ラブライブ!ウルトラ伝説!私たちの光!   作:海渦

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ゴジラ回もこれで終わりです。

エピローグなので文字数はかなり少ないです。

尚、この前の話を少し変えました。

具体的には一斉光線発射の辺りです。



EXストーリー:エピローグ

(BGM:GODZILLA FINAL WARS ED)

 

ゴジラによる災害から1ヶ月。

 

四大怪獣により、出された被害は多かった。

 

死傷者は約三万人に登ると言われ、今まで怪獣が出てきた事による被害の中でも、断トツであり、また初めての死傷者が出た災害であった。

 

それもその筈。

 

今までは怪獣が出てきた瞬間、即行でウルトラマン達が駆けつけてくれたが、今回は本当に遅かったから。

 

そのせいで、テレビでは毎回ウルトラマンへの誹謗中傷を言ったりする人間と、ウルトラマン達を庇う人間の論争がいつも激しく行われている。

 

『ですから!あの時ウルトラマン達はもしかしたら傍観に徹していたかもしれないのです!すぐに出てきてくれたらいいものを!』

 

『あのね~、あんたそう言うけど、今までのウルトラマン達の行い見てきた?ちゃんと即行で駆けつけてくれたでしょ!? よくそういう事言えるな!?』

 

などなど。

 

また、建物の再構築、放射能除去は、モスラの協力を得たμ'sの力により問題解決した為、人々は再び簡単に元の生活に戻った。

 

別れ際に小美人はこう言い残した。

 

「「皆さん。今回は本当にありがとうございました。お礼と言ってはなんですが、1つ忠告を。近い将来、今から2年後。大きな災厄が訪れます。もしかしたら、1つの戦争と言ってもおかしくないくらいの…。場所は………静岡県・沼津です」」

 

そう言って、小美人はレインボーモスラと共に元の世界に帰って行った。

 

後にこの事件は、《東京G大災害》と呼ばれ、未来永劫語り継がれる事になる。

 

そして現在。

 

絵里達は大学2年生。

 

穂乃果達は大学1年生。

 

真姫達はオトノキの3年生となった。

 

竜司は、絵里や蒼燕達が通っている大学の中庭にあるベンチに座って、穂乃果と共に昼食を摂っていた。

 

「いや~、今日もパンが旨い!」

 

「またパンか?」

 

「だって美味しいもん!それに竜ちゃんだってカップ焼きそばじゃん!」

 

「フン……」

 

そっぽ向く竜司。

 

ふと、穂乃果は青空を見上げる。

 

「もうあの事件から1ヶ月か~……」

 

「そうだな……」

 

「あの時は本当に怖かったんだよ?ゴジラが現れて、目の前でたくさんの人が死んで……竜ちゃん達が来てくれてどれだけホッとしたか……」

 

「それは悪かったな…」

 

「別に責めてる訳じゃないよ~」

 

苦笑する穂乃果。

 

しかしすぐに真面目な顔になり、竜司に訊く。

 

「ねぇ竜ちゃん…」

 

「あン?」

 

「なんでゴジラは私達の世界に現れたのかな~?やっぱりディケイドが世界を繋いだから?」

 

「いや、原因は海東らしい」

 

「えっ!? 雪穂の彼氏の海東さん!?」

 

驚く穂乃果。

 

「ああ……何でも海東がゴジラの世界に行って、そこでインファント島の宝を盗んだ結果、ゴジラの世界と繋がったらしい…」

 

竜司は淡々と言う。

 

「ええ~……」

 

そう、海東大樹こと、ウルトラマンディエンドがゴジラの世界に行き、そこでインファント島にある古代の石板を盗んだ結果、ゴジラがこの世界に来る要因を作ってしまったのだ。

 

尚、この事に言及された海東は、

 

「そこに珍しいお宝があるのなら、僕がいかない訳にはいかないだろう?」

 

と反省ゼロ。

 

これに対し雪穂が、親指を海東の首に突き刺す。

 

「高坂家秘伝!笑いのツボ!」

 

「ぐっ!? フッフッフッフッ……フッハハハハハハハハハハハハ!!」

 

笑い転げる海東。

 

それを見てた士は笑う。

 

「アッハハハハハハ!! 無様だな?海東!アッハハハハ!!」

 

「士も笑わない!」

 

亜里沙も士の首に親指を突き刺す。

 

「うっ!? アッハハハハハハハハハハ!! って言うか……笑いのツボって……そういう事じゃないだろ!? アッハハハハハハハハハハ!!」

 

士も笑い転げるという光景があった。

 

閑話休題。

 

「高坂家秘伝の笑いのツボって何?」

 

「こっちが聞きてェよ……」

 

質問に質問で返す竜司。

 

「まぁ何はともあれ……平和になってよかった~」

 

穂乃果はそう言って、伸びをすると、竜司の膝に寝転がる。

 

「おい……」

 

「別にいいでしょ?だって私達……」

 

穂乃果はそこまで言って、左手を空に伸ばす。

 

その薬指には、キラリと光る指輪が。

 

「結婚したんだから♪」

 

「ったく……」

 

竜司はめんどそうな顔をしながらも、特に何も言わず、黙って穂乃果の頭を撫でる。

 

「~~♪」

 

穂乃果は嬉しそうに身悶えした。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

この2年後。

 

静岡県・沼津の内浦にある、とある学校。

 

その学校の名前は、浦の星学院。

 

その屋上で、この学校のスクールアイドルである少女達と、そのマネージャーである少年達はいた。

 

現在は休憩中のようで、思い思いの休憩をしていた。

 

そんな中、みかん色の髪の毛を持つ少女が、黒髪の目付きの悪い青年に、ノートパソコンの画面を見せながら言う。

 

「せっくん!見て見てこれ!」

 

「なんだよ、千歌」

 

青年はノートパソコンに目を向ける。

 

そこにはμ'sに関するスレが立っていた。

 

「2年前にね?東京にゴジラが現れたの、知ってるでしょ?」

 

「まぁな……ってかそれ有名だしな。それがどうした?」

 

「あのねあのね!あのμ'sがなんと!ゴジラを説得したことがあるみたいだよ!?」

 

少女はキラキラした笑顔で言う。

 

「どうせガセだろ?」

 

「ち、違うもん!本当みたいなんだよ!? 見た人たくさんいるみたいだし……」

 

「あー…分かった分かった。で、それがどうした?」

 

「えっ?……いや、ただスゴいな~って……それだけ……」

 

言葉の勢いを失った少女は、顔を下に向けて、暗くする。

 

青年はそれを見て、心が苦しくなったのか、少女の頭を撫でる。

 

「いつかお前もそんな風になりたいんだろ?まぁあれだ……頑張れ…」

 

青年は顔をそっぽ向けて、そう言った。

 

少女はそれを聞いて、目をしばらくパチパチしていたが、やがて微笑む。

 

「ありがと……せっくん」

 

「うるせえ……」

 

「フフッ…♪」

 

微笑ましい空気を出す2人。

 

そこへ青髪をポニーテールにした少女が、2人に声をかける。

 

「千歌ー。晴矢ー。練習再開するよー?」

 

「はーい!」

 

少女は自分の他にもいる8人の少女の元に向かう。

 

これが小美人が予言した場所であった、平和な日常の一コマである。

 

 

 




まさに、ザ☆最終回っていう感じにしてみました!

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