仮面ライダーディスティニー   作:茜丸

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変化の時

 

 

「ま、待ってくれ、真美を追放する? 一体どういうことなんだ?」

 

 命の口から出た衝撃的な言葉に動揺を隠せない光牙は、蒼白な顔のまま仲間たちを見回してそう尋ねる。詳しい事情を知る者たちはそんな彼にどう説明したものかと悩み顔を浮かべるも、メンバーを代表して玲が口を開いた。

 

「その女はね、自分勝手な判断で謙哉を殺そうとしたのよ。そんな奴に指揮権を握らせる訳にはいかなってこと」

 

「こ、虎牙くんを……? 一体、何が……?」

 

「……美又は、お前とA組の生徒たちを守ろうとしたんだよ。その為に、《狂化》のデメリットを理解しながらも謙哉に時間稼ぎを命じたんだ。誰にも相談すること無くな」

 

 あまりにもぶっきらぼうな玲の説明に疑問を深めた光牙を哀れに思った勇は、真美の犯した過ちをざっくばらんではあるが分かり易く説明した。光牙は、勇の話を聞くと蒼白な表情を更に青ざめさせて真美に詰め寄る。

 

「な、なぜ……? どうしてそんな真似を……!? 君は、そんなことする様な人間じゃ無い筈だろう?」

 

「……そいつは何をしたってアンタを守りたかったのよ。だから、謙哉を犠牲にしようとした……気持ちは分からなくも無いわ。でも、だからと言って自分勝手な判断で人を殺そうとする奴を信用することは出来ない。そんな奴、私は指揮官として認めないわ」

 

 あくまで冷ややかな玲の声は、光牙の胸を深く抉った。冷静であり、知的であった真美がそんな独断専行を行うなど、こうして仲間たちに言われてもまだ信じることが出来ないでいる。

 信じたかった、自分を支えてくれると言ってくれた彼女のことを……しかし、真美は光牙の顔を横目で見ると、沈痛な面持ちのまま小さく呟いた。

 

「……すべて事実よ。私はA組と光牙の権威を守る為に虎牙を犠牲にしようとした……この事実は、どう足掻いたって覆らないわ」

 

「な、なんで……? 真美、どうして……?」

 

「それを説明したところで私のしたことは消えないわ。……攻略班からの除隊、及びその他の処分も異議なくお受けします。最悪、退学処分を受けることも覚悟しています」

 

 淡々と暗い瞳のまま話し続ける真美の横顔を光牙は現実を受け入れられない様な表情で見つめていた。

 彼にとって、この話し合いの全てが衝撃的過ぎた。実際に起きた出来事を噛み砕き、消化することが出来ないまま一番のショックを受けてしまった光牙は、ただ茫然と目の前の成り行きを見守ることしか出来ない。そんな光牙の周囲では、仲間たちがそれぞれ真美の処分についての話し合いを彼抜きで進めていた。

 

「待てよ、流石に退学はやりすぎだろう? 今までの功績もある、この一件で退学まで持ち込むのは納得出来ねえよ」

 

「間接的にとは言え、こいつは人を殺そうとしたのよ? 今回は偶然が重なって犠牲は出なかったけど、下手をしたら想像以上の被害が出ていたかもしれないわ。退学処分を下すには、十分な罪じゃなくって?」

 

「俺も玲ちゃんに賛成や。やらかした奴には罰が下る、それをビシッと見せつけとかな、群れの統率は乱れてくだけやで?」

 

「で、でも……やっぱり、退学はやりすぎだよ! 真美ちゃんも思い詰めての行動だったし、勇さんの言う通り、今まで一生懸命頑張ってくれたじゃない! それを全部無かったことにするのは可哀想だよ!」

 

 真美を擁護する声と非難する声、対立する仲間たちの意見を光牙は何処か遠い所から聞いている様な気分だった。まるで夢の中に居る様な……これが現実では無い様な、そんな気がしていた。

 

「……大人の私としては、美又の失態は確かに許せないものだ。しかし、ただ一回の過ちで全てを失う結果を招くことは避けたい。大人として、子供には過ちを正す機会があるべきだと私は思う」

 

「……命さんは、あくまで攻略班からの追放だけで処分を済ませるつもりなんですね。人が死ぬかもしれなかったのに……!」

 

 自分に対して憎々し気な視線を向ける玲の表情に命の胸が痛む。確かに彼女の気持ちは重々に理解出来るが、それでもあまりに重い処分を下すのは真美の未来を考慮すれば躊躇われた。

 出来ることならば、玲には納得して欲しい。そんな思いを胸にする命に助け舟を出したのは、真美に殺されかけた張本人である謙哉であった。

 

「水無月さん、そこまでにしようよ。確かに美又さんはやりすぎだったのかもしれないけど、彼女の意見に乗ったのは僕の意思だ。僕にも十分責任はある」

 

「だとしても納得出来ないわ。この学園に残る以上、あいつは何かしらの形でソサエティの攻略に関わる事になる。それを認可出来るほど、私は心が広くないの」

 

「水無月さん! ……美又さんのせいで君がゲームオーバーになったことや、沢山の人を危険に晒したことは許せることじゃないかもしれない。でも、それを彼女一人の責任にするのはお門違いだよ。少なくとも、今回の件に関しては僕にも非はあるんだからさ」

 

「………」

 

 真摯な態度で玲を説得する謙哉。彼の言葉に不機嫌そうな顔をしていた玲であったが、大きな溜息をつくと同時に諦めた様に声を発した。

 

「わかったわよ……一番の被害者であるあなたがそう言うのなら、私もそれ以上は追い込まないわ。でも、私は美又を許すつもりは無い。そのことだけは覚えておいて」

 

「うん、わかった。ありがとう、水無月さん」

 

「……別に、お礼を言われることじゃないでしょ。ホントに甘いんだから……!」

 

 他ならぬ謙哉の説得を受けた玲は渋々と言った様子で真美の退学案を退けた。この場で一番強硬な反対派が矛を収めたことを確認した命は、僅かにほっとした様子で結論を出す。

 

「では、最終的な美又真美の処分だが……ソサエティ攻略の第一線、つまりは指揮を下す立場から退き、一生徒として活動して貰う。これで良いな?」

 

「俺に異論は無いぜ。辛いかもしんねえが、受け入れてくれ」

 

「……ええ、寛大な処置に感謝致します」

 

「……光牙、お前も良いな?」

 

「あ、ああ……」

 

 勇に肩を叩かれ、声をかけられた光牙が呆けた声で返事をする。そんな彼のことを、勇は心苦しそうに見つめた。

 記憶喪失になってしまったマリア。ゲームオーバーになり、敵として復活した櫂。次々と親しい友人を失い続けた光牙にとって、最後の仲間であった真美は一番の心の拠り所だっただろう。そんな彼女が、ついに自分の傍から消え去ってしまう……光牙の辛い胸中を察する勇は、彼になんと言葉をかけるべきかに悩んでしまった。

 しかし、そんな彼に先んじて口を開いた真美は、普段の平静を保ったまま光牙に語り掛ける。僅かに震える声のまま、彼女は光牙に伝えるべきことを伝える。

 

「光牙……大丈夫よ、もう二度と会えなくなるわけじゃ無いわ。あなたを支えるという決意は変わらない、これからもそうよ。また私の力が必要になったら言って頂戴。絶対に駆けつけるから……」

 

「真美……!」

 

 その言葉を最後に、チームの中心から外された真美が会議室から去って行く。最後の最後まで自分を想い、協力してくれた真美の背中を光牙はただ黙って見送ることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 部屋を出て、深く息を吐いた真美は沈痛な面持ちのまま顔を手で覆った。この辛い状況に心を痛めた訳では無い、これから始まる光牙の孤独な戦いを思い、その過酷さを想像したからだ。

 A組は弱体化し、側近と呼べる親しい仲間たちも全員消え去ってしまった。そんな辛い状況の中、自分は彼の傍に寄りそうことは出来ないのだ。

 エックスの退場、戦力の強化、そして王の器……これから先、状況は目まぐるしく変化するだろう。残りの魔王たちとも本格的な争いが始まる可能性だって十分にある。だが、光牙はこれから先、その戦いを一人で生き抜かなければならないのだ。

 

(可哀想な光牙……私がこんなミスを犯さなければ……!)

 

 もう少し慎重に行動すべきだった。謙哉を誘導するにしたって、もっと方法があったはずだ。

 焦りの感情から、短絡的な手段を選んでしまったことを後悔する真美。先ほどまでのしおらしい態度とは真逆の思いを胸にする彼女の瞳には、ギラギラと鋭い光が灯っていた。

 

(今の私にも出来ることはある。でも、光牙を一人には出来ない……光牙には傍で支えてくれる人間が必要だわ)

 

 クラスでも、攻略班でも孤独を深める光牙。そんな彼に必要なのは、心を許すことが出来る側近……自分の傍で優しく見守ってくれる存在だ。そしてそれは、願わくば彼がまだ攻略班の中心であることをアピール出来る様な人物であると良い。というより、そうでないと駄目だ。このままではリーダーとしての才覚を発揮し始めた勇が、憔悴した光牙に代わって攻略班全体のリーダーになってしまうだろう。

 光牙を支える人物に必要なのは、『彼が心を完全に開ける人物』であることと『勇を牽制し、光牙との関係を調整出来る能力を持つ人物』であるということ……それが可能なのは、たった一人しかいないだろう。

 そこまで考えを巡らせた真美は、自分のスマートフォンを取り出して電話帳を開くと、その人物にコンタクトを取るべく通話を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで? どないする気や、勇ちゃん?」

 

「は? 何がだよ?」

 

「勇ちゃんは虹彩の頭になるつもりがあるんかちゅうことや。もしもその気なら、今が良い機会だと思うで」

 

「俺が? んなつもりはねえよ。虹彩学園の代表は今まで通り光牙だ」

 

 光圀の話を一笑に附す勇。しかし、二人の会話に割り込んで来た葉月は、何処か楽し気な様子で勇に言う。

 

「え~っ、そんなの勿体無いじゃん! 勇っちがリーダーの方が良いんじゃない?」

 

「葉月、あのなぁ……俺はそんなタマじゃねえよ。第一、光牙以外の奴が頭になったら他の生徒たちが黙っちゃいねえだろ?」

 

「そうかな~……? アタシは大賛成だし、戦国学園の皆もそうじゃない? 反対するのって、A組の生徒たちだけでしょ?」

 

「少なくとも謙哉ちゃんのクラスの生徒たちは勇ちゃんに味方するやろな。他にも、エリート気取りの奴らを気に入らんちゅう奴は絶対に折るはずやで。そいつらの意見を合わせりゃ、勇ちゃんが白峯にとって代わることも可能やろ」

 

「おい、やめろって。今、光牙は美又の離脱で追い詰められてる筈だ。元々、あの筋肉馬鹿が敵になったり、マリアが攻略班から離れたりで心労が祟ってたところにこれなんだ、そんな話をしてアイツに余計な負担をかけんなよ」

 

「……逆やろ。こっから正念場って時に心構えが出来とらん奴に頭にいられちゃ、付いて行く側は堪ったもんやない。そやから、それ以外の信頼出来る奴が指揮を執るべきやと言っとるんや。そんで、それが可能なのは誰や? 一番の候補は勇ちゃんやろ?」

 

「それなら謙哉だ、アイツが俺たちの中で一番強い。リーダーになるのはアイツの方が――」

 

「ああ、ちゃうちゃう。そんなんやないで、勇ちゃん」

 

 からからと笑った光圀が勇に手を振ってその言葉を遮る。天井を見上げ、手を頭の後ろで組んだ光圀は、いやに真剣な様子で勇に語り掛けた。

 

「勇ちゃん、頭の資格ちゅうんは強いとか頭が良いとか違う。一番の条件は、こいつについて行きたいって思わせられるかどうかや。そしてそれをずっと背負い続けるかどうかってことなんやで」

 

「なら、やっぱり光牙だ。アイツが一番適役じゃねえか」

 

「確かにアイツは頭がええ、気質もリーダーっぽいんやろ。しかしな、アイツは高すぎる理想を持つ故に自分を追い詰めがちなんや。なまじ人よりは有能やからその理想を諦められん。やから無茶なことをしでかして、失敗して、自分に絶望して……その悪循環や」

 

「白峯も悪い奴じゃあないのかもしれないよ? でも、アタシたち外部の人間からすると、勇っちの方が信頼出来るんだよね」

 

「んなこと言われてもよ……俺は転校生だ、元からこの学園に居た訳じゃない。そんな奴が代表になるっていうのはおかしな話だと思わねえか?」

 

「思わんよ、俺は。言ったやろ? 頭になるやつの一番の条件は、こいつについて行きたいって思わせられるかどうかやってな。有体に言えばカリスマっちゅうやつや、勇ちゃんにはそれがある」

 

「おだてるなよ。褒めても何もでねえぞ」

 

「勇ちゃんは気が付いてないだけや。勇ちゃんには、白峯や大将とはまた違うカリスマちゅうもんがある。俺は、勇ちゃんがこの先何をするのかを見てみたいって思う気持ちが十分にあるで。そやから、勇ちゃんが思う様に絵を描ける虹彩の頭ちゅうポジションに就いて欲しい訳や」

 

「……アタシもそう思う。悪いけど、今の白峯は信頼出来ないから。今回の一件、真美の独断専行を引き起こした原因って、元はと言えばアイツの責任じゃん。櫂もマリアっちの時もそう、アイツが指揮を執った結果、かなりの被害が出ていることは間違いないんだよ」

 

「葉月、言い過ぎた。光牙だってアイツなりに一生懸命やって――」

 

「……また、マリアみたいに酷い目に遭う子が出るかもしれないよ。今度はゲームオーバーになる生徒だって出るかもしれない。実際、謙哉がレベル100にならなかったら、玲は死んじゃってた可能性が高いんだよ。このまま白峯が指揮を執ってたら、勇の大切な友達が死んじゃうかもしれないんだよ。それでも良いの?」

 

 突如として真剣な雰囲気になった葉月の言葉に勇は声を詰まらせてしまう。普段のお茶らけた態度とは違う、真面目な様子の葉月は勇の目を真っすぐに見ながら話を続けた。

 

「アタシはディーヴァのリーダーで、薔薇園の代表の一人でもある。だから、学園の皆の命を守る責任があるの。勇っちが好きだからだとか、白峯が嫌いだからとかの理由でこんなことを言ってるんじゃない。皆の安全の為、命を守る為に勇にリーダーになって欲しいって言ってるんだよ」

 

「……葉月、俺は……!」

 

「一人で出来ることには限界があるの。ガグマと戦った時、勇が一人で頑張ってもマリアを守り切れなかったみたいに、一人で全部を守ることは出来ない。でも、皆を指揮できる立場になれば話は変わる。今度こそ皆を守れる様になるんだよ」

 

「それは、そうだけどよ……」

 

「勇にその気があるのなら、アタシだって動くつもりだよ。光圀だってそうだし、なにより謙哉は間違いなく勇の味方になってくれる。各学園のライダーが協力すれば、勇がリーダーになることだって簡単なんだよ?」

 

「葉月! もう止せ! ……今はそんな話をしてる場合じゃない。光牙を立ち直らせて、美又の穴を早急に埋めなきゃならないんだ」

 

「待ってよ、勇っ!」

 

 矢継ぎ早に投げかけられる言葉に戸惑った様子を見せながら、強引に葉月との会話を打ち切った勇は足早に教室から出て行ってしまった。呼び止める葉月の言葉にも振り返らないまま、勇はひたすらに廊下を歩き続ける。

 だが、その頭の中から今の会話が消えることはなかった。同時に胸の中に一つの思いがよぎり、思考を満たしていく。

 

(俺が、リーダーに……皆を指揮する立場になる……)

 

 ぐしゃりと握り締めた拳が震える。思い出すのは、かつて自分の無力さを思い知ったあの戦いのこと、多くの物を失った辛い過去。

 あの時、もしも自分にもっと権力や発言力があったのなら、結果は違ったものになっていたのかもしれない。櫂は消えず、マリアも記憶喪失にならず、今も普通にソサエティの攻略を一緒になって進めていたのかもしれない。

 外部から来た自分には、それを阻止できるだけの力が無かった。自分に力を貸してくれる人間も数える程しか存在しなかった。

 だが、今は違う。今の自分には葉月や光圀の様な協力者が出来た。今の自分なら、今までとは違う目で生徒たちから見られることになるだろう。

 もしも自分がリーダーになったなら、全ての生徒たちを自由に動かせる立場になったのなら……それは、きっと重い責任が圧し掛かることになるのだろう。しかし、あの悲劇をもう二度と引き起こすことは阻止できるはずだ。

 なるべきなのかもしれない。だが、デメリットだって数えきれない程にある。これが正しいかどうかなど、誰にも判断がつかないのだ。

 

 守りたいものならある。だからこそ、強くなろうと決意したのだ。ベンチに座った勇は、ホルスターから《ディス》のカードを取り出して眺めながらポツリと呟く。

 

「どうしたら良いんだろうな、マリア……」

 

 困った時に悩みを聞いてくれた優しい少女の顔を思い浮かべ、勇は自嘲気味に笑みを浮かべてただ深く溜息を零したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうあなたしかいないの、分かってくれるでしょ? ねぇ……!?」

 

「わ、わかります。わかりますけど……」

 

 普段は強気で、弱音一つ吐かない真美が涙目になって自分に縋り付いている。それほどまでに彼女が弱っていることを悟ったマリアは、そんな真美を無理矢理引き剥がすことが出来なかった。ただ宥める様に声をかけ、背中を撫で、落ち着かせる為に声をかけることしか出来ないでいる。

 真美は、声を震わせ、泣きじゃくる表情のまま赤くなった目でマリアを真っすぐに見つめる。そして、背中に回した腕に強く力を込めながら、言葉を紡いだ。

 

「あなたにこんなことを頼むのは間違っているのかもしれない。でも、もうあなたしかいないの……!」

 

 信頼の籠った眼差し。頼れるのはあなただけだと、真美の瞳は言っていた。

 ごくりと喉を鳴らし、彼女の言葉に耳を傾けるマリア。真美は、そんな彼女に向けて最大の頼みごとを口にする。

 

「マリア、もう一度攻略班に戻って……そして、()()()()()()()()……!」

 

 それぞれの知らぬところ、見えないところで、それぞれが動く。物語はまた、その歯車を動かし始めていた。

 

 





光の勇者 ライト


ATK 2

HP  4


分類 人間 勇者 主人公



効果

・このカードがリーダーである時、自分の他のモンスター、キャラクターカードのHPとATKを+1する

・自分の『人間』カテゴリを持つカードが場に出た時、自分の体力を1回復する(最大値以上にはならない)

俺は勇者になるんだ! その為の旅が、今始まる! ――ライト



怪力戦士 ガイ

ATK 3

HP  5

分類 人間 戦士

効果無し

もっとオレを頼れよ、ライト! ――ガイ



女魔法使い マミー

ATK 1

HP  3

分類 人間 魔法使い 

効果

・このカードの攻撃時、自分の手札を一枚捨てて発動出来る。山札からカードを一枚引く

まったく、考え無しに突っ込むんだから! ――マミー



シスター マリア


ATK 1

HP  2

分類 人間 女性 僧侶

効果

・自分の他のカードのHPが回復した時、追加で体力を2回復する(最大値以上には回復しない)

貴方に神の祝福を……どうか、世界を救うヒーローになってください ――マリア





天空橋博士からのワンポイントアドバイス!


『ディスティニーカードゲーム・スターターデッキ』より、目玉カードをであるライトを含む4枚のカードをご紹介!

リーダーに設定した時、味方を強化する効果を持つライト! 体力が減ったとしても、キャラクターカードを出す事で回復することが出来るぞ! マリアが場に出ていれば、それだけで体力を3回復出来る!

『怪力戦士 ガイ』は、効果は無いものの高いステータスを持っている。ライトの効果を合わせれば、攻撃力4、体力6の強力なカードになってくれる! 更に装備カードで強化して、超強力なアタッカーになって貰おう!

要らない手札を交換することの出来るマミーは、必要なカードを手元に持って来るのに最適! ただし、マリア同様にステータスは低いので、倒されない様に工夫が必要だ。イベントカードや庇うことの出来るカード、装備カードでHPを増やすなどの対策を取ろう!

総じて、この4枚のカードは効果を組み合わせた長期戦が得意だぞ! 絆の力で助け合い、協力して勝利を目指そう!



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