オセアノートの平日 〜氷漬けの記録〜 作:イエローケーキ兵器設計局
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「…意識……」
「…タル…安定」
「……じられん…」
「…えますか…」
『…うっ…』
「…こえてますね…」
「……ていたらうえを…」
「そうです。…えを向いて…」
「………せいへい………ざいを。」
「左を見てください。」
「そうです。良かった。回復した。奇跡だ。」
『…こ…こ……は?』
「潜水艦の中です。あなたはこのフネの艦長でした。もっとも…記録は残っていなさそうですね。」
「そして、困った事に…」
目の前のよくわからないぼんらやりとした影が動く。
「この船はあなたを残してみんな一体化してしまった。私達は別でしたが…」
『はあ…。』
なんと言うか状況がイマイチ整理できない。
『つまりは元艦長で記憶喪失の謎の存在なのか。』
「そうですね。」
視界が少しくっきりとしてきてあることに気がつく。毛布の上に横たわっていたようだ。
この船は全長431m。もともと重航空潜水巡洋艦(?)として建造されたものの、結局運用されずに解体されたことになっているらしい。書庫があったので調べてみた結果だが。
艦名は"12435型一番艦"。なんて味気ない名前なんだと思うがそれもしょうがない事である。
艦名をつけてはどうかと助言が。この副官は気が利く。僅かに残った記憶残渣的にはこの者たちはガイノイドだ。
高速増殖炉は正常。異音も異常振動も無い。快適だ。アクティブソナーもパッシブソナーも問題無い。甲板上に主砲があるようだけど流石に水中では撃てない。液体装薬式の15cm単装砲…遠隔操作が可能だからわざわざ甲板に出なくても撃てるのか。