インフィニット・ストラトス 伝説を塗り替える者   作:バリスタ

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クレイア
「すれ違ってしまった想いは…

運命に絡みつく」









第三章 綻び
すれ違う想い(さだめ)…絡み合う運命(おもい)


西宮

「とんでもないノックだな…」

 

セシリア

「ふふっ…からかってみたくなりましてね」

 

西宮

「ってあれ?セシリア、メガネしてたっけ?」

 

セシリア

「あ、これはオシャレメガネですわ」

 

西宮

「巨乳…メガネ…美少女のお届け…うっ頭が…」

 

セシリア

「どうかなさいました?」

 

西宮

「いや、何でもない…そのメガネ似合ってるよ

 

ところでセシリアは何の用だい?」

 

セシリア

「こんな時間ですが一緒にお食事でもと思いまして」

 

西宮

「あー…なんかごめんな」

 

セシリア

「構いませんわ」

 

西宮

「あ、でも鈴に許可取らなきゃ…」

 

セシリア

「むしろ鈴さんも一緒に!」

 

 

部屋から出ると

 

 

「あ、鈴見てない?」

 

西宮

「えーと、鈴のルームメイトの…」

 

ティナ

「ティナ・ハミルトンよ、ティナでいいわ」

 

西宮

「んじゃティナさん、鈴がどうかしたの?」

 

ティナ

「えぇ…何でも…

 

『やらなきゃいけない事が出来た』とかで

 

しばらく休むらしくって…

 

だから彼氏に一言、言ってからかなって思って

 

お土産を頼もうかと思ったんだけど…」

 

セシリア

「見かけてない…ですわね…」

 

西宮

「…まさか…な……ちょっと待ってて…

 

…あった…手紙…………」

 

ティナ

「…なんて書いてあったの?…」

 

西宮

「…ちゃんと帰るから心配しないでだってさ」

 

ティナ

「良かった……帰ってきたら

 

私が怒ってたって伝えといてね!」

 

西宮

「あいよー!」

 

嵐のように去って行くティナ・ハミルトン

 

 

 

 

 

 

西宮

「セシリア」

 

セシリア

「…ダウト」

 

西宮

「…正解…」

 

セシリア

「教えてくれます?」

 

西宮

「あぁ…弾も呼んでな…

 

だがそれより…」

 

 

グゥゥゥゥゥゥ

 

 

西宮

「先にご飯食べよ?」

 

セシリア

「…そうでしたわね…」

 

 

 

 

 

 

(・∀・)食事シーン?んなもん全カットだよ!

 

 

 

 

 

西宮ルーム

 

西宮

「さて…この件は…お前ら以外には伝えない…」

 

セシリア

「わかりました…」

 

「あぁ」

 

 

西宮

「…書かれてたのは…

 

『束さんと一緒にクレイアのもとに行く』

 

『パンドラの中和剤を作る』

 

『裏切るつもりは無いが

戦うことになるかもしれない』

 

この3つだけだ」

 

 

「要は…敵のアジトにいるが敵じゃないって事か?」

 

西宮

「そんな所だろう……中和剤か…」

 

セシリア

「…西宮さんはそれを望んでいるのですか?」

 

西宮

「うーん…パンドラが無きゃここには居なかったし

 

鈴とも再会できなかっただろうからな…」

 

「最初の頃は嫌だったが今は自分の一部…だろ?」

 

西宮

「あぁ…パンドラ…アマダムも含めて俺だ

 

てか、俺の台詞取るなよ!」

 

セシリア

「…では…鈴さんが敵として現れましたら…

 

そのことを伝えなくてはですね」

 

西宮

「あぁ…それと、そこで聞き耳立ててる

 

会長、織斑先生に伝えるなら…

 

こっちで何とかしますって伝えといてください」

 

 

 

「…行ったな」

 

セシリア

「狙撃手相手に気配出しすぎではありませんでした?」

 

西宮

「あぁ、わざと見つかるのを待ってたように感じたな…」

 

「ってことは織斑先生も気づいてるって事を

 

遠回しに伝えたかったってワケか」

 

西宮

「弾、セシリア…覚悟は出来てるな?」

 

「あぁ」

 

セシリア

「はい…」

 

西宮

「…んじゃ…もう、遅いし解散!」

 

「おう」

 

セシリア

「…はい」

 

 







解説

ペガサスif

以前私が作ったレンズが縦に並んで
超高倍率まで見えるようになった!


見た目はラファールとレーゲンを…
斜めに切って交互に挟んだ感じ…かな?


背部装甲…と言うよりは翼部はラファールの翼


常時装備はラファールのパイルバンカーと
レーゲンのレールカノン







「めっちゃ箇条書き……ん?裏になんか…」






本音ちゃんに私の技術を伝授した…

これで…私がいなくても…大丈夫…





「おいおい…マジかよ…」

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