英霊の力を持って異世界からくるそうですよ?   作:松江陸

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どうも!!松江陸です
色々な感想ありがとうございます、参考にさせていただきます
それではどうぞ~


11話 白夜叉とのギフトゲーム4

白夜叉side

土煙から出てきたこやつは本当にさっきまで戦っていた奴なのか?さっきと服装が変わっている。そして髪が黒から白に変わっておるし雰囲気が先程まで違い過ぎる。それだけでは無い、先程まで負っていた傷が治りかけている。

 

「おい、貴様は何者だ?本当に三神直樹という小僧なのか、先程までと雰囲気が違いすぎる。もしそうだとしたらルール違反じゃぞ?」

「確かに私は三神直樹ではないがルール違反にはならない、たぜなら三神直樹の恩恵(ギフト)という事になる」

 

そう言いながらもこやつは私から視線を外さずいつでも切りかかろうと狙っている。やはり先程の奴とは違う、戦い慣れしてる奴の視線だ。こやつは油断ならない

 

「ならば今度はこちらからいくとするか!!」

 

そう言い私はこやつに切りにかかった、すると先程までとは違いこちらの動きを読み的確に防いでいる。やはり先程までとは違う動きである、こやつは私の攻撃を防ぎながら何かを確かめている節がある。こやつは何を確かめている?

 

「ふむ、やはり力が強くなっているな。この場所箱庭に来たからかそれとあの人の力そして…」

「何を呟いている?考え事しながらこの私と戦うとは随分な余裕だな?」

 

そう言いながらも私達は切りつけている、こやつの戦い方は実にシンプルである、私の鉄扇の攻撃を黒白の2刀で防ぎどちらかが壊れたら壊れた方をまた生み出す。本当に不思議な恩恵(ギフト)だ。これに似たようなものは知っておる確か…

 

「この力はお主の力か?それとも三神直樹の力か?」

「これかね?これは私の力だよ。マスターである三神直樹はそれを使えるに過ぎない」

 

なるほど、ならばこの力の正体は、しかしあの力は戦うにしてはここまで便利な物ではないはず

 

「その力まさか投影魔術(グラデーション・エア)か?しかしこれは直ぐに消えて使いようにならなんはず、そしてこれほどの剣も作れないはずじゃ」

「ほう?よく知っているな確かにこれは投影魔術(グラデーション・エア)だよ。しかし私のは少し特殊でね?しかしこのままでは拉致があかないしこちらとしてもわざわざマスターの身体を借りた意味がない。ここからは私から攻めさせて貰う」

 

そう言うとこれまでにない動きと力をして私に迫ってきた。その力は今までにない力で私も結構な力を割いてこれを防ぐ。本当にさっきまでとは全然違う、この力は今私が喋っていたこやつでは無くさっきまでの奴の力か?どのような力を持ってして一気に封印されているとはいえこの私に匹敵する力が湧いているのだ?

 

「そうだ、常に想像するのは最強の自分だ!!私やあの小僧の精神論とは違い君のは文字同りの意味だ!!そして今私は投影とは何か身体に直接叩き込んでいる!!この感覚を忘れるな!!」

 

なるほどこやつはあの小僧に自分の力を教える為にわざわざ出てきて戦っておるのか。それは…

 

「舐めてくれるなよ、この白夜叉相手に試すとは!!よかろう、私の本気を持ってその蛮勇の仇となそう!!」

 

そう言い私は本気の一撃たる水球をそやつに投げ入れた!!

 

「ふむ、さすがにこれは避けれないな。ならばこの力を最後に教授し君に託そう!!」

 

そう言うとこやつは右手を突き出し

 

Iam the bone of my sword(体は剣で出来ている)

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)

 

そう言うと七弁の赤き花みたいなものを出し私の本気の水球を防いだ。しかし熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)じゃと!!それはトロイア戦争のアイアスが使いし皮の盾の名前、こやつこれすら投影出来るというのか!!

 

「やはりこれすらも強化されているか、しかし分かったかマスター。これが私の力の真髄だ、後は君の好きなように使え」

「ありがとう、エミヤ。頑張ってみるよ」

 

するとこやつは先程までの雰囲気に戻っていた

 

 

 

 

 

三神直樹side

俺はこうしてまた戻って来た、エミヤに投影魔術(グラデーション・エア)とは何か身体に叩き込まれたしこれからの戦い方も学んだ。そしてエミヤの切り札も…

 

「元に戻ったようじゃな、しかしこの私を試しに使うとは勇者なのか愚者なのか」

「済まないな白夜叉、ここからは俺の実力をもって貴方に挑むよ」

 

そう言いながら俺は干将莫耶を投影した。エミヤに身体を渡す前と違い強くなっている。

 

「ほうならばまずはこれを受けるが良い」

 

そう言い白夜叉は最初のような攻撃をしてきた、最初とは違いそこに込められている力は桁違いだ

 

「うぉーーーーーーーー!!」

 

俺はそれを全力で弾き飛ばす!!最初なら直ぐに壊れていたが今は違う。エミヤは言った、想像するのは常に最強の自分であると。それを意識しながら戦うと先程までとは違いさっきまでとは比べ物にならない力を感じる。なんで俺にこんな力があるかは分からない。だけどそれで白夜叉に勝てるならこの力についての検索は後回しだ

 

「ほう?これを防ぐか。最初の頃に比べて随分と桁違いだ、しかしこれでは勝てんぞ?」

 

分かっている、だからこそ俺はエミヤの切り札たる宝具を発動する準備する。それに感ずいたのか雨の如くその力を降り注ぐ。なので俺は

 

Iam the bone of my sword(体は剣で出来ている)

熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)

 

俺は熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)を投影しそれらを防ぎある言葉を紡ぐ

 

I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)

 

ここで1枚目が割れる、しかし俺はお構いなく紡ぐ

 

Steel is my body, and fire is my blood(血潮は鉄で心は硝子)

 

2枚目が割れる先ほどよりも力が増しているのか?割れる速度がさっきより速い

 

I have created over a thousand blades(幾たびの戦場を越えて不敗)

 

3枚目が割れる、少し焦りが出てくる

 

Unknown to Death(ただ一度の敗走もなく)Nor known to Life(ただの一度も理解されない)

 

4、5枚目が割れる、白夜叉もこれがヤバイと感じたのか先ほどよりも量も力も増してきた

 

Have withstood pain to create many weapons(彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う)

 

6枚目が割れる、これは待ち合うか?いや間に合わせる!!

 

Yet, those hands will never hold anything(故に、生涯に意味はなく)

 

7枚目が割れる、もう後がない。しかし間に合った!!最後のフレーズは白夜叉の攻撃を辛うじて避けながら紡ぐ

 

So as I pray, unlimited blade works!!(その体は、きっと剣で出来てい

た!!)

 

そして俺と白夜叉は剣と歯車の荒れた荒野にいた




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最近は忙しく返信ができないかもしれませんが全部見させて貰ってます!!

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