星空のプリンセス   作:六道晶
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【ターゲット22】転校初日

イタリアから帰ってきた私は、お兄ちゃんと9代目にお願いして、一戸建ての家を買ってもらい、その家にネルと住むことにした。仕送りは、お兄ちゃんが毎月してくれるので、困らない。ローンの方は、ボンゴレ持ちだ。
因みに学校は、リボーンによって強制的に並盛に転校させられた。

「職員室……ここか」

と私が職員室に入ろうとしたら、ドアが開き、雲雀さんが出てきた。

「雲雀さん……」

「やぁ、君、ここに転校してきたんだって?」

「はい、リボーンに言われて」

「ふーん」

と雲雀さんは興味無さそうに返答すると、私の頭にポンと手を置いて、応接室に向かって行った。

何だ…今のは…、あぁ、あれか、テレビとか少女漫画でよくある胸キュンとか言うやつか。まぁ、かっこよかったけども…。

「ん?何だ、星影来てたのか」

「あ、今日からよろしくお願いします。」

「お前のクラスは、2-Aだ。案内するから着いてこい」

「はい」

と担任と一緒に教室に向かった。
教室につくと、少し待ってろと言われたので、教室の前で待っていると

「入っていいぞ」

と言われたので、教室に入ると、ツナと獄寺が目を見開いて立ち上がった。

「な、何でテメェがここに!!」

「な、何で、君が!!」

「ん?なんだお前達、星影と知り合いか?」

「い、いや、その…」

「先生違います、ただの顔見知りです。それより、自己紹介してもいいですか」

と立ち上がったツナと獄寺をスルーして、私は、先生に言った。

「あぁ」

「はじめまして、今日からここに通うことになった、星影晶です。よろしくお願いします」

と言って一礼した。

「じゃあ、星影の席は沢田の後だ」

「はーい」

と間延びした返答をし、ツナの後に座った。

昼休みになった途端、獄寺によって屋上に呼び出された。

「で、何か用?」

「何で、テメェがここにいんだよ!」

「ご、獄寺くん、落ち着いて」

「そうだぜ獄寺、こいつ、転校してきたばっかだぜ?」

「黙ってろ、野球バカ!何で、テメェは捕まってねぇんだ!」

「聞いてないの?」

「聞いてないって、何を?」

「此奴はもう、ファミリーの一員だぞ」

といきなり、リボーンが出て来て言った。

「リボーン!」

「リ、リボーンさん!ファミリーの一員ってど言うことですか!?こいつは、骸の仲間だった奴ですよ?」

「リボーン、守護者の件は、引き受けたけど、ファミリーに入るとは一言も言って…『ガチャッ』…言いました」

とリボーンに銃を向けられた私は、即座に答えた。

「ファ、ファミリーってこの子が?」

「よろしく、ボンゴレ10代目」

と私は、半目でツナに言った。

「あ、え、うん。あ、あと、その呼び方はちょっと……」

「そう?じゃあ、ボス?」

「いや、それも…」

「ツナでいいんじゃね?」

「へ?」

「俺もそう呼んでるし、な、ツナ」

「う、うん」

「分かった。私は、晶って呼んでくれればいいから」

と私は、答えた。

「10代目!こんな奴をファミリーに入れるんですか?!骸の仲間だった奴っすよ?!」

「いや、でも、悪い人には見えないし…それに、晶ちゃん、俺が気絶する前に…『ありがとう』って言ったんだ」

「え?」

「確かに言ったよ。正確には『骸達を止めてくれて、ありがとう』だけど」

と言った。すると、獄寺が黙り込んだ。

「だからさ、皆で仲良くしよう?」

「10代目が、そう、仰るなら」

と獄寺は、渋々了承した。まぁ、山本は元からフレンドリーだったが。こうして、私の転校初日は幕を閉じた。私の中の半分を占める、嫌な予感を除いては…










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