人が嫌いな少年は槍を持つ   作:スコープ

9 / 19
作者
「いやー、難産でした。やはり"エビ"か"カエル"かで迷ってしまいまして…最終的にエビになりました(パチパチ!)」

ショウ
「……ふざけてないで始めたら?」

作者
「えー?今回の敵に関する事なのにー」

ショウ
「!?」

チュートリアル 緑色のサーバル


チュートリアル 緑色のサーバル

ショウ

「(死んでよ……

モンスター…)」

 

僕は直ぐに近くに居るモンスターにロンギヌスの槍…ロンギヌスで襲いかかる…すると、モンスターは驚いた様に狼狽て、そのまま…

 

パッカーン

 

砕け散る

 

サーバル

「わわ、いきなりだね!」

 

ヒグマ

「ほら、私達も行くよー?」

 

コアラ

「回復は任せて下さいねー」

 

パッカーン!パッカーン!

 

2人も順調に倒してるのか軽快な音があちこちから聞こえてくる…

 

ショウ

「……っ!…無駄」

 

いつの間にか後ろから来ていたモンスターに驚いたけど、

直ぐにロンギヌスで貫く

 

ヒグマ

「うわ!?」

 

コアラ

「はーい、回復行きまーす」

 

どうやら彼方でヒグマが攻撃されたみたい…

でも直ぐにコアラが回復して

 

ヒグマ

「ありがとう、くらえー!

 

最強くまくまスタンプ!」

 

パッカーンパッカーン!!

 

直ぐに攻撃した……

そろそろかな…

 

ショウ

「やぁ!」

 

僕はロンギヌスを円形になぎ払って、

モンスターを僕から遠ざける…

そしてロンギヌスをヒュドラに変える

 

ショウ

「秘剣 ケルベロス…」

 

この一言で、刀は意思を持った生き物の様に

曲がり、唸り、伸縮する…

そして刀は3つに分裂して、まるで喰らい付くみたいに

モンスターを倒して行く…

 

パッカーンパッカーンパッカーン!!

 

サーバル

「よーし、私も!

 

烈風のサバンナクロー!」

 

パッカーンパッカーン!!

 

………これで殆ど倒したかな…

 

ッ!?

 

ミライ

「こ……これは…!

サーバルさんの姿をしたモンスターが…

どういう事でしょう…

 

攻撃をしてくる様ですから

こちらも応戦しましょう!」

 

……なんか…変なモンスター…

サーバルさんみたいな見た目の…

一体なんなんだろう…?

 

サーバル

「ううっ…なんか自分を攻撃する気分…」

 

ヒグマ

「た、確かにそうかもなー、

でも攻撃してくるから

何もしない訳にはいかないよー」

 

コアラ

「とにかく戦わないと勝てませんよー」

 

……戦えば……

いや、殺せば……

アイツが何なのか、

分かるのかな……

 

偽サーバル

「…………!」

 

サーバル

「うわぁ!?」

 

……攻撃がサーバルさんと同じ…?

まるでサーバルさんを真似したみたい…

偽物のサーバルさん……?

でも、攻撃が爪とか素手じゃないと

いけないのはかなり助かる……

 

ショウ

「……僕がやるよ」

 

サーバル

「え!?ショウが?」

 

?……サーバルさんは何で驚くのかな?

 

ヒグマ

「う、うん

気を付けろよー?」

 

??、みんなどうしたんだろう?

 

コアラ

「分かりましたー、

回復は任せて下さーい

 

 

でも、どうしてそんなに

目が怖くなってるんですかー?」

 

……?、目が…怖い……?

 

ショウ

「……そう……かな?」

 

サーバル

「う、うん……まるで

獲物を狙う獣だよ」

 

ミライ

「はい……私から見てもそうですね」

 

2人共少し顔が引きつってる…

本当にそんな顔なのかな…

でも、

 

 

まずは……

 

ショウ

「取り敢えず、アイツを倒そうか……」

 

僕は刀をロンギヌスに変えて、

相手を貫こうとする……

けど、

 

偽サーバル

「!…………」

 

偽サーバルは受け流す様に腕で防いだ…

僕は直ぐに次の攻撃に移り、

 

ロンギヌスを投擲(・・)する

 

だけど、これもまた…

 

偽サーバル

「!?……」

 

ヒグマ

「えー、あれも躱すのかー」

 

……僕もそう思う…

あれで仕留めるつもりだったけど、

それを受け流すって事は…

 

 

 

僕と同格か、それ以上…

 

 

 

って、なるね…

それに即死効果が有るのに傷を負ってない…

 

あ、いや…一応擦り傷にはなってるみたいだね…

なら、即死効果の事を考えると…

 

相手が生命体として『不完全』か、

さっきの格上か…

 

ロンギヌスの即死は生命体を即死させるから、

生命体としての存在が曖昧なら即死はない…

多分曖昧だと、半ば死んでる様に

ロンギヌスが感じるのかな……

 

さてと…どうしようかな…

ロンギヌスはネックレスの変化形態…

そしてネックレスは変化させても

無くならなくて武器を無くして

また出せば手元に出るから……

 

 

 

一旦ロンギヌスを戻して今度は、

ゲイボルグ(・・・・・)

展開する…

 

すると、まるで銛の様な形の銀色の穂で、

それ以外が黒に統一された槍が出てくる

 

ショウ

「……せゃぁ!」

 

僕が一気に近付いて、

攻撃しようとする…

 

偽サーバル

「……!!!」

 

それを偽サーバルはまた受け流して、

 

今度は反撃してきた

 

ショウ

「っ!!」

 

相手の攻撃が腕を掠って、

少し血が出る…

 

でもこの位ならそこまで痛くない…

あの頃と比べれば……

 

ショウ

「……お返し」

 

僕は穂で突かずに、

穂の反対側で突く

 

偽サーバル

「ッ!?」

 

その衝撃で偽サーバルは後ろに吹っ飛んで、

膝をつく…

立ち上がる事は難しそう…

 

サーバル

「私そっくりのモンスター……?」

 

サーバルさんは改めて偽サーバルを見て

不思議そうにしてる……

 

ミライ

「これは一体……?

ーーはっ!?解析しなくっちゃ!」

 

ミライさんも初めて見るみたい…

結局解ったのは

 

即死が効かない、

それか効果が薄い

そして攻撃が効かない訳ではない…

 

これだけでも充分かな?

 

偽サーバル

「…………イカナクテハ」

 

!?……喋った…

てことは、完全な無機質じゃ無い…

 

……あれ?そう言えばさっきから

難しい言葉が沢山出てくる…

知らない言葉も有るし、

知らなかった言葉の意味も…

もしかして、特典の影響か何か…?

 

サーバル

「あ、待って……」

 

僕が考え事をしてる内に、

偽サーバルは立ち上がって、逃げて行ってしまった…

いや、『行かなくては』……そう言ってたから

目的が有る…?

だけど一体何が……

 

ミライ

「っ、逃げて行ってしまいましたね」

 

ショウ

「……そうだね」

 

もしかしたら目的が有るのかも知れないけど、

それが分からない…

なら、今は言わない方が良いかな…?

 

サーバル

「あの子、何だったんだろ??」

 

ミライ

「分かりません。

あんな物が出現すると言う情報も

聞いたことも有りませんね……」

 

ミライさんも知らない…

だったら新しい何か…

 

サーバル

「つまり"私そっくり"で、"とっても可愛い"ってこと

以外何も分からないんだね!」

 

…周りの空気が冷える……

どうしてだろう?

 

ショウ

「そうだね」

 

正直に言っておこう

 

サーバル

「え?え?えーっと…

め、面と向かって言われるとー…

えへへ……」

 

ミライ

「何と言うか……

どうしましょう」

 

ヒグマ

「んー、さあ?

取り敢えず私達は一旦別れるよ」

 

コアラ

「はいー、

またいつでも呼んで下さいねー」

 

ヒグマさんとコアラさんは一旦

別れるみたいだ…別に良いけど

 

ミライ

「って、そうだ!

ショウ君!怪我を見せて下さい!」

 

怪我…?

…………ッ!?

 

偽サーバルの攻撃を受けた場所を見ると、少し血が流れていた…さっきまでの戦闘の緊張感で気付かなかったけど、そこそこ深いみたい…

 

サーバル

「え?あっ!

ショウ!大丈夫!?」

 

あ、サーバルさんが戻って来た

 

ミライ

「えーと、確か救急セットが…」

 

ミライさんがバックの中から包帯や、様々な道具を出す…これだけあれば大丈夫かな?

 

ショウ

「少し貰うね……?」

 

僕は迷わずに、包帯やその他の道具を手に取って自分の傷の手当てをしていく…

 

ミライ

「え…、1人で出来るんですか…?」

 

確かに普通片手を怪我してるのに1人で手当てを出来るのはおかしいかも知れないけど……

 

ショウ

「……自分で治療するしか無かったから」

 

どんな怪我をしても病院に連れて行かれた事は無かったからね

 

サーバル

「……ショウ?」

 

サーバルさんが心配そうに僕の顔を覗き込む…どうしたんだろう?

 

サーバル

「ショウ…凄く悲しそうな顔してるよ?」

 

……そっか、サーバルさんは優しいんだなぁ…

ミライさんも…

 

"……此処の人なら大丈夫でしょ?"

 

また…お姉ちゃんの声…

それも今度は話しかけてきた…

 

うん、まだまだ不安だし、怖いけど、この2人なら…

 

そうこう考えてると、手当てが終わった

 

ミライ

「凄い…殆ど片手で…」

 

やっぱり普通、僕ぐらいの歳だと不自然なのかな…?

 

ミライ

「さて、なんだかドタバタしてしまいましたが

ショウ君に

改めて、状況を簡単に説明させていただきますね

 

ここジャパリパークには、色々なけものたちがおり、

サーバルさんの様なアニマルガール

の姿となって暮らしています」

 

つまり、サーバルさんみたいに動物から人みたいになった動物が沢山居るんだ…

 

ミライ

「ショウ君には、このジャパリパークを巡り

様々なアニマルガールと出会い、友好を深め、

"フレンズ"を増やしていただきたいのです

 

明確な理由は分かりませんが、ジャパリパークの

創始者は、ショウ君なら、彼女達と真の友情を

得ることができる、とお考えのようです」

 

創始者が……でも、創始者って誰なんだろう…?

 

ミライ

「また、ショウ君が、そのお守りでサーバルさんたちをパワーアップさせられる事も、おそらく偶然では無いと思います」

 

……お守りが偶然じゃ無かったら、パークの創始者は、あの世とか、そういう概念に関係してる事になるから……多分無い

 

と、思う…

 

ミライ

「今、パークのあちこちにはモンスターが

出現している事もあり、困っている方々が多くいます

 

モンスターを倒したり、困り事を解決したりし、皆さんと仲良くなりながら、一緒に沢山の"フレンズ"を増やしていきましょう!」

 

…ミライさんは笑顔でそう言う…

続けて…

 

ミライ

「それでは、ジャパリパークの冒険へ、出発です!」

 

そう言ったその時に、妙な音が聞こえて来た……

それはまるで虫の羽音…それにしては大きい様な…

気のせい……?

 

サーバル

「…?何かな?この音……」

 

ミライ

「……?音ですか?

私には何も…」

 

 

いや、気のせいじゃ無い!

明らかに近付いて来ている!

 

ショウ

「ミライさん、サーバルさん!

この音は…説明出来ないけど、

 

危険な感じがする!」

 

僕は2人の手を引っ張って

近くの高めの草に隠れた…

 

ミライ

「え、え?一体何が…」

 

ショウ

「静かに…

何かが来る…凄く嫌な何かが…」

 

ミライ

「…???」

 

ミライさんはイマイチわかって無いみたい…

 

そして僕達が息を潜めて隠れていると…

 

ブブブブブ…

 

怪物が現れた

 

その怪物は大体、身長は5フィート(約1.5m)、薄赤色で、虫の様な羽が一対、鉤爪の付いた脚が三対、本来なら頭部があるはずの場所は、楕円形の渦巻きに、触覚が生えていた…

 

ミライ

「ひっ、な、何ですか…あれ…」

 

サーバル

「うぅ…気持ち悪い…」

 

怪物はキョロキョロと何かを探している様だ…

一体何を…?

 

怪物

「……?」

 

怪物は首(?)を傾げている…そして飛行をやめ、三対あるうちの一番後ろの脚で二足歩行をする

 

怪物

「……?……??」

 

まだ何かを探している…まさか…怪物が降りた場所は丁度僕達が居た場所…つまり怪物が探しているのは…僕達…

 

ショウ

「サーバルさん、ミライさん…」

 

ミライ

「な、なんですか?」

サーバル

「な、何かな?」

 

2人とも震えてる…怖いんだ…多分動けない……

 

でも、お姉ちゃんを失ったあの時に比べたら僕はまだ平気だ…

 

 

 

なら僕が戦うしかない……

 

ショウ

「行って来る」

 

そう言い残して一瞬で右に跳ぶ、そして怪物の背後4〜5mに音も無く移動するそしてゲイボルグを構えて…

 

ショウ

「(喰らえ!)」

 

全力で投げる!

 

しかし、少し手元が狂ってしまい…

 

ブチッ、グチャ!

 

胴体を狙ったのに、左羽を貫いて落とし、左前脚に突き刺さり、()が飛び出して左前脚を落とした…

 

怪物

「!?!?!?」

 

怪物が此方を向いて、僕を正面に捉える…

 

改めて見ると気味の悪い姿だと思う…そう思っている間に怪物が接近してきて、無事な右前脚の鉤爪を振り下ろして来る…

けど、

 

ショウ

「遅いよ……」

 

僕は体を少し逸らして躱す、そしてそのまま呪刀 ヒュドラを出して斬りかかる…けど、

 

ブブッ!

 

残った羽を広げ、羽ばたいて後ろに下がる…なら……

 

僕は刀から、ロンギヌスに変えて構える。そしてそのまま接近して…

 

ショウ

「(狙うのは…脚の付け根!)」

 

怪物の脚の付け根を狙って全力で突く…けど、怪物も当たる前に左右の中脚の鉤爪を振るって来る…

 

 

右中脚が頬を擦り左中脚が少し肩に食い込むけど、関係ない…

 

僕は強引にロンギヌスを突き出す…

 

ショウ

「やぁぁぁぁ!」

 

その一撃は、見事に脚の付け根を貫き、そのまま胴体も貫いた…そして、僕の手には何かを貫いた生々しい感触が残った

 

{名称 ミ=ゴ ユゴスからのもの}

 

そんな情報?が少しの頭痛と一緒に頭に入って来て、頭痛が治ると、怪物は地に倒れ伏し、動く気配は無い…けど、念の為に頭(?)だと思う場所をロンギヌスで貫き、警戒を解かないまま、尚且つゆっくりと怪物の方を向いたままサーバルさんとミライさんがいる草に近付いた

 

すると…

 

サーバル

「ショウ〜〜!!!」

 

サーバルさんが急に飛びかかって来て抱き着く

 

サーバル

「ねぇ!?大丈夫なの!?さっき変なのに

爪で引っ掻かれてたけど!」

 

ミライ

「ちょっ、さ、サーバルさん!

落ち着いて下さい!」

 

えっと…サーバルさんは何を…僕が爪で肩を引っ掻かれたから…かな?

 

ショウ

「だいじょーぶ…擦り傷だし…」

 

本当は肩の傷がかなり痛い…でも言ったら言ったで大変な事になりそう……

 

サーバル

「ほ、ホントに?ホントのホントに?」

 

……うーん…どうしよう…これってバレたらもっと面倒になるかな…でも……

 

肩を治療すると…服を脱がなきゃいけないし…

 

サーバル

「ショ…ショウ?ホントに痛く無いの?

擦り傷なの?」

 

"……ショウ、本当の事を言ってもいいんじゃない?"

 

……この言い方…やっぱりお姉ちゃんなんだ…

 

わかった…言うよ……

 

ショウ

「……えっと…本当は

少し食い込んで痛い…かな」

 

サーバル

「え!やっぱり痛い!?どこ!?

早く手当てしないと!」

 

ミライ

「確か肩の辺りでしたね…

あと、サーバルさんは

もう少し落ち着いて下さい」

 

…やっぱりサーバルさんは面倒くさいかな……

 

ミライ

「取り敢えず肩の手当てが優先です。

先程のサーバルさんの姿をしたモンスターや

気味の悪い生物の事も気になりますが…

 

先ずはバスに戻りましょう」

 

……治療はするつもりだったけど…

傷跡を見られるのは嫌だな…

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

バス内部にて……

 

ミライ

「取り敢えず、肩の傷を

見せて下さい」

 

……今、僕はバスの座席に座っていて、ミライさんが救急箱 ー中身は消毒液や、包帯などなどー を持っている…

 

せめてサーバルさんには見せないでおこう…

 

ショウ

「……分かりました…

サーバルさん、少し向こうを

向いてて貰える…?」

 

サーバル

「??…どうして?」

 

サーバルさんは首を傾げて、そう言った…どうしようかな……

 

ミライ

「うーん、サーバルさん

私からもお願いします」

 

……?

ミライさんも……?

なんでミライさんが…?

 

ミライ

「あまり人の傷は見ても

気持ちの良いものでは有りませんから」

 

なるほど…確かにそうだね…

 

サーバル

「うーん…わかった、

取り敢えずバスの外で待ってるね」

 

サーバルさんは少ししょんぼりした顔で出て行く…

 

これで取り敢えずは説明がミライさんだけで済むね……

 

ミライ

「それでは、肩の傷を見せて下さい」

 

……いよいよかな…

 

僕は上着を脱いで、シャツも脱ぐ…すると僕の肌が空気に晒される……

 

沢山の傷跡と共に

 

ミライ

「え…………

これは……一体……?」

 

顔が驚きで染まってる…仕方がないかな……こんなの初めて見ると思うし……

 

ミライ

「あの……これは……」

 

………………

 

ショウ

「……これは…

 

親と同い年の人達に……」

 

決して僕は彼らを友達とは言わない…いや、友達を知らない…

 

ミライ

「そんな……

そんな事って……」

 

ショウ

「僕にはね、家族も友達も居ないんだ…

初めての友達だと思っていた人には

裏切られて…たった1人の味方で家族の

お姉ちゃんも殺されて……」

 

そう……僕のお姉ちゃんは目の前で殺された………包丁で滅多刺しにされて…顔をズタズタにされて…指を切り落とされて…バラバラにされて殺された……それからはずっと1人ぼっちで…

 

それが嫌になって……お姉ちゃんを殺すのに使った包丁で自殺したんだ……せめて、最後までお姉ちゃんの事を忘れないで居られるように……

 

僕がこんな事を考えていると、体が何かに包まれる…それに驚いた僕はその何かを振り払おうとして、気付いた……

 

暖かい……人の温もり…でも僕の知っている温もりはお姉ちゃんが寝る時に抱きしめてくれた時とかだけ…それにこの状況で抱きしめる事が出来るのは……

 

ショウ

「ミラ…イ……さん?」

 

ミライさん、彼女だけ…

 

ミライ

「大丈夫…大丈夫ですよ…ショウ君、

貴方は今1人じゃありません。

私が居ます、サーバルさんが居ます

 

ヒグマさんが居ます、コアラさんが居ます

そしてこれからも増えて行きます。

決してもう1人にはしません」

 

ミライさん…優しいんだなぁ…でも…でも…

 

ショウ

「ごめん……なさい……

ミライさん……」

 

ミライ

「ショウ…君?」

 

ショウ

「怖いんです、また裏切られるのが、失うのが…」

 

サーバルさんやヒグマさん、コアラさんを見た限り、フレンズは全体的に優しいんだと思う…だけど、だからこそ、失うのが怖くて仕方がない

 

またミ=ゴみたいな奴が出るかも知れない…さっきは一体だったから不意を突いた上で倒せた…けど、あれより強くて、数も多い敵が来るかも知れない…それでまた失うくらいなら最初から大切じゃなければ良い…そうすればただの他人になる…

 

ミライ

「……そうですか…………

なら、せめて今は、こうして居て下さい」

 

ミライさんが抱き締める力を強くする…

とても心地が良い…

 

やっぱりサーバルさんとミライさんは…

 

ショウ

「(守りたい…な……)

ミライさん…暫くこのままで…

お願いします…傷は自分で手当てするので…」

 

ミライさんは「はい」と、答えると肩の傷を手当てしやすい様に動く…そして手当てを始めて、数分経った頃には、傷は包帯で巻かれて隠れた時…

 

サーバル

「ミライさーん、ま…だ……」

 

サーバルさんが入って来て、直ぐに固まった…どうしたんだろう?

 

ミライ

「あ、サーバルさん、

どうしました…か……?」

 

そう言えばまだミライさんには抱き締めて貰って居て、服を着て無いから…傷を見ちゃったのかな…?

 

サーバル

「えっと…その……

し、失礼しました〜……」

 

サーバルさんが申し訳無さそうにバスから出る…そしてミライさんはサーバルさんを追いかけてバスから出る時に

 

ミライ

「と、取り敢えず服を着ておいてください!」

 

と、言われたので服を着る…外ではミライさんとサーバルさんが何か言ってる見たいだ…

 

ミライ

『ですから……に、……言う……では……』

 

サーバル

『じゃ…なん……抱き……てた……』

 

途切れ途切れにミライさんとサーバルさんの声が聞こえる…

 

ショウ

「……少し寝ようかな…」

 

僕はちょっと寝る事にした…

 

 

次回 第1章 カラ…カウ…?




【後書きのコーナー】

作者
「はーい、第1回、後書きのコーナーはっじまーるよー」(キラッ☆

ショウ
「……ロンギヌスで貫かれたいの?」

ミライ
「落ち着いて下さい…
あ、どうもミライです」

サーバル
「サーバルだよ〜!」

作者
「と、言うわけでこのコーナーの説明をします!
一言で言うと…次回予告的な事や、
本編の補足説明、技の解説をしてもらいます!」

ショウ
「……了解…じゃあ最初に…
秘剣 ケルベロスについて…

まず分裂した後は自分の意思で動かすか、
剣が勝手に相手を倒して行くかの2つが有る…」

作者
「要はマニュアルか、オートかの話です」

ミライ
「それを使うとデメリットは有るんですか?」

作者
「マニュアルは自分の意思で動かすから頭への負荷、オートは残したい、捕獲したい相手も倒しちゃうくらいかな?」

サーバル
「じゃあ、ショウは基本オートなの?」

ショウ
「うん…それじゃあ、
次回から第1章に入ります…
僕が居る事でどんな風に物語が動くのかな…」

作者
「それは誰にも分からない、


作者にも分からない」

ミライ
「ダメじゃ無いですか…」

サーバル
「うぅ…私、旅よりもちゃんと
完結するかが心配だよ……」

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。