人が嫌いな少年は槍を持つ   作:スコープ

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作者
「ハロウィンですね(くっそ遅い)」

ショウ
「まさかのイベント本編を省略……」

作者
「だってショウが居ても展開変わらないしぃ……それにサーバルが魔女っ子トリケリアンに吹き飛ばされた時に暴走しそうだしぃ……出せそうな神話生物が寧ろ本来描写されない仮装大会の方がやりやすいしぃ……ね?良いでしょ?ね?ね!?」

ショウ
「……分かった」

作者
「シャラオラァ!



あ、余談だけど園長LOVE勢の殆どは少し変わってる……と、思うよ。それではハロウィン21日遅れ記念のハロウィンイベント投稿、お楽しみいただければ幸いです(はぁと)」


happy Halloween!! 仮装大会!

〜ショウの日記〜

10月31日

僕たちは盗まれたハロウィンのお菓子や道具を全て取り戻した……んだけど、その後サーバルお姉ちゃんが「ショウも何かの仮装してみようよ!」と言って僕も仮装大会に参加する事になった……

衣装を受け取る為にサーバルお姉ちゃんは大会受付の衣装レンタルに行って来ている……

 

 

 

……ショウ視点

 

 

ハロウィン特別仮装大会会場in森林エリア。そこで僕達は仮装をする事になっている。ハロウィンのお菓子や道具を奪っていたセルリアンは倒し、サーバルさんを吹き飛ばしたセルリアンを殲め……しっかりと倒したから後はノンビリとハロウィンを楽しむだけ……だと思う

 

サーバル

「と言うわけで……はいショウ、これ衣装ね!」

 

そして戻って来たサーバルさんから手渡されたのは……小さな……えっと、リボン付きのシルクハット?とセットになったフサフサの狼っぽい付け耳と、モフモフの毛が沢山付いている長袖の洋服に、尻尾次のミニスカートそれに灰色色の靴下……確かニーハイ、だったけ?それがハンガーに掛けられた状態で持って来られた

 

セグロジャッカル

「……サーバル、それ……女の子用の衣装じゃん。ショウは男の子だけど?」

 

僕の隣で悪魔っぽいツノ付きカチューシャと、悪魔っぽい小さな羽付きの黒いドレス。本来の尻尾はドレスの下に隠して、先端が矢印の様な黒い尻尾が代わりに揺れている……

普段とは打って変わってかなり可愛らしい服装になったセグロジャッカルさん。他にも普段よりもかっこよさを上げた感じのブラックパックさんや、衣装のテーマが吸血鬼の為普段と格好の違いが少ないナミチスイコウモリのナミチーさんと自由気ままにパトロールし隊のカグヤコウモリさん、ウサギコウモリさん、テングコウモリさんなど……まあ、個性的なメンバーが揃っている。因みにサーバルさんとミライさんの衣装は……

ミライさんは簡単に言うと魔女かな?やけに沢山のお菓子を持っているのは別として

サーバルさんは……皮のジャケットにジーンズ。そして狼の耳……それを着ている以外はいつも通りの服装かな。そして狼耳はいつもある動物の耳に被せる様に着けている。成る程アニマルガールはそうやって他の動物の耳を着けるんだ……

 

 

それはそれとして……

 

 

流石に僕も女の子の服を着るのにはほんの少し抵抗がある。具体的にはアニマルガールから変な目で見られそう。例えばそこで赤ずきん?の衣装を着ているコモモさんとか、此処には居ないけどリカオンさんとかその他のアニマルガールさん達。だから出来ればサーバルさんが傷付かない様に断ろう……

 

ショウ

「さ、サーバルさん……えっと、僕もちょっと女の子の服は……」

 

サーバル

「んー、そう?可愛いと思ったんだけど、嫌なら無理に着ろとは言えないしね」

 

ショウ

「ん、着替える場所ってどこ?」

 

断ろう……と、思ったけどやっぱり着る。サーバルさんがいつも「楽しいイベントは全力で楽しもうね!」とか良く言ってるし、そんな残念そうな顔をされるとこっちが辛い

 

ミライ

「何と言う事でしょう……サーバルさんの一言で対応が180度回転したではありませんか……」

 

セグロジャッカル

「手のひらポリキャップ……」

 

ブラックパック

「くっ、余りにも速過ぎる回転……!我が闇の力を用いても捉えきれなかった……!」

 

みんなが何か言っているけど気にせずにサーバルさんに教えて貰った更衣室に向かう。更衣室に向かう途中で少し離れた場所でニホンオオカミさんに絡まれてるカラカルさんとかも居たけど、楽しそうだったから放っておいた

 

 

 

 

サーバル

「おぉ……」

 

着替えて戻って来ると、サーバルさんが目をいつもより少しだけ開けながら驚く……一応、僕自身でも鏡を見て自分の姿を確認したけれども……簡単に言うと、女の子にしか見えたなかった。僕が言うのもおかしい様に思えたけれど、サーバルさん達の反応を見るとやはりみんなから見ても女の子にしか見えないらしい……

 

ミライ

「ふふふ、似合ってますよ。何と言うか……完全に女の子ですね」

 

似合ってると言いながらその後の言葉が詰まって最終的に女の子にしか見えないと言ったミライさんに頭を撫でられる僕。頭に乗せた狼耳がズレない様に調節をしながら撫でられる

 

セグロジャッカル

「いやいやいやいや……幾ら何でも似合い過ぎでしょ……何よこれ……ねぇサーバル、もっと長いスカート無かったの?」

 

そして、そんな僕を見ながら頭を抱え、サーバルさんに近づいて話しかけるセグロジャッカルさん。そんな風に少しガヤガヤと過ごして居ると仮装大会会場の受付……の横の横の横の横とでも言うべき場所にある、審査員兼実況解説etc...席と書かれたテーブルに居るカボチャの様な帽子とズボン?と黒っぽい袖無しの上着で所々がツタの様になっている黄色の髪を持つアニマルガール……?と、黒い髪に犬の顔の様な形で結ばれた?束が2つあり、尚且つ犬耳を持っていて、長く鱗があり、付け根がフサフサとしている尻尾を持ったかなり肌を出した服装のアニマルガールの2人がその席に居た。

そして、カボチャの様な帽子を被ったアニマルガールがマイクを手に取り、立ち上がり、マイクを持ってない左手を広げながら喋り出す

 

カボチャ帽子のアニマルガール

「やあやあ!今年もやって来たねハロウィンが!この会場にも溢れんばかりのお化けや悪霊のお友達(フレンズ)がいっぱいだな!っとと、私の事を知らない奴も居るよな?なら教えて進ぜよう!私はジャック・オー・ランタンのアニマルガールさ!え、元がアニマルじゃ無いって?気にすんな!それと私の事を呼ぶ時は『ウィル』って呼んでくれると嬉しいなー!

そして私の隣に居るのは〜」

 

何というか……凄く、テンションが高い。毎年こうなのだろうか?そして隣に座ってた黒いアニマルガールがゆっくりと立ち上がり、ウィルさんとは反対に落ち着いた声で話しだす

 

黒いアニマルガール

「私はウィルのブレーキ役のケルベロスだ。一応ジャパリパークの地下で守護獣としての役割を担っては居る。が、気軽に『ルハ』と呼んでくれて構わない。それとセルリアンがちょっかいを出して来たら私が捻じ切るから安心してくれ」

 

ケルベロスのルハさんは最後に少し笑うと席に座る。堂々としていてカッコいいと思うのと同時に、守護獣……ミライさんから聞いた話では簡単に言うと物凄く強いアニマルガールだ。その守護獣がブレーキを掛けなければ行けない程と言う事が気になる。ウィルさんって実はとんでもない人なのだろうか?所謂頭のネジがぶっ飛んでるとかそんな感じ?

 

ウィル

「ハッハッハ、相変わらずルハはカタイねー。それにハロウィンだからかセルリアンに盛大に悪戯された子とかも居るよね……気分……下がったよね?

んじゃ、景気付けだ!此処で派手に私流の悪戯を1つ見せてやるから、よぉ〜く見てろよぉ!」

 

そう宣言して、手に何時の間にか現れてたカボチャ型のランタンを空中に放り投げる。会場に居るアニマルガールの一部が「?」と首を傾げているが、他のアニマルガールは「あっ……」と、何かを察した様だ

 

ウィル

「こんな風に集まったんだから全力で遊ぶ(悪戯する)ぞ!」

 

そうウィルさんが叫んだ瞬間、放り投げられたランタンが急に膨らみ、そのままパッカーンと爆発する。爆発と聞くと煙や炎が出て来る物だと思って居たが、そのランタンは煙の代わりに袋に入れられた色取り取りの綿飴、飴、ガム、その他多数の袋に詰められたお菓子が空中に舞い、そのまま僕達のいる地上に落ちて来る……

 

ルハ

「さて、いつもの暴走が始まる前にさっさと仮装大会のルールを説明する。怪我をさせ無い程度の悪戯を様々な相手にしたりされたりを繰り返し、最後……夜に投票を行う。投票は1人1票だが、投票理由は『衣装が可愛い・カッコいい』『悪戯が面白かった』『悪戯をしてスッとした』『何と無く』……何でも良「後は相手の事が好きだから投票するとかな!」……おい、今は私が喋っている。落ち着くか静かにしろ。

……おほん、それでは」

 

ウィル

「悪戯の狂宴……此処に有りーッ!」

 

わぁぁぁ!と、ウィルさん達の話が終わると同時に色んな場所で悪戯が始まる。なんか……少しだけ、怖い。あんまりこう言う状況に慣れてないからだとは思うけども……何より、そこのコモモさんが手をワキワキと動かしながらこっちに向かって走っている……

 

 

 

え、こっちに?

 

コモモ

「ショォォウくぅ〜んっ!」

 

ショウ

「へ、え?わ、わぁっ!?」

 

コモモさんが走ってくる様子を正面に捉えたと思ったら、何時の間にか目の前に来ていた……かと思った次の瞬間には背後から抱き着かれる

 

コモモ

「すぅーはぁーすぅーはぁー……うふふ、ショウ君、狼姿似合ってますよ」

 

ショウ

「ひゃっ……う、うん……ありが、とう」

 

頭の匂いを嗅がれ、お腹の辺りを撫でられた際に少し擽ったくて声が出た事以外は特に何もされず、いつも通りのコモモさんだった。サーバルさんはむぅ〜と、唸りながらこちらを見ている……かと思えば

 

サーバル

「もう、ショウはコモモのじゃ無いんだからね!」

 

そう言って僕をコモモさんから奪い取って(取り戻して?)そこそこ強く抱きしめる。そんな2人の様子を見た自由気ままにパトロールし隊のみんなは別の所に移動して、ナミチーさんはバズーカをお披露目、ブラックパックさんとセグロジャッカルさんは溜息をつきながら、ミライさんは……微笑ましそうにこちらを見ている。そんな事を気にせずに2人は僕を挟んで口論をしている

 

コモモ

「良いですか?ショウ君に狼衣装を着せた手腕は認めますが、ショウ君の今ある儚さや尊さを真に受け止め、理解出来ているのはこの私だと、そう思っています」

 

サーバル

「にゃ、にゃにおぅ!ショウは確かにあんまり笑わない所為でちょっと不気味とか言われちゃうけどさ!実は結構、美味しいとかそう思った時とか眉が少しだけ下がったり、甘えたい時には目を少し細めてて口の端っこがちょっと下がるんだよ!そう言うちょっとした変化が可愛いし、私にしか見せてくれない一面だってあるし……甘えてる時のショウの顔は本当に可愛いしぃ〜、実はお化けが苦手だったり〜、うえへへへへへ……」

 

セグロジャッカル

「サーバル、あんた危ない奴にしか見えなくなって来てる……と言うか危ない奴でしょアンタ」

 

口論……?の途中でだんだんとニヤケ顔になって行くサーバルさんに少し、いやかなり引いている様子のセグロジャッカルさん。

と言うかお化けが苦手なのは黙っててって言ったのに……恥ずかしい……

 

コモモ

「……どうやら、譲る気は無さそうですね」

 

サーバル

「当たり前だよ!」

 

ショウ

「(あぁ、もう良いや。なんか疲れた)」

 

今の状態の2人に挟まれてると少し怠くなる。もう少し落ち着いて欲しい

そう思って溜息を吐くと、突然

 

???

「へいへい!溜息に喧嘩とはハロウィンには似合わないぜBaby?」

 

先程聞いたような声が横から聞こえてくる。

そちらを見ると顔にクリームやら絵の具やら……兎に角、物凄い事になっているウィルさんが居た。そしてそれを見たブラックパックさんが「げっ……」と呟いていたのを耳にする。どうかしたのだろうか?

 

ウィル

「何々?噂のショウと言う子供を取り合いですかなお嬢様方?ほらほら、一旦cool downして餅ついて投げ合って一緒に餅塗れになろうや……」

 

サーバル

「いや、遠慮しとく……」

 

ウィルさんのよく分からないテンションにサーバルさんも少し引いている……と言うかウィルさんの顔の惨状に引いている。ウィルさん自身は「ああ、この顔?なんかみーんなtrick or trick(悪戯か悪戯)って言っててね……ご覧の通りだよ」と、気にはしてない様だった

 

ウィル

「で、なんで喧嘩してたんだい?」

 

サーバル&コモモ

「「それはーー」」

 

 

 

 

 

ウィル

「ほうほう、成る程」

 

サーバルさんとコモモさんの説明にウィルさんは腕を組み、ふむふむと頷いて聞届けると、人差し指を立てて「ならさ……」と、2人を見ながらこう告げる

 

ーーショウにどっちが良いか選んで貰えば?

 

サーバル&コモモ

「「ショウ(君)!私だよね!?(ですよね!?)」」

 

ショウ

「サーバルさん」

 

セグロジャッカル

「ノータイムで返事……」

 

2人が一旦離れて僕に質問をする。それに直ぐに答えてサーバルさんに抱き着く。悩む必要は無いし、サーバルさんと他の何かを比べられる事なんて無い。と言うか選ぶ必要があるなら即座にサーバルさんを選ぶ。ただ、即答した所為でコモモさんが固まってるけど……

 

ブラックパック

「……ところでショウ、そこで寂しそうに見ているカラカルとニホンオオカミは放っておいて良いのか?」

 

ショウ

「え?」

 

ブラックパックさんが指差した方を見るとそこにはカラカルさんが此方を見ていた。ニホンオオカミさんはカラカルさんの背後に居る

 

カラカル

「……やっほー、久し振り……」

 

ニホンオオカミ

「やっほー!楽しんでるー?」

 

元気の無い声で手を振りながら挨拶をするカラカルさんと、反対に元気に手を振って挨拶をするマヨネー……ニホンオオカミさん。多分、いつもみたいにニホンオオカミさんに連れ回されたんだと思うけど……いつもより疲れてる様だ。因みに仮装はカラカルさんは大きな鎌と黒いローブで多分死神。ニホンオオカミさんはマヨネーズ。いや、ニホンオオカミさんについてはマヨネーズとしか言えない。

 

ミライ

「カラカルさん、お疲れ様です……そして、ニホンオオカミさん……えっと、お久し振りですね!お元気そうで何よりです!」

 

ニホンオオカミ

「えっへっへ〜、私はいつも元気だよ〜。さて、今回はハロウィンらしく悪戯しに来ました!」

 

ウィル

「おお!来たね来たね!悪戯来たねぇ〜!って、私も悪戯する為にこっちに来たんだったわ!いやぁ、忘れてたよ」

 

そう言ってニホンオオカミさんは……マヨネーズの形をした道具を、ウィルさんは……袋?を取り出す

 

ウィル

「ほら、これやるよ」

 

取り出した袋をサーバルさんに手渡し、数歩後ろに退がるウィルさん。この動きにサーバルさんは不安そうに袋を見て

 

サーバル

「いや、悪戯って分かってたら態々引っかかる必要は……」

 

そう言って溜息をつく。そして次の瞬間

 

 

 

 

サーバル

無いけどどんな悪戯か気になる!

 

ガバリと、勢い良く袋を開ける。そして中を見ようとすると同時に「うひゃあ!?」と、尻餅をつく。その際に袋は投げられて、丁度僕の近くに来たからキャッチしておく

 

ウィル

「おうおう、大丈夫かい?」

 

ウィルさんがサーバルさんの手を引いて起こす中、僕も袋の中身を見てみると……

 

◉<コンニチハー

 

……目玉の、オモチャ?か何かが入っていた。ああ、そう言えばサーバルさんってこう言う……確か、グロテスクって言うんだっけ?そう言うのが苦手だったっけ?まあ、この目玉は良く見なくても作り物って分かりそうな物だけど……袋の中にあるから暗くて本物っぽく見える

 

ニホンオオカミ

「ふふふ、ねえねえショウ」

 

ショウ

「え?何『パパンッ』わわ」

 

ニホンオオカミさんに背後から肩を叩かれ、振り向くとマヨネーズの形をした物が軽快な音を立てながら紙で出来た飾りを飛ばす……それ、クラッカーだったんだ。そう思いながら「どう?どう!?どうだった!?」と聞いてくるニホンオオカミさんな「び、ビックリした」と返すと、満足そうに次のアニマルガールの元へ向かって行く……カラカルさんと固まったままのコモモさんを引き摺りながら

 

サーバル

「オタッシャデー……」

 

ブラックパック

「それでは、私も意思が呑まれぬ程度に闇を披露し、皆を魅せてこよう」

 

ミライ

「おや、行ってしまうのですか?」

 

ブラックパック

「……ジャック・オー・ランタンの本気の(・・・)悪戯を見れば嫌でも分かる。後ショウよ……楽しむのだぞ」

 

ショウ

「あ……行ってらっしゃい……」

 

ブラックパックさんはブラックパックさんで悪戯をするそうだ。さて、今居るメンバーは……セグロジャッカルさんにミライさん、ウィルさん、サーバルさんと僕。

そうやって今居る人の確認をしていると、ウィルさんが僕の肩に手を置き「お菓子は、好きかな?」と、優しく聞いてくる。それに僕は先程のブラックパックさんが言っていた事があって「一応……」としか答えられない。けれどその答えを聞いたウィルさんはニパッと音がしそうな笑顔になって

 

ウィル

「よっし、それじゃあ誰かに悪戯をしてどれだけ面白かったかで採点してやる!点数次第ではお菓子もあげるぞ!」

 

サーバル

「え、え!?急に何!?」

 

ウィル

「ん?あぁ、説明しないとな。折角のハロウィンなのにーー」

 

突然のウィルさんの大きな声にサーバルさん達は驚いてこちらを見る。それにウィルさんがざっくりとした説明をしようと……した所で

 

ミライ

「ウィルさん、説明をしようとしている所で申し訳無いのですが……セルリアンです

 

ミライさんに指差す先には何時ものカラフルなセルリアン達……あれ?そう言えばルハさんがセルリアンを対処するって言って無かったっけ?

 

ショウ

「……ねぇ、ルハさんは?」

 

セグロジャッカル

「あ……アレ」

 

セグロジャッカルさんが呆れた様な目で見る方を全員で見ると、そこには色んなアニマルガールに囲まれて悪戯の餌食になっているルハさんがいた……あぁ、うん。あれは仕方ないね

 

ウィル

「んー?おいおい、ルハがっつり捕まってんじゃーん……よっし、此処は私が悪戯してあげ(殺ってしまい)ますかね!」

 

現れたセルリアン達も僕たちの方へと突撃してくる……普段ならその突撃を避けて横から攻撃したりする。だけれど……今は、ウィルさんが正面を陣取って左腕をゆっくりと上げる。ふと背中に冷たい物が触れた様な寒気がする。それは……とても楽しそうに笑っているウィルさんの顔とは裏腹に、ウィルさんから放たれるプレッシャーと、その背後から滲み出る様に出て来た『火の玉』から感じた物だった

 

ウィル

「……死者の霊魂よ(ルーメン)

 

一言。そう、一言の単語を呟いただけだった。それだけで背後の火の玉は目にも留まらぬ速さでセルリアンを貫通していく……不思議な事に燃える事は無く、ただただ貫いて行く。それは恐ろしくもーー

 

 

 

 

ーー凄く綺麗だった

 

ウィル

「よっし、いっちょあーがりぃー!」

 

火の玉が消え、一瞬でウィルさんからのプレッシャーが消える……

 

ショウ

「はふぅ……」

 

……意外と、僕はプレッシャーに弱かったのだろうか?足腰に力が入らなくなり、ガクリと尻餅をつく……寸前に、サーバルさんに支えられ、そのまま流れる様におんぶをされる

 

ウィル

「おろろ?あっちゃー……ごめんなー、無意識の内に威圧してたよ……ほれ、グミでも食って落ち着きな」

 

サーバルさんの背中の上に乗る僕は、手渡されたグミを口に放り込みながら、先程の火の玉から感じた寒気に付いて考えーーようとして、口を押さえる

 

 

 

……何、この……何?いや、ほんとなんなのこのあじ……うぇ

 

サーバル

「え、ちょ、ショウ大丈夫!?」

 

ウィル

「え、あれ?あ"……ごめんなさい、それ悪戯用のゲキマズグミだった……」

 

セグロジャッカル

「ちょっと!?」

 

ショウ

「うぇ……ドブ水と焼いたゴ○ブリと生のイナゴの味……」

 

サーバル

「生々しい!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、取り敢えず普通に美味しいグミを数個食べて口の中の味を上書きした。あれが悪戯用って事はアレを誰かに食べさせるつもりだったって事で……成る程、あの時ブラックパックさんが「げっ」と言って居たのはそれが理由……う、味を思い出したら吐き気が……

 

サーバル

「よしよし……」

 

ショウ

「んん……♪」

 

……吐きそうになるけど、こうやってサーバルさんに撫でられたりするならもう何個か食べても良いかもしれない

 

セグロジャッカル

「……ほんっと仲良いわよね……」

 

ミライ

「まあ、そうですね……」

 

現在はベンチの上で横になってサーバルさんに膝枕をされている。とても心地良い。『夕日に』照らされてほんのりとあったかい。

それを見てほんのりとした雰囲気になっているミライさん、セグロジャッカルさん、ウィルさん

そしてウィルさんが苦笑いをしながら

 

ウィル

「いやぁ、本当にごめんな。お詫びと言うか、何というかどんな悪戯でもして良いから許してくれないかな?」

 

と、言って僕の前にしゃがみ込む

 

……うーん、どんな、悪戯でも……かぁ

 

ショウ

「……本当に何でも?」

 

念の為確認を取っておく。するとまてニパッと笑いながら

 

ウィル

「おう!何でもだ!本当の本当にな!……ちょっとぐらいえっちぃ事でも良いぞぉ〜

 

僕の頭を撫でて、最後の一言だけ僕の耳元で囁く様に言った……凄くくすぐったかった

と言うか……えっちぃ事……?

 

サーバル

「ウィル、待て」

 

グワシ

 

ウィル

「(あ、やばこれやばいやつだ)」

 

僕が首を少し傾げると、サーバルさんがニコニコと笑いながらウィルさんの頭を掴む……その時のウィルさんの考えている事が手に取るようにわかる様だ……

 

サーバル

「……言い遺す事は何かある?」

 

ウィル

「はは、やだなー、まさかそんな児童福祉法34条1項6号に反する事する訳ないでしょー私これでもハロウィンの守護獣みたいな物だしさー……ね?」

 

ニコニコとした顔を変えずに脅す様に尋ねるサーバルさんに少し、いやかなり冷や汗をかきながら苦笑いをしているウィルさん。ウィルさんがジドー……なんちゃらに反する事はしないと言うと、「おふざけでも次は無いからね?」と言って手を離す

"ガルルルルルル……"

……お姉ちゃんが、何か唸ってる?

 

サーバル

「……ねぇ、今更なんだけどさ。何でそんなにショウに悪戯させようとするの?」

 

サーバルさんが髪の毛を弄りながら先程の様な笑顔では無く普通の笑顔で尋ねる。ホッと胸を撫で下ろすウィルさんはコホンと咳払いをして

 

ウィル

「ま、さっきのは冗談として……色んな奴からショウの事聞いて見たけどさ、子供らしいヤンチャをしてないだろ?子供がヤンチャしないなんてちょっとなー」

 

と、僕の頬を突っつきながら穏やかな口調で言う。ああ、そう言えばお姉ちゃんも良く『子供らしくはしゃいでも良いからね』って言ってくれてたっけ……そうやって以前の事を思い出しそうになっていると、黒い人影が近付いて来る

 

ルハ

「だからと言ってお前はやり過ぎるだろう。何の為の(ブレーキ)だと思っているんだ?」

 

ウィル

「まじサーセン」

 

ルハさんが、適当な返事をしたウィルさんの頭を器用に尻尾で叩きながら僕に向かって口を開く

 

ルハ

「やあ、お前がショウだな?初めまして……私はケルベロスのルハ。ジャパリパーク地下の守護獣をしている。まあ、日が暮れて来ているが楽しんでくれ」

 

それだけ言うと直ぐに去って行ってしまう……何がしたかったのだろうか?

 

セグロジャッカル

「……何がしたかったのかしら?」

 

ミライ

「……さあ?っと、もうそろそろ動きますか?」

 

ショウ

「うん、それに……せっかくだし、誰かに悪戯してみる……」

 

とてもとても名残惜しいけどサーバルさんの膝から頭を起こし、そのまま身体を起こす。そしてベンチから降りて背伸びをしながら立ち上がる。そして僕が『悪戯』と言った辺りからウィルさんの目つきが変わった

 

ウィル

「お、遂にショウの悪戯が見れるのかな!?な!?

 

よっしゃlet's go!」

 

……ああ、何と言うか……うん。ウィルさんのこう言う所は苦手かも知れない。立ち上がって歩き出そうとした瞬間に手を掴まれ(優しく。だけど離れないぐらいには強く)、そのまま走って行く……僕は付け耳が落ちない様に押さえながら背後を見てみると皆んながポカーンとした表情でウィルさんと僕を見ていた

 

 

 

 

 

 

ウィル

「よし、先ずは通りすがりの匿名フレンズ2人に悪戯をするぞ!」

 

ショウ

「通りすがりって……カラカルさんとニホンオオカミさんじゃん……」

 

ウィル

「そうとも言うな!」

 

視線の先にはマヨネーズの怪人……じゃなかったマヨネーズと死神風のカラカルさんが居た。2人もついさっき悪戯を終えた所らしく、ウィルさん曰く「生き物が一番油断するのはいつだと思う?……獲物を仕留めた時さ」と、無駄にカッコいい声で言っていたけれど笑い方が少し……いやかなり悪い笑い方だった

それで僕はあの2人に悪戯をするのだけれど……本当にアレ(・・)で良いのだろうか?そう言う意味を込めてウィルさんの目を見ると親指を立てられた……うん。行けって事だろうね。

僕はゆっくりと近付く……足音は周りの声とか悪戯道具(バズーカ)の音でかき消えてそこまで気にしないで良い。ただ、僕にとって一番難しいのは……大声を出す事。それが出来なければ……

 

ショウ

「(……この距離なら、行けるかな?)」

 

程々に近付いた僕は次は走り出す。走って近付けば流石に足音にきつかれる。けれどこれなら大丈夫。

僕は飛び込んだ

 

カラカル

「えっ誰ーーきゃっ!?」

 

ショウ

「た、食べちゃうぞー……!」

 

ボフンと、飛び込んだ僕は振り向いたカラカルさんに抱き留められる。抱き留めたカラカルさん自身はまだ僕と気付いて居ない……いや、今気付いた。ニホンオオカミさんはニホンオオカミさんで「おお、また会ったねー」とノンビリとしている

 

カラカル

「全く……急にどうしたのよ」

 

悪戯に怒った……と、言う感じはしない。多分、心配しているって感じ……かな?眉を下げてるし……それに、何と無く楽しそうな雰囲気がある

 

ショウ

「……悪戯?」

 

ふとこれが悪戯なのか?と言う疑問も感じた事もあって首を傾げながらの返事になってしまった。

カラカルさんは何故か別の方を向いているけど……

 

ショウ

「……カラカルさん?セルリアンでも出たの?」

 

カラカル

「え、いや、その……そうね!ちょっと物音がした気がしたからセルリアンかしらねー」

 

獄炎三頭獣!>

パパパパッカァーーン>

 

ショウ

「……多分、倒されたね」

 

カラカル

「……そうね」

 

何処か見えない所でセルリアンが倒されてるのを知った所でカラカルさんが僕を離し、そのまま流れる様にニホンオオカミさんに抱っこをされる。

……カラカルさんに抱き留められた時より苦しい

 

ウィル

「おうおう、良い悪戯だったぜショウ!」

 

カラカル

「うげ……」

 

ニホンオオカミ

「うわ……」

 

ウィル

そこまで露骨に嫌がらないで欲しいなぁ!?

私、君達に()何かした覚えはないんですけどねー……」

 

こちらにスキップをしながら来たウィルさんを見たカラカルさんとニホンオオカミさんはヤバイ奴が来たとでも言いたそうな表情をする。

と言うか君達に『は』って事は他の人には何かしてたんだ……

 

カラカル

「……あんたクソマズグミは兎も角袋ネタと爆破ネタが問題なのよ」

 

ウィル

「何!?相手の嫌な所を抉る袋ネタと安心安全アフロヘアー化の爆破ネタがダメと申すか!?」

 

ニホンオオカミ

「爆破ネタがマヨならなぁ……」

 

ウィル

「えぇ……それ汚れ落ちにくいじゃん……折角の衣装を調味料塗れにするのはねぇ……」

 

カラカル

「爆破も煤まみれになるでしょうが」

 

ニホンオオカミさんはどれだけマヨネーズが好きなのだろうか?と言うか爆破の何処が安心安全?あと落ちにくい汚れは本当に面倒だからやめようね。あとあの吐きそうになるグミはまだマシだったのか……

とか、色々言いたいけど此処はグッと我慢をして今言うべき事を言おう

 

ショウ

「ねぇ……もう夜になるよ?」

 

3人

「あ」

 

いつのまにかもう夕日は落ち切って薄暗くなって来ている、恐らくもう直ぐ月も出て来る。カラカルさん達アニマルガールは元動物の特徴として夜でも比較的良く見えるらしい……だから薄暗くなっても何かに集中していると気付かないのかな?

 

ウィル

「こほん、それでは投票でまた会おうっ!」

 

シュバッと音を立てながら走り去って行く。

そして僕はニホンオオカミさんに抱えられたまま移動する……下ろしてー

 

 

 

 

 

 

サーバル

「あ!ショウ、カラカル達と一緒だったんだね!無事で良かったー」

 

セグロジャッカル

「無事……無事?なのかしら……?ニホンオオカミにぬいぐるみの如く抱きしめられてるけど」

 

ミライ

「スキンシップの1つなので無事なのでは?」

 

投票会場……と言うより最初の場所でサーバルさん達と合流する。投票自体は受付でもう済ませて後は発表を待つのみ……

それよりもサーバルさんと会えた事でホッと一安心した所で審査員席の方から明るい何か……ランタンが上に投げられ、軽い爆発を起こす。その爆発にみんなは意識が向き、そのまま爆発の原因……ウィルさんに視線が行く

 

ウィル

「ひゅー!みんな、良い悪戯だったぜぇー!私も漲っちまって今軽ーく爆発を起こしちまうくらいにはな!それにしても投票理由とか今年はメチャクチャなの多いな!なんだよ『マヨラーだったから』とか『うへへへうへへへ』って!前者は同士的な繋がりとして後者ェ……

ま、そんじゃサクッと10位から1位までをご紹介だ!先ずは……10位!ナミチー、君だぜ(イケボ)」

 

ナミチー

「く、10位か……バズーカじゃ足りなかったか」

 

ウィルさんがテンション高めに投票結果の発表を始める……こう言うのってもっと前置きとかある物だと思ってた

 

ウィル

「投票理由は『おのれバズーカ……』とか『来年を楽しみにしててね♡』とかが有ったな!次は9位……9位はなんとガイドさん事パーグクガイドのミライ!」

 

ショウ

「え?」

サーバル

「うぇ?」

セグロジャッカル

「えぇ……?」

 

ミライ

「……はい?」

 

9位とは言え参加していないのと同じ様な状態だったミライさんの名前が出て来た事に全員がミライさんの方を向く。どうやらミライさん自身も何がなんだか分かって居ない様だった

 

ウィル

「投票理由は『普段解説している人が解説してない……怖い』『すわ新手の悪戯か!?と思いました』『ガイド……解説……ウッ頭が』『涎が垂れてなかった』『まさか偽物……!?』……おう取り敢えず投票理由欄で会話するのはやめーや。にしてもダメな信頼されてるなガイドさんよ……

さて、次は8位だ!何と何と8位は……セルリアン!?なんでさね!?えーっと理由は……『守護獣に向かって行く勇気……最早関心する』『いつも砕いてるから』『ーーーー!(たすけて)』『セルリアンの襲撃って無いと逆に不安』……これもこれで酷い理由だな。まあ、確かに此処には居ないけどルハに立ち向かう勇気は認めないとな!アイツ容赦無いし」

 

ルハさん……そう言えば居ないな。と、思いながら「……バズーカがセルリアンに負けた……」と落ち込んでいるナミチーさんを眺める

 

ウィル

「ほんじゃま、次は7位!おおっとこれはー!?7位はコモモ、あんただゼィ!投票理由は主に『その魅力分かるわ!』とか『石みたいに固まってるの笑った』なんかだな!悪戯関係無いな……」

 

コモモ

「……私そもそも投票されに来た訳では……いえ、何でもありませんわ」

 

あ、元気になってる。もう石みたいに固まって無い。結構失礼な事を考えながら次の投票結果を待つ

 

ウィル

「そんじゃ次は6位……おろろ?ほうほう……ブラックパック、あんたが6位だ!」

 

ブラックパック

「ふ……我が闇の力を持ってすればこの様な催事、取るに足らないのだが……些か我が闇の力の流れが不安定でな」

 

ウィル

「かかか、当然よな。此処を支配するのは悪鬼羅刹が蔓延る夜の権化。ジャック・オー・ランタン……生に属するお主の闇など我が深淵の闇を持ってすれば砂漠に落ちた水滴よ」

 

……

 

……

 

……似合わないね

 

ウィル

「……無反応過ぎて寂しなー。次の投票結果はな、えっと……5位!ニホンオオカミ!『マヨラーの熱意……伝わりました!』『私ケチャラーからマヨラーになります!』『いあ!いあ!まよねぇず!』『迷ったらマヨネーズですな、ふぉふぉふぉ』『いつかお前も醤油派にしてくれる……』とかあったぞ!おいおい、ニホンオオカミ。そんなに尻尾振ってるとまた犬って言われるぞー……さて次は4位!カラカル!投票理由は……『一緒にマヨネーズを布教してくれた』『マヨラーの側近』とかだな。まさかのオマケ……」

 

カラカル

「……これってどう反応するのが……正解なの?」

 

ショウ

「喜べば……いいんじゃ無い?」

 

カラカル

「わーい」

 

乾いた声で喜ぶカラカルさん。それにしても会場にマヨネーズを持ってる人が多い原因ってそれか……

 

ウィル

「ドンマイ!そんでもって3位は〜……?……。……?……。……!?……ふむ」

 

投票結果を見ながら表情をコロコロ変えるウィルさん。

 

サーバル

「いや、1人で納得してないで教えてよ!?」

 

ウィル

「あっはっは!ごめんな!3位はな……ショウ!君だぜ!」

 

……ん?

え?僕?と自分を人差し指で示すと頷かれた……え、理由は……

 

ウィル

「えー、この理由言って良いのかな?まぁいいや『食べちゃうぞ可愛いィィィィィィ!』『萌へぇ……萌へぇ……』『やっぱり小学生は最っ高ね!』『ケモミミショタ……もうショタコンで良いです』

 

……このパーク大丈夫かな?3位のショウ君!一言お願いするよ!」

 

ゾクリと背中に冷たい物が触れたような感覚がする……周りを見渡せば何人かのアニマルガールが此方を見ていて、温かめな視線と……何か、凄い視線の2つが僕に注がれている

そして僕に向けられたその視線に全く気付いて無いのか無視しているのかウィルさんは堂々とマイクを渡してくる

 

サーバル

「……」

 

無言でサーバルさんが僕を抱きしめ、視線から守る様にする。感覚的には温かめの視線が増えた……気がする

取り敢えず手に持ったマイクを口に近付け一言

 

ショウ

「……ありがと」

 

今度は温かめの視線が減り、凄い視線が増えた感じがする……それに怖くなってサーバルさんの背後に隠れるとまた温かめの視線が増えて凄い視線が減った……忙しいね

ウィルさんにマイクを返して出来るだけ視線から逃れる様にサーバルさんの背後に隠れる

 

ウィル

「さてと、次は2位だ!2位は……何と、此処で去年の優勝者フェアリーが!?投票理由は『小悪魔系妖精とか素晴らしい』『悪戯したい』『あの可愛さは小悪魔では無く天使』とかそんな風だな!フェアリーさん一言どうぞー!」

 

フェアリー

「皆さん、楽しんでくれましたかー!?」

 

「もちろーん!」と他のアニマルガールが返事をするのを聞きながら1位のアニマルガールの発表を待つ。ウィルさんはフェアリーさんからマイクを受け取り、一旦審査員席の前まで戻る

 

ウィル

「さあ、投票の結果見事1位を獲得したアニマルガールは一体誰なのか!?気になるか?気になるか〜?気にならなくても発表するヨ第1位!ダララララララララ……」

 

口でダララララと言いながら審査員席から走り出し、他のアニマルガール達の前を行ったり来たりをし続ける。それを誰が選ばれたのかを知る為に目で追う……そして

 

ウィル

「デン!1位は君だぜ……

 

セグロジャッカルゥゥゥッ!

 

ワァァァァッと様々なアニマルガールが声を上げ、同時に何名かが憐れむ様な目でセグロジャッカルさんを見るどうしたのか……と疑問を感じると同時にセグロジャッカルさんが連れて行かれる。そして審査員席の前に立ち、マイクを渡しながら

 

ウィル

「それでは、今の気持ちを五七五で!

 

セグロジャッカル

「……は?」

 

唖然と声を出しウィルさんを見るセグロジャッカルさん。それを全く気にせずに「5!4!3!2!1!はいどうぞー!」と容赦無くカウントダウンを終えるウィルさん。そしてセグロジャッカルさんは……

 

セグロジャッカル

「ふざけるな 俳句読むとか 聞いてない!」

 

ウィル

「10点満点中3点!そら今思い付いたからね!」

 

ーー後で聞いた話だけど、ブラックパックさん曰く毎年1位の人は何か無茶ぶりをさせられるそうだ……

 

ウィル

「それじゃ、ハロウィンの仮装パーティーは此処までっ!良く寝て良い夢みろよぉー!」

 

無茶振りを終えたウィルさんは何処かへ飛んで行く……後片付けをルハさんに押し付けて

 

 

happy Halloween!!仮装大会 終了




作者
「……皆まで言うな。分かってるよ。遅いって……でもね。今回14530字あるんだけどさ……寝ぼけて7000字消しとばしちゃったんだ……SANの減る音がガリゴリしてたよ

あ、今回は自分以外にこの2名が後書きコーナーにいるよ」

ウィル
「よっす」

ルハ
「どうも」

作者
「いやぁ、ウィルは兎も角ルハさんごめんなさい。出番無くて時々アンブッシュする程度だったわ」

ウィル
「でもアンブッシュするのってルハらし「おっとそれは正体に繋がるからそこまでだ」

作者
「ふふふ、みんなは今回でた神話生物が何か分かったかな?」

ルハ
「所でウィル。片付けを押し付けてきた件なんだが……分かっているな」

ウィル
「ヒェッ……」

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