ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

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更新とても遅れました、申し訳ございません
言い訳をしますと謎のモチべ低下が影響してしまい、書く意欲があまり出ず、放置していました
次回はなるべく早く投稿しようと思っています、本当に申し訳ございませんでした


35.聖杯戦争開始七日目/最悪の眼覚め

眼を覚ますと…私は見知らぬ家にいた

丁寧に敷かれた布団をのけ、おでこに溜まった汗の水滴をぬぐった

なぜ私がこんなところにいるのだろう…そう記憶を混乱させながら…体に力を入れ、体を起こす

いつもより体がとても重い、どうして、こんなに体が重いのだろうか?筋肉痛のように体はとても重く、バランスを保てない

 

小さく舌打ちをしながら、柱につかまり、取り合えず此処がどこなのか確認するために襖をゆっくりと開ける

私の眼に映る綺麗な庭…微かだが、日も昇っており、とても奇麗な景色が広がっていた

そんなきれいな庭に見惚れるものの…私の頭の中には…この汗臭い体を何とかする事しか考えてなかった

 

ゆっくりと物音をたてずに襖に体の体重を軽め預け…体を引きづりながらもお風呂を探す私…

 

すると、風呂場らしき扉を見つけたので、その扉を全体重をかけ、開ける

 

「えっ???????」

 

そこに立っていた男性…パンツ一丁もはや90%以上裸…

男性は表情を引き攣らす…だけど、意識をもろろうとしている私はそんな男性の表情など気にせず、羽織っている上着を脱ぎ捨てた

 

「ちょっと待ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

とうとう、大・大・大パニックを起こした男性は猛ダッシュで廊下に出て、その場を去っていた

その後、女性の悲鳴が聞こえてくる…

 

「ちょっ!士郎!!なんであなたパンツ一丁で廊下うろついてるのよ!!!まさか!あなた!!」

 

「ご…誤解だ!遠坂!!!お願いだ!!お願いだから殺さないでくれ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え~…取り合えず一つ質問してもいいかな?どうして士郎がこんなに傷だからけなの?」

 

「それは私も同意見です…姉さん、衛宮先輩に何を…」

 

「衛宮君がパンツ一丁で走ってたからとうとう狂ったのかと思って、二、三発ガンドを…ね?」

 

「士郎!どうして、そんな下品な行為を!!」

 

「だから誤解だって言ってるだろ!!!!」

 

傷だらけの体で朝ごはんをドンっ!と置く士郎…

だが、それと同時に強烈な痛みが襲いかかる…

 

遠坂にはガンドは撃たれるし、桜とのび太には同情される…挙句の果てにはセイバーに勘違いされてしまった…

自分はただ、朝風呂に入ろうと思っただけなのに…どうして、こんな目に会わなきゃいけないんだ…

 

「なんでさ…なんでさ…」

 

小声で囁く士郎…その精神状態に少々同情するしかないのび太…

正直、遠坂容赦ない…と言うか、遠坂のサーヴァント・ランサーが手を焼く気持ちが何となくわかった気がする

だがしかし、なぜ士郎はパンツ一丁で廊下を走ったりしていたのだろうか…?士郎の話によれば風呂場に誰かが…

 

誰かが…?

 

「士郎!まさか、風呂場に入って来たのってまさか…!」

 

「あぁ!!そうだった!のび太の友達だ!!のび太の友達の女の子だ!!」

 

「!?」

 

士郎の言葉を聞いた僕は驚いた表情でとなりにいるライダーを見る…

ライダーのマスターであるしずかちゃんが眼を覚ました…この事実が分かった直後、遠坂の表情も一変した

 

「えっ!?野比君の友達が眼を覚ました!?どうしてそれをもっと早く言わないのよ!!」

 

「もとはと言えば遠坂のせいだろ!!」

 

遠坂の理不尽すぎる無茶ぶりにさすがに怒りの表情を表に出す士郎…無理もない、殺されかけているのにそんなことを報告する余裕もない

むしろ、そんな報告を出来る余裕があるのなら、あの時、パンツ一丁で廊下を走りながら遠坂のガンドを半泣きで避けていない!!!

 

と言うか、もとはと言えばのび太の友達のせいで死にかけた、うん、のび太の友達がすべて悪い!!

 

「姉さん、そんなことよりものび太先輩の友達があぶないです!!あれから2時間も経ってます!」

 

「まずい!」

 

走る遠坂、彼女にここで死んでしまっては助けた意味がない、そう思いながら遠坂はお風呂のドアを思いっきり開けた

 

「あ~…やばい、ガチでやばい…衛宮君!!氷枕!!桜はタオルを持ってきて!!」

 

ツインテールを掻き毟りながらも桜と士郎に的確な指示を出す遠坂、お風呂場にはのぼせてボケ~と湯船につかっている源家の長女…

取り合えず、このままだと気を失って、溺れ死んでしまう。

 

「あ~もう!!どいつもこいつも余計な世話を増やして!!どうするのよ~!!!」

 

今度は遠坂の悲鳴が衛宮邸に響く…いやいや、それはこっちのセリフなんだが、庭を滅茶苦茶にされ、挙句の果てには変な疑いと変態扱いされつつも殺されかけた

自分で言うのもなんだが、とても哀れだ、とにかくこの聖杯戦争を早く終わらせていち早くあの頃の日常に戻りたいと衛宮士郎は心の底で思った

 

まあそう思うのも無理はない、現在の衛宮邸の損害はもう既に100万を超えているであろう

庭は穴ぼこだらけ、リビングは遠坂のかかと落としによって大穴があいた襖と畳…そして、今日、遠坂が放ったガントによる窓の破壊、さらにさらにセイバーと遠坂、桜、のび太達の食費。

この聖杯戦争が始まって1週間でもう我が家の財政は火の車である

 

まず、この聖杯戦争が終わる前に、衛宮家が潰れてしまう。生存云々の問題である

このままだと食費と修復費で衛宮家が…切嗣の家が…

 

「ハハハハハ…なんでさ、なんでさ…」

 

「士郎!?士郎!!ちょっ!!やばい!!士郎がいろんな意味で限界が近づいてきた!!士郎!!士郎!!」

 

いろんな意味で意識を失った士郎に僕は慌てて、士郎を抱えあげ、必死で呼びかける

 

「ちょっ!衛宮君!!手伝いなさいよ!!」

 

「いやいや!!遠坂がいろんな意味で士郎の胃を荒したんだろ!!」

 

 

 

 

 

 

悲鳴とつっこみが交錯する…衛宮邸の朝は…騒がしくも始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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