ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

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17.聖杯戦争開始二日目/予告

お母さん…私を捨てないで…お母さん

 

お母さん…行かないで……お母さん

 

お母さん…どうして、私を…消しちゃうの?

 

お母さん…

 

お母さん…

 

お母さん…

 

お母さん…

 

お母さん…

 

 

 

お母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

 

夢を見た…生まれたいのに…生きたいのに…消えてゆく子供たちの夢を…

先程の夢はなんだったのであろうか、こんな夢を見る心あたりは全くない…

横にはすやすやと僕の横で眠るジャックちゃん…可愛げな顔を見た僕は何とか落ち着きを取り戻す

 

その時、僕はあることに気付く…

 

「あれ?どうして僕…士郎の家にいるのだろうか?」

 

僕の家よりも広い和室…間違いない、ここは士郎の家だ…

確か…あの夜…僕と士郎、そして遠坂はヘラクレスから何とか逃走でき、やっとたどり着いた場所が衛宮邸…

そうだ…あの日、僕達は衛宮邸で泊ることになったんだ…だから僕とジャックちゃんはここにいるんだ…

 

そう思った時だった…

 

まだ日が昇り切っていない衛宮邸の綺麗な庭に…僕達を助けてくれたサーヴァント・弓兵(アーチャー)が立っていた…

 

「君は…」

 

「逃げ切れたようだな…野比のび太…」

 

殺意が感じられない…

 

あの日の夜…ヘラクレスと対峙していた彼から感じられた強烈な殺気は…今はもう…ない

今はまるで大草原の自然のように…ゆるらかな感じだった

 

「アーチャー!」

 

僕は慌てて、庭に出る…もし、彼が助けてくれなければ、あの時…僕は死んでいたはずだ…

彼にお礼を言わないと…そして、聞きたい…どうして、君が秘密道具を持っているのか…?どうして、僕達を助けたのかを…

 

「今日はありがとう!君のおかげで僕達全員、無事だったよ!」

 

「そうか…」

 

アーチャーは少々照れくさそうに…僕との眼線をそらす…

 

「ねぇ、アーチャー…君はいったい何者なんだい…もしかして君は…二十二世紀の英雄かい?」

 

僕は真剣な表情でアーチャーに聞く…

彼は二十二世紀に作られるはずの秘密道具を所持している…

あのヘラクレスの強力な一撃を防いだのも【ひらりマント】、あらゆる攻撃を跳ね返すことができる秘密道具だ

 

「二十二世紀か…ああ、俺は二十二世紀の英雄だ…君の事はマスターからよく聞かされている…」

 

「君のマスターは僕の事を知っているのかい?」

 

「ああ…マスターはお前の願いを叶えるため…そして、お前の命を守るために俺と言う【英雄】を召喚し…そして、俺をよこした…」

 

アーチャーは僕に優しく言う

 

「その…あまりこの状況下でこんなこと言っていいかわからないけど…君のマスターに会わせてくれないかい?助けてくれたお礼をしたいんだ…」

 

「マスターは…少々、病み上がりでな…あまり、自由に動くことはできない…だが、いつか俺のマスターは君の前に現れる…さて、野比のび太、今度は俺からの質問だ…」

 

アーチャーは僕に眼線を合わせる…フェイスマスクと髑髏、サングラスで顔は分からない…

だけど、彼は真剣に僕に何かを聞こうとしていた…

 

「お前は…人間と言う存在を…怨まないか?この戦いは欲望渦巻く戦場だ…まだ、おまえと衛宮士郎は知らないと思うが…この先、お前達は人間の醜い所を見る事になる…

野比のび太…おまえはこの戦いに生き残りつつ…人間と言う存在を怨まず…この戦いに勝ち残ることはできるか?この先は棘の道だ…醜悪な魔術師がおまえに襲いかかる…その醜悪な魔術師が…英雄が…

おまえの”心”を壊すかもしれない…それでも…おまえは心を…理性を保っていられるか…?」

 

「醜悪な…?」

 

「ああ…この先のお前の運命だ…それを乗り越えれば…おまえはこの聖杯戦争最強のサーヴァントと互角に渡り合えるマスターになれる…そして、道は――――開かれる」

 

「えっ…最強のサーヴァント?」

 

「ああ…そのサーヴァントの願いは…この世界その物を歪める…そして、唯一、聖杯に一番近い英雄だ…」

 

アーチャーは冷静に…僕に言う…

その最強のサーヴァントを…僕が倒す?

 

「アーチャー…それはどういうことなの!!」

 

「さぁな…俺が言えるのはここまでだ…野比のび太…」

 

アーチャーの体はどんどん見えなくなってゆく…

 

「もし、人間と言う存在を怨めば…おまえは戻ってこれないぞ?本当の自分に…そう、俺のようにな…」

 

「アーチャー!!!!」

 

霊体化するアーチャー…

 

「後はお前次第だ…野比のび太」

 

 

とうとう、僕の前から姿を消したアーチャー…

 

「アーチャー…君は一体…何者なんだ…?」

 

 

僕はただ…アーチャーの言葉を…思い出すことしかできなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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