ここ暫く、体調が優れなくって…更新を休ませてもらっていました。
そして、今回の話は前の話からの続きですが…少し内容が安易で急展開かもしれませんが楽しんでもらえると嬉しいデス!
では、本編をどうぞ!!
「ーー」
真横を見れば、どこまでも広がる青い空と碧い海のコントラストが美しい地平線が広がっている。
真下を見れば、真っ白でサラサラな砂浜がサンサンと照りつけてくる真夏の太陽に熱せられている。
そして、そこから顔を上げて--
「…………補修組のみなさん、ご迷惑かけてごめんなさいデス」
「これは切ちゃんの暴走を止められなかった私の責任でもあるから。だから、クリス先輩、響さん、未来さん、本当にごめんなさい」
--真っ正面を見れば、ふて腐れた顔をした表情のままにシラねぇに後頭部を添えられ、共に頭をさせている姉様--
「私もちゃんと暁さんを監視しておくべきでした。ごめんなさい」
「あたしも調やセレナに任せっきりだったからな。反省してる、すまなかったな」
「私も一瞬切歌から目を離したことが悔やまれるわ。クリスにもあなた達にも迷惑かけちゃったわね。切歌は私が責任持って、もうあなた達の邪魔をさせないようにするから。歌兎の事、よろしくね」
「私からもよろしく頼む。切歌は我ら待機組全員が責任持って監視する」
--だけでなく、そんな姉様とシラねぇを基準に一直線に並んだ待機組の皆さんが一寸のくるいなく頭を下げてくる。
綺麗に並んだ皆さんに綺麗にお辞儀された補修組の皆さんもきっと僕と同じ気持ちだろう。
(まさか、うちの姉様が暴走した結果がこんな結末になるとは…)
と。
未来お姉ちゃんと響お姉ちゃんはまさかの総出の謝罪に苦笑いを浮かべつつ、顔を上げてくれるようにと逆に頼んでいる。
「いいですよ。切歌ちゃんも歌兎ちゃんが心配でしてしまった事でしょうから」
「そうですよ、だから切歌ちゃんと調ちゃん、マリアさん達も顔を上げてください。ほら、クリスちゃんも何か言ってあげて」
しかし、クリスお姉ちゃんは姉様に言いたい事があるようで、シラねぇに頭を下げられている姉様の方を見る。
「あたしはまだおっぱいおばけって言われたことを許したわけじゃね」
(あぁ…確かにそんな事を言われてたね、クリスお姉ちゃん…)
クリスお姉ちゃんのそのセリフを聞いても、姉様はそれを言ったことを悪いとは思ってないらしく、
「嫌デスよ、本当のこーーいだっ!?」
パチン、と軽く頭をはたかれ、姉様はシラねぇの方を涙目で見るが、こればかりはシラねぇの方が正しいだろう。
「切ちゃんが悪いの。悪いことをしたら、謝らないとダメ。ほら、クリス先輩にごめんなさいって言って」
「……」
"ジィーー"とシラねぇからの熱視線に姉様は観念したく、腕を組むクリスお姉ちゃんの方を向くとぺこりと頭を下げる。
「……クリス先輩、おっぱいおばけって言ってごめんなさいデス」
「まぁ、そこまで言われちゃ仕方ねぇーよな」
姉様から謝ってもらったクリスお姉ちゃんは恐らく自分では凛々しい顔つきをしていると思っているのだろう。
しかし、実際は口元はゆるゆるでなんだか嬉しすぎてか、ゆるゆるを通り越して、むにゅむにゅしている。
(クリスお姉ちゃん、チョロすぎだよ…)
やはり、クリスお姉ちゃんは安定のチョロインでした。
そんなむにゅむにゅしているクリスお姉ちゃんをチラッと見た姉様は横を向いて、すっごい悪い顔をして舌打ちする。
「……ちっ」
「切ちゃん?」
そんな姉様を
「……分かってるデスよ、調。もう、あんなこと言わないデス」
「きっと、歌兎と最近仲良くなっているクリス先輩に嫉妬してあんなこと言っちゃったんだと思うんです。だからーー」
「ーーもう、いいって。分かってるからさ。まぁ、任せろ。このチビはあたしがちゃんと面倒見るからさ」
「よろしくお願いします」「デス」
シラねぇのおかげでクリスお姉ちゃんと姉様が仲直り(?)が出来たそんな出来事から数時間。
何故か僕は……ううん、僕達は--
「なんでお前ら、あたしが少し目を離した隙にびしょ濡れなんだよ!!?」
--そう、びしょ濡れになっていた。
クリスお姉ちゃんの悲鳴じみたツッコミが炸裂する砂浜へとポタポタ落ちる透明な雫。しかも、その雫もすぐ蒸発気へと化す。
そんな雫を垂らす僕達を疲れたように見ながら、クリスお姉ちゃんが目の前の出来事を整理しようとする。
「展開がいきなりすぎて、あたしも頭が付いていってないんだ。ひとまず、びしょ濡れは置いておいて…お前ら、いつの間に水着ギアに変わったんだ?それにその其々の腕に抱かれている子猫はなんなんだ?それなのか!?それが原因なのかっ!!?」
そう、クリスお姉ちゃんが指摘した通り、僕たちの腕の中には其々子猫が抱かれていて、その猫からも雫が滴り落ちていた。
そんな猫達へと視線を向けて、僕達は其々にうなづく。
「……えーと」
「……まぁ」
「……そうだね」
「お前らも
そんなクリスお姉ちゃんのツッコミが
「はぁ……海に溺れた三つ子の子猫とその両親猫を助ける為に必死になった結果と……」
「どうしたの?クリスちゃん、頭を抑えたりして」
「お前らも本当に人助けが好きだと思ってな。感心するよりも呆れてた所だ」
クリスお姉ちゃんのその言い草に同時に頬を膨らませる僕達はしょげたようにクリスお姉ちゃんを非難する。
「それはひどいよ〜、クリスちゃん〜」
「そうだよ、クリス」
「……ひどい、クリスお姉ちゃん」
「なんで、あたしが集中攻撃させれてるんだよ!?」
"もういい"とおさげにそう言ったクリスお姉ちゃんは改めて僕達の水着ギアを見ていく。そして、僕と隣に立つ未来お姉ちゃんを交互に見ると何か言いたそうに口元を動かそうとしていいどもる。
そんなクリスお姉ちゃんの行動に首をかしげる僕は自分の服装と未来お姉ちゃんを交互に見て、やっとその行動の答えを知ることになる。
(わかった…僕と未来お姉ちゃんのギアって何処と無くエロいんだ)
未来お姉ちゃんのギアは一見見ると、頭に乗っかっている白を基調にした帽子のつかや帯に紫をアクセントとしてあしらったものを被っていたり、白と紫のトップスや腰に巻いた紫色のスカートなど、未来お姉ちゃんらしい
だがしかし、よくよく見ると腰に巻いた紫色のスカートはスケスケの素材を使っており、そのスカートの奥にある水着が丸見えになってしまっている。
何を思って、ミョルニルが僕にこんな格好をさせたのか分からないが……こんな格好を姉様が見てしまったら、また暴走しかねない。
そう
というわけで、今回の話では未来ちゃんと歌兎しか水着ギアをちゃんと解説出来なかったので…次回はみんなの水着ギアを詳しく書いていければいいなぁと思ってます。
思っていますが、今回の説明文で未来ちゃんと歌兎の水着ギア分かったでしょうか?(不安)
未来ちゃんのはXDで登場された水着ギアをそのまま書かせてもらって、歌兎の水着ギアは彼女は私服や普段着が基本的に可愛い系統なので、敢えてエロくしようと思ってデザインさせてもらったんですが……読者の皆さんはこんな歌兎もありでしょうか?
ありならば良かったと肩を撫で下ろします…(微笑)
因みに、彼女の武器であるブーメランは小型のバナナボートへと変化を遂げました…(汗)
だって、ブーメランに似てるのって…バナナしか思い浮かばくって…(汗)
他になんか無いかなぁ…と思っても、やはりバナナしか………しかし、バナナボートにそんなエッチな姿の歌兎を跨がせるって……
…………………(思考)
やはり、いくら考えてもこの作品的にもアウトで、社会的にもアウトな気がしてならない!!!(大汗)
これは、今日にでも私は過保護な姉様に「デストローイッ!!!」されますね…(遠い目)
歌兎にエッチな格好させて、私は満足ですし…きっと読者の皆さんも喜んでいるはず!
どうやら、私の役割はここなのかもしれませんねぇ…(手紙を書き始める私)
と、この水着ギアの話はここまでにして…『ご注文は三姉妹ですか?』の後書きで書かせてもらった天神ビブレに行った時の話をさせてもらおうと思います。
まず、福岡に着くまでに新幹線に揺られながら、『かやのみ』を見てました。
丁度、最新話が三色団子編でして、オープニングでそれを表現する茅さん(私が勝手に茅野さんをそう呼ばせてもらってるんです)が可愛いかったです(微笑)
その後のトークも素晴らしく、南條さんと日笠さんの服装や髪型も素晴らしかった。
と天神ビブレに着き、その結果は…
・スタンドチャーム…切ちゃん×2。響ちゃん、翼さん、クリスちゃん、マリアさん、調ちゃん。
・ソフトキーチェーン…切ちゃん×2
・マフラータオル(調ちゃん&切ちゃん&マリアさん)
〜絶唱ガラポン〜
・ICカードケース…切ちゃん
・缶バッチ…切ちゃん、調ちゃん、翼さん
・ステッカー…切ちゃん(単独)
でした。
無事、目標となる切ちゃんグッズの確保が達成できたので胸を撫で下ろしております(安堵)
また、昨日から『シンフォギアライブ2018』のDVD&Blu-rayと『XDのキャラソンアルバム1』が発売されましたね!
ついさっきまで、ライブの方を見ていたのですが…改めて、シンフォギアって素敵な作品だなと思いました。
本当はもっともっと書きたいことがあるのですが…あまりこの後書きで書くと読まれる方が大変だと思うので、その感想はもしかしたら活動報告の方で投稿してるかもしれません。
時刻はお昼か夜くらいだと思うので…良ければ、遊びに来てください。
と、かなり長くなってしまいましたが…皆さん、夏も後少しとなりましたが、暑さに負けずに頑張りましょう!!