王を護る為に目覚めた少女 (ヴラド·スカーレット)
しおりを挟む
王を護る為に目覚めた少女
思い浮かんだネタを軽く投稿する作者‼
どうも皆様、ヴラドです♪(*´ω`*)
最近久々に神話とか伝承を読んで面白そうやな~♪
って思った武具があったのでそれを宿させた子のちょっとしたお話を一話作って見ましたので少しエグいですがエグいの問題ない人だけどうぞゆっくりしていってね♪
少女side
私は一度死んだ…
私は神様を名乗る人によって生まれ変わった…
私は新たな人生を少し楽しみにしていた…"していた"のだ…
しかし…生まれ変わった先で待っていたことは非道で下劣で残虐な実験だった…
様々な薬品を無理矢理投与されたり、強力な電撃を浴びせられたり、火で炙られたり、毒を盛られたり、銃弾の雨のなかを走らされたりなど…
人が行うような事ではないことをされていた…
これがただの外道ならばまだ狂った快楽者だと思って嘲笑えたが…こいつらは教会の者だった…
神に使える身である筈の奴等はただ自分達の私利私欲の為に都合のいい強力な戦士を生み出そうとしていた…吐き気がした…
私も様々な実験を受けさせられていた、先程述べた実験に殺し合いをさせられたり新薬を射たれたりしたが…私は生きていた、他の人達は次々に死していったのに私は…私だけが生き残っていた…
(どうして…私だけ…)
私は生き残って以来、そればかりをよく思考してました。
実験にはどんどん痛みや感情が出なくなり、様々なモノに耐性が付いていった。
(何故?何故なの?)
「おい、実験体4274実験の時間だ、出ろ」
そして今日もいつも通り実験の時間だ…出るときはそう思っていた…
連れて来られた先は開けた大きな部屋で真ん中にイスが設置されており、位の高い研究員達は上から窓越しにこちらを覗いていた。
『来たか、実験体4274そこのイスに座れ』
そう言われて私は連れられてきた部屋の真ん中にある椅子へと腰をかけると…イスが拘束をしてきた…どうせまた電気椅子か何かだろう…そう考えていると数多のエクソシスト達が光の剣を携えていた来た。
『これより最終実験"自己再生"検証を開始する』
そうアナウンスを聞くと別の奴が私に新薬を投与して、下がると同時に剣を持つ奴等が近づいてきた…
『では…始めろ』
…その号令と共に奴等は私に剣を振るってきた…
人間が受けてもただではすまないレベルの光剣で私の肉体を切り刻み始めた…
腕や脚…太股、肩…腹を切り開かれて内臓すらも飛び散った…頭も切り開かれた…それでも私は思考することだけが出来た…
(なんで…私は生きてるの…こんな…こんなッ‼普通なら死んでる状況でッ‼考えることが出来るのッ‼なんで痛みを感じないのッ‼なんで…なんで…私は生きなきゃならないのッ‼)
無論、思考できても今までの実験のせいで彼女の心は既に限界を迎えかけていた…それでもエクソシスト達は斬るのをやめない、むしろ楽しみだした狂った人すらいた…
そんな中、頭の中に別の声が聞こえた…その声はこう言うっている…
《貴女は王を…騎士王アルトリアを護る為に生きればならない…》
その言葉はまるで私の残った精神を洗脳するかのように自身の存在理由へとなっていった…
(私が…護る?誰を…騎士王を…そうだ…護らなきゃな…騎士王を…私の王様を…)
「ーーー…」
「あ?なんだ?」
「私は…生きなきゃいけないんだッ‼」
たった一言…その一言を発した瞬間…私を切り裂いていた光剣から光を吸収し、周りの奴等を風を起こして吹き飛ばし…そして私は自身の肉体を再生させ、拘束具を破壊した。
『な、なにッ‼一体何が起こっているッ!?』
アナウンスをしていた人達含めて全員驚いていたがどうでもいい…
(この人達は敵…《そうだ、コイツらは王の剣を奪った》この人達は王様の剣を我が物顔で保有している…私の分合わせて…断罪する)
そう考えたと同時に全身を光で纏うと服装を先程まで来ていた布切れから黒い軽装な鎧を纏い、大きな盾を装備し…
「殲滅する…」
研究員side
「なッ…」
私は自分の目を疑った…
実験体4274は確か、そこら辺にいる16歳位の子供と同じくらいの身体能力であった筈だ…なのにガラスの向こうでは…
『ギャァァア‼』
『い、いやだッ‼死にたくないッ!?』
『た、助けてくれぇ‼』
「……」
言葉が出なかった…彼らは腕前が良いとは言えないがそれでもエクソシストだ、戦闘に関しては彼らの方が上である筈なのに…
実験体4274は彼らの攻撃が全く通じていない上に軽くあしらいながら確実に殺していた…
「身体能力もそうだがあの盾と防御力は一体なんだ?神器では無い…一体なんなのだ…」
少女side
「く、くるなぁッ‼‼」
「……」
さっきまで私を一方的に攻撃していた人達を相手にしているけど…何もかも弱かった…
光剣の予備を使って斬りかかって来くるけど剣速が遅いからそれに合わせて盾を変形させ刃を展開し、挟むように複数人の胴体を切り裂き、光銃は当たっても私を傷つけれ無いので刃の間に光を集め、そこから光弾を複数放ち頭や心臓を撃ち抜いた。
「もう面倒だからさっさと来て…来ないならこっちから行くよ?」
そして続けざまに近くにいた人の頭を掴んで他の人達の方へ投げ、飛ばされてきた人を受け止めた人達を刃に纏わせた光のオーラを斬撃し飛ばし切り刻んだ。
「ば…化け物だ…」
「こ、殺される!?」
(化け物?殺される?)
私はそんな言葉に反応した…が、別にどうでも良かったのでその人達の頭を切り飛ばした。
だけどまだまだ出てくる…もう十数人位は斬殺して辺り一面に散らばってるのに…この人達はそれでも私を殺そうとして来る…忌々しい…
「…もういい…こんな非道な場所は存在そのもの…消えてなくなれ」
そう言って私は刃の間に周りから光を集め始めた…
「な、なんだ!?また光剣が使えなくなったぞ!?」
「今度は光銃まで使えなくなったぞ!?一体どうなってやがる!?」
勿論、光を武器として使ってる故に盾に集まっていく光へと吸収してついでに使えなくした…そして光はどんどん大きくなって行き…それを盾に押し込めて、盾を地面に突き立て叫んだ‼
「悪を払いし慈愛の輝き…光れ‼《
そして盾を中心に辺りは光に包まれた…私が最後に見たのは…あの施設で先だっていった人達の安らかな笑顔と「ありがとう」と言うか感謝の言葉を聞いた…
???side
「……」
彼女は宝具を解放、辺り一面を文字通り光によって消しとばした…彼女を中心に施設は原型…いや、彼女を残して存在していた証拠さえ残さずに消し飛んだ。
「…さて、彼女は今後どうなるのかな…脳内に直接呼び掛けて覚醒までさせたけど、アフターサービスもここまで…この先は君が歩むんだよ?聞こえてないと思うけど一言…頑張って生きてね?」
そう言って私は自分が担当した転生者を背にし、この世界から姿を消した…天使や悪魔が入り交じる混沌した世界に…
以外かな?
ちなみに自己紹介表みたいなのは次回となります
それではまたね~♪(*´ω`*)
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
王の盾を宿した少女
名前:マトイ
性別:♀
性格:ブラックロック★シューターのステラ
容姿:ブラックロック★シューター
甲冑:インセイン・ブラックロックシューター
概要:転生したばっかりだった頃に教会に捕まりあらゆる実験体にされた…その途中で宝具に目覚め、実験施設もろとも辺り一面を光のオーラで消し飛ばした。実験の為に感情が乏しくなっているが少し甘えん坊な面を持っている。
<ステータス>
・筋力:A+
・耐久:EX
・魔力:A-
・幸運:B++
・宝具:A++
<スキル>
・騎士王の加護:B+
宝具の影響によりほんの少し精霊の力を使うことが出来るスキル
・護る為の身体:EX
異常なまでの耐久性のある身体を持ち、例え銃弾や斬刀、砲弾等の近代兵器が当たっても傷付くことが無いスキル
・王を護る為の生命:EX
騎士王を護る時にステータスが全て2ランクアップするスキル
・全属性耐性:EX
ありとあらゆるモノに対して耐性を持つスキル
・虚ろな感情:?
ありとあらゆる耐性を付けさせる為に感情薄くなってしまったスキル
・転生者:?
一度死に生まれ変わった事でついたスキル
・神様補正:A++
神により転生させられた事による神の加護がついたスキル
<宝具>
名前:《
ランク:A-
種類:対軍宝具
レンジ:1~1000人
防御対象:1000人
概要:かつてはかの騎士王が携えていた聖母が彫られていた盾。しかしそれはかつての事、現在は所有者に合わせた形状となっており、更に盾としてだけではなく形状を変化させクワガタの様な刃で攻撃も可能。
真名解放時には味方全てに光のオーラを鎧のように纏わせたり、盾を地面に刺し城壁のようにオーラを放出して防ぐことや、刃をオーラにより巨大化させる事なども可能。
形状:S.I.C. 仮面ライダー斬月のメロンディフェンダー セイバーver.
《メタトーク》
「やぁやぁ、皆様、ヴラドさんだよー(・ω・)ノ」
「こんにちは、マトイです」
「ここではちょっとした文字稼ぎのために少しメタトーク入れながら"かっこ"だけでお話しするコーナーとなっております」
「うん…まずその説明の時点でメタいね」
「まぁね~(*´∀`)」
「それで何から話すの?」
「まぁ、話すネタは少し話して終了だよ♪(*´ω`*)」
「へぇ~…で、そのネタってのは?」
「まず一つ目は攻撃方法だね、マトイのメインウェポンにして宝具の《
「へー、たしかにこう見ると盾なのに応用性豊富だね…」
「そして二つ目は…ぶっちゃけるとまずマトイは元々自分が使うために作った子ではなく最初から他作者様へあげるために生まれました♪(*´∀`)」
「…へ?えぇぇぇえええ!?Σ( ̄ロ ̄lll)」
「まぁ、もし別の作品でこの子を見かけたら私がこの子を送り出した作者様かとでも思っておいてください♪
それではまた別作品でお会いいたしましょう♪またね~♪(*´ω`*)」
「あ!?え!?ま、またね~‼」
目次 感想へのリンク しおりを挟む