~~東郷~
友奈ちゃんと千景さんがそれぞれウルトラマンと融合獣に変身する事で簡易結界の条件を整えて、樹海へと突入したらさっそく端末に志保さんと響さんの反応が表示された。
「良かった。反応があるってことはちゃんと生きてるのね」
作戦通り2人のことは風さん達に任せて、私達は時空破壊神という怪獣を操った犯人だというジャンという人物を探さないと。
「おい須美!園子!あれを見ろ!」
「えっ?」
銀に言われて私と園っちは樹ちゃんと夏凜ちゃんが向かった方向を見たら2人が星屑たちと交戦し始めている姿が見えた。
「どうやら造反神が裏技を使って樹海に入って来た私達に気づいて仕掛けてきたみたいだね」
「どうする2人とも?」
「どうするも何も・・・」
私達のところにも星屑たちが集まって来てる。これは答えは1つしかない。
「戦闘開始よ」
「だよなぁ!」
私が散弾銃で手前の星屑たちを撃ち落とすと、銀は左上に跳び上がりながら激しく斧を振り回して次々と星屑を切り落とす。
「どぉぉぉぉせぇぇぇい!!」
園っちも槍を構えて突撃して、星屑たちをまとめて貫いたけど・・・その数はまだほとんど減っていなかった。
「ワオ、こりゃめっちゃあたし等を倒す気満々って感じだな」
「たぶん今回のやり方でこっちから来るだなんて思ってなかったから、辺り一面星いっぱいにしてきたんだよ」
「文脈的には綺麗な光景かもしれないけど・・・」
「こんな星いっぱいは遠慮したいっての!」
幸い大型バーテックスは現れてないから2~3人に別れて行動してる状況でも対処はできるけど・・・これじゃジャンという人物を探すのは難しそうね。
「ってかさ、これ本当に響さん達は無事なのかな?バーテックスに既に襲われた後だったり・・・」
「それはないと思うよ。星屑たちは私達から樹海にやってきたことに対して怒ってるんだもん。もしゼガンの時から怒ってたならここに大型が来ててもおかしくないよ」
確かにゼガンの段階で警戒されてたのならここに大型バーテックスが用意されていてもおかしくはないわよね。だから造反神は緊急措置として星屑たちを用意してきた。つまり今回はあくまで結果としてだけど初めて造反神に先手を打つことができたということになるのよね。
「なぁなぁ・・。これって今回は星屑たちだから凌ぎきれるけど、今度はこんなんよりもっとヤバいのを用意されたりはしないよな?」
「怖い事言わないで銀」
結果的に奇襲をかけただけなのだけれど・・・もう次を行えるかは分からないわね。きっと警戒されて大型バーテックスを用意されるかもしれないわ。最悪の場合『あの時』みたいに造反神そのものが現実の世界に顕現してしまうかもしれないもの。
「せっかくだ。今日はやってやるっての!満開!!」
「ちょ、銀!満開は・・・」
銀は試す絶好の機会だとそれを使おうとしていたから私は止めようとしたのだけれど・・・銀は今回も満開を発動させることはできていなかった。
「・・・あれ?なんで満開できないんだ?やっぱAIBが用意した端末だからか?」
「それはないんじゃないかな?たかしーとかちーちゃんは満開とシステム的には近い精霊顕現を使えているんだし」
今回千景さんは融合獣になるため伏井出ケイから受け取っている端末を使っているけれど、千景さんはAIBから受け取った端末で七人御先を発動するのを目撃したことがある。だから決してAIBが用意した端末で満開が使えないなんてことはないはずなの。だけど銀は以前にも満開を発動しようとして出来なかった事があった。
「園っちはどう思う?」
「う~ん。出来ない訳じゃないとは思うけど、何かに止められてるんじゃないかな?」
「止められてる?いったい何に?」
「たぶんだけど・・・ミノさんを守ったっていうデッカい蝶みたいな神様かな」
あのモスラと呼ばれている新たな神樹様の一部になった神様が・・・銀の満開を止めてる?
「いったい何でモスラは銀の満開を止めてるのかしら?」
確かに満開は必ずしも安全と言えるものではないものだけれども、それでも負担といえる負担はほぼなくなっているはずよ。
「それは私にも分からないよ。モスラさん本人に聞かないと」
本人に聞くって言っても、既にその魂は神樹様になっちゃってて聞けるはずもないし・・。
「別にあたしが満開使えないのなんて2人が考えることじゃ・・・」
銀は私と園っちが真剣に銀の満開使えないことを考えていたら、銀の後ろには星屑の中では大きめの個体が迫っていた。
「ミノさん!」
「銀っ!」
「えっ?」
反応が遅れてしまった私と園っちは銀に向かって叫んだ途端・・・一発の銃声が響いた。その銃弾は銀の背後に迫っていた星屑を見事撃ち抜き、銀は無事だった。
「おっ!サンキュー須美!」
銀は今の銃撃は私だと思っているようだけど・・・今のは私じゃない。
「今の銃撃・・・いったい誰だったのかしら?」
~~芽吹~
「まったく、幾ら新しい勇者だからって油断しすぎなのよ。こちら楠。そちらの様子は?」
まだ勇者となって2~3カ月程度の三ノ輪銀さんを陰ながら援護した私は他に樹海へとやって3班に分かれた部隊と連絡を取る。私達の今回の任務は勇者達に極力バレないように勇者達の支援をすること。
『2班。問題なし』
『3班。たぶん三好夏凜さんにバレました』
「夏凜さんは気配でも相手の位置に気づくから仕方がないわ」
おそらく私も乃木さんに気づかれてしまったでしょうし。大赦できちんと訓練を積んでる勇者に気づかれるのは仕方がないわ。だけど気づかれないようにするのはそろそろ限界ね。
「みんな。キリが良いところで引き上げて」
私達が今回支援できるのはここまで。後はそっちで何とかして頂戴、三好夏凜。
~~響~
「待ってくださいジャンさん!」
怪我をしてるジャンさんは制御装置が何かを知らせるような反応をしてすぐ動き出した。
「見つけた!・・・ってあら?ジャンさんもいる?」
あたしと志保はジャンさんを追いかけていたら、あたし達を探しに来てくれた部長達がやってきてくれた。
「どうやってここに来たの?バーテックスが出ないと樹海化しないんじゃ・・・」
「今はアタシたちからでも樹海を発生させられる手段があるのよ。ほら、あそこ」
部長が後ろを指差したからあたしと志保はそこに視線を向けたらゼロともう1体、ハイパーゼットンっぽい怪獣が立っていた。
「千景のフュージョンライズとゼロで簡易結界を発動させたのよ。そしたら樹海に入れるでしょ?」
「・・・な、なるほどなぁ~。完全に理解したわ~」
「響ちゃん。絶対分かってないよね」
い、いや流石にゼータビゾンの時とかと同じことを自分達でやったって事ぐらい分かってるからな。
「風!僕らが樹海に来たからかは分かんないけど星屑のバーテックス達と他のメンバーが戦い出してる!」
リクに言われてあたし等は辺りを見渡してみたら・・・遠くてはっきりとは見えないけどあちこちで勇者たちっぽい人影が白い大群と戦っているようなのが見えた。ゼロとハイパーゼットンっぽいのになってる千景も巨体ながら身軽に動いて星屑たちと戦い出していた。
「ジャンさん。色々話はありますけど、まずはこの樹海を出ましょう。一緒に来てもらえますか?」
「・・・あぁ」
「もしもし千景。もうフュージョンライズを解除していいわよ。・・・2人と合流できたわ。それにジャンさんもここにいたから」
ジャンさんもそれは承諾してくれたら風はさっそく千景と連絡をとってフュージョンライズを解いてもらう。そしたら風達の近くにいたあたし等も一緒に元の世界に戻った。
「ジャン・・・」
あたし達高校勇者部組と他の勇者メンバーとじゃ戻ってくる地点は違ったようで、あたし等が戻って来た場所の前にはゼナ先生が立っていた。
「瀬名先生・・・どうして?」
「お前達が向かった地点から帰ってくる地点を予測した」
予想でこの場所を当てたゼナ先生はジャンさんの方を見た。
「ジャン。私を殺して・・・それで終わりにするんだ」
「「「っ!!」」」
この場にいた全員がゼナ先生の言葉に驚いた。
「私もお前と同じだった。いつか再びシャドー星のために・・・そう思っていた。だがこの星で新たな教え子ができ、変わることを選んだ」
ゼナ先生はジャンさんの後ろに立っているあたし達に視線を向けながらそう告げてきた。まさかゼナ先生を変えたのがあたし等だったなんて・・・。
「みんな・・みんな死んでいった。リオもメレもロンも・・」
「皆戦いで命を落とした。だから生きる!だから生きなければならないんだ!・・・かつて臨んだ道でなのか、正しいかも分からない。だが試したい。戦うのではなく共に生きることを。・・・お前も生きるんだジャン!」
命を落とした仲間たちのためにも生きる。ゼナ先生はジャンさんに訴えかけたら、ジャンさんは迷ってるような目でこっちを振り向いてきた。
「ジャンさん!」
「ジャンさん・・っ」
あたし等もジャンさんに生きるように訴えかける。だけどジャンさんは腕輪を光らせてしまった。
「もう遅い。・・俺にはそんな生き方は・・・」
「止せ!これ以上ゼガンの力を使えばお前の命が・・・」
「・・・ゼガン!!」
ゼナ先生の制止も聞かずに、ジャンさんはゼガンを召喚してまた乗り込んでしまった。
~~リク~
ジャンさんが腕輪を輝かせながらそれを空に掲げたら・・・青い光に包まれて胸のカラータイマーみたいな場所に青い光が飛んで行ってしまった。ゼガンに一体化したジャンさんはそのままゼガンを操って町の方に飛んで行った。こうなったらもう戦ってジャンさんを止めるしかない。
「行こう友奈、ゼロ」
「はい!」
「待ってくれリク。・・・これ、使ってくれ」
「私のも・・」
僕がジードライザーを構えたら友奈もゼロアイを取り出す。そしたら響と志保が僕にカプセルを差し出してきた。
「ジャンさんを止めて」
「これ以上は・・・本当にジャンさんが死んじゃう」
「あぁ、分かってる」
正直ジャンさんとはほとんど接点がない僕だけど・・・助けたいって気持ちは同じだ。
「ジーッとしてても・・・」
「成せば大抵・・・」
「ドーにもならねぇ!」
「何とかなる!!」
『フュージョンライズ!』
「進むぜ、彼方!ジィィィィィィ!!」
『ウルトラマンダイナ!』
『ウルトラマンコスモス!』
『ウルトラマンジード!マイティトレッカー!』
「シュァ!」
僕がジード・マイティトレッカーに変身したら、友奈もゼロに変身して並び立つようにゼガンと対峙する。
「カム・・タタール・・・シャドー!!」
「ッ!!フレイムコンプレッションウェーブ!!」
ゼガンは僕とゼロ目掛けて電撃を飛ばしてきたから、フレイムコンプレッションウェーブに電撃を吸い込ませて周囲に拡散するのを防いだ。
「シィィィヤッ!!」
そしたらゼロは僕の肩を踏み台に飛び上がりながらゼロスラッガーを手にゼガンを斬りつけた。
「クローカッティング!」
ジードクローを手にした僕も0距離のクローカッティングで斬りつけたら、ゼロも足元にエメリウムスラッシュを撃ってバランスを崩させた。
「よし!押さえ込め!!」
「はい!!」
僕とゼロはジャンさんを説得するために2人がかりで押さえこもうとしたけど、ゼガンは両腕から電撃を放ちながら僕らを振り払った。
「飛ばすぜ、光刃!ジィィィィィィ!!」
『ウルトラマンべリアル!』
『ウルトラマンオーブ・エメリウムスラッガー!』
『ウルトラマンジード!トライスラッガー!』
トライスラッガーに姿を変えた僕は3つの刃で牽制しつつ、両腕に力を集めてレッキングバーストと同じ構えをする。
「トライスラッガーデスシウム!!」
トライスラッガー版のデスシウム光線・・・トライスラッガーデスシウムを放ったらゼガンは両腕でガードをして爪が壊れた。
「もうやめようジャンさん。こんなことをしたってドーにもならないよ」
「べリアルは必ず復活する。俺達が戦ってる場合じゃねぇ!」
「・・・ッ!」
僕とゼロはもう1度ジャンさんにもう戦うのはやめようと呼びかけてみたけど、ゼガンはそれでも止まってくれそうにはなかった。
「リクさん!」
銀が投げ渡してくれたゼロカプセルを受け取った僕はさっそくゼロカプセルとウルトラの父カプセルを起動する。
「守るぜ、希望!ジィィィィィ!!」
『ウルトラマンゼロ!』
『ウルトラの父!』
『ウルトラマンジード!マグニフィセント!』
マグニフィセントにフュージョンライズした僕はゼガンがまるで迷いをぶつけてくるように放ってきた光線をバリアで受け止めた。そしたら光線はバリアで跳ね返されて僕の手前の次元が歪み出した。
「マズい!?町が・・・!!」
このままじゃいけないと思った僕はバリアの形を少しずつ変えてゼガンを包むように丸くし始める。
「そうか!その手があったか!!」
『ネオ・フュージョンライズ!』
『ウルトラマンゼロビヨンド!』
ゼロも風達からカプセルを受け取ってゼロビヨンドに変わったら反対側からバリアを張って同じようにゼガンを包み出した。
~~志保~
「「ハァァァァァ・・!!」」
ジードがバリアで受け止めて拡散する光線をゼロビヨンドが張ったバリアが受け止めてそれを防ぐ。ジードとゼロビヨンドはその拡散する範囲を狭めようとして少しずつゼガンに寄り出した。
「カム・・・タタール・・シャドー。カム・・タタール・・・シャドー・・。カム・・ッ、タター・・ル・・・シャドー・・」
ゼガンから聞こえてくるジャンさんはずっと「カム・タタール・シャドー」っていう言葉を言い続けてる。
「これ、どういう意味だ?」
響ちゃんがこの言葉の意味を気にしたら、ゼナ先生は表情は変わってないはずなのに何処か悲しそうに答えた。
「カム・タタール・シャドー。シャドーに永久の安らぎを」
永久の安らぎ?ってことはジャンさんはここで本当に終わろうとしてるってこと?
「ジャンさん!駄目!!こんなところで死んじゃ駄目だよ!!」
「ジャンさん!何、意地になって死のうとしてんだよ!そんなの全然カッコよくないぞ!!」
私と響ちゃんはジャンさんに死んじゃ駄目だって訴えかけたけど・・・それでもジャンさんは止めようとしてくれなくて、ジードとゼロビヨンドのバリアは完全にゼガンを包み込んだ。
「もう・・・止めるんだ!!」
「お前・・・死ぬつもりか?」
ずっと光線を放ち続けてるゼガンはバリアの中で跳ね返っている光線を浴び続けていて・・・もう明らかに限界が近い。
「カム・・タタール・・・シャドー。カム・・・タター・・ル・・・シャドー」
「・・・・ッ」
そんなになっててもジャンさんはまだ止まろうとしないままで、ゼナ先生も表情は変わってないはずなのに何だか泣きそうな顔をしていた。
「カム・・・タタール・・シャドー。カム・・タタール・・・シャドー・・。カム・・ッ、タタール・・・」
自身の光線に耐えられなくなったゼガンは爆発して・・・私は膝から崩れ落ちてしまう。そしたらゼナ先生は何かに気づいて空に手を伸ばした。
「・・・っ!」
空から落ちてきたものをキャッチしたゼナ先生はそれを確認したら・・・それはジャンさんが付けてた腕輪・・・ゼガンの制御装置だった。
「ジャン・・・」
ゼナ先生は悔しそうにそれを強く握りしめたら・・・ドサリと装置よりも大きな何かが芝生の辺りに落ちてきた。
「まさか・・・!」
「・・・・」
私達はもしかしてと期待しながらその場所に走って行ったら・・・そこには大怪我をしているけどまだ生きててくれているジャンさんがいた。
~~ゼナ~
ジャンの暴走から1週間が経過した。奇跡的に一命を取り止めたジャンだったが、ゼガンを無許可で持ち出し、あまつさえあのような事件を巻き起こしたジャンは本部に強制送還。その処分はジャンの意識が回復後、本人を聴取してから通達されるということが決まった。
「話はお聞きしました。怪獣娘の娘達はどうしてます?」
「強制的に樹海へと送られたようだが健康状態に問題はないようだ。精神状態も今は安定している」
「・・・質問を変えましょう。貴方はどうなのですか?」
一月ぶりの定期連絡ということで私は現在の大赦神官の女性と話をしていると、私の事まで尋ねられた。
「どういう心境の変化だ?勇者ではない怪獣娘の心配だけではなく私の事まで聞いてくるとは・・・」
「教師として彼女達を支えるべきだった。それなのに私は自分が大赦の人間だという事で感情を押し殺して・・・子供たちだけにバーテックスとの戦いを任せ続けてた。それこそ勇者を無垢な少女の生贄と自分に言い聞かせながら。だけど貴方は違う。共にあろうとするだけじゃなくその負担も減らそうとしている。だから聞きたいのですよ。貴方の心境を・・・いえ、違うわね。貴方はこれからあの子供たちをどうするつもりなの?」
そういうことか。ならこちらも答えるべきだろう。
「怪獣娘達が来てからAIBは変わりつつある。・・・戦力だからという意味だけではない。きっと彼女達はきっかけになるはずだ。何故こう思っているのかは分からないが、彼女達は今のAIBに必要なのだ」
「・・・先日の男性もそうでしたが・・・やはり大赦にもそう言った考えを持つ人物がもっといてくれれば良かったとつくづく思いますよ。その事は彼女達に伝えてあげるべきでは?」
「浮かれて調子に乗られては面倒だ。当分は言わないでおく」
いつかAIBが本当に変われた時、その時は伝えることも検討してやるとしよう。
「それでは私はこれで・・・」
「最後にこちらから1つ。・・・防人による援護。感謝する」
東郷美森の話によれば三ノ輪銀がピンチに陥った際、別の人物による狙撃によって事なきを得たらしい。樹海の中かつ星屑とはいえバーテックスを撃破することができるのは勇者である彼女達を除けば防人だけだ。
「別に感謝をされることではありません。勇者も守るべき存在で、当然の事を彼女たちにしてもらっただけですから」
そう言い残した大赦神官はこの場を後にしていく。直接防人は現れなかったが現場には出てきたということは、大方の調整は終わったと考えていいのだろう。勇者達も着々と力を蓄え、大赦も防人をいよいよ実戦導入できるまでにしてきた。AIBも来るべき日に備えて戦力を整えなくてはな。
ウルトラナビアプリ
ジャン
年齢 地球人換算23歳
誕生日 10月2日
出身 シャドー星
趣味 拳法
好きな食べ物 メンチカツ
AIBに潜入していたシャドー星人の戦士ジャンは『戦士』としてのゼナさんの最後の教え子です。AIB支部にて封印されていたゼガンを持ち出したジャンはシャドーの戦士として侵略のために戦うことを選び、命を散らすつもりだったようですが爆発で右腕を失ってこそいますが奇跡的に生き延びて今はAIB本部の医療施設にて療養中です。
次回「孵化」