インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者   作:バリスタ

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とは言いましたが…
そこまでじゃないです('ω'*


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西宮

「なぁ、なんであんなに驚いたんだ?」

 

ラウラ

「いや、パンドラの研究をしていた人間なんだろ?」

 

西宮

「あ、わりい、言い方が悪かったか…

 

パンドラを一番最初に見つけた人であり…

 

研究というよりは調べてる人で

 

俺らと同じ被害者だ」

 

「だから、被害者じゃないってば」

 

ラウラ

「うわっ!?」

 

西宮

「いきなり現れないでくださいよ…

 

ライカさん…」

 

ライカ

「いやぁ…待ってるのも暇だからさ…」

 

 

片手に本を持ちダボッとした服装の女性が立っていた

 

 

シャルル

「この人が?」

 

西宮

「おう」

 

ラウラ

「…なんというか…不思議な人…だな…」

 

ライカ

「うん、よく言われる」

 

西宮

「ここでやるのか?」

 

ライカ

「別にいいけど?」

 

西宮

「OK…じゃあ頼むわ…

 

要件は言わなくても分かってるんだろ?」

 

ライカ

「…まーねー」

 

ラウラ

「ここでやる…とはどういうことだ?」

 

西宮

「まぁ見とけ」

 

ライカ

「……行くよ……」

 

目を閉じるライカ…瞬間周りにある小石が浮き上がる

 

シャルル

「え?」

 

西宮

「まずはラウラの方…キーワードは、

 

パンドラ・性別変化・女から男…」

 

 

ライカ

「ヒット」

 

西宮

「早いな」

 

ライカ

「性別変化の時点で2冊まで減ったから」

 

西宮

「一夏の対か…」

 

ライカ

「そうだね」

 

西宮

「引き続きいけるか?」

 

ライカ

「ちょっと待って…ラウラ君のパンドラについて

 

先に言っとくよ…名称はアナザー…

 

簡単に言うと、もしもの姿になるって所かな?」

 

ラウラ

「もしもの姿…」

 

西宮

「いいか?」

 

ライカ

「うん」

 

西宮

「シャルルは…多分…

 

他者・同調…」

 

ライカ

「ヒット…名称はシンクロ」

 

西宮

「だろうな」

 

シャルル

「え?」

 

西宮

「シャルル…疑問に思ってんだろ?

 

なぜ、他者と同調が自分に当てはまるのか

 

 

簡単だよ、君は今日1日…そして今も

 

1人だけ1歩後に居る…

それはまるで、前の人に合わせるための様にね…

 

 

 

シャルル…君は今…君自身を見失っている

 

誰かに言われた自分が自分になっているんだよ…」

 

 

シャルル

「…」

 

ライカ

「えーと…一番可能性が高いのは両親のうちのどちらかで…

 

まぁ、条件としては血の繋がりがある人間だから

 

血の繋がりがあれば誰でもいいみたいだ…」

 

シャルル

「!」

 

西宮

「思い当たる節が?」

 

シャルル

「うん…パンドラを打ち込まれた直後に…父さんに

 

『お前が男だったらもっと自由にさせてやれたのに…

 

すまない…私の力不足だ…』

 

って悲しそうな顔で謝られた…」

 

西宮

「…そうか…だから父親の悲しむ顔を見たくなかったから

 

パンドラに願ったって訳か…」

 

シャルル

「うん」

 

 

 

 

 

ライカ

「フゥ…疲れたよ…」

 

西宮

「お疲れ様です、ライカさん」

 

ライカ

「ねぇねぇ、ナオくん

 

そろそろお義母さんと呼んでもいいんだよ?」

 

西宮

「まだ呼べません…」

 

ライカ

「そう」

 

 

 

ラウラ

「あの…失礼でなければいくつか

 

聞きたい事があるのだが」

 

西宮

「ん?」

 

ラウラ

「ライカさんの力の名称は?」

 

西宮

「あぁ…えっと…ライブラリだっけ?」

 

ライカ

「そーだよー…

 

直前に読んだ本によって能力が変化するんだ

 

今さっきまで読んでたのはパンドラに関する古文書

 

だからパンドラに関して調べることが出来るのだぁ」

 

西宮

「マンガとか読むとめんどくさいんだけどな…この能力…」

 

ライカ

「あれは悪かったってば…」

 

西宮

「まぁ、他にも

 

 

推理小説とかなら洞察力

 

 

冒険記とかの本なら、まぁ…行動力…いや…

 

果てなき探究心(冒険スピリッツ)と好奇心か…

 

 

まぁ、その本に関する能力を使えるようになるんだ」

 

ライカ

「まぁ、その分消費もデカいけどね」

 

ラウラ

「そうなのか…あとひとつ聞いていいか?」

 

西宮

「ええよ」

 

ラウラ

「西宮とライカさんの関係は?」

 

西宮

「…俺の母親の姉がライカさん」

 

ラウラ

「…そうか…すまない…」

 

シャルル

「?」

 

ラウラ

「(母親の姉が義母と呼んでもいいと言っているんだ

 

分かるだろ?)」

 

シャルル

「(あ…)」

 

西宮

「別に気にしなくていいよ、言ってなかったわけだし」

 

ラウラ

「そうか…」

 

ライカ

「そろそろ戻るね…

 

今度は彼女さんも連れて来てね」

 

西宮

「ハイハイ……いや、まだだから!」

 

ライカ

「まだ?」

 

西宮

「ハメられたら!?」




今回…シャルル、驚いてしかない気が(;-ω-)ウーン

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