ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

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16.聖杯戦争開始二日目/NOBITA

雰囲気がさらに変わる…強力な魔力の風…それと同時に真紅の稲妻がほとばしる…

それを見た、アーチャー・織田信長は狂気の笑みを浮かべる…

 

「マスター言う通りじゃのぅ…今宵の戦は儂が出陣するのにふさわしい…」

 

「お前は知りすぎた…だが、命までは取らない…まあ、死んだ方がマシと言うほどの拷問を受けてもらうがな…」

 

殺気を一気に開放するアヴェンジャー…それと同時にコルト・SAAの銃口から血のような赤い魔力が漏れる…

 

「フフフフフッ…ハハハハハッ!!!面白い…やってみるがいい!!第六天魔王・織田信長を拘束できるのであればな!!!!」

 

笑みを浮かべる信長…それを見たアヴェンジャーはコルト・SAAの銃口を空へ向ける

 

「我…英雄を断罪する者…我、英雄を投獄する者…苦しめ、足搔け、絶望しろ…絶望の牢獄(デスぺラード・プリズン)

 

引き金を引く、アヴェンジャー…それと同時に一発の銃弾が放たれる…

 

放たれた銃弾は真っ赤な塊になり…そして…

 

ゲリラ豪雨にように魔力の弾丸が信長に降り注ぐ…

それを見た信長は降り注ぐ銃弾を器用に避けつつも、腰に装備されている愛刀・圧切長谷部を抜き、魔力の銃弾を斬り伏せてゆく

 

「ハハハハハハッ、凄い魔力じゃのぅ!!」

 

余裕の笑みを浮かべる信長は次々と圧切長谷部で魔力の銃弾を斬り伏せる

そして、火縄銃を召喚し、アヴェンジャーを撃つ…

 

襲いかかる銃弾をサバイバルナイフを抜き、弾くアヴェンジャー…そして、物凄い速さで信長に挑む

 

火花が散る――――刃が交わる信長の圧切長谷部とアヴェンジャーのサバイバルナイフ

 

「面白い!!面白いぞ!アヴェンジャー!!!!問おう!儂の配下に加わり、聖杯を勝ち取り、この世を侵略する気はないか!?」

 

「断る…」

 

狂気の笑みを浮かべ、戦いを楽しむ信長に対し、アヴェンジャーは冷静にサバイバルナイフを振るってゆく

しかし、信長はアヴェンジャーのナイフの連撃をもろともせずに圧切長谷部で的確に防ぐ、隙あれば斬り殺す…そんな狂気染みた感情を剥き出しにしながら…

 

「ちっ…戦闘狂が…」

 

アヴェンジャーは一旦後に下がりつつもコルトSAAの引き金を引く

だが、信長は新たな火縄銃を無数、召喚し、コルトSAAから放たれる銃弾をすべて火縄銃の銃弾で撃ち落とした…

 

「つっ!!!」

 

コルトSAAのホルスターに素早くしまい、重機関銃を召喚するアヴェンジャー…

ドットサイトを覗きこみ、引き金を引く

 

強烈な銃撃音と共に放たれる大量の銃弾…

それを見た信長は大量の火縄銃を展開し、器用に火縄銃をつかみつつ、重機関銃から放たれた銃弾をすべて撃ち落とす…

 

Pocket.ON(ポケット・オン)

 

空を飛びながら重機関銃をぶっ放すアヴェンジャー…

 

「宝具・開帳…千世界に屍を晒すがよい――天魔轟臨、これが魔王の三千世界じゃあっ!!!!」

 

信長の周りに展開される三千挺の火縄銃…

そして、躊躇なく三千挺の火縄銃が火を吹く…

 

「ちっ…M249の弾は尽きたか…Pocket.ON(ポケット・オン)!」

 

手をかざし、三千挺の火縄銃から放たれた銃弾をすべて信長に跳ね返す…

 

「なっ…しまっ…!!」

 

突然の三千の銃弾がすべて、信長に襲いかかる…

 

「拘束する気は失せた…とっとと死ね!!」

 

感情を剥き出しにするアヴェンジャー…

 

その時だった

 

投影開始(トレース・オン)――――――――熾天覆う七つの円環(ローアイアス)

 

信長の前に突如として現れた真紅のフードをかぶった男―――――――

 

男は七枚の光の盾を花の咲かせ…三千発の銃弾を全て防ぎきる…

 

「マ…マスター」

 

「だから言っただろう?戦を楽しみすぎるのはよくないと…」

 

赤いフードをかぶった男…その男を見たアヴェンジャーは表情を歪めつつも地面に降り立つ…

 

「タケコプターに、ひらりマントか…やはり、秘密道具の使い勝手はおまえが一番知っているな…”野比のび太”」

 

赤いフード男の言葉を聞いたアヴェンジャーは…サングラスを外し…砂漠色の髑髏を投げ捨てる…

そして…フェイスマスクを投げ捨て…赤く染まった眼に丸い眼鏡をつける…

 

「……貴様」

 

風が吹く…真紅のマフラーは揺らぐ…

アヴェンジャーは感情を剥き出しに…魔力をすべて解放する…

 

「はじめまして…と言うべきか?アヴェンジャー…俺はこの第五次聖杯戦争のアーチャーのマスターだ…そして、お前の願いを阻止する者だ」

 

真紅のフードを外す…

白髪が混じった赤味がかかったブラウン…そして、彼の手に姿を現す二つの剣…

 

「野比のび太…今すぐこの聖杯戦争から棄権しろ、お前の願いは…………ジャックちゃんも桜も望んではいない…」

 

「黙れ…!!!」

 

広がる――――――――硫酸の霧

 

「断罪する…すべての英雄も…魔術師も!!!もちろん、お前もだ…アーチャーのマスター…!!!!お前がいたから”あの子”を救えなかった…おまえが!!おまえがいたから!!!!!!」

 

硫酸の霧が黒く染まる――――――

 

そして、アヴェンジャーの手に姿を現す、真紅のサバイバルナイフ…

 

「我…英雄を断罪する者…我…魔術すべてを否定する者……断罪せよ」

 

「つっ!!信長!!逃げるぞ!!」

 

アーチャーのマスターは白いポケットからピンク色のドアを出し、信長の手をつかみつつ、ドアを開く

 

「―――――――この世全ての英雄に断罪を(ヒーロー・オブ・ジャッジメント)

 

真紅のサバイバルナイフを地面に突き刺す…

 

広がる世界…

 

燃える巨大な樹木――――

 

地面に散らばる大量の空薬莢―――――

 

そして…大量の死体が山のようにつみあがっている

 

地面に染みついた血は…黒くなっていた…

 

「ちっ…逃がしたか…まあいい、お前もいずれ、この炎の身を焼かれることになる…この世界に来た事を後悔させてやる――――――――――――【衛宮士郎】】

 

 

 

 

 

 

 

 


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