Fate/chalice,Please   作:ケゴウ

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5Valkyrie-戦乙女-

シュンタがバーサーカーを召喚した同時刻 とある場所

 

軍服の男がサーヴァントの召喚準備をしていた 

「早く召喚しなければ……()()()()の為にも」

 

彼は育てていただろう鶏の血で魔法陣を描き 詠唱をしていた

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公」 

 

「降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

閉じよ(みたせ) 閉じよ(みたせ) 閉じよ(みたせ) 閉じよ(みたせ) 閉じよ(みたせ)

 

「繰り返すつどに五度 ただ 満たされる刻を破却する」

 

「―――――Anfang(セット)

 

「――――――告げる」

 

「――――告げる」

 

「汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に、聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

 

「誓いを此処に」

 

「我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

 

「汝三大の言霊を纏う七天 抑止の輪より来たれ 天秤の守り手よ―――!」

 

 

 

魔法陣から現れたのは水髪の巨大な槍を携えた女性だった・・・

 

「□□□□□□□、クラスは…槍兵(ランサー)です 私に優しくしないでくださいね……マスター」

軍服の男はランサーに向かって冷酷に言い放った

「優しくするのは私ではない・・・我ら■に従え」

ランサーは細い声で

「……わかりました」

と言った

 

軍服の男は近くにある黒電話を取って誰かと電話していた

「もしもし……はい……はい、ランサーの召喚に成功しました……はい、ありがとうございます……はいでは私はこれで、アルストツカに栄光あれ」

軍服の男はそう言うと電話を切った

 

 

 

 

 

同時刻 とある湖にて

 

突然 魔法陣が現れ そこに現れたのはフランスで聖女と呼ばれたエクストラクラス 裁定者(ルーラー)のサーヴァント ジャンヌ・ダルク……ではなくその黒化した姿 竜の魔女 ジャンヌ・オルタだった

 

 

「神がおわしめすならば、 ()()には必ずや天罰が下るでしょう」

 

 

 

ルーラーはそう言うと邪悪な笑みを浮かべて何処かへ去っていった……

 

 

 

 

《新しいサーヴァント情報が閲覧出来るようになりました》

 

CLASS 槍兵(ランサー)

マスター ???

真名 ???

性別 女性

身長 172cm

属性 中立・善・不明

 

筋力 B+

耐久 A

敏感 A

魔力 C

幸運 D

宝具 A

クラス別能力

対魔力 B

騎乗 A

保有スキル

神性 E

魔力放出(炎) B

ルーン B

英雄の介添 C

 

 

 

CLASS 裁定者(ルーラー)

マスター なし?

真名 ジャンヌ・オルタ

性別 女性

身長 159cm

属性 混沌・悪・人

 

筋力 ?

耐久 ?

敏感 ?

魔力 ?

幸運 ?

宝具 ?

クラス別能力

対魔力 EX

真名看破 B

ルーラーとして召喚されることで直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる ただし隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては幸運判定が必要となる。

神明裁決 B

命令やペナルティを執行するため 召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で 命令を下せる特殊な令呪を各サーヴァントごとに二画保有する

保有スキル

竜の魔女 EX

元帥の願いで生み出された彼女は生まれついて竜を従える力を持つ 特殊なカリスマとパーティの攻撃力を向上させる力を持つ

カリスマ D

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。生前に王として君臨した者ほど高レベルになる傾向にある。

啓示(偽) B

詳細不明。


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