とある再会の幼なじみ (クレスト)
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ターゲットは幼なじみ

こういった作品を書くのは初めてなので、つまらないかもしれませんが、見ていただけるなら幸いです。


~学園都市~

 

人口およそ230万人が住む大都市。

 

この都市にはlevelといった0~5のカテゴリーがある。

 

だが、それはあくまで『表』の情報だ。

 

『裏』では、level を超える人物が存在している。

 

能力名、理操作(システムコントロール)

 

文字通り理を操作する能力。

 

例えば、「level0になりたい」と言えば、その通りになれる。

 

つまり、この能力の前に『不可能』という言葉は存在しない。

 

そして、この能力の持ち主の名はーーーー

 

 

ーー白崎悠斗。

 

level6の理操作を持つもの。

 

暗部組織『デイズ』に所属しており、『アイテム』

とは仲がいい。

そして今日も悠斗は仕事を与えられた。

 

今回は暗殺。

 

ターゲットはーーー

 

 

 

常盤台の超電磁砲、御坂美琴。

 

悠斗の幼なじみである。

 

ーーーーーーーーー

 

悠斗「今回は美琴か…仕事だから仕方ない…か」

 

常盤台中学女子寮前。

 

一人の少年が佇んでいた。

 

真っ黒のローブ羽織り、フードを頭に被り完全に素顔を隠している。

 

彼の名は白崎悠斗。

 

学園都市の『裏』に存在する唯一のlevel 6。

 

悠斗「はぁ…くそ…やるしかないか。…監視カメラに俺は映らない。

寮監は不在。一秒後、御坂美琴の部屋の前へワープ」

 

一秒後、外に悠斗の姿はなかった。

 

そして、寮監も不在、どの監視カメラにも悠斗の姿は映っていなかった。

 

そう。この時間の理を変えたのだ。

 

~美琴の部屋前~

 

悠斗「ここか…仕事といえど、実の幼なじみを暗殺なんてな…」

 

中からは二人ほどの声が聞こえる。

 

ん?二人?

 

悠斗「美琴以外に誰かいるのか?」

 

悠斗がそう呟いた瞬間、急に背後に気配が現れた。 

 

悠斗「!背後にいる者の能力を封じ、重力を二倍に」

 

?「なっ!なんですのこの能力は…」

 

後ろを振り向くと、ピンクの髪をツインテールにした少女がいた。

 

?『黒子ー?急にテレポートしてどうしたの…アンタ、黒子になにしてんのよ』

 

ピンクのツインテールは黒子というらしい。

 

悠斗「答える義理はない。御坂美琴、悪いが死んでもらう。場所を広い空き地に移動。」

 

気がつくと既に空き地へきていた。

 

黒子「この方…能力がわかりませんの」

 

美琴「さっさと返り討ちにすれば問題ないでしょ!」

 

悠斗「返り討ちにされないようにな。

 

三人の間に静寂が訪れる。

 

 

美琴「行くわよ!ハァ!!」

 

 

美琴から電源が発射される。

 

悠斗「電撃を発動主のもとへ」

 

美琴「え!?

ちょっ!そんな!」

電撃は美琴の場所へ綺麗に戻っていったが、寸前で黒子がテレポートをさせたため、直撃は免れている。

 

悠斗「テレポートか、厄介だな…テレポーターのlevelを に」

 

黒子「え!?…テレポートができませんの…」

 

美琴「あんた、なにしたの!?」

 

信じられないといった顔で問い詰めてくる美琴に悠斗は冷静に答えた。

 

悠斗「テレポーターのlevelを0にしたんだよ」

 

美琴,黒子「は…?」

 

無論、理解できていないようだ。

 

それもそうだろう。いきなりlevelを にししたなどと言われたのだから。

 

悠斗「さて、そろそろ終わりにするか…原子崩しをターゲットに」

 

悠斗がそう口にすると麦野の能力が美琴目掛けて飛んでいった。

 

当たる瞬間、御坂美琴は小さな声で呟いた。

 

美琴「また会いたかったよ…“悠斗”…」

 

と。小さな声だが、それは確かに悠斗に聞こえた。

 

悠斗「っ!!原子崩しを上空に!」

 

原子崩しは命令通り美琴に当たらず上空に逸れた。

 

美琴「え…?」

 

悠斗「くっ…やっぱり無理だ…」

 

美琴「アンタ…もしかして…」

 

…悠斗…?

 



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デイズ脱退

 

悠斗「…美琴…ごめん。俺はお前を…」

 

美琴「…なにがあったの?私の知ってる悠斗はこんなことは絶対しない」

 

美琴は断言する。

 

悠斗「…あいつらが…俺を助けてくれた『アイテム』の皆が殺されるんだよ!俺が裏切れば…あいつらが…」

 

悠斗は力なく膝を地面に付け、涙を流した。

 

すると…

 

?「誰が私達を守ってなんて超頼んだんですか?」

 

?「結局、私達は自分の身は自分で守れるって訳よ」

 

この変な口癖は…

 

悠斗「…最愛にフレンダか」

 

最愛「弱気な悠斗は超変です」

 

フレンダ「結局、悠斗は自分のことだけ考えればいいってわけよ」

 

…まさかアイテムに二度も助けられるとはな…

 

本当、こいつらと『友達』でよかったよ…

 

悠斗「ありがとな。最愛、フレンダ。美琴と黒子?と言ったか?悪かった」

 

美琴と黒子に頭を下げる悠斗。

 

突然の出来事に慌て出す美琴と黒子。

 

その様子を優しい目つきで眺める最愛とフレンダ。

 

悠斗「俺は、『デイズ』を抜ける!」

 

今日この時、悠斗は暗部組織『デイズ』を脱退した。

 

これはつまり、『デイズ』の組織から狙われるという事だ。

 

だから、極力側には仲のいい最愛やフレンダを置くことになった。

別に美琴でもよかったのだが、白井(後から聞いた)が猛反対するので、最愛とフレンダになった。

 

アイテムにはあと2人いるのだが、どちらも面倒くさいからという理由で却下された。

 

悠斗「…ありがとな。最愛、フレンダ」

 

最愛「急になんですか。やっぱり今日の悠斗は超変です」

 

フレンダ「結局、悠斗には私達が必要って訳よ」

 

美琴達を能力で寮に帰したあと、アイテムの拠点に帰る途中で改めて『友達』の存在のありがたさを知った悠斗だった。

 

ちなみにこの後、無理やりご飯を奢らされたのは言うまでもない。

 

~帰りの途中~

 

悠斗「2人ともよく食べるな~成長期か?デカくなるところはちっこいままだけどな」

 

最愛、フレンダ「(超)うるさい!」

 

悠斗「悪かったって…まぁ、最愛もフレンダもそのままでも可愛いし成長しなくてもいいんだけどな」

 

最愛、フレンダ「///」

 

悠斗「ん?どした?顔赤いけど…もしかして風邪か!?」

 

最愛「ち、違います!超鈍感な悠斗が悪いんです!」

 

フレンダ「そ、そう!結局私達がこんなにドキドキしてるのは全部悠斗が悪いってわけよ!」

 

最愛は今「フレンダが墓穴掘った…てか私も超入ってるし!」と思っているであろう。

 

悠斗「へ?なんでお前らがドキドキしてんの?かっわい~」

 

最愛、フレンダ「この(超)鈍感馬鹿!///」

 

悠斗「うわっ!」

 

最愛とフレンダが照れ隠しに思い切り抱きついてきた。

 

そしてその瞬間にどこからか「不幸だぁぁぁ!」というこえが聞こえたが、今の悠斗は幸福であろう。

 

…と思ったのが間違いで、端から見たら悠斗は高校生。最愛とフレンダは中学生に見えるため…

 

通行人「ねぇ…あれロリコン?」

 

通行人「やーね…」

 

悠斗「不幸だぁぁぁ!」

 

最愛、フレンダ「//////」

 

 





フレンダと最愛の喋り方が超難しいです。

あ、最愛の喋り方移っちゃった。

本当に文章力なくてすみません<(_ _)>


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アイテム&悠斗、1日先生体験!?


オリキャラ出てきます!
あと、麦野さんとかがキャラ崩壊するかと…




 

ここはとあるファミレス。

 

アイテムのメンバーが愛用しているファミレスだ。

 

麦野「浜面~メロンソーダよろしくにゃーん」

 

この「にゃーん」とか言ってる茶髪の女性は麦野沈利。

 

学園都市の『表』の序列第四位で原子崩しとかいう能力を使う。

 

浜面「また俺かよ!?たまには白崎にも頼めよ!!」

 

こいつは、浜面ーーー浜面パシリ。

 

アイテムのパシリという仕事を誇りに思ってるマゾ太君だ。

 

浜面「いますごい失礼なこといわなかったか!?」

 

最愛「浜面、超黙ってください」

 

フレンダ「悠斗にそんなことさせたら許さないってわけよ」

 

最初のは絹旗最愛。

 

窒素装甲をもつlevel4だ。

 

見えそうで見えない服装をよくしている。

 

最後はフレンダ=セイヴェルン。

 

金髪、碧目の少女。

 

脚に自慢があるらしく、よく自慢してくる。

鯖缶が好きなようだ。

 

ちなみにもう一人は欠席だ。

 

悠斗「いいって。たまには俺も働くよ。麦野の部下達にお世話になってるからな」

 

浜面「え?マジ?じゃあ頼むわ!」

 

最愛、フレンダ「……………………」

 

浜面「あの…絹旗とフレンダ?どしたの?怖いよ!?」

 

悠斗「ははは。フレンダと最愛はなんか飲むか?」

 

最愛、フレンダ「悠斗と同じの!」

 

悠斗「あいよ」じゃあいってくるわ

 

悠斗が去っていき、残された浜面に向けられる2人の視線(死線)が凄まじい。

 

麦野「パシリがlevel 」の悠斗に頼みごとなんてよっぽどバカなのかにゃーん?

 

フレンダ「浜面は死んだほうがいいってわけよ」

 

浜面「フレンダ!爆弾をしまって!てか引き受けたのは白崎なんだから責任は向こうだろ!?」

 

悠斗「お待たせ~…ってなにこの空気。浜面、お前なにした?」

 

浜面「この鈍感馬鹿がぁぁぁぁ!!お前のせいだぁぁぁぁ!」

 

そう叫ぶと泣きながら店を飛び出す浜面。

 

店内にいるお客さんはみんな浜面に哀れみの目を向けていた。

 

悠斗「ったく…なんだようるさいやつだ…麦野、隣いいか?」

 

最愛、フレンダ「っ!!!!!」

 

麦野「いいけーーー」

 

麦野の言葉は2人によって遮られた。

 

最愛、フレンダ「だめ!!

 

麦野「(そうだ!)やっぱりだめ。私は席を2つ使うと決めてるの」

 

麦野はなにやら2人に目で合図をしているようだ。

 

悠斗「そっか。じゃあ俺はあっちの席に座ればーーー」

 

またもや2人は人のセリフを遮った。

 

最愛、フレンダ「だめ!!」

 

悠斗「えぇー…」

 

フレンダ「私は悠斗の膝の上に座るから椅子に座っていいってわけよ」

 

最愛「なっ!!」

 

最愛はやられたといった顔で落ち込んでいた。

 

 



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