ラブライブ!ウルトラ伝説!私たちの光!   作:海神アグル

192 / 194
感謝状

新たに高評価を付けてくれたTAKE丸さん、ありがとうございました!

そして遅れながらも高評価を付けてくれた、にわかラブライバーさん、たか丸さん、黒っぽい猫さん、青空さん、ありがとうございました!

ではどうぞ。


EXストーリー:FINAL WARS

話は数秒前に遡る。

 

最初に攻撃したのはティガだ。

 

ティガは大きくジャンプし、キングギドラの真ん中の首を殴る。

 

「チャァァ!」

 

「キシャオオオオオォォォン!! キシャオオオオオォォォン!!」

 

次にダイナが、キングギドラ側から見れば左の首を右回し蹴りで蹴る。

 

「ダァッ!!」

 

ガイアがキングギドラの左足を踏む。

 

「タァッ!!」

 

アグルがキングギドラの右の首を踵落としで蹴る。

 

「ディアァァァ!!」

 

エースは、エースブレードを精製して、キングギドラの腹を突き刺す。

 

「テェェェェン!!」

 

しかし頑丈な黄金の鱗に阻まれる。

 

これがティガ達が負けた理由の1つ。

 

キングギドラの鱗は圧倒的防御力を誇る。

 

故に光線技も効きにくかったのだ。

 

キングギドラは3つの口から雷に似た光線「引力光線」を吐き散らす。

 

それはエース、ティガ、ダイナ、ガイア、アグル、ネクサス、マックス、ディケイドの足元に当たり、彼らを吹き飛ばす。

 

「「「「「「「「グワァァァ!!」」」」」」」」

 

これが二つ目の理由。

 

引力光線はあらゆるモノを巻き上げ、破壊する。

 

この能力に捕らわれ、ティガ達は敗北したのだ。

 

さらにキングギドラは翼の刺から赤いビーム「反重力光線」を繰り出す。

 

それはティガ達をさらに吹き飛ばす。

 

「「「「「「「「グワァァァ!!」」」」」」」」

 

重力を無視した衝撃にダウンするディケイド達。

 

「キリキリキリ!! キリキリキリ!!」

 

嘲笑うように電子音のような鳴き声を発するキングギドラ。

 

しかし8人のウルトラマン達も負けずに、すぐに立ち上がる。

 

ネクサス・ジュネッスとマックスは、宙返りでキングギドラの後ろに立ち、その2本の尻尾を掴む。

 

「デヤァァァァァ!!」

 

「シュワッ!!」

 

「キリキリキリ!?」

 

そして持ち上げ、キングギドラを思いっきり叩きつけた。

 

「「シェヤァァァァァ!!」」

 

ドズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

さらに持ち上げ、叩きつける。

 

ドズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

また持ち上げ、叩きつける。

 

ドズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

ここでネクサスとマックスは離れる。

 

そしてティガはパワータイプに、ダイナはストロングタイプに、ガイアはスプリーム・ヴァージョンに変わる。

 

「フゥゥゥゥゥン……ディア!!」

 

「ハッ!!」

 

「ジョワ!!」

 

そしてティガが、キングギドラの真ん中の首を締め上げ、ダイナがその腹に連続パンチを繰り出す。

 

「ダァッ!ダァッ!ダァッ!ダァッ!ダァッ!」

 

「キシャオオオオオォォォン!! キシャオオオオオォォォン!!」

 

いきなり力の上がったパンチにキングギドラは苦しむ。

 

翼をはためかせるが、そこにアグルのアグルセイバーと、ディケイドのディケイドソードが迫り、翼を真っ二つにする。

 

「ディアァァァ!!」「テヤァァァァ!!」

 

翼はボロボロになる。

 

ならばとキングギドラは3つの口から引力光線を吐こうとするが、真ん中の首はティガにさらに締め上げられ、右の首はネクサスに、左の首はマックスに締め上げられる。

 

そして3人のウルトラマンは同時にキングギドラを持ち上げ、地面に叩きつけた。

 

「デヤァァァァァ!!」「シュワァァァ!!」

 

「チャァァ!」

 

ドズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

 

「キシャオオオオオォォォン!! キシャオオオオオォォォン!!」

 

キングギドラは呻くが、まだ終わらない。

 

ティガのいた場所にガイアが立ち、ネクサスはアームドネクサスの刃を光らせキングギドラの右の首を、マックスはマクシウムソードでキングギドラの左の首を断ち切る。

 

「デヤァァァァァ!!」「シュワァァァ!!」

 

「キリキリキリ!?」

 

キングギドラの左右の首から鮮血が迸る。

 

真ん中だけの首となったキングギドラを、ガイアは持ち上げ、地面に叩きつけた。

 

「タァッ!!」

 

また持ち上げ、叩きつける。

 

また持ち上げ、叩きつける。

 

宇宙でやられた恨みを返すように、何度も何度も叩きつける。

 

「ディアァァァァァァ!!」

 

「キシャオオオオオォォォン!! キシャオオオオオォォォン!!」

 

既にキングギドラはグロッキーだった。

 

一方、ガイガンの方も宇宙での戦いが嘘のように劣勢だった。

 

ガイガンはギガリューム・クラスターを撃つが、ディエンドの『ディエンドライバー』からの青い光弾により相殺され、果ては発射口である赤いモノアイを破壊された。

 

「キシェェェェェェェン!!」

 

たたらを踏むガイガン。

 

ガイガンは右の『ブラッディ・トリガー』から鎖を放つが、グレートが右手から出した光の刃『グレートスライサー』により、斬られる。

 

「ジュワァァァァ!!」

 

「キシェェェェェェェン!!」

 

さらにパワードの放った『パワードスラッシュ』により、ブラッディ・トリガーを付け根から斬られる。

 

「シェヤ!」

 

ガイガンは左の「ブラッディ・チェーンソー」を回転させて迫るが、セブン21の『ヴェルザード』により、同じく付け根から斬られる。

 

ブラッディ・チェーンソーは地面に突き刺さる。

 

「キシェェェェェェェン!!」

 

ならばとガイガンは空に飛び、お腹の「ブラデット・カッター」を回転させて、四人のウルトラマンに迫る。

 

四人は最初こそ側転で避けるが、ターンしてきたガイガンのカッターに、グレートが最初に餌食になる。

 

右肩から火花を散らせるグレート。

 

「ジュワァァァァ!!」

 

次にパワード、セブン21、ディエンドが斬られる。

 

「アーッ!!」「フッ!」「グッ!!」

 

ガイガンは着地すると、吼える。

 

「キシェェェェェェェン!!」

 

その時。

 

「ギニャアアアアアアアアァァァァァァ!!」

 

突如奇怪な鳴き声を上げたキングギドラの引力光線が辺りに放たれ、それはガイガンの頭を直撃。

 

ガイガンは頭を落とし、機能停止に陥る。

 

グレート達は何があったのか、そちらを見る。

 

見ると、ディケイド達はキングギドラから距離を取っており、そのキングギドラは体に異常な変化を起こしていた。

 

胸の辺りに突起が形成され、急激に成長。

 

やがてそれは鋭い爪を持ち、太く強靭な『前肢』に。

 

両翼はボロボロだったのが再生して、形を変えて大きく伸びて、畳めば身体を包めるほどのサイズになり、さらにそれは、拡げれば全長何百メートルもの大きさの代物に変化していく。

 

皮膚は純金と紺色が入り混じったメタリックな質感となり、元々凶悪だった龍眼は、赤く塗り潰され輝く。

 

そして、三本の首が一斉に前にいる者達を見据える。

 

それまでの『キングギドラ』という皮を破って誕生した『皇帝』は、翼を拡げ、咆哮した。

 

「ギニャアアアアアアアアァァァァァァ!!」

 

茜『キングギドラが……』

 

蒼『変わった?』

 

士『ちっ!カイザーギドラか……』

 

虎『厄介だな…』

 

戦慄するディケイド達。

 

そしてカイザーギドラは挨拶代わりに、3つの口から反重力光線『デストロイド・カイザー』を辺りに放った。

 

ピシュウウウウウウウウウゥゥゥゥン!!

 

『グワァァァァァァァァァ!!』

 

たった一撃。

 

それだけで14人のウルトラマン達はダウンした。

 

これが数秒前の出来事。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵「何よ……あれ」

 

目の前の異形に絵里が口を震わせる。

 

全く別物なキングギドラの姿に、μ'sは唖然とし、立ち上がったゴジラも攻撃することなく見守っている。

 

「キングギドラが……変身した!?」

 

穂乃果がそれを言ったきり言葉を失っていると、小美人が提言した。

 

「「あれはカイザーギドラ。本来はモンスターXという怪獣から進化する存在ですが、ウルトラマン達に圧倒されたことにより、隠された力が引き出されたのかもしれません」」

 

「要するに……火事場の馬鹿力って訳ね……」

 

真姫が呟きながらカイザーギドラを睨んでいると、ゴジラはその『皇帝』に歯向かうかのように咆哮する。

 

「アッギャオオオオォォォォアアァァァン!!」

 

しかし、その体格差は目を見張るものがあった。

 

本体だけでもカイザーギドラはゴジラを見下すほどの身長があり、その大きな翼を含めれば雲泥の差だ。

 

それでも戦いから逃げないことを示すかのように力強く吼えるゴジラを、カイザーギドラは嘲笑うかのように唸りながら見下ろしている。

 

「ゴジラは……あの怪獣に勝てるのでしょうか?」

 

海未が小美人に訪ねると、彼女らは首を横に振った。

 

「「いえ。恐らく、ゴジラは負けるでしょう。まず体格差から見ても、カイザーギドラが圧倒的。まず近接戦で彼が優位に立つことは避けられません。それに過去にも、別のゴジラがカイザーギドラと戦ったことがありますが、やはり敗北寸前に追いやられています。そしてウルトラマン達も………カイザーには勝てないかもしれません……」」

 

「そんな!」

 

凛が悲観の声を上げる。

 

ゴジラは背ビレをオレンジに光らせる。

 

口にエネルギーを貯めて、放射熱線を吐く。

 

カイザーギドラも、デストロイド・カイザーを吐く。

 

双方の熱線はぶつかり合い、最初は拮抗していたが、やがてゴジラの熱線が押し返す。

 

かと思えば、寸前でカイザーの光線が熱線を押し返し、ゴジラを打ち負かす。

 

「ギャオオオオォォォォアアァァァン!!」

 

ゴジラは倒壊しかけのビルに倒れる。

 

竜『ちっ!』

 

ウルトラマンが立ち上がり、カイザーギドラに向かって行くが、カイザーのデストロイド・カイザーに捕らわれ、地面に叩きつけられる。

 

ドズゥゥゥゥゥゥン!!

 

「ホエヤァァァ……」

 

「竜ちゃん!!」

 

穂乃果は思わず身を乗り出しそうになる。

 

続いてティガ、ダイナ、ガイア、アグルが同時に向かって行くが、やはりカイザーの光線に捕らわれる。

 

「ヂャッ!」「グワッ…」「デュオッ!?」

 

「ウオワァァァァ!!」

 

そしてアグルはともかく、パワーが上がっている筈の、ティガ・パワータイプ、ダイナ・ストロングタイプ、ガイア・スプリームヴァージョンですらデストロイド・カイザーの拘束をほどく事は叶わず、容易に地面に叩きつけられる。

 

ドズゥゥゥゥゥゥン!!

 

海「盾!」

 

ニ「虎亜!」

 

絵「蒼燕!」

 

真「氷麗!」

 

続いてカイザーギドラは、ネクサス、マックス、ディケイドにデストロイド・カイザーを吐く。

 

「フアァァァァァァ!!」「シュオ…」

 

「グッ!!」

 

3人のウルトラマンを空中に上げる。

 

そして3人をディエンド、セブン21、グレート、パワードに叩きつける。

 

「「「「「「「グワァァァアアアアアアアアアアアアアア!!」」」」」」」

 

7人もろとも後ろに大きく吹き飛ぶ。

 

崩れかけや、そうでないビルを巻き込み、一気に7人は再びダウンする。

 

花「イクス君!!」

 

希「茜君!!」

 

亜「士……士ぁ!!」

 

雪「そんな……」

 

ツ「あの怪獣……強すぎるでしょ…」

 

お台場からこの光景を見ていたツバサは、戦慄する。

 

カイザーギドラの規格外の強さに。

 

「テェェェェン!!」

 

「デュッ!!」

 

エースとセブンが宙返りでカイザーの背中に乗る。

 

が、その瞬間振り向いたカイザーギドラの光線を受けて、吹き飛ぶ。

 

「ウンンン!?」「デュッ…」

 

こ「キー君!!」

 

凛「嵐助君!!」

 

ことりと凛が泣き叫ぶ。

 

カイザーギドラは粗方ウルトラマン達をダウンさせると、ゴジラにデストロイド・カイザーを吐いて、自分の所に叩きつける。

 

ドズゥゥゥゥゥゥン!!

 

そして三本の首で一斉に腕や首へと噛みつく。

 

持ち上げられるゴジラ。

 

ゴジラはそれでも必死に抵抗し続けるが、カイザーが噛みついた箇所から首の紋様に青い光が流れるように光ると、徐々に動きが鈍くなっていく。

 

両腕それぞれに噛みついた二本の首を掴む腕も力が弱まり、やがてダランと下がる。

 

「グウウゥゥゥゥン……!!」

 

喉奥から絞り出すように発していた咆哮も、

 

「………………………」

 

途中から全く鳴らなくなった。

 

響くのは、カイザーの喉を光が通っていく音のみ。

 

もはや王は、皇帝の餌となろうとしていた。

 

「ゴジラが…負ける…!?」

 

穂乃果が信じられないような表情で言った。

 

凛「本当に……ゴジラは倒されちゃうのかなぁ…?」

 

凛が複雑な顔で言った時だ。

 

なんと14人のウルトラマン達が立ち上がる。

 

最早彼らは全員カラータイマーが鳴っている。

 

にも関わらず、彼らは自分のカラータイマーから残りエネルギーを取り出し、ゴジラの背ビレに放出した。

 

『シェヤ!!』

 

穂「竜ちゃん何を!?」

 

『ゴジラにエネルギーを与えて、カイザーギドラを倒してもらう!』

 

絵「でもそんな事をしたら…!!」

 

蒼『絵里!その時はその時だ!』

 

今度はゴジラが牙を向くのではないか?

 

絵里はそれを危惧するが、蒼燕はそれを切り捨てる。

 

そして遂に、ゴジラの眼に再び生気が宿る。

 

(BGM:ザ・キング・オブ・モンスターズ)

 

ゴジラは熱線を体内に飲み込んで、体内放射を放つ。

 

ゴジラの体がオレンジに光り、スパーク。

 

カイザーギドラはそれを受けて、ゴジラを離す。

 

ゴジラはカイザーギドラの左の首を掴み、右の首に鋭い牙を突き立てる。

 

「ギニャアアアアアアアアァァァァァァ!!」

 

右の首が血を流し、悲鳴を上げる。

 

すぐさま真ん中の首がゴジラに光線を放ち、ゴジラを退かす。

 

真ん中の首がもう一度デストロイド・カイザーを放とうとした瞬間、ゴジラは真ん中の首に放射熱線を吐く。

 

真ん中の首は簡単に消し飛んだ。

 

続いて左の首がデストロイド・カイザーを放とうとしたが、ゴジラはその左の首を掴み、右の首に向けさせる。

 

自爆した右の首。

 

ゴジラは残った左の首を掴み、簡単に放り投げる。

 

「アッギャオオオオォォォォアアァァァン!!」

 

そのパワーは最早重さや、体格差など完全無視である。

 

瓦礫に突っ伏すカイザーギドラ。

 

ゴジラは再びカイザーギドラの尻尾を掴み、投げ飛ばす。

 

また掴んで投げ飛ばす。

 

また掴んで、今度は大空に向かって投げ飛ばす。

 

ゴジラは背ビレをオレンジに光らせながら、1回転。

 

その口から真っ赤な熱線『バーニングGスパーク熱線』をカイザーギドラに放つ。

 

それと同時に14人のウルトラマンも一斉に必殺光線を放つ。

 

ディケイドは『ディメンション光線』を、ディエンドは『ディメンションシュート』を。

 

《ファイナルアタックライド》

 

《ディ・ディ・ディ・ディケイド》

 

《ファイナルアタックライド》

 

《ディ・ディ・ディ・ディエンド》

 

「テヤァァァァ!!」「フン……」

 

ウルトラマンは『スペシウム光線』を。

 

「ヘアッ!!」

 

ティガは『デラシウム光流』を。

 

「ハァァァァ……チャァァァァ!!」

 

セブンは『ワイドショット』を。

 

「デュワ!!」

 

ダイナは『ガルネイトボンバー』を。

 

「ダアッ!!」

 

ガイアは『フォトンストリーム』、アグルは『アグルストリーム』を放つ。

 

「ディアァァァァ!!」「オワァァァァ!!」

 

エースは『メタリウム光線』を、ネクサスは『オーバーレイ・シュトローム』を、マックスは『マクシウムカノン』を。

 

「テェェェェン!!」「シェヤァァァ!!」

 

「シュワ!!」

 

グレートは『バーニング・プラズマ』を、パワードは『メガ・スペシウム光線』、セブン21は『レジアショット』を放った。

 

「ジュワァァァ!!」「シェヤ!」「フッ!!」

 

15の光線がカイザーギドラに直撃。

 

カイザーギドラはその巨体に熱の亀裂を走らせ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて爆発した。

 

 

 

 

 

 

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

 

 

 

 

 

 

 

爆発により、大空で大きな疑似太陽ができる。

 

それを見たゴジラは、

 

「アッギャオオオオォォォォアアァァァン!!」

 

咆哮し、人々も歓声を上げる。

 

μ'sの9人もホッと一息吐く。

 

しかしまだゴジラがいる。

 

ゴジラはウルトラマン達に視線を向ける。

 

14人のウルトラマンもゴジラに注意を向ける。

 

「グルルル……」

 

『……………』

 

しばらくの静寂。

 

ウルトラマン達のカラータイマー音も聞こえるが、やはり状況を考えると、ほぼ静寂に近かった。

 

穂「………」

 

「「「「「「「「………………」」」」」」」」

 

誰かがゴクリと喉を鳴らす。

 

永遠にも思える静寂。

 

それを打ち破ったのは、ゴジラだった。

 

ゴジラはウルトラマン達に背を向け、なんと去って行った。

 

絵「どうしてゴジラはウルトラマンとの決着をつけないの?」

 

絵里が当然の疑問を訊く。

 

「「ゴジラはウルトラマンに助けられた事を少なからず理解したのでしょう。今回は見逃す事を選択したようです」」

 

小美人がそう答える。

 

その間にも、ゴジラは歩む。

 

そんなゴジラの前に灰色のオーロラが現れ、ゴジラは当然のように進み、やがて姿を消した。

 

「キゴオオオオオォォォォン!!」

 

ラドンもそれを追いかけるように、音速でオーロラに入って行った。

 

希「帰って行ったんやね……」

 

「「はい。皆さん、今回は本当にありがとうございました」」

 

絵「礼を言うのはこちらの方よ?」

 

海「そうです。あなた達が来てくれなければ、私達はまた何も出来ませんでした」

 

絵里と海未が微笑んで礼を言う。

 

そこに真姫が髪の毛クルクルしながら言う。

 

「でもこれからが大変よ?ゴジラはあれだけ熱線吐いた訳だし、放射能汚染も結構なものじゃない……」

 

花「そうだよね……それに街もたくさん破壊されてるし……」

 

花陽の言う通り、街は散々な状況だった。

 

見渡す限り、瓦礫の山。

 

「「それには心配及びません。モスラがもう一度あなた方に力を貸してくれます」」

 

穂「どういう事?」

 

「「皆さんがもう一度歌うことにより、その気持ちにモスラが力を込め、街の治療、及び放射能除去をしてくれます」」

 

ニ「何でもありなのね……」

 

モスラの超能力にニコがジト目になる。

 

ここで穂乃果が立ち、右手をチョキにして前に出す。

 

「よーっし皆ぁー!! 行っくよー!!」

 

それに応えるように、他のメンバーも立ち、右手をチョキにして前に出す。

 

穂「1!」

 

こ「2!」

 

海「3!」

 

真「4!」

 

凛「5!」

 

花「6!」

 

ニ「7!」

 

希「8!」

 

絵「9!」

 

そして9人で肩を合わせ……。

 

穂「μ's!!」

 

『ミュージック、スタートォーー!!!!』

 

その瞬間、穂乃果達の私服は、白を基調とした衣装とミニスカートに変わり、9人の女神は再び舞う。

 

(♪:Wonderful Rush)

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女達9人の女神が歌い出すと、9人の体から光が放たれ、街に降り注ぐ。

 

それはやがて、倒壊した建物を治し、放射能を除去していく。

 

さらにはカラータイマーの鳴っているウルトラマンにも力を与えた。

 

竜『何もここまでしなくてもよォ……』

 

苦笑する竜司。

 

他のウルトラ戦士になっている青年達も苦笑しているが、悪い気分では無いようだ。

 

そしてこれを聞いて、何故か穏やかな気分になっている者もいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アッギャオオオオォォォォアアァァァン!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラだ。

 

ゴジラは先程まで自分がいた世界の方を振り返るが、少しして、また歩み出した。

 

 

 




自分なりに綺麗な終わり方にしましたが、やっぱりエピローグ的なものって要りますかね~?

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。