヌ邸
メガーヌ(氷室):
「ふぅ、こんなものかしら」
ファハン(GM):
『
メガーヌ(氷室):
「喜んでもらえたなら何よりですわ」
ファハン(GM):
『オマエ テサキ キヨウ イガイ』
メガーヌ(氷室):
「あら、そうかしら?」
ファハン(GM):
『オマエ コワス イツモ ブキヨウ』
メガーヌ(氷室):
「し、心外ですわね。あれは仕事として行っているのであって、わたくし自身は人並みには器用さがありましてよ?」
ファハン(GM):
『グヌゥ スマヌ』
魔晶手甲との絆+1d10=16点上昇*1
==========
氷室:
うぉっ。予想外の上昇を見せたな。
蒔寺:
負けてらんねぇ! ・・・と思ったけど残ってるコミュがグラナーダしか居ねぇ・・・。
==========
4サイクル目
十六夜市 路地裏
GM(佐伯):
替寺は人目を避けて生活している者の住処であることを失念しているかのようにズカズカと路地裏を進んでいく。
替寺(蒔寺):
「じゃまするぞぉ」
グラナーダ(GM):
「ウルサイ ヒト アツマル ジャマ カエレ」
替寺(蒔寺):
「あいよ~・・・っておまえもかよ!」
グラナーダ(GM):
「グルルルル・・・」
替寺(蒔寺):
「あぁ悪かったって。静かにしろってんだろ?」
グラナーダ(GM):
「グゥ・・・」
替寺(蒔寺):
「安心しろって。オレもあんま人目に付きたくねぇ類の人種だからな*2」
グラナーダ(GM):
「フシギ ニンゲン オナジ ニンゲン オソウ」
替寺(蒔寺):
「うーんまぁ、確かになぁ。オレはどっちかつーと襲う側だが。でもよ、動物だってナワバリに入ってきた同種を襲うだろ。アレみたいなもんだよ」
グラナーダ(GM):
「ナワバリ マモル コロサナイ。
ヨワイヤツ ニゲル フツウ」
替寺(蒔寺):
「お、おぅ。
まぁ、そんなことはどうでもいんだよ。重要じゃねぇ。
このへん不法投棄が多いからな、なんか面白いもの拾ったりしてね?」
~~~~~~~~~~
会話判定
会話判定値:24% ・・・88 失敗
~~~~~~~~~~
グラナーダ(GM):
「ココ アルモノ オレノ
グルルルル・・・」
替寺(蒔寺):
「ちっ、ケチくせーやつだな」
GM(佐伯):
無茶苦茶な文句を言いつつ立ち去る替寺の気配が消えるまで、グラナーダはうなり続けていた。
==========
美綴:
ホームレスのケモノに物を無心して断られ、捨て台詞を置いて帰るヤクザが居るらしい。
三枝:
蒔ちゃん・・・
蒔寺:
うっせぇわ。他にロールプレイ思いつかなかったんだよ!
そういうゆきっちはどうすんだよ。
三枝:
う~ん、雪もあたれるコミュは全部行ってるんだよねぇ。
仲間のコミュを上げておきたいけど、どんな風にしようかな?
佐伯:
ふむ。簡易扱いでRPせずに1点上昇でもいいですけど、他の皆さんも一緒になって演出してくれたら、いつかの時みたいに全員の仲間との絆を上昇させてOKとしましょう。
セイバー:
でしたら私に良い考えがあります。
==========
4サイクル目
十六夜市 メシア教会 一室
宇佐(セイバー):
「いよいよ。ですね」
メガーヌ(氷室):
「なんだか、ルイの手のひらの上のようで気味が悪いですけれどね」
雪(三枝):
「ですが、実際に狙われている人物が居る以上、放置もできません。
本来であれば私のような公僕の勤めであるはず事につき合わせて申し訳ないと思います」
替寺(蒔寺):
「はっ、いまさらだろそんなモン」
綾織(美綴):
「儀を見て行わざるは勇なきなり。とも言います」
サー(ライダー):
「そーそー」
たぶん意味は解っていません。
重三(アーチャー):
「この前はオレの事情につき合わせちゃってるっすからね。お互いさまっすよ」
雪(三枝):
「・・・そうですね。ですが身の危険を感じたらすぐに撤退を」
メガーヌ(氷室):
「わかっていますわ。
さ、そろそろ日も暮れます。それぞれ持ち場に移動しましょう」
==========
佐伯:
(あんな言い回しするから残念フラグかと思ったら、マトモだったな。さすがセイバーさん)
OKです。ではみなさんそれぞれ1d10上昇させてください。
アーチャー:
ではいよいよBOSS戦か。
佐伯:
そうですね。休憩を挟んで決戦といきましょう。
つづく
アプローチがいつも単調になりがちですね。どうしたものか。
正直、行動パターンや相性はどれくらい調べるのが適切か、悩みます。
物理相性も調べるべきでは? など考えちゃいますが皆さんはどの程度準備しますか? 制限時間が明言されていないシナリオの加減は作る側も遊ぶ側も難しいですね。
次回はBOSS戦のつもりです。
中BOSS戦みたいに茶番が挟まるかもしれません。
まだログも何もないので筆者にも不明ですが、しばらくお待ちください。
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10.BOSS戦
衛宮邸 居間
佐伯:
さて、みなさん準備はよろしいですか?
氷室:
うむ。
蒔寺:
で、今回はどうする? また分散して見張りか?
三枝:
それが現実的かな?
美綴:
また正面から来るんじゃないの?
セイバー:
可能性はありますが、相手はソロモンの魔神。やはり転移は警戒すべきでは?
アーチャー:
(GMにシナリオの展開を確認しても良い箇所ではあると思うが、アプローチでメタ読みをし過ぎた気もするしな。黙っておくか)
ライダー:
これまでのセッションでそのような意地の悪い仕掛けはなかったように思いますし、正面警戒でも良いように思いますが・・・確証が無いのも事実ですね。
佐伯:
(う~ん・・・ギミックを用意してるわけじゃないし、ぶっちゃけてもいい所だけど・・・スパルトイでスルーしちゃったし、今回も黙っておこう)
氷室:
よし、GM。スパルトイの時と同じ配置で警護にあたるぞ。
佐伯:
了解です。
入口にメガーヌさん、替寺さん、宇佐先生。
シスターの部屋に雪さん、サーさん。
宿舎内の廊下に綾織さんと重三さんでしたね。
それでは決戦といきましょう。
と言っても流れとしてはスパルトイの時と大差ないので替寺さんの攻撃からいきましょうか。
==========
十六夜市 メシア教会 寄宿舎
GM(佐伯):
悪魔の気配を感じ、様子を伺う替寺の前には1頭のロバの姿がある。
普通なら睡眠しているであろう深夜、さらにこの周辺に農場の類もなく迷いロバとはとてもではないが思えない。
なにより、さきほどから教会の前を行ったり来たり、中に入ってくるでもなく立ち去るでもなくまるで中の様子を伺っているように見える。
替寺(蒔寺):
「あいつだな。下手な変装だぜ。
ま、これで本物のロバなら肉屋にでも売るか。馬なら刺身でいただいたんだがなぁ」
~~~~~~~~~~
補助動作 ■マシン・オペレーション(MAG330→306)でクレイジーダミー召喚。
主動作 ■コルト・アナコンダ(通常射撃)
120% ・・・07
----------
蒔寺:
はぁ~~~!?
氷室:
蒔の字・・・おぬしこそグラサイ疑惑がだな・・・
蒔寺:
だったら最初ッからスキルマシマシ絆カラメダイスオオメでやってるつーの!
ちきしょー、オリヴィエの絆スキルと命運全部を乗せるぞ!
佐伯:
ガミジン側は回避不可としますので、どうぞダメージを振ってください。
~~~~~~~~~~
威力:(48+14d10)*2=(48+95)*2=143*2=286点ダメージ!
~~~~~~~~~~
佐伯:
えー・・・HPが1/3吹き飛びました。ダメージ2倍になるのに防御点も無視するの強すぎですよね・・・。
イニシアティブですが、スパルトイ同様固定値です。17ですね。
----------
行動順
替寺(クレイジーダミー)、ガミジン
陣形
敵前列:ガミジン
PC前列:クレイジーダミー
後列:替寺
----------
佐伯:
ガミジンは奇襲受けたことによるSHOCKの回復判定を・・・え、失敗?
私は、BOSSは2アクションあるだけで手番は1回と解釈するので、このまま2回目の行動も行動不可です。
蒔寺:
死にさらせー!!*1
Cダミーに■スクンダ使わせてそっちの判定値を低下! ・・・ちっ2しか下がらねぇ。
まぁいぃ、今なら回避不可だもんな。■スーパーショットIII! 当然成功! 69点だ!
佐伯:
防御点引いて・・・累計323点ですね。まだ元気ですよ。
----------
SE:ズドン
ガミジン(GM):
「?!」
ロバだったものは体勢を崩し、中世の貴族のような服を着たロバ頭の人型に姿を帰る。
替寺(蒔寺):
「まずはその動きを止めさせてもらう!」
Cダミー(蒔寺):
「ピー、ガガ、ノロノロビーム ショウシャ」
SE:ポワワワワ・・!!
ガミジン(GM):
「これ、は・・・」
替寺(蒔寺):
「ほれ、とっとと逝ったほうが楽だぜ?」
セガールっぽくパイソンを構える*2。 躊躇なく引き金を引く。
SE:BANG!
メガーヌ(氷室):
「やはり来ていましたか!」
宇佐(セイバー):
「すでに深手を負っているようですが」
替寺(蒔寺):(ドヤァ)
「ま、オレサマの腕を持ってすればこんなもんよ」
==========
佐伯:
それでは弐ターン目ですね。メガーヌさんと宇佐先生が後列に駆けつけて、人数の関係で1人前に押し出されますが・・・
氷室:
もちろんメガーヌが前に出る。
佐伯:
ですよね。
じゃぁお2人はイニシアティブを振ってください。
----------
行動順
替寺(Cダミー)、ガミジン、メガーヌ、宇佐
陣形
敵前衛:ガミジン
PC前衛:メガーヌ、Cダミー
後衛:替寺、宇佐
----------
蒔寺:
さって、バンバン撃ち抜いてやれいてぇが・・・弾切れか。マキデは装填で行動終了だな。
ダミー人形には■マハブフを使わせておくぜ。 77%てのが安定感あるな。成功だ。
佐伯:
ガミジンはまだSHOVK状態なので回避できません。ダメージをお願いします。
蒔寺:
・・・33点だな。低い・・・。
佐伯:
防御点適用して10点ですね。
三枝:
堅い!
氷室:
む。物理より魔法の防御点のほうが高いのか・・・剣やガンで攻めるべきか?
佐伯:
あ、
蒔寺:
よっしゃー! 攻め込めー! 覚悟をm
佐伯:(ころころ・・・)
まぁ、すぐにガミジンの手番で回復判定も成功するから関係ないんですけどね。
蒔寺:
i、せ・・・
佐伯:
それじゃぁ行動は・・・■マハザンで・・・後列対象ですね。80%ですから失敗することは・・・あ、1クリです。
後列2人:(どちらも回避失敗)
いやあああああああああああああああああああ!
セイバー:
はっ!? ナオミ! □こんなこともあろうかと。を使ってアイテムを購入する際、マグネタイトを消費するのは可能ですか?!
佐伯:
ふむ。まぁ別に構わないでしょう。*4
セイバー:
ありがとうございます。ではマグネタイトを100(1,000マッカ相当)消費して観音神符を購入、即使用して有人への攻撃を通常命中扱いに変更します。
佐伯:
なるほど。それは良い判断でしょう。
威力は・・・出目2で41ですね。替寺さんには82点防御点無視、先生には41点で魔法防御点を適用できます。
蒔寺:(号泣)
死ぬー!!
セイバー:
有人の命運を使ってマキデへのダメージを半減します。
蒔寺:(涙目)
・・・ふえ?
セイバー:(サマリー確認中)
できますよね?
佐伯:
はい。可能です。判定値の変更や振り直しは自分のみですが、ダメージ軽減は味方にも有効です。
蒔寺:
セ゛イ゛ハ゛ー゛さ゛ぁ゛ん゛!゛!゛
セイバー:(蒔寺をよしよししてる)
これで2人とも生き残りますね。
佐伯:
これはファインプレーですね。
さて、ガミジンの2回目の行動は・・・ふむ、■素手攻撃ですか。対象はクレイジーダミーですね。こちらはマハザンより高い100%です・・・よ?
三枝:
7・・・だね。
美綴:
クリティカルか。
蒔寺:
おま、おまっ! 回避できねぇよ!
佐伯:
でも威力は低めなんですよね。ほら出目7でも25ですよ。2倍しても50点ですよ。
蒔寺:
50? 50なら半分も減らねぇのか。こいつめっちゃ強い?
アーチャー:
いままでが弱すぎたというのが実情だろう。
氷室:
では続いてメガーヌだな。魔法防御が高めなら■鉄拳パンチIIで攻めるか。
ライダー:
HPは大丈夫なのですか?
氷室:
はい。気付けば60超えていますからね。
佐伯:
成長しましたねぇ。
氷室:
さらに、仲間の絆スキルも乗せて一気に終わらせる! ・・・む。クリティカルはしなかったか・・・
佐伯:
・・・あ~。すいません。回避成功です。
氷室:(´・ω・`)
佐伯:
そ、そんな目で見ても判定は覆りませんから・・・
蒔寺:
なぜ□バトルギミックを使わなかったのか・・・
氷室:
くっ! セイバーさん仇を!
セイバー:
引き受け・・・れませんよ!
有人はモウリョウを召喚。マキデに傷薬を使います。
モウリョウは有人に■ディアを使わせますね。召喚とあわせて残りマグネタイトは・・・205ですね。
----------
替寺(蒔寺):(装填中)
「待ってろよ、すぐに撃ち抜いてやるからな・・・。おい人形! そいつの足止めしとけ!」
クレイジーダミー(蒔寺):
「リョーカイ ダブルブリザード キドウ」
SE:びょおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ
メガーヌ(氷室):
「必殺! 烈風! 正拳づk」
ガミジン(GM):
「アマイ。
逆巻ケ 暴風!」
後衛組:
『うわああぁあ』
メガーヌ(氷室):
「先生?!」
ガミジン(GM):
「ノガサヌ ソノスキ」
SE:ガンッ
クレイジーダミー(蒔寺):
「ヒダン、 ソンガイ チュウテイド」
宇佐(セイバー):
「(これはマズいですかね)
モウリョウ! 私の傷を!」
モウリョウ(GM):
「うおおぉぉん」
宇佐(セイバー):
「替寺さん! この薬を!」
替寺(蒔寺):
「おぉ、わりぃな。奴さん、魔法使いってのはマジだったか・・・」
宇佐(セイバー):
「まぁ、悪魔ですからね・・・」
==========
セイバー:
という感じでしょうか。
氷室:
絆スキルを返せ!
佐伯:
こればかりはどうしようも・・・
美綴:
命運での振り直しが他人にも使えればなぁ。
アーチャー:
さすがにそれを許可すると、我々「運」特化型が戦闘型を差し置いてBOSSを封殺してしまうから駄目だろう。
佐伯:
そうですね。さっきみたいな状況のたびに振り直しさせられてたらこちらは何もできませんし、時間もかかっちゃいますからね。
さて、ここで綾織さんと重三さんの合流ですね。2人とも後衛で押し出しも無しですね。
ではイニシアティブをお願いします。
----------
行動順
替寺(Cダミー)、ガミジン、重三、メガーヌ、綾織、宇佐(モウリョウ)
陣形
敵前衛:ガミジン
PC前衛:メガーヌ、Cダミー、モウリョウ
後衛:替寺、綾織、宇佐、重三
----------
蒔寺:
くっそー。クレイジーダミーに
・・・。
ライダー:
出目、1ですね。
蒔寺:
ちっきしょー! ■スーパーショットIII! おら成功だ!
佐伯:
-3%って結構大きいですよ? 20%まで落ちますからね? ほら避けられない。
蒔寺:
威力ロール入れて74・・・42点適用ってほとんど半減かよ。
佐伯:
これで累計ダメージ375点ダメージですね。まだまだ大丈夫そうで何よりです。
さぁ、ガミジンの1回目は・・・あ、■ムドですね。対象は重三さんですね。対策アイテム準備してて良かったですね。(ニコニコ)
アーチャー:
神符系は即時効果のアイテムだ。回避や
佐伯:
う~ん。厳密なタイミングは明記されてないんですよねぇ。説明文的に判定前な気もしますけど・・・まぁ、良いでしょう。でないとせっかくの保険アイテムがもったいないですしね。*5
アーチャー:
感謝する。・・・回避失敗。これは想定内だ。ムドの即死確率は40%か。思っていたより高・・・いやTVゲーム版のアレを考えるとこの程度なのか?
とにかく振るぞ・・・99。他の判定なら困るがこればかりは感謝だな。
佐伯:
ぬぅ。アイテム消費させるチャンスだったんですがねぇ。
気を取り直して2回目の行動は・・・■素手攻撃ですね。対象は・・・モウリョウですか。これは期待できませんね・・・成功です。
セイバー:
モウリョウは打たれ強い印象がありますからn?!
三枝:
00・・・。ファンブル、だっけ?
ライダー:
フラグを口にしながらダイスを振るから・・・。
佐伯:
ははは。ではセイバーさん。回避ファンブル表を2回振ってください。
セイバー:
りょ、了解です・・・。
----------
07.避けようとした攻撃がクリティカルに。
79.回避失敗。
----------
セイバー:
こ、これはいけません! クリティカルも困りますが、自由な行動が阻害されるのは危険すぎます! ナオミ、命運で振りなおしても良いですか?!
佐伯:
えぇ。良いですよ。*6
セイバー:
感謝します。・・・判定自体は失敗ですが、これで通常の命中扱いですね。
佐伯:
えーと、47点ですね。モウリョウの物理防御点が20あるからほとんど痛手にもなりませんね。
セイバー:
残りHP85。確かにまだ余裕がありますね。
アーチャー:
だが相手の火力が低いわけでもない。念のため社がモウリョウに傷薬を使っておこう。
セイバー:
ありがとうございます。
氷室:
むぅ。こうなれば私もヤケだ。今度は魔晶手甲との絆スキルを使って■鉄拳パンチII! 169%で判定・・・13! クリティカルだ!
一同:
おー。
佐伯:
これは持ってますねぇ。回避は・・・残念失敗したのでクリティカル命中です。
氷室:
そうそう1/5を成功されてたまるものか!
命運3点全て注ぎ込んで威力ロール増加! 固定値73に威力ロールが
喰らえ!
SE:ざらざらざら・・・
氷室:
・・・合計126か。更に鉄拳パンチの効果でクリティカル時威力は3倍になる! 378点! 防御点貫通!!
佐伯:
馬鹿な?!
・・・累計ダメージ753点。結構減りましたけどまだ大丈夫ですよ。
美綴:
蒔寺のスクンダで思い出したけど、今の綴は□呪縛の祈り*7が使えるんだよね。蒔寺がスクンダ2回使ってるから、これで調度4回だよね?
佐伯:
へぅ! は、はい。使えます。で、でも現時点で低下量は3%。まだまだ痛手では・・・
美綴:
あ、11出た。
佐伯:
ブーッ! ナンデ?! ココデキタイチ ナンデ?!
美綴:
どうよ? これで敵の回避は半分以下だよ。
ライダー:(謎のドヤ顔)
さすがです綾子。
セイバー:
これならモウリョウにもチャンスはありますかね? ■毒針を使ってみましょう。
・・・っ?!
アーチャー:
なぜまた00を出す。
佐伯:
射撃戦ファンブr
セイバー:
振りません! 命運で振りなおします! ・・・今度は成功です!
佐伯:
・・・さすがに回避9%はつらいですね。威力をお願いします。
セイバー:
出目は・・・7。悪くありませんね。合計32点・・・32?
佐伯:
すいません。毒針は相性:魔力なので魔法防御点適用ですが、ガミジンの魔法防御は44点あります。つまり
ダメージは0じゃ!
セイバー:
?!
氷室:
蒔の字の攻撃から逆算できる物理防御点は32点。どちらにせよ通りませんでしたね。
セイバー:
っ・・・しかたありません。手番終了です。
----------
クレイジーダミー(蒔寺):
「スライムポット トウテキ シマス」
SE:プルルルン シュン
ガミジン(GM):
「ショウカンジュツ?! アクマガ?!」
替寺(蒔寺):
「(マニュアルにあんなの有ったか?)
へっ、よそ見してる場合か?!」
SE:BANG
ガミジン(GM):
「っ! コノテイド・・・」
替寺(蒔寺):
「ちっ、かすった程度か」
ガミジン(GM):
「カツモクセヨ ワガ マジュツノ サエヲ」
SE:
一同:
『!・・・・・・・・・?』
ガミジン(GM):
「スキアリ!」
宇佐(セイバー):
「! 危ない! モウリョウ!」
モウリョウ(GM):
「! オオォォン」
重三(アーチャー):
「魔法使いの侯爵様って話じゃなかったのかよ。殴り合いもできるとか反則かよ・・・と、応急処置だけど」
モウリョウ(GM):
「すぅむぁぬぅ」
メガーヌ(氷室):
「とはいえ本業は魔法使いですわね。
残心がなっていませんわよ!」
SE:ゴキャッ
ガミジン(GM):
「っ!? ガハッ」
綾織(美綴):
「(もう少し悪魔の動きを制限できれば・・・たしかこうやって)
ガミジン(GM):
「っ、コレハ ソクバクト テイタイノ ・・・」
宇佐(セイバー):
「(目に見えて相手の動きが?!)
モウリョウ!」
モウリョウ(GM):
「うおぉぉん」
SE:シュパパパ
ガミジン(GM):
「ワレニ キカヌ ソノテイド」
宇佐(セイバー):
「?!」
雪(三枝):
「遅くなりました!」
サー(ライダー):
「みんなだいじょうぶー?」
===========
佐伯:
さぁ、全員合流したところで最後のイニシアティブですね。
-----------
行動順
雪、替寺(Cダミー)、サー、ガミジン、重三、メガーヌ、綾織、宇佐(モウリョウ)
陣形
敵前列:ガミジン
PC前列:メガーヌ、雪、Cダミー、モウリョウ
後列:替寺、綾織、宇佐、重三、サー
----------
佐伯:
さぁ、駆けつけて即行動できる優秀な自衛官の雪さん。
三枝:
スタイルは情報系なんだけどね。
えっと、もうかなりダメージ与えてるんだよね?
佐伯:
そうですね。雪さんは替寺さんやメガーヌさんのクリーンヒットを見ていませんが、相手の負傷具合から仲間の善戦は想像できるでしょう。
三枝:
じゃぁ・・・加藤一佐との絆スキルを乗せて■ウィップアタックIIIで攻撃かな。あ、判定値がちょうど200%だね・・・78だから成功だよ。
佐伯:
・・・まぁ回避できませんよね。
三枝:
えっと。絆スキルで威力ロールが9個増えるから、
SE:ザラザラザラ・・・
三枝:
ん、と・・・全部合わせて109点、かな。
佐伯:
防御点引いて・・・累計ダメージ830。辛うじてまだ1割以上残ってますが・・・
蒔寺:
てことはトータル900ちょいか。畳み掛けるところだなっ!
クレイジーダミーに■スクンダを
佐伯:
あ、それはできません。正確にはできるけど効果がありません。低下系、上昇系は合計4回までしか効果がありません。スクンダを2回、綾織さんの呪縛の祈りが2回分の効果なので合計4回分判定値低下が発生しているのでこれ以上の効果は見込めません。
アーチャー:
・・・もし、仮にだがガミジンが■スクカジャ(判定値上昇)を使った場合はどうなるのかね?
佐伯:
ソノ場合、低下系3回分の状態となります。初期のメガテンと同じですね。
アーチャー:
承知した。(最近のは違うのか・・・)
蒔寺:
ん~意味がないなら他のことするか。・・・お、■プリンパが使えるな。1ターンだけども混乱してくれりゃぁいろいろできるだろ。・・・ほい成功。
佐伯:
うぁ
美綴:
どした?
佐伯:
えぇとりあえず回避を・・・9パーで避けられるはずがないんですよね。
蒔寺:
おっしおっし。さぁ60パーで
セイバー:
カエデ、相手はBOSSなので半減して30%のはずですよ。
佐伯:
いえ、それが60%のままなんです。
セイバー:
おや?
佐伯:
実は、ガミジンは精神相性が弱点なんです。なのでセイバーさんの言うBOSS特権での半減と弱点による倍化が相殺しあって基本地である60になります。あー、隠し通せたと思ったのになー。
・・・あれ? 97で自動失敗ですね。アーチャーさんじゃないですがこれは美味しいですね。
蒔寺:
チッ。だが本命はこっちだ。■スーパーショットIII! 絆スキル乗せなくても120パーだ! ・・・かーっ! 惜しいッ15!
氷室:
いや待て蒔の字。スーパーショットのランクは3まで上がっていただろう。
佐伯:(顔を両手で覆いながら)
はい。・・・なので判定値の1/5でクリティカルになります。
蒔寺:
? ・・・?
三枝:
120%なら12じゃなくて24以下でクリティカルになるってことだよ、マキちゃん。
蒔寺:(キョトンとダイスに目を向ける)
(顔を上げ出目を指差して)
クリティカル?
ライダー:
そうなりますね。
蒔寺:(突然鼻と顎が鋭角に尖る)
はーはっはっはっ! みたかこれぞ穂群原の賭博覇王の異名を持つ女の実力よー!
佐伯:
はぁ。・・・はい。回避不可脳です。ダメージどうぞ。
蒔寺:(ぐにゃぁしたりざわざわしたりしながら)
絆スキル・・・いや、そのままでも防御点貫通なら充分か? いや保険をかけ・・・ぐぬぬぬ・・・! 決めた。このままゴーだ!
・・・出目は5! 期待値! 75点! クリティカル効果で威力、ドン! 更に倍!
----------
雪(三枝):
「遅くなりましたが、・・・かなり優勢のようですね」
替寺(蒔寺):
「なんとか、な。口はいいから手ぇ動かせ!」
雪(三枝):
「言われなくとも!
たぁ!」
SE:パァン!
ガミジン(GM):
「ぐっ・・・ガ、ア・・・」
替寺(蒔寺):
「畳み掛けるぞ!」
Cダミー(氷室):
「アナタヲ ハンニンデス」
SE:ぐるぐるぐるぐる~
ガミジン(GM):
「っ ワレ マカイコウシャク コノテイド」
替寺(蒔寺):
「そうか、でももうお別れだ」
クレイジーダミーに気を取られてるガミジンのこめかみに銃口を突きつける。
ガミジン(GM):
「?!」
替寺(蒔寺):
「
SE:ズドン
ガミジン(GM):
「っ・・・・・・・・・」
頭部を撃ち抜かれ声もなく倒れこむガミジン。
==========
佐伯:
と、言うわけで累計980点ダメージによりガミジン撃破です。お疲れ様でした。
蒔寺:
はーはっはっはっ!
佐伯:
ほんと、今回の蒔寺さん、どうしちゃったんですか?
ライダー:
苦戦するよりは良いですが、サーは何もできませんでしたね。
蒔寺:
ハッ!? す、すまねぇライダーさん。
ライダー:
いえ、それは大丈夫ですので。
美綴:
くやしいが、今回誰がMVPかって言われたら蒔寺よね。
三枝:
だよねだよね! 凄かったよ~。
セイバー:
石などの攻撃の準備もしていましたが、不要でしたね。
アーチャー:
あぁ。おかげでこちらも回復などのサポートに専念できたと考えればやはり見事な働きと言えるだろう。
氷室:
ぐぬぅ・・・認めたくはないが・・・認めたくはないが・・・
蒔寺:
こらこら、嫉妬は醜いぞカネくぅん?
氷室:
そうやって天狗になるから認めたくなくなるのだろうがぁ!
佐伯:
ははは。
では戦闘終了後の処理をしつつ休憩してからエンディングに進みましょう。
つづく
~~~~~~~~~~
リザルト
経験点:345点/1人
宇佐の■ソウル・リンク効果によりモウリョウも同量獲得
メガーヌ、雪 レベルアップ
アイテムドロップ:ディスパライズ(綾織が受け取り)
MAG:69/1人(宇佐のみ70)
いやー処理ミスが原因のところもありますが、ダイスが暴れました。
メガーヌシナリオの皮を被った、宇佐先生関連シナリオのフリをした、マキデフューチャー回だったようです。
ネタに関してクレイジーダミーが考えるのに一番時間かかったのはナイショです(苦笑)
今回はいろいろ想定外なことが起きまくりました。
ミスによるアレコレはもちろんなのですが、
一番は、BOSS戦用スキルに□仲間を呼ぶ を仕込んでおいたのにランダム行動の結果取り巻き無しになったことでしょうか。
難易度の調整的に最初から配置するのは不安があったのですが・・・行動プログラム組んだほうが良いのかなぁ
さて、次回エピローグを投稿したら、いつもの属性投票の開始を行おうと思っております。
次回更新をお待ちいただく間に、読み直して投票内容を考えてみるのも良いのではないでしょうか(露骨な閲覧数稼ぎ)
それでは次回更新までしばらくお待ちください。
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10.エンディング
衛宮邸 居間
佐伯:
さてエンディングですが、替寺さんがガミジンの頭を打ち抜いたところからになります。
氷室:
BOSSがいまわの際に思わせぶりな言葉を呟いてこときれるお約束の展開だな。
佐伯:
そういうことです。
==========
十六夜市 メシア教会 前
ガミジン(GM):
「ガハッ・・・アケ・・・ジョウ・・・モウシワケ・・・」
替寺(蒔寺):
「あん? アゲ嬢? こんな時に女の心配か? とっとと逝っとけ」
SE:ドン!
GM(佐伯):
追い討ちの銃弾を受けたガミジンは動かなくなり塵のように崩れ去った。
==========
佐伯:
と、こんなところですかね。
氷室:
(あけ、じょう・・・。ぬ? これはマズいのでは・・・)
メガーヌは・・・事情を勘違いしている以上、ルイ・サイファーに報告する以外の選択肢がないのだが・・・
三枝:
勘違い? ひょっとしてもう1つのルートが当たりだったの?
アーチャー:
? あ、あぁ。そういうことか。GM、この場合ルイは約束の報酬をくれるのかね?
佐伯:
お2人にはバレちゃった感じですかね。彼の視点で言うと、いろいろボカして話した自分の落ち度もありますし、真相を話してメガーヌさんとのつながりを失うわけにもいかないので、そしらぬ顔で報酬を渡してくれます。
美綴:
どういうこと?
氷室:
とりあえず、オープニングで提示された報酬は受け取れるということだ。
セイバー:
なら一安心ですね。
氷室:
(果たして安心してよいのものか・・・)
==========
十六夜市 市街
GM(佐伯):
メガーヌが独り街を歩いていると、周囲から他の通行者が居なくなった一瞬をつくように、彼女の目の前にスーツ姿の男が現れる。
いつもは泰然自若を具現したかのようにゆったりとした姿勢と表情で接触してくるというのに、今日に限っては少し、少なくとも姿勢は緊張して直立しているように見える。
メガーヌ(氷室):
「あら、ちょうどよかった。あなたに報告にあがろうと思っていたの」
ルイ・サイファー(GM):
「・・・こちらでも確認できている。ご苦労だった」
ゆっくりとメガーヌへ歩を進め、懐から悪魔カードを取り出す。
「約束の品だ受け取ってくれたまえ」
しかしその笑顔はいつもより硬い印象を受ける。
メガーヌ(氷室):
「・・・いただけるのであればいただきますが、なにやら不服そうですわね」
ルイ(GM):
「そういうわけではないのだが・・・そう、こちらの用事の進捗が良くなくないのでね。気分を悪くしたなら謝罪しよう」
メガーヌ(氷室):
「あなたの相手をしているときに気分の良かったことなど1度もありませんけどね」
ルイ(GM):
「っ。ふふふ。それもそうだね。
約束の品も渡せたことだし、これで失礼するとしよう」
メガーヌ(氷室):
「えぇ。2度と会わないことを祈りますわ」
==========
佐伯:
ということで報酬は予告どおり悪魔カードですが、コカクチョウでよろしいですか?
氷室:(合体表とにらめっこ中)
むむむむむむむむむむ・・・。
佐伯:
時間がかかりそうですね。では先に他の方のエンディングを演出していきましょう。と言ってもGMから提案できるのは大司教やシスターから謝礼を支払うシーンくらいですが。
蒔寺:
お? 今回の報酬は悪魔カードだけじゃなかったのか?
佐伯:
その予定でしたが、話の流れ的に教会側が何もしないのも変なので。
替寺さんの存在があるので教会の外でのやり取りになりますね。とはいえ大司教が出歩くと嫌でも目立ちそうですね。代表でシスター・アンジェラが皆さんに対応する感じですね。
==========
十六夜市 教会近くの飲食店
GM(佐伯):
場所は以前、宇佐先生がシスターの依頼を受けたお店。
アンジェラ・F・グレゴリウス(GM):
「お呼び立てして申し訳ありません」
雪(三枝):
「お気になさらないでください。あれから問題はありませんか?」
アンジェラ(GM):
「えぇ。おかげさまで穏やかな日々を過ごせています。改めてありがとうございました」
宇佐(セイバー):
「それは良かった」
アンジェラ(GM):
「つきましては、こちらを・・・」
厚い封筒を差し出す。
重三(アーチャー):
「お、あざっす」
綾織(美綴):
「重三さん・・・」
替寺(蒔寺):
「何を遠慮してんだ。くれるっつんなら貰っときゃいいんだよ」
アンジェラ(GM):(苦笑しつつ)
「えぇ、気持ちですので。お受け取りください」
サー(ライダー):
「ありがとー」
綾織(美綴):
「サーまでっ」
メガーヌ(氷室):
「貴女がたはどうかしりませんが、わたくしは仕事として引き受けましたの。それに必要以上に遠慮することは報酬を用意してくれた相手に対して失礼でもありますわよ」
物欲2人組(蒔寺&アーチャー):
『うんうん』
雪(三枝):(諦めのため息1つ)
「私は立場上こういうのを受け取るのは良くないので*1、内密にお願いします」
宇佐(セイバー):
「そういうことでしたら」
アンジェラ(GM):
「はい。どうぞご遠慮なく」
現金報酬:350マッカ/1人
==========
佐伯:
さて、氷室さん決まりましたか?
氷室:
むむむむむむむむむむむむむむむむ・・・
佐伯:
まだかかりそうですし、マスターシーンの演出を行っておきましょうか。
氷室:
そうしてもらえると助かる。
あと、セイバーさんご相談が。
セイバー:
私ですが? なんでしょう?
==========
十六夜市 メシア教会 奥部
GM(佐伯):
暗く、日の入らない部屋。
ガブリエル・プッチ(GM):
「これで少しは静かになるか・・・。何者の差し金か・・・怪しい連中はいくつか思いつくが・・・。まぁよい。
彼女の行いはともかくその存在は信仰を集めるのには必要だ。
何者の企みであろうと、教会の威光が傷つかなかったのならば重畳だ」
----------
十六夜市 ???
GM(佐伯):
市内某所。人気のない路地に立つ人影1つ。
???(GM):
「手続きを間違えたか・・・。彼女たちの実力と正義感、少々見くびっていたか・・・。
・・・教会への警告となりえたか否か。
もう少し積極的な行動が必要そうだな・・・さてどうしたものか」
==========
佐伯:
という感じですね。
蒔寺:
名前伏せてもバレバレだな。
佐伯:
まぁ、表向きは依頼通りの働きを皆さんがしているので、悔しがる場面はできませんからね。
三枝:
直美ちゃんも隠す気がない・・・。
美綴:
で、氷室のほうはもう決まったの?
氷室:
うむ。レベル18のデモノイド ヘラクルスをもらうことにしよう。
弓&騎:
?!
セイバー:(苦笑しつつ)
おそらくこれがメガーヌも有人も強化できそうな選択なので。
氷室:
次回のセッションまでに悪魔合体を何度か行ってもかまわないかね?
佐伯:
あぁ。それはOKですよ。とりあえず今はキャラクターシートにヘラクルスを書き込んでおいてくださいね。
~~~~~~~~~~
佐伯:
それではいつもの告知をしていこうと思います。
真・女神転生TRPG魔都東京200X ではセッションの最後に属性評価という処理があるのですが、それを属性評価を
それではみなさん、お疲れ様でした。
一同:
おつかれさまでしたー。
そろそろ、大きな事件が起きてもいいころあいでしょうか?
問題は原作(I、II)未プレイなのでどんな出来事が適当なのかわからない点です(致命的)
それでは、いつもの告知という名のお願いをさせていただきます。
作中でも触れていますが、メガテンXではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。これは各PCのセッション中の言動が以下の6つの属性のどれに当てはまるかあるいは、近かったかを参加者同士の投票で決めるものです。ですが、本作は仮想卓のため、参加者は作者独りですので投票が出来レース状態になってしまいます。
そこで、読者の皆様のお力をお借りしたいと思います。
ただ、アンケート機能だと選択肢が4つまでなので、作者の「活動報告」に投票所を設けております。そちらに書き込んでいただくようお願いいたします。以下に属性の説明を書き上げますがその基準に従わないといけないという事もありませんので、思ったように投票していただければと思います。
属性
ロウ :ルールや規則を大事にした。理性的。
カオス:感情や自由を大事にした。情熱的、芸術的、閃き。
ライト:善行を行った。博愛、正義、癒し。
ダーク:暴力的だった。卑劣、独善、嗜虐、被虐。
ニュートラル:中庸だった。仲裁、抑制、控えめ。
ヒーホー:(上記5つとは無関係に)コミカル、笑い、ギャグ。
今回の投稿後『活動報告』に投票所を作りますので、投稿直後にお読みの方は少しお待ちください。
無事、投票所が作られていれば作者の名前をクリックしていただいて、『活動報告』をクリックしてもらえれば投票用スレッドがありますので、良かったら投票していってください。
投票は締め切らせていただきました。
みなさま、ご参加ありがとうございました。
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10.属性評価 結果発表
属性評価の結果発表です。
投票していただいた方々、ありがとうございました。
衛宮邸 居間
佐伯:
みなさんお待たせしました。第10回の属性評価集計が完了しました。
一同:パチパチパチパチ
佐伯:
さて早速開票していきますよ。まずはメガーヌさん。
氷室:
ふむ。今回はさしてふざけていないつもりだが・・・
===========
メガーヌ
・ロウ 2票
===========
佐伯:
となりましたので、メガーヌさんにはロウ属性を進呈です。
氷室:
ふむ。これはどのあたりが評価されたのかね?
佐伯:
えぇとですね、
・警察に犠牲を出さないように立ち回った
という感じでロールプレイ、それも周囲の無関係な人間に対する気遣いが評価されたようですね。
また、
・立ち回りにしてもルイの相対者としても正しい
などと彼との関係性を評価されています。これもロールプレイによるところですし、ロールがロウよりだったという事なのでしょう。
三枝:
? ルイさんと反目しあうとロウなの?
佐伯:
えぇ、あえて真名*1はぼかしますが、カオス勢力の重要人物です。
三枝:
え、でもメシア教会はロウ勢力なんでしょ? なんでそこの人の護衛を依頼してきたの?
SE:カンコーン*2
蒔寺:
だからEDで様子がおかしかったのか!
美綴:
てことは、もう1つのルートとやらはメシア関係の悪魔と戦ってたの?
佐伯:
そんな世界線もあったかもしれませんねぇ。
三枝:(双方に顔を向けながら)
・・・?・・・?
アーチャー:
端的言えば、我々はルイがメシアに害をなすために放った刺客を、ルイの依頼対象と勘違いして討伐してしまったということだろう。
三枝:(ポンと手を打つ)
あぁ!
佐伯:
と、脱線しちゃいましたね。えぇと他には、あぁこんなコメントも
・ヒーホー出来るタイミングがなぁ
今回はボケが少なめでしたかね?
氷室:
毎回思うのだがなぜそこまでヒーホーに入れたがるのか、コレガワカラナイ。
まぁ、今回は鉄拳パンチで少しボケたが、判定失敗の演出だったので完遂しなかったというのもあるのだろうか。・・・ふむ? つまりは成功演出にネタを挟まなければヒーホーは回避できるということか?
セイバー:
そもそもネタを入れなければいいのでは・・・。
氷室:
コホン。
ではありがたくロウをいただくとしよう。・・・5点上昇。ニュートラルと並んで11になったが・・・ヒーホーの33が重過ぎる・・・
佐伯:
まさにこれまでの積み重ねですね。*3
さ、次はマキデさんの発表に行きましょう。
蒔寺:
ま、今回アタシは戦闘で大活躍だったからな。カオスかダークって所だろう。
佐伯:
結果はこちら! デデン!
===========
替寺 マキデ
・カオス 2票
===========
佐伯:
とこちらも満場一致! カオスでーす!
蒔寺:
まぁ予想どおりっちゃぁ予想通りか。ヤクザムーブが効いたか?
佐伯:
そうですね。
・キャラ的にも合うお金という理由
など、お金につられて行動していたところに注目されています。
それと
・オリヴィエとのやり取りを考えるに、GMと一緒にヒーホーの刑でも良かったけど戦闘で活躍(?)したし。
と戦闘面でのクリティカルが評価を分けた部分も在ったようです。GMのRPはPLに合わせただけなんですが・・・。
蒔寺:
回避できたんならヨシ! ・・・4。まぁこんなもんか。
佐伯:
さて次は雪さんですね。
三枝:
う~ん、私としては特に何かしたつもりはないんだけど、いつもニュートラル以外に票が入るんだよねぇ。
佐伯:
そこはそろそろ自覚していただきたい気もしますが、けっかはっぴょー!
==========
雪 三枝
・ライト 1票
・ロウ 1票
===========
佐伯:
と今度は票が割れました。
美綴:
割れてライト・ロウてのが雪らしいよね。
佐伯:
良心的というか、道徳的な言動が目立つ印象はありますよね。その中でもロウに関しては
・MAG支払いは悪魔に通じる価値あるものだし、血を対価にとかいわれたらカオスだったが
と、悪魔側の法にのっとる行動だったからという評価でした。雪さんのキャラ的に難しいかもですが行動次第ではカオス・ダークも可能かもしれませんね。
三枝:
う~ん、単に現金の手持ちが少なかったからそうしただけなんだけど、そういう見方もあるんだね。
属性は現在値が低いライトの方を上昇させるね。・・・9・・・。一気に2番目の属性値になったよ・・・。
ライダー:
それでも10代ですからロストの心配は無さそうですね。改めてみると雪はダーク以外全てに属性値が入っているのですね。
佐伯:
分散していて一番高いニュートラルでも16というのはGMとしてもロストを気にしなくていいのがありがたいです。
三枝:
特別に何かをしてるわけじゃないんだけどなぁ。
佐伯:
では次は・・・綾織さん。
美綴:
さて、今回はあんまり意識した行動した覚えがないんだがどうなったやら。
佐伯:
では早速開票行きまーす。
==========
綾織 綴
・カオス 1票
・ニュートラル 1票
===========
佐伯:
と、いう感じになりました。
美綴:
お? カオスってどの辺が評価されたの?
佐伯:
実はどちらも同じシーンに対する評価です。まずはカオス側
・氷川を吹かせたという一発芸込みで
続いてニュートラル側は
・ハゲの思惑に流されたって部分で普通を感じた
だそうです。
片やロールプレイの影響。片やシナリオギミックによる部分と人によって見るところが違うのがよくわかりますね。
美綴:
お、いつも意味不明なことを言う氷川にやり返したのが良かったのね。そこを評価してもらったというのとニュートラルは上げたくないから、カオスをいただくわ。・・・4。うぅん、可もなく不可もなく。
佐伯:
さぁ、お次は宇佐先生です。
セイバー:
今回の有人は知人の身の安全が行動原理でしたし、ライト次点でロウというところでしょうか。
佐伯:
さぁ、果たしてご本人の予想通りとなったか見てみましょう!
==========
宇佐 有人
・ロウ 2票
===========
佐伯:
とロウのほうに票が集まりました
セイバー:
ロウのほうでしたか。やはり行動方針を評価されたのでしょうか。
佐伯:
そうですね。。
・シスターアンジェラとのロールから
・全うに誠実だった
と全体的に先生のというか、セイバーさんの真面目さが評価された印象ですね。
セイバー:
そういわれるとこそばゆいですが・・・。7上昇ですね。20に到達です。ニュートラルとロウばかりなのでそろそろ別の方針が必要でしょうか?
佐伯:
先生が感情的になるところも想像しずらいですが。
次は重三さんですね。
アーチャー:
おおかたの予想はついているが
佐伯:
それでは早速発表といきましょう。ドン!
==========
重三 社
・ヒーホー 1票
・カオス 1票
===========
佐伯:
と分かれました。
アーチャー:
む。カオスは予想通りだがヒーホーかどの辺りが評価されたのだ?
佐伯:
それに関してはですね・・・セイバーさんこちらのメモを読み上げていただけますか。
セイバー:
? これを読めば良いのですか? ・・・!
少し失礼します。
氷室:
セイバーさん?
蒔寺:
出てっちまったぞ。さえきっち何を渡したんだ?
佐伯:
え?! ただの投票コメントのメモですよ?!
三枝:
どこに行っちゃったんだろう?
ライダー:
足音から察するに奥に向かったので外出ではないと思いますが・・・
数分後
セイバー?:
お待たせしました。
美綴:
あ、戻ってぇっ?! せ、セイバーさん?!
アーチャー:
メイド服・・・だと・・・っ
メイドセイバー:
なぜかこのコメントを見た瞬間、霊k、本能が着替えろと・・・。
氷室:
ふむぅ。セイバーさんならクラシカルスタイルかと思ったが・・・
蒔寺:
あぁ、まさかミニスカスタイルとは・・・侮れねぇ。*4
三枝:
え? 気にするところ、そこなの? なんでわざわざ着替えたのかとかそういうところはいいの?
美綴:
似合ってるのは間違いないんだけどね。
メイドセイバー:
ではヒーホー票に添えられたコメントを読み上げます。
・・・コホン
アーチャー:
・・・ゴクリ
V1○46RヴェスパーハイパーソルジャーMAH○R○:
「エッチナノハイケナイトオモイマス」
アーチャー:
ガフッ
佐伯:
特に理由があったわけではなく直感でセイバーさんに読んでもらいましたが、想像以上の破壊力でしたね。
メイドセイバー:
では着替えてきますので進めておいてください。
蒔寺:
え~。もうそのまんまで良いじゃないっすか。
セイバー:
いえ、その、冷静になると非常に気恥ずかしいので、再度中座することをお許しください。
アーチャー:
はぁ、カオスも寄宿舎でのはしゃぎっぷりが評価されてかね?
佐伯:
あ、いえ。そちらはマキデさんと合わせて
・キャラ的にも合うお金という理由
とコメントをいただいています。
アーチャー:
あれはマキデに協力させるための方便だったのだが・・・いや社なら謝礼を期待していてもおかしくはないか・・・。
カオスも20までたまっていることだし、珍しく投票してもらったヒーホーを上げるか・・・1点か。高すぎるのも考え物だがこれはこれでどうなんだ。
ライダー:
高いことにメリットがあるわけで無し別に良いでしょう。
佐伯:
さー、最後はサーさんです。
ライダー:
今回はどうですかね。いつもあまり考えてロールプレイしていないのでなんとも。今まで傾向だとヒーホーやカオスが多かったですが
==========
サー
・カオス 2票
===========
ライダー:
カオスでしたか。
佐伯:
ライダーさん同様に平常運転だったという評価と
メガーヌの強化に対してアドバイスをしていたり攻撃の要だったり色々冴えていたという所からカオスという評価の2パターンですね。
セイバー:
ただいま戻りました。
襖ごしに聞こえていましたが、ライダー本人とサーとの両者が評価されたということでしょうか。
佐伯:
おかえりなさい。セイバーさん。ご協力感謝です。
そうですね。これまでもありましたけど、キャラとしてだけでなくプレイヤーの言動も評価されたのでしょう。
ライダー:
ではカオスに・・・2点ですね。これでカオスが20点を超えました。
佐伯:
さて、無事に開票作業も終わることができました。
投票にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
最後にシナリオクリアボーナスとして絆の貢献ポイントを3d10割振ってください。
氷室:
今回、事件外の描写が散見されたが次回に関係してくるのかね?
佐伯:
う~ん・・・正直まだなんとも。関われるようなシナリオが作れたら良いんですけど。
上手くまとまるかは自信がありませんが、今後の方針としては皆さんのコネで特に貢献ポイントの高い人たちが積極的に関わってくるようにしたいなとは思っています。
蒔寺:
お、公式NPCがからんでくるとクライマックス感があるな。
佐伯:
実はキャンペーンの着地点が決まっていないので序盤と言っても過言ではありません。
三枝:
そうなの? 大丈夫?
佐伯:
大丈夫かそうでないかでいえば、大丈夫です。シナリオ作りのために皆さんのキャラ設定のまだ固まっていない部分について取材させていただくかもしれませんのでご協力ください。
美綴:
シナリオフックにするのね。もちろんOKよ。
佐伯:
ありがとうございます。
今回はこれで解散ですが、氷室さんとセイバーさんは悪魔合体のことで相談があるとか。
セイバー:
えぇ。間違っていないとは思いますが確認もかねて、処理に同席してほしいのです。
佐伯:
そういうことでしたら了解です。
ではいったん締めましょうか。
おつかれさまでした。
一同:
おつかれさまでしたー。
==========
合体経緯
メガーヌ
1.デモノイド ヘラクルス × デモノイド オラクルス(宇佐)=精霊アーシーズ
2.精霊アーシーズ × 地霊スダマ =地霊ドヴェルガー
3.魔晶手甲から地霊ファハンを取り出し、ドヴェルガーを白銀手甲に合体。
■属性攻撃(格闘)は■マハンマ(破魔)を選択。
宇佐
悪霊クイックシルバー × 宙に浮くダガー(ポルターガイスト相当)=幽鬼ヤカー + 無銘の銃(元 宙に浮くダガー)
==========
データセクション
メガーヌ
性別:女性 年齢:20 PL:氷室 鐘 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
気孔拳士(格闘:無手)→デビルアームズ(魔晶)
レベル :13
経験点(NEXT):2248(2744)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー /60
警察関係 /浦田警部 /53
―― /仲間 /65
―― /魔晶手甲 /60
―― /鳥居 /18
―― /デモノイド(グラナーダ)/20
能力値/判定値 戦闘データ
力:19/108% 格闘威力 :32+2d10
魔:2/ 23% 魔法威力 :15+1d10
体:4/ 33% 射撃威力 :6+1d10
速:6/ 43% 物理防御点:19/魔法防御点:15
運:2/ 23% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:16%
会話判定値:24% 命運:5
HP:68 MP:30 回復判定値:33%
防具
全身 :魔晶手甲(ドヴェルガー(マハンマ))
アクセサリ:サングラス
コート
相性:破魔無効
属性
ロウ :11
ライト :1
ニュートラル:11、ヒーホー:33
アイテム
武器:■魔晶手甲
タランキライザー、宝玉×2、道反玉、観音神符、聖明神符×2、傷薬×5、コービットのノート×3、明王神符×2、アンチドート、「地霊ファハン」、「妖樹オードリー」、「妖鬼スパルトイ」、「地霊ドヴェルガー」(魔晶手甲内)
69MAG、837マッカ
スキル
■突撃、■鉄拳パンチII、■裏拳、■カードハント、■属性攻撃(格闘)(破魔)、□バトルギミック、■クトゥルフ神話、■構え、□消力、■フィジカル・エンハンス、■追加格闘威力、■インプラント、■隠匿(50)
==========
替寺 マキデ
性別:男性 年齢:25 PL:蒔寺 楓 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
ガンスリンガー(射撃:銃器)→マシン・オペレーター(情報:捜査)
レベル:12
経験点(NEXT):2118(2197)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女/ゆり子・ローゼンバーク /90
興味 /オリヴィエ・ザクソン /90
―― /仲間 /70
―― /デモノイド(グラナーダ)/26
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 22% 格闘威力 :17+1d10
魔:2/ 22% 魔法威力 :14+1d10
体:6/ 42% 射撃威力 :20+1d10
速:20/112% 物理防御点:30/魔法防御点:8
運:2/ 22% イニシアティブ:16+1d10/回避判定値:30%
会話判定値:24%/命運:5
HP:72/MP:28 回復判定値:42%
防具
頭部 :NBC酸素マスク
腕部 :カイザーナックル
胴部 :ファイアガード
脚部 :メタルブーツ
アクセサリ:アームターミナルコンピュータ
アメジストの魔除
相性
毒無効、耐火炎、破魔無効、耐魅了
属性
カオス :31
ライト :1
ニュートラル:11、ヒーホー:9
アイテム
武器:■コルト・アナコンダ(装填:5)
通常弾×202、明王神符、日輪の鎧、道返玉、宝玉、聖明神符×3、チャクラム、傷薬×3、ディスポイズン×2、トランキライザー、手榴弾×2、「マシン クレイジーダミー」
338MAG、748マッカ
スキル
■スーパーショットIII、■膝射姿勢、■ターゲッティング、■マシン・オペレーター、□マシン搭乗、■ダブルタップ、□トラップ・カード
==========
雪 三枝
性別:女性 年齢:25 PL:三枝 由紀香 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
クイーン(格闘:武器)→自衛官(情報:捜査)
レベル:14
経験点(NEXT):2,838(3,375)
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐 /100
借金/ロキ /80
――/仲間 /80
――/デモノイド(グラナーダ)/42
能力値/判定値 戦闘データ
力:18/104% 格闘威力 :32+1d10
魔:4/ 34% 魔法威力 :18+1d10
体:5/ 39% 射撃威力 :5+1d10
速:5/ 39% 物理防御点:22/魔法防御点:20
運:2/ 24% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:20%
会話判定値:24%/命運:5
HP:76/MP:36 回復判定値:39%
防具
頭部:NBC酸素マスク
腕部:ジャミングアーム
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
相性
破魔無効、毒無効、耐氷結、混乱無効
属性
ロウ :13/カオス:1
ライト:15
ニュートラル:16/ヒーホー:13
アイテム
武器:■サソリムチ
傷薬×4、宝玉輪、道返玉×3、エンゼルヘアー、明王神符×3、トランキライザー、聖明神符×2、宝玉×3、観音神符
借金:432,526マッカ
69MAG、656マッカ
スキル
■ウィップアタックIII、■複数攻撃、■切り落とし、■スーパーショット、□隠密、■エレメンタルスラッシュ、□指揮II、□連続技、■ヒートウェーブ、■回避強化
==========
綾織 綴
性別:女性 年齢:17 PL:美綴 綾子 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
幻視者(魔法:霊能)→白い魔女(魔法:伝統)
レベル:14
経験点(NEXT):3,178(3,375)
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク/氷川 レイジ /61
不在 /日下部 一石 /86
―― /ケルベロス(パスカル) /100
―― /仲間 /82
―― /デモノイド(グラナーダ)/27
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 24% 格闘威力 :16+1d10
魔:10/ 64% 魔法威力 :24+1d10
体:2/ 24% 射撃威力 :2+1d10
速:2/ 24% 物理防御点:14/魔法防御点:10
運:18/104% イニシアティブ:8+1d10/回避判定値:12%
会話判定値:59%/命運:8
HP:60/MP:46 回復判定値:23%
防具
頭部 :イヤー・マフ
腕部 :ジュエリー・カフス
胴部 :ハイレグアーマー
脚部 :コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意思のリング
ヤドリギの腕輪
相性
耐凍結、破魔無効
属性
カオス:4
ライト:10
ニュートラル:30/ヒーホー:24
アイテム
聖明神符×4、ガーネット、ディスチャーム、アメジスト×2、ディスパライズ×3、傷薬×5、マハブフの石×3、セキレイの羽、ギロチンアクス、魔法瓶、宝玉×6、道返玉、チャクラドロップ×2、メタルクラウン、天命神符、阿修羅の手、毒矢、アゲハドレス、マハムドの石、トランキライザー×2、イワクラの水、マハンマの石、オニキス、明王神符
69MAG、557マッカ
スキル
□蛇の道は蛇II、■宝探し、□煌天の幻視III、■薬草治療、□妖精の輪、□薬草師、■クトゥルフ神話、□呪縛の祈り、■メディア、■追加コネ
==========
宇佐 有人
性別:男性 年齢:30 PL:セイバー 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
民俗学者(情報:捜査)→サマナー(召喚)
レベル:14
経験点(NEXT):3,228(3,375)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /52
復讐 /アンジェラ・F・グレゴリウス/40
―― /鬼道 円 /45
―― /ヘカーテ(ソフィア) /28
―― /仲間 /42
―― /ガブリエル・プッチ /36
―― /マダム・ニュクス /27
―― /ロキ /23
―― /デモノイド(グラナーダ) /12
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 24% 格闘威力 :16+1d10
魔:6/ 44% 魔法威力 :20+1d10
体:2/ 24% 射撃威力 :4+1d10
速:4/ 34% 物理防御点:9/魔法防御点:11
運:20/114% イニシアティブ:9+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:60%/命運:9
HP:64/MP:40 回復判定値:24%
防具
頭部 :イヤー・マフ
腕部 :ジャミングアーム
胴部 :サバイバルベスト
脚部 :登山靴
アクセサリ:アームターミナル
:秘石の指輪
相性
破魔無効、混乱無効、耐凍結
属性
ロウ:20
ニュートラル:30
アイテム
武器:■サーベル
トランキライザー、光玉、ディスパライズ、ディストーン×2、登山セット、魔石×2、天命神符、道返玉×3、マハジオの石×17、聖明神符、傷薬×3、宝玉×8、明王神符、セキレイの羽、無銘の銃、マカジャマの石、パンチガン、「幽鬼ヤカー」、「外道モウリョウ」
278MAG、377マッカ
スキル
■サバイバル、■マッパー、■応急手当II、■悪魔召喚、■アナライズ、■声援、■カードハント、□こんなこともあろうかと、■追加コネII、■研究者(英雄、魔術、食文化)、■アイテム習熟、■ソウルリンク
==========
重三 社
性別:男性 年齢:20 PL:アーチャー 種族:人間
クラス(クラス・スタイル)
遊び人(情報:メディア)→探偵(情報:捜査)
レベル:14
経験点(NEXT):3,258(3,375)
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /65
消えた恋人/稲城 珠枝 /67
―― /仲間 /64
―― /ガブリエル・プッチ /53
―― /鬼道 円 /67
―― /エグゼクター(シンハ) /74
―― /デモノイド(グラナーダ)/20
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 24% 格闘威力 :16+1d10
魔:2/ 24% 魔法威力 :16+1d10
体:2/ 24% 射撃威力 :8+1d10
速:8/ 54% 物理防御点:12/魔法防御点:15
運:20/114% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:18%
会話判定値:60%/命運9
HP:64/MP:32 回復判定値:24%
防具
全身 :Dスーツ
アクセサリ:秘石の指輪
相性:破魔無効
属性
カオス:20
ライト:10
ニュートラル:33/ヒーホー:1
アイテム
武器:■SIGザウエル
トランキライザー、傷薬、デクンダの石、ディスチャーム、道返玉、謎の本、魔石、明王神符、火除神符、聖明神符×3、宝玉×9、マハムドの石、チャクラドロップ、通常弾×78、魔反鏡、テトラジャの石、破魔矢、ディスポイズン、マッスルドリンコ、登山セット、「幽鬼ガキ」
69MAG、632マッカ
スキル
□幸運II、□財力、□運命の支配者、□蛇の道は蛇II、□探偵の直感、□誘惑、□交渉術、□街の便利屋、■鋭い勘、■追加コネII
==========
サー
性別:女性? 年齢:?? PL:ライダー
種族/悪魔名:妖鬼/アズミ
クラス*5
悪魔
レベル:14
経験点(NEXT):4,362(4,387)
背景設定/コネ/貢献ポイント
正義感 /デモノイド(グラナーダ)/90
マスコミ/聖 丈二 /90
―― /仲間 /96
能力値/判定値 戦闘データ
力:13/79% 格闘威力 :32+1d10
魔:9/59% 魔法威力 :23+1d10
体:8/54% 射撃威力 :6+1d10
速:6/44% 物理防御点:39/魔法防御点:29
運:8/54% イニシアティブ:10+1d10/回避判定値:16%
会話判定値:36%/命運:6
HP:132/MP:69 回復判定値:54%
防具*6
頭部:アイアンバニー
腕部:サイバーアーム
胴部:サバイバルベスト
脚部:ライダーブーツ
相性
氷結吸収、火炎弱点、耐呪殺
属性
カオス:21
ライト:7
ニュートラル:13/ヒーホー:15
アイテム
ドラゴンの籠手、コアシールド、くらましの玉、傷薬×5、ディスクローズ、トランキライザー、聖明神符×3、宝玉×2、ヘッドバッシャー、ディスポイズン×10
69MAG、458マッカ
スキル
■タルカジャ、■ジオ、■正拳、■メディア、■水の壁、■ザンマ、■耐呪殺、■鋭い勘
==========
改めて、属性評価にご投票いただきありがとうございました。
ハイパーソルジャーはしっかりしたロングスカートのメイド服なんですが、セイバーなのでミニスカスタイルになりました。
いただいたコメントを見た瞬間、これは「やれ」という事だろうなと勝手に解釈して茶番をお届けいたしました。
中に人が同じなのは単なる偶然だったのかもしれませんが、私的には必然性を感じたので(笑)
さて、今後の予定ですが・・・どうしましょうねぇ?
データセクションを見ていただければ解るように、いつの間にかコミュがMAXまで育っているコネがいくつか存在します。ここまできて彼らがアクションを起こさないというのは違和感なのでその辺りをシナリオにしたいなと考えていますが、
原作に寄せていくべきか、オリジナルの展開にするべきか、それが問題だ。
どうなるか作者も予測できていませんが、今後ともお付き合いいただけましたら幸いです。
ほか作品の投稿もありますので11回開始まで時間が空くと思われますが、お待ちいただけますようお願い申し上げます。
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第11回『エンキドゥ・プロジェクト』 属性投票 締め切らせていただきました
11.オープニング
今回は原作のイベントを絡めようと思ってシナリオ作りました。
(原作どおりになるとは言ってない)
そもそも作者が原作未プレイな事に問題があるとは思いますが、少しでも雰囲気を出せればと思っております。
お付き合いいただければ幸いです。
ここから長めの茶番が続きます。いいから早く始めろという方はこちらからウォームアップまで移動してください。
衛宮邸 玄関
佐伯:
ごめんくださーい
SE:ガラガラガラ
遠坂:
はいはいどちらさ、と佐伯さん?
佐伯:
え、遠坂さん? なんで衛宮くんの家に?!
遠坂:(混乱による赤面)
ェ? あ、いや、これは、えっとね
佐伯:
(え、なんでそこで赤くなるの? え、まさか衛宮くんと?!)
桜*1:
姉さん、どなたでしt……
佐伯:
間桐くんの妹さん?
桜:
あ、えと
佐伯:
あ、ごめんなさい。私は遠坂さんと同じクラスの佐伯です。お2人ともどうして衛宮くんの家に???
(いま、遠坂さんの事「姉さん」て呼んだ? え、という事は遠坂さんと間桐くんて将来を約束しあった関係?! え、じゃぁ衛宮くんとの関係は……浮気!?)
桜:
と、遠坂先輩とは道中で一緒になって衛宮先輩にたまたま2人とも用事があって……
佐伯:
あ、そうだったんですか
(え、でもだからって人の家の来客に対応する? という事は2人とも通いなれてる。
そういえば妹さん遠坂さんのこと苗字呼びに変わった? という事は間桐くんとの事はまだ公に出来ないってことだよね。まぁまだ高校生だもんね。あれ、許婚が居るとはいえ婚前の場合も浮気になるのかな?
え、でも
ハッ! まさか義妹さんも交えた擬似姉妹d)
遠坂:
それで、佐伯さんは? 衛宮くんに御用事?
佐伯:
(はっ!)
い、いえ。アーチャーさんに用事があるんですけど、いらっしゃいますか?
遠坂:
アーチャーに?
桜:
先輩?
遠坂:
あぁ。ゴメン。アーチャーならたぶん海のほうね。釣りに行くとか言ってたから。
佐伯:
そ、そうですか。それではそっちに向かってみます。
(あれ? そういえばセイバーさんもここで暮らしてるんじゃなかったっけ? え、他にも女性が居る状況で? それともセイバーさんも加わって? ? ? ?)
桜:
佐伯先輩、なんだかフラフラしてましたけど大丈夫でしょうか。
遠坂:
顔も赤かったし、風邪でもひいてないといいんだけど。
===========
冬木市内 埠頭
アーチャー:(垂らした糸を凝視中)
……。
佐伯:
(あ、良かった。まだ居てくれた。遠坂さんが連絡してくれてたのかな)
アーチャーさん。
アーチャー:
? あぁ、来たか。凛から聞いているが、私に何用かな?
アロハシャツの男:
お? アーチャー、誰だそいつ。
ん? へぇけっこう可愛いじゃねぇか。良いカフェを知ってるぜ、お茶でもどうだい?
佐伯:
え?!
アロハシャツ:
おーおー。赤くなっちゃってますます可愛いじゃないの。
おいアーチャー。人にはナンパするなとか説教しておいて、自分はちゃっかり楽しんでんじゃねぇか。
佐伯:
えぇ?!
アーチャー:(ため息)
彼女の名誉のために言わせてもらうが、彼女とは決してそういう間柄ではない。セイバーやライダーのおまけで彼女たちの遊戯に付き合っているだけだ。
高価そうな服装の男:
なに? セイバーと遊戯だと!? なぜその場にこの
Wアングラー:
(そんなんだからだよ)
アーチャー:(他2人は追い返した)
で、用事とは?
佐伯:
あ、はい。えぇと、1と2。どちらがいいですか?
アーチャー:
……どういう意味かね?
佐伯:
ですよね。……えぇと、ハッピーエンドとバッドエンド、どちらがお好きですか?
アーチャー:
ふむ? 次のシナリオの内容か。それで私に確認に来るということは
佐伯:
えぇそうですね。本人じゃなかったとしてもハッピーで終わらせるのもアリだとは思いますが。
アーチャー:
なるほどな……ではここは『サッドエンド』というのはどうだね?
佐伯:
sad……哀しい終わり方ですか?
アーチャー:
うむ。たとえば…………
==========
==========
衛宮邸 玄関
佐伯:
みなさんお待たせしました。第11回を始めたいと思います。
今回は前々回同様に重三さんがメインのシナリオになると思います。
氷室:
ということはレン絡みで何か起きると。
佐伯:
はい。そういうことです。
では今回予告を……
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有能
異能
異形
無形
魔法
科学
精神
物質
真・女神転生TRPG 魔都冬樹200X
第11回『エンキドゥ・プロジェクト』
あの方の考えをお前たちが理解できる科学的根拠は無いのだッ!
----------
三枝:
なんか不思議な雰囲気の導入だね。
蒔寺:
最後の一言で粉砕された気がするけどな。
今回の相手は
美綴:
いやいや、それじゃ舞台が東京まで移動しちゃうでしょうが。
佐伯:
(まぁ蒔寺さんたちなら、元ネタにはすぐに辿り着きますよねぇ)
さてではオープニングですがマスターシーンからですかね。
==========
十六夜市 新市街:アカデミア 天の鎖学園高校
GM(佐伯):
学園都市として再開発された区画、その一角にある天の鎖学園前で数名の男女がプラカードなどをかかげながら声を張り上げている。
デモ隊(GM):
「人攫いを許すなー」
「ゆるすなー」
「子供たちに合わせろー」
「あわせろー」
GM(佐伯):
などと口々に叫ぶ彼らのプラカードには、『人身売買反対』だの『悪徳商売人は出て行け』だの書かれている。
===========
美綴:
自分の学校が突然どデカイ問題を抱えている件について。
佐伯:
伏線を張れていないことに関しましては素直に謝罪します。
まぁ、ここ数日騒ぎが大きくなってきただけで、噂などは前々から有ったものと解釈してください。
セイバー:
なるほど。しかし学び舎が人攫いや人身売買というのは穏やかではありませんね。
アーチャー:
私立で母体がIT企業ともなれば悪意ある者から『悪徳商売人』くらいは言われるかもしれんが。それほどまでに学費が高額だったりするのかね?
佐伯:
いえ。まぁ公立に比べれば高いでしょうが批判を受けるほどでは。
ライダー:
では人攫いなどは? 事実無根であっても何かしらの根拠や元となる事象があるのでは?
佐伯:
はい。
あくまでも被害を訴える人々曰く、ですが。
・子供がスカウトと話をしたとたん進路を大きく転換した。
・子供と連絡を取ろうとするが繋がらず、学園側に頼んだ言伝も伝わっているのか怪しい。
・長期休暇でも帰省してこない。
といったところですかね。
氷室:
2つ目3つ目は確かに怪しくはあるが、1つ目は珍しいことでもないのではないかね? スカウトを受けるということは、特待扱いで様々な優遇があるのではないのかね?
佐伯:
もちろんその通りです。ですが例えば、プロスポーツ選手を夢見て体育大学を進路に定め、高校もスポーツ特待での入学がほぼ確定していたにもかかわらずその道を捨て天の鎖学園に進路を変えたとしたらどうでしょう?
蒔寺:
それは確かに妙だな。IT系の学校なんだろ?
佐伯:
具体的な学科は、まぁ理系が多いでしょうが技術者やクリエイターを育てているとあるので、体育会系より文系理系に力を入れているでしょう。運動部が無いわけではないですが。
三枝:
いくつかの進路候補があって、決めたけどスカウトを受けて変えた……だったらありそうだけど。
佐伯:
もちろんそのパターンもあります。ですがその場合、三枝さんの言うとおり不審な点も少ないので家族もそこまで騒ぎ立てていない印象です。
ただ、こうして騒ぎが大きくなってきているため「ひょっとしてうちの子も?」みたいに不信感が募り始めている人は居るでしょう。
あ、美綴さん、綴さんもスカウトを受けて入学を決めた生徒の1人という事にして良いですか? 家が近いので寄宿舎には入らなかったということで。
美綴:
えぇ。いいよ。
佐伯:(メモをそっと渡す)
ではこれを。
美綴:
?*2
……マジ?
セイバー:
いったいメモには何が……
美綴:
え、これ見せて良いの?
佐伯:
どちらでも良いですよ。
美綴:
あぁ、じゃぁ終わるまで隠しとこうかな。すいませんセイバーさん。
セイバー:
いえ、お気になさらずに。最初から公開しないということは知らなくても問題は無いのでしょうし。
アーチャー:
そうだな。知らぬほうが公開されたときの驚きのロールプレイにも力が入るというもの。
佐伯:
そう言っていただけると仕込みをした甲斐があります。
せっかくですし綴さんのOPに行きましょうか。
美綴:
早速か。どんなシーンなの?
佐伯:
そうですね……では朝の食卓で先ほどのシーンをニュースとして観ている感じにしましょうか。
綴さんの背景に「不在」がありますが家族との関係はどうでしょう?
美綴:
うん? うぅん……同居してるんだし最悪ってことはないと思うけど、親は距離をとってるんじゃないかな。綴本人は子供の頃のアレコレは他人に無い能力だって理解して不用意な発言をしなくなってるとは思うけど、両親からしたらまだ怖いと思うのよね。
三枝:
ちょっと可哀想……
美綴:
まぁ、自分では原因も理解できてるし、今以上に悪くならないようコントロール……ていうか不用意なこと言わない様に出来てるからそこまで悲観はしてないんじゃない?
==========
十六夜市 住宅街 綾織宅
TVニュース(GM):
『このように、現在も小規模ながらデモは行われており、学園の正門前は緊迫した空気が満ちております』
テレビに緊張した口調でレポートしている様子が映し出されている。
それを観ていた綴の母親が口に手を当てた。
「まだ解決してないのねぇ。
綴、解ってると思うけれど、裏門から登校するのよ」
綾織(美綴):
「うん。気をつけるね」
と素直に頷いておく。
そう言いながら既に半日常と化したニュース画面を観ていると、画面に別の像が重なった
「?」
ような気がした。同じように観ていた家族が反応してないことを確認して「(いつものやつか)」と気にしないことにするわ。
=========
佐伯:
さっそくRP挟んでいただきありがとうございます。まだハッキリとは見えてない感じですか?
美綴:
だね。PLの中ですら決まってないし、おいおいハッキリさせるよ。
ライダー:(美綴に擦り寄りながら)
やはり気になりますね。アヤコ、私にだけ見せていただく事は出来ませんか?
美綴:
(近い近い近い近い近い近い!)
あ、いや、でも、セイバーさんにもナイショって、言っちゃいましたし……
ライダー:(ションボリ)
そうですか。
佐伯:
それではそろそろ、みなさんも関わってもらうためのOP演出をしましょうか……メガーヌさん……だと前にもやりましたしここは宇佐先生にお願いしましょう。
セイバー:
了解しました。どのような形で話が入ってくるのでしょう?
佐伯:
天の鎖学園に通う生徒の保護者、だと接点が薄いので
=========
十六夜市 新市街:アカデミア 須摩留工科大学
GM(佐伯):
講義と講義の合間の時間、宇佐先生は移動中に声をかけられる。
振り向くとそこには先生と交流のある学生、橘千晶と長い髪を腰の辺りで束ねた、目の細いどこか猫のような印象を受ける女性*3が立っていた。女性の表情は酷く落ち込んでいるように見える。学科が違うのか見覚えは無い。
宇佐(セイバー):
「おや、橘くん。そちらは?」
千晶(GM):
「ごきげんよう。こちらは
折り入って先生にご相談がありまして……」
言葉を切り源に視線を向ける千晶。源は周囲をキョロキョロ見回したかと思えば、先生に視線を向けたり、千晶を見たりと落ち着きが無い。
宇佐(セイバー):
周囲の視線を気にしているのでしょうか。
「ここではなんですし、教官室でも良いですか?」
源(GM):
「は、はい……」
~~~~~~~~~~
GM(佐伯):
では3人は先生に割り当てられている部屋へとやってきました。
宇佐(セイバー):
「どうぞ、かけてください」
GM(佐伯):
促されて2人は応接用に置かれているソファに腰をかける。
対面する方向に置かれているデスクに先生は腰をかける。
宇佐(セイバー):
「それで、どうされたんですか?」
源(GM):
「こんな事を先生に相談して良いのか判らないのですが……」
宇佐(セイバー):
「お力になれるか解りませんが、橘くんが私の所に連れてきたという事は、“そういう事”が関係しているのでしょう?」
千晶(GM):
「確定の事ではないのですが。
源さん」
促されて源は恐る恐るといった様子で口を開いた。
源(GM):
「……先生は、天の鎖学園の疑惑についてご存知ですか?」
宇佐(セイバー):
「……報道に載っている程度には……まさか」
源(GM):
「はい。弟が……」
千晶(GM):
「判子さんのお話では、もともと進路に悩んでいる様子ではあったらしいですわ」
源(GM):
「えぇ、スカウトの方から話を聞いてからは学園に目標をすえて試験勉強をしていたのでよほど興味をそそられたのだろうと、学費の免除などの優遇もあって私も含めて家族も疑問には思っていませんでした」
宇佐(セイバー):
「報道されているように、連絡も付かず家にも帰ってこず、と。
橘くん、私を紹介したということは、“そういう事”が関わるという根拠が?」
千晶(GM):
「えぇ。先ほどもいいましたが確証と言えるほどのものはありませんが。
全国から生徒をスカウトしていますが、一見スカウト対象にならないような、座学・実習ともに目立った成績を持たない、言葉を選ばずに言うなら大して成績がよくない、むしろ悪い人も多くスカウトされているようなのです。通常の試験を受けるつもりだった本人たちからすれば渡りに船だったでしょうが……」
宇佐(セイバー):
「学園側からすれば当該人物をスカウトする理由が無い、と」
千晶(GM):
「その結果、界隈では『何かの儀式や実験に必要な人材を集めているのではないか』という噂が立っております。
さすがに当のご家族たちは信じていないでしょうが、不安を煽るには充分な噂でしょう」
宇佐(セイバー):
「そういうことでしたか。
“そちら”方面の事はこちらで調べてみましょう。ですが通常の手続きも続けるように」
源(GM):
「もちろんです。
よろしくお願いいたします」
と深々と頭を下げます。
==========
佐伯:
と、いうことでKWとして
【天の鎖学園 (スカウトされた)生徒】
【天の鎖学園 スカウト】
を調べる事が出来ます。
氷室:
サイクルはいくつかね?
佐伯:
メガーヌさんは浦田警部から、2日後に天の鎖学園に対して強制捜査が行われるという噂が署内で囁かれている事をリークされます。
というわけでリミットは2サイクルです。
蒔寺:
なんだ公権力が動くんならあたしたちが動く必要なくね?
アーチャー:
あー……
美綴:
アーチャーさん?
アーチャー:
……メタ読みになるが言ってしまってもかまわないかね、GM?
佐伯:
あまり核心に触れないようにしてもらえるなら。
あ、皆さんにお話しておかないといけませんでしたね。今回のシナリオは重三さん絡みなので事前にアーチャーさんに2,3すり合わせをしているためアーチャーさんはシナリオの外郭をご存知です。
三枝:
そうだったんですか。
アーチャー:
詳細は知らされていないがな。
で、だ。公権力に任せるのは避けたい。ネタバレになりそうなので詳細は説明できぬが、手数に余裕が出来るようなら雪には上司に強制捜査の噂について確認してもらいたい。
三枝:
へっ?!
アーチャー:
かまわないかね、GM?
佐伯:
そうですね。RPで質問するだけなら表向きの情報。手番を消費して会話判定してくださるなら、アーチャーさんが懸念している情報を開示しましょう。
アーチャー:
と、いうことだ。
ライダー:
世界観的にただの失踪ではないと思っていましたが公権力が、しかも自衛隊が関わるのですか……。
佐伯:
まぁ、今回のシナリオそのものには直接は関係ありませんので余裕があったら調べてみても良いのではないでしょうか。
氷室:
やり込み要素的なおまけだな。
佐伯:
そんな感じです。
あとはいつもの様に各員連絡を取り合ったという事で、アプローチに入りましょう。
つづく
本当にお待たせして申し訳ありませんでした。
第11回のスタートです。
さて、果たしてレンの運命やいかに(事件の真相も判ってないのにこういう煽りができてしまう原作付シナリオ)。
今回登場のNPCはオリジナルキャラです。
外見的なモデルは士郎のバイト先の居酒屋コペンハーゲンの店長(?)音子さん。注釈文で三枝が反応しているのはひむてんで交流があるような描写があったからですね。
名前はコペンハーゲンのアナグラムから無理やり日本人名ぽくした結果、原型が見当たらない名前になりました(汗)
弟の名前は未定ですが、エミヤンが妥当ですか?(笑)
次回から調査開始です。
しばらくお待ちください。
----------
以下はいつもの告知です。
毎回お約束ですが、読者の皆様にご協力いただきたいことがございます。
「真・女神転生TRPG魔都東京200X」ではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。
これは、各PC(あるいはPL)の言動が以下に示す属性のどれに該当したか投票し、決まった属性値を上昇させるというものです。
データ的な影響はほとんどありませんが、1つの属性が上がりすぎるとNPC化(キャラロスト)してしまいます。
通常は参加者同士の投票で決まるのですが、この作品は作者が独りでダイスを振りながら執筆しているので参加者は私1人です。そのため参加者投票はただの出来レースとなってしまいます。
そこで、読者の皆様による投票で決めたいというのが、お願いの内容になります。
アンケート機能が実装されましたが選択肢が4つまでなので、この話を投稿後、活動報告に投票所を設けますので、そちらに書き込んでいただければと思います。
ご投票いただける際は、作者の名前をクリックしていただいて活動報告に移動をお願いいたします。
では、肝心の属性を
ロウ:
秩序だっていた。一貫していた。規則をよく守った。理性的であった。
カオス:
感情に走っていた。情熱的だった。芸術的だった。閃きに満ちていた。
ライト:
博愛に満ちていた。正義を貫いた。人を救い、癒しを与えた。闇を払った。
ダーク:
残虐であった。卑劣であった。非道であった。独善的であった。他者を偽り、苦しめた。自虐的であった。
ニュートラル:
中庸であった。人の間に立ってよく仲裁した。抑制が効いていた。控えめであった。
ヒーホー:
コミカルであった。他のプレイヤーを楽しませた。笑いを取った。ギャグに走った。
以上の5つになります。
簡単な特徴も書きましたが、これに従う必要はありません。語感とか感覚で決めていただいて結構です。
あからさまでなければ、複数投票も組織票もとがめません。
みなさんのご参加をお待ちしております。
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11.アプローチ 1
メタ読み的なムーブもあるので苦手な方はご注意ください。
衛宮邸 玄関
佐伯:
さて皆さんどう動きますか?
氷室:
いつもどおりならば重三さんか宇佐先生か……
セイバー:
重三のためのシナリオならばアーチャーが行きたい方を選んでよいと思いますが。
アーチャー:
ふむ……ならば社は生徒のほうを行かせてもらおう。レンに繋がりそうな情報はこちらだろうからな。
セイバー:
では有人はスカウトの方を調べましょう。
蒔寺:
どっちから行く? 同時に提示されたし順番はあんま関係なさそうだけど。
三枝:
個人的には生徒の方が気になるかな。レンさんと関係あるかもだし。
アーチャー:
ふむ。ではこちらから行かせてもらおう。
天の鎖関係者は避けるべきだろうが、誰に聞きに行くかな……誘拐という罪状が真実ならばオザワ辺りか?
美綴:
学園関係者じゃないですけど情報を持ってますかね?
佐伯:
そこは今までもなんやかんやで情報を持っていることにしてきたので今さらですけれどね。
(オザワは『彼』と繋がりがあるから……)
==========
十六夜市 繁華街 裏路地
GM(佐伯):
重三さんが、オザワが束ねる不良グループ「TURTLE-HEAD」のたまり場となっている路地に顔を出すと、場所に不似合いな男性がオザワと何か話をしています。
男性(GM):
「これで失礼します。……様によろしくお伝えください……」
オザワ(GM):
「あぁ。まぁ、確実に見つかるかは知らんがな」
男性(GM):
「解っています。それでも、もう他にすがれるものがないのです」
そういうと男は一礼して路地から出て行きます。その際、重三さんとすれ違いますが顔も見ずに小さく会釈をしてそそくさと出て行ってしまいます。
----------
アーチャー:
ふむ。その男性の年恰好は判るかね?
佐伯:
そうですね、30~40代のサラリーマン風という印象でしょうか。
ライダー:
確かに、不良が集まるような場所には似つかわしくない印象ですね。オザワとのやり取りも気になります。
アーチャー:
確かに……
----------
重三(アーチャー):
「ちっすオザワさん。さっきのおじさん誰っスか?」
オザワ(GM):
「社か。……お前には関係ねぇ。アレは五島さんの客だ」
重三(アーチャー):
「へー。何の用事だったんスか?」
オザワ(GM):
「お前には関係ないっつったろ」
ギロリと睨みつけてきます。
重三(アーチャー):
「う、うす」
オザワ(GM):
「で? お前は何しに来たんだ」
重三(アーチャー):
「あ、えとっすね、天の鎖学園のゴタゴタあるじゃないっすか」
オザワ(GM):
「……あぁ」
重三(アーチャー):
「あそこってスカウトで生徒集めてるじゃないっすか。
やっぱ頭よくないとダメなんすかねぇ? 俺なんかスカウトに声をかけられすらしなかったっすよ」
----------
会話判定
60+20(命運1)=80% 76 成功!
----------
オザワ(GM):
「お前をスカウトする奴なんて居るかよ。
スカウトされた奴は全員特進扱いなんだぞ? スカウトされた生徒の統括してる「責任者」とやらが、どいつをスカウトするかとか決めてるらしいから、基準はハッキリしてるんだろうさ」
重三(アーチャー):
「あーそりゃそーっすよねー」
オザワ(GM):
「……なんでンなことを?」
重三(アーチャー):
「? あぁ、いやなんか、
オザワ(GM):
「ンなもん、警察に行けよ」
重三(アーチャー):
「行ってるみたいっすよ? それでも家族としては、なにかしたいんしょ」
オザワ(GM):
「……そうか……これ、要るか?」
重三(アーチャー):
「? なんすか、これ? 金の玉?」
オザワ(GM):
「錬金術で作られたとかなんとか、俺もよく知らん」
重三(アーチャー):
「んー、まぁ貰えるモンは、病気と借金以外は貰っとくっス」
---------
KW【スカウト計画責任者】、金丹、経験点140 獲得。
オザワとのコミュ貢献ポイント 65→73
レベルアップ! □蛇の道は蛇II→IIIに成長!
レベルアップボーナス:750マッカ
=========
佐伯:
という感じで、今回の件の全権?を持ってそうな人の存在が判明しました。
氷室:
金丹、完成していたのか!
アーチャー:
ゲームのモチーフ上、こういう伝説のアイテムが散見されるが、こう、ただのヤンキーがヒョイと出すとシュールだな。
三枝:
金丹って?
蒔寺:
中国における錬金術、錬丹術において創ろうとしていた不老不死の妙薬だな。賢者の石の東洋版て感じだ。
氷室:
始皇帝は、その未完成版のつもりだったのか、水銀を不老長寿の薬と信じ常飲していたという話もあるな。
三枝:
うぇっ? 水銀なんて飲んだら……
美綴:
だから、重金属中毒が死因説が有るんだっけ?
佐伯:
オザワが取り出したのは、正真正銘本物の金丹ですよ。DEAD状態から復帰できますからね。
セイバー:
それはもう不老不死を超えているのでは?
まぁ、回復アイテムを得られたのは良かったです。有人もこの調子でスカウトを
ライダー:
待ってください、セイバー。スカウトからも責任者の情報が出るような気がするのですが、みなさんはどう思いますか?
氷室:
ふむ。言われてみれば確かに。スカウトについて調べればスカウトの責任者が出てくる可能性は高そうではありますね。
蒔寺:
あとは、生徒の方で出なかった別の情報があるかどうか、ってとこか。
セイバー:
アーチャー、ナオミ。先ほど話していた強制捜査方面の情報は今回のシナリオには関係ないとの事でしたが、調べることに何かしらのメリットは全くないのでしょうか?
佐伯:
ゲーム的には一切ありません。それでも無理やりメリットを探すとするなら、今回のシナリオの背景が判明する。程度でしょうか。
アーチャー:
今回のセッションの結末しだいだが、次回の内容を少しだけ先に見ることができるかもしれない。程度か。
セイバー:
ふぅむ。皆さん、私はこの背景とやらが気になります。手数短縮のために責任者の方へ行きたいのですが、カエデの言うとおりスカウトでしか出ない情報もあるかもしれません。皆さんの意見を伺いたいのですが。
アーチャー:
スカウトを調べて情報を集める方がいいだろう。個人的には既に背景におおよその予測はついているのでね。
氷室:
ゲーマーとしては両方回収したいところですが……ゲーマーだからこそ明らかに余裕ができたと判明するまでは情報収集を優先でしょうか。このセッションをクリアできなければ元も子もありません。
蒔寺:
背景って響きは暦女的に魅力を感じる。手数短縮できるならしちゃえば良いんじゃないっすか? それこそ手が余ればスカウトも調べられますし。
三枝:
うぅん……気にはなりますけど、鐘ちゃん言うとおりクリアできなきゃですしスカウトを調べる方が良いのかなぁ。
美綴:
氷室と逆に、ゲーマーだからこそフレーバー情報も気になりますね。
ライダー:
綾子がそういうのでしたら、私も手数短縮で。
セイバー:
意見が割れましたね。私自身の意見も1票として手数短縮の方針で行こうと思いますがよろしいですか?
氷室:
まぁ、無理に止めるほどの理由もありませんし。
セイバー:
ありがとうございます。では【スカウト計画責任者】について調べますね。
……学園関係者を避けようとするとなかなかちょうど良いコネが居ませんね……。誘拐疑惑があるのならば慈愛の人に訊ねてみましょうか。シスター・アンジェラの元へ行きましょう
==========
十六夜市 歓楽街 メシア教会
GM(佐伯):
宇佐先生が教会に訪れると聖堂にはいつもより多くの人が熱心に祈りをささげています。
宇佐(セイバー):
祈りの邪魔をしてはいけませんから、応接質のような場所で話をしましょう。
アンジェラ(GM):
「お待たせして申し訳ありません」
宇佐(セイバー):
「いえ、こちらこそお忙しいときに来てしまったようで申し訳ないです。抜けてしまって大丈夫ですか?」
アンジェラ(GM):
「えぇ。お気遣いなく。
これだけの方が救いを求められている。そう思うと我々もよりいっそう神の信徒として精進しなければならぬ思いです」
宇佐(セイバー):
「立派な心がけです。私も何かお手伝いできることがあればいいのですが」
アンジェラ(GM):
「もったいないお言葉です。そのお気持ちだけで活力が湧いてくる思いです。
それで、今日はどういったご用件で?」
宇佐(セイバー):
「えぇ、実は……」
と学生から受けた相談を個人情報をぼかして話します。
「特進クラスというと、総数は少ないでしょうが全学年を1人の職員で統括するというのはいささか過重労働のようにも思います。彼の者でなくてはならない理由があるのでしょうが……なにか妙な噂など流れてきてはいませんか?」
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会話判定
60+20(命運1)=80% 92 失敗……
命運による振りなおし! 40 成功!
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アンジェラ(GM):
「……」
シスターは少し言いよどむそぶりを見せますがやがて口を開きます。
「あくまでも風の噂なのですが、
その
学長の信頼も篤い方のようですから大丈夫だとは思うのですが……」
宇佐(セイバー):
「オオツキ先生、ですか」
アンジェラ(GM):
「えぇ。ご本人自体は学園のサイトの職員紹介に顔写真が掲載されていますし、生徒を集めて能力開発は学園の看板事業ですからメディア露出も多い方ですのでお顔はご存知かもしれません」
宇佐(セイバー):
「なるほど。調べてみましょう。貴重なお時間いただきありがとうございました」
アンジェラ(GM):
「あ、先生。こちらを」
と小さな十字架のチャームが付いたナイフを渡してきます。
「主の加護を受けた儀礼刀です。お守りに」
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます」
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BOSS 改造教師オオツキ の情報収集解禁。
取り巻きにマシン クグツを連れていることが判明。
アセミイ・ナイフ(相当の儀礼刀)、経験点140点 獲得
アンジェラ・F・グレゴリウスとのコミュ貢献ポイント40→49
==========
佐伯:
ということで、今回のBOSSは天の鎖学園の化学教師オオツキ先生です。
蒔寺:
出やがったなプラズマ信者。
氷室:
心霊現象を科学的に解明してくれる、蒔の字にとっては味方だと思うが。
蒔寺:
ハッ?! 先生! 一生ついていきます!
アーチャー:
まぁ、こちらのオオツキの専門は
三枝:
そういう人がモデルなんですね。
というか……
セイバー:
「改造教師」ですか。
佐伯:
原作どおりです。
美綴:
原作に居るのか、教授。
アーチャー:
高校教師として、だがね。
佐伯:
データ的には、悪魔データではなく、PCデータを使用しています。なので皆さんのキャラクター同様にクラスとクラス・スタイルによるスキル習得を行っています。
ただ、NPCはレベルに関係なくクラスを3つ持つようになるので、残念ながら教師オオツキの段階はスキップする事になりました。
ライダー:
最初は普通の人間だったものが改造されて居るということですか。
(
ライダー:
? 私の顔に何か付いていますか?
佐伯:
いえ、何でもありません。
(改造人間といえば、どうしても頭によぎっちゃうな)
アーチャー:
(実際に改造人間ばりのパンチ力とキック力を持つわけだが、言わぬが花か)*1
三枝:
と、とにかく。これでBOSSを調べられるんだよね?
佐伯:
はい。データがPC型なのでハウスルールですが、今回は行動パターンの調査は判定に成功することでクラスとクラス・スタイルが1つずつ判るものとします。BOSS属性で付与されているスキルに関しては、事前に宣言してから判定に成功するか、宣言がなくてもクリティカルなら判るものとしましょう。
相性に関しては今までと変わらずです。装備による相性の変化も通常通り判るのでこちらはいつもと同じ要領でやっていただいて結構です。
氷室:
なるほど。具体的に習得しているスキルは判らないが、習得している可能性の有るスキルは全て判明するのか。
オオツキ教諭のレベルはいくつなのか訊いても良いかね?
佐伯:
あ、はい。それは大丈夫です。レベル22です。
教師のレベルっていうと授業内容の質に聞こえますね(苦笑)
アーチャー:
そちらのレベルが高いイメージはあまり無いな。
美綴:
んじゃ、綴はクラスを調べるって事でOK?
蒔寺:
いいんじゃないか? いつものパターンだし。
美綴:
うぅん……誰に行くのが良いの? これ。
日下部園長、か?
==========
十六夜市 新市街:ビジネスタウン ゾディアック・パーク
GM(佐伯):
日下部園長は珍しく清掃員の格好ではなく、通常の制服を着て入園者を迎えています。
綾織(美綴):
あら、珍しい。じゃぁ客足が途絶えるのを待ってから声をかけよう。
「園長。珍しい格好ですね」
日下部(GM):
「? あぁ、お嬢さんか。君は無事なようで安心したよ」
綾織(美綴):
「え?」
日下部(GM):
「君の通う学園での良くない噂が流れ始めた辺りから来園する学生が減ったような気がしてね」
綾織(美綴):
「……」
日下部(GM):
「あぁ、すまん。気を悪くしたなら謝る」
綾織(美綴):
「いえ。大丈夫です。
お話は変わるのですが、天の鎖にオオツキという先生が居るのですが、ご存知……じゃないですよね。学問も全然別ジャンルですし」
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会話判定
59+20(命運1)=79% 50 成功!
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日下部(GM):
「ん? まぁ……噂程度なら、というか自分の学校の先生だろう」
綾織(美綴):
「え、えぇ、まぁ。そうなんですけど、学外での評判が気になるといいますか、その、オオツキ先生がスカウトの責任者でして……」
日下部(GM):
「!? そうか、なるほど、あの噂はそういう……それならばスカウト関連の話も……」
綾織(美綴):
「園長?」
日下部(GM):
「お、おぉ。すまんすまん。
そうだのう。あくまで噂だが、学園がかかげる優れた才能をスカウトし、研究者やクリエイターへ育成するという「ギルガメッシュ・プロジェクト」だがオオツキはその第一被験者という噂がある」
綾織(美綴):
「先生が?!」
日下部(GM):
「具体的な事は流石にわからんがそういう噂があるのは事実だ」
綾織(美綴):
「そうだったんですね……」
日下部(GM):
「……自分の所属するコミュニティに一石を投じるのは覚悟が居るぞ。
……少し待っていなさい」
そう告げると彼は園の奥へと歩いていってしまいます。
待つこと十数分。
「これを持っていきなさい。使うかどうかは君に任せよう」
戻ってきた彼が手にしていたケースを綴さんに託します。受け取ると大きさの割りに重さを感じます。
綾織(美綴):
「これは?」
とケースを開けようとするよ。
日下部(GM):
すると、開きかけたケースをバタンとやや乱暴に閉めます。
「周りに人が居ないところで開けてくれ」
と初めて見せる険しい視線を向けてきます。
ただ開きかけたケースの隙間から見えたものは、小型のリボルバー拳銃に見えました。
綾織(美綴):
え、なにそれこわい。
「これって……」
GM(佐伯):
とまどう綾織さんを置いて、園長はスタスタと立ち去ってしまいました。
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改造教師 オオツキの1つ目のクラス(クラス・スタイル)は強化人間(教師)だと判明した!
S&Wエアライト(拳銃)と通常弾×10、経験点140点獲得。
日下部 一石とのコミュニティ貢献ポイント86→90
==========
アーチャー:
強化人間か。サイボーグかと思ったが、いや、2つ目がサイボーグか?
佐伯:
さて、その辺りはどうでしょうね。
美綴:
そっちも気になるけど、いきなり拳銃を押し付けられた件について。
三枝:
今回は貰えるアイテムを選べないことがあるんだね。
佐伯:
それもシナリオギミックのような物と思ってください。
セイバー:
何かの伏線になっているのでしょうか。
佐伯:
伏線というほど重要なものではないですが。
氷室:(TOKYOミレニアム確認中)
ふむ、能力・火力強化のパッシブスキルばかりのクラスか。
初期装備でGPを上回る装備を与えられているのが警戒ポイントか?
蒔寺:(異形科学確認中)
クラス・スタイルも補助系ばっかで攻撃スキルは無いな。
ライダー:
クラス・スタイルのスキルとの交換は任意ですよね? そうするとBOSS用に製作されていますし交換はしていない可能性もあるのでしょうか?
佐伯:(ぎくり)
ライダー:
順番的にはサーですが、クラスを全部抜きますか? 相性を先に調べますか?
アーチャー:
クラスは確実に開けたいな。そちらは情報組が抜くのが良いだろう。
ライダー:
確かに相性は優先度が下がりますか。……ガンからですかね。
交渉相手は……
==========
十六夜市 新市街:アカデミア 天の鎖学園付近
GM(佐伯):
聖は、いつものゴシップを書くためかはたまた真面目に三面記事を書く気になったのか、学園の付近で取材をしています。
サー(ライダー):
「ねーねー」
と彼の服の裾を引っ張ります。
聖(GM):
「あ? と、お前か。こんな所で珍しいな。どうした?」
サー(GM):
「改造先生知ってるー?」
聖(GM):
「は? なんだそりゃ」
ライダー:
では、かくかくしかじかと説明しましょう。スカウトクラス統括が強化人間と聞けば、彼なら喰いつくと思うのですがどうでしょう?
佐伯:
なるほど、確かに。それでは……オカルト(知識)と一部合致扱いとしましょうか。+10%を許可しましょう。
ライダー:
これで46%。命運は戦闘に置いておきたいですが、どうしましょうか。
氷室:
無理をする所でもないでしょう。
ライダー:
では、
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会話判定
36+10=46% 07 成功!
----------
聖(GM):
「マジか。そいつは面白いネタだな。そうなるとジグラット・タワーの技術でへんなパワードスーツなんか着込んでても不思議じゃないぞ? 銃弾なんか弾いちまうんじゃないか?」
サー(ライダー):
「魔法でドーン」
聖(GM):
「そっちの方が訊きそうなのは確かだな。
……ちょいこっち来い」
サー(ライダー):
「んー?」
GM(佐伯):
物陰に移動するとサーにマハザンの石を渡してきます。
聖(GM):
「お前の話が本当なら特ダネだ。うまくかき回してくれればネタの方から飛び出してくれるだろ。頼むぜ」
サー(ライダー):
「?? わかったー」
と受け取って立ち去ります。
GM(佐伯):
ちゃんと解っているのか疑問に感じる態度のサーに苦笑をもらしつつ見送ると聖は取材に戻りました。
----------
改造教師 オオツキは、「ガンに強い」判明。
マハザンの石、経験点140点獲得
レベルアップ
聖 丈二とのコミュ貢献ポイント90→97
レベルアップ! レベルアップ・ボーナス:トランキライザー
==========
蒔寺:
また銃が効きにくい相手かよ! また石買い集めるのか?
三枝:
その必要はありそうだけど、マハザンの石をくれたっ事は衝撃が弱点なのかな?
美綴:
そこまで安直かね? まぁ効かないアイテムって事は無いだろうけどさ。
アーチャー:
少なくとも、相性を変化させる装備かスキルを持っているのは間違いないだろう。人間PCデータがベースならば破魔を無効できるだけのはずだからな。
セイバー:
なるほど。
ではいつもどおり、サーと有人のヤカーが使用できる電撃との相性を確認でしょうか。
ライダー:
もしくはマキデのクレイジーダミーが氷結相性のスキルを持っていますしそちらか、
氷室:
メガーヌの■属性攻撃が更新されたので破魔相性を調べるか、ですね。とはいえ人間である以上、破魔は期待できませんが。
アーチャー:
気付けばずいぶんと色々できるようになったな。
運よく手数を稼げれば良いと考え、戦闘組も情報調査をお願いできないだろうか。
氷室:
例の件もありますし問題はないかと。
ではメガーヌから。……浦田警部から捜査情報が聞き出せたりしないだろうか。
==========
十六夜市 市警察署
GM(佐伯):
ではでは、いつもの窓際部署に割り振られた署の隅っこの部屋で警部と対面できます。
メガーヌ(氷室):
「先日伺った強制捜査の件。強硬手段に出るだけの証拠……が無いからの強制捜査ですわね。根拠、と呼べるものはありますの?」
浦田(GM):
「捜査状況を話せるわけが無いだろう」
メガーヌ(氷室):
「ですわよね……。
捜査と関係ありそうな情報を提供できるとしたら?」
浦田(GM):
「……話だけは聞いてやる」
メガーヌ(氷室):
「それでは」
と、こちらで調べられた情報、特にもし抵抗にあい戦闘になるようなことがあれば銃撃が効きづらいかもしれない事を中心に情報提供をしよう。
「と、なるとですよ、機械仕掛けのパワードスーツならば冷気などの温度変化で不具合が起こせるかとも思うのですけど……」
----------
会話判定
24% 16 成功!
----------
浦田(GM):
「……なるほどな。装備の見直しを打診しておくか。
その温度変化に関してはパワードスーツの本来の目的にもよるんじゃないか?」
メガーヌ(氷室):
「なるほど。確かに極地での作業用であれば温度には対策していて当然ですわね」
浦田(GM):
「……まぁ、単純に殴るよりはマシだろうがな。
持って行くか?」
そういいながら棚から警部が取り出したのはマハブフの石でした。
メガーヌ(氷室):
「まぁ、無いよりはマシでしょうし、頂いていきますわ」
----------
改造教師 オオツキは、「氷結相性:普通」判明
マハブフの石、経験点140点獲得。
浦田警部とのコミュニティ貢献ポイント53→55
==========
氷室:
無効化されぬだけマシ、という所か……。
蒔寺:
こうなりゃ、サーと宇佐先生の仲魔が電撃使いだし、そこを確認しとくか……。
つーて、学園関係者避けるならオリヴィエも微妙な立ち居地だよな……。ゆり子かぁ……。
佐伯:(苦笑)
そこまで嫌そうにしなくても。
==========
十六夜市 郊外 聖龍組事務所
GM(佐伯):
では、替寺さんが事務所に居ると玄関が突然開きます。
替寺さんや他に居た組員が視線を向けるとそこには、真っ黒スーツスカートに真っ黒な紙をオールバックにまとめた20~30代に見える女性が不敵な笑みをたたえて立っています。
蒔寺:
え? 直接来たの? いままでずっと電話越しだったのに?
GM(佐伯):
そうですね。替寺さんは顔を知っていることにしてください。
ですが他の組員は知らない女がどうどうと不躾に入ってきたので警戒しています。扉の近くに居た若いのが
「あぁ? なんだテメェ」
とすごんでいます。
替寺(蒔寺):
そりゃさすがに止めるな。
「あー、悪い。俺の客だ」
と若い衆の声をかけながら立ち上がって、ゆり子にはアゴで外に出るぞっとジェスチャーしながら出てく。
GM(佐伯):
なるほど。それでは、事務所の敷地の外には黒塗りの高級車が停められています。
2人が出てきたのに気付いた運転手が降りてきて後部座席のドアを開けてくれ、ゆり子が「どうぞ」と乗るように促してきます。
替寺(蒔寺):
「で? 何のようだ?」
車が走り出してから訊ねるぞ。
「これ、公用車じゃねぇのか? 極道と面会なんてバレたらマズいだろ」
ゆり子(GM):
「そうね。でもひょっとしたらあなたたちのような存在の力も借りないといけないかもしれないわ」
替寺(蒔寺):
「あ?」
ゆり子(GM):
「近く、警察と自衛隊が合同でとある施設を強制捜査するの。おそらく荒事になるわ」
替寺(蒔寺):
「ガサ入れに自衛隊もついてくのか。どんな悪党だよ」
ゆり子(GM):
「……あなたも話ぐらい聞いたことがあるんじゃない? 生徒を誘拐同然の方法で集めている学園……」
替寺(蒔寺):
「、随分とタイムリーじゃねぇか」
ゆり子(GM):(クスリ)
替寺(蒔寺):
「いまちょうど、そこのセン公にヤキ入れる話になってんだよ」
ゆり子(GM):
「あら、そうなのね。ならそのままそちらに取り掛かってもらって良いわ。決行日をこちらに合わせてくれれば、それだけで陽動になるもの」
替寺(蒔寺):
「他の連中がOKすれば、な」
ゆり子(GM):
「えぇ、それで良いわ。こちらの突入日は……」
と予定を教えてくれますが、もちろん2サイクル終了後のタイミングです。
「こちらから何か支援できることはあるかしら?」
と協力の対価を提案してきます。
替寺(蒔寺):
「あぁ、じゃぁよ……」
と改造教師の話をしてから
「機械頼りみてーだし、ショートさせて無力化とか? できると思うか?」
----------
会話判定
24% 11 成功!
----------
ゆり子(GM):
「……これは独り言なのだけれど」
替寺(蒔寺):
「あ?」
ゆり子(GM):
「自衛隊でも対悪魔装備の開発でも機械制御の難しさは常についてまわるのよ。絶縁処理をしても想定を超える電圧がかかればダメだったりするしね」
替寺(蒔寺):(キュピーン)
「ほぉう? そりゃ大変だなぁ」
ゆり子(GM):
「えぇ、大変なのよ。だれか慰めてくれないかしらぁ?」
とシナを作り替寺さんにしなだれかかります。
替寺(蒔寺):
「そういうのは間に合ってるよ」
シッシッて手を振るぞ。
ゆり子(GM):
「あら残念」
とあっさり身体を離すと替寺さん側の扉が開きます。周囲をぐるりと周って事務所のそばの戻ってきていたようです。
「それじゃぁ、約束の日に、ね」
替寺(蒔寺):
「約束した覚えは無いけどな」
とぼやきながら車から降りる。
GM(佐伯):
窓越しに妖艶な笑みをたたえたまま、人懐こい仕草で手を振るゆり子を乗せたまま車は去っていきます。
車が見えなくなった辺りで事務所に戻ろうと1歩踏み出した瞬間、懐に覚えの無い重みを感じます。
替寺(蒔寺):
「? なんだ?」
懐を見る。
GM(佐伯):
そこにはマハジオの石が納められていました。
替寺(蒔寺):
「……へっ」
苦笑しながら事務所に戻るか。
----------
改造教師 オオツキ は、「電撃に弱い」ことが判明した。
マハジオの石、経験点140点獲得。
レベルアップ!
ゆり子・ローゼンバーグとのコミュニティ貢献ポイント90→94
==========
蒔寺:
弱点看破ーーーーーっ! みたか! これが主人公補正だ!
氷室:
これは大きいな。お手柄だぞ蒔の字。
美綴:
しかし、今回どうなってるんだ? 戦闘組がまだ失敗してないよ?
三枝:
そういわれるとプレッシャーが……。
えぇと、自衛隊の事を訊きますか? まだ情報収集かアイテム集めした方が良いようにも思えますけど。
セイバー:
どう思いますかアーチャー?
アーチャー:
悩ましいな。クラスの情報はあと2つ。我々情報組で動いてまだ手番が余る計算だ。そういう意味では自衛隊に当たるのも悪くないとは思う。
だが、最初に述べたとおり、これはゲーム的なメリットの無い行動だ。私から行けとも行くなとも言えないだろう。みなの総意に任せよう。
三枝:
さっき話したときは手数の短縮を、て話でしたよね。じゃぁ、このサイクルは調査に行きますね。
クラスは確実に抜きたいからセイバーさんたちにお願いするとして、相性は何を調べようかな。
セイバー:
既に調べているのが、ガン、氷結、電撃ですからあとは……
ライダー:
サーが■ザンマを使えるので衝撃をお願いしたいですね。あとは火力は高くありませんが宇佐の仲魔が魔力相性の攻撃を持っていますね。
三枝:
そっか……さっきマハザンの石をもらってたよね? 衝撃を調べてみよう。*2
==========
十六夜市 歓楽街 BARマダム
GM(佐伯):
雪さんはBARマダムに向かいます。ドアベルを鳴らして中に入るとロキさんはいつものテーブルでグラスを傾けています。
雪(三枝):
じゃぁまずは借金をMAGで返済して……端数の1マッカも出しておこうっと。*3
「ロキさんは機械には詳しいですか?」
ロキ(GM):
「機械技術はあまり詳しくは無いな。そういうのは君たちの方が詳しそうだが、何かあったのかね?」
雪(三枝):
「えぇ、実は……」
と事情を説明するね。
「強化人間というのが具体的にどのような処置を受けている事を指すのか解りかねますが、せめてあちらの装備に対抗できるようにはしておきたいな……と」
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会話判定
24% 63 失敗……
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ロキ(GM):
「なるほどな。人にヒトならざる力を植え付ける技術というのは興味をそそるが、すまない。
そういったテクノロジーには疎くてね」
雪(三枝):
「そうですか。
いえ、お気になさらないでください」
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ロキとのコミュニティ貢献ポイント80→81
==========
三枝:
ごめぇん。無理だったよぉ。
蒔寺:
しゃーないしゃーない。むしろアタシとカネの運が良すぎたんだ。
氷室:
うむ。正直、10代なぞ出るとは思っていなかった。
佐伯:
さて、それでは少し休憩を挟んでから第2サイクルと行きましょうか。
つづく
やや露骨かな? と思いつつこういう書き方しかできませんでした。
今回コミュからもらっているアイテムに関してはそのNPCの立ち位置でアイテムのカテゴリが違っている(つもり)ようになっています。
2サイクル目はどうするか考えてなかったので次は何をサービスするか頭を抱えています。
オオツキ先生のネタが解る世代って、ハーメルン読者にどれくらい居るんでしょう?(苦笑)
次回は2サイクル目です。
しばらくお待ちください。
2022.6/14
綾織のコミュポイント修正しました。
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11.アプローチ2
…………………………
……………
……
…
すいませんでしたーっ!(土下座)
旧年中に投稿の予定でしたが間に合いませんでした。
私のほかの作品も読んでくださっている方はご存知でしょうが、ソード・ワールドのソロプレイが楽しかったです。
あとは仕事とかスカーレットとか仕事とかスカーレットとかスカーレットとか……
はい。誘惑に負けたわたくしめに全ての責任がございます。
申し訳ありませんでした。
間が空きすぎて書式等安定しない部分が山ほどありますが、目をつぶっていただけますと幸いです。
衛宮邸 居間
佐伯:
ではそろそろ再開しましょうか。
アーチャー:
では、社から動こう。クラスを確認する。
……プッチか
佐伯:
(学園関係者を避けるとその辺りになるか。メシア教の立ち位置からすると……)
アーチャー:
貢献ポイントの高いシンハにするか。
==========
十六夜市 メシア教会 裏口
GM(佐伯):
では、学園と対立するという見方によってはテロともとられかねない計画に後ろめたさを覚えた重三さんは教会の裏口からこっそり入ろうとします。
重三(アーチャー):
ん。まぁ確かにそれもそうか。シンハが堂々と表から出入りしているとも考えづらい、良いだろう。
GM(佐伯):
はい。偶然シンハさんが出てくるところにバッタリでくわしたということで。
重三(アーチャー):
「あ、シンハさん。今ちょっと良いっすか?」
シンハ(GM):
「おや、このような場所でどうされました?」
重三(アーチャー):
「じつはっすね……」
と宇佐が受けた依頼、そこからオオツキに行きついた事を伝える。
「強化人間なんてSFみたいっすけどそんな事あるんすかねぇ」
命運を1点使っていくぞ。
----------
会話判定
62+20(命運)=82% …… 20 成功!
----------
シンハ(GM):
「強化というものがどのようなものを指すのか判りかねますが、私も常人を超えるチカラを得ているものとして有り得ないとは言い切れないでしょうな」
重三(アーチャー):
「そうなんすねぇ。俺らが知らないだけでそういう技術は本当に開発されてるんすね」
シンハ(GM):
「企業イメージのために、在りもしないまたは未完成の技術を公言している、という事も考えられますがね。
しかし、天の鎖学園ですか……」
重三(アーチャー):
「どうかしたっすか?」
シンハ(GM):
「……ITを中心に様々な企業が参画しているプロジェクト、その一部として開校された
重三(アーチャー):
「たとえば?」
シンハ(GM):
「そうですね……ITというよりVR技術のようですが、そうした特殊環境下で脳に自然界では有り得ない刺激を与えることで、後天的に超能力を開花させられる……などですかね」
重三(アーチャー):
「ちょーのーりょく……」
シンハ(GM):
「君の言うとおりSFじみた話ですが、脳に物理的な刺激を与えることで不思議な経験をするという研究があります。もし、一時的な刺激ではなくその後も残る刺激……傷をつけるなどした場合……」
重三(アーチャー):
「生徒にロボトミー手術してるんすか?!」
自分の叫び声に驚いて口を塞ぐ。
シンハ(GM):
「実際は判りません。しかし、『最初の被検体』というものは仮説の実証の犠牲者とも表現できるのではないでしょうか」
重三(アーチャー):
「……」
シンハ(GM):
「……役に立つか判りませんがこれを持っていきなさい」
重三(アーチャー):
「これは?」
シンハ(GM):
「中に聖なる水を蓄えた器具です。低級の邪悪なる物ならば退ける事ができるでしょう」
重三(アーチャー):
「……ありがとうございます。
(シンハさん中で学園の関係者は悪魔憑きか何かなのか?)」
シンハ(GM):
「あなたの道行が多くの人の希望たりえんことを」
そう簡易のお祈りをして去っていきました。
----------
改造教師 オオツキの2つ目のクラス(クラス・スタイル)は 超能力者(魔法:カルト)だと判明した!
聖水散布器、経験点140点獲得!
エグゼクターとのコミュニティ貢献ポイント74→83
==========
アーチャー:
今度は超能力者か。
氷室:
スキルの傾向は衝撃相性の攻撃スキルが中心のようですね。
佐伯:
ゲーム的には念動力の表現のようですね。
蒔寺:
フーディーニ呼んできて細工看破してもらえば弱体化したりしね?
佐伯:
そういうギミックも面白そうですが、どうやってフーディーニを連れてくるんですか……。
三枝:
ろぼとみぃ手術って?
美綴:
ロボトミーってのはな……
解説中
三枝:(顔面蒼白)
「あわわわわわわわわわ……」
美綴:
綴は大丈夫なの? 実はもう変な手術受けてたりとか……
佐伯:
少なくとも、綾織さんの記憶にはそれらしい出来事は無いでしょう。
セイバー:
言い方に不安しかないのですが……。
佐伯:
今のところ確定的なことは決まってないので美綴さんにお任せします。
美綴:
あ、あのハンドアウトに絡ませても良いのね。……重三さんから情報貰ったら自分の頭まさぐってそうだな。
ライダー:
生徒に何かされた可能性がある以上、不安になりますね。
セイバー:
では有人に最後のクラスを調べさせましょう。……噂好きの千晶嬢か既婚者ゆえ子供の事を心配している可能性の有る
==========
十六夜市 須摩留工科大学 構内
GM(佐伯):
ではいつもの様に講義と講義の合間の時間でしょうか。
宇佐(セイバー):
解りました。ではいつもどおり廊下で声をかけましょう。
「橘くん、少しよろしいでしょうか」
橘(GM):
「はい? あら、先生。どうかされました?」
宇佐(セイバー):
「えぇ。例の件なのですが、教官室までよろしいですか?」
橘(GM):
「何か進展がありましたか?」
と教官室まで移動します。
橘(GM):
「それで、何が判りましたか?」
宇佐(セイバー):
「えぇ、その事なのですが、橘くんはSF方面のオカルト知識も詳しかったりするのでしょうか?」
橘(GM):
「と、言いますと?」
宇佐(セイバー):
ではここで今までに集まっている情報を開示しましょう。
「……という状況でして、強化人間に、後天的に目覚める超能力。あまりにもデタラメな話が続いています。が、今のところそれらを否定する材料も無いもので、橘くんの知識から何か解らないでしょうか」
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会話判定
60+20(命運1点)=80% …… 13 成功!
----------
橘(GM):
千晶様は少しの間あごに手を当て虚空を見つめるように思案した後口を開きます。
「先生は私と判子さんが先生にお話を持ちかけた時、私が口にした噂を覚えていらっしゃいますか?」
宇佐(セイバー):
「えぇ。たしか、スカウトされている生徒たちは何かの儀式や実験のために集められているのではないか、でしたね。……まさか」
橘(GM):
えぇ、と沈痛な面持ちで頷くと
「実験、その言葉には人体実験も含むようなニュアンスで噂は広まっています。そうでなくとも、通常我々が実験として思い浮かべるようなもののためなら、学業が優秀な人材をスカウトするはずですから」
宇佐(セイバー):
「それは……たしかに」
橘(GM):
「私が知る範囲ですと、物理法則を無視する力を得るなどそれこそオカルトの塊のような話を聞きますね。
生体電流を増幅、対外へ放出する。などというものを聞いたことがあります。それこそプラズマ放電の域に達するとか何とか」
宇佐(セイバー):
「それは……にわかには信じがたいですが、火のない所に煙は立たぬとも言いますしね」
橘(GM):
「事の真偽はわかりませんが、お守りをお持ちください」
宇佐(セイバー):
「ありがとうございます」
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改造教師 オオツキの3つ目のクラス(クラス・スタイル)はサンダーボルト(魔法:霊能) だと判明した!
天命神符、経験点140点獲得!
レベルアップ! レベルアップ・ボーナス マッスルドリンコ獲得!
橘 千晶とのコミュニティ貢献ポイント52→58
==========
氷室:
案の定、電撃相性特化か。
蒔寺:
元ネタ回収。
佐伯:
まぁ、
三枝:(異形科学をぺらぺらめくる)
改造されてるスキルがあるんだ……判定値に関係なく三分割攻撃の魔法があるよ。
美綴:
厄介だけど、その分MPの減りも早くなるはずだし、分割すれば判定値が下がるからミスも増えるでしょ。
アーチャー:
この辺りは、能力値の成長をGMがどのように割り振っているか次第だな。魔能力値が高ければ分割しても成功率が高いだろう。
美綴:
それじゃぁ、綴は相性を調べるか。さっきのサイクルで候補に挙がってたのはあとは魔力相性だね。
氷川から聞きだせるかしら(渋い顔)。
==========
十六夜市 天の鎖学園 屋上
GM(佐伯):
では、場所は人気を避けて学園の屋上で氷川氏と連絡を取る感じでどうでしょう。
綾織(美綴):
おーけー。
それじゃ、電話で訊いてみますか。ん~と
「……という訳で対悪魔用? の装備を開発するとして科学的なアプローチで魔法に対抗することは可能かしら?」
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会話判定
59+20(命運1点)=79% …… 93 失敗……命運消費してリロール!
…… 46 成功!
----------
氷川(GM):
『そのためにはまず、“魔力”とは何か? という疑問を解決する必要が出てくる。
魔力、あるいは気などとも称される事があるオカルトともとれる概念。これは生命活動に関する一種のエネルギーと仮定すれば、いくつかの仮設は立つ。生体電気などはよく創作の世界で新基軸のエネルギーのように描かれるが実際検出、増幅手段があれば利用できる可能性はゼロではない。
またロマンに欠ける話だが人体それ自体がカロリーという名のエネルギーの塊だ。それを運動エネルギー、熱エネルギー以外のエネルギーに変換することができたら? 魔法よりも肥満対策として注目されそうではあるが……』
綾織(美綴):
「あ、あの、講釈はまた今度聞きますから」
氷室(GM):
『と、失礼。
要するにだ。“魔力”というものの詳細が判明していない以上、対策を講じることも難しい、ということだ』
綾織(美綴):
「なるほど。まだ研究途上の分野でしたか。
ありがとうございました」
と礼を言って電話を切る。
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改造教師 オオツキの魔力耐性は「普通」だと判った。
宝玉、経験点140点獲得。レベルアップ!
レベルアップ・ボーナス 魔石 獲得!
氷川 とのコミュニティ貢献ポイント61→65
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佐伯:
大体の情報は出揃いましたかね?
氷室:
ふむ……こちらの手札に対応するものは調べたが、例の情報を調べても良いタイミングだと考えるが如何に?
蒔寺:
だな。由紀っちのキャラで調べないといけないんだっけ?
佐伯:
そういうわけではありませんが、1番近い所にいるのが雪さんなんですよね。
三枝:
アーチャーさんに言われた時も気になったんだけど、警察の捜査情報なのに自衛隊を調べるの?
蒔寺:(豆電球ピコン)
警察予備隊か。
アーチャー:
そのあたりはデリケートゆえ掘り下げないほうが良かろう。国防にかかわるため自衛隊も関係している。程度の認識で問題ない。
物語としては雪が加藤一佐から聞き出すのが綺麗な流れだが、確実に抜いておきたいなら他のキャラが動くのも良いだろう。
佐伯:(皆のキャラシを確認中)
あー。この件に関してはですが、雪さんは既に加藤一佐とのコミュニティが100に達してその信頼関係はかなりのものなのでキーワードが無くてもRP次第では判定値に20%加えることを許可しても良いですよ。
具体的には、上層部の意向に従う意志を見せるなどですね。一佐にこの部下なら話してもいいと思わせる事ができるものとします。
美綴:
お、おいしいんじゃない?
三枝:
その補正がもらえたとしても40%程度なんだよね……。
ライダー:
次点で判定値が高いのはサーですが命運を使うつもりは無いので、決して高いとは言い難いところですね。デモノイドから自衛隊の裏事情を聞き出せるのも違和感があります。
セイバー:
カネやカエデのキャラはどうですか?
氷室:
ルイ・サイファーなら知ってそうではありますが
蒔寺:
オリヴィエはどうなんだろうな? ハッキングとかしてる事にしていいならワンチャン?
佐伯:
ですが2人ともサーさん同様にここで命運を使うのは躊躇われますね。
美綴:
補正がもらえる雪から順に命運なしで挑戦して成功したらラッキーてとこ?
セイバー:
そうですね。情報が得られないのは惜しいですが、貴重なリソースを消費しては本末転倒でしょう。
アーチャー:
妥当なところか。
三枝:
それじゃぁ、一佐に確認に行くけれど……どんな言い回しがいいかな。
氷室:
「街の雰囲気が不穏で調べればその様な噂を聞いた。真実なのか?」では表向きの話しか聞けそうにないか。
蒔寺:(ポンと手を打つ)
そっから、こう持っていけば良いんじゃね?
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少女相談中
----------
佐伯:
そうですね。それならば+20のボーナスを付けて問題ないでしょう。
勿論、KWを折り込められれば更に上乗せも考えます。
三枝:
雪がそもそも一佐に繋がるKWを持ってないからなぁ。う~ん……
==========
十六夜市 住宅街 雪の
GM(佐伯):
では、雪さんが自室から一佐へ定期報告の通信をしています。
加藤一佐(GM):
「ふむ。定期報告ご苦労。
他に何か変化は……レンという女性とのコンタクトはどうなった?」
雪(三枝):
「いえ、残念ながら。
その人物の情報を集めている際に、警察がとある学校に強制捜査に入るという話があるのですが、それに自衛隊も同道するという噂があるのですが……あの学園には何か国を揺るがすような問題があるのですか?」
加藤(GM):
「……
………」
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会話判定
24+20=44% …… 30 成功!
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加藤(GM):
彼は1つ大きなため息をついてから口を開きます。音声通信で顔は見えないものの声音からは緊張と警戒を感じることが出来るでしょう。
「話題になっている拉致行為だが、化学薬品を使用したという疑いまで浮上しており、万全を期すため自衛隊の装備と部隊を一部派遣されることになった」
雪(三枝):
「そうだったんですね」
加藤(GM):
「と、いう事になっている」
雪(三枝):
「?!」
加藤(GM):
「……被害を訴える生徒の保護者たち。彼らを支援している団体が有るのだが、その組織が政府の高官とも太いパイプを持っているらしくてな」
雪(三枝):
「自衛隊を動かせる人物とパイプが」
加藤(GM):
「陸将だ」
雪(三枝):
「え?」
加藤(GM):
「五島陸将直々の命令で今回の作戦は行われることになった。
無論、現場を指揮するのは別の高官だが」
雪(三枝):
「……それほどの力を持つ組織とは……」
加藤(GM):
「……」
しばらく沈黙する一佐。まるでスピーカー越しに値踏みするような視線を感じるような、重い沈黙。
「『ガイア教団』
彼らはそう名乗っている」
雪(三枝):
「ガイア教団……」
加藤(GM):
「いわゆる新興宗教団体だが、何故あのような集団に陸将が協力しているのか……」
雪(三枝):
「献金等の物欲で動くような方ではありませんよね」
加藤(GM):
「それは間違いない。だからこそ不可解ではあるが、これは既に決定したことである。
三尉があの学園の裏を暴こうというのであれば、陸将の意向にも沿う行動と言える。支援はしよう」
雪(三枝):
「はい。ありがとうございます」
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「マハジオの石」 経験点140 獲得。
コミュニティ「自衛隊」獲得 貢献ポイント5
==========
三枝:
え? 自衛隊のコミュニティ?
佐伯:
はい。RP的にも自衛官として組織の意向に従う方向性でしたし、一佐とのコミュがMAXまで進んだので、これ以上ポイントが増えない事への救済も兼ねた処置と思ってください。
アーチャー:(何かを指折り数えている)
氷室:
新興宗教と国の防衛組織がズブズブとは、ゲームの中とは言え腐りきっているな。
蒔寺:
マキデはアウトロー側だからあんま気にしないかもだけど、こういう組織に従うのは抵抗があるな。
美綴:
今回のボスがそのガイア教団の敵ってだけじゃないの。
セイバー:
そう取れなくもありませんが……プレイヤーとしては少し抵抗があるのも事実ですね。
ライダー:
ゲームなのだからと言ってしまえばそれまでですが……アーチャーどうしたのですか?
アーチャー:
ん、あ、いや。このシナリオをクリアしたら、社と最悪の場合、宇佐もパーティーから抜ける必要が出てくるおそれを感じてな。
他PL:
?!
氷室:
なぜそう思われるので?
アーチャー:
いや、GMがそのようなシナリオを書くとは思っていないが、社と宇佐の交友関係は、ガイア教団や五島と反発するからな。
佐伯:
その辺りは明確に反発させるつもりはありませんから御安心を。
まぁ、RPなどで苦悩したり愚痴をこぼしたり出来れば良いかな、とは思ってますが。
蒔寺:
他のメンバーは大丈夫なんスか?
アーチャー:
派閥は違うが、メガーヌと替寺は明らかにガイア寄りだ。
自衛官の雪は言わずもがな。
綾織とサーは比較的ニュートラルな交流関係が多い。
宇佐は、カオス勢力に例えられる事が多い橘嬢とも交流を重ねているのである意味ニュートラルだが、社はメシア教会よりの交流が多い。
三枝:
彼女さんの事って関係有りますか?
アーチャー:(ちらりとGMに視線を投げかける)
佐伯:(ニッコリ)
アーチャー:
PLとしては、ガイア側に協力したくは無いが、動いているのがメシア教会ではなく天の鎖というのが、な。そちらにも預けておきたくはないというのが正直な所だ。
ゆえに、PCとしてはとにかく身柄の確認が最優先。という方針だな。
氷室:
さて、ここからはアイテム集めですかね。
佐伯:
いちおう、「ガイア教団」を更に調べてもらえればまだ情報ありますが、残り少ないのでわざわざ手番使ってもらうほどかと言われると、ビミョーですね。
蒔寺:
残りは成功したら儲けモンな
ライダー:
ではおのおのやりたい方へ行くという事でよろしいですか?
氷室:
そうですね。ちなみにライダーさんはどうします?
ライダー:
綴も関係しているかもしれませんし、「ガイア教団」を調べ……たいですが聖には既にアプローチしているのでした。仕方ありませんね。サーは
蒔寺:
成功は約束できなくてもいいなら、マキデが行きますよ。
ライダー:
申し訳ありませんがお願いします。
==========
十六夜市 路地裏 グラナーダの住処
GM:(佐伯)
ではもはや通い慣れた感のある路地裏。グラナーダは落ち着かない様子で周囲を警戒しているようです。
サー(ライダー):
「おじゃましまー……どうしたのー?」
グラナーダ(GM):
「人間タチ サワガシイ」
サー(ライダー):
「あー、なんか人間どうしでもめてるねー」
と、何が起きているかを説明しつつ鎮静化に動いているので近いうちに静かになるだろうと安心させましょう。
----------
会話判定
36% …… 55 失敗……
----------
グラナーダ(GM):
「グウゥ……、サー 信用 デキル、人間 スグ 争ウ……」
サーが事態の沈静化に成功しても、すぐに別の問題が発生するからなぁ、という感じで落ち着きを取り戻す様子はありませんでした。
サー(ライダー):
「大丈夫だと思うけどなー」
と呟きながらその場を去りましょう。
----------
グラナーダとのコミュニティ貢献ポイント+1
==========
セイバー:
グラナーダの言い分は耳が痛いですね。
アーチャー:
まぁ、愚かな生き物であることは確かだからな。
ライダー:(英雄たちの苦悩をスルーする反英雄)
判定は失敗してしまい、申し訳ありません。
氷室:
いえ。サーには戦闘での活躍を期待していますので。
蒔寺:
んじゃ、約束どおり「ガイア教団」について調べるか。
ん~……知ってそうなのはオリヴィエか? 学園の事じゃないし大丈夫だよな?
三枝:
大丈夫そうだけど、間接的に関わってるもんね。ちょっと不安だよね。
美綴:
質問のしかたじゃない? 学園の邪魔をしてる奴らを調べてるとか何とか言えば。
蒔寺:
それだ!
==========
十六夜市 新市街:ビジネスタウン ジッグラト・タワー オリヴィエ’sフロア
GM:(佐伯)
では、オリヴィエは相変わらず自身の研究フロアに引きこもり、デスクに向かっています。
替寺:(蒔寺)
「たのもー!」
オリヴィエ・ザクソン:(GM)
「ウチイリ?」
替寺:(蒔寺)
「いや、この場合はどっちかってーと道場破りだろ」
オリヴィエ:(GM)
「
替寺:(蒔寺)
「ぜってーなんか勘違いしてるだろ。
んなことより天の鎖学園がワッパに目を付けられてるそうじゃねーか」
オリヴィエ:(GM)
「? バーガー王が学園に? 食堂に出店するなんて聞いていませんわよ?」
替寺:(蒔寺)
「ワッパーじゃねぇよ。
ワッパ。警察だよ」
オリヴィエ:(GM)
「……あぁ。その事ですの。それで?」
替寺:(蒔寺)
「ウチの組は関係ない案件だが、ポリ公の鼻を明かせるなら悪い気はしねぇ。
つっても、警察だけじゃなくて自衛隊まで動くって噂もある。バックにデカイ組織が居るらしいが、ガイア教団……。聞いた事あるか?」
----------
会話判定
24% …… 01 クリティカル!
----------
オリヴィエ:(GM)
「(いつまでも学園の好きにさせるわけにもいけないけれど、日本に手渡すよりはマシですかしら)
私も噂程度の話しか知りませんが、『レン』という名の女性を集め拷問に近い行いをしているとかなんとか……」
替寺:(蒔寺)
「あ? なんでそんなクソみたいな連中にお上が従うんだよ」
オリヴィエ:(GM)
「(そこまで教えてあげる義理もありませんわ)
目的までは私も聞き及んでおりませんの。でももし噂が本当なら、生徒の中から『レン』を連れ去るつもりかもしれませんわね」
替寺:(蒔寺)
「かーっ。国民のためが聞いて呆れるぜ。そいつらをボコればホエ面かかせそうだな」
オリヴィエ:(GM)
「学園の運営に問題が出るのは私も困ります。これを持っていってください。製造メーカーもプロダクトシリアルも抹消した物なので、雑に使ってくださって大丈夫です」
と言いながら、「マハジオの石」相当のスタングレネードを手渡してきます。
替寺:(蒔寺)
スタンで済むのか? それ。
「お、珍しく気前が良いじゃねぇか。在り難くいただいとくぜ。じゃぁな」
----------
「マハジオの石」 経験点140点 獲得
オリヴィエ・ザクソンとのコミュニティ貢献ポイント+10(クリティカル・ボーナス込)
コミュニティ「モーリアン・コーポレーション」獲得 貢献ポイント+4
==========
替寺:
また何か生えたぞ?
佐伯:
オリヴィエとのコミュがMAX越えてオーバー・フローしたので、救済として獲得してください。
イメージとしては彼女の出向元である外資系IT企業モーリアン・コーポレーション。その日本支社に対して軽い口利きをしてくれた感じですかね。
アーチャー:
ガイアの上級幹部に、メシアのフロント企業。
もしや、替寺がヒーローなのでは?
蒔寺:(ヒーロー=英雄と解釈)
いやぁ、それ程でもありますけれどぉ?
佐伯:(スルー)
確かに、交流関係だけ見ると可能性はありそうですよね。
さて最後はメガーヌさんですね。
氷室:
うむ。アーチャーさんの言葉から察するに、学園への妨害となる今回の戦いはルイにとっても悪い話ではない筈だな。
佐伯:
まぁ、そうですね。
(「彼女」を始末できれば万々歳だものなぁ)
==========
十六夜市 ???
GM:(佐伯)
ではいつもとは趣向を変えまして、メガーヌさんは気が付くと郊外の道にポツンとたたずんでいました。
氷室:
ふむ。いつもは街中でもお構い無しに接触してくると言うのに今回は郊外……? いま「気が付くと」と申したか?
GM:(佐伯)
はい。気が付くと、道のど真ん中に立っていました。よくよく見回してみると、十六夜市近辺では「見たことがない」景色であり、あなたは今立っている場所までどういう経緯でどのような移動方法で辿り着いたのか「記憶にありません」。
氷室:
?! これは新手のスタンド攻撃か!
セイバー:
落ち着いてくださいカネ!
アーチャー:
システム的に襲撃ではないはずだが。
メガーヌ:(氷室)
では不可思議な状況に警戒態勢をとるぞ。
GM:(佐伯)
ではいつでも構えに移行できるように適度に脱力した常態で周囲をうかがうメガーヌさんの背後で コツリ、コツリ と硬い足音が聞こえてきます。音の大きさ的に距離はありそうです。
メガーヌ:(氷室)
即座に振り向き構える。
GM:(佐伯)
明かりの少ないため姿はハッキリとは見えませんが人影がこちらに向かって歩いてきているのは解るでしょう。やがて雲がきれ月光降り注ぐとそこには、相も変わらず不敵な、含みのある、何を考えているのか判らない笑みをたたえながらゆっくりと近付いてくるルイ・サイファーの姿がありました。
ルイ・サイファー:(GM)
「こんばんは。良い月夜だね」
温和な雰囲気で話しかけてきます。
ちなみに空に見える月は満月ですが、メガーヌさんが記憶している限りでは、暦と月齢が一致しません。
メガーヌ:(氷室)
就寝前に見た月と形が違う、と。
「……どちらさま?」
警戒して問いかける。
月齢など違和感から、こちらから情報を出さないように警戒するぞ。
ルイ:(GM)
「警戒しなくとも、君のよく知るルイ・サイファーだ。
ここは……君の心の中、かな」
彼が口にした瞬間、景色に異変が起きます。傷ついた映像を再生しているようなノイズが現れたり消えたりします。そのノイズの中には本キャンペーンは勿論、それ以前にもルイ・サイファーと関わった事件と関係のある、というかメガーヌさんが見てきた景色や悪魔の姿が確認できるでしょう。
メガーヌ:(氷室)
「……これが私の心象風景だと?」
ルイへの警戒を残したまま周囲の風景や、ノイズの中に見えるものを確認していく。
ルイ:(GM)
「そうなのだろうね。ただし表層か深層かは君のみぞ知る……いや、君にすら判らぬ可能性もあるか。心とはげに複雑なものよ」
メガーヌ:(氷室)
「……それで? 人様の心に土足で上がり込んで何のつもりですの?」
----------
会話判定
24% …… 13 成功!
----------
ルイ:(GM)
「なに、君にお願いに上がったしだいだよ」
メガーヌ:(氷室)
「おねがい?」
ルイ:(GM)
「あぁ、今回の件、放置しては世の中を一変させる事態になるだろう。それを良しとする者も居るだろうが、不利益をこうむる者も決して少なくはない。君に改悪を忌む心があることを願っている。
そのために贈り物も用意した。是非活用してくれたまえ」
一方的にそう告げると、メガーヌさんの視界が暗くなります。月がかげった……わけではなく、まるで目を瞑るかのように全てが黒に塗りつぶされ、目立つはずのルイ・サイファーの白いスーツすら見えなくなります。
メガーヌ:(氷室)
「待ちなさい! まだ話は……?」
という感じで目を覚ますということで良いかね?
GM:(佐伯)
はい。ありがとうございます。気が付くと就寝時の記憶どおり自宅の寝室ですね。記憶と違うのはテーブルの上に豪奢なリボンでラッピングされた小さな箱が置かれていることです。箱には派手にデザイン化された「L」のサインが書かれているだけのメッセージカードが添えられています。
メガーヌ:(氷室)
「……」
Lのサインに顔をしかめ、箱を拾い上げながら部屋の施錠を確認して回る。
GM:(佐伯)
間違いなく全ての戸、窓が内側から施錠されていました。侵入者の形跡は見当たりません。
メガーヌ:(氷室)
ではその事実に、そろそろアジトの転居が必要だろうかと考え、ため息混じりに箱を開けよう。
----------
「マハジオの石」、経験点140点獲得!
ルイ・サイファーとのコミュニティ 貢献度11点(振り足し1回)増加
==========
氷室:
世の中が一変する、か。何を意味しているのだ?
佐伯:(ニコニコ)
さて、なんでしょうね?
アーチャー:
(どこまでカオス側のシナリオに乗っていいものか……)
これで2サイクル目は終了か。
蒔寺:
んじゃ、殴りこみに行くか。
三枝:
雪は上官からの支援も貰っちゃったしね。
美綴:
綴は自分の学校の黒い噂だし、校門前でデモまでされちゃ普通に迷惑だもんね。
セイバー:
確かにそうですね。ヤシロと並んで今回の当事者とも言える立場です。
ライダー:
その解決策が「デモをやめさせる」ではなく、「疑惑の根源を叩く」なのがいかにもゲームと言いますかフィクションらしいものですね。
アーチャー:
PLが物語の中心に立たねば話にならんし、戦闘を前提としたゲームである以上は、な。
佐伯:
そうですね。ヒロイックな展開と描写がご用意できればいいのですが、プロの作家や脚本家ではないのであまり期待せずにお付き合いいただけばと思います。
では一旦休憩を挟んでボス戦としましょうか。
つづく
繰り返しになりますが、お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
シナリオの内容的にこういう構図になるのは仕方ないのですが、
警察と自衛隊と新興宗教と
世俗の出来事と妙にリンクする単語が並んでしまっていて、通報されないかビクビクしております。
頭部分書き始めたころは、新興宗教ぐらいだったんですけどねー。
予算増額だとかいろいろそっちも話題に上がるようになってしまいました(汗)
というわけで
注意:この作品はフィクションであり、実在する人物・団体・宗教・その他あらゆる物とは無関係です。ご了承ください。
これでヨシ!
次回は戦闘なわけですが、戦闘ログを取るの結構な時間が必要で、しかも可能なら戦闘開始から決着まで一度にやりたいのですが(間が空くといろいろガバりそうなので)、それほどの時間を取るのが難しいのが現実です。
更新はかなり先になることが予想できます。
どうか気長にお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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11.BOSS戦
今回戦闘なのですが、いつも通りといいますか、いつも以上にと言いますか、グダグダになっております。
どうか寛大なお心でお読みくださいますよう、お願い申し上げます。
衛宮邸 居間
佐伯:
では再開しましょうか。
場面は天の鎖学園ですね。浦田警部からの情報どおり、校門前では令状を手にした警官とそれを囲む景観や自衛官。門を挟んで敷地内では学園の職員が少しでも突入を遅らせようと色々ゴネているようです。
氷室:
令状まで出ているのであれば、下手にゴネれば疑いを強くするだけだろうに。
三枝:
レンさんの所在は不明だけど、何か有るのは間違いなさそうだね。
蒔寺:
っしゃ! 行くぞー!
美綴:
でっでっででででん!
佐伯:
カーン
というネタは置いておくとして。進入に関しては「できた」でかまいません。「異界への扉」の件で入り込めているので。
セイバー:
あの時は夜中だったからなのでは……。
アーチャー:
在学生である綴から人目につきにくい進入路を教えてもらったと言うところか。
ライダー:
では進入は前回と似たようなものになりそうですし、中に入ったところからですか。
佐伯:
ではそれで行きましょう。
==========
十六夜市 新市街:アカデミア 天の鎖学園高校
GM(佐伯):
騒いでいる人たちの意識が正門に向いている隙をついて、皆さんは学園の敷地内に侵入することが出来ました。
美綴:
んじゃ、綴がオオツキ先生の居そうな場所に皆を案内する感じかしら。
GM(佐伯):
そうですね。
職員室……だと一般の教師も居ますし……理科準備室辺りですかね。
氷室:
また理科準備室か。
蒔寺:
コイツが仕込んだ罠だったのか?
三枝:
確保した人たちを閉じ込める場所だったとか?
GM(佐伯):
さてどうでしょう。
美綴:
あ、部屋の前でワチャワチャしてたらバレるから、移動しながら場所のことを説明しておいて、部屋に近づいたら皆に静かにするようにジェスチャーするよ。
綾織(美綴):
「この部屋に居ると思います」
GM(佐伯):
おのおのが了解の意思をしめしてから、綾織さんが扉を開けると、以前潜入した時とは違い、書類が積まれた机が数脚並び、壁には金属製の棚が並んだ、いかにも学校の教官室と言った風景です。
その奥で1人の白衣を羽織った男性が扉の音に気が付き振り向きました。中肉中背、やや小太りな印象を受ける体型と顔立ち。眼鏡の奥に見える目は神経質そうな印象を受けるでしょう。
あ、そういえば綾織さんは今日、制服を着てますか?
綾織(美綴):
え? あ、どうだろう。学校に来てるわけだし、着てるって事で。
あれ、今何曜日? 平日だと授業中……
GM(佐伯):
ふえ?! あ、えー、そこは休日ということで。
綾織さんが制服を着ているのなら、
白衣の職員(GM):
「生徒が何をほっつき歩いている!
今日は学園に近付くなと通達があっただろうが!」
と恫喝してきます。
で、綾織さんは知っているので明かしますが、この白衣の職員がオオツキ先生ですね。他の職員の姿はありません。
綾織(美綴):
服装で生徒なのはバレてるけど名乗らない方向で、
「先生に生徒誘拐、軟禁の疑いが掛かっています!」
と人差し指を突きつける。けど、噂以上の確定の情報無いのよね。
GM(佐伯):
まぁ、そこはお約束ということで相手方がペラペラ喋る方針で行きましょうか。
教師オオツキ(GM):
「くっ、低俗なゴシップに踊らされる警察ばかりか、誇りある我が学園の生徒までそのようなことを。
これは! ギルガメッシュ・プロジェクト! ひいてはその先にあるプロジェクトへとステップアップするために必要な肯定なのだ!」
重三(アーチャー):
「その先のプロジェクト?」
オオツキ(GM):
「その通り! だがその崇高な理念をお前たちのような俗物が理解できる科学的根拠はない! プロジェクトの邪魔をするのであれば始末するのみ!」
そう叫ぶと懐から何かの装置を取り出しボタンを押します。
すると、部屋全体が振動し積まれた書類の山を崩しながら机が壁際へと追いやられ開いたスペースの床がスライドして2m四方ほどの穴が開き、そこから何かが競りあがってきます。
氷室:
もはややりたい放題だな。
GM(佐伯):
いろいろ権力が集中されてるんだと思ってください。
競りあがってきたのは全高は人間の腰くらいまで、キャタピラのような駆動輪を備えた、車椅子というか小型戦車というか、そんな機械でした。
オオツキ先生はそれに飛び乗ると右腕を高々と突き上げ、指をパチンと鳴らします。
蒔寺:
来いっ! GUN○AAAAM!
GM(佐伯):
はい。そのノリです。*1
指の音に呼応するように、天井の一部、ちょうど持ち上げた腕の真上辺りがスライドして小さな、と言っても先ほどの戦車もどきに比べて、ですが細長い、人の腕ほどの長さがあり鎌のように湾曲した機械が下りてきて、グローブか手甲のように先生の右腕にはまります。
これによりオオツキ先生は教師から改造教師へと種族が変更されました。特に意味はありません。
三枝:
無いの?! え、いや確かに情報収集の時点で改造教師っていう話だったけど……。
GM(佐伯):
まぁ普段から改造教師モードというのも変かなと思って、こんな演出にしてみました。
さて戦闘準備ができた先生は機械の腕をビシッと皆さんに突きつけ襲い掛かってきます。
改造教師オオツキ(GM):
「我が頭脳と! あの方より授かった技術力の前に、貴様たちが無事で居られる科学的根拠は無いのだー!」
戦闘開始です。
==========
対 改造教師オオツキ
隊列
敵前列:オオツキ、クグツA、クグツB
PC前列:メガーヌ、雪、サー
後列:替寺、綾織、宇佐、重三
イニシアティブ
メガーヌ、替寺、雪、オオツキ、サー、重三、クグツA、綾織、宇佐、クグツB
OPEN COMBAT!*2
第1ターン
メガーヌ(氷室):
さてイニシアティブの固定値が9しかないはずなのに、ダイス振り足しが2度も発生し30という謎の数値になったわけだが
蒔寺:
固定値アタシの半分なのになんで8も上回ってんだよ!
メガーヌ(氷室):
わたしにもわからない。
できれば支援組のバフやデバフを受けてからにしたかったのだが……。オオツキ教諭は人間PCのデータを採用している以上、属性攻撃(破魔相性)は期待できんだろうしここはマハジオの石でお茶を濁すか。
「これでもくらいなさい!」
GM(佐伯):
石は自動成功アイテムなのでこちらが回避判定を行いますね。
……っと全員回避失敗ですね。ダメージ出してください。
メガーヌ(氷室):
今更ながら使用者の魔法威力を参照するなら他の人に預けておけばよかったな。……6だから合計26点か。
GM(佐伯):
はい。では情報収集でバレていますが、オオツキ先生へのダメージは弱点なので倍の52点から防御点分引いたダメージになります。
クグツのほうは一桁までダメージ減りましたね。
替寺(蒔寺):
下手だなぁ、メガーヌ君。石の使い方が下手。
先ずは■マシン・オペレーションでクレイジー・ダミー呼んでっと
*3。
「コール! クグツッ!
からの、こっちも喰らいな!」
GM(佐伯):
その呼び出しは、着込む奴ですけどね。
さて、先ほど同様回避を振りますね。全員回避は10代ですから当たるでしょうけれど……おや?
三枝:
クグツだけ、避けちゃったね。*4
替寺(蒔寺):
ちっ、でも弱点の奴には当たったからなここでデカイ目出せばモーマンタイ! ……。
美綴:
6だな。氷室と同じ。
セイバー:
魔法威力も替寺とメガーヌは同じですから、合計も同じですね。
氷室:
石の使い方が、なんだって?
替寺(蒔寺):
ぐぬぬぬ。それでも52点だろ!
GM(佐伯):
まぁ、防護点でほぼ半減なんですけどね。
黒豹&眼鏡:
ぬがーっ!
替寺(蒔寺):
穂群原の黒豹は転んでもただでは起きない!
クレイジー・ダミーに■スクンダを使わせて、回避を下げる!
「調子乗ってられんのも今のうちだけだからな! やれ!」
と、これってどういう理屈で下がってるんだ? 機械的な手段で動きをにぶらせるって麻痺的な何かか?
GM(佐伯):
え?! た、確かにマシン以外の種族なら魔法的なものですが、マシンが使う
アーチャー:
……ソウルダイバー、もどちらかと言えばオカルトだが、そういった能力を機械的に再現し、脳波に影響を与えている、というのはどうかね。
GM(佐伯):
なるほど。悪魔召喚儀式をコンピュータ・プログラム化する世界ですし不可能ではなさそうですね。では、そういう方向で。
と、カジャやンダは自動効果で回避もありませんので判定値がどれくらい減るかダイスをお願いします。
替寺(蒔寺):
あいよ、と……8! これはデカイぞ。
GM(佐伯):
全員回避が半分以下に。
攻撃も8%下がりますが、まだまだ80代。こちらは気にするほどではありませんね。
雪(三枝):
攻撃が当たりやすくなるだけでもありがたいよ。
というわけで雪もマハジオの石を使うね。
「何の権利があって若者の未来を!」
オオツキ(GM):
「ぐぅ! よ、芳村校長の深遠な思慮をお前たち凡人が理解できる科学的根拠はないのだぁ!」
※各与ダメージ:オオツキ35点(累計85点)、両クグツ9点(累計13点)
では、オオツキ先生の手番ですが、まずは補助で□高速詠唱IIIを使います。
美綴:
高速詠唱? なんだそれは
GM(佐伯):
ククク、高速詠唱とは通常のアクションとは別に1回、回復効果以外の魔法スキルを使うことができるようになるスキルなのです!
セイバー:
BOSSは最初から2回行動ですよね? つまり3回行動するんですか?
アーチャー:
そうなるな。しかもスキルランクが
GM(佐伯):
はい。今回も含めて3回このスキルを使えます。
というわけで1回目の行動は、プラズマボール!
ライダー:
電撃相性でしょうか?
GM(佐伯):
という名の
全員:
わーーっ!!
蒔寺:
いやまて、アタシが判定値を下げてるんだ、まだ失敗の目も
GM(佐伯):
あ、そうでしたね。今回のBOSSはHP上限を下げる代わりに命運を使用可能にするオプションを採用している*5ので、1点消費して補填しておきましょう。
氷室:
むしろ増えた?!*6
オオツキ(GM):
「科学の力を思い知れー!」
※メガーヌ、雪、綾織、宇佐、サー、クレイジーダミーに命中。
氷室:
マズいマズいマズいマズい! 主力の殆どが被弾したぞ!
蒔寺:
どうすんだこれ!?
美綴:
……仕方ない。GM! メガーヌ、雪、サーの3人に□煌天の幻視IIIの回数全部消費して回避成功に変更する!
3人:
?!
美綴:
綴を回避させるより有効でしょ。
三枝:
そうだけど……
氷室:
良いのか?
美綴:
へ、いーってことよ。
ライダー:
あ゛や゛こ゛~!
美綴:
ぎゃーーーーっ!
GM(佐伯):
では、威力のダイスは……合計55点ですね。魔法防御点は有効ですよ。
アーチャー:
さすがに厳しいか。社も□幸運IIでダメージを無効化するぞ。
GM(佐伯):
綾織さんや宇佐先生も生き残りましたか。
セイバー:(残HP29)
虫の息ではありますが。
GM(佐伯):
では更なる地獄へご案内しましょう。
全体電撃相性攻撃スキル■放電! モチロン命運を1点使って判定値を底上げします!
美綴:
隙の生じぬ二段構え?!
※雪、クレイジーダミー、メガーヌ、宇佐 回避失敗。そして
美綴:(
ギャーッ! ダメだ! これはダメだ! 命運! 命運で振りなおす。成功しなくて良い。せめて通常失敗で……よし、失敗。
オオツキ(GM):
威力は47点かつ、■電撃貫通があるので電撃耐性系の相性でも効果を打ち消したりランクダウンさせたりします。まぁ、今の皆さんには関係ありませんが。
「ぷーらーずーまー!」
SE:バリバリバリバリバリバリッ
綾織(美綴):(残り命運:4)
無理無理! 命運で半減!
宇佐(セイバー):(残り命運:5)
同じくです。
オオツキ(GM):
ふむ。戦闘組ももっと削れるかと思っていましたが、元々のHP量が違いましたね。
では3回目、魔法スキルは■ライトニング(ジオンガ:乱舞)です。強制3分割判定です。
……判定値を3分の1にすると29%ですか。さすがに低すぎるので3回とも命運で底上げしておきましょう。
対象はランダムに行きますよ。1回目は……綾織さんですね。
綾織(美綴):(HP:6)
しにたくなーい!
オオツキ(GM):
……85。さすがに5割未満になってますし、厳しいですかねぇ。
じゃぁ2回目は……綾織さんですね。
綾織(美綴):
何の恨みがあるのよ!
オオツキ(GM):
1回目が成功していれば、振り直ししても良かったんですけどね。
……09 うぅん。スクンダと乱舞がなければクリティカルだったのに。
綾織(美綴):
クリティカルなんて出されたら、本気で死んじゃうわよ! 回避ならず……。
オオツキ(GM):
威力は……75点ですね。
綾織(美綴):(HP:6。(再掲))
やめてください死んでしまいます。
命運で半減、しても死ぬからさらに命運で半減しても死ぬじゃないか命運でさらにさらに半減。これで防御点適用すれば0だ!
セイバー:
いっきに命運の残りが1に……。
都合、8分の1まで減らさないと耐えられないのですね。有人も気をつけなければ。
オオツキ(GM):
ご期待にお応えしての3発目。対象は重三さんですね。
重三(アーチャー):
的確に非戦闘員を狙ってくる。
オオツキ(GM):
判定は31で成功。これでオオツキ先生の命運は残り1です。
重三(アーチャー):
回避は、さすがに無理か。
オオツキ(GM):
威力は76ですね。
「拡散プラズマ粒子砲を喰らえー!」
氷室:
先ほどから威力ロールの出目が高くないか?
重三(アーチャー):
何とか無事だが、もうHPが6か。これはいよいよ非戦闘員は死を覚悟せねばならぬか?
サー(ライダー):
少しでも取り戻しましょう。■メディアで回復をします。
回復量は33点です。
「しゃらんら~」
※メガーヌ、雪:全快。綾織:39。宇佐:55。重三39。Cダミー:115。
重三(アーチャー):
社は魔反鏡で全員に魔法反射相性を付与しておく。次ターン終了までかつ、1回限りとも書いていない。デジタルゲームの方と比べてかなり協力な印象だな。
GM(佐伯):
その鏡、いつ手に入れてましたっけ?
一同:
……? ……??*7
重三(アーチャー):
シートに書いている以上、どこかで入手したのだろう。
「このお守り、ちゃんと効いてくれっすよ」
と本人も半信半疑かも知れんがな。
GM(佐伯):
クグツAの行動ですが、サーさんに素手攻撃です。……91で失敗ですね。判定低下はかなり厄介ですね。
綾織(美綴):
なら更に苦しんでもらうよ。
□呪縛の祈り だ。判定値をなんと2d10も下げてくれる。それっ、14だ。
「精霊のみなさん……っ!」
GM(佐伯):
トータル-22ですか。全員回避が診断ですが*8。
宇佐(セイバー):
では追い討ちをさえてもらいましょう。
GM(佐伯):
え?
宇佐(セイバー):
まずはヤカーを■悪魔召喚。前列に出しておきます。
サーに■声援を送って、攻撃にしろ回復にしろ安定させておきましょう。
そして、ヤカーには■スクンダを使わせて更に判定値を落としておきましょう。……9%低下ですね。
GM(佐伯):
えぇと、全部で31%のマイナスですか。クグツはもう何も出来そうにありません。
あ、これでスクンダ系の判定低下は4回累積したことになるので、これ以上下げることはできませんのでお気をつけて。
次はクグツBですが、■蹴りをサーさんになんですが判定値が12%まで下がってるんですよね。レベルひと桁の判定値なんですよ。ほら19で失敗です。
==========
第2ターン
メガーヌ(氷室):
マハブフの石ならあるが。
GM(佐伯):
回避できるわけないんですよ。1パーを試行回数3回で出せってどんなガチャ運ですか。
メガーヌ(氷室):
威力は23だな。
オオツキ(GM):
カキーンと先生は防御点ではじけますが、クグツは軽微ながらダメージを受けます。
「排熱協力ご苦労!」
替寺(蒔寺):
こっちもマハブフの石! 威力は27!*9
GM(佐伯):
カキーン
ですが、Bが凍結しました。
替寺(蒔寺):
悪くないな。続いてクレイジーダミーが■マハブフだ!
GM(佐伯):
くっ、先生だけでも後列にしておけば。……?! えー、クグツAが回避自動失敗したので、ファンブル・チャートを振りますね。
58:回避しようとした攻撃がクリティカルに変更。その上気絶(SLEEP)する。
ぬがぁっ! ま、まだ全員無事です。まだ。
雪(三枝):
凍ってるコは回避できないんだよね? じゃぁBに■ウィップアタックIIIで攻撃するよ。
GM(佐伯):
判定成功してしまえば、自動命中ですし、格闘攻撃なのでクリティカルになります。クグツには関係ないですが、剣やガン相性への耐性持っていたらそれすらも無視できます。
雪(三枝):
あぁ、威力ロールが1に……合計57だね。
GM(佐伯):
出目は低くても2倍になって防御点貫通するんですよ。114も受けたら壊れるに決まってるじゃないですか。
SE:チュドーン
オオツキ(GM):
先生は、さっきと同じルーティンで動きます。まずは□高速詠唱IIIで行動回数追加。
1回目、■メギド! これは万能相性なので反射不可能です! 最後の命運を使って判定値を上げて、86%ですね。
33、成功ですね。
「かがくのちからってすげーっ!」
※替寺、ヤカー回避成功。メガーヌ、Cダミー回避自動失敗したのでそれぞれ、メガーヌと替寺の命運で振り直して通常失敗に変更。
威力は、ぬ、私まで1の目が。合計は53点です。
綾織(美綴):
命運で半減! もう命運尽きたんだが?!
三枝:
ドロップ判定する前に無くなっちゃうの初めてじゃない?
オオツキ(GM):
どんどん行きますよ。2回目の行動は■放電! 73、失敗! 魔法の判定値は66も有るんですけどねぇ。
仕方ないので3回目も■放電です。バリバリッと17で成功です。て、みなさん回避放棄ですよね?
宇佐(セイバー):
ヤカーは反射効果を受けられていないので回避します。……残念失敗です。
オオツキ(GM):
反射されるの解ってて威力ロールするのヤだなぁ……7。合計49点です。ヤカーは余裕で耐えますよね?
宇佐(セイバー):
えぇ。問題なく。
オオツキ(GM):
では、反射ダメージを計算しますね。
49点ダメージが8人分はね返ってくるので、392点? これが弱点相性で784点? 魔法防御点27しかないんですよ? 757点ですか? 無傷からでも落ちるんですが?
「ぐおぉ……、こ、この私がお前たちのようなならず者に敗れる科学的根拠は……」
そこまで口にしドサリと倒れます。
BOSS撃破ですが、まだクグツが残っているので戦闘は続行です。
サー(ライダー):
では続けせていただきます。
残ったクグツに■ジオを打ち込みます。
GM(佐伯):
こちらは気絶という名の睡眠中なので自動命中です。
サー(ライダー):
では宇佐からの声援の効果で威力ロールが1d10増えていますので、おや10が出ましたね。振り足して、合計22ですね。全部合わせて57点です。
「しびれろー」
GM(佐伯):
これは大きいですね。もうジャンクと区別が付かないくらいボロボロですが動いています。攻撃を受けたのでSLEEPも解除です。
そのクグツの行動ですが、■プリンパを重三さんに……失敗ですね。独りになってから搦め手を使い始めるのは、AIがお粗末なのか少しでも生き延びようとした結果なのか
「が、ピガ、が、ピーーーーーーーーー」
とハウリング音の様な音波を放出しますが、正しい波形ではなかったらしく耳障りなだけの音でした。
綾織(美綴):
トドメさしたいけど綴じゃ手段が無いのよね。■メディアIIで回復をっと、40点だね。
※メガーヌ、重三、サー、ヤカー全快。雪HP75。綾織HP63。宇佐HP58点。CダミーHP125点。
宇佐(セイバー):
では、トドメと行きましょうか。まずは有人がヤカーを■応援してから、ヤカーに■マハジオIIを使ってもらいます。応援込みで判定値は99。
出目は54で成功です。
GM(佐伯):
1パーは出ませんよね。さっとトドメを刺してください。
宇佐(セイバー):
では。合計49点です。
GM(佐伯):
防御点引いて27点ですね。残り2点だったので文句無しの撃破です。お疲れ様でした。
PL一同:
おつかれさまでしたー。
----------
アイテム・ドロップ*10
クグツ :傷薬(宇佐が所持。総数4個)
オオツキ:魔石(宇佐が所持。総数3個)、MP5(ガン。重三が所持)*11
MAG:16+484 =500 (1人辺り71。端数3は宇佐が引き取り)
経験点:48+2,420=2,468
<経験点未記入>
メガーヌ:レベル13→16。■鉄拳パンチII→III。レベルアップ・ボーナス、マハンマの石。
替寺 :レベル13→16。■ブルズ・アイ→II。レベルアップ・ボーナス、ディスクローズ。
雪 :レベル14→17。□指揮II→III。□大地鳴動、■タルカジャ習得。
綾織 :レベル15→18。□カバー習得。□呪縛の祈り→II。レベルアップ・ボーナス、マッスルドリンコ。
宇佐 :レベル15→18。■ハイ・アナライズ、■マッパー習得。レベルアップ・ボーナス、ディストーン。
重三 :レベル15→18。■挑発、□幸運な助言 習得。
サー :レベル15→17。レベルアップ・ボーナス、宝玉輪。
というわけで、名物教師戦でした。
いや、処理ミスは以前からありましたが、まさか自分が残したログの信用度を疑わないといけない状況になるとは……。
言い訳になりますが、全て独りで処理していますのでチェック体制もありません。どうかご容赦いただけますようお願いいたします。
次回、エピローグとなります。
果たしてレンは無事なのか?!
しばらくお待ちください。
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11.エンディング
果たして重三の彼女は無事なのか?
今回も最後にお願いがございます。詳しくはあとがきにて。
衛宮邸 居間
佐伯:
では、クグツもスクラップと化しオオツキ先生も倒れたまま動く気配はありません。
氷室:
む。この教師、息はあるのかね?
一同:
!!
佐伯:
えー……どっちがいいですか?
蒔寺:
選べんの?!
佐伯:
人間エネミーは初めてでしたからね。通常の悪魔データにも人間が居ないわけではありませんが、ここは古の合言葉を使うところでしょうか。
三枝:
あいことば?
佐伯:
かいぞうきょうし を ころして へいきなの?
三枝&セイバー:(卓の良心)
ないよ
平気じゃ ?!
ありませんよ
美綴:(悪じゃないけど善でもない)
そもそも改造人間なんだけどね。
アーチャー:
あぁ。襲い掛かってきたのは向こうだからな。
蒔寺:(善悪より面白いが正義)
先手取ったのカネですけどね。
弓コンビ:
……。
ライダー:
雪が公権力を頼れないのですか?
三枝:
ふえっ? 遺体の隠蔽をするんですか?!
ライダー:
悪魔のサーは逃げれば済む話ですが、人間の皆さんはそうも行かないでしょう。
氷室:
……教諭を襲った悪魔が逃走したと証言すれば……
ライダー:(メガネキラリン)
ほほぉう?
三枝:
鐘ちゃん!
氷室:
むろん、冗談です。
実際、この後はどのような展開になるのかね?
佐伯:
まぁ、先生の処理*1に関してはそのままでも、何か細工してもお好きにどうぞ。学園から脱出する際に入口――警官と学園がもめていた場所が騒がしくなっているのでそちらでイベントが発生します。
蒔寺:
んじゃぁ、マキデは回収できる範囲の痕跡を消して回るかな。
アーチャー:
社も刑事ドラマ程度の知識だが手伝おう。
氷室:
なるほど。メガーヌもそれは行いそうだ。雪にも声をかけるだろうな。
三枝:
え?!
氷室:
有る意味、替寺とは別の本職だからな。
三枝:
う、うぅん……。
美綴:
そういう観点なら、綴はどうしていいのかわからなくてワタワタしながら作業を眺めてそうね。三枝の戸惑いと同じで手は出しづらいけど、手伝いをした方が良いような気もするって感じ。
ライダー:
サーは、どうでしょうね。証拠を残すリスクを理解してなさそうなので、手伝いと称しつつメチャクチャにしてそうです。
蒔寺:
捜査がかく乱されるから、ヨシ!
佐伯:
雪さんはどうします?
三枝:
手伝う、けど自分以外の証拠が優先かな。
氷室:
その心は?
三枝:
上官に、ここに来る事は伝えているし、行為そのものが法に抵触するのも解りきってて指示というか、許可が出てるんなら自分がここにいた事実は隠蔽してもらえる可能性が高いのかな、て。
幕僚長? なんて人が動いてるんだし、それくらいの圧力はありそうかなって。
佐伯:
なるほど。それはありそうですね。
では急ごしらえではありますが目立つ証拠の隠滅ないし偽装が終わり、校舎から脱出すると、正門方面が騒がしいですね。
==========
十六夜市 新市街:アカデミア 天の鎖学園高校
GM(佐伯):
一旦、敷地の外に避難してから正門に回りこむと、デモ活動していた人たちが生徒と抱き合いながら大泣きしていたり、警察や自衛隊の制服を着た人たちに連行されるように車に押し込まれている職員などが目に入るでしょう。
美綴:
学校どうなんの、コレ。
アーチャー:
最悪廃校もありえるスキャンダルではるからな。だが申し訳ないが社は綴を気遣う余裕はないな。
三枝:
あ、レンさん!
GM(佐伯):
はい。当然重三さんは彼女を探すでしょう。そうすると少し離れた所で女性の自衛官に肩を抱かれるように歩く戸坂レンその人を発見します。やや距離がありますが見間違いを疑うほど離れてもいません。
重三(アーチャー):
ならばすぐに駆け出すだろう。
「レン!」
GM(佐伯):
駆け出す重三さんの声は周囲が騒がしい事もありレンさんには届かなかったのか、向こうが気付いた様子はありません。
そして双方の距離の中ほどまで重三さんが辿り着いた所で、重三さんは自衛官によって進路を遮られ止められてしまいます。
見ると、制服の下からでもその逞しさがわかる筋骨隆々の大男です。重三さんを見下ろせるほどには。*2
重三(アーチャー):*3
「どいてください! 知り合いがいるんです!」
と押しのけようとするが通してはもらえんだろうな。
GM(佐伯):
ですね。保護者ならばともかく、知人程度では優先度が低いでしょう。先に体調のチェックや捜査のための聞き取りがあるから後日にするよう言われますね。
重三(アーチャー):
まぁそれで引き下がるほど聞きわけは良くないので、もがこう。演出的にも
雪(三枝):
一応自衛官だし、止めに入るね。
「重三くん、それ以上はあなたが捕まってしまいますよ」
重三(アーチャー):
「……っ!」
そう言われては諦めるしかあるまい。
GM(佐伯):
では、重三さんが大人しくなったのを確認して手を放してはくれますが、数歩下がるだけで警戒は続ける様子ですね。
重三(アーチャー):
これは仕方ないな。
氷室:
……なぁGM。アーチャーさんの反応を見るに、このシーンでレンを連れ出す事はできないという認識でよいかね?
GM(佐伯):
はい。ここでは無事を確認できるだけで、安心できる段階ではありません。
セイバー:
それは無事を確認できたと言うのでしょうか……。
氷室:
では、彼女が連れて行かれる先を確認して起きたいのだが、教えてはくれんよな。
アーチャー:
そういうことなら目でレンを追うが?
GM(佐伯):
なるほど。では彼女は自衛隊の車両に乗せられている事が確認できるでしょう。
ライダー:
? 警察や救急車ではないのですか?
蒔寺:
みんなそうなのか?
GM(佐伯):
実は違います。
ほとんどの生徒が警察車両や救急車に乗せられていますが、レンさんを含め何人かは自衛隊車両に乗せられています。
美綴:
単に車が少ないからじゃないの?
GM(佐伯):
そうではないようですね。護送車、ではないですが1台に数人乗せられるような大き目の車両が用意されているので。
アーチャー:
自衛隊車両に乗せられている生徒たちに共通点はありそうかね?
GM(佐伯):
全ての生徒を確認できているわけではありませんし、各生徒のプロフィールも知りえないでしょうから、「女生徒だけ乗せてるのかな?」くらいしかわかりませんね。
三枝:
女の子は全員?
GM(佐伯):
いいえ。警察車両にのる女子も確認できます。
氷室:
ふむ? どういうことだ?
アーチャー:(何かに気付いた)
あー、あー↑、あー↓。
蒔寺:
どうしたんすか?
アーチャー:
んーあぁ、いや、なんでもない。
GM(佐伯):(クスクス)
じゃぁ、助け舟を1つ。
美綴さん。綾織さんは自衛隊車両に乗せられる生徒の中にクラスメートが居るのに気が付きました。
美綴:
お? 親しい子?
GM(佐伯):
今後のキャラのモチベーションにも関わりますしそういう事にしてもらってOKです。ちなみに名前は
PLs:
!
アーチャー:(苦笑)
だろうなー。
セイバー:
この子も、レンというのですか?
ライダー:
共通点は性別と、名前?
アーチャー:(いろいろ察した顔)
GM(佐伯):(ニッコニコ)
ということで、せっかく見つけたレンさんとクラスメートのレンさんは自衛隊に連れて行かれてしまいました。
というところでしめましょうか。
==========
三枝:
何がどうなってるの?
アーチャー:
次回の依頼人はおそらく、チップ司祭かシスター・アンジェラのどちらかだろうな。
氷室:
自衛隊はカオス勢力でしたね。それで次回の依頼人はロウ勢力になると。
佐伯:
まぁそんな感じです。具体的な内容はまだぜんぜん考えてないんですけどね。
蒔寺:
そういやぁ、今回ピンチはピンチだったけど、BOSS自体は何かアッサリ倒せたよな。
三枝:
たしかに。その割りに一気にレベルが上がるくらい経験点多かったよね。
佐伯:
あぁ。それですか。まず戦闘中にも言いましたが先生は命運を使用可能にする代わりに最大HPが同レベル帯のキャラより少なくなっていました。その上で、皆さんを苦しめた行動回数を魔法限定で増やしていたスキル□高速詠唱のコストは「HPを半分にする」だったので自傷ダメージで自分を窮地に追い込むような状態だったんですよね。
美綴:
なるほどねぇ。そういうバランスだったのか。
佐伯:
もうちょっとHP多くても良かったかもでしたけどね。
セイバー:
非戦闘組は充分命の危険を感じましたし、全滅してしまうよりは良いかと。
佐伯:
そういっていただけると助かります。
さて、今回は依頼人と呼べる人も居ませんでしたし、属性評価投票に関するお話は後ほどするとして、
お疲れ様でした。
一同:
おつかれさまでしたー。
というわけで、原作の「あの辺り」のイベントに繋がる(予定の)シナリオでした。実際のところ同じ展開になる保障は欠片もありませんが(苦笑)
突如生えてきた綾織のクラスメートですが、名前の由来は某歌う双子(二重人格設定も有るとか無いとか?)です。バレバレですね。
----------
以下、いつもの告知兼お願いでございます。
メガテンXではセッションの最後に「属性評価」という処理があります。これは各PCのセッション中の言動が以下の6つの属性のどれに当てはまるかあるいは、近かったかを参加者同士の投票で決めるものです。ですが、本作は仮想卓のため、参加者は作者独りですので投票が出来レース状態になってしまいます。
そこで、読者の皆様のお力をお借りしたいと思います。
アンケート機能の仕様がまだ把握しきれていないので、作者の「活動報告」に投票所を設けております。そちらに書き込んでいただくようお願いいたします。以下に属性の説明を書き上げますがその基準に従わないといけないという事もありませんので、思ったように投票していただければと思います。
また、全員にではなく印象に残ったキャラにだけ投票していただいてもかまいません。
属性
ロウ :ルールや規則を大事にした。理性的。
カオス:感情や自由を大事にした。情熱的、芸術的、閃き。
ライト:善行を行った。博愛、正義、癒し。
ダーク:暴力的だった。卑劣、独善、嗜虐、被虐。
ニュートラル:中庸だった。仲裁、抑制、控えめ。
ヒーホー:(上記5つとは無関係に)コミカル、笑い、ギャグ。
作者の名前をクリックしていただいて、『活動報告』をクリックしてもらえれば投票用スレッドがありますので、良かったら投票していってください。
投票は締め切らせていただきました。
ご参加ありがとうございました。
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11.属性評価 結果発表
ご投票ありがとうございました。
衛宮邸 居間
佐伯:
お待たせ集計が終了しましたので。結果発表していきたいと思います。
が
一同:
?
佐伯:
その前に謝罪がございます。
蒔寺:
またか?
佐伯:
グフゥッ! ず、ずびばぜん。
三枝:
蒔ちゃん、メッ!
蒔寺:
テヘッ
佐伯:
ま、まぁ、ミスが多いのは事実なので良いんですけどね(ホロリ)
で、そのミス内容なんですが、戦闘後の経験点計算を間違えていました。申し訳ありません。
氷室:
そうだったのかね? ではまだ成長できるのか。
佐伯:
いえ、実は逆で経験点を多く配布してしまいました。具体的には本来の7倍ほど。*1
セイバー:
7倍とはまた……。では経験点を下げて再調整ですか?
佐伯:
いえ。調整しなおすと更にミスを誘発しそうなので、このまま行こうと思います。プレイヤーが損をするミスでもありませんでしたしね。
アーチャー:
ありがたいが、よいのかね?
佐伯:
えぇ。皆さんのレベルが大きく上がったので、今後遭遇する悪魔もそれだけ高レベルになるだけですし。
ライダー:
それは、どちらが得かと言われると難しいですね。
佐伯:
というわけで、改めて申し訳ありませんでした。
気を取り直して属性評価の結果発表に移りたいと思います。
まずはメガーヌさんから。
氷室:
うむ。今回はふざけず真面目なキャラだったと思うが、
佐伯:
こちらです、ドン!
ニュートラル
氷室:
む、ニュートラルか意外だな。
佐伯:
「ブレがなかった」。「ヒーホーを感じられるほど」でもなかったなどのご意見をいただいております。
氷室:
まぁ、確かにボケはしなかったがな。属性攻撃が使えない状況では、ネタも出しづらい。と、いうかだなっ。なぜヒーホーに入れることを基準に語られているのかソレガワカラナイ。2点上昇だな。
佐伯:
さくさく行きましょう。替寺さん。
ドン!
ロウ
蒔寺:
お? ロウか。珍しいな。てか初か
佐伯:
「ヤクザポーズ的にビジネスを感じた」だそうです。
蒔寺:
あれか? ゆり子相手にそっちとは関係ありませんよてポーズ取りながら相互利益に動いたりしたとかそういう感じかね。
佐伯:
そうみたいですね。オリヴィエ相手にも助力のために敵対組織をディスったりしてたところも、利益のために仮面を被ってるように写ったかもしれませんね。
蒔寺:
キャラ的に警察嫌いは演技でもなんでもないんだけどな。4と。
三枝:
次は私かな。
佐伯:
はい。では雪さんの結果、ドン!
ロウ
三枝:
ロウなんだ。自衛隊のために行動してる風に解釈されてカオスかなって思ってたけど。
佐伯:
そこは、「努めて自衛官であろうとし」た、組織の「悪性の部分もしっかり利用できてた」など所属の属性ではなく、所属内の規律を重んじたという評価のようですね。
三枝:
そういう評価のされ方もするんだねぇ。悪性はカオスやダークな気もするけれど……わっ、6も上がったよ。
佐伯:
続きまして綾織さん。
美綴:
うぅん。せっかくもらったハンドアウト結局活用できなかったんだよね。存在感薄くてニュートラルとか?
佐伯:
薄くはないと思いますけど(苦笑)
では結果をドン!
ライト
佐伯:
というわけで、ライトです。「善性を感じた」そうですよ。
美綴:
まぁ、悪いことはしてなかったと思うけど何かあった?
セイバー:
博物館の館長に銃器を渡されて驚いたりとかでしょうか?
美綴:
あぁ、確かにあそこは一般人アピールになりましたかね。6点上昇っと。
アーチャー:
そういえば、あのハンドアウトには何が書かれていたのかね?
美綴:
あ、あれですか。結局活用できなかったんで公開するの恥ずかしいんですけど、
綴もスカウト受けて天の鎖に進路を決めた生徒で、ボンヤリと別にやりたかった事がある気がする
て感じでした。
ライダー:
気がする……ハッキリしないのですね。
佐伯:
実際に有ったかどうかは自由に決めていいことにしていたので。
美綴:
具体的には決めてないですけど、何か有ったことにしようかなとは思ってるのよね。本人は思い出せないままだけど。
氷室:
それは例の手術が原因で?
美綴:
そのつもり。3つ目のクラスに覚醒出来たらそれっぽいの取りたいね。
佐伯:
次は宇佐さんですね。
セイバー:
有人も特徴的なことはしていないイメージなのですよね。
佐伯:
さぁそんな宇佐さんは
ドン!
ライト
佐伯:
綾織さん同様、ライト票を獲得です。「依頼人を積極的に心配してました」とのことですね。
セイバー:
オープニングしか接触がなかった相手なのですが……そういえば彼女の弟さんは無事だったのでしょうか?
佐伯:
はい。無事帰ってきたそうです。検査入院で数日は病院らしいですが、今のところ健康被害はないようです。
美綴:
ただちに健康に影響を及ぼすようなものではない。てパターンじゃない事を祈るよ。
セイバー:
今後のまた依頼人として出てこない事を祈りましょう。
そういえばライトは初めてだったんですね。……?! 10が出てしまいました。
佐伯:
先生の善性を感じますね。
それでは重三さんの結果、ドン!
ニュートラル
アーチャー:
ぬ。ニュートラルか。まだ大丈夫だがいよいよNPC化が見えてきたか。
佐伯:
私も意外だったんですが、
アーチャー:
ふぅむ。各シーンでレンを案じるロールをもっと入れておくべきだったか。1点か。助かる。
ライダー:
トリは私ですね。まぁ、いつも通りカオs
佐伯:(喰い気味)
ドン!
ニュートラル
ライダー:
す?
佐伯:
「平常運転過ぎてむしろニュートラル」だそうで(苦笑)
ライダー:
毎度毎度ワンパターン過ぎましたかね。証拠隠滅という名の痕跡追加は良い案かと思ったのですが。6点ですね。
佐伯:
それでは最期に、シナリオクリアの報酬として絆貢献ポイントを3d10獲得後割り振ってください。
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データセクション
メガーヌ 性別:女性 年齢:20 PL:氷室
種族:人間
レベル:16/経験点:4,896/NEXT:4,913
クラス(クラス・スタイル)
気孔拳士(格闘・無手)→デビルアームズ(魔晶)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎めいた男/ルイ・サイファー/71
警察関係 /浦田警部 /55
―― /仲間 /70
―― /魔晶手甲 /70
―― /
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:20/116% 格闘威力 :36+2d10
魔:2/ 26% 魔法威力 :18+1d10
体:5/ 41% 射撃威力 :7+1d10
速:7/ 51% 物理防護点:20/魔法防護点:16
運:2/ 26% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:17%
会話判定値:24%/命運:5
HP:84/MP:36
防具
全身 :魔晶手甲
アクセサリ:サングラス、コート
相性:破魔無効/回復判定値:41%
アイテムなど
トランキライザー、宝玉×2、観音神符、聖明神符×2、道返玉、傷薬×5、コービットのノート×3、マハンマの石、明王神符×2、アンチドーテ
悪魔カード「ファハン」、「オードリー」、「スパルトイ」、「ドヴェルガー(魔晶手甲)」
140MAG、837マッカ
属性
ロウ :11、ライト :1
ニュートラル:13、ヒーホー:33
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■魔晶手甲
■突撃、■鉄拳パンチIII、■裏拳、■カードハント、■属性攻撃(破魔)、□バトルギミック、■クトゥルフ神話*2、■構え、□消力、■フィジカル・エンハンス、■追加格闘威力、■インプラント、■隠匿(50)(コート)
----------
種族:人間
レベル:16/経験点:4,866/NEXT:4,913
クラス(クラス・スタイル)
ガンスリンガー(射撃:銃器)→マシン・オペレータ(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
謎の美女/ゆり子・ローゼンバーグ / 94
興味(先端技術)/オリヴィエ・ザクソン/100
―― /仲間 / 80
―― /
―― /モーリアンコーポレーション / 4
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 26% 格闘威力 :21+1d10
魔:2/ 26% 魔法威力 :18+1d10
体:6/ 46% 射撃威力 :24+1d10
速:24/136% 物理防護点:30/魔法防護点:8
運:2/ 26% イニシアティブ:20+1d10/回避判定値:34%
会話判定値:24%/命運:5
HP:88/MP:36
防具
頭部 :NBC酸素マスク
腕部 :カイザーナックル
胴部 :ファイアガード
脚部 :メタルブーツ
アクセサリ:マシン・オペレーション用アームターミナル、アメジストの魔除け
相性
破魔無効、毒無効、耐火炎、耐魅了
回復判定値:46%
アイテム等
通常弾×202、明王神符、日輪の鎧、道反玉、宝玉、チャクラム、聖明神符×3、傷薬×3、ディスクローズ、ディスポイズン×2、トランキライザー、手榴弾×2
悪魔カード「クレイジーダミー」
389MAG、748マッカ
属性
ロウ :4、カオス :31
ライト :1
ニュートラル:11、ヒーホー:9
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■コルト・アナコンダ(装弾:5)
■スーパーショットIII、■膝射姿勢、■ターゲッティング、■マシン・オペレーション、□マシン搭乗、■ダブル・タップ、□トラップ・カード、■ブルズ・アイII、□街の便利屋
----------
雪
種族:人間
レベル:17/経験点:5,446/NEXT:5,832
クラス(クラス・スタイル)
クイーン(格闘:武器)→自衛官(情報:捜査)
背景設定/コネ/貢献ポイント
任務/加藤一佐 /100
借金/ロキ / 81
――/仲間 / 99
――/
――/自衛隊 / 5
能力値/判定値 戦闘データ
力:19/112% 格闘威力 :36+1d10
魔:4/ 37% 魔法威力 :21+1d10
体:7/ 52% 射撃威力 :5+1d10
速:5/ 42% 物理防護点:24/魔法防護点:22
運:2/ 27% イニシアティブ:13+1d10/回避判定値:20%
会話判定値:24%/命運:5
HP:96/MP:42
防具
頭部:NBC酸素マスク
腕部:ジャミングアーム
胴部:アゲハドレス
脚部:スカイヒール
相性
破魔無効、毒無効、混乱無効、耐氷結
回復判定値:52%
アイテムなど
傷薬×4、宝玉輪、道反玉×3、明王神符×3、トランキライザー、聖明神符×2、観音神符、宝玉×3
71MAG、655マッカ(借金:436,160マッカ)
属性
ロウ :19、カオス :1
ライト :15
ニュートラル:16、ヒーホー:13
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■サソリムチ
■ウィップアタックIII、■複数攻撃、■切り落とし、■スーパーショット、□隠密行動、■エレメンタルスラッシュ、□指揮III、□連続技、■ヒートウェーブ、■タルカジャ、□大地鳴動、■回避強化
----------
種族:人間
レベル:18/経験点:5,926/NEXT:6,859
クラス(クラス・スタイル)
幻視者(魔法:霊能)→
背景設定/コネ/貢献ポイント
ハイテク/氷川 レイジ/ 65
不在 /日下部 一石/ 90
―― /
―― /仲間 / 86
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 28% 格闘威力 :20+1d10
魔:11/ 73% 魔法威力 :29+1d10
体:2/ 28% 射撃威力 :2+1d10
速:2/ 28% 物理防護点:14/魔法防護点:10
運:21/123% イニシアティブ:10+1d10/回避判定:12%
会話判定値:67%/命運:9
HP:80/MP:58
防具
頭部:イヤーマフ
腕部:ジュエリーカフス
胴部:ハイレグアーマー
脚部:コンバットブーツ
アクセサリ:宇宙意思のリング、ヤドリギの腕輪
相性
破魔無効、耐凍結
回復判定値:28%
アイテムなど
マッスルドリンコ、魔石、聖明神符×4、ガーネット、ディスチャーム、アメジスト×2、ディスパライズ×3、傷薬×5、マハブフの石×3、セキレイの羽、ギロチンアクス、魔法ビン、宝玉×7、道反玉、チャクラドロップ×2、メタルクラウン、天命神符、阿修羅の手、毒矢、アゲハドレス、マハムドの石、トランキライザー×2、明王神符、イワクラの水、マハンマの石、オニキス、通常弾×5
140MAG、557マッカ
属性
カオス :4
ライト :16
ニュートラル:30、ヒーホー:24
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■S&Wエアライト(装弾数5)
□蛇の道は蛇II、■宝探し、□煌天の幻視III、■薬草治療、□妖精の輪、□薬草師、■クトゥルフ神話*3、□呪縛の祈りII、■メディアII、□カバー、■追加コネ
----------
種族:人間
レベル:18/経験点:5,976/NEXT:6,859
クラス(クラス・スタイル)
民俗学者(情報:捜査)→サマナー(召喚)
背景設定/コネ/貢献ポイント
千晶様/橘 千晶 /58
復讐(目加田)/アンジェラ・F・グレゴリウス/49
―― /鬼道 円 /48
―― /
―― /仲間 /45
―― /ガブリエル・プッチ /39
―― /マダム・ニュクス /30
―― /ロキ /26
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 28% 格闘威力 :20+1d10
魔:8/ 58% 射撃威力 :26+1d10
体:2/ 28% 射撃威力 :4+1d10
速:4/ 38% 物理防護点:9/魔法防護点:16
運:22/128% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:14%
会話判定値:64%/命運:9
HP:80/MP:52
防具
頭部:イヤーマフ
腕部:ジャミングアーム
胴部:サバイバルベスト
脚部:登山靴
アクセサリ:アームターミナル(DDS)、秘石の指輪
相性
破魔無効、耐凍結、混乱無効
回復判定値:28%
アイテムなど
トランキライザー×2、光玉、ディスパライズ、ディストーン×3、登山セット、魔石×3、天命神符×2、道反玉×3、マハジオの石×17、聖明神符、傷薬×4、宝玉×8、明王神符、セキレイの羽、無銘の銃、マッスルドリンコ、マカジャマの石
悪魔カード「ヤカー」、「モウリョウ」
304MAG、377マッカ
属性
ロウ :20
ライト :10
ニュートラル:30
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■サーベル、■アセミイナイフ
■サバイバル、■フィールドワーク、■応急手当III、■悪魔召喚、■アナライズ、■声援、■カードハント、□こんなこともあろうかと、■マッパー、■追加コネII、■研究者、■研究者、■アイテム習熟、■ソウルリンク*4、■ハイ・アナライズ
----------
種族:人間
レベル:18/経験点:6,006/NEXT:6,859
クラス(クラス・スタイル)
遊び人(情報:メディア)→探偵(情報:操作)
背景設定/コネ/貢献ポイント
不良 /オザワ /73
消えた恋人(戸坂レン)/稲城 珠枝/70
―― /仲間 /66
―― /ガブリエル・プッチ/55
―― /鬼道 円 /69
―― /
―― /
能力値/判定値 戦闘データ
力:2/ 28% 格闘威力 :20+1d10
魔:2/ 28% 魔法威力 :20+1d10
体:2/ 28% 射撃威力 :10+1d10
速:10/ 68% 物理防護点:12/魔法防護点:16
運:22/128% イニシアティブ:14+1d10/回避判定値:20%
会話判定値:62%/命運:9
HP:80/MP:40
防具
全身 :Dスーツ
アクセサリ:秘石の指輪
相性
破魔無効
回復判定値:28%
アイテムなど
金丹、トランキライザー、傷薬、デクンダの石、ディスチャーム、道反玉、謎の本、魔石、明王神符、火除神符、聖明神符×3、宝玉×9、マハムドの石、チャクラドロップ、通常段×78、MP5、テトラジャの石、破魔矢、ディスポイズン、マッスルドリンコ
悪魔カード「ガキ」
140MAG、1,380マッカ
属性
カオス :20
ライト :10
ニュートラル:34、ヒーホー:1
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃、■SIGザウエル、■聖水散布器
□幸運II、□財力、□運命の支配者、□蛇の道は蛇III、□探偵の直観、□誘惑、□交渉術、□、街の便利屋、■マハンマ、■挑発、□幸運な助言、■鋭い勘、■追加コネII、(以下Dスーツ付加スキル)■COMP、■極地適応、■重ね着可
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サー 性別:?? 年齢:?? PL:ライダー
種族/悪魔名:妖鬼/アズミ
レベル:17/経験点:6,970/NEXT:7,581
クラス:悪魔PC*5
背景設定/コネ/貢献ポイント*6
正義感 /
マスコミ/聖 丈二 /100
―― /仲間 /100
―― /オカルト雑誌「妖」*7/ 21
能力値/判定値 戦闘データ
力:13/82% 格闘威力 :35+1d10
魔:12/77% 魔法威力 :29+1d10
体:8/57% 射撃威力 :6+1d10
速:6/47% 物理防護点:42/魔法防護点32
運:8/57% イニシアティブ:11+1d10/回避判定値:16%
会話判定値:36%/命運:6
HP:130/MP:87
防具*8
頭部:アイアンバニー
腕部:サイバーアーム
胴部:サバイバルベスト
脚部:ライダーブーツ
相性
氷結吸収、火炎弱点、耐呪殺
回復判定値:57%
アイテムなど
ドラゴンの籠手、コアシールド、マハジオの石、宝玉輪、くらましの玉、傷薬×5、ディスクローズ、トランキライザー×2、聖明神符×3、宝玉×2、ヘッドバッシャー、ディスポイズン×10
140MAG、458マッカ
通常攻撃、スキルなど
■素手攻撃
■タルカジャ、■ジオ、■正拳、■メディア、■水の壁、■ザンマ、■耐呪殺、■鋭い勘
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というわけで、属性評価結果でした。
ご投票いただきありがとうございました。
サーの新たなコネ獲得に関しては悩みましたが、せっかく大きな出目が出たのに何ももらえないのはもったいない気がしましたし、セッション中に類似の状況があった時は取得を認めているので、今回も認めることにしました。
新たな取得コネは悩みましたが、聖がよく寄稿しているオカルト雑誌の編集社になりました。……アレですかね? 聖が「こいつちょくちょく面白いネタ持ってくるんだよ」とか言って編集部に連れて行ったんですかね?
(外見が)ロリっこをネタ元として取引先に紹介するフリーランスライター……(汗)
さて今回はここまでとなります。
次回……は、救出シナリオですかねぇ。どんな内容にしようかな……。
しばらくお待ちください。
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