超次元カオス・クロスワールド戦記   作:レタスの店長
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はい、今回は遂に教会に乗り込む話です!




教会突撃大作戦!


「……さて…どうしたもんか……。」


カワラーナとミッテルトから話を聞いたショウ達は公園にて考えていた。あの2人の堕天使はレイナーレの部下であり、かつてレイナーレに恩義があると言う為にマリーゼよりもレイナーレに忠実していた。その為にレイナーレがマリーゼの無理な命令に苦しめられていた事を2人は気付いていたのだ。


「………その事を考えるとレイナーレは本気でイッセーに惚れてたって事だよな?アイツらの言葉といい…あの時のレイナーレの涙といい……。」


「い…いやぁそれ考えると何か嬉しいなぁ~~」


「…言ってる場合かよ。どうするんだ?罠の可能性もあるぞ?」


先ほどの2人の堕天使の話、そしてイッセーを殺した際にレイナーレが流した涙と言う事から翔真はレイナーレが本気でイッセーに好意を抱いていたと言う事に気付く。そして翔真がそう言うとイッセーは嬉しかったのかデレデレした顔をしながら頭を掻く為ショウがそう言う……。確かにレイナーレは他の非道な堕天使とは違い本当は心優しい堕天使である事が明かされたのだがショウにとってはやはりイッセーを殺した相手と言う事には変わりが無い為に未だに疑っていた……。
……確かにレイナーレの部下とは言えショウ達を騙しては罠に嵌めようとしている可能性も無いとは言えない状況でもあった……。


「爛のトコの清姫が居たらよかったんだけどな。」


「…だな、アイツなら嘘かどうかもすぐ判断できるし嘘だと知れば消し灰にするだろうしな。」


「何それ怖い」


すると翔真は爛のサーヴァントである清姫がここに居ればあの2人が嘘をついているかどうかを判別出来たかも知れなかったと言い、ショウもそう言いだす為にイッセーはゾッとした表情をした……。
そう、爛のサーヴァントの1人である『清姫』は善意的であろうとも嘘と言うモノが大の嫌いであり、マスターである爛でさえも嘘をつくことも許すことができないほどである。その為嘘をついていると判断すれば問答無用で消し灰にしようとする輩であったのだ…(爛の場合は干からびる寸前までに搾り取られる(意味深))


「………それでも……俺は夕麻ちゃんを信じたい……!もしあれが嘘であるのならあんな涙を流す事なんて出来ない筈だ……。……それにアーシアも捕らえられている…!四の五の言ってられない……!」


するとイッセーはベンチから立ち上がるとそう言う。どうなろうとも…レイナーレを信じようとしていたのだ……。そんなイッセーを見て翔真は鼻で笑い、ショウは若干呆れたようにため息を吐くと……


「……しゃーない。ここまで来たんだ、最後まで付き合うぜイッセー。」


「………お前のお人好しにも呆れが来るモンだぜ…ま、あの堕天使はどうでもいいとして…あのアーシアって奴は確かにあのままほっとけば何されっか分かんねぇしな…しゃーない、弟の頼みだ、付き合ってやるよ。」


「ありがとう、翔真、ショウ兄ちゃん…!」


翔真とショウが協力してくれると言う事にイッセーは心から思って礼を言った。
……そんな時……


「話は聞かせてもらったよイッセーくん達」


「「「…!?」」」


すると突如声が聞こえ、3人が振り返るとそこには……


「キバゴに……しろ…小猫…?」


「いや、キバゴて何?せめてオノノクスじゃ無いのかい?」


「ハハハ、竜の舞が無いオノノクスなんぞただの恐竜ZOY」


「…いや、何の話ですか…?(…白って言いかけていたけど…一体…?)」


ショウは突如現れた木場と小猫に少し驚きつつもそう言う……が妙なあだ名をつけるために木場がツッコミを入れるとショウが全然関係ない話を言い出す為に小猫もツッコミを入れる……もショウが何故か自分を『白…』と言いだした事に疑問を感じていた…。


「ところで2人は何故ここに?」


「部長とリサラさんにイッセー君を探しに行くように頼まれたんだよ。そしたらこの場でそんな事件に巻き込まれてたって話を聞いてね。」


「……お前と小猫ちゃんはそれを阻止しに来たのか?」


翔真が尋ねると木場が答える。どうやらリアスとリサラがイッセーを探しに行くようにと頼んだ様子であったのだ。その事から今からレイナーレとアーシアを助けに行こうとするのを阻止しに来たと把握したのかイッセーは木場を睨む……が…


「いや、逆だよ。今の話を聞いて僕も一緒に教会に乗り込もうって思ったんだ。最近奴らの動きが過激になっているし・・・個人的に堕天使や神父は好きじゃない・・・憎いほどね・・・。」


「……木場先輩がそう言うので付き添いです。」


木場と小猫もショウ達と共に教会へと乗り込もうと思った様子であった。どうやら木場も個人的に教会の連中に恨みがある様子であった。小猫は小猫で木場がそう言うので付き添いで行こうと考えた様子でもあった…。


「そんじゃあお前らも協力者って事で良いのか?」


「もちろん。」「……協力させてもらいます。」


「…すまねぇ木場、それに小猫ちゃん。……どうしても俺は助けなくちゃいけない人達がいるから……。」


「気にしないでよ。まぁ多分終わったら部長に説教されると思うけどその時は一緒に土下座しながら聴こうじゃないか。」


翔真がそう言うと木場と小猫は頷く。するとイッセーは2人に礼を言うと木場は笑みを浮かべて頷きながらそう言うのであった……。


「……それじゃあ……行くか、みんな!」


「「「「「あぁ(おぅ)(はい)!」」」」」


覚悟は決まり、イッセーがそう言うと一同は頷いた。
………そしてレイナーレが居る、アーシアが捕まっている教会へと一行は向かうのであった……!













~~教会前~~~~~~~~~



数十分後、一行はレイナーレとアーシアの居る教会へとたどり着き、そのまま教会へと乗り込むのであったが……


「……誰も居ないな……」


「…いや、あそこに1人誰かいるぜ。そして地下には結構な数の気を感じるしな…。」


中には誰も居なかった為にイッセーがそう言うがショウは気を感じたのかその方を向き、そして地下にも結構な数の気を感じた事にそう言った。するとするとそこから突如拍手が聞こえてきてその気の正体の人物が現れた…。


「いやぁ~お見事さぁ~~ん♪よっ!再会だねぇ~!感動的だねぇ~~~!!」


「…やっぱりお前かキチガイ神父。」


「ぁぁん?悪魔の味方であるクズに言われたかありませんよ~だ!!」


するとヘラヘラと笑いながら拍手をしていた人物は……前にショウと交戦した神父、フリードであった……。


「何だ?俺ら全員を相手にお前1人で来るのか?」


「は?お前くらい俺1人で十分だし!所詮悪魔連中とつるんでるゴミ共なんか俺っちの敵じゃねーしなぁ!!」


ショウがそう言うとフリードは非道な笑みを浮かべてレーザーソードのような剣を手に持って襲い掛かった……!


「チッ、しゃーねぇ!ショウ、イッセー!ここは俺たちが食い止めるからお前らはそのレイナーレとアーシアを!!」


「分かった!行くぜショウ兄ちゃん!」


「おぅ!」


翔真は剣でフリードの攻撃を防ぎながらショウとイッセーにそう言い、2人はレイナーレとアーシアの居る地下室まで走っていった…!


「逃がすかy「……潰れて」おぉう!?」


フリードが銃をショウ達に向けた瞬間、小猫は教会の椅子をフリードに投げつけた!しかしフリードはその事に気付いて小猫の投げつけた椅子を回避した…!


「……チッ…ま、いーや。どーせここでお前らを殺した後に追いかけてコロしゃいーんだしよぉ。まぁ殺す前にマリーゼの姉御が始末してるかと思うけどな。」


「………どうかな?ショウやイッセーを舐めない方が良いぜ?」


「それに僕たちもここで君に負けるとは限らないしね。」


「……ヘッ、言うじゃねーか悪魔風情共がよぉ!!」


フリードの言葉に翔真と木場がそう言うとフリードはそう言い2人に向けて銃を放った……!


「!?小猫!?」


その瞬間、小猫はその銃弾から2人を庇うかのように前に出た……!無論その事により銃弾が小猫を襲う……がその銃弾を小猫は受けても銃弾は弾かれ、衣服が少し破れた程度のダメージであった……。


「……そっか……そう言えば小猫は……」


「うん、『戦車』の特性だよ。」


「……ちょっとだけ…痛かった……」


「「………」」


ほぼダメージを受けていない小猫を見て翔真は思い出したかのような表情をし、木場は説明した。そう、小猫の悪魔の駒(イービル・ピース)は『戦車』であり特性はありえない防御力、馬鹿げた攻撃力を発揮できるようになると言う事であった。……が、小猫本人が小声でそう言いだすので2人は苦笑いをするのであった……。


「ハハハハハ!ちっこいくせに硬いねキミぃ!!」


「…………ちっこい……」


するとフリードはヘラヘラ笑いながら小猫にそう言う…………が、小猫は『ちっこい』と言うワードを聞いた瞬間、片手を胸に当てた……。どうやらフリードのちっこいと言うワードを胸の事を言ったのだと勘違いした様子であり……


「…………」


「おっ?千本ノックのつもりですかぁ!?へいへ~~い♪」


その事にキレた小猫は近くにあるものをフリードに投げつけ始めた…!が、フリードは平然とその飛んできたものを千本ノックかのように切り裂いて破壊していった…!
……だが……


「おっと、僕も忘れてもらっちゃ困るね!」


「?!」


木場はいつの間にかフリードの背後を取り、そこからフリードに攻撃を仕掛けようとするもフリードは一瞬にして感付き、木場の斬撃を防いだ…!


(……なる程…小猫の投げた椅子の死角を使って一気に間合いを詰めたか。コンビネーション…じゃなくて偶然だけどな。)


「…やるねキミ…かなり強いよ…!」


「アンタもやるねぇ!『騎士』か!…いぃねぇ久々に滾るバトルだぜぇ~!よし、ぶっ殺す!!」


小猫の投げた椅子を使って木場がフリードの背後を取った事に翔真は内心でそう思った。……確かに小猫がキレた故にコンビネーションでは無いのだが…。
木場とフリードが攻防を繰り広げ、互いにそう言う…も……


「……随分余裕だね…。それじゃあ僕も少し本気を出そうかな…?……喰らえ…!」


「…!?な、何だよこりゃあ?」


木場がそう言った瞬間、木場の剣がフリードの光の剣から光を食べるかのように光を消してしまったのだ…!


「『光喰剣(ホーリー・イレイザー)』…光を喰らう魔剣さ。」


「チッ!テメェも神器持ちか…!……あーダメだこりゃ使いモンにならねぇ結構高いんだぞあのクソヤローコロして首持って行って金貰って新しいモン買わねーとてかまじうぜーブツブツブツブツ…」


木場の言葉にフリードは感付き舌打ちした。そう、木場も剣の神器持ちであったのだ…。そして愛用の光の剣が使い物にならなくなった事に愚痴をブツブツ言いだした……。
………しかしそのスキが大きな油断となり……


「でやああぁぁぁぁぁぁ!!!」


「だぁかぁらぁ!!しゃらくせーんだってばよぉ!!」


翔真が剣を構えてフリードに突っ込む!フリードは迎撃するべく銃を乱射するも翔真にはかすりもしなかった……!!


「!?コイツ当たらねぇ……!」


「はぁぁぁぁぁぁ!!!」


銃撃がかすりもしない事にフリードは驚き、翔真は剣を振るう……もフリードはそれを間一髪回避した……が……





ゲシィッ!!


「ぐ…ぉ………!?」


翔真はすぐさま回し蹴りを放ち、フリードの腹に直撃させた……!が、腹に入ったのにも関わらずフリードも蹴りを食らわせてきたので翔真は回避して間を空けた…!


「……チッ…相変わらずのタフさだな……。」


「イチチ…俺ちゃんってば……クズ悪魔の仲間に蹴りを喰らっちまった……。





………っけんなよ………!」


格闘戦は剣程では無い翔真であったが竜馬達に鍛えられている故にそれなりの実力はあったのだがそんなフリードのタフさに翔真がそう言うとフリードは若干ヘラヘラ笑いながらそう言う……が……













「ふざっけんなクソがああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁッッッッ!!!!!」


突如フリードは怒り狂うかのように怒鳴り散らし始めた……!


「なに悪魔の分際で、クズ悪魔の仲間の分際でチョーシくれてんだよぉぉ!!!殺す!!絶対殺す!!!徹底的に切り刻んでぶっ殺してやるよクソがあぁぁぁぁぁぁ!!!!」


フリードはブチ切れて翔真達に銃を乱射し始めた……!だが案の定怒りの余りか照準が合わず、全ての弾を外してしまい……


「相変わらず学習してねーな!!!」


激高して周りが見えなくなってしまっている事を指摘しつつも翔真は剣を振るう……が……


ガキィィンッ!!


「と思ったかクソが!!!」


フリードは銃で剣を受け止めた……が……


「僕も忘れてもらっちゃ困るよ!!」


「!」


木場も攻撃を仕掛ける……が、フリードは護身用ナイフを取り出しては木場の剣を受け止めた……が……


「……ガラ空き……」


小猫は両手を塞がれているような状態のフリードのスキを突いて一瞬にしてフリードの目の前に現れた……!!


「……ぶっ飛べ……!」


「っっ…クソがああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


小猫は拳を振るう構えを取り…回避や防御が出来ないフリードはそう怒鳴り叫ぶ……も、そのまま小猫のアッパーが顎に入り、そのままフリードは吹き飛ばされてしまうのであった……。


「…ナイスコンビネーションだね、翔真くん。」


「いや、俺が行った後に偶々お前らが援護してきたと言うだけだと思うぞ?」


「…でも2人のお陰で容易く殴り飛ばすことが出来ました。」


木場がそう言うと翔真がそう言う。すると小猫は先ほどの件もあってかフリードをぶっ飛ばす事が出来たのか何処か機嫌が良いように見えた…。


「っと、とりあえずショウくんやイッセーくん達の援護に向かおう…!」


「あぁ。…と言ってもショウが居るからもう終わってる可能性もあるな……。」


木場がそう言うと翔真も頷き、レイナーレとアーシアの居る地下室へと彼らも向かうのであった……。



……果たしてショウとイッセーは大丈夫なのか?アーシアとレイナーレは無事なのであろうか……?







はい、フリード戦でした。…まぁフリードは原作でも強めだったのでそれなりにね?w


そして次回はショウとイッセーでの視点の話ですが……悲劇が…!?(ネタバレw)
それでは次回もお楽しみに!!








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