黄金聖闘士の技の中で一番覚えたかった技。グレートホーン。すげぇんだアレ。聖闘士の技って構えをとり、小宇宙を高め技を放つのが基本の流れ。アニメとかであるように自分の守護星座の形をなぞって小宇宙を高めてるのがオーソドックスな形。あの不思議な踊りだね。MP吸いとれそうな奴。
でもグレートホーンは構えを取らない。小宇宙を高める素振りすらない。いきなり光速の一撃ドカーン。やばくね?なんで噛ませ犬ポジなんだよ。
いや、居合とか言われてたからあの腕組みが構えか。でも腕組んでなくてもいけるからまぁ予備動作いらないのは合ってるだろう(適当)
「行くぞ!アルデバラン!高まれ俺の小宇宙よ!うおおお!グレートホーン!」
ぺしっ ぐぇっ
あっさり叩き落とされました。ワロス。
「ふん。まだまだ光速には遠いな。しかし基本は出来てきたな。いちいち小宇宙を高める素振りは余計だがな」
「ははっ。まぁあんだけぶっ飛ばされて何回も見せてもらえたらね」
「それなら雑兵相手くらいは出来よう」
え?まだそんなもん?体感的には音速超えてると思うんですけど誰も今どれくらいの速度か教えてくれない。もしかしてまだ音速超えてない?魔鈴さんやシャイナさんに無理矢理見てもらった時も「へぇ...」で終わった。泣いていい?
「しかし、速度はまったく足りないが形は出来たな。やはり俺のグレートホーンを一番初めに覚えたか」
「あーいや、そのさ、アルデバラン。実はさ」
「はっはっは!アルデバランよ!一番の座はこのスコーピオンのミロが頂いたのだ!」
「なんだと!」
どこから来たんだミロよ。この黄金聖闘士共仲良すぎぃ。それはそれとして、実はスカーレットニードルを先に覚えました。ただミロも速さがまったく足りないがと言ってるけど。ミロも雑兵くらいなら相手出来るかとか言ってたけど。泣いていい?
てかあんたら、誰が一番最初に赤ん坊に言葉喋ってもらえるかみたいな対決まじで辞めてよ。俺の実力なんて赤ん坊ですか。黄金聖闘士からみたらそうでしょうとも。
十二宮を何度も往復してると修行以外でも仲良くなった人物がいる。デスマスクだ。多分車田先生蟹座嫌いだろって言いたくなるあのデスマスクだ。闘い以外だと、実は割りと気のいい兄ちゃんなのだ。お前巨蟹宮怖くないのか?って聞かれた時に「何回も通ってたら割りと慣れた。でも暮らすにはこの人面、五月蝿くない?」って聞いたら「そうなんだよなぁ。こいつのお陰で誰も従者になってくれない...」って愚痴られた。聖闘士になれなかったら巨蟹宮で雇うって言ってくれてるけど、丁重にお断りだよ。今じゃたまに飯一緒に食べる仲です。
「そういやお前、皆から指導受けてるなら俺からの指導も必要じゃないのか?ん?」
「間に合ってます。いや振りじゃねぇよ。ほんとに間に合ってるわ」
「かぁー、連れないなぁお前」
笑って話をするデスマスクには話が通じます。驚きだね!カミュなんてまったく通じなかったのに!
「まぁお前も大変だろうからな。頑張れや、応援してやるよ。最悪巨蟹宮で雇ってやるから」
ありがとう。ありがとうデスマスク。でも巨蟹宮はいやです。後、飯食ってる時にたまに積尸気冥界波ぶっぱなすの辞めてよ。跳ばされた場所から戻るのだけはスンゴイ上達してるけどさ。ぶっ飛ばしたいその笑顔。
この星矢、黄金聖闘士の技が徐々に効かなくなってきている!まぁすんげぇたくさん喰らった結果だけどね!信じられるか?生身だぜ?一度見た技?やめろ、普通に効く!
日間ランキング2位は本気でびびった。文章量少ない奴は敬遠されてランキング載らないって聞いたのに!