バンドリ!〜輝く星と白い球〜   作:VOSE

59 / 88
どうも、VOSEです。
今回は、この『バンドリ!〜輝く星と白い球〜』史上初の、流星や香澄達がほとんど出ない回になっております。
導入部分の話になっておりますので、つまらないかと思いますが、温かい目で見ていただくと嬉しいです。
では、本編どうぞ!


Molfonica編
Molfonica編・第1話〜新バンドご来店!〜


…ある日のこと…

 

???「し、失礼しまーす…」

 

CiRCLEにある女の子たちがやってきた。

 

まりな「あれ?ましろちゃん?どうしたの?」

 

まりなさんは最初に入ってきた、銀髪の女の子に声をかけた。

 

ましろ「あ、はい…これ、ポスターとフライヤーを持ってきたので…」

まりな「お?ましろちゃんもついにバンド結成した?」

ましろ「はい。後ろにいるみんなと一緒にやることにしました」

 

ましろという名前の子は、後ろにいるバンド仲間の方を見て言った。

 

まりな「そうなんだ!それなら、CiRCLEでも紹介したいから、今からカメラ持ってくるから、ちょっとだけ自己紹介してもいいかな?」

ましろ「は、はい…よろしくお願いします…」

 

まりなさんはそう言うと、すぐに裏に入ってすぐに戻り、カメラを構えた。

 

まりな「それじゃ、それぞれ自己紹介しちゃって!」

ましろ「は、はい…と言っても…何から喋れば…」

???「まずはバンドの紹介からしましょう」

ましろ「そ、そうだね…」

 

ましろちゃんのバンド仲間に言われて、ましろちゃんはおどおどとした感じで紹介し始めた。

 

ましろ「は、初めまして。私たち、Molfonicaと言います。モニカと呼んでもらえると嬉しいです。あと、メンバー全員が月ノ森女子学園に通っています…ええっと…まず、わたしから…倉田ましろです。ボーカルをしています。よろしくお願いします」

 

ましろちゃんはたどたどしく自己紹介した。

 

透子「それじゃ、次はアタシが自己紹介するね!アタシは桐ヶ谷透子っていいます!Molfonicaではギターを弾いてます!SNSをやってまーす!よろしく!」

 

金髪の女の子…桐ヶ谷透子ちゃんが元気よく自己紹介した。

 

つくし「次は私だね。皆さん、ご機嫌よう。私はMolfonicaのリーダーの二葉つくしです!担当はドラムです!学園では学級委員長を務めてます!よろしくお願いします!」

 

ツインテールの黒髪の女の子…二葉つくしちゃんが礼儀正しく自己紹介した。

 

七深「それじゃ、次は私だね〜。皆さん、ご機嫌よ〜。Molfonicaのベースを担当している、広町七深で〜す。よろしくね〜」

 

ピンク色の髪の女の子…広町七深ちゃんがのんびりとした声で挨拶した。

 

瑠唯「最後は私ね。皆さん、ご機嫌よう。Molfonicaでヴァイオリンを担当している八潮瑠唯です。よろしくお願いします」

 

黒髪のショートヘアの子…八潮瑠唯ちゃんが礼儀正しく挨拶した。

 

ましろ「Molfonicaはまだまだ未熟ですが、応援してくれると嬉しいです。これからも頑張って活動しますので、応援よろしくお願いします」

 

ましろちゃんの締めの一言で、Molfonicaの自己紹介は終わった。

 

まりな「うん!OK!良かったよ!みんな!」

ましろ「き、緊張したぁ…」

透子「あはは〜、シロいつも通り緊張してんじゃん!」

つくし「でもこれで、みんなに知ってもらえるね!」

七深「そのために頑張らないとね」

瑠唯「そうね。CiRCLEで演奏することが目標だから、そのために努力しないと」

 

とここで、透子ちゃんが何かを発見した。

 

透子「…あれ?この写真…もしかして、第1回のガールズバンドパーティのですか!?」

 

CiRCLEのラウンジの後ろにあるボードに、大々的に複数枚の写真が貼られてあった。それは香澄達ポピパとRoseliaなどの5バンドが初めて会った第1回ガールズバンドパーティの写真だった。

 

ましろ「本当だ…香澄さん達、キラキラしてる…」

つくし「うん!私たちも、こんなライブやりたいなぁ…」

まりな「この時は本当すごかったよ!今でもうちの観客動員数が破られないからね!」

透子「そうなんですか!?でも、第2回も結構人がいたような気がするんですけど…」

まりな「会場は第1回も第2回も満員だったけど、倍率だったら断然第1回のガールズバンドパーティが凄かったんだから!それは、Poppin’partyやRoseliaの5バンドだけじゃなかったからなんだけどね…」

瑠唯「それはどういうことですか?」

まりな「ほら、ここにいるの、男子バンドでしょ?」

 

まりなさんが指を差した写真の差には、俺ら『LINEDRIVE』の写真が貼ってあった。

 

透子「あれ?本当じゃん」

七深「他のバンドに劣らず…いや、他のバンドよりすごく楽しそう」

ましろ「まりなさん、この人達は?」

まりな「『LINEDRIVE』というバンドだよ。今は事情があって活動してないんだけれど、昔この地域で有名なバンドで、その時は小学生ながらスカウトが来るほどすごいバンドなんだ!」

つくし「しょ、小学生でスカウト!?す、すごい…」

瑠唯「でも、その写真は小学生じゃないわね…今は高校生になったのかしら」

まりな「うん!今はみんな高校2年生になったんだ。ちなみに、この子達『LINEDRIVE』は、今のガールズバンドのみんなに影響を及ぼしたから、『ガールズバンドの父』なんて呼ばれてるんだよ!」

ましろ「が、ガールズバンドの父…」

つくし「一回会ってみたいなぁ…」

 

Molfonicaのメンバーはそれぞれの思いにふけながら、この日は解散となった。

 

ましろ「…『LINEDRIVE』…会ってお話ししてみたい…」

 

そんなましろちゃんの願いは、そう遠くない未来に実現するのであった。




いかがでしたでしょうか?
初めて流星達が出ない回書いたのですが…どうだったのだろうか…?
この話の続きも後日出す予定でございますので、お待ち下さい。
では、次回お会いしましょう!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。