これは、トランクス達と同じような世界。
つまり、孫悟空が心臓病で死んでしまい 凶暴な人造人間17号 18号によって勇敢なZ戦士達は次々と倒れていった。
トランクスや悟飯も殺害した 17号 18号は暇を持て余し、Dr.ゲロの研究所に戻り自分達と同じような人造人間にはいないかと調べてみると 人造人間16号 が収納されたカプセルを見つけた。
二人はそれを開け、16号を起動させた。
これが、トランクス達の世界とは違う点だ。
3人は最初は行動を共にしていた。
しかし、残虐な二人は罪のない人間や生き物を容赦なく攻撃するのを見て16号が声を荒げたのだ。
「やめろっ!!それ以上すれば俺がお前達を破壊する!」
「珍しくおしゃべりしたと思えば……俺達を破壊する?冗談もほどほどにしておけ、観測ではお前のパワー値は俺達より下だぞ」
しかし、"表面上の"は二人にパワーが劣るとされる16号の言葉を二人は聞かないだけではなく、逆に16号を破壊するとまで言い出した。
「不愉快だ、あんたが消えな!………なにっ!?」
「交渉の余地はないようだ……!」
痺れを切らした18号が16号に襲いかかる……が16号はそれを容易く防ぎ、18号を17号に向かって殴りつける。
「くっ!?そんなパワーを隠して持っていたのか…!ま、まて!話せばわか──「ヘルズフラッシュ!!」
17号が必死に命乞いをしている間に腕を取り外し、強大なエネルギー波で18号もろとも消し去る。
「もう少し早くこうしていれば……!」
16号は今まで二人に殺された生き物達に謝りながら、"隠れている者"に矛先を向ける。
「貴様も人間達から生体エネルギーを奪い取ったようだな……!」
「………フッ、気づいていたかァ」
隙を見て二人を吸収しようと見ていた セル。
生き残りの人間から生体エネルギーを吸いとり、命を奪い取った。それを16号が見抜き、矛先がセルに向いたのだ。
「貴様は完全な機械なようだ……エネルギーは奪い取れないのは残念だが、貴様が居なくなれば この世界では私が一番強いことになる。さぁ!私に倒されるがいい!それから他に完全体になる方法がないか調べることにしよう」
「残念だが、貴様では俺には勝てん。この人間の少ない世界では貴様のパワーはそれが限度だろう」
複数の者の気を放ち、生体エネルギーを吸いとったセルだが17号達に減らされた人類を見つけることは難しく16号を越えるほどのパワーはないようだ。
「貴様も人造人間のようだ…それも他の人造人間とは違うタイプの」
「そう、私はDr.ゲロが生み出した究極生命体セル!貴様は14号や15号のような完全なアンドロイドだな」
Dr.ゲロの造った人造人間はセルを含めて3種類に分かれる。
8号.13号.14号.15号.16号のような完全なアンドロイドタイプ。
17号.18号.のような人間を改造して出来上がったサイボーグタイプ。
そして、戦いによって成長し 果てには究極のパワーを手にいれることのできる可能性を秘めた セル
バイオタイプ。
他の人造人間は資料が残されおらず、不明である。
「俺は知っているぞ セル。貴様はDr.ゲロが生み出した人造人間だと言うことを…! そして人造人間13号から15号までは合体して格段のパワーアップを遂げる。セル、貴様の試作品だ……今は俺の中にいる!」
「なにっ!?私にも試作品がいたとは…貴様の中に…?どういうことだ」
13号は14号.15号のデータチップとエネルギー炉を取り入れセル第2形態ほどのパワーを得ることができ、Dr.ゲロはセルの試作品 と16号に言っていた。
「Dr.ゲロは13号達のデータチップや回路を俺の中に組み込んだ。本気を出せば貴様を気功波で一つで消し去ることができる」
「な、なぜだ…!Dr.ゲロは貴様にそこまで…?」
「どうやら、戦死した自分の息子に似せて俺を造ったらしい だから、俺を強化したそれが理由だろう」
そう言い終わると、16号は膨大なエネルギーを凝縮した赤い気功波を作り出した。
「デッドリィボンバー!」
「ま、まっ──────」
その気功波はセルだけを消し去り、もともとセルなど存在しなかったように綺麗に消え去った。
「確か、トランクスが殺されたとき近くにタイムマシンのような物があったはずだ」
16号は今回のように人造人間やセルが自然の動物達を根絶するのを防ぐためタイムマシンに乗り込む。
タイムマシンは"未来"へ向かった。
16号は好きなキャラ 13号も好きなキャラ
なので、16号に機能を搭載しました。
青くはなりません。
17号 18号 セル
10億 7億 15億
13号 14号 15号
23億 14億 15億
合体人造人間13号
160億
16号
180億