fate/Grand Guignolーーカオスコンフュージョンーー   作:家上浮太
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腐乱腐肉ーーニグレドフォルムーー


基本世界のタクミ、火車の残り火と思いきや、彼こそが実のところ『オリジン』だったりする。
なのでこれからはデミウルゴスではなく彼こそがバールベリトであるタクミが基本世界のタクミだ。

「そろそろダメだな」
腐った右腕が落ちた。

fate次元のタクミの『フェイカー』がそれを見た、彼はどうやら、この魔術工房の主であった。

黒化(ニグレド)か、よくその状態でいようと思うな、起源が死体なクセに、どうやって生きているのやら」
ニグレド。
錬金術の大いなる業(賢者の石や黄金の生成過程)三段階の一つ、1段階目。『黒化(腐敗)』:死、個性化、浄化、不純物の燃焼。象徴はカラス、髑髏。
『黒化』は物質を混ぜ合わせて、腐敗させたり、火で熱したりしている状態である。
「ゾンビだろうが反魂の術か知らないが火車が物質を混ぜ合わせて不純物を燃焼して火で熱したりしていた、万物融化液(アルカエスト)はあるか?」

その液体は異空間に暫く置かれていた。
それを異空間から出して彼は右腕に置き換えた。
「まぁいいか、これでなんとかなるだろ」
「あぁ、それで次の白化(アルベド)はどうする?そろそろ次の段階に進むべきだが?」
「この状態はいいぞ、死ねだの死んでくれだのの呪詛や黒魔術が死体だから効かない、『逆転の発想』だよなぁ、だから、次の段階に進むなら」
吉川周が彼に新たなるフェーズを与える。
「鬼一口、腐れ外道のパロディも加えれば」
「そうだな、アルベドを食らえば良いのだよ、ウォルフガング・シュライバーをカニバリズムすればなんとかなるだろ、生まれてはじめて何だよなぁ、楽しみだなぁっ」

カニバリズム。
カニバリズムとは、人間が人間の肉を食べる行動、あるいは習慣をいう。食人、食人俗、人肉嗜食、アントロポファジーともいう。 文化人類学における『食人俗』は、社会的制度的に認められた慣習や風習を指し、ミクラトンテクートリの儀式から黒魔術では自分に悪魔を憑依させて食らう手段がある。
「そうですか、ニスロクに頼みますか?」
「恐怖には鮮度があります」
「生をご所望か、生々しいな」

「…………対象確認、これより殲滅を開始する」
「右に同じ」
BLAZBLUE次元のテイガー、Diesirae次元のゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン、その二人が抑止力として立ちはだかる、どちらも上司のサポートでこの場所にたどり着いた、串刺しにされたホムンクルス達が阿鼻叫喚の中燃えている、中心だけ、空間があった。
そこにいた三人のタクミ。
「お引き取り願おう」
fate次元のタクミのフェイカーは言った。
「お楽しみはこれからなのでね」







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