汚い流派の子を拾ったので虐待することにした   作:てっちゃーん
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泊った

あまり映画を観ない俺でも知っているテーマパークまでやってきた。

 

なぜ寄り道したのか?

 

理由は至って簡単。

 

 

虐待のためだ。

 

 

小娘はそろそろ助手席で縛ってお喋りによる虐待は慣れてきたはず。 だからガラリと環境を変えることにした。 絶叫から発狂まで暮らし変えてみる大規模のテーマパークから午後をお送りする流れだ。 くっくっく、初めての来場にワクワクしてきた。 もちろんテーマパークを扱った虐待で小娘の歪む顔が見られる楽しみにワクワクしてるのだ。

 

さて、その小娘は今ゲート近くにある大きな地球儀に目を見開いて驚いていた。 おいおい、こんなのまだ序の口だ。 恐れ慄くにはまだ早い。 ゲートを潜り抜けるそこから始まるテーマパーク虐待、小娘は耐えられるか楽しみだ。

 

まずは眼球のチョコレートだ。 素晴らしい出来だ、ギョッとする。 しかし正体を見破れば躊躇なく手に取り、笑いなら眼球のチョコレートを頬張る姿はまるで「この程度か」とこちらを挑発してるようだ。 なるほど、やはり食に関する虐待の効果は薄いようだ。 酢昆布の事も含めて理解してたが、まさか見た目ゲテモノな食べ物も平気と言うのか。 これは手強い。

 

だがまだまだ次がある。 じっくりとこのテーマパークを共に歩き回ろうでは無いか。

 

しかしここには1日で回れるか心配だ。

 

今日は平日だから並んで待つことはあまり無い。 しかし休日の人混みに巻き込んで苦しめる虐待もあったが、可能な限り様々なアトラクションに洒落込む方が良いだろう。

 

 

「楽しいですね」

 

 

「ああ」

 

 

楽しいですね、か……言ってくれる。 つまり「この程度で虐待とは笑わせてくれる」と言っているのだろう。 素晴らしく生意気な小娘だ。

 

 

よろしい、ならば大虐待だ。

 

 

次々とアトラクションや舞台に乗り込み、小娘に次々と虐待を施す。 それでも耐えに耐え、アトラクションを一つ終えるとこちらを見てクスクスと笑う。 あの微笑みは間違いなくこちらをバカにしている。 くっくっく、調子に乗ってくれる。 だがこの程度で虐待を止めるほど緩くない、まだまだ時間はある。 もっともっとテーマパーク虐待に洒落込んで小娘を少しでも歪めてやろう。

 

 

と、その前に空腹では虐待のキレも落ちる。 少し夢中になり過ぎたな。

 

 

さて、どこで昼食を取ろうか。 ニューヨークの雰囲気に包まれたこの道で何があるか? ジャンクフードか、イタリアンか。 どれも良いな。 街の雰囲気に合わせてお昼ご飯を考えていると小娘は足を止めて一点を見つめる。

 

洋風な街で日本食か。

 

斜め上の選択技でこちらを驚かそうとしたのか? この程度で驚きはしない。 だが洋風な建物で日本食は面白い、少し見直したぞ小娘。 そのまま店に入り、スタッフにお出迎えされて案内される。

 

 

「!」

 

 

ふむ、メニューを開けばどれもお値段が張る料理ばかりだ。 くっくっく、これはやられた。 さりげなくこちらの財布に虐待を仕掛けてきたか。

 

なるほど、小娘の考えはこうだな。

 

洋風の建物で日本食の斜め上なジャンルで興味を引かせ、そのお店に招く。 しかしどれもお値段が張る料理ばかり。 こうして懐にダメージを与える考えか。

 

しかも俺が日本食が好きな事を利用してるあたり計算高い、普通にこの店の奥に引き込まれてしまったからな。 更に小娘は考えを悟らせないようにいち早くテーブル席に着き、こちらを誘導する。 そしてメニュー表を開きこのお店で食べますオーラを出して逃られないような雰囲気にしてしまう。 その上にスタッフから「ラストオーダー」のお伝えを受け、尚ここから逃げることは出来なくなる。 こうなったら俺たちは食べて帰らなければ失礼極まりない。 だからここから逃げる事は不可能になり、お高い料理でお腹を満たさなければならないという事なんだろう。

 

 

ふっ

 

これは一本取られたか……

 

 

 

 

なんてな

 

 

まだこの程度どうって事ない。

 

 

たしかに懐へ虐待しようとしたかもしれないが残念、こちらはまだ余裕のよっちゃん。 懐は対して痛くもないな。 でも反撃とばかりにこちらへお財布に虐待しようとしたその姿勢は賞賛に値する。 だからメニュー表に書かれている好きなものを頼めばいい。 何でも構わない。 これはちょっとしたご褒美だからな。

 

 

「お、美味しい!」

 

 

「うんうん」

 

 

 

そして出された料理は素晴らしかった。

 

それに対して目の前でお上品な料理に舌鼓する小娘の笑み。 もしそれが勝ち誇ったというなら、甘いな。 まだこちらは負けを認めてない。 まぁしばらくは調子に乗らせるとしよう。 満腹で気が緩んだ瞬間、すぐに足元掬ってやる。

 

 

さて、お上品なお味に満足しながらお店を出る。 早速つぎの虐待に洒落込むが良いものが見つからない。 少しブラブラ歩くと…

 

 

「!!」

 

 

大きなキャンディーだ、これにはつい目を奪われてしまう。 早速お食事のデザートとして買うとしよう。 ただし、まずは俺だけだ。 小娘の目の前で美味しそうに舐め回してやろう。 小娘が羨ましそうな目で欲してもソッポを向いて無視をしよう。 その口でおねだりすればあげない事はないがそれまではお預けだ。 食後のデザートを食べれない……なんとも酷い虐待だ。 くっくっく、この甘そうなキャンディーを前に屈するがいい。

 

 

「?………はぁ」

 

 

ったく…またか。

 

小娘を見ればまたつまらん事を考えてる顔だ。

 

俺は虐待に歪む顔が見たいのに、それはなんかの嫌がらせか?

 

ええい、まどろっこしい。

 

 

 

 

 

「むぐっ!?」

 

 

「まーた変な事を考えてる」

 

 

「むぐぐ」

 

 

「美味しいだろ?くだらないことも忘れるくらいにな」

 

 

 

女性は男性よりも辛い記憶を覚え続ける生き物だ。 それは仕方ない事だ、男性よりも弱い自分の身を守るためにそうなっている。 だがそれを俺の前でそんな表情で歪めるのは嫌だな。 小娘は俺の虐待で苦しんでもらわなければならない。 傷つけられて、苦しみに溺れてしまった辛さもいつかは忘れ、そして何かで埋めてもらわなければならない。 だがらまずはこのキャンディーを舐め、このテーマパークでその表情が場違いな事を知ると良い。

 

 

 

「はい」

 

 

 

そうだ、その顔だ。 その顔を俺の虐待で歪めたいのだ。 だから元気よく笑っていろ、俺のためにその笑顔を絶やすなよ。

 

 

 

「?」

 

 

 

そういや俺のキャンディーはどこだ?

 

 

 

「美味しい…」

 

 

 

しまった、俺のキャンディーはあの小娘が食べているか。 まてよ……もしかしてあの表情は俺からキャンディーを奪うための演技だとしたら? 小娘にキャンディーを与えない考えを読んだからああやって俺が嫌いな表情で小娘の元まで引き寄せ、そして流れでキャンディーを奪い取った、そう言う事なのか??

 

いや、これはあり得るぞ。

 

先ほどの日本食のお店も含めて考えると小娘がここまで考える力がある事がよくわかる。

 

と、とりあえず平常心だ。

 

動揺しては隙を突かれて弱点を探られる。

 

 

「あ、すまん。それ俺のキャンディーだった」

 

 

とりあえず取り返そう。

あれは俺のデザートだ。

 

それにこんな男が舐めたキャンディーなんか吐き気がするだけだ。 だから返ってくるの確実だ。 今は平常心で悟られぬようにキャンディーを返してもらう。

 

 

 

 

「このキャンディーが良いです」

 

 

 

 

なん……だと?

 

 

 

 

「お、おい」

 

 

「ふふふ」

 

 

 

またあの笑みだ。 くっ、まるで「いたずら完了」とばかりにこちらを嘲笑ってくれる。 そして俺の前を歩いて、立ち位置が逆転した。 いつもなら小娘が俺の後ろを観察して、どうすればひと泡ふかせれるか? どうすれば動揺をさそえるか? そんな感じに弱点を探っていたのに今は俺がこの位置に立たされている。 くっ、屈辱だ、まさかこんな風に降ろされると思わなかった。 しかも好物の甘いものを奪い取ってくれた。

 

生意気な小娘め。

 

 

 

「……ふっ」

 

 

いいだろう。

 

そっちがその気なら俺は必ずやその余裕面を歪めさせてやる。

 

 

 

くっくっく、楽しくなってきた。

 

 

 

俺を馬鹿にしたその愚行!

 

 

 

ただでは済まさんぞ!

 

 

 

みほ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーマパークをある程度回り終え、場内を出た時には日が落ちていた。 平日に休みを取った大人達も、それ以外の人達も、夕焼けに向かって飛ぶカラスと同じように元の場所へ戻り始める。 長く伸びた影を眺めながらテーマパークで興奮して高ぶった心を落ち着かせる。

 

とても、楽しかった。

 

それはテーマパークのおかげでもあるが、そのうちの殆どは彼の存在があってこそだ。 それは断言できた。 まだ仄かに口の中で残っているキャンディーの味をガソリンに小刻みに胸の奥底で鼓動を続けていた。 なんて燃費が良いのか。 未だに興奮が収まらず、周り終わったこの時間も興奮が収まらないため、逆に迷惑だ。

 

 

「さて、ここから1キロか。 部屋が空いてるそうだ」

 

 

部屋? もしかしてここが新しく住まう目的地? いや、何か違うような気がする。 彼の言葉に疑問を抱きながら助手席に乗って、車は出発する。 綺麗な光がテーマパークを包み込み、まだまだ楽しい時間が続くことを知らせていた。

 

それから数分走らせると大きな建物に到着する。 上を見上げると大きく名前が書かれた看板とオブジェが設置されていた。 どうやらここはホテルのようだ。 今夜はここで一泊を過ごすみたいだ。

 

 

「わぁ…」

 

 

入り口を潜り抜けると立派なロビーだ。 するとホテルマンが現れ、荷物を持ってもらう。 彼はスタッフと短く話す。

 

 

「お部屋はいくつになりますか?」

 

「部屋は二つ」

 

「かしこまりました。 別々のご利用ですね」

 

 

どうやら部屋は二つ、彼と私は別々で使うようだ。 しかし私は何を思ったのか彼の元まで歩み、少し手を引いてスタッフと距離を取らせる。

 

 

「あの、お金勿体ないので一つで良いです」

 

「え? いや、でもな?」

 

 

彼の言いたいことは分かる。 男性の彼と女性の私を一緒にせず、別々の空間にするつもりなんだろう。 とても紳士的なアイディアで、褒められる選択技なのは確かだ。

 

 

でも、私は違った。

 

 

 

「不安なんです。 お願いします」

 

「……部屋は二つにする」

 

「そう、ですか」

 

 

やはりダメだった。 でも彼は悪くないから何も言えなかった。 これ以上のわがままは言わないでおこう。 私はおとなしく下がると彼はスタッフから鍵を二つ受け取り、エレベーターに乗り込んだ。

 

エレベーターの中を見渡せば地下に大浴場、マッサージ、ゲームセンターと書いてある。 他にもレストラン、売店も書かれていた。 このホテルの充実に少しだけ関心しながらエレベーターを降りて少しだけ歩く。 使用が許された部屋の扉の前まで来ると彼に鍵を渡される。 残念な気持ちを奥底に押し込み、彼にお礼を言った。 すると……

 

 

 

「必ずしも部屋を使う必要はない」

 

 

「え?」

 

 

 

それだけ言うと彼は自分が使用する部屋に入り込み姿を消す。 それよりも今の言葉にどんな意味があるのだろう?

 

 

『必ずしも使う必要は無い』

 

 

つまり、それはつまり……

 

 

 

「……えへへ」

 

 

 

そう言うことだ。

 

私はさりげなくチャンスをくれた彼の行為に感謝して部屋に入り込む。

 

そして彼に一日分だけ与えられたこの部屋はあまり使うことは無かった。

 

これがどう言う意味か説明すると、ホテルマンの仕事が減ったとだけ伝えます。

 

 

べ、別に意味深な夜は過ごした訳では無い。

 

ただ、情けないことを言うと一人で眠ることが出来ないでいた。 いつも寝る際に彼の存在を感じながらでないと頭を痛め、息苦しくなり、震えが収まらないほどだ。 酷い時は手を握ってもらわなければならない。それでも彼は拒むことなく付き添ってくれていた。

 

そして今回も彼はわたしが眠るまで付き添ってくれた。

 

眠りなれない布団の上だけど、この暖かさと安心感はどこのお店に行っても、高級な布団を購入しても手に入らないのは確かだ。

 

 

「あの……」

 

「まだ眠って無かったのか? どうした?」

 

「はい。 明日到着する場所はどこですか?」

 

 

私に腕を伸ばしながら椅子に座っている彼は上を向いて考えるとニヤニヤとして答える。

 

 

「さぁな、それは到着しての楽しみだ」

 

「むぅ……もういいです」

 

 

彼は私の反応にクツクツと笑っていた。

 

 

「そうかそうか、なら拗ねて眠りついてしまいな。 ……眠るまでここにいるから」

 

「はい、ありがとうございます……あなたで、よかった」

 

 

本当に、私はあなたで良かった。 そう思っていると不意に彼から声をかけられる。

 

 

「……世間は恐ろしいけど、全てが敵じゃ無い。 だから明日到着するその場所は君の味方になるさ。 最初は分からなくて怖いかもしれないが、自分にとって新しく探せる。 不安で顔を染めず、今を前向きにな」

 

「はい……」

 

 

彼は頷くと少し乱れた布団を整える。

 

 

「まっ、それは明日になればわかるさ。 だからお休み」

 

 

目を閉ざせば額に感じる別の温もりはつい吐息が溢れる。

 

彼に出会えたことに何度も感謝して瞼を閉ざす。

 

 

 

 

「……少しは変なことしないで下さいね」

 

 

「??」

 

 

 

お、おかしな日本語が出てしまった。

 

 

 

「え?え?? んん??」

 

 

あ、あまり考えないでください。

 

 

も、もういいですから。

 

 

ね、寝ます……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冷たい空気とやや凍りついた海面を走る学園艦で私は先ほど小さな小さなエベレストの雪将軍に子守唄を歌って眠りつかせたばかりだ。

 

眠らせるのに少し時間がかかってしまった。

 

何故なら熊本で起きたあの話が青森まで伝わってきたから。

 

 

『西住みほ』の自殺……

 

 

これは7ヶ月前に行ったあの決勝戦の事だ。

 

私たちはあの黒森峰を討ち取り、優勝を象ったがそれは偶然取れたに過ぎない勲章。 何一つ動かない戦車に私は砲弾を撃ち込み勝利を収めたが、その戦車長である黒森峰の副隊長は仲間が川に落ちたところを助けに向かうためフラッグ車を放棄したのだ。

 

お陰で私たちは勝てた話。

 

黒森峰の副隊長の行動は立派だ。 同士のために手を差し伸べ、同士を優先するその志は立派である。 でも勝負は勝負。 それでも私達は紛れもなくルールに従って黒森峰を倒した。

 

普通ならこれだけで終わるはずだった。

 

だが黒森峰ではこの敗北が副隊長を襲い、そして死に追い詰め、自殺に導いた。 これを聞いた時なんのことかと思った。 私たちの勝利が一人の少女を殺したとでも言うのだろうか?

 

でもそれはあちらの世界が、黒森峰の世間が彼女を攻撃した。 私達のせいではないのは確かだ。

 

 

勝てば正義、負ければ戦犯。

 

 

それについてはよくわかる。 私達の学校でも『粛清』を行い、隊長クラスは懲罰を行っているところだ。

 

 

だが

 

 

人を殺してしまうのはどうなのか?

 

それほどにまであちらは怒りを買わなければならないのか?

 

意味がわからない。

 

何故人が死ぬ?

 

何故こんなにも私達は苦しい?

 

私達は優勝を勝ち取った。

 

なのに何故こんなにも寒い??

 

 

優勝を勝ち取り、隊長格に上り詰めた小さき雪将軍は釈然としない顔で隊長をやらなければならないのか。 せっかく夢にまで見て、ここまで上り詰めた彼女がこんな形で隊長をやらなければならない。 怒りに染まる。 あの世界に怒りが湧き上がる。

 

 

理不尽だ。

 

 

更に言えば黒森峰の戦車道は壊滅状態と化し、またあの時のように奮う力を取り戻すのは当分先だろう。 いや、もしかしたら戻らないかもしれない。 それまでにあそこは衰退したのだから。 半分以上のスポンサーも撤退してしまい、西住流がまともに稼働してるかも不明。 まともに稼働してないのなら黒森峰を支えられず、どんどん腐敗していく未来だ。 現隊長である……はずの西住まほの情報も無い。 生存報告すら無いからこそ心配だ。

 

どれも悪い形でしか情報が流れて来ない。

 

 

ただ救いがあるとすれば、私達が原因だと言われないことだ。

 

 

でもそれは消えた黒森峰の副隊長が私達に非難が向かないほど叩かれていることなんだろう。

 

 

 

「………むごい」

 

 

 

敗北一つでこんなにも変わってしまう世界なのか、戦車道と言うのは。 子供の年でそんな世界を知ってしまうことになるのか。

 

 

 

「…」

 

 

 

ともかく、わたしはこの話は新隊長の耳に入らぬよう心がけた。 耳に入れて良い話ではないのは確かだから。

 

だが、つい最近あの方の耳に入れてしまい、そのブリザードは静まってしまう。

 

また大荒れを起こし、仲間を率いてくれたらいいが、まだしばらくは難しそうだ。

 

 

 

「どうか、あなたは気にせずエベレストのように気高く、大吹雪をあげながら進んでください」

 

 

私が今できることは新隊長として頑張るあの方を支えること。

 

 

 

「……」

 

 

 

 

だから恨みます、黒森峰。 私達のカチューシャ様のブリザードを鎮めた事を、許しませんから。

 

 

 

 

ですが西住みほ。

 

私は言わせてもらいます。

 

あなたは頑張りました。

 

 

普通なら『カチューシャ様』以外に敬意を払うことは滅多にありませんが、同士を助けたその行為を賞賛します。

 

 

だから安らかにお眠りください。

 

私はあなたを覚えていますから。

 

 

「……すぅ、〜〜〜♪」

 

 

 

 

青森側の海を漂う学園艦の上で一人の女性はロシア語で空に向かって歌う。 子守唄に近い静かな歌であるが、それは室内で眠るブリザードを吹き起こすための歌か、また報われずに散った少女に対する悲歌なのか、また気まぐれに歌い始めたのか、それは本人にしかわからない。

 

 

 

ただ、黒森峰だけではなく、そこに関わった場所でもみほの死は少なくとも影響していた事は確かである。

 

 

 

 

 

西住みほが居なくなって9ヶ月が経過

 

 

『世間』では彼女の『死』は確定されていた。

 

 

 

 

 

つづく




あー、徹夜でなんとか完成…
変なことを書いてなければ良いが…
完成度がとても心配です。

クッソ情けないけど、誤字と脱字報告いつも本当にありがとうございます。 変な単語や文がありましたら適正な形に是非変えてください。 お願いします。 正直私はお話を想像できてもそれを文に変えた時に力不足なんです。 ははは(白目)


さて、今回はホテルですよ。
これはなにか間違いがありますね(ゲス)

そういえば最近の悩みは主人公の口調共々安定しないことですかね?もともと一発ネタの短編程度でしたが続編作り上げたせいで主人公の性格がノープランで続編開始、そこら辺しっかり定まらなくなりました。とりあえず『くっくっく』と悪く笑う感じにしてます。 みほ視点では笑ってませんが。 その内主人公の性格を綺麗に仕上げる日が来るかもしれませんね。 むしろそんな事しない方が少しは魅力的かな?


あと今回はゲロイン無しです。

てかみんな揃ってオルガだったりゲロインだったり求め過ぎですよ、良い加減にしろオロロロ。


あ、でも今回ゲロイン要素ありだとしたら
ノンナの過労でゲロインに繋がった可能性あり__
(※この先の文は粛清、もとい調子ノンナされました)




ではまた





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