ドラえもん のび太の聖杯戦争   作:悪・猫

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この作品のヒロイン登場


4.間桐桜

桜…舞い散るこの頃…私の心は…死にかけていた

 

 

 

 

 

そんな時、二人の少年がグラウンドで走り高跳びをしているところ見かけた…

 

諦めろ…諦めてしまえ…

 

そう思いながら…そして、二人が砕ける瞬間を見たくて…ずっと…ずっと…見ていた

だけど、二人は諦めなかった…何度も…何度も…交代しながら彼らは挑み続けた…

 

その後…日が暮れ…二人は平然と片付け…その場から帰って行った…

 

「……」

 

あの二人が帰った後も…30分ほど、グラウンドを眺めていた…

そんな時だった…

 

「おっ、可愛いお譲ちゃん、どうしたのかな?暇だったら」

 

突然、やって来た…三人の不良…

 

あ…体が動かない…

 

動かない足…震える手…出ない…声…

 

そんな時だった…

 

「何してるんだい?」

 

いつの間にか…私の後に立っていた先程の少年…

その少年を見た不良たちは…後に下がる…

 

「の…のび太」

 

「竹田君、櫛田君、密田君、もう下校時間だよ?こんな時間になにしてるの?」

 

「い…いや…なんにもねぇよ、ちょっと後輩がそこでぼーっと立ってたから…」

 

「そうなんだ…もしかして、後輩に何かしようとか考えてないよね?」

 

眼鏡の少年は発した言葉…

その言葉を聞いた、三人の不良の表情が引き攣った…

 

「な…何もしようとしてねぇよ!つっ…行くぞ…」

 

不良たちはそそくさと立ち去る…

 

「大丈夫かい?」

 

少年は先ほどとは全く別人のような雰囲気で私に話しかけた…

 

「えっ…はい…」

 

「僕は二年C組の野比のび太、ごめんね、うちのクラスの子が…」

 

「いいんです…私がぼーっとここで突っ立ってたのかいけないんです…ありがとうございました」

 

私はそう言うと…その場から立ち去ろうとする…

 

「待って、もうすぐ夜だ、よかったら家の近くまで送るよ、それに、またあいつらがちょっかいかけてくるかもしれないし…」

 

「大丈夫です、野比先輩…一人で帰れますので…」

 

私はそう言って…その場から去る…

 

嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い

 

だけど…まっすぐな眼をしていた…純粋でまっすぐな眼…たぶん、あの人は絶対に人を裏切らない…

あの人は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことが出来る…たぶん、人を絶対に見捨てない人だ…

 

 

―――――――そんなはずはない…

 

 

 

―――――――この世に純粋な人間なんて存在しない…

 

 

 

―――――――父さんも…母さんも…姉さんだってそうだ…

 

 

 

―――――――でもあの人の眼は…優しく…とても…とても…温かかった…

 

 

(野比のび太…先輩)

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日…昼休み

 

「えっ…?野比のび太先輩?あ~冬木の【ビリー・ザ・キッド】の事か…」

 

「ビリー・ザ・キッド?」

 

クラスの情報通の女子の言葉に首を傾げる私…

 

「ええ…野比のび太先輩、二年C組に所属、運動、成績はどれも普通…なぜ、ビリー・ザ・キッドって言われているかと、サバゲー部の部長にして、去年世界エアソフトガン早撃ち大会で見事一位を勝ち取った

正真正銘の世界一のガンマンよ」

 

「世界一の…ガンマン?」

 

「ええ、それで、不良とか、サバゲーとかに興味ある連中が彼に早撃ち勝負を次々と挑んだけど…すべて返り討ち、それに多少、格闘術を習得しているらしく、そこらの不良なら軽く無力化できるとか…」

 

だから…あの時…あの不良たちは野比先輩を恐れていたのか…

 

「あっ、まさか、サバゲー部のマネージャー募集のチラシ見たの?」

 

「チラシ?」

 

「うん、だけどやめておいた方いいよ、今はのび太先輩しかいないらしいけど、昔、変わり者のたまり場だったらしいから、あそこのマネージャーなったら、結構苦労すると思うよ」

 

「うん、ありがとう…」

 

私は必要な情報を聞き…サバゲー部がある屋上へ向かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上

 

「のび太、マネージャー見つかったか?」

 

「う~ん、一応、生徒会に頼んで、マネージャー募集のチラシをいろいろと配ってもらってから一週間経つのけど、誰も来てくれないね」

 

僕は苦笑いしながらトイガンのコルト・SAAをグルグルと回しながら士郎に言う

生徒会に頼んで、マネージャー募集のチラシを配ってもらってから一週間、未だ…マネージャーになりたいと言う人は現れなかった

そもそも…去年の先輩達が盛大にやらかしたせいだ…!文化祭でサバゲー体験会で初心相手に容赦なく電動ガンをぶっ放し、初心者殺しを堪能した挙句、調子に乗って、手榴弾(グレネード)までぶん投げはじめ、もはや、初心者のサバゲー体験会ではなく、地獄絵図と化した

そんなことがあって、サバゲー部=過激で馬鹿で問題児と言う印象が、学校で広まり、今現在、部員0、マネージャー0と言う最悪の状況に追い込まれている

本来なら廃部なのだが、去年の冬に世界早撃ち大会でなんとか、世界一を取り、その名誉のおかげで何とか続けてられている

だが、次回の大会にどうしてもマネージャーが必要だ…その理由は去年の冬…マネージャーがいなかったため、先輩達&先生がサポートに回ったのだが…

案の定、彼らと顧問の先生はサポートに回るどころか、僕のサポートなど忘れて大・大・大・大・暴走…もう僕の事など忘れて、観光に回ると言うとんでもない事件が発生し、結局僕がすべてすることとなった

だから…絶対…絶対!!”まとも”なマネージャーがほしい!!もし来なければ、士郎を弓道部から借りて(強奪)行く!!…そう思っていた時だった

 

ガチャ…

 

突然、扉が開く…

 

士郎と僕はすぐに空いた扉を見る…そこに立っていたのは

 

「君は…」

 

僕は少々、驚いた表情で言う

扉の前に立っていたのは昨日、不良から助けたあの後輩だった

 

「こんにちわ、のび太先輩…」

 

「こ…こんにちわ」

 

突然の不意打ちに多少困惑する僕…隣にいる士郎は完全に硬直している

 

「昨日は助けて頂いて、ありがとうございました、なのに、私…昨日先輩に失礼な態度を取っちゃって…」

 

「いいよいいよ!!あんなことがあったら、誰だってパニックになるよ!僕は全然気にしてないからさっ!」

 

言葉がなかなか回らない、それもそうであろう、女性との会話は三年ぶりだ…なので、中々言葉が回らない…3年前、しずかちゃんとは楽々と話せていたのに…

やっぱり、中学生になると話しにくくなるのかな?そう思いつつ、僕は少々動揺しながら言う

 

「おい、のび太…これはチャンスなんじゃないか?」

 

「チャンス?」

 

「そうだよ!マネージャー候補に最適じゃないか!」

 

小声で士郎が僕に言う…だけど、正直言って恥ずかしい…恥ずかしい…恥ずかしい!!

なんか、ここで「マネージャーになって」なんて言ったら、助けたからマネージャーになってと言ってるような物だ…

だけど、士郎は事情を全く知らない、昨日、何が起きたなんて、全然知らない…だからこんなことを平然と言える…

と言うよりも、士郎は知らない…僕が冬木に引っ越して三年…女性とまともに会話したことなどないことを!!

 

「あの…のび太先輩って…サバゲー部の部長なんですか…?」

 

「えっ…あっうん、そうだよ、サバゲー部と言っても僕一人だし…それにサバゲーじゃなくて、今は射撃と早撃ちの訓練が中心的なんだけどね…」

 

僕は慌てて、彼女の質問に答える

その様子を見た士郎がやっと僕の異変に気付いた…

 

「あっ、君、部活動にはまだ入ってないかい?」

 

「えっ…はい…」

 

「よかったら、こいつの部のマネージャーにならないか?こいつ今度の冬にアメリカで行われる早撃ち大会に参加するんだけど、今回一人だからサポートする人がいなくて困ってたんだ」

 

士郎が僕のサポートに入る、やっと気づいてくれたらしい…僕がパニックになってることに…

でも無理だろうな…こんな美人がこんな物騒な物を置いてるところに…

 

「あっ…か…考えてみます」

 

「「えっ…?」」

 

意外な返答に二人はさすがに動揺する、いや動揺と言うよりも「マジで?」と思った

こんな物騒(まあトイガンだが…)な物が置いてあって、物騒な噂しかないこのサバゲー部にマネージャーになってくれる…かも…?

その可能性があるだけで奇跡に近い…しかも部活動に美人マネージャー…

 

「私…間桐 桜と言います…よろしくお願いします…」

 

彼女は…桜は僕と士郎にそう言うと…その場から立ち去って行った…

 

その日の放課後…彼女は顧問の先生に連れられ…正式にサバゲー部のマネージャーとなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Q1.どうして、桜ちゃんを選んだんですか?

A1.理由はたった一つ、作者は桜ちゃんファンだからである(真顔)

Q2.もしかしてこの作品ののび太と作者はコミュ障ですか?

A2.なんのことかわからないな~(真顔)

Q3.個人的に好きなサーヴァントは?

A3.セイバー→モードレッド
   アーチャー→エミヤ、アタランテ
   ランサー→クー・フーリンの兄貴
   ライダー→メドゥーサ、イスカンダル
   キャスター→ジル・ド・レェ
   バーサーカー→Arrrthurrrrrr!!と叫びながらJM61A1をぶっ放すランスロット
   アサシン→マスター=お母さんと認識してしまう違う意味であぶない幼女(←だからあえて言わない)
   ルーラー→ジャンヌ・ダルク

Q4.タグにぼくのかんがえたさーヴぁんとって追加されているけど…

A4.触れぬな…酒に酔ったいきよいで追加してしまったんだ…なぜ外さないって?覚えてないけど、いつの間にかぼくがかんがえたさーヴぁんとのステータスと宝具が執筆中小説一覧書かれていたから…文句は酒に酔った時に自分に言え…(本当に書いた覚えがない…だが、採用←おい!)

Q5.シリアス?それとも…

A5.シリアスなのかな?

Q6.グ…グレネード!?

A6.安心してください!トイですから!

Q7.最後に一言

A7.お気に入り登録&感想よろしくお願いします!次回、本編?突入して行こうと思います



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