悪魔の襲来   作:空社長

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7ヶ月以上ぶり…の投稿…
遅れて申し訳ございません。




第7話~力~

 

 

~惑星アルデスタから10光年ほど離れた宙域~

 

 

 

 

 

 

巨大な白い輪が多数現れ…その奥から艦艇が現れた…

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

 

 

 

ミネーナ「…敵の姿が見えないですか…」

 

 

将校「報告!接近しつつある艦隊を確認!アーメスタ級駆逐艦、アリアストア級駆逐艦、グロスター級戦艦を確認!さらにほかの未確認船舶も複数視認!数は50隻ほどです!」

 

 

ガルトル「…よく集めたものだ…」

 

 

ミネーナ「それでも餌であることには変わりないでしょう。」

 

 

ガルトル「…容赦がないな。お前は…まあいい。やれ。ミネーナ…」

 

 

ミネーナ「はっ…」

 

『破壊の翼…放射…』

 

 

 

 

言葉を囁くと同時に右手の中指にはめられた鉱石が強烈に赤く光りだした…

 

 

 

 

そして…

 

 

 

 

 

 

~エルメッツァ残党及びカルバライヤ義勇軍連合部隊~

 

旗艦:グロスター級戦艦

 

 

 

司令「なにかしてくるかと思ったが…何もしてこないな…なら、全艦、ミサイル及び主砲発射準備!攻撃開始!」

 

 

 

50隻の艦隊からビームとミサイルが放たれ、強襲大隊先頭のルナバエル級、メダルーサ級、ゴーランド級に着弾するが…装甲の厚さにより簡単に防ぐ…!

 

 

しかし、彼らは一切反撃をしていない…

 

 

 

 

士官「敵艦の装甲が厚く、全く効いていません!」

 

 

司令「分かってはいるが…なぜ、反撃をしない…?」

 

 

オペレーター「…司令、随伴艦の1部が攻撃をやめました!」

 

 

司令「何…?通信繋げ。」

 

 

アリアストア級艦長『司令!何故か攻撃ができない!さっきからコンソールを打ってるが…何も反応しない!』

 

 

司令「どういうことだ…?」

 

 

 

 

~アーメスタ級駆逐艦:艦橋~

 

 

艦長「なぜ…撃てないんだ!」

 

 

オペレーター1「…電源各ブロック次々と切断されていきます!」

 

 

オペレーター2「生体反応も徐々に消えていきます!」

 

 

艦長「はぁっ!どうなって…る!」

 

 

オペレーター1「艦橋電源ロスト!」

 

 

艦長「…まだ付いてるぞ…何かの…」

 

 

オペレーター1「異常が見られないんです!」

 

 

艦長「…時間経過が…おかしいだと…」

 

 

オペレーター2「艦長…!艦橋…生体反応消滅!…ここにいる全員…死んだことになってます!」

 

 

艦長「…バカな………」

 

 

オペレーター3「生命維持装置が5分前に機能停止していました…!」

 

 

艦長「…5分前…!?…まだ普通に息は吸えるぞ!」

 

 

オペレーター3「ひっ…!」

 

 

艦長「…どうした…」

 

 

オペレーター3「…顔以外の全身が凍って…いや…動かない…」

 

 

艦長「…!?…」

 

 

 

艦長は自分の体を見て…驚愕した…感覚を失っていることに気づかず、そして、体が動かなかった…

 

 

 

 

オペレーター1「が…あ"あ"あ"あ"……!!」

 

 

艦長「どうした…」

 

 

オペレーター1「自動補足システム…を押そうとして無理に動かしたら…腕が…」

 

 

艦長はハッとして…そのオペレーターの左腕を見たら…大きく真ん中でぱっくり割れ…血が流出していた…

 

 

 

 

艦長「……どうなってんだァ…!!どう…」

 

 

 

 

その時…艦橋クルーは一瞬の内に気を失い…

 

 

 

艦の中央が簡単に切断されたかのようになり…爆散した…

 

 

 

 

 

旗艦:グロスター級

 

 

オペレーター「一瞬で22隻が爆散!」

 

 

司令「…何が起こった…敵は攻撃していないはずだぞ…攻撃停止からわずか30秒で爆散など…」

 

 

今の現象…実は爆散した艦とその外側では時間の流れが違っていた…

内側では遅く…外側では早く進んでいたのだった…

 

 

 

 

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

ミネーナ「やはり、初めての能力使用ですから威力、発動時間ともに弱いですね…」

 

 

ガルトル「…威力はともかく…時間は…な…敵への慈悲を忘れるなよ…」

 

 

ミネーナ「…あの駆逐艦で女どものオペレーターが苦しむ様子…本当に良かったですよ…」

 

 

ガルトル「…はぁ…まあ。それで次の攻撃に移る。イーターⅠ、展開。」

 

 

…ルナバエル級、ゴーランド級より各艦4基ずつの自爆攻撃艦イーターⅠが展開…合計20基にも及んだ…

 

ガルトル「…やれ。」

 

 

 

 

概念伝達により動かされるイーターⅠは的確に動き…!

 

 

 

 

~連合部隊~

 

 

司令「?あれは…」

 

 

士官「敵小型艦高速接近!突っ込んできます!」

 

 

司令「迎撃しろぉ!!」

 

 

 

そのイーターⅠは旗艦を掠め…

 

 

 

 

士官「司令!後方のグロスター級が!!」

 

 

司令「何…!」

 

 

グロスター級戦艦の迎撃をものともしないイーターⅠは下部よりグロスター級に突き刺さり…

様々な部位にある回転砲塔から多数の緑色のビームを吐き出し…内部から引き裂こうとし…数十秒後…エンジンも損傷し…暴発し…爆散した…

 

 

士官「グロスター級轟沈!他も…巡洋艦、駆逐艦クラスが撃沈!20隻がやられ残り…8隻です…」

 

 

 

司令「…バカな…全艦撤退準備!」

 

 

士官「もう間に合いません!」

 

 

司令「…!?」

 

 

 

司令は唖然とした…

 

 

 

 

ゴーランド級の大型ミサイルやメダルーサ級の五連装大型砲による砲撃で…一撃で巡洋艦や駆逐艦が裂かれ撃沈していく様子に…

 

 

 

 

 

 

~ガトランティス第三強襲大隊~

 

 

 

将校「敵艦残り3隻」

 

 

ガルトル「決着をつけるか。全砲塔指向。目標前方敵旗艦。」

 

 

メダルーサ級の主砲を流用した6連装大型徹甲砲塔3基は…前方のグロスター級に凶悪な砲門を向け…

 

計18門の緑色のエネルギーの奔流を打ち出し始めた…!!

 

 

 

 

グロスター級…

 

 

士官「敵艦、砲撃を開始!」

 

 

司令「こちらも撃てー!」

 

 

グロスター級は反撃とばかりに前部甲板の連装砲塔2基4門、船体下部の単装砲2基2門から白いエネルギーを撃ち出す…!

 

 

 

だが、その直後…18本のエネルギーの奔流がグロスター級の正面に直撃…前方に指向する全ての主砲を破壊された…!

 

 

 

士官「…ぐ…主砲大破!」

 

 

司令「…ミサイル撃ち続けろ!」

 

 

 

主砲の代わりにミサイルを放ち始めたグロスター級…

 

 

 

 

 

ルナバエル級砲撃戦艦…

 

 

 

ミネーナ「…『量子フィールド』」

 

 

 

次の瞬間、ルナバエル級の前方に薄い膜が貼られ…直後グロスター級戦艦から放たれたエネルギーやミサイルの直撃を受けたものの、全てその薄い膜に弾き返されていた…

 

 

 

ガルトル「敵艦を沈めよ!全門連続発射!」

 

 

 

 

 

グロスター級戦艦…

 

 

 

士官「敵艦、我が方の攻撃を全て弾き返しました!」

 

 

司令「なんだと…バリアでも張っているのか!!ぅ…ぐぅ…!」

 

 

 

順次砲撃に切り替えたルナバエル級から滅多打ちにされるグロスター級…

さらに暇を持て余していたメダルーサ級2隻からの砲撃も加わり…

 

 

 

 

士官「エンジンに敵弾直撃!機関停止!航行不能!」

 

 

さらに…ミサイルなどの弾薬庫がエネルギーの高熱で誘爆しさらに炎上…

次々とその周辺も誘爆していき…後部主砲塔ひとつが弾け飛んだ…!

 

 

そして…

 

 

 

 

 

耐え難い砲撃の雨と内部誘爆により…

 

 

グロスター級は轟沈…巨大な火球が形成された…

 

 

 

 

 

残る2隻も次々と仕留められて行った…

 

 

 

1隻はメダルーサ級の5連装徹甲砲塔からのエネルギーの直撃により一撃で轟沈…

もう1隻はククルカン級から放たれる変速軌道の量子魚雷、ラスコー級の回転砲塔からの緑色のビームの雨を猛烈に受け…艦全体が炎に包まれ爆散した…

 

 

 

 

 

 

 

ルナバエル級砲撃戦艦…

 

 

 

ミネーナ「思った以上に手間取りましたね。」

 

 

ガルトル「あぁ…あのグロスター級。人の魂がやどるのか分からんがあれほど耐えるとは思わなかったな。」

 

 

ミネーナ「そうですか…では、急ぎますよ。」

 

 

ガルトル「分かっているよ。全艦、惑星アルデスタに向け最大全速!」

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

 

惑星アルデスタ衛星軌道上では…2隻が戦いを繰り広げていた…

 

 

 

 

大海賊ヴァランタインの船…【グランヘイム】

 

 

本当の意味で孤高となってしまったガミラスの総統デスラーの船… 【ノイ・デウスーラ】

 

 

 

 

この2隻は一歩も引かずに争っていた…

 

…いや…

 

この2人…

 

思念制御という技術でノイ・デウスーラを操るアベルト・デスラー

 

みずから舵を取りグランヘイムを操縦する

ヴァランタイン

 

 

この2人が一歩も引かずに争っていた…

 

 

 

 

 

 

ノイ・デウスーラが懸下していた大型ミサイルを数発放ち…グランヘイムが主砲で迎撃する…!

 

その隙にノイ・デウスーラが急速接近し、多数の3連装陽電子砲を浴びせる…!

 

グランヘイムはわざと衝突させることによりノイ・デウスーラの動きを止め…

反航戦のような形となり…互いに向けられる限りの主砲を全て放つ…!

 

 

 

どちらも重装甲の為、装甲を焦がす程度で耐える…!

 

 

両艦ともに重装甲で大柄な船だが、高機動力を発揮していた…

 

 

 

互いが互角に争っていたその時…

 

 

 

 

白い輪が多数形成され…艦隊が姿を現した…

 

 

 

 

 

~ノイ・デウスーラ~

 

 

 

ドロイド「第三強襲大隊、ワーフアウト。」

 

 

デスラー「来たか…」

 

 

 

 

~グランヘイム~

 

 

 

ヴァランタイン「ガトランティスの連中か!サッサと飛ぶぞ!」

 

 

部下「へい!」

 

 

 

 

グランヘイムはすぐにゲートイン航行を起動し、姿を消した…

 

 

 

 

 

 

デスラー「…さて、あの船にでも寄ろうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~ルナバエル級砲撃戦艦~

 

 

ミネーナ「…デスラー…何故勝手に戦闘状態に入ったのですか?もとより我々がヴァランタインと戦闘に入る予定だったのですよ。」

 

 

デスラー「…成り行きだよ。たまたまある艦隊を攻撃していたところに奴が現れただけのこと。」

 

 

ガルトル「そもそも、その艦隊を攻撃する必要があったか?100隻すら超えない小艦隊、エルメッツァ支配を揺るがすとも思えんが。」

 

 

デスラー「…必要だったと言っておこう。彼らはいずれ…ガトランティスそのものを揺るがす存在だ。」

 

 

ミネーナ「…それは勘ではありませんか?」

 

 

デスラー「人ならざる者には一生わからないこと…」

 

 

 

デスラーはミネーナに近づき…

 

 

 

ミネーナ「…何を…?」

 

 

 

 

首についてる首輪のような機械に指を触れ、

 

 

 

 

《~…~~…~》

 

と囁いた…

 

 

 

 

すると…

 

 

 

 

 

ミネーナ「…あ…あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!」

 

 

 

ガルトル「…デスラー…何をした…!」

 

 

デスラー「…やはり、私の推測はあっていたか…ジレルの言葉を話しただけであるが…まあ、良い…」

 

 

デスラーは再び首輪に触れ…ある部分を押した…

 

すると、ミネーナは苦しみから解放され…

 

 

 

 

 

ミネーナ「…デスラー…!貴様…!」

 

 

デスラー「…私は戻るとしよう。」

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

~帝星ガトランティス~

~大彗星:監察の間~

 

 

ガイレーン「あの男…彼らの秘密を見破ったのか…」

 

 

ズォーダー「…あの二人の生まれはあそこだが…調査したところによると…ゼムリア人であることが判明した…」

 

 

ガイレーン「我らを生んだ…人型知的生命にて…古代アケーリアス文明の1種族…」

 

 

 

ズォーダー「…古代アケーリアス文明の種族として…ジレルもその1つだった…まさか…これを見破るとはな…」

 

 

 

ガイレーン「…彼らに機械整体の術を施し…人造人間とさせたのがあの二人…超能力を制御することも出来たのですな…」

 

 

 

ズォーダー「…これは今後大きな課題となろう。ところで…ゼムリアの完全人造固体である彼らはどういう状況だ?」

 

 

 

ガイレーン「アルグバイドでありますか。現在3個体の量産に成功。1人はカルバライヤへのエルメッツァの避難民の中、もう1人はネージリンス市民、そして、3体目は…ロンディバルト連邦へとまもなく到着致します。その個体は白銀の巫女と似たような容姿ですが…」

 

 

 

ズォーダー「…構わない…作戦の方はどうだ…?」

 

 

 

ガイレーン「順調であります。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ロンディバルト連邦:惑星メリルガルド宇宙港~

 

 

 

小マゼランより遠く離れたこの場所では少し事件が起こった…

 

 

 

 

あるドックにて…

 

 

 

 

 

 

兵士1「おい、この船。データにあったか?」

 

兵士2「いや、無いな…」

 

 

 

 

すると…その船から一人の女性らしき人が出てきた…

 

 

 

兵士1「お、出てきたぞ。」

 

兵士2「お忙しいところ申し訳ございません。0Gドックとしての許可はとっているようでしたが…船がデータにないので…」

 

 

 

 

???「あぁ…ごめんなさい。」

 

 

 

 

兵士1「まあいい。なら、調査するぞ。」

 

 

 

 

 

その時…女性は尖ったものを取り出しその兵士に対して突進…!

尖ったもの…超合金金属体の刃を防護服の上から胸に突き刺し…そのまま壁にぶつけた…!

 

 

 

兵士1「ガハッ…!…ぐ…」

 

 

 

その兵士は心臓を刺され、吐血し…死んだ…

 

 

 

 

 

 

 

兵士2「貴様…!…ぐっ…」

 

 

 

 

もう1人の兵士がブラスターを取り出すも…既にその女性は殺害した兵士からブラスターを奪い取り…もう1人の兵士の心臓へと正確な射撃をし…

 

 

殺害した…

 

 

 

 

 

 

 

???「…やはり、人は脆い…」

 

 

 

 

その女性は体全体が血だらけだったが…次の瞬間、付着していた血が全て…元から無かったかのように消えた…

 

 

 

 

そして…宇宙港の管理センターのシステムを遠隔でハッキングし…兵士2人を殺したのは別人と認識させ…

 

 

 

 

宇宙港のたくさんの人がいる場所で…

 

 

 

 

???「誰か…!人が殺されて…」

 

 

その後…宇宙港の管理職員が女性に聞き取りをし…兵士たちが現場へ急行し調査の後……その宇宙港は1部区画が閉鎖となった…

 

 

 

 

 

 

 

???「やはり…完全犯罪ね。いつになったら私がやったことに気づくのかしら…フフフ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

惑星ドゥンガ近傍…

 

 

 

 

 

星やデブリ以外何も無い宙域…

 

次の瞬間…

 

巨大な白い輪が瞬く間に大量に現れ…その中からは艦艇が出現してきた…

 

 

 

カラクルム級戦闘艦が次々と出現し…一定数を超えた辺りから、メダルーサ級殲滅型重戦艦、ククルカン級駆逐艦、ラスコー級巡洋艦が現れ…最後尾あたりには…アポカリプス級航宙母艦、ナスカ級航宙母艦、ゴーランド級ミサイル戦艦、ルナバエル級砲撃戦艦等の艦艇が出現した…

 

 

 

 

 

 

 

『第353外洋偵察軍、惑星シドウ周辺における橋頭堡を確保。』

 

『ゲルナウスシステムリンク接続成功』

 

『全艦集結完了…ガイゼンガンシステムを起動開始。』

 

『全艦、アポカリプスシステムとのリンク接続を確認。最終中継ポイント集結を確認。』

 

 

 

 

 

そして…ある艦艇で…

 

 

 

 

将校「メーザー提督。全艦、侵攻準備完了致しました。」

 

 

 

メーザー「…うむ…全艦、全システムリンク。空間跳躍の陣を生成、跳躍開始…!」

 

 

直後…全艦が白い輪を発現させ、ほぼ同時に白い輪の中へと進入した…




オリジナル要素多数

ところでエルメッツァの艦艇群の1部で観測状態等がおかしくなったところ…アニメGODZILLAの第三章のある場面を元にしたんですが…気づいた人いますかね…?

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