エリシオン着いて。こっちの陣営整った所にやってきたねタナトスとヒュプノス。二流神共が。
「まさか人間ごときがぞろぞろとこのエリシオンまでやってくるとはな」
「その自慢の黄金聖衣も私のたった一撃で全身にひびが入る代物。神たる私達にまさか勝てるとでも思っているのか?」
「...星矢、お前は先に行ってあの神殿を目指すのだ」
「ほぇ?」
変な声出た。いや全員でやろうよ。こいつら原作で最終回間際だったからやっつけで終わってるけど黄金聖衣一撃で粉砕するやばい奴らなんよ?
「こいつらは任せておけ、それよりアテナの小宇宙が弱まっているのが気になる」
「アテナならもうすぐ死ぬ。全身の血を抜かれてな」
あぁそうだった。その言葉を聞いた瞬間俺は走り出した。
「皆宜しく!」
「通すか!」
「エクスカリバー!」
「ちぃ!」
後ろで大乱闘黄金スマッシュブラザーズが始まってしまった。ちょっと楽しそう。プレイしたいと思いつつ神殿到着。大きな壺に首だけ出してるアテナを発見。壺の周りは血の海が出来ている。
正直エリシオン来るのは最悪の事態でこの壺の対処まで考えてなかったんだよなぁ。やるだけやるしかないか。小宇宙よ奇跡を起こせ!
「ペガサス彗星拳!...がぁぁぁ」
奇跡は嘆きの壁で品切れでした。やっぱり弾き返されました。お蔭で聖衣が更にぼろぼろですわ。
小宇宙全部燃やして身体弾丸にして突っ込んでも傷付きそうに無いな。どうすんべ。
「星矢!」
「一輝?お前どうして?」
「パンドラが俺に通行証をくれたのだ」
「パンドラ姉さん正気に戻ったのか」
「ああ、それよりアテナはどうなっている?」
「この壺から救い出さないと出血死」
「く、なら俺が!鳳翼天翔!...ぐわぁぁぁ」
あ、うん知ってた。やっぱ女神の聖衣無いと駄目かな。詰んでないこれ?
「星矢?あの棟から感じるのはハーデスの小宇宙ではないか?」
知ってる。肉体眠ってんだあそこ。正直自分からスズメバチの巣に手を突っ込むような真似したくないから見ない振りしてたんだけど。...事態が変化しそうにないからやるしかないか。アテナに死なれる訳にはいかないし。
「恐らくハーデスが眠ってるんじゃないか?一輝、あっちからやるか」
「おう!」
まだ起きてないよね?起きる前ならワンチャンあるよね?大丈夫?ファミ通の攻略本だよ?一気に駆け出して棟の扉に近付いたら扉ごとハーデスに弾き跳ばされました。ハーデス起きるの早すぎませんかね?なんか怒ってませんかね?
あ、さっき魂殴ったから?完全体激おこハーデス相手にアテナ抜き?なんか泊まったホテルにコナンと金田一が両方泊まってたくらいの絶望感を感じるんですが。
夜に二話連投で最終回です。次回!女神の聖闘士大勝利!希望の未来へレディゴー!お楽しみに!
「お!星矢、クリスマスケーキ買っていかない?」
「あれ?タウラス先輩、バイト?」
「いやぁ友達のバイト先なんだけどバイトが足りなくて困ってるって泣きつかれてさ」
「タウラス先輩らしいね。じゃあひとつ貰おうかな」
タウラス先輩のグラマラスボディにミニスカサンタ服!バイト頼んだ人グッジョブ!
「じゃあこれ」
「あれ?二つ入ってるけど?」
「誰か誘って食えって事だよ」
「いやークリスマスだよ?相手がさぁ」
「たくさんいるだろ?鈍感なふりしてないでいい加減覚悟決めなよ」
「タウラス先輩には敵わないなぁ」
この後偶然家の前で会ったペガサスと二人でケーキ食べた。
後でタウラスと雑談で知ったサジタリアス
「ぎりぃ...」 バキバキバキ ツクエダイーン