転生ショタ魔王はお好きですか?   作:kimito19

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どうも、ほとんどの人が初めましてだと思います
どうかこの作品をよろしくお願いします
取り敢えず長ったらしい話は抜きにして、本編をどうぞ


序章  運命の始まり

この世界は何一つ不思議なことなんてない普通の世界だ。剣なんて持ったら銃刀法違反で捕まるし、魔法や魔物なんてものはない。テレビをつければ色々な事をを馬鹿みたいに語る、コメンテーターや評論家。一般人の俺には関係ない。若い頃に人間は夢を見る。将来はあんなことをしたい、こんな職業に就きたい。そんな夢を見て、馬鹿正直に頑張ってその夢を叶える奴は少なからず居る。けれど、そんな割合は叶えられない人間の方が圧倒的に多い。俺もその一人だ。かつては俺も夢を見て我武者羅に頑張った、だがその夢は叶うことはなかった。この世界にはどんなに頑張っても出来ないことはある。そして、出来る人間と出来ない人間に分けられる。俺は出来ない側の人間だった。今は、夢なんて無くだた普通に寝て普通に働いて普通に食べて普通に日々を過ごしている。

唯一の心の癒しは家族の存在だ。親も親戚もいない俺にっとっての唯一家族は妹だ。時には喧嘩して直ぐに仲直りしたり、馬鹿なこと言って笑ったりふざけたり妹だってもう高校生といういい歳だ。他人が俺たちのやり取りを見たら、シスコンだのブラコンだの言うだろう。別に俺は構いはしない、前に妹とも話したことがあったがあいつも構わないと言っていた。俺たちはもちろん一線だけは超えず仲良く暮らしていた、これからも兄妹仲良く力を合わせて暮していくはずだった…………

ある日二人で暮らしているボロアパートに帰ると、見知らぬ男とすれ違うと俺は気にも留めず帰ると妹が、裸で様々な箇所に痣があり胸を包丁で貫かれていた。後になって俺は気づいた、先程すれ違った男が妹を辱めて最後は殺したのだと。だが、当時の俺はその光景に恐怖を覚えた。この現場に俺が怖がっていると、近所の俺たちに良くしてくれているおばさんが現れると悲鳴を上げ警察に通報したのだった。俺はそのおばさんにも警察官にも俺はやっていない、俺は犯人じゃない。全ての罪を否定した。弁護士にも裁判官にも俺は罪を否定し続けた。捜査のやり直しだって要求した、その結果出てくるのは俺がやったという証拠だけだった。第三者の証拠どころか指紋だって通報したおばさんや近所で親しい人の指紋だけだった。俺以外の指紋が出た人たちはその日アリバイがあった。俺は……アリバイが無かった。裁判の結果、俺の判決は死刑だった。俺は牢屋の中でも罪を認めなかった。そして最後の日、俺は己を責めた。自分があの日家に居れば妹と一緒についてやっていたらあいつは死ぬことはなかったのかもしれない。

死刑執行翌日、執行台の前に立つと執行人の人が言った。何か言い残すことはあるかと、俺は言った俺はやってない。真犯人を見つけてくれと………執行人はそうかと応えると俺はゆっくりと執行台の上に立ち思った。

          ああ…

 

             もしやり直せるなら……

 

 

             こんな世界………

 

 

             こんな不平等で理不尽な世界………

 

                          

             ぶっ壊してやる‼‼

 

 

 




いかがだったでしょうか?
と言っても、まだ話は一歩も進んではおりませんが(笑)
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