人が嫌いな少年は槍を持つ   作:スコープ

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作者
「節分……豆、美味しいよね」

※注意 時系列関係無茶苦茶です


第X章 節分編 犯罪撲滅作戦!:前編

ミライ(パークガイドの日記)

平和なジャパリパーク……

けれどいつも平和な訳ではありません

今回もある事件が起こり、私達はその時間を追いかける事になったのです

 

ーーーーーーーー

 

セルリアン

「ーーーーーーー!」

 

森の中、青いクラゲの様な体に黄色の触手を持った大型のセルリアンが居た……

 

カッコウ

「な、何ですか貴方は!」

 

標的はこのカッコウのアニマルガールだ……

 

セルリアン

「ーーーーーーー!」

 

セルリアンはカッコウを正面(?)に捉えると……

 

カッコウ

「痛っ!?な、なんでお豆を撃ってくるんですか!?し、しかも凄い勢いで、いた、いたたたたっ!」

 

豆を大量に撃って来た……文字通りの豆鉄砲だ。しかし、ただの豆と侮るなかれ、どんな物でも高速で飛ばせば殺傷力を持つ様に、豆でも勢い良く撃てば『かなり』痛い。例えればエアガンの様な物だ

 

カッコウ

「だ、誰か助けて……誰か……」

 

???

「どうしたんですか!?……セルリアンの仕業ですね!待っててください、今助けます!」

 

そこに通りかかったアニマルガール……手にはワニの頭の様な物が先端に付いた武器を持っていて、服装はインド辺りの服装に似ているだろうか?

 

セルリアン

「ーーーーー…………!(スタラコサッサ)」

 

セルリアンはどうやら新しいアニマルガールが来た事で危険を感じたのか直ぐに逃げて行ってしまった……

 

???

「逃げられましたか……突然襲いかかるなんて、なんて卑怯な」

 

カッコウ

「助けていただいてありがとうございます。私はカッコウです、貴方は?」

 

イルイル

「私はインドガビアルです、イルイルと呼んで下さい。そう、貴方はカッコウさん……でしたか。狙われた理由も頷けます」

 

カッコウ

「そ、それはどういう事ですか!?」

 

イルイルが納得した様に呟くとカッコウはそれに身を乗り出して問い質す。

それに対してイルイルは……

 

イルイル

「カッコウだけに

 

格好の的だった、

 

と言う事ですよ」

 

……洒落で答えた……それも飛びっきり寒い

 

カッコウ

「だ、ダジャレじゃないですかー!?」

 

イルイル

「さて、冗談はともかくこれは事件ですね、管理センターと繋がりのある、パークガイドさんに連絡してみましょうか」

 

そしてイルイルとカッコウはガイドの元へ歩き出した……

 

ーー道中ーー

 

クスクスクス……

 

カッコウ

「あれ?今笑いましたか?」

 

イルイル

「え?笑ってませんが……」

 

カッコウ

「でも、笑い声が……」

 

ガイドの元へと向かう途中、カッコウがイルイルに『今、笑っていましたか?』と聞くがイルイルは不思議そうに、『笑っていない』と答える……

 

クスクスクス…クスクスクス……

 

カッコウ

「あ、またですね……」

 

イルイル

「……本当ですね、まるで女の人の笑い声……気味が悪いですね」

 

イルイルもこの薄気味悪い声に気付いたらしく、少し目を細め、声の主を探す

 

クスクスクスクスクスクス……クスクスクス

 

カッコウ

「こ、声が近づいて来ています。と、兎に角逃げましょう」

 

その声は徐々にーー恐らく後ろからーー近づいて来て、クスクスと言う笑い声も大きくなっていく……

 

イルイル

「……そうですね、新種のセルリアンの可能性もあります。2人だけだと危険ですからここは逃げましょう」

 

タッタッタッタ…

 

2人は声の反対側に走って行き、そのまま森を抜けて行った……

しかし、後ろで不自然に揺れる枝や葉には気付いて居なかったが……

 

ーーーーーーーー

 

……ショウ視点

 

ジャパリパーク警察班

対策本部

 

ミライ

「以上の様な経緯でイルイルさんから連絡があり、豆を撃ってくるセルリアンの対処、及び謎の女性の笑い声の正体の調査、対処を目的とした対策委員会、『ジャパリパーク警察班』をつくるに至りました」

 

ショウ

「笑い声……それに豆を撃つセルリアン?」

 

ミライさんから伝えられた新種のセルリアンと謎の声……それを聞いた感じだと、セルリアンは『今は』迷惑なだけなんだけど、謎の声の方は正体によってはとても危ない……今までの怪物と同じ様な物ならアニマルガール達も危険だ。だって情報が少なすぎる

 

サーバル

「ちょっと名前が長くないかな?もう少し短くて強そうな名前にしようよ!」

 

サーバルさんは相変わらずのんびりとしている……いや呑気?兎に角この状況は早く解決した方が安心出来る

 

ショウ

「……サーバルさん、例えばどんな名前?」

 

でも、サーバルさんのこの性格はとても落ち着くから変わらないで欲しい……人間の悪い面を知らないまま、この綺麗なサーバルさんで……

 

サーバル

「……セルリアンも怖くなって逃げ出す『鬼のジャパ警』って言うのはどうかな?

これなら短くなって覚えやすいし、強そうでしょ!」

 

強そう……なのかな?それは……

そしてその名前にこの対策本部室の中で一番目を利かせているアニマルガール……髪と服は灰色で統一されたハシビロコウさんが

 

ハシビロコウ

「鬼のジャパ警……ん、悪くはないな。他の刑事……デカ達も異論は無いだろう」

 

鬼のジャパ警を気に入ったのか頷く、ちゃっかり刑事をデカと言い直しているからかなり乗り気なんだろう

 

サーバル

「それじゃデカのみんなをまとめるデカ長は、強面でしっかりしたハシビロコウね!」

 

強面……確かにハシビロコウさんの目はいつも睨んでいる……様に見えるけど、本来は丸い目をしていて髪の形で睨んでいる様に見えるらしい

 

ハシビロコウ

「ああ、問題はない」

 

ショウ

「……ミライさん、セルリアンもそうだけど、謎の笑い声の……目撃?証言は他に無いの?」

 

僕はミライさんの方を向いて聞いてみる。しかしミライさんは首を振る……今のところ無いみたいだ

 

イルイル

「イルイルもいるいる〜」

 

ハシビロコウ

「今はダジャレに付き合っている暇は無い……事件を解決するには情報を集め、地道に足を使うしか無いな」

 

ミライ

「急にお呼びしましたが、意外とノリノリですね」

 

ミライさんは笑顔でハシビロコウさんを眺める……本当にこの集まりは急だった……だっていきなり『ジャパリパーク警察班捜査本部を設立しますよ!』と言って連れて来られた……そして説明を先程行ったばかりなのにハシビロコウさんのノリはかなり良い……確かにハシビロコウさんはこういう事が嫌いでは無さそうだし、得意そうだけど

 

ハシビロコウ

「やるからには最後まできっちりとやる、ただそれだけだ。……それより何か情報は無いのか?」

 

ハシビロコウさんはこの場にいる皆を見渡しながら言う……何故かその行動が凄く似合っていて、カッコいい

 

イルイル

「カッコウさんや、付近のフレンズ達に聞き込みをしたところ、どうやらホシはカブキ森に頻繁に現れるらしいと言う目撃情報が得られました、声の方も同様に森の中で聞いたと言うものや、関係性は不明ですが、目の良いイヌ科や鳥のフレンズが空を飛んだり森の近くを歩いている時に、不自然に揺れる枝や葉などを目撃したそうです」

 

声も森の中で……セルリアンの仲間かな……?いや、それより不自然に揺れる枝や葉……何かがそこに居た?でもそれなら何でそこに居る筈の何かを見たアニマルガールが居ないんだろうか?

 

サーバル

「……?何でお星様の話をしてるの?」

 

ショウ

「……話の流れ的に犯人、セルリアンの事だよ。多分」

 

そうじゃなければ話が繋がらない

 

ミライ

「ショウ君正解です!この様な状況だと犯人をホシと言う事が有るんですよ、つまり先程は『カブキ森に犯人が頻繁に現れるらしい』と、言うことになります」

 

おおー……当たってたんだ。それにしても何故ホシと言うのかは分からない……

 

※『犯人の目星が付く』などの目星の省略でホシ、と言うらしいですby作者(ガバガバ知識)

 

ハシビロコウ

「成る程、夜行性のフレンズが多く、眠らない森と呼ばれているカブキ森か……これは一苦労だな

だが、我々鬼のジャパ警はどんな難事件も解決に導く!いや、その努力を怠ってはいけない!

その目撃証言を元に調査を開始するぞ!」

 

ミライ

「(こうして鬼のジャパ警24時間の戦いが始まったのです、果たして、豆をまいたホシを突きとめ、捕まえる事は出来るのでしょうか?)」

 

ーーーーーーーー

 

サーバル

「ところでハシビロコウ!私達は何をすれば良いかな?お手伝いするよ!」

 

外に出て僕達はカブキ森の中心にある広場にやって来た……恐らくこの辺りのアニマルガールが森の中で一番来る場所だろう……と、ミライさんは言っていた

 

ハシさん

「ム……助かる……猫の手も借りたい位なのだ。では改めて、私はハシビロコウ、通称ハシさん、デカ長だ」

 

猫の手も借りたいって……サーバルさんも一応猫だし、他にもネコ科の動物が居なかったっけ?

 

ミライ

「ハシビロコウさんは、『動かない鳥』として有名ですね、獲物を捕らえる時など、彫像の様にピタリと動きを止めるんです、1日中動かない時もあるとか」

 

1日中……かなり張り込み向きの特徴を持ってるみたいだ

 

サーバル

「張り込みの名人って感じだね!私はサーバル、人呼んで『にゃんこデカ』」

 

……にゃんこ…デカ……?

何と言うか……相変わらずのネーミングセンスだと思う。こればっかりは改善しないのだろうか?

 

サーバル

「正義と熱血とたまにゆるいのが特徴だよ!」

 

ショウ

「……いつもゆるくない?」

 

イルイル

「サーバルの語源は『猟犬』犯人を追うにはうってつけですね

まさにイヌのおまわりさんと言う訳ですね、ネコですけど」

 

へぇ……猟犬かぁ……何故か猟犬と言う言葉が恐ろしく感じる……何でだろうか?

そんな事を考えているとサーバルさんが突然

 

サーバル

「ふっふーん!あ、ショウはどんな異名が良いかな?」

 

僕の異名……通り名をどうするか提案して来る……いや、えぇ?

 

そう言われた瞬間にいくつかの案が浮かんで来た……

1 異形の怪物を何体か倒して来たから『異形デカ』

2 セルリアンや異形の怪物を切って来たから『辻斬りデカ』

3 多分1番歳下だから『最年少デカ』

 

……この3つが浮かんで来た、正直どれでも良いからサーバルさんに選んで貰おう……

 

ショウ

「取り敢えず案としては『異形デカ』『辻斬りデカ』『最年少デカ』……が、有るけど……」

 

サーバル

「えーっと……まず『異形デカ』は多分今までの事からだろうけど、却下ね!その言い方だと異形のデカみたいだから!あと『辻斬りデカ』ってもはや犯人だよ!?却下!さ、『最年少デカ』はまともだし……まあ、それで良いのかな?」

 

ミライ

「ではショウ君改め、『最年少デカ』も頑張って下さいね!」

 

ショウ

「はーい」

 

一通りの『いつも』のやり取りが終わると同時に……

 

ハシビロコウ

「……さて、早速現状を伝えよう」

 

イルイル

「笑ってくれても良いのですが……私も大人ですから大人しくしてましょう」

 

ハシビロコウ

「目撃情報を元に、既に各デカが調査にあっている。人員の投入は惜しまない、早く事件を解決しなければならないからな

にゃんこデカ、及び最年少デカは他のデカ達と合流し、一緒に捜査にあたってほしい」

 

ハシビロコウさんが捜査の現状を伝えてくれる。

兎に角今は情報を集めるのが優先って事だと思う。あとハシビロコウさんってノリが本当に良い

 

イルイル

「サーバルさんとショウ君は新米ですから、私、ダジャレデカこと、イルイルとドワーフサイレンが同行します」

 

…あれ?新米って言ってもまだ出来たばかりな気も……

 

ミライ

「インドガビアルさんが一緒なら、心強いですね!ちなみに、大型ワニさんに分類されてますが、人を襲う事が無いとされる大らかな方ですよ!」

 

ドワーフサイレン

「う〜う〜う〜!う〜う〜デカのサイレンの事も忘れて欲しく無いのでちゅ!頑張るでちゅ!」

 

う、う〜……?変わった鳴き声のアニマルガールだ……サイレン…成る程、それでサイレンさんか……

 

ミライ

「そうですね!心強いデカの皆さんが味方なら事件は直ぐに解決に向かいますよね!」

 

ハシビロコウ

「貴様達が捜査にあたっている間……俺は張り込みをしよう。じっとしているのは日常茶飯事だし……犯人は現場に戻ってくると言うからな

貴様達はまず、ゴリラのゴリさんと合流し、聞き込みをしてくれ」

 

へぇー……犯人は現場に戻ってくる……そんな言葉があるんだ……それにゴリラのゴリさんか……

 

サーバル

「おお〜、聞き込みかあ。なんかデカ物っぽくなってきたね!

絶対に犯人……じゃなくてホシを捕まえようね!最年少デカ!」

 

イルイル

「こうしている間にも被害は拡大し続けているかもしれません、急ぎましょう!」

 

イルイルさんに急かされて僕達は少し早歩きで森の中に足を運んだ……

 

ーーーーーーーー

 

森の中を進んで行くと、1人全体的に黒い格好で鼻に絆創膏?を貼って袖のないシャツを着ているアニマルガールがいた。手にはグローブの様な手袋の様な武器?を付けている……恐らくゴリラだ

 

ゴリラ

「おい、何見たんだコラ。何か情報を知ってそうな顔をしてるな」

 

ターキン

「おや、おっかない、でも確かに耳寄りな情報が有りますよ、先程聞いた話何ですが……怪しい影がね、ここから先に逃げていった、そして近くで女性の笑い声が聞こえて、気味が悪くなって直ぐに自分もそこから逃げて来たとか」

 

ゴリラ

「ふんふん、怪しい影か……こっちは新しい情報じゃないが、女性の笑い声か……それは他の奴は言ってなかったな。それと笑い声が聞こえたら基本逃げる様にしてくれ、新種のセルリアンかもしれない」

 

ターキン

「成る程、ご丁寧にどうも、此方も新しい情報が手に入れるのと一緒に広めておきますよ。それと有力な情報も手に入れたらお伝えしますよ」

 

ゴリラ

「頼もしいな、捜査に協力、感謝するぜコラ。これはお礼代わりのジャパ警のワッペンだ。持って行きやがれ」

 

ターキン

「随分と可愛らしいワッペンですな、有り難くいただいておきますよ、それじゃあっしはこれで……」

 

ゴリラ

「ああ、何かあったら呼ぶんだぞコラ。……取り敢えず、ひと段落だな」

 

どうやらターキンのアニマルガールから情報を聞いていたらしい……そして丁度僕達が近くに着くと同時に聞き込みが終わった様だ

 

サーバル

「今あげたワッペン、手作りなんだって?可愛いワッペンだね〜♪」

 

サーバルさんは笑顔でそう言うがその言い方は捉え方によればおちょくってる様に聞こえる……まあアニマルガールなら大丈夫だと思う

 

イルイル

「相変わらず行動と言葉が伴ってないですね。こちら新米デカのにゃんこデカと最年少デカ、聞き込みのお手伝いに連れて来ました」

 

ゴリラ

「おう、助かるぜ、俺はゴリラ、ゴリさんで良いぜ。しかし困ったぜ。捜査は進めているが中々尻尾を掴めなくてな

実は一度、捜査中に姿を見かけたんだが、取り逃しちまったんだ。俺とした事が、悔しいぜ」

 

サーバル

「大丈夫だよ、私達が来たからには直ぐに見つかるよ!捜査経験なんて全く無いけど、気合いで何とかする!」

 

ショウ

「……僕も……頑張ります」

 

ゴリラ

「お、おう……一応頼りにしてるぜ。それはそうと、手伝いに来たのは良いが、騒がしい奴を連れて来てるな」

 

ゴリさんが僕達の後ろのサイレンさんを見ながら言う

 

ドワーフサイレン

「う〜う〜?それはサイレンの事でちゅか?」

 

ゴリラ

「そうだよ、騒がしくされたら気が散っていけないぜ。頼むから邪魔すんなよコラ」

 

確かにうーうー、常に後ろで言われたら気になるけど……

 

ドワーフサイレン

「う〜う〜う〜!邪魔なんてしないでちゅ!お役立ちになるでちゅ、う〜う〜う〜!」

 

ミライ

「ドワーフサイレンさんはサイレン科の方で、水が干上がると泥で繭を作り夏眠する事で知られています。私もドワーフサイレンさんの繭に包まれてみたいです」

 

……ん?んん!?

ちょっと待って、今ミライさん……凄いことを何気なく言ってたよね?

 

ショウ

「えっと……ミライさん?つ、疲れてるの……?か、肩揉んだ方が良い?」

 

ミライ

「大丈夫です、別に30日間報告書の政策で寝てなくても大丈夫です」

 

……大丈夫じゃないよ、それ

 

ショウ

「……後でバスの中で寝てね?」

 

ミライ

「そうですね、そうします」

 

……ミライさんはその内倒れそうで怖い……

 

ドワーフサイレン

「敵が近づいて来たらお知らせするでちゅ!う〜う〜う〜!

う〜う〜う〜!う〜う〜う〜!

早速何者かが近づいて来たでちゅ!

う〜う〜う〜!」

 

ゴリラ

「だぁーもう!もう少し静かに出来ないのかよ!喧しくて仕方ないぜ……」

 

しかし周りにはセルリアンが来ている

セルリアンは27匹……こっちには僕、サーバルさん、サイレンさん、イルイルさんにゴリさん……5人だから……早く斬り倒すには6匹くらいを斬れば良いかな?

 

セルリアンが僕達の方へとやって来た……僕はセルリアンを適当に刀で突っついて少し離れた所に連れて行く

 

ショウ

「(……ここだったら後ろから体当たりされる事も無い筈……)」

 

セルリアン

「ーーーーー!」

 

セルリアンも戦う気なので僕は直ぐ様二体の懐に潜り込んで緑色の三日月型セルリアンと赤いボール型セルリアンを斬り捨てる。そして斬り終えた僕に向かって青いキノコの様なセルリアンが体当たりをしてくる……が、転生特典の身体能力であっさり躱す

 

ショウ

「はい……残念」

 

僕は躱して青いキノコセルリアンとすれ違う一瞬の内に3回刀で斬りつける……勿論そんな攻撃を受けきれる訳がなくセルリアンはパッカーンと割れて消えた

 

セルリアン

「ーーーーーー!」

 

セルリアン

「ーーーーー!!」

 

そして着地するがその瞬間をセルリアンは狙っていたかの様に飛び込んで来る……それは後ろに飛んで回避そして刀を横に構えてーーー

 

ショウ

「セルリアン……覚悟……!」

 

セルリアンの横を走り抜けて3匹全てを斬る……そのセルリアンは全て同じタイミングでパッカーンと砕けて消えた

 

 

ーーーーーーーー

 

ドワーフサイレン

「う〜う〜う〜!う〜う〜う〜!」

 

さっきの戦闘が終わってから未だにサイレンさんはう〜う〜と鳴いている……今は他のアニマルガール達の手伝いの為に森の中にある川にやって来た

 

サーバル

「も、もう大丈夫だから!と言うか、大きな音に反応してセルリアンが来ちゃうかもしれないから、静かにしよう?」

 

ドワーフサイレン

「う〜、ごめんなさいでちゅ」

 

ミライ

「あら?あそこに居るのはヌートリアさんとカモノハシさんじゃないですか?」

 

ミライさんが見ている先には、2人のアニマルガールが居た。恐らくベージュのベスト?を着ているのがヌートリアさん、サンバイザーとテニスラケットを持っているのがカモノハシさんだ。

 

ヌートリア

「あー新しい子達だー?私の事、構ってくれる?」

 

ヌートリアさんはそう言って此方に近づいて来るが……

 

カモノハシ

「こらっ、私達はまだ作戦の途中よ!」

 

カモノハシさんがヌートリアさんの肩を掴んで止める。ヌートリアさんは残念そうにしている。

 

イルイル

「私達の間ではヌートリアさんはさみしがりデカ、カモノハシさんは一球入魂デカと呼ばれています」

 

確かにそんな感じのするアニマルガール達だ、ヌートリアさんは此方を見ている……明らかに寂しそうに

 

ミライ

「ヌートリアさんは寒い所が苦手なんですよね。カピバラさんに似ていますがヌートリアさんの方がやや小さいんですよね!

また、カモノハシさんは哺乳類の中で一番古い歴史を持っている可 可能性もウワサされています。くちばしも特徴的で、微弱な電流や水流を感じ取る事が出来るんです!」

 

やはり此処で解説が来た……勉強になる

 

サーバル

「す、すごい……!流石先輩デカだよ!」

 

イルイル

「確か今はヌートリアさんが囮になって、襲い掛かってくるセルリアンをカモノハシさんが撃退する作戦の途中でしたか」

 

なるほど、2人で連携してセルリアンをおびき寄せるて倒してたんだ

 

カモノハシ

「そうよ、だからヌートリアはあっちに戻って囮になって!」

 

そう言いながら手に持つラケットで森の方を指す……森でセルリアンをおびき寄せて此方に戻って来るのかな?

 

ヌートリア

「もう結構寂しいんだけど……しょうがない。行ってきまーす(テクテクテク……)」

 

ヌートリアさんは少し項垂れながら森の中に歩いて行く

 

サーバル

「大変だねぇ、良かったら、意気込みとか聞かせて欲しいな」

 

サーバルさんは森に入って行くヌートリアさんを見送った後、カモノハシさんの方を向いて質問する

 

カモノハシ

「もちろん、この手で世を乱す悪人を捕まえるに決まってるわ!何がなんでもこの手で成敗してやるのよ!」

 

正義感が強い……のかな?これは……でも、やる気が凄い感じられて僕的にはまあ、良いと思う……

 

カモノハシ

「みんなは心配しなくて良いんだから!私に任せておけば良いの、その為にヌートリアは囮になってーー」

 

カモノハシさんがそこまで言った時であった……

 

 

 

 

 

 

ヌートリア

「うう、カモノハシちゃん、頭を撫でて撫でてー」

 

 

 

 

 

何故か囮に行ったヌートリアさんが戻って来た……

 

ショウ

「……戻って来ちゃったよ?」

 

カモノハシ

「って、なんで戻って来てるの!?囮役を続けなきゃ!」

 

ヌートリア

「だってぇ、誰の姿も見えない所で、1人で居ると寂しいんだもん」

 

カモノハシ

「これは何よりも重要な作戦なのよ!1番大事な役割のあなたがそんなんじゃだめでしょ!」

 

……本当にヌートリアさんは寂しがり屋なんだね……僕自身もお姉ちゃんに甘えてばかりだったから甘えたり出来ない寂しさは何となく分かる

 

それなら、誰かが構ってあげても良いと思う

僕はヌートリアさんの方を見て、手招きをする

 

ヌートリア

「……?」

 

ヌートリアさんは僕が手招きをしてるのに気付いて此方に近づいて来る……

 

ヌートリア

「どーしたのー?構ってくれるのー?」

 

そう言ったヌートリアさんの頭に手を伸ばして、撫でる

 

ショウ

「……構うって、こんな感じで良いの?」

 

流石に僕はみんなと身長差があるから背伸びしないと手が届かない……あ、ヌートリアさんの髪の毛なんかゴワゴワしてる……

 

ヌートリア

「おー、ありがとー!もっと撫でてー」

 

そう言ってヌートリアさんは膝をついて地面に座る……そのおかげで僕は背伸びをしなくてもヌートリアさんの頭に手が届く……やっぱりゴワゴワしてる

 

カモノハシ

「……はぁ、満足したらちゃんと仕事に戻ってね」

 

カモノハシさんは呆れた様に僕達を見ていたけど、温かい目でこちらを見ている。サーバルさんとミライさんもニコニコしながらこっちを見ている……あ、サーバルさんは少し羨ましそうにもしている……

 

後編に続く!




作者
「まーた、前後編に別れたよ」

ショウ
「しかもまた遅れてると言う……」

ミライ
「取り敢えずもう少し早く行動しましょう」

サーバル
「早起きは三文の徳、時は金なりっ!だよ?」

カラカル
「……正直本編以外出番が無いから早く本編を書いてほしいわ」

作者
「さいですか……あ、それとひとつ……

この作品、UA3000突破&お気に入り15行ったよ」

・ ・ ・ ・ ・

一同
「えぇ!?この駄作で駄文な作品に!?」

作者
「えぇ!これ書いてる途中で気づいてリアルに驚いてしまいましたよ!
あれか?某千の貌を持つあの方が裏で何かしらやったのか!?」

ショウ
「落ち着いて(グサリ)」

作者
「Siriにゲイボルグゥ!?」

ミライ
「えっと……

行動不能となった作者に変わりましてメモを読み上げさせて貰います……『お気に入り登録をして下さった方、閲覧して下さった方々、誠に有難うございます……これからも少しでも誰かが楽しんでくれたらの精神で執筆して行きます』……との事です。私からも心から感謝します!」

サーバル、カラカル
「それじゃあ、次回 後編お楽しみに〜!」


本当にありがとうございます、これからも頑張って行きます

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