ふりょう?なリアスさん (ジェイ)
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1話

知ってる方はお久しぶり。知らない方ははじめまして。
ノリだけで書いた作品です。


 「あー、暇だ。とりあえずユートは焼きそばパン買ってこい。小猫は俺の抱き枕な。後アケノ、何かやれ」

 

 「「「お断りします」」」

 

 「何でだよ!」

 

 さて、唐突だが部下から命令を拒否られた俺が語ろう。

 俺は悪魔リアス・グレモリー。上級悪魔だ。そして悪魔の中では貴族にあたる家柄でもある。そんな俺は現在人間世界の日本でハイスクールに通っている。

 何故悪魔貴族の俺が日本でハイスクールに通ってるか?理由は単純で俺がとあるジャンルの漫画にはまり彼らに強い憧れを抱いたのが始まりだった。

 

 その始まりは俺の兄からもたらされた一冊の本。それまでの俺は品方向性を地で行くお嬢様なわけだがこの漫画本からそれが崩壊した。

 

 彼らは所謂極道と呼ばれる者達であった。

 通常、彼ら極道は一般人からすれば忌避すべき存在である。何せ一般人からすれば見るからに威圧感があり、粗暴で暴力的で、蛇のように執拗で、そして何より怖い。

 だが当時私だった俺が読んだ漫画の極道はある意味違っていた。

 情を重んじ義を通す。まさにこれだった。

 彼らはまさに極道であった。悪さはする。金儲けとあらば先んじて身を乗り出す。暴力沙汰や警察沙汰は日常茶飯事。それでも彼らは町民に親しまれていたのだ。

 それはひとえに首領もとい親分の影響である。

 

 「堅気あっての俺等の商売じゃ。舐められたらいけねぇが、嫌われたらもっといけねぇ。それにここいらは俺のシマじゃ。己の家荒らす輩はいねぇだろ?だったらわかるだろ?守るもん守ってからやれ。何もやんねぇでやっちまったら義が通らねぇだろぅがよ。それに………こんな俺らを慕ってくれる奴等に情がわかねえってんなら嘘ってもんだろうがよ」

 

 私が感銘を受けた台詞だった。

 

 当時私だった俺は貴族でありグレモリー家の次期当主である。つまり悪魔界における貴族であるグレモリー家が所有する領地を収める主、頂点にあるのだ。そんな私からすれば親分の台詞は正に理想的な頂点の発言であった。言葉は悪いとは当時は思ったけども。

 だがそれを切っ掛けに私はこう言った極道や不良などが登場する漫画にのめり込み、こうして今の俺にいたり、元々人間界における日本の文化を好いていたこともありこうして日本の駒王学園に留学生として通っていた。

 

 ちなみに俺の世界観を変えた漫画をくれたのは俺の実の兄、サーゼクス・ルシファー。嫌な話だが俺を現在不良とした事により兄は未だに両親より叱咤される。俺もよく怒られはするが建前上は貴族令嬢を扮しているため酷くは言われない。仮にも実家にいる間は貴族として教育を受けて育ったのだから立ち居振舞いや言動に関しては完全に修得しているし、親には育ててもらった恩があるから私生活は兎も角公の場で両親に恥を欠かせるほど親不孝でもない。それでは情を重んじ義を通すとは正反対だろうからだ。しかし兄は俺を品方向性な不良にしたと両親や兄の妻よりしばし叱咤をうけていたりする。

 

 俺としてはコレに会わせてくれた兄に感謝しかない。故に俺は兄を親分と呼ぶ。何故かって?それは兄が悪魔の王の一人であるからだ!

 悪魔が住む冥界で悪魔族の王さまだ!正に親分だ!

 本当は親父とかって呼びたいが、親類であるし両親の顔を立てるためにも親父とは言えない。つーか一度親父と兄を呼んだら父だけが反応し兄は驚いた様子でこちらを見ただけ。さらに父は悲しそうに俺を見た後無言で親分に殴りかかり、母は修羅の様な笑みを浮かべながら俺の首根っこを掴み、義姉は親分の成した結果(俺)に憤怒して城を崩壊させた。奇跡的に死傷者はでなかったが俺と親分にはトラウマが植え付けられた。

 妻を、義姉を怒らせてはいけない。

 プラスαで親分は悪ふざけし過ぎて親を悲しませた事に罪悪感をもち、俺は母直々の折檻とも取れるお説教もといOHANASHIにより父はお父様、母はお母様、義姉はお姉様で通す事となった。元々は兄に対して言った事なのに両親の乱心と義姉の怒りにより城が吹き飛び俺も影響を受けすぎていたと反省をした。

 

 だが在り方を変えるつもりはなく、兄を親父もとい親分と呼ぶことは認めさせた。公の場では魔王様と呼ぶことを条件に、ではあるけども。

 

 さらにちなみにではあるが俺と親分の関係は良好だ。俺に悪ふざけもあったが薦めるだけあって兄もその手のサブカルチャーは大好物である。故に俺から親分と呼ばれる事に、そして兄貴と呼ばれる事に嬉しさを感じている様だ。

 色々ある貴族社会の話だ。納得しろとは言わないが察してやって欲しい。

 

 とにもかくにも

 

 

 

 「ふざけんな!てめぇら俺の舎弟だろ!?」

 

 「申し訳ありませ部長。私、部長のご両親よりリアス更正計画を命じられていますので。なにより部長を弄った方が面白いので」

 

 「おいコラアケノ!明らかに後者が本音だろ!?つーかリアス更正計画って何!?俺知らねぇぞ!」

 

 「うふふ。知らぬが仏、ですわ。あらあら、私達悪魔でしたわね。うふふ」

 

 「なんだよそれ!こえーよ!?つーかユートまでなんでだよ!お前なら秒殺だろ!」

 

 「答は………はっ!僕が作った方が美味しく健康的だからです!僕が独自に編み出した味付けと、そして食材の数々!1から作り上げる手間をかけパンを焼き、麺を捏ねその合間に適切な調理法で玉ねぎ人参キャベツピーマンなど焼きそばには一般的な物に加え―――――」

 

 「ちょっとまて!説明しながら調理始めんな!つーかその調理台どこから持ってきた!?そもそもが違ぇよ!俺はパシらせたいだけなんだよ!」

 

 「ふっ!僕がパシり?そんな物僕にとっては造作もない!だが断る!何故なら主には最高の品を届けるのが騎士として、下僕としての義務だからだ!だからこそ僕が最速で!最高の品を作り上げる!あ、部長。パンを焼いたり麺を捏ねたり同時進行してますが物理的に無理な部分はあるんで一時間はかかります」

 

 「なげーよ!?ユート凄く速いけどなげーよ!買ってくれば良いじゃん?お前の料理上手いけど買ってくれば済む話だろ!渾身的過ぎてこえーよ!?」

 

 「………部長」

 

 「何だよ小猫!」

 

 「………部長の抱き枕になるのは良いんです。ただ………」

 

 「ただ、何だよ」

 

 「………………実は私性別は女でありますが男性特有のアレがありまして。部長の母性溢れるおっぱいに包まれると実姉とのアレを思い出して私の竹の子がニョッキしてしまうんです!そして部長のshow JOOを頂きたくて、むしろshow JOOでありながら私を無理矢理○○○して○○○を○○○でもって○○○なあげくに○○○で焦らしながら○○○なフィニッシュを迎えたいんです!」

 

 「こいつが一番怖かった!?!?!つーか何だよその設定!風呂一緒に何回も入ってるのに見たことねぇよチ○コ!?」

 

 「仙術で隠してましたから。そして見えないけどギンギンでした」

 

 「無駄に器用だな!?つーか、え?マジで?お前ら知ってた?」

 

 「あらあら、部長しらなかったのですの?」

 

 「僕は握った事あるよ!」

 

 「………私両刀使いなんです。ぽっ」

 

 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!何か良く分からねぇけど、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 俺は日本で騒がしい毎日を過ごしている。まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゃねーよオイ。マジで。




続くかはわかりません


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2話

五件も感想貰ったら続きを書かない訳にはいきませんよね?
なので早速の2話です。基本的に暴走モードです。


 私の親友リアス・グレモリーは非常に愛らしい存在だ。

 

 彼女の評判を言うのなら所謂不良とレッテルを貼られる。と本人は思っているが実際のところは全くの逆だ。

 

 容姿端麗、文武両道、情愛深く道理を重んじる女傑と周囲から認識されていた。

 確かに普段の粗暴や言動は乱暴ではあるがそれは彼女を知っているから分かる事でもある。

 

 端から見たリアス・グレモリーは西洋の姫である。目立ち長い鮮やかな紅髪、見るからに日本人ではないと分かる青い瞳と白い肌。ただでさえ堀が深く整った顔立ちをした西洋の人間達からもさえ美しいとされる整い過ぎた顔立ち。

 強気な大きな瞳。勝ち気なバランスの良い鼻。余裕を持ったぷっくりとした唇。そしてそれらを纏める究極的なまでの輪郭。これだけでお腹いっぱいだ。しかしそれだけで収まらないのが我が主の特徴。真骨頂とも言える。それは

 

 

 「なぁアケノ。昨日てめぇーに買ってきて貰ったブラサイズ小せぇぞ。メンドイからさらし巻くんじゃ駄目か?その方が俺的に良いし!」

 

 「なりません!私の、もとい部長のおっぱいの型崩れの原因になります!今すぐサイズの確認をしますので、ふ、服を脱いで………裸になれ雌豚♪」

 

 「雌豚!?てめぇー俺は主だぞ!?つーか俺の乳は俺のだ!あーーーーもう!何でこんなに膨れやがる!てめぇーだってデカイ苦労を」

 

 「だまらっしゃい。私が話してるのよ乳豚」

 

 「乳豚とか意味わかんねぇ!?」

 

 そう、リアスのおっぱいはとても大きい。

 

 ちなみにリアスで愛でるのは生活の一貫なので許して欲しい。リアスを弄るのは私の生き甲斐だ。

 兎も角リアスのおっぱいは大きい。其処らの乳を売りにしているアイドルが裸足で逃げ出すほど大きい。一応リアスより私は胸囲のサイズでは大きいが余り違いはない。大体100センチ前後でありサイズ差は誤差範囲だ。

 そんなリアスの大きなおっぱいが私の選んだブラのサイズが合わない?何故?理由は単純だ。

 

 「乳豚。これを着けてみなさい」

 

 「いつまで乳豚言うな!俺だって好きで大きく…………おいアケノ。お前が渡したお前のブラもキツいぞ。つーかお前今自分の着けてたやつ渡したろ」

 

 「あなた様は正に乳神であらせられた!今なら大得点で私の下の前後ろ開通および口は勿論ニブ○ファ○クまで受け付けますわ!あぁ、部長のチ○ポが私を蹂躙して私がリアスのチ○ポを蹂躙するのですわ!そして――――」

 

 そして私は絶頂していた。部長の、リアスのおっぱいが私より大きかったからだ。今までは私の方が大きいとある意味優越感に浸っていた。何故ならおっぱいは女性的象徴だからだ。故に大きいは正義であり、リアスよりほんの少し大きい私は正義であった。だが同時に屈伏されるのを待ってもいた。だってワタクシは、ワタシは

 

 「ああぁーーーん!リアスさまぁーーーーん!私より大きなおっぱいで私のおっぱいを潰してくださいまし!ずっと、ずっと待っていましたの!私より大きなおっぱいに成長されるのを!私の夢でしたの!より大きなおっぱいに屈伏されるのを!そしてそこまま私の初めてを奪ってください!」

 

 究極的にドSでありドMでもあるからだ!故に私は叫ぶ。

 

 「部長ぉぉぉぉぉぉん犯○てください!」

 

 「おいコラ現実見ろ。いつまで妄想に浸ってんだ。俺にナニはついてねぇ。竹の子も松茸もついてねぇよ」

 

 「神は死んだのですか!?なら代わりに私が部長のナニを妄想して丹念に作ったナニ型模型リアルスケールVerリアスを使って!」

 

 「嫌な妄想で嫌な模型つくってんじゃねぇよ!そこのポン刀ぶちこつぞ!」

 

 「最高ですわ!」

 

 「喜ぶなよ!?」

 

 「あ、でも突っ込むなら柄の部分でお願いします。そして鞘は付けたままで。出ないと刃先が部長の花園を刻んでしまいますから。それはそれでそそりますけど」

 

 「なんの話だよ!?」

 

 「何ってナニの話ですわよ?部長がぶちこんだその刀をナニに見立てて私が部長にぶちこむのですわ!ほら柄が私の方が私が持ち手の様な気がして私が部長の初めてを奪った気になるでしょう?」

 

 「何で俺がやられるの前提なんだよ!んで同意を求める言い方すんじゃねえよ!?つーかお前マジでキモいぞ」

 

 「あふっ!そのおぞましい様な目で私を見ないでください。奪いたくなります。無理矢理!劇的に!華々しく!そして濡れました!責任とってください!」

 

 「知るか!」

 

 そう言って部長は部室を出て行ってしまう。あふん。ここまできてお預けとは部長はなんていけずなのでしょう。しかしある意味Mの扱いを心得ていますわ。流石私の主様。

 

 しかしここで私はあることに気がつく。慌てて廊下に飛び出て叫んだ。

 

 「部長ーーーーーーーーーーー!今の貴女はノーブラですわぁーーーーーーーーーーーーー!おっぱいたゆんたゆんですわぁーーーーーーーーーーーーー!思春期の男性が前屈みですわぁーーーーーーーーーーーーー!」

 

 「うるせぇーーーーーーーーーーーー!?!?!?!」

 

 部長は顔を真っ赤に染めて駆け出した。それは遠目に見ても見事な程にたゆんたゆんと縦横無尽に暴れまわるお乳様。

 

 「あらあら。普段は男勝りの癖に本当に乙女ですわね」

 

 本当にこの主様は美の化身と思わせるほど綺麗で、それでもがさつで男勝りで、情に厚く義理高く、文武両道の才女でありながら不良に憧れていて、それでも初な乙女、そんなちぐはぐな所が

 

 「本当に可愛い娘ですわね。うふふ」

 

 凄く魅力的な我らが主様なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あら大変。下着を換えませんと。

 

 




感想に木場の小猫のナニを握った発言にツッコミが無かったのがある意味驚き。
それほどまでに木場きゅんは皆のオホモダチなのか?
それともそれ以上に小猫たんのキャラ崩壊が凄まじかったのだろうか?


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3話

好きな人は好きだとおもいます。私は書いてて楽しかった!


 僕が仕える主リアス・グレモリー様は上級悪魔の貴族だ。彼女に仕えられる事に喜びと誇りを持っている。それほどまでに彼女は素晴らしい人物だ。

 だから僕は彼女が恥ずかしくない立派な存在にならなくてはと常に鍛え続けてきた。そして今も――――

 

 

 「おい、あれって」

 

 「ああ、二年の木場祐斗だな。にしてもすげぇ体つきだ」

 

 「「「きゃーーーー!木場きゅーーーーん!」」」

 

 「「でも何で校門のど真ん中でブーメランパンツでジョジョ立ちしてるんだ?」」

 

 「「「木場きゅーーーーん!カッコいいーーーー!」」」

 

 「確かに悔しいがカッコいいのは認めるが」

 

 「ああ、場所が凄まじくおかしい。つまりアイツもカッコいいと騒ぐ女どもの感性もおかしい」

 

 「さぁ!皆見てくれ!僕のどこに出しても恥ずかしくない肉体美を!!」

 

 ―――――いつ見られても部長が恥をかかない様に学園の皆に評価をしてもらっている。反応から察するに上場のようだ。僕はまた一歩高みへ至る!

 

 その後登校した部長に殴られた。どうやらお気に召さないようだ。ふふふ、僕の主は厳しいなぁ。俄然ヤル気が出るってものさ!今まで以上にトレーニングと新なポージングを模索したくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昼休み。僕は朱乃さんと二人で旧校舎にある通称朱乃ルームに来ていた。この部屋は朱乃さんの趣味部屋で様々な物が壁一面にところ狭しと置かれている。どうやら部長はこの部屋が苦手らしく一切近づかないため秘密の訓練にはピッタリだ。

 

 「それでは何処に出ても恥ずかしくないドSとドMの訓練を始めますわ。ドSは相手をいじめる事に快感を持って私の真似をすれば良いので祐斗君にはドMの心得を学んで頂きます」

 

 「はい!朱乃さん」

 

 「いけませんわよ」

 

 「はぶっ!?」

 

 突然僕は朱乃さんからビンタをされた。何故だ?僕は何を間違え――――――――はっ!

 

 「今この瞬間私はあなたにとっての女王ですわよ?それを朱乃さん、ですか?」

 

 「も、申し訳ありま」

 

 「誰が喋って良いといいましたか?この犬!」

 

 「キャイン!」

 

 またビンタされた。反射的に犬の様に鳴けたが忘れていた。この特訓では彼女はSMの女王なのだ。なので僕はMとして彼女の事を女王様と呼ばなくてはならない。

 

 「はい。今のは良いお返事です。ご褒美をあげます、わっ!」

 

 「きゃん!」

 

 女王様はご褒美として僕の肩に乗馬用の鞭を叩きつけた。痛みには騎士としてなれているが突然の事に声をあげてしまう。ただそれは女王様としては合格点にたっしていたようで女王様は恍惚の笑みを浮かべていた。

 

 それはそうと女王様はいつの間に鞭を持ち服装を制服からボンテージなきわどい服に着替えたのか?全く気が付かなかった。なるほど!これが匠の技か!

 

 「それより家畜の癖にいつまで人間の服を着てますの?随分と生意気な犬ですわね?剥ぎますわ」

 

 「わ、わんわんわんわん!?」

 

 女王様はおもむろに、強引に、そして優しく僕の服を脱がしにかかる。僕としては人に裸を見られても恥ずかしくない体をしているつもりだし、ここ最近見られることに喜びを感じているので別段嫌では無いし、むしろ挑むところだ。

 しかし僕も学習している。

 Sはいじめたい。Mはいじめられたい。Sの心理はある意味単純で相手を屈伏させたい。相手の反応を楽しむ。それにつきるが逆にMは以外と複雑な面がある。ただいじめられるのに喜びを覚えるのは二流のM!本当のMは自身の本心とは異なっても相手を喜ばせる受け方をするのだ!そうすることによってSは嗜虐心を刺激されより激しく相手を攻め立てる。現に女王様は呼吸が激しくなり、頬を赤く染めて恍惚的だった笑みが深みをましていた。

 

 「良いですわ!犬!あなたとっても良いですわ!」

 

 「わぉーーーーーーん」

 

 そう!一流のMはSの心理も知ることが出来る!つまりMを征するものはSを征する!僕はまた一歩高みへ近づいた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後。普段は部活動で世界の不思議を調べている。今さらだが僕たちリアス・グレモリー眷属はオカルト研究部であり関係者しか立ち入ることはない。何故なら一般人には僕たちが悪魔、人外であることは秘密としているからだ。それは悪魔のみならずで神、天使、堕天使、妖怪、妖精、幻獣魔獣どの種族も共通だ。それは今の時代が人間を中心にした世界であるからに他ならない。とは言っても裏で糸を引くのは基本的に神々や悪魔や堕天使と人外のものたちであるが。

 

 兎も角部活動の時間なのだが

 

 「本日部長が人間の舎弟をつれて隣町のヤンキー共と抗争に向かっているので部活はありません。ちなみに部長はサラシに前開きの特攻服姿でとても魅力的でした。立ってぬれました。ギンギンのヌチョヌチョです」

 

 「朱乃さんは?」

 

 「特攻服姿の部長に襲いかかり反撃にあって今は朱乃ルームで縛り上げられて放置されてます。喜んでる様なのでそっとしておくのを推奨します」

 

 「そうだね。部長も副部長もいないなら部活は出来ない。ならいつも通り」

 

 「はい」

 

 「「ますらお対決!」」

 

 部長も副部長もいないので活動が出来ない。なので僕たちはとある一室に向かう。そこは地下にあり決まった手順を踏まないと到達出来ないため生徒は勿論教諭を含め悪魔関係者以外は知らない秘密空間。駒王温泉だ。

 

 ここは和の心を重んじる部長が独自に作り上げた空間である。

 

 扉を開くと眼前に広がる夜空とそれを彩る星の数々。その中で一際輝く満月は正に絶景だ。

 足を踏入れると感じる整えられた石の足場に立ち上る蒸気。広い広場の奥には飛び込みたくなるほどに立派な温泉がある。何故か温泉の中には日本猿が優雅に浸かっているが部長のイメージ的に温泉=日本猿なのだろうから文句は言わない。と言うよりこの日本猿は非常に強く文句が言えない。以前悪魔の王四人がこの場に遊びに来たときルシファー様がちょっかいをかけ日本猿が怒り戦闘になったときがあったのだが、最終的には互いに握手を交わしていたのは記憶に新しい。ちなみにその時この空間が8割損傷して命かながら逃げた僕たちであるが損傷理由を知った部長は未だかつてないほど怒り魔王と日本猿を半殺しにしていた。

 

 流石僕の主様だ!

 

 兎も角そんな空間で僕と小猫ちゃんは対峙する。そして二人はぶつかり合った!

 

 「一の太刀瞬剣!」

 

 「ふん!甘いです!私の物は既に始解です!半分ギンギンです!所謂半○ちです」

 

 「甘いのは君だ!僕は既に卍解だぞ!」

 

 「なん…………だと!?」

 

 全裸で!

 

 ますらお対決。それは漢と漢の対決。つまり男性器対決だ!

 これは互いの男性器をぶつけ合いより漢としてどちらが高みにあるか競い会う僕と小猫ちゃんで行うものだ。

 

 「ふっ、それが卍解ですって?笑わせてくれます!本当の卍解は大きく強大なもの!あなたのが偽りであることをここに証明しましょう!卍!解」

 

 とたんに小猫ちゃんのアレは天をつくほどにそそりたつ。そしてそこには先程まで子供の小指程であったナニが20cm程まで膨張していた!

 くっ!これが彼女の本気か!だが僕は負けない!大きさは負けているが

 

 「大きいだけが卍解じゃないよ!僕のこの形態は速さと密度の特化したもの!君より小さくともその分凝縮されている!ほらほらほらほらほら!」

 

 速さと固さで負けてはいない!

 僕は立て続けにおのが相棒を叩き込む!小猫ちゃんもそれに応戦する。一撃の威力は小猫ちゃんが上だが当たらなければどうと言うことはない!僕は全力で腰を動かし小猫ちゃんを攻めあげる。そして

 

 「「月牙天衝」」

 

 互いに最高の技を放つ!視界は白く染まり目の前が真っ白になった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「どうやら引き分けだね。全く凄い量だ。顔がべちょべちょだよ」

 

 「祐斗先輩こそ一撃は対したことないのに凄い連射です。全身ベトベトです」

 

 僕たちは互いに褒め称えあった。まったくもって良い勝負だった。それにこの勝負以前より2分も長かった!つまり僕は

 

 

 

 

 

 

 

 

 「まあ1つ高みに至った!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして僕たちは互いの武器を握りあった。僕たちなりの挨拶だ。

 

 

 




勘違い系ポジティブイケメン。それが今作の木場きゅん。


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4話

ノリで書いてるので短いです。ご了承のほどでお願いします。


 私事搭上小猫の朝は早い。

 

 「はっ!はっ!はっ!はっ!」

 

 朝五時に私は己を鍛えるためにトレーニングを始める。場所は私が所属するオカルト研究部がある旧校舎のさらに私たち眷属しか立ち入ることが許されない部長リアス・グレモリー様の部屋の

 

 「はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!」

 

 「にゃー、もう食えねえよー………………………………すぴー」

 

 部長が眠るベットの真横で私は一心不乱に腰を振る。いつの日か部長の初めてを私の斬魂刀で貫くために!

 

 ああ、妄想しただけでエクスタシー。思わず部長のパンツをかぶり片手が下腹部に滑り込んでしまう。全く部長は罪なお人だ。だって

 

 

 

 「あぁーん、なんて愛らしい寝顔。記念撮影てすわ!小猫ちゃん!私今からリアスの顔を跨いで膝だちで自分を慰めますからこのデジカメで撮影してくだいますか?」

 

 「僕は気にしないで!小猫ちゃんに用意してた部長の下着をかぶられたから新しいのを用意してた朝食の準備をするよ!裸エプロンで!これこそ家庭の正装!一家団欒の象徴だからね!」

 

 副部長も祐斗先輩も好き勝手やっているのだ。私などまだ可愛い方だと思う。

 

 仕方無いので私は腰を振るイメージトレーニングを続けながら副部長に渡されたカメラを動画モードに切り替えて撮影をした。むくむくと私のしらたきが松茸に変貌するのを自覚し、なんなら副部長に突っ込むのもアリだと思ってしまう。きっと副部長も満足してくれるだろう。だって今のこの人は部長の事しか見えていない。なので私がナニをしたって部長がしたとしか思わないだろうから。

 

 イメージトレーニングにも限界がきていたのもあった。エア部長S○Xは虚しすぎる。だからものは試しに聞いてみた。

 

 「ふく、いや、おいアケノ入れてもいいか?俺もう我慢…………」

 

 極力部長の声真似をしてみた。感情も少し込めてみた。正直全く似ていないが自慰に夢中な副部長は

 

 「良いですわーーーーーーーーーーー!」

 

 全く気がつかない。だから私は標準を合わせるために副部長の後ろにたち、暴れ狂う竹の子を手で支え

 

 「エイヤっ!」

 

 「ふぐぅっ!?」

 

 たまたま通り掛かった祐斗先輩の脇腹に突き刺さる。

 

 余談だが私の部長より与えられた駒は戦車(ルーク)であり、駒としての能力は尋常ならざる身体能力。特に攻撃力と防御力は逸脱している。私の松茸の膨張力もこれが原因だ。そしてそんな私の一付きを受けた祐斗先輩は吹き飛び副部長を巻き込みながら壁に激突した。それにより二人とも気絶してしまいある意味私にとって溜まりに溜まったリビドーを解放するチャンスが訪れた訳だが

 

 

 「ん………………なんだテメーらもう準備してたのか。ご苦労、俺も起きたから朝飯頼むわ」

 

 部長がお目覚めになられたのであえなく断念。そして部長の姿をみて改めて私はギンギン。何せ部長は寝るとき何も着ない。ゆえにスッポンポン。だから私はギンギン。だが寝起きの部長は気がつかずに

 

 「小猫も毎朝特訓ご苦労。せっかくだし一緒に飯食おうぜ。何かそこでノビてるけどユートが飯作ってんだろ?俺は風呂入ってくるからその間にたのむ」

 

 そう言って素っ裸で部屋を出ていった。

 

 部長に頼まれたなら仕方無い。本来の予定では副部長を部長の前の練習として使うつもりだったが至急に起きて貰う必要があるため私はノビて重なりあう二人の前で全力で私の竹の子を擦る様にしごく。脳内に浮かべるのはベットで抱き合う様に重なりあった部長と副部長。潰れあったおっぱいがとても素敵で私は互い違いに美しく濡れた花園に私の場違いな程野暮な竹の子をつき入れている。それに伴い私の脳内を刺激する素晴らしい音楽が奏でられまるで楽団を指揮する指揮者の気持ちを抱きつつ私は見知らぬ男性に貫かれている。この男性はきっと私の好みの男性なのだろう。何故か見覚えはあるのが不思議だが少し茶色い髪で顔立ちはそこそこ整っていて男らしい。そしてエッチな事に貪欲でそれでいてヘタレで優しい男の人。

 その人に私は面識がある。そして私はその人の事が人としても異性としても好きなのだろう。勿論一番好きなのは部長だが、部長への思いは異次元だ。天元突破している。部長と子供を作れるなら迷わず部長を選ぶが、残念ながら私は竿はあるが玉はないため子作りは出来ない。なので実姉も気にせず私と一日中事をして主に怒られてその主を殺して逃げたのだろう。ちなみに実姉の主は上級悪魔で姉はその眷属だった。そして私達は妖怪猫又と呼ばれる種族で二人姉妹の孤児だった私達であったがその上級悪魔に拾われ、姉は実力もあり眷属として仕える事になったのである。まぁその主は姉に殺され、事情を知らなかった私は捨てられたと思ってやさぐれてるうちに部長に保護された訳であるが。

 

 今ならわかるが当時の姉としては

 

 「やっべ!妹がチ○ポついてるの知られたら好き者悪魔に持ってかれる!姉として妹のチ○ポを守らなくちゃ!」

 

 だろう。

 思春期だから分かったのもあるし、ある意味これも姉の愛だなので次に会えたら会えなかった分突っ込んで和解にするつもりだ。

 

 まぁとにもかくにも異性として好意をもつ先輩に突っ込まれながら部長や副部長に突っ込むのを想像し右手で扱き左手でおのが指を穴にピストンして

 

 「あーさーですよー!部長はお風呂にいかれましたー!」

 

と同時に二人に私のリビドーを放つ。顔めがけて!

 

 「ん、あらあらさっきまで部長の…………私としたことが失態をさらしたようですわね。直ぐにシャワーを浴びて準備しますわ」

 「ははは!小猫ちゃんにはかなわないね!僕はもっと鍛えなくちゃ!僕も顔洗ってくるね!」

 

 当たり前の様に対応する二人に自分でしたことながら戦慄を覚えるが、まぁ良いと納得する。だってこの二人私に負けを劣らず変人だし。

 

 取り敢えず今は

 

 

 

 「二人が起きたので私の任務は完了です。ただ収まらないので部長と姉とあの先輩でのプレイを想像して…………………………………あぁ!姉様激しい!私のチ○ポが!チンポ○が!部長!入れますよ!あぁ、部長中良いです、おっぱい最高です!そしてそんな中で感じる先輩のアレにアヒィ!?もっと!もっとぉ!あぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事故処理を堪能しよう。きっとそのうち実現すると信じて。




先輩って誰だろうなー(棒


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5話

待ってくれた人はお待ちかね!
原作主人公ですよー


 俺は一部の人物に非常にモテる。俺は種族で言うなら人ではあるが人ではない者に非常にモテると自覚している。一部の幼馴染みを除けば人間には嫌われているけども。

 

 それでも俺は女性が大好きだ。現在俺が通う駒王学園のエロ魔王の名を欲しいままにしている位には好きだ。全く後輩と一緒に覗きやセクハラした位で騒ぐんじゃねぇって話だが、何故だか人外にはモテるので苦労はしてない。正直人外の方が俺好みの女が多いのもあるが。そして今現在もそうだ。

 

 「あぁ一誠くん。いえイッセー様!どうか私に慈悲を!あなたの強さと優しさに私は虜にございます!あなた様より放たれた力の波動!なす統べなく消えるのみの私に施された慈悲!あなた様の、あなた様の子を授かりたいと私の子宮がうずくのです!」

 

 長い艶やかな黒髪を振り乱し母性あふれる胸を己が右手で揉み上げ、逆の手は誘う様に乙女の花園を広げている。え?これなんてエロゲ?

 

 

 とりあえず俺は少し前の事を思い出す。

 その日は敬愛するボスと俺と同様にボスを慕う連中で最近この町に迷惑をかける隣町のヤンキーどもの駆除に向かい殲滅した帰り道だ。殲滅と言っても殺したりはしてない。死なせたら流石にまずいし、俺達は今はこんな暴走族のような見た目だがプライベートは至って普通。むしろ正義感が強い人間ばかり。そして皆が駒王学園の生徒で更生されていることから分かるが俺を除いて皆それなりに頭は良い。ただボスがヤンキーとか極道物に憧れてるから皆で雰囲気を出しているだけである。

 あ?俺?俺はただの不良上がりのクソ男だ。中坊のころボスと出会い喧嘩してボロボロにされた。それから出会う度に喧嘩を吹っ掛けたが1度も勝てた事はなかった。そして俺に背を向けて去る姿にひどく魅了され強く憧れた。だから舎弟にしてくれと頼んだら

 

 「はぁ?俺の舎弟?あーいらねぇいらねぇ。俺の舎弟に馬鹿はいらねぇ。ただ何もさせないでってのもあれだし条件付きでOKしてやる。駒王学園ってしってんだろ?あの偏差値全国トップクラスの元女子高な。俺そこの高等科に進学するからお前も受かったら舎弟にしてやる」

 

 そう言いやがった。だから周りに驚かれながら必死に勉強してギリギリではあるが駒王学園に合格してボスの舎弟になった。その時親父とお袋嬉し泣きしてたなぁ。今まで苦労かけていたのを実感して表面上は普通にくらしている。

 ともあれそんな帰り道に俺は黒髪のスタイルの良い美少女に告白された。なんでも喧嘩してる俺を見て一目惚れしたらしい。なにかありそうだなぉとは思ったが見た目好みだし何か起こればそれなりの対処をすればいいだけだからOKを出して、そして初デートの帰り道に寄った公園での出来事だ。

 

 「お願いがあるの。死んでくれないかな?」

 

 流石に唖然とした。今まで様々な女と遊んだ。だがそれは同意の上で俺は事に及ぶ前に必ず確認してからの所業であった。自己弁護と言われればそれまでだが、俺的には最大限の誠意を伝えていた。故に唖然とした。

 まだ手を出してない女に死んでと言われたから?それもある。

 人には存在しない黒い天使の様な翼を広げているから?それもある。まさか人外だったとは。

 だが一番の理由は全くもって違う。だから俺は

 

 「はははははははははは!おいドライグ!この人外俺に死ねってよ!え?何?こいつ俺の強さ知らねぇで近寄ってきたの?てめぇらみたいな人外散々相手してきたがお前みたいに言ってきた奴は初めてだよ!」

 

 大いに笑った。

 

 『笑ってやるな相棒。我らの力が分からぬほど脆弱な存在だぞ。まぁ俺を使わない相棒は魔力もからしきの体力と精力だけの人間だがな』

 

 「うるせぇよ!人間同士の喧嘩に神器やら魔力やら使うかよ!そこまで腐ってねぇよ」

 

 俺と俺に宿った神器である赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)の主人格であるドライグの言い合いを呆然と眺めている俺の元彼女天野夕麻。きっと本名は違うだろう。

 

 「ちょ、ちょっと待ちなさい!あなた何がそんなに可笑しいの!?この堕天使レイナーレが死ねと言ったのだから死ねば良いのよ!そうすれば上司からアザゼル様のアレに模した模型がもらえるのよ!?良いから死になさいよ!」

 

 「…………かわいそうな奴」

 

 『俺が思ってたより更に残念な娘なのだな』

 

 「『任務の報酬がただのオ○ニーグッズとは………』」

 

 笑ってしまったことを何故か申し訳ないと思ってしまった。こいつはただのアホで馬鹿なだけなんだ。きっと悪い奴じゃないんだ。そう思わないとあまりにこいつの頭がハッピーすぎるし、ついさっきまで彼女だった女だと思いたくない。

 

 「なによ!何でそんな残念なものを見る様な目で私を見るのよ!」

 

 「いや実際残念だろ。オナ○ーグッズの為に人殺すとか馬鹿じゃねぇの?」

 

 「グッズ言うな!あれは聖なる道具、聖具だ!聖遺物だ!」

 

 「ちょっ、おまっ!ふはっ!笑わせるなよ!性具って、性異物とかっ!やっぱり○ナニーグッズじゃねえか」

 

 「死ねぇぇーーーーーーーーーー!」

 

 どうやらおちょくり過ぎた様でレイナーレは手のひらから光で出来た槍の様な物を投擲してきた。結構速いがボスの飼っている日本猿の拳に比べれば対した速さではない。あの猿は強すぎる。霊長類最強の一角だろう。ボスには従順だが。

 

 「なんで!?何で当たらないの!?たかだか人間ごときが至高の堕天使である私の槍を!?」

 

 「まって!お願いだからやめて!笑いが抑えられない!」

 

 「何が可笑しい!」

 

 自分で至高のとかナルシストすぎる。笑いを堪えるので動きが鈍りそうだ。

 

 仮にも彼女だった女だししかたねぇな。あまりコンタクト取りたくねぇ奴だが助けを求めるとしよう。

 

 俺はレイナーレの槍を避けながらスマホを操作してある男に電話をした。数回コール音がすると

 

 『兵藤一誠。何か様か?決闘なら受けてたつぞ。今度は何で勝負しようか。単純な殴り合いも楽しいが最近飽きてきたので俺的には別の物にしたい』

 

 「おーす。殴り合いは俺も飽きたから次は安産型の女見極め対決しようぜ!ルールは俺とお前で街に繰り出してより良い尻の女をナンパ出来た方の勝ちでだ。観察眼と雄としての魅力を試される闘いだ」

 

 『尻か…………良いのか?尻は俺の土俵だぞ?』

 

 「構わねぇよ。その代わり頼みがあるんだが」

 

 『ふむ。兵藤一誠、お前がそう言うって事は女絡み、しかも俺に頼むと言うことは堕天使の件と推測するが?』

 

 「相変わらずよく分かるな。その通り堕天使の女で俺の彼女が死ねとか言いながらやり投げしてくんのよ。お前の所の総督に代わってくんね?」

 

 『分かった。少し待ってくれ』

 

 その言葉の後に保留音が流れた。おいおい保留音が東京テディ○アとかあいつあんなクールな見た目してボ○ロ好きかよ。だが良いね!俺も東○テディベア好きだ。厨二臭がたまらん!全知全能の言葉をほらきかせてよー♪

 

 『おう。俺が堕天使総督アザゼルだ。お前は誰だ?』

 

 「アザゼルさんちーーーす!おたくん所のヴァーリたんのライバル兼親友の兵藤一誠、赤龍帝でーーす!何か堕天使の俺の彼女だった女が俺にやり投げ遊びしてんだけどどうしようか?一応好きな女ではあるし殺したくないんだけど?」

 

 『はぁ!?赤龍帝だと!おいヴァーリ!何故未発見だった赤龍帝とお前が親友でライバルなんだ!?いやライバルは分かるが何故親友!?は?たまたま街で知り合って喧嘩したら赤龍帝だった?え?人間でお前と殴り合いしたの?なにそれ怖い』

 

 何やら困惑気味のアザゼル総督。そりゃそうだ。何せヴァーリは白龍皇。俺の宿す赤龍帝の対をなす二天龍の片翼であり、代々殺し合いをしてきた間柄。そんな俺とヴァーリが親友となれば異常も異常かもしれん。俺には関係無いけど。出会いはボスに負けた後だ。強くなるために街で喧嘩を売り付けた第一号がヴァーリで生身で俺と喧嘩して引き分けたのは初めてだった。それはヴァーリも同じ様で気が付けば親友になりお互いの存在を知り、本気の闘いをしてなお同等であった俺らは本物の親友になっていた。

 それにしてもレイナーレのやり投げはまだ続くのか?何か気が付けば堕天使が3人増えて4人に増えてる。レイナーレとワイシャツ無しのスーツなおっぱいねぇちゃんにゴスロリ少女とbarが似合いそうなカッコイイオッサン。

 皆が皆俺にやり投げしてるが俺はそれを避け続ける。コイツらマジで雑魚だな。

 

 「こんな人材しかいない堕天使マジ乙」

 

 『聞こえてるっての。取り敢えずソイツ等殺すな。そんなんでも俺の部下だ。詫びはする。場所はヴァーリから聞いてるからそこの担当に連絡をとらせる。数分で辞めさせるからたえろ』

 

 「あらほらさっさー」

 

 言われた通りに光の槍を避け続けた。避けながらレイナーレのおっぱいを揉んだり、レイナーレのおっぱいを揉んだり、ゴスロリのスカートめくったりオッサンの顔に顔パンしたり、レイナーレのおっぱい揉んだりレイナーレのおっぱい揉んだり、おっぱいスーツのねえちゃんの前ボタン外したりしてるうちに奴等の顔が青ざめてきた。漸く実力差が分かったのだろう。それでも諦めない奴等には好感が持てた。こんな馬鹿は嫌いじゃない。

 そうこうしているうちにレイナーレが胸の谷間からスマホを取り出して通話をしていた。

 

 大きい大きいと思っていたがまさかスマホが隠れるほど大きいとは!もしかしたらあの谷間は四次元ポケットなのかと思わせるほどだ。

 

 「お前らやめなさい!その方は赤龍帝!白龍皇の友人であり総督の庇護化にある人物よ! 」

 

 その声で攻撃はやみ、堕天使は顔を青白くさせて俺に対して頭をさげる。どうやら俺の事を敵ではないと認識したようだ。

 

 「アザゼルさーん。あざす。静かになりやしたー」

 

 『俺も礼を言う。同族を殺さずにいてくれた今代の赤龍帝に。詫びとしてそこの奴等を好きにして良い。殺さないでくれるなら下僕でと奴隷でも好きにしろ。足りなければ俺が直々に俺がもてる最大の礼をしよう』

 

 「いやいらねぇよ。コイツらは俺に掛けた迷惑料を払ったら解放してやるさ。土下座一回と今後俺に喧嘩を売らないって約束したら。次があったら容赦なく蹂躙するけどよ」

 

 『寛大なお前に感謝する』

 

 そうして通話は切れた。

 俺の目の前にはガタガタと情けなく震える四人の堕天使。流石にこのままでは話しにくいので代表格のレイナーレに近付き顎を持ち上げ視線を俺に合わせた。

 

 「つー訳でてめぇらん所のボスと話はつけた。俺に今後喧嘩を売らねぇ、敵対しねぇ、今回の事を謝るってんならそのまま解放してやる」

 

 

 そして冒頭に戻る。

 

 はぁ。強いのも罪だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何故かレイナーレ以外のおっぱいスーツねえちゃんとゴスロリ少女も股を広げていて、オッサンも俺に向けてチンぐり返しだがオッサンは醜いので蹴飛ばしてから美女3人を堪能した俺は悪くないはず!

 

 




原作主人公が常識人な訳がない。
これは決定事項だ!
さてさて。ボスって誰だろなー(棒


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合間な話

勢いしかない合間な話


 

 「なるほどな。話は分かった。つまりお前は赤龍帝でそこの頭が痛くなる程発情した堕天使達をペットにしたと考えた良いのか?」

 

 「うす。それでだいたいあってます」

 

 「オッサンは?」

 

 「流石に無理です。ボスを抱けるなら抱きますけど?」

 

 「はっ!俺を抱きたいなら俺を惚れさせてみろ。イッセーを舎弟として認めはしたが男として見られたいなら俺にダメージ与えてみろ。まぁバルバロイに勝ってからの話だな」

 

 「あの日本猿に勝てるのボスか神クラスだけでしょ?なんでボスのペットが聖天大成・孫悟空より強いんすか?あの猿爺も化け物でしたがあの日本猿は怪物っすよ。猿神すか?」

 

 「あの爺バルバロイに負けてんのか?情けねぇな。あいつ風呂が好きなだけの雌猿な設定なのに」

 

 「あの強さで雌なんすか!?つーか風呂が好きなだけなのに随分禍々しい名前っすね」

 

 「俺の過去の黒歴史だが、あいつが気に入ってるから仕形ねぇだろ。俺もバルバロイが気に入ってるのを取り上げる程ガキじゃねぇし。それよりイッセー。そのお前にまとわりついてる堕天使どうすんの?まさか実家でどうにかできんの?」

 

 「まぁどうにかしますよ。それが飼い主の勤めですし。取り敢えずオッサンは知り合いのミルタンに預けてレベルあげっすかね。後は俺の家でペットで通します。いや、レイナーレは元カノではあるし一応好きになった存在なんで彼女として住まわせますが」

 

 「おおう。お前もミルタンと知り合いなんか。なら安心だ。ミルタンなら問題ねぇな」

 

 「ええ。ミルタンなら上手いことやってくれます」

 

 「それにしても彼女として紹介するとかお前にしては珍しいな。散々孕ませて捨ててきたお前が」

 

 「う、うるせぇーっすよ!それに捨ててはいないっす!皆責任とるつもりでしたよ!なのに気が付いたら皆置き手紙置いていなくなるんすよ!?何が『あなたにめいわくはかけられません』だよ!下手な平仮名書くなよ!迷惑じゃねぇよ!俺の側にいてくれればよかったのに!ちくしょーーーーーーーーー!!」

 

 「あーーー、すまん。言いすぎた」

 

 「………ぐす。ならボスが慰めてくれます?今ならリアスって呼び捨てして良いすか?」

 

 「ざけんな。これでも身持ちは硬いんだよ。やりてぇならそこのペットとしてろ。後呼び捨てしてぇならそれだけの地位につけ。てめぇは俺より弱いただの赤龍帝だろうが」

 

 「う、相変わらずボスは厳しいなぁ。勢いでやれると思ったのに。仕形ねぇか。レイナーレ。お前は頼むから俺の前から消えるなよ。本当に頼むから」

 

 「はい!私はいつ以下なるときも貴方から離れません!むしろ常に貴方と繋がっていたい!だから今すぐカモーーン!」

 

 「レイナーレぇーーーー!」

 

 「イッセー様ぁぁーーーーーーん」

 

 「ここでやりだすなよ…………おいアケノ」

 

 「はっ!相手ですか?私はチ○ポついてないのでお相手できませんけど。なんなら今すぐ双頭な張り片を魔力で作ってダブルロストヴァージンしますか?私はいつでもカモーーンですわ!むしろ今すぐカモーーンですわーーー!」

 

 「…………おい小猫」

 

 「何ですか?私に何をしろと?絶賛私は嫉妬中ですよ?何故なら意中の異性が私の目の前でアンアンイクイクしてるのですよ?生殺しですよ?これはもう部長で、または服部長に私のリビドーを注いでアンアンイクイクするしかないです!部長!答えは以下に!?」

 

 「命令だ。そこで大股開いてる馬鹿を無視してその意中の異性を好きにしろ。ただしこの部屋から連れ出せ。目障りだ」

 

 「いえっさー!」

 

 「俺はsirじゃねぇ」

 

 「いえすまむ」

 

 「もうどうでもいいから連れ出せ」

 

 「あらほらさっさー」

 

 

 

 「んでユート」

 

 「はい部長!」

 

 「そこに残って俺に尻を向けてるオッサンをミルタンの元へ連れていけ。キモいから」

 

 「かしこまりました!このオッサン堕天使をミルタンの居城に届けますね!ムーンライトパワーミルタンに預けますね!それこそ漢の道の第一歩ですから!安心して!君もミルタンのフィジカルパワーで漢になるよ!でも間違っても青いつなぎを着て同性を誘っちゃ駄目だよ?基本的にノンケしかいないから!」

 

 

 「んで残った堕天使2名」

 

 「このまちで暴れなければ好きにしろ」

 

 「「レイナーレずるいーーーーーー!赤龍帝のチン○ーーーーーーーーーーーー!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何で俺の周りは色欲狂いと馬鹿しかいねぇんだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの、私は誰のおチ○ポをたぎらせ、誰のおま○こを癒せば良いのでしょうか?」

 

 

 

 

 

 

 

 誰だこの金髪女は?




欲望全開。後悔はない。


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6話

さて次はお待ちかね皆大好きアーシアたん。おパンツはまだですよ


 私は以前聖女と呼ばれていました。

 そう呼ばれていた。過去の話です。それもこれも私の行動故の事なので後悔はしていませんでした。

 

 そもそも私が聖女と呼ばれる由縁は私の持つ癒しの力にありました。

 

 女神の微笑み(トワイライト・ヒーリング)。それが私の持つ神器。主より授かったものです。

 

 私はこの力を使い傷付いた人達を癒していくうちに聖女アーシアと呼ばれます。一時期悪魔を癒して魔女と呼ばれかけますが以前私が治療した男性達が庇って下さったおかげで事なきをえました。

 

 「悪魔を癒す魔女?馬鹿を言うな!それなら同じ様に癒された俺達も悪魔と同類だと言っているようなものだぞ!」

 

 「そうだ!聖女様は悪魔をも癒してしまう優しさと愛に満ち溢れた聖女を超えた聖女!(スーパー)聖女アーシアだぁぁぁーーーー!」

 

 それに同意の意を示すたくさんの声を聞き私は嬉しさのあまり泣いてしまった。私のやっている事は間違っていなかったと。私を庇ってくれる人がこんなにもいると。その中には神父様や司祭様そして後から分かった事ですが枢機卿様も庇ってくれていました。

 そしてこれが私の原点になったと言えます。何故ならこの男性達にはある共通点があり、私の癒しで完治した、むしろ前より元気になった方々だったのです。

 

 病名それは男性器不全。通称イ○ポです。

 

 どんな薬を飲んでも駄目だったのに私が力を使いながら撫でると途端に元気になりました。これには私も驚きました。知識としてはありましたがこんなに大きくなるとは思っていませんでしたし。そして驚いていたのは男性も同じで涙を流して喜んでくれて男性器も白い涙を流していましたね。後からそれが子種と知りましたが。

 

 そういった経緯で噂が噂を呼びたくさんの男性が私の元を訪れて、そしてこの展開にいたりました。

 

 

 それからと言うもの私は超聖女として充実した毎日をおくり、気が付けば女性の不妊治療も可能となり、ある日私はある施設を設立したのです。

 

 アーシア聖器医院

 

 悩める男女を救済するのが目的で作り上げたのです。本来なら私が赴くのが一番良いのですが、あまりに悩める人々が多すぎて手が回らなくなってしまった故の設立でした。完全予約制で料金はいただきません。維持費の為に有志による募金は募らせていただきましたけど。

 

 そしてこの活動をしていくうちに気が付きました。皆が笑顔なのです。性行為ができる事に。子供が作れる事に皆が笑顔になるのです。だから私は

 

 

 「さぁイッセーさん産めよ増やせよです!」

 

 「う、うぉあー…………頼むアーシア、休ませてくれ」

 

 「レイナーレ様ももっともっとイッセー様を受け入れて孕みましょう!」

 

 「お願いアーシア!休ませて!いきすぎて頭がおかしくなりそうなの!?」

 

 「大丈夫!私が癒します!治療なら私にまかせて下さい!はいイッセーさん!」

 

 「ぐおおーーーーーー!また、またみなぎるぅーーーーー!?」

 

 「ひぃぃぃ!?中で大きくなってるぅーーーー!?」

 

 私の力で性行為のサポートをするようになりました。

 以前の私ならエッチな事はあまり良くないと思っていましたが、エッチな事とは性行為です。そして性行為とは人が子を成す神聖な行為、つまりエッチなことは神聖な事に他なりません。故に私はエッチな事で世界を平和にできると思い行動を重ねた結果、超性女と恐れられこうして堕天使様に身を寄せることになって

 

 「今に至るって訳だ。んでアーシア」

 

 「なんでしょう。悪魔様」

 

 「俺の事はリアスで良いっていってんだろ。まぁいいが。それよりこれはいつまで続ける気だ?もう1週間たつぞ?」

 

 「孕むまでです!それか二人の堕天使様の様に気絶されるまでです!」

 

 「こいつも大概に狂ってやがる…………。取り敢えず次でやめさせろ。この部屋かなりくせぇ。衛生的にも心象的にも悪すぎるし、最近通り掛かった生徒から異臭がすると声がよせられてやがる。ここは旧校舎とは言え学校の一室だからやるなとは言わねぇが少し加減しろ」

 

 「はぅ!そうでした!ここは学舎でしたね。いつもの儀式場と同じ様にふるまってしまいました」

 

 恥ずかしながら失念していましたね。もう以前とは違うのですから気を付けなくてはいけません。次のイッセーさんの慈悲で終了しましょう。お掃除もしないと。

 

 「うおぉぉーーーーーー!」

 

 「あぁぁぁーーーーーー!」

 

 どうやら終わったようですね。それでは掃除と

 

 『おい相棒?嘘だろ?おい返事しろ!相棒!』

 

 「え?イッセー様?ねぇイッセー様!起きて下さい」

 

 「おいおい!死んでるぞイッセーの奴!こいつ無茶しやがって…………」

 

 なんと言う悲劇!これからのお二人がイッセーさん急死で引き裂かれてしまうなんて!私がついていながらなんと言うことですか!情けない!私は情けないです!主よ、死者を癒せない私の無力をお許し下さい。

 

 ん?おや?私が祈っているうちにイッセーさんが起き上がってる?

 

 「私の祈りが通じたのですか?」

 

 「ちげぇよ馬鹿女。俺が眷属として生き返らせた。これからこいつは俺の家来っつー奴だ。ここで死なすには惜しい男だからな。つーかお前やばすぎる。お前を放置すると世界が狂う。よってお前も眷属にして監視する」

 

 「…………わかりました。私も些かやり過ぎたと思いましたのでそれを受け入れます。ただし主への信仰はすてません」

 

 「好きにしろ。ただかなりつれーぞ」

 

 「覚悟の上です」

 

 「そうかよ。あーくせぇー!掃除ちゃんとやっとけよ」

 

 そういってリアス様は部屋をでていかれました。

 私の後ろではイッセーさんに抱き付き涙を流すレイナーレ様と優しげな視線を向けて頭を撫でるイッセーさん。とても美しい光景です。白く彩られたそれはまるでアダムとイブを私は思い浮かべました。本当に良かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これで明日からも頑張れますね!




さあ狂ってまいりましたーーーー(盛り上がってまいりした風)


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7話

気が付けば色なしでルーキー17位とかwwww
皆下ネタすきなんか?
私は大好きです。
後パンツはまだ先と言ったな。あれは嘘だ!wwwwww


 

 イッセーとアーシアを眷属にして早1ヶ月。よくも悪くもコイツらは問題だらけだ。

 

 まずイッセー。こいつ本当はドラゴンではなくて婬魔なのでは無いかと思うほど底無しだ。悪魔になった事で生命力が天元突破したのか暇があれば堕天使とイチャコラしている。相変わらず俺には従順なので好きにさせているし、アーシアもイッセーについてサポートをしているので監視の手間が省けるので実際重宝している。ただ悪魔の仕事が酷い。まず魔力がからっきしなので魔方陣を経由した転移が出来ない。なのでチャリで向かわせようとしたらイッセーのやろう中型2輪で向かいやがる。レイナーレと2ケツで。おかげで独り身の奴等から

 

 「嫌みか!人前でイチャつきやがって!AVより過激なのでまたお願いします!」

 

 と謎のクレームを多数貰っている。流石に二人とも締めたのでそれ以来その苦情?は無くなったが、逆に依頼が増えた。どうやらイッセーは一定の層に需要があるらしい。うむ、解せぬ。

 

 そしてアーシア。こいつはある意味分かりやすい。それと言うのもこいつは初め学校に通わずに街中でS○Xを推奨する布教活動を始めやがった。それもアホなのか抜けてるのか馬鹿なのか

 

 「さあ皆さん!子作りは聖なる行為!産めよ増やせよの精神です!どんどんやりましょう!私が皆様のお手伝いをいたします!」

 

 そういって町中の連中を焚き付けていた。そのせいで勘違いした連中がアーシアに迫りまたもや勘違いした警察が男どもを扶助暴行の現行犯として逮捕とかなりカオスとした出来事があった。マッチポンプも驚きな出来事だ。なので監視役としては放っておけないので学園に転入生として迎え入れてイッセーに監視をさせている。というかあいつらをペアにしておいた方が問題が少ない事に気がついての措置だ。無限の精力と超性女。ある意味お似合いだ。

 

 ちなみにアーシアがアホな事をして無事だったのはこいつを守護する神父、フリード・セルゼンがいたからだ。

 このフリードという神父はいつも柔和な笑みを浮かべ、白い髪と赤い瞳の中性的なイケメンだ。昔教会で行われていた強化人間計画の参加者らしく人間にしてはかなり強いそうだ。俺と初めて会ったとき

 

 「初めましてグレモリー殿。私はフリード。アーシア様を守護するものです。この度はアーシア様を受け入れてくださり感謝いたします」

 

 と、本来敵の俺にも紳士的に接してきた。珍しく俺の周りに普通の奴が現れたと内心感動していた。

 

 「部長さん。間違ってもフリードさんの前でパンツを出さないでくださいね?消えますから」

 

 そしてそれは勘違いだった。

 

 「実はフリードさんは以前男性器不全で私が癒した方の一人なのですが、私が癒すまでに酷く心に傷を負ってしまい、もう一人の自分を宿してしまいました。今では落ち着きましたが当時は夜になるとパンツを求めて狂暴な人格破綻者となってしまっていたのです。なのでその影響か未だにパンツを見ると無意識に掴んでしまうらしく、干されているのは勿論はいてるパンツすら相手に気付かれずにうばいます。パンチラですら危険です。そしてパンツに囲まれるともう一人の彼が出てきます。危険なので彼にパンツは与えないでください」

 

 「誰がやるか!つーかもしそうなったときの対処法はあるのか!?」

 

 「はい。私が彼の目の前でパンツを脱いで被せると落ち着きます。びくんびくんしてから放心した様に静かになります。所謂賢者タイムです」

 

 「いやはやお恥ずかしい。情けない話ですが私も完全に克服できておらずで。アーシア様の香りのする下着は私にとって鎮静剤の様な物。今も毎晩洗濯前のアーシア様の下着を被って己を落ち着けていますので余程のパンツパワーがなければ大丈夫ですよ。ちなみにグレモリー殿のパンツをみたら多分発狂しますので、念のため『洗ってないマイベスト・アーシアパンツコレクション』を授けておきます。これがないと私はあなたのパンツを10枚ほど駄目にしてしまう」

 

 「その前に殺してやるから安心しろ!」

 

 「てめぇ俺がパンツを愛でないで死ぬと思って―――――失礼、パンツ愛で少し我を失いました。罰として自身の自身のパンツを被ります。…………うっぷ。くっさ!?」

 

 こいつもこいつで他の誰にも劣らぬ変態だった。

 

 つーかパンツ愛ってなんだよ。アーシアにイ○ポ治して貰うまではまぁ良いが、心の傷でパンツ強奪魔とか意味わかんねぇよ。そして何故俺のパンツで発狂するんだよ!アーシアのパンツ被って永遠に賢者してろよ!俺に洗ってないアーシアのパンツ授けんなよ!俺にとってはただの汚物だよ!そもそもコレクションすんな!アーシアも笑って許容していい問題じゃねぇ!

 って話だが。それが通じない相手なのは今までのやり取りで充分把握している。なので俺はこいつとなるべく関わらない様に親分を脅して天界に交渉させ、堕天使が隠れすんでいた廃教会を俺の領土と認めさせ、そこに住まわせている。ちなみにアーシアと堕天使のおっさんもそこに住んでおり、女堕天使達も一応そこ所在にはなっているが皆がイッセー専用の妻か愛人を自称しているので大抵イッセーの自宅か廃教会を行き来してる。アーシアも基本同行しているがイッセーがいれば安全だろうとフリードの野郎も今は大人しくしていた。

 

 

 「ったく、何で俺の周りには変態しかいねぇ。つーかパンツで思い出したがアイツもいやがったな。あの腐れライザーめ…………。おいアケノ!」

 

 「はっ!いかがなさいましたか?ク○ニしますか?」

 

 「いらねえよ!」

 

 「なら私をク○ニなさい!」

 

 「副部長ズルいです!私もフェラーリされながら部長の可憐な指でピストンされたい!」

 

 「なっ!?子猫ちゃんこそズルいですわ!それなら私は栗の実をペロペロされながらピストンですわ!」

 

 「それなら私はお菊を広げて受け入れます!」

 

 「なら私はお乳の頂を噴火させますわよ!」

 

 「どっちもやんねえよ!俺はノーマルだ!話になんねぇぞ!?」

 

 「部長!以前ライザー殿がいらしたのは半年前です」

 

 「おうユート。助かった。そろそろアイツが来る頃だろうと思って確認が取りたかったんだ。ほらアイツもパンツ狂だろ?フリードのせいで思い出してよ。それにしてもよく覚えてたな」

 

 「以前いらした時に部長や副部長、小猫ちゃんや僕のパンツをお土産に与えたので覚えてます!ははは、まさか僕のブリーフも所望するとは思わなかったですよ」

 

 「見境ねぇな!?つーか俺のパンツやんなよ!?」

 

 「血の涙を流してお願いされたので断れませんでした!同じ男として!」

 

 「そこは断れよ!?俺の騎士だろ!?」

 

 「僕の夢は部長のブラとパンツをベットにすることです!」

 

 「きいてねぇし!」

 

 

 「僕は部長の下着に恋しているかもしれない!」

 

 「いらねぇカミングアウトするな!」

 

 吠える俺に対してユートはマジな顔だった。知りたくなかった。勘違いで馬鹿な事をする奴だと思っていたが、こいつも何か狂ってる。

 

 

 「おい同士木場祐斗。お前のかがげる主愛にはある種の尊敬を覚えるが…………」

 

 あぁ、噂をすればなんとやらか。俺の現在会いたくない男No.1が来やがった。

 

 「リアスのパンツと、いや、リアスと結婚して毎日リアスの極上脱ぎたて生パンツを堪能するのはこの俺ライザー・フェニックスだ!貴様にリアスのパンツは与えん!」

 

 パンツに思いを寄せる、パンツ・オブ・パンツ貴族。ライザー・フェニックスが突如現れたのだった。




パンツは次も続きます。
アーシアパンツテラピーに今後ともよろしく。
ちなみにリアスパンツは相手を発狂させる効果があるようですが原作とは全く関係ありませんのでよしなに。


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8話

ライザー編と言えば皆大好きあの人ですね!
ちなみにリアスは今作史上最大の傷をおおう!


 「さてグレモリー眷属諸君。君達に俺のリアスへの愛を語ろうと思う。パンツだ」

 

 「「「イエスパンツ!ゴータッチクンカクンカ!」」」

 

 「お前ら全員マジで殺すぞ?」

 

 いきなり現れたライザーはその出現同様にいきなり己のパンツ愛を語りだした。つーか俺=パンツとか死にたいらしい。そしてその愛に答える俺の眷属が憎らしい。おもにアケノ、ユート、コネコ。こいつらは本能のままに応えてるに違いない。

 

 ちなみにイッセー達もいたりするが

 

 「これは人のチ○コ!これは悪魔のチ○コ!そしてこれはドラゴンのチ○コ!俺の力の粋を尽くしたチ○コ三体連結!今の俺は3人相手に同時にやれる!」

 

 「「「あひぃ!?」」」

 

 「癒します!」

 

 生物の限界に挑戦していやがる。死ぬまでやってろ。アーシアテメーもだ。

 

 「おい、もう俺のパンツやるから帰れ!」

 

 「わかった!リアスパンティーおくれー!!」

 

 「ほれ」

 

 ライザーはウザいが手っ取り早いから助かる。俺のパンツ一つを犠牲にすれば大人しく帰り半年は現れないからな。それは聞きたく無かったがユートのカミングアウトで判明していた事だ。

 

 俺は笑顔だと思う。頬に冷たい雫を感じるがきっと笑顔だ。これで暫くライザーを見ないですむ。これだけで俺の精神安定は

 

 

 「なりません。あなたのおパンツは私かあなたのご両親か私かあなたの兄ぎみか私か兄ぎみか私とあなたの兄ぎみの愛の結晶でありあなたの甥のミリキャスか私か…………んほぉーーーーー!リアス!私を貫きながらミリキャスの筆下ろしをしてあげて!母としてそこまでは出来ないの!でも母子相姦したいの!あの人最近あなたの写真見ながら私とするのよ?ねぇ殺して良い?私あなたの事を愛しているけどあの人も愛しているから殺して良い?あの人を!」

 

 迎えることは叶わなかった。むしろ胃が痛くなってきた。昔はまともな人だったのに子供が大きくなってからおかしくなった。

 

 「グレイフィア。あんたは俺の周囲で唯一まともな大人の一人だったよ。どうしてそんなんなっちまったんだ?」

 

 「全ては貴女のブラジャーがいけないのよ!」

 

 「なんでだよ!」

 

 グレイフィア・ルキフグス。俺の兄貴の嫁で兄貴の眷属でありグレモリー家のメイドでもあり魔王の眷属として補佐もしている多忙な変態だ。現在の夢は自分の子供で俺の甥でもあるミリキャス・グレモリーと俺をつかって近親相姦ごっこをしたいらしい。一応自らの実子とやっちゃうほど倫理観が欠如しているわけではないらしいが、俺を巻き込むな。むしろ俺を性の対象にするな。そもそも実子を己の性欲の捌け口の妄想に使うなよ!ベクトルの少しずれたアケノじゃねーか!

 あの城を崩壊させたお姉様はどこにいったのだろう。正直あの時はトラウマになるほど怖かったが普段はとても優しい人だった。今は怖い変態だ。すごく質が悪い。

 そしてグレイフィアがこんなのになった原因は俺の下着にあるらしい。解せぬ。さっきは俺のパンツの件で発狂して今度はブラジャーだと?何故俺の下着は変態を製造する?

 

 「リアス様、いえリアス。あなたは自分のサイズの合わなくなったブラがどうなってるか知っていて?」

 

 「いや、捨ててるけどそれがどーしたよ」

 

 少し落ち着いたグレイフィア、いやこの話し方は素の状態たのでお姉様が悲しそうな顔で言う。なんだろう。凄く嫌な予感がする。

 

 「貴女の過去の下着はね。全てオークションにかけられているの」

 

 「は?」

 

 意味が分からなかった。過去の合わないブラは全て俺の手によって消滅している。文字通り消滅だ。チリ1つ残ってない。俺の有する消滅の魔力で吹き飛ばしていた。普段俺の下着を管理していたアケノは必ず問題行動を起こすのをわかっていたからだ。

 

 「やはり知らなかったのね。そこの姫島朱乃は常に貴女の物と同じものをストックして毎日貴女が着ているものと同じものを肌身放さず持ち歩いていたのよ!」

 

 「最初は少しキツかったですけど数ヵ月前から割りと丁度良かったですわ!」

 

 「装備してんじゃねぇよ!」

 

 「ペアルックですわ!」

 

 「潰したい、そのドヤ顔」

 

 「喜んで!」

 

 「喜ぶな!」

 

 おい、まてよ?つまりは

 

 「気が付いた?貴女のブラをオークションに出品していたのは貴女の眷属姫島朱乃その人なのよ!そしてそのブラを全て買い取ってるのは私の夫なのよ!?これが狂わずにいられる!?」

 

 知りたくなかった事実だ。いや、ここ最近知りたくない事実が多すぎるがそれでもこれは嫌過ぎる。アケノの事はムカつくがそれくらいやりそうなのでそこまでショックはない。ただ殺意が本格的に目覚めただけだ。だがまさか俺のブラがオークションに出ててそれを親分が買い占めているとか嫌過ぎる。これは本格的に距離をおこうか。

 

 「ちなみに貴女の過去の物はグレモリー公爵とサーゼクスが半々でコレクションされています。公爵は娘の成長記録の一環です。サーゼクスは完全に性処理のアイテムですね。以前私に貴女のスポブラを着させて出来たのがミリキャスです。あの時は凄く興奮したわね」

 

 「本当に知りたくねぇ内容だよ!」

 

 本当に嫌過ぎる。おもに身内の愛が重すぎて変態ばかりなことに。お父様の事は娘の成長記録だとするならかろうじて許せなくも無いがせめてバレない様にしてほしかった。しかし親分はアウトだ。妹のブラを嫁に着せるなよ!そしてお前も着るなよ!つーか着れんのかよ!?

 

 「まぁ脇辺りで引っ掛かったから着る意味は全くなかったけど」

 

 

 だよね!?

 

 「故に私はリアスのパンツに目覚めました!」

 

 「その思考回路が分からねぇよ!」

 

 「あれは」

 

 「やめろ知りたくない」

 

 「尻出したい?まったくはしたない子ね。仕方無いから手伝ってあげる。大丈夫。私が話してる間に終わるわ」

 

 「うわ!マジでやめろ!横抱きにするな!お尻ペンペンスタイルとか屈辱過ぎる!つーか力強すぎだろ!?俺接近戦なら親分より強いのに!?」

 

 「そうあれはサーゼクスがリアスのブラに夢中だと知ったときね。初め私は困惑したわ。なにせいくら可愛いくても妹のブラに欲情していたのだから。それでも私はあの人を愛しているからサーゼクスに相応しい女になりたくて」

 

 「ねぇ本当にやめて!半分脱げてるから!これでも心は普通に女なんだよ!人並みな羞恥心はあるの!つーかテメーら見てねぇで助けろよ!なんで皆で体育座りしてんの!?」

 

 「いえ、部長が無理矢理剥がれてるの見るのは初めてなんで」

 

 「ですわ」

 

 「レアですにゃー」

 

 俺の眷属は死ね。

 

 「り、リアスの生パンツ生脱ぎショーは見逃せん!」

 

 「おらさっさと脱げ!俺様のエクスかリバーの鞘にしてやるからよー!っとアーシア様すみません貴女のおパンツで落ち着きました」

 

 「構いませんよ。私の存在は人々を癒すことにあるのですから」

 

 ライザーは全力でみのがせよ!つーか帰れよ!フリードキャラ変わりすぎ!そしてアーシア、初めてお前に感謝する。

 

 「ぼ、ボスのノーパン!想像だけでいく!」

 

 「パンツ脱ぐだけでイッセー様をいかせるリアス・グレモリーが妬ましい!」

 

 「いつもより量が多いっす!」

 

 「わかったぞ!リアス・グレモリーのパンツを履きながらイッセー様に迫ればより多くの愛をいただける!」

 

 「「それだ!」」

 

 イッセー、テメーの思いは悪くないが性欲に直結しすぎて引く。そして新な俺のパンツハンターを生み出した罪は重いぞ。

 

 「だから私は貴女のパンツマニアになったのです!故に幼少期の布オムツから始まりつい最近までのパンツは私と私達のお母様で折半しいるのよ!私の分は成長に合わせてミリキャスに履かせているけどギリギリ私が履ける大きさからはもっぱら私の専用下着よ!ギリギリで食い込む感覚が良いわ!貴女に締め付けられてるみたいで!」

 

 「俺の甥に何してんだよ!テメーの息子だろ!?つーかお父様だけじゃなくてお母様まで俺の下着をコレクションしてんの!?そして何がお前をパンツマニアにしたの!?」

 

 「お二人の老後の夢はリアス成長博物館を当時の写真とセットで衣類を陳列して設立する事です。私はそこの館長予定です」

 

 「「「毎日通うな。それは」」」

 

 「死ね!男共!むしろ今殺す!だからお姉様はなして!」

 

 「なりません。貴女のパンツと私のパンツを交換して帰ります。ライザー様の付き添いのつまらない任務でしたが思わぬサプラズに私は今この瞬間にもイキ続けてます。貴女のパンツをはくだけでエクスタシーなのに私のパンツを貴女がはくとなれば絶頂以外ありえません。今夜は貴女の甥か姪が増えることでしょう。ちなみに私が貴女のパンツに目覚めたのはブラとパンツはセットだからです。夫婦はセットだからです!夫が妹のブラを愛するなら妻は妹のパンツを愛する!これでバランスが取れるのです!そして夫婦間は円満です!貴女のせいで崩れたバランスは貴女のおかげでより良い物になりました。故に貴女を私は愛している!だからこそ私とミリキャスと3(ピー)しましょう!」

 

 「もう嫌だーーーー!俺を巻き込むな!変な倫理観すてて親子3人でサンドイッチしてろよ!頼むから俺をまきこむなよ!なんで俺パンツ脱がされてるの?」

 

 「素敵な提案だけど却下よ!ほーらリアスのパンツ取ったどーーーーーーーー!!」

 

 「ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

 『おおーーーーーーーー!!!!!!!』

 

 本当に脱がしやがった、この義姉。おはは、俺今ノーパンだよ。………………………もうゴールして良いよな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……………………………………やれバルバロイ」

 

 「ききゃーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

 『ぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!』

 

 全員忘れる位バルバロイにやられちまえ!むしろ死ね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふん!甘いわね!リアスのパンツをはいて奪った私は最強!今の私の戦闘力は53万よ?身の程を知りなさい!むしろリアスの尻をだしなさい!」

 

 「きききゃ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  本当に嫌過ぎる、この姉。




いやー。リアスの下着は危険だなー(棒
変態量産機と命名したい


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9話

ようやくデスマーチ終了した(;´д`)
そして年末に向けて始まるデスマーチ( ;∀;)
一時の煩悩妄想解放dayですわ。

ちなみにメッチャ短いっす。


 どうしてこうなったのだろうか。俺は心の中で呟く。

 

 グレイフィアに俺のパンツを奪われ流石にプッツンした俺はバルバロイをけしかけた。ちなみにバルバロイは俺の使い魔でもあるが、はっきり言って俺より肉弾戦は強い。俺の能力をフルに使って漸くやりあえる位には強い世界最強の日本猿だ。最強モードの親分とやりあえるのは伊達ではない。

 そんなバルバロイはアーシアとグレイフィアを除きフルボッコ。一瞬で死屍累々とかすが、アーシアは唯一俺の精神的負担を珍しく与えなかったため免れ、グレイフィアはバルバロイと渡り合っていた。

 おかしいのは本来のグレイフィアは確かに俺よりは強い存在ではあるがバルバロイには及ばないはずなのに渡り合っている。考えたくは無いが俺のパンツをはいたことにより本当にパワーアップしたらしい。

 

 ともかくそんなこんなで

 

 『さあ観客の皆様。これよりレーティングゲームの亜種、パンティングゲームを開催します。なお司会進行は魔王サーゼクス・ルシファーの眷属女王である私グレイフィア・ルキフグスが勤めます』

 

 どうしてこうなった!本当に!

 

 『それではルール説明には今回の立役者アジュカ・ベルゼブブ様』

 

 『やぁ、今回のルールは俺が1から考案したため呼ばれた四大魔王の一人、アジュカ・ベルゼブブだ』

 

 『そして実況として我主の魔王サーゼクス・ルシファー様』

 

 『リアスの勇姿。楽しみにしているよ。それよりグレイフィア!アジュカ!見てくれこれを!私が今日の日のために手ずくりしたリアスのブラ応団幕!この幕に描かれているリアスと言う文字はブラの柄や色の組合せで組み上げているんだよ!』

 

 『残念ながらそれは認められないよサーゼクス。何故ならこのパンティングゲームはパンツを奪うか奪われるかの戦い。ブラの戦いではないのさ』

 

 『なら私はブラージングゲームを提案する!』

 

 『構想はねっておこう』

 

 『このお二人と私の3人でお送りいたします。先ずはルール説明です』

 

 『ルールは簡単だ。参加者には全員にリアスが過去に使用していたパンツを配る。そのパンツを守り通せた者が勝者だ。そして全員敵で相手のパンツを奪うもよし、破壊するもよし。そして勝者にはそれまでに得たパンツと』

 

 『今現在私がはいている以前リアス様より拝借したパンツを与えます』

 

 『『『『うおぉぉぉーーーーーーーーーー!!』』』』

 

 『ただしこのままではあまりにリアスが不憫過ぎるのでパンツハンターを狩る役目としてリアス直々にパンツハンターハンターになってもらう!諸君!必ず生きて残ってくれ!本気で怒ったリアスは私でもなだめるのに本気を出さなければいけなくなる!正直この空間は確実に崩壊する!』

 

 親分の慈悲にぐっとくる。しかし俺は聞き逃していない。このクソ兄貴はブラージングゲーム等と戯けた催しを提案している事に。そして未だに俺から奪ったパンツをはいているグレイフィアにドン引きだ。そして盛り上がる連中にも。

 皆騙されるな!こいつは確かに超絶美人だ。絹のような柔らかな銀髪に鋭いほど整った麗利な容姿に抜群のプロポーション。男なら、いや女でも見惚れるほどの美女だ。だが義妹のパンツを奪ってはく女だぞ!?おかしいだろ?根本的に間違ってる。

 

 『それではパンティングゲーム!始め!』

 

 そして淡々とゲームを始めるアジュカ・ベルゼブブ!あんたも大概おかしいだろ!?真面目に変なゲームつくってんじゃねーよ!?後観客の暇な貴族共!全員死ね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ゼノヴィアを変態仮面にしたいと思った。
でもすまぬゼノヴィア。変態仮面の候補はもういるんだよ!見た目的に彼が最適なんだ!容姿に肉体的にも!

皆はどっちがお好き?


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10話

これより我。修羅に入る!


 あぁ、遂に始まった。

 

 『さぁ始まりましたパンティングゲーム。このパンティングゲームの特徴はなんと言っても個人戦であること。参加資格は審査員の認める基準に達したリアス様とパンツへの愛を示せた者のみ許される過酷なものです!』

 

 参加者の者共が思い思いにフィールドを駆け巡る。あるものはリアスのパンツをかぶり、あるものはリアスのパンツを嗅ぐ。そしてあるものはグレイフィア氏の様に己のパンツを脱ぎ捨て、そしてはく。その上で互いに牽制しあい奪い合う。それがこのパンティングゲームだ。

 

 『ではサーゼクス様。アジュカ様。今回10名の猛者がこのゲームに望んでいますが一押しの選手はどなたでしょうか?ぶっちゃけ怒りに怒ったリアス様から逃げ切れる者はこの中にいるのでしょうか?』

 

 『ふむ、質問に質問で返すのは失礼だが聞こう。君はどう思うグレイフィア』

 

 『私としては赤龍帝に期待してる。彼はリーアたんの下着だけでなく存在その物に心酔しているからね。特にリーアたんのおっぱいが好きだそうだ。彼とは良い酒が飲めそうだよ』

 

 『『黙れブラ魔王』』

 

 『光栄だね!』

 

 実況をBGMに猛者10名のバトルロワイヤルは激化していく。

 

 「おほほほほほ!さぁ裕斗君、小猫ちゃん!あなた方のもつリアスパンツを差し出しなさい!ちなみに何処に装備してますの?私は勿論入れましたわ!初めてはリアスと共にと決めてますので後ろに!イキっぱなしですわよ!」

 

 「くっ!?流石は副部長!やることが違うね!でも僕も負けてないよ!僕は勿論巻いたよ!ますらおに!毛が絡んでちょっと痛いのがネックさ!」

 

 「ふふ、お二人とも甘いですね。私はあえて普通に着ましたよ。ブラの代わりに!見えます?この肩紐に見える部分。これ部長の秘所を護ってた部分なんです。むふふ、私は部長を身近に感じる!部長を装着して、時には香りを感じ、そして何時でも舐められる!まさに部長パンツの極意!部長の大きく美しいヒップと私の幼児体型のなせるコラブォレィィィィションッッッ!あぁもう一枚あれば右肩だけでなく両肩で堪能出来るのに!!裕斗先輩の陰毛つきか副部長のウ○コつきどっちにするか…………悩みます」

 

 リアスの下僕達は互いによく知ってるが故に早々と潰しあっている。皆が皆素晴らしいパンツ活用法だ。リアスパンツへの愛を感じる!

 

 「ミッテルト!カワラーナ!あなたたちの持つリアス・グレモリーパンツを寄越しなさい!」

 

 「無理な相談だな!むしろ貴様がおいていけ!」

 

 「そうっすよ!レイナーレが置いてけば良いっす!ついでにカワラーナも置いていけっす!」

 

 「「黙れ貧乳」」

 

 「…………テメーは俺を怒らせた」

 

 「よぉお前ら」

 

 「「「!?!?!?イッセー様!?」」」

 

 「もうよ、ボスのパンツ受け取ってからたぎってしかたねぇんだ。試しに被ってみたらこの有り様よ」

 

 「い、何時もの倍!?」

 

 「増えてるだと!?」

 

 「ろ、6本!?長さも倍!?」

 

 「おうよ。今なら前も後ろも自由自在だぜ。しかもお前らはいてんだろ?そんなに俺とやりてーか………………………………………………………まかせろや」

 

 「「「両穴キタァーーーーーーーーーー!?」」」

 

 ふむ。これも愛だな。敬愛する主のために宝具を求め、その宝具の主愛しさ故に己の限界を超えた。麗しき主愛だな。

 

 「フゥー!フゥー!フゥー!パンツ!パンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツパンツおっパンティー!!!ひゃははははははは!なんですかー?おパンツですかー?天国ですよー天国ですねー!!アーシアたんおパンツで俺様フリード様降!臨!久々だぜぇー!アーシアたんおパンツで押さえきれないこの衝動!高まる鼓動!フォルテッシモ!!」

 

 「リアスたんおパンツクンカクンカ。俺様リアスたんおパンツで目覚めた。俺様の宝と交換しよう。後お前の被ってるおパンツも欲しい」

 

 「誰がやるかクソビチがぁーーーーーー!アーシアたんのおパンツは俺様フリード君の精神安定剤だぜコラ!これ無くなったら僕ちゃん犯罪者っすわ!この世はノーパン天国っすわ!フリード様はおパンツハーレムですたい!エル!ドラド!

 

 「それ、良い!おパンツハーレム!お前、人間の癖に凄いアイディア!」

 

 「お?テメードラゴンの癖にわかってんな!いかすぜ!その角になびく一枚のおパンツ!お前、名は?」

 

 「俺様ファーブニル。リアスたんのパンツを見て堕天使との契約を破棄した龍王」

 

 「へへ、龍のダチか!いいねぇー!俺様はフリード・セルゼン!アーシアたんのおパンツを至高とし、全てのおパンツに命を捧ぐ異端者エクソシストだ!」

 

 

 素晴らしい!やはりおパンツだ!おパンツは種族の壁を越えて友情を育んだ!おパンツには無限の可能性があるのだ!

 

 

 

 皆が皆己がパンツ愛を育んでいる。その中で俺は一人佇んでいた。皆が愛を語っている。そこに武力など不粋!そこはパンツ愛!魔力など不要!

 

 だが俺が本気でパンツ愛を叫べばたちまち俺は炎に包まれる。俺が如何にパンツを愛そうがことごとく灰に変わる。故に俺は!

 

 

 「パンツを喰らう!」

 

 己が身の内に宿せばそれは俺がパンツに至った証!故に俺は最愛のパンツを喰らう!

 

 「あぁ、なんと言うことを」

 

 「そんな、まさか彼はそこまで」

 

 「パンツを喰うホストとかシュールですね」

 

 姫島朱乃は驚愕している。木場裕斗は涙をながしていた。塔城小猫は笑っていた。

 

 

 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!」

 

 「「「オラオラッシュぅーーーーーーーーー!?」」

 

 赤龍帝と堕天使は盛っていた。パンツをはいたままで。いいぞ。もっとやれ!

 

 「龍王ファーブニル」

 

 「フリード・セルゼン」

 

 「「奴のおパンツに敬礼!!」」

 

 白髪神父と金色の龍が俺に敬礼を送った!二人は涙を流している。

 そうか、わかるか!俺の愛を!

 

 

 「はぐっ!この濃厚な味!むぐっ!重厚な香り!このハーモニー!流石は我が眷属のパンツ!とれびあーーーーーん!!」

 

 

 俺は喰らう。我が愛しき眷属の(パンツ)を!和洋折衷、幼女から成熟した大人まで集めた最愛の眷属(パンツコレクション)を!そして最後に

 

 「あぁリアス!君のおパンツはなんと麗しいのだ!たとえ過去のおパンツだろうと!たとえこれが君が使用していた布オムツだろうと!俺は!君が!手にはいるまで!食べるのを止めない!」

 

 リアスが使っていた布オムツを咀嚼する。これにより俺は最強の俺となる!

 

 「あ、熱い!お尻が燃えますわーーーー!?」

 

 「毛が!毛が燃えてる!?これでは恥ずかしくて誰にも見せられないよ!」

 

 「あぁ、この熱。姉様のおっぱいの暖かさを思い出します。きっと部長のパンツを着てるからですね!でもちょっと熱すぎます!私の大平原が大変変態な貴族どもに見られてしまう!見るなら私のナニを見ろーーーーー!!あっ、いっちゃった。消化は無事成功ですね」

 

 俺以外に

 

 「顔が!顔が燃えるーーーーー!ボスのパンツが燃えてる!?」

 

 「「「アソコが燃えてる!?イッセー様ーーー!!」」」

 

 「あ、熱いけど男は度胸!消化液射出!」

 

 「「「もっと熱いのキタァーーーーーーーー!?」」」

 

 リアスのパンツを愛でるのは

 

 「ファーブニル」

 

 「何?フリード」

 

 「私たちは仲良くアーシアパンツを愛でましょう。燃えるパンツは危険です」

 

 「わかった。アーシアたんおパンツペロペロ」

 

 「「ペロペロクンカクンカおーいぇー!!リアスたんおパンツマジキケン!」」

 

 許さぬ!!

 

 

 「うおぉーーーーーーーーーーーーーーー!リアスパンツは俺の物!そして賞品の激レアリアス&グレイフィア生パンツは俺が――――――――――――」

 

 

 「それを俺が許すと思っているのか?ああ?」

 

 あぁ。なんと言うことだろうか。俺が俺以外のおパンツを我がフェニックスの業火で燃やし尽くした途端にこれだ。

 

 「残るはテメーだけだライザー。他の連中は全員ドロップアウト。テメーの炎じゃなくて俺自らリタイアさせた。テメーも覚悟できてるな?」

 

 同士達はみな散ってしまったのか。俺が至上のパンツ嗜好者でありonlyoneとは言えど寂しいものだ。それに俺達はリアスを怒らせてしまった様である。怒った彼女のパンツも魅力的だがやはり笑った彼女のパンツが最高だ。故に俺は!

 

 「リアスのパンティーおーくれーーーーーーー!!」

 

 「テメーだけはマジで殺す!!!!!」

 

 欲望のままに叫びリアスに殺されかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 幸いフェニックスの特性で生き残った俺は最後までリタイアしなかった褒美としてリアス&グレイフィアパンツは手に入らなかったが激激レアの四大魔王パンツを手に入れた!やったぜ!




パンツしか言ってねえな私


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11話

待っていた人がいるとは思えないが投稿しよう。
今までの暗黒具合よりは大人しいが暗黒なことには変わらぬ暗黒具合だと思う。


 あの忌まわしきゲームから既に1ヶ月がたつ。俺の周囲と言えば変わらない。まったくと言って良いほど変わらない。いや、むしろつい最近まで平和だったが

 

 「我ら!」

 

 「グレモリー眷属!」

 

 「フェニックスとの合同合宿より!」

 

 「ただいま帰還!」

 

 「「「さぁパンツをよこせ!」」」

 

 こいつらがパワーアップをして帰ってきたからだ。

 

 事の始まりはゲーム終了3日後の放課後だ。変態の祭典の参加者をフルボッコにした俺は平和に過ごしていた。眷属どもも超性女アーシアの癒しにより直ぐに傷は癒えたが流石にあの乱戦には疲れたのか皆が休息をとっていたのだ。この期間の俺は好き勝手に生活していたので凄く生き生きしていたと思う。何せ下僕たちの奇行に頭を悩ませなくていいのだから。そしてそれがそろそろ無くなるだろうと思っていたところにライザーがきた。とりあえず殺そうとした。

 

 「ま、まて我がパンツ嫁!あ、すみません、マジでやめて下さいお願いします、どうせならリアスパンツで拳を包んでから、あ、ちょっ!悪かった!本当にすみません!お願いだから殴るのやめて!ちょっと真面目な話だから!」

 

 普段からパンツパンツうるさいライザーが真面目な話と珍しい言葉が出たので一先ず殴るのをやめて話をそくした。

 

 「うむ。今回の件で俺とお前の婚約は破棄となってしまった。実に嘆かわしい。お前のパンツが俺のものにならない可能性が出てしまったのだ。しかし俺の未熟さがお前の母上に不況を買ってしまってな。何でも『あなたのパンツ愛には感動しましたが燃やすとは何事ですか!燃やさぬ様にしてから出直してきなさい!』との事だ。故に!心苦しいが!俺とお前のパンツは別れることとなってしまったのだ!」

 

 俺は心から喜んだ!だって今までの悩みの1つが解消されたのだから!所々気になる所はあったがそれでもこのパンツバカと将来結婚しなくて良いのは朗報だ。

 

 「そして俺は代わりにある役職を与えられた!その役職名こそ悪魔政府直轄の公認組織『パンツァー』総帥だ!現在役員募集中だが既に倍率が一億倍と凄まじい人気を誇っている!」

 

 果てしなくどうでも良いと思う。

 

 「そして現幹部候補としてパンティング・ゲーム参加者が候補としてあげられているのでお前の眷属は政府公認のライザー・パンツ・キャンプに強制参加となったので迎えにきた!これに逆らった場合パンツ狩りが強制執行となるから気を付けろよ。これは恐ろしい呪いでパンツをはいた瞬間にそのパンツが国庫に送られてしまう!つまり一生ノーパンになる呪いだ!これは本人のみならずその関係者にも適応されるからお前の場合眷属を含めた参加者全員が参加しなくてはお前は一生ノーパンになるのだ!」

 

 悪魔政府はどうやら政権交代すべきだ。むしろ俺が滅ぼそうか。しかし俺の眷属を出さない訳にもいかない。一生ノーパンは流石にごめんだ。

 

 

 そんな訳で嫌嫌ながら送り出した俺であったが思いもしなかった程に快適な生活であった。朝からセクハラや奇行に対するツッコミや粛正が軽減するだけでここまで穏やかな気分になれるとは思わなかった。なんだろう。俺は何処で生き方を間違えたのか真剣に考えたりもした。少し面倒な事も現在あるがそれほどに穏やかな日々であったのだ。そしてそれも終わりなのだ………。

 

 

 「我らグレモリー眷属!」

 

 「キャンプを乗り越え!」

 

 「気分はエクスタシー!」

 

 「「「フォォォーーーーーー!!」」」

 

 どこぞの特撮戦隊のような掛け声でよく知る掛け声とポージングをとる我が眷属に頭を抱えた。幸いなのがアイツと同じ格好で無いことだけである。

 

 「部長?大丈夫ですか?頭痛いなら癒しますよ?なんなら私のパンツいりますか?あのキャンプでは恥ずかしながら部長パンツと人気を2分にしていたようですし私の能力的に癒し効果もあるようですので」

 

 純粋にはた迷惑な方面で心配してくれるアーシア。かなりイカれてる奴ではあるが俺に被害を出さない分こいつが一番まともかもしれない。

 

 「くぎぎぎ!アーシア様のパンツ!妬ましい!」

 

 「俺様アーシアたんパンツになりたい」

 

 「っ!ファーブニル!あなたが神か!」

 

 「俺様ドラゴン。お前の同胞だフリード」

 

 ただその取り巻きは果てしなくうざい。パンツ神父にパンツドラゴン。神父は勿論アーシアの守護者のフリード。ドラゴンはなんと五大龍王の一角の黄金龍君(ギカンティス・ドラゴン)と最強種族の1つ龍属の王であるファーブニルである。フリードは以前よりアーシアに(パンツに)心酔しているがファーブニルはゲーム告知によりパンツを志向の宝として何故かアーシアになついたドラゴンである。あのゲーム以来顔を合わせていなかったのと早々とアーシアの下に下ったので迷惑は対してかけられていないがうざいものはうざい。

 

 

 「なぁレイナーレ」

 

 「何?カワラーナ」

 

 「私は暫く身を隠す」

 

 「な!何を急に!?」

 

 「私もっす」

 

 「ミッテルドまで!?」

 

 「これ以上迷惑をイッセー様にかけたくない」

 

 「カワラーナ。あんたもっすか?」

 

 「まさか!あなたたち!」

 

 「「あぁ出来たようだ(っす)」」

 

 「でも………何故!イッセー様ならきっと!!」

 

 「わかっている。でもあの方はまだ20年も生きてない人なのだぞ?私たちからすれば赤子も同然の若人だ」

 

 「そんな方の人生を私たちのために縛り付けたくないっすね。だからこの子を宿してくれたことに感謝するっすけど、私たちのためだけに生きて欲しくないっす」

 

 「あなたたち………!そこまで覚悟を決めたのなら何も言わないわ。ただこれを渡しておくわ」

 

 「これは!?」

 

 「まさか!!」

 

 「………ええ、今あなたたちが思った通りの物よ。イッセー様は人以外の種族の子供を多く持つ傑物であらせられる。そのイッセー様の魅力にとらわれた同胞たちの加入している組織の加入書よ。………隠しててごめんなさい。まさかこんなに早くあなたたちが………」

 

 「いや、ありがたいよレイナーレ!誰にも知れずに、と覚悟を決めていたなか先達の方々と方を並べられるとは!」

 

 「レイナーレ!待ってるっすよ!」

 

 「ふふ、それは無理ね。私は死ぬまでイッセー様の側を離れるつもりはないもの。あの方の子を孕んでしまえば私はきっとあなたたちと同じ行動をしてしまう。だから私は」

 

 「レイナーレ!貴様まさか!」

 

 「ええ。軽蔑なさい。私は母ではなく女を選んだのよ」

 

 

 「「レイナーレーーーーーーー!」」

 

 

 どうやらここはここでドラマがあったらしい。未だにポージングをとりつつその出来映えに感動しているイッセーではあるが暫く落ち込むのだろうとよそうする。何気にこいつ情愛深く責任感は人一倍強いからな。つーかこいつまた子供増えたのか?俺の知る限り二桁越えてから数えるのやめたがどんだけいるんだ?聞くと暗黒面に陥るから聞いてないが相当な数が予想される。当時は本気で愛していたためからかったりは出来ないがイッセーはハーレム王だと言えるだろう。何せ人を除き全ての種族と交わっていて子供がいる。神々や魔物、龍属や妖怪、堕天使や悪魔、はては天使までもが付き合いにあるというのだ。その交流の深さには恐れ入る。つーかイッセーを中心とした勢力を作り上げたらきっとこの世界は制圧できる。それほどにイッセーは恐ろしい存在だ。何故か俺に心酔しているが取り扱いには注意しなくては。

 

 

 

 

 とにもかくにも俺の平穏は消え去る。つい先日に友人であるコカビエルより相談を受けてから頭を悩ませていたが、それをどうでもよく思える程のストレスを与えていた眷属やその他が戻ってきたのだ。

 

 

 

 「なぁコカビエル。助けてくれ」

 

 俺は俺に相談してきた友人に助けを求める。ある性癖を除けば、現在では最良の相談相手でもあったからだ。

 

 「俺が相談にきたのだが、しかたないな。協力してやる。ただし俺の願いも叶えて貰うぞ!」

 

 「わかってる。てめぇーを俺の縄張りの孤児院の院長にしてやる。そのかわり」

 

 「わかっている。こいつらに一般常識と格の違いを教えればいいのだろう?悪ふざけでペドフェリスを発揮したが成長した奴らに執着されるとは思ってもいなかったからな。暇潰しにエクスかリバーを盗んだのも若気のいたりだな!」

 

 「そのへんも込みで解決しろよな!?このペドの戦争狂が!」

 

 「ふははは!まさか過去に愛でたエクソシストが俺の討伐に来るとはな!存分に愛した少女に憎しみを向けられるのも一興!成熟した女に興味はないがあのデュランダルの継承者の少女と聞く。個人的願望では幼女を望むがあのデュランダルの使い手なら最高の時を味わえるだろう!楽しみで今から興奮しているよ!リアス!今晩どうかね?今なら醜くそだったお前ともイケるきがする!」

 

 「バルバロイと殺し合いしてこいや腐れペド野郎」

 

 「あの猛者と戦えるのか!」

 

 コカビエルは俺の返答に喜んでバルバロイの下に向かった。こいつは戦いやペド趣味を除けば常人であるのに非常に残念だ。

 

 とりあえず

 

 

 

 「コカビエルが暇潰しに盗んだエクスカリバーはどうしようかなー。つーか正式がEXカリ棒(エクスカリバー)と知ったら狂信者はどう思うんだろう。やだなー絶対面倒な事になるんだろうー」

 

 

 

 

 俺の考えは間違ってなかった。

 




パンツは正義である。より唱えるならパンツをはいた女性は正義である!アーシアたんパンツは正義である!リアスパンツはある意味極悪である!

そして次の性癖は倫理を壊すのだろう。何せペドだからの!

我へ後悔などしたない!


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12話

取り敢えず書いた。批評も受け付ける


 解決した。ああ解決したよ。聖剣エクスカリバーもとい性剣EXカリ棒の事やコカビエルぎ暇潰しに起こした事件はな!

 

 何だかんだでその辺は解決した。何故ならエクスカリバーの奪還を求める教会の二人組の聖職者の一人はコカビエル曰く以前愛でた少女でゼノヴィアと名乗る青髪のエクソシストでただのコカビエル大好きなドMだったからだ。出会って早々に戦闘が勃発し当然の如くコカビエルが圧勝。ボコボコにされたゼノヴィアは恍惚の笑みを浮かべ白目で気絶していた。見事なアへ顔だった。

 そして何故かコカビエルの嫁候補として教会を裏切った。どうやらEXカリ棒の件は口実で始めからコカビエルに再会するのが目的だったらしい。

 そんなこんなでコカビエルもゼノヴィアを気に入り側におくことにしたようだ。ある意味メデタシメデタシだろう。

 

 そしてある意味問題はもう一人のエクソシスト、紫藤イリナと名乗る少女で茶髪のツインテールが特徴だ。こいつはどうやらイッセーの幼馴染らしくイッセーの姿を見つけると嬉しそうに近付き

 

 「イッセー君久しぶり!私が開発してあげたお尻はどう?元気に使ってる?」

 

 「ひっ!?ま、まままままままままままままままさかイリナか!?ぎっ、ぎぃやぁぁぉぁ!やめろー!俺の前から消え去れーーーー!そこは入れる穴じゃないんだーーーーー!!」

 

 爆弾を落とす。根性の塊の様なイッセーをここまで怯えさせるとは恐ろしい。近くにいた小猫の後ろで丸くなりガタガタ震えているのだから奴の恐怖は尋常ではないのだろう。

 つーか話を聞く限りイッセーは掘られたのだろう。御愁傷様だ。

 

 「何を怖がっているの?あんなに気持ち良さそうにしてたじゃない!大丈夫よ!久々だから怖いかもしれないけど私もあれから成長して教会ではア○ルハンターとして恐れられてるのよ!私を信じてお尻を差し出しなさい!ハァハァきっと、ハァハァ気持ち良いよ、気持ちよくするからさぁ、ハァハァ!」

 

 「やめて下さいお願いしますお尻は嫌ですそんなの入らないですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますアァァァァァァァァァ!大根は食べ物だよーーーーーーー!?!?」

 

 あのイッセーが幼児退行していた。恐ろしい女だ。つーかア○ルハンターとして恐れられてるって怖がる要素しかない。そんなやつに安心して尻を差し出せるわけがないのにこの女はいったい何をいってる。馬鹿なのか?あぁそうだ。馬鹿は俺か。何せ

 

 

 「ここに馬鹿以外存在しねぇじゃねぇか。本当に何処で生き方を間違えたのか………」

 

 こうしてある意味平和?に事件は解決した。EXカリ棒は無事に教会に返却された。見た目は見た目が奇抜なバ○ブにしか見えなかった。俺の目が悪いのか認識力が悪いのか、俺以外の奴等はEXカリ棒が神々しいとか凄まじい聖なる力がとかほざいていた。この世界はマジでどうなってんだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そう言えばユート。お前エクスカリバーもといEXカリ棒の事恨んでなかったか?」

 

 「正確には聖剣ですね。ただもうどうでもよくなったので」

 

 「………そうか」

 

 良かったと素直に思う。こいつは俺に拾われる前、まだ教会側に属していた時に実験体として集められた子供の一人だった。その実験の名は聖剣計画。選ばれし存在のみ扱う事の許される聖剣を扱える人材を人工的に作り出す計画だ。そしてある日突然実験体の殺処分が決まった。

 仲間の助けもあり何とか生き残ったユートだが毒を吸ったのか死にかけていて、そこにたまたま俺が通りかかり拾ったわけだ。

 

 拾ったばかりの頃のこいつは非常に危うかったものだ。親分の眷属に弟子入りし剣を学び、よく俺に着いてきてケンカで相手を殺しかけ兎に角強者にケンカを売り、一度ヤクザな商売の連中の事務所に突っ込んで行ったときは怒ったものだ。何故この俺に声をかけない!と。当時の俺はまだまだガキだったからな!鉄砲玉とかかっこよく思えた。

 まぁそんな訳で俺はユートをボコボコにした。それからだろうか、こいつが本当の意味で眷属になったのは。そしてそれからだろうか、こいつがおかしくなったのは。

 こいつのなかでは強い=一流の存在と認識された。つまり一流の存在になる=強いとなるわけで、ありとあらゆる高みを極めれば強い存在になると解釈されたのだ。

 だがそれも単に復讐のためだった。俺は復讐を否定する気はないが、どうせならてめぇの人生を楽しく生きて欲しいとずっと思っていた。

 

 それが漸く叶ったわけだ。これからこいつは真に自分の為の正を生きるのだから。

 

 

 

 「いや聞いてくださいよ部長。当時僕らの実験をしてたクソ野郎は急に『もうやめた!いくら研究してもわし聖剣使えないし!性剣ならつかえるのによーww………はっ!そうか!なら究極の性剣を作ろう!』と今までの犠牲を無視して研究をほっぽり出したみたいなんです」

 

 俺の感動を返せこのヤロウ。

 

 「ムカつきますよね?流石の僕もプッツン通り越して呆れました。そしてあのEXカリ棒みて聖剣も被害者だと気が付いたんです。知ってます?EXカリ棒って僕がまだ人だった頃は普通に最上級の聖剣だったんですよ。それをあのクソ野郎、バルパー・ガリレイが『超性剣キタコレwww』とか言って作り直してその形で再生の奇跡を命をかけてかけたせいで作り直せなくなったそうです。もう馬鹿馬鹿しくてどうしろってんだ!って話ですね。それに………」

 

 俺は心底ユートとエクスカリバーに同情した。こいつらが不憫過ぎる。ユートの復讐の対象のクズは死んでおり、第2の復讐の聖剣も性剣になりはてていたのだ。やるせなさすぎるだろ。特に聖剣の能力を無駄に使われてる性剣は酷すぎる。

 確認出来てる物で、持つものの姿を透明にする性剣透明の性剣(エクスカリバー・トレンスアペレンシー)(性剣の姿は見える)。一撃で相手を失神させる性剣破壊の性剣(エクスカリバー・デストラクション)(使用者により大きさが変化し、相手の限界ギリギリになるようだ)。使用者の動きを高速にする性剣天瞬の性剣(エクスカリバー・ラピッドリィー)(ピストン運動に限る)。相手に幻覚を見させる催眠状態に陥らせる性剣夢限の性剣(エクスカリバー・ナイトメア)(性的行為に限る)。そして最後に望む形状に変化する性剣擬態の性剣(エクスカリバー・ミミック)(ある意味最強の性剣で触手プレイも可能な極悪性剣。現所有者はイリナでイッセーの尻を狙っている)。

 

 あぁ。普通に戦闘に用いれば一騎当千の働きをする、誉れある神器に並ぶ聖剣が今では変態御用達のアダルトアイテム性剣とは嘆かわしい。事故保身に強い俺でも同情するレベルの極悪さだ。しかしお前らは諦めろ。きっと残りの2つも酷い結末だろうし。だがせめてもの救いは

 

 「皆の思いはこの結晶に宿っているよ。皆の最後の意思。抜かれた聖なる因子。魔なる僕だけど、この因子を僕ももっていたのだから。君達と共にあり続けるよ!聖と魔を統べる騎士として!」

 

 ユートにその抜かれた聖なる因子、あいつの同胞の力の結晶がユートの手に渡ったことだろうか。

 

 実はコカビエルの奴はエクスカリバーを盗むついでに教会、いやもう狂会から様々な物を盗んでいた。(主に何故か神器扱いの聖具である女性天使の成長記録等も含めた天界における重要事項)それらの中にユートの同胞の魂と言える結晶が含まれていたことだ。

 

 その因子の結晶を清々しい笑みで掲げた時、奇跡は起きた。俺にとっては悪夢が。

 

 

 

 

 『僕達はやり残した事がたくさんある』

 

 1人の少年が淡い輝きと共に現れた。

 

 『まだ人として何も成せてない私達。ただ実験体として扱われた私達』

 

 続くように現れた少女。

 

 『そう、僕達は何も成せないまま滅んだ。ただただ聖剣のために僕達は死んだ』

 

 次々とその因子に宿る思いのたけがこだまする。思わず俺の瞳から滴が流れる。叶うことならこいつらを助けたかったと思うほどに因子の叫びは俺に後悔と己の不甲斐なさを植え付けた。ユートも涙を流した。久々の同胞たちの想いを直に受け取れるのはユート以外いない。故の涙だろうと思った。

 

 『『『『僕達!(私達!)』』』』

 

 『『『『『もっとエッチな事をしたかったんだよ!』』』』』

 

 俺は愕然とした。この世界は狂っていると。しかし奴等の慟哭は終わらない。

 

 『なんだよ!どうせ死ぬならもっとおっぱい大きなお姉様とやりたかったよ!ガキばかりで精々Dカップじゃねぇか!俺はG級以上を求む!』

 

 『私だってどうせなら粗チンよりG級のほうが良かったわよ!あんたらちっさすぎてオ○ニーの方がましなんですけどww』

 

 『僕はおっぱい大きいと怖いから皆で満足だよー。チ○チ○あっても感激だったなぁー』

 

 『大きくても怖かったから私は満足してましたけど………もっと楽しみたかったなぁ』

 

 『今の君の名はユートだったね。僕達はもう出来ない事ばかりだけれど君は出来るんだ!だから!』

 

 『私たちの』

 

 『僕達の想いを』

 

 『その身で受け継いでくれ!』

 

 『魔を宿して生まれでた異端者よ』

 

 『かき集められた聖なる因子を受け継ぐ器よ』

 

 『『『僕ら私らの思いは君と共にある!!』』』

 

 

 その勘違いを俺は呪う。こいつら最後の思いがこれとか煩悩に忠実過ぎた。

 

 「あぁ!わかったよ皆!僕は君達の想いを元に新な存在となる!現れよ性と聖を混同した魔なる一撃!(性邪とほんのちょっぴり聖が混じった混同剣)聖なる性なる魔の剣制(ソード・オブ・ピトレイヤー)!僕はここで至った!」

 

 そしてユートは至った。本人曰く聖魔の剣らしいが、ただ単におのが忠実なエロ道具を得ただけである。

 

 なにせ属性を気にしないで相手に最適なダメージ(聖魔問わず)を得た希有な存在だからだ。

 

 感動?しているお前らに告ぐ。

 

 「てめぇーを俺は許容しねぇ。コカビエル共に世界の力の差を刻んでこい」

 

 この呉、俺の眷属は大人しくなった。

 

 何でも格の違いを思い知ったからであり、俺が割と強者であり今まで優しく接していたことがわかったからだそうだ。

 

 

 ある意味教育は成功であった。




なんか個人的には納得してない。

もっと書きたいことあるからそっちに書いていこうとおもいまして!


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13話

おひさでゴザル。
気まぐれ更新でゴザル。
新たなネタを思い付きはしたが取り敢えずこちらを投稿したでゴザル。


( ノ;_ _)ノ


今回はぶっ飛んでないと思われる。
ある意味状況整理だからな!


 最近住まいを改築した。理由は狭いのがあげられる。それと言うのも始まりは俺の舎弟のイッセーの相談からだ。

 

 「ボス。突然で申し訳ありませんが相談があります」

 

 「てめぇが相談とか珍しいな。しかも割とマジな感じだし。どーしたよ」

 

 普段のイッセーなら仕事しながらそこらで淫乱堕天使とチチクリ合ってるがこの時は淫乱堕天使であるレイナーレ共々割とマジな雰囲気で俺に話しかけてきた。流石に空気を読んでちゃんと対応する。

 

 「実は………子供が出来ました」

 

 「私とイッセー様の子です」

 

 「ほぉ」

 

 流石にこの時は驚いた。ただそれは子供が出来た事ではなく、レイナーレが側にいたからだ。つーかあんだけやってれば子供の一人や二人出来て当然だろ。

 

 今までの女は子供が出来ればイッセーが学生であることで勝手に消えていった。それはカワラーナやミッテルトも同様で推定30人くらいはいるだろう。そのすべてがイッセーの前から姿を消していたのにも関わらずレイナーレは未だにイッセーの横にいることに俺は驚いていた。

 まぁ本来なら親御さんに連絡するのが先なんだがな。

 

 「それはめでてぇな。んで俺に相談ってなんだ?親か?金か?まぁなんであれてめぇは俺の下僕だかんな。面倒は見てやるよ」

 

 「いえ、親父には殴られましたけど妊娠は喜ばれましたし、レイナーレは天涯孤独の20歳って事になってるんで金銭の援助は受けられるんでそこは問題ないっす」

 

 どうやらそこは問題無かったらしい。なら何の相談だ?ちなみに金銭の相談ならイッセーに支払うべき悪魔の仕事の給料が結構貯まってるので其を渡すつもりだった。一応学生であることから少なくとも高校生卒業するまでは渡さずに貯めておく予定だったので俺が管理しているが大体2000万くらいは貯まっている。

 

 何故そんなに貯まっているかと言えばイッセーの客はエロい方面にコアな客が多い。そしてレイナーレはスタイル抜群の美女でありそんな美女が様々なプレイに対応出来て尚且つそれを実現出来るスペックとイッセーの肉体的能力があるためファンが人間界に問わずに冥界や神界から需要が凄まじいからだ。

 そのためこいつに支払う給料も凄まじい金額であり、俺の実家の業績もこの2ヶ月程でうなぎ登りである。

 

 

 そんな現状だ。家族にも話はついているなかでの相談とはなんだろうと俺は思った。

 

 「………相談はアーシアについてです」

 

 「あの子、私が妊娠したのわかっているのに、母子ともに癒せば問題ありません!と言って………うっ!」

 

 「あー、流石に同情する。なんかすまん」

 

 そして俺は謝った。今までは都合が良い(アーシアの暴走を管理するうえで)からイッセーと組ませていたが、妊娠した妊婦がいるのにこれはまずい。ただでさえ妊婦はデリケートな存在である。それも人外は出生率が低いので妊娠した妊婦に性的行動を強要するのは不味い。

 そんな人外を立て続けに孕ましたイッセーに驚愕を隠せはしないが、折角産まれる命に害を及ぼすのは忍びない。なので俺は

 

 「わかった。アイツの管理は俺も手伝う。ただ現状アイツはてめぇ等から離れないだろうから俺もイッセーの家に住むことにするわ」

 

 

 そんな訳で今まで過ごした旧校舎の一室からイッセーの家に移り住むにあたって兵藤家(立派な一戸建て)をグレモリー家の財力で一流企業の本社の如くビルに建て替えた。勿論所有者はイッセーの両親でありグレモリー家は援助したとだけなっている。金銭はイッセーの給料から天引きだが今後の事も考えれば全く問題ない。

 

 さらにちなみにではあるがコカビエルの希望した孤児院もこのビルに併設したし、俺の眷属も移設させたので大分賑やかになった。兵藤夫妻も子供が増えた様で嬉しいと言ってくれ、尚且つ大規模な孤児院施設として日本政府から援助も来るようになったのである意味WINWINな状況だ。援助を受けた状況なのでイッセーの親父さんは正直他社で働くなくとも生活出切るが、グレモリーの援助、日本政府の援助、そして園長としてコカビエルがおりその妻のゼノヴィア、そして兵藤の奥方がいるので(イッセーの母方は子供が出来にくい体質らしくイッセーが生まれたのも奇跡のような状態だったため子供にもてる対する執着が凄まじい)現在の仕事を続ける様だ。おこずかい稼ぎと本人は称しているがその全てをイッセーの為に貯めているのだから親の愛は計り知れないものだと思う。

 

 

 

 まぁともかくもだ。そんな訳で近所の家に頼み敷地を確保したうえで孤児院を併設した高層ビルを設立したので俺の眷属に関する管理も楽になった。楽になったはずなのに!

 

 

 『あ、リアス久々だね!私は毎日リアスのブラでおはようしてるから久々な気はしないけど!』

 

 「死ねよ糞兄貴」

 

 『ははは!リーアたんが存在する限り私は滅びないよ!望むなら悪魔の存続や世界すら度外視するね!ねぇグレイフェア!』

 

 『勿論です!!

 

 や

 

 「おう、久々だなリアス。内の戦闘凶のコカビエルを部下に加えたんだっけ?アイツの管理だるかったから今後任せるわ!」

 

 『おい!アザゼル!今リアスと言ったか!?俺は会いたいぞ!凄まじいポテンシャルに凄まじいスタイル!俺の求める尻があるかもしれんからな!もしかしたら俺の理想である強く美しく美尻な女性の可能性が濃厚だ!俺も連れてけ!』

 

 な迷惑極まりない堕天使の勢力。

 

 『リアス殿が参列するなら天界も参加するしかありません。最近迷惑してるんですよ?リアス(゚∀゚ 三 ゚∀゚)とか天使の流行語ですから。いい加減管理だるいです。まとめてくれません?』

 

 かなり投げやりな天使含むトップのミカエル。

 

 そんな奴等の意向から会談を組むことになった。

 

 議題は主に俺、リアス・グレモリーの所在に対して。

 

 

 悪魔の要求。

 悪魔としては、つーか俺の妹だぞ?可愛い妹なんだから貴様ら去れ!手だしたら殺すからな!

 と言うのが悪魔の要求主張。

 

 堕天使

 『俺としては和平を結びましたたいところだ。何故なら現在の俺らで争う理由はないからな。でもだ』

 

 『俺はリアス嬢と闘いたい!我がライバルの赤龍帝の主ならばその戦闘力は期待できる!後あのスタイルは殺人的だ!尻を揉みほぐしたい!』

 

 『と、俺の部下が暴走気味だ。こいつ白龍皇だから俺でも押さえきれん。リアス嬢の魅力云々は理解出切るがコイツは面倒だ』

 

 天使

 

 『サーゼクス。リアスさんについては保留にしましょう。彼女に関することは内情及び生き方においても信者が多すぎるため我々も困惑しています。彼女は本当に悪魔なのですか?新の神としても納得してしまう信者が多過ぎてこまっています』

 

 そんな悪魔である俺を無視した状況だ。眷属は避難させた。俺の縄張りの管理は親友に委ねた。だから俺は

 

 

 

 「じいちゃーん!助けてーー!!」

 

 「おお!リアス!どうした!?お前がわしに助けを求めるとは一大事じゃ!誰がお前を困らせた!?」

 

 「三大勢力!」

 

 「よしわかった!貴様らーーーー!我等が愛する志向のリアスが助けを求めておる!!」

 

 「あ、出きるだけ殺しは無しで!」

 

 「聞いたな!殺しは許さぬ!我等死神であるが愛するリアスが望むのだ!穏便に済ませよ!」

 

 俺は外に助けを求めた。

 

 勢力と言えば俺ら悪魔を含む三大勢力を意味するのがほとんどだ。悪魔、堕天使、天使等の聖書に分類する物だが、この世界にはそれ以外の勢力も存在する。

 

 インド神話、北欧神話、メソポタミア神話、日本神話、ギリシャ神話、等々様々な物がありその中で俺が幼少から仲良くしていたのが冥界の主ハーデスだ。

 

 たまたま好奇心で迷い混んだ俺をハーデス爺は気に入ってくれてからの関係であったが、気がつけばハーデス爺は俺が思っていたより大切にしてくれていた。故にこの騒動だ。

 

 爺ちゃんに助けを求めた俺も俺だが下らない事で揉めるな三大勢力。議題の中心が俺なのも納得いかん!

 

 一先ず会談は和平で収まり、途中で茶々入れてきたレヴィアタンの直系は捕らえてハーデス爺にあげたら喜んだり、イッセーのライバルを自称する銀髪の白龍皇をボコしたら何故か俺に服従して

 

 「その乳に目を奪われがちだが俺にはわかる!その尻もまた志向なり!我は白龍皇!そして尻龍皇!リアス様の尻を我が志向とし、我は汝に絶対の忠誠を捧げる!我が望は無心でその尻を蹂躙したい!」

 

 コイツはイッセーの同類のためある程度放置にした。なんか求めてきたらボコして冥界に送ることで対処しよう。それすらも喜んでいるからめんどい。

 

 何だかんだで和平は結ばれた。

 

 何故か知らんが、俺を中心とした内約が多い事に憤りを感じるが仕方ない。ハーデス爺ちゃんも納得してたし。

 

 取り敢えず思うことはただひとつ。

 

 

 

 お前ら全員死んでしまえ!俺の苦労を何だと思っていやがる!

 

 である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この中で一番安心出来るのが他勢力のハーデス爺ちゃんなのが俺は不思議で仕方ない。



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14話

ヴァーリが本格的にINしました


 三勢力会談は和平の方向で終結した。途中で過去の異物が(先代魔王の子孫が)乗り込んできたが気がつけば悪魔のリアス嬢が捕らえて何処かに送り込んでいたため此

方には被害なく事は終えていた。

 何故かにほんざるが一番無双していたし、この俺やライバルの兵藤一誠でも勝てないと思わせる実力のにほんざるの主がリアス嬢だと知った時俺は

 

 「美しい」

 

 恋に落ちた。

 

 あのにほんざるも凄まじいがそれを従えるリアス嬢は別格だ。なにより人の形をしている。流石の俺も獣姦の趣味はない。

 

 誰から見ても美しい容姿。西洋系の彫りの深くも若々しさを感じ、尚且つ経験を積んだ妙齢の淑女を思わせる程の色気。本来ならば一番特徴的な紅髪はそれらを際立たせるコントラストでしかないと思わせるほどに完成されている。それでいながら肉体は強靭で凄まじい。

 圧倒的なまでに大きなバスト。余分な脂肪を阻害した引き締まったウエスト。うっすら割れ目がわかるのも魅力的だ。細くも引き締まり強靭な手足。きっとインナーマッスルを極限まで鍛えたのだろう。

 

 そして何より。何より!その尻は素晴らしかった!

 

 基本的にバストが豊かな女性はそこに目がいく。ある意味当然だ。女性的象徴とも言える部位なのだから。しかしおれは思う。本来の女性的象徴はヒップにあると!

 そもそも女性の本懐は、生命の本懐は子をなす事にある。子をなすには男の精は勿論それを受け育てる女が必要だ。それを為す部位は子宮が必要であり外部的視点で見れば腹部に子供の成長を分かりやすく確認できはするが、男性視点で見れば子供を為す器官は下半身に集約するだろう。ぶっちゃけ己が相棒ぶっこむの下半身だし。

 

 我がライバル兵藤一誠は下半身で快楽を感じながら上半身のバストで愛を語るが、俺は我が半身が宿る下半身に快楽を、そして女性の生命を司る入り口たる下半身、しいてはそれを外観的に見ることが出来る尻に愛を捧ぐのである!

 そんな俺からしてもリアス嬢の尻は最高だった。最高級のボン、キュッ、ボンである。

 しかも強い。聞いた話だと神器を使う我がライバルでも勝てないとと言うのだから凄まじい。さらに使い魔の猿は魔王と同等の強さだと言うのだからおかしい。

 

 

 ちなみに俺ことヴァーリ・ルシファーは会談のあった日に禍の団(カオス・ブリケード)と名乗る集団の者から勧誘を受けた。勧誘に来たのはかなりスタイルの良い黒髪で猫耳の女で黒歌と名乗っていた。

 かなりそそられる我が愛(尻)だったがリアス嬢をみた後だと一段劣る。何故なら強さを感じないのだ!

 一般的にはリアス嬢も黒歌も大きなちがいがスタイルにはない。それは間違いないだろう。普通に強いし見れば黒歌も充分以上に魅力的だ。だがリアス嬢のあの強靭な肉体と戦闘力は俺の理想にドンピシャである!

 

 ここで1つ整理しよう。

 

 俺は強い者が好きだ。打ち倒した時の快感は計り知れない。

 俺は闘いが好きだ。互いの全力をぶつけ合い打ち勝った時は心が震える。

 俺は女性が好きだ。男の子ですから。

 俺は尻が(以下略)

 俺はリアス嬢が好きだ!彼女に打ち勝ちたい!彼女に全力をぶつけたい!彼女の全力を受けたい!彼女を征服したいし征服されたい!そして彼女の尻の柔らかさを堪能し、その奥に備わる筋肉を味わいたい!つーか顔面騎○位されながら果てたい!

 

 故に勧誘は断った。

 

 断る理由を聞かれたので上記の事を答えると引かれた。解せぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 三勢力による会談が終わり比較的平穏な日常に戻った。いや比較的ってだけで俺の精神はガリガリ削られてるのはかわんねぇが。

 朱乃は兵藤家に来ても相変わらずの変態行動、祐斗は少し改善したと思ったらまた違う方向に全力をつくし、小猫は俺に対する行動は変わらないがいつの間にかイッセーと良い中に。そのイッセーはレイナーレを労り、レイナーレも現在は腹の子を第一としているため以前ほどの子作りキチガイっぷりはないが、何故か小猫にイッセーとやっちゃってる時に横でアドバイスをしている。アーシアそこにつきっきりらしい。ドヤ顔で小猫が言ってた。

 

 まぁともかくライザーが来る前とあんまり変わらねぇので俺的には比較的平和だ。正直俺の平和が間違ってると思わなくもねぇな。

 

 

 そして時は夏休み!学生にとってパラダイスタイムの始まりだ!まぁ俺は悪魔の公務等の関係であんまり関係ないけどな!実家に帰って処分するものも多そうだし休んでる時間はなさそうだけどな!

 

 

 そんな訳で眷属を連れて実家に戻るため駒王町の駅に存在する冥界行きの列車(グレモリー所有)のホームに着いた時、それはいた。

 

 「やぁ、会談ぶりだなリアス嬢。そして我がライバル兵藤一誠。この俺ヴァーリ・ルシファーも冥界行きに同行するぞ!あとアザゼルも」

 

 「おいこら俺をついでみたいに言うなよこのバカ!お前がわしについでなんだよ!つーかいい加減その格好やめろ!恥ずかしい!」

 

 「む!何を言う!この格好はこの俺が直々に世界を周り得た情報から選び抜いた男として最上級のファッションだ!あの部族でもそう言ってたぞ!リアス嬢に我が思いを打ち明けるのにこれ以上のスタイルはあるまいよ!」

 

 「あるわボケ!どこに全裸に角笛みたいなぺ○スケース着けた格好で告白するんだよ!?」

 

 「アフ」

 

 「言わせねぇよ!?謝れよ!その国に住む人達に謝れ!ごく一部の地域だけだこら!」

 

 「うむぅ。おかしいな、このスタイルでいれば彩り緑、入れ食いだったのだが………」

 

 そこにいたのは会談後和平の証として技術提供を申し出た堕天使の総督のアザゼルとイッセーのライバルであり、イッセーが宿す赤龍帝と対をなす白龍皇の担い手ヴァーリ・ルシファー。

 アザゼルはまだよかった。何故なら彼は現在駒王学園の講師として表向きは働いており、今回の帰省も冥界で行われる内容に関わっているからだ。ちなみに俺とアザゼルはかなり仲が良い。具体的には身内の苦労話で意気投合した貴重なツッコミ役である。

 

 だがコイツは駄目だ。ヴァーリは駄目だった。

 まずはその格好。全裸に角笛みたいなぺ○スケースを股間に装着して「しつれいな!尻穴は恥ずかしいから一応Tバックだ!」俺の心の声に反応するな馬鹿野郎!どのみちはずい格好なのはかわんねぇよ!つーかアザゼルのツッコミは総無視のくせに何故俺のには「貴女の事は何でもわかるさ!ふふふふぐほぉあ!?」

 アザゼルが殴ってヴァーリを気絶させたので一先ず安心だが、何故コイツがここにいる?

 

 「すまねぇ。本当にすまねぇリアス。こいつ俺がリアス達と冥界に行くことを知ると着いていくといってきかねぇんだよ。んでお前らが来る前は普通の格好だったのに、気配が近付いた瞬間にこのスタイルに換装しやがった。マジですまねぇ」

 

 「………あぁ。アザゼル、今夜は俺んちでくつろげ。バルバロイも呼んで良い酒飲もうぜ。実家には俺が作った旅館風の客間もあるし、希望性だがうちのメイドもつけてやる。同意の上なら好きにして良いぞ」

 

 「助かる。本当にお前と出会えて良かった。身内に苦労があるもの同士愚痴を言い合えてわかり会えるだけでどれだけ救いになるか。もう俺疲れたシュミハザに総督ぶん投げようかな」

 

 「やめたげてよ!あの人も苦労人の一人だぞ!?」

 

 「そう思うだろ?実は違うのよ。アイツ俺に全部の仕事やらせて悪魔な奥さんと毎日スカなプレイを人間界でしてんだぜ?補導経験は会談の日に三桁越えやがった………」

 

 「すまん。知りたくなかった」

 

 そんなこんなでアザゼルとヴァーリもむかえて冥界行きの電車に乗った俺達。

 道中は俺とアザゼルは地位的に別列車で穏やかに過ごした。互いに苦労人であるのはわかりきっているので余計なことは考えずに談笑していた。後の事を考えるとお互い不幸になるのはわかっていたので何も余計なことは言わない。ちなみにレイナーレも混じってたりする。今のコイツは俺の周囲で一番安全であるし、いくらウザくとも俺の眷属の子供を宿しているため俺としても大切にしたい。本人も同種族の長から祝福の言葉を受けて感激の涙を流していた。この空間は平和そのものだった。

 

 

 まぁ別列車はカオスだったようだが知らねぇ。眷属共が色んな意味で仲良くなり、ヴァーリとも仲良くなったのはいいがカオス過ぎて詳しくは言いたくない。アザゼルも顔が青くなるほどヤバイ状況だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 頼むから気の狂いでも同性での事は勘弁してくれ!




アザゼル変態だと思った?
残念!リアス枠でしたww


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