ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

20 / 67
19.聖杯戦争開始二日目/許婚

聖杯戦争二日目…夜/間桐家

 

「具合はどうだ?桜」

 

アーチャーがお茶を入れ、ベットの隣にある机に静かに置く

治療を受けて、3日…なんとか、普段通りの生活はできる程度には回復していた

 

「アーチャーの治療のおかげで何とか動けるようになりました、ありがとう、アーチャー」

 

「なに、大したことはしていない、二十二世紀の科学は今とは断然に違う…だから、この程度の魔術ならどうにでもできる」

 

私が召喚したサーヴァント・アーチャーはドラえもんと同じ二十二世紀の英雄…つまり、未来から召喚された英雄…

ドラえもんと同じく秘密道具を使用するが、サーヴァントとして召喚されているためか、10個の秘密道具しか使えず、さらには真名の開帳と令呪を使用しなければ本来の力を発揮できないらしい

しかし、それでも秘密道具の力は強大な物だ…それだけではない、彼が生前経験した戦闘技術と銃器を駆使すれば他のサーヴァントにも引けは取らない

 

「アーチャー、のび太先輩が召喚したサーヴァントは…どうだった?」

 

「安心しろ、あのアサシンは本来召喚されるはずがないサーヴァント…見る限り【ハサン】と呼ばれるサーヴァントよりかはステータスは高い…そう簡単に倒されるようなサーヴァントではない」

 

「そう…」

 

「安心しろ、いざとなれば俺がまた野比のび太を助ければいい…マスターは早く体の調子を整えろ、そうすればすぐに野比のび太に会える」

 

アーチャーはそう言うと私の頭をなでる…

 

 

その時だった…

 

ドクン…

 

家を覆う結界が警報を私達に鳴らした…

 

「侵入者…か」

 

アーチャーは私の部屋のカーテンを開ける…庭に立つ5人の侵入者…

私はアーチャーと共に窓を見る…

 

「!?」

 

意識が歪む――――

 

呼吸が荒くなる――――

 

あの人は―――――――

 

あの人―――――――は―――――――――

 

どうして――――――どうして――――あの人が―――――――

 

 

 

 

 

 

「アーチャー…逃げて…今すぐに…私を置いて…そうしないと…あなたが…あなたが…」

 

震える声…

 

呼吸ができない――――

 

最悪だ…最悪すぎる…どうして…どうしてよりにもよってあの人が…

 

吐き気がする―――――

 

あの時の記憶が蘇る

 

お爺様と嗤う…あの人の声が――――

 

 

《/b》《/color》

 

 

「・・・・・・・・マスター、おまえはここにいろ、あいつらは…俺が蹴散らす」

 

「駄目!!あの人と戦っては…!!」

 

アーチャーの腕をつかむ…私…

 

駄目…あの人と戦っては…あの人は何でもできる…たぶん、戦えば…アーチャーは…消えてしまう…

 

「あの人は…お爺様が決めた…私の許婚なの…!!」

 

「…」

 

「あの人は魔術の家系で上位に食い込む存在…たぶん、サーヴァントを屠るくらいの力は持っているはずなの…お願い、アーチャー…あなたは逃げて…そして、のび太先輩を守って」

 

それしか方法はない…

 

お爺様が選んだ許婚…あの人は”何でもできる”

 

だから危ない…ここで私が喰い留めないと…アーチャーは…殺されてしまう…

 

「許婚?それはお前が望んでいるわけではないのだろ?」

 

「えっ?」

 

「お前が好きなのは野比のび太であって…あいつはお前の敵…俺はマスターの敵は排除する…俺は…マスターを幸せにするためにここに来た…だから、その命令には従えない」

 

アーチャーの雰囲気が変わった…そして…窓を開け…アーチャーは飛び降りる…

 

地面に着地し…ホルスターからSAAを抜く、アーチャー…

雰囲気からして彼は本気だ…本気で彼ら侵入者を殺そうとしている

 

「おやおや、君は間桐 桜の…僕の許婚のサーヴァントかい?」

 

フードを深くかぶる少年は不気味な笑みを浮かべながらアーチャーを見る…

 

「・・・・・・・・・・」

 

「質問に答えてくれないかい?君は僕の許婚のサーヴァントだね?」

 

少年は改めて…アーチャーに問う…

だが、アーチャーは少年の問いに答えず、とにかく殺気を少年に向ける…

 

「はぁ…君は口を聞けないのかい?まあいい…桜、早くこの無口なサーヴァントは引かせろ、そうしないと…お前の好きな人がどうなっても知らないよ?」

 

「!?」

 

私はあの男の声を聞き…心が揺れる…

 

どうして――――あの人がのび太先輩の事を…

 

耳をふさぐ私…震えが止まらない…どうして、どうして…あの人がこの冬木にいるの?どうして…

 

「マスター、こいつに耳を貸すな…マスターは部屋で待機していてくれ…この腐った魔術師は俺が断罪する」

 

「へぇ…やっぱり、マスターに君の正体は教えてないんだ…僕はもう知ってるんだよ?君は未来の英雄…そして、あの人物と同一人物…」

 

「黙れ…」

 

アーチャーはその身に秘めた魔力を解放する…まるで嵐ように吹き荒れる魔力…

その魔力を感じ取った少年は笑みを浮かべる

 

「やっぱり、マスターにも教えてないんだね…君の真名を…驚いたよ、あののろまで、僕と違って”何にもできない君”があの大英雄にも匹敵する力を持っているなんて…!!思ってもなかったよ?」

 

「しゃべるな…お前の話を聞くと俺とマスターの耳が腐る…」

 

「そう…?だったら、早急に話を済ませよう、僕は間桐当主に選ばれた桜の許婚、早急に桜の婿養子として縁をつなぎたいのだが?」

 

「しゃべるなと言っているだろ…」

 

ブォン…

 

消える――――アーチャー

 

そして、いつの間にか少年の後に周りこみ…コルト・SAAの引き金を引こうとする…

しかし、引き金を引く前に…彼のサーヴァントがアーチャーを蹴り飛ばす

 

「つっ…」

 

「落ち着きたまえ…アーチャー、僕は君のマスターの許婚だ、決して君の目的を邪魔しに来たわけではない…」

 

「俺のマスターはお前に会いたくないと言っている…絶対にお前を桜に会わせない」

 

サバイバルナイフを抜き、少年に叫ぶアーチャー

 

「やれやれ…桜を怖がるから使いたくなかったのに…僕の後にいるこの4人は何かわかるかい?この人たちは一般人…君にはわかるだろ?この人たちの末路を?」

 

少年は不気味な笑みを浮かべながら指を鳴らす…その直後…少年の後にいる4人の一般人の体の一部が膨れ上がり…そして、肉を喰いちぎって…大量の羽蟲が現れる…

 

「……」

 

「これが僕が間桐家の当主様に教えてもらった、寄生術…どうだい?アーチャー?僕の才能?」

 

「外道…おまえは天才ではない…ただの大馬鹿者だ…」

 

「そうか…僕の才能を理解できない者は…死ね」

 

少年はそう言うと…一般人の肉を喰いちぎって生まれた大量の羽蟲がアーチャーに襲いかかる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「奇遇だな、俺もお前と言う存在そのものが理解できない…だから消してやるよ…」

 

 

一本の…真紅のサバイバルナイフを抜く――――

 

見た眼はランク:E程度のナイフ

 

だが、ライダーはそのナイフを見た直後、死を覚悟した――――

 

 

やばい――――

 

 

英雄としての経験と直感が警告を出す――――

 

 

マスターは言っていた奴は未来の英雄…そして、この聖杯戦争に参加する9騎目のサーヴァントだと…

未来の英雄…真名が分からないがゆえに宝具をかなり未知数な物が多い…

 

 

 

 

「解放…暗黒霧都(ザ・ミスト)

 

 

白い霧が広がる…

 

それと同時にアーチャーに襲いかかる羽蟲は一瞬で溶け…消滅してゆく

 

「なっ…」

 

口をふさぐ少年…彼は瞬時に判断した…この霧は毒…吸えば10分も立たずに死ぬ…

 

「つっ…やっぱり君は凄いね…多種多様の宝具を持っている故に…それを最大限に生かしている…やはり、君と言う存在は侮れないね」

 

「おまえが…俺の真名を知っているのなら…お前は俺と言う人間を理解できているはずだ、俺はあらゆる”道具”を最大限に生かせる、それを理解した上で…どうして、俺に挑む?」

 

「さぁね…僕はただ許せないんだよ…君と言う存在が…過去の君も…今の君も…僕は必ず君達を越えて見せるよ?そして、奪ってあげるよ…”君が好きな人もね”…キャスター」

 

少年は笑みと共に現れるキャスター…

 

「おまえでは勝てない…過去の俺も、今の俺も…」

 

「勝ってみせるさ、この僕、”出木杉家”の名にかけて…凡人無勢が僕を出し抜くことなど許さないよ…キャスター、令呪を持って命ずる…奴を殺して…桜を連れて来い」

 

手の甲の紋章が一角、消滅する…

 

立ちはだかる二騎のサーヴァント…

 

アーチャーは冷静に真紅のナイフを向ける

「さぁ――――解体ショーの始まりだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この最近、ジャックちゃんのためにfateGOを始めました!
フレンド様のジャックちゃんを見るたびに早くジャックちゃんピックアップ来てくれと願っています←(課金地獄に手を伸ばそうとしている愚か者)
しかし…少し問題が…なぜだろう、なぜか、アタッカーで強いのがいない(涙)←30連して、星4礼装しか当たらない人

作者「マリーさん、カーミラさん、疲れるかもしれないけど、頑張って!君達には期待してるよ!」

マリーさん「マスター、今度の☆4サーヴァントプレゼントは誰を選ぶの?」

作者「そりゃぁ、エミヤアサシンか、不夜城のアサシンちゃん」←実話、アサシン大好きな作者

カーミラ&マリー「えっ!?」←この先不安を覚えるカーミラ&マリーさん


▲ページの一番上に飛ぶ
Twitterで読了報告する
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。